キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/03(水) 17:46:36 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

地底に出発する朝。 スキマ妖怪の訪問を受けたが……? 21スレ目でやっとメンバー揃う!?よろしくお願いします。


前スレ

【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1265448853



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


372 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:32:36 ID:???
0は0なのか10なのかで天国と地獄やね

373 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:34:07 ID:???
>>372
残念ながら……このスレではnumの0は10扱いでして。

374 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:42:44 ID:???

松山光、頼み込む! →  ハート9 = 9
リュカの答えは +(王者装備 + 0 ) →  ハート9 = 19


重く長く横たわった沈黙。 その後に……。

リュカ「ボク個人の気持ちとしては……困ってる松山君達にこの杖が役立つというなら、譲ってあげたい。
     だけど…………この【ドラゴンの杖】は、真の王のみが……そのほらっ。          「ドラゴン?」
     真の王に認められる者でなければ、持つのを許されないであるべき……。
     いやその、ボクが持ってていいのか自分で言ってて疑問なんだけど、ごめんね。これはあげられないんだ」

リュカは苦い顔つきで、松山の頼みを受け入れるのを拒んだ。
その表情があんまりにも沈んで気の毒に見えるので、松山はガックリしてもおられずフォローに回ってしまう。
何というか、世話を焼きたくなる……そんな得な一面も、このリュカという人物は備えているようだった。
今の松山といい、モンスター達といい、周りを惹きつけ動かす……。
もしかしたらリュカは、認められる者を探してる王様なのかもと、松山は荒唐無稽と思える考えを浮かべてしまう。

松山「(仕方がないよな。相手にとっても大事な物なら。
    魔理沙さんへの筋は通したし。 あとは、魔理沙さんが戻った時に、先に俺から話をしておく必要があるけど)」
リュカ「本当にごめんね」
松山「いえっ。俺のほうこそ無理なお願いしちゃったし!」                           「(ジロジロ)」

首を振って、気にしないでくださいと念を押して……


375 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:44:10 ID:???

飲兵衛達『ドワアアアアアアアアアアァァァァァァァッッ!!!!!!』

松山「ひょっ!? な、ななな何だ!?」                            「何々!?」

途端、雷鳴がつんざくように上がった歓声。出所はやはり宴の渦中、萃香のいる場所から。
リュカにそこそこ挨拶し、駆け寄って見ると。
萃香と、レンガを重ね合わせたみたいな巨躯のモンスターとでいつ始められたか腕相撲決勝戦の最中だった。

松山「(端っこでオンオン泣いてるのは……負けたのか泣き上戸なだけなのか? う〜ん……)」

どちらがより怪力かは気になったが、喧騒に疲れてる気分でもあり……松山は辺りを一人で歩き出した。
そういえばシャンハイもいない。探すと、宴の中でも片付けに勤しんでいた。
仕事に励んでるのに呼ぶ気も起こらず、松山は一人で、橋の取り払われた縦穴の前に立った。
底知れない深さの穴を間近で見ると、恐怖心が募るが、明日にはここに飛び込まなくてはならない。 自分を励ます。
気を紛らわせるのにちょっとした悪戯心が湧き、足元の小石を拾った。 右腕振り上げて、投げ込もうとした時。
視線を感じた。見られてる悪寒が脳髄を直撃した。

松山「――誰か、いる?」                                              「! へ〜」

疑念が浮かんだ。 誰かにまじまじと観察されてる……声も姿も空気も気配も存在もないのに、そう思えた。
もしかすれば紫がどこかにいるのではと、注意深く周囲に意識を向けるが……
スキマどころか兆候さえなく、過敏すぎたかと松山は失笑して、再び穴に向き直った。

松山「ちょっと酒に付き合いすぎたかな?
    せ〜ので投げ込もう。 せ〜〜〜〜の……」                            「(にまっ)」


376 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:46:07 ID:???

先着で


こいし投げ込む松山 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 何も起こらなかった。 (*魔理沙ピルロの出戻り判定、七月十五日終了)
スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」
JOKER→ ???「ねぇねぇ地底に何しに来たの?」


*スペード・クラブで5以下の場合……???


急用が入りましたので今日は恐らくここまで。
お疲れ様でしたー。


377 :森崎名無しさん:2010/03/13(土) 21:47:20 ID:???
こいし投げ込む松山 →  クラブQ

378 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 01:10:02 ID:???

こいし投げ込む松山 →  クラブQ
スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」


全くの不意打ちだった。
小石を投じる際に生じる力みの瞬間。 松山は、完璧な不意打ちというものを体験した。

???「ばぁっっ!!!」
松山「ひょうぉわあああああああああああっっっ!!!?」

まるで意識も向けられず、心の準備もできなかった。
つんのめり、たたらを踏み……もう少し驚きが強ければあわや転落という事態にも繋がったろう。
慄然とする間もなく、おなかを抱えて笑う明るい笑い声に振り返ると、そこに見た覚えのない少女がいた。
見つめ合う瞳には、はちきれんばかりの好奇心。発想をそのまま実行に移す無邪気さ……残酷さ。
触り心地がよさそうな淡い緑色の髪。 黒い帽子。 青く絡みつく何か、その中心に閉じた瞳のようなアクセサリ。
強烈に存在を意識した……と思ったら、在りえぬことに、そこには誰の姿も無かった。
全身どっと冷たいのか熱いのか分からぬ汗が流れて、松山は動けずに虚空を凝視した。

松山「(見間違い? ……酔いが生んだ虚像? 地底で管理されてるっていう怨霊?
    ……どれも違う気がする。 存在感ていうか息遣いが感じたし、生気もあった……と思う)」

今驚かされたことへの鬱憤を、少女の正体看破で晴らそうと、しきりに首を捻り頭を働かせながら穴から離れる。
松山は気付けない。 無意識の領域で遊ぶ少女は、ずっとそこに、今も佇んでることに。
唸る風に、そっとお気に入りの帽子が飛ばないよう両手で押さえて……収まると、思い出した風に笑顔が弾ける。

???「あっはは〜。今の驚いた顔、お姉ちゃん達にも見せたかったなぁ!
   い〜やい〜や。 こんな奥深くまでやってきた人間なんて珍しいし、楽しいこと私が独り占めしちゃおう!」

そしてその日の夜……。
就寝した松山は、最初ははしゃぎ遊ぶ少女のイメージに苛まれた。
また眠り濃く見る夢は、自分の枕元にご先祖様が立つ夢……とても夢見が悪く終始魘され続けたという。


379 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 01:11:14 ID:???

先着2名様で


リターンオブマリサ → ! card
リターンオブピルロ → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 魔理沙「ど、どうやって先回りしたんだ?」/ ピルロ「戻ったぞ。 はぁ……女はわからん」
スペード・クラブ→ 魔理沙は姿を見せなかった……。/ ピルロ「すまんが橋の修理をすることになったぞ」
クラブA→ 魔理沙は 番犬部隊に 追われている! / 「ワタシノナマエハ"パルロ"コンゴトモヨロシク」
JOKER→ 魔理沙は桶を持ってきた。/ ピルロはマスクを持ってきた。


7月15日終了。


*???が松山に興味を抱きました。 様々な場面で、低確率で……?


今度こそ、ここまで。


380 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 01:16:14 ID:???
リターンオブマリサ →  ダイヤ8

381 :キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/03/14(日) 01:16:40 ID:???
リターンオブピルロ →  スペード8

382 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:50:08 ID:???

【地底洞窟・七月十六日・早朝】〜日曜日〜



リターンオブマリサ →  ダイヤ8
魔理沙「ど、どうやって先回りしたんだ?」
リターンオブピルロ →  スペード8
ピルロ「すまんが橋の修理をすることになった」



松山は、夢の中で次々と、自分の先祖を自称する人達に出会い、時に絡まれ悪夢となり……覚醒して飛び起きた。
一瞬だけ見た、空気のように透明な少女の笑い声が聞こえた気がした。。

松山「そ、そんなァ! 俺の先祖が石狩鍋四天王の松山太尊だっただなんて!?」
萃香「四天王とか聞き捨てならないんだけど、おはよう。どんな夢見てたの?」

夜通し宴会してた萃香な筈が、松山より先に目が覚めていた。
またリュカは、酔いの影響を鎮める薬を仲間のモンスターに与えて回っている。
夢はたいていが記憶に残らないが、やけにクリアに意識下に残ってる。話せる限りで聞かせると。

萃香「ふ〜ん。(もしかしたら? いや余計なこと言って不安を煽ることはないか)
    夢の話は置いてさ。光、あそこあそこ」
松山「え? あ、魔理沙さん!? ピルロも!」


383 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:51:40 ID:???

昨晩寝る時まで確かいなかった、白と黒の魔女服の女の子と、黒一色の衣の青年。
いつ帰ってきたのかを訊くと、ピルロは沈黙。魔理沙には逆にいつ自分を追い越したんだと質問を返されてしまう。
爆弾岩のところではぐれてから、先行したものとばかり考えてた魔理沙は、狐につままれたみたいな顔をしている。

魔理沙「なんだか軽いホラーだな。新顔もいるみたいだし……あいつ魔法の森にいたターバン男だろ?」

何がどうなってるのかと説明を欲してる魔理沙。
松山がそれについて話そうとする前に、昨日はずっとパルスィと喋ってたピルロから、良くない報せがもたらされた。

ピルロ「過去の経緯の説明なら後回しで良かろう。
     それより話すべきはここからの事だ。実はな、あの橋姫とやら、橋の修理をしろと言って譲らんのだ」
松山「な、何だって!? い、いや確かに俺達が(ってかピルロが)壊したんだから要求は当たり前なのか……」
魔理沙「おいおい冗談きついぜ。ただでさえのろい歩みなのに足止めくらうなんて」

魔理沙がきつい眼差しで、それも含めてどういうことかと説明をしろと、詰め寄ってきた。
何とかいなしてなだめつつ……。
松山は自分に集中してる各々の顔を見る。魔理沙が復帰したことで現在のメンバーは5人だ。

松山「(この中から誰か……残して、その人にパルスィさんと一緒に修理をやってもらう?
    任せた人は橋の修理が終わる迄、ここに残ってしまう。 それとも要求をつっぱねて先に進むべきか……?)」


384 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 16:53:19 ID:???

どうしますか?


A 無視して先へ進む
B 誰か一人を残していく(*この選択肢の後、残していく人物を選べます・再合流は19日です)
C 誰か二人を残していく(*この選択肢の後、残していく人物を選べます・再合流は18日です)
D 全員で橋を直してから進む(*丸一日潰れます・さらに???が……)
E その他


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


385 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 16:56:16 ID:ZiANMY5g
B

386 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 17:15:56 ID:/4UWAhOU
B

387 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 17:54:26 ID:t6ktI/no
B

388 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 18:01:16 ID:???

B 誰か一人を残していく


松山「(やっぱり……正当な要求を無視はできないな。 問題は誰を残していくかだけど……)」


(定番の)置いていくキャラを選んでください


A 松山
B 萃香
C 魔理沙
D ピルロ
E リュカ


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


389 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 18:55:55 ID:NDcDlWCc
D

390 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 19:07:41 ID:ZiANMY5g
D
そりゃまあ当事者やしね

391 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 19:19:46 ID:t6ktI/no
D

392 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:06:11 ID:???

D ピルロ


松山「わかった。……ピルロ、パルスィさんの手伝いでここに残ってくれないか?」

それを聞いて周囲の反応は……。
萃香は平然とした風を装ってたが、ほっとしたようにも見える。
魔理沙も納得顔で、唯一リュカだけは、誰かを置き去りにするという行為自体に抵抗を感じてる様子だったが……。

ピルロ「……自分を見失ったツケとは、いつも重くのしかかるものだな……」

松山の選択に理があると、ピルロが受け入れたことで、他の誰からも異論は出なくなった。
居残る人物が決まったところで、松山達はいよいよ穴の中へと身を躍らせるのだが……

萃香「最初は重力任せで落っこちればいいから楽だよ。
    だけどそのままだと旧都から外れたところへ出ちゃうから、飛行に切り替えるタイミングは私が指示するね」
松山「す〜は〜……(絶叫マシーンと同程度……大丈夫、大丈夫だ。きっと頼もしいメンバーを見つけるぞ!)」
シャンハイ「大丈夫ですっ。光様は目を閉じてらしてれば、私が旧都まで無事お連れしますから!」
魔理沙「やっと本番てところか。にとりとの約束もついでにクリアできればいいんだが」
リュカ「(待っていてくれみんな……ボクはもうすぐ帰るから)」


393 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:08:15 ID:???

ピルロ一人を残すも……元来、それぞれが別の目的を抱く者同士。
萃香を先頭に、深穴に次々と飛びこむ。 松山も覚悟の言葉は手短に、地面を蹴った。
無明の奈落へ落ちる感覚と恐怖は、いくら覚悟を決めて口を噤んでも、心の中で絶叫となって響き渡る。

松山「(霊夢さん、ルーミアちゃん、お虎……トラウム・アドラーズのみんな!
フライハイト……カペロマン……東風谷さん……紫さん……風見幽香……!
    待ってろ、見てろよ! 絶対絶対、俺はやってみせる……!)」

気を保つのに、松山は必死に目的意識にしがみつき、落下を続け……やがて眺望が開けた。
地下の大空洞と思しき空間。 風の音が喧しく何も聞き取れはしないが、遠くに確かに、街灯りが見えた。

松山「(あそこが旧都……なのか)」
萃香「ほうら見えた! あっち目指して飛ぶよ!」

落ちる松山の体が、垂直から右横方向への移動に切り替わった。
シャンハイが、身体と飛行機能をフル稼働させて、闇一色の視界が流れて、旧都の町並みが見えてくる。
全容を一望できる高所へ到着してから、今度は緩やかに高度を下げて……。
松山は、幻想郷から離れた地の底……旧都に足を踏み入れた。
長時間の落下と飛行を重ねた後だけに、着地の瞬間に自重がかかり、鈍痛を覚えふらつきながらも、確かに到着した。
松山と違い、いたって平気な様子の萃香が、彼女には懐かしい町並みに高揚した気分で、提案をしてくる。

萃香「やっとここまで来たね〜。
    最初は拠点を定めようか! とにかく歩いてみようよ。
   ……あっとそうだそうだ。光、ここではくれぐれも単独行動は取らないようにね。
   宿を見つけても、どこか出かける時には必ず誰か連れて出ること。いいね? 約束だよ?」
松山「あ、ああ。わかったよ萃香さん。
    (今居るここは地底の妖怪達が暮らす旧都……人間は俺と魔理沙さんとリュカさんしかいない世界。
    慎重に行動しないとな。よし……行くぞ!)」
???「(ら〜ら〜ららら♪)」


394 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:11:05 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→酒虫の紹介屋を発見!
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「歯ぁ食いしばんな。剣とこぶしが俺のあいさつだ!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


*数値に限らずクラブを引いた場合、???の行動判定が発生します。
*3回行動した時点で一日が終了します。


395 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 21:11:27 ID:???
旧都・第一日目 →  ダイヤA

396 :395:2010/03/14(日) 21:13:56 ID:???
流石ダイヤのダイスに定評のある自分

数値分岐で引くんじゃなかったーー

397 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 21:22:35 ID:???
能力を全部吸い取られるフラグ

398 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:53:57 ID:???

>>396
ドンマイ仙道さんの名言を聞いて落ち着くんだ!
>>397
はじめに、幽香の時みたく能力は吸い取られません。ですが戦って負けたら……?


旧都・第一日目 →  ダイヤA
1→スイフー「歯ぁ食いしばんな。剣とこぶしが俺のあいさつだ!」


地の底にある旧都では、昼も夜もなく……灯りは常に一定で、薄暗く感じた。
気温にしても夏とか関係なく肌寒く感じて……歩きながら喋ったり、辺りをよく観察しながら気を紛らわせた。
そんな折に……前方から、異様な三人組が真っ直ぐ歩いて向かってくるのが見えた。
赤茶けた髪をピンと逆立て、顎鬚を生やし……青いマントを身につけた豪傑の雰囲気を醸し出す男。
男は配下を待たせて、松山達の姿を認めて、肉食獣みたいな猛々しい笑みを浮かべた。

スイフー「手前らか? 旧都へようこそ! オレは旧都をたばねるスイフーって者だ!!!
      見たとこ人間も混じってるな……まあどうにせよ新入りにはオレ自ら立場ってもんを叩きこまねえとな!
      行くぜ野郎共!!! オレの目が黒い限り、ここで好き勝手はさせねえぜ!!!」
萃香「(何だいこいつは。こんな輩に幅を利かせるなんて、勇儀や旧都の連中は何やってるんだい)」

萃香が、呆れた思いを誰に向けたもんかと、突撃してくるスイフーを目に入れてない様子で嘆息。
リュカは、スイフーが軽々と扱ってる鉄球を見て、サッと顔色を変えた。モンスター達が彼の指揮で戦闘態勢に。
その間にも、地響きを立てる勢いで、スイフーとその手勢は突撃してくる。魔理沙がさっと耳打ちしてきた。

魔理沙「(なんかやばそうだぞ光。
     自分が負けるってこれっぽっちも考えてない顔だ……ああいう手合いは大抵、隠し玉持ってるんだよな)」
松山「(確かに……萃香さんやリュカさんが負けるとは思えないけど、ざわざわするな。
    どうする? ここでどう対処するのが最善なんだ!?)」


399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 21:55:06 ID:???

どうしますか?


A 勝てば問題ない! 戦う!
B ここは逃げるのがよさそうだ……
C アイテムを使用する(*>>20参照してください)
D その他


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


400 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:03:58 ID:d7dYFEzo
C 【超即効性睡眠薬】

401 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:13:59 ID:NDcDlWCc
C【罠セット】

402 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/03/14(日) 22:21:17 ID:a3DdzDBU
C 【超即効性睡眠薬】


403 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:26:44 ID:/4UWAhOU
C 【超即効性睡眠薬】

404 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 22:48:08 ID:???

【超即効性睡眠薬】



松山「そうだ! 相手が何を持ち出してこようとも、眠らせちゃえば何もできないよ!」

閃いた松山は、すぐに壷の開口部から細長の薬瓶を取り出した。
もうじきにスイフー達は鉄球など武器が届く間合いに踏み込もうとしている。一刻の猶予もない。
だが魔理沙は冷静に問題点を指摘した。

魔理沙「考えは解ったが、それ飲み薬だよな?
     鉄球振り回して動く暴風圏みたいで近寄れない奴相手にどうやって飲ませるんだ?」
松山「それは……(どうやって飲ませるかか?
    リュカさんのモンスターの情報が解ってれば採れる手が増えたかもしれないけど……今は……)」


どうしますか?


A 萃香に巨大化してもらい押さえ込んだ隙に!
B ここからスイフーの口目掛けて投げつけよう!
C リュカにアイデアを求めよう!
D やっぱり止めよう!(*>>399の選択に戻ります・アイテム使用は選べなくなります)
E その他(*アイテムは>>20)


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


405 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:54:42 ID:2crXDzWc


406 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:55:14 ID:d7dYFEzo


Bの応用で
「ここからスイフーの口目掛けて蹴り込もう!」
を考えたが無茶ですねはい

407 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 22:55:35 ID:NDcDlWCc
E罠セット(トゲのワナ)

408 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:21:29 ID:ZiANMY5g
C

409 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:36:31 ID:ZiANMY5g
あげ

410 :森崎名無しさん:2010/03/14(日) 23:40:56 ID:/4UWAhOU
C

411 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:03:36 ID:???

>>409
何度かあげしてもらえる方々、いつも感謝してますー


C リュカにアイデアを求めよう!


短い時間にどれだけ思考速度を早められるか。良案を出せるか。
突進してくるスイフーを雁字搦めに捕縛できるアイテムがあれば、こちらの強み……飛行能力の有無がモノを言う。
が、焦りに支配された松山には、そのアイテムに思い至ることができなかった。

松山「駄目だ! 酔いアイデアが浮かばない……リュカさん! 何かないか!?」
魔理沙「(おいおい……光……最後は人任せってそりゃないだろ)」
???「(う〜んもっと面白いとこ見せてくれないと)」

魔理沙(と???)が大袈裟に肩をがっくりと落とす中……。
真横で、松山と魔理沙の会話を聞いてたはずのリュカが、小さく頷いた。そして……


412 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:04:49 ID:???

先着で


最上級魔物使い → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ リュカ「頼むぞプックル!」
ハート→ リュカ「しびれん、君のとくぎで……」(*数値10以上でやけつくいき・それ以下でまぶしいひかり)
スペード・クラブ→ リュカ「ゴレムス! 伊吹さんと一緒にあいつらを押さえ込むんだ!」
各マーク10以上→ 仲間モンスター出現! ダイヤでシーザー/ハートでバトラー/スペードでギーガ/クラブでライオウ
JOKER→ なんとプチヒーローがなかまにくわわった!


*魔理沙の評価値が大きく下がりました


413 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:05:59 ID:???
最上級魔物使い →  クラブ8

414 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:30:36 ID:???

最上級魔物使い →  クラブ8
スペード・クラブ→ リュカ「ゴレムス! 伊吹さんと一緒にあいつらを押さえ込むんだ!」


リュカ「(アイディアといっても、今からでは何をするにも距離が近すぎる……)」

リュカはスイフーの表情を見て、攻撃圏に入り込まれたと確信した。
次の踏み込みは接近ではなく、あの鉄球を容赦なく叩きつけるのに全力を注ぐ為のものだろう。
リュカは睡眠薬に限らず次の一手を出せる時間を稼いでほしいと、ゴレムスと萃香にパワー勝負を頼んだ。
当然、スイフーにもその張りのある声は聞こえて、口元が力の行使に酔いしれたようにぐにゃりと笑みで歪んだ。

スイフー「面白え!! この【破壊の鉄球】を装備し……。
     【たたかいのドラム】に支えられるスイフー様にパワーで勝てるかあ!!?」
萃香「へー……ど〜れその自信が虚勢かどうか、見せてもらおうじゃないか!!」
ゴレムス「ゴ、ゴォオオオオオオオムッッ!!!!!」


415 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:32:32 ID:???

先着4名様で


ミッシングフルパワー!→(+60)+! card+! card =
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+! card =
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 ! num! num) =
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ ! card



ミッシングフルパワー!orゴレムスは力を貯めた! − イベントボス・スイフー! が


 ≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!
 1〜4→ 萃香がヤマメを追い払った。第二階層へ進めそうだ。
 0→ 拮抗している……何か打開策が必要?
 -1→ スイフーの破壊の鉄球が、萃香とゴーレムを跳ね飛ばし……!?


*スイフーの手勢のマークがダイヤかハートの場合は【たたかいのドラム (スイフーの数値2倍)】が発動します。


今日はここまで。
いやはや旧都では戦闘はないだろうな〜なんて誰が思ったんでしょう。
お疲れ様でしたー。


416 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 00:33:40 ID:???
しまった。また修正ミスを。


 ≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!
 1〜4→ 萃香とゴレムスのパワーに押され、スイフーは撤退の準備を……
 0→ 拮抗している……何か打開策が必要?
 -1→ スイフーの破壊の鉄球が、萃香とゴーレムを跳ね飛ばし……!?

417 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:34:50 ID:???
ミッシングフルパワー!→(+60)+ JOKERダイヤA =

418 :TSUBASA DUNK:2010/03/15(月) 00:35:06 ID:???
ミッシングフルパワー!→(+60)+ スペード8クラブK =

419 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:37:45 ID:???
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+ クラブ9 =

420 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:43:01 ID:???
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 2 7 ) =

421 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 00:50:17 ID:???
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ スペードQ

422 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:38:39 ID:???

ミッシングフルパワー!→(+60)+ JOKER + ダイヤA = 76!
ゴレムスは力を貯めた!→(+70)+ クラブ9 = 79
イベントボス・スイフー!→(+30)+ (破壊の鉄球 2 7 ) = 57
スイフーの手勢 →(たたかいのドラム)+ スペードQ = ×
≧5→ 鬼とゴーレムのパワーにスイフーは身動き一つ取れない!


スイフー「うおらりゃああああっ」

鎖に繋がれた凶悪な鉄球を、スイフーは躊躇せず萃香とゴレムスに向け、振り回した。
がたいの小さな幼女を狙うために低く。続けてゴーレムの足を払い、体勢崩れたところでトドメをお見舞いする腹。
だが次に目にしたのは、スイフーの想像力が追いつかない展開。
鉄球は、あろうことか上から靴裏に踏み付けられて、地面にめり込まされていた。

スイフー「な、に、だとおおおお!!!?」

鉄球はその重量故に加速度は兎も角、初速は遅く……密集地で障害物に勢いを殺されて更に緩やかだった。
萃香の巨大化が先んじて、見事に鉄球は封じられ……衝撃と光景に驚き忘我したスイフーは武器を手放してしまう。
心底つまらなさそうに、旧都の最初からいきなり因縁ふっかけられた腹立たしさに、萃香が「ふんっ」と吐き捨てた。

萃香「なんだあれだけ威勢良くしといて……こりゃあ期待外されたぶん、お灸もアッツいのお見舞いしないとねぇ!」

萃香の足元から灼熱が噴き出した。 巨体に炎を背負い、ぎょろりと目を呉れる様は、まさに焦熱地獄の鬼。
巨大化した萃香と、ゴレムスを声なく見上げるスイフーからは、さっきまでの傲慢な感情図は崩れ去っていた。
言い訳しようもない力比べで敗北し、破壊の鉄球も奪われ、ドラムを預けた部下もとっくに逃げ出していた。
為す術なくスイフーは、足掻いて素手で挑みかかるか、賢く逃げを計るか……だが選択する時間も残されてなかった。


423 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:40:43 ID:???

萃香「さぁお仕置きの時間だよ、そぅら!」

萃香が足を踏み鳴らすと、スイフーの足元の地面からもマグマが噴出した。
飛ばされて、空中で身動き取れない、丁度良い高さのスイフーに向けて、萃香の巨大な拳がクリーンヒットする!

ドシュウゥゥッ……ゴガガアアァァァーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!

スイフー「お、覚えていやがれよおおぉぉぉぉ!!!」

旧都の空に吹っ飛ばされながらで、スイフーの遠吠えが木霊した。
こりゃよく飛んだねぇと笑い飛ばしてから、勝利祝いか瓢箪の酒を呑み干す萃香の体がシュルルと小さく元に戻る。
事の成り行きを見ていたリュカ、魔理沙、松山が、あっけないとも取れる決着に、全身の力を抜いた。

萃香「(ぐびぐび) ふはぁ……っ。まったくも〜。せっかく光達と楽しもうと思ってたのに台無しじゃん。
    私が留守してる間に鬼連中腑抜けちゃったのかねぇ」
魔理沙「やっぱ萃香は弾幕より格闘向けとしか思えんよな。 何にせよ骨折る必要なくなって御の字だが」
松山「あぁ、うん……そうだね。(睡眠薬はまた使いそびれたな……使う機会訪れるんだろうか)」
???「(鬼だからしょうがないけどなんだか味気ないなぁ。お空にキラーンてなるのは面白かったけど)」

松山は、ともかく旧都住人との小競り合いも終わったところで、周囲を見回しながら考えた。
辺りの様子は……
スイフーの振り回した鉄球の影響で、置き看板や設置物の損傷が目立ち……奇妙なドラムも取り残されている。
そして旧都の妖怪達は、今見せた萃香の力に慄いたらしくて、松山達と視線が合うと足早に距離を開けてしまう。
まるで自分達がおたずね者みたいな反応だなと、松山は不思議がった。

松山「(とにかく……リュカさんが戦う姿を魔理沙さんが見なくてよかったかな? さて……)」


424 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 16:44:19 ID:???

どうしますか?


A 誰かと話す(*萃香、魔理沙、リュカの中から選択、併記してください)
B 【破壊の鉄球】を回収しよう。
C 【たたかいのドラム】を回収しよう。
D 野次馬達に宿屋の場所を尋ねる
E その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*萃香の【ミッシングパープルパワー(数値+10)】が【超高密度燐禍ミッシングパワー(数値+15)】に変化しました。


425 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 16:45:22 ID:DflixD92
C

426 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 16:57:05 ID:woReqonw
A萃香

427 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 17:07:17 ID:87Ca2rh6
C

428 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 17:42:29 ID:???

C 【たたかいのドラム】を回収しよう。


喧嘩騒ぎを目や耳にし、どこからともなく集まってきた野次馬達……。
全員が妖怪または妖精で、人間らしきは……やはり一人も見当たらない。
次に被害の程を見て確かめてると……この場にそぐわない奇妙な落し物が転がってるのに気付いた。

松山「ん、あれは……楽器のドラム? なんであんなところに……待てよ?」

さっきのスイフーの発言で、たたかいのドラムがどうたら口にしてた気がする。
松山は、ひとまず放置はしないで回収しておくことにした。それと同時に……。

リュカ「これは本物の破壊の鉄球……これも旅の扉を超えて……? 危険だしボクが預かっておかないと。
    さっきのこともあるしね……ゴレムス。君が持っていてくれ」

リュカの指示で、ゴレムスが鉄球を回収してそのまま装備した。
騒ぎが沈静化したことで、次第に集まった妖怪達も関心を失い、それぞれ元居た場所へ散っていく。

松山「(出だしは毎回こんな流れに落ち着いてる気する……とにかく、ゆっくり休める場所を探そう。
    ……あれ? ドラムが勝手に鳴って……なんだこの妖怪少女っぽい曲は! くっ力がみなぎるぞ!?)」
???「(た〜のし〜。私もこういうのほしいな〜。お姉ちゃんには真っ赤なカスタネットなんて似合いそう)」


429 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 17:45:04 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→酒虫の紹介屋を発見!
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「今度はサッカーで勝負だ!!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


注意事項は>>394に同じです。制限が……。
出かけてきます。続きは後ほど。


430 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 17:46:16 ID:???
旧都・第一日目 →  ハートJ

431 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:17:42 ID:???

旧都・第一日目 →  ハートJ
11→酒虫の紹介屋を発見!


スイフーを退けてから、旧都住人の松山達への反応は極端に変化した。
時々、奇異の眼や、時にぴゅ〜と去ってしまう者、にやにやと愉快げな視線を送る者など様々。
が、今度はさすがに因縁をつけられることもなく、良い宿はないかと捜し歩いてたところに。

萃香「あ! あ〜待って待って。ちょっと全員そこで待ってて!」

急に、何かを見つけた萃香が、全員を呼び止めて先頭に出るや、前方に駆け出してしまう。
魔理沙が、そうか、と頷いて。

魔理沙「だが善は急ぐもんだ。私達は萃香を放置して喘息前進だぜ!」
松山「駄目だって! (ひとまず冗談ではあるみたいだけど、本当に急いでないと出ない発想だな……)」

萃香は、2輪の標準的なリヤカーに近づいたかと思うと、複数の樽を乗せた行商人らしき者と何か交渉をしてる様子。
だが萃香にとっては思うように話が進まないようで、冴えない顔を松山達の方に向けてくる。
三人の中から、萃香は松山に視線を固定し……ちょいちょいと手招きをしてきた。

松山「(俺を呼んでる?) いったいどうしたんだ? 何をやって……」
萃香「あ〜……光。 実はねぇ。この樽の中に前話した水を酒に変える酒虫が入ってるのさ。
    折角旧都まで来たし、瓢箪でより美味しい酒を造れるよう、酒虫を買おうと思ってたところでね。
    最近値上がりしたようなんだ。私の手持ちは7000とちょっとだしね。そこでものは相談なんだけど」
松山「(察するに、お金が足りないんだな……。う〜んどうしよう。いくらか出してあげるべきか?
    宿泊費のことも考えないとならないし……?)」


432 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:19:17 ID:???

どうしますか?


A \5000が限度。萃香は養殖もの酒虫を買う
B \10000出費しようか。萃香は天然もの酒虫を買う
C 太っ腹なとこ見せて\20000出すぞ! 萃香はレア酒虫を買う!
D だが断る無理な買い物には付き合わない!
E その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*値が高い程、萃香の様々な能力が上がる確率が高まります。


*松山の所持金 20540
*萃香の所持金 7 8 3 2


433 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:21:48 ID:sKPqponY


434 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:27:53 ID:woReqonw


435 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:46:40 ID:???

A \5000が限度。萃香は養殖もの酒虫を買う


財布の中から、松山は5000円ぶんの紙幣を取り出し、顔を明るくさせた萃香萃香の手のひらに乗せた。

松山「宿泊費用もあるし、これ位なら出せるよ。……どうかな?」
萃香「無理言ってごめんね。これなら……まぁ養殖ものの中でなら一番質が良いのを買えそう。
    じゃ〜、選んでくるからもう少し待っててね」

樽に鼻先を近づけて、選別をして……萃香は樽を担ぎ上げて戻ってきた。
瓢箪にエキスを染み込ませる前に、萃香は樽の注ぎ口から杯に移し……ひとまずはと味見をした。

萃香「この酒虫でなら、酔えるのは……」


436 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/15(月) 23:47:46 ID:???

先着数名様で


萃香のドリブル → ! card
萃香のパス → ! card
萃香のシュート → ! card
萃香のタックル → ! card
萃香のパスカット → ! card
萃香のブロック → ! card
萃香のせりあい → ! card
萃香のセービング → ! card
萃香の高い浮き球 → ! card
萃香の低い浮き球 → ! card
萃香の最大ガッツ → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 萃香の能力1上昇! (*数値10以上で2上昇します・浮き球は10以上でしか上がりません)
ハート・スペード・クラブ→ 効果なし……
JOKER→ 該当の能力に必殺技orスキル獲得!


*最大ガッツの場合、ダイヤのみで50増加します。


437 :キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/03/15(月) 23:49:31 ID:???
萃香のドリブル →  ダイヤ2
萃香のパス →  ダイヤ10
萃香のシュート →  ダイヤ8
萃香のタックル →  スペード8
萃香のパスカット →  スペードK


438 :TSUBASA DUNK:2010/03/15(月) 23:50:27 ID:???
萃香のブロック →  スペードJ
萃香のせりあい →  ハート6
萃香のセービング →  ハートJ

439 :森崎名無しさん:2010/03/15(月) 23:50:55 ID:???
萃香の高い浮き球 →  クラブ8
萃香の低い浮き球 →  クラブJ
萃香の最大ガッツ →  スペードA



440 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:10:42 ID:???

萃香のドリブル →  ダイヤ2 = ドリブル+1
萃香のパス →  ダイヤ10 = パス+2
萃香のシュート →  ダイヤ8 = シュート+1
萃香のタックル →  スペード8 = 効果なし……
萃香のパスカット →  スペードK = 効果なし……
萃香のブロック →  スペードJ = 効果なし……
萃香のせりあい →  ハート6 = 効果なし……
萃香のセービング →  ハートJ = 効果なし……
萃香の高い浮き球 →  クラブ8 = 効果なし……
萃香の低い浮き球 →  クラブJ = 効果なし……
萃香の最大ガッツ →  スペードA = 効果なし……


441 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:12:01 ID:???

萃香「ふ〜む。今の瓢箪の酒とどっこいどっこいかな。
    ああ、ちょっとだけ心なしか美味しい……とは思うよ!」
松山「う……(もうちょっと奮発したげてもよかったかなぁ。さっきの行商人、もうどこにも居ないし)」

何にせよ、松山の出資のおかげで新しい酒虫を調達できたことで萃香はそれなりには満足な様子だった。
いそいそと魔理沙達のところへ戻り、途端に強くなった酒臭さに、魔理沙が鼻をつまむ。

魔理沙「もういいな。私は急いでるんだ。次の行動で見つからなければ、適当なそこらの宿で休もうぜ」
松山「魔理沙さん……何かカリカリしてるな」
魔理沙「あー? 私から見りゃ光が暢気に構えすぎなんだぜ。
     お前……本当に一ヵ月後の大会に出場する気あるのか? 勝つ気あるのか? 本気で考えてるのか?」

眼光が鋭く刺さる。
ここまでかけた時間が、本当に、地底で太陽を見つけるのに必要だったのかを。
守矢カップに出場し、勝つ為に費やして然るべきものだったのかと、魔理沙は眼で問うている。

リュカ「そろそろ行かないかい? ボク達みんなお腹もすいてるし、こうしてても宿を見つからないと思うしさ」
松山「……」

やんわり割り込んだリュカの声で、松山は剣呑な雰囲気にひっぱられて自然と顔を険しくさせてたのに気付いた。
魔理沙も同様で……虚をつかれたように気勢を殺がれた風に、視線を逸らし先へと歩く。

魔理沙「……ち、そうだな。悪いな光。私も頭に血が上ってたかもな」

そう言いながらも苛苛を隠さず、地面を蹴りつけて……魔理沙は先に行ってしまった。


442 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 00:13:24 ID:???

先着で


旧都・第一日目 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
12→宿屋を見つけた!(*ダイヤで宿泊費一名につき1000円。その他の場合で 5 000円)
11→??「噂は聞いてるよ。随分暴れてきたようじゃないか……んん?」(*ダイヤの場合で会話。その他の場合で???)
10→白銀の騎士メタルライダーが雇用先を探している!(*ダイヤの場合で……?)
9→マジックアイテムショップを発見!
8→賭けサッカー場を発見。
7→なんと温泉宿を発見!(*先に12を引いた場合消滅します)
6→雷鳴の剣の情報を入手。
5→リュカの新仲間モンスターが加入!
4→いつの間にか倉庫の壷がなくなっていた……。
3→最近旧都を騒がしてる大盗賊の情報を入手。
2→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた!
1→スイフー「今度はサッカーで勝負だ!!」
クラブA→???????出現!
JOKER→ ???「あっお姉ちゃんだ。やば……」


今日はここまで。 この後、一日が終了します。 お疲れ様でした。


443 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 00:13:58 ID:???
旧都・第一日目 →  スペード5

444 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 18:18:28 ID:???

旧都・第一日目 →  スペード5
5→リュカの新仲間モンスターが加入!


それからも結局、宿探しが難航してるのもあってか魔理沙の機嫌は治らず……。
松山の表情も次第に深刻になる。どうも魔理沙からは、自分の本気を疑われてるんだろうと、鈍感なりに察知した。
太陽を探すのを手伝うことのみならず、守矢カップに出場する気持ちまで懐疑的に見られてる……。
そう思うと歯痒い思いが湧く。

松山「(でもお互い様なんだよな……俺、考えてみればなし崩し的に同盟を結んだけど……。
    魔理沙さんは俺の事情を。俺は魔理沙さんがここまで来てる動機を知らないしな……)」
魔理沙「…………()」
萃香「(ふぅん……中盤で攻守に働ける光と、生粋のストライカーの魔理沙なら良い組み合わせと思ったけど。
    このままだとちょっとした反目が生まれそうだね。また軌道修正しないとならないかなぁ)」

揃って(リュカを除き)上手く運ばないなぁと思惑巡らして……店舗の立ち並ぶ旧都の道真ん中を歩く松山達。
そこで異様な嘶きが響き渡った。 全員に緊張が走り、顔色が変わり……リュカだけが静かに眼だけ動かした。

松山「なっ、何だ!? 」
リュカ「だいじょうぶ心配いらないよ。 ほらあそこに……」
???「この人のペットで可愛い子1匹連れて帰りたいなぁ」


445 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 18:21:01 ID:???

先着で


なかまにしてほしそうに(ry → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ リュカ「ホークブリザードのブリード。偵察を頼んでたんだ」
スペード・クラブ→ リュカ「ケンタラウスのケンタスだよ」
各マーク10以上→ ダイヤでプオーン/ハートでシーザー/スペード・クラブの場合はそのまま
JOKER→ 松山「まさか……UFO(未確認飛行物体)!?」


出かけてきます。続きは後ほど。


446 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 18:22:03 ID:???
なかまにしてほしそうに(ry →  ダイヤJ

447 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 18:22:21 ID:???
なかまにしてほしそうに(ry →  ハート8
UFO!UFO!!

448 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 23:27:48 ID:???

>>447
UFO焼きそばって美味らしいね!


なかまにしてほしそうに(ry →  ダイヤJ
ダイヤJ→プオーン


リュカの示したのは、今歩いてる通りの左の曲がり角だった。
そこから、ズシン、ズシンと……重たく足音を響かせて、ソイツは現れた。
等身こそ松山より少し大きい程度だが、大きく伸びた二本の紫紺の角。 土色の体に生えた悪魔の如き羽。
威圧感は申し分ない純粋なモンスターと言えた。リュカがそのモンスターの名前を口にした。

リュカ「プオーン! よかったそちらから見つけてくれたんだね」
プオーン「あれだけ騒いどったら当然じゃわい。(……チラ)」
萃香「ん?」

プオーンと呼ばれたモンスターから意味ありげな視線を感じて、萃香が首を捻るが、ただただ無言でいられるだけ。
魔理沙が険の混じった声で、早く行こうぜと言い、そこでリュカがプオーンに泊まれる宿がないかを訊ねた。

プオーン「(巨大化するモンがおるとは……ワシが元の体に戻る方法も見つかるかもしれんな)
      ああ宿屋なら見つけといたわい。……案内するからお前らワシの後についてこい」

リュカの引き連れてるモンスター達も一緒な為に、なかなか受け入れられず宿泊場所探しが難航してたのだが……。
これでやっと一日を終えられそうだと、松山は一安心するが……。

魔理沙「……」
松山「(宿が見つかったのに機嫌悪いままだな……一体何がそんなに気に入らないんだ?)」

一向に回復する気配のない白黒魔女の苛つき加減に松山は戸惑う。
プオーンの後を追って宿屋へ向かう間も、結局松山と魔理沙の間で会話はされなかった。


449 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 23:29:53 ID:???

宿はこじんまりとしているが、主人がおおらかなタイプで、リュカのモンスター達を見ても嫌な顔はしない程だった。
肝心の宿代は、二泊三日前払いで一人2000円。 安いと感心しながらで松山とリュカは普通に払い……
萃香も酒虫に全財産はたいてはおらず、クリア。 魔理沙も、どこぞのお方にガーディアン売りつけて資金は潤沢。
一階は食堂。 二階が宿泊施設となっていて、部屋数はちょうど4部屋でいずれも空き部屋。(モンスター達は大部屋)
早速部屋に荷物を置くべく、やたらギシギシと軋む階段を上ろうとすると……。

萃香「私はちょっと出歩いてくる。今日中に昔馴染みに声かけてきたいからね。夕飯は私のぶん取っといておいて。
   光! 旧都に来る前、私が言ったこときちんと守っておくれよ!」
松山「えっ? す、萃香さん!?」

念を押す形で松山に言い聞かせて。
元々荷物も少なかった萃香は、素早く身を翻して外へ飛び出した。

松山「昔馴染み……(星熊って鬼に会いに行ったのかな?)」
魔理沙「(萃香が出払ったか……チャンスには違いないが。さてどうしたもんだかな)」

萃香が残した酒虫の樽は、リュカのモンスター達が、萃香に割り当てられた部屋に運び込み……
出払った萃香が戻ってくるのと、夕飯の出来上がるまで、全員部屋で休むことに決まった。

松山「夕食まで少し時間がある。 けど、何して過ごすか……」


450 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 23:30:54 ID:???

夜の行動を選んでください。


A どこかに出かける
B 誰かと話に行く
C 今日はもう休もう
D アイテムを使ってみよう
E シャンハイとお喋りしよう
F その他 したい行動を併記してください


*今回の投票は『23:33』からお願いします。 それ以前の投票は無効となります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


451 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 23:35:20 ID:Ifb2XWh+
B

452 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 23:36:00 ID:8ggMfQI+
D

453 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 23:40:29 ID:xqk/gHw6


454 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 23:40:55 ID:5TT3/Q2c
B

455 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/16(火) 23:52:45 ID:???

B 誰かと話に行く


宿のベッドの上に腰を下ろして、松山は窓から向こうの旧都の景色を眺めた。
人里と違い、多くの妖精、妖怪が気ままに空中を飛行してる……より非現実的な光景がそこにあった。
ふとそこで、近くを浮遊したダークグリーンの衣装、燃えるような赤い髪をツインの三つ編みした女の子と目が合った。
松山を見て、不思議にも目を真ん丸くされてしまう。かと思えば猫のようにすばしこくどこかへ消えてしまった。

松山「……? 何だろう今の娘。さぁて一息つけたし、誰かと話しにでも行こうかな」



誰と話しますか?


A 萃香(*選べません)
B 魔理沙
C リュカ
D その他


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


456 :森崎名無しさん:2010/03/16(火) 23:54:10 ID:Ifb2XWh+
B

457 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 00:03:47 ID:???
投票途中ですが、今日は遅くなって疲れがひどいのでここまでに……。

現在、B 魔理沙が1票です。

お疲れ様でした。
プオーン加入とは思わなんだです。 なんて豪華戦力。

458 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 00:09:37 ID:???
また記入漏れするところでした。

*松山の所持金 13540

459 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 00:52:04 ID:uNjbtmMA
B

460 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 01:36:49 ID:LbW8TUzo
乙でした

B

461 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:29:03 ID:???

>>460
乙感謝ですー。


B 魔理沙


松山は、同盟相手の魔理沙と、互いの事情や見解、思惑の埋め合わせを試みようと、魔理沙の部屋に向かった。
すぐには開けず、留守か否か確認する為、呼びかけをした。

松山「魔理沙さん、いるかー?」
魔理沙『何!? ……ちょっと待てまだ入るな!』

ガタガタと部屋内で気配が揺れて、何かが閉まる音が聴こえた。
いいぜ、と言われて入ると……怪訝に思う点がいくつかあった。まず……部屋の中で、魔理沙は靴を履いていた。
この宿には、客部屋に靴置きが用意されていて、探すと魔理沙の部屋にもそれはあった。
他に気になる点と言えば……荷物が箒に結びつけたまま。 とてもではないが部屋で寛いでたようには見えなかった。

魔理沙「あんまり乙女の部屋をジロジロ見るもんじゃないぜ! 何のよ……いや待てちょうど良かった」

威嚇するみたいに強く言って、意識を逸らさせるように松山に話をさせようとして……
だが魔理沙は、それを取りやめさせて、先に自分から話すべきことがあったと、厳しい表情は崩さぬまま言った。

魔理沙「手短にいくぜ。 前の勧誘の件だが……きっぱり言うぜ"No"だ」
松山「なっ!?」


462 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:30:25 ID:???

まさかここで、突然の断り文句に松山は驚く。
絶句の最中にどうにか気持ちを鎮めて、松山は静かにぽつぽつと理由を問うた。

松山「理由……聞いても……いいかな?」
魔理沙「ああいいぜ。断る理由は幾つかあるが……決め手になったのは、お前だぜ光。
    中途半端に濁すつもりもないからハッキリ言うが……。
    光。お前にはキャプテンとして不足を感じるし頼りない。それだけだぜ」
シャンハイ「そんな! 魔理沙様! 光様は……」
魔理沙「黙ってろ。 私は光と話してるんだ」

束の間、誰も言葉を発せず、沈黙が場を包んで……松山が絞り出すように更に違う問いを投げた。

松山「シャンハイごめん。……で、魔理沙さん……俺のキャプテンとしての力量に、いつから疑いを感じてたんだ?」

交差する視線。
魔理沙は、とっくに結論も、その問いへの答えも定まってるとばかりに間髪入れずに答えた。


463 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:31:53 ID:???

魔理沙「洞窟に入る前からだぜ。
     もっと言えば、大会が迫ってメンバーが足りない現状に、消極策を取ったところからだな。
     こいつはサッカーで例えれば、試合終了で負けてる状況、そこでリスク承知でも攻めないのと同じだ。
     人間の時間は有限なんだ。 まして大会が近い現状で、私には看過も許容も出来はしないぜ。
     暢気な消極策も別にいいさ。それが勝ちに繋がるならな。
     だがそれが成功に繋がるのは、天性の幸運と勘で、結果的に誰よりも先んじる霊夢の様な反則的存在だけだ。
     光、お前にはそういうのないだろ? 旧都に来るやゴロツキみたいな奴に絡まれる運のなさだもんな」
松山「……」

口調は淡々としてるが……。
洞窟内で共に行動した魔理沙の言葉を聞く松山は、大鉈を振るわれてるような気分に陥った。
シャンハイが、あうあうと松山と魔理沙の顔を交互に見てるが……両者とも視線をぶつけたまま逸らさないでいた。

魔理沙「あとこれは私の捉え方に過ぎんが……。助言と思って聞いとけ。
     私はな……初めて会った時から、光のことを頼れる時はあるが、不安定でちぐはぐな奴だと思ってた。
     過去何があったか知らんが、異様に傷つくことを恐れてるだろ?
     それでリスクコントロールとか小賢しいことを、参謀役やNo.2が考えるようなことを考えて縮こまってる。
     かと思えば、まるでそちらが本当の顔のような、暑苦しい熱血を振りかざす事もある。
     萃香や紫のような訳知り顔な連中には、そこが期待をかける部分なのかもしれんが……。
     とにかく私の見方と、出した結論を言う。光。お前は霊夢を差し置いてキャプテンを務める器じゃない。
     今のお前が指揮してるんじゃ船は泥舟と変わらん。
     解ってるか? このままならお前は、チームを負け戦に付き合わせる。私はそれに心中するなんて御免だぜ」


464 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:34:01 ID:???

それが魔理沙の結論だとして、それ以上冷静でいられなかった。
魔理沙は包み隠さず本音を述べて、機嫌の悪さも見当たらなくなっていた。逆に松山は、内心で混乱し、荒れた。

松山「(俺が……縮こまってる!? キャプテンの器じゃないだと!?
    違う! そんなことない筈だ……!
    紅魔カップでだって優勝できた……それに俺はふらの中を率いて全国大会ベスト4まで駒を進めた!
    当時の俺と、今の俺とでは違うところがあるとでも言うのか!? ……そうなのか!?)」

もし。もし魔理沙の発言を認めるなら……。
即ち幻想郷にやってきた時点で、松山光には抜け落ちて取り返しのきかない『失ったモノ』がある、という事になる。
それが過去の痛みから端を発してるなら……。
奮闘しながら、ベスト4という結果を残しながら、応援してくれてた観客達に詰られたあの時からだろうか?
それとも……? 続けて浮かんだ考えは、『彼女』の、失意と恨みを含んだ悲しげな顔をも同時に浮かび上がらせた。
ズキリと、――軋んだ胸の痛み――で、思考は強制的に中断するより他なくなった。

松山「ぐ……違う、俺は……俺は……!」
魔理沙「(……まぁ、そうは言っても気にかかるところはあるんだがな。
     霊夢の奴がどうして光のチームに参加してるかだ。多少也とも光のことを気に入ってるてのもあるだろうが。
     それだけじゃない。あいつは気持ちとか情に必要以上に左右される奴じゃなし。
     つまるところ、光のチームに加入するのが正道と本能で感じているんだ……だとすれば……)
     ふん、しかし相棒といっても霊夢は霊夢。 私は私だ。 そういうわけで私から同盟も破棄させてもらうぜ」

その言葉には、久しく忘れていた強い痛みと疼きに耐えるに手一杯だった松山も、意識を傾けざるを得なかった。
ここで魔理沙を引き止めなくてはと思うが、奥歯は噛み合わさるばかり。 口を開くことができなかった。
そうしてる間にも、もう既に魔理沙は箒を手にし、窓に向かって歩く。その時、部屋の扉を開いて誰かが……?


465 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:35:15 ID:???

先着で


殺伐とした会話に救世主が! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 萃香と、その後ろに、額に赤い一本角を生やした女性が……?
ハート・スペード→ 萃香「話の最中みたいだけど、いいかい?」
クラブ→ しかし誰もこない現実は非情である
クラブ5以下→ リュカ「松山君、前話したドラゴンの杖のことなんだけど」
JOKER→ ダイヤ+???


出かけてきます。続きは後ほど。


466 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 17:38:01 ID:???
>試合終了で負けてる状況、そこでリスク承知でも攻めないのと同じだ。

終了したら攻められませんぜ

殺伐とした会話に救世主が! →  クラブ2

467 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 17:43:25 ID:???
オワタ

468 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 17:45:58 ID:???
やはり呪われてるとしか思えないな

469 :466:2010/03/17(水) 17:56:12 ID:???
なんかみんなすまん。

というか昨日も某スレで
クラブ2を2枚引いたのだが。
(日付上では片方今日だが)
もしかして呪われてるのって自分?

470 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 18:05:28 ID:???
俺もアレな場面でアレなカードを引いた事が何度もある
気にすんな

471 :森崎名無しさん:2010/03/17(水) 18:10:41 ID:???
肝心なところで引きがへたれるスレだから仕方ないさ

472 :


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