キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】

1 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/02(金) 02:24:54 ID:???
*せつめい*

このスレはキャプテン森崎をベースにしっちゃかめっちゃか色んなジャンルの作品を鍋にぶち込んだ挙句。
じっくりコトコト煮込んだあと、東方projectというお皿に盛りつけたようなスレです。
そういうカオスなお話が大好物ですというお方だけお付き合い下さいますようお願いします。
物語は参加者さんの投票・カード、ダイスの判定結果によって変化しながら進行します。

[前回のあらすじ]
長崎で鳴らした俺こと佐野満は、よくわからないまま幻想郷に流されたが、
霊夢ちゃんの手を借り、居候をさせてもらう事になった。
しかし、幻想郷でくすぶっているような俺じゃあない。
ボールさえあればサッカーを通してなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大なスキマ妖怪を
叩き起こす、俺達、特攻野郎イレギュラーズ!

佐野「俺は佐野満。 通称軽業師。 小細工まみれのドリブルとオーバーヘッドキックの名人。
   俺のような天才サッカー選手でなければ百戦錬磨のつわものどものキャプテンは務まらん」

剣崎「俺は剣崎一真。 通称オンドゥル王子。 自慢の滑舌でみんなの耳はボドボドだ!
   ハッタリかまして、技の習得に練習機会を3回使わせちゃうぜ」

律子「私は秋月律子、通称りっちゃん。 チームの頭脳。 情報収集は美貌(リッチャンハカワイイデスヨ)と頭の良さでお手の物!」

クーガー「よおお待ちどう。 俺様こそクーガー。 通称兄貴。 スピード狂としての腕は天下一品!
     奇人? 変人? スクライド出典なら仕方ない」

ブースター「ブースター。 通称唯一王。 物理の天才だ。 カモネギだってデリバードだってぶん殴ってみせらぁ。
      でもヒヒダルマさんとゴウカザルさんだけは勘弁な」

俺達は、3ヶ月待てばいいだけなのに早く帰りたい為にあえてサッカーに挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎イレギュラーズ!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。

500 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 00:40:03 ID:???
★キスメ ブロック ( ハート2 ) 50+( 2 + 6 )=★
ポケナガでも一匹だけランク低めの唯一王…

501 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 00:40:08 ID:???
★ヤマメ キャプチャーウェブ ( クラブK ) 52+( 6 + 1 )=★

502 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 00:40:23 ID:???
レティ
「逝くな! (ゴールラインを)越えるな!」

実況
「悪夢のような現実がァ…待ち構えていました」

503 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 00:43:47 ID:???
クーガーのスピードなら、その羽目玉を叩ける!……といいなぁ…(遠い目)

504 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:19:49 ID:???
>>500
それでも僕はブースターにしました。
愛着ありますけんね……。

>>502
男・キスメ

>>503
仕方ないね……。

505 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:21:02 ID:???
>★ブースター ほのおのキバ ( ハート7 ) 56+( 1 + 2 )=59★
>★キスメ ブロック ( ダイヤ10 ) 50+( 5 + 1 )+(井の中の怪+4)=60★
>★ヤマメ キャプチャーウェブ ( クラブK ) 52+( 6 + 1 )=59★
>=−1→ボールはこぼれ球に。羽目玉Cがフォロー
===================================================================================
炎を纏った弾丸は、再び1ボスチームゴールを襲いかかった。
そのシュートの純粋な威力は、滝とナズーリンが放ったチューチュートレインにも勝る程のものであり。
1ボスチーム、イレギュラーズ、どちらのチームを見てもこれ以上は無い程の強力なシュート。
故に観客たちは震えあがった、レティがいない今、このシュートは止められないと。
故に佐野たちは勝利を確信した、レティたちがいない今、このシュートは決まると。

しかし1ボスチームは諦めなかった。
ここで諦めては逆転の目は殆ど消えてしまうから。
これ以上幻想郷最下層のチームとして敗北を積み重ねるのは御免だったから。
だから、1ボスチームの面々は諦めなかった。

ヤマメ「今だよ、キスメッ! 大きくジャンプだァッ!!」
キスメ「…………!!」←><としてる

ゴールを守るヤマメの指示を受けると同時、高く跳躍をしたキスメ。
その身を包む桶は、ヤマメの的確な指示を受けて正確に一番堅い部分がボールに接触し……。

パコォンッ!!

ブースター「キュッ!?」
佐野「げげげぇっ!?」
クーガー「なんだとォ!?」

甲高い音と、イレギュラーズメンバーの驚きの声を残してボールは弾かれるのだった。

506 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:22:24 ID:???
霖之助「うわぁぁあああああああっ!? 駄目だ、駄目です!
    ブースター選手のシュートは通じずッ!! キスメ選手に弾かれてしまいましたァッ!!
    イレギュラーズ、再三に渡る猛攻を加えていますが、どうしても駄目押しとなる点を決める事が出来ないィッ!!
    ボールは零れ球となり、左サイドの羽目玉C選手がフォローをしましたァッ!!」

観客「キスメちゃんなら出来るって……私、信じてた!」「あのちっちゃい妖怪、さっきもレティさんにシュート弾かれてたなー」
  「威力はありそうなのになぁ」「ええぞ、ええぞキスメ!」
  「これで1ボスが同点にしたら、本当に久しぶりに勝利できそうな気がするな!」

来生「あっちゃー、あそこで決められないとか駄目駄目だなあのストライカー」
アリス「(……何かしらねぇ、このお前が言うな感は。 と、それはともかく……)
    流石に慧音が言うだけあって、中々のシュート力ね、あの9番(ブースター)」
慧音「うむ……今のは蹴り損ない……いや、噛み損ないか? どちらにしろ、全力を出せなかったが故の結果と言えるだろう。
   もっとも、それは言い訳にもなりはしないが……」
アリス「(それに仮に全力を出せていたとしても、うち相手じゃGKどころかDFも抜け無さそうね……。
     ……ここから更に成長したら、わからないけれど)」

この結果には、1ボスチームのファンで埋め尽くされた観客たちも大いに喜び……。
慧音ら3ボス同盟の面々は、ブースターの蹴り損ない……もとい、噛み損ないの結果であると冷静に分析しつつ。
しかし、全力でも自分たちには通用をしないレベルだと考える。

佐野「く、くそっ! ここで3点目を取ってりゃ楽になったのに……!」
ブースター「キュ……キュイ……」

一方でフィールドでは佐野が思わず悪態を尽き、ブースターはその声を聞いて耳を垂れさせ目に見えてしょげ返っていた。
当然佐野にはブースターを糾弾するような意図は無く、単に無念さを晴らす為に言葉を吐いただけだったのだが……。
ブースターからしてみれば、自身のせいで得点が出来なかったというのはわかっているらしく。
また、佐野が苛立っている事を感じたが為に萎縮をしてしまっていた。

ブースター「キュー……」

507 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:23:33 ID:???
レティ「ナ、ナイスブロックよキスメ!」
キスメ「…………」←^^としてる
レティ「(ピンチは切り抜けた! 早くボールを前線に……といっても……)」

ナズーリン「むぅ……しつこい男は嫌われるぞ」
ユーノ「そうは言われてもね……」

レティ「(ナズーリンにはあの青年がマークについてる……羽目玉じゃ通せない、か。 なら……)」

1ボスチームのレティはブロックを成功させたキスメを激励しつつ。
一瞬で状況を判断してから、ボールをフォローした羽目玉へとサインを送る。
本来ならばナズーリンを使いたい所であるが、彼女にはユーノがマークについており羽目玉のパスでは通せず。
安全にゴール前からボールを引き離したい今はそのような危険を冒せず、レティはまず中央の穣子に一旦渡すよう指示。
これを受けた羽目玉Cは素直にボールを蹴り、ボールはゴール前から大きく離れ穣子がトラップする。

穣子「こうしてピンチを凌げたのもまた神の意思……神は言っている、我らが勝利を収めるべきだと」
水銀燈「どいつもこいつも本当に使えないわねぇ……!」

しかし、このボールを持った穣子にはすぐさま水銀燈がプレスをかけるのだった。

穣子「神は言っている。 今度もまたダイヤが出ると」
水銀燈「ごちゃごちゃ小うるさいのよ、芋」

508 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:24:40 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★穣子 ドリブル (! card) 49+(! dice + ! dice)=★
★水銀燈 タックル (! card) 50+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→神は言っている。 秋は出落ちではないと……。穣子が水銀燈を抜き、右サイドの滝へとパス!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(滝がフォロー)(ナズーリンとユーノで競り合い) (ユーノがフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
穣子:ダイヤで「オータムスカイ(+5)」
水銀燈:スキル「???」により全接触プレイで≦−2で負けると吹っ飛ばされる。

509 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 01:25:06 ID:???
★穣子 ドリブル ( ダイヤ8 ) 49+( 5 + 5 )=★

510 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 01:25:15 ID:???
★穣子 ドリブル ( スペード8 ) 49+( 1 + 1 )=★

511 :509:2012/03/22(木) 01:26:06 ID:???
ぐはっすまん

512 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 01:26:20 ID:???
★水銀燈 タックル ( ハート9 ) 50+( 1 + 2 )=★

513 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/22(木) 01:27:43 ID:???
穣子さんの有言実行マジ半端無い。
といった所で本日はひとまずここまで、続きは明日以降書かせていただきます。
そろそろ後半20分。ここを守り切れば勝利が見えてきますが、守れなければ延長の可能性も出てきますねぃ。
それでは、お疲れ様でしたー。

514 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 01:27:55 ID:???
ジャーンク!

515 :森崎名無しさん:2012/03/22(木) 16:36:10 ID:???
これ滝にドリブルゴール狙われたらやばくないか?

516 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 00:39:41 ID:???
>>514 ジャンクマン「呼んだ?」
>>515 滝君はサイド際じゃなくてもドリブル上手いですからねぃ。。。

>★穣子 ドリブル ( ダイヤ8 ) 49+( 5 + 5 )+(オータムスカイ+5)=64★
>★水銀燈 タックル ( ハート9 ) 50+( 1 + 2 )=53★ *吹っ飛び*
>≧2→神は言っている。 秋は出落ちではないと……。穣子が水銀燈を抜き、右サイドの滝へとパス!
============================================================================================
カッ タンッ!!

穣子「見よ、この神々しくもしなやかなる神の跳躍を!」

意味不明な言葉を吐く事には定評のある秋姉妹であるが、彼女たちも彼女たちなりに真剣にこの試合に挑んでいる。
逆転をする為にもこのカウンターは必ず成功させてみせると、
穣子は自慢の跳躍力を生かし足首でボールを挟み込みながら水銀燈を飛び越えようとする。

水銀燈「ふんっ、だったらこっちも飛び上がればいいだけでしょうが……!」

だが、水銀燈もそれをただ指を咥えてみているだけではなかった。
頭上を越えるようなジャンプを相手がするつもりならば、こちらも同じように跳躍し空中でボールを奪えばいいだけの事。
先ほどダークドリームが抜かれた時に、既に穣子のこの技――オータムスカイを見た際に考えた対処法を、
水銀燈は即座に実行し、穣子に追いすがるようにしてボールを奪おうとするのだが……。

バキャッ!!

水銀燈「っ!?」
穣子「?」

水銀燈はボールに触れる事こそ成功したものの、それを奪い取る事は出来ず逆に弾き飛ばされ。
穣子は吹き飛ぶ水銀燈を不思議そうな目で見ながら、着地をするのだった。

517 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 00:40:48 ID:???
霖之助「あぁぁ〜っと、駄目だ! 水銀燈選手、穣子選手の突破を止められないィ!
    逆に空中で弾き飛ばされてしまいましたァッ!」

観客「あれ? なんで吹っ飛んでるんだ、あの5番(水銀燈)」
  「穣子様が新しい技を開発したのか? 強引なオータムスカイ的なのを」
  「いや、今の穣子様のジャンプは普通のオータムスカイっぽかったぞ?」「パワー負けして墜落、とかならまだわかるけどなぁ……」

これを見て観客たちは穣子の突破を喜びつつも、何故水銀燈が吹き飛ばされたのかと疑問を抱く。
例えばこれが強引なドリブルなどといった相手を跳ね飛ばす事で突破を図るパワー系統のドリブルならばわかるが、
穣子のオータムスカイは、あくまでも相手を飛び越える事で敵のタックルから逃れようとする技なのである。
当然ながらこれを受けた者が吹き飛んだ事例などある筈が無いし、穣子自身にも大してパワーがある訳ではない。
空中でせめぎ合った結果、零れ球になる……或いは、一方が押し負けてボールを手放すくらいはあっても、
ディフェンスをした側が吹き飛ばされてしまう……というのは、信じがたい結果であったのだ。

来生「なんだなんだ? なんで吹っ飛んだんだ?」
慧音「……恐らくは小柄過ぎるが故に、穣子程度の力にも敵わない程、あの水銀燈という選手はフィジカルが弱いんだろう。
   先ほどは強引な突破を見せていたものの、アリスの言っていたように、アレはパワーではなく技術を駆使したものだったしな。
   純粋な腕力、脚力、体の強さは脆弱なのだろう」
来生「ほへー……。 ……でも、あの5番(水銀燈)より小さい奴や、
   同じくらいの大きさの奴だって幻想郷にはたくさんいるけどそいつらはポンポン吹き飛ばされる程体弱くないぞ?」
慧音「む……。 それはそうだが……」
アリス「(何かあるのかしらね……? なんだか、妙に体が軽そうに見えるんだけれど……)」

慧音も尤もらしい事を言い、水銀燈が吹き飛ばされた説明をしようとするも……。
来生の純粋な疑問には適切な答えを出せず、口をもごもごさせ言葉に詰まる。
そしてその横では、アリスがフィールドで倒れ込む水銀燈に対し懐疑的な視線を送るのだった。

518 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 00:42:17 ID:???
水銀燈「ゲホッ……くっ……!」
佐野「おぉぅ……とうとう水銀燈が突破されちまったか。 (こりゃちょいとまずいか?)」

前線から戻り始めていた佐野は、喘ぐ水銀燈を見、それからボールを持ち突破をした穣子に視線を送る。
センターラインを越えた穣子はそのままボールを右サイドの滝へとパス。
ボールを受け取った滝は、正に水を得た魚のように右サイドを猛スピードで駆け上がり。
まずは点差を無くす為にと、一気にイレギュラーズゴールを目指す。

霖之助「さぁ〜、ここでボールは滝選手に渡ったァ!
    現在時間は後半21分! 残り時間はロスタイムを入れると10分といった所か!?
    1ボスチーム、逆転を狙うならばここで点を返しておきたい所!
    滝選手、右サイドを駆け上がりますが一体何を狙うかァ!?」

佐野「(くそっ、水銀燈が突破されてユーノ君がナズーリンのマークについてるから残ってるDFは3人しかいねぇ!
    こっから考えられる1ボスチームの攻撃法は、センタリングからのFWのダイレクトシュート。
    そして、ナズーリンがユーノ君のマークを引っぺがしてもう一度滝さんがチューチュートレインを撃つ。
    後は……滝さんのドリブルはサイド際じゃなくても十分驚異だ。 ドリブルゴールを狙ってくる可能性だって考えられる!
    どうする……剣崎さんたちに何か指示を出すべきか!?)」

A.滝さんはFWにクロスを上げてくる! カインさんと剣崎さんはゴール前を固めて、レイさんは上げられる前にプレスをかけてもらおう!
B.今度もチューチュートレインを狙ってくる! レイさんをナズーリンへのパスコースに割り込ませるぞ!
C.ドリブルゴールの可能性が大だ! DF全員をゴール前に固めてしまおう!
D.いや、ヤマ勘が外れるととんでもない事になりそうだ。 ここは何もしない方が得策だな!
E.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

519 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 00:46:49 ID:6czaEHvs


520 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 00:55:21 ID:rxtZ8CMM
C

521 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:08:19 ID:???
>C.ドリブルゴールの可能性が大だ! DF全員をゴール前に固めてしまおう!
==============================================================================
佐野「(FWはぶっちゃけ怖くない、常識人な滝さんの性格上、マークされてたらそいつを使うのは躊躇う筈。
    ならここはドリブルゴール警戒だな。 レイさん!)」

サッサッ

レイ「(ん? えーっと、ありゃ『ゴール前を固めろ』だっけか……よし!)」

滝がドリブルゴールで同点弾を狙いに来ると読んだ佐野は、即座にサインを出しレイをゴール前に向かわせた。
剣崎、カインの両者はタックルが不得手であり、滝がゴール前に突っ込んで来れば高確率で抜かれるだろう。
しかし、チーム内でも随一のボールカット能力……特にタックルのセンスがずば抜けているレイならば、
滝を止められる筈だと判断しての事である。

こうしてイレギュラーズが先手を打って1ボスチームの攻撃への対応をした後、
滝はミドルサードに差し掛かってからフィニッシュをどうすべきかと考え……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★滝の判断→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→そのとき 不思議な事が起こった。 滝「なんか今なら、ドイツのサイドアタッカーの撃ったシュートが撃てる気がする!」
ダイヤ→滝「(ナズーリンならマークも引きはがせる筈! ナズーリンに渡して、チューチュートレインだ!)」
ハート→滝「(今はMFの俺がもう1点取っちゃFWたちの立つ瀬もねぇだろ。 ルーミアに低いクロスだ!)」
スペード・クラブ→滝「(さっきのセービングを見る限り、敵GKは大した事ない。 一対一に持ち込めば勝てる筈!)」

522 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:09:16 ID:???
★滝の判断→ クラブ3 =★

523 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:09:35 ID:???
きた!

524 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:11:47 ID:???
その内JOKERでマジンゴーとか叫びそうな気がしてきたわ

525 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:33:30 ID:???
>>523 いくで!
>>524 JOKERで剣崎さん滝君に引き抜かれあるで。

>★滝の判断→ クラブ3 =滝「(さっきのセービングを見る限り、敵GKは大した事ない。 一対一に持ち込めば勝てる筈!)」★
========================================================================================================================
ここで滝は己が敵陣ゴールまで単独で突破し、ドリブルゴールをする事を選択した。
律子のセービングを一目見て、彼女の実力はそこまで高くなく、自分でも単身でゴールが出来る可能性がある事を把握し。
また、もしもボールを零されてもダイレクトシュートに強いFWが2人いる分、ボールを失っても尚チャンスは続く筈だと考えての事である。
その考え方は先ほどレティのいるゴール目掛けてドリブルゴールを狙った佐野の思考と似通っており、
その時の佐野の行動の結果は、レティに止められた挙句その後続いたチャンスも悉く潰されてしまうという散々な有様だったのだが……。
滝がそんな事を知る筈もなく、彼はゴールを見据えると更に加速をして中央へと寄りペナルティエリアへと侵入をする。

霖之助「あっとぉ!? これは滝選手、センタリングを上げずに自らゴール前に突っ込んでいったァ!
    しかし、イレギュラーズもこれを読んでいたか!?
    左サイドバックのレイ選手もゴール前を固め、万全の守備の体勢を取っているぞォ!?」

来生「おお、滝の奴俺の真似してやがる!!」
アリス「別にドリブルゴールがあなたの専売特許って訳でもないでしょうに……」
慧音「しかしこれはまずいぞ、イレギュラーズ。 滝君のドリブルはサイド際でなくても十分通用するレベルだ。
   それに零れ球にしてはフォロー役がいない分、FWがねじ込みに来る可能性が高い」

剣崎「佐野の読み通りか!」
カイン「フッ……頼りなく思えるが、なんだかんだで指示は的確だな……」
レイ「後はあたいたちがコイツを止めて、佐野の指示に応えるだけさッ!」
滝「(ここを抜いて……同点だッ!!)」

526 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:34:32 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★滝 ドリブル (! card) 52+(! dice + ! dice)=★
★レイ タックル (! card) 53+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★剣崎 タックル (! card) 46+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★カイン タックル (! card) 47+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→滝、執念のドリブル突破! そのまま律子と一対一に!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ルーミアがねじ込み)(リグルがねじ込み) (ユーノがフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
滝:ダイヤかハートで「スキルステップ(+3)」
レイ:ダイヤで「シマリス脚(+2)」

527 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:34:55 ID:???
★滝 ドリブル ( ハート4 ) 52+( 2 + 5 )=★

528 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:36:13 ID:???
★レイ タックル ( スペード10 ) 53+( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=★

529 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:36:37 ID:???
★レイ タックル ( クラブK ) 53+( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

530 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:37:29 ID:???
★剣崎 タックル ( クラブ3 ) 46+( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

531 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:37:55 ID:???
★剣崎 タックル ( クラブ2 ) 46+( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=★

532 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 01:38:05 ID:???
★カイン タックル ( ハート10 ) 47+( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=★

533 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:57:16 ID:???
>★滝 ドリブル ( ハート4 ) 52+( 2 + 5 )+(スキルステップ+3)=62★
>★レイ タックル ( スペード10 ) 53+( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=62★
>★剣崎 タックル ( クラブ3 ) 46+( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=53★
>★カイン タックル ( ハート10 ) 47+( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=56★
>=0→ボールはこぼれ球に。リグルがねじ込み
============================================================================
スササッ タタンッ バッ!

滝「(こいつを奪えるか……!?)」

ゴール前に立ちはだかる3人のDFを相手に、滝は軽快かつ巧みなフェイントを小刻みに入れながら突破にかかった。
相手のタイミングをズラし、狙いを逸らせる効果のある滝の技――スキルステップ。
サイド際でなくともその丁寧で教科書的な鮮麗されたドリブルは並の者では止められそうになく、
事実剣崎とカインの両者は思い切りタイミングを外され抜かれそうになっていたのだが……。

レイ「甘いよッ!!」

ズザァァァッ!! バチィッ!

滝「なにィ!?」

しかし、俊敏性に優れたサイドバック――レイ=クウゴだけはステップを踏むたびに出来る僅かな隙を見つけ出し、
鋭いスライディングタックルで滝からボールを零す事に成功をするのだった。

霖之助「あぁぁぁぁ〜っ!? 駄目ですッ! 滝選手突破ならずゥッ!!
    巧みなボール捌きでしたが、しかしレイ選手の素早く、鋭いスライディングタックルがボールを弾き返しましたァッ!!」

来生「あちゃ〜、滝も惜しい所まで行ったんだけどな〜」
慧音「いや、しかし滝君は十分な仕事をやった」
アリス「ええ、そうね」

534 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:58:17 ID:???
レイ「(ちっ、奪えなかったかい!)カイン、剣崎! ボールを……」
リグル「あわわ……こ、こっちに来た!?」
カイン「むっ……しまった!?」

滝は確かにドリブルに失敗をした。
律子に一対一を挑む前にレイに止められ、ボールを零れ球にしてしまった。
しかし、それでも及第点を与えられる程度の仕事はしたと言えただろう。
何故ならレイが弾いたボールは高く跳ね上がり、ゴール前で詰めようとしていたリグルの方へと飛んで行ったからである。

滝「よ、よし……! リグル、ねじ込め!!」
律子「(まずい……! ここで点を決められる訳には……!)剣崎さん、カインさん、カバーを!」
カイン「くっ……ここからでは……!」
剣崎「俺はいけるぞ! 止めてやる!」

これを見た滝は、ドリブルを止められた事に未だショックを感じながらも、気持ちを切り替えつつリグルにねじ込むよう指示。
逆にピンチは尚も続いていると察知した律子は素早くDF陣に指示を飛ばすが……。
位置の関係からかカインはクリアーには間に合いそうになく、剣崎だけが全力でシュートコースを塞ぐよう駆けてゆく。

律子「(間に合うのは剣崎さんだけ……? これは……また私までボールが飛んでくるかもしれないわね……)」

急ぐ剣崎に、落ちてくるボールを見ながら観念をしたかのようにシュート体勢を取るリグル。
彼らを見つめながら律子は心の中でそうつぶやくと、ここはどう守るべきかと思案をした。

535 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:59:18 ID:???
☆どのセービング方法でいきますか? 

A.思い出ボム (思い出数によって補正変化。 現在は+5でキャッチします。) ガッツ消費120
必殺キャッチです。律子の所持する思い出によって補正の数値が変化します。

B.パンチング (セーブ力に固定で+4します。)  ガッツ消費80
パンチングです。味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。

C.キャッチング (セーブ力に固定で+2します。) ガッツ消費40
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。

D.とびだし (競り合い力+浮き球補正+スキルで判定します。) ガッツ消費40
対ダイレクトシュート時、ゴール前から飛び出して撃たれる前にキャッチします。
人数補正を受けますが反則の危険性もあります。

-----------------------------------------------------------------------------
律子セーブ力:43+(思い出補正+3)
律子競り合い力:48+(思い出補正+3)+(人数差補正+1)

リグルのリグルキックの威力:51

律子ガッツ 700/700

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

536 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:01:23 ID:6czaEHvs


537 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:01:54 ID:8wK5FOLc
D

538 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 02:09:08 ID:???
>D.とびだし (競り合い力+浮き球補正+スキルで判定します。) ガッツ消費40
================================================================================
律子「(……やっぱり今の私の実力じゃ撃たれてからセーブに行ったんじゃ間に合わないわ!
    撃たれる前に、キャッチするしかない!)」

咄嗟にそう判断をした律子は、先にルーミアにボレーシュートを撃たれた時と同様ゴール前を飛び出す。
そしてそれとほぼ同時、浮いたボールに合わせたリグルは腰を深くまでかがめて溜めを作り……。
やがてキッと宙に視線を向けると、意を決したかのように大きく飛び上がりシュートに向かった。

バッ!

リグル「こ、これが私のリグルキックだ〜!!」
剣崎「ウェッ!?(こ、この蹴り方は……!?)」
律子「撃たせないわよ!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグル リグルキック (! card) 51+(! dice + ! dice)=★
★律子 低い飛び出し (! card) 48+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)+(思い出補正+3)=★
★剣崎 ブロック (! card) 51+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リグルのリグルキックがゴールに突き刺さる! 佐野とは違うのだよ佐野とは!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
 そして左から順に(ルーミアがねじ込み、ゴールはからっぽ)(ルーミアとカインで競り合い)(ユーノがフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
剣崎:ダイヤで「トリロバイトメタル(+4&100消費)」

539 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 02:10:54 ID:???
ごめんなさい、律子は正しくは低い飛び出しではなく高い飛び出しでした。
間に合えば律子は以下で引いてください。

★律子 高い飛び出し (! card) 48+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)+(思い出補正+3)=★


540 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:12:26 ID:???
★リグル リグルキック ( ダイヤ10 ) 51+( 4 + 2 )=★

541 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:13:53 ID:???
★律子 高い飛び出し ( クラブ5 ) 48+( 6 + 2 )+(人数差補正+1)+(思い出補正+3)=★

542 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:14:54 ID:???
★剣崎 ブロック ( クラブJ ) 51+( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★

543 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 02:18:59 ID:???
リッチャンハSGGK(Super Glasses Goal Keeper)デスヨ!
といった所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

544 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:30:48 ID:???
乙でした
ゴールが開くのは怖いが判定がないと経験値もためられないし積極的に前に出ないとな
バランス崩されちゃあどの道点取られちゃうし

545 :森崎名無しさん:2012/03/23(金) 02:35:23 ID:???
思い出も溜めとかなきゃ駄目だな

546 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 00:45:41 ID:???
>★リグル リグルキック ( ダイヤ10 ) 51+( 4 + 2 )=57★
>★律子 高い飛び出し ( クラブ5 ) 48+( 6 + 2 )+(人数差補正+1)+(思い出補正+3)=60★
>★剣崎 ブロック ( クラブJ ) 51+( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=62★
>≦−2→イレギュラーズボールに。
>※律子のキーパー経験値が「5/60」になりました。
===================================================================================
リグルの持つ必殺ダイレクトシュート――その名も安直なリグルキックは、高低どちらの浮き球にも合わせられる万能シュートである。
だが、高低どちらにも合わせられるとはいえど……威力もまた同じなのかと問われれば、答えは否だった。
リグルのリグルキックは、浮き上がったボールに対して跳躍をし右足の裏で思い切りボールを蹴り抜くだけという単純な原理のシュート。
しかし、リグルの身長の低さ故か、高いボールに合わせる時には自然と不恰好な形となってしまい、
満足に自身の体重全てをボールに伝える事が出来ないのだ。

リグル「(よし、ここで体勢を整えて……!)」

飛び上がりながら空中で丁寧に姿勢を制御し、シュートを放つ構えを取るリグル。
自らの力量を誰よりもよく知っているが為に気弱な彼女も、ここで撃たないという選択肢は取れない。
足の裏を見せ、思い切りボールに渾身のキックを叩きつけようとしたのだが……。

バッ!!

律子「撃たせないわよっ!」
リグル「うわぁっ!?」

ガチィィッ!

それより早くゴール前を飛び出した律子がガッチリと両手でボールを掴み取り、リグルの蹴りは空振りと終わった。
もしもこれが低いボールでの争いだったならば、幾らかリグルも有利にはなっていたかもしれないが……。
そんな事はリグルにとって何の慰めにもならなかったし、1ボスチームの攻撃失敗という結果が消える訳でもないのだった。

547 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 00:46:43 ID:???
霖之助「あぁ〜っとぉ!? リグル選手、お得意のダイレクトシュート!
    リグルキックを放とうとしましたが、それより早くゴールキーパーの律子選手が飛び出しボールをキャッチしたァ!
    律子選手、これは好判断! イレギュラーズ、辛くもピンチを凌ぎきりましたァ!」

慧音「うーむ……やはり1ボスチームのネックはこの決定力の欠如だな……。
   滝君、そしてナズーリンのシュートがあるとはいえ……FWが点を取れないというのは大問題だ」
アリス「滝もナズーリンもスタミナがある方じゃないから連発出来ないし、
    そもそも両サイドに離れているんだからコンビプレイを使える機会も限られてるもの。
    アレで1点を取れた所で、その後に続くものが無いわ……」
来生「やっぱFWは点を取れなきゃ駄目だよな〜、うんうん」

リグル「ひえぇ……撃たれる前に止められちゃったよ〜……」
滝「(くそっ、折角のチャンスだったのに……!)みんな、戻るぞ!」
ルーミア「わは〜!」

剣崎「(あのリグルって子のシュートのフォーム……やっぱり……)」
カイン「フッ、いい空中戦だったぞ律子。 ナイスキャッチだ」
律子「ふふ、どうも(……ふぅー、危ない。 やっぱりまだちょっと怖いわね……)」

この結果を受けて、実況、観客、そして選手達の反応は様々であった。
1ボスチームの格上チームとして認識をされている3ボス同盟の面々は、改めて1ボスチームの欠点――得点力不足を指摘。
ほぼレティ頼みとはいえ守備は堅く、サイドハーフが優秀である為に突破力もある以上。
後はこの得点力さえどうにかできれば、1ボスチームも上に上がる事が出来ると分析する。

そしてシュートを失敗した当の本人――リグルはあからさまにしょげ返りながら重苦しい表情を見せ……。
滝は小さく舌打ちをしつつ、リグル、ルーミアの2人を引き連れて守備に戻っていった。

その3人の背中を見ながら、カインの言葉に笑顔で答えつつ律子は心の中でそっと安堵のため息を吐く。
アイドルとして日頃から相応のトレーニングはしていても、それはあくまでダンスを踊ったり体力をつけたりといったレベルのもの。
ゴール前での競り合いに恐怖心を抱くのも当然の事だが……あくまでも彼女はそんな弱気な一面は見せず、
ただただクールに笑みながら、ギュッとボールを握りしめるのだった。

548 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 00:47:45 ID:???
ブースター「キュ〜!」
佐野「ふぃー……なんとかりっちゃんが止めてくれたか! (りっちゃんも結構余裕そうだし、心配はいらなそうだな。
   さて、それはそれとしてりっちゃんにどう指示を出すべきか……。
   時間は……25分。 このまま敵陣まで切り込んじまえば、相手は反撃する余地も無くなりそうだが……)」

A.「ユーノ君が戻ってきてるぞ、ユーノ君にひとまず渡せ!」
B.「クーガーさんに渡せ! クーガーさんのスピードで反撃だ!」
C.「左のアイビスさんを使え! 滝さんが上がったから左はがら空きだ!」
D.「思いっきり前に蹴飛ばせ! とにかくゴール前からボールを離すんだ!」
E.「(いや、りっちゃんに指示はいらんだろう。 ここは黙しておくべし)」
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>544 どうも乙感謝です。反則の危険性もありますが、
     セーブが低い現状は飛び出せる場面では飛び出した方が有利に働く事が多いですからね。
>>545 思い出がある状況でなら、りっちゃんの思い出ボムはかなり使えるセービングです。
     使い時を考えて活用しませう。

549 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 00:54:17 ID:WygnY9/o
D

550 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 00:54:47 ID:rBaFfEKw

出し惜しみをする時間帯じゃない

551 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 00:57:29 ID:q7gYD3K2
B

552 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 00:59:07 ID:ylHe6hh+


553 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 01:19:44 ID:???
>B.「クーガーさんに渡せ! クーガーさんのスピードで反撃だ!」
===============================================================================
律子「わかってるわ、クーガーさんッ!!」

素早く自陣からボールを離し、敵陣深くまで押し込ませ、かつキープ出来るだけの実力を持つ選手。
律子がボールを渡せる範囲においてその条件を満たせる者はクーガーしかおらず。
佐野が迷いなく指示を飛ばすと同時、律子も同じ事を考えていたのかクーガーへとパスを出す。
そしてこのボールを受け取ったクーガーはくるりと反転をして前を向くとニィ、と笑みを浮かべ……。

クーガー「残り時間5分……? ハッ、1点を取るには多すぎるくらいだァ!!」

ダダダダダダダダーッ!!

猛スピードで右サイドを駆け上がり始めたのだった。

霖之助「あぁぁぁああ〜っとぉ、またも出ました! クーガー選手のとてつもなく速いサイドアタックゥ!!
    速い速い! 1ボスチーム前線メンバーも懸命に戻りますが、追いつけないィッ!!
    ボールを持っている筈のクーガー選手とまるで差が縮まりませんッ!!」

アリス「本当に速いわね……しかもそれでいて足元のボールもちゃんと足でコントロールしてるわ」
慧音「うむ……実際、あのスピードで前半はチャンスを作り、1点も取っているからな。
   後半はこれまで殆ど試合から消えていたが」
来生「おっ、秋神様のおっぱい小さい方が止めに行ったぞ」

クーガー「試合終了間際になるといつも思うんですああもう試合が終わってしまうのかもっともっと試合を続けていたい
     ひかれるカード振られるダイス思いがけぬ伏兵の活躍エースの不振こうなるだろうと思い設定をしても
     ダイスの運命の悪戯であっさりと覆ってしまう実力差だから面白いそれが面白いもっともっと筋書きの無いドラマを見ていたい
     しかしそろそろ試合パートを終えて日常パートに入りたいと思う矛盾、そして日常パートに入ると試合をしたいと思う揺れる思い
     だがどのような思いを抱こうとあと5分で試合は終わってしまうならばその5分を目一杯楽しむ為に!
     俺はッ! ただッ!! 駆けるのだァァァァァアアッ!!」
静葉「神は言っている……ここで終わる運命ではないと(延長的な意味で)」

554 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 01:21:04 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★クーガー ドリブル (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★静葉 タックル (! card) 47+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→サラマンダーよりはやーい。クーガーさん、静葉を抜き去り更に突き進む!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ダークドリームがフォロー)(ユーノとナズーリンで競り合い) (ナズーリンがフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
クーガー:ダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」

555 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 01:22:18 ID:???
★クーガー ドリブル ( クラブ3 ) 54+( 2 + 6 )=★

556 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 01:22:45 ID:???
★静葉 タックル ( ハート10 ) 47+( 6 + 2 )=★

557 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/24(土) 01:23:42 ID:???
兄貴が危なげもなく抜いた、という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

558 :森崎名無しさん:2012/03/24(土) 01:25:32 ID:???
≧2→文よりはやーい。 を目指せ!乙でした

559 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 00:25:58 ID:???
>>558 どうも乙感謝なり〜。

>★クーガー ドリブル ( クラブ3 ) 54+( 2 + 6 )=62★
>★静葉 タックル ( ハート10 ) 47+( 6 + 2 )=55★
>≧2→サラマンダーよりはやーい。クーガーさん、静葉を抜き去り更に突き進む!
==================================================================================
シュターッ!!

クーガー「そんな速度で俺を止められるかァァァ〜ッ!!」
静葉「これもまた……神々の遊び……」

驚異的なスピードで駆け上がるクーガーを前に、静葉は何も出来ずそのまま素通し。
元々静葉の守備力は殆ど期待できないが為にこの結果はある意味で当然なのだが……。
それでも、もしここでボールを奪えていたらまだもうワンチャンスあったというのに……と観客たちは大きなため息を吐く。

観客「もう駄目だぁ、おしまいだぁ……!」「くそーっ、新参チームなら勝てると思ったのに!」
  「このままゴールまで押し込まれたら反撃の時間すらねーぞ」
  「ロングシュートに賭けるにしても、ミドルシューターがルーミアしかいないからなぁ……」「ん? ま、待て! アレを見ろ!」

佐野「(よしよし、このまま行けば例え追加点を取れなかったとしても相手も反撃する暇が無いんだから俺達の勝ちだ!
    さて、フィニッシュはどうすっか……)」

ドドドドドドドドドドッ!

佐野「ん?」
レティ「C番、行くわよ!」
羽目玉C「ウゴジュルルル……」
佐野「げ、げげっ!? と、飛び出しただとォ!?」

560 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 00:27:11 ID:???
霖之助「あーっとぉ! ここで1ボスチーム、一か八かの博打に出ました!
    CBレティ選手がサイドバックの羽目玉選手と共にゴール前から飛び出し、サイドのクーガー選手を止めに行くゥ!
    一見危険にも思えますが……例えゴール前でボールを奪い返せても反撃出来るかどうか微妙な時間である以上、
    多少のリスクを負ってでも前で止めようという事なのでしょう!」

今の今までゴール前から微動だにせず、前半では2失点を喫しながらも後半は1点も許さなかった1ボスチームキャプテン――レティ。
しかし、彼女はこの土壇場でゴール前から地響きを立てながら猛ダッシュをし、
羽目玉と共にクーガーを止めるべくサイドへと流れてゆく。
ここでボールを奪う事が出来れば、まだもう1度チャンスは作れ……同点に出来る可能性が出てくるのだ。
無論、もしも抜かれてしまえばレティがいないゴール前はスカスカ……イレギュラーズに3点目を入れられてしまうかもしれない。
だが、久方ぶりの勝利を手にする為にと、レティはあえてゴール前を飛び出したのである。

クーガー「いいのか? ゴール前を守ってりゃ、2−1のまま終われたかもしれないんだぜ?
     わざわざ試合終了前に失点しに飛び出す必要もあるまいに」
レティ「2−1だろうが3−1だろうが負けは負け。 ならば同点にして、延長に望みを繋げさせてもらうわ!」
クーガー「ああそうかい。 なら……奪ってみるんだな!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★クーガー ドリブル (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★レティ タックル (! card) 53+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★羽目玉C タックル (! card) 43+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→クーガーさん、レティさんも抜いた! 試合終了間際、大チャンスが巡ってきたぞ!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ダークドリームがフォロー)(ユーノとナズーリンで競り合い) (ナズーリンがフォロー)
≦−2→1ボスチームボールに。

【補正・備考】
クーガー:ダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」
レティ:ダイヤかハートで「テーブルターニング(+2&吹っ飛び係数4)」

561 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 00:27:29 ID:???
★クーガー ドリブル ( ダイヤ5 ) 54+( 4 + 3 )=★

562 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 00:30:20 ID:???
★レティ タックル ( スペードA ) 53+( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=★

563 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 00:31:03 ID:???
ヒャッハー!勝ちはもらったー!

564 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 00:31:12 ID:???
★羽目玉C タックル ( JOKER ) 43+( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=★

565 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 00:33:13 ID:???
羽目玉CにJOKER出たけどここってモブが名有りに昇格とかはあるんですか?

566 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 00:35:16 ID:???
>>565
無いですね。敵に覚醒も無いですし、基本的に1度戦った敵とは2度と戦わない予定ですので。
なので敵でJOKERが出た時はただの純粋な強制6ゾロだと思って下さい。

567 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:07:43 ID:???
>★クーガー ドリブル ( ダイヤ5 ) 54+( 4 + 3 )+(やや華麗なドリブル+2)=63★
>★レティ タックル ( スペードA ) 53+( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=60★
>★羽目玉C タックル ( JOKER =強制6ゾロ) 43+( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→クーガーさん、レティさんも抜いた! 試合終了間際、大チャンスが巡ってきたぞ!
=====================================================================================
ドダダッ!

レティ「(いくらスピードが速かろうと、止められない相手ではない筈よ……。
     何があっても、ここは通さない……!)」

超高速でサイドを駆け上がるクーガーの迫力は正に圧巻の一言である。
ボールを持ちながらもそのスピードはナズーリンらが全力で戻ってくるスピードと大差が無く。
はっきり言ってレティの足の速さとは雲泥の差があるものだった。
しかし、ただ足が速ければドリブルが上手いという訳でもない。
実際この試合でも足の速かったアイビスが羽目玉にボールを零されたように、如何に足の速さを生かしたドリブルが出来るか。
上手くボールをキープし、相手に渡さず前に運ぶ事が出来るか……その技術こそが一番重要なのである。
逆を言えば、どれだけ足が速く、スピードのある相手であろうと、止める事は出来る筈だとレティは目を光らせながらクーガーに相対した。

クーガー「(……っと、こりゃ簡単には抜かせてくれそうにないか? フェイント……いや、いかん!
      フェイントなどを入れてはスピードが落ちる!)」

そしてこのレティを目にして、クーガーもここを抜くのはそう容易い事ではないと瞬時に理解をした。
だが、だからといってフェイントを入れてレティを惑わすという選択肢も取らなかった。
何よりも速さを重視するこの男は、フェイントを入れる事でドリブルスピードが落ちる事を嫌ったのである。
とはいえ、このまま直進をするだけでは振り切る前にボールを奪われる。
ならばどうすればいいのか……クーガーはその答えをすぐに導き出した。

568 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:09:00 ID:???
クーガー「(ならこれだ!)そらっ!」

パシュッ!

レティ「なっ……!?」

クーガーの右足が少しだけ高く振られ、落とされ、レティの股下を縫うようにして一直線に進むボール。
俗に言う股抜きという初歩的ながらも効果的な技を前に、レティはこれに反応する事が出来ず。
羽目玉も全身全霊をかけてボールを追うも当然のように追いつけず……。
クーガーはそのままレティの横を通り過ぎ、ボールを拾うのだった。

レティ「(あんまりにもスピードに拘るから油断していた……! まさか、こんな安易な股抜きに引っかかるなんて……!)」

思わず茫然としたまま、レティは後ろを振り返り遠ざかるクーガーの背を見ながら己を恥じる。
この土壇場での大博打に失敗し、自分のいなくなったゴール前は……仲間の事を悪く言いたくはないが、事実上スカスカ。
仮にゴール前でボールを奪えたとしても、もう反撃をするだけの時間は残っていない。
辛うじてルーミアに渡してミドルシュートが撃てるかもしれないが、距離がある以上決まる確率は絶望的に低い。
事実上、同点にする事が不可能となった段階で、レティはガックリと肩を落とし……。

ヤマメ「く、くそぉっ! くそぉっ!! 新参チーム相手に3失点なんて出来ないよ!!」
キスメ「…………!」←(`・ω・´)としてる

ゴール前に残った守備陣は、せめてこれ以上点を奪われる訳にはいかないと最後の守備に備えていた。

霖之助「さぁぁぁぁ〜っ! イレギュラーズ右サイドハーフ、クーガー選手!
    なんとなんと、レティ選手を鮮やかな股抜きで抜き去ってしまったァ!!
    1ボスチーム、残るはキスメ選手、羽目玉B選手、そしてGKのヤマメ選手のみとなってしまったぞ!?
    逆にイレギュラーズはゴール前には既にツートップのFW! 更に後方からはトップ下のダークドリーム選手が駆け込んでくる!
    イレギュラーズ、ここで追加点を決めてしまうかァッ!?」

観客「なんてこった! レティさんまで抜かれるなんて!!」「くそ〜、なんだあの7番(クーガー)は! 妖怪か何かか!?」
  「あんなドリブル出来る奴、Hズにだっていないぞ」

569 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:10:24 ID:???
佐野「おっしゃあ! やっぱクーガーさんは頼りになるぜ!(俺が抜けなかったレティさんを抜いたってのはなんかちょっと癪だけどな)
   っと……それはさておき、最後はどうするかな?」

A.最後はこのキャプテンが決めるっきゃないだろ! 俺にクロスを上げるよう指示するぞ!
B.今度こそブースターがやってくれる筈! ブースターにグラウンダーのパスを出させよう!
C.ダークドリームのヘディングは中々良かったな。 ダークドリームにクロスを上げさせよう!
D.ここまで来たんだ、クーガーさんにゴールまで突っ切ってもらおう!
E.クーガーさんのミドルシュートだ! 覚醒するかもしれへんで!
F.いや、指示は別に必要ないな。 クーガーさんに任せよう。
G.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

570 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 01:10:44 ID:GsTYlFCs
D GO!

571 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 01:11:45 ID:MG1ceGjQ


572 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:23:31 ID:???
>D.ここまで来たんだ、クーガーさんにゴールまで突っ切ってもらおう!
==============================================================================
佐野「クーガーさ……!」
クーガー「ヒィィィイヤッハァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

ズダダダダダダダダダダダダダダーッ!!

佐野「……人の話は最後まで聞きませう」

佐野が指示を飛ばす前に、クーガーは全速力でペナルティエリアに駆け込んだ。
元々そういった意図の指示を出そうとしていた為に結果オーライではあるが、
もしも違う指示をしていたならどうなっていただろうと佐野は思わず考えてしまう。

佐野「(割とクーガーさんも己が道を往くって感じの人だよなぁ……)」

ある意味水銀燈やアイビスとは違う意味での問題児かもしれないと思いつつも、
とにかく今はゴール前でのボールの動きに集中しなければと佐野は試合に意識を再び向ける。

霖之助「さぁ〜、クーガー選手! またもペナルティエリアに入り、そのままゴールに向けて一直線に進んでゆくゥッ!!
    先ほどはドリブルゴールで貴重な2点目を奪いましたが、果たして今度もまたドリブルゴールなるか!?
    1ボスチームもキスメ選手、羽目玉選手が慌てて通させはしまいと行く先を塞ぐぞ!?」

羽目玉B「ゴボゴボゴボ……」
キスメ「…………!」←(`・ω・´)としてる
クーガー「ィヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャーッ!!」

573 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:24:36 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★クーガー ドリブル (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★キスメ タックル (! card) 45+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★羽目玉C タックル (! card) 43+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ですよねー。 クーガーさん、そのままヤマメと一対一に!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ブースターがフォロー)(佐野がねじ込み) (左コーナーキック)
≦−2→1ボスチームボールに。

【補正・備考】
クーガー:ダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」

574 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 01:26:36 ID:???
★クーガー ドリブル ( スペード8 ) 54+( 5 + 6 )=★

575 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 01:27:45 ID:???
★キスメ タックル ( クラブA ) 45+( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=★

576 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:30:39 ID:???
おっと、羽目玉は正しくはBでしたね。間に合えばこちらで引いてください。

★羽目玉B タックル (! card) 43+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★


577 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 01:30:49 ID:???
★羽目玉C タックル ( スペードK ) 43+( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=★

578 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/25(日) 01:33:12 ID:???
クーガーさん覚醒で新規ドリブル技ゲット。
益々佐野君の立場が危うい……という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

579 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 09:58:54 ID:???
クーガー兄貴が輝くのはやっぱり嬉しいね

580 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 12:08:19 ID:???
★羽目玉B タックル ( スペードQ ) 43+( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=★

581 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 00:12:22 ID:???
>>579 中の人も誰でも彼でも輝いてくれればうれしいです。わしゃどのキャラも好きじゃけ。

>★クーガー ドリブル ( スペード8 ) 54+( 5 + 6 )=65★
>★キスメ タックル ( クラブA ) 45+( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=55★
>★羽目玉B タックル ( スペードQ ) 43+( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=48★
>≧2→ですよねー。 クーガーさん、そのままヤマメと一対一に!
>※クーガーがダイス11を出し勝利したのでドリブルフラグを回収!
======================================================================================
迫りくるクーガーを前に、キスメは一歩も引かずドリブルコースを塞ごうとした。
桶に入っているが為に足を使ったプレイには滅法弱く、桶の強度を利用したブロックやパスカット、クリアーでしか活躍出来ないキスメ。
そんな彼女も、一縷の望みをかけて懸命に守備についたのである。

キスメ「…………!」
羽目玉B「グゴゴゴ……」
クーガー「(あくまでも抗うか……だが……!)」

キュッ グォッ!!

クーガー「その程度の速さで、俺を捉えられる筈がなァい!!」

シュパァァァンッ!!

キスメ「!?!?」←(゚Д゚≡゚Д゚)としてる
羽目玉B「グォゴゴゴ……」
クーガー「アヒャーヒャヒャヒャッ! あとひとーりっ!!」

しかし、現実は非情である。
どんな思いを抱えた所でも、実際のプレイがお粗末ではドリブルが止まる筈もない。
特にドリブルに自信を持ち、更にはこの試合の経験からか緩急をつけより足の速さを効果的に見せる技術――。
『割と高速なドリブル』を身につけたクーガーが相手では、キスメも羽目玉Bも相手になる筈が無かったのだった。

※クーガーが「割と高速ドリブル(+3)」を習得しました!

582 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 00:13:28 ID:???
霖之助「あぁぁぁぁああ〜っ!! 駄目だぁ! やっぱり止まらないィィイイイッ!!
    クーガー選手、ゴール前で急加速をしてキスメ選手達を一気に抜き去ってしまったァ!!
    これは前半終了間際、2点目を取った時と同様、最後までドリブルで突っ切ってしまうのかァ!?」

観客「それでもヤマメなら……ヤマメなら何とかしてくれる!」「せめて1点差のまま終わってくれー!」

この突破を見て観客席から漏れるのは、3失点だけはやめてくれという悲鳴の声色。
レティを主軸とした守備力を自慢とする1ボスチームを応援する観客たちからしてみれば、
そのチームが3失点などというお世辞にもよく守ったとは言い難いスコアを出すのは見たくないものなのである。
だが、当然ながらそんな事は敵チームであるイレギュラーズには関係が無い。
クーガーは迷う事なく高速で更に前進をし、いよいよヤマメと一対一となる。

クーガー「こいつを決めて3−1で終了だ!」
ヤマメ「やられてたまるもんか! 私だって守備自慢の1ボスチームのキーパーだァッ!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★クーガーの判断→! dice 奇数でドリブル、偶数でシュート★
★クーガー ドリブル/シュート (! card) 54/51+(! dice + ! dice)=★
★ヤマメの判断→! dice 奇数でドリブルにそなえる、偶数でシュートにそなえる★
★ヤマメ そなえる (! card) 51+(! dice + ! dice)=★

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→クーガーさんがゴールイン! そして試合終了!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
 (ブースターがフォロー。ヤマメはバランスを崩してる)(佐野がねじ込み。ヤマメはバランスを崩してる) (滝がフォロー)
≦−2→ヤマメが止めた! そのままルーミアにロングパス、起死回生のロングシュートを撃たせる。

【補正・備考】
クーガー:(ドリブル時)ダイヤで「割と高速ドリブル(+3)」、ハートで「やや華麗なドリブル(+2)」

583 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:16:09 ID:???
★クーガーの判断→ 5 奇数でドリブル、偶数でシュート★

584 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:16:15 ID:???
★クーガー ドリブル/シュート ( ハート3 ) 54/51+( 1 + 6 )=★

585 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:16:19 ID:???
★クーガーの判断→ 2 奇数でドリブル、偶数でシュート★


586 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:16:30 ID:???
★クーガー ドリブル/シュート ( ダイヤ8 ) 54/51+( 6 + 6 )=★

587 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:17:25 ID:???
★ヤマメの判断→ 4 奇数でドリブルにそなえる、偶数でシュートにそなえる★

588 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:20:04 ID:???
★ヤマメ そなえる ( スペード8 ) 51+( 1 + 2 )=★

589 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:20:37 ID:???
うちの即戦力2人は強かったなー

590 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 00:23:43 ID:???
>>589
得意な分野はまだ一流とは呼べませんが、二流でもないですからね。
特にクーガーさんは今回で覚醒しましたので、今後もかなり頼りになりそうです。

591 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:24:25 ID:???
ハーイッタ…

592 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 01:58:45 ID:???
>★クーガーの判断→ 5 奇数でドリブル、偶数でシュート★
>★クーガー ドリブル/シュート ( ハート3 ) 54/51+( 1 + 6 )+(やや華麗なドリブル+2)=63★
>★ヤマメの判断→ 4 奇数でドリブルにそなえる、偶数でシュートにそなえる★
>★ヤマメ そなえる ( スペード8 ) 51+( 1 + 2 )+(読み違い-2)=52★
>≧2→クーガーさんがゴールイン! そして試合終了!
==============================================================================================
ヤマメ「(くそっ、啖呵を切ったはいいけどコイツ、何で来るんだろ……?
     やっぱりさっきみたいにドリブル……? いや、そこで逆を突いてシュートか……!?)」

一対一の時にゴールキーパーに必要なのは、相手がどちらで来るのか読み切る力である。
相手が絶対の自信を持っているドリブルで来るのか、それともこちらの裏を掻いてあえてシュートを撃ってくるのか。
ここでヤマメは後者で来るだろうと判断し、クーガーの様子を見守りつつシュートに備えた。

ブンッ!

ヤマメ「!(足を振り上げた!? やっぱりシュート……)」
クーガー「ほらよっ」

サッ タタタターッ!!

ヤマメ「な……なァッ!?」

シュッ! パサァッ……! ピピィーッ!!

そしてヤマメは、クーガーが軽く足を上げたのを見た瞬間、やはりシュートを撃ってくるのだと結論付けた。
即座に前に出て撃たれる前に止めようとその両手を伸ばすのだが……。
しかし、これもまたクーガーの仕込んだ罠である。
クーガーはヤマメが飛び出してくるのを見ると同時、その足をゆっくりと下ろしてサイドステップを踏みヤマメをかわす。
安易に飛び出したヤマメは目標を見失い地面に転倒し……クーガーはその横をするりと抜けてからあっさりとゴールにボールを流し込んだ。

イレギュラーズ 3−1 1ボスチーム

593 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:00:38 ID:???
ピッピッピィィィィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

霖之助「うあぁぁぁっとぉ! 決まったァ、ゴール! ゴールですッ!!
    クーガー選手、なんとも素晴らしい6人抜きで1ボスチームのゴールネットを再び揺らしたァッ!!
    そして、ここで長い笛が鳴りましたァァァァアッ!!
    両チーム30分ハーフ、長い長い60分の死闘を繰り広げましたが、ここに決着!!
    博麗の巫女――博麗霊夢が後見人を務める新進気鋭、外来人ばかりでつくれれたチーム、イレギュラーズが!
    なんとなんとレティ=ホワイトロック率いる1ボスチームを3−1で破ってしまいましたァ!
    幻想郷下層チームといえど、キャプテンのレティ選手の実力は幻想郷全土で見ても間違いなく中堅かそれよりやや上といったレベル。
    こちらも外来人のサイドアタッカー、滝選手の加入などで戦力的にはかなり増強されていた筈ですが……。
    しかし、この1ボスチームを相手に2点差をつけて勝利ッ!
    これは幻想郷サッカー界に新たなヒーロー、ヒロインが誕生したと言っていいでしょう!」

ざわ……! ざわ……! ざわ……!

観客「うわぁぁぁ、なんてこったい! いくらなんでも新参のチームに負ける筈が無いと思ってたのに!」
  「いや、イレギュラーズも強かったよ……今のままでも普通にHズとならいい勝負になるんじゃないか?」
  「チューチュートレインが決まった時は勝てるかもって思ったんだけどなぁ」
  「っていうかなんだあの7番(クーガー)、めちゃくちゃ上手いぞ。なんであいつがキャプテンじゃないんだ?」

クーガーのゴールを告げる笛が鳴り響いた後、それに続くようにして長い笛が鳴り、試合終了をフィールドの戦士たち。
そして、その試合を見守り続けた観客、実況の者達に知らせる。
これを受けて観客たちはまたも1ボスチームの連敗記録が更新されたと頭を抱えるも……。
しかし、1ボスチームのファンたちも、元々は純粋なサッカーファン達。
強いチームが新たに誕生したという事実は、今までに見た事のないようなプレーなども見れるかもしれないという期待を生み。
試合が終わってみれば、なんのかんのといいつつイレギュラーズを肯定し、応援するかのような声もちらほらと出始める。

594 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:01:48 ID:???
来生「うあっちゃー……滝、負けちまったかー。 1点決めた所までは良かったんだけどなー……」
慧音「最後の滝君のドリブル突破……もしもあれが成功していれば……。
   ……いや、そもそもリグルが決めていれば、延長に入っていた可能性もある。
   1ボスチームにはレティ、ナズーリン、滝君と実力者がいるが……やはり点を取れるFWの不在は大きな問題だった」
アリス「とはいえ、イレギュラーズもストライカーと思しきあの小動物が無得点に終わっちゃったけどね」
慧音「うむ、それもまた今後の課題だろうな。 サッカーはFWが点を取り、MFが試合を作り、DFとGKが守る。
   全てのポジションの者が己の役割をはたしてこそ勝利が生まれるスポーツだからな」
アリス「そういう事ね」
来生「そーそー、点を取るのはこの点取り屋の俺に任せろー!」

この試合を最初から見ていた慧音、後半から見始めた来生とアリスの3ボス同盟の面々はといえば……。
来生は滝が敗北を喫した事に悔しがり、慧音とアリスは試合を総括するようにして意見を交換しあう。
(外来人を含めた一部を除き)常識人で集められたと言われる3ボス同盟の中でも、特にブレインの面を担当するこの慧音とアリスにとって、
戦術などの議論は半ば趣味のようなもの。
慧音は己の持論、「各ポジションに主要な選手がいるチームこそが理想的なチーム」というものを改めて説きつつ……。
能天気に高笑いをする来生の頭を軽く小突きながら、フィールドの戦士たちに改めて視線を送るのだった。

慧音「いずれはあのイレギュラーズも、我々と戦う時が来るのだろうな」
アリス「そうね……。 間にチルノ達のチームを挟んで、その次に私たちと……って所かしら?」
慧音「だろうな……。 (さて、それまでにどれだけ成長をしてくるのかな……)」
来生「わははは! 3ボス同盟の点取り屋、来生哲兵様がいる限り負ける要素は一つもないぜ!」
慧音「(……うん、私はイレギュラーズの心配よりも哲兵を成長させる事に集中しないといかんな)」

595 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:03:34 ID:???
ダークドリーム「やったやった〜! 勝った勝った〜! わーい!」
ブースター「キュ〜♪」
水銀燈「ふんっ、この私がいるんだもの。 勝って当然じゃなぁい?」
ダークドリーム「クーガー、ナイスゴール〜!」
クーガー「フヮハハ、なぁに、この程度のゴール。 俺のスピードの前じゃ朝飯前よォ!」
アイビス「………………」

一方でフィールドではこのクーガーのゴール。
そして、イレギュラーズの記念すべき初試合初勝利にほぼ全員が歓喜していた。
特にダークドリームはにこにこと実に嬉しそうな笑みを浮かべながら、両手を上げて喜んでおり。
これにはノリのいいクーガーが軽くハイタッチをして勝利を分かち合い、
ブースターがその足元でぴょんぴょん跳ねまわりこちらも嬉しそうにしている。
水銀燈はあくまでもクールに笑みを浮かべ……アイビスもその輪を遠巻きに見ながら、誰にもわからない程度に薄く笑む。

律子「(はぁー……やっと終わってくれた……。 殆どボールが飛んでこなかったとはいえ、緊張しっぱなしだったわよ。
    ゴールキーパーって手を使える分素人でも出来るかと思ったけれど、最後の砦なんだから責任重大なのよね……)」
ユーノ「お疲れ様、律子。 大丈夫?」
律子「あ……ええ、大丈夫です。 優秀なDFやボランチのお陰で、出番は殆どありませんでしたからね」
カイン「フッ……確かに、クーガーや佐野、ダークドリームらに比べると俺達の出番は殆ど無かったな」
剣崎「ウェヘヘ……いいじゃないか、DFが暇っていうのは攻撃陣が攻めっぱなしって証拠だ」
レイ「そりゃそうなんだがやっぱ暇なのはつまらんねぇ。 あー、こんな事ならオーバーラップとかいうのしたかったよ」

ゴール前ではゴールキーパーの律子を中心に、こちらも勝利を喜び分かち合う。
律子は初めてのスポーツの真剣勝負、初の試合、
そして責任重大なキーパーという役職とあってか他の面々に比べ緊張の度合いも大きかったようだが。
そんな様子は露ほども見せずに笑みを浮かべ、ユーノはそんな律子を労いながらにこりと笑みを返す。
カイン、レイは己らの出番があまり回ってこなかった事に少々物足りなさを感じていない様子だったが……。
それは剣崎に、チームがいい調子ペースで攻撃権を握り続けれた事だと説明をされていた。

そして、我らがキャプテン――主人公の佐野君はといえば……。

596 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:05:03 ID:???
佐野「ィヤッホー! 勝った勝ったー! イェーイ!!」

めちゃめちゃ喜んで小躍りをしながら勝利の美酒に酔いしれ、軽く馬鹿になっていた。

ダークドリーム「やったね、満! 私たち勝っちゃったよ!」
佐野「おうよ、勝っちゃったぜダークドリーム! クーガーさん、ナイスゴールだったぜ!」
クーガー「美味しい所を貰っちまって悪かったな佐野! 次の試合じゃお前が決めろよ」
佐野「おうさ! ブースターもよくやった、得点にはならんかったけど二次的なチャンスは作れてたからな。
   あれはあれでいい仕事だった」
ブースター「キュー……」
佐野「うん、何を言ってるかわかんね。 水銀燈も今日は大活躍だったな、地味だったけど。
   よく相手の攻撃を止めてキープに成功してたな、地味だったけど」
水銀燈「あぁ? 何、あんた喧嘩売ってんの?」
佐野「滅相もござーせん。 アイビスさんも機会は少なかったけど、
    センタリングを上げてくれたり最低限の仕事はしてくれたな」
アイビス「……別に。 あんたの為にやった訳じゃない」
佐野「わひゃひゃひゃ! わろとけわろとけ!」

ダークドリームと同じくらい……否、もしかしたらそれよりもっとこの勝利を喜んでいるかもしれない佐野。
中学時代、高校時代、共に全国大会に出る事は出来ても優勝をする事が出来ず、
あくまでもそこそこの地位と実力を得る事しか出来なかった事が原因なのか。
勝利を貪欲なまでに渇望していた彼は、この外来人をかき集めただけで出来上がった即席チームの初勝利をやたらと喜んだ。
喜び過ぎて攻撃陣全員とハイタッチをし、アイビスに引かれてもあまり気にしないくらいにハイテンションだった。

ザッ……

佐野「ん?」

しかし、佐野が勝利を喜ぶのと同様に、敗北を悲しむ者も出るのが勝負の常である。
尚も小躍りをし歌っちゃいそうな勢いを見せる佐野の背後に、この試合の敗者が現れるのだが……。

597 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:06:28 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★後ろの正面だ〜れ→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→静葉「私だ」 穣子「また騙されたな」 神々
ダイヤ・ハート→滝「……お前、そんな性格だっけ?」 ちょっと呆れた顔の滝さんです
スペード・クラブ→レティ「……そこまで喜ばれると、逆に憎む気持ちも起きないわね」 なんともクールなレティさんです

598 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 02:06:52 ID:???
★後ろの正面だ〜れ→ ダイヤ7 =★

599 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 02:08:15 ID:???
JOKERw

600 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/26(月) 02:09:33 ID:???
神様こーへんかった……という所で本日はひとまずここまで。
明日でなんとか試合後パートに入り、勝利ボーナスあげちゃいたいところです。
それでは、お疲れ様でしたー。

601 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 02:23:43 ID:???
色々課題はあったけど、それすら価値有る一勝でしたね
面白い試合でした。お疲れ様です

602 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:11:15 ID:???
>>601 どうも乙ありがとうございます。これからも面白い試合だったと言っていただけるように頑張ります。

>★後ろの正面だ〜れ→ ダイヤ7 =滝「……お前、そんな性格だっけ?」 ちょっと呆れた顔の滝さんです★
==================================================================================================
佐野「ぅおわっ、滝さん」

佐野の背後に立ち、有頂天状態の佐野に声をかけたのは滝 一。
今日の試合、前半こそはチームが押されていた為か目立つ機会は得られなかったものの。
後半からはナズーリンとの脅威のコンビ技を見せ、1点を返した男である。
彼はどうにも、自分の知っているものとは何か性格が変わっている気がする佐野を前にし、少々呆れている様子だったが……。
とにもかくにも、互いの健闘を称えあうように握手を求め、佐野もこれに応えるように手を差し出す。

滝「とりあえずお疲れさん。 少し話があるんだがいいか?」
佐野「どうも、お疲れ様です。 話ってなんですか?」
ダークドリーム「(うわ、満が敬語使ってる〜)」

試合中も散々滝に対して色々と無礼な発言をしてきた佐野であるが、試合が終わりさえすれば佐野は滝の後輩である。
次籐洋という九州男児を絵に描いたような男を慕い、
体育会系の上下関係をみっちり教育されてきた佐野が学年が上の滝に敬語を使うのは当然なのだが……。
普段の佐野の口調などを知るダークドリームらからしてみれば見慣れない光景である。
しかし、佐野は周囲にそんな事を思われているなどまるで考えず、滝の話とやらに耳を傾ける。

滝「実はこの後、合同練習しないかと思ってな」
佐野「合同練習……ですか?」

滝から返ってきた思わぬ言葉に、佐野は思わず間抜けにもオウム返しをするのだが……。
滝は一つ頷きながら、更に続ける。

603 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:12:16 ID:???
滝「俺もこのチームに入って知ったんだけどな、どうも幻想郷のサッカー界ってのは割とチーム間での争いってのが緩いみたいなんだよ。
  例外はあるみたいだけどな」
佐野「へー……」
滝「で、試合が終わった後は互いのチーム同士の交流を兼ねて、合同で練習をする事も多いらしいんだ」
佐野「なるほど……」

違うチーム同士が合同で練習をする事によって、互いのチームの良い所を吸収出来る。
無論、デメリットとしては自分のチームの情報を他者に漏らしてしまう事が起こってしまうというものがあるのだが……。
滝の話によると幻想郷ではチーム同士でのいざこざというものは殆ど無いらしく、
それぞれが互いを高め合う為にも、この合同練習が積極的に行われているらしい。

滝「お前……イレギュラーズさえ良けりゃ、昼飯食った後にでも始めたいんだが」
佐野「そうですね……俺としちゃ大賛成ですけど、まずは皆に聞いてみないと……」

確かに佐野はキャプテンではあるが、チームメイト達に無断でこのような事を決めるのはいけないだろうと判断。
滝に断りを入れると周りで話を聞いていた攻撃陣、そしてゴール前にいた守備陣を集め、
滝の提案を受けるべきか断るべきか皆の意見を聞く事にする。

律子「私としては願っても無い事ね。 少しでも練習の機会は多くしておきたい所だし」
佐野「いいのか、りっちゃん。 午後から八雲紫ルート以外の元の世界への帰り方を探さんでも」
律子「ええ、どうせあてもないしね。 レベルアップが出来る機会があるなら、そちらを優先して選択しましょう」
佐野「他の皆は?」
レイ「あたいも動き足りないくらいだからね! 願っても無い話さ!」
ユーノ「実力アップだけじゃなく、1ボスチームの皆と交流をして交友関係を広げておくのも今後を考えればいい事だしね」
ダークドリーム「やる〜!」
水銀燈「……私もいいわよぉ。 練習で私を吹き飛ばしたあの芋を吹き飛ばし返してあげる」
剣崎「お前、その前に強引なドリブルで吹き飛ばしてたじゃないか……」

604 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:13:21 ID:???
意見を聞いてみれば、中には少々物騒なものはあったものの概ね肯定的。
唯一アイビスだけは終始無言を貫いていたが、特に反対をする事もなかった為、佐野は滝にOKである旨を伝える。

佐野「OKです。 合同練習の件、よろしくお願いします」
滝「うし、んじゃよろしくな」
佐野「……ところで、なんでわざわざ滝さんが言いに来たんです? こういうのってキャプテンの役割でしょ、普通」
滝「そりゃまぁそうなんだがな……うちのキャプテンは今、ちょいと忙しくて」

確かに佐野の言う通り、このようなチーム間の話し合いをするならば、
代表として佐野に話しかけに来るのはキャプテンであるレティの役目である。
なのにどうして滝が来たのかと佐野が問いかけると、滝は苦笑いを浮かべながらちら、と自陣で固まっている1ボスチームの面々を指さす。

605 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:14:29 ID:???
リグル「うぅ……ごめんねみんな。 私がちゃんと決めてれば……」
レティ「たらればを言ったら駄目よ、リグル。 そんな事を言ったら、3失点もしてしまった私たち守備陣はどうするの」
ヤマメ「いやぁ……そりゃ3失点は全部私の責任だよ。 全部レティがいない間に決められちゃってるもん。
    レティは何も悪くないさ」
レティ「そもそも私がクリアーに失敗していなかったり、ドリブルを止めていさえすればそのピンチも無かったのよ。
    ゴール前の人数が薄くなればゴールを割られてしまう……至極当然の事よ。 全てが全て、ヤマメの責任ではないわよ」
ヤマメ「レティ……」

1ボスチームの面々は固まり、その中でリグルとヤマメが、
今日の試合の責任を全て背負ったかのような顔色でぶつぶつと呪詛を呟くように謝罪をしていた。
元々常識的でありながらも、自らの実力不足がチームの足を引っ張っている事を熟知しているこの2人。
リグルは零れ球をちゃんとねじ込めてさえいれば、ヤマメはレティがいなくても守れてさえいればとただただ悔いていたのだが……。
これをレティは丁寧に優しくケアをし、励ます。

静葉「その通りだ。 問題は如何にして、この敗北を次に生かしていくかではないか?」
穣子「勝つ者がいれば負ける者もいるのがサッカーというスポーツだ。 負けて俯くだけでは、何も始まりはしないぞ」
静葉「お前たちがどのようにこの敗北を受け止めるも、それはお前たちの自由だ。 だが……」
穣子「神の言う事は……聞いておくべきではないか?」

因みにその横では秋姉妹がなんかいい事っぽい台詞を吐いていたのだが、誰も聞いちゃいなかった。

606 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:15:48 ID:???
滝「……とまぁ、レティさんはあれがあってな。 俺が言いに来たってこった」
佐野「なるほど、納得です」

確かに仲間を励まし精神面でのダメージをケアするという役目は、キャプテンであるレティにしか勤まるものではないだろう。
佐野は納得したように頷きながら、改めて滝とお互いの幻想郷に来てからの経緯について話し合い始める。

滝「そういや、お前のチームって全員外来人なんだよな? ……なんか一部、見た事が無い動物とか混じってるけど」
佐野「ええ、まあ。 それがなんとも妙な話なんですけど、うちのチーム……10人と1匹全員が全員、出身世界が違うらしいんですよ」
滝「はァ? なんだそりゃ」

まず佐野は滝に、自分と他のメンバーたちが全員違う世界からこの幻想郷に来たのだ、という事を説明した。
正直言って異世界などという非現実的な話はこの幻想郷だけで十分だ、と実に常識人な滝は考えていたのだが……。
ブースターのような見た事も無い動物の存在や、律子の持つ超小型の携帯電話などを説明すると納得せざるを得なく。
なんとも厄介そうな事に巻き込まれたなと頭をかきながらため息を吐く。

滝「そんで、博麗大結界とやらを解いて外の世界に返されたとしても……全員の出身世界が違うからどこに出るかわかんねぇ、って事か」
佐野「はい。 まぁ俺もそこら辺はよくわかってないんで、詳しく知りたければユーノ君に聞いてください」
滝「いや、遠慮しとく」
佐野「そうですか……。 ……あー、ところで滝さん。 試合前に言ってた、他の外来人ってのは……」
滝「ん……あー、それな。 まずその1人はあの観客に交じってる来生の事だ」

そして今度は佐野が滝に、滝の言っていた他の外来人の事について説明をしてもらおうと質問をする。
これには滝が疲れたような表情を浮かべながら、観客席でまた何かやらかしたのか慧音に叱られている来生を指さす。

607 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:17:03 ID:???
佐野「はぁ……まぁ、それははい、わかってました。 ……ところであの来生さんの隣にいる人たちは?」
滝「ありゃ来生が世話になってる慧音さんとアリスさんだな。 ま、後で挨拶してこい。 2人ともマジで親切だ。
  特に慧音さんはマジで親切だ。 来生を家に置いてくれてる」
佐野「……女神ですか」
滝「(命蓮寺にはそれを上回るくらいの聖女がいるけどな)」

よもやあの来生を自宅に置くとはと、佐野は信じられないものを見るかのように慧音を見つめ。
滝はその横顔を見ながら、自らが世話になっている命蓮寺の聖女を思い浮かべる。

滝「で、他にも外来人はいる。 当然お前も知ってる奴なんだが……佐野、お前3日後って暇か?」
佐野「へ、3日後ですか?」

そして話は来生とはまた違う外来人へと移るのだが……ここで滝は佐野に3日後の予定を尋ねる。
一瞬意図がわからなかった佐野はキョトンとした表情になり、
滝は言葉が足りなかったと謝りながら続きを話す。

滝「実は3日後、その外来人がいるHズと試合をするんだよ。 良かったら観戦に来ないかと思ってな」
佐野「ま、Hズ? あのチルノのですか!?」
滝「おっ、知ってるのか。 そうだ、そのHズだ」

1ボスチームの1つ格上のサッカーチームと称される超ウルトラ必殺スペシャルHズ。
そのキャプテンを務めるチルノは、佐野がつい先日知り合ったばかりの妖精。
まさかそんなチームに佐野の知る者が加入をしたとは思っていなかった為、佐野は大きく狼狽をする。

608 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 01:18:05 ID:???
佐野「……来生さんじゃないんですか、そのHズに入ったのって」
滝「……まぁ、知能レベルはどっこいかもしれないけどよ。 来生はあの慧音さんが率いる3ボス同盟ってトコにいるんだ」
佐野「3ボス……(……これはHズの次に戦うフラグか。 って事は、Hズに入ったって人もなんか読めてきたような気がする)」
滝「それにチルノの奴も馬鹿にしたもんじゃないぜ、アレで中々やるよ。
  チームのブレインって意味じゃ、そのHズに入った奴や他のメンバーが補ってるしな。
  ……まぁ、個性的な奴がいるって事は否定しねーけどよ」
佐野「(……滝さんとこの秋姉妹って奴らよりインパクトあんのかなー。 あったらどうしよう、怖いなー)」
滝「で、どうする? 試合見に来るか?」
佐野「え? そ、そうですね……」

A.「ぜひ伺わせてもらいます」 試合を見に行く約束をする
B.「折角ですが予定が決まってるんで……」 丁重にお断りする

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※この試合パートが終わった後の日々の予定は、1日後(日常パート)→2日後(練習パート)→3日後(日常パート)となっております。
 試合を観戦に行く場合、日常パートの時間を2/3使う事になります。
※試合にはイレギュラーズメンバーを2名観戦に連れて行く事が出来ます。
※試合では数値の判定などは行わず、全て描写で決定しますので敵チームなどの具体的な能力値は判明しませんが、
 大まかな選手の特徴などは判断がつくでしょう。
※断った場合は普通の日常パートを行います。味方のイベントをとにかく進めたい場合はこちらをどうぞ。

609 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 01:18:31 ID:JNXWXuxw


610 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 01:19:46 ID:OI9D19ZE
A

611 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:27:18 ID:???
>A.「ぜひ伺わせてもらいます」 試合を見に行く約束をする
========================================================================
以前に霊夢が言っていた事を考えれば、佐野達イレギュラーズが次に戦うのは超ウルトラ必殺スペシャルHズ。
そのチームと1ボスチームとの試合を観戦する事は、次の試合の役にも立つだろうと佐野は判断。
滝の誘いを断るのも後輩の手前忍びなく、2つ返事で了承をする。

滝「お、そうか。 んじゃ試合は昼前に霧の湖コートでやるからな」
佐野「はい」
滝「んじゃ……そうだな。 さっき言ってたように、来生達に挨拶に行くか?」
佐野「そうですね」

その後、佐野は滝と共にフィールドを出て来生達の元へ向かった。
レティ達とは後でいくらでも交流が出来るが、試合を観戦に来た慧音たちは練習が終わると帰ってしまうだろう。
その前に一言二言だけでも挨拶をしておき、交友関係を広げておこうと佐野は考えたのである。

来生「よ、滝、それとまr……佐野! 久しぶりだな!」
滝「……お前は本当、相変わらずというかなんというか」
佐野「どうも……お久しぶりです(だから丸山って誰だよ本当に……)」

佐野達が近づくなり、大声を上げて声をかけたのはやはりというかなんというか来生である。
能天気さ全開といった声色と、三歩も歩かなくてもすぐに人の名前を忘れてしまうこの男は、
しかしそんな事も気にせず何の悩みも無いような笑顔を浮かべ。
滝と佐野は呆れたようにして、共にため息を吐く。

慧音「久しぶりだな、滝君。 そして、初めまして佐野君……2人とも、良い試合だったよ」
佐野「あ……ど、どうも、初めまして。 佐野満です」
慧音「うむ、私は上白沢慧音だ。 外界からいきなり幻想郷に来ては、勝手も違って困惑する事も多いだろう。
   何かあれば、いつでも人里に来て私を頼ってくれていいよ」
佐野「(……女神か、やっぱり)」

612 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:28:41 ID:???
そして次に慧音が口を開き、佐野と滝を労いつつ佐野を気遣うような言葉をかける。
水銀燈といいアイビスといい律子といい、割と辛辣だったり反抗期だったりする女性メンバーに囲まれた佐野は、
思わず慧音の優しい言葉に涙しそうになりながらもそれを懸命に堪えながら頷く。

慧音「既に聞いているかもしれないが、私は人里で寺子屋を務める傍ら、3ボス同盟というサッカーチームの主将も務めている。
   ……いずれ君たちとも戦う時が来るだろうが、その時を楽しみにしているよ」
佐野「は、はい!」

何とも優しげな表情を浮かべながら、慧音は佐野に戦える日を楽しみにしていると告げるのだが……。

来生「ハッハァー! ま、俺がボッコボコにしてやるけどな!」
佐野「………………」
慧音「哲兵! そういう物騒な事を言ってはいけないと何度言ったらわかるんだ!
   いいか、そもそもスポーツとは相手をボコボコにするしない云々ではなく、
   互いを尊重し敬い持てる死力を尽くして戦う事に意義があり、
   勝ったからといって天狗になるでなく負けたからといって卑屈になるではなく……」

そんな空気はこのKY、来生の手によってあっさりと破壊をされた。
瞬間、慧音は般若の形相になりながら来生の肩を揺さぶりつつ説教をし……。
佐野は女神が一瞬にして鬼に変わったと、あまりの豹変っぷりに恐怖をしながらも、ええぞもっとやったれと心の中で慧音を応援する。

佐野「(っていうかなんつーかこう、真面目な人だな慧音さん。
    来生さんにどんだけ説教しても変わる筈がねーのに……うーん……)」
アリス「……その辺にしておけば、慧音。 あんまり揺さぶると余計悪化するかもしれないわよ」
滝「これ以上悪化のしようが無い気もするんだけどな」
慧音「うむ……」
来生「わかるだろ、ララァにはいつでも会いに行けるからさ……」
佐野「……ちょっとトリップ入ってますよこれ」
慧音「いつもの事だ、気にしなくて大丈夫。 ……それよりアリス、お前も挨拶をせんか」
アリス「……ああ、そうね。 私はアリス=マーガトロイド、魔法使いよ。 3ボス同盟ではMF、ま、よろしく」
佐野「は、はぁ……どうも」

613 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:29:53 ID:???
その後、慧音は来生への揺さぶりを止めたものの、来生はその衝撃からか奇妙な言葉を口にするのだが……。
慧音はこれをいつもの事だと言ってスルーしつつ、ここまで無言を貫いていたアリスに挨拶をしろと促す。
するとアリスはやや面倒そうに眉を顰めつつも、軽い調子で佐野に向けて自己紹介。
その素っ気なさに佐野は慧音とは違って取っつき難そうな人だと感じながらも、会釈を返す。

佐野「3ボス同盟……来生さんもそのチームに入ってるんですよね?」
来生「おう! この俺様こそ、3ボス同盟の点取り屋だぜ!!」
佐野「(うわ、もう復活してる……。 しかし、この人馬鹿は馬鹿だけど実力は確かだからなぁ……。
    Jrユース時代はなんだかんだ言って日向の奴の相方だったし)」

慧音、アリス、そして来生。
まだ慧音とアリスの実力はわかってはいないが、1ボスチームやHズとは一線を画する程という話を信じるならば、
まず間違いなく今のイレギュラーズでは手も足も出ない相手なのだろう。
何より唯一実力の程がわかる来生にしても、オツムの方はかなり残念だがサッカーの実力は確か。
油断をしていて勝てる相手ではないのだろうな、と佐野は改めて思う。

滝「因みに俺の住んでる命蓮寺からも3ボス同盟に入ってる奴いるぜ」
慧音「他にも、地底の鬼や山の谷河童、紅魔館の住人も私のチームに加入してくれてるぞ」
佐野「へー……滝さんのお寺の人に……鬼と河童かー(やっぱ金棒持ってたり頭に皿あったりすんのかな)」
アリス「ところであなたたち、午後から合同練習をするんでしょう? こんな所で立ち話してる暇なんてあるの?」
滝「あっ、いけね! そろそろ飯食っちまわないと時間無くなるぞ」
佐野「え、マジですか!? えーっと、それじゃあこれで失礼します!」
慧音「うむ、練習頑張ってきなさい。 また何かあれば、いつでも人里に来るといい」

その後も他の3ボス同盟に加入をしている選手の大まかな情報を聞いたりしていた佐野だったが、
そろそろ昼食を取らなければ午後からの合同練習に間に合わない時間となり、
佐野は慧音らに別れを告げると汗に塗れたユニフォームから練習用のジャージに着替え。
佐野はイレギュラーズベンチに、滝は1ボスチームベンチにそれぞれ向かい昼食を取りに向かった。

614 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:32:20 ID:???
霊夢「あんたは何をふらふらほっつき歩いてるの」
佐野「滝さんに誘われて3ボスの方々とお話してたんだよ。 っていうか霊夢ちゃん、ごはん!」
霊夢「はいはい……」

試合が終わるなり滝と共に観客席に消えていった佐野を冷たい視線で霊夢は見つめるものの、
佐野は特にへこたれた様子もなく霊夢にご飯を要求。
これに霊夢は呆れるようなため息を吐きながら、お手製の弁当を手渡し、佐野は早速蓋を開けて食事を開始しようとするのだが……。

霖之助「お食事中すまないね、少しいいかな?」
佐野「ん……あ、えーっと……霖之助さん」

そんな時、ふとベンチを訪れたのは今日の試合、実況を担当した森近霖之助。
試合中の雰囲気とは打って変わって、
元のどこか枯れたようなムードを漂わせるこの霖之助を見て、佐野は一体どうしたのだろうと首を傾げるも。
霖之助は無表情のまま佐野に自らがここに赴いた訳を説明する。

霖之助「実はこの幻想郷では、試合に勝った方に僕の営む香霖堂から特別にアイテムを提供するのが通例になっていてね。
    その商品を渡しに来たんだよ」
佐野「え、アイテム?」
霖之助「ああ」

曰く、霖之助は観客の入場料から少しずつ利益を貰う代償として、自らが所持するアイテムを勝利チームに提供しているのだという。
そんな話は聞いていなかった佐野としては寝耳に水な話であるが、とはいえ貰えるものは貰っておくのが佐野の主義である。

615 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:33:29 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★勝利ボーナス:アイテム→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→いのちのたま(常時全能力+2、ガッツ消費量2倍)
K→ピントレンズ(技を持っていないオフェンス行動をした際、1/4で+2の補正)
Q→するどいツメ(技を持っていないディフェンス行動をした際、1/4で+2の補正)
J→するどいキバ(技を持っていない接触行動をした際、1/4で+2の補正)
10→がくしゅうそうち(味方がJOKER覚醒した時のみ、自身も11・12覚醒の効果を受ける)
9→きょうせいギプス(全能力−1。試合時11、12でもJOKER覚醒扱いとなる)
8→ふうせん(浮き球補正+1/+1。浮き球接触プレーで敗北すると効果が無くなる)
7→フォーカスレンズ(シュートがポスト・枠外にならない)
6→しろいハーブ(ガッツが299以下になってもその試合中は能力が減少しない、怪我ペナを受けない(プレイ不能にはなる)。使い捨て)
5→パワフルハーブ(連携技を味方と距離が離れていても繰り出せるようになる。使い捨て)
4→オボンのみ(ガッツ1/2以下で自動使用。ガッツ200回復。使い捨て)
3→オレンのみ(ガッツ1/2以下で自動使用。ガッツ100回復。使い捨て)
2→おいしいみず(ガッツ200回復。使い捨て)
A→ねらいのまと(味方のブロックがシュートを零れ球にし、キーパーの数値が2≧で勝ってる際。
        零れ球にならずキーパーの判定を有効とする。相手のシュートがポスト・枠外にならない。キーパー専用)

616 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:36:52 ID:???
>>614>>615の間には以下の文章が入ります。

###########ここから###########

佐野「でもいいんですか? 今日の試合って観客から入場料取ってないでしょ……ここ入る時係員とかいなかったし」
霖之助「確かにいなかったけれど、まあ先行投資という奴さ。 大きな会場で試合を出来るようになる時の為のね。
    それにいい試合を見せてくれたお礼みたいなものだから、快く受け取ってほしい」
佐野「……そういう事なら」

枯れたようには見えても、霖之助もまた幻想郷サッカーのファンの1人である。
今までに見た事のないチーム、イレギュラーズのサッカーを見れて嬉しく思っていない筈もなく、
微かに微笑を浮かべながら商品を差し出し……。
そういう事なら、と佐野も満更でもなさそうに商品を受け取るのだが……。

###########ここまで###########

皆さん脳内補完よろしくお願いします、申し訳ないです。

617 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/27(火) 02:39:49 ID:???
遅くなりすぎて申し訳ありませんでした、本日はひとまずここまでです。
明日はアイテム授与から合同練習終了までいけたらいいなと思います。
それでは、お疲れ様でした。

618 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 02:44:49 ID:???
★勝利ボーナス:アイテム→ ダイヤ3 =★
乙でした

619 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 02:49:28 ID:???
★勝利ボーナス:アイテム→ クラブJ =★
乙です。きょうせいギブスほしいなー

620 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 10:06:21 ID:???
消費アイテムか
手間を掛けて育てりゃ量産できるかな

621 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 15:26:24 ID:???
日常パートはチームメイトとの交流しかできないから多分無理だと思う

622 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 00:50:53 ID:???
>>618 どうも乙感謝ですー。
>>619 乙どうもです。きょうせいギプスは全能力ダウンが痛いですがダイスがあらぶれば一気にパワーアップできますからね。
>>620-621 ゼニガメじょうろもホエルコじょうろもコダックじょうろも無いからね。仕方ないね……。

>★勝利ボーナス:アイテム→ ダイヤ3 =オレンのみ(ガッツ1/2以下で自動使用。ガッツ100回復。使い捨て)★
============================================================================================================
佐野「……デザート?」

佐野が霖之助から手渡されたもの、それは手の平にちょこんと乗る程度の大きさの青い果実だった。
アイテム・賞品というからには、もっとこう機械的だったりするものでもくれるのかと思っていた佐野は、
大きく予想を外される代物を受け取ってどうリアクションを取るべきか困るのだが……。
それを察してか、霖之助はその商品――青い果実の説明をする。

霖之助「それはオレンのみという果実でね、この幻想郷でもところどころに自生している木の実なんだ」
佐野「え……じゃあ貴重でもなんでもないんじゃ……?」
霖之助「それがそういう訳でもないんだよ」

そこら辺に成っているという木の実が賞品というのは、些か味気ないのではないかと佐野は考えるも、
霖之助はこれにも慌てず説明を付け足すように話を続ける。

霖之助「実は元々オレンのみは人間が摂取出来ないくらい渋くてね、これはそれを品種改良した種なんだ。
    成功した数は結構少ないから希少なものなんだよ」
佐野「ほうほう……で、どうして人間が食べられるように品種改良したんです?」
霖之助「それはこの実が体力回復に効果を発揮するからさ」

623 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 00:53:11 ID:???
霖之助の話によると、元々オレンのみは昔から薬などとして使用されていたものらしい。
特に麻痺や毒を治したりといった効果は得られないものの、即効で体力を回復させる事が出来、
風邪などを引いて弱っている人は、このオレンのみの薬を飲んで体力をつけ病を治そうとしていたのだという。

霖之助「だけど誰だって苦いものは飲みたくないし、薬などにするより直接食べた方が効果が覿面なんだ。
    それなら渋みを取れるよう品種改良をして誰でも食べられるようにすればいい、という事になったんだ」
佐野「なるほど。 体力回復……しかも即効性があるのか」
霖之助「ああ、サッカーの試合で疲弊した体にも効果があるのは確認済みだよ。 もちろん、人間以外のものにもね」
佐野「(水銀燈やブースターにも効果ありって事か)」
霖之助「本当ならこのオレンのみよりも更に体力回復に効果のあるオボンのみを持ってくるつもりだったんだけど、
    生憎とそちらは品切れでね」
佐野「いえいえ、そもそもアイテムを貰えるなんて期待してなかったですから貰えるだけで十分ですよ。 ありがとうございます」

確かに話を聞く限りでは効果は微妙なものに思えるかもしれないが、それでもあると無いとでは大違いである。
佐野が感謝を述べると霖之助は一礼をした後、イレギュラーズベンチから去ってゆくのであった。

佐野「うーむ、しかし木の実か……。 これしばらく置いてたら腐るとか無いよな?」
霊夢「安心なさい、オレンのみは収穫しても常温で置いておけば1年くらいは余裕で持つから」
佐野「それはそれで怖いぞおい」

※佐野君が「オレンのみ」を手に入れた!
 入手をしたアイテムは、次回以降の試合前に誰に装備させるか選択が出来ます。

624 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 00:54:27 ID:???
こうして霖之助からの勝利のご褒美というサプライズプレゼントを貰った後、
佐野は昼食を取り、いよいよ1ボスチームとの合同練習の時間となった。

わいわい がやがや 

佐野「うん、こんだけ人がいりゃいつもの練習よりも効果的なもんが出来そうだなぁ」
滝「おい佐野、一緒に練習しようぜ」
佐野「あ、滝さん。 ……なんで俺と?」
滝「なんだかんだ言って、お前のドリブルは技は無いけど基礎がなってるからな。
  サイド際じゃなきゃイマイチ幻想郷トップレベルとはいかない俺としちゃ、
  見習っておきたい所だし、折角だからコツでも教えてもらおうと思ってよ」
佐野「うゎははは、いやいやそんな滅相も無い」
滝「……お前本当にそんな性格だっけ?」

イレギュラーズと1ボスチーム、合わせて22人がフィールドで練習をし合う様子を見て嘆息をしていた佐野に共に練習をしようと誘う滝。
技こそないものの基礎がしっかりとしている佐野のドリブルは、
サイド際以外でのボールキープはまだまだと言える滝にとって羨むべきものであり。
素直に感想を述べながら師事を乞えば、佐野は台詞とは裏腹に実に照れたような情けない顔をして頭をボリボリと掻き、
滝は呆れたような声を出す。

滝「まぁいいや……俺もお前に色々教えてやっからよ、どうだ?」
佐野「はい、それならもう全然オッケーですよ。(滝さんだってドリブル技持ってるし、パスの上手さは別格だからなー。
   色々教えてもらえれば、出来る事が増えそうだ)」

佐野としても滝が色々教えてくれるというのならば、それを断るつもりなど毛頭ない。
滝の問いかけに対して力強く頷くと、こうして外界から来たサッカー選手2人は共に練習に励む事になったのだった。

………

……



625 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 00:56:02 ID:???
霊夢「はーい、ここで試合に勝った場合の勝利ボーナスについて説明しておくわね。
   まずその勝利ボーナスの1つは、既に出ちゃったけれど霖之助さんから貰った商品の事よ。
   今回はいまいち微妙なアイテムを貰ったけれど、この結果も1ボスチームとの戦いだったから。
   もっと強いチームと戦っていけば、貰えるアイテムも少しずつグレードアップしていくわ。

   因みに、アイテムはこの勝利ボーナス以外に日常パートでもゲットできる事が稀にあるのだけど……。
   本当に稀だから、そちらではあまり期待しない方がいいわ。 貰えればラッキー、程度に心の隅に留めておいてね。

   次に勝利ボーナスの2つ目はこの合同練習よ。
   ここでは佐野君が、戦ったチームに所属をする『外来人』と一緒に練習をする事が出来るの。
   そして、なななんと! この練習ではその外来人に協力をしてもらって技を開発する事が出来るわ。

   もちろん教えてもらえる技は外来人によって異なるのだけれど、その技の覚えやすさは通常の練習パート以上よ!
   基本的には2D6を使っての判定になるのだけれど、特に『覚えやすい』ならよっぽど運が悪くなければ一発取得できるし、
   『やや覚えやすい』でも平均が出れば覚えられるの。
   更に、どんなに失敗をしてもフラグだけは必ず取得できるから言う事は無しね。

   ただし、練習機会は通常の練習パートとは違って1回のみよ。
   確実に技を覚えられるよう覚えやすい練習をするか、失敗してもフラグは貰えるんだからとあえて難しい練習をするか……。
   そこは皆さんの判断次第ね。

   あ、そうそう。 因みにこの合同練習パートは敗北をした場合もやるのだけど、
   その場合は技もフラグも覚えられない予定なの。
   だから試合には必ず勝って、この合同練習パートを無駄な時間にしないようにしましょう!

   ……それと、この合同練習パートではイレギュラーズの他の仲間・『2人』にイベントが発生するわ。
   これは日常パートと違ってランダムで選定されるから、ご了承を。
   それでは、グッドラック!」

626 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 00:57:05 ID:???
☆ライン際のビーバー野郎、滝君と練習をします。 滝に何を教えてもらいますか?

○滝の教えやすさ度
覚えやすい:ドリブル技、パス技
やや覚えやすい:なし
普通:タックル技、パスカット技
覚えにくい:シュート技、ブロック技、トラップ技、クリアー技

A.ドリブル技
B.パス技
C.シュート技
D.タックル技
E.パスカット技
F.ブロック技
G.トラップ技
H.クリアー技

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

☆残り回数 1/1

627 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 00:57:21 ID:deoN3fpM


628 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 00:57:48 ID:Za9mSB5U


629 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:02:28 ID:???
巨乳な神様と仲良くなる方法は教えて貰えないんですか!

630 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:15:42 ID:???
巨乳な妹を下さいと言えませんか!?

631 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:17:20 ID:???
晩飯のハッシュポテトうまかったなー

632 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:17:35 ID:???
>>629-630 滝「ったくしょうがないな、紹介してやるよ。 ホラ、巨乳で神様で妹だ」 穣子「私だ」 静葉「また騙されたな」

>A.ドリブル技
===========================================================================
佐野と滝は、まず初めに滝の練習を佐野が見る事から始めた。
スキルステップという独特のドリブル技を持つ滝だが、その純粋なボールキープ力は佐野には劣る。
サイド際での突破力こそかなりのものだが、もしも中央に置くとするなら……そのドリブルは決して幻想郷トップクラスとは言えない。
ナズーリンとのコンビシュートを考えれば、今後はサイドだけではなく中央でプレーする事も増えるだろうと考える滝は、
佐野の先輩に対してまるで遠慮のないコーチングを受けながら、めきめきとその実力を伸ばすのだった。

滝「よし、サンキューな佐野。 Hズと戦う前に、少しでもキープ力は高めておきたいからな」
佐野「(Hズってタックルが上手い奴でもいるのか……?)いえいえ、気にしないで下さいよ。
   俺だってこの後、滝さんにコーチしてもらうんですから」
滝「ああ、そうだな。 しかし何を鍛えるんだ、お前?」
佐野「そりゃもうドリブルですよ、常識的に考えて」

こうして練習時間が丁度半分を回った辺りで滝の練習は終わり、今度は佐野の練習を滝が見る番となる。
ここで滝は佐野が一体何を練習したいのかと問いかけるが、これに佐野は間髪入れずにドリブルと返答。

佐野「クーガーさんがドリブル技2個持っちゃったし! 水銀燈もドリブル技覚えちゃったし!!
   このままだと俺のキャプテンとしての危険が危ないですから、ちゃちゃっとドリブル技覚えたいんです!」
滝「あー、わかったわかった。 それじゃドリブル技を開発するか……一応聞いとくが、パス覚えとかなくていいのか?
  もしMFにコンバートするなら覚えておいて損はねーぞ」
佐野「いいんです! 何がなくともドリブルです!」

クーガーと水銀燈の覚醒に危機感を覚えていた佐野は、滝を急かし、
滝はそんな佐野に呆れたように苦笑いを浮かべながら練習を開始した。

633 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:19:03 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★覚えやすいはダイス3個やで→(! dice+! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

7以上→佐野が「華麗なドリブル(+3)」を習得
6以下→佐野が「ドリブルフラグ」を習得

634 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:19:24 ID:???
★覚えやすいはダイス3個やで→( 5 + 2 + 4 )=★

635 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:19:35 ID:???
★覚えやすいはダイス3個やで→( 6 + 2 + 2 )=★

636 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:20:17 ID:???
★覚えやすいはダイス3個やで→( 6 + 4 + 6 )=★

637 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:20:25 ID:???
ダイス3個すげえ!

638 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:25:24 ID:???
>>637
勝利ボーナスですので、「覚えやすい」はかなり判定ゆるゆるです。
この練習機会も1回のみですしね。

639 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:54:44 ID:???
>★覚えやすいはダイス3個やで→( 5 + 2 + 4 )=佐野が「華麗なドリブル(+3)」を習得★
==========================================================================================
佐野が練習を開始して数十分後である。

シュタタッ ババッ! シャッシャッ

佐野「そりゃーっ」
滝「お前もう殆ど技出来てるじゃねーかッ!?」

佐野はドリブル技を覚えた。
あまりにも速すぎる会得であったが、それもまた無理からぬ事である。
そもそも佐野の基礎的なキープ力は、既に幻想郷でも中堅レベル……下手な上層チームの選手よりも高い有様である。
そんな彼が今までドリブル技を覚えていなかった事の方がおかしいのであり、
佐野は元々ドリブル技を覚えられるだけの下地は出来ていたのだ。
ただ、その下地を発露するだけの機会に恵まれなかったのである。

かつて同じチームで過ごした男、佐野の慕っていた次籐洋はDFであり、佐野とはまるで違うパワータイプの選手。
彼の指導では佐野のドリブルの才覚を目覚めさせる事は当然出来ない。
或いは南葛や東邦といった強豪チームであれば他のチームメイトと切磋琢磨も出来ただろうが、
国見学院には次籐以外に佐野の実力についていける選手はいなかったのだ。
そして、もしも全日本ユースに召集され世界を舞台に戦えていれば、それが刺激となってドリブル技も覚えられていたかもしれない。
だが結果は皆さんご存知の通りである。

佐野「おお、俺すげぇ! もうドリブル技出来ちまった!」
滝「……いや、逆に凄いわ本当。 っていうかやっぱお前馬鹿だろ」

鮮やかなフェイント、小刻みなサイドステップ、巧みなボールキープ。
一つ一つをもう一段上のレベルで繰り出す技、『華麗なドリブル』を身に着けた佐野は大層喜んだのだが……。
肩すかしを食らったような気持ちになった滝は、殆ど何もしていないのに疲れたようにため息を吐く。

640 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:55:45 ID:???
滝「(っていうか、佐野……。 お前、今やってるソレ、試合中にやってたやつじゃねーか)」

今目の前で喜びながら出来上がったばかりの技を披露する佐野だが、
そのフェイントは先ほどの試合中にも実際に使ったものとほぼ同じである。
つまり、やろうと思えばいつでも出来たのだ。
だというのに滝に軽い注意を受けなければ、それを「華麗なドリブル」という技に昇華出来なかった佐野。
これを下地だけは完璧に作り上げていた天才ととらえるか、あと一歩が届かない・気づかない間抜けで半端な馬鹿ととらえるか。
それは人によって変わってくるだろう。

佐野「やべぇな……俺、もしかしたら天才かもしれん……。 見て見て滝さん、俺、すっげー華麗」

バタバタバタ サササササッ

滝「はいはい、わかったわかった」
佐野「ちょっと皆に自慢してくる。 みんな〜、俺を見ろ〜!!」
滝「おいコラ、練習の邪魔しに行くな馬鹿」

こうして念願のドリブル技を身に着けた佐野と、基礎的なキープ力の向上に成功した滝。
彼ら2人の漫才のような掛け合いは、その後しばらく……練習が終わるまで続くのだった。

※佐野が「華麗なドリブル(+3)」を習得しました。

641 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:56:46 ID:???
一方その頃他のイレギュラーズメンバーはというと……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★1ボスさんとイレギュラさん。@→! num=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

0→アイビスイベント
9→ブースターイベント
8→ダークドリームイベント
7→クーガーさんイベント
6→ケンジャキイベント
5→銀様イベント
4→カインさんイベント
3→ユーノくんイベント
2→レイさんイベント
1→律子さんイベント

642 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:56:58 ID:???
★1ボスさんとイレギュラさん。@→ 8 =★

643 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 01:58:38 ID:???
ダクドリさんにイベント発生!という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

644 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:59:29 ID:???
華麗な乙!

645 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 02:07:20 ID:???
試合で光る活躍をしてたダクドリさんにイベントが起こるとはなんとも熱い
乙でしたー

646 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 17:02:30 ID:???
一進一退の勝負を繰り広げたレティさんと特訓してプリキュアビューティブリザード習得の流れですねわかります

647 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 22:20:25 ID:???
>>644 乙どうもですー。
>>645 ダクドリさんは持ってる人なのかもしれまつぇん。乙感謝ー。
>>646 ビューティさん登場回は敵モチーフが鏡だった辺り、なんかこうスタッフ狙ったのかなと思ったりします。

>★1ボスさんとイレギュラさん。@→ 8 =ダークドリームイベント★
==========================================================================
ダークドリーム「練習練習〜、今日も頑張るよ〜」

調子っぱずれな歌を歌いながら、ボールを持ちニコニコとしていたのは、
今日の試合佐野をも凌駕する程の活躍を見せたダークドリームであった。
試合であれだけ動いたのにも関わらず、ダークドリームはまだまだ元気いっぱいであり。
午後からの合同練習も、いつもとは違うメンバーと練習が出来るとあって非常に乗り気である。
周囲で練習に励んでいる者達を見ながら、どこに入れてもらおうかとダークドリームは逡巡するのだが……。

レティ「あなた……少しいいかしら?」
ダークドリーム「え? ……あ、えーっと、レティだっけ」
レティ「ええ、レティ=ホワイトロックよ。 改めてよろしく」
ダークドリーム「うん! 私はダークドリーム、よろしくね」

そんなダークドリームに声をかけたのは、1ボスチームキャプテン――レティ=ホワイトロックである。
背後から声をかけられたダークドリームは一瞬驚きながらも、すぐに笑顔を浮かべて挨拶。
これにはレティも薄く微笑を浮かべながら、改めて自己紹介をしダークドリームもそれに習う。

ダークドリーム「えっと……それで、何か用?」
レティ「よかったら一緒に練習をしないかと思ってね……どうかしら?」
ダークドリーム「うん、いいよ! 今から誰かに混ぜてもらうつもりだったから特に誰と練習するって決まってた訳じゃないし。
        でもどうして私と?」
レティ「あなたのチームの7番に9番……それにキャプテンの佐野君も大層活躍をしていたけれど……。
    私が今日一番辛酸を舐めさせられたのは貴方だもの。 どうせだったら交流を持ちたいと思って当然でしょう?」

648 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 22:21:57 ID:???
今日の試合、ダークドリームとの再三に渡る勝負で、レティは負ける事こそ無かったものの確実に勝つという事もまた無かった。
1ボスチームの主柱として、そして幻想郷屈指のパワータイプDFとして彼女は自分の実力に自信を持っていたが、
そのレティに比較をすれば小柄なダークドリームはほぼレティと同等の力、それを補う技で対抗したのである。
折角の合同練習、今日の試合で苦戦を強いられた相手と組みたいと思うのは至極真っ当な事であり、
ダークドリームはレティの思いを聞くと、納得したように頷き返した。

ダークドリーム「うん、私も折角だから練習したい。 そして貴方に負けないくらいに強くなるんだ〜」
レティ「ふふ……そうはいかせないわ。 もしも次に戦う事があれば、勝つのは私たちよ」

ニコニコと笑みながら今度は絶対に個人間の勝負でも勝利を収めると宣言をするダークドリーム。
言い方が少しでも間違えれば挑発などになりかねないものだが、裏表を感じられず屈託も無く放たれたそれに嫌味は無く。
レティも微笑を浮かべて軽く流しながら、ボールを手に取り早速練習に向かう。

レティ「ところで貴方は何を練習するつもりなのかしら?」
ダークドリーム「オーバーヘッドキック! 私、満みたいな綺麗なオーバーヘッドキック撃ちたいんだ〜」
レティ「そう……(満……佐野君の事ね。 幻想郷じゃオーバーヘッドキックはそう珍しいシュートじゃないんだけど……。
    まぁ、この子はダイレクトシュート技を持ってないようだし、初めに覚えるとするならば妥当なのかしら?)」
ダークドリーム「レティはどうするの?」
レティ「そうね……貴方がダイレクトシュートを鍛えるなら、私はクリアーを鍛えるわ。
    ボールは……ああ、あそこにいる羽目玉に上げてもらいましょう」

フィールドの端で仲間とパス交換をしていた羽目玉を見つけたレティは、
その羽目玉に歩み寄るとゴール前にハイボールを上げてくれるようにと頼む。
これに羽目玉は羽をばたつかせながら了承し……ダークドリームとレティはそれぞれ配置につき、こうして2人の練習は始まった。

ダークドリーム「頑張るぞ〜!」
レティ「(今日の試合でわかったわ。 ゴール前での空中戦に勝てなければピンチを連続で招いてしまう。
     攻撃を完全にシャットアウトさせるにも、よりフィジカルを鍛えないと……)」

649 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 22:22:57 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★夢見る乙女のオーバーヘッド→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以上→必殺高シュート「オーバーヘッドキック」取得!
10以上→必殺高シュート「オーバーヘッドキック」取得!シュートフラグ維持。

※現在のダークドリームのシュート経験は「5」です。

650 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 22:23:16 ID:???
★夢見る乙女のオーバーヘッド→( 3 + 3 )=★

651 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 22:33:47 ID:???
ちなみに佐野さんはどのプリキュアが好きなんですか?

652 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:31:13 ID:???
>>651
歴代総含めだと変身後はドリームさん、変身前はえりかです。
スマイルではマーチさんとサニーさんがお気に入り。

>★夢見る乙女のオーバーヘッド→( 3 + 3 )=必殺高シュート「オーバーヘッドキック」取得!★
>※ダークドリームのシュートフラグが回収され、シュート経験が「1」になりました。
==========================================================================================
元々サッカーの知識をまるで持っていなかったダークドリーム。
そんな彼女をサッカーの虜にしたのは、佐野が夜、彼女がボールを1人で蹴っているのを見かけ、
パス交換からサッカーの楽しさを教えた事が起因している。
そして、何よりもその時佐野が魅せたオーバーヘッドキックのダイナミックな動き。
それもまた、彼女をサッカーに夢中にさせる1つの原因である。

ダークドリーム「(1人でボールを蹴るのはつまんないけれど、皆で一緒にボールを蹴るのは凄く楽しい!
         そして……満はオーバーヘッドキックを撃った時、凄く楽しそうに笑ってた。
         私もあんな風に、笑ってみたい!)」

外見年齢の割には、どこか幼く無知なダークドリーム。
だからこそ彼女はどんな事にも貪欲であり、どんな事にも興味を持つ。
それは人が成長をする為に何よりも重要な事であり、彼女はこの練習でもどんどん実力をつけ成長を遂げた。

バッ!!

レティ「ふがぁっ!!」
ダークドリーム「(地面を強く蹴ってジャンプ……そして、空中で反転!)」

クルッ!

653 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:32:46 ID:???
ダークドリーム「(後は相手に足を当てないように気を付けて……だけど思い切って足を大きく上げて……)」

ブォンッ!!

ダークドリーム「シュートだァッ!!」
レティ「ふぬっ!?」

バシュウッ!

練習を開始して何度目かの、空中でのレティとダークドリームの真剣勝負。
ジャンプ力とそれを生かすだけの空中でのボディコントロールには優れていたダークドリームだが、
やはり一朝一夕ではオーバーヘッドキックをすぐに会得するという事は不可能。
しかし、それでも彼女は諦めず……むしろその出来ない事、上手くいかないもどかしさをどこか新鮮に思いながら練習に励んだ。
そして、やがてダークドリームは綺麗なオーバーヘッドキックのフォームを取り……。
クリアーにやってきたレティの上から、ゴール目掛けてボールを撃ちこむ事に成功をする。

スタッ

ダークドリーム「やったやった〜! 出来た! 出来たよ〜!!」
レティ「(……やっぱりとんでもないセンスの持ち主ね)おめでとう、良かったわね」
ダークドリーム「うんっ!」

着地をすると同時、ボールがネットに突き刺さっているのを確認したダークドリームは。
とうとう自分がオーバーヘッドキックを成功させられたのだ、と諸手を上げ、ぴょんぴょん跳ねまわりながら歓喜する。
これを見てレティはその無邪気な反応を可愛く思いながら微笑を浮かべ、祝福。
ダークドリームは元気よくそれに返事をしながら、レティの手をぎゅっと握り感謝の言葉を述べる。

654 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:33:46 ID:???
ダークドリーム「ありがとう、レティ! レティが練習に付き合ってくれたおかげだよ!」
レティ「こちらが誘った練習よ? むしろお礼を言うのはこちら側だわ……。
    貴方がつきあってくれたお陰で、クリアーに向かう速さも改善出来た。 ありがとうね、ダークドリーム」
ダークドリーム「えへへ」

互いに感謝の言葉を述べあい、ダークドリームは少し照れたようにはにかみながら頬をかき……。
レティもまた笑みを浮かべ……しかし、すぐに顔を引き締めるとダークドリームに注意をする。

レティ「ただ……こういう事を言ったらなんだけれど、貴方達が次に当たるだろうHズ……。
    あそこには、このオーバーヘッドも通用しないかもしれないわ」
ダークドリーム「え? ……チルノ、そんなに強いの?」
レティ「あら、チルノの事を知ってるの?」
ダークドリーム「うん、2回遊んだ事があるの」

ダークドリームがオーバーヘッドキックを会得出来た事は非常に喜ばしい事である。
だが……ただのオーバーヘッドキック程度では、例えダークドリームのジャンプ力が優れていたと言っても、Hズには通用しない。
折角新技を覚えたダークドリームの心をへし折りかねない苦言を、あえてレティは今後の事も考えて説明したのだが……。
むしろダークドリームはその言葉を聞き、自らのオーバーヘッドキックが通用しないというショックよりも。
そこまでチルノが率いるHズは強いのか、と驚き。また、レティはダークドリームが既にチルノと知り合いなのか、と驚く。

655 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:34:58 ID:???
レティ「そう……。 なら、言っておくわ。 チルノは私と同じCBをしているのだけれど……。
    ハッキリ言って、ブロックにかけては幻想郷でも屈指の実力者よ」
ダークドリーム「屈指……。 え? それって、凄く強いって事!?」
レティ「そうよ。 もっと上のチームにいる者でも、チルノよりブロックが巧い選手は殆どいないわ」

ダークドリームもまだチルノと出会い、遊んでから数日しか経過していないが……。
チルノの外見的な年齢や体格を見る限りは、そこまで強いとも思っていなかった。
しかし、レティの話によれば……チルノのブロックの実力は幻想郷サッカー界でも屈指のレベル。
レティは自分でも敵わないと呟きながら、驚愕の表情を浮かべるダークドリームを諭すように続ける。

レティ「ただ、私たちを破った貴方達ならきっと勝てる筈よ。 覚えたばかりだからといって、己の技に溺れず。
    仲間と力を合わせて、これからもがんばりなさいね」
ダークドリーム「うん、わかってるよ! サッカーは皆でやるスポーツだもんね!」
レティ「ええ」

そう、技を覚えたからといって、それを見せびらかすような事ばかりを考えてはいけない。
問題はその技をどう試合で勝つ為に生かすかなのだから。
そんな「華麗なドリブル」を覚えたこのスレの主人公に聞かせてやりたい言葉を交わしながら、
レティは再び厳しい表情から一転し、柔らかな笑みを浮かべる。

レティ「でも、そう……もうチルノと会っていたのね。 あの子と遊ぶのは大変でしょう」
ダークドリーム「ううん、チルノと一緒に遊ぶと楽しいよ。 レティもチルノとは仲がいいの?」
レティ「ええ、私は冬の妖怪。 あの子は氷の妖精だからね。
    何かと気の合う所もあるし……まぁ、とはいえ……私はあの子のテンションやペースにはついていけないけれどね」

656 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:36:12 ID:???
口ではそう言いながらも、レティの表情には優しげな笑顔が浮かび。
如何にレティがチルノの事を思っているかが伝わってくるというものである。
これを見て、ダークドリームはどこかうらやましげな表情をするのだが……次にレティにかけられた言葉で、それも霧散した。

レティ「とにかく、これからもあの子とはいい"友達"でいてあげてね」
ダークドリーム「……え?」
レティ「? どうかしたの?」

レティの言葉を聞いた瞬間、ダークドリームは一転して茫然となり……続けて物憂げな表情を浮かべる。
対するレティは自分が何か失言をしてしまっただろうかと動揺をしながらも、何かあったかと問いかけ……。

ダークドリーム「私……チルノの友達なのかな?」
レティ「え?」

ダークドリームはぽつり、小さくそう呟いた。

レティ「……友達なのかな、って。 どういう事なの……?」
ダークドリーム「………………ううん、なんでもない。 それより、練習続けようよ!」
レティ「え……。 ……ええ、そうね(何かあるのかしら……? 友達、って言われて反応していたように見えたけど)」

ダークドリームの意図を図りかねたレティは、思わずどういう事なのかと聞くものの……。
ダークドリームは小さく首を振った後、微かな笑みを浮かべて何でもないと告げ、改めて練習を続けようとせっつく。
そう言われては、まだ関係も浅く深く入り込んだ質問も出来ないレティとしては断れず、再び両者は練習に向かうのだが……。
そんなダークドリームの横顔は、先のオーバーヘッドキックを完成させた時よりも暗く、彼女の中の心の闇が浮き出していたのだった。

※ダークドリームが「オーバーヘッドキック(高シュート力+2、消費ガッツ120)」を取得しました。

657 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/28(水) 23:37:29 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★1ボスさんとイレギュラさん。A→! num=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

0→アイビスイベント
9→ブースターイベント
8→もっぺん引き直し。
7→クーガーさんイベント
6→ケンジャキイベント
5→銀様イベント
4→カインさんイベント
3→ユーノくんイベント
2→レイさんイベント
1→律子さんイベント

※引き直しはGMが指示してから引いてください。
 GMが指示する前に引かれたものは無効となります。

658 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 23:37:52 ID:???
★1ボスさんとイレギュラさん。A→ 2 =★

659 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/29(木) 00:27:30 ID:???
>★1ボスさんとイレギュラさん。A→ 2 =レイさんイベント★
===============================================================================
レイ「さ〜てと、あたいはどうしよっかね〜」

今日の試合、殆ど出番は無かったものの、試合終了間際に滝のドリブルゴールを止め。
同点に追いつかれる事を辛うじて阻止したイレギュラーズの誇る攻撃も出来るSB、レイ=クウゴ。
彼女は試合に勝てた事こそ喜んではいたものの、出番が来なかった事には不満を感じており……、
半ば不完全燃焼気味な気持ちを練習によってどうにかして解消しようと考えていた。

レイ「やっぱアレかね? クーガーとかみたいにドリブルがもっと上手けりゃ出番が来るのか?
   今日の試合だって佐野といいクーガーといい水銀燈といい、みーんな目立ってたしねぇ」

レイ自身もドリブルは得意だが、クーガーや佐野にはまだ劣る。
しかし、ドリブル技を身に着け彼らに比肩するだけの実力を手に入れれば、試合でも頻繁にオーバーラップが出来るのではないか。
今日の試合のように暇な時間が延々と続くのは御免だと思っていたレイは、ドリブルを鍛える事が出番を得る最短の道だと結論付け。
早速自らが得意とする武術を応用したドリブル技の開発に挑もうとするのだが……。

ポーンッ テンテンテン……

レイ「ん?」
キスメ「…………」←(´・ω・`)としてる
レイ「あん? なんだい、1ボスんトコの桶の子かい」

そんな折、不意にレイの方へとボールが飛んできて地面を跳ね、レイは思わずボールが飛んできた方向に目を向ける。
するとそこにいたのは1ボスチームのCB、桶に入った釣瓶落とし――キスメ。
彼女はレイの近くに落ちたボールを見て何故かガックリと肩を落としており……。
レイはその様子に首を傾げながらボールを返そうとキスメに近寄っていく。

660 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/29(木) 00:28:39 ID:???
レイ「なーにショボくれてんだ。 負けたのをまだ落ち込んでんのかい?」
キスメ「…………」←ふるふると首を振ってる
レイ「違うか……。 んじゃ、どうしたんだい?」

悲しげな表情をするキスメに一体どうしたのかと事情を聞いてみるも、いまいち要領を得ない。
しかし、それでもレイはめげず、辛抱強くキスメの言いたい事を理解しようと努力した。
結果、しばらくすると……レイはなんとなく、ではあるもののキスメがどうして落ち込んでいたかを概ね把握する事に成功する。

レイ「なるほどねぇ……今のままじゃブロックでしか役立てないから、それ以外を鍛えたいと」
キスメ「…………」←こくこくと頷いてる
レイ「で、何を鍛えたいんだい?」
キスメ「…………」←ボールを持って、遠くに飛ばすジェスチャー
レイ「スローイン? ……あ、違う。 パスか!」
キスメ「!!」←凄い勢いでこくこくと頷いてる

キスメが落ち込み悩んでいた事、それは自身がブロック以外では何の役にも立たないという事であった。
確かに現状、キスメの役割はただの壁であり、相手がドリブルをしてこようものなら何の役にも立たない。
また、仮にブロックに成功をしたとしても、敵が前線でプレスをかけてきたらあっという間に奪われてしまうのだ。
これを重大な問題点だと考えたキスメは、
まずは確実に奪ったボールをクリアー出来るだけのパス力を磨きたいと考え練習をしていたのだが……。
そう簡単に練習は上手くいかず、ボールは見当違いの方向にいってしまい、その内の1つがレイの元に飛んで行ったというのである。

レイ「ふーん……。 ……うっし、そんじゃあたいと一緒に練習するかい?」
キスメ「!?」←驚いた後、不安そうに首を傾げてる
レイ「ああ、別に構わないよ。 あたいも元々パスカットの練習するつもりだったからね。 丁度いいさ」

このままではレティ達の足を引っ張ってしまうと頭を抱えるキスメを見て、レイは自ら練習相手を買って出た。
これにはキスメも驚き、本当にいいのか?と問いかけるような視線を向けるのだが……。
レイは快活に笑いながら、元々パスカットの練習をするつもりだったんだから問題は何もないと説明。
するとキスメもホッと安心したのか、ニコニコと笑みを浮かべてよろしくお願いしますと言わんばかりに頭を下げる。

661 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/29(木) 00:29:49 ID:???
レイ「おう、んじゃ早速やろうか。 えーっと、キスメって言ったっけ?」
キスメ「…………」←^^としながら頷く
レイ「うし、じゃあキスメ。 早速ボール蹴ってみな(……ま、ドリブル練習なんていつでも出来るからね。
   それにサイドバックってぇのはパスカットも上手くないと駄目みたいだしさ)」

心の中で、誰に対してのものなのかはわからないものの言い訳を呟くレイ。
当初の予定とは違ったものの、こうしてレイもまた合同練習で自らの技術を磨きにかかったのだった。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★即戦力が更に強くなる→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

5以上→パスカットフラグ取得!
10以上→必殺パスカット「不射の射」取得!

662 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 00:30:23 ID:???
★即戦力が更に強くなる→( 5 + 6 )=★

663 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 00:30:24 ID:???
★即戦力が更に強くなる→( 3 + 6 )=★


664 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 00:30:37 ID:???
やったあ!

665 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 00:31:24 ID:???
妖怪いちたりない「しまった、出遅れた」

666 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/29(木) 00:32:57 ID:???
>>664
レイさんはほんま出来る女やで……。

>>665
まあ9でも十分すぎる結果なんですけどねw

という所でレイさんがパスカット技を取得、といった所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

667 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 13:40:10 ID:???
今回の試合でクーガーとレイがかなり使えるのはわかったから、しばらくは他の面子鍛えて弱点補強したいな
特に律子は早急に鍛えないとやばい。現状だとミドル撃たれたら剣崎の発動率1/4ブロックに頼るしかないし

668 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:04:33 ID:???
>★即戦力が更に強くなる→( 5 + 6 )=必殺パスカット「不射の射」取得!★
>※レイのパスカット経験が「1」になりました。
===========================================================================
キスメはパス、レイはパスカットにそれぞれ別れ練習を開始した。
しかし、やはりとも言うべきか足を使わず桶を当ててパスをするという制約がある以上、
キスメのパスはとことん精度が低く、おまけにボールの速度も不規則であった。
それでも練習を重ねるたびに、少しずつキスメのパスは牛歩のような速度で上達していく。
では逆にレイはどうだったか……コースを読めないようなパスをカットするというのは、パスカットを得意とする者でも難題。
そもそもパスカットとはコースを的確に読みそこに入る事でインターセプトを成功させる、というのが基本なのである。
コースを読めなければ練習にならないのではないか、と常人ならば考えるだろう。
だが、レイ=クウゴは常人ではなかった。

キスメ「…………」←><としてる

パコォンッ!

レイ「(次は右か……)ほっ!!」

タンッ パシィッ!!

レイ「ハィーンッ!!」

レイはサッカーの知識には乏しい。そのため、全てのプレーは己の得意とする武術を応用したものが原型となっていた。
そんな中でもタックル、及びパスカットというボールカットの技術は、彼女の反射神経と瞬発力を最大限に発揮できる技を使っており……。
相手の動きなどを読むのではなく、相手が動いてから即座に反応し対応をしていたのである。
故に、キスメのコースが読めないパスというのはむしろレイにとって最高の練習材料と言え。
レイはどこに飛ぶかわからないボール目掛けて華麗にフィールドを舞い、次々とパスをカットしてゆく。

669 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:05:51 ID:???
レイ「おっしゃあ! なんかちょっとコツがつかめてきた感じだよ!」
キスメ「…………」←レイを羨望の眼差しで見つめてる

このレイの軽やかな動きは、DFであるキスメからしても憧れるものであった。
キスメもパスカットは(足を使った他のプレーに比較をすれば)得意な方であるが、それでもここまで上手くは出来ない。
一体どうしてそんな動きが出来るのかとキスメが疑問を抱くのも当然の事で、キスメは身振り手振りでレイに問いかけるのだが……。

レイ「ん? なんでパスが飛んでくる方向にすぐ反応出来るかって?」
キスメ「…………」←コクコクと頷く
レイ「読むんじゃなく、だからといってボールが蹴られてから目で追うんじゃない。
   撃たれた瞬間、自然と体が動くよう叩き込むのさ」
キスメ「???」←頭に疑問符を浮かべながら首を捻ってる
レイ「あー、そうだね。 簡単に言うと……」

説明を聞いてもキスメはいまいちわからないように更に首を傾げ……。
レイは困ったように頭を掻きながら、実に簡潔に言葉を纏めるのだった。

レイ「考えるな、感じるんだ」

※レイが「不射の射(1/4でパスカット力+2)」を習得しました。

670 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:06:54 ID:???
こうして様々な成果を残した合同練習も、日が落ちてくると共に終わりを告げる。
佐野は改めて1ボスチームキャプテンのレティの元に赴くと、握手を交わし、今日の試合……及び練習について感謝を述べる。

佐野「ども、今日は本当に色々ありがとうございました。 合同練習じゃダークドリームの世話もしてもらったみたいで……」
レティ「こちらこそ彼女に付き合ってもらって成果を上げられたもの、お互い様よ。
    それじゃあ、また機会があれば……」
佐野「はい、よろしくお願いします」
滝「佐野〜、Hズとの試合は3日後だからな〜。 忘れるなよ〜」
佐野「わかってますって!」

その後、佐野はもう一度レティに一礼をすると踵を返して既に帰り支度を済ませたイレギュラーズの元へと戻り。
レティもまた、にこりと微笑むと1ボスチームメンバーと共に帰路につこうとする。
そんな佐野の背中に、ナズーリンと肩を並べながら帰ろうとしていた滝はふと思い出したかのように声をかけ、
これに佐野は元気よく返事をしながらグッとサムズアップを返した。

佐野「滝さんも、今日はありがとうございました!」
滝「おう! 今度戦う時は負けねーからな!」

外来人ばかりで集められた新設チーム、イレギュラーズ。
幻想郷最下層のチームと呼ばれた、1ボスチーム。

長崎出身のお調子者な軽業師と、静岡出身の常識人なライン際カピバラ男という珍外来人を有した2チームの試合があった1日は、
こうして終わってゆくのだった。

                              第1章 怪奇!冬の妖怪とネズミ男

                                                 終わり

671 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:08:00 ID:???
佐野「えっ!? このスレって章構成だったの!?」
律子「行き当たりばったりな漫画みたいな展開ね……(何章まであるのかしら?)」

突如文末に現れた文字を見て佐野と律子は驚くのだが、とにもかくにも、イレギュラーズの者達は博麗神社へと無事帰宅をした。
遅くまで練習を行っていた為に、既に時刻はいつもの夕食時をとうに過ぎており。
霊夢は家に帰り着くなり慌てて台所へ向かい、律子やアイビス、レイたちもそれに続いてゆく。
当然その間佐野達も日中出来なかった掃除などの雑用をしっかりとこなし……。
それらが終わってから、ようやく一同は揃って夕食を取る事となる。
昼食を取りこそしたものの、午前も午後もよく運動した為に佐野の腹は空腹状態。
席につき配膳を待っていると、霊夢達が台所から料理の乗った皿を持ってくるのだが……。

佐野「あれっ!? 試合に勝ったんだから祝勝会とか開くんじゃないの!?」

その皿に乗っていたのは、いつも出てくるような質素な焼き魚や野菜の煮物……等々、とても豪華な料理とは呼べないものばかり。
てっきりこの勝利を祝してご馳走が出てくると思い込んでいた佐野は驚愕したような声を上げるのだが……。

霊夢「一々勝つたびに祝勝会なんて開ける訳ないでしょ、1週間に1回のペースで試合すんだから」
佐野「ぐむぅっ! で、でもさぁ〜、初勝利なんだし、ちょっとくらい祝ってもええやねん」
霊夢「……別にいいわよ? 明日からオカズがメザシ1匹だけでもいいなら」
佐野「……はい、ごめんなさい」

そんなご馳走を作れる程、博麗神社は裕福ではなかった。
というか佐野らイレギュラーズ10人と1匹を無償で食わしてくれているだけでも相当な出費なのだから、
これで更にご馳走を出せというのは我儘もいいところである。

律子「早い所有名になって大きな会場で試合をして、収入を得ないとね……」
クーガー「いい加減ただ飯ぐらいってのも心苦しいからなぁ」
水銀燈「私はヤクルトさえあればなんでもいいわぁ」
ユーノ「(……安上がりだなぁ)あ、ところで佐野君。 さっき別れ際、滝君が試合の事をどうこう言ってたみたいだけど……」
佐野「あ、そうだそうだ。 皆にも話しておくか」

672 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:09:52 ID:???
早くこの半ばニートのような生活から脱却する為にも、有名にならなければと一部の者が堅く誓う中。
不意にユーノは合同練習を終えた後の帰り際、滝がHズとの試合の事を言っていた事を思い出し、佐野に問いかけ……。
これを受けて佐野は改めて説明をしようと、全ての配膳が終わり、全員が着席しているのを確認してから口を開く。

佐野「実は滝さん達1ボスチームは、3日後に霧の湖コートって所でチルノ達の……えーっと、なんちゃらHズって所と試合するらしいんだ。
   で、折角だから見に来いよって滝さんに誘われたからそれにホイホイ乗っかったって訳」
ダークドリーム「Hズ……。 チルノがいるチームだよね」
カイン「確か1ボスの1つ格上のチームだったか……。 次に俺達が戦うのは、そのチームなのか?」
霊夢「ええ、そうよ。 明日にでも試合を申し込みに行くつもり」
律子「なら試合を見に行くのはいいかもしれないわね。 実際に目で見てみないと、相手の実力なんてわからないもの」

1ボスチームとの戦いが終わった今、次にイレギュラーズが戦うべき相手は超ウルトラ必殺スペシャルHズである。
チルノをキャプテンとしたこのチームの全容は未だに不明であり……。
だからこそ、そのHズの試合を見に行くのは情報を得る為にもいい判断だと言える。

霊夢「あ、でも3日後なのよね……うーん……」
佐野「あれ? 何かマズイ?」

だが、ここで霊夢は試合が3日後であるという点に少し問題があるような言い方をした。
これに佐野は反応し、どうかしたのかと問いかければ……霊夢は難しい顔をしながら説明する。

霊夢「実は3日後って人里の商店街でセールするのよ。
    おひとり様1点限りの商品とか多いから、出来れば皆についてきて欲しかったのよね」
佐野「なんじゃい、ただのセールか。 そんなの、別に逃したって影響ないだろ?」
霊夢「……オカズがイワシ1匹でいいならそれでもいいわよ?」
佐野「……え、そんなにこの神社の家計って圧迫してんの?」
霊夢「10人と1匹食わすのってね、キツいのよ」

673 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:10:54 ID:???
佐野としてはそんなセールをほっといて、全員で試合を観戦に行きたかった所だが……。
しかし、霊夢の悲壮な表情と声色を聞くと、この生活を続けていくのならそのセールにも何人か人数を回さなければと考え直す。
サッカーも大事だが、今日明日食べるご飯も大事なのだ。

佐野「でも流石に俺は観戦に行かせてほしいんだけど……もう約束しちゃったし」
霊夢「まあ、それくらいなら別にいいわよ。 キャプテンなんだし、観戦に行く権利はあんたにはあるでしょ。
   なんなら、あと2人くらいなら連れて行っても……」
佐野「大丈夫なのか?」
霊夢「……ま、ギリギリね」
佐野「(ギリギリなのか)」

とはいえ、霊夢としても試合を観戦しておいた方がいいというのはわかっているらしく。
既に観戦する事を約束した佐野……そして、あと2人くらいならば別に観戦に連れて行っても問題は無いと言う。
ならば、と佐野は"ギリギリ"である事を心配しつつも自分以外に観戦に行きたい者がいないか聞こうとするのだが……。

佐野「えっと、誰か観戦に行きたいって奴いる?」
律子「そうね……興味はあるけれど、そこは佐野君が決めていいんじゃないかしら?」
佐野「え、そう?」
ユーノ「そうだね。 誰に見せておくべきか、佐野君が考えて選んでいいと思うよ」
佐野「そうか……う、うーん……。 ……選ばれなかった奴が贔屓だとか言って怒ったりしない?」
水銀燈「なぁんであんたに選ばれないぐらいで怒らなきゃいけないのよぉ」
カイン「自意識過剰かお前は」
佐野「うん、贔屓とかそういう心配まるでいらんな。 よし、それじゃあ俺と一緒に観戦に行くのは……」

674 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:12:08 ID:???
☆一緒に観戦に行きたい人を"2名"表記して投票してください。
 それぞれ個別にカウントし、先に2票を得た人物が佐野と一緒に観戦にいきます。
 同じ投票者の投票で同時に2票を得た人物がいた場合は、先に記述をされた人物が選ばれます。

○選択可能メンバー:アイビス/ダークドリーム/律子/レイ/水銀燈/ユーノ/剣崎/クーガー/カイン/ブースター

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※投票例:アイビス、クーガー(○)
     ダークドリーム、律子、剣崎(3名記述されているので、×。この場合は先に書かれている律子までを有効票扱いします)

675 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:12:40 ID:6aw0ckvY
ダークドリーム、律子

676 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:13:04 ID:LRoR5udM
律子 ダークドリーム

677 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:13:32 ID:ukuU1QXI
ダークドリーム、律子


678 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:13:47 ID:???
1分で決まったでござる

679 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:13:57 ID:???
えらいあっさり決まったなぁ

680 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:15:09 ID:???
ダクドリとユーノ君つれてこうと思ったらびっくりするほど即効で決まってたでござるの巻き

681 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:18:39 ID:???
みすちーが活躍してくれたら
りっちゃんに超時空シンデレラフラグ立つかなあ

682 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:22:03 ID:???
左脳型と右脳型の二人でちょうどバランスがとれてる感じになったかな?
(ここの佐野はダクドリと同じ様なタイプみたいだけどw)

683 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:35:47 ID:???
>>678-680 しかも満場一致というね。ある程度バラけると思ったんですが……。
>>681 でもりっちゃんはランカというには胸がありすぎるのです。
>>682 本来ダクドリさんここまでアホではないんですけどねw なんか書いていく内にドンドン……。

>ダークドリーム、律子
=====================================================================================
佐野「よっしゃ、んじゃダークドリームにりっちゃん。 一緒に行くか!」
ダークドリーム「わーい! お買いものも楽しみだったけど、試合も見てみたかったんだ〜」
律子「私ね……ええ、わかったわ」

ここで佐野はダークドリームと律子を連れて行く事に決めた。
ダークドリームには、他のチームの試合を見せる事で更にサッカーの魅力を知ってもらいたかったという意図があり。
また、律子には自分と一緒に試合を見てもらい、対策を練る――ブレインとしての活躍を期待したのである。
この意図はダークドリームはともかくとして、律子には瞬時に察知されており。
律子はどこか自信に満ち溢れた笑みを見せながら、コクリと自分を勇気づけるように首を縦に振る。

霊夢「よし、それじゃ3日後は佐野と律子とダークドリームは観戦。 他の皆は人里で私に付き合ってもらうからね」
佐野「俺も霊夢ちゃんとお付き合いしたい」
水銀燈「もうあんた本当死ねば?」

こうして3日後の予定を決め終えた一同は、するべき話もし終えたという事で食事を開始。
いつものように質素な食事であったものの、勝利の美酒という調味料を加えたそれは、
いつもよりも数段美味に感じるのであった。

684 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 00:37:09 ID:???
佐野「ふぁ〜あ……今日は1日動き回ったから眠いな〜」

その後、食事を終えた佐野は湯浴みを終えるといつものように自室でくつろいでいた。
疲弊した体は早く睡眠を求めており、佐野も今日はこのまま寝てしまおうかと布団に入ろうとするのだが……。

佐野「でももしかしたら、今この瞬間、
   霊夢ちゃんが部屋に入ってきて枕を持ちながら『一緒に寝てもいい?』と言ってくる可能性も微粒子レベルで存在している筈。
   それを考えたら起きていた方がいいのかもしれん」

そんな事もまた頭の片隅で考えていた為に、結局ごろごろとして時間を潰していた。
そして……。

☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
K.発生させず寝る。

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

685 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:39:08 ID:lnSYmdwY
A

686 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:40:08 ID:gwONwRUs


いいだろう…その望み……カナエテヤロウ!

687 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:40:16 ID:ukuU1QXI
A

688 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:43:16 ID:???
>>686
微粒子レベルだから多分、判定でJOKERの場合のみだと思うw

689 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:57:55 ID:???
ですよねー
しかしギャルゲーとかにある、意味の無い選択肢を選び続けたら
隠しルート的なものに突入とかあるかも知れない

690 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:58:46 ID:???
これギャルゲーだったのかよw

691 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 01:12:45 ID:???
>A.アイビス
===================================================================
佐野「……何やってんだ俺、こんなので霊夢ちゃんが来る筈ねーじゃん」

やがて佐野は自分が考えていた微粒子レベルで存在するであろう可能性を全面否定した。

佐野「むしろ俺から行くべきだったんだ。
   積極的な男がモテるというのはいつの世でも常識だな」

そして新たな理論を立てて実行に移そうとした。
佐野満は本当にサッカーが絡んでいないと、オツムが割と残念な男だった。

カチャッ

佐野「さてと、それじゃ霊夢ちゃんの部屋に……って……」
アイビス「………………」
佐野「おん? アイビスさん?」
アイビス「あ……佐野」

早速霊夢の部屋に向かおうと佐野は自室を出て廊下を歩くのだが、その道中、向かい側からアイビスが歩いてくるのを発見する。
見てみるとアイビスはその頭にタオルを被せており、着ているものも寝間着と思しき作務衣(幻想郷産)。
どこか上気した頬は赤く火照っており、どうやらたった今風呂から上がり自室へ戻ろうとしている所のようである。

佐野「(んー……しかし、悲しいくらいにエロさを感じないのは何故だろう。 風呂上りなのに……)」
アイビス「……何をジロジロ見てるの?」
佐野「うっ、あー、いや……(さーて、どうしよう。 何か話でも振ってみようかなー……)」

692 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 01:14:13 ID:???
A.「今日は試合お疲れさま! 試合の後も言ったけど、センタリング上げたり活躍でしたね!」 試合での活躍を労ってみる
B.「その作務衣似合ってますね。 外人さんが着ると違和感あるかと思ったけど」 衣服を褒めてみよう
C.「うひひ、お風呂上りとかエロいですな!」 お世辞(?)を言ってみる
D.「いや、お風呂上りなのに全然エロさを感じないなー、と思ってたんです」 正直なのはいい事だ
E.「いえ、特にありません。 これから霊夢ちゃんの部屋に行くのでこれで」 素早く別れ霊夢の部屋に向かう
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

>>688
んー……JOKER4個分くらいかな(ニコッ

>>689-690
隠しルートはユーノ君と禁断の関係ですね。わかります。薄い本が厚くなるな……。

693 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 01:14:44 ID:6aw0ckvY


694 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 01:17:08 ID:kwCXuRE6


695 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 01:30:59 ID:???
>A.「今日は試合お疲れさま! 試合の後も言ったけど、センタリング上げたり活躍でしたね!」 試合での活躍を労ってみる
==================================================================================================================
アイビス「え……?」
佐野「俺以外皆素人なのに活躍するんだもん、俺半ば自信無くしちゃいますよ本当」

ここで佐野は今日の試合での活躍を労う事にした。
事実、今日の試合でもクーガーやダークドリーム、水銀燈といった面々は佐野の実力が霞む程の活躍を見せており。
守備でも出番は少なかったものの、カインやレイがしっかりと仕事をこなしていた。
アイビスもまた出番は少なかったが、佐野のパスを受けてセンタリングを上げるなどの活躍を見せ。
素人としては十分すぎるだけの仕事を果たしてくれたと言える。

そういう意味を込めて、佐野はアイビスを労ったのだが……。

アイビス「………………」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★弱い犬程吼えるし噛み付く→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→スペード・クラブ+アイビス「ついでに律子やレイに比べれば……とも思ってるんでしょ!?」 くっ
ダイヤ→アイビス「そう……かな?」 サッカーをまるで知らないのでどの程度が活躍なのかいまいち知りません
ハート→アイビス「……そう。 別に興味ないから」 表情を変えずに部屋に戻っていきました。もうちょっと交流しょうや
スペード・クラブ→アイビス「でもどうせクーガー達に比べれば……って思ってるんでしょ!?」 安定の噛み癖

696 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 01:32:10 ID:???
★弱い犬程吼えるし噛み付く→ ダイヤ6 =★

697 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 01:32:43 ID:???
素直なアイビスがこうも早くに拝めるとは…

698 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 01:33:23 ID:???
>>697
中々噛み付きませんねこのお犬様。ちょっと想定外やで。

699 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 02:00:45 ID:???
>★弱い犬程吼えるし噛み付く→ ダイヤ6 =★
>アイビス「そう……かな?」 サッカーをまるで知らないのでどの程度が活躍なのかいまいち知りません
===============================================================================================
アイビス=ダグラスはニューヨークはチェルシー出身の女性である。
そして、皆さんご存知の通りニューヨーク……アメリカはサッカー不毛の地である。
スポーツと言えばバスケットボールかアメリカンフットボール、或いはベースボール。
近年では徐々にサッカーも知名度を上げているとはいえ、まだまだメジャーなスポーツとは言えない。
よってアイビスも、サッカーのある世界からは来ていたものの、サッカーの知識は殆ど持っていなかった。

アイビス「(サッカーってあれだけの事で活躍になるのか……。 でも、それを考えればクーガー達の方がもっと……)」
佐野「そうそう、良かったぜアイビスさん。 特に怪我だってしてたんだし、それを考えれば」
アイビス「そ、そう……?」

故にアイビスはどの程度のプレーを魅せれば、活躍をしたと言えるのかを知らなかった。
そして、怪我を押して試合に出たという事も考えれば十分な活躍をしたと更に続ける佐野の言葉を受け、
アイビスはサッカーに詳しい佐野がそういうならば、そうなのだろうか……という気分になり、少し照れたように顔を俯かせる。

佐野「(あれ? なんかアイビスさんいつもより素直なような……)」
アイビス「…………! あ、じゃあ……私もう行くから」
佐野「え? あれ……え!? もう行っちゃうの!? えっと、おやすみなさい」

700 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 02:01:46 ID:???
このアイビスの反応を見て、佐野はいつもと違うアイビスの一面を発見したような思いを抱くのだが……。
すぐにアイビスはハッと顔を上げると、佐野に断りを入れてから自室へと戻り。
佐野はその変貌ぶりに驚きつつも、アイビスの背中を目で追いながらおやすみなさいと声をかける。
素直そうに見えたのはただの一瞬、またいつもの無愛想で馴れ合いを好まないアイビスに戻ったのか、と佐野は思うのだが……。

佐野「(でもなんか……ちょっと、不自然だったような……?)」

顔を上げた時のアイビスの表情は、いつものそれとは違い、やはりまだ照れのようなものが残っていた……ような気がした。

佐野「(なーんか狐に化かされたような気分だ。 もういいや、ねよねよ)」

この不可思議な出来事を前にして、佐野は霊夢に夜這いをかける気を無くし、自室に戻り眠りについた。
なんとか間違いを起こさず済んだ辺り、佐野はその気を無くさせてくれたアイビスに感謝をすべきだろう。


                                          8日目 終了

※アイビスと仲良くなりました。

701 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 02:02:53 ID:???
9日目

初試合の日から1日明けたこの日、佐野は大きな欠伸をしながら目を覚ました。

佐野「ふぁ〜〜〜あ。 うん……よし、昨日の疲れはちゃんと抜けてるみたいだな」

昨日の練習、及び試合の疲れが抜けている事を確認した佐野は、布団を飛び出すと顔を洗い。
そのまま居間に向かった後、一同に朝の挨拶をしてから朝食を取る。
長い長い初試合が終わり、ようやくいつもの日常が帰ってきたという感じである。

佐野「……つってもこれを日常って言っちまっていいんだろうか。 帰るのが目的なのに。
   ……ま、いいや。 深く考えても仕方ねぇ。 それより今日はどうすっかなー」

☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

☆残り回数3/3

702 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:04:59 ID:6aw0ckvY


703 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:06:16 ID:ukuU1QXI
H

704 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:08:07 ID:GkquToLE


705 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:08:23 ID:Km93ArQE


706 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/30(金) 02:14:21 ID:???
ブースターにけってーい!という所で本日はここまで……なのですが。
ちょっとここで今更感がありますが、アンケートのようなものをやってみたいと思います。
よろしければ回答お願いします。

Q.このスレの主要人物(佐野以外)の知識はどれくらいありますか?

キャラ:アイビス/ダークドリーム/律子/レイ/水銀燈/ユーノ/剣崎/クーガー/カイン/ブースター

○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →


個人的なイメージとしては、カイン・ブースター(有名ゲームの壁)>ユーノ・水銀燈(有名アニメの壁)>律子(ニコ動御三家の壁)>
剣崎(オンドゥルFLASHの壁)>クーガー・アイビス(そこそこ?有名ゲーム・アニメの壁)>レイ・ダークドリーム
な感じで認識しているのですが、実際はどうなのかなと思いこんなアンケートを取らせてもらおうと思いました。
特にこのアンケートで今後のストーリーに変化があるとかはありませんが、描写などが変わってくるかもしれません。
まぁどのキャラも知らない人はいると思うので、どのキャラに対しても手を抜く気はありませんが……。
それでは、お疲れ様でしたー。

707 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:21:43 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →剣崎/カイン

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →レイ/水銀燈/ブースター/ユーノ/律子

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →クーガー

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →アイビス/ダークドリーム

乙ディース

708 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:24:57 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →アイビス/レイ/水銀燈/クーガー

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →律子/ユーノ/剣崎

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →カイン/ブースター

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →ダークドリーム

709 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 02:32:11 ID:???
お疲れ様でしたー

○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →カイン/クーガー/水銀燈

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →レイ

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →ユーノ/剣崎

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →アイビス/ダークドリーム/律子/ブースター


我ながらなんという偏り方
少数派だと思います

710 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 03:05:39 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →剣崎 全話見ている。

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →律子/アイビス/水銀燈/ブースター/クーガー/カイン

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →ダークドリーム

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →レイ

巫女さんがいないのが悲しかった(小並感)
メイドでもよかった

711 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 03:09:56 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →律子/水銀燈/ユーノ

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →アイビス/ダークドリーム/剣崎/クーガー/カイン

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →レイ/ブースター

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →

旧世代型なのでポケモンはよく分からんのです…。
ライブ・ア・ライブは当時サンデーを食わず嫌いしてたのでスルー。

712 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 04:43:35 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →律子/剣崎/クーガー/水銀燈/アイビス

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →カイン/ユーノ

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →ダークドリーム/レイ/ブースター

偏ってるなぁ……
よく知っているの面子は初見がみんなMADだったのは内緒w

713 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 06:24:37 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →水銀燈、クーガー、カイン

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →律子、ユーノ

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →剣崎

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →アイビス、ダークドリーム、レイ、ブースター

ライダーは龍騎まで、ポケモンはまったく興味がなかった。

714 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 07:56:57 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →アイビス/律子

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →剣崎/カイン/レイ/水銀燈/ブースター/ユーノ/クーガー

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →ダークドリーム

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →

715 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 08:40:43 ID:???
○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →カイン/クーガー/アイビス

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →水銀燈(辛うじてキャラ特徴くらいは知ってる程度ですが)

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →ユーノ(リリカルスレ)/剣崎(滝スレ)

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →ダクドリさん/レイ/ブースター/律子


絶望した! スレ主なのに板の主流、平均から離れ過ぎていて絶望した!
でもダクドリさんは良い子なので機会があったら原作をチェックしたいかもです。

716 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 12:19:43 ID:???
乙でしたー

○よく知っている。関連作品やその作品を扱った二次創作をよく見るくらい好きだ。
 →レイ/カイン

○知っている。原作をプレイor見た事がある。
 →ブースター

○名前くらいは聞いた事がある。森崎板で見た事がある。
 →水銀燈/ユーノ/剣崎/

○名前も何も知らない。このスレで初めて知った。
 →アイビス/ダークドリーム/律子/クーガー

717 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 00:03:37 ID:???
どうもみなさん、アンケートご協力ありがとうございます。
ひとまず集計をしてみたのですが、案の定というかなんというかダークドリームの知名度はいまいちでしたね。
このスレでなんとかダークドリームの魅力とかなんかそういうのを伝えていければなと思います。
意外だったのはクーガーさんの知名度の高さとブースターの低さでしょうか。
スクライドはマイナーとまでは行かずともそこまで有名なアニメではないと思ったのですが、どうも認識違いだったようです。
そして逆にポケモンはメジャーだと思ってたのでこのブースターの結果は驚きでした。
この結果を受け止めつつ、今後も物語を作っていこうと思います。それでは本日も更新開始です。

>G.ブースター
========================================================================
………

……



佐野「ほ〜れぃ、猫じゃらしだぞ〜」
ブースター「フッ、フッ♪」

朝食を取り終えた後、暇を持て余していた佐野は、庭にいたブースターと遊ぶ事にした。
そこら辺に生えていた猫じゃらしを目の前で振ってみると、ブースターは嬉しそうにその穂先を追い。
佐野はそんなブースターの無邪気な様子を見て心を癒される。

718 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 00:04:53 ID:???
佐野「そうやってる姿見ると、火を吹けるなんて到底思えんよなぁ……」
ブースター「フゥ〜ッ!!」

中型犬程の大きさをし、もこもこふわふわとした赤とオレンジの体毛で覆われたブースター。
その姿は見るからに愛らしく、思わず佐野も幻想郷から帰る際に自宅に連れ帰りたい程であったが……。
しかし、そんな愛らしい姿とは裏腹に、ブースターは炎を口から吐くという常識では考えられない事をしでかす獣でもあった。
ある意味ではライオンや虎など目じゃない程に恐ろしいブースターを前にして、
佐野はふと冷静になりもしも今こいつが火を吹いたらとんでもない事になるんじゃないかと考えるも……。

ブースター「キュ〜ッ♪」
佐野「……心配するだけ無駄なんかなぁ」

コテンと地面に寝転がり、無防備に腹を見せ、撫でてと言わんばかりに甘い声を出すブースターを見て、
佐野は変に気を張っても気苦労をするだけかもしれないと思った。
そうして佐野はブースターの要求を呑むように手のひらでブースターの腹をしばらく撫でてあげるのだったが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★にゃんにゃかにゃん→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→虎「ガォォォォォォオオオ!」 虎が現れました。
ダイヤ・ハート→黒猫「にゃーん」 おや?リボンをつけた黒猫が現れたぞ。
スペード・クラブ→黒猫「にゃー」 おや?帽子を被った黒猫が現れたぞ。

719 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 00:05:31 ID:???
★にゃんにゃかにゃん→ ハート3 =★

720 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:31:27 ID:???
>★にゃんにゃかにゃん→ ハート3 =黒猫「にゃーん」 おや?リボンをつけた黒猫が現れたぞ。★
============================================================================================
佐野「お?」
ブースター「キュ?」

ブースターのお腹を撫でに撫で、これでもかと言わん程に撫でまわしていたその時。
不意に佐野の背後に現れたのは、黒いリボンをつけた黒猫であった。
(相手は猫だが)急に声をかけられた佐野は思わず驚き、反射的に振り向いてその猫の姿を確認。
同じくブースターも自分と佐野以外の生き物が現れた事でそちらに興味が移ったか、
起き上がると黒猫の方へと近づいていきフンフンと鼻をひくつかせ匂いを嗅ぐ。
一方で黒猫の方も、逃げる様子は見せずブースターのされるがままである。

佐野「おー、随分と人慣れした猫だな」
ブースター「フンフン……フンフンフン……」
黒猫「にゃーん」

佐野を見ても逃げず、ブースターに近づかれても尚逃げない黒猫。
その人慣れした様子と、リボンがついている事から見て、どこかの飼い猫だろうかと佐野は推察するのだが……。
次の瞬間。

ボムンッ!!

三つ編みの少女「じゃんじゃじゃーんっ! あたいっ、参上!!」

妖怪などが変化する時に鳴るような古典的な効果音が響いたかと思うと同時、
黒猫の姿は一瞬にして赤い髪を三つ編みにした黒いワンピースを着た少女に変身し。

佐野「……は?」
ブースター「…………?」

思わず佐野とブースターの両者は、揃って目を点にするのだった。

721 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:32:40 ID:???
それからしばらく、佐野はあまりの想定外の事態に思わず言葉を失い放心状態となるのだが……。

ブースター「キュ……フンフン……フンフンフン……!」
三つ編みの少女「ちょっとちょっと、くすぐったいってば。 にゃははは……」
佐野「ね……猫が人になったァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
三つ編みの少女「うわっ、びっくりした!?」
佐野「こっちの台詞じゃあ!」

佐野より早く気を取り直したブースターは、再び目の前にいる三つ編みの少女の匂いを嗅ぎ。
その少女が先ほどの黒猫と同じ匂いをしている事を確認した後、何かを納得したように一つ頷き。
少女はといえば、ブースターの体毛がくすぐったいらしくケラケラと笑いながら……やはりされるがままである。
自分だけを放っておいて無邪気に仲良さげにしている1人と1匹(2匹?)を見るなり、
佐野はようやく我に返り、遅れてやってきた驚きを絶叫という形であらわす。
これには三つ編みの少女、及びブースターも驚いたようだが、佐野の驚きを考えればその程度は驚いた内の範疇には入らないだろう。

佐野「剣崎さんじゃないが、誰なんだ一体! お前もあれか、妖怪か!?」
三つ編みの少女「ありゃりゃ、そりゃ妖怪だよ。 見てわかんない?」
佐野「いやそのほら、なんか話聞いてる限りだと幻想郷って妖怪以外にも神様とか妖精とか色々いるっぽいから……」
三つ編みの少女「んー、お兄さん外来人かい? 妖怪に関する知識が不足し過ぎだよ。
        あたいはね、火車っていう妖怪さ」
佐野「……俺の事食べちゃったりする系統の妖怪?」
三つ編みの少女「食べないよ〜。 死体は攫うけど」
佐野「それはそれで怖いじゃねーかっ!?」
三つ編みの少女「あははっ。 お兄さんリアクション面白いね〜」

目の前の三つ編みの少女が……少なくとも、ただの猫でも人でもないと判断した佐野は、その正体を知るべく矢継早に質問をする。
これに対して三つ編みの少女は至って友好的に……しかし、どこかからかうように答えを返し。
その答えを聞いて盛大にリアクションを取る佐野をおかしそうにケラケラと笑う。
ただ、それもある程度過ぎると流石にこれ以上からかうのは可哀想だと思ったのか、
三つ編みの少女はコホンと一つ咳払いをするとニコッと人懐こい笑みを浮かべ、自己紹介をする。

722 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:33:42 ID:???
お燐「あたいはお燐。 火焔猫 燐(かえんびょう りん)ってんだけど……ま、長ったらしいからお燐って呼んでよ。
   地底にある地霊殿ってトコに住んでる、さっき言った火車って妖怪。
   死体には興味あるけど生きてる生物は専門外だから……お兄さんが特に死ぬ予定とか無いなら、何も心配しなくていいよ」
佐野「お、おお……。 ……俺を殺して死体にしちゃおうとか考えないの?」
お燐「考えない考えない。 そういうズルっこは嫌いでね」

正直に自己紹介をしても、それはそれで色々と物騒な所のある三つ編みの少女――お燐だが、
少なくとも見た感じではこちらに危害を加えるつもりも無いらしく、ひとまず佐野は胸を撫で下ろす。

佐野「ホッ……。 あ、俺も自己紹介しないとな。 俺は佐野、佐野満だ。 こっちはブースター」
ブースター「キュ〜♪」
お燐「うん、お兄さんの名前はともかくブースターの方はさっき聞いたから知ってるよ」
佐野「は? え、聞いたって……」
お燐「直接本人からね」

そして、今度は佐野がお燐に自己紹介をするのだが……。
その折、佐野がブースターの紹介に移るとお燐は既にブースターの事は本人から聞いていると言う。
当然、ブースターは人語を話せる訳が無く、佐野は一体何を言っているんだこいつはという目つきとなってお燐を見るのだが……。
お燐はその視線に気づいたか、呆れたようにため息を吐きながら説明をする。

お燐「お兄さん、さっきあたいが何から人間に変身して驚いたのさ?」
佐野「え? そりゃ猫……って……。 え、何!? お燐、猫の姿の方が本体なの!?」
お燐「そのとーりっ! だからこの子の言う事だってわかっちゃうんだよ」
佐野「(っていうか、動物同士なら種族が違っても会話できるのか……?
    って、そういやユーノ君もブースターの名前を聞く時イタチに変身してたような……あれ? ユーノ君の本性ってイタチ?)」

お燐曰く、お燐は今は人間の姿をしているが、元々本来の姿は先ほどの黒猫。
であるからして、同じ動物であるブースターの言語は理解できるらしく……ブースターがした、という自己紹介も聞けたというのだ。
これを受けて佐野は納得をするも、それと同時にユーノの正体に疑問を抱く。
とはいえ、今はそんな事を考えても仕方ない為、佐野は改めて目の前のお燐の事について話を聞こうと口を開いた。

723 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:34:49 ID:???
佐野「で、お燐はなんでこの神社に来たんだ?」
お燐「いや〜、久しぶりに地上に出てきたからね。 ちょっくら霊夢の顔でも見てこうかと思って来たんだよ。
   そしたら境内の方に見知らぬ人間と獣がいるじゃないか。
   なーんかあったのかなー、と思って猫の姿で近づいて行ったって訳さ。
   悪い奴だったらその場ではったおしてやろうかと思ったんだけどね」
佐野「おっかねぇな……。 って、霊夢ちゃんと知り合いなのか?」
お燐「うん。 ちょくちょく遊びに来てるんだよ、この神社にも。 で、お兄さんたちはなんでこの神社にいるの?」
佐野「うむ、実はかくかくしかじかでな……」

どうやらお燐は以前から霊夢と交友があるらしく、久方ぶりに地底から地上に出てきたので顔を見に来たらしい。
そして、神社にいる見知らぬ人間たち――佐野とブースターを発見し、何者かと猫の姿で観察。
悪い人間では無さそうだと判断をした所で正体を現した、という訳らしい。
これを受けて佐野は納得をしたのだが、逆にお燐は何故佐野達がこんな場所にいるのかと問いかける。
これに佐野は自分たちが突然外の世界から幻想郷へとやってきてしまった事、早く幻想郷から元の世界に帰りたい事。
帰る為に八雲紫を起こす為、サッカーをやっている事などを説明し……。
お燐はふむふむ、と食い入るようにして話を聞く。

お燐「へー……そりゃまた珍しいね。 10人と1匹が一斉に幻想入りなんてさ」
佐野「やっぱ珍しいか」
お燐「うん、珍しい珍しい。 ま、頑張りなよお兄さん。 話聞いてる限りじゃ、1ボスチームに勝って順調みたいじゃない」
佐野「おうよ! このまま連勝街道まっしぐらで、とっとと外の世界に帰ってやるさ!」
お燐「その意気だよ、うんうん」
佐野「(うーむ、話をしている限り……いい奴っぽく見えるなぁ。 どうしよう? 何か話でも振ってみるか?)」

724 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:35:55 ID:???
A.「そういやブースターと会話できるんだよな? ちょっと通訳してくれないか?」 ブースターとの通訳をお願いしてみる
B.「地霊殿、ってどんな所なんだ?」 お燐の住んでいるという地霊殿という場所について聞いてみる
C.「ところでお前もサッカーやってるのか?」 お燐もサッカーをやっているのかと聞いてみる
D.「俺もお燐の匂いを嗅いでもいいですかね、フヒヒ」 お燐をクンカクンカしたい
E.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

725 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:36:22 ID:oXqLeFHE


726 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:36:44 ID:z8ldJIME


727 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 01:47:25 ID:???
>A.「そういやブースターと会話できるんだよな? ちょっと通訳してくれないか?」 ブースターとの通訳をお願いしてみる
====================================================================================================================
お燐「にゃ……この子の通訳?」
佐野「ああ」

佐野が思いついたのは、お燐を介せば間接的にブースターと意思疎通が図れるのではないか、という事であった。
現状、ブースターは実に佐野達によく懐き、サッカーにも真面目に取り組んでくれている。
とはいえ、お互いの意思や意見が交換出来ない、というのは最大のネックである。
こちらの言う事はブースターには伝わっているような気もするが、ブースターがこちらに伝えたい事がいまいち判別つかないのだ。

佐野「一時的とはいえ、滅多にないブースターと話せる機会だからな。 お願いされてくれないか?」
お燐「(あー、そっかそっか。 普通の人間って大変だなー)ん、オッケーだよ。
   で、通訳はいいけど……何か聞いてみる事ってある?」
佐野「ん……そうだな……」

A.「イレギュラーズ……皆の事をどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターのイレギュラーズに対する感情を聞いてみる
B.「サッカーをする事についてどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターのサッカーに対する思いを聞いてみる
C.「元いた世界の事について詳しく聞いてくれないか?」 ブースターのいた世界について聞いてみる
D.「昨日の試合の事をどう思っているか聞いてくれないか?」 ブースターの昨日の試合の感想を聞いてみる
E.「何かやりたい事とかしたい事とか無いか聞いてくれないか?」 ブースターの希望などについて聞いてみる
F.「結局オスなのかメスなのかハッキリさせてくれ」 オスかメスかハッキリさせる
G.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

728 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:50:00 ID:oXqLeFHE


729 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:50:35 ID:xT1bmFmg
C

730 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:51:28 ID:z8ldJIME


731 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:42:22 ID:???
>C.「元いた世界の事について詳しく聞いてくれないか?」 ブースターのいた世界について聞いてみる
==================================================================================================
お燐「オッケー、わかったよ。 それじゃ……。 にゃんにゃにゃにゃ、にゃにゃんにゃ、にゃーにゃ」
ブースター「キュー? キュイ〜! キュキュキュッ! ヴゥー……」
佐野「(シュールな光景だなー)」

考えてみれば、佐野はそもそもブースターがどのような世界から来たのか知らない。
ここはブースターの事をよく知る為にも、一体どんな世界から来たのか聞いておくべきだろうと判断し、その旨をお燐に伝える。
するとお燐はすぐにブースターに向けて「にゃんにゃかにゃん」と話しかけ、これを受けてブースターも「キュイキュイ」と返す。
ブースターはともかくとして、今は人型の姿を取っているお燐が猫語を話しているのはなんともシュールだったのだが……。
しばらくするとお燐はふむふむと頷きつつ、全てを聞き終えたか、佐野の方をくるりと向き説明しようと口を開く。

お燐「にゃにゃんにゃ、にゃーにゃ。 にゃににゃんにゃ!」
佐野「日本語でおk」

しかしお燐の口から出てきたのは猫語だった。
先ほどまでブースターと会話をしていた為なのか、思わず出てしまったそれに佐野は間髪入れずツッコミを入れ。
お燐はいけないいけないと言わんばかりに己の頭を小突いてから、改めて話し始める。

お燐「えっとね、まずこのブースターのいた世界は『シンオウ』って所らしいよ」
佐野「シンオウ? (聞いた事ねー国だな……)」
お燐「うん。 で、ブースターはその世界のどっかの家の裏庭で育ったんだって」
佐野「裏庭ァ?」
お燐「すっごく大きいんだってさ」

シンオウという聞いた事のない地、そしてその世界のどこぞの家の裏庭で育ったというブースター。
やはりブースターも自分たちの知る地球上からは来ていないのか、と佐野は考えつつ先を話すよう促す。

732 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:44:15 ID:???
お燐「そんでもって、その裏庭でブースターは育ったんだけど、ある日男の子が来てブースターを捕まえたんだって」
佐野「捕まえた? なんじゃそりゃ? 勝手に人ん家の裏庭に入ってその家のペット捕まえたってのか?」
お燐「らしいねぇ。 でもなんかブースターの世界じゃよくある事らしいよ?」
佐野「うーん……で、捕まえられた後はどうしたんだ?」
お燐「なんか石を額に当てられて、進化させられた後に……。
   ブースター以外の不思議な生き物と戦わされたあと、変な建物に連れて行かれたって言ってる」
佐野「……進化って何? ブースター以外の不思議な生き物? 変な建物って何さ?」
お燐「い、いっぺんに聞かないでよ……。 ちょっと待って、聞いてみるから。 にゃにゃんにゃ、にゃにゃーにゃ」
ブースター「ブィー。 キューキュー」

そして現れた佐野の聞いた事も無い用語や、抽象的な言葉。
思わず佐野はどういう事なのかと問いただそうとするも、ただブースターの言葉を直訳しただけのお燐にそれがわかる筈もなく。
お燐は改めて猫語でブースターと話しながら、それらの言葉の意味を佐野に教える。

それによると、どうやらブースターの世界にはブースター以外の不思議な生物……。
生きているのかどうなのか不明なのも合わせて不可思議な生物が存在し、
それらを"ポケットモンスター"縮めて、通称"ポケモン"と呼んでいるらしい。

そのポケモンは、ある一定の条件を満たすと姿などを変化させる。
人間で言う所の成長にあたるのだろうが、ブースターの話によればそれはまるっきり姿形が変貌するもので――。
これをブースターの世界では、"進化"というのだそうだ。
ブースターも元は違う生き物だったのだが、その条件を満たし進化をしたらしい。

最後に、ブースターの連れて行かれた建物というものだけはブースターにもよくわかっていないようだが……。
その建物にはブースター以外のポケモンやブースターを捕まえたという男の子以外の人間が多く存在し、
人間がポケモン同士を戦わせて競っていたのだという。

733 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:45:22 ID:???
佐野「うーむ……闘犬とか闘鶏みたいなもんか?」
お燐「よくわかんないんだけどそうなんじゃないかな?」
佐野「まぁ……そういう事なら、なんとなくブースターが火を吹けたりした事も納得……出来るような気もする」

要するにブースターは、闘犬や闘鶏のように人に育成され戦う事を余儀なくされた生き物なのだ……と佐野は解釈をした。
そして、ブースターのように火を吹ける獣がいるから、その世界ではそのような競技が出来上がっているのだろうとも考える。

佐野「で? ブースターはどうやってこの世界に来たんだろ?」
お燐「わかんないって。 なんかボックスに預けられてたらいつの間にか幻想郷にいたって言ってる」
佐野「ボックス? ……またよくわからんが……ペットを預かる店みたいなもんかね」

最後に佐野はブースターがこの世界――幻想郷にどのようにしてやってきたのかを聞こうとした。
しかし、ブースターにもいまいちその点はハッキリせず……。
ボックスという場所の中で眠りについていた筈なのに、気づいたら幻想郷にいた、という。
もしもそこがハッキリしていれば、或いは帰る為の手がかりになったのかもしれないが……そう何でも上手くいく筈も無かった。

734 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:46:30 ID:???
佐野「つってもこれだけ聞ければ十分だな。 なんとなーく、ブースターの事がわかったよ」
お燐「良かったね、お兄さん。 あたいも役に立ててうれしいよ」
佐野「ああ、サンキューな、お燐」
お燐「んじゃ、あたいは霊夢の顔を見てから帰るとするよ。 またねっ」

こうして大体のブースターの素性が聞けた所で、佐野はここまで通訳をしてくれたお燐に感謝を述べ。
これを受けてお燐も笑みを浮かべ、家の裏戸の方へと回りながら佐野達に別れを告げた。

佐野「うっし、んじゃ早くお前のご主人様の所に帰せるように、これからもサッカー頑張ってくか!
   な、ブースター!」
ブースター「キュ〜!」

そして、改めて佐野はブースターと早く元の世界に帰れるようにと誓い合った。
今までも当然早く帰りたいという思いはあったが、ブースターの話を聞いて佐野としても俄然やる気が出てきたのである。
このやたらと人懐こい炎の獣の事だから、ご主人様に対する思いや懐きというのも佐野達に対するそれの比ではないのだろう。
ならば一刻も早く返してあげなければ可哀想だと、佐野は考えたのである。
この言葉を受けて、ブースターは実に嬉しそうに笑った(……ように見えた)。
その表情は、ブースターがどれだけ元の主人を慕っているかを実に物語っていた。

※ブースターがなつきました。
※火車・火炎猫 燐(かえんびょう りん)と出会いました。

735 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:47:30 ID:???
☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

☆残り回数2/3

736 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 02:47:43 ID:z8ldJIME


737 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 02:52:37 ID:oXqLeFHE


738 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/31(土) 02:55:34 ID:???
ユーノ野獣(イタチ)説。という所で本日はここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
いつも遅くまでお付き合いありがとうございます。
それでは、お疲れ様でしたー。

739 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 02:58:27 ID:???
トレーナー
「申し訳ないが能力と覚える技が噛み合ってないペットはNG」

乙でしたー

740 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 00:19:50 ID:???
>>739
ブースター is GOD
乙感謝でする。

>H.ユーノ
====================================================================================
佐野「……っちゅー訳で俺は恋愛とはトコトン先手必勝を心がけるべきだと思う訳ですよ」
カイン「うむ、それはお前の霊夢に対する反応を傍から見ていればわかる。 ……結果は芳しくないようだがな」
クーガー「いやカイン、佐野の言う事は間違いじゃないぞ。
     どんな魅力的な女性でも出会いが遅ければ他の男と仲良くなってしまう可能性がある。
     出会った瞬間からアプローチを重ね、好意がある事を伝えなければ相手も『あらこの人私に興味ないのかしら』と思うだろう。
     故にこそ、佐野の霊夢に対する行動は間違っている訳ではない」
佐野「だよね!」
クーガー「まあまるで相手にされてないがな」
佐野「だよね……」

昼食を取った後、佐野は居間でクーガーやカインと共に雑談に興じていた。
男3人集まって何を話しているのかと思えば、話題はこのむさ苦しい面々には似合わないコイバナ。
佐野の恋愛観をカインは苦々しい表情で聞いていたのだが、クーガーはそれで正解だと断言をする。
……もっとも、両者は共通して、霊夢が佐野に靡く可能性はゼロに近いだろうと認識をしていた。

カイン「というかそもそもお前は霊夢のどこがいいんだ」
佐野「ワキマルダシ」
カイン「……聞いた俺が馬鹿だった」
ユーノ「佐野君、ちょっといいかな?」
佐野「おっ、どうしたユーノ君?」

そんな折、襖を開けて居間に姿を現したのはユーノであった。
カインの呆れたような声を耳にしながらも佐野はそちらを無視しユーノの用件を問い……。
ユーノは一つ頷くと時計を確認し、それからクーガーとカインの両者に視線を移してから口を開く。

741 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 00:21:35 ID:???
ユーノ「以前言ってたよね、紅魔館に行ってみたいって。
    僕、今日はこの後特に当番は無いし……佐野君も確か何も無かったよね?
    折角だから行こうと思って誘ってみたんだけど……」
佐野「あー……そういえばそんな事も言ったっけ」

以前、夜半にユーノが佐野の部屋を訪れた際、幻想郷の地図を渡された時に話した雑談。
幻想郷で行ってみたい場所、興味のある場所な無いかと聞かれ、佐野が思いつきで答えたのは紅魔館。
幻想郷でも指折りの実力者であるという吸血鬼が住まう場所と霊夢からは聞いており……。
また、先日の試合で慧音が言っていた所によると、3ボス同盟には紅魔館の者が所属をしているという。

ユーノ「霊夢の話によると、霊夢の名前を出せば危険は無い筈……らしいからね。
    その点では心配無いと思うんだけど……」
佐野「そうかー(霊夢ちゃんって偉いんだなー。 さて、それはともかくどうしよう?
   今から行くと……向こうでそれなりに時間潰すだろう事考えれば、帰ってきたら夕食時になってそうだなー)」

A.男は度胸。紅魔館に行ってみるか(イベント回数を2消費します。ユーノ以外にももう1人連れて行けます(ランダム))
B.今日はやめとこやめとこ。それよりコイバナしようぜユーノ君(紅魔館へ行きません。イベント回数の消費は1で済みます)
C.逆に紅魔館じゃないとこ行ってみようぜ(更に分岐します)

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

742 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 00:22:51 ID:Dq+t/k8k
A

743 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 00:22:59 ID:28JxSq3M
A
まあ、言い出しっぺだしね

744 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 00:23:11 ID:fUp1thXw


745 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 00:42:14 ID:???
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=26234525
レイさん描いてみた。もっとおっぱい大きくしたかった(中学生並の欲望)

>A.男は度胸。紅魔館に行ってみるか(イベント回数を2消費します。ユーノ以外にももう1人連れて行けます(ランダム))
====================================================================================================================
佐野「そだな。 別にやる事はねーし、行ってみるか」
ユーノ「うん」

家にいても別段やる事は無し、ただ先ほどまでのように雑談をして暇をつぶすくらいだろう。
それならばまだ外に出て、見分を広げた方がよほど生産的。
そう考えた佐野は立ち上がり、ユーノと共に紅魔館に行こうとするのだが……。

佐野「……ところで他に誰か一緒に紅魔館に行きたいって人とかはいないかね?」
ユーノ「さぁ? 僕が確認したのは佐野君のスケジュールだけだったし。 聞いてみないとわからないね」
佐野「そうか。 んじゃ確認してみっか。 折角だし誰か暇そーなのがいたら誘おうぜ」
ユーノ「うん、別に構わないよ」

どうせなら2人で行くよりももっとたくさんの人数を連れて行った方が楽しいだろう。
まず佐野はさっきまで話し込んでいたクーガーとカインにこの後の予定を聞き、
更に他の用事をしている面々にも話を伺うのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★遠くに行きたい・紅魔館編→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→???「むしろこっちから来てやったわ! 運命を読んでね!!」 なにィ!?謎の少女が博麗神社に現れた!
ダイヤ→レイ「あたいも行くよ」 うわぁ、道中とっても心強いナリィ……
ハート→カイン「フッ、任せておけ」 レミリアさんに興味のあるカインさんです
スペード→剣崎「丁度暇だったんだ。 付き合うぜ」 ケンジャキー!!
クラブ→水銀燈「あんた達のお守をするつもりはないけど、その館ってのは興味あるわね」 色々不安やで……

746 :森崎名無しさん:2012/04/01(日) 00:43:34 ID:???
★遠くに行きたい・紅魔館編→ ダイヤA =★

747 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 01:22:44 ID:???
>★遠くに行きたい・紅魔館編→ ダイヤA =レイ「あたいも行くよ」 うわぁ、道中とっても心強いナリィ……★
=======================================================================================================
クーガーとカインは、この後買い出しと便所掃除の為に佐野達と同行は出来ず。
また、他の面々もそれぞれ用事があるようでいまいち反応はよくない。
唯一食事の準備の時以外は暇をしているブースターも、どうやらどこかに勝手に散歩に行ってるのか姿を見なかった。
仕方ない、このまま2人で行くかと佐野とユーノは考えるのだが……。

レイ「ちょい待ち。 あたいも行くよ」
佐野「あれ? レイさん、薪割りしなきゃいけないんじゃなかったっけ?」

玄関を出ようとした佐野達を呼び止めたのは、先ほど佐野達の誘いを断ったレイであった。
午後からは割り振られた当番の通り、薪割りをする予定だったレイ。
それを理由に佐野達の誘いを断り、用事があるのなら仕方がないと佐野達は諦めていたのだが……。
そんなレイが何故こうして自分も行くと後になってから言いだしたのか、佐野とユーノの両者は疑問に抱く。
しかし、その事を察知してか。レイはフフンと鼻をならしてから腕を組むと、どこか自慢げに言葉を吐いた。

レイ「薪割り終わらせたんだよ、だから午後からの用事は一切無しって訳さ」
佐野「ハァ!? 終わらせたって……つい今しがたまで山のように丸太があったじゃねーか!?」
レイ「あれくらい、ちょちょいと本気出せば一瞬で終わるよ」
佐野「(……信じられんけど、レイさんならやりかねんよなぁ)」

実際に佐野はレイが今日割る筈だった丸太の数を見ており、自分なら夕方までかかっても終わるかどうかわからないと思っていたのだが……。
レイの常識外れなスピードと実力については、以前武道の演武を見せてもらった時に把握している。
彼女なら本当に本気を出せばあれだけの丸太を一瞬で薪にしてしまう事が出来るのかもと、否が応でも納得してしまう。

748 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 01:23:47 ID:???
佐野「んー……まあそういう事なら了解だぜ。 んじゃ一緒に行こうぜ、レイさん」
レイ「あいよ」
ユーノ「それにしても意外だね。 そんなに急いで用事を終わらせて行こうとするなんて、レイも紅魔館に興味あったんだ」
レイ「ん……まぁね(紅魔館ってトコは霊夢の息がかかってんだからまだしも、道中はあんたら2人だけじゃ不安でしょうがないよ)」

とにもかくにも、用事が終わったというのなら問題は何もない。佐野とユーノはレイを加え、改めて神社を出発。
道中、レイは佐野やユーノと他愛のない雑談を交わしながらも……しかしさりげなく周囲を警戒していたという。

レイ「あたいは迷いの竹林って所にもちょいと興味あるんだけどねぇ」
ユーノ「あそこは……確か永遠亭、という場所がある地域だったかな。 そこに興味があるの?」
レイ「いや、単純に竹林が気になるだけさ。 修行に使えるかもしれないからね」
佐野「(まだ強くなるつもりなのかこの人……)って……お、そろそろ見えてきたな」

その後、レイが常に周囲に気を配ってくれていたお陰かどうかは知らないが、
佐野達は妖怪に襲われるという事は特に無く、無事目的の場所に辿り着こうとしていた。
霧の湖の中心部、ぽつんと突き出た陸地の上に聳えたつ一見の館。
外観はどうにも佐野の感覚では趣味が悪く思える赤一色で染まっており、佐野は思わず眉を顰めるのだが……。
しかし、その色合いは趣味が悪いと同時にどこか禍々しくもあり、なるほど、吸血鬼の住まう館らしいと言えば、らしいような気もしてくる。

佐野「つっても夜ならともかく真昼間じゃ怖さ半減だよな〜」
ユーノ「確かに……雰囲気はあまりないね」

とはいえ青空のもと、太陽の光を浴びるその館はそこまで佐野に恐怖感を抱かせなかった。
その事を素直に口にすると、ユーノも苦笑を浮かべながら静かに同意。
やはりそこまで警戒する必要はないのだろうか、と佐野は思いつつ紅魔館の正門と思しき場所へ足を進めていくのだが……。

749 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 01:25:07 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★おいでませ悪魔の館→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→寝間着?の少女「今年はアウトドアに健康的に生きるわよ!」 なんか外周を紫髪の少女がランニングしてるー!?
ダイヤ・ハート→赤毛の女性「あ、ちょっとすみませーん。 入館許可証の提示をお願いします」 長身の女性がストップをかけてきました
スペード・クラブ→赤毛の女性「ZZZ……」 門にもたれるようにして赤毛の女性が寝ているぞ。立派な鼻ちょうちんが出来てます
クラブA→赤毛の女性が倒れている。頭にはナイフが。これが恐ろしい殺人事件の序章だとは、この時はまだ誰も思っていなかったのです

750 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 01:25:26 ID:???
★おいでませ悪魔の館→ ダイヤ5 =★

751 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 01:35:02 ID:???
アポはねーけどッ、 用ならあるぜ!

752 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 01:35:17 ID:???
クラブAがwwww
殺人?事件編が始まってしまうじゃないかw

753 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 01:47:12 ID:???
>>751
と妙子のパンツを装備できる人が言っています
……コレ頭にも装備可能なんだよね…………

754 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 02:09:58 ID:???
>>751 バカヤロウ逃げるぞ!
>>752 テテテテッテテテテッテ〜テ〜!(火サスのBGM)
>>753 これは……妙子のパンチじゃねーかっ!

>★おいでませ悪魔の館→ ダイヤ5 =★
>赤毛の女性「あ、ちょっとすみませーん。 入館許可証の提示をお願いします」 長身の女性がストップをかけてきました
=================================================================================================================
佐野「はい?」
赤毛の女性「入館許可証のご提示をお願いします」

門を開いて館の内部に入ろうとした瞬間、不意に現れた赤毛の女性。
つい先ほどまでは影も形も見えなかった女性が急に出てきた事により、佐野は思わず間抜けな声を出し。
ユーノとレイの両者は思わず身構えてしまう。
だが、赤毛の女性は営業スマイルなのかどうなのかは知らないが笑顔を浮かべたまま"入館許可証"とやらを再度求めてくる。

佐野「にゅ、入館許可証って……え、何? そういうのがいるのここ?」
赤毛の女性「勿論です。 この紅魔館はレミリア=スカーレット様のご住居。
      許しを得た者しか立ち入る事は許可されておりませんので」
佐野「え、え、ど、どうしようユーノ君、レイさん。 持ってねーぞそんなもん」

当然ながら、佐野達はそんなものを持っていない。
笑みは浮かべるものの、心の底ではとっとと帰れと言っているような女性を前にして思わず佐野はパニックに陥るのだが……。

ユーノ「落ち着いて、佐野君。 ……突然の訪問、申し訳ありません。 実は僕たち、博麗霊夢の知り合いなのですが……」
赤毛の女性「あ、どうぞ通ってください。 どうぞどうぞ」
佐野「えええええええええええええええええええええええええええええっ!? 変わり身はやァッ!?」

ユーノが霊夢の名を出した瞬間、女性は先ほどとは180度変わる態度を見せ。
自ら門を開き、どうぞどうぞと手で佐野達を中に招き入れるジェスチャーをするのだった。

755 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 02:11:20 ID:???
赤毛の女性「いや〜、あなたがたもお人が悪い。 霊夢さんのお知り合いだとおっしゃるなら、あんな事私もしませんでしたのに」
佐野「(……霊夢ちゃんの名前、さながら黄門様の印籠だな)えっと……とにかく入っていいの?」
赤毛の女性「どうぞどうぞ。 霊夢さんはお嬢様のご友人、そのご友人の知り合いならお嬢様の知り合いも同然ですから」
佐野「(いいのかなぁ、その理屈で……)」
ユーノ「こんな事を聞くのもどうかと思うけど……。 ……僕たちが嘘をついている可能性、というのは考えないんですか?」
赤毛の女性「そりゃ可能性はありますけど……もしもそんな事をしたら、あなた達がとんでもない目にあいますでしょうしね。
      そんなリスクを負ってまで嘘をつく事は無いでしょう」
ユーノ「(とんでもない目、か……。 それは霊夢がやるのか、それとも"お嬢様"がやるのか……どっちだろう? 両方……?)」

へらへらと笑いながら、佐野達となんともフレンドリーに会話する女性。
思わず佐野達も呆れてしまうものの……なんにせよ、館の中に入れるというのなら問題は何もない。
佐野とユーノは連なって門を潜り、それにレイも続こうとするのだが……。

レイ「……あんた、名前は?」

門を潜る際、女性と視線を交錯させながら不意にレイは口を開いた。
眼光鋭く睨み付けるその視線は、もしも佐野が受けたなら一瞬で漏らした程の威圧感を放ち。
それを受けて女性は一瞬驚いたように目を見開くも、すぐに笑みを浮かべて申し遅れましたと謝罪をしてから自己紹介をする。

美鈴「私(わたくし)、紅魔館の門番を務めさせていただいてます、紅 美鈴(ほん めいりん)と申します。
   決してべに みすず、とか。 くれない みすず。 などではないのでよろしくお願いします」
佐野「(あー、やっぱ中国系の名前なんだな……)」

赤毛の女性――紅 美鈴の自己紹介を聞いた佐野は、1人納得したかのようにうんうんと頷く。
美鈴は昨日の試合で出会ったレティ=ホワイトロックにも及ぶ程、女性にしては高身長。
その背の高さや胸の豊かさも十分に目を惹くが、それよりも外見で特徴的だったのは緑を基調とした中国系の民族服である。
その衣服を見た時からもうすうすは感じていたが、やはり中華系の人間か、と佐野は判断したのだが……。

756 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 02:12:25 ID:???
美鈴「因みに言っておきますけど、私妖怪ですので」
佐野「ええぇっ!? 嘘!? すげぇ人間っぽいのに!?」
美鈴「よく言われます」

そんな佐野の考えを察知したのか、美鈴は自らの種族を妖怪であると説明した。
どこからどう見ても人間(しかも美人でグラマー)な外見をしているというのに妖怪だと聞いて、
佐野はやっぱり幻想郷では外見で全てを判断できないのかと思う。

佐野「うぅ……もう誰が妖怪で誰が人間かもわかんねぇ……。 あ、ちなみに俺は佐野。 佐野 満。 よろしくな、美鈴」
ユーノ「僕はユーノ=スクライアです。 よろしくお願いします」
レイ「あたいはレイ=クウゴだ(妖怪ねぇ……ふぅん……)」
美鈴「はい、こちらこそよろしくお願いします」

そして、佐野達もまた自己紹介をし、それを受けて美鈴も頭を下げ……改めて3人を先導し館の中を案内。
庭園にはたくさんの花が栽培されており、美鈴はこれを自分が作ったのだと大きな胸を張って自慢。
佐野達も感心をしたようにそれを見ていたのだが、その景色が終わるとすぐに紅魔館の入り口――扉の前へと辿り着いてしまう。

美鈴「私の案内はここまで。 中からはまた別の者が案内をしますので、皆さんどうぞごゆっくり」
佐野「あれ? 美鈴も中に入らないの?」
美鈴「はい、私は門番ですのですぐに勤務に戻りませんと。 ところで皆さん、この紅魔館へは何をしにいらっしゃったんですか?」
ユーノ「僕はこの館にある図書館が気になって……。 どのような書物が置いてあるか見てみたいんだけれど、いいかな?」
美鈴「恐らくは大丈夫だと思いますよ。 貸出は厳禁ですがね」
レイ「あたいは特に……ま、こいつらが来るって言うからついてきただけさ。 そういや佐野、お前は何の目的で来たんだ?」
佐野「え? そ、そりゃ……」

757 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 02:13:35 ID:???
A.「噂に名高い吸血鬼とやらを一目見たかったのさ!」 吸血鬼に会いた〜い!
B.「こんだけデカい屋敷だからメイドさんもいると思ったのさ!」 メイドさんに会いた〜い!
C.「俺もインテリジェンスに目覚めた。 図書館に興味があるのぜ!」 図書館に行きた〜い!
D.「3ボス同盟の一員とやらをこの目で見に来たッ!!」 3ボス同盟のメンバーに会いた〜い!
E.「俺も暇だったからちょっとぶらぶら見学に来ただけなんだよな〜」 さのさんぽ
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

758 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 02:16:36 ID:fUp1thXw


759 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 02:17:40 ID:cSs4QinI
D

760 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 02:21:37 ID:Nkks3EhM
A

761 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 02:23:35 ID:efWawlgc


762 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 02:25:42 ID:???
バラけたな
まあどれ選ぶかはぶっちゃけ好みだから仕方ないか

763 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/01(日) 02:31:47 ID:???
>>762
紅魔館は魅力的なキャラでいっぱいじゃけん仕方ないの。

という訳でまだ投票途中ですが本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

764 :名無しの若造さん:2012/04/01(日) 06:17:41 ID:0z2Kw7NQ
C

765 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 00:44:42 ID:???
>C.「俺もインテリジェンスに目覚めた。 図書館に興味があるのぜ!」 図書館に行きた〜い!
==========================================================================================
ユーノ「……大丈夫、佐野君? 僕に無理やり付き合わなくてもいいんだよ?」
佐野「ユーノ君って、本当アレだよね。 ナチュラルに失礼だよね、割と」

色々迷いもしたが、佐野は結局ユーノと共に図書館を見学したいと考えた。
普段の言動や行動から、おおよそ読書などとは無縁に思える佐野のこの発言を聞いてユーノは心配するように言葉を吐き。
レイ、そして出会ったばかりである美鈴すらも佐野の事を懐疑的な目で見る。
これには佐野も立腹するが……第三者的視点から見れば、ユーノ達の反応の方が正しいと考えるのは明らかだろう。

佐野「俺だって本くらい読むぜ。 漫画とか」
ユーノ「佐野君……それは読書に入らないよ……」
佐野「なんで!? 小学校の図書室にあったぞ、三国志の漫画とか!」
美鈴「まあ読書かどうかは別にしても、漫画ならありますよ。 私も休憩時間によく借りて読んでますし」
佐野「おっ、マジか。 よし、なら決まりだな」

佐野の更なる発言に、ユーノはいよいよ深刻そうな表情を浮かべるも……。
美鈴のフォローをするような声が入り、佐野はそういう事ならやはり図書館に行くと決意。
なんだかんだ言って娯楽が少ない幻想郷……家事をする以外は寝るかサッカーをするかの毎日に、
いい加減佐野も飽き飽きしていたのだ。漫画という娯楽を求めても、致し方ないと言えば致し方ない。

美鈴「ではどうぞ中へ……」
レイ「あたいはちょいとコイツに用がある。 佐野、ユーノ、お前らだけで行ってきな」
佐野「へ? 用って……?」
レイ「大した事じゃないさ。 ……いいよな、美鈴?」
美鈴「……用向き次第ではありますが、構いませんよ」
ユーノ「わかったよ。 それじゃあ、また後で」

766 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 00:45:42 ID:???
その後、美鈴は改めて佐野とユーノに館の中に入るよう促し、佐野とユーノは素直に館内に足を踏み入れる。
レイはといえば何やら美鈴に用があるらしく、どこか真剣な表情で佐野達にここに残ると宣言。
そして、佐野達が館の中に消えた瞬間……。

             フォンッ             ヒュッ!!

美鈴「おっと……いきなりですね」
レイ「フン……。 やっぱただもんじゃないね」

佐野達の背中を見送っていたレイは、突如振り向きざまの勢いのままに右の正拳を背後にいた美鈴目掛けて突き出す。
常人では目に追えない……実力者でも、並の者ならば反応出来ないだろう速度で突き出されたそれは、しかし空を切る。
つい先ほどまでそこにいた筈の美鈴はレイが拳を突きだす前か、それとも後かは知らないが、
いずれにせよ素早くそれを体を逸らせる事で回避し、笑みを浮かべたままレイに視線を送る。

レイ「口ぶりは木端染みたもんだが……身のこなしといい、気配の消し方といい、相当の実力者と見た。
   組手の相手になっちゃくれないかね?」
美鈴「随分と買いかぶられちゃいましたね……。 私なんてお嬢様達に比べれば本当に大した事ない妖怪なんですけど……」

幻想郷に来てからというもの、暇を見つけては体を動かし、修練に励んでいたレイ。
ただ1人での修行には慣れてはいたものの、やはり自分と戦える程度の相手と組手をする事も実力の向上の為には必須である。
門を訪れた際、音も無く現れた美鈴の気配の立ち方と俊敏な動き、そして先ほどから見せる自然ながらも隙の見えない立ち振る舞い。
それを見た瞬間にレイは美鈴の事を相当の実力者であると判断し、己の実力を高める為に組手を申し込んだ。
これには美鈴も苦笑いを浮かべながら自分など大した事ないと卑下をするのだが……。
やがてそれを収めると、レイと同じく真剣な表情となり全身から闘気を少しずつ溢れさせながら……吼えた。

美鈴「私は一向に構わんッッッッッ!!!」
レイ「調子こかせてもらうよッッッッッ!!!」

               ダッ!              ダッ!!

767 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 00:46:42 ID:???
佐野「……なんか庭の方で『お前らサッカーやれよ』って言いたくなる事が始まってる気がする」
ユーノ「うん、まあ……キャプ森板ではよくある事だよ」

美鈴とレイの一戦が始まろうとしていた頃、一方で佐野とユーノの2人は館の内部へと入り込みまずは内装を確認していた。
外観は正に赤一色、趣味の悪いお屋敷といった印象だったが、それに反して内装は比較的落ち着いていた。
無論、分厚いカーペットや何に使うのかよくわからない家具、やたらと大きい頭上にあるシャンデリア等々。
佐野にとっては見慣れない代物が多数置いてあり、落ち着く家かと問われれば疑問が残るが、
少なくとも目に優しくない色合いはしていない。

佐野「うーん……この壺とか、割ったら弁償せにゃならんのだろうか……」
ユーノ「触らない方がいいよ、佐野君。 それより、美鈴さんは中に入ったら中の者が案内するって言っていたけど……」
佐野「そういやそうだっけ」

美鈴の話によれば、佐野達の案内は館の内部の者がしてくれるという。
しかし、まだそれらしき人物が姿を見せない事に佐野達は疑問を感じていたのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★お帰りなさいませご主人様→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→蒼髪の少女「ぎゃおー! たーべちゃうぞー!」 なんかちみっこい女の子が現れた
ダイヤ・ハート→メイドさん「お話は既に美鈴から聞いております。 図書館のご見学ですね?」 メイドさんが現れた!
スペード・クラブ→赤髪の少女「どうもこんにちわ。 図書館で司書を務めている者です」 司書さんが現れた!
クラブA→金髪の少女「あら……新しいお人形さん?」 なんかちみっこい女の子が現れた。パート2

768 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 00:47:06 ID:???
★お帰りなさいませご主人様→ クラブ6 =★

769 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 01:05:10 ID:???
トップスピンパス教えてもらわないと…
あとグリーンカットパス

770 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 01:51:13 ID:???
>★お帰りなさいませご主人様→ クラブ6 =★
>赤髪の少女「どうもこんにちわ。 図書館で司書を務めている者です」 司書さんが現れた!
======================================================================================
そんな会話をしている間にふと佐野達が廊下の奥の手を見れば、向かい側から1人の少女が歩いてくる。
彼女が案内をしてくれる人だろうか、としばらくその場で待っていると。
少女は案の定佐野達の場所まで歩み寄り、ぺこりと頭を下げてから自己紹介をする。

小悪魔「どうもこんにちわ。 図書館で司書を務めている、小悪魔と申します。
    美鈴さんから既にお話は伺っています、図書館の見学をご希望ですね?」
佐野「ど、ども……。 って……こ、小悪魔?」
小悪魔「はい、小悪魔です」

少女は、自らの名を『小悪魔』と名乗った。
そのダークドリームとはまた違う意味で名前とも思えない名前を耳にし、佐野は思わず鸚鵡返しをしてしまうのだが……。
小悪魔自身はにこりと笑みながらその通りだと言わんばかりに頷くばかりである。

小悪魔「私は図書館の主に呼び出された使い魔でして、契約上、主以外に名を明かせないのです。
    その為、皆さんからは『小悪魔』と呼ばれているのですよ」
佐野「使い魔……って何?」
ユーノ「魔法使いが動物と契約を結び、自らの眷属とする行為が一般的だけど……。
    小悪魔の場合は、どうも動物とは違うみたいだね……」
小悪魔「はい、私は小悪魔です」
佐野「ややこしい……」
ユーノ「(やはり魔法体系もミッドチルダとはかなり違うみたいだな……。
     ……それにしても、"主"か。 話には聞いてたけど、やっぱり図書館にはこの世界の魔法使いがいるみたいだね)」

佐野としては小悪魔の言葉は全て理解が困難なものだったものの、ユーノから噛み砕いた説明――。
「要するに小悪魔は魔法使いのご主人様を持っていて、そのご主人様との約束で名前を他人に明かせない」
というものを聞くと、とりあえず納得。
ユーノは正確には色々と違うけれど、と補足をしつつも……これ以上上手く説明も出来る気はしないらしく。
佐野の事は無視して、小悪魔に早速図書館まで案内をしてもらう事にする。

771 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 01:52:27 ID:???
小悪魔「ではこちらへどうぞ。 図書館は地下にありますので、階段を下りていただきます」
佐野「地下かー……湿気とか大丈夫なのか?」
小悪魔「湿気は本の天敵ですが、問題ありません。 魔法で除湿してありますから」
佐野「……魔法って便利なー」

素直に持った疑問を、魔法があるから平気であると返された佐野は思わず呆けたような声を出し。
そんなやり取りをしながら、3人は階段を下り、廊下を歩いて、分厚い扉の前に辿り着く。

小悪魔「こちらが紅魔館自慢の図書館となっております。 それでは、どうぞ中へ」

ガチャッ…… ギィィィィイ……

分厚い扉は、やはりそれだけ重量もあるのか。
小悪魔は両手で取っ手を掴むと全体重を乗せて引っ張り、それと共に重々しい音を立てて扉が開く。
ふぅ、とため息を吐く小悪魔を先頭にその中に入っていくと、そこにあったのは……。

ユーノ「これは……!」
佐野「……うはー、なんじゃこりゃー」

正に本の山、山、山。
内部は佐野の背丈の2倍……否、3倍はあろうかという本棚が、人間が僅かに通れる幅を残して等間隔で立ち並び。
更にその本棚にはギッシリとこれまた分厚い本が整理されている。
思わず佐野は、紙とインクのにおいもあってか頭が痛くなり始めるのだが……。
逆にユーノは目を丸くして驚きながらも、どこからその瞳を爛々と輝かせながら本棚にある本一冊一冊を確認している。

772 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 01:54:00 ID:???
小悪魔「どうですか? 凄い蔵書量でしょう」
ユーノ「うん、凄いよ。 外の世界にだって、これだけの書物がある図書館なんて限られてる……」
小悪魔「そうですとも、この図書館はほぼ無限……って、え? 限られてる? 存在しない、じゃないんですか?」
ユーノ「あ……うん。 ここと似たような場所、知ってるんだ」

小悪魔としても、この図書館の本の数は自慢なのか、鼻高々といった様子で佐野達の反応を確認するも……。
ユーノの発言を聞き、こちらもまた目を見開いて驚く。
少なくとも小悪魔の知る限り、この図書館の本の数――及び広さというのはまだ解明されていない。
正に無限に近いだけの書物がこの図書館には隠されており、
事実上幻想郷、及び外の世界の書物の全てはここにあるものだと思っていたのだが……。
しかし、ユーノはこの図書館とほぼ同じような図書館を知っているという。
まさか外の世界にも、無限に近い書物がある図書館があるとは知らない小悪魔が不意を食らい驚くのも当然であり。
言葉を発したユーノはどこか困ったように頬を掻き……、コホンと咳払いをしてから小悪魔に言う。

ユーノ「ところで小悪魔、この図書館の主……小悪魔の主の人と話が出来ないのかな?
    本を読む前に、挨拶をしておくのが最低限の礼儀だと思うんだけど……」
小悪魔「ハッ! あ、そ、そうですね。 ではこちらへどうぞ……佐野さん、行きますよ?」
佐野「……ォーィェー」

確かにユーノの言う通り、本を読ませてもらう前にまずはこの図書館の主に挨拶をするのが筋というものだろう。
小悪魔は頷くと同時、未だに放心状態だった佐野を現実世界に引き戻すと、
同じような景色ばかりの図書館の中をすいすいと迷いなく歩き、やがて本棚の無い開けたスペースの中心。
山のような本が積み重なった巨大な机の前へとユーノ達を案内し……。
その机に鎮座し、黙々と羽ペンで羊皮紙に何かを記入している、紫の髪をした少女を手で示しながら口を開いた。

小悪魔「こちらがこの図書館の主、そして私の主である、魔法使い……パチュリー=ノーレッジ様です。
    パチュリー様、お客様ですよ」
パチュリー「………………」

773 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 01:55:15 ID:???
紫の長い髪に、やや痩せ気味な体型と色白な肌。
寝間着のような部屋着のような、縦のストライプが入ったゆったりとした衣服とその上に羽織った上着を着。
部屋の中だというのになぜかドアノブのようなデザインで、三日月を模した髪飾りのようなものを取り付けたした帽子を被り、
丸く小さなメガネをかけた小柄な少女――小悪魔の主にして、この図書館の主。
パチュリー=ノーレッジは、しかし小悪魔の言葉に何ら反応を示さず、机に置いてある羊皮紙とただひたすら格闘をしていたのだった。

ユーノ「(何を書いているのかな……。 ここからだと、ちょっとよく見えないけど……)」
小悪魔「えっと……パチュリー様、お客様ですけど……」
パチュリー「………………」
佐野「(……なんかまた変な感じの人が出てきたなぁ)」

まるで反応をしないパチュリーを前に、小悪魔は困ったような愛想笑いを浮かべ。
佐野はまたちょっとめんどくさそうな感じの人が出てきたかな、と考える。
唯一ユーノはパチュリーが何を書いているのか興味深々で、パチュリーの態度は別段気にしていなかったようだが、
佐野と小悪魔はそれには気づかない。

佐野「(うーん、どうしよう。 なんかちょっかいかけてみるか?)」

A.「どうもこんにちわ。 佐野満です」 とりあえず挨拶しておくか
B.「はじめまして、愛の狩人、佐野満です」 ギャグを交えつつ挨拶をしておくか
C.「ガチョーン!」 ギャグをしておくか
D.「お客さんに挨拶もしなきゃ茶も出さないのかなー、このお屋敷はー」 大声で嫌味を言ってみよう
E.「駄目だ、話にならん。 それより先に本見せてもらおうぜ」 挨拶は後回しにしよう
F.「あーっと、手が滑ったー!!」 手を滑らせて机の上のインクを羊皮紙の上にぶちまける
G.「そんな事よりサッカーしようぜ!」 何故か持っていたボールを机に向けてシューッ! 超エキサイティンッ!!
H.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

774 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 01:58:21 ID:vqB/iQwQ


775 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 02:10:57 ID:AdD/VUcs


776 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 02:11:31 ID:???
投票途中ですが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

777 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 02:14:49 ID:5mNeW2xs
H どうもこんにちわ。 佐野満です
こっちは魔法使いのユーノ君だ

これなら食いつくかな

778 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 02:18:05 ID:QQy5zbR+
H どうもこんにちわ。 佐野満です
こっちは魔法使いのユーノ君だ

779 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 23:58:22 ID:???
>H.どうもこんにちわ。 佐野満です。 こっちは魔法使いのユーノ君だ
================================================================================
佐野「(小悪魔の話によりゃ、こいつも魔法使いって話だったしな。
    ユーノ君が魔法使いだって事を言えば、喰いついてくんだろ)」
ユーノ「(うーん……佐野君の狙いはなんとなくわかるけど……)」

パチュリーの様子を見る限り、普通の挨拶では無視されるのがオチだろうと判断した佐野は、
ここでユーノの事を"魔法使い"であると紹介する事にした。
先ほどの小悪魔の話によると、パチュリーは魔法使いであるらしく。
同じ職業をしている者が来たとあれば、なんであれ反応を示してくれると考えたのである。

こうして自信たっぷりに佐野はユーノの事を手で示しながら紹介するのだが、
一方でユーノは少し困ったような表情を浮かべ。
そして、当のパチュリーの反応はといえば……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★パチュリー「知ってた」→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→パチュリー「カカロットの息子……?」 パチュリー、です……。
ダイヤ・ハート→パチュリー「……私を馬鹿にしているの?」 相変わらず視線をこっちに向けないまま声を出した
スペード・クラブ→パチュリー「………………」 返事が無い。ただのもやしのようだ。
クラブA→パチュリー「"君"? 男?」 急にユーノと佐野を見比べはじめた。 パチュリー「夏に出す本が厚くなるわ」

780 :森崎名無しさん:2012/04/02(月) 23:58:50 ID:???
★パチュリー「知ってた」→ ダイヤ4 =★

781 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:01:11 ID:???
JOKER……最後のリーしか合ってないじゃんw

782 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 00:48:28 ID:???
>>781 マチョリー、です……。

>★パチュリー「知ってた」→ ダイヤ4 =★
>パチュリー「……私を馬鹿にしているの?」 相変わらず視線をこっちに向けないまま声を出した
===========================================================================================
佐野「あ?」
パチュリー「……微量とは言えない程度の魔力を保有していて、しかも体内で魔力がある程度練られている。
      大方この紅魔館に来る上で、危険が降りかかればいつでも自衛するつもりで準備をしていたのでしょう。
      並の魔法使いならいざ知らず、私がそれだけの魔力を持つ人間を見逃す筈が無い。
      ……一々言わなくてもわかってるわよ、ちっこい方」
佐野「な、なんだと!?」
ユーノ「(やっぱりね……)」

しかし、佐野の知恵を利かせたつもりの挨拶はまるで意味をなさなかった。
いや、パチュリーに言葉を発させるという目的は果たせたものの、その言葉はあくまでも佐野を注意しおちょくるようなものであり。
ユーノに興味を抱かせ反応させるという効果は得られなかったのである。

パチュリーが言ったように、パチュリーはそもそもユーノがこの図書館に入館した時からユーノの魔力を感知しており。
また奇妙な来客があったものだ、と考えていた。
そんなパチュリーがユーノに反応を示さず、ただひたすら机に向かっていたのは単純にユーノの事よりも、
今、目の前で自らの魔法などの考えについて羊皮紙に書き記す事が重要な為であり。
パチュリーとしては、一々わかっている事を指摘し、暗に挨拶くらいしろと言う佐野に苛立ちを感じるのは当然の事である。

佐野としてはパチュリーの考えとは真っ向の逆で、気づいているのならば反応しないのが尚更こちらに失礼だろうと憤慨をしていた。
特にちっこい方と言われては、身長を気にする佐野としては腹を立てて仕方ないのだが……。
今にも暴れだしそうな佐野を、慌ててユーノは宥める。

783 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 00:49:42 ID:???
ユーノ「まぁまぁ、佐野君。 ひとまず落ち着いて……」
佐野「そうは言うがなユーノ君。 このもやしっ娘の反応は色々と失礼が多すぎるぞ、人間としての道徳的に考えて。
   一体どんな教育を受けてきたのか、親の顔が見てみたいわ!」
パチュリー「……図書館では静かに。 常識よ、ちっこいの」
小悪魔「パチュリー様、あまり煽られない方が……確かに佐野さんはちっこいですけど」
佐野「小悪魔フォローしてないよそれ!?」

こうしててんやわんやがあったものの、そうこうしている間にパチュリーの筆を進める手はひと段落したのかぴたりと止まり。
ふぅ、と小さくため息を吐いてからここでパチュリーは初めて佐野達に向き直る。

パチュリー「コホッ……。 それじゃ改めまして、この図書館の管理人のようなものをやっているパチュリー=ノーレッジよ」
佐野「お、おお……? なんだ、やれば出来るんじゃねーか自己紹介。 なんだってあんなに俺達を無視してたんだ」
パチュリー「頭に浮かんだ魔法式を記す方が大事だったからに決まってるじゃない、馬鹿ね」
佐野「………………」
ユーノ「うん、まぁ……。 ……魔法使いとしては、割とよくある考え方だよ」
佐野「そうなの……?」

そうして改めて自己紹介をするパチュリーに、佐野は驚き……そして、今まで挨拶をしなかった理由を聞き再び眉を顰める。
だが、ユーノのパチュリーの考え方は、魔法使いとしては別段不可思議な事ではないというフォローを聞き。
佐野はいまいち納得はいかないものの、ユーノがそういうなら、
魔法使いとはそういうものなのかもしれない……となんとか理解をしようとする。

パチュリー「それで……ここに来た理由は何かしら? やはり本を……?」
ユーノ「はい、読ませて頂こうと思いまして。 ……よろしいですか?」
パチュリー「汚さない、破らない、無くさない、持ち出さない。 これを守ってくれるならどうぞご勝手に。
      それと、敬語は不要よ。 私は別にこの屋敷の主って訳じゃないんだから」
ユーノ「うん、それじゃあ……ありがとう、パチュリー」

784 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 00:50:44 ID:???
その後、挨拶を終えた所でパチュリーはユーノと佐野がこの図書館に来訪した理由を問う。
これにはユーノが本を読ませてもらいに来たと素直に目的を答え、パチュリーは諸々の注意をしながらも承諾。
ユーノはその回答を得て満足そうに笑むと、感謝の言葉を述べながらくるりと反転し早速本を探しに向かおうとする。

小悪魔「あ、あっ。 ユーノさん、お1人では危険ですよ。 この図書館は広大ですから、慣れない人は迷ってしまいます」
ユーノ「大丈夫、探検や発掘は慣れてるから」
佐野「探検や発掘……(おおよそ図書館で聞く単語じゃねぇなオイ)」
パチュリー「……まぁああ言ってるし問題は無いでしょう」

小悪魔の言う通り、どこを通っても似たような景色しか現れず、
等間隔で同じような本棚が立ち並ぶこの図書館は迷路のようなもの。
ここで働き、その迷路に慣れきっている小悪魔や、主であるパチュリーならいざ知らず。
初めて図書館を訪れた者が単独で歩き回るのは得策ではないと小悪魔は注意をするも……。
ユーノは一言、慣れているからと告げる。
その後ろ姿をパチュリーはジトッとした目で見つめつつ……ふ、と横に視線を移し1人ぽつんと残った佐野に向けて問う。

パチュリー「で、あなたはどうするのかしら?」
佐野「へ……俺?」
小悪魔「どのような本が読みたいか言っていただければ、私がご案内しますよ」
佐野「ん、んー……そうだな……」

A.「いや、俺もユーノ君と一緒に本探してみるわ」 ユーノと一緒に本を探す
B.「じゃあ漫画のある本棚に案内してくれ」 漫画を読みたいと言ってみる
C.「じゃあサッカー関係の本がある本棚に案内してくれ」 サッカー関係の本を読みたいと言ってみる
D.「じゃあ小悪魔オススメのエッチな本がある本棚に案内してくれ」 エッチな本(小悪魔オススメ)が読みたいと言ってみる
E.「いや、本読んだら更に頭が痛くなりそうだ。 ここでちょっと休むわ」 本は読まず、この場に待機する
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

785 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:52:01 ID:kVq1JEbk


786 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:52:17 ID:spCKN4UM
F ポケットモンスターに関する本を見せてほしい

787 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:52:22 ID:sKdIHpRI
C

788 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:52:57 ID:RokdWHJY


789 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 00:54:08 ID:HxUKT7JE
C

790 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 01:37:49 ID:???
>C.「じゃあサッカー関係の本がある本棚に案内してくれ」 サッカー関係の本を読みたいと言ってみる
================================================================================================
小悪魔「佐野さんもサッカーをやられているんですか?」
佐野「お、その口ぶりだと小悪魔もやってんのか?」
小悪魔「はい。 私と、パチュリー様は4ボス劇団というチームに所属しているんですよ」
佐野「4ボスって確か射命丸とかいうのがいるチーム……って、パチュリーも!? 嘘だろ!?」

佐野がサッカー関連の本を読みたいと告げると、小悪魔はこれに素早く反応。
自ら、そしてパチュリーが共にサッカーをしており、4ボス劇団に所属をしていると言うと、
佐野はその聞き覚えのあるチーム名を聞き、ふと以前会った事のある鴉天狗を思い出すのだが……。
それから遅れ、パチュリーがサッカーをしているという言葉に反応し、思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。

パチュリー「……本当に失礼ね。 少なくともあなたよりは数段上手いわよ、むきゅっ。 コホッコホッ」
佐野「……おい大丈夫かよ、本当に。 なんかコホコホ言ってるぞ」
小悪魔「パチュリー様、喘息持ちなんですよ。 ですから、プレイ時間も確かに短いです。
    でも、そのプレーの凄さは間違いなく幻想郷でも屈指ですよ」
佐野「(本当かな〜?)」

サッカーどころか、ろくに走る事も出来なさそうに見えるパチュリー。
そんなパチュリーが、幻想郷屈指のプレーが出来る選手と聞かされても、佐野としては容易く信じる事が出来ず。
実に胡散臭げな表情をしながらパチュリーを見つめる。

佐野「(でも4ボスって……来生さんたちのいる3ボス同盟、って所よりも格上なんだよなぁ……?
    そこに所属してるって事はやっぱそれなりに強い……? いや、まさかな)」
小悪魔「さて、それじゃ早速本棚の方に向かいましょうか。 こちらです、佐野さん」
佐野「あ、そうだな」

791 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 01:39:02 ID:???
その後、佐野は小悪魔にひきつられ、図書館の内部を移動した。
小悪魔の言っていた通り、正にこの図書館の内部は迷路そのもの。
もしも小悪魔が先導してくれていなければ、佐野は恐らく5分としない内に迷子となってしまっていただろう。

佐野「(ユーノ君大丈夫かな? ……自信ありげだったけど)」
小悪魔「はい、こちら一帯がサッカー関連の書籍の置いてある本棚となります」
佐野「おっ、ようやく着いたか。 ……って、多いなぁ」

そうして歩く事数分後、ようやく佐野達は目的のサッカー関連の書籍があるエリアに到着する。
サッカー関連、と言ってもその本の数は圧倒的。
ありとあらゆる言語、及び時代のものが置かれた本棚を見て佐野は思わず眩暈を覚えるが……。
何もこれら全てを読む必要はない、為になりそうなもの、興味のあるものだけを読めばいいのだと自分に言い聞かせ。
小悪魔に勝手にどこかにいなくならないようにとお願いしつつ、本の背表紙を見て自分が読む本を選ぼうとする。

佐野「うーん……しっかし、こんだけあると本当に迷うなー。 日本語じゃないのが多数だし。
   こん中から俺が読めそうなのは、と……」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★読書のススメ→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→小悪魔「こんなのどうです?『11人の戦士たちの攻略本』」 出版元:ファミ通
ダイヤ絵札→とある欧州の知将の考え方を纏めた自叙伝。「戦術が幻想を打ち破る時」
ダイヤ→幻想郷サッカー選手名鑑。
ハート絵札→聞くも涙、語るも涙。不器用な男の一生を書いた長編小説。「幻想の荒鷲」
ハート→キーパーの練習法をよく書いた本。
スペード絵札→ライン際に全てを賭けた男の笑いとロマンとバトルの少年漫画。「ラインライダー龍騎」
スペード→小動物にサッカーを教える時について書かれた本。
クラブ絵札→平凡な男の子が不思議な世界で魔王になってしまうライトノベル。「今日から(シュート)マ王」
クラブ→お人形さんにサッカーを教える時について書かれた本。

792 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 01:39:33 ID:???
★読書のススメ→ クラブ8 =★

793 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/03(火) 01:41:42 ID:???
えらくピンポイントな本を引いた所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

794 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 01:43:12 ID:???
JOKER……大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?
乙でしたー

795 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 01:43:37 ID:???
かつてこれほど効果のなさそうなJOKERがあっただろうか

796 :森崎名無しさん:2012/04/03(火) 10:28:05 ID:???
絵札の奴も読んでみたかったな

特にクラブwまさかのライトノベル化、アニメも目前だな

797 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:49:53 ID:???
>>794-795 JOKERが出ていたら……攻略本に書かれている事とは真逆の行動をとるのも一つの戦術、とかになってかもしれませんw
>>796 自分はハートが読んでみたいです。絶対に泣けるで!

>★読書のススメ→ クラブ8 =お人形さんにサッカーを教える時について書かれた本。★
===================================================================================
色々探し回った挙句、佐野が手に取った本――それは「猿でもわかる!お人形さんにサッカーを教える為の本」であった。
一体どんな層に需要があるのか、そもそも人形にサッカーを教える機会なんて常識的に考えてあるのか。
突っ込みどころしかないこの本に、佐野が思わず興味を抱いてしまうのも無理からぬ事。
懐疑的な目で表紙を眺めていると、小悪魔がそっと佐野にこの本の情報について教えてくれる。

小悪魔「ああ、これは3ボス同盟のアリスさんが執筆された本ですね」
佐野「アリスさん……? あ、その人なら俺も会った事あるぞ。 金髪の綺麗な人だよな?」
小悪魔「はい、そうです。 アリスさんもまた、パチュリー様と同じ魔法使い。
    特に人形を使途した魔法を多く使う事から、人形師とも呼ばれています。
    サッカーをする時にも、お手製の人形に命令を出してプレーさせる事もあり……。
    これはその方法などを、わかりやすく書き記した本なんですよ」
佐野「人形師ねぇ……。 ん? って事は魔法使いじゃなきゃ、これ読んでも意味無いんじゃないのか?」

アリスも魔法使いである、という情報は確かに聞いていたものの、
厳密には人形を使途する人形師というものは初耳であり、佐野は認識を改めつつ……。
小悪魔の話を聞いている限りでは、魔法が使えなければこの本に書かれている事は実行できないのではないか?とも疑問を持つ。
だが、小悪魔はその佐野の疑問に対して首を振って否定した。

小悪魔「確かに魔法を使って人形にサッカーをさせる方法の記述が半数を占めていますが、
    もう半数は如何に人形に効率的なプレーをさせるかの方法が書かれているんです」
佐野「ん? どういう事だ?」

798 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:51:14 ID:???
小悪魔「人間と人形では骨格や筋肉、体重といったものがそもそも違います。 だから人間と人形では同じプレーをするにしても、
    同じような動きでは効果がまるで違うという事が間々あるんですよ。
    だから、アリスさんは一から人形がどのように動けばもっとも効果的なプレーが出来るかを研究し、この本に纏めたという事です」
佐野「ほう、なるほど……(なら、この本に書かれてる事を実践すりゃ、水銀燈のプレーの質も向上する……って事か?)」

小悪魔の説明を聞いた佐野は、イレギュラーズの仲間であるドSな女王様、水銀燈の姿を脳裏に浮かべる。
人間ではなく人形である彼女は1ボスチームとの試合でも大活躍をしていたが、小悪魔の話を信じるなら、
この本の内容を実践すれば水銀燈のプレーはより一層向上する筈なのだ。

佐野「あ……でも持ち出しは駄目なんだっけ?」
小悪魔「そうですね……特例などで貸出を許す事もありますが、基本的には厳禁です。
    ……何か興味がある内容でしたら、元の机に戻り写してもらっても結構ですよ?」
佐野「あー……そうだな、そうさせてもらうわ。(めんどくせぇけど……これであいつの実力が上がるってんならいっか)」

本来ならばこの本を持ち帰り、水銀燈に渡して読ませたい所だったが……。
貸出を禁止されている以上それは許されず、佐野は小悪魔の勧めに従い本の内容を紙に写させてもらう事となる。
その後、パチュリーのいる大きな机の場所へと戻ってきた佐野は、小悪魔の用意してくれた筆記用具と紙を借り。
頭を痛くしながらも熱心に本の内容の特に重要そうな箇所をひたすら紙に写していくのだった。

佐野「うー……にしても、なんじゃこのペンの使いにくさは。 シャーペンとか鉛筆持って来い」
パチュリー「魔法使いが持ってて絵になるのは羽ペンと昔から相場が決まってるのよ」
佐野「絵になるからこれしか置いてないのかよ……」

※「猿でもわかる!お人形さんにサッカーを教える為の本」の写しを手に入れました。
 次回の水銀燈の練習を手伝う際、ダイスが1つ増えます(1回限り)

799 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:52:22 ID:???
こうして佐野が慣れない事をしていた頃、一方でユーノは未だに図書館の内部を探索していた。
数え切れぬ本棚の合間を通り、曲がり、戻り……。
もはや元いた場所も、この図書館の入り口も常人ではわからぬ位置まで来ていた彼だが、
その表情には焦りや困惑といったものは見てとれず、むしろこの本ばかりで作られた迷路の存在が嬉しいといった面持ちである。

ユーノ「さて……とはいえ、あまり遠くに行きすぎても戻れなくなる可能性もあるし、
    そろそろ読む本を探さないと、帰る時間までに読めないな……」

しかし、いつまでもただ本を眺めて歩いている訳にはいかないと考えたか、
ユーノは不意に立ち止まると、その場で瞑目し……佐野と幻想郷に来て初めて会った時のように、ふわりと宙に浮かび上がる。
そして、小さく口を動かし呪文のようなものを唱えると同時、ユーノの足元には翡翠色の魔法陣が現れ……。

バサバサッ!

ユーノ「………………!」

瞬間、周囲の本棚から一斉に本が飛び出し、ユーノを中心として回転を始めたのだった。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★ユーノ君は何を読むの?→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→ユーノ「(幻想郷から他の次元世界へと移動する方法……あった!)」 やったっ! 11人の戦士たち 完!
ダイヤ・ハート→ユーノ「(魔法をサッカーに応用する方法……あった!)」 サッカーと魔法を結びつける本だった
スペード・クラブ→ユーノ「(この世界の魔法に関する本……あった!)」 幻想郷の魔法を書いた本だった

800 :森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:53:17 ID:???
★ユーノ君は何を読むの?→ ハート7 =★

801 :森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:53:48 ID:???
JOKERまてまてまて!

802 :森崎名無しさん:2012/04/04(水) 00:54:59 ID:???
引いて危険過ぎるJOKER分岐は止めた方が良いと思うのw

803 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/04(水) 00:57:30 ID:???
>>801-802
まあBAD ENDですよね〜。

という訳で短いですが本日はここまでです。
で、なんとも情けない話ですが現在スレ容量が480KB……あと30KB程でいっぱいいっぱいとなってしまいますので、
レス数的には速いですがここで次スレタイを募集させていただこうと思います。

【】11人の戦士たち3【】

よろしければ考えていただけると幸いです。
それでは、お疲れ様でしたー。

804 :森崎名無しさん:2012/04/04(水) 01:12:22 ID:???
【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】
早く有名になれぇー

805 :森崎名無しさん:2012/04/04(水) 21:26:33 ID:???
【一勝去って】11人の戦士たち3【また一勝?】
【1ボス+修哲VS】11人の戦士たち3【2ボス+修哲】
【ビーバーの次は】11人の戦士たち3【しっと神?】


806 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:12:43 ID:???
>★ユーノ君は何を読むの?→ ハート7 =★
>ユーノ「(魔法をサッカーに応用する方法……あった!)」 サッカーと魔法を結びつける本だった
=============================================================================================
ユーノ=スクライアは非常に責任感の強い青年である。
かつて自身が紛失してしまった貴重なアイテムを探し、単身で異世界に捜索に向かった過去がある事からもそれは明らかであり。
そんな強い責任感を持つ彼は、前回の試合で自身がまるで役に立てていなかった事もまた強く気にしていた。

ユーノ「(勉強した限りでは……サッカーにおいて、サイドバックというのは基本的に両サイドに置くもの……らしい。
     そして、レイさんの実力・特性を考えると、レイさんは今後常にサイドバックとして使う可能性が高い。
     なら問題は逆サイドのサイドバックを誰にするかなんだけど……。
     適正を考えれば、剣崎さんやカインさんよりも僕が置かれる事が多くなる筈……)」

基本的にイレギュラーズのメンバーのポジションは流動的であるが、
その中である程度固定のポジションにつく事のある選手というものは既に決まっている。
決定力はダントツだがそれ以外の能力は今一つなブースターはFW。完全に素人であり、キーパー練習しかしていない律子はGK。
ボールカットに優れ、キープ力もある水銀燈はボランチ。
そして、抜群のボール奪取力とスピードを生かしたオーバーラップを得意とするレイは、サイドバックである。
ここから逆算をするに、ユーノは今後もレイの逆サイドのサイドバックは自分が担う事になると考えた。
その際、ネックとなるのは自分とレイとを比較した際、どうしても見劣りする自分の実力不足。
それを補う為にも……と、ユーノはここで自らが使える魔法の力をサッカーに転用する方法は無いだろうかと本を調べたのである。

807 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:13:50 ID:???
ユーノ「(佐野君の世界には魔法は無い……だから、常識的に考えればサッカーに魔法の力を転用するというのは不可能だ。
     でも、この幻想郷には魔法というものが存在している。 その世界の書物ならば、可能性は……ん、あった!)」

瞑目し、周囲を旋回する本の中から目的のものを見つけ出したユーノは、そのまま魔法で本を自らの目の前に移させる。
そして、今度はその本に向けて手を翳すと同時、本はバラバラバラと音を立てて勝手にページが捲られてゆき……。

ユーノ「(よし、まずは基礎的なものは理解出来た。 次……!)」

もうその本に用は無いとばかりに、魔法で本棚へと戻す。
その後、ユーノはまた旋回している本の中から目的のものを見つけ、ページを高速で捲り、戻し……という動作を延々と続けるのだった。

ユーノ「(とはいえ、実践で使えるかどうかは練習の時に試さないとわからないな……頭で理解するのと実際にやるのとでは違うからね)」

※ユーノが魔法をサッカーに転用する術を知りました。次回のユーノの練習を手伝う際、ダイスが1つ増えます(1回限り)

808 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:15:29 ID:???
パチュリー「……!」
小悪魔「うわっ!」
佐野「んがっ……? な、なんじゃありゃ!?」

そして、このユーノが魔法を使う事によって漏れた翡翠色の光は、離れた場所にいる佐野達の目からも確認されていた。
その光が放たれた瞬間、パチュリーは反射的にそちらに振り向き……小悪魔、佐野は突然の事に驚きの声を上げる。

小悪魔「パ、パチュリー様……あれって……」
パチュリー「検索魔法と読書魔法ね……」
佐野「魔法……? つーと、ユーノ君が出してるのかあの光?」
パチュリー「そうよ」

現代日本で育った為、当然のように魔法の知識など微塵も無い佐野は、パチュリーにあの光について詳しく尋ねる。
これにはパチュリーも少々めんどくさそうな表情を浮かべるも……渋々、といった様子で承諾をする。
曰く、パチュリーの話によるとあの光が放たれている場所の魔力の使われ方を察するに、
ユーノが使っている魔法は「検索魔法」と「読書魔法」というもの。
「検索魔法」とは、数あるものの中から目的のものを見つける為に使われるものらしく、
「読書魔法」とはその名の通り、本の中身を一瞬にして頭の中に刻み込む為に使われる魔法であるという。

佐野「え、何、魔法ってそんな事出来んの!?」
パチュリー「出来るわよ。 魔法使いは基本的に古い書物などを読み知識を集めるのだから、むしろ検索魔法・読書魔法は頻繁に使うわ。
      ……とはいえ、あいつの魔法は……」
佐野「ん? ユーノ君の魔法がどうかしたか?」
パチュリー「魔力量に比較して、異常なまでの数の本を検索し、読んでいるわね……」
佐野「……どういう事?」
パチュリー「普通の魔法使いならば出来ない多さの本を検索し、読んでいるの。
      (しかも検索と読書、両者を同時に行っているわね……確か……名前は、ユーノ=スクライアだったかしら?)」

809 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:16:36 ID:???
パチュリーの初見の感想は、ユーノの魔法使いとしての実力はそう高くはないというものだった。
実際、ユーノの魔力量―― 魔法使いとしての魔法を使う為のエネルギー量というのは、然程多くは無い。
パチュリーと比較をすれば、正に雲泥の差である。
だが、そのユーノの魔法を使う所を実際に見て……パチュリーは考えを改めた。
ユーノの魔力量は確かに低い……しかし、ユーノはそれを補うだけの技術があると認識したのである。

ユーノ「ただいま、佐野君」
佐野「おっ、お帰りユーノ君。 なんかめっちゃ凄い魔法とか使ってたな、パチュリーと小悪魔驚いてたぞ」
ユーノ「そんな……大した事はしてないよ。 それより佐野君、それは?」
佐野「おお、サッカー関連の本探してたら、なんか人形がより効率的にサッカー出来る本とかいうのを見つけてな。
   必要そうな所だけ写して、次回の練習で水銀燈の奴にでも教えてやろうかと思って……」

数時間後、ようやく佐野が本の写しを完成させた頃。
タイミング良くユーノが佐野達のいる机まで戻り、両者は顔を見合わせてニコリと笑う。
その際、ユーノは佐野から凄い魔法を使っていた……と言われ、そんな事は無いと困ったような顔で否定するのだが……。

パチュリー「ユーノ」
ユーノ「……? 何かな、パチュリー」

そんなユーノに対し、相も変わらず本に視線を向けたままのパチュリーが声をかける。
凛とした冷たさを感じる声は、しかしよく通り。
ユーノは佐野との談笑の合間、ふい、と顔をパチュリーに向けて続きを聞こうとする。

パチュリー「またいつでも来なさい。 この図書館は、必要とする者には常に解放されているわ。
      ……最低限の礼儀を弁えていれば、の話だけど」
ユーノ「? う、うん。 ありがとう」

あまり言葉を交わしてはいないが、それでも何となくパチュリーが「人嫌い」な性格をしているという事は判別がつく。
そんなパチュリーが、いつでも来てもいいという言葉を吐いた事にユーノは少々驚くのだが……。
それでも、実にありがたい言葉だと受け止め、笑顔で感謝の意を伝える。

810 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:17:51 ID:???
佐野「おい、俺は? 俺にはいつでも来いって言わないの?」
パチュリー「……あんたはどうでもいい」
佐野「………………」
小悪魔「ま、まあまあ。 佐野さんもいつでも来てください。 お待ちしておりますよ」

因みに佐野は自分はどうなのかとパチュリーに問いかけるも、素気無く返され、小悪魔に慰められていた。

佐野「そんじゃま、そろそろ帰るか」
ユーノ「そうだね。 今から帰らないと、夕飯の時間に遅れそうだ」
小悪魔「あ、それじゃあ玄関までお送りします」

その後、佐野達は机の上に置かれた時計を見て、そろそろお暇をする事にした。
帰る、と言ってもやはりパチュリーは顔も上げなければ別れの言葉もかけなかったが、
パチュリーの性格をなんとなく把握し始めた佐野達は特にその事に対しても反応せず。
見送りに行くと申し出た小悪魔を伴って、再び階段を上り正面玄関まで戻ってくる。

小悪魔「それでは、また」
佐野「おう。 今日はありがとうな、お陰でいい土産が出来たぜ(水銀燈が感謝してくれるかはわからんが)」
ユーノ「また来ると思うから、その時もよろしくね」
小悪魔「はい」

そして、小悪魔と挨拶を済ませ、お辞儀をする小悪魔に見送られながら玄関を出た佐野達だったのだが……。

佐野「そういえば、レイさんはどうしたんだろ?」
ユーノ「確か美鈴さんに用があるとか言ってたよね? どうなったんだろう……」

玄関を出た佐野達は、館に入る前に別れたレイの事が気になった。
美鈴に用があると言っていたのだから、恐らくは最初に美鈴がいた場所――。
門の前で今でもいるのかもしれない、と考え、急いでそこへと向かうのだが……。

811 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:18:58 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★中華vs中華→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→???「貴様らは中国武術を舐めたッッッ!!!」 三つ編み?の筋肉モリモリの大男が血まみれのレイたちを見下ろしていた
ダイヤ・ハート→レイ「ハィンッ!!」 美鈴「ぐふぅ……」 レイがガッツポーズを取り、美鈴が地面に倒れていた
スペード→レイ「はぁはぁ……」 美鈴「ふぅふぅ……」 レイと美鈴が息を荒くしつつも戦っていた。え?今までずっと戦ってたの?
クラブ→美鈴「激流を制するは清水……」 レイ「げふぅ……」 美鈴がガッツポーズを取り、レイが地面に倒れていた

812 :森崎名無しさん:2012/04/05(木) 01:19:35 ID:???
★中華vs中華→ ハート5 =★

813 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/05(木) 01:20:37 ID:???
レイさんは出来る女。という所で、本日も短いですがここまでです。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

814 :森崎名無しさん:2012/04/05(木) 01:25:59 ID:???
レイ 拳法

でグーグル検索したら南斗水鳥拳が出た、訴訟。
乙でした

815 :森崎名無しさん:2012/04/05(木) 01:47:32 ID:???
旋牙連山乙!

816 :森崎名無しさん:2012/04/05(木) 15:37:55 ID:???
しかし森崎板的には魔法使いってブーストか火力馬鹿なイメージがあるんで(リンダとかマリクとか岩見軍団とか魁ちんとか)
DFで魔法を応用する方法がぴんとこない件

817 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/06(金) 00:16:49 ID:???
>>814
どうも乙感謝。

う、美しい……ハッ!
>>815
乙感謝。レイさんを育てていけば、奥義を使える日もきっと来る……筈。

>>816
確かに魔法の力をディフェンスに使うというのは、魔法ブースト以外にあまりメジャーじゃないかもですね。
どんな感じに転用するかは、まあ追々わかるかもという事で。



本日はちょっと更新お休みです。それでは。

818 :森崎名無しさん:2012/04/07(土) 00:18:08 ID:???
【ポケモン】11人の戦士たち3【ブースターver】
【もう3スレ目だと】11人の戦士たち3【ユーノか?】

819 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/09(月) 01:26:33 ID:???
>★中華vs中華→ ハート5 =★
>レイ「ハィンッ!!」 美鈴「ぐふぅ……」 レイがガッツポーズを取り、美鈴が地面に倒れていた
============================================================================================
佐野「ど、どういう事なの……」

佐野とユーノが紅魔館の門前で見たもの……それは地面に横たわり、ボロボロとなってしまった美鈴。
そして、同じく衣服には汚れが目立つものの、実に凛々しい顔で決めポーズを決めるレイの姿であった。
思わず佐野は口をぽかんと開け、呆気に取られ。ユーノもユーノで困惑をしていたようだが、
それでも佐野とはこういった荒事には多少なりと慣れているのか、すぐさま美鈴の元へと駆けより抱き起すと、
先ほど佐野が図書館で見た翡翠色の魔方陣を一瞬にして展開し、手からもまた同色の光を発して美鈴へと当てる。

ユーノ「大丈夫ですか、美鈴さん?」
美鈴「ぐふぅ……え、ええ、かなーりこっぴどくやられましたが、幸い問題は無いです。
   ……というかなんですかこの光?」
ユーノ「回復魔法です」
佐野「ユーノ君本当に万能だなオイ(っていうかこの回復魔法っての、サッカーでの治療とかに使えねーのか?)」

ぽわぽわと暖かな光を痣や傷の部位に当て、治癒をするユーノ。
その光が当たっている箇所は徐々にではあるが傷が塞がっていくのが目に見えてわかり……。
佐野はこの力もサッカーなどで負傷をした際の治療などに使えないのだろうか、と思わず考えるのだが、
ユーノの話によるとこの回復魔法は多少の傷でも完治させるには時間が大きくかかる為、実用的ではないのだという。

佐野「え、じゃあなんで美鈴の傷はそんなに早く治ってるんだ?」
ユーノ「本人の回復力が高いと、傷は早く治るんだよ。 多分、美鈴さんが妖怪なのとも関係してるんじゃないかな……」
美鈴「私頑丈なのと立ち直りが早いのが売りでして」
佐野「(うーん、サッカーには使えんのか。 残念……)で、なんでこんなにボロボロになったんだよ……。
   まあ、レイさんのポーズとか色々考えると答えは聞くまでも無いような気もするけど」

820 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/09(月) 01:27:52 ID:???
すっかり全快をした美鈴に、未だ決めポーズから戻っていないレイ。
両者を見比べながら佐野は一体どうしてこんなにボロボロになっていたのかと問いかけるのだが……。
返ってきた答えは予想通り、2人で"組手"をしていたからだ、というものだった。

佐野「俺の知ってる組手と違う」
美鈴「いやはや……里からも時々武道家の人間が私に挑戦にやってくるのですが、これだけこっぴどくやられたのは初めてですよ」
レイ「っていうかお前さん、あたいを人間だと思って最初舐めてただろ。
   あれさえ無けりゃこんだけの差をつけて負けるなんて事も無かったろうにねぇ……」
美鈴「いやぁ……何せ、人間と妖怪ですから……」

佐野の知る限り、組手というものはここまで衣服がボロボロになったり、傷がつくものではない。
思わず呆れたような言葉を呟いてしまうのも致し方ないのだが、
一方でレイや美鈴にとってはこの程度は普通の事なのか……なんともにこやかに笑みを浮かべながら組手をしての感想を互いに述べている。

実力的には、美鈴は決して弱くはない――というより、そんじょそこらの妖怪に比較をすれば強い部類の妖怪である。
門番とは館の顔であり、門番の強さが館の格そのものを象徴していると言っても過言では無いのだから、
少なくともこの紅魔館のレミリアが認めるだけの実力があったという事は明らか。
しかし、そんな美鈴にレイは勝利を収めた。
これはレイの言うように、美鈴が当初レイをただの人間だと見くびっていた事も原因なのかもしれないが、
それでも戦いを進める内に美鈴も当然徐々に本気を出した。
それで負けてしまったのだから、これはもうレイの力と技術が美鈴を上回っているという事に他ならない。

美鈴「(参ったなぁ……人間に……スペルカードならともかく、肉弾戦で負けるなんて本当に久々……。
    お嬢様、この事知ったら怒らないかなぁ……)」
レイ「ところで美鈴、幻想郷にゃ他にお前みたいに拳法使う奴なんかはいないのかい?」
美鈴「へ……そ、そうですねぇ……」

内心冷や汗を掻きながらこっそりため息を吐く美鈴に、レイは他に拳法を使うような人物は幻想郷にはいないのか、と問いかける。

821 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/09(月) 01:28:54 ID:???
己の鍛錬の為に、腕を鈍らせない為に、と美鈴と組手をしたレイ。
その結果はレイの勝利で収まり、レイとしても満足のいく結果が出たのだが……。
だからといって、更なる上を目指さない、という選択肢は彼女の中にはなかった。
更に強くなる為、更に鍛える為にまだまだ他の者と戦いたい――レイの心中にあるのはその思いだけである。

それは彼女がかつて不思議な世界で出会った、実に頭の弱い青年と似たような思考回路なのであったが……。

ともかく、レイとしては美鈴と同等、或いは美鈴以上の強者と戦いたかったのである。
美鈴も相応の実力者なのだから、私の気持ちもわかってくれるだろう、と思いつつレイは美鈴の返答を期待するのだが……。
当の美鈴本人の表情は、いまひとつ芳しくない。

美鈴「そもそも幻想郷じゃスペルカードルールが普及しているので、私のように肉弾戦を得意とする人や妖怪は少ないんですよね……。
   それに、私のように拳法を駆使するという者も殆どいなくて……」
レイ「……そうかい。 残念だねぇ」
美鈴「うーん……あ、でも……」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★俺より強い奴に会いに行く→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→パチュリー「そこまでよ! どうやら私の出番のようね」 パチュリーが突然現れ衣服を脱ぎ、鋼の肉体を披露しただと!?
ダイヤ→美鈴「私と同じチームの肉弾戦担当の方を紹介しますよ」 同じチームの人を紹介してくれるぞ
ハート→美鈴「格闘家でなく剣士なのですが、よく模擬戦をやる女の子がいますね」 剣士さんを紹介してくれるぞ
スペード→美鈴「博麗神社に居ついているという鬼にはまだお会いになられてないのですか?」 博麗神社にいる鬼さんの情報をくれたぞ
クラブ→美鈴「うちのお嬢様とか……あ、いや、やっぱ駄目です! 今の無し!」 自分トコの御嬢様を紹介してくれなかったぞ
クラブA→美鈴「太陽の畑という場所に凄まじい力を持つ妖怪がいますよ」 耳より情報をくれたぞ。これはいくっきゃないね!

822 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 01:29:16 ID:???
★俺より強い奴に会いに行く→ スペードK =★

823 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/09(月) 01:30:59 ID:???
2人いる鬼さんの1人の方を引き当てた所で短いですが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

824 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 03:22:18 ID:???
乙です!
JOKERちょっと待てwwwwww

825 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 08:09:14 ID:???
乙でした!
あの人物色々なクラブA分岐で現れるな

826 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 08:55:52 ID:???
そういや萃香が居たっけ
ん?なら萃香に買い物頼めばいいんじゃね?あいつ増えるし

827 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 12:52:31 ID:???
酒しか買ってこなそうじゃね?

828 :森崎名無しさん:2012/04/09(月) 18:57:35 ID:???
萃香乙

829 :森崎名無しさん:2012/04/13(金) 23:17:43 ID:???
七珠のドラゴンボール動画はタグにあるように泣けばいいのか笑えばいいのか

830 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/15(日) 00:36:43 ID:???
>>824 フィジカルを鍛えたマチョリーさんに弱点は殆ど無い!
>>825 そう(クラブAというJOKER並の不幸だと考えた)なればそう(それ並の人物を持ってくる)なるやろ
>>826-827 買い物に皆がついていくのは荷物持ちもそうですがお1人様1品とかの特売のものを買う為です。
        増える?そんなズルを巫女さんがしちゃ駄目なんだよ!
>>828 なんでや!萃香ふっとばされてないやろ!
>>829 笑えばいいと思うよ

>★俺より強い奴に会いに行く→ スペードK =★
>美鈴「博麗神社に居ついているという鬼にはまだお会いになられてないのですか?」 博麗神社にいる鬼さんの情報をくれたぞ
====================================================================================================================
佐野「鬼ぃ?」
レイ「あたい達も霊夢んトコに住み始めて結構経つが、それらしいのはとんと見てないねぇ」

美鈴がレイ達に齎した情報は、博麗神社に住み着いているという鬼についてのものだった。
美鈴曰く、鬼というのは妖怪の中でも特に強い種族であり、特にその身体能力は圧倒的。
その他大勢妖怪でしかない美鈴とはくらべものにならない程屈強で、恐らくはレイでもそうそう簡単に勝てはしない相手だろうと語る。

美鈴「しかしおかしいですねぇ……確かにあの鬼さんは博麗神社を根城にしていた筈なのですが……」
佐野「神社に妖怪が居つくってどうなんだよ……神聖な社的に考えて……」
ユーノ「まあその話は帰ってから霊夢に聞こうよ」
レイ「だね。 ここでくっちゃべっててあーだこーだ言っても結論なんざ出ないさ」

831 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/15(日) 00:37:44 ID:???
その鬼は美鈴の話によると博麗神社に住み着いているという事だが、
幻想郷に来て既に1週間以上を博麗神社で過ごしてきた佐野達はその姿を見かけた事が無い。
これは一体どういう事かと佐野は首を傾げるも、どれだけ理由を探した所で答えが出る筈も無く。
佐野達は神社に帰り着いてから、霊夢に訳を聞いてみようと結論付けた。

佐野「じゃ、そろそろ帰るか。 いい加減暗くなり始めてるし」
ユーノ「うん。 それじゃあ……今日はありがとう、美鈴。 また来る事もあると思うから、その時もよろしく」
レイ「また暇があったら組手に付き合ってくれよな」
美鈴「あはは……ええ、いつでもお相手しますよ。 それでは、また」

その後、佐野達は既に日が落ちかけ辺りが夕闇に染まってきているのを感じ取ると、
そろそろ帰らなくては危険であると判断し美鈴に言葉を告げて帰宅をした。
3人の背中に向けて、美鈴はにこやかに笑みを浮かべながら手を振り別れを惜しみ……。
佐野達も美鈴の姿が見えなくなるまでそれに応え、こうして佐野達の初めての他勢力への訪問――紅魔館編は終了をするのだった。

※紅魔館の門番・紅 美鈴と出会いました。
※紅魔館の大図書館司書・小悪魔と出会いました。
※紅魔館の大図書館の主・パチュリー=ノーレッジと出会いました。
※ユーノと仲良くなりました。
※レイと少し仲良くなりました。

832 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/15(日) 00:38:46 ID:???
霊夢「鬼……ああ、萃香の事ね」

そうして帰宅をした佐野達は、早速夕食の席で霊夢に神社に居ついていた鬼について聞いてみた。
これを受けた霊夢は一瞬キョトンとした後、すぐに佐野が何を言いたいか理解をし、説明を開始した。

佐野「萃香……って名前なのか。 で、そいつはここに住んでるって美鈴は言ってたんだけど、そこら辺どうなんだよ?」
霊夢「確かに住んでた……ってよりは、居ついてたんだけどね……。
   ちょっと前に地底と地上が繋がってからは地底で昔馴染みと会ったり……あと、天界に遊びに行ったりもしてるみたいで、
   ここ最近はてんで帰ってきてないわ」
剣崎「へー……ところで天界ってなんだ? 地底ってのは前にも聞いたけど」
霊夢「天界っていうのは、妖怪の山のもっと上にある場所の事。
   天人っていう、人が神霊化したり悟りを開いたらなれる種族がそこに集まってるのよ」
律子「……そんな場所に鬼がいてもいいの?」
霊夢「追い出されてる様子が無いみたいだし、別に問題ないんじゃない?」
カイン「……なんとも適当だな」
レイ「なんにしても、その萃香ってぇ鬼は、今、どこにいるかまるでわからないって事かい」

その鬼の名――伊吹 萃香(いぶき すいか)は、以前こそ博麗神社で霊夢と同居のようなものをしていたものの、
現在は地下に天界にと色々な知り合いの所に遊びに行っているらしく、居場所は特定できないのだという。
佐野は上へ下へと大忙しだなと暢気な感想を抱くのだが、
レイとしては実力者だという者の所在が確定出来ず、どこか不満げである。

霊夢「ま、その内ひょっこり帰ってくるわよ、わざわざ探さなくてもね」
レイ「だといいけどね。 ところで霊夢、そいつは美鈴の言ってたように本当に強いのかい?」
霊夢「そうね……スペルカードの実力はまあまあってトコだけど、妖怪としての実力なら確かに強いでしょうね。
   ……レミリアと一緒で体はちっちゃいけど」
佐野「……えっ。 何? 幻想郷の実力者って皆ちっこいの?」
レイ「(小さいねぇ……。 まぁ、美鈴も霊夢もこんだけ言ってんだ。 実力は確かなんだろうね……)」

833 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/15(日) 00:39:50 ID:???
こうして賑やかな夕食を終えた佐野は、今日も今日とていつものように自室へと戻ってきていた。

佐野「紅魔館編は長かったなぁ……と、それはそれとして今日はこれからどうすっかな。
   昨日のように霊夢ちゃんの部屋に夜這いをしに行くかケケケ……」

☆誰とのイベントを発生させますか?

A.アイビス
B.カイン
C.クーガー
D.剣崎
E.水銀燈
F.ダークドリーム
G.ブースター
H.ユーノ
I.律子
J.レイ
K.発生させず寝る。

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

834 :森崎名無しさん:2012/04/15(日) 00:40:44 ID:D+1Z5iqM
B 更新キター!

835 :森崎名無しさん:2012/04/15(日) 00:42:26 ID:sxa+R0jc
B
いい加減この人とも交流しないとね

836 :森崎名無しさん:2012/04/15(日) 00:43:13 ID:???
今夜はかいんたちの夜

837 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/15(日) 00:44:33 ID:???
>>834
どもども、間開いて申し訳ないです。
>>835
カイン「フッ、任せておけ!」


という事でカインさんが選択された所で短いですがここまで。
スレ容量が500をオーバーして残りが心もとないので明日には次スレを立てさせてもらい、
続きはそちらで更新をしていこうと思います。
それでは、お疲れ様でしたー。

838 :森崎名無しさん:2012/04/15(日) 16:16:04 ID:???
【顔は女の命よ!】11人の戦士たち3【byチルノ】
ゲームだと顔面シュートした後に走馬灯流れて消えてるしw
常に命かけてますよ

839 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/16(月) 00:57:00 ID:???
新スレを立てさせていただきました〜。
スレタイは>>804さんのものを使わせていただきました。
他にも考えてくださった皆さん、ありがとうございました。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334504355/l50

スレの残りは、特に埋めネタなどをするつもりも無いので、
埋めていただけると助かります。

840 : 佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/18(水) 02:39:47 ID:???
霊夢「はいは〜い、このスレもあと少しで終了という事で、ちょっと埋めネタを考えてみたわ。
   と言っても、ただ戦った連中の能力を晒すってだけなんだけど……。
   まあこういう感じで能力を組んでました、ってのをちょっとだけ見てもらうわ。
   それぞれの能力を見れば、今後当たる敵の大まかな数値とかも予想出来るかも?
   それじゃ早速行ってみましょう。記念すべき初対戦チーム、1ボスチームを紹介するわよ」

○1ボスチーム

フィールダー総合力:3268

名前    ド パ シ タ カ ブ せ 高低 ガッツ  総合
Jルーミア 47 46 47 47 46 45 45 1/3 700/700 323
I静葉   47 48 46 47 47 45 44 2/2 700/700 324
Hリグル  48 48 46 46 45 44 46 2/3 700/700 323
Gナズーリン52 51 46 52 47 46 46 1/2 700/700 340
F滝    52 53 48 49 50 48 48 1/2 750/750 348
E穣子   49 46 46 47 47 45 44 2/2 700/700 324
Dレティ  50 52 52 53 50 53 53 2/1 800/800 363
C羽目玉  43 43 43 43 43 43 43 2/2 600/600 301
B羽目玉  43 43 43 43 43 43 43 2/2 600/600 301
Aキスメ  42 44 44 45 48 50 48 2/1 600/600 321
@ヤマメ              50 2/2 750/750   パンチング51 キャッチ49

−J−H− Jルーミア Hリグル
−−−−−
−−−−−
GI−EF Gナズーリン I静葉 E穣子 F滝
−−−−−
−−D−− Dレティ
−CAB− C羽目玉 Aキスメ B羽目玉
−−@−− @ヤマメ


841 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/18(水) 02:40:51 ID:???
     Jルーミア
ディマーケイション(シュート力+3)120消費
ボレーケイション(低シュート力+3)200消費

     I静葉
フォーリンブラスト(パス力+3)80消費
オータムツイン(低シュート力+3、要穣子)120消費×2

     Hリグル
リグルキック(空シュート力+3)160消費
リトルバグストーム(高クリアー力+2)100消費

     Gナズーリン
スキルステップ(1/4でドリブル力+3)
レアメタルディテクター(1/4でタックル力+2)
スキル・サイドアタック(ライン際でボール所有時のみ全能力+2)

     F滝
スキルステップ(1/2でドリブル力+3)
チューチュートレイン(シュート力+7、発動はナズーリンから)160消費×2
スキル・サイドアタック(ライン際でボール所有時のみ全能力+2)

     E穣子
オータムスカイ(1/4でドリブル力+5)
オータムツイン(低シュート力+3、要静葉)120消費×2

     Dレティ
強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)
リンガリングコールド(パス力+2)60消費
ノーザンウィナー(近シュート力+4)120消費
テーブルターニング(1/2でタックル力+2、吹っ飛び係数4)
アンデュレイションレイ(1/2でブロック力+4)100消費

842 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/18(水) 02:42:14 ID:???
     Aキスメ
井の桶の怪(1/2でブロック力+4)100消費

     @ヤマメ
キャプチャーウェブ(キャッチ力+3)120消費
スキル・一対一+1

霊夢「という訳で見ての通り、能力的には殆どの選手がイレギュラーズの奴らに比べて劣ってるわ。
   羽目玉達名無しザコは当然として、ルーミア・リグルのFWコンビと秋姉妹、
   キスメはアイビスを除くイレギュラーズ選手陣にも勝ててないの。
   スレの中でも誰かが言っていたけれど、どれだけ強い選手がいてもやっぱり総合力で勝ててないと駄目よねぇ……。
   さて、それじゃ色々選手を個別に解説していくわよ。

   まずツートップのFWだけど……これはもう事前から言われていた通り、決定力があまりにも不足してるわね。
   一応ルーミアはミドルシュートとボレーシュートが得意で、リグルはダイレクトならどこからでも撃てるのが長所なんだけど……。
   どんな器用な選手だろうと、火力が無ければ意味が無い、というお手本ね。
   まあ初戦の相手だし、いきなり強いFWが出てこられても困るからこの辺りが妥当って所かしら」

   MFはFWに比較をするとだいぶマシになるわね。
   左サイドのナズーリンは総合力340。イレギュラーズだと剣崎相当の実力者よ。
   技もそこそこ持ってるし、何よりドリブル・タックルにかけては十分な実力を持ってるから中々の活躍をしてくれたわね。
   外来人の滝はそのナズーリンの上位互換といった所かしら。
   タックルの腕では譲るけれど、ドリブル技の発動率にパスの上手さ……そして連携シュート、チューチュートレインの存在。
   お互いサイドからのアシストに人生を賭けたげっ歯類同士の意地は、
   守備だけが取り柄だった1ボスチームの今後をきっと変えてくれるでしょう」

843 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/18(水) 02:43:33 ID:???
霊夢「秋姉妹はそれぞれパスとドリブルが得意ね。 穣子はドリブル機会が多くて何気に活躍をしていたのだけど……。
   静葉は必殺パスを使っても滝より低いパス精度しか備えてないから、結局パスする機会が回ってこなかったわね。
   因みにツインシュートは一応つけてるけれど、発動する機会は無いだろうなー、とか思ってたら案の定無かったわ。

   そして最後に守備陣。GKのヤマメは……まあ、1ボスだし。 レティが強すぎるから、という事でこれくらいの数値にしたわ。
   本当はもうちょっと強くしてあげたかったんだけどね。
   DFのキスメは完全にブロックの専門家。足元の技術は本当に酷いものよ。
   ただ、そのブロックでブースターのシュートを止める活躍をしてくれたのだから、面子は保ったわね。

   そしてそして、キャプテンのレティ=ホワイトロック。
   総合力363はチーム内でもぶっちぎりで技もそこそこ豊富という、正にこの1ボスチームの主柱よ。
   互換キャラは佐野の先輩なのだけど、このレティはその先輩に比較しややブロック・せりあいを下げて、
   それ以外の能力が向上しているわ。
   これは守備力だけでなく攻撃力を上げて彼女自身に攻撃をさせなければ、1ボスチームは今まで機能をしていなかった事の証ね。
   試合ではダークドリームを相手に苦戦をしていたけれど、この能力を見ればレティが失態をしたというよりも、
   ダークドリームがよく健闘したと言うべきかしら。本当によくヘディングで零れ球になったもんだわ……。

   総括をすると、レティの堅牢な守備力と滝、ナズーリンの突破力が最大の売りのチーム……といった所ね。
   惜しむらくはやはりFWの決定力不足。レティとナズーリン以外の守備力が軽すぎる、という点かしら。
   どちらかだけでも改善されていれば結果は違ったかもしれないわね……。

   さて、それじゃあ1ボスチームの紹介はここまで。次はHズの紹介の時に会いましょう。 それでは!」

844 :森崎名無しさん:2012/05/27(日) 15:40:19 ID:???
埋め

845 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 01:41:16 ID:???
           ,ノヽハr─ -- 、_
       ハ. /       ヽ、、 ̄ Z__
       r'^ レ'         ,ゞ\r-‐-、\
     、j               ヾ、ヾ.\   \〉
      l                 〉"ス ヽ
    _ノ             jヽvヘlV (l l│
   __丿  __        {    }    ヽl l
   \  \ ̄ニ_゙ー'^丶、__rl    〈ノ
     ,ゝ   \\  ̄ ̄`ヽ、`丶、 ノ`トヘ
      `ヽ.     >、ー----z´ ,r;-、  fj、 j
      ム、 / _> ̄ ̄ヽ、`ー'   。ノ 〈
        7   `i       丶、 ゞア′ j
.          l    〉        ̄    ソ
         j  , イ゙ーz       _ , イ
          /  /  l.  l` ̄'rー-ー'(_j_jノ
        j   l   !  ll  l
         l、,_,ノ   `‐'‐l   l、
               ヽ_j_,j〉

846 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 01:42:18 ID:???
          / , = , 三ニ _
       /{ / {//´  __`丶、
     |、 { Y  _ ニ二ー-  _ `  \
     { ヽl! l/ --  ー 、ミ 、丶、  ヽ
      >‐ {  ̄ `丶、`丶、ヽ ヽ、 _\ ヘ
      / /7/ハヽ\、  ヽ-、ヽヽ.ヽーミヽ. l
    l,イ |l!|l j_ヽ\ヽ>ィz三、ヽヽト-、ミヽ!
    | { lハl ト、lァィテト`ヽ´_{ィ_リ^ ! l! | }!-、 ヽ _
    l ヽト ヽ{トヽゞ‐'ノ         }! |リタ`ヽヽ、ヽ
      `ヽトヘ  丶 __     ノj ハ´ヽ  ! トl }
       /|、ヽヽ、 ´ー    /ノイリ } } ハハ|
       { ハ l ハj l\    //´ jハ!l! j ! |! j
        ヽ{ ヽ'イ jl、ヽ T ´ _, - ´ Vノl、!ト、ト、
        ` リノヽ j!' j`不    jl、 ヽヽヽ
           _, ィ j、 l   /| l ` ー- ,、
         , '´ / / `^ー ´   ! l _ ,  /   ヽ

847 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 01:43:20 ID:???
   / /´ ̄`>、 ∧      /⌒      \ \
   { l{   / .イ ̄`!   / /  /     l  \ \
   | l}.  // {_丿   / / /  f     ,!   }\ \
   ゝ、>'´ /  /   / イ /  /|     /l   / lハ. ヘ
    }>rイ/  /   / / l / / |   /ィf汽イ  l!  V ヘ
    /  {/  /   / / /VT十┼|  / 衫イ|  |  ∨ハ
   { /   /   / /lV  ,ィ彡云_′  弋リ l!  |/7⌒! ハ
    ゝ--イ    / /-V イ杉廴ノ}        ハ  / / / Vハ
      /     //{⌒〈   ゞミ:ツ     ′ //´)'_/ /   V1
     /    // 乂 r-勹 ´     ー ' /イ_/:::/:::)'     v!
   /  /  //  / }_,.〈`> 、 ____/ /:::/:/⌒ヌ、   リ
  /   /  /´   /  /::ヽ ___ノ `ヽ/:::{:::::V ,.ィヘ}:::〉
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848 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 01:44:20 ID:???
\     、 m'''',ヾミ、、 /   
  \、_,r Y  Y ' 、 /';,''    
  、 ,\ヽ, | | y /、 ,;;,,'',  
   \、\::::::::::/, /,, ;;,    
   ヽ\ o 、 ,o / { ;;;;;;;,,    「おれは しょうきに もどった!」
   丿 [ \|:::|/ ]  >"'''''   
   >、.>  U   <,.<        
  ノ  ! ! -=- ノ!  ト-、       
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