キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】

1 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 21:56:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。


〜これまでのお話〜
アリティアカップ一日目。森崎率いるアカネイア同盟軍は派手さは無いが、堅実なセービングを得意とする
強靭なメンタリティを持つレナートが率いるサンパウロFCに0対1で敗れてしまった。
今まで経験したことの無い悲惨な試合結果に、森崎はたまらず男泣きしてしまう。
彼の涙にリベンジを誓った仲間たちは次戦の対マンチェスターに備えて絆を深めあう。
そして大会二日目。前日ヒューガーと引き分けたマンチェスター相手に、まさかの前半から大苦戦!
ロリマーのバウンドショットと松山のイーグルショットの前に森崎のセービングが全く通用しない事態に。
さらにジュリアンの何気ない一言が、彼の小学生時代のトラウマを呼び起こして大変な事態に!
総合優勝するためにはもう絶対に負けることは許されない。果たして後半戦だけで
2点のビハインドを撥ね退け、3点をもぎ取り勝ち越すことが出来るのか!?


☆前スレ
【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1278504379/l50

864 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:49:31 ID:???
>>861
森崎のクラスチェンジイベントはもう少し先にしっかりと用意しております。
この大会は現状の戦力でなんとか戦い抜いてくださいね!
>>863
あとでのおたのしみ!
=================
>Cじっくり観戦(普通に試合を行います。選考漏れ組の成長や観戦イベントに期待したい派はこちら)

※この試合はじっくり観戦で進めます。
=================
アリティアカップ3日目。昨日と同じく心地よい日差しが特設スタジアム内に差し込んでくる。
森崎の寝覚めは良かった。まるで自分がこの日の試合の為に生まれてきたかのように。

森崎「……っし。いくか!」


森崎たちアカネイアとヒューガーの試合は、大会前のモロドフとの話し合いで最終戦と決めてある。
なので、第1試合のマンチェスターとサンパウロの観戦をすることになっている。

カシム「あ、森崎君おはよう!」

アカネイアチームのための観戦席内で、カシムに元気よく挨拶される。
春の日差しがカシムの綺麗に剃られた頭に反射して少し眩しい。

森崎「ようカシム。足の方はもう平気か?」

カシム「う、うん。まだ全快ってわけじゃないけどね。試合には問題なく出られそうだよ」

森崎「余裕があればハーフタイムでマリア姫の『癒しの手』で治してもらおうか?
   あの特殊能力はガッツだけじゃなくコンディションまでバッチリ治しちまう優れものだからな」

865 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:51:32 ID:???
カシム「え、ええ〜悪いよそんなの。それよりだったらいつもみたいに『リザーブの杖』で
    みんなの体力を回復させた方が効率がいいって」

森崎「む…そ、そうか?」

カシム「僕のことは心配要らないよ。大丈夫、今日こそ絶対にゴールを決めてみせるから」

森崎「(…とは言ったものの、若島津対策としてドリブルで1対1攻勢を仕掛けろって昨日言っちゃったしなぁ)」

カシムの決意を無碍にしないためにはどうすればいいだろうか。
そんなことを考えるうちに、すでにフィールドにはマンチェスターとサンパウロの選手たちが並んでいた。

レナート「(俺たちが総合優勝するためには、アカネイアがヒューガーに勝ってもらう事もそうだが
     まずは俺たちサンパウロがこのマンチェスターに勝たなきゃいけねぇ…)」

松山「(この大会の中で、俺は格段にシュート力を鍛え上げることが出来た。
   この力はこれからプレミアリーグで戦っていく中で絶対に必要になってくる。
   そして…1年後のワールドユース大会でも!)」

アンナ「みなさんこんにちは〜!このアリティアカップもいよいよ本日が最終日!
    暖かな小春日和の中、若さ溢れる爽やかな選手たちの入場です!
    なお、司会はおなじみ秘密の店の看板娘、アンナがお送りいたします〜♪
    そして昨日に引き続き、解説はこのお方!アカネイアプリンセスことニーナ王女だ〜!」

ニーナ「こんにちはアリティアのみなさん。本日も熱く、そして素晴らしい試合を観戦できることを大いに期待しています。
    会場一体となって、選手たちをどうか応援してあげてくださいね」

アンナ「ありがたきお言葉感謝です!と、いうわけでまずはこの試合のフォーメーションと
    スターティングメンバーの発表ですね。どうぞ〜」

866 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:53:04 ID:???
・サンパウロFC(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル9)
−−@−− @レナート
−−D−− Dドトール
B−C−A Bマリーニ Cアマラウ A石崎
−−−−−
G−I−E Gプラトン Iバビントン Eタハマタ
−−−−− 
F−H−J Fマウリシオ Hジウ J新田
==○==
J−H−F Jディーン Hロリマー Fリッキー
−−−−−
E−I−G Eパオラ I松山 Gカルツ
−−−−−
A−C−B A早田 Cロブソン Bミディア
−−D−− Dボア
−−@−− @シューマッハ
・マンチェスター(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル10)


アンナ「これは…お互い全く同じフォーメーションで仕掛けてきましたね。
    ニーナ様、これによってこの試合、どんな展開を見せると思われますか?」

ニーナ「同じフォーメーションということは、それだけ各チームの戦術が色濃く現れると思います。
    選手の違いによって戦術も大きき変わってくるのがサッカーだと聞いております。そこに注目したいですね」

アンナ「なるほど…果たしてどちらの策が相手を出し抜き勝利をもぎ取るのか!
    まもなく試合開始のゴング…ではなくホイッスルが吹かれます!」

867 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 23:55:12 ID:???
マルス「どっちも4-3-3か。ねぇ森崎。もしドリブル攻勢を仕掛けるならば
    どんなフォーメーションが適しているのかな?」

森崎「そうだな。相手の陣形にもよるが…やはりFWの数は多ければ多いほうが都合がいいだろうな。
   基本一対一でならボールを弾かせただけで相手のゴールを空っぽにできる。
   FWの人数が多ければ多いほど、ねじ込みにいける人員を増やせるしな」

マルス「なるほど…」

森崎「まァ中盤で上手くボールを回して相手をひきつけて、しっかりとパスが送れれば
   ワントップでも楽にフリーな状況を作ることは可能だがな」

ピイイイィィィィィイイ!!

森崎「お、そんなこんなで試合開始か。さぁてこの試合、どう転がるかな?」



コイントス→ ! dice

!と diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

奇数→マンチェスターのボールから
偶数→サンパウロのボールから

868 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:01:22 ID:???
コイントス→ 4

869 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:13:32 ID:???
コイントス→ 4
>偶数→サンパウロのボールから
============
アンナ「まずボールを受け取ったのはコイントスでボール権を取ったサンパウロのバビントン君!
    サンパウロの基本戦術は、この司令塔バビントン君が状況に応じて
    丁寧かつ鋭いパスを放ることとなっておりますが…」

バビントン「(この試合に勝つか負けるかでこのチームの評価は大きく変わってくる。
      もしも不甲斐ない成績ならば、フロントの意向で大規模なトレードが行われるって話だ。
      僕もまだ、このメンバーと一緒にサッカーがしたい…だから、絶対に勝つんだ!)」

外人選手である自分を快く受け入れてくれて、中心選手として周りから支えてくれる。
これほど居心地がいいチームは他にはないだろう。とくに傷心の思いでアルゼンチンを発ったバビントンにとっては尚更だ。

バビントン「いくぞマンチェスター!これが南米の…サンパウロのサッカーだ!」


バビントンの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→プラトンとワンツーで攻めあがる
ハート→左サイドの新田に攻めさせる
スペード→右サイドのマウリシオに攻めさせる
クラブ→中盤でボールを回しつつ遅攻
JOKER→みんな、見ていてくれ…これが僕のドライブシュートだ!!

870 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:14:33 ID:???
バビントンの判断→ クラブ2

871 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:23:29 ID:???
バビントンの判断→ クラブ2
>クラブ→中盤でボールを回しつつ遅攻
=============
バコッ…ポーン…バシッ…ボコッ…

アンナ「サンパウロ、まずはゆっくりとした立ち上がり。
    中盤のバビントン君を中心にボールを回し少しずつラインを上げていきます」

ロリマー「ほえ?なんだか随分拍子抜けだなァ」

リッキー「おいおい…あれだけ見得を切ってやるのは遅攻かい」

ディーン「おそらく攻撃力に劣るサンパウロはこちらの攻撃回数を減らす策に出たのだな。
     まぁ、理にはかなっている。だが…」

ザッ!

ディーン「その程度のパス回し、すぐにでも塞き止めてみせる!」

アンナ「ディーン君素早い飛び出しでカットに向かう!
    プラトン君とバビントン君のパスコースに割り込みに行く〜!」

プラトン「くっ…頼む、通ってくれ!」

872 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:24:58 ID:???
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

プラトン→ ! card+ パス34=

ディーン→ ! card+ パスカット33=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バビントンにパスが通る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マウリシオがフォロー)(バビントンとロリマー競り合い)(パオラがフォロー)
≦−2→ディーンがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>19を参照してください

873 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:31:33 ID:???
プラトン→ ダイヤ2 + パス34=

874 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 00:45:28 ID:???
ディーン→ ハート6 + パスカット33=

875 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:57:01 ID:???
プラトン→ ダイヤ2 + パス34=36

ディーン→ ハート6+(不利-2) + パスカット33=37

=−1→ボールはこぼれ球に。パオラがフォロー
================
プラトンが蹴り出した方向はディーンの足元。
長身のディーンに対しては高い玉よりも低い玉の方が反応しにくいと考えたのだ。
だが、パスコースのことばかりに気をとられて肝心のパスを蹴り損なってしまう。

ガコッ!

プラトン「あっ、し、しまった!」

ディーン「よし…これなら!」

ボウゥンッ!

アウトサイドキックで自分の後方に弾くように体を投げ出すディーン。
彼の思惑通りに、こぼれ球は左サイドハーフのパオラがしっかりとフォローした。

パオラ「さて…今度はこちらから攻める番。覚悟してもらいます」

ダダッ!

アンナ「パオラ君、左サイドを素早く駆け上がる!先ほどパスミスしてしまった
    プラトン君を素早く振り切り、一気にサンパウロの中盤を攻めます!」

バビントン「そうはさせない!」

だがバビントンがプラトンの位置に素早くカバーに入る。

876 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 00:59:20 ID:???
ロリマー「パオラお姉ちゃん!無理しないでこっちにパスパス〜」

リッキー「いや、ロリマー。あの姉ちゃんなかなかやりやがるぜ。
     前のアカネイア戦でもドリブルで中央突破してたしな。任してみせるのも面白そうだ」

パオラ「(信頼してくれるのは素直に嬉しいけれど…私の今の実力が果たして彼に通用するのでしょうか……)」



パオラの判断→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→バビントンにドリブル勝負!
スペード→ロリマーにパス。バビントンはカットに向かう
クラブ→リッキーにサイドチェンジ。新田とタハマタがカットに向かう
JOKER→ここからあのシュートを試してみようかしら?

877 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:02:18 ID:???
パオラの判断→ ダイヤ8

878 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:10:16 ID:???
パオラの判断→ ダイヤ8
>ダイヤ・ハート→バビントンにドリブル勝負!
==============
サンパウロは遅攻で陣形を組み立てていたため、まだFWが中盤に残っている。
サイドチェンジすることも可能だったが、多人数にカットされる可能性があったのと
パオラはドリブルに比べパスが不得意なためボールを蹴り込む勇気は出なかった。

パオラ「なら、まだ1対1で勝負できるこちらの方が!」

パオラは勢いを全く緩めることなく左サイドを駆けていく。

バビントン「来い!」
===============
先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で

パオラ→ ! card+ ドリブル33=

バビントン→ ! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→パオラが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りマンチェスターのスローイン)(ロリマーとタハマタが競り合い)(マリーニがフォロー)
≦−2→バビントンがボールを奪う

【補足・補正】
パオラは『安定』でカードがダイヤ・ハート時、最低値が5になります
パオラのカードがダイヤで『グライダーステップ』で+3
バビントンのカードがダイヤで『鋭いタックル』で+1
その他は>>19を参照してください

879 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:16:56 ID:???
パオラ→ ハート8 + ドリブル33=

880 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:17:37 ID:???
バビントン→ ハート6 + タックル36=

881 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:36:10 ID:???
パオラ→ ハート8 + ドリブル33=41
バビントン→ ハート6 + タックル36=42

=−1→ボールはこぼれ球に。マリーニがフォロー
=================
パオラのドリブルは天馬騎士らしくフットワークが軽い。
だが足元への力の入れ具合も上手く、同時に力強いドリブルもこなせるのだ。

パオラ「はっ!」

バビントン「くっ…だけど、そう簡単には抜かせない!」

ガガッ!ガコッ!

パオラ「くっ…さすがに単独の突破は無理だったかしら」

先ほどディーンのプレイを真似するかのように、
ショルダータックルから入ったバビントンはパオラの足元からボールを零すと同時に
後方にいたマリーニがフォローしやすい位置に蹴り込んだ。

バーツ「うぐぐ…あの茶髪め。パオラさんにあんなに接近しやがって〜〜!!」

アベル「なぁバーツ。ちょっと気になったんだが…」

バーツ「んあ?どうしたアベル」

アベル「毎回パオラさんに接触プレイする選手に対して憤慨してるが、
    お前、実際のところパオラさんとどこまでいってるんだよ?ん?」

バーツ「へ?そ、そりゃあも、もちろん…」

日に焼けた男らしい顔をほのかに赤らめてバーツは恥ずかしそうに答える。

882 :モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/12(日) 01:37:41 ID:???
バーツくんの純情な感情→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→大事なパートナーさ。この戦争が終わったら故郷の家族に紹介するつもりだ。
ハート→こ…こいびとどうしさ!言わせんなよ恥ずかしい!
スペード・クラブ→実は、別チームになったことで最近疎遠になっててな…
JOKER→へへっ…そりゃあもう俺様の全てにメロメロの夢中さ!

883 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:40:29 ID:???
バーツくんの純情な感情→ ハートK

漢が試される時だ

884 :TSUBASA DUNK:2010/09/12(日) 01:40:44 ID:???
バーツくんの純情な感情→ クラブ8

885 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:42:00 ID:???
あ、あぶねえ・・・
モリブレムバーツと松山の安定感は異常

886 :森崎名無しさん:2010/09/12(日) 01:42:22 ID:???
このスレにおける引き運の格差(王子とか、バーツとか)を考えざるを得ない今日この頃。

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