キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/03(水) 17:46:36 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

地底に出発する朝。 スキマ妖怪の訪問を受けたが……? 21スレ目でやっとメンバー揃う!?よろしくお願いします。


前スレ

【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1265448853



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


344 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 01:00:46 ID:9POqCdOA
C

地雷?
そんなの踏んでみないとわかんないよね☆

345 :小田ジュニア:2010/03/13(土) 01:35:37 ID:rr4RtCR+
A

346 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 01:55:47 ID:Jw50b0LI


347 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 13:25:45 ID:???

>>339-340
>>342
>>344
乙感謝ですー。
たまには地雷を踏ませるのも悪くないですぜ……? いやいや幸せは守ってあげましょう。


348 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 13:29:35 ID:???

A リュカの目的を訊いてみる


松山は、不可思議な人物・リュカを見て、ふと彼の目的やその他を知りたい気持ちが芽生えた。
明らかに異国風な服装。 こうして黙って面してると、この人は王侯貴族だとぶちまけられても納得の気品さえある。
リュカという人物を知る為に思い切って、松山は彼の目的について問うてみた。

リュカ「ん〜、率直に言ったら、帰るのが目的かな」
松山「帰る???」

首を捻る。もしやリュカも松山と同じ世界出身だろうかと考え付く。
だが、続く話を聞くと、どうやらそうではないようだった。

リュカ「ボクのいたところではね。旅の扉っていう離れた場所を繋ぐものがあってね。
     色々と終わらせて、見識を広めようと世界を巡ってる最中に……見知らぬ扉が現れて起動してしまったんだ」

リュカの声はあくまで穏やかで真摯で、担ごうとする意図は全く見えない。
松山は素直に真実と受け止めることができた。黙って相槌を打つ。

リュカ「そうやってボク達はこの幻想郷というところにやってきたわけなんだけど……。
     いつまでも国を空けておく訳にいかないんだ。地の底から、旅の扉の反応を感じてここまで来たんだよ」
松山「その扉ってやつを発見して、帰るのが目的なんですね?
    (もしかしてそこを潜れば俺も外の世界に出られる!?)」

リュカの目的を聞き終えて……刺激を受け、帰郷について思う松山は少し悩んでから却下した。
幻想郷での目的を忘れるわけはない。だが、外の世界のあれやこれが恋しくなってる気持ちも否定できない。
旅の扉に俄然興味を抱いた松山は、リュカから他の話も聞いてみることにした。


*リュカの評価値と信頼度が上がりました。


349 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 13:31:07 ID:???

どうしますか?


A リュカの元いた場所について訊く
B ロケットの絵の人物について訊ねる
C プックルの前足のリボンについて話す
D 正式にモンスター達を紹介してもらう
E ロケットの絵の人物について聞いてみる
F 「サッカーに興味ありませんか?」
G リュカの使ってる杖について聞いてみる
H その他


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


350 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 13:33:18 ID:gGKj5Jsw
G
よくよく考えたら今魔理沙とリュカ会わせたらエライことになる気がしてきた

351 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 13:45:00 ID:???
BとEってどう違うんだろう

352 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 13:57:09 ID:???
あれ!?すみません修正します!

353 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 14:00:51 ID:???

どうしますか?


A リュカの元いた場所について訊く
B ロケットの絵の人物について訊ねる
C プックルの前足のリボンについて話す
D 正式にモンスター達を紹介してもらう
E リュカの所有するアイテムについて聞いてみる
F 「サッカーに興味ありませんか?」
G リュカの使ってる杖について聞いてみる(1票)
H その他


*後1回まで選択できます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


354 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 14:02:58 ID:+q+a1DQE


355 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 14:03:13 ID:jS+qFSYo


356 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/13(土) 14:08:16 ID:T4xsVGo+


357 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 14:54:45 ID:BIiAFPaw
G

358 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 14:58:40 ID:Od5rgYQA
G

359 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 15:34:12 ID:???

G リュカの使ってる杖について聞いてみる


リュカと話す中で、松山は凶剣から自分を救ったリュカの杖さばきを思い出した。
ドラゴンの顔部分を象った細工が施された杖は、鋼の剣に劣らずかそれ以上の強度で、剣撃を弾き……
続く無数の打撃を振るう姿もまさに颯爽として、こうしてくつろいでる姿とからは想像もつかない。

松山「(待てよ……蓬莱山さんの出した難題の中に、竜の杖というのなかったか?)」

脳裏に焼きついた竜の杖から、松山はその着想に行き着いた。
もしこれがそうだとするなら、魔理沙が目にしたら、どういう行動に出るだろう?
性急に奪うなどの挙に出るかもしれない。
あるかどうかも不確かな地底の太陽なんかより、ずっと早道で確実で……魔理沙は魔理沙で必死だからだ。

松山「(そして、同盟を結んでる以上、俺は協力しないとならない……だけどリュカさんは命の恩人だ……?)」



どうしますか?


A 竜の杖を譲ってもらうよう頼む
B 旅の扉を見つけるまで、竜の杖を隠すよう忠告する
C 何もしない。成り行きに任せる
D その他


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


360 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 15:38:49 ID:ZEXQkprU


361 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:02:24 ID:gGKj5Jsw
B

362 :361:2010/03/13(土) 16:05:55 ID:gGKj5Jsw
っとすいません
とりあえず交渉だけでもしてみたいんでAに変更お願いします

363 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 17:04:14 ID:???
あげ

364 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 17:10:17 ID:+q+a1DQE


365 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 17:18:28 ID:l/Dk8ps6


366 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 17:34:27 ID:???
>>361-362
変更了解しましたー。
現在、AとBで2票ずつです。

出かけてきます。続きは後ほどー。

367 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 18:16:08 ID:q18xmXg6


368 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:23:49 ID:???

A 竜の杖を譲ってもらうよう頼む


松山「(考えるまでもないな。 命の恩人には違いない……けど、それとこれとは違う問題だ)」

目の前に、眉唾ものの太陽より確かな存在として、竜の杖が在る。
現在の所有者が恩人とはいえ、それがみすみす逃す理由になるかといえばNoだ。
魔理沙に協力するのを約束した以上、その目的に関して邪魔するのは不義であり裏切りだと判断した。

リュカ「竜の杖を……?
    何か事情があるみたいだね。 まず……そちらから聞かせてくれないかい?」
松山「……はい」

竜の杖とはやはり、リュカの住む世界でも国宝……いや伝説級の代物だという。
それを譲れと迫るのに、こちらの事情も明かさずでは通らないと……松山は了承して、自分の知り得る限り話す事に。
魔理沙の目的……どうしてパテギアを望むかはまだ松山には話されてない。
天邪鬼な性格が邪魔してるのか、別の事情があるのか……いずれにせよ松山からも詮索は控えていた。
現時点でリュカに話せるのは、松山魔理沙が地底くんだりまで赴いた理由の一つが難題を解くことであること……。
その求められた代物が、もしかすればリュカの杖かもしれないのだと、そこまで話して松山はリュカの言葉を待つ。

リュカ「なる程ね……」
松山「頼みます、いや頼むリュカさんっ! 竜の杖、俺達に譲ってくれませんか!?」


369 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:24:52 ID:???

先着2名様で


松山光、頼み込む! → ! card
リュカの答えは +(王者装備 + ! num) → ! card


*松山の数値≧リュカの数値で成功になります。
*松山と相手側どちらかでJOKERが出た場合、無条件成功になります。


370 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:26:29 ID:???
松山光、頼み込む! →  ハート9

371 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:28:03 ID:???
リュカの答えは +(王者装備 + 0 ) →  ハート9

372 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:32:36 ID:???
0は0なのか10なのかで天国と地獄やね

373 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:34:07 ID:???
>>372
残念ながら……このスレではnumの0は10扱いでして。

374 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:42:44 ID:???

松山光、頼み込む! →  ハート9 = 9
リュカの答えは +(王者装備 + 0 ) →  ハート9 = 19


重く長く横たわった沈黙。 その後に……。

リュカ「ボク個人の気持ちとしては……困ってる松山君達にこの杖が役立つというなら、譲ってあげたい。
     だけど…………この【ドラゴンの杖】は、真の王のみが……そのほらっ。          「ドラゴン?」
     真の王に認められる者でなければ、持つのを許されないであるべき……。
     いやその、ボクが持ってていいのか自分で言ってて疑問なんだけど、ごめんね。これはあげられないんだ」

リュカは苦い顔つきで、松山の頼みを受け入れるのを拒んだ。
その表情があんまりにも沈んで気の毒に見えるので、松山はガックリしてもおられずフォローに回ってしまう。
何というか、世話を焼きたくなる……そんな得な一面も、このリュカという人物は備えているようだった。
今の松山といい、モンスター達といい、周りを惹きつけ動かす……。
もしかしたらリュカは、認められる者を探してる王様なのかもと、松山は荒唐無稽と思える考えを浮かべてしまう。

松山「(仕方がないよな。相手にとっても大事な物なら。
    魔理沙さんへの筋は通したし。 あとは、魔理沙さんが戻った時に、先に俺から話をしておく必要があるけど)」
リュカ「本当にごめんね」
松山「いえっ。俺のほうこそ無理なお願いしちゃったし!」                           「(ジロジロ)」

首を振って、気にしないでくださいと念を押して……


375 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:44:10 ID:???

飲兵衛達『ドワアアアアアアアアアアァァァァァァァッッ!!!!!!』

松山「ひょっ!? な、ななな何だ!?」                            「何々!?」

途端、雷鳴がつんざくように上がった歓声。出所はやはり宴の渦中、萃香のいる場所から。
リュカにそこそこ挨拶し、駆け寄って見ると。
萃香と、レンガを重ね合わせたみたいな巨躯のモンスターとでいつ始められたか腕相撲決勝戦の最中だった。

松山「(端っこでオンオン泣いてるのは……負けたのか泣き上戸なだけなのか? う〜ん……)」

どちらがより怪力かは気になったが、喧騒に疲れてる気分でもあり……松山は辺りを一人で歩き出した。
そういえばシャンハイもいない。探すと、宴の中でも片付けに勤しんでいた。
仕事に励んでるのに呼ぶ気も起こらず、松山は一人で、橋の取り払われた縦穴の前に立った。
底知れない深さの穴を間近で見ると、恐怖心が募るが、明日にはここに飛び込まなくてはならない。 自分を励ます。
気を紛らわせるのにちょっとした悪戯心が湧き、足元の小石を拾った。 右腕振り上げて、投げ込もうとした時。
視線を感じた。見られてる悪寒が脳髄を直撃した。

松山「――誰か、いる?」                                              「! へ〜」

疑念が浮かんだ。 誰かにまじまじと観察されてる……声も姿も空気も気配も存在もないのに、そう思えた。
もしかすれば紫がどこかにいるのではと、注意深く周囲に意識を向けるが……
スキマどころか兆候さえなく、過敏すぎたかと松山は失笑して、再び穴に向き直った。

松山「ちょっと酒に付き合いすぎたかな?
    せ〜ので投げ込もう。 せ〜〜〜〜の……」                            「(にまっ)」


376 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:46:07 ID:???

先着で


こいし投げ込む松山 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 何も起こらなかった。 (*魔理沙ピルロの出戻り判定、七月十五日終了)
スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」
JOKER→ ???「ねぇねぇ地底に何しに来たの?」


*スペード・クラブで5以下の場合……???


急用が入りましたので今日は恐らくここまで。
お疲れ様でしたー。


377 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 21:47:20 ID:???
こいし投げ込む松山 →  クラブQ

378 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 01:10:02 ID:???

こいし投げ込む松山 →  クラブQ
スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」


全くの不意打ちだった。
小石を投じる際に生じる力みの瞬間。 松山は、完璧な不意打ちというものを体験した。

???「ばぁっっ!!!」
松山「ひょうぉわあああああああああああっっっ!!!?」

まるで意識も向けられず、心の準備もできなかった。
つんのめり、たたらを踏み……もう少し驚きが強ければあわや転落という事態にも繋がったろう。
慄然とする間もなく、おなかを抱えて笑う明るい笑い声に振り返ると、そこに見た覚えのない少女がいた。
見つめ合う瞳には、はちきれんばかりの好奇心。発想をそのまま実行に移す無邪気さ……残酷さ。
触り心地がよさそうな淡い緑色の髪。 黒い帽子。 青く絡みつく何か、その中心に閉じた瞳のようなアクセサリ。
強烈に存在を意識した……と思ったら、在りえぬことに、そこには誰の姿も無かった。
全身どっと冷たいのか熱いのか分からぬ汗が流れて、松山は動けずに虚空を凝視した。

松山「(見間違い? ……酔いが生んだ虚像? 地底で管理されてるっていう怨霊?
    ……どれも違う気がする。 存在感ていうか息遣いが感じたし、生気もあった……と思う)」

今驚かされたことへの鬱憤を、少女の正体看破で晴らそうと、しきりに首を捻り頭を働かせながら穴から離れる。
松山は気付けない。 無意識の領域で遊ぶ少女は、ずっとそこに、今も佇んでることに。
唸る風に、そっとお気に入りの帽子が飛ばないよう両手で押さえて……収まると、思い出した風に笑顔が弾ける。

???「あっはは〜。今の驚いた顔、お姉ちゃん達にも見せたかったなぁ!
   い〜やい〜や。 こんな奥深くまでやってきた人間なんて珍しいし、楽しいこと私が独り占めしちゃおう!」

そしてその日の夜……。
就寝した松山は、最初ははしゃぎ遊ぶ少女のイメージに苛まれた。
また眠り濃く見る夢は、自分の枕元にご先祖様が立つ夢……とても夢見が悪く終始魘され続けたという。


379 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 01:11:14 ID:???

先着2名様で


リターンオブマリサ → ! card
リターンオブピルロ → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 魔理沙「ど、どうやって先回りしたんだ?」/ ピルロ「戻ったぞ。 はぁ……女はわからん」
スペード・クラブ→ 魔理沙は姿を見せなかった……。/ ピルロ「すまんが橋の修理をすることになったぞ」
クラブA→ 魔理沙は 番犬部隊に 追われている! / 「ワタシノナマエハ"パルロ"コンゴトモヨロシク」
JOKER→ 魔理沙は桶を持ってきた。/ ピルロはマスクを持ってきた。


7月15日終了。


*???が松山に興味を抱きました。 様々な場面で、低確率で……?


今度こそ、ここまで。


380 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 01:16:14 ID:???
リターンオブマリサ →  ダイヤ8

381 :キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/03/14(日) 01:16:40 ID:???
リターンオブピルロ →  スペード8

382 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:50:08 ID:???

【地底洞窟・七月十六日・早朝】〜日曜日〜



リターンオブマリサ →  ダイヤ8
魔理沙「ど、どうやって先回りしたんだ?」
リターンオブピルロ →  スペード8
ピルロ「すまんが橋の修理をすることになった」



松山は、夢の中で次々と、自分の先祖を自称する人達に出会い、時に絡まれ悪夢となり……覚醒して飛び起きた。
一瞬だけ見た、空気のように透明な少女の笑い声が聞こえた気がした。。

松山「そ、そんなァ! 俺の先祖が石狩鍋四天王の松山太尊だっただなんて!?」
萃香「四天王とか聞き捨てならないんだけど、おはよう。どんな夢見てたの?」

夜通し宴会してた萃香な筈が、松山より先に目が覚めていた。
またリュカは、酔いの影響を鎮める薬を仲間のモンスターに与えて回っている。
夢はたいていが記憶に残らないが、やけにクリアに意識下に残ってる。話せる限りで聞かせると。

萃香「ふ〜ん。(もしかしたら? いや余計なこと言って不安を煽ることはないか)
    夢の話は置いてさ。光、あそこあそこ」
松山「え? あ、魔理沙さん!? ピルロも!」


383 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:51:40 ID:???

昨晩寝る時まで確かいなかった、白と黒の魔女服の女の子と、黒一色の衣の青年。
いつ帰ってきたのかを訊くと、ピルロは沈黙。魔理沙には逆にいつ自分を追い越したんだと質問を返されてしまう。
爆弾岩のところではぐれてから、先行したものとばかり考えてた魔理沙は、狐につままれたみたいな顔をしている。

魔理沙「なんだか軽いホラーだな。新顔もいるみたいだし……あいつ魔法の森にいたターバン男だろ?」

何がどうなってるのかと説明を欲してる魔理沙。
松山がそれについて話そうとする前に、昨日はずっとパルスィと喋ってたピルロから、良くない報せがもたらされた。

ピルロ「過去の経緯の説明なら後回しで良かろう。
     それより話すべきはここからの事だ。実はな、あの橋姫とやら、橋の修理をしろと言って譲らんのだ」
松山「な、何だって!? い、いや確かに俺達が(ってかピルロが)壊したんだから要求は当たり前なのか……」
魔理沙「おいおい冗談きついぜ。ただでさえのろい歩みなのに足止めくらうなんて」

魔理沙がきつい眼差しで、それも含めてどういうことかと説明をしろと、詰め寄ってきた。
何とかいなしてなだめつつ……。
松山は自分に集中してる各々の顔を見る。魔理沙が復帰したことで現在のメンバーは5人だ。

松山「(この中から誰か……残して、その人にパルスィさんと一緒に修理をやってもらう?
    任せた人は橋の修理が終わる迄、ここに残ってしまう。 それとも要求をつっぱねて先に進むべきか……?)」


384 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:53:19 ID:???

どうしますか?


A 無視して先へ進む
B 誰か一人を残していく(*この選択肢の後、残していく人物を選べます・再合流は19日です)
C 誰か二人を残していく(*この選択肢の後、残していく人物を選べます・再合流は18日です)
D 全員で橋を直してから進む(*丸一日潰れます・さらに???が……)
E その他


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


385 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 16:56:16 ID:ZiANMY5g
B

386 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 17:15:56 ID:/4UWAhOU
B

387 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 17:54:26 ID:t6ktI/no
B

388 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 18:01:16 ID:???

B 誰か一人を残していく


松山「(やっぱり……正当な要求を無視はできないな。 問題は誰を残していくかだけど……)」


(定番の)置いていくキャラを選んでください


A 松山
B 萃香
C 魔理沙
D ピルロ
E リュカ


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


389 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 18:55:55 ID:NDcDlWCc
D

390 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 19:07:41 ID:ZiANMY5g
D
そりゃまあ当事者やしね

391 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 19:19:46 ID:t6ktI/no
D

392 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:06:11 ID:???

D ピルロ


松山「わかった。……ピルロ、パルスィさんの手伝いでここに残ってくれないか?」

それを聞いて周囲の反応は……。
萃香は平然とした風を装ってたが、ほっとしたようにも見える。
魔理沙も納得顔で、唯一リュカだけは、誰かを置き去りにするという行為自体に抵抗を感じてる様子だったが……。

ピルロ「……自分を見失ったツケとは、いつも重くのしかかるものだな……」

松山の選択に理があると、ピルロが受け入れたことで、他の誰からも異論は出なくなった。
居残る人物が決まったところで、松山達はいよいよ穴の中へと身を躍らせるのだが……

萃香「最初は重力任せで落っこちればいいから楽だよ。
    だけどそのままだと旧都から外れたところへ出ちゃうから、飛行に切り替えるタイミングは私が指示するね」
松山「す〜は〜……(絶叫マシーンと同程度……大丈夫、大丈夫だ。きっと頼もしいメンバーを見つけるぞ!)」
シャンハイ「大丈夫ですっ。光様は目を閉じてらしてれば、私が旧都まで無事お連れしますから!」
魔理沙「やっと本番てところか。にとりとの約束もついでにクリアできればいいんだが」
リュカ「(待っていてくれみんな……ボクはもうすぐ帰るから)」


393 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:08:15 ID:???

ピルロ一人を残すも……元来、それぞれが別の目的を抱く者同士。
萃香を先頭に、深穴に次々と飛びこむ。 松山も覚悟の言葉は手短に、地面を蹴った。
無明の奈落へ落ちる感覚と恐怖は、いくら覚悟を決めて口を噤んでも、心の中で絶叫となって響き渡る。

松山「(霊夢さん、ルーミアちゃん、お虎……トラウム・アドラーズのみんな!
フライハイト……カペロマン……東風谷さん……紫さん……風見幽香……!
    待ってろ、見てろよ! 絶対絶対、俺はやってみせる……!)」

気を保つのに、松山は必死に目的意識にしがみつき、落下を続け……やがて眺望が開けた。
地下の大空洞と思しき空間。 風の音が喧しく何も聞き取れはしないが、遠くに確かに、街灯りが見えた。

松山「(あそこが旧都……なのか)」
萃香「ほうら見えた! あっち目指して飛ぶよ!」

落ちる松山の体が、垂直から右横方向への移動に切り替わった。
シャンハイが、身体と飛行機能をフル稼働させて、闇一色の視界が流れて、旧都の町並みが見えてくる。
全容を一望できる高所へ到着してから、今度は緩やかに高度を下げて……。
松山は、幻想郷から離れた地の底……旧都に足を踏み入れた。
長時間の落下と飛行を重ねた後だけに、着地の瞬間に自重がかかり、鈍痛を覚えふらつきながらも、確かに到着した。
松山と違い、いたって平気な様子の萃香が、彼女には懐かしい町並みに高揚した気分で、提案をしてくる。

萃香「やっとここまで来たね〜。
    最初は拠点を定めようか! とにかく歩いてみようよ。
   ……あっとそうだそうだ。光、ここではくれぐれも単独行動は取らないようにね。
   宿を見つけても、どこか出かける時には必ず誰か連れて出ること。いいね? 約束だよ?」
松山「あ、ああ。わかったよ萃香さん。
    (今居るここは地底の妖怪達が暮らす旧都……人間は俺と魔理沙さんとリュカさんしかいない世界。
    慎重に行動しないとな。よし……行くぞ!)」
???「(ら〜ら〜ららら♪)」


394 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:11:05 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→酒虫の紹介屋を発見!
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「歯ぁ食いしばんな。剣とこぶしが俺のあいさつだ!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


*数値に限らずクラブを引いた場合、???の行動判定が発生します。
*3回行動した時点で一日が終了します。


395 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 21:11:27 ID:???
旧都・第一日目 →  ダイヤA

396 :395:2010/03/14(日) 21:13:56 ID:???
流石ダイヤのダイスに定評のある自分

数値分岐で引くんじゃなかったーー

397 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 21:22:35 ID:???
能力を全部吸い取られるフラグ

398 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:53:57 ID:???

>>396
ドンマイ仙道さんの名言を聞いて落ち着くんだ!
>>397
はじめに、幽香の時みたく能力は吸い取られません。ですが戦って負けたら……?


旧都・第一日目 →  ダイヤA
1→スイフー「歯ぁ食いしばんな。剣とこぶしが俺のあいさつだ!」


地の底にある旧都では、昼も夜もなく……灯りは常に一定で、薄暗く感じた。
気温にしても夏とか関係なく肌寒く感じて……歩きながら喋ったり、辺りをよく観察しながら気を紛らわせた。
そんな折に……前方から、異様な三人組が真っ直ぐ歩いて向かってくるのが見えた。
赤茶けた髪をピンと逆立て、顎鬚を生やし……青いマントを身につけた豪傑の雰囲気を醸し出す男。
男は配下を待たせて、松山達の姿を認めて、肉食獣みたいな猛々しい笑みを浮かべた。

スイフー「手前らか? 旧都へようこそ! オレは旧都をたばねるスイフーって者だ!!!
      見たとこ人間も混じってるな……まあどうにせよ新入りにはオレ自ら立場ってもんを叩きこまねえとな!
      行くぜ野郎共!!! オレの目が黒い限り、ここで好き勝手はさせねえぜ!!!」
萃香「(何だいこいつは。こんな輩に幅を利かせるなんて、勇儀や旧都の連中は何やってるんだい)」

萃香が、呆れた思いを誰に向けたもんかと、突撃してくるスイフーを目に入れてない様子で嘆息。
リュカは、スイフーが軽々と扱ってる鉄球を見て、サッと顔色を変えた。モンスター達が彼の指揮で戦闘態勢に。
その間にも、地響きを立てる勢いで、スイフーとその手勢は突撃してくる。魔理沙がさっと耳打ちしてきた。

魔理沙「(なんかやばそうだぞ光。
     自分が負けるってこれっぽっちも考えてない顔だ……ああいう手合いは大抵、隠し玉持ってるんだよな)」
松山「(確かに……萃香さんやリュカさんが負けるとは思えないけど、ざわざわするな。
    どうする? ここでどう対処するのが最善なんだ!?)」


399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:55:06 ID:???

どうしますか?


A 勝てば問題ない! 戦う!
B ここは逃げるのがよさそうだ……
C アイテムを使用する(*>>20参照してください)
D その他


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


400 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:03:58 ID:d7dYFEzo
C 【超即効性睡眠薬】

401 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:13:59 ID:NDcDlWCc
C【罠セット】

402 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/03/14(日) 22:21:17 ID:a3DdzDBU
C 【超即効性睡眠薬】


403 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:26:44 ID:/4UWAhOU
C 【超即効性睡眠薬】

404 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 22:48:08 ID:???

【超即効性睡眠薬】



松山「そうだ! 相手が何を持ち出してこようとも、眠らせちゃえば何もできないよ!」

閃いた松山は、すぐに壷の開口部から細長の薬瓶を取り出した。
もうじきにスイフー達は鉄球など武器が届く間合いに踏み込もうとしている。一刻の猶予もない。
だが魔理沙は冷静に問題点を指摘した。

魔理沙「考えは解ったが、それ飲み薬だよな?
     鉄球振り回して動く暴風圏みたいで近寄れない奴相手にどうやって飲ませるんだ?」
松山「それは……(どうやって飲ませるかか?
    リュカさんのモンスターの情報が解ってれば採れる手が増えたかもしれないけど……今は……)」


どうしますか?


A 萃香に巨大化してもらい押さえ込んだ隙に!
B ここからスイフーの口目掛けて投げつけよう!
C リュカにアイデアを求めよう!
D やっぱり止めよう!(*>>399の選択に戻ります・アイテム使用は選べなくなります)
E その他(*アイテムは>>20)


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


405 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:54:42 ID:2crXDzWc


406 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:55:14 ID:d7dYFEzo


Bの応用で
「ここからスイフーの口目掛けて蹴り込もう!」
を考えたが無茶ですねはい

407 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:55:35 ID:NDcDlWCc
E罠セット(トゲのワナ)

408 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:21:29 ID:ZiANMY5g
C

409 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:36:31 ID:ZiANMY5g
あげ

410 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:40:56 ID:/4UWAhOU
C

411 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:03:36 ID:???

>>409
何度かあげしてもらえる方々、いつも感謝してますー


C リュカにアイデアを求めよう!


短い時間にどれだけ思考速度を早められるか。良案を出せるか。
突進してくるスイフーを雁字搦めに捕縛できるアイテムがあれば、こちらの強み……飛行能力の有無がモノを言う。
が、焦りに支配された松山には、そのアイテムに思い至ることができなかった。

松山「駄目だ! 酔いアイデアが浮かばない……リュカさん! 何かないか!?」
魔理沙「(おいおい……光……最後は人任せってそりゃないだろ)」
???「(う〜んもっと面白いとこ見せてくれないと)」

魔理沙(と???)が大袈裟に肩をがっくりと落とす中……。
真横で、松山と魔理沙の会話を聞いてたはずのリュカが、小さく頷いた。そして……


412 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:04:49 ID:???

先着で


最上級魔物使い → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ リュカ「頼むぞプックル!」
ハート→ リュカ「しびれん、君のとくぎで……」(*数値10以上でやけつくいき・それ以下でまぶしいひかり)
スペード・クラブ→ リュカ「ゴレムス! 伊吹さんと一緒にあいつらを押さえ込むんだ!」
各マーク10以上→ 仲間モンスター出現! ダイヤでシーザー/ハートでバトラー/スペードでギーガ/クラブでライオウ
JOKER→ なんとプチヒーローがなかまにくわわった!


*魔理沙の評価値が大きく下がりました


413 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:05:59 ID:???
最上級魔物使い →  クラブ8

414 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:30:36 ID:???

最上級魔物使い →  クラブ8
スペード・クラブ→ リュカ「ゴレムス! 伊吹さんと一緒にあいつらを押さえ込むんだ!」


リュカ「(アイディアといっても、今からでは何をするにも距離が近すぎる……)」

リュカはスイフーの表情を見て、攻撃圏に入り込まれたと確信した。
次の踏み込みは接近ではなく、あの鉄球を容赦なく叩きつけるのに全力を注ぐ為のものだろう。
リュカは睡眠薬に限らず次の一手を出せる時間を稼いでほしいと、ゴレムスと萃香にパワー勝負を頼んだ。
当然、スイフーにもその張りのある声は聞こえて、口元が力の行使に酔いしれたようにぐにゃりと笑みで歪んだ。

スイフー「面白え!! この【破壊の鉄球】を装備し……。
     【たたかいのドラム】に支えられるスイフー様にパワーで勝てるかあ!!?」
萃香「へー……ど〜れその自信が虚勢かどうか、見せてもらおうじゃないか!!」
ゴレムス「ゴ、ゴォオオオオオオオムッッ!!!!!」


415 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:32:32 ID:???

先着4名様で


ミッシングフルパワー!→(+60)+! card+! card =
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+! card =
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 ! num! num) =
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ ! card



ミッシングフルパワー!orゴレムスは力を貯めた! − イベントボス・スイフー! が


 ≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!
 1〜4→ 萃香がヤマメを追い払った。第二階層へ進めそうだ。
 0→ 拮抗している……何か打開策が必要?
 -1→ スイフーの破壊の鉄球が、萃香とゴーレムを跳ね飛ばし……!?


*スイフーの手勢のマークがダイヤかハートの場合は【たたかいのドラム (スイフーの数値2倍)】が発動します。


今日はここまで。
いやはや旧都では戦闘はないだろうな〜なんて誰が思ったんでしょう。
お疲れ様でしたー。


416 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:33:40 ID:???
しまった。また修正ミスを。


 ≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!
 1〜4→ 萃香とゴレムスのパワーに押され、スイフーは撤退の準備を……
 0→ 拮抗している……何か打開策が必要?
 -1→ スイフーの破壊の鉄球が、萃香とゴーレムを跳ね飛ばし……!?

417 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:34:50 ID:???
ミッシングフルパワー!→(+60)+ JOKERダイヤA =

418 :TSUBASA DUNK:2010/03/15(月) 00:35:06 ID:???
ミッシングフルパワー!→(+60)+ スペード8クラブK =

419 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:37:45 ID:???
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+ クラブ9 =

420 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:43:01 ID:???
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 2 7 ) =

421 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:50:17 ID:???
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ スペードQ

422 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:38:39 ID:???

ミッシングフルパワー!→(+60)+ JOKER + ダイヤA = 76!
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+ クラブ9 = 79
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 2 7 ) = 57
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ スペードQ = ×
≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!


スイフー「うおらりゃああああっ」

鎖に繋がれた凶悪な鉄球を、スイフーは躊躇せず萃香とゴレムスに向け、振り回した。
がたいの小さな幼女を狙うために低く。続けてゴーレムの足を払い、体勢崩れたところでトドメをお見舞いする腹。
だが次に目にしたのは、スイフーの想像力が追いつかない展開。
鉄球は、あろうことか上から靴裏に踏み付けられて、地面にめり込まされていた。

スイフー「な、に、だとおおおお!!!?」

鉄球はその重量故に加速度は兎も角、初速は遅く……密集地で障害物に勢いを殺されて更に緩やかだった。
萃香の巨大化が先んじて、見事に鉄球は封じられ……衝撃と光景に驚き忘我したスイフーは武器を手放してしまう。
心底つまらなさそうに、旧都の最初からいきなり因縁ふっかけられた腹立たしさに、萃香が「ふんっ」と吐き捨てた。

萃香「なんだあれだけ威勢良くしといて……こりゃあ期待外されたぶん、お灸もアッツいのお見舞いしないとねぇ!」

萃香の足元から灼熱が噴き出した。 巨体に炎を背負い、ぎょろりと目を呉れる様は、まさに焦熱地獄の鬼。
巨大化した萃香と、ゴレムスを声なく見上げるスイフーからは、さっきまでの傲慢な感情図は崩れ去っていた。
言い訳しようもない力比べで敗北し、破壊の鉄球も奪われ、ドラムを預けた部下もとっくに逃げ出していた。
為す術なくスイフーは、足掻いて素手で挑みかかるか、賢く逃げを計るか……だが選択する時間も残されてなかった。


423 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:40:43 ID:???

萃香「さぁお仕置きの時間だよ、そぅら!」

萃香が足を踏み鳴らすと、スイフーの足元の地面からもマグマが噴出した。
飛ばされて、空中で身動き取れない、丁度良い高さのスイフーに向けて、萃香の巨大な拳がクリーンヒットする!

ドシュウゥゥッ……ゴガガアアァァァーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!

スイフー「お、覚えていやがれよおおぉぉぉぉ!!!」

旧都の空に吹っ飛ばされながらで、スイフーの遠吠えが木霊した。
こりゃよく飛んだねぇと笑い飛ばしてから、勝利祝いか瓢箪の酒を呑み干す萃香の体がシュルルと小さく元に戻る。
事の成り行きを見ていたリュカ、魔理沙、松山が、あっけないとも取れる決着に、全身の力を抜いた。

萃香「(ぐびぐび) ふはぁ……っ。まったくも〜。せっかく光達と楽しもうと思ってたのに台無しじゃん。
    私が留守してる間に鬼連中腑抜けちゃったのかねぇ」
魔理沙「やっぱ萃香は弾幕より格闘向けとしか思えんよな。 何にせよ骨折る必要なくなって御の字だが」
松山「あぁ、うん……そうだね。(睡眠薬はまた使いそびれたな……使う機会訪れるんだろうか)」
???「(鬼だからしょうがないけどなんだか味気ないなぁ。お空にキラーンてなるのは面白かったけど)」

松山は、ともかく旧都住人との小競り合いも終わったところで、周囲を見回しながら考えた。
辺りの様子は……
スイフーの振り回した鉄球の影響で、置き看板や設置物の損傷が目立ち……奇妙なドラムも取り残されている。
そして旧都の妖怪達は、今見せた萃香の力に慄いたらしくて、松山達と視線が合うと足早に距離を開けてしまう。
まるで自分達がおたずね者みたいな反応だなと、松山は不思議がった。

松山「(とにかく……リュカさんが戦う姿を魔理沙さんが見なくてよかったかな? さて……)」


424 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:44:19 ID:???

どうしますか?


A 誰かと話す(*萃香、魔理沙、リュカの中から選択、併記してください)
B 【破壊の鉄球】を回収しよう。
C 【たたかいのドラム】を回収しよう。
D 野次馬達に宿屋の場所を尋ねる
E その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*萃香の【ミッシングパープルパワー(数値+10)】が【超高密度燐禍ミッシングパワー(数値+15)】に変化しました。


425 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 16:45:22 ID:DflixD92
C

426 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 16:57:05 ID:woReqonw
A萃香

427 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 17:07:17 ID:87Ca2rh6
C

428 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 17:42:29 ID:???

C 【たたかいのドラム】を回収しよう。


喧嘩騒ぎを目や耳にし、どこからともなく集まってきた野次馬達……。
全員が妖怪または妖精で、人間らしきは……やはり一人も見当たらない。
次に被害の程を見て確かめてると……この場にそぐわない奇妙な落し物が転がってるのに気付いた。

松山「ん、あれは……楽器のドラム? なんであんなところに……待てよ?」

さっきのスイフーの発言で、たたかいのドラムがどうたら口にしてた気がする。
松山は、ひとまず放置はしないで回収しておくことにした。それと同時に……。

リュカ「これは本物の破壊の鉄球……これも旅の扉を超えて……? 危険だしボクが預かっておかないと。
    さっきのこともあるしね……ゴレムス。君が持っていてくれ」

リュカの指示で、ゴレムスが鉄球を回収してそのまま装備した。
騒ぎが沈静化したことで、次第に集まった妖怪達も関心を失い、それぞれ元居た場所へ散っていく。

松山「(出だしは毎回こんな流れに落ち着いてる気する……とにかく、ゆっくり休める場所を探そう。
    ……あれ? ドラムが勝手に鳴って……なんだこの妖怪少女っぽい曲は! くっ力がみなぎるぞ!?)」
???「(た〜のし〜。私もこういうのほしいな〜。お姉ちゃんには真っ赤なカスタネットなんて似合いそう)」


429 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 17:45:04 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→酒虫の紹介屋を発見!
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「今度はサッカーで勝負だ!!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


注意事項は>>394に同じです。制限が……。
出かけてきます。続きは後ほど。


430 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 17:46:16 ID:???
旧都・第一日目 →  ハートJ

431 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:17:42 ID:???

旧都・第一日目 →  ハートJ
11→酒虫の紹介屋を発見!


スイフーを退けてから、旧都住人の松山達への反応は極端に変化した。
時々、奇異の眼や、時にぴゅ〜と去ってしまう者、にやにやと愉快げな視線を送る者など様々。
が、今度はさすがに因縁をつけられることもなく、良い宿はないかと捜し歩いてたところに。

萃香「あ! あ〜待って待って。ちょっと全員そこで待ってて!」

急に、何かを見つけた萃香が、全員を呼び止めて先頭に出るや、前方に駆け出してしまう。
魔理沙が、そうか、と頷いて。

魔理沙「だが善は急ぐもんだ。私達は萃香を放置して喘息前進だぜ!」
松山「駄目だって! (ひとまず冗談ではあるみたいだけど、本当に急いでないと出ない発想だな……)」

萃香は、2輪の標準的なリヤカーに近づいたかと思うと、複数の樽を乗せた行商人らしき者と何か交渉をしてる様子。
だが萃香にとっては思うように話が進まないようで、冴えない顔を松山達の方に向けてくる。
三人の中から、萃香は松山に視線を固定し……ちょいちょいと手招きをしてきた。

松山「(俺を呼んでる?) いったいどうしたんだ? 何をやって……」
萃香「あ〜……光。 実はねぇ。この樽の中に前話した水を酒に変える酒虫が入ってるのさ。
    折角旧都まで来たし、瓢箪でより美味しい酒を造れるよう、酒虫を買おうと思ってたところでね。
    最近値上がりしたようなんだ。私の手持ちは7000とちょっとだしね。そこでものは相談なんだけど」
松山「(察するに、お金が足りないんだな……。う〜んどうしよう。いくらか出してあげるべきか?
    宿泊費のことも考えないとならないし……?)」


432 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:19:17 ID:???

どうしますか?


A \5000が限度。萃香は養殖もの酒虫を買う
B \10000出費しようか。萃香は天然もの酒虫を買う
C 太っ腹なとこ見せて\20000出すぞ! 萃香はレア酒虫を買う!
D だが断る無理な買い物には付き合わない!
E その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*値が高い程、萃香の様々な能力が上がる確率が高まります。


*松山の所持金 20540
*萃香の所持金 7 8 3 2


433 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:21:48 ID:sKPqponY


434 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:27:53 ID:woReqonw


435 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:46:40 ID:???

A \5000が限度。萃香は養殖もの酒虫を買う


財布の中から、松山は5000円ぶんの紙幣を取り出し、顔を明るくさせた萃香萃香の手のひらに乗せた。

松山「宿泊費用もあるし、これ位なら出せるよ。……どうかな?」
萃香「無理言ってごめんね。これなら……まぁ養殖ものの中でなら一番質が良いのを買えそう。
    じゃ〜、選んでくるからもう少し待っててね」

樽に鼻先を近づけて、選別をして……萃香は樽を担ぎ上げて戻ってきた。
瓢箪にエキスを染み込ませる前に、萃香は樽の注ぎ口から杯に移し……ひとまずはと味見をした。

萃香「この酒虫でなら、酔えるのは……」


436 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:47:46 ID:???

先着数名様で


萃香のドリブル → ! card
萃香のパス → ! card
萃香のシュート → ! card
萃香のタックル → ! card
萃香のパスカット → ! card
萃香のブロック → ! card
萃香のせりあい → ! card
萃香のセービング → ! card
萃香の高い浮き球 → ! card
萃香の低い浮き球 → ! card
萃香の最大ガッツ → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 萃香の能力1上昇! (*数値10以上で2上昇します・浮き球は10以上でしか上がりません)
ハート・スペード・クラブ→ 効果なし……
JOKER→ 該当の能力に必殺技orスキル獲得!


*最大ガッツの場合、ダイヤのみで50増加します。


437 :キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/03/15(月) 23:49:31 ID:???
萃香のドリブル →  ダイヤ2
萃香のパス →  ダイヤ10
萃香のシュート →  ダイヤ8
萃香のタックル →  スペード8
萃香のパスカット →  スペードK


438 :TSUBASA DUNK:2010/03/15(月) 23:50:27 ID:???
萃香のブロック →  スペードJ
萃香のせりあい →  ハート6
萃香のセービング →  ハートJ

439 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:50:55 ID:???
萃香の高い浮き球 →  クラブ8
萃香の低い浮き球 →  クラブJ
萃香の最大ガッツ →  スペードA



440 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:10:42 ID:???

萃香のドリブル →  ダイヤ2 = ドリブル+1
萃香のパス →  ダイヤ10 = パス+2
萃香のシュート →  ダイヤ8 = シュート+1
萃香のタックル →  スペード8 = 効果なし……
萃香のパスカット →  スペードK = 効果なし……
萃香のブロック →  スペードJ = 効果なし……
萃香のせりあい →  ハート6 = 効果なし……
萃香のセービング →  ハートJ = 効果なし……
萃香の高い浮き球 →  クラブ8 = 効果なし……
萃香の低い浮き球 →  クラブJ = 効果なし……
萃香の最大ガッツ →  スペードA = 効果なし……


441 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:12:01 ID:???

萃香「ふ〜む。今の瓢箪の酒とどっこいどっこいかな。
    ああ、ちょっとだけ心なしか美味しい……とは思うよ!」
松山「う……(もうちょっと奮発したげてもよかったかなぁ。さっきの行商人、もうどこにも居ないし)」

何にせよ、松山の出資のおかげで新しい酒虫を調達できたことで萃香はそれなりには満足な様子だった。
いそいそと魔理沙達のところへ戻り、途端に強くなった酒臭さに、魔理沙が鼻をつまむ。

魔理沙「もういいな。私は急いでるんだ。次の行動で見つからなければ、適当なそこらの宿で休もうぜ」
松山「魔理沙さん……何かカリカリしてるな」
魔理沙「あー? 私から見りゃ光が暢気に構えすぎなんだぜ。
     お前……本当に一ヵ月後の大会に出場する気あるのか? 勝つ気あるのか? 本気で考えてるのか?」

眼光が鋭く刺さる。
ここまでかけた時間が、本当に、地底で太陽を見つけるのに必要だったのかを。
守矢カップに出場し、勝つ為に費やして然るべきものだったのかと、魔理沙は眼で問うている。

リュカ「そろそろ行かないかい? ボク達みんなお腹もすいてるし、こうしてても宿を見つからないと思うしさ」
松山「……」

やんわり割り込んだリュカの声で、松山は剣呑な雰囲気にひっぱられて自然と顔を険しくさせてたのに気付いた。
魔理沙も同様で……虚をつかれたように気勢を殺がれた風に、視線を逸らし先へと歩く。

魔理沙「……ち、そうだな。悪いな光。私も頭に血が上ってたかもな」

そう言いながらも苛苛を隠さず、地面を蹴りつけて……魔理沙は先に行ってしまった。


442 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:13:24 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「今度はサッカーで勝負だ!!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


今日はここまで。 この後、一日が終了します。 お疲れ様でした。


443 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 00:13:58 ID:???
旧都・第一日目 →  スペード5

444 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 18:18:28 ID:???

旧都・第一日目 →  スペード5
5→リュカの新仲間モンスターが加入!


それからも結局、宿探しが難航してるのもあってか魔理沙の機嫌は治らず……。
松山の表情も次第に深刻になる。どうも魔理沙からは、自分の本気を疑われてるんだろうと、鈍感なりに察知した。
太陽を探すのを手伝うことのみならず、守矢カップに出場する気持ちまで懐疑的に見られてる……。
そう思うと歯痒い思いが湧く。

松山「(でもお互い様なんだよな……俺、考えてみればなし崩し的に同盟を結んだけど……。
    魔理沙さんは俺の事情を。俺は魔理沙さんがここまで来てる動機を知らないしな……)」
魔理沙「…………()」
萃香「(ふぅん……中盤で攻守に働ける光と、生粋のストライカーの魔理沙なら良い組み合わせと思ったけど。
    このままだとちょっとした反目が生まれそうだね。また軌道修正しないとならないかなぁ)」

揃って(リュカを除き)上手く運ばないなぁと思惑巡らして……店舗の立ち並ぶ旧都の道真ん中を歩く松山達。
そこで異様な嘶きが響き渡った。 全員に緊張が走り、顔色が変わり……リュカだけが静かに眼だけ動かした。

松山「なっ、何だ!? 」
リュカ「だいじょうぶ心配いらないよ。 ほらあそこに……」
???「この人のペットで可愛い子1匹連れて帰りたいなぁ」


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