キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【幽玄なる】キャプテン霧雨81【死の香り】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/10/25(火) 01:11:37 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が日々を過ごしたり幻想郷の頂点を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に大暴れなので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
なんだかんだでもう3年も経ってたよ!いつも皆さんご参加ありがとうございます。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
また捏造設定やら、このスレでのみ通用する様々なものがあります。その点もご留意ください。
キャラブレイクは激ヤバです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。


☆前スレのあらすじ
運動会はサライの空へと帰っていきました。
そんなこんなで本編再開、教団運営を信者たちの力を借りてこなしつつ新たな幹部である小傘が加入!
しかもなんと彼女は、ぬえに対してサッカーの教えを乞う。
…まぁその結果は芳しくなかったのだが。

一方、カペロマンと魔理沙は夢幻フラワーズとの戦いに向けて実力を高めようと奮戦。
練習の末、カペロマンはその突破力を鍛えることに成功する。
魔理沙は練習でこそ何も出来ずではあったが、偶然にも幻月との繋がりを手に入れる。
そこで今の夢幻フラワーズの事情を知り……そして幻月の持つ最凶のシュートを目の当たりにする。
超シスコンであった幻月は弟子バカな魔理沙に何か感じるものがあったのか、幽香との再戦に関して協力することを約束し、
また自身に会うためのアイテムを魔理沙に残していくのであった。

そしてとうとう決戦当日。幻想郷サッカー界にて凶悪無比と評される幽香、そして夢幻姉妹に魔理沙とカペロマンが挑む!


というところまで進んでいます

769 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:33:33 ID:XoTPEK/g
B

770 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:35:25 ID:G+JhY5jI
B

771 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 23:41:43 ID:???
>>B それでも当てはあるんだろ?聞かせてくれよ


魔理沙「それでもここっていう当てはあるんじゃないか?
     それぐらいは教えてくれよ」

幻月「んー?」


先着1名様で

夢幻姉妹の当て?→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→ちんどん屋のチームとか面白そうだよねー
ハート→そだなー、地底とかいいかなとか思ってるね
スペード・クラブ→別にないよー
クラブA→守矢
JOKER→???

772 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:43:14 ID:???
夢幻姉妹の当て?→ クラブA


773 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:45:25 ID:???
ピンポイントマモノキター

774 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:45:26 ID:???
これは魔理沙にたいするマモノさんから試練なのか!?

775 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:45:33 ID:???
ひいぃぃぃい!何でマモノが出るのぉぉぉぉお!

776 :森崎名無しさん:2011/11/05(土) 23:52:25 ID:???
勘弁してくれー!!!何とか無事(とは言えないが)に終了したと思ったのに……。

777 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/05(土) 23:59:30 ID:???
>>773 お、おおう…
>>774 怪我に加え試練とは…w
>>775 定めじゃ…
>>776 最後まで騒動は終わらない…ということなのでしょうねw

778 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:00:32 ID:???
夢幻姉妹の当て?→ クラブA
>>守矢


幻月は魔理沙の疑問ににやーっと口の端を吊り上げ。
心底楽しそうに、一言一句区切るようにして、その名を言う。

幻月「も・り・や♪」

魔理沙「……………………い、色々滅茶苦茶だーっ!!」

叫んだ。
どうして次から次へとトラブルが舞い込んでくるのか。
怪我をしてゆっくり療養しようと思っている結果がこれだよ!

幻月「よろしくな!」

魔理沙「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや」

幻月「見たところ私も夢月ちゃんもスタメン入れそうな余地あるしー?
    それにほら、幽香のオトモダチもいるしねぇ?」

魔理沙「(ど、どうしてだっ…!どうしてこんなことが起きまくるんだ!
      しかもこいつ、多分本気で言ってる!)」

ニヤニヤと楽しそうな笑みを浮かべる幻月。
ジョークで言っているのではない…いや、ジョークを本気で言っていた。
魔理沙は泣きたかった。

779 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:01:32 ID:???
幻月「でもさー、お買い得だと思うよー?」

魔理沙「どこらへんがじゃい!」

幻月「だって、私たち強いじゃん?
    それが加入させてくれーだなんて、中々ないと思うけどなー」

魔理沙「む…………」

確かに幻月の言うことは間違ってはいない。
幻月は圧倒的な体力を持つ怪物級のFWであり……。
その上、凶悪すぎる切り札…ブラストマスタースパークを持っている。
一方の夢月は現時点でサルバトーレを上回る守備の巧手である。
…しかし、その実力をして加入を躊躇わせるのは夢幻姉妹のプレイスタイルとその悪評。
ついでに言えば現チームメイトとの兼ね合いである。

魔理沙「(あ、あーうー………)」


A わかった。面倒みてやらぁ!
B …ノー!絶対にノーだ!他を当たってくれ!
C み、みんなに相談してからでいいかな…?

※非常に扱いづらい類の選手たちなので味方化による能力減少はありません。一応
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

780 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:02:20 ID:oiZnTLI6
A

781 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:02:25 ID:P5RhRET6

ないわーw

782 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:02:58 ID:3t/HHm6+
B

783 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:04:14 ID:DuHWZ5y2


784 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:05:40 ID:???
一方の夢月は現時点でサルバトーレを上回るダイスの巧手であ……おや?こんな時間に誰か来たようだ

785 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:10:22 ID:???
NOと言える魔理沙w

786 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:14:46 ID:???
簡単にひっくり返せるクラブA分岐ってあんまり意味ないよね

787 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:15:30 ID:???
いや、それはない。ここで断ったことは何らかのしこりとして残る筈。
クラブAが出たのにマイナス要素0はありえない。

788 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:20:09 ID:???
>>784 おや、あなたも今夜はお気を付けを…
>>785 ヘタレの癖に生意気だぞ!w
>>786 ここで決めるのは魔理沙の意思です。つまり完全に加入が消えたかと言うと…?
>>787 しこりは別段に大きくはないですが……まぁ色々と面倒ですね

789 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:20:28 ID:???
というか、別にクラブAをそんな引いた瞬間スレおわりみたいな要素にしなくてもいいわけで・・w

790 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:21:21 ID:???
>>789 まぁちゃちゃっとBADENDにしちゃうクラブAもありだとは思いますけどね!w

>>B …ノー!絶対にノーだ!他を当たってくれ!


2人のプレイスタイルを許容すれば、きっと今の努力に大した意味はなく。
2人が加入することによって、ただでさえ内部がごちゃっとしてる守矢は大きく揺れるだろう。
故に魔理沙の下した結論、そして答えは早かった。

魔理沙「ノー!絶対にノー!他を当たれ!」

幻月「ちぇー、そっちが当て聞いて来たのになー」

魔理沙「そ、そんなこと言うなんて誰が予想すんだバカ!」

幻月「けっ、バーカ」

魔理沙「なんだとォ!?」

そのまま、中身のない言い合いを続ける2人。
しかしそのうちに、両者とも疲れてきた。

幻月「これでまぁ、反対票は1つかー」

魔理沙「ちょっと待て、諦めてないのかよお前…!?」

幻月「へっへ、どうでしょうねぇ」

魔理沙「ぬ、ぬぐおわーっ!!」

※夢幻姉妹の行先判定表が変化しました 幻月の感情度が下がりました

791 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:22:21 ID:???

魔理沙「………はぁ、もう起きる。起きるからな!」

幻月「そっか。でも、しばらく朝を迎えられないよ」

魔理沙「な、なにィ!?まさか加入させなきゃ夢の世界に閉じ込め…」

幻月「いんや?単にこれから新キャライベントに移行するって話だから」

魔理沙「そ、そっか」

幻月「そういうわけで、ちょっとお待ちくださいなー」

792 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:37:05 ID:???
※注意!

幻月「ここから先のストーリーは神霊殿本編から遠いオリジナルとなってまーす!
    まぁ紹介イベントだし、人間関係色々とおかしいしね!
    それにわかる人はわかると思うけど、魔理沙の関係者が…ね?
    まぁそんなこんなで紹介シナリオ始まるよー」

793 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:38:14 ID:???

とある日、霧雨魔法店。
魔理沙は突然の来客に見舞われ、今その客人が帰るところであった。

霊夢「んじゃ、あんたもちゃちゃっと来なさいよ」

魔理沙「へいへい、考えておくぜ」

霊夢「気のない返事ねぇ…んじゃま、夜に来るから」

その客人の名は博麗 霊夢。
言わずと知れた魔理沙の親友である。
彼女の言葉に面倒そうに手を振り、室内へ魔理沙は戻る。
昨日も幻月と精神内で自慢大会を始めてしまったため、休んだ気がせず眠くて仕方なかった。

魔理沙「ふわ〜あ……。もう一眠り…ってぬえ?」

ぬえ「師匠、今…博麗の巫女が来てたみたいだけど、何かあったの?」

魔理沙「ん?ああ……最近の神霊の話さ」

ぬえ「ああ……」

最近幻想郷に湧き始めた雑多な霊。
それは神霊と呼ばれるもので、霊夢はその調査を行っていた。
調査はせずとも、幻想郷の住人ならば神霊の話と言うことで大体通じるものだった。

魔理沙「それがさぁ、霊夢の奴が幽々子に墓場が怪しいって言われたみたいで」

ぬえ「………!!!?…は、墓場って命蓮寺の裏の…?」

794 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 00:39:26 ID:???
魔理沙「そうそう。あんな場所に何かあるとは思えないんだがなー」

あからさまにうろたえた様子のぬえに気付かず、眠たげに欠伸をする魔理沙。
魔理沙自身はこの話を眉唾だと思っており、今しがた調査に誘われたのだが行く気も微妙…であった。
普段ならば意気揚々と異変解決に飛び出るのだが、今回は霊夢が調査を始めたのが早かったため…。

魔理沙「(なーんか、やる気でないんだよなー)」

と言う感じだった。
しかし、霊夢の誘いともなれば仕方なくに出かけるしかないだろう。
行くのは夜にするらしいので、それまで寝ようと私室へ歩こうとし。

ぬえ「ちょ、ちょっと待って師匠。あ、あのね……」

魔理沙「なんだ?」

ぬえ「そ、その……あんまり…墓場とか…調査…やめた方がいいと思う…。
    そうだ!デートしよう?ここ最近、一緒にお出かけしてなかったし」

魔理沙「えぇっと……?」


A いや、霊夢と先に約束しちゃったし
B それもいいかも。霊夢には断りいれよう

※ルート分岐です。感情度は変化しません
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

795 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:41:55 ID:oiZnTLI6
B

796 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:47:46 ID:DuHWZ5y2


797 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:48:20 ID:Bbg2znKw
B

798 :784:2011/11/06(日) 00:48:50 ID:pSpTmb/+
A

お空を引き当てたぞ!
それにしても1/2でお空って好かれているのかな?

799 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 00:58:07 ID:+QG/eCfk
B

800 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 01:10:40 ID:???
とりあえず6ボスさんの普段着がジャージなのかが気になる所

嫁ルートってことはマミさんと交流深められるのかな?

801 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 01:34:06 ID:???
>>798 いい夢見るんだな!うにゅほさんとは大当たり…
>>800 一応判定がありますwどうなるかなーw はい。IFルート(?)をお楽しみくださいー

>>B それもいいかも。霊夢には断りいれよう


魔理沙「そりゃあいいな!それじゃあ出かける準備するか!」

ぬえ「う、うん!………よかったぁ…」

愛しのぬえにデートと言われ、舞い上がる魔理沙。
すっかり眠気を吹き飛ばしご機嫌な彼女には。
何とかなった、と安堵の溜息を吐くぬえの姿が見えなかったのだった。
そして。

魔理沙「ふあーあ、それにしても裸エプロンの破壊力についての談義は止まらないな…」

それから数日後、魔理沙は相変わらず怠惰に日々を過ごしていた。
異変は霊夢があっさりと解決したらしく、聖徳太子がどうやら異変の元凶であったということも聞いた。
金木や若林は教科書で聞く偉人が幻想郷に現れたことに、ものすごい驚きを見せていた。
そう考えると、幻想郷にはそういう有名なものが多いような気がする。
神奈子だってそうじゃないか。

魔理沙「それにしても、昨日の夜…ぬえはどこに行ったんだろう?」

一輪が突然押しかけて来たのも驚いたが、ぬえを引っ張り連れて行ったことも驚きだった。
何でも妖怪の今後に関わるような話らしいが…全く分からない。
とりあえず朝食でも作って待っているか、と台所に向かうと。

ガチャッ!!

802 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 01:35:15 ID:???
ぬえ「し、師匠…!手伝って!」

魔理沙「おかえりー。これから飯を作ろうと思ってだなー」

ぬえ「それどころじゃないの!幻想郷の妖怪の危機なんだから!」

魔理沙「な、なななな……
                なんだってぇええーーーーーーっ!!?」


―東方新作特別編 聖人vs妖怪!危険な対決!普通の魔女は眠れない―


ぬえからの説明を受けた後。
冷静になった魔理沙が頷きつつ、メモに取った情報を纏める。

魔理沙「……なるほど、話を纏めるとこうか…。
     実はあの命蓮寺ってのは、その聖徳太子が出てこれないようにするために建てられてて。
     そうしたのは、聖徳太子は妖怪の敵…つまりは聖さんの敵になるからって理由で…。
     で、復活しちゃったからヤバい……と」

ぬえ「うん。聖人の連中は何をするかわかったもんじゃないわ」

魔理沙「(ふぅむ……私は会ったことないから何とも…ってそういえば、この前…)」

デートに誘ったのはそういうこと、だったのだろうか。
魔理沙が聖人たちと関わることを避けるためにわざわざ用事を作ったのかもしれない。
それを責める気は魔理沙に全くないが。

魔理沙「で、私に手伝ってくれって…何を手伝えばいいんだ?」

803 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 01:36:15 ID:???
ぬえ「そいつらとサッカーで決着をつけることにしたのよ。
    私たちが勝ったら妖怪を排除しないようにさせるつもり。
    向こうが勝ったら…ってことは詳しく言ってなかったけど、聖をどうにかする気よ」

魔理沙「ぬぬぅ……。そういった事情じゃ、仕方ないな。
     私の力、存分に使わせてくれ!」

※相変わらず必殺技封印状態です

ぬえ「やたっ!切り札も呼んだし、これでこっちの勝ちは確定ね。
    なんてったって師匠とアイツがいるんだもん!」

魔理沙「あいつ…?」

ぬえ「そう。私の古い知り合いの、外の世界の妖怪。妖怪の切り札よ!」

上機嫌なぬえ。この勝負勝ったと本気で思っているようである。
しかし、魔理沙にはイマイチ不安が拭えなかった。
一つはぬえにまだ友達がいたのかよ!という感じのジェラシー。
もう一つは、相手の戦力ってどんなもんなの、と。

魔理沙「(ぬぬぅ、今のチームの様子も知りたいしなぁ。
      まずはどう動こうか?)」

※シナリオ中進行説明

試合は10日目夜に発生します。
それまで魔理沙の自由行動は朝・夜の2つです。
お花に水をあげる必要はなく、また全体練習・教団フェイズもありません。
下着変更などの細かい行動、深夜の行動やぬえちゅっちゅもできません。
試合までの間に新キャラ達との交流を深めてください。助っ人を探すのも可。

804 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 01:37:40 ID:???
―1日目 朝


魔理沙「さて、どう動こうかな?」


A 命蓮寺に行く (※現在のチームメイトとか)
B 博麗神社に行く (※敵チームの本拠地を教えてもらえます)
C 助っ人を探しに行く 
D ぬえと話す
E 誰かの練習を見る ※Aを1回選ぶまで選択できません
F その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

805 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 01:41:41 ID:DuHWZ5y2


806 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 01:43:40 ID:vfxto3/I


807 :784:2011/11/06(日) 01:52:48 ID:pSpTmb/+
A

いやあ見事ハート絵札を引いた霧雨さんこそ大当たりじゃないですか
では良い夢を〜

808 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 02:01:24 ID:???
なんとか新キャライベントまで進行したところで今日はここまで。
このスレの関係ならこうなるかなーとか勝手に思って話を作りました。
ちょっとでも楽しんでいただければ幸いです。
それではまた明日ー!

809 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 02:02:24 ID:???
レス忘れすみません

>>807 言われてみればそうですね!おやすみなさい!よい夢をー

810 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/11/06(日) 08:31:23 ID:???

これはまな板、ブレザーと同じくらいメガネっ娘大好きな私的に非常に嬉しい展開でござる
このままずっと仲間にしちゃってもいいんですよ!(難しいとは思いますが)

811 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 10:44:18 ID:???
そういえば小傘はまだ魔理沙を妖怪と勘違いしたままなんだろうか

812 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:12:19 ID:???
>>810 一瞬、別スレのニューヒロインのことかと思いましたが…。
     おお、滝さんはマミさん好きですか!
     まぁうちのは新作でも相変わらずキャラブレ予定ですが…w
>>811 人間関係は現在の当スレ本編準拠ですー

813 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:13:28 ID:???
>>A 命蓮寺に行く


後で行くというぬえを置いて、まずは命蓮寺へ向かっていくことにする。
空を飛んでいると、地上から魔理沙…というか、飛んで来るものに気付いた妖怪が1人。
彼女は大きく口を開け。

???「おはよーございまーす!!!!」

グワワワーーーーン!!!

魔理沙「死ぬほどうるせぇ!!?」

思わず耳を抑える大音量。
いきなりの行動に、着地し小柄な妖怪を睨みつける。
ぎらりと睨まれたその妖怪は、わ、わと後ろに後ずさる。

魔理沙「何だお前?ぎゃあぎゃあうるさいが…」

???「は、博麗の巫女の仲間だー!」

魔理沙「(そういう認識なのか……)
     あのなぁ、私は……」

何やら犬耳のようなものがついたその姿は見慣れないものであるが、命蓮寺の信徒なのだろう。
魔理沙のことはさすがに知っているようで、怯えつつ更に後ずさり。
いい加減面倒臭くなった魔理沙が、ぬえに呼ばれてきたことを説明しようと口を開く。

小傘「お姉様!」

魔理沙「おお?小傘じゃないか。お前もひょっとして?」

814 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:14:41 ID:???
小傘「そう!この妖怪の未来を決める戦いに参戦するの!
    私だってお姉様たちの役に立って見せるんだから!
    響子ちゃん!この人は私たちの味方の大妖怪だから、安心していいよ!」

響子「え、ほ、本当!?」

魔理沙「(どうしよう……。ここでも私は妖怪なのか…?)」

響子「あなたが小傘ちゃんの言ってた大魔王幽香にもチームを解散させた大妖怪の方だったとは…!
    これで一騎当千の味方が2人も!これは勝った!」

魔理沙「(なんか誇張が酷くなっとるーーー!!?)」

響子「ということは、その大魔王さんを味方に呼んだりも…」

小傘「え、ええっ!?」

魔理沙「い、いや……無理だと思うぞ…。
     (いやでも、興味を持つ可能性が…あるような?
     いや、それならもっと普通の…って、助っ人の話は今はいいか)」

あからさまにホッとした様子の小傘。
対照的に沈んだ様子の響子。頼りになる助っ人が増えるかもと思ったのだろうか。
立ち話も何ということで、2人にチームの本拠地へ案内してもらうことにしたのだった。
…………

一輪「よく来たわね!あなたが味方で心強いわ!
    一緒に姐さんの敵を粉砕破壊虐殺しましょう!!」

魔理沙「……いやまぁ。今のところチームの状況はどうなってんだ?」

一輪「こうなってるわ」

815 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:16:12 ID:???
☆現チームメイト
FW:ぬえ(このシナリオでは基本的に常時赤です) 響子
MF:小傘
DF:一輪(実質GK)
GK:雲山
複数ポジ:魔理沙(FW・MF)

魔理沙「中盤より後ろの選手がちょっと足りない感じ…かな?
     というか、命蓮寺で参戦してるのってお前と小傘だけか?」

一輪「あとは響子もね。…姐さんたちにも参戦して欲しいけど……万が一を考えると。
    それに、命蓮寺首脳部が連中と真正面から事を構えたくないみたいだしね。
    私たちは私たちで姐さんの敵である聖人どもを駆逐するってわけよ!」

魔理沙「な、なるほどー…(このテンションきついなー…)
     ところで、助っ人ってのはこの妖怪のことなのか?ぬえが切り札を呼んだとか…」

響子「うぇええ!??」

一輪「いえ。この子はただの山彦よ。その切り札は、明日になれば到着するって話だったわね。
    くくく、聖人どもの震える姿が目に浮かぶようだわ…」

魔理沙「(そんな恐ろしい化け物を呼んだのか!?)」

ぬえの交友範囲に疑問を持ちつつも、チームの状況は理解。
他に情報を集めるためには、色々とメンバーと話す必要があるだろう。

816 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:17:17 ID:???
魔理沙「(誰と話そうか?)」


A 一輪&雲山と話す
B 響子と話す
C 小傘と話す
D その他

※一輪&雲山・響子・小傘の練習を見ることが出来るようになりました
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

817 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 12:19:13 ID:igZQYENo
A

818 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 12:23:23 ID:DuHWZ5y2


819 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 12:34:18 ID:???
>>A 一輪&雲山と話す


魔理沙「えっとその……久しぶり、だな?」

一輪「ええ、久しぶりね。
    メタい話をすると、私は新キャラじゃないからあんまり交流はないわ。
    基本的にはチームデータやこのイベント中の確認なんかをしたい時は話してね。
    私と交流したい時は基本はその他で選択して頂戴。とりあえず姐さんは正義」

魔理沙「そ、そっすか…」


A 相手の戦力について
B 助っ人について
C ぬえの言ってた助っ人について
D 味方のプレイスタイルについて確認
E 何で試合をすることになったのか聞いてみる
F その他

※2つまで聞けます
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

820 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 12:36:35 ID:stOehM3E
D

821 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 12:38:53 ID:igZQYENo
A

822 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 12:48:14 ID:xh7HJ1/+
D

823 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 13:04:06 ID:???
>>D 味方のプレイスタイルについて確認


魔理沙「味方のプレイスタイルってどんなもんだったっけ?」

一輪「そうねぇ……とりあえずあなたたち師弟は抜きにして」

☆各人のプレイスタイル
響子:魔理沙やぬえのような自分だけで点の取れるFW…ではなく、砲台型のFW。
    実力は当然ながら2人に比べるとかなり劣る。嵌れば強力なスキルあり?
小傘:守備が軽いMF。攻撃特化かと言われると微妙。ぬえに特訓してもらったがイマイチ。
一輪&雲山:DF&GKという特殊なタイプのGK。GK時は雲山の存在によって補正がかかる。
        燃費は普通なので、いかにして通常行動で相手の攻撃を止められるか。個人的にはタックルを鍛えたい。

一輪「こんなところね。2人ともまだうちの主力と比べるとまだまだなのよ」

魔理沙「なるほど…………(こりゃあ、このままの戦力じゃちと厳しいかも、だな)」


A 相手の戦力について
B 助っ人について
C ぬえの言ってた助っ人について
D 味方のプレイスタイルについて確認
E 何で試合をすることになったのか聞いてみる
F その他
G 話はここで切り上げる

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

824 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 13:07:37 ID:ryrMce8k
A

825 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 13:12:10 ID:igZQYENo
A

826 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 13:23:07 ID:DuHWZ5y2


827 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 16:02:56 ID:???
>>A 相手の戦力について


一輪「詳しいことはわからないわ。だってつい最近復活してきたわけだし。
    連中が姐さんの敵、それだけで戦うには十分だし」

魔理沙「そうか……」

一輪「しかし、メインメンバーの名前なら控えてあるわ!」

☆敵メンバー
ポジション不明:【宮古 芳香】【霍 青娥】【物部 布都】【蘇我 屠自古】【豊聡耳 神子】

魔理沙「主力が5人なのはわかったが……読み方がわかんない」

一輪「そちらもばっちりよ。
    【みやこ よしか】【かく せいが】【もののべの ふと】【そがの とじこ】【とよさとみみの みこ】。
    一番最後の奴が例の聖徳太子よ」

魔理沙「なるほど……こいつが大ボス…か」

それにしても、と魔理沙は疑問に思うことがあった。
金木や若林が知っているということは、外の世界では聖徳太子はメジャーな存在のはず。
それが何故、幻想郷へと現れたのか。

魔理沙「(何か理由でもあるのかな?)」

828 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 16:04:04 ID:???
ぬえ「あ、こっちにいたんだ」

ガララ…

一輪「おや?ぬえも来たわね。
    今ちょうど敵連中の名前を教えてたところよ」

ぬえ「ああ……」

納得したように頷きつつ座布団に腰かける。
これで現在のチームのメンバーが全員集結。

一輪「それで、助っ人はどう?明日のいつ頃だって?」

ぬえ「明日の朝には寺に着くって」

魔理沙「(ふーん……)」


A 一輪&雲山と話す
B 響子と話す
C 小傘と話す
D ぬえと話す
E その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

829 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 16:16:34 ID:LDt0p5L+
C

この中で相手の事知ってるのは小傘だけかな

830 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 16:47:37 ID:igZQYENo
C

831 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 17:06:58 ID:???
>>C 小傘と話す


魔理沙「(ぬえと一輪が何か話し始めたし、あっちはおいといて…)」

やはりここは、知っている顔に話しかけるべきだろうか。
魔理沙は腰を上げると、談笑していた小傘と響子の間に割って入る。

小傘「あれ?お姉様、どうかしたの?わちきに用?」

魔理沙「ああ、お前に用事だ」


A 相手について知っていることはないか聞いてみる
B お前新キャラじゃないよね?何新キャラのように出てきてるの?
C 練習について何かリクエストはあるか聞く
D その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

832 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 17:07:44 ID:igZQYENo
A

833 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 17:17:06 ID:p09Mhtj6


834 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 17:43:12 ID:???
>>A 相手について知っていることはないか聞いてみる


魔理沙「相手チームについて何か知ってることはないか?
     直接会うとは思うが、事前情報を仕入れておきたい」

小傘「えーっと…あ!そうだ!異変が解決する前に、お墓で変なのに会った!」

魔理沙「墓……ああ、聖徳さんが封じられてたところか。うむ、いかにも関係者だな。
     で、どこら辺が変だったんだ?」

小傘「弾幕を撃ったんだけど、いくら撃ってもまるで効いてなかったんだ。
    それであっという間に時間切れに……ねっ?変でしょ?」

魔理沙「それは……当たってなかったんじゃないか?」

紙一重で避ければ遠目には当たったかどうかは確認し辛い。
そういった勘違いではないか、そう魔理沙は考えたのだが…。
小傘はぶんぶんとその細い首を振る。

小傘「被弾してた!しっかりこの!両目で!見ました!」

魔理沙「そ、そっか……。で、そいつの名前は?」

小傘「へ?」

魔理沙「いや、へ?じゃなくてさ」

835 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 17:44:40 ID:???
さっきの一輪のメモに書いてあった選手たちの名前。
そのうちのどれが小傘の遭遇した変なのであるのか。

魔理沙「(その選手のスタミナには警戒しないといけないよな……)」

小傘「(うーんっと…えーっと…)」


先着1名様で

小傘の記憶→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→名前まで思い出した!
スペード・クラブ→名前はわかり申さぬ
JOKER→一輪「そやつは我が方のスパイとしてあるのさ!」

836 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 17:45:28 ID:???
小傘の記憶→ ダイヤ5



837 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 17:54:55 ID:???
小傘の記憶→ ダイヤ5
>>名前まで思い出した!


小傘「あ!これだ!」

魔理沙「宮古 芳香……。こいつか」

小傘「そうそう、これがその変なのだよ!」

魔理沙「(ふむ……。どういう奴かは知らないが、こいつがか)」

弾幕を受けても全くひるまなかったというか、効かなかったという相手。
そのスタミナというか、耐久力は並の選手ではないだろう。

※芳香のスタミナがすんごいことがわかりました

魔理沙「なるほど…ねぇ」


A 結局その芳香はどうしたんだ?
B 他に誰か知らない?
C 練習について何かリクエストはあるか聞く
D その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

838 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 18:23:01 ID:p09Mhtj6


839 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 18:26:49 ID:DuHWZ5y2


840 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 18:57:50 ID:???
>>A 結局その芳香はどうしたんだ?


魔理沙「で、結局そいつはどうなったんだ?」

小傘「助けを呼ぼうと思ったら、博麗の巫女が来て……。
    ついでにって弾幕でやられちゃった……」

魔理沙「あいつ……。容赦ないなー」

自分もやることだから悪くは言えないのだが。
そんな具合にとばっちりを受けた後見に行くと芳香はしっかりとやられていたらしい。

小傘「あ、でも……その後も変なことがあったなぁ」

魔理沙「変なこと?」

響子「変なこと?」

小傘「ちょっと目を離したら、どこかに消えてたの。さっきまでやられてたのに」

魔理沙「……そりゃあちょっと変な話だな」

しっかりとやられてたのにもかかわらず、すぐに動き出す。
それはもはや、スタミナがどうという問題ではない。
まるで外の世界のホラーな作品のゾンビではないか。

841 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 18:59:13 ID:???
魔理沙「な、なんか薄気味悪いな……」

小傘「ええっ…。そ、そうだよ!こ、こわっ!!?」

魔理沙「(今まで気づいてなかったのかよ!)」

小傘も言われて、思い出したように涙目になりガクガク震えだす。
気にしなかった不思議現象が思い出すと恐ろしいことに思えるアレである。

※魔理沙・小傘→(薄気味悪い)→芳香 となりました

響子「な、なんだか得体の知れない連中なんだね……(ぎゃーてーぎゃーてー)」

魔理沙「だなぁ……。そんな変な奴は1人だけだと思いたいが…」

一輪「そこ、何を話してるの?そろそろ昼食の時間よ」

芳香について話し、何やらずぞっとしていると。
話を終えたらしき一輪とぬえが外を指し示して食事に誘ってくる。

魔理沙「おっ、何だ。ご馳走してくれるのか?」

一輪「妖怪のために立ち上がった同志たちだからね。
    そりゃあ衣食住不自由させるわけがないわ!」

小傘「やったー!太っ腹ー!」

魔理沙「(嬉しいが、このテンションはきっついなー…)」

842 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:00:23 ID:???
…………

魔理沙「ご飯は美味しかったな。さすがは命蓮寺だ!」

ナズーリン「いや、これくらい普通だろう。
       というか、何故君がここで食事を?」

魔理沙「ふっ……ぬえがいるところに私がいる!それが私のジャスティス!」

ナズーリン「…君は本当に変わったな。まぁ咎め立てるつもりはないからゆっくりしていくといい」

魔理沙「はーい」


A このまま命蓮寺にいるぜ
B 博麗神社に行こう
C 助っ人を探しに行く
D 誰かの練習を見よう
E その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

843 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:00:54 ID:DuHWZ5y2


844 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:01:21 ID:QS9prGmg
B

845 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:02:08 ID:xh7HJ1/+
B

846 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:40:54 ID:???
>>B 博麗神社に行こう


魔理沙「(敵方に会っておくか。さすがに私が妖怪側の助っ人とは知らんだろうし。
      そのためには、霊夢に聞いてみるとしよう)」

この異変を解決したのは霊夢であり、恐らくはその後の処置も霊夢が行ったはず。
今かの聖人たちがどこにいるのか、それも知っているだろう。
彼我の戦力差を知る必要、そして果たして一輪の言うような敵であるのか。
それを見極めるため、魔理沙は博麗神社へ向かうことにしたのだった。
………

霊夢「あいつらに会う?……まぁ、いいけど…うーん……」

魔理沙「な、なんかすごく気乗りしなさそうだが…大丈夫か?」

会ってすぐに用件を伝えると、霊夢は妙な顔をしつつも承諾してくれた。
普段とは違うその反応に、魔理沙は少し心配になるのだが…。

霊夢「なんというか……私というか、あんたが頭が痛くなると思うわ」

魔理沙「えっ」

霊夢「一緒に行きましょ。行けばわかるわ」

魔理沙「あ、ああ………」

どこか嫌な胸騒ぎを感じつつ、霊夢に手を引かれて神社を後にする。
向かった先は……人里。

847 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:41:56 ID:???
魔理沙「あれ、こっちなのか?聖徳太子のいるような建物は見かけなかったけど」

霊夢「どんな建物を想像してたのよ」

魔理沙「そりゃあ、御殿とかそんな感じ?
     仮にもこれから一大勢力になるんだろ、だったらそのぐらい構えると思って」

霊夢「……色々と予想外だと思うわ」

歩くにつれ、疲労感の濃くなる霊夢の表情。
心配して声をかけるが、霊夢は体調が悪いわけではないと返す。
そして進んでいく先は、人里のメインの通りからやや外れた場所。
その一角に、それはあった。

霊夢「ここよ」

魔理沙「…………」

霊夢「魔理沙?」

魔理沙「………………」

周囲の日本式家屋に馴染まぬ洋風の建物。
平べったい屋根に、レンガ造りの壁。周囲には観葉植物がいくつかおいてあり、風景を和ませていた。
およそ聖徳太子という単語と馴染まぬその風景。
そして、極めつけは。

848 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:43:03 ID:???

            魔理沙「な、なななななな………」




                       『人妻ネコミミメイド喫茶 FOR YOU 寺』




寺を全力でバカにしているかのようなその店名の看板であった。








             魔理沙「なっ、な、な、な、な、なんじゃこりゃあああああああああああーーーーーーーーーーっ!!!?」

849 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:44:04 ID:???
霊夢「しっ。営業妨害になるわ。静かにしなさい」

魔理沙「静かに出来るわけないだろ!なんだこれ!?なんだよこれえええっ!!?
     百歩譲って西洋家屋なのはいいとして、なんだよこれ!!?喫茶店じゃん!!
     しかもジャンルが何かおかしいっていうか致命的に何かが狂ってるよな!?
     私のSAN値がこの一瞬で一体どれほど下がったと思ってる!!
     一体何なんだよ、人妻ネコミミメイドって!色々とひどすぎるだろ!
     どこまで狭い層を狙ってるんですか、客って来るんですかァ!!?」

霊夢「まぁ……見た感じ、そんな来てないわね…。ほらでも、昼は混むほど来てるかも…」

魔理沙「来ねえよ!?この着地点がわからない店に来るかよ!!
     というか、なんで霊夢がフォローしてるんだ!?」

霊夢「いや…えっと、喫茶店やるって言い出した連中に、勝手にすればって言ったの私だし」

魔理沙「お前がGOサイン出したのかよ!!」

霊夢「いやでも、私だってこんなの予想外だったのよ…」

魔理沙「これを予想してGOサイン出したらお前の神経疑うわっ!!」

ぜぇはぁぜぇはぁ。

全力の突っ込みでもう喉というか肺が痛い。
ここまで突っ込みに回らねばならない展開が最近あっただろうか。
いや、ここまで酷いものもあるまい。
メイド喫茶。これならわかる。
ネコミミ喫茶。これはまぁ許容範囲内だろう。
人妻喫茶。何が売りなのかわからない。
この3種がミックスされ、店の存在は純粋な混沌としてそこにあった。

850 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:45:12 ID:???
霊夢「……ま、まぁ…入りましょ。連中はここにいるわけだし」

魔理沙「……ちょっと待ってくれ。なぁ。中にいるってことは、店員がその…聖人?」

霊夢「…………まぁ」

目を背けつつ、霊夢は正直に答えた。
その瞬間、魔理沙の中にあった色々が崩れた。
妖怪の存亡をかけた戦い?
白蓮の敵たる聖人たち?
……その肩書きを持つ連中が…この色々と病んだ喫茶店の店員なのかと。

魔理沙「私は……どうしてこんなところに来てしまったんだろう…」

霊夢「あんたにシリアスは似合わないってことでしょ。
   ほら店に入るわよ。この前の異変の件で飲み食いしばらくタダだし、遠慮しなくていいわ」

魔理沙「いやだっ!遠慮する!こんな店に入ったと知られたら何て噂されるんだ私!」

霊夢「あーはいはい、人妻ネコミミメイド好きって言われるんじゃないの」

魔理沙「そんなのいやだーーーーっ!!」

必死の抵抗も空しく、魔理沙は霊夢のパワーに引きずられていく。
もうダメだ。逃げることは出来ない。魔理沙は絶望した。
からんころん。

???「にゃにゃ!お二人様ご来店にゃーん」

魔理沙「………」

目を塞いだ。耳は塞げなかった。

851 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:46:13 ID:???
青い髪をまとめたネコミミメイド服を着た何かが、思いっきりキャラを作って話していた。
この空気に魔理沙はとてもではないが乗れない。

霊夢「席は適当に案内して」

???「にゃにゃ。ちょうどオーナーが霊夢にゃんと話がしたいと言ってたにゃん。
   オーナーの席の近くでいいかにゃ?」

霊夢「いいわよ。あと、霊夢にゃんは気色悪いからやめろ。
   ほら、あんたも自力で立て!席に行くわよ!」

魔理沙「だ、だってぇ……このお店超怖い…」

霊夢「怖かないわよ。いつかの永琳のブルマのほうがよっぽど恐怖だっての」

魔理沙「どっこいで怖いよここ!」

抵抗する魔理沙を連れ、さっさと案内された席へと向かう霊夢。
その道々の席には、少ないながらも客の姿が見えた。
幻想郷にもそんな狭い需要があったのか。

???「お席はここにゃん♪それじゃあごゆっくりにゃーん」

魔理沙「………」

霊夢「いつまで虚ろな目してるのよ。ほら、メニュー。
    ただだから好きなの頼みなさい」

852 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 19:47:14 ID:???
魔理沙「い、いやでも……。霊夢知ってるか?黄泉の国で物を食べると黄泉の住人に…」

霊夢「ギロッ」

魔理沙「ハイ。ワタシ メニュー エラビマス。
     …………そ、そういえばさぁ。オーナーの席の近くって?」

霊夢「ああ。店長がフロアに出てお茶飲んでるのよ。仕事せずにお金貰えるっていい身分よねー。
    オーナーってのがほら、あいつ」

そう言って、席を指さす霊夢。そこには……。


先着2名様で

オーナー?→! card
ひみつの判定→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
【オーナー】
ダイヤ・ハート→静かなる威厳を持つ薄紫の服を纏った少女がいた
スペード・クラブ→青いジャージを着た見た感じ変な少女がいた
JOKER→両方いる
【ひみつ】
ダイヤ・JOKER→イベント
それ以外→何もなし

853 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:48:14 ID:???
オーナー?→ スペード6

なんぞこれ

854 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 19:52:12 ID:???
ひみつの判定→ ダイヤQ

855 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 20:08:50 ID:???
>>853 なんでしょうねぇ…

オーナー?→ スペード6
>>青いジャージを着た見た感じ変な少女がいた
ひみつの判定→ ダイヤQ
>>イベント発生


霊夢が指さした先。そこにいたのは。

???「はーっはっはっは!よく来たな博麗の巫女!この太子の重大な話を…。
   あ、すいませーん。お茶のお代わりくださっ…ぬあばーっ!?熱湯が顔面にーっ!」

???「ハハハ、すまぬ道士!我と道士の仲であろう、ご容赦なされい」

青いジャージを着たなんか変なのだった。
見た目は美少女だったが何かおかしい。いや、何もかもおかしい。

霊夢「まぁぶっちゃけ手伝おうとすると逆に邪魔になるから、ああして茶飲ませてるんだけど」

魔理沙「…………帰っていい?」

魔理沙は深く学んだ。
敵に幻想を抱いてはいけない。
ダメだこの敵。なんだこの向こう側とのテンションの落差。
敵対イベントでもっと盛り上がるべき場所だろここ。
何がどうなって喫茶店でジャージなのだろうか。理解が追いつかない。

霊夢「いやまぁ、ご飯食べてから帰りましょうよ。タダなんだから」

魔理沙「お前本当にタダって言葉に弱いよな…」

856 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 20:09:54 ID:???
なんだかんだで霊夢がメニューに注目している。
魔理沙はごく自然とオーナーから目を逸らし、周囲の客を見物してみる。
さっきも見た通り、客は少ないながらも入っているようである。
その中でも目を引いたのが、金髪の見るからにモテそうな美少年であった。

???「アルにゃん、オムライスどうぞにゃーん」

アル「ありがとニャンニャン」

魔理沙「…なんか、若いのに道を違えた奴までいるよ……」

霊夢「幸せそうだしいいんじゃないの?…よし、やっぱり一番高いセットにしましょう。
    あんたもそれでいい?」

魔理沙「(しかし、幻想郷の住人っぽくないな……外来人か?)
     …っと。あ、ああ。それでいいぜ」


先着1名様で

注文を取りに来たのは?→! card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→???「お待たせいたしました」 なんかマトモっぽい人が来たぞ!
ハート→???「我らが開店を祝福に参られたか」 なんか変な人が来たぞ!
スペード→???「お待たせにゃんにゃん♪」 なんか痛い人が来たぞ!
クラブ→オーナー「おのれ布都め…私も注文が取れるというところを見せてやる!」 なんかバカが来たぞ!
JOKER→紫「お待たせにゃんにゃん♪」 魔理沙「」 霊夢「」

857 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 20:10:31 ID:???
注文を取りに来たのは?→ スペード4

858 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 20:17:20 ID:???
妹引き当てちゃったらどうなっていたことやらw

859 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 20:27:21 ID:???
選ぶかどうかは別として
この店は本編でアルバイト出来るようになるのだろうか

860 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:18:24 ID:???
>>858 まぁすっごく気まずくなったでしょうw
>>859 重要なファクターである人妻要素が魔理沙にないので難しいですね。
     店員の誰かとすごく仲良くなれればあり得ますが

注文を取りに来たのは?→ スペード4
>>???「お待たせにゃんにゃん♪」 なんか痛い人が来たぞ!


霊夢が店員を呼ぶと、先ほどまでその金髪の少年と話をしていたネコミミメイド。
最初に店内で出会った青髪の何かが注文を取りに来た。

???「お待たせにゃんにゃん♪注文は決まったかにゃ?」

霊夢「一番高いセットを2つ」

???「了解にゃ♪」

霊夢「あ、ちょっと待ちなさい。あんた…というか、店の連中を紹介したい奴がいるのよ」

???「にゃにゃ!?霊夢にゃんには結婚なんてまだ早いにゃん!
   経験者は語るって奴だにゃん!」

霊夢「勝手に話進めるなっての。友達よ。こいつは、霧雨 魔理沙」

魔理沙「ど、どうも……」

どんな表情をしたらいいかわからず、とりあえず頭を下げておく。
予想よりファンキーな連中だとしても、とにかく試合はあるのだ。
情報はあるに越したことはない…そう自分を慰める。

青娥「じゃあまず自己紹介からするにゃん。
    私の名前は霍 青娥。お気軽にセイガニャンニャンとお呼びくださいにゃん」

861 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:19:33 ID:???
魔理沙「は、はぁ……」

青娥「あっちにいるオーナーが豊聡耳 神子。皆は気軽に道士って呼んでるにゃん」

魔理沙「(え、あれが大ボス!?悪い冗談だろ!?)」

今度こそまともな姿を見せてくれ。そう思って再び視線を向ける。
そこには色素の薄い髪の少女にどつかれているジャージ少女がいた。
魔理沙の内心はもうボロボロだった。

神子「と、屠自古の一撃が重い……」

屠自古「道士、少しは迷惑かけないようにしてくださいよ」

青娥「あっちの茶髪の子が蘇我 屠自古。お店の皆はとじにゃんって呼んでるにゃん」

魔理沙「あのう……オーナーをどついていいんでしょうか…?」

青娥「道士はバカだから仕方ないにゃん♪」

霊夢「道士絡まなきゃ屠自古は普通の奴よね。霊体だけど」

青娥「にゃー」

魔理沙「(お、大ボスをどつく時点でちょっと変じゃないのか…?)」

とりあえず。金木と若林をあの聖徳太子に会わせるのは止めよう。
心底からそう思う魔理沙なのであった。

862 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:20:34 ID:???
???「これがおぬしの注文したソテーであろう?」

客「い、いえ…違いますけど」

???「え?」

客「(やったぞ!ふとにゃんのドヤ顔見られたぞ!俺ついてる!)」

他の客「(あの男め…幸運な奴だぜ)」

他の客「(ドヤ顔いただきましたー!)」

青娥「あっちでオーダーミスをかましてくれちゃってる銀髪ポニーテールいの子が物部 布都。
    ふとにゃんって呼び方が一般的にゃん」

魔理沙「(どう考えても一般的じゃないと思うんだが)」

青娥「以上の4名がここの店員さんにゃん♪霊夢にゃん、こんなところでいいかにゃ?」

霊夢「んー、いいんじゃない?」

魔理沙「(……あれ?)」

確かに、今説明された4人は一輪から聞いていたメンバーと一致する。
しかし、1人足りない。
小傘が出会ったという謎の妖怪、芳香がいない。
それを聞こうとするが、既に青娥は注文を伝えに店の奥に行ってしまった。

863 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:21:36 ID:???
魔理沙「(まあいいか。料理を運んできたときに聞けば…)」

霊夢「にしても、どうしたのよあんた」

魔理沙「……へ?」

霊夢「異変解決手伝ってもらおうと思ったらすっぽかしてさ。
    すっかりあの神霊の異変に興味何てなかったと思ってたのに。
    それが突然、あの連中と会いたい、でしょ?」

魔理沙「あー……」

言葉の端からにじみ出る微妙な不機嫌さ。
やはりというか、霊夢としては手伝って欲しかったようだ。
…すっぽかしてぬえとデートしていたと言えば、針地獄の刑に処されてしまうだろう。

霊夢「何青い顔してんのよ?それで、何で会おうと思ったわけ?」


A 正直に妖怪たちの助っ人になった、と言う
B 聖徳太子の噂を聞いて気になった、と言う
C 実は人妻ネコミミメイドに興味があった、と言う
D 実は口実で霊夢とデートがしたかった、と言う
E 今更になって異変に興味が湧いたから、と言う
F その他

*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

864 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 21:24:13 ID:Mqb/iYPE
A

865 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 21:25:39 ID:DuHWZ5y2


866 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 21:34:30 ID:???
人妻喫茶! くっ、ここにもアトリエか○ぐやの魔の手が!!

867 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:52:22 ID:???
>>866 ニコッ

>>A 正直に妖怪たちの助っ人になった、と言う


魔理沙「いや、実は妖怪チームの助っ人になってさ」

霊夢「妖怪の助っ人…?」

意味が分からず、首を傾げる霊夢。
その彼女にぬえにされた説明を繰り返す。
白蓮が封じるような妖怪の敵である聖人、それを打倒すべく妖怪が立ち上がったと。

霊夢「妖怪の敵ね…はーん……まぁ、普通の聖人ならそう考えてもおかしくはないわね。
    でも、あれ見てそんなことする奴だと思う?」

バゴン!

神子「おあまー!」

魔理沙「思わん」

霊夢「でしょ」

一輪は大分過敏になりすぎているのではないか。
ひょっとしたらぬえの呼び寄せた妖怪の方が凶悪なのではないか。
そう言った考えが湧きあがりつつあった。

868 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:53:23 ID:???
アル「おい、そこの」

魔理沙「えっ?」

霊夢「……ん?」

アル「お前はこの店を潰そうと言うのか?」

魔理沙「え……」

その魔理沙に、傲然とした様子の金髪の少年…。
先ほどオムライスを青娥から受け取った少年が、席を立ち魔理沙をきつく睨みつける。

魔理沙「潰すって、そんなつもりは……」

アル「お前は助っ人の癖に事情も知らないようだな。
    いいか、お前が力を貸そうとしているチームは、勝ったらこの店を取り潰すと言っているんだ。
    とじにゃんやふとにゃん、セイガニャンニャン…ついでのおまけにオーナー…。
    彼女らと妖怪どものどちらが正しいと思う」

魔理沙「(な、なんやて!?そんなの知らなかったよ!)」

そんなことは知らず、魔理沙は仰天する。
…だがしかし、あれだけテンションが高いぬえや一輪ならそれぐらいは言いそうである。
否定できる材料は今の魔理沙にはなかった。

アル「勝手な思い込みでこのオアシスを破壊しようとする連中…。
    そんなものにお前は組しているんだ」

869 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/06(日) 21:54:24 ID:???
霊夢「……あんた、冗談言ってるんじゃないでしょうね?」

アル「気になるなら店員の誰にでも聞くがいい。同じ答えが返ってくる。
    警告しておくが…もしお前が今の話を聞いて、なおこのオアシスを壊す側に回るならば」

魔理沙「ならば…?」

アル「その時には………………お前にも、砕け散ってもらう」

傲然とした表情を崩すことなく、金髪の少年は静かに会計へと向かっていった。
その放つ威圧感は、ついさっき、ありがとニャンニャンと言っていた人物を同一には思えない。
反論すら出来ないほど、魔理沙は少年の放つオーラに圧倒されていた。

霊夢「なんなのよあいつ、マニア?」

魔理沙「わからんが……この店を潰したくないって気迫は強く感じたな」

霊夢「そうね……。客層が狭い分、コアなのが集まってるってことじゃない?」

魔理沙「しかし、この店を取り潰す…か」


A こんな店は幻想郷の罪悪だ。潰そう!
B 妖怪たちは許せない!私聖人の味方になるよ!
C …ともかくも、事の真偽を確かめないとな
D あの金髪が怖くて考えなんて纏まらない!

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