キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 21:56:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ一日目。森崎率いるアカネイア同盟軍は派手さは無いが、堅実なセービングを得意とする
強靭なメンタリティを持つレナートが率いるサンパウロFCに0対1で敗れてしまった。
今まで経験したことの無い悲惨な試合結果に、森崎はたまらず男泣きしてしまう。
彼の涙にリベンジを誓った仲間たちは次戦の対マンチェスターに備えて絆を深めあう。
そして大会二日目。前日ヒューガーと引き分けたマンチェスター相手に、まさかの前半から大苦戦!
ロリマーのバウンドショットと松山のイーグルショットの前に森崎のセービングが全く通用しない事態に。
さらにジュリアンの何気ない一言が、彼の小学生時代のトラウマを呼び起こして大変な事態に!
総合優勝するためにはもう絶対に負けることは許されない。果たして後半戦だけで
2点のビハインドを撥ね退け、3点をもぎ取り勝ち越すことが出来るのか!?


☆前スレ
【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278504379/l50

836 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 02:14:44 ID:???
気にすんなw

837 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 02:54:12 ID:???
>>833
出た〜!シーダ君のナイアガラバスターだ〜〜〜〜!
>>836
出されたら出されたで色々と面倒なことになりそうでしたね(片付け的な意味で)
=============
酒の暴走シーダ編→ スペード7
>スペード→タリス伝統のかくし芸を披露する!数字が多いほど高評価!
※そこそこウケました
=============
リンダ「シ、シーダ姫、大丈夫ですか?」

シーダ「うむむ…むみゅみゅむう…だ、だいじょ…ぶ」

陽子「おうおう!いい飲みっぷりだ姉ちゃん!気に入った!アタシの一の子分にしてやろうじゃねぇかおい!
   子分は親分を満足させなくちゃいけねぇ…なにか一発芸でもひろうしてくれや〜!」

シーダ「うぉっけっぇぇぇぇぇぃ〜〜〜!!」

リンダ「でええぇぇーっ!?すっかり出来上がっちゃってる〜〜!?(ガビーーン!)」

シーダ「はにゃ〜〜〜ん!ちゅうもぉぉ〜〜〜くぅ!!」

ザワザワ…ザワザワ…

陽子に煽てられ、すっかり出来上がってしまったシーダはテーブルに飛び上がって周りの注目を集め始める。

シーダ「こぉれぇからぁ…シーダのぉ…っく…いっぷぁつげぃを…おみぃせしぃま〜〜す!」

軽くふらつきながらも、しっかりと前口上をする姿に歓声が飛ぶ。

シーダ「あのですねぇ〜タリスではぁ〜このね、布…白い布!テーブルクロス!
    テーブルクロォス!テーブルキュロォスをですねぇ…引っ張る芸がありますですの!」

838 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 02:55:18 ID:???
リンダ「(テーブルクロス引き?それなら確か昔アカネイアに来ていた大道芸人がやっていたのをみたことがあるわ)」

シーダ「いまからぁ…それをやります!のってもらうのは…リンダちゃんで〜〜〜す!」

リンダ「はぁ!?ちょ、なんで私が…」

シーダの芸のアシスタントを拒否しようとしたところ、突然シーダが涙目になりえぐえぐとしゃくり始める。

シーダ「えぐえぐ…リンダちゃんが手伝ってくんなきゃやだー。やーやーやー」

リンダ「ううっ…(面倒なことになったわね…でも、ここまで来て放っておくわけには…)」

自分のお人よしさにとことん情けなくなりつつも、リンダはシーダの指示どおりに
丸いテーブルの上に正座で座らせられる羽目になる。

リンダ「(あれ?普通ワイングラスとかお皿とか落としたら割れそうなものを乗せるんじゃ…)」

なんだか嫌な予感がする。ここはやっぱり無理を言ってもシーダを止めよう。
そう思い、テーブルから降りようとするがもうすでに遅かった。

シーダ「これを思いっきり引っ張って…リンダちゃんを空に飛ばします!名づけてテーブルクロスペガサス大飛行〜〜!!」

リンダ「なん…だと…?」

シーダ「せ〜〜〜のっ!いぃぃぃぃぃっけええぇぇぇぇぇえええ〜〜〜っ!!!」

ぐいいいぃぃっ!!!バフォォン!!

リンダ「ひゃあああ〜〜〜〜っ!?」

シーダの豪腕が引きちぎるくらいの勢いでテーブルクロスを引っ張る。
その上に乗っていたリンダは当然テーブルクロスと同じ方向に引っ張られる。そして…

839 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 02:56:57 ID:???
びょい〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!

リンダ「ひええぇ〜〜〜〜〜〜っ!!!」

石崎「飛んだ〜〜っ!テーブルクロスごとぶん投げられた〜〜!!」

新田「おお!見ろ!広げられたテーブルクロスがまるでペガサスのようだぁ!」

ジウ「ペガサスに跨る美少女…なかなかおつなものですなァ」

タハマタ「(ちっ…もっとレースがついてる奴だったら隙間から色々と見えてたかもしれないのに)」

アマラウ「だっはっはっは!いいぞお姫様〜!もっとすげぇの見せてくれよ〜〜!!」

シーダ「うおぉぉぉっけえぇぇぇぇいっ!!」

そんなこんなでタリス王家に伝わる数々の芸を披露し、すっかりサンパウロの人気者となったシーダでした。

※サンパウロメンバーの何人かのシーダに対する評価が上がりました。三日目の親睦会に影響あり…?


〜マンチェスター〜

マリクとトムスはマンチェスターチームの集団へ顔を出していた。
なんでも試合中に見せたマリクの魔法にロリマーが興味津々らしい。

ロリマー「ちっちゃいころみてたアニメみたいな世界が本当にあっただなんて…夢みたいだ〜」

リッキー「まぁ、肝心の魔法少女ちゃんはさっき空を飛んでったが…アンタはどんな芸を見せてくれるんだい?」

マリク「…一つ先に言っておくけど、魔法は芸じゃないからね。れっきとしたこの大陸の技術であり文化だから!」

840 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 02:58:40 ID:???
少しうんざりしたように答えるマリク。カダインの魔道士として、そこだけはしっかりとしたプライドを持っているのだ。

ロリマー「ねぇねぇねぇ!僕にも魔法を教えてよ!」

マリク「なにィ!?」

トムス「突然何を言い出すかと思えば…」

ロリマー「ねぇいいでしょ!マリクってすっごい魔法使いなんでしょ?どんな願いでも叶えてくれるんでしょ?」

キラキラキラキラ…

マリク「(こ、こんないたいけな少年の純真な心を無下にするわけには…
    それに魔法ってのは厳しい修行をこなして
    ようやく初歩の魔法を扱えるようになるものだし…ううん、困ったなァ…)」

※ちなみに現時点ではロリマーとマリクは同い年(17歳)設定です。
================
教えてミスターマリク→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→じゃあ、ブリザーの魔法に挑戦してみる?
ハート→まぁファイアーくらいなら平気かな?
スペード→トムス「魔法なぞ邪道!俺が体を鍛えてやろう!」
クラブ→やっぱり君には教えてあげられないよ…
クラブA→昔ウェンデル先生が教えてくれた『ザムディン』という魔法があってね…
JOKER→え…?エクスカリバーの魔道書がロリマーに反応している…?
======================
陽子さんとシーダは個人的には姉妹のようないいコンビになりそうな予感。髪の色もお揃いだしw
といったところで今夜はここまで。遅くまでお疲れ様でした。また明日お会いしましょう〜

841 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 03:03:54 ID:???
教えてミスターマリク→ クラブ3

さすがシーダ様…愛すべきキャラだw
乙でした〜

842 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 19:27:10 ID:???
>>841 彼女はステータス的にシリアスもギャグもできる名女優になってくれましたからねw
===============
教えてミスターマリク→ クラブ3
>クラブ→やっぱり君には教えてあげられないよ…

ロリマーの期待の視線が降り注ぐ中だったが、マリクは静かに横に首を振った。

マリク「残念だけど君に魔法を教えることは出来ない。
    まだ僕が人に魔法を教えて上げられる実力も無いってのもあるけど…ごめん」

ロリマー「そんなァ…ぶーぶー」

頬を膨らませて、納得出来ないと言った態度をとるロリマーを隣にいたロブソンが諌める。

ロブソン「ロリマー、あんまり迷惑をかけるようなことを言うんじゃない。
     すまんなマリク。こいつ、いつまでたっても子供っぽいところが抜けなくてな」

マリク「ううん、こっちこそ力になれなくてごめん。そうだな…僕がもし優秀な魔道士になって
    司祭に昇格できるくらいになったら教えてあげてもいいかもね」

ロリマー「ほ、ほんとう!?本当だねマリク!約束だからねっ!!」

マリク「あ、ああ…(安請け合いしちゃったけど本当にこれでよかったのかな?)」

トムス「そういえばロブソン殿といったか。お主は先々の試合でもかなり良い動きをしていたな。
    もしよければ守備のコツを私に教えてはくれぬか?もっとチームに貢献できるようになりたいのだ」

何本もシュートをクリアーで弾くロブソンの動きに感心したトムスはロブソンに師事を仰ぐ。

843 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 19:28:20 ID:???
教えてミスターロブソン→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→では、クリアーのコツを教えてやろうか
ハート→では、ブロックのコツを教えてやろうか
スペード→では、タックルのコツを教えてやろうか
クラブ→すまない。俺はあまり人に教えることが得意ではなくてな…
クラブA→で、ではクリアーのコツを教えてやろうか。(ロブソンの顔が何故か赤く染まっている)
JOKER→では、俺流の守備全般の動きのコツを教えてやろうか

844 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:39:17 ID:???
教えてミスターロブソン→ クラブ10

845 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:45:22 ID:???
危ねぇwクリアーならぬクリアッーを教えられるところだったw

846 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:41:13 ID:???
>>845
ある意味強力な必殺技にはなりそうですがねw
================
教えてミスターロブソン→ クラブ10
>クラブ→すまない。俺はあまり人に教えることが得意ではなくてな…
================
ロブソンは欧州内でも有数の大型DFである。将来はイングランドを支える大黒柱として有望もされている。
だがいくら体つきが大人顔負けのものといっても、彼もまた17歳の少年。
マリクと同じく人に者を教えることができるほど余裕はなく、自分のことだけで精一杯なのだ。

ロブソン「す、すまんな。前に一度チームメイトにクリアーを教えたことがあったんだが…」

優秀なセンターバックとして彼に教えを請う者は少なくなかった。
だが、サッカーになると大らかな彼の性格はなりを潜め鬼のような形相と共に厳しく当たることが多い。
そのためか、途中で彼の指導から何人も逃げだした者が多く、それ以来彼は人に物を教えることを怖がっていた。

トムス「そうか…残念だな。明日の試合の為に少しでも何か身につけておきたかったのだが」

すると、そこにトムスと同じアカネイア騎士でありながら
この大会はマンチェスターに所属しているミディアが話し掛けてくる。

ミディア「頑張りなさいトムス。アカネイアの誇りにかけても、明日は絶対に勝って欲しい」

トムス「ミディア殿…ああ、無論だ。全敗などと言う屈辱だけはなんとしても避けねばならぬ。
    だが、今のままではマンチェスター以上の攻撃力を誇るヒューガー相手には…」

ミディア「あら、あなたらしくないわね。そんなに弱気な顔を見せるのは何時以来だったかしら」

数年前、聖騎士隊の一個隊を任されていたミディア直属の部下に配属されたばかりの
強面の大柄な緑の鎧の重騎士のことを思い出してくすりと笑う。
あのときのトムスは見た目こそ誰もがはだしで逃げ出すほどの迫力だったが、内面はまだ弱々しい限りであったのだ。

847 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:42:14 ID:???
トムス「……この大会に参加していろいろと分かったことがある。我々DFは
    ただゴール前に立っているだけの壁ではないことが。
    相手の攻め方に応じてラインをコントロールし、時には勢いよく飛び出して
    攻撃陣の援護もしなくてはいけない。…難しいものだ」

ミディア「そうね。私も今のところはたいした活躍が出来ていないし…
     この大会が終わったら、一度アカネイア騎士団で特別訓練をしてみようかしら?」

トムス「サッカーの…ですか?」

ミディア「ええ。この『サッカー』という競技はただのレクリエーションかと思っていたけど…
     実際にこうしてフィールドに出て、体を動かしているうちに……
     もっと本格的に上手になりたい。もっと活躍したいって思うようになってきちゃって」

トムス「はは…ミディア殿らしいですな。どんなことでも極めなくては気がすまない。生粋の軍人気質ですからな」

ミディア「ニーナ様も、サッカーのことをとても気に入ってくださっている。
     万人が平等に楽しめる、白熱できる競技…サッカー。
     このサッカーこそが大陸に足りなかったものだったのかもしれないわね」

トムス「はい。私も訓練以外の趣味が出来て嬉しい限りですよ」

サッカーとアカネイアの明るい未来の夢を語り合いながら、トムスとマンチェスターの選手たちの夜も更けていく。

848 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:43:36 ID:???
〜ヒューガー〜

リフ「さて、シスターレナ殿。この私にいかが用ですかな?」

この大会ではアカネイアの選考に漏れてしまい、ヒューガーに所属しているリフ。
同じ杖使いとしてレナはリフに今自分が抱えている悩みを打ち明けていた。

リフ「確かに今アカネイアには試練が続いていますな。
   敗戦に続く敗戦。決して実力が激しく劣っているわけでもない。
   しかし我々杖使いは戦場と同じくサッカーでも後方支援に徹することしか出来ない…
   それがもどかしくてたまらない。そういったところですかな?」

レナ「はい。この苦難を乗り切るために、リフ様のお知恵をお借りしたいのです…」

そう言うと、レナは白く透き通る布を取り出す。それはまごうことなき『天使の衣』
オレルアンカップでMVPをとった彼女に与えられた景品である。

レナ「この衣の魔力があれば、体力を大幅に高められると聞いています。
   明日の試合の為に、誰かにこの天使の衣を譲りたいのです」

リフ「…なるほど。体力を多く消費する方の為に、この衣を役立てて欲しい。
   だが自分の判断だけでは誰に委ねるべきか分からない、と」

レナ「僧侶リフ様。おねがいです。あなたほど高名な僧侶ならばきっと良い知恵をお貸ししてくださると…」

この2戦で最も苦しい思いをしていたのは実は彼女かもしれない。
自分はただハーフタイムで回復の杖を使うことだけでしかチームに貢献することが出来ない。
聖女のように優しい彼女だからこそ、敗戦で沈む仲間たちの暗い顔をなんとかしたいと強く願っていたのだ。

リフ「分かりました。私個人の考えとしては…あの者にその衣を託すべきでしょう」

849 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:45:02 ID:???
リフの教え→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→あなたがもっとも信頼を置いている人物です。もう答えが出ているのでは?
ハート→あなた自身に使うべきです。あなたは自分が思っている以上に強い人物ですよ。
スペード→やはり攻撃参加をするものにこそ譲るべきでしょう。
クラブ→今はまだそれを使うべきではありません。しまっておきなさい。
クラブA→それはこの私です!
JOKER→森崎殿です。……彼の唯一の弱点でもある体力を補強して差し上げなさい

850 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 20:47:32 ID:???
リフの教え→ スペード10


851 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 21:17:06 ID:???
リフの教え→ スペード10
>スペード→やはり攻撃参加をするものにこそ譲るべきでしょう。

リフ「私の今いるチームで例えるのなら、日向殿やビクトリーノ殿など、
   前線で必殺シュートを何度も撃たなければならない者に使うべきだと思います」

確かにタックルやパスなどに比べて、シュートに使用する体力と精神力は比較にならない。
カシムやバーツ、そしてシーダやマルスなど必殺シュートを扱う者に天使の衣を与えよということなのだろう。

レナ「分かりました。それでは明日の試合、FWに配置された誰かにこの天使の衣を託したいと思います。
   僧侶リフ様。お知恵をお貸しいただきありがとうございました」

リフ「いえ、私はあくまでも助言をしただけにすぎません。実際に行動を起こすのはあなた自身。
   そしてその起こした行動が本当に勝利へと導くものになるかどうかは…神のみぞ知ることでしょう」

こうしてレナは明日の試合前のミーティングにて、天使の衣を誰かに渡す決心を決めたのだった。

852 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 21:18:08 ID:???
松山との特訓を終えた森崎が自室に戻ろうとする頃。偶然部屋の前を通り過ぎたモロドフと目が合う。

モロドフ「おや、森崎殿。もう他の者たちは床に入っておりますぞ。
     明日はいよいよヒューガーとの直接対決。いくら2試合目といっても
     しっかりと体を休めておくことが指揮官としての義務ですぞ」

森崎「ああ、分かってるさ。俺って昔からこうして体を少し疲れさせないとなかなか寝付けなくてさ」

少し苦しいいいわけだったが、モロドフは笑って聞き流してくれた。

モロドフ「私もヒューガーの監督代行として、初心者ながらしっかりと指揮をしていく所存ですぞ。
     森崎殿もしっかりと仲間を鼓舞し試合に臨んでくだされ。
     全敗などという汚名をこうむれば、次の大会では他のキャプテンを用意しろと言う文句が出ないとも限らんしな」

森崎「うぐっ……」

サッカーのキャプテンとしての信頼が失われてきていることは薄々だが感じている。
顔を引きつらせながら森崎はモロドフの小言のような忠告を聞く。

モロドフ「……森崎殿。負けることは辛いかね?」

森崎「あ、あったりまえだろ!誰が好き好んで負けるかよ!
   俺はこの数年間ずっと負けることはなかったんだ!ずっと勝ちつづけてきたんだ!」

誰も好きで2連敗もしたわけではない。中学3年間を公式戦無敗で終え、
国際Jrユース大会を優勝したという実績とプライドが森崎の中にはある。

853 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 21:19:35 ID:???
モロドフ「…質問を変えようか。森崎殿。この二日間の敗北で何か思ったことはあるかね?」

森崎「思ったこと…だと?」

モロドフ「どんなことでもよい。これまでサッカーに関してはほとんど負け知らずだったということは聞いておる。
     その輝かしい栄光を崩されたことで、何か考えが変わったことなどはないか?」

森崎「…………」

☆どう答えますか?

A俺は俺が思っているよりずっと弱かったことに気づいたよ。
Bやっぱりチームワークに頼っているようでは駄目だ!昔の俺はもっと違っていたはずだ!
Cまだ俺達のチームはしっかりと一つにまとまっていない…
D俺が今まで勝ちつづけてこれたのは『リセット』のおかげだったのかもな…
Eチームメイトが弱すぎる。これじゃあどう足掻いても勝ち目なんて無いよ
Fこの2連敗は運が悪かっただけだ。俺は負けたなんてちっとも思っちゃいない!
Gその他(好きな台詞や行動をお書きください)

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854 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:22:22 ID:Z9bnke3g

単純な事実として、この大会じゃ第三キーパーだろ
敗因の多くはバカみたいな敵だけど、今の森崎が弱いのも事実

855 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 21:23:36 ID:rW2uJcQQ
A
そうだね、成長止まってる森崎を追い越してライバルはどんどん強くなっていく。

856 :854:2010/09/11(土) 21:25:41 ID:???
書き間違い……
バカみたいな敵の引き、です。
敵のバカは、虎さんと猿くらいかなw

857 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:10:13 ID:???
>>856
石崎のオーバーラップは明らかに罠選択肢でしたからね…w
===============
>A俺は俺が思っているよりずっと弱かったことに気づいたよ。
===============
南葛でも全日本Jrユースでもチームの中心となり仲間たちを先導しつづけた男、森崎有三。
彼は今でこそこの世代では世界で有数のキーパーと名高いが、幼い頃はごく平凡な一選手でしかなかった。
数々の策略と裏工作、そしてなにより忘れてはいけない血の滲むような努力の積み重ね。
その末に得た実力により森崎は今の地位を築き上げているのである。

森崎「俺は悔しかった。何の努力もせずに実力も地位も最初から手にしている奴らが許せなかった。
   若林、日向、そして翼。奴らからなんとしてでもキャプテンの座を奪い、俺が頂点に立つ。
   そう誓いを立ててここまで突っ走ってきた。だけど……」

そこまで言い終えた森崎が、ふと視線を絨毯が敷かれた床に向ける。
今では祖父と孫のように親しくなったモロドフと言えども、弱気の虫が見え隠れする今の表情を見られたくなかったのだ。

森崎「俺は、俺が思っているよりずっと弱かったことに気づいたよ。
   ……中学生までの頃はそんなんでも十分にやっていけた。でもこれからは違う。
   もう裏工作や策略を駆使してもひっくり返せない壁があることに気づいた。
   そしてその壁を乗り越えるには……俺自身がもっと強くならなくちゃいけないって……気づかされた」

もう自分がこれまでの人生で蓄えてきたアドバンテージなどこれっぽっちも残っていない。
多くの日本の選手が海外遠征へと出されている現状、今の森崎の立場は不遇とも言える。

森崎「(だけど、片桐さんが言うように俺は今地球には戻れない。
   俺の能力を下げようとする不埒な奴を見つけてもらうまでは……)」

誰かが『リセット』能力を駆使して森崎の才能と能力を無かったことにしようとする者がいるらしい。
その正体が判明するまで、片桐は森崎の能力を守るために
地球上には無い異世界、この別次元のアカネイア大陸へと移籍させたと言う。

858 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:12:08 ID:???
森崎「……俺は強くなりたい。でも、俺の今の体は強くなることを拒んでいるかのようだ。
   それが悔しいんだ。どれだけ進んでもゴールが見えないマラソンを走らされているみたいなんだ…!」

弱音など人前で吐くまいと思っていた。弱みを見せることはすなわち相手に主導権を与えてしまうことだから。
だがこの敗戦続きで凛とした心が折れかかっていたのだろう。森崎はモロドフについに弱音を吐き出した。

モロドフ「…森崎殿。これはサッカーのど素人の独り言じゃから聞き逃してくれても構わん」

穏やかな口調で語るモロドフ。森崎が顔を上げると、モロドフは静かに背を向ける。

モロドフ「取り返しのつかない過ちを犯し、後悔することしか出来ず道を見失う。
     それでも人は立ち止まったり引き返すことは許されん。それが人の定めじゃ」

森崎「……(リセットのことを言っているのか?)」

モロドフ「今まで通りの生き方で通じないと理解したのなら、違う生き方を見つけなければいかん。
     それは今までの自分の生き方を否定する勇気が必要になってくる。
     これまでの自分の経緯をリセットし…新たな自分を構築する必要が出てくるじゃろう」

そこまで言うと、モロドフは森崎に一つの薬ビンを手渡した。

モロドフ「お前はこれまでの過去…自分を。『キャプテン森崎』を捨てる覚悟があるか?」

森崎「これは…?」

手渡された薬ビンにはかすれた文字で読みづらかったが『ファイアーモリブレム』と書かれていた。

モロドフ「もし、お前が新たな生き方を求め、新たな力を欲すると言うのならそのビンの中身を飲みなさい。
     だがそれは…酷く辛いことになるかもしれん。お主はまだ若い。それほど生き急ぐことはないですぞ」

森崎「…おいおい、何を訳の分からんことを。俺は今までも、そしてこれからもキャプテンの森崎有三だぜ。
   それに舐めてもらっちゃ困るぜ。こんな薬に頼らずとも俺は俺なりにもう少し足掻いてみるさ」

859 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:13:54 ID:???
ついポロッと弱音を吐いてしまったことを隠すように、森崎は無理に強がったような口調で言う。

モロドフ「ふふふっ…その方がお前さんらしくていいかもしれぬな。
     なぁに、お前さんの人生はまだまだ長い。この老い先短い老人のように焦ることもなかろうて」

森崎「笑えない冗談は止めてくださいよモロドフさん。まだまだこれからでしょ?」

モロドフ「ほっほっほ。そうじゃな。まだまだこれからこれから…」

森崎「じゃ、俺は明日に備えてそろそろ寝ますよ。
   …明日の試合、負けませんからね。全敗だけはなんとしてでも阻止してみせますよ」

モロドフ「お手柔らかにお願いしますぞ。なにせわしはサッカーに関してはど素人なのじゃから」

森崎「どうだかなぁ?あの日向や三杉を勝手にさせないように纏める手腕は見事だぜ。
   案外モロドフさんは監督業に向いているのかもしれないな?」

モロドフ「そうかもしれませんな。この戦争が終われば、アリティアにクラブチームでも創立してみますかのぉ。
     ……それでは森崎殿。わしはこれで」

森崎「ああ、おやすみモロドフさん」

スッ……ぼや…

森崎「…? あれ…?」

860 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:15:10 ID:???
森崎の部屋の前からゆっくりと去って行くモロドフ。
ドリブルの特訓で体力を消耗しすぎたのか、彼の背中がだぶついて見えた。
まるでもう一人の人間が重なっているかのように。

森崎「……寝よう。脳みそが早く寝ろって言ってるみたいだから……」

森崎はモロドフから受け取った薬ビンを道具袋の奥にしまうと、ベッドに横になる。
明日の試合に対する緊張や決意などが次々と浮かんでは消え、やがて森崎は眠りへと落ちていった。




『第三節 第1試合 マンチェスター対サンパウロ』

☆観戦形式を選択してください

Aあっさり観戦(カード判定ですぐに決着。続きを早く見たい派はこちら)
Bさくさく観戦(AとCの中間派はこちら。体感的に試合時間は約半分です)
Cじっくり観戦(普通に試合を行います。選考漏れ組の成長や観戦イベントに期待したい派はこちら)

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861 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:18:42 ID:Z9bnke3g

クラスチェンジイベントじゃ…ない?
一からやり直せってことか?

862 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:18:53 ID:kRJidNhc
C

863 :森崎名無しさん:2010/09/11(土) 23:20:59 ID:???
気になる・・・なんだろうこのビンは

864 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:49:31 ID:???
>>861
森崎のクラスチェンジイベントはもう少し先にしっかりと用意しております。
この大会は現状の戦力でなんとか戦い抜いてくださいね!
>>863
あとでのおたのしみ!
=================
>Cじっくり観戦(普通に試合を行います。選考漏れ組の成長や観戦イベントに期待したい派はこちら)

※この試合はじっくり観戦で進めます。
=================
アリティアカップ3日目。昨日と同じく心地よい日差しが特設スタジアム内に差し込んでくる。
森崎の寝覚めは良かった。まるで自分がこの日の試合の為に生まれてきたかのように。

森崎「……っし。いくか!」


森崎たちアカネイアとヒューガーの試合は、大会前のモロドフとの話し合いで最終戦と決めてある。
なので、第1試合のマンチェスターとサンパウロの観戦をすることになっている。

カシム「あ、森崎君おはよう!」

アカネイアチームのための観戦席内で、カシムに元気よく挨拶される。
春の日差しがカシムの綺麗に剃られた頭に反射して少し眩しい。

森崎「ようカシム。足の方はもう平気か?」

カシム「う、うん。まだ全快ってわけじゃないけどね。試合には問題なく出られそうだよ」

森崎「余裕があればハーフタイムでマリア姫の『癒しの手』で治してもらおうか?
   あの特殊能力はガッツだけじゃなくコンディションまでバッチリ治しちまう優れものだからな」

865 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:51:32 ID:???
カシム「え、ええ〜悪いよそんなの。それよりだったらいつもみたいに『リザーブの杖』で
    みんなの体力を回復させた方が効率がいいって」

森崎「む…そ、そうか?」

カシム「僕のことは心配要らないよ。大丈夫、今日こそ絶対にゴールを決めてみせるから」

森崎「(…とは言ったものの、若島津対策としてドリブルで1対1攻勢を仕掛けろって昨日言っちゃったしなぁ)」

カシムの決意を無碍にしないためにはどうすればいいだろうか。
そんなことを考えるうちに、すでにフィールドにはマンチェスターとサンパウロの選手たちが並んでいた。

レナート「(俺たちが総合優勝するためには、アカネイアがヒューガーに勝ってもらう事もそうだが
     まずは俺たちサンパウロがこのマンチェスターに勝たなきゃいけねぇ…)」

松山「(この大会の中で、俺は格段にシュート力を鍛え上げることが出来た。
   この力はこれからプレミアリーグで戦っていく中で絶対に必要になってくる。
   そして…1年後のワールドユース大会でも!)」

アンナ「みなさんこんにちは〜!このアリティアカップもいよいよ本日が最終日!
    暖かな小春日和の中、若さ溢れる爽やかな選手たちの入場です!
    なお、司会はおなじみ秘密の店の看板娘、アンナがお送りいたします〜♪
    そして昨日に引き続き、解説はこのお方!アカネイアプリンセスことニーナ王女だ〜!」

ニーナ「こんにちはアリティアのみなさん。本日も熱く、そして素晴らしい試合を観戦できることを大いに期待しています。
    会場一体となって、選手たちをどうか応援してあげてくださいね」

アンナ「ありがたきお言葉感謝です!と、いうわけでまずはこの試合のフォーメーションと
    スターティングメンバーの発表ですね。どうぞ〜」

866 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:53:04 ID:???
・サンパウロFC(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル9)
−−@−− @レナート
−−D−− Dドトール
B−C−A Bマリーニ Cアマラウ A石崎
−−−−−
G−I−E Gプラトン Iバビントン Eタハマタ
−−−−− 
F−H−J Fマウリシオ Hジウ J新田
==○==
J−H−F Jディーン Hロリマー Fリッキー
−−−−−
E−I−G Eパオラ I松山 Gカルツ
−−−−−
A−C−B A早田 Cロブソン Bミディア
−−D−− Dボア
−−@−− @シューマッハ
・マンチェスター(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル10)


アンナ「これは…お互い全く同じフォーメーションで仕掛けてきましたね。
    ニーナ様、これによってこの試合、どんな展開を見せると思われますか?」

ニーナ「同じフォーメーションということは、それだけ各チームの戦術が色濃く現れると思います。
    選手の違いによって戦術も大きき変わってくるのがサッカーだと聞いております。そこに注目したいですね」

アンナ「なるほど…果たしてどちらの策が相手を出し抜き勝利をもぎ取るのか!
    まもなく試合開始のゴング…ではなくホイッスルが吹かれます!」

867 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:55:12 ID:???
マルス「どっちも4-3-3か。ねぇ森崎。もしドリブル攻勢を仕掛けるならば
    どんなフォーメーションが適しているのかな?」

森崎「そうだな。相手の陣形にもよるが…やはりFWの数は多ければ多いほうが都合がいいだろうな。
   基本一対一でならボールを弾かせただけで相手のゴールを空っぽにできる。
   FWの人数が多ければ多いほど、ねじ込みにいける人員を増やせるしな」

マルス「なるほど…」

森崎「まァ中盤で上手くボールを回して相手をひきつけて、しっかりとパスが送れれば
   ワントップでも楽にフリーな状況を作ることは可能だがな」

ピイイイィィィィィイイ!!

森崎「お、そんなこんなで試合開始か。さぁてこの試合、どう転がるかな?」



コイントス→ ! dice

!と diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

奇数→マンチェスターのボールから
偶数→サンパウロのボールから

868 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:01:22 ID:???
コイントス→ 4

869 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:13:32 ID:???
コイントス→ 4
>偶数→サンパウロのボールから
============
アンナ「まずボールを受け取ったのはコイントスでボール権を取ったサンパウロのバビントン君!
    サンパウロの基本戦術は、この司令塔バビントン君が状況に応じて
    丁寧かつ鋭いパスを放ることとなっておりますが…」

バビントン「(この試合に勝つか負けるかでこのチームの評価は大きく変わってくる。
      もしも不甲斐ない成績ならば、フロントの意向で大規模なトレードが行われるって話だ。
      僕もまだ、このメンバーと一緒にサッカーがしたい…だから、絶対に勝つんだ!)」

外人選手である自分を快く受け入れてくれて、中心選手として周りから支えてくれる。
これほど居心地がいいチームは他にはないだろう。とくに傷心の思いでアルゼンチンを発ったバビントンにとっては尚更だ。

バビントン「いくぞマンチェスター!これが南米の…サンパウロのサッカーだ!」


バビントンの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→プラトンとワンツーで攻めあがる
ハート→左サイドの新田に攻めさせる
スペード→右サイドのマウリシオに攻めさせる
クラブ→中盤でボールを回しつつ遅攻
JOKER→みんな、見ていてくれ…これが僕のドライブシュートだ!!

870 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:14:33 ID:???
バビントンの判断→ クラブ2

871 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:23:29 ID:???
バビントンの判断→ クラブ2
>クラブ→中盤でボールを回しつつ遅攻
=============
バコッ…ポーン…バシッ…ボコッ…

アンナ「サンパウロ、まずはゆっくりとした立ち上がり。
    中盤のバビントン君を中心にボールを回し少しずつラインを上げていきます」

ロリマー「ほえ?なんだか随分拍子抜けだなァ」

リッキー「おいおい…あれだけ見得を切ってやるのは遅攻かい」

ディーン「おそらく攻撃力に劣るサンパウロはこちらの攻撃回数を減らす策に出たのだな。
     まぁ、理にはかなっている。だが…」

ザッ!

ディーン「その程度のパス回し、すぐにでも塞き止めてみせる!」

アンナ「ディーン君素早い飛び出しでカットに向かう!
    プラトン君とバビントン君のパスコースに割り込みに行く〜!」

プラトン「くっ…頼む、通ってくれ!」

872 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:24:58 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

プラトン→ ! card+ パス34=

ディーン→ ! card+ パスカット33=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バビントンにパスが通る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マウリシオがフォロー)(バビントンとロリマー競り合い)(パオラがフォロー)
≦−2→ディーンがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

873 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:31:33 ID:???
プラトン→ ダイヤ2 + パス34=

874 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:45:28 ID:???
ディーン→ ハート6 + パスカット33=

875 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:57:01 ID:???
プラトン→ ダイヤ2 + パス34=36

ディーン→ ハート6+(不利-2) + パスカット33=37

=−1→ボールはこぼれ球に。パオラがフォロー
================
プラトンが蹴り出した方向はディーンの足元。
長身のディーンに対しては高い玉よりも低い玉の方が反応しにくいと考えたのだ。
だが、パスコースのことばかりに気をとられて肝心のパスを蹴り損なってしまう。

ガコッ!

プラトン「あっ、し、しまった!」

ディーン「よし…これなら!」

ボウゥンッ!

アウトサイドキックで自分の後方に弾くように体を投げ出すディーン。
彼の思惑通りに、こぼれ球は左サイドハーフのパオラがしっかりとフォローした。

パオラ「さて…今度はこちらから攻める番。覚悟してもらいます」

ダダッ!

アンナ「パオラ君、左サイドを素早く駆け上がる!先ほどパスミスしてしまった
    プラトン君を素早く振り切り、一気にサンパウロの中盤を攻めます!」

バビントン「そうはさせない!」

だがバビントンがプラトンの位置に素早くカバーに入る。

876 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:59:20 ID:???
ロリマー「パオラお姉ちゃん!無理しないでこっちにパスパス〜」

リッキー「いや、ロリマー。あの姉ちゃんなかなかやりやがるぜ。
     前のアカネイア戦でもドリブルで中央突破してたしな。任してみせるのも面白そうだ」

パオラ「(信頼してくれるのは素直に嬉しいけれど…私の今の実力が果たして彼に通用するのでしょうか……)」



パオラの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→バビントンにドリブル勝負!
スペード→ロリマーにパス。バビントンはカットに向かう
クラブ→リッキーにサイドチェンジ。新田とタハマタがカットに向かう
JOKER→ここからあのシュートを試してみようかしら?

877 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:02:18 ID:???
パオラの判断→ ダイヤ8

878 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:10:16 ID:???
パオラの判断→ ダイヤ8
>ダイヤ・ハート→バビントンにドリブル勝負!
==============
サンパウロは遅攻で陣形を組み立てていたため、まだFWが中盤に残っている。
サイドチェンジすることも可能だったが、多人数にカットされる可能性があったのと
パオラはドリブルに比べパスが不得意なためボールを蹴り込む勇気は出なかった。

パオラ「なら、まだ1対1で勝負できるこちらの方が!」

パオラは勢いを全く緩めることなく左サイドを駆けていく。

バビントン「来い!」
===============
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

パオラ→ ! card+ ドリブル33=

バビントン→ ! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→パオラが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りマンチェスターのスローイン)(ロリマーとタハマタが競り合い)(マリーニがフォロー)
≦−2→バビントンがボールを奪う

【補足・補正】
パオラは『安定』でカードがダイヤ・ハート時、最低値が5になります
パオラのカードがダイヤで『グライダーステップ』で+3
バビントンのカードがダイヤで『鋭いタックル』で+1
その他は>>19を参照してください

879 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:16:56 ID:???
パオラ→ ハート8 + ドリブル33=

880 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:17:37 ID:???
バビントン→ ハート6 + タックル36=

881 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:36:10 ID:???
パオラ→ ハート8 + ドリブル33=41
バビントン→ ハート6 + タックル36=42

=−1→ボールはこぼれ球に。マリーニがフォロー
=================
パオラのドリブルは天馬騎士らしくフットワークが軽い。
だが足元への力の入れ具合も上手く、同時に力強いドリブルもこなせるのだ。

パオラ「はっ!」

バビントン「くっ…だけど、そう簡単には抜かせない!」

ガガッ!ガコッ!

パオラ「くっ…さすがに単独の突破は無理だったかしら」

先ほどディーンのプレイを真似するかのように、
ショルダータックルから入ったバビントンはパオラの足元からボールを零すと同時に
後方にいたマリーニがフォローしやすい位置に蹴り込んだ。

バーツ「うぐぐ…あの茶髪め。パオラさんにあんなに接近しやがって〜〜!!」

アベル「なぁバーツ。ちょっと気になったんだが…」

バーツ「んあ?どうしたアベル」

アベル「毎回パオラさんに接触プレイする選手に対して憤慨してるが、
    お前、実際のところパオラさんとどこまでいってるんだよ?ん?」

バーツ「へ?そ、そりゃあも、もちろん…」

日に焼けた男らしい顔をほのかに赤らめてバーツは恥ずかしそうに答える。

882 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:37:41 ID:???
バーツくんの純情な感情→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→大事なパートナーさ。この戦争が終わったら故郷の家族に紹介するつもりだ。
ハート→こ…こいびとどうしさ!言わせんなよ恥ずかしい!
スペード・クラブ→実は、別チームになったことで最近疎遠になっててな…
JOKER→へへっ…そりゃあもう俺様の全てにメロメロの夢中さ!

883 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:40:29 ID:???
バーツくんの純情な感情→ ハートK

漢が試される時だ

884 :TSUBASA DUNK:2010/09/12(日) 01:40:44 ID:???
バーツくんの純情な感情→ クラブ8

885 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:42:00 ID:???
あ、あぶねえ・・・
モリブレムバーツと松山の安定感は異常

886 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:42:22 ID:???
このスレにおける引き運の格差(王子とか、バーツとか)を考えざるを得ない今日この頃。

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