キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/01/03(火) 23:54:20 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。




前スレ


【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1316271621



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


801 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 22:39:10 ID:???

A 霊夢の判断に任せる



松山「……いや! (トラウム・アドラーズの司令塔は俺じゃない霊夢さんだ。
    その霊夢さんが、一試合終盤を迎えて、どんなゲームメイクをするのか見ておきたい)」

恐らく、自分があそこに立っていればもう一度、虎子を信じてボールを託すだろう。
だがサッカーは全てを松山の意に沿う形で進めることはできない。
そしてハーフタイムで霊夢が告げた言葉も、ミラクルカップで優勝を目標とするなら誤りではない。

松山「(どの分野だってそう……ここ一番で活躍して価値を見せる奴が重宝されて更なる活躍の場を与えられる。
    それはわかってる……外でもこの幻想郷でも嫌って程に。 だけど俺は……)」

虎子の、試合前の溌剌とした顔からはあまりにかけ離れた沈み顔を、どうしてもそのままにしておけない。
松山の迷いをよそに、霊夢はあくまで迷いない顔で、前方の全てを見渡しながら上がっていく。

松山「(霊夢さんはどうするんだ。
    何に対しても公平なら、自分のものさしを無視して、お虎にパスを出すのか?
    落ち込んだメンタルで更に失敗をすれば、お虎の回復は大会に間に合わなくなる……それでも使うのか?
    解らない……俺には、霊夢さんの発する意思が。 感じ取ることができない)」


802 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 22:40:15 ID:???

霊夢「さて……」


先着で


霊夢の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 自分でドリブル突破!
スペード→ ヒーバードにパス!
クラブ→ 虎子にパス……?
JOKER→ 虎子にパス……!


803 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 22:40:49 ID:???
霊夢の判断 →  クラブ2

804 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 22:41:56 ID:???
クラブ3以下分岐のようなものが無くて良かったでござる

805 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:04:02 ID:???

>>804
しかしお虎の苦境待ったなしなのです! 抜くか阻まれるか天国か地獄か虎か猫か!


霊夢の判断 →  クラブ2
クラブ→ 虎子にパス……?


松山は、霊夢が実際にパスを出すまで出口の見えないループを練り歩いてたが、答えは迅速に投げ渡された。

シュルルルッ! バムッ!

虎子「え……?」

半ば自失し、満足に状況判断をつかめていなかった虎子でも、霊夢のパスは狂いなくトラップをさせた。
なぜキャプテンではなく、幻想郷の紅白の巫女が自分にパスをしてくれたのか、理解の範疇を超えすぎている。
が、霊夢の目線を見て、その疑問は嫌というほど溶かし尽くされた。

霊夢「(わかってるんでしょうね。 私は光みたいに期待とか甘い判断でパスしたんじゃないわ。
    折れて屈服するか。 光みたいに結果を出して再起してみせるか。
    沈んだまま立ちんぼしないで、どっちか白黒ハッキリさせなさいって事よ)」
虎子「――――」

最後のチャンス――そう認識する。
ベンチには、自分の他にもドリブル得意な地底の猫がいる。 天狗が帰ってくる。
しくじれば、今度こそあの巫女は自分をベンチに下げて、キャプテンも強く反論はしない、否できないだろう。


806 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:05:02 ID:???

虎子「く、く、冗談じゃないわ! 私は宵闇の……トラウム・アドラーズのお虎。 サイドの猛虎よ!!!」

自分を精一杯鼓舞して、虎子は背水に追われるように突撃する。

人里MFF「覚悟決まった目だが……抜かさないだよ!!」


先着2名様で


虎子→ ! card【ドリブル】 54 + (スランプ-! dice) +(! dice + ! dice)=
人里MFF→ ! card 【タックル】 50 +(! dice + ! dice)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 虎子「今度こそ負けられないのよぉ!!」
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(妖精Dがフォロー)(ルーミアがフォロー)(こぼれ玉・ランダム)
≦−2→ 人里DFF「これが――――結果だべ」


*虎子のマークがダイヤかハートの場合、【猛虎の暴走】が発動し補正+4されます。
*【猛虎の暴走】には、吹っ飛び係数2がついています。



補足・補正については>>597を参照してください。


807 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:05:26 ID:???
虎子→  クラブ7 【ドリブル】 54 + (スランプ- 3 ) +( 1 + 4 )=

808 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:05:42 ID:???
虎子→  ダイヤJ 【ドリブル】 54 + (スランプ- 3 ) +( 1 + 1 )=

809 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:05:57 ID:???
人里MFF→  ダイヤ3  【タックル】 50 +( 6 + 4 )=
ぐう畜

810 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:06:27 ID:???
さらば

811 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:11:14 ID:???
>>809−810
この、もう、この何?
主人公がクラブ畑に迷い込んだ時を思い出しますね……どこまでも彼らは公平なのかー

812 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:11:21 ID:???
こいつ一度も技を出してないな
一回でも技を出して交代すればよかったのに

813 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:54:31 ID:???

虎子→  クラブ7 【ドリブル】 54 + (スランプ- 3 ) +( 1 + 4 )= 56
人里MFF→  ダイヤ3  【タックル】 50 +( 6 + 4 )= 60
≦−2→ 人里DFF「これが――――結果だべ」


サイドを主戦場とする選手にはやはり、抜きん出たドリブルと突破力が求められる。
しかし他にも、ライン際を走り続けるスタミナ、精密なクロス……安定感と、ここ一番での勝負強さも必要だ。
その点で言って、誰の目にも明らかな結論として、お虎はこの人里MFF番に劣っていた―――

虎子「抜かなきゃ、絶対抜かなきゃ駄目……! 宵闇の、私の、このチームの、キャプテンの、信頼の」
人里MFF「駄目だ、全くもって駄目だべ。 妖精ちゃんあんた突っ込むばかりで実は一歩も進んじゃないだよ」
虎子「え、あああっ!!!?」

虎子のドリブルは動作ばかり大きくなって、かつての猛虎じみた、相手を足元まで寄せ付けない威圧がなかった。
人里MFF番からすれば、拍子抜けする勝負でしかなく、ここにトラウムと人里チームのサイドの決着はついた。

霊夢「取られたのはもういいわ! 早く戻って奪い返しなさい!」
虎子「……」
霊夢「……。 そう。 折れたままでいいわけ? なら一生埋もれてろ」

霊夢はそれ以上、棒立ちのお虎を一顧だにせず反転し守備に戻っていく。
ボールはMFF番から井沢に戻され、少しずつトラウム陣内へ戻されていた。

井沢「(うはあ……確かにボロクソ失敗ばかりだったが、チームメイトに容赦がないな、あの巫女さん……)」
ギード「(きついの……じゃが……厳しさの内の優しさと言えるのかもしれん。
     それほどトラウムの中盤は人材揃いじゃ。早期から他の活路を見出す転機になるかもしれんし。
     しかしながら、サイドの人材が一人折れたとなると、これはいよいよ……)」

それぞれが動く中、一部始終を見届けた松山はぎしりぎしりと歯噛みをした。


814 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:55:40 ID:???

松山「(お虎……俺は……俺は……くそ!)」



どうしますか?


A ボールホルダーの井沢にボランチを向かわせる(*こいし、雛、両方のいずれか併記してください)
B 各々の判断に任せゴール前を固める 
C 虎子に檄を飛ばす!(*3票で決定になります)
D 霊夢の判断を非難する(*4票で決定になります)
E 今のうちにモード変更する
F その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


>>812
猛虎の暴走「だって俺……シャイでMだし……」


今日はここまで。 お疲れ様でした。


815 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:56:17 ID:Jew2Eei2


816 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:56:44 ID:???
サイドの補強しないといけないなぁ、誰かいないっけ…サイドプレーヤー。

817 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 23:57:49 ID:Deodl7cQ


818 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 00:00:45 ID:E4IVNzFE
C

819 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 00:02:11 ID:???
ヒロイン霊夢狙いはやっぱり困難か

820 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 00:08:08 ID:???
あきらめん、あきらめん、絶対にあきらめん!

んでも性格は合わないのかやはし

821 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 06:27:29 ID:???
逆に考えるんだ
お互いできないことをカバーし合うことができると

822 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 07:38:40 ID:???
でも松山が甘さを貫くと評価が下がるからなあ

823 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 09:37:32 ID:???
問題は松山一人で何とかしろよなんて思われない、そう行動しない事だ
声を掛けるくらいならいいが練習に付き合うのは他のキャラに任せた方がいい
他にも試合に出れない奴がいるしレギュラーにも抱えている物がある

霊夢も松山がそういうやつだって解っているしこっちから彼女のためになることをすれば
今よりもっと親しくなれるだろうし

824 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 11:28:54 ID:???
まず目の前の問題だな
3票決だから厳しい判定になるのは間違いないし

825 :森崎名無しさん:2012/05/19(土) 12:05:33 ID:???
〉シャイでM
お虎(オンドゥルルラギッタディスカ−!!

826 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/20(日) 23:41:22 ID:???

>>816
急造サイドプレイヤーは、ゴールデンボールがあれば高確率で誕生させられます。
ですがマルチに活躍できるアタッカーとなると……
>>819-824
何気にすることはない。 判定でダイヤを引き続ければ結果はついてくる!
>>825
∧ ∧
(*゚ー゚)「ウソダニャンニャニャーン!!」


827 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/20(日) 23:52:01 ID:???

C 虎子に檄を飛ばす!(*3票で決定になります)



この状況は、誰が悪い訳でもない。 霊夢は指示に従っただけとも言えて、虎子は抜けなかった。それだけの事。
チームのキャプテンなら優先することは、ボール奪取へ向けての味方の守備の調整だ。
それでも松山は……消え入りそうにしてる虎子を見て、誰とも共有できない心境で自問した。

松山「(ここで……俺がお虎に何か……言えるのか?
    俺は……自分のことで手一杯なんだぞ? いや……自分だって望む場所に着けるか自信は全くないんだぞ?
    お虎を慰めて、発奮させて……それからは? 霊夢さんの言う通りだ。 そんなことしてる余裕、ある筈ないんだ)」

他のメンバーだってまだ不安定な状態で、キャプテンが虎子のケアに専心しては……
宿願の優勝どころか、あっけなくグループ敗退するのでは……と疑念が渦巻く。
それは言うまでもなく、松山の幻想郷で掲げた夢と目標がこのうえなく遠ざかることでもある。

松山「(でも……以前の俺なら、崩れそうな味方を見て迷いはしなかった……俺は、弱くなったのか)」

だが、煩悶や諦観と裏腹に、もっと根源的な何かに突き動かされて、松山は大きく息を吸った。
ありったけの声量で、虎子の心を苛んでいる負の感情根こそぎ吹き飛べと叫ぶ。


828 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/20(日) 23:53:04 ID:???

松山「(そうじゃない……そうじゃないだろ!?
    甘いから何だ! 誰に甘いと指摘されようが、甘いから、甘くても仲間を信じるから松山光なんだ!)
    お虎――――――――――!!!!!!!!!!」

試合中であることも、攻め込まれてる状況も無視して40m強の距離を飛ばして、松山の声が響く。
虎子が反応する。 どうやら自然と涙が出ていたのか、腫らした目で見返したのを幸いと、松山は構わず続けた。

松山「Hear it!! もう二度と言ってやらないからようく聞け!!
    俺が言ったこと、お前を信じてボールを回すこと! アレは試合が終わるまで違えるつもりは一切ねえ!!」

一度吠えてしまえば、あとは堰を切ったように、暴風のように言葉が吐いて出る。

松山「お前は、俺が……俺が地面に這い蹲らされたりもしながら諦めず創り上げたトラウム・アドラーズの!
    信頼してる仲間で、チームメンバーなんだ!!! 待ってろすぐ奪い返してお前にパスをするからな!!」


829 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/20(日) 23:54:05 ID:???

先着3名様で


虎子の反応 → ! card
トラウム・アドラーズの反応 → ! card
知識と歴史と鋼鉄チームの反応 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


虎子の反応が……


ダイヤ・ハート→ 虎子「(うん……ボールもらえたらもう一度だけ、力を振り絞ってみる!)」
スペード・クラブ→ 虎子「(もう、駄目だよ……いまの私に信頼されても重すぎるよ……)」
JOKER→ 松山に続いて何者かの声が! ???「今のお前は 牙の抜け落ちた檻の中の虎子よ!!」


830 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/20(日) 23:55:06 ID:???

トラウム・アドラーズの反応が……


ダイヤ→ 霊夢「……あ〜本当に、しょうがないわね……」
ハート→ さとり「(ここで揺るぎない自我を得たこと、評価しますよ)」
スペード→ シャンハイ「それでこそ……光様です。 私のご主人様です」
クラブ→ 霊夢「……まぁ、したいようにするといいわ」
JOKER→ 松山の檄に全員の心が動かされ好感度と評価アップ!


知識と歴史と鋼鉄チームの反応が……


ダイヤ・ハート→ 井沢「松山あいつ……へっ、相変わらず熱いお人よしな奴だな」
スペード→ 妹紅「なんか私も引きずられたか……やる気出てきた」
クラブ→ 三浦「(試合中に腑抜けた味方のフォローか。 その余裕……気に入らん)」
JOKER→ ???「マツヤマ……お前ってやつは……」


*虎子の反応がスペード・クラブの結果で、虎子に自信喪失ペナ(全判定にcardでマイナス)が発生します。


今日はここまで。 お疲れ様でした。


831 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:57:23 ID:???
虎子の反応 →  ダイヤ4

832 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:58:05 ID:???
トラウム・アドラーズの反応 →  スペード3

833 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:58:47 ID:???
知識と歴史と鋼鉄チームの反応 →  ダイヤA


834 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:58:49 ID:???
知識と歴史と鋼鉄チームの反応 →  クラブ3


835 :森崎名無しさん:2012/05/21(月) 00:01:00 ID:???
うおー、最上に近い引きだな、これ

836 :森崎名無しさん:2012/05/21(月) 00:02:23 ID:???
数値勝負だったら大変なことになっていたな

837 :森崎名無しさん:2012/05/21(月) 00:04:20 ID:???
乙でしたー
よしよしダイヤ引けて良かったぜ

838 :森崎名無しさん:2012/05/21(月) 15:16:15 ID:???
3つ引いてクラブが一つもないだと!?
夢でも見てるのか!?

839 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 13:00:49 ID:???
三回引いて全部JOKERだったスレがあってだな

840 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:13:59 ID:???

>>837
乙感謝ですー

シャンハイがスペードなのは、感情値が最初から位MAX設定で上がりようがないからです。

松山「たった3回通常判定クラブなしでで3連続JOKER持ちだすとか一体どんな目で見てるんだ!?」



虎子の反応 →  ダイヤ4
ダイヤ・ハート→ 虎子「(うん……ボールもらえたらもう一度だけ、力を振り絞ってみる!)」
トラウム・アドラーズの反応 →  スペード3
スペード→ シャンハイ「それでこそ……光様です。 私のご主人様です」
知識と歴史と鋼鉄チームの反応 →  ダイヤA
ダイヤ・ハート→ 井沢「松山あいつ……へっ、相変わらず熱いお人よしな奴だな」


841 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:15:07 ID:???

偽らず、誤魔化さず、ひたすら真っ直ぐに。
松山は、気持ちのキャッチボールというよりも、試合中の激しいチャージのように強く自分の気持ちをぶつけた。

虎子「キャプテン……どうして、何で……」

虎子の涙に濡れた瞳では、松山の真意が見通せない。
試合中でこれほど不振を見せれば交代が最善手と、本人が認めかけていたのだ。
それも格上に通用しないならともかく、以前の自分と同じで芽が出ずにいた名もなき選手相手にやられ続けた。

虎子「(なのに何で、まだそんなこと言うの? キャプテンが外来人だから?)」

しかしセピア色の風景の中で、異彩を放ち強く輝く松山の両の瞳を見てる内、そんな事は些細な事に思えてくる。
痛いくらいはっきり伝わってきたのは、キャプテンは大半の周囲の意見に逆らってもまだ自分を使う気という事。

虎子「(どうしてキャプテンがそこまで信じてくれんのかわかんない……でも、信じてくれるなら答えなきゃ!)」

もう走れぬままベンチに腰を下ろすだけと思ってた下肢に力が宿り……
挫けた心と、挑戦の意思がほんの少しだけ再生し……
虎子は、ようやっと胸元まで上げた拳をギュっと握りしめて応えにした。


842 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:16:20 ID:???

井沢「……松山、あいつめ」

敵側の事ながら、井沢は笑みを隠しきれず、悟られぬように視線を足元に落としてドリブルする。

井沢「(実力においてはるかに勝るキャプテンとして強権で築くんじゃなく、あくまで信頼で固める……か。
    異郷で敵同士で試合やってるっていうのに……そこまで変わらないところ見ると嬉しくなるじゃねえかよ)」

トラウム・アドラーズのベンチでも、反応は様々でも。
シャンハイは、とても嬉しそうに、誇らしげに松山の言葉を受け止めた。

シャンハイ「(大切なのは相手を思いやっての行動……今ちゃんと光様の言葉が理解できました)」

主人の示した行動と言葉を手本に、従者として恥ずかしくない結果を手繰り寄せようと誓うシャンハイ。
またもう一人、至近で松山の選択を見届けて、ある理解に至った者もいた。

萃香「(ふ、ん……しゃくだけど。 紫が言ってたことが理解できたなぁ……
    光と霊夢……自分から仲間を集めて、雪の降り積もった地面の下で信頼を根付かせていく松山光。
    自分が動けばよそから仲間が寄ってきて、気がつけば自然体のまま集まりの中心にいる博麗霊夢。
    一緒に試合に出てはじめて解る、対照的すぎる二人だ。
    あの二人が同じ一つのチームにいる事、吉と出るのか凶と転ぶのかな……)」

八雲紫が言った、埋めがたい両者の溝。
もしそれが大きく顕在化した時、自分は何をしたくて、何を為すべきか、萃香は漠然と意識しはじめる。
当事者の少年の背中を無意識に見ると、今は一足先に試合中の一選手に戻っていて、盛んに状況確認をしていた。


843 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 00:17:43 ID:???

松山「(お虎……少しだけ立ち直ってくれたみたいだが……前の繰り返しにならないようにしないと。
    その為にも、いまの状況を再確認だ! ボールは……!?)」


先着で


ボール「ここにいるぞ!」 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ ボランチが効いててまだほとんど前に出されていないぞ!
ハート・スペード→ ボランチの片方が抜かれたが、ゴールエリアからは遠いぞ!
クラブ→ サイドと上手く連携して、PA付近まで持ち込まれたていた!
クラブA→ 井沢「ふー松山の檄に昔を思い出したら普段の何割増しにプレーが冴えてボランチを一人フェイントでかわして
サイドに流れて一瞬GKの視野から消えて最高の位置から見えないバナナシューで一点もぎ取ったぞー」
JOKER→ 虎子「うおおおおぉ!!!」 なんと豹変した虎子が激しいタックルに!!


*虎子、井沢の評価値と信頼度が大きく上がりました!
*シャンハイのメディスン説得確率が一段階上昇しました!


今日はこれだけ……疲れのせいか洗濯中に浅く眠ってしまいました。 お疲れ様でした。


844 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:18:15 ID:???
ボール「ここにいるぞ!」 →  クラブ9

845 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:34:57 ID:???
お疲れ様でしたー。

ついにGKまでボールが届くか?

846 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:34:11 ID:???

>>845
ありがとうございますー。
松山が残ってますからね、さてどうなるか!


ボール「ここにいるぞ!」 →  クラブ9
クラブ→ サイドと上手く連携して、PA付近まで持ち込まれたていた!



ここまでゴール前まで迫ろうとも、シュートチャンスを作ろうとも
トラウムの堅固な守備に、果たせなかった人里チームだが、ここで遂に機会を掴んだ。

こいし「今度もさっと奪っちゃうよ〜」
雛「……抜かせません」
井沢「(ああ認めてやるとも、認めるのには慣れている。 確かにこいつらは俺より格上だ……だがな!)」

ここまでくれば嫌でも知らされる能力差……しかし井沢にはそれと別に、この試合通じて把握したモノがある。

井沢「(個々は抜きん出てても……チームとしてまとまりもなく、機能もしてないんだこいつらは。
    一緒に練習で汗流したことすら僅かしかないんだろ? 下手打った奴のフォローできたのも松山ぐらいだ。
    松山の檄には感心したが、対処療法でしかないぜ! 歴史ってモンがお前らには足りない!)」

井沢はドリブルを続けて、そのまま抜き去ろうとしていると雛が判断し備えた瞬間、ノールックで右にはたいた。


847 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:35:11 ID:???

人里MFG「ナイスパァス!」
雛「えっ?」

見もせずに、味方の駆け上がる速度を計って繋がったパスに、雛は驚きと対処に困り、動きを止める。
その一瞬で、MFGと井沢は素早いワンツーで雛と、隙を窺ってたこいしも置き去りにした。

井沢「見たか! これが練習を重ねてきたチームの強みってもんだ!」

とうとうFWの援護なしで、中盤を突破した井沢は勢いにノってミドルシュートレンジまで到達した。。

井沢「(ここまで来れば……撃てる!)」
松山「来るか!? 井沢のドライブシュートが……」

しかし井沢は撃たず、さらにドリブルで仕掛けてきた。

松山「(パスを選んだか! それともドリブルで自分が一対一狙うのか!?
    今、PA内には慧音さんと屋台の子……バイタルに妹紅さん……ラストパスなら誰に通すつもりだ……!?)」

背後には萃香がいるが、むざむざGKまで辿り着かせる事はない。 松山は自分がどう守るべきか冷静に推し量った。


848 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:36:11 ID:???

どうしますか?


A 井沢自らドリブルで切り込むと予想する
B さっきせりあいに自信ついた慧音に高いボールと読む!
C ミスティアに低いボールがくると読む!
D 「妹紅さんに注意しろ! ミドルがあるかもしれない!」
E 萃香の見せ場だ! 安心してへそで茶を沸かす!
F その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


849 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:38:16 ID:GatpcZG2


850 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:39:52 ID:nPZRPgB+
A

851 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 23:40:13 ID:???
E よし、へそで茶を沸かすぞ!

852 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/23(水) 23:59:03 ID:???

>>851
クラブA「つられて萃香たんが泥酔しごろんとする展開はいかがかね!」


A 井沢自らドリブルで切り込むと予想する



松山「(考えるまでもない! 試合が進むにつれ力を上げる萃香さんが控えてるなら、俺のすべきことは一つだ!)」

萃香がGKとして参加している以上、失点の危険はPKぐらいしかない。
即ち、松山が危険と考え備えるべきはFWのシュートではなく、井沢のドリブル突破だ。

松山「(少しずつ動いてドリブルコースを誘導すれば……恐らく突っ込んでくるのはあのエリアだ……!
    パスがないと判断したらすかさず飛び出しタックルを仕掛けるぞ……)」

他のDFに、せりあい、ブロックにいく指示は怠らず……
井沢の挙動を一刹那すら見逃すまいとする松山を前に、井沢の判断が決まった。


853 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/24(木) 00:00:10 ID:???

先着で


井沢の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 井沢「キックフェイントを入れて、妹紅さんのミドルだ!」
ハート→ 井沢「慧音先生が競り合いやすいドライブパスだ!」
スペードJ以上→ 井沢「ミスティアにボレーが撃てるバナナパスだ!」
スペード10以下・クラブ→ 井沢「ドリブル突破だ! かかったな、アホが!」
JOKER→ 井沢「(俺が実は1vs1の必殺技まで備えてたとは思うまい!)」


今日はここまで。
これが恐らく人里最後の攻撃です。 井沢がライバルとして意地を見せてくれるのか!?
お疲れ様でした。


854 :森崎名無しさん:2012/05/24(木) 00:01:12 ID:???
井沢の判断 →  ダイヤ6

855 :森崎名無しさん:2012/05/24(木) 13:49:28 ID:???
失点フラグ臭…suica乙なヨカーン

856 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/25(金) 22:25:08 ID:???

井沢の判断 →  ダイヤ6
ダイヤ→ 井沢「キックフェイントを入れて、妹紅さんのミドルだ!」



身構えた松山だったが、井沢がドリブルスピードを弛めるのを見てたたらを踏む。

松山「(ミドル……! ドライブシュートか!? だけどそこからじゃドライブで落としきれずバーを越えるぞ!)」

大きく蹴り上げ急降下で落とす――通常より魔球じみたドライブシュートには、充分な距離が要求される。
威力は充分でも、近距離で撃つにはよほどドライブシュートに馴染み、識っていなければならない。

松山「(井沢は……正確な時期は不明だが、こないだ習得したと言っていた。 熟達してはいない筈だ……!
    そうとすると、井沢が撃てるもう一本のシュート……バナナシュートか!?)」

しかしそれ以上、井沢は判断に要する時間を与えてくれなかった。
足を大きく振り上げた、ドライブシュートのフォームを見た松山は、辰子にブロックの指示を出す。

松山「撃ってくるぞドライブシュートだ!! 落としきれるかは関係ない、目一杯飛んでブロックするんだ!!」
辰子「わ、わかった!!」

自らも、タックルからブロックする為の跳躍に備える、が、松山のたてた予想は二度目の裏切りに遭う。


857 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/25(金) 22:26:08 ID:???

井沢「(ニヤッ)」
松山「っ!? (なんだ、この違和感) 何ィッ!?」

グオオオオ……ッ、ピタァッ!

井沢がボールに叩きつける足を寸前で停止させ、転ばぬよう器用に体の軸向きを半回転させ――
下ろした右足を支えに、左足の踵でショートパスをする。 そこに妹紅が阿吽の呼吸で走りこんできた。

松山「(またノールック!? やられた! 左斜めのコース、ブロックに飛んでも届かない!)
    くっ、萃香さん、頼む!!!」

萃香は返事のかわりに、口元から乱暴に酒雫を拭い取った。
妹紅はポケットに両手をつっこみ、ボールを軽く浮かせる。 以前見たフランドールのシュートのように。

妹紅「負けっぱなしでいられないしね……吼えろ、フジヤマァ!! ヴォルケイノ!!!」
萃香「その意気や良しさっ! だがあんたのシュートで私を酔わせられるか!?」


858 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/25(金) 22:27:18 ID:???

先着2名様で


妹紅→ ! card【フジヤマヴォルケイノ】 59 +(! dice + ! dice)=
萃香→ ! card 【パンチング】 59 + (はじめの一歩萃まる夢松山支援補正+6) +(! dice + ! dice)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 妹紅が得点し、ダイス神が滅び因果律が覆る!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(慧音がねじ込みに!)(ミスティアがねじ込みに!)(ギードがクリアー)
≦−2→ 萃香「そーれ最後の攻撃いっといで!!」


*萃香の【パンチング】は、【怪力】補正で、ハーフウェイラインまで届きます。



補足・補正については>>597を参照してください。


859 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:27:55 ID:???
妹紅→  JOKER 【フジヤマヴォルケイノ】 59 +( 1 + 3 )=

860 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:28:08 ID:???
妹紅→  ダイヤQ 【フジヤマヴォルケイノ】 59 +( 2 + 3 )=

861 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:28:29 ID:???
萃香→  ハートJ  【パンチング】 59 + (はじめの一歩萃まる夢松山支援補正+6) +( 1 + 2 )=

862 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/25(金) 22:28:55 ID:???
……あれ?

863 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:29:09 ID:???
なにィ!?

864 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:30:44 ID:???
なんということか

865 :森崎名無しさん:2012/05/25(金) 22:42:04 ID:???
萃香乙

866 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/26(土) 00:15:49 ID:???

妹紅→  JOKER 【フジヤマヴォルケイノ】 59 +( 6 + 6 )= 71
萃香→  ハートJ  【パンチング】 59 + (はじめの一歩萃まる夢松山支援補正+6) +( 1 + 2 )= 68
≧2→ 妹紅が得点し、ダイス神が滅び「GYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!?」


姿勢制御を火翼に託して、靴裏でキックする妹紅の得意シュート・フジヤマヴォルケイノ。
井沢の巧みなプレーからとうとうゴールまで迫る必殺シュートは、中盤で見る霊夢にとって懐かしいものだった。

霊夢「(懐かしいわねー。 まーでもあいにくだけど萃香が守ってるんじゃあ……)」

妹紅のシュートの威力はよく知ってるが、それ以上に萃香の実力を霊夢は評価している。
ぶっちゃければ、トラウム・アドラーズの中で霊夢が一定の信を置いてるのは二人除けば僅かでしかないのだが。
とにかく。 幻想郷で1、2を争うGKと言われる萃香なら防いでくれる――霊夢に限らずトラウム共通の見解だった。

が。

妹紅「(空中戦で二度も負けた……私は慧音をがっかりさせたのか……?)」

とある事情で、永く人目を避けるような生活を送ってきた藤原妹紅。
そんな彼女の無二といっていい友人の上白沢慧音。
彼女から託されたチャンスで、二度目の黒星を打ち込まれた事実が、知らぬ内に妹紅の心を燃え上がらせていた。


867 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/26(土) 00:16:50 ID:???

妹紅「こうなった私は激情に歯止めがきかないタチでね……! うおおおおおおおおおっ!!!!」

火山の爆発を思わせる音が轟き、妹紅本人からしても思った以上の力が乗ったシュートが放たれる。

萃香「ふっ、……!? く、お、おぉぉぉぉお〜〜〜!!?」

そのシュートに、横っ飛びで横払いに拳を叩きつけ返そうとした萃香の表情が見る見る変わる。
浮かんだ驚きは色濃くなり、それがほんの僅か苦悶に移り変わった時。


ギシッギ……ドガシャアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!


人里メンバー・トラウムメンバー「「萃香くん、ふっとばされたァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」」

三浦「されたァ〜〜〜ハッ!? 俺は今何を……!?」



トラウム・アドラーズ 3−1 知識と歴史と鋼鉄チーム


868 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/26(土) 00:18:48 ID:???

ポーン、テン、テン……

フジヤマ爆発に飛ばされた酔いどれ鬼嬢が空を漂う様を全員が見上げ、その間にボールが転がる。
数少ないチャンスをゴールという最上の形に変えた立役者は、鷲と鬼の守備を越えた実感湧かずか無言でいたが。

妹紅「き、決まった……?」
慧音「そうだぞ妹紅! この劣勢の、この時間帯に妹紅が決めたんだ!!!」

決めた本人より遥かに喜びを見せて、慧音が両手で妹紅の右手を取り、褒めちぎる。

慧音「井沢もよくやってくれた! 事前の仕込みがなければ、DFの働きで結果が変わってたかもしれない!」
井沢「よしてくれよ。 当然の仕事をしただけさ」

内心は井沢も飛び上がりたいくらい喜んでたが、謙虚に振る舞い答える。
点差はまだ負けていて、逆転の芽もほの断たれてる状況。 しかしここへきての得点劇は彼らの顔から敗色を消した
そして、トラウム・アドラーズは……

松山「あ、決められた? ……決められたんだな、あ、う〜ん」


869 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/26(土) 00:21:51 ID:???

どうしますか?


A フロックだ! 引きずったり気にすることはない!
B 油断大敵ってことだ! 引き締めなおしてもう一点狙おう!
C 妹紅のゴールを賞賛する
D 辰子と話す
E ギードと話す
F 今のうちにモード変更する
G その他


*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*妹紅が覚醒しました。 全能力+1! 【フジヤマヴォルケイノ】が進化しました。


今日はここまで。
ダイス神のダイイングメッセージ「犯人は預言者>>855とスィ・カォツー」
お疲れ様でした。


870 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 00:23:08 ID:???
せっかくなので選んであげるぜ乙でした



871 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 00:27:59 ID:1/JVB7aE
二票だとさらっと決まったりしちゃうから辞めてくれw
A

872 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 01:37:14 ID:aTU+LFhk
A

873 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 02:16:49 ID:???
870のH
でも選ばれてたらどーなってたんだか知りてかも

874 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 11:40:12 ID:???
不幸な事になった場合スレが荒れる可能性が高いって事はわかるけど他はわからないな。

875 :森崎名無しさん:2012/05/26(土) 11:54:48 ID:???
凄く分かりやすくない?
ねぇねぇ今どんな気持ち?されたら誰の反応も常識的な範疇だろう

876 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/26(土) 23:57:47 ID:???
>>873-875
870の方はHと……メモメモと……

萃香乙が選ばれた場合ですが、お約束の掛け言葉ですんで、クラブで感情値が下がるぐらいでした。
ただし同時に、【SOGK】取得したので、萃香のネタ度を上げるの好まない場合は選ばず正解かと。

すみません。 本日は更新できません。
お疲れ様でした。

877 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:13:01 ID:???

A フロックだ! 引きずったり気にすることはない!



決着まで間もなく、時間に追い立てられながら……ついにここで一点返した人里と、決められた萃香。
小柄なだけに、勢いに負けると軽々と吹っ飛ばされる萃香だったが、鬼故の頑丈さで大したダメージはないらしい
しかしよくよく見れば、千鳥足がいくらかしっかりとし、酔いを冷まされ素面に戻されてしまったように見える。

萃香「ったぁ〜〜、わ、私としたことが……ごめんねぇ光、不甲斐ない真似晒しちゃった」

額を擦りながら、詫びてくる萃香を一瞥し……
松山は前を向くと、萃香を含めた全員によく聴こえるように大声を張り上げた。

松山「気にすることはないさ! 今のは明らかにフロックだ! 萃香さんもみんなもペースを乱すことはない!!」
井沢「まぐれだと!? ……はっ、松山! 攻略されて悔しいからってマグレにすんのはみっともないぜ!?」


878 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:14:09 ID:???

井沢とてサッカー選手として、トラウムの中盤の質が自分達のそれを上回ってることは認めている。
劣る戦力差の中から達成したゴールは喜びもひとしお。 なだけに否定する松山にくってかかるのは当然だった。
しかし松山も、似たような気持ちから引き下がるわけにはいかない。

松山「悔しいのは認めるが、マグレを撤回する気はないぜ!
    萃香さんを……トラウム・アドラーズの正GKを嘗めるなよ!?」
井沢「上等だ! 電光石火で奪って、もう一点取って悔し顔を焦り顔に変えてやるぜ!?」

松山の顔を指し、強く宣言して戻る井沢を、負けじと鋭い眼光で送る。

萃香「光……」
松山「……萃香さんの守りを突破するのが、どれだけ難しいかことか俺はよく知ってる。
    落ち着いてその力を発揮すればいいんだ。 しっかり守っていこう!!」
萃香「ああ、次こそは期待に背かないよ!」


*萃香の評価値と好感度が上がりました。


879 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:15:53 ID:???

ボールがセントラルエリアに戻されるのを横目に、松山はさっと残りの時間も見る。

松山「(残り一分と少し……指示を出すならこのタイミングしかないが……。
    お虎……信頼とは別のところで解ってる。 また挑ませても二の舞になる確率は……高い。
    なら、ここはどうすればいい?)」


どうしますか?



A 虎子に最後のサイドアタックを仕掛けさせる
B 霊夢の判断に任せる
C 終盤ここぞでオーバーラップしボールを受け取る
D その他



*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


880 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:16:35 ID:pM0boU3A
A

881 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:16:44 ID:sT0lC422


882 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:16:54 ID:GXeYa3Ug
B

883 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:21:34 ID:C2zloIrw


884 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:23:24 ID:Ch67jEf2
C

885 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:30:06 ID:???

B 霊夢の判断に任せる


松山「(……そうだな。 俺が言うべきことは全て言った。 あとはゲームメイカーの霊夢さんの判断と……)」

松山が期待することは、虎子がこの一瞬だけでも不調を克服するほどの気持ちの強さを見せること。
思えばさっきは――誰かにパスされるまで顔も上げず、渡されたから抜くなどと心の篭らぬドリブル。
そんな散漫なプレーをする選手に、勝利の女神が微笑むはずもなかった。

松山「(だから、お虎! 自分からボールを要求して挑んでみせろ! そうすれば次はきっと勝てる! ……筈!)」

キャプテンとして、黙って信じると決めた松山は、推移を固唾を呑んで見守るが――――?



先着で


霊夢の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 虎子「私に! ボールを! ちょうだい!!!」霊夢「!?」
スペード・クラブ→ 霊夢「さぁて自分で抜くとするわ」
JOKER→ ダイヤ・ハートの結果+虎子に新技のアイディアが!?


886 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:30:49 ID:???
霊夢の判断 →  クラブK

887 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:52:10 ID:???

霊夢の判断 →  クラブK
スペード・クラブ→ 霊夢「さぁて自分で抜くとするわ」


言うべきことは言った松山が、最後に望んだのは虎子の克己と自主性。
自分からボールを要求すれば、ほぼ決まったこの試合でなら、霊夢がボールを渡さないという事もない。
しかしながら……松山の期待は、絵空事と散った。

虎子「最後の攻撃、なら、で、でも……ぅ、ぁ……もごもご……」
霊夢「さってと、自分で中央突破といくか」

虎子は無言で、霊夢は自分の判断をさっさと固めて中央からドリブルを計る。
その際の、声発さぬ虎子と捨て置く霊夢の間で、心の距離が広がっていく様が後方の松山にありありとわかった。

松山「……判断を……ミスった? ぐっ……」

しかし虎子を挑ませ、彼女の心の傷が広がるよりはマシと松山は自分を納得させた。
そして霊夢には、さっきの得点の立役者である妹紅が得意のタックルが迫っていた。

妹紅「私がフォアチェックにいくからには、やらせないよ! 博麗の巫女!」
霊夢「(ちょっと判断しくじった? ま、抜けば問題なしね!)」


888 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/27(日) 23:53:38 ID:???

先着3名様で


霊夢→ ! card【ドリブル】 56 +(! dice + ! dice)=
井沢→ ! card 【タックル】 47 + (人数差+1) +(! dice + ! dice)=
妹紅→ ! card 【タックル】 55 + (人数差+1) +(! dice + ! dice)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 霊夢が突破! 阻むものなく最終ラインへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ルーミアがフォロー)(こぼれ玉・ランダム)(慧音がフォロー)
≦−2→ 井沢「速攻だ!」妹紅「わかってるさ!」



*霊夢のマークがダイヤ・ハートの場合、【ヒールリフト】が発動し相手補正+4されます。
*井沢のマークがダイヤ・ハートの場合、【シャープタックル】が発動し補正+2されます。
*妹紅のカードの数値が7以上の場合、【正直者の死】が発動し相手の必殺ドリブル無効化します。



補足・補正については>>597を参照してください。


*霊夢 → (戦力外) → 虎子


今日はここまで。 お疲れ様でした。


889 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:54:03 ID:???
霊夢→  ダイヤA 【ドリブル】 56 +( 4 + 4 )=

890 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:54:04 ID:???
霊夢→  クラブJ 【ドリブル】 56 +( 6 + 6 )=

891 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:55:09 ID:???
井沢→  スペード5  【タックル】 47 + (人数差+1) +( 1 + 6 )=

892 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 23:56:40 ID:???
妹紅→  スペード2  【タックル】 55 + (人数差+1) +( 4 + 4 )=

893 :森崎名無しさん:2012/05/28(月) 11:39:02 ID:???
虎がこの引きだったら…

894 :森崎名無しさん:2012/05/28(月) 18:54:07 ID:???
恋愛解禁が明言されて二年近いけど進めようとする人はなかなか出てこないね
攻略難度としては萃香がめちゃくちゃ簡単そうだ

895 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/29(火) 22:30:35 ID:???

>>893
名無し選手にまさかの全敗とは誰が予想できたでしょうか
>>894
逆に考えるんだ萃香が簡単じゃなく本来難しいけど松山と参加者さんの努力で簡単レベルにしたと考えるんだ。



霊夢→  ダイヤA 【ドリブル】 56 + (ヒールリフト+4) + (松山支援補正+1) +( 4 + 4 )= 69
井沢→  スペード5  【タックル】 47 + (人数差+1) +( 1 + 6 )= 55
妹紅→  スペード2  【タックル】 55 + (人数差+1) +( 4 + 4 )= 64
≧2→ 霊夢が突破! 阻むものなく最終ラインへ!


896 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/29(火) 22:31:41 ID:???

井沢「得点力のある奴をそうそうゴールまで近づけさせるか! くらえ!!」

井沢と妹紅が、挟みこむようにスライディングタックルにいくが、不意に井沢は馴染みの感覚に見舞われた。

井沢「(……なんだ? あの10番の巫女から感じる、近づくほど遠さを意識させられるこの感覚は……!?)」

瞬間、相対する霊夢の足元からボールが消えた。
ふわりと、優雅な軌道で井沢と妹紅の頭を越すボール。
それに気づけなかったのは、直前入れた霊夢の身さばきとフェイントの鮮やかさに目を奪われたからと気付く。

井沢「(な、ぁ……嘘だ!? 敵まで目を引きつける存在感を放つなんて、アイツとアルゼンチンの奴にしか!)」
妹紅「くっ、衰えたって噂でも、まだ私でも捕まえられないレベルだっていうの!」
虎子「(あんな華麗な突破……私には、できない。
    は、あーぁ……なんで私、自分がドリブル得意なんて錯覚しちゃったんだろう)」

様々な感情を抱かせるも本人は、通常ダッシュと変わらぬボールさばきを見せてひらすら前へ走る。

松山「(もう誰も追いつけないな。
   相変わらずリトリート戦術の人里……ここから俺が何指示してもたいして変わらないな)」

最後のシュートチャンスは恐らく生まれるだろう。 霊夢のパスをカットできる技量のDFは今の人里にはいない。

松山「(最後のシュート……誰が撃つことになる!?)」


897 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/29(火) 22:32:41 ID:???

先着で


霊夢の判断(ゴール前) → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→ 並走する妖精Dにパス!
スペード・クラブ→ 若干疲れが見えるがルーミアにパス!
クラブ5以下→ 若干疲れが見えるがルーミアに……お〜っとルーミア君ここでスルー!
JOKER→ 霊夢「一試合通して……だいぶ感覚戻ったわ、やれる!」


898 :森崎名無しさん:2012/05/29(火) 22:33:29 ID:???
霊夢の判断(ゴール前) →  ダイヤ7

899 :森崎名無しさん:2012/05/29(火) 22:37:03 ID:???
お燐の条件って、「一番高い数字の相手」との比較ですか?

900 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/29(火) 23:28:36 ID:???

>>899
相手が複数でもトータルで判定されるので、この場合5差勝利扱いになります。


霊夢の判断(ゴール前) →  ダイヤ7
ダイヤ・ハート→ 並走する妖精Dにパス!


人里DF陣「上がるな釣られるな!」「奪いにいっても試合最初みたくかわされ守備人数減らされるだけだ!」

もはや決まった試合でも、人里のDF陣は頑なに指示を貫き、4バックで引いて硬く守る選択を取った。

霊夢「(う〜ん、これは私がどう引きつけたところで、ブロック二枚は抜いてもらわないとならないか)」

霊夢は即座に、限られた短い時間内で崩すのを諦める。
得点力を見せ付けただけに霊夢への警戒も疎かにできない人里DFを緩々と誘導し……ここぞでテンポを変える。

霊夢「よし、ここでっ!」
人里GK「うげえ! 最悪を通しやがっただか!」

霊夢のパスは絶妙なコースを辿り
人里DF二人の真ん中を抜けて、妖精Dがボレーしやすい弾道と低空を維持していた。

妖精D「(すごーい! このチームってすごいパサー揃い! 一緒にやっていけば私だって活躍できそう!)」
松山「よーし!そこだ! そこで決めるんだ妖精D!!」

雛のパスに続けて、今度は霊夢のパスに合わせ、松山の声に更に背中を押されて。、
恵まれた中盤のチームで戦う恩恵を強く意識し、喜ぶ妖精Dは練習時のように気負うことなくボレーにいく。

妖精D「だああああああ〜〜〜〜っ!!!!」


404KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24