キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
1 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/22(日) 21:56:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。
〜これまでのお話〜
アリティアカップ一日目。森崎率いるアカネイア同盟軍は派手さは無いが、堅実なセービングを得意とする
強靭なメンタリティを持つレナートが率いるサンパウロFCに0対1で敗れてしまった。
今まで経験したことの無い悲惨な試合結果に、森崎はたまらず男泣きしてしまう。
彼の涙にリベンジを誓った仲間たちは次戦の対マンチェスターに備えて絆を深めあう。
そして大会二日目。前日ヒューガーと引き分けたマンチェスター相手に、まさかの前半から大苦戦!
ロリマーのバウンドショットと松山のイーグルショットの前に森崎のセービングが全く通用しない事態に。
さらにジュリアンの何気ない一言が、彼の小学生時代のトラウマを呼び起こして大変な事態に!
総合優勝するためにはもう絶対に負けることは許されない。果たして後半戦だけで
2点のビハインドを撥ね退け、3点をもぎ取り勝ち越すことが出来るのか!?
☆前スレ
【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278504379/l50
136 :
森崎名無しさん
:2010/08/24(火) 22:23:19 ID:???
ロリマー→
スペードK
+ ワンツー32=
137 :
森崎名無しさん
:2010/08/24(火) 22:24:26 ID:???
ジュリアン→
スペード3
+ パスカット35+(人数補正+3)=
138 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/24(火) 22:25:41 ID:???
>>135
あ、ご指摘感謝です。コピペして数値修正したのに補正はそのままでした…すみません。
間に合えば残りの二人はこちらをお使いください。
ジュリアン→ ! card+ パスカット35+(人数補正+2)=
シーダ→ ! card+ パスカット38+(人数補正+2)=
139 :
森崎名無しさん
:2010/08/24(火) 22:27:16 ID:???
シーダ→
スペード7
+ パスカット38+(人数補正+2)=
140 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/24(火) 22:43:44 ID:???
ディーン→ ハート5 + ワンツー34+(治りかけ-1)=38
>ロリマー→ スペードK + ワンツー32=45
ジュリアン→ スペード3+(ハイジャンプカット+2) + パスカット35+(人数補正+2)=42
シーダ→ スペード7 + パスカット38+(人数補正+2)=47
【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アカネイアがボールを奪う
===============
ジュリアン「こらっ!ボールを寄越せ!」
ロリマー「へへっ、こっちこっち!」
ジュリアンをギリギリまで引き付けたところでディーンに絶妙のタイミングで
パスを折り返すロリマーの前に、ジュリアンのカットは空を切ってしまう。
シーダ「なかなかやるわね。でも、そのためにこの私が!」
バムッ!
ディーン「な…!?何時の間にパスコースの間に割り込んでいたんだ!?」
アンナ「タリスの王女にしてアカネイア同盟軍の飛行部隊のエース!
ジュリアン君のカバーをしっかりとこなし、ディーン君にパスを通させません!」
ロリマー「ええ〜〜?今のが取られちゃうんじゃちょっと困っちゃうな…」
自画自賛するほどに完璧な動きが出来ていただけに、このシーダのカットは
ロリマーの士気を大きく削ぐものになった。すかさずシーダはそのロリマーの頭上を経由するように大きくボールを蹴り出す。
シーダ「バーツ、お願いね!」
141 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/24(火) 22:46:04 ID:???
バコォッ!
ロリマー「ああっ!もう〜〜!」
アンナ「このパスは楽に通り、ボールは左ウイングのバーツ君のもとへ繋がります。
すでに後半も半分の時間がすぎようとしています。アカネイア、ここは急いで攻めたいところですが…」
森崎「(よしよし。シーダ姫は女の子にしとくのは勿体無いほどの活躍ぶりだな。
確かバーツには『なだれ攻撃』があったな。攻撃人数を増やし、こちらの攻撃を持続させやすくなる代わりに
全員の体力を大きく消耗させるこの大技。今が絶好の使い時か?それとも…)」
==================
☆どうしますか?
Aバーツに『なだれ攻撃』(森崎以外の全員のガッツ-100)を使わせる
Bここはそのままドリブルで攻めさせる
C後ろのマルスに戻させて、バーツは早めに上がらせる
D中央のアベルに戻させて、バーツは早めに上がらせる
Eこい!俺にもってこい!オーバーラップだ!
Fいや、特に指示は出さないでおこう
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
==================
ようやくアカネイアに流れが傾きつつあるところで一旦ここまで。
ちなみにこのスレでのなだれ攻撃の効果をおさらいすると…
・キーパー以外のガッツを100消費
・全員のドリブルとパス及びワンツーに補正+2
・ボールを奪われるまで、こぼれ球を必ず他の味方がフォローしてくれる
・ボールを奪われても、一度だけすぐ近くの味方がタックルを仕掛けに行く
コマンドの起点であるバーツのドリブルやパスはそこまで高くはないので、ご注意を。それではまた〜
142 :
森崎名無しさん
:2010/08/24(火) 22:57:34 ID:gX6D7oE6
A
ガッツ自体は余り気味、どうせ守備はザルだし一か八か
143 :
森崎名無しさん
:2010/08/24(火) 23:02:47 ID:cddCG1QQ
A
144 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 20:22:19 ID:???
>Aバーツに『なだれ攻撃』(森崎以外の全員のガッツ-100)を使わせる
森崎「今だバーツ!『なだれ攻撃』を仕掛けるんだ!」
松山「な…なにィ!?あいつ、俺と同じ作戦を使えるのか!?」
森崎の言葉にいち早く反応し驚きの声を上げたのは、この戦術の発案者である松山であった。
いや、正しく言えば海外のリーグなどではアグレッシブなプレスを
長時間持続させることはそれほど珍しいことではないのだが。
バーツ「よっしゃあ!行くぜみんな!俺に続けぇ〜〜〜!!」
ズドドドドドドドドドドド!!
アンナ「で、でた〜〜〜!!バーツ君を先頭になだれのようにマンチェスターゴールへと
襲い掛かるアカネイア同盟軍一同!この時間帯で追いつくことが出来れば
十分に逆転への道が見えてきます!」
松山「カルツ!奴らは左サイドに人数を集めて向かってきている!
お前のラインでとめることが出来ればサイドチェンジで一気にカウンターを仕掛けられるぞ!」
元祖『なだれ攻撃』使いである松山は、この戦術での選手の動き方については徹底的に頭に叩き込んでいる。
その分この技の有効さも、途中で失敗した際のリスクの大きさもわかっているのだ。
カルツ「おうよ!ここでこいつからボールを奪ってすぐにそっちに渡すから
カウンターの準備、しっかりしておけよマツヤマちゃん!」
バーツ「なんだとォ!?貴様、この俺をそう簡単に止められると思うな!」
アンナ「バーツ君の突撃を待ち受けるのは先ほど治療を終えて復帰したカルツ君。
仕事師と呼ばれる彼のタイトなディフェンスはマンチェスターの貴重な戦力と言われています。
さァ、この勝負を制するのは一体どっちだ!?」
145 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 20:24:04 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で
バーツ→ ! card+ ドリブル35+(なだれ攻撃+2)=
カルツ→ ! card+ タックル37+(本気モード+2)+(軽症治療済み-1)=
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】
≧2→バーツが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(シーダがフォロー)(アベルがフォロー)
≦−2→カルツがボールを奪う。しかし上記の3人がすぐにカルツを取り囲む!
【補足・補正】
バーツのマークがダイヤ・ハートで『強引なドリブル』(吹っ飛び係数2)で+2
カルツのマークがクラブ以外で『ハリネズミチャージ』(吹っ飛び係数3)で+3
その他は>>19を参照してください
146 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 20:30:30 ID:???
バーツ→
クラブ8
+ ドリブル35+(なだれ攻撃+2)=
147 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 20:35:52 ID:???
カルツ→
ハート2
+ タックル37+(本気モード+2)+(軽症治療済み-1)=
148 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 21:04:55 ID:???
バーツ→ クラブ8 + ドリブル35+(なだれ攻撃+2)=45
カルツ→ ハート2+(ハリネズミチャージ+3) + タックル37+(本気モード+2)+(軽症治療済み-1)=43
【攻撃側】−【守備側】
≧2→バーツが突破!
============
カルツ「(典型的な力馬鹿って感じだな。こういうタイプは面白いようにこの技にかかってくれる)」
本人も少し気にしている老け顔を綻ばせながら、カルツはバーツが力で抜きに来るのを待つ。
だが、ここでバーツは相手の思惑の裏をかく奇策を行ったのだった。
本人もには手としているフェイントによるテクニック重視のドリブルでカルツに挑んだのだ。
バーツ「(はん…こちとら戦場でどんな相手とも渡り合ってきたんだ…
極限状態での読み合いならこっちに一日の長があるってもんよ!)」
ササッ!クル…ガコッ!
カルツ「な…なんとォ!?」
こうしてカルツの相手の力を利用してひっくり返させるタックルは失敗に終わった。
棒立ちに近い状態のカルツの横を、バーツはやや不安定ながらもシザースを使いすり抜けていく。
バーツ「(カシムの分まで…俺は戦わなくちゃいけない。あいつの悔しさを…
借りを返すまでは、俺は負けん!絶対に負けんのだァ!)」
ワアアアアアァァァァァァァッ!!
観客「おいおい、これはひょっとしてひょっとするんじゃないのか!?」
「さっきの赤毛のドリブルゴールも凄かったしな。一気に同点に追いつけるかも!」
「いけええぇぇぇバーツ!タリスの、戦士の誇りって奴を奴等に見せ付けてやれええぇぇぇっ!!」
149 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 21:07:16 ID:???
松山「(しまった…!まさかカルツがここまで動きを研究されていたなんて!)」
バーツのドリブルを遮るものはもうDFの4人とキーパーのシューマッハのみ。
松山も必死に守備に戻ろうとするが、勢いに乗ったバーツのドリブルにはとても追いつけそうには無かった。
シューマッハ「……もう不覚は取らん。どんな手で攻めてこようとも…2点目は無い」
シューマッハも先ほどの失点の焦りが全く無いというわけではなかったが、彼のクールな性格から
決して取り乱すことなく平静を保ってアカネイアの攻撃を待ち受ける。
ロブソン「だ、だがよシューマッハ。奴らあの大人数で攻めてきたから
誰でフィニッシュに持ち込んでくるか全く見当がつかんぜ?」
早田「うちの守備の要のロブソンをうまく宛がえればもう競り勝ったも同然なんだが…」
シューマッハ「(確かに…キャプテンが得意としているこの戦術が
敵に回るとここまで恐ろしいとは思いもしなかった…くっ、どうすれば…)」
どんなに優れたキーパーでも、相手の攻めの引出しが多ければ判断が鈍るもの。
だが、指示を出すのに戸惑うシューマッハを強く導く声が響く。
アカネイアの将軍であり、女だてらに聖騎士を勤めるミディアであった。
ミディア「よく聞いてシューマッハ君。迷ってはダメ。あなたの判断を、私は信じているから。
大事なのはどんなに力を加えても絶対に曲がらない、折れない精神。
…大丈夫よ。あなたの周りにはこんなにも頼りになる仲間が大勢いるじゃない?
まぁもっとも、私の今の実力じゃあ相手のシュートコースを塞ぐとか、援護くらいしか出来ないと思うけど」
シューマッハ「(…そうだったな。ヒューガーとの試合でも、俺を導いてくれたのは貴女だった…もう何も恐れることは無い…よし!)」
これでミディアの凛々しい笑顔に救われたのは2度目になる。彼女と同じチームになれたことを彼は心から神に感謝した。
シューマッハは意を決すると、バーツが最終的に誰に合わせてくるかを予想して指示を出す。
150 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 21:09:01 ID:???
バーツ「(どうする…?このままドリブルで突っ込むか?それとも姫やジュリアン、
上がってきているアベルやマルス王子に託すという選択肢もあるが…よし、決めたぞ!)」
対するバーツも己の野生の勘を頼りにボールを勢いよく蹴り出した。
先着『2名様』で
バーツの判断→ ! card
シューマッハの判断→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→空中戦に優れるシーダに託す
ハート→2点目も任せた!ジュリアンにドリブルで攻め込んでもらう
スペード→マルスに戻して自分に折り返してもらう。
クラブ→アベルに戻してミドルシュートを撃ってもらう
JOKER→ここで密かに開発していたバーツのミドルシュート!
※クラブ以外でバーツとシューマッハのマークが一致した場合、ロブソンがマークにつきます、
クラブで一致した場合、アベルはシュートを恐れてバーツに折り返してしまいます。
151 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 21:09:41 ID:???
バーツの判断→
ダイヤJ
152 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 21:14:26 ID:???
シューマッハの判断→
ダイヤQ
153 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:17:26 ID:???
バーツの判断→ ダイヤJ
シューマッハの判断→ ダイヤQ
※マーク一致。ロブソンがシーダをしっかりマーク
=============
シューマッハ「前半最後にシュートを撃ってきた彼女に合わせてくる!みんな、俺に続け!」
バコッ!シュルルル!
迷い無く彼が叫んだその瞬間。バーツの蹴り上げたボールは彼のイメージした通りにシーダの真上へと上げられる。
シューマッハ「(きた…本当に来た。ははっ……ミディアさん。貴女はどうやら
俺にとっての…幸運の女神なのかもしれない)」
ボア「うむ。迷い無き英断こそ勝利のカギ。さァ、シューマッハ殿。お頼み申しましたぞ!」
バリバリバリ……バシイィィン!!
ボアの援護に後押しされながら嬉々として競り合いに向かうシューマッハ。
そして彼の先に飛び出すマンチェスターの屈強なDF陣たち。
シーダ「(うそ…?どうして!?どうして全員がこうもピッタリとマークにつけるの!?)」
自分のダイレクトシュート以外にも数多の攻撃方法が存在した。
この選択肢の多さで相手のDF陣を混乱に貶める。バーツの仕掛けた
なだれ攻撃にはそのような得策もあったはずだった。だが、こうして
シューマッハの天才的な判断力の前に、その策は失敗に終わってしまう。
154 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:18:58 ID:???
ミディア「そのジャンプ力…まるで背中に羽を生やした天使のようね。
ならば、その羽をもぎ取ってしまうまで。覚悟!」
早田「おらっ!地上戦に続いて空中戦でも負けんで!」
ロブソン「なんと言う予想通り…これは期待に応えねばなるまいな。残念だがお前たちの猛追もここまでだ!」
シーダ「ま、負けないわよ!この大空は私が自由に羽ばたける場所…!
例え何人に囲まれようとも好きにはさせないんだから!いっけええぇぇぇっ!!」
シューマッハ「空中戦が得意なのはお前だけではない!遊びは終わりだ!」
アンナ「うおお〜〜〜っ!!空中で5人が激しく交錯する!
果たしてこの空中戦を制したのは…誰だ!?誰なんだァ!?」
155 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:20:13 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で
シーダ→ ! card+ ペガサスローリングオーバー52=
ミディア→ ! card+ クリアー28+(人数補正+4)=
早田→ ! card+ クリアー39+(人数補正+4)=
ロブソン→ ! card+ クリアー43+(人数補正+4)=
シューマッハ→ ! card+ 飛び出し49+(人数補正+4)+(トロン+6)=
!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】(クリアー)
≧2→そのままシュートはゴールに向かう
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(アベルがフォロー)(パオラがフォロー)
≦−2→マンチェスターがクリアー。松山がフォロー
【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→シーダのペガサスローリングオーバーがマンチェスターのゴールに突き刺さり前半終了
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジュリアンがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(マルスがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割りアカネイアの左CK)
≦−2→シューマッハががっちりキャッチ。
【補足・補正】
ロブソンのマークがダイヤで『ハイパワークリアー』(吹っ飛び係数3 消費200)で+10
ロブソンのマークがハート・スペードで『パワークリアー』(吹っ飛び係数3)で+3
その他は>>19を参照してください。
156 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 22:20:26 ID:???
シーダ→
ハート4
+ ペガサスローリングオーバー52=
157 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 22:22:25 ID:???
ミディア→
スペード6
+ クリアー28+(人数補正+4)=
げー、ボアは3発撃ってもまだ持つのか・・
158 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 22:25:02 ID:???
早田→
スペード8
+ クリアー39+(人数補正+4)=
159 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 22:27:01 ID:???
ロブソン→
ダイヤJ
+ クリアー43+(人数補正+4)=
マモノさん、来てくれ…!
160 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 22:36:41 ID:???
シューマッハ→
スペード9
+ 飛び出し49+(人数補正+4)+(トロン+6)=
ぐぬぬ…
161 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:50:23 ID:???
シーダ→ ハート4 + ペガサスローリングオーバー52=56>吹っ飛び
ミディア→ スペード6+(不利-2) + クリアー28+(人数補正+4)=36
早田→ スペード8+(不利-2) + クリアー39+(人数補正+4)=49
ロブソン→ ダイヤJ+(ハイパワークリアー+10)+(有利+2) + クリアー43+(人数補正+4)=70
【攻撃側】−【守備側】(クリアー)
≦−2→ロブソンがクリアー。松山がフォロー
===============
グルオオオォォッ!!バッコォォォォン!!
十分な速度と回転を加えたシーダのオーバーヘッドキックは
競り合いに向かったミディアたちを頭一つ分超えるほどの高度を生み出した。
ミディア「くっ…なんて高さなの!?」
シーダ「言ったでしょう?空中戦は私の独壇場なのよ!」
早田「だ、だがな…俺達の動きに気を削いだ分だけ…」
シーダ「え?」
ロブソン「俺の動きに対応できまい!ふんぬおおおおぉぉっ!!」
ドギャアアアッ!!
シーダ「いやあああああっ!?」
ミディアと早田の陰になっていて、彼の競り合いが視界に入っていなかった。
シーダは二周り以上体格が大きいロブソンの強烈なクリアーに木の葉のように吹き飛ばされる。
マルス「シーダァーーーーーー!!!」
162 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:52:12 ID:???
シーダ「(ごめんなさい…みんな……マルス様……わた…し……)」
ロブソン「(これでシューマッハとボア司祭の体力も温存できた…この勝負、もはや俺達の勝ちはゆるぎない!)」
アンナ「ああああ〜〜〜!!ロブソン君のクリアーの前に無惨にも空中に投げ出されるシーダ君!
そして大きく弾かれたボールは…松山君に渡ってしまったァ〜〜!!」
松山「『なだれ攻撃』の最大の弱点…それは、相手に塞き止められたとき…
放棄され、スカスカになった中盤を好き放題にされてしまうこと……
俺自身、この戦術の弱点は理解している。だからこそ、お前たちは
絶対に今の攻撃を失敗させるわけには行かなかった。だが……!」
ズダダダダダッ!
松山「森崎…お前たちの頑張りと努力、見事だった。俺は一生今日の試合は忘れはしないだろう。
だが、勝負の世界というのは……俺が思っていた以上に非情な世界なんだ。
弱き者のは強き者に食われ…蹂躙される。…俺はこの地で思い知ったよ。
自分の甘さが、どれだけ重荷になっていたのかを。そして…勝負にかける思いがどれだけ強いのかもな!
俺たちマンチェスターのほうが…お前たちより勝利に対する思いが、信念が勝っていたんだ!」
アンナ「ああああ〜〜〜!!アカネイアの中盤はなだれ攻撃の反動ですでに崩壊している!
松山君、完全に独走状態!いつ彼の十八番である地を這うミドルシュートをフリーで撃たれてもおかしくありません!」
トムス「く…くそっ!無念だ…!あともう少しで同点に追いつけたものを!」
マリク「一転して大ピンチ…ってやつ?は、ははは…」
ミシェラン「どーすんだよ森崎!なんとかしろよおまえ〜〜!!」
森崎「ぐっ…なんてこった!作戦が完全に裏目に出てしまった…ど…どうする?
やはりここは松山が撃ってくるのか?それとも一旦サイドに捌けてくるのか…?」
163 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 22:54:03 ID:???
☆どうしますか?
A松山のシュートに備えてDFを中央に寄せる(シュートを警戒)
Bリッキーにトムスを、ディーンにミシェランをマークにつける(サイドアタックを警戒)
Cよーし、ヒューガー戦のシューマッハのお株を奪うぞ(森崎が松山にタックル勝負)
Dそ、そうだ!いまここで大雨を降らせればシュートの精度を落とせるかもしれないぞ?(ここでまさかの雨乞い)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
164 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:01:28 ID:tH2RFtDs
D
165 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:02:04 ID:X2pT1NFo
A
166 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:08:05 ID:PvlUaNUY
A
167 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:15:47 ID:???
>A松山のシュートに備えてDFを中央に寄せる(シュートを警戒)
森崎「トムス、ミシェラン!お前たち二人はシュートに備えて中央に寄ってくれ!
カタパルトブロックの準備も怠るな!」
トムス「これ以上の失点は、残り時間から考えて我々の敗北が濃厚になる…
ミシェランよ。なんとしてでも止めるぞ。覚悟は…できてるな?」
ミシェラン「お、おうよ!怖くねぇ…怖くなんかねぇ…俺たちが負けるわけねぇんだ…!」
マリク「…僕は君のセービングの補助だね?
念のため、ギガスカリバーの魔法も用意しておいた。
体力の残りが不安だけど…どうしても使いたかったら言ってくれ」
森崎「ああ。……止めるぞ、みんな。試合終了の笛が鳴るその時まで…
俺たちは勝利を諦めない。諦めるわけにはいかない!
松山…俺たちを見くびるなよ?本当に勝利への信念が強いのはどちらか、これでわからせてやる!」
松山「いくぞ森崎!これで…決める!」
松山の判断→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→松山がフリーでイーグルショットを放つ!
ハート・スペード→松山がフリーでネオイーグルショットを放つ!
クラブ→なんと一旦サイドに振ってきた!松山はゴール前に上がってくるぞ!?
JOKER→藤沢「松山く〜〜〜ん!」松山「ふ…藤沢!?」
168 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:17:19 ID:???
松山の判断→
スペード7
169 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:30:17 ID:???
松山の判断→ スペード7
>ハート・スペード→松山がフリーでネオイーグルショットを放つ!
グオオアアアアッ!!
松山「(これが…今の俺にできる精一杯の誠意。全力で…お前の自信を打ち砕く!)」
ボ グ オ ッ !
ドルルルルルルル…ギュバババァッ!!
アンナ「で、でた〜〜〜!!前半28分にアカネイアからゴールを奪った
恐怖のミドルシュート、イーグルショットを越えたイーグルショット!
その名も『ネオイーグルショット』が炸裂〜〜〜!!」
森崎「(感謝するぜ松山…お前が全力で挑んできてくれるのがこんなに嬉しいことだったとは。
このシュートを止めることで、この腹の中に沸いて出た
もやもやした嫌な気分を消し飛ばす機会をどうもありがとうよ!)」
170 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:31:54 ID:???
松山 ネオイーグルショット60
ミシェラン カタパルトブロック45
森崎 540/540 セーブ力39
☆どのセービングで行きますか?
Aキャッチング(消費20 威力2 1差で弾いたらバランスを崩す)
Bパンチング (消費40 威力4 1差で弾いたら倒れる 1/4で+3)
Cがんばりダイビング (消費150 威力8 パンチング属性 味方フォロー率高め)
Dがんばりセービング (消費200 威力10 キャッチ属性)
Eがんばりヒップアタック (消費100〜400 威力 10 パンチング属性 カードのマークで消費ガッツが変わる バランスを崩さない)
○マリクのブースト一覧
1ブリザー+3(消費+60)
2エクスカリバー+6(消費+120)
3レクスカリバー+9(消費+180)
※森崎に魔法ブーストを使わせる場合、アルファベットと一緒に数字もお書きください。
(例)
C1…がんばりダイビングにブリザーブースト(消費210 +11)
D2…がんばりセービングにエクスカリバーブースト(消費320 +16)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
171 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:33:29 ID:5fHpzPwE
D3
数字を見る限り、ただのザルキーパーだのう。
172 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:33:38 ID:???
↑修正。松山のネオイーグルショットに(フリー補正+2)が追加されます。
なお、森崎のセーブ力が減っているのはカシムが治療のためベンチにいないことが原因です。
怪我や反則で試合から除かれた場合、支援効果は無効化されてしまいます。
173 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:33:53 ID:X2pT1NFo
D3
174 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:45:43 ID:???
>D3
>Dがんばりセービング (消費200 威力10 キャッチ属性)
>3レクスカリバー+9(消費+180)
森崎「マリク!あいつの全力のプレーに…俺も全力で応えたい。
お前のありったけの魔力を、俺のこの両腕にぶち込んでくれ!」
マリク「…分かった。相当な体への負担は覚悟してもらうよ。
そして、約束してくれ。絶対に…このシュートを止めると」
森崎「どうだかな…まァ、やれるだけはやってみるさ!」
マリク「風の精霊シルフィよ…かの者の拳を嵐の如く包み込め…!レクス…カリバァー!」
バシィッ!ビュゴゴゴゴゴゴ……ジャキィィィン!!
森崎「(むおっ……そ、想像以上の衝撃だ…だ、だが…これなら…やつのシュートにも絶対に追いつける!)」
一度強く両の拳を叩きつけると、森崎はマリクの魔法ブーストにより一時的に瞬発力を高める。
その前方では、すでにトムスが土台となりミシェランをはじき出すカタパルトブロックの準備が出来ていた。
トムス「行ってこいミシェラン!ボールを止めるまで帰ってくることは許さんぞ!」
ミシェラン「なにィ!?無茶言ってくれちゃって!だけどよ…やるしかねぇんだよな!」
松山「勝負だ森崎!俺達の勝利への執念…止められるものなら止めてみろ!」
森崎「上等だ!ここでお前のシュートを完璧に止めて…すぐに追いついてやるから、待っていやがれってんだぁぁぁぁ!」
175 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/25(水) 23:47:37 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で
松山→ ! card+ ネオイーグルショット60=
ミシェラン→ ! card+ カタパルトブロック45=
森崎→ ! card+ がんばりセービング49+(レクスカリバー+9)=
!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】(ブロック)
≧5→そのままシュートはゴールに向かう
≧4〜2→威力を1減衰しながらゴールへ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ロリマーがねじ込みに)(ディーンがフォロー)(ラインを割りマンチェスターのスローイン)
≦−2→ミシェランがブロック。
【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→松山のイーグルショットがアカネイアのゴールに突き刺さった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ロリマーがねじ込みに。森崎はバランスを崩している)(ディーンがねじ込みに)(リッキーがフォロー)
≦−2→森崎ががっちりキャッチ!
【補足・補正】
『ネオイーグルショット』(吹っ飛び係数5)
ミシェランのマークがダイヤ・ハートで『アーマーブロック』で+2
その他は>>19を参照してください。
176 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:47:54 ID:???
松山→
スペードK
+ ネオイーグルショット60=
177 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:47:58 ID:???
松山→
スペードJ
+ ネオイーグルショット60=
178 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:49:03 ID:???
ミシェラン→
ダイヤ8
+ カタパルトブロック45=
しゅーりょー
179 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:49:24 ID:???
森崎→
スペード9
+ がんばりセービング49+(レクスカリバー+9)=
180 :
森崎名無しさん
:2010/08/25(水) 23:49:36 ID:???
森崎→
スペード2
+ がんばりセービング49+(レクスカリバー+9)=
181 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 00:06:59 ID:???
松山→ スペードK + ネオイーグルショット60+(フリー補正+2)=75
ミシェラン→ ダイヤ8+(不利-2)+(アーマーブロック+2) + カタパルトブロック45=53>吹っ飛び
【攻撃側】−【守備側】(ブロック)
≧5→そのままシュートはゴールに向かう
森崎→ スペード9 + がんばりセービング49+(レクスカリバー+9)=67>吹っ飛び
【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→松山のイーグルショットがアカネイアのゴールに突き刺さった!
※松山がKで勝利したため覚醒します
===============
松山シュート覚醒→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→力+1
ハート→技+1
スペード→『シュート+3』が+4に
クラブ→スキル『遠距離補正』(遠くからシュートを撃つほど威力が上がる)習得
JOKER→ぜ・ん・ぶ♪
===============
松山がそろそろ松山じゃないものに進化しそうなところで一旦ここまで。
現在後半21分です。もう中盤からミドルシュートをぽんぽん放り込まないと間に合わないかも…
それではまた〜……
182 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 00:25:35 ID:???
乙でした
松山シュート覚醒→
ハート6
183 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 00:29:27 ID:???
厄くない松山なんて…くやしいっ!ビクビクッ
184 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 00:42:55 ID:???
これで森崎が弱気になるのは嫌だな
こんなもん誰でも無理だろw
185 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 02:22:22 ID:???
タイガーオーバーヘッド59の虎さんより強いもんなあw
186 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 08:27:51 ID:???
>>182
乙感謝です!
>>183
ハチマキを取り戻した彼は常に幸運の女神に微笑まれているみたいですね…
>>184
JOKER、その次は覚醒による新技でK…これほどの豪運の前ではいくら森崎でも…
>>184
ネオイーグルは消費ガッツが半端無いので、これで松山はほぼ無力化できたと思います。
のこり10分弱で何を残し何を出来るかが、森崎たちの課題になりそうです。
======================
ギュオゴゴゴゴゴゴォ!!ドシュシュシュウウウウッ!!
アンナ「こ、これがネオイーグルショットだ〜!地面すれすれを唸りを上げながら
生き物のように滑るように飛んでいく!尋常でない速度でアカネイアに襲い掛かる〜〜っ!!」
トムス「そうはさせるか!行くぞミシェラン!カタパルトブロック…射出!!ぬりゃあ!!」
ドバシュッ!
ミシェラン「うおおぉぉぉっ!!」
ゴゴォッ…ガチイッ!
ミシェラン「よ、よしっ!抑えたぞ……な!?」
ボムッ!
カタパルトの勢いで強度が増したミシェランの分厚い腿が高速で低空飛行するボールを捉える。
だが、今回の松山の強き信念を載せたシュートは想像以上の力を生み出していたのだ。
迷いの無い純粋な思い切りのいいシュートは、重量級であるミシェランの体を軽々と弾き飛ばした。
ミシェラン「ぐうぅわあああああ〜〜〜っ!!」
187 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 08:29:11 ID:???
森崎「ミシェラン…お前のガッツが絶対に無駄にはしないぞ!ここだあああぁぁぁっ!!」
ミシェランが吹き飛ばされたことで、ゴールまで到達する時間と位置をほぼ完璧に把握する。
前半戦で失点した経験が味方してくれたのだろう。手元で急激に伸びてくることも考え、前に飛び出す感覚で森崎はキャッチに向かう。
ガチイッ!!
森崎「ど…どうだああぁぁ!!抑えた!俺は……抑えたぞぉぉっ!!」
レクスカリバーで強化された森崎の瞬発力は伊達ではなかった。
すでにこの世代では世界レベルのストライカー並みのシュート力に成長した
松山の全力のシュートに触れることが出来たのは、彼の諦めない精神の賜物だっただろう。しかし…
松山「(……すまない。だが森崎。お前ならきっと……
俺のように絶望の淵から立ち上がり、いつか必ず今以上の力を手に入れ復活できる……
お前が今の俺のように仲間を信じ、自分を信じ…目指すべき道を見失わない限り…決して!)」
ボールをインパクトした瞬間、彼には全てわかっていたのだ。
自分の望む未来を自らの手で粉々に砕いてしまったことを。
だがそれと同時に、新たな希望が湧きあがってくることも感じている。
自分の知っている森崎ならば。きっといつかこの敗北を糧にして、大きくなって帰ってきてくれるはずだと。
松山「俺の……勝ちだ!森崎!」
バリバリバリィ!ボズウッ!!
森崎「なっ…キーパーグローブが破れ……な、なにィ!?ぐわあああああっ!!!」
ブシャアアアッ!がごおぉぉぉん!!
188 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 08:30:52 ID:???
痛みに耐えかねて思わず手放してしまったかのように、森崎の手から離れていく松山のネオイーグルショット。
もしもレクスカリバーでコーティングされていなければ、森崎の掌はズタズタに切り裂かれていたかもしれない。
森崎を吹っ飛ばしたボールはそのまま前に突き進み、ゴールネットをいとも簡単に貫通し、後ろの壁にぶち当たった。
マリク「なんて威力なんだ…僕の魔法を持ってしても……防げないなんて…」
呆然と突き破られたネットを見て、マリクがぽつりと呟いたその瞬間――
ピイイイイィィィィィイイッ!!
アンナ「ゴ……ゴォーーーーーーーール!!またしても!またしてもこの男がやってくれた!
強い!あまりにも強すぎる!残酷なほどに強すぎるこの男!
悲しみと絶望を乗り越えた者だからこそ、ここまでの力を発揮できたのでしょうか!
1対3!再びマンチェスターがキャプテン松山君の力によりリードを広げた〜〜〜!!」
ニーナ「今のシュートには、強き思いが感じられました…あのシュートの前では
いくら森崎といえども…いくら強力な魔法があろうとも厳しかったでしょうね…」
====================
アカネイア1 − 3マンチェスター
後半12分 ジュリアン 前半13分 ロリマー
前半28分 松山
後半21分 松山
====================
スコアボードに映し出される得点豹を見上げ、次の瞬間アカネイアの誰もがうなだれた。
せっかく1点返したのに。あとほんのもう少しで同点に追いつくことができたのに。
極限まで栄光に近づいたからこそ、目の前で費えたことによる反動は大きいのだ。
残り時間的に同点に追いつく、いや、もしかしなくても1点返すことだけで限界かもしれない。
後半開始前にに全員で強く誓った『3点取って大逆転』という希望の光は儚くも消えてしまった。
森崎「…………」
189 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 08:32:29 ID:???
そして松山のシュートの衝撃で吹っ飛び、折れかけた心をようやく立ち直らせたかに見えた森崎は…
☆どうしますか?
A「へへっ…完敗だ…お前の勝ちだよ、松山…(清々しいまでの力の差に、自分たちの負けを認める)
B「ま、まだだ…まだ俺たちは負けてなんかいない…(まだ勝利を諦めない。だが仲間たちの心はすでに折れかけている)
C「ちくしょう…ま、松山の分際で…くそっ!くそっ!くそぉぉぉ!!(自分を貶めた松山を徹底的に恨む)
D「これは悪い夢だ…きっとそうなんだ…目を覚ませばきっと俺はベッドの中だ…(現実逃避し、そっと瞳を閉じる)
E「みんなすまん!全部、全部俺の所為だ!許してくれ〜!(全ての責任を負おうとする)
F「テメェらが真面目にやらないからこうなったんだ!もうやってられるかよ!(仲間たちに責任を押し付ける)
G「ボールが……怖い……(松山の強大な力に怯え、力なく震える)
Hその他(好きな言動、行動をお書きください)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
190 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 09:10:24 ID:lo5ag3Os
B
難しいけど
191 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 10:28:12 ID:???
H まだこっちには秘密兵器がいるZE☆
192 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 10:36:44 ID:???
H 松山の体力切れ、使ってない手札もあると味方を鼓舞する
193 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 12:55:57 ID:1tLeyliU
H
「まずは一点…一点からもう一度俺たちの戦いを始めるんだ…!」
(自分たちにできることを精一杯やろうと鼓舞する)
194 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 13:29:40 ID:lTCxTrnU
H >>192
現在放送中のポ○モンアニメで、対戦相手が○ークライ、しかも5タテくらって残り一匹。
みたいな状況に感じます。
195 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 16:48:47 ID:T06mkEzw
H>>192
196 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 17:44:08 ID:???
敵の最大シュート>>>がんばり
・・・まるでキーパーの意味がない
こっちのツインブレイカーは浮き球、主力2人が潰れる、4分の1ポストで使い勝手悪いのに
格差がひどい
197 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:05:49 ID:???
>>196
松山が連続で覚醒し、今では日向以上のシュート力になったこともそうですが、
支援要員のカシムの怪我で離脱、指揮要員のミネルバの交代など、
魔法ブースト込みなら十分越えられる壁がとても高くなってしまいましたからね…
更新の前に…現在の森崎のガッツ表記を忘れていました。こちらになります。
※森崎現ガッツ 540/540→110/540
================
>H 松山の体力切れ、使ってない手札もあると味方を鼓舞する
森崎「………くっ」
体中の痛みをこらえ何とか立ち上がった森崎の視線は、見事にゴールを決め、
大勢の仲間たちから手荒な祝福を受けている松山に釘付けだった。
彼は今、その名の通り光り輝いていたからだ。今の自分の手では絶対に届かない栄光の真っ只中にいたからだ。
森崎「(松山…Jrユース時代はこれといった武器が無く、いかにも平均的、オールマイティ、
器用貧乏という言葉が似合っていた、それだけの存在だったはずなのに)」
中学を卒業し、あの激闘からすでに2年近くの時が流れていた。
いま、目の前にいる一人の猛る若き荒鷲は、明らかに自分の力を超える選手として立ちはだかっていた。
森崎「(だが……まだだ。まだ…諦めるわけには……)」
絶対に諦めない。この言葉を信条とし、これまでのサッカー人生を生き抜いてきた。
だが、残り時間を考えれば、あのマンチェスター相手にこれから逆転することはほぼ不可能に近い。
それでも森崎は諦めるわけにはいかなかった。このチームの指揮官として。キャプテンとして。
試合終了の笛が鳴るその時まで。敗北の宣告が言い渡されるまで。
どれだけ惨めに思えても、周りから嘲笑されようとも。絶対に自分から試合を投げることだけは出来なかったのだ。
森崎「(今の俺にできること。それは……)」
198 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:07:40 ID:???
せめて一矢報いることか?……違う。
キャプテンとして敗戦の責を負うことか?……違う。
落ち込む仲間たちを励まし立ち直らせることか?……違う。
森崎「みんな!立て!顔を上げろ!まだ…まだ俺たちは負けていない!
勝ち目は……ある!!だからみんな……!最後まで俺と一緒に戦ってくれぇ〜〜!!」
森崎は声を大にして叫んだ。腹の底から、僅かに残った勇気と希望を搾り出すかのように。
今の自分に出来ること。それは仲間たちを導き、この試合に勝つことではないのか。
それ以外のことなどありえない。残り約10分で3点取り逆転する。それしかないではないか。
トムス「……無茶だ森崎。お前だって今の状況がどれだけ不利なのか分かるだろう?」
マリク「僕の魔法の反動でもう君の体力だって限界に近いじゃないか。
もう無理だよ…やっぱり僕たちじゃ本職のプレイヤーたちには勝てなかったんだよ…」
ミシェラン「言うだけなら誰だって出来らぁ!そんな気休め…もう必要ねぇんだよ!!」
だが、すでに諦めムードが漂うアカネイアのメンバーは森崎の言葉には耳を傾けてはくれなかった。
もう自分たちの負けは確定したも同然。例え運良く同点に追いついたとしても
その瞬間、自分たちの優勝の可能性は費えてしまうのだから。戦意が無くなってしまったのもある意味し方の無いことである。
森崎「…なに言ってんだ。俺がただの気休めでこんなことを言うとでも思ってるのか?」
だが、森崎は大胆不敵な笑みを取ると、自身ありげに言葉を続けた。
トムス「……なんだと?」
マリク「はぁ?ま、まさかまだ僕たちに勝機が残されているとでも思ってんの?」
ミシェラン「んなことあるわけねぇだろうが!なんでも願いを叶えてくれる魔道具とかでも無いかぎりよォ!」
199 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:08:55 ID:???
口を揃えて森崎の言葉を否定するトムスたち。だが、森崎は小さく笑って満足げに額の汗を拭っている松山に顔を向ける。
森崎「……お前たち、松山の姿を見てみろ。さっきの強烈なシュートを撃ったために、もうスタミナは限界に近づいているはずだ。
つまり…もうこれ以上松山から失点する可能性は、ほぼ無いということだ」
マリク「理屈はわかるけど…体力が切れているのは君も同じだ。
それに君はあのロリマーって言う子のシュートも取れなかったじゃないか!」
トムス「それに…いくらこれ以上失点を防いでも、我々が勝利するにはあと3点も取らなければならない…
あのシューマッハをはじめ、ロブソン、早田…彼らを抜いてゴールを決めるのは難しすぎる…」
ミシェラン「森崎よ。お前の絶対に諦めねぇ気持ちには賛同してぇが…
今回ばっかりは、流石の俺も……もうどうしようもねぇと思うぜ」
森崎「……普通なら誰もがそう思うよな。だがな、もしもまだ俺たちに
『切っていないカード』があるならどうするんだ?」
トムス「切っていない……カード……?」
マリク「う、嘘だ!そんな策残っているわけ無いよ!あったら今ごろこんなに苦戦してないよ!」
ミシェラン「へぇ……だったら聞かせてもらおうじゃねぇか。ここまで期待させといて
ろくでもねぇてだったらタダじゃおかねぇぞ!おう!?」
森崎「ふっ…聞いて驚くなよ?俺たちに残っている切り札。それは――」
200 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:10:12 ID:???
☆森崎の残された手札とは?
A「マリクを最前線に上げて、魔法ブーストでシーダ姫たちを援護するんだ。
B「遠距離からアベルのパンサーファングを魔法でブーストして撃ちまくるんだ。
C「忘れてないか?シスターレナのワープシュートがあるじゃないか。
D「俺の雨乞いで天気を荒らさせ、この試合を中止に追い込む!
E「……ごめん。実のところ何も思い浮かばないんだ……
Fその他(好きな言動、行動をお書きください)
2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
201 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:20:36 ID:HMWbjmnU
A
202 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:20:52 ID:lTCxTrnU
D でもこんな時に限って「にほんばれ」
203 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:21:58 ID:RPshnJRU
D
ラ・ナ・リ・オーーーーーーン
204 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:23:48 ID:???
………
205 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:28:54 ID:???
皆自棄になってるのかな?
206 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:33:19 ID:???
交代はハーフタイムだけ?
ワープシュート→レナoutリンin→オーラパンサーファング→ツインブレイカー
はできないのかって……雨乞い…試合を諦めるのと同義だぞこれ。
全員の評価値ガク下げ。
成功しても現時点の得点で終わりかよくても明日3−1スタート(松山のガッツ最大回復)
可能性があるのに。
どう見ても罠です本当にありがとうございました。
207 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:35:07 ID:???
交代枠使いきっちゃてるから交代は無理
208 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:38:33 ID:???
>D「俺の雨乞いで天気を荒らさせ、この試合を中止に追い込む!
マリクたちは森崎の言葉に期待せざるを得なかった。
絶望に伏した者は、どんなに小さくても希望にすがりつきたくなるものだ。
だが、次に発した森崎の言葉を聞き、彼らの目は金魚のように丸くなってしまう。
森崎「俺の雨乞いで天気を大荒れにしてやる…
そうすれば、もうこの試合は続けられない。没収試合になって、
後日再試合が行われるって寸法さ!どうだ!」
マリク「……あのさ森崎。よっぽどのことが無い限り…そもそも天から槍とかでも降ってこない限り
そう簡単には試合は中止にはならないんじゃないかなァ…」
トムス「結局お前ももうこの試合は普通の手じゃ勝てないと思っているんじゃないか。期待して損したぜ」
ミシェラン「アホらしすぎてぶん殴る気もおきねぇや…」
森崎「う…そ、そんなこと言って!実際に試合が中止になったらどうするんだ!?」
明らかに自分の事を馬鹿にするマリクたちを見て、森崎は悔しそうに叫び返す。
ミシェラン「はん!そんなら俺は素っ裸で首都アンリを逆立ちでマラソンしてやらぁ!」
トムス「ふん…仮定の話などあまりしたくはないのだがな。そうだな…お前の召使いにでもなってやろうではないか」
マリク「僕の魔道書、全部君にあげてもいいよ。ま、そんなこと起こりっこないけどね!」
森崎「ぐぬぬ〜っ、み、見てろよ!カダインで俺は奇跡を起こしたんだ!
今回だってきっと…試合を中止に追い込むほどの天変地異を起こしてやるぜ〜〜!!」
209 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:40:08 ID:???
ラナリオン→ ! tenki
!と tenkiの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
晴れや曇り、雨などの一般的な天気→森崎「みんな、すまない……
それ以外→その時奇跡が起こった…!
210 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:47:08 ID:???
ラナリオン→
晴れ
211 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 18:47:20 ID:???
ラナリオン→
濃霧
212 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:01:11 ID:???
奇跡って起きないから奇跡って言うんですよw
213 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:02:46 ID:???
カシムの交代で枠が残ってないんじゃなかったっけ?
まあ三失点のあげくの希望が雨乞いでなんとかしようだから覚悟はしとくべきだと思う
214 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:04:15 ID:???
なんていうかもうね…
215 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:12:44 ID:???
読者参加型なんだからどんな選択肢も選ばれる可能性があるし、選ばれた後に愚痴っちゃだめよ
216 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:21:40 ID:???
ちょうど滝さんのところでマスクをはずしたことだし、アベルと地獄兄弟でも結成するかw
217 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 19:41:51 ID:???
雨乞いを選びたくなる気持ちもわかるけどな
擁護する訳じゃないけど、残り少ない時間で交代枠使い切ってる。
おまけにガッツはみんなあまり残ってない状況で3点返すなんて無謀。
それなら一縷の望みを賭けて一か八かの雨乞いってのも理解できる
218 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:46:56 ID:???
>>212
ですよねー
>>213
これにより森崎の弱気フラグが達成されました。
女難の相のように、誰かに相談などして早めに治してもらいましょう。
>>214-215
最後の試合、ヒューガー戦で大活躍できれば、まだ巻き返せるかもしれません。
幸いなことに、現状松山は森崎の『敵』ではありませんからね。
>>216
嬉しいこと言ってくれるじゃないの。異世界での彼の活躍を密かに期待しておりますw
>>217
中止になった場合、スコアは1対3のままですが、後半戦だけの再試合になる予定でした。
拠点パートも挟めますし、メンバーの交代枠も復活するので今よりは大分楽に戦えてましたね。
基本的にネタ選択肢は引きさえ良ければ状況を逆転できるものが多いです。
いきなり全員から嫌われたり、能力が大幅に減るということはなるべくしないので
機会があれば、これからもどうか僅かな奇跡にかけてみてくださいね!
==============
ラナリオン→ 晴れ
森崎「雨よ降れぇ!風よ吹けぇ!雷よ、落ちろ〜〜〜〜〜!!」
呆れ返るマリクたちの冷たい視線を受けながら、森崎は天に向かって両手を上げて祈った。
だが、春のアリティアの心地よい日差しは何ら変化することなくぽかぽかと森崎たちを照らしつづける。
森崎「くぅぅぅおおおお〜〜!後少し!あとすこしで雨が…槍が……」
ポタッ…ポタポタッ…
その瞬間、雨は流れた。しかしそれは森崎の心が折れてしまった衝撃で降ってきたものだった。
森崎「ああ…この世界の太陽はなんて眩しいんだ…目に染みやがるぜ……」
219 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:48:44 ID:???
マリク「も、森崎……きみ、泣いて……」
トムス「…もういい…もういいんだ森崎。俺たちは…がんばった……」
ミシェラン「ちくしょう…ちくしょう!これで俺たちの優勝はパーだ!ちっくしょう〜〜!!」
そして、何時までも試合を再開しない森崎たちの様子がおかしいと思った審判はようやく近づき注意する。
審判「ほら、早く試合を再開しなさい。まだ試合は終わっていないんだから」
マリク「あっ…す、すみません」
森崎「(俺は…何も出来ないんだ…雨を降らせることも…ゴールを守ることも…
誓ったのに、約束したのに……このまま一勝もすることも出来ず
惨めにこの大会を終えることしか出来ないんだ…ヨ・ヨ・ヨ……)」
こうして森崎たちアカネイアは、特に対抗策を考えることもなく試合を再開することとなった。
そして精根尽き果てた感のある森崎の心の中では、自分は役立たずなのだと。
馬鹿にされ、信頼されず、罵られることしかない笊キーパーなのだという自虐の心が芽生え始めていた…!
※森崎が『幼き頃のトラウマ』を習得しました。
※全判定でクラブのとき補正に-3されます。
※信頼度の高い仲間と会話をすると解消される可能性があります。
この情景を、日向は悦びと驚きが入り混じった実にテンションの高い状態で見物していた。
気分よく高笑いしながら、好物のコーラを片手に森崎の無様な姿を見下ろして笑う。
日向「くっくっく…くはははははっ!俺が直接手を下すまでも無かったか。
森崎よ。所詮貴様は虫けらだ。地面にへばりつき涙で顔を崩す姿がお似合いよ!」
220 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:50:02 ID:???
若島津「(違う…森崎が弱いんじゃない。日向さんは気づいていないのか?
いま一番危険視しなければならないのは森崎じゃなくて…松山なんじゃないのか?
あいつさっきのシュートは…日向さんと同等、いや、俺の目の錯覚じゃなければ
日向さん以上の弾速にも思えたが……)」
新田「森崎さん、こんなにも弱かったのかぁ…
こんなんじゃ、せっかくの俺のゴールの価値も下がっちゃうよ。
あの人にはもっと頑張ってもらいたいのに…」
ぽつりとそんなことを呟いた新田を、石崎は複雑な表情で見る。
石崎「森崎がこのまま落ち込んで、キャプテン候補から外れてくれれば…
あとは翼がちゃんと俺たち全日本を率いてくれる。
でも……なんだかんだ言って、あいつも俺たち南葛のメンバーの一人何だよなぁ…
あそこまでボロボロな姿を晒しちゃあ、ちょっと可哀相に思えてくるぜ」
敬愛する翼を悉く邪魔してくる、石崎にとっては目の上のたんこぶ的存在だった森崎。
しかし、彼の必死の努力で掴み取った実力と地位は、幼い頃彼と同じ落ちこぼれだった
自分にとって、ある意味では勇気付けられた存在でもあったのだ。
あの森崎ががんばっているんだ。だったら自分もがんばらなくては、と。
その努力もこうしてようやく実を結び、今石崎はこうしてサンパウロの研修生にまでなったのだが…
そんな彼の隣に、いきなり一人の少女が勢いよく腰掛けてきた。
陽子「やっほー!あなたが石崎君ね?噂は聞いてるわ。なんでも先の試合は大活躍だったみたいじゃない!」
石崎「へ?」
あまりの突然の出来事に石崎の体が石のように固まった。
そんな石崎に全くかまず陽子はまくし立てるように言葉を続ける。
221 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:51:22 ID:???
陽子「サッカー協会の片桐宗政…あ、ちなみに私の兄のことね?
彼に代わり、本日付けでサンパウロの引率責任者としてみんなと
合同することになりました。よ・ろ・し・く・ね?」
石崎「ひゃ…ひゃい……よ、よろひく…」
いきなり、それも恐らく年上であろう美人に熱い握手で迫られた石崎は
どぎまぎして口が上手く回らず、空気の抜けたような返事で返すことしか出来なかった。
石崎了、この世に生を受けて17年。完全に骨抜きにされた瞬間であった。
新田「あなたが…片桐さんの妹の、片桐陽子さんですね。
俺、新田瞬っていいます。どうぞよろしくお願いします」
石崎とは対照的に、こういう場面には慣れているのか彼の強気な性格からか
無難に握手をして挨拶をする新田。そんな彼を見て陽子もにこりと微笑む。
陽子「あなたがあの翼君並みの才能を持つと噂される新田君ね?
兄はあなたのことを期待しているわ。もちろん……この私もね」
新田「え?そ、それは本当ですか?」
尊敬する翼先輩と同じ列で見られていることに感動した新田は
年相応な無邪気な笑顔で陽子に聞き返す。
陽子「フフ、当然じゃない。この後のヒューガー戦も、期待しているわよ。未来の全日本のエースストライカーさん?」
新田「は……はい!」
陽子「(なるほど…まぁデータ通りの反応だわ。石崎君はスキンシップに弱く、
新田君は尊敬する人物と自分をとにかく重ねたがる節がある……と。
さて、兄さんに代わってこの私がしっかりとこの大会で実のある選手かどうか見極めなくちゃね!)」
222 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:52:47 ID:???
こうしてサンパウロメンバーが新たな出会いを育む中、試合再開の笛が吹かれた。
ピイイイイィィィィッ!!
アンナ「さァ、この試合も残すところあと僅か10分ほど!マンチェスターが2点リードというこの状況。
我らがアカネイア同盟軍はまたしても苦汁を飲まされてしまうのか?
なんとか…なんとか一矢報いて欲しいところです!」
ニーナ「ホームグラウンドということもありますが…やはり、ここまで応援してくださった
国民の皆様のためにも…最後まで誇りある戦いをしてほしいものです」
観客「くっそぉぉぉぉ!!頑張れ〜〜!負けるなアカネイア〜〜!!」
「このまま他所もんたちに良いようにされていいのかよ〜〜!!」
「マルス様〜〜負けないで〜〜!負けちゃいや〜〜〜ん!!」
アベル「(苦しい…な。今まで何度心を救われたか分からない応援が…今はとても苦しい…)」
マルス「(愚かだな…僕は。何の期待にも応えることが出来ない。
あの月夜の誓いも…また破ってしまった。ごめん……森崎、みんな……)」
レナ「(…神よ。これもまた試練なのでしょうか。私たちは…これからどうすれば…)」
沈黙したようにゆっくりと中盤でボール回しを続けるアベルたちに痺れを切らしたのか、
ロリマーたちがカットに入ろうと突っ込んでくる。
ロリマー「やる気が無いのならボールはもらっちゃうよ!」
アベル「なにィ…?」
ディーン「無様なものだな…勝てないとふんで試合を諦めるか。
失礼な奴らめ…キャプテンがどんな思いであのシュートを撃ったか
貴様らには理解できまい!」
223 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:54:53 ID:???
マルス「くっ…違う!僕たちはまだ試合を諦めてなんかいない!」
リッキー「どうだか?少なくともあんたの所の大将さんは白旗振ってるようにしか思えんがねぇ」
そう言われたマルスは、ちらりと最後尾にいる森崎の姿を見やる。
確かにリッキーの言葉どおり、彼の姿からは先ほどまで見せていた闘気の欠片も感じ取れなかった。
マルス「森崎……君が例え勝負を諦めてしまっても、僕は君を支えつづける…!
この試合が終わるその時まで足掻いてみせる。諦めるものか……絶対に、諦めないぞ!!」
グワアアッ!!バコォッ!
マルス「アベル!ワンツーパスで速攻を仕掛ける!もう僕たちにはそれしかない!」
アベル「! …お供いたします、王子!」
アンナ「ここでマルス君、アベル君を伴い距離の大きいワンツーパスだ!
一気に相手陣営に攻め込もうとする気迫が感じられますが…」
ロリマー「そんな長いパス、カットしてくれって言ってるようなものだよ?」
リッキー「さっさと引導を渡して楽にしてやるか…ふんっ!」
224 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 19:56:41 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で
マルス→ ! card+ ワンツー40=
アベル→ ! card+ ワンツー42=
ロリマー→ ! card+ パスカット32+(人数補正+2)=
リッキー→ ! card+ パスカット34+(人数補正+2)=
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルス&アベルが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バーツがフォロー)(シーダがフォロー)(カルツがフォロー)
≦−2→マンチェスターがボールを奪う
【補足・補正】
リッキーのカードがダイヤ・ハートで『ハイジャンプカット』で+2
その他は>>19を参照してください
225 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 20:00:16 ID:???
マルス→
ハート2
+ ワンツー40=
226 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 20:02:17 ID:???
アベル→
ダイヤ6
+ ワンツー42=
227 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 20:07:00 ID:???
ロリマー→
ハートA
+ パスカット32+(人数補正+2)=
228 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 20:14:49 ID:???
リッキー→
クラブ7
+ パスカット34+(人数補正+2)=
229 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 20:34:13 ID:???
マルス→ ハート2 + ワンツー40=42
>アベル→ ダイヤ6 + ワンツー42=48
ロリマー→ ハートA+(不利-2) + パスカット32+(人数補正+2)=33
リッキー→ クラブ7 + パスカット34+(人数補正+2)=43
【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルス&アベルが突破!
※アベルに20の経験値が入ります
※アベルのレベルが5に上がりました
==============
先着『1名様』で
アベル
成長判定H→! card
成長判定速→! card
成長判定運→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card
!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。
230 :
森崎名無しさん
:2010/08/26(木) 20:53:42 ID:???
アベル
成長判定H→
クラブ4
成長判定速→
ハート5
成長判定運→
ハート9
成長判定守→
ダイヤ10
成長判定魔→
クラブ4
231 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/27(金) 19:03:20 ID:???
アベル
成長判定H→ クラブ4
成長判定速→ ハート5→1上がった
成長判定運→ ハート9→1上がった
成長判定守→ ダイヤ10→1上がった
成長判定魔→ クラブ4
アベル パラディン レベル5 EXP0 27戦22勝0敗
成長率
HP34/34 ◎
力 20 ○
技 20 ○
速 20 ○
運 14 ○
武 20 ◎
守 15 △
魔 9 ×
以上のようになりました。
=================
アベル「(あのロリマーという子は背も低く、守備はそこまで上手くはない。
注意すべきなのは、さっきも驚異的な速度でカットに入ってきたあいつだ!)」
バコォッ!!
ロリマー「ぶーぶー!」
リッキー「ぬが!?」
アベルはリッキーの動きに細心の注意をはかり、マルスへと確実にパスを返す。
彼の読みどおり、高いパスの前ではロリマーのカットは戦力にならず、
リッキーのカットも難なくかわしてマルスへと届けることが出来た。
232 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/27(金) 19:05:10 ID:???
マルス「ナイスパスだアベル!(時間は…もう23分!?だけど、ここからなら…)」
現在の位置はマンチェスター中盤の深い所。ここからならアベルのミドルシュートで
ゴールの枠を捉えることはそう難しいことではない。問題は、ロブソンを越えて
シューマッハまでシュートが届くかどうかということなのだが。
マルス「(残り時間を考えれば、ゴール前まで切り込んでパスを上げている時間は無い…
だけど、確実に点を取りに行くには…シュートを撃つことを躊躇っている今のアベルでは…
森崎……君なら、君ならこういうときどうするんだ?)」
普段の森崎ならば、今ごろ後ろから指示を飛ばしてきてくれたことだろう。
だが、すでに森崎はこの試合を諦めてしまっている。戦う意志を失ってしまっている。
もう心身ともにボロボロに傷ついた彼を頼ることは出来ない。自分が彼の分まで決断を下していくしかないのだ。
マルス「(迷っている暇なんてもう一秒も無い…よし!)」
マルスの判断→ ! card
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→恐れるなアベル!そこからパンサーファングを撃つんだ!
スペード・クラブ→アベル、僕がゴール前に上がる!なんとしてでもパスを送ってくれ!
JOKER→いちかばちか…僕がシュートを撃つしかない!
233 :
森崎名無しさん
:2010/08/27(金) 19:13:12 ID:???
マルスの判断→
ダイヤ10
それでも王子なら……!
234 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/27(金) 19:57:40 ID:???
マルスの判断→ ダイヤ10
>ダイヤ・ハート→恐れるなアベル!そこからパンサーファングを撃つんだ!
マルスの下した判断はこうだ。残り7分とロスタイム。
アカネイアが勝利するためには3点取らなければならない。
ならば、例え入る確率が低くてもひたすらシュートを撃つしか無い。
なによりマルスとアベルのすぐ前にはカルツ、松山などの手強い選手が控えている。
自らが切り込みアベルのパスを待つ手段も考えたが、この二人にカットされてしまう可能性もある。
マルス「アベル!」
バコッ!
アベル「マルス様…?」
マルス「撃て!そこからパンサーファングを撃つんだ!」
アベル「なっ…?ですが、私のシュートは…」
マルス「恐れるな!君がシュートを外すのは…実力の低さからではないことは自分が一番わかっているだろう!
これからアリティアの聖騎士を名乗るのなら、逃げることはこの僕が許さない!」
アベル「……わ、分かりました。撃ちます。撃ちますよ!」
主君の命には逆らえないのは騎士の宿命。アベルはマルスからボールを受け取るとやや体を強張らせながら足を振り上げる。
マルスとしても、強制的な命令のような今の判断はなるべくなら下したくは無かった。
だが、マルスはどうしても乗り越えて欲しかったのだ。アベルの弱気の虫をここで駆除しておきたかったのだ。
松山「むっ…撃ってくる気か?」
ロブソン「(まずいな…先ほどの全力のクリアーでうまくブロックに飛べるかどうか…
まさか、感づかれたのか?体力が尽き掛けているのはキャプテンだけじゃないということが…!)」
235 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/27(金) 20:01:41 ID:???
シューマッハ「ふん…無駄な足掻きを。ボア司祭、魔法での援護を」
ボア「うむ…だが、どうやらこれがこの試合最後の魔法になりそうじゃ。
しかし残り時間から考えれば特に問題は無いであろうて」
シューマッハ「(しかし、助かったな。もしも前半から今のようにミドルシュート攻勢で迫られていたら…)」
シューマッハは自多共に認めるほど飛び出しに特化したキーパーと言える。
もちろん通常のセービングが苦手というわけではない。しかし、やはり
『ミラクルウォール』という必殺技に頼ることになり、体力の消耗も激しくなる。
ボアの魔法ブーストの消耗のことも考えれば、アカネイア陣営が
空中戦にこだわってくれたことは彼にとっては大いに助かっていたのである。
シューマッハ「だが、時すでに遅し。もはやお前たちが俺たちに追いつける時間は残されてはいない!」
腰を深く落とし、集中力を高める。彼の持論に基づいたセービング技術、ミラクルウォールの準備に入る。
アベル「くっ…頼む!せめてあのキーパーまでは届いてくれ〜〜〜!!」
ブオンッ!グアアアアァァァァッ!!
アンナ「アベル君、ふりかぶった!これはパンサーファングの構えか〜〜!?」
森崎「(マルス……アベル……俺は…俺は……)」
森崎は光を失った瞳で、ただ遠くから眺めることしか出来なかった。
己の弱さをひたすら悔いながら、親友のシュートの成功を祈ることだけが、
今の彼の唯一出来ることだった。
236 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/08/27(金) 20:02:50 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アベル→ ! card+ パンサーファング51+(シュート苦手-2)=
松山→ ! card+ ブロック42+(人数補正+2)=
ロブソン→ ! card+ ブロック44+(人数補正+2)=
シューマッハ→ ! card+ ミラクルウォール48+(トロン+6)=
!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】(ブロック)
≧5→そのままシュートはゴールに向かう
≧4〜2→威力を1減衰しながらゴールへ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シーダがねじ込みに)(早田がフォロー)(ミディアがフォロー)
≦−2→マンチェスターがブロック
【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→アベルのパンサーファングがアカネイアのゴールに突き刺さった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(シーダがねじ込みに。シューマッハはバランスを崩している)(バーツがねじ込みに)(早田がフォロー)
≦−2→シューマッハががっちりキャッチ!
【補足・補正】
ロブソンのマークがダイヤ・ハートで『パワーブロック』で+3
その他は>>19を参照してください。
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