キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
1 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。
紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。
前スレ
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568
登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは
>>2
からになります。
833 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 18:48:05 ID:B7owc79o
J
>>831
834 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 18:51:41 ID:/APS4Ths
D
選択したときの効果を秘密にしておくのはいいが、
ポジションの説明(中の人の認識)は最低でも付記しておくべきだと思うよ
835 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 19:00:59 ID:rGIkru3s
F
836 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 21:58:35 ID:???
となると、やり直しか?
837 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 22:00:49 ID:???
アンカー入れ忘れた
>>834
を考えたら……ということです
838 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 22:07:50 ID:???
シャンハイの性格の時もごり押しだったし多分無い
839 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 22:16:26 ID:???
人聞きの悪い言い方だな
まだ根に持ってんのか粘着が
840 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 22:22:28 ID:???
サッカーは詳しくないが大体わかるよ
Aは日向、Bは滝、Cは新田とか反町、Eは岬、Fは松山
Gが早田や中里でHが次藤だろ?
レジスタってのがよくわからんが
841 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/23(水) 22:36:57 ID:???
どうもすみません。私の見解を明確にしておくべきでしたね。
シャンハイは……あいたたです。ごり押しと言われても仕方ないです。頑なだったなと思ってます……
シャドーストライカー FWの背後から飛び出したりして、ゴールを奪う攻撃的なMFの通称です。
レジスタ おおまかに司令塔を意味します。ツートップの後ろのポジションにいる選手を指すこともあれば
中盤の底で攻撃の指揮をする選手(スペインの某選手とか)もいます。ここではボランチと線分けしてます
サイドハーフ ウイングよりも後方で、サイドを上がり下がりして
攻撃ではドリブルやセンタリングしたり、守備もしたりする選手の務めるポジションです
ボランチ 中盤の底で相手の攻撃の芽をタックルやパスカットで阻止する守備的なポジションです
ウイングバック サイドバックと考えてもらえれば……早田のポジションですね
今回の投票は、今煮詰めてる新しい試みの中で、投票で選ばれたボランチが引かれる可能性が上がるものです。
あとは、プレイヤーさんの好きなポジションが知りたかったというのもあるかも。
今日は考えてる試みがあるので、更新ないかもしれません。お疲れ様でした。
842 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 22:38:02 ID:???
>>840
中盤の底でパスを出したりして、攻撃の流れを作る人だね。
キャプ森にはあんまり居ないタイプだけど、キャプレミさんの所の小悪魔なんかぴったりかな。
総じて守備はイマイチでも、落ち着いてボールを裁いたり
長短のパスを使い分けられたりする選手が該当するね。
リアルサッカーだと、ACミランのアンドレア・ピルロ選手が典型例かな。
843 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/23(水) 23:31:10 ID:???
>>842
ピルロいいですよね! 私としてはグァルディオラがまだまだ存在大きいですが……
F ボランチ
紫は松山の答えを聞いて、そうやっぱりねといった顔つきをして頷いた。
紫「やっぱりそこが松山君の基点なのね。それじゃボランチを優先させましょう」
松山「(優先……?)」
紫は取り合わずに、見たことないカードを取り出した。
見栄えよくシャッフルして……松山に一枚引くよう言ってくる。
松山「このカードを引けばいいんですか?」
確認しながら窺い見た紫は笑顔なまま。
そういえば松山は、大妖怪・八雲紫の笑顔以外の顔をろくに見たことがないと気付く。
自分がスーパーシューティングプレイヤーの宣言をした時、夜雀に悲鳴を上げさせた時、その他は笑顔だ。
松山「(にっこり笑ってられると調子狂うんだよなあ。自分だけ構えて馬鹿みたいな気分になる……)」
ましてこれ程の美少女だ。悪意があるとかいう勘繰りが笑顔で溶かされてしまう。
こればかりは悲しい性かなと自分をフォローしながら、松山は紫の手の中にあるカードを引いた。
844 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/23(水) 23:31:40 ID:???
先着で
SSPポジションカード → ! num
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数字で分岐します。
1→ ストライカー
2→ ウイング
3→ レジスタ
4〜6→ ボランチ
7→ ウイングバック
8→ センターバック
9→ ゴールキーパー
0→ フリー選択
845 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 23:32:21 ID:???
SSPポジションカード →
5
いけっ!!
846 :
森崎名無しさん
:2009/09/23(水) 23:33:26 ID:???
お見事!
847 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/23(水) 23:57:43 ID:???
SSPポジションカード → 5
4〜6→ ボランチ
松山「これは……」
紫「……」
松山が引いたのは、本人の希望通りにボランチのカード。
紫は、慌てふためく顔を見逃したことを内心でちょっぴり惜しみながら、口では松山の運を喜び、優しく囁く。
紫「最初がボランチでよかったわね。……順調な出だしというところかしら」
次に紫はスキマを開くと華奢な手を突っ込み、また違うカードを取り出して見せた。
松山「えっと……そちらも引けと?」
紫「察しが早くて助かるわね」
聞きながら、松山は今引いたばかりのカードをくるりと回転させてみる。
パープルカラーのカードにSSPと文字が添えられてるのに気がついた。
松山「(SSP……一体何をさせようとしてるんだ?)」
848 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 00:00:38 ID:???
先着で
SSPノルマカード(ボランチ) → ! dice
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数字で分岐します。
1→ タックルでボールを奪う
2→ パスカットで守備成功させる
3→ 中盤での競り合いに勝つ
4→ 相手のエースを一試合封じる(*総合力の一番高いアタッカー)
5→ ボールを奪って、攻撃参加も成功させる
6→ ロングシュートで得点する
今日はここまで。詳細は明日以降に。
つばめの巣いいなあつばめの巣いいなあ
849 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 00:06:13 ID:???
SSPノルマカード(ボランチ) →
4
850 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 22:51:54 ID:???
SSPノルマカード(ボランチ) → 4
4→ 相手のエースを一試合封じる(*総合力の一番高いアタッカー)
松山が次に引いたカードの内容を言うと、紫は耳をピクリと動かした。
紫「(ボランチを引いた次は一番難しいのを引き当ててきたわね。予想通り振幅激しいというか)」
松山「???」
ともかく二枚のカードを引かせた紫は、残りのカードをぽいぽいとスキマに放り込む。
手荒な投げ込み方だったが、スキマに飛び込む一瞬には、松山の目にはカードが束ねられたのが見えた。
紫「私達の様は終わったわけだし、最後に松山君からの話で締めましょう」
萃香「あれ? ここでおしまいって、それじゃ光ちんぷんかんぷんじゃない?」
確かにそうだと松山が頷きかけたが、紫はわざとらしく視線を横へ向けてとぼけてみせた。
紫「松山君は一仕事終えたばかりでしょ? 暫くはのんびり過ごしたり、次のことより優勝気分を楽しみなさい。
狭い幻想郷、そんなに急いでどこにいく〜? てこと」
松山「(隠す意味ないと思うけど……一理はあるのかな) でも、それならカードはどうすればいいんです?」
紫「なくさなければいいわ。破れたりはしないようになってるから」
アバウトだなと思いつつも、松山は面倒ではないことから黙って頷いた。
カードをとりあえずズボンのポケットに突っ込んでから、ラストの話をするため口を開く。
松山「さて……」
851 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 22:52:20 ID:???
どうしますか?
A スリーサイズ訊いてみようそうしよう
B 「紅魔館の外来人のことで二人に相談が……」
C 地底について聞いてみる
D 「医務室へ行ってきます! 萃香さん、後で一杯やりましょう!!」
E 「能力について聞きたいことが」
F その他 萃香と紫に対しての発言や行動を併記してください
*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
852 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:53:44 ID:B7xI33OI
B
まあ、鉄砲玉くらいにはなってくれそうだし
853 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:00 ID:3qqxDK1Q
A
854 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:01 ID:T1W3gwac
A
855 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:05 ID:k+n7yyZ+
C
856 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:33 ID:/5tHzFL6
C
857 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:47 ID:aRPW9FdU
B
858 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 22:54:50 ID:BemaYzq+
A
859 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 23:33:52 ID:???
A スリーサイズ訊いてみようそうしよう
松山「(……)」
会話が途切れたタイミングになると、松山もやはり年頃の青少年というべきか
格別な容姿の美少女二人の身体……興味がある部位へ、吸い寄せられるみたいに視線を傾けてしまう事はある。
そして、このときもそうなってしまい……そこを紫に気取られてしまった。
紫「あらあら」
松山「っッ(しまった、つい)」
カッと頬に熱がこもるのを感じながら、松山は急いで視線を逸らす。
しかしども、時既に遅く……紫の追撃、追及が始まった。
その姿は細っこくて、松山よりも年下に見えるというのに……
仕草や絡み方が、いちいち成熟した大人のそれだから始末が悪い。
紫「ふふ、今、どこを見てたのかしら〜?」
860 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 23:34:23 ID:???
霊夢や魔理沙辺りが目にすれば、その声に潜む意図的なねばっこさに、げんなりして閉口しただろう。
当然ながら、横の萃香は真っ先に「あ〜あ、と紫の変なスイッチを入れちゃったねえ」と嘆息する。
紫「ほら、ね、……どこを見てたの? 興味があるのは何かしら〜?」
松山「……す、スリーサイズです」
もう逃れようもないと悟って、松山は口を割る。
素直に出られると、紫は逆に対応に困るような顔をしたが……すぐに面白い遊びを見つけたそんな笑顔に戻る。
紫「素直でよろしい。それじゃあ優勝も成し遂げたんだし、特別なご褒美で教えちゃおうかしら?」
萃香「お、おい紫!?」
ご愁傷様モードで見守ってた萃香だったが、さすがに今の発言は聞き逃せないと紫に食ってかかった。
固まったままで、事の推移を見守らざるを得ない松山の眼前で、二人が何事か密談をはじめる。
やがて萃香がはじけたように好きにしないと紫に背を向け……そんな友人に苦笑しながらで紫が接近してきた。
紫「お待ちどうさま。じゃあ上から言うわね」
松山「(うぅ……)」
萃香「(突然、茹でた蛸が食べたくなってきたね……)」
861 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 23:36:05 ID:???
先着2名様で
八雲紫(少女モード)B → 75 + ! num
八雲紫(少女モード)W → 50 + ! num
八雲紫(少女モード)H → 75 + ! num
これ本当? → ! card
*クラブの場合真っ赤な嘘です。
*JOKERの場合???
862 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 23:39:21 ID:???
八雲紫(少女モード)B → 75 +
8
863 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2009/09/24(木) 23:41:56 ID:???
八雲紫(少女モード)B → 75 +
0
八雲紫(少女モード)W → 50 +
3
八雲紫(少女モード)H → 75 +
4
真ん中だけ高い数字引いてやるぜ!
864 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 23:42:11 ID:???
八雲紫(少女モード)W → 50 +
4
865 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 23:42:41 ID:???
これ本当? →
ダイヤK
嘘でも良いから信じたいぜ
866 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 23:42:42 ID:???
これ本当? →
ハート8
867 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/24(木) 23:43:25 ID:???
なぜこんなところでもダイヤK引くのだこのスレ…
868 :
森崎名無しさん
:2009/09/24(木) 23:44:32 ID:???
木公山「なぜこんなところでもダイヤK引くのだこのスレ…ッ!」
こうですねわかります
869 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 00:17:52 ID:???
八雲紫(少女モード)B → 75 + 0 = 85
八雲紫(少女モード)W → 50 + 3 = 53
八雲紫(少女モード)H → 75 + 4 = 79
これ本当? → ダイヤK
紫は、スレンダーな体つきの割には大きく目立つ胸を見せ付けるようにして……
紫「上から、85、53、79よ」
と、躊躇い無く口にする。
それを聞いてますます顔を赤くした松山に、にこにこと目を向けながら
横で萃香が微妙に不機嫌そうになってるのに気付くと、お決まりとして挑発する視線と発言とを同時にする。
紫「大変なのよねぇ。もう重たくって」
萃香「…………」
そう言って今度は萃香に絡みだす。
萃香は、うざったいなぁ! と紫を引き離して、松山のほうへ駆け寄ってきた。
萃香「全くもう!
光、こいつはさ、身体のどこでも好き勝手変えられる奴なんだからそんな聞いても仕方ないだろ!?」
紫「まあ、ひどい。……これは自前よ? 天地に誓い嘘偽りなく」
どうだか、と萃香は紫の胸や腰を一顧だにせず松山を見ながら喋り続ける。
無視されるまでになっては、さすがに紫も自重して引いた態度を取る。
870 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 00:18:36 ID:???
萃香「じゃ、さっきの話通り、今日の酒宴はちゃんと私のぶんの料理や酒、用意しといて」
どうせ天狗や河童が大量に持ち込むだろうから心配してないと言いながらも、萃香は催促も怠らなかった。
どれだけ呑むのかを考えると、幽々子の存在もあって、ちょっと寒いものが背中をかけたが……了承する。
それから松山は、紫達との会話はここまでにすることに決めて……シャンハイを連れてその場を後にした。
萃香「は〜っ、本当に紫は。どうしてすぐ冗談言ってふざけたりからかうほうにもっていくのさ」
紫「(冗談じゃないと言ってるのにねえ) いいじゃないの。
私の秘密を一つ知った代償に、松山君、ひとつ何かを失ったわけだから」
本人がいないからか、いても遠慮なく口走りそうだが、紫は不穏当な発言をして、虚空に隙間を開いた。
そこへ飛んで身を入れながら……その背中へ萃香が今更だけど、と前置きして質問する。
萃香「そういやさ、光が私達と会うのに霊夢は来なかったね。
……紫がぐーたらとか言ったから、怒っちゃったんじゃない?」
紫「私、ぐーたらなんて一言も言ってないわよ。よく思い出してみなさい」
そのすぐ後、隙間が閉じ紫が消えて……
萃香もまた、身体を散らして、後には何もなくなり静けさだけ残された。
二人の強力な妖怪がいなくなってから、松山は観客席を歩きながら、さっき輝夜が寝てた畳のところまで戻る。
松山「まだ時間あるな、どうしようか……」
871 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 00:19:20 ID:???
どうしますか?
A 観客席をぶらぶらする
B スカーレットムーンズ控え室へ行ってみる
C 医務室へ行く。松山光なら大丈夫さ!
D 守矢神社へ戻る
E 他の場所へ行く(*後に選択できます)
F その他 スタジアムでの行動を併記してください
*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今日はここまで。
万感の思いを込めて言おう。さらばポブルセン! ドイツの殺し屋よ永遠に!
872 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 00:21:27 ID:AhjZbMoI
D さらばポブルセン乙でした
873 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 00:59:34 ID:56DNsvqs
B まあこうなるよなあ・・さらばボブ乙でした
874 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 05:35:30 ID:35qmRT6g
D
875 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 06:08:27 ID:oD+jM5xE
D
876 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 16:14:47 ID:???
別に失った訳じゃない。
不要物が処理できただけだ
877 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 21:32:00 ID:???
好き勝手言って暴れて、肝心の試合では、松山と幽々子に完全に抑えきられてしまいましたからね。
ポブルセンの能力的には、危うくなっても黄信号止まりかなと考えてましたが、これも時の運。
D 守矢神社へ戻る
スタジアムからは良く見える夕焼け空を見て、松山はどこか赴こうとしてた足を一旦止めた。
もう少し散策を……と考えてたが、観客の数も少なくなったスタジアムにいるのは妙にさびしく感じてきた。
松山「パーティーの始まる時間にはちょっと早いけど……帰ろっか」
松山の問いに、シャンハイも黙ってこくっと頷き返した。
守矢神社に戻ったら身体の穢れも落としておきたいし、何か手伝いや……部屋の荷物整理だってある。
そう思うと、あまりのんびりしてられないことに今更気がついた。
松山「よし、じゃあ早速……え、何?」
シャンハイが、松山の腕を掴み、無言のまま懸命に何かを伝えようとしている。
彼女の瞳は、松山と床に置かれた何かを交差しており……シャンハイの見てる物は、さっきのダンボール箱。
878 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 21:32:26 ID:???
松山「え〜と、ああ、そうか!」
松山は気付く。そもそもダンボールとは多目的にだが荷を運送する用途の箱だ。
それも永遠亭のお姫様がすっぽり身を隠せるサイズと実証済み。松山が入っても充分余裕がある。
そしてそれをシャンハイが抱えて飛べば……!
松山「…………すごくシュールで、力の抜ける光景だ!」
シャンハイ「!!!」
がぁぁぁん!!!
松山の一声を聞いて、そんな様子でシャンハイが衝撃を受けたのが伝わって、慌てて弁解する。
ダンボール飛行をシュールと表現したが……夕日に赤く彩られるスタジアム観客席の片隅で……
小刻みに震えてる上海人形に必死に弁解してる様も負けず劣らず……幻想郷でも滅多にない不思議光景といえた
少しの時間を要して、上海が復活した後、松山はダンボールに乗り守矢神社へ帰っていった……。
879 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 21:32:48 ID:???
【幻想郷・28日目・守矢神社】
大きなダンボール箱(松山を積んでる)を抱えたシャンハイが、神社に降り立った頃。
今日の境内には、これまでの静かで閑散としていて……物音も、早苗の箒を掃く音程度だったのが一変していた
妖怪の山から、沢山の酒樽や宴席用の料理が運び込まれている。運搬してる妖怪達の足音が五月蝿く響いた。
社殿からも、大勢の話し声が聴こえて……盛大な祭りの予感が松山の気持ちと身体とを痺れさせる。
松山「な、なんかウズウズしてくるなあ……! 思いっきり騒いではしゃぎたい気分に……!」
高揚を今は抑えて……ともかく社務所に戻り、松山は少し冷えてはいるが湯で汗を流して……
部屋へ戻ってきて、荷物を置いた。シャンハイも、「んしょっ」とダンボールを降ろしてた。
松山「さて、これからどうしようか」
880 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 21:33:04 ID:???
どうしますか?
A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 丁度ダンボールがあるので荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください
*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
881 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:34:43 ID:rzQwL5NY
E
882 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:38:52 ID:p43YKAgk
F
ダンボールに入ってみる
883 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:39:18 ID:oD+jM5xE
A
萃香の参加を伝えておかんとなあ
884 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:40:22 ID:BhnRkt66
A
885 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:40:57 ID:fzkIloM+
A
886 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 21:41:59 ID:xxqmh7AA
A
887 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 22:01:17 ID:???
A 誰かと話す(*後に選択できます)
松山は、さっそくダンボールを部屋の隅に運んでくれたシャンハイを労ってから、不意に立ち上がった。
シャンハイの眼差しが向けられたのに気付いて、自分の意図をちゃんと伝える。
松山「誰かと話しに行ってくるよ。萃香さんの参加の件もあるし」
シャンハイはどうするの?と聞くと、部屋でお留守番をしてますと返事が返ってきた。
松山「わかった。じゃ、行ってくる」
シャンハイ「光様、お気をつけて」
背中を向けながらだが、手を振り応えて退室し……松山は誰と話をしようか考えた。
888 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 22:02:02 ID:???
誰と話しますか?
A 早苗
B 神奈子
C 諏訪子
D 霊夢
E 魔理沙
F にとり
G 射命丸
H フライハイト
H カペロマン
.I. 秋姉妹
J 雛
K 楓
L 幽々子
M レティ
N 鈴仙
O 幽霊GK
P どこかで見たような白い服の妖精
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
889 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 22:02:39 ID:???
しまった。ミスです。
Q カペロマン
でお願いします
890 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:04:35 ID:oD+jM5xE
B
そういやてるよとの提携話もあったなあ
891 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:05:40 ID:rzQwL5NY
B
892 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:06:39 ID:xxqmh7AA
B
893 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 22:33:27 ID:???
B 神奈子
松山「色々話したいこともあるし、神奈子さんと話に行こう……と」
彼女が恐らくいるだろう本殿に目を向けた松山は、入り口付近まで近寄って、表情を曇らせた。
中から友好的な笑い声や話し声がここまで聴こえてくる。
酒の香りも漂ってきた。優勝を祝いに駆けつけた人妖達と語らってるのだろう。
松山「うーん……」
脳裏に、霊夢とレミリアとの会話……妖怪に迂闊に近寄らないことや
今のままだと痛い目を見ると、またも警告されたことを思い出してしまう。
松山「まぁ、神奈子さんいるし平気だよきっと。うん」
決心して、松山は、神奈子を中心に輪を成している妖怪達に挨拶してから……
神奈子「おや、松山君かえ。私に用でもあるのかしら?」
大きなぐい呑みの酒器を片手にした……酒が入って妖艶な雰囲気の神奈子に話しかけた。
松山「(すぐ近くに妖怪達の耳があるけど……何を話そう?)」
894 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 22:33:52 ID:???
どうしますか?
A 萃香のことを話す
B 永遠亭との提携について話す
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください
*後3回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
895 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:36:50 ID:UuEVoZm+
B
896 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:37:20 ID:6Mbw3P72
A
897 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:37:47 ID:oD+jM5xE
B
898 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 22:38:22 ID:xxqmh7AA
B
899 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 23:09:06 ID:???
B 永遠亭との提携について話す
松山は、すぐ近くの天狗や河童……名も知らぬ妖怪の視線に晒されながら
スタジアムで行動してる最中に永遠亭の姫、輝夜と会って話したことから包み隠さず全て話した。
守矢神社と永遠亭が提携するという話に、妖怪達が驚きざわめきだす。顔色を失う者までいた。
神奈子「……なるほど。――それは重畳」
対して、話を聞き終えた神奈子は重苦しさを感じさせる声音で返した。
ズンと腹や肝にまで染み入る神の一声。それで妖怪達の浮つきも鎮まってしまう。
神奈子「今や幻想郷に名を知らしめた守矢が、月の姫や天才と誉れ高い薬師と手を結ぶ……。
外来人の来訪とはまさに瑞兆に相応しい。愉快や愉快。はっはっは……」
松山「(な、なんだ? 神奈子さんいつもと全然違うぞ!?)」
いつもフランクで話しかけやすい八坂神奈子と同一人物なのか疑いたくなる程、態度も纏う空気も変わっている
一方で、妖怪達は機嫌を良くした神奈子の気分に与するかのように、また陽気に騒ぎ出した。
神奈子「話は聞き届けたわ。その件、皆には私から伝えておきましょう。
足労をかけたわね……"松山君"」
最後に松山の名を呼んだ時、一瞬だけ神奈子が目配せした。
その時だけ、今まで松山が目にしてきた彼女に戻ってた気がしたが……松山は困惑を続けるばかり。
しかし黙ったまま首を傾げるのも、周囲の妖怪達に懐疑を抱かせるだけだろう。早急に次の話題を考える。
松山「(とはいえ、正直やりにくいな……どうしよう)」
900 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 23:09:32 ID:???
どうしますか?
A 萃香のことを話す
B ここに集まる妖怪達を紹介してもらう
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください
*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*霊夢、魔理沙、幽々子、雛を除くイーグルスメンバーの評価値と好感度が大きく上がりました。
*神奈子の評価値と好感度が凄く上がりました。
901 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 23:10:16 ID:rzQwL5NY
A
902 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 23:10:44 ID:p43YKAgk
A
急に余所余所しく・・・
903 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 23:11:26 ID:Yk6QeCsI
B
904 :
森崎名無しさん
:2009/09/25(金) 23:15:18 ID:3f6hrk4I
A
905 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 23:56:01 ID:???
A 萃香のことを話す
それとも、これが八坂神奈子の本来の貌なのかもしれないと……松山は考えた。
松山「(ともかくっ……話すべきことは今ちゃんと伝えておこう! 言いたいことはハッキリ言うんだ!)」
心は強く保つように念じる。
しかし重圧や緊張に支配された体は、掌を震わせ、生唾を飲み込むなどさせて、シグナルを送る。
それでも松山は……祀神?である八坂神奈子を前に、きっぱり発言した。
松山「実はもうひとつあるんです。
俺、実はスタジアムで蓬莱山さんの他に、萃香さんと会……」
妖怪B「なぬうう!!? 萃香……様とはあの伊吹の萃香様かっ!!?」
松山の話をぶった斬って、妖怪Bが身を乗り出し乱入してきた。
見た目は松山より頭一つ身長が高く、鼻高の赤い面で見下ろしてきている。まごうことなく天狗さんだ。
あちこち震えてるが……どうも恫喝してきてるというより、萃香の名だけで怯え竦んでる印象がある。
906 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 23:56:44 ID:???
妖怪B「答えい童! 萃香様が何と……」
神奈子「鎮まれ」
松山の服の胸倉をつかみかけた天狗のごつごつした手が、ぴたっと空中で静止した。
鶴の一声を発した神奈子が、双眸を鋭くして妖怪Bを睨んで……すごすごと下がらせた。
神奈子「無作法を許したことを詫びるわ。
それで鬼が何……ふむ、ふむ。なんだそのようなこと」
松山の説明を聞いて、神奈子はあっさりOKしてくれた。
続けて、このパーティーは山の妖怪が開くのではなく、我ら守矢の主催だからと、妖怪達を納得させる。
松山は、自分がいつの間にか、どっと汗を流してることに気がついて……手拭で拭き取った。
松山「(息がつまって苦しい……もしかして、俺の気付かないところで……
東風谷さんやフライハイトは、こういう交渉を担ってたりしてたのか?)」
フライハイトがしょっちゅう顔を青くさせてたり、倒れたりしてるのを、松山は不思議に考えてたが……
こういう場に立ち会ったりしてたのなら、頷ける。満ちる気にあてられてるだけで、試合程も疲れそうだ。
日常の煩事や、時に松山のフォローに奔走してたかもしれない……そんな苦労を松山はおぼろげに察した。
松山「(……………………。
さぁ……萃香さんのことも話してOK出たし……もうひとつ話して退出しよう)」
907 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/25(金) 23:57:08 ID:???
どうしますか?
A 紅魔カップ優勝の褒賞について教えてもらう
B ここに集まる妖怪達を紹介してもらう
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください
*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*萃香が問題なくパーティー参加できるようになりました。
今日はここまで。
908 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:00:06 ID:oXJFs7dY
E
909 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:00:10 ID:6XTL8NnI
A
910 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:04:15 ID:yXlo8Cq+
D
911 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:10:49 ID:???
気が早いかも知れないけど
今後はまずチーム立ち上げるためのメンバー集めをしていくことになるのかな
どこかのチームに助っ人として入るというのもあるか
912 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:45:30 ID:rBzQ7qsY
B
913 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:51:27 ID:QNAnZr2A
D
914 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 00:58:10 ID:cqxfU7V2
D
915 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 22:23:53 ID:???
>>911
そちらはまぁおいおいと。
助っ人に入るにしても、しばらくは大きな大会もないかもしれません。
D パーティーについて聞いてみる
松山がした最後の質問は、もうじき始まる優勝を祝したパーティーについてだった。
しかし。始まる時刻や着の身着のままで参加して良いものか、後は料理などについて聞いてみるつもりが……
神奈子の反応と返事は全く別のものだった。
神奈子「これは丁度良い。今まさにそれについて話してたところだったの。
どうかな妖怪の衆。神たる私と、妖怪の主らでは意見がぶつかって上手に纏まらなかったところだ。
ここらでひとつ、"どちらにも属さない"この外来の人間に、決定を委ねてみないか?」
松山「え、えぇ!?」
松山が反論しかけ、妖怪達も、神奈子の突飛なアイデアに目を剥くが……
もはや神奈子は、長話に益がないとして、時間の少なさも盾にし、強引にその場の全員の首を縦に振らせた。
もし、早苗や諏訪子が見てたら、それなんてデジャビュ?と神奈子の領分たる天を仰いだかもしれない。
神奈子「妖怪の山の連中の意向としちゃ、山の妖怪の参加も認めてほしいというのね。
私と諏訪子は、今日は身内で呑むのを望んでる。松山君ならではの案があるなら構わないわよ?」
松山「(そんなこと言われても強引すぎる……! なんて答えよう!?)」
916 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 22:24:28 ID:???
どう答えますか?
A 守矢のメンバーだけで!
B 山の妖怪も参加させよう!
C いっそ無礼講で参加者問わず!
D 天の采配に任せる!(*カオスなパーティーになる可能性もあります)
*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
917 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:26:26 ID:W0IXHxo+
A
918 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:31:09 ID:EUaRknRY
D
919 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:31:49 ID:sKVlybmQ
A
920 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 22:33:10 ID:???
ちょっと補足しますね。
下に行くほど、新たな出会いやあまり話してない誰かと話す機会ができますが
そのぶん、守矢のメンバーとじっくり話すのは難しくなります。
921 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:36:08 ID:yXlo8Cq+
C
922 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:39:29 ID:/MoVghOo
A
923 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:40:03 ID:O065we2U
C
924 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 22:40:55 ID:DbjQMYmE
A
925 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 23:48:21 ID:???
A 守矢のメンバーだけで!
松山「(そうだな、うぅんと……
あくまで宴を開くのは守矢神社だし。神奈子さんや諏訪子がそう言うのなら、従って然るべきだよな)」
今日の優勝を果たしたのは守矢イーグルスだし、パーティーの場にしてもこの神社。
となれば、神奈子や諏訪子が望む通りにするべきと、松山は迷わず賛同した。
松山「俺も、今日の優勝は守矢イーグルスのメンバーだけで祝いたいです」
神奈子「決まりね。今日の酒宴は外からの客は招かず、ゆっくりと楽しみましょう」
自分の意を汲んでくれたことで、神奈子は顔に笑みを浮かべて、それで決定として妖怪達に告げた。
が、妖怪達は揃って渋い顔つきで何事か話し出す。友好的な雰囲気が一変したのを松山は感じ取った。
やがて、不平を顔に浮かべる妖怪達を代表して、冷静沈着に皆をまとめるタイプの妖怪Aが一歩前に出てきた。
妖怪A「それはないんじゃないかの。八坂の権現。我らは酒宴に酒を呈してるというのに締め出すというのか」
リーダー格と思しき天狗の妖怪Aが、棘混じりの言葉を遠慮なくぶつけてきた。
松山は一瞬怯むが、神奈子が肩を竦めて間に入ると、取り成すように言う。
926 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 23:49:49 ID:???
神奈子「逸まらないで。別に酒宴から締め出そうというのではない。
ただ今宵しばらくは身内のみに時間を与えてもらいたいというだけなの。
人間達が寝静まった頃、貴殿らも好きに参加するといい」
妖怪A「むぅ、それなら……わかったわい。皆もそれでいいの?」
納得しきれてない様子でだが、なお抗弁を続けても無意味と悟って、妖怪Aが引いてくれる。
ほっと息を吐く松山だが、妖怪Aや控える妖怪達の眼が厳しいものになってるのには気付かなかった。
妖怪B「(ふんっ……やはり所詮は余所者の神と人間よ。杯を酌み交わすに足りるものではない)」
妖怪C「(やれやれ、天狗様はお怒りだな。しかし気分が悪いには違いない。
谷河童のにとりは盟友扱いしてるようだが……とくに情をかける必要もなさそうだ)」
視線でだが、そこに込められた不満を互いで確認し合う妖怪達。
そんな彼らの巨躯の影で……松山の気付かぬ小柄な天狗の少女も、また口惜しげに唇を固く結んだ。
一際目立つ銀色の髪。秀麗だが鋭利な顔立ちの少女は、行動こそ起こさなかったが、心中の落胆も激しい。
???「(残念だな。文様の優勝を一緒に祝えると思ったのだが……ぬか喜びだったか)」
*神奈子と諏訪子の評価値と好感度が上がりました。
*???と山の妖怪達の、松山に対する評価と好感が大きく下がりました。
927 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 23:50:18 ID:???
松山は、刺々しくなった妖怪達の眼差しから、つい腰を浮かせて……そのまま立ち上がった。
松山「そろそろ俺、行きます。他にも寄りたいところあるから」
神奈子「そうなの? それなら仕方が……ああ、待ってちょうだい」
一度呼び止められて、松山が振り返ると、神奈子は何か小さな包みを松山に渡してきた。
何かなと首を傾げると、今日の試合の給金が入ってるらしい。
これまでで一番重たいのは、金額もあるが……これがイーグルスで最後の働きの証だからだろうか?
ともかく松山は丁寧に受け取り、礼をして……まだ何事か話があるらしい神奈子たちを残して本殿を出た。
*松山の所持金が増えました。19710→36710
外に出て、夕暮れ時の風を受けて軽く伸びをして……松山は次の行動をどうすべきか考えた。
松山「さて、今度はどうしよう。時間的に行動できるのは一回が限度だし」
928 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 23:50:51 ID:???
どうしますか?
A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 部屋に戻って荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください
*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
929 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/26(土) 23:50:58 ID:???
ここらでスレタイの募集をしたいと思います。
【】キャプテン松山15【】
今日はここまでです。お疲れ様でしたー。
930 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 23:55:49 ID:iFkAMGbk
A
931 :
森崎名無しさん
:2009/09/26(土) 23:57:16 ID:S44au0FA
A
932 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/09/27(日) 00:01:43 ID:???
すみません。時間ちゃんと確認するべきでした。
再投票を行います。
どうしますか?
A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 部屋に戻って荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください
*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
今度こそ、ここまで。
933 :
森崎名無しさん
:2009/09/27(日) 07:47:15 ID:I59hClXU
D
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