キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/16(火) 22:29:44 ID:???
【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】

キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
このスレの物語やキャラの性格は原作とは少し違うところがございます。閲覧する際はご注意を。

〜これまでのお話〜
アカネイアパレスでの戦いはさらに続く。バヌトゥの旧友ショーゼンとの激闘。
グルニア戦車隊のジェイクの説得など、城外戦はめまぐるしく展開する。
森崎たちの努力もあり、パレス城内には思った以上に早く到着できた。
パレスに囚われていたアカネイアの聖騎士ミディア達はミネルバ隊により無事に全員救出される。
そして、宝物庫での森崎隊はカシムがピンチに陥るものの何とか持ちこたえる。
果たして森崎達は玉座の間に辿り着き、アカネイアパレスを奪還できるのだろうか―――――?



そして、この戦いの後こそ、森崎の真の戦いが始まる……?



☆前スレ

【助けて!】ファイアーモリブレム12【大陸一】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1261050519/l50

登場人物、戦闘の計算式などテンプレは>>2からになります。

433 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 15:44:14 ID:MvGeeWXc
B

434 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 15:52:26 ID:uxUZEdBc


435 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 15:53:28 ID:fOetaRaE
B

436 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 15:58:03 ID:???
これも本編効果かのう

437 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 16:05:26 ID:???
>>436
難易度的には若林>日向かもしれませんね。
森崎のガッツ配分さえ間違えなければ、日向もシャットアウトできると思います。
それに、今のアベルやシーダの力なら若島津からは割と点が取れるはずです。
=============================
>B「ひ……日向!?」(相手メンバーに日向と若島津が追加)

森崎の目の前に現れたのは、全日本Jrユースの不動のスタメン。
その脚力の強さや獰猛な性格から猛虎と恐れられ、森崎とキャプテン争いもした経験もある男である。

日向「お前のことだ。特に洒落た挨拶も必要ないだろう。すぐにでも試合をはじめて
   お前がこの大陸で築き上げてきた信頼や自身を粉々に打ち砕いてやるぜ!」

森崎「…………」

日向の殺気だった視線が森崎の視線と交錯する。その圧力に対して森崎が言い返した言葉とは…



☆どうしますか?

A「そうだな。勝負はサッカーでつけるべきだ。みんな、すぐに控え室にいくぞ」
B「そうだなァ。知性の欠片も無い獣には俺の言葉が理解できないだろうしなぁ」
C「お前がここに来た経緯ぐらい教えてくれたって良いんじゃないのか?」
D「俺の引退試合だと…?どういうことだ!」
E何も言わずに殴りかかる
F無視をして控え室に入る

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

438 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 16:21:33 ID:dQP5HKD6


439 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 16:22:34 ID:gJkynobI
D

440 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 16:52:24 ID:fOetaRaE
E

441 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 16:57:30 ID:???
ここは日本じゃないからな。

442 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:40:11 ID:???
>E何も言わずに殴りかかる

森崎「(そうだ!俺はただのうのうとここで過ごしていたわけじゃないぞ!
    自分の何倍もある巨大な火竜すら沈めてきたこの拳を受けやがれぇー!)」

森崎は普段の戦闘どおりに一気に日向に接近するとその自慢の右腕を日向の顔面へと叩きつけよとする。

日向「(ニィッ…)」

悪魔のような笑顔をこちらに見せつけながら森崎の拳を避けることもせず受け入れる日向。

ド ゴ オ オ オ オ ッ ! !ブワッ!!

森崎「(へっ…ざまぁねぇな。こっちは伊達に毎日命を賭けてないんだよ!)」

日向を打ち抜いた拳を握り締め、悦に入る森崎。改めて吹っ飛んだ日向のほうに目をやる。



日向「……お前のことだ。特に洒落た挨拶も必要ないだろう。すぐにでも試合をはじめて
   お前がこの大陸で築き上げてきた信頼や自身を粉々に打ち砕いてやるぜ!」

森崎は自分の目を疑った。なんとほんの数秒前と同じことを言ってきた無傷の日向がそこにいたのである。

森崎「………!?……!?……!?」

日向「どうかしたのか?何も言い返せないくらいこの俺が怖いのか森崎?腑抜けたものだなぁ!はっはっはっは!」

森崎「(え……?な、なにがどうなってやがる?確かに俺はこの拳で日向の顔を……)」

呆然と日向の方を見て動けない森崎に、若島津がおずおずと前に出る。

443 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:41:47 ID:???
若島津「……俺と日向さんの二人は日本サッカー協会の指示で今メキシコシティユースにお世話になっている。
    松山や早田の連絡を受けて、こうして親善試合に駆けつけてきたわけだ」

日向「説明ご苦労若島津。そういうことだ。森崎、せいぜい周りを盛り上げる試合にしてやろうぜ?ククククク…クハハハハハ」

にやにやと含み笑いを向けながら、日向と若島津は自分たちの控え室へと入っていった。

森崎「…………」

カルツ「どうしたモリサキちゃん。狐につままれたような顔してるぜよ?あ、この場合は虎か?」

松山「(日向の奴……無駄に使うなといわれたはずなのに……)」

早田「(あ〜あ、でも、これで森崎に事情を話しやすくなったかな?)」

松山と早田は一度顔を見合わせてから頷きあい、森崎の方に駆けより小声で話す。

松山「森崎、悪いことは言わない。お前はこの試合が終わったら俺たちと一緒に来い」

早田「今ので大体わかったろ?今の日向には何をやっても無駄だってことが……」

森崎「おい、どういうことだよ二人とも。もっと詳しく教えてくれよ!!」

今さっき自分の身におこった事。信じたくはないが、まるで時が逆戻りしてやり直されたかのようだった。

早田「言うまでもないやろ。アイツはどこかで手に入れたんや。『何度でも選択をやり直すことができる』ちゅーとんでもない能力をな!」

森崎「選択を…何度でも……?」

マルス「…………」

444 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:43:46 ID:???
松山「日向の奴は、自分に屈辱を味合わせたお前のことをいまだに根に持っている。
   お前を連れ戻して自分の配下にし、自分の理想とする全日本を形成するつもりなんだ」

森崎「は…はは、ばかばかしい。そんな夢みたいなことがあいつにできるわけが……!」

松山「森崎。お前が一番分かっているはずだ。本来の俺はこの頭に『鉢巻』を巻いていないことを」

早田「森崎。お前が一番分かっているはずだ。本来のワイは漫才以外では関西弁を使わないことも」

畳み掛けるかのように二人の言葉が森崎に降り注ぐ。そう言われてみればそうだ。昨日までの違和感にも納得がいく。

森崎「あ………」

松山「誰の下にもつきたがらないお前のことだから悔しいのは分かる。だけど…」

早田「今回だけは素直に従っとけ。そうしないと、お前もワイらのように人格めちゃくちゃにされへかねんで?」

森崎「じ、人格をめちゃくちゃに……?」

松山「何度も人生の選択をやり直すんだ。周りに何の影響も出ないはずがない。
   俺はその影響のおかげである意味救われたのかもしれないが、な」

早田「そういうこっちゃ。今のワイらはお前の知っている早田じゃないかもしれん。
   けど、まだワイの中では森崎、お前はワイの親友や。ここは大人しく仲間になってくれや」

森崎「そ、そんなこと急に言われても……」

445 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:45:07 ID:???
受付「お、おいおい兄さんたち。いつまでもそこにいちゃあ試合が開始できないよ。
   お客さんも楽しみに待ってるんだ。早く控え室に入りなさい」

今日の試合の審判を受け持つ闘技場の受付が、森崎たちをそれぞれの控え室へと促す。

松山「俺たちはこのことを伝えるために、今日この大陸にきたんだ。森崎を連れ戻すために」

早田「森崎、この試合にワイたちが勝ったら素直に帰ろうや。今なら誰でも海外遠征に行けて
   自分の実力次第でプロへの道を築くことができる。悪い話じゃないやろ?」

そう言い残すと、松山と早田もいつのまに貼られた『ヒューガー』という紙のついた控え室へと入っていった。
ビクトリーノたちは話の内容がわかっていないらしく、首をかしげながら二人の後をついていく。

マルス「…さァ森崎、僕たちもそろそろ行こう。係員たちにこれ以上待たせるわけにはいかない」

森崎「あ、ああ……分かってる。いこう、いこうぜみんな」

一同「「「「「「「おう!!!!!」」」」」」」

次々と降りかかる不可思議な状況に森崎は何とか心を保ちつつ、仲間を引き連れて控え室へと入っていく。

446 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:46:34 ID:???
〜アカネイア同盟軍控え室〜

モロドフ「よし、みんなきけ。今回の相手は『ヒューガー』という。
     なんと惜しげもなく自分たちのフォーメーションをこちらに提示してきおった。
     よほど自分のチーム力に自信があるのだろう。よーく目を通しておくように」


・ヒューガー

J−H−F Jビクトリーノ H日向 Fダ・シルバ
−−−−−
G−I−E Gスナイパー Iカルツ Eパラディン
−−−−− 
A−C−B A早田 Cジェネラル BDナイト
−−D−− D松山
−−@−− @若島津


モロドフ「4-3-3のオーソドックスなフォーメーションらしいのう。CFの日向の爆発的得点力に注意じゃ。
     さらにトップ下のカルツ、スイーパーの松山、GKの若島津と
     一本のラインがしいてある中央突破は難しいかもしれんのう。
     右サイドを守る選手たちがややレベルが落ちるから、攻めるのならそこが狙いめじゃな」

アベル「ふーん。相手の人数の足りない部分は闘技場の戦士たちが入ってるのか。なるほどね」

バーツ「げぇぇ!またあいつらか!でも、確かに経験者の奴らに比べれば少しは楽な相手かな?」

マルス「森崎。僕たちのフォーメーションはどうしようか。ちなみに前回の
    ワーレンカップのフォーメーションはこれだけど…」

447 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 17:47:40 ID:???
・アカネイア同盟軍(ブラジルタイプ)

−−H−−
−I−−−
−−−−F
J−E−G
−−−−−
AC−DB
−−@−−


☆どうしますか?

Aオーソドックス(4-3-3)に変更
Bツートップ(3-5-2)に変更
Cフォーメーションはこのまま
Dもっと詳しく変更する(具体的に明記してください)

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

448 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 17:51:26 ID:gJkynobI


449 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 17:52:28 ID:e7hzD3uk
B
何がどうなってるの?不安でモヤモヤする…

450 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 17:52:30 ID:dQP5HKD6


451 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 17:56:22 ID:???
選択を何度でもってことは有利なJOKERだけ引いて進んできた虎か?
勝てないじゃん・・

452 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:01:12 ID:???
>>449
簡単に言ってしまえば日向は『リセットボタン』を入手したということです。

>>451
さすがにそこまではいきませんwある程度妥協しつつ強化された日向が相手です。
でも、この世界ではどれだけ強くなっても最大値は20。ということは…?
======================
>Cフォーメーションはこのまま

森崎「フォーメーションはこのままで。次はスタメンを決定する」

先ほどの情景が森崎を不安にさせないわけがない。だが今は、作戦会議に集中を割く。

モロドフ「まずはFWの三人ですな。誰を入れますかな森崎殿」

453 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:02:29 ID:???
☆アカネイア同盟軍

◎森崎
・マルス
・シーダ
・アベル
・バーツ
・カシム
・ジュリアン
・レナ
・ナバール
・マリク
・ウェンデル
・ミネルバ
・マリア
・ジョルジュ
・リンダ
・ミディア

J
H
F

上記の中から背番号のとなりに名前を記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

454 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:04:09 ID:gJkynobI
Jナバール
Hシーダ
Fマルス

I
H
F
じゃないの?

455 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:05:35 ID:???
>>454
あ、そうでしたね。すみません…改めて

I
H
F

上記の中から背番号のとなりに名前を記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

456 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:06:35 ID:gJkynobI
Iナバール
Hシーダ
Fマルス

じゃあこちらもあらためて

457 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:07:10 ID:dQP5HKD6
Iマルス
Hシーダ
Fナバール

458 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:07:29 ID:CGQ+H48w
Iマルス
Hシーダ
Fナバール

459 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:14:10 ID:???
Iマルス
Hシーダ
Fナバール
===========
モロドフ「ふむ。このメンバーでよろしいな?」

シーダ「私がCF……せ、責任重大だわね」

マルス「僕が後ろについている。心配は要らないよ」

シーダ「は……はい!」

ナバール「…………」

モロドフ「次はMFの三人じゃな。誰を入れますかな?」

460 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:15:15 ID:???
◎森崎
・アベル
・バーツ
・カシム
・ジュリアン
・レナ
・マリク
・ウェンデル
・ミネルバ
・マリア
・ジョルジュ
・リンダ
・ミディア

J
E
G

上記の中から背番号のとなりに名前を記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

461 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:16:07 ID:gJkynobI
Jバーツ
Eアベル
Gジュリアン


462 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:17:02 ID:dQP5HKD6
Jバーツ
Eミネルバ
Gマリク

463 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:18:03 ID:CGQ+H48w
Jバーツ
Eアベル
Gミネルバ

464 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:19:27 ID:gJkynobI
Jバーツ
Eアベル
Gミネルバ

に変更します

465 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:26:39 ID:deJpwkH2
Jバーツ
Eアベル
Gマリク

466 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:27:25 ID:???
Jバーツ
Eアベル
Gミネルバ
=========
森崎「左にバーツ。右にミネルバ王女。そして中央にはアベルだ!」

バーツ「よーし!俺の力と速さをあいつらに見せ付けてやるぜ!」

ミネルバ「中盤の指揮は任せてもらおう。この試合、我々が支配する」

アベル「(やるぞ。俺はこの試合中に…さらなる進化を遂げてみせる!)」

こっそりと懐に忍ばせている『騎士勲章』を握り締め、アベルは決意を固めた。

モロドフ「次はDFの四人ですな。さて、誰を入れますかな?」

467 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:28:27 ID:???
◎森崎
・カシム
・ジュリアン
・レナ
・マリク
・ウェンデル
・マリア
・ジョルジュ
・リンダ
・ミディア

D
C
B
A

上記の中から背番号のとなりに名前を記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

468 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:30:01 ID:gJkynobI
Dミディア
Cカシム
Bジュリアン
Aマリク


469 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:30:30 ID:dQP5HKD6
Dミディア
Cジョルジュ
Bマリク
Aカシム

470 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:32:30 ID:uxUZEdBc
Dミディア
Cジョルジュ
Bマリク
Aカシム

471 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 18:39:28 ID:???
Dミディア
Cジョルジュ
Bマリク
Aカシム
===========
森崎「中央にミディアさんとジョルジュさん。左にカシム、右にマリクだ!」

ミディア「私がディフェンスリーダーということね。善処するわ」

ジョルジュ「フ……守備は苦手なんだがな。出られるだけありがたいか」

マリク「いざというときは僕が前線に出てマルス様たちを援護するよ」

カシム「森崎君と一緒にがんばってゴールを守るよ!」

モロドフ「(ふーむ。守備陣は少々心持たないのう。その分中盤で奪えればよいのじゃが)」

森崎「で、最後はGKのポジションだが…」
==============
◎森崎
・ジュリアン
・レナ
・ウェンデル
・マリア
・リンダ


@

上記の中から背番号のとなりに名前を記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

472 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:40:17 ID:gJkynobI
@森崎

473 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 18:40:50 ID:MvGeeWXc
@森崎

474 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 19:03:45 ID:???
@森崎
=======
森崎「あの連中のシュートを止められるのは俺だけだ!」

モロドフ「ふむ。それでは残りのメンバーはバックアップに回ってくれ」

ジュリアン「(ちっ、ベンチスタートか。まァ前回よりは待遇いいか?)」

レナ「みなさん、ハーフタイムのときは私の回復の杖を使ってくださいね!」

ウェンデル「マリクや!魔法力の無駄使いはせぬようにな!」

リンダ「逆にバンバン使っちゃっても構わないわよ?そのために私たちがいるんだから」

マリア「ミネルバねえさま……がんばって!」

マルス「この試合が終わり、明日になれば今度はアリティア奪還のため
    アカネイアパレスを離れ、再び僕たちは進軍することになる。
    森崎、何か皆に声をかけてやってくれ」
===================
☆どうしますか?

Aこの試合、何が何でも絶対に勝つぞ!いくぞみんな!
Bお世話になったアカネイアの人たちのために、大いに試合を盛り上げてやろうぜ!
C日向の凶悪なプレイに気をつけろ。下手をしたら命を落とすぜ!
D松山の戦術眼に気をつけろ。向こうのペースに合わせるな!
E早田のボール奪取力に気をつけろ。左サイドのドリブルは禁物だ!
F若島津の空手殺法は至近距離からの集中攻撃で封じ込めるんだ!
Gその他(好きな言葉をお書きください)

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

475 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 19:11:27 ID:gJkynobI
B

476 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 19:12:07 ID:CGQ+H48w


477 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 19:18:20 ID:uxUZEdBc
D

478 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 20:30:40 ID:???
日向はレベルアップ時にパラメータ4つ以上上がらないと
リセットとかやってきたわけか
昔の自分を見ているようだ

479 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 20:35:34 ID:???
日向はまさにこの外伝にとってのアンチテーゼというわけだな

480 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:37:25 ID:???
>>478
そういうプレイも一つの楽しみ方ですからね。
やっぱり愛のあるキャラクターたちには大きく成長して欲しいですから。

>>479
森崎も自覚無しに『リセット』を行っていることも皮肉な話です。
=============================
>D松山の戦術眼に気をつけろ。向こうのペースに合わせるな!

森崎は元チームメイトへの注意点を仲間たちに聞かせる。
特にスイーパーの松山に関して詳しい注意点を伝えた。

森崎「俺の知る限りのアイツは粘り強いキープ力とボール奪取力。
   そこそこ威力のあるミドルシュートを持っている。
   だが、奴の一番怖い能力は周りを自分のペースに巻き込んで統率する能力だ」

マルス「指揮能力が高く守備力も高い…ミネルバ王女のようなプレイヤーだね」

ミネルバ「ふむ…あの鉢巻を巻いた少年のことか」

バーツ「頭に何かを巻いている奴同士、あいつには負けられないぜ!」

日向の影響によって、この情報が何処まで正確かは分からない。だが、森崎はこう語る。

森崎「アイツが外国でどれだけ腕を上げたかは分からないが、奴は攻め方がやや消極的なところがある。
   ドリブルで単独突破はしようとせず、ちまちまとパスで繋ぐサッカーを好んでやがる。
   やや引き気味に守った方がボールを奪いやすいかもしれないな」

アベル「なるほどな。パスコースを潰しながら守るって訳か」

481 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:38:38 ID:???
森崎「とにかく相手のボール回しに付き合わずに、インターセプトを狙っていこう。
   相手の連携力はDFラインはともかくFWラインは高いとは思えない。
   しっかり守って反撃に備えるんだ!」

一同「「「「「「「おう!!!」」」」」」」

森崎「(俺の今後のことは試合の後に決めればいい。今はただ、こいつらと一緒にこの試合に勝つだけだ!)」


〜ヒューガー控え室〜

日向「作戦はただ一つ。『俺にボールを回せ』以上だ」

ビクトリーノ「な…!?」

ヒューガーの控え室では森崎率いるアカネイア同盟軍に対しての作戦会議が行われていた。
だが、日向はスコアボードにふぉーめーしょんすら描かず、ただ自分にボールを集めろの一点張りである。
この意見に反対するのは詳しい事情を知らず、もう一人のストライカーであるビクトリーノである。

ビクトリーノ「おい、舐めてんじゃねぇぞテメェ。そんな陳腐な作戦でアベルたち…あいつらに勝つつもりでいるのか?」

日向「関係ねぇ。相手がどれだけ強かろうが俺達の勝利に揺るぎはない。そうだろ?若島津」

若島津「はい。日向さんの要るチームは負けない。これは確定事項といってもいい」

カルツ「ポカ〜ン……ま、その自信にしばらくは付き合ってもいいんじゃないか?
    駄目なら駄目で、そんとき違う攻め方をすればいいさ」

ダ・シルバ「はーい、わっかりやした〜〜〜!!!」

松山「とにかく、こまめなパスを回しながら前線までボールを運ぼう。
   そこから先は日向なりビクトリーノなり、個人の判断に任せるから」

482 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:39:48 ID:???
早田「後ろは俺たちがしっかり守る。安心して攻めーや」

ビクトリーノ「…分かった。じゃあ、そろそろ行こうぜ」

カルツたちが何とか取り繕うが、日向とビクトリーノの二人の険悪ムードは拭えなかった。
日向は胸糞悪そうに立ち上がり、フィールドへと歩き出す。だが、突然その足が止まった。

ズキッ!

日向「………!?」

若島津「日向さん?どうしたんですか?」

日向「(なんだ……?あの時確かに俺は時を巻き戻してやった。森崎に殴られた事実を
    無かったことにしてやった。だのに、この頬の痛みはなんだ?)」

若島津「日向さん?」

日向「……なんでもねぇ。行くぞ若島津。俺の壮大な計画の第一歩だ。
   若林と翼、そして森崎。この三人を配下におかない限り俺の野望は成就しない。
   まずは一人目。アイツの存在意義全てを粉砕し、俺の足元に這いつくばらしてやるぜ……!」

猛虎の眼光がぎらりと音を立てる。その先は森崎有三の首ただ一つ。
だが、その右頬には何か強い力で殴られたような痣がうっすらと残っていた。



アンナ「アカネイアの国民の皆様!本日はここノルダ特設スタジアムへようこそいらっしゃいました!
    今日は暗黒戦争の先陣をひた走る『アカネイア同盟軍』が異国の競技『サッカー』を行う
    スペシャルセレモニーが行われます!さァ、いよいよ選手入場です!!!」

483 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:41:06 ID:???
わー!わーわー!ぴーぴー!きゃっきゃ!!

観客「見ろ!あれが俺達の希望の光、アカネイア同盟軍だ!」
観客「きゃ〜〜〜!!マルス様よ〜!こっち向いて〜!」
観客「アベル様ァ〜がんばって〜〜〜!ふぁいと〜!」
観客「モリサキ〜〜!この集落を救ってくれてありがとな〜!今日はめいっぱい応援するぜ〜!!」

アンナ「聞こえますでしょうか!この大きな歓声!この大きな拍手!アカネイアパレスをドルーアの魔の手から取り戻した
    救国の英雄たちが、今ここに集結!盛大な拍手でこの英雄たちを迎えてあげてください!」

カシム「あわ、あわわ…すごいや。僕たちこんなに多くの人たちに応援されてるんだね」

ジョルジュ「それだけ俺たちは期待されているんだ。この大陸に光をもたらす勇者たちとね……」

アベル「森崎、凄い人気だな。こいつは負けられんな」

森崎「アベルこそ。この雰囲気に飲まれたりするなよ〜?」


アンナ「そして、本日彼らの対戦相手を務めますのが、この『サッカー』の発祥の地からやってきた
    7人のサッカー戦士たち!さらにワーレン闘技場からゲストとして招待された
    4人の闘技場の覇者たちが力を合わせてアカネイア同盟軍に立ち向かいます!」

観客「お〜〜〜い!ビクトリーノ!今日も豪快なシュートを決めてくれよ〜!」
観客「ワーレンから追っかけてきた甲斐があったぜ!ジェネラル!しっかり守れよな!」

ビクトリーノ「おや、俺もここの大陸の人にも名前を覚え始められたか。うれしいねぇ」

ダ・シルバ「いいないいなー!よっしゃぁ!俺も今日大活躍して名前を覚えてもらうぞ!!!」

日向「ふん、歓声なんて意味のない物に耳を傾けてる暇があるならさっさとポジションについたらどうだ」

484 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:42:24 ID:???
ビクトリーノ「なにィ!?」

カルツ「お前さん、ファンサービスってもんを少しは気にしたことはないのかのう?」

日向「俺は腑抜けた声援よりどぎつい罵声やブーイングの方ががぞくぞくするほど心地いいぜ。
   こんな生ぬるい環境でサッカーを続けている森崎なんぞ俺の敵じゃないな」

カルツ「(そういやJrユース決勝でもヒュウガには声援は少なかったなァ。なんだか寂しいやつだぜよ)」

ややあって、二人のチームの主将がフィールド中央へと集まる。
アカネイア同盟軍の主将はもちろん森崎。ヒューガーの主将はやはり日向である。

森崎「中学生大会決勝以来か。こうしてコイントスの場に立ち会うのは」

日向「ふっ。そんな偽りの歴史の思い出を語って欲しくねぇな」

森崎「な…にィ?」

日向「お前みたいな才能の無いやつが俺や若林、翼に生意気なほど何度も喰らいついてこれる理由…
   そいつを理解したんだよ。なるほどな。こんな能力があれば反町やタケシすら天下を狙えるぜ」

森崎「『何度も選択をやり直す』か……?」

日向「なんだ、おおかた早田や松山が口を滑らしたんだろう。理解しているなら話は早い。
   もし、この試合にお前が俺に敗北したら、大人しく俺の配下につきな。悪いようにはしないぜ?
   ブラジルでもフランスでもスペインでも好きな国で腕を磨かせてやる。…俺のためになァ」

不敵な笑みを向けながら、日向は自信満々に森崎の返答を待つ。

森崎「…………」

485 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 21:44:32 ID:???
☆どうしますか?

A「いいだろう。だが、残念ながら俺はこの試合に負けるつもりは無いぜ!」
B「いやだね。お前に俺の人生を左右する権利なんて無いだろ?」
C「ふざけるな!誰がお前の配下になんてなるか!」
D「くっ……お手上げだ。俺は素直にお前に従うことにするぜ……」
E「ぷっ、そんなおとぎ話みたいなことあるわけねーじゃん。気でも狂ったか?」
F無視してコイントスを待つ

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
=======================
今夜はここまで。次回からようやく試合開始……かな?

486 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 21:45:43 ID:gJkynobI
B

乙でした

487 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 22:18:32 ID:dQP5HKD6


488 :森崎名無しさん:2010/02/22(月) 23:11:07 ID:???
半年ぶりのサッカーということで過去スレを読み返していたんだが、
オグマとかカインとかもういないんだよなあ。ちょっと泣けてきた

489 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 10:57:33 ID:???
ところどころ間違っていると思うが、計算したところこんな感じか。
たしかにモロドフの言うとおり、守備は心もとないな。

        ガ  ド  パ シ タ  ブ カ  競 セ ス 浮
Iマルス  620 21 22 22 19 16 19 19 16 17 3
Hシーダ  580 26 23 22 20 19 22 21 21 22 5
Fナバール 640 29 29 21 20 15 24 16 19 21 3
Jバーツ  620 24 19 20 17 20 20 22 22 12 2
Eアベル  600 28 27 26 22 18 23 22 19 16 4
Gミネルバ 500 21 18 16 17 18 19 17 19  9 3
Dミディア
Cジョルジュ500 17 17 13 14 13 16 12 15 10 2
Bマリク   520 12 10  6  8  9  11  7 12 10 2
Aカシム  560 16 15 21 16 14 13 20 12 12 2
@森崎   520 22 26 23 25 25 25 22 25 26 2

        ガ  ド  パ シ タ  ブ カ  競 セ ス 浮
 ジュリアン440 20 17 13 12 10 15 11 13 10 0
 レナ    340 15 15 13 11  8  12 10  9 16 2
 ウェンデル460 14 9  6  7  8 12  8  12 8  3
 マリア  340  4  4  4  6  7  6  6  7 9  2
 リンダ  360  13 12 7  7  4 10  4  7 14 2

490 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 18:57:14 ID:???
>>488
イナクナッテナンカナイヨ。オソラカラミマモッテルンダヨ。

>>489
ステータスの算出法を見直したところ、端数が無駄になることが多いので少し変更します。

☆戦場パート・サッカーパートの互換【改訂版】

ガッツ→ 最大HP×20
ドリブル→ 速さ+技1/2
パス→ 技+速さ1/2
シュート→ 力+技1/2
タックル→ (力+技+守備)1/2
ブロック→ 守備+力1/2
パスカット→ (技+速さ+守備)1/2
競り合い→ 力+守備1/2
セーブ力→ 守備+速さ1/2
スルー→ 運+技1/2+魔防
浮き球補正→武器レベル1/4
(端数は切り捨てです)

あと、守備力が全般的に低いのはほとんどのキャラの守備力の成長率が低いからですね。
そこのバランスを取るために、ここのスレでは人数補正が人数分だけつく仕様になっております。
==========================
>B「いやだね。お前に俺の人生を左右する権利なんて無いだろ?」

森崎は頭を振りながら冷静に受け答えた。その落ち着いた様子が、日向の神経を逆なでする。

日向「ク…クク。まだ分かっていないようだな。いくらお前が抗おうとも俺は何度でも選択肢をやり直せるんだぞ?
   お前が俺に従うまで永遠に選択を迫りつづける事だってできるんだぜ?」

491 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 18:58:43 ID:???
森崎「なら何故今すぐそうしない。お前のことだ。自分の野望のためならどんな手段も厭わないはずだ。
   すぐに俺の選択肢を変更しないのは……お前のその言葉が実はハッタリだということだ!」

日向「!?」

森崎「もしハッタリじゃなくても、その力には何らかの制約があるんだろ?
   ……そんな簡単に他人の人生を左右できたりするものか。俺の生き方は俺が決める。誰にも邪魔はさせないぜ!」

日向「………けッ。精々いきがってればいいさ。試合後、お前は必ず俺に頼みに来るだろうよ。
   『お願いします、どうかこの哀れな僕を日向様の下僕にしてください』となァ!!」

森崎「なにィ!?」

受付「はいはいストーップ!それ以上盛り上がると初っ端からカード出すぜ?お兄ちゃんたち?」

ヒートアップしていくしていく口論に眼帯の厳つい受付の男が止めに入る。
流石にこういう状況には手馴れているのだろう。二人の圧力を物ともしない。

受付「派手にやりあうのは俺のホイッスルが鳴ってからでも遅くは無いだろ?
   試合を待ってるお客さんたちのためにも、もっとクールに行こうぜ?」

日向「ちっ………」

森崎「はいはい、分かりましたよ」

受付「よしよし。素直なのはいいことだ。それじゃあ早速コイントスだぜ。………それ!」

492 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 19:00:14 ID:???
ピーン!→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→アカネイア同盟軍のボールから
スペード・クラブ→ヒューガーのボールから
JOKER→なんとカシムが素早くコインを奪い去っていった!

493 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 19:07:51 ID:???
ピーン!→  ハート10

494 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 19:52:49 ID:???
ピーン!→  ハート10
>ダイヤ・ハート→アカネイア同盟軍のボールから
=======================
森崎「ボールもらいます」

日向「フッ……試合開始早々失点することができなくて残念だなァ。
   まァ、それは後半開始にとっておこうか」

森崎「楽しみにしておくぜ。その自信満々の牙がへし折られる瞬間をな」

最後に数秒にらみ合った後、ようやく両雄はそれぞれのポジションへと移る。

アンナ「ヒア〜!選手たちも観客たちに負けないほどヒートアップしている模様ですね!
    今回の試合もMVPに選ばれた選手にはわが『秘密の店』から素晴らしい道具を進呈させていただきます!
    ちなみに、今回のアカネイアカップのルールは下記をご参照くださいねー♪」

【アカネイアカップルール】

・45分ハーフ。同点の場合は15分ハーフの延長戦あり。それでも決着がつかない場合はPK戦。
・反則判定あり。怪我判定あり。重症の場合次回の出撃にも影響あり。
・交代枠は3つ。ヒューガーのリザーバーは用意できなかったらしいのでいません。
・試合中のガッツ回復なし。ハーフタイムに1/8回復。さらに癒しの杖や傷薬などで回復可能。
・さらに詳しい判定については>>16をご参照ください。

495 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 19:54:52 ID:???
ウェンデル「いよいよ始まるのう。リンダや、同じ魔導士としてマリクの動きをしっかり見ておきなさい」

リンダ「や、やだ!なに言ってるの!?私はただ、同じ魔導士としてマリクの動きを見ているだけで……!!!」

ウェンデル「だからそう言っておろうに。なんじゃ?それ以外の理由でマリクのことを目で追っていたりでもするのかのう?」

リンダ「…な、ないわ!マリクの汗を流す姿が誰よりも美しいとか全然そういうのじゃないから!!」

ウェンデル「(墓穴じゃな……やれやれじゃわい)」

ジュリアン「(へっへー。レナさんの隣の席ゲットだぜ!この機会にもっと急接近を……)」

ジュリアンが愛しの女性の隣の席に腰を根付かせようとしたその瞬間。

ヒョイッ。ストン!

マリア「シスターレナ様。隣に座ってもよろしいですかぁ?」

レナ「ええ、マリア姫。どうぞ」

天使のような愛くるしい顔でレナの隣を素早く占拠するマリア。
その後ジュリアンの方を見やると、こっそりと可愛らしい舌をちろりと出す。

マリア「(べぇ〜〜〜だ!)」

ジュリアン「(な…こ、こんのクソガキャ〜〜〜!!)」

マリア自身はまったく気付いていないが、これこそが幼い彼女が初めて経験する『嫉妬』の瞬間であった。

ウェンデル「(この状況…枯れた老人には肩身が狭すぎるのう。早くフィールドに出て発散したいものじゃて)」

496 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 19:57:23 ID:???
そして、この試合を見守る観客席の端の端。人ごみに溢れた立見席の中に、帽子を深く被った男が立っていた。
背は高く、無駄な肉など一切無い整った体つきをしている。
とはいってもやせ細っているわけではなく、まさに『男性美』を具現化した体系である。
その男は後ろにさらに三人の男を背後に従えてフィールドの中央に目をやる。

???「あれがマルス王子…。ドルーアのボーゼン司祭を倒し、このアカネイアパレスを解放した
    英雄アンリの末裔か。ロベルト、ベルフ、ライデン。彼の動きをよく監察しておけ」

ロベルト・ベルフ・ライデン「はっ」

ボールはフィールド中央のマルスに渡され、いよいよ審判の試合開始の合図を待つだけとなる。

マルス「(いよいよだ…昨日の月夜の誓いを果たすために、初めから飛ばしていくぞ!)」

アンナ「ここで皆様にスターティングメンバーを発表いたします!
    部隊の統率力では指揮官職を任されている人数が多い分、アカネイア同盟軍に軍配が上がりますね。
    対するヒューガーはマンチェスターユースのキャプテン松山君、
    モンテビデオユースのキャプテンビクトリーノ君、
    そしてメキシコシティユースのキャプテンであり、ヒューガーのキャプテンの指揮力に注目です!」

497 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 19:58:59 ID:???
・アカネイア同盟(ブラジルタイプ/指揮レベル5)
Jバーツ    620/620 
Iマルス    620/620 支援 森崎(2)シーダ(4)マリク(1)
Hシーダ    580/580 支援 マルス(4)
Gミネルバ   500/500 支援 マリア(2)
Fナバール   640/640 
Eアベル    600/600 支援 森崎(2)
Dミディア   400/400 
Cジョルジュ  500/500
Bマリク    520/520 支援 マルス(1)リンダ(1)
Aカシム    560/560 支援 森崎(2)
@森崎     520/520 支援 マルス(2)アベル(2)カシム(2)
============
Kジュリアン  440/440 支援 レナ(2)
Lレナ     340/340 支援 ジュリアン(2)
Mウェンデル  460/460
Nマリア    340/340 支援 ミネルバ(2)
Oリンダ    360/360 支援 マリク(1)
============

・ヒューガー(オーソドックス/指揮レベル4)
Jビクトリーノ 800/800 支援 ダ・シルバ(2)
Iカルツ    680/680 支援 松山(1)早田(1)
H日向     800/800 支援 若島津(1)
Gスナイパー  580/580
Fダ・シルバ  640/640 支援 ビクトリーノ(2)
Eパラディン  580/580 支援 Dナイト(1)
D松山     760/760 支援 カルツ(1)早田(1)
Cジェネラル  680/680
BDナイト   540/540 支援 パラディン(1)
A早田     700/700 支援 カルツ(1)松山(1)
@若島津    700/700 支援 日向(1)

498 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:00:04 ID:???
・アカネイア同盟(ブラジルタイプ/4-3-3)

−−H−− HシーダIマルス
−I−−−
−−−−F Fナバール
J−E−G JバーツEアベルGミネルバ
−−−−−
AC−DB AカシムCジョルジュDミディアBマリク
−−@−− @森崎

・ヒューガー(オーソドックス/4-3-3)

J−H−F Jビクトリーノ H日向 Fダ・シルバ
−−−−−
G−I−E Gスナイパー Iカルツ Eパラディン
−−−−− 
A−C−B A早田 Cジェネラル BDナイト
−−D−− D松山
−−@−− @若島津

499 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:16:35 ID:???
ピイイィィィィィィィィイイイイ〜〜〜〜〜ッ!!!

アンナ「いま、アカネイアカップ試合開始の笛が吹かれました!
    アカネイア同盟軍盟主アリティアの王子マルス君!まずはどう仕掛けていくのか!?」

マルス「行くよシーダ!一気に駆け抜けよう!」

シーダ「お、お供いたします!(お、落ち着くのよシーダ。マルス様と呼吸を合わせるのよ!)」

アンナ「おっと、まずはタリスの王女シーダ君を引き連れワンツーパスで前進する模様。
    それを阻止せんと前に出たのはビクトリーノ君と日向君だ!
    猛獣のような俊敏さで二人のパスコースへと割って入っていく〜!」

日向「女ァ!ボールを寄越しなァ!」

ビクトリーノ「へーい彼女!このナイスガイにボールをちょうだーい!」

シーダ「ひ……ケ、ケダモノ〜!?」

森崎「(まぁ虎と黒豹だからあながち間違いじゃないな。
    ……にしても女性に対しての態度まで両極端だなあの二人)」

マルス「シーダ、焦らず前を見よう。エルカイトに乗っているつもりで!」

シーダ「は、はい!(マルス様と一緒なら、なにがあろうと怖くないわ。…避けてみせる!)」

500 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:17:54 ID:???
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で

マルス→ ! card+ ワンツー23+(指揮5)+(支援7)=
シーダ→ ! card+ ワンツー24+(指揮5)+(支援4)=
日向→ ! card+ パスカット24+(指揮4)+(支援1)+(人数補正2)=
ビクトリーノ→ ! card+ パスカット24+(指揮4)+(支援2)+(人数補正2)=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マルス&シーダ突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(アベルがフォロー)(ナバールとダ・シルバが競り合い)(パラディンがフォロー)
≦−2→ヒューガーがボールを奪う!

【補足・補正】
ビクトリーノのマークがダイヤ・ハートで『ハイジャンプカット』で+2します
その他は>>16を参照してください。

501 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:20:40 ID:???
マルス→  ハート6 + ワンツー23+(指揮5)+(支援7)=

502 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:22:03 ID:???
シーダ→  クラブQ + ワンツー24+(指揮5)+(支援4)=

503 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:23:24 ID:???
日向→  ハート4 + パスカット24+(指揮4)+(支援1)+(人数補正2)=

504 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:24:30 ID:???
ビクトリーノ→  ハート9 + パスカット24+(指揮4)+(支援2)+(人数補正2)=

505 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:28:53 ID:???
マルス→  ハート6+ワンツー23+(指揮5)+(支援7)=41
シーダ→  クラブQ+ワンツー24+(指揮5)+(支援4)=45
※シーダがクラブなので三すくみはありません。
日向→  ハート4+パスカット24+(指揮4)+(支援1)+(人数補正2)=35
ビクトリーノ→  ハート9+(HJカット2)+パスカット24+(指揮4)+(支援2)+(人数補正2)=43

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マルス&シーダ突破!
※シーダに10の経験値が入ります。シーダのレベルが18に上がった!
================
シーダ   ペガサスナイト  レベル18 EXP0 25戦18勝0敗
        成長率
HP29/29     ☆
力 17      ○
技 14      ○
速 20(3)     ○
運 20      ◎
武 20      ○
守 12      △
魔  6       ×
================
シーダ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

506 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:30:00 ID:???
シーダ
成長判定H→ スペード6
成長判定力→ クラブQ
成長判定技→ ハートJ
成長判定速→ ダイヤ3
成長判定運→ ダイヤ4
成長判定武→ ダイヤ6
成長判定守→ ダイヤ4
成長判定魔→ スペードA

507 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:52:50 ID:???
シーダ
成長判定H→ スペード6→1上がった!
成長判定力→ クラブQ
成長判定技→ ハートJ→1上がった!
成長判定速→ ダイヤ3→1上がった!
成長判定運→ ダイヤ4
成長判定武→ ダイヤ6
成長判定守→ ダイヤ4→1上がった!
成長判定魔→ スペードA

シーダ   ペガサスナイト  レベル18 EXP0 25戦18勝0敗
        成長率
HP30/30     ☆
力 17      ○
技 15      ○
速 20(4)     ○
運 20      ◎
武 20      ○
守 13      △
魔  6       ×

以上のようになりました
※次回の判定から予め指揮と支援の値が基礎値に追加したものを使用することにします。見づらいですよね?
=====================
マルス「シーダ、上だ!」

シーダ「はいっ!」

ヒュッ…ポコーン!

日向「な…生意気な!」

508 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:54:28 ID:???
前のめりに突っ込んでいった日向は上への反応が遅れてしまう。
怒声を上げながらシーダのパスを見送るしかなかった。

ビクトリーノ「甘いぜお嬢ちゃん。ハアッ!」

だが、ビクトリーノがそのしなやかな身体能力を生かしシーダのパスコースを塞ぎにかかる。

ビクトリーノ「もらった!」

シーダ「…どうかしら?」

ククッ…

ビクトリーノ「(曲げてきた?何時の間にこんな高等テクを!?)」

マルス「ナイスパスだ、シーダ!このまま前進するぞ!」

シーダ「了解です!」

ワアアアアァァァァァアアアァァァッ!!

アンナ「FW陣同士の最初の激突は僅差でアカネイア同盟軍に軍配が上がりました!
    この二人のアツアツすぎる絆は虎や黒豹の牙でも引きちぎれなかったァ!」

森崎「ぷっ。日向の奴、勇んだものの全く相手になってねぇじゃねぇか。
   あいつ、パスカットは下手くそのままなのか?それともマルスたちが上手くなってるのかな?」

アンナ「さァ、早速ヒューガーのバイタルエリアまで突っ込むこのコンビを抑えるのは誰だ!?
    戦術眼に定評のある松山君が守備陣に指示を飛ばしています」

松山「中央突破はさせるな!カルツ、両側の二人を上手く誘導してパスコースを限定させてくれ!」

509 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 20:58:50 ID:???
カルツ「任されたぜよ!」

スナイパー「ワイに任せときぃ!」

パラディン「止めてみせる!」

バッ!バババッ!

シーダ「マルス様、今度は三人です。大丈夫でしょうか…?」

マルス「僕たちの技術は彼らにも通用する!自信を持って、シーダ!」
====================
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で

マルス→ ! card+ ワンツー35=
シーダ→ ! card+ ワンツー34=
カルツ→ ! card+ パスカット29+(人数補正3)=
スナイパー→ ! card+ パスカット25+(人数補正3)=
パラディン→ ! card+ パスカット25+(人数補正3)=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マルス&シーダ突破!二人は低い浮き球に動きを合わせる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(アベルがフォロー)(Dナイトがフォロー)(ジェネラルがフォロー)
≦−2→ヒューガーがボールを奪う!

【補足・補正】
その他は>>16を参照してください。
=====================
今夜はここまで。二人の愛の力がゴールネットを揺らすと信じて…ご愛読ありがとうございました!

510 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:59:57 ID:???
乙でした

マルス→  ダイヤA + ワンツー35=
シーダ→  ハートK + ワンツー34=


511 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:02:45 ID:???
「先着順」の時はひとり1つずつだった気が……

マルス→  ハート5 + ワンツー35=

512 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:03:06 ID:???
カルツ→  ハート6 + パスカット29+(人数補正3)=
スナイパー→  クラブQ + パスカット25+(人数補正3)=
パラディン→  クラブ7 + パスカット25+(人数補正3)=

513 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/23(火) 21:08:47 ID:???
>>511
あ、すみません。そこのところをはっきりと提示してませんでしたね。
【このスレではお一人様一行ずつ】でお願いいたします。

なので、>>511さんの判定が確定し、次はシーダの判定からになります。
何度も判定させてしまいご迷惑をおかけいたします…それではまた!

514 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:11:33 ID:???
シーダ→  ハート3 + ワンツー34=

515 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:16:36 ID:???
ああ、こちらこそすいません。

ではあらためて。乙でした

カルツ→  クラブ2 + パスカット29+(人数補正3)=

516 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:18:47 ID:???
スナイパー→  クラブ6 + パスカット25+(人数補正3)=
ここにもダイス神の影響が…w

517 :森崎名無しさん:2010/02/23(火) 21:20:26 ID:???
パラディン→  ハート5 + パスカット25+(人数補正3)=

518 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 07:50:18 ID:???
質問です。三すくみでない場合の必殺の一撃の「元の数値」は
指揮や支援を含むのでしょうか?
今回は、どっちにせよマルス>パラディンっぽいですけれど

519 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 10:54:05 ID:???
>>518
『元の数値』とは『カードの数値だけを引いた合計数値』のことを指します。
つまり『必殺技の補正』や『人数補正』『フリー補正』『浮き球補正』『三すくみ補正』なども加えた
『(合計数値)-(カードの数値)』の結果で負けている方が適応されます。
今回の場合、マルスは35、パラディンは28となりパラディンのカードが3倍されることになります。
ちなみにK同士が激突した場合26もの差をひっくり返すことができます。
それと、絶対に勝利確定のJOKERですが、JOKER同士の場合に限り『元の数値』が低い方が絶対に勝利します。
============================
マルス→  ハート5 + ワンツー35=40
シーダ→  ハート3 + ワンツー34=37

※三すくみ判定はマルスの【ハート】です。
※マルスとパラディンのカードが同数で、三すくみが関与しないのでパラディンのカードが3倍されます。

カルツ→  クラブ2 + パスカット29+(人数補正3)=34
スナイパー→  クラブ6 + パスカット25+(人数補正3)=34
パラディン→  ハート5→15 + パスカット25+(人数補正3)=43

≦−2→ヒューガーがボールを奪う!
=======================
シュバッ!ズダダダッ!バシィーン!ポーン!

カルツ「な、なんじゃあ…?」

スナイパー「なんや!?ワイらが全く付いて行けん!どういうこっちゃ!?」

アンナ「かわすかわすかわす〜〜!マルス君とシーダ君のパス攻勢は針の穴を通すかのように
    ヒューガーの守備網を突破していくぞ〜!!」

マルス「よし、後一人…!ここだァ!」

520 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 10:55:54 ID:???
ポォーーーーン!

マルスはパラディンがギリギリ届かないライン目掛けて山形のパスをシーダへと送る。

パラディン「君の技術は確かに以前に比べて圧倒的に向上している。だが……」

ダダダダダダ…バッ!バチイィッ!

パラディン「ラストパスが相手のことを思うためか少々緩い!その癖は抜けていないようだな!」

マルス「な…なにィ!?」

以前ワーレンカップで戦った際に、パラディンは再戦に備えて森崎たちの挙動の癖を事細かにチェックしていたのだ。
森崎とマルスのワンツーパスをもカットした経歴のある彼の守備センスが光った瞬間である。

観客「お、おおおお!?何だ今のプレイ!?通ったと思ったのに、しっかり奪ってやがる…」
観客「アカネイア同盟軍の圧勝かと思ったが、この試合どちらに転ぶか分からんぜ!」
観客「ばーか、まだ始まったばっかりだっての。パラディーン!ナイスプレイよー!」

???「……ふむ。プレイ自体は悪くないが、まだまだ場数になれていないのか?甘いところが見えるな」

ライデン「あのパラディン…我々『黒騎士団』にスカウトしたいくらいいい動きしてますね」

ベルフ「同じ『パラディン』として将軍も少し応援したい気になりますか?」

???「フ…どうかな?」

森崎「あ〜あ。何やってんだよマルスの奴。戦闘中はついている奴なのにサッカーになると不運になるのか?」

ボールを奪われてしまったマルスはすぐに戻り、仲間たちに守備の指示を飛ばす。

521 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 10:57:39 ID:???
マルス「クッ…みんな、戻れ!守備につくぞ!相手に速攻は無い。持ちこたえるんだ!」

松山「いいぞパラディン!いい攻撃のリズムを生むのはいい守備からなんだ。焦らずじっくりと攻めていこうぜ!」

パラディン「おう!」

パラディンは近場の味方を進ませながら、こまめなパスを繰り返し徐々にアカネイア同盟軍のコートへと前進していく。

パラディン「よーし、それじゃあそろそろ前線へ……う!?」

フィールド中央まで押し戻したところで、パラディンは違和感に足を止めてしまう。

パラディン「パ、パスコースが…な、無い?」

試合前の森崎の指示が効いているのだろう。良い間合いでパスを待つアカネイア同盟軍の選手たちのプレッシャーに
パラディンはパスを出すのを戸惑ってしまう。

カルツ「お、おいどうしたパラディン。早くパスを…」

パラディン「わ、分かっている。それぇ!」

パラディンはとりあえず中央のカルツへとボールを戻そうとするが、その安易なパスを見逃さない者がいた。

ババッ!

アベル「逃すかぁ!」

アンナ「おっとぉ!ここでパラディン君のパスにアベル君が素早く反応。カットできるか〜!?」

522 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 10:59:01 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

パラディン→ ! card+ パス24=
アベル→ ! card+ パスカット30=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パラディンのパスがカルツに渡る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ダ・シルバがフォロー)(日向とナバールが競り合い)(ミネルバがフォロー)
≦−2→アベルがボールを奪う!

【補足・補正】
その他は>>16を参照してください。

523 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 11:00:26 ID:???
パラディン→  ハート4 + パス24=

524 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 11:02:13 ID:???
アベル→  ダイヤQ + パスカット30=

525 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 11:07:21 ID:???
パラディン→  ハート4 + パス24=28
アベル→  ダイヤQ+(有利2)+ パスカット30=44

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≦−2→アベルがボールを奪う!
アベルに10の経験値が入ります
アベルのレベルが20に上がった!
================
アベル ソシアルナイト レベル20 EXP0 25戦20勝0敗
        成長率
HP30/30     ◎
力 17      ○ 
技 18      ○
速 19       ○
運 11      ○
武 17      ◎
守 10       △
魔  2       ×
================
アベル
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

先着『1名』で!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

526 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 11:22:01 ID:???
アベル
成長判定H→ スペード2
成長判定力→ ハート2
成長判定技→ スペード5
成長判定速→ クラブ7
成長判定運→ スペードQ
成長判定武→ ハート6
成長判定守→ スペード2
成長判定魔→ クラブJ

527 :518:2010/02/24(水) 11:50:06 ID:???
なるほど、ありがとうございました。

528 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 16:48:47 ID:???
>>527
いえいえ。これからも何か変だなと思うところやところやおかしなところがありましたら
質問や意見を言ってくだされば大変嬉しいです!
====================
アベル
成長判定H→ スペード2→1上がった!
成長判定力→ ハート2→1上がった!
成長判定技→ スペード5
成長判定速→ クラブ7
成長判定運→ スペードQ
成長判定武→ ハート6→1上がった!
成長判定守→ スペード2
成長判定魔→ クラブJ

アベル ソシアルナイト レベル20 EXP0 25戦20勝0敗
        成長率
HP31/31     ◎
力 18      ○ 
技 18      ○
速 19       ○
運 11      ○
武 18      ◎
守 10       △
魔  2       ×

以上のようになりました
===================
ヒュバッ!ガチッ!

アベル「よし!」

529 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 16:53:54 ID:???
パラディン「し…しまった!」

アンナ「アベル君の好判断で見事パラディン君のパスをインターセプト!
    アカネイア同盟軍に再び攻撃権が移ります」

アベル「(越えた…!今のプレイで俺は間違いなくワーレンの『パラディン』を越えたぞ!
     今の俺の力は挙兵時とは比べ物にならないくらい成長している。確実に!
     俺は今この瞬間から、アリティアの『パラディン』を名乗る!)」

バッ!

アベルは懐からオレルアンカップで承った『騎士勲章』を取り出すと天高くかざした。

???「あ…あれは!!」

ロベルト「えええ!?こ、こんな所で『クラスチェンジ』する気なの?あの緑の騎士は!?」

クラスチェンジ。それは経験をつんだ騎士や名声を得た傭兵などが新たな力を得るために行う儀式である。
天からの成長を司る神々の祝福が、青白い閃光となりアベルの下へ降り注ぐ。

ババババババババババババババ…ピシャァァァァン!!!

カルツ「な、なんじゃあ!?眩しくて何にも見えんぜよ!」

パラディン「(この光は…そうか、ついにこの君も地位まで上り詰めたのか!)」

ビクトリーノ「なんだ!?アベルに一体何が起こっているんだ!?」

日向「(感じるぜ…あの緑の奴から膨れていく力の鼓動がよ…フッ、だが、それでも今の俺にとってはちゃちなものだがな)」

森崎「ア、アベル〜〜〜〜!?」

530 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 16:55:09 ID:???
アベル「う………うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」


※アベルの力・守備が+2しました。
※アベルの技・速さが+3しました。
※アベルがスキル『一閃』(1/4で攻撃力2倍の一撃)を習得しました!



アベル パラディン レベル1 EXP0 25戦20勝0敗
        成長率
HP31/31     ◎
力 20      ○ 
技 20      ○
速 20      ○
運 11      ○
武 18      ◎
守 12      △
魔  8       ×

以上のようになりました。
=======================
アベルへと降り注いだ光の束が細くなっていき、粒子となり掻き消える。
そこから現れた一人の新たな聖騎士がゆっくりと顔を上げる。

アベル「これが…クラスチェンジ。す、すごい…まるで、生まれ変わったような気分だ…!」

これまでのアベルも鍛練の賜物からか強者の闘気を身に纏っていた。
だが、今のアベルの闘気はソシアルナイト時代のアベルとは比べ物にならないほど膨れ上がり、
このノルダの闘技場全体を包んでしまうほどの力を生み出すほどである。

531 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 16:56:15 ID:???
緑色を基調とした鎧に黒のラインが加わり、金色の十字架の肩当てが一端の騎士とは違う気品すら漂わせる。

アベル「今このとき、アリティアの騎士アベルはアリティアの聖騎士を名乗る!
    祖国への変わらない忠誠と更なる飛躍の心をこの騎士勲章に永久に誓おう!」

ウオオオオオオオォオォオオオオオォォォオオオオオオッ!!

観客「す、すげぇ…まさか生聖騎士の生クラスチェンジをここで拝めるなんて…俺、今日の日を絶対に忘れねぇよ〜!」
観客「あああ…ア、アベル様……ス・テ・キ(はぁと)」

ジェイガン「アベルよ…重き荷を背負い長き道を歩き、良くぞこの『聖騎士』という場所へたどり着いた!
      このアリティアの将来を背負うものとして、そして私の後継者として……
      心・技・体の更なる精進を心がけるがいい!」

ドーガ「(アベル…くそっ、俺だって騎士勲章があれば……!)」

森崎「遠目でもよく分かるぜ。アベル、お前はさらに腕を上げたんだな。親友として嬉しいぜ!」

マルス「聖騎士アベル……すごい、すごいよ!千騎の兵を得た気分だよ!」

アンナ「な、ななな…なんと…!とんでもないことがおこりました!
    アカネイアの『黒豹』アベル君がこの試合中に『聖騎士』の称号を獲得!
    これはヒューガーは苦しい戦いを迫られることになるでしょう!」

アベル「(体の奥から力が湧きあがってくる…いける!今の俺はどんな奴が相手でも勝てる!)」

聖騎士となったことでアベルは自分の新たな力に心躍らせていた。が、そんなアベルに背後から迫る影があった。

カルツ「何がなんだか分からんが隙だらけだぜよ!!」

スナイパー「もろたで!」

532 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/24(水) 16:57:57 ID:???
スナイパー「もろたで!」

ダ・シルバ「派手なことしてくれんじゃん!おっもしれぇなぁお前〜〜〜!」

パラディン「聖騎士昇格おめでとう!早速試させて貰おうか、君の新たな力とやらを!」

ズザザザザーッ!ズシャッ!ズガガガーッ!

アンナ「ああっ!クラスチェンジ直後の棒立ちのアベル君に四人の強烈なタックルが迫り来る〜!」
=======================
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

アベル→ ! card+ ドリブル37=
カルツ→ ! card+ タックル28+(人数補正4)=
スナイパー→ ! card+ タックル23+(人数補正4)=
ダ・シルバ→ ! card+ タックル24+(人数補正4)=
パラディン→ ! card+ タックル25+(人数補正4)=

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アベルが何事も無くやり過ごす
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バーツがフォロー)(ナバールと日向が競り合いに)(ビクトリーノがフォロー)
≦−2→ヒューガーがボールを奪う!

【補足・補正】
カルツのマークがダイヤ・ハートで『ハリネズミチャージ』(吹っ飛び係数3)で+3します
ダ・シルバのマークがダイヤで『パッションタックル』(吹っ飛び係数4)で+3します
その他は>>16を参照してください。

533 :森崎名無しさん:2010/02/24(水) 17:00:58 ID:???
アベル→  ハートQ + ドリブル37=

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