キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜

1 :銀シュナ ◆DWysPbgK.. :2011/02/01(火) 05:46:35 ID:7plBK2dg
 人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。

そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。

今はまだ有象無象の士官学生の1人でしかない彼が、後の世にいかなる影響を与えるのか…

それを知る者は未だいない。

                  銀河の歴史がまた1ページ…

976 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/22(火) 22:55:45 ID:BAp3OR7c
乱入者は救いの御子?→クラブ9

クラブ 眼鏡のイケメン金髪が現れた。

パン!

モリサキを後ろから小突いたのは小空間戦術議論においては比類なきセンスを持ち、自身将来の
スパルタニアンエースと噂される人物だった。

モリサキ「なんだ、今日は姫様は欠席か?」

既に何度か面識のある男に気軽に話しかけるモリサキ。

???「なんだじゃないだろう。この惨状、どう説明するんだ?士官学校に被害届けが出れば
良くて停学、悪けりゃ退学だぞ?」

モリサキ「……しまった!」

改めて回りを見るとまるで土煙のように飛び交う胡椒の粉末。吹き飛ばされて気を失いそうになった
ところに音激を喰らい、正気を保てずにアハハと不気味に笑うルー。

977 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/22(火) 22:56:49 ID:BAp3OR7c
かろうじて耐性のあるソウダは何とか歯を食いしばってたっているが、オヤジさんやランカは
失神している。

モリサキ「ミハエル…どうしようか?」

ミハエル「ま、謝って片付けるしかないんじゃないか?俺は厄介ごとに巻き込まれる前に
退散するよ。あ、ランカちゃんは連れて行くからな?」

そういうとそそくさと逃げてしまう金髪のイケメン。

モリサキ「ちぇ。なんで歌を歌っただけでこうなるんだよ」

モリサキはそういいながら不承不承片づけをはじめるのだった。

因みに今回の出来事は公にはならず、停学も退学も防ぐことができたのだが、モリサキは3ヶ月間
無償でリーの叔父の家で無償バイトをすることになってしまい、成績と成長に染みのような跡を
残すのだが、それはまた別の話。

〜〜〜

978 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/22(火) 22:58:04 ID:BAp3OR7c
〜〜〜

モリサキ「ひでーめにあったぜ」

ソウダ「モリサキのどこでも構わず歌おうとする癖、なおしときーな。いつ身を滅ぼすか、
わからへんで?」

モリサキ「む。オレサマの崇高な歌声がわからんとは…。」

と…そんな事を話していると、

???「君がモリサキ・ユウゾウ君かい?」

突然接触を図る人物が1人。

モリサキ「そうだが…誰だ?」

???「失礼。僕の名前はミスギ。ミスギ・ジュン。心臓病でね、年は同じだけど入学が一年遅れたんだ」

モリサキ「遅れた?ということは学年一つ下か。だったら敬語を覚えることだ」

ミスギ「噂にたがえないね。そのことだったら大丈夫。今年飛び級したから今は君と同じ学年だ」

ソウダ「…あ!あの噂の天才かいな!?ガラスの貴公子!」

ミスギ「そんな大層な渾名はいらないんだけどね」

謙遜はするが、否定はしないミスギ。

979 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/22(火) 22:59:21 ID:BAp3OR7c
モリサキ「で、その貴公子が俺になんの用だ?」

ミスギ「単刀直入に聞こう。君は現在の銀河惑星同盟の政治…どう思う?」

モリサキ「藪から棒だな…」

どうしますか?
A.政治には興味がないな。
B.軍人が政治に口出しをしてはいけない。文民政治の基本だろ。
C.別に何の問題もないとおもうが?
D.ま、期待は出来ないな。
E.正直な話、戦争を政治の道具にする連中は気に入らない。
F.人を死を尊いものだと謳っておきながら、自身は安全なところにいる。
G.俺が政治家になって世の中を正すつもりだ。
H.ミスギにはなす必要はない。
I.その他

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980 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:01:59 ID:+ATwxpkU
E

981 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:02:17 ID:giLbnm22


982 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:02:19 ID:Sme/aK96

初めて会う相手には当たり障りのない回答で

983 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:05:01 ID:ProYWOcE
B

984 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:09:52 ID:???
同盟のシェスターだろうか。
共和制での異端思想、専制か軍国か。

985 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/22(火) 23:29:21 ID:BAp3OR7c
>>984
いえ。単に試しただけです。

B.軍人が政治に口出しをしてはいけない。文民政治の基本だろ。

モリサキ「……軍人が政治に口出しするわけない。シビリアンコントロールって
言葉くらい知っているだろう?」

とりあえず初対面の相手にいきなり本音を話すつもりもないモリサキはごく当たり前の
回答をする。

ミスギ「……そうだね、失礼した。」

そういうと軽く一礼し何事もなかったように去っていく。

ソウダ「なんや、モリサキは意外と普通なんじゃな?」

それは同時に脇にいるソウダにも聞こえたようでなんだかつまらなそうにしている。

モリサキ(……本当にこれでよかったのか?)

なんとなく心にしこりが残ったのだが…

986 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/22(火) 23:32:21 ID:BAp3OR7c
モリサキ(今のは俺の真意だったのだろうか?)

モリサキの真意は?
A.本当に文民統制が基本だと思う。
B.そもそも政治に関心がない。
C.別に何の問題もないとおもう。
D.期待はしないが、あまり関係はない。
E.正直な話、戦争を政治の道具にする連中は気に入らない。
F.人を死を尊いものだと謳っておきながら、自身は安全なところにいるのが気に入らない。
G.俺が政治家になって世の中を正してやる!
H.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

987 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:33:55 ID:PYYF8P7Q
G

988 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:35:00 ID:sFubNAno
H.俺が銀河惑星同盟を陵辱(かくめい)してやる

989 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:35:19 ID:6htHCT6w


990 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:35:31 ID:k1n1iyDs


991 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:38:24 ID:???
>>988
それ救国軍事会議か第二のルドルフルートじゃね?

992 :森崎名無しさん:2011/02/22(火) 23:54:40 ID:???
もっとおぞましい何か(と書いてギャグルートとルビを振る)だと思う

993 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/23(水) 01:01:34 ID:ot8guCnk
>>988>>991
もしかしなくてもルドルフルートですねw。シュナイダーの1/20しかスペースを取れない
外伝ではそんなに大きな事は出来ませんが。

>>992
もしそのルートが選ばれれば、確かにギャグで潰すかもしれませんw


F.人を死を尊いものだと謳っておきながら、自身は安全なところにいるのが気に入らない。

モリサキ「これは秘密だぞ、まこっちゃん。」

声を潜めて隣の相棒に話しかける。

ソウダ「なんや?ワイは口は堅いで」

モリサキの言葉にソウダも声を潜める。

モリサキ「正直な話、自分は安全なところにいながら他人に死を強要する政治家は嫌いだ」

994 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/23(水) 01:02:34 ID:ot8guCnk
ソウダ「ほお。憂国騎士団が聞いたら放ってはおかん言葉やな」

それはごく最近、いつの間にやら台頭してきた右…それも極端な右派集団の名前だった。

モリサキ「とはいえ、多かれ少なかれ軍人は皆思うだろ?死の責任は軍人へ、勝利の栄光は政治家へ。
これが本当に正しい社会なのか?」

ソウダ「……それは、たしかにワイも同じことを思わないこともない」

モリサキ「そんなに怖い顔するな、今は単なる士官候補生の戯言さ。だが俺は今の機構そのものを
許容するつもりはない。システムは間違っていないが、扱う人間が間違っていればいくらでも
おかしなことは出来る。ならばそれを正すのもまた人間……いや。それは極端だな。
すまない、何か変な熱にでも当てられたんだろう。聞かなかったことにしてくれ」

はっはっは、とまるで笑い飛ばすかのように空に鬱積を飛ばすモリサキ。

しかし、それを口にしてしまったことでモリサキの思想の中に新たなる道が開かれるのだった。

〜〜〜

995 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/23(水) 01:03:36 ID:ot8guCnk
モリサキ「それにしても、ミスギの奴…何が目的だったんだろう?」

ソウダ「さあ?仲ようしたいなら、話のきっかけには向かん話だった。となると、単なる問答が
したかったんちゃう?」

モリサキ「そうだな。気にしても仕方ないか」

そういいながら移動するモリサキ。その先には、この3年間でかき集めた人材が待っていた。

ジトウ「まっとったバイ。モリサキ」

ルー「早くスルネ」

ナガノ「………」

ナカザト「忍とも艦ともニンニン!」

オダ「さて、やろうか!」

ウラベ「待ってたぜ!」

キシダ「シャーシャッシャッシャ!!」

ニシオ「フン!」

ナカヤマ「ついに来たんだな、モリサキ!」

996 :銀河シュナイダー伝説:2011/02/23(水) 01:04:39 ID:ot8guCnk
そしてもう1人…

最後の助っ人→! card

! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ タチバナ兄弟が立っていた。
ハート マツヤマが立っていた。
スペード 一年後輩のヤマモリがたっていた。
クラブ 一年後輩のニッタがたっていた。

となります。

997 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 01:07:44 ID:???
最後の助っ人→ ハート8


998 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/02/23(水) 01:26:31 ID:ot8guCnk
最後の助っ人→ハート8

ハート マツヤマが立っていた。

モリサキは満足そうに見渡す。銀河惑星同盟の士官学校においてサッカーとは最も被害の少ない外交手段
である。相手を打ち負かしたい時、相手を従わせたいとき、相手を吸収したいとき、
様々な条件下でサッカーという名の決闘が行われる。

それは血の気の多い士官学生の暴動をスポーツに昇華させようとした校長の計らいなのだが、それは
同時に群雄割拠している派閥への免罪符でもあり、次々と『スポーツチーム』として派閥は旗揚げされる。

そしてついに、モリサキも派閥の長としてスポーツとしての派閥を立ち上げるのだった。

因みに旗揚げの直前、本来結束力が持ち味のはずの「フラノ」が瓦解しており、傷心のリーダー
をあの手この手で言いくるめ、傷心のままながらチームに合流させるというミラクルも起こしていた。

モリサキ(守備系の人物が多いのは俺の人脈のせいだが3Nシュートやカミソリシューター、
それにマツヤマもいる。これなら負けない!待ってろ、ツバサ!ワカバヤシ!!)

そう万感の思いを懸け決起するのだった。

〜〜〜

ということで外伝はここまで。本伝は明日以降の次のスレで。
残りは次スレのスレタイを引き続き募集します。銀河シュナイダー伝説4 〜○○篇〜でお願いします。

                            銀河の歴史がまた1ページ…

999 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 01:28:31 ID:???
森崎と松山が仲いいとなんか嬉しいw 乙でした〜

銀河シュナイダー伝説4 〜群雄篇〜
銀河シュナイダー伝説4 〜立志篇〜

1000 :森崎名無しさん:2011/02/23(水) 02:36:11 ID:???
銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
西尾 作の 南葛かまぼこ で埋め

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