キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 21:56:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ一日目。森崎率いるアカネイア同盟軍は派手さは無いが、堅実なセービングを得意とする
強靭なメンタリティを持つレナートが率いるサンパウロFCに0対1で敗れてしまった。
今まで経験したことの無い悲惨な試合結果に、森崎はたまらず男泣きしてしまう。
彼の涙にリベンジを誓った仲間たちは次戦の対マンチェスターに備えて絆を深めあう。
そして大会二日目。前日ヒューガーと引き分けたマンチェスター相手に、まさかの前半から大苦戦!
ロリマーのバウンドショットと松山のイーグルショットの前に森崎のセービングが全く通用しない事態に。
さらにジュリアンの何気ない一言が、彼の小学生時代のトラウマを呼び起こして大変な事態に!
総合優勝するためにはもう絶対に負けることは許されない。果たして後半戦だけで
2点のビハインドを撥ね退け、3点をもぎ取り勝ち越すことが出来るのか!?


☆前スレ
【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278504379/l50

422 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 22:25:18 ID:???
タハマタ→ クラブ2 + ワンツー29=

423 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 22:29:57 ID:???
ビクトリーノ→ クラブ3 + パスカット37+(治りかけ-1)=

424 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 22:45:51 ID:???
>バビントン→ ハート5 + ワンツー39=44
タハマタ→ クラブ2 + ワンツー29=31

ビクトリーノ→ クラブ3 + パスカット37+(治りかけ-1)=39

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バビントン&タハマタが突破!
================
バビントン「(相手の速さのペースに巻き込まれては駄目だ。
      確実に…相手のカットの隙間を通すことだけを考えろ!)」

ビクトリーノの俊足は先ほどのプレイのように攻撃だけでなく守備にも生かされている。
バビントンは基本に忠実に、慎重なワンツーパスをタハマタに返した。

シュインッ!

ビクトリーノ「ぐっ…!?」

タハマタ「ようっし!ナイスパスバビ!そら、返すぜ!」

ビクトリーノ「(な…何故だ!?見た目は何の変哲もないただのゆるいパスだったのに…)」

ビクトリーノはまだ気づいていない。相手の動きを見ながら止まって守備を行うのと、
相手の動きに合わせて常に動きながら守備をするのでは、大分勝手が違ってくることを。
走ることでの反動による視線のブレやズレ。特にパスカットなど繊細な技術ではこの僅かな誤差が大きく響いてくるのだ。
ビクトリーノはまだ運動能力に頼っただけの我武者羅な守備しか行うことが出来なかったのである。

バビントン「(やはり本職がFWなだけのことはある。いくらでも付け入る隙はありそうだ)」

ダダッ!

ビクトリーノ「くそぉ!待てよおい!そう簡単にこの南米の黒豹から逃れられると思うなよ!」

425 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 22:47:41 ID:???
アンナ「ビクトリーノ君、カットには失敗しましたがすかさずバビントン君を猛追!
    しかしバビントン君はすでにヒューガー中盤へとさしかかり、パスの構えに入る!」

三杉「そうはさせないよ。チェイニー、今のうちに僕の姿に変身を!」

チェイニー「おっと兄ちゃん、なかなかノリが良くなってきたじゃないの」

ダ・シルバ「(なんだい。たまには俺に変身してくれてもいいのにさー。ちぇっ)」

対する三杉たちはバビントンのパスコースを巧みに読み、すかさずカットに入ろうとする。

バビントン「(あれがミスギ…なんて早い対応なんだ。これじゃあ簡単にパスで繋げない…どうしようか?)」



バビントンの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→裏をかきドリブル!タックルにいけるのはダ・シルバだけ!
ハート→アマラウに高いパスを放り込む、カットに行くのは三杉
スペード→新田にパスを送る。カットに行くのはチェイニー
クラブ→マウリシオにパスを送る。カットに行くのはダ・シルバ
JOKER→裏をかき…まさかのドライブシュート!?

426 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/08/31(火) 22:48:47 ID:???
バビントンの判断→ クラブQ

プリキュアというとキュア梅盛さんとピーチ兄貴が真っ先に思い浮かんじゃう私

427 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 22:57:09 ID:???
>>426
あの一騎討ちが凄かったのはピーチ兄貴だからこそですよね!
そしてシンケンゴールドよ…あなたの気持ちは私もよくわかるw
==============
バビントンの判断→ クラブQ
>クラブ→マウリシオにパスを送る。カットに行くのはダ・シルバ

バビントン「(一度サイドに流して様子を見よう。アマラウが確実にPA内に入ってからでも遅くはない)」

バコォッ!

アンナ「バビントン君一旦左サイドへとボールを流す!
    しかしここでダ・シルバ君が猛ダッシュから飛び込むようにパスカットに向かう〜〜!!」

ダ・シルバ「くおおおぉぉぉっ!!精一杯……頑張って止める!!」
==============
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

バビントン→ ! card+ パス39=

ダ・シルバ→ ! card+ パスカット35=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マウリシオにパスが渡る
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(タハマタがフォロー)(プラトンがフォロー)(三杉がフォロー)
≦−2→ダ・シルバがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

428 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 23:01:38 ID:???
バビントン→ ダイヤQ + パス39=

429 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 23:02:40 ID:???
ダ・シルバ→ ハート2 + パスカット35=

430 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 23:16:53 ID:???
バビントン→ ダイヤQ + パス39=51

ダ・シルバ→ ハート2+(不利-2) + パスカット35=35

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マウリシオにパスが渡る
=============
バビントン「(1…2…3、4歩目で飛び込んでくる!ここだっ!)」

ダ・シルバの動きを瞬時に判断し、守備の癖を盗んだバビントンは
相手が体を内側に入れてくる直前に鋭いパスをインサイドから送り出す。

ドシュウッ!

ダ・シルバ「こ、こんなはずじゃ…!」

プラトン「(キレが戻ってきている…そうだ、バビントン。
     お前の本来の実力はどこに行っても通用するんだ。こんな連中に遅れをとるはずなんてないんだ!)」

アンナ「バビントン君のパスはマウリシオ君にフリーな状態で渡った!そういえば彼には
   『ジョルトシュート』という無回転のミドルシュートもありますが、
    やはり若島津君相手では至近距離からの勝負の方が有効的かもしれませんねぇ」

マウリシオ「(どうしよう。予定通りにアマラウさんにセンタリングして
      ニッタにスルーで流してもらったほうがいいのかなァ…?
      でも、せっかくのフリーでのシュートチャンスをみすみす逃してもいいのか…?
      あの人なら…ツバサさんならこういうときどうするんだろう?)」

431 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 23:18:35 ID:???
マウリシオの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→アマラウと新田を信じ、センタリングを上げる!
クラブ→自分が一番!ここからフリーでジョルトシュートを撃つぞ!
JOKER→そういえばツバサさん、レッチェに移籍前になにかシュート練習をしてたっけ?確かこんな…
===================
短めですが一旦ここまで。時間は前半24分といったところ。
ちなみにマウリシオはもうドライブオーバーを撃てるガッツは残っていないのですじゃ…

432 :森崎名無しさん:2010/08/31(火) 23:23:09 ID:???
マウリシオの判断→ ハート4

433 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:19:15 ID:???
マウリシオの判断→ ハート4
>ダイヤ・ハート・スペード→アマラウと新田を信じ、センタリングを上げる!

マウリシオ「(ツバサさんなら…ツバサさんなら強烈なシュートで相手キーパーを
      吹き飛ばしながらゴールを決めることも、味方に的確な指示とパスを渡して
      アシストを演出することも…両方出来てたよなぁ)」

それほどまでに、鮮明に彼の脳裏に焼きついている大空翼と言う男。
彼は1年前にサンパウロユースへと合流してから、彼が出場した公式戦を全て全勝で終えたという功績を持っていた。
彼がフィールドに立っている限り、サンパウロは決して負けることはない。
どんなに絶望的な点差をつけられようとも、瞬く間に点差をひっくり返して勝利を収めてしまう。
そんな奇跡のような活躍を残してきた翼と自分を比べても、とても比較できるわけは無かった。

マウリシオ「(俺は…俺のできることをしよう。今ここでシュートを撃って…
      もしもゴールを決めたとしても、その瞬間俺の体力は尽きて交代させられてしまう。
      後半も変わらず活躍するために、少しは体力を残しておきたい)」

やや打算的な思考もあったが、ここはひとまずアマラウたちを信じてマウリシオはパスを放った。

マウリシオ「アマラウさん!」

バコォッ!

若島津「(やはりクロスを上げてきたか。さて、このパスは一体誰に合わせてきたものだ…?)」

434 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:21:43 ID:???
若島津の読み→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アマラウへのパスだと読み当てる。全員で競り合いに行く!
ハート→アマラウへのパスだと読み当てる。だが自分は身構える
スペード→新田へのパスだと予想する。クリアーにいけるのはジェイガンとベック
クラブ→ジウへのパスだと予想する。クリアーにいけるのはベックだけ!
JOKER→なんと突然若島津のメインエンジン『牙竜』が煙を噴出して故障!?

435 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:22:29 ID:???
若島津の読み→ クラブA

436 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:22:39 ID:???
若島津の読み→ ハートQ

437 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:35:21 ID:???
若島津の読み→ クラブA
>クラブ→ジウへのパスだと予想する。クリアーにいけるのはベックだけ!

若島津「(あのH番…背は小さい方だが、仮にもCFの位置にいるのだから何か仕掛けてくるはず)」

若島津の読みはあながち間違いではなかった。しかし、何か仕掛けようとしていたのは
ジウの背後にて隠れるように構えていたサンパウロ2強DFの一人、天のアマラウである。

バッ!

アマラウ「ナーイスパスマウリー♪」

若島津「なっ…!?(何時の間にあの位置に!?そうか、あのH番は囮…!)」

アンナ「マウリシオ君左サイドからのクロスを上げた!これに合わせるのは…アマラウ君だ!
    彼はDFながらも高いボールからのシュートには定評があり、
    セットプレー時などにはこうして前線に上がることも多いそうです。
    果たしてヒューガーのDF陣たちをかわし、若島津君からゴールを奪えるか!?」

若島津は慌てて崩れかけたバランスを修復しようと体制を立て直そうとする。
それを上空から見下ろすように愉快そうに、ハイテンションでアマラウが叫ぶ。

アマラウ「さァ!こっからがサンパウロの真の実力のお披露目会だぜぇっ!!」

ベック「そ、そうはさせないんだな〜!撃たせないんだな〜!」

なんとかアマラウと競り合える位置にいたベックは苦しい体勢でボールに飛びつく。

アマラウ「(へっ、安心しな。『俺』は撃たねぇからよ)」

438 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:36:45 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

アマラウ→ ! card+ スルー47=

ベック→ ! card+ クリアー24=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→新田にスルーパスが通る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジウがねじ込みに)(新田とジェイクが競り合い)(バビントン、タハマタと三杉が競り合い)
≦−2→ベックがクリアー。三杉がフォロー

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

439 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:38:31 ID:???
アマラウ→ ダイヤ4 + スルー47=

440 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:42:54 ID:???
ベック→ スペード10 + クリアー24=

441 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:45:52 ID:???
ベック→ クラブ10 + クリアー24=


442 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:57:48 ID:???
アマラウ→ ダイヤ4 + スルー47=51

ベック→ スペード10 + クリアー24=34

【攻撃側】−【守備側】
≧2→新田にスルーパスが通る!
=============
ベック「ひええぇぇ〜〜〜〜〜っ!!」

気合が入ってるんだか抜けているんだか分からない叫び声を上げながら、
ベックはアマラウのシュートに対して体を投げ出しに行く。
だが、彼の体は空を切ってまったく見当違いのほうへと流れていった。
ここで彼の名誉のために言っておくが、決してびびって避けたわけではない。

ベック「シ、シュートを…」

若島津「撃って…こな……」

ガクン!

この瞬間、なんとか体勢を立て直した若島津の体の重心が再びドミノのように倒される。
スローモーションのようにゆったりと流れる時間の中で、若島津は目の前の光景に驚愕する。

新田「うおおおぉぉぉっ!ノートラップランニングボレー隼シュートだァ〜〜〜〜っ!」

やられた。自分の判断ミスが招いたこととは言え、この状況は非常にまずい。
昨日のサンパウロ対アカネイア戦にて、新田は森崎から値千金のゴールを奪っている。
つまり森崎が極端に弱体化していなければ、彼のシュートは十分世界に通用すると思っても良い。
もちろん彼も万全の状態ならば、堂々と構えていることが出来たであろう。
だが、今回ばかりは違う。アマラウのスルーによって完全に体の重心を崩されてしまっていたのだ。

443 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/01(水) 23:58:51 ID:???
アンナ「アマラウ君、これは素晴らしいトリックプレー!撃つと見せかけて後ろに流したボールには
    新田君が猛然と駆け込んで右足を振り抜きに向かう〜〜〜!!」

若島津「く……くそ〜〜っ!間に合ってくれ〜〜!!」

新田「決まれ〜〜〜〜〜っ!!」
=============
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

新田→ ! card+ 隼ボレーシュート48=

若島津→ ! card+ 牙竜三角飛び53+(バランス崩し-3)=

!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→新田の隼ボレーシュートがヒューガーのゴールに突き刺さった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジウがねじ込みに。若島津は倒れている)(ジェイクがフォロー)(ジェイガンがフォロー)
≦−2→若島津ががっちりキャッチ!

【補足・補正】
若島津のマークがダイヤで『手刀ディフェンス』で+3
その他は>>19を参照してください。

444 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:59:26 ID:???
新田→ クラブA + 隼ボレーシュート48=

445 :森崎名無しさん:2010/09/01(水) 23:59:56 ID:???
若島津→ スペード7 + 牙竜三角飛び53+(バランス崩し-3)=
おまw

446 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 00:04:46 ID:???
>>445
新田よ…エースを狙うのは良いが、競技が違うぞ?
===============
新田→ クラブA + 隼ボレーシュート48=49

若島津→ スペード7 + 牙竜三角飛び53+(バランス崩し-3)=57

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→若島津ががっちりキャッチ!
===============
すみません、今日も短めですが一旦ここまで。
明日はもう少し余裕が出来そうなのでゆっくり更新できそうです。それでは〜

447 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 00:39:40 ID:???
エースをねらう隼苦労君乙でした〜

448 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 08:48:20 ID:???
>>447
乙ありです!ちなみにこのスレの新田がその技を習得するのはもう少し先の予定ですね。
たくさん覚醒をすれば、松山のように前倒しで新技を習得できるかもしれませんが…
================
新田は決して脚力に優れるストライカーではない。体格も小さく、
強力なシュートを放てるわけでもなければ、コースの隅ギリギリを狙える技術も無い。
だが、彼は他の人には絶対に負けない特徴がある。それは『タイミング』を測る能力に非常に長けているということだ。
ダイレクトシュートに対して利き足を絶妙のタイミングで振りぬく。
一文では単純に見えるが、コンマ数秒によりボールに伝わる衝撃は大きく変わってしまう繊細で緻密な世界なのだ。
新田は決して脚力は優れてはいない。絶妙のタイミングで衝撃をボールへ正確に伝えることで
足りない力をフォローし、増幅させているのだ。

新田「あっ…!?」

そして。不幸なことに今回彼は唯一の取り柄とも言ってよいその『タイミング』を逃した。
唯一の武器が取り除かれた隼の爪など、雛鳥の啄ばみにすら劣るかもしれない。

若島津「ほっ…」

安心の溜息を履きながら、若島津は胸でがっしりと新田のシュートをキャッチした。

若島津「(ふ〜っ。一時はどうなるかと思ったぜ。だがこれでもう前半は奴らの攻撃機会は無い!)」

すでに時計は前半30分を迎えようとしている。
たとえボールを奪われてしまってもその瞬間ハーフタイムに突入する可能性が大きい。
普段より大分心に余裕を持って攻めることができるのは非常にありがたかった。

日向「ふっ…お前はあの程度のシュートを決められる雑魚では無いようだな」

若島津「当たり前ですよ。あれくらい、止めて当たり前です!」

バッ…グアアアッ!ドッゴォォォォォン!!

449 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 08:49:57 ID:???
アンナ「新田君のシュートは通じず!若島津君、そのまま大きく前方へとボールを蹴りだしました!」

森崎「………くっ…くそっ!」

日向と若島津の言葉がいちいち癪に障る森崎。そしてその様子を心配そうに見るマルス。

マルス「(悔しいだろうな森崎は。でも、今の僕たちの力では…君を助けてあげることは…)」

今の自分には何ができるだろうか。カシムが怪我をし、アベルが失踪した今、
彼をしっかりと支えることができるのはもう自分しか残っていないのだから。
マルスは彼の助けになる力を手にするにはどうすればいいのか一人考えていた。
そしてフィールド上では若島津が大きく蹴ったボールは風に乗りどんどん勢いを上げていき…



ボールの行方→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→日向へ一気にロングキック!だがバビントン、タハマタ、プラトンが競り合いに向かう
スペード→ビクトリーノへのパス!バビントンがチェックに向かう
クラブ→ナバールへのパス!プラトンがチェックに向かう
JOKER→これはなんと若島津君の超ロングシュートだった〜〜!?

450 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 10:57:11 ID:???
ボールの行方→ ダイヤK

451 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 11:24:35 ID:???
ボールの行方→ ダイヤK
>ダイヤ・ハート→日向へ一気にロングキック!だがバビントン、タハマタ、プラトンが競り合いに向かう

若島津「日向さん!!」

若島津が蹴ったボールは無論、日向宛へのものであった。
ロスタイムを含めれば残り時間は5分弱。もっと短いかもしれない。
ならば最前線に立ち、ミドルシュート、ダイレクトシュート共に強力な
日向以外の選択肢は彼の中には無かったのである。

バビントン「そうは……させない!」

プラトン「サンパウロを…舐めるなよ!」

タハマタ「いくらヒュウガだろうと3人で挑めば!」

だが、当然サンパウロのメンバーも最も危険視すべき対象に対抗策を張って来る。
バビントンはプラトンとタハマタを先導して、安易に日向にトラップさせまいと飛び込んだ。

日向「雑魚どもが…まとめて消えろっ!」

452 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 11:26:54 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

日向→ ! card+ 競り合い41=

バビントン→ ! card+ 競り合い35+(人数補正+3)=
プラトン→ ! card+ 競り合い29+(人数補正+3)=
タハマタ→ ! card+ 競り合い33+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→日向がトラップ!シュートを撃つぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。前半終了
≦−2→サンパウロ勢がキープ

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

453 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 11:29:13 ID:???
日向→ ハート5 + 競り合い41=

454 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 11:55:52 ID:???
バビントン→ ハート8 + 競り合い35+(人数補正+3)=

455 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 11:57:10 ID:???
プラトン→ スペードJ + 競り合い29+(人数補正+3)=

456 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 11:58:13 ID:???
タハマタ→ ハート4 + 競り合い33+(人数補正+3)=

457 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 16:19:23 ID:???
日向→ ハート5 + 競り合い41=46

バビントン→ ハート8 + 競り合い35+(人数補正+3)=46

【攻撃側】−【守備側】
=0→ボールはこぼれ球に。前半終了
===============
日向を取り囲んだ3人の誰もが、体格では劣っていた。
しかし、ボールの落下地点へと素早く到達したのは日向ではなくバビントンであった。
それもプラトンやタハマタが日向がトラップをしにくいように張り付くように飛びついたおかげである。

ガッ!ガガッ!バシッ!

バビントン「どうだ!これがサンパウロの力だ!」

日向「くそっ…雑魚が群れやがって…!うおおおぉぉっ!!」

日向も意地を見せて、バビントンに安易にキープをさせなかった。
フィジカルに物を言わせ、大きく弾きこぼれ球にする。
その後、しばらく何度か激しくパスが行き来している間に、前半終了の笛が吹かれた。

ピッピィーーーーー!!

アンナ「ここで前半終了!日向君のキックオフゴールで盛大に幕を開けたこの試合、
    スコアの方は2対0とヒューガーが有利に試合を進めています。
    後半、サンパウロは巻き返すことができるのか?それともヒューガーがさらに突き放すのか?
    選手たちはそれぞれの想いを胸に、一旦控え室へと下がってゆきます…」

バーツ「前半が終わったか…」

ジュリアン「ヒューガーは中々手強いな。明日の試合…俺たちで勝てんのかな…」

458 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 16:20:27 ID:???
シーダ「このままヒューガーが勝っちゃうのかしら…?」

レナ「…………」

森崎の周りにいる仲間たちは皆どこか不安げな顔をしている。
昨日敗戦したサンパウロを圧倒的に上回る力を持つヒューガー。
サンパウロに勝てなかった自分たちが果たしてあのチームに勝つことができるのだろうか?
そんな葛藤を誰もがどこかに抱いている。そんな雰囲気だった。

マルス「サンパウロはいいところまでは攻めているんだけど、最後の詰めが甘いところがあるね。
    さて……森崎、僕たちはちょっと飲み物でも買ってくるよ。君はどうする?」

席を立ち上がり、ハーフタイムの間の森崎の動向を訪ねてくるマルス。それに対して森崎は…


☆どうしますか?

A飲み物を買いにマルスたちについていく
B別の場所で観戦している人たちのところに行ってみる
Cアベルが心配だ。すこし辺りを探してくる
Dカシムの様子を見に、王宮へ戻ってみる
Eサンパウロの控え室に行ってみる
Fヒューガーの控え室に行ってみる
Gこのままここで待っている

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

459 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 16:33:02 ID:rn/JlJfQ
D

460 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:00:56 ID:BUJLpU1U
C

461 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:05:52 ID:K62dnsBQ
C

462 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 17:16:30 ID:???
>Cアベルが心配だ。すこし辺りを探してくる

森崎「俺は…ちょっとアベルを探してくるよ。明日の試合のためにも
   あいつにもこの試合をしっかりと見て欲しいしな」

マルス「本来ならば彼の主君である僕の役目なのに…任せても大丈夫かい?」

マルスはすでにアベルが最も信頼を置いているのは自分ではなく森崎だと感じている。
いま、彼の朽ち果てた心を癒し、元に戻せる可能性があるのは残念ながら自分ではなく森崎だけなのだ。

森崎「ああ。安心しろ。絶対に連れ戻してくるからなっ!」

ダッ!

そう言うと、森崎は一旦特設スタジアムを後にすると首都アンリの周辺を散策し始めた。

森崎「…と、勢いで飛び出して来たのは良いものの、あいつ、どこにいるんだろうな…?」

とりあえず森崎は、周辺の住民にアベルの情報を尋ねながら探し回ろうとした。


アベルを探せ!(残り3ターン)→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→人気の無い空き地にてアベルを発見!
Q〜10→あれは…バーツ?協力してアベルを探すことに!
9〜7→あれは…確か道具屋のララベルさん?占いでアベルがどこにいるのか聞いてみようかな?
6〜A→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!
JOKER→あれは…アンナさん?

463 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:24:31 ID:???
アベルを探せ!(残り3ターン)→ クラブA

464 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:31:00 ID:???
マモノさん……

465 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 17:35:16 ID:???
>>464
このスレではあまりクラブAを別件で扱っていませんからねwセーフセーフ!
================
アベルを探せ!(残り3ターン)→ クラブA
>6〜A→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!

森崎はすれ違う人全てに、アベルという騎士を見なかったかと尋ねてみた。
だが、村人たちは誰もが皆似たようなことを言うばかりであった。

村人A「アリティアの首都アンリへようこそ!」

村人B「武器は装備しないと意味が無いぜ?」

村人C「HPが0になると死んじまうぜ。気をつけな!」

村人D「フィールドを歩いていると、やがて夜になりましょう」

森崎「(くそっ!無駄な時間を使ってしまった。というか明らかにゲームが違うぞゲームが!)」

ハーフタイムが終わるまでには観客席に戻らなければならない。
焦る気持ちを抑えつつ、森崎は再び周辺を探し回る。


アベルを探せ!(残り2ターン)→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→人気の無い空き地にてアベルを発見!
Q〜10→あれは…バーツ?協力してアベルを探すことに!
9〜7→あれは…確か道具屋のララベルさん?占いでアベルがどこにいるのか聞いてみようかな?
6〜A→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!
JOKER→あれは…アンナさん?

466 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:36:59 ID:???
アベルを探せ!(残り2ターン)→ クラブ9
ダウジングスリッパ〜(ダミ声)

467 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 17:43:30 ID:???
>>466
所長ォ!
==========
アベルを探せ!(残り2ターン)→ クラブ9
>9〜7→あれは…確か道具屋のララベルさん?占いでアベルがどこにいるのか聞いてみようかな?

森崎「あ、あれは!」

森崎が目にしたのは露天を開いていた道具屋のララベルだった。
以前ワーレンにて彼女の占いにお世話?になったことを思い出した森崎は、
彼女にアベルが今どこにいるのかを占ってもらうことにした。

森崎「…ということで、アベルを探してもらいたいんです。
   あいつを立ち直らせることができるのは…俺しかいないんです!」

ララベル「なるほど……事情はわかったわ。フフ、いいわ。協力してあげてもいいわよ。
     ちなみに、いまなら特別大サービスであなたの今の運勢も占ってあげてもいいけど…どうする?」


☆どうしますか?

Aいえ、結構です。アベルの居場所だけを占ってください
Bじゃあついでに明日の試合のサッカー運を…
Cじゃあついでに俺の友情運を…
Dじゃあついでに俺の恋愛運を…
Eじゃあついでに俺の健康運を…
Fじゃあついでに俺の金銭運を…

2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません

468 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:50:16 ID:rn/JlJfQ
B

469 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 17:53:57 ID:zjs75IZA


470 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:02:11 ID:???
>Bじゃあついでに明日の試合のサッカー運を…

森崎はもとより占いや迷信を信じるタイプではなかったが、
人間不安なときはたとえ信憑性の低いことにもすがりつきたくなるものである。
まして、彼女の占いの効果を痛いほど実感していた森崎は彼女の占いの力を借りたくなったのだ。

森崎「じゃ、じゃあ…明日の俺達のサッカーの試合を…占ってください!」

ララベル「分かったわ。それじゃあまずはアベル君の居場所から占うわね。むむむむ……」

額にシワを寄せ、なにやら呪文を唱え始めるララベル。そしてしばらくすると
彼女の水晶球に何かの影がぼんやりと浮かび始めた――!


水晶球には何が映る!?→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→これは…人気の無い場所で一人ボールを蹴るアベルの姿だ!
ハート→これは…人気の無い場所でぼんやりと座り込んでるアベルの姿だ!
スペード・クラブ→一瞬アベルの姿が映ったと思ったが、すぐに何かの影に覆われるように隠れてしまった…
JOKER→これは…誰かの墓の前に立っているアベルの姿だ!

471 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:02:40 ID:???
水晶球には何が映る!?→ クラブA

472 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:04:20 ID:???
…ザンゲじゃなくて?w

473 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:04:50 ID:???
さてと、カシムの様子を見に行くか

474 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:05:23 ID:???
厄いぜぇ・・・

475 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:08:14 ID:???
これはもうね
一人でぼんやりしてたらドルーアの奇襲に遭って戦死
とかそんなことになってても驚かないよ

476 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:23:54 ID:???
>>472-474
あ・・?あ・・?
>>475
アベル関連のイベントでこうもクラブAが出まくると不安になります…
===============
水晶球には何が映る!?→ クラブA
>スペード・クラブ→一瞬アベルの姿が映ったと思ったが、すぐに何かの影に覆われるように隠れてしまった…

ブゥゥゥン……

しばらくすると、水晶球にアベルの姿がぼんやりと映し出される。

ララベル「これは…首都アンリから来たに向かったところの郊外の一角ね。
     きっとそこの近くにアベル君はいるわ」

森崎「もっと詳しくは分からないんですか?俺、後半戦が始まる前には
   スタジアムに戻らなくちゃ駄目なんです」

ララベル「分かったわ……え?こ、これは……」

ぼやや……

なにか黒い霧のようなものが彼の姿を隠すように覆っていく。
まるでアベル自身が誰かに見つけられることを拒んでいるかのように。

ぶつん!

森崎「あ!」

そして、テレビの電源が消えるように水晶球には何も映らなくなってしまった。

477 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:25:25 ID:???
ララベル「……これは、予想以上の落ち込み具合ね。彼の『一人にして欲しい』という
     負の感情が、私の占いの力を拒んでいるわ…困ったわね」

森崎「…いえ、大体の居場所がわかっただけでもありがたいです」

ララベル「あらそう?だったら次はよサッカー運の方を占ってみるわね」

再び水晶球に向かって力を込めるララベル。明日のアカネイアのヒューガー戦に対するサッカー運を占い始めた。



さ〜て、明日の試合の運勢は〜?→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→未来はきっと明るいね!明日の試合アカネイアの指揮レベルが+3!
ハート→ガンガン攻めると運気アップよ!全員のシュート補正に+2!
スペード→苦しい展開だけど粘ることが重要よ。全員の消費ガッツが3/4に!
クラブ→アカネイアは至上稀に見る大敗北を喫する…。明日の試合、相手の指揮レベルが+2
JOKER→絶対勝利間違いなし!明日の試合アカネイアの指揮レベルが+5!

478 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:28:55 ID:???
さ〜て、明日の試合の運勢は〜?→ スペードQ

479 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:29:55 ID:???
さ〜て、明日の試合の運勢は〜?→ クラブQ

480 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:37:20 ID:???
>>463から黒いカードしか出てないんだが・・・しかもそのなかにクラブA2枚とか


481 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:43:20 ID:???
>>480
まさに黒豹ですね!え?違う?
=============
さ〜て、明日の試合の運勢は〜?→ スペードQ
>スペード→苦しい展開だけど粘ることが重要よ。全員の消費ガッツが3/4に!

カッ!

ララベル「出たわ!」

森崎「ど、どうなんですか!俺たちは…アカネイアは勝てるんですか!?」

気体の眼差しでララベルに迫る森崎。だが、ララベルの表情は思ったより芳しくない。

ララベル「…正直、今のままの状況だと厳しいわ。この状況を打開するためには
     森崎君。キャプテンであるあなたのこれからの行動が重要になってくる。
     この試合が終わった後でもいいから、とにかく多くの人に話し掛けなさい。
     そして聞くの。仲間の悩みや想いを。それが集団の中心人物としての…
     皆を先導し、導いていくものの宿命、義務なのだから」

森崎「わ、分かりました…(よし。試合後のチームの交流会では、ちょっと行動を考えてみようかな)」

ララベル「一つ付け加えておくなら…いくら相手の力が強くても決して途中でくじけては駄目。
     人の体力って言うのは、案外精神的なところから参ってきちゃうものだから。
     とにかく心を強く持ちなさい。勝機は後半…互いに疲れがたまってきた頃から。
     苦しい状況で真の力を発揮できる方が勝つ……ふぅ。こんなところね」

森崎「ありがとうございますララベルさん。…あなたの言葉で、ちょっと希望が見えてきました」

ララベル「ふふ、困ったときはお互い様よ。ただでさえ森崎君はうちのお得意様なんだし…
     アリティアを発つ前に、一度で良いから道具屋に買い物にいらっしゃい。サービスするわよ?」

482 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:44:49 ID:???
森崎「本当…何から何まですいません」

ララベル「いい女というものは決まって気前がいいものなの。覚えておくことね?」

森崎「は、はぁ……」

ララベル「それじゃあ、頑張ってアベル君を探していらっしゃい。
     彼の力は間違いなく…今後も必要になってくるものだろうから」

森崎「はい、分かっていますよ。単純な戦力としてだけじゃない。あいつは…俺にとっても、大事な親友だから。
   ララベルさん、ありがとうございました!」

ダダッ!

ララベルに礼を言うと、森崎は首都アンリの北方向の郊外へと駆け出した。
その姿を温かな瞳で見守るよう見つめるララベル。

ララベル「青春ねぇ。私も昔親友のために必死になったこと…あったわぁ」


首都アンリ北区。ここは主に民家が並ぶ区域で、住宅と共によく手入れされた広場も多い。
だが、今はほとんどの民たちがアリティア城のスタジアムへと出払っているため人気は全く無い。

森崎「アベル…どこだ?どこにいる?」

483 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:46:37 ID:???
アベルを探せ!(残り1ターン)→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→人気の無い空き地にてアベルを発見!
9〜6→あれは…バーツ?協力してアベルを探すことに!
5〜A→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!
JOKER→あれは…アンナさん?

484 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 18:50:26 ID:???
アベルを探せ!(残り1ターン)→ クラブ5

485 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 18:55:25 ID:???
アベルを探せ!(残り1ターン)→ クラブ5
>5〜A→机の中も鞄の中も捜してみたけど見つからない!
===============
森崎はひたすら全力で走り回ってアベルを探した。
道を歩く人もいないので、完全に自分の直感頼りである。
そして、今日の森崎の直感は悪い方にばかり傾いていた。

森崎「こ、ここにもいない…くっ、くそ!このままじゃもうすぐ試合が始まっちまう!」

チームのキャプテンとして、試合を見ないわけにはいかない。
先ほどララベルに指揮官としての義務と責任を説かれたばかりであるからだ。

森崎「(あと5分…あと5分探して見つからなければ…もう引き返すしかない)」

一縷の望みをかけて、森崎は最後の力を振り絞って近くの公園へと入っていった。



アベルを探せ!(ラストチャンス!)→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→人気の無い空き地にてアベルを発見!
9〜A→森崎は肩を落としてスタジアムへと戻っていった…
JOKER→あれは…アンナさんとアベル?

486 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:02:59 ID:???
アベルを探せ!(ラストチャンス!)→ スペード3

487 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:03:01 ID:???
アベルを探せ!(ラストチャンス!)→ ダイヤ4

488 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:05:14 ID:???
お祓いいったほうがいいかもな・・・

489 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:05:31 ID:???
これがATフィールドか

490 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:14:14 ID:???
>>488
よし!聖職者であるあの方のところに向かうんだ!
>>489
どうやら彼の心の壁はそれくらいの抵抗力がありそうです…
=============
アベルを探せ!(ラストチャンス!)→ スペード3
>9〜A→森崎は肩を落としてスタジアムへと戻っていった…
=============
森崎「…………いない」

森崎はがっくりと肩を落とした。だが、ここで立ち止まっているわけにはいかない。
明日の試合のために、少しでもヒューガーの情報を掴んでおく義務が自分にはあるのだから。

森崎「(すまんアベル…俺は…俺は…)」

後悔の念ばかりが心の底から沸きあがる。森崎はいつも以上に足を重く感じながらスタジアムへと戻っていった。


マルス「お、おかえり森崎……」

森崎「ああ……」

マルス「その様子では、アベルは見つからなかったみたいだね」

森崎「……すまん」

マルス「いや、悪いのは君じゃないよ。…それに、試合後の交流会なら
    否応なしにアベルと接触できると思うよ?」

森崎「(そ、そうか。その手があったか。だけど…他の連中も少し気になってるんだよな。
   それに別チームの連中の技術を盗むいい機会かもしれないのに…俺はいったいどうすれば……)」

491 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:15:48 ID:???
明日の試合を左右するのは自分の行動。森崎はララベルの言葉を思い起こし、深く心に刻み込んだ。

マルス「はいこれ。君の分の飲み物。気に入ってくれれば良いんだけどな」

暗い表情の森崎を励ますように、買ってきた飲み物を森崎に手渡すマルス。

森崎「おお、ありがとう。…なになに…?」



喉越し爽やか?パート2→ ! drink

!とdrinkの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※飲み物によってイベントが発生します

492 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:16:16 ID:???
喉越し爽やか?パート2→ ココア


493 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:22:21 ID:???
喉越し爽やか?パート2→ ココア

森崎「…ココアか」

口の中に広がる甘みとほろ苦さが、少しだけ森崎の心を癒してくれた。

マルス「…なぁ森崎。僕も考えたんだけどね」

森崎「ん?なんだ?」

級に改まったような口調に変わるマルスに対し、森崎は少し構える。

マルス「サンパウロ戦、マンチェスター戦と戦ってきて、このチームに何が足りていないのか…
    どうして勝てなかったのか、負け続けることになってしまったのか…考えてみたんだ」

森崎「…ああ。で、答えは出たのか?」

マルス「…………」



マルスの出した答え→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→周りをしっかりと統率できる力を持った選手だ
ハート・スペード→強力なミドルシューターだ
クラブ→君のセーブ力だ
JOKER→アリティアの宝物庫にね、こんな道具があったんだけど…

494 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:25:04 ID:???
マルスの出した答え→ ダイヤ6


495 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 19:36:00 ID:???
この安定感!

496 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:53:44 ID:???
>>495
もう王子のイベントは自動でよくね?とさえ思ってしまう今日この頃w
==============
マルスの出した答え→ ダイヤ6
>ダイヤ→周りをしっかりと統率できる力を持った選手だ

マルス「サンパウロのキャプテンはレナートというGKだけど
    チームの中心選手はあのバビントンという選手だと思うんだ。
    様々な状況に応じて、自軍が少しでも有利になるようにパスを送る…優れた指揮官だと思う」

森崎「……ああ、そうだな」

マルス「マンチェスターは松山、カルツ、そして…ミディア将軍とパオラ。
    この4人が常に周りのことを意識し、指示を飛ばしていたことに気がついたんだ」

森崎「(確かに…ミディアさんの指示は光っていたし、パオラさんもあまり目立っていなかったが
   ここぞという場面では絶対に間違った判断をしていなかった)」

マルス「そしてヒューガー…キャプテンの日向、そして彼を後ろからフォローしている
    ビクトリーノに三杉。彼らも常に攻撃と守備のラインを気にして
    スムーズに競り合いにいける環境を作り出しているように思えるんだ」

森崎「つまり…どういうことだ?」

マルス「このチームに足りていないもの。それは…チームを統率できる能力だよ。
    今このチームを指揮できているのは森崎、君と僕…ミネルバ王女とサムソン。そして…アベルだ。」

森崎「5人もいれば十分な方じゃないか?確かにマンチェスター戦では
   ミネルバ王女を外したことで全員の動きが悪くなってしまったが…」

マルス「他の3チームと僕たちの指揮力では大きな差がある。
    …悔しいけど、やっぱり今までの僕たちのサッカーへの知識では勝ち目が無かった」

497 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:55:31 ID:???
森崎「(そうか…戦力としては数えられなくともミディアさんやパオラさんを加えていれば
   もう少し楽になっていたかもしれない…そういうことか)」

マルス「前半戦を見ていて、いろいろと学べたよ。…今の状況でどこにパスをし、
    ボールを送った後は自分がどこに動けば良いのか。そして、どう指示を出せば良いのかを。
    …大丈夫。安心してくれ。もう、他のチームに遅れをとることは無い」

マルスの顔は自信が溢れていた。それは今の森崎とは全く反対の、光と希望に満ち溢れる顔。

森崎「マルス…お前……」

マルス「もう、絶対に負けたくない。いや、負けるわけにはいかない。
    アリティアの王子として…民たちの前で負けるのはやはり悔しいからね」

マルス「さァ、そろそろ後半戦が始まるよ。少しでも多くヒューガーの弱点を見つけよう!」

森崎「お、おう!」

本当に、このマルスという男には出会った頃からペースを乱されっぱなしである。
彼の言葉には人の心を惹きつけるものがある。彼の態度には人を信じさせるものがある。
これまで自分の力だけを信じ続けていた森崎の心すら、彼は溶かしてしまっていたのだ。

森崎「(まったく…これだけ自身満々な顔をされると、俺が落ち込んでる場合じゃないよな。……よし!)」

こうして森崎はマルスの言葉に励まされ、改めて彼の凄さを理解すると共に
このチームのキャプテンとして、明日の試合は絶対に勝たなければならないと決意するのであった。

※試合を観戦していろいろ学んだマルスの指揮レベルが1→2に上がりました!
※森崎とマルスとの相互支援が2→3に上がりました!
※これによりマルスとジェイガンの相互支援が消滅し、ジェイガンの片道支援だけ残りました。

498 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 19:57:40 ID:???
ジュリアン「お、森崎。そろそろ後半戦が始まるぜ!」

森崎「ああ。さーて…サンパウロよ、少しは頑張って奴らの弱点を公にさらしてくれよ?」

アンナ「さァ、すでに選手たちはピッチに散らばり試合開始の笛を待つばかりです!」

バビントン「……結局前半のうちには追いつけなかった。でも、後半戦は僕たちからのボール。
      まずは10分で1点を目標にして攻めていこう」

プラトン「ああ。大丈夫だ、俺たちは負けない!負けるわけが無い!」

タハマタ「そうだぜ!キャプテンの言う通り…俺たちは負けない!!」

アマラウ「そーの通り!テンションアゲアゲでいきまっしょい!うおおおおぉぉぉおおっ!!」

そして、アマラウのひときわ大きい張り上げた声と同時に、試合開始の笛が吹かれた!

ピイイイイィィィィッ!!

バビントン「よし…まずはこれだ!いくぞヒューガー!僕たちは…負けないぞ!」



バビントンの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→アマラウにパワープレイさせよう
スペード→プラトンとのワンツーで速攻だ!
クラブ→タハマタとのワンツーで速攻だ!
JOKER→「バビントーン!頑張って〜!」観客席から彼を応援する声援が!

499 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 20:00:36 ID:???
バビントンの判断→ ハートQ

500 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 20:13:22 ID:???
バビントンの判断→ ハートQ
>ダイヤ・ハート→アマラウにパワープレイさせよう

バビントン「アマラウ!頼んだよ!」

アマラウ「オーライ!俺の高さに任せておきな!」

ダダッ!グアアッ…バコォッ!

アンナ「バビントン君、アマラウ君を前に走らせ、中盤ラインに入ったところを見計らい
    弾道の高いパスを放り込んだ!これには流石に誰もカットに入ることは出来ない〜〜!」

日向「ちいっ…構わん。俺はさっさと上がらせてもらうぜ」

ビクトリーノ「ミスギ!しっかり止めてくれよ!お前が突破されるとうちはジリ貧なんだ!」

三杉「前半最後の僕たちの策と似たような形だね。あの状況と同じ…こちらは3人。ならば抜かれるわけにはいかないね」

チェイニー「抜かれる訳にはいかないね」

ダ・シルバ「へへっ!燃える展開だぜ!う〜〜りゃ〜〜〜〜っ!!」

アマラウに負けじと、三杉は自分に変身したチェイニーとダ・シルバを引き連れて競り合いに向かった。

アマラウ「来るならきやがれ!この俺に競り勝とうなんて百年早いぜ!」

501 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 20:14:35 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

アマラウ→ ! card+ 競り合い40=

三杉→ ! card+ 競り合い37+(人数補正+3)=
チェイニー(三杉)→ ! card+ 競り合い34+(人数補正+3)=
ダ・シルバ→ ! card+ 競り合い32+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アマラウがトラップ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(プラトンがフォロー)(ビクトリーノがフォロー)(ナバールがフォロー)
≦−2→ヒューガー勢がキープ

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

502 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 20:15:47 ID:???
アマラウ→ ハートQ + 競り合い40=

503 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 20:18:02 ID:???
三杉→ クラブ6 + 競り合い37+(人数補正+3)=

504 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 20:21:58 ID:???
チェイニー(三杉)→ クラブ4 + 競り合い34+(人数補正+3)=

505 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 20:33:14 ID:???
ダ・シルバ→ スペードA + 競り合い32+(人数補正+3)=

506 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 21:39:23 ID:???
アマラウ→ ハートQ + 競り合い40=52

三杉→ クラブ6 + 競り合い37+(人数補正+3)=46
チェイニー(三杉)→ クラブ4 + 競り合い34+(人数補正+3)=41
ダ・シルバ→ スペードA + 競り合い32+(人数補正+3)=36

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アマラウがトラップ
==============
アマラウ「(俺たちは…負けられん。負ける訳にはいかない!)」

何故彼らがこれほどまでに勝利に執着しているのかというと、
ハーフタイムに陽子から言われた一言が原因である。
現在サンパウロのフロントでは大空翼が抜けたことによる戦力低下を大いに懸念しているようなのだ。
そこで同じリーグから有力な選手を集めようとしていると彼女は言っていた。

そして。その戦力増強の犠牲…すなわちトレード要員として誰かが放出される可能性があるという。
まず第一候補に上がっているのはドトールとアマラウ。彼ら二人の守備力を欲しがっているチームは数多い。
次にバビントン。元からアルゼンチンの選手である彼は、
今後のナショナルチームの発展を考えれば放出される可能性は高いと見られているらしい。
そしてマウリシオにも白羽の矢が立ちそうなのだ。彼もまた、翼が移籍したレッチェと同じセリエAの
サンプドリアというチームが、獲得に積極的に動いているというのだ。

アマラウ「(俺は…なんだかんだ言ってもこのチームだ好きだ。
     最終的にはこのチームのトップに昇格し、ブラジルを世界一のチームにすることが俺の夢なんだ!)」

Jrチームから一緒だった面子も多い現在のサンパウロユース。
特にジウ、ドトール、アマラウ、レナートの4人は幼少の頃から共にボールを蹴り合っていた仲である。
憧れのプロサッカー選手になるために…彼らは順調にその夢への階段を昇っていたかに見えた。

アマラウ「(ツバサのいなくなった今、確かに攻撃力はガクッと落ちたさ。新しい攻撃力に優れる新戦力を取ろうとする
     フロントの判断は間違っちゃいない、間違っちゃいないが……)」

507 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 21:41:54 ID:???
ここで無様に負けつづけてしまえば、恐らくそう遠くない未来に
今のサンパウロのメンバーのほとんどはバラバラになってしまうだろう。
アマラウはそれだけは避けたかった。このチームと、仲間たちが好きだったから。

バッ!

アマラウ「俺たちはまだこいつらと一緒にサッカーがしたいんだよ!!」

バスウッ!

三杉「(た、高い…!まるで同じ人間ではないような…それほどまでの差を感じる!)」

チェイニー「わあ!?」

ダ・シルバ「どして!?」

アンナ「これは勝負にならない〜!3人がかりで囲まれても全く動じないアマラウ君!
    空中でしっかりとトラップし、そのままヒューガーゴール前へと切り込んでいきます!」

若島津「(くっ…こちらのDFがあまり戦力になれていないことを感づかれたか。
    このままこのパワープレイばかりで攻められると…流石にきつい)」

ハーフタイムにてリフの治療の杖で回復してもらった若島津は、試合開始前と同様体力は全快していた。
だが、牙竜三角飛びは想像以上に体力を消費する技だ。畳み掛けるように何本ものシュートを撃たれてはさすがに体が持たない。

アマラウ「よっしゃあ!まずはこいつで1点返すぜ!」

若島津「くそっ!来るなら来い!どんな手で来ようとも俺がゴールをわらせんぞ!」

508 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 21:43:40 ID:???
アマラウの判断→ ! card
若島津の読み→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ジウに折り返してもらい、自らへディングに向かう!
ハート→マウリシオに高いクロス!
スペード→新田に低いクロス!
クラブ→ジウに高いクロス!
JOKER→ジウに折り返してもらい…これが俺の必殺へディングだ!
※マークが一致した場合、守備側に有利な展開になります

509 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 21:45:39 ID:???
アマラウの判断→ ダイヤA
そう言われると応援しちゃうぜサンパウロ

510 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 21:47:40 ID:???
若島津の読み→ ハート7
敵が魅力的なのがこのスレのいいところなんだけど、
それだけに今、主人公たちが窮地なんだよなぁw

511 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 21:48:08 ID:???
若島津の読み→ ダイヤ10

512 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 22:11:04 ID:???
>>509
サッカーパート最大のライバルである日向が率いるヒューガーが、
一応この大会のボス枠ということになっていますからね。
戦力的にも平均値はサンパウロの方が高いですが、やはりキャプ森ルールでは
数名のエースを擁したチームの方が圧倒的に強いですからね。
>>510
作者が小躍りしてしまうくらい嬉しいコメントありがとうございます!
GMとしてできるだけ平等に表現しているつもりですが、
やはりどこか無意識で贔屓してしまっているところがあるのかもしれませんね…
======================
アマラウの判断→ ダイヤA→ジウに折り返してもらい、自らへディングに向かう!
若島津の読み→ ハート7→マウリシオに高いクロス!
※マーク不一致。アマラウにチェックに行けるのはベックとジェイク。

アマラウ「ジウ!分かっているな!」

ジウ「おうよ!三度の飯よりお前が大好きな奴を注文しといたぜ!」

バコッ!

アンナ「アマラウ君、前方を走るジウ君にふわりと上げるパス!
    これに対し、若島津君は飛び出すタイミングを掴むことが出来ない!」

若島津「(F番ではなかったか…やはりこのH番が何か仕掛けてくるのか!?)」

ジウ「アマラウ!飛び込めぇ〜〜〜〜っ!!」

ボウンッ!

若島津「な…なにィ!!」

513 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 22:12:23 ID:???
アマラウ「ジウ君、空中でボールを足元へ落とす!そこに走りこんでくるのは
     先ほどパスを出したばかりのアマラウ君!」

ニーナ「どうやら先ほどのプレイはパスではなくワンツーリターン…
    いえ、ジウ君を経由した素早いポストプレーと言った方が正しいでしょうか」

レナート「ぶっこめアマラウ!お前ならいけるはずだ〜〜!!」

ドトール「(相棒…頼んだぜ)」

ジェイク「だああっ!素人同然の俺たちにまったく容赦の無い奴らだぜ!」

ベック「なんだな〜〜!!」

空中を泳ぐようにボールに向かって綺麗に飛び込んで来るアマラウに対して、
ベックとジェイクのシューターコンビもなんとか競り合おうとボールに足を伸ばす。

アマラウ「どおおぉぉりゃああああああっ!!!」

若島津「キエエエエエ〜〜〜〜〜ッ!!」

514 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 22:14:05 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

アマラウ→ ! card+ ダイビングヘッド47=

ジェイク→ ! card+ クリアー27+(人数補正+2)=
ベック→ ! card+ クリアー24+(人数補正+2)=

若島津→ ! card+ 牙竜三角飛び53=

!と card diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(クリアー)
≧2→そのままシュートはゴールに向かう
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(新田がねじ込みに)(マウリシオがフォロー)(ジェイガンがフォロー)
≦−2→ヒューガーがクリアー。バヌトゥがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→アマラウのダイビングヘッドがヒューガーのゴールに突き刺さった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マウリシオがねじ込みに。若島津はバランスを崩している)(新田がねじ込みに)(ジェイガンがフォロー)
≦−2→若島津ががっちりキャッチ!
【補足・補正】
若島津のカードがダイヤで『手刀ディフェンス』で+3
その他は>>19を参照してください。

515 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:14:25 ID:???
アマラウ→ クラブJ + ダイビングヘッド47=

516 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:15:10 ID:???
ジェイク→ ダイヤ2 + クリアー27+(人数補正+2)=


517 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:17:14 ID:???
ベック→ クラブJ + クリアー24+(人数補正+2)=

518 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:23:59 ID:???
若島津→ スペード6 + 牙竜三角飛び53=

519 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 22:34:33 ID:???
アマラウ→ クラブJ + ダイビングヘッド47=58

※三すくみが関与せず数値の低いベックのカードが3倍

ジェイク→ ダイヤ2 + クリアー27+(人数補正+2)=31
ベック→ クラブJ→33 + クリアー24+(人数補正+2)=59※反則発生

【攻撃側】−【守備側】(クリアー)
=−1→ボールはこぼれ球に。ジェイガンがフォロー
※カードが同数での反則なので、守備側の反則となります。
====================
アマラウの額にボールが当たるその瞬間である。
ジェイクより素早くボールに反応し、足を伸ばしたベック。

ベック「と、届けなんだな〜!」

アマラウ「…!」

彼の反応速度から考えれば、シュートをキャンセルし、足を避けたことも出来たかもしれない。
だが、アマラウは一歩も引かなかった。顔面を鮮血で染めようとも、
ベックの靴に激しい口付けをしようとも、一歩も引かずに突き進んだ。

ドグシャッ!

ベック「あ…ああ〜〜っ!」

ジェイク「うげっ…!?」

若島津「お、おいお前、大丈夫か!!」

アマラウ「(ボール…ボールは…ボールは……どこだ…?)」

520 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/02(木) 22:35:38 ID:???
結果的にはベックが競り勝ち、アマラウは顔を抑えてヒューガーのPA内にてうずくまる。
審判は慌ててベックの反則の笛を吹いた。


ベックの反則→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→お咎めなし。
10〜5→厳重注意。
4〜2→ベックにイエローカードが出される!
A→ベックにレッドカードが出される!一発退場!
JOKER→なんとファールを取られたのはアマラウの方だった!
=================
サンパウロがPKのチャンスを獲得したところで一旦ここまで。
アマラウが激しく悶えておりますが、判定が必要な怪我はしていないのでご安心を。それでは〜

521 :森崎名無しさん:2010/09/02(木) 22:35:56 ID:???
ベックの反則→ スペードJ

522 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/03(金) 20:26:30 ID:???
ベックの反則→ スペードJ
>K〜J→お咎めなし。

PA内での激しい接触によるファールにもかかわらず、審判は特に注意をしなかった。

ベック「ほっ。カードが出なくて良かったんだな〜」

審判「(う〜ん、この試合は女の子が一人も出てないから退屈だよぉ。テキトーでいいやテキトーで)」

アカネイア戦ではシーダやミネルバを、マンチェスター戦ではパオラやミディアを
ちらちらと目で追っていたこの審判の意図など全く知らないベックは安堵の溜息を漏らす。

ジェイク「おいおいおい安心してる場合か!PK!PK取られちまったんだぞ!?」

ベック「え……?あ!あぁ〜〜〜〜!そ、そうだったんだな!ま、まずいんだな〜〜」

若島津「ぐっ…後半始まって間もないというのに…」

日向「くそっ!どうせ止められねぇのなら大人しくしていやがれ!
   若島津!なんとしてでも止めろ!いいな!?」

若島津「は…はい」

アンナ「ヒューガーのベック君、ここで痛恨の反則を取られてしまった〜〜!!
    前半6分、サンパウロにとっては反撃の狼煙になる可能性のある貴重なPKチャンスだ!」

アマラウ「ぐ…うぐ…」

ジウ「アマラウ!大丈夫か!?」

倒れているアマラウは顔を抑えながらだったが何とか立ち上がる。
だが、彼の掌の隙間からは赤い血液が微かにだが滴り落ちていた。

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