キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【サッカー少年】キャプテンEDIT【奮闘記】

1 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/14(日) 21:52:31 ID:???
このスレはキャプテン森崎のスピンアウト作品に当たる、キャプテンEDITのスレです
森崎くんと同世代に生まれたサッカー少年・大前くん(オリキャラ)を操作し、彼を名選手に育てたり育てなかったりします
現在の目標は全国中学校サッカー大会出場
読者の皆さんに引いて頂いたカードや投票していただいた選択肢に従い、物語が展開します

〜前回までのあらすじ〜
父の転勤に引っ張られて他県に引っ越すことになった大前少年。
彼は進学先にサッカーの強豪・鳴紋中学を選ぶが、そこには予想以上に強力な選手たちがひしめいていた
あまりにも大きなレベルの違いに、サッカー部への入部を躊躇うほど自信を喪失する大前
だが、同級生の雪村、部長の小豆沢との出会いを経て、改めて入部を決断する

401 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 23:13:53 ID:y45qANKQ
★大前の必殺パス特訓→  クラブ5 =★
★相手のパス指導→  ダイヤK =★
5+13=18
16〜20→必殺パス経験値+3
--------------------------------------
柿原「うーむ……やはりボランチとフォワードでは、パスに必要な技術の方向が違うのだろうか……」

柿原の指導は懇切丁寧であったが、大前がそれに応え切れているとは言い難かった。

大前「いえ、先輩の指導の方針は正しいと思います。俺がまだ未熟な所為です」

柿原「そうか。だが、少しずつとはいえ技は完成に近付いているはずだ。諦めずに精進しろよ?」

柿原が、男くさい笑みを浮かべながら言った。

大前「はい!」

※ 必殺パス経験値が6に上昇しました ※

402 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 23:14:59 ID:y45qANKQ
〜6月4週・自由選択〜

大前「今週末は練習試合か。1年と2年の実力を見るため、とか聞いているけど、俺もベンチ入りくらいは出来るかな?
さて、今週はどうする? 来月の特訓に備えて、一緒に特訓できる人を増やすか。もっと知りあいを作るか。
色々やりたいことがあるな……」

現在の能力値:
ド/パ/シ/タ/カ/ブ/せ/総/高/低/ガッツ/選手名
|29|26|33|26|26|26|33|199| 3/2 | 610 | 大前

必殺経験値:
ドリブル=1 パス=6 シュート=2 せりあい=1

必殺技フラグ:
パス(経験値20でピンポイントパス、25でトップスピンパス、70でレインボーパスに変化します)

幻想ポイント:0
所持金:21000円


先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A.必殺技の特訓をする
  必殺技の経験値を稼ぎます(どの特訓をするか分岐)
B.街に出てみる
  買い物をしたり、新たな出会いが発生したりします(知っている場所に行くか探索するか分岐)
C.チームメイトと交流する
  味方チーム内で人脈を作ります(どんな方針で交流するか分岐)
D.お金を稼ぐ
  アルバイトをしてお金を手に入れます(どのアルバイトをするか分岐)
E.瞑想する
  新しい必殺技フラグを習得したり、幻想ポイントを得たりします(必殺フラグ、幻想ポイントのどちらを習得するか分岐)

403 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:18:38 ID:CyNOymNQ
C

404 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:25:12 ID:6jAMMrUs
A

405 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:38:49 ID:P3FzJ8bU


406 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 23:47:52 ID:y45qANKQ
>>C.チームメイトと交流する
-----------------------------
大前「大会前の時期に、この間みたいな揉め事が起こったら困るしな……チームの仲間と交流しようか。
さて、どういう方針で行こうか?」



先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A.知っている人と仲良くする
  (知り合っている人物の好感度を上げます。その人の名前も書いてください)
B.知らない人と知りあう(※今年度の1年生とは全員知りあっています)
  (学年が違う人とは知り合いにくいです。誰と知り合うかはランダムです)
C.知っている人に知らない人を紹介してもらう
  (学年が違う人とも知りあい易くなり、初期好感度も高くなりやすいです。知り合いの名前も書いてください)
現在の知り合い一覧:
3年:小豆沢、柿原
2年:早瀬、豊原
1年:雪村、落田、比良山、本多、渡会、末松、国岡(対立中)



※ IDが変わる時間帯が近いため、投票開始は0時以降となります ※
※ それ以前の投票は無効票になるため、ご注意ください ※

407 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:49:10 ID:OoyKdQAY
C早瀬

408 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:55:56 ID:CyNOymNQ
C早瀬

409 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 00:12:25 ID:wrEhdtps
0時前の投票ですが、2票分入っちゃいましたね……
問題無いみたいなのでこのまま進みます

>>C.知っている人に知らない人を紹介してもらう
>>早瀬
------------------------------------
2年生に人脈を広げよう。そう思い立ち、その日の放課後は早瀬たちと行動することにした。

早瀬「よう、大前。今日も遊びに行くか! 練習試合前の最後の息抜きってヤツだ。盛大にやろうぜ」

大前「ははは、手加減願います……(この前の臨時収入があって助かった、のかな?)」

早瀬「ちょっと待ってろ。今日つるむ連中がもうすぐ来るからよ」



先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。
★顔の広い早瀬先輩→ ! card=★

カードの絵柄でイベントが変化します
ダイヤ→オールラウンダーの長池さん、ドリブルの上手い瀬川さんと知りあった!
ハート→ダイヤの結果に加え500円消費
スペード→ドリブルの上手い瀬川さんと知りあった! けど交際費に500円消費……
クラブ→オールラウンダーの長池さんと知りあった! けど交際費に1000円消費……
JOKER→早瀬「コイツラのついでに3年の人も紹介してやる。カネ? 俺のおごりだ」

410 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:14:27 ID:???
★顔の広い早瀬先輩→  ダイヤ10 =★

411 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 00:37:48 ID:wrEhdtps
★顔の広い早瀬先輩→  ダイヤ10 =★
ダイヤ→オールラウンダーの長池さん、ドリブルの上手い瀬川さんと知りあった!
-----------------------------------------------------------------------------
長池「待たせたな」

瀬川「いやあ、ごめんごめん。ちょっと委員長に捕まりかけてさー」

遅刻を詫びながらやってきたのは、ミッドフィールダーの長池と、ウイングやサイドハーフをこなす瀬川だった。

早瀬「瀬川をとっ捕まえかけるとは、おっかない委員長だな」

瀬川「なんの。意外とカワイイところあるんだよ?」

早瀬「……なんだ女なのかよ。自分から捕まりに行ったんじゃないだろうな」

長池「十分あり得るな」

瀬川「あはははっ。そういうお前らも、少しは女の子の相手をして自分を磨きなよ。
特に早瀬。お前、気に入った後輩ばかり連れまわしてるから、ソッチの気があるんじゃないかって噂が――」

大前「え゛?」

瀬川の一言に、凍りつく大前。

早瀬「こ、こら! なに言いだしてンだテメー!?」

長池「瀬川、早瀬をからかい過ぎるな。それと、可愛い後輩とやらの事もな」

412 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 00:38:49 ID:wrEhdtps
瀬川「ごめんごめんー♪ えーっと、大山くんだっけ?」

大前「……大前です」

長池「悪いな。コイツは男の名前を憶えるのが苦手でな」

早瀬「去年、俺の名前を憶えるのにも三ヶ月かかったんだっけか」

瀬川「昔の事は言いっこ無しってことで。……あーっと、大沢くんだっけ? 俺は瀬川。
メインはウイングやサイドハーフだけど、ドリブルが出来ればどこでもやるよ」

長池「俺は長池。まあ、開いた所によくねじ込まれる。ミッドフィールダーをやることが多いんだけどな」

大前「ええっと、大前です。フォワードで、ポストプレイなんかをよくやります」

瀬川がまた間違えたのを気にしないようにしながら、無難に挨拶をこなす。
そこで早瀬が音頭を取った。

早瀬「ま、挨拶も済んだし、さっさと行くか!」

先着2名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。
★記憶力に問題のある人の第一印象→ ! card=★
★存在感に不安のある人の第一印象→ ! card=★


カードの絵柄でイベントが変化します
ダイヤ→なかなか気に入ってもらえた。好感度中上昇
ハート、スペード→そこそこ気に入ってもらえた。好感度上昇
クラブ→普通な印象。変化なし
JOKER→眼と眼が合う瞬間に運命を感じた!? 好感度凄く上昇

413 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:44:38 ID:???
★記憶力に問題のある人の第一印象→  クラブA =★

414 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:44:42 ID:???
★記憶力に問題のある人の第一印象→  クラブ7 =★

415 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:48:44 ID:???
★存在感に不安のある人の第一印象→  クラブA =★

416 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:50:25 ID:???
逆奇跡www

417 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 00:52:06 ID:???
判定にクラブのAさんがなくてよかったな

418 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 01:00:27 ID:wrEhdtps
★記憶力に問題のある人の第一印象→  クラブA =★
★存在感に不安のある人の第一印象→  クラブA =★
クラブ→普通な印象。変化なし×2
-----------------------------------------------------------
その後、四人は中心街に繰り出して楽しく遊んだ。
が、瀬川は男など眼中に無くナンパに勤しみ、長池はそのフォローに追われたため、大前の事はあまり印象に残らなかったようだ。

大前「早瀬先輩たちも、苦労してるんですね……」

早瀬「……まあな」

大前と早瀬は揃って溜息を吐く。
楽しい時間を過ごせたが――疲れもした。

瀬川「あー、楽しかった♪(ところで早瀬が連れて来たのって、なんて言ったけ? 大……小……小室くんだっけ?)」

長池「そうか、それは良かったな(……疲れた。二時間くらい一緒にいた大前がどういうヤツかも分からんほど疲れた)」

※ 瀬川、長池と知りあいましたが、好感度の増減はありませんでした ※


------------------------------------------------------------------------------
最後の最後に厄い引きを見たところで、今日はここまでです
次回から、このスレ初めての試合パートとなる、練習試合編が始まります
……試合前に、ここでクラブのAさんを引いておいて厄が落とせた、と思いたいところですね
長い時間のお付き合い、ありがとうございました

419 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 01:16:42 ID:???
ククク厄が落とせた、とそれはどうかな!?
乙でした。

420 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:13:16 ID:wrEhdtps
〜6月最終日曜・練習試合〜

梅雨明けの晴れ渡った空の下、市営グラウンドにて、とある中学サッカーの練習試合が始まろうとしていた。
両雄の一方は氷潤中学サッカー部。県大会でも安定した戦績を誇る、中堅クラスの実力を誇っている。
そして、もう一方は鳴紋中学サッカー部。県内一二を争う、強豪中の強豪校であった。

実況「さァ、皆さんお待ちかね。鳴紋中学対氷潤中学の練習試合の日がやってまいりました!
鳴紋中サッカー部にとっては、圧巻の成績で優勝した昨年度秋季大会以来の試合となります。
秘密のヴェールの向こうに王者の実力は未だ健在なのか? はたまた氷潤中が中堅の意地を見せるか?
注目の一戦です!」

観客「ウオーッ!!」「キャー、アズキザワサーン!」「瀬川ーっ! 彼女を返せーっ!!」「えーっ、おせんにキャラメルー♪」

スピーカーから流れる音声と、フェンスの向こうに詰めかけた人数に、大前は口の端をひくつかせる。

大前「……なんで中学サッカーの練習試合に、実況と観客がいるんです?」

早瀬「ウチのサッカー部は人気があるからな」

大前「その一言で済むんですか?」

比良山「まあ、いいじゃないか。応援されるのはいいことだ」

雪村「練習試合でこの盛り上がりかー。やっぱり鳴紋は凄いなー。僕、ここに入ってよかったよ」

落田「へへっ、人が集まってるんなら丁度いいぜ。この俺のスーパープレイで観客を魅了してやんよ!」

本多(落田じゃ無理だろ)

渡会(落田じゃ、ねえ?)

小豆沢「さあ、みんな。まずはロッカールーム入りしてミーティングだ。今年最初の試合、気合いを入れていこう!」

421 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:15:31 ID:wrEhdtps
部員一同「「はいっ!」」

意気揚々と会場入りする鳴紋中サッカー部の面々。
それをじっとりとした視線で見送るのは、対する氷潤中のサッカー部員たちだった。

敵の9番「ちっ、大物ぶりやがって」

敵の10番「俺らだって同じ中学生なんだ……なのにこの差はなんだって言うんだ」

試合前から、観客たちは鳴紋の楽勝ムード一色であった。それが彼らを暗澹たる思いに沈ませている。

少年の声「実力の差、なんじゃねーの?」

氷潤中一同「なにィ!?」

背後からの揶揄に、氷潤中の部員たちが振りむく。そこには、一人の少年が薄ら笑いを浮かべて佇んでいた。

敵の6番「誰だ、お前は!?」

金成「おっと、失礼……俺は清栄学園の金成。1年だ」

敵の9番「けっ、1年坊かよ。こわ〜い先輩方に言われて、偵察のおつかいかい?」

金成「偵察は当たりだけど、それ以外は大外れだな」

敵の10番「はぁ?」

金成「ウチの先輩方は腕前も見る目も頼りなくってね。わざわざ俺が骨を折る羽目になったんだよ」

金成の言葉は、口調も内容も不遜そのものだった。
だが、氷潤中サッカー部の中に、それをまともに取り合うものはいなかった。

422 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:16:32 ID:wrEhdtps
敵の8番「ははははっ! こりゃいいや。だとしたら、今年の清栄は大したこと無さそうだ!」

敵の6番「清栄の2、3年は頼りにならないか! 傑作だな。その情報に免じて、さっきの舐めた口は帳消しにしてやるよ」

金成「(救いようの無い雑魚臭さだな。コイツラでどこまで鳴紋の本気を引きだせるものやら……)ま、頑張ってくれよ?」

弱者への憐れみの情と、偵察が期待外れに終わりそうな予感に、金成は彼にしては珍しくあっさりと引き下がった。
踵を返し、観客の集まるフェンス裏へ向かう。

敵の9番「言われるまでもねえよ」

敵の10番「……へっ、ふざけたガキだったぜ。よ〜っし。初っ端に妙なケチがついたが、相手の鳴紋中は今年初試合だ。
試合勘を取り戻さないまま俺たちとやり合おうっていうナメた考え、思いっきり叩き直してやろうぜ!」

氷潤中一同「「応ッ!!」」

423 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:18:10 ID:wrEhdtps
〜ロッカールーム〜

ホワイトボードの前に立ち、飯地監督が口を開く。

やす子「よし、みんなきけ。今回の試合は3-4-3・1Vという陣形で戦う」

−−H−−
F−−−J
−−I−−
E−−−G
−−D−−
B−−−C
−−A−−
−−@−−


比良山「3トップに3バックですか。攻撃的な布陣ですね」

やす子「ウチは少数精鋭で層が薄いから、どうしてもタレントが偏っちゃうのよね。
現状、FWとMFが売るほどいて、DFが全然足りない。3バックの上に急造DFも含むオーダーになるわ。
守備にやや不安があるけれど、前線と中盤で積極的にプレスを掛けて補ってちょうだい」

小豆沢「じゃあ、今日のオーダーを発表するよ。今回の練習試合は大会前に3度を予定しているうちの初回。
そこで、この試合を大会に向けたスタメン選抜の場として利用する。今回は去年までのスタメンは一切使わない!」

早瀬「なにィ!?」

瀬川「えーっ? 俺の出番はー?」

ザワザワ……。

424 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:19:47 ID:wrEhdtps
小豆沢「静粛に! ……勿論、練習試合とはいえ、むざむざと負けるつもりはない。
僕ら正規のスタメンは、前半は様子見に回る。けど、危険を感じたらすかさず交代を行うので、そのつもりでいてくれ」

豊原(元々メンツが少ないチームだ。去年までのスタメンを外すと――)

本条(――大部分が1年、か。この試合、大丈夫なのか?)

柿原(予想通り、2年を中心にゴタついているな。その分、今年の1年の真価をはっきりと見せつけられるというものだが。
この試合のカギを握るのは、超1年生級の雪村、比良山、本多。そして、最近成長著しい『アイツ』だな……)

采配に不安を抱くもの。まったく不安を抱かないもの。胸中はそれぞれであるが、ともかくミーティングは続く。

小豆沢「まず、図のJ。右ウイングは比良山」

比良山「はい」

大前(やっぱり、比良山は実力を評価されてるな……流石だぜ)

小豆沢「トップ下のIは雪村」

雪村「はーい!」

大前(2年を押し退けて中盤の花形トップ下か。ていうか、こんな時くらいまともに返事しろよ)

国岡(雪村がトップ下か。けっ、面白くねえ)

425 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:22:16 ID:wrEhdtps
小豆沢「センターFWのH、大前」

大前「(センターFWはオオマエか。聞いた覚えが無いけど、どんなヤツだったっけ? オオマエ……大前……って)お、俺!?」

国岡(なにィ!?)

小豆沢「? 大前、どうかしたのかい?」

大前「え、いえ……俺を出して、いいんですか?」

疑問を口に出す大前の声は、震えていた。
入学初日、鳴紋中サッカー部のレベルの高さに自信を砕かれ、一度は入部を諦めかけた。
入部後も周囲との実力差に悩んだことは一度や二度ではない。
レギュラー入りは来年か再来年か。漠然と、そんなことを考えていた。
それなのに、練習試合とはいえ、攻撃の中心となるセンターフォワードでのスタメン起用である。
とても信じられることではなかった。

小豆沢「そんなに緊張しなくてもいいよ。練習試合なんだしね。ウチの部以外の連中とぶつかって、今の実力を試してくるといい。
それで相手に力及ばなくても、ベンチには早瀬がいる。安心して試合に出なよ」

早瀬「っつー訳だ。なんかあったら俺がケツ拭いてやっからよ。チームの迷惑だなんだと考えずに、どーんと行ってこい。どーんとっ!」

小豆沢が優しく促し、早瀬が景気よく背を叩く。
それで、心が決まった。

大前「はいっ、やらせてもらいます!」

小豆沢「うん。いい返事だ」

菱野(大前さん、おめでとうございます!)

思い人の小さな快挙に、マネージャー菱野の顔も僅かに綻んだ。それに気付いた者は、そう多くなかったが。

426 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:24:31 ID:wrEhdtps
早瀬(マネージャーもすっかり喜んじまって……気張れよ、大前。ちっぽけな試合だが、男の見せどころだぜ?)

雪村「やったね、大前君! 一緒に中学デビューだよ!」

国岡(くそっ、やっぱり大前の野郎、贔屓されてやがる! 鳴紋中のセンターフォワードだぞ!?
この街に育った子どもの憧れのポジションが、何でぽっと出のヨソ者野郎の手に渡るんだ!?)

小豆沢「えーっと、続けていいかな? 次、右サイドハーフのGは瀬川。
去年はスタメンとベンチ半々だったけど、今年はスタメンに定着できるようにね?」

瀬川「やっほー! 無いと思ってた出番があったぜ! サンキュー、大豆沢さん♪」

小豆沢「……それと、自分のチームのキャプテンの名前くらい覚えること。次、左ウイングのFは篠田!」

篠田「オッス!」

大前(この人は確か、2年生じゃ早瀬先輩に次ぐストライカーだったっけ? あまり、よく知らないんだよな)

小豆沢「左サイドハーフEは長池だ」

長池「はい!(去年はキャプテンとのポジション争いに惨敗だったからな。今年こそスタメン入りだ!)」

小豆沢「ボランチのDは本多!」

本多「はい(初試合から希望ポジションか。有り難い)」

国岡(MFの発表が終わった……お、俺はベンチでデビューになるのか? 大前が出ているのに?)

小豆沢「DFの発表に移るよ? サイドバックはC豊原、Bは……国岡!」

427 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:26:49 ID:wrEhdtps
豊原「はい(DFが専門だった人らは卒業して大方抜けた。実質、今年からはスタメン確定みたいなものだったが)」

国岡「お、俺がサイドバック起用、ですか?(……出られないよりはマシだが)」

小豆沢「サイドバックは守備だけでなく攻撃の技術も必要だ。本職はMFだろうが、国岡の器用さなら問題無いだろう?」

国岡「……はい。やらせてもらいます(言い包められている気がしないでもないが、な)」

小豆沢「センターバックのAは末松!」

末松「ええええっ!?」

指名に驚きの声を上げる末松。彼の本職はフォワード。それもシュートをひたすら打つストライカーである。
センターバックは、彼にとってキーパーの次くらいに馴染みが薄かった。

小豆沢「このチームにはブロック要員が足りない。君の1年生離れした頑丈な体格が頼りなんだ。やってくれ、末松」

末松「は、はい〜。キャプテンの指示なら〜(けど、フォワードやりたかったなぁ〜)」

国岡(末松か……ポジション争いを餌にすれば、こっちに引き込めるかな?)

小豆沢「キーパーは本条、お前がやってくれ。来年に向けて、しっかり経験を積んでおいてくれ」

本条「はい(事実上のサブキーパー宣告か……今年は甘んじて受けてやる。けど、来年は――)」

428 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:29:29 ID:wrEhdtps
大前(最終的なオーダーはこう、か)


−−H−−  H大前
F−−−J  F篠田 J比良山
−−I−−  I雪村
E−−−G  E長池 G瀬川
−−D−−  D本多
B−−−C  B国岡 C豊原
−−A−−  A末松
−−@−−  @本条



小豆沢「ポジションの発表は以上。これからは作戦の発表に移る。
まず攻撃。配置図を見ての通り、サイドと中央のどちらからでも攻め込める。
が、相手には突出した攻め手はいないから、恐らくは4-4-2か5-4-1で守備を固めて防御重視でくるだろう。
サイド攻撃やポストプレイ、複数の攻撃パターンを使い分けて相手を突き崩すんだ」

やす子(あれ? いつの間にか、また私の仕事が取られてない?)

小豆沢「守備面は監督がさっき言ったように中盤のプレスが重要になる。
敵ボール時にはウイングもプレッシングに参加して、高い位置でボールを奪うよう心がけること。
ボールを取ったら、粗雑な縦パスは避けてショートパスで繋いでいけ。
まあ、指示はこんなものかな」

大前(俺には守備参加の指示は無しか。まあ、ほとんど練習してないから仕方ないけど)

やす子「(ここだ、ここで発言だ!)相手は県大会中堅クラスのフルメンバーだけど、恐れることは無いわ。
私と小豆沢くんが鍛えた君たちが、たかが県の中堅ごときに負けるとは思って無いからね。
今日の試合で実戦での勝ちの味を知り、より強く育ってくれることを願うわ!」

429 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:31:52 ID:wrEhdtps
一同「「「応ッ!!」」」

飯地の檄に、今試合のスタメン全員が怪気炎を上げた。
選手一同、目に火が灯っている。

小豆沢(説明をキャプテンに任せながら、絶好のタイミングで存在感を示しチームの意気を上げる。
……やっぱり、上手い監督だな)

早瀬(……認めるのは癪だが、監督としての実力は前任のあの女に匹敵するな)

菱野(い、飯地監督も強気な姿勢ですのね。でも、頼れる大人って感じで素敵ですわ)

やす子(ホッ……良かった。今ので合ってたみたいだわ。「氷潤を凌辱するぞ」とかも候補だったけど、言わなくて良かったー)

本人の内心はともかく、飯地の檄はおおむね好意的に受け取られたようだ。

やす子「それじゃ、ゲームキャプテンは長池くんにお願いするね。オールラウンダーとして、攻守に長けたあなたに指示を託すわ」

長池「はい! わかりました!」

長池の手に渡ったキャプテンマークを、暗い熱のこもった目で見る本条。

本条(……来年は、アレを俺の手に握ってみせる。必ずだ)

430 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:35:25 ID:wrEhdtps
――そして、試合開始の刻限になった。

国岡(ディフェンダーでの出場だが、出れただけで文句は無ェ。試合の場で、大前以上だってことを見せつけてやる!)

雪村(よーし。試合ができる、試合ができるぞー♪)

比良山(この試合で実績を示し、鳴紋中の1年生レギュラーの座を得る……今の俺なら、夢ではないな。
願わくば、大前や雪村と分かち合いたいものだ)

大前(中学校での初試合だ。二軍中心の編成だけど、入学初日に見たあの凄いチームの中に俺がいる。なんか不思議な気分だ。
何だか緊張するけど……すごくワクワクする! 俺、こんなに試合が楽しみなことなんて、小学校の頃には一度も無かったぜ)

それぞれの思いを胸中に、11人はグラウンドへの入場に臨んだ。




落田「……あれ? 俺のポジションは? 小学校時代、県内十指だった俺はスタメンじゃないの?」

小豆沢「あ、落田はベンチね」

落田「なにィ!?」

431 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:39:53 ID:wrEhdtps
※ 以下は、今回の試合のルールです ※
※ 基本的にキャプ森・本スレのパルメイラス編を参考に作っていますが、ポストプレイの扱いなど独自のルールもあります ※

☆守備時の人数補正☆
複数人で守備を行う場合、守備側の選手は『守備側の人数-1』の+補正を受けられます。
2人の場合は+1、3人の場合は+2、4人の場合は+3といった具合です。
また、攻撃側の行動がドリブルの場合、4人以上の守備がつくと囲まれペナ(-3)が、
フィールダーが4人以上いるPA内でドリブルする場合は密集ペナ(-5)が発生します。
ただし、GKはとびだし時以外は人数補正から除外されます。


☆ブロックによるシュート力減衰☆
相手のシュートをブロックしきれなくても、シュート力−ブロック力が2〜4の時は、シュート力に-1の減衰が発生します。
この効果は重複しますので、ブロックを行う人数が多いほど守備側が有利になります。
なお浮き玉シュートへのクリアーも、同様の判定を行います。


☆ ポ ス ト ☆
シュートを撃った選手とGKのカードの数字が一致した場合はポストに当たり、こぼれ球になります。
ただしGKのセービングの数字がシュートの数字を2以上上回っていた場合は、通常の判定と同じく守備側ボールとなります。
また独自ルールとして、シュートを撃った選手のカードがダイヤだった場合、ポストは発生せず枠内にいきます。
数字だけでなくマークも(ダイヤ以外で)一致した場合は場合は枠外にいって、吹っ飛び係数が無い場合守備側ボール、あればCKです。


☆ポストプレイ☆
このスレでのポストプレイは、敵のディフェンスとせりあって味方にボールを繋ぐことを指します。
判定に必要とされる数値は攻守ともにせりあいと浮き玉です。
せりあい技を持っている選手は必殺技を発動できます。
成功すると、敵のブロック要員を少なくしたり、上手くいけばボールを渡した味方に完全フリー補正を付けられます。
勿論、キーパーがとびだしていた場合、成功時にはゴールは空っぽになります。

432 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:41:20 ID:wrEhdtps
☆PK戦☆
PA内で守備側が反則したり、試合終了まで同点だった場合、PK戦が行われます。
PK戦時にはカードとステータスでの勝負の他に、ジャンケンを用いた読み合いが発生します。
GKがジャンケンで勝利した場合は読み当たり補正が+4、あいこの場合は-4の読み違えペナ、
GKが負けた場合は-15の読み違えペナが発生します。
GKが不利ですが、それがPK戦と言うものです。頑張ってください。


☆反則について☆
接触プレイの際に攻撃側と守備側の選手が引いたカードが両方クラブの場合、反則が発生します。
このとき反則が取られるのは『カードの数字』が低い方です。カードと能力の総和ではないことに注意してください。

例)ドリブル99(+クラブのA)VSタックル20(+クラブの2)の対決の場合、攻撃側が反則になります。

パス対パスカット、シュート対ブロック(orセービング)のような選手同士が触れ合わないプレイの場合、反則は発生しません。
オフサイドも、オフサイドトラップを発動させられる選手がいないと発生しません。そういう仕様です。
またマリーシアやダーティーディフェンスなどのスキル、試合中のイベントによって反則が発生する場合もあります。
反則の重さはカードを引いて判定しますが、怪我の発生や局面の軽重、反則の頻度により判定が辛くなっていきます。

433 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:42:34 ID:wrEhdtps
☆コンディション別の各状況に置けるケガ発生率☆
攻撃側、守備側共にカードの数字やマーク、結果、状態次第では怪我をする事があります。
まんまキャプ森・本スレからのコピペですね……すいません。
―――――――――――――――――――――――――――――
ケガの深度 非接触 接触 反則受 シュート 接触 反則受
                       吹飛  吹飛  吹飛
万全の状態  無   無   中    小    中   大
なおりかけ    無   小   中    中    中   大
軽傷治療済  小   中   中    中    大   大
軽傷未治療  中   中   大    大    大   危
重症治療済  中   大   大    大    危   必
重症未治療  大   危   必    必    必   必
プレイ不能   必   必   必    必    必   必

無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数     大=クラブ
危=クラブかスペード  必=必ずケガをする

☆試合中の覚醒について☆
各絵柄のKかJOKERを引くと覚醒が起こり、全能力が+1されます。
更にKの場合は必殺技かスキル、どれかのフラグを獲得します。
フラグは次回の覚醒か関連する練習で回収することで、対応する必殺技orスキルを会得できます。
JOKERの場合、一発で必殺技かスキルを覚えます。
KやJOKERを引いても負けだったり、クラブのKで反則したり、引いた選手より前の判定でプレイが止まったりしても
覚醒は起こります。多分、インスピレーションか何かを得られたのでしょう。
ただし、主人公の大前の覚醒は、覚醒時のプレイに使っていた能力のみ+1と必殺経験値および幻想ポイント+5とします
主人公はNPCに比べ、能力値上昇の機会が多いですので。
主人公の必殺技フラグは、自由選択肢の瞑想コマンドで取得してください。

※ ルールの説明は以上です ※
※ 不備などがあった場合は、次の試合までの間に改定するかもしれませんが、この試合は上記のもので進行します ※
※ 前置きが長くなりましたが、それでは試合開始です ※

434 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:45:41 ID:wrEhdtps
〜グラウンド〜

実況「さぁ、いよいよ試合開始の時間です。しかし、鳴紋中はどうしたのでしょうか?
センターラインに並ぶのは、若々しいというよりもいたいけな面持ちばかりです。
我々に見覚えがある選手は、わずかに瀬川と豊原が見られるのみ。
1年生が中心となった編成のようですが、その戦術の真意はどこにあるのか!?」

観客「おいおい、どうなってるんだ?」「小豆沢くん、出ないのー?」「ジュースはいかがですかー?」
「あ、あの1年生っぽい男の子、可愛くない?」「鳴紋もマネージャーを採ったのか。あの娘、美人だなー……」

鳴紋中のスターティングメンバーは、観客には困惑を、対戦相手には屈辱を与えたようである。
周囲はどよめきに満ち、対戦者の氷潤中の面々は目を吊り上がらせる。

敵の9番「俺らの相手は、1、2年だけで十分ってか? ふざけやがって……」

敵の10番「……へっ、後悔するなよ? 大負けした後で『3年さえいれば勝てた』なんて言い訳は通らないからな」

審判「挑発は控えるように」

敵の4番「はいはい。悪うございました」

大前(やっぱり、練習試合の相手からは良く思われないよな、こういう采配って。
けどそれは、小豆沢さんたちが周りに悪い印象を与えてでも、俺たちに経験を積ませることにメリットがある、
って考えてることの裏付けになるんだよな……無様な試合は出来ないぞ)

435 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:46:44 ID:wrEhdtps
審判「まったく……では、コイントスで先行後攻と陣地を決める。両校の代表者は前へ」

長池「あ、鳴紋のゲームキャプテンは俺です。じゃ、表で」

敵の10番「……裏」

両校の代表の前で、コインが宙を舞った。


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★コイントス→ ! card=★



カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ、ハート→鳴紋中の先行
スペード、クラブ→氷潤中の先行
JOKER→落田「んがっぐっぐ?」 なにィ!? コインが落田の口の中に!

436 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 23:48:36 ID:???
★コイントス→  ダイヤK =★

437 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/24(水) 23:59:05 ID:wrEhdtps
★コイントス→  ダイヤK =★
ダイヤ、ハート→鳴紋中の先行
-------------------------------------------------------------
長池「よし、表! 幸先がいいな。当然、先攻を取るぞ」

敵の10番「ちっ。じゃあ、俺たちは陣地だ」

先攻後攻が決まると、両軍ともに配置に着く。



・氷潤中のフォーメーション

−H−J−
−−−−−
−−I−−
F−−−G
−−E−−
C−−−D
− B A −
−−@−−

大前「相手のフォーメーションは、4-4-2……小豆沢さんの読み通り、か」

比良山「相手の守りはそこそこ堅い。ポストプレイヤーの腕の見せ所だな」

大前「お、脅かすなよ」

ピィィィィィィィ!
そうこうしている内に、審判の笛の音が試合開始を告げた。

438 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:00:13 ID:drKDxjZY
実況「鳴紋中学の先攻で試合が始まるようです。さあ、まずはどう攻め込むか?」

長池「さて、どうしたものか――」

先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★ゲームキャプテンの判断→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→瀬川に預けてサイドアタックだな
ハート→篠田に預けて突破させるか
スペード→雪村にゲームを作らせよう
クラブ→大前、国岡を抜いた腕前を見せてやれ!
JOKER→篠田、瀬川! 氷潤にジェットストリームアタックを掛けるぞ!

439 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:01:02 ID:???
★ゲームキャプテンの判断→  ダイヤ8 =★

440 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:11:16 ID:???
更新中に申し訳ないですが
ドリブル時には囲まれペナと守備ボーナス両方が発動しますか?

441 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:13:47 ID:drKDxjZY
>>440
はい。守備側のボーナスと、攻撃側の各種ペナは重複します
無理な攻め方は上手くいかない、ということですね

★ゲームキャプテンの判断→  ダイヤ8 =★
ダイヤ→瀬川に預けてサイドアタックだな
-----------------------------------------------
長池「(氷潤は守りを厚くしている。中央から攻めるのは骨だな。ここは……)瀬川!」

キックオフで、ボールをサイドに流す。
そこは鳴紋屈指のドリブラー、瀬川の縄張りであった。

瀬川「さすが長池。俺に任せりゃいいって、よく分かってるぜ! さーて、いっちょ行きますか!」

ボールを持った瞬間からトップギアに持っていき、サイドを攻め上がりに掛る瀬川。

瀬川「比良丘、先に上がっとけ! 俺が必ずボールを運ぶよ!」

比良山「俺の名前は比良山です。……指示は承りましょう」

その姿を後目に、ゴールへ掛ける比良山。
それを見送りながら、氷潤の選手が瀬川へチェックを掛ける。

敵の9番「開幕から、ドリブル突破か?」

敵の10番「調子に乗ってるんじゃねえ!」

瀬川「調子に乗るのはこれからだよ!」

442 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:16:08 ID:drKDxjZY
先着2名様で『!』の後のスペースを消し、それぞれ攻撃側、守備側のカードを引いてください

【攻撃】
★瀬川→ドリブル 33+! card=★
【守備】
★敵の9番→タックル 26+人数補正(+1)+! card=★
★敵の10番→タックル 25+人数補正(+1)+! card=★



攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 瀬川がドリブル突破
1=  雪村がフォロー
0=  こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 敵の11番がフォロー
-2≧ 氷潤中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。
両者のカードがクラブで一致した場合、数字の低い方の反則になります。

443 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:16:58 ID:???
★瀬川→ドリブル 33+ ハート10 =★

444 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:17:25 ID:???
★敵の9番→タックル 26+人数補正(+1)+ クラブA =★

445 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:17:26 ID:???
★敵の9番→タックル 26+人数補正(+1)+ ダイヤ10 =★

446 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:22:08 ID:???
★敵の10番→タックル 25+人数補正(+1)+ スペード3 =★

447 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:23:02 ID:???
★敵の10番→タックル 25+人数補正(+1)+ クラブ2 =★



448 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:37:35 ID:drKDxjZY
★瀬川→ドリブル 33+ ハート10 =43★
★敵の9番→タックル 26+人数補正(+1)+ クラブA =28★
★敵の10番→タックル 25+人数補正(+1)+ スペード3 =29★
2≦ 瀬川がドリブル突破
-------------------------------------------------------
瀬川「イヤッホー! 絶・好・調ーっ!!」

快哉を上げた瀬川はトップスピードを維持したまま、敵の守備をジグザグに切り裂く。
フェイントすらなく、第一の関門は破られた。

敵の9番「い、一瞬もスピードを緩めずに……ぬ、抜かれた」

敵の10番「何なんだアイツは!?」

敵の7番「くそ、こうなったら三人がかりで潰すぞ!」

敵の6番「鳴紋のドリブラーは、小豆沢と早瀬くらいじゃなかったのか!?」

敵の4番「今年まで無名だったヤツに、デカい顔させるかよ!」

サイドを蹂躙する瀬川に、氷潤は三人がかりでマークに付く。
だが、それは愚策だった。

瀬川(あれ? こいつら、あんなに固めてた守備を序盤からさっそく崩してね?)

敵の10番「ば、馬鹿! コイツ一人に人数を割いたら――!」

雪村「瀬川せんぱーいっ! こっちこっちー!」

比良山(俺へのパスはちょっとキツイか?)

大前「中央がガラ空きです! 先輩!」

449 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:38:51 ID:drKDxjZY
瀬川(およよ? これはひょっとして、初っ端から大チャンス到来?)

先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★名前を憶えられない男→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→いっちょ、大竹(大前)くんの実力を拝見しますか!
ハート→雪町(雪村)とワンツー突破だ!
スペード→構わん、このまま突っ込む!
クラブ→通るかどうかわからないけど、比良野(比良山)にパスだ!
JOKER→俺をドリブルだけの男と思うなよ! シュートだ!

450 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:40:11 ID:???
★名前を憶えられない男→  クラブ2 =★

451 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:41:32 ID:???
★名前を憶えられない男→  クラブ2 =★
大前の成長が凄い


452 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:44:04 ID:???
能力値が気になるw どの程度だったかな・・・大前君。雪村も。

453 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:55:12 ID:drKDxjZY
>>452
大前の能力は>>340から変わってませんね。まだ月替わりの特訓をしてませんから
雪村の能力はやりそうにないブロック以外は試合中に判明すると思います

★名前を憶えられない男→  クラブ2 =★
クラブ→通るかどうかわからないけど、比良野(比良山)にパスだ!
-------------------------------------------------------------
瀬川「(レギュラーを目指すには、ドリブルだけじゃ駄目だよな! 俺はパスにおいても一流のMFだ!)それ!」

瀬川の判断は、ディフェンスの裏に控える比良山へのスルーパスだった。
だが、彼の能力はいわゆるドリブル特化。パスにおいては、並の能力しか持たない。
ポンっと蹴りだされたのは、狙いもスピードも及第点ギリギリのパスである。

比良山「(……多分、選びうる選択の中で『敵にパス』の次に最悪だ。先輩には言えんが)通ってくれ!」

敵の7番「おおっ!? これ、取れそうじゃねえか!」

敵の6番「一瞬ヒヤッとしたが、これでカウンターを掛けるぞ!」

とたんに、氷潤の守備陣が色めきたった。
その反応に瀬川がへそを曲げる。

瀬川「ちくしょー! 好き放題言いやがって! 取れなかったら笑ってやるからなー!?」

大前「子どもですか!?」

思わず、大前がツッコミを入れた。

454 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 00:56:14 ID:drKDxjZY
先着4名様で『!』の後のスペースを消してカードを引いてください
【攻撃】
★瀬川→パス 27! card=★
【守備】
★敵の7番→パスカット 26+人数補正(+2)+! card=★
★敵の6番→パスカット 26+人数補正(+2)+! card=★
★敵の4番→パスカット 26+人数補正(+2)+! card=★



攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 比良山にボールが渡る
1=  大前がフォロー
0=  こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 敵の3番がフォロー
-2≧ 氷潤中ボールに

455 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:57:24 ID:???
★瀬川→パス 27 スペード7 =★

456 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:57:55 ID:???
★敵の7番→パスカット 26+人数補正(+2)+ スペード2 =★

457 :小田ジュニア:2010/02/25(木) 00:58:30 ID:???
★敵の6番→パスカット 26+人数補正(+2)+ ハート3 =★

458 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 00:59:27 ID:???
★敵の4番→パスカット 26+人数補正(+2)+ スペード8 =★

459 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 01:05:23 ID:???
惜しくも敵にボールを取られた辺りで今回はここまで
一瞬、敵の7番と6番の判定が連続ダイスで、このまま瀬川大勝利かと思いましたが、現実は甘くありませんねw

それにしても試合前のNPCパートはちょっと長すぎませんでしたでしょうか?
次の機会には判定や選択を挟んで、文だけがダラダラ続かないよう注意しようと思います

では、また次回

460 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 01:27:52 ID:???
乙でした。

461 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 03:37:55 ID:???
す、すっごく挨拶が遅れた。
色々多忙で―とか言い訳は通じませんよねスイマセン。

ポストプレイヤーが好きな自分にとってはかなり好きな主人公です、大前君。
でもどっちか言うとストライカーになりつつあるような気がしますがそんなことはないんだぜ!
オリキャラメインは大変でしょうが、頑張って下さい!

462 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/25(木) 05:40:41 ID:???
乙です、NPCパートは全然ダラダラ感なかったですよー。
NPCパートって物語に高揚感やキャラへの愛着・理解を深められたりするので、
多少長いくらいで良いのでは…と、文章読むのが好きな私は思います。
今回も初登場以来のキャラの設定を思い出せたり、ライバルの観戦が以降のイベントを
予感させたりと、飽きさせない良い文章だなーっと思って読んでました。
判定や選択があるのも良いですが、こうやってババっと一気に読むのも良いものですね。
…という一感想です。

463 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 17:15:38 ID:???
>>461
新章開幕を控えてご多忙の中、ありがとうございます
大前の前途は選択次第ですからね……マーガスの様に点も取れるポストプレイヤーになるのか、
火野の様にポストプレイもできるストライカーになるのか、自分でもどんな選手になるか楽しみです
>>462
貴重なご意見、大変ありがたいです
選択・判定の無い文もこのくらいの長さなら問題はないみたいですね
以降の更新にもはずみをつけれれそうです。非常に助かりました

では、再開します

★瀬川→パス 27 スペード7 =34★
★敵の7番→パスカット 26+人数補正(+2)+ スペード2 =30★
★敵の6番→パスカット 26+人数補正(+2)+ ハート3 =31★
★敵の4番→パスカット 26+人数補正(+2)+ スペード8 =36★
-2≧ 氷潤中ボールに
----------------------------------------------------------
敵の7番「このっ!」

敵の6番「届けっ!」

パスをカットしようと懸命に飛ぶ6番と7番。
しかし、瀬川のパスはその頭上を悠々と飛び越えていく。
パスが得意でないとは言え、そこは鳴紋中の選手である。氷潤中の平均レベルのパス精度はあった。

瀬川「ハッハァ! 俺が鳴紋の天才MF・瀬川だァ!」

このまま、瀬川のパスが比良山に渡ると思われたが、

敵の4番「取れないパスじゃねえんだよっ!」

その直前にカットされた。

464 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 17:16:55 ID:???
瀬川「なにィ!?」

比良山(……やっぱり)

大前(ですよねー)

実況「氷潤の守備陣が最前線へのスルーパスをカットォ! 鳴紋中、開始早々なかなかの速攻を見せていましたが、
残念ながら堅守の前に挫かれました!」

観客「氷潤の守りが堅いって言うより……」「瀬川のパスがマズかったんじゃね?」「去年の秋もドリブル以外駄目だったしな」
「瀬川ーっ! 彼女返せーっ!」

瀬川「畜生ーっ! どいつもこいつも好き放題言いやがってーっ!」

長池「……言われるだけのことを、やらかすからだ。さて、取られたものは早々に取り返したいが、どう動くべきかな?」


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★ボールはまだ敵陣の後方→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→雪村と二人でボールカットに向かおう
ハート→雪村を前に出し、前線の大前、比良山とボールを取らせよう
スペード→篠田、大前、比良山の3トップにプレスを掛けさせよう
クラブ→カウンターが来る! 全員戻れーっ!!
JOKER→比良山の地味さをディフェンスに応用だ!

465 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 17:17:56 ID:???
★ボールはまだ敵陣の後方→  クラブQ =★

466 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 17:37:25 ID:???
★ボールはまだ敵陣の後方→  クラブQ =★
クラブ→カウンターが来る! 全員戻れーっ!!
---------------------------------------------------------
長池は攻守に長けたオールラウンダーで、いわゆるそつの無いタイプの選手だった。
大きな長所も無いが、目立った欠点も無い。
そのためか、彼の思考回路もまた、大きな成功を収めるよりもミスをいかに少なくするか、という方向に偏りがちになっている。

長池「全員戻れ! カウンターに備えろ!」

大前「ええっ!? ボールはまだ後方ですよ?」

比良山「(向こうには絶対的な攻め手はいないのだし、早めのボール奪取が有効なのでは……?)ゲームキャプテンの指示だ。
大前、一旦戻ろう」

心中釈然としないものを抱えながらも、指示に従うよう比良山が促す。

瀬川「安心しなって♪ 相手がまた守備を固めても、俺が崩してやるからさっ」

比良山「(アンタが言うな)そうですね……」

大前「(アンタが言うな)た、頼りにしてます」

そんなやり取りをしながら、駆け足で自陣へ戻る。
それを見て呆気にとられるのは、相対する氷潤イレブンである。

敵の4番「あれ? ボールを奪って攻め続けるとかしないのか?」

敵の10番「何はともあれ、チャンスだ。フォーメーションを直して、じっくり攻め上がるぞ」

氷潤中一同「「了解っ!」」

467 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 17:38:43 ID:???
実況「攻撃が失敗するや否や、即座に守りを固めます。このけれんの無さが強豪・鳴紋のスタイルというものでしょう!」

金成「明らかにビビってるだけに見えるんだが。……太鼓持ちも大変だな」

実況を聞いて、観客席の金成が辛辣に呟く。

早瀬「あちゃー……せっかく崩したってのに……」

小豆沢「長池はもう少し積極性を養った方がいいね。さて、氷潤はどう攻めるかな?」

敵の10番「よしここは……」

ピッチに立つ全員が次の動きを見定めようとする中、氷潤の10番は決断を下した。


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★氷潤のカウンターアタック?→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→瀬川はドリブルしか能の無いヤツだ。ヤツのいる右サイドから崩すぜ!
ハート→左サイドバックは1年か……組みしやすそうだし、左サイドから切り崩せ!
スペード→縦のラインが1年ばっかりだ! 中央突破してやる!
クラブ→鳴紋に固められたら攻め手が無い……パスワークで時間を稼ごう
JOKER→俺たちのチームワークを見ろ! ラ・オルケスタだ!

468 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 17:48:55 ID:???
★氷潤のカウンターアタック?→  ハートJ =★

469 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 18:04:51 ID:???
★氷潤のカウンターアタック?→  ハートJ =★
ハート→左サイドバックは1年か……左サイドから切り崩せ!
-------------------------------------------------------------
敵の10番「よーしっ、ここはサイドアタックだ! 左サイドバックが手薄に見える。
そっちの方……ここから見て右サイドから攻めこめ!」

敵の4番「了解!」

ボールを横に流し、サイドを攻め上がろうとする氷潤勢。
だが、その前に立ちはだかったのは、守備固めを指示して自らもいち早く位置に付いていた長池だった。

実況「4番から8番にボールが渡りサイドを攻め上が……おーっと、長池くんがチェックに行く!
これを見越しての守備指示か!? 流石です!」

早瀬(偶然だろ)

やす子(偶然だね)

小豆沢(偶然だよね)

ベンチの三人にそんな評価を下されているとは露知らず、長池は気合い十分に相手へ挑んだ。

長池「よし。ここでボールを取って、もう一度切り崩してやる!」

敵の8番「ぬかせ! 今度はこっちの番だ!」

実況「氷潤の8番、果敢に抜きにかかります! しかし、横からFWの篠田くんも詰めてきているぞ!」

篠田「作戦通り、高い位置で奪うぞ!」

敵の8番「こなくそーっ!」

470 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 18:06:09 ID:drKDxjZY
先着3名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★敵の8番→ドリブル 25+! card=★
【守備】
★長池→タックル 29+人数補正(+1)+! card=★
★篠田→タックル 29+人数補正(+1)+! card=★



攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 敵の8番がドリブル突破
1=  敵の11番がフォロー
0=  こぼれ球がラインを割る スローインの判定に
-1= 雪村がフォロー
-2≧ 鳴紋中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。
両者のカードがクラブで一致した場合、数字の低い方の反則になります。

471 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 18:08:12 ID:???
★敵の8番→ドリブル 25+ ハートQ =★

472 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/25(木) 18:08:32 ID:???
★長池→タックル 29+人数補正(+1)+ ハートA =★

473 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 18:24:26 ID:???
★篠田→タックル 29+人数補正(+1)+ ハート10 =★

474 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 18:44:27 ID:drKDxjZY
★敵の8番→ドリブル 25+ ハートQ =37★
★長池→タックル 29+人数補正(+1)+ ハートA =31★
★篠田→タックル 29+人数補正(+1)+ ハート10 =40★
------------------------------------------------------------
氷潤中8番のドリブルは快調なリズムを刻んでいた。
集中力が冴えわたり、目の前の長池を難なく抜き去れるような予感を感じる。

敵の8番(いける! 今の俺なら、鳴紋中相手にも通用するぞ!)

長池「そこだ!」

長池のタックルが迫った瞬間、8番はつま先で優しくボールに触れた

敵の8番「そこってどこだよ!?」

長池「なにィ!?」

狙いを済ました長池のタックルは、しかしボールがチップキックで浮き上ったため大きく空振る。
そして、スライディングの体勢で倒れたままの長池をまたいで、ボールの着地点へ走る。

敵の8番「やったあ! このまま突破して先取点――」

篠田「おっと」

だが、ボールは先に篠田がキープしていた。

篠田「残念だったなあ。発想は悪くないが、ボールへのタッチが粗いんだよ。だから、自分より先に相手に捕られる」

敵の8番「う、ぐっ……」

篠田の男くさい笑みに、氷潤の8番がたじろいだ。

475 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 18:45:38 ID:drKDxjZY
早瀬「篠田のフォローがあったからいいものの、長池、今日は不調ッスね」

小豆沢「大崩れはしない性質と思ったけど、意外に波があるのかもね」

やす子「ゲームキャプテンなんだし、失敗は気にせず気分を切り替えてくれるといいんだけど」

菱野(ベンチにいても、見ること考えることは尽きませんのね。勉強になりますわ)

実況「氷潤中の8番、華麗に長池くんをかわしたかに見えましたが、篠田くんにボールを抑えられました!
ここから鳴紋中の再攻撃が始まるのか?」

金成「主力抜きとはいえ、あんなのがゲームキャプテンか? 鳴紋の2年は層が薄そうだぜ」

長池(……くっ、あんな方法で抜かれるなんて、屈辱的だ。この借りは攻撃の采配で返す!)

先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★長池の再攻撃指示→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→篠田、雪村とのワンツーで上がっていけ!
ハート→そのままサイドをドリブルで攻めろ!
スペード→瀬川にパスだ! もう一度やらせてみろ!
クラブ→……俺にボールをくれ
JOKER→篠田! 瀬川! 氷潤にトリプラーをかけるぞ!

476 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/25(木) 18:47:26 ID:???
★長池の再攻撃指示→  クラブ4 =★


477 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 19:06:23 ID:drKDxjZY
★長池の再攻撃指示→  クラブ4 =★
クラブ→……俺にボールをくれ
--------------------------------------------
長池「……篠田、俺にボールをくれ」

篠田「ん? 了解」

長池の指示を素直に聞き、ボールを渡す篠田。
だが、彼がその時の長池の顔をしっかりと見ていれば、同じ判断を下したかどうかは分からない。
長池の目は、完全に据わっていた。

実況「篠田くん、短いパスで長池くんに渡し――おおっと!? 長池くんが猛然と走りだしたーっ!?」

早瀬「え゛」

小豆沢「は?」

ボールを受けるや否や、ライン際をドリブルで疾走する長池。
その心中は、雪辱に燃えていた。

長池(指示が図に当たり、格好のタイミングでのディフェンス……なのにあんな無様を晒した。
この借りを返すには、俺の力で点を取るしかない!)

瀬川「なーにやってんだ、長池! そういう切り込みは俺の仕事だっつーの!」

大前「だ、大丈夫なのか、この攻め方で?」

比良山「……大前、センターフォワードのお前が、中央よりのフォローに行け。後ろには篠田さんがいる」

大前「お、おう。わかった(FWがMFの後ろについてるのかよ? これって俺の知らない戦術かなんかか?)」

478 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 19:07:42 ID:drKDxjZY
比良山の提言を受けて、大前が駆けだす。

比良山(波乱含みの試合になったな……流されないように努めねば)

雪村「長池先輩、いいなー。僕もズガーって、あんな風に切り込んでいきたいなー」

長池「うおおおおおおおっ!!」

気付いているのかいないのか、背中に危惧を孕んだ視線を受けながら長池が走る。

敵の5番「単独でのドリブル突破だぁ?」

敵の6番「早瀬か小豆沢にでもなったつもりか? それとも、さっきの瀬川にかぶれたのかぁ?」

長池「……うるさい、俺をなめるな!!」

敵の2番(頭に血が上ってやがる。ボールを取るチャンスだ!)

479 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 19:09:20 ID:drKDxjZY
先着4名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。


【攻撃】
★長池→ドリブル 29+! card=★
【守備】
★敵の5番→タックル 25+人数補正(+2)+! card=★
★敵の6番→タックル 26+人数補正(+2)+! card=★
★敵の2番→タックル 26+人数補正(+2)+! card=★


攻撃側 - 守備側の最大値の差で分岐します
2≦ 長池がドリブル突破
1=  大前がフォロー
0=  篠田がフォロー、しかし敵DFがすかさずチェック
-1= 敵の3番ががフォロー
-2≧ 氷潤中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。
両者のカードがクラブで一致した場合、数字の低い方の反則になります。

480 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:09:52 ID:???
★長池→ドリブル 29+ ダイヤ10 =★

481 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:10:33 ID:???
★敵の5番→タックル 25+人数補正(+2)+ スペード2 =★

482 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:11:51 ID:???
★敵の6番→タックル 26+人数補正(+2)+ ハートK =★

483 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:12:43 ID:???
★敵の2番→タックル 26+人数補正(+2)+ ダイヤ9 =★

484 :がんばりセービング!:がんばりセービング!
がんばりセービング!

485 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/02/25(木) 19:31:38 ID:???
うわわわわ、誤爆すみません!
削除依頼出してきますー 本当に申し訳ないです。

486 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 19:43:59 ID:drKDxjZY
>>485
自分も誤爆は経験ありなので、お気になさらずw

★長池→ドリブル 29+ ダイヤ10 =39★
★敵の5番→タックル 25+人数補正(+2)+ スペード2 =29★
★敵の6番→タックル 26+人数補正(+2)+ ハートK =41★
★敵の2番→タックル 26+人数補正(+2)+ ダイヤ9 =37★
-2≧ 氷潤中ボールに しかも敵の6番が覚醒し全能力+1&タックルフラグ取得!
--------------------------------------------------------------------------
長池のドリブルは強豪・鳴紋中の選手に恥じない見事なものだった。
スピードを落とさぬまま走り続け、その上、唐突に切り返しを混ぜてくる。
並の中学生では止められないものであっただろう。

長池(これだ、これが俺のプレイだ。鳴紋中の中盤を作るオールラウンダー、長池のプレイなんだ!)

パフォーマンスは好調、このままPA内に入り込める。長池が、そう確信していたその時、

敵の6番「調子に乗るなァ!!」

敵ボランチの鋭いタックルが、長池を襲った。

長池「ううっ!?」

バシィ!
長池の足元からボールが掻き出される。
信頼してゲームキャプテンを任せた長池の、思わぬ失態。ベンチに座る小豆沢らも、思わず天を仰いだ。

小豆沢「ああっ!?」

早瀬「何やってんだ、長池ェ!!」

菱野「あわわわ……」

487 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 19:45:02 ID:drKDxjZY
早瀬の剣幕に、自分が怒鳴られたわけでもないのに顔を青くする菱野。
ピッチでも、篠田と大前が泡を食いながらこぼれたボールへ向かう。

篠田「くっ!」

大前「今、フォローをっ!」

敵の6番「……やらせるか!(せっかく、いい感じで守れたんだ。これ以上攻め込ませるかよ!)」

倒れたまま、足だけでボールを横へ流す6番。それをサイドバックの4番が受け取る。

比良山「くそっ! ここで流れを止めるわけには!」

敵の4番「……向かってくるのは1年か。へへっ、これなら俺でも!」


先着2名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★敵の4番→ドリブル 24+! card=★
【守備】
★比良山→タックル 30+! card=★

攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 敵の4番がドリブル突破
1=  敵の3番がフォローがフォロー
0=  こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 瀬川がフォロー
-2≧ 鳴紋中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。

488 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:46:26 ID:???
★敵の4番→ドリブル 24+ ハート5 =★

489 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:46:28 ID:???
★敵の4番→ドリブル 24+ JOKER =★

490 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 19:47:59 ID:???
★比良山→タックル 30+ クラブJ =★

491 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 20:01:57 ID:???
あぶ

492 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 20:03:32 ID:drKDxjZY
★敵の4番→ドリブル 24+ ハート5 =29★
★比良山→タックル 30+ クラブJ =41★
--------------------------------------------------------
比良山「ふんっ!!」

敵の4番「ひゃあ!?(な、なんだ今のタックル? こいつ、本当に1年で、その上FWなのか!?)」

至極あっさりと、比良山はボールを取り戻す。

実況「え、あ? め、めまぐるしい攻防が続いております!
長池くんのドリブル突破が阻まれ、あわやというところを1年生の比良山くんが奪回!
鳴紋中の攻撃はまだ終わりません!」

長池(な、なんなんだ、この試合は? 俺はゲームキャプテンを任された男だぞ?
ここで活躍して実力を見せて、大会ではスタメンになるはずだったのに、それが1年に尻拭いをされて――
か、考えるな。今は勝つことを考えるんだ!)

早瀬「ホッ……」

小豆沢「今のは危なかったな。けど、比良山の御蔭でチャンス継続だね」

金成「あーあ。比良山ごときに追い抜かれそうでやんの。やっぱ鳴紋はあの2年が穴か?」

大前「すげーな比良山……やっぱり、俺も少しはディフェンスの練習しなくっちゃな」

比良山「攻撃継続だ。まだ敵の守備は体勢を立て直せていない。ここは――」

493 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 20:04:57 ID:drKDxjZY
先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。
★比良山の戦術眼やいかに→ ! card=★


カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ→大前、成長の証を見せてみろ!
ハート→雪村、ワンツーからダイレクトシュートを狙うぞ!
スペード→ここから狙い撃つ!
クラブ→ん? 長池先輩が合図を?
JOKER→大会に備えて身に付けたこのシュート、貴様らには惜しいがくれてやる!

494 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 20:05:37 ID:???
★比良山の戦術眼やいかに→  ハートQ =★

495 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 20:20:35 ID:drKDxjZY
★比良山の戦術眼やいかに→  ハートQ =★
ハート→雪村、ワンツーからダイレクトシュートを狙うぞ!
--------------------------------------------------------
比良山「ここから撃ってもいいが、もう少し切り込んでおきたいところだな……よし、雪村!」

雪村「やっとボールに触れるね! 大前くん、こぼれた時はねじこんでね!」

大前「あいよ!」

蹴り出されたボールは、すぐさま雪村がリターン。走り込む比良山の、丁度蹴りやすい位置に送り込まれる。

実況「白熱した攻防が続いた前半戦、とうとうシュートチャンスが巡ってまいりました!
第一打を見舞うのは、鳴紋中1年生FW、比良山くんだーっ!!」

敵の3番「野郎っ、やらせるかーっ!!」

敵のキーパー「たかが1年のシュートだ。止められないはずは無いぜ!」

長池(こ、こぼれ球に備えなくては)

比良山「おおおおおっ!!」

普段は静かなる男・比良山が吼えた。

早瀬「決めろ、比良山ーっ!!」

やす子「いっけええええっ!!」

496 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 20:21:35 ID:drKDxjZY
先着3名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★比良山→ボレーシュート 30+浮き球補正(+1)+! card=★
【守備】
★敵の3番→クリアー 25+浮き球補正(+1)+! card=★
★敵のキーパー→キャッチ 26+浮き球補正(+1)+! card=★



攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 比良山のボレーシュートがゴールを奪う!
1=  大前がフォロー ヘディングでねじこみに
0=  長池と敵の2番のせりあいに
-1= 敵の5番がフォロー
-2≧ クリアー/敵の10番がフォロー  キャッチ/氷潤中ボールに

【備考】
ダイレクトシュート対クリアーは接触プレイです。
両者のカードがクラブで一致した場合、数字の低い方の反則になります。

497 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 20:22:16 ID:???
★比良山→ボレーシュート 30+浮き球補正(+1)+ ハートK =★

498 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 20:22:42 ID:???
★敵の3番→クリアー 25+浮き球補正(+1)+ ハートA =★

499 :森崎名無しさん:2010/02/25(木) 20:24:13 ID:???
★敵のキーパー→キャッチ 26+浮き球補正(+1)+ クラブQ =★


500 :キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/25(木) 20:56:54 ID:drKDxjZY
★比良山→ボレーシュート 30+浮き球補正(+1)+ ハートK =44★
★敵の3番→クリアー 25+浮き球補正(+1)+ ハートA =27★
★敵のキーパー→キャッチ 26+浮き球補正(+1)+ クラブQ =39★
2≦ 比良山のボレーシュートがゴールを奪う! 更に比良山が覚醒! 全能力+1&低い浮き玉シュートのフラグ取得
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
空中のボールを足の芯で捉え、ゴールへと叩きこむ。
手本としたくなるほどの、綺麗なフォーム。そのままの姿勢で、比良山は足を振りきった。

大前(これは――)

雪村(――決まる!)

放たれた瞬間、同級の二人はそう確信した。

敵の3番「……うおっ!?」

通りすがった瞬間、浮き球を処理しに向かったDFは首を竦めた。

敵のキーパー「このぉ……!!」

飛んできた瞬間、キーパーは懸命に手を伸ばした。

ドヒュン!
ザシュ!

様々な人間の一瞬を経過して、そのボールはゴールへと収まる。

ピイイィィィィィィィィィィィィっっっ!!

審判の笛が、高らかにゴールを告げた。

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