キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
228 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/06(火) 16:40:18 ID:???
> C とにかく攻撃に専心して、1点を狙いにいく。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
前半の残りをどう闘うか・・・その決断は早かった。
三杉「中山! 皆! ここからはラインをガンガン上げるぞっ! 全員で攻めて行くんだ!
敵がドリブルだけでボールを運ぶと言うのなら、こちらはラインを上げて密集・・・
ボールを奪われても闇雲に戻らず、そのままボールホルダーを複数人で取り囲めばいい!!」
相手の行動がドリブルと判っているならば、その対策は実に明快である。
こちらは攻撃的に・・・そう、守備に対しても攻撃的に在れば良いのだ。
具体的にはラインを上げて中盤を密集状態にし、ドリブラーに対して1対2・・・
望ましくは1対3以上の状況を作り続ければ良いのである。
・・・と同時に、味方のラインを上げる事は攻撃の枚数を増やし、スタート地点を前に進めると同義。
カンピオーネのような偏った攻撃に対しては、兎角攻撃的な姿勢で臨むのが正解という訳なのだ。
これらは賜物だった。
決断力も、戦術を見切る力も・・・そして正しい対策を立てる力も。
三杉(アンザーニ監督・・・これで良いんですよね?)
かの恩師ならば必ずこうすると思い、三杉は決断に迷わずに済んだ。
その教えを受け継ぐ自分が迷ってはいけないとも思っていた。
229 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/06(火) 16:41:18 ID:???
・・・・・・この時点で、カンピオーネに対するフィオレンティーナの戦術は確立された。
つまり戦術がシッカリと機能すれば=Aもはやフィオレンティーナに負ける道理はないのである。
三杉自身もその事を理解し、確信までしていた。
三杉「パスだ! ダラピッコラ、僕にボールをくれ!」
指示を伝達して直ぐ、三杉は手を上げてボールを要求した。
ここからは遠慮なく攻撃的に行く事が出来る・・・制限なくゴールまでの道筋を突き進めるのだ。
そして三杉の頭の中には、既に攻撃の構想が出来上がっていた。 ボール運びのメインとなるのは・・・
A バンビーノのドリブル
B 三杉のドリブル
C マルコのロングボール
D 三杉とバンビーノのワンツー
E 新田のドリブル
F 三杉の縦パス
G ダラピとレントの連続ワンツー
H そ の 他
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0ch BBS 2007-01-24