キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 19:45:12 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔スカーレットムーンズと決勝戦が続いてますが、これで14スレ目。 またよろしくお願いします。


前スレ

【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1248260568



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


853 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:00 ID:3qqxDK1Q


854 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:01 ID:T1W3gwac
A

855 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:05 ID:k+n7yyZ+


856 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:33 ID:/5tHzFL6


857 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:47 ID:aRPW9FdU


858 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 22:54:50 ID:BemaYzq+
A

859 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/24(木) 23:33:52 ID:???

A スリーサイズ訊いてみようそうしよう


松山「(……)」

会話が途切れたタイミングになると、松山もやはり年頃の青少年というべきか
格別な容姿の美少女二人の身体……興味がある部位へ、吸い寄せられるみたいに視線を傾けてしまう事はある。
そして、このときもそうなってしまい……そこを紫に気取られてしまった。

紫「あらあら」
松山「っッ(しまった、つい)」

カッと頬に熱がこもるのを感じながら、松山は急いで視線を逸らす。
しかしども、時既に遅く……紫の追撃、追及が始まった。
その姿は細っこくて、松山よりも年下に見えるというのに……
仕草や絡み方が、いちいち成熟した大人のそれだから始末が悪い。

紫「ふふ、今、どこを見てたのかしら〜?」


860 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/24(木) 23:34:23 ID:???

霊夢や魔理沙辺りが目にすれば、その声に潜む意図的なねばっこさに、げんなりして閉口しただろう。
当然ながら、横の萃香は真っ先に「あ〜あ、と紫の変なスイッチを入れちゃったねえ」と嘆息する。

紫「ほら、ね、……どこを見てたの? 興味があるのは何かしら〜?」
松山「……す、スリーサイズです」

もう逃れようもないと悟って、松山は口を割る。
素直に出られると、紫は逆に対応に困るような顔をしたが……すぐに面白い遊びを見つけたそんな笑顔に戻る。

紫「素直でよろしい。それじゃあ優勝も成し遂げたんだし、特別なご褒美で教えちゃおうかしら?」
萃香「お、おい紫!?」

ご愁傷様モードで見守ってた萃香だったが、さすがに今の発言は聞き逃せないと紫に食ってかかった。
固まったままで、事の推移を見守らざるを得ない松山の眼前で、二人が何事か密談をはじめる。
やがて萃香がはじけたように好きにしないと紫に背を向け……そんな友人に苦笑しながらで紫が接近してきた。

紫「お待ちどうさま。じゃあ上から言うわね」
松山「(うぅ……)」
萃香「(突然、茹でた蛸が食べたくなってきたね……)」


861 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/24(木) 23:36:05 ID:???

先着2名様で


八雲紫(少女モード)B → 75 + ! num
八雲紫(少女モード)W → 50 + ! num 
八雲紫(少女モード)H → 75 + ! num


これ本当? → ! card


*クラブの場合真っ赤な嘘です。
*JOKERの場合???


862 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 23:39:21 ID:???
八雲紫(少女モード)B → 75 + 8

863 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/09/24(木) 23:41:56 ID:???
八雲紫(少女モード)B → 75 + 0
八雲紫(少女モード)W → 50 + 3  
八雲紫(少女モード)H → 75 + 4
真ん中だけ高い数字引いてやるぜ!


864 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 23:42:11 ID:???
八雲紫(少女モード)W → 50 + 4

865 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 23:42:41 ID:???
これ本当? →  ダイヤK
嘘でも良いから信じたいぜ

866 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 23:42:42 ID:???
これ本当? →  ハート8

867 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/24(木) 23:43:25 ID:???
なぜこんなところでもダイヤK引くのだこのスレ…

868 :森崎名無しさん:2009/09/24(木) 23:44:32 ID:???
木公山「なぜこんなところでもダイヤK引くのだこのスレ…ッ!」


こうですねわかります

869 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 00:17:52 ID:???

八雲紫(少女モード)B → 75 + 0 = 85
八雲紫(少女モード)W → 50 + 3 = 53 
八雲紫(少女モード)H → 75 + 4 = 79

これ本当? →  ダイヤK


紫は、スレンダーな体つきの割には大きく目立つ胸を見せ付けるようにして……

紫「上から、85、53、79よ」

と、躊躇い無く口にする。

それを聞いてますます顔を赤くした松山に、にこにこと目を向けながら
横で萃香が微妙に不機嫌そうになってるのに気付くと、お決まりとして挑発する視線と発言とを同時にする。

紫「大変なのよねぇ。もう重たくって」
萃香「…………」

そう言って今度は萃香に絡みだす。
萃香は、うざったいなぁ! と紫を引き離して、松山のほうへ駆け寄ってきた。

萃香「全くもう!
   光、こいつはさ、身体のどこでも好き勝手変えられる奴なんだからそんな聞いても仕方ないだろ!?」
紫「まあ、ひどい。……これは自前よ? 天地に誓い嘘偽りなく」

どうだか、と萃香は紫の胸や腰を一顧だにせず松山を見ながら喋り続ける。
無視されるまでになっては、さすがに紫も自重して引いた態度を取る。


870 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 00:18:36 ID:???

萃香「じゃ、さっきの話通り、今日の酒宴はちゃんと私のぶんの料理や酒、用意しといて」

どうせ天狗や河童が大量に持ち込むだろうから心配してないと言いながらも、萃香は催促も怠らなかった。
どれだけ呑むのかを考えると、幽々子の存在もあって、ちょっと寒いものが背中をかけたが……了承する。
それから松山は、紫達との会話はここまでにすることに決めて……シャンハイを連れてその場を後にした。

萃香「は〜っ、本当に紫は。どうしてすぐ冗談言ってふざけたりからかうほうにもっていくのさ」
紫「(冗談じゃないと言ってるのにねえ) いいじゃないの。
   私の秘密を一つ知った代償に、松山君、ひとつ何かを失ったわけだから」

本人がいないからか、いても遠慮なく口走りそうだが、紫は不穏当な発言をして、虚空に隙間を開いた。
そこへ飛んで身を入れながら……その背中へ萃香が今更だけど、と前置きして質問する。

萃香「そういやさ、光が私達と会うのに霊夢は来なかったね。
    ……紫がぐーたらとか言ったから、怒っちゃったんじゃない?」
紫「私、ぐーたらなんて一言も言ってないわよ。よく思い出してみなさい」

そのすぐ後、隙間が閉じ紫が消えて……
萃香もまた、身体を散らして、後には何もなくなり静けさだけ残された。
二人の強力な妖怪がいなくなってから、松山は観客席を歩きながら、さっき輝夜が寝てた畳のところまで戻る。

松山「まだ時間あるな、どうしようか……」


871 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 00:19:20 ID:???

どうしますか?


A 観客席をぶらぶらする
B スカーレットムーンズ控え室へ行ってみる
C 医務室へ行く。松山光なら大丈夫さ!
D 守矢神社へ戻る
E 他の場所へ行く(*後に選択できます)
F その他 スタジアムでの行動を併記してください 


*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。
万感の思いを込めて言おう。さらばポブルセン! ドイツの殺し屋よ永遠に!


872 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 00:21:27 ID:AhjZbMoI
D さらばポブルセン乙でした

873 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 00:59:34 ID:56DNsvqs
B まあこうなるよなあ・・さらばボブ乙でした

874 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 05:35:30 ID:35qmRT6g


875 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 06:08:27 ID:oD+jM5xE
D

876 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 16:14:47 ID:???
別に失った訳じゃない。
不要物が処理できただけだ

877 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 21:32:00 ID:???

好き勝手言って暴れて、肝心の試合では、松山と幽々子に完全に抑えきられてしまいましたからね。
ポブルセンの能力的には、危うくなっても黄信号止まりかなと考えてましたが、これも時の運。



D 守矢神社へ戻る


スタジアムからは良く見える夕焼け空を見て、松山はどこか赴こうとしてた足を一旦止めた。
もう少し散策を……と考えてたが、観客の数も少なくなったスタジアムにいるのは妙にさびしく感じてきた。

松山「パーティーの始まる時間にはちょっと早いけど……帰ろっか」

松山の問いに、シャンハイも黙ってこくっと頷き返した。
守矢神社に戻ったら身体の穢れも落としておきたいし、何か手伝いや……部屋の荷物整理だってある。
そう思うと、あまりのんびりしてられないことに今更気がついた。

松山「よし、じゃあ早速……え、何?」

シャンハイが、松山の腕を掴み、無言のまま懸命に何かを伝えようとしている。
彼女の瞳は、松山と床に置かれた何かを交差しており……シャンハイの見てる物は、さっきのダンボール箱。


878 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 21:32:26 ID:???

松山「え〜と、ああ、そうか!」

松山は気付く。そもそもダンボールとは多目的にだが荷を運送する用途の箱だ。
それも永遠亭のお姫様がすっぽり身を隠せるサイズと実証済み。松山が入っても充分余裕がある。
そしてそれをシャンハイが抱えて飛べば……!

松山「…………すごくシュールで、力の抜ける光景だ!」
シャンハイ「!!!」

がぁぁぁん!!!

松山の一声を聞いて、そんな様子でシャンハイが衝撃を受けたのが伝わって、慌てて弁解する。
ダンボール飛行をシュールと表現したが……夕日に赤く彩られるスタジアム観客席の片隅で……
小刻みに震えてる上海人形に必死に弁解してる様も負けず劣らず……幻想郷でも滅多にない不思議光景といえた
少しの時間を要して、上海が復活した後、松山はダンボールに乗り守矢神社へ帰っていった……。


879 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 21:32:48 ID:???

【幻想郷・28日目・守矢神社】



大きなダンボール箱(松山を積んでる)を抱えたシャンハイが、神社に降り立った頃。
今日の境内には、これまでの静かで閑散としていて……物音も、早苗の箒を掃く音程度だったのが一変していた
妖怪の山から、沢山の酒樽や宴席用の料理が運び込まれている。運搬してる妖怪達の足音が五月蝿く響いた。
社殿からも、大勢の話し声が聴こえて……盛大な祭りの予感が松山の気持ちと身体とを痺れさせる。

松山「な、なんかウズウズしてくるなあ……! 思いっきり騒いではしゃぎたい気分に……!」

高揚を今は抑えて……ともかく社務所に戻り、松山は少し冷えてはいるが湯で汗を流して……
部屋へ戻ってきて、荷物を置いた。シャンハイも、「んしょっ」とダンボールを降ろしてた。

松山「さて、これからどうしようか」


880 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 21:33:04 ID:???

どうしますか?


A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 丁度ダンボールがあるので荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください 


*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


881 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:34:43 ID:rzQwL5NY
E

882 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:38:52 ID:p43YKAgk
F
ダンボールに入ってみる

883 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:39:18 ID:oD+jM5xE

萃香の参加を伝えておかんとなあ

884 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:40:22 ID:BhnRkt66
A

885 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:40:57 ID:fzkIloM+


886 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 21:41:59 ID:xxqmh7AA


887 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 22:01:17 ID:???

A 誰かと話す(*後に選択できます)


松山は、さっそくダンボールを部屋の隅に運んでくれたシャンハイを労ってから、不意に立ち上がった。
シャンハイの眼差しが向けられたのに気付いて、自分の意図をちゃんと伝える。

松山「誰かと話しに行ってくるよ。萃香さんの参加の件もあるし」

シャンハイはどうするの?と聞くと、部屋でお留守番をしてますと返事が返ってきた。

松山「わかった。じゃ、行ってくる」
シャンハイ「光様、お気をつけて」

背中を向けながらだが、手を振り応えて退室し……松山は誰と話をしようか考えた。


888 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 22:02:02 ID:???

誰と話しますか?


A 早苗
B 神奈子
C 諏訪子
D 霊夢
E 魔理沙
F にとり
G 射命丸
H フライハイト
H カペロマン
.I. 秋姉妹
J 雛
K 楓
L 幽々子
M レティ
N 鈴仙
O 幽霊GK
P どこかで見たような白い服の妖精


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


889 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 22:02:39 ID:???
しまった。ミスです。

Q カペロマン

でお願いします

890 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:04:35 ID:oD+jM5xE

そういやてるよとの提携話もあったなあ

891 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:05:40 ID:rzQwL5NY
B

892 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:06:39 ID:xxqmh7AA


893 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 22:33:27 ID:???

B 神奈子


松山「色々話したいこともあるし、神奈子さんと話に行こう……と」

彼女が恐らくいるだろう本殿に目を向けた松山は、入り口付近まで近寄って、表情を曇らせた。
中から友好的な笑い声や話し声がここまで聴こえてくる。
酒の香りも漂ってきた。優勝を祝いに駆けつけた人妖達と語らってるのだろう。

松山「うーん……」

脳裏に、霊夢とレミリアとの会話……妖怪に迂闊に近寄らないことや
今のままだと痛い目を見ると、またも警告されたことを思い出してしまう。

松山「まぁ、神奈子さんいるし平気だよきっと。うん」

決心して、松山は、神奈子を中心に輪を成している妖怪達に挨拶してから……

神奈子「おや、松山君かえ。私に用でもあるのかしら?」

大きなぐい呑みの酒器を片手にした……酒が入って妖艶な雰囲気の神奈子に話しかけた。

松山「(すぐ近くに妖怪達の耳があるけど……何を話そう?)」


894 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 22:33:52 ID:???

どうしますか?


A 萃香のことを話す
B 永遠亭との提携について話す
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください 


*後3回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


895 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:36:50 ID:UuEVoZm+
B

896 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:37:20 ID:6Mbw3P72


897 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:37:47 ID:oD+jM5xE


898 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 22:38:22 ID:xxqmh7AA


899 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 23:09:06 ID:???

B 永遠亭との提携について話す


松山は、すぐ近くの天狗や河童……名も知らぬ妖怪の視線に晒されながら
スタジアムで行動してる最中に永遠亭の姫、輝夜と会って話したことから包み隠さず全て話した。
守矢神社と永遠亭が提携するという話に、妖怪達が驚きざわめきだす。顔色を失う者までいた。

神奈子「……なるほど。――それは重畳」

対して、話を聞き終えた神奈子は重苦しさを感じさせる声音で返した。
ズンと腹や肝にまで染み入る神の一声。それで妖怪達の浮つきも鎮まってしまう。

神奈子「今や幻想郷に名を知らしめた守矢が、月の姫や天才と誉れ高い薬師と手を結ぶ……。
      外来人の来訪とはまさに瑞兆に相応しい。愉快や愉快。はっはっは……」
松山「(な、なんだ? 神奈子さんいつもと全然違うぞ!?)」

いつもフランクで話しかけやすい八坂神奈子と同一人物なのか疑いたくなる程、態度も纏う空気も変わっている
一方で、妖怪達は機嫌を良くした神奈子の気分に与するかのように、また陽気に騒ぎ出した。

神奈子「話は聞き届けたわ。その件、皆には私から伝えておきましょう。
     足労をかけたわね……"松山君"」

最後に松山の名を呼んだ時、一瞬だけ神奈子が目配せした。
その時だけ、今まで松山が目にしてきた彼女に戻ってた気がしたが……松山は困惑を続けるばかり。
しかし黙ったまま首を傾げるのも、周囲の妖怪達に懐疑を抱かせるだけだろう。早急に次の話題を考える。

松山「(とはいえ、正直やりにくいな……どうしよう)」


900 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 23:09:32 ID:???

どうしますか?


A 萃香のことを話す
B ここに集まる妖怪達を紹介してもらう
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください 


*後2回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*霊夢、魔理沙、幽々子、雛を除くイーグルスメンバーの評価値と好感度が大きく上がりました。
*神奈子の評価値と好感度が凄く上がりました。


901 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 23:10:16 ID:rzQwL5NY
A

902 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 23:10:44 ID:p43YKAgk
A
急に余所余所しく・・・

903 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 23:11:26 ID:Yk6QeCsI


904 :森崎名無しさん:2009/09/25(金) 23:15:18 ID:3f6hrk4I


905 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 23:56:01 ID:???

A 萃香のことを話す


それとも、これが八坂神奈子の本来の貌なのかもしれないと……松山は考えた。

松山「(ともかくっ……話すべきことは今ちゃんと伝えておこう! 言いたいことはハッキリ言うんだ!)」

心は強く保つように念じる。
しかし重圧や緊張に支配された体は、掌を震わせ、生唾を飲み込むなどさせて、シグナルを送る。

それでも松山は……祀神?である八坂神奈子を前に、きっぱり発言した。

松山「実はもうひとつあるんです。
    俺、実はスタジアムで蓬莱山さんの他に、萃香さんと会……」
妖怪B「なぬうう!!? 萃香……様とはあの伊吹の萃香様かっ!!?」

松山の話をぶった斬って、妖怪Bが身を乗り出し乱入してきた。
見た目は松山より頭一つ身長が高く、鼻高の赤い面で見下ろしてきている。まごうことなく天狗さんだ。
あちこち震えてるが……どうも恫喝してきてるというより、萃香の名だけで怯え竦んでる印象がある。


906 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 23:56:44 ID:???

妖怪B「答えい童! 萃香様が何と……」
神奈子「鎮まれ」

松山の服の胸倉をつかみかけた天狗のごつごつした手が、ぴたっと空中で静止した。
鶴の一声を発した神奈子が、双眸を鋭くして妖怪Bを睨んで……すごすごと下がらせた。

神奈子「無作法を許したことを詫びるわ。
     それで鬼が何……ふむ、ふむ。なんだそのようなこと」

松山の説明を聞いて、神奈子はあっさりOKしてくれた。
続けて、このパーティーは山の妖怪が開くのではなく、我ら守矢の主催だからと、妖怪達を納得させる。
松山は、自分がいつの間にか、どっと汗を流してることに気がついて……手拭で拭き取った。

松山「(息がつまって苦しい……もしかして、俺の気付かないところで……
     東風谷さんやフライハイトは、こういう交渉を担ってたりしてたのか?)」

フライハイトがしょっちゅう顔を青くさせてたり、倒れたりしてるのを、松山は不思議に考えてたが……
こういう場に立ち会ったりしてたのなら、頷ける。満ちる気にあてられてるだけで、試合程も疲れそうだ。
日常の煩事や、時に松山のフォローに奔走してたかもしれない……そんな苦労を松山はおぼろげに察した。

松山「(……………………。
    さぁ……萃香さんのことも話してOK出たし……もうひとつ話して退出しよう)」


907 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/25(金) 23:57:08 ID:???

どうしますか?


A 紅魔カップ優勝の褒賞について教えてもらう
B ここに集まる妖怪達を紹介してもらう
C 今後の守矢イーグルスについて聞いてみる
D パーティーについて聞いてみる
E 他のメンバーが何をしてるか訊ねる
F その他 神奈子に対しての発言や行動を併記してください 


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*萃香が問題なくパーティー参加できるようになりました。


今日はここまで。


908 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:00:06 ID:oXJFs7dY
E

909 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:00:10 ID:6XTL8NnI


910 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:04:15 ID:yXlo8Cq+


911 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:10:49 ID:???
気が早いかも知れないけど
今後はまずチーム立ち上げるためのメンバー集めをしていくことになるのかな
どこかのチームに助っ人として入るというのもあるか

912 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:45:30 ID:rBzQ7qsY
B

913 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:51:27 ID:QNAnZr2A
D



914 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 00:58:10 ID:cqxfU7V2


915 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 22:23:53 ID:???

>>911
そちらはまぁおいおいと。
助っ人に入るにしても、しばらくは大きな大会もないかもしれません。


D パーティーについて聞いてみる


松山がした最後の質問は、もうじき始まる優勝を祝したパーティーについてだった。
しかし。始まる時刻や着の身着のままで参加して良いものか、後は料理などについて聞いてみるつもりが……
神奈子の反応と返事は全く別のものだった。

神奈子「これは丁度良い。今まさにそれについて話してたところだったの。
     どうかな妖怪の衆。神たる私と、妖怪の主らでは意見がぶつかって上手に纏まらなかったところだ。
     ここらでひとつ、"どちらにも属さない"この外来の人間に、決定を委ねてみないか?」
松山「え、えぇ!?」

松山が反論しかけ、妖怪達も、神奈子の突飛なアイデアに目を剥くが……
もはや神奈子は、長話に益がないとして、時間の少なさも盾にし、強引にその場の全員の首を縦に振らせた。
もし、早苗や諏訪子が見てたら、それなんてデジャビュ?と神奈子の領分たる天を仰いだかもしれない。

神奈子「妖怪の山の連中の意向としちゃ、山の妖怪の参加も認めてほしいというのね。
     私と諏訪子は、今日は身内で呑むのを望んでる。松山君ならではの案があるなら構わないわよ?」
松山「(そんなこと言われても強引すぎる……! なんて答えよう!?)」


916 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 22:24:28 ID:???

どう答えますか?


A 守矢のメンバーだけで!
B 山の妖怪も参加させよう!
C いっそ無礼講で参加者問わず!
D 天の采配に任せる!(*カオスなパーティーになる可能性もあります)


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


917 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:26:26 ID:W0IXHxo+


918 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:31:09 ID:EUaRknRY
D

919 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:31:49 ID:sKVlybmQ
A

920 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 22:33:10 ID:???
ちょっと補足しますね。

下に行くほど、新たな出会いやあまり話してない誰かと話す機会ができますが
そのぶん、守矢のメンバーとじっくり話すのは難しくなります。

921 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:36:08 ID:yXlo8Cq+


922 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:39:29 ID:/MoVghOo


923 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:40:03 ID:O065we2U
C

924 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 22:40:55 ID:DbjQMYmE
A

925 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 23:48:21 ID:???

A 守矢のメンバーだけで!


松山「(そうだな、うぅんと……
    あくまで宴を開くのは守矢神社だし。神奈子さんや諏訪子がそう言うのなら、従って然るべきだよな)」

今日の優勝を果たしたのは守矢イーグルスだし、パーティーの場にしてもこの神社。
となれば、神奈子や諏訪子が望む通りにするべきと、松山は迷わず賛同した。

松山「俺も、今日の優勝は守矢イーグルスのメンバーだけで祝いたいです」
神奈子「決まりね。今日の酒宴は外からの客は招かず、ゆっくりと楽しみましょう」

自分の意を汲んでくれたことで、神奈子は顔に笑みを浮かべて、それで決定として妖怪達に告げた。
が、妖怪達は揃って渋い顔つきで何事か話し出す。友好的な雰囲気が一変したのを松山は感じ取った。
やがて、不平を顔に浮かべる妖怪達を代表して、冷静沈着に皆をまとめるタイプの妖怪Aが一歩前に出てきた。

妖怪A「それはないんじゃないかの。八坂の権現。我らは酒宴に酒を呈してるというのに締め出すというのか」

リーダー格と思しき天狗の妖怪Aが、棘混じりの言葉を遠慮なくぶつけてきた。
松山は一瞬怯むが、神奈子が肩を竦めて間に入ると、取り成すように言う。


926 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 23:49:49 ID:???

神奈子「逸まらないで。別に酒宴から締め出そうというのではない。
      ただ今宵しばらくは身内のみに時間を与えてもらいたいというだけなの。
     人間達が寝静まった頃、貴殿らも好きに参加するといい」

妖怪A「むぅ、それなら……わかったわい。皆もそれでいいの?」

納得しきれてない様子でだが、なお抗弁を続けても無意味と悟って、妖怪Aが引いてくれる。
ほっと息を吐く松山だが、妖怪Aや控える妖怪達の眼が厳しいものになってるのには気付かなかった。

妖怪B「(ふんっ……やはり所詮は余所者の神と人間よ。杯を酌み交わすに足りるものではない)」
妖怪C「(やれやれ、天狗様はお怒りだな。しかし気分が悪いには違いない。
      谷河童のにとりは盟友扱いしてるようだが……とくに情をかける必要もなさそうだ)」

視線でだが、そこに込められた不満を互いで確認し合う妖怪達。
そんな彼らの巨躯の影で……松山の気付かぬ小柄な天狗の少女も、また口惜しげに唇を固く結んだ。
一際目立つ銀色の髪。秀麗だが鋭利な顔立ちの少女は、行動こそ起こさなかったが、心中の落胆も激しい。

???「(残念だな。文様の優勝を一緒に祝えると思ったのだが……ぬか喜びだったか)」


*神奈子と諏訪子の評価値と好感度が上がりました。
*???と山の妖怪達の、松山に対する評価と好感が大きく下がりました。


927 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 23:50:18 ID:???

松山は、刺々しくなった妖怪達の眼差しから、つい腰を浮かせて……そのまま立ち上がった。

松山「そろそろ俺、行きます。他にも寄りたいところあるから」
神奈子「そうなの? それなら仕方が……ああ、待ってちょうだい」

一度呼び止められて、松山が振り返ると、神奈子は何か小さな包みを松山に渡してきた。
何かなと首を傾げると、今日の試合の給金が入ってるらしい。
これまでで一番重たいのは、金額もあるが……これがイーグルスで最後の働きの証だからだろうか?
ともかく松山は丁寧に受け取り、礼をして……まだ何事か話があるらしい神奈子たちを残して本殿を出た。


*松山の所持金が増えました。19710→36710


外に出て、夕暮れ時の風を受けて軽く伸びをして……松山は次の行動をどうすべきか考えた。

松山「さて、今度はどうしよう。時間的に行動できるのは一回が限度だし」


928 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 23:50:51 ID:???

どうしますか?


A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 部屋に戻って荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください 


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


929 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/26(土) 23:50:58 ID:???

ここらでスレタイの募集をしたいと思います。

【】キャプテン松山15【】


今日はここまでです。お疲れ様でしたー。


930 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 23:55:49 ID:iFkAMGbk
A

931 :森崎名無しさん:2009/09/26(土) 23:57:16 ID:S44au0FA
A


932 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 00:01:43 ID:???

すみません。時間ちゃんと確認するべきでした。
再投票を行います。


どうしますか?


A 誰かと話す(*後に選択できます)
B パーティー開始まで部屋でくつろぐ
C 台所へ様子を見に行ってみる
D 境内を散歩してみる
E 部屋に戻って荷物整理する
F その他 松山の行動を併記してください 


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。


933 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 07:47:15 ID:I59hClXU


934 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 08:54:39 ID:???
キャノ子さん・・・わざよやってるんじゃあるめえな

935 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 10:42:50 ID:81LPIK2c
C

936 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 10:46:47 ID:???
再投票はもう更新無いからと投票して寝た人が可哀想だなあ
何かいい方法ないですか

937 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 11:02:02 ID:???
【さよなら】キャプテン松山15【ポブルセン】

938 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 11:09:04 ID:i1Rjf0U+

【目指せ】キャプテン松山15【SSP】

939 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 11:10:07 ID:???
今までも再投票でやってきたし、このままでもいいと思う
どのスレにも独自のルールがあるし

【荒鷲の】キャプテン松山15【巣立ち】

940 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 13:43:56 ID:???
キャプテンであるうちに声をかけた方がううといわれた椛がこうなっちまったからなぁ。
神奈子の評価値上がっても嬉しくもないし、人間関係一つ断たれたのは痛い

941 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 14:19:44 ID:???
【SSPに】キャプテン松山15【俺はなる!!】

>>916の選択で決まったことだから仕方ないと思う。
神奈子の評価上げておくのも意味がないとは言い切れないし。
早苗との仲を戻すためには神奈子と仲良くしとくのもありだと思うけど

942 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 17:06:35 ID:???
ただこういうことの積み重ねで人間関係がこじれているのも事実だし、平地に波瀾を起こすのはなあ
今回のは結果が予測できただけに特に

943 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 17:22:45 ID:???
いや、今回の選択は道理に適ってたから悪くないと思うぞ
まずは身内だけで祝いたいってのは当然だと思うし

944 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 17:29:19 ID:???
俺もそう思う〜
パーティ中に、たくさんフォロー入ると思うよ

945 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 18:13:45 ID:i2UKG3yg

何はともあれ、まだ決まってないんだよね?

946 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 18:14:39 ID:rWudc12+
A

947 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 18:41:16 ID:EeUvJCRs


948 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 21:58:01 ID:???

>>936
再投票は前々からこうした仕様ですが、今回のは私も時間よく確かめればよかったですよね……。
次の判定に、誰かと話すに近い分岐も用意してますので。今後はもっと気をつけます。
>>940-944
山の妖怪(椛)との人間関係とかが断たれたわけじゃありませんよー
最初の印象としては良くないかもしれませんが、ちゃんと理由があるのだし幾らでもフォローは可能です。


949 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 22:00:46 ID:???

D 境内を散歩してみる



松山は社殿を離れて、まだ境内で一生懸命に酒やら食べ物を運び込んでる山の妖怪達を見た。
多分、他のメンバー達も料理屋役立つ能力がある者は残らずパーティーの準備に駆り出されてるんだろう。
そういう時に、自分がとくに何を手伝えるかも思い浮かばなかったので……

松山「そうだ。神社をのんびり歩いてみようかな」

特に目的もなく散歩をすることにした。……周辺の景色を一つずつ記憶に刻みながら、境内を歩く。
よくよく見れば、どこもかしこも清掃がされてて、石畳には木の葉も塵芥もブン屋の新聞さえなく……
守矢神社の風祝である東風谷早苗が、日々の御勤めを疎かにしないでいるからだろう。

松山「(自分の服の洗濯だけじゃなく、もっと雑用とか手伝えばよかったかなあ……)」

そこまで考えてだが、松山は頭を振って無意味な思考を中断させた。
悩むより、もっと前向きな考えへと方向転換させる。

松山「過ぎた事を思って悩むのは駄目だな。反省するにしてもこれからに活かさなくちゃ」

力んでそう言いながら、悩みはじめたら際限なくドツボに落ち込みそうだから……というのはスルーした。
悩む材料の多さなら、それこそ幻想郷の門番達にも引けは取らない。そんな松山光がお散歩していると……

松山「……ん、あそこに何かいる?」


950 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 22:01:06 ID:???

先着で


境内お散歩楽しいな → ! card



と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


J〜K→ 絨毯乗ってコルネットやってきた!
8〜10→ 懐かしい女剣士がいて声をかけてきた
7〜9→ 何か奇妙な物を拾った……?
4〜6→ あそこに誰かいる?(*更に分岐)
A〜3→ ダンジョンの店主さんではありませんか
クラブA→「あれ? 社務所燃えてない?」
JOKER→ 空から何か落っこちてきた


951 :森崎名無しさん:2009/09/27(日) 22:04:21 ID:???
境内お散歩楽しいな →  ハート10
後の現実逃避である

952 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 23:14:22 ID:???

>>951
どこかのだれか「松山が現実逃避してなんで悪いんだ! 光ちゃんは女だよ!」



境内お散歩楽しいな →  ハート10
8〜10→ 懐かしい女剣士が声をかけてきた


松山「あれは……」

見覚えのある誰か……と思った矢先に風が吹いた。
強い風だが、西行寺の姫に似た色の髪を揺らすだけで、その誰かは……女性は小揺るぎもしない。
やがて風が収まってから、松山は近づいて話しかけた。

松山「貴方はえっとたしか……風来人の女剣士さん?」
女剣士「うむ」

女性にしては剽悍で、名工のこしらえた日本刀のような雰囲気を持つ……いつかの女剣士は無骨にただ返した。
幻想郷にも凛々しいタイプはいるが、この女剣士もやはり……外でも見ない独特なタイプだ。
強いて言うなら、妖夢と幽々子の性格の一面を抜き出し、上手に束ねたら……こんな感じになるだろうか?
そんな妙な考察に囚われる松山をよそに、懐かしさを感じたか女剣士の方から話しかけてきた。


953 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/27(日) 23:15:19 ID:???

女剣士「久しいでござるな。
     巨人に襲われたのを手助けした時以来……たしか……松山光と申したか。
     あの黒髪の巫女殿と、緑髪の方も息災でござるか?」
松山「あっ……はい! 二人とも元気です! (そうか、もうそんな前になるのか)」

元気よく返事した松山に、女剣士はまたぶっきらぼうに、しかし目を細めて「うむ」と頷いた。
続いて、松山が深く頭を下げて礼をしようとするが……

女剣士「いや、そんな気にしないで結構。
      職業柄、ダンジョンで危うく遭難しかけた者を救助するのはしょっちゅでござるから」

照れたようにごにょごにょと言われるので、松山も察して言葉を引っ込める。
そういえば、巨人に襲われてからも度々、迷宮を探索してたが……この女剣士とはずっと会えてない。
それが翌日には神社を去る今になって会う。そんな機が得られたことで、松山はまた運命じみたものを感じた。

松山「(もういつ会えるかわからないよな。何か話せることをみんな話してしまおう!)」
女剣士「(……何やら以前より才気と鋭気が増して見えるでござるな。
      男子三日会わざれば刮目して見よ、か)」


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