キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/04/26(火) 18:16:46 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。




前スレ


【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1299243096



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


169 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 14:04:00 ID:???

D 魔法の森



松山「わかった! つまり……生活に欠かせない食料の調達を言ってるんだろ?
    リュカさんは人里に立ち寄れない。 魔物達を食わせるにも自生してるものに限る!
    それなら答えは……食用茸も群生してる魔法の森だ!
    瘴気や獣に襲われる危険の問題はあるけど、リュカさん達なら野営して問題ないしな!」
シャンハイ「ハイッ。 そちらもリュカさんのいる可能性が高いと思います」
松山「(うん? そちらもってことは、シャンハイがつけた目星は他にもあるってことか?
    となると、魔法の森じゃなく違うところにリュカさんいるかも……?
    まぁ当てずっぽうで言ったみたいじゃなさそうだし、候補が三つ以上分散てことはないだろう)」

そうと決まれば虱潰しに探せばいつか行き当たる。 勿論、最初にバッタリも充分あり得る。
行動は急ぐに限ると、松山は迅速に支度し、出発した。

そして……魔法の森へ移る。
森に立ち籠める瘴気は、守りのルビーでほぼ無害にまで軽減されてるとはいえ……
木々が生い茂り、シャンハイに捕まっての飛行ができないことから捜索は遅々と難航した。

松山「(うわ、何か踏んだ……! 生ヌルっとした……見ないで、念のためお経唱えておこう……)」
シャンハイ「光様。 森の中を闇雲に歩いても、時間が過ぎて危険の確率が高まると思います……。
       私のセンサーでもリュカさんの連れてる魔物さん達の嘶きはノイズに紛れて聴こえませんし……。
       ここは現地に住んでる魔理沙さんやアリス様のお知恵を頂くか、他に方針を決めてみませんか?」

松山「そうだな、じゃあこれから先は……」


170 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 14:05:00 ID:???

どうしますか?


A 魔理沙の家に行く
B アリスの家に行く
C 香霖堂に行ってみる
D 生えてる茸食ってみる
E とにかく歩いて探してみる
F シャンハイに上空から見てもらう
G ここだ! ここでダウジングだ!
H その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


171 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 14:12:17 ID:2aSlDsXc


172 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 14:13:49 ID:+dX3hI2U
B

173 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 14:23:28 ID:???

B アリスの家に行く


松山「よし、じゃあアリスさんの家に行くか。 言ってなかったけど魔法の森の地図は取り出し済みだぞ!」
シャンハイ「(それは私は知って……だ、誰に言ってるんでしょうか……)」

軽く戸惑うシャンハイには気付かぬまま、松山は懐かしの地図を広げて……
アリス邸の場所と、現在の座標と照らし合わせて安全なルートを選んで進んだ。
やがて見えてきたアリスの家のチャイムを鳴らしてみる。

松山「さてアリスさん、いるかな?」



先着で


シャンハイ「あれ? アリス様ってどこのチームに……?」 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ アリス「はいはいどちら様?」
スペード・クラブ→ 待てど過ごせど何も起こらない……
クラブ5以下→ 幽香「……というわけよ」アリス「一度上手くいかなかったのに、気が進まないわね……」
ダイヤ10以上・JOKER→ リュカ「お〜〜〜〜い、マツヤマく〜〜〜〜〜ん!!」


174 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 14:28:33 ID:???
シャンハイ「あれ? アリス様ってどこのチームに……?」 →  スペードA
雌雄を決する時が来たか

175 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 14:32:25 ID:???
松山死ぬがな
勧誘きてるよな
撤退したほうがいいんでない?

176 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 14:37:28 ID:???
関係険悪な白黒と、連れが厄介なアリス。どっちもどっちだろう

177 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 15:03:13 ID:???

シャンハイ「あれ? アリス様ってどこのチームに……?」 →  スペードA



チャイムを鳴らし、下手に敷地に入ってシャンハイと同系の人形達に襲われては堪らないので門前で待つ松山。
そんな折、ふと……いつか嗅いだ甘い花香りが、松山の五感と――古傷を疼かせた。

松山「……!」

忘れる筈が、忘れられる筈がない。
断頭台のギロチンのような、冷たい肌触りの傘の先端の感触を思い出して、松山は首の後ろを押さえる。
研鑽してきた『力』は無情に、不条理に奪い去られ、刃向かったのを嘲られまでした。
身を焦がすような怒りが湧くと同時に、その気になれば首を落とされていた冷たい死の恐怖も蘇る。

松山「(いるのか、ここに……いるのか、あの女が……っ)」

怒りと拒否反応のぶつかりあいで、ガクガクと全身に震えが走る。
夏にかく汗と別の、冷たい汗で全身がびっしょりになっていた。
時間の経過さえ判別できなくなる。 アリス邸からは音沙汰なく、不在のようだった。

松山「ハァー、ハァー……ッ!」
シャンハイ「ひっ、光様!? ああお顔が真っ青……もしかして森の瘴気に……!?」

血相を変えた(といっても人形のため表情は変わらないが)シャンハイが心配し、引き上げるのを提案してきた。

松山「ひ、引き上げ……?
   (だ、駄目だ! 貴重な時間を無駄にできないしリュカさん見つけないと……!
    だけどその前に、あの……風見幽香と遭ったら!?
    またあの妖怪の気紛れで、今度は俺だけじゃなく、シャンハイもいるんだぞ……!?)」

衝撃を受けてガンガンと痛む頭脳を必死に働かせて、松山は次の行動を考えることにした。


178 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 15:04:13 ID:???

どうしますか?


A 魔理沙の家に行く
B 撤退する(*昼の行動は終了になります)
C 香霖堂に行ってみる
D 生えてる茸食ってみる
E とにかく歩いて探してみる
F シャンハイに上空から見てもらう
G ここだ! ここでダウジングだ!
H その他


*後2回まで選択できます。
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



最近厄がじわじわ戻ってる気がしますね。 ひぃぃ。
続きは後ほど。


179 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 15:09:10 ID:jP4jfMjI

気にしてたらやってらんないし、出会って即攻撃でもないだろ
(特にアリスが一緒なら、シャンハイへの攻撃を許すほど腰抜けでもないだろ)

180 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 15:12:59 ID:jP4jfMjI
おっと訂正
H F+ただし、松山も捕まって一緒に飛ぶ

目が多いほうが見つけやすいし、何かあったら逃げられる

181 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 15:14:01 ID:Pjh+QkYM
誰だったかしら、だしな
松山のこと忘れてるみてーだし

G

182 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 15:14:59 ID:/vMg+kXE


183 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 19:26:39 ID:RV8YloVo


184 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 20:30:55 ID:???
Fに決まったか。相手の位置把握したら即逃げよう
一番恐ろしいのは幽香を見たシャンハイが、威嚇なり挑発されるなりして、手を出す口実を与えてしまって泣き寝入りになるパターン
それに、永遠亭の連中が後ろ盾がなかったら松山と交渉もしなかったことを考えると、アリスも一旦は止めても最後には松山を見捨てるだろ
このスレにSuicaたん以外、親切な妖怪いないことを思い出すべき
何より幽香の性格上、松山の後ろ盾が強ければ強いほど、危害を加える時は全力投球じゃないかな

185 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 20:59:03 ID:???
うん、チンピラに出会ったら即逃げは賛成。あと、リュカ見つけたら家に招待(という口実で逃走)しよう。
で、アリスに味方なんて期待してないし、チンピラが手出しを控えるなんて夢も見ない。
攻撃を一瞬待ってくれればいいよ。それで逃げる。交渉も何もしないで逃げる。これ最善。

186 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 22:15:38 ID:???

F シャンハイに上空から見てもらう



松山「(慌てるな。 目から上は何のためにある?
    まだ遭遇したわけじゃない。 笑えるが、風見幽香は話し合いを試みるタイプと自称している……。
    撤退なんていつでも出来る……筈。 不安視する必要はない、だがより安全を考慮するんなら……)」

安全な場所から、探し人と、危険な相手の場所を確認することができれば大きくリスクは下がる。
松山は、シャンハイに指示して、上空から視てもらうことにした。

シャンハイ「わかりました。 リュカさんがいる地点を見つけてみせます」
松山「あ、待った。 もう一人、居場所を見つけておいてほしい奴がいるんだ。
    緑色のショートヘアで……傘を手放さず、笑顔を振りまいてる奴。
    もし見つかったり、危険だと思える行動をそいつが取ったら、すぐ降りてきてくれ!」

つい、シャンハイの肩を掴んでしまい語気を荒くした松山に、シャンハイも警戒度を高めた風にしっかり頷く。

シャンハイ「重ねて、承知しました。 充分注意していってきます!」

そしてシャンハイは、そびえる木々の間を抜けて、魔法の森の上空に舞い上がった。

シャンハイ「視覚機能最大……リュカさん達の現在位置は……」


187 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 22:16:54 ID:???

先着で


シャンハイサーチ → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→「リュカさんを発見しました!」
ハート→「アリス様と魔理沙さんが話してる場所を見つけました」
スペード→ 「緑髪の女の人……見つけました。 こちらへ向かってます!」
クラブ→ シャンハイ「何か作用してか瘴気が濃すぎて……見つけられませんでした」
クラブ5以下→ 投擲用槍のように何かがシャンハイ目掛けて飛来!(*クラブA・4以外で回避成功します)
JOKER→ なんと絨毯に乗ってコルネットが現れた!


188 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:18:18 ID:???
シャンハイサーチ →  スペード3
どうみてもクラブのほうがスペードよりマシな件

189 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:19:18 ID:???
>188
そんなフラグ立てるからw

190 :188:2011/05/05(木) 22:19:42 ID:???
そしてバッチリ引くしorz

191 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:20:25 ID:???
逃亡にも判定が絡むとしたら、相当やばそうだ……。

192 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:21:00 ID:???
ここはさっさと逃げるとして
大正解は>>166なのかな

193 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:25:16 ID:???
とりあえず魔法の森を脱出できたら行ってみよう

194 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:33:19 ID:???
まあまだ緑髪の女の人ってだけだ、誰とは分からん
予想通りの人じゃなくてさな(ryさんかもしれないしさな(ryさんかもしれないしさな(ryさんかもしれないし
あるいはダーリンを探しに来た鬼娘かもしれないし
4つ髪を結んだ元気な幼女かもしれないし
スモークチーズを探しに来たお嬢さんかもしれないじゃないか

195 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 22:43:27 ID:???

シャンハイサーチ →  スペード3
スペード→ 「緑髪の女の人……見つけました」



シャンハイがそばからいなくなって、三、四分程経過し……松山は焦れていた。

松山「遅いな……予め時間も決めておくべきだった。 やっぱり動揺していたのか……」

こうしてる間にも、刻一刻と風見幽香の影が自分に向けられてる気がし、松山は落ち着かない。
組んだ腕の片方の手の指をトントンとさせながら、ぐっと奥歯を軋らせる。

松山「(くそっ、なんでこんな――俺が逃亡の算段をたてなきゃならない!?
    口も利けないまま尻尾を巻いて逃げるしかできない!? 霊夢さんや萃香さんみたいな力があれば――!)」

心の中にクレバスが生まれた気がした。 そこから何かが手をかけ、せり上がってくるような不快感。
いつしか、渦を巻いたマグマとヘドロのような、毒々しさと熱さが混同した気持ちに囚われてる自分に気付くと。
松山は、憚りなく地面に唾を吐き捨てていた。

松山「ハァー、ハ……! (俺は何っ、考えて……ちくしょう!)」
シャンハイ「光様、光様ー……え、えっ、ぁ……」

シャンハイが、松山の顔を見るなりビクッと全身強張らせてしまう。

松山「ぁ、っ! ハァ……ごめんおっかない顔してたか?」
シャンハイ「い、いえ。 それより光様! 注意しろと言われた緑髪の女性――見つけました!
日傘を持っててショーとヘア……言われた特徴と一致します。 ……凄い妖気も計測しました。
       進行方向から概算して、こちらへ向かってきて……あわ!?」

ギチッ、ッ!! と、松山が強烈に歯を噛み締め合わせたのに、シャンハイが飛び上がった。


196 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 22:44:27 ID:???

松山「……判った。 ありがとうなシャンハイ。
    このままここに留まってる訳にいかない。 リュカさんを探すにしても早急に移動しないと……」



どうしますか?


A このままリュカ探しを続行する
B 安全圏に移動しながらリュカを探す
C どこか別の場所に行く(*後で選択できます)
D その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。
どうも改行すると、空白あけに失敗する時が……
お疲れ様でしたー。


197 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:45:34 ID:6tlAaoTc


198 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 22:45:51 ID:zp3cV6bU
C
ショーとヘア乙でした〜

199 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 23:08:44 ID:???
改めて触れますが、シビアな思考はアリスに限らず
幻想郷では人間をとって食う妖怪が普通に生息しているので
人里にいない特異な生き方をしてる人間は、とって食われても自己責任〜な考えが一般的です。
と、この外伝では設定してます。 他の外伝ではきっとアリスも幽香も優しいよ!
>>194
その発想はナカッタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
4つ髪を結んだ元気な幼女だけぱっとわからない……!
>>198
乙感謝です! もう一つだけ選択肢置いて終わろうと思います。

GM「………タイ」

198「へ?何だって?」

GM「タイプミスがなんや!!タイプミスの何ばダサいタイ!?ワシは産まれも育ちも東京タイ、やせんなか!!
投稿の言葉ば間違ってなして悪いんや!!東京者はこれけんしゃっちが好きになれん!!
わりゃワシをせぶらかすんか!!?タイプミスゆうものがあるんいっちょん問題なかやっか!!!
うがぁあああああああああああああ~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

パラレル世界の次籐さんは日本の皇帝になれると思うんだ! 失礼しました。

200 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 23:09:44 ID:???

どこに行きますか?


A 人里
B 博麗神社
C 香霖堂
D 魔法の森(*選べません)
E 妖怪の山
F 太陽の畑
G 紅魔館
H 霧の湖
I. 白玉楼
J 永遠亭
K 迷いの竹林
L 地霊殿
L 目的地定めず飛び回る


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそここまで。


201 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:10:34 ID:???
Lが2つありますよ〜

202 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:11:04 ID:SrR26IbM


乙でした。湖いくか。

203 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:12:08 ID:1ZLzkI8A
ああ、チンピラはいうまでもなく、アリスも【松山を】救うとは思いません。
しかし、シャンハイが破壊されるのは止めようと考えるんじゃないか? という読みです。
もちろん、松山が何らかの愚かしい行動(チンピラを挑発するなど)をとったら別でしょうが。

204 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/05(木) 23:13:17 ID:???

>>201
あれ、本当ですね。 またミスごめんなさい。
そして家に帰るもありませんでした。 申し訳ありませんが投票は仕切りなおしお願いします。


どこに行きますか?


A 人里
B 博麗神社
C 香霖堂
D 魔法の森(*選べません)
E 妖怪の山
F 太陽の畑
G 紅魔館
H 霧の湖
I. 白玉楼
J 永遠亭
K 迷いの竹林
L 地霊殿
М 目的地定めず飛び回る
N 家に帰る


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


205 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:13:19 ID:1ZLzkI8A
H
まーちがーえたー

206 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:33:32 ID:RY3TqwRc


207 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:33:57 ID:???
言いたいことも言えないこんな世の中じゃー

208 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 23:33:58 ID:zyzL2ll+


209 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 01:23:53 ID:???
4つ髪の幼女は「よつばと!」の小岩井よつばちゃんのつもりでした。
対極に位置するほど場違いなのは承知の上で、
話が殺伐としそうなときこそ、せめて少しでも和める話が入ればと。
今日も乙でした。

210 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 15:45:08 ID:???
早目になんとかしないと修羅道落ちるヨカーン

211 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:49:30 ID:???
そうは言うがな大佐、松山が強くなる方法なんてあるのか
リュカあたりに稽古してもらおうにも、そんなことしてたらサッカーに費やす時間がなくなるぞ
ドラク○の最強装備つけたら松山も最強になりましたなんて都合がいい展開もないだろう
シャンハイ魔改造なんてもっと何をしたらいいかわからんし、アリスにも頼れんしな

212 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/06(金) 22:37:51 ID:???
>>203
ドラ○エ用品やりくりしたりして調節しようとしてますが、サッカーを離れての松山は基本無力の世界ですからね
戦闘力ではなく人間力でやっていくという意味では、ピンチでアリスに助けてもらう望みはちと厳しいのは確かです。
>>207
魔王様! シュートでトラウマ植えつける魔王様じゃないか!
おっと松山君ボランチだから大丈夫だった〜〜!
>>209
言われて思い出しました! 乙と、ご配慮感謝ですー
霧の湖で、殺伐とした展開の救世主は現れるのか!
>>210-211
当座しのぎで窮地から脱出する方法は沢山転がってますが
松山が人間のままでいたく、サッカーを『まともな状態で』続ける場合、強くなるのは不可能です。
シャンハイ魔改造……実は結構色々と考えてます。
ですが幽香とガチンコはやはり……魔改造時にJOKER何枚ぶんと出ないと厳しいです。

そして申し訳ありません。 今日の更新はお休みします。

213 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 22:41:26 ID:???
乙です
サッカーゲームなのに純粋な力で倒したってしょうがないですしね

214 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 22:48:57 ID:???
おっとダイアジスタは大丈夫だ…だがシュート魔王は遠距離くるんだぜ

215 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 23:29:30 ID:???
しかし身を守るすべは欲しいな
非常時にすぐ逃げられるようにキメラの翼とか

216 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 01:32:17 ID:???
そういえば咲夜さんの時間止めってどうなったっけ?

217 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 13:12:44 ID:???
あれはこれ以上成長すると松山自身が幻想入りしてしまうということで、ちょっぴりサッカーに使える程度を残して封印された

218 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 13:17:27 ID:???
封印されたっていうか投票の結果封印したんじゃなかった?

元の世界編が無いなら人外になっても良かったけど
有るからあんな選択を用意したのかな?

219 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/08(日) 00:56:56 ID:???

>>214
核弾頭ヘディンガーとシュート魔王のツートップは雑談スレで話されてましたね!
しかし松山はブロッカーでもキーパーでもないので大丈夫です。 がんばれ各所の外伝森崎!
>>215
以前ルラムーン草がどこかで……
>>216-218
投票の結果、封印されました。
しかしJOKERで獲得済み能力に違いないので、元の世界関連にもエンディング条件にも絡んできます。
使用を重ねすぎると……?


H 霧の湖


松山「――シャンハイ。 ここにじっとしてたら危険だ。 すぐに発とう……!」

何らかの苦い気持ちを押し殺した声に、シャンハイはややあってコクンと頷いた。
松山の服を枝葉で掠めて傷めないよう、空へ抜け出せる開けた場所の真下から、浮遊開始する。

シャンハイ「光様、一度お家に帰りますか? ご気分も優れないみたいで……」
松山「……いや。 この後は……霧の湖へ行こう。 シャンハイの助言と一致する場所は、後はあそこぐらいだ」

果断に指示をすると、シャンハイは少し安心した顔になり、速度を上げて森の上空へ出た。

シャンハイ「(でも……あの強い妖怪、もしかしたら、あれが光様を酷く傷つけた……)」

松山に悟られぬようチラリと後ろへ視線を遣って……それ以上は気持ちを残さずシャンハイは松山と共に飛んだ。


220 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/08(日) 00:58:47 ID:???

〜魔法の森・閑話〜



主人公が去って暗転幕の下りる魔法の森だが、居残った者達は当たり前ながら目的に向かい動いている。
チェック柄の服装の、日傘を差して危険な魔法の森を平然と散歩するように移動する……風見幽香。
彼女が向かう先は、「どこへも行かないよう捕まえときなさい」と先行させた人形遣いアリスもいる筈の……

幽香「霧雨魔法店ね。 まったく魔法使いという種はどうして引きこもりがちでいられないのかしら?」

明るい太陽の下で育つ向日葵畑に佇む幽香は、馴染めない慣わしだと鼻を鳴らしながら、やがて目的地に着く。
夢幻館より随分こじんまりとした建物に向かい、魔理沙が拾ってきたガラクタが散乱するのを飛び越すと……

幽香「あぁいたいた。 ごきげんよう」
魔理沙「うげ」
アリス「……」

森に棲まう魔女達の語らい……実は旧交のある三者でもあると
幽香は殊更にこやかに笑顔で切り込みながら、単刀直入で……勧誘に移った。


221 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/08(日) 00:59:59 ID:???

先着で


霧雨魔理沙よどこへ行く → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 幽香自らの勧誘に首を縦に振り、魔理沙、夢幻館チームに!
スペード・クラブ→ 魔理沙「この魔理沙さんはそうお安くないんだぜ!」交渉はお流れに!
JOKER→ 魔理沙「聞いて驚け! 私は新チームを旗揚げするぜ!」



今日はこれだけですみません。 お疲れ様でした。


222 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 01:00:24 ID:???
霧雨魔理沙よどこへ行く →  ハート3

223 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 01:00:46 ID:???
霧雨魔理沙よどこへ行く →  ダイヤ6
まあ、逆襲対象がまとまってくれてもかまわんが・・つらくはなりそうだな

224 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 01:15:39 ID:???
某スレのトリニティスパーク飛んでくるかな?

225 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 01:33:19 ID:???

>>223-224
魔理沙の勧誘問題は、日数で進む場合、夢幻館>紅魔館>人里>守矢神社とターンが進む予定でした。


霧雨魔理沙よどこへ行く →  ハート3
ダイヤ・ハート→ 幽香自らの勧誘に首を縦に振り、魔理沙、夢幻館チームに!


地底の件はご存知の通り、その後は永遠亭のトップと取引をし、続いて紅魔館のトップの会談を行うなどと――
目まぐるしく幻想郷中を、ほうき星のように駆けた魔理沙はこの日はゆっくり休もうと考えていた。
しかし大会まで期日がここまで迫った今、フリーの強力なストライカーを放置してくれるなどとは……

魔理沙「(甘い考えだったんだぜ……。
     ちぇ、チームのことは考えなかったわけじゃないが、落ち着いてから決めたかったというのに)」

不服の意を伝えるように箒の柄をにぎにぎしてると、アリスが気持ち不安げに幽香を見る。 笑顔のままだった。

幽香「ここに来る途中ね。 苛めるのに面白そうな気配を感じたんだけど、貴女の差し金ではないようね?」
魔理沙「あん? んなけったいな趣味思考の知り合いなんて……ああ、山の上にいるが全く心当たりないな」

魔理沙と軽く会話を挟んで、幽香はもう一度本題、答えを問うてきた。

幽香「それでどうかしら? 私達には貴女の得点力が必要だわ。……チームに加入するつもりはない?
    警戒の必要はないわ。 今日のところは力ずくで連れ帰るほど困ってるわけじゃないし」
魔理沙「(今日のところは、ね。 しかし幽香がこんなこと言うって事は、次の大会、本気で取るつもりなのか?)」


226 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 01:36:18 ID:???

魔理沙「(しかし……今から探そうにもアテが一切ない! 10人野良妖怪捕まえたところで勝ち抜けそうにないし。
     どこか弱小チームに入れてもらうのも同じことだし、どうしたもんかね……)」

相方の霊夢が所属してるチームは、キャプテンに信頼が置けず、頭数もこれから揃えようなどと前途多難過ぎた。
紅魔館には、恩を売りつけたものの、それを盾に加入させろと言う気もせず、また主人とは冷戦中だ。
他のチームとも……特に強いパイプがある訳ではなく、もしこの大妖怪が、本気で優勝を望んでるならば。

魔理沙「(ふん、誘いに乗る価値は充分あるか。 付き合いも長いしこいつらのプレイスタイルは熟知してるしな)」

ここで普通の魔法使いの腹は決まった。
魔理沙が勧誘に傾きつつあるのを見て、アリスはクールさを保ったまま、安心したように吐息をついた。

幽香「一つ先に、貴女に利のある約束をするわ。
    どんなに暴れようが吹っ飛ばそうがラフプレイしようが、私達のチームでは責められることはないわ」
魔理沙「(やれやれなんだぜ。 こいつ怪我用の結界がなければ絶対出場禁止だよなあ)」

しかしそれだけにパワーサッカーを信条とする自分とはウマが合う。
技の系統、ラーニングするところなど共通項の多い幽香となら、コンビプレイも苦なくこなせるだろう。
中盤にはバランサーとしてアリスがいて、これ以上の条件は探してもあると思えない。

魔理沙「じゃあ厄介になるとするぜ……よろしく頼むぜ、幽香、アリス」


*霧雨魔理沙が、夢幻館に合流しました。


判定なくすみません、今日はここまで。
お疲れ様でした。


227 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 02:12:02 ID:???
乙でした。
………やはり、花は摘み取らんとなぁ。
こんなに試合で虐殺してやりたい、と思う相手は初めてだ。
虐殺された後に、鼻で笑われたら…………

さぞ、ショックであろうなぁ〜?

………まぁ、それやったら、試合後にブッ殺される可能性もあるか。

228 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 11:34:54 ID:???
鼻で笑ったり挑発しては向こうに手を出す口実を与えてしまう
シカトするのが一番


229 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 17:41:56 ID:???
バッドイベントのトリガーたちのことはどーでもいい。
そんなことよりさっさとリュカに杖を返して、皆と練習したい。
阿求にもサッカー教えないといけないし、チームとして全体練習の予定とか組んであるのかどうかとか
さっぱりわからないので不安だ。


230 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 19:16:20 ID:???
戦術練習しとかんとなだれ攻撃も使えないしな

231 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 20:50:01 ID:???

【幻想郷・七月二十七日・昼】〜木曜日〜



魔法の森であわや風見幽香と遭遇しかけ、離脱した松山とシャンハイ。
一人と一体が微妙な雰囲気に包まれながらフライトしていると、今度は霧に包まれはじめた。

松山「う……! 急に涼しくってより肌寒い……!」

どうもただの霧ではなく、冷気を帯びてるようで気温がだだ下がり松山は寒さを感じてしまう。

シャンハイ「もうすぐ湖ですが、この気温の変化は不自然ですね。 前の氷の妖精さんがいるんでしょうか?」
松山「あのチルノっていう、はちゃめちゃ元気で次の行動パターンが読みにくい子か……」

相方のレティを守矢神社に取られたと思い込んでおかんむりな様子だった氷精チルノ。
彼女が騒いでる結果湖の周辺一帯から暑気が払われてるのではと考えながら、松山はシャンハイに降下を指示した

シャンハイ「……あ! 光様、あそこ、二時の方角です!」
松山「み、右前方か!? んん……確かに人影が見えるような……」

目を凝らすと、木にもたれるようにしてる人影らしきものが松山にも見えてきた。
ひょっとしたらあれがリュカかと思い、松山は駆け出しそうになるのをシャンハイに抑制される。

シャンハイ「ひ、光様! 慌てないでくださいっ。 視界が悪いから走ると転んじゃいます!」
松山「あ、ああそうだな。 ごめん。 ここから声をかけながら近寄ってみるか……」

リュカかどうか霧に覆われぼやけてわからぬ為、お〜い、と呼びかけながら進んでいく。 そこにいたのは……?


232 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 20:51:02 ID:???

先着で


リュカ「つかまえてごらん」PHASE2 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート・スペード→「それじゃ、行くよブリード、チルノちゃん!」リュカはブーメランを投げつけた!
クラブ→ ○○チョ「う〜む、釣れませぬなぁ」
クラブA→ リュカ「松山君……この剣を湖に沈めてほしい……」なんとリュカは力尽きかけている!
JOKER→ 髪の色がお揃いな双子の兄妹がてててと近寄ってきた!


233 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 20:51:58 ID:???
リュカ「つかまえてごらん」PHASE2 →  ダイヤQ

234 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 20:56:51 ID:???
やれやれ、あとはAQNにあって不在時の話をすれば、ようやくサッカーに集中できるな。
とりあえず全体会議をやって、総合練習の打ち合わせをしないとなー。

235 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:07:06 ID:???

リュカ「つかまえてごらん」PHASE2 →  ダイヤQ
ダイヤ・ハート・スペード→「それじゃ、行くよブリード、チルノちゃん!」リュカはブーメランを投げつけた!



近づくにつれ、リュカらしき人物は……木にもたれて休んでるのではなくどうも何か探してるようだった。
その手に、V型形状の物を握ったまま、湖の上空方角からのせっつかれる声に反応しながら急ぎがちになる。

松山「(何やってるんだろう……?)」

松山が怪訝に思い見つめる中で、やがて人影は手広いスペースに出ると
グワァッと、躍動感に溢れたオーバースロー投法で、携えたブーメランを大きく投げ飛ばす。

ギュンギュンギュンギュン!!!!

松山「!!?」

霧と風を裂いて、回転しつつ上昇するブーメランを反射的に目で追うと、湖高空の二つの影が歓声を上げる。

チルノ「よぉーしきたきた! あたいがさきにキャッチしてさいきょーを照明したるわ!」
ブリード「ケェ、ケェ!(フ……おてんばなお嬢ちゃんに年季と経験差というものを見せてやるさ)」

旋回するブーメランの軌道を先読みし、我先に捕まえようとするチルノとホークブリザード。
結果は氷を見るより明らかで……
がむしゃらにブーメランだけ追っていたチルノを尻目に、悠々と待ち構えたブリードが嘴ではっしと銜え取る。
優雅さすら漂わせて……悔しがってるチルノにニヒルな笑みを投げかけてから、リュカの目前で着地した。


236 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:08:10 ID:???

松山「あれって、もしかして……(って何でチルノって子まで?)」
リュカ「よしよし。 これで2連勝だねブリード。
     え? 今日のモンスター肉は上質なところを? うん、いいよ……うん?」

いつのまにか近づきすぎてた松山に、リュカが気付いて、ブリードに待機を命じ、手を振りながら歩いてくる。

リュカ「やぁ松山君! 無事地底から帰ってこられたんだね……心配していたんだよ?」

周囲の者までただちに安心させ安らかな気持ちにさせる……ヒーローのスマイルというべきだろうか?
物語の勇者と接したような面映い気持ちになりながら、自分の無事を喜んでくれてるリュカに松山も挨拶を返す。
が……松山のことをじっと見つめて、リュカは……笑顔を消してどこか心配げな表情をした。

リュカ「……」
松山「……?」

突然の沈黙の意味が掴めずにいると、リュカが松山に何も言わせぬまま突飛な発言を飛ばした。

リュカ「よ〜し、ここでブーメラン投げに新しい挑戦者が参戦だよ!
    さぁ松山君! 僕に代わってあの子達の相手をするんだよ!」
松山「へ!? ちょ、な、何でそうなるんっ!?」

疑問の声を上げようとも、松山の腕を取ってきたリュカの力は細身とは思えない力強さで、反論さえ封じる。
さっきリュカがブーメランを投じた地点に立たされてから、シャンハイが松山の内心を代弁してきた。

シャンハイ「ひ、光様? 私達、リュカさんに竜の杖を届けにきたんじゃ……」
松山「そ、そうなんだが、どうも……あの声と目を見てると逆らえなかったというか……それに」

なし崩しにブーメランをもたされてから、上空には期待にわくわくするお子様妖精と、挑発的に翼を動かす氷鳥。
ここで投げないという選択肢は取れそうになく……
松山は、恩人の手前付き合うだけと思い、ブーメランを握る手に力を込める。


237 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:09:15 ID:???

松山「よぉし……ていぃっ!!!」

ヒュンヒュンひゅ〜

そうして投げたブーメランは気合のノリも手伝い、リュカのそれとは程遠いへろへろな弧を描いた。
ブリードが、冷めた目つきで微動すらせず……鼻先を通り過ぎようとするところで嘴だけ動かしガリッと挟む。

ブリード「ケ、ケッ!(何だぁ何ですかぁこのへろへろは?朝飯食ってんのか? おっとお乳吸う年かいボーヤ?)」
松山「な!? (なんっか言語なんてわからないが……今、めっちゃバカはされたのはわかったぞ!?)」

返されたブーメランを手に、ボゥッと火がついた松山の様子が一変したのを見て、ブリードから無駄口が消える。
今度は手投げではなく、サッカーの試合でGKが見せるような……オーバースローをイメージ。
踏み込み強く、烈火の吼声と共に、肩からつま先まで全身、渾身の力を持ってブーメランを投げつける!

松山「うおおおおおっ! どぉぉおぉりゃああああああああああっ!!!!!!」
シャンハイ「(は、はれ……? 光様、もう綺麗さっぱり目的忘れてませんかっ?)」
チルノ「アイスウォっしゃー! 今度こそあたいのターンよ!」
リュカ「……」


〜そうして30分後〜


238 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:10:58 ID:???

松山「も、もう流石に腕が痺れてきた……」

使い慣れない筋肉をフル酷使しての全力投球は、鍛えた松山の腕からも力を失わせていた。
汗だくになった松山。 そこで様子を見守っていたリュカが松山の手からブーメランを優しく剥がすようにした。

リュカ「お疲れ様。 これを飲んでごらん? 疲れた体に効くよ」
松山「あ、どうもです……っぷはぁ! 甘いのに爽やかで力が湧いてくる!」

フライハイトが手間隙かけて作ったドリンクより更に回復力ある気がして、松山は驚く。
激しい運動後や、温泉に浸かった後に飲むに最適の、愛情の詰まった珠玉の一本といえた。
ブーメラン投げで消耗した体力を取り戻すのに余りあり、全部飲み干してしまってから……
松山はリュカに、さっきの強引さの理由を聞いてみた。

リュカ「いや、ね……松山君が、拳の振り上げどころをなくしてたみたいな、荒れた顔をしていたから。
    ちょっとおせっかいだったけど、思いっきり遊ぶこともたまに必要だと思ったんだ」
松山「……!」
リュカ「ごめんね。 君は忙しいみたいなのに時間を無駄に使わせてしまって。
    僕の思惑に巻き込んでしまったお詫びに、松山君が僕達を探してきた理由とお話、ちゃんと聞くよ」

穏やかで力強い芯のある、父性を感じさせるリュカの声。
松山は聞きながら……いつの間にか考えぬようにしていた、外の世界の一ヶ月も会ってない家族の顔を浮かべた。

松山「(色々と辛いことを忘れていられたのと、忙しかったせいで考える暇もなかったが……一月も過ぎてるのか。
   心配してるだろうな、捜索届けも出されてる、よな…………。
   だ、だけど今俺はやらなくちゃならないことが! えーと俺は何しにきたんだっけ!?)」


239 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 22:11:59 ID:???

どうしますか?


A 「この竜の杖を返しにきたんです!」 
B 「リュカさんは元の世界に帰らないんですか?」 
C 「それでも、それでも二股重婚なんていけないと思うんだぁー!」
D その他


*先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


240 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:12:50 ID:8fqwr3fY



241 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:13:11 ID:wBF4SSus
A


Cについてはいずれまた語り合う時も来るだろう

242 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:14:17 ID:tM7jSYr2


正直D「凶悪な魔物の退治をしてくれませんか」というのを考えたのは君と僕の秘密だ★

243 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:20:45 ID:???
>>242
いくらあのリュカさんでもそれは…


むしろ三人目にしちゃいそうな悪寒がひしひしと(違

244 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:23:26 ID:???
実に魅力的な提案だw
JOKERで僧侶勇者と大魔導師が来てればそれが良かったw

245 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:23:35 ID:???
ぜひそうして欲しいなあw
直接リベンジの機会がなくてもいいから、ぜひ嫁として連れ帰って欲しい。

246 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:44:04 ID:???
そういう感情を出しすぎると黒松山化が進行して行くと思うぞ
既にちょっとずつ明確に進んでる

247 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 22:49:30 ID:???
うん、それで数少ない味方に逃げられちゃ困るから、選択肢としては出ても選ばないよ。
しかし逆にいえば、トラウマの対象がいなくなればその辺の心配も不要という話しでな……?(堕落の第一歩)

248 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:19:43 ID:???
しかし、耐えてばかりだと今度は何も言い返せないキャプテン情けないとか言われて評価及び好感度ダウンの罠が………とか勘弁な!

249 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 23:27:48 ID:???

>>241-245
「な、なんと、幽香を選ぶとはホンキかね? リュカよ! ぬぬ〜〜なんという勇気のある男よ!」

意外にも尽くすタイプになるんじゃないかと考えたのは君と僕の秘密だ★
>>246-247
松山がダークヒーロー化は似合うか否かはともかく、現状ではなる可能性はほぼないのでご安心をー


250 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 23:29:51 ID:???

A 「この竜の杖を返しにきたんです!」 



松山「(そうだ俺がリュカさん探してたのは、そもそも〜……)これを届けにきたんです」

長細い包みをリュカに見せると、それだけでリュカはそれが何か見抜いたようで驚き顔をした。
包みを開くと、出てきたのは予想通りの【ドラゴンの杖】。

リュカ「この杖が……どうしてここに……松山君、話、聞かせてもらっていいかな?」
松山「それについては、かくかくしかじか〜で」
リュカ「松山君が地底で見つけた物を代わりに!?
     あぁ……旅の扉を見つけてくれただけじゃなく、そんな事までしてくれなくてよかったのに……」

杖を取り戻された喜びより、松山に安くない支払いをさせてしまった事を悔いるようにリュカは沈痛な顔をした。
それだけではなく、更に衝撃的な発言がリュカの口から飛び出る。

リュカ「あの勝気な子が持って行ったこと、そこまで気にして……。
     うぅん、松山君のその気持ちは嬉しいんだ。 有難いと思っている……本当だよ?
     だけどね。 僕は……この【ドラゴンの杖】はこっちの世界にあったほうが良いと思いはじめてたんだ」
松山「え!? ……それは、どういう?」

予想外の発言に松山が驚き聞くと、リュカはじっと杖に目を落としながら話しはじめた。


251 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 23:30:51 ID:???

リュカ「この杖はね。僕にとって世界でたった一人しかいない大切な人を取り返す為に振るい続けた武器なんだ。
     伝説の武器という物は、それが必要とされる時のみ世に出てくるとされる。
     この【ドラゴンの杖】が例に漏れないなら、僕達の世界で大きな争いは起こらない証拠になるだろう?」
松山「!? それだと幻想郷で大きな異変とか戦いが起きるってことじゃ!?」
リュカ「いいや違うよ。 永遠亭のお姫様とお話して、そうはならないと確信を持てたし。
     さっかぁに弾幕ごっこだったかな? 戦闘の武器じゃなく、遊びや試合の道具で使われるのなら……」

それは戦乱の中で人やモンスターを傷つけるより、ずっと素晴らしい事だと言い……スポーツへの賞賛を口にし。
それ以上、自分達の世界については聞かせるべきではない。そう言いたげに口をつぐんだ。

松山「それじゃ……俺は……余計なことをしたんですか?」
リュカ「いや。 今話したことはあくまで僕の主観に過ぎない。
     伝説の武器は所有者を選ぶ。 僕の手に再び戻ってきたのも、僕の世界と幻想郷の因果が為せたんだろう。
     だからもう一度ありがとう。 僕の思い込みで、ここにいらぬ騒乱の種を残すところだったかもしれない」

リュカの手に収まったドラゴンの杖は、騒乱の種と称するには余りに荘厳それでいて凄みを一段と増し……
最強の武器と人とが一体化するという、またどこか別の世界における鍛冶屋の理想を体現していた。


252 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 23:32:24 ID:???

リュカ「君のお友達と名乗った、紫服が可愛らしい金髪の女の子に聞いたんだ。
     僕達が帰る為の旅の扉を見つけてくれて……【ドラゴンの杖】までこの手に返してくれた。
     君は僕にとって大切な恩人だね。 ううん、この世界で袖が触れ合った友達でいいかな?」
松山「友達、俺とリュカさんが……は、はい!
    (友達……俺の、友達……! 外の世界にだって友達は沢山いた筈なのに、なんでこんな嬉しいんだろう)」

不思議と大きな感激を覚えてる間に、リュカはドラゴンの杖をブリードに持たせて何か探し始めていた。

リュカ「そうだ、お礼をしないと!
     実はね。 幻想郷の地を見聞していて、一人で見回ってた里で不思議なお店を見つけたんだ。
     その店の目玉商品を見て驚いたよ。
     僕にとって……大切な、大切な思い出の指輪と、全く同質の指輪が売られてたんだ」

リュカがアイテム袋から取り出したのは、瀟洒なリングケースだった。
そっと、それを松山の手に渡してくる。

松山「(そんな……大切な思い出と同じ指輪を、俺に……?)」

希少品と知った上でも、友達と言ってくれたリュカの気持ちを前に断りも入れられず……
松山はゆっくりと、ケースを開いてみた。


253 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/09(月) 23:33:29 ID:???

先着で


リュカのお礼 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 命のリング
ハート→ 炎のリング
スペード・クラブ→ 水のリング
クラブA→ 痛恨の指輪だァー!でろでろでろでろ
JOKER→ クラブA以外の上記全て!


*リュカの評価値と信頼度が物凄く上がりました。


254 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:34:29 ID:???
リュカのお礼 →  ダイヤ9
なんでもあんなこの世界w

255 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:34:33 ID:???
リュカのお礼 →  クラブ2

256 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:36:56 ID:???
原作だと回復効果の指輪だっけ
サッカーでも装備しとくと体力回復とかなら重宝するな

257 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:38:34 ID:???
松山はワイルドイーグルがあるからなー。
スタミナ無限大があっても、回復手段は多いほうがいい。

258 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:44:51 ID:???
>外の世界にだって友達は沢山いた筈なのに、なんでこんな嬉しいんだろう
そりゃあ、マトモな友達がいなかったからだろw

259 :森崎名無しさん:2011/05/09(月) 23:45:16 ID:???
いいことをして感謝されて物までもらって、最高だな。あとは頑張って嫁を(ry

260 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/10(火) 00:13:19 ID:???

>>254
三つのリングは、コルネットの店の日替わり目玉商品で売られています。非常に高価ですが……。
>>256-257
まだ効果は内緒(ほぼバレバレ)ですが、松山の【ワイルドイーグル】も使いやすくなりますね。
【スタミナ∞】「まさかいらない子になるなんて言わないよな、な!?」
>>258-259
松山父母「友達いなさそうな息子が帰ってきたら突然友達と嫁作ってきた…
な…何を言ってるのかわからねーと思うがこっちも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…行方不明だとか神隠しだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


261 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/10(火) 00:15:29 ID:???

リュカのお礼 →  ダイヤ9
ダイヤ→ 命のリング



緻密な拵えだが、派手に飾らぬ意匠のケースに収まってひっそり眠っていたのは……
炎を宿すリングでも、水を司るリングでもない――
指輪を着けた者の、生命力や活力を回復してくれる……神秘的な【命のリング】だった。

松山「こんな貴重品を、俺に!? で、でも指輪なんて洒落っ気アイテムか……俺の指にサイズ合うかな?」
リュカ「サイズとかは大丈夫だよ。 それも伝説の品で、所有者のサイズに変化する力があるから」

そこまで言って、リュカはウインクをし、松山をからかうように言った。

リュカ「気恥ずかしいなら、誰か気になる女の子に贈り物したらどうかな?
     僕も特別に恥ずかしい話するとね?
     その指輪以外の貴重な二つのリングは、マリッジリングとして恋人に贈ったんだよ?」
松山「え、あ、あう……!?」

既婚者の気さくな実体験を交えながらの、軽めのジャブとはいえ松山には衝撃があった。
また、ひっそり、なぜどうしてリングが二ついるんですかァーと聞きたい衝動突き上げるが飲み込んだ。
松山が動悸と血圧を鎮めると、リュカが少し真面目そうな顔になっていた。

リュカ「松山君が【命のリング】を持つことになったから……僕から一つ伝えておく。
     そのリングと残る二つのリングは、僕達の世界において魔界の扉を開く役割も担っていたんだ。
     もしこの世界に紛れ込んでいた『指輪』も、同じ道具としての業を背負ってるとすれば……」
松山「魔界へ通じる鍵に……? (なんかスケールがでかくおどろおどろしくなってきたぞ?)」
リュカ「まぁ気にする必要はないさ。 本当に魔界なんてあるとは思えないしね。
     さて僕は……お嫁さんを探しにいかないと」
松山「――――はぁぁぁぁぁ!!!?」


262 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/10(火) 00:16:42 ID:???

松山が今度こそ衝撃を堪えられず叫んでしまうと、リュカが慌てて失言に気付き、手をぶんぶん振り修正した。

リュカ「ち、違う、違うよ!?
     僕のお嫁さんを探すって意味じゃなく……実は、さっきの金髪の女の子にね?」

???『ご機嫌麗しゅうございます。 異世界の高貴な方。
   今日参ったのは、貴方が帰還する手段が見つかったのを知らせるのと〜……お願いあってきましたの』

リュカ「か、彼女のしてきたお願いというのはね?
     僕が引き連れてるこの子達の胤を、幻想郷の妖獣に残してほしいということなんだ。
     といっても無闇に繁殖させるわけにいかないから……環境から生態までよく確かめようと思ってね」
松山「それじゃあ……リュカさんは、当分帰らない!?」
リュカ「うん。 多分たっぷり一ヶ月は滞在することになると思う。
     何せ見知らぬ地だから、松山君に色々と世話してもらうこともあるかもしれないね?」

笑顔でそう言って、リュカはそろそろ今日の食料の調達を始めないと言い、松山も日没が近いことに気付いた。

松山「(そっか……リュカさんも、まだ帰らないのか……)
よし! それじゃあ俺達も今日はこれで帰ります! リュカさん、――また!」

手を振り合い、松山は自宅へシャンハイと共に飛び去り、リュカもまた彼の仲間達が潜む場所へ移動した。


263 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/05/10(火) 00:17:49 ID:???

【幻想郷・七月二十七日・夕方】〜木曜日〜



松山「ふぅっ、ちゃんと目的を達成して帰ってくるのは清々しいな」
シャンハイ「光様、おゆはんどうします? 勿論備えに抜かりありませんが……
       休日ですし、どこか買いに行くのも悪くないと思います」

シャンハイが、松山が空腹のまま過ごさないよう気配って、買い置きを常にしてくれてるのだが……。
荷を一つ下ろした休日とあれば、どこかで奮発した夕食も悪くないかもしれないと松山は考え込む。

松山「それじゃあ……夕方の行動は……」



どうしますか?


A どこかに行く(*後で選択できます)
B このまま家で過ごす(*後で選択できます)
C その他 何かあれば


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。
念願のプラチナ2枚を手にいれたぞ!(松山は出なかったけど……)
イベント頑張ってよかった……戯言すみません、お疲れ様でしたー!


264 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 01:02:56 ID:G+IpNosE
B 乙でした〜

265 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 02:45:02 ID:lnkxTUNE


266 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 06:34:33 ID:czh5Apcs


267 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 17:44:09 ID:???
AQNには会えないかもしれないだっけ?

268 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 21:06:09 ID:???
多分会えないと思う
まあ、病気治ったらしいから試してみる価値はあるかもね

269 :森崎名無しさん:2011/05/10(火) 21:07:22 ID:???
あ、夜だからか?
じゃあ別のところいくか

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