キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【最強DF】キャプテンEDIT39【決定戦】

1 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/13(金) 23:18:13 ID:W9l+V566
このスレはキャプテン森崎のスピンアウト作品に当たる、キャプテンEDITのスレです
森崎くんと同世代に生まれたサッカー少年・大前くん(オリキャラ)を操作し、彼を名選手に育てたり育てなかったりします
現在の目標は全国大会での南葛へのリベンジ&優勝!
読者の皆さんに引いて頂いたカードや、投票していただいた選択肢に従い、物語が展開します

前スレ
【不思議なお薬】キャプテンEDIT38【飲まされて】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1340626541/

〜前回までのあらすじ〜

全国大会二回戦、大前たち鳴紋中の前に立ちふさがるのは、昨年も戦った秋田代表花輪中。
空中戦を得意とする双子・立花政夫&和夫の兄弟が繰り出す多彩な合体技に、守備陣は翻弄されてしまう。
その上、キーパーの渡会がレッドカードで退場してしまうという不運も。
反面、攻撃陣は至極順調に得点を重ねて二回戦突破に王手を掛ける。
だが、守護神不在で挑む三回戦は苦戦必至。果たして大前たちはこの難局を切り抜けることが出来るのか?

〜前スレの出来事〜

主治医「病院だよッッ!」
三杉「なにィ!? 治ったと思ったら検査入院だと!?」
早田「なんか随分とひっそりと負けちまったなあ……」
辻「いや、やっぱりDFがゲームメイクも得点もしなきゃならないチームっておかしいって」
中里「フィーヒヒヒ女子中学生!」
菱野「変態! 変態! 変態っ!」
大前&やす子「忍者殺すべし、インガオホー……」
大丸「ぼく、ふつうのらぐびーせんしゅにもどります(遠い目)」
ミラクルドライブ「やっと来たのだ……私の時代がっ!」
立花兄弟「渡会よ、これが絶望だ……ターンエンド」
渡会「……どぉせ俺なんか」

401 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:12:08 ID:NHeEXk9E


402 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:12:39 ID:1/q/v1BM
C

403 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:14:08 ID:???
対抗かは知らないけど南宇和かふらのだったら断然ふらの応援するぜ
兄貴の雪辱も晴らさないかんしな

404 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:16:03 ID:???
ただし国岡は(心の中で)南宇和のこと応援してるんだろうなー

405 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:19:01 ID:???
Cは逆に嫌味っぽくなりそうでDにしたんだが、
まぁ素直な松山なら聞いてくれるかな……南葛がどう思うかわからないけど

406 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:26:02 ID:???
俺もDか迷ったけど、南葛の重要メンバーの翼には無視されてるし
今、話してた石崎も森崎の逆なら不満には思わないだろうし、
松山ならあとで戦うライバルからの応援は、悪くは思わないだろうからCで大丈夫と思ったのだが。

407 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 01:27:50 ID:???
>>C.「……なら俺は逆にふらのを応援するっ! 勝てよ松山ーっ!」 対抗した!
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「なら、俺は逆だ! 明日の準々決勝は、是非ともふらの中と戦いたい!
……松山ーっ! 頑張れーっ! 今年も俺たちと戦うんだろーっ!?」

石崎「ぶーっ! お、大前っ!?」

突然森崎に対抗するように声を上げ出した大前に、隣の石崎が思わず噴き出す。
そして自分の思惑に逆らわれた森崎は、目に怒りの色を灯す。

森崎「あっ、てめェ! よくも俺の素晴らしいアイディアを台無しにしようと……えぇい、負けるかーっ!
フレー! フレー! みっなっみ・宇和っ!! 頑張れ頑張れ、南宇和っ! ふらのなんかやっちまえーっ!」

大前「ライバルの足を引っ張る行いが、素晴らしいアイディアなはずあるかっ!
かっせーかっせー、ふーらーのーっ! ファイトォ、レッツゴォ! ふーらぁのーっ!!」

かくして、決勝戦の遥か前の時点で大前と森崎の戦いが始まった。……まるで関係無い他校の応援と言う形で。

石崎「な、なァ? 比良山って言ったっけ? お前、大前のこと止めないで良いの?」

比良山「……ま、まあコイツは頭の中にスポ根が詰まっている様なヤツだからな。
別に因縁ある相手が勝ち残れるよう応援するくらい良いだろう。……多分」

石崎「おい、こっち向いて言えよ」

翼(は、恥ずかしい……何でふらの中の様子を観戦しに来ただけで、こんな恥ずかしい目に遭わされるんだ……?)

さて、図らずも去年の優勝校と準優勝校のキャプテンに応援されることになった、ふらのと南宇和の戦いはというと……?

408 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:28:14 ID:???
対抗って言葉だけは引っかかったが普通にふらの応援したかったし

409 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 01:28:58 ID:ur01OcOQ
先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

★森崎「いまじゃ、パワーを石田に!」→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
ダイヤ・ハート → 松山「お、大前……お前ってヤツは……!(ウルウル」 大前の応援で松山が超張り切り出したっ!
スペード・クラブ → 松山「見ていろ森崎っ! お前の横やりなんかで負けるかっ!(プンプン」 森崎の応援で松山が超張り切り出したっ!
JOKER → 石田「去年の優勝校がご期待とあれば、俺も真の実力を出さざるを得ないな!」 なにィ!? 石田が超活躍したっ!

410 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:29:22 ID:???
★森崎「いまじゃ、パワーを石田に!」→  ハート5 =★

411 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:30:13 ID:???
石田は丸刈りじゃなくてサッカーカットだったら人気もっとでただろうなーw

412 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:30:34 ID:???
よっしゃ

413 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:31:23 ID:???
>(ウルウル
泣くなよw

414 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:33:10 ID:???
JOKER出てたら石田くんの波動球でも飛んでくるのかー?w

415 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 01:34:40 ID:???
黄金北国シュートだっ!

416 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 01:59:47 ID:???
★森崎「いまじゃ、パワーを石田に!」→  ハート5 =★
ダイヤ・ハート → 松山「お、大前……お前ってヤツは……!(ウルウル」 大前の応援で松山が超張り切り出したっ!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
松山「ん? アレは……森崎だけじゃない、他にも声を出しているヤツが? お、大前っ!?」

忌々しそうに観客席の森崎を睨んでいた松山は気付いた。
森崎だけではなく、その隣で声を上げる人間の存在に。

大前「松山ー! 俺だーっ! 今年も俺と戦ってくれーっ!」

松山「お、大前っ!? しかも俺たちを応援して……お、お前ってヤツは……っ!」

そこにはあらん限りに声を張り上げてふらの中を応援する大前の姿があった。
……森崎の策略によって凍えそうな怒りに包まれていた少年の心は、春の日差しを当てられたように融けだしていた。
胸の奥に、熱く燃える魂を感じる。
その名を闘志。目の前の敵に勝ち、この先に待つであろうライバルと戦わんとする欲求である。

松山「…………よしっ!(グッ」

応える様に、松山は大前に向けて握りこぶしを突き出す。
いや、握りこぶしではない。ピンと天を指す様に、親指が立ちあがっている。
サムズアップ。古代ローマにおいて、満足した者がそれを与えた者に捧げる仕草である。

大前「ま、松山っ!」

松山「大前っ! お前の声に応えて……この試合、俺は勝ァつ!」

小田(ふ)「げぇーっ!? キャプテンのやる気が上がっちまった!?」

加藤「こ、この試合、ただでは収まらない! そんな予感がハッキリとしたぜ!」

417 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 02:01:17 ID:???
石田「な、何をごちゃごちゃ言ってやがる! さっさと試合を始めやがれ!」

自分を置いて展開する事態に、南宇和キャプテン石田が吼える。
それに対して松山は不敵に笑った。

松山「ふっ……ミカン野郎、待たせたな」

石田「み、ミカン野郎だと!?」

武井「お、俺たちが愛媛代表だからって!」

松山「チームふらの中リーダー・松山光……俺を、満足させてくれよ?」

……おかしかった。明らかにテンションがおかしかった。ていうかキャラがおかしかった。
森崎の馬鹿にするかのような南宇和への応援に、ここにきてライバルチームのキャプテンからの応援である。
完全に火が着いていた。着いてはいけない導火線に火が着いていた。
松山のテンションは今、大雪山旭岳の標高より高まり、天元突破していた。

宇津木「やばい、満足状態(サティスファクション)だ!」

水守「知っているのか宇津木ー!?」

宇津木「最高を越えて思考の領域に至ったテンションの持ち主だけが到達する高み!
ああなった人間は高確率で確実に勝負が終わるまで止まらにい!
あんな恐ろしいい人が相手する以上南宇和はもう駄目。ヤツらは三回戦でひっそりと幕を閉じることが確定的に明らか!」

浅村「何が何だか分からないけど凄い状態っス!」

418 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 02:02:33 ID:ur01OcOQ
石田「ふ、ふざけやがって……俺は南宇和の石田だ! 四国随一のテクニシャンだ!
それがこんなふざけた野郎に、負けて堪るかァ!」

松山「さァ、始めようじゃないか! この万年雪に閉ざされた様な身体を熱くする試合(デュエル)を! 頼むぜェ!?」

藤沢「ああ、松山くん……良く分からないけれど、今のあなたって輝いているわ!」

もう一人のマネージャー「駄目ー! 藤沢さんも早く正気に戻ってーっ!?」

早くも大惨事の予感に包まれるフィールド。果たして石田たちは無事に試合を終えられるのか?
……あ、松山のキャラは試合後にちゃんと戻ります。多分。


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してJOKERを引いてください。

★石田鉄男、ラストドロー(?)→ ! card=★

カードの絵柄で結果が変化します
JOKER → 石田「……それが全力って言うのなら哀れやな」 なにィ!? 石田が急に関西弁を喋り出した!?
その他 → 藤沢「南宇和は……粉微塵になって死んだ」 石田が……死んだなどと……嘘を言うなァー!?(※嘘です)

419 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 02:02:57 ID:???
★石田鉄男、ラストドロー(?)→  クラブA =★

420 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 02:03:45 ID:???
なんていうかすごいな。

421 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/23(月) 02:10:26 ID:???
マモノ「しょせん、この石田は『鉄』男……生涯決して『銀』にはなれぬ男よ」
といったところで今回はここまでです
しかしよりにもよってマモノとは、石田もついていませんね
きっと鉄男という名前が駄目なんですよ。これじゃあ東京に転校してタ○さんに技をパクられるのが限界です
でも兄の方も最近高校生と戦ってホームランされましたね(何)

どうもなかなか進まなくてすみません
次回こそ比良戸中戦に進めます。松山のテンションも元に戻します
それでは、今回も深夜までお付き合いいただき、ありがとうございました

422 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 02:13:46 ID:???
           ∧   ∧  /(
        )`、)  ( / \ノ  ~(_
      ...)∩|\../ ̄ ̄\../|∩ (          
    )\)`| |.\_| ▼ ▼ |./.| |  フ
   .(    \\_\ 皿 /_//  (_∧     やっぱり神様なんていなかったね
   _).     \        /       (
)\) ..       |      |        了
\ .         |      |         /
 ゞ        /   /\  ヽ       (
 \..      /  /    \ ヽ       (
  )       {  |        |  }      ブ
  ゞ       |  |       |  |    /
   ゞ     (_,ノ         ヽ,_)  /

423 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 02:17:55 ID:???
最高だぜ乙でした

424 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 13:14:17 ID:???
石田「絶望が俺のゴールだ」

425 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 01:06:00 ID:???
>先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してJOKERを引いてください。

なんという無茶振りw

426 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:06:55 ID:???
>>422
神はいなくてもマモノはいるんですね、わかりますん
>>423
乙ありがとうございます
>>424
クラブのA(アクセル)、マキシマムドライブですねw
>>425
超石田の誕生にはそれくらいの無茶をこなす必要があったのですよ(力説)

大変遅くなって申し訳ありません、ちょっとふらの中と南宇和の描写に手間取りまして(汗)
いつもなら投下が終わる時間帯ですが、よろしければお付き合いください

427 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:07:55 ID:???
★石田鉄男、ラストドロー(?)→  クラブA =★
その他 → 藤沢「南宇和は……粉微塵になって死んだ」 石田が……死んだなどと……嘘を言うなァー!?(※嘘です)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
そして試合開始のホイッスルが鳴った。

実況「さぁ、始まりました! 全国出場の常連、優勝候補の一角・ふらの中と今年初出場のダークホース・南宇和中との一戦!
まずは先攻を取ったふらの中、キャプテンの松山くんがボールをキープします! 彼のゲームメイクから攻撃するつもりでしょうか?」

石田(何だか訳の分からん展開だが……行くぜ松山!)

早速、ボールを持った松山に勝負を挑みに行く石田。
だが相手はチームワークを信条にする松山光である。ここは無理をせずにボールをはたく松山。

松山「それ若松!」

若松「(お、俺かァ!?)ナイスパス、キャプテン!」

石田「けっ。試合前に御大層な口を聞いたかと思えば、早速パスに逃げるとはな。そんなに俺との1対1が怖いか」

松山「フッ、お前なんか怖くはない。ただサッカーはチームスポーツというだけだ」

石田の軽口にも、気にした風も無くそう答える松山。が、石田の方も松山がそんな返しをするだろうことは見通していた。

石田「果たしてそうかな? 確かにパスというのは味方を信頼しているからこそ出せるんだ。
……でも逆に言えば味方に頼り自分のキープ力に自信が無いからとも言えるんだぜ!」

428 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:09:10 ID:???
実況「フィールド上では両チームのキャプテン同士が何やら言葉を交わしていますが……その間にも上手くパスを繋ぎます、ふらの!」

石田(ふっふっふっ。いかにふらの中がパスワークに優れていようと、心臓である松山が俺の近くにいてはいずれ回らなくなる。
その時に味方がパスカットして反撃だ! そしてこの口撃で冷静さを失った松山を上手くあしらえれば、チャンスは――)

そう目算を立ててほくそ笑む石田。

大前(観客席)「? あの石田っての、さっきから松山に何を話しかけているんだ?」

石崎(観客席)「大方、挑発でも仕掛けているんだろ。どっかの誰かみたいにさ」

森崎(観客席)「こらーっ! 南宇和ーっ! 何をちんたらボールウォッチしてやがる! もっと積極的にプレスしろ!(←どこかの誰か)」

雪村(観客席)「ふらの中が去年のままだったら、挑発でも何でもして、松山のペースさえ崩せばどうとでもなるんだけどね。
今年はどうだろう?」

翼(観客席)「(マズイ。そろそろ発言しておかないと、主役である俺の存在感が!)そうだね。
だけど弱点をいつまでもそのままにするはずがない。ましてやふらのメンバーは小学校時代から全国経験のある地力のある選手だ。
そんな彼らに一年も時間を与えれば――」

言いながら、眼下のフィールドを顎で示す翼。
そこでは、

金田「……それっ!」

小田「よし、ナイスパス!」

巧みなパス回しで、見事に南宇和を翻弄するふらの中の姿があった。

翼(観客席)「――コレくらいの相手は、松山抜きでも切り崩せるチームにもなるさ」

429 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:10:34 ID:???
実況「南宇和中、何も出来なーいっ! ふらのの連携攻撃に守備陣はキリキリ舞いです!
これは完全に攻略されて先取点を献上するのも、時間の問題かーっ!?」

石田「な、なにィ!?」

自分の描いた絵図面とは隔たりのある光景に、石田は思わず驚愕の声を上げる。

本多(観客席)「な、なあ。ふらのの連中、やけにパスが上手くないか? いや、去年も相当に上手かったが、今年はそれ以上に」

井沢(観客席)「じっくり見るのは久しぶりだが、格段に上達してやがるぜ……。
どいつもこいつも、よそのチームに移りゃ即ゲームメイカーが務まりそうなくらいのパス能力だ」

翼(観客席)「それは流石に(才能の無い連中らしい)大袈裟な表現だけれど、想像していた以上に厄介なチームになってるね」

菱野(観客席)「ふらの中の脅威度、上方修正の必要アリ……(メモメモ)。ふぅ、渡会さんの出停が明日には解けるのは僥倖ですわね。
こんなチームを相手にしたら、何度シュートチャンスを作られるか分かりませんもの」

森崎(観客席)「くっそー! 不甲斐ないぜ南宇和ーっ! それでも大会最大のダークホースかァ!?」

大前(観客席)「……って、お前はまだやってたのかよ森崎!?」

怒涛の勢いで南宇和を攻め立てるふらの攻撃陣に、観客席でそれを眺める偵察者たちも舌を巻く。
しかし、より驚いているのは対戦相手の南宇和である。

南宇和DF「くそ、止まらないぞこいつら!?」

南宇和GK「石田ァ!? 松山さえなんとかすれば怖くないって言ってただろー!?」

武井「み、味方がボールを取る気配さえ無ェ……お、俺はこのまま前に残っていていいのか?」

石田「ち、ちくしょう……こんなはずでは……」

430 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:11:39 ID:???
松山「フッ、さっき言われたことをそっくり返すぜ石田。
確かにキープ力に自信を持ち、相手と積極的に勝負するのは優れた選手のみ出来ることかもしれない。
だが、それは! 裏を返せば自分たちのチーム力に自信を持っていない証拠とも取れるんだぜ!」

藤沢「素敵、松山くん……」

もう一人のマネージャー「私ゃもう何も言わんわよ……」

松山が勝ち誇った様に宣言するのと時を同じくして、絶好の位置でボールを持った小田がミドルシュートを相手ゴールに沈める。
ふらの中、先取点獲得である。

実況「ゴォォォルっ! ふらの中、鮮やかァ! 素早いパス回しから小田くんをフリーにしてシュートを撃たせ、これが決まる!
開始から五分も経たない内に先制です!」

小田(ふ)「よっしゃあ、やりましたよキャプテン!(これで今日の俺はお役御免ですよね? ね?)」

松山「よくやった小田ァ! このまま勢いに乗ってガンガン撃っていけ! 鳴紋戦前の景気付けだ!
観客席の大前にも、派手にアピールしてやれ! 得点王争いのライバルは、ふらの中の小田和正だとな!」

小田(ふ)「は、はいっ!(……ハァ、こう言うと思ったよ。ううっ、大前め。余計なことしやがって)」

石田「く、くそっ……松山め、たった一点で勝ち誇りやがって! ええい、目に物見せてやるぜ!
南宇和は攻守のバランスが優れていると評されるが、その実、俺と武井の攻撃力がウリなのよ!」

松山「ふふふ。それは楽しみだ」

必死に虚勢を張る石田だが、こと松山に対してそれは悪手である。
相手が闘志を見せれば見せるほど、比例するように燃え上がるのが松山光という男なのだ。
そんな彼に対して挑発的な発言は、火勢の衰えたかまどに焚き木を新たに投げ込むようなもの。
味方が先取点を上げたことで収束しつつあった熱意が、更に勢いを増すことになる。

431 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:12:47 ID:???
大前(観客席)「南宇和も悪くないチームだと思うけど、相手が悪かったな。何しろ相手が松山だ。
司令塔のキープ力がウリのチームなのに、敵が中盤でのボール刈りの達人っていうのは不利過ぎる」

雪村(観客席)「オマケに松山はそれ以外の能力も一級のオールラウンダーだからね……」

国岡(観客席)「ガクガクブルブル……アーアー、キコエナーイ。オレニハナンモミエナーイ。マツヤマナンテシラナーイ。ブルブルブルブル……」

岩見(観客席)「おい、鳴紋中。コイツは大丈夫なのか? なんか様子がおかしいぞ?」

浅村(観客席)「あー、ご心配無用っス。この人の事はなるたけ気にしないで貰えると嬉しいっス」

去年のトラウマを刺激されて物陰で体育座りになる国岡は放っておいて、試合は大前や雪村の予感した通りに進んだ。
司令塔である石田は松山によって無効化され、ストライカーの武井はボールが回って来ず逆に守備に奔走する。
そして時たまボールを奪っても、元が空中戦型の悲しさ、キープ力やパスといった足元は不安定ですぐさま取り返されてしまう。
試合は圧倒的にふらの中が支配し、スコアもそれに応じたものとなった。

――前半八分、松山がボールカットから攻め上がり得意のロングシュートで追加点。2−0。石田に対して味方任せではないことを証明する。

――前半十五分、松山からのパスを小田が決め3−0。早くもハットトリックにリーチを掛ける。

――前半十七分、石田が松山に対抗する様に無謀なロングシュートを放つも敢え無く防がれ、逆にカウンターで4−0に。

――前半二十三分、松山が山室からのクロスをオーバーヘッドキック……雪下ろしオーバーで沈め5−0。

――後半十二分、流し気味だった試合をキャプテン松山が独断で動かし、小田にハットトリックを決めさせて6−0。

実に六点差、無失点。支配率はふらの中64、南宇和中36という悪い夢の様な数字だった。
毎年優勝候補として名の上がる強豪校の実力を、初出場校へ存分に見せつけた、貫禄の圧勝である。

432 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:13:56 ID:???
石田「う、嘘だ……これは夢だ……」

武井「お、俺……この試合で何度ボールに触った? 何しに出場してたんだ?」

南宇和中監督「わ、ワシの監督人生で最強のチームが……こ、こんなこと有り得るはずは無いんだ。
そうだ、石田の言う通りこれは夢だ。ワシは今、本当は旅館の布団の中にいて夢を見ているんだ。
目を覚ませば、逆にふらの中に圧勝している石田たちの姿が……(ブツブツ)」

大前(観客席)「強い……本当に去年より強くなっているぞ、ふらの中。まるで別のチームだ」

石崎(観客席)「まったくだぜ。しっかしお前らのブロックも凄いな。昨日の相手は花輪。明日の相手は、このふらの中。
でもって、その次は東邦か明和東だろ? 俺たちが南葛SCで経験した時並の死のブロックだぜ」

宇津木(観客席)「こういうことは稀によくある。だがこれは逆に優勝フラグなので以下心配はひ不要です」

井沢(観客席)「……去年も似たような組み合わせだったけど、優勝は俺たちだったんだからな、オイ」

松山たちふらの中の貫禄の圧勝に息を飲む大前たち。
と、そこへフィールドの松山が観客席に向けて声を張り上げた。

松山「(ええっと、大前たちは……あそこか!)おーいっ! 観たか大前ーっ! 注文通り、勝ったぞーっ!!」

大前(観客席)「!」

松山「俺たちは一足先に、ベスト8で待つ! この後の試合で、負けるんじゃないぞーっ!?」

そしてブンブンと手を振る。
ライバルの声援に応えて快勝を飾った。スポーツ少年らしい爽やかな姿である。背後で肩を落とす南宇和中の面々を無視すれば、だが。

433 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:15:09 ID:AeLrAAw6
石崎(観客席)「おーおー、お熱いラブコールじゃないか。応えてやれよ大前」

大前(観客席)「か、からかうなよ石崎。大体、男同士で何でそんな言い方をするんだよ?」

菱野(観客席)「そ、そうです! 殿方同士なんて不潔ですわ!」

長野(観客席)「な、なあ? そう言えば石崎って……(ヒソヒソ)」

岩見(観客席)「一時期、あらぬ噂が立ったことがあったな……翼と(ゴニョゴニョ)」

翼(観客席)「ん? 何の話をしてるのかな?」

長野・岩見(観客席)「「い、いや! なんでもない!」」

何やらヒソヒソと囁き合う南葛メンバー。
実は森崎の裏工作の一環として翼と石崎の同性愛疑惑の噂が流されたことがあるのだが、神ならぬ大前には預かり知らぬところである。
さて、それはさておき大前の反応は――


先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.「安心しろ、松山っ! 無事勝ち上がって、嫌になるくらい強い鳴紋中を今年も見せつけてやるぜ!」 松山に応えた!
B.「馬鹿野郎ーっ! やり過ぎだーっ! お前には、傷ついた南宇和中の選手たちの姿が見えないのかー!?」
  松山を非難した!? ……お前が言うな。お前だけは言うな
C.(それはさておき、長野と岩見の会話が気になる……) 別の事に気を取られていた!?
D.(あれ? そういえば森崎がヤケに静かだな?) 別の事に気を取られていた!?(Part2)
E.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)

434 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:15:56 ID:mCpnTFYo


435 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:17:13 ID:gh2brul2
A

436 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:17:34 ID:???
A

437 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:18:29 ID:???
これで前回の判定も合わせて好感度アップしたかな

438 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:18:35 ID:KkNPe4VA
A 外し忘れです

439 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:19:00 ID:vbaupHks
A

440 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:46:30 ID:???
>>A.「安心しろ、松山っ! 無事勝ち上がって、嫌になるくらい強い鳴紋中を今年も見せつけてやるぜ!」 松山に応えた!
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前(観客席)「勿論だーっ! このあと試合で勝ち上がって、今年もお前らに強い鳴紋を見せつけてやるぜーっ!」

大声でフィールドの松山に叫び返す。
それを聞いた松山は、ニッカリと笑顔を深くした。

松山「……おうっ! 明日、今度はフィールドで会おうっ!」

実況「おっと、松山くんが何やら観客席に声を掛けていますが……ああっ! ここにいたのは鳴紋中イレブンだ!
明日の準々決勝に備えての偵察か!? 昨年の因縁ある両校、早くも互いを意識しています! あ、南葛中もいました!」

翼(観客席)「南葛中『も』?」

石崎(観客席)「じ、実況の言葉のあやだよ! そんな不機嫌になることじゃないだろ? なっ!」

大前(観客席)「松山……何だか早くお前と戦いたくなってきたぞ。そのためにも、この後の三回戦は勝たないと!」

松山(ああ、なんて素晴らしいんだ……全国の大舞台で、互いの全力を気持ちよくぶつけ合える相手が二年続けているなんて!)

早くも明日の試合へ意識を飛ばし、期待を高まらせ合う二人。
最早、大前良は松山にとって、長池の後輩と言う存在には留まらない。
この瞬間、大前と松山は熱い闘志をぶつけ合う好敵手同士となったのである。

石田「おい、俺たちのことはもう眼中に無しかよ……」

武井「よそうぜ石田……早く四国へ帰ろう……」

まあ、その裏で南宇和の選手たちが暗い顔をしていたいのだが、それはまた別の話である。
ちなみに前半終了の辺りから静かになっていた森崎はというと、

441 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:47:43 ID:???
森崎(観客席)「……つまらん。これでふらの中が南宇和に負けたりすれば面白かったのに」

滝(観客席)「あ、飽きてたのかよォ!? あんなに熱くなっていたのに!?」

森崎(観客席)「いや、そこはほら、そこの大前が余計な真似をしたからノリでというか、元々南宇和なんてどうでも良かったし」

長野(観客席)「酷ェ。石田が聞いたら泣くぞ。もう泣きそうだけど」

目論見が上手くいかず、一方的にふらのリードになった試合に機嫌を損ねていたという。

翼(観客席)(森崎め、相変わらず勝手なヤツ……よし、今度松山に会ったらコイツの悪行を色々吹き込んじゃおっと)

大前(観客席)「(? なんだ大空のヤツ、妙な顔をして)……おっといけない、俺たちも試合の準備をしないとな!
それじゃあ、南葛中のみんな。俺たちはこの辺で! 決勝では、今年こそ勝たせて貰うぞ?」

森崎(観客席)「へっ、気が早いにも程があるぜ。今見たふらの中に、さっきの変な九州人。そいつらに足元掬われなきゃ良いがな。
ただでさえ正GK不在なんだろうによ」

比良山(観客席)「不安要素があるのは確かだが、それに怖じるようではお前らに挑めはせんよ。
……去年の借りがあるのは、大前だけではないことを憶えておけよ森崎」

442 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:48:49 ID:???
森崎(観客席)「忘れるまでは憶えといてやるさ」

石崎(観客席)「ま、俺たちと当たるまでは応援しとくぜ。じゃあな!」

というわけで、大前たちは試合に備えて観客席を発つのであった。

翼(観客席)「……あれ? 何で俺には声を掛けていかないんだアイツら?」

岩見(観客席)「いや、そりゃ、あらかさまに声掛けて欲しくなさそうな雰囲気だったし。試合中から」

翼(観客席)「なにィ!?」


※ 大前と松山の関係が『好敵手』になりました! ※

443 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:49:53 ID:???
〜ミーティング〜

三回戦、比良戸中との試合に挑む前のミーティングを行う鳴紋中の面々。
だが、今日ばかりはいつもの光景とはいささか趣を異にしていた。
というのも、監督である飯地が渡会への特訓の為に不在であり、代わってマネージャーの菱野が監督の役目をこなしているのである。

菱野「『よし、みんなきけ』……監督には必ずこの言葉からミーティングを始めろと伺いましたが」

大前「うん、ばっちりだよ菱野さん! びしっと決まってた! 何だか最初から菱野さんが監督だったみたいだ!」

菱野「そ、そうですか? で、ではミーティングを始めますね?」

国岡「良いからちゃっちゃと進行しろよな。けっ」

浅村「国岡さん……松山さんから離れた途端にこれっスよ」

本多「放っておけ、コイツは最早こういう生き物だ。落田がアレなのと同じくな」

国岡「なにィ!?」

落田「フッ。人にはそれぞれ持って生まれた役割と言うのがあるもの……。
国岡が小悪党なのも、俺がスーパースターなのも、等しく同じ運命だな!」

菱野「ミーティングを始めますわよ? 始めるんですからね? ちゃんと聞いて下さいね?」

落田「はいっ! 勿論です菱野さん!」

菱野(ううっ、開始の宣言だけでこのグダグダです……監督の補佐と実際に監督を代行するのとでは、やはり違うのですね……)

早くもめげそうになりながらも、咳払いを一つして切り出す菱野。

444 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:51:11 ID:???
菱野「コホン。今回の相手は長崎代表の比良戸中ですわ。ここまで無失点で勝ち上がってきた、かなり守りの堅いチームです」

比良山「さっきの妙な方言男のいるチームだな。前情報では、守備はともかく攻撃の方は難ありな印象だが」

雪村「これまで全部、1−0の辛勝だったんでしょ? 本人は南葛と僕ら以外はどうでもいい、なんて強がっていたけど」

大前「……いや、あながちそうとは言えないぞ」

雪村「え?」

菱野「はい。実は調べてみた結果、比良戸中の戦績に不自然な点を見つけたのですわ。
県予選、そしてこの全国大会……比良戸中は本当に『1−0でしか勝っていない』んですわ」

末松「え〜? それってさ〜、かえって比良戸が弱いって証拠なんじゃ〜?」

輝林「……いえ、不自然です。同じ堅守のチームと言えば浪野中がいますが、彼らでさえ2−0の試合がありました」

水守「あのリトリート一辺倒の浪野中でさえそうですから、全国に出るレベルでとなると、これは――」

宇津木「――高確率で確実に三味線を引いている証拠だという意見。
県一、二回戦レベルでいくえ不明の雑魚にも全国レベルの相手にも同じ成績と言うのはおかしいんですわ、お?」

菱野「その通りです。比良戸中はおそらく、討ち取りたい本命の強敵と当たるまで、なるべく実力を隠したかったのですわ。
ですから、必要以上に手札を切らずに全ての試合で1−0などという真似をしてみせたのです」

国岡「たまたまって線は……いくらなんでもねえか」

いつもはとにかく人の意見に難癖を付ける国岡も、流石にここは自重する。それほどまでに、比良戸のやり口があからさまだからだ。

達也「確率的に考えてありえない成績ですからねー。どんな相手からも無失点、どんな相手からも一点どまり。
普通に考えりゃ作為のある証拠でしかない」

445 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:52:13 ID:???
菱野「そして厄介なことは、これを見破ったからと言って既に比良戸が得た情報アドバンテージを覆せるわけではないことです。
彼らの真の実力は、未だに黒いベールの中。私に出来ることは、事前に相手を呑む様な油断を排することのみです。
相手の主力選手についての情報も、憶測が多分に混じることになります」

言いながら、ノートを繰る菱野。

菱野「敵方で最も注意したい相手が、キャプテンの次藤選手。先程会った、大柄な方ですわね。
ポジションはセンターバック。とにかくクリアーが強く、迂闊な空中戦は避けたいところです。
これまで余り手の内は見せていませんでしたが、先程森崎選手との一件で突破力についても一定の脅威がある可能性が見えましたわね」

浅村「ああ、あの警備員を薙ぎ倒した突進力は恐ろしかったっスね……」

本多「あの巨体がボールを持って攻め上がってくる姿は見たくないな。仕事とはいえ、気が滅入る」

菱野「そして向こうの得点源は二年生FWの佐野選手です。小柄で見るからに身軽そうな方ですわね。
これまでの試合ではミドルシュート主体で得点を挙げていましたが、比良戸中全体が実力を隠していたとなると、
本当のプレイスタイルは別だと思われます。恐らくはドリブル突破からの1対1か、ダイレクトシュート。
もしくはその両方……真に得意なのはこちらだと思われます」

園村「あ、あのー……随分とハッキリしない情報なんですけど、それを元にどう守れと?」

墨田「大丈夫だ、園村。どっちにしろお前の役割は大して変わらん」

園村「どういう意味だよ、それェ!?」

菱野「……佐野選手に対しては、とにかく敏捷性で振り切られないよう心掛けるしかありませんわね。
また彼を囮に他の選手がシュートを撃ってくる恐れも、多分に存在します。
守備陣の皆さんはマークを集中させずにゾーンで守ることを心がけて下さい」

水守「了解です」

園村「何で俺には何も言わないんですか? ……あ、言っても無駄だからですね、分かってます」

446 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:53:24 ID:???
大前「えーっと、その……腐るなよ、園村! お前に素質がある事は小学校時代の実績で分かっているからさ!
とにかく今回は、経験を積むと思ってドーンと構えてろよ、ドーンと!」

園村「…………はーい」

菱野「え、えっと……他の選手についての情報は特にありませんが、花輪中や東一中の一般選手と同等。
もしくはそれ以上の警戒が必要となるでしょう。今回の試合では、とにかく隙を作らずに守ることに集中しましょう!
その為、今回は雪村さんにも守備的MFを務めて頂きます。不本意な起用とは存じておりますが、よろしくお願いしますわね?」

雪村「うん、分かってるよ。流石に僕もチームが大変な時に我儘は言ってられないからね!」

若尾(流した……園村の事は完璧に流したよマネージャー)

墨田(まあ、下手なフォローはかえって残酷だからな、うん)

大前「と、いうわけだ。今回は色々と勝手が違う上に相手の情報が少ない。
油断を最大の敵と考えて、気を引き締めて行こう! あと、何か敵に付いて気付いたことがあったら、遠慮なく声を上げろ。
選手間の意識の共有はチームスポーツの基本だ。今日はそれを大事にしていこう!」

鳴紋中メンバー「「おーっ!」」

447 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:54:24 ID:AeLrAAw6

  … … …


大前「よし、ミーティングも何とか終わったな。試合前の準備に進むぞ。
装備品の扱いと、使うドリブル技。今回はどうする? 油断できない相手だ、万全の態勢で挑みたいけど――」


先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.装備アイテムの扱いを考える(更に分岐へ)
B.ドリブル技のセットを考える(更に分岐へ)
C.特にすることは無い。ドリブル技は前回と同じく補正優先のセットで!
D.前回と同じく、ファルコンスパイク装備! ドリブル技は補正優先で!
E.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)

448 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:55:14 ID:gh2brul2


449 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:55:35 ID:bOTSQ09o
D

450 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 02:57:02 ID:pAeC6POQ


451 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 02:59:45 ID:???
Dに決まったところで、今回はここまでです
ミーティングが終わったところって、比良戸中戦に入った、と言ってしまっても大丈夫でしょうかね
駄目でしょうね……きっと
次回こそ、お待たせした比良戸戦に入ると思います
スレの半分近くgdgd進行気味ですみません
今回はとりわけ深夜の開始となっても参加して下さり、ありがとうございました

452 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 03:05:19 ID:???
乙でした!

ミーティングでいちゃつくバカップル……こいつはメッチャ許せんよなあ

453 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 23:43:42 ID:???
>>452
乙ありがとうございます!
大前「いや、あれはだね、慣れない業務に勤しむ菱野さんを励ますためであって、決して疾しい目的がある訳では――」
達也「と、容疑者は曖昧な供述を繰り返しており……」

>>D.前回と同じく、ファルコンスパイク装備! ドリブル技は補正優先で!
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「とりあえずファルコンスパイクだけ装備して行こうか。ドリブル技はそのままで行く。
……よし、これで準備は万端だ!」


※ ファルコンスパイクを装備しました! 装備中はシュートがポスト、枠外になりません!(残り6回) ※

454 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 23:44:48 ID:???
〜フィールド〜

実況「全国大会三回戦、これまでは順当に有力校が勝ち上がりを見せています。
が、第四試合を迎える鳴紋中は正GK渡会くんが二回戦で受けたレッドカードにより、出場停止という黄信号が灯っております。
対する相手は九州は長崎からやってきたダークホース・比良戸中!
予選で全国常連の西海中を破っての初出場を決めた同校ですが、これまでの試合は全て1−0の辛勝です。
果たして不安要素を抱えた鳴紋中にどう食い下がっていくでしょうか?」

観客「そうは言っても、鳴紋は守備も中々だしな」「東一中戦では相手にチャンスも与えなかったし」「守るだけの比良戸はキツいだろ」

比良戸中応援団「ふふふ、ようやく強豪校との試合か。本当の比良戸がベールを脱ぐ時が来たな」

鳴紋中応援団「なんだ比良戸のヤツら? ヤケに静かだな」「全国での応援の仕方、知らねえのか?」

森崎(観客席)「……ま、一応アレも国内中学生じゃトップクラスだし、チェックはしとくか」

翼(観客席)(大前は今年も空気を読まずに得点ランキングを荒らしているし、動向は把握しとくか)

松山(観客席)「よし、みんな! さっきの南宇和戦での恩を返すぞ! 鳴紋中を応援だ!」

ふらの中メンバー(観客席)(だりー、かったるいー)(面倒臭ェ)(余計な手間増やすなよ。くそ、大前め……)

渡会不在というリスクを孕んだ鳴紋中の試合に波乱の予感を感じてか、観客席の騒々しさが増していた。
そんな中、ゆっくりと入場する両校の選手たち。

次藤(ふふふ。観客は正GK不在が響いて半信半疑とはいえ、どちらかといえば派手な勝ち方ばする鳴紋贔屓。
そいば覆すんが楽しみタイ……)

大前(比良戸中……お前らが今まで何を隠していたのかは知らないが、全て跳ねのけて勝利を掴む!)

不敵に微笑む次藤。それを静かに睨み返す大前。
じわじわと試合前の緊張感が高まり始める。

455 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/24(火) 23:45:53 ID:AeLrAAw6
佐野「今日の俺の相手はお前か? 同じ二年生同士、よろしくな。ケケケ……」

園村「お、おう……(カチコチ)」

水守(大丈夫かなァ、園村……)

次藤「今日はよか試合ばなるごとす、よろしく頼むタイ」

大前(良い試合にしよう、とかそういう感じの事を言ってるんだよな?)

どうにも返事に困る次藤の挨拶に対し、大前は――


先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.「ああ、よろしく」 無難に返した!
B.「そうだな……忘れられない試合にしてやるよ」 挑発的に微笑み返した!
C.「ところでさっき森崎に『これだから東京者は』みたいなこと言ってたけど……アイツら静岡県民だぞ?」 どうでもいい話をした!
D.「(クルッ)審判さん、俺見たんです! この人、さっき警備員に乱暴していました!」 さりげなく(?)チクった!
E.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)

456 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 23:46:31 ID:mCpnTFYo
B しょーぶ!

457 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 23:50:06 ID:zvSQZ7tY
B

458 :森崎名無しさん:2012/07/24(火) 23:55:29 ID:34t45vTQ
B

459 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:10:41 ID:???
>>B.「そうだな……忘れられない試合にしてやるよ」 挑発的に微笑み返した!
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「ああ、そうだな……忘れられない試合にしてやるよ」

ここで固かった表情をニヤリと崩し、宣言する。
次藤の眉が感心したとでも言いたげにピクリと跳ねた。

次藤「ほう? そがんこと言える余裕ばあっちゃ、意外タイ。てっきり、不意の欠員にあたふたしちょる思っとったとよ」

大前「心外だな。俺たちはこの大会を取りに行くチームだ。渡会の不在を差し引いても、こんなところで苦戦するつもりは無い。
格下相手に攻めあぐねる様じゃ、南葛相手に勝つなんて夢のまた夢だしな」

次藤「言いよるのう……」

比良山「何だか全国大会に入ってからやけに相手を挑発するなァ」

達也「関東に戻ってきて小学校時代のテンションに戻ってきてるんじゃないですかね?」

大前「や め ろ 。小学校の頃の話はするな!」

迫真の表情で余計なことを口走った達也を制する大前だった。
対して、それを気にもせずに豪快に笑い飛ばす次藤。

次藤「まあ、そん言葉ぁ試合の後も言えるか楽しみにしとくタイ。がははははっ!」

460 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:11:46 ID:Ft8hep3U
審判「……毎度のことだがあんまり試合前からゴタゴタしないでくれよ? 頼むから」

大前「あ、はい。すみません」

雪村(そこは謝っちゃうんだ!?)

審判「全く……では、コイントスでボールと陣地を決めるぞ?」


先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してダイスを振ってください。

★コイントス→ ! dice=★

ダイスの数値で結果が変化します
偶数 → 鳴紋中の先攻!
奇数 → 比良戸中の先攻!

461 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:12:47 ID:???
★コイントス→  4 =★

462 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:32:43 ID:???
★コイントス→  4 =★
偶数 → 鳴紋中の先攻!
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
次藤「さっきの啖呵ば良かったけん、指定は譲るタイ」

大前「そりゃどうも。じゃ、今回は裏で」

審判「鳴紋中が裏、比良戸中が表だな? では――」

ピンと弾かれたコインが審判の手の甲に落ちる。
上を向いていたのは……裏。

大前「とりあえず、今日の所は運はこっちに向いているか」

次藤「そいばどうじゃのう」

大前「……勿論、ボールは俺たちが取る」

次藤「なら、ワシらは陣地タイ」

審判「うむ。では両校、位置につきたまえ」

463 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:33:46 ID:???
  比良戸
−−@−− @畠山
−−A−− A秋沢
D−B−C D長岡 B次藤 C野田
−−−−−
−E−I− E曽田 I森本
G−−−F G中城 F竹野
−H−−− H姫路
−−−J− J佐野

−F−−− F比良山
−−−H− H大前
−−−−−
G−−−J G達也 J宇津木
−E−I− E本多 I雪村
C−A−D C浅村 A末松 D水守
−−B―− B輝林
−−@−− @園村
  鳴紋


実況「おっと鳴紋中、今日はトップ下を廃して中盤をフラットかつ引き気味にして来た!
MFの高さ以外は、まるで比良戸中と鏡合わせになるかのようなフォーメーションです!」

森崎(観客席)「サブGKは正GKに比べてかなり信頼が置けないらしいな(ま、どっちも俺から見たら似たようなもんだが)」

松山(観客席)「比良戸中は元々堅守のチーム。これは守り合いの泥仕合になりそうだが、FWの質は鳴紋中が有利だ。
相手にチャンスさえ作らせなければ、大丈夫だぞ大前!」

464 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:34:49 ID:Ft8hep3U
実況「鳴紋中ツートップがセンターサークル内に残ります。これは鳴紋中が先攻を取った模様です。
正GKを欠いて守備に不安が残るこの試合、鳴紋としては先取点を早い段階で奪い、楽になりたいところでしょう!」

園村「……うん、分かってるよ。俺が誰にも期待されてないことくらい」

水守「ほ、ほら! 試合だってのに暗い顔しないの!」

浅村「そうっスよ!」

実況「さあ、三回戦第四試合、鳴紋中VS比良戸中……キックオフです!」

――ピィイイイイイイイイイイイイイイィっ!

審判が笛を鳴らし、キックオフを促す。

大前「よし、今回の試合はまず――」


先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.まずは俺がドリブルで切り込む!
B.比良山に行かせる!
C.中盤に溜めを作らせて、そこから攻める!
D.とにかく速攻だ! 鳴紋コンビで一気に攻め込むぜ!(大前側のパス力:64、消費ガッツ:80×2)
E.ヒャア、我慢できねえ! キックオフドライブシュートォ!(※要・5票です)
F.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)

465 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:35:10 ID:AxSJZRig


466 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:35:25 ID:mq/YqZCA


467 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:36:02 ID:URmGd0qg
C

468 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:48:55 ID:???
>>C.中盤に溜めを作らせて、そこから攻める!
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「(この布陣を見て、相手は俺たちが守りを固めたと見るはず。なら逆に――)それっ!」

佐野「えっ!?」

比良山から蹴り戻されたボールを、大きく後ろに戻す大前。
雪村さえトップ下の座から退け、守りを固めたと判断していた佐野は面食らった。
てっきり鳴紋中はFWに攻撃を任せてそのまま突っ込んでくると思っていたのだ。

実況「おっと、大前くんここでボールを後ろに? 守りを固めているために引いている味方に預けました!
しかし、これはミスマッチでは?」

松山(観客席)「いや、上手い! 大前たちツートップを注意したい比良戸を上手く透かした!
それに守備的MFの位置に雪村が下がったということは、鳴紋の攻撃の起点が実質二つになったということ!
これは上手いかく乱になるぞ!」

小田(ふ)(観客席)「そ、そうなんですか……(普段は口下手なのに、こんな時は饒舌なんだなあ)」

藤沢(観客席)「松山くん、ストイックで素敵……」

姫路「ええい、うろたえるな佐野! これで奪えれば一気に俺たちのチャンスじゃないか!
ここは積極的に取りに行くぞ!」

佐野「……ケケケ! それもそうだ!」

本多「ふむ。見くびってくれるなよ比良戸の!」

実況「そうこうしている内に、比良戸のツートップが果敢にフォアチェックに行くぞ!
これで奪われたら大ピンチだ!」

大前「……裏を返せば、奪われなきゃロングパスで俺たちのチャンスが開ける! 頼んだぞ、本多!」

469 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 00:50:00 ID:Ft8hep3U
先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★本多→ドリブル 58+! card=★
【守備】
★姫路→タックル 53+! card=★


攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 本多がドリブル突破
1=  雪村がフォロー
0=  こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 佐野がフォロー
-2≧ 比良戸中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。
本多のカードがダイヤの時【華麗なドリブル(+3)】が発動します。

470 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:50:17 ID:???
★本多→ドリブル 58+ クラブ4 =★

471 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:50:26 ID:???
★姫路→タックル 53+ スペード4 =★

472 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:50:36 ID:???
ZONE

473 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:50:55 ID:???
★本多→ドリブル 58+ クラブ6 =★

474 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 00:52:58 ID:???
いきなりゾーンとミラーの発動か。

475 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:01:14 ID:???
★本多→ドリブル 58+ クラブ4 =★
★姫路→タックル 53+ スペード4 =★
2≦ 本多がドリブル突破
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
本多「渡会の為にも、この試合……初手から仕事をしくじるわけにはいかんな!」

姫路「くっ!(やはり、上手いっ!)」

実況「本多くん、軽くターン一つで置き去りにした! いぶし銀なプレイが光るぞ!」

鳴紋中応援団「おお、いいぞ本多ーっ!」「でももうちょっとやる気見せろ!」「怠慢してっと、その内足元掬われるぞ!?」

本多「キープに成功してこの言われようは何だ? ……それはともかく、ここはチャンスだ!」

姫路を簡単にあしらって前を向く本多。早くも、その右足は必殺のパスを繰り出さんと振り上げられる。

実況「本多くん、いきなりトップスピンパスだ! これを前のFW陣へ通す構えーっ!」

次藤「来よるか、鳴紋中!?」

本多「……行けェ!!」

476 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:02:39 ID:Ft8hep3U
先着3名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★本多→トップスピンパス 61+! card=★
【守備】
★曽田→パスカット 53+人数補正(+1)+! card=★
★森本→パスカット 53+人数補正(+1)+! card=★

攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 大前にボールが渡る!
1=  比良山がフォローするが……?
0=  こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 竹野がフォロー
-2≧比良戸中ボールに

【備考】
本多のカードがダイヤの時、スキル【鋭いパス(+2)】が発動します
本多のカードがダイヤ・ハート・スペードの時、スキル【アシスト】が発動しパスの受け手の次の行動に+2の補正が付きます

477 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:02:56 ID:???
★本多→トップスピンパス 61+ クラブQ =★

478 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:03:40 ID:???
★曽田→パスカット 53+人数補正(+1)+ ダイヤ9 =★

479 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:04:35 ID:???
★森本→パスカット 53+人数補正(+1)+ スペード10 =★

480 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:04:36 ID:???
★森本→パスカット 53+人数補正(+1)+ ダイヤ8 =★

481 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:04:43 ID:???
★森本→パスカット 53+人数補正(+1)+ スペード9 =★

482 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:07:26 ID:???
ZONEを発動させなかったのはいいけど、アシストもちゃんとしてほしかったな

483 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:15:31 ID:???
★本多→トップスピンパス 61+ クラブQ =73★
★曽田→パスカット 53+人数補正(+1)+ ダイヤ9 =63★
★森本→パスカット 53+人数補正(+1)+ スペード10 =64★
2≦ 大前にボールが渡る!
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
曽田「くそ、鳴紋のツートップだけには、ボールを渡す訳には!」

森本「やらせて堪るかーっ!」

懸命にこのパスをカットに行く比良戸MF二人。だが、無情にも頭上を大きく越えるトップスピンパスには掠る気配すらない。
ボールはそのまま、今日セカンドトップとして出場する大前の足元へ。

実況「通ったァ! 本多くんのトップスピンパスが大前くんに届きます!
鳴紋中、上手く中盤で溜めを作って比良戸のディフェンスを翻弄! 巧みに相手陣地へ攻め込みます!」

松山(観客席)「な? 俺の言った通りだろ?」

小田(ふ)(観客席)「そうですね(うぜェ)」

加藤(観客席)「流石はキャプテン(うぜェ)」

大前「流石は本多、良い仕事をしてくれる! さあ、問題はここからだ!」

次藤(さあ、勝負タイ大前!)

大前の眼前には、次藤が待ちかまえる比良戸ゴール前。
早くも先取点が見えた段階で、大前が選ぶプレイは――

484 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:16:40 ID:Ft8hep3U
※ 現在の大前のガッツ:865/865 ※
※ パス系の選択肢では、ドライブパス(パス力+3、消費ガッツ60)を使用するかどうかも併記してください ※

先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.とりあえず小手調べに、ミドルシュートォ!(威力;65+1/4で+2、消費ガッツ:80)
B.初手から全力で行く! ドライブシュートォ!(威力:72+1/4で+3、消費ガッツ:200)
C.比良山にいくらかマークが行くことを期待して、ドリブルで行こうか!!(大前のドリブル力:65+1/4で5or4or4)
D.比良山に低い球を入れる!
E.いやいや、ここはディフェンスの裏を狙ってパスだ!(大前のパス力:62)
F.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)

485 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:17:02 ID:mq/YqZCA


486 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:17:07 ID:AxSJZRig


487 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:18:02 ID:URmGd0qg
C

488 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:24:32 ID:???
ドリブルゴールって幻想郷では良くやったけど、公式大会で狙うのはすげぇ久しぶりだっけ?

489 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:28:12 ID:???
今年は確かにあまりやってないな。

490 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:28:22 ID:???
>>488
そういえば最近あんまりやってないですね……うーん県大会で一、二度はやったでしょうか?

>>C.比良山にいくらかマークが行くことを期待して、ドリブルで行こうか!!(大前のドリブル力:65+1/4で5or4or4)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大前「(比良山をノーマークにするようなチームは、今更日本のどこにもいないだろ!)ここは持って上がる!」

実況「大前くん、ここはドリブルで切り込んで行く! キーパーとの1対1を狙って行く構えだ!」

森崎(観客席)「ドリブル? あのシュートと空中戦だけの(それも駄目だったが)大前が?」

松山(観客席)「大前のドリブルか……悪いが明日に備えて、じっくり見させてもらうぞ!」

持っている情報の鮮度の問題で、大前のドリブルへの評価が真っ二つに分かれる森崎と松山であった。
当然、入念に鳴紋への偵察を重ねている次藤の評価は、後者の側である。

次藤「面白か! まずはワシのタックルと勝負タイ、大前ェ!」

大前「南葛のついで、なんて吹いていた割には燃えているじゃないか次藤! ……それはこっちのセリフだァ!」

味方DFを引き連れて向かってくる次藤に、大前は単身突破を挑んだ。
果たして、その結果は――

491 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:29:27 ID:Ft8hep3U
先着4名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃】
★大前→ドリブル 65+! card=★
【守備】
★野田→タックル 54+人数補正(+1)+! card=★
★次藤→タックル 59+人数補正(+1)+! card=★
★秋沢→タックル 54+人数補正(+1)+! card=★


攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します
2≦ 大前がドリブル突破
1=  比良山がフォロー
0≧ こぼれ球の奪い合いに ランダム
-1= 長岡がフォロー
-2≧ 比良戸中ボールに

【備考】
ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。
大前のカードがダイヤの時【ダブルヒール(+5)】が、ハートの時【華麗で強引なドリブル(+4・吹っ飛び係数2)】が、
スペードの時【頭脳的なドリブル(+4)】が発動します。
スキル・フェアプレイ精神により大前は反則を犯さず、替わりに反則の条件を満たした時は-3のペナを負います。
スキル・ダイヤジスタにより、大前がダイヤのAを引いた場合は13(覚醒無し)に、2〜6を引いた場合は7に変化します。
次藤のカードがダイヤ・ハートの時【パワータックル(+2・吹っ飛び係数4)】が発動します。

492 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:29:44 ID:???
★大前→ドリブル 65+ ハート10 =★

493 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:30:30 ID:???
★野田→タックル 54+人数補正(+1)+ ハート3 =★
やっぱり奇襲は最初にかますもんや

494 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:32:09 ID:???
★次藤→タックル 59+人数補正(+1)+ ハート8 =★

495 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:33:33 ID:???
★秋沢→タックル 54+人数補正(+1)+ クラブ4 =★


496 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:33:47 ID:???
いきなり殺したw

497 :森崎名無しさん:2012/07/25(水) 01:35:04 ID:???
初めて次藤の目を引いた華麗で強引なドリブルで決めたかw

498 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:52:13 ID:???
★大前→ドリブル 65+ ハート10+華麗で強引なドリブル(+4)=79★
★野田→タックル 54+人数補正(+1)+ ハート3 =58★※吹っ飛んだ!※
★次藤→タックル 59+人数補正(+1)+ ハート8+パワータックル(+2)=70★※吹っ飛んだ!※
★秋沢→タックル 54+人数補正(+1)+ クラブ4 =59★※吹っ飛んだ! 更に怪我!※
2≦ 大前がドリブル突破
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
まずは軽くまたぎのフェイントを入れ、続いてキックフェイント、マシューズフェイント……。
三人に囲まれた狭いエリアで、大前のボールテクニックが披露される。

森崎(観客席)「え? は? はああああっ!?」

翼(観客席)「馬鹿な!? あの(見るからに不器用そうな)大前が、あんな高等テクニックを連発だって!?」

井沢(観客席)「きょ、距離があるとはいえ、目で追えねェ!」

松山(観客席)「昨日の花輪戦では見られなかったが、生で見るとやはり上手い! これはうかうかすると俺でも抜かれかねんぞ!」

実況「大前くん、華麗なテクニックを連発ぅ! 巧みなボール裁きで、比良戸中守備陣にボールを奪わせません!」

野田「だ、だからって何だ! 結局抜けないでボールをこねくり回しているだけだろ!」

秋沢「俺たちが隙を見せないでいれば、戻ってくるMFなり秋沢なりがお前を囲――」

次藤「……ハッ!? い、いかん! 大前のドリブルは!」

奪わせないでいるも遅々として突破に動こうとしない大前の動きに、次藤は思わず叫ぶ。
この動きは彼にとって見覚えがあった。
わざわざ長野まで赴いて偵察した大友中戦。大前は今の様にフェイントを入れてから、

499 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:53:37 ID:???
大前「よし! 隙ありっ!」

この様に、隙を見て直線的な動きに切り替えて来たのだった。

野田「ぶへぇ!?」

次藤「せからしかァ! ならパワー勝負で……うおおおおおっ!?」

秋沢「じ、次藤が力負けした!? ……ぎゃああああっ!?」

そして野田が宙を舞い、次藤が吹き飛ばされて尻餅をつく。
残された秋沢は哀れにも動揺の余り態勢が崩れており、危険な吹き飛び方をした。
結果として負傷してしまう。合掌。

実況「相手が油断したところで、ゴリ押したァ!? 大前くん得意のフィジカル全開プレイが炸裂だァ!」

鳴紋中応援団「ヒャッハー! 待ち侘びたぜこのプレイ!」「行けェ! GKも吹っ飛ばせーっ!」

翼(観客席)「……いや、アレだけのテクニックを見せたなら普通に抜けばいいじゃないか」

中里(観客席)「しかし技巧と身体能力を見事に融合させた、有効な手管でゴザル」

高杉(観客席)「いたのかよ中里!?(なんか鳴紋中の連中と会った時から、気配が無かったが)」

大前の見せた突破力に驚き(と若干の呆れ)を感じる南葛中メンバー。
それはさておき、キーパーと1対1のチャンス到来である。

500 :キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/25(水) 01:55:01 ID:Ft8hep3U
大前「よし、ゴールは戴くぞっ!」

畠山「させっかよ!
(こっちは毎日次藤と練習させられてるんだ。この程度でビビって堪るか! ……その次藤も吹っ飛んだけど、ビビるな俺!)」

大前(よし、ここは――)


※ 大前の現在のガッツ:825/865 ※

先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A.シュートを沈めてやる!(威力:65+1/4で+2、消費ガッツ:80)
B.念には念を入れてショートドライブだ!(威力:70、消費ガッツ:120)
C.このままドリブルゴールだ!(大前のドリブル力:65+1/4で5or4or4)

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