キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜

1 :銀シュナ ◆DWysPbgK.. :2011/02/01(火) 05:46:35 ID:7plBK2dg
 人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。

そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。

今はまだ有象無象の士官学生の1人でしかない彼が、後の世にいかなる影響を与えるのか…

それを知る者は未だいない。

                  銀河の歴史がまた1ページ…

369 :365:2011/02/13(日) 23:36:15 ID:???
回答感謝です。了解しました。
蝙蝠の汚名を受けてなお金髪の小僧に付くにしても、
第三勢力を立てるにしても、やはり政治はいるな。裏工作はシェスターに頼る手もあるが、
政治は自分で持つべきだと思う。一提督ではやはりいられない道だよ。

あと、ざっくり調べてみたんだが、ライハンルト貴下の主要提督には明確に爵位を持った貴族はいない。
唯一の爵位関係者はヒルダで、彼女については「他に道はなかったからノーカン」とのことのようだし、
このルートを選んだ時点でラインハルトとの距離は非常に微妙なものになったと思う。
(個人的には、マリー→アンネローゼルートで何とか成らないか、と思っている。
 ラインハルトは某男爵夫人には友好的だったしね)

370 :森崎名無しさん:2011/02/13(日) 23:44:47 ID:lm35kcyc

余り上げ過ぎると経済的に後々まずいが、今のままではステータスが足りない。

371 :森崎名無しさん:2011/02/13(日) 23:46:35 ID:???
政治や外交は(今のところ)50までは100マルクで+2できるな
サッカー関連能力よりかは安く上げられる
それに使うなら収入を増やした方がいいだろうが……どれだけにするかが考えものか

372 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 00:18:05 ID:VzO7b3KA
>>362
はい。このルートに入って裏工作も政治力も上げないのは、毒蛇の群れに裸で居座るのよりも
危険です。

>>364
没落貴族ほど物笑いの種はないですから…あまり無茶な出費は控えた方がいいと思います。
タダでさえ荘園収入がないので赤になりやすいですし。

>>369
はい。主要な配下に爵位もちがいないことは確認済みです。
で、それ以外の中立の貴族たちや、友好的な貴族たちにも孺子さんはかなり辛らつですよ。

マリーンドルフさんが生き残れたのは初期に自身の有能性を証明できたから&
自身の家系以外を…たとえ懇意にしているものであっても生贄の羊として売り飛ばす事に
躊躇しない非情さを持ち合わせていたからですし。

ただ自身で道を選べなかったからノーカンというのとはかなり異なると思います。

ちなみに、もう一つの回答、『…使用限度額無しのクレジットカードをくれ!』を選んだ場合
しぶしぶは許可するでしょうが父親からの心象は最悪に近くなると思います。

>>370
そうですね。経済力を圧迫しすぎて自滅。っとならない程度であればある程度増やす事が
正解だと思います。

>>371
はい。サッカー能力に関係しない能力については値段は安めに設定してます。

373 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 00:19:17 ID:VzO7b3KA

B.折角だから4000マルクにして欲しい。

シュナイダー「それではお言葉に甘えて多少の賃上げを交渉したい」

ルディ「多少でいいのか?」

シュナイダー「はい。この屋敷の収入源は主に証券周りの金利、それに父上の役所仕事です。
父上が引退し、兄上の屋敷へ行くのであればこの屋敷の収入源は激減します。
メイド2人に執事1人、庭師2人にコック長。これらの賃金をまかなった後に残る金銭は
微々たる物。贅沢は敵です」

意外とシュナイダー家の懐事情に詳しい事を発表するシュナイダー。父、ルディはその言葉を
聞くと喜色満面に頷く。

ルディ「私の教育は…いや、これはカール自身の才だな。カールの才は私の見込み以上のようだ。
安心してシュナイダー家を継がせる事が出来る。今から軍人の道を閉ざして家督を継ぐ貴族としての
勉強をしないか?なに、軍人の階級であれば予備役としていくらでも上がっていく。
ベルンハルトとマリーの力があれば20代の閣下だって夢ではない。どうだ?」

シュナイダー「……いえ。残念ですが私は私が思っている以上に士官学校を好んでいるようです」

純粋たる貴族としての道を選ぶのであれば父親の提案も最もなものである。しかし、シュナイダーは
どういうわけかそれを丁寧に断るとそろそろ眠ろうかと別室へと移動するのだった。

〜〜〜

374 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 00:20:20 ID:VzO7b3KA
帝国暦477年4月  イベント!

そして1週間後。ついにお披露目の式典が始まる。

シュナイダー(そういえば…オレは父上に出席するかどうか返事をしただろうか?)

どう答えましたか?
A.式典に出席する。
B.式典に出席しない。

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

375 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 00:21:50 ID:YEKDOZTM
A

376 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 00:23:16 ID:ACZpmJBg


377 :365:2011/02/14(月) 00:24:06 ID:P3pT5T7+


>ただ自身で道を選べなかったからノーカンというのとはかなり異なると思います
あ、もちろんそれは了解してます。私の理解では、彼女(とマリーンドルフ)は
「才覚を示せないなら滅んじゃえよ」というラインハルトの試しに合格したのだ、と思ってます。
さっきの発言は単純に>>358でのものを受けただけに過ぎません。

378 :銀シュナ:2011/02/14(月) 00:33:20 ID:???
すみません、どうにも風邪が治らないようで今日はここまでです。
お疲れさまでした、おやすみなさいませ。


379 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 00:36:15 ID:???
お大事にです

380 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 01:03:47 ID:???
お疲れ様でした、これで両陣営の主役と袂を分かつことになったか
金髪氏が出張ってくるまでの2年?で能力もそうだけど人脈も築かなきゃならないな、元帥府作られるとほぼ詰みだし

381 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 01:21:40 ID:???
目先のタイトルやサッカーばかりにかまけているわけにもいかないか
さあ、忙しいながらも楽しくなってきた!

乙でした、お大事になさってくださいませ〜。

382 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 01:25:51 ID:???
お大事にー
ラインハルト陣営候補はもちろん、そうでない相手に対しても言動には気をつけたほうがいいね。
男爵受勲の経緯で色眼鏡で見られる上に、エルゼ達との一件で空気を読めない(或いは傲慢な)一面が出ちゃってるから。

383 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 03:31:13 ID:???
それもそうだけど、参加者の方向性もそろそろある程度相談しておきたい。
俺は正直、「ラインハルト貴下の一提督(できればキルヒアイス死後のNO2)」
あたりが目標だったのね。政治とか外交とか裏工作とかまで手を回したくないし、
このスレ主の提供する障害の高さは身にしみてよくわかってるから。
ただ、今回ので門閥ルートか独立ルートがかなり見えてきて、どっちも生き残るのはすげー大変だと思うのよ。
その辺、みんなの目標とか希望ルートってどの辺りなのか、聞いておきたいな。

384 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 08:30:26 ID:???
士官学校での実績を見る限り、双璧級も無理だと思ったので主席上級大将が目標だったな。
門閥ルートの方が比較的楽かもしれないけど立場でストレスがたまる恐れがあるし、
独立も能力や参加者の細かな政治的スタンスの違い等できつくなるだろうとは思う。
個人的には今後の目標は残り3年の結果次第だと思ってる。
次席+ミュラーとドイツ組みの信頼が得られるなら独立、そうでないなら門閥を視野に入れると思う。
多少の能力値の低さは軍事訓練で補うとして。

385 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 11:58:47 ID:???
俺の儚い目標としては「金髪の野望に立ちはだかる壁」かなあ。
そういう意味では門閥でも独立でも構わないといえば構わない。
戦争しながら出世して、金髪や赤毛と鎬を削りたい。

386 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 12:12:32 ID:???
帝国内部の争いもあるけど、同盟もかなり強化されてるし武勲を上げるのも難しいんじゃないか。
原作提督の強化に加えてヤンと誼を通じた森崎、それと同格の翼と若林その他だからな。
投票で決まったこととはいえ、ヤンに手足が揃うならコップの中の嵐に興じてる余裕が…。

387 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 12:18:44 ID:???
上げる必要がある能力が増えるのがキツイね独立ルート。
艦隊戦系を高めて金髪陣営に入るのが楽に活躍できるルートかな、と思っていたから
独立ルートなら早い段階で金髪陣営に入る人物に接触して青田刈りするべきかな?
金髪より年が上なのを最大限利用して双璧、赤毛以外の大将級と一人でも多く交流して
オベを陣営に入れられれば汚い部分にかなり強くなれるんだけど

388 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 12:22:39 ID:???
そうだね、史実なら金髪陣営に入るネームドは一人でも多く取り込んでおきたい。
しかし義眼さんが幕下に入らないと金髪は皇帝になってもどこかで自滅してしまいそうだw

389 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 12:33:43 ID:???
でも義眼がいないとヴェスターラントが起こらなくて赤毛が死なないかも、とか考えると
リヒテンラーデに付いていくのも一つの手か、なんて想像してみたり…IFはワクワクするねw

390 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:25:04 ID:VzO7b3KA
>>377
あっと、すみません、失礼しました。
因みに、そういう意味では先日とは矛盾しますが能力さえ常に提示できればラインハルトとの共闘も
可能かもしれません。中の人もチェックはしましたが、偶然爵位もちのなかにラインハルトの眼鏡に
適う人物がいなかった、というのも事実だと思いますし。
ただ、やはりシュナイダーが持つ(であろう)圧倒的な権力に対する責任というのは他の部下とは
一線を画し、彼に力を見せ続けることが必須で…「100戦して100勝とはいくまい」
という言葉は当てはまらない上に、優先的に死地に赴かせられる事になると思います。
本当に巧くいったところで、ぶっちゃけ、「戦って死ね」という扱われ方になると思います。

>>380
金髪さんはまだ10歳です。本当の意味で「金髪の孺子」なので、彼が本伝1巻の20歳になるまでは
実はまだ10年もあります。

>>381
ありがとうございます。
はい。外交や友好条約のためのサッカーは重要ですが、これだけに感けると詰む可能性もあります。
まあ、いざとなったら同盟に亡…げふんげふん。

>>382
そうですね。男爵の一件では完璧になりあがりものと見られるでしょう。それでも兄妹揃って
爵位もちというのは非常に強力な武器…しかも、妹は皇帝の寵愛を受ける立場ですから
面と向って難癖つけるのはブラウンシュヴァイクレベルだけでしょうが。

391 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:26:09 ID:VzO7b3KA
>>383
ああ、それは必須だと思います。方向性のブレも多少であれば許容範囲だったり、挽回可能
だったりしますが、いきなり方向性が180度変わると結構困る事になると思います。

>>384
えっと…士官学校上がりの孺子がいきなり双璧級…いや、それは無理ですw
現在の上がった分の数値では同期のミュラーとどっこい…つまり、上昇率では双璧とほぼ同じですよ。
因みに士官篇から能力の上昇はレベル制との併用にしようかと思っています。

>>385
純粋な戦力では門閥貴族連盟の方が上。あほなドラ息子達の暴走であっさりと決着がつきましたが
もしメルカッツの篭城案が可決されていれば実はまだわからなかった可能性も…
拠点がほぼイゼルローン級のガイエですから。

>>386
はい。そこまで極端に強化はしてませんが、嘗めてかかるとあっという間に敗北する程度には
強敵になってます。それでも、歴史どおりに動けば兵力の差が洒落にならないので
負けようがないのですが。

>>387
はい。双璧はそうとう運が良くないと引き入れられませんが、金髪さんよりも速く元帥府を
立ち上げる事が出来ればかなり有利に動く事が出来ます。年齢にして7歳差、実働期間にして2年差、
爵位無しと男爵、この時間と権力の有利をどれだけ巧く使えるかがポイントだと思います。

>>388
ドライアイスの人がいなくなったらその後釜にMONSTERが…

>>389
IFものはワクテカです。
ヴェスターラントに関してはどんな形であれ多分一枚噛む事が出来ると思います。

392 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:27:41 ID:VzO7b3KA
A.式典に出席する。

シュナイダー(…マリーの晴れ舞台だ。どんな気持ちであれ出席しないわけにはいかない)

それがまだ早いとはいえ相手が皇帝陛下でなければ、こんな感情ではなく純粋に祝福できたのかも
しれない。しかし、相手は皇帝陛下。純粋な意味では婚礼ですらなく、伯爵位の授与式という
体裁を纏った臣下にたいする表明である。

それでも。男爵という非凡な権力を得ることを決めたシュナイダーにとってそれに出席しないのは
不敬に当たる。行きたくないという子供じみた感傷を無理やり引き剥がすとシュナイダーは
実の父親よりも年上…50過ぎの皇帝の(形はともかく)義兄となるべく最上級の礼装を纏い
士官学校の門を潜る。

〜〜〜

393 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:28:47 ID:VzO7b3KA
〜〜〜

新無憂宮殿(ノイエ・サンスーシ)。ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの時代より一貫して
政の中心地となる場所。皇帝一家の住まいである南苑、広大な森と草原に囲まれた狩猟園である
北苑、過去において寵姫修行、そしてこれからは多数の美女と共に一輪の花としてマリーが過ごす事になる
西苑、そして、今回の舞台となる様々な謁見や会議、式典の行われる東苑。その他、様々な施設に
よって彩られており、敷地の総面積六六平方キロ、大理石の総延長四〇〇キロという超巨大な宮殿。

しかしながら、宮殿内では一切の自走式の移動手段はあらず、全ては2本の足で移動しなければ
ならないため、老体の貴族にはあまり芳しくなく、そういった彼らは、宴席を宮殿内ではなく、
華麗で豪奢な邸宅で皇帝を招待するという形をとっていた。
それは皇帝を招待する。つまり、皇帝を自身の意志で動かす事が出来るという権力の証明であり、
ことに現在において最も権力を持つとされるブラウンシュヴァイク公などは年に数度は
そういった宴席を行うほどだ。

394 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:30:05 ID:VzO7b3KA
閑話休題

本来、爵位も官位も階級も持たないカールハインツ・フォン・シュナイダーは式典の行われる
「黒真珠の間」に立ち入る事は出来ない。しかし、あと3年後には確実にシュナイダー家の
当主として男爵位を持つことができること。そしてなにより、今回の主役の1人である数時間後には
他の名を得ることになるマリー・フォン・シュナイダーの懇願により、ここ数年の間破れれる事の
なかった例外を得ることになる。それは、今年最大級の式典である、2人の寵姫への伯爵号の授与、
そしてその片方の父親への…実質、引退の決まったルディ・フォン・シュナイダーへの伯爵号の授与
であり、これによりシュナイダー家は門閥の一員になると、そう思われた。

式部官「シュナイダー男爵ルディ殿!」

まだ若い式部官の浪々とした声とともに一人の男…シュナイダーの父親が下座から現れる。

おまけの主役とはいえ、彼もまたこの次の瞬間から伯爵であり、事実上の皇帝の義父である。
普段は尊大な公爵家の一門、傲慢な侯爵家の一族ですら敬礼をせずにはいられなかった。

395 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:31:08 ID:VzO7b3KA
フリードリヒ四世「シュナイダー男爵。良き娘、息子を持ったな」

抑揚のない声で片膝をつくカールハインツの父親に声をかける皇帝。なんとも覇気のない声であり、
カールハインツはこのようなものでも皇帝になれるのか?っと別の意味で驚く。

ルディ「恐れいります。子供は真に宝でございます」

シュナイダー(な!父上…まさか…)

末席でじっとしていたシュナイダーは実の父の言葉に驚く。その子供とは明らかに自分のことではなく、
皇帝の子供…つまり、マリーの子供のことを示唆していたからだ。

しかし、現在の皇帝、フリードリヒ四世はその言葉に特に感じ入るものはなかったようで特に返事もせず、
式部官の言葉が続く。

396 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:32:32 ID:VzO7b3KA
式部官「汝、シュナイダー男爵。汝の日ごろからの弛まぬ貢献、その功績により、伯爵位を与える。
汝は今後、帝国伯爵、シューマッハ伯爵に任ず。また、それに伴い宮内省直下書陵部長官へ任ず。
帝国暦477年4月1日、銀河帝国皇帝フリードリヒ四世」

シュナイダー(ちぃ。誰の差し金だ?仕立て屋の次は靴屋なんて…手の込んだ嫌がらせだ)

顔には出さずそんな事を思うシュナイダー。しかし、実際はそんなことはなく、過去において存在した
数百の貴族の名、その中の絶えた家系から引き出しただけであるため、今回は完全に偶然である。

当然父親であるルディはそのことを事前に知らされており顔には何も出すものはなかったが、
現在最も権力の中枢に近いブラウンシュヴァイク公爵などは明らかに顔を面白そうにゆがめている。

ここでようやくルディは立ち上がり、その階を上り詔を受け取ると再び一礼し、つい最近帝国政府国務尚書
に任命されたリヒテンラーデ候の前を通り過ぎ、今まで男爵位であった場所ではなく、
文官の中の一角に…前もって用意されてあった空白の場所に収まる。

397 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:33:46 ID:VzO7b3KA
式部官「続きましてアンネローゼ・フォン・ミューゼル殿、マリー・フォン・シュナイダー殿」

そして今回の式典の本当の主人公の名が呼ばれる。無位無官であるため、つい数分前までの
授与式には参席が出来ず、扉の外で待っていた華燭の中心たる2人の姫。

その片割れは濃いサファイアのような青い瞳に、春の日差しを思わせる清楚な表情の少女。
もう1人は同じく碧眼ではあるが兄に似て色はやや薄く、夏の太陽のような幼さの残る少女。

両者ともタイプはやや異なるとはいえ、太陽のような暖かさを持つ少女であり、更にいえば、
まだ妃殿下と呼ばれるには若すぎる2人であった。

同時に呼ばれた2人。本来ならばありえないことなのだが、両者に対し差別を行う事が出来ない
臣下たちの苦肉の策であり、美しく彩られた二輪の花は静やかに6メートルもの幅を持つ赤い絨毯を
同じ歩調、同じ歩幅で同じ歩数をもって階の前へとたどり着くと恭しく傅く。

シュナイダー(………マリー…)

それは後悔?慙愧?それとも…嫉妬?シュナイダーは自身の平静を保つのに必至であった。
ほぼ2年半ぶりに再開した妹は活発で明るく、蒲公英の綿毛のような柔らかい笑みをもつ
可憐な少女から、礼法と作法、それに表情から消えた幾つかの激しい感情によってまるで別人…
硝子の中の薔薇のようであり、人が手折った花の行く末のようにも思えた。

398 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:34:58 ID:VzO7b3KA
…っとそんな時、僅かに話し声が聞こえてくる。

???「ま〜、あれが市井の少女の…」
???「そう、アンネロ…。どこの馬の骨ともわからない…」
???「帝国の…も地に…」
???「しっ、声が大き…」
???「それにくらべればまだ、男爵の…」
???「でも、ブラウン…」
???「どうせベーネミュン…」
???「考えてみれば可愛そう…」

様々な声が重なるため全ての言葉を把握できたわけではないが、どうやら、マリーと共に寵姫となる
アンネローゼという少女は何の後ろ盾もないこと。また、現在寵愛を独り占めしていた
ベーネミュンデ侯爵夫人なる人物の行動、同時にもっと恐ろしいであろうブラウンシュヴァイク公の行動、
それらによってマリーの安全は確保されない事。ただし、皇帝の寵愛という最大限の武器はやはり
健在で、いま、誰に付くかで将来の貴族たちの勢力図は大きく変わるのであろうと、そういう話であった。

399 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/14(月) 23:36:28 ID:VzO7b3KA
シュナイダー(……つまり、)

シュナイダーの思考は?
A.マリーを守るために最高権力を手に入れる!
B.マリーを害する貴族たちを排除する!
C.アンネローゼを生贄の羊として貴族たちと共闘する!
D.ベーネミュンデ侯爵夫人と手を組み安全を確保する!
E.いっそのこと、貴族たちと手を組み安全を確保する!
F.…こんな中傷と疑惑が渦巻く極彩色の世界は似合わない。マリーを解放するため皇帝を…
G.全然関係ないがアンネローゼに後ろ盾がないことを利用できないだろうか?
H.その他

最近連続してますが重要な選択です!
先にID表示で『4』票入ったものを選択します。

ヒント 
ここで言う最高権力とは国務尚書、もしくは武官における3長官となります。
一番最初に書いたように各人の性格は原作と異なる可能性があります。
これはシュナイダーの思想であり、対象者がある場合、その対象の人物がそれに乗るとは限りません。

400 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:44:28 ID:P5M3H/ow
F
ABは後からラインハルトと組めるかも?
CDEが門閥貴族ルートFが独立ルートってところかな?
Gはわからんwww

401 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:45:43 ID:???
うっわ、超重要…
何を選ぶにしても、決まった選択肢通りこれからは動かないと、他スレみたいに主人公が分裂病患者になっちゃうからな…
何になっても恨みっこなしでそのルートに全力で進むべきかな。
まあ意志統一はよくないけど…

402 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:45:55 ID:67L9AplE


403 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:46:08 ID:???
Cは金髪と殲滅戦ルートか…それはそれで魅力的だが極めて危険だw
Dは仮にやっても妹を俎上の鯉にして捧げるだけの阿呆と見做されるだろうし論外として。

Aは簒奪ルート(原作金髪ルート)、Bは独立ルート?、Eが門閥ルートでFがバッドエンド直行かな。

404 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:47:22 ID:hnQwRa3M
A

405 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:47:26 ID:???
A
まあ、これが一番今のシュナちゃんらしいかなと

406 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:48:04 ID:pJKth3RY
A
さあ出世戦争だ

407 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:49:14 ID:???
>>405
sageてるぜー

408 :森崎名無しさん:2011/02/14(月) 23:50:52 ID:UMVgwMsc
A
>>407サンキュー

409 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:08:04 ID:???
しまった、出遅れた! これ、Gというのはガチでアリだったと思う。
俺の予想では、「VS門閥までラインハルトと共闘、その後決別」ルート。

410 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:11:03 ID:zn+M4gbA
じゃあ俺はGに入れてみるか

411 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:11:26 ID:???
いや、まだ決まらないまま日付変わっちゃったよ。

412 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:12:51 ID:RTkNtkG6
G >>409まだ未決定ですよー

413 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:13:13 ID:6u6GYMeU
A
ま、一応。

414 :408:2011/02/15(火) 00:13:34 ID:cJF2OKX+
そうか…ここ再投票ありだっけ?
とりあえずID出しとこう

415 :409:2011/02/15(火) 00:14:39 ID:d3IwNgpQ
わ、サンキュー。なぜか三票だと思ってた。
では、Gにしてみよう。
アンネローゼ様が原作通りのお優しい方であることを祈るばかり…w

416 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:16:50 ID:???
Gはまあ、金髪に近づいて麾下に入るルートだろうけど…茨だと思うぞ。
門閥の一員でありながら敵は残りの貴族全部という矛盾を抱えつつ、マリーも守るのは。
なんでもかんでものいいとこ取りは許さない、というかそれをやろうとすると一兎も得られず破滅するのが
このスレ独特のバランスの面白くもあり難しくもあるところだ。

417 :404:2011/02/15(火) 00:18:06 ID:OUnLk+Ss
A
再投票か

418 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:18:54 ID:???
ここまで
AとG 3票
F   2票  かな?
再投票はしたほうがいいのか…?


419 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:19:31 ID:6u6GYMeU
あ、413は406の振りなおしね。

420 :409:2011/02/15(火) 00:22:29 ID:???
ラインハルトの麾下ではなく、ラインハルト「を」麾下(あるいは協力者)にするルートと見た。
彼の性格なら、いきなり後援者と名乗り出たシュナイダーに対して内心で強く反発しつつ、
とりあえず利用しようと考えるんじゃないかしら。多分にカードしだいだろうけど。
ただし、最後までは手を組めないと思う。なので「決別」と読んだ。
「あの」ラインハルトが、自分より年上で男爵号の持ち主なんて、どうして心から協力者と認められる?w

421 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:22:48 ID:???
Gを選んだけど、ベー排除は確実にしておかないと目標そのものを失うことになるからなあ
利害が一致する部分については共闘の余地を残すのもありかと思った

422 :銀シュナ:2011/02/15(火) 00:23:50 ID:IjVTgvv6
日付またがってしまうような時間に投下すみません。

普段なら皆さんにお任せしてそのまま通すのですが、今回は重要選択なので再投票としたいと思います。
日付前投票の方は申し訳ありませんが、今一度投票お願いしますm(__)m


423 :409:2011/02/15(火) 00:25:16 ID:???
もう一個読みを付け加えるなら、やっぱりラインハルトは「姉の恩人」には甘いと思うんだよ。
ソースは某男爵夫人に対する態度な。
女と男の違いはあるから最後まで手を結べるとは思えないけど、でも一時の歯止めにはなるんじゃないかな?

424 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:27:53 ID:???
なるほど。ただ問題はどう「後ろ盾がないことを利用」するかだろうな。
素直に考えれば自分が青田買いでバックに着く…だろうけど、マリーとの絡みもあるから。

425 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:28:15 ID:???
日付変わったしチョイ整理
A三長官を目指すルート、誰に付くか言明されないが多少は門閥組とも交流する必要有り?
Bvs門閥貴族ルート、ラインハルトと仲良くなれる可能性が高そうだが裏工作が低い現状だと死にやすそう
Cラインハルト敵対ルート、リップシュタットで負けたら亡命以外なさそうなルート
D蛇婦人ルート、組めるのか?そもそも
E門閥貴族ルート、ご機嫌取りが必要かもだが安定はしそう。能力があれば内戦後ラインハルトに下れるかも
Fシュナイダー王朝ルート、正史でラインハルトが通る道を行くルート。早い段階でラインハルトと交流出来ればロマンはあるのか?
G???上のどれかに絡んで有利不利が発生か?
こんな感じでok?

426 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:28:24 ID:u/Cb7sMw


427 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:33:30 ID:???
決定か。
俺はAに入れたけど、今後は各々恨みっこなしでいこうや。

428 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:42:50 ID:???
さて、どうなるか。

429 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 00:51:17 ID:???
賽は投げられたって訳でこの選択からのBESTを参加者全員で探っていかんとな
既に二週目あるならやってみたいとか思ってるけどけどwww

430 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 01:02:16 ID:???
まずこの選択がどういうルートに繋がってるかを見極めるところからだなw

431 :409:2011/02/15(火) 01:05:19 ID:???
そもそも、俺の読みが大間違いな可能性は十分にあるわけだしな…。
神様仏様銀シュナ様カード神様ダイス神様、うまいこといきますように…。

432 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:36:52 ID:IjVTgvv6
ほぼ>>425さんの予想通りですね。細かい補足をするとAは完全に独立ルートです。
目の前に敵が現れればそれ以上の力で粉砕するような流れになって行き、逆に敵対さえしなければ
自身に有益でさえあれば手を結ぶルートですね。
このルートの胆は、『皇帝に対してほぼ全く叛意を持たない』という点にありました。

Bは第3勢力ルート。貴族でありながら貴族を嫌う主人公の歪み。その歪みにどう対処するかが
話の胆になります。ラインハルトとは感情ではなく打算により一時的な共闘も可能なルートです。

Cは…。まあ選ばれないとは思いましたが完全敵対ルート…と見せかけて最も話がIFになるルートです。
裏工作能力が高い人物の甘言に乗ればラインハルトが出世するよりも速くアンネローゼを亡き者にできたり、
…まあ、気持ちのいいものではないかもしれません。

433 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:37:54 ID:IjVTgvv6
Dは。実は中の人の一番のお勧めルートでした。B夫人って、外伝を見る限り実は生粋の邪悪では
ないんですよね。ということで、実は彼女の救済ルートでした。

Eは大方の予想通り貴族ルート。門閥貴族の圧倒的な物量と、シュナイダー率いる派閥の人員で
強引に金髪の孺子をねじ伏せるルートです。付き合ってみたらいい人かもしれませんよ?

Fは簒奪ルート。これは皆さん的中ですね。実はこのルートでも一時的なラインハルトとの共闘が
可能にする予定でした。最終的には雌雄を決するために平和的にサッカーをさせようかな?
なんて思っていたのもいい思い出。

G.は…これは選択されたのでノーコメントで。


434 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:39:16 ID:IjVTgvv6
G.全然関係ないがアンネローゼに後ろ盾がないことを利用できないだろうか?

シュナイダーはふと視線を移す。現在、父、ルディと同じように伯爵号の授与式を行っている
アンネローゼ・フォン・ミューゼル。どうやら家名はグリューネワルトとなるようで、
今後彼女を見かけた場合、グリューネワルト伯爵夫人と呼ばなければならないのだろう。
マリーも同じ伯爵夫人であるのは恐らく彼女と同格である事を示すためであるのであろうが
なんとなく元男爵家の息女と、貧乏騎士の息女が同じ称号である事が面白くはない。

だがしかし。

シュナイダー(…これは…使えるかもしれないな。)

自分は3年後には男爵だ。軍人としての地位は恐らく中尉止まりであろうが、男爵の地位を利用すれば
数年もせずに佐官…いや、閣下と呼ばれる地位に着くことも可能だろう。しかし、彼女は世継ぎを
もうけない限り3年後でも5年後でも同じ立場であるだろうし、そのとき、自分が彼女の後ろ盾として
目立てば…人々の目はマリーではなく彼女、グリューネワルト伯爵夫人に向うのではないだろうか?

435 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:40:21 ID:IjVTgvv6
あえて将来の政敵となるであろうブラウンシュヴァイク公やベーネミュンデ侯爵夫人の目を
アンネローゼに向わせる事でマリーという小さな花を隠す事が出来るのではないか?

シュナイダーの目は鈍色に細く輝く。

シュナイダー(となると、あの少女に近づかなければならないが…今はまだダメだ。一介の士官学生が
皇帝の寵姫にあうチャンスなんてあるはずがない。まずはやはり力を蓄え、グリューネワルト伯爵夫人に
信頼されうる人物として栄達しなければ)

後ろ盾のない人物の後ろ盾になる事であえて目立たせる。恐らく、自身への攻撃も増えるであろうが
自身に攻撃がきている間はその標的は自分かもしくはアンネローゼ。シュナイダーの本当に守りたいもの
は無傷でいられるはずだと納得し、将来の設計を定めるのだった。

〜〜〜

436 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:41:21 ID:IjVTgvv6
〜〜〜

そんな思考の渦に巻き込まれているうちに式典は終わる。

僅かな休憩時間と共に今度は本当の意味でのお披露目。本来市民の人気取りなど必要なく、行う必要は
全くないのであるが、美しい花を見せびらかしたいと思うのは皇帝であれ同じなのかもしれない。
別宮のテラスから顔を見せるだけという簡単なものではあるが、皇帝の新しい寵姫を見たいという
市民の欲求に答えるべく最初の公務として移動する事になっていた。

シュナイダー(話しかける暇すらないか…。まあ仕方がない。それではせめてもう一目だけでも
見て帰るか)

父、ルディに挨拶した後、マリーと個人的に会話できないもどかしさを僅かでもいやそうと別宮の
テラスの見える位置へと移動…

ドン!

???「うわ!いたいじゃないか!」

あまりの混み様に、巻き毛の金髪の少年がぶつかってくる。

437 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:42:31 ID:IjVTgvv6
シュナイダー「少年。こんなところに1人か?」

一瞬ムッとしたシュナイダーだったが、相手がまだ小さい少年ということで声を荒くすることなく
尋ねようと彼の方を見ると…彼の表情は苛烈だった。鋭く研磨された剣のような蒼氷色の瞳、古代の名工の
作った芸術品のような鼻梁と唇。将来は間違いなく美形となることを約束されたそれだったが、
表情はそれに似つかわしくなく、危険という言葉を体現したものだった。

シュナイダー「少年。待て」

足早に過ぎ去ろうとする少年の腕を思わず握るシュナイダー。それは何らかの直感によって
行われたもので、ここでこの少年を逃す事は将来において大きな弊害になるというインスピレーション
によるものだった。

438 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 01:44:02 ID:IjVTgvv6
???「痛いじゃないか!なんだよ!」

シュナイダー「………」

どうしますか?
A.いやすまない。手を離してやる。
B.とりあえず危険な匂いがするので衛兵に引き渡す。
C.とりあえず名を尋ねる。
D.大人への口の利き方を教える。
E.なんとなく持ち物検査をする。
F.その他

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

439 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 01:46:27 ID:bfEbyxd6
C
原作だとラインハルトが栄達するまで後ろ盾なしだっけ>>アンネローゼ様
皇帝の寵姫だから普通は手を出されないだろうがよくいきてたな

440 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 01:46:33 ID:d3IwNgpQ

ついに対面か。少しでもマシな関係を築ければいいんだが。

ちなみに「G」の選択、予想よりもうちょっとだけシュナが打算的だった。
これ、五割くらいでラインハルトの怒りが皇帝でなくシュナに向かう可能性がある。
「そもそも皇帝が召しださなければ…」と理性を利かせてくれればいいんだが、
実のところ(特に少年期の)ラインハルトってあんま理性的じゃないからなあw

441 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 01:48:17 ID:???
>>439
少数ながらそこそこ名のある友人がいたこと、
どうも皇帝ってただのボンクラじゃない可能性があること。
(若い日からの悪友が地獄のスキャンダル手帳持ってるし)
この二つが大きかったんじゃないかしら。

442 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 01:55:47 ID:???
卒業が帝国暦480年ってことは、最初の山場は第5次イゼルローンなのかしら。
それまでにとりあえず優秀な副官は見つけておきたいね。

443 :銀シュナ:2011/02/15(火) 02:21:43 ID:???
>>439
最も強力な後ろ盾はヴェスパトーレ男爵夫人ですね。公然と彼女の後ろ盾になったのは
彼女だけみたいですが、宮廷内の権力はかなりのようなもので、ついでに才気と闘争心も
持ち合わせた女傑のようです。
で、もう1人のシャフハウゼン子爵夫人はもともと平民出身で、夫も貴族としては例外的に
善良であったため、口に出して庇った事はありませんが、交流を拒んだ事もない…
消極的な後ろ盾ですね。
あとは…コルヴィッツ夫妻も一応交流はありますが、彼らは仕事として交流しているみたいですね。
なんといってもアンネローゼを皇帝に推挙した本人ですから。

>>440
打算で動かないとそもそもアンネローゼに気が回らないのがシュナイダーさんですから。
一応、カードでJOKERがでたらアンネローゼに一目ぼれする…という展開も考えてましたが、
確率が低すぎなので今回はスルーしました。
まあ、人と人との関係というのは接触していくうちに変化していくものです。きっかけ作りとしては
不可はないと思いますよ。

>>441
はい。あの皇帝さん、多分かなりのやり手です。本伝ではあっさり死んじゃったんでよくわかりませんが
外伝ではどう考えても自身で名君にならない事を決めた名君です。

>>442
恐らくそうなるかと思います。まあ、その前にも小さな小競り合いや、もはや伝統ともいえるであろう
カプチェランカでの地上戦などもあるかもしれませんし、あっさりとメルカッツ提督の副官として
おさまるかもしれません。

ということで今日はここまでです。おやすみなさいませ。

444 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 02:36:33 ID:???
まさかのシュナイダー違いで亡命ルートw乙でした〜

445 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 02:50:55 ID:???
乙ですー。で、ちょっと妄想が刺激されたので、以下チラ裏。

>B夫人
彼女は明確に「かわいそうな人」「貴族社会の犠牲者」として描かれていましたね。
ただ、それがどんな風に発揮されるかわからなかったので、このスレでルートに入るのは厳しかったでしょうね。
もし、彼女の過去や本質的なものに触れる機会があったら…それはそれで面白かったかもw

>皇帝切れ者説(暴れ○坊皇帝)
若き日の行状とか、皇帝になった経緯とか、悪友が隠し持ってた核兵器とか、見れば見るほど怪しいんですよね、皇帝。
個人的には(少なくとも若き日には)彼の元にはお庭番的な集団が存在し、各種の活動をやっていたのでは、とか妄想しています。
ラインハルトが台頭するまでの間、アンネローゼを守っていたのも彼ら、とか。
ケスラーは本来はこの集団の後継者になるはずが、死期を悟ったグリンメルスハウゼンがラインハルトに「譲った」のでは、とか。
(あいつの経歴はいろいろ怪しいんですよ。憲兵を経験しているのが都合がよすぎる、この妄想にとってw)

446 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:31:52 ID:IjVTgvv6
>>444
ありがとうございます。兄の名前はベルンハルト。で、副官さんの名前も…
ということで実は少しだけ接点があったりするのです。…たぶん無駄設定になるでしょうが。

>>445
はい。チェシャ夫人はアニメ版が苛烈すぎてかなりいっちゃってる印象が強いですが、輿あげされた当時は
冬の小鳥のように怯える可憐な深窓の姫君だったんですよね。現在はまだアンネローゼに独占されるという
未来を知らないので猛禽のようにはなっておらず、フォローを入れれば力強い…
まあ、中の人の勝手な想像なんですけど。

皇帝は『どうせ滅びるなら…せいぜい華麗に滅びるがよいのだ…』っと、言い切っちゃってますからねぇ。
案外と的を射ているかもしれませんね。ケスラーさん地味だしw

447 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:34:53 ID:IjVTgvv6
C.とりあえず名を尋ねる。

シュナイダー「少年。いや、少年では呼びにくいな。名をなんという?」

年上としての威厳からか、普段とは異なる口調で重苦しく尋ねるシュナイダー。

???「うるさい!貴族なんかに…大体名乗る時は自分からだろう」

シュナイダー(…貴族嫌いということは平民か?だが、貴族が嫌いならばなぜこんな場所に?)

ある程度皇帝に、引いては貴族に興味がなければそもそもこのような式典に来るはずがないと思う
シュナイダー。そしてその興味が好意に値するものでないとすればその裏。つまり…

シュナイダー「…いや、考えすぎか。失礼した。私の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。
君の嫌う貴族だ。」

僅かに嫌な雰囲気を感じ取ったシュナイダーだが、ここで変な癇癪を起こしても仕方ないと
自らを紹介する。

???2「おぉーい!ラインハルトーーー!」

っと、自己紹介中またもや闖入者…金髪巻き毛の少年より拳一つ分ほど背が高く、どことなく人好き
しそうな印象を持たせる温和な雰囲気な少年が誰かの名を呼びながらこちらへ向ってくる。

448 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:35:54 ID:IjVTgvv6
???「キルヒアイス!ここだ」

キルヒアイス?「あ、こんなところまで。1人ででかけ…あ、こ、この方は?」

シュナイダー「私の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。これはラインハルトというのか?」

キルヒアイス「そ、そうですが、ラインハルトが何か?」

貴族の最上級の礼服に比べみすぼらしいセーターを着込んだ赤毛の少年は僅かに怯みながらも
質問には普通に答える。

ラインハルト「…ラインハルト・フォン・ミューゼル」

ここまで来てしまえばだんまりも不可能だろうとようやく自分の名を名乗るラインハルト少年。
そしてそれに倣うかのように赤毛の少年もジークフリード・キルヒアイスと名乗りだす。

シュナイダー「…ミューゼル?あのアンネローゼ嬢の関係者か?」

だとすれば不機嫌な理由は、姉、または親類を取られた子供じみた独占欲なのだろうと納得しながら
念のため尋ねる。

ラインハルト「………姉上の名を気安くかた…ぶ」
キルヒアイス「ラインハルト!」

恐らくシュナイダー礼服の格から最低でも爵位の持ち主と踏んだキルヒアイスが、飛び掛るように
ラインハルトの言葉を制する。

449 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:37:02 ID:IjVTgvv6
シュナイダー(…こんなところでなんという偶然。これは…使えるか?)

つい先ほどアンネローゼの後ろ盾のなさを知ったシュナイダーは…

どうしますか?
A.アンネローゼの後見人になろうか?とラインハルトに話す。
B.ここは黙っておいて他の話をする。
C.この気性の激しさは危険だ。さっさと衛兵に渡しておく。
D.その他

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

450 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 19:41:00 ID:bfEbyxd6
A
罠じゃない事を祈って

451 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 19:41:36 ID:uwSyFIeE
a

452 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 19:50:22 ID:???
警戒されるか感謝されるかの二択だな……赤毛、わかってるな?こういうときのストッパーが仕事だぞ!?

453 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:56:25 ID:IjVTgvv6
>>452
次の言葉が肝心ですね。


A.アンネローゼの後見人になろうか?とラインハルトに話す。

シュナイダー(将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。アンネローゼの信頼を得るためには先ずは
その弟からだな)

そう判断したシュナイダーは、

シュナイダー「なるほど。やはりそうか。ならば、これも何かの縁。姉上が心配であるというのなら
私が後見人となろうか?年齢も近いし、彼女もその方が安心だろう。私はこれでも3年後には
男爵位の授与が決まっているし、兄上も妹も伯爵。悪くはないだろう」

実際は知己すら得ていないのだが、わざわざ不利になる情報を話すことはない。シュナイダーは
有利な情報のみを語り、更に既にアンネローゼと面識があるがごとく話しかける。

ラインハルト「……それで這い蹲って感謝しろ、とでもいうのか?」

しかし、貴族…特に爵位を持つ門閥貴族に強い偏見を持つラインハルトがそう簡単に感謝するはずもなく、
ぎらぎらとした危険な瞳の色を変える事無く質問を返してくる。

454 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 19:57:35 ID:IjVTgvv6
シュナイダー(ち!賢しい孺子だ。貴族に対してこうも反抗的とは…)

シュナイダーとしては子供らしく保護されることに感謝があると思っていたのだが、事はそう簡単に
行かないらしい。

どうしますか?
A.私の妹のマリーも同じなんだよ。境遇を重ねてみる。
B.ノブレスオブリージュという言葉を知っているか?貴族のプライドを出してみる。
C.美しい少女が危険な場所にいる。そのことは理解できるだろう?利を諭す。
D.ラインハルトの姉上は美しい。それだけで守る価値があると思うが?気障になってみる。
E.その他

先にID表示で『2』票入ったものを選択します。

455 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 20:02:24 ID:/gt5zrNk

こんな人の多いところで話すことではないな、とちょっと物陰に入ってからA

456 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 20:04:53 ID:uwSyFIeE

>>455 同じく


457 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:09:34 ID:IjVTgvv6
>>455
なんとか理論で実証されたようですが、わいわい騒がれる人ごみの中のほうがこういう会話はかえって
機密性が高まるそうです。逆にこそこそしている方が何事かと人が興味をもつのが
この心理学…だったかな?随分昔の講義なので詳しくは覚えてませんが、らしいです。

E.ちょっと物陰に入ってからA

シュナイダー「…それにしても人ごみで多いな。少しはずれに行きたいのだが…付いてきてくれるか?」

ラインハルト「……嫌だといても無理やりなのだろう?」

憮然とした表情ではあるが、事は大好きな姉上のことだ。既に逃げる雰囲気は消えており、
軽口をたたきながらも物影に向う。

シュナイダー「実はな…私も君と同じなのだよ」

ラインハルト「…何のこと?」

シュナイダー「私にもマリーという妹がいる。ここにいるのなら知っているだろう。
今日の主賓はアンネローゼともう1人、マリーという名前があることを。
彼女の旧名はマリー・フォン・シュナイダー。私のたった一人の妹だ」

458 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:10:35 ID:IjVTgvv6
ラインハルト「………」

意外と情に訴える作戦が効果的なのか、ラインハルト少年の表情から僅かに緊張が取れる。

シュナイダー「わかってくれたか?君と私はいわば盟友。仲間と…」

キルヒアイス「ちょっと待ってください!」

シュナイダーが畳み込もうとした寸前。意外な方向から待ったがかかる。

シュナイダー「私は彼と話をしているのだが。ジークフリートくん」

待ったの言葉にやや気分を害しながらそれでもシュナイダーは平静を保ち振り返ると、比較的
温厚と思われた赤毛の少年が明らかに不信な目でこちらを見つめている。

キルヒアイス「貴方は今、どこにいます?」

シュナイダー「???何のことだ?私が今いるのはここ。マリーを心配して下々の下と同じ位置で
様子を見にきている…」

キルヒアイス「何故です?」

シュナイダー「だから心配しているからだといっている」

459 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:11:36 ID:IjVTgvv6
キルヒアイス「……やっぱり貴方は僕たちと違います。シュナイダー、彼を信用してはダメだ!逃げよう!!」

シュナイダー「は!?な、何故!!」

キルヒアイス「僕が貴方の年であれば…貴方のような行動はしません!!」

ラインハルト「……ああ、そうだな!キルヒアイス!!」

ダ!!

そこからはまさに脱兎のごとくだった。人ごみの中に入った子供2人を追いかけるにもその少年の
背の低さから視認すら難しい。故に捕まえる事などできるはずもなく、
シュナイダーは2人の子供を見失ってしまう。

シュナイダー(何が悪かったんだ?だがまあ、所詮は子供。気にする事もないか…)

馬を射ることには失敗したが本命はあくまでもアンネローゼ。たった一つのつまずきで
どうなるはずもないとシュナイダーはそれ以上の追跡を諦め帰宅する事にする。

〜〜〜

460 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:12:37 ID:IjVTgvv6
〜〜〜

補足説明

ラインハルトたちの(最低でも現時点での)目的はアンネローゼの保身ではなく奪還です。なので、
境遇を重ねても、心配するだけのシュナイダーとの差がありありと出てしまうだけの結果となります。
キルヒアイスはもし自分がシュナイダーくらいの年齢であったならば、全てを捨ててでも
シュナイダー少年とアンネローゼを連れて同盟かフェザーンに亡命するだろうと独白していたりします。

特に今回はマリーのことがある、とまで言ってしまっているのに、意識をアンネローゼの方へと
向けるという行動に(政略としても異性としても)キルヒアイスはかなりの危機感を抱きました。

☆☆☆

キルヒアイス →(危険人物)→ シュナイダー となりました。

〜〜〜

461 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:13:41 ID:IjVTgvv6
本来 格闘大会が始まりますがとある事情により割り込みイベント!

シュナイダー(ふう。やはり窮屈だな)

着慣れない礼服を乱暴に脱ぎ散らかしたシュナイダー。すると、なんとなく違和感を感じる。

シュナイダー「ん?置手紙?」

その正体はがらんとなった相部屋の片割れ。そして、その場所におかれた一冊の本と手紙。

それには…こう書かれていた。

「男爵位の内定おめでとう。そしてすまないシュナイダー。僕はおそらく君が思っているであろうとおりの
人間だ。僕は勝手に君に希望を見出していたが、君が爵位を得てしまうときっと僕という存在は君にとって
マイナスになってしまう。だからさよならだ。
PS.最後にこれを贈る。きっと君にとって将来役に立つはずだ。輝かしい栄光と武運を祈っている」

手紙を読み終わった後、そっと一緒に置かれた本。それは乱暴に描かれた妖しげな地図が一枚と、
『ゴールデンバウム王朝における光と影。最終考』と書かれた本であった。

☆☆☆

フランツ・フォン・シェスターがハンブルク寮からいなくなりました。
サッカーのメンバーからシェスターが登録抹消されました。
『ゴールデンバウム王朝における光と影。最終考』を手に入れました。
(裏工作能力値が上限を100として+10されます)
妖しげな地図を手に入れました。移動可能箇所となります。

〜〜〜

462 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:15:39 ID:???
……あちゃー。赤毛の忠誠心が悪いほうに働いたか。
かなり頑なタイプだし、こりゃもうアンネローゼを利用するのも無理か?

463 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/15(火) 21:16:13 ID:IjVTgvv6
※任意リセットの条件(仲間の死亡、政変が起きた際に強度な不利益がもたらされたとき)が
満たされました。

任意リセットしますか?
A.このまま続行。
B.任意リセットをおこうなう。(3月4週の自由行動ターンへ戻ります)

重要選択項目です!
先にID表示で『5』票入ったものを選択します。
※任意リセットは強制リセットに比べペナルティが大きく、
全能力6%ダウン(端数切り上げ)、功績値リセット(今回は選べません)
人脈20%ダウン(今回は選べません)、資産額40%ダウン(今回は選べません)
友好値一律ダウン(今回は選べません)のいずれか…
今回は強制的に全能力6%ダウンが適用されます。

ただし、今回シェスターは死んだわけではないので、このまま続行しても再度、
友人や配下にすることは可能です。

464 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:18:25 ID:???
質問。
@どこまで巻き戻りますか?
Aシェスターがいなくなった後、誰かが部屋に入りますか?

465 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:19:27 ID:d3IwNgpQ
って、あー、書いてあったわw 申し訳ない。


466 :銀シュナ:2011/02/15(火) 21:37:30 ID:IjVTgvv6
>>464
では、2についてだけ。現在は個室状態ですが、男爵が内定している状態なのでこのまま個室状態を
満喫する事も、誰かを誘う事も可能です。カルツやメッツァなら特に判定無しでも同室になる事を
了解すると思います。

467 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:40:35 ID:???
ありです。票自体はBにしたけど、Aになったらアルテミュラーを誘いたい。
ちょうど来たばかっりだから、そう抵抗もないんじゃないかな。


468 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:42:07 ID:KBnbWCSs
A
悩んだけど

469 :森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:43:00 ID:aVyO+8Oc
A
ストーリーよくわかってないけど、楽しく読んでるものとしては・・・
シェスターはいいヤツだってことくらいしかわからないぜ。
だがリセットはやめておこう。

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