キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【めざせ】小田Jr.の野望20【影のキャプテン】
1 :
小田ジュニア
◆P6f1cIsEKQ
:2010/08/22(日) 18:57:31 ID:lYYz2is6
これは『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
中学時代全国制覇した偉大(?)な父小田強の跡を継ぐ小田猛(小5)となって
全国制覇を目指す物語です。
基本的にロムってる方の投票やカードの引きによって物語は進行します。
また基本的には『現代』ですが厳密に計算すると色々とおかしいところが発生しますので
時代考証は無用でお願いします。
ここまでのあらすじ
5年生の冬。平日面でもサッカー面でも水面下で大きく物語が蠢こうとしています。
ジュニアは人間に戻ったり、秋津姫の小瓶の力をサッカーに転用したりであまり力を求めていない様子。
しかし、サッカー能力は様々なブーストをかますことでようやく軌道に乗り試合でも
活躍できるようになりました。
現在
ついに始まった冬季大会。この大会で優勝できなければ修哲小が独立したり、NIKEに人材が
流出したりで大変になりそうなこのごろ。
シードであるため2回戦から参加した南葛SCの相手は駿河小。救世主という敵に回すとこれ以上ない程
厄介なスキルを持つ矢島の存在と、駿河の執拗な縦ポンサッカーに一方的となると予想していた
展開は大番狂わせ。肉薄する試合となりました。しかし、それでも地力で大きく勝る南葛SCが
2点のリードを奪い残り時間数分。最後の攻防が始まります。
そしてジュニアは起死回生のフラッグとなりそうな『ロングフィールドパス』を覚えて気分は
気分はボランチ転向?…といった20弾です!
892 :
890
:2010/09/06(月) 00:49:27 ID:???
>>891
なんだか言い方がよくなかった気がする。ごめんよ。
そのままだといざって時に身動きとれないと思って。
反対意見がなければ自分も「E:丸薬を放り込んでB」にしちゃうけどいい?
893 :
886
:2010/09/06(月) 00:51:42 ID:???
ああいや、別に傷ついたりとかそういうことはないので安心してくれ。
正直言えば俺は毎度この種の「ちょっとだけ違う自由選択」を繰り返してるので、
そろそろJrさんが嫌がってないかなあ、と思って最初はこれをやらなかったと言う背景があっただけなのよ。
894 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 00:52:08 ID:???
うん、まあそれが一番無難な気が
895 :
890
:2010/09/06(月) 00:56:37 ID:bTRXptVg
5分経ったので、それでは失礼して…
E:丸薬を放り込んでB
896 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 16:05:06 ID:Q77JaTD6
E.丸薬を放り込んでB
小(っち!丸薬飲んでないのか…仕方がない、危険は承知で無理やり飲ませて大蛇の中に引きずっていくか)
その行動によりどれだけ時間がロスするのかはわからない。それでも放っていくには少々の後味の悪さを
感じてしまいジュニアはおせっかいを焼く事にする。
おせっかい(?)なジュニア→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤハートスペード8以上 特に何事も無く大蛇の内部へ!
スペード7以下クラブ9以上 身の危険を感じた(?)雷獣が最後の一息でびりっと雷光を飛ばす。
クラブ8以下 他の首の流れ弾が飛んでくる!!!
となります。
897 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 16:08:23 ID:???
おせっかい(?)なジュニア→
クラブ8
898 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 16:09:25 ID:???
す、すまん……
899 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 16:34:28 ID:???
ピンポイントで悪い意味でいつもと変わらない引き
全外伝で最も波乱が起こる男は伊達じゃない
900 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 16:52:13 ID:Q77JaTD6
おせっかい(?)なジュニア→クラブ8
クラブ8以下 他の首の流れ弾が飛んでくる!!!
丸薬を口に放り込むというたった1動作。引きずって移動させる事に比べれば明らかに短い時間ですむ
ほんの10秒も掛からないであろう短い時間。
しかし、緊迫した戦場ではたったその数秒が命取りになるということもある。
ドガン!!!
それは空中から打ち下ろされた流れ弾。もしまだ六の首と戦っているのであれば、その大蛇の超巨体
が文字通り壁となりジュニアたちまで影響を受ける事はない。しかし、今のこの空間は完全に無防備。
しかも、黒くよどんだ霧によりパッと見ではまだそこに誰かいるなどとだれも思わないだろう。
背後に迫る死→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ どこからとも無くやってきた不思議な力で完全防御!その隙に雷獣を引きずり大蛇の中に駆け込む!
ハート 瀕死の雷獣がとっさに庇い雷獣死亡。ジュニアダメージ数字×3!
スペード 雷獣と丁度半々ずつダメージを喰らい雷獣死亡。ジュニアダメージ数字×6!!!
クラブ 直撃!数字×12のダメージ!!
となります。
901 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 16:53:59 ID:???
背後に迫る死→
クラブA
902 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 17:10:49 ID:???
マモノさんが…助けてくれた?
903 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 17:29:21 ID:???
これ、Jr.が12点くらって雷獣生存だよね?
904 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 17:34:06 ID:Q77JaTD6
背後に迫る死→クラブA
クラブ 直撃!数字×12のダメージ!!
12ダメージ!!
現在体力45/145 ガッツ60/590
ジュニアにとって運が良かった事。それはこの黒い霧が魔素を吸収する性質があったこと。そして
めくらでっぽうに放った攻撃の一つであり、直撃とはいえ威力そのものはたいしたこと無かった
ことの2点である。
とはいえ、ジュニアは知らない事だが、何故黒い霧が魔素を吸収するのかを考えると決して
喜んでいい状況ではないのだが…
小「げ、げほ…げほ…い…生きてる…っか…」
サッカーなどでもよく飛ばされるジュニア。その経験から冷静にダメージ自体はたいした事
ないことを確認する。
しかし、かといって全てが万事うまくいったわけではない。ジュニアは直撃で吹き飛ばされた事により、
雷獣との距離が微妙になってしまう。
〜〜〜
905 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 17:35:54 ID:Q77JaTD6
〜〜〜
そしてその頃…
一の首対マリー→! card
二の首対どろしー→! card+(弱点完全看破+1)
四の首対セラヴィ→! card
六の首対セリリ→! card
???対???→! card
ウィッチの判断→! card
各3行の2名さまで! cardのスペースを抜いてコピペってください。
その数字が一定以上超えると撃破、逆に一定時間までに一定値を超えなければ敗北します。
(相性と能力差により必要な数字は全ての首で異なります)
※ここもJOKERは一撃撃破ではなく15として数えます。
ウィッチの判断はダイヤハートでセリリの援護、スペードクラブでドラコを探しに行きます。
906 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 17:39:22 ID:???
一の首対マリー→
スペード2
二の首対どろしー→
クラブ4
+(弱点完全看破+1)
四の首対セラヴィ→
クラブ10
907 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 17:39:44 ID:???
六の首対セリリ→
スペード9
???対???→
ダイヤA
ウィッチの判断→
クラブ3
908 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 19:00:08 ID:???
しかし長いな
909 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 19:15:12 ID:Q77JaTD6
一の首対マリー→スペード2
累積ダメージ49 敗北濃厚な展開
二の首対どろしー→クラブ4+(弱点完全看破+2)=6
累積ダメージ52 互角な展開
四の首対セラヴィ→クラブ10
累積ダメージ50 勝利!
六の首対セリリ→スペード9
累積ダメージ54 互角な展開
???対???→ダイヤA
累積ダメージ35
ウィッチの判断→クラブ3
ドラコを探しに向かう!
910 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 19:16:27 ID:Q77JaTD6
一の首対マリー
必殺のN/Aを使ったマリー。決戦兵器だった格段の威力を持つ爆弾だが、こともあろうか
首は既に空間に干渉する力を得ており、最大限の効果をもたらす事は出来なかった。
マリー「いやぁ、まいったまいった。これで時の石版も通じないんだよね」
既にチートの極致であるフェーリング陣などが無効化されることを確認しているマルローネ。
ギガフラムを全て渡した事で攻撃力不足となったとはいえ、正直ここまで不利な展開になるとは
思っていなかった。
ごわわわーーー!!!
どうするべきか思案する彼女の頭上を炎が疾る。
マリー「こうなったら…」
フォルモントを投げつけ敵の行動を制限していた彼女は分の悪い賭けに走らざるを得なくなる。
911 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 19:17:27 ID:Q77JaTD6
二の首対どろしー
両者決め手の無いどろしーと二の首。両者じりじりと精神と体力が削られていくという我慢比べが
ひたすらに続いている。
どろしー(しいねちゃんまで被害を与えず、こいつを倒すのも骨が折れるわね。でも絶対に助け出す
からまっているのよ!)
四の首対セラヴィ
本気になった彼が負ける要素などほとんど無かった。
ドガバキダギャ!!!
特に属性を決めない純粋な魔法弾を次々と打ち込み、気がつけば四の首は霧となり霧散していた。
セラヴィ「本当にもう。心配ばかりかけるんですから。…死んではいませんよね?」
いつの間にか横たわっている犬…もとい、狼男のリーヤの息を確認し、ほっとしたように一旦
安全と思える場所にリーヤを誘導させるセラヴィだった。
912 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 19:18:29 ID:Q77JaTD6
六の首対セリリ
守勢に入ったセリリの底力は信じられない。もともと回復魔法と守備魔法に定評があり、
一旦水膜の魔法で防御壁を作ると、攻撃力強化の呪を自身にかけた六の首でさえ完全に
それを打ち破るのは難しく、その間に回復魔法を使って不利だった状況を何とか五分に戻すのだった。
ウィッチの判断
ウィッチ「ドラコの気配が…」
戦闘に夢中で他の心配が出来なかった金髪碧眼のウィッチ。首と戦う前は誰かと戦っているようだったが、
それ以降の気配が読めない。
彼女の能力ならば敵に遅れを取るような事は無いと思うのだが、もし向こうの敵に増援が着ていたり、
他の敵と連戦になっていたとするのなら不利なのは間違いない。
一瞬セリリのことも思うのだが、彼女が守勢に入るならまだ数ターン以上は持ちこたえられるはず。
そう思ったウィッチはドラコを探すために空飛ぶホウキにまたがり、ドラコが最後に確認出来た位置まで
戻る事にする。
ウィッチ「まったく世話が焼ける。約束は守ってもらうんだからね!」
〜〜〜
913 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 19:19:30 ID:Q77JaTD6
そしてジュニア。
小「ちぃ!雷獣は…まだ生きているか。丸薬の効果が効いてきたみたいだけど…」
のそのそと起き上がる雷獣。
どうしますか?
A.大蛇の入り口に行き、こっちこっちと呼び寄せる。
B.生きているならもう放っておこう。時間が無いので大蛇の中に入る。
C.自分から雷獣の元にいってみる。
D.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
914 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 19:39:37 ID:???
ここまでしたんだし、やっぱりAか?
915 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 20:34:10 ID:???
時間もかなりたっているので…
ジュニア大蛇の前で→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ A.大蛇の入り口に行き、こっちこっちと呼び寄せる。
ハート B.生きているならもう放っておこう。時間が無いので大蛇の中に入る。
スペード C.自分から雷獣の元にいってみる。
クラブ 考え事をしているうちに雷獣は無言で去っていった。
となります。
916 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:36:08 ID:Fn7b7VFM
A
917 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:41:07 ID:???
ジュニア大蛇の前で→
スペード2
918 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 20:55:05 ID:Q77JaTD6
ジュニア大蛇の前で→スペード2
スペード C.自分から雷獣の元にいってみる。
小(……考え事をしていても仕方が無い。いっちょいってみるか)
呼び寄せてみる案も考えては見るのだが、首の時の記憶があれば敵対した記憶、首の時の記憶がなければ
見ず知らずの子供、…どちらにしてもいきなり信用させるのは不可能に限りなく近い。
運良く丸薬を飲ませたのが自分だという認識があったとしても、あの雷獣がまつろわぬ民の
仲間である可能性も捨てきれない。ジュニアは意を決すると虎穴にいずんば虎児を得ずとばかりに
雷獣の元へと駆け寄ってみる。
雷獣はいい奴悪い奴?→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ いい奴でも悪い奴でもなかったが、丸薬を飲ませてくれたことは感謝しているようだった。
ハート いい奴でも悪い奴でもなく、自身の意志で丸薬を飲まないことを選んでおり感謝はなかったようだ。
スペード 悪い奴だったが、ジュニアの行動に対して戸惑っている。
クラブ 悪い奴だった!!!元気になった事で襲い掛かってくる!
又、全てのカードでA.2だった場合、またしても流れ弾が飛んできます!
919 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:56:57 ID:???
基本外れか。まあ仕方ない
920 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:57:39 ID:???
雷獣はいい奴悪い奴?→
クラブ7
いっくぞー!
921 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:57:44 ID:???
雷獣はいい奴悪い奴?→
スペードK
922 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 20:58:51 ID:???
なにィ!?
923 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:00:15 ID:???
…死んだかな、流石に
924 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 21:13:23 ID:Q77JaTD6
雷獣はいい奴悪い奴?→クラブ7
クラブ 悪い奴だった!!!元気になった事で襲い掛かってくる!
凶悪そうな顔をした雷獣…
ジュニアでも引きずることが出来そうなサイズの獣だったため油断があったのだろう。
しかし、それは見るものが見れば立派な『鵺』と呼ばれる種だった。
鵺「ヒョーヒョー…」
奇怪な鳥のような声で威嚇を始める雷獣とも呼ばれる鵺。それはかの源頼政が討ち取ったとされるものに
比べると遥かに小さく、もし奇襲をかけることが出来ればジュニアでも勝機があったかもしれない。
しかし、今回奇襲を行ったのはジュニアではなく、雷獣鵺であった。
ピギャーーーーー!!!!
元気になった事で雷光を張り、稲妻をジュニアへ向けて飛ばす!首の時に比べると威力は小さいのだが
それでも今のジュニアが喰らえば致命は必至である。
925 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 21:14:26 ID:Q77JaTD6
小(まずい!避けきれない!!!!)
あなたは…死にます→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤ どこからともなく不思議な力でバリヤーが張られる。
ダイヤ以外 ………
となります。
926 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:18:13 ID:???
あなたは…死にます→
ハート6
927 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:32:20 ID:???
おもいっきりドボンだったかーw
928 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:33:55 ID:???
20スレ目にて一死、よくもったほうです
929 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:34:10 ID:???
お人よしパワーで最大の難関をクリアして(マリーとの縁がなければ絶対勝てなかった)、
お人よしパワーでその直後に死す。まあJrらしいっちゃJrらしいんじゃないかねw
930 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 21:38:38 ID:Q77JaTD6
あなたは…死にます→ハート6
ダイヤ以外 ………
深い深い霧の中…ジュニアは自らの命が途切れる瞬間を感じていた。
小(……こんな…こんなところで…俺は死ぬのか…?)
まどろむ意識、消え去る感覚、流れる走馬灯、そしてこの焦燥感…
小(焦燥感……!?)
ジュニアは覚えている。この焦燥感。どこか…そこまで遠くない昔、感じた事が…ある。
そして気付く。
自分がまだ死んでいないことを…
ガバ!!!
ジュニアは閉じられていた瞳を思いっきり見開く。いま、何があるのかを知るために。
そして辺り一体は白に塗りつぶされる。
〜〜〜
931 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 21:40:17 ID:Q77JaTD6
後に残ったのは何かが消滅した後の空間。何かものすごい暴力的な魔法の力で大地は削れ、目の前に
いたはずの雷獣は消え去っている。
小「な、何が…おきたんだ…」
呟く言葉に返事はない。ただ、彼女の…春菜姫の悲痛な泣き叫ぶ声だけが心の中を通し聞こえてくる。
春菜姫「………死んじゃった…」
小「死んだ!?お、俺は生きている…ぞ。この、ぽっかりと胸が開いた感覚…これはなんなんだ?」
気付いている。本当はジュニアも気づいているのだ。何故自分が生きているのか。最後に見た
真白な光が何なのか。
そして、その結果がどういうことをもたらすのか…
だが、それを聞くのを…それを認めるのは絶対に嫌だった。だからジュニアは自分がそんなことにも
気付かない愚か者を演じている。
そして、その心の痛みを知る春菜姫もただしくしくと悲壮な涙の雨の中を1人耐え忍ぶのだった。
〜〜〜
932 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 21:41:44 ID:Q77JaTD6
小「………」
どうしますか?
A.このまま大蛇の中に入る。
B.もう嫌だ!泣き叫んでその場でうずくまる。
C.何があったのか…それを認めるために春菜姫に彼女の最後を聞く。
D.天に向かって何故こんな事になったのかと吼える!!
E.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
933 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:44:00 ID:???
だれか解説よろしく
934 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:46:13 ID:???
まさかティル死亡?
935 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:48:14 ID:???
何にせよ、ここは白紙使ったほうがいいような気がする
936 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:48:31 ID:???
・春菜姫が力を暴走させて雷獣を殺した=非殺主義者である春菜姫は悲しんでいる
じゃないかな? ティルだとしたらまったく語りかけがないのはJrさんの美学と違う気がする。
937 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:50:24 ID:0lBgw3ws
あ、勘違い。【彼女の最後を聞く】って選択肢にあるな。
とするとティルが身代わりになったか・・いろいろ損害がきつすぎるな
まあ、とりあえず現実に直面しておこう
C
938 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:50:27 ID:???
>>936
春菜姫じゃないことはCの選択を見れば分かる
939 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:51:05 ID:???
いや、それだとCの意味が通じなくない?
雷獣が女なんて話はどこにもなかったと思うし
940 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:51:26 ID:nSpaODis
C
ティルかあ…ぬうう
941 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:52:40 ID:???
>>935
いやクリアできなくなるだろ
942 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:56:22 ID:???
ティル、悪魔合体してたらブラックマリアとかになってたのかなあ…
943 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 21:59:58 ID:???
このシナリオをきちんとクリアした上でのボーナスでも目指したほうがいいねー。
個人的には【敵対決定即死亡ってどうなのよ】とは思わなくもないけど、
おそらくデータでは何を出してもJrを殺せるレベルだったんだろう。
944 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:01:04 ID:???
えりるか紫乃って線はないのか
945 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:03:00 ID:???
その2人は【身代わりになって死ななければいけない】ほどに弱くないのよ。
946 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 22:31:47 ID:Q77JaTD6
C.何があったのか…それを認めるために春菜姫に彼女の最後を聞く。
小(………それで…彼女は…ティルはどうして…)
六の首戦後、彼女は3人の中で体力が一番少ないはずだ。ジュニアが彼女を守る事はあっても
逆はないはずである。…たった今までそうだと信じていた。
春菜姫(彼女の…緊急召還の本来の使い方をしたのよ。笑ってた)
ジュニアと共にひとしきり泣き、そして落ち着いた…いや、心が地の底まで沈んだ事で感情の
浮き沈みがなくなった春菜姫がぽつぽつと話す。
あの瞬間、鵺がジュニアに放った雷光に対応できるのは秋津姫の小瓶を使った春菜姫の強引な超憑依でも
ジュニアの持つ式神の符を用いた強制召還でもなく、ティルが持つ、緊急召還だけだった。
本来の緊急召還とはジュニアが危険な時にティルがジュニアの意識から強引に実体化できる
技であり、今回もそういう意味では全くそのとおりだった。しかし、彼女の体力も空同然…
雷撃に耐える事も出来ずそのまま崩壊していくしかなかったはずである。
947 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 22:32:59 ID:Q77JaTD6
しかし、彼女の中には最後の力があった。異世界で体を維持するのに使用した力。使いすぎれば
まったく別のものに変異してしまい、ジュニアにも危害を与えてしまう『威霊の欠片』
それでも彼女は崩壊するだけで終わってしまうことを良しとせず、最後の力でその力を暴走させ
最後のフェアリー・ブレイクで雷獣もろとも消え去ったのだ。
小(ティルが緊急召還を覚えた時…俺は『即死級のトラップに引っかかってもティルが助けてくれる』
なんていっちまったんだよな…なんて馬鹿な…俺は冗談のつもりで…そんな事されたって全然嬉しくない…
後に残されたものの気持ちも少しは、考えてくれよ…)
悲しみに暮れるジュニア。死を覚悟し、目を瞑って意識を手放したことをこんなに悔やんだ事はない。
もしあのときに帰れるのなら…どんな対価を払ってでも帰って、彼女が緊急召還するのを
食い止めただろう。
春菜姫「ティルからの最後の伝言。」
『楽しかったです。花壇でお花を助けてくれたのは本当に嬉しくおもいました。本当に短い間でしたが
マスターと共に生きた1年間は何度も何度も転生した花の命の何倍も何十倍も楽しかったです。
私は消えますが、私は花が咲けば何度でも転生します。きっとマスターが願えば…いつか…
きっと再び出会えます。そのときまで、短いさようならを告げることを許してください』
春菜姫「……だって。」
948 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 22:33:59 ID:Q77JaTD6
小「転生って…だって、彼女はもう花の妖精じゃない……いや、そうだよな。ティル…俺はさようならを
言わない。だって、もう一度…会えるんだろ?」
涙がこぼれないように空を見上げるジュニア。既に天の色は漆黒ではなく、薄く薄く…蒼の侵食が
始まっていた。
小「もう…いかないと…ん?」
天を見上げ大地を見下ろした時に最後にジュニアが見つけたもの。足元にほんの小さく転がっていたそれは
一粒の種と、何かの力を使い終わり真っ黒に変化した欠片だった。
小「……もらって…おくか。形見じゃないぞ。帰ってきたときにきちんと返してやるからな」
ぴこーん!
一粒の種と力を失った威霊の欠片を手に入れました。
(力の失った威霊の欠片を装備することで花のワルツおよびフェアリーダンスを使用可能になります)
〜〜〜
949 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 22:35:30 ID:Q77JaTD6
小(……こんな馬鹿げた争いで…彼女が犠牲になった…だけど…だからこそ、こんなわけのわからない
戦いを終わらせないと…)
悲しみの色をした瞳のジュニア。もう、誰も死なせないという決意。しかし同時にどうして自分だけが
こんな目に遭わなければいけないのかという静かな怒りが身を包んでいた。
どうしますか?
A.ティルの死は無駄に出来ない。このまま大蛇の中に入る。
B.もう嫌だ!やっぱり納得できず泣き叫んでその場でうずくまる。
C.怒りがどうしても収まらない。天に向かって何故こんな事になったのかと吼える!!
D.大声で秋津姫を呼んでどうにかならないか訴えかける。(彼女も別のところで戦闘中です)
E.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
950 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:38:28 ID:/12h5aKc
A
天に吠える系はじじいの出番か、ダーク化ルートか
951 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:39:24 ID:kMGO2MjY
A
952 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 22:51:25 ID:Q77JaTD6
A.ティルの死は無駄に出来ない。このまま大蛇の中に入る。
小(……この戦いを…終わらせる)
ジュニアは涙をぬぐいもせずに漆黒の闇の中に入っていく。
一方…
一の首対マリー→! card
二の首対どろしー→! card+(弱点完全看破+1)
六の首対セリリ→! card
???対???→! card
各2行の2名さまで! cardのスペースを抜いてコピペってください。
その数字が一定以上超えると撃破、逆に一定時間までに一定値を超えなければ敗北します。
(相性と能力差により必要な数字は全ての首で異なります)
※ここもJOKERは一撃撃破ではなく15として数えます。
953 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:52:19 ID:???
一の首対マリー→
スペードJ
二の首対どろしー→
ハートQ
+(弱点完全看破+1)
954 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 22:53:06 ID:???
六の首対セリリ→
スペードA
???対???→
スペードK
955 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:34:51 ID:Q77JaTD6
一の首対マリー→スペードJ
累積ダメージ60 大逆転!!!瀕死ながら勝利!
二の首対どろしー→ハートQ+(弱点完全看破+1)=13
累積ダメージ65 セラヴィが応援に駆けつけ勝利!
六の首対セリリ→スペードA
累積ダメージ56 そうとうヤバイな展開
???対???→スペードK
累積ダメージ48
一の首対マリー
マリー「最後の奥の手よ…」
本来の必殺技である『星と月のソナタ』ではなく、先生の先生の必殺技『大地のラプソディ』を
零レンジで放つマリー。
956 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:36:06 ID:Q77JaTD6
本来全体攻撃であるが故に攻撃力があまり高くないという欠点があるのだが、彼女はその戦闘センスにより
超巨大な首に対してはこちらの方が有利だと残っている魔法力…そして、この世界の魔素の結晶である
魔法石や結晶石、それに魔結晶を全てつぎ込んで発動させる!当然零レンジ攻撃であるが故に自分にも
ダメージがかかり、その身体にかかる負担も半端ではない。しかし、その位置だからこそ
一の首はマリーに攻撃することが出来ず…
最後の最後の賭けでマリーはかろうじて勝利する…
マリー「はぁはぁ…フラン・プファイルより強かったわ。それは間違いないわよ…」
星と月の杖を本来の目的とは異なる本当の杖として体を預けるマルローネだった。
二の首対どろしー
どろしーの魔法力も残り僅か。このままでは勝利はできないと思っていた。
しかし、
セラヴィ「黒髪のどろしーちゃん!今助けますよーーーーー!!」
957 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:37:07 ID:Q77JaTD6
四の首を一足先に倒し、リーヤを杜撰に森の中に隠したセラヴィは彼が歪んだ形で愛している
どろしーに一目散に駆けつけ、恋路を邪魔するものは馬に蹴られろとばかりに魔法弾をうちまくる!!
どろしー「きゃーーーー!あの中にはしいねちゃんがいるのよ!!セラヴィ!止めなさい!」
セラヴィ「大丈夫ですよ。うちのワンワンも平気でした」
どろしー「うちのしいねちゃんは犬とは違って繊細なのよ!」
セラヴィ「む!大丈夫ですよ!」
BOM!BOM!
どろしー「大丈夫じゃない!」
ドシャー!ばしゃー!
超高レベルの魔法使い2人に掛かっては流石の四の首も消え去るしかなかったようである。
958 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:38:11 ID:Q77JaTD6
六の首対セリリ
次々と撃破していく中、唯一苦戦しているのはセリリだった。
ターンが持つという意味ではもっとも長期戦に強いセリリ。しかし、攻撃力の高くない彼女は
どうしても首に対して致命的な攻撃方法は見つからず、このままでは魔法力が消えた瞬間が
彼女の敗北の瞬間となりそうだった。
〜〜〜
1人大蛇の中に入っていくジュニア。手に持つのは防水性の頑丈な懐中電灯。悲しみが足取りを
重くするのだが、だからといって今立ち止まってはそれこそ無駄死にである。
小(……なんというか…明らかに外の世界と違うな…)
外の世界も暗いのだが、それでも風を感じ、草木の息吹を感じ、山火事の暑さを感じた。
しかし、この内部はそういったものは一切感じずに、もし黄泉の国というのがあるとすれば
この暗闇はそこにたどり着く道…黄泉比良坂そのものなのだろうとすら感じる。
小(春菜姫…イワナガヒメのいる位置はつかめるか?)
雷獣にそれを頼めれば一番良かったのだろうが、どうやらアレはドラコがいっていた『自ら虫食いに
身をささげた者』の一つだったのだろう。いきなり襲い掛かり最悪の事態を招いてしまった。
959 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:39:11 ID:Q77JaTD6
春菜姫(……探しているけど…他の気が多すぎて特定できない…外からの感じでは多分尾のほうだと
思うんだけど…)
一種の幽玄ともいえる世界。その中は正邪異なるとはいえ神秘的で余情を伴い、感動的でさえある。
春菜姫の感覚をもってしても見つけるのは不可能に近いと思われたそれだったが…
ジュニア闇の中→! card
! cardのスペースを抜いてコピペってください。
ダイヤハート 何かに導かれるように…それを見つける。
スペード ………迷った。
クラブ 幾多もの恨みの声が…襲い掛かってきた!
となります。
960 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 23:39:42 ID:???
ジュニア闇の中→
ダイヤ7
961 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 23:39:48 ID:???
ジュニア闇の中→
クラブJ
962 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/06(月) 23:46:47 ID:Q77JaTD6
では…6秒差で見つけることに成功したところで今日はここまでです。
あと、950過ぎたのでスレタイを募集します。
【】小田Jr.の野望21【】
もしよろしければどしどしご応募よろしくお願いします。
ではおやすみなさいませ。
963 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 23:52:21 ID:???
乙でした
ソッコー倒すルートにしなかった時点で真面目に修行してようが
>>588
で神引きしようが厳しかったな
関係者が取り込まれる前ならえりるで一発だった
>>783
964 :
森崎名無しさん
:2010/09/06(月) 23:53:12 ID:???
【その果てに】小田Jr.の野望21【待つもの】
乙でした〜
965 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 00:03:10 ID:???
今更遅いとは思うけど、
>>915-917
の流れが本当に?ってなるんですよ…。
>>916
でAが入ってるのにカードランダム優先って…
966 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 00:06:36 ID:???
その結果として【親しんできたキャラ&サッカーにおける重要要素】を
失ったわけだからねえ、気持ちはよくわかる。
過去のことは変えられないにしても、これからのことはどうにかしてほしい、とは思うかな。
967 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 00:09:33 ID:???
>>963
真面目に修業していれば雷獣に攻撃されても死なないだけの体力は残っている→身代わりになる必要はない
が多分正解だよ。
森での回復を単体魔法じゃなくて全体にしてティルも同時に回復してあげていれば
また違った展開だった可能性もあるし。相手は丸薬一個=体力40しか回復していない。
968 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 00:16:36 ID:???
というか引き次第ではマリーさん死亡もありえたのか…
セリリも若干ヤバイし
969 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 11:47:39 ID:J//I0qYo
ティルについては色々議論があるようなので…本来このイベントが終わるまで質問以外レスは控えようと
思っていましたが、あの選択の結果だけ書いておきます。
不要と思われる方はこのレスを読み飛ばしてください。
一つ前の選択にてA.大蛇の入り口に行き、こっちこっちと呼び寄せる。が選ばれた場合。
更に分岐
ダイヤ いい奴でも悪い奴でもなかったが、丸薬を飲ませてくれたことは感謝しているようだった。
(Cと同じ。大蛇の中を案内してくれ、一時的な助っ人となってくれる)
ハート いい奴でも悪い奴でもなく、そのまま森の中に消え去った。
(別イベントで危険な状況になったときの助っ人フラグ取得)
スペード 悪い奴だったが、ジュニアの行動に対して「今回は見逃してやる」といい森の中に消えていく。
(ジュニア大ピンチ時に、借りは返したぞといいながら、助けてくれるフラグ)
クラブ 悪い奴だった!!!元気になった事で襲い掛かってくる!
(Cと同じ。)
今回選ばれたC.自分から雷獣の元にいってみる。の場合。
更に分岐
ダイヤ いい奴でも悪い奴でもなかったが、丸薬を飲ませてくれたことは感謝しているようだった。
(大蛇の中を案内してくれ、一時的な助っ人となってくれる)
ハート いい奴でも悪い奴でもなく、自身の意志で丸薬を飲まないことを選んでおり感謝はなかったようだ。
(更に分岐で…個人的恨みから1/2で同行、1/2でAのハートと同じ)
スペード 悪い奴だったが、ジュニアの行動に対して戸惑っている。
(情にほだされ1/2でついてくる。1/2でAのスペードと同じ、1/53で襲ってくる!)
クラブ 悪い奴だった!!!元気になった事で襲い掛かってくる!
※Cの場合、カードのマークに関わらず、A.2で首からの流れ弾が再び飛んでくる。
970 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 11:49:09 ID:J//I0qYo
ジュニア闇の中→ダイヤ7
ダイヤハート 何かに導かれるように…それを見つける。
全てが異物である大蛇の内部。当然の事ながらドロッセルマイヤーから貰ったジュニアの
『異物を見分ける瞳』も効果をなさず那由多の空間を無尽に歩んでいるような気がする。
しかしジュニアはそれをあまり意識する事がなかったのだろうが、本来暗闇であれば
人は方向感覚を失い、同じところをぐるぐる回ってしまうという人間の肉体構造を無視して
ある一点に向かって歩いていった。
それは、このイワナガの社に一直線にこれたように…まるで何かに導かれるように。
〜〜〜
971 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 11:50:11 ID:J//I0qYo
不意に周りが青い光に照らされる。それは薄暗く今にも消えそうな光ではあったが、この空間の中で
唯一不浄ではないものの光に思えた。
???(…何ぞ迷い込んできたかや?)
それは低くしゃがれたような老婆の声。ジュニアが以前聞いた声よりも力なく、生きることに疲れ
死を享受した、ある意味達観したようにも聞こえる声だった。
小(…あなたを助けに来た。こんなところにいては死んでしまう)
ティルへの追悼なのか。死という言葉にどこまでも深い意味を込めてジュニアは
その声に向かって話しかける。
???(たすけに…と。無駄じゃ。既に我は死した存在。幾たび死ぬ事はあれ、生き残る道はないのだよ)
972 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 11:51:59 ID:J//I0qYo
ジュニアの言葉には乗ってこず、このまま死ぬ事を選ぶ声。その中には生きるための活力を
感じつことは出来ず、滅びる世界をただ無常に過ぎるのを待つだけのようにも思えた。
小「………」
どうしますか?
A.こういった手合いは苦手だ。春菜姫に交渉を任せる。
B.諦めるのは勝手だが、それに巻き込まれる他の皆まで滅ぼすつもりか!と非難する。
C.無理やりでも助け出す!そうじゃなければティルが浮かばれない。
D.時間が掛かるかもしれないけどじっくりと腰をすえて説得する。
E.もう付き合っていられるか!踵を返す。
F.それじゃ何か言い残すことはないか?と遺言を聞いておく。
G.その他
先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
973 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:12:52 ID:n6FzxJno
C
ティルの名前を出されたら選ばずにはおられまいて…
974 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:15:16 ID:7yU6fo9Y
C
975 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:17:07 ID:b3ux8mys
G
じゃあ、あなたは死出の旅の道連れが欲しいと言うのか?
976 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:20:43 ID:???
助ける対象がラスボスになる可能性もあるが……大丈夫か?
977 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:29:39 ID:???
これが解決したとして、次週から普通にサッカーしてたらシュールだな。
死んだり傷付いたキャラの供養でその他「出家する」を選びたい気分。
978 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 12:32:51 ID:???
落とした命が多すぎたもんなぁ……
11歳の小学生が耐えられるとは思えん
979 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 15:42:26 ID:???
つまりみんなティルを救いたいんだよね?
980 :
森崎名無しさん
:2010/09/07(火) 15:48:24 ID:???
このスレ住人は基本フェミニストで博愛主義者だぜ
981 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:08:13 ID:J//I0qYo
C.無理やりでも助け出す!そうじゃなければティルが浮かばれない。
小「勝手に諦めて勝手に死ぬだと!?そんな身勝手許されるか!!そんなことで…そんなことで…
ティルは消えたんだぞ!!!絶対に助ける!無理やりでも助け出すからな!!!」
ジュニアは叫ぶ。彼女が取り込まれた経緯や、そんな諦めの思想に至るほどの何かが確かにそこには
あるのかもしれない。…いや、もしかしたら現在進行形でそうなっているのかもしれない。
だが。だが、だからといって助けに来たものの…その対価にどれだけのものを払ったのかという犠牲を
考えると、その声に素直に「そうですか」と答えられるわけはない。いや、答えるわけがない。
ジュニアは逡巡する。いま、救われようとする意志のないものを無理やり救う方法。
力が弱り果てたとはいえ相手は神。普段であれば絶対に不可能だと思われるのだが…
ジュニアの手元には偶然にも器があった。しかも空っぽの。
982 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:09:26 ID:J//I0qYo
『威霊の欠片』…その名のとおり、威霊の力が込められた欠片。下級妖精であった彼女が中級妖精となり
更に様々な力を手に入れるに至った源であり、今はその力を使い果たし空っぽとなっている。
しかし、器は器。大地にこぼれた水を再び器に入れるのは難しいが、新しい水をくみ上げる事ならば
そんなに難しい事だとは思えなかった。
小(ティル。使わせてもらうよ)
その行動がどういう結果になるのかはいまだに不明。しかし、偶然それがジュニアの手元にあること。
それは運命としか考えられない偶然だとジュニアは思う。
小「春菜姫。秋津姫のワケミタマとも言える春菜姫なら、この威霊の欠片…使えるだろう?」
以心伝心。短い言葉の全ての意味に感づくジュニアの使い魔兼神さま見習い。一瞬どうするべきか
考え込むが…何かの可能性に気付き…彼女はジュニアの言葉を実行する。
983 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:10:28 ID:J//I0qYo
フォン!
最後の符を使い出現する春菜姫。もうジュニアのガッツでは呼び出すことは出来ないため、
何らかの策を講じない限り、実質これが最後の顕現であろう。
春菜姫(イワナガヒメさま。ごめんなさい。私は貴女を利用しようとしています。でも、このまま
なのは嫌なの…ごめんなさい。ごめんなさい…)
祈りにも似た動作でジュニアから受け取った威霊の欠片を胸に抱く春菜姫。漆黒の瞳から流れる
悲しみの雫。それは、消えた友を思ってのことなのか…それとも…
ふしゅん…
春菜姫がその欠片をかざすと周りをうろつっていた蒼い光の欠片がその欠片に吸収される。
それは救いであり同時に自らの業の深さを…自らを神さま見習いなんてどこまでもおこがましい事を
いっていたのだろうと…そう思わずにはいられない罪の苛みだった。
〜〜〜
984 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:11:43 ID:J//I0qYo
〜〜〜
そして、その僅か数十秒でイワナガヒメの意識と残りほんの僅かな力は威霊の欠片の中に封じられる。
春菜姫「この威霊の欠片はお父さんが持つのは不可能だから私が管理しているね」
一年以上昔。一番最初に秋津姫からこれを貰った時も、『絶対に直視したり触ったりしないように!』と
注意を受けた事のあるジュニアはそのことに了承する。春菜姫が持っているということは実質
自分が持っているのと同様であり、その気になればいつでも取り出すことも出来るだろう。
小「これで…終わったのか?」
春菜姫「……わからない。でも、この大蛇が力の源を失ったのは間違いないわ。急いで出口に走らないと!」
確かにこの空間が不安定になっていくのがわかる。ジュニアはこれ以上この場に留まってもろくな事は
起きないだろうと来た道…といっても完全に勘頼みなのだが…疲れた体を引きずって帰ることにする。
※大蛇が力の源を失ったので六の首対セリリも自動的に終了します…
〜〜〜
985 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:12:44 ID:J//I0qYo
〜〜〜
一方その頃…
???(力の残りカスで作った人形にしてはよく持ったよ。お陰で、私の計画は完璧だ)
目の前には血まみれになりながらも紫乃を守ろうと立ちはだかる翼を持った獅子の如き獣ツキヨミ。
松明の掲げられた洞窟では獅子の翼も使いどころが少なく、逆に翼が行動の邪魔になるという結果に
なっていた。
そしてもう一匹の守護者であるはずのピー助はいつの間にか消え去り、紫乃の武器は大鎌から
炎と再生をつかさどる短剣へと変わっている。
ちらちらと同じオレンジ色とはいえ、刻一刻と色を変える松明。それにあてられた景色は
幻想的でありながらどこか不気味な色を醸し出している。
彼女も今は塞がっているのだが、肩口から血が流れた跡がありこれ以上の戦闘はかなり難しいもの
となっている。
986 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:13:46 ID:J//I0qYo
傍らで、片膝をついているのはドラコ。連戦での傷がいえておらず、紫乃との共闘ですら目の前の
何かを倒す事は出来ていないようだった。
そして…そこに現れるのは金髪碧眼の少女、ウィッチ。首を倒した後セリリとドラコ、どちらの
援護に向かおうかと悩み、そしてドラコを選んだ結果、友の最大限の危機の場面に立ち会うこととなる。
ウィッチ「……これはまた…不味いところに着ちゃったわね」
この洞窟…イワナガの寝床を見つけることが出来たのはドラコを追いかけ、その独特な魔法力を
追いかけることが出来たからだ。でなければ、巧妙に隠された入り口を空から見つけるなど
とても不可能な事に思えた。
???(千客万来だな。滅び行く世界に新たな来訪者など…貴様も運がない)
その声の主もダメージをかなり受けており、万全には程遠くなっているのだが、それでも魔法力の
尽きかけた魔女ならば負ける可能性など、ほとんどないだろう。
987 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:14:48 ID:J//I0qYo
ドラコ「ウィッチ!逃げろ!ここは私が抑えておく!あの大蛇はブラフだよ!!
時間稼ぎのデコイだったんだ!!!」
ウィッチ「ま、まさか!あんなに強かったのに!?」
ドラコ「強さ云々は関係ない。こいつは目的がヤバいんだ。早くしないと、結界が切れる!!」
結界という言葉はコノハナサクヤヒメの結界なのだろうか?詳しくはわからないが、
味方をつれてこなければ今いる3人がかりでも勝利は難しいだろう。確か、自分以外にも何人かはかなりの
力の持ち主がいたとウィッチは思っており、急いで救援を求めにホウキにのり飛び立つ!
???「おっと!そう簡単に…」
素早い動きで魔女の背後を攻撃しようとする人間の形をしている何か。しかし…
988 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:15:48 ID:J//I0qYo
紫乃「ま、まだなの!!」
カキン!!!
ジュニアのショートソードよりも更に刃の短い短剣でその動きを制する紫乃。ツキヨミに乗れない状況の
彼女は普通の女の子に毛の生えた程度しか力はなかったが、再生をつかさどる短剣のお陰で致命的な
ダメージは食らわずに済んでいた。
???「小賢しい…主人公の妹姫め。貴様さえいなければ…!」
紫乃「……お兄ちゃんは…絶対に守るの!」
ツキヨミの風の刃により彼女にとって不利なつばぜり合いは、どちらかに致命的なダメージを与える事無く
痛み分けで終わる。
ツキヨミ「グルルル…」
再びツキヨミは紫乃を背に乗せると再生の力がツキヨミにも行き渡り、戦闘を再開させようとしていた。
〜〜〜
989 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:16:49 ID:J//I0qYo
そして…大蛇の山のような巨大な姿は霧のように、まるで全ては夢であったかのように消え去る。
山勘で走ったはずだが、もう自分でもそれが見えない力により誘導されていることをしっかりと
認識できるレベルまで影響している謎の力により崩壊に巻き込まれることはなかった。
小「春菜姫。終わった…のか?」
いまいち実感のないこの状況にそう聞かずにはいられないジュニア。
春菜姫「…イワナガヒメ様。御無礼をお許しを…ですが、こうして助かった身です。これからどうすれば
いいのかお教えください」
ジュニアの問いかけに、自分が所持する欠片に直接聞いてみる春菜姫。因みにジュニアが大蛇から出たとき、
その近くには比較的元気な姿なのはセラヴィだけしかおらず、残りのみんなは力のほとんどを
使い果たし、くたくたになっていた。
それでも首と戦った中では1人も死人がいなかったのは軽い奇跡なのだろうと思う。
990 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:18:25 ID:J//I0qYo
小「って、えりるは?」
春菜姫の答えを聞く前にそのことに気づき辺りを見回すジュニア。
空中からの戦闘で辺りを見回す余裕のあった数人からえりるがあっさり首を倒したという話は聞いたのだが
どこにもいない。探したいのは山々だが、死んではいないというのなら今はもっと他にするべきだと…
もしここで他の選択をして何かもっと重要なものを零してしまう事になってはいないかと
ジュニアは普段の数倍も臆病になっていた。
そして…イワナガヒメから言葉が…といっても威霊の欠片に吸収された神さまの言葉を直接聴けるのは
春菜姫からだけなのだが…話がされる。
………
991 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:19:34 ID:J//I0qYo
………
春菜姫「……細かいところは今は重要じゃないから省くけど…結果だけいえば…私たちは騙された…みたい。
あの大蛇は、敵がアレだと思わせるために時間稼ぎのために作られたもの。といっても虫食いの力
のかなりの部分は大蛇の中にあったし、もともとの力の部分は間違いなくあの大蛇の中にあった。
でも、本当に恐ろしいのはそういうことでなく、誰かがそれを利用しているという事実。
私たちの本当の敵は虫食いではなくて、それを利用している何か…という事みたい」
恐らく春菜姫が故意に省いたところには今のジュニアには話すべきではないところなのだろう。
事実春菜姫の顔は何かを聞いたことにより蒼白になっており、その顔色と表情だけでイワナガヒメが
どういう事になっていたのか…予想できないジュニアではない。
故に深く突っ込まず、これからすべき事を考える…
っと、そこに丁度折よく慌てて逃げ帰ってきたウィッチが皆に知らせに戻ってくるのだった。
辺りは既に夜明けの気配。もう時間はほとんど残っていなかった。
〜〜〜
〜〜
〜
992 :
小田ジュニアの野望
:2010/09/07(火) 18:20:50 ID:J//I0qYo
ウィッチ「という事なの!今はドラコと知らない女の子が食い止めてるけど…ドラコの言葉を借りるなら時間がない。
えっと…この世界の主人公は貴方なんでしょ。これからどうするか決めてちょうだい!」
慌てるウィッチ。つまりそれだけ状況は切迫しているのだろう。
小(………つまりそれがたった今イワナガヒメのいっていた虫食いすら利用しようとしているもの…
っということか?そして知らない女の子…って、もしや!?)
あまりにもタイミングの良すぎる展開にジュニアは…
どうしますか?
A.イワナガヒメにもっと情報を教えてもらう。
B.そんなことより回復だ!マリーさんに何か持っていないか聞いてみる。
C.春菜姫の様子がおかしい。本当にイワナガヒメの話だけでそうなったのだろうか?聞いてみる。
D.時間が惜しい!動けるものだけ引きつれイワナガの寝床に向かう。
E.えりるはどこいったんだ?探してみる
F.その他
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