キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/01(木) 11:55:43 ID:MARUhlL6
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          『 次 回 予 告 』

プレアデスの星が爆発した時・・・ユブンタイは笑い、ジョアンは天を仰いだ。


『強い選手を11人集めても、そのチームが勝つとは限らない。』
『どんなに強力なファンタジスタが相手でも、チーム戦術が機能すれば負けない。』
・・・そう信じていた少年も、抗えない現実に膝をつく。
Wトーナメントでの優勝・・・それは望み過ぎていた若気の至りだったのか?

一方、絶望の夜にフィレンツェから二人の人間が消えた。
人々の運命が歪む中、少年は足元の全てが崩れゆく錯覚を見る。
さようなら、フィオレンティーナ。


次回 アナザーカンピオーネ エピソード1 〜ファイナル〜



          崩落のステージ 後篇




601 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 18:54:58 ID:???
 ★シニョーリのフィニッシュ?→ ダイヤ9

602 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 19:16:00 ID:???

> シニョーリのフィニッシュ?→ ダイヤ9
> 《ダイヤ》 アクセルスピンです
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シニョーリ「そりゃあ勿論決まってんよねっ! オレの見せ場はこれだぁぁぁぁっ!!」

チョンッ サッ クルン

気合を発しながら、シニョーリは一連の動作を始める。
突如ゴールに背を向けるという不可思議な行為も、今となっては疑問にならない・・・
回転しながらレー状にボールを押し出し、ボールに強烈な伸びと回転を付加する必殺シュートの構えだった。

中山(止める止める止める・・・ここは止めるんだぁっ!!!) ダダダ

アクセルスピンシュートが飛び出すのはとっくに想定済み・・・中山、そしてスペルマンがブロックにと走り込む。
元々高い威力にテンションが上乗せされ、想像を越えるシュートが放たれるのは承知の上。
自分達がラムカーネの負担を一切代わり受けてやれなかった代償を払わねばならなかった。

シニョーリ「ヘヘンッ、無駄な努力ゴクローサマ!」

グググッ
  ギュイィーーーーーーーン!!!

そんな二人を文字通り嘲笑いながら、シニョーリの魔球は解き放たれた。


603 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 19:17:05 ID:???

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★シニョーリ Aスピンシュート(! card)75+(! dice + ! dice)+(クラッキ+3)=★
 ★中山    ブロック(! card)68+(! dice + ! dice)+(メンタル、人数補正±0)=
  スペルマン ブロック(! card)65+(! dice + ! dice)+(メンタル、人数補正±0)=★
 ★ラムカーネ パンチング(! card)73+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム-6)+(ガッツ300以下-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(オルミーガがフォロー、ピャタコーフがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2 → ゴールに突き刺さった!
=1〜-1 → 左から順に(ピャタコがねじこみ、ピャタコがねじこみ、三杉vsオルミーガ)
≦-2 → 大きくボールを弾いてフィオ有利のランダム。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
中山のマークがダイヤで[ソウルオブヤマト(+8)]、
 ハートで[バックスウェイブロック(+4)]、スペードで[ボレーブロック(+2)]が発動。
ラムカーネは前半3回行動により後半0〜5分で-! dice、6〜30分で-6、31分以降-10のペナ。


604 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:17:22 ID:???
 ★シニョーリ Aスピンシュート( ハート6 )75+( 62 )+(クラッキ+3)=★

605 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:17:22 ID:???
頼むっ
★シニョーリ Aスピンシュート( クラブ2 )75+( 41 )+(クラッキ+3)=★

606 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:17:59 ID:???
 ★中山    ブロック( クラブ5 )68+( 42 )+(メンタル、人数補正±0)=
  スペルマン ブロック( クラブ5 )65+( 63 )+(メンタル、人数補正±0)=★

ダイヤひきゃあいいんだろ!

607 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:18:30 ID:???
終わった…でもダイジェストにはならんのだろうな……
 ★ラムカーネ パンチング( ハート8 )73+( 34 )+(ZEROシステム-6)+(ガッツ300以下-1)=★

608 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:20:05 ID:???
…基本は現ルールなんだから、ポスったか?

609 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:22:47 ID:???
マークも同じだから枠外かな

610 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 19:24:10 ID:???
ポスですね。 流石は人気投票1位。
ちなみにダイジェストはあります、三杉スレの頭に繋がるように。
むしろこのスレで第一部終わるには必須だったり・・・w
・・・ただ、まだキャリバー撃ってませんし、3点差がついても今暫しチャレンジを続ける事が出来ます。
それは皆さんの選択次第・・・

611 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 19:25:45 ID:???
あ、>>609さんの言うとおり枠外でしたね。

612 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:27:21 ID:???
心臓に悪いよーwww

613 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 19:47:54 ID:???
きっと中山の気迫がボールを枠外に押し込んだんだよ

風林火陰山雷の元ネタ真田の「向こうに入らんかーーー!!」にみたいに

614 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 19:58:29 ID:???

◎シニョーリ Aスピンシュート( ハート6 )75+( 6 + 2 )+(クラッキ+3)=[86]
◎中山    ブロック( クラブ5 )68+( 4 + 2 )+(メンタル、人数補正±0)=[74]
 スペルマン ブロック( クラブ5 )65+( 6 + 3 )+(メンタル、人数補正±0)=74
【シュート】−【クリアorブロックMax】≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。

 シニョーリ Aスピンシュート( ハート6 )75+( 6 + 2 )+(クラッキ+3)=86
 ラムカーネ パンチング( ハート8 )73+( 3 + 4 )+(ZEROシステム-6)+(ガッツ300以下-1)=73
【シュート】−【セービング】≧2 → カードの数値合計14且つマーク一致により枠外
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ギュオォォォォォォォッ!!!!

中山「だ、ダメなのか!? なんで・・・なんでだ!!」
スペルマン(鍛え直し・・・なんだろうね・・・・・・。)

驚異的な伸びと回転が、シュートに卵殻のような不自然な楕円軌道を与える。
このコースを正しく読み取り、尚スピード負けせずに身体を入れるのは余りに困難だった。
中山の強張った顔の遥か先を通り抜け、アクセルスピンシュートはフィオレンティーナゴールを襲う。

ラムカーネ(・・・残存体力30%未満・・・・・・・・・シャドーシールド、使用不可・・・・・・。)

精神を圧迫され体力も切れかけたラムカーネ・・・彼にこれを止める力は残っている筈もなく・・・
朦朧とする意識を必至に奮い立たせ、これを弾くべくダイビングを敢行するが・・・無駄に終わった。
フィオレンティーナの誰もが絶望とはまた違う感覚に覆われかける・・・が。
彼等は残酷的な光景を目の当たりにせず済んだ・・・少なくとも今は。

シュン・・・!

シニョーリ「えええええええ!?」


615 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 20:00:23 ID:???

ヤベッチュ「おおっとー、なんか枠外です! ゴール確信してたのに枠外! これは恥ずかしい!」

まさかの枠外、ボールはなんとポストの上を僅かに越えていった。
シニョーリにとっては痛恨のミス、フィオレンティーナにとっては奇跡。
スコアに傷がつく事なく、ボール権は再びフィオレンティーナに移ったという事だった。

三杉(心臓が止まりかけたがチャンス! これ以上考えられないチャンスだ!)

この瞬間に頭のコンピューターがパチパチと音を立て始めた三杉。
カウンターをするのに絶好のチャンスが訪れた・・・筈だった。

審判「喝ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

三杉「えっ!?」
中山「あっっ!」

三杉も、ボールを拾いに走っていた中山も、審判の気合に身体を硬直させられた。
思わず視線を審判に向けると、その指は左のサイドを強く指していた。

バンビーノ「グゥッ・・・」

三杉「バンビーノ・・・!?」

そこには足を押さえて蹲るバンビーノの姿があった。
恐らく先程ユブンタイに吹き飛ばされた時、捻るか何かしてしまったのだろう。
審判はそれを伝え、治療の為に外へ出すよう忠告したのだ。

A 止むを得ない、バンビーノを外に出して治療させる。
B だが審判の指示を無視、このチャンスを捨ててなるものか。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

616 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 20:00:59 ID:Ec9R5QrM


617 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 20:02:57 ID:yJnAaWiw


618 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 20:03:13 ID:W0t8Fr/E


619 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 20:03:52 ID:???
バンビーノよく怪我するねー…

620 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/28(水) 20:05:35 ID:???
今日はここまでですね。
年末年始は時間があった時、不規則にケータイで更新するかも知れません。
出来ないかも知れません。

621 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 23:04:36 ID:???
乙ですー

622 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/30(金) 23:39:22 ID:???

>>619
毎試合と言って良いくらい、怪我する姿を見ますよね。
バッドスキルを得ても不自然じゃないくらいです。

>>621
乙感謝ですー。
=============================================

> A 止むを得ない、バンビーノを外に出して治療させる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

絶好のカウンターチャンスと思ったのは、まさしく一瞬の間だけだった。
足を抱えるバンビーノの姿は、三杉の頭からそれを霧散させるに十分だった。

一矢を報いてやる機会だったのは間違いないが、怪我人を放置してまで冷徹に突き進む事は三杉には出来ない。

三杉(何しろこれはテストマッチ…。 それ以上でもそれ以下でもないのだ。)

三杉の本心では期すべき所もある試合だが、それとこれとはまた話のベクトルが違う。
もしこれが大切な大会の決勝…今やらねばメンバー全員が後悔する場面なら、バンビーノ本人が止める事を制するだろう。
しかし今この場で天秤にかけてみれば、共に戦ってきた仲間の治療を優先するのが当然である。
これが三杉の考えであるし、フィオレンティーナのメンバー全員の総意である事も彼には容易に想像できた。

623 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/30(金) 23:44:02 ID:???

三杉「ブンナーク、バンビーノをベンチに!」
ブンナーク「おう、任せろ!」

審判「ふむ…ここは時計を止めるとしよう。 彼の治療が終わるまで、試合は一旦中断とする!
    テストマッチゆえ、その方が双方の利となると考えるが不服はあるか!?」

三杉の対応を見ての判断か、審判がこのように宣言した。
これに対してフィオレンティーナには当然文句などなく、またカンピオーネからも不平はどうやら出なかった。

試合は5〜10分程度の中断が挟まれる事となった。
バンビーノの治療には施設の医療班と思しき人間が当たっている。
三杉はこれにより、息を整える余裕以外にも、次の攻撃を考える余裕が与えられていた。

三杉(こちらのゴールキックから再開されるが…さて、どう攻めたら良いかな。
    当然敵も守備陣形を整えた状態だから、真っ当に崩していくのは手間だ…。)


A ここは一発、僕の中央突破から前にスルーパスを狙うかな。
B ここは一発、僕の中央突破からサイドに振るかな。
C 最初からサイドに持ってきて、ワイドにパスを回していくか。
D とにかく細かいパスで繋げて崩そう。
E 香車一本、サイドアタックかな。
F むしろ僕がサイドアタックを仕掛けるか?
G 割り切って新田にサイドアタックさせよう。
H その他(自由記述、細かい指示も可能)
I それより前にフォーメーション変更案がある(要記述)

三票選ばれた選択肢で続行します(投票はメル欄空白でお願いします。)
投票開始は12/31の0:00からとします、宜しくです。

624 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:07:12 ID:LZfo9JAU


625 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:10:25 ID:dg6di/Ow


626 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:13:36 ID:4W38tm0g
G

627 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:20:49 ID:sZtSqymU


628 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:26:22 ID:???
Iで怪我したバンビーノのカバーでも考えたほうがいいかな?
現状だと左サイドの攻撃が死んでる上に守備でもきついし

629 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 00:45:06 ID:dg6di/Ow
今回は3票未定age

630 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 01:18:52 ID:c5DgxzmQ
D

631 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 01:38:11 ID:8Ry3JpB2
G

632 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/31(土) 17:56:40 ID:???

> G 割り切って新田にサイドアタックさせよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フィオレンティーナはここまで何度かシュートに持っていき、ゴールに達せなかった。
だが、それによって判った事もある。

三杉(…やはりこの先、サイドアタックを継続的に成功させる必要がある。)

奴等のゴールを割るのに、普通に撃っていては余りに分が悪いのだ。
本数を撃つにも体力・時間に余裕が残されていない。
サイドを完全に抉ってマイナスクロスを放ち…少しでも可能性を底上げしなければならないだろう。

三杉「(だが肝心のバンビーノが負傷してしまった…となると、)新田!」

新田「えっ…はい、どうしました?」

三杉「ここから先は今までに増してサイド寄りにポジションを取ってくれないか?」

新田「…っと、それは?」

三杉「サイドアタックを成功させたい…ゴールを割る為には、どうしてもこれが必要だ。
    しかしそれを成せる筈だったバンビーノが負傷してしまった…。」

新田「だから俺にウイングの役割をやれと…そう言いたい訳ですか?」

633 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/31(土) 17:57:59 ID:???

先着で
 ★新田の意志→ ダイヤ7
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 承諾された。
《ハート、スペード》 少々不満そうに見せられながらも承諾された。
《クラブ》 拒否された。
《JOKER》 新田「俺もそれしかないと思ってましたよ!」

634 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/31(土) 18:06:14 ID:???
すみません、上のは無しでー



先着で
 ★新田の意志→ ! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 承諾された。
《ハート、スペード》 少々不満そうに見せられながらも承諾された。
《クラブ》 拒否された。
《JOKER》 新田「俺もそれしかないと思ってましたよ!」

635 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 18:10:11 ID:???
 ★新田の意志→ スペード10

636 :森崎名無しさん:2011/12/31(土) 22:00:10 ID:???
よいお年乙

637 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/01(日) 01:04:12 ID:???
>>636&all
新春明けまして乙感謝でーす!
からの〜…!
あけおめでーす!

近場で初詣して参りました。
今年はうまい事に巡り会えますように。
森崎板の皆様におきましては今年も良きキャプ森ライフを〜!


どうでもいいこと
今度台湾辺りに行ってこようかと思います。
もし台湾旅行経験者の方がおりましたら、お勧めのショップや観光地などをツラツラ書き込んで頂きたくおやすみなさい。

638 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/01(日) 20:27:01 ID:???

> 新田の意志→ スペード10
> 《スペード》 少々不満そうに見せられながらも承諾された。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「その通りだ、頼む。」

新田「……」

三杉「新田…?」

彼の表情からは不満が見て取れた。 三杉にとってそれは予想外な反応だった。
しかし想像力を働かせてみれば、その理由は容易く思いついた。

三杉(そうか…! 新田はこの試合、まだ一本のシュートも撃てていない…)

新田「判りました、やらせて下さい。 …でも、忘れないで下さい。
    FWにとって最大の仕事はゴールを狙う事なんですよ。」

負けん気と不満が入り混じった顔で、新田はキッパリと作戦を受け入れた。
前半にはOMF、そして今WGと、作戦として必要な仕事と理解出来ているゆえだろう。
また自分のシュートが通用するレベルかどうかも察しは着いていると思われる。

639 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/01(日) 20:28:22 ID:???

しかし、だからと言ってシュートを以外の事ばかり任されて嬉しい訳もないだろう…
たとえそれが、相手が強過ぎて中盤で勝てない故の苦肉の策としても。
新田は根っからのストライカーで、ジョアンにその力を見せる為に試合へ臨んでいるのだ。

三杉(無神経だったか…だが、他に有効な手も思いつかない。
    まして地力でこれほど離されていては、やらないという選択が無い…。)

他にやりようもない現状に窮し、新田の誇りを傷つける作戦ばかりしか採れない事が三杉には辛かった。

そうこうする内にバンビーノも治療を終えてフィールドに戻る。
試合再開の条件は満たされ、両チーム共にポジションへ就く。
ボールはフィオレンティーナのPA、ラムカーネによるゴールキックから再開である。

ラムカーネ(クッ…誰よりも戦い抜くと誓っておいて、この体たらくか…) バシュゥッ!

ボールは右寄りに…ボランチのレントゥルスがトラップし、やや下がり目に来ていたマルコに渡る。
ここから偏ったポジショニングの新田へ繋いでゆく場面となるのだが…

先着で
 ★そう言えばどっちのサイド?→ ! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 フォメ通り右寄りさー。
《スペード、クラブ》 さっきのプレイに名残のある左じゃ。
《JOKER》 敢えて中央付近に構えてるようだお。

640 :森崎名無しさん:2012/01/01(日) 20:29:28 ID:???
★そう言えばどっちのサイド?→ クラブ7

641 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 11:50:48 ID:???

こんにちは、今日からまた通常営業で更新再開と致します。
本年もご協力お願い致します。
=============================================

> そう言えばどっちのサイド?→ クラブ7
> 《クラブ》 さっきのプレイに名残のある左じゃ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

先程のポジションチェンジの余韻を残すように、新田は左側に寄っていた。
だが彼の足があれば、速やかに元のポジションへ戻る事は困難ではない。
ブンナークはと言えば中央に鎮座しており、場合によっては左右どちらにも寄れる構え。
CFのブンナークとST新田…彼ら2人が最も効率良く敵を惑わすが実はコレであった。

マルコ「(そして今日はニッタが更にサイドへ流れる新しい形…!)いくよっ!」

シュパァァァァァン!

フィッツウォルタ(これは…?)

マルコが前へ押し出す形のサイドチェンジ。
蹴り足の角度から察するに、バンビーノが受けるにはやや前のめり過ぎる…。
オルミーガとピャタコーフがこれをカットに向かうが、フィッツウォルタの反応が示す通り、
パスのコースが予想外の為に反応が遅れていた。

642 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 11:51:55 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★マルコ    パス(! card)67 +(! dice + ! dice)+(意表突き、メンタル±0)=★
 ★ピャタコーフ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  オルミーガ  パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 二人の合間を縫ってパス通過!
=1〜-1 → 左から順に(レントがフォロー、三杉vsアルシオン、ブンナークvsナムリス)
≦-2 → カンピオーネボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マルコのマークがクラブ以外で[センチメートルパス(+4)]が発動。


643 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 11:56:41 ID:???
★マルコ    パス( クラブK )67 +( 61 )+(意表突き、メンタル±0)=★

644 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 11:58:18 ID:???
 ★ピャタコーフ パスカット( クラブ5 )65 +( 13 )+(人数補正+1)=
  オルミーガ  パスカット( ダイヤ6 )65 +( 52 )+(人数補正+1)=★

クラブに愛された男マルコ

645 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 11:58:29 ID:???
★ピャタコーフ パスカット( クラブ3 )65 +( 62 )+(人数補正+1)=
  オルミーガ  パスカット( ダイヤ3 )65 +( 35 )+(人数補正+1)=★

646 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 12:01:01 ID:???
惜しい、能力値アップを逃したか。

647 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 12:31:54 ID:???

◎マルコ    パス( クラブK )67 +( 6 + 1 )+(意表突き、メンタル±0)=[74]
 ピャタコーフ パスカット( クラブ5 )65 +( 1 + 3 )+(人数補正+1)=70
◎オルミーガ  パスカット( ダイヤ6 )65 +( 5 + 2 )+(人数補正+1)=[73]

【攻撃Max】−【守備Max】=1 → レントがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

後半になれば、マルコは大抵の相手の動きは把握出来るようになっている。
同じくデータを利用したサッカーをするフィッツウォルタでもこれは出来ない。
マルコの優れた目と回転の速い頭脳による特性なのだ。
その彼が放ったパスは、ピャタコーフのジャンプが届かないコースを狙い撃っていた。

ダッ…  シュンッ!

ピャタコーフ(無理だな……このレベルではインターセプトは困難だ。
        だが工夫の余地はある。 それには昔の感覚に近付かなければならないな…。)

過ぎ行くボールを暫し目に捉えていたピャタコーフだが…やがてチラリと視線を落とす。
そこにあったのは大した活躍も見せられていないフィオレンティーナの選手の姿があった。

ピャタコーフ(…またお、前と競う日が来るとはな。)


シュンッ!

オルミーガ「むんっ!」 ドガァッ!

地面を蹴りつける様な体勢での跳躍だった。
セオリーも何もあった物でない所作…しかしこのジャンプが何故か高かった。
マルコの想定を上回る程度には。


648 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 12:32:57 ID:???

バチッ

マルコ「えぇっ!?」

このコースで弾かれるとは思っていなかったマルコは驚愕の顔を見せる。
だがフィオレンティーナにとって幸運にも、こぼれ玉はレントゥルスの足元に転がった。
まだ三杉の作戦は止まっていない。

レントゥルス「…しょっ。 今度はオレがパスするもんね!」 ブワァァァ

シニョーリ(こっちのサイド狙ってるんだろ? ヘヘン、もう驚かないぜ!) サッ


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★レントゥルス パス(! card)67 +(! dice + ! dice)+(メンタル-1)=★
 ★シニョーリ  パスカット(! card)66 +(! dice + ! dice)==★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → パスが新田に渡った。
=1〜-1 → 左から順に(ダラピがフォロー、三杉vsアルシオン、ナムリスがフォロー)
≦-2 → カンピオーネボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
シニョーリのマークがダイヤ・ハートで[ムーンサルトパスカット(+3)]が発動。


649 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 12:45:53 ID:???
★レントゥルス パス( スペードA )67 +( 65 )+(メンタル-1)=★

650 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 12:48:42 ID:???
★シニョーリ  パスカット( スペード3 )66 +( 54 )==★

651 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 13:40:12 ID:???

 レントゥルス パス( スペードA )67 +( 6 + 5 )+(メンタル-1)=77
 シニョーリ  パスカット( スペード3 )66 +( 5 + 4 )=75

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → パスが新田に渡った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

レントゥルス「(せーの…)パァースター!!」

シャキーン!

シニョーリ「いいっ!?」

そのパスは低く這うような弾道で出されていた。
位置的に浮かせるパスを出すのが当然…セオリー以前の話と言っても良い。
シニョーリは当然そのパス種に備えていたし、身軽な彼にとっては浮き玉の方が得意でありもした。
レントゥルスがそんな事を知っていた筈もないが、結果として彼はシニョーリの長所を奪いつつ意表も突いていた。

シニョーリ「ふんにゃろー!」 ダシュッ

それでも意識を切り替えて跳び込んだシニョーリの反応は素晴らしかった。
意表を突いた所で、並のパスならば通しはしなかっただろう。
だがレントゥルスの元々の仕事は守備と攻撃の繋ぎ役…彼のパスの能力は確かだった。


652 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 13:41:15 ID:???

シュンッ…

新田「ナイスッ!」 トンッ

ようやくサイドを走り込む新田にボールが届いた。
そのままスピードを殺さずにドリブルが始まる。
新田も自らの仕事を割り切っているのか、そのままサイドギリギリに寄せながら上がってゆく。
カンピオーネ側で守備に回れるのは、最後方を除けばユブンタイのみである。

ナムリス(チィッ、速いな…。 あの手の輩は調子付かせると良くない。) ササッ

新田「抜くぅっ!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★新田   ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)+(サイドアタック+1)=★
 ★ナムリス タックル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ドリブル突破! 流石はナムリスさん
=1〜-1 → 左から順に(バンビーノがフォロー、ラインを割った、ミルチビッチがフォロー)
≦-2 → カンピオーネボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで[芸術的ドリブル(+4)]、ハートで[高速ドリブル(+4)]が発動。
ナムリスのマークがダイヤ・ハートで[馴染むぞっ!(+3吹飛1)]が発動。
 ナムリスはスキル[ヒドラの肉体]により全接触行動に吹飛係数2、負傷無効。


653 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 13:49:06 ID:???
 ★新田   ドリブル( クラブJ )68 +( 62 )+(サイドアタック+1)=★

654 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 13:50:13 ID:???
★ナムリス タックル( スペード5 )68 +( 15 )=★


655 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 13:51:07 ID:???
流石はナムリスさん

656 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 13:52:36 ID:???
このまま行くとナムリス体育座りか?

657 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 13:55:23 ID:???
本当にヒドラ(笑)だなぁ

658 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 14:23:14 ID:???
殺伐としたスレにヒドラ(笑)さんが!

659 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 14:49:32 ID:???

 新田   ドリブル( クラブJ )68 +( 6 + 2 )+(サイドアタック+1)=77
 ナムリス タックル( スペード5 )68 +( 1 + 5 )=74

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ドリブル突破! 流石はナムリスさん
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ナムリスは元々タックルや競り合いが苦手であった。
なにしろフィジカルが不足しており、それ故に思い切りの良さも無かった。
パスやインターセプトについては嫌らしい程のセンスが見られる為、その落差は大きかった。
だがその彼が今や、思いもしなかった強靭なフィジカルを手に入れている。

ナムリス(オレには守備のセンスも十分にあったんだ。 フィジカルが足を引っ張っていただけ…
      つまり足が速いだけの手合いなど、オレに適う筈がなかろうだろっ!)

ズザシャァァァァァッ!!!

以前の彼の物とは別次元の、思い切りの良いタックルが繰り出されていた。
ナムリスの頭にあるビジョンはボールを奪った=Aそれだけ風景だった。 しかし…

ミルチビッチ「甘い。」

新田「逆だよっ!」 クイッ

ナムリス「なん……だと…?」

ナムリスのタックルが新田のドリブルを捉え切る事はなかった。
長い時間をかけ、真剣勝負の中で磨かれてきた新田のドリブルと、ある日突然降って湧いたようなナムリスのタックル。
仮にいま互角の力を備えているとしても、経験からくる咄嗟の判断などでは差がついて当然だった。


660 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 14:51:07 ID:???

ナムリス(何故…何故勝てない…? オレは素晴らしい力を得たのではなかったか?)

彼がその事に気づく事は出来そうもなかった。
努力もなく突然得た力(結果)など、本物の努力(過程)には及ぶ筈が無いのに。

新田「後はサイドバックを抜き去れば…!」

ともかくとして、見事なドリブルを披露した新田は更にサイドアタックを見せ付ける。
スピードに乗った新田は惚れ惚れする勢いを仲間達に与えるが…本当に厳しいのはここからだった。
三杉をも散々苦しめたタックルのスペシャリストが立ちはだかっているのだ。

ミルチビッチ「ようやく獲物が現れた…。 フフッ、狩らせて貰うぞ!」

新田「悪いけどっ! 俺は1ショットじゃ殺らせない!」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★新田     ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)+(サイドアタック+1)=★
 ★ミルチビッチ タックル(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ドリブル突破! すごいよニッタさん!
=1〜-1 → 左から順に(ブンナークがフォロー、クスタがフォロー、レビタンがフォロー)
≦-2 → カンピオーネボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで[芸術的ドリブル(+4)]、ハートで[高速ドリブル(+4)]が発動。
ミルチビッチのマークがダイヤ・ハートで[ナナハンタックル(+5吹飛2)]が発動。

661 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 14:51:28 ID:???
 ★新田     ドリブル( クラブ10 )68 +( 42 )+(サイドアタック+1)=★

662 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 14:55:34 ID:???
 ★ミルチビッチ タックル( クラブJ )69 +( 31 )=★

663 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 14:56:40 ID:???
癇癪起こしそう。

664 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 15:51:10 ID:???

安定のナムリスさんからの相変わらず一筋縄でいかないミルチビッチですかー。
気持ちよくいかない物ですね。
=============================================

 新田     ドリブル( クラブ10 )68 +( 4 + 2 )+(サイドアタック+1)=75 ※反則
 ミルチビッチ タックル( クラブJ )69 +( 3 + 1 )=73

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ドリブル突破! すごいよニッタさ…ん?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミルチビッチ(これは…!)

新田「うおぉぉぉっ!」

ダダダッ ササッ!

素早く、巧くボールを運ぼうとするドリブル。
サイドゆえに感じるプレッシャーはいつもの半分。
元々仕上がっている新田のドリブルが、いま殊更自由に映えている。

ミルチビッチ「ふざけるなっ! 抜かせるか、このワタシがっ…!」

ズザアァァァァ!

ひたすらに運命が仕組まれているのか…
新田の自由が度を過ぎ、強引となってしまったのか…
はたまたミルチビッチの執念がミスを誘発させたのか…そもそも狙っていたのか…


665 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 15:52:37 ID:???

ピイィィィィィィ!

新田「ああっ…」

抜く際に新田はミルチビッチの事を蹴突いてしまい、審判もそれを見逃さなかった。
鳴らされた笛はフィオレンティーナのチャンスを帳消しにする為の物だったのだ。

審判(馬鹿者めが…)

審判は笛を口から離すと、新田の方を一瞥し…


先着で
 ★反則に対して→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ・ハート》 お咎めなし
《スペード》 注意(次回カード率↑)
《クラブ》 警告(次回カード率↑↑)
《クラブA》 イエローカード
《JOKER》 第4審判「お待ち下さい師匠!」 審判「なにおぅっ…?」

666 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 15:53:01 ID:???
 ★反則に対して→ ダイヤ8

667 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/05(木) 15:55:40 ID:???
お咎めなしでカンピオーネの直接FKとなりました。
…といった所で、早いですが本日のアナカンはお開きとします。
ありがとうございました。

668 :森崎名無しさん:2012/01/05(木) 16:05:25 ID:???
年が明けても味方が全然赤札引けないなー

669 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 14:33:12 ID:???

>>668
本当に仰る通り、フィオにはもうずっと流れがありませんよね。
強制ダイジェスト移行のリミットが迫っていますが、なんとか流れを断ち切り一矢報いたい所です。
=============================================

> 反則に対して→ ダイヤ8
> 《ダイヤ》 お咎めなし
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

審判「チャレンジは結構。 だが我を忘れれば、プレイはラフになり周囲を傷つける。
    その事だけは努々(ゆめゆめ)忘れぬ事だ。」

新田「……。」

それだけ告げて審判は踵を返した。
どうやらお咎めは無しのようである。
反則の本質を見極め、新田に悪意が無かった事を察しての裁量であろう。

三杉(ふう、カードが取られなかったのは幸い…だが、またしても攻めきれなかった。
    新田が自らの主張を抑えてまでしたサイドアタック…成功して欲しかった。)

今の攻撃は不味く無かったが、それでもカンピオーネペースである事は変わらなかった。
抜いたと思った所でファウルなど、まさに流れ≠フ強固さを感じさせる。
カードも警告もなく最悪の事態は免れているが、結局のところ事態は一向に好転していない。
なのに、時間だけは待つ事なく過ぎて行ってしまっている。


670 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 14:35:47 ID:???

三杉(これ以上、どう攻めれば奴等は崩れる?
    …いや、それ以前に先ずこのFKをどう守れば良い?)

反撃のカードはもう残り少ない。
それが全て潰えれば、フィオレンティーナ選手達の心も折れてしまうだろう。
これに否を唱える為にも三杉は案を導き出す必要があった。

A とにかく前線で当たっていくしかない、このFKには敵のキープレイヤーを絞ってマークだ。
B 引き気味の守備で行こう、敵を引き込んでカウンター狙いしかない。
C 現状維持でいくしかない、チャンスを待つんだ。
D その他
E ダイジェスト移行(要3票)

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


671 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 14:39:20 ID:kSClwa8Q
A

672 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 15:00:56 ID:rK1F0ghY
B

673 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 15:35:17 ID:jgs2wbEw


674 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 16:17:10 ID:???

> A とにかく前線で当たっていくしかない、このFKには敵のキープレイヤーを絞ってマークだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(戦い方の方針に誤りはない…高い位置で奪えれば、攻撃の手順も少なくて済むのだから。
    問題は奪えるかどうかだが、現状それを懸念に抱いていても仕方が無いが…。)

…と、ここで三杉は再び腹を据えた。 開き直ったと言っても良い。

三杉(今のところカンピオーネにシュートを撃たせたら分が悪い。
    だったらゴール前という概念を捨ててしまおう、もっと中盤を飽和させて…)

カンピオーネの攻撃が単純明快、開き直っているというのもある。
自分達も小難しい理屈はなるべく排し、一層中盤に人数を以って前線守備に当たるべきと考えた。

三杉(奪えれば好し、奪えなければ失点覚悟……博打以外の何物でもないな。
    だがこの試合には、そう言った開き直りこそが必要だったのかも知れない…。)

真っ当に勝負するつもりであれば、到底考えないような極端…
フィオレンティーナは最後の対抗策としてそれを選んだ。 一か八かのギャンブルを望んだのである。
それが功を奏すのか、墓穴を掘る事となってしまうのか…それは直ぐに判明する。


675 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 16:18:52 ID:???

☆カンピオーネのアタッカーとなりそうな選手2名にマークをつけます。(優先順位あり)
 以下よりマークする選手を選択して下さい、、誰がアタッカーになるかは判定です。

A アルシオン
B シニョーリ
C オルミーガ
D ピャタコーフ
E フィッツウォルタ
F ナムリス
G カルバリョ
H レビタン

2票ずつ入った2選手にマークがつきます。 先に決まった選手には5人囲み、次点が3人囲みになります。


676 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 17:06:35 ID:kSClwa8Q
AC
二票同時に入れて良いのかな?

677 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 17:16:06 ID:???
>>676
すみません、今回は1票ずつでひとつお願い致します。

678 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 17:18:35 ID:Jv6ddFvM
C

679 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 17:24:09 ID:???
これはむしろABCの中から一人をあえて無視するかで考えたほうが良いと思うんですがどうでしょうか?


680 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 17:33:21 ID:kSClwa8Q
A
前半ラムカーネにシューティングスター止められてるから、自分で止めさしたいんじゃないかな

681 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 17:47:38 ID:v4gXJ5m+


682 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 19:13:26 ID:6J/qZIDs
アルシオンは決定で後一人選べばいいのか
B

683 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 19:20:19 ID:Jv6ddFvM
Bに変更します

684 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/10(火) 19:59:11 ID:???
アルシオン→シニョーリの順に警戒する事に決まりました。
判定で当たる事を祈りつつまた明日〜

685 :森崎名無しさん:2012/01/10(火) 20:14:16 ID:???
読みがあたらなければ俺はこの星を破壊しつくすだけだぁ!乙!

686 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 12:40:34 ID:???

>>685 もうダメだぁ・・・乙かんしゃぁ・・・・・・  奴は伝説の超サイヤ人なんだ・・・
=============================================

> A アルシオン、B シニョーリ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

中山「二人に狙いを絞ってマークか…。」

三杉「ああ、アルシオンとシニョーリの二人だ。 彼等に人数を使う。」

ダラピッコラ「その二人を選んだ根拠は?」

三杉「得点力だね。」

三杉はズバリと言い切った。
シニョーリにはアクセルスピンシュートがあり、アルシオンには後半開始直後のアレ≠ェある。
また突破力についてもシニョーリは言わずもがな、アルシオンは未知数だが想像するのは難しくない。
無論オルミーガや他の選手達も十分警戒に値するのだが、そこは切り捨てて考えるしかなかった。

バンビーノ「オレは賛成だ、この状況ならば敵にボールが渡った直後を決め打ちするより外ない。
       綱渡りを成功させ続けるには、悔しいが個々の力が足りていない。」

マルコ「そう…だね。 足りない部分は今後鍛えるとして、今は今のボク達の力でやらなきゃいけない。
     そこで彼等に一矢を報いるとしたら、博打を成功させるしかないのかも知れない。」

この案にバンビーノとマルコが続けて賛意を示すと、他の選手達も頷いた。
彼等も状況は理解して…いや、限界が近いという事だろう。
1点をもぎ取る為ならば、形振りもセオリーにも構っていられないのである。


687 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 12:42:17 ID:???

三杉「中央から右辺の新田、僕、マルコ、スペルマン、そして中山はアルシオンに付く。
    左辺のバンビーノ、ダラピッコラ、ミュラーはシニョーリに付いてくれ。」

「了解。」「ここでやってやろうぜ。」「このままじゃ終われないよな。」「任されました。」

三杉「レントゥルスには直感に任せて危険そうなエリアをフォローして貰う。
    またブンナークは前がかりで居てくれ、ボールを奪った後のフィニッシュは君なのだから。」

「や、やってみるよ〜」「パスが来るのを信じてるぜっ。」

一通り指示を済ませると、三杉は息を大きく吐いた。 目を伏せ、現状を顧みる。
これが最後の抵抗となりそうなのは、薄々予想がついている。
ここで流れを覆せれば、勢いの儘に最後まで喰らいつく事も出来よう。 だが…

三杉(・・・失敗すれば、もはや流れに抗う事は不可能だろう。
    敵の隙に突け入る為には、ある程度の実力と…それから運≠ェ必須。
    どちらも無いとあれば、心ではどこまでも諦めなくとも呑まれる以外ない。)


パンッ パンッ

両手で挟むよう自分の頬を叩いた。 雑念を払い、気合を入れ直したのだ。
後は博打に対し、運と実力で勝ちを拾うだけである。

三杉「さあ行こう、皆!」

「「「 おう! 」」」

掛け声と共に、フィオレンティーナの選手達は各自のポジションへと散った。
無論これは最初の形だけで、誰もが自分のマークの選手に向けてにじり寄る構えだ。


688 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 12:43:25 ID:???

ヤベッチュ「どうもお久し振り、ヤベッチュです。 ようやっとカンピオーネのFKから試合再開ですわ。
       いや〜待ちました! ボク何日この実況席に座ってればええんか心配になりますよー。」

イスラス「・・・・・・」

ヤベッチュ「イスラスさーん? どうしはりましたんのん?」

イスラス「・・・なにを言っているんだお前は?」

ヤベッチュ「話せば長くなるんですけど・・・」

ディッテンベルガ「聞くなイスラス! 聞けばお前も只では済まない気がする!
          ・・・そんな事よりこのFKだ、このFKで試合の流れが二分されるだろう。
          収束に向かうのか、混沌に至るのか・・・よく見ておく必要がある。」

イスラス「む・・・。」

ヤベッチュ「実はボクの正体は・・・」

ディッテンベルガ「やめて!」


689 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 12:44:27 ID:???

フィオレンティーナ側から見て左の奥・・・カンピオーネ陣PAの右からFKが蹴られようとしている。
キッカーはファウルを貰った当人であるミルチビッチだった。

ミルチビッチ「・・・・・・」 タタッ

彼は口を閉ざしたまま軽く助走をつけ・・・

バシュウッ!!


三杉(今だ!)

―――瞬間、フィオレンティーナの選手達が一斉に走り出す。


先着で
 ★パスの行く先→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《J〜K》 アルシオン
《8〜10》 シニョーリ
《7》 ナムリス
《6》 フィッツウォルタ
《3〜5》 ピャタコーフ 
《1〜2》 オルミーガ
《Joker》 ミスキック! これは誰も追いつけない!


690 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 12:45:00 ID:CYgi2FZs
★パスの行く先→ スペードK

691 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 12:48:08 ID:???
読みどーり!

692 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 13:49:09 ID:???

> パスの行く先→ スペードK
> 《K》 アルシオン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミルチビッチ「むっ!?」
ナムリス「なん…だと……?」

アルシオン(………)

フィッツウォルタ(狙っていたか…!)

ミルチビッチだけでなく、カンピオーネの選手が総じて驚愕の表情を見せた。
フィオレンティーナの奴等が、FKが蹴られた瞬間から駈け出しており…
そしてそれがアルシオンを一斉に取り囲む為の物だったからである。

新田(やった、賭けに勝った…!)

中山(いや、まだだっ! まだ運が味方したに過ぎない…!)

夢中で走る選手達。
ボールは放物線の落下軌道に移った。 間もなくアルシオンがトラップする。
短い…だがフィオレンティーナの選手達が距離を詰めるには十分な時間だった。

三杉「運だけじゃない、実力でお前を脅かしてみせるぞ! アルシオン!」

アルシオン「よくも吼える…… 群れる奴が一端に……」

熱い瞳で見据える三杉とは対照的に、アルシオンの瞳は冷めて静かに燃えていた。


693 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 13:50:47 ID:???

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★アルシオン ドリブル(! card)?? +(! dice + ! dice)=★
 ★新田  タックル(! card)66 +(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
  マルコ タックル(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正、メンタル+2)=★
 ★三杉    タックル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
  中山    タックル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正、メンタル+2)=
  スペルマン タックル(! card)66 +(! dice + ! dice)+(人数補正、メンタル+2)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → アルシオンがドリブル突破!
=1〜-1 → 左から順に(レントゥルスがフォロー、フィッツウォルタがフォロー、ピャタコーフがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
アルシオンのマークがダイヤ・ハートで[スターブレイク(+4吹飛2)]、スペードで[芸術的ドリブル(+4)]が発動。
新田のマークがダイヤ・ハートで[隼タックル(+2)]が発動。
マルコのマークがダイヤで[鋭いタックル(+1)]が発動。
 またスキル・解析LV2により、カードが奇数で相手の必殺技無効〔同等の補正が付与〕
三杉のマークがダイヤで[クリップタックル(+3)]、ハート・スペードで[ディレイドタックル(+2)]が発動。
中山のマークがダイヤで[グランドタックル(+4)]が発動。
スペルマンのマークがクラブで[チンピラ殺法(+3吹飛3):敵もクラブの場合は反則確定]が発動。


694 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 13:53:36 ID:???
 ★アルシオン ドリブル( クラブ7 )?? +( 36 )=★


695 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 13:57:18 ID:???
★新田  タックル( ダイヤ8 )66 +( 14 )+(人数補正+3)=
  マルコ タックル( ダイヤ2 )65 +( 43 )+(人数補正、メンタル+2)=★

696 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 13:58:17 ID:???
 ★三杉    タックル( ハート10 )67 +( 63 )+(人数補正+3)=
  中山    タックル( ダイヤ5 )67 +( 16 )+(人数補正、メンタル+2)=
  スペルマン タックル( ダイヤJ )66 +( 35 )+(人数補正、メンタル+2)=★

697 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 14:03:48 ID:???
おお、三杉が何とか勝利しました。 この辺が主人公ですねぇ・・・

698 :森崎名無しさん:2012/01/11(水) 14:17:43 ID:???
これで何とかってことはアルのドリブル値は70って所かな?

699 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 16:49:22 ID:???

◎アルシオン ドリブル( クラブ7 )?? +( 3 + 6 )=[??]
 新田 タックル( ダイヤ8 )66 +( 1 + 4 )+(隼+2)+(人数補正+3)=76
 マルコ タックル( ダイヤ2 )65 +( 4 + 3 )+(鋭い+1)+(人数補正、メンタル+2)=75
◎三杉 タックル( ハート10 )67 +( 6 + 3 )+(クリップ+3)+(人数補正+3)=[82]
 中山 タックル( ダイヤ5 )67 +( 1 + 6 )+(グランド+4)+(人数補正、メンタル+2)=80
 スペルマン タックル( ダイヤJ )66 +( 3 + 5 )+(人数補正、メンタル+2)=76

【攻撃Max】−【守備Max】≦-2 → フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――結論から言えば、フィオレンティーナは博打に勝利した。

1対1では勿論・・・3人でも4人でも、アルシオンから完璧に1本取る事は出来なかっただろう。
彼に狙いを引き絞り、しかも5人と言う極めて非常識な数で取り囲んだからこその結果だった。
ある意味において、絶対的な個をチームで破った劇的な1シーンと言えるだろう。


新田「隼タッ・・・」
マルコ「は、速い!?」

アルシオン「・・・・・・!」 ズダッ!

無言で繰り広げられるアルシオンのボールタッチは、まるで流水の如くであった。
スムーズで澱みがなく・・・特筆するようなフェイントを使っておらずとも、そのドリブルは疑いなく超一流。
速さ1番の新田がステップ1つで振り切られ、続くマルコは視線のフェイクで判断を遅らされる。

アルシオン(次はお前か・・・。 ジュン・ミスギ・・・パスで意思を交わし合う男。)

三杉(なんてテクニックだ・・・コーチが勝てないと断じる訳だな。
    けれど、故にこそこれだけの人数で圧力をかけているっ! 奪えずとも弾けさえすればっ・・・)

700 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/11(水) 16:50:53 ID:???

勝ちの目とは言わないが、引き分けに持ち込む程度は可能と三杉は判断した。
怖じる事なくアルシオンに向けて距離を詰めて行く。
『焦ってはいけない、簡単に足を出してはいけない、迂闊に動いたら裏を取られる・・・』
三杉は闘志を燃やしつつも、最初から最後まで頭の中はクールであった。

アルシオンは真逆―――。


アルシオン(意思を交わす? ハッ、笑わせるなっ! 人と人がそう簡単に解り合えるか!
       隣人ですら憎しみ殺し合う、それがヒト≠ネんだ! 違うかっ!?)

三杉「(!! 水のようだったアルシオンの動きが急に硬く!?)・・・これならっ!」

ダダダダッ
  ダダッ ザシュッ!!!

一瞬の交錯が二人の間で行われた。
セオリーに外れる程に仲間の力を借り、その絆に頼った少年と・・・
セオリーを無視し、誰も・・・師すらも信じず、一人の力だけで敵を組み伏せようとした少年。
これはサッカーの勝負以上に、彼等の思想の勝負だったのかも知れない。


イスラス「アルシオンからボールを奪うか・・・!」

他とは違う速度域に棲む男が、誰よりも早くそれを見切った。
交差の後にボールを保持していたのは三杉の方だった。


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