キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/28(月) 11:09:21 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

反乱軍の大将であるリュッケ将軍を倒した森崎たちは、ついにマケドニアの内乱を止めることに成功する。
しかし、敵城に囚われていたはずのミネルバは何処へと連れ去られたあとだった。
さらにアカネイアのラングに連れ去られたグルニアの遺児、ユミナ王女とユベロ王子が
タリスの剣闘士オグマの手引きによって逃亡したとの知らせを受ける。
邪知暴虐の限りを尽くすアカネイア神聖帝国への反撃の足がかりとして、
マルスたちアリティア軍ははこの二人の搜索に全力で当たることになった。

そしてアヤックス寮では『倍速』移動の才能を悪用する組織【ヨハン】の存在が明らかに。
ビクトリーノ、イスラス、マッハーたち『倍速』の才能を持つ者たちは
数奇な運命に翻弄されながらも己の中にある夢と希望の輝きを頼りに戦い、
ヨハンの闇のオーブの呪縛に抗い進み続けることを心に誓う。

マッハーの夢を託されたイスラスを擁するアヤックスとの真剣勝負に
森崎たちブレーメンは苦戦しつつも1対1の同点で前半戦を折り返す。
はたしてこの厳しい戦力差の下、森崎たちは遠征試合の初戦を勝利で飾ることができるのか!?

☆前スレ
【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1350617885/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

100 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 22:23:06 ID:???
>>99
またお世話になっちゃいますねwどうぞよろしくお願いします!


★がけっぷちの奮起戦→ クラブQ ★
クラブ→クライフォートがシュート態勢に入る。カルーンブを退場に追いやったあのシュートが来るのか…!?


クライフォート「射程範囲内に入ったか。もらったぞブレーメン!」

グワァァッ!!

森崎「ちくしょう!やっぱり俺の体力削りが目的のミドルレンジモデルシュートかよ!」

森崎の予想は残念ながら外れてしまった。だがここまでは想定内。
ブローリンという強力なブロッカーが傍にいてくれる。
仲間との連携を主に戦うことを学んだ森崎にとって、これほど心強い味方はいないのだ。

ブローリン「任せろ森崎。ブロックならば俺は誰にも負けん。
      先ほど味方を信じることを俺に説いたお前だ。お前も俺を信じてくれ!」

なかなか攻めきれないことにやきもきし、無茶な攻めに転じようとしたブローリンを諌めたことは記憶に新しい。
指示が裏目に出てしまったことを悔やみ気落ちする森崎をブレーメンの仲間たちが励ます。

ガスコイン「ふっ、俺たちだってただの壁にはならんさ」

シュバルツェン「少しでもシュートの威力を削ぎ落としてみせるぞ」

キーガン「カルーンブさんの分まで、俺たちがやってやるんだ!」

101 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 22:25:21 ID:???
森崎はブローリンのブロックの強度と、ブレーメンDFのガッツを信頼しつつ、
自らもこのシュートを止めるべくセービングの構えを取る。

クライフォート「(俺が本来得意としているのは相手を『壊す』技じゃない。
        見せてやろう。真のキャプテンを名乗るために。真のフットボーラーとなるために!)」

クライフォート スライスショット54(1/2でキーパーの数値-3)

シュバルツェン ブロック41+(人数補正+4)
ガスコイン ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)
キーガン ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)
ブローリン ブロック51+(人数補正+4)+(距離補正+2)

森崎 480/580 セービング54+(距離補正+3)


☆どのセービングで行きますか?

A キャッチング 消費20 威力54
B パンチング  消費40 威力56+1
C がんばりセービング 消費100 威力58
D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加
E がんばりセービング・改 消費200 威力63 
F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正
G 頑張竜セービング 消費320 威力69

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

102 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:26:51 ID:5+YcnFbw
B

103 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:31:19 ID:oby+n/qI
B

104 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:31:57 ID:LuXxdNZI


105 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 22:44:52 ID:???
>B パンチング  消費40 威力56+1

森崎「(カルーンブを負傷退場に追いやったあのシュートが飛んでくるのか?
   アベル、エスト。お前たちの血と汗と涙と鼻水の結晶を今こそ使わせてもらうぜ!)」

ギュッ!

パンチングの際の衝撃を減らす特殊なグローブを握り締め、森崎はセービングの構えを取る。
そしてブレーメンのブロッカーたちもカルーンブの二の舞にならないように
しっかりと芝にスパイクを食い込ませ、食いしばりの態勢を取る。

クライフォート「そんなに縮こまっていて俺のこのシュートに対応できるのか?くらえっ!!」

ヒュッ……シュパアッ!!

一閃。空気を切り裂くような鋭い風圧がフィールドをかける。
クライフォートの蹴ったボールは鋭い回転をかけつつカーブを描きゴールをおそう。

ブローリン「さっきの強烈なシュートじゃない?ふん、あの程度のシュートならば!」

森崎「(一見ただのカーブがかかった鋭いシュートのように見えるが……
   アヤックスのキャプテンマークを巻くほどの男がその程度のシュートを打ってくるとは思えん)」

これまで幾度となく不可思議で強烈な必殺シュートと対決してきた経験からか。
森崎は対ストライカーへの強烈な嗅覚と不安を同時に感じ取り、拳を強く握り締める。

森崎「どんなボールだろうと二点目はやらん!絶対に止めてやるゥ!」

106 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 22:46:49 ID:???
★クライフォート→! card+ スライスショット54=★
============
★シュバルツェン→! card+ ブロック41+(人数補正+4)=
ガスコイン→! card+ ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
キーガン→! card+ ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
ブローリン→! card+ ブロック51+(人数補正+4)+(距離補正+2)=★
============
★森崎→! card+ パンチング57+(距離補正+3)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イスラスがフォロー)(クリスマンとシェスターが競り合い)(レンセンブリンクと中里が競り合い)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→クライフォートのシュートがブレーメンのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのCK)(イスラスがフォロー)(カイザーがフォロー)
≦−2→森崎がパンチ!中里がフォロー

【補足・補正】
『スライスショット』(ダイヤ・ハートでキーパーの数値を-3)
ブローリンのカードがダイヤ・ハートで『パワーブロック』で+7(消費160 減衰範囲・効果+1)
森崎のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3
その他は>>13を参照してください。

107 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:47:44 ID:???
★クライフォート→ ダイヤ3 + スライスショット54=★

108 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:48:44 ID:???
★シュバルツェン→ ハート7 + ブロック41+(人数補正+4)=
ガスコイン→ スペード7 + ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
キーガン→ ダイヤJ + ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
ブローリン→ ダイヤ9 + ブロック51+(人数補正+4)+(距離補正+2)=★

109 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:49:11 ID:???
★森崎→ ダイヤ6 + パンチング57+(距離補正+3)=★

110 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:49:14 ID:???
★森崎→ ダイヤ8 + パンチング57+(距離補正+3)=★

111 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 22:49:16 ID:???
★森崎→ ダイヤK + パンチング57+(距離補正+3)=★

112 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 23:06:08 ID:???
★クライフォート→ ダイヤ3 + スライスショット54=57→56★

★シュバルツェン→ ハート7+(不利-2) + ブロック41+(人数補正+4)=50
ガスコイン→ スペード7+(有利+2) + ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=55
キーガン→ ダイヤJ + ブロック41+(人数補正+4)+(距離補正+1)=57
ブローリン→ ダイヤ9 + ブロック51+(人数補正+4)+(距離補正+2)=★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
=−1→ボールはこぼれ球に。レンセンブリンクと中里が競り合い
==========
スライスショット。ボールの機動は違えど、その原理は森崎もよく知る大空翼のミラクルドライブに近い。
強烈な回転をつけたボールを地面に当て、その反動で相手の見当違いの方へと飛ぶシュートである。
つまりそれは地面に落ちる前ならば、ただのカーブのかかった鋭いシュートとなんら変わりない。

ガスコイン「くんのぉ!!」

キーガン「もいっちょ!」

バコガコッ!!

4人もの肉の壁でシュートコースが皆無となったブレーメンゴール前で、シュートは大きくはじかれた。

クライフォート「(キーパーどころかあのブロッカーの体力さえも削ることができなかったか。情けない……)」

森崎「うおっ!?ブローリンが弾くと思いきやまさかあいつらがやってくれるとは…!」

この試合のブレーメンは主力選手もそうだが、普段スポットライトの当たらない
影の存在の選手たちの活躍が非常に目立っていることに森崎は嬉しさを覚える。
彼らも同じ立場なのだ。マイスターシャーレを逃し、涙を飲んだブレーメンの同士なのだから。

実況「クライフォート選手のシュートは惜しくも弾かれました!このこぼれ球に詰め寄るのはレンセンブリンク選手!」

113 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 23:09:09 ID:???
レンセンブリンク「………はぁ。これはまた無茶をさせてくれますねぇ」

中里「お主、随分無理をしてるでござるな。おとなしくベンチに引っ込めばいいものの」

レンセンブリンク「そうはいきませんよ。いくら消耗しているとは言え、
         ブレーメンの穴である貴方の相手という楽な仕事を請け負っているのですから」

中里「ほう、言うではないか。ならばこの勝負手加減無用。容赦なく奪い去るのみ!」



先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★レンセンブリンク→! card+ 競り合い47+(ガッツ200以下-2)=★
============
★中里→! card+ 競り合い41=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→レンセンブリンクが競り勝つ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イスラスがフォロー)(クリスマンとシェスターが競り合い)(ブローリンがフォロー)
≦−2→中里が競り勝つ!

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

114 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:09:46 ID:???
★レンセンブリンク→ ダイヤ7 + 競り合い47+(ガッツ200以下-2)=★

115 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:09:55 ID:???
★中里→ スペードK + 競り合い41=★

116 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:10:22 ID:???
復活きたあ!

★中里→ スペード9 + 競り合い41=★

117 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:11:37 ID:???
忍者来た

118 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/14(金) 23:16:06 ID:???
>>116
復ッ活ッ!モリブレム復活ッッ!中里覚醒ッッ!
>>117
これも鉄アレイを避けつつちくわを咥える修行のおかげでござるよニンニン
==========
★レンセンブリンク→ ダイヤ7 + 競り合い47+(ガッツ200以下-2)=52★

★中里→ スペードK+(有利+2) + 競り合い41=55★


【攻撃側】−【守備側】
≦−2→中里が競り勝つ!
※中里がKで勝利したので覚醒します
==========
★中里競り合い覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→力+1
ハート→守備+1
スペード→競り合い+1
クラブ→必殺競り合い『モズ落とし』(1/4 +4 吹っ飛び2)習得
JOKER→ぜーんぶ!

119 :森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:16:43 ID:???
★中里競り合い覚醒→ スペード7

120 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 07:24:52 ID:???
★中里競り合い覚醒→ スペード7 ★
>スペード→競り合い+1

※中里の競り合いが+1されました!
===========
中里の体格はどちらかといえば小柄であり、競り合いはあまり得意な方ではない。
もちろん潜入捜査などをする忍びの者として考えれば、その体格は長所のはずである。
しかしサッカーという戦場において考えれば、彼自身の才能の無さに加えられた大きな欠点である。

中里「(真正面から対峙すれば体格に劣る拙者に勝ち目はござらん。
   それは忍びにおいての任務にも同じこと。いかに相手の裏を書き、
   身を隠し、そして瞬時に懐に潜り込むことを要するのだ)」

要は当たり負けをしないような競り合い勝負に持ち込めば良いのだ。
自慢の瞬足で大きくアドバンテージを取れる状況を作り出すこと。
中里は大きく息を吸い込むと、素早くボールに脚を伸ばす。

バァン!!

レンセンブリンク「! 競り合わずにクリアー!?だが、その方向ではラインを割りますよ」

中里「拙者ならば割る前に追いつく。いや、追いつかなければ拙者がここにいる意味はないのでござるよ!!」

実費研修生としてプロの世界に殴り込みに来た中里。
今のところはスタメン起用が安定しているが、いつ新たな戦力が加入しスタメン落ちするのかわからない。
なによりサッカーの才能の無さを自分が一番理解している以上、
中里は自分の夢を追いかけ続けることができる資格を守るため、懸命に腕を振る。

ズザザーッ!バシィッ!!

中里「……ッ!!ハアッ……!にんともかんともっ…!!」

121 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 07:28:15 ID:???
体力の少ないレンセンブリンクを振り切り、中里はこぼれ球をいち早くフォローする。
肺や内蔵が悲鳴を上げるのを必死にこらえつつ視線を前方へと向ける。
前線にはマーガスとマルスがまだ残っており相手の守備が前がかりになっている今、
カウンターを仕掛けるには絶好のチャンスだ。


★中里の判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シェスターとワンツーパスで一気にカウンターを仕掛ける
ハート→そのままの勢いに一気に右サイドをオーバーラップで駆け上がる
スペード→前方へ大きくロビングをあげる。マーガスとマルス、三杉とネビルが競り合う
クラブ→シェスターにパスを出すが、クリスマンがカットに向かう
JOKER→その頃観客席では…

122 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 07:38:23 ID:???
★中里の判断→ JOKER
日本、ブラジルに負けたでござる

123 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 07:41:11 ID:???
なにィ!?だれがいるんだ!

124 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:53:25 ID:???
>>123
これはまた復帰早々とんでもないカードが現れましたねぇw

ブラジル戦は悔しい結果になっちゃいましたね…。
前半あっという間の先制点に嫌な予感が湧き出ていたのですが……
この敗戦をバネに、次の試合こそ日本の持ち味を発揮して欲しいです。
==========
単純な競り合い勝負ではなく、自分の土俵に相手を誘い込む老練なプレイ。
目の肥えたアヤックスの玄人サポーターは、一見頼りなさそうなこの東洋人の動きに度肝を抜かされる。

ウオオオォォォォオオオッ!!

「まさに東洋の神秘。今の一瞬でアイツはどれだけの距離を移動したんだ?」
「動きが早すぎて、まるでピッチの方が縮んでいるかのように見えたぜ」
「あれがオリエンタルニンジャ!ブレーメンにはシノビがいるという噂は本当だったんだ!」

観客がシノビというキーワードに熱狂するさなか、アヤックスアカデミーのOBであり、
現在イタリアリーグセリエAで最強の名を冠するミランの中心選手でもある
ファンベルグ、フーリア、ニスケンスは中里の瞬足の本質に目をつける。

ファンベルグ「なんという素晴らしいダッシュ力だろう。惜しむらくは
       サッカーという競技に適した動きとはいささか離れているということだろうか」

フーリア「あのスピードをただのボール拾いのためだけに使っているようじゃもったいなさすぎだぜ」

ニスケンス「実に惜しいな。もしも陸上選手としてならば世界に誇れるアスリートとなっていただろうに。
      ……なぜあの選手はこのフィールドに立っているのだ?」

中里のスピードは人間離れしたものだということは誰の目にも分かることだ。
問題は、そのスピードが今はただ『速い』だけのものであり、
ボールを介して行われる攻防のプラスにできていないのが現状である。

125 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:54:30 ID:???
ニスケンス「あれだけの速度を出せる脚力を持ちながら、サッカーの基礎の動きをちゃんと身につけていないのは惜しいな」

フーリア「それはまあしょうがねぇだろうよ。ここ最近まで日本にはまともな練習環境や
     指導者さえいないってんだろ?この間日本に仕事で行ってみたけど
     あまりの恵まれない惨状に思わず涙がちょちょ切れちまったぜ」

おどけた口調で語るフーリアに、ファンベルグは少し困ったような顔で返す。

ファンベルグ「……執念というか、意地のようなものを感じるね。
       僕は彼のような選手は嫌いではないよ」

中里に向けられたファンベルグの視線は慈愛のような眼差しを向けられていた。
だが、付き合いの長いフーリアはその真意をあっさりと感受する。

フーリア「なーにを甘っちょろいことをぬけぬけと。お前が一番はっきり見えてるくせにさ。奴の『限界』を」

ファンベルグ「……そうだな。残念だが彼からはサッカーの才能のセンスはまったく感じられない。
       おそらくあの瞬足だけが彼の唯一の守り通してきたアイデンティティなのだろう。
       このプロの試合のピッチに立てる資格を。自分の存在価値を理解しているからこそ
       あそこまでのがむしゃらなプレイをし続けることができるのだろうな」

現在世界最高峰の選手が中里に下した評価は残酷なものだった。
彼の長所であるスピードはこのプロの世界では普遍的なものに過ぎず
そして、そのスピードだけに頼った戦い方だけではこれ以上大成することはない。

フーリア「……そんな優しい顔で厳しいことをはっきり言えるとは、相変わらずいい性格してるぜ」

ファンベルグ「なにも彼の瞬足がこの世界で通用しないとまで言っていない。俺が言いたいのは…」

ニスケンス「ああ。見事なまでの早熟型傾向だ。消耗品としてのプロ選手としてみれば相応の価値があるかもな」

フーリア「うえ〜っ、言っちまったよコイツ。そんな残酷なセリフ、俺は舌が裂けたって言えんぜ」

126 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:56:33 ID:???
ファンベルグ「…………残念だが、そういうことだ。彼が今以上の選手として覚醒するには
       それこそ『奇跡』のような何かが必要になるだろうね」

フーリア「なんじゃそりゃ。サッカーの神様にお賽銭でも放りに行くとかか?」

ファンベルグ「お、おさいせん?なんだいそれは」

フーリア「ああ、なんでも日本には賽銭箱ってのがあってさ。
     それに小銭を入れると奇跡の力で願いを叶えてくれるとかなんとか」

ファンベルグ「なるほど、神頼みというやつか」

ニスケンス「まったく。お前はどこでそんな雑学を身につけてくるんだか」

フーリア「へへ、ちょっとな。日本人に知り合いがいてそいつに教えてもらったんだよ。
     (……そういやあのちんまい日本人も瞬足を武器にしたタイプの選手だったな。
     まぁ、あのブレーメンの選手に比べれば十二分な伸びしろがある分、将来に期待できそうだが)」

以前にテレビ収録の仕事で日本に滞在していた頃のことを思い出しながらフーリアは語る。
そんなオランダトリオの前に、ひとりの男が話しかけてくる。


★邂逅→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→不思議な雰囲気を身にまとった金髪長髪の青年だ。
ハート→廃ビルでの事件に協力してくれた伝説の忍者ことリュウ・ハヤブサだ。
スペード→セリエAにて凌ぎを削り合うライバル、ユベントスのキャプテンであるファケッティだ。
クラブ→噂をすればなんとやら。フーリアにお賽銭を教えた日本人がそこにいた。
JOKER→サッカーボール型の覆面をつけた明らかに怪しい雰囲気の青年だ。

127 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 09:58:29 ID:???
★邂逅→ スペード4

128 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 10:19:05 ID:???
★邂逅→ スペード4 ★
>スペード→セリエAにて凌ぎを削り合うライバル、ユベントスのキャプテンであるファケッティだ。


ファケッティ「よう、お前たちもここに来ていたか」

フーリア「んあ?あ、アンタはファケッティの旦那!」

精密機械以上と称される寸分くるわぬパス技術、
強豪ユベントスのチームを纏め上げる指揮力をも併せ持つ、
イタリアに誇るトップクラスのアズーリ、ファケッティが軽く手を振ってくる。

ファンベルグ「昨シーズンは世話になったな。最後の最後まで苦しめられたよ」

ファケッティ「最後の直接対決はなんとか制したんだがなぁ。それまでの溜めに溜め込んだツケが祟ったか。ハハッ」

フーリア「ミランのバーに溜め込んだ旦那のツケといい勝負だったぜ。ウヒヒ」

ファケッティ「お?言ってくれるじゃないか。だが来シーズンはこうはいかん。
       フロントが積極的にチームの補強に動いてくれてな。
       超大型新人が加わった俺たちユベントスの優勝は揺らがんぜ」

ファンベルグ「それは手ごわくなりそうだな。成長著しい若手不足が我々ミランの唯一の不安要素だからな」

ニスケンス「それよりなぜあなたほどの大物がこの会場に?
      俺たちは後輩の成長ぶりを確認がてら応援に来たんだが」

ファケッティ「……なぁに。例の男からの指示さ。行方不明のストラットを探す手がかりをお前たちに届けにな」

ニスケンス「! そうか。それはわざわざ苦労をかけた。すまないな」

129 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 10:20:54 ID:???
ファケッティ「いいさ。あいつは……ストラットはクラブの元チームメイトであるお前らにとっても
       国のA代表を共にする俺にとっても無くてはならない存在だからな。いくらでも力は貸すぜ」

ファンベルグ「ありがとうファケッティ。この埋め合わせは必ずどこかで」

ファケッティ「おいおいそんなにかしこまるなよ。俺とお前の仲じゃないか。
       ……じゃあ、試合が終わったら近くの喫茶店にでも寄ってくれ。そこで改めて話をしよう。
       それで、お前たちの自慢の後輩たちはどれほどの成長を見せてくれているんだい?」

フーリア「なんだかぴりっとしねぇんだよなぁ。明らかな格下相手にちょーっと苦戦しすぎじゃね?」

ファケッティ「ふーむ。対戦相手は仮にもブンデスの強豪チームなんだろ?拮抗した試合は
       出場している選手はもちろん、観る者にとってもいい勉強になる。いいことじゃないか」



場面は再びピッチ上に戻る。レンセンブリンクを振り切った中里はカウンターアタックを仕掛けるためにボールを蹴る。


★中里の判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シェスターとワンツーパスで一気にカウンターを仕掛ける
ハート→そのままの勢いに一気に右サイドをオーバーラップで駆け上がる
スペード→前方へ大きくロビングをあげる。マーガスとマルス、三杉とネビルが競り合う
クラブ→シェスターにパスを出すが、クリスマンがカットに向かう
JOKER→その頃観客席では…

130 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 10:21:49 ID:???
中里の判断→ ダイヤ7

131 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 11:26:14 ID:???
中里の判断→ ダイヤ7
>ダイヤ→シェスターとワンツーパスで一気にカウンターを仕掛ける


中里「攻撃人数を増やしつつ一気に前線に駆け込むためには……あれしかござらん!」

彼ならば必ず来てくれる。頼りになる『キャプテン』である彼ならば。
そう信じて蹴り出したボールに駆け込んだのはまごうことなきシェスターだった。

シェスター「ゆくぞ中里!今こそシノビの力をキャツラにオミマイするときナリ!」

中里「拙者たちの力ならば一気に突破も可能でござる!いざ、勝負!」

バコッ!シュタタッ!バシーン!

実況「ブレーメン、ここはコンビプレーで一気に攻め立てます!
   素早いパスワークに対して、クリスマン選手がカットに向かう!」

クリスマン「(カットできないにしてもせめて弾く!こぼれ球の処理速度ならば俺たちは負けはしない!)」

132 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 11:33:15 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★中里→! card+ ワンツー45=
シェスター→! card+ ワンツー50=★
============
★クリスマン→! card+ カット46=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シノビコンビが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ネビルがフォロー)(三杉がフォロー)(ディックがフォロー)
≦−2→クリスマンがボールを奪う!

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

133 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 11:33:29 ID:???
★中里→ スペード4 + ワンツー45=
シェスター→ ダイヤK + ワンツー50=★

134 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 11:33:44 ID:???
★クリスマン→ スペードA + カット46=★

135 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 12:28:23 ID:???
スーパーニンジャタイム?

136 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 12:32:27 ID:???
本当に頼りになる男だ

137 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 16:55:03 ID:???
>>135
連続覚醒とは素晴らしいですね!この調子で勝ち越しなるか?
>>136
総合力でもブレーメンでナンバーワンですからね。
森崎がこのチームの『キャプテン』を目指すならば相当なライバルとなるでしょう。
==========
★中里→ スペード4 + ワンツー45=49
シェスター→ ダイヤK + ワンツー50=63★

★クリスマン→ スペードA+(有利+2) + カット46=49★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シノビコンビが突破!
※シェスターがKで勝利したので覚醒します
==========
★シェスターワンツー覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→技+1
ハート→中里との支援+1
スペード→速さ+1
クラブ→必殺ワンツー『シノビコンビ』(+3)習得
JOKER→ぜーんぶ!

138 :森崎名無しさん:2013/06/16(日) 16:57:43 ID:???
★シェスターワンツー覚醒→ スペード10

139 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/17(月) 13:20:01 ID:???
★シェスターワンツー覚醒→ スペード10 ★
>スペード→速さ+1
※シェスターの速さが17→18に上がりました!
==========
ダダッ!バコッ!ダダッ!バシッ!

クリスマンは右往左往するボールの軌跡を目で追いながら、カットのタイミングを綿密に図る。

クリスマン「(シェスターのパスはドイツのコンピューターとも呼ばれるほどの正確さだ。
      やはりインターセプトを狙うのならばあのサイドバックの方を……)」

中里がリターンパスを出す直前、クリスマンは右手を前にかざして相手の視界を防ぎつつ足を伸ばす。

クリスマン「(こいつは所詮瞬足だけがとりえの選手だ。相手の動きも見えずに正確なパスなど送れま……)」

ヒュンッ!シュパッ!

中里「ナイスパスでござるシェスター殿!」

シェスター「はん。そんな小手先のブラインドで俺のパスを封じれるかよ」

クリスマン「なっ…!?ど、どうして!」

クライフォート「(瞬時に互いの位置を入れ替えるとは。あの二人、思った以上に連携が取れているな)」

中里のチェックに向かったはずのクリスマンは、シェスターの巧妙なトリックプレイに身を弄ばれた。
ボールに気を取らせているうちに二人の位置を入れ替えることで、クリスマンのマークをあっさりとかわしたのだ。

実況「抜かれたァ!ブレーメン、ワンツーパスで一気にバイタルエリアへと突入します!」

140 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/17(月) 13:21:08 ID:???
シェスター「(ビクトリーノはもう必殺シュートを打てる余裕はなさそうだな。
      あいつには最後までフィールドに残ってもらいたいからこれ以上無理はさせられない…)」

マーガス、マルス、そして自分も切り込めば3人のシューターを用意できるが、
ディック、リブタ、そして三杉の鉄壁DFたちを避けるためには、やはり先程のようなサイドからのセンタリングが必要だろうか。

シェスター「(いっそのこと俺のドリブルで勝負してみようか?フィジカルに強い分、
      空中戦よりも細かい揺さぶりの方が効果的かもしれない)」


★シェスターの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→もう一度サイドアタックだ!中里をコーナー際まで走らせパスを出す
スペード→ドリブルで勝負を仕掛けるぞ!三杉がチェックに向かう
クラブ→ドリブルで勝負を仕掛けるぞ!三杉がPA内に残り、リブタとディックが立ちふさがる
JOKER→そろそろ見せてもいいかな。秘密裏に開発してきた俺の必殺シュート!

141 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 13:22:43 ID:???
★シェスターの判断→ スペードK

142 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/17(月) 13:32:39 ID:???
★シェスターの判断→ スペードK ★
>スペード→ドリブルで勝負を仕掛けるぞ!三杉がチェックに向かう


シェスター「(あんなガチガチにPA内に陣取られちゃいくらサイドアタックでも
       フリーでシュートを打つのは難しいな)」

ザザッ!

僅かにドリブルの速度を落とし、シェスターはラインを後退させて自陣を固めるアヤックスの守備陣を睨みつける。

三杉「(わざわざこちらに守備の機会を与えるか。そうまでしないとシュートを狙えないほど
   君たちのチームは消耗しきっているみたいだね)」

ここで攻撃の芽を摘んでしまえば、中盤の、ひいては守備の要でもあるシェスターを大きく足止めできる。
三杉はディックとリブタに後ろの守りを託すと、一気に距離を詰めてシェスターに仕掛ける。

シェスター「ちっ、ひとり抜いたくらいじゃあんまり意味ないんだけどなぁ」

三杉「ボクを抜くこと前提で先のことを考えない方が身のためだよ。くらえっ!!」

143 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/17(月) 13:35:08 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★シェスター→! card+ ドリブル51=★
============
★三杉→! card+ タックル50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シェスターが突破!(奇数でドリブル続行 偶数で中里にパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ソンダースがフォロー)(リブタがフォロー)(ディックがフォロー)
≦−2→三杉がボールを奪う!

【補足・補正】
シェスターのカードがダイヤで『フラミンゴクリップ』で+5
シェスターのカードがハート・スペードで『プリンススライド』で+3
三杉のカードがダイヤ・ハートで『テクニカルタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

144 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 13:35:31 ID:???
★シェスター→ ハート6 + ドリブル51=★

145 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 13:38:36 ID:???
★三杉→ ハート2 + タックル50=★

146 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 16:43:03 ID:???
三杉「ボクを抜くこと前提で先のことを考えない方が身のためだよ。くらえっ!!」
★三杉→ ハート2 + タックル50=★

なんという抜かれること前提の引き……

147 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/06/19(水) 02:15:14 ID:???
>>146
しかも必殺タックルで余分にガッツを消耗しているという。
ここの三杉はガッツ消費1.5倍なので負担も相当なものです。
==========
★シェスター→ ハート6+(プリンススライド+3) + ドリブル51=60★

★三杉→ ハート2+(テクニカルタックル+2) + タックル50=54★


【攻撃側】−【守備側】
≧2→シェスターが突破!中里にパス
==========
シェスターと三杉の直接対決はこの試合二度目となる。
一度目は、三杉が両者苦手とするパワープレイ勝負で奇襲を仕掛けることで
シェスターの動揺を誘いボールを弾くことに成功した。

シェスター「(さっきの借りを返す意味でも、今度はこっちが魅せる番だよね)」

スッ…シュタタッ!

三杉「そんなフェイントでボクを振り切るつもりか!逃がさな……!?」

シュンッ!

三杉のタックルは空を切った。目測では確保はできなくとも
確実にシェスターの足元のボールを弾くことはできたはずなのに。

三杉「(前半よりもドリブルスピードが上がっていた…?そうか、さっきのワンツーパスの勢いを利用したのか!)」

チームを代表するほどの一流のプロ選手ならば、たとえ試合の最中でも学習し、成長する。
中里との連携で生まれた勢いをギリギリまで溜め、接触する直前に一気に爆発させたのだ。

148 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/06/19(水) 02:16:29 ID:???
三杉「(ドリブルの速度を落としたと見せかけたクイック。これはしてやられた…!)」

シェスター「アイツの言葉を借りるわけじゃないけど、やっぱり受けた借りは返してかなきゃね」

三杉を置き去りにしたシェスターはサイドラインを走る中里に照準を合わせボールを流す。
そして自らはPA内へと素早く切り込み、センタリングを受けるべく相手DFと競り合いに行く。

中里「今度こそ決めるでござるよ皆の衆!それっ!」

バコォッ!!

実況「ブレーメン、再び決定的チャンス!このセンタリングは誰に合わせたものか〜!?」

ディック「三杉がいなかろうとこの俺様がいる限りアヤックスは無敵だ!」

自称ディフェンスリーダーを気取るディックは責任感を強く発揮し、

リブタ「な、何度来たって僕たちが弾き返してみせる!」

先程のファインプレーが功を奏したのか、リブタも巧みに体を寄せてマークにつく。

マーガス「人数ではこっちが有利なんだ。今度こそ決めてやろうぜ!」

シェスター「(ここでカウンターを食らうと中盤を好き放題にされてしまう。だからここはなんとしても!)」

マルス「とにかく動いてフリーの状況を作る!……ここだ!」

絶対に勝ち越し点を決めてやると意気込み、ブレーメンの攻撃陣も奮起する。

ドールマン「来い!俺だって伊達にアヤックスの正GKを任されちゃいないんだぜ!?」

149 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/06/19(水) 02:18:29 ID:???
★中里の狙い→! card
リブタのマーク→! card
ディックのマーク→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜9→マーガス
8〜5→シェスター
4〜A→マルス
JOKER→中里のパスは疲労困憊のビクトリーノに!?/DFは絶対マーク

150 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 02:27:15 ID:???
★中里の狙い→ ハート8
リブタのマーク→ スペード10
ディックのマーク→ ダイヤK

151 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 15:19:05 ID:???
★中里の狙い→ ハート8→シェスター
リブタのマーク→ スペード10→マーガス
ディックのマーク→ ダイヤK→マーガス ★

ブレーメン内でもっとも得点力が高いのは、エースストライカーのマーガスである。
リブタもディックもそれは重々理解しており、彼の動きを重点的に警戒していた。

中里「(故に、このタイミングで仕掛けるでござるよ)」

確かにFW陣に比べればシュート力は若干落ちるが、この試合のシェスターは格段に動きのキレが良い。
ここまでの攻撃のリズムを生んだのは間違いなく彼であり、フィニッシュも華麗に決めてくれる予感がした。

バァン!!

鋭く地を這うようなグラウンダーのセンタリングが放たれる。
ハイボールを警戒していたアヤックスの守備陣は一瞬動きが固まってしまう。

シェスター「いまだ!!」

ダダッ!

巨漢二人の隙間を縫うようにすり抜け、シェスターは低いボールに動きを合わせる。

リブタ「そ、そんなァ!フリーで打たせてしまうなんて」

ディック「ちくしょう!ドールマン、あとは頼んだ!」

シェスター「たとえ総合力で劣ろうとも点を取り合うルールなのがサッカー!
      ここで勝ち越し点を決めて、真に強いのはどちらなのかはっきりさせる!」

ドールマン「この……舐めるなよォ!」

152 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 15:20:25 ID:???
★シェスター→! card+ テクニカルボレー52+(フリー補正+2)=★
============
★ドールマン→! card+ ビッグハンドキャッチ55=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→シェスターのシュートがアヤックスのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りブレーメンのCK)(ソンダースがフォロー)(ディックがフォロー)
≦−2→ドールマンがキャッチ!ボールを奪った!

【補足・補正】
その他は>>13を参照してください。

153 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 15:32:59 ID:???
★シェスター→ ハート5 + テクニカルボレー52+(フリー補正+2)=★

154 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 15:39:02 ID:???
★ドールマン→ クラブ8 + ビッグハンドキャッチ55=★

155 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 16:16:25 ID:???
★シェスター→ ハート5 + テクニカルボレー52+(フリー補正+2)=59★

★ドールマン→ クラブ8 + ビッグハンドキャッチ55=63★

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→ドールマンがキャッチ!ボールを奪った!
==========
シェスターのボレーシュートはその繊細な足先を有効に使ったテクニカルなシュートである。
相手の動きをギリギリまで見極め、絶対にGKが届かない位置へと導くように蹴り込むのだ。

シェスター「(あの体格じゃ長距離のジャンピングキャッチなんて無理だろう。
      速度はある程度犠牲にしても構わない。枠外にならないように慎重に…!)」

ドールマン「…………」

シェスター「(こ、こいつ…笑っていやがる!?)」

フリーの状況での至近距離からのダイレクトシュート。
どんな凄腕キーパーだろうと肝を冷やす状況にもかかわらず、
ドールマンはその恵まれた体型にふさわしくふてぶてしく笑みを浮かべていた。
そう。まるで『好きなところに打ってこい』とでも言わんばかりに。

シェスター「だったらお望み通りにさせてもらうよ!」

バシィッ!!!

シェスター「……なん、だと」

シェスターは目の前で起こった事が信じられないかのように瞳を大きく広げた。
ドールマンの大きな両手に、シェスターのシュートがすっぽりと収まってしまったのである。

ドールマン「へっへっへ……なかなか巧いシュートだったぜ。ごちそうさん」

156 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 16:18:07 ID:???
ウオオオオオオオオォォオォォォオオオオ!!!


実況「出たっ!ドールマン選手のファインセーブ!その大きな手はキャッチしたボールが
   まるでテニスボールかと見間違うかのような圧巻です!」

マーガス「馬鹿な!シェスターのシュートはかなりの精度を誇るはずだ!それをああもあっさり…!」

マルス「フリーの状況を作っても無理なのか…?僕たちにはPK以外で彼らから点を取る手段は無いというのか!」

森崎「あのキーパー見かけによらずかなりの瞬発力じゃねぇか。くそっ、俺より目立ちやがって…!」

マッハー「いよっしゃあ!ナイスキャッチだぜドールマン!
     だけどよくあの距離からのシュートに素早く反応できたなあいつ。
     普通ならよくてパンチングで味方のフォローに頼るところだと思うんだが」

シャル「それがね兄さん。ドールマンはね、パンチよりもキャッチのほうが得意なの」

マッハー「ふぇ?そりゃまたなんで?普通ボールは掴むより弾く方が楽だし簡単だろ?」

彼は見た目通りにフィジカルに優れている。その重さを速度に加味することで瞬発力にも自信を持っている。
だがその重さは一度勢いが付けば修正するのは難しく、彼はボールを弾いたあとのリバースを苦手としていた。

ドールマン「(こぼれ球を詰められたら俺はどうしようもない。だったらはじめからこぼれ球にしなければいいだけってね。)
      よう色男。総合力で勝るってことはな、こういう土壇場でも
      絶対に負けない強さを持ってるってことなんだよ。勉強になったかァ?」

ドコォッ!!

シェスター「しまった!みんなもどれ!戻るんだよォ――ッ!!」

157 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 16:19:53 ID:???
中盤の要であるシェスターが上がりきっている今、ブレーメンの守りは相当薄くなってしまっている。
イスラスやカイザーが未だ前線に残っているのも、このカウンター攻撃によほどの自信があったからなのだろう。

クライフォート「フランツ・シェスター。お前は仲間との連携が勝利を引き寄せると言っていたな。
        その言葉そっくり返させてもらう。後ろの守備に絶対的信頼を寄せているからこそのこのカウンターを決めてな!」


★恐怖のカウンターアタック→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→イスラスがガラガラの中盤を中央突破で駆け抜ける!
スペード→カイザーにパスし、サイドアタックを仕掛ける!
クラブ→オーバーラップで上がってしまった中里のいない隙だらけの左サイドをレンセンブリンクが攻める!
JOKER→クライフォートが自ら前線に攻め上がる。そして…?

158 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 16:20:11 ID:???
★恐怖のカウンターアタック→ ハート9

159 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 16:40:42 ID:???
★恐怖のカウンターアタック→ ハート9 ★
ダイヤ・ハート→イスラスがガラガラの中盤を中央突破で駆け抜ける!
==========
お互いに二度のシュートチャンスを繰り広げた後半戦。
激しいボールの奪い合いの果てに、既に時間は20分を過ぎようとしていた。

クライフォート「そろそろブレーメンは戦術的に息切れしてくる時間帯だろう。
        イスラス、お前のスピードで一気に突破しとどめをさしてやれ」

イスラス「…ああ」

ヒュバッ!!

ビクトリーノ「(くそぉ。アイツはまだあんなに走り回れる体力が残っていやがるのか。
       俺だってスタミナさえありゃあアイツを徹底マークしてやれたのに…!)」

ブローリン「(分かってはいるんだ。このチームは主力選手へ強いる負担がほかのチームに比べて重い。
      一度戦術がハマれば面白いように点を重ねられるが、こうも粘られては…!)」

ビクトリーノは攻撃だけでなくボール運びや前線での積極的守備も任されている。
運動量の豊富な彼だからこそできる芸当ではあるが、それだけ消耗も激しいのだ。

ブローリン「(せめてあと一人。このチームにボールを安全に任せられるような選手が一人でもいれば…!)」

ブローリンの脳裏には地元クラブでチームを組んでいた通称『白夜の四騎士』と呼ばれる友人たちが浮かんでいた。
イスラスやビクトリーノにも対抗できうる瞬足を誇るラーソン。
足元の技術ならばシェスターにも負けないであろうフェデリックス。
そして、こんな苦境に追い込まれても絶対に何とかしてくれる、
攻撃も守備も全てにおいて高水準の『聖騎士』の名に相応しいあの男がいてくれさえすれば。

160 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 16:44:29 ID:???
ブローリン「(……無い物ねだりほど愚かなことはないか。レヴィンはバイエルンの選手なのだから。
      今俺にできることは、このブレーメンというチームにおいて絶対的な守備の要であり続けること!)」

イスラスはみるみる加速してブレーメンのDFエリアへと侵入してくる。
彼の高速ドリブル相手では、人数を割いたプレスディフェンスも効果は期待できないだろう。

ブローリン「森崎。ここは俺に任せてくれないか。俺が先行して奴を足止めする。
      たとえ抜かれてしまったとしても味方が戻る時間を稼げるし
      奴の体力を少しでも多く削ることもできるはずだ」

森崎「ブローリン、お前…!」

ブローリン「さっきのお前の忠告を忘れたわけじゃない。だが、今ここで引いて守っても
      むざむざPA内に突撃されてしまうだけだ。だったら少しでも前でアイツを抑えるべきじゃないのか!?」

ブローリンの目はいつも以上に険しかった。DFとしてのカンが危険を察知しているのだろうか。
だが、イスラスはドリブルだけではない。オーバーヘッドキックという切り札もある。
もしもイスラスがシュートで決めてくるならば、ブローリンという強力な守りの壁は必要不可欠だ。


☆どうしますか?

A ブローリンの提案を受け入れ、イスラスと勝負させる
B シュートの選択肢が消えたわけじゃない。他のDFを先行させてブローリンは待機
C ここは俺自らボールを取りに行く!森崎がオーバーラップしてイスラスと対決!
D ここはイスラスを挑発してボールを手放させることに挑戦してみよう!
E ブローリンの判断に任せる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

161 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 16:54:33 ID:QkIOo8jw
A

162 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 16:56:11 ID:OnxMgdkA
A

163 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 17:07:24 ID:???
>A ブローリンの提案を受け入れ、イスラスと勝負させる

森崎「……分かった。お前のその覚悟、俺も便乗させてもらうぜ」

ブローリン「ありがとう。お前の信頼は絶対に裏切らん!」

ズドドドドッ!

森崎「(アイツのあんな必死な顔を見せられたら、応援してやるしかないだろうが…!)」

巨体を揺るがし前方へ駆け出すブローリンの背中は遠ざかっていくはずなのに大きく見えた。

※ブローリンの森崎に対する支援が1→2に上がりました!



ザザッ!!

イスラス「!」

ブローリン「お前とは一度タイマンで勝負してみたかった。
      これ以上このブレーメンの陣地で好き勝手はさせんぞ!」

イスラス「北欧の巨人…ブローリンか。相手にとって不足はない。勝負だ」

164 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 17:09:53 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★イスラス→! card+ ドリブル54=★
============
★ブローリン→! card+ タックル46=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→イスラスが突破。(奇数でドリブル続行 偶数でカイザーにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カイザーがフォロー)(レンセンブリンクがフォロー)(クライフォートがフォロー)
≦−2→ブローリンがボールを奪う

【補足・補正】
イスラスのカードがダイヤ・ハートで『高速ドリブル』で+4
イスラスのカードがスペードで『素早いフェイント』で+2
ブローリンのカードがダイヤで『ライジングタックル』で+5(吹っ飛び2)
ブローリンのカードがハート・スペードで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

165 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:22:25 ID:???
★イスラス→ スペードQ + ドリブル54=★

166 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:22:42 ID:???
★ブローリン→ ハートQ + タックル46=★

167 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:24:19 ID:???
必殺か?

168 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:24:44 ID:???
必殺で吹っ飛ばしたな
値千金のプレイだ

169 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:55:34 ID:???
必殺システムが味方に働くのは珍しいなと感じるのはなぜだろう

170 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 17:58:12 ID:???
そりゃ森崎が味方にいるからさw

171 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 17:58:50 ID:???
>>167-168
ブローリンのスーパープレイ!これで一気に試合の流れをひっくり返しましたね!
>>169
基本的に格上相手に挑まないような選択肢を選んでいるからかと。
必殺効果は確かに素晴らしいですが、やはり安定しませんからね。
==========
★イスラス→ スペードQ +(素早いフェイント+2)+ ドリブル54=68>吹っ飛び★

★ブローリン→ ハートQ→36+(有利+2)+(パワータックル+3) + タックル46=-87★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ブローリンがボールを奪う
==========
ブルーレ・ブローリン。彼のDFとしての評価はこの年代の中では破格のものだった。
特にその鍛え上げられた腹筋によるブロックは鉛玉さえも
弾き返してしまうのではなかろうかともほのめかされている。

しかし、彼の鍛え続けてきた『腹筋』は果たしてブロックのみに使われるものだろうか。
答えは否。彼の重量級の体を支え、律してきたその肉体は腹筋を中心に
古代ローマの彫像のように磨かれ、人間の持つ運動エネルギーを遺憾なく発揮するのだ。

ヒュヒュン!シュバッ!

ブローリン「ッッ!!」

左右に揺れる素早いフェイントでブローリンの態勢を崩そうとするイスラス。
しかしギリギリのところで踏ん張り続け、ブローリンはイスラスのマークを外さない。
絶対に後ろに通してなるものか。そんな強い意志が彼の足腰を支えているかのように。

イスラス「(この程度の揺さぶりではダメか。ならば…)」

172 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 18:00:09 ID:???
トトッ…ダッ!

足裏で器用にボールを転がし、一度後退しつつ相手を前のめりにさせる。
左右の反復運動より、前後への切り返しの方が足にかかる負担が大きいからだ。

ブローリン「(俺は……俺はここで無様に抜かれるために今まで鍛えてきたんじゃない)」

彼には絶対的に信頼を寄せることのできる友がいた。
彼はこの世で大切なものが二つあった。その一つをを失い絶望に暮れてしまう。
そしてもう一つの大切なものさえも憎しみの対象にしてしまうほどに、彼の心は壊れてしまっていた。

ブローリン「(俺は友のため。あいつに、レヴィンにもう一度心から笑ってサッカーをして欲しくて……!)」

このバイキング計画に積極的に加担したのも、全ては友のためにと決意してのことだった。
人の持つ才能を具現化した宝玉、星のかけら。その魔力を集め、友の願いを叶えるために。

ブローリン「だから俺は強くなった。アイツのために……いつかもう一度アイツと同じフィールドで肩を並べて戦えるように!!」

ズザザーッ!!

イスラス「(ここでスライディングタックル。だが、これさえ避ければ!)」

執拗に追い続けてきたブローリンがついに賭けに出る。
なぎ払うような強烈なスライディングでフェイントを出す暇を与えないようにしたのだ。

イスラス「左右がダメなら上だ!」

バッ!!

つま先でボールを浮き上がらせ、同時に高く跳躍する。
これで完全に振り切ったはずとイスラスはブローリンを見下ろす。そして。

173 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 18:01:29 ID:???
ドゴォッ!!

イスラス「うおぁぁ!?」

ブローリン「逃がさんッ!!お前だけは――ッ!!」

鍛え上げられた腹筋によって瞬時に持ち上げられたその剛脚はイスラスをさらに上空へと『カチ上げ』た。
空中でバランスを崩したイスラスはボールをこぼし、そのまま激しく地面に落下する。

森崎「(な、なんつー強烈なタックルだ。あのパワー。あのスピード。
   そして反則を取られないためにボールを確実にうち貫くテクニック。
   あいつは……あいつの守備は俺が今まで見てきた中でも最高峰の実力者だ!)」

自分の直感は間違ってはいなかった。あの男ならば託せる。
あの男とならば、このブレーメンのゴール前を徹底的に守りぬくことができる。
遠いあの日。南葛SCにて比翼の友に芽生えた強い信頼の感情が、
デンマークの巨人、ブルーレ・ブローリンへと芽生えていくような気がした。

ブローリン「(見ていてくれたか森崎。俺はゴールを守っただけじゃない。
      俺はお前からの信頼をも守ったんだ。こんなに誇らしいことはない…!)」

クライフォート「……イスラスが止められるとは。ハッ…ハハハ!そうこなくてはな!
        面白いぞブレーメン!お前たちは間違いなく実力者ぞろいの強豪チームだ!
        試合前に弱者の集まりだと宣ったのは詫びよう。勝負はこれからだ!!」

全力全開のお互いの実力のぶつかり合いに、クライフォートの心は燃えに燃えたぎっていた。
相手を貶め、引きずり下ろして仮初の勝利を得るのではなく。
あの素晴らしい強敵のさらに上へと這い上がってこその真の勝利を求めん為に。

174 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 18:03:16 ID:???
ブローリン「指示をくれ森崎!さすがの俺もボールキープは自信がない。
      奴らに取り囲まれる前に、お前の指揮で俺に道を作ってくれ!」

背中越しに発するブローリンの声からは、絶大的な信頼が寄せられている。
森崎は試合の流れをも変えかねない好守を見せたブローリンに対して指示を飛ばす。


☆どうしますか?

A 今のお前ならなんでもやれる!そのままドリブルで上がってくれ!
B ビクトリーノが戻ってきている。パスでつなげ!
C シュバルツェンとガスコインを経由して、ゆっくりと自陣でボールを回して時間を稼げ!
D とにかく前に大きくクリアーしろ!前線の連中が競り勝ってくれる!
E 来い、俺に持って来い!森崎のオーバーラップだ!
F ブローリンの判断に任せる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

175 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 18:04:40 ID:oWzIU3EE


176 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 18:13:59 ID:OaidIvXA
B

177 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 18:29:03 ID:???
>B ビクトリーノが戻ってきている。パスでつなげ!


ビクトリーノ「ひーこらひーこらばひんばひん…うげっほ…こっちだ!」

森崎は汗だくで自陣に引き返してきてくれたビクトリーノを確認すると彼に繋ぐように指示を出す。

ブローリン「かなり消耗しているようだが…俺が運ぶよりは大分マシか。頼んだぞ」

ボコッ!バシッ!

ビクトリーノ「なぁーに。シュートさえ打たなきゃ案外持つもんなんだよ。
       さーて、こっから試合の流れをひっくり返してやりますか!」

とりあえず前を向き直し、ドリブルを開始するビクトリーノ。
最後までフィールドに立っているためにも、あまり無茶なルートのドリブルは選べない。

ビクトリーノ「中央をスパッと抜けていけばすぐにでも
       アーリークロスを遅れるんだがねぇ。ま、ここは地道に……」



★ビクトリーノの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→やや手薄な左サイドを狙いすまし攻め上がる
スペード→中里と入れ替わるようにして右サイドを攻め上がる
クラブ→クライフォートが真のキャプテンのプライドにかけて勢いよく立ちふさがってくる!
JOKER→疲れがピークに達したビクトリーノ。その時彼の足に異変が…?

178 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 18:32:01 ID:???
★ビクトリーノの判断→ クラブ6

179 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 03:15:13 ID:???
★ビクトリーノの判断→ クラブ6 ★
>クラブ→クライフォートが真のキャプテンのプライドにかけて勢いよく立ちふさがってくる!


ビクトリーノ「(右からのサイドアタックを続けたことで、注意が右に傾いてるな。それじゃあここは……!?)」

ビクトリーノの朦朧する意識が僅かに正されたときは既に遅かった。
すぐに息を強く吸い、残されたスタミナを体を動かす燃料へと変換する。

クライフォート「当然、こちらへ向かってくるだろうと思っていたよ」

ビクトリーノ「(やっろう…!ちょっと油断してたとは言えなんちゅう先読みだよオイ…!)」

クライフォートはビクトリーノの進行先を読み、素早く前に立ちふさがってきた。
そして激しいプレスでなんとか逃れようとするビクトリーノを執拗に追いかける。

クライフォート「どうした。ここで俺を抜けば中央ラインを堂々歩けるぞ。
        まぁ、すぐにクリスマンがフォローの対応をしてくれるだろうがな」

ビクトリーノ「茨の道に誘い込まれたか。だがこの黒豹、伊達に悪環境でボールを蹴ってきたわけじゃないぜ…!」

180 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 03:16:48 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ビクトリーノ→! card+ ドリブル50+(ガッツ100以下-5)=★
============
★クライフォート→! card+ タックル49=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ビクトリーノが突破。しかしすぐにクリスマンが迫る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カイザーがフォロー)(レンセンブリンクがフォロー)(クライフォートがフォロー)
≦−2→クライフォートがボールを奪う

【補足・補正】
ビクトリーノのカードがダイヤで『ハイスピードドリブル』で+4
ビクトリーノのカードがハート・スペードで『強引なドリブル』で+2(吹っ飛び2)』
その他は>>13を参照してください。

181 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 03:25:11 ID:???
★ビクトリーノ→ ハート9 + ドリブル50+(ガッツ100以下-5)=★

182 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 03:33:10 ID:???
★クライフォート→ ダイヤ4 + タックル49=★

183 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 03:53:01 ID:???
★ビクトリーノ→ ハート9+(強引なドリブル+2) + ドリブル50+(ガッツ100以下-5)=56★

★クライフォート→ ダイヤ4+(有利+2) + タックル49=55★

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。カイザーがフォロー
==========
ビクトリーノ「(思ったよりマークが甘い?これなら抜け……抜け……いや、ダメだ!)」

クライフォート「(ほう、こちらの意図に気づいたか。猪突猛進の獣というわけではなさそうだ)」

ビクトリーノ「(奴の後ろにはクリスマンが控えていやがる。たとえこいつを抜いたとしてもすぐに張り付かれる。
       そしてその瞬間、俺の残されたスタミナは……底をつく!)」

詰んだ。出れない。この状況から逃げる手段が見つからない。
自分の体力が尽き、このピッチからいなくなったあとのことなど考えられない。
前線の指揮系統は崩壊し、ただでさえ劣っている総合力にさらに水を開けられてしまう。

ビクトリーノ「(だからって素直にコイツに奪われるのだけはシャクだぜ。せめて反撃を遅らせてやんよ…!)」

ガコッ!

ビクトリーノはもつれるようにクライフォートに接触すると、力尽きるように体を投げ出す。
競り合いによってこぼれたボールは左サイドを転がっていき、カイザーが急いで戻ってフォローした。

カイザー「ナイスタックルだキャプテン!次はこっちの反撃の番だぜヒャッハー!」

クライフォート「(自ら攻撃を放棄することで辛うじて体力を残したか。だが、貴様はもうボール運びすら満足にできまい)」

ビクトリーノ「(ハァッ…ハァッ……悔しいがこれ以上まともに走れそうにねぇな……。
       あとは監督に引っ込まされねぇように最低限の動きだけにとどめておくか)」

184 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 03:54:51 ID:???
実況「ボールは再びアヤックスが奪い返しました!後半も25分を経過しようとしています」

森崎「(ちいっ……前半はトータルフットボール対策をシェスターに頼んでおいたから
   なんとか競り合い勝負にも持ち込めた。だが後半は
   ファストブレイク対策に切り替えた分、なかなかこぼれ球を拾えん……!)」

アヤックスのフォロー率の高さに、ブレーメンはじりじりと精神力とスタミナを削られていくジレンマを覚え始める。
カイザーはそんな相手の思考を知ってか知らずか、じわじわと右サイドを撹乱するように駆け抜ける。

カイザー「さーてさてさて、そろそろ決めておきたい時間帯だな。どう攻めるかな〜?」


★カイザーの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→そのまま右サイドをドリブルで駆け上がる
ハート→オーバーラップしてきたリブタに合わせる
スペード→レンセンブリンクに向けてサイドチェンジのパス。だが中里も戻ってきているぞ
クラブ→オーバーラップしてきた三杉に合わせる。その時シェスターの瞳が怪しく光った!
JOKER→なんとオーバーラップしてきたドールマンに合わせる 森崎「なにィ!」

185 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 04:17:14 ID:???
★カイザーの判断→ ダイヤ3

186 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 11:28:11 ID:???
★カイザーの判断→ ダイヤ3 ★
>ダイヤ→そのまま右サイドをドリブルで駆け上がる


カイザー「よっしゃあ!今度こそ勝ち越し点いただいちゃうよー!」

ダダダダダダッ!

ブローリン「待てェ!ここから先は通さんぞ」

先ほど前にプレスディフェンスを仕掛けたブローリンが、怒涛の勢いでカイザーへと迫る。
だが、ここまでの数度に渡る彼の懸命な堅守が体力を蝕み始めていた。

カイザー「あれれ〜?ちょっと足元がふらついてますぜ。そんなんで俺を止められるかい?」

ブローリン「敵を心配している暇があるなら自分の心配をするんだな。ぬぅん!!」

187 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 11:29:43 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★カイザー→! card+ ドリブル51=★
============
★ブローリン→! card+ タックル46+(ガッツ200以下-2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。(奇数:サイドアタックを狙う 偶数:中央に切り込んでくる)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのスローイン)(ラインを割りブレーメンのスローイン)(シュバルツェンがフォロー)
≦−2→ブローリンがボールを奪う

【補足・補正】
カイザーのカードがダイヤで『スピードドリブル』で+3
カイザーのカードがハートで『素早いフェイント』で+2
ブローリンのカードがダイヤで『ライジングタックル』で+5(吹っ飛び2)
ブローリンのカードがハート・スペードで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

188 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 11:32:38 ID:???
★カイザー→ スペードJ + ドリブル51=★

189 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 11:35:16 ID:???
★ブローリン→ ハート2 + タックル46+(ガッツ200以下-2)=★

190 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 11:48:59 ID:???
★カイザー→ スペードJ + ドリブル51=62★

★ブローリン→ ハート2+(有利+2)+(パワータックル+3) + タックル46+(ガッツ200以下-2)=51★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。サイドアタックを狙う


ブローリン「(ぬっ…思ったように体が動かん。イスラスを止めた時に無理をしすぎたか…!)」

カイザー「てめぇの動きなんざ止まって見えるぜ!ヒャッホー!」

ビュワン!

突風が通り抜けるようにブローリンをかわしたカイザーのドリブルは止まらない。
みるみる右サイドを駆け上がり、センタリングを狙うべくコーナポストへと迫る。

ベルンハルト「そうはさせるか!」

シュバルツェン「ここまで粘ったのに、突き放されてたまるかよ!」

カイザー「オーケーオーケー、何人でもまとめてかかってきやがれ!抜けば抜くだけ
     ブレーメンのゴール前はがら空きになっていくんだからなァ!」

191 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 11:50:54 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★カイザー→! card+ ドリブル51=★
============
★シュバルツェン→! card+ タックル41+(人数補正+2)=
ベルンハルト→! card+ タックル42+(人数補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。(奇数:センタリングを上げる 偶数:味方を待つためボールキープ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りアヤックスのスローイン)(ラインを割りブレーメンのスローイン)(ガスコインがフォロー)
≦−2→ブレーメンがボールを奪う

【補足・補正】
カイザーのカードがダイヤで『スピードドリブル』で+3
カイザーのカードがハートで『素早いフェイント』で+2
その他は>>13を参照してください。

192 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 11:51:23 ID:???
★カイザー→ ダイヤ10 + ドリブル51=★

193 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 11:52:03 ID:???
★シュバルツェン→ スペードA + タックル41+(人数補正+2)=
ベルンハルト→ スペード6 + タックル42+(人数補正+2)=★

194 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 12:02:53 ID:???
★カイザー→ ダイヤ10+(スピードドリブル+3) + ドリブル51=64★

★シュバルツェン→ スペードA+(有利+2) + タックル41+(人数補正+2)=46
ベルンハルト→ スペード6+(有利+2) + タックル42+(人数補正+2)=52★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カイザーが突破。味方を待つためボールキープ


ササッ!ヒョヒョイ。

シュバルツェン「くっ、くそ!コーナ際に追い詰めてるのは俺たちのはずなのに」

ベルンハルト「ちょこまかとすばしっこい奴め!」

カイザー「はははっ、鬼さんこちら、手のなる方へ〜!」

実況「カイザー選手の巧みなボールキープがブレーメンDFを翻弄しています!
   その隙にアヤックスの選手たちは一斉にブレーメンゴール前へと上がって行きます!」

レンセンブリンク「フフッ…この試合の決勝点をこの試合の私の最後の仕事としますか」

イスラス「俺がゴールに叩き込む。ケリをつけてやるぜ」

クライフォート「ここまでよく頑張ったと褒めてやりたいところだな。だが、ここまでだブレーメン!」

195 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/21(金) 12:04:16 ID:???
シェスター「ふん、お前たちが上がってこられるってことは俺たちがもどる時間も十分与えられてるってことさ」

マルス「ビクトリーノが動けない分、僕も守備に参加するよ!」

中里「センタリング勝負になりそうでござるな。いったい誰に上げてくるか…」

ガスコイン「森崎、誰のマークに付けばいいか指示を頼んだぜ!」

森崎「(敵のシューターが増えた分、味方のフォローもなんとか間に合いそうだ。
   だが、俺たちがいよいよ追い詰められたことには変わりない。ここはどうやって守る?)」



☆誰にマークを付けますか?

レンセンブリンク→
イスラス→
クライフォート→

【シェスター・マルス・中里・ガスコイン】

※マークをつけたい選手に名前を記入してください。
※フリーの選手にボールが渡った場合、フリー補正+2が付加されます。

(例)
レンセンブリンク→シェスター、マルス
イスラス→中里、ガスコイン
クライフォート→

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

196 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 12:57:34 ID:0LVo/0Ww
レンセンブリンク→シェスター、ガスコイン
イスラス→中里
クライフォート→マルス

197 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 13:04:54 ID:pBy/FCq2
レンセンブリンク→シェスター、ガスコイン
イスラス→中里
クライフォート→マルス


198 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/23(日) 13:59:58 ID:???
レンセンブリンク→シェスター、ガスコイン
イスラス→中里
クライフォート→マルス


森崎「シェスターとガスコインはファーサイドのケアを、マルスはニアだ。
   中里はイスラスのマークを頼む!」

森崎はフリーの選手を作らずにできるだけ均等にDFを配置し、
先制点を奪われたレンセンブリンクを警戒し、一人多めにマークを付ける。

カイザー「へへへ…わざわざフリーの状況なんか作らなくても
     うちのチームの実力ならその上から叩き込めるっての!そ〜らっ!!」

ドコォッ!!

実況「カイザー選手のセンタリング!このボールに動きを合わせるのは…!」


★カイザーの狙い→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→レンセンブリンク
9〜6→イスラス
5〜A→クライフォート
JOKER→カイザーのセンタリングは大きく逸れる。そこに飛び込んできたのはクリスマン!?

199 :森崎名無しさん:2013/06/23(日) 14:00:44 ID:???
★カイザーの狙い→ ダイヤQ

200 :◆RK7RVcZMX2 :2013/06/23(日) 20:01:19 ID:???
★カイザーの狙い→ ダイヤQ ★
>K〜10→レンセンブリンク


ゴール前に高々と上げられたボールに飛びついたのはレンセンブリンクだった。

森崎「よしっ、読みが当たった!一気に囲んで奴に仕事をさせるなよ!」

シェスター「打たせやしないさ!」

ガスコイン「俺だってブレーメンのスタメン張ってんだ。舐めるな!」

レンセンブリンク「(何をやっているんですカイザー。今は少しでも早く勝ち越し点を奪いたい場面でしょうが。
         ……仕方ありません。私は私の出来うる限りの仕事をするだけです)」

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