キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【再会の地】ファイアーモリブレム17【アリティアへ】
1 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/17(木) 21:50:54 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。
〜これまでのお話〜
森崎たちがファルシオンを手に入れるため訪れたカダインでの戦いは熾烈を極める。
ミネルバ隊の司祭であるウェンデルが敵魔道士の必殺の一撃で運悪く命を落とし、
さらに街への到着が遅れたことで、ウェンデルの弟子であるエルレーンとヨーデルが重傷を負ってしまう。
しかし、マリアの奇跡とも呼べる治癒の力でなんとか二人を助けることが出来たのだった。
その後、ガーネフへの対抗策をすぐにでもアリティアへと帰ろうとした森崎たちだったが、
ガーネフの魔法の仕業でカダインの街に缶詰状態になってしまう。その状況を打破するため、
カダインの司祭たちとサッカーの試合をすることに。無事に試合を終えた森崎たちは蓄えた魔力を使い
マルスたちが待つアリティア城へと急ぎ転移の魔法で向かうのだった…
☆前スレ
【エタルド】ファイアーモリブレム16【引換券】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1272541811/l50
343 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:05:55 ID:DChUdhoo
マルス
シーダ
チェイニー
344 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:08:45 ID:PUHfAJeM
カシム
ミシェラン
トムス
345 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:15:08 ID:4hZjQec+
カシム
ミシェラン
リンダ
346 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:22:31 ID:VTwzrKS2
カシム
ミシェラン
リカード
347 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:24:33 ID:VTwzrKS2
飛竜の鞭は今はミディアさんが持っていましたね。拠点パートでうまくキャラを組み合わせれば…?
シーダ
ミディア
リカード
に変更します
348 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:24:55 ID:RLnctIPM
カシム
ミシェラン
リンダ
349 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:26:44 ID:???
待て飛竜の鞭はともかくエタルドは早めに抑えたほうがいいぞ
350 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:31:03 ID:???
>エタルド一体誰の手に渡るのん?
>売り払われたらきっとドルーア兵の手に渡るだろうしな
>その考えはなかった。よーし、採用しちゃうぞー!w
351 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 14:49:24 ID:???
>カシム
>ミシェラン
>リンダ
======
その頃森崎は、気の合う仲間たちとともに特別な応接間でゆったりとくつろいでいた。
アリティア騎士団長且つ、先の戦いで大活躍したこともあり森崎への待遇は破格の扱いであったのだ。
これを自分だけ味わうには勿体無いと思い、森崎はカシム、ミシェラン、リンダの三人を呼んだのである。
ミシェラン「おおー!!心の友よ!これだけの料理全部いただけるなんて最高だぜ!な、カシム?」
カシム「う、うん…そうだね」
一瞬後でタッパに詰めてもって帰ろうかな?と思ったカシムだったが、
そんな卑しいことは、同盟軍の兵士にあるまじきことだと考え直す。
森崎「それより、そっちの部隊の戦況はどうだったんだ?」
森崎はミシェランの熱い抱擁を押しのけながら、宝物庫の部隊だったカシムとリンダに顔を向ける。
リンダ「もうすごかったわよー!カシム君なんてたったの一撃でマムクートを倒しちゃったんだから」
カシム「リンダちゃんだって、氷の魔法で火竜を倒していたじゃないか。とっても綺麗だったよ…」
リンダ「え?」
カシム「あ、いや、その…魔法がね!氷の魔法がこうブワーーーッ!となってて…」
自分の言葉の意味に自分が恥ずかしくなり、カシムは勝手に茹蛸のように赤くなる。
特にカシムの真意に気がつかなかったリンダは、きょとんとして森崎に聞き返す。
リンダ「そっちの部隊はどうだったの?なんでも火竜より強力な魔竜がいたらしいけど…」
352 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 14:51:48 ID:???
カシム「あ、それ僕も聞きたい。森崎君の部隊の武勇伝、楽しみにしてたんだ〜」
ミシェラン「(…あれ、なんだか疎外感……)」
森崎隊の活躍に興味津々なカシムとリンダ。ソレに対してミシェランは一人視線をを外して料理に手をつけている。
森崎「ん?ああ、そうだな…」
☆どう答えますか?
Aたまげたぜ。マルス王子が一瞬で片付けちまった(マルスの手柄だと答える)
Bもちろんこの俺様がバッサリと切り倒してやったぜ!(自分の手柄だと答える)
C結構しんどかったな。増援部隊がうじゃうじゃと出てきやがって…(増援部隊を話題にする)
Dまぁまぁ戦闘の話は止めにして、何か別のこと話そうぜ(出番の無かったミシェランの気を使う)
Eお前たちにも見せたかったぜ。あのおぞましい触手みたいな腕をよ…(モーゼスの奇怪な姿を話の種にする)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
353 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:52:10 ID:sHynIAzA
シーダ
ミディア
リカード
354 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:53:15 ID:sHynIAzA
うわっと、リロ忘れすみません。
A
355 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 14:56:54 ID:PUHfAJeM
D
356 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 15:04:09 ID:RLnctIPM
A
357 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 15:39:37 ID:???
あ、一つ忘れていた判定が…すみません。先にこちらを。
☆指揮官レベルアップ判定を行います。
先着『一名』で一気に判定をお願いします。
森崎→ ! card
ミディア→ ! card
マルス→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
『森崎・ミディア』
K〜J→指揮レベルが2→3に!
JOKER→指揮レベルが2→4に!
それ以外→変化なし
『マルス』
K〜10→指揮レベルが1→2に!
JOKER→指揮レベルが1→3に!
それ以外→変化なし
358 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 15:40:33 ID:???
森崎→
スペードK
ミディア→
クラブ8
マルス→
ハート7
359 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 15:43:00 ID:???
よっしゃあ!
360 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 15:55:18 ID:???
森崎→ スペードK→指揮レベルが2→3に!
ミディア→ クラブ8→変化なし
マルス→ ハート7→変化なし
==========
>Aたまげたぜ。マルス王子が一瞬で片付けちまった(マルスの手柄だと答える)
森崎は玉座のまでの戦いの出来事を、カシム達に話した。
カシム「マルス王子が?すっごいなぁ…やっぱり英雄アンリの血を引くお方だけあるなァ…」
リンダ「見てみたかったわね。そんなに凄かったの?」
森崎「ああ。熱湯を注いだ風船のようなモーゼスをわが身省みず串刺しにしたのはたまげたぜ。
なんつーか…戦闘に関してはタリスにいた頃とは比べ物にならないほど成長してやがるなァ」
カシム「タリスか…なんだか懐かしいね。あの頃は僕もみんなの足を引っ張ってばかりだったけど」
森崎「何を言うか。お前も今じゃ立派な同盟軍の弓兵のエースだ。自信持てっての」
カシム「へへ、面と向かって言われるとちょっと照れくさいや」
森崎「なんにせよ、初めてであった頃の王子と比べて遥かに強くなって驚いたって事さ」
まるで自分のことのようにマルスの活躍を誇らしげに語る森崎を見て、リンダが呟く。
リンダ「ねぇ、森崎君」
森崎「なんだ?」
リンダ「ちょっと気になるんだけど…森崎君とマルス王子って、どっちが強いの?」
森崎「へ?」
361 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 15:57:37 ID:???
リンダ「前に私にマリクと比べてどちらが強いのかって私に聞いたことがあったわよね。
あの時は、私は戦闘知識に大きく劣っているからどうしても負けてしまうと答えたわ。
もっとも…いまではそんな腑抜けたことは言うつもりは無いけど」
父ミロアの仇を討つため、リンダは鬼気迫る思いで戦ってきた。
その甲斐あってか彼女は驚異的な成長をし、既に魔道士としては成熟の粋に達している。
その彼女の自信の現れが、森崎にこの質問をさせたのだった。
リンダ「今度は私から質問させて。今の森崎君は、自分とマルス王子とどっちが強いと思う?」
==========
☆どう返しますか?
A「もちろん、俺のほうが強い
B「マルス王子のほうが強いだろうな
C「俺たちよりも強い奴がいる。そいつは○○だ
D「一度戦ってみなくちゃ分からないな
E「人のことを気にするより自分の心配をしたらどうだ?
F無言を貫く
※Cの場合は
>>342
を参考に、二人よりも強いと思うキャラを記入してください。
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
362 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:02:38 ID:RsID3IwA
D
363 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:03:53 ID:6d9YFnTw
C シーダ
364 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:04:15 ID:+GI4luks
D
365 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:05:21 ID:???
当たりだろうと外れだろうとこればっかりはなあ・・・
366 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:14:11 ID:???
指揮レベルって限界あるんですか?
367 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 16:42:40 ID:???
>>366
限界は『5』です。3→4に上げる判定は4/53なので、ちょっと効率が悪くなるかも。
============
>D「一度戦ってみなくちゃ分からないな
森崎「すぐには答えは出せないな。一度戦ってみないと」
サッカーでは何度か戦ったことがあるとはいえ、実戦のこととなれば話は別だ。
そもそも同盟軍内では私闘は禁じられている。
恐れ多くも相手は同盟軍の盟主。もしも王子に手を出そうものならどうなるか分かったものじゃない。
リンダ「……戦わなくても、分かることだってあるわ」
森崎「は?」
リンダ「ううん、なんでもないの。変な質問してゴメンね。
森崎君とマルス様は大事な親友。どちらが上かなんて競う事なんて無いものね」
森崎「そうだなー。王子とは末永く付き合っていきたいよ。サッカーもうまいし気が利く男だし…
あーあ、俺がもしも女だったら玉の輿を狙ってアタックしてやるんだけどなー」
カシム「でもそれじゃあその前にシーダ様と戦わないと…」
森崎「うげぇ。それは困った」
冗談交じりなもしもの話でこの話題を打ち切る森崎。
だが、リンダの視線はどこか森崎のことを悲しげに見ていた。
リンダ「(…そうよ。森崎君はお父様じゃない。馬鹿ね…私ったら。
勝手に森崎君をお父さんと重ね合わせて見て……こんなの、森崎君にも失礼よね)」
368 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 16:43:48 ID:???
なによりも偉大で、大好きだった父親の影を、森崎に重ねて見ていた節があるリンダ。
誰よりも優しく、そして強かった大好きな父ミロア。もしも彼であればこのような曖昧な答えは出さなかっただろう。
リンダは愚かな自分の考えを思い直し、静かに森崎に詫びるのであった。
一方その頃ミシェランは独りで森崎たちの分の食事も全て平らげてしまったという…
森崎・カシム・リンダ「なにィ!?」
ミシェラン「おまえらの飯は俺のもの。俺の飯も俺のもの。じゃな〜!!」
※カシムの評価が少し上がりました
※リンダの評価が少し上がりました
※ミシェランの評価が下がりました
スッ…
ジェイガン「森崎殿。ここにいたか」
森崎「あ、ジェイガンさん。どうも」
僅かに残されていた飲み物でお腹を満たしていた森崎たちの前に、ジェイガンが訪れた。
ジェイガン「モロドフ殿からの言伝です。明後日のサッカーの大会のことはご存知ですかな?」
森崎「ああ『アカネイアカップ』のことだろ?何でも今度は…(あれ?どっちだったかな)」
============
☆アカネイアカップのルール設定
A4つのチームでトーナメント戦だろ?(45分ハーフ、同点の場合延長あり、PK戦ありで最大2試合)
B4つのチームで総当りのリーグ戦だろ?(30分ハーフ、同点の場合延長なし引き分けで3試合)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
369 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:49:26 ID:DemMJL1c
せっかくだから全チームと戦いたい
B
370 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 16:50:14 ID:PUHfAJeM
B
上に同じく
371 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 17:15:46 ID:???
>>369-370
判定によってはとんでもないチームと試合になるかも…?もう一つの森崎の『再会』にこうご期待!
>B4つのチームで総当りのリーグ戦だろ?(30分ハーフ、同点の場合延長なし引き分けで3試合)
=============
ジェイガン「うむ。招待チームは全部で3つ。これまで以上の規模の大会になりますな」
森崎「いままではカップってのは名ばかりで1試合の親善試合だけだったもんなァ。
本格的な大会は今回が初めてって事だな」
ジェイガン「ちなみにどんなチームが来られるかはもうご存知で?」
森崎「いや、そこまでは聞いていないよ。まァ多分いつもの面子だろ?
ビクトリーノにカルツに、そして日向達だ。今度もその関係者を引っ張ってくるんだろう?」
ジェイガン「気になりますな。果たしてモロドフ殿はどのようなチームを…」
森崎「ん?ちょっと待てよ。今までの試合を組んでいたのはアンナさんだけじゃなかったのか?」
ジェイガン「はい。アンナ殿とモロドフ殿が率先して試合を組んでいたそうです。
モロドフ殿は見かけに寄らず博識でな。異大陸の知識は恐らくアカネイア一ですぞ」
森崎「(し、知らなかった…俺に対して理解が早かったのもそのせいなのかな?)」
372 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 17:18:01 ID:???
森崎が招待チームの予想をしている頃から少し時は遡る。次元を超えた遥か彼方の豪邸の一室。
日本サッカー協会員の片桐宗政が、2人の男の到着をタバコをくゆらせながら待っていた。
片桐「(……海外遠征組みを増やして数ヶ月……既に結果を出したという報告も届いている。
そろそろ次の段階に移ってもいい頃合だろうか……?)」
がちゃ。
松山「失礼します」
三杉「失礼します」
煌びやかな照明が印象的な小部屋に、二人の少年が入ってくる。
一人は松山光。マンチェスターユースの司令塔にして、キャプテン。
彼の周囲を効率良く使うサッカーはプレミアリーグの風によくあっているらしく
『ワイルドイーグル』の異名を既にイギリスに轟かせていた。
そしてもう一人。松山が剛を露にした面持ちならば、この少年は柔。
いや、柔を通り越してその佇まいは美を連想させる少年。三杉淳である。
かつて森崎たちとともに世界を相手に戦った『ガラスのエース』。
今の彼は、気品を漂わせた実に有意義な笑顔に包まれていた。なぜなら――
===============
新たな刺客?→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→心臓病が完璧に治り、オランダのアヤックスユースへの遠征が決まったからである。
ハート→心臓病が快方に向かい、オランダのアヤックスユースへの遠征が決まったからである。
スペード→オランダのアヤックスユースへの遠征が決まったからである
クラブ→心臓病が快方に向かいそうだからである
JOKER→一人の父親になるからである
373 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 17:20:09 ID:???
新たな刺客?→
クラブ2
よ〜く考えよ〜
避妊は大事だよ〜
374 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:37:07 ID:???
>>373
出されたら出されたで困るところでしたね…w
===========
新たな刺客?→ クラブ2
クラブ→心臓病が快方に向かいそうだからである
===========
三杉「(例の病院に通いつづけて数ヶ月…奇跡というものは本当に存在するものだったんだな)」
例のすばらしい演技により発足した『三杉淳ファンクラブ募金』だけでは到底成しえなかった高額治療。
なんと、今目の前にいる片桐宗政が抱える財団が惜しげも無く援助をしてくれたのである。
おかげで今では極端に激しい運動を持続しないかぎり、フルタイムでも試合に臨める体になっていた。
(イメージ的にはテクモ版2の三杉システム。働きすぎると翌日ガッツ0)
松山「驚きましたよ。片桐さんが金持ち…あ、いや片桐財団の御曹司だとはいえ
あんな高額な手術代をいとも簡単に…」
片桐「なに、彼にはこの日本のサッカーを大きく変える力があると分かっているからね。協力は惜しまないさ」
三杉「それで、僕の海外遠征のチームを斡旋してくれるとは本当ですか?」
片桐「もちろん。我々はこの『黄金世代』と呼ばれる君たちの力に大いに期待している。
あのJrユース大会を勝ち抜いた君たち全員を海外に送り出したいのが本音だ。
そうだな…プレミアやブンデスは既に人員が一杯だし…オランダなどどうだろか?
君のことだ。どこのチームでも構いませんといった殊勝なことは考えていないだろうしな」
三杉「はは…意外と痛いところを突きますね片桐さんも」
片桐「フッ…それより、先日の松山の報告のことだが……」
松山「はい。現在森崎はアカネイア大陸にてその実力を大きく伸ばしていました。
今の彼の力は…プレミアで揉まれた俺や、メキシコで猛威を振るう日向以上でした。
ですが…どうして森崎をあの大陸に?」
375 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:38:28 ID:???
松山はかねてより聞きたかった疑問を口にした。
暫しの沈黙の後、片桐はタバコを灰皿に押し当て、口を開く。
片桐「もうお前たちには話してもいい頃合かも知れんな」
三杉「頃合…話せなかった理由があったということですか?」
片桐「ああ。こちらも下手に行動を起こすことが出来なくてね。
君たちも知ってはいるだろうが、例の何度もやり直せる装置…我々は
『リセットシステム』と呼んでいるものがあるのは知っているな?」
松山「はい。実際に日向が使っていたのを見て、度肝を抜かれましたよ」
片桐「その影響の強さは君たちが一番よく分かっているだろう。
本来ならば、お前たちを海外リーグに遠征させることなど夢のまた夢。
なにより三杉の容態を、ここまで回復させることなどできなかっただろう」
三杉「…その『リセットシステム』と森崎にどんな関係が?」
片桐「そもそもこのリセットシステムは、私がある方に頼まれて預かったものなのだ。
『日本のサッカーをこれほどまでないほど強くして欲しい』とね」
松山「ある方…?」
片桐「公約により名は明かせないが…その方から私は4つのシステムを預かった。
一つはブラジルの大空翼の面倒を見ているロベルト本郷に。
一つは西ドイツの若林源三を擁する見上辰夫コーチに
一つは日本の吉良耕三氏に。彼は日向の専属のコーチでもあったからな」
将来この黄金世代を率いるに値する人物は誰か。彼らに託したのはそれを見極めるためでもあった。
三杉「では最後のの一つは?」
376 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:39:55 ID:???
片桐「当然私が使わせてもらっている。こちら側に有利な発言が通されるまで粘ったりするときにな…」
サングラス越しで分かりにくいが、片桐はかなり悪い微笑をしていただろう。
松山「(俺たちがこうして海外リーグで悠々とサッカーできるのもこうした夢みたいなことがあるからなんだよなぁ…)」
片桐「話を戻そう。なぜそのリセットが森崎と関係があるかというと…
何者かが、森崎のあの高い実力をリセットによって『無かったこと』にしようとする事態が起きた」
松山「なんですって!?」
片桐「もちろん私はそのようなことなどしない。彼の実力の損失は日本サッカー協会において大きな痛手だ。
問題は…誰かが彼を貶めようとしていたということだ」
三杉「なるほど…話は大分見えてきました。その疑いが日向…もといその責任者でもある吉良氏にかかっていると」
片桐「すぐに人を送り彼らの身辺を調べさせた…だが、そのような行為を行った形跡は残されていなかった」
松山「真相は既に闇の中…ってわけですか。(考えたくは無いけど…翼や若林にも疑いがかかっているって事だよな…)」
片桐「そこで、私はこのシステムを預けてくれた方に相談した。森崎を
『リセットシステム』の影響が及ばされない安全な場所で鍛えて欲しいと」
Jrユース時の絶大な力を何者かの陰謀で失いかけていた森崎を救うため、
異次元の彼方とでも言ってよい異大陸…アカネイアへと送り出すことを決めたのであった。
片桐「これは大きな賭けだったよ。いくらシステムである程度の時を戻せるといっても
戦乱がはびこる危険な大陸と聞いていたからね。まったく…」
三杉「まぁ、彼ならどんな世界でも生き延びているでしょうね」
松山「同感だ。森崎ぐらいだよ。あの世界で生き残ることができるのは」
377 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:41:21 ID:???
理解しがたい理論と根性で、どんな苦境にも立ち向かう男、森崎有三。
そんな彼だからこそ、片桐はこの賭けに乗り、そして勝ったのである。
片桐「松山の報告では、あの地ではリセットの効果がうまく発動できなかったらしいな。
この結果から、日本サッカーの地盤を固めるために、計画の第二段階に移ることにした」
松山「第二段階…?」
片桐「近々あちらの大陸でサッカーの大会を開くらしい。それに乗じて、
我々も新たな才能の芽を発掘していきたいと思ってね。
君たちに続き、海外で自分の才能を花開かせたいと願う者は大勢いるのだから」
片桐の脳内には、世界各国のクラブで日本人選手が中心となり凌ぎを削るという図が描かれていた。
その行く先は日本サッカーの驚異的な成長。そして…ワールドカップの優勝。
片桐「先日届けられた向こう側の案内状には、3つのチームを送り出せるようだ。
一つは予定通り、松山。君が所属しているマンチェスターユースのメンバーだ」
松山「はい。チームメイト達も大会のことを、森崎との対決を楽しみにしていますよ」
片桐「もう一つはウルグアイユースの面々や日向、若島津達の連合チームを予定している。
三杉、お前は今回彼らのチームに加わってもらう。
補充人員は向こう側で出してくれるそうだが…あまり期待しないほうがいい」
三杉「オランダへの遠征前の総仕上げには丁度いい機会ですね。分かりました」
片桐「最後のチームだが…いくつか候補がある。君たちの判断にゆだねたい」
三杉「僕たちが?」
片桐「これは将来日本サッカーの中心となる人物を決める選考試合でもある。
未来の自分たちのチームメイトとなる者達だ。君たちにも選ぶ権利がある」
378 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:42:43 ID:???
目指せ海外遠征!→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→中山が率いる南葛高校
スペード→若林が率いるハンブルガーユース
クラブ→翼が率いるサンパウロユース。しかし…?
JOKER→なんと翼が既に所属しているイタリアのプロクラブのレッチェ!?
379 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 18:43:13 ID:???
目指せ海外遠征!→
クラブK
380 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 18:58:54 ID:???
目指せ海外遠征!→ クラブK
>クラブ→翼が率いるサンパウロユース。しかし…?
三杉、松山ともに考えたのは新たな力の発掘よりも実力者との対決であった。
松山「(片桐さんには悪いけど…俺は森崎だけじゃなく翼とも戦ってみたいんだ!)」
三杉「(森崎、日向、そして翼…将来だれにこの体を預けるか、見極めるには丁度いい機会だ)」
片桐「分かった。早速サンパウロにいるロベルト氏に連絡をとろう。少し待っていてくれたまえ」
片桐は応接間に二人を残して部屋を出る。彼も翼と森崎たちの戦いを楽しみにしているのだろう。
だが、数分後。彼は血相を変えて応接間に舞い戻ってきた。
片桐「た、大変だ!!これを見てくれ!!」
床に乱暴に叩きつけたFAX紙に、三人は一斉に首を向ける。
松山「ど、どうしたんですか片桐さん!落ち着いて!」
三杉「なにかチームに不都合でも?」
片桐「つ、翼が…サンパウロを出て、イタリアの……レッチェへの移籍に承諾したと…
しかもユースチームなどではない。プロ契約だ。若干17歳で…セリエAの世界に殴りこみだ…と…?」
三杉・松山「「な、なんだってぇ〜〜〜〜〜〜!?」」
381 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 19:00:26 ID:???
それから数日後のサンパウロユース練習グラウンド。
この日、この地に慌しく2名の日本人の研修生が送り込まれた。その名は…
サンパウロへようこそ!→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→石崎了と新田瞬
スペード・クラブ→立花兄弟
JOKER→岬太郎と中山政男
382 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 19:01:31 ID:???
やはりザル林さんは三杉の眼中にいない…
383 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 19:04:17 ID:???
サンパウロへようこそ!→
ハート4
ザルはこれから復権するんだから…
384 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 20:00:20 ID:???
>>382-383
ライバル枠から外れたこのスレの若林さんは、本編よりは丸くなってたりしますw
=============
サンパウロへようこそ!→ ハート4
翼不在のサンパウロユースを召集しても、将来の日本代表を選出するための糧にはならない。
片桐は気転を利かし、候補の一つであった南葛高校から2名の選手を半ば強引に研修に出した。
だが、当初予定していた岬、中山の両名は遠征よりもチームを優先しこの誘いを拒否。
結局強く遠征を希望していた石崎と、今年入学したばかりの新田が代理として選ばれたのである。
サンパウロ監督「本日二人の研修生を紹介する。ニホンからきたリョウ・イシザキとシュン・ニッタだ」
石崎「(ふ、ふえ〜〜…まさか俺がこのブラジルに来れるとは……)
い、石崎了、ポジションはDF!根性なら誰にも負けません!宜しくおねがいします!!」
新田「(岬さんと中山さんが蹴った片桐さんからの招待とはいえ…
俺たち二人がこの地に来られるなんて…よーし、やってやるぞ!!)
新田瞬!ポジションはFWです!足の速さには自信があります!!」
緊張の面持ちでサンパウロユースの面々に挨拶をする二人。
そんな彼らを迎えたのが移籍していった翼に変わりキャプテンマークをつける…
============
キャプテンは誰?→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→レナート
ハート→バビントン
スペード→ドトール
クラブ→アマラウ
JOKER→マウリシオ
※数字が高いほど二人に対して好意的です。試合前に二人に対して支援が発生します。
385 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:10:37 ID:???
キャプテンは誰?→
ダイヤ2
386 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:10:49 ID:???
キャプテンは誰?→
ハート2
387 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:39:41 ID:???
無関心なのか嫌いなのかw
388 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 20:47:24 ID:???
キャプテンは誰?→ ダイヤ2
>ダイヤ→レナート
※レナートは石崎と新田に対する印象は非常に悪いです。
===========
ここでかつて大空翼が所属していたサンパウロFCというチームがどういったものか説明しよう。
現在キャプテンを務めているゴールキーパー。彼の名はレナート。
レナート「(あのサカキチ…ツバサが無能監督ロベルトを引き連れてようやくいなくなり、
これでようやく俺の時代が来たと思った途端これだ…
フロントの連中はいったい何を考えてやがる?これじゃあ俺がいつまでも目立てねぇじゃねぇか!!)」
彼は18歳以下のナショナルチーム代表の選考会に残ったほどの実力の持ち主であり、
下手を言えば、その実績だけを掲げてこれまでサンパウロのゴールマウスを任されていた。
彼は非常にプライドが高かった。本来プライドの高い選手とはその高慢なな性格とともに
高い実力を築き上げてくるものなのだが、残念なことに彼にはそこまでの才能は備わっていなかった。
生半可な実力を持っていたが故の…彼に訪れる不幸であった。
高い壁に直面したとき、心を入れ替える事も無ければ必死に努力を積むことも無かった。
自分には才能がある。選考会に残った自分が同世代の他の連中に劣っている訳が無い。
頑なに自分の能力を信じつづけていた彼の心は、非常に醜く歪んでいたのである。
レナート「(ツバサ…あの野郎が八面六臂の活躍を上げたおかげで、前年サンパウロは
あのカルロス・サンターナ率いるフラメンゴに勝つことが出来た…
だが、あいつは『活躍』しすぎたんだ。シュートややボール運びだけじゃねぇ。
俺が盛大に目立つはずのゴール前の攻防さえあいつ一人で賄っちまったんだ…!)」
レナートにとっては、チームの勝利よりも個人の評価の方が大事であった。
ナショナルチームに選ばれるために、目覚しい活躍をしなければならない。
何本ものスーパーセーブを憧れのリオ・カップで披露するはずであったのに。
レナート「おいジャッポネーゼ」
389 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 20:49:26 ID:???
新田「な、なんだよ?」
レナート「俺がこのチームのキャプテンレナートだ。
…いいか、一つだけ言っておく。俺の目立つ邪魔だけはすんじゃねーぞ。
今のこのチームの顔はなんていってもこの俺なんだからな。泥塗るんじゃねーぜ」
石崎「は?」
レナート「返事はどうした?あん?」
新田「(な、なんだこいつ…いきなり高圧的に…自分の目立つ邪魔をするなだと……?)」
石崎「(な、なんちゅう自分勝手な奴…だ、誰かさんを思い出すぜ…!)」
バビントン「ま、まぁまぁ!二人とも急な合流に疲れていると思うから…ね?」
チームの良心的存在であるアルゼンチンからの研修選手バビントンがレナートを懸命になだめる。
レナート「ちっ…だらしねぇ奴らだぜ。今度の試合では途中でへばったりするんじゃねぇぞ?」
最後まで二人のことを厳しく睨みつけたまま、レナートはグラウンドへと戻っていった。
バビントン「(あわあわ…どうしよう。いきなり最悪ムードですぅ…)」
アマラウ「(だーかーらー言ったじゃねぇか。俺かお前のどちらかがキャプテンになれって…)」
ドトール「(…今更後悔しても遅い。だが、のぼせあがっているときの奴のセーブ力は中々だ。ここは奴を立てるとしよう)」
こうして、森崎たちが知らぬところでアリティアカップの対戦相手が決定していたのである…
一方その頃。アカネイア同盟軍の他のメンバーは何をしていたかというと…?
390 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 20:50:51 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。
マルス→ ! card シーダ→ ! card ジェイガン→ ! card
アベル→ ! card ドーガ→ ! card リフ→ ! card
バーツ→ ! card マジ→ ! card ジュリアン→ ! card
=============
レナ→ ! card ナバール→ ! card マリク→ ! card
リカード→ ! card バヌトゥ→ ! card ジョルジュ→ ! card
ジェイク→ ! card ミネルバ→ ! card マリア→ ! card
=============
ミディア→ ! card トムス→ ! card トーマス→ ! card
ボア→ ! card パオラ→ ! card カチュア→ ! card
ベック→ ! card サムソン→ ! card チェイニー→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→明後日のサッカーの試合のために特訓
スペードK〜7→武器屋でお買い物
スペード6〜A→道具屋でお買い物
クラブ→特に何もせず語り合っていた
JOKER→アンナさんに玉座の裏にある門へと集められていた
391 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:52:49 ID:???
マルス→
ハート7
シーダ→
クラブ9
ジェイガン→
スペード8
アベル→
ハート7
ドーガ→
クラブ5
リフ→
スペード4
バーツ→
クラブ6
マジ→
クラブ10
ジュリアン→
ダイヤ4
392 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:53:38 ID:???
レナ→
スペードK
ナバール→
クラブK
マリク→
ハートJ
リカード→
スペード3
バヌトゥ→
スペードQ
ジョルジュ→
ハートQ
ジェイク→
ハートJ
ミネルバ→
ダイヤ8
マリア→
スペード9
393 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:56:33 ID:???
ミディア→
クラブ3
トムス→
ハート10
トーマス→
ダイヤ4
ボア→
ハートJ
パオラ→
クラブ2
カチュア→
ハート4
ベック→
ハートJ
サムソン→
JOKER
チェイニー→
ダイヤQ
394 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 20:58:00 ID:???
サムソンにチャンスタイム!
395 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 21:58:07 ID:???
・特訓チーム
マルス アベル ジュリアン マリク ジョルジュ
ジェイク ミネルバ トムス トーマス ボア
カチュア ベック チェイニー
・武器屋チーム
ジェイガン レナ バヌトゥ マリア
・道具屋チーム
リフ リカード
・会話チーム
シーダ ドーガ バーツ マジ ナバール
ミディア パオラ
・???
サムソン
以上のようになりました。
※特訓チームとはこの後の森崎の拠点パートで『サッカーの特訓』を選択すると合流できます。
※武器屋チームとはこの後の森崎の拠点パートで『武器屋で買い物』を選択すると合流できます。道具屋チームも同様です。
※会話チーム、???とは合流できません。
396 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 21:59:16 ID:???
そして、場面は再び森崎たちへと移り…
ジェイガン「森崎殿。明日はほとんどの者がサッカーの試合に向けて特訓をするそうだ。
ベンチメンバーの16人に選ばれなかったものは今回は別チームに登録されるらしいから
皆代表に選ばれるように必死に励むらしいですなァ」
森崎「えっと、いまアカネイア同盟軍は全部で俺含めて31人…そうか、半分の奴らは今回は敵になるわけか」
ジェイガン「あえて勝負してみたいものを敵側に送ることも考えてみてはと、モロドフ殿はおっしゃっていたぞ」
森崎「…ふーん、そう」
先ほどリンダに言われたことが脳裏を掠め、少し森崎は不愉快な顔になる。
ジェイガン「そう言うことだから、明日は必ず彼らの練習を見るように。
私は別の用が出来たゆえ…任しましたぞ」
森崎「ジェイガンさんは特訓に参加しないの?」
ジェイガン「数名は補給物資の調達に任命されましたからな。
なに、買い物は我らに任せ、森崎殿はサッカーの充実を」
用件を全て話し終えたジェイガンは、ようやく部屋を後にした。
ミシェラン「サッカーの特訓か…兄貴もやっぱり参加するのかな」
リンダ「カダインで戦った奴らより、この試合の相手は手強いでしょうしね…」
カシム「森崎君、明日はどうする?僕は森崎君に合わせるけど…」
397 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 22:01:15 ID:???
☆明日はどうしますか?
Aサッカーの特訓
B武器屋で買い物
C道具屋で買い物
Dいや、こういうときこそ戦闘訓練だ
Eあえて何もしない。ぐっすり休息を取る
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
398 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:07:33 ID:RsID3IwA
C
399 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:08:27 ID:37x9ygV2
A
400 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:09:15 ID:+GI4luks
C
リカードに接触しときたい
401 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:09:48 ID:+FPehF+E
A
402 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:10:01 ID:RLnctIPM
A
403 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/06/30(水) 22:23:50 ID:???
>C道具屋で買い物
森崎「…いや、何故か俺は明日無性に道具屋に行きたくなった。
カシム!明日は俺と一緒に道具屋に行くぞォ!!」
カシム「え!?(てっきりサッカーの練習を見てくれると思ってたのに!?)」
リンダ「ちょ、ちょっといいの?さっきジェイガンさんからみんなの練習を見てくれって頼まれたばかりじゃ…」
ミシェラン「明後日の試合はアカネイアカップ以上の強敵が来るんだぞ?いいのか?そんなんで」
森崎「いーのいーの。俺はもう十分に強いから。というか無駄な特訓して怪我でもしたら大変だしね」
ずいずいっ!
森崎は道具屋に行くために、やや強引な思考で特訓に誘おうとするミシェラン達を追い出した。
ミシェラン「(なんだなんでぇ。ちょっとばかし上手いからって調子に乗りやがって…!)」
リンダ「(………今のはちょっと、いや、かなーり軽蔑するかも………)」
二人の冷たい視線にも構わず、森崎は明日のショッピングに備えてアリティア城下町のパンフレットを眺めていた。
森崎「道具屋に行ったらどうすっかな。あえて買い物じゃなくて武器を鍛えるのもいいかもな。なァカシム?」
カシム「は、ははは…そ、そうだね……(森崎君に付き合うって言った手前断れないや…トホホ…)」
※ミシェランとリンダの評価が大きく下がりました。
※カシムの評価が少し下がりました。
※明日はカシムと一緒に道具屋に行きます
=================
一旦ここまで。森崎とリフ、道具屋にて久々のバトルになるかも!?お疲れ様でした〜
404 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:28:29 ID:???
前後の文章よく見てなかった・・・吊ってくる
405 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 22:53:19 ID:???
うーんモロドフ本人ならともかくジェイガン個人の意見で
これまで自由行動が基本だった拠点パートが制限されてるのを察したり
ジェイガン本人の評価ならともかく道具屋ヘ行く理屈も強引にして
ミシェランとリンダの評価もガタ落ちってのはちょっと酷過ぎやしないかな
406 :
森崎名無しさん
:2010/06/30(水) 23:49:42 ID:???
判定に文句言わなーい
選んだものは選んだもの、善後策を講じるのがプレイヤーってもんさ
407 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 01:28:39 ID:???
いや、試合があるのに道具屋行けばこうなるのは当然だと思うけどねぇ
408 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 02:20:42 ID:???
・「必ず練習を見る」が伝言の範囲か個人の頼みかわからない
・受けたわけじゃないのに特訓に行くのが当然扱い
・試合分の道具は森崎が用意してきたのに理由は強引なものになり態度はやたら嫌味
・その影響を受けるのが判定無しで特訓組になった交流中の3人
判定はともかくこの辺全部が判定も投票も挟まず自動決定なのは正直キツイ
409 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 02:56:23 ID:???
善後策といっても明日道具屋行ってもリカードは多分いないわけだし
今練れるのはプレゼントをどの程度買うかくらいじゃないかな
410 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 03:37:04 ID:???
一から十まで説明されるわけでなし、それこそ『リセット』できないんだから慎重に選ぼうぜって話でしょ
411 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 03:50:53 ID:???
しかし随分強引だなあ、と思うね、今回ばかりは
412 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 05:20:41 ID:???
強引とか説明不足という以前に今回はかなり誤読しやすい形だったとは思うな
@ジェイガンが来てモロドフの伝言で【明後日】の試合の話
A【明後日】の試合の対戦相手の三杉達やレナート達の話
B他のメンバーが【今】何をやってるかの判定とまとめ
Cジェイガンとの会話に戻って【明日】についての話と投票
Bがタイミング悪いというか、仲間達の現在の行動判定(特訓率高)だけして
そのまま仲間達が明日特訓するからという話をし始められたら
そりゃ
>>400
や
>>408
みたいに誤解する人も出るだろうし。
途中の今日も明日も買い物に行くらしいジェイガンとかも拍車をかけてる…
というより明日道具屋でリフってモリブレムさん自身もごっちゃにしてるのかなこれ?
413 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 05:33:26 ID:???
>>404
エタルドのことを考えれば、この選択は決して悪いと言うものではありません。お気になさらず。
>>406
よりにもよってリカードがピンポイントでお店に行ってしまったのが運の尽きなのかもしれませんね…
>>409
ご安心を。今回の判定により、道具屋にはリフとリカードが必ずいます。
肝心のエタルド所有権についての大事な場面ですので、リフが邪魔してこないことを祈りましょう。
>>今回の判定について
ミシェランとリンダの評価が大きく下がってしまったのには大きな理由が二つあります。
一つは先ほどの交流の場面での会話です。
・どちらが強いのかというリンダの問いに対しての曖昧な返事
・ミシェランへの無視
この二つがが大きく関わってきています。
今回のようなある程度自由に交流メンバーを選べる場合は、
自分と仲間の関係よりも、仲間同士の関係を考えて選んだほうが、何かといいことが起こるかもしれません。
もう一つが、他のメンバーの行動別の比重によるものです。
今回、ほとんどのメンバーが特訓を選択してしまいした。
それにより、今回の森崎の行動が他の多くの仲間たちの練習を無視して買い物に行くのか?
という風にみんなにとらえられてしまったということです。
もしも買い物や会話を選んだキャラが10人ほどいたのなら、これほどまでに咎められることはありませんでした。
ですが、確かに少々強引な展開だというのも否めませんね…すみません。
今回はこのような結果で、落とさせてください…
414 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 05:41:43 ID:???
派手に盛り上がった勝利の宴から一夜明け、アカネイア同盟軍の多くの者は明日の試合に備えて体を動かす。
そんな中、森崎はカシムを引き連れて道具屋へと向かっていた。
森崎「(今思い返せば、練習に参加しなかったのはやっぱりまずかったかな…
レギュラーが保証されているような俺と違って、みんな必死なんだな…)」
サッカーのチーム選定に関しては、基本的には森崎に一任されている。
だから森崎に認めてもらうために、新たな技を開発したり、なんとか彼の目に付くような技術を身に付けようとしているのだろう。
もしかすれば、彼らの真摯な気持ちを裏切ってしまったのかもしれない。
森崎は、自分は戦闘だけでなくサッカーに関しても信頼の念を請け負っていることを改めて実感する。
カシム「(…今の僕にできることは、森崎君が楽しく買い物できるように勤めることだ)」
少し浮かない顔をしていた森崎を元気付けるため、カシムは明るく笑って森崎の前に走り、くるりと振り返る。
カシム「そうだ森崎君、道具屋まで競争しようよ!」
森崎「競争?」
カシム「うん。僕ね、最近戦場をいっぱい走り回ってたから脚力が随分ついたと思うんだ。
本格的な練習には参加出来ないけど、こういうので鍛えておこうよ。ね?」
なんとか森崎に前向きになって欲しいと、森崎に徒競走を持ちかけてくるカシムに対して森崎は…
=========
☆どうしますか?
Aもちろん受けて立つぜ!
Bやめておく
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
415 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 05:49:00 ID:???
すみません、
>>414
の判定の前にどうかこれを…
>>412
あああ…確かにBでの文章は皆さんに誤解を与える形になっていますね…
マルスたちの判定が『今』ではなく『明日』の行動の判定だとしっかり書かなかった私のミスですね。
>>395
で森崎の選択によって、明日合流できるとフォローしていたつもりが、
逆に混乱を拡大させてしまっていたみたいですね…すみませんでした。
今回の選択関連は私のちぐはぐな文章のせいで皆様に混乱を及ぼした私のミスです。
ですので、判定をやり直すことも構わないと思っているのですが、どうでしょうか。
もちろんリカードのエタルドを確実に確保しておきたいのなら、今回の選択はむしろ大正解なのですが…
☆どうしますか?
A
>>397
の選択をやり直す。
Bこのままで。
Cこのままで。ただし中の人のミスの結果なので何らかのボーナスを
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
416 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 05:49:31 ID:N0jgLfGI
A
417 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 05:56:27 ID:???
訂正。2票ではあまりにも少ないですね。なにやってんだか…
>>416
さんの判定も含め、10 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。
引き分けの場合はその次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を止めて下さい。
418 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 06:03:01 ID:fE1mpQ4A
A
419 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 06:10:59 ID:q3n+2i4w
A
>>372
の【少し時は遡る】の後
>>389
で【一方その頃。アカネイア同盟軍の(略】
なので
>>395
はてっきり明日でなく今日のだと思ってました
ミシェラン、カシム、リンダの森崎と一緒にいる三人の分も無かったですし。
420 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 06:24:20 ID:7690gmUo
A
早朝からご苦労さまです
421 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 07:13:02 ID:EMK+9HaE
A
片桐らは森崎が戦争に参加して人殺してることに何のリアクションもないのかな……
422 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 07:20:42 ID:1I5tgNdg
A でもNPCの評価を気にし過ぎるのは、森崎らしくない、と個人的に思ったりします。
423 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 09:28:33 ID:+kvL8BWw
A
424 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 09:45:17 ID:Vcjh0w06
A
425 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 10:51:23 ID:???
Aで決定かあ。
モリブレム氏にはお手数をおかけします。
今後は
>>413
で示された処理基準も頭に入れて選びたいと思います。
426 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 12:56:07 ID:???
今回はやり直しが決定した様なのでその結果に対しては何も言いませんが、
次に同じような事があってもやり直す必要はないと思います。
たとえそれがモリブレムさんのミスであっても(私は今回の件はミスとは思いませんが)
そもそも本当にモリブレムさんのミスにもかかわらずやり直しが無かった事もあるのに
(例を挙げれば13スレでシーザとラディが死んだ所、シーザが死んだ後マルスの攻撃が行われず
結果ラディが死んでしまった、マルスが攻撃していれば結果は変わっていたかもしれない)
今回やり直す事に不公平だと感じる人がいる事も覚えておいてください。
今回の様な場合は、どうしてそうなったのかの説明をしていただければそれで十分だと思います。
それでは、長文になってしまいましたが、今後も楽しみにしていますので
引き続きよろしくお願いします。
427 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 13:33:36 ID:???
>>419
日程管理は大事ですね。あの時しっかりと『明日の予定』と書き込んでおけば、
今回皆さんを煩わせることもありませんでしたし…
>>420
おはようございます!今日も暑いですね〜
>>421
片桐達もまさか森崎が先頭に立ってバッサバッサ敵兵を薙ぎ払ってるとは思ってません。
彼らは戦地では兵隊さん(王宮騎士団)がしっかりと森崎を守っていると考えているので。
>>422
今回の選択もエタルドのためならばやむなしという所謂『不正解』の選択ではありませんでしかたらね。
仲間の強化も大事ですが、そろそろ森崎自身の強化もしないと置いていかれてしまうかも…?
>>425
複数のキャラとの交流の場合、森崎は仲裁役として立ち回ったほうが良いかもしれませんね。
仲の悪いキャラたちの障害を取り除き、部隊を円満にするのも指揮官の仕事ですから。
>>426
お心遣い感謝します。やはり、NPCのキャラのイベントに比べ
森崎に関わるイベントでは意識の差が大きいということなのでしょうね。
天国のシーザさんとラディさんに手を合わせつつ、今回の落としどころとさせていただきます。
文章構成など未熟な部分が目立つスレですが、これからも皆様どうかご参加くださいませ。
それでは
>>397
の判定まで時を遡りたいと思います。レッツゴー!
428 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 13:35:49 ID:???
そして、場面は再び森崎たちへと移り…
ジェイガン「森崎殿。明日はほとんどの者がサッカーの試合に向けて特訓をするそうだ。
ベンチメンバーの16人に選ばれなかったものは今回は別チームに登録されるらしいから
皆代表に選ばれるように必死に励むらしいですなァ」
森崎「えっと、いまアカネイア同盟軍は全部で俺含めて31人…そうか、半分の奴らは今回は敵になるわけか」
ジェイガン「あえて勝負してみたいものを敵側に送ることも考えてみてはと、モロドフ殿はおっしゃっていたぞ」
森崎「…ふーん、そう」
先ほどリンダに言われたことが脳裏を掠め、少し森崎は不愉快な顔になる。
ジェイガン「そう言うことだから、明日は必ず彼らの練習を見るように。
明日、私は別件があるゆえ…任しましたぞ」
森崎「ジェイガンさんは特訓に参加しないの?」
ジェイガン「私含め数名は武器や道具などの補給物資の調達に任命されましたからな。
なに、買い物は我らに任せ、是非森崎殿はサッカーの充実をば」
用件を全て話し終えたジェイガンは、ようやく部屋を後にした。
ミシェラン「サッカーの特訓か…兄貴もやっぱり参加するのかな。だったら出ないわけにはいかないぜ!」
リンダ「カダインで戦った奴らより、この試合の相手は手強いでしょうしね…」
カシム「森崎君、明日はどうする?僕は森崎君に合わせるけど…」
429 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 13:37:21 ID:???
☆明日はどうしますか?
Aサッカーの特訓
B武器屋で買い物
C道具屋で買い物
Dいや、こういうときこそ戦闘訓練だ
Eあえて何もしない。ぐっすり休息を取る
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
430 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 13:56:18 ID:fE1mpQ4A
A
431 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 13:59:54 ID:8iu21bwI
A
432 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 14:52:45 ID:???
>Aサッカーの特訓
森崎「大事な大会前の最後の合同特訓だしな。あいつらをしっかりみてやらねぇと」
ミシェラン「よーし、いっちょやったるか!兄貴と新技でも開発してやるぜ!!
カシム、お前も付き合えよな!」
カシム「えええ?う、うん…分かったよ…」
無理やり肩を抱きかかえらて承諾させられるカシムに、リンダは苦笑する。
リンダ「(けど…今度はマルス王子やシーダ様もいる全軍部隊…カダインのときとは事情が違う。
この中で何人がレギュラーに選ばれるのかしら…不安だわ)」
なによりも、同じ魔道士のマリクには遅れを取りたくないという思いがある。
彼のことは魔道士仲間として信頼していると同時に、強いライバル心も抱えているからである。
森崎「さて、じゃあ明日に備えてそろそろお開きにしますか。みんな、今日は早く寝ろよー」
カシム「森崎君もね。明日はがんばろうね」
ミシェラン「明日だけじゃねぇ。あさっての試合までぶっこむだけよ!!」
リンダ「それじゃあおやすみなさい、みんな」
森崎「おう、お休み〜」
※カシム、リンダ、ミシェランの評価が少し上がりました
※明日森崎は特訓チームとともにサッカーの特訓をします。
433 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 14:55:03 ID:???
派手に盛り上がった勝利の宴から一夜明け、アカネイア同盟軍の多くの者は明日の試合に備えて、アリティア城の広い中庭へと出かけていた。
そんな中、物資補給を命じられたジェイガン、レナ、バヌトゥ、マリアは武器屋へと足を運んでいた。
ジェイガン「(王子の命で、ホルスタット将軍のキラーランスは輸送隊へと預けられたままだ…
やはり、自分の武器は自分で用意しろということなのであろう)」
マリア「うわ〜〜!!カモメさんがいっぱい飛んでる!すごいすご〜〜い!!」
レナ「うふふ、マリア様、足元にお気をつけくださいませ」
アリティアはカダインとドルーアの内海に挟まれた位置にある国である。
穏やかな気候と豊かな自然を前にして、山地マケドニア出身のマリアやレナは非常にほころんでいた。
そして、その二人の姿をバヌトゥはゆったりと眺めていた。
元気にアリティアの平原を駆け回るマリアに、ナーガ族の末裔の少女の姿を重ねて見てしまうのだ。
バヌトゥ「(チキや…もうすぐじゃ、もうすぐお主に会いに行けるぞ…)」
先日アリティアの首都アンリの民家にて、バヌトゥは村人から『ラーマン神殿』の情報を聞いて回っていた。
アリティアのエリス王女はガーネフに攫われている。アリティアの末裔にもかかわらず、彼女が命を奪われずにいるのは
恐らく彼女の強大な魔力を欲してのことだろう。そこでバヌトゥはナーガ族であるチキの力も
彼に狙われているのではないのだろうかと考えた。
ガーネフの対抗策のキーである光と星のオーブが奉られているというラーマン神殿のことを調べるうちに、意外なことも分かってきた。
そのオーブを守っているのは白き竜の女神なのだというからだ。
バヌトゥ「(マルス王子たちはグルニア遠征の途中でラーマン神殿に立ち寄ると聞く。
待っておれチキや。かならずわしがお前を探し出してみせるからな…)」
そうこうして、四人はアリティアの武器屋へとたどり着く。
店舗は縦長に沿って長く作られており、小奇麗な緑色の棚が印象的な店であった。
店主「いらっしゃいま…おおう。ジェイガンの旦那!ひっさびさだなぁ!!
うちのアベルは元気でやってるか?」
434 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 14:56:34 ID:???
ジェイガン「おや、これはお懐かしゅうございますな。アベルの父親殿。
アベルはいまやこの王宮騎士団屈指の聖騎士と呼ばれるほど成長しております。ご心配なされるな」
店主「へぇ…あいつが聖騎士ねぇ…俺の店を継ぐのが嫌で騎士になるんだー!って
この家を飛び出していったあいつがねぇ……」
思わず昔を懐かしむ武器屋の店主の声に、ジェイガンは少々照れくさくなる。
ジェイガン「明日は、祖国解放を祝うサッカー大会が開かれる予定です。
きっと息子さんも出場なさるでしょう。是非応援に来てやってください」
店主「ふっ…今更顔を合わせるのも少々照れくさいところもありますが…
ま、明日は城に出店も出しますので、その時にでも顔を出してみますよ。
さて、今日は何を買っていかれますか?」
=============
ジェイガンの買い物→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤK〜5→銀の槍
ハートK〜5→銀の剣
スペードK〜3→キルソード
クラブK〜3→キラーランス
JOKER→裏メニュー発見!
それ以外→お金が足りず何も買えない
435 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 15:06:28 ID:???
ジェイガンの買い物→
クラブ7
436 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 15:07:35 ID:???
ゴメンよジジイ、銀の装備を買ってやりたかったぜ…
437 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 15:29:03 ID:???
>>436
こうして銀の槍カムバック作戦は失敗に終わったのだった…!
==========
ジェイガンの買い物→ クラブ7
>クラブK〜3→キラーランス
ジェイガン「では、そのキラーランスを一本いただこうか」
店主「ほう、ジェイガンの旦那といえば若い頃から銀の槍ってイメージがあったんだが、今は違うのかい?」
ジェイガン「ほっほ、時代の波というものだよ。既に新世代の波が押し寄せてきているのです」
店主「へぇ…ま、俺もそろそろ楽な隠居生活を送りたいところなんだがねぇ。
さて、他のお客様はどんなものをお買いになりますか?」
マリア「おじさん、斧は売ってないの?」
店主「ん?一応斧も扱ってるが…誰かへのプレゼントかい?」
マリア「ううん、わたしがつか――」
レナ「い、いいえ!!この子の姉の竜騎士が斧を扱っているので…きっとそれでしょう」
レナはとんでもないことを言い出そうとするマリアの口を抑え、上手くフォローする。
いくら武器屋の店主とは言え、こんな小さな女の子が自分用の斧を買いたいと言い出したらひっくり返ってしまうかもしれない。
店主「へぇ、姉思いの良い妹さんだ。それじゃあ何を買ってあげるんだい?お嬢ちゃん」
バヌトゥ「わしの分のお金も使うといい。好きなものを選びなさい」
マリア「え!?いいの!?えっと、それじゃあ……」
438 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 15:30:33 ID:???
先着『1名』様で、一気に判定をお願いします。
マリア+バヌトゥの買い物→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→トマホーク
ハート→銀の斧
スペード→キラーアクス
クラブ→手斧
JOKER→裏メニュー発見!
439 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 15:30:49 ID:???
マリア+バヌトゥの買い物→
ハート4
440 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 15:30:51 ID:???
マリア+バヌトゥの買い物→
ハート6
441 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 15:41:51 ID:???
マリア+バヌトゥの買い物→ ハート4
>ハート→銀の斧
マリア「うわ〜…この斧、すっごい綺麗…まるで宝石みたい……」
銀の極圧の刃に、鏡のように反射される自分の顔を見て感嘆の声を上げるマリア。
店主「お目が高いね。そいつは斧の中でも最高級の威力を誇る銀の斧だよ」
マリア「じゃあ、これください!」
店主「あいよ。ちょっと重いからしっかりと持ちなよ」
マリアは店主から包装された銀の斧を優しく手渡されるとにんまりと微笑んだ。
バヌトゥ「ふふふ…満足そうでなによりじゃわい」
店主「さて、最後にシスターさんだな。あんたも誰かに贈り物かい?」
レナ「え、ええ…まぁ…。
(ジュリアンに何かプレゼントしてあげたいけど…でも…聖職者である私が武器なんてそんな…)」
==========
レナの買い物→ ! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤK〜7→銀の剣
ハート・スペードK〜5→キルソード
クラブK〜3→鋼の剣
JOKER→裏メニュー発見!
それ以外→やっぱり武器なんて恐ろしくて買えません!
442 :
森崎名無しさん
:2010/07/01(木) 15:46:51 ID:???
レナの買い物→
クラブJ
443 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/07/01(木) 16:02:19 ID:???
レナの買い物→ クラブJ
>クラブK〜3→鋼の剣
レナは棚に陳列されている数々の武器の恐ろしさに軽い眩暈を覚えていた。
芸術品のような煌きながら、触れれば真っ二つに切れてしまいそうな銀の剣。
相手を殺すためだけに設計された鋭利な刃を持つキルソード。
レナ「(ああ…だ、だめだわ。もっと、こう安全な武器は無いのかしら?)」
そんなレナの目に止まったのが、ほこりを被った沢山の鋼の剣。
あまりにも眩しい数々の剣に比べ、それはレナにとっては心休まるものであった。
レナ「じゃ、じゃあこれを…」
店主「(なにィ!売れ残って扱いに困っていた鋼の剣を買ってくださるとは…
はっ、そうか!そもそもいくら贈り物とは言えシスター様が武器などを会に来るはずなど無い。
きっと彼女は私の店のことを思い、鋼の剣を買ってくださったのだ…ありがたい……)」
などという勝手な解釈をし、武器屋の店主はレナに感謝の祈りを捧げるのである。
※ジェイガンがキラーランスを手に入れました
※マリアが銀の斧を手に入れました
※レナが鋼の剣を手に入れました
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