キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/07(金) 23:28:51 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1293025832/l50
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
バカップル、ウィッシュ、ロンゾ族、伝説のスーパーDF、その親父、/ |´・ω・`| \。
というなんとも個性的過ぎる面子、スウェーデンJrユースと練習試合を行う事となった幻想郷Jrユース。
事前にかなりの強敵と聞いてはいたが、試合が開始してみれば後半開始直後までで4−0という大差をつける事となった幻想郷。
っていうかこの3トップ強すぎね?
レヴィン「カレンかわいいよカレン、ちゅっちゅっ」
カレン「あぁん、もっとしてしてちゅっちゅっ」
シェリー「パルパルパル……」
パルスィ「私の技だ!」
ブローリン「(活躍が)出来ぬぅ!!」
フェデリックス「フェデリ、覚醒する。 でもあまり活躍出来ない」
ガレリ「もう駄目だ……おしまいだぁっ……!!」
リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだァ!!」
幻想郷勢『どうしてこうなった……?』
スウェーデンが一矢報いてくれるのか、はたまた幻想郷がこのまま外の世界初の試合を圧勝で飾るのか!?
あと、リグルの急成長で反町レギュラーの座大丈夫か!?
そんな幻想のポイズン47スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
729 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:04:48 ID:???
★パチュリーさんは教えてくれるかな→
スペードA
★
730 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:05:40 ID:???
良かったけど不吉な出目だw
731 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 01:13:00 ID:???
>★パチュリーさんは教えてくれるかな→ スペードA =パチュリー「まあ、いいでしょう……」 一応練習を見てくれるぞ!★
=========================================================================================
パチュリー「(悩む場面だけど……反町に貸しを作っておくのも悪くは無いでしょう。
それに、反町自身が技を身につければこのチームの戦力は大きく上がる。
断る事は無いわね……)いいでしょう、練習に付き合ってあげるわ」
反町「あ、ありがとうございます!」
打算的に思考をしながら、反町の願いをパチュリーは聞き入れ。
これに反町は感謝をしつつ、頭を下げる。
しかし、パチュリーはそれに対して手で制しながら、淡々と口を開き。
今日は何をコーチすればいいのか、と反町に問いかける。
パチュリー「前回は一対一シュートを練習したけれど……今日はどうしましょうか?」
反町「そう……ですねぇ……」
パチュリー「因みに、前回の練習で反町の持つシュートフラグは一対一用シュートフラグになったわ。
ダイレクトシュートを練習しても、0からのスタートになるから注意をしてね」
反町「(……誰に向かって言ってるんだ? フラグって何だ?
さて、それはそれとして……今日は何を教えてもらおうか?)」
覚えやすい:ドリブル技、パス技、地上シュート技、ダイレクトシュート技、パスカット技
普通:タックル技
覚えられない:クリアー技、ブロック技、トラップ技
A.ドリブル技
B.パス技
C.地上シュート技
D.ダイレクトシュート技
E.パスカット技
F.タックル技
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
732 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:14:02 ID:dXyutL8M
C
733 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:15:09 ID:95WmUrOU
C
734 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:16:58 ID:nO9lyeCU
C
735 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 01:20:49 ID:???
>C.地上シュート技
=================================================================
反町「あともうちょっとで一対一技を会得出来るんですし! 今日も地上シュートの練習をお願いします!」
パチュリー「ふむ……まあ、いいでしょう。
(本当にあとちょっとだったしね……しかし、大会での事を考えての選択かしら?
明日の練習試合のGKは、一対一はちょっと分が悪い相手だけど……)」
前回今一歩の所で習得出来なかった一対一技を教えてくれという反町に対し。
パチュリーは一つ頷くと、誰も使っていないゴール前へと移動し、指導を開始するのだった。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町の地上シュート練習→(! dice+! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
※反町の地上シュート経験値は「9/10」です。
10に到達すれば新たにスキルor必殺技を獲得出来ます。
736 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:21:22 ID:???
★反町の地上シュート練習→(
3
+
5
)=★
737 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 01:25:02 ID:???
反町が一対一技を覚えた所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。
738 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:25:58 ID:???
乙
739 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 01:26:02 ID:???
バモラァ!さんは一対一強いのか、乙でしたー
740 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 23:20:36 ID:???
>★反町の地上シュート練習→( 3 + 5 )=反町が近シュートを取得!★
============================================================================
特訓を開始してから数刻……先日と同様、走りながらコントロールを生かしつつシュートするという練習を繰り返し続ける反町。
コーチ役となってくれているパチュリーのディフェンスをかわし、何度もシュートを撃つのだが……。
やはり体勢が整っていない為か、本来の反町からしてみればあり得ない方向にばかりボールは向かい。
どうしても走りながらのシュートと、コントロールの両立が上手くいかない。
反町「(うーん、駄目だ。 いくらドリブルが上手くなったとはいえ、俺は元々足元の技術がそれ程上手い部類じゃない。
霊夢さんのようなショートドライブはどう考えても出来ないし……。
かといって、西尾……じゃなくてカルツのようなループシュートも無理だ。
でも、相手GKをかわせるような軌道を描くシュートってどうすれば身につくんだ?
ヒューイや早田のような、カーブ回転をかけたシュートとか……?
……駄目だ、確かに軽いカーブをかけるのは簡単だが、俺の持ち味のコントロールを生かせなくなる可能性が高い)」
パチュリー「……反町」
反町「え……あ、なんですパチュリーさん?」
どうすれば近づくGKをかわせるシュートが撃てるのかと、試行錯誤をする反町。
ドライブシュート、ループシュート、バナナシュートと様々なシュートを模索するも。
いずれも今の自分には撃てないだろうと考え……。
そんな反町に、パチュリーは人差し指を立てつつ、ただの一言を呟く。
パチュリー「何も特別なことをする必要は無いわよ」
反町「へっ?」
パチュリー「ボールに変な回転をかけたり、軌道を特殊にしなくてもいいの。
要は、GKが取れなければいい。 わかる?」
反町「そ、そりゃ言ってる事はわかりますけど……でも、どうやって……」
パチュリー「あるじゃない、直線的軌道でもGKを抜ける場所が」
反町「えっ? ……あ!! そ、そうか!!」
741 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 23:21:46 ID:???
パチュリーの言葉を聞いて、当初は困惑をする反町も……。
しかし、そこは秀才。パチュリーの言いたい事を理解すると、即座にドリブルを開始し……。
近づいてくるパチュリーがボールを抑えようとする寸前、体を停止させ。
そのまま一気に針穴を通す抜群のシュートコントロールで、パチュリーの股下を抜けるようなシュートを放つ。
パシュウッ!! バサッ!!
反町「……よし! 出来た! (そうだよ! 何も相手の頭上や横を通す必要は無いんだ!
相手の股下を通すようなシュートを撃てば、それだけでGKは取れない!)」
パチュリー「(ただの股抜きシュートも、シュートコントロールを極限まで鍛えぬいた選手が撃てばこれ程の威力になるのね……。
ふむ、これで彼は一対一にも……強くなった、と言っていいのかしら?)
……ともかく、おめでとう。 よくも私の股間で抜いてくれたわね」
反町「……ありがとうございます。 でも、その、股間"で"って言わないで下さい」
単純で地味ではあるが、それ故に反町の持つシュートコントロールを生かせる技を会得し。
反町はパチュリーの言葉を聞いて頬を赤らめながら訂正させようとしつつも、喜ぶ。
パチュリー「それで? この技の名前はどうするの?」
反町「そ、それは……」
※反町が「股抜きシュート(仮)(近シュート力+4、消費ガッツ120)」を取得しました。
A.穣子「『ベノムショット』よ!」
B.穣子「『コブラバイト』よ!」
C.穣子「『オニオコゼシュート』よ!」
D.穣子「『スティングレイショット』よ!」
E.反町「『股抜きシュート』で!」
F.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
742 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:23:18 ID:r2ZCQrv6
B
もはや伏線もねえw
743 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:23:45 ID:dXyutL8M
C
744 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:23:47 ID:Sw2tkTss
A
どれも魅力的ですなww
745 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:24:57 ID:JZKk7HD2
B
746 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:25:22 ID:LpcYNYVE
B
747 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:25:47 ID:???
穣子w
748 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:27:03 ID:???
芋様の執着ぶりパネェwwwww
749 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:27:14 ID:???
特訓の成果が思ってたより微妙だったのは残念だったけど
なんだかこのためだけにも穣子残して正解だと思えてきたwww
750 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:29:02 ID:???
Cが分からなくてググってみたら毒魚www
751 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:48:08 ID:???
穣子さんのネーミングセンスは世界に響き渡るでぇ……
752 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 23:48:16 ID:???
>B.穣子「『コブラバイト』よ!」
====================================================================
反町「ゲェーッ!? み、穣子ーッ!?」
穣子「ふふふ、反町が新技を開発する時、必ず私は傍にいるわ!
そして、名前をつけるわ! 素敵な名前を!! という訳で、今日からその技の名前は『コブラバイト』ね」
パチュリー「……まあ、名前なんてどうでもいいけどね。 わかったわ、それじゃあ『コブラバイト』で」
穣子「みんなー! 反町がまた新しい技覚えて、その技の名前は『コブラバイト』だからねー!!」
早苗「わかりました!!」
にとり「オッケーだよ、穣子ー」
まるで蛇のように地面を這いずり、ゴールに噛み付く。
反町の技に関する命名は自分の仕事だと言わんばかりに主張する穣子は。
この反町の股抜きシュートを『コブラバイト』とそう名付け……。
その名は瞬く間に周囲へと広がり、反町が止める暇もなくあっという間に浸透してしまう。
反町「ど、どうしてこうなった……! どうしてこうなった!?」
咲夜「(……不憫な子)」
こうして、折角身につけた技の名前をまたも毒々しいものの名前にされた反町。
スベスベマンジュウガニに比べれば幾段かマシなようにも思えるが……。
それでも釈然としないまま、こうして練習試合前、最後の練習は終わりを告げるのだった。
ヤマメ「(……なんだろう、コブラバイトっていう名前を聞くと、私の本能が疼くよ。 蜘蛛的な意味で)」
リグル「(クラブの5を引いちゃいそうな名前だなー。
まあ、その理論で行くと私はダイヤの6になっちゃうんだけど)」
※反町の「股抜きシュート(仮)」の名前が「コブラバイト」になりました。
753 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/23(日) 23:49:29 ID:???
こうして命名式を終えた後、反町はいつものように夕食を取り終えると風呂へと入り。
そのまま自室へと戻り、気の知れた同室メンバーとのんべんだらりと過ごし始める。
リグル「ようやく練習試合だね! 今度こそ前半から出るぞ!!」
穣子「気合入れて出れるもんじゃないでしょうに……でもま、あんたの気持ちもわからいでもないわ。
できれば試合での成長を考えても、フルタイム出場したいもんねー……」
妹紅「私と穣子の場合、フルタイム出場できたとしても、相手が頑張ってくれないと出番は殆ど無いんだけどね。
前のスウェーデンの試合なんかはあんまり攻め込まれなかったから結構暇だったしさ」
反町「かといって攻め込まれすぎると、俺達FWが今度は出番がなくなっちゃいますし……」
穣子「なんだかんだ言って、一番動くMFあたりが試合で大きく成長しやすいのかしらね……。
あの橋姫なんか、怪我のブランクがあっという間に吹っ切れちゃったしさ」
反町「(確かに、パルスィの急成長は本当に凄い……もう怪我の影響があったとは思えないレベルだもんなぁ。
さて、それはそれとして今日はどうしようか?
明日の練習試合に備えて、監督の所に行っておくか……それともこのまま部屋にいるか?
どこかに出かけるのもいいかもしれないが、はてさて……)」
A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
754 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:49:47 ID:dXyutL8M
B この部屋の連中と何をするのがダイヤなのか一度見てみたいですね
755 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:50:40 ID:hCmO3aRY
A
756 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:51:24 ID:LpcYNYVE
A
757 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:51:51 ID:nO9lyeCU
A
試合前に相談すれば評価上がったよな
758 :
森崎名無しさん
:2011/01/23(日) 23:52:58 ID:???
でも反町は相手の情報持ってないから戦術考案なんてできないなんじゃ?
759 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 00:01:14 ID:???
>A.同室のメンバーに話を振ってみる
===================================================================
反町「(……そうだな。 前回のスウェーデン戦だって、輝夜さんは別に変な采配した訳じゃないし。
今更進言しに行かなくてもいいか。
今日は部屋で過ごそう……でも、どんな話をして過ごそうかな?)」
A.リグルの話(更に分岐)
B.妹紅の話(更に分岐)
C.穣子の話(更に分岐)
D.反町の話(更に分岐)
E.明日の練習試合について
F.チーム内の情勢について
G.他国のチームについて
H.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
760 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:01:56 ID:45CSH0qA
C
761 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:06:29 ID:xL4EaISY
B
762 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:06:54 ID:???
そういや、今回ビデオなかったっけ
でも、一応サッカー好きならブラジル代表?のオリベイラくらいなら
知っててもおかしくない気もするが微妙なところだな
763 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:36:52 ID:fFpa0L1+
E
764 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:38:15 ID:0wnexVgY
E
765 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:38:31 ID:45CSH0qA
Bに変更お願いします
766 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:38:51 ID:zH+Ll0Og
B
767 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 00:45:03 ID:???
>>765
変更了解です。
768 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 00:46:11 ID:???
>B.妹紅の話(更に分岐)
==================================================================
反町「(そうだな……今日は妹紅さんの話をしようか。
でも、どんな話をするか……それが問題だ)」
A.妹紅の実力について
B.同チームに気になる選手はいるかどうか
C.妹紅が全日本で気になった選手はいたかどうか
D.何か悩みは無いか聞いてみる
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
769 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:46:29 ID:45CSH0qA
D
悩みなんてないよー、なんて言ったら愛の鞭で修正する
やっぱりこれ位しか強化方法ないんじゃ?
770 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:48:13 ID:???
D
771 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:48:43 ID:???
sageてますぜ
772 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:49:14 ID:HQw5eRG+
D
773 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 00:50:48 ID:0wnexVgY
D
774 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 01:02:35 ID:???
>D.何か悩みは無いか聞いてみる
====================================================================
反町「(なんか……聞くだけ、無駄な気がするけど……)も、妹紅さん。 何か悩みとかないですか?」
妹紅「へ? 悩み?」
穣子「(……えぇー、それをこいつに聞くの、反町?)」
根本的に裏表が無く、毎日を本当に楽しそうに生きている熱血漢――藤原妹紅。
それは言い換えれば、悩みというものがまったく無さそうな生活をしているという事であり……。
反町に問いかけられた妹紅はきょとんとした表情になり、穣子は懐疑的な視線を反町へ向け。
リグルだけは、よくわかっていない様子で反町と妹紅の両者を交互に眺めている。
反町「悩みがあるなら、それを解決するのもキャプテンの役目です!
何かあるなら、言ってください!」
妹紅「悩みねぇ……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★向上心に欠ける妹紅さん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→妹紅「実は最近、松岡コーチのことを考えると胸がドキドキするんだ……」 な、なにィ!?
ダイヤ→妹紅「うーん……まあ、サッカーで思ってる程活躍出来てないのはちょっと悔しいかもね」 サッカーで悩みがあった!
ハート・スペード・クラブ→妹紅「無いよ! 毎日楽しくサッカーが出来て何も言う事ないもん!」 なんにもない!
775 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:02:58 ID:???
★向上心に欠ける妹紅さん→
ハートA
★
776 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:04:07 ID:???
やっぱ悩みなしか
777 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:05:15 ID:???
だめかー
778 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:06:15 ID:???
もっと熱くなれよー!
779 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 01:26:57 ID:???
>★向上心に欠ける妹紅さん→ ハートA =妹紅「無いよ! 毎日楽しくサッカーが出来て何も言う事ないもん!」 なんにもない!★
==============================================================================================
反町「な、なんにも……無いですか……」
妹紅「うん!」
和を尊ぶというより、尊びすぎるその性格が災いをしてか。
試合の勝ち負けには拘りこそすれ、選手間での勝敗に対しては殆ど執着をしない妹紅。
そんな彼女は、サッカーというのはあくまでも楽しむためのスポーツであり。
プレイをして、戦いあい、協力し合い、楽しむ事こそが大事なのだと考えていた。
故に、DFで一番になりたい。レギュラーの座を取りたいという野心というものは殆どなく。
悩みというものも、これっぽっちもなかった。
反町「(なんだか、萃香さんや勇儀さんもこんなタイプだったような気がするなぁ……。
一番になりたい、って気持ちは無い……んだよなぁ……)」
妹紅「明日の練習試合も今から楽しみだ! ワクワクしてきたよ!!」
穣子「(……自分がレギュラーなのは確定だって前提で話してるわね。
はぁ、橋姫じゃないけど妬みたくもなるわ……)」
現時点でも、そこまでベンチ組との差が無い藤原妹紅。
和を尊び、サッカーで勝つ事よりも楽しむ事を重視する彼女が、ベンチに落ちた時。
果たしてそれが悩みに転化されるのかどうか……それはまだ、誰も知らない事である。
リグル「(そういえば、反町も楽しいサッカーがしたいって言ってたけど、妹紅と似たような考えなのかなぁ?)」
780 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 01:28:02 ID:???
こうして妹紅が屈託の無い笑顔で悩みなど無いと断言をしていた頃。
練習試合を明日に控えたこの日の夜、またも誰かが動きを見せようとしていた。
では、練習試合前最後の夜。一体誰が動いていたのかというと……。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★松岡さんは本当に使い勝手いい→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→松岡「富士山のように! でっかくなるって言っただろ!?」 なにィ!?松岡さんが妹紅さんを強引に練習に誘いに来ただと!?
ダイヤ→咲夜「弱小妖怪風情に負けたままではいられないわね……」 瀟洒なKY、咲夜さんがとうとう立ち上がった!
ハート・スペード→ヤマメ「……練習行こうか、キスメ!」 キスメ「…………」 地底の守備担当コンビが練習に向かった!
クラブ→レティ「(さてと、私も私の練習をしないといけないわね……)」 レティさんが練習に向かった!
781 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:28:24 ID:???
★松岡さんは本当に使い勝手いい→
スペード8
★
782 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 01:28:36 ID:???
★松岡さんは本当に使い勝手いい→
ハート7
★
783 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 01:30:54 ID:???
異様にカード引きがいいヤマメさん達の特訓、と決まったところで本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
なんとか試合前、ミーティングまでは行きたいなぁ……。
それでは、お疲れ様でしたー。
784 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 03:18:07 ID:???
お疲れ様でした
バモラさんはどれくらい強いんだろう…ナンデス級かな
785 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 23:35:55 ID:???
>★松岡さんは本当に使い勝手いい→ スペード8 ★
>ヤマメ「……練習行こうか、キスメ!」 キスメ「…………」 地底の守備担当コンビが練習に向かった!
==============================================================================================
明日に練習試合を控えたこの日、殆どの者達は夜間の練習は避けようとしていた。
それは明日の試合、もしも起用の機会が来れば万全の調子で臨みたい……。
今夜練習をして、不用意に怪我などをしたくはないという精神から来るものであった。
しかし、そんな考えとは殆ど無縁の選手たちもまたいた。
それは明日の試合でも、ほぼレギュラーは無いだろうと考えられていたキーパー、黒谷ヤマメ。
そして、その相棒である地底の釣瓶落とし、キスメの2人である。
ヤマメ「あの早苗ってのはともかく……大妖精がいる限り、私はどこまで行っても第3キーパーだ。
前の試合で強くはなれたが、かといってまだまだ大妖精にゃ劣る」
キスメ「…………」←ショボンとしてる
ヤマメ「ああいや、別にキスメが慕ってる早苗が悪いって話じゃないんだよ。
……私は逆立ちしたってセービングではあの2人に敵わない。 それは重々承知なんだ。
だから、あいつらに足りない一対一を、今日は徹底的に鍛えようと思うんだ」
キスメ「…………」←首を傾げてる
ヤマメ「確かに、キーパーに一番必要なセービングを疎かにしてどうするんだって話はわかるけど……。
あいつらに無い大きな長所を手に入れれば、どこかでピンポイントに使ってくれる可能性もあるんだよ。
今からじゃ到底セービングで追いつくのは不可能だろうし。 それなら、私は一対一を極限まで高めたいんだ。
キスメはどうする?」
キスメ「…………」←ぴょんぴょん跳ねてる
ヤマメ「パスカットを鍛える……か。 (まあ、今更キスメがドリブルやパスを鍛えても焼け石に水だしね。
短所を補うよりは、武器を増やした方がこの子の為かな……)よし、わかった! それじゃあ、頑張ろうキスメ!」
元々、守備力を売りとしていた妬ましパルパルズ。
その守備を担当していたモノとして、このままでは終われない。
黒谷ヤマメとキスメ、両者は強く意気込みながらそれぞれ練習に取り掛かるのだった。
786 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/24(月) 23:36:56 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★一対一は本当に凄いヤマメ→! card★
★足元の技術はフランス以下なキスメ→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【ヤマメ】
JOKER→スキル・一対一+2取得、全能力+2!?
Q〜K→スキル・一対一+2取得、全能力+1
8〜J→スキル・一対一+2取得
A〜7→効果なし
【キスメ】
JOKER→スキル・パスカット+2取得、全能力+2!?
Q〜K→スキル・パスカット+2取得、全能力+1
8〜J→スキル・パスカット+2取得
A〜7→効果なし
787 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:37:19 ID:???
★一対一は本当に凄いヤマメ→
ハート4
★
788 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:38:14 ID:???
★足元の技術はフランス以下なキスメ→
ハート6
★
789 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:38:20 ID:???
★足元の技術はフランス以下なキスメ→
クラブ9
★
790 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:39:54 ID:???
駄目だこいつら・・・早くなんとかしないと・・・。
791 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:40:24 ID:???
このままで終わってしまいました
792 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:42:36 ID:???
まあ効果ない可能性が2分の1もあったしなw
793 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:56:30 ID:???
成果あるなしの差が激しいぞこのチームw
妹紅は動く気配ないしn穣子の特訓か例の問題の解決に動くか、
上位スキル捨てたんだから有意義な毎日を過ごしたいな。
794 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:57:29 ID:???
基礎値の向上に努めつつ、チーム内での支持率を高めたいところだ。
795 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:57:30 ID:???
例の問題はもういいわ
時間かかりすぎる割には絶対メリット少なそうだしw
796 :
森崎名無しさん
:2011/01/24(月) 23:58:31 ID:???
だが初志貫徹派
797 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 00:00:28 ID:???
初志貫徹するのはいいけど、絶対後悔するぞ…
多分一番得するのは時間かかりまくったのに反町じゃないし
798 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 00:02:01 ID:???
ここで止めると、ただの告げ口野郎になってしまうのがなww
反「早苗さんが、あなたに告白されたって言ってましたよー」
咲「ガチレズと言いふらしまくってるだと!?」
799 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 00:04:35 ID:???
てか解決させたとしてもパチュリー関連でバッドイベント起きるだろうしそもそも解決出来る可能性があまり高いようには思えない
俺はもう絶対関わりたくないな
800 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 01:35:48 ID:???
>★一対一は本当に凄いヤマメ→ ハート4 ★
>★足元の技術はフランス以下なキスメ→ ハート6 ★
>両者共に効果なし……
========================================================================
ヤマメとキスメの特訓は、結論から言えばなんら効果を生まなかった。
それも当然と言えば当然。
ドリブルと一対一、パスとパスカットなど、お互いがお互いを高めあう特訓ならばともかく。
折角2人もいるというのに、それぞれがばらばらな練習をしては効果は生まれない。
結局、まるで成果を上げられなかった2人は明日の試合の事も考えて早々に練習を切り上げ。
自室へと引き上げてゆくのだった。
キスメ「…………」←しょんぼりしてる
ヤマメ「(うーん、パルスィを誘えばよかったかなぁ……。
あいつが相手なら、一対一も鍛えられた筈だし……。
はぁ、言っても仕方ない……とにかく、試合で起用されるチャンスがある事を願うしかないね)」
全幻想郷Jrユース 合宿28日目 終了
801 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 01:36:52 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿29日目
明くる日、反町達幻想郷Jrユースの面々は。
朝食が終わると同時、すぐさま監督である輝夜に集められ、一台のバスに乗り込まされた。
無論、今日行われる練習試合――サンパウロFCとの練習試合に向かう為である。
反町「……って、バスでブラジルまでどうやって行くんですかー!? ここフランスですよ!?」
にとり「(ぶ、分解したいなぁ、分解したいなぁ……!!)」
輝夜「それは大丈夫! 今日の運転手、八雲紫がちゃーんとスキマ運送でブラジルまで運んでくれるわ!」
紫「ご紹介に預かりました、八雲紫ですわ。
現地に到着するまで、約1分。 皆様、シートベルトはちゃんとしめておいてくださいね。
あと、むやみやたらに分解しないように」
にとり「ひゅい!?」
反町「(ゆ、紫さんが運んでくれるならバスに乗る意味は!?)」
一部がバスに乗っただけで涎を出しながら興奮しているが、それはさておき。
反町の常識的な突っ込みを監督である輝夜と、いつの間に現れたのか……運転手(?)である紫が応えると。
バスはそのまま出発し、あっという間に巨大なスキマに飲み込まれ……。
そして、現地――ブラジル、サンパウロ市へと到着をする。
紫「はい、とうちゃーく♪ 皆様、お降りの際は手荷物などをお忘れにならないようにご注意下さい」
反町「あ、ありのまま今起こった事を話すぜ? 今さっきまでフランスにいたと思ったら、ブラジルについていた。
な、何を言ってるかわからないと思うが俺も何をされたかわからなかった……」
穣子「何を今更八雲のスキマ能力見てビビってんのよ、こんなん見慣れたもんでしょうが」
反町「(……慣れたら色々とやばい気がするんだよ)」
紫の能力を改めて目の当たりにし、一人、狼狽をする反町であったが……。
もはやこの能力にも慣れている幻想郷Jrユースの面々は慌てず、騒がず、ぞろぞろとバスを降り。
慌てて反町もそれに続き、外へと出る。
802 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 01:37:57 ID:???
輝夜「さ、これが今日私達が戦うサンパウロFCのホームスタジアムよ!
プロチームが使っているものだから、当然設備は抜群にいいわ!」
魔理沙「ま、確かに幻想郷にあるどのスタジアムよりも立派な外観だな」
反町「(プロ、か……サッカーの本場、ブラジルの、名門チームのホームスタジアム。
まさか、こんなところで戦えるなんてな……)」
エスタジオ・ド・モルンビー。
ブラジルの名門、サンパウロFCのホームスタジアムであり。
この外観を見て、幻想郷の殆どの面々は特に感慨を覚えないのだが……。
しがないサッカー後進国である日本出身の、一中学サッカー選手であった反町は。
まさかこのような場所でサッカーが出来るとは、と胸を高鳴らせる。
その後、反町達は輝夜の先導を受けてスタジアム内部へと入り、まずはミーティングルームへと向かおうとしたのだが……。
がやがやがや
大柄な男性「ワオ! 本当に今日の練習試合の相手は女の子タチばかりなんだネ!」
反町「!?」
その道中、不意に向かい側から現れてきたのは……サンパウロFCのメンバーだと思われる選手陣であった。
先頭を歩いていた帽子を被った大柄な黒人男性は、反町――の背後にいる少女達の姿を見つけるや否や。
若干おどけたような様子で驚きを見せ、背後にいるチームメイト達を振り返る。
その大柄な黒人に同調するように、多くの選手たちは本当に女子とサッカーをするとはと苦笑いをするのだが……。
そんな中、壮年の白人男性は、一同の気を引き締めさせるかのようにたった一言ぽつりと呟く。
壮年の男性「とはいえ、事前に見たビデオでは下手なクラブチームよりも余程レベルの高いサッカーをしていたな。
決して侮れる相手ではない、それは確かだ」
精悍な男性「ネルソンさんの言う通りだ。 ……あなたが監督の輝夜さんですね。
サンパウロFCのキャプテン、パウロ・ルイス・デ・オリベイラです。 今日はよろしくお願いします」
輝夜「ええ、よろしく。 みんな、挨拶しなさい! こちらが今日私達と練習試合をしてくれるサンパウロの方々よ!」
反町「(サンパウロの、トップチームの選手たち……!)」
803 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 01:39:07 ID:???
壮年の白人男性が呟いた瞬間、その後ろにいたサンパウロFCキャプテン――オリベイラはずずいと前に出ると。
その右手を前に差し出し、にこやかに監督である輝夜と握手。
これを受けて輝夜も握手を交わしつつ、一同に挨拶をするようにと言い……。
一方で反町は、間近で見るプロの選手たちを見て思わず全身を強張らせてしまう。
反町「(ど、どうしよう? 俺は何か言っておいた方がいいんだろうか!?
こ、ここは……)」
A.「幻想郷代表キャプテンの反町一樹です、今日はよろしくお願いします!」 優等生的に挨拶をしておく
B.「幻想郷代表キャプテンの反町一樹です、今日は胸を借りるつもりで戦わせていただきます!」 下手に出つつ挨拶する
C.「そこのやけに手がでっかいの! 消えろ、ぶっとばされん内にな!」 多分キーパーっぽい人を挑発しておく
D.「ファンなんです! サイン下さい!」 サインを貰う
E.「(いや、ここはあえて何も言わずいよう!)」 何も言わない
F.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
804 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 01:39:47 ID:YHUoJwbg
A
805 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 01:40:12 ID:bFcmd9O2
A
806 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 01:53:25 ID:nrse00Ys
A
807 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 01:54:02 ID:GaqDfsoI
A
今日の魔王の犠牲者はビッグハンドキャッチさんか…w
いや、いまの能力だと厳しいかもだけど。
808 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:29:21 ID:???
>A.「幻想郷代表キャプテンの反町一樹です、今日はよろしくお願いします!」 優等生的に挨拶をしておく
============================================================================================
オリベイラ「君がキャプテンか……ああ、よろしく。
お互いにとって、有益になるような試合にしよう」
反町「(あ、握手してる! 俺、プロの選手と握手してるよ……!!)」
反町の模範的な挨拶は、規律などにも厳しそうな厳格なタイプのオリベイラにもすんなりと受け入れられ。
オリベイラはにこりと微笑みながら、反町と握手を交わす。
その後、オリベイラは後方にいた壮年の白人――ネルソン・ベベット。
最初に声を発した大柄な黒人男性――バウデニール・モンテイロ・ラモス。通称、バモラを紹介すると。
そのまま反町達に別れを告げて、自分達もまたミーティングルームへと向かい。
その背中を見送った後、反町達もまた、自分達にあてがわれたミーティングルームへと向かうのだった。
〜 ミーティングルーム 〜
霊夢「……しっかし、やけにデカい連中だったわね」
美鈴「仕方ありませんよ。 相手は人間の大人……しかも、男性ですもん。
私やお空ちゃん、レティさんならともかく、他の皆さんじゃ体格的に敵いませんって」
魔理沙「デカかろうがなんだろうが、全部ぶっとばしゃいいだけの話だぜ」
反町「(とはいえ、プロだからフィジカルは凄く強そうだよな……からだが俺達と違って出来上がってるんだし)」
ミーティングルームへと入った直後、堰を切ったようにあふれ出す一同の声。
幾らプロサッカーチームという存在を知らなかった者達と言えど。
先ほど出会った時に見せたオリベイラらの自分達とはまた違った、纏う雰囲気を感じ取ってか。
はたまた、そのあまりの体格差を見てか少しだけ今日の試合を危惧し始め……。
それらを見ながら、輝夜はミーティングルームに備え付けられていたビデオデッキにビデオを入れると。
一同の注目を集めながら、今日の対戦相手について改めて解説を始める。
809 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:30:23 ID:???
輝夜「よし、みんなきけ。 今日の試合、サンパウロFCはクラブチームといえどプロ!
ナショナルチームだけどJrユースレベルだったスウェーデンとは、格が違うわ!
その違いっぷりは、まず選手達に殆ど穴が無いという点が上げられるの!」
うどんげ「ど、どういう事ですか姫様……?」
輝夜「以前戦ったスウェーデンは、実質レヴィン君、フェデリックス君、ラーソン君、ブローリン君の4人に頼りきったチーム。
でも、今日戦うサンパウロの選手は、主柱こそいれど決して全員が侮れるレベルの選手ではないの。
足手まといといえる選手も……まあ、2人程度よ」
反町「(あ、いるんだ、足手まとい)」
言いながら、リモコンを操作して輝夜が映したのは……サンパウロのFW陣。
どうやらサンパウロFCはFWは3人体制らしく。
CFW1人、両サイドにウイングをそれぞれ1人ずつ配置している。
輝夜「サンパウロのFWは中央にストライカー役のリベリーノ。
左には……ちょっと浮き球に強いファルコン、右にはドリブルに定評のあるテスタを置いた形よ。
中央のリベリーノ君は、確かに強いシューターだけど……油断をしなければ、十分取れる範囲。
スウェーデンのレヴィン君に比べれば、全然怖くはないわ。
右サイドのテスタ君はちょっと怖いけど、それでも油断をしなければせき止められるでしょう。
左のファルコン君は穴だから、ほうっておいていいわ。 撃ってきたらラッキーね」
妖夢「ラ、ラッキーって……そんなに弱いんですか?」
輝夜「うん……シュート以外はそこそこ悪くないんだけどね」
反町「(なんでそんな人がFWやってるんだよ……っていうか、このファルコンって人、どこかで見たような……?)」
頬をかきながら、あははと虚しい笑い声を上げつつ、一人の選手を「穴」だと断言する輝夜。
反町はその穴と呼ばれた選手――ファルコンが映る画面をじっと見つめ……。
その八重歯が特徴的な顔を見て、誰かの面影があると直感的に感じ取る。
反町「(ファルコン、ファルコン……隼……? なんだっけ、誰かに似てるんだよなぁ……)」
810 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:31:27 ID:???
輝夜「次にMF! ここは3人だけど……中央のキャプテン、オリベイラ。
右サイドのネルソンくんは非常に強力なMFよ。
正直、得点力ならFWでストライカーのリベリーノ君よりもこっちの方があるわ。
それに、この2人はパスもドリブルも上手い。 突破力は中々のものがあるわ」
早苗「ネルソンくんって……そこはネルソンさん、なんでは? かなり年配の方のようですし……」
輝夜「私から見れば「くん」で十分よ」
てゐ「(ま、そりゃ姫様から見れば誰だってそうならぁね……)」
40近くの選手に「くん」付けをする輝夜を見て、反町や早苗といった人間組はため息を吐く中。
更に輝夜は説明を続けてゆく。
輝夜「左サイドのセルジオ君は、トップチームに合流したばかりでまだチームに慣れてないみたいだわ。
でも、実力は確かだから、ここは穴というべきじゃないわね。
次にDFライン。 ここで気をつけるべきは、CBのジュニエール君とオスカー君。
前者はディフェンスなら全てをこなすし、後者は高い浮き球に強いわ。
両サイドを固めるセレーゾ君とベルナルド君は……まあ、前者はそれなりに強力。
ベルナルド君は……まあ、そこまで強くは無いわ」
魔理沙「つまり、穴って訳だ」
霊夢「なら今日はサイド使っていった方がいいかしら? 中央に強いの集まってんでしょ?
穴もつけて、主力を避けれるならいいじゃない」
咲夜「でも、聞いている限りだと相手はサイドに結構数振ってるのよね……」
輝夜「そこら辺は後でメンバーを発表するから、その時に言うわ。
そして、最後だけど……GKがは、先ほど会ったバモラ君。
この巨大な手を使ったキャッチングは、前回戦ったガレリ君より一枚も二枚も上手よ」
リグル「おっきい手だなぁ……私の頭なんか鷲掴みにされちゃいそうだね」
反町「(そのバモラさんまでボールを届けさせればスキルを覚えられるのか……! やってやるぞ!)」
811 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:32:46 ID:???
輝夜「相手の主力はオリベイラ、ネルソン、バモラの3選手。
主力の数自体はスウェーデンに劣るけど、それを他の選手が見事に補っているわ。
トータルでの戦力で言えば、スウェーデンを圧倒しているわよ」
静葉「(ただ、主力の選手が中盤と最終ラインにしかいないのね……。
中盤さえ支配すれば、勝てるんじゃないかしら?)」
輝夜の話を聞いて一同は少しずつ、サンパウロFCに対する予備知識を蓄えてゆき……。
それを見つつ、輝夜は今一度手を叩くと、ホワイトボードの前に立ち。
マジックを手に持ちながら、サラサラと「スターティングメンバー」と最上段に書き。
コホンと咳払いをしてから、その口を開く。
輝夜「では、この事前情報を踏まえて、今日のスターティングメンバーを発表するわ!
まずはFWから! 今日の試合、FWは……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★今日のFWさん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→輝夜「反町、リグルよ!」 魔理沙「なにィ!?」
ダイヤ・ハート→輝夜「反町、魔理沙よ!」
スペード→輝夜「反町、魔理沙、リグルよ!」
クラブ7以上→輝夜「反町、魔理沙、妖夢よ!」
クラブ6以下→輝夜「反町、魔理沙、美鈴よ!」
クラブA→輝夜「魔理沙、リグルよ!」 反町「な……なにィ!?」
812 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 02:34:35 ID:???
★今日のFWさん→
ハートQ
★
813 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:42:08 ID:???
>★今日のFWさん→ ハートQ =輝夜「反町、魔理沙よ!」★
=====================================================================
魔理沙「おう!(プロだろうがなんだろうが、邪魔な奴は吹き飛ばすだけだ)」
反町「はい!(リグルの奴、選ばれなかったか。腐らないといいけど……)」
リグル「(うーん、また温存かー。 エースも辛いよ……)」
妖夢「(出番が! 出番が来ない!!)」
美鈴「(相手は体格のいい方々が多いですから、もしかしたら出番が来るかもと思いましたが……)」
お空「(うにゅ……?)」
うどんげ「(MFで呼ばれる可能性がある! 可能性がある!!)」
輝夜「今日も左が魔理沙、右が反町ね。 今日のキーパーはガレリ君よりも強力なんだから、気合入れてきなさい!
次、MFは……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★今日のMFさん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→輝夜「反町、リグルよ!」 魔理沙「なにィ!?」
ダイヤ→輝夜「霊夢、咲夜、ヒューイ、パルスィ、静葉!」
ハート7以上→輝夜「霊夢、咲夜、パルスィ、ヒューイ!」
ハート6以下→輝夜「霊夢、咲夜、静葉、ヒューイ!」
スペード7以上→輝夜「霊夢、咲夜、パルスィ、静葉!」
スペード6以下→輝夜「霊夢、咲夜、パルスィ、うどんげ!」
クラブ7以上→輝夜「霊夢、ヒューイ、うどんげ、静葉、メディスン!」
クラブ6以下→輝夜「霊夢、うどんげ、静葉、メディスン!」
814 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:44:56 ID:???
ごめんなさい、JOKERは以下のようになります。
JOKER→輝夜「てゐ、メディスン、静葉、うどんげ、パチュリー!」 なにィ!?
815 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 02:47:36 ID:???
★今日のMFさん→
スペード3
★
816 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 02:47:53 ID:???
★今日のMFさん→
スペード7
★
817 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 02:54:38 ID:???
>★今日のMFさん→ スペード3 =輝夜「霊夢、咲夜、パルスィ、うどんげ!」★
==============================================================================
霊夢「はいはい(……うどんげ? ヒューイ入れた方がいいんじゃない?)」
咲夜「はい(今日はボランチか。 にしても、うどんげ?)」
パルスィ「パル!(パルパルパル、妬ましい。 実力無い癖にちゃっかりスタメンになった兎が妬ましい!)」
うどんげ「はっ、はい!(やった! スタメンだぁ! よし、今日こそゴールかアシストするぞ!)」
ヒューイ「(えっ、えぇぇぇ〜!? ど、どうして!? どうして私が選ばれないの!?)」
静葉「(ヒューイちゃんを落としたのは練習試合だからかしら……? だとしても、本来はFWのうどんげを起用するのは……)」
メディスン「(……見向きもされてないのかな)」
てゐ「(ま、出れんわな〜)」
輝夜「トップ下に霊夢、右はパルスィ、左はうどんげ。 ボランチには咲夜でいくわ。
相手の中盤は中々強力よ。 みんな、油断しないでね。
次に、DFだけど、ここは……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★今日のDFさん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→輝夜「キスメ、チルノ、にとり、レティでいくわ!」 シュート警戒しすぎじゃね?
ダイヤ→輝夜「妹紅、穣子、レティ、にとりでいくわ!」
ハート→輝夜「妹紅、妖精1、キスメ、にとりでいくわ!」
スペード→輝夜「妹紅、穣子、妖精1、レティでいくわ!」
クラブ→輝夜「穣子、妖精1、レティ、チルノでいくわ!」
818 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 02:57:04 ID:???
★今日のDFさん→
ハート8
★
819 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 03:01:32 ID:???
>★今日のDFさん→ ハート8 =輝夜「妹紅、妖精1、キスメ、にとりでいくわ!」★
================================================================================
妹紅「あいさーっ! よし、やるぞー!!」
妖精1「(やった! よしっ、今日の試合で何とか活躍しないと……!)」
キスメ「…………」←にこにこしてる
にとり「ほいほい(ありゃ、また私? レティは使われんのかな?)」
穣子「(くぅぅぅ、やっぱそう簡単にレギュラーは取れないかぁ……)」
チルノ「あり? また温存?」
レティ「(……私の実力ではレギュラーは確定ではない、か)」
輝夜「妹紅は左SB、妖精1は右SB。 キスメとにとりはいつものようにCBでお願い。
そして、最後にGKだけど……」
★今日のGKさん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→輝夜「あなた達若造に任せてられるか! 私が出るわよ!」 おい馬鹿やめろ!
クラブ2以下→輝夜「ヤマメでいくわ!」 早苗「なにィ!?」
それ以外→輝夜「早苗でいくわよ!」
820 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 03:08:15 ID:???
★今日のGKさん→
クラブJ
★
821 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 03:10:33 ID:???
スタメンが決まったところで本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。長々と遅くまでお付き合いありがとうございました。
それでは、お疲れ様でしたー。
822 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 03:31:48 ID:???
乙でした
823 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 18:56:23 ID:???
>★今日のGKさん→ クラブJ =輝夜「早苗でいくわよ!」★
=================================================================
早苗「はい!」
輝夜「あなたのセービング力はプロの選手が相手でも十二分に通用するわ。
ちゃんとペース配分をしていけば、ゼロ封だって見えてくる。
今日も気合引き締めていきなさい!」
早苗「(にとりさんとキスメさんがいれば、余程の事が無い限りゴールまでボールは届かないと思いますけどね……。
……今日はなるべく、出番が増えるといいんですけど)」
ヤマメ「(くっそぉ、やっぱり今のまんまじゃ駄目だ……!)」
大妖精「(どうしてチルノちゃんが出られないんだろう?)」
輝夜「今日の対戦相手、サンパウロFCは何度も言うけどスウェーデンとは格が違うわよ!
でも、決して勝てない相手じゃない。 むしろ、落ち着いて戦えば勝てる相手!
相手の主軸がいる中盤を支配し、何本もシュートを撃っていきなさい!」
反町「はい! よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」
幻想郷メンバー「「「おーっ!!」」」
−J−H− J魔理沙 900/900 H反町 880/880
−−−−−
−−I−− I霊夢 750/750
G−−−F Gうどんげ 750/750 Fパルスィ 700/700
−−E−− E咲夜 850/850
D−B−C D妖精1 770/770 Bにとり 660/660 C妹紅 950/950
−−A−− Aキスメ 650/650
−−@−− @早苗 800/800
FW:リグル 750/750 妖夢 750/750 美鈴 800/800 お空 999/999
MF:ヒューイ 760/760 静葉 660/660 メディスン 680/680 てゐ 650/650 パチュリー 700/700
DF:穣子 680/700 チルノ 840/840 レティ 760/760
GK:大妖精 620/620 ヤマメ 750/750
※スターティングメンバーが決定しました。
824 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 18:57:42 ID:???
〜 サンパウロFC 控え室 〜
幻想郷Jrユースの面々がスターティングメンバーの発表。
そして、フォーメーションの発表を行っていた頃。
一方でサンパウロFCの面々もまた、今日の練習試合に向けて入念に作戦会議を行っていた。
例え相手の殆どが女性陣――しかも、Jrユース世代(として一応登録されている)であろうとも。
決して手を抜こうとは考えていないあたりは、大人気なくもプロ意識が高いと言えるだろう。
オリベイラ「今日の試合、注意をすべきは相手の9番(反町)と11番(魔理沙)と8番(パルスィ)の3人だ。
前者3人は、前回のスウェーデンとの試合で異様なまでに活躍をしていた。
彼、彼女らの攻撃を防げるかどうか……バモラ、全てはお前とDF達にかかっているぞ」
バモラ「うーん、ちょっと自信ないネ。 特に9番の子は、とてもJrユース世代とは思えないシュート力だヨ。
はっきり言って、あの右足だけは今の段階でもプロで通用するんじゃないカナ?」
ジュニエール「とはいえ、プロとしては若造にいいようにやられる訳にもいかん。
ビデオを見る限りでは、シュートは確かに超一流と言えるが他の能力はそれ程でもなかったし。
ここは基本に忠実に、撃たせる前にカットに向かうのがいいだろう」
オスカー「キープ力もそれなりにありそうだったけど……ま、ジュニエールなら取れるんじゃないの?
11番のシュートと8番のドリブルなら、バモラだって止められそうだしさ」
ネルソン「必要あらば私も下がって守備に参加しよう。 警戒はしておくに越した事は無い」
キャプテンであるオリベイラの言葉を受け。
バモラ、ジュニエール、オスカーといったサンパウロ守備の要は幻想郷FW陣に対しての対策を講じ始め。
続いて、オリベイラは攻撃について話し始める。
825 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 18:58:43 ID:???
オリベイラ「敵の守備陣で注意が必要なのはやはり12番(咲夜)と1番(早苗)だな。
前者のタックルと後者のセービングは決して侮れない、が……」
テスタ「それ以外はお世辞にもいい動きをしていたとはいえなかったな……。
無謀な中央突破は難しいが、サイドを攻めれば突破は出来るだろう」
セルジオ「12番のタックルは怖いですし、パスも織り交ぜていった方がいいですかね?」
オリベイラ「そうだな、その方がいいだろう。 そして、FW陣は……」
ファルコン「俺の浮き球に対する強さを生かしたシュートをガンガン撃っていくんですね!? わかります!」
オリベイラ「いや、ファルコンは撃つな。 いいか、絶対だぞ、絶対に撃つなよ?」
リベリーノ「俺のシュートでも決まるかどうかわからんのだ、お前が撃っては単に敵にボールを謙譲するだけだろう、馬鹿が」
ファルコン「なにィ!?」
浮き球には強いが、基礎的なシュート力が低すぎるファルコン。
無謀にもガンガン撃っていこうとするファルコンに、ストライカーであるリベリーノ。
キャプテンのオリベイラは冷たくも突っ込みを入れ……更に続きを話し始める。
オリベイラ「今日の試合、相手はまだ幼いJrユース選手達だ。
だから、攻撃ではどんどん絡め手を使っていく。 スルーなども多用していくぞ」
テスタ「よかったな、ファルコン。 お前の出番が来るかもしれんぞ」
セレーゾ「シュートを撃つだけがFWの役目じゃないからな。 頑張れよ、スルー職人」
ファルコン「う、うれしくねぇ……!」
オリベイラ「無論、リベリーノもガンガンシュートを狙っていけ。
敵GKはいい腕をしているが、あの体格だ。 決してスタミナは多くないだろう。
俺とネルソンさんも、隙あらばミドルを狙っていく」
リベリーノ「わかった」
ネルソン「(とはいえ、私のシュートが通用するかどうかはわからんがね……。
今日は大人しくサポートに専念した方がチームの為になりそうだ)」
オリベイラ「よし……では、行くぞ!」
826 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 19:00:24 ID:???
………
……
…
ゆかりん「は〜い、みんなお久しぶり。 マジカル☆ゆかりん17歳よ。
スウェーデン戦は大勝で終わったけれど、今度のチーム、サンパウロFCはそのスウェーデンより圧倒的に格上よ?
プロなだけに、基礎的な能力以外にも色々と嫌らしい戦い方をしてくる可能性もあるわ。
この試合も、負けてもそのままストーリーが進んじゃうから、何としても勝ってね♪
それじゃあ敵チームと味方チームの相対的なフォーメーションと、現在の評価値表を確認しておきましょう」
−−@−− @バモラ
−−B−− Bオスカー
D−A−C Dベルナルド Aジュニエール Cセレーゾ
−−−−−
G−I−E Gネルソン Iオリベイラ Eセルジオ
−−−−−
F−−−J Fテスタ Jファルコン
−−H−− Hリベリーノ
サンパウロFC 4−3−3
幻想郷Jrユース 4−4−2
−J−H− J魔理沙 H反町
−−−−−
−−I−− I霊夢
G−−−F Gうどんげ Fパルスィ
−−E−− E咲夜
D−B−C D妖精1 Bにとり C妹紅
−−A−− Aキスメ
−−@−− @早苗
827 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 19:01:58 ID:???
名前 || 反町 || 霊夢 || 魔理沙|| 早苗
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
美鈴 || + 1 || + 3 || − 1 || + 1
妖夢 || + 2 || + 1 || + 1 || + 1
リグル || + 5 || − 1 || − 3 || − 1
うどんげ || − 1 || + 2 || − 2 || + 1
お空 || − 4 || ± 0 || + 1 || + 3
パチュリー || + 1 || + 1 || + 4 || ± 0
てゐ || − 1 || + 3 || − 1 || − 2
メディスン || ± 0 || − 1 || − 1 || ± 0
静葉 || + 4 || + 3 || − 2 || + 5
パルスィ || − 1 || − 2 || − 1 || − 1
チルノ || − 2 || ± 0 || − 3 || ± 0
咲夜 || + 1 || + 2 || + 2 || − 4
レティ || + 1 || + 3 || ± 0 || ± 0
妹紅 || + 5 || + 2 || + 2 || + 2
穣子 || + 5 || − 3 || + 2 || + 3
にとり || + 3 || ± 0 || + 5 || + 1
ヒューイ || + 2 || − 1 || ± 0 || ± 0
妖精1 || + 1 || ± 0 || + 1 || ± 0
キスメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || + 3
大妖精 || + 3 || + 1 || − 2 || + 3
ヤマメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
総合 || 2 7 || 1 3 || 2 || 1 5
828 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/01/25(火) 19:03:03 ID:???
ジョン「さぁ〜、いよいよ始まろうとしています、幻想郷Jrユース!
外の世界での遠征試合、第2戦!
前回のスウェーデン戦では大差で勝利を収め、自信をつけたようですが……。
しかし、今日の試合の相手はプロチーム、名門・サンパウロFC!
先日の試合同様、上手くいくとは限りませんが……果たしてどうなるか!?
実況は私ジョン=カタビラ、解説は南沢豪さんでお送りします。 今日はよろしくお願いします、南沢さん」
南沢「よろしくお願いします」
反町「(……いつもいるな、あの人達。 っていうかどうやって来たんだ? やっぱり紫さんのスキマ能力か?)」
エスタジオ・ド・モルンビーの放送席に居座るいつもの2人の声を聞き。
反町は思わずげんなりするのだが……。
それでもウォーミングアップを開始し、そして、サンパウロFCの面々の動きなどを見始めると。
否が応にも緊張感が高まり、自身の鼓動が高鳴るのを感じ取る。
反町「(やっぱり俺なんかよりずっと体格も動きもいい……流石はプロだな……。
でも、俺のシュートだって……きっと、プロにだって通用する!
自信を持って試合に挑まないと!)」
緊張感を抱いていても、それに圧迫されなくなったのは反町が成長をしたという証拠なのだろうか。
その後、ウォーミングアップを終えた反町はセンターサークルへと歩み寄り。
サンパウロFCキャプテン、オリベイラと改めて対面しながらコイントスをする事となる。
オリベイラ「改めて、今日はよろしく頼むソリマチ君」
反町「こちらこそ、よろしくお願いします!」
オリベイラ「(ふむ……緊張はしているが、それに呑まれている訳ではないようだな。
萎縮してくれればくみしやすかったのだが……)さて、どちらにする? 君から決めなさい」
反町「それじゃあ……表で」
オリベイラ「では、俺は裏だ」
829 :
森崎名無しさん
:2011/01/25(火) 19:03:39 ID:???
敵の警戒メンバーに霊夢入ってないのか、
やはり総合力より特化型の方が怖いってことか?
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