キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/01/28(月) 11:09:21 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

反乱軍の大将であるリュッケ将軍を倒した森崎たちは、ついにマケドニアの内乱を止めることに成功する。
しかし、敵城に囚われていたはずのミネルバは何処へと連れ去られたあとだった。
さらにアカネイアのラングに連れ去られたグルニアの遺児、ユミナ王女とユベロ王子が
タリスの剣闘士オグマの手引きによって逃亡したとの知らせを受ける。
邪知暴虐の限りを尽くすアカネイア神聖帝国への反撃の足がかりとして、
マルスたちアリティア軍ははこの二人の搜索に全力で当たることになった。

そしてアヤックス寮では『倍速』移動の才能を悪用する組織【ヨハン】の存在が明らかに。
ビクトリーノ、イスラス、マッハーたち『倍速』の才能を持つ者たちは
数奇な運命に翻弄されながらも己の中にある夢と希望の輝きを頼りに戦い、
ヨハンの闇のオーブの呪縛に抗い進み続けることを心に誓う。

マッハーの夢を託されたイスラスを擁するアヤックスとの真剣勝負に
森崎たちブレーメンは苦戦しつつも1対1の同点で前半戦を折り返す。
はたしてこの厳しい戦力差の下、森崎たちは遠征試合の初戦を勝利で飾ることができるのか!?

☆前スレ
【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1350617885/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

340 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 18:00:21 ID:???
中里「それは……拙者も同じでござる。だから来季に向けてこうして強化遠征試合を組んでいるのでござろう」

シェスター「それだけじゃダメだ。俺はジュニア時代からこのチームを見てきた。誰よりも近くで。
      そしてようやく気がついたんだ。このチームは実力的にも機能的にも若すぎる。
      だからいつも決まった形式でないと攻められないし守れない。だからそこを突かれて競り負ける」

中里「つまりシェスター殿はもっと経験に長けた中堅やベテランの強力な選手を増やすべきだと?」

シェスター「有り体に言えばそうだな。このチームの主力は俺を始め、マーガス、ビクトリーノ、ブローリン。
      そして森崎、中里。俗に言う『黄金世代』で固められているのは分かるだろ」

ほかの選手も決して悪くはないが、やはりどうしても現段階では
彼ら『黄金世代』を中心にした戦術しか組み立てることができないとシェスターは言う。

中里「黄金だけで作られた刀身は確かに煌びやか。しかしその芯はあまりにも脆く、儚い」

シェスター「その黄金を鍛え上げるために、あらゆる種類の貴金属を混ぜ込む。
      ジャパニーズ・ニンジャの持つ伝説の龍剣。俺はそれを目指していきたい」

中里「白金に輝くその刀身はあらゆる邪悪なものを切り裂き、払う力を持つという」

シェスター「ああ。その『プラチナ(白金)・ブレード』こそ俺の目指す真のニンジャ・マスター。
      その輝きは『ゴールド(黄金)』を超えた真の輝き。真の力だ」

中里「そのためにも、一度このブレーメンという構築を崩す必要がある……と?」

シェスター「いずれ、機会が来たらお前にも協力を仰ぎたい。
      ブレーメンがブンデスリーガの頂点に立つためにも。そして……」

中里「白金の輝きに相応しきシノビとなるためにも、でござろう?」

シェスター「ああ。だからそれ相応の覚悟で俺はこの試合に望むつもりだ。キャプテンの座を賭けて」

341 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 18:01:44 ID:???
中里「……承知。しかし万が一敗れた場合、いったい誰に託すつもりでござるか?」

シェスター「さぁてね。その時はその時さ。さっ、そろそろ試合開始だ。しっかり守ろうぜ」

中里「あっ、待ってくだされシェスター殿ォ!!」



中里「(……この試合を通して分かったことが一つある。このチームの船頭を任せられるのは
   現段階ではシェスター殿、やはりお主しかござらん。だからここで拙者は負けるわけにはいかぬ)」

長らくチームを同じくして、キャプテンを務めてきた森崎の存在を忘れていたわけではない。
だが、今の森崎には不安が多すぎるのも事実。特にスポーツ選手としての寿命が明日にでも尽きかねない
『破滅のツボ』に苛まれているのであればなおさらだ。
キャプテンという立場は森崎により大きな力と精神を与えてくれるかもしれない。
だが、その勢いで残された寿命を一気に燃やし尽くしてしまう不安が中里の心にあったのだ。

ブルルルルル……ギュオオオン!!

中里「(激しく二つに分裂するボール。ならばブロックもその動きに合わせるまで!)」

中里は分身ドリブルの応用で、素早くサイドステップし、その反動でまた跳ねる。
それを残像が現れるまで繰り返し、シュートコースを広くカバーするブロックを作り上げる。

バチィッ!!

クライフォート「なんだと…!?あのような動きができて何故……くっ、これ以上言うまい。ナイスファイトだブレーメン」

ブローリン「す、すごい!まるで一人で二人分の動きをしているようだ!」

森崎「忍者の末裔らしいあいつの本領発揮だ!ナイスブロック、中里ォ!」

342 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 18:03:05 ID:???
シェスター「な、中里……お前……!」

中里「(シェスター殿。早まる気持ちは分からぬわけではない。
   誰よりもブレーメンのことを考えてきたお主の気持ちには感服するでござる。
   だが……だが、今一度思いとどまって欲しい。この遠征で間違いなく
   拙者たちは強くなってみせるでござる。だから、今はまだ後ろを信じて……)」

ピッピッピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

中里「拙者達を引っ張って行ってもらいたいのでござるよ。シェスター殿」

シェスター「…………ああ。任せるでござるよ、ニンニン」

試合終了のホイッスルが高らかに吹かれる。
長時間ロースコアの展開にもかかわらず、両チームサイドとも
サポーターは選手たちに惜しみない歓声と拍手を降り注いだ。
昨夜まで降り注いだ雨以上のソレは、疲労困憊の選手たちに
立ち上がらせる気力を分け与える。

森崎「(……引き分け、か。だが、最後まで押されっぱなしだったかもな)」

ブレーメンの得点はPKという幸運に救われた1点のみ。
同じ1点ではあるが、やはり今のブレーメンの攻撃力不足は否めなかった。
ふと前を見ると両チーム様々な選手たちが互いの健闘をたたえ合っている。
中にはユニフォームを交換しつつ熱い抱擁をしているものまでいた。

森崎「せっかくだから俺も誰かと話をしてこようかな?」

343 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 18:04:58 ID:???
A ブレーメンの選手に話しかける
【マルス・ビクトリーノ・マーガス・ベルンハルト・キーガン
 シェスター・ブローリン・ガスコイン・中里・シュバルツェン】

B アヤックスの選手に話しかける
【レンセンブリンク・クライフォート・イスラス・クリスマン・カイザー
 ネビル・ディック・三杉・リブタ・ソンダース・ドールマン】

C 一足先に控え室に戻る

※選んだ選手とは別の選手が一緒にいる場合もあります。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

344 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 18:06:24 ID:G7FasLzU
A
ビクトリーノ

345 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 18:20:12 ID:ceG6VDBc
B クライフォート

346 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 18:20:33 ID:4RNbl5+M
B
イスラス

347 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 18:21:11 ID:mlAtPdaQ
B クライフォート

348 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 20:20:16 ID:???
この試合全体的にいいドラマだったな

349 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 20:41:38 ID:???
ドリブルとミドルが撃てる選手がいればね
シェスターとビクトリーノの負担が大きい

350 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 22:34:59 ID:???
サイドアタッカーがいるだけでも随分と変わるんだけどね。

351 :森崎名無しさん:2013/07/08(月) 23:19:18 ID:???
センターラインに負担がかかりすぎてるのと、ボールカット能力が低めなのが問題かな。
だからビクトリーノとツートップが出来るFWか、サイドを駆け上がれるウィングか、タックルの名手のSBがほしい。
SBは中里もいるし、森崎とブローリンでカバーできる(打たれて守る)から、やっぱ攻撃的選手だねえ。

352 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/09(火) 04:20:09 ID:???
>>348
おかげでいろんな選手に見せ場を作ることができました。皆さんの引きに感謝ですね!
>>349-351
ブレーメンのチーム力はまだまだ発展途上。新たなメンバーの選択肢が重要になってきそうです。


B アヤックスの選手に話しかける
>クライフォート

森崎はセンターライン付近に佇んでいるクライフォートのもとへと駆け寄った。


★クライフォートの様子→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シェスターとキャプテンマークを交換していた。
ハート→イスラスと何かを話し合っている。
スペード→ディックと何かを話し合っている。
クラブ→一人で何やらそわそわした態度をとっているが…?
JOKER→観客席に手を振っている。知り合いでもいるのだろうか?

353 :森崎名無しさん:2013/07/09(火) 04:24:26 ID:???
★クライフォートの様子→ スペード4

354 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/09(火) 08:48:18 ID:???
★クライフォートの様子→ スペード4 ★
>スペード→ディックと何かを話し合っている。


クライフォートの傍には、ブレーメンの攻撃を何度も弾き返したディックの姿があった。
後半40分過ぎのブレーメンの最後の猛攻を食い止めたときのことを話し合っているようだ。

ディック「あそこでキャプテンが戻ってきてこなかったらフリーで打たれてたかもな。助かったぜ」

クライフォート「いや、あそこはお前の献身的な守備が好結果を生んだだけだ。お前の功績だよ」

森崎「(守備陣との固い連携で結ばれているからこその会話か。
   アヤックスの強固な守備の象徴みたいなものだな……)」

自分たちの攻撃が最後まで通用しなかったのも仕方のないことなのかもしれないと森崎は思う。
二人は森崎が近づいてきたことに気がついたのか、一旦会話を打ち切り森崎の方を向く。

クライフォート「ナイスゲームだったな。ブレーメンのGK」

ディック「まさか俺たちがたったの1点で抑えられるとは思わなかったぜ」

森崎「(こっちはその1点取られたことが無性に悔しくてたまらないんだが。
   まぁ、俺の実力はとりあえずしっかりとこいつらの印象に残ったようだな)」

熱戦を引き分けで終えたライバルに対する、尊敬の眼差しを受けて少し誇らしげになる森崎は……

355 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/09(火) 08:49:40 ID:???
☆どうしますか?

A こちらこそ、ナイスゲームをありがとなアヤックス!
B 次に対戦するときは絶対に決着をつけようぜ!
C 下馬評じゃそっちが有利だったくせに随分情けない結果だったな。
D おい、負傷させたカルーンブに対して何か詫びるべきじゃないのか?
E 前半と後半でプレイスタイルが大きく変わったような気がするんだが…
F うちもお前たちみたいな磐石な戦力が整っていればなァ…
G その他(好きなセリフや行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

356 :森崎名無しさん:2013/07/09(火) 08:55:36 ID:+t2B7pZ2
E

357 :森崎名無しさん:2013/07/09(火) 08:58:21 ID:lic4GfcE


358 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 11:12:34 ID:???
>E 前半と後半でプレイスタイルが大きく変わったような気がするんだが…



森崎「前半戦でお前が使っていたあのシュート……なぜ後半戦で打たなかった?」

ブロックに向かったカルーンブを負傷退場させた『ブレイクショット』は前評判通りの凶悪な威力を見せた。
あのシュートを中距離から連打されたら、ブレーメンの守備陣は心身ともにズタズタにされただろう。

森崎「総合力で大きく劣る俺たちブレーメンは替えのきかないメンバーばかりだ。
   退場したのがカルーンブじゃなければ、俺たちはもっと苦戦していただろう」

森崎の問いかけに、クライフォートは一瞬驚きにも似た笑みを浮かべ、訝しげな瞳で睨むディックを制しつつ答える。

クライフォート「確かに君の言っていることは正しいな。君たちブレーメンの今の戦力は
        一見纏まっているように見えて非常にアンバランスな状態で保たれている。
        今回の試合だってそうだ。ビクトリーノの体力が切れた瞬間、
        君たちの攻撃の手段はほとんど限られ、蛋白になってしまっていた」

森崎「合同練習でお前のプレイを見させてもらったが、お前は勝ち負けに
   躊躇するような奴には思えなかった。何が何でも絶対に勝ってやるっていう気迫っちゅうのか?
   そういうものがプレイの一つ一つに込められていて、なんだか共感するものがあったんだよ」

ディック「んだよ、結局ドローで終わった俺たちへの皮肉のつもりかよ?ああん?」

クライフォート「よせ、ディック。……君の質問に答えるとするならば、回答はNOだ。
        まず、この試合はお互いに来季に剥けた調整を兼ねた親善試合。
        そこまで勝ち負けにこだわる事もなければ、
        シーズンに影響するほどの負傷は避けたいと考えるのが普通だろう」

森崎「……」

359 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 11:14:27 ID:???
『破滅のツボ』という普通の負傷とは比べ物にならない爆弾を抱える森崎にとって耳に痛い言葉だった。
もしもクライフォートが容赦なくブレイクショットと連打したとすれば、
最悪、この試合で自分の選手生命は尽きてしまったかもしれないのだ。

クライフォート「そしてもう一つは……まぁ、これは俺たちの自惚れもあったのだろう。
        相手を『わざと』吹き飛ばせずとも圧倒できる技術があると過信していた。
        君たちブレーメンの底知れぬパワーに、最後まで拮抗を破ることは叶わなかったがな」

森崎「ふん。所詮3位チームだと侮ったのが命取りだったな」

クライフォート「そのことについては素直に詫びよう。詫びついでに、今度はこちらの質問に答えてはくれないだろうか」

森崎「なんだよ、急に改まった態度で」

クライフォート「先ほどの君の質問にあった『何が何でも勝ちたい』という信念についてだ。
        このアヤックスアカデミーのOBにて、現在セリエAのトッププレイヤーとして活躍している選手がいる。
        名前はマルコ・ファンベルグ。七色に光るシュートを止められるGKはほんのひと握りと言われている」

森崎「ファンベルグ……ああ。知ってるぜ。いつか戦ってみたいストライカーの一人だ」

クライフォート「彼がプロ選手にとって最も大切だと語った『勝利への執着心』という言葉がある。
        俺はこの信念に基づき、技術を磨き、チームを纏め上げてきたつもりだ」

森崎「『勝利への執着心』ね……」

クライフォート「だが、この漠然とした言葉だけを頼りにできるほど俺は賢くはない。
        君だったらこの『勝利への執着心』という言葉をどのように捉える?」

クライフォートの言葉の節には、森崎に対する興味と挑戦が半分ずつ込められているように感じた。

360 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 11:16:11 ID:???
☆どう答えますか?

A どんな手段を使ってでも勝利を手に入れることだ
B どんなに辛い状況でも勝利を諦めないことだ
C 惨めな敗北すらも次の勝利へと繋げられる要領の良さだ
D 敗北への恐怖を勝利の欲求へと変換できる心の強さだ
E 執着心って言葉はあまりいいイメージが沸かないな…
F あまりにも漠然過ぎて一言じゃ言い表せないと思う
G 他の選手が残した言葉の考察なんてくだらないな。自分の意思を持てよ

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

361 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 11:41:11 ID:ZjYS1BH+
C

362 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 12:02:30 ID:Ohncl19o


363 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 12:09:45 ID:YMMTtYCk
B

364 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 12:14:10 ID:OzGueGDM
B
ぎーりーぎりまーでーふんばってー♪

365 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 15:45:51 ID:???
>>364
ウルトラマンが欲しい!

>B どんなに辛い状況でも勝利を諦めないことだ

森崎「勝利への執着心。それは……」

クライフォート「それは……」

ディック「そ、それは……」

気がつけばクライフォートだけでなくディックまでも
森崎の『勝利への執着心』の答えに固唾を呑んで注目していた。
長年目標としてきた憧れの大先輩が残した
プロの心得への回答に興味がわかないわけがない。

森崎「それはどんなに辛い状況でも勝利を諦めないことさ!」

クライフォート「!」

ディック「勝利を諦めない……」

森崎の持論。それは絶対に諦めないという心構えだ。
たとえ絶望的な状況に陥ったとしても、
勝利を諦めないという強い気持ちだけは失わない。
もしかすれば僅かなチャンスが巡ってくるかもしれない。
それがたとえ何度も過去をやり直した結果、偶然訪れた幸運だとしても。

森崎「(……リセットで成功を掴んできた俺が言えた義理じゃないのかもしれない。
   いや、違う。そんな俺だからこそ諦めない気持ちを絶対に忘れちゃいけないんだ!)」

366 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 15:47:14 ID:???
森崎には成長を促進させる『星のオーブ』の加護と共に
再起不能の絶望的な状況を無かったことにする『リセット』の能力を与えられている。
宿敵ラムカーネの存在と初めて対峙したとき、森崎はその力を自覚させられ、そして決意をした。
志半ばで夢を絶たれた、沢山の過去の森崎有三たちに恥じない生き方をしなければならない。
それが今現在、夢のプロの舞台まで生かされてきた自分が成さなければならないことなのだと。

森崎「諦めん。諦めんと言ったら諦めん。それが俺にとっての勝利への道標。勝利への執着心だ!」

どうせやり直せばいつかは成功できるという後ろ向きな考えは意地でも持たない。
わずかでも勝利の可能性があるのならば絶対に諦めない。
森崎の断固たる決意に、クライフォートは満足そうに頷いた。

クライフォート「フフ……大した自信だな。その諦めないという強い気持ちが、
        俺たちアヤックスとのチーム力の差を埋めたのかもしれないな」

ディック「だが諦めない気持ちなら俺たちだって負けちゃいないぜ。
     今回は引き分けに終わったが、次に戦う時はきっちり決着をつけようぜ!」

森崎「ああ、望むところだぜ。次こそは1点もやらんぞ。1点もな!」

サッカーに賭ける意志の表現は人それぞれではあるが、
諦めないと決意した者たちだからこそ、このプロの舞台で戦える資格を得られたのだろう。
勝利への執着心。後に、森崎はこの言葉の真の意味を
発言者自身の口から聞くことになるのだが、それは遠い未来の話である。

※クライフォート、ディックの評価が上がりました!

367 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 15:48:52 ID:???
〜アヤックスアカデミー寮・客間〜

試合を終えたブレーメンのメンバーは試合後、選手だけの自主的なミーティングを行っていた。

シェスター「いや〜とりあえず皆おつかれさま!勝利の美酒は味わえないけど、
      遠征試合1試合目にしては結構満足のいく結果になったんじゃないかな?」

ビクトリーノ「俺たちの長所と短所を改めて確認できたのは良い傾向だよな。
       補強戦力を見極めるには十分な戦果だったぜ」

マーガス「(結局PKでの1点だけだったか。ポストプレイどころか得点力でさえ貢献できなかった。くそ……!)」

中里「それでキャプテン、このあとの予定はどうなっているでござるか?」

親善試合を終えた森崎たちブレーメンのメンバーたちは、
アヤックスのメンバーたちからの送迎会に招待されることになっている。

森崎「(送迎会は夜からだから少し時間が作れそうだな)」

ミーティングを煮詰めるもよし、送迎会の準備に追われるアヤックスの面々に会いにいくのもよし。
アムステルダムで残された僅かな自由時間を、森崎は有意義に謳歌する。


☆どうしますか?

A ブレーメンのメンバーとミーティングを行う
B アヤックスの選手たちに会いにいく

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

368 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 15:55:44 ID:uHeGVqA2


369 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 15:58:22 ID:5LE/wwG+
A

370 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/12(金) 22:53:50 ID:???
>A ブレーメンのメンバーとミーティングを行う

森崎「(よし、もう一度入念に今日の試合の反省をしよう)」

収穫も多かったが、その分課題も多く見つかった今日の試合を森崎はもう一度振り返る。

森崎「オランダ遠征の総括だな。誰と一緒に話し合おうか」

☆誰を誘いますか?

A シェスター
B マーガス
C ビクトリーノ
D ブローリン
E 中里
F マルス
G その他のブレーメン選手

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

371 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 22:55:20 ID:PiEq5nEc


372 :森崎名無しさん:2013/07/12(金) 23:00:22 ID:uHeGVqA2


373 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 01:06:11 ID:???
>C ビクトリーノ


森崎「ビクトリーノ」

ビクトリーノ「よっ、お疲れさん。今日はお互いヘトヘトになるまで働かされたなぁ」

森崎「お前は明らかにオーバーペースだったっつーの。
   俺がハーフタイムで釘刺さなきゃ絶対途中で力尽きてただろ」

ビクトリーノ「なはは……それを言われると耳が痛い」

どっかりとソファーに腰掛け、スコア帳を捲りながら二人は試合の総括を始める。

ビクトリーノ「シーズン中も気になってたけど、お前って1点取られてから燃えるタイプだよな。
       今日の試合も先制点を奪われてから、完璧なセービングをするようになりやがって」

森崎「お、俺だって好きでゴールを奪われてるわけじゃねーよ。
   相手の出方さえわかれば、いくらでも対抗策が出てくるってだけさ」

レンセンブリンクのシュートも、一度コースを覚えてしまえばもう恐るに足りなかった。
慢性的なシュートに対するトラウマを克服したことで、
球筋をハッキリと記憶し、セービングに生かす術を森崎は身につけていた。

森崎「(そう思えばあのトラウマで苦しんだ時期も決して無駄じゃなかったってことだな)」

ビクトリーノ「だが、今日みたいな1点が鍵を分けるロースコアの試合の場合楽観視できねーぜ」

森崎「……ああ。無失点で切り抜けるには俺のセービングだけでなく守備陣との連携も重要になってくる」

ビクトリーノ「それとボールの支配率だな。俺やシェスターを中心に攻撃を途切れさせないこと。
       後半は俺がバテちまったせいで相手にいい様にされちまった」

374 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 01:07:35 ID:???
アヤックスの豊富な攻撃パターンをむざむざと見せつけられた今日の一戦。
ブレーメンがここからさらに強くなるには、層の厚みを増やすことが重要だと気づかされる。

森崎「せめてあと一人、安心してドリブルを任せられるような人材がいればなぁ。
   たしか次の遠征先で、新しい選手が合流する予定なんだっけ?」

ビクトリーノ「ああ。しかも噂じゃ選手だけじゃなく監督やコーチ陣の強化も考えてるってよ。
       フロントのおっさんたち、どうやら来季は本気で優勝を狙いにいってるみたいだぜ」

森崎「(ちくしょう。俺も早く『破滅のツボ』の問題にケリをつけて万全の体制で試合に望みたいぜ)」

そのためにもガトー司祭の助言のとおり、
ラムカーネを守る『闇のオーブ』の対抗策をアカネイアで見つけなければならない。
静かに闘志を燃やす森崎の横で、ビクトリーノもまた秘めたる思いに馳せていた。

ビクトリーノ「(俺の唯一にして無二の相棒。ダ・シルバ。
       お前が同じチームにいてくれればきっとブレーメンはもっと強くなれるのに)」

互いの特性を120%引き出せあえるパートナー。行方不明となった彼を探すため、
ビクトリーノはある情報の筋を頼りにブレーメンへと加わった。

ビクトリーノ「(本当に信じていいんだよなモロドフさんよ。森崎についていけば必ずアイツに会えるって…!)」

異世界アカネイア大陸への繋がりが、相棒との再会の鍵となる。
その言葉に望みを託し、ビクトリーノは掌に爪を食い込ませるほど強く拳を握った。

※ビクトリーノの評価が上がりました!

375 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 01:09:10 ID:???
アンナ「ちょ〜っとここらでブレイク・タ〜イム!みんな、お久しぶりね。
    あるときは秘密の店の店員、あるときは輸送隊の裏番長、
    そしてまたあるときは熱血実況者ことアンナよ〜!」

シャル「アヤックスのマネージャーのシャルロートカです。オランダ遠征編も残り僅かとなりました。
    長期間の休載やその他諸々の事情でだいぶ間が空いてしまったにもかかわらず、
    こうして次のシナリオへと移行できるのも皆さんのおかげです。ありがとうございます!」

アンナ「さてさて、次のシナリオ分岐の前に忘れちゃいけないやり残したことがあるわね。
    昨年10月22日から11月4日の間行われた
   『第3回ファイアーモリブレム』の人気投票結果発表をやっちゃいましょう!」

シャル「総投票数1035!総コメント数234!こんなに沢山の投票にもかかわらず、
    発表が遅れに遅れてしまって本当に本当にごめんなさい……」

アンナ「そのお詫びも兼ねて、今回の発表は少し特殊な形を取っちゃうわよ〜。
    上位入賞者のあの面々がまさかまさかの大活躍!?
    人気投票結果発表兼ファイアーモリブレム特別編、はじまりはじまり〜!!」

376 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 01:10:43 ID:???
ミーティングから1時間ほど経ったあとのこと。
送迎会の準備が終わったと連絡が入り、森崎たちは地下のホール会場へと案内される。

森崎「……で、一体なんなんだ?このデカイ動物の着ぐるみは」

入室と同時に手渡されたふわふわでもこもこの着ぐるみを見つめつつ、森崎は事情を訪ねた。

シェスター「ああ。なんでも抽選で選ばれたファンとの交流会も兼ねてるらしくてな。
      俺たちにもパフォーマンスを手伝って欲しいんだとさ」

マーガス「だからってなんで着ぐるみなんか着なきゃならないんだよー」

中里「まぁまぁ。この3日間世話になった恩を返す意味でも助力しようではござらんか」

シェスター「それによく見ればなかなかチャーミングじゃないか。
      何事も経験さ。こんな機会滅多にないし、早速着替えてみようぜ〜」

ブローリン「……お、俺に合うサイズはあるのか?」ドキドキ

森崎「へぇ、結構種類があるな。せっかくだしブレーメンの音楽隊にちなんだ動物とか良さげかもな」


☆どの着ぐるみを装着しますか?

A ロバ
B イヌ
C ネコ
D ニワトリ

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

377 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 01:16:24 ID:PXvW+kSY
D

378 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 01:17:04 ID:w1Cqp9Jw
A

379 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 01:32:04 ID:ETXxH31Q
C

380 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 02:11:24 ID:0VebXSEg
D 
森のクマさんに対抗するならイヌかとも思ったんだが、
ここはフェザーに合わせてみる

381 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 07:10:57 ID:???
>>380
小さなヒヨコだったフェザーもそろそろ立派なニワトリに成長する頃でしょうか…?
=========
>D ニワトリ

森崎「やはりここはニワトリの着ぐるみだな。なんたって俺はフェザーのパパだからな!」

フェザー「ピヨピヨ」

カバンの中からひょっこりと現れ喜びをアピールする可愛いペットを撫でつつ、
森崎は真っ赤なトサカが目立つ、ニワトリの着ぐるみをもぞもぞと着込んだ。

森崎「(うおっ、暑い。着ぐるみの中ってこんなにも蒸れるもんなのか)」

着込んだ瞬間くらりと目眩がする錯覚を覚え、フラフラと足元がおぼつかない。
慌てて壁に手を付き頭の重さに負けないよう、倒れないように体のバランスを整える。

森崎「(ふう。なんとか着込むのに成功したぞ。ちなみに他の皆は何の着ぐるみを着たんだろう)」

★ロバ役→! dice
イヌ役→! dice
ネコ役→! dice★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

0.1→シェスター
2.3→マーガス
4.5→ビクトリーノ
6.7→ブローリン
8.9→中里

※被った場合、次の項目の選手が(中里の場合シェスターが)選ばれます。

382 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 07:27:32 ID:???
★ロバ役→ 5
イヌ役→ 3
ネコ役→ 6

383 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 09:25:42 ID:???
ダイス判定で合ってる? 一応numで判定しておきます
★ロバ役→ 1
イヌ役→ 6
ネコ役→ 3

384 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:29:45 ID:???
>>383
こちらの不手際をフォローして下さりありがとうございます!
GMの知識と感覚に空いた穴を早く埋め直さなければいけませんね…
==========
★ロバ役→ 1→シェスター
イヌ役→ 6→ブローリン
ネコ役→ 3→マーガス ★

森崎「……ん?」

うだる暑さで歪んだ狭い視界が徐々に鮮明になった頃、
森崎は周囲の様子がおかしな状況になっていることに気がつく。

森崎「おかしいな。この施設の更衣室ってこんなに広かったっケ?」

やけに高い天井。扉までの距離がゴール前からセンターサークル並に離れているように見える。

森崎「試合のあとだから疲れてんのかな。おっと、ぼーっとしている場合じゃないぜ。えーっと、なになに……?」

提示された資料によれば、森崎以下4名で、人気投票の結果発表の司会進行を任されているらしい。

森崎「ふーむ。なぜ送迎会で人気投票の結果発表、
   そして動物になりきって行わなければならない理由がさっぱり理解できないが……」

ドロン!ボワワワワン……

中里「それには拙者がお答えするでござるよニンニン」

煙幕から派手な音と共に現れたのは、忍び装束に身を包んだ中里だった。

森崎「へぇ。言っちゃ悪いがユニフォーム着てる時よりなんだか様になってるなァ。
   動物の使い魔なんかがいるところも、いかにも忍者らしくてナイスだぜ」

385 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:30:48 ID:???
グルルと喉を鳴らす大型の黒豹に跨りながら、中里は今回の以来の趣旨を話す。

中里「第3回人気投票はハロウィンの時期に行われた投票だったため、
   本来は結果発表と同時に仮装パーティーが行われる予定だったでござる。
   俗に言う季節ネタをやろうとしたらやる機会を逃した!って奴でござろう」

森崎「なるほど、この着ぐるみはそのパーティ用の名残ってわけね」

中里「拙者には別の任務があるためこれにて御免。森崎殿、無事に会場にたどり着くでござるよ……」

そう言い残すと、中里は再び煙幕とともに姿を消した。

森崎「なんだよ。まるで死地に旅たつ人間を見送るような言い草しやがって。よし、行こう。行こうぜみんな!」

シェスター「準備オッキ〜!」

ブローリン「急ごうワン!」

マーガス「頑張るニャン♪」

そこには細部まで実に良くできた着ぐるみを着込んだ3人、もとい3匹がいた。
やけにまつ毛が長く、毛並みが絹糸のようにサラサラしているロバ。
徒党を引き連れ雪山で熊を相手に戦うような立派な貫禄を見せるイヌ。
そしてエジプトで飼われていそうな背丈と手足が極端に長いネコが元気な返事を返す。

森崎「(ノリノリで語尾に鳴き声までつけちゃて。……特にマーガスの破壊力が凄まじいぞ)」

ここは自分もニワトリというキャラに成りきるべきと判断し、
森崎たちは陽気な鳴き声を奏でつつ会場へと向かうのだった。

386 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:32:23 ID:???
森崎「しかし会場まで随分距離があるな。無駄に歩かせるんじゃないコケ!」

ブローリン「森崎。送迎会の本番前に、軽くリハーサルをしたほうがいいと思うワン」

シェスター「確かに資料の読み上げの練習とかしたほうがいいオッキー」

マーガス「確かに何事も練習は大事だな。さっそくざっと読み上げてみるニャン」

森崎「え〜……ゴホンゴホン。それでは改めましてこんにちは。
   第3回『ファイアーモリブレム』人気投票結果発表を始めたいと思うコケ」

387 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:33:41 ID:???
【第57位…4票】41人

【カール・ハインツ・シュナイダー 長野洋 岩見兼一 ニーナ 山崎
メクネス 滝一 来生哲平 井沢守 沢田タケシ 反町一樹 石崎了
バンビーノ コルドバ 小豆沢 栗栖 早田誠 新田瞬 バビントン
ストラット シャル ハンス・ドールマン レオン・ディック
ヨハン・レンセンブリンク ゲルト・カイザー ルート・クリスマン
リブタ 三杉淳 中里正人 フランツ・シェスター ユベロ ユミナ
ロレンス エレミヤ ローロー シーマ ホルス ミディア
マリク エリス サムソン】

森崎「以上まとめてご紹介いたしました。TRICKorTREATのコメントを
   きっちり全員に送ってくださったそこの君、どんだけ欲張りなんだコケ!」

シェスター「それかよっぽどのイタズラ好きってところかな?
      それにしても俺がここにいる理由が理解できないオキー。
      項目が登録されているブレーメンのメンバーで何故俺だけ!ヒンヒンヒン……」

ブローリン「二人とも。いや、二匹とも。せっかく投票してくれた人たちに失礼だワン!」
      
マーガス「時期的にアヤックスのメンバーのキャラが確立する前だったのがちょっと残念だニャ」

森崎「ま、次の人気投票にケッコー期待できるだろう。
   今後も『星のかけら』で俺たちの味方として戦ってくれるかもしれないしな」

388 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:35:01 ID:???
【第47位…5票】10人

森崎「ここからは個別コメントありの人もちらほらと見受けられるコケ!」

マーガス「まずはコメント1票のみんなを纏めてご紹介だニャン」

【ミハエル 肖俊光 ウォレン ミシェイル ブローリン】

ブローリン「まだ出初めて間もない俺に投票してくれた人、ありがとうだワン!」

シェスター「ぐぬぬ……いかにも後で裏切りそうなコイツに負けるなんて……悔しい!」

森崎「コラそこ、ネタバレになるようなキーワードは謹んでもらうコケ!
   続いて個別コメントありのキャラをそれぞれ紹介させていただクックドゥルドゥルドゥ♪」

マーガス「欧米ニャ!」

389 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:36:31 ID:???
・山森正吾
>がんばれ!

森崎「がんばれ!頑張ればいつか花咲くときもあるコケ!」

・高杉真吾
>タカスギーズが奇跡の逆転勝利するとは思わなかった

マーガス「フードファイトでもいつかリベンジしたい相手だニャン」

・アテナ
>FE恒例女性剣士枠としてこれからの活躍に期待

シェスター「女剣士は強いのがFEの法則らしいからね。期待するオッキー!」

・ルイ・ナポレオン
>尻に負けんなよー

ブローリン「俺の腹筋のように、森崎も毎日尻筋を鍛えているワン?」

・アンナ
>トリックスターで戦闘に参加してくれてもいいのよ

森崎「杖も使える便利職だな。仲間になってくれれば助かるコケ」

390 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:38:07 ID:???
【41位…6票】6人

・モロドフ

森崎「最近定期連絡もないけど、元気にしてるのかねあの爺さんは……」

シェスター「続けて個別コメントありのキャラを紹介するロバ!」

ブローリン「ちょっと待てシェスター。ロバは『ロバ』とは鳴かないワン」

マーガス「ちょっと変えるとなんだかメカメカしいニャン……」

・ドーガ
>今後の活躍に期待

森崎「貴重なアーマーとしてクリスの分まで活躍してくれよ……」

・ブライアン・クライフォート
>僕はきれいなクライフォ(ry

シェスター「(キャプテンとしての勝負は悔しいが一つ上をいかれていたな……だが、次こそは)」

391 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:39:19 ID:???
・マジ
>マージファイターとかダークマージになってもいいんだぜ?

ブローリン「彼には何げに魔法の才能があるらしいな。運がよければ転職の機会もワンチャン?」

・マンフレート・マーガス
>柱の男になったのか

マーガス「勝てばよかろうなのニャン!……前の試合は引き分けたけど」

・アラン
>ゴフッ
>もしかして死ぬと大幅強化?

森崎「これ以上誰ひとりとして死なせやしねぇ!俺が指揮官として皆を無事に生き残らせてみせるさ」

シェスター「熱くなってるところ悪いけど、まだまだ先は長いからサクサクいくよ〜」


392 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:40:33 ID:???
【第39位…7票】2人

・エスト
>とりあえず今のところ悲劇フラグはポッキリっぽくてひと安心。未来の義兄に感謝しとくんだぞ

マーガス「好みがかぶっちゃうと色々揉めることってあるよニャ」

・ジュリアン
>どこかの緑風みたいにならないようしっかり成長するんやで

ブローリン「下を見ていては成長も遅れてしまうぞ。目指すならより高みだ。上を見ろ上を!」

【第37位…8票】2人

・クライネ
>ナイスツンデレ

シェスター「ツレない女の子をメロメロにした時の優越感がたまらないんだな、これが」

・カチュア
>姉までハッピーになったせいか原作から余計に不憫な感じに……
>銀の槍と早期参戦効果による第二部での活躍に期待

マーガス「ここは独り身同士、僕と積極的なお付き合いをしニャせんか?」

森崎「いや、今のお前すっごい気持ち悪いから生理的に無理ってぶっ飛ばされるのがオチだろ」

393 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:41:53 ID:???
【第30位…9票】7人

・マリーシア

シェスター「この名前ってサッカー人としては妙に興味をそそられるッキー」

マーガス「名は体を表すとはこのことかニャン」

・後藤(大会MVP)
>行くよ後藤ちゃん!
>イチガヤキングダム…
>素晴らしいっ!

ブローリン「真に優れたものは時に運さえも味方につけるという。この男こそまさにそれだワン」

・ルーメルの部下の竜騎士A
>まさかのJOKER

マーガス「そういやアヤックス戦では必殺はバンバン出たけどJOKERはサッパリ顔を出さなかったな。羨にゃしい…」

394 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:43:02 ID:???
・第三小隊の傭兵
>ミスターOとの関係は!?
>K引きすぎ

森崎「第七小隊を訓練してたときがもう大分昔のように感じるコケ……」

・リュッケ
>結構強かったな。
>まさかマルスを倒すとは

森崎「蟹座のくせに強いとは。色々規格外な人だったな」

・ラムカーネ
>ダークヒーロー(?)って事で

森崎「…………」(拳を静かに震わしている)

・ガーネフ
>吐き気を催す邪悪としてはかなり魅力的なんで一票。バトる時は全力で消しにいくけどな!

シェスター「一体何を企んでいるのやら。ま、俺たちが協力してやるからバッチリ決めてこいよ森崎」

395 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:44:12 ID:???
【第26位…10票】4人

・ラモン・ビクトリーノ

シェスター「おのれおのれおのれー!何故俺がたったの4票でコイツが10票なんだー!!」

・ジェイガン
>じいや!
>見せ場をラングに取られちゃったね、お爺ちゃん
>トゲ

ブローリン「ベテラン不足のブレーメンに是非とも欲しい逸材だワン」

マーガス「監督としてだよな?まさか選手としてじゃないよな?」

・ルーメル
>非常に印象的な敵キャラでした。本当に強かった!

シェスター「こういう野心ギラギラな奴は嫌いじゃないよ。
      だけど、分相応な身の振り方ができないんじゃ長生きできないね」

・ラング
>綺麗なラング

森崎「いかにもな悪代官的な奴かと思ったんだが……まさか仲間になったりなんかしねぇよな…?」

396 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:45:23 ID:???
【第24位…11票】2人

・中山政男

ブローリン「(どこか俺と似たようなモノを感じるな。レヴィンのために俺ももっと精進しなければ……!)」

・トーマス
>ゴードン亡き今暴走機関車の称号は君だけの物!
>頼りになる兄貴分って感じで好きです

シェスター「(そうだ、ブレーメンにはこういう人物が必要なんだ。年上かつ格上の、しっかりした選手が……)」

【第20位…12票】4人

・アベル
>二部でも最強になれるかな
>なんか凄いことになってしまった!

シェスター「これが噂のアカネイアの『黒豹』ね。いつか本気の勝負を挑んでみたい相手だな」

・リンダ
>リンダルートは失くなったんでしょうか?
>リンダは犠牲になったのだ。古くから続くマモノ…その犠牲にな

森崎「俺に春が訪れるかどうかは皆の選択とカード運次第だ。頼んだぜ!切実に!」

・オグマ
>いつかメリクル持たせてやりたいね。今誰が持ってるか知らないけど
>生き返ってくれて本当に良かった

ブローリン「(失われた命が戻るという文字通りの生き証人か。待ってろよレヴィン。いつか俺が必ず……)」

397 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:46:39 ID:???
・カイン
>もう牛の丸焼きは勘弁なんで死なないでくれよな!
>個人的に推してるカップリングがあるんで合流後にはくっつけられるよう優先して選んだる。だから頑張れモテナイツ

マーガス「お、俺にもどうかカップリング結成のチャンスをにゃにとぞ!にゃにとぞお願いしますニャン!」



森崎「……ふぅ。とりあえず20位までの連中をコメント紹介付きで
   ざっと読み上げてみたぜ。ケッコー様になっていただろ?」

シェスター「オッキーオッキー。その調子で本番も頑張れ〜」

マーガス「しかし、まだ送迎会の会場につかないのか?そろそろ歩き疲れてきたニャン」

ブローリン「これしきのことでへばっている様じゃこの先の遠征試合でも苦労するワン」

森崎「うーむ。こうなれば人に道を訪ねてみるか。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だコケ」

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:48:04 ID:???
ライアン「森崎さん!お久しぶりです!元気そうでよかった……」

ロデイ「色々と大変な事があったようですが、ご無事なようで何よりです」

ジョルジュ「ふむ。しばらく見ないあいだに随分と様変わりしたな」

ルーク「その赤いトサカヘアー、なかなかオシャレっすよ!」

森崎「あれ?なんでお前たちがここに居るの?ってことはここってアムステルダムじゃなくてアカネイア?」

シェスター「どうやら俺たち、道に迷ったあげくいつの間に異界の門をくぐり抜けてたみたい……」

マーガス「き、きっとアンナさんが招待してくれたんだニャ。
     ほら、人気投票の上位入賞者からは直接コメントをもらうのが定例だろ?」

ブローリン「うむ。そう考えれば何ら不思議ではないワン」

ジョルジュ「おそらくこの空間は虚像と現実が混ざり込んでいるのだろうな。
      君たちのその可愛らしい姿が何よりの証拠だろうさ」

森崎「へ?ちょ、ちょっとジョルジュさん。冗談でもそんな気持ち悪いこと言わないでくださいよ」

一つ間違えば愛の告白とも受け取りかねない、ジョルジュの艶っぽい言葉に、森崎は慌てふためく。

ライアン「で、でも僕も今の森崎さんたちの姿を見たら……ぎゅーって抱きしめたくなっちゃいますよ」

胸を苦しそうに抑えるライアンの姿は愛らしいものではあったが、今の森崎にとっては恐怖以外の何者でもない。

森崎「おいおいライアンまでおかしくなっちまって。まだ若いんだからもっと健全な恋愛をしなさいよ。
   ほら、ルークも何か言ってやってくれよ」

ルーク「そうだな〜。俺としては今の森崎さんは『美味そう』だな」ジュルリ

399 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:49:34 ID:???
森崎「駄目だこいつら……早く何とかしないと。もうまともな人間はロディ、お前しか残っていないのか?」

ロディ「……ひょっとして森崎殿。ご自分の姿の変化にお気づきでないのでは?」

ロディはそう言うと鞄から小型の鏡を取り出し森崎に向ける。
そこに映し出された姿を見て、森崎はどんな深い眠りも覚ましてしまいそうな絶叫を上げた。
赤いトサカ、角ばった嘴。突き出た尾に、黄色い足。
そして自ら発した高らかな『鳴き声』が、自分が今どんな状況に置かれているかを分からせてくれた。

森崎「コッ……コケーコケコッケコケー!?こ、これは一体どういうことコケ!?
   まさか動物の着ぐるみを着てなりきっているあいだに本当に動物になっちまったってのか!?」

シェスター「そんな馬鹿な!よりによって僕がロバだなんて!せめて犬とか猫とか犬とかかわいい動物になりたかった!」

マーガス「随分な犬押しだな。とにかく落ち着けシェスター。世界中のロバファンに踏みつけられるぞ」

ブローリン「ほほう。たまに試合中に犬などが乱入してくることはあるにはあるが……
      史上初の動物プロサッカー選手か。悪くないワン」

森崎「ゲーッ!こいつら脳みそまで動物並みに退化しかけて受け入れていやがるー!
   一刻も早くこの呪いの着ぐるみを脱ぎ……脱ぎ…脱げん〜!!」

ライアン「ダメですよ森崎さん。ちゃんと司会の仕事が終わるまで動物になりきらないと」

ロディ「きっとこの結果発表が終わる頃には元の姿に戻れるでしょうから。頑張ってください」

ルーク「そうそう。それに今回に関しては動物の姿じゃなきゃダメだと思うぜ〜」

ジョルジュ「10位以内のゲストが集められている小屋はこの道の曲がり角を右に行ったところだよ」

森崎「……ううっ。よりにもよってニワトリかよ。鷹や鷲、隼なんかと違ってもろ家畜じゃないか。
   空も飛べないし、どうせならもっと雄大でかっこいい動物になりたかったよー」

400 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:51:16 ID:???
マーガス「で、でもほら。童話とかだと結構優遇されてないかニャ?金の卵を産んだりとかさ」

森崎「な、なるほど。確かに前向きに捉えれば優秀な才能を常に選出し続ける俺にぴったりの称号だな」

ブローリン「だが、その話では確か最後は金に目がくらんだ飼い主に腹を斧でかっさばかられなかったか?」

森崎「…………」

ジョルジュ「とりあえずまずは僕たちのコメントを回収してくれないかい?
      動物としての第二の人生について考えるのはそれからでも遅くはないさ」

森崎「不吉なこと言うのやめてくださいよほんと。こうなったらさっさと発表を終わらせて
   一刻も早く下の人間の姿に戻ってやる!」

【第16位…14票】4人

・ジョルジュ
>作中一の美形!
ジョルジュ「褒めてくれてはいるんだろうが必ずしも良いことばかりでは無いんだがな」
シェスター「そうそう。色んな方面から恨みを買っちゃってさー。勘弁して欲しいよねホント」

>Trick or Treat
ジョルジュ「フフッ。メニディ家の跡取りを驚かせる策略に期待しても構わないのかい?」

>応援しているぞ、ジュルジュよ
ジョルジュ「(何故先に逝った。お前が遺してしまったものはあまりにも大きく……そして深いぞ)」

>第二部は是非第一線で活躍して欲しい!
ジョルジュ「なるべくご期待に添えたいね。再会を楽しみにしてるよ」

401 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:52:28 ID:???
・ロディ
>Trick or Treat
ロディ「この砂糖菓子は弟や妹たちに配るためのものだからあげられないんだ。すまない…」

>若手騎士の中では一番応援しています
ロディ「応援、感謝致します。体力以外の要素ももっと伸ばさなければいけませんね」

・ライアン
>Trick or Treat
ライアン「えへへ、なんだか城下町の収穫祭を思い出しちゃいます。
     ……昔はよく兄さんに手を引かれて連れられてましたね」

>兄貴に似てる。
ライアン「はい。最近兄さんに似てきたって自分でも思います。
     ……いつか兄さんよりも大人になっちゃう日が来ちゃうんでしょうね」

>思春期というか血は争えないというか
ライアン「最後まで立派に戦い抜いた兄さんに恥じない正騎士を目指します!」

・ルーク
>Trick or Treat
ルーク「男ならごっそりお菓子を頂いたうえでついでにイタズラも仕掛けちまえ!」

>個人的に小隊の中で一番気に入ってるんでこのまま突っ走ってもらいたい
ルーク「暁の正騎士ルーク様の活躍にこうご期待だぜ!」

402 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:53:49 ID:???
16位組の4人に見送られながら、鶏崎、シェスナンテ、ニャーガス、ブローワンの4匹は先を目指します。
ジョルジュから教わった道順を歩いていくと、そこには小さな小屋がありました。

森崎「ナレーションもいよいよ童話チックになってきたなぁ。ていうか無理に名前を変えなくていいから」   

マーガス「俺たち、まさかこのままブレーメンの音楽隊として森小屋で楽しく暮らすENDとかになっちゃうんじゃ……」

シェスター「きっとこの小屋に潜んでいる盗賊たちを協力して追い出すんだろ。知ってるよそのくらい」

ブローリン「どれ、それじゃあちょっと中の様子を探ってみよう。マーガス、頼んだワン」

マーガス「へいへい」

マーガスはその高い身長と、覗き趣味にも有効に使われている視力を活かして小屋の中を覗きます。
しかし中にいたのは盗賊たちではなく、なんと2人の美女が眠っているではありませんか!

シェスター「あれ?なんだか別の話が混ざってないか?これじゃあ眠れる森の美女だぜ」

ブローリン「困ったなお姫様を目覚めさせなきゃコメントを回収できないぞ」

マーガス「し、しょうがないにゃあ。眠れる美女を起こすのは王子の熱いチッスと相場が決まってる!」

森崎「し、紳士として寝込みを襲うのは躊躇われるが、これも仕事だからね。仕方ないね」

シェスター「で、誰が王子様役を買って出るんだい?そもそも君たち、キスの経験はあるの?」

問題は誰が目覚めのキッスをするかです。4匹の畜生共は醜くも恐ろしい争いを始めるのでした。

403 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/13(土) 14:56:43 ID:???
★紫髪の姫のお相手→! card
青髪の姫のお相手→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎
ハート→シェスター
スペード→マーガス
クラブ→一ブローリン
JOKER→勝手に目を覚ました!そして……

404 :森崎名無しさん:2013/07/13(土) 14:57:51 ID:???
★紫髪の姫のお相手→ ハート2
青髪の姫のお相手→ ダイヤ3

405 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:13:03 ID:???
★紫髪の姫のお相手→ ハート2→シェスター
青髪の姫のお相手→ ダイヤ3→森崎 ★

シェスター「ジャンケン……」

マーガス「ポイッ!」

各々がグーかパーかも定かではない前足を突き出し、勝負が決する。
結果、シェスターが紫髪の娘を、森崎が青髪の娘を起こす担当に選ばれる。

マーガス「フギャー!!こんな所でも俺は女の子に恵まれないのかー!」

ブローリン「サカリがついたオス猫め。少し落ち着かないか」

シェスター「さァ姫。この私の口づけでどうか目をお覚ましください」

森崎「(き、きっとこれが本当のファーストキス!心を落ち着かせるんだ森崎有三)」

対照的な二人の態度だったが、いざ本番ともなれば覚悟が固まるのが男の性。
シェスターと森崎の接吻により、眠りの姫君たちは目を覚ます。

【14位…17票】2人

カタリナ「……うう、顔がなんだかベトベトで気持ち悪いです」

陽子「痛った〜い!く、唇に穴が空いたような感覚だわ」

ロバとニワトリの姿が運の尽きだった。とてもロマンティックなキスなどではなく、
嫌悪感たっぷりの睡眠からの起床に、14位の二人はげんなりした姿を見せる。

マーガス「うぷぷぷ。俺だったらあんな不手際しないで優しいキスをしてやれたのにニャー」

406 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:14:53 ID:???
ブローリン「まぁ、少なくともヨダレで汚したりクチバシで突き刺したりはしないだろうワン」

森崎「うぎぎ……う、うるさい!こんな夢の中みたいな世界でのキスなんて回数のうちに入らないからいいんだコケ!」

シェスター「と、とにかくコメントを頂戴しよう。お二人共、14位ランクインおめでとうッキー」

カタリナ「は、はい。今回は私に投票していただき本当にありがとうございました。
     今後は皆様の前に立ちふさがる敵役としての再会となりますが、
     どうかお手柔らかにお願いしますね」


・カタリナ

>Trick or Treat
カタリナ「私にはもう皆さんと一緒にお祭りを楽しむ資格なんてありません。
     ……けれど、もし許されるのだとしたら、もう少しだけ夢を見ていたかったですね」

>クリスを見て何を感じるのだろうか…
カタリナ「星のかけらの加護がなければまともに動くこともできない生ける屍。
     けれど私も同じようなものです。ただ生かされているだけの人形なのですから……」


・片桐陽子

>Trick or Treat
陽子「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞっ!んふふ、昔はよく
   兄さんのシャツの胸ポケットに毛虫を忍ばせたりしておどかしてたっけなぁ」

>キャプつば女性キャラクター人気上昇を願って一票。
陽子「FEシナリオでも、サッカーパートでは私たちキャプ翼の女性キャラも活躍予定よ!
   様々な国を回って、沢山の絆を紡いで、ラムカーネたちの野望を阻止するのよ!」

407 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:16:26 ID:???
カタリナ「ちなみに送迎会の会場なら、この丘を越えたお城の中ですよ」

陽子「そんなみすぼらしい格好じゃ入れてもらえないだろうけどねぇ。ま、頑張りなさいな」

顔をタオルで拭ったカタリナと、唇に薬を塗った陽子に
行き先を教えてもらった4匹は、再び送迎会の会場へ向かって歩き出します。

シェスター「確かに今の俺達ってよく考えたら全裸なんだよな」

マーガス「な、なんだか危ない趣向に目覚めちゃいそうだニャ」

とりあえず近くにあった木々の葉っぱで股間を覆ってみたものの、何か物足りなさを感じます。

ブローリン「だがどうする?城に入れてもらえないんじゃ
      送迎会に参加することはできないぞ」

森崎「こういう時は、確か優しい魔女が魔法でドレスをプレゼントしてくれるんじゃなかったかな」

???「ひぇっひぇっひぇっ、お困りのようね君たち」

森崎「おお、噂をすればなんとやら。さっそく魔法でなんとかしてくれ〜!」

そこに現れたのは13位のシーダでした。ハロウィンらしく黒い大きな帽子と
スリットの入ったローブという魔女の衣装に身を包んでいます。

シーダ「うふふ、職業変更システムが意外なところで役に立ったわ。
    まずは人気投票のコメントをさせていただくわね」

408 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:18:05 ID:???
【13位…20票】

・シーダ

>999
シーダ「スリーナイン!不思議と響きのいい数字よね」
>Trick or Treat
シーダ「お菓子なら」
>旦那が助けを求めてますよ嫁さん
シーダ「この体に翼があるのならすぐに飛んでいきたいのに…!」
>第2部に入ってから、ここにシーダ姫がいてくれればな〜と思うシーンことが多い
シーダ「あともう少しだけ待ってちょうだいね。もうすぐ、もうすぐ合流できると思うから」
>馬に負けてる場合じゃない!
シーダ「エルカイトの人気はすごいわね。おどろいちゃった。私も嬉しいわ」


マーガス「それじゃあさっそく素敵な服を用意してくれニャン」

シーダ「ええ、任せなさーい!アブラカタブラチンカラホイっと☆」


★そんな魔力で大丈夫か?→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→見事4匹とも素敵なコーディネートに成功!
Q→森崎だけ服を用意してもらった
J→シェスターだけ服を用意してもらった
10→マーガスだけ服を用意してもらった
9→ブローリンだけ服を用意してもらった
8〜A→転職したてのシーダの魔力では話にならなかった!当然失敗。
JOKER→ダイヤ+なんと着ぐるみの呪いまで解いてしまう!?人間に戻れるぞ!

409 :森崎名無しさん:2013/07/18(木) 22:19:06 ID:???
★そんな魔力で大丈夫か?→ スペード3


410 :森崎名無しさん:2013/07/18(木) 22:19:17 ID:???
★そんな魔力で大丈夫か?→ クラブ7

411 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:34:21 ID:???
★そんな魔力で大丈夫か?→ スペード3 ★
>8〜A→転職したてのシーダの魔力では話にならなかった!当然失敗。

ぽふん。

シーダ「は、はにゃーん」

シーダの振るった杖から現れたのは焚き火で起こしたような煙だけでした。
本職が天馬騎士のシーダでは、魔法使いのような奇跡は起こせなかったのです。

シーダ「うーん。カードを使った魔法とかなら得意だったんだけどなー」

シェスター「なんのこっちゃ」

シーダ「なんとかなるよ!絶対大丈夫だよ!」

シーダいわく無敵の呪文の応援を背に受けながら、4匹はとりあえず城に向かって歩きます。
しばらく歩いた先で湖のほとりを見つけた4匹は少し休憩をすることにしました。

マーガス「ぴちゃぴちゃぴちゃ……はー。水がおいしいニャー」

ブローリン「この姿だといつもより舌を器用に使えるような気がするワン」

かなり水分を消費していたのか、4匹は夢中になって泉の水を飲み干します。
そのときです。慌てて水を飲んだせいか、1匹が足を滑らせて池に落ちてしまったのです。

412 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/18(木) 22:35:48 ID:???
★お池にはまってさあ大変→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎が池ぽちゃ
ハート→シェスターが池ぽちゃ
スペード→マーガスが池ぽちゃ
クラブ→ブローリンが池ぽちゃ
JOKER→全員が池ぽちゃ

413 :森崎名無しさん:2013/07/18(木) 22:37:23 ID:???
★お池にはまってさあ大変→ ダイヤ9


414 :森崎名無しさん:2013/07/18(木) 22:50:13 ID:???
金の森崎と銀の森崎。さぁ、どっち?

415 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:26:24 ID:???
>>414
金の斧、銀の斧はFE世界にも縁のある童話ですね〜w
==========
★お池にはまってさあ大変→ ダイヤ9 ★
>ダイヤ→森崎が池ぽちゃ


森崎「うわぁー!コケッちまったい!」

なんと足を滑らせて池に落ちたのは森崎でした。
すぐに翼をはためかせて陸地にあがろうと踏ん張りましたが、
残念なことにニワトリの翼では空を飛ぶことはできませんでした。

ぼちゃーん!

シェスター「ああー!森崎が池に落ちたー!」

マーガス「大変だ!すぐに引き上げないと」

ブローリン「だがこの姿じゃうまく泳げるかどうかわからんぞ」

ぶくぶくぶく……

森崎「(うう…まともに体が動かない。お、俺はこんなところで死ぬのか……)」

そのときです。森崎は泉の底からほんのり淡い光が放たれるのを見たのです。
そしてその光は溺れて苦しむ森崎を包み込むと、みるみる水面へと引き上げます。

???「まったく。あんまり頼りないところを見せないでくださいよ、教官」

気づけば森崎は一人の少女に抱えられていました。
美しい純白のローブを身にまとい、月桂樹の葉でできた冠をかぶったその少女に森崎は見覚えがありました。

416 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:27:31 ID:???
森崎「セシルじゃないか。き、奇遇だな」

セシル「こんなヒラヒラのいかにも女っぽい格好なんて正直勘弁して欲しかったんですけど」

森崎「何言ってやがる。結構似合ってるじゃないか」

セシル「……ま、まぁこんな機会じゃなきゃ着ることもないですし、別に構いませんけどね」

照れくさそうに赤面するセシルの横顔は、戦場や試合で見せる勇ましいものとは真逆の、
しかし年相応の可憐な少女の姿を映し出していました。

森崎「そうだ、せっかくだから人気投票のコメントの返答を頼む」

セシル「了解です!ビシビシ気合入れて返させていただくわね」

417 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:28:44 ID:???
【12位…21票】

・セシル
>Trick or Treat
セシル「このアタシにいたずらする度胸があるなんて見直したわ。やるじゃない。
    お礼にアタシのお手製クッキーをプレゼントしてあげる。
    あら、遠慮することなんてないのよ。ちょっと焦げ目がついちゃったけど
    少し暗い苦味があったほうが風味があるって言うじゃない?
    ほら、お茶も入れてみたから一緒にいただきなさい。ほらほらほら〜!」

森崎「(どう見ても炭化したカタマリと泥水です。ありがとうございました)」

>カタリナ関連のイベントでがんばってもらいたい
セシル「……クリスの声が聞こえたの。カタリナを助けてあげてって。アタシに託すって。
    カタリナがアタシたちのことを裏切ったことは絶対に許せることじゃない。
    だからもう一度会ってはっきり。友達としてあの娘を怒ってやるんだから。任せておきなさい」

>○ロ同人みたいに!
セシル「(だだ、だってだってだって。あの状況であんな真剣な目で見つめられて語られたら
    勘違いしちゃってもしかたないったらありゃしないじゃないのよ!)」

森崎「(自分じゃ否定してるけど結構乙女体質だったりするんだよなぁコイツ……)」

>HPさえ上がれば一軍レベル! スタミナつけて頑張れ紅一点!
セシル「応援ありがとね!ロディやバカルークに負けないように走り込みを怠らないようにしなくちゃね」

418 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:30:19 ID:???
ザパーン!

セシル「私は泉の女神。貴方方が落としたのはこの金髪の森崎ですか?
    それともこの茶髪の森崎ですか?」

湖に沈んだ森崎を心配そうに覗き込むシェスターたちの前に、美しい少女が現れました。
そして彼女の両脇には、地味でパッとしない顔の二人の青年が浮かんでいます。

マーガス「なんたるこった。森崎が二人に分裂しちまったい!」

シェスター「どちらかが本物の森崎で、どちらかが偽物の森崎ってことなのかな」

セシル「金髪の森崎は素晴らしい才能と必殺セーブを兼ね備えたスーパールーキーよ。
    対する茶髪の森崎は中国拳法の達人で、どんなシュートも足で弾き返す肉体の強さを持っているわ。
    さぁ、お答えなさい。貴方方が落としたのはどちらの森崎ですか?」

セシルの紹介を受けた二人の森崎は、自らの特徴をアピールするかのように自慢げに動き回ります。

シェスター「す、すごい。どちらもミューラークラスの一流のキーパーの動きだぞ」

マーガス「このどちらかがブレーメンに入ってくれれば来シーズンは優勝間違いなしだぜ!」

ブローリン「馬鹿者!お前たちは大事なチームメイトの顔を見忘れたのか!
      確かにあいつは彼らほど優れた才能はないかもしれない。
      しかし、それでも俺たちの背中を託すに十分な仲間じゃないか!」

シェスター「じ、冗談だって。そんな真面目に怒鳴らなくても」

マーガス「有名な寓話だからな。正直に答えればきっと本物の森崎より
     もっと優れた森崎を渡してくれるはずさ。うししし」

シェスターたちは正直に答えました。いいえ、私たちが落としたのはそんな立派な森崎ではありません。

419 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:32:07 ID:???
セシル「そうですか…。それではこちらの森崎でしょうか?」

そう言って、女神は違う二人の森崎を泉の底から引き上げました。
今度の森崎は背丈も髪の色も瓜二つ。しかし顔の表情にやや違いが見受けられます。

森崎「うけけけ…俺の邪魔をする奴は誰だろうと容赦はしねぇ。
   裏工作でも妨害工作でもなんでも仕掛けてやるぜ。ひゃはははは!!」

森崎「俺は最後まで絶対に試合を諦めたりはしないぞ!
   さぁ、一緒に戦おう!正々堂々と決着をつけるんだ!」

シェスター「……こりゃまた随分両極端なセリフを吐きますねぇ」

マーガス「う〜ん。どちらも森崎であって森崎じゃない。妙な違和感があるなぁ」

ブローリン「相手を挑発しようとする無茶な戦術を指示したり、
      かと思えばスポーツマンシップに則った堂々とした態度を見せたりと
      あいつは時々わからなくなるからな」

シェスターたちは言いました。この二人も違います。私たちが落とした森崎ではありません。

セシル「あなたたちは正直ですね。それではこの勇者の森崎を授けましょう」

マーガス「キタキター!やはり人間正直が一番ってな!
     ところで『勇者』の森崎っていったいなんだ?」

バシャーン!!

森崎「ゲホゲホゲホ!うげ〜……し、死ぬかと思ったぜ」

泉から放り出された森崎は、つい先ほどまで自分たちと一緒にいた、
ニワトリの姿に変わってしまった自分たちがよく知る森崎でした。

420 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:33:30 ID:???
シェスター「なんだか見た目はいつもどおりパッとしないな。
      こいつがほんとに勇者の森崎なの?」

ブローリン「勇者の称号とは、はじめから与えられるものではないってことだろう。
      すぐに負けて棺桶に入る勇者となるのも、魔王を倒して英雄になるのも
      すべてこれからのアイツ次第。そう言いたいんじゃないのかな」

マーガス「誰だってなる気があれば勇者にだって英雄にだってなれる、か。
     確かにこのプロの世界ではその気質を欠いたものは確かに落ちぶれていくしかないんだろうな」

シェスター「まぁまぁ。見守っていこうじゃないの。あいつがこれからどんな『勇者』になっていくのかをさ」

森崎「……何だお前ら3匹でこそこそと。こっちはひどい目に遭ったってのに」

シェスター「んーん。なんでもないなんでもない。それじゃあお城目指して先に進もうぜ!」



お城を目指して愉快に進むブレーメンの蹴球隊。4匹は綺麗な花畑を通ります。
すると真っ黒い毛並みの獰猛な狼が横切り、道を通せんぼしたのです。

イスラス「……ぐるるるる」

低い唸り声を上げながら、鋭い目つきで睨めつけられた森崎たちは身を震え上がらせます。

イスラス「……何か、食い物を食わせてくれ。できれば甘いものを頼む」

シェスター「あ、なーんだ。唸り声じゃなくて腹の虫が鳴いてただけかァ」

森崎「よーし。それじゃあこの人気投票のコメントに答えたら美味しいものを食わせてやるぜ!」

421 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:35:03 ID:???
【11位…22票】

・イスラス
>マッハーとリバイバルラン感動した
イスラス「アイツの絶たれた夢は俺が必ず果たす。そしてこれ以上アイツのような奴は出させやしねぇ。絶対にな」

>Trick or Treat
イスラス「キャラメル、クッキー、キャンディ、チョコレート……よ、よりどりみどり……」

>ぶっちゃけこのイスラス大好きです
イスラス「本スレの一息で喋りまくる早口キャラもなかなかよさげだと思うがな。
    (ラムカーネの悪事に気づかなければ実際はもっと非道なキャラになってたらしいぜ)」

>割とメイン張ってる気がする
イスラス「なんでもオランダ編のメインを任された、らしい。
     オリジナル話の展開の難しさに、中の人はかなり頭を抱えたようだぞ」


イスラス「さぁ答えたぞ。早く何か食わせろ!さもないと……」

ぐるるるる……

ブローリン「いかん!このままでは俺たちの誰かが獲物として食べられかねない!」

マーガス「は、初めての人が男だなんて嫌だにゃーん!」

シェスター「いやいや、性的な意味じゃねーし。つーか何カミングアウトしてんだよマーガス」

森崎「よし、お前ら。はやくこの飢えた狼さんに何か食わせてやるんだ」

422 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 10:39:07 ID:???
★男は狼なのよ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→Trick or Treatコメントで集めたお菓子を与える
スペード→花の蜜を集めて与える
クラブ→木の実を集めて与える
JOKER→うみたてたまごを与える 森崎「え!?」

423 :森崎名無しさん:2013/07/22(月) 10:40:18 ID:???
★男は狼なのよ→ クラブ5

424 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 17:08:13 ID:???
★男は狼なのよ→ クラブ5 ★
>クラブ→木の実を集めて与える


森崎たちは近くの森で木の実を集めることにしました。
ドングリ、シイノミ、クルミ、ギンナン。
ザルいっぱいに盛られた木の実に、イスラスも大満足です。

シェスター「狼といえばどの物語でも大抵は敵役のイメージだよなぁ」

マーガス「そうそう。豚を食べたり羊を食べたり、老婆や幼女まで平らげたり」

ブローリン「その報いからか、悲惨な結末を迎える物語が多いな。
      腹に石を詰められるなんて想像もしたくないな……」

イスラス「最近じゃヤギと仲良くなったり、なんだかんだで許されて報われたりする話もあるらしいがな。
     嫌なイメージのレッテルを無理やり貼り付けられるのはどうも好きじゃねぇ」

森崎「そうだよな。初めから悪い奴なんていないんだし。
   全ての事柄には何かしら理由があるはずなんだよな」

翼や若林と和解した今だからこそ、森崎は考える。
初めから自分に植えつけられていたような、
彼らに対する強い『悪意』の元はどこから生まれたのだろうか。
だが今は、分断的に矛盾が生じる自分の過去の記憶に首をひねるしかない。

イスラス「この花畑の先には肝試しで有名な墓場がある。
     急いで通り抜けないと幽霊に呪い殺されるって噂だぞ」

黒い狼さんの忠告を受け、森崎たちブレーメンの蹴球隊は先を目指します。
辺りは少しずつ暗くなり始め、何やら不気味な生暖かい空気が漂います。

425 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/22(月) 17:10:28 ID:???
ブローリン「……くぅ〜ん。なんだかいかにも出そうな雰囲気だな」

マーガス「早く抜けちまおうぜ。の、呪いがどうのこうのってイスラスも言ってたしさ」

シェスター「なんだい二人して。そんなでかい図体しといて幽霊が怖いのか?」

森崎「ニワトリの姿のせいかまったく周囲が見えん。これが鳥目の恐ろしさか」

そのときです。ひゅ〜どろどろどろという
不気味な笛と太鼓の音色と共に、人影が4匹の前に現れました。


★お化けなんてないさ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→黒スート+北欧系美女の女性も一緒だぞ
スペード・クラブ→鎧姿の少女の幽霊が現れる
JOKER→ダイヤ・ハート+さらに日本人の女性も一緒だぞ

426 :森崎名無しさん:2013/07/22(月) 17:12:49 ID:???
★お化けなんてないさ→ クラブ9

427 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/27(土) 01:59:31 ID:???
★お化けなんてないさ→ クラブ9 ★
>スペード・クラブ→鎧姿の少女の幽霊が現れる


【10位…31票】

クリス「こんばんは〜♪今夜は私のソロステージにようこそ!
    マイユニットとして皆さんに性別や職種をエディットしてもらった
    特別なキャラクターにもかかわらず、早々に退場してしまったクリスで〜す☆」

ブローリン「なんだか随分愉快なキャラな幽霊だな…」

シェスター「やけっぱちを起こしてるようにも見えるけど」

クリス「あははははは。笑うしかないじゃないですか!申し訳無さ過ぎて涙も出ますよ!
    いや、もう死んじゃってるから出したくても出せないんですけどね。えっへん!
    そんな今の私に出来ることは人気投票のコメントを返すくらいですからー」

>Trick or Treat
クリス「むしろこちらが驚かす立場になっちゃいましたね。ばけばけば〜!」

>不憫な子
クリス「皆さんとお別れしてしまうことは悲しいですが、いつまでも落ち込んでてもしょうがないです」

>暗黒仮面に堕ちてしまったい
クリス「こっちはこっちでいろんな人に囲まれて楽しくやってますから心配しないでくださいね!」

>ただただ無念
クリス「こうして悲しんでくれる人がいるだけ、私は恵まれているのかもしれませんね。
    もう一緒に戦うことはできませんが、第七小隊の仲間たちのことをどうかよろしくお願いします!」

428 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/27(土) 02:02:16 ID:???
森崎「おいお前ら、さっきから俺の見えないところで何話してやがるんだ」

ニワトリ状態の森崎は鳥目のせいで、クリスの姿には最後まで気づくことはありませんでした。

クリス「(……森崎さん。短い間でしたが、本当にありがとうございました。
    この言葉もあなたにはもう届けることができないのが残念でなりません。
    だけど悲しまないでください。私は、私の騎士としての生涯は確かに短かったけれど
    沢山の仲間たちに囲まれていたあのかけがえのない日々は本当に楽しかったんですよ)」

最後に恩師である森崎に一礼すると、鎧の少女は静かにはにかみながら暗闇の向こうへと消えていきました。



墓場を無事に抜けた4匹は、お城を目指して先へと進みます。
そしてついにお城の門の前までたどり着きました。

バーツ「遠くからご苦労さんだったな。俺たちはこの城の門番だ」

パオラ「あなた方が送迎会のために呼ばれた楽団の方々ね。ようこそおいでくださいました」

バーツ「こうして揃ってランクインできたのも投票してくれたお前らのおかげだな!」

パオラ「幸せすぎてちょっと怖いくらいだわ。うふふ、それじゃあまずはコメントを返させていただくわね」

429 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/27(土) 02:03:56 ID:???
【8位…35票】2人

・バーツ
>Trick or Treat
バーツ「お菓子が欲しいってか?タリスにいたころはよくシーダ様お手製のパイを
    仕事終わりの差し入れに頂いてたっけな。
    果実酒と合わせて食うとこれまた格別に美味いんだなこれが」

>カップル成立させて死ぬのは許さん。絶対に生きのこるのだ!
バーツ「おうよ!故郷の復興が終わったら迎えに行くって約束してるからな。
    早くミネルバ王女を助け出して安心させてやらねぇと。一緒に頑張ろうぜ」

>うらやましい。
バーツ「うっひっひ、羨め羨め!運命の出会いってもんはその強い気持ちが引き合わせてくれるのさ」

>リア充爆発するな
バーツ「俺の傍にパオラがいてくれるなら、どんな奴らが相手だろうと負けやしねぇさ!」

>パオラと共に一票!
バーツ「清き一票ありがとなっ!また機会があればそこんとこよろしく頼むぜ〜」

430 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/27(土) 02:05:33 ID:???
・パオラ
>Trick or Treat
パオラ「子供の頃は、マリア様やエストによくせがまれたものだわ。
    ……あとでこっそりミネルバ様とカチュアもおねだりに来たのはここだけの秘密よ?」

>砂糖を吐きそうになるレベルのバカップル
パオラ「離れていた距離と時間が、あの人への想いをさらに募らせてしまうもの。だから許してちょうだいね」

>バーツと共に一票!
パオラ「バーツの方にもコメントをくれた方かしら?どうもありがとうね」


ようやく目的地にたどり着き、安堵のため息をつきながら城の中に入ろうとする森崎たち。
しかし、いざ入ろうとした瞬間に、筋肉隆々の門番に首根っこを掴まれてしまいます。

バーツ「ちょっと待て。お前たち楽団のくせになんで楽器の一つも用意してないんだ?」

森崎「はぁ?俺たちはただ司会を頼まれただけだぜ?なんで音楽なんか……」

バーツ「うるせぇ!口答えするとこのまま絞めてローストチキンにして食っちまうぞ!」

パオラ「まあまあ落ち着いてバーツ。楽器がないなら用意してもらえばいいじゃない。
    ここから北のほうにある山脈の麓に、確か楽器屋さんがあったはずだわ」

シェスター「うぇ〜。結局まだまだ歩かされるのか。もう足が棒みたいで辛いッキー……」

ブローリン「弱音を吐くな。楽器さえ手に入れればお城に入れてもらえることがわかっただけでもいいじゃないか」

マーガス「それじゃあさっそく出発だニャン!」

431 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/27(土) 02:07:02 ID:???
4匹は疲れた体に鞭を打ちつつ、門番たちの言っていた楽器屋を目指して歩きます。
その途中にて、森崎たちは道端に点々と落ちている不思議なモノに目が付きました。

★足元注意→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→綺麗な小石が落ちている。何かの道標のようだけど…
スペード・クラブ→パンくずが落ちていた。これを食べて疲労回復だ!
JOKER→白い貝殻で出来た可愛らしいイヤリングだ。だれかの落し物かな?

432 :森崎名無しさん:2013/07/27(土) 02:08:01 ID:???
★足元注意→ クラブA

433 :森崎名無しさん:2013/07/27(土) 02:08:32 ID:???
★足元注意→ ダイヤ4

434 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:05:31 ID:???
★足元注意→ クラブA ★
>スペード・クラブ→パンくずが落ちていた。これを食べて疲労回復だ!


森崎「(なんだこの腹の底から湧き上がる衝動は。あの道端に落ちてるパンくずが、
   まるで高級料亭のごちそうのように見えてしょうがねぇ!)」

ニワトリの姿のせいなのか、森崎は動物の本能に従って機敏な動作で餌をついばみます。
マーガスたちもひもじいお腹には逆らえずに、もぐもぐむしゃむしゃ平らげます。
転々と続くパンくずの道を進んでいくと、なんとお菓子でできた家を発見したのです。

ブローリン「おおう、パンくずとは比べ物にならんモノが現れたぞ」

シェスター「壁はクッキー、窓はキャンディー、屋根はチョコレートの塊だ〜!」

マーガス「ひゃあ!パンくずだけじゃ満足できねぇ!いっただっきま〜す!」

??「待ちなさい!文字通り、甘い話には罠があるものなのよ」

???「そうだよ。お菓子の家には怖い怖い魔女がいるんだ」

お菓子の家にかぶりつこうとした4匹を止める声が聞こえます。
振り返ってみると、そこには兄妹らしき二人の子供が立っています。

森崎「お前らは……マルスに、それと中沢マネージャー?」

435 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:06:38 ID:???
【6位…39票】2人

・マルス
>1000票目!!
マルス「今回の人気投票もこんなに沢山の投票をしてくれて嬉しいよ!
    同時期に人気投票を開催してくださったスレの皆さんにもこの場を借りてお礼を申し上げます」

>Trick or Treat
マルス「アリティアの収穫祭を思い出すよ。国民中が笑顔で満ち溢れていてとても楽しかったなァ。
    いつも厳格だった父上もあの日だけは穏やかな顔を浮かべていた。
    ……あの笑顔を二度と失わせはしない。この炎の紋章にかけて、かならず大陸の解放を成し遂げる!」

>死亡記念……
マルス「(と、言いつつもこんなところでさっそく躓くなんて自分が情けないな。
    アヤックス戦も不甲斐ないプレイばかりだったし、一から自分を鍛え直さないと)」

>溢れ出るカリスマ
マルス「まだまだ僕は未熟だよ。一国の主としても軍を束ねる旗印としてもね。
    多くの者に支えられて今の自分がいる。君が凄いと思ってくれているのは
    多分、僕たちアカネイア同盟軍の全員の力のことを指していると思うんだ」

>真の主人公補正を見た
マルス「ありがとう。だけどこの物語の真の主人公は僕じゃなく森崎なんだ。
    だから君はまだ見ちゃいないんだ。真の補正というものを、これから僕たちと一緒に見守っていこう!」

436 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:07:42 ID:???
・中沢早苗
>Trick or Treat
早苗「Happy Halloween! お菓子作りには結構自信があるのよ。た〜んと召し上がれ!」

>影薄いけど一生懸命マネやってるとこが好き
早苗「誰かを応援するって、確かに大変だけれどとってもやりがいのある仕事なのよ。
   ふふっ、あの足引っ張りの弱小サッカー部のメンバーがいつの間にかプロチームの中心になっているだなんてね。
   ずっと傍で応援し続けてきたから、嬉しい気持ちもあるけれどなんだかちょっぴり寂しいかな」

>好き
早苗「ちょちょ、ちょっと、いきなり恥ずかしいことを言うんじゃないの!
   まったく……でも女の子はね、誰かに好きって言われて嫌な気持ちはしないものなの。
   あなたの気持ちには答えられないけれど、どうかお礼を言わせてね。ありがとう」

>あなたを見ると投票したくなるんですよ…
早苗「アリティアカップの短期間しか出番がなかったにもかかわらず、
   こんなに高順位にランクインできるだなんて私が一番信じられないわ〜。
   このランキングには特別なボーナスは用意されてないみたいだけれど、
   今後の出番についての検討になるみたいだから、私の再登場に期待しててね!」

>好きだー
早苗「うんうん、私も好きよサッカー!マネージャーの仕事もそうだけど、
   たまに練習に混じってボールを蹴ると本当に楽しいのよね〜。
   翼くんが夢中になる気持ちが分かるもの。
   これからもずっとず〜っとこの楽しい気持ちを共有していきたいな」

437 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:09:45 ID:???
早苗「もう!楽器屋に続く道しるべを置いていったはずなのに、どうしてこっちに来ちゃうかなー」

マルス「はやくここを離れたほうがいい。じゃないと……」

と、そのときです。突然お菓子の家の扉が勢いよく開け放たれると中から黙々と煙が吹き出してきました。

早苗「きゃ〜〜〜っ!!」

マルス「うわ〜〜〜っ!!」

マーガス「だ、大丈夫か二人共!」

煙の中から現れたのは、可愛らしい小さなゾウとキツネ。
なんと二人は動物の姿に変えられてしまったのです!

早苗「げほっげほっ!ここの魔女は人間を動物に変える魔法が得意なんだゾウ……」

マルス「コンコン……今は逆に動物を人間に変える魔法の研究をしているとか」

森崎「なんだって!?それじゃあ俺たちを元に戻してくれるかもしれないな」

????「ふふふ……新しい研究材料がちょうど欲しかったところだ。入ってくるがいい」

シェスター「へぇ、なかなか話が分かる魔女子さんじゃん。助かるぜ」

お菓子の家の中には紅の髪と瞳、そして同じ色のローブを纏う美しい魔女が
使い魔のドラゴンにゆったりと腰をかけてこちらを見下ろしていました。

ミネルバ「久しぶりだな森崎。この摩訶不思議空間の中とはいえ、お前との再会は嬉しいぞ」

森崎「(ああ、いつ見てもやっぱりミネルバ王女は美しいなァ……)」

438 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:10:50 ID:???
マーガス「うっひょー!!ちち!しり!ふともも!全てがマーヴェラース!」

ブローリン「むう……俺はもっとこう、儚くて守ってあげたいような子の方が……」

シェスター「誰もお前の好みなんざ聞いてねぇよ」

ミネルバ「さて、貴様らのその肉体を私にすべて捧げる前にまずは投票のコメントを返さねばなるまいな」

【5位…43票】

・ミネルバ
>Trick or Treat
ミネルバ「幼い頃は兄上やマリアと一緒に祭りを楽しむこともできた。
     ……もうあの頃には戻れない。けれどあの日々の思いでは消えはしない。
     私は前に進む。このマケドニアをあの頃以上のものへと導く義務があるのだから」

>ミネルバ様に早く会いたい
ミネルバ「すまないな。よほどカード運に恵まれぬ限り、再登場はかなり後の方にずれ込みそうだ。
     貴公の望みへの気持ちが強ければ、あるいは……ふっ、再会を待ちわびてるぞ」

>ミネルバ様は美しい。
ミネルバ「あの雄大なマケドニアの山々を見よ。個人の美しさなど霞むほどだろう。
     ……多くの英雄たちがその命を持って切り開いた大地の美しさなのだから」

>一番乗り貰った
ミネルバ「先頭に立つ者にはそれなりの義務と責任が付き纏うもの。
     お前にその覚悟があるか?あるのならば、堂々と前へと突き進むがいい」

>じゃあ二番目!
ミネルバ「一頭の竜にひきいられた千頭の天馬は 一頭の天馬にひきいられた千頭の竜よりも強いという言葉がある。
     先頭に立つ者が脆弱であれば、後に続く者はその翼を存分に羽ばたかせることはできない。
     お前の意思次第で先頭の者を竜にも天馬にも変える。精進せよ」

439 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/28(日) 11:12:26 ID:???
ミネルバ「さて、さっそくお前たちを人間に戻す実験をしたいところだが……
     実は薬の材料が今しがた切れてしまってな」

ブローリン「薬の材料だと?それはいったい……」

ミネルバ「巨大な熊の生き血だ。この裏山の主を退治してきてほしい」

森崎「く、く、クマだとォ!?(あんまりいい思い出がないぞ)」

マーガス「い、今の俺たちの姿で勝てるのかにゃあ……」

ブローリン「大丈夫だ。昔からクマ退治は犬の仕事だと相場が決まっている」

シェスター「特殊な訓練を積んだ抜○牙ができる犬じゃないとダメじゃないか?」

森崎「だが、元の姿に戻るためには避けては通れない障害のようだな。
   くそっ、こうなったらやってやるぜ!野生の力でクマ退治だ!」

人間に戻る薬を手に入れるため、森崎たち4匹は裏山へと入っていきます。
茂みをかき分け坂を登り、山の主である熊の住処を目指して歩きます。


★目指せ熊の巣→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→登山中の女の子2人に出会った
スペード・クラブ→大変だ!なんと女の子2人が熊に襲われているぞ!
JOKER→なにィ!女の子2人が熊と楽しそうに踊ってるぞ!?

440 :森崎名無しさん:2013/07/28(日) 11:18:46 ID:???
★目指せ熊の巣→ ダイヤ7

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