キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/30(木) 01:38:49 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。


〜これまでのお話〜

激闘のワールドユース大会を制した森崎率いる全日本ユース!
その功績を認められ、森崎はシュナイダーの誘いもありドイツブンデスリーガに挑戦することに。
所属先は大会中森崎達を苦しめたシェスターやマーガスが所属するブレーメン。
他チームに比べて戦力は乏しいものの、その逆境を乗り越えようと森崎の挑戦心は燃え上がっていた。

入団までの空いた休暇を利用し、森崎はかねてより予定していたアリティアへの慰安旅行へと繰り出す。
そこで森崎を待っていたのはアリティア王宮騎士団の正騎士昇格を目指すため、日々訓練に臨む従騎士たち。
部隊長のクリスを初めとする個性的でありながらも優秀な後輩たちに囲まれながら、
森崎は教官役として彼女ら『第七小隊』のメンバーを立派な正騎士にするため指導を行っていくのだった。

ちなみにジェイガンから支払われた報酬は2000G。苦労の割にはちょっと少ないぞ!どうしてくれる!


☆前スレ
【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1306337528/l50
『第1部(1〜30)のお話の過去スレのリンクは上記のスレの>>1>>3をご参照ください』

32 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/01(金) 23:10:10 ID:???
気が狂ったような声を絞り出す大男を見て、中山は驚愕で体が固まる。
隣にいるバビントンは腰が抜け、バタバタと両足を必死に動かしていた。

山賊「ちくしょう…いきなり攻めこんできやがって。俺様たちのお宝を横取りしようってか!
   そんなふざけた野郎どもは生かしちゃおけねぇ!ここでブッ潰してやる!」

中山たちにまったく身に覚えのない恨み言を叫びながら、山賊は斧を振りあげて襲いかかってくる。
もうダメだ、おしまいだ。そう諦めて中山は目をつむった。だが、継ぎの瞬間――

山賊「ぎええぇぇあああぁぁ……」

ドサッ…

中山「な……なんだ…今のは…?」

山賊の悲鳴に驚いて目を開ける。そこには眉間を矢で貫かれ赤濡れた大男が倒れていた。
その側に立っていたのは自分が入団テストを受けたチームのマネージャーらしきつり目の少女である。
脇に担ぐ弓の弦を陽の光で煌めかせながら、その少女はゆっくりとこちらに近づき、そして口を尖らせ叫んだ。

クライネ「このゴミクズ!あんな奴にてこずって、アタシらの足を引っ張らないでよね」

中山「ゴ……ゴミ……?」

クライネ「そうよ。あんたらなんてゴミよゴミ。エレミア様の指示がなければろく統率した動きもできないんだもの。
     今だって私が助けてあげなかったらアンタなんて綺麗に三枚おろしにされてるところだったわ」

中山「三枚おろし…?」

33 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/01(金) 23:12:07 ID:???
どうやら自分たちはこのクライネという少女に命を助けてもらったらしい。
だがその後に続く言葉はあまりにも粗暴で、まだ状況が分かっていない中山たちの心に突き刺さる。

中山「(助けてもらったのはありがたいけど、俺だって何が何だか分からないんだ。
   それなのにさっきから勝手なことばかり言いやがって…!)」

腹の奥にどす黒い怒りの感情が高ぶってくるのを感じながら、中山は…


怒れるナカヤマン→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「(いや、まずは助けてもらったことへのお礼が先だ)」落ち着いてお礼を言った
スペード→「(落ち着け中山。相手は女の子だぞ!)」ここはグッとこらえて黒い感情を抑えこむ
クラブ→「(ここまで言われて黙ってられるか!)」黒い感情に身を任せて殴りかかった!
JOKER→「ど、奴隷にしてくださいクライネ様!」何故か罵られることに快感を覚えてしまう!

34 :森崎名無しさん:2011/07/01(金) 23:13:45 ID:???
怒れるナカヤマン→ ダイヤ9

35 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:29:03 ID:???
怒れるナカヤマン→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→「(いや、まずは助けてもらったことへのお礼が先だ)」落ち着いてお礼を言った


あのワールドユース準決勝。ドイツユース、シュナイダーとの対決以来、
中山は怒りの感情に囚われると自分でも歯止めができないほどに荒れることがあった。
一度家族の前で当たり散らし、母親に大泣きされてしまったことを後悔し、
その日を境に中山はなるべく心を落ち着かせて行動するように心がけていた。

中山「(落ち着け中山。相手は女の子、それに俺達の命を救ってくれた恩人じゃないか。
   ここはまず助けてくれたことへのお礼が先だ)」

中山は荒れそうになった呼吸を整えると、スッと立ち上がり頭をさげる。

中山「助けてくれてありがとう。えっと……クライネさん、だっけ?」

だが、お礼を言われた当の本人はポカンと口を開けて止まっている。
そしてしばらくして再びキッと眉を釣り上げると、こちらに激しく詰め寄ってくる。

クライネ「べ…別にアンタに褒められても嬉しくもなんとも無いわ!
     それよりお礼を言えるだけの知能があったことに驚きよ。
     ゴミクズの割にはなかなか殊勝な態度じゃない」

そう言うとクライネはくるりと振り返る。長い金髪が風に乗ってなびいた。
風を遮る無骨な仮面を付けていても、花のような爽やかな香りが漂ってくる。
それほどまでに先ほど自分と接近していたことを中山は改めて思い出した。

中山「(よく見ると……美人、だよなぁやっぱ。
   これが山賊退治とか訳の分からない命令じゃなく、
   本当のサッカーチームだったらどれだけよかったか……)」

36 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:30:28 ID:???
なにも女の子にちやほやされたいからサッカーをやりたいというわけではない。
が、今の中山にとってはそんなほんの小さな欲望さえも残さず叶えたいと思ってしまうのだ。
そんな淡い考えに浸る中山だったが、ふと周囲に嫌な雰囲気を感じる。
それと同時に前に立っていたクライネが舌打ちをしながら弓に矢を番えていた。

クライネ「…ちっ、ゴミクズと話してたらいつのまにか囲まれてるじゃない。
     でも……これくらいの人数なら訳ないわ。さァ、行くわよ!」

くるんっ…しゅぱぁ!!バババババババッ!!

中山「(なっ……なんだこれはぁ!?)」

それはスケート選手が美しく回転するかのように、クライネはくるくると時計回りに回りながら次々と矢を放っていく。
そして周囲の山賊たちは次々と悲鳴をあげながら地面にひれ伏していくのだ。
そのすさまじい光景を目の当たりにした中山は息を飲み言葉を失った。

クライネ「ふう。ったく、手間かけさせるんじゃないわよ。この技は矢が擦れて手が痛いんだっての。
     私の玉のような柔肌が悲鳴を上げてるじゃない。……ちょっとアンタ」

中山「え?お、俺?」

クライネ「そう。アンタ。お礼を言えるだけの知能があるみたいだからゴミクズ呼ばわりはやめてあげるわ。
     私の道具袋を担ぎなさい。斧は振れなくても荷物持ちぐらいなら出来るでしょ?」

中山「(下手に逆らうと俺もあの弓で撃ちぬかれるかもしれん…ここはおとなしく従っておくか)
   ああ、任せてくれ。こう見えても俺は力には結構自信があるんだ」

上から目線で下等生物を眺めるような冷酷な目で睨まれながらも、
またも自分たちを山賊の驚異から救ってくれた事実は変わらないので、
中山はおとなしくぬのぶくろを背中に紐で括りつけると、クライネの後を歩いて行った。

37 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:31:54 ID:???
バビントン「ち、ちょっと待ってよ二人とも〜!おいていかないでよ〜!」

すっかり存在を忘れられそうになったバビントンは慌てて二人の後を追いかけてゆくのだった。




中山「(あのあと、山賊共を倒した俺達はそのまま砦を乗っ取って今に至っている。
   それからはあの日の事件が夢であったかのようにサッカーの練習に明け暮れている……)」

その後聞かされた監督のエレミヤの話では、ボールを自由に蹴れるだけの広い場所と設備を探していたとのこと。
そこでなるべく友好的に土地を譲ってくれないかと山間の方々に交渉を持ち込んだ故のあの事件だったらしい。

中山「(どう見ても侵略とか強奪とか、そういう類の言葉しか思い浮かばないが…
   チームのフロントの判断に、俺のような立場の人間がいちいち口出しできるわけがないよな)」

自分でも驚くほど、中山はこのアカネイア大陸の世界観になじみつつあった。
その大きな理由は、代表選考試合のために森崎が異世界よりつれてきたマルス達の存在だろう。
自分たちには未知の能力である魔法を自由自在に扱い、短いサッカー歴にも関わらず
超人的な運動能力を持つ彼らのような存在がいたからこそ、中山は少しずつ周囲の状況を理解できるようになっていた。

だが、自分がこのアカネイア大陸を理解する上での最大の助けとなったのは間違いなく――

?????「こんな夜遅くにどうしたんだ、中山」

中山「…奇遇だな。お前こそ一人でこんな所に何の用だよ、森崎」

自分が決して許されないことをしたのにもかかわらず、全てを水に流し、受け入れてくれた親友が側にいてくれる。
自分の犯した罪を、もっとも側で償わせてくれる存在が隣にいてくれること。
中山に森崎と呼ばれたその青年は、ゆっくりと近づきながら静かにつぶやいた。

?????「さぁな。俺にも分からねぇ。だが、今日のような月夜を見てると…なんだか人恋しくなっちまってな」

38 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:33:30 ID:???
中山「くくっ…お前でもそんな詩的なことを言うんだな。なんだか森崎じゃないみたいだ」

?????「……馬鹿を言うなよ。俺が森崎じゃなかったら、俺は一体何者なんだって話だよ?」

中山「はは、それもそうだな。悪かった」

?????「…なぁ中山。俺はお前とこうしてまた同じチームでサッカーをすることができて
      本当に嬉しく思っている。その気持ちだけは本当なんだって……信じてくれるか?」

中山「信じるも何も、俺も考えてることは一緒だよ。何も心配することなんて無い。
   だからこれからも……ずっと、俺と一緒にサッカーをしてくれよ。
   それが俺の償いであり望んだ願い。欲望の塊そのものなんだからさ」

?????「ああ、当たり前だ。お前はこれからもずっと、俺の一番のトモダチだ」

一番のトモダチ。一房の髪を黄金色に輝かせる青年はその言葉を噛み締めるように呟くのだった。

?????「(待ってろよ。俺は……俺は必ず、どんな手を使ってでも……)」

すべてを取り戻す。トモダチとの約束を守るために。

39 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:34:53 ID:???
翌朝。クリスたち第七小隊は朝早く起床し、今日の行軍任務の準備へととりかかっていた。

ルーク「ほーれ!食え食え!もりもり食って今日の訓練を共に耐え抜こうぜ〜!」

ロディ「ルーク。馬に与えるカイバの量はジェイガン様に言われたとおりにするんだぞ」

兵士寮の厩舎では、ルークとロディが愛馬にいつもより多めに餌を与えていた。
グラとの国境まで進み、折り返してアリティア王宮へと戻るには
どれだけ急いでも日が暮れる頃になってしまうからである。

ライアン「携帯食やお弁当、水分の準備は整いましたよ。
     なんと今回はクリスさんとカタリナさんのお手製だそうですよ!ってわあぁ!?」

クリス「よっ…と。で、でもあんまりうまくできなかったけれどね。タハハ…」

カタリナ「そんなことありませんよクリス!一生懸命心を込めて作った料理は美味しくなるものです!」

背中に大量の荷物を背負ったライアンがよたよたしながら現れる。
その後ろからは荷物の重さで倒れそうになるライアンを支えるクリスが、
そしてさらに後ろでは地図に印を付けながら、必死にクリスをフォローするカタリナが見える。

森崎「よーしお前たち、準備はできたか?お菓子は100Gまでにしてきたか?」

そして今日の行軍任務の第七小隊の引率、もとい教官役の森崎も荷物片手に現れた。

ルーク「うっす!いつでも行けるっす!」

ロディ「今日は馬たちも元気で天気も良く、絶好の行軍日和になりそうですね」

ライアン「でも、ちゃんと時間内に帰って来られますかね僕達…
     もしも規定内に間に合わなかったら大きく減点されてしまうんでしょ?」

40 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:36:10 ID:???
カタリナ「大丈夫です。ちゃんと地図には目を通しましたし、それに計算ではどれだけ遅くとも日暮れまでにはもどってこれます。
     もしもの時もアリティア付近の名物『迷いの森』に近道できそうなルートもいくつか検討をつけておきましたから」

クリス「それじゃあみんな。国境までの道は長く険しいけれど、
    第七小隊の力を合わせて最後まで訓練をやり遂げるわよー!」

一同「「「「おーーーーーーう!!!」」」

森崎「(なんだか遠足気分になってないか?まぁ実際俺もそうなんだが)」

緑豊かなアリティアの風景を、馬で遠乗りしながら横切っていくのも悪くはない。
今日は第七小隊の従騎士たちとより親睦を深めるべく、
ポケットにインスタントカメラを忍ばせて森崎も張り切っていた。

クリス「それでは第七小隊進軍開始!まずは中継地点の山間の砦を目指してしゅっぱ〜つ!」



おかーをこーえーゆこーうよー♪→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→美味しそうな木の実がなる木を発見!
ハート→可愛い山の動物たちを発見!
スペード→何事も無く山間の砦に到着!
クラブ→ルークとロディが馬の後ろに誰を乗せるかでもめだした!
クラブA→ある日〜森の中〜熊さんに〜出会った〜♪
JOKER→綺麗な泉が広がる高原が見えるぞ!
============
今夜の更新はここまで。行軍任務という名のピクニック?で森崎たちを待ち受けるものとは?
それではまた次の更新でお会いしましょう〜

41 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 00:37:30 ID:???
おかーをこーえーゆこーうよー♪→ クラブ9

42 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 00:38:04 ID:???
おかーをこーえーゆこーうよー♪→ クラブ8

43 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 02:34:18 ID:???
運命は喧嘩を求めているのか乙でした〜w

44 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 05:17:03 ID:???
前は森崎の悪ふざけ?で大変だったな

45 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 09:23:21 ID:???
ラムカーネも真に悪い奴ではないんだよな

46 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 09:31:30 ID:???
ここを上手く捌けるかで森崎の成長が分かるな

47 :森崎名無しさん:2011/07/02(土) 12:10:16 ID:???
超…は「現在を否定しようとする過去」だから、こっちも否定し返して排除しようとするだけじゃ解決にならないんだよね。
ストレートな悪担当は魔王さんに任せておこうw

48 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 15:09:21 ID:???
>>43-44
モリブレム名物?あいのりイベント第3弾!
>>45
このスレでは明確な悪人はなるべく出さないよう心がけています。
私に悪人を書ける技量がないというのが本音なんですけどね…
>>46
はたして森崎は誰の馬に乗るのか?そして誰を乗せるのか?それとも…?
>>47
いずれ彼とも決着を付ける時が来るでしょう。
============
おかーをこーえーゆこーうよー♪→ クラブ9
クラブ→ルークとロディが馬の後ろに誰を乗せるかでもめだした!


今回の行軍任務の折り返し地点である隣国グラとの国境を目指し、アリティア従騎士たちは進んでいく。
だが、他の小隊たちが順調に進軍する中、クリスたち第七小隊だけいまだ王宮付近でもたもたとしていた。

ルーク「俺の馬にはクリスとカタリナを乗せる!これだけは譲れねぇ!
    一刻も早く進軍するには歩兵の移動をどれだけ早くするかにかかってるんだ!」

ロディ「……部隊の足並みを揃えるために相乗りをするのには反対はしない。
    だが3人乗りは馬に大きな負担をかけることになるんだぞ。
    それにお前の馬にクリスとカタリナを乗せるということは
    私の馬にライアンと森崎殿を乗せることになる。重量バランスをかんがえろ」

ルーク「うぐっ…!」

もちろんルークの本来の狙いは部隊の足並みを揃えることではなく
従騎士の間でも可愛いと評判のクリスとカタリナの両名に前と後ろで挟んでもらうためである。
ロディに問い詰められながらも、ルークは頭をフル回転させて咄嗟の言い訳を思いつく。

49 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 15:11:40 ID:???
ルーク「そ、それなら俺だって考えてるさ!この中じゃクリスが一番重いはず。
    おそらく一番体重が軽いカタリナと合わさればちょうどいいじゃねぇか、なぁ」

クリス「なっ…なあんですってぇ!?」

いきなり自分が一番重いと言われ、クリスは眉を吊り上げてルークの方を見る。
もちろんルークは鎧の重さ込みで答えたわけだが、クリスは気がついていない。

カタリナ「ルークはデリカシーが無さすぎです!クリスは他の子よりちょっと大食らいなだけで太ってなんかないですよ!」

ライアン「そうですよ!クリスさんは今日の朝食で僕が残した
     ジャガイモの煮物を代わりに平らげてくれたりと食べ物を大切にしてるだけです!」

クリス「ち、ちょっと!なんで今そんなこと言うのよライアン〜!」

ロディ「……ライアンよ、わざわざ追撃を叩き込んでどうする(あの煮物は確かになかなか美味だったが)」

まったく進軍せずにやいのやいのと騒ぎ立てる第七小隊の面々に、森崎は頭を抱えてしまう。

森崎「(おいおい、まさかの出発前からのトラブルかよ。
   しかも誰がどの馬に乗るかで喧嘩するとか何だか嫌な記憶が蘇るな…)」


☆どうしますか?

A ここは俺がどの馬に誰を乗せるか分配しよう!(森崎が同乗者を選択する)
B 相乗りなんてやめて全員歩け!鍛錬にもなるしな!(相乗りをやめさせ徒歩を命じる)
C お前ら喧嘩するな!俺が馬になってやるから!(四つん這いになる)
D 女の子はちょっと肉付きがいいくらいがちょうどいいんだぞ?(クリスをフォローする)
E うーん、俺も女の子は細いほうがタイプだなぁ(クリスに追い打ちをかける)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

50 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:13:55 ID:qSsSc4TE
B

51 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:14:50 ID:E2SmTrJg
D

52 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:15:51 ID:0KecHZBU
A

53 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:20:22 ID:CSUlha1+
A

54 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:39:43 ID:???
ルークの理屈を通すならロディの馬にクリスとカタリナを乗せても同じではないかな?
いや、なるべく進軍が速くなるように考えて投票するつもりだけども。

55 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 15:42:34 ID:???
A ここは俺がどの馬に誰を乗せるか分配しよう!(森崎が同乗者を選択する)


森崎「(ここは引率者らしく俺がうまく事態を纏めてやろう)」

なによりもあのレフカンディで自分が受けたようなトラブルを
クリスたちに味合わせたくないという気持ちが強かった。

森崎「お前たち落ち着け!今は誰が重いだとか軽いとか言い争ってる場合じゃない。
   こうしてる間にも無駄に時間を消費しているんだぞ」

しっかりとした諌めの言葉に、クリスたちは反省の色を顔に浮かべる。

クリス「す、すみません!部隊長でありながらこんなことで取り乱してしまうなんて…」

森崎「いや、いいさ。それよりも、今から俺がバランスを考えて相乗りの分配をする。
   教官である俺の指示だから文句は言いっこなしだからな」

ロディ「はっ、了解です」

ルーク「分かったぜ!……なぁクリス、そんな怒るなよ、な?
    女の子はちょっと肉付きがあったほうがちょうどいいんだぜ?」

クリス「……じと〜」

ライアン「ル、ルークさん、今はそのことは言わないほうが…」

カタリナ「ルーク…あなたはもうちょっと普段の言動を顧みないと女の子から顰蹙を買いますよ…?」

ルーク「だ〜〜っ!悪かったって!ほんと謝るからさ!だからみんなしてそんな目で俺を見ないでくれ〜〜!!」

クリス「まったくもう。まだ私だからいいけど、他の部隊の子にさっきみたいなこと言わないようにね!」

56 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 15:44:45 ID:???
ルーク「へ、へ〜い…」

部隊の仲間たちから白い目で囲まれるルーク。だが、これがムードメーカー役である彼の役割なのだと森崎は納得する。

森崎「(ああいう自覚なしに馬鹿をやってくれるやつが一人でもいれば深刻なムードにならずにすみそうだ)」

そして森崎はルークとロディの馬と、第七小隊のメンバーを見比べながら相乗りする組み合わせを選んでゆく。



☆どうしますか?

ルーク→
ロディ→

【第七小隊】
クリス カタリナ ライアン 森崎

※矢印の横に相乗りさせるキャラを書きこんでください。
※組み合わせによって部隊の好感度などが上下します

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

57 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 15:53:46 ID:7JhQ8nM2
ルーク→クリス カタリナ
ロディ→森崎 ライアン

壁役のできる森崎とクリスを分けて
ロディよりルークが強いから森崎はロディに
出来る限りルークの希望に理屈をつけてみた

58 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 16:02:13 ID:???
三人乗りはさけたほうがいい?
もしそうなら、足並みを揃えるために足の遅いアーマーナイトのクリスを馬に乗せる。
後は残る三人のうち一人を別の馬にのせるかどうかだよね。

59 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 16:05:04 ID:wfurRgQw
ルーク→カタリナ、ライアン
ロディ→クリス

森崎は走る

60 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 16:05:05 ID:???
ルークの案もまずい気がする
クリスが一番重いを肯定することになって好感度下がるだろうから

61 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 16:08:48 ID:/48FuE7w
ルーク→カタリナ、ライアン
ロディ→クリス

まあ無難かねえ、タイムアタック的にはどうなのかと思うけど。

62 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 21:18:55 ID:???
結局クリスが一番重いって扱いになってなくね?

63 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 21:20:23 ID:???
>>62
アーマーだから仕方ないとしか思えん
というか鎧分合わせて軽装の魔道士やアーチャーより軽かったら逆に怖いw

64 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 21:39:03 ID:???
ロディが
>「……お前の馬にクリスとカタリナを乗せるということは
>私の馬にライアンと森崎殿を乗せることになる。重量バランスをかんがえろ」
と言ってるから、カタリナが一番軽いのなら、
一番重いのは「背中に大量の荷物を背負ったライアン」だったりして

65 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 21:53:57 ID:???
……実はそれが正解のような気がしてきた

まさかアナカンスレや銀シュナスレのような謎解きだったとは
この海のリハク(以下略)

66 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 22:20:17 ID:???
何だか色々深読みさせてしまったようで申し訳ないですね…
組み合わせによる簡単な好感度の推移しか考えてなかった私をどうぞお許しを。
============
ルーク→カタリナ、ライアン
ロディ→クリス
※森崎は走って進軍


森崎「まずルークの馬にはカタリナとライアンが乗ってくれ。
   3人乗りとはいえ、どっちも軽いだろうからそんなに負担にならないだろう」

カタリナ「了解です。ライアン、振り落とされないように気をつけてくださいね」

ライアン「僕なら大丈夫ですよ。カタリナさんこそ(それこそ色々と)気をつけてください」

第七小隊で最も小柄なライアンと、クリスに比べれば圧倒的に細く見えるカタリナ。
よくよく見れば、ロングブーツとスリットスカートの間に見える太ももはなかなか健康的にも思えるが、
これ以上凝視していては教官としての威厳が損なわれるのでやめておく。

ルーク「(ライアンが付いてくるか。だがそれを差し引いてもカタリナが後ろから
    ぎゅっと手を回してくれるだけでハッピーだぜ!サンキュー森崎さん!)」

ロディ「では、私の馬には森崎殿とクリスが乗ることになるのですか?
    お言葉ですが、私の馬ではこの3人の体重を支えながら進むのは少し辛いかと…」

森崎「ああ、そう言うと思ってな。ロディの馬に乗るのはクリスだけだ。俺は走っていくことにするよ」

ロディ「…はい?」

クリス「え…?あの、でも、その…それじゃあ部隊の足並みが揃わないんじゃ…」

67 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 22:21:58 ID:???
どれだけ速く走ろうとも、人の足では馬の足には届かない。
逆に人の足に合わせて進んでしまっては折角の相乗り作戦も無駄になってしまう。
だが、森崎は自分の出した結論は何らおかしくないと自信を持って答える。

森崎「早く進もうとすればするほど、馬の負担が増えてしまうことになる。
   山間の砦で休憩を挟むとしても、無理に相乗りをして進軍しても得られる余裕は少ないと思うんだ。
   だから俺だけが徒歩でついていく。大丈夫、こう見えても俺は瞬発力には自信があるんだ」

クリス「えっと…でも、山間の砦までにも結構距離がありますし、森崎殿だけ地面を走らせるのは…」

森崎の気遣いはありがたい。だが、教官を走らせて自分たちは馬に乗って進むことに対してクリスは気が引けていた。
煮え切らない態度を見せるクリスに対し、第七小隊の抑え役であるロディがうまく話を合わせる。

ロディ「深く考えないほうがいいんじゃないか?きっと森崎殿にも考えがあるんだろう。
    教官の言葉は絶対だ。クリス、君は部隊長として速やかに我々に進軍の指示を出すべきだ」

クリス「(……そうね。あの森崎さんなら本当に馬の足にもついてこられるかもしれない。
    ここはあの人の言葉を信用してみよう。これ以上ここで止まっているわけにもいかないし…)
    それでは第七小隊、改めて進軍開始!まずは中継地点の山間の砦を目指すわよ!」

一同「「「「「おーーーーーう!!」」」」」

こうして森崎だけは地面を走り、ルークとロディの馬のスピードについて行くこととなった。



森崎「(さーて、ああ言ったはいいものの果たしてちゃんとついていけるのかな?)」

クリスたちに気を使わせて速度を落とさせてしまっては自分の発案はまったくの無駄になってしまう。
今回の森崎の行動の優位性を証明するためには何がなんでも遅れないように走り続けなければならないのだ。

森崎「(決まってしまったものは仕方がない。なぁに、プロサッカー選手(予定)のスタミナと脚力を舐めるなよ!)」

68 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 22:24:06 ID:???
先着『1名』様で一気に判定をお願いします

お馬さんパッカパカ→! card+(馬の脚力+3)
森崎くんはしるはしる→! card


!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

馬-森崎が…

5以上→やはり森崎の足では馬に追いつけない!結局ゆっくり進むことに…仲間の評価がダウン
4〜3→徐々に離されながらもなんとか喰らいつく。だが疲れで砦の拠点パートは森崎は不参加に
2〜1→やや遅れ気味だがしっかりとついていけた!スタミナが増えて最大HP+1
0以下→森崎の移動速度は馬のスピードにも負けてない!最大HP+1 さらに仲間たちの評価もアップ!

69 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 22:25:22 ID:???
お馬さんパッカパカ→ ハート10 +(馬の脚力+3)
森崎くんはしるはしる→ スペード6

70 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 22:25:28 ID:???
お馬さんパッカパカ→ ダイヤ3 +(馬の脚力+3)

71 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 22:26:39 ID:???
森崎くんはしるはしる→ スペードA

72 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 22:34:40 ID:???
装備して重くなってるから3人乗りなんかしたら絶対ペナあるとおもった
3人乗りしても大丈夫ってアナウンスはほしかったです


73 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 22:40:47 ID:???
>>72
あまり気が回らず申し訳ないです。レフカンディのハーディンたちとのやりとりでは
3人乗りを皆に猛反対されていましたし、そう思われても仕方有りませんね。
こういう形式のスレではGMと参加者の意思の疎通が出来なければゲームとして成り立ちません。精進します。
============
お馬さんパッカパカ→ ハート10 +(馬の脚力+3)=13
森崎くんはしるはしる→ スペード6
>5以上→やはり森崎の足では馬に追いつけない!結局ゆっくり進むことに…仲間の評価がダウン


第七小隊がアリティア王宮を出発して1時間。ここまで順調に馬の速度にも対応してきた森崎の足元がおぼつかなくなってくる。

森崎「(ど、どういうことだ?以前の俺だったらこれくらいのランニングでバランスを崩すことなど…!)」

まさかこれも『破滅のツボ』を突いたことが原因なのだろうか。
明らかな体力の低下に悔しさを募らせながらも、森崎は徐々に距離を離されていく二組の馬を必死に追いかけた。

森崎「(くそっ…!もっと腕を振れ!足を動かせ!俺の力は……こんなものじゃ……こんな……ものだったかもしれないな……)」


一方その頃ルークの馬上では…


ルークの馬→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ルークが自分のヘアスタイルについて語り合っている
ハート→ルークがクリスとロディについて語り合っている
スペード→ルークがこれまでの第七小隊の成績について語り合っている
クラブ→へばってきた森崎の様子に気づき慌てて馬を止める!
JOKER→ルークが『フォース』の力について語り合っている

74 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 22:41:58 ID:???
ルークの馬→ ダイヤ8

75 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 23:20:38 ID:???
ルークの馬→ ダイヤ8
>ダイヤ→ルークが自分のヘアスタイルについて語り合っている


森崎がへとへとになりながら走っている頃、ルークたちは和やかに会話で盛り上がっていた。

ルーク「なぁライアン。俺のこの髪型を見てくれ。こいつをどうおもう?」

ライアン「すごく…リーゼントです」

ルーク「騎士といえばロマンスは付き物だろ?他の小隊の女の子に声かけてるんだが、
    イマイチもてないんだよなー。なんでなんだろー?」

ライアン「ルークさんは剣の腕も槍の扱いもすごいから僕はとっても憧れてますよ?」

ルーク「俺は女の子からの愛に飢えてんの!憧れとかそういったものとはちょっと違うんだよなぁ。
    なぁカタリナ。お前は他の小隊の女の子から何か聞いていたりしてないか?
    ルークさま素敵ー!とかルークさまカッコイイ!とかルークさまクール!とかさ?」

カタリナ「騎士としての実力は素直に認める人は確かに多いです。
     …けれど、女の子たちの間ではルークは軽そうって思われてるみたいですね」

ルーク「な…なにィ!?馬鹿な!」

カタリナ「ライアンが可愛い、とかロディが格好良い、って言う人はいるみたいですけど。
     ……あと、クリスも密かに人気があるみたいですよ」

ライアン「女の子の重騎士は物珍しいからでしょうか?」

ルーク「いや…違うね。俺はこう睨んでいる。クリスの人気は…そう!あの『ポニーテール』にあると!
    だから俺もクリスみたいな髪型にすればきっとモテモテ街道まちがいなしだ!」

76 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 23:22:11 ID:???
カタリナ「え…?」

ライアン「ど、どうしちゃったんですかルークさん…」

ルーク「動くたびにフリフリと横揺れするあの髪からは人を虜にする不思議な電波が出てるんだよ!
    加えてアップされた髪の下から見えるうなじ!あんなものをまじまじ見せられてしまったらもう辛抱タマランです!」

カタリナ「ルーク…あなたって人はそんな目でクリスのことを見ていたんですか!?」

同じ女性として、ルークの変態的な趣向に断固抗議すべくカタリナは珍しく声を荒げる。

ライアン「お、落ち着いてくださいカタリナさん。それにルークさんも。
     だいたい男のルークさんがクリスさんみたいな髪型にしてもあまり意味はないんじゃ…」

ルーク「何を言うかライアン!あの美麗なジョルジュ将軍だってポニーテールだろ?
    男が髪を伸ばして何が悪いってんだ!昔から長髪男子は耽美で美麗だと決まってるだろ?」

カタリナ「(こ、このままじゃいけないわ。せっかくクリスが部隊長になったのに
     他の小隊から『イロモノの第七小隊』の烙印を押されかねない!)」

すっかり自分の世界に入ってしまっているルークをたしなめるように、
カタリナは小さな子どもに語りかけるようにゆっくりと言葉を紡ぐ。

カタリナ「……先程も言いましたけど、ルークの騎士としての評判は高いんです。
     だからそんな分不相応なことをせずとも、普段の言動に注意するだけでも色々良くなると思いますよ?」

ルーク「そ、そうかなぁ…」

カタリナ「それに今から髪を伸ばしてもポニーテールを結べる頃には
     もう正騎士昇格試験はとっくに終わってしまっています。
     わざわざ髪型を変えずとも、正騎士になれればモテモテになると
     ルークはいつも言っているじゃありませんか」

77 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 23:24:00 ID:???
ルーク「う……言われてみればそんな気もしてきたな……
    分かった!俺はやっぱり正騎士に昇格することでモテ街道への入口を切り開くことにするぜ!」

ライアン「頑張ってくださいルークさん!ルークさんならきっとトップクラスの成績で昇格できること間違いないですよ!」

ルーク「わっはっは!そうおだてるなよライアン。俺様だけじゃねぇ。
    第七小隊のメンバー全員で前代未聞の高得点で昇格するんだ!いいな!?」

ライアン「は…はいっ!」

カタリナ「ええ!
     (よかった…なんとか思いとどまってくれて。
     でも……やっぱりルークもクリスのことを……)」

同姓の自分から見てもクリスは非常に魅力的に見えてしまう。
ルークがクリスに対して友情を越える感情を抱いてもなんら不思議ではない。

カタリナ「(クリスは……どうなんでしょうか?この第七小隊の仲に気になる人は…いるんでしょうか?)」

この小隊で初めてトモダチになってくれて、最初の試験で孤立していたカタリナを助けてくれた
大事な恩人でもあるクリスのことを、カタリナはつい考えてしまうのだった。


※ルークたちのそれぞれの評価が上がりました!
※ルークがクリスに支援(1)が発生します
※ライアンがルークに支援(1)が発生します

78 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 23:26:09 ID:???
ルークが大きな決意をして、そしてすぐに諦めた頃、ロディの馬上では…


ロディの馬→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ロディがクリスに槍術に関して語る
ハート→バランスを崩しそうになったクリスが振り落とされぬようロディに強く抱きつく!
スペード→ロディがこれまでの第七小隊の成績について語る
クラブ→へばってきた森崎の様子に気づき慌てて馬を止める!
JOKER→ハート+???

79 :森崎名無しさん:2011/07/03(日) 23:27:04 ID:???
ロディの馬→ ハートK

80 :森崎名無しさん:2011/07/04(月) 00:18:56 ID:???
ロディか
つくづくクリスとセシルは縁があるみたいだな

81 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:46:40 ID:???
更新を開けてしまいすみません!猛暑でへばっておりました。
今夜は七夕ですね。森崎板の皆様の願い事がかないますように…

>>79
第七小隊の仲間同士は支援が発生しやすくなっていますね。
============
ロディの馬→ ハートK
>ハート→バランスを崩しそうになったクリスが振り落とされぬようロディに強く抱きつく!


ルークたちが髪型の話で盛り上がっているその横で、ロディは特に何かを話すわけでもなく淡々と手綱を捌いていた。
そしてその後ろでロディの肩を掴むクリスも、無言で視界に入ってくる景色を眺めながら考えにふけっていた。

クリス「(……私たちが従騎士になってからもう3ヶ月も経ったんだよね)」

クリスよ。お前はアリティアを守る立派な騎士となれ。
自分に武術の手ほどきをしてくれた祖父の遺言通り、クリスは新人兵士募集の門をくぐった。

クリス「(初めの頃は苦労の連続だったっけ。でも、そんな私を助けてくれる多くの仲間達に出会えた)」

アリティアの豊かな自然の風を肌で感じながら、クリスは初めてアリティア王宮を訪れた日のことを思い出す。

82 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:47:40 ID:???
訓練初日。緊張で一睡もできずにいたクリスは遅刻ギリギリで訓練場へと走っていた。
そこで自分にぶつかってきたのが、今では自分の一番のトモダチだと自慢できるカタリナである。

カタリナ「ご、ごめんなさい。私急いでて…あ、もしかしてあなたもアリティア騎士を目指してこのアリティア城へ?」

クリス「ええ。ここで騎士試験を受けられると聞いてきたの。私はクリス。セラ村から来た騎士志願者よ」

カタリナ「クリス、短くて素敵なお名前です。じゃあ、一緒ですね私たち。
     私はカタリナと申します。私もマルス様にお仕えしたくてここへやって参りました」

クリス「よろしくねカタリナ。一緒に正騎士になれるよう頑張りましょう」

数百人に及ぶ志願者をふるい落とすため、王宮試験教官の代表であるジェイガンは二人組のペアを組ませて模擬戦を行わせた。
その際にクリスは軍師志望のため戦うすべを持たず一人爪弾きにされていたカタリナと組み
カタリナの指揮のもとでクリスは普段以上の力を発揮し、ジェイガンに一目置かれる好成績を収めたのである。

その後、前大戦で亡くなった兄の遺志を継ごうとする真面目なライアン、
輝ける伝説の騎士を夢見る熱血漢のルーク、そんな彼らを後ろから支える冷静沈着なロディ。
彼ら3人を加え、第七小隊として正騎士昇格を目指して訓練に励んできたのだ。

挫けそうになりそうなときもあった。だが、その度に仲間たちと支え合い、励まし合ってここまでこれた。
特に、今自分の目の前にいるロディという少年。彼は突っ込みがちな自分やルークをうまくフォローしてくれた。
その分他の騎士に比べて目立つ回数も少なく、あまり良い評価がもらえない時期もあった。

クリス「(私たちの今の成績はきっとロディがいてくれたからよね。
    ロディがみんなをフォローしてくれると分かっていたから、
    私やルークが気負いすること無く前に向かっていくことが出来てたんだから)」

改めてロディの気配りの良さに気づき、クリスは感謝の気持ちでいっぱいになる。
この気持ちに答えるためには、部隊長に選ばれた自分が小隊を引っ張り、
全員揃って正騎士昇格を果たすことでしか返せないと決意する。

83 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:48:47 ID:???
クリス「(そのためにも、できるだけ早く折り返し地点にたどり着きたいわね。
    …森崎殿は大丈夫かな。やっぱり人の足で馬の足に長時間付いていくのは無理があるんじゃ…)」

森崎のことが気になり、ふと後ろを振り向くクリス。
だが、早めの進軍のためにやや速度を上げている馬上でのその行動は
乗り手のバランスを大きく崩してしまうものだった。

グラッ…!

クリス「えっ…?き、きゃあ!?」

ロディ「!」

ガシィッ!!

馬から振り落とされないように、前方のロディの肩に手を伸ばそうとする。
ロディもクリスの悲鳴を聞き、馬のスピードを落とすために手綱を引き込む。
徐々に速度を落とすロディの馬。クリスの崩れたバランスもゆっくりともどって行く。

ロディ「…平気かクリス?」

クリス「え、ええ……あっ」

安堵のため息を吐いて、顔を上に上げるクリスは動きが固まる。
クリスを案じて後ろを振り向いたロディの顔の距離が行きが触れ合うくらい近づいていたのだ。
先程までロディのことを意識していたクリスは反射的に顔を遠のける。

クリス「ご、ごめんなさいロディ……後ろのほうが少し気になってしまって」

触れなくても分かる。きっと今の自分の頬はものすごく熱を帯びてしまっているだろう。
気恥ずかしさに揉まれながらも、クリスは落ち着いた口調でロディに詫びた。

84 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:50:10 ID:???
ロディ「…落馬しなかったのならそれでいい。部隊長のクリスに何かあっては、私たち第七小隊は立ち行かなくなるからな」

クリス「危機感が足りてなかったわ。次からは気を付けなくちゃ」

ロディ「いや、今回に限っては君のおかげで大変な事態を気づけたぞ。
    森崎殿の姿が見えない。おそらく後方に取り残してしまったのだろう」

クリス「な、なんですって!?」

ロディ「いくら前大戦の英雄といえども人の足で馬の足と並走するなど無茶だ。
    ……すまなかった。あのとき私が強く止めておくべきだったか」

クリス「とにかく一旦引き返しましょう。森崎さんを置いていくわけにはいかないもの」

ロディ「クリスが気がつかなければ置き去りにしていたかもしれない。
    相変わらず君はよく気がつくな。ありがとう」

こうしてクリスたちは一旦馬を止めて後方で息が上がってしまった森崎を迎えに行くのだった。


※クリスがロディに支援(1)を発生させました。
※ロディがクリスに支援(1)を発生させました。
※第七小隊全員の森崎に対する評価が下がりました。

85 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:51:48 ID:???
森崎「……すまん。まさかお前たちの足を引っ張ってしまうことになるとは」

クリス「気にしないでください。誰にだって失敗はありますから」

カタリナ「遅れた分はこれから取り戻していきましょう」

森崎を回収した第七小隊は予定よりやや遅れながらも山間の砦に到着していた。
それぞれ休憩しながら馬に水を与えたり、此処から先のルートを確認している。

森崎「(さて、俺はどうしようかな?)」

引率を任されている身として、このまま自分だけ何もしないのは気が引ける。
森崎は立ち上がると、第七小隊の仲間たちのもとへと向かった。




☆拠点パート(山間の砦:行動回数1)

【クリス カタリナ ロディ ルーク ライアン】

※上記の中から拠点パートで共に行動する仲間を『最大3人』選択してください。
※森崎との好感度アップを重視する場合は1人、仲間同士の好感度を上げたい場合は2人、特訓などをする場合は大人数がオススメです。
※誰も誘わない場合は『誘わない』と記入してください。

【同じ組み合わせ2票】集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

86 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:06:08 ID:1Gh62xOA
クリス カタリナ

87 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:19:15 ID:DHeh73Zc
ルーク

88 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:26:19 ID:jUw52EKc
ロディ ルーク

89 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:26:42 ID:IPz26Y4g
ロディ ルーク ライアン

90 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:27:07 ID:FUfKiYbc
ロディ ルーク ライアン


91 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 21:45:50 ID:???
>ロディ ルーク ライアン


森崎「おーい、ロディ、ルーク、ライアン!ちょっとこっちに来てくれ」

ロディ「なんでしょうか?もう少し馬を休ませてやりたいのですが」

ルーク「余計な道を歩いた分だけ結構な疲れがたまってるみたいなんスよ」

ライアン「……も、森崎さん、気にしないでくださいね!」

森崎「(ぐっ……悔しいが俺がタイムロスの原因なのは事実だ。言い返せん)」

ライアンのフォローはあったものの、ロディとルークの視線は
王宮出発前より少し冷たく感じてしまう森崎だった。

森崎「馬は疲れてるだろうが、お前たちはそれほど疲れていないだろう。
   この空いた時間を有効に利用するため、ちょっと俺に付き合え」

ロディ「了解しました。またこの前のような戦闘訓練などでしょうか?」

ルーク「さすがにこの周辺には店なんて構えてませんからね」

森崎「そうだな…」

92 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 21:48:01 ID:???
☆どうしますか?(残り1回)

A 戦闘訓練する(主にステータスや成長率、経験値を上げます)
B サッカーの練習をする(主にサッカースキルを上げます)
C 親睦を深める(会話等をして好感度を上げます。施設により様々なイベントが起こります)
D 持ち物を使用、交換する(道具を使用、または交換をします。輸送隊関連もここ)
E 周辺を散策する(散策をして物資を確保します。珍しいものを見つけることも)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

93 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 21:54:04 ID:FUfKiYbc
B

94 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 22:02:02 ID:zfKsxY8A
B

95 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 22:28:40 ID:???
>B サッカーの練習をする(主にサッカースキルを上げます)


森崎「騎士試験の内容をチェックしてたんだが、
   どうやら今回は戦闘や学術だけでなく、サッカーの技術も総合点に関わってくるらしいな」

ロディ「はい。アリティア騎士団は今後アカネイア大陸に設立されるであろう
    大規模なサッカーリーグのために、クラブチームを設立したのです」

ルーク「一応俺たち従騎士だけのチームもあるんだぜ。たまに正騎士の人たちと練習試合することもあるんだ」

ライアン「モロドフ様が日本サッカー協会で学んできたことを色々と参考になさっているそうです」

森崎「へ、へぇ〜…話では聞いていたが、すっかりこの大陸には『サッカー』という文化が根付いてしまったみたいだな」

ロディ「これまで我々の娯楽らしい娯楽といえばワーレン周辺を旅する踊り子の一座や
    闘技場での闘いの見物ぐらいでしたから。夢中になるのも無理は無いかと」

ルーク「今じゃ王族も兵士も猟師も職人もみ〜んなサッカーボールを蹴ってるんだぜ」

ライアン「でも不思議ですよね。僕たちはサッカーを体験するのは本当に初めてだったのに…
     ボールを蹴れば蹴るだけ次々と技術を覚え、経験をつむことが出来るんですから」

ロディ「たしかにそうだな。まるで体の細胞の一つ一つがサッカーを知っているとでも言わんばかりだ」

ルーク「わっはっは。そりゃあ俺達にサッカーの才能があっただけだろ?
    昇格試験の試合までに、もっともっと力をつけてハットトリックを決めたいぜ!」

森崎「(確かにマルスやアベルたちもサッカーの飲み込みの速さは尋常じゃなかったからな)」

96 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 22:32:01 ID:???
一部の仲間たちは明らかに森崎よりもうまくなっていた時期もあったほどだ。
ルークの言うように、アカネイア大陸の住人たちはサッカーの才能が
元から優れているというのもあながち間違ってはいないのかもしれない。

森崎「それじゃあその優れた才能の片鱗を拝見させてもらいますか」

ルーク「うっしゃあ!俺の力に惚れないでくださいよォ!」

ロディ「この世界にサッカーを伝導させた選手の実力。如何程のものなのだろうか…」

ライアン「そんな人と一緒に練習できるなんて夢のようです!」

森崎は自信満々の表情を浮かべるルークたちの実力を見るべく、サッカーボールを取り出した。

森崎「(戦闘訓練と同じように、俺が特訓メニューを指示するよりも
   自主的に選ばせたほうが成功確率や効果は高くなるが、
   明確な成長指針があるならちゃんと指示を出したほうがいいか。
   さて、今回はどうするかな?)」

97 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 22:34:00 ID:???
【拠点パートでの戦闘訓練について】

・鍛えられる項目は大きく分けて3つです。

A 基本ステータス強化…『ドリブル+2』などの数値補正を得られます。効果は低いですが成功確率はそこそこ高いです。
B 必殺技開発…試合中に使用する必殺技を開発、強化します。仲間同士で技を教えあうことも可能です。
C スキル開発…『なだれ攻撃』などの戦術や、自動能力アップ系のスキルを開発、強化します。こちらも仲間同士で伝授が可能です。

※いずれも森崎が直接指示をするよりも各自に選ばせることで成功率は上がります。
※全員の特訓メニューが決定した後、森崎自身の特訓メニューを決定します。

森崎「(直接特訓メニューを指示するか、こいつらに自発的に選ばせるか…
   効果を少しでも上げたいのなら勝手に選ばせたほうがいいんだが、
   明確な成長指針がある場合は成功率を下げてでも俺が指示を出したほうが良さそうだ)」



☆どうしますか?

ロディ→
ルーク→
ライアン→

※直接指示する場合は矢印の横にアルファベットを記入してください。
※無記入の場合はランダムで選択させる代わりに特訓の効果や成功率が上昇します。

【同じ組み合わせ2票】集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

98 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 22:46:24 ID:PNP5TC02
ロディ→
ルーク→
ライアン→

とりあえず様子見

99 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 22:46:36 ID:n7aKuwi2
ロディ→A
ルーク→A
ライアン→A

最初は無難に…

100 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 22:49:14 ID:jUw52EKc
ロディ→
ルーク→
ライアン→

カード神の導きに期待

101 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 22:56:01 ID:???
>>98-100
うまく同じ練習メニューが重なると効果も成功確率も上がってくれますからね。
============
ロディ→
ルーク→
ライアン→


森崎「(とりあえず様子をみるか。こいつらが普段どんな練習を好んでいるのかを確認したいし)」

森崎はとくに詳しい指示は出さず、それぞれ思い思いの練習をするようにと命じた。

ルーク「まずは俺らの実力を観察したいってことっすか。そんじゃあ俺は…」

森崎の鋭い観察眼に自信と緊張を重ねつつ、ルークたちは練習を開始する。



先着『1名』様で一気に判定をお願いします。


ルークサッカー練習→! card
ロディサッカー練習→! card
ライアンサッカー練習→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→基礎ステータス強化(○○+2系)
スペード→必殺技開発(シュートやタックル等のガッツ消費系)
クラブ→スキル開発(戦術コマンドや能力アップ系)
JOKER→ぜんぶやってやんよー!

102 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:00:06 ID:???
ルークサッカー練習→ クラブ6
ロディサッカー練習→ クラブK
ライアンサッカー練習→ ハートJ

103 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:00:07 ID:???
ルークサッカー練習→ クラブ7
ロディサッカー練習→ スペードK
ライアンサッカー練習→ クラブA

104 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 23:12:28 ID:???
ルークサッカー練習→ クラブ6→スキル開発(戦術コマンドや能力アップ系)
ロディサッカー練習→ クラブK→スキル開発(戦術コマンドや能力アップ系)
ライアンサッカー練習→ ハートJ→基礎ステータス強化(○○+2系)
============
ルーク「俺は今戦闘でのスキルをサッカーにも活かせないか色々模索中なんだ」

ロディ「奇遇だな。私もだ」

森崎「戦闘の経験をサッカーに活かす、か。
   俺もいくつかの技は戦いの中で編みだしたんだ。悪い判断ではないな」

ライアン「僕はまだそんなにうまいわけじゃないですから、地道に基礎練習をしてみます」

森崎「おろそかになりがちだが、基礎練習ほど大事なモノはないぞ。ライアン、その気持ちを忘れるな」

ライアン「は、はい!」

しばらく様子を見ていると、3人はさらに細かな練習メニューを決めていく。


先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

ルークスキル開発→! card
ロディスキル開発→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→『突撃』をサッカーにも活かせないかな?/『待ち伏せ』をサッカーに活かせないかな?
スペード・クラブ→俺の『怪力』は接触プレイで発揮されるはずだ!/私の『集中』はプレイの精度を高めるはず
JOKER→ぜんぶやってやんよー!

105 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:17:59 ID:???
ルークスキル開発→ スペードK
ロディスキル開発→ ハート9


106 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 23:24:13 ID:???
ルークスキル開発→ スペードK→俺の『怪力』は接触プレイで発揮されるはずだ!
ロディスキル開発→ ハート9→『待ち伏せ』をサッカーに活かせないかな?
============
ルーク「俺はフィジカルには自信があるんだ。もっと力強いプレイをするにはどうすりゃいいかな?」

ロディ「相手の行動を先読みし、先手を奪う行動こそサッカーに有用なものではないだろうか?」

森崎「(向こうの二人は色々と悩んでるようだな。俺が指導してやることで新たな戦術をひらめくか?)」

ルークとロディの様子を見る森崎の傍ら、ライアンは地道な訓練を健気に行う。




ライアンサッカー練習→! card+! dice

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート←/→スペード・クラブ
1→ガッツ/スルー
2→ドリブル/タックル
3→パス/カット
4→シュート/ブロック
5→競り合い/クリアー
6→セービング/飛び出し
JOKER→好きなメニューを3つお選びください

107 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:30:03 ID:???
ライアンサッカー練習→ クラブK + 2

108 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:30:03 ID:???
ライアンサッカー練習→ クラブJ + 5

109 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 23:42:07 ID:???
ライアンサッカー練習→ クラブK + 2→タックル
============
ライアン「それじゃあ僕はタックルの練習をしますね。えいっ!えいっ!」

重心を低くして横に細かくちょこちょこステップをする。
体格が小さいライアンのタックルは今の時点ではまだまだ頼りなさ気である。

森崎「(体格的なものもあるが、こいつは俺が直接指導しないと効果が出ないかもしれんな)」

森崎は改めてルークたちを見まわし、誰の練習をより詳しく見ていくか、
それとも一人で別の練習をするかを決める。


☆どうしますか?

A ルークのスキル開発に混ざる(成功確率が2/13→3/13に)
B ロディのスキル開発に混ざる(成功確率が2/13→3/13に)
C ライアンのタックル練習に混ざる(成功確率が7/13→8/13に)

D 基本ステータス強化…『ドリブル+2』などの数値補正を得られます。効果は低いですが成功確率はそこそこ高いです。
E 必殺技開発…試合中に使用する必殺技を開発、強化します。仲間同士で技を教えあうことも可能です。
F スキル開発…『なだれ攻撃』などの戦術や、自動能力アップ系のスキルを開発、強化します。こちらも仲間同士で伝授が可能です。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

110 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:48:04 ID:M8BiUmGE


111 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:48:16 ID:CeX9jfJU
A

112 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:48:31 ID:eeKITIKI


113 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 23:55:45 ID:???
>C ライアンのタックル練習に混ざる(成功確率が7/13→8/13に)


森崎「(俺自身はそうそうタックルをしないだろうが、ライアンの動きをうまくバックアップしてやろう)」

ライアンの練習を補佐する形で、森崎はタックル練習に混ざる。

ライアン「ご指導よろしくお願いします!」

森崎「よし。それじゃあまずは俺がドリブルを仕掛ける。
   どんな手を使ってもいいから俺からボールを奪うんだ」

ライアン「わ、わかりました!それじゃあ行きます!」


先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

森崎タックル練習→! card
ライアンタックル練習→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→『タックル+1』
9〜6→『タックル+0.5』
5〜2→効果なし
A→『タックル-1』
JOKER→『タックル+3』
============
ライアンとのタックル練習はどうなる?といったところで今夜はここまで。
次回はルークとロディの練習の判定が行われます。それではまた〜

114 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:58:29 ID:???
森崎タックル練習→ ダイヤ6
ライアンタックル練習→ ダイヤ3


115 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/08(金) 22:50:33 ID:???
森崎タックル練習→ ダイヤ6→『タックル+0.5』
ライアンタックル練習→ ダイヤ3→効果なし
============
森崎「どうした!待ってるだけじゃボールは奪えないんだ。もっと積極的にプレスを仕掛けろ!」

ライアン「うう…で、でもあんまり激しくぶつかっちゃうと怪我しちゃいますよ」

森崎「サッカーはもう一つの戦場だ!そんな弱気じゃいつまでたってもボールは奪えないぞ!」

ライアンのあまりな弱腰な態度に、まだ幼い頃の自分の姿が重なってしまい苛立ちが募る。
あの頃の自分を変えてくれたありがたい存在が、今の自分の体の違和感の
原因になっていることを思い出し、森崎は半ば当り散らすような指導をしてしまった。

森崎「何度言ったら分かるんだ!お前はそれでもやる気があるのか!」

ライアン「ビクッ!」

指導の方法は大きく分ければ二種類とされる。褒めて伸ばすか、叱って伸ばすか、だ。
相手に合わせて適した指導をすることで、その能力は大きく伸びていくようになる。
だが、今回のライアンに与えた指導は残念ながら間違ったものだったようだ。
森崎の怒鳴り声に萎縮したライアンは、その後タックルが上達することはなかった。

森崎「もういい。ちょっとルークたちの様子を見てくるから、お前は出撃の準備をしていろ」

ライアン「はい……」

冷たく突き放す指導の反動で大きく力を伸ばす選手も多い。だが、ライアンは力なくしょぼくれるだけだった。

※森崎のタックルが0.5上昇しました!
※ちなみにこの小数点分の数値は実際の判定では切り捨てされて計算されてしまいます。
※ライアンの評価が少し下がりました

116 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/08(金) 22:53:33 ID:???
一方その頃ルークとロディは新たな戦術やサッカー用のスキルの開発に励んでいた。


先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

ルークスキル開発→! card
ロディスキル開発→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜Q→スキル【怪力】(接触プレイ全てに吹っ飛び係数5)/スキル【集中】(ガッツを追加で60消費することで全補正+3)
J〜3→効果なし
A→知恵熱を起こしHP-1
JOKER→K〜Qの効果+???

117 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:53:48 ID:???
ルークスキル開発→ クラブQ

118 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:55:08 ID:???
ロディスキル開発→ クラブ5

119 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:55:09 ID:???
ロディスキル開発→ ダイヤ4

120 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:55:12 ID:???
ロディスキル開発→ クラブ2

121 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:58:05 ID:???
ルークスキル開発→ クラブA
ロディスキル開発→ クラブ3

122 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 22:58:56 ID:???
6個中5個クラブかw

123 :森崎名無しさん:2011/07/09(土) 08:46:27 ID:???
森崎戦闘以外駄目だなあ

124 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 19:36:20 ID:???
>>122
今のうちに消費しておきましょうw
>>123
どうにも良い結果を引き込めませんね…
ちなみに何人引き連れるかという選択で1人だけにすると、たとえ特訓で失敗しても評価が上がります。
============
ルークスキル開発→ クラブA→知恵熱を起こしHP-1
ロディスキル開発→ クラブ3→効果なし
============
ロディ「(集中力を高めるためにはどうするべきか。まずは自分がどういう状況の時に
    一番心を落ち着かせ、神経を研ぎ澄ませているのかを理解するところから始めなくては)」

ルーク「うぐぐ……ぐおおぉぉぉ……」

ロディが新たなスキル開発のヒントのきっかけを掴んだその時、
急にルークが苦しそうなうめき声を上げ始める。

ロディ「どうしたルーク。また何か拾い食いでもしたのか」

ルーク「ち、ちがわい!俺も新しい戦術を考えていたんだが、
    何故か考えれば考えるだけ頭がガンガン痛くなってきやがるんだ…」

ロディ「お前は頭をつかうより、体を動かすほうが性にあっているということか」

ルーク「そうさ!俺は実践派だ!試合中にピカーンって覚醒してこそエースの品格ってもんだろ!
    おっと、そろそろ出発の時間だな。行こうぜロディ」

ロディ「(下手な考え休むに似たり…いや、逆に疲労を重ねてしまってどうするんだ)」


※ルークのHPが22→21に下がりました。
※ロディのルークへの評価が少し下がりました

125 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 19:40:25 ID:???
そして砦の部屋の中で二人残っていたクリスとカタリナは…


女性陣二人→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→二人で戦闘訓練
ハート→二人でサッカー練習
スペード→クリスがカタリナに悩みを相談する
クラブ→カタリナがクリスに悩みを相談する
JOKER→なんと後ろから追いついてきたセシル率いる第九小隊と話をしていた

126 :森崎名無しさん:2011/07/09(土) 19:47:49 ID:???
女性陣二人→ クラブ2


127 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 20:20:47 ID:???
女性陣二人→ クラブ2
>クラブ→カタリナがクリスに悩みを相談する
============
森崎たち4人が砦の外でサッカーの練習に明け暮れている頃、
砦内ではクリスとカタリナが物資の整理と確認を行っていた。
次の目的地であり、今回の任務の折り返し地点でもある国境の砦。
そこまでのルートを地図に指をなぞらせたり、
時間を逆算してどのくらいのペースで行軍すべきかを判断する。

クリス「ちょっとペースが遅れ気味だから、もう少し速度を上げたほうがいいかしらね」

カタリナ「はい。それとなるべく平坦な道を通るように進路を取りましょう。
     そのほうが馬の足の負担も減りますし」

クリス「森の中を突っ切るよりも、はやくたどり着けそう?」

カタリナ「私の計算だと…はい。失った時間は充分取り戻せます」

にこりと微笑むカタリナの声に、クリスは安堵の溜息を吐いた。

クリス「はぁ〜〜、カタリナがいてくれて本当に助かったわ……。
    私一人じゃ部隊の統率も儘ならないし、ましてや進軍ルートの計算だなんてとてもとても」

カタリナ「ふふっ。クリスは道に迷いやすいのが悩みなんでしたっけ?」

クリス「そうなのよ。頭の中に地図を描いてちゃんと道順も記憶しているつもりなんだけど…
    カタリナは軍師志望なだけあって、本当にすごいよね。
    カタリナがいてくれたから、私は安心して前線で槍を振れるってものよ」

カタリナ「……そうでもありませんよ。私、そこまで誇れるようなことはしていません。
     いつも考えてしまうんです。クリスたちの足を引っ張ってはいないか…役に立っているのか…」

128 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 20:22:18 ID:???
クリス「そんなことないって。カタリナの指示が無いと私、どうしたらいいか分からないことだらけだもの」

謙遜するカタリナをフォローしようとするクリス。だが、カタリナの顔は浮かないままだ。

カタリナ「クリス。実は、最近悩み事があるんです。聞いてくれますか?」

クリス「ええ、もちろん!私でよかったらいくらでも相談にのるわ!」

少しでもカタリナの不安を取り除けるようにと、クリスはどんと自分の胸を叩いてアピールする。

カタリナ「実は……」



カタリナの悩み→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→最近アリティア周辺に出没する山賊たちのこと
ハート→ルークがクリスのポニーテールに夢中なこと
スペード→戦闘で攻撃魔法が唱えられず足を引っ張っていること
クラブ→最近体重が増え始めたこと
JOKER→女の子が女の子を好きになるって…変だと思いますか?

129 :森崎名無しさん:2011/07/09(土) 20:24:50 ID:???
カタリナの悩み→ クラブJ

130 :森崎名無しさん:2011/07/09(土) 20:25:09 ID:???
カタリナの悩み→ スペード8

131 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 20:57:24 ID:???
カタリナの悩み→ クラブJ
>クラブ→最近体重が増え始めたこと

カタリナ「じ、実は……その……」

顔を赤らめて、恥ずかしそうにもじもじするカタリナ。簡単に話せないような悩みなのだろうか。

クリス「大丈夫、この部屋には私しかいないもの。それでも恥ずかしいのなら、こっそり教えてちょうだい」

そう言うとクリスは一度辺りを見回してからカタリナに耳を近づける。
この悩みは私とあなただけの秘密。安心して喋ってというサインを見せた。
カタリナはこくんと頷くと、おずおずと口をクリスの耳元へと寄せる。

カタリナ「……ごにょごにょごにょ」

クリス「ふんふん。最近夜遅くまで戦術書を読んでいて…夜食を食べるのが習慣になって…
    それで沐浴後に久々に体重計に乗ったら……………………」

カタリナ「うぅ……自分でもいけない、いけないと思ってはいるんです。
     でも……手が伸びてしまうんです……」

確かに初めて出会った頃の常に不安げな表情を浮かべていたあの頃に比べて幾許か頬がぷっくりしてきたようにも思える。
よよよと顔を両手でうずめて悲しむカタリナ。クリスはたまらずガシィッ!とカタリナの両肩を抱く。

クリス「分かるわカタリナ!私だって……私だって細い体に憧れてないわけじゃない!
    でも…重騎士鎧を支えるこの体が、この体が『甘いものをよこせ』と信号を脳に飛ばしてくるの〜〜!!」

カタリナ「ああっ!分かってくれますかクリス!最近ではロディが焼いてくれる
     卵と牛乳の手巻ロールなんかがオススメだったりするんですよ〜!
     ふんわり柔らかくて、それに口の中でとろりと溶け出すクリームがたまらなくて!」

132 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/09(土) 20:58:50 ID:???
クリス「そうそう!私は前にシーダ様から頂いたフルーツケーキの味が忘れられないの!
    香り豊かなスポンジケーキとさっぱりとしたチーズクリームが絶妙のハーモニーを生んで!」

カタリナ「……こんな意志の弱い私たちが本当にアリティアの正騎士に選ばれることができるのでしょうか?」

クリス「こうなったら『ダイエット』よ!食べた分はそれだけ動いて燃焼させるしか無いじゃない!
    カタリナ、あなた一人だけに苦労はさせないわ!二人で理想の体型を手に入れましょう!」

カタリナ「ううう…クリス…私、あなたにこのことを相談してよかったです…
     第七小隊は女の子は私とクリスだけだったから……」

クリス「これからも何かあったら相談にのるわ。カタリナは私の一番のトモダチなんだから!」

こうしてカタリナとクリスに新たな絆『ダイエット同盟』が結成されたのだった!


※クリスとカタリナの互いの評価が上がりました。

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