キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/01(木) 11:55:43 ID:MARUhlL6
Now Loading....
『 次 回 予 告 』
プレアデスの星が爆発した時・・・ユブンタイは笑い、ジョアンは天を仰いだ。
『強い選手を11人集めても、そのチームが勝つとは限らない。』
『どんなに強力なファンタジスタが相手でも、チーム戦術が機能すれば負けない。』
・・・そう信じていた少年も、抗えない現実に膝をつく。
Wトーナメントでの優勝・・・それは望み過ぎていた若気の至りだったのか?
一方、絶望の夜にフィレンツェから二人の人間が消えた。
人々の運命が歪む中、少年は足元の全てが崩れゆく錯覚を見る。
さようなら、フィオレンティーナ。
次回 アナザーカンピオーネ エピソード1 〜ファイナル〜
崩落のステージ 後篇
414 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/16(金) 12:01:16 ID:???
アルシオン「く だ け ち れ ぇ っ ! ! !」
ド ッ ゴ オ ォ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! !
三杉は何も聞こえなくなった。
僅かな時間だったが、衝撃と共に宙へと投げ出され、何も聞こえなくなった。
次に聞こえたのはドサァッという音と、同時に発せられた自身の呻き声だった。
その後に遅れてきた甲高い笛の音を聞いても、三杉は苦痛によって現状を把握出来なかった。
そしてそれは、このシュートを防ぎにいった全ての者に共通した体験だった。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
フィオレンティーナ 0−1 カンピオーネ
=============================================
後半 1分 アルシオン キックオフ→スターバースト[アシスト:オルミーガ]
**********
一旦ここまでです。 というか恐らく本日はここまでです。
なんだか精神的にキツイ事が起こりまくりで色々手がつかない状況でして、
暫くの間は更新が滞るやも知れません。 御了承下さい。
415 :
森崎名無しさん
:2011/12/16(金) 13:44:57 ID:???
乙です
辛くても岡山姉がやさしく抱きしめてくれるはず
416 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/16(金) 19:38:28 ID:???
>>415
乙グラッツェ。 でも岡山姉にそんなサービスはないよ!
=============================================
ヤベッチュ「うわー・・・! うわー・・・! 見ました? ねえ見ました今の?」
ディッテンベルガ「見た・・・。」
イスラス「・・・ちゃんと実況しろ・・・」
ヤベッチュ「あーはい、えぇと、なんかドえらいシュートが飛び出したみたいなんですけどぉ・・・
ここはありの儘に起こった事を話します! 話しますと、カンピオーネがキックオフして、
アルシオンさんにボールが渡ったと思ったら、なんと1点入ってました!
何を言ってるか判らないとか、そーゆーツッコミは無しでお願いします。
いや、これほんまボケとちゃうんです、もっと恐ろしい物の片鱗なんですって。」
もしもヤベッチュの本業が実況アナウンサーだったとしたら、この場で左遷が決まっていただろう。
しかし観ていた者でも理解し難いほど、シュールな現実が起こったのだ。
普通に考えれば、キックオフ直後にシュートを撃つのが許されるのは小学生までである。
『パスかドリブルしかない』という先入観から、シュートを撃つ意図を理解するのは大分遅れるのが当然。
冷静に見たままを実況するのは難しく、それでも無理に実況しようとすればヤベッチュのようになって然るべきだ。
ディッテンベルガ(アルシオンのキック力が異常に強い・・・・・・なんて印象を持った事はなかったのだが。)
イスラス(・・・・・・そもそもだ・・・幾らキック力があっても、あんなシュートが有り得るのか?)
高速での変化があるシュートだったわけではない。
反応の難しい軌道を描くシュートだったわけでもない。
そのシュートは空気抵抗により僅かに軌道が直線からブレただけで、ただ速く、ただ強かった。
そしてセンターサークルからのそれが、止めに入った7人全てを紙人形のように吹き飛ばしてゴールを射抜いた。
常識的に考えて有り得ない・・・とイスラスらが思考放棄しても許されるレベルであろう。
417 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/16(金) 19:40:21 ID:???
ブンナーク「・・・っ痛・・・」
レントゥルス「ヴェ・・・・・・キュウ・・・」
中山「ごふっ・・・な、何だったんだ・・・」
三杉(せ、戦術の穴を突かれた・・・)
フィオレンティーナの選手達が事態を理解できないまま、痛む腹を押さえながら立ち上がる中・・・
三杉は血迷ったような冷静さで戦術論のミスを嘆いていた。
ラインを上げて中盤の密度を上げる戦術は、ドリブル主体の敵には十分な効果が得られるだろう。
しかし当たり前ながら、これは万能な戦術ではなく苦手とする戦い方も存在する。
中盤を省略するポストプレーや、ディフェンスの裏を抜けるキラーパスがその代表だろうが・・・
なんとシュートもその中に属していたとは、盲点と言うしかない。
DF、ボランチまでもがラインを上げるのだ・・・距離に対する優位の減少は当然否めない。
『何故そんな事に気付かなかったのか・・・!』と三杉は自らの迂闊さを悔やんだ。
しかしこれは現実から目を逸らす行為に近かった。
自らの戦術ミスが失点を呼んだと思わなければ、気が変になってしまいそうな現実。
非常識から目を逸らす行為だった。
パルマ戦にてファンタジスタの力を見せ付けられたとき、まずその現実を受け止めて・・・
そして跳ね返すべく覚悟を決め、策を考えたのとは決定的に違った。
三杉(とにかく1点のビハインド・・・だが試合はここから、借りは必ず返すぞ!)
先着で
★「隠れスキル・逆境に強い」発動?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《クラブ》 未発動、これは酷い。
《それ以外》 必殺技発動率上昇…炎の三杉モード入りましたー。
418 :
森崎名無しさん
:2011/12/16(金) 19:41:18 ID:???
★「隠れスキル・逆境に強い」発動?→
クラブQ
419 :
森崎名無しさん
:2011/12/16(金) 19:42:18 ID:???
す、すまねえ…もうだめだ…おしまいだぁ…!
420 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/16(金) 19:43:42 ID:???
やはりいつもの引きとは違う・・・!
いつもの三杉とは違う・・・!
・・・という事で本日終了です、週末の更新は期待しないで下さると嬉しいです。
421 :
森崎名無しさん
:2011/12/16(金) 19:45:39 ID:???
もうだめだ…乙でしたぁ…!
422 :
森崎名無しさん
:2011/12/16(金) 23:36:34 ID:???
きついことあるときは無理しないでね乙でした
423 :
森崎名無しさん
:2011/12/17(土) 00:49:22 ID:???
ちょっと三杉は心身ともに負担が大きすぎたか
貴公子とは呼ばれていても、奴はまだ高校生なんだ
424 :
森崎名無しさん
:2011/12/17(土) 00:50:05 ID:???
それなんて仙道
425 :
森崎名無しさん
:2011/12/17(土) 00:55:19 ID:???
>>423
このスレでは20歳くらいでなかったっけ
426 :
森崎名無しさん
:2011/12/17(土) 00:56:06 ID:???
まだ同学年の岬や日向が高校生
427 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:02:25 ID:???
ちょっとだけ更新ー
>>419
まあまあ、イタリアではよくある事です!
>>421
お前達が(ry 感謝し尽すだけだぁ・・・
>>422
ありがとうございます! そもそも無理できるほどキャパないんですけどねw
>>423-424
スレ主「フィオレンティーナの不安要素その1、選手層が薄い!」
三杉「そりゃあ11人かつかつで一向に増員ないですし・・・」
スレ主「ごめん・・・色々ごめん・・・」
>>425-426
一応、約一ヶ月前に誕生日を過ぎた18歳設定なのです。
428 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:03:40 ID:???
> 「隠れスキル・逆境に強い」発動?→ クラブQ
> 《クラブ》 未発動
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
大いなる困難を前にすると、普段よりも強い力が湧き、集中力も増す・・・。
大和民族が本能的に持つ、性(サガ)とも言うべき逆境への強さが三杉にはある。
土地が違えば、これらはフロンティアスピリットやゲルマン魂、黄金の魂とも云われるが・・・
即ちこれは、暗闇の中、目の前で何が起ころうとも、進み続ける覚悟≠ナあった。
『何が起ころうとも進む覚悟』と言うのは、『起こった事の如何に関わらず、歩みを止めない』のとは違う。
起こる事態の全てを受け止め、噛み砕き・・・歩み続ける為に最善な方法を模索するという事である。
つまりそれは闇雲に空元気を出すだけの物ではない、真実へ向かおうとする意志であり・・・
何事にも目を背けない具体性が不可欠な精神性なのであった。
三杉(逆境、だ・・・負けていられるか・・・) ボボボ
三杉は内に秘めた炎を燃やそうと意識したが、どうにも普段のようにいく様子ではなかった。
やらなければならない、そう思う。
しかしどうにも炎が燃え立つ感じでは無い。
三杉「クッ・・・!」
仕方がなかった・・・彼は戦術が通用しそうもない非常識な現実を怖れ、無意識に目を背けたのだから。
覆す妙案があるにせよ否にせよ、まずこの直面した現実を受け止める事がスタートラインであるのに・・・
今日の三杉淳にはそれが出来なかった。
多くの不運なる要因が重なったゆえの悲劇としか言えなかった。
429 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:04:46 ID:???
ジョアン(アルシオン、お前はいつの間にあんなシュートを・・・?)
呆然とフィールドを見下ろしていたジョアン・・・彼はやがて天を仰いだ。
そこに見えるのは天井であり、空はない。 ・・・無論、星など見える筈もない。
愛弟子の成長が自分の予定を超える物であった時、それは師としては至上の喜びに違いない。
・・・だが今のジョアンには目の前の光景を素直に喜べなかった。 何故ならば・・・
ジョアン(お前の本当の才能は・・・違うのだ・・・)
ジョアンはアルシオンと共にした9年の時を経て、彼の才能と限界を知り尽くしているつもりだった。
そのジョアンの目から、先程のアルシオンの超絶なるシュートは到底考えられなかった。
彼の見て来たアルシオンはシュナイダーではない・・・純粋にストライカーの神に愛された者では在り得なかった。
先程のシュート・・・・アルシオンがパワーだけでかの威力に達するとしたら・・・それは彼が全盛期に至った時か。
・・・そう、まるで今のアルシオンはその才を前借りするような・・・
バカバカしい考えだが、彼がそんな無茶な行為をしたみたいにジョアンには見えた。
『だがそれもまた自分の愚かな過信なのかも知れない。』
『アルシオンは自分の掌に収まらない才だっただけ、自分の直感は杞憂かも知れない。』
自信と生き甲斐を同時に喪失したジョアン・・・彼は今のを最後に、思考をシャットアウトする決断をした。
430 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:09:03 ID:???
ナジーブ「クック・・・ハァーッハッハッハ!!」
カンピオーネのオーナー、監督と同等に指揮権を有するナジーブ・ユブンタイは高笑いを響かせた。
キックオフゴール・・・およそ相手の戦意を叩き潰し、誇りを陵辱するようなそのプレイが彼には痛快だった。
おそらく今の彼の脳内は、ギャンブラーのように脳内麻薬が溢れ出して止まらない状況に違いない。
ナジーブ「アルシオンは私の見立て通りだった・・・クック、最高のショーだとは思わんかね?
ジョアンの計画に大人しく金を注いでやったリターン・・・今ようやく得たわ。」
計画は成功だった。
彼がやったのは、とあるユーゴの民族主義者と密な関係を築き、表に出せない支援をし続けた事と・・・
最近は経済の流れにちょっと介入し、貧富の差を・・・地域ごとの不公平感を煽るよう仕向けただけ。
そんな些細な事で世界は動き、結果的にアルシオンの情緒は安定を失い、ジョアンとの間に壁が生まれた。
ナジーブ(・・・しかしナムリスもよくやってくれた物よ。
まさかこの短期間で、アルシオンとジョアンをここまで見事に決別させるとはな。
フフ・・・ スクール≠ヘ、かくも有意であったという事か。)
自分の息子がどんな魔術を使ったか判らないが、彼にとってそれは興味が無かった。
彼にとって結果が重要であり、まだ考えるべき問題が他にも沢山蓄積しているからだ。
息子は上手くやった、だが自分が手を出していたらもっと上手くやっていた・・・彼はそう確信している。
そしてこれから先、アルシオンを飼い続けられる事も確信している。
その事は彼の生きてきた人生・・・人も世界も金で動く≠ニいう持論が過去に何度も証明してきていた。
431 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:10:13 ID:???
ナジーブ(差し当たって、アルシオンは完全にこちらの手の内に入ったと言える。
あとはポブルセンが予定通りやってくれれば、ジョアンのコネクションは全て封殺される。
・・・フライハイトが行方不明の儘なのは残念だが・・・まあアルシオンの邪魔にはなるまいか。)
ナジーブ・ユブンタイは頭の中の盤面を思い浮かべ、ここ数日で動かした駒の事を考えた。
511・シェルタード・スクール・・・東ドイツに存在したとある養護学校の遺産・・・
その一つ、自分の息子であるナムリス・ユブンタイはまさしく妙手と言える成果を挙げた。
次の駒、アドルフ・R・ポブルセン・・・自由に動かせるが使い辛い彼。 期待通り成果を挙げられるかは博打の
可能性が否めなかった。 そして『ヴォルフガング・フライハイトを・・・』と無い駒にも残念そうに思い馳せる。
アルシオンとカンピオーネが手に入った今、最早それ以上の事は全て座興に近い領分とも知りながら。
自分の目的の一手として、少年達の汗を使い捨てる大人が今日も居た・・・
それでも少年は、そんな彼らの思惑など知らずに闘わなければならない。
どんな不慮な状況が訪れようが、今の少年は強いられるだけの存在に過ぎないゆえに。
そんな思惑など彼の耳に入りはしないのが不幸中の幸いと言うべきか、実際に彼等は目の前の戦いに夢中だった。
三杉(戦術の穴を突かれたシュートにやられはした・・・しかし余程フリーでなければ使える手じゃない。
つまり敵の再キックオフの時に気をつければ、依然として戦術の有利はこちらにある。)
考えてみたが、作戦変更として手を入れる部分はなかった。
1点ビハインドを負った今、ここからフィオレンティーナは攻めなければならない。
出来る限りカンピオーネに守勢を意識させ、押し切るのが理想・・・
特にここでは敵に縦パスでのカウンターが無いのが僥倖と言って良かった。
そして三杉はキックオフ後の具体的な攻め方に思考の手を伸ばし・・・
432 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/19(月) 16:12:46 ID:???
A 新田に突破させる
B バンビーノとパスワークで攻める
C 右側のサイドを、ドリブルやマルコとのワンツーで攻める
D いやここは自分自身の突破力を見せる時
E むしろダラピとレントに任せてみるか
F 今回もバンビに左サイドをドリブルさせるぞ
G ブンナークに突破を狙わせ、取られたら即囲みでいってみるか
H その他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
433 :
森崎名無しさん
:2011/12/19(月) 16:23:17 ID:???
新田を使うべき?
434 :
森崎名無しさん
:2011/12/19(月) 16:31:33 ID:???
バンビは読まれてそうだし新田かなぁ…
435 :
森崎名無しさん
:2011/12/19(月) 17:20:27 ID:cTX0zaZE
C
ここは右…右がまだマシ…!
436 :
森崎名無しさん
:2011/12/19(月) 17:21:33 ID:3PuOdfzA
C
437 :
森崎名無しさん
:2011/12/19(月) 19:57:04 ID:???
右サイドでボールを運ぶならマルコと新田が動くのかー?
438 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 14:18:05 ID:???
> C 右側のサイドを、ドリブルやマルコとのワンツーで攻める
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アルシオン、フィッツウォルタ、ユブンタイ、更にその後ろにはクスタ。
三杉この中央のラインを無事に突破出来る可能性を考えてみるが…
その結果、『極めて困難』と断じる以外になかった。
そして視点は穴、弱点の見えない中央からサイドへと向く。
結局のところサイドからクロスを上げていく闘い方が効率的だと再確認し…
三杉(だが、結局は左右共に堅牢…まあ左辺のシニョーリは比較的穴だが、その後方が悪すぎる。)
散々煮え湯を飲ましてきた狩猟者ミルチビッチを忌々しく睨みつけ、三杉は右辺に目を向ける。
ピャタコーフ、フィッツウォルタ、カルバリョ…こちらもウンザリする面子だった。
…どれもが非常に厳しい3択を強いられたわけだが、最終的に三杉は右辺での攻撃を決める。
マルコも前半のデータを元に修正してくるし、自分もフォロー出来る位置関係を保てると踏んだゆえに。
ヤベッチュ「さー盛り上がって参りました、点が動いたから今度はフィオレンティーナのキックオフですが・・・
さっきのショックを引き摺ってないといいんですけどねえ・・・・・・お二人はどう思いますか?」
イスラス「………」
ディッテンベルガ「………」
ヤベッチュ「はい、ありがとーございます。 ほんでは試合再開〜。」
439 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 14:19:08 ID:???
ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!
試合再開の笛の音・・・三杉はFWの後方で足元に力を入れる。
既に自身とマルコでサイドを攻める旨は伝えてあり、手筈通りバックパスが送られてきた。
三杉(・・・さて、出来ればオルミーガとやらとかち合わないままサイドへ持って行きたいが・・・)
選手像の全く知らない選手ゆえに、どのような行動をしかけてくるか判らない相手。
オルミーガに対する警戒のアンテナを立てながら、右サイドへボールを転がすが・・・
先着で
★オルミーガさん吶喊します?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 想定の範囲内の吶喊をしてきた。
《ハート、スペード》 ジリジリとこちらを窺う様子を見せている。
《クラブ》 想定の範疇を越える勢いで吶喊してきた。
《JOKER》 ???
440 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 14:21:24 ID:???
★オルミーガさん吶喊します?→
クラブ7
441 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 14:21:25 ID:???
★オルミーガさん吶喊します?→
ハート4
442 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 14:59:06 ID:???
> オルミーガさん吶喊します?→ クラブ7
> 《クラブ》 想定の範疇を越える勢いで吶喊してきた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルミーガ「 ウ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! 」
ドドドドドドド!
耳を塞ぎたくなるような雄叫びが聞こえたと同時に、オルミーガがこちらへ突進してくるのが見えた。
三杉は一瞬、サバンナか何処かで猛獣に囲まれたかのような錯覚に陥り、反応が一歩遅れる。
そしてオルミーガの突進の勢いは大した物であり、三杉の想定を数割上回っており・・・
奴が突っ込んで来るならば後方でパスを回してサイドに持っていく、との予定をおじゃんにされてしまう。
三杉(クッ! このタイミング・・・もう抜き去るしかない!)
咄嗟に次善の手段を決断すると、三杉はオルミーガの突進に対して意気を奮わせた。
443 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 15:00:34 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
★オルミーガ タックル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(悖乱・参百人力+2)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 無事に抜き去った! さあ攻めよう。
=1〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、ブンナークがフォロー、ピャタコーフがフォロー)
≦-2 → カンピオーネボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで[芸術的ドリブル(+5)]、ハートで[華麗なドリブル(+3)]、
スペードで[やや華麗なドリブル(+2)]が発動。
ダイヤ・ハートの勝利でスキル[頭脳的ドリブル(次回行動+1)]。
オルミーガはスキル[悖乱・参百人力]により全接触行動に(+2、吹飛係数0)を有す。
444 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 15:03:33 ID:???
★三杉 ドリブル(
ハート3
)68 +(
5
+
1
)=★
445 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 15:04:11 ID:???
★オルミーガ タックル(
ハート3
)67 +(
1
+
6
)+(悖乱・参百人力+2)=★
446 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 16:20:41 ID:???
三杉 ドリブル( ハート3 )68 +( 5 + 1 )+(華麗なドリブル+3)=77
オルミーガ タックル( ハート3 )67 +( 1 + 6 )+(悖乱・参百人力+2)=76
【攻撃Max】−【守備Max】=1 → 新田がフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ズザアァァァァッ!!
芝を抉って巻き上げかねない勢いのタックルが三杉に迫った。
しかし幾ら勢いがあっても、ただ直線的なだけのタックルなど、三杉を焦らす程の物ではない。
タイミングを読み、ボールを浮かせながら跳躍すれば簡単に抜き去る事が可能だからだ。
三杉は落ち着き払い、そのタイミングを測っていた・・・。
(グオォォォォォォォォ)
三杉(・・・・・・!?)
突如、三杉は自身の目が視ている物に錯覚を覚えた。
オルミーガのタックルがまるで怒濤の波のような・・・果てしなく大きい物に見えたのだ。
三杉「クッ!」 バッ
そのまま足を竦ませていたら、彼はその大きな物に呑まれてしまっていただろう。
そうならなかったのは、もしかすると彼の運命に宿る「異能生存体」が働いたからかも知れないが・・・
とにかく三杉は、いっぱいに跳び上がってそのタックルを避けた。
意識を向けた割合ゆえかボールの扱いがやや粗雑になり、前方へと零してしまう。
447 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 16:22:13 ID:???
三杉(不覚!? ・・・・・・じゃない、まだ!)
新田「三杉さん、そのまま走って下さい!」 トッ
いきなりの失敗に顔を歪めそうになった三杉・・・
しかし素早くフォローに入ってくれた新田の姿が視線に入り、スッ気を取り直した。
そのまま新田を信じて着地と同時にダッシュし、新田も彼に向けてボールを出したい所。。
先着で
★大人しく出させてくれますか?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 大丈夫です、無問題です。
《スペード》 ピャタコーフが新田をチェック! あれ?抜いたら右サイド薄くね?
《クラブ》 アルシオンが新田をチェック!
《JOKER》 アルシオンが近付いてきてたけど新田は咄嗟に引き離したぜ一瞬のクイックネス素敵!
448 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 16:23:02 ID:???
★大人しく出させてくれますか?→
クラブ7
449 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 17:00:55 ID:???
大人しく出させてくれますか?→ クラブ7
《クラブ》 アルシオンが新田をチェック!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アルシオン(シュン・ニッタ・・・だったか。)
ザッ!
新田(うわっ、マジか!)
しかしそれも思い通りにいくわけではなかった。
新田がボールを出したい方向に、既に敵が先回りしていたからだ。
新田(こいつ、アルシオン・・・・・・化物じゃんかよ!)
運が悪いのか、それとも相手がこの展開を読んでいたのか・・・
いずれか判らないが、新田は目の前の状況を呪いたくなった。
前半からココまで、新田は彼のプレイに何度も目を疑っている。
新田(こんな規格外を相手取れるか・・・? どうだよ俺?)
そう畏怖の心が新田の動きを竦ませようと嫌らしく微笑むが・・・
だからと言って、新田はそうであってはならないと力を入れる。
彼には彼の、この試合に賭ける強い思いがあるゆえに。
450 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 17:02:08 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★新田 ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
★アルシオン タックル(! card)?? +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ドリブル突破! 右サイドに振るぜ!
=1〜-1 → 左から順に(ブンナークがフォロー、ランダム、ピャタコーフがフォロー)
≦-2 → カンピオーネボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」ハートで「高速ドリブル(+4)」が発動。
451 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 17:09:36 ID:???
★新田 ドリブル(
ダイヤ4
)68 +(
2
+
2
)=★
452 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 17:10:09 ID:???
★アルシオン タックル(
ハートA
)?? +(
1
+
2
)=★
453 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 17:10:22 ID:???
★アルシオン タックル(
ダイヤ4
)?? +(
5
+
5
)=★
454 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/20(火) 17:11:26 ID:???
カッコいい新田さんがやってくれました。
描写は暫しお待ちを。
455 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 23:13:49 ID:???
焦らしプレイ乙
456 :
森崎名無しさん
:2011/12/20(火) 23:54:25 ID:???
ひょっとしてオルミーガのスキルってシュートにも適用されるのかー?
457 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 13:23:02 ID:???
>>455
焦らしすみません乙感謝です。
寒いとメランコリックな気分になりますね。
>>456
ボールに直接パワーが乗るという意味で…あると思います。
ちなみにオルミーガさんの超パワーにも勝手なキャラ付けしてます。
書く機会あるかは判りませんが。
=============================================
新田 ドリブル( ダイヤ4 )68 +( 2 + 2 )+(芸術的+4)=76
アルシオン タックル( ハートA )?? +( 1 + 2 )=??
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ドリブル突破! 右サイドに振るぜ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
新田(そうだ…コーチに俺の最高のパフォーマンスを見せるんだろ!?
だったら、この化け物を相手にビビってるとか有り得ないだろ!)
竦みかけた全身に喝を入れるように、新田はこの試合に望む気概を反芻した。
避けられない状況であれば、どっちにしろ勝負するしかない。
そして、ならば相手がどれほど強大であろうと自分は自分の全力に賭けるのみ…
ジョアンに叩きこまれた技術を信じてぶつかるのみなのだ。
458 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 13:24:40 ID:???
ザッ!
アルシオン(!)
新田は彼特有のシンプルな思考に切り替えた直後に地を蹴った。
脚力ではイスラスに劣るが、その身体の小ささゆえにクイックネスならフィールドで1番。
さらに三杉に教えられた緩急の調節が、彼にジョアンの編み出したドリブルを可能にさせる。
新田「行くぞっ、俺の全てを…!」
アルシオン「芸術的ドリブル…!」
アルシオンは何故だか自分の初動が鈍ったのを感じた。
決別を決めた親代わりの忘れ形見を相手に使われたゆえなのか…
それとも新田のシンプルな決意を宿した目に、かつての自分の姿を見たか…
今のアルシオンにはよく判らなかった。
ただ一つ理解できたのは、自分がシュン・ニッタに抜かれたという事実である。
三杉「新田!!」
中山「やったぜ、新田!」
ブンナーク「ハッ! いい表情(かお)すんじゃねーか!!」
新田「今度こそ頼みます!」 パシッ
マルコ「よし行こう、ミスギ!」
三杉「ああ! 勝負はここからだ!」
ボールは当初の予定であった右サイドへと転がされ…三杉とマルコがこれを活かす。
フィオレンティーナでパスの巧さが評価される二人で、一気に通り抜けようと言うのである。
459 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 13:26:51 ID:???
しかしそれも簡単に行く訳ではない・・・2人にとっての因縁が当然立ち塞がるからである。
フィッツウォルタ「ピャタコーフ、ボクが合わせるから二人に仕掛けてくれ!」
ピャタコーフ「了解…」
マルコ(フィッツウォルタ・・・当然キミは来るよね!)
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ワンツー(! card)67 +(! dice + ! dice)=
マルコ ワンツー(! card)67 +(! dice + ! dice)=★
★ピャタコーフ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
フィッツウォルタ パスカット(! card)68 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ワンツー突破!
=1〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、レビタンがフォロー、カルバリョがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ワンツーの2人がカードマーク一致で両者に+2補正、ただしクラブ一致は−2ペナ。
カード数値一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツー化。
マルコのカードが奇数でスキル[解析LV2:相手の必殺技無効[同等の補正が付与]消費???発動。
フィッツウォルタのマークがダイヤ・ハートで[ADF(+3)]が発動。
※カンピオーネはこの組み合わせでは人数補正が発生します。
460 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 13:28:29 ID:???
★三杉 ワンツー(
ダイヤ2
)67 +(
4
+
3
)=
マルコ ワンツー(
クラブ7
)67 +(
3
+
4
)=★
461 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 13:29:42 ID:???
★ピャタコーフ パスカット(
ダイヤ8
)65 +(
4
+
4
)+(人数補正+1)=
フィッツウォルタ パスカット(
クラブ9
)68 +(
4
+
4
)+(人数補正+1)=★
462 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 14:17:46 ID:???
◎三杉 ワンツー( ダイヤ2 )67 +( 4 + 3 )=[74]
マルコ ワンツー( クラブ7 )67 +( 3 + 4 )+(メンタル-1)=73
ピャタコーフ パスカット( ダイヤ8 )65 +( 4 + 4 )+(人数補正+1)=73
◎フィッツウォルタ パスカット( クラブ9 )68 +( 4 + 4 )+(人数補正+1)=[77]
【攻撃Max】−【守備Max】≦-2 → カンピオーネボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フィッツウォルタ(ミスギとマルコ…彼等のパス技術は言うまでもなく一級…)
マルコ(フィッツウォルタのデータを相手に意表を突く事は出来ない…)
三杉(そして彼のディフェンス技術ついては言うまでもない…即ち!)
フィッツウォルタ・マルコ・三杉(小細工は無意味!)
ポン ポン ポン
ピャタコーフ「むっ…やるな!」
マルコ(よし、通った!)
フィオレンティーナのパスワークは球足・コースともに水準以上…
三杉とマルコの両者共にミスと言えるミスはなく、ハイレベルに達していたと言える。
…ただフィッツウォルタ達の動きは、三杉達のそれを僅かながら上回っていた。
463 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 14:21:07 ID:???
フィッツウォルタ「させないっ!」 バッ
トンッ!
三杉「なにっ!?」
結局、小細工のないこの勝負を制したのはフィッツウォルタだった。
僅かなミスが命取りになるレベルの攻防で、よりミスの少なかった彼が勝った…それだけの事。
フィッツウォルタ「よし、もう1点貰うぞっ!」 ダッ
そしてチームの決まり事ゆえに、彼は当然の如くドリブルを始める。
カウンター機でもなくボランチの位置からの単独突破…
クライフが見れば一笑に附すようなプレイが、フィオレンティーナをまたも恐怖に陥れ…
ディッテンベルガ(いや・・・)
イスラス「・・・・・・クックっ・・・」
新田「奪われたら奪い返す!」 ダダダッ
フィッツウォルタ「またお前かっ!」
まだ自分達の攻撃を終わらせまいと、フィッツウォルタの前に立つ新田。
レッチェ戦以来、彼はイスラスが見せた様なカバーの広さを少なからず意識していた。
意識し続けたからこそ、この場でそれが出せたと言えるだろう。
464 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 14:24:14 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★フィッツウォルタ ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
★新田 タックル(! card)66 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 突破だっ! 無駄無駄!次はヘタリアコンビを血祭りにあげるぜ!
=1〜-1 → 左から順に(ブンナークがフォロー、ナムリスがフォロー、カルバリョがフォロー)
≦-2 → やれやれだぜ、血祭りにあがるのはお前だったな!
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
フィッツウォルタのマークがダイヤで[芸術的ドリブル(+4)]、
ハートで[頭脳的なドリブル(+3)]、スペードで[ヒールフリック(+2)]が発動。
ハートでの勝利でスキル[頭脳的ドリブル(次回判定+1)]が発動。
新田のマークがダイヤ・ハートで[隼タックル(+2)]が発動。
465 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 14:34:31 ID:???
★フィッツウォルタ ドリブル(
ダイヤ9
)68 +(
5
+
6
)=★
466 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 14:46:09 ID:???
★新田 タックル(
スペード7
)66 +(
2
+
2
)=★
絶好調すぎる……
467 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:07:06 ID:???
完璧なパフォーマンス、カンピオーネが攻撃に移れる最大の要因
完全にフィッツフォルタの章でござる
468 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:10:20 ID:???
フィッツウォルタ ドリブル( ダイヤ9 )68 +( 5 + 6 )+(芸術的+4)=83
新田 タックル( スペード7 )66 +( 2 + 2 )=70
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 突破だっ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
新田のスピードはフィッツウォルタから見ても十分驚異的だった。
しかしイスラスの威圧感にはまだ足らない…それも確かな事実だった。
フィッツウォルタ(サッカーはスピードだけの勝負じゃない。
速さに付き合わないと決め込めば、やりようは幾らでもある…特にっ!)
新田「うおぉぉぉぉっ!!!」 ダダダダダ!
フィッツウォルタ「スピードだけ≠ノかまけたプレイが相手ならば殊更っ!」 スッ
サササッ…!
ボールを引いてからの、細かく流動的なボールタッチである。
幾らスピードがあると言っても、足の出し所に一度迷えば引き鉄を引く事が出来なくなる。
新田「うっ、これはっ…」
フィッツウォルタ(キミは確かに速い、驚異的ですらある。 けれど意識の上で先手を打ったのはボクだ。)
速さと早さ、ファストとアーリー。
結局はフィッツウォルタがはやかった*であるが、その言葉の質は随分と違うと言えよう。
新田が今の段階でフィッツウォルタを上回るには、結果的には奇襲的でなければならなかったと云う事だ。
469 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:11:43 ID:???
ダァッ!
新田を振り切って、フィッツウォルタは一気にアクセルを全開に持っていった。
状況を見れば、実に理想的なカウンターのスタートである。
フィオレンティーナはこれを防ぐべく、ダブルボランチと右寄りのCBが直ぐに囲みに向かう。
ダラピッコラ「チィッ、何度も何度もドリブル突破ばかり・・・いい加減頭にくるぜ!」
スペルマン「普通に考えて、甞められてるって事だしね。」
ダラピッコラ「皆まで言うなよスペルマン!」
レントゥルス「ととと、とにかく流れを変えないと!」
スペルマン「・・・うん、そうだね。」
ボールを奪い返せれば最良。
しかし最悪抜かせなくても何とかなる。
何しろフィオレンティーナの中盤はカンピオーネよりも分厚く圧縮されている・・・
相手のスピードさえ殺せば、人数差は直ぐに飽和させられるだろう。
フィッツウォルタ「・・・だからこそ一度で抜く!」
ダラピッコラ「させねえって言ってる!」
470 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:13:29 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★フィッツウォルタ ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
★ダラピッコラ タックル(! card)68 +(! dice + ! dice)+(メンタル-1)=
スペルマン タックル(! card)66 +(! dice + ! dice)+(メンタル-1)=★
★レントゥルス チャオ・ベッラ(! card)68 +(! dice + ! dice)+(メンタル-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ドリブル突破されたっ!
=1〜-1 → 左から順に(オルミーガがフォロー、中山vsピャタコーフ、ミュラーがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。
【攻撃Max】−【マーカーMax】
≧0 → フィッツウォルタが素早く振り切った!
≦-1 → ここはマークで通さない! 三杉とマルコが戻って取り囲む!
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
フィッツウォルタのマークがダイヤで[芸術的ドリブル(+4)]、
ハートで[頭脳的なドリブル(+3)]、スペードで[ヒールフリック(+2)]が発動。
ハートでの勝利で[スキル・頭脳的ドリブル(次回判定+1)]が発動。
ダラピッコラのマークがダイヤで[セックスピストルズ(+3吹飛4)]、ハートで[エアロスミス(+2)]が発動。
スペルマンのマークがクラブで[チンピラ殺法(+3吹飛3):敵もクラブの場合は反則確定]が発動。
471 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:14:40 ID:???
すみません、ダラピとスペルに人数補正が抜けてました。
結果で修正致します。
472 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:15:13 ID:???
★フィッツウォルタ ドリブル(
ダイヤ7
)68 +(
3
+
2
)=★
473 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:16:03 ID:???
★ダラピッコラ タックル(
スペード10
)68 +(
5
+
2
)+(メンタル-1)=
スペルマン タックル(
クラブ4
)66 +(
4
+
2
)+(メンタル-1)=★
474 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:18:36 ID:???
★レントゥルス チャオ・ベッラ(! card)68 +(! dice + ! dice)+(メンタル-1)=★
475 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:19:56 ID:???
★レントゥルス チャオ・ベッラ(
ハート2
)68 +(
4
+
6
)+(メンタル-1)=★
476 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 17:31:05 ID:???
メンタルペナが重く圧し掛かる
477 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:36:45 ID:???
◎フィッツウォルタ ドリブル( ダイヤ7 )68 +( 3 + 2 )+(芸術的+4)=[77]
◎ダラピッコラ タックル( スペード10 )68 +( 5 + 2 )+(人数補正、メンタル±0)=[75]
スペルマン タックル( クラブ4 )66 +( 4 + 2 )+(チンピラ+3)+(人数補正、メンタル±0)=75
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ドリブル突破されたっ!
フィッツウォルタ ドリブル( ダイヤ7 )68 +( 3 + 2 )+(芸術的+4)=77
レントゥルス チャオ・ベッラ( ハート2 )68 +( 4 + 6 )+(メンタル-1)=77
【攻撃Max】−【マーカーMax】≧0 → フィッツウォルタが素早く振り切った!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダラピッコラの抜き身のようなスライディングタックル。
マリーシアと表現するには少々やりすぎ・・・しかし審判に見えなきゃ反則じゃないスペルマンのチャージ。
出そうとする手を看過し、どこまでもまとわりつこうとするレントゥルスのマーク。
そのいずれもがフィッツウォルタに対して厳しい守備だった筈である。
フィッツウォルタ「必ず抜くっ!!」
サッ トンッ
ダラピッコラ「ぎゃ、逆だと!?」
スペルマン(その切り替えし!? 身体を寄せる事も出来やしない・・!)
フワリ・・・ シュッ ダダダッ!
レントゥルス「う、上〜!?」
しかしそれらがハイレベルであればある程、フィッツウォルタのドリブルを引き立たせる事となった。
紙一重のタイミング、紙一重の軌道でボールは三者の守備の網目を掻い潜ったのだ。
478 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/21(水) 17:43:09 ID:???
三杉(クッ、なんてドリブルかっ! まずい、まずいな、ここはどうする・・・!?)
ここを突破され、これでバイタルエリアに到る人数差は2対3と不利になった。
フィッツウォルタがラムカーネの1対1を狙うのか・・・
それともオルミーガ、或いはシニョーリにラストパスを送るのか・・・
はたまたサイドを駆け抜けてクロスを上げてくるつもりなのか・・・
幾らでも敵に選択肢のある状況、どう守るべきかを三杉は一瞬で判断しなければならなかった。
A 中山、ミュラーをフィッツウォルタに当たらせる。
B 中山とミュラーを急いでゴール前まで下がらせる。
C 中山はオルミーガを、ミュラーはシニョーリをマークさせる。
D その他(もっと細かい指示などあれば)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※※※※※※※※
本日の更新はここまでとします
479 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 18:12:26 ID:HnEbD21E
C
480 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 18:59:15 ID:F87F/mCA
A
481 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 20:13:20 ID:gXK7KM3c
A
482 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 21:06:00 ID:???
敵がパスしないなら、近くからわざとクスタにパスしてドリブルGO!したところを囲むw
バンビーノの左サイド突破がサビチェビッチに阻まれてもすぐ囲む!
まともな作戦おもいつかねー…
483 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 23:18:10 ID:???
左サイドならバンビでナムリスを抜き必殺ワンツーでミルチビッチを突破し
三杉のポストプレイで新田に落とす…というとこかな。
右サイドはフィッツとピャタで人数補正が付くから
一人のみのタイミングじゃないと攻め難くなってしまった。
イスラスとディッテンがいないのに固くなった…意味が分からないよ!
484 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 23:24:26 ID:???
正直、三杉のポストプレイがあれほどの相手に通用するかどうかわからないから
あえて不意をついてブンナークがポスト→新田の一対一は駄目かな?
この試合はどこかでギャンブルに勝ってリターンとらなきゃ虐殺されそうだし…
一応ブンナークはこの試合JOKERでパワーアップはしている
485 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 23:27:20 ID:???
ミルチビッチ
「コロンビアから出る喜びはあった」
「コロンビアでは敗北から始まっていた」
「ここにいたら自分がダメになると思った」
486 :
森崎名無しさん
:2011/12/21(水) 23:43:29 ID:???
その横浜ネタは今後永遠に使われ続けるな・・w
487 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 00:06:11 ID:???
>>484
ブンナークにはクスタがマークする可能性が高い
仮にクスタが三杉マークなら素直にブンナークキャノンするかも
488 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 00:10:52 ID:???
ブンナークがポストプレイ持ってることはばれてないだろうし
クスタが勘違いしてブロックに回ってくれたらチャンスじゃね?
というか普通にシュート撃ってダブルアームスマッシュ抜けるとは思えないないんだよね…
どうにかして時間差隼を決めたい
489 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 12:00:40 ID:???
>>482
相手のシステム(縛り)を逆手に取って崩壊を促すのは、ある意味裏技的な着眼ですよね。
偶然その状況が訪れるか、或いは狙って状況を促すか・・・正直コントロールするのは至難でしょう。
けれどカードじゃなく2D6、悟りセービングもなしという奇跡要素の少ないこのスレのルールでは、
この試合は本スレで喩えれば南葛vsハンブルガーを考えるくらいの絶望的な勝率(多分)・・・
裏技のような状況が連続的に起こるくらいでないとどーにもならないのかも知れません。
>>483
イスラス・ディッテンが外れ、総合力は数値の上では間違いなく落ちています。
けれども堅くなっている気がするのは、ズバリ(キャプ森板的に)核心を突いていると思います。
=============================================
> A 中山、ミュラーをフィッツウォルタに当たらせる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「(そうだ、シュートを撃たせるよりは・・・)中山、ミュラー!」
中山(チェック・・・!)
ミュラー(了解です!)
後方でただ2人だけ動ける彼らに、三杉は声を出してコーチングした。
三杉は『シュートを撃たせたらお仕舞い』と判断し、ゆえに直ぐ当たるよう指示したのだ。
この指示が吉と出るか邪と出るかは、数分後にならないと判らない。
しかしこれだけ立て続けに中盤を突破されてしまえば、分の良い賭けなど残っていよう筈がなかった。
フィッツウォルタ(前半で大分動いた上に、今また消耗か。 このまま1対1を狙うべきか、それとも・・・)
490 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 12:02:08 ID:???
先着で
★フィッツウォルタ・チョイス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 「そうだな、ここまで来たらGKとの1対1を狙うべきだ。」
《ダイヤ数字・ハート》 「フィニッシュは他の選手に任せるが・・・露払いは最後までしてみせる。」
《スペード》 「シニョーリにパスだな。」
《クラブ》 「オルミーガにパスだな。」
《Joker》 色々あってフィオボールに
《クラブA》 ???
491 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 12:05:49 ID:???
★フィッツウォルタ・チョイス→
クラブ10
492 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 13:17:21 ID:???
> フィッツウォルタ・チョイス→ クラブ10
> 《クラブ》 「オルミーガにパスだな。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フィッツウォルタ(パスだっ!)
前半にもボランチの位置からオーバーラップ・・・しかもドリブル大激走しておいて、今再びである。
フィッツウォルタの体力消耗は、当然ながらなかなか大きい物となっていた。
論理的な彼が今の状態で自らのフィニッシュを望む筈もなかったという訳だろう。
ブワッ・・・
中山「な・・ドリブルをやめたっ!?」
三杉「何故・・・! こちらの手が全て読まれているのか・・・?」
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★フィッツウォルタ パス(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
★中山 パスカット(! card)66 +(! dice + ! dice)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=
ミュラー パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ラストパスがオルミーガに通った。 フリーでシュートに。
=1〜-1 → 左から順に(ラムカーネがクリア、三杉vsピャタコ、シニョーリがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
フィッツウォルタのマークがダイヤ・ハートで[ピンポイントパス(+2)]が発動。
中山のマークがハートで[鋭いパスカット(+1)]が発動。
493 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 13:18:28 ID:???
★フィッツウォルタ パス(
クラブ9
)69 +(
6
+
5
)=★
494 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 13:22:50 ID:???
★中山 パスカット(
ダイヤ3
)66 +(
5
+
4
)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=
ミュラー パスカット(
ダイヤ5
)65 +(
4
+
5
)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=★
495 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 13:26:50 ID:???
フィッツウォルタさんの全力プレイっぷりには言葉もありませんわ・・w
496 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 13:34:06 ID:???
胃がいてーw
早く終わってくれ〜〜〜
497 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 14:00:57 ID:???
◎フィッツウォルタ パス( クラブ9 )69 +( 6 + 5 )=[80]
◎中山 パスカット( ダイヤ3 )66 +( 5 + 4 )+(鋭い+1)+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=[74]
ミュラー パスカット( ダイヤ5 )65 +( 4 + 5 )+(人数補正、メンタル、判断ミス-2)=72
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ラストパスがオルミーガに通った、フリーでシュートに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スパァーーー!
切れ味の鋭さがそのまま音に表されたようなパスが放たれた。
中山もミュラーも集中力を研ぎ澄ませ、必死に反応するが・・・
ミュラー「これは・・・」
中山「グゥッ!」
フィッツウォルタ「いけぇっ!!」
中山は思わず『最初からカットとして狙い撃てていれば・・・』と仮定したが、即座に首を振った。
それでもこのパスをインターセプトするのは無理だったと認めたのだ。
ここまで見せ付けられれば、今日のフィッツウォルタの調子は否定しようがなく最上だと解る。
到底敵わないと思わざるを得ないほどのパフォーマンスを叩き出していると認めざるを得ない。
オルミーガ「・・・・・・」
シュッ・・・トンッ
フィッツウォルタの狙い通りにボールはオルミーガに渡った。
フィオレンティーナの選手達が反転し、懸命に彼を追うが・・・
どうやらフリーでシュートを撃たれるのは避けられそうもなかった。
498 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 14:06:33 ID:???
シュッ・・・トンッ
フィッツウォルタの狙い通りにボールはオルミーガに渡った。
フィオレンティーナの選手達が反転し、懸命に彼を追うが・・・
どうやらフリーでシュートを撃たれるのは避けられそうもなかった。
ブワアァァァァァッ・・・!
オルミーガは弓を引き絞るみたいに、右脚を雄大に振り上げた。
ゴールまではまだ20m程はありそうだが、それを構う素振りは彼には全く無かった。
ただ己の脚と足元のボールに、パワーの在り所と意識と繋げている。
オルミーガ(誇りある・・・・・・オレの、種族のパワーを見るがいいっ!)
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★オルミーガ シュート(! card)71+(! dice + ! dice)+(参百人力、瞬間フリー+3)=★
★ラムカーネ セービング(! card)69+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【シュート】−【セービング】
≧2 → ゴールに突き刺さった。
=1〜-1 → 左から順に(ピャタコーフが捻じ込み、ピャタコーフが捻じ込み、スペルマンがフォロー)
≦-2 → ラムカーネがセービング成功。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
オルミーガはスキル[悖乱・参百人力]により全接触行動に(+2、吹飛係数0)を有す。
オルミーガのマークがダイヤ・ハートで[強烈なシュート(+3)]が発動。
ラムカーネのマークがダイヤ・ハートで「シャドーシールド(+12)」300消費、
スペード・クラブで「パンチング(+4)」80消費が発動。
ラムカーネは前半3回行動により後半0〜5分で-! dice、6〜30分で-6、31分以降-10のペナ。
499 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 14:12:07 ID:???
★オルミーガ シュート(
クラブA
)71+(
6
+
1
)+(参百人力、瞬間フリー+3)=★
500 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 14:17:51 ID:???
★ラムカーネ セービング(
スペードJ
)69+(
2
+
6
)+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=★
501 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 15:18:09 ID:???
ラムカーネ パンチング( スペードJ )73+( 2 + 6 )+(ZEROシステム-6)+(距離補正+1)=76
オルミーガ シュート( クラブA )71+( 6 + 1 )+(参百人力、瞬間フリー+3)=81
【シュート】−【セービング】≧2 → ゴールに突き刺さった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルミーガ「 グ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! ! 」
バキィッッ!!
ギュルルルルルルルッッッッ!!
ブンナークのアトミックショットや新田のファルコンクロウのように、フォームに工夫が見られる訳でもない、
まして三杉のドライブシュートのように特別な回転がかけられた訳でもない、
何の変哲もない只のシュートが、そう思えないような轟音を伴なって放たれた。
ラムカーネ「・・・・・・・・・グッ・・・」 ズキッ
フリーで放たれた状況ながら、ゴールまでは20mと少々距離があり、特別に有利不利はない。
純粋にGKとストライカーの真っ向対決という図式。
だが時間帯は後半・・・ラムカーネの魔法は既に解け、しかも彼は純粋なスタミナも半分以上を失っていた。
そして何より彼の集中力は、今や別の何かを押さえ込む事に必死・・・目の前の事象は薄ぼやけて見えている。
ラムカーネ「・・・止める・・・・・・!」 バッ
しかしそれでも彼はこの弾道を見極め、ゴールを守るべく飛び上がった。
その拳を差し出して、ボールを跳ね返さんと意気を吠えたのだ。
502 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 15:19:59 ID:???
バギャオッ!!
ラムカーネ「!!」
だがオルミーガの放った無造作なシュートはラムカーネをなぎ倒していた。
そして数瞬の後には間違いなくネットに突き刺さり、カンピオーネのリードを広げる役目を完遂したのだ。
もしラムカーネが彼自身の集中力を、そのままゴールを守る事に使えていたら・・・そちらが完遂されたかも知れない。
・・・しかしそんな仮定は事実の前では無力でしかなかった。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
先程の先取点から僅かに8分、カンピオーネの追加点が記録された。
フィオレンティーナ 0−2 カンピオーネ
=============================================
後半 1分 アルシオン キックオフ→スターバースト[アシスト:オルミーガ]
後半 9分 オルミーガ フィッツウォルタ→パス→シュート[アシスト:フィッツウォルタ]
※※※※※※※※※※※※※※※※
一旦ここまでとします
503 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 17:01:55 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ボカッ
パコッ
ヤベッチュ「あいたたたた・・・。」
ディッテンベルガ「観客が居ないからって、お前一人で歓声を表現するのはおかしい。」
イスラス「・・・・・・耳が痛い・・・・」 キーン…
ヤベッチュ「いや、まぁ、ね、はははー。 とにかく決まりましたで、ゴォールですよ!!
アルシオンさんの先取点がまだ余韻を残す後半の9分・・・いやいやいや驚きましたわ・・・
後半から出場のオルミーガさんが、意外なくらいアッサリとゴールを決めましたー。
前半互角の戦いを繰り広げていた両チームですが、後半はそうはあかんみたいですねっ!?」
イスラス「・・・ああ、オレ達としては癪だがな・・・」
ディッテンベルガ「チーム力ではカバーしきれない程の選手個々の力量差・・・
それが疲労の蓄積した後半になって露わになったと思うべきだろう。
(・・・それ以上に、フィッツウォルタの動きが図抜けているというのもあるがな。)」
観客席の隅に作られた臨時実況席では、興奮と淡々が一体となっていた。
だが簡単に追加点を決められたフィオレンティーナは、その各々が不安と焦りを覚えていた。
これまでフィオレンティーナというチームは、前半に苦戦しても後半で一気に巻き返す事が出来ていた。
状況としてはラムカーネが後半に動作を鈍くするのは変らないが、それでも尚、後半にこそ巻き返してきたのだ。
だのに・・・この試合に限って、これまでの展開とは全く逆を突き進んでいる・・・
それは、この試合がこれまでの激戦とは全く違う次元で争われているからに他ならなかった。
504 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 17:03:03 ID:???
通常ならばフィオレンティーナは試合に際し、ある程度の対策を立てて臨む。
それは完璧ではないが、ある程度としては十分と言えるくらいに機能するのだ。
結果、シュートは一度二度ラムカーネにも届き、運が悪ければ失点もする。
だがこの前半のラムカーネはあくまで全力を出し切らない・・・体力、精神力を後半に必要とするかも知れないから。
ゆえにここでの失点は事故であり、必然とは言えない。
そして話は後半に移るが・・・この際においてフィオレンティーナは戦術的に完成する。
前半の闘いから戦術が微修正され、また戦略的な罠も徐々に発動し出すのだ。
この結果、フィオレンティーナの守備は非常に好く機能し、ラムカーネにシュートが届く事も稀となる。
そう・・・フィオレンティーナの後半の強さと云うのは、(運命的な話を抜けば)戦術の完成にあったという訳だ。
だがこの試合に限っては、戦術の完成は前半にてほぼ成っている。
その上でラムカーネは彼の全身全霊を二度も出す必要があり、この帰結が前半の同点となったのだ。
フィオレンティーナの選手達は、今更ながらに薄々気付き始めていた。
このまま試合を続けても、逆転はおろか同点にする事も苦しい・・・逆に点差を広げられるだろう、と。
無意識の発露であったが、その考えは彼等の肩にどっと圧し掛かった。
ダラピッコラ(ドリブルで来ると判っているのに・・・止めらねぇ・・・)
ブンナーク(オレのシュートはまだ、GKにも届いちゃいないってのにっ・・・!)
中山(今日・・・俺は何を出来ている・・・? 欠片でもチームの役に立てたか?
いや、何も出来ちゃいない、立っているだけだ・・・。 MVPとか取った位で俺は浮かれていた・・・?)
三杉(攻撃が成功しない・・・敵のドリブルを止められない・・・。
ブンナークも、新田も、バンビーノも、ダラピッコラも、中山も・・・
こんな物じゃない! こんな物じゃないんだ!
・・・何故・・・何故だ・・・・・・。 まだ後半は30分以上残っていて・・・ここからどう闘えばいい・・・)
505 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 17:05:05 ID:???
三杉は現実と理想の乖離に対し、心の中で駄々を踏むように悪態を吐き・・・
それを呑み込んで、ここからどう闘うべきかに頭を切り替えようとする。
だがその前に・・・
三杉(いや、まずは仲間達に声をかけないと・・・。 きっとショックで混乱・落胆に囚われている。
キャプテンの僕はどんな状況でも毅然と皆を引っ張らなくちゃ・・・。)
何よりも先ず自分がやるべき事はチームメイトに声をかける事・・・
『それを放棄する事だけは許されない』と云うキャプテンの自覚から、三杉は仲間達へ駆け寄った。
A 「皆、まだ勝負は終わっていない。 試していない攻撃パターンだってある。 諦めずに行こう。」
B 「カンピオーネには不安要素がある。 これからそれが浮き彫りになっていくから、そこを突こう。」
C 「取られた点は取り返そう、2点取られても3点取れば勝てるのがサッカーだ。」
D 「すまない、今のはワンツー突破を失敗した僕の責任だ。」
E 「この試合は勝てない試合なのかも知れない・・・だけど勝負を捨てるな、監督の顔に泥は塗れない。」
F そ の 他
G ダイジェストへ移行(要4票)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
506 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 17:08:46 ID:T6VIcrlM
C
507 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 17:35:41 ID:ebherm0Q
E
正直気持ちはGだが、折れたペナルティはデカいだろうしなあ
508 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/12/22(木) 17:36:20 ID:???
今日はここまでになりそうですね。
現在はC1票ですが、この後も投票をお願い致します。
なお23〜25日は更新は出来ないと思います。(顔は出すかも知れませんが)
それでは。
509 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 18:08:26 ID:???
岡山姉と仲良く過ごしてくださいね乙でした
510 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 18:22:15 ID:QnoyqWCU
A まだファストブレイクもある
511 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 18:27:13 ID:???
あくまで勝ちにこだわるなら、主力をブチ壊すも手の一つ。無論下策だが。
一矢報うとすると、自分達を貫くか、相手を潰して回るか。
試合に負けても、ナムリスにどぎついトラウマをプレゼントしてやれば、少しは溜飲が下がるんだが。
512 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 19:58:13 ID:5AgX9wrw
F「監督の言葉を思い出せ。諦めたら試合終了だ」
メンタルぺナ解消したら良いなぁ
513 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 20:00:50 ID:b5LFfFmM
F
>>512
514 :
森崎名無しさん
:2011/12/22(木) 20:02:41 ID:???
あきらめたら試合終了だよ、いい言葉だ
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