キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】

1 :キャプ森ロワ:2009/12/06(日) 21:36:15 ID:???
キャプテン森崎外伝 〜森崎in異世界トーナメント〜

このスレは以前〜キャプテン森崎ロワイアル〜のタイトル名でそのあまりの
タイトルと内容の違いに遂にタイトル変更となった前代未聞なスレです。
その内容は森崎を中心に色々な作品のキャラとサッカーさせようとする無謀なスレでもあります。
なのでサッカー描写はかなりぶっ飛んだものとなりますが(武器とか魔法とか普通に使用します)
ですがサッカー的に流石にこれは…という場合は遠慮なく突っ込みどうぞ。
キャラ描写は特に気を使ってやるつもりですが、おかしいと感じたときはこれまた遠慮なくどうぞ
なるべく対応してきます。雑談、ご意見、作者への批判等も随時受け付けております。お気軽にどうぞ。

過去スレ外伝スレ2>>844から最後までです。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1221380297/
1スレ目【エリート熊が】キャプ森ロワ1【倒せない!!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1227367935/
2スレ目【異世界の】森崎in異世界【勇者たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1231515954/
3スレ目【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1235054320/
4スレ目【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1238931855/
5スレ目【三人の】森崎in異世界4【音波兵器】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1243002343/
6スレ目【どけーっ!】森崎in異世界5【イデの力を(ry】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1246883087/
7スレ目【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1252851276/
8スレ目【グローバルフットボーラーよ】森崎in異世界7【永遠に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1256564935/

601 :キャプ森ロワ:2010/03/19(金) 23:26:09 ID:XQpHKwTE
アルス「(シュナイダー…後は任せたぞ)…行くぞ……ギガ……デインーーッ!!」

アルスが呼ぶ最後の稲妻の咆哮がこの攻防の火蓋を切って落とした。そして先程と全く同じで宙にあったボールを一瞬にして
稲妻は掻っ攫い、そのままゾーマの守るゴールへと一直線に伸びていく。

シュナイダー「……」

その稲妻をPA内でじっと待ち構えるシュナイダー。その集中力はかつて無い程の高まりを見せている。
そしてゾーマがこれも先のリピートを見ているかのように魔法によって稲妻を迎撃しようとその右手を振り上げた時…
遂にシュナイダーが動いた。

ピエール「シュナイダー…?」
超モリサキ3「何だ…何をやろうって…シュナイダー?」

そのシュナイダーの動きに超モリサキ、ピエール共に不可解なものを感じ、悪い予感が胸中を急速に支配していく。
すでに二人ともサッカー選手としての本能でシュナイダーが今からやろうとしている事を理解していたのかもしれない。

ゾーマ「何度やっても無駄だ!!…マヒャドッ!!」

ゾーマの魔力によって生成された氷の氷柱が迫り来る稲妻に向かって放出される。
その全てが今のシュナイダーにはスローモーションに見えており、その胸中は先程のカミーユの特攻がよぎっていた。

602 :キャプ森ロワ:2010/03/19(金) 23:27:24 ID:XQpHKwTE
「キャプテン翼III - 敵チーム-ドイツ」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2010403

シュナイダー(…カミーユ…お前にそこまでさせてしまったのは俺のせいだ…本来ならばその役割はストライカーである
俺が負うべき筈のもの…だが俺は口では諦めていないと言いながら奴の強大さに無意識のうちに諦めていた…
そして何より…ヤン提督が言っていたこの試合に対する本当の意味での覚悟が無かった…ストライカーとして
どんな事をしてでも点を取ろうという気概が足りなかったんだ…)

そしてシュナイダーはゴールに背を向けながら膝を軽く曲げ、両足で大地をしっかりと踏みしめ跳躍すると、後方に倒れこみながら
オーバーヘッドの体勢に入る。その跳躍した先にはアルスの放った稲妻と、ゾーマが放った氷柱がボールを挟んで今まさに
激突しようとしていた。

シュナイダー(だからこの一撃に…今の俺の全てを込める!!行くぞ…これが俺のラスト…)

ピエール「ダメだァァ!!シュナイダーーーッ!!」
超モリサキ3「シュナイダー…お前まさか…!?」

                 「  F  I  R  E  !  !  」

603 :キャプ森ロワ:2010/03/19(金) 23:29:07 ID:XQpHKwTE
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+(! card)+(皇帝の怒り+1)=
ゾーマ セービング 40+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーのラストバイシクルファイヤーが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ティーダが空っぽのゴールにねじ込みに)(アルスが空っぽのゴールにねじ込みに)(バラモスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。

>>13-14以外の補足・補正】
シュナイダーのラストバイシクルファイヤーには吹っ飛び係数0が付いています。
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
※ラストバイシクルファイヤーはいてつく波動の効果を受け付けません。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。

604 :森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:30:51 ID:???
シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+( ダイヤ5 )+(皇帝の怒り+1)=

605 :森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:31:17 ID:???
ゾーマ セービング 40+( ハート8 )=

606 :森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:32:03 ID:???
ゾーマ セービング 40+( ハート4 )=
その程度かシュナイダー!

607 :604:2010/03/19(金) 23:33:02 ID:???
あ、あぶない・・ぎりぎり2差か。
ダイスだった時は名シーンをダイナシにしたかと思ったよ。
605、ありがとう!

608 :キャプ森ロワ:2010/03/19(金) 23:41:55 ID:???
>>606 ひゃあ怖い怖い…流石大魔王様…

>>607 いや〜決まってくれて良かったです。ホッとしました。

何とか皇帝が決めたところで今日はここまでです。まぁ例によって次のシーンが長くなると思われるので
また時間が掛かると思いますが、気長にお待ちください。それでは〜

609 :森崎名無しさん:2010/03/20(土) 00:12:39 ID:???
ゾーマくん ふっとんだ!

610 :森崎名無しさん:2010/03/20(土) 00:53:42 ID:???
乙でしたー

611 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:14:01 ID:???
>>609 なんかその絵を思い浮かべるとかなりシュールな気が…w

>>610 いつもどうもです〜

シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+( ダイヤ5 )+(皇帝の怒り+1)=62
ゾーマ セービング 40+( ハート8 )+(こごえる吹雪+12)=60
≧2→シュナイダーのラストバイシクルファイヤーが突き刺さる。

ボールを乗せた稲妻が氷柱と激突し、その余波で一瞬だけ宙に留まるボール。

              「  F  I  R  E  !  !  」

そのポイントにシュナイダーが限界まで引き絞った右足を弾かれたように振りぬくのは同時だった。

シュナイダーが狙っていたのはまさにこの瞬間だった。普通に考えれば常人が稲妻を捉える事など不可能な事。
オールスターズの中の何人かはそれが可能な人物も居るが、少なくとも普通の人間であるシュナイダーには無理である。
それに例え可能な人間が稲妻を捉えられてもそれをシュートとして昇華出来るという事はまた別問題となってくる。
逆に言えばシュナイダーが問題としていたのは稲妻を捉えられるか否か。ただこの一点のみであった。
そこでシュナイダーが着目したのは先の攻防時にゾーマが氷の氷柱で稲妻を迎撃した事だった。
稲妻と氷柱が激突する瞬間は稲妻もその動きを止めざるを得ない。そしてそのポイントさえ分かってしまえば
ストライカーとして類まれなセンスを持つシュナイダーにとっては的確にそこを打ち抜く事は不可能な事ではない。
いや寧ろこの場に居る者の中でこれが可能な者はシュナイダーしか居なかった。

シュナイダー「ぐぅぅッ…ぅぅううぉぉぉぉおおお!!!」

ボールをインパクトすると共に右足を襲う電撃による激痛。そして己の肉が焼け焦げる臭いが鼻腔をくすぐるが、
それらを覇気で全てねじ伏せると、そのまま右足を一気に振り下ろす。そうして放たれたシュートは電撃の威力はそのままに
更にシュナイダーの渾身の力が上乗せされ、ボールは電撃が追いつかぬ程の凄まじい勢いで氷柱を破砕して雷炎を纏いながら
ゾーマの守るゴールへと一条の閃光となって伸びていく。

612 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:15:06 ID:???
ゾーマ「…!?」

驚きを見せながらもゾーマはその閃光に対し大きく息を吸い込んでから一気に見る者の心胆を寒からしめる
吹雪を吐き付ける。そのシュートに反応できたのはひとえにゾーマだったからこそというより他は無い。

だがこの時ばかりはシュナイダーのサッカー人生そのものと言っていいこの輝きを消し去るには、
いかに大魔王の力を持ってしても困難な事であり、閃光は瞬く間に荒れ狂う吹雪を貫いて…

ゾーマ「……バカなァァ!?……ごほぉ!!」

ゾーマのどてっぱらに突き刺さるとゾーマの巨体がくの字に折れ曲がって宙を舞いそのままゾーマごとゴールへと突き刺さった。

シュナイダー「…やったか……(…これが…俺のサッカー人生での最後の得点となるか…)」

朦朧とする意識の中、その光景をしっかりと目に焼き付けるシュナイダー。シュートを放った右足はすでに激痛を超越して
全ての感覚が消えうせていた。これでは確実に再起不能だろうなとそんな事を冷静に考える自分がどこか可笑しく、
自嘲気味に微笑むシュナイダー。短いがここで終えるサッカー人生に後悔は無い。そんな事はこのシュートを思いついた時から、
いや何があろうとも2点目を取ると決めた時から覚悟していた。だがもしあるとすれば…

613 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:17:52 ID:q9kTboCI
シュナイダー(…カルツ…シェスター…マーガス…ミューラー…そして皆…すまんな…お前達と共に今度こそ世界一を
目指すという誓い…果たせそうに無い…)

それは西ドイツユースとして仲間達とワールドユースでの世界一を目指す誓い。

シュナイダー(…ピエール…お前とは一度心行くまで競ってみたかったが…)

一選手として競い合う機会が無いまま去る仲間への未練。

シュナイダー(モリサキ…すまんな…ワールドユースで再会するという約束は守れそうに無い…)

初めて自分の全てをぶつけられると認めたライバルとの約束を果たせぬ事への無念。

シュナイダー(…マリー…ごめんよ…世界一のサッカー選手になるって約束したのに……
だけど許してくれるよな?お兄ちゃんは…それよりも大事な約束を果たしたんだ…)

そして最後によぎるのは最愛の妹との約束を反故した事への罪悪感。しかし自分の知る妹ならばきっと
彼の為した事を小さな両手を広げ花の様な笑顔を浮かべ褒め称えてくれると確信していた。

シュナイダー(そして…後俺に出来る事は…)

このシュートに己の命とも言える右足を賭け、全精力を注ぎ込んだシュナイダーには、もはや着地の態勢すら
取る余裕は無く、ただ落ちるに身を任せる。そしてその身が地面に叩きつけられる瞬間…

614 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:18:56 ID:q9kTboCI
ティーダ「うおっとぉッス!!」

すんでのところでティーダが飛び込んでシュナイダーの身を両腕でキャッチする。

ティーダ「シュナイダー!大丈…夫…!?…アルス早くッ!!」

そのティーダがシュナイダーの右足を見るや否や切羽詰った大声でアルスを呼ぶ。シュナイダーの右足は
先のシュートで電撃によって表皮は焼け爛れて骨がかいま見え、冷気によって凍傷も併発しており、
足の形を保っているのが不思議なくらいの重症を負っていた。

超モリサキ3「オイ…嘘だろ?…こんなの…いくらなんでも…格好付け過ぎだろうが…」
ピエール(…俺は気付きもしなかった…シュナイダーがここまでの覚悟を決めていた事に…それなのに俺は…
安易にパスを出して…くそッ…何て俺は愚かなんだ…)
リンダ「そんな…シュナイダー…どうして貴方まで…」
デスマスク「バカが!!どいつもこいつも…ガキの癖してそんなに死に急ぎたいか!?」

そのシュナイダーの右足を見て悲観する仲間達を横目に、アルスが回復魔法を掛けようと手はかざすものの、
彼も先のギガデインで全ての魔力を使い果たしており、その掌からは癒しの光が生まれる事はない。
しかし例えアルスが回復魔法を使える魔力が残っていたとしても回復魔法の効果が薄くなっているフィールド内では
ここまでの重症の前では焼け石に水であっただろう。

アルス「くッ…くそぉ…!」

超モリサキ3「アルス…何やってんだよ…何時ものようにさっさと治してやれよ…!!」

ピエール「よせッ!モリサキ!」

超モリサキ3「じゃあこのまま放っておけって言うのかよ!?」

焦燥を見せるアルスに居てもたっても居られず、アルスの両肩を掴みながら言葉を荒げる超モリサキを
ピエールが抑えるが、それでも気が収まらない超モリサキに

615 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:20:13 ID:q9kTboCI
シュナイダー「…気にするな…これ…は…俺が…自ら望んだ…事だ…モリサキ……それよりも…早く試合を……
再開させるぞ…後…1点…だから…な…」

シュナイダーが震える声で言葉を掛け、そしてどこにそんな気力が残っているのだろうか、なんと上体を起こし、
左足一本で立ち上がろうとしている。

超モリサキ3「シュナイダー!?無茶すんなよ!!」

それを見て慌てて超モリサキがシュナイダーに駆け寄り、肩を貸しながらシュナイダーを立ち上がらせるが、

シュナイダー「大丈夫だ…これ…位…何とも…無い…」

超モリサキ3「これ位って…お前分かってるのかよ!?…その足じゃもう…」

シュナイダー「ああ…分かってるさ…だがまだ俺は動ける……動ける以上は…這ってでも…次は左足を失おうとも俺は戦う…」

超モリサキの言葉に声は震えているもののシュナイダーは力強く答える。そしてその瞳は彼が彼である事を証明する覇気が
依然として失われていない。無論シュナイダーとてこの状態では足手纏いと言うのは分かりきっている。だがそれでも己の意識が
ある内は倒れるわけには行かなかった。これ位で倒れてはまさに己の全てを投げ打ったカミーユに対して申し訳が立たないからだ。

ピエール「シュナイダー…お前…」

超モリサキ3(…全く…この強情っぱりが…!)

A 「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」
B 「もういい…もういいんだシュナイダー…お前は良くやった……後は俺に…いや…俺たちに任せろ!」
C 「…その傷でうろちょろされると目障りなんだよ…怪我人は怪我人らしく引っ込んでな!」
D (こいつの事だ…何を言っても無駄だろうな…だったら…)無言でシュナイダーの鳩尾を叩き気絶させた。
F その他何かあればどうぞ 

*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください

616 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 23:23:16 ID:???
右足を支えてもらってラストノンファイヤーとな

617 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 23:26:54 ID:???
駄目だ・・・シリアスすぎて今のスコア忘れた・・・

618 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 23:27:16 ID:cv/R5V4A
A

619 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 23:28:38 ID:C48z9I3c


「その時不思議な事が起こっ」てくれることを信じる。

620 :キャプ森ロワ:2010/03/23(火) 23:46:33 ID:???
>>616 はてさてどうなることでしょうね…ラストまではもうすぐそこです。

>>617 そう言って頂けるならこちらとしては大成功ですね。サッカーでどこまで
シリアス出来るかがこの試合のポイントと言っても過言ではなかったので…

>>619 そうですね〜奇跡は起こるものじゃ無く起こすものだ!!

とAで決まったところで今日はこれだけです。本当進行遅くて申し訳ない…
それではまた次の更新で〜

621 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 00:24:46 ID:???
乙でしたー

622 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 00:32:23 ID:???
「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりで死にたい。」by坂本竜馬


乙でした…。シュナイダー、あんた漢やで!

623 :キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:51:10 ID:???
>>621 いつもありがとうございますだぁ〜

>>622 そうですね〜私もこういう風にありたいものですが…それかアカギみたいな最後かなぁ…?

A 「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」

本来なら己にとって最大のライバルと認めているからこそ言いたい事、伝えたい事が色々とあった。
しかしそれを言葉として表に出してしまうと彼が己のサッカー人生まで賭けてやった事を否定する事になり得る。
だから超モリサキが今言える事は…

超モリサキ3「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」

超モリサキのその言葉に一瞬だけだが呆気に取られたような表情をするシュナイダー。
しかし直ぐ表情を真面目なものに作り変えると、超モリサキを真っ向から見据え、

シュナイダー「キャプテン…命令か…」

超モリサキ3「ああ…キャプテン命令だ」

超モリサキもその視線を受け止めながらきっぱりと返答を返し、お互いの視線が交わる中、
この時二人の胸中によぎる感情は如何なるものだったのだろうか。
そして根負けしたように視線を先にはずしたのはシュナイダーの方だった。

シュナイダー「そうか…キャプテンの命ならば…仕方が無いな…」

その表情には苦笑みたいなものが浮かんでいた。思えばシュナイダーはこれまでキャプテンとしてチームを纏め、
指示を出す方の立場だったのが、このチームでは指示される側だったと言う事を今更ながら思い出したからだ。

624 :キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:52:18 ID:???
そしてシュナイダーは超モリサキから借りていた肩から手を離すと、表情を苦痛に歪ませながらも自力で右足を引きずり、
センターサークルの方へとゆっくり戻っていく。その姿を見てもオールスターズの誰一人として手を貸そうとする者は居ない。
手を貸せばあくまで戦おうと意思を見せる彼の誇りを逆に傷つけるだけと言う事が分かっていたからである。

超モリサキ3「…全く…あいつは頑張りすぎなんだよ…その挙句右足までぶっ壊してさ…俺に今度は勝つって
言ったのはどこのどいつだよ…」

ピエール「モリサキ…」

ワールドユースでの再会という約束は超モリサキにとって決して軽い約束ではなく、これからの目標として重要なウェイトを
占めるはずだった。しかしそれが突如理不尽な理由で果たされる事が無くなってしまった。今の超モリサキの呟きは
シュナイダーではなく寧ろこの理不尽な状況に対しての呪詛だった。しかしそんな超モリサキの肩をRXが優しく叩く。

RX「森崎ポジションに戻ろう…後1点…何としても取って…この戦い…必ず勝つんだ…!それが今俺達が為すべき事だ!」

超モリサキ3「光太郎さん…」

ジャンクマン「アニキの言うとおりだぜ!こんな逆境に追い詰められた時こそ正義超人共お得意の
友情パワーって奴を発揮すべき時だろうが!」

超モリサキ3「ジョ…ジャンクマン…」

デスマスク「フン…貴様がそんなザマじゃこっちまで調子が狂うだろうが…お前は何時も小憎らしい位がちょうどいいんだ」

超モリサキ3「デスマスクさん…」

625 :キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:53:25 ID:???
ドーガ「それにお前だって人の事は言えないぞ?準決勝で俺を振り切ってあの大砲に立ち向かった時なんて
こっちの肝が冷えたんだぜ?強情さならお前だってシュナイダーに負けてねぇよ」

超モリサキ3「ドーガ………俺は流石にあそこまでは無いぜ?」

ティーダ「い〜や全然負けてないッス!」
アルス「逆の立場なら君だって同じ事してそうだよ?」
リンダ「フフフ…お互い似たもの同士だと思うな」

超モリサキ3「チッ…何だよ皆して…」

仲間達の歯を着せぬ発言に憮然とした表情を見せる超モリサキだったが、それらが自分を励ましているという事に
気が付かないほどは流石に鈍くは無い。

超モリサキ3(そうだよな…ここで感傷に浸ってる場合じゃねぇんだ…今度は俺が体を張る番なんだ…!)

その頭によぎるのはカミーユの特攻する姿とシュナイダーの最後のシュートを撃つ姿。それらを思い浮かべながら
この試合で何度挫けそうになっただろうか心を再び強く持ち直し覚悟を決める。

超モリサキ3「よし…後1点とってこの試合を終わらすぞ!!」

「「「「「「「「おうッ!!!!」」」」」」」」

そして超モリサキの号令に各々が士気を高めポジションに戻る最中…

626 :キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:54:48 ID:???
超モリサキ3「ん…?」

ピエール「どうしたモリサキ?」

超モリサキが何か不思議そうに辺りを見渡しているのをピエールが見咎め声を掛けるが、

超モリサキ3「いや…今何か声がしたような気がしてな…」

ピエール「声?」

超モリサキ3「ああ……だが気のせいみたいだな…」

訝しげな表情を作るピエールを見て超モリサキは空耳だろうと当たりを付けるが、ふと強烈なデジャヴに襲われる。

超モリサキ3(あれ?何か誰かとこんな会話をしたような気がするが…それもそんなに前の事じゃない…)

ピエール「どうしたモリサキ?」

超モリサキ3「ん?いや何でもない…(う〜む…気になりはするが今はそんな場合でもないな…)」

デジャヴの原因を探ろうと思案するが頭の中にモヤが掛かったように思い出せない。そんな超モリサキをピエールが
心配そうに覗き込んでいたので、流石にそれ以上考え込むわけにも行かず、軽くお互いの健闘を誓うとそのままゴールに戻る。
しかしこの時超モリサキは気が付いていなかったが、彼のポケットからは微かに淡い碧の光が漏れ出ていた。

627 :キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:56:38 ID:???
予想以上に時間が掛かった…選択も判定も無いですが場面として区切りがいいのでひとまずここまでで。
展開はラストまで見えてるのにラストだからかどうにも文章で煮詰まっちゃって…書いては消しての繰り返しで中々進まない…
それでも魔装機神発売までには終わらせる(`・ ω・´)キリッ……だといいなぁ…それでは〜

628 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:58:10 ID:???
乙!

629 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:58:25 ID:???
乙でした

630 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 23:05:44 ID:???
最終回が終わったらエキシビションマッチとしてオールスターズVS全日本を見てみたいな

631 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:43:05 ID:???
あ、凄い亀レスで今更過ぎですが、某スレでの妄想書いてくれた人乙でした!確かにあのピエールを
見たら彼らも黙っていられないでしょう。おかげで凄いやる気が漲りました!オチも含めてGJ!!w

>>628-629 素早すぎる乙感謝です!感動した!!

>>630 この話がこのスレ内で完結するようでしたらキリもいいので次のスレ立てないでこのスレで終わりという風に
しようと思ってます。ただ残りの展開からいってスレ内で完結するのが先か、残り約150KBを使い切るのが先かという
結構微妙なラインかなぁと思ってます。次スレまで行った場合は逆に大量にスレが余ってしまうので一応埋めネタとして
エキシビションマッチみたいなものは考えてました。ただ全日本はラブマリー戦で書ききった感がありまして…というのも

ラブマリー(ズィーコ込み)>>神様の差>>全日本>必殺技と○○○の差。但し決定的な差ではない>ラブマリー

といった強さな感じなので対戦しても余り面白くならないんじゃないかなぁなんて思ってます。
それに全日本なら他いくつかのスレでも登場しているので今更感があったり…

なので一応埋めネタとして考えてる案が

1、エキシビションマッチ。プレイヤーはオールスターズかラブマリーのどちらか選択。対戦相手はイナズマイレブン辺りから
2、スーパーロボット対戦M(モロサキ)(ストーリーベースは第4次辺り?EXでもいいかも)
3、南光太郎の探検隊「これは…ゴルゴムの仕業だ!!暗黒結社の全貌を追え!!」 がとりあえず構想中です。

まぁとは言ってもあくまで構想だけで、やるかどうかはその時次第にはなりますが、その前にこれをキチンと完結させないと…

632 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:44:09 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「おのれ…人間共めが…どこまでもわしに逆らおうと言うのか…!!」

シュナイダーの乾坤一擲のシュートの前に敗北を喫したゾーマ。自分達が圧倒的優位に立っており、
何も出来はしないと軽んじていたはずの存在から膝を付かされたという事態に無論その胸中は穏やかであろう筈が無く、

バラモス「ゾ、ゾーマ様…お体の方は…」

ゾーマ「触るな!!」

ゾーマの体を気遣うバラモスを無碍に撥ね付け立ち上がると、オールスターズの方を怒りの形相を持って見やる。
その余りの殺気に逆のゴール前にいた超モリサキですら寒気を伴う戦慄を感じさせるほどだった。しかしその直後…

ゾーマ「……ふふふふ…ふはははは…わははははは!!」

突如狂ったように嗤う。そしてひとしきり嗤い終えると

ゾーマ「…どうやら認識を改めるのはわしの方だったようだ…伊達にここまで勝ち抜いてきたわけではないと言う事か…
なればこそ潰し甲斐があろうというもの…!」

ゾーマから放たれていた溢れんばかりの怒気はすでに消え失せていた。いや消え失せたと言うより一瞬にして
全て己の中で消化したという事だった。感情と言うものは一旦激情に駆られると何らかの切っ掛けがないとそこから
冷静になると言う事は極めて難しい。しかもゾーマのような己に絶対の自信を持つ強者となるとその傲慢さ故に
尚の事それが難しいはずである。しかしゾーマは負の感情を糧とする魔物。だからこそ負の感情の機微がもたらす
長所と短所と言うものを存分に理解しているからこそ出来た芸当でもあった。もしその様子をヤンが見ていたなら
困ったように頭を掻き、忌々しげながらも「なるほど…大魔王と呼ばれるだけの事はある…」と賞賛を惜しまないだろう。

633 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:45:35 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「バラモス…貴様はしばしここを守っていろ」

バラモス「ゾ、ゾーマ様?」

ゾーマの言葉に困惑を見せるバラモスを捨て置き、ゾーマはボールを持ったままゆっくりとセンターサークルに向かって歩き出す。
そしてゾーマはセンターサークルにボールを置くと、ボールを傍に居たジェクトへ蹴りだし、即座にリターンパスを要求。
ボールを再び持ったゾーマはセンターサークルから一歩一歩ゆっくりと大地を踏みしめながら歩みだす。

ガーネフ(ゾ、ゾーマの奴めが…わかっておるのか?後1点取られればワシ達は敗北するというに…
……もしかすると本当にアレを使う時が来るやも知れんのぉ…準備だけはしておくか…全く…こんな所で
巻き添えを食うのはまっぴらゴメンじゃ…)

ピエール「…!?」

超モリサキ3「あいつ…何をしようっていうんだ?」

アルス「ゾーマ…!」

その余りに緩慢な動作にオールスターズの面々だけでなくガーネフすらも困惑を隠せず、
本当に試合が再開されたという事すら疑うほどだったが、

634 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:46:43 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「くくく…どうした?遠慮せずともよいぞ?オールスターズよ!見事わしからボールを奪えれば貴様達の
勝利は目前となろう…来ないのであればこのまま進むだけだが?」

嘲笑しながら挑発するゾーマに対してオールスターズは誰一人として動きを見せない。というより
その威圧感の前に動けないと言ったほうが正しいか。まだ激情に駆られ突進してくるだけと言うならば付け込む隙も
あったかもしれないが、今のゾーマは完全に冷静さを取り戻しており、そして全くと言っていいほど隙が見当たらなかった。

アルス「くッ…ゾーマめ…!」

シュナイダー(…それほど…自信があると言う事か……いや…事実そうなのだろうな…奴を普通と言う枠で
当てはめるほうが間違ってる…)

超モリサキ3(ぐッ…くそッ…あいつからボールを奪えばチャンスになるはずなんだ…それなのに…
何だ?…何でこっちが追い詰められてる様な感覚がするんだよ……だが…どうする?何もしないと言うわけにも…)

A 「何をびびってる!あいつからボールを奪うんだ!そうすれば俺達の勝ちだろうが!!」
B 「くッ…全員でゴール前を死守するぞ!ゴールさえ割られなければどうと言う事はない!!」
C 「いくら奴が強大であろうが全員で奴に仕掛ければ必ずボールを取れるはずだ…!!行くぞ!!」
D とりあえず無言で様子を見守る。
F その他何かあればどうぞ 

*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください


今日はこれだけです。すいません…またもや時間が掛かってしまって…
えっと…一応言い訳としては最初別のシーンを書いていたら、あれ?これ後の方がいいんじゃね?と言う事で
その文は後に回して急遽このシーンを一から書くという二度手間をやらかしてしまいまして…
まぁ無駄になったと言うわけではないのでその分後が楽になるんですが…それでは〜

635 :森崎名無しさん:2010/04/07(水) 00:48:09 ID:+PWMf7VI
D 乙!

636 :森崎名無しさん:2010/04/07(水) 00:52:37 ID:rB5A3LZo
A

637 :森崎名無しさん:2010/04/07(水) 00:52:49 ID:UsPZEocw
C
ミナデイン!

638 :森崎名無しさん:2010/04/07(水) 00:56:28 ID:k9lSUmUw
D

639 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 23:56:57 ID:dxk4GiMA
>>637 使うより全員で攻撃したほうがダメージ叩きだせると言う悲劇の魔法ミナデインじゃないか!

D とりあえず無言で様子を見守る。

2点奪ったとは言えその2点は犠牲無しでは取れなかったであろう得点。逆に言えばそこまでしないとゾーマから
点を奪えないと言う事でもある。しかし今どういうつもりかその守護者であるゾーマは今持ち場を離れオールスターズを
挑発している。ここでゾーマからボールを奪えれば確実にチャンスとなるのは火を見るより明らかである。

超モリサキ3(だったら…)

超モリサキの脳裏に思い浮かぶのは二つの策。一つは全員でゾーマを囲い込みボールを奪うという策。フィールダーとしては
未知数だがいかにゾーマが強大とは言え全員でかかればボールを取れる公算は高いだろうと超モリサキは考える。
そしてもう一つは逆に全員でゴール前を固めてあえて相手にシュートを撃たせカウンターを狙う策。今見ている限りゾーマは
自分で攻めようとする意思を見せているので自陣まで誘き出しどんな方法であれマイボールにさえすれば一気に
カウンターを狙う事も不可能ではない。しかしどちらも勿論相応のリスクはある。そして結局超モリサキが選んだのは…

640 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 23:58:16 ID:dxk4GiMA
超モリサキ3(…しかし奴の出方が分からん以上どっちの策にしろバクチになるか…)

そのどちらの策でもなく、様子を見るという事だった。どちらの策も博打要素が高く、失敗した時致命傷にもなりかねないと
判断したからだった。しかし超モリサキ本人は気が付かなかったが様子見を決断させた本当の理由はゾーマの放つ
異様な威圧感にあった。その威圧感の前に超モリサキは気圧されてしまい無意識のうちに消極策を取ってしまっていた。

ゾーマ「わははは…どうした…来ぬのか?まぁそれはそれで一向に構わぬが…」

ゾーマが笑い声を高らかにあげつつゆっくりとオールスターズ陣内に進攻している前に…

ティーダ「んなわけないでしょうが!!」

ピエール(やるしかないんだ…やるしか…!)

険しい表情を見せるティーダと悲壮な表情を見せるピエールがゾーマの前に躍り出る。

ゾーマ「ククク…まずは貴様達からか…」

その二人を歪んだ笑みで見下ろしながらゾーマは大きく目を見開いた。

641 :キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 23:59:53 ID:dxk4GiMA
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
ティーダ タックル 22+(! card)=
ピエール タックル 30+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(コインブラがフォロー)(アルスがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。

>>13-14以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
ティーダのマークがダイヤかハートなら「ドレインタックル(+2、成功時に相手ガッツを30奪い取れる)」が発動します。
ピエールのカードがダイヤかクラブの場合「紳士のタックル(+3)」が発動します。
紳士のタックルはクラブ発動時、数値で勝利の場合反則にはなりません。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。

642 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 00:00:46 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤ8 )=
大魔王!

643 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 00:02:55 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ2 )=

644 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 00:03:28 ID:???
ティーダ タックル 22+( ハート7 )=

645 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 00:03:42 ID:???
ティーダ タックル 22+( クラブ4 )=

646 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 00:04:09 ID:???
ピエール タックル 30+( スペード7 )=
紳士パワー全開!

647 :キャプ森ロワ:2010/04/08(木) 00:07:33 ID:???
とりあえず毎度短いですが今日はこれだけです。続きは…明日は用事があると思うので
明後日…にはかきあがるといいなぁ…と最近願望ばかり言ってる気がしますがそれでは〜

648 :キャプ森ロワ:2010/04/10(土) 23:48:27 ID:gTXd/PX+
ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤ8 )=43
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ2 )=37
ティーダ タックル 22+( ハート7 )=29
ピエール タックル 30+( スペード7 )=37
≧2→ゾーマドリブル突破
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。

ティーダ「(ピエール…後は頼むッスよ…)うぉおおおお!!」

ピエール(ティーダが先に仕掛ける…ならば俺は…)

ゾーマ「ククク…そうでなくてはな…」

ティーダがピエールにアイコンタクトした後、ゾーマに対し己の持ち味のスピードを活かした勢いのあるタックルを
仕掛けるが、ゾーマはそれに微動だにせずに指先だけ突きつけるとその指先から波動が迸る。

ティーダ「う…くッ!」

その波動に貫かれ顔を顰めるティーダ。同時にいてつく波動によって勢いが殺されるのを感じ取ってしまう。
そしてその勢いが削がれたタックルではゾーマに通用するはずも無く…

ゾーマ「フン…!」

ティーダ「…!?…がッ!!」

そして間髪いれずゾーマが振るう右腕になぎ払われ為す術なく吹き飛ばされていく。

649 :キャプ森ロワ:2010/04/10(土) 23:49:41 ID:gTXd/PX+
ゾーマ「まずは…一匹……ん?」

ピエール「(…ティーダ…必ず止めて見せるぞ!)もらったぁッ!!」

だがティーダに攻撃を仕掛けた隙を突き、続けざまに今度はピエールが狙い済ましてタックルを仕掛けてくる。

ゾーマ「中々面白い試みだが……まだ甘いな…!」

このタイミングでのタックルにはさしものゾーマも虚を突かれたようで多少の驚きの表情も見せるが、
直ぐに気を取り直し自らの巨大な足をボールの上に置く。そしてそこにピエールのタックルが炸裂するが…

ピエール「なッ…!?…ぐぅ…!!」

弾き飛ばされたのはピエールの方だった。相手は自分の数倍はあろうかという巨体である。その巨体で地面に
押し付けられたボールをどうにかしようというのはいかにピエールのタックルが鋭かろうが無理な事であった。

超モリサキ3「くそがッ!!今の反則だろうがッ!!」

超モリサキが言っているのはゾーマがティーダをなぎ払った事についてだが、この試合誰もそれを咎める
存在はいない。無論超モリサキとてそこの事は分かっているが、余りの理不尽さに叫ばずにはいられなかった。
そしてゾーマの一撃をまともに食らったティーダは今ので昏倒したのか、起き上がってくる気配がない。
更にピエールは今の激突で足が痺れ立ち上がるのもままならないようだった。

650 :キャプ森ロワ:2010/04/10(土) 23:51:04 ID:gTXd/PX+
ジャンクマン「…ああいう方法に出てくるか…くそ…こりゃちょっとマズイかもなぁ…」
デスマスク「フン…逆に言えばそれだけ奴も追い詰められてるって事だ…」

ゾーマがもはやルール無用とも言える暴挙に出たのは彼らの言うとおりそれだけダークスターズの方も
追い詰められているという証であり、逆に言えばオールスターズの頑張りが所詮球遊びとタカをくくっていた
大魔王を本気にさせてしまったという事でもあった。

そしてティーダとピエールを退けたゾーマは更にゆっくりと歩を進める。そしてその前に

アルス「ゾーマッ!お前はここで僕が止めるッ!!」

RX「逃゙がざん゙ぞ!ここで貴様を絶対に止めてみせる!!」

王者の剣を構えるアルスと、リボルケインを構えるRXが立ちはだかる。

ゾーマ「…今度は貴様達か…ククク…それでいい…本気で掛かって来い…!でなければわしを止められぬぞ!!」

その二人からの自分へ向ける気迫を満足そうに受け止めゾーマは表情を歪め嗤った。

651 :キャプ森ロワ:2010/04/10(土) 23:52:08 ID:gTXd/PX+
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
アルス タックル 25+(! card)+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)=
RX タックル 32+(! card)+(リボルケイン+5)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(リンダがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。

>>13-14以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
※「いてつく波動」が発動してもアルスの「王者の剣」「勇者ロト」の効果は無効化されません。
アルスは「勇者の盾」の効果で魔法やブレスの数値を半減(端数切捨て)させることが出来ます。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。

652 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:52:24 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+( クラブ10

653 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:53:01 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ10 )=

654 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:55:09 ID:???
アルス タックル 25+( クラブ6 )+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)=

655 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:55:54 ID:???
RX タックル 32+( クラブK )+(リボルケイン+5)=

656 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 00:01:16 ID:???
反則起きないって事は・・・
クラブ同士なら数字の高い方が反則タックルでもボール奪えるんじゃないの?

657 :キャプ森ロワ:2010/04/11(日) 00:07:00 ID:???
>>656 まぁこの試合に関して言えばクラブでも数字出したもん勝ちですね。

大魔王本気出しすぎで何時もの如く短いですが今日はこれだけです。
そんな長くもないのにこれだけで3時間位かかってるなんて…
ひょっとしてスランプ?…なんて言えるほど文章力も無いしなぁ…
でもとりあえず進む事こそ大事なんだと自分に言い聞かせて頑張ります…それでは〜

658 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 02:34:46 ID:???
のんびり焦らずにね
初心忘れず!ラブマリー乙ー!

659 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 00:44:46 ID:KhdXLe86
>>658 どもども感謝です!やっぱりラブマリーで一息ついといて正解でしたw
決勝が全日本だと今頃息が詰まってたかもしれませんw

ゾーマ1 ドリブル 35+( クラブ10 )+(マヒャド+10)=55
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ10 )=45
アルス タックル 25+( クラブ6 )+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)+(勇者の盾+5)=43
RX タックル 32+( クラブK )=45
「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
≧2→ゾーマドリブル突破

アルスとRXは同時に飛び上がり、

アルス「はぁぁぁぁぁ!!!」
RX「リボルケインッ!!…うぉぉぉぉおお!!!」

ゾーマ「フン…!」

アルスは王者の剣を最上段に振り上げ、RXはリボルケインを中段に構え、ゾーマに仕掛けるが、
それらに対しまずゾーマはRXに対していてつく波動を指先から迸らせる。

RX「うッ…くぅ!?」

RXが波動に貫かれるとそれまで蒼く光り輝いていたリボルケインの輝きが一瞬にして掻き消えてしまった。
そして更にそれと同時にRXの勢いまで殺されてしまう。

660 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 00:46:24 ID:KhdXLe86
アルス「ゾォォォマァァァァッ!!!」

そこにアルスが一気に王者の剣を振り下ろし、剣から烈風が巻き起こるとゾーマを覆いつくさんばかりの勢いで
襲い掛かるが、いかに勇者の放つ渾身の一撃とは言え、これのみで大魔王をどうにかしようというのは流石に無理があった。

ゾーマ「…!!…マヒャド…!」

ゾーマはその烈風を左手一本で豪快に受け止め、表情を若干苦痛に歪めながらも烈風を振り払い
右手では氷の魔力を発動させ、今度はゾーマが生み出した巨大な氷柱がアルスとRXに襲い掛かる。

アルス「くッ…!ぐぅぅぅぅうう…!!」
RX「ぐッ!!がァァァァァ!!」

アルスの方は咄嗟に勇者の盾を構えてはいたが、圧倒的な氷柱の物量の前にはいかに伝説の盾であろうと
為すすべも無く、RXと共に地面に叩きつけられると更にそこに追い討ちとばかりに氷柱が降り注ぐ。
そして魔力の発動が終わり氷柱がやむと…

アルス「く…うう…」
RX「ぉ…お……」

そこには無残にも倒れ伏す二人の勇者の姿しか無かった。どちらもその肉体の頑強さから意識はかろうじてあるみたいで
体を懸命に動かそうとはしているが、半ば地面に凍りつかされていて、それもかなわず、せめてもの抵抗なのだろうか
ゾーマの方を見上げる位しか出来ない。

661 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 00:48:21 ID:KhdXLe86
ゾーマ「フフフ…その姿だ…貴様らのその姿が見たかったのだ…フフフ…わははははは!!」

しかしそのせめてもの抵抗すらゾーマにとっては愉悦感この上ないらしく二人を見下ろしては哄笑する。
本来であればRXとアルスとで同時攻撃を仕掛けると言うのがこの攻防の肝だったのだが、それをゾーマは
一瞬にして看破し、RXの力を先に削いだ時点で二人に勝ち目は無かったのかもしれない。
そして再びゆっくりと歩を進めるゾーマ。その姿はまるで向かって来いとばかり挑発しているようでもある。

ガーネフ(ほほう…あやつもしや…そういう事ならわしの方も少しは動いてやらねばな…さしあたっては…)

ガーネフはそのゾーマの姿にゾーマの意図をついに悟ると、醜悪な笑みを浮かべ、リンダの方を見やる。

リンダ「…皆…」

ガーネフ(この目障りなミロアの小娘じゃな……もうそろそろかのぉ?)

そこには思いつめたような表情のリンダ。その表情を眺めガーネフは一人ほくそ笑んだ。

超モリサキ3「くッ…光太郎さんッ…アルス…あの二人まで…どうする…どうしたら…」

超モリサキの全身から冷や汗が流れ落ちる。それが焦りから来るものなのか恐れから来るものなのか
今の超モリサキには判断が付かない…そして…

A 「全員でゴール前を固めるぞ!何としてもゴールを死守だ!!」
B 「こうなったら一か八か…動ける奴全員でやつに仕掛けるぞ!!」
C 「まだだ…まだ動く時じゃない…!」様子見を続ける。
D 「くッ…ダメだ…最初からあんな化け物に勝てるわけがねぇんだよ…」
F その他何かあればどうぞ 

*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください

662 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 00:49:25 ID:Xqe+b0u6


663 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 00:53:40 ID:boAdtQS2
A

664 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 01:16:16 ID:KhdXLe86
A 「全員でゴール前を固めるぞ!何としてもゴールを死守だ!!」

超モリサキ3「(このまま奴に突っかけていっても光太郎さんたちみたいに返り討ちにあうだけかもしれない…だったら…)
全員でゴール前を固めるぞ!人壁になろうが何としてもゴールを死守だ!!」

デスマスク「チィ…受身というのはあまり好きではないがな…この際は仕方が無いか…」
ジャンクマン「くっそぉ…アニキ…アニキの分まで俺が…!」
ドーガ「絶対に…絶対に通さんぞ!」

超モリサキの指示によりオールスターズDF陣は悲壮な決意と共に超モリサキの前に三人連なって仁王立ちする。

シュナイダー「はぁ…はぁ…(この足で出来る事などたかが知れている…だったら俺は…!)」

右足を引きずりながらもシュナイダーは味方からのカウンターパスが来る事を信じ、あくまでストライカーとして
ダークスターズのゴールを目指し…

ピエール「くッ…くそッ…動け…動いてくれ…!…ここで動かないと何の為に…!」

ピエールもかろうじて動く体に鞭を打ちながらゾーマを追っている。

そしてガーネフをマークしていたリンダは…

先着で
リンダの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ、ハート、スペード、→ 何とゾーマの前に立ちはだかっていた。
クラブ→ 超モリサキの指示に従いゴール前に走る。
JOKER→ ???

665 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 01:17:22 ID:???
リンダの判断→  スペードA

666 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 01:17:29 ID:???
リンダの判断→  スペード7

667 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 01:17:32 ID:???
リンダの判断→  クラブ10

668 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 01:23:47 ID:???
こんな時間でも連引きしてくれることに感謝しつつ今日はここまでです。
それでは次の更新で〜多分明日は更新できるはず(`・ω・´)キリッ

669 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 01:25:02 ID:???
ラブマリー乙でした

670 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 02:33:22 ID:???
リボルケインも〜歯が立たぬ!乙です

671 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 13:35:39 ID:/d2oPiE6
>>669-670 乙ありがとです!

リンダの判断→  スペードA 何とゾーマの前に立ちはだかっていた。

リンダ「待ちなさい!!大魔王ゾーマ…貴方は私が止めるわ!!」

ゾーマ「…ククク…その言葉とりあえずは受け取っておこう…」

己の前に立ちはだかるリンダを見て満足そうに目を細めるゾーマ。その表情はあくまで己の優位性を微塵も疑っていない。

ガーネフ「ふぉふぉふぉ…ようやくあの目障りな小娘めが動いたか…」

リンダが離れた事によってようやく得た自由を満喫するように笑い声を上げるガーネフ。言ってみれば今までの
ゾーマの行動はリンダを自分の下へと誘き出すための余興に過ぎない。その為にあえて仲間を痛めつけて煽るような
真似をして見せていたということだった。そして後はリンダさえどうにかすればダークスターズの勝利は揺ぎ無いものとなる事を
ゾーマとガーネフは知っていた。そしてガーネフはゆっくりとオールスターズのゴールへと迫る。

超モリサキ3「リンダ…!」
ピエール「くそッ…なんとかフォローだけでも…!」

しかしオールスターズ全員が仲間とゾーマの対峙に注視しており誰一人としてガーネフの動きに気付く者はいない。

リンダ「…行くわよ…!」

ゾーマ「さぁ見せてみろ…ガーネフ闇をも退けるという貴様の光を…そして本当の闇の前にそんなまやかしの光など
通用せぬ事をわしが教えてやろう!!」

そしてリンダがスターライトの魔力を発動させるのとゾーマが動きを見せたのは同時だった。

672 :キャプ森ロワ:2010/04/12(月) 13:36:56 ID:/d2oPiE6
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
リンダ タックル 18+(! card)+(スターライト+12)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(ピエールがフォロー)
≦−2→リンダボール奪取。

>>13-14以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
※「いてつく波動」が発動してもリンダの「スターライト」の効果は無効化されません。
相手とリンダの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
※リンダの必殺の一撃の判定はゾーマの高い方のカード数値に依存します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。

673 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 13:37:13 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤQ )=

674 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 13:40:48 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ7 )=

675 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 13:41:17 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+( クラブ8 )=
何この魔王…

676 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 13:42:10 ID:???
リンダ タックル 18+( ハート3 )+(スターライト+12)=

677 :キャプ森ロワ:2010/04/14(水) 00:35:39 ID:Y7MfpmvQ
>>675 大口叩くと…の法則が見事に崩されてますね…流石に大魔王と言うところなのでしょうか…

ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤQ )=47
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ7 )=42
リンダ タックル 18+( ハート3 )+(スターライト+12)=33
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
≧2→ゾーマドリブル突破

リンダ「スターライトッ!」

リンダの魔力の発動と共にゾーマの周りを無数の星々が取り囲み、それらが一斉に輝き始め
一つの巨大な光となってゾーマの闇を飲み込まんと照らし始める。

ゾーマ「…この程度か………フン!!」

しかしその輝きですらゾーマの深遠を照らすには至らず、ゾーマは失笑しながらも星の光に右手を伸ばし、
それを掴み取ると力を込め一気に握りつぶす。星の光は一瞬にして跡形も無く砕け散ってしまった。

リンダ「!?…きゃああああ!!」

途中で無理やり潰された事によりスターライトの魔力が暴発し逆流してしまい、術者であるリンダに襲い掛る。
この魔法に自分の全てを注ぎ込んでいるが故にそれを止める余裕を持たないリンダは己の魔力をモロに受け
そのまま倒れこんでしまった。

678 :キャプ森ロワ:2010/04/14(水) 00:37:33 ID:Y7MfpmvQ
ピエール「リンダ!?」

ゾーマ「ククク…これでお膳立てはすべて整った…貴様の出番だガーネフ…!」

リンダが倒れるのを見てからゾーマは悠々とボールをガーネフの方へと軽く蹴りこむ。

ガーネフ「ふぉふぉふぉ…ここまでやって貰ったからには少しは動いて見せねばのぉ…とは言っても
取るに足らん作業じゃがのぉ…ふぉふぉふぉ」

そしてボールを受け取ったガーネフは不気味な笑みを見せながらゆっくりとドリブルと言うより歩いている。
その表情は勝利を確信したそれであった。

ドーガ「まさか奴らが狙ってたのは…」
超モリサキ3「リンダを潰すため…だったのか…」
デスマスク「チィ…(それにもしあの小娘が離れなくとも代わりにあの化け物が来ていただけか…
全く理不尽な二者択一だな…こんな時こそあのペテン師が必要というのに…!)」

679 :キャプ森ロワ:2010/04/14(水) 00:38:50 ID:Y7MfpmvQ
そして遅まきながらガーネフがボールを持ったことによってようやく相手の意図を悟る超モリサキ達。
暗黒魔法マフーを破れるのはスターライトの光のみ。つまりはリンダが倒れた今ガーネフの闇にあがらえる者は
もはやオールスターズに存在しないということだった。

ガーネフ「ふぉふぉふぉ…今頃気付いても遅い…これでチェックメイトじゃよ…ああ…一応言っておくが…
逃げるなら今のうちじゃぞ?」

その様子を眺めながら余裕たっぷりな笑みを浮かべ、そして己の魔力を徐々に開放させてゆくガーネフ。

ドーガ「誰が!!」
ジャンクマン「ケッ!もう勝った気でいやがる…勝負ってのはなぁ…やってみない事には分からないんだよ!」
デスマスク「フン…貴様も多少の怨霊を扱うみたいだが本当に生と死を司るのにふさわしいのは誰か教えてやろう!」

それに対し怯むことなくガーネフの前に立ちはだかるデスマスク、ドーガ、ジャンクマンの三人。
いかに絶望的な勝負でも彼らは諦めない。いや諦められない理由が各々にあって、それが闇を前にしても彼らを
尚立ち向かわせる原動力となっていた。しかしガーネフから見るとそんなものは蛮勇としか見れず、
哀れみと蔑みをない交ぜにしたような表情で…

ガーネフ「マフー…!」

静かに己の魔力を解き放った。

680 :キャプ森ロワ:2010/04/14(水) 00:40:06 ID:Y7MfpmvQ
-------------------------------------------------------------------------

先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ガーネフ ドリブル 22+(! card)+(マフー+12)=
デスマスク タックル 25+(! card)=
ドーガ タックル 25+(! card)=
ジャンクマン タックル 26+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マフーの闇が三人を蹂躙して残るは…
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(アルシオンがフォロー)
≦−2→オールスターズがマフーの闇を破る。

>>13-14以外の補足・補正】
ガーネフはマフーの効果により相手がJOKER以外のカードの場合は無条件勝利となります。
相手とガーネフの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
デスマスクのマークがダイヤなら「積尸気冥界波(相手の行動を-4)」が発動します。
更に積尸気冥界波を発動且つ、デスマスクが勝利すると、冥界波を受けたキャラは次回の判定で-4されたままです。
相手とドーガの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
ジャンクマンのマークがダイヤなら「ダブルフェイスマーク(+3)」が発動します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。

681 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:41:22 ID:???
ガーネフ ドリブル 22+( ハートJ )+(マフー+12)=

682 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:41:35 ID:???
デスマスク タックル 25+( ダイヤ5 )=
とめる!

683 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:42:18 ID:???
ドーガ タックル 25+( ダイヤ3 )=

684 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:42:39 ID:???
ジャンクマン タックル 26+( クラブ9 )=

685 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:42:50 ID:???
ジャンクマン タックル 26+( ダイヤ9 )=

686 :キャプ森ロワ:2010/04/14(水) 00:49:29 ID:???
流石に無理だろ…これ…というところで今日はこれだけです。
続きはまた明日には書けるかと思いますが…それでは〜

687 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:52:17 ID:???
全滅乙でした…
まだだ!今すぐ俺の青春歌えば、まだ奴を倒せる!

688 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 03:54:25 ID:???
デスマスク「ククク…、まだだ!燃え上がれ!俺様の小宇宙よ!」

デスさま は コスモをもやした!

ガーネフ「ふん、死に損ないが無駄に出てきよって…、さっさと去ねい!!」

あくのしさい ガーネフ は マフー をとなえた !

デスマスク「フッ…、マンモス哀れな奴よ。知らなかったのか?聖闘士には同じ攻撃は通じない!」
デスさま には きかなかった!

デスマスク「今度はこちらの番だ。喰らえ我が奥義!積尸気冥界波!!」

689 :キャプ森ロワ:2010/04/15(木) 14:29:42 ID:oUpQwPNk
>>687 ちょwそれだと森崎と光太郎以外全滅フラグwそれどころか世界が調律されて…w

>>688 これ吹いたわけだがw最初はあっさり負けさせる予定でしたがこの文章でインスピレーションが沸いて
デスマスクさんにも華を持たせようということでちょっとは修正しましたw…でも本当ちょっとですがw
でも「聖闘士には同じ攻撃は通じない」って流星拳なんて何発も打ってるんですが通用してますねw

ガーネフ ドリブル 22+( ハートJ )+(マフー+12)+(積尸気冥界波-4)=41
デスマスク タックル 25+( ダイヤ5 )=30
ドーガ タックル 25+( ダイヤ3 )=28
ジャンクマン タックル 26+( クラブ9 )=35
マフーの効果により相手がJOKER以外のカードの場合は無条件勝利となります。
≧2→マフーの闇が三人を蹂躙して残るは…

ドーガ「マフーが…来る!」

ジャンクマン「…何だ?あれは…本当に奴は人間なのか?」

魔力を発動させたガーネフの周りに闇が生まれその闇から悪霊が無数に這い出てくる。その悪霊は
デスマスクやジャンクマンと言ったかつて悪に従事していた者から見ていても醜悪に見え、まるで悪霊自体が
ガーネフの心をそのまま表していると感じられるほどだった。だがそれだけに同時にこの魔法の危険性にも気が付いてしまう。

デスマスク「フン…そんなものはこけおどしに過ぎん…喰らえ!積尸気冥界波!!」

その機先を制すようにデスマスクが自らの最大奥義積尸気冥界波を発動させ、ガーネフを攻撃するが、
積尸気冥界波がガーネフに届く前に闇の前に吸収されてしまう。

690 :キャプ森ロワ:2010/04/15(木) 14:30:50 ID:oUpQwPNk
デスマスク「なにィ!!バカな…俺の奥義が…」

ガーネフ「ふぉふぉふぉ…なんじゃ?それは?…この程度の闇でわしのマフーは破れはせん!」

己の奥義が吸収された事に驚愕を見せるデスマスクではあるが、そもそもが積尸気冥界波とは
相手の魂を直接あの世に送り込む技なのだが、元の世界での『あの世』とこの世界での『あの世』の概念は世界が違えば
当然異なるもので、今の積尸気冥界波ではせいぜい相手の魂に直接衝撃を与える位の威力でしかない。
だがもし本来の威力が発揮されていれば結果はまるで違ったものであっただろう。しかしそれはあくまで仮定に過ぎず…

ドーガ「ち、ちくしょう…体が…」
ジャンクマン「な、何だよ…何で動かねぇんだ…」
デスマスク「ぐぐぐ…バカな…この俺が…こんなもので…!」

三人が三人ともマフーの闇の前に地面に縫い付けられたかでもしたかのように全く体が動かない。
だがそれでも尚立ち向かおうという意思を見せていたのは彼らのせめてもの抵抗だったかもしれない。
そしてその無防備な状態にガーネフが放った悪霊が襲い掛かり…

ドーガ「ぐおおおおお!!」
ジャンクマン「ウギャア!!」
デスマスク「あじゃぱアーッ!!」

超モリサキ3「ドーガ!!ジャンクマン!!デスマスクさん!!」

ガーネフ「さて…残るは貴様のみとなったな…」

超モリサキの目の前で闇に蹂躙され倒れ行く三人。今やオールスターズで五体満足でフィールドに立っているのは
超モリサキのみとなっていた。そして三人を打ち倒したガーネフはゆっくりとこちらに歩み寄ってくる。その時超モリサキの脳裏に
よぎるのは以前にマフーを目の前に何も出来ずに生命の危機に立たされた時の記憶。その記憶は恐怖心となって超モリサキの
心を縛っており、超モリサキは蛇に睨まれた蛙のようにその場に立ち尽くすしか出来なかった

691 :キャプ森ロワ:2010/04/15(木) 14:32:05 ID:oUpQwPNk
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…小僧…わしが恐ろしいか?…」

超モリサキ3「くッ…うう…」

その様子を見てガーネフは超モリサキを弄ぶ様に質問するが、否定の言葉を上げようとする超モリサキの意思とは裏腹に
表に出たのはそれを肯定するかのような呻き声のみである。それを見てガーネフは更に表情を歪め嘲笑する。
そのガーネフの表情から受けるのは己の心臓にナイフを突き立てられているような感覚。それでいてそのナイフは相手の
気まぐれでひとつでいつでも超モリサキの心臓を一突きできるという事実。そこには超モリサキの意思など介在する余地すら無い。
そしてガーネフは再びマフーを解き放とうと徐々に魔力を開放させ…

ガーネフ「いつぞやは邪魔立てが入ったが…今回ばかりはそれも無い…さっきの連中にも言ったが…
逃げるなら今のうちじゃぞ?あやつらみたいにはなりたくなかろう?」

余裕の表情を見せながらガーネフは超モリサキに最後通告を突きつけて来る。それは超モリサキにとっては悪魔の誘惑。

超モリサキ3「……俺は…」

そして超モリサキが出した答えは…

A 「諦めん…!」
B 「………」無言のまま立ち尽くす。
C 恐ろしさの余りにその場から逃げ出した。

*先に【3票】入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。

692 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 14:32:35 ID:CDBkgT46


693 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 14:32:59 ID:GJflLL/Q
A


694 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 14:33:17 ID:enO5EUH+
A

695 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 14:36:36 ID:???
決定まで30秒と少し……何かもう「当たり前のことを聞くな」という感じだw

696 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 18:38:40 ID:???
>>689
デス様ネタのオチが期待通りに「あじゃぱァー!!」で散ってくれたんで最高デスw
大人の事情で「マンモス哀れな奴」が「宇宙的に哀れな奴」に替わったのは残念でなりません・・・

697 :キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:47:22 ID:???
>>695 正直いるかなぁここ?とは思いつつもこの場面で余り引っ掛けみたいな変な選択肢も置けないので
まぁ儀式みたいなものでしょうがないのかなとwでもこっちも決まるの早くてビックリですwかなり嬉しいですw

>>696 満足してもらえたのなら良かったデスwマンモス〜のくだりは更に大人な事情で使う事すら
厳しいご時勢になってしまいましたからねぇ〜…「夢冒険」とか好きだったのに…

A 「諦めん…!」

超モリサキ3「諦めん…」

ガーネフ「ん?何か言ったか?」

超モリサキ3「俺は…諦めん…!」

最初は己に言い聞かせるようにポツリ呟く。そして次に言葉にするときは自分の思いをガーネフに宣言するかのように
はっきりとそして力強く叫びガーネフを睨みつけ、腰を深く落としセービングの構えを取る。
そしてそれに呼応するかのように彼のポケットからは淡い碧の光が漏れ出た。

超モリサキ3「俺は…絶対に諦めん…!!」

諦められない理由がある。これまでこの世界で戦ってきた好敵手達。自分の還るべき場所全日本Jrユース。
傷つきながらも戦ったオールスターズの仲間達の事を思えばどうしてここでおめおめと自分だけが逃げられようか。
そしてここで逃げるのは何よりオールスターズキャプテンとして、いや森崎有三という一個人すら裏切る事になるからだ。
しかしそんな超モリサキの悲壮な覚悟などガーネフにとっては今まで幾度と無く見てきた茶番の中の一つでしかなく…

698 :キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:48:24 ID:x7kWsLY2
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…いいだろう…ならばしかとその身に受けよ。そして己の決意を後悔するがいい…!
……暗黒魔法……マフー…!」

冷酷に超モリサキに対して魔力を解き放つ。ガーネフの周りに再び闇が生まれ、悪霊が無数這い出る。
そしてその悪霊はガーネフの持つボールをかっさらうと一斉に超モリサキへと襲い掛かる。

超モリサキ3「くッ…くそ…動け…動けよ…!!」

超モリサキも悪霊を恐れずボールに対しダイブしようと試みるが、すでに足がマフーの闇に囚われ全く動く事が出来ない。
徐々に超モリサキの目の前の視界を悪霊達が支配していく。

超モリサキ3「俺は…諦めん…諦めんと言ったら諦めん……俺は…諦めるわけには…いかないんだぁぁ!!!」

シュナイダー・ピエール「「モリサキィィィィィィィ!!!」」

そして超モリサキの最後の絶叫が悪霊に覆い尽くされるのと、シュナイダー、ピエールの絶叫が
グラウンドに響くのは同時の事であった…

699 :キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:49:34 ID:???
一方コッパとジョアンのお陰でとりあえずの危機を脱したヤン達はというと…

ヤン「ふぅ〜…全くこの城を作った奴は狂ってるとしか言いようが無いな…利便性というものをまるで無視している」

ジョアン「まぁゾーマとしてみれば利便性などいらんじゃろうからなぁ…」

地下4階に降り立ったところでこの城の作りに対して憤慨するヤンだが、ジョアンの言うとおりこの城は城と言うより
要塞としての意味合いが強く、だからこそ利便性を追求する意味が無い。無論ヤンとてそこの事は重々承知してはいるのだが、
迫り来る獰猛な魔物達、わざわざ玉座の後ろに隠された階段、歩くとつるつる滑る床、およそ訪問者を丁重に扱おうという意思が
全く見られない作りにヤンは辟易していた。この城の事を知っているジョアンの案内が無ければここまで辿り着く事さえ
出来なかったかもしれない。最もゾーマに言わせれば逆の意味でこれが訪問者を丁重に扱っているという事になるのだろうが。

コッパ「…というかさ…おかしいだろ!!」

真理「急にどうしたの?何がおかしいって言うのよ?」

唐突に喚きだすコッパに不思議そうに声を掛ける真理だったが、コッパはヤンを指差し、

コッパ「そっちのおっちゃんの頭の中身がだよ!!どんな頭してたらあんな道具の使い方が思いつくんだよ!!」

ヤン(お、おっちゃん…まさか私の事か?)

その無自覚な言葉にヤンが傷ついているのはさておき、コッパが何を驚愕しているのかと言うと、ここまで来るにあたって
自分が持ってきた道具の数々をヤンがこれまで見たことも無いような奇想天外な使い方を見せたことにあった。
初めの内はヤンの使い方に「それはない」「これだから初心者は…」などと否定的だったのだが、
それが実は緻密に計算され尽くされたものであるというのを気付くのには多少の時間が必要だった。
結局ここまで魔物にも襲われる事すらなく無傷で辿り着けたのはひとえにヤンのお陰だろう。
そしてその事は今まで数々の冒険をこなして来ているが故にコッパにとってはちょっとしたカルチャーショックといったところだった。

700 :キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:50:40 ID:???
透「う〜ん…ヤン提督だからなぁ〜としか答えようが無いかなぁ…」

コッパ「そんなの理由に…」

コッパの言葉に対して事も無げに理屈にならないような理屈を透が言うと、それでも納得いかないのか、
更に何かを言い募ろうとしたところで、

ドォォォォォォォン

と、上の階で何かが爆発したような音が聞こえてくる。

ジョアン「な、何じゃ?今の音は?」

ヤン「ああ…気にしなくて大丈夫ですよ。私がちょいと上の階で魔物達に罠を仕掛けたんです。それがどうやら
上手く発動したみたいですね。一応後顧の憂いは絶っておきたかったものですから…これでひとまず後門の狼に気にせずに
前門の虎のみに集中できますよ」

ジョアン「い、いつの間に…」

驚きを見せるジョアンを落ち着かせるようにヤンはあえてあっさりと言っているが、実際はヤンの緻密な計算で
魔物達を一つの部屋に纏め、そこにヤンの虎の子のゼッフル粒子(一定量以上の熱エネルギーを受けると爆発する性質を持つ)を
予め流し込んでおり、それが何らかの要因で爆発したと言う事だった。その何らかの要因に関しては仕掛けたヤン本人も幾通りか
発動パターンを用意していたので爆発した今となってはそのどれかが発動したのだろうという事位しか分からない。
ただ確実に言える事はこれでヤン達の生命を脅かす存在は少なくとも上の階には存在しないという事だった。

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