キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
キャプテン森崎外伝スレ11

1 :森崎名無しさん:2013/03/01(金) 00:40:08 ID:???
キャプテン森崎に関連したサイドストーリー、番外編用のスレです。
進行は小説形式でも参加型でもなんでもアリです。
コテをつけるかは自己判断ですがわかりやすく工夫したほうがいいかもしれません。(名前欄にタイトルなど)
前の人の作品が完結してから次の人は書き始めましょう。好評な作品は独立するのもありです。
ただあまりに過度にキャラを変えてしまうと本編に支障をきたすおそれもあるので程々に。
 
自信がない人もどんどん挑戦しましょう!

366 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 22:23:44 ID:VKAKhKdo
DF1→ブロック DF2→ブロック DF3→ブロック
 DF4→競り合い Gk1→ブロック

367 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/11(月) 22:34:02 ID:g1t7fPGg
DF1→ブロック DF2→ブロック DF3→ブロック
 DF4→競り合い Gk1→ブロック

若林「(強化方針は固まった・・・)」

チルノ「サッカーまだしないの?」

若林「(おっとそういえば選手達をまたせっぱなしだったな)」

Aそうだな練習を始めよう
Bまだやり残したことがある
Cその他

IDを表示でお願いします。
2票集まった選択肢で進行させてもらいます

368 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 22:42:13 ID:IqdgQRLA
A

369 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 22:50:41 ID:6R8lCdr+
C キャプテンを決めよう

370 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 22:59:46 ID:WCc+oElw
C >>369

371 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 23:00:04 ID:OQMFtsZQ
A

372 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/11(月) 23:25:06 ID:g1t7fPGg
Cキャプテンを決めよう
若林「(そうだ、その前に)キャプテンを決めておこう」

チルノ「きゃぷてん?きゃぷてんってなに?」

若林「試合中チームに指示を出して戦い方を変えたり
   監督の指示を受けてそれをチームに伝えたりする
   チームカラーになる人のことだな」

雛「でもいきなりそんな大事な人を決めちゃうんですか?」

若林「いやキャプテンマークを巻けるものはすぐ分かる
   (俺が巻けなかったようにな)
   それは・・・」

A雛だ、冷静且つ的確に作戦を実行してくれるだろう
Bチルノだ、彼女の前向きな心はどんな劣勢でもくじけることはないだろう
Cその他

IDを表示でお願いします。
2票集まった選択肢で進行させてもらいます
また明日夕方頃から始めますお疲れ様でした

373 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 23:27:50 ID:6R8lCdr+
A

374 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 23:42:31 ID:lIYeViSg


375 :森崎名無しさん:2013/03/11(月) 23:44:41 ID:???
まぁ一択だよね
寄せ集めチームだし頭脳派主将

376 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 17:03:36 ID:PzhZo85Q
A雛だ、冷静且つ的確に作戦を実行してくれるだろう
若林「キャプテンは雛だ、しっかりやってくれ」

雛「私?私でいいのかしら?」

若林「ああ君が冷静にチームに指示を出してくれれば
    一ヶ月しかない練習時間でもまとまりがあるチームになるだろう」

雛「分かったわやるからには頑張るわ」

チルノ「ねえ、あたいもきゃぷてんやりたいよ、やらせてよ」

若林「(うーむチルノのにはどう返せばいいだろう?)」

Aチルノはエースだ
Bチルノはストッパーだ
CチルノはDFリーダーだ
Dその他

IDを表示でお願いします。
2票集まった選択肢で進行させてもらいます

377 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 17:27:08 ID:a+bvcD2s


378 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 17:36:25 ID:hHONQ7YY
C

379 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 17:49:20 ID:CI9pC0pM
C


380 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 17:58:46 ID:PzhZo85Q
CチルノはDFリーダーだ
チルノ「でぃふぇんすりーだーってなに?」

若林「守備の指揮を撮る人のことだ、ラインを調整したり
   マーカーを決めたりして相手の攻めから守り切ってもらう
   大切な役割だ、しっかり頼むぞ」

チルノ「うんあたいがんばるよー」

若林「(ふーとりあえずこれでチームは固まった)」

Aそろそろ練習に行こう
Bまだやりのこしたことが・・・

IDを表示でお願いします。
2票集まった選択肢で進行させてもらいます



381 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 18:04:23 ID:fzIscFMs
A

382 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 18:27:28 ID:7VZpnxmc
A

383 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 18:41:25 ID:???
若林「じゃあ練習を始めよう、まずは初日だが
    ストレッチとランを始めよう」

チルノ「ジュウナンウンドウ?ストレッチ?なにするの?」

雛「ランっていうのは走ることっていうのは分かりますが
  ストレッチってなにをするんでしょうか?」

若林「(やはりこの世界ではスポーツはマイナーどころか
    無名なのだろうか?)
    ストレッチっていうのは怪我しないように体をほぐす運動のことだ」

雛「でも私たち基本怪我なんてしないと思いますよ
  よっぽど大事じゃないと」

若林「だがこの一ヶ月は絶対怪我してもらっちゃ困る
    しかも後半になればなるほどハードな練習をこなしてもらう
    タフな体になってもらうため土台は大切だ」

チルノ「でランっていうのはなに?サッカーとどう関係があるの?」

若林「単純に解釈すると走るって意味だな
   サッカーにおいて運動量というのはGK以外武器になる
   またGKであっても必殺技を放つ時、体の丈夫さが鍵になる
   それを鍛えるために短距離で瞬発力を
   中距離でに持続性を鍛えてもらう、さあはじめるぞ」

384 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 18:45:01 ID:???
〜〜〜〜〜〜〜〜練習後〜〜〜〜〜〜〜〜
若林「よしランを終わり、クールダウンとして
    ゆっくり歩いてくれ
    (今日の練習を見る限り、一番スタミナがあるのは、チルノだな・・・)」

若林はチームのガッツ量を把握しました
基礎ガッツチルノ550雛リリーB500妖精400

1日目終了時
チームステータス・体力70タフ6経験点3ガッツ上昇量50知名度0

練習について解説します。今できる練習として
Aストレッチ
午後の怪我率を30%減らします、経験点とタフ度も微量手に入れます

Bランニング・体力消費30
ガッツとタフ度が大きくあがります。経験点も微量手に入ります

C個別指導・体力消費20
経験点が不安定ながら手に入ります。怪我しにくいのも特徴です

385 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 18:48:19 ID:???
Dセットプレイ・体力消費15
経験点とチームワークが少し手に入ります。怪我しやすいです

E総合練習・体力消費40
経験点とチームワークが結構手に入ります。ガッツも微量伸びます

Fハード総合練習
大幅に経験点を手に入れられます。ガッツも手に入りますが
タフ度が下がる上に怪我率はかなり高いです

G???

H休息
午前と午後両方休息して体力が50回復します

I半休息
午前か午後どちらかを休息して体力を20回復します
などがあります


386 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 18:54:58 ID:???
若林幻想郷2日目が始まる

☆イベント1→(! card)+(! dice)☆

!とcard、!とdiceの間のスペースを消して
上記の☆から☆の行をコピペして下さい。
イベント表
数値合計  ダイヤ ハート スペード クラブ
19  1 1 1 1
18  2 3 4 5
17  2 3 4 5
16  2 3 4 5
15  6 7 8 9
14  6 7 8 9
13  6 7 8 9
12  7 8 9 10
11  7 8 9 10
10  7 8 9 10
9  8 9 10 11
8  8 9 10 11
7  8 9 10 11
6  9 10 11 12
5  9 10 11 12
4  9 10 11 12
3  10 11 12 13
2  11 12 13 13
続く

387 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 19:01:06 ID:PzhZo85Q
1またジョーカーの場合???2誰かが訪ねてきたようだ
3???差し入れに・4チームの絆が深まる
5チームで自主練してるようだ・6あれ?こんなところにサッカー用具が
7普通の日8体が丈夫に
9サッカーの話をしてるようだ10雨が降ってるようだ
11体調の悪い選手が12体調が著しく悪い選手が
13???

388 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 19:12:59 ID:???
☆イベント1→(! card)+(! dice)☆

389 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 19:15:28 ID:???
☆イベント1→( クラブK )+( 5 )☆

390 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 19:34:21 ID:???
小文字の!じゃないとカードは引けませんよ

391 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 19:42:30 ID:PzhZo85Q
☆イベント1→( クラブK )+( 5 )☆
5・チームで自主練してるようだ
体力−20経験点+5タフ度+5

チルノ「早くサッカーしたいよー」

みんな各自朝早く起きて練習してるようだ

若林「(チームの練習意欲が高いな、いいチームが作れそうだ)」

若林は遠目ながら選手達の自主練を眺めていた

392 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 19:45:53 ID:PzhZo85Q
>>390さん
すいませんしっかり小文字に変えときましたんで
お手数お掛けしました
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
若林「さて・・・今日の練習はどうしようか?」
にゅるん
紫「ハロー、元気してる?」

若林「その、急に後ろから声をかけるのやめてくれませんか?
   めっちゃ驚くんですけど」

紫「そんな些細なことより大切なことを伝えにきたの
  トーナメント表が決まったわ」

若林「!で自分のチームの対戦相手はどこなんですか?」

紫「それはね・・・・」

☆初戦→! card

!とcardの間のスペースを消して
上記の☆から☆の行をコピペして下さい。

ダイヤ監督1と
ハート監督4と
スペード監督7と
クラブ監督6と
ジョーカーそれが突然殴りこみがきてね・・・

393 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 19:47:31 ID:???
☆初戦→ ハート7

394 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 20:04:52 ID:???
☆初戦→ ハート7 ☆
紫「監督4・・・ヤマメと小傘がいるチームね」

若林「(あそこのチームか・・・小傘の守備に加えて、
    ヤマメのセーブ力と守りが硬いな
    何らかの対策を見出しとかないと)」

紫「後他チームの選手からクレームがきたのよね
  一回負けたら終わりじゃつまらないってね
  だから一回戦は選手を相手チームから一人とれることにしたわ」

若林「一回戦勝ったチームは負けたチームから一人選手をとれるんだな
   分かった」

紫「うんじゃあこれ差し入れ、頑張ってね〜」

にゅるん

スタミナドリンクをもらい、体力を50回復した

3日目チームステータス・体力100タフ11経験点8ガッツ上昇量50知名度0

395 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 20:35:58 ID:???
色々情報出たのでそろそろ個人スレ建てませんか?

396 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 21:35:52 ID:???
>>395さん
自スレそろそろ立てた方がいいですかね?
たしかに外伝スレ独占はいかんですし
テンプレ作っときます
スレ名はどうしましょ?

397 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 21:50:14 ID:???
>>396
思い浮かばなければ今から募集でいいんじゃないでしょうか?

398 :ご愁傷様若林君(仮):2013/03/12(火) 21:54:29 ID:???
じゃあ募集さしてもらいます
もしご意見がないならそのままということで

399 :森崎名無しさん:2013/03/12(火) 22:50:44 ID:???
ご愁傷様若林くんはなかなかよく出来たタイトルだと思います。

400 :ご愁傷様若林くん:2013/03/13(水) 17:07:16 ID:???
自スレ立てさせてもらいました
今まで外伝スレお借りさせてもらいありがとうございます
以後よろしければご愁傷様、若林くんスレ
に参加していただけると幸いです

401 :森崎名無しさん:2013/03/13(水) 17:34:02 ID:???
新スレはここね
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1363161939/l50

402 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 11:45:10 ID:b5opK6Aw
新しく外伝を始めたいと考えています。
東方とのクロス作品となり、自分なりに独自の要素を加えてやっていきたいとは思っていますが、
先駆者である数々のスレ主様の素晴らしい作品と被ってしまう要素が多々あるかもしれません。
それでも大丈夫でしょうか。






403 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 11:57:25 ID:???
ばっちこいやー

404 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:00:05 ID:???
あらすじ教えてちょ

405 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:06:39 ID:b5opK6Aw
>>403さん ありがとうございます!

>>404さん
他のスレ様でもよく見かける薄幸(?)の兎少女、鈴仙を主人公に。
中山さんを中心人物にして、東方キャラとキャプ森キャラとの交流を描いていけたらと思います。
(中山さんはしばらく登場しませんが…)
物語の冒頭は、妹紅が永遠亭メンバーに喧嘩(サッカー的な意味で)を吹っ掛ける所から始まります。

406 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:12:01 ID:???
それでは、投下を始めていきたいと思います。
冒頭のシーンの前に、ちょっとしたシーンを挟みます。

ちなみにタイトル(仮)は某スレでの鈴仙が発していたセリフが元ネタです。
もしよろしければ、素敵なタイトル案も同時に考えて頂ければ幸いです。

文章を書いてこうした場で発表することは始めてですし、サッカーの知識も皆無に
等しいので、キャラクター、試合描写ともにツッコミどころが多いかもしれませんが、
温かく見守ってくれればと思います。

407 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:13:19 ID:???


――夜が降りてくる。


立春は過ぎたとは言え、冬の寒さは消える事なく残り、刺すような風が「彼女」の白く光る頬に当たる。
真冬の夜風を浴びるその女性は身に藍と白を基調とした法衣を身に纏い、金色の髪には白のフード。
整った顔立ちは氷のように冷たく、冷静というよりは、機械に近い印象すら感じる。
そして、彼女のもっとも「人外」たらしめる要素として、その背後には、髪の毛と同じ色の豊かな金の九尾が光っていた。

ギイ、と歴史を感じさせる音を鳴らし、古屋敷の引き戸を開ける。その内部には、外にある以上の夜が広がっていた。

?「紫様、起きていらっしゃいますか?」

彼女が夜に声をかける。そこからしばらく、主からの返事がないことを知ると、
屋敷にゆっくりと足を踏み入れ、主の部屋に直接赴くことにする。しかし、

彼女が広い屋敷の廊下を歩きだして数刻。

紫「……遅かったわね、藍」

主は、気まぐれにその姿を現した。

藍「…申し訳ございません、紫様」

彼女――藍と呼ばれた女性は、頭をさげつつ、主である少女を見て、意地悪な御方だ、と思う。
藍が声をかけるまでもなく、屋敷に入ることもなく、この方は自分の来訪を知っていたのだ。
そして、自分にとって気の利かないタイミングで現れる。
この少女は人のペースを崩すこと、そして相手を自分のペースに乗せることが大好きで、
いつもそのためにはどうすべきかを考えているのだ。そうに違いない。

408 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:15:25 ID:???
藍が主人の性格について自己流の分析をするが、
そのような場合ではない、主人に報告すべきことがあるとも同時に気付き、
淀みなく自分の仕事成果を述べる。

藍「――本日ですが、外界の要人との接触、交渉に成功しました。
残るは幻想郷内部での瑣末な手続き。そして事務的な折衝作業が中心になるかと」

紫「そう…さすがは私の式ね。手早い仕事で助かるわ」

藍「有り難き幸せ」

藍は、下半身を異空間に埋めたままの主人に再び頭を下げる。

主人たる少女の姿は、藍のように一目で妖と分かる要素こそないものの、
やはり人外じみた雰囲気を醸し出している。
藍と同じ金色の髪、紫を基調としたドレス、赤のリボンが特徴的なナイトキャップ。
少女なのか艶女なのか、全くわからない顔だち。
具体的には言えずとも、人間であるとは俄かに言いづらい。

紫「もうしばらくしたら、天狗や里の要人を通じて発表させましょう。天魔との交渉は私が直々に行うわ。
貴女は人里や、はぐれ者の人妖達を中心に、今すぐ動きなさい。それとね、藍――」

409 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:16:39 ID:???
−−−


夜の冬空を飛びながら、藍は一人、紫に最後に言われた言葉を思い出し反芻する。

――何度も言うけれど。これは遊びではありません。戦いです。私の、私たちの幻想郷を守るための。
この計画は、これからの幻想郷の「在り方」を左右する、極めて重要なものである。そう心得なさい。

藍「(戦い、か――。 こんな戦い、妖としての、式としての生の中でも初めてだ)」

主である紫の考えは、時々式である藍には到底理解できないものがある。
式としては優秀と自負してはいても、自分にはどうも頭が堅い点、発想力に乏しい点が、
欠点としてあることを藍は自覚していた。
そしてその理解しがたい紫の考えは、常に藍を、幻想郷を良き方向へと導いていたのだ。

藍「…いずれにしても、紫様のお考えだ。きっと誤るはずがない(けど――)」

だからこそ、藍は紫を尊敬し、そして信頼していた。

藍「――全ては、我々が愛する、幻想郷の為に(眠い……)」

金色の光が今宵も幻想郷を、外界を、駈けめぐる。……八雲藍、8日連続の徹夜勤務であった。

410 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:18:19 ID:???

                                 ――第百●●季 如月の三。

ひっそりと静まり返った冬の迷いの竹林。薄い灰色の雲は切れ間なく、しかし雪を落とすこともなく白い。
空と同じくらい白い雪の積もった地面と竹の深緑とのコントラストは美しく、
思わず水墨画でも書きたくなってしまう…そんな優雅な風景。

そんな優雅な休日。
鈴仙・優曇華院・イナバは、人生で最も幸福な時間を送っていた。

鈴仙「(ああ…こんなゆったりとした午後を過ごせるなんて…一体何年ぶりかしら?
ううん、ひょっとしたらここに来て初めてかも…)」

鈴仙は寝巻のまま、自室でゆったりと読書に興じていた。
今日は診療所は休診。いつもの置き薬の仕事もないし、永琳は一人で研究に没頭している。
いつもは輝夜やてゐになにかちょっかいをかけられるものだが、幸運なことにそれすらない。
全ては完璧な偶然だった。

鈴仙「(完璧な休日だわ…完璧すぎて裏がありそうなくらい)」

どこかの魔女がいつかの時にのたまった台詞を吐いた。
…そしてそれが彼女の偶然、――幸運の果てを示す合図となる。

411 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 12:19:24 ID:b5opK6Aw
??「たのもーっ!!」

永遠亭の…鈴仙の、ゆったりとした午後の時間は、望まれざる来訪者により突如乱された。

鈴仙「(やっぱりあったわね、裏……ま、あたり前か)はい、今伺いますー!」

永遠亭では、基本的に玄関から一番距離的に近い場所に自室を構えている鈴仙が
まず応対をすることとなっている。
休診の日にわざわざ竹林を訪ねてくる者はあまりいないが、
急患もありうるので居留守をするわけにもいかない。いそいで人参柄の寝巻を脱ぎ捨て、
愛用のブレザーをラフな感じで身につけ、ネクタイを結び兎耳を揺らし玄関に向かう。

鈴仙「あのー、本日は午後は休診なんですが…急患の方でしょうか?」

鈴仙は外界の本職と比べると雑ではあるが、
それでも幻想郷の水準ではずいぶん丁寧な口調で応対に臨む。
しかし。

??「あいにく私は病院いらずの身でね。ちょっと輝夜を呼んでくれないかしら?」

玄関に現れた人物を見て、鈴仙はため息をついた。その来訪者とは…

A:当然、輝夜の因縁の相手である藤原妹紅だった。
B:オカマ口調のロベルト本郷(全裸)だった。

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

412 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:38:46 ID:SAar594k
A

413 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 12:50:56 ID:Emj7FW5U


414 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:02:14 ID:b5opK6Aw
A:当然、輝夜の因縁の相手である藤原妹紅だった。

鈴仙「(やっぱり妹紅さんだ…はあ、面倒くさいことになりそう)また姫様との『殺し合い』ですか? 
うーん、一応私の立場的にホイホイ呼んじゃうと後で師匠が怖いんだけど…」

妹紅「いや、その心配には及ばないよ。なんせ私、…いや、私たちはサッカーで勝負をつけにきたからね」

鈴仙「ヘ? サッカー?」

鈴仙の丸い紅眸が、一時点になった。確かに今幻想郷ではサッカーが大流行している。
そして鈴仙自身永遠亭ルナティックスの一員として度々試合にも出ており、
時には妹紅(と、その親友)率いる人里FCと対戦したこともある。
しかし、練習試合の申し込みで、このように妹紅が単身で永遠亭に赴くことはなかった。
事務的な交渉はほぼ全て彼女の相棒が行っていたからだ。

鈴仙「練習試合でもするつもりなの?私たちと?」

何か裏があるんじゃないの? 鈴仙の瞳に疑念が浮かぶ。
サッカーで敵チーム全員病院送りとか。
そんなことをわざわざする者など幻想郷でも聞いたことがないが。
(「できる」者は割といそうだが)

妹紅「ん…。まあ、そんな感じ、かな。ただ、ちょっとした『賭け』をしたくなって」

415 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:04:29 ID:???
鈴仙「『賭け』ですか…。どんな?」

妹紅「なに、大した賭けなんかじゃないよ。 
負けたチームが勝ったチームに吸収合併される。それだけだからね」

鈴仙「なあんだ! 私てっきり殺し合いが関わってくるのかと…」

妹紅「私だってそこまで残酷じゃないよ。じゃ、そゆことで」

妹紅は牧歌的な表情で鈴仙に一礼し、そのまま客間へと進んでいった。
鈴仙はそんな妹紅の態度に安心して自室に戻る。

鈴仙「(妹紅さんもだいぶ丸くなったなあ。昔ならサッカー関係なくとりあえず絶対姫様殺そうとするのに。
それをチームの吸収合併だけだなんて…。 って、アレ、確かに軽いけど、あれっ…??)」

鈴仙に生じたわだかまりは、生じて当然のものだった。

416 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:05:33 ID:???
輝夜「チームの吸収合併…。ねえ。それってもちろん、敗者は勝者に絶対服従、ってことでいいわよね?」

妹紅「当然。受けるんだったら、互いにやっぱノーカン、は許さないんだからね」

輝夜「はっ。当然じゃないの。 ――まあ、せっかくの恩人を卑怯な手で殺めた貴女には、
言い聞かせないと分からない事かもしれないけどね」

妹紅「――(ギリッ)……やっぱり勝負を改めようかしら。こんなスポーツはどう?
相手の首を先に切り落とした方が勝ち、とか」

輝夜「あら、やっぱりサッカーで勝つ自信がなくなってきたのかしら? 困ったらすぐ野蛮な手を使いたがる。
地上の人間の本当に穢いこと」

妹紅「――(ギリギリギリッ)……そうね、やっぱり平和的にサッカーで解決のほうがいいかもね。
これで勝てば減らず口を叩くどこぞのグータラ姫を奴隷扱いできるんだし」

客間の雰囲気は、まさに一触即発。互いが互いを罵倒し合い、暴力の影が見え隠れする。
口論ではいつも押されがちの妹紅の方に至っては、座布団が煙を吹いており、
口論の決着がつく前に永遠亭が焼失してしまうのではないか、とも思わせる。

??「少しは落ち着きなさい」

すると、この状況を打開すべく襖から一人の女性が現れた。
彼女の名は…

先着1名様で
喧嘩両成敗?→! card
と書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ、ハート→永遠亭の薬師であり輝夜の従者、八意永琳だった。
スペード、クラブ→人里の守護者であり妹紅の親友、上白沢慧音だった。
JOKER、クラブA→女装したロベルト本郷(全裸)だった。

417 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 13:16:56 ID:???
喧嘩両成敗?→ クラブJ

418 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 13:30:05 ID:???
女装で全裸ってなんやねんwww

419 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:51:01 ID:???
>>418
ロベルトから溢れる母性のあらわれでしょう。
さっきの選択肢や今回の分岐等でロベルトが現れた場合…あるポイントが加算されます。

喧嘩両成敗?→クラブJ
スペード、クラブ→人里の守護者であり妹紅の親友、上白沢慧音だった。

ドタドタドタ…
居間の入り口を開けた女性を見て、妹紅の苛立った表情は、幾分明るくなった。

妹紅「慧音!来てくれたんだね!さあ、このわからず屋のグータラ姫を――」

立ち上がって、おもちゃを買ってくれると知った子供のように妹紅は慧音に近づき――。

慧音「少しは――おちつけ、妹紅!」

ゴン!

完璧なヘッドバッドをかまされた。

420 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:53:52 ID:???
―――

輝夜「で? 本日はいったいどのようなご要件で? 徒党を組んで焼き討ちかしら?」

若干涙目を浮かべて、それでもさっきよりは落ち着いて妹紅は慧音の後ろに座り様子を伺う。

慧音「――申し訳ない。 試合を要請しに行くと言ったら、妹紅ったら、たちまち血気盛んになって――。
私を置いて先に行ってしまったんだ。 あいつが貴女相手にまともな交渉ができるか、心配だったが…」

はあ、とため息をつき、青白く光る長髪を掻き上げる。
彼女――、上白沢慧音は妹紅の親友であったが、輝夜との確執は正直、止めて欲しいと切に願っていた。
誰だって、仲の良い友人がボロボロに傷つくのは見たくないものである。その背景を理解しているにしても。

慧音「ただ、賭け試合の件については、私も吝かではない。そう思っている。だから改めてお願いをする。
――来週、人里サッカーコートにて、我々人里FCと貴殿達永遠亭ルナティックスとの練習試合をしないか?
勝者チームの主力選手は、敗者チームに当分の間引き抜かれること。それを条件として」

ここまでを言いきった慧音は一息置き、本来は妹紅の為に置かれたのであろう緑茶を啜る。

輝夜「何かと思えば。引き抜きなら昔はよくやっていたじゃない」

421 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:55:08 ID:???
少し前まで、幻想郷サッカーにおいて有力選手の引き抜きは当たり前であった。
かの有名な博麗の巫女もそうしてチームを作っていったし、永遠亭ルナティックスについても、
前は当の慧音や妹紅をチームに引き込んでいた。それどころかその辺の夜雀だってメンバーだった。

慧音「…最近はそうでもないし、何しろ昔だって引き抜かれるのは大会の時限定だったじゃないか。
私たちは『当分の間』。――つまり大会に限らず、長期的な引き込みを提案しているんだ」

輝夜「なるほどねえ…。たしかにそりゃ負けるわけにはいかないわ。でもどうしてそんな事をお願いするの?
まるで長期的な未来に何か大きな大会があることを予言しているみたい」

慧音「……それについては、時期が来ればわかる。が、勝てば勝った方にとって大きなメリットになる。
――それだけは保証するよ」

張りつめた空気。冷静な慧音。ギラギラ燃えた瞳の妹紅。その中で輝夜は…

422 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 14:05:19 ID:???
輝夜「いいわよ!」

快諾した。

慧音「――いやいやいや!!もっと考えろ!!もっと人に相談とかしようよ!!」

これまでの重苦しい雰囲気はどこへやら。
永遠を生きる姫はさも簡単に承諾する。

輝夜「いいじゃん。だって勝つのは私たちだし。それに、面白そうじゃない!!
ああ〜、久しぶりに良い退屈凌ぎになりそう!」

最近のサッカーはこういう駆け引きが無かったのよねえ〜、と鼻歌交じりで上機嫌の輝夜。

妹紅 「はんっ! 今のうちに精々楽しんでいることね! 私たちは、絶対に、勝あーーつ!!」

妹紅は妹紅で再び激情の炎を燃やしている。
…冒頭で舌戦を繰り広げてはいたが、本来、彼女達にとってはこんな暢気なノリが結局は大好きなのだった。

慧音「(はあ…帰りに薬師に胃薬でも処方してもらおうか)」

慧音には輝夜の従者のような余裕はない。長年を生きた半妖であっても、
気紛れな彼女らのペースには、終始振り回されっぱなしだった。

423 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 14:20:15 ID:???
そして、穏やかな休日を過ごしていた鈴仙は、自分の身柄について知ることもなく、
周りに流されたまま、試合の日を迎えることとなった。

――なお、事情を知った彼女の師匠が、試合に負けた暁には責任をとって
弟子を兎鍋にする旨を主人に伝えていたことを付記しておく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

拙い文章が多いパートばかりですみません。
今しばらくの書き込みは『序章』という位置づけになっています。
序章は、

会話パート@(ここまで)〜試合パート〜会話パートA

という流れで進行します。

ここまでの展開、これからの展開でご意見・ご指摘・ご感想等ありましたら、
伝えて頂ければ幸いです。キャラの口調がそれらしくないのではないかとても不安です…。
試合パートは夜から書き出したいと思います。

424 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 17:44:38 ID:???
こんにちは。夜には少し早いですが、試合パートを書かせて頂きます。
私の拙い駄文がふと目に止まったら、
気軽に選択したり、カードを引いて頂ければとても嬉しいです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

試合当日。

実況「さあ! もうすぐ始まります! 因縁の対決、人里FCVS永遠亭ルナティックス!!
キャプテンの慧音選手は、そして妹紅選手は天才・八意永琳にどう立ち向かっていくのか!?
早くも波乱の幕開けが予想されます!!」

鈴仙「私達は名前すら上がらないよ…人里の皆には師匠のワンマンチームって思われてるのかな?」

てゐ「さあ?そうなんじゃない?」

輝夜「流石はえーりんね。えーりんさえいればあんな奴らなんてこっぱみじんよ!」

鈴仙「姫様はもう少し恥ずかしがってください…」

幻想郷の多くの人々、そして妖怪にとって、鈴仙・優曇華院・イナバの認識はこの程度であった。
つまり、「天才・八意永琳と愉快な仲間達」の一員。
一部のサッカー通は彼女のFWとしての柔軟性を評価したり、
永琳を引き立たせる名脇役として名前を覚えていてくれたが、それ以上にはならない。

鈴仙「(まっ、こんなものよね…)」

当初は、実はプライドの高い鈴仙はこの扱いに不満を抱いていたが。

鈴仙 「(私が、師匠に敵うなんて、――できっこないんだ)」

雲の上の存在である師匠に敵うわけがない。そう言い訳をすることでその不満を心の底に閉まっていた。

425 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 17:47:08 ID:???
【ミーティング】

輝夜「よし みんなきけ。 人里FCについては永琳が話すわ」

永遠亭ルナティックスのキャプテンは、輝夜である。
しかし、そのほとんどの業務を輝夜は永琳に丸投げしている。

「人里については永琳が話すわ」

とあるが、

426 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 17:48:09 ID:???
すみません>>425は間違いです!
すぐに訂正版を投下しますのでしばらくお待ちください!

427 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 17:56:12 ID:???
申し訳ございませんでした。こちらが訂正版になります。

【ミーティング】

輝夜「よし みんなきけ。 人里FCについては永琳が話すわ」

永遠亭ルナティックスのキャプテンは、輝夜である。
しかし、そのほとんどの業務を輝夜は永琳に丸投げしている。

「人里FCについては永琳が話すわ」

とあるが、彼女が自ら敵チームの情報について語ったことは一度もない。

…そんな事情の説明は置いておき、永琳は淡々と敵チームの情報について述べる。

永琳「人里FCは慧音と妹紅だけで成り立っている、そう言っても過言ではないわ。
全般的なディフェンス能力の高い慧音がゴールを守り、スタミナと万能性が自慢の妹紅が
フィールドを駈け廻って守備に攻撃に貢献する。それだけのチームよ。総合力では私達のチームが
勝っているわ。けど…」

鈴仙「けど?」

永琳「そんなチームが、自らの身柄を賭けて私達と対戦しよう、だなんて言うと思う?
人里FCには、どんな選手か分からないけど――。きっと、強力な助っ人がいるのだと思うわ」

輝夜「なにィ! 汚いわねさすが妹紅汚い!!」

永琳「もうちょっと綺麗な言葉を使いなさいな、輝夜。――とにかく、油断だけはしないようにね」

428 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 18:03:46 ID:b5opK6Aw
永琳「そんなわけで、これがこの試合のフォーメーションになるわ」

ルナティックス:5−3−2

−J−H− JウサギA 500/500 H鈴仙 600/600
−−−−−
F−I−G FウサギB 500/500 I永琳 900/900 Gてゐ 600/600
−−−−−
A−−−D AウサギC 500/500 DウサギD 500/500
−B−C− BウサギE 500/500 CウサギF 500/500
−−E−− EウサギG 500/500
−−@−− @輝夜 700/700

鈴仙「(5−3−2。守備を数で埋め合わせる作戦ね。中盤が薄いけど…師匠がいるからきっと大丈夫ね。
何か言うべきことでもあるかしら?)」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:その他 何かありましたら明記お願いします。

429 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 18:08:09 ID:???
すみません、先ほどの選択肢に、以下の項目・文章を追加します。

F:特に何もない。試合開始!

*メンバーとの会話は二回まで選択できます。

お手数をおかけしました。

430 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 18:10:34 ID:???
って、票数について何にも言ってない!!
すみません更に以下の文章も追加してください!

先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

無駄にレスを消費して申し訳ございませんでした。

431 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 18:16:12 ID:???
*メンバーとの会話は二回まで選択できます。

会話以外のA〜Cは無制限ですか?それとも二回に含みますか?

432 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 18:31:08 ID:+PNLSVgw
B

433 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 18:35:04 ID:b5opK6Aw
>>431
ご質問ありがとうございます。
書き込み当初は、会話以外の戦術的な点については無制限に変えられることを想定しましたが、
鈴仙はキャプテンでも指揮官でもないため、A〜Cを無制限に選択してメンバーや
フォーメーションを自在に変えることは不自然と考えました。

そこで、誠に申し訳ないですが、以下のように変更させてください。

×メンバーとの会話は二回まで選択できます。

○【あと3回まで行動できます】

選択に際し、ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

434 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 18:47:04 ID:KBA3cUDM


435 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 18:56:43 ID:b5opK6Aw
B:自分の攻め方について意見をもらう

鈴仙「あの、師匠」

永琳「何かしら、ウドンゲ?」

鈴仙「この試合の、私自身の動き方。特に攻め方についてアドバイスを頂ければ…」

永琳「ふむ、そうね…」

先着1名様で、

永琳のアドバイス→! card

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→相手と鈴仙との能力差を交えつつ丁寧に教えてくれる。
スペード・クラブ→↑よりはアバウトだが、教えてくれる。
JOKER→永琳「これが敵の名有り選手の能力値ね。そしてこれが助っ人の…」 メタ的に教えてくれる!

436 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 18:58:26 ID:???
永琳のアドバイス→ ダイヤJ

437 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 19:05:22 ID:???
>人里FCには、どんな選手か分からないけど――。きっと、強力な助っ人がいるのだと思うわ」
>JOKER→永琳「これが敵の名有り選手の能力値ね。そしてこれが助っ人の…」 メタ的に教えてくれる!

JOKERだったら分からないと言ったくせに助っ人知っていたんかいw

438 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 19:16:00 ID:???
永琳のアドバイス→ ダイヤJ
ダイヤ・ハート→相手と鈴仙との能力差を交えつつ丁寧に教えてくれる。

永琳「そうね…まず、名無し選手について。これは、まず貴女の敵じゃないわ」

鈴仙「えっ!? 私ってそんな強いんですか!?」

珍しく永琳が評価してくれたので、鈴仙は飛び上がらんばかりに、伏し目がちの顔を上げる。

永琳「名無しの里人でも、タックルが上手い部類なら5、6回に1回は止めるかもしれないけれど、
それ以外ならまず無敵ね。 シュートも、必殺技を使わなくとも通せると思うわ」

鈴仙「よかった…私って強いんだ…。昨夜、毛玉に負けまくる夢見てたからどうなるか心配だったけれど。
今まで生きててよかった…」

永琳という天才選手と共に練習することの弊害として、
鈴仙の自信はここまでも薄らいでいたのだ。

永琳「まだ話は終わっていないわ。 ……逆に、名のある選手。特に藤原妹紅が貴女に向かってきたら、
私かてゐにボールを預けなさい。彼女は危険よ。彼女のタックルの必殺技は、相手のドリブルの必殺技を無効にするから。
…あなたの必殺技も、そして私の必殺技もね」

正直者の死。彼女の得意とするスペルカードをサッカーに応用したものであり、
その変則的なタイミングのタックルはあらゆるドリブルテクニックを封じる。

永琳「必殺技を使われなくても、まだ貴女の方が分が悪い。甘く見積もっても4回に1回くらいしか、完全に抜くことはできないでしょうね」


439 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 19:32:25 ID:???
>>437
永琳の叡智は時には全てを捻じ曲げるのです。
そしてそんな宇宙的存在をかいま見ることができれば…?

永琳「そして上白沢慧音。彼女はタックル、パスカット、ブロック、クリア。全ての守備について必殺技を持っているわ。
突破力が皆無かと言うと、そうでもないわね。一応ドリブルにも必殺技を持っているし、素質も悪くない。
全般的にスキの無い、優秀なDFと言ってもいいわ」

鈴仙「(そんなあ…差別よ。私なんてドリブルとシュートしか必殺技持ってないのにぃ…師匠とのワンツーも一応あるけど…)」

上がっていた目線は再び下に…。そして兎耳もへにょりとなるが…。

永琳「でも、それだけ。技が多いだけで基礎能力は高くない。ドリブルとタックルだったらきっと互角に戦えるし。
シュートとブロックでも、貴女の必殺シュートを使えば、運悪くブロックの必殺技を使われても、
互角の勝負に持っていけると私は見るわ」

鈴仙「ってことは…私でも、全然戦える?」

永琳「そうね。というわけで、今回の試合、ウドンゲは自信を持ってドリブル突破していてもいいわ。
藤原妹紅が来た時だけ、私やサイドのてゐに預けるか、ワンツー突破しなさい。
そしてバイタルエリアに入ったら、上白沢慧音がいようと容赦なくシュートしちゃいなさい♪」

年齢を感じさせないような悪戯っぽさで、鈴仙を励ます永琳。

鈴仙「(ううっ、やっぱり師匠は優しいなあ…期待に応えられるように頑張らないと…)」

そんな師匠の様子を見て、鈴仙は嬉し涙を流すのであった。

永琳「(ま、これだけ言っとけばウジウジして私の足を引っ張ることはないわよね。…ちょろいわね、この娘)」

当の師匠は割とドライなのだが。

440 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 19:41:20 ID:b5opK6Aw
*永琳の鈴仙に対する印象が、永琳→(ちょろい)→鈴仙 になりました。
*永琳印象値が上がりました。15→16
*この数値が高いと色々いいことがあります。永琳の指示を聞いたり、積極的に頼ったりすると上がっていきます。・
*もしも10を切ると試合にスタメンで出れなくなり、0になると鈴仙が「しあわせ」になります。

鈴仙「(師匠…私、がんばります…グスッ)さて、他にすることはあったかしら?」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:特に何もない。試合開始!
F:その他 何かありましたら明記お願いします。

先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

441 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 20:15:20 ID:TE44u8mM
D 輝夜

442 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 20:21:02 ID:Ps9nvpqc
D 輝夜


443 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 20:24:30 ID:???
>特に藤原妹紅が貴女に向かってきたら、
>私かてゐにボールを預けなさい。

なるほど、だから鈴仙側にてゐも一緒に配置で反対側は名無しのみなのか

444 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 20:33:36 ID:b5opK6Aw
D:輝夜と会話する

鈴仙「あのー、姫様…」

輝夜「何かしら、イナバ?」

輝夜は試合前だというのに、全くの緊張を見せず、むしろ余裕すら見せている。
そんなに今回の試合に自信があるのだろうか。

鈴仙「(何を話そうかしら? ヤケに自信満々なのが気になるけれど、いつもの事のような気もするし…)」

A:「今日もがんばりましょう! 姫様のセービングなら妹紅さんなんて楽勝ですよ!」おべっかだ!
B:「妹紅さんのシュート、受け止められそうですか?」ちょっと心配だ!
C:「姫様、私この試合10ゴール10アシストを目標とします!」宣言だ!
D:「今日は妹紅さん達を思う存分凌辱しましょう!」ここだ!ここで凌辱宣言だ!!
E:「姫様、この試合オーバーラップをガンガンしていきましょう!!」オーバーラップを提案!
F:「ええい、もう姫様には任せてられません! 私がGKとして出ます!」SGGK鈴仙誕生!?
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

445 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 20:42:54 ID:SAar594k
D

446 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 20:52:49 ID:SHZl55Hw


447 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 21:07:18 ID:b5opK6Aw
>>443
そうです。また永琳は自分のプレイに自信を持っているので、
左サイドがスカスカだろうが自分でフォローしきれると思っています。
なので、鈴仙のフォローを優先し、こうしたフォーメーションにしたのだと思います。

D:「今日は妹紅さん達を思う存分凌辱しましょう!」ここだ!ここで凌辱宣言だ!!

シーン。

ロッカールームに、静寂が鳴り響く。

鈴仙「あれ…まずったかな……?」

鈴仙は頬を掻きながら、チームメイト達を見やる。
その反応は……?

先着4名様で

★輝夜の反応→! card★
★永琳の反応→! card★
★てゐの反応→! card★
★ウサギ達の反応→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→輝夜、永琳、てゐは好反応! ウサギ達は普通の反応。
ハート→輝夜、永琳は好反応! てゐは普通の反応。 ウサギ達はやや引き…
スペード→輝夜は好反応! 永琳、てゐは普通の反応。 ウサギ達はドン引き…!
クラブ→輝夜は好反応! 永琳は普通の反応。 てゐはやや引き… ウサギ達はドン引き…!
クラブA→輝夜は普通の反応。 永琳はやや引き… てゐはドン引き… ウサギ達は脱走!!
JOKER→ダイヤ+謎の向日葵仮面「賛成ね。 この試合、50点差を目指しましょう」謎の向日葵仮面が助っ人として参入だ!

448 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:09:07 ID:???
★輝夜の反応→ スペード2

449 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:10:31 ID:???
★永琳の反応→ ダイヤ4

450 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:12:31 ID:???
★てゐの反応→ ダイヤ2

451 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:14:40 ID:???
★ウサギ達の反応→ クラブ9

452 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:24:21 ID:???
これウサギ達がAだったらどうなっていたんだろう?

453 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 21:24:52 ID:???
★輝夜の反応→ スペード2 ★
★永琳の反応→ ダイヤ4 ★
★てゐの反応→ ダイヤ2 ★
★ウサギ達の反応→ クラブ9 ★

輝夜、永琳、てゐには好反応! ウサギ達ドン引き

輝夜「すばらしいわ! イナバ!!」

輝夜がバッ、と姿勢を起こし鈴仙の手を握る。

鈴仙「ひ、姫様近いです!!」

輝夜姫のその無邪気な可愛らしさ、愛らしさについ頬を染めてしまう鈴仙。
「凌辱」などというとてつもない単語についての反応であることを除けば、
それはとても美しい光景であったに違いないのだが…。

永琳「まあ、言葉は悪いけれど、ウドンゲの言うとおりね。
助っ人の実力がなんであるにせよ、弱気で勝てる相手じゃないわ」

てゐ「あっははははは!! 最高だよ、鈴仙! あー、録音しとけばよかったー」

永琳は凌辱を肯定的な意味として受け入れてくれたし、
てゐも最高のジョークだ、と言わん限りに笑い転げる。

454 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 21:34:03 ID:???
しかし、その場にいた全員が全員、そう好意的に受け止めてくれていたわけではなかった。

ウサギA「れ、鈴仙様ってこんなおっかない人だったんだ…」

ウサギB「今の笑顔見た? 太陽の畑の花妖怪みたいだったよ…!」

ウサギC「ヒイイーー!! 殺されるーー!!」

ウサギD「鈴仙様の事尊敬してたのに…。ぐすっ」

ウサギE「う、ウサギDちゃん泣かないで!!」

元々臆病者の多かった永遠亭の妖怪ウサギ達は、
信じていた上司の狂った姿に阿鼻叫喚の騒ぎを見せていた。
泣きじゃくるウサギ達をてゐがなだめすかしてなんとかこの場は収まったが。
鈴仙が今まで築きあげてきた部下への信頼は、ストップ安となってしまったのだった…。

*輝夜の評価値が大きく上がりました。
*てゐの評価値が上がりました。
*永琳印象値が上がりました。 16→17
*名無しのウサギ全員の評価値が大きく下がりました。
*ウサギ達の鈴仙への評価が、ウサギ達→(恐怖)→鈴仙になりました。
*狂気的な発言をしたお陰で、狂気度が上がりました。0→1
*狂気的な出来事、狂気的な発言や行動をすることで増加します。
*ポイントがたまると色々便利なこともありますが、上がりすぎると…?


455 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 21:36:04 ID:b5opK6Aw
鈴仙「(ち、ちょっと失敗しちゃったわね…。
さ、さてそろそろ試合開始だけど、何かすることはないかしら?)」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:特に何もない。試合開始!
F:その他 何かありましたら明記お願いします。

先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

456 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:43:36 ID:i++v9yfs
D
てゐ

「妹紅を避ける為にパス使うと思うから、近くに居てね」

457 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 21:43:58 ID:SAar594k
D てゐ

458 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 21:55:10 ID:b5opK6Aw
>>452
選手が足りず没収試合。鈴仙は輝夜の顔に泥を塗った罰として、兎鍋よりおぞましい目にあっていました。
そしてペナルティを負った状態で引きなおしの予定でした。

D:てゐと会話する

鈴仙「てゐ、ちょっといいかしら?」

てゐ「んー、どったのー、れいせーん」

外界で有名なアニメキャラクターのような訛り方で応じるてゐ。
彼女もまた、マイペースで緊張とは無縁のように見えた。

鈴仙「(というかウサギ達以外で緊張してるのって私だけかも…)ちょっと話したい事があるんだけど」

A:>>456「妹紅を避ける為にパス使うと思うから、近くに居てね」
B:「今日の試合、頑張ろうね!」普通に声かけ!
C:「今日の試合、私にボールを集めなさい」一度言ってみたかったのよねー
D:「今日は本気、だせそう?」本気モードについて聞いてみる
E:「この試合が終わったら…、私…結婚するの」幸福にする能力VS不幸になる言葉!
F:その他 自由選択枠

先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

459 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:02:46 ID:TE44u8mM
B

460 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:21:40 ID:6F/zkgrs
E
バビさまー

461 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:24:21 ID:KBA3cUDM


462 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 22:35:50 ID:b5opK6Aw
>>460
残念ながらこのスレでのバビ様の出番は当分ありません。
が、助っ人のカード判定次第では…?

B:「今日の試合、頑張ろうね!」普通に声かけ!

鈴仙「べっつに。ただ、今日も頑張ろうね!ってね」

鈴仙にとっててゐは、大切な友人の一人と認識していた。
最初には、どうして優秀な玉兎である自分が地上の兎にこうも振り回されるのだ。
そんな傲慢な考えを持って接していた時期もあった。
しかし、長年の生活の末に、そうした心の壁は少しずつ低くなっていき、
今となっては(形式的な上下関係こそあるものの)気の合う悪友。
そんな感じの関係になっていた。

てゐもそんな鈴仙のエールに対し…

先着1名様で

★きれいなウサギ…?→! card★

と書き込んで下さい。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「ん、とうっぜん」快く答えた。
スペード→「もう、どしたの突然(笑)」冗談っぽく返された。
クラブ→(カチッ)「――ん、とうっぜん」快く答えた…?
JOKER→「言われなくても、だよ。相棒」熱い友情だった! てゐとのワンツー技習得!!

463 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:40:10 ID:???
★きれいなウサギ…?→ ハートK

464 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:40:10 ID:???
★きれいなウサギ…?→ スペード2

465 :森崎名無しさん:2013/03/17(日) 22:45:15 ID:???
ハート、しかも最大値か

466 :超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 22:51:24 ID:???
★きれいなウサギ…?→ ハートK ★

ダイヤ・ハート→「ん、とうっぜん」快く答えた。

てゐ「(緊張しての丸分かりじゃん。ったく、わっかりやすいなー。この娘は)」

てゐは明るく声をかける鈴仙の声の、僅かな震えを感じ取っていた。

てゐ「(…ま、冗談だとは思うけど。笑えないジョークを言うからねえ、お師匠様は)」

負けたら兎鍋。すなわち、死。
客観的に回りで見ている者にとっては何のジョークだと一笑に付すかもしれないが、
真顔でそのような事を言われた鈴仙の気持ちを考えると、やはり緊張せざるを得ないのだろう。

てゐ「当然、私は頑張るよ。だから鈴仙ちゃんも、いつも通りで頑張んな」

柄にもない、そうてゐも我ながら感じたが。

てゐ「(勘違いすんなよ。アイツが万一死んだら、イジり相手がいなくなるなー、って思ってるだけだし)」

まるで覚妖怪にでも言い訳するように、てゐは心の中で必死に呟いた。

*てゐの評価値が上がりました。
*鈴仙のてゐへの評価が、鈴仙→(悪友)→てゐ になりました。
*てゐの鈴仙への評価が、てゐ→(ほっとけないヤツ)→鈴仙 になりました。

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0ch BBS 2007-01-24