キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
1 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/16(火) 22:29:44 ID:???
【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
このスレの物語やキャラの性格は原作とは少し違うところがございます。閲覧する際はご注意を。
〜これまでのお話〜
アカネイアパレスでの戦いはさらに続く。バヌトゥの旧友ショーゼンとの激闘。
グルニア戦車隊のジェイクの説得など、城外戦はめまぐるしく展開する。
森崎たちの努力もあり、パレス城内には思った以上に早く到着できた。
パレスに囚われていたアカネイアの聖騎士ミディア達はミネルバ隊により無事に全員救出される。
そして、宝物庫での森崎隊はカシムがピンチに陥るものの何とか持ちこたえる。
果たして森崎達は玉座の間に辿り着き、アカネイアパレスを奪還できるのだろうか―――――?
そして、この戦いの後こそ、森崎の真の戦いが始まる……?
☆前スレ
【助けて!】ファイアーモリブレム12【大陸一】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1261050519/l50
登場人物、戦闘の計算式などテンプレは
>>2
からになります。
292 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:33:44 ID:???
エリス(;゚ Д゚) …?!」
293 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 20:36:49 ID:???
>>292
姐さん、事件ですw
人影の正体→ ハート3
>ハート→マリクの魔導士仲間のリンダだな
===============
森崎「ほう、男の部屋に一人で果敢に入っていくとは。や る ね ぇ」
傍から見ていた森崎でも、リンダがマリクに少なからず好意を抱いていることは知っている。
ニヒルに顎をさすりながら呟くと、森崎はこれからどうするか考える。
☆どうしますか?
A予定通りマリクを誘いに行く
Bリンダの邪魔をしないようにこっそり去る
Cとりあえず部屋の中に入ろう。話はそれからだ
Dドアの隙間からこっそりと中を観察してみよう
E先にカシムの部屋に行く
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
294 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:37:24 ID:I1K5ks82
E
295 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:37:45 ID:rYcVbzgk
B
エルカイトを食うまで馬に蹴られるわけにはいかぬ
296 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:38:00 ID:QgcBUMso
E
297 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 20:44:15 ID:???
>E先にカシムの部屋に行く
森崎「んー…先にカシムを誘ってから改めて来てみるか」
戻ってきた頃にはリンダの用事も終わっているだろう。
もしかすれば森崎より先に外に連れ出されてしまうかもしれないが、それはそれで良い。
森崎「えっと、ここだな。しかし、無駄に広いなここの王宮は。おーい、カシムー!」
森崎は数回ノックしてカシムの応答を待つ。しばらくして、カシムがドアを開けて顔をひょっこりと出す。
カシムの部屋→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→「あ、丁度僕も君を誘いに行こうとしてたんだよ」
スペード→「あ、実はジョルジュさんから弓の特訓を誘われてるんだけど…」
クラブ→「ごめん…昨日のお酒がまだ抜けてなくて」
JOKER→え!?カシムの部屋から…アンナさんが出てきた!?
298 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:44:35 ID:???
カシムの部屋→
クラブK
299 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 20:51:55 ID:???
カシムの部屋→ クラブK
>クラブ→「ごめん…昨日のお酒がまだ抜けてなくて」
カシムの顔色は悪かった。どうやら昨日バーツやマジたちタリスの同僚にしこたま酒盛りに付き合わされたらしい。
森崎「そ、そうか…そいつは災難だったなぁ」
カシム「ごめん…森崎君、僕のこと誘いに来てくれたんだよね。でも…」
上半身をぐらつかせ倒れそうになるカシムを慌てて受け止める森崎。
とても外に連れ出して歩ける状態ではない。
カシム「ぼ…僕のことは気にしないで、森崎君は違う一度遊びに行っておいでよ。うっぷ……」
森崎「(なんたるこった…あの筋肉達磨コンビめ…後で覚えてろよ〜)」
☆どうしますか?
A今日はカシムの看病に時間をつかおう!
B誘うのを諦めてマリクの部屋に戻ろう
C無理やり連れ出そう!二日酔いがなんだ!
Dバーツとマジに文句を言いにいくぞ!
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
300 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:52:40 ID:QgcBUMso
A
301 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:52:50 ID:I1K5ks82
B
302 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:52:56 ID:rYcVbzgk
B
303 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 20:58:25 ID:???
>B誘うのを諦めてマリクの部屋に戻ろう
森崎「そっか、それじゃあしょうがないな。今日はぐっすり寝て養生しなよ」
カシム「うん…そうする。ごめんね、わざわざきてくれたのに」
森崎「気にすんな。お前はいっつもそうやって困った顔してるんだ。
たまに羽目を外して二日酔いになるくらいが丁度いいんだよ。じゃな!」
カシムの部屋を後にした森崎は足早にマリクの部屋へと戻る。
森崎「ふー…ようやくついた。さーて、マリクは色んな意味で無事なのかなー?」
森崎はマリクの部屋を数回ノックして反応をうかがった。
マリクの部屋→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→「やあ森崎。僕も丁度君を誘おうとしてたんだよ」
ハート→「あ、今リンダとサッカーの特訓をしに行くんだけど君もどうだい?」
スペード・クラブ→既に部屋はもぬけの殻だった…
JOKER→「誰?」ゲーッ!あられもない姿のリンダさんがーッ!?
304 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:58:58 ID:???
マリクの部屋→
ダイヤ4
305 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 20:59:39 ID:???
マリクの部屋→
スペード2
306 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 21:03:18 ID:???
JOKERすげえ
307 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 21:51:51 ID:???
>>306
え?ちょっと戦闘訓練ではっちゃけすぎただけです。深い意味はありませんよ?
=================
マリクの部屋→ ダイヤ4
ダイヤ→「やあ森崎。僕も丁度君を誘おうとしてたんだよ」
どうやらリンダの用事は終わっていたらしく、マリクは快く森崎を迎え入れる。
幼馴染であり親友であるマルスと仲が良い森崎のことを、マリクも信用しているようだった。
マリク「ねぇねぇ森崎。君は確か、別の大陸からきてるんだって?」
森崎「なんだいきなり?まぁ、一応そうだが」
マリク「どうりで僕の知らないことを色々と知っているはずだ。
サッカーを皆に教えてくれたのも君なんだろう?」
森崎「そうだなー。というか俺、サッカー以外のことはあんまり知識ないし」
マリク「ハハハ、僕、君みたいな人結構好きだよ。
一つのことになると周りが見えなくなったり一生懸命になったりね」
森崎「な、なんだよ急に、気持ち悪いなぁ」
マリク「ははは、ごめんごめん。で、どこか遊びに行くんだろ?何処に行くんだい?」
森崎「(妙に積極的だなこいつ…なんかあったのか?)」
308 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/20(土) 21:53:50 ID:???
☆どうしますか?
A戦闘訓練をしよう
Bサッカーの特訓をしよう
C武器屋に買い物に行こう
D道具屋に買い物に行こう
E闘技場に行こう
Fリンダと何があったか聞く
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
=======================
今夜はここまで。拠点パートが終わったらいよいよ久々のサッカーパート!お楽しみに!
309 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 21:59:29 ID:qaWBwRxA
乙でした
D 鍵を買っておきたい
310 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 22:00:48 ID:J3QElz/U
D
乙でした
311 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 02:00:22 ID:???
ああ、盛られたのか
312 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 09:53:19 ID:???
>D道具屋に買い物に行こう
森崎「ちょと買いに行きたいものがあるんだ。道具屋まで付き合ってくれよ」
マリク「オッケー。何か新しい魔道書があるかもしれないからね」
森崎は王宮を後にしてノルダの市場へと移動する。
つい数日前にここで死闘があったとは思えないほどに、喜びに満ちた人々が溢れていた。
マリク「森崎、君はここの市場で傭兵たちと戦っていたんだろ?僕たちの部隊は
直接パレスを攻めたからここにくるのは初めてなんだ。道案内は頼んだからね」
森崎「ああ、それはまァ、いいんだが…」
マリク「ところで森崎、君の所持金はいくらだい?先の戦いの活躍で
結構報奨金をもらったんだろう?」
森崎「ああ。敵将説得とか玉座での戦いを評価してもらったから結構もらったぜ。確か…」
森崎のお給金→ ! dice×2000=
!とdiceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードやダイスで分岐します
313 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 09:54:27 ID:???
森崎のお給金→
5
×2000=
314 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 10:35:43 ID:???
森崎のお給金→ 5 ×2000=10000
ずっしり…
森崎「う〜ん、この金貨の重み…今までの苦労の甲斐があったぜぇ…」
森崎は大量の金貨が詰まったぬのぶくろに頬擦りしながら甘い声を漏らす。
マリク「ひええ、そんな大金もらえるんだ。指揮官って役得なんだねぇ」
森崎「そうでもないぞ。みんなの状態に常に気を配らなきゃいけねぇし。
なにより仲間の命を預かるんだ。責任重大だぜ」
マリク「そうか…キャプテンとか指揮官とか、中心にいられる人物って、
本当に一握りだもんね。僕にはとてもできそうに無いなぁ〜。ははは…」
森崎「ま、そういうことだな。俺くらいの人物にならんととても勤まるものじゃないぜ」
マリク「相変わらず調子いいなぁ。で、道具屋はこっちでいいの?」
森崎「………わりぃ、道具屋はあっちの集落だったわ」
マリク「…………ふぅー」
※森崎が10000G手に入れました!
※森崎の現所持金は11240Gです。
315 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 10:37:06 ID:???
マリク「ようやくついた…今日は人だかりも多いし歩くのも一苦労だよ」
森崎「本ばっかり呼んでるからすぐへたれるんだ。もっと体力つけないと今後の戦いについていけないぜ?」
マリク「むっ…僕だって伊達に戦場を走り回ってないよ。体力勝負なら君にも負けないさ!」
そんな会話をしながら、森崎とマリクは道具屋の扉を開いた。
ララベル「ララベルのお店へようこそ…さァ、何の御用かしら?」
森崎「……ララベルさん、こんな所にもお店だしてるんすか?」
もうすっかり顔なじみになった店員に呆れながら、森崎はメニュー表を手にとった。
316 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 10:38:16 ID:???
☆何を買いますか?(商品は一種類一つ限りです。所持金がある限り何度も買い物ができます)
森崎の現所持金…11240
A傷薬 (300)【使うとHP10回復。ターン開始時に使用できる】
B扉のカギ(500)【扉のカギを開ける。消耗品】
C宝のカギ(500)【宝のカギを開ける。消耗品】
D万能カギ(1000)【どんなカギも開ける。消耗品
E特効薬(2000)【使うとHP全回復。ターン開始時に使用できる】
Fファイヤーの書(500)【威力5 命中6 重さ0 武器1】
Gサンダーの書(630)【威力6 命中5 重さ1 必殺2 武器3】
Hブリザーの書(690)【威力6 命中5 重さ2 武器5 火竜に特効】
Iアカネイアジュエル緑(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Jアカネイアジュエル青(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Kアカネイアジュエル黄(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Lアカネイアジュエル赤(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Mアカネイアジュエル黒(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
N買わない
上記の中からお一人様『好きなだけ』選んでください。(所持金が足りる分まで)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
317 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:42:04 ID:rmOiklqo
ABCDE
318 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:42:54 ID:ojOcvWSI
D
E
I
J
K
L
M
319 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:44:29 ID:IlPjKAO6
ABCDEH
320 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:46:28 ID:rmOiklqo
ABCDEH
に変更します
321 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 10:54:53 ID:???
>ABCDEH
A傷薬 (300)【使うとHP10回復。ターン開始時に使用できる】
B扉のカギ(500)【扉のカギを開ける。消耗品】
C宝のカギ(500)【宝のカギを開ける。消耗品】
D万能カギ(1000)【どんなカギも開ける。消耗品】
E特効薬(2000)【使うとHP全回復。ターン開始時に使用できる】
Hブリザーの書(690)【威力6 命中5 重さ2 武器5 火竜に特効】
ララベル「は〜い、合計4990Gなり〜♪」
森崎「ぎ、ぎりぎり5000Gに届かせないことによってついつい
手を出してしまう価格に調整されているというのか…お、恐るべし…」
マリク「何を主婦みたいなことを言ってんの」
※森崎が傷薬・扉のカギ・宝のカギ・万能カギ・特効薬・ブリザーの書を手に入れました!
322 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 10:56:15 ID:???
ララベル「他には何か買いたいものはあるかしら?」
森崎の現所持金…6250G
Aファイヤーの書(500)【威力5 命中6 重さ0 武器1】
Bサンダーの書(630)【威力6 命中5 重さ1 必殺2 武器3】
Cアカネイアジュエル緑(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Dアカネイアジュエル青(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Eアカネイアジュエル黄(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Fアカネイアジュエル赤(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
Gアカネイアジュエル黒(1500)【宝石状のお菓子。ランダムで効果が変わる】
H買わない
上記の中からお一人様『好きなだけ』選んでください。(所持金が足りる分まで)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
323 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:59:01 ID:IlPjKAO6
H
324 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 10:59:19 ID:ojOcvWSI
EG
325 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:04:04 ID:ULX0qZf+
H
326 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 11:13:20 ID:???
>H買わない
森崎「当分給金は入らないと思うし、少しは残しておくか」
ララベル「あ〜ら、残念ねぇ。そっちの魔導士の坊やは何を買うのかしら?」
マリク「え?そ、そうだなぁ…魔道書は特に真新しいものは無いし…う〜ん…」
マリクの買い物→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→アカネイアジュエルを全部ください
ハート→アカネイアジュエル青と黄をください
スペード→アカネイアジュエル赤と緑をください
クラブ→アカネイアジュエル黒をください
JOKER→マリク「裏メニュー…ありますよね?」
※数値が4以下でお金が足りず買えません
327 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:15:35 ID:???
マリクの買い物→
JOKER
328 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 11:23:14 ID:???
マリクの買い物→ JOKER
>JOKER→マリク「裏メニュー…ありますよね?」
マリク「裏メニュー…」
マリクがぼそりとそう呟いた瞬間。ララベルの顔が驚愕の表情に変貌する。
ララベル「ゲエェッ!ど、どうしてそれを…!?」
森崎「な、なんだなんだぁ!?」
ララベル「ふ、ふふ…あなた、裏メニューの存在を知っていると言うことは…相当な『通』ね」
マリク「カダインに留学中、それはそれは色んなことを学びましたから」
ララベル「…いいでしょう。秘密の店の品揃えにも負けない、
ララベルのお店だけのとっておきのメニュー…とくと御覧なさい!」
マリクの裏の買い物→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→フォルセティの書
ハート→レクスカリバーの書
スペード→ギガスカリバーの書
クラブ→エイルカリバーの書
JOKER→上記全て
※数値が4以下でお金が足りず買えません
329 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:25:43 ID:???
マリクの裏の買い物→
ハート10
330 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 11:38:54 ID:???
マリクの裏の買い物→ ハート10
>ハート→レクスカリバーの書
マリク「これは…異大陸の魔道書ですね。ええっと確か…」
ララベル「テリウス大陸…女神に祝福されし二つの種族が共存する世界よ。
とある傭兵団の名軍師が使っていたと言う究極の風魔法…」
マリク「今の僕の扱うエクスカリバーの亜種ですか。
かなり重量は上がるけど、威力は格段に上がっているぞ…!?」
ララベル「このことは、私とあなただけの秘密よ。いい買い物したわ、運がいいわねあなた…」
※マリクが『レクスカリバー』(威力18 命中5 重さ8 必殺10 飛行系に特効)を入手しました!
マリク「ありがとうございます。まさか、こんなところでこんな魔道書を手に入れられるなんて…!
森崎、今日は買い物に誘ってくれて本当に感謝してるよ!ありがとう!」
森崎「良かったな、マリク。で、だ…」
☆どうしますか?
Aそろそろ暗くなってきたから帰ろうか
B鍛冶屋にちょっと寄っていこうか
Cお前が使ってたエクスカリバーの書はどうするんだ?
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
331 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:39:43 ID:nKnFPRJI
C
332 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:41:54 ID:354751v6
A
333 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 11:45:20 ID:ULX0qZf+
A
334 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 12:00:21 ID:???
>Aそろそろ暗くなってきたから帰ろうか
マリク「うん!また買い物に誘ってよ。同年代の男友達って、この軍の中だと
マルス様と森崎、君ぐらいだからさ」
森崎「わかったわかった。だからあんまりひっつくなっつーの」
マリク「へへへ…ごめんごめん!それじゃ、帰ろうか!」
森崎「ったく。人懐っこいつーかなんというか…犬みたいな奴だぜ。
その魔法、明後日のサッカーでもしっかり役立ててくれよな」
マリク「任せてよ。今度のサッカーの対戦相手はなんたって…」
森崎「ん?」
マリク「………あ、な、なんでもない!ほら、早く帰ろう!今夜も立食でバイキングらしいから!
早く行かないとまたドーガやバーツに美味しいもの全部とられちゃうよ」
森崎「なにィ、そいつはやばいな。ダッシュで帰るぞ!ついてこいマリク!」
マリク「おう!」
※マリクの森崎に対する評価がとても大きく上がりました!
森崎「(これで今後カギが必要になったときもなんとかなりそうだな。
さーて、明日は何をしようかなぁ…?)」
335 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 12:02:16 ID:???
アカネイアカップまであと一日。ほとんどの人は明日のサッカー大会に備えて
ノルダの広い平原へとボールを蹴りに行くらしい。
森崎はベッドから起き上がり大きく伸びをすると、身支度を整え始める。
森崎「う〜ん、一応買い物とかにも出てもいいといわれているが、
やっぱり俺もみんなの練習を指導した方がいいかもな。さて…」
アカネイア同盟軍
マルス シーダ ジェイガン アベル ドーガ リフ
バーツ マジ カシム ジュリアン レナ ナバール
マリク ウェンデル バヌトゥ ミネルバ マリア
ジョルジュ リンダ ジェイク ミディア トムス
ミシェラン トーマス ボア 誘わない
上記の中から行動に誘う人をお一人様『最大で4名』選んでください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
336 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:09:59 ID:???
フォルセティ残念だ・・
337 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:10:07 ID:354751v6
ジュリアンレナ
338 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:12:05 ID:nKnFPRJI
ジョルジュ アベル リンダ ミディア
339 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:14:14 ID:+0LtrHO+
マルス シーダ ナバール ミネルバ
340 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:26:15 ID:rmOiklqo
ジェイガン アベル カシム ジェイク
ジェイガンのコーチングに期待
341 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:28:14 ID:???
マルスシーダカシムウェンデル
342 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 12:55:15 ID:nKnFPRJI
マルス シーダ ナバール ミネルバ に変更します。
343 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 14:53:03 ID:???
>マルス シーダ ナバール ミネルバ
森崎「よし、この四人をとりあえず外に誘おうか」
ガチャ…
森崎が部屋を出ようと扉を開けたあとすぐ、扉の前の人影に声をかけられた。
どうやら自分を誘いに部屋まできてくれたらしい。その人物とは…
だ〜れ?→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→マルスとシーダ
スペード→ミネルバ
クラブ→…森崎の空耳だった
JOKER→上記全員
344 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 14:53:34 ID:???
だ〜れ?→
スペード6
345 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 15:05:00 ID:???
だ〜れ?→ スペード6
>スペード→ミネルバ
森崎「アンタは…ミネルバ王女。どうしてわざわざ俺の部屋に?」
森崎の部屋を訪れたのは普段の真紅の甲冑とは違い、
薄い皮製の軽装の鎧を身に付けたミネルバであった。
ミネルバ「明日のサッカーの試合のため、今この軍内で一番サッカーが
上手いものが誰かとマルス王子に聞いたのだ。すると、
この部屋の中にいると教えられたのだが…そうか、お前が…………!?」
ドクン!!
森崎「あ、やばい、この反応ってもしかして……」
女難の相ミネルバ編→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→実は…明日の試合に備えて個人的に教えて欲しいことがあるのだが…(女難の相が治りミネルバとの個別特訓に!)
ハート→マルス王子たちが待っている。お前も早く下に降りて来い(殴られずに済んだ!)
スペード→ミネルバの強烈な平手打ちが襲ってきた!回避だ!
クラブ→え?オートクレールが迫ってきたァ!?回避だ!
JOKER→いきなり抱きしめられてベッドへと押し倒されて……?
346 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:07:45 ID:???
女難の相ミネルバ編→
スペード6
JOKER!
347 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:07:47 ID:???
女難の相ミネルバ編→
スペードA
348 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 15:16:59 ID:???
>女難の相ミネルバ編→ スペード6
ビュンッ!
戦場で巨大な槍斧をブンブン振り回すほどの筋力を持った右腕が、
風を巻き上げながら森崎の右頬を打ち抜かんと迫ってくる。
森崎「ひぃぃぃ!なんでいつもこうなるんだよ〜〜!」
先着2名様で
ミネルバの平手打ち→ ! card+! card+! card+! card=
森崎の回避→ ! card+(速さ12+幸運19)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ミネルバ-森崎が…
24以上→森崎は二度と立ち上がることは無かった…
20〜23→森崎激痛により卒倒。『女性苦手』になり明日の試合に出られない!?
19〜6→強烈な平手打ちに恐怖。数字分のダメージを受け、再び『女性苦手』に
5〜1→平手打ちが頬を掠める!数字分のダメージを受ける
0以下→森崎はミネルバのの平手打ちを回避!
【補足・補正】
ミネルバの平手打ちがダイヤ・ハートで『紅撃』で+3されます(重複あり)
森崎の回避がダイヤで『瞑想+俊敏』で+4、ハートで『俊敏』で+2します
349 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:17:59 ID:???
ミネルバの平手打ち→
ハート5
+
クラブQ
+
JOKER
+
ハートK
=
350 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:19:17 ID:???
森崎の回避→
ダイヤ8
+(速さ12+幸運19)=
351 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:35:53 ID:???
わざわざ訪ねられて殴られるってどんな気持ちだろ。
352 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:36:26 ID:???
やたらハイレベルなビンタだ
353 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:38:30 ID:???
今回のケースは訴えてもいい。
354 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:39:57 ID:???
むしろ殴り込みだよね、文字通り。
355 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 15:53:23 ID:???
>>351
もはやバラエティ番組の領域ですねw
>>352
森崎にビンタを当てたことでミネルバに技+1のボーナスが入りますw
>>353
またもや『女性苦手』になってしまいましたからね…
>>354
ペロ…これは偶然を装ったライバル潰し!?
=========================
ミネルバの平手打ち→ ハート5+3 + クラブQ + JOKER+3 + ハートK+3 =54
森崎の回避→ ダイヤ8+4 +(速さ12+幸運19)=43
ミネルバ-森崎=11
>19〜6→強烈な平手打ちに恐怖。数字分のダメージを受け、再び『女性苦手』に
=======================
森崎「(だ、大丈夫だ。普段の戦闘どおりに相手の腕の動きに合わせて避ければ…)」
ゴ バ ア ァ ッ ! ! !
森崎「ぶげええええっ!?」
脳が揺れるほどの強烈な平手打ちが、森崎が回避しようと考えを張り巡らしている間に打ち抜いたのだ。
ズザザザザザーーーッ!!
派手な音を立てながら、森崎は自分の部屋の隅まで吹き飛ばされようやく動きを止める。
森崎「な…い、いきなり…な、にすんだ…こ、この……」
356 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 15:55:02 ID:???
ミネルバ「…す、すまん。何故だか体が勝手に動いた…どうしてもお前の顔をぶん殴らずに入られなかったのだ。許せ…」
森崎「(も、もうやだ…女の人嫌い…女の人怖い…)」
またもや理不尽な平手打ちを受けたことで、森崎は女性恐怖症となってしまった!
マリアやリンダ、ミディアなど次々と女性陣が加わるこの状況で、森崎は生き残ることができるか!?
※森崎が『女性苦手』女性と対したときに全能力-2になってしまいました
※ミネルバが回避が得意な森崎にビンタを当てたので技が+1しました
※ミネルバの森崎に対する評価が少し上がりました
※森崎→(不器用)→ミネルバが 森崎→(恐怖)→ミネルバに変わりました
しばらくして、頬をさする森崎を肩で支えるマルスと、おろおろ慌てるシーダを従えながら
アカネイア同盟軍の合同練習場、ノルダの平原へとミネルバたちが到着した。
森崎「オンナノココワイオンナノココワイオンナノココワイ」
マルス「ミネルバ王女、森崎はさっきからずっとこんな調子だし…手当てしようとした
シーダにさえおびえる始末だ。いったい僕たちが森崎の部屋に行く前に何があったんだい?」
ミネルバ「……し、知らん。私は何も知らんぞ」
シーダ「おろおろ…」
森崎のおびえる様子に首を傾げるマルスに、アベルがボールを抱えながら話し掛けてくる。
アベル「あ、マルス王子。おはようございます。今日は明日の大会に備えての合同練習。気合を入れていきましょう」
マルス「おはようアベル。同盟軍のほぼ全員が参加しているみたいだね。凄い人数だ」
ドーガ「タリスで挙兵した頃とは大違いですね。俺も他の連中に置いていかれないようにがんばらないと」
357 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 15:57:01 ID:???
マルス「うん。ところで、今日は特別コーチが何人か来ているみたいだけど…」
ジェイガン「はい。明日の対戦相手を務めてくださるビクトリーノ殿とカルツ殿。
そしてその二人がつれてきてくださったあの二人が、我らにサッカーを教えてくださるそうですぞ」
森崎「はぁ!?なんでわざわざ対戦相手の俺たちに練習を教えたりするんだ?」
アベル「なんだ森崎、いたのか。いたのなら話は早い。お前一人だとこの大人数に指導するのは大変だろ?
お前と同郷の人間が快く承諾してくれたんでな。世話になることにしたんだよ」
森崎「世話になるって…まぁ、ただの親善試合だしそこまで気にすることもないか」
マルス「森崎、僕たちは先に向こうのグラウンドに向かってるよ。指定されたグラウンドは…Aグラウンドだって」
森崎「分かった、準備ができたらすぐに行く」
森崎はようやく少し腫れが引いてきた頬を庇いながらユニフォームへと着替える。
森崎「えっと…Aグラウンドはこっちか。このグラウンドの講師は…っと…」
===================
特別講師登場。そして…→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→松山
ハート→早田
スペード→ビクトリーノ
クラブ→カルツ
JOKER→上記全員
358 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 15:58:00 ID:???
特別講師登場。そして…→
ハート5
359 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 16:14:52 ID:???
特別講師登場。そして…→ ハート5
>ハート→早田
森崎「な…………」
森崎がグラウンドに到着した際の第一声がこれだった。声にもならない驚きの表現。
全国中学生大会一回戦で激戦を繰り広げ、Jrユース世界大会で共に戦った魂の親友。
タックルを得意とし、精度の高いセンタリングやその負けん気で森崎の危機を何度も救ってくれた…
カミソリファイター早田誠。実に一年ぶりの再会であった。
森崎「そ…そ…そうだああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!」
ダダダダダッ!ガシイッ!
突然訪れたかつての仲間との再会に、森崎は心踊らしながら早田にがばりと抱きついた。
早田「どわっ、な、なんやいきなり!…ったく。お前は何処にいっても元気だな」
森崎「へへっ、お前こそ!」
早田「実は数日前に一度こっちに来てたんや。そんときはお前には会いにいけへんかったけど…
再会の喜びを分かち合いたいのは山々やが、今はサッカーの講師に集中したいんや。またあとでな」
森崎「え…ちょ、つれないなぁ。まこっちゃん。俺とお前の仲じゃないか。そーらカミソリチョ〜〜〜」
ガシィッ!
森崎のじゃれあおうとした右手を、想定外の力で握り返す早田。
早田「…いいから早くそこに整列せーや。試合は明日。時間がないんやろ」
360 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 16:16:22 ID:???
森崎「なっ…!?」
早田「森崎。お前がこの大陸で何をしていたのかはワイは知らんし知りたくも無い。
今はただ、お前がたった一人で育ててきたこの謎のチームといい試合がしたいだけなんや。
分かったら……はよう並びや」
早田の表情まるで読めない。今までの早田からは考えられない行動に、森崎は一瞬思考が止まってしまう。
が、すぐに己を取り戻すと早田に向かってこう言った。
☆どうしますか?
Aわかったわかった。並べばいいんだろ?(あくまで自分は笑顔で接する)
Bお前が講師だと?面白い冗談を言うようになったな!(挑発的な態度で接する)
C明日の試合、お前が対戦相手なのか?(明日の試合について質問する)
D生意気な奴め…おしおきだ〜!(殴りかかる)
E………… (無言でマルスたちの方へと整列する)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
361 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 16:18:48 ID:nKnFPRJI
C
362 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 16:20:48 ID:ojOcvWSI
C
363 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 16:33:01 ID:???
俺ではなく「ワイ」、漫才以外で関西弁・・・
間違いなくこの早田は偽物だな。
364 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 16:38:23 ID:???
>>363
ふふふふふ…
===============
>C明日の試合、お前が対戦相手なのか?(明日の試合について質問する)
早田「そうだ」
森崎「…………は?」
早田「そうだと早田をかけたんだよ!気付けそんくらい!」
森崎「あ、ああ…その、すまん…」
早田「……詳しいところまでは教えられんが、明日の対戦相手のチームは
マンチェスターユースのトップ下とボランチ、そしてサイドバックがいる恐ろしいチームやで。
さらにモンテビデオユースのツートップも加わって攻撃力も文句なしや」
森崎「ほ、ほう…マンチェスターっていやあイングランドでも有名なあのチームか」
早田「いくら身体能力が高くてもサッカーの初心者が多いお前のチームとでは
明らかにレベルが違いすぎるやろ?下手な試合にしないためにもこうやって
わざわざ講師にきてやったんや。分かったらさっさと整列しておけ」
森崎「(マンチェスターのサイドバック…そういえば早田もサイドバックを得意としていたな。……まさかな)」
早田「とにかく、お前に惨めな敗北はさせたくない。少しでもいい試合にするために
お前も仲間の練習をよーく見ておいてやれよな」
森崎「けっ、余計なお世話だっつーの。明日の試合はその根性を叩き直してやるぜ!」
早田「ふっ、それでええんや。全力で牙をむいて向かって来い。試合、楽しみにしとるで!」
365 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 16:39:57 ID:???
森崎「……ああ」
そう言うと、早田はボールを何個も抱えてマルスたちの方へと向かって行く。
その後姿を眺めて、森崎は一人拳を握り締めるのだった。
森崎「早田…俺のいない間にお前に何があったんだ…?
とりあえず、朝に決めた四人の練習を重点的に見ていくか。えっと…」
=====================
☆下記の五人にどの練習をさせるか選択してください
・選べる項目
ガッツ ドリブル パス シュート タックル
パスカット ブロック 競り合い セービング スルー
森崎→
マルス→
シーダ→
ナバール→
ミネルバ→
(例)
森崎→セービング
マルス→シュート
シーダ→シュート
ナバール→パス
ミネルバ→タックル
※同じ項目を選択すると効果が上がり易く、コンビ技の練習もできます。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
366 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 16:47:02 ID:ojOcvWSI
森崎→ガッツ
マルス→シュート
シーダ→シュート
ナバール→ドリブル
ミネルバ→タックル
367 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:04:32 ID:/ZSPmKMY
森崎→セービング
マルス→パス
シーダ→パス
ナバール→ドリブル
ミネルバ→タックル
368 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:07:35 ID:+0LtrHO+
森崎→ガッツ
マルス→シュート
シーダ→シュート
ナバール→ドリブル
ミネルバ→タックル
369 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 17:20:03 ID:???
森崎→ガッツ
マルス→シュート
シーダ→シュート
ナバール→ドリブル
ミネルバ→タックル
==================
森崎「最近美味いものを食べまくったおかげである程度体力はついてきたが…
相手のモンテビデオのツートップ…おそらくビクトリーノのことだろう。
奴がいる限り、何本かはシュートを撃たれてしまうだろう。
それに耐え凌ぐためのガッツをもっとつけなくちゃいけないな」
さらに森崎はマルスとシーダにシュートを、
ナバールにドリブル、ミネルバにタックルの練習の指示を出した。
だが、相変わらずナバールは森崎に顔を向けようとはせず勝手にボールを蹴り始めてしまう。
ミネルバ「(なるほど…この剣士は森崎とは不仲なのか。これはまたとないチャンス)」
ミネルバはナバールにタイマンの練習を申し込むなどして、積極的に懐柔しようと動く。
森崎「(ちっ…ナバールと同じ練習を選択すれば否応なしに接触できてたのか…)」
気を取り直して、森崎はマルスとシーダのシュート練習に対して何度もセービングを繰り返す反復練習を行った。
ガッツ…体力の上限を上げるにはひたすら地味な基礎練習を繰り返すしかない。
そして、マルスはシーダとオレルアンカップで繰り出したツインシュートをさらに昇華させようと考えていた。
マルス「あのときより僕たちの力は確かに高まっている。もっと何度の高いシュートに挑戦してもいいと思うんだ」
シーダ「私は、マルス様に何処までもついていくだけです。どんな逆境でもマルス様と二人なら…乗り越えられます!」
マルス「分かった。それじゃあ森崎…いくよ!」
森崎「おう、来やがれ!……と、その前に…」
370 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 17:21:18 ID:???
☆タリスボールを使いますか?(練習の効果は上がりますが怪我率が増加します。マルスたちの練習にも影響します)
A使う
B使わない
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
371 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:22:40 ID:+0LtrHO+
B
372 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:23:30 ID:ojOcvWSI
B
373 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 17:28:21 ID:???
>B使わない
森崎「大事な試合前にケガをしちゃ元も子もない。普通のボールで練習しよう」
マルス「じゃあ、改めて…いくよ、森崎!」
森崎「おう!来やがれ!」
====================
先着2名さまで
森崎の練習→ ! card
マルスとシーダの練習→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
K〜J→項目の能力+2 さらに必殺技かスキルを習得!
10〜8→項目の能力+1 さらに必殺技かスキルを習得!
7〜5→項目の能力+1
4〜3→必殺技かスキルを習得
2→成果なし
A→ケガをしてしまい項目の能力-1
JOKER→項目の能力+4 さらに必殺技とスキルを習得!
※マルスとシーダはK〜5の場合さらに数値が+1されます
374 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:28:39 ID:???
森崎の練習→
ダイヤ2
375 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 17:29:48 ID:???
マルスとシーダの練習→
クラブ9
376 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 17:59:18 ID:???
森崎の練習→ ダイヤ2 2→成果なし
マルスとシーダの練習→ クラブ9 10〜8→項目の能力+1 さらに必殺技かスキルを習得!
===============
森崎の脳裏には、先ほどの早田の言動と行動がまだ酷くこびりついていた。
GKとDFという近い位置に立ち、互いのことを信頼していたと思っていたあの早田が
たった一年会ってなかっただけでああも人が変わったようになってしまったのだ。
気のせいか、声や言葉遣いも変わってしまったような気がしないでもない。
森崎「くっ…集中しろ集中!」
マルスとシーダはお互いのスキルを上手く発動させつつ、
ツインシュートをより高い位置、高い角度から繰り出した。
マルス「これだァ!シーダ!僕に合わせて!」
シーダ「は、はい!やああああぁぁぁぁっ!!」
ズギャギャギャギャッ…ドシュウウウゥゥゥゥッ!!
森崎「はっ!?」
ズバアァァァァァァッ!ドガシャアッ!
ボールはネットを突き破り、シーダのペガサスのように天高く舞い上がっていく。
森崎「…………」
森崎はそのシュートに全く反応ができず一歩も動けなかった。
集中を欠いていたせいもあったが、このシュートはツインシュートの独特の軌道だけでなく
マルスのテクニックとシーダのパワーが組み合わさった貫通力があったのだ。
377 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 18:00:44 ID:???
シーダ「や…やった!やりましたね!マルス様!」
マルス「ああ。このシュートがあれば、きっと勝てる。なぁそうだろ森崎」
森崎「あ、ああ…」
虚ろな表情で空返事しかしない森崎の様子を見て、マルスは顔を曇らせる。
マルス「(…君のさっきの反応、いつもの君の動きじゃなかった。やはり、何かあったのか?)」
※マルスとシーダの力と技が1ずつ上がりました!
※マルスとシーダが合同シュート(????????)を習得しました!
一方その頃。フィールド中央ではナバールのドリブルにミネルバがタックルを合わせる練習を繰り返していた。
ミネルバ「傭兵ナバールといったか。おぬし、もしかすればマケドニアの生まれか?」
ナバール「…………ああ、そうだが」
ミネルバ「そうか。ならばよし。国が同じと言うだけで人は何かと知れない絆が発揮されると言うもの。
この練習もきっとうまくいくと信じておる。…行くぞ!」
ナバール「………こい」
378 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 18:02:28 ID:???
先着2名さまで
ナバールの練習→ ! card
ミネルバの練習→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
K〜J→項目の能力+2 さらに必殺技かスキルを習得!
10〜8→項目の能力+1 さらに必殺技かスキルを習得!
7〜5→項目の能力+1
4〜3→必殺技かスキルを習得
2→成果なし
A→ケガをしてしまい項目の能力-1
JOKER→項目の能力+4 さらに必殺技とスキルを習得!
379 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 18:04:24 ID:???
ナバールの練習→
クラブ10
380 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 18:06:46 ID:???
ミネルバの練習→
スペード3
381 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 19:59:20 ID:???
ナバールの練習→ クラブ10 10〜8→項目の能力+1 さらに必殺技かスキルを習得!
ミネルバの練習→ スペード3 4〜3→必殺技かスキルを習得
ズザザザザーーッ!!シュバッ!ダダダッ!
ミネルバ「くっ、流石は紅の剣士。やるではないか」
ナバール「…………」
ナバールのドリブルは体のキレを生かした相手を弾き倒すようなドリブルだった。
そこから相手を弾き飛ばす技術を捨て、避けることだけに集中する…
自身の得意とする『流星』のように分身するようなドリブルを開発したのだ。
ミネルバ「ならば、これならばどうだ!」
クルッ!グッ…ズザザザーッ!ズバシイィッ!
ナバール「!」
ミネルバ「フッ…赤い竜の牙(サラマンドバイツ)とでも名づけておくか」
竜が獲物を噛み砕くかのように強烈な挟み込みタックルは、ナバールの華麗なドリブルさえも対処する。
ミネルバ「ふう…なかなか有意義な特訓だったぞナバール。明日の試合、共にがんばろうな」
ナバール「…………」
ナバールはミネルバに返事こそ返さなかったが、僅かに首を立てに振り相槌を返した。
382 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:00:33 ID:???
※ナバールの速さが1上がりました!
※ナバールが『流星ドリブル』(威力5 確立1/4)を開発しました!
※ミネルバが『サラマンドバイツ』(威力4 確立1/4 ふっとばし3)を開発しました!
※ナバールとミネルバの互いの評価が上がりました!
それからアカネイア同盟軍は早田やビクトリーノたちの指導のもとで充実した練習を続けた。
バーツ「俺の『鳴動』はタックルだけに使うのは勿体無いぜ!このシュートを…受けろォ!」
ドーガ「なんの!この『大盾』と『捌き』を組み合わせたブロックさえあれば…ムンッ!」
ドゴォッ!
バーツ「な…なにィ!?」
ドーガ「ふっ…ゴール前のポジションは誰にも譲らんぞ!」
マジ「バーツ、ドンマイ!次は俺とのあのコンビネーションを試してみようぜ!」
マリク「『レクスカリバー』をブーストさせれば…より強い援護が可能になる!うおおおっ!」
リンダ「私も負けてられないわ!ブーストの威力ならこっちの方が上よ!『オーラ』!」
ぶおおおおおおん…ゴヒュウッ!
383 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:02:09 ID:???
ジョルジュ「トーマス、俺たちのコンビネーションを見せようか」
トーマス「は、はい!」
ダダダダダ…ばしっ、ぽーん…シュバッ!
トムス「いくぞ!ミシェラン!」
ミシェラン「おう!兄貴!」
ズザザザザーーーッ…ガシィッ!ドヒューーーンッ!
トムス「これが我らの…」
ミシェラン「カタパルトタックルだァーーーっ!」
ドゴオッ!
トーマス「うわああああああっ!?」
トムスとミシェランの二人の脚力を組み合わせ、一人が発射台のように屈み、もう一人を勢いよく発射させる。
鉄の塊のような弾丸を受けたトーマスはあっけなく吹っ飛ばされてしまう。
384 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:04:12 ID:???
ジョルジュ「やはり………こいつのベンチ入りは厳しいか…」
トムスたちの突進に吹っ飛ばされて地面に突っ伏すトーマスを見てジョルジュは頭を抱える。
ミディア「そんなこと言ったら可哀想よ。チャンスは皆に平等にあるんだから」
ボア「しかし、明日の試合はベンチ入りメンバー含め16人しか選ばれぬのだろう?
新参者のわしらが果たして選ばれるかどうか…」
ミディア「大丈夫です。試合を左右するのは何も実力だけではありません。
味方を『鼓舞』したり『指揮』したり…そういうスキルこそ必要になってくるはずです」
ジョルジュ「ふっ…せめてアストリアがいればな。ミディアももっと活躍できただろうに。
熱い絆で結ばれた…そう、たとえばあのマルス王子とシーダ姫のようにね」
ミディア「な、なー!」
ミディアは全身を真っ赤にほてらせながら、からかうジョルジュを追い掛け回すのであった。
ボア「ふぉっふぉっふぉっ。若い者はええのう…」
385 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:05:20 ID:???
アベル「よぉ、ビクトリーノ。お前と直接対決するのはこれで2度目になるな」
ビクトリーノ「あァ。明日は俺の相棒を連れてくる予定だ。お前と試したあの連携技を
繰り出すことができるほど、二人の息はピッタリさ」
アベル「そうかい。あいにく俺にはそんな待遇の良い相棒がいなくてね…」
ビクトリーノ「……まァ、なにがあったかは聞かねぇよ。俺のいた世界も紛争やなにやら物騒なことが多いし」
アベル「そうしてもらえると助かる。で、俺に個別指導したいことってなんだ?」
ビクトリーノ「俺が相棒を見つけるまで使っていた、個人でも撃てる強力なシュートを教えてやる。
今のお前には、そういう技が必要なんだろう?」
アベル「フッ…明日戦うってのに随分親切な奴だな。黒豹の二つ名が聞いて呆れるぜ」
ビクトリーノ「黒豹ってのは狩りのとき以外は同族に優しいものさ。ほら、行くぜ!」
※早田たちの指導のおかげでアカネイア同盟軍全員の力と技と守備が+1しました!
386 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:06:50 ID:???
山「ふー。すごいな、ここの国の人たちは…スポンジのように俺達の技術を吸収していくぞ」
早田「これだけ覚えが良いと、教えがいがあるってもんだぜ」
カルツ「フッ…しかし、おぬしたちも物好きじゃのう。この企画を考えたのはおぬしたちなんじゃろう?」
ビクトリーノ「明日の試合に森崎が負けたら、俺達のいる世界に連れて帰る…そうなんだろう?」
その言葉に松山と早田は一瞬顔を曇らせる。
早田「なんかなー…違うって分かっていても、やっぱり助けてやりたいと思うじゃねぇか。なぁ、松山」
松山「……俺は、森崎に感謝しているんだ。アイツのおかげで俺は、本当に大事なものが何かを理解して、そして」
松山はそこまで言うとポケットから白い鉢巻を取り出した。慈しむような視線をその鉢巻に向ける。
松山「こうして、どんな手段を使ってでも取り戻してやろうと、決意させてくれたんだから」
387 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:07:52 ID:???
凛とした表情で鉢巻を見つめつづける松山を見て、カルツは首をかしげながら口を開く。
カルツ「……その鉢巻がお前さんにとってどれほどの価値があるかは分からんが、
そのこととモリサキを『助ける』ことにどんなつながりがあるんだ?」
早田「詳しいことは明日話すさ。俺たちはもう戻れないところまで来ちまったんだ」
松山「ああ。『あの二人』が強攻策に出る前に、俺たちが森崎を連れ戻す。
だから明日の試合は絶対に俺たちは森崎に勝たなくちゃいけないんだ。
カルツ、ビクトリーノ。俺たちに…力を貸してくれ!」
カルツ「詳しい事情を話してくれないのはなんだか気にかかるが…まァ、チームメイトの頼みは断れんわな」
ビクトリーノ「俺はただ、強敵と戦えるだけで満足だ。俺の相棒の『ダ・シルバ』も同じことを言うだろうさ。
よーし、明日は派手にハットトリックでも決めてやろうか!」
388 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:09:02 ID:???
その夜。心中穏やかではない森崎はボールを抱えて夜の平原へと足を運んでいた。
本来ならば明日の試合に備えて睡眠をとらなければならないのだろう。
だが、今の森崎にはそんな冷静な判断を導き出す余裕すらなかったのだ。
森崎「ハァ…ハァ…くそっ!駄目だ!こんなんじゃ…とてもじゃないが明日の試合は途中で力尽きる!」
全力のセービングを2回も発動させれば、後は自分はゴール前にたつ置物と化すだろう。
そうならないように、こうして基礎体力を高める特訓を繰り返しているのに、練習に身を入れようとするほど、集中が途切れる。
森崎「早田…あの自信に溢れた顔は何を意味しているんだ?なぜか…なぜか分からないが
嫌な予感がして止まない。明日はただの親善試合。なのに、どうしてこんなに不安になるんだ……!」
ズザザザザザーッ!バシィッ!
森崎「………ハァ、ハァ…げほっ!ごほっ!」
スッ…
マルス「苦しそうだね。これを飲みなよ」
背後から降りかかる声に森崎は慌てて振り返る、夜空の満月に映える青髪と整った面持ちが神秘的に見えた。
森崎「マルス…王子」
マルスから渡されたのは薄い青色の薬品『特効薬』だった。
すぐに一ビンを空にする森崎。みるみる疲労していた体力が回復していった。
マルス「一人での練習は効率が悪い。僕も付き合うよ」
森崎「……悪いな」
389 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:10:37 ID:???
ズシャッ!バシィッ!ダダダダッ!バゴォッ!
森崎「へへ…なんだか不思議な感覚だぜ。時間が遅く感じる。本来ならもう朝日が出てもおかしくない時間のはずなのにな」
マルス「気のせいだよ。まだまだ時間はたっぷりある。落ち着いて練習を重ねていこう」
森崎「あ、ああ……」
森崎とマルスの静かな特訓は続く。森崎は無限に続くかのような長い時間の中で
キーパーとしての練習だけでなく、フィールダーとしての練習も行った。
マルス「そこだっ!」
森崎「おうっ!すぐ回すぜ!」
マルス「OK!」
バシッ!ぽーん!ボコッ!ビシィッ!
二人の間を何度も、月光に照らされたボールが素早く行き来する。
その間は徐々に狭まっていき、そしてふわりと浮き上がる。
マルス「ここだ!森崎!」
森崎「うおおおおおおおおおおっ!!」
ずあっ!ドゴォッ!ブシュルルルルルルルッ!ズギャンギャンギャンギャンギャン!!!
その軌道は全く先が読めない。これから二人に訪れる様々な試練を案ずるかのような軌道を生んだ。
ずしゃあああああっ!ブズンッ!どしゅううううう………
390 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:12:06 ID:???
ネットを突き破り、ようやく大人しくなったボールに二人は駆けより、仰向けになって天を仰いだ。
森崎「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
マルス「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
森崎「……まさか、王子とコンビ技を開発できるとは思ってなかったぜ」
マルス「どうしてだい?森崎」
森崎「……俺さ、実は初対面の頃、王子のこと気に入らない生意気な奴だなって思ってた。
俺がこの世で一番大嫌いな奴に雰囲気が似てるんだよ。鼻についてしょうがなかったぜ」
マルス「ははは、酷い言われようだね。ちょっとショックだよ」
森崎「弱いくせに先頭に立ちたがるし、奇麗事ばかり抜かしやがる。
けど、けどな。そんな奇麗事の理想を、お前は次々と叶えてきやがった」
マルス「君をはじめ、色んな人たちに支えられて、だけどね」
森崎「それでいいんだ。お前と俺の大嫌いな奴との一番の違いがそこなんだ。
お前は弱くて良いんだ。俺が、お前の仲間たちが支えてやればいい。
……なんだろうな、こんな気持ち……あのときの俺じゃ考えることはできなかったな」
常に自分が先頭に立って戦ってきた。並み居るライバルたちを蹴落とし、意地でも先頭に、中心に立ちつづけようとした。
けれど、このアカネイア大陸で仲間たちと戦いを繰り返す中でそんな孤独だった考えは変わってきた。
甘っちょろい言葉だと思っていた。誰かが誰かを思う気持ち。その気持ちの強さが様々な繋がりと絆を紡ぎだした。
たった8人から始まった長い長い戦いの道は大きく広がっていき、そしてとうとうパレス解放というところまでたどり着いた。
森崎「変なこだわりだったんだよな。この広い戦場の中で…俺は主役にはなれなかった。
だけど、その結果に後悔はしていない。俺が自分で選んだ道なんだから。
リセットしてやり直そうだなんて、絶対に思ったりしない」
391 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:13:44 ID:???
マルス「…………」
マルスは何も言わずに森崎の次の言葉を静かに待つ。
森崎「この戦争を勝利に導く主役は王子、間違いなくアンタだ。
俺はアンタが勝利を掴むために、命を賭けて全力でサポートしてやる。だけど…な。
明日の試合、サッカーに関してだけは…俺は誰にも主役を譲るつもりは無い。
俺の夢であるサッカー…その事に関してだけは…俺は主役でありつづけたい」
マルス「うん……」
森崎「明日は俺の元チームメイトや世界クラスの強豪が多くいるチームとの戦いだ。
そう簡単に勝たせてもらえる相手じゃないのは明らかだ。
だから…だからな。その………」
闇夜に沈黙が訪れる。しばらくして、マルスがしっかりとした口調でこう語った。
マルス「君を勝たせるために、僕たちはこの命を賭けて戦うことを、誓う」
森崎「…………そこまで大層な誓いの言葉はいらねぇんだけど」
マルス「ふふっ、いいじゃないか。君にとっては明日の試合は命と誇りを賭けたもう一つの戦争。
君の仲間である僕たちは、それを全力で支える。間違っちゃいないだろう?」
森崎「…………ああ、間違いない」
マルス「それとね森崎。オレルアンカップのときにも言ったと思うけど……
サッカーの試合のときだけは、僕はマルス・ローウェルという一人のサッカー選手だ」
森崎「ああ、そんなこともあったな」
392 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:14:58 ID:???
マルス「試合のときだけでも良いから、『マルス』って呼んでくれないかな。
君、いっつもぶっきらぼうな口調だけど一応『王子』ってつけてるから」
森崎「だって、そりゃあ…一応身分が違うんだし……」
マルス「サッカーに身分も国境も関係ないといったのは君だよ?」
森崎「……くっくっく……はっはっは……まいった!まいった!」
森崎の豪快な笑い声はノルダの夜空に輝く満月まで届きそうなほど響いていった。
森崎「……マルス。明日の試合、勝つぞ」
マルス「……ああ、森崎」
※森崎の最大HPが24→26に上がりました!
※森崎とマルスがワンツー技『マーベラスコンビ』(威力5)を習得しました!
※森崎とマルスが合同シュート『マーベラスツイン』(消費250 威力14)を習得しました
※森崎とマルスの相互支援が(1)→(2)にレベルアップしました!
そして、森崎とマルスの長い長い夜がようやく明けた。不思議と疲れは全く体に残ってはいなかった。
輝く朝日が眩しすぎて、思わず目を細める。アカネイアカップは晴天に恵まれそうである。
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