キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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11人の戦士たち
1 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2011/12/08(木) 01:18:54 ID:???
それは異世界の人々の物語。
「楽しくて笑っちゃうとか、一人が寂しいとか、大好きな人が大切だとか……たくさんたくさん、いろんな事を知りたいの!」
「今でも思うよ……大切な人を守りたいって。 でも、僕にはその力が無いんだ……」
それは異世界の人々が交錯した物語。
「不老不死は見習いなんだ。 ……長く生きたら、友達の顔も名前も忘れちゃうのかな」
「俺にもいつか、あいつらを祝福できる時が来るのだろうか……」
それは異世界の人々が一つのものを目指す物語。
「私がいてもいなくても構わないでしょ! 本当はこんな事……サッカーなんて、したくないんだ!」
「と め る !」
それは異世界の人々の友情の物語。
「絆? なんて陳腐で美しくない言葉……そんなもの全て最後には千切れてしまうのよ」
「まだわからないのかい……心だよッ!!」
それは流れ着いた者たちの挽歌。
「(役に立たなくなったらまた捨てられるのかな……どうすればご主人様は喜んでくれるんだろう?)」
「速さこそ命、速さこそ文化。 しかし……人には人のペースってもんがあるわな」
時も空間も世界観も違う11人の戦士たち。
彼らが集い流れ着いたのは、偶然なのか必然なのか。
「皆揃ってお家に帰るぞ! 家に帰るまでがサッカーです!!」
※なお、この台詞などは予定です。何等かの都合により変更される可能性があるのでご了承ください。
653 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 00:38:24 ID:???
>★ハートの適任がいませんでした→ クラブA =★
>羽根生やした少女「れーむー! あそびにきてやったぞー!」 最強の氷属性がやってきた!
=======================================================================================
佐野「…………」
剣崎「…………」
羽根生やした少女「……ん? あり? れーむじゃない、チビ男だ」
佐野「誰がチビだコラ」
戸を開けるとそこに立っていたのは、佐野の胸よりも低い程に小さい1人の少女。
開口一番元気いっぱいに挨拶をした少女であったが……。
目的の霊夢の姿が無いと知るや否や、目の前の佐野を見上げていきなり失礼な事を言い出し。
これには思わず佐野も突っ込みを入れる。
剣崎「ダリナンダアンダイッダイ!! ミカタナンダヨナ!?」
羽根生やした少女「???」
佐野「あー……お前は誰だ? 俺達は外来人で、霊夢ちゃんの家に居候させてもらってる身なんだが……」
そして、なんとも突飛な事態に少し混乱をした剣崎は例の如く滑舌を悪くして少女に声をかけ。
当然ながら少女は剣崎の言葉を聞き取る事が出来ず、思い切り訝しみながら首を傾げて剣崎と佐野に懐疑的な視線を向ける。
ここは自分が何とかしなければと判断した佐野は、ひとまず自分たちの素性を話し、少女の正体を聞こうとした。
普段はちょっと不真面目な佐野も、やれば出来る子なのである。
チルノ「おー、いわゆるヒモって奴だな! あたいはチルノ! さいきょーの妖精よ!」
佐野「誰がヒモだ! って……よ、妖精?」
剣崎「! 佐野、確かにこの子……背中に羽根があるぞ」
654 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 00:39:33 ID:???
佐野の問いかけに対し、少女――チルノは満面の勝気な笑みを浮かべて答えた。
一体何に対してそんなに自信があるのかはよくわからないが、えへんと胸を張りながら最強の妖精だ、と自称し。
佐野は妖精、という聞きなれない言葉に思わず眉を顰めるのだが……。
剣崎が指摘をする通りにチルノの背中には半透明の羽が6枚ついており。
言われてみれば霊夢も妖怪以外にも神や妖精と呼ばれるものが存在する、と説明していたような気がする……と佐野は思い出す。
佐野「うーむ……思えば水銀燈も羽生やしてたし、今更羽がついてるどうこうで驚くのもアレなんだろうか」
剣崎「つくづく幻想郷ってのは凄い場所だなぁ……」
佐野「で? ……えっと、チルノは何しに来たんだ?」
チルノ「お前馬鹿だなー。 さっき言ったじゃない、あたいはれーむと遊びに来たんだぞ!」
そして、気を取り直し。
改めて佐野がチルノに用件を問いただせば……チルノは先ほど戸を開けた時に言った事と同様のもの。
即ち、霊夢と遊びに来たと言い、やはり何故かえへんと胸を張る。
佐野「なんで胸を一々張る」
チルノ「あたいはえらくてさいきょーだからだ!」
剣崎「しかし遊びに来たって……もう夕暮れだぞ?」
チルノが霊夢と遊びにやってきた、というのはわかった。
しかし、今の時刻は既に夕暮れ……まだ完全に日は落ちてはいないものの。
子供はそろそろ家に帰らなくてはいけないような時間である。
子供のヒーロー的に考えて、この時間から遊ぶというのは……と、チルノの発言に剣崎は難色を示し。
一方でチルノはといえば頬を膨らませてそれではつまらないと反論をする。
チルノ「今日はみすちーもリグルもルーミアも橙もおくーも大ちゃんも用事があったから遊べてないんだもん。
つまんないつまんないつまんなーい!」
佐野「(みすちー……とかは友達の事か?)うぅん……しかしなぁ。 霊夢ちゃん、今、料理してるし……」
剣崎「我慢して今日は家に帰った方がいいと思うぞ。 冬なんだし、暗くなるのはあっという間だ。
そうなったら危ないし……」
チルノ「ぶー! あたいはさいきょーだから暗くなってもへーきのへーざなのよ!」
佐野「(理論はよくわからんがともかく凄い自信だ。 しかし、どうしたもんかなぁ……剣崎さんも対処に困ってるみたいだが……)」
655 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 00:40:38 ID:???
A.「今日は帰っておけ。 どうせ今からじゃ遊ぶって言ったってロクに時間もないんだし」 チルノを帰す方向で諭す
B.「ちょっと霊夢ちゃんを呼んで来た方が早いかもしれんね」 本人を呼んだ方が早そうだ。霊夢を呼ぼう
C.「よしわかった、この俺様が遊んでやろう」 ここはこの佐野満君がお相手仕る
D.「というかこんな時間に子供が1人で歩いてるとかどういう事だ! 今すぐお家に帰りなさい!」 子供を叱れる大人になってみる
E.「遊ぶのは無理だけど飯を一緒に食うくらいならいいんじゃね?」 ごはんに誘ってみる
F.「(へへっ、発言をする事だけが主人公の仕事じゃないぜ)」 ここはあえて無言を貫いてみる
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
656 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 00:42:10 ID:G+JX6AOo
E
657 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 00:54:12 ID:R2oW808g
E
658 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 01:12:41 ID:???
さいきょーさいきょー言ってるの見て、知力25の高原さんを思い出しました
659 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 01:16:29 ID:???
>>
そして東方ライブアライブが思い浮かびました
660 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 01:17:35 ID:???
おおう…レスアンカーミスった……
661 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 01:32:19 ID:???
東方ライブアライブなんてあったのね
これはちょっと気になるなぁ、あとでやってみよう
終えてくれてサンキュー
662 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 01:33:02 ID:???
東方はなんでもありやなぁ
663 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:02:13 ID:???
>>658
チルノ「エォァーッ!!」
>>659-662
東方、アイマスは架空戦記が豊富ですからねー。
アイマスの方にもライブアライブ架空戦記があるのでオススメです。
こちらは現在更新が停止していますが……。
>E.「遊ぶのは無理だけど飯を一緒に食うくらいならいいんじゃね?」 ごはんに誘ってみる
=====================================================================================
剣崎「……佐野、飯を食ってたら日が暮れるぞ」
佐野「そうは言ってもこのまま黙って帰りそうに無いぜ剣崎さん。
……帰りに関しては、誰かが送ってあげればいいし。 ……クーガーさん以外で」
剣崎「…………まあ、仕方ないか」
剣崎としては暗くなる前に何としてもチルノを帰したかったのだが……。
しかし、このままではチルノも納得してはくれないのは理解できる。
折衷案として夕食を共にするくらいしか佐野は提案出来ず、これに剣崎は折れ。
チルノはチルノでごはんごはんとすっかり遊ぶ事を忘れて笑みを見せて小躍りをしている。
チルノ「れーむのごはんは美味しいから好きだ!」
佐野「まあ俺は霊夢ちゃんそのものが好きなんだけどな」
剣崎「さらりと変な事を言うなよ佐野……」
こうして佐野はひとまずチルノを家へと上げ、台所にいる霊夢の所に案内。
チルノの姿を見るや否や、霊夢は盛大にため息を吐いたのだが……。
佐野が既に夕食を共にする約束をしたと告げると、了解したと小さく首を縦に振り。
それからしばらくして、いつもより1人多い夕食の時間となる。
664 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:03:13 ID:???
チルノ「んまいんまい……」
カイン「妖精か……。 シルフと呼ばれる種族は、俺の世界……地下世界にもいたが……。
こいつはそれとは少々違うようだな」
霊夢「こいつは氷の妖精なのよ。 夏場は近くにいるだけで快適よ」
クーガー「通りで横に座ってるだけで妙に肌寒い筈だ……」
そして、夕食の時にやはり話題に上がるのは、今日の客であるチルノの事。
名前と、妖精である事くらいしか聞いていなかった佐野と剣崎も。
霊夢の口からの説明を聞いて、ある程度チルノに対する知識を深める。
佐野「しかし遊ぶって一体何をして遊ぶつもりだったんだ? お人形さんとかおままごとか?」
チルノ「遊ぶって言ったらサッカーに決まってんでしょ!」
剣崎「え? お前もサッカーやってるのか?」
そんな折、不意に佐野の言葉に反応をしたチルノの口からぽろりと出たのはサッカーという単語。
よもやこんな小さな少女がサッカーをしているとは思っていなかった佐野達は思わず驚くのだが……。
チルノは何を驚いているのかと逆に首を傾げ、霊夢はそれを見ながら説明をする。
霊夢「いい機会だから説明しておくわ。
前にも言ったと思うけれど、この幻想郷にいる妖怪とかの大半は外見年齢と実年齢は違う。
こいつに関しては、まだ生まれてそれほど経っちゃいないけど……。
それでも見た目とは違って普通の人間にとっては危険な程の力を持ってるから注意しておきなさい」
律子「……そういえばそんな事も言っていたわね。
それで? その力っていうのは、サッカーに関しても同じ……という事なのかしら?」
霊夢「そうよ。 こいつもこれでいて幻想郷じゃ結構名の知れたサッカー選手……。
今度戦う1ボスチームの次の試合で、多分当たる事になるわ」
チルノ「なんだ、お前たちもサッカーやってるのか。
まああたいってばサッカーもさいきょーだから負けても泣くなよ!」
佐野「……本当に名の知れた選手なのか、霊夢ちゃん?」
霊夢「……まあね。 こんなだけど、実力は確かよ」
665 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:04:18 ID:???
言動や容姿からは到底そうは思えないが、霊夢が言うからには間違いないのだろう。
佐野はそう無理やり納得をしてから、茶碗の中身を必死の口の中に頬張り。
勢い余って食べ過ぎてむせ、鼻から米粒を出し、
それを狼狽えながらも甲斐甲斐しく背中を摩りながら布巾で鼻を拭いてあげるアイビスを見やりつつ。
チルノに対して一応の礼儀としてあいさつをしておく。
佐野「……まあまだ試合をするのは先になりそうだけど、一応、このチーム……。
イレギュラーズのキャプテンの佐野満だ。
試合の時はよろしくな、チルノ」
チルノ「おー! あたいは『超ウルトラ必殺スペシャルHズ』のキャプテン、チルノ! 胸を借りるつもりでかかってくるがいい!」
佐野「……うん?」
レイ「……超ウルトラ……何?」
アイビス「それより、キャプテン……?」
そしてチルノから返ってきた言葉は……やはり予想の斜め上をいくようなものだった。
思わずその場の空気がパーフェクトフリーズしてしまうのだが……。
その状態からいち早く元に戻ったのは、ダークドリームであった。
ダークドリーム「凄い! チルノ、キャプテンなんだ! キャプテンってあれだよね! チームの中で一番偉いんだよね!」
チルノ「ふふん、そーよ? あたいってばチームのシチューね!」
ユーノ「(主柱、って言いたいのかな?)……それにしても霊夢、これも本当なの?」
霊夢「事実よ。 ……まあ、オツムはかなーり残念だけど、実力は確かだし。
それに、かなり肝が座ってるからそういう意味ではキャプテンに相応しいとも言えるわ。
……作戦とかに関しては、完全に他の面子任せだけどね」
水銀燈「それより超ウルトラ……ってのはなんなのよぉ? センスの欠片も感じられないわ」
佐野「っていうか1ボスの次がHってどういう事なの?」
霊夢「名前に関してはもう気にしちゃ駄目よ。 気にしたら負けだから……」
水銀燈「もっとこう、ハイセンスなものじゃないと……そうねぇ。
闇を纏わされ逆十字を標したという意味で"†ダーク☆クルセイダーズ・漆黒†"というのはどうかしらぁ?」
レイ「……すまん、私には何一つ良さが理解出来ない」
666 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:05:18 ID:???
こうしてチルノを交えた夕食は賑やかに過ぎてゆき。
佐野も思わぬ形で対戦する予定のチームのキャプテンとあいさつを交わせたのだが……。
楽しい時間はすぐに過ぎてしまうもので、夕食が終わりチルノが帰る時間となる。
剣崎の言っていた通り、既に日は暮れ辺りは夕闇に染まっていたのだが……。
チルノはこの程度の暗さの中を飛ぶ(やはり彼女も飛べた。幻想郷半端無い)のは慣れていると言い。
しかし、どれだけ力があると言ってもこれだけ小さな子を1人で帰すのは忍びない、と剣崎は送っていくと言い張り。
特にやる事も無かった佐野も折角だから、とその剣崎についていく事となる。
チルノ「1人でへーきなのになー」
剣崎「頭でわかっちゃいるんだけど、やっぱり不安なんだよ……」
チルノ「まあいいぞ。 1人で帰るよりも、誰かがいた方が楽しいからな!」
佐野「しかしお前の家ってどこにあるんだ? そもそも妖精って家があるのか?」
チルノ「あるぞ。 霧の湖の近くにあるんだ」
佐野「(霧の湖……そういやユーノ君に貰った地図に書いてあったな)」
チルノの話によると、その霧の湖という場所の付近には妖精たちが多く分布しており。
かくいうチルノもそこで住み、暮らしているのだという。
幸いにして博麗神社からはそう遠くは無いらしく、佐野達はしばらく談笑をしながら歩いていたのだが……。
ガサガサッ!
チルノ・剣崎「「!?」」
佐野「へ?」
バッ!!
低級妖怪「がおー」
チルノ・剣崎「「危ない!!」」
667 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:06:20 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★初ガメオベラに期待→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→牙のある少女「ぎゃおー! たーべちゃうぞー!」 低級妖怪と一緒に両手を上げた少女が襲い掛かってきた!?
ダイヤ・ハート→剣崎「ウェイ――!!」 突如襲い掛かってきた妖怪に剣崎さんが立ち向かった!
スペード・クラブ→チルノ「パーフェクトフリーズ!!」 突如襲い掛かってきた妖怪を凍える冷気が包み込む!
クラブA→あかん! 剣崎もチルノも間に合わない! ガッシ! ボカ! 佐野君は腸を食い破られました。 フルーツ(笑)
668 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 02:06:37 ID:???
★初ガメオベラに期待→
クラブ4
=★
ウェ――イッ!!
669 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/18(土) 02:09:08 ID:???
〔 0H0〕<クラブ大人気ですね
という所で本日はひとまずここまで。
1日1イベント消化したいのですが、なんとも難しいですね……。
それでは、今日も夜遅くまでありがとうございましたー。ではでは。
670 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 02:15:50 ID:???
フロート
671 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 02:17:39 ID:???
お疲れ様ですタイ
折角だからで付いて行く佐野は危機感が足りないwww
死ななくて良かったね
672 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 04:08:04 ID:???
>それを狼狽えながらも甲斐甲斐しく背中を摩りながら布巾で鼻を拭いてあげるアイビスを見やりつつ。
流石幼女への優しさに定評のあらアイビスさん
673 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 20:36:21 ID:???
危機感なくても強え仲間がいれば平気さ!
674 :
森崎名無しさん
:2012/02/18(土) 23:32:22 ID:???
>>661
いえいえー
自分は完成したら本格的にやろうかなーと思っていたので
実はほとんどやっていない+動画は見ていないんですよね
とりあえずチルノ編は(というか本家でも)森部のじーちゃんの技ばかり使ってた気がします
>>663
アイマス・ア・ライブですかね
見てみましたけど確かにいいですね
そしてついでにコンビニ店員把握しました
ただブログ見ると残念なことにもう動画制作再開はしないみたいですね……
675 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/19(日) 00:48:16 ID:???
>>670
もう許してやれよ……
>>671
乙感謝です。
まあ危険でも動かないとイベント発生しないですからね……仕方ないね。
>>672
アイビスさんの優しさは五臓六腑に染みわたるでぇ……。
>>673
イレギュラーズメンバーの大半の方はかなりの戦闘力を持っていますからね。
低級妖怪程度なら問題ないでしょう。
……一部守ってくれるかどうか疑問な人もいますが。
>>674
アイマス界隈ではショックの大きな事件もありましたからね。
作者さんがブログでおっしゃられてるように制作意欲が沸かないというのもわかります。
僕もその事件以降少しアイマスから離れてましたしねw
676 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/19(日) 00:49:16 ID:???
>★初ガメオベラに期待→ クラブ4 =チルノ「パーフェクトフリーズ!!」 突如襲い掛かってきた妖怪を凍える冷気が包み込む!★
=================================================================================================================
物陰から突如姿を現し、3人の中で一番弱い佐野めがけて飛びかかってきたのは……。
犬によく似ているが、しかし、細部が禍々しい形をしている低級妖怪。
低級と言えど、当然生身の人間が襲われれば簡単に腸を食い破られてしまう程の実力を持っており。
佐野は一瞬にして命の危険に晒される事となったのだが……。
バッ!!
チルノ「ぅあたいさいきょーっ!」
そんな佐野の前に飛び出したのは、元気炸裂おてんば恋娘――チルノ。
己の身の丈と同じかそれよりも尚大きいかもしれない妖怪を前にして、チルノは一歩も引かず。
むしろ佐野を守るようにして立ちながら、その両手を前に突出し目一杯叫ぶ。
チルノ「パーフェクトフリーズッ!!」
ひえひえ〜
低級妖怪「きゃいんきゃいんっ……」
そして、チルノが叫ぶと同時、チルノの腕からは冷気が迸り。
急速に冷やされた妖怪は、なんともあっけなく……情けなく泣き声を上げて退散してしまうのだった。
チルノ「あたいだいしょーり!」
佐野「……あまりの一瞬の出来事で何が起こったかまだ理解できてないんですけど」
剣崎「……今のが危険な妖怪って奴か。 チルノが助けてくれなきゃやばかったな……」
佐野「あ……そ、そうか! 今のが霊夢ちゃんの言ってた妖怪か!!」
677 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/19(日) 00:50:38 ID:???
あまりにも突然な出来事に、佐野はしばらく状況を理解できていなかったのだが……。
剣崎の言葉を聞くと、自分が危険な目にあったのだと少しずつ把握し……じわじわと背筋が冷たくなる。
そして、いつまでも胸を張って大勝利と宣言をするチルノに視線を移すと……。
そのチルノの頭をわしゃわしゃと撫でながら心底安堵したような声で言葉をかける。
佐野「チルノ、マジ助かった……なんだかよくわからんが俺、めちゃめちゃ危なかったみたいだな!」
チルノ「ふふん、あたいってばさいきょーだからね! つよいやつはよわいやつをまもってあげるもんなんだぞ!
だからこれくらいはとーぜんのぎむってやつよ!」
佐野「……うぅむ、なんかこう、引っかかるものがあるが、事実だから言い返せない。
っていうか本当にありがとうな」
チルノ「どーいたしまして!」
佐野「(しかし……霊夢ちゃんが言ってた通り、チルノもこんなナリしてかなり強いんだな……。
今のとか、後ろにいた俺でさえ一瞬めちゃめちゃ寒くなったし……。
……うん、外見で判断しちゃいけないんだな、この幻想郷じゃ)」
生意気そうには見えるが、根本の部分では素直で無邪気なチルノは佐野に感謝されてる事を知るとにへらと笑い。
やはり胸を張りながらVサインを見せる。
佐野もそんなチルノを見やりつつ、誰と会ってもなるべく外見だけで判断しないようにしようと小さく胸に誓い。
その後、3人はチルノを無事に霧の湖まで送り届けてから、博麗神社へと帰宅するのであった。
剣崎「(……この幻想郷じゃ、外を歩くだけでも油断してたらまずいみたいだな。 今度から気を付けないと。
……しかし、今の程度の奴だったらこのままでも何とか退治する事は出来そうだけど。
もっと強い奴はいるんだろうか? ……その時、俺はこの姿のままで皆を守れるか?)」
佐野「ん? 剣崎さん、どうしたんだ?」
剣崎「……いや、なんでもない」
5日目 終了
※剣崎と仲良くなった。
※氷の妖精・チルノと知り合いになりました。
※「1ボスチーム」の次に戦う相手が、「超ウルトラ必殺スペシャルHズ」になりました。
678 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/19(日) 00:51:46 ID:???
6日目
そして明くる日。
昨日を1日中サッカー漬けで過ごした佐野は、たっぷり睡眠をとって体力を回復し。
1ボスチームとの試合前、最後の練習の無い日を過ごそうとしていた。
佐野「さて今日はどうするかな。 うーむむ」
☆誰とのイベントを発生させますか?
A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
☆残り回数3/3
679 :
森崎名無しさん
:2012/02/19(日) 00:53:24 ID:MZcdPBP6
F
680 :
森崎名無しさん
:2012/02/19(日) 00:53:25 ID:pz5Q6/nk
F
一周したし
681 :
森崎名無しさん
:2012/02/19(日) 00:53:37 ID:4x7XdyY2
F
682 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/19(日) 00:57:11 ID:???
剣崎→ダークドリームさん
正に日曜8時から8時30分への繋ぎですね、といった所で短いですが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でしたー。
683 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 00:29:30 ID:???
スマイルプリキュア3話……やはり黄色はあざとかった……転倒あざといな、さすが黄色あざとい。
それと漫画を描くのが好きなのとかは、やっぱりこう海賊ハリケーン的な話が出てきたりするのかなぁ。
サニーさんがりんちゃんさん的に突っ込みをしたり、スマイルは5との関連をやはり想起させてくれますね。
キュアマーチは女の子らしい一面もあるとの事だし、同じ緑属性という事で恋愛系の話などに今から期待。
うむ、来週の日曜日が実に楽しみです。それでは勝手に感想を述べた所で更新いきます!
>F.ダークドリーム
===========================================================================
ダークドリーム「〜♪」
佐野「ん? 何か嬉しそうだな、ダークドリーム。 何かあったのか?」
朝食を終え、後片付けを手伝った後。
いつものように居間でゴロゴロしていた佐野は、ダークドリームに声をかけた。
ダークドリームは何やらにこにこと嬉しげな笑みを浮かべており、一体どうしたのだろうかと疑問を持つのは極自然な事。
佐野が問いかけると、ダークドリームは尚もにこにこしながら実に嬉しそうに返答をする。
ダークドリーム「あのね、これからチルノと一緒に遊ぶんだよ」
佐野「チルノと?」
ダークドリーム「うん!」
どうやら昨日突然家にやってきて夕食を共にしたチルノとダークドリームは、今日、共に遊ぶという約束をしていたらしく。
ダークドリームはただそれを楽しみにしているだけ、との事。
聞いてみれば何のことはない話で、佐野は「そーなのかー」と軽く相槌を打つだけだったのが……。
ダークドリーム「遊ぶなんて初めてだから、楽しみだな〜」
佐野「なん……だと……?」
684 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 00:30:34 ID:???
呑気にそんな事を言うダークドリームだが、当然ながら佐野はその発言を聞き思わずダークドリームを見返してしまう。
まだ共に過ごすようになって1週間も経っておらず、佐野としてもダークドリームの事を深くは知らない。
年齢すらも聞いた事が無かったが……それでも見た目からして中学生くらいだろう、という事だけは把握が出来る。
そんな少女が、今まで生きてきて遊んだ事が無い――常識的に考えて、そんな事が有りえるのだろうか。
佐野「(……なんかダークドリームもいまいち正体っていうか、背景が見えてこない奴なんだよなあ。
デリケートな問題かもしれないし、あんまり突っ込むのも野暮かもしれんが……)」
今までのダークドリームの言動から考えても、年齢を考えれば幾らか世間知らずであったり幼い印象はあったが。
今回の彼女の発言は、より一層佐野が彼女の素性に対して疑念を抱かせるに十分なものであった。
佐野としても、一体ダークドリームがどんな所で生まれどうやって生きてきたのか聞きたい欲求はあったのだが……。
さりとてまだそれほど親しくない現状で、そこまで深く彼女の事を聞くのは迷惑なのではないか、と思いとどまる。
ダークドリーム「あ、そうだ! チルノが来たら満も一緒に遊ぼうよ」
佐野「ん……あー、まあいいぞ。 どうせやる事もないしな」
そんな事を考えていると、ダークドリームは佐野にもチルノと一緒に遊ぼうと提案。
特に何もやる事は無い佐野はこれを了承し、チルノが来るまでの時間をまったりと過ごす。
そして、それからしばらくしてチルノは昨日と同様玄関の戸を叩いて大声でダークドリームの名を呼び。
佐野達はそれに返答をしながら戸を開けるのだが……開いた先にいた人影は2つ。
チルノの隣にもう1人の人影があり、チルノは満面の笑みを浮かべながら口を開く。
チルノ「きょーはあたいのともだちもつれてきた! しょーかいするぞ!」
685 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 00:31:39 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★チルノちゃんのお友達→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→チルノ「ついさいきん幻想入りした外来人だ!」
中里の親父
「よろしくな!」
ダイヤ→チルノ「さいきんおもてに出てきたちてーのカラスのおくーだ!」 お空「うにゅー!」 背の高い大きな翼を持った女性がいた!
ハート→チルノ「蛍のよーかいのリグルだ!」 リグル「こんにちわ」 割と真面目そうなマントを羽織った少年だ!
スペード→チルノ「宵闇のよーかいのルーミアだ!」 ルーミア「そーなのかー」 能天気そうな少女だ!
クラブ→チルノ「あたいと同じチームにいるだいちゃんだ!」 大妖精「はじめまして」 実に真面目そうなチルノより少し大きな少女だ!
クラブA→チルノ「太陽の畑によくいる花のよーかいのゆーかだ!」 幽香「うふふ、はじめまして」 笑顔が素敵なお姉さんだ!
686 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 00:31:56 ID:???
★チルノちゃんのお友達→
スペード7
=★
687 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 00:33:37 ID:???
JOKER出たらどうなってたんだコレwww
688 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 00:33:56 ID:???
中里の親父w
689 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 00:37:59 ID:???
ハート少年扱いかよ
690 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 01:10:50 ID:???
>>687-688
出ていたら……まさかの中里の親父Hズ入りだったかもしれまちぇん。
>>689
佐野君視点ですからね。仕方ないね。
>★チルノちゃんのお友達→ スペード7 =チルノ「宵闇のよーかいのルーミアだ!」 ルーミア「そーなのかー」 能天気そうな少女だ!★
===================================================================================================================
チルノの横に立っていたのは、チルノとほぼ同じ身長をした金髪の少女。
黒を基調としたワンピースに身を包み、何故か両手を水平に横に向けて突出し……。
にへらにへらと能天気そうに笑みを浮かべる少女を、チルノは友人のルーミアである、と紹介。
ダークドリーム「私はダークドリーム、よろしくねルーミア!」
佐野「俺は佐野満だ」
ルーミア「そーなのかー」
佐野とダークドリームもひとまず自己紹介をするのだが……。
ルーミアはわはわは笑いながら「そーなのかー」と呟くのみ。
ただこれだけのやり取りで、佐野はルーミアをチルノと同じくらい、何かこう、足りない人物だなと感じ小さくため息を吐くのだが……。
一方でダークドリームは知り合いが増えた事が純粋に嬉しいのか、ルーミアと握手を交わしている。
チルノ「おっしゃ! それじゃ早速遊ぶぞ!」
ルーミア「そーなのかー」
ダークドリーム「何して遊ぶの?」
チルノ「ダークドリームも佐野もサッカーやってるんでしょ? ならサッカーに決まってんじゃん!」
佐野「ん? ルーミアもサッカーやってるのか?」
チルノ「そーよ。 ルーミアは1ボスチームのエースストライカーなんだから」
佐野「な、なにィ!?」
そして挨拶が終わると早速遊ぼうという事になり、チルノはサッカーをしようと提案。
これに佐野はルーミアにもサッカーが出来るのかと質問をするのだが……。
返ってきたのは、ルーミアは1ボスチームのエースストライカーを張っている、というもの。
なんと目前に迫っていた試合の相手のエースストライカーが目の前にいるという事に、思わず佐野は驚くのだが……。
691 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 01:12:12 ID:???
ルーミア「そーなのかー」
佐野「(……ほ、本当にエースストライカーなのか、コイツ?
……そういや、霊夢ちゃんも1ボスチームの攻撃力は大した事ないって言ってたなぁ)」
霊夢曰く、1ボスチームはCBのレティの守備力に依存をした守りに重きを置いたチーム。
その発言を考えると、FWはそれ程優秀ではなく、ルーミアの実力というものもたかが知れるというもの。
相変わらず能天気に呟くルーミアを見て、佐野はなんとなくげんなりした気分になりつつ……。
そのまま4人揃って博麗神社裏に併設されたサッカーコートへと移動する。
チルノ「よーしそれじゃさっそくやるぞー。 サッカーでもあたいはさいきょーだ!」
ルーミア「そーなのかー」
ダークドリーム「わーい」
佐野「(……うぅん、なんだろう。 今、とてつもなく保父さんの気分だ)」
精神的に幼い3人の中に交じる事に一抹の不安を感じつつ……。
佐野はそれでも遊ぶのがサッカーである事に少しだけ安堵。
流石に高校生の身にもなってかくれんぼや鬼ごっこはしたくないもんな、と思いつつ。
チルノの適当に蹴ったボールを綺麗にトラップし、そのままルーミアへ向けてパスを送る。
佐野「(さて、遊びとはいえサッカー。 少し何かに意識を集中させておけば、後々役に立つ事があるかもしれないけど……どうするかな)」
A.ここは俺の実力向上を目指して全力で遊ぼう(佐野の成長チャンス)
B.ここはダークドリームに少しだけでも経験を積ませておこう(ダークドリームの成長チャンス)
C.1ボスチームのストライカーというルーミアの実力を見定めておこうか(ルーミアの能力値判明)
D.超ウルトラ(略)Hズキャプテンのチルノの実力を見定めておこうか(チルノの能力値判明)
E.気合はじゅうぶんだ! 全部やっちゃるぜ!(A〜Dまで全てを行う。成功率極低)
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
692 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 01:12:51 ID:LJuATDVg
B
693 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 01:15:11 ID:LNK6kIVg
B
694 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 01:28:43 ID:???
>B.ここはダークドリームに少しだけでも経験を積ませておこう(ダークドリームの成長チャンス)
===========================================================================================
佐野「(うむ、ここはダークドリームに経験を積ませてみるか)」
チルノとルーミアの動きを注視し、実力を見定める。
或いは己の実力向上を目指すという案も考えられたが、佐野はあえてそれを蹴り。
ダークドリームに少しでもサッカーの動きに慣れさせようと考えた。
佐野「(そもそもサッカーの存在を知らなかっただけあって、ダークドリームはまだ全然ボールに慣れてないんだよなぁ。
少しだけでも慣れさせておかないと試合が不安だ。 よし……)それっ、ダークドリーム!」
バシィッ!
ダークドリーム「ナイスパス〜! えいっ!」
こうして佐野は意識的に、しかし不自然にならないようにダークドリームにボールに触れる機会を与えてゆき。
ダークドリームは実に楽しそうにチルノらとボールを蹴り合うのだが……。
695 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 01:29:45 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ダクドリさんメタモルフォーゼ!→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→Kの効果を2個入手!任意で選択。
ダイヤK→シュートフラグ維持のまま「オーバーヘッドキック」取得!
ダイヤ7〜Q→シュートフラグ回収!「オーバーヘッドキック」取得!
ハートK→必殺パス「ドリームパス」取得!
ハート7〜Q→パスフラグ取得!
スペードK→必殺ドリブル「天然なドリブル」取得!
スペード7〜Q→ドリブルフラグ取得!
クラブK→必殺タックル「フェイントタックル」取得!
クラブ7〜Q→タックルフラグ取得!
クラブA→すってんころり〜ん! ダークドリーム「いてて……ふぇ〜ん」 スキル・のび太が発覚……原型の悪い面が出てもうた
それ以外→具体的な技は得られなかったが楽しく遊んだ。
696 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 01:31:14 ID:???
★ダクドリさんメタモルフォーゼ!→
ハート5
=★
697 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 02:00:48 ID:???
>★ダクドリさんメタモルフォーゼ!→ ハート5 =具体的な技は得られなかったが楽しく遊んだ。★
==============================================================================================
ダークドリーム「わーい」
ルーミア「わはー」
チルノ「ぅあたいさいきょぉあー!!」
佐野「(あかん……こりゃ練習には到底ならんな)」
ダークドリームに頻繁にボールを回し、少しでもボールに慣れさせようとした佐野であったが……。
そもそもこれは練習ではなく、ただの遊びとしてのサッカーである。
何かを高めようという意識自体はダークドリームにはなく、ただ楽しむ事のみしか考えておらず。
チルノとルーミアもそんなダークドリームと共にただただコートの中を暴れまわる。
佐野「(でもま、いっか。 楽しんでるみたいだし)」
これが例えば練習日に執り行う練習であったりしたならば佐野としても真面目にやれと怒っていた所であるが。
遊びとしてのサッカーをやってる以上、佐野としては何かを口出しをする権利は無く。
何よりダークドリームらの本当に楽しそうな笑顔を見ては、何かを言う気持ちも失せてくる。
佐野「(……なんつうか、本当に子どもと一緒にサッカーしてる気分だ。
俺も昔はこんな感じだったのかな……)」
ダークドリーム「満、いくよっ!」
佐野「む、よし! ダークドリーム、ハイボールで来い! 俺様のオーバーヘッドキックを見せてやるぜ!」
チルノ「なにをー! そんなのあたいが弾き返してやる!」
ルーミア「そーなのかー」
698 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 02:01:55 ID:???
そして、佐野もそんなダークドリームらの輪の中に交じり。
久しぶりに何も考えずにただボールを追いかけサッカーに興じた。
しかし、楽しい時間というものはすぐに過ぎ去ってしまうもの。
遊び始めてから時間が経ち、太陽が丁度佐野らの頭上の真上へ来た所で一同の体力もやがて尽き。
ここらへんでサッカーはやめておこう、という話になる。
チルノ「なんだなんだ、みんなだらしないなー」
ダークドリーム「はぁっ、はぁっ……でも、こんなに動いたらやっぱり疲れるよ」
チルノ「あたいはまだまだ動けるぞー」
佐野「なんちゅう体力しとるんだお前は……」
チルノだけはまだまだ体力が余っているのかつまらないと頬を膨らませるのだが……。
それでも疲れている一同を無理やり遊びに付き合わせるような事はしない。
ルーミア「お腹すいたのかー」
チルノ「む、確かにもうお昼だもんね。 それじゃ一旦家にかえろっか」
しばらくベンチに座り体力を回復させていた一同であったが、ここで今まで「そーなのかー」しか言っていなかったルーミアが。
ようやくそれ以外の言葉を喋り、空腹であると告げる。
これにはチルノも、そして佐野も同意。確かに既に昼食の時間帯であり、散々動き回った為に空腹状態なのは皆一緒。
チルノは一旦解散をしてから再び集合しようと言い、それを合図にルーミアとチルノはコートから飛び去っていく。
チルノ「んじゃ昼飯食べたらまた迎えに行くからね、ダークドリーム!」
ダークドリーム「うんっ!」
ルーミア「お腹すいたのかー」
佐野「うっし、それじゃ俺達も飯食いに戻るか」
ダークドリーム「わかった!」
その後、佐野もダークドリームと共に博麗神社へと戻り、昼食を取る。
ダークドリームはチルノと約束をした通り、午後からも遊ぶようであるが……。
佐野「さてと、俺はどうするかなぁ……。 うーむ……」
699 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 02:02:55 ID:???
☆誰とのイベントを発生させますか?
A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
☆残り回数2/3
※ダークドリームと仲良くなりました。
※宵闇妖怪・ルーミアと知り合いになりました。
700 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 02:33:34 ID:92b7RhDg
A
701 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/20(月) 02:37:02 ID:???
投票途中ですが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それではお疲れ様でしたー。
702 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 05:15:46 ID:un+AaEm6
C
703 :
森崎名無しさん
:2012/02/20(月) 06:15:13 ID:Rgd22mdw
C
704 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 00:57:46 ID:???
>C.クーガー
====================================================================
佐野「うーむむ……むむむ?」
水銀燈「まったく信じられないわぁ! おバカさん! おバカさん! おバカさぁん!!」
クーガー「ああもう、だから悪かったって言ってるだろうに……」
午後からはどうしたものか、と腕を組んで思案していた佐野は。
ふと台所の方から聞こえてきた喧噪に気づき、そちらへと向き直る。
するとそこにいたのは、何やら怒り心頭といった様子で怒鳴り散らす水銀燈と。
困ったように頭をかきつつ、それでも小さく頭を下げているクーガーの姿。
一体何事かと佐野は立ち上がると2人の元へと行き、訳を問いただす事にする。
佐野「おいおいどうしたよ水銀燈、えらい怒ってるみたいだけど何があった」
水銀燈「! いい所に来たわ佐野、あんたからもこの腐れサングラス男を罵倒してやりなさい!!」
佐野「罵倒っておま……。 ……クーガーさん、一体何があったんだよ?」
しかし訳を聞こうにも水銀燈はとっくの昔にヒステリーを起こしており、とても聞けるような状況にはない。
となればもう1人の当事者――クーガーに話を聞こうかと問いかけてみれば。
クーガーは肩を竦めながら手に持った一本の空となったポリスチレン製の容器を佐野に見せつけながら説明をする。
クーガー「どうもこうも、俺はただこいつを飲んだだけだ」
佐野「……ヤクルト?」
クーガー「そう、ヤクルト」
クーガーも持っていたのは、何のことはない、佐野がいた世界でもお馴染み。
老若男女に愛される世代を超えた乳酸菌飲料――ヤクルト、の、容器。
一体全体クーガーがその中身を飲んだだけで、どうして水銀燈がここまで怒らなきゃならないのかと佐野は疑問を持つのだが……。
705 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 00:59:10 ID:???
水銀燈「私が大切にしていたヤクルトを勝手に飲むなんて万死に値する愚行よ!
ああもう、そのサングラスをかち割ってジャンクにしてやろうかしら!?」
佐野「……え? 水銀燈、ヤクルト好きなの?」
水銀燈「私の体には血ではなくヤクルトが流れているのよ!」
話を纏めてみればなんのことはない。
とどのつまり、水銀燈が大切に取っておいたヤクルトをクーガーが勝手に飲んだ為。
水銀燈が怒っている、という事である。
もっと大事でも起こったのかと思っていた佐野は、あまりにも幼稚な喧嘩に思わず脱力するのだが……。
しかし、当の水銀燈にしてみればそう簡単に怒りが収まりそうな問題でもないらしい。
水銀燈「大体あんたのその声聞いてるとむかついてくるのよぉ!」
佐野「もうそれただの言いがかりやないかい」
クーガー「ああもう、わかったわかった……俺が悪かった。 知らなかったとはいえ、水銀燈のヤクルトを飲んだのは事実だ」
水銀燈「謝ってヤクルトが帰ってくるなら警察はいらないのよぉ! あぁんもう、おバカさぁん!!」
クーガーもこうして謝るもまるで効果は無し。
話を聞いてしまった以上佐野としても知らんぷりは出来ないが、かといって解決手段も特に思い浮かばなかったのだが……。
霊夢「話は聞かせてもらったわ!」
佐野「げぇっ、れ、霊夢ちゃん!」
そこに現れたのは、洗濯籠を両手で持った博麗神社の家主――博麗霊夢。
今にも「地球は滅亡する!」と言い出しそうな登場の仕方に佐野は思わず驚くのだが……。
そんな佐野には目もくれず、霊夢はどっこいしょと籠を一旦床に置くと懐に手を入れ財布を取り出す。
霊夢「丁度買い出しに行ってほしかった所なのよ。
クーガー、佐野、お金渡すからあんた達で言ってきて頂戴」
クーガー「……ついでにヤクルトも買ってこい、って事か」
霊夢「その通りよ」
706 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 01:00:40 ID:???
この場を丸く収める為に霊夢が提案した案。
それは今からクーガーと佐野に買い出しに行ってもらい、そのついでにヤクルトを買ってきてもらうというもの。
こうすれば水銀燈もヤクルトを取り戻せて怒りを収める事が出来るし。
クーガーは水銀燈から恨みを買う事もなくなる。
霊夢としても買い出しに行く時間を他の家事に回す事が出来ると、一石三鳥の名案。
水銀燈「ふんっ、でも、勝手に飲んだのはまだ許してないわよ。
というか、今度やったら本気でジャンクにしてあげるぅ」
クーガー「あー、わかったわかった。 次からは気を付ける」
霊夢「じゃ、話は纏まったわね。 そういう事で頼むわよ、クーガー、佐野」
これには水銀燈とクーガーの両名も了承し、クーガーは霊夢から財布を受け取ると早速買い出しに出かけようとするのだが……。
佐野「……なぁ、なんで俺も一緒に買い出しに行くの?」
ぽつん、と話から取り残された佐野は小さく自己主張をするようにつぶやいた。
確かに、彼の言うように、佐野が買い出しについていく理由は無い。
佐野は水銀燈のヤクルトを飲んでなどいないのだから、当然である。
霊夢「でもどうせ暇でしょ。 ついでに行ってきなさいよ。 荷物持ちは多いにこした事無いんだし」
水銀燈「そうよぉ、家にいても何の役にも立たないんだからそれくらいで役に立ちなさぁい」
佐野「……え? 何、いじめ? これ、いじめ? っていうか荷物持ちって言っても……」
プップー!!
それでも強制的に買い出しに駆り出されそうになる佐野の耳に聞こえたのは、半ばトラウマと鳴りかけた音。
一瞬にして佐野の顔から血の気は引き、霊夢らに押されるようにして玄関から外に出てみれば、そこにあったのは……。
クーガー「速くしろ佐野! 男を助手席に2度も乗せるなど俺のポリシーではないが、今度ばかりは俺の落ち度だ! 乗せてやる!!」
禍々しい紫色をした車と、それに搭乗するイキでイナセな二枚目半だった。
707 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 01:01:43 ID:???
………
……
…
佐野「うぷ……おぶぇ……」
クーガー「4分52秒……次にこの人里に来る時は、更にこのタイムを縮めなきゃなぁ……」
それからしばらくして、佐野とクーガーの姿は幻想郷に住まう人々が作った集落――人里に移っていた。
クーガーの作り出した車は人里の外に止めてあり、2人は人里の中に入り早速買い物を済ますべく。
霊夢の書いたメモを片手に人里を闊歩する。
因みにクーガーの足取りはいつも通り普通であるが、佐野の足がふらふらしているのはご愛嬌である。
クーガー「おいおい、どうした佐野ぉ? 気分でも悪いのか? 体調管理くらいしっかりしろよ」
佐野「気分が悪いというか悪くなったというか……っていうかクーガーさん、ヤクルトなんてこの人里にあるんかね?
文化レベル的に考えてそういう近代的な乳酸菌飲料がある気が全然しないんだが」
クーガー「霊夢がついでに買って来いつったんだ、なら、あるだろ」
こうして佐野は初めての人里を男2人でショッピングというどこか悲しいイベントで迎えてしまうのだが……。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★はじめてのおつかい→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→(ゝ〇_〇)「オッケーイ!!」 げぇっ、りっちゃん……じゃない!ミスタースワローズがこんな人里に!?
ダイヤ→ウサ耳少女「え〜、お薬〜、お薬はいりませんか〜」 薬売り発見! 酔い止め下さい!
ハート→翼を持った少女「あやや。見かけない不審者発見!取材よろしいですか〜?」 ミニスカのお姉さんに呼び止められた!
スペード→セーラー少女「心配無いさぁああああああああああああ!!」 路上パフォーマンスをやっている少女を発見!
クラブ→霊夢じゃない腋巫女「あなたは神を信じますか?」 宗教勧誘されました。
708 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 01:02:16 ID:???
★はじめてのおつかい→
ハート2
=★
709 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 01:13:07 ID:???
クーガーさんまた最速を引き当てたのかー
710 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 01:13:23 ID:???
JOKERの人は結構性格悪いから、クラブAでも割と妥当な気がしますよ!
711 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 02:10:28 ID:???
>★はじめてのおつかい→ ハート2 =★
>翼を持った少女「あやや。見かけない不審者発見!取材よろしいですか〜?」 ミニスカのお姉さんに呼び止められた!
==============================================================================================================
佐野「ぬおっ!?」
クーガー「んん?」
しっかりと霊夢に言われた買い物を終え、ヤクルトも購入(ガラス瓶入りだが)した佐野達。
後はとっとと神社に戻るだけだったのだが……。
そんな2人の頭上から聞こえてきたのは、少々甲高い女性の声。
思わず見上げればそこには背中に生やした黒い翼をバサバサと羽ばたかせ。
ミニスカートをちらつかせながら、しかし中を絶対に見せない鉄壁の角度でこちらにカメラを構える少女の姿。
すわ何事かと驚く佐野らを余所に、その少女は佐野達の目の前に降り立ち、一度カシャリとシャッターを切ってみせる。
佐野「な、なんだぁ、あんたは!?」
文「あややや、私を知らないとはやはりあなた方幻想郷の住人じゃありませんねぇ。
私の名前は"射命丸 文(しゃめいまる あや)"。 フリーのジャーナリストです」
佐野「ジャーナリストォ? 幻想郷にもそんなもんがあるのか……」
一体お前は何者か、と佐野が問いかければ、返ってきたのはこれまた意外な答え。
なんと少女――射命丸文はジャーナリストだ、と己の肩書を語り。
そんな職業がこの幻想郷にあったとは露程にも知らない佐野はまたも驚く。
佐野「で? そのジャーナリストさんが一体何の用? っていうかその翼……あんたも妖怪なの?」
文「ええ、ええ、私はご覧のとおり鴉天狗の妖怪でして。 まあ白狼天狗とかの野蛮な種族とは全然違う高等な妖怪の一種です。
でまあ、用というのはほかでもありません。
どうやら私が見た所、あなた方外来人ですね? 少し取材というかお話伺ってもいいでしょうか?」
佐野「え? 取材? ……俺らの?」
文「ええ、あなた方の」
鴉天狗、文が佐野らに声をかけた理由――それは、佐野らに取材をしたかったからというもの。
ジャーナリストとしては至って普通の行為のように思えるが、一方で佐野としては疑念も芽生える。
712 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 02:11:28 ID:???
佐野「俺らの記事なんて書いて読む奴いるのか?」
文「いえいえ、外来人であるというだけで結構面白い記事になったりするんですよコレが。
何せ幻想郷も狭い世界。 外来人の話す外の世界の話が載っている回は中々新聞の購買数が増えるのです」
佐野「ん? 新聞?」
文「ええ、新聞です。 私が発行している文々。新聞! 記事が書けましたらお二方にも当然進呈しますよ?」
佐野の疑念とは果たして幻想郷でまるで知名度の無い自分たちが記事になって、果たして面白いのかどうかというものだったのだが……。
文は純粋に佐野らがいた外の世界の話を聞ければそれでよいのだ、と説明。
事実自分の発行している新聞では外来人の話を大きく取り上げた事でその回の購読数は増えていると説明するのだが……。
クーガー「……ほう、お前があの時の妖怪か!」
佐野「……んんん???」
文が「新聞を発行している」と発言をした瞬間、先程から沈黙を守り続けていたクーガーは突如として声を荒げた。
文「あや? ……どこかでお会いした事がありましたか?」
クーガー「この前博麗神社に新聞投げてっただろうが!」
文「……ふむふむ。 ほうほう。 ほまほま。
なぁるほど、はいはいはいはい、あなた、あの時すぐ後ろから奇妙な乗り物に乗って追ってきた方でしたか」
佐野「え? あ……文さんって、あん時の妖怪なのか!?」
遠目だった為にあの時追っていた姿を佐野はよく覚えていないのだが。
やけに執着していたクーガーはしっかりと記憶していたらしく、姿が似ており、また、新聞を発行しているという言葉を聞いて。
あの時の妖怪が今目の前にいる射命丸文だと断定。
文はこれを否定せず、どこかにやにやと楽しげな笑みを浮かべてクーガーを見返している。
文「いやいや、あなた、無茶はするものではありませんよぉ。 あんなのに乗った所で私に追いつける訳が無いじゃないですか」
クーガー「なぁにをぉぅう? この世にこの俺より速く動ける存在などある筈がねぇんだよ!」
文「いやいやいやいや、私こう見えて幻想郷最速でして。 まぁまぁ、あなたも中々速かったですけど私には敵いませんですよ」
クーガー「言ってくれるな鴉風情!」
佐野「……あれ? なんかすんげぇ険悪な雰囲気」
713 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 02:12:39 ID:???
己のスピードに絶対の自信を持ち、スピードに全てを賭ける男――ストレイト=クーガー。
そして、まだ佐野は彼女の事を詳しくは知らないが……。
どうやら彼女としても己のスピードには自信があるらしく、口調こそ丁寧なものの自分こそが最速だと言って譲らない射命丸文。
速さに絶大な自信を持ち、速さをアイデンティティーとする男と女。
両者はしばし視線を交わし、火花を散らし合い……佐野は思わず生まれた険悪な雰囲気にしどろもどろになる。
佐野「ま、まぁまぁ2人とも落ち着いて。 な、ほらほら、ヤクルトでも飲んで……」
クーガー「ふん、こうなりゃここでケリをつけてやろうじゃないか。 俺の速さ、見せつけてやる」
文「身の程知らずもいいところです。 この私に敵う筈がありません」
佐野「……どうしてこうなった」
やがてクーガーと文は、当然のようにこの場でケリをつけようという結論に至った。
口でどれだけ自分の方が速いと言っても仕方がない。
自分が相手よりも速いと証明するには、実際にそのスピードを見せつけるのが一番である。
文「ふふふ、条件は対等でいってあげましょう。 私は今度は空を飛ばないであげますよ」
クーガー「ふん、いいのか? 後で飛んでいれば勝っていたなんて言い訳をされても知らないぜ」
文「そのような事があろうはずが無いですよ。 スタートはここから。 ゴールは人里の出口まで。 よろしいですね?」
クーガー「それでいい! 佐野ォ!!」
佐野「へ?」
クーガー「お前がスタートの合図をしろ!!」
佐野「えぇ〜?」
そして、流れのままに佐野は審判役のような役目まで任されてしまう。
佐野は本当にどうしてこんな事になったのだろうと思いながら、盛大にため息を吐きつつ横一線に並んだクーガーと文の斜め前に立ち……。
佐野「それじゃ行くぞ……よーい……」
クーガー「…………」
文「…………」
佐野「ドンッ!!」
ピュッ ピュパァンッ!!
714 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 02:13:46 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★クーガーさんのダッシュ力 (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★あややのダッシュ力 (! card) 56+(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→クーガーさんが頭一つ抜けて人里の出口に到達しそうになるが……?
=0→同着! 決着はつかず!
≦−1→あややが頭一つ抜けて人里の出口に到達!
【補正・備考】
クーガー:ダイヤで「やや高速ダッシュ(+2)」
文:ダイヤで「幻想風靡(+5)」、ハートで「風神少女(+4)」、スペードで「鎌鼬ベーリング(+3)」
>>709
流石の速度への拘りっぷりですね。
>>710
でもJOKER引いてたら多分りっちゃんにスキル・ロングスローパワー2倍が……
715 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 02:17:51 ID:???
★クーガーさんのダッシュ力 (
スペード5
) 54+(
5
+
6
)=★
716 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 02:19:39 ID:???
★あややのダッシュ力 (
スペード6
) 56+(
6
+
3
)=★
717 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 02:21:42 ID:???
鎌鼬ベーリングさえなければ……
718 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 02:22:04 ID:???
ぅゎぁゃゃっょぃ...
という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。
719 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 02:24:36 ID:???
お疲れ様でした
これ数値と補正はドリブルのものなのかな
射命丸強すぎだろ…
720 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 02:32:41 ID:???
なんせ初出は七面ボスだからなあ。むしろこの状態で食いつける兄貴がすごいというべき。
721 :
森崎名無しさん
:2012/02/21(火) 08:57:05 ID:???
スキル凶悪ですね
素の数値では頑張って喰らいついた兄貴には描写でご褒美を上げて下さい〜
722 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 00:55:57 ID:???
>★クーガーさんのダッシュ力 ( スペード5 ) 54+( 5 + 6 )=65★
>★あややのダッシュ力 ( スペード6 ) 56+( 6 + 3 )+(鎌鼬ベーリング+3)=68★
>≦−1→あややが頭一つ抜けて人里の出口に到達!
====================================================================================
佐野「は、速っ!? もう見えなくなったぞ!?」
佐野がスタートの合図を出すと同時、風よりも早く、音よりも早く2人は一斉に駆けだした。
その姿はあっという間に見えなくなり、佐野はもしかしてクーガーも妖怪か何かの一種なんじゃないかと思いつつ。
しかし、急いで自分もまた人里の出口へ向けて急ぎ駆けてゆく。
クーガー「ふはははははははは! この俺のスピードに敵うものかァ! 一生かかっても追いつけんぞ!!」
文「むむむ、中々やるものですね……」
一方競争を始めた2人は……スタートダッシュに成功をしたクーガーが僅かに優位に立っていた。
両者の差は僅か頭一つ分程、1メートルにも満たない程に、伯仲をした勝負。
最高速度はほぼ互角であるのか両者の幅は縮まらず……。
クーガーはこれに高笑いをし、文は眉間に皺を寄せながらクーガーを睨み付ける。
文「……ではここから更にスピードアップと行きましょう!」
クーガー「ふん……まだまだァ!!」
そして、両者はここから更に加速をしラストスパートに入る。
姿勢を前傾させ正に風切る勢いで走るクーガーに対し、文もまた同じ姿勢を取るのだが……。
文「甘いですよ!!」
ギュッ…… グンッ!!
クーガー「なにィ!?」
723 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 00:58:01 ID:???
ラストスパートに入った直後、文はクーガーをも上回る凄まじい加速力を見せ一歩先に出た。
これにはクーガーも思わず驚き目を見開くが、文は更に突き離すべくぐんぐんと突き進む。
クーガーとしても己のプライドを賭けた上で負けられない戦い。
尚も食い下がり追い抜こうとするが……文はそんなクーガーを一歩も寄せ付けない。
クーガー「ぐっ……くそったれぇぇぇぇぇええええええええ!!」
文「(……人間の割には本当に足が速い。 伊達や酔狂で私に喧嘩を売ってきた訳でもないようね。
だけれど、やはり私の方が速く――"巧い"!!)」
キュッ! ダンッ!!
文「ゴール!」
クーガー「くっ……! 俺が遅い……俺がスローリィ……?」
そして、その差は縮まる事なく、2人は人里の出口へと到達をした。
結果は文が、クーガーに1メートル近くの差をつけての勝利。
もしも常人がこの結果を聞いたならば、あの射命丸文に人間がそこまでの勝負をしたなんて――と、驚く事は間違いないだろう。
だが、そんなものはクーガーにとってなんら関係が無い。
クーガーにとって重要なのは、自分がスピードを競う勝負に負けたという事実のみである。
この結果は速さを何よりもの信条とするクーガーにとって受け入れがたいものであったが……。
しかし、それを跳ね除けいちゃもんをつける程クーガーは子供でもなく。
また、事実を事実として受け入れる切り替えの速さも彼はずば抜けて速かった。
クーガー「…………確か、幻想郷で最速と言っていたな」
文「あややや。 ええ、そうですとも。 一部、自分こそが最速だと言って聞かない人間も貴方以外にいますが……。
自他ともに認めているのは私くらいなものです」
クーガー「ふん……射命丸文か、確かに刻んだぞ、お前の名前」
ニヒルな笑みを浮かべながらそう呟くクーガーの目は、鋭く文を見つめている。
その瞳は必ずお前を超えてみせると言っているように見え……。
それを見た文はこれまた愉快そうに笑みながら、クーガーに返答をする。
724 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 00:59:08 ID:???
文「ええ、ええ、刻んで下さい。 ジャーナリストは名前を憶えてもらってナンボですから」
クーガー「次に会う時には……俺の名を刻ませてやる」
文「それは結構。 この射命丸文、いつでもどこでもなんでもウェルカム。
駆けっこ、弾幕ごっこ、サッカーまで……どんな挑戦でもお受けしますよ」
クーガー「? お前もサッカーをやっているのか……?」
文「おや、その口ぶりだとあなたもですか。 ……ふふ、では試合でお会いできる日を楽しみにしていますよ。
準備が出来たら我ら4ボス劇団と是非とも試合を申し込んでくださいね。 ではでは!」
己のプライドとプライドを賭けて戦った後の勝負に、余計な言葉は不要である。
敗者は負け惜しみを言わずに、しかし再戦の時を誓い。
勝者は勝ち誇る事もなく、相手が再び挑んでくる時を待つ。
また、思わぬ所で速さに対するこだわり以外の共通点――サッカーというものを見つけた両者。
そちらでの戦いでも負ける訳にはいかない、と……2人は笑みを交わし合い。
文は取材はまた今度に……と呟いてから、その場を颯爽と去って行ったのだった。
佐野「はぁっ、はぁっ、やっと追いついた……って、あれ? 文さんは?」
クーガー「帰った」
佐野「えぇぇぇ!? もう!? 俺、色々取材に答える為の台詞とか考えてたのに!」
そしてその後、しばらくしてからようやく佐野は追いついた。
彼は彼なりに全力疾走をしていたのだが、それでも文とクーガーには追いつけず。
更には文とクーガーの方にはほんの二言三言会話を交わすだけの余裕があったというのだから、
それだけ両者の足の速さが常人離れしているのはわかるだろう。
佐野は文が帰ったという話を聞くとぜぇぜぇと息切れをする中で一層落胆をするのだが……。
クーガーはそんな佐野に振り向くと、追い討ちをかけるように言葉を吐いた。
725 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 01:00:44 ID:???
クーガー「佐野……どうにもこの幻想郷のサッカーって奴は……」
佐野「ん?」
クーガー「どうにも一筋縄じゃいきそうにないぞ……」
佐野「へ?」
クーガー「(霊夢の話じゃ6、7回は戦うって話だが……あれで"4ボス"。
……あれだけの速さの持ち主がそんなレベルの扱いを受けている。 おまけにそいつに俺は速さで勝てなかった。
前者もこれから先を考えれば問題だが、それよりなにより後者の方がより気に食わん。
ええい……この俺に速さが足りないとでもいうのか!?
あのラストスパートで俺と奴に一体何の違いがあった!)」
幻想郷最速の称号を持つ鴉天狗――射命丸文。
その文と駆け足で争い、敗れた最速に拘る男――ストレイト=クーガー。
クールな表情を見せる彼の胸中には、サッカーにおける先行きの不安。
そして、それを超える熱く大きく燃える強烈なリベンジの炎が沸き上がるのだった。
※クーガーと仲良くなりました。
※幻想郷の新聞屋さん・射命丸 文に出会いました。
※クーガーの文に対する感情が クーガー→(お前も刻め!)→文 になりました。
726 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 01:02:22 ID:???
その後、佐野はクーガーと共に神社に帰り(車で。やはり佐野は神社につくなりゲロった)クーガーから文がサッカーをやっている事。
そして、文は4ボス劇団と呼ばれるチームに所属している事を知る。
佐野「グムー、そうか、文さんもサッカーやってるのか……あの速さはどう考えても驚異だなぁ。
っていうかなんか会う奴会う奴全員サッカーやってんな、サッカー流行りすぎだろ幻想郷。
まぁいい、それはひとまず置いておこう。 それはそれとして、問題はこれからどうするかだが……」
☆誰とのイベントを発生させますか?
A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
☆残り回数1/3
727 :
森崎名無しさん
:2012/02/22(水) 01:13:40 ID:Rn+IBGhk
A
時間かかりそうだし
728 :
森崎名無しさん
:2012/02/22(水) 01:23:19 ID:NJGGmsvo
A
729 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/22(水) 01:31:34 ID:???
ド貧乳さんが選ばれた所で短いですが本日はひとまずここまで。
別にイベント発生は全員まんべんなく1周せずお気に入りのキャラ倍プッシュ選択したりしてもええんやで?(チラッチラッ
それではお疲れ様でしたー。
730 :
森崎名無しさん
:2012/02/22(水) 01:34:11 ID:???
ちっぱい乙でした
731 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 00:19:44 ID:???
>A.アイビス
============================================================
佐野「ん?」
アイビス「………………」
夕暮れ時、今から外に出るのも億劫であるこの時間帯。
なんとかして家で暇つぶしをしたかった佐野は、不意に縁側で1人でいるアイビスを発見した。
太陽が沈みかけ、少しずつ月と星が顔を見始めている空をぼんやりと眺めるアイビス。
その表情はどこか物憂げで、佐野はアイビスの性格などを考えると声をかけるかどうか一瞬迷ったのだが……。
なんとなく気になり、近づいていくと声をかける。
佐野「ようアイビスさん、何してんの?」
アイビス「……別に、なんでもないよ」
佐野「……あ、そう」
アイビス「………………」
しかし、佐野が近づいていくとアイビスはすっと視線を地面に戻し。
別に何でもないと呟いてから、盛大にため息を吐いた。
苛立ちを隠そうともしないそのため息は、露骨に佐野が邪魔だと言っているように聞こえる。
佐野「なぁ、そんなつんけんしなくてもいいんじゃねーの? ……これから最低でも2ヶ月は暮らす仲なんだぜ?」
アイビス「別にどうしようが私の勝手でしょ……いいからどっか行ってよ!」
佐野「(取りつく島もねぇな……別に仲良しこよしがしたい訳じゃないんだけど……。
だからってやる事なす事全部反抗期のガキみてぇに噛み付かれたらたまったもんじゃねぇ……。
何とかしたい所だが……)」
732 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 00:20:53 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★殺伐とした空気を変える救世主が!?→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ブースター「まぁまぁ、アイビスもそう言いなさんなって……」 殺伐とした空気を和ませようとブースターが……シャベッタァァァァ!!
ダイヤ・ハート→白黒少女「霊夢、遊びに来たぜ!」 ゲェー、箒に乗った魔女っ子がやってきた!
スペード・クラブ→現れる筈もない。 佐野は適当に雑談でもする事に。
>>730
どうも乙感謝なのです。
733 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 00:21:13 ID:???
★殺伐とした空気を変える救世主が!?→
クラブ6
=★
734 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 00:37:45 ID:???
>★殺伐とした空気を変える救世主が!?→ クラブ6 =現れる筈もない。 佐野は適当に雑談でもする事に。★
========================================================================================================
しかし何とかしたいと言っても、相手がこちらに心を開く開かない以前に。
話をまともにしようとしない時点で色々と無理難題である。
これが心を開いてくれないならば、無理にでもこじ開けちまえばいいじゃない。
と考えるような底抜けに明るくかつ強引の性格の持ち主ならばなんとかなったかもしれないが。
佐野は確かに馬鹿ではあるもののそこまで思い切った性格というものをしていなかった。
為にここは適当に雑談でも交えて、少しでも会話を重ねる事で接触を図ろうとする。
佐野「(つっても何を話したもんか……変にプライベードな質問とかしたらはねっかえされそうだし……。
あ、そういやまだアイビスさんの年聞いてなかったな。 俺より年上だろうとは思ってたけど……)
そういや、アイビスさんって幾つなんだ?」
アイビス「え?」
ここで佐野はアイビスに年齢を聞く、という選択を取った。
女性に年齢を聞くのはタブーとされているのが常識ではあるが、見た感じアイビスは年齢を気にするような年頃でも無さそうであり。
これくらいなら簡単に答えてくれそうだ、という考えがあっての事である。
そして、年齢を聞ければそこから更に話を広げる事も出来ないかもしれない……。
そう期待を抱く佐野に対し、アイビスは……。
アイビス「…………」
735 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 00:38:49 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★公式で明確な年齢設定が無いアイビスさん→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→アイビス「じゅ、17歳だよ!」 アイビスさんは17歳教の信者だったのだ……。
ダイヤ→アイビス「20歳だよ」 ハタチでゴザル。お酒も飲めるよ、やったねアイビスちゃん!
ハート→アイビス「21歳だよ」 佐野君とは3歳差。
スペード→アイビス「22歳だよ」 佐野君とは4歳差。
クラブ→アイビス「23歳だよ」 結構年上でゴザル。
クラブ5以下→アイビス「24歳だよ」 佐野君と実に6歳差。小学1年生と中学1年生の差。
クラブA→アイビス「2(チョメチョメ)歳だよ……」 アイビスさんが凄く沈んでる。今にも笑えよと言いそうだ。
736 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 00:39:55 ID:???
★公式で明確な年齢設定が無いアイビスさん→
スペードJ
=★
737 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 01:19:51 ID:???
>★公式で明確な年齢設定が無いアイビスさん→ スペードJ =アイビス「22歳だよ」 佐野君とは4歳差。★
======================================================================================================
佐野「へぇ……(まぁ妥当な年齢……なのか?)」
もう少し若くてもおかしくは無いような気もするが、しかし、22歳と言われて違和感も特に感じない。
なるほどと頷く佐野に対し、アイビスは相変わらず佐野には目もくれずに地面を見つめるのだが……。
剣崎「へー、アイビスも俺と同い年なのか」
佐野「えっ? ……剣崎さんも22歳なのか?」
剣崎「ああ」
そんな中に割り込んできたのは、滑舌の悪さに定評のある爽やか系イケメン――剣崎。
どうやら通りがかりに佐野とアイビスの会話を聞き、
その会話の中でアイビスの年齢が自分と同い年だと知って声をかけてきたらしい。
剣崎「因みに、クーガーとカインの奴は21歳らしいな。 俺達の1個下って事になる」
佐野「……えぇっ!? あの2人、剣崎さんたちより年下なの!?」
更に剣崎の話によれば、クーガーとカインの両者は21歳であり、共に剣崎・アイビスより1つ下。
レイの年齢はまだわからないが、恐らくは佐野や律子、ユーノとそう変わらないであろう事。
水銀燈、ブースターに至ってはそもそも人間ではない為に年齢の尺度などが関係ない事を考えると。
このチーム内での最年長者は剣崎とアイビスの両者という事になるのだが……。
アイビス「……ふん、だから何? 年なんて別に関係ないでしょ」
剣崎「いやいや、やっぱり年上の奴がしっかり皆を纏めないと! 頑張ろうぜ、アイビス!!」
アイビス「………………勝手にやってれば」
佐野「(不安だ……不安しかない年長者2人だ……!)」
この2人が最年長であるという事に不安しか抱けない佐野なのであった。
※アイビスと少し仲良くなりました。
738 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 01:21:14 ID:???
その後、佐野らは夕食の時間になると居間へと向かい、配膳などを手伝ってから夕食を迎える。
その配膳の折に一応クーガーらに年齢を確認したのだが、やはり剣崎の言っていたようにクーガーもカインも21歳。
ダークドリームやレイが22歳より上ではないであろう事は聞く前から明白であり……。
剣崎とアイビスが最年長である事が確定しつつ、こうして夕食は終わり佐野は自室へと戻る。
佐野「……そういやレイさんとダークドリームの年齢も未だに知らないなぁ。
レイさんは多分俺よりちょっと上、ダークドリームは中学生くらいだと思うけど……ブースターと水銀燈は……別にいいや。
さて、それはそれとして寝るにはまだ少し早い時間だが……」
☆誰とのイベントを発生させますか?
A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
K.発生させず寝る。
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
739 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 01:22:25 ID:1LUJeQC6
C
740 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 01:22:59 ID:mHaHuhCs
F
丁度話題ができたし
741 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 01:24:08 ID:I1iPDpvo
F
742 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 01:26:02 ID:???
このスレ始める時にクーガーさんとカインさんの年齢を調べたんですけど。
両方が21歳だと知った時は驚きました。貫録ありすぎだろ両方。
という事でダクドリさんに決まった所で本日はひとまずここまで。
2月中に試合までいけるといいなぁ、と思いつつ。
それでは、お疲れ様でしたー。
743 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/23(木) 23:31:23 ID:???
>F.ダークドリーム
======================================================================
コンコン
佐野「ん? はいどうぞー」
ダークドリーム「こんばんわ、満!」
佐野「お、ダークドリーム」
昨日に引き続き今日もまた何をしようかと悩んでいた佐野の部屋には、これまた昨日と同じくノックの音が響く。
佐野が返事を返すと扉は開かれ、現れたのは今日は1日チルノらと共に遊びまわっていたというダークドリーム。
霊夢が用意したと思しきパジャマを着込んだ姿は実に愛らしいが、
当初出会った時はそういえばゴスロリ風の服を着ていたなぁ……などと佐野はそんなダークドリームを見ながら考える。
佐野「(ああいうのが趣味なのかね……)で、どうしたダークドリーム。 なんかあったか?」
ダークドリーム「うん、あのね」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ダクドリさんの用事→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ダイヤ+ダークドリーム「しかもなんか2つも拾ったの!」 ジグザグマ2匹分の働きだ! 流石ダクドリさん!
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+ダークドリーム「実は遊んでた時にこんなの拾ったの」 ダクドリさんの特性はものひろいでした
それ以外→ダークドリーム「満! サッカーって楽しいね!」 サッカーの話題でゴザった。まあそれくらいでしか佐野の部屋に来ないよね
744 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 23:34:19 ID:???
★ダクドリさんの用事→
クラブ9
=★
745 :
森崎名無しさん
:2012/02/23(木) 23:34:30 ID:???
★ダクドリさんの用事→
ハートJ
=★
746 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/24(金) 00:02:22 ID:???
>★ダクドリさんの用事→ クラブ9 =★
>ダークドリーム「満! サッカーって楽しいね!」 サッカーの話題でゴザった。まあそれくらいでしか佐野の部屋に来ないよね
=======================================================================================================================
佐野「ん? お、おお、そうか」
ダークドリーム「うんっ!」
ダークドリームが佐野の部屋を訪れた理由、それは純粋にサッカーというものが楽しくて楽しくて仕方なく。
それを誰かに伝えたい、その思いを誰かと共有としたいと思った為であった。
佐野はダークドリームの気勢に思わず気圧されてしまいそうになるのだが……。
しかし、自分の学生人生の殆どを費やして熱中してきたサッカーの魅力というものを知ってもらえたのは佐野にとっても嬉しく。
うんうんと笑顔でうなずきながら、ダークドリームに同意を示す。
佐野「しかし女の子でサッカーが好きになるって珍しいな」
ダークドリーム「そうかな?」
佐野「ああいや、別に変って訳じゃねーけど……サッカーって男の間でもそこまで人気がある訳じゃねぇし。
スポーツとかに興味無さそうな女の子が熱中するのは、ただ、珍しいように思えただけだ。
ダークドリームがサッカーを気に入ってくれたってんなら、俺だって嬉しいぜ」
佐野の感覚――佐野のいた世界では、まだまだサッカーは途上のスポーツ。
日本で有名かつ人気のあるスポーツといえば、野球や相撲といったものなのだ。
そんな中でダークドリームのような少女がサッカーを気に入ったというのは珍しく思えるものである。
佐野「で、今日はチルノ達とサッカーばっかしてたのか? 午後からは一緒にいれなかったが……」
ダークドリーム「ううん、午後からは一緒に木の実を取ったり鬼ごっこしたりしたよ」
佐野「木の実……(はともかく、鬼ごっこは少し幼稚過ぎねぇか? うぅん、どうもダークドリームには謎が多すぎる。
ここは突っ込んだ話を聞いておくべきか?)」
ダークドリーム「もっともっと、サッカーとか……楽しい事いっぱいしたいな」
佐野「むぅ…………」
747 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/24(金) 00:03:23 ID:???
A.「ところでお前って何歳なんだ?」 とりあえずダクドリさんの年齢を聞いてみよう
B.「なぁ、お前って一体どんな生活してたんだ?」 ド直球に謎多き女、ダクドリさんの素性を聞こう
C.「うむ、サッカーは楽しむ事が一番だぞ」 サッカーを思う存分楽しむがいいとアドバイスする
D.「しかし楽しいだけでは出来ないのがサッカーなのだ」 サッカーの闇の部分を語っておこう
E.「ところでダークドリーム、今から遊ぼう。プロレスごっこで」 既に布団は敷いております
F.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
748 :
森崎名無しさん
:2012/02/24(金) 00:03:39 ID:G9FCfbrg
A
749 :
森崎名無しさん
:2012/02/24(金) 00:05:58 ID:mZjvrzxA
A
750 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/24(金) 00:21:25 ID:???
>A.「ところでお前って何歳なんだ?」 とりあえずダクドリさんの年齢を聞いてみよう
==================================================================================
ダークドリーム「え、年齢?」
佐野「おう」
謎の多い少女――ダークドリーム。
いきなりお前の正体は一体なんなんだと聞いてしまえば、ダークドリームとしてもいい気はしないだろう。
そう考えた佐野は、まずダークドリームの年齢について聞いてみる事にした。
そこから話を広げていけばいいや、というアイビスとの会話でも実践をした佐野の会話術である。
別に彼にボキャブラリーが無い訳ではない。
ダークドリーム「えっとねー」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ダクドリさんの年齢→! card=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ダークドリーム「女性に年齢を聞くなんて……最低だね」 えぇぇぇ!?なんかめっちゃ怒られたー!?
ダイヤ・ハート→ダークドリーム「まだ1歳にもなってないかな」 最年少デース
スペード・クラブ→ダークドリーム「んー、14歳になるのかなぁ」 外見相応デース
751 :
森崎名無しさん
:2012/02/24(金) 00:23:28 ID:???
★ダクドリさんの年齢→
クラブ4
=★
752 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/24(金) 00:54:57 ID:???
>★ダクドリさんの年齢→ クラブ4 =ダークドリーム「んー、14歳になるのかなぁ」 外見相応デース★
================================================================================================
佐野「14歳……やっぱ中学生か」
ダークドリーム「(確かドリームは14歳だったから、私も14歳でいい……よね?)」
佐野の質問に対して、ダークドリームは変に気を利かせて答えた。
即ち、自分が生まれてから今まで過ごしてきた年月という意味での年齢を答えず。
自分の体、知識などがどの程度の年齢相応のものなのか……。
自分本来の年齢ではなく、自分の"基"となったものの年齢を答えたのである。
もしも彼女が本来の年齢を答えていれば、佐野はその点について突っ込みを入れ、ダークドリームの素性も判明していたかもしれない。
だが、結果は違った。故に、佐野は今回ダークドリームの正体について知る事は出来なかった。
佐野「そうするとこのチームの中じゃ一番年齢は年下になるのかな」
ダークドリーム「そうなの? ブースターとかも子供みたいだけど?」
佐野「いや、あいつと水銀燈は比較対象じゃないだろ……」
その後も佐野とダークドリームは雑談を交わしたが……。
あまり遅い時間までいては明日の練習にも響くとあり、佐野は早めにダークドリームを部屋へと返すと自身も布団に寝転がり。
瞳を閉じて眠りにつく。
佐野「うーん、昨日今日でえらい幻想郷の妖怪とかに出会ったなぁ……。
これからもまだまだ知り合いが増えていくんだろうか……」
いい妖怪にであればいいけれど、悪い妖怪に出会ったら怖いなぁなどと考えつつ。
こうして佐野は夢の世界へと旅立っていったのだった。
6日目 終了
※ダークドリームと少し仲良くなりました。
753 :
佐野の人
◆0RbUzIT0To
:2012/02/24(金) 00:55:59 ID:???
7日目
明けて幻想郷生活7日目の朝。
今日は1ボスチームとの試合前、最後の練習日である。
幻想郷に存在するチームの中では最下層であると言われる1ボスチームであるが、
佐野率いるイレギュラーズも素人メンバーが殆どの即席チーム。
試合に勝てるかどうかは、今日の練習の成果次第で決まると言っても過言では無いだろう。
ユーノ「有名になる為には試合にどうしても勝たなきゃいけないし、今日の練習も頑張りたい所だね」
レイ「そもそもあたいは負けるってのが大嫌いなんだ。 やるからには、勝つしか選択肢は無いさ」
カイン「フッ、任せておけ!」
佐野「カインさん本当にそれしか言わないなぁ……しかし、みんな気合は入ってるみたいだな!」
水銀燈「めんどくさぁ〜い」
アイビス「…………………」
佐野「…………(うん、まあ、わかってた。 この2人が気合十分になる訳ないって、わかってた)」
佐野を含めたメンバーはそれを理解している為か、1部を除き気合十分。
博麗神社裏のコートに移動をすると、早速練習に取り掛かろうとする。
佐野「ところで霊夢ちゃん、今の俺達……イレギュラーズが1ボスチームと戦うにあたって問題とかあるか?」
霊夢「そうね。 ブースターが必殺シュートを覚えた事で、レティから点を奪う事は……容易とはいかずとも可能になった。
となると、やっぱり守備の強化をある程度図るのもありね……」
佐野「ん……でも1ボスチームって攻撃力不足のチームなんじゃないのか?」
霊夢「先を見据えれば今から鍛えておいて損は無いでしょう。
ま、あんまり深く考えてなくても少なくとも1ボス程度には負けないでしょうから。
あんたの好む戦術、戦法を生かせる奴を鍛えていいと思うわよ?」
佐野「ふむむ、なるほど。 さーてと、それじゃ今日はどうするかな……」
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0ch BBS 2007-01-24