キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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11人の戦士たち

1 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/08(木) 01:18:54 ID:???
それは異世界の人々の物語。

「楽しくて笑っちゃうとか、一人が寂しいとか、大好きな人が大切だとか……たくさんたくさん、いろんな事を知りたいの!」
                   「今でも思うよ……大切な人を守りたいって。 でも、僕にはその力が無いんだ……」

それは異世界の人々が交錯した物語。

「不老不死は見習いなんだ。 ……長く生きたら、友達の顔も名前も忘れちゃうのかな」
                   「俺にもいつか、あいつらを祝福できる時が来るのだろうか……」

それは異世界の人々が一つのものを目指す物語。

「私がいてもいなくても構わないでしょ! 本当はこんな事……サッカーなんて、したくないんだ!」
                   「と め る !」

それは異世界の人々の友情の物語。

「絆? なんて陳腐で美しくない言葉……そんなもの全て最後には千切れてしまうのよ」
                   「まだわからないのかい……心だよッ!!」

それは流れ着いた者たちの挽歌。

「(役に立たなくなったらまた捨てられるのかな……どうすればご主人様は喜んでくれるんだろう?)」
                   「速さこそ命、速さこそ文化。 しかし……人には人のペースってもんがあるわな」

                 時も空間も世界観も違う11人の戦士たち。
                彼らが集い流れ着いたのは、偶然なのか必然なのか。

              「皆揃ってお家に帰るぞ! 家に帰るまでがサッカーです!!」

※なお、この台詞などは予定です。何等かの都合により変更される可能性があるのでご了承ください。

128 :森崎名無しさん:2011/12/11(日) 12:06:48 ID:???
アイマスでデコのよさに目覚めた

129 :森崎名無しさん:2011/12/11(日) 12:37:04 ID:???
>>127
ぜのぐらしあ?なにそれ
アイマスは今やってるのが初アニメ化だよ

130 :森崎名無しさん:2011/12/11(日) 13:49:17 ID:???
「アイマスとしてみなければ面白い(悪くない)」という評判もあるけどね。
ただ、基本的にはやっぱり黒歴史扱いじゃないかな。

131 :森崎名無しさん:2011/12/11(日) 14:53:11 ID:???
キャラは同姓同名なだけだと思えば、もしくは「そういう役を演じてる」と思えば面白かったよ。
ファンアイテム的なものでは決してなかったけどw

132 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 00:52:49 ID:???
>>124
そこら辺は練習パートになってからのお楽しみ、という事で一つ。
……中々練習までいけませんが。

>>125
ライブアライブのAAを探すと、やはり数は少なかったですね。
ブリキ大王とかはありましたがw

>>126
幻想郷にいる間、時間は停止している。
或いは、世界は違うがジョーカーは存在しているとねじれこんにゃくさんが判断してるのかもしれません。

>>127
ピヨちゃんは可愛いよ! FSS!

>>128
くぎゅうううううううう!!

>>129-131
性格・声・舞台と本編アイマスと違いすぎましたからね。
でも真が可愛かったので許す。カニまこ! カニまこ!!

133 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 00:53:50 ID:???
>C.「まあまあ、次からは銀ちゃんもお手伝いするって事でここはひとつ……」 ここは水銀燈をフォローしておくべきだ
================================================================================================================
剣崎「そうだな。 別に家事を全部やれって無茶苦茶な命令をしてる訳じゃないんだから……な、水銀燈?」
水銀燈「………………」
ダークドリーム「そんなに水銀燈はお手伝い嫌なの? 楽しいよ?」
水銀燈「この誇り高きローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈が人間の手伝いなんて……!」

ここで佐野は水銀燈を擁護するように動いた。
流石に霊夢らに追従するように水銀燈を責めるのは気が咎めたのである。
この佐野の発言により、場の空気もある程度緩和され。
また、基本的に温厚。或いは純朴である剣崎やダークドリームもこれに同調をする。
だが、そうまでフォローをされ、何とか次回からお手伝いをするようにと話を持っていっても……。
水銀燈は頑として首を縦に振らず、恨みがましそうな視線を周囲にぶつけるだけであった。
まだ出会って1日も経っていないが、どうやらこの水銀燈は随分と「ローゼンメイデン」としての誇りに拘る人物――もとい、人形らしい。

佐野「よくわからんなぁ。 その誇りってのは手伝いなんかしたら簡単に無くなっちゃうもんなのか?」
水銀燈「当然でしょう! 何が悲しくて下品な人間なんかを手助けしなきゃならないの!
    私は誰よりも高貴で誰よりも美しいローゼンメイデンなのよ!」
佐野「むっ、失敬な! 俺は下品なんかじゃないぞ!」
カイン「……(ここまでの佐野の言動を見る限り、ミシディアの黒魔導師の子供くらいは下品に思えるがな)」
水銀燈「……ただ」
ブースター「?」

フォローをしてくれた佐野にすら侮蔑の言葉を吐き、水銀燈は怒りを露にするのだが……。
しかし、やがてその怒気も収まった。彼女の視界の中に、喧々囂々の騒ぎを見守っていたブースターが入ってきたのだ。

134 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 00:55:12 ID:???
水銀燈「(……こいつですら役に立っているというのに、私だけ役立たずの烙印を押される訳にはいかない。
     私は役立たずじゃ……ジャンクじゃないんだから!)……まぁ、どうしてもと言うなら手伝ってあげてもいいわぁ」
佐野「(……なんか情緒不安定だなー。 さっきまで怒ってたと思ったら急にまた猫撫で声になったぞ)」
霊夢「(んー……ま、いいか。 素直にごめんなさいなんて言えるような奴でもないでしょうし……)」
クーガー「(小さい体に抱えきれんくらいのプライドの高さだな……何れ身を滅ぼしかねん……)」

ブースターですら役に立っているというのに、自分がお荷物という状況もまた水銀燈にとっては耐え難い屈辱であった。
結局、水銀燈は素直に手伝うとは言わないものの、概ねそのような発言をし。
周囲の者たちも水銀燈はこういう奴なのだろうとわかったのか、肩を竦めるなりため息を吐くなり苦笑するなりをして反応をする。
こうして最良とは言い難いかもしれないが、それでも一応の決着はついたとあり。
水銀燈は霊夢に「次からは率先して手伝いをする事」を散々念押しされてから食事を出される。
そして全員に食事がいきわたったのを確認された後、揃っていただきますの大号令のもとに食事を開始したのだった。

アイビス「……箸って使いづらいね」
カイン「うむ。 フォークやナイフは無いのか?」
アイビス「……お米もポロポロ零れるし、これじゃ食べられないよ」
剣崎「やっぱりアイビスとカインは箸に慣れてないのか? ……ユーノは使えるんだな」
ユーノ「うん。 僕の友達が、よく使っていたからね。 付き合う中で自然と使い方も覚えたんだ」

しかし、食事が始まっても問題がまた発生した。
どう見ても外国人なアイビスに、そもそも箸というものが存在しなさそうな世界からやってきたカイン。
両者は箸の扱いになれておらず、ものを口に運ぶのにも悪戦苦闘をしていたのである。

135 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 00:56:42 ID:???
佐野「俺からしてみれば逆にフォークやナイフの方が使いにくいけどなぁ。
   ステーキとか食う時、ギーギー音出たりとか」
クーガー「食文化もまた文化。 郷に入っては郷に従えだ、頑張って慣れろ、アイビス、カイン」
アイビス「……言われなくてもわかってる!」
カイン「フッ……任せておけ!」

それでもこればかりはどうしようもない。
流石に手でそのまま食べるのも、ブースターのように口で直接食べるのも出来ない以上。
アイビスとカインには箸というものに慣れてもらうしかないのだ。

佐野「(外国人は大変だなぁ。 確かに箸って日本人でも上手に使えない奴いるし……。
    さて、それはそれとして何か話を振ってみるか? うーむ……)」

A.「そういや台所組は何の手伝いしたんだ?」 先ほどの手伝いで台所にいた者たちが何をしたのか聞いてみる
B.「そういや皆の年っていくつなんだ?」 皆の年齢について聞いておく
C.「霊夢ちゃん、幻想郷で観光できそうな場所ってどんな所がある?」 霊夢に幻想郷について聞いておく
D.「ところでこん中でサッカー知らんって奴どれだけいるんだ?」 一同のサッカーに対する認識について聞いておく
E.「よっしゃわかった。 俺が食べさせてやろう。 ほれ、あーん」 アイビスにあーんだ
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

136 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 00:57:15 ID:moK5KJMY


137 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 00:59:16 ID:5J/M9Lxo
D
これは聞いといた方が良いよな

138 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:00:10 ID:fLs6JCzE
D

139 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:00:43 ID:H3P+zcKM
D
というか知ってるのは佐野とりっちゃんだけと違うか。
あるいはクーガー兄貴も可能性はあるが

140 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:01:17 ID:???
剣崎は知ってるでしょう

141 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:04:16 ID:???
……おお!(完全に頭から外れてた)
んー、あとはまあアイビスの時代にサッカーが残ってるか(そこまで遠未来じゃないし)
銀さまも知る機会がないとはいえないが、知ってても名前どまりかな。

142 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:11:45 ID:???
アイビスは知ってるだろ(アニメ版ゲッターの竜馬とライディーンのひびきは学園ではサッカー部所属)

143 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:18:31 ID:???
アイビスはαから来てるか、それともOGから来てるか、という問題があってな?

144 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:21:10 ID:???
負け犬モードみたいだしαじゃない? OGならまだ鬱になってないし

145 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:22:24 ID:???
OG世界のアイビスならそもそもやさぐれてないはずなんだが?

146 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:28:54 ID:???
ああ、そうなんだ。じゃあ最低でも名前は知ってるかな

147 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:45:09 ID:???
>D.「ところでこん中でサッカー知らんって奴どれだけいるんだ?」 一同のサッカーに対する認識について聞いておく
================================================================================================================
佐野が気になったのは、この中でどれだけの者がサッカーというスポーツ自体を知っているか、という事である。
流石に経験者がいる事は佐野も期待はしていないが、さりとてまったくサッカーを知らない者にサッカーを教えるというのも骨が折れる。
ボールをゴールに押し込めば1点。その点数を競い合うだけのスポーツといえど、細かいルールが多種多様とあるからだ。
事前にどれだけ知らない者がおり、誰に重点的にサッカーについて教えるべきか考えておくべきだろうと佐野は判断したのである。

律子「……一応、ウイイレを仲間とやった事がある程度には。 ルールについてもある程度はわかってるつもりだけれど……。
   ファンっていう程詳しくは無いわ。 (こういうのは真の仕事だし……)」
クーガー「俺も大体のルールくらいは把握しているが、実際にやった事は一度もねぇなぁ」
剣崎「俺も……学校の授業の一環としてやったくらいだ。 あ、でも結構クラスの中では強かったぞ!」
アイビス「……名前くらいは。 でも、見た事は殆ど無いかな。 あまり興味が無いし」

まず、知っていると答えたのは律子、クーガー、剣崎、アイビスの4人。
律子、クーガー、剣崎の3人はどちらかといえば佐野と殆ど似たような世界から呼び出されており。
その世界にもサッカーは存在していた為、それなりに知識はあるらしい。
ただ、アイビスだけは人類が宇宙に進出をした時代から来た少女……その頃にもサッカーは残っているが、あまり盛んではないらしく。
少なくとも、アイビスはあまり詳しくは無いという。

佐野「未来になるとサッカーは衰退するんか……」
律子「……ところでアイビスさんってどこの出身なんですか? その、宇宙での移民地とか?」
アイビス「……ニューヨークだよ。 そんなの聞いてどうするつもり?」
律子「いえ、ありがとうございます(……単にアイビスさんが知らないだけで普通に盛んなんじゃないかしら?)」

148 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:46:22 ID:???
サッカー未開の地、アメリカ。
アメリカ出身であるが故に単純にサッカーについて詳しくないのではないかと律子が疑問に思う中。
続いてサッカーを知らない者たちが口を開いた。

水銀燈「もしかしたら見た事も聞いた事もあるかもしれないけれど、覚えてないわねぇ。 まるで興味が無いから」
カイン「……少なくともバロンには無かった。 他の国や村にも無かったと思うがな……」
ユーノ「僕の世界にもスポーツはあるけれど……サッカーというものは知らないなぁ」
ダークドリーム「私も知らない……そもそもスポーツってなに?」
レイ「だねぇ。 サッカーもスポーツも、聞いた事が無い言葉だよ」
ブースター「キュ?」

水銀燈は全く興味が無いと言って突っぱね、カインとユーノはそもそも世界が違いすぎる為にサッカーを知らない。
レイはといえば……彼女のいた世界は中国ではあるものの、過去の中国。
サッカーというスポーツが出来る以前なら、彼女が知らないのも無理からぬ事。
ブースターに至っては、そもそも動物である。サッカーを知る知らない以前の問題だった。

149 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:47:23 ID:???
そして、ダークドリームはといえば……純粋に、本当にまるで何も知らない赤子のように。
ただただサッカーというものがなんなのかを逆に問うてきた。
外見だけならば、少し大人びて見えもするが女子中学生くらいに見えるこの少女――ダークドリーム。
そもそも彼女がどこの世界からやってきたのかも知らない佐野は、少しだけ彼女に興味が沸いた。

佐野「(……そういや、ダークドリームって名前からしてちょっとおかしいもんな。
    親御さんもなんでそんな名前つけたんだろ? ダークとか怖いよ。 可愛くないよ)」

とにもかくにも、こうして確認が終わってみれば、サッカーを知っているのは佐野を入れてもたったの5人。
それ以外の5人と1匹はサッカーのサの字も知らないという有様である。

佐野「……大丈夫かなぁ、これ。 だいぶ不安になってきたぞ」
霊夢「まあ私からも教えておくし……あんたも手が空けば説明なりなんなりしておいてあげなさい。
   裏の練習場使ってもいいから」
佐野「うーい……」

こうして改めてサッカーで有名になるという行為の難しさを認識しつつ。
佐野達は夕食を取り終えたのだった。

150 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:48:34 ID:???
………
……


佐野「ふぅ、ドライヤー使えないのは痛いなぁ。 乾くのに時間かかりすぎるぜ……」

食事を終えた佐野は、交代制での湯あみを終えた後、自室に戻りその長ったらしい髪をわしわしとバスタオルで拭きながらぼやいていた。
目が隠れる程の前髪に、腰まで届こうかという程の後ろの髪。
男にしてはやたらと長いそれらはドライヤー無しでは乾かすのは骨である。
それならば切ればいいのにと思うかもしれないが、もはやこの長髪は佐野のアイデンティティーでもあるのでその考えは佐野の中に無かった。
数十分かけてようやく乾燥させ、これで明日寝癖で髪が大爆発する事は無いと一安心した佐野は。
深くため息を吐きながら、部屋に備え付けられた壁掛け時計に視線を向けた。

佐野「さーてと、それじゃこれからどうするかな。 まだ寝るにはちょっと早い。
   誰かが起きてるかもしれんし、ちょっと家ん中見て回ってみるか?」

☆夜会話について説明。夜は1日に1回だけ、誰かとイベントを発生させる事が出来ます。
 イベントの内容はその時々に応じて変化します。

151 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:49:34 ID:???
☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
K.発生させず寝る。

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

152 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:52:09 ID:H3P+zcKM
E
とりあえず問題が目立ってるところから片付けたいかな

153 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:52:26 ID:5J/M9Lxo
F
佐野にキャラを掴ませときたい

154 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:52:33 ID:pj55sY3k
A

155 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:53:59 ID:moK5KJMY
F AとEも興味深いけど

156 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:54:26 ID:???
水銀燈は今の段階じゃ何言ってもムダだと思うな

157 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 01:55:47 ID:???
ダークドリームとイベント発生。という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

158 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:57:09 ID:???
一度や二度の接触でどうにかなる相手とは思えんが、それだけに回数こなしたいんだよね<水銀燈
ダークドリームやアイビスもそれに同じだとは思うけれど。

159 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 01:59:49 ID:???
まずは佐野に全員の特徴を把握させるのが大切じゃないかな(スレ参加者はともかく彼は知らないんだから)

160 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 02:05:42 ID:???
乙でした
ローゼンといえばジュンの担任の梅岡も不憫といえなくも無いんじゃないかと思う。
(いろいろアレだが熱意だけは本物みたいだから)

161 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:05:18 ID:???
>F.ダークドリーム
==================================================================================
佐野「(うーむ、家の中歩き回ってみるかと言ってはみたものの……。
    もう寝てる奴もいるだろうし、静かにしておかんとな……おや?)」

まだ早い時間ではあるが、それでも既にねている者もいるかもしれない。
特に今日は10人と1匹にとって色々な事が起こりすぎた為、疲れて就寝している者も多いだろう。
なるべく音を出さないようにそっと移動をした佐野は、不意に外からやけに聞きなれた音が漏れてくるのに気付いた。
一体何事か、と思い玄関から外に出てみれば……。
やはり文化的レベルが低すぎる為か外灯が無いものの、明るい月明かりによってある程度照らされた境内の中で。
ドレス姿から霊夢の持つ寝間着へと着替えたダークドリームが、1人サッカーボールを蹴っているのを見つけた。

佐野「よ、何やってんだ?」
ダークドリーム「サッカー」
佐野「ん……いやまあ、そりゃ見ればわかるんだが……。 っていうかお前、サッカー知らないんじゃなかったか?」
ダークドリーム「霊夢が教えてくれたよ。 このボールを蹴るんでしょ?」
佐野「うーん、間違っちゃいないんだが……」

サッカーという存在そのものを知らなかったダークドリームがボールを蹴っている事に疑問を持った佐野は思わず口を開くが。
ダークドリームは霊夢に簡単にサッカーというものを教えてもらったらしく……。
しかし、彼女はそれでも未だにちゃんとサッカーのルールなどを完全には理解できていないようである。

佐野「(こりゃちゃんと後日説明せんといかんなぁ……)」
ダークドリーム「…………」

これには佐野も頭を悩ませる中、ダークドリームは相も変わらずぽんぽんとボールを蹴るのみ。
そのボール捌きはサッカー素人にしては上出来と言えるレベルで……。
佐野は頭を抱えながらも、これならルールさえ教えればちゃんと試合でも仕事をしてくれるかもしれないという念を抱いた。

佐野「(さて、それはそれとしてどうするかなぁ? 何かダークドリームに話しかけてみるか?)」

162 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:06:25 ID:???
A.「どうだ? サッカーは楽しめそうか?」 ボールを蹴ってみての感想を聞いてみる
B.「へいへい、パス」 ボールを要求してみる
C.「まあ程ほどにしてちゃんと寝ておけよ」 ダークドリームを残して部屋に戻る
D.「ところでお前、サッカー知らないって言ってたけどどんな世界から来たんだ?」 ダークドリームについて聞いてみる
E.「結構うまいな。 お前、運動神経はいいのか」 ダークドリームの動きの良さを指摘してみる
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>156 >>158
今じゃ駄目だで放置しておいても状況が改善されるとは限りませんからね。
じゃあ集中的に構えばいいのかと言われるとそれもまた話が違いますが。

>>159
現状佐野が周囲の人間について知っている事はあまりにも少ないですね。
彼らから彼らの話を聞くには、まず仲良くなるのが先決です。
特徴や性格なんかは接している内になんとなーくわかるでしょうがw

>>160
乙どうもです。梅岡さんはね……悪い人ではないんだと思います。
ただ、やっぱりJUM君としては鬱陶しい大人にしか見えないんでしょうね。

163 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:09:42 ID:moK5KJMY


164 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:09:52 ID:+qU8Fwyk
B

165 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:12:01 ID:Ep5SArJM
E

166 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:12:31 ID:5J/M9Lxo
E
今ボールを要求したらパスじゃなくて全力シュートでくるんじゃね?

167 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:15:14 ID:???
マジですかーw

168 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:37:51 ID:???
>E.「結構うまいな。 お前、運動神経はいいのか」 ダークドリームの動きの良さを指摘してみる
==============================================================================================
ダークドリーム「そうかな?」
佐野「まあ……まだサッカーとしての動きが出来てるって訳じゃないけどな」

実際、今のダークドリームがやっているのはただ壁に向かってボールを蹴っているだけである。
フォームもバラバラで正にサッカード素人のやっているただの弾蹴りに他ならないのだが……。
よくよく見ていれば思い切り踏み込んでからボールを蹴るそれは威力だけなら佐野以上であり。
ちゃんとフォームを矯正し、精度を保てるようにすれば佐野と同程度のシュート力を持てる可能性がある。
跳ね返ってきたボールへの反応もいいし、運動神経は良さそうだ。

ダークドリーム「自分じゃよくわからないよ……こういう事するの、初めてだし」
佐野「? 学校の体育の時間とかでしなかったか? サッカーじゃなくても球技とか……。
   女子はしねーのかな、こういうの……」
ダークドリーム「学校も行った事ないよ……」
佐野「(……カインさんやレイさんみたいに古い時代や異世界から来たとかか?
    いや、でも学校という存在の知識は知ってるみたいだなぁ。 わからん……)」

考えてみれば考えてみる程、このダークドリームという少女は不思議である。
名前からして他の者とは違うし、纏う雰囲気にしても普通の人間とは何かが微妙に異なるように思える。
一体何者なのだろうかと首を傾げる中、ダークドリームは小さく悲しげにため息を吐いた後。
蹴っていたボールを手に持ち、佐野に視線をくれずに家の中へと戻ってゆこうとする。

佐野「あれ? もうやめるのか?」
ダークドリーム「うん……。 ……あんまり、楽しくないし」

サッカーというものの存在を聞いた当初は、それがどんなものなのか興味を示し、楽しいものなのかとワクワクしていたダークドリーム。
しかし、しばらくボールを蹴っても彼女にとっては全然楽しくは無く、失意に陥った顔で佐野にそう呟くのだが……。

169 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:38:51 ID:???
A.「そうか、お前には合わないのかもな……」 
B.「あのなぁ、サッカーは楽しいだけのスポーツじゃねえんだぞ」
C.「そんな事ねぇよ、もうちょっと続けてみろ。 楽しくなってくるから」 
D.「馬鹿め、1人で目的もなくボール蹴るだけで楽しいもんか」
E.「それよりこれから俺と一緒にサッカーよりもっと楽しい事しませんか? ウヒヒ」
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

170 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:39:41 ID:moK5KJMY


171 :森崎名無しさん:2011/12/12(月) 23:39:58 ID:5J/M9Lxo
D

172 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:53:09 ID:???
>D.「馬鹿め、1人で目的もなくボール蹴るだけで楽しいもんか」
=========================================================================================
ダークドリーム「え?」
佐野「サッカーってのはチームスポーツだぞ?
   いやまぁ、練習とかで1人でボールを蹴る事もあるし、それで成果が出りゃ楽しいが……。
   何も目的なくただボール蹴るってのはサッカーじゃねぇ。 ただの球蹴りだ」

そう、ダークドリームが今までやっていたのはただの『球蹴り』である。
それはサッカーとは似てはいるが違うもの。
そんなものが楽しいとは感じられないだろう、と思わず佐野はツッコミを入れてしまっていた。

ダークドリーム「でも、霊夢はこのボールを蹴ってゴールに入れるゲームって言ってたよ?」
佐野「だからだなぁ! サッカーはそうじゃなくて……ええい!」

A.「そこに直れ! 俺がサッカーの楽しさってもんを教えてやる!!」
B.「その内練習とか繰り返してわかるようになる! だからサッカーを楽しくないなんて言わないでくれ!」
C.「今からトコトンサッカーのルールについて教えてやる! 今夜は寝かさんぞ!」
D.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

173 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:02:50 ID:AyLYM+Vc
A

174 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:03:52 ID:???
今すぐ対処したほうが良さそうだからAかCかな

175 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:05:53 ID:kX08yB4o
A

176 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:08:46 ID:???
まず教えるべきはルールより楽しさだし、この感じだと徹夜で説明してもルールは覚えられないだろうから

177 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:30:23 ID:???
綺麗なフォームとか効率的な成長とかはあとからいくらでも追い付くしね。まずはボールを操る面白さ、ままにならない悔しさから。

178 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 00:35:50 ID:???
>A.「そこに直れ! 俺がサッカーの楽しさってもんを教えてやる!!」
===========================================================================
ダークドリーム「えっ?」
佐野「ほれ、ボール寄越せ! ハリー! ハリー! ハリー!!」

サッカー少年佐野満としては、このままサッカーがつまらないものと認識されたままでいられてはたまったものではない。
家に戻ろうとしたダークドリームを呼び戻し、ボールを要求すると……。
ダークドリームは佐野の剣幕にやや驚きながらもボールを投げて寄越し。
これを佐野は胸でトラップしてから、そのまま軽々とリフティングをしてみせる。

ダークドリーム「うわぁ、凄い……」
佐野「軽業師佐野満様の腕を持ってすればこの程度朝飯前だ。目ぇ瞑ってても出来らぁ。
   ……お前もボーッとしてないでそこに立て」
ダークドリーム「う、うん……でも、何をするの?」
佐野「……まあ2人で出来るといえばパス交換かな。 でもま、パスはサッカーの基本。
   何よりお前も出来る事は少ないだろうし……俺が蹴るからお前はそれをトラップ……えっと、脚なり胸なりで止めて。
   それをまた俺に返してくれ」
ダークドリーム「わかった」

ボールを自由自在に操る佐野の姿を見てダークドリームは感嘆の息を吐き……。
これを受けて佐野は鼻高々となりながらも、冷静にパス交換でもしてみようかとダークドリームに提案。
こうしてしばらく、境内には佐野とダークドリームがボールを蹴り合う音が響くのだが……。

179 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 00:36:51 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★闇夢がMORIMORI→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→ダイヤ+ダークドリーム「私、それの回転しながら撃つの出来そう!」 佐野「俺の存在価値ェ……」
ダイヤ→ハート・スペード+佐野「ふふふ、ついでにこの俺様の必殺技! オーバーヘッドキックを見せてしんぜよう!」
ハート・スペード→ダークドリーム「えいっ!」 佐野「ちょま。蹴るの強すぎ!」 しばらくすると盛り上がり始めた!
クラブ→霊夢「うるさいわよ、あんた達! 何時だと思ってんの!」 霊夢さんに怒られた……

180 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:37:35 ID:???
★闇夢がMORIMORI→ ダイヤ10 =★

181 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 00:56:30 ID:???
元気MORIMORI〜♪

182 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:40:35 ID:???
>★闇夢がMORIMORI→ ダイヤ10 =★
>ハート・スペード+佐野「ふふふ、ついでにこの俺様の必殺技! オーバーヘッドキックを見せてしんぜよう!」
===========================================================================================================
ひゅーん

ダークドリーム「うぅ……全然狙った所に行かないよ!」
佐野「お前思い切りけりすぎなんだよ。 それと、お前、つま先で蹴ってるだろ。
   それじゃコントロールなんてシロートじゃ無理だ。 この、足の内側の所で蹴るんだよ。 こうやってな」

ポテン コロコロコロ

ダークドリーム「こ、こう……?」

ポテン コロコロコロ

佐野「そうそう、それだと自然と蹴る威力も収まるだろ? だから結果的にパス相手もパスが受けやすくなるんだ」
ダークドリーム「……強いのは駄目なの?」
佐野「正確には強い"だけ"じゃ駄目、だな。 精度も無いのにスピードばっかありゃパス相手も受け取れねぇよ。
   ……試してみるか?」
ダークドリーム「えっ? って、うわっ!」

ビュウンッ!

ダークドリーム「ひ、酷い! あんな速いの、取れないよ!」
佐野「ケケケ、だから言ったろ、見当違いな方向に速いだけのパス送っても意味ねーんだ。 パスってのは味方にボールを渡す為のもの。
   シュートなら強さだけを意識するのもいいが、今やってるのはパスだから、精度……正確さを追求しねーと」
ダークドリーム「……難しいんだね、サッカーって」
佐野「やってみれば簡単だよ。 ほら、続けようぜ」

183 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:41:40 ID:???
パス交換を開始してから数十分。
始めはまるで形にもなっておらず、本当にただ「ボールを蹴る」だけだったダークドリーム。
しかし、佐野から正しいパスの出し方を習い、少しずつ少しずつそれを「パス」へと昇華させていった。
無機物である壁を相手にした目的も何もないボール蹴りではなく、人間を相手にしたパス交換。
時折佐野が見せる反応も、思いがけず出来た上手いパスも、先ほどまでのダークドリームの行為ではなかったものであり。
自然とダークドリームの表情には明るいものが宿り始める。

ダークドリーム「〜♪」
佐野「(うむうむ、なんだかんだで楽しんでるみたいだな。よかったよかった。さて、そろそろ寝ないと明日に響くが……)
   ……いい事考えた、ダークドリーム。 お前、ちょっと高いボール上げて見ろ」
ダークドリーム「え? 高いボール? ……って何?」
佐野「あ……そうだな。 俺がジャンプして届くくらいの高さまで、ボールを蹴ってくれ。 出来るか?」
ダークドリーム「……やってみる!」

不意に佐野は面白い事を思いついたと言わんばかりに嫌らしい笑みを浮かべた後、ダークドリームにハイボールを要求。
これを受けてダークドリームは、コクリと力強く頷いてから……小さく助走をつけてボールを蹴りあげる。
そのあからさまに力を込めた動きに佐野は苦笑しながらも、しかし、意外に正確に上がったボールに驚きつつ……。
高く上げられたボール目掛けて走り込み、飛び上がりながら体を上下反転させる。

タタタッ ぐるっ!

ダークドリーム「!!」
佐野「見ろー! これが俺の必殺シュート、オーバーヘッドキックだー!」

バシィッ! ……コーンッ! テンテン コロン

オーバーヘッドキック――佐野満の数少ないその技は、適格にボールを射抜く。
ゴールも何もない場所へと飛んで行ったボールは、壁に勢いよくぶつかりてんてんと地面を転がった。

184 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:42:40 ID:???
佐野「へへへ、どうだ見たか! サッカーってこんな事も出来んだぜ!」
ダークドリーム「凄い! かっこいい!!」
佐野「そうだろうそうだろう、俺はかっこいいからな」

自惚れる佐野に、目をきらきらさせながら佐野を見つめるダークドリーム。
当然ながら彼女が佐野に惚れたという訳ではなく、ダークドリームは単にオーバーヘッドキックに興味を持っただけである。
何せオーバーヘッドキックといえば、その派手さからサッカーの花形とされるプレーの一つに数えられる程のシュート。
バスケで言うダンク、野球で言うホームランのようなものなのだ。
佐野のいる世界ではもっと凄いシュートなどを披露する者がいる為にいまいち目立たないが……。
サッカー素人のダークドリームに興味を抱かせるには、十分すぎるものと言えるだろう。

佐野「どうだ? サッカーって楽しいだろ?」
ダークドリーム「……どうなんだろ。 さっきまでとは、多分、違う気持ちになれたと思うけど……。
        これが楽しい、って事なのかな?」
佐野「? よくわからん事を言うな……。 笑ってたんだから、楽しかったんじゃないのか?」
ダークドリーム「楽しいと、笑うの?」
佐野「楽しくないのに笑うとか気持ち悪いの極みだろ」

185 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:43:45 ID:???
こうしてサッカーを終えた両者は、ボールを片付けてから部屋へと戻り始めた。
その最中、佐野が感想を聞いてみるも……ダークドリームはといえば、一転して表情を曇らせ、曖昧な返事をする。
これに対して佐野が疑問を持ち、素直に思った事を呟けば……。
ダークドリームは少しだけ驚いた顔をしてから、うっすらとはにかんだ。

ダークドリーム「……楽しかった!」
佐野「そうか。 なら良かった。 帰る為の手段とはいえ、嫌々サッカーさせたくないしな」
ダークドリーム「(これが、楽しいって事なんだ……。 ……大好きっていうのと、またちょっと、違うんだ……)」

まだまだ謎が多く、何を考えているかわからない少女、ダークドリーム。
だが、少なくともこの交流により……彼女は佐野の事を、ある程度は信用。
楽しい事など、自分が知らない事を教えてくれる存在だと、認識をするのだった。
……無論、彼女を変えてくれた少女に比較をすれば、その信用の程もたかが知れていたのだが。

ダークドリーム「……私も、あのオーバーヘッドキックっていうの、出来るかな?」
佐野「運動神経は悪くないんだし、練習すれば出来るんじゃねーか?」
ダークドリーム「私、あれやりたい!」
佐野「なら練習頑張れ。 俺も手伝える時は手伝うから」

※ダークドリームにシュートフラグが立ちました。
※ダークドリームと仲良くなりました。

                                        1日目 終了

186 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:44:50 ID:???
2日目

翌日、幻想郷へと迷い込んでから夜を越し、初めての朝。
佐野は昨日遅くまでボールを追っていたからかぐっすりと眠り、気持ちよく起床をした。
それから身支度を整え、自慢の長髪が乱れていないのを確認すると居間へと移動。
全員と挨拶を交わした後、相変わらず箸の扱いに悪戦苦闘しているカインたちを横目で見つつ食事を取り。
今日の予定について、改めて確認をする。

佐野「今日は幻想郷中を見て回るんだっけ?」
律子「そ。 とはいっても、全員出払って迷子になっても危険だし……全員が全員外に出る訳じゃないけれどね」
カイン「それで明日はさっかあ、というものの練習をするのだったな」
律子「はい。 【情報収集と練習を交互】にやって……いずれ試合を霊夢に組んでもらうつもりなんですけど……。
   そういえば、どれくらいやってから試合を組んでもらうか話してませんでしたね」
クーガー「あまり練習日数を取りすぎても意味は無い。 俺達がサッカーをするのは春になる前に幻想郷から出る為だからな。
     それで時間がかかりすぎたら本末転倒というもんだ」
レイ「兵は拙速を尊ぶ……って奴だね。 ……具体的に、どれくらいその試合ってのをやりゃ有名になれんだい?」
霊夢「そうね……一番手っ取り早いのは強い奴に真っ先に当たって戦う事だけど……。
   新設チームに試合申し込まれても断られるのがオチだし、まずは弱小チームを倒して徐々に名を売るのが妥当ね。
   それだと、最終的に戦うのは……【6試合、7試合】くらいかしら?」
ユーノ「3ヶ月以内……いや、それだとサッカーをしてもしなくてもあまり期間は変わらないんだし……。
    かといって1ヶ月は流石に無理があるから……2か月以内に有名になる、というのが現実的な数字かな?」
クーガー「本来ならば今すぐにでもその強いチームとやらに試合を吹っかけたいもんなんだがな」
律子「はいはーい、無茶言わないでくださいねー。 ……となると、【1週間に1回試合をする】、って所かな?」
霊夢「なら、すぐにでも試合を組んできた方がいいかしらね……今日にでも行ってくるわ」
アイビス「……本当に勝てるの? 私たちは殆ど未経験なのに、そのチームを組んでるのって皆経験者なんでしょ?」
ダークドリーム「その為に練習するんだよ! 私、オーバーヘッドキック撃つんだ!」

187 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:45:51 ID:???
その会話の中で具体的な試合の組み方についても話が出る。
話し合いの結果、これは1週間に1回組むというのが理想的なペースだろうと判断され……。
早速今日、霊夢がこれから幻想郷で1番弱いとされるチームに練習試合を申込みに行く、という。

霊夢「ぶっちゃけここに勝っても、有名になれるとは思わないけれど……。
   ま、逆を言えばここに勝てないなら有名になるなんて夢のまた夢って話なのよね」
佐野「まあ最初はそういう所でいいだろ。 俺達だって素人ばっかだから、サッカーに慣れないといけねーしな」
水銀燈「誰が相手だろうと全員まとめてジャンクにしてあげる」

こうして話が纏まり、食事が終わると各々は自由に行動を始めた。
あるものは外出し、またあるものは家に残るのだが……。

佐野「さーてと、俺はどうしようかな〜?」

………

……



188 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:47:03 ID:???
霊夢「はいはいー、という訳で1日目が無事に終了。 という所で、改めてこのスレのプレイ方法とルールについて解説をするわ。
   まず、このスレの目標について。 これは単純明快。 『10人と1匹が元の世界に戻る』……というもの。
   物語を進めていく上では元の世界に戻らない人も出てくるかもしれないけれど、とりあえずはそれが目標ね。

   次に日常パートのルールや方式について。
   このスレの日常パートは、基本的に『自由に行動"できません"』。
   空いた時間に練習をする、ぶらぶらと幻想郷を回る、という事が出来ないという事ね。
   では何が出来るのか? ……『佐野を除く9人と1匹とのイベントを発生させる』という事が出来るわ。
   ぶっちゃけると、日常パートはこのイベントを起こす事しか出来ません。 なので日常パートというよりは会話パートになるわね。
   因みに、1回の日常パートにつき3回までイベントは発生するわ。

   『なんでや! 練習して佐野君鍛えたいやろ!!』という方もいると思うけど、何卒ご容赦。
   佐野君は元々それなりに強いし、練習パートでしっかり鍛えれば十分強くなるので日常パートでは我慢してね。

   さて、それじゃあ次にその日常パートのイベントではどんな事が起きるの?という事についてだけど……。
   これはその時その時の周囲の環境、或いはその人物の状態、今まで佐野とどんな事をしたか、などによって変わってくるわ。

   ただの会話になる時もあれば、一緒に幻想郷を行動して幻想郷の住民と交流を持つ事もあるし。
   或いはサッカーの話になって練習をする事もあるかもしれない。

   そして、一番重要なのは……この幻想郷に呼び出された『10人と1匹』は、みんなそれぞれ悩みなり問題なりを抱えているわ。
   一部そうは見えないのがいるけれど、それも問題を抱えているのよ。
   佐野、そして参加者各位はこれを選択肢やカード判定などによって見事解決させて頂戴。 これもまた、目標だわ。

   なお、悩みや問題を解決するとその人物はサッカー能力が大きくパワーアップし、特殊スキルを取得します。
   これは練習パートではどうやっても覚える事が出来ない貴重なものだから、頑張って皆のお悩みを解決してね」

189 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:48:03 ID:???
霊夢「纏めると、ゲームのルール・目標。 日常パートで出来る事・目標は以下になるわ」



○ゲームの目標
・幻想郷に集められた佐野含む10人と1匹を元の世界に帰還させること
・幻想郷にいる間に、佐野含む10人と1匹の問題・悩みを解決させること

○ゲームのサイクルについて
・日常パート・練習パートを交互にやった後、試合。基本的にはこのサイクルで物語は進行します。

○日常パートで出来る事
・チームメンバーとイベントを発生させること『のみ』
・イベント内容は日常会話、サッカーの練習、幻想郷人物との交流……など様々、その時々に応じて発生する。

○日常パートで出来ない事
・佐野が自分から練習する行為。
・佐野が自分から幻想郷人物と交流する行為。
・要するに佐野(プレイヤー)は自発的に動けない。あくまでも出来る事は仲間を通じてのイベントのみ。

霊夢「……かなり自由度が低いけれど、そういうスレなんだと思ってもらえると助かるわ。
   
   あと現段階でもかなり反抗的だったり、やさぐれたりした仲間がいるけれど。
   そういう奴も回数重ねるなりなんなりすれば話を聞いてくれたりするでしょう。

   それじゃあ次は練習パートの説明で会いましょうね。 グッドラック!」

190 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:49:16 ID:???
☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
K.発生させず寝る。

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

☆残り回数3/3

191 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 01:49:49 ID:9KaLucqw


192 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 01:50:39 ID:???
Kが選べるのかよw

193 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 01:52:00 ID:qhJ/MRP+

問題児を順繰りで回してみるか

194 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:52:42 ID:???
>>192
おおう、消し忘れてました。
Kは無視していただけると助かりますw

195 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 01:54:32 ID:9DFGZG56
A

196 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 01:56:13 ID:???
お犬様が選ばれた所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。

また、とりあえず今のうちから、チーム名なども案があれば募集します。
なんかよさげなのがあればご提案下さい。

それでは、お疲れ様でしたー。

197 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 02:03:10 ID:???
乙でした
チーム名 真トラウマスターズ

198 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 02:04:53 ID:???
アナザートラウム・アドラーズ

199 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 02:19:16 ID:???
イレギュラーズ
フォーリナーズ
イレギュラーナンバーズ
エグザイルズ(追放されたものたち、の意)

200 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 12:26:09 ID:???
トリズナーズ
マグネイト・イレブン
イレブン・ルーザーズ
国士無双

201 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 12:44:19 ID:???
パワーアップするなら、誰か一人と集中的に会話したほうがいいんだろうか
それともまんべんなくやった方がいい?

202 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 12:57:34 ID:???
このメンツだとほっといたらほっといたでチームから抜けたりマイナスペナつきそうだし
最悪の場合敵になりそう(当然味方のときより強化されてる)

203 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 13:02:01 ID:???
全員が問題抱えてるってのは全員を一定水準までケアしないとヤバイことになるってサインだろうから
まんべんなくやって、その上で余裕があったら誰かをメインにってトコでしょ

204 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 13:02:40 ID:???
ディメンジョン・シータ
(次元) (ギリシャ文字で11)

205 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 14:42:17 ID:???
サンタナ

206 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 17:03:25 ID:???
安定のユーノ君も問題抱えてるのか
なのはさんのことか職場のことか。
佐野ができることって「そんなことよりサッカーやろうぜ!」
しかない気がするけどw

207 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 18:13:03 ID:???
なのはのことだったら佐野に出来ることは「サッカーやろうぜ!」だけだねw
というか幻想郷で春を見つけて下さい……!

208 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 18:49:27 ID:???
はぐれイレブン純情派

209 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 18:50:27 ID:???
ユーノ君の問題は「出番がない」じゃねーかなぁw

210 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 18:51:50 ID:???
ユーノ君の問題は「出番がない」だとユーノか?

211 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 19:26:16 ID:???
そーユーノをハッキリとユーノはどうかと思うなあ。

212 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 21:37:28 ID:???
悩みというと
不老不死になっちゃったんですが…
な感じのする剣崎のヘビーっぷりが半端なさそうな件

213 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 21:58:28 ID:???
アナザーオータム・スカイズ

214 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 23:31:42 ID:???
>>197
乙感謝ですー。真……だと!?
>>198 >>213
他スレのチーム名はなるべくご遠慮願いますでする。
>>199-200
どうもどうも、チーム名ありがとうございます。
ファンファン ウィーヒッザ ステーッステーッ
>>201-203
まあひとまずまんべんなくやる事をGMとしては推奨しますね。狭く深くだと後がしんどくなりますので。
>>204
何故だろう、パズーという名が頭をよぎりました。
>>205
メキシコに吹く熱風ェ……。
>>206-207
そこらへんは幻想郷住人からアドバイス貰うなり佐野君がアドバイスするなり悩み聞いてあげるなりして、
心的に解決してあげましょう的なアレで。はい。

215 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 23:32:45 ID:???
>>208
はみだしイレブン情熱系!
>>209-211
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'
>>212
比較的ライトな問題抱えてる人もいれば、ヘビーな人もいますからねぇ。

>A.アイビス
=========================================================================
サッ サッ サッ

アイビス「………………」
佐野「(ぐむー……)」

2日目の午前中、佐野は霊夢に割り当てられたお手伝い当番として、境内の掃除を行っていた。
決して真面目とは言い難いが、さりとて怠け者でもない佐野はせっせと箒を使って落ち葉を集めるのだが……。
その掃除を共にしていたアイビスとの間に生まれる、気まずい沈黙がどうにも気になりいまいち集中が出来ない。

アイビス「………………」
佐野「(うーむ、顔は結構綺麗なんだが……やっぱり見れば見る程色気が無いな。 不思議な程に無い。 なんでだ?
    さて、それはそれとして……何か話しかけた方がいいだろうか?
    このままずーっと無言でせこせこ落ち葉かき集めるとか耐えられんし……)」

216 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/13(火) 23:33:46 ID:???
A.「アイビスさんって戦闘機のパイロットなんだよな?」 アイビスの事について話を振る
B.「アイビスさんって何か趣味とかあるの?」 アイビスの趣味について話を振る
C.「そういや最初に会った時、クーガーさんとブースターといたけど、どういう経緯で?」 最初に出会った時を振り返ってみる
D.「いそ……じゃなくてアイビス〜、サッカーしようぜ!」 掃除なんてほっぽってサッカーに誘う!
E.「……飛べる!」 箒に跨って飛ぶポーズを取ってみる
F.「おでかけですか〜、レレレのレ〜」 ここは会心の一発ギャグで爆笑を取って見せようぞ
G.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

217 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 23:34:29 ID:wBGGmOAg


218 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 23:37:30 ID:9DFGZG56
C

219 :森崎名無しさん:2011/12/13(火) 23:41:22 ID:???
むしろstsで「出番がない」って言って名前が挙げられるのはシャマルかザフィーラじゃない?

220 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/14(水) 00:02:17 ID:???
>C.「そういや最初に会った時、クーガーさんとブースターといたけど、どういう経緯で?」 最初に出会った時を振り返ってみる
=======================================================================================================================
佐野がこの世界に初めて出会った人物は、非常に常識的なユーノ。
ある意味大当たりと言える人物と出会えた佐野は、今更ながらにその幸運に感謝をしていたが……。
一方でアイビスはといえば、会ってまで1日しか経過していないにも関わらず、
一同の中では常識外れのスピード狂という認識で一致しているクーガー。
そして、そもそも人語を話せないブースターと一緒にいたのだ。
どうしてその1人と1匹と共にいたのだろうと佐野が疑問に持つのも当然なのだが……。

アイビス「……ブースターとは、一番最初に出会っただけだよ。
     最初は私も見た事のない動物だったから怖かったんだけど、なんだか凄く人懐っこかったからね。
     私がその場所から離れてもついてきただけ」
佐野「……で、クーガーさんは?」
アイビス「……クーガーは、その後すぐに会ったんだ。 それで、一緒に行動をしないかって誘われて……」
佐野「ふむふむ」
アイビス「断ったらあの車に速攻で乗せられた」
佐野「………………」

ブースターと出会った時の事を話す時のアイビスの表情はまだ幾らか柔らかかったのだが……。
クーガーの話となると一転して険しい表情になり、次いでその時の事を思い出したのか顔色が真っ青になってくる。

アイビス「ああいう軟派なタイプは嫌いだし、誰かと一緒に行動するなんて嫌だったから断ったのに。
     人がいる所に一緒に行こうとかこっちの言う事聞かないで車に乗せられて、そのまま猛スピードで発進して……。
     しかも、階段を上るんだよ!? 車で!!」
佐野「あー……俺もそれは見てた」
アイビス「中は本当に酷いんだよ! 私だって耐Gの訓練なんていくらでもやったけど、それと比較にならない!!
     前に横に後ろに揺れるし視界は回るしその上横からは早口でクーガーが何か喋ってくるし!!」
佐野「お、おう……(いかん、ヒートアップしてきた……ヒステリー起こしそうだぞ? どうする!?)」

221 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/14(水) 00:03:24 ID:???
A.「まあまあ、結果的にこうして家も確保できたし好しとしようぜ」 やんわりと落ち着かせる
B.「確かにそりゃ災難だったなぁ……俺も気を付けるよ」 アイビスに同調しつつ落ち着かせる
C.「でもアイビスさんって意外に優しいんだな。 車の中でブースターをちゃんと抱きしめてただろ」 褒める事で怒りを忘れさせよう
D.「いやでも、あれだけ一つの事に情熱を傾けられるのはある種尊敬できるだろ」 クーガーを庇ってみる
E.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>219
やはり戦闘で派手な魔法使えないと駄目なんですかねぇ……。

222 :森崎名無しさん:2011/12/14(水) 00:06:44 ID:ljfg3Xxo


223 :森崎名無しさん:2011/12/14(水) 00:09:14 ID:oAKw/a7Y
C
描写されてないけどそうしてたんだろうと思って

224 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/14(水) 00:14:39 ID:???
>>223
ごめんなさい、一応>>31でちょろっとだけ書いてますw

225 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/14(水) 00:38:20 ID:???
>C.「でもアイビスさんって意外に優しいんだな。 車の中でブースターをちゃんと抱きしめてただろ」 褒める事で怒りを忘れさせよう
============================================================================================================================
アイビス「え?」
佐野「あれ、車の中で怪我しないようにしてたんじゃないのか?」

ここで佐野はアイビスの行いを褒める事で、怒りを忘れさせようと動いた。
実際、佐野としてもあの時車の中から這い出てきたアイビスがしっかりブースターを抱きしめていたのは印象に残っていたし。
つっけんどんに見えて、意外に優しい所があるものだと関心をしていたのだ。
それを指摘すると、アイビスは一瞬目を丸くして驚き、佐野に視線を向けるのだが……。

アイビス「………………」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★かなりめんどくさいアイビスさん→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→ブースター「あの時はありがとう、アイビス」 なんかブースターがトコトコやってきてお礼を言った……喋ったぁぁぁぁ!?
ダイヤ→アイビス「そっ、そんな事……無いよ!」 そっぽを向いて否定した。でも顔真っ赤。
ハート・スペード・クラブ→アイビス「人の事を……勝手な印象で話さないでよ!」 更にヒートアップ。案の定である。

226 :森崎名無しさん:2011/12/14(水) 00:38:54 ID:???
★かなりめんどくさいアイビスさん→ ダイヤA =★

227 :森崎名無しさん:2011/12/14(水) 00:39:49 ID:???
お見事!


228 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/14(水) 01:01:22 ID:???
>★かなりめんどくさいアイビスさん→ ダイヤA =アイビス「そっ、そんな事……無いよ!」 そっぽを向いて否定した。でも顔真っ赤。★
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佐野「(お?)」

それは佐野にとっては少しだけ予想外な反応だった。
アイビスを落ち着ける為に言いはしたものの、精々反発をされず嫌味を言われれば上出来。
最悪ならば逆に怒らせ、ヒートアップさせてしまう可能性というのもあっただろうと考えていたのである。
だが、アイビスはといえば佐野に優しさを褒められるとそっぽを向いて否定をしたが……。
その横顔は目に見えて真っ赤に染まっており、どう考えても照れているようにしか見えなかった。

佐野「(こりゃまた意外。 ……こういう褒められるとかに慣れてないのか?)」

佐野のアイビスに対する第一印象はといえば、とかく人と関わる事を避ける一匹狼のような女性というもの。
その第一印象は、この反応を見ても消えるという事はなかったが……。
しかし、少しだけアイビスに対する認識というものが変わったのも事実である。

佐野「(そうだなぁ、確かに狼っていうよりは犬って感じだし……。 ……でも人懐っこい感じでもないんだよなぁ。
    うーん、まだまだこの人もわからん。 まあ出会って1日しか経ってないんだしそれが当然なんだが)」
アイビス「(……私が、優しい? ……そんな事、無い。 そうだよ、私は……そんな奴じゃない……!)」

その後、落ち着いたアイビスは先ほどまでの照れた真っ赤な顔からいつもの無愛想なそれ――。
否、むしろいつもよりも少しだけ悲しみにくれた顔へと戻り。
これを見て佐野は幾らか疑問に持つのだが、特に何も起こらずそのまま掃除は終了した。
相変わらずアイビスが佐野を見る目は冷たく、佐野が話を振らなければ口を開かなかったのだが……。
それでもほんの少しだけ、両者の間の距離は掃除を始める前よりも縮まっていたのだった。

※アイビスと仲良くなりました。

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0ch BBS 2007-01-24