キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
キャプテン森崎外伝スレ6
1 :
森崎名無しさん
:2010/07/14(水) 21:26:57 ID:???
キャプテン森崎に関連したサイドストーリー、番外編用のスレです。
進行は小説形式でも参加型でもなんでもアリです。
コテをつけるかは自己判断ですがわかりやすく工夫したほうがいいかもしれません。(名前欄にタイトルなど)
前の人の作品が完結してから次の人は書き始めましょう。好評な作品は独立するのもありです。
ただあまりに過度にキャラを変えてしまうと本編に支障をきたすおそれもあるので程々に。
自信がない人もどんどん挑戦しましょう!
651 :
森崎名無しさん
:2010/08/13(金) 23:25:11 ID:kCumGX32
A
FW、DF*2、GKとそれなりの選手がいるから、
あとはそこそこのトップ下がいればチームとして安定するはず。
それはそれとしてスレタイですが、
【合言葉は】キャプテン中国【ババァ越え】
とかどうでしょうw
652 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/13(金) 23:32:57 ID:???
>>650
判定によっては野宿です。でも今の美鈴さんなら・・・
ほかに誰もいなかったらそれに決定です。いや、結構私は気に入っているのでそれに決定かも
ババァ越え・・そういえば幻想郷でババァって言われてる人たちってチート能力が多いですね。どうでもいいですが
もしかしたら今日はここまでかもしれません。
653 :
森崎名無しさん
:2010/08/13(金) 23:34:02 ID:bGGQhbLo
A
654 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/13(金) 23:34:53 ID:???
ほかにの前に
>>651
をいれ忘れてしまった・・・
システム面を結構決めないといけないから明日は大変だぁ〜・・・
655 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 15:47:47 ID:J5iDxj/U
A.名有りの選手を仲間に入れよう!成功率・低〜中
美鈴「まだ私のターンは終了してないぜ!!」
A.弱い選手・結構な確立で入りますが外来人の人たちのチームにいる可能性があります。成功率・中
(外来人のチームにいる場合・極小よりちょっと上)
B.それなりの選手・まあまあの確立で入りますが美鈴はどちらかというと弱い選手よりなので見下したりするかもしれません。
成功率・中の下(外来人のチームにいる場合・極小)
C強い選手・ほとんどの確立で入りません。もし入ったとしても美鈴よりほぼすべて上なので意見を言います(しかも美鈴より信頼度が高い)
最悪、乗っ取られるかもしれません。成功率・低(外来人のチームにいる場合・無理)
※魔理沙はさっきの試合で美鈴が頑張ったのを見たのでわずかに仲間にしやすくなっています。
ageで投票してください。それ以外は無効です。
先に2票入った選択肢に進みます。
(選んだ後、さらに分岐します。)
残り行動回数は1回です
656 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 16:00:27 ID:4tXpBEWQ
A
求む:自己主張の少なめのトップ下
657 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 16:07:10 ID:GgHiGDEU
A
秋姉妹だと成功すると1回で2人はいるからお得?
658 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 16:18:03 ID:J5iDxj/U
>>656
ヒント・全員能力値はあまり変わらない。
ヒント2・強くなるほど自己主張が多い
>>657
いえ、ただ私が面倒なのでまとめてる(ry
まあ本当なら判定で「○○出るなら私も〜」が出た場合2人一緒に仲間になるはずですが
行動回数が1回しか残ってないのでさらに可能性は低くなっています。というかいない可能性もあります(妖怪以外)
A.弱い選手
美鈴「弱い選手しかありえないですよねー・・・いるかな?」
弱い選手一覧 FW・リグル ルーミア 橙 メルラン ミスティア
MF・小悪魔 ルナサ 秋姉妹(穣子、静葉) 雛
DF・チルノ レティ
万能(器用貧乏)・大妖精 うどんげ てゐ メディスン にとり 小傘 リリー姉妹(W,B) 輝夜
GK・輝夜 にとり リリー姉妹(W,B) 大妖精 フラン(分身) ジャック
※フラン(分身)はGKしかできません。
※2 ジャックは必殺技を覚えず、能力もあまりあがりませんが必ず入ってくれます。
しかも行動回数は減りません
ageで投票してください。それ以外は無効です。
先に2票入った選択肢に進みます。
残り行動回数は1回です。
659 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 16:27:58 ID:???
追記
やっぱりよく考えた結果、
「まあ本当なら判定で「○○出るなら私も〜」が出た場合2人一緒に仲間になるはず」
はやめておきます。さすがにこの名有りの数でそれをすると
リリー姉妹&秋姉妹を入れるのが簡単になって名有りばっかりのヌルげーになりそうですし
たまには名無しのことも思い出してやってください・・・
660 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 16:34:28 ID:4tXpBEWQ
雛
いい感じで厄いこのチームにぴったりだと思う
とりあえず私はこの辺で名有りは打ち止めにするつもりだけど、
「名有りのデメリット』「名無しのメリット』を喧伝しないと、
「もっと名有りが欲しい!』「全員名有りがいい!」という人は出て来ると思うよ。
661 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 16:36:55 ID:GgHiGDEU
雛
名無しだとすぐ集めれて試合できるのがメリットかな?
662 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 16:49:30 ID:J5iDxj/U
>>660
,
>>661
そうですね。独立したときにそのことも書こうと思います。
・・・実は名無しが一番最強になりやすいかも。
A.雛
美鈴「くるくるくるくる・・・あれだけ回って何故目が回らないのか興味があります。
まあ、ずっと回っていたらなれるのと同じなのかな?」
守矢スタジアム
美鈴「厄いぜ・・・かわいいぜ・・ん?ああ!グラウンドに!グラウンドに!」
先着1名様で
SAN値が減ってきております・! card
JOKER・雛「私だって巨大化できるはず!」やめてください!
ダイヤ、ハート・雛「・・あら?」 初対面だから仕方がないね
スペード・もういなかった・・・
クラブ・人間と一緒に厄を集めにいきます。 遅かった・・・
663 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 16:52:41 ID:???
SAN値が減ってきております・
ダイヤ8
664 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 16:53:16 ID:???
ちょっと文章訂正
美鈴「くるくるくるくる・・・あれだけ回って何故目が回らないのか興味があります。
まあ、ずっと回っていたらなれるのと同じなのかな?」→
美鈴「くるくるくるくる・・・あれだけ回って何故目が回らないのか興味があります。
まあ初めは駄目でも回っていたら慣れるし、いつも回っていたらいつかずっと回っていても大丈夫になるのかな?」
665 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 17:11:42 ID:???
SAN値が減ってきております・ ダイヤ8
ダイヤ、ハート・雛「・・あら?」 初対面だから仕方がないね
雛「・・・あら?」
特徴的な長くて赤いリボンそしてスカートには厄の字を崩したような柄がある彼女の名前は鍵山雛。厄神である。
彼女の周りには体力の厄が見えており通常近づいただけで不幸になるが結界のおかげでその可能性はなくなった・・と思う。
美鈴「(とりあえず初対面だから名前を名乗るが先ね・・)はじめまして。紅美鈴です。」
雛「はじめまして。私は鍵山雛です。えっと・・私に何か御用ですか?・・まさか厄取り?」
美鈴「いえ、いきなりですが私のチームに入ってほしいんですけど・・・」
雛「厄いわ・・・」
美鈴「へ?」
雛「あなたのチーム、特に貴方が厄をもってそうだわ・・」
美鈴「(これは考えている・・・ってことでいいんだよね?)」
美鈴さんは不幸の塊・5+! card
雛・5+(初対面−チームの厄さ・−1)+! card
美鈴−雛が・・・
0以上・雛「入らせてもらいます。」やったー!
−1以下・雛「・・・いえ。私はこのチームでやっていきたいので・・・」ざんねん!
666 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 17:25:38 ID:???
美鈴さんは不幸の塊・5+
ハートK
こい!
667 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 17:30:06 ID:???
雛・5+(初対面−チームの厄さ・−1)+
ハートQ
668 :
森崎名無しさん
:2010/08/14(土) 17:31:57 ID:???
なんという高度な交渉だw
669 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 17:45:03 ID:J5iDxj/U
何この引きのよさ。怖い。
何気にKを出す美鈴も怖い。
>>668
高度すぎて私には扱えません・・・
美鈴さんは不幸の塊・5+ ハートK=18
雛・5+(初対面−チームの厄さ・−1)+ ハートQ=16
次美鈴が交渉系でKかJOKERを引くとスキルがもらえます。
0以上・雛「入らせてもらいます。」やったー!
美鈴「お願いします!人手が足りないんです!」
美鈴はさすがに初対面じゃ普通に頼んでも無理と判断し土下座をしているぐらいの気持ちで頼んだ。
もちろんはじめは断るつもりだった雛も美鈴の必死の交渉を聞いていくうちに助けたいという気持ちが芽生え・・
雛「・・しょうがないですね。貴方のチームに入ります。」
美鈴「や、やったー!!・・・でも本当にいいんですか?」
雛「ええ。貴方の厄はほとんどが他人に振り回されるものばかりでかわいそうでしたし、
チームに入って間もないから問題はないです。・・でも私サッカーあまりなれてませんよ?」
美鈴「大丈夫ですよ!私がちゃんと教えます!」
雛「ありがとうございます。では。」
美鈴「(やったー!!・・今日は運がいいのか悪いのかわからない日だったな〜・・・)」
雛が仲間になりました。
670 :
タイトル未明
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 17:53:32 ID:J5iDxj/U
とりあえず、スレタイは
>>651
の【合言葉は】キャプテン中国【ババァ越え】でいいでしょうか?
30分待って意見などがなければ
>>651
に決定します。
671 :
キャプテン中国
◆7PVpbDOlcI
:2010/08/14(土) 20:24:49 ID:???
独立しました。もし応援してくれる人がいたらこれからもよろしくお願いします。
【合言葉は】キャプテン中国【ババァ越え】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1281778652/1-100
672 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 15:39:09 ID:1CoRyahs
ジノ・ヘルナンデスで外伝を考えています。
設定としては、ワールドユースにてイタリアが惨敗を喫した後の話。
イタリアリーグの話となります。
つまらないネタですが、よろしければ感想を下さい。
673 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 15:44:08 ID:1CoRyahs
ワールドユース、惨敗………。
全イタリアを激怒させた、アズリーニ(小さなアズーリ。イタリアユース代表の事)。
ジェンティーレ「ユーベから干されて、Bにレンタルです……('A`)」
ストラット「プロビンチャのどこかに、レンタル移籍が決定しました(´・ω・)」
ランピオン「スタンドが指定席です……(;´・`)」
主力達が軒並み評価を下げ、干され、放出されてゆく。
このような例はまだ幸福なうちで……
ブルノ「解雇………………?」
ピュアデス「C1移籍………しかも完全………」
など、悲しい現実を味わう者も………。
所変わり、インテルミラノ事務所。
ジノ・ヘルナンデスと葵の二人は、オーナーに呼び出されていた。
モラッティ「わしがインテルオーナー、松下喪埒土である!」
痩躯の壮年紳士が、本を片手に振り返る。
漫画を読む事がマイブームであり、愛読書はジャンプ系のコミックスらしい。
気に入った選手は、金に糸目をつけずに買うという、悪癖も持ち合わせている。
最近、忍者ムーブをするGKをフリーエージェントで手に入れたらしく、ご満悦。
674 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 15:49:57 ID:1CoRyahs
モラッティ「今日、貴様らを呼んだのは他でもない。契約の話である。」
相好と口調が全く合っていない。
どう見ても優しい壮年紳士が、何故こうした芝居がかった口調をするのか…。
ジノ「契約………」
葵「ユースから昇格、という意味で、ですか?」
二人の言葉に、モラッティが少し悲しそうな表情を浮かべる。
「うむ……。知っての通り、我がインテルは世界のビッグクラブである。
貴様ら二人の活躍は顕著であり、他所のトップチームでも、十二分に通用するであろう。」
ジノ「なら、俺達は…」
葵「クビ?!」
モラッティ「クビではない。トップの契約はする………が、条件もある。
二人とも、セリエBのチームへレンタル移籍してもらう。」
葵「レンタルって、インテルから追い出される、って事?!」
葵の言葉に、モラッティが頷く。
モラッティ「我がインテルの選手層は、世界一ィィィイィィなのだ。
貴様らを最初から世界一ィィィイの選手層に組み入れるより、
試合に出れるBのほうへ送る事にした。それだけである。」
675 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 16:01:02 ID:1CoRyahs
モラッティの言葉に、二人が黙る。
モラッティ「世間では、ワールドユースで惨敗したから、
貴様らに厳しい評価をつけている、などという馬鹿な話もある。
だが、わしに言わせると、ワールドユースの結果は、あくまでも目安に過ぎん。
単純に、貴様らにはまだ、インテルでプレイするだけの力が無い。それだけだ。」
厳しい言葉だが、正鵠。
確かに今の自分達のレベルでは、世界有数のクラブのスタメンは取れない。
ジノ「レンタル移籍、と言われましたが、僕もシンゴも、
インテルの契約選手になる、という事ですよね?」
モラッティ「うむ。貴様らには、年俸4万ユーロを支払う(1ユーロ150円)。単年の契約を用意した。
貴様らの活躍によって、これは上下する。
単年契約にした理由は、一年様子を見る為だ。我がインテルの選手として戦力になるか否か。」
676 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 16:14:54 ID:???
葵「Bで結果を出せば、インテルに戻れる、というわけですか。」
モラッティ「その通り。わしもこの決断をするのには、苦慮した。
有望な若手を切るというのは、かなり苦痛でな。」
二人を見るモラッティの目は、優しい。
ジノ「一年後、俺もシンゴも再び戻ってきますよ……。」
葵「レンタル先のチームをAに引き上げて、ですけどね!」
二人の言葉に、モラッティが頼もしそうに頷く。
モラッティ「この紙に貴様らのレンタル先が書いてある。
さぁ、行け。そして、再び戻って来い。我がインテルは、貴様らの凱旋を待っている。」
松下喪埒土。
インテルオーナー。チームへ対する愛は、人一倍。
事務所を出たジノは、レンタル先の書いてある紙を見た。
そこには『モデナ』というチーム名が書いてあった。
ジノ(モデナか……。ミラノのすぐ隣りじゃないか。)
出場機会を得るのは、たやすいだろう。
そう思い、紙を封筒に直した。
677 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 16:32:25 ID:???
事務所の近くのカフェ……
インテルユースの面々と、歓談しながら食事を摂る。
ジノ、葵の昇格祝い、そして自分達のこれからを話し、食事は大いに盛り上がった。
マッテオ「まさかシンゴも受かるとはなー」
葵「いや、俺もびっくりしてるんだよ。」
葵「でも、ジノもBにレンタル移籍になるとは思わなかったよ。」
マッテオ「ああ、ジノならインテルでも、すぐスタメンだろ。」
皆の言葉に、ジノが苦笑した。
ジノ「いや…インテルには良いキーパーが多いから、無理だよ。
トルドさんからスタメンを奪うのは、今の俺じゃ無理だ。」
まずは負傷癖を直し、スタミナをつけなくてはならない。
ジノ「俺はモデナに移籍だが……シンゴはどこに移籍なんだ?」
葵「俺は……」
先着一名様で。
★葵の移籍先 ! card ★
JOKER…アタランタ……?Aじゃねーか!
ダイヤ…モデナ
ハート…レッチェ
スペード…バーリ
クラブ…エンポリ
クラブA…ペルージャ
678 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 16:42:14 ID:???
★葵の移籍先
ハートA
★
679 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 16:51:11 ID:???
ストやランがいるってことは、
原作ワールドユース編のシチュエーションで、面子はキャプ森ってこと?
680 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 17:01:28 ID:???
★葵の移籍先 ハートA ★
ハート…レッチェ
葵「レッチェだよ。南部イタリアのチームだ。」
ジノ「レッチェか…。今年降格のチームだな。そういや、あのGK…
クビになったらしいが……」
★レッチェの主力 ! card ★
JOKER…ダイヤ+あのGKは日本に行って、ニンジャを目指すそうだ。
ダイヤ…かなり補強をするようだ。
ハート…それなりに補強するようだ。
スペード…現状維持。
クラブ…カルネバーレがいない。
クラブA…マンチーニ、カルネバーレが抜け、ブルノ健在。
681 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 17:04:19 ID:???
>>679
はい。そうしました。
キャラクターを混成にしないと、トッティ出す羽目になりましたから…。
プロ視線で、少し違う感じにやれたら、と思いまして……。
682 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 17:10:03 ID:???
★レッチェの主力
スペード7
★
683 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 17:37:13 ID:???
★レッチェの主力 スペード7 ★
スペード…現状維持。
葵「降格の時と、あんまり変わってないよ。」
マンチーニ、カルネバーレが主力であり、攻めのスパイスとして葵を獲得したのだろう。
ジノ「そうか。しかし、皆離ればなれになるな…。」
故郷に帰る者もあれば、ミラノに残る者もある。
最強と言われた、インテルユースチーム。
バラバラになろうと、皆で培った友情だけは繋がっていくはずだ。
ジノ「(さて…引っ越す前に、挨拶周りをしないと…。)」
どこに行きますか?
A インテルの一軍
B ミラノ幼稚園
C 近所の公園
D その他
一票選ばれた所へ行きます。
投票はageでお願いします。
684 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 19:29:44 ID:hT4b7LsY
B
フヒヒ
685 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 20:08:12 ID:???
B ミラノ幼稚園
ジノ「(やはりミラノ幼稚園だな。)」
ジノは、ユース代表に名を連ねた時から、欠かさずにやっている事がある。
それは、幼稚園でのボランティア活動である。
気さくな、地元のヒーロー。
それがジノの評価である。
ミラニスタ、インテリスタ関係なくジノの行動に感心し、幼稚園から表彰された事もある。
園児からも
「インテルは嫌いだけど、ジノは大好き」
と慕われ、この世代の幼稚園児達の一番のヒーローは、ジノ・ヘルナンデスである。
…保母達からの熱い視線を独占するのも、彼であるが…一向に気にしていない。
それは、彼の少し変わった性癖にあった。
ジノ「(ネネちゃん、泣くだろうな…マリアちゃんも…(ry)」
そう。ジノは、幼い子供が大好きなのだ。
先着一名様で。
★ジノの守備範囲 ! card ★
JOKER…諸君、私はロリータが好きだ。
ダイヤ…普通に同世代も大丈夫だけど、可愛いしね。
ハート…同世代は、ちょっとなぁ。高校生位までかな。
スペード…中学生位までなら、なんとか…
クラブ…幼稚園から小学生位が最高かな。
クラブA…時代は年上を求めている。熟女だ。
686 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 20:09:39 ID:???
★ジノの守備範囲
ダイヤ2
★
687 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 21:09:24 ID:???
★ジノの守備範囲 ダイヤ2 ★
ダイヤ…普通に同世代も大丈夫だけど、可愛いしね。
ジノには信念があった。それは…
『YESロリータ!NOタッチ!』
である。
お世話になった幼稚園への恩返しで、活動しはじめた慈善活動。
そこで性的な悪戯を受けた子供を見て、胸が締めつけられる思いと共に猛烈な吐き気に襲われた。
どうしてこんな可愛い子供が、こんな思いをしなきゃいけないんだ?
素が優しい性格のジノは、悪戯するペドフェリアを憎み、子供を愛するようになった。
ジノの『子供好き』は、一般的な子供好きのそれと変わらない方向の『子供好き』である。
口の悪いチームメイト達からは『ロリナンデス』と、よくからかわれたが…
皆、ジノの優しい性格を思い、暖かく見守っていた。
…恋愛については、その優しさで詰めをよく誤るが、それもまた彼の個性だろう。
ジノ「…おっと…もうミラノ幼稚園か。」
通い慣れた道を歩み、ミラノ幼稚園の門を開ける。
「あ!ジノだ!」
子供達が目敏くジノを見つけ、ジノに駆け寄った。
先着一名様で。
★来た子供は? ! card ★
JOKER…マリー「ヘルナンデスさん、お久しぶりです!」
ダイヤ…二つ結びの女の子
ハート…黒髪の先生
スペード…股間を丸出しにした男の子
クラブ…ぼーっとした男の子
クラブA…マフィア…?
688 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 21:15:20 ID:???
★来た子供は?
ダイヤ7
★
ジノ・ヘルナンデス…彼が後にギャングスターとなろうとは(ry
689 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 21:45:44 ID:???
★来た子供は? ダイヤ7 ★
ダイヤ…二つ結びの女の子
快活そうな女の子が、ジノの胸に飛び込んだ。
ジノ「やぁ、お久しぶりだね、ネネちゃん。」
ジノの笑顔に、ネネと呼ばれた女の子が破顔する。
ネネ「うん!ジノ、おままごとやろうよ!」
ジノを砂場へ引っ張ろうとするネネ。
砂場では、坊主頭の気弱な男の子が、心の底からホッとした表情を浮かべている……。
きっと、ネネの好きな昼メロに付き合わされていたのだろう。心痛察するに余りある。
ジノ「……ああ、また後でね。今日は先生に用があるから。」
ジノは、そう言い幼稚園へと向かった。
…坊主頭の少年の、怨念の篭った視線を感じたが…気のせいだと思う事にした。
園長室。そこには、一見マフィアのような男が座っていた。
ジノ「園長先生、こんにちは。」
園長「ん?ああ、ジノ君。こんにちは。」
外見とは掛け離れた優しい声色と、優しい性格。
優しい園長先生は、父兄にも好評だ。
………玄人裸足の外見以外は。
園長「そうですか…レンタル移籍…。」
ジノ「ええ。…隣の県の、モデナですが。」
ジノの言葉に、園長先生は残念そうに答えた。
園長「子供達も、淋しがりますね……。」
690 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 22:13:47 ID:???
園長「……君の門出を祝いたいのですが、私に出来る事は、これ位です。」
園長先生は、そう言うと机を開け、ジノに何かを手渡した。
先着一名様で。
★こ、これは! ! card ★
JOKER…ドーピングコンソメスープ
ダイヤ…トラットリア・バッカナーレ、モデナ店への地図
ハート…流れ職人の寿司屋への地図
スペード…五番街飯店への地図
クラブ…リトルグルメ専門店への地図
クラブA…日ノ出食堂モデナ店への地図
691 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 22:20:40 ID:???
★こ、これは!
ダイヤJ
★
692 :
森崎名無しさん
:2010/08/15(日) 22:34:15 ID:???
なんだこのダイヤ連続。
ジノ・ヘルナンデス…この男、持っておる!
693 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 22:56:08 ID:???
★こ、これは! ダイヤJ ★
ダイヤ…トラットリア・バッカナーレ、モデナ店の地図
園長「料理店の地図です。…安価で、美味しさには定評のあるお店ですよ。」
園長先生は、そう言うとにっこり笑った。
ミラノ幼稚園の教室に立ち、皆に移籍の話を伝える。
反応はそれぞれだったが、一番泣いたのは、ネネだった。
ネネ「ジノがどこにも行かないように、ジノを殺して私も死ぬーッ!」
という過激な事を口走り、日本人のシンノスケから止められていた。
シンノスケ「ジノ…どこかに行っちゃうの?」
訛りの酷いイタリア語で、シンノスケがジノに声をかける。
シンノスケ「オラ達に、ジノを忘れられない身体にしたくせに〜。」
ジノは苦笑し、シンノスケの頭に手を置く。
ジノ「…すぐに戻ってくるさ。」
シンノスケは、その手を払う。
シンノスケ「……大人はそうやって嘘をつくゾ。」
むくれたシンノスケが、ジノを睨む。
ジノ「約束するさ。それに、隣の県なんだ。たまには顔を出すさ。」
そう言うと、納得したらしいシンノスケは、笑顔でシンノスケ調に戻った。
シンノスケ「モデナには可愛い子いるかなぁ。」
ジノ「いるかもなぁ。」
シンノスケ「綺麗なおねいさんいたら、紹介してね。」
ジノ「…5歳児にか?」
挨拶もそこそこに、ミラノ幼稚園を出る。
園児達の思いが詰まった折り紙を貰い、明日への力を貰った。
明日は、ついに移籍先へと行く。
ジノ・ヘルナンデス。
明日からプロ一年生。
694 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/15(日) 23:05:21 ID:???
本日はここまでにします。
…こんな感じに進めていきたい、と考えていまして…
綺麗なジノになってしまい、びっくりしました……。
695 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 07:17:28 ID:+5tYlLKw
翌朝…。新聞には、ジノたちの移籍を伝える文が、1ページに渡り書かれていた。
先着三名様で。
★ジェンティーレの移籍先 ! card ★
★ストラットの移籍先 ! card ★
★バンビーノの移籍先 ! card ★
JOKER…モデナ/モデナ/ミラン
ダイヤ…パレルモ/ボローニャ/モデナ
ハート…ペルージャ/ブレシア/エンポリ
スペード…コモ/ジェノア/トリノ
クラブ…レッチェ/カリアリ/レッジーナ
696 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 07:20:38 ID:???
★ジェンティーレの移籍先
クラブK
★
697 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 07:29:32 ID:???
★ストラットの移籍先
ハートK
★
698 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 07:39:51 ID:???
★バンビーノの移籍先
スペード10
★
699 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 07:50:11 ID:???
ジェンティーレ…レッチェ
ストラット…ブレシア
バンビーノ…トリノ
ジノ「ジェンティーレは、レッチェにレンタル…って、レッチェ?!」
現状維持のはずのレッチェが、補強の目玉として上げたのは、ジェンティーレだった。
『ライバル関係にあった、インテルの太陽王子シンゴ・アオイと共にレッチェへ。
レッチェは昇格の第一候補として上げられるであろう。』
ジノ「そりゃそうだよ…セリエAでも通用する二人がいるわけだし…」
次の行には、ストラットの移籍先があった。
ジノ「ブレシアか。Aのチームだな。」
『ミラン期待の若手ストライカーは、イタリアの至宝の元へ。
ストラット、ロベルト・マッツォの2トップは他チームにとっても脅威になるであろう。』
ジノ「マッツォとプレイするのか…。うらやましい。」
隅に小さくバンビーノの移籍先もあり、バンビーノはトリノに移籍とあった。
『かつてのミランの星は、Bで輝きを取り戻せるか?』
一行の寸評だったが、怪我から復帰したばかりだけに仕方ない所である。
700 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 08:26:09 ID:???
ジノ「えーと…他には…ヒューガがレッジーナにレンタルで、同世代ではその位か。」
Bに経験を積みに、良い選手達が行くようだ。
ジノ「油断出来ないな。しかし、敵が強い程倒しがいもある。」
沸々とたぎる感情を抑えつつ、ジノはモデナのチーム特集を見た。
『モデナ、補強の目玉はジノ・ヘルナンデス!
ワールドユースでは奮わなかったが、元々の能力は一流。
モデナは良い買い物をした。』
ジノ「期待に応えてみせるさ。…他は…」
『MFにはブラジルよりリベリオ、FWにはカメルーンよりカマーチョが入団内定。
育成枠扱いか、日本の大学よりヒロシ・ナガヌマを獲得する見込み。
戦力としては中庸ではあるが、楽しみな顔ぶれである。』
ジノ「日本は、ジョカトーレまで輸出するのか…。
しかし、ヒロシ・ナガヌマとは…?聞いた事がない名前だな。」
一先ず、昇格第一候補はレッチェで間違いないようだ。
次にレッジーナ、それから少し落ちてモデナらしい。
気を引き締めていかなくては。
ジノは改めて気合いを入れた。
(ヒロシ・ナガヌマとは、水色時代のアレです。
色々辛い目に遭ってきていますので、関わる事があれば優しく接してあげて下さい。)
701 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 08:53:59 ID:???
ミラノから30分。
イタリアの誇る自動車メーカー、フェラーリのお膝元。
それがモデナ県である。
街のカラーは、黄色。フェラーリのイメージで、赤と見られがちだが
赤は、イタリアを象徴するそうである。
ジノはクラブ事務所に行った。
ロマノ「やあ、ジノ。私がモデナの代表、ロマノだ。」
恰幅のよい男がジノに握手をしてきた。
挨拶もそこそこに、ロマノはジノ達、新加入選手を連れて練習場へ行く。
練習場では、キャプテンであるモンテゼーモロ(この話のオリジナルキャラクター)に紹介された。
モンテゼーモロ「よろしく、ジノ。」
爽やかな好青年、といった感のある人間だ。
モンテゼーモロ「何かあれば、何でも相談してくれ。」
爽やかな印象を残し、モンテゼーモロは練習に戻った。
その場に残されたのは、新加入の4人…。
ジノ「(さて…誰と話すか……)」
1票入った人に話しかけます。投票は、ageでお願いします。
A リベリオ
B カマーチョ
C ヒロシ
D 話さない
702 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/08/16(月) 09:18:29 ID:NZtUXWqU
B
おお、ついに新外伝をスタートさせたのですね!
キレイなジノ、そしてイタリアの若手選手らが繰り広げるBでの熱戦に期待しています。
そしていきなり解雇のブルノさんの行方は・・・w
実は私はリアルサッカー知識がかなり乏しいので、この外伝でも色々勉強させて下さい。
投票やカードは基本的に名無しでコッソリ参加しますw
では頑張って下さいね!
703 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 10:13:58 ID:???
>>702
三杉さん、ありがとうございます。
そんなたいした知識でもないですので、あまり期待されても、という所ですが…。
B カマーチョ
ジノは、となりにいたカマーチョに声をかける事にした。
堂々たる体躯に、意志の強さを感じさせる目…。
いかにも強そうな男だ。
ジノ「やあ、カマーチョ。はじめまして。」
カマーチョ「…ジノ・ヘルナンデス……俺、知ってる。強いキーパー…。」
まだイタリア語は苦手らしい。
カマーチョ「イタリアの、子供達の、ヒーロー。カメルーンでも、有名。」
ジノ「褒めてくれるね…。君は、ワールドユースに出ていなかったけど…」
カマーチョ「チャンドラーに、負けた。俺、代表になれなかった。」
そう言うと、カマーチョは目を閉じる。
カマーチョ「チャンドラー、Bのキエーヴォに行った。俺、チャンドラーと戦う為にここに来た。」
ジノ「レイモンド・チャンドラーもBにいるのか…。」
想像以上に厳しい戦いになりそうだ。
カマーチョ「でも、安心した。ジノ・ヘルナンデスがいるなら、負けない。」
カマーチョは、そう言うと白い歯を見せて笑った。
カマーチョ「俺、ゴール決める。ジノ・ヘルナンデス、ゴール守る。
モデナ、強くなる。」
カマーチョの言葉に、ジノは苦笑しつつも握手を求めた。
ジノ「ジノでいいよ。よろしく、カマーチョ。」
人好きのする笑顔で、カマーチョは握手に応じた。
カマーチョと話していたら、監督が来て、本日は解散で、明日から練習参加という事になった。
※カマーチョの友好度が上がりました。
カマーチョ→(良い人)→ジノ
704 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 10:18:46 ID:???
ジノ「さて…今からどうするか。」
1票入った選択肢で行動します。ageで投票して下さい。
A 新加入選手と交流する
B 幼稚園に行く
C チームメイトと食事に行くか
D 練習する
E その他
705 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 10:22:07 ID:???
A
706 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 12:39:36 ID:NV2CpSiQ
C
707 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 16:04:28 ID:???
C チームメイトと食事に行こう
ジノ「(チームメイトと食事に行くか。どうせしばらく寮生活だし、
キャンプインすればロクなものを食べられない。)」
ジノは、近くにいた新加入選手達に声をかけ、食事に行く約束をした。
モデナ郊外の、モデナ独身寮。見た目は石造りで酷いが、中身は快適そのものである。
ジノ「(随分しっかりした建物だな。これなら、防犯も大丈夫だろう。)」
長沼「(うぇ…こんな所に住むのかよ…)」
リベリオ「(な、何だここは…!貴族の家か?!)」
カマーチョ「これは…夢か…。素晴らしい…」
イタリア人にとっては珍しくもない建物だが、日本人からは、壊れそうなあばら家に見える。
ブラジル人(スラム出身)、カメルーン人(山岳民族)からすると、お伽話の世界のような光景だ。
それぞれの部屋に荷物を置き、ロビーに集まる。
肩肘張った格好の長沼、スーツ姿のカマーチョ、ラフな格好のリベリオ…
内心、冷や汗をかきつつ、ジノは地図を取り出した。
1票投票されたほうに行きます。投票はageでお願いします。
A トラットリア・バッカナーレへ行く
B 皆入れるような店を探す
708 :
森崎名無しさん
:2010/08/16(月) 16:27:42 ID:pidtlht2
B
あれ?水色時代の二人って結局続編で別れそうになりつつくっついんたんじゃなかったっけ?
709 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 20:45:00 ID:???
>>708
ええ、原作ではそうですね。
ここのヒロシくんは、新水色の北野みたいな感じです。
B 皆入れるような店を探す
トラットリア・バッカナーレは、一般的なレストランだが…さすがにリベリオのような格好の人間も入れるとは思えない。
ジノ「どうだろう、皆、親睦を兼ねて、バール(酒場)に行かないか?勿論アルコールはダメだが…」
ジノの言葉に、リベリオが渋い顔をする。
リベリオ「バール行くなら、カイビリーニャ(ブラジルのお酒)飲まねーと行った気がしねーよ。」
天沼「俺もビールが…」
カマーチョ「俺…ワイン…」
ジノ「……屋台に行こう。」
三人「「「………」」」
むくれる三人だったが、この中でイタリア人は、ジノ一人。
そして地域の期待の新人が飲酒など見逃すわけがない。
渋々ながら承知した三人だったが、屋台に着いた後はご機嫌そのものだった。
リベリオ「イタリアって、飯うめぇよなー。」
長沼「確かに。イタリアって、食い意地に関してはすげーって話だよな。」
串に刺さった鶏を食べながら、上機嫌に二人が笑う。
ジノ「(うう…せっかくの夕飯が、こんな屋台で……。)」
イタリア人は、夕飯を何よりの楽しみとする。
ジノは、実はトラットリア・バッカナーレに行くのが楽しみだった。
カマーチョ「……うまい。懐かしい空気だ。」
カマーチョの言葉が救いだが、ジノにとっては不満たらたらの夕食であった……。
※天沼、リベリオ、カマーチョとの友好度が上がりました。
710 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 22:06:19 ID:???
ここでひとつ、中話を。
現在、予定しているストーリーの半分を消化していまして、ここから先…
ストーリーを消化し、ゲームの部分を判断して頂いてから、独立を考えようと思っています。
ゲームの基本ルールは、通常のcardです。
システム的に特に変わる事はありませんが、枠外は採用しません。
独自のシステムと言えるのは、次の事柄位です。
※キャラクターのイベントについて。
フラグを立て、消化していくパターンのキャラクターと、チェーン式にイベントがあるキャラクターに分けます。
少しネタバレすると、現在チェーンイベントのキャラクターは、ヒロシくん、敵ではブルノです。
チェーンイベントのキャラクターは、イベント消化まで殆ど役立たずですが、
イベントを完了させると、超覚醒が待っていますが、イベントを断ち切ると終わりです。
※車の所有について。
ホームゲーム、オフの時に使えるツールで、ガッツの消費なく、短時間で移動可能です。
デートやイベントにも使用可能です。
年間1000ユーロほどの維持費がかかり、当然ながら故障もします。
故障したら、最悪廃車です。
廃車になれば、車は失われます。
こちらの事柄について、何か意見があれば、お聞かせ下さい。
711 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 22:59:04 ID:???
リベリオ「そういやさ、俺…コリンチャンスだったけど、あそこ無茶苦茶だったぜ。」
テンションが上がったらしい、リベリオが饒舌になる。
リベリオ「経営は無茶苦茶だわ、給料は遅れるわ、たまに逃げるわ…最低だったな。」
ケラケラ笑うリベリオ。
カマーチョ「……俺、パンクしたバスで、12時間かけて遠征した。」
リベリオ「おお!すっげー!あれ、マジでオーナー殺したくなるよな!」
カマーチョ「うん。」
ジノ「(く、苦労してるんだな…)」
ジノが冷や汗をかく。
リベリオ「…そういやさ、ジノはワールドユース出たんだろ?」
ジノ「ん、ああ。惨敗したけどな。」
苦いものを飲み込んだような表情で、ジノが答える。
リベリオ「俺もなー…ワールドユースの前の大会で、コインブラってヤツにポジション奪われたんだよ。
で、セレソンになんか、呼ばれもしなくなったぜ!」
カマーチョ「それ、俺も同じ。チャンドラー、絶対負かす。」
リベリオ「負かせられたらいいけどよ、そいつFWに転向してよ!ひでーと思わね?
な、ひでーんだよ!俺は必死にMFで頑張ってんのに!」
ジノ「コインブラ相手だろ?そりゃ分が悪いよ。」
リベリオ「あ、それ言う?それ言っちゃう?」
リベリオが大仰に、傷ついた、とゼスチャーする。
ジノ、カマーチョ、リベリオの三人で大笑いする中、一人暗い表情を浮かべている男がいた。
712 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/16(月) 23:46:40 ID:???
長沼「(……勢いでここまで来たけど、俺…こんな所にいていいのか…?)」
まさか二部のチームに、ジノ・ヘルナンデスや、コリンチャンスの10番、カメルーンの元ユース代表がいるなんて。
しかも、同期に。
二年前、とある出来事で自分の限界を超えた。
怒り、失望、絶望…。
スウェーデンユース代表の、レビンからヒントを得たシュートを身につけ…
そして彼女は、自分の手が届かない所へと去っていった。
彼女は、物語を読んだ読者の称賛を受け…
自分が得たものは、対戦相手の呪詛と、ユニバ世界大会での得点王の称号。
??「ヒロシくん、今までありがとう…でも私、戻れないの…楽しかったあの頃に……
大人になるって、悲しい事なの……」
??「…………ガ!おい、ナガ!」
長沼「おわぁああ!」
回想の世界から現実に引き戻され、長沼は叫び声を上げた。
リベリオ「………ったく。本当に日本人ってわかんねぇな。あの奇行やらかすキーパーやら、お前やら。」
リベリオが大仰に肩をすくめる。
リベリオ「…でよぉ、俺らの経歴話してたんだけど、お前は謎が多くてよ。
ちっと話してくれね?」
先着一名様で。
★全てを語るか? ! card ★
JOKER…洗いざらい話す。
ダイヤ…ユニバ世界大会の話をする
ハート…大学生活を話す
スペード…高校生活を話す
クラブ…どうしてここにいるのか、わからない。
713 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 02:29:24 ID:???
★全てを語るか?
ハートJ
★
ageていいんじゃよ?
714 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 07:53:53 ID:J2GvOsPA
>>713
すみません。つい習慣で…。
★全てを話すか? ハートJ ★
ハート…大学生活を話す。
長沼「いや、一応俺は大学でサッカー…カルチョをしていて…無名の選手だったよ。」
ジノ「へぇ?そう言えば、年齢的には僕達の4つ上になるんだっけ?」
長沼「ああ。森崎や翼と違って、代表には無縁だけど。」
リベリオ「俺やカマーチョと同じで、ポジション奪われたとか?」
リベリオの言葉に、長沼は苦笑しながら首を振る。
長沼「いや、代表自体に呼ばれてない。大学の選抜に入った位か。」
ジノ「……珍しいパターンだな。シンゴや、アカイみたいにユース出身でイタリアにいるならともかく、
国のリーグを経験せずにイタリアに来るなんて。」
カマーチョ「…トライアウトに参加したのか?」
長沼「いや…スカウトされて、イタリアに来た。正直、自分でも驚いている。」
長沼の言葉に全員が頭を抱える。
ジノ「(………何から何まで違うな……。そんな無名選手を、何故獲得するのか…)」
リベリオ「(有力なスポンサーと、コネでもあるのか?…でも、そんな風でもねぇし…)」
カマーチョ「(…日本人、わからない。)」
自分達の常識の範疇外にいる。
普通、国内リーグで結果を出してからイタリアなど、海外に来るものだ。
リベリオも、コリンチャンスを牽引したOMFであり、
カマーチョも、国内リーグで結果を出したCFWである。
ジノ「(彼は、何か特別なスキルがあるのだろうか…。)」
イタリアでも通用する資質、または能力。ならば代表入りするはずだが……
リベリオ「……まあよ、門限まで間があるし、少しボール蹴らね?ほら、公園にゴールもボールもあるしよ。」
リベリオが、隣の公園を指さす。
ジノ「ああ、そうだな。軽くやるか。」
715 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 08:28:39 ID:???
公園のゴール前…
アップを済ませた四人が、ボールを回す。
カマーチョ「…一張羅が汚れてしまうな…。」
リベリオ「なら、パンツ一枚でやれよ。」
カマーチョ「そうだな。」
リベリオ「…おい、やめろ。謝るから。」
本当に脱ぎかねないカマーチョに、リベリオが青い顔をした。
軽くパスを回す。
ジノ「(リベリオは、やはり上手いな。)」
言動からは信じられない位、丁寧なパスを出す。
ワールドユースで見た、ブラジルユース代表と比較しても遜色はない。
ジノ「(カマーチョも、独特なリズムがある。)」
大きな身体を揺らし、独特のタイミングでボールを受ける。
ジノ「(ナガは…)」
トラップも、パスも平均以下。技術も大して上手くない。
ジノ「(…本当に、何故彼が?シンゴとは比較にならない。インテルユースでも通用しないレベルだ…。)」
しばらく身体を動かし、暖まった所で、ジノがゴールマウスに立つ。
ジノ「さあ、来い。」
ペナルティエリアの外。GKの実力を見るにはちょうど良い所だ。
リベリオ「先陣切るぜ。こいつが俺のバナナシュートだ!」
先着二名様で。
★リベリオ バナナシュート 55 + ! card (完全フリー+2)=★
★ジノ キャッチ 60 + ! card (黄金の右腕+5)=★
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
1= バナナシュートがゴールに突き刺さる!
0以上= 止めた!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
716 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 09:27:10 ID:???
★リベリオ バナナシュート 55 +
スペードQ
(完全フリー+2)=★
717 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 09:46:57 ID:???
★ジノ キャッチ 60 +
ハート7
(黄金の右腕+5)=★
718 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 10:31:13 ID:???
★リベリオ バナナシュート 55 + スペードQ (完全フリー+2)=69★
★ジノ キャッチ 60 + ハート7 (黄金の右腕+5)=72★
攻撃側−守備側が0以上= 止めた!
リベリオのバナナシュートは、本人も納得のキレを見せた。
ゴール左隅へと向かうシュート。
ポストの隅をかすめる位の角度であり、見ていた三人は、ゴールを確信した。
ジノ「良いシュートだ。」
普通のGKならば、外れると判断して追う事を止めるか、飛びついたとしても、ボールを取れない位のシュートだ。
ジノは、迷いなくボールへ向かう。
リベリオ「なにィ!」
俊敏な動きと、跳躍力。そして判断力。パーフェクトGKの面目躍如である。
ボールは、ジノの右腕に収まっていた。
リベリオ「マジかよ!」
リベリオが、唖然とした表情でジノを見る。
カマーチョ「さすが…ジノ。次、俺蹴る。」
先着二名様で。
★カマーチョ ドラケンスマッシュ 58 + ! card (完全フリー+2)★
★ジノ キャッチ 60 + ! card (黄金の右腕+5)★
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
1以上=ドラケンスマッシュが、ゴールに突き刺さる!
0以下=止めた!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
719 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 11:03:50 ID:???
★カマーチョ ドラケンスマッシュ 58 +
スペード3
(完全フリー+2)★
テキストだけならsage、選択肢やカードがある時はageと決めると分かり易いかと。
だいたいの外伝はそんな感じでは?
720 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 11:12:50 ID:???
★ジノ キャッチ 60 +
ダイヤ2
(黄金の右腕+5)★
721 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 11:40:03 ID:J2GvOsPA
>>719
ありがとうございます。そうします。
★カマーチョ ドラケンスマッシュ 58 + スペード3 (完全フリー+2)=63★
★ジノ キャッチ 60 + ダイヤ2 (黄金の右腕+5)=67★
攻撃側−守備側が0以上= 止めた!
カマーチョは、力み過ぎた。
一張羅を汚したくない気持ちも手伝い、ドラケンスマッシュは、情けない程の威力となった。
当然、ジノの守るゴールを割れるわけもなく…
カマーチョ「ぐ………」
リベリオ「あっちゃー…力んだな。」
ジノ「(芯を喰えば、威力あるシュートになるだろうな。)」
リベリオ「最後は、ナガだな。」
長沼「い、いや、俺はいいよ。」
慌てて手を振る、長沼。
カマーチョ「謙遜、良くない。」
共に恥をかけ、と言わんばかりにカマーチョが背中を押す。
リベリオ「どーせ決められっこないから、恥かいとけ。な?」
カマーチョ「一流GKと対戦する機会、大事。」
二人に背中を押され、渋々長沼はボールを置いた。
長沼「ジノ。触るなよ?絶対に触るなよ?」
ジノ「余程のシュートらしいな。来い!」
先着二名様で。
★長沼 ??? 56 + ! card (完全フリー+2)=★
★ジノ キャッチ 60 + ! card (黄金の右腕+5)=★
攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。
1以上=???が、ゴールに突き刺さる!
0以下=こ、これは?!
【順番どおりではない書き込みは無効です】
722 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 12:10:17 ID:???
★長沼 ??? 56 +
ダイヤ5
(完全フリー+2)=★
723 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 12:41:02 ID:???
★ジノ キャッチ 60 +
クラブ6
(黄金の右腕+5)=★
724 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 13:07:36 ID:J2GvOsPA
★長沼 ??? 56 + ダイヤ5 (完全フリー+2)=63★
★ジノ キャッチ 60 + クラブ6 (黄金の右腕+5)=72★
攻撃側−守備側が0以上= こ…これは!
長沼は、一度キックフェイントを入れてボールを浮かせた。
ジノ「(一人時間差か。)」
しかし、蹴り出されたボールはあくまでも凡庸。キャッチする事も難しくはない。
ジノ「(……ん?)」
ボールに、何か変な回転がかかっている…。
この回転は……
ジノ「(!)」
咄嗟にパンチングに切り替え、ボールを側面から叩く。
ボールは、派手に上がりクリアされた。
ジノ「(こ…これは、レヴィンシュート……)」
『フィールドの破壊神』と、同じシュートだった。
長沼「大丈夫か!だから触るなと……」
長沼がジノに駆け寄る。
何と言いますか?
『2』票入った選択を選びます。投票は、ageでお願いします。
A 二度と使うな。カルチョは殺し合いじゃない。
B 凄いシュートだ。得点王を狙えるぞ。
C こんな危険なシュートを、何故覚えた?
D その他
725 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 13:25:09 ID:QTg7cw9Q
C
726 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 13:51:20 ID:hDQV1fYg
D
……お前自身のシュートは持っていないのか?
+持っていないならC
727 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 13:56:29 ID:HwT2GhgE
君は人が殺したいのか、こんな危険なシュートを身につけて?
とといかけてからC
728 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 14:26:51 ID:???
>>726
ヒロシくんは、自分のシュートを持っていません。
…ここまで堕ちたのにも、彼なりの理由があります。
C こんな危険なシュートを、何故覚えた?
ジノ「…君は人を殺したいのか……?こんな危険なシュートを……」
長沼「………え?」
ジノ「こんな危険なシュートを、何故覚えた?」
幸い、ワールドユースで防ぎ方を見ていたから防げた。
それ以外なら、間違いなく負傷していただろう。
長沼「いや…スクリュー回転のシュートなら、取りづらいと思って…」
長沼の目が泳ぐ。
ジノ「嘘だ!危険なシュートだと知っていなければ、触るななどとは言えない!」
ジノの剣幕に、長沼が怯む。
ジノ「……君がスカウトされた理由がわかったよ。君は、このシュートで得点を量産した。」
長沼は、否定も肯定もしない。ただ、黙るのみである。
ジノ「あれは、事実上キャッチ出来ないシュートだ。特に、キーパーがギリギリ届く所を狙うとね。
キック力の無さを逆手に取って、GKを誘い出す。キャッチしようとしたキーパーは、大怪我をする。」
ジノの言葉にリベリオ、カマーチョの顔が青くなる。
リベリオ「…ひでぇ…」
さっきのシュートを見て、リベリオは余裕でブロック出来ると考えていた。
ジノの言う事が本当なら、ブロックしていたら、大怪我していたはずだ。
729 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 15:00:42 ID:???
ジノ「本家のレヴィンは、このシュートの危険性を考えて封印した。
このシュートは、下手すると相手のジョカトーレとしての命を奪う危険のあるシュートなんだぞ!」
ワールドユースで、猛威を振るった『悪魔の一撃』。
レヴィンのように出来る者ならともかく、並のFWが使えば負傷者続出だろう。
なまじブロックやキャッチしやすいだけに恐ろしい。
長沼「俺は……これしかなかった。」
長沼の言葉に、カマーチョが激怒した。
カマーチョ「相手を、ぶち壊す。それが、お前のカルチョなのか?!」
多少のラフプレイもあり、多少の削り合いもある。それもサッカーだが…
リベリオ「……最悪じゃねーか……。」
興味を無くした風に、リベリオが歩き出す。
リベリオ「…あー、ジノ、カマーチョ、今日は楽しかったぜ。」
長沼の前に立ち、襟首を掴む。
リベリオ「お前、少し考えろ。ジノが気付かずキャッチしてたらどうすんだよ。」
長沼「…………。」
リベリオ「……けっ!楽しい時間だったのによ!台なしだぜ!」
そこから全員醒めてしまい、寮に戻る。
全員無言で歩き、誰も口を開こうとしなかった。
ジノ「(あのシュートだけはダメだ。しかし、あのシュートが無ければ、ナガは通用しない…)」
730 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 15:31:43 ID:???
>>レヴィンシュート
サイクロンの理論を考えると、自分の脚をも破壊する可能性があるんじゃないか?
731 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 15:54:23 ID:???
>>730
鋭い考察、恐れ入ります。
ヒロシくんは、乱発のツケが既に顕れてきています…。
次の更新は、夜になると思います。
732 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 20:33:23 ID:???
ジノは寮に戻り、ベッドに横になり、ぼんやりと今日の事を思った。
新加入のうち二人は、それぞれに個性があり、それぞれ頼れる選手である事はわかった。
しかし、あの日本人…
悪魔のシュート、レヴィンシュートを操るとは、正直驚いた。
驚いたと同時に、悲しくもなった。
だからこそ怒った。
『相手を壊す事を承知で、危険なシュートを放つ』
これは、まともな思考の人間には出来ない。
それを乱発し、ゴールを量産したという事実。
対戦相手に、再起不能者が出ていてもおかしくはない。
そこまでやる理由は…?
見た所、彼はそんな壊れた人間には見えない。
(…彼は、何故あんな悲しいシュートを覚えたんだ…?)
理由がわからない。
この時、ジノは考えつかなかった。
悪魔の力に頼る者は、必ずその代償を払う事に……。
733 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 22:00:26 ID:J2GvOsPA
ジノ「(……まだ消灯まで間があるな。誰かの部屋に行くか、明日に備えて寝るか…)」
『2』票選ばれたほうを選択します。ageで投票して下さい。
A リベリオの部屋に行く
B カマーチョの部屋に行く
C 長沼の部屋に行く
D 食堂で食べ物を漁る
E 寝る
F その他
734 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 22:03:40 ID:PiBmn36Q
C
さっさとNEWレヴィンシュートを開発してくれんと、
戦力として勘定できないんだよなぁ。
(あるいは「回転力を破壊力ではなくキャッチをはじく力にだけ使う」シュートとか)
735 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 22:16:34 ID:k3z80LBU
C
736 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/17(火) 23:05:06 ID:???
C 長沼の部屋へ行く
ジノ「(長沼の部屋に行くか。今日の事もあるし…)」
ジノは、長沼の部屋に行く事にした。
ジノ「ナガ、入っていいか?」
長沼「……ん?ジノか。少し待ってくれ。」
しばらくの間の後、鍵が開けられ、ジノは中に迎えられた。
中は、色々なものがあったが、ただ一つだけ異様な存在感を出すものがあった。
塗り潰された写真…
隣に写る少年は、長沼だろうか。あどけなさの残るその写真に、今の長沼の面影は無い。
ジノ「(さて…何を話すか。)」
『1』票選ばれたほうを選択します。ageで投票をお願いします。
A 写真について聞く
B シュートを改造しないか?
C 世間話をする
D その他
737 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 23:19:14 ID:7cMrpoRE
a
738 :
森崎名無しさん
:2010/08/17(火) 23:20:09 ID:PiBmn36Q
A
えぐるぜー超えぐるぜー
739 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 00:05:21 ID:???
A 写真について聞く
しばらく他愛ない話をしていたジノだが、やはり気になるのは、異様な存在感のある写真…。
塗り潰された人物の隣にいるのは、まさか長沼なのか?
塗り潰された人物は、一体誰なのか………。
チラチラと、つい写真を見てしまう。
長沼もそれに気付き、聞くな、と目で牽制してくる……。
長沼「…………。」
ジノ「…………。」
お互い、気まず過ぎる時間が流れる。
ジノ「……ナガ、一つ聞いて」
長沼「断る。」
そんな会話を何度か繰り返した後、根負けしたように長沼が口を開く。
長沼「……昔の恋人だよ。隣にいるのは俺だ。」
ジノ「Σ(゚A゚;)」
現在の長沼は、坊主頭に険しい目をしており…あまりに似て似つかない姿である。
ジノ「……塗り潰されているほう、だよな?」
長沼「神に誓って、俺はノーマルだ。」
740 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 00:32:45 ID:Yi5W2uzo
ジノ「………変わったんだなぁ……」
長沼もまだ22。幼さが残っていてもおかしくないはずだが…
思わず写真を見比べ、長沼を再び見る。
ジノ「(……別人じゃないか……。)」
苦労は、人相すら変えるのだろうか。
長沼「……よくある話さ。こいつにフラれた。以上だよ。」
ジノ「(………相当こっぴどいフラれ方をしたんだな……。人格崩壊モノの……)」
長沼の脳裏に、その時の苦い情景が広がる……。
??「〇〇さんと……そういう事、した。」
??「ヒロシくんといても、将来が不安だから…」
長沼「優子…………(TAT)」
ジノ「なっ?!ナガ?!!」
いきなり泣きはじめた長沼に、ジノが驚く。
長沼「…ご、ごめん…少しトイレに行ってくる……」
長沼は立ち上がり、駆け出すように部屋を出た。
部屋に一人残されたジノは、長沼の机の上に残された手紙を発見した。
ジノ「これは…手紙か。……日本語は、少しならわかるが……」
『2』票入ったほうを選択します。投票はageでお願いします。
手紙を読みますか?
A 手紙は読む為にある!
B さすがにプライバシー侵害だろ、常識的に考えて…
741 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 01:11:17 ID:vUCVJO6c
A
イタリア男的には「新しい恋を見つけなよ、
世界の半分は女だぜ」とか励ますべきなんだろうか
742 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 05:05:39 ID:Yi5W2uzo
すみません、一票に短縮します。
A 手紙は読む為にある
長沼に悪い、と思いつつも、ジノは好奇心に負けた…。
長沼の情緒不安定の理由も、この手紙にあるかも知れない、と自分に言い訳しつつ、手紙を見る。
ジノ「読めない文字も、多々あるな…。」
『××ヒロシくんへ
イタリアへ行ったと聞いて、××××……(ジノの語学力では読めず)
ずっとサッカー頑張っていたからね。
ずっと見てたから。
それで、私は××××…(読めない…)
彼と……(読めない…)
(読めない…)イタリアに来ようと考えています。
カッコイイ所を見せてくれると信じています。
××より。
PS 彼とは(読めない…)』
ジノ「……ともかく、全体的な意味は不明だが…今度、この手紙の主がイタリアへ来るのか。」
手紙を直した所で、長沼が戻ってきた。
長沼「…悪かったな、ジノ。話はまだあるか?」
ジノ「(さて…何を話すか…)」
時間的に、最後の会話になります。
一票入ったほうを選択します。投票はageでお願いします。
A その手紙は?
B 新しいシュートを覚えないか?
C 何故レヴィンシュートを撃つ?
D その他
743 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 06:06:18 ID:TS8vwMiU
D
C+いつから撃っていた?
744 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 08:35:28 ID:csGVvWq6
D
C+何時から撃っていた?
ジノ程の男ならシューターへの負担だって見抜ける筈…!
と言うかこの板で正当派GKを主人公にしてるのは珍しい気がする。
一例
・魔王
・変態
・中華攻撃的GK
・戦争も出来るGK
・音撃戦士
・聖帝
745 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 11:11:09 ID:???
>>744
今回の会話の中で気付くはずです。
本当は、三杉さんから本家取りし、ジャッポネーゼ・ニンジャキーパー・ブルノ外伝をしようとしていましたが…
バランス的に最適なバランスを見つけられず、正統派のキーパー外伝にしました。
D C+何時から撃っていた?
ジノ「単刀直入に聞く。何故レヴィンシュートを撃つ?そして、いつから撃っていた?」
ジノの言葉に、長沼は言葉を詰まらせた。
しばしの沈黙…。
二人の視線が何度か交錯する。
長沼「………理由は………言えない。」
ジノ「そうか。……さっき言っていた、ユウコ。その人に関係がある話なのか?」
長沼の顔色が変わる。
ジノ「図星か。無理に話せとは言わない…。ナガが話したくなれば、話すといい。」
ジノ「(…しかし、レヴィンといい、ナガといい、このシュートの使い手は、ピュアな心の持ち主という決まりでもあるのか?)」
自分には絶対無理だ。
GKは、切り替えの早さが信条。
これまでフラれまくってきたが、一度も引きずった事はない。
ジノ「(………心が痛いのは、気のせいだな。うん。)」
何か、自分で自分のトラウマをえぐった気がした……。
ジノ「(ん……?)」
視線を落とした時、偶然長沼の右足が目に入った。
746 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 11:41:52 ID:Yi5W2uzo
ジノ「!」
足首に目を落とした時、つい目を疑った。
長沼の足首が尋常でない位、内出血していたのだ。
ジノ「……さっきの質問だが……何時から撃っていた?」
長沼「一年半位前…かな?」
長沼の言葉に、ジノは絶句した。いくらレガースが無いとはいえ、ボールを一度シュートした位では普通こうはならない。
ジノ「(何だ、これは…。異常じゃないか……!)」
ジノは、レヴィンシュートの仕組みを考えた。
レヴィンシュートは、錐揉み回転をかけて打ち出すシュート……
ジノ「(何で俺は気付かなかったんだ?!あのシュートは、足に異常に負担をかけるんだ……!)」
殺傷能力すらあるシュート。それを撃つ足は生身………。それを一年半の長きにわたり、撃っていた…
ジノ「(…これで解った…。彼のボールコントロールが上手くない理由が……)」
足に、重大な故障を抱える寸前の状態なのだ。
レヴィンは、科学トレーニングをして鉄の身体を持っていた。
長沼が、大学でどんなトレーニングをしていたかは知らないが、レヴィンに勝るトレーニングはしていないだろう。
ジノ「ナガ…」
『2』票入ったほうを選択します。投票はageでお願いします。
何を言いますか?
A 君は、このシュートで何を得た?
B 別の、ナガのシュートを身につけろ。
C 二度と、このシュートは撃つな。
D 身体さえ順応すれば、別のシュートになる。
E その他
747 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 11:45:28 ID:csGVvWq6
E
(つまり逆に考えるんだ…足に故障を抱えた状態で並の動きが出来るなら才能があると)
「ナガ、暫くこのシュートを封印して基礎トレーニングに励むんだ。
そうすれば、君はまったく別のジョカトーレに化ける」
748 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 13:48:04 ID:sdx73psA
・・これってぜんぶ・・かな?
E
(つまり逆に考えるんだ…足に故障を抱えた状態で並の動きが出来るなら才能があると)
「ナガ、暫くこのシュートを封印して基礎トレーニングに励むんだ。
そうすれば、君はまったく別のジョカトーレに化ける」
749 :
森崎名無しさん
:2010/08/18(水) 14:07:08 ID:???
>>744
そも、主役じゃなくてもGKはぶっ飛んでる人多い件
究極
ローリング
大回転
無我の境地
虹のビオレッタ
エレクトロファイヤー
ホワイトファング
これ全部セービング技なんだぜ……
750 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 14:45:22 ID:???
E (つまり逆に考えるんだ…足に故障を抱えた状態で並の動きが出来るなら才能があると)
ジノ「ナガ、暫くこのシュートを封印して基礎トレーニングに励むんだ。
そうすれば、君はまったく別のジョカトーレに化ける。」
長沼「……え?」
ジノの言葉に、長沼が意外そうな顔をする。
長沼「………ジノ、俺は外国人だぜ?国外で、そんな長い目で見てくれるわけ…」
その言葉に、ジノが笑う。
ジノ「日本国内でも無名の君が、イタリアのプロとすぐに渡り合えると思っているのか?」
長沼「俺には、あのシュートが……」
ジノ「僕に、あっさり弾かれたシュートの事か?」
長沼は、あからさまに不快な表情を浮かべた。
ジノ「あのシュートは、悪魔のシュートだ。君の身体を蝕み、必ず壊す。そして…
身体に故障を抱えた状態で、並のプレイが出来る。これは、君には才能がある何よりの証明さ。」
長沼「そんな…俺に才能なんて…」
限界を抱えたから、悪魔の力を借りたのだ。
ジノ「その悪魔のシュートを撃つには…?」
長沼「ボールに回転を与える為に、キックフェイントからのチップキック…あ!」
長沼は、ようやく合点がいった。このチップキックだけでも武器になる、と。
このチップキックだけでも時間差になり、相手を惑わせられる。
ジノ「悪魔のシュートを、応用するには…?」
長沼「基礎の力がいる…」
ジノ「なら、話は簡単だな。」
751 :
タイトル考え中
◆k6jzzkzejA
:2010/08/18(水) 15:15:50 ID:???
険の取れた表情で、長沼は礼を言う。
ジノ「たいしたことじゃないさ。」
その表情は、年相応に幼く、優しく見えた。
ジノ「……で、その手紙のお相手はどうするんだ?」
長沼「さぁな。てか、見たな?」
ジノ「日本語わからない。」
長沼「………胡散臭いなぁ……。お前、チームメイトに日本人いなかったっけ?」
ピクリ、とジノの肩が震える。
長沼「………やっぱり見てんじゃねぇか!」
長沼の部屋から、脱兎の如き勢いでジノが逃げ出す。
ジノ「相談料、相談料!その代わりだよ!安いもんだろ!」
長沼「やかましい!部屋に押しかけてきたくせに!」
物音に、リベリオ達が顔を出す。
リベリオ「おっ、二次会か?」
カマーチョ「馬鹿騒ぎ、悪くない。」
新加入選手達が、廊下で騒ぎ出す。
ジノ「そんなんだと、愛しのユーコに嫌われるぞ!」
長沼「既に嫌われとるわ!」
リベリオ「何?ナガ、女にフラれたの?」
カマーチョ「俺、結婚してるから、アドバイスは出来る。」
三人「「「何ィ!」」」
???「静かになさい、このお馬鹿さん達はーッ!」
373KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24