キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/15(月) 12:13:31 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
このスレの物語やキャラの性格は原作とは少し違うところがございます。閲覧する際はご注意を。

〜これまでのお話〜
森崎とアベルの活躍で、見事アカネイアパレスを奪還したマルス率いるアカネイア同盟軍。
その後お世話になったアカネイアの人々を集めて、パレス解放の祝いの宴としてサッカーの親善試合を開くことに。
そして試合前日の夜。森崎はマルスとこれからも解放戦争とサッカー、両方で共に戦っていこうと誓いを立てる。

だが、今回集められた対戦相手の中には森崎がよく知る人物たちが含まれていたのだ。
元全日本Jrユースの面々。早田、松山、若島津、そして日向。彼らはここ数年で急変した日本サッカー協会の指示で
海外サッカークラブに籍を置き、2年後に行われるワールドユース大会に備えて日々腕を磨いているのだ。
そんな彼らはこの試合に森崎が負けたら自分たちの仲間になれと誘ってくる。
試合は現在1-1の拮抗した展開。果たして森崎の運命は…?


☆前スレ

【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266326984/l50

登場人物、戦闘の計算式などテンプレは>>2からになります。

537 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 19:16:17 ID:???
MVPの商品は?→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ドーピングアイテム(さらに分岐)
ハート→レアな武器(さらに分岐)
スペード→クラスチェンジアイテム(さらに分岐)
クラブ→成長率を上げるアイテム(さらに分岐)
JOKER→上記全て

538 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:17:08 ID:???
MVPの商品は?→  ハートJ

539 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 19:25:54 ID:???
MVPの商品は?→  ハートJ
>ハート→レアな武器(さらに分岐)
===================
どんな武器?→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→勇者の剣    【威力8 命中5 重さ4 必ず2回攻撃】
ハート→ドラゴンキラー 【威力10 命中4 重さ4 竜系に特効】
スペード→ソードキラー 【威力8 命中4 重さ4 傭兵系に特効】
クラブ→サンダーソード 【威力10 命中5 重さ5 間接攻撃可能】
JOKER→上記全て

540 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:26:22 ID:???
どんな武器?→  ハート9

541 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:26:33 ID:???
どんな武器?→  スペード6

542 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 19:39:34 ID:???
どんな武器?→  ハート9
>ハート→ドラゴンキラー 【威力10 命中4 重さ4 竜系に特効】

森崎が手渡されたのは竜の鱗すらも楽々切り裂くことができる強大な剣だった。

ニーナ「ドルーアのマムクートやマケドニアの竜騎士たちは恐ろしい敵です。
    この剣の力で、どうか皆を守ってあげてくださいね」

森崎「あ、ありがとございます!(ん?でも待てよ。この剣…ちょっと今の俺には扱いきれないかも)」

※森崎の現在の武器レベルは6です。ドラゴンキラーを使うには7の武器レベルが必要になります。
※誰かに武器を上げることも可能です。良質な武器の場合支援がつく可能性が高いです。


森崎が武器を受け取り終わってフィールドに戻ると、選手たちが仲良く交流をしていた。
試合中は意地と戦術をぶつけ合った間柄だが、こうして試合が終われば親交を深め合うことができるのだ。

森崎「せっかくの機会だ。俺も誰かに話し掛けに行くかな〜?」
=========================
☆誰に話し掛けますか?

Aビクトリーノ&ダ・シルバ
Bカルツ&松山&早田
C日向&若島津
Dワーレンズ
E誰にも話し掛けない

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

543 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:40:02 ID:yjRnq1jo


544 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:41:48 ID:LRoR5udM


545 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 19:43:38 ID:lsbEA63A
C

546 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 19:56:35 ID:???
>C日向&若島津

森崎は、試合前に言われたことを思い出しながら日向の方へと歩いていった。

森崎「日向の奴、俺に負けたら俺に従えって言ってやがったな。今思えば馬鹿らしい戯言だったぜ」

試合前、日向は自分たちが勝利するのが当たり前だというほどの自信で威圧的に話し掛けてきた。
その自信は確かに実力に裏付けられたものだった。森崎が2失点してしまったのも頷ける。
しかし、最後に勝利を掴んだのは森崎たちアカネイア同盟軍だったのだ。
森崎たちは圧倒的な実力差をも跳ね除けてヒューガーに勝利したのだ。

そして森崎にとって気分がいいのはただ勝利を掴んだだけでは無いということだ。
あの日向が最も忌み嫌いそうな、チームの力を一丸とした爽やか過ぎるチームで勝利したのだ。
森崎は勝利の余裕と言わんばかりの尊大で大らかな笑顔で日向と若島津に話し掛けた。
=======================
☆なんと話し掛けますか?

Aよォ、日向。敗北の味ってのはどんな味か俺に教えてくれるかい?
Bよォ、若島津。また実力差を大きく広げちまったようだな。悪い悪い。
Cよォ二人とも。試合前の自信は何処にいったんだよ。笑わせてくれるぜ!
D日向、お前のシュートなかなかだったぜ!
E若島津、お前も腕を上げたんだな。いいセービングだったぜ!
F二人ともナイスゲーム!また俺たちと相手してくれよな!
Gその他(好きなセリフをお書きください)


2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

547 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:04:15 ID:vmF08s5o
F

548 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:04:35 ID:S9w1HkV6
E

549 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:06:12 ID:LRoR5udM


550 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 20:25:20 ID:???
>F二人ともナイスゲーム!また俺たちと相手してくれよな!
=======================
若島津「も、森崎……!」

気味が悪いほどの眩しい笑顔で歩み寄ってくる森崎を見て、若島津は怯えにも似た声を上げた。
敗北者となった今、なにを言われても言い返すことなどできない。どれだけ蔑んだ言葉も受け入れるしかないのだ。
若林、そして森崎に追いつき追い越すためにメキシコへの遠征を志願し、腕を磨いてきた今までの自分は何だったのだろう。
結果は惨敗。自分より体格の小さい少年や少女に点を入れられまくる始末。
若島津は助けを求めるかのごとく、日向のほうを見た。

日向「…………」

日向はただ森崎のほうを睨んでいた。彼は負けたものには口を開く権利がないことを知っている。
殺意にも似た視線を、ただただ森崎に向けてぶつけていた。
そんな二人に森崎が投げかけた言葉は、罵倒や侮蔑の言葉ではなかった。

森崎「二人ともナイスゲーム!また俺たちと相手してくれよな!」

その言葉に、若島津は我を忘れて目を見開き、日向はぎりっと歯を軋ませる。
彼にとってはこういった互いの健闘を称えあう言葉が逆に胸に突き刺さるものなのだ。
下手な罵倒や自慢の言葉の方が、それを糧にして復習の牙を研ぐことができるというのに。

森崎「お前らの誘いは正直言って嬉しい。確かに俺も海外研修して腕を磨いた方がプロへの近道になると思う。
   だが、俺は俺のやり方でやらせてもらう。日向、若島津。戦うステージは違っていてもこれからもお互いがんばっていこうぜ!」

かつての森崎とは180℃違った模範的な言葉に、日向は……

551 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 20:26:20 ID:???
勝利の代償→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「帰るぞ若島津。こんな腑抜けに成り果てた森崎にもう用は無い」
ハート・スペード・クラブ→「(ニィッ…)いいぜ…望みどおりもう一度闘ってやるよ。今すぐになァ!」
JOKER→「ああ、約束だぜ!次もいい試合にしような!」(日向も爽やか路線にチェンジ!?)

552 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:27:35 ID:???
勝利の代償→  ダイヤ10
だ、誰だおまえー!?

553 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:41:51 ID:???
>180℃違った

それだと角度じゃなくて温度…

554 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:52:29 ID:???
>>552
今はまだ森崎の性格の変化に戸惑いを隠せない人が多いですねw
南葛のチームメイトが今の森崎を見たら何というでしょうかw

>>553
あちち!これはまた恥ずかしい変換ミスを……すみませんでした…トホホ。
==========================
勝利の代償→  ダイヤ10
>ダイヤ→「帰るぞ若島津。こんな腑抜けに成り果てた森崎にもう用は無い」
=========================
日向は胸の中に燻っていた怒りと闘志が徐々に消えていくのを感じていた。
虎は、競い、戦い、争う相手がいなければ猛ることはないのである。

日向「つまらん男に成り下がったものだな森崎よ。全日本Jrユースを率いていたお前からは
   考えられない腑抜けたセリフだ。そんな飯事のようなサッカーを目指してなんになる」

日向はあのギラギラした目を持っていた森崎のことを憎みながらも認めていた。
いつか自分が噛み砕くことができる仇敵を目の前にすることで、日向も腕を磨くことができたのである。

日向「今の貴様には何の価値も見当たらん。貴様は俺が率いる全日本ユースには不必要な人材だ。
   そうやって勝手に『仲良しサッカー』に興じているがいいさ。行くぞ若島津」

日向はそう言うと、若島津を引き連れて帰ろうとする。だが、若島津は日向に強く叫ぶ。

若島津「その『仲良しサッカー』に負けたのは俺たちなんじゃないんですか日向さん!」

日向「………なにィ?」

消えかけていた炎が、再び灯る。日向は若島津の方を向き直り、鋭い視線を向けた。

555 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:53:29 ID:???
若島津「森崎にあって日向さんに無いもの。それは…チームメイトからの信頼です。
    チームが一丸となっているからこそ、アカネイア同盟軍はあれほどまでの力を発揮できた。
    だから、俺たちヒューガーも力を合わせれば…………ガッ…!?」

そこまで言った若島津の口がいきなり何かが詰まったかのような呻き声を最後に塞がった。

日向「それ以上くだらねぇことを言うんじゃねぇ。信頼なんてものはな、実力のある者に自然とついてくるものなんだよ。
   こんな子供のお遊戯のようなくだらんサッカーは俺は認めねぇ。認めるわけにはいかねぇんだよ!」

その言葉は、自分では森崎のように信頼を集める自信が無いからだという表れだということは日向も薄々感ずいている。
しかし、今まで培ってきた自分のサッカーを全て否定してしまうみたいで、それだけは絶対に認めるわけにはいかなかったのだ。

日向「…こんな下らないサッカーを続ける森崎は俺のチームには必要ない。
   だが、この俺に敗北という惨めな思いを残した代償は払ってもらわんとなァ」

そして、日向はニィッと下衆じみた笑みを浮かべると、懐から小さな人形を取り出した。

森崎「な、なんだありゃ?」

その小さな人形はシンバルをシャンシャンかき鳴らす猿を模したものだった。
一体その人形で何をするつもりなのだろうと、森崎は首をかしげる。

日向「森崎……テメェの甘えたサッカーは俺は絶対に認めん。俺のサッカーがテメェのサッカーに負けるわけにはいかねぇんだ。
   俺は絶対に負けることは許されねぇんだよ。俺はもう二度と負けられねぇんだよ。だからなぁ!!」

半ば狂ったかのように叫びつづける日向に、森崎はいよいよ不安を覚える。

森崎「な、何をするつもりだ日向!」

日向「お前も松山や早田から聞いているだろう?今の俺は……何度も選択をやり直すことができるってな!」

556 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:54:35 ID:???
若島津「だ、だめだ日向さん!それは無闇に使っていいものじゃあーーーっ!!」

森崎の目の前が、紅に染まる。その生意気な表情の猿の置物が鳴らすメロディが、森崎の感覚を闇へと落としていったのだった……


ででんでんででんででででん♪(ゲーム版2のゲームオーバーの音)


日向「……この試合に勝利するまで俺は闘い続ける宿命があるんだよ。森崎」


そして、このしあいは、なかったことに、なりましたとさ、めでたしめでたし。


BAD END4 『勝利の代償』

557 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 21:55:14 ID:???
ダイヤなのに大はずれじゃねーかwww

558 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:55:36 ID:???
????「そうはいかんぞ。異国の若者よ」

不意に聞こえてきた謎の声に、日向は辺りを見回した。

日向「だ、誰だ!?」

????「残念ながら、ここはお前のいた『世界』とは別の『世界』だ。
     ここではどれだけ足掻こうとも、一度受けた敗北の証を取って剥がすことはできぬ」

日向「な……なにィ!?」

????「勝利に貪欲なのは立派だが……勝利の美酒に酔いすぎたようだな。愚かなことよ。
     そう簡単に選択をやり直せるはずが無かろうに」

日向「く、くそっ!姿を見せろ!何なんだテメェは!」

????「だがお主の力、ここで無くすには惜しい。どうじゃ、一つチャンスをやろう。
     お主の敗北を無かったことにすることは不可能だが……森崎にリベンジすることは可能だ」

日向「リベンジ…だと…?」

????「ふむ。本来ならば、ここで森崎には敗北の味を覚えてもらいたかったのだ。
     そのために、お主がこの大陸に来れるように色々と手を回しておいたのだがね。
     だが、あやつは予想以上の力を手に入れていた。『チームワーク』という絆の力を手に入れて。
     私はその『チームワーク』という言葉に非常に強い興味を持っている。
     そして、その『チームワーク』を越える戦術を探しているのじゃ。そう、お主の言う
     『仲良しサッカー』を越える強さを持つ『真の強さを持つサッカー』をな」

日向「真の強さを持つ……サッカー」

????「私と共に探そうではないか。森崎が手に入れた『チームワーク』を越える力を。
     さァ、日向小次郎よ。ワシと共に来るがよい」

559 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:57:19 ID:???
日向「…………」

日向は自分に差し出されたその男の手を取ることは無かった。だが、その男が呟いた言葉だけはしっかりと受け取った。

????「ふふ……今はそれでよい。じゃが、お主はいずれまた森崎と戦う運命にある。
     その時までには考えておいてくれれば構わんよ」

日向「(……誰だか知らんが気にいらねぇ。だが『チームワーク』などという腑抜けサッカーを打ち破るという考え方は悪くねぇ。
   見てろ森崎。俺も、俺のやり方でテメェを倒す道を探すさ。そのときまで精々首を洗って待っていやがれ)」



森崎「………あ、あれ?」

森崎の意識が覚醒する。辺りを見回すと、まだ興奮覚めやらぬ観客たちの歓声がノルダ闘技場を包み込んでいた。
先ほどまでいたはずの日向と若島津の姿は既に無い。機嫌を悪くして帰ってしまったのだろうか。

森崎「なんだぁ?挨拶も無しに帰るこたあねぇじゃねぇかよまったく!」

だが、まだビクトリーノなど他の選手はフィールドへと残っていた。
森崎はとりあえず他の選手と交流を図ることにした。

森崎「マルスやアベルたちも他の選手となにやら話しこんでいるみたいだな。さーて、俺は……」
==================================
☆誰に話し掛けますか?

Aビクトリーノ&ダ・シルバ
Bカルツ&松山&早田
Cワーレンズ
D誰にも話し掛けない

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

560 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 21:58:11 ID:LRoR5udM


561 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 21:58:48 ID:dV/YuUEg
B

562 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 22:12:06 ID:???
>>557
サーセンw
けど、このイベントはシナリオ上どうしても外せないイベントでした。日向の『リセット』は
このFEという特殊な世界では意味を成さなくなるということを知って欲しかったのです。
今回のダイヤ判定は若島津関連で後に少しだけ利益を得ることができるかも?
もちろん今回のゲームオーバーではペナルティは発生しませんのでご安心を。
============================
>Bカルツ&松山&早田

森崎はマンチェスターユースの三人が集まっている場所へと走った。
そこには早田と話すナバール、松山と話すバーツ、そしてカルツと話すマルスとシーダがいた。

森崎「ふーむ。俺は誰に話し掛けようかな?」
=============================
☆誰に話し掛けますか?

Aタックルとドリブル談義に花を咲かせる早田とナバール
Bなぜかハチマキを見せ合っている松山とバーツ
C中盤でのボールの捌き方を語り合うカルツとマルスとシーダ
Dやっぱり誰にも話し掛けない

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

563 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:13:35 ID:48h+FMVA
B

564 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:16:17 ID:LRoR5udM


565 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:17:01 ID:vmF08s5o
B

566 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 22:47:18 ID:???
>Bなぜかハチマキを見せ合っている松山とバーツ
===================
森崎「ん?あの二人何してるんだ?」

試合中、バーツは何故か松山のことをライバル視していた。
『頭に何かを巻いている同士』という訳の分からない理由でだが、
ライバルには負けたくないという闘志が、試合に活きてくれればそれでよいと
森崎は特に気にすることは無かったのである。

試合中に何度も因縁をつけられた松山は、初めはバーツのことを警戒していたが
彼の豪快かつ気さくな性格に徐々に心を開いていった。

バーツ「へーぇ。つまりこれがお前さんの大切な人からの贈り物ってわけか」

松山「あ、ああ。もうニ度と手放したくは無い、俺の命よりも大切なものさ」

凛々しい顔を赤く染め、だらしなく緩ませながら松山はハチマキをバーツに見せた。

バーツ「はぁ……いいなぁ。俺もそんな奥ゆかしい女子から贈り物を受け取りたいぜ〜〜!」

森崎「(な、なんだぁ…?よりにもよって女絡みの話かよ〜〜!)」

何度も女関連で酷い目に遭ってきた森崎は二人の会話を聞いて寒気を覚える。が…

森崎「い、いや待てよ。もしかしたらこれはチャンスじゃなかろうか?」

あの松山はふらののマネージャーである藤沢美子の気持ちが縫われたハチマキを取り戻した松山だ。
日向の『リセット』の影響で悲惨な青春時代から救われてしまった存在なのである。

森崎「つまり……あの松山の女運は最高潮!アイツの豪運にあやかることができれば…
   俺の『女難の相』も『女性苦手』も一気に吹っ飛ぶのではなかろうか!?」

567 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 22:48:57 ID:???
森崎だって16歳の多感なお年頃なのだ。可愛い女の子にモテたくない訳は無い。
何より、これだけ戦いでもサッカーでも大活躍しているのに
側に寄り添って自分を励ましてくれる存在がいないのはあまりにも寂しすぎる。

森崎「うおーい!松山〜〜!俺にも女にモテる秘訣を教えやがれ〜〜〜!!!」

松山「う、うわ!?何だ森崎!?」

突然襲い掛かるように話の輪に入ってきた森崎に驚いた松山とバーツだったが、
森崎の懇願に折れて、何故か異性との付き合い方に関する話題に花を咲かせることになる。
===========================
極上!!めちゃモテ森崎君?→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→『女難の相』と『女性苦手』が消滅!さらにバーツが…?
スペード→『女難の相』と『女性苦手』が消滅。
クラブ→『女性苦手』だけ消滅。
JOKER→なんとこの話を遠めで眺めていた女性メンバーが…?
===========================
今日はここまで。原作を知っている人ならばわかると思いますが、
そろそろバーツの時代がいろいろとやってきます。森崎は彼の恋愛運にあやかれるか?

568 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:49:51 ID:???
極上!!めちゃモテ森崎君?→  ダイヤ4

569 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:52:01 ID:???
これで森崎もモテモテ街道に…
って、フラグ立ちそうな女キャラが残ってねえwww

お疲れ様でしたー

570 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:52:42 ID:???
マルスの姉君がいるじゃないか

571 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 23:00:36 ID:???
傷心のミネルバさんなんか狙い目だよね。

572 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 23:11:18 ID:???
あえて今は我慢して、後々仲間になる娘に期待したい俺がいる

573 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 23:13:26 ID:???
>>572
俺もだ
折角ドラゴンキラー貰ったんだしな!

574 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 16:29:53 ID:???
しかし長引いたなw
現状だとマリアとミネルバが比較的狙い目かもしれんが
俺としてはジュリアンがアレな分レナさんを…

575 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:17:12 ID:???
>>569
乙ありがとうございます!女難の相がなくなっただけでかなり人付き合いが楽になりました。
モテモテ街道になれるかどうかは分かりませんが、これでいきなり殴られるようなことはなくなりましたねw

>>570
マリクのほうのフラグを積極的に圧し折りに行けば、うまくいくかも?

>>571
ミネルバさんは周りに与える影響が大きい人なので、仲良くなるといいことがあるかも?

>>572-573
むーん。色々と障害がありそうな選択になりそうですねw

>>574
約1スレ分の試合になってしまいましたね。45分ハーフの延長戦だったので仕方ないのですがw
ジュリアンとレナさんは相互支援が発生しているので、略奪するのは結構難易度が高いっぽい?
==================================
極上!!めちゃモテ森崎君?→  ダイヤ4
>ダイヤ・ハート→『女難の相』と『女性苦手』が消滅!さらにバーツが…?
=========================
松山の話では、日向が選択をやり直そうとした影響で偶然にも時を遡ることができたのだという。

松山「合宿のときの森崎の話で知っていたからな。俺はすぐに藤沢のハチマキを探し回ったんだ」

決死の努力が実り、ハチマキを手にした松山は、もう一人のふらののマネージャー町田町子に事情を説明して深く詫びた。
ようやく気付くことができたのね、と半ば呆れ顔で、しかし、先ほどまで絶望的であった親友の恋が
ようやく成就するという安堵の笑顔で、松山に藤沢の行き先を告げた。

父親の仕事の影響で、国際空港ですぐにアメリカへと旅立とうとしている藤沢を追って、松山はがむしゃらに走った。

576 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:18:55 ID:???
松山「(俺はどうしようもない馬鹿だった。チームのことも、マネージャーのことも何もかも解っていたつもりでいた。
   けれど、俺は何一つ理解しちゃいなかったんだ。俺はふらの中サッカー部のみんなを愛していたんじゃない。
   信頼し、信頼されあう関係を築こうとしている理想のキャプテン像を演じる身勝手な自分だけしか愛していなかったんだ!)」

松山が築き上げてきた信頼という名の絆は、一方通行で自分勝手な感情だったのだと、暗い青春時代の中で胸が裂けるほど痛感した。

松山「(誰かを想う気持ちは素晴らしいことだと思う。だけど、それはあくまで両方の感情があってのことなんだ。
   俺は仲間のためを思ってラストパスを出したことが何度もあったが、それは相手にとってはただのプレッシャーの押し付けだったんだ。
   そんなことも解らずに俺は…チームワークだの、信頼だの、偉そうに語っていたんだ。
   皆の気持ちを理解しない愚かで自分勝手なキャプテンだった……)」

ハチマキを失ったあとのあまりにも惨めな境遇に、松山はかつてのチームメイトを呪ったこともある。
だが、今では一度でもそんな愚かな考えを持った自分を呪いたいと思った。

松山「みんな…こんな俺についてきてくれて、本当にありがとう……!
   藤沢……!こんな、こんな俺のことを……あんなに思っていてくれたなんて……!
   ごめんな……俺、馬鹿だったよ。どうして気付いてあげられなかったんだろうな……!
   け…ど…も、もう……二度と…間違え……ないから……!も、う、に、ど……と………!」

藤沢に会いたい。会いたい。会って謝りたい。やり直したい。逢いたい。あいたい。アイタイ。

意識が飛ぶほど息を絶え絶えにして走った。そこから先はよく覚えていない。
空港にたどり着いたということは、ヒッチハイクなどをして何とか空港までの足を確保したのだろう。

そして…おぼつかない松山の視界の奥に、その少女は立っていた。目を潤ませ、自分の方を見つめている。

松山「ふ……じ………さ………」

全身から力が抜けていく。もう立つことすらできないほど、松山の体力は底をついていた。
けれども、前のめりに倒れながらも既に体の一部のように握り締めていた右手の鉢巻だけは離さなかった。

藤沢「松山君!!」

577 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:20:35 ID:???
ガシッ!!ズダダッ!

藤沢は倒れる松山を腕で支える。が、想像以上に重い男子の体重を、藤沢の細い腕では支えきれない。
崩れ落ちそうにならないように、抱きかかえるように支えた。傍から見れば、若い男女が深く抱きしめ合っているようにも見える。

松山「……ふじ、さわ…だめ、だ…よごれ、ちまうよ……」

試合を終えたばかりの松山は汗と土ぼこりで泥だらけになっていた。一度どこかで派手に転んだのだろう。膝には赤黒い血が染み出ている。
藤沢の純白の洋服が、松山の熱と共に汚れで染まっていく。

藤沢「ううん……いいの。これは…松山君の……懸命に戦った、証だから」

松山「……………藤沢………」

あの時。彼がハチマキを解いて相手選手に手渡した瞬間、この淡い初恋は終わりを告げたと思っていた。
けれども、彼は現れた。その右手には失ったはずのハチマキをしっかりと握り締めていて。

松山「こんな……好きな女の子の気持ちに気付かない、馬鹿で、鈍感で、自分勝手な俺を……今まで見守ってくれて……ありがとう」

藤沢「……私、後悔した。こんな、悲しい気持ちになるのなら、松山君のこと好きにならなきゃよかったって………でも」

松山が頑なにハチマキを握り締める右手に、藤沢は優しく白い掌を重ね合わせる。

藤沢「…好きでいて、よかった………松山君!!」

そして、彼女は瞳に溜めていた涙をボロボロと流した。彼女の心を象徴するような暖かな雫は松山の手に零れ落ちる。
その瞬間、松山を覆っていた陰気な影は消え、その顔からは生命力溢れた荒鷲のような凛々しい顔つきに変わる。

松山「………手紙、書くよ。電話もする。だから、元気で行ってこいよな。
   このハチマキ。もう絶対に、手放さないからな。もう二度と、藤沢を不安な気持ちには……させないからな!」

藤沢「うん………うん!」

578 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:22:35 ID:???
森崎「(思い返せば、あのときの俺の選択が、松山の運命を大きく変えちまったってことなのか。
   松山以外の運命も、俺は変えてきたのか?いや、運命なんて他人が変えるもんじゃない。
   こいつは自分で引き寄せたんだ。新しい運命を。俺も、松山のように希望の未来ってやつを掴み取れるだろうか?)」

松山の話を聞いて、感慨にふけった森崎の心の中では、既に女性に対する恐怖心は消えていた。
そして、今まで自分の運命を弄んできた『女難の相』などという下らない物に負けない心の強さを身につけていた。

松山「……そのあと、仕事を終えた藤沢のお父さんが日本に戻ることになって、藤沢も日本に戻ってきた。
   俺たちはそのまま地元のふらの高校へと進学する予定だったんだが……
   日本サッカー協会の指示で、俺は海外でサッカーの腕を磨くように命じられたんだ。
   けど、俺達の絆はもう国の隔たり程度では途切れることは無い。このハチマキがある限り、ね」

バーツ「そっかぁ…お前、見た目以上に苦労してるんだなァ。女の子の気を引くコツは我武者羅なまでの努力と積極性、か」

松山「相手の女の子のタイプにもよると思うけど…まァ、男は積極的なほうが男らしいと思うんだ」

バーツ「(ふむふむ。こいつの言うことはなかなか説得力がある。俺もこいつみたいなプレイヤーを目指してみようかな?)」

※バーツがプリセットコマンド『なだれ攻撃』を習得しました!バーツが起点となることで発動できます。
※全員のガッツを100消費することで、全員のドリブルとパスに補正+2が、
 こぼれ球が絶対相手にフォローされないという特性がボールを奪われるまで発生します。

森崎「そ、そうだ。一体全体何がどうなってやがるんだ!?どうしていきなりお前が
   イングランドのマンチェスターユースのキャプテンになってやがるんだよ!」

松山の話に気をとられてしまったが、森崎は今一番疑問に思っていることを口に出した。

松山「森崎。今の日本サッカー協会はサッカー後進国のそれじゃないみたいなんだ。
   特に目立った実績が無いのに、権力も発言力も日に日に増していっている。
   そのおかげで、俺も早田もこうして海外に研修に出させてもらっているんだが……」

579 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:24:10 ID:???
森崎「むう…確かに不気味ではあるな。まァ、日本サッカーが発展してくれるのならそれに越したこたァねぇけどよ」

松山「まぁそうなんだけどな。噂では日向の会社や若林の財団が裏で何か動かしているらしいって話になっている。
   片桐さんと何度か話もしてみたけど、詳しいことはサッパリ分からないんだ。
   …森崎。最後にもう一度だけ聞くよ。お前、俺達のところに戻ってくる気はないか?」

森崎「……悪いが、今はまだ戻る気は無い。俺の力は今この世界で必要とされているんだ」

松山「その答えが聞けて、よかったぜ。お前の今の分厚い鉄板のような強さはこの世界で培われてきたみたいだからな。
   あのアンナさんの案内があれば、またこうして試合して、互いの腕を磨こうぜ」

森崎「ああ、そうだな。その時までにはお前のあのシュートを防ぐ力を身につけてみせるぜ」

松山「ふふ、俺だって負けないぜ。…おっと、もうこんな時間か。じゃあな森崎!またいい試合をしようぜ!」

そう言ってノルダ闘技場を後にしようとする松山の背中に、森崎は慌てて声をかける。

森崎「あ、そうだ!ちょっと待て!」

松山「ん?なんだ?」

森崎「もう一つ気になっていることがあるんだ。お前たち以外の全日本Jrユースの選手のことなんだが……」

森崎はかつての仲間たちの今の状況が気になり、松山に問いただした。
==============================
☆☆☆誰のことを尋ねますか?(選ばれた選手は一部の選手を除いて、次回の対戦相手として召集されます)

※全日本Jrユースの選手(スタメン、ベンチは問いません)の誰かを記入してください。

3票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

580 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:26:26 ID:xUgQc5fo
大空翼

581 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:26:40 ID:slT8a2ho


582 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:27:24 ID:reOGlkBc
新田

583 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:32:31 ID:XhtX14FU
来生

584 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:35:58 ID:oXqLeFHE


585 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:36:26 ID:+V7PuCwI
来生

586 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:43:03 ID:???
>翼
========================
森崎「なぁ、翼のことは何か聞いていないのか?」

自分と時を同じくしてブラジルへと渡った、森崎がこの世で最も憎み、認めるサッカー小僧。
確かサンパウロFCというチームに研修に向かったという話を聞いていたが、今はどうしているのだろうか。

松山「……ああ、それは……」
=======================
翼の行方→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→イタリアのレッチェというチームで既にプロ契約しているらしい。
ハート・スペード・クラブ→すまない。アイツに関してはよく分からないんだ…
JOKER→確か父親がどこかのチームを買い取ったらしくて、自分でプロチームを立ち上げたって噂が…

587 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:43:56 ID:???
翼の行方→  クラブK

588 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:44:07 ID:???
翼の行方→  ハート4

589 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 21:11:53 ID:???
お前ら来杉気にしすぎwww

590 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 21:53:05 ID:???
ここは中山さんじゃないのか

591 :森崎名無しさん:2010/03/31(水) 21:54:21 ID:???
中山さんはJrユースの選手じゃないから

592 :山森君大好きさん:2010/04/01(木) 01:02:28 ID:???
誰か若林を気にしてやれよ

593 :山森君大好きさん:2010/04/01(木) 01:09:55 ID:???
「すまん君誰だっけ?」

594 :山森君大好きさん:2010/04/01(木) 06:07:05 ID:???
>>575
いえ長引いたというのは女難が直るまでというつもりでして…
確率的にはもっと早く直っても良さそうだったのに悉くはずしてたので

595 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 21:27:20 ID:???
>>589
ちなみに修哲トリオも判定によっては海外クラブで腕を磨いているという設定になっています。

>>590-591
最低でもJrユースメンバーに入っていなければ、やはり海外への研修への門は開けなかったのでしょう。
それにこの時点では、まだ彼はリハビリ中の可能性が高いですしね。

>>592
彼は原作、テクモ版と同じく、ハンブルガーSVユースチームの正ゴールキーパーとして君臨しています。
今回ライバルに選ばれたのは日向のため、若林の性格は原作寄りになり、シュナイダー達との不和も和らいでいます。

>>593
ふとパワプロサクセスの監督評価の台詞を思い出しましたw

>>594
あ、これは失礼致しました。確かに女難は治るのに時間がかかりましたからねw
FEの女性キャラは成長率が高かったりスキルに恵まれていたりと優秀なので、
あくまで戦術的な付き合いとしても、女性陣はなにかとオススメです。
=================================
翼の行方→  クラブK
>ハート・スペード・クラブ→すまない。アイツに関してはよく分からないんだ…

松山から出てきた言葉は非常に断片的であいまいな情報だった。
サンパウロFCに行ったという情報は聞けたものの、その後の動向などについてはまったく聞かされていないらしい。
翼のブラジル先での保護者的役割であるロベルト本郷が、翼に関する情報を規制しているだの、
日本サッカー協会自体が、大空翼という存在を他国にひた隠ししているだの、協会の謎の行動が目立つばかりだというのだ。

森崎「(ちっ、相変わらずきな臭い奴だぜ。まぁ、あのサッカー馬鹿のことだ。
   どんな場所だろうと環境だろうとボールを転がしているんだろうな)」

596 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 21:30:57 ID:???
松山「すまない。俺も翼のことは気になっているんだが…今は自分の身の回りのことだけで精一杯さ。
   いま、俺の所属しているマンチェスターユースもチーム内の競争が激しくてね。
   気を抜いているとあっという間にスタメンの座を奪われかねないんだ」

小柄だが足先が器用で、独特の軌道を持つシュートを放つストライカー。
フィジカルが強く、Jrユースではあのピエール率いるフランスユースに善戦したという巨漢DF。
そして、『奇跡を呼ぶ男』と称される驚異的な守備力を誇るGK。
他にも個性的な人物が多く、彼らをまとめるのは骨が折れると松山は苦笑した。

松山「俺たちのチームの予定が空いていれば、次の試合にはアイツらも呼んでみたいな。
   …じゃあな、森崎。チームメイトたちを大切にな」

森崎「ふっ、お前こそ。悪いが次の試合も勝たせてもらうからな!」

最後まで爽やかな笑顔を残しつつ、松山はカルツ達と一緒にアンナが用意していた魔法陣の光の中へと消えていった。

森崎「……苦しい戦いだった。だけど、その分得るものは多かったな。
   だが、色々と腑に落ちないこともある。日向め……まるで将来の全日本ユースを
   自分が牛耳るといわんばかりの態度だった…くそ、気にいらねぇ……
   またマルス達と一緒に、アイツの自信過剰の牙をバッキリと圧し折ってやらあ!
   そのためにも……俺はもっと強くなる!そして、この世界で戦い続けるぜ!」


こうして、アカネイアパレスを取り戻した記念に開催されたアカネイアカップは森崎率いるアカネイア同盟軍の勝利に終わった。
突然変異のように力をつけた日本サッカー協会。そして彼らのもとで海外で腕を磨くかつての仲間たち。
そして『何度も選択をやり直す』という恐ろしい力を身につけた日向小次郎。
森崎は感じていた。このアカネイア大陸に吹き荒れる戦乱の嵐とはまた別の、
『もう一つの戦乱』の嵐が、徐々に自分の身の回りで起こり始めていることに……


第10章外伝 アカネイアカップ おわり

597 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 21:32:21 ID:???
※最終ガッツ表

・アカネイア同盟(ブラジルタイプ/指揮レベル5)
Kジュリアン  190/440 支援 レナ(2) +7
Iマルス    0/620 支援 森崎(2)シーダ(4)マリク(1) +12
Hシーダ    190/600 支援 マルス(4) +9
Gミネルバ   70/500 支援 マリア(2) +7
Fナバール   420/640 +5
Eアベル    270/620 支援 森崎(2) バーツ(1) +8
Dミディア   70/400 +5
Cジョルジュ  370/500 +5
Mウェンデル  340/460 +5
Aカシム    470/560 支援 森崎(2) +7
@森崎     170/520 支援 マルス(2)アベル(2)カシム(2) +11
============
Jバーツ    10/620 支援 アベル(1) +6【交代済み】
Lレナ     340/340 支援 ジュリアン(2) +7
Bマリク    160/520 支援 マルス(1)リンダ(1) +7【交代済み】
Nマリア    340/340 支援 ミネルバ(2) +7
Oリンダ    360/360 支援 マリク(1) +6

※試合に勝利したので、ベンチ入りした16人に80の経験値が入ります。
※MVPに選ばれた森崎の評価が大きく上がりました!
※試合に勝利したのでベンチ外メンバーの評価が大きく上がりました!
※試合を通じてアカネイア同盟軍の絆が深まりました!一定の評価同士のキャラに支援が発生します。

モロドフ「すうめい レベルアップ したようじゃ」

マルス シーダ ミネルバ ナバール アベル ミディア
ウェンデル カシム バーツ マリア リンダ

モロドフ「いじょうじゃ ほかのものも がんばるように」

598 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 21:33:51 ID:???
マルス
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

シーダ
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

ミネルバ
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

ナバール
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

アベル
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

ミディア
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

ウェンデル
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

『お一人様何人分でも』構いません。!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

599 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:35:29 ID:???
マルス
成長判定H→ ハート9 成長判定力→ スペード10 成長判定技→ クラブ10 成長判定速→ スペード8
成長判定運→ ハートA 成長判定武→ クラブ6 成長判定守→ スペード9 成長判定魔→ ハート4

600 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:36:23 ID:???
シーダ
成長判定H→ クラブK 成長判定力→ ダイヤQ 成長判定技→ スペード2 成長判定速→ JOKER
成長判定運→ ハート5 成長判定武→ ハート9 成長判定守→ クラブJ 成長判定魔→ クラブ10

601 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:36:52 ID:???
ミネルバ
成長判定H→ ハート3 成長判定力→ ハート6 成長判定技→ ダイヤ4 成長判定速→ クラブQ
成長判定運→ ダイヤ9 成長判定武→ スペード2 成長判定守→ スペードQ 成長判定魔→ クラブA


602 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:38:07 ID:???
ナバール
成長判定H→ クラブ4 成長判定力→ スペード2 成長判定技→ ダイヤ4 成長判定速→ スペード3
成長判定運→ クラブ2 成長判定武→ ハート6 成長判定守→ スペード4 成長判定魔→ ハート8

603 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:39:16 ID:???
アベル
成長判定H→ ダイヤ8 成長判定力→ スペード5 成長判定技→ クラブ9 成長判定速→ ハートQ
成長判定運→ スペード9 成長判定武→ ダイヤA 成長判定守→ ダイヤ8 成長判定魔→ クラブ2

604 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:45:15 ID:???
ミディア
成長判定H→ ハート6 成長判定力→ クラブ7 成長判定技→ ダイヤ8 成長判定速→ クラブ3
成長判定運→ クラブ3 成長判定武→ ダイヤ8 成長判定守→ ハート6 成長判定魔→ クラブ2


605 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:46:42 ID:???
ウェンデル
成長判定H→ ハートQ 成長判定力→ スペード6 成長判定技→ ハート7 成長判定速→ ダイヤ9
成長判定運→ クラブ7 成長判定武→ ハート2 成長判定守→ ダイヤ7 成長判定魔→ クラブ3

606 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:47:05 ID:???
ウェンデル
成長判定H→ ハートJ 成長判定力→ クラブA 成長判定技→ ハートJ 成長判定速→ ダイヤQ
成長判定運→ クラブQ 成長判定武→ スペード8 成長判定守→ スペード7 成長判定魔→ ハート9



607 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 21:48:52 ID:???
引き続き、下記の判定もお願いいたします。結果は後でまとめて載せます。


カシム
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

バーツ
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

マリア
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card

リンダ
成長判定H→! card 成長判定力→! card 成長判定技→! card 成長判定速→! card
成長判定運→! card 成長判定武→! card 成長判定守→! card 成長判定魔→! card



『お一人様何人分でも』構いません。!とcardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

608 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:50:22 ID:???
カシム
成長判定H→ クラブ4 成長判定力→ ハートA 成長判定技→ スペード5 成長判定速→ クラブK
成長判定運→ クラブ5 成長判定武→ ダイヤA 成長判定守→ スペードJ 成長判定魔→ クラブ9

バーツ
成長判定H→ スペード8 成長判定力→ クラブ9 成長判定技→ ハート3 成長判定速→ クラブ6
成長判定運→ ダイヤ3 成長判定武→ スペード4 成長判定守→ スペード7 成長判定魔→ ダイヤ3

609 :森崎名無しさん:2010/04/03(土) 21:53:17 ID:???
マリア
成長判定H→ クラブ3 成長判定力→ ハート6 成長判定技→ ハートJ 成長判定速→ スペード7
成長判定運→ スペード5 成長判定武→ ハート9 成長判定守→ スペード9 成長判定魔→ ハート5

リンダ
成長判定H→ クラブ6 成長判定力→ クラブ9 成長判定技→ スペード5 成長判定速→ スペードQ
成長判定運→ ダイヤ9 成長判定武→ クラブK 成長判定守→ スペード6 成長判定魔→ クラブ2

610 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:41:29 ID:???
マルス
成長判定H→ ハート9→1上がった!
成長判定力→ スペード10
成長判定技→ クラブ10
成長判定速→ スペード8
成長判定運→ ハートA →1上がった!
成長判定武→ クラブ6
成長判定守→ スペード9
成長判定魔→ ハート4

マルス    ロード  レベル18 EXP30 23戦12勝0敗
        成長率
HP32/32     ☆
力 16      ○
技 16      ◎
速 14       ○
運 20      ◎
武 15      ○
守 10       △
魔  0       ×

以上のようになりました。

611 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:42:30 ID:???
シーダ
成長判定H→ クラブK→1上がった!
成長判定力→ ダイヤQ→1上がった!
成長判定技→ スペード2
成長判定速→ JOKER
成長判定運→ ハート5
成長判定武→ ハート9
成長判定守→ クラブJ
成長判定魔→ クラブ10

シーダ   ペガサスナイト  レベル19 EXP20 25戦18勝0敗
        成長率
HP31/31     ☆
力 18      ○
技 15      ○
速 20      ○
運 20      ◎
武 20      ○
守 13      △
魔  6       ×

以上のようになりました。

612 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:43:43 ID:???
ミネルバ
成長判定H→ ハート3→1上がった!
成長判定力→ ハート6
成長判定技→ ダイヤ4→1上がった!
成長判定速→ クラブQ
成長判定運→ ダイヤ9→1上がった!
成長判定武→ スペード2→1上がった!
成長判定守→ スペードQ
成長判定魔→ クラブA

ミネルバ   ドラゴンナイト  レベル6 EXP20 3戦3勝0敗
        成長率
HP26/26     ○
力 12      △
技 13      ○
速 17       ○
運 10      ○
武 13      ◎
守 14      △
魔  0       ×

613 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:44:44 ID:???
ナバール
成長判定H→ クラブ4→1上がった!
成長判定力→ スペード2
成長判定技→ ダイヤ4
成長判定速→ スペード3
成長判定運→ クラブ2
成長判定武→ ハート6
成長判定守→ スペード4
成長判定魔→ ハート8

ナバール   傭兵 レベル19 EXP20  28戦25勝0敗
        成長率
HP33/33     ☆
力 13      ○
技 20      ○
速 20       ◎
運 17      ○
武 14      △
守 10       △
魔  3       ×

以上のようになりました。

614 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:45:53 ID:???
アベル
成長判定H→ ダイヤ8→1上がった!
成長判定力→ スペード5
成長判定技→ クラブ9
成長判定速→ ハートQ
成長判定運→ スペード9
成長判定武→ ダイヤA→1上がった!
成長判定守→ ダイヤ8→1上がった!
成長判定魔→ クラブ2

アベル パラディン レベル2 EXP10 25戦20勝0敗
        成長率
HP32/32     ◎
力 20      ○ 
技 20     ○
速 20     ○
運 11      ○
武 19      ◎
守 13      △
魔  8       ×

以上のようになりました。

615 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:46:53 ID:???
ミディア
成長判定H→ ハート6→1上がった!
成長判定力→ クラブ7
成長判定技→ ダイヤ8→1上がった!
成長判定速→ クラブ3
成長判定運→ クラブ3
成長判定武→ ダイヤ8→1上がった!
成長判定守→ ハート6
成長判定魔→ クラブ2

ミディア パラディン レベル2 EXP40 0戦0勝0敗
        成長率
HP21/21     ◎ 
力  8       △ 
技 13      ○
速  9       ○
運  7       ×
武 11      ○
守 10      △
魔  6       ×

以上のようになりました。

616 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:48:22 ID:???
ウェンデル
成長判定H→ ハートQ→1上がった!
成長判定力→ スペード6
成長判定技→ ハート7
成長判定速→ ダイヤ9→1上がった!
成長判定運→ クラブ7
成長判定武→ ハート2
成長判定守→ ダイヤ7→1上がった!
成長判定魔→ クラブ3

ウェンデル 司祭 レベル4 EXP10 4戦3勝0敗
        成長率
HP24/24     ○
力  5       ×
技  3       △
速 14       △
運  1       ○
武 13      △
守  7       △
魔  6       ×

以上のようになりました。

617 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:49:32 ID:???
カシム
成長判定H→ クラブ4
成長判定力→ ハートA→1上がった!
成長判定技→ スペード5
成長判定速→ クラブK
成長判定運→ クラブ5
成長判定武→ ダイヤA→1上がった!
成長判定守→ スペードJ
成長判定魔→ クラブ9

カシム ハンター  レベル12 EXP0  15戦5勝0敗
        成長率
HP28/28     ◎
力 18      ○
技  9       ○
速 12      ○
運  7       △
武 10      △
守  6       △
魔  4       ×

以上のようになりました。

618 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:50:36 ID:???
バーツ
成長判定H→ スペード8→1上がった!
成長判定力→ クラブ9
成長判定技→ ハート3→1上がった!
成長判定速→ クラブ6
成長判定運→ ダイヤ3→1上がった!
成長判定武→ スペード4
成長判定守→ スペード7
成長判定魔→ ダイヤ3

バーツ    戦士 レベル17 EXP40 21戦12勝0敗
        成長率
HP32/32     ○(今回◎)
力 16       ○
技 12       ○
速 20       ○
運 14       ◎
武  8       △
守 12       ○
魔  1       ×

以上のようになりました。

619 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:51:37 ID:???
マリア
成長判定H→ クラブ3
成長判定力→ ハート6
成長判定技→ ハートJ
成長判定速→ スペード7
成長判定運→ スペード5
成長判定武→ ハート9→1上がった!
成長判定守→ スペード9
成長判定魔→ ハート5

マリア     シスター レベル7 EXP10  0戦0勝0敗
        成長率
HP17/17     ×
力  3       ×
技  3       ×
速  3       △
運  5       △
武  8       ◎
守  6       ×
魔  5       ×

以上のようになりました。

620 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:52:43 ID:???
リンダ
成長判定H→ クラブ6
成長判定力→ クラブ9
成長判定技→ スペード5→1上がった!
成長判定速→ スペードQ
成長判定運→ ダイヤ9→1上がった!
成長判定武→ クラブK
成長判定守→ スペード6
成長判定魔→ クラブ2

リンダ 魔導士 レベル5 EXP60 3戦1勝0敗
        成長率
HP18/18     ○
力  3       △
技  9       ◎
速  9       ○
運 11       ◎
武 10       ◎
守  3       ×
魔  5       ×

以上のようになりました。


621 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:03:52 ID:???
長い戦いの末、ついにアカネイアパレスを奪還したアリティアのマルス王子率いるアカネイア同盟軍。
この快挙に人々は歓喜し、ドルーア帝国によって打ち砕かれた希望の光を取り戻しつつあった。
宗主国アカネイアの復活。それは、この暗黒戦争の逆転の始まりでもあった。

ドルーアと同盟を結んでいたマケドニア、グルニアの両国からも徐々に不満と不安の声が漏れてくる。
マケドニア前王もといミネルバ王女を支持する一派は完全にミシェイル現王と手を切り、アカネイアの軍門へと下る。
グルニアでも内乱が頻繁に起こり始めていた。指導力が無く、ドルーアの言いなりとなってしまっている
気弱な王に愛想をつかした兵の過半数が既に槍を置き、アカネイア同盟軍と手を結び始めていた。

そして、この傾きつつある状況を打破せんため、アカネイア同盟軍の次の目的地であるアリティアの隣の国である『グラ』にて
ドルーア同盟の代表者による会議が行われようとしていた。

グラ王宮の小さな会議室に集められたのは、
『伝説の竜騎士アイオテの再来』と呼ばれ、武力と知略を併せ持つマケドニア現国王ミシェイル。
アカネイア大陸最強と名高い『黒騎士団』を率いるグルニアの名将軍カミュ。その側近のベルフ、ライデン、ロベルト。
最新鋭の武装を任されるグルニア戦車隊隊長ギガッシュと、副官のベック。
そして、現グラ国王ジオル。

グラはもともとアリティアとの同盟国であったが、ドルーアの勢力にいち早く屈し、裏切ったのである。
現グラ国王であるジオルは、アリティアからの報復を恐れ、マケドニア、グルニアからの応援の要請を強いたのである。しかし…

ジオル「な、なんだと!?何故だ!何故竜騎士団を増援によこさぬ!軟弱な天馬騎士ごときでは
    パレスを奪還したアカネイア同盟軍は倒せぬぞ!」

ジオルは拳をワナワナと震わせ、赤く炎のように燃える長髪を靡かせるミシェイルに激昂する。

ミシェイル「ジオル閣下、よくお聞きください。竜騎士団の多くの部隊はマケドニア周辺の戦いに駆り出されています。
      パレスを奪還したアカネイア軍はいつマケドニアに攻めてきてもおかしくない。
      申し訳ないが、自国のことは自国で賄っていかなければならない。今はそういう状況ではないのですか?」

622 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:05:13 ID:???
あくまで淡々と、感情の篭っていない言葉を返され、ますますジオルの顔は怒りに染まっていく。

ジオル「そんなことは分かっておるわ!だが今一番危険なのは奴らに祖国を奪還されること!
    このグラ国を突破されてしまえば……アリティアは完全に蘇ってしまう!
    メディウス閣下が最も恐れることは何かお忘れか!」

カミュ「…英雄アンリの再来、か」

約100年程前。辺境の開拓都市アリティアのたった一人の青年の力により、ドルーア帝国、メディウスは一度滅ぼされた。
メディウスを退け、神剣ファルシオンに選ばれた伝説の勇者こそ、マルスの祖先である英雄アンリなのである。

ミシェイル「……何をおっしゃるやら。既に神剣ファルシオンはドルーアの司祭ガーネフ殿に預けておいているのだろう?」

ジオル「……ぐ、そ、それは……」

カミュ「マルス王子…僅かな兵のみでタリスで挙兵をし、この短期間で没落寸前のアカネイアを救った救国の英雄。
    若干16歳と聞くが、なかなかの猛将のようだな。アンリの再来と呼ばれることもあるらしい。だが……」

ミシェイル「神剣ファルシオンが無い限り、メディウス閣下を倒せるものは存在しない。
      ならば、後は精々これ以上士気を上げられぬようにここで時間稼ぎに精を出すのが懸命では?」

ジオル「だ、だが!今のグラの国力では素通しもよいところだ!だからこうして援軍の要請を……」

ミシェイル「……ですから、天馬騎士をこうして派遣したのでしょう。これが我がマケドニアができる最大限の譲歩ですよ」

ジオル「む…ぐぐ…(前王を暗殺して実権を握ったという野心の塊め…貴様の中ではグラ国など時間稼ぎの駒というわけか…!)」

悔しさで顔をゆがめるジオル。そんな彼を前にしてカミュはしばらく考えていたが、やがて決心したように前に歩み出る。

カミュ「ジオル閣下。我々グルニアの戦況もあまり芳しくはありません。しかし、この最新鋭の戦車隊を置いてゆきます。
    ギガッシュ、ベック。ジオル閣下をお守りしてくれ」

623 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:06:18 ID:???
カミュに紹介されたグルニア戦車隊の隊長と副官はおずおずと前に出ると自己紹介を始める。

ギガッシュ「グルニア戦車隊隊長ギガッシュでしゅ!」

ベック「副官のベックなんだな〜よろしくなんだな!」

部屋に立ち込めていた沈痛な空気を吹き飛ばそうと、彼らなりに勤めて明るく振舞ったつもりだったのだが…

ジオル「ええい!ふざけた奴らめ!私を馬鹿にしているのか!カミュ将軍!お主の部下の黒騎士団は用意できぬのか!!」

カミュ「…申し訳ありません。グルニア本土ではロレンス将軍を筆頭に孤軍奮闘を続ける将軍が多く、
    今は少しでも黒騎士団は本土の戦いへと回しているのです。しかし…このグルニア戦車隊も誇りあるグルニア騎士。
    決して黒騎士団には劣りません。御安心ください」

ライデン「(カミュ将軍はああ言ってるけど……本当にあの二人、使えるのか?)」

ベルフ「(馬鹿、お前知らないのか?あのギガッシュ将軍は最新鋭兵器『エレファント』の開発総責任者なのだぞ)!?」

ロベルト「(げえぇ!?『エレファント』ってあの『エレファント』!?それってマジ!?)」

側近3人が語る通り、ギガッシュ将軍とその副官ベックはグルニアのシューターのほぼ全てを開発、設計してきたスペシャリストなのである。
単純な巨大な矢や石を飛ばす『クインクレイン』や『ストーンヘッジ』を強化、改良した
電撃弾を発射する『サンダーボルト』。そして灼熱の砲弾を発射する『エレファント』を扱っているのだ。

ギガッシュ「安心してオイラたちに任せるでしゅ!」

ベック「なんだな〜」

見かけは頼り無さそうな二人だが、名将カミュのお墨付きということで、ジオルは少し機嫌をよくする。

624 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:07:49 ID:???
ジオル「………くっ、まぁいい。こうなればワシも腹をくくるわ!最前線に傭兵隊を配置しろ!
    その後ろには戦車隊を一列に並べてアカネイア軍を待ち受けるのだ!
    ご自慢の大砲の一斉掃射で奴らを粉みじんにしてしまえ!!」

ギガッシュ「了解でしゅ!」

ベック「なんだな〜」

ジオル「(ほ、本当にこいつらで大丈夫なのかのう……?)」

ジオルの心配をよそに、ミシェイルとカミュは足早にグラ王宮を後にした。
==============================
一旦ここまで。しばらくNPCシーンが続きます……

625 :森崎名無しさん:2010/04/05(月) 08:09:12 ID:???
乙ですー

敵キャラ濃いっすね!活躍に期待です(味方が死なない程度に)

626 :森崎名無しさん:2010/04/05(月) 13:03:37 ID:???
俺としては早くロリ成分を・・・


627 :森崎名無しさん:2010/04/05(月) 16:04:39 ID:???
ツンデレ属性のロリ妹姫ではご不満かい!?

628 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:22:49 ID:???
>>625
乙ありがとうございます!ギガッシュという名前はプレイ当時は特に何も感じていなかったのですが……w
魅力的な敵キャラを描けるように、頑張っていきたいです!

>>626-627
マリア姫はどうしてあんなことになってしまったのでしょうか…w
一応ツンデレシスター枠は別に用意しておく予定だったんですけどねw
===================================
グラ国北西の小さな村。ここに一人の司祭と一人の将軍がいた。
一人はグルニアの司祭ヒムラー。雷の魔法に精通し、グルニア一の魔道の使い手と称される老将軍である。
そしてもう一人は、ディール要塞で森崎達を苦しめたマケドニアの重将軍ジューコフである。
グラ王宮に赴いた主君の帰りを、この村の民家で待っているのである。

ヒムラー「ほほう…すると、やはりガーネフ殿はカダインに?」

ジューコフ「うむ。アカネイアパレスを奪還され、この戦争の義は既に決した。
      もはやドルーア帝国と同盟を結んでいるのはグラ、グルニア、マケドニアの三国のみ。
      ガーネフ様の故郷でもあるカダインの司祭や魔導士たちも心情が大いにぐらついているのだという」

ヒムラー「なるほどのう。いまカダインはガーネフ殿の息がかかった暗黒司祭と
     ウェンデル殿が育成した魔道学校の弟子たちとで町を二分してると聞く。
     カダインを制圧できれば、少しはドルーア同盟も勢力を盛り返せるという判断か」

ミシェイル「その通りだ。少なくとも、まだこの戦争の雌雄は決したわけでは無い」

ジューコフ「ミシェイル殿下!これはお早いお戻りで」

王宮を後にしたミシェイルとカミュ達が民家に訪れた。

ミシェイル「ジューコフ将軍。貴公は俺と共にカダインに来い。どうやらガーネフが
      俺たちマケドニアの手をなんとか貸して欲しいらしくてな」

629 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:24:35 ID:???
ジューコフ「はっ。了解いたしました。……カダインの青二才の魔導士どもだけでは流石に辛いでしょうしなぁ」

ミシェイル「……ふっ、そうかもな。話は変わるが、ディール要塞の件は、面倒ごとを押し付けてすまなかったな」

ジューコフ「いえ。これも全てはミシェイルどののお考えあってこそ。あのアカネイア同盟軍の力を利用して
      ドルーアとの不利な条約をうまく掻い潜り、マリア王女を開放できたのですから」

満足げに頷くジューコフと、それを見て不敵に笑うミシェイル。

ミシェイル「(くくっ…ミネルバよ。貴様は所詮このミシェイルの手の中で踊っているに過ぎない。
      そのまま順調にドルーアの権力を削り、我々の動きの制約を取り除いてゆくのだ)」

マケドニアとドルーアの同盟関係は決して平等なものではなかった。その原因は先王であるミシェイルの父親が
最後の最後までドルーアとの同盟を結びはしないと必死に抵抗を続けていたからである。
多くの根回しと策略の果てに、ミシェイル率いるマケドニア軍はようやくドルーア帝国と対等に話をつけられる存在へとなっていたのだ。

ミシェイル「(先日のパレスでの敗北で、ようやく奴らも俺たちの力無くしては勝利などありえぬと悟ったようだしな。あとは……)」

ミシェイルは司祭ヒムラーと話をしているカミュの方へと視線を向ける。

カミュ「そうか。それではヒムラー司祭はグルニア本国へ?」

ヒムラー「うむ…さすがに寄る年波には勝てそうにないからのう。
     せめてこのヒムラーの最後の決戦は故郷でと言う願いが上に通ったのじゃよ」

カミュ「あなたは本来ならば、王の側近として国の未来を支えていく人物だった……
    どうか希望を捨てずに。あなたはグルニアの後継者を育てていくという使命があるのですから」

ヒムラー「ほっほっほ…まさかあの高名なカミュ将軍にそこまで期待の言葉をかけてもらえるとは、ありがたやありがたや…
     それでは、この魔道書を預かっておいてはくれませんかのう?」

630 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:26:27 ID:???
カミュ「………これは、『トロンの書』?ヒムラー司祭、あなたの最も得意とする呪文の書では?」

ヒムラー「カミュ殿。先ほどあなたはグルニアの後継者を育てると言っておったな。ならば…この意味が分かるはずじゃて」

カミュ「(ヒムラー殿……あなたは、まさか)」

ヒムラー「(カミュ殿。残念じゃが、今のグルニアの国は腐りきっておる。あの国の中ではたとえ将来有望な若者が生まれようとも
     その力の芽を伸ばすことも出来ずに彼果てさせてしまうじゃろう。
     そうならぬために…グルニアは一度生まれ変わらなければいかんのじゃ)」

カミュ「…………」

国を憂い、思うがための彼の意志を汲み取ったカミュは、静かにヒムラーから『トロンの書』を受け取った。

ミシェイル「話は済んだか?カミュ将軍。実は、貴殿にも一度カダインに来て欲しいと通達があったのだが……」

カミュ「…いや、私は少しこの村に残ってやらなければならないことができた。
    先にベルフ達を先行させる。私も後でカダインへと赴こう」

ミシェイル「分かった。貴殿とこうして肩を並べて戦える機会ができたのは俺も嬉しくてな。
      なにせ『大陸最強』の力を間近で見ることができるのだからな。貴殿の到着、心待ちにしているぞ」

優雅で不敵な笑みは崩さず、しかしその表情はどこか無邪気な子供を思わせるような朗らかさであった。

ミシェイル「(グルニアのカミュ将軍。この男の力さえあれば……俺の野望は成就されたも同然だ)」

こうして、グラの民家にカミュだけを残し、
ミシェイル、ジューコフ、ベルフ、ライデン、ロベルトはカダインへ、
ヒムラーはグルニアへと進路を取った。

631 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:29:02 ID:???
一方その頃。グルニアの戦車隊を戦場へと配置し、陣頭指揮をとっている一人の若い男がいた。
その煌びやかな金髪は日光の輝きの反射を受け、小麦のように輝きを放っている。
その端正な顔立ちは、どこか貴族を思わせるほどのものであったが、
彼の肩当てに無数につけられた多くの傷が、彼が歴戦の傭兵であることを物語っていた。

ギガッシュ「アストリアどの〜。この『ストーンヘッジ』部隊はどこに配置すればいいんでしゅか?」

アストリア「ああ、それならばもっと左だ!そう、そこの崖の近くが適している」

ギガッシュ「了解でしゅ!」

アストリアと呼ばれたその青年は、太陽のような存在感を現しながら部隊に指示を出していた。

ベック「しっかし、アストリアの旦那は張り切って仕事してるんだな。この国の近衛兵なのか?」

アストリア「いや、俺はただの流れの傭兵だ。……国を追われ、職も、主君も失った俺を雇ってくれたのがこの国の領主だっただけさ」

ギガッシュ「ふ〜ん。そのわりには、まるで騎士のような立派な立ち振る舞いでしゅね」

ベック「そうなんだな〜。まるで王宮の騎士様みたいでかっこいいんだな〜。おいら達みたいな平民上がりとは比べ物にならないんだな〜」

アストリア「……王宮の騎士、か。そんな立派な肩書き、俺なんかに相応しくないよ。ははっ」

自虐じみた表情を下に向け、アストリアは寂しく笑った。

ギガッシュ「………?」

ベック「(なにか訳がありそうなんだな……)よかったら、おいら達に相談してみるんだな。
    戦いの前にそんなしょぼくれた表情だと、先行き不安なんだな〜!」

純朴で和やかな笑顔を向けてくるベックに、アストリアは一瞬躊躇したが、ゆっくりと自分の生い立ちを語った。

632 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:31:05 ID:???
ギガッシュ「すると……アストリアしゃんは、失った主君と故郷で待っている恋人たちのために戦っているのでしゅね」

アストリア「ああ。俺の故郷の仲間たちはドルーア帝国に捕虜として捕らえられているはずだ。
      ドルーアに捕まった捕虜たちは無碍な扱いを受け、奴隷のように働かされているらしい。
      ならば少しでもドルーア帝国に気に入られて、自らの手で救い出すしかないのだ」

ベック「ド、ドルーア帝国がそんな酷いことをしていただなんて…おいら知らなかったんだな〜。こ、怖いんだな〜」

ギガッシュ「…悔しいけど敗残国にはよくある光景でしゅ。けれども、
      せめて自分の主君と仲間たちだけは救い出したいと…そういうことでしゅね?」

アストリア「ああ。グラの国王は捕虜収容所の看守と親しいと聞いているからな。この戦いで実績を残せば
      きっとアイツを……ミディアを救い出すことができる!」

ベック「へぇ〜。そのミディアちゃんってのはやっぱり可愛いのかな〜?」

ベックとしては何気ないからかいを含んだ単純な質問だったのだが、この言葉を聞いたとたんアストリアの表情は激変した。

アストリア「ああ!それもちろん!彼女こそこのアカネイア大陸で唯一絶対の存在であり至宝なのだ!
      人間国宝という言葉は彼女のためにあるべきものだろう!サファイアのようなすんだ青の瞳、
      絹糸のような艶やかな青髪、小柄で華奢で抱きしめてしまえば折れてしまいそうなのに芯が強く生一本で
      騎士としても男顔負けの剣の腕前を持ちその指揮能力と併せて蒼玉の聖騎士と国から称され
      疾風のような槍捌きで多くの敵兵を蹴散らす姿はさながら天界の戦乙女と尊ばれることも多いのだ。
      ああミディア君の瞳は星の瞬き君の声は小鳥のさえずり」

ベック「わわわわ、な、なんか危険なスイッチが入っちゃったんだな〜!」

ギガッシュ「そ、それほどまでに大切に思われてる娘しゃんは幸せ者でしゅね……タハハ」

アストリア「ああ!俺はこの戦いが終わったらミディアを助け出し幸せにするんだ!
      そのためにも君たちグルニア戦車隊の協力は必要不可欠!さァさァ、戦闘準備を進めるぞォーーーー!!
      よし、いこう!いこうぜみんなぁーーーッ!!」

633 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:32:08 ID:???
絶叫のような恥ずかしいアストリアの雄たけびは、グラの王宮の隅々まで響き渡ったという。

ギガッシュ「随分熱い、まるで太陽のような男でしゅね……でも、こうなったらとことんやるっしゅ!」

ベック「アストリアさんのためにも、アカネイア同盟軍を蜂の巣にしてやるんだな〜!!」

元アカネイア歩兵部隊隊長『太陽の勇者』アストリア。グラの大地にて、悲運にもアカネイア同盟軍を待ち受けることになる。
そして彼の周りにいる傭兵隊や重騎士、戦車隊はあまりの恥ずかしさに
まるで眩しすぎる日光から目を背けるように、顔を下に向けていたという……



第11章 恥ずかしの大地グラ



モロドフ「森崎殿、森崎殿。そろそろ作戦会議の時間ですぞ!」

森崎「分かってるって、そう急かすなよモロドフさん!」

先日、戦死したカインの代わりに改めてジェイガンからアリティア王宮騎士団の隊長に任命された森崎は
作戦会議に顔を出すことを義務付けられていたのである。

森崎「(むぅ…立場が立派になればなるほどこうして自由時間を束縛されていくのか?やるせないぜ)」

モロドフ「む?ひょっとして今もっと自由な選択をしたいと思っていませんでしたかな?」

森崎「ギクゥ!」

モロドフ「ふっふっふ…それが、あるのですじゃ。隊長職にだけ許された特別措置!その名も…
    『強化指定兵士選択システム』じゃ!」

634 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:33:10 ID:???
森崎「なにィ!『教科指定兵士選択システム』だとォ!?」

モロドフ「隊長に求められるのは戦場での指揮だけでは無いのじゃ。部下の育成や躾もこなしていかなければいかんのじゃよ」

森崎「へぇ〜。つまり、俺直属の部下を仲間の中から指定できるって訳か」

モロドフ「さらに、今の森崎殿は成長の限界に達してしまっている。これでは経験値があまりにも勿体無いとお思いじゃろう?」

森崎「そうなんだよ〜。さすがモロドフさん、話がわかるぜ」

モロドフ「上級職以外でレベルが12以下の兵士に限り、森崎殿が習得した経験値が、全て指定した兵士に送られることになるのじゃ」

森崎「ほう。つまり、指定した選手はおのずと成長も早くなるというわけか」

モロドフ「その通りじゃ。もちろん自分の部下にするには一定の評価値が必要なのじゃが…
     先日のアカネイアカップMVPが効いておるのじゃろう。該当する兵士のほぼ全てを選択可能じゃ」

森崎「へへ、頑張った甲斐があるってもんだぜ。ちなみに、その強化指定兵士は
   やっぱり俺と同じ部隊じゃないと駄目なんだよな」

モロドフ「そりゃそうじゃ。じゃから、若干の戦力ダウンも受け入れなければいけないということじゃな。
     しかし、今のおぬしの実力ならば、そうそう遅れはとらんじゃろうて」

森崎「ん…まぁな。それじゃあ早速選ぶとするか!」

モロドフ「それではこのリストの中から強化指定する兵士を選択するのじゃ!」

635 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:34:11 ID:???
☆『強化指定兵士』に任命する仲間を【一人】選択してください。

Aドーガ
Bリフ
Cジュリアン
Dレナ
Eマリク
Fバヌトゥ
Gマリア
Hリンダ
Iジェイク
Jトムス
Kミシェラン
Lトーマス

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

636 :森崎名無しさん:2010/04/06(火) 20:34:53 ID:vV+uGbnk


637 :森崎名無しさん:2010/04/06(火) 20:37:49 ID:???
それぞれのレベルくらいは表示してくれませんか?

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