キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテン森崎外伝スレ11
1 :
森崎名無しさん
:2013/03/01(金) 00:40:08 ID:???
キャプテン森崎に関連したサイドストーリー、番外編用のスレです。
進行は小説形式でも参加型でもなんでもアリです。
コテをつけるかは自己判断ですがわかりやすく工夫したほうがいいかもしれません。(名前欄にタイトルなど)
前の人の作品が完結してから次の人は書き始めましょう。好評な作品は独立するのもありです。
ただあまりに過度にキャラを変えてしまうと本編に支障をきたすおそれもあるので程々に。
自信がない人もどんどん挑戦しましょう!
391 :
ご愁傷様若林君(仮)
:2013/03/12(火) 19:42:30 ID:PzhZo85Q
☆イベント1→( クラブK )+( 5 )☆
5・チームで自主練してるようだ
体力−20経験点+5タフ度+5
チルノ「早くサッカーしたいよー」
みんな各自朝早く起きて練習してるようだ
若林「(チームの練習意欲が高いな、いいチームが作れそうだ)」
若林は遠目ながら選手達の自主練を眺めていた
392 :
ご愁傷様若林君(仮)
:2013/03/12(火) 19:45:53 ID:PzhZo85Q
>>390
さん
すいませんしっかり小文字に変えときましたんで
お手数お掛けしました
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
若林「さて・・・今日の練習はどうしようか?」
にゅるん
紫「ハロー、元気してる?」
若林「その、急に後ろから声をかけるのやめてくれませんか?
めっちゃ驚くんですけど」
紫「そんな些細なことより大切なことを伝えにきたの
トーナメント表が決まったわ」
若林「!で自分のチームの対戦相手はどこなんですか?」
紫「それはね・・・・」
☆初戦→! card
!とcardの間のスペースを消して
上記の☆から☆の行をコピペして下さい。
ダイヤ監督1と
ハート監督4と
スペード監督7と
クラブ監督6と
ジョーカーそれが突然殴りこみがきてね・・・
393 :
森崎名無しさん
:2013/03/12(火) 19:47:31 ID:???
☆初戦→
ハート7
394 :
ご愁傷様若林君(仮)
:2013/03/12(火) 20:04:52 ID:???
☆初戦→ ハート7 ☆
紫「監督4・・・ヤマメと小傘がいるチームね」
若林「(あそこのチームか・・・小傘の守備に加えて、
ヤマメのセーブ力と守りが硬いな
何らかの対策を見出しとかないと)」
紫「後他チームの選手からクレームがきたのよね
一回負けたら終わりじゃつまらないってね
だから一回戦は選手を相手チームから一人とれることにしたわ」
若林「一回戦勝ったチームは負けたチームから一人選手をとれるんだな
分かった」
紫「うんじゃあこれ差し入れ、頑張ってね〜」
にゅるん
スタミナドリンクをもらい、体力を50回復した
3日目チームステータス・体力100タフ11経験点8ガッツ上昇量50知名度0
395 :
森崎名無しさん
:2013/03/12(火) 20:35:58 ID:???
色々情報出たのでそろそろ個人スレ建てませんか?
396 :
ご愁傷様若林君(仮)
:2013/03/12(火) 21:35:52 ID:???
>>395
さん
自スレそろそろ立てた方がいいですかね?
たしかに外伝スレ独占はいかんですし
テンプレ作っときます
スレ名はどうしましょ?
397 :
森崎名無しさん
:2013/03/12(火) 21:50:14 ID:???
>>396
思い浮かばなければ今から募集でいいんじゃないでしょうか?
398 :
ご愁傷様若林君(仮)
:2013/03/12(火) 21:54:29 ID:???
じゃあ募集さしてもらいます
もしご意見がないならそのままということで
399 :
森崎名無しさん
:2013/03/12(火) 22:50:44 ID:???
ご愁傷様若林くんはなかなかよく出来たタイトルだと思います。
400 :
ご愁傷様若林くん
:2013/03/13(水) 17:07:16 ID:???
自スレ立てさせてもらいました
今まで外伝スレお借りさせてもらいありがとうございます
以後よろしければご愁傷様、若林くんスレ
に参加していただけると幸いです
401 :
森崎名無しさん
:2013/03/13(水) 17:34:02 ID:???
新スレはここね
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1363161939/l50
402 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 11:45:10 ID:b5opK6Aw
新しく外伝を始めたいと考えています。
東方とのクロス作品となり、自分なりに独自の要素を加えてやっていきたいとは思っていますが、
先駆者である数々のスレ主様の素晴らしい作品と被ってしまう要素が多々あるかもしれません。
それでも大丈夫でしょうか。
403 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 11:57:25 ID:???
ばっちこいやー
404 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 12:00:05 ID:???
あらすじ教えてちょ
405 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 12:06:39 ID:b5opK6Aw
>>403
さん ありがとうございます!
>>404
さん
他のスレ様でもよく見かける薄幸(?)の兎少女、鈴仙を主人公に。
中山さんを中心人物にして、東方キャラとキャプ森キャラとの交流を描いていけたらと思います。
(中山さんはしばらく登場しませんが…)
物語の冒頭は、妹紅が永遠亭メンバーに喧嘩(サッカー的な意味で)を吹っ掛ける所から始まります。
406 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 12:12:01 ID:???
それでは、投下を始めていきたいと思います。
冒頭のシーンの前に、ちょっとしたシーンを挟みます。
ちなみにタイトル(仮)は某スレでの鈴仙が発していたセリフが元ネタです。
もしよろしければ、素敵なタイトル案も同時に考えて頂ければ幸いです。
文章を書いてこうした場で発表することは始めてですし、サッカーの知識も皆無に
等しいので、キャラクター、試合描写ともにツッコミどころが多いかもしれませんが、
温かく見守ってくれればと思います。
407 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 12:13:19 ID:???
――夜が降りてくる。
立春は過ぎたとは言え、冬の寒さは消える事なく残り、刺すような風が「彼女」の白く光る頬に当たる。
真冬の夜風を浴びるその女性は身に藍と白を基調とした法衣を身に纏い、金色の髪には白のフード。
整った顔立ちは氷のように冷たく、冷静というよりは、機械に近い印象すら感じる。
そして、彼女のもっとも「人外」たらしめる要素として、その背後には、髪の毛と同じ色の豊かな金の九尾が光っていた。
ギイ、と歴史を感じさせる音を鳴らし、古屋敷の引き戸を開ける。その内部には、外にある以上の夜が広がっていた。
?「紫様、起きていらっしゃいますか?」
彼女が夜に声をかける。そこからしばらく、主からの返事がないことを知ると、
屋敷にゆっくりと足を踏み入れ、主の部屋に直接赴くことにする。しかし、
彼女が広い屋敷の廊下を歩きだして数刻。
紫「……遅かったわね、藍」
主は、気まぐれにその姿を現した。
藍「…申し訳ございません、紫様」
彼女――藍と呼ばれた女性は、頭をさげつつ、主である少女を見て、意地悪な御方だ、と思う。
藍が声をかけるまでもなく、屋敷に入ることもなく、この方は自分の来訪を知っていたのだ。
そして、自分にとって気の利かないタイミングで現れる。
この少女は人のペースを崩すこと、そして相手を自分のペースに乗せることが大好きで、
いつもそのためにはどうすべきかを考えているのだ。そうに違いない。
408 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 12:15:25 ID:???
藍が主人の性格について自己流の分析をするが、
そのような場合ではない、主人に報告すべきことがあるとも同時に気付き、
淀みなく自分の仕事成果を述べる。
藍「――本日ですが、外界の要人との接触、交渉に成功しました。
残るは幻想郷内部での瑣末な手続き。そして事務的な折衝作業が中心になるかと」
紫「そう…さすがは私の式ね。手早い仕事で助かるわ」
藍「有り難き幸せ」
藍は、下半身を異空間に埋めたままの主人に再び頭を下げる。
主人たる少女の姿は、藍のように一目で妖と分かる要素こそないものの、
やはり人外じみた雰囲気を醸し出している。
藍と同じ金色の髪、紫を基調としたドレス、赤のリボンが特徴的なナイトキャップ。
少女なのか艶女なのか、全くわからない顔だち。
具体的には言えずとも、人間であるとは俄かに言いづらい。
紫「もうしばらくしたら、天狗や里の要人を通じて発表させましょう。天魔との交渉は私が直々に行うわ。
貴女は人里や、はぐれ者の人妖達を中心に、今すぐ動きなさい。それとね、藍――」
409 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 12:16:39 ID:???
−−−
夜の冬空を飛びながら、藍は一人、紫に最後に言われた言葉を思い出し反芻する。
――何度も言うけれど。これは遊びではありません。戦いです。私の、私たちの幻想郷を守るための。
この計画は、これからの幻想郷の「在り方」を左右する、極めて重要なものである。そう心得なさい。
藍「(戦い、か――。 こんな戦い、妖としての、式としての生の中でも初めてだ)」
主である紫の考えは、時々式である藍には到底理解できないものがある。
式としては優秀と自負してはいても、自分にはどうも頭が堅い点、発想力に乏しい点が、
欠点としてあることを藍は自覚していた。
そしてその理解しがたい紫の考えは、常に藍を、幻想郷を良き方向へと導いていたのだ。
藍「…いずれにしても、紫様のお考えだ。きっと誤るはずがない(けど――)」
だからこそ、藍は紫を尊敬し、そして信頼していた。
藍「――全ては、我々が愛する、幻想郷の為に(眠い……)」
金色の光が今宵も幻想郷を、外界を、駈けめぐる。……八雲藍、8日連続の徹夜勤務であった。
410 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 12:18:19 ID:???
――第百●●季 如月の三。
ひっそりと静まり返った冬の迷いの竹林。薄い灰色の雲は切れ間なく、しかし雪を落とすこともなく白い。
空と同じくらい白い雪の積もった地面と竹の深緑とのコントラストは美しく、
思わず水墨画でも書きたくなってしまう…そんな優雅な風景。
そんな優雅な休日。
鈴仙・優曇華院・イナバは、人生で最も幸福な時間を送っていた。
鈴仙「(ああ…こんなゆったりとした午後を過ごせるなんて…一体何年ぶりかしら?
ううん、ひょっとしたらここに来て初めてかも…)」
鈴仙は寝巻のまま、自室でゆったりと読書に興じていた。
今日は診療所は休診。いつもの置き薬の仕事もないし、永琳は一人で研究に没頭している。
いつもは輝夜やてゐになにかちょっかいをかけられるものだが、幸運なことにそれすらない。
全ては完璧な偶然だった。
鈴仙「(完璧な休日だわ…完璧すぎて裏がありそうなくらい)」
どこかの魔女がいつかの時にのたまった台詞を吐いた。
…そしてそれが彼女の偶然、――幸運の果てを示す合図となる。
411 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 12:19:24 ID:b5opK6Aw
??「たのもーっ!!」
永遠亭の…鈴仙の、ゆったりとした午後の時間は、望まれざる来訪者により突如乱された。
鈴仙「(やっぱりあったわね、裏……ま、あたり前か)はい、今伺いますー!」
永遠亭では、基本的に玄関から一番距離的に近い場所に自室を構えている鈴仙が
まず応対をすることとなっている。
休診の日にわざわざ竹林を訪ねてくる者はあまりいないが、
急患もありうるので居留守をするわけにもいかない。いそいで人参柄の寝巻を脱ぎ捨て、
愛用のブレザーをラフな感じで身につけ、ネクタイを結び兎耳を揺らし玄関に向かう。
鈴仙「あのー、本日は午後は休診なんですが…急患の方でしょうか?」
鈴仙は外界の本職と比べると雑ではあるが、
それでも幻想郷の水準ではずいぶん丁寧な口調で応対に臨む。
しかし。
??「あいにく私は病院いらずの身でね。ちょっと輝夜を呼んでくれないかしら?」
玄関に現れた人物を見て、鈴仙はため息をついた。その来訪者とは…
A:当然、輝夜の因縁の相手である藤原妹紅だった。
B:オカマ口調のロベルト本郷(全裸)だった。
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
412 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 12:38:46 ID:SAar594k
A
413 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 12:50:56 ID:Emj7FW5U
A
414 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:02:14 ID:b5opK6Aw
A:当然、輝夜の因縁の相手である藤原妹紅だった。
鈴仙「(やっぱり妹紅さんだ…はあ、面倒くさいことになりそう)また姫様との『殺し合い』ですか?
うーん、一応私の立場的にホイホイ呼んじゃうと後で師匠が怖いんだけど…」
妹紅「いや、その心配には及ばないよ。なんせ私、…いや、私たちはサッカーで勝負をつけにきたからね」
鈴仙「ヘ? サッカー?」
鈴仙の丸い紅眸が、一時点になった。確かに今幻想郷ではサッカーが大流行している。
そして鈴仙自身永遠亭ルナティックスの一員として度々試合にも出ており、
時には妹紅(と、その親友)率いる人里FCと対戦したこともある。
しかし、練習試合の申し込みで、このように妹紅が単身で永遠亭に赴くことはなかった。
事務的な交渉はほぼ全て彼女の相棒が行っていたからだ。
鈴仙「練習試合でもするつもりなの?私たちと?」
何か裏があるんじゃないの? 鈴仙の瞳に疑念が浮かぶ。
サッカーで敵チーム全員病院送りとか。
そんなことをわざわざする者など幻想郷でも聞いたことがないが。
(「できる」者は割といそうだが)
妹紅「ん…。まあ、そんな感じ、かな。ただ、ちょっとした『賭け』をしたくなって」
415 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:04:29 ID:???
鈴仙「『賭け』ですか…。どんな?」
妹紅「なに、大した賭けなんかじゃないよ。
負けたチームが勝ったチームに吸収合併される。それだけだからね」
鈴仙「なあんだ! 私てっきり殺し合いが関わってくるのかと…」
妹紅「私だってそこまで残酷じゃないよ。じゃ、そゆことで」
妹紅は牧歌的な表情で鈴仙に一礼し、そのまま客間へと進んでいった。
鈴仙はそんな妹紅の態度に安心して自室に戻る。
鈴仙「(妹紅さんもだいぶ丸くなったなあ。昔ならサッカー関係なくとりあえず絶対姫様殺そうとするのに。
それをチームの吸収合併だけだなんて…。 って、アレ、確かに軽いけど、あれっ…??)」
鈴仙に生じたわだかまりは、生じて当然のものだった。
416 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:05:33 ID:???
輝夜「チームの吸収合併…。ねえ。それってもちろん、敗者は勝者に絶対服従、ってことでいいわよね?」
妹紅「当然。受けるんだったら、互いにやっぱノーカン、は許さないんだからね」
輝夜「はっ。当然じゃないの。 ――まあ、せっかくの恩人を卑怯な手で殺めた貴女には、
言い聞かせないと分からない事かもしれないけどね」
妹紅「――(ギリッ)……やっぱり勝負を改めようかしら。こんなスポーツはどう?
相手の首を先に切り落とした方が勝ち、とか」
輝夜「あら、やっぱりサッカーで勝つ自信がなくなってきたのかしら? 困ったらすぐ野蛮な手を使いたがる。
地上の人間の本当に穢いこと」
妹紅「――(ギリギリギリッ)……そうね、やっぱり平和的にサッカーで解決のほうがいいかもね。
これで勝てば減らず口を叩くどこぞのグータラ姫を奴隷扱いできるんだし」
客間の雰囲気は、まさに一触即発。互いが互いを罵倒し合い、暴力の影が見え隠れする。
口論ではいつも押されがちの妹紅の方に至っては、座布団が煙を吹いており、
口論の決着がつく前に永遠亭が焼失してしまうのではないか、とも思わせる。
??「少しは落ち着きなさい」
すると、この状況を打開すべく襖から一人の女性が現れた。
彼女の名は…
先着1名様で
喧嘩両成敗?→! card
と書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート→永遠亭の薬師であり輝夜の従者、八意永琳だった。
スペード、クラブ→人里の守護者であり妹紅の親友、上白沢慧音だった。
JOKER、クラブA→女装したロベルト本郷(全裸)だった。
417 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 13:16:56 ID:???
喧嘩両成敗?→
クラブJ
418 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 13:30:05 ID:???
女装で全裸ってなんやねんwww
419 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:51:01 ID:???
>>418
ロベルトから溢れる母性のあらわれでしょう。
さっきの選択肢や今回の分岐等でロベルトが現れた場合…あるポイントが加算されます。
喧嘩両成敗?→クラブJ
スペード、クラブ→人里の守護者であり妹紅の親友、上白沢慧音だった。
ドタドタドタ…
居間の入り口を開けた女性を見て、妹紅の苛立った表情は、幾分明るくなった。
妹紅「慧音!来てくれたんだね!さあ、このわからず屋のグータラ姫を――」
立ち上がって、おもちゃを買ってくれると知った子供のように妹紅は慧音に近づき――。
慧音「少しは――おちつけ、妹紅!」
ゴン!
完璧なヘッドバッドをかまされた。
420 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:53:52 ID:???
―――
輝夜「で? 本日はいったいどのようなご要件で? 徒党を組んで焼き討ちかしら?」
若干涙目を浮かべて、それでもさっきよりは落ち着いて妹紅は慧音の後ろに座り様子を伺う。
慧音「――申し訳ない。 試合を要請しに行くと言ったら、妹紅ったら、たちまち血気盛んになって――。
私を置いて先に行ってしまったんだ。 あいつが貴女相手にまともな交渉ができるか、心配だったが…」
はあ、とため息をつき、青白く光る長髪を掻き上げる。
彼女――、上白沢慧音は妹紅の親友であったが、輝夜との確執は正直、止めて欲しいと切に願っていた。
誰だって、仲の良い友人がボロボロに傷つくのは見たくないものである。その背景を理解しているにしても。
慧音「ただ、賭け試合の件については、私も吝かではない。そう思っている。だから改めてお願いをする。
――来週、人里サッカーコートにて、我々人里FCと貴殿達永遠亭ルナティックスとの練習試合をしないか?
勝者チームの主力選手は、敗者チームに当分の間引き抜かれること。それを条件として」
ここまでを言いきった慧音は一息置き、本来は妹紅の為に置かれたのであろう緑茶を啜る。
輝夜「何かと思えば。引き抜きなら昔はよくやっていたじゃない」
421 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 13:55:08 ID:???
少し前まで、幻想郷サッカーにおいて有力選手の引き抜きは当たり前であった。
かの有名な博麗の巫女もそうしてチームを作っていったし、永遠亭ルナティックスについても、
前は当の慧音や妹紅をチームに引き込んでいた。それどころかその辺の夜雀だってメンバーだった。
慧音「…最近はそうでもないし、何しろ昔だって引き抜かれるのは大会の時限定だったじゃないか。
私たちは『当分の間』。――つまり大会に限らず、長期的な引き込みを提案しているんだ」
輝夜「なるほどねえ…。たしかにそりゃ負けるわけにはいかないわ。でもどうしてそんな事をお願いするの?
まるで長期的な未来に何か大きな大会があることを予言しているみたい」
慧音「……それについては、時期が来ればわかる。が、勝てば勝った方にとって大きなメリットになる。
――それだけは保証するよ」
張りつめた空気。冷静な慧音。ギラギラ燃えた瞳の妹紅。その中で輝夜は…
422 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 14:05:19 ID:???
輝夜「いいわよ!」
快諾した。
慧音「――いやいやいや!!もっと考えろ!!もっと人に相談とかしようよ!!」
これまでの重苦しい雰囲気はどこへやら。
永遠を生きる姫はさも簡単に承諾する。
輝夜「いいじゃん。だって勝つのは私たちだし。それに、面白そうじゃない!!
ああ〜、久しぶりに良い退屈凌ぎになりそう!」
最近のサッカーはこういう駆け引きが無かったのよねえ〜、と鼻歌交じりで上機嫌の輝夜。
妹紅 「はんっ! 今のうちに精々楽しんでいることね! 私たちは、絶対に、勝あーーつ!!」
妹紅は妹紅で再び激情の炎を燃やしている。
…冒頭で舌戦を繰り広げてはいたが、本来、彼女達にとってはこんな暢気なノリが結局は大好きなのだった。
慧音「(はあ…帰りに薬師に胃薬でも処方してもらおうか)」
慧音には輝夜の従者のような余裕はない。長年を生きた半妖であっても、
気紛れな彼女らのペースには、終始振り回されっぱなしだった。
423 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 14:20:15 ID:???
そして、穏やかな休日を過ごしていた鈴仙は、自分の身柄について知ることもなく、
周りに流されたまま、試合の日を迎えることとなった。
――なお、事情を知った彼女の師匠が、試合に負けた暁には責任をとって
弟子を兎鍋にする旨を主人に伝えていたことを付記しておく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拙い文章が多いパートばかりですみません。
今しばらくの書き込みは『序章』という位置づけになっています。
序章は、
会話パート@(ここまで)〜試合パート〜会話パートA
という流れで進行します。
ここまでの展開、これからの展開でご意見・ご指摘・ご感想等ありましたら、
伝えて頂ければ幸いです。キャラの口調がそれらしくないのではないかとても不安です…。
試合パートは夜から書き出したいと思います。
424 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 17:44:38 ID:???
こんにちは。夜には少し早いですが、試合パートを書かせて頂きます。
私の拙い駄文がふと目に止まったら、
気軽に選択したり、カードを引いて頂ければとても嬉しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
試合当日。
実況「さあ! もうすぐ始まります! 因縁の対決、人里FCVS永遠亭ルナティックス!!
キャプテンの慧音選手は、そして妹紅選手は天才・八意永琳にどう立ち向かっていくのか!?
早くも波乱の幕開けが予想されます!!」
鈴仙「私達は名前すら上がらないよ…人里の皆には師匠のワンマンチームって思われてるのかな?」
てゐ「さあ?そうなんじゃない?」
輝夜「流石はえーりんね。えーりんさえいればあんな奴らなんてこっぱみじんよ!」
鈴仙「姫様はもう少し恥ずかしがってください…」
幻想郷の多くの人々、そして妖怪にとって、鈴仙・優曇華院・イナバの認識はこの程度であった。
つまり、「天才・八意永琳と愉快な仲間達」の一員。
一部のサッカー通は彼女のFWとしての柔軟性を評価したり、
永琳を引き立たせる名脇役として名前を覚えていてくれたが、それ以上にはならない。
鈴仙「(まっ、こんなものよね…)」
当初は、実はプライドの高い鈴仙はこの扱いに不満を抱いていたが。
鈴仙 「(私が、師匠に敵うなんて、――できっこないんだ)」
雲の上の存在である師匠に敵うわけがない。そう言い訳をすることでその不満を心の底に閉まっていた。
425 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 17:47:08 ID:???
【ミーティング】
輝夜「よし みんなきけ。 人里FCについては永琳が話すわ」
永遠亭ルナティックスのキャプテンは、輝夜である。
しかし、そのほとんどの業務を輝夜は永琳に丸投げしている。
「人里については永琳が話すわ」
とあるが、
426 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 17:48:09 ID:???
すみません
>>425
は間違いです!
すぐに訂正版を投下しますのでしばらくお待ちください!
427 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 17:56:12 ID:???
申し訳ございませんでした。こちらが訂正版になります。
【ミーティング】
輝夜「よし みんなきけ。 人里FCについては永琳が話すわ」
永遠亭ルナティックスのキャプテンは、輝夜である。
しかし、そのほとんどの業務を輝夜は永琳に丸投げしている。
「人里FCについては永琳が話すわ」
とあるが、彼女が自ら敵チームの情報について語ったことは一度もない。
…そんな事情の説明は置いておき、永琳は淡々と敵チームの情報について述べる。
永琳「人里FCは慧音と妹紅だけで成り立っている、そう言っても過言ではないわ。
全般的なディフェンス能力の高い慧音がゴールを守り、スタミナと万能性が自慢の妹紅が
フィールドを駈け廻って守備に攻撃に貢献する。それだけのチームよ。総合力では私達のチームが
勝っているわ。けど…」
鈴仙「けど?」
永琳「そんなチームが、自らの身柄を賭けて私達と対戦しよう、だなんて言うと思う?
人里FCには、どんな選手か分からないけど――。きっと、強力な助っ人がいるのだと思うわ」
輝夜「なにィ! 汚いわねさすが妹紅汚い!!」
永琳「もうちょっと綺麗な言葉を使いなさいな、輝夜。――とにかく、油断だけはしないようにね」
428 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 18:03:46 ID:b5opK6Aw
永琳「そんなわけで、これがこの試合のフォーメーションになるわ」
ルナティックス:5−3−2
−J−H− JウサギA 500/500 H鈴仙 600/600
−−−−−
F−I−G FウサギB 500/500 I永琳 900/900 Gてゐ 600/600
−−−−−
A−−−D AウサギC 500/500 DウサギD 500/500
−B−C− BウサギE 500/500 CウサギF 500/500
−−E−− EウサギG 500/500
−−@−− @輝夜 700/700
鈴仙「(5−3−2。守備を数で埋め合わせる作戦ね。中盤が薄いけど…師匠がいるからきっと大丈夫ね。
何か言うべきことでもあるかしら?)」
A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:その他 何かありましたら明記お願いします。
429 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 18:08:09 ID:???
すみません、先ほどの選択肢に、以下の項目・文章を追加します。
F:特に何もない。試合開始!
*メンバーとの会話は二回まで選択できます。
お手数をおかけしました。
430 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 18:10:34 ID:???
って、票数について何にも言ってない!!
すみません更に以下の文章も追加してください!
先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
無駄にレスを消費して申し訳ございませんでした。
431 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 18:16:12 ID:???
*メンバーとの会話は二回まで選択できます。
会話以外のA〜Cは無制限ですか?それとも二回に含みますか?
432 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 18:31:08 ID:+PNLSVgw
B
433 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 18:35:04 ID:b5opK6Aw
>>431
ご質問ありがとうございます。
書き込み当初は、会話以外の戦術的な点については無制限に変えられることを想定しましたが、
鈴仙はキャプテンでも指揮官でもないため、A〜Cを無制限に選択してメンバーや
フォーメーションを自在に変えることは不自然と考えました。
そこで、誠に申し訳ないですが、以下のように変更させてください。
×メンバーとの会話は二回まで選択できます。
↓
○【あと3回まで行動できます】
選択に際し、ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
434 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 18:47:04 ID:KBA3cUDM
B
435 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 18:56:43 ID:b5opK6Aw
B:自分の攻め方について意見をもらう
鈴仙「あの、師匠」
永琳「何かしら、ウドンゲ?」
鈴仙「この試合の、私自身の動き方。特に攻め方についてアドバイスを頂ければ…」
永琳「ふむ、そうね…」
先着1名様で、
永琳のアドバイス→! card
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→相手と鈴仙との能力差を交えつつ丁寧に教えてくれる。
スペード・クラブ→↑よりはアバウトだが、教えてくれる。
JOKER→永琳「これが敵の名有り選手の能力値ね。そしてこれが助っ人の…」 メタ的に教えてくれる!
436 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 18:58:26 ID:???
永琳のアドバイス→
ダイヤJ
437 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 19:05:22 ID:???
>人里FCには、どんな選手か分からないけど――。きっと、強力な助っ人がいるのだと思うわ」
>JOKER→永琳「これが敵の名有り選手の能力値ね。そしてこれが助っ人の…」 メタ的に教えてくれる!
JOKERだったら分からないと言ったくせに助っ人知っていたんかいw
438 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 19:16:00 ID:???
永琳のアドバイス→ ダイヤJ
ダイヤ・ハート→相手と鈴仙との能力差を交えつつ丁寧に教えてくれる。
永琳「そうね…まず、名無し選手について。これは、まず貴女の敵じゃないわ」
鈴仙「えっ!? 私ってそんな強いんですか!?」
珍しく永琳が評価してくれたので、鈴仙は飛び上がらんばかりに、伏し目がちの顔を上げる。
永琳「名無しの里人でも、タックルが上手い部類なら5、6回に1回は止めるかもしれないけれど、
それ以外ならまず無敵ね。 シュートも、必殺技を使わなくとも通せると思うわ」
鈴仙「よかった…私って強いんだ…。昨夜、毛玉に負けまくる夢見てたからどうなるか心配だったけれど。
今まで生きててよかった…」
永琳という天才選手と共に練習することの弊害として、
鈴仙の自信はここまでも薄らいでいたのだ。
永琳「まだ話は終わっていないわ。 ……逆に、名のある選手。特に藤原妹紅が貴女に向かってきたら、
私かてゐにボールを預けなさい。彼女は危険よ。彼女のタックルの必殺技は、相手のドリブルの必殺技を無効にするから。
…あなたの必殺技も、そして私の必殺技もね」
正直者の死。彼女の得意とするスペルカードをサッカーに応用したものであり、
その変則的なタイミングのタックルはあらゆるドリブルテクニックを封じる。
永琳「必殺技を使われなくても、まだ貴女の方が分が悪い。甘く見積もっても4回に1回くらいしか、完全に抜くことはできないでしょうね」
439 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 19:32:25 ID:???
>>437
永琳の叡智は時には全てを捻じ曲げるのです。
そしてそんな宇宙的存在をかいま見ることができれば…?
永琳「そして上白沢慧音。彼女はタックル、パスカット、ブロック、クリア。全ての守備について必殺技を持っているわ。
突破力が皆無かと言うと、そうでもないわね。一応ドリブルにも必殺技を持っているし、素質も悪くない。
全般的にスキの無い、優秀なDFと言ってもいいわ」
鈴仙「(そんなあ…差別よ。私なんてドリブルとシュートしか必殺技持ってないのにぃ…師匠とのワンツーも一応あるけど…)」
上がっていた目線は再び下に…。そして兎耳もへにょりとなるが…。
永琳「でも、それだけ。技が多いだけで基礎能力は高くない。ドリブルとタックルだったらきっと互角に戦えるし。
シュートとブロックでも、貴女の必殺シュートを使えば、運悪くブロックの必殺技を使われても、
互角の勝負に持っていけると私は見るわ」
鈴仙「ってことは…私でも、全然戦える?」
永琳「そうね。というわけで、今回の試合、ウドンゲは自信を持ってドリブル突破していてもいいわ。
藤原妹紅が来た時だけ、私やサイドのてゐに預けるか、ワンツー突破しなさい。
そしてバイタルエリアに入ったら、上白沢慧音がいようと容赦なくシュートしちゃいなさい♪」
年齢を感じさせないような悪戯っぽさで、鈴仙を励ます永琳。
鈴仙「(ううっ、やっぱり師匠は優しいなあ…期待に応えられるように頑張らないと…)」
そんな師匠の様子を見て、鈴仙は嬉し涙を流すのであった。
永琳「(ま、これだけ言っとけばウジウジして私の足を引っ張ることはないわよね。…ちょろいわね、この娘)」
当の師匠は割とドライなのだが。
440 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 19:41:20 ID:b5opK6Aw
*永琳の鈴仙に対する印象が、永琳→(ちょろい)→鈴仙 になりました。
*永琳印象値が上がりました。15→16
*この数値が高いと色々いいことがあります。永琳の指示を聞いたり、積極的に頼ったりすると上がっていきます。・
*もしも10を切ると試合にスタメンで出れなくなり、0になると鈴仙が「しあわせ」になります。
鈴仙「(師匠…私、がんばります…グスッ)さて、他にすることはあったかしら?」
A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:特に何もない。試合開始!
F:その他 何かありましたら明記お願いします。
先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと2回まで行動できます。
441 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 20:15:20 ID:TE44u8mM
D 輝夜
442 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 20:21:02 ID:Ps9nvpqc
D 輝夜
443 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 20:24:30 ID:???
>特に藤原妹紅が貴女に向かってきたら、
>私かてゐにボールを預けなさい。
なるほど、だから鈴仙側にてゐも一緒に配置で反対側は名無しのみなのか
444 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 20:33:36 ID:b5opK6Aw
D:輝夜と会話する
鈴仙「あのー、姫様…」
輝夜「何かしら、イナバ?」
輝夜は試合前だというのに、全くの緊張を見せず、むしろ余裕すら見せている。
そんなに今回の試合に自信があるのだろうか。
鈴仙「(何を話そうかしら? ヤケに自信満々なのが気になるけれど、いつもの事のような気もするし…)」
A:「今日もがんばりましょう! 姫様のセービングなら妹紅さんなんて楽勝ですよ!」おべっかだ!
B:「妹紅さんのシュート、受け止められそうですか?」ちょっと心配だ!
C:「姫様、私この試合10ゴール10アシストを目標とします!」宣言だ!
D:「今日は妹紅さん達を思う存分凌辱しましょう!」ここだ!ここで凌辱宣言だ!!
E:「姫様、この試合オーバーラップをガンガンしていきましょう!!」オーバーラップを提案!
F:「ええい、もう姫様には任せてられません! 私がGKとして出ます!」SGGK鈴仙誕生!?
G:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
445 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 20:42:54 ID:SAar594k
D
446 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 20:52:49 ID:SHZl55Hw
D
447 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 21:07:18 ID:b5opK6Aw
>>443
そうです。また永琳は自分のプレイに自信を持っているので、
左サイドがスカスカだろうが自分でフォローしきれると思っています。
なので、鈴仙のフォローを優先し、こうしたフォーメーションにしたのだと思います。
D:「今日は妹紅さん達を思う存分凌辱しましょう!」ここだ!ここで凌辱宣言だ!!
シーン。
ロッカールームに、静寂が鳴り響く。
鈴仙「あれ…まずったかな……?」
鈴仙は頬を掻きながら、チームメイト達を見やる。
その反応は……?
先着4名様で
★輝夜の反応→! card★
★永琳の反応→! card★
★てゐの反応→! card★
★ウサギ達の反応→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→輝夜、永琳、てゐは好反応! ウサギ達は普通の反応。
ハート→輝夜、永琳は好反応! てゐは普通の反応。 ウサギ達はやや引き…
スペード→輝夜は好反応! 永琳、てゐは普通の反応。 ウサギ達はドン引き…!
クラブ→輝夜は好反応! 永琳は普通の反応。 てゐはやや引き… ウサギ達はドン引き…!
クラブA→輝夜は普通の反応。 永琳はやや引き… てゐはドン引き… ウサギ達は脱走!!
JOKER→ダイヤ+謎の向日葵仮面「賛成ね。 この試合、50点差を目指しましょう」謎の向日葵仮面が助っ人として参入だ!
448 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:09:07 ID:???
★輝夜の反応→
スペード2
★
449 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:10:31 ID:???
★永琳の反応→
ダイヤ4
★
450 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:12:31 ID:???
★てゐの反応→
ダイヤ2
★
451 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:14:40 ID:???
★ウサギ達の反応→
クラブ9
★
452 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:24:21 ID:???
これウサギ達がAだったらどうなっていたんだろう?
453 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 21:24:52 ID:???
★輝夜の反応→ スペード2 ★
★永琳の反応→ ダイヤ4 ★
★てゐの反応→ ダイヤ2 ★
★ウサギ達の反応→ クラブ9 ★
輝夜、永琳、てゐには好反応! ウサギ達ドン引き
輝夜「すばらしいわ! イナバ!!」
輝夜がバッ、と姿勢を起こし鈴仙の手を握る。
鈴仙「ひ、姫様近いです!!」
輝夜姫のその無邪気な可愛らしさ、愛らしさについ頬を染めてしまう鈴仙。
「凌辱」などというとてつもない単語についての反応であることを除けば、
それはとても美しい光景であったに違いないのだが…。
永琳「まあ、言葉は悪いけれど、ウドンゲの言うとおりね。
助っ人の実力がなんであるにせよ、弱気で勝てる相手じゃないわ」
てゐ「あっははははは!! 最高だよ、鈴仙! あー、録音しとけばよかったー」
永琳は凌辱を肯定的な意味として受け入れてくれたし、
てゐも最高のジョークだ、と言わん限りに笑い転げる。
454 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 21:34:03 ID:???
しかし、その場にいた全員が全員、そう好意的に受け止めてくれていたわけではなかった。
ウサギA「れ、鈴仙様ってこんなおっかない人だったんだ…」
ウサギB「今の笑顔見た? 太陽の畑の花妖怪みたいだったよ…!」
ウサギC「ヒイイーー!! 殺されるーー!!」
ウサギD「鈴仙様の事尊敬してたのに…。ぐすっ」
ウサギE「う、ウサギDちゃん泣かないで!!」
元々臆病者の多かった永遠亭の妖怪ウサギ達は、
信じていた上司の狂った姿に阿鼻叫喚の騒ぎを見せていた。
泣きじゃくるウサギ達をてゐがなだめすかしてなんとかこの場は収まったが。
鈴仙が今まで築きあげてきた部下への信頼は、ストップ安となってしまったのだった…。
*輝夜の評価値が大きく上がりました。
*てゐの評価値が上がりました。
*永琳印象値が上がりました。 16→17
*名無しのウサギ全員の評価値が大きく下がりました。
*ウサギ達の鈴仙への評価が、ウサギ達→(恐怖)→鈴仙になりました。
*狂気的な発言をしたお陰で、狂気度が上がりました。0→1
*狂気的な出来事、狂気的な発言や行動をすることで増加します。
*ポイントがたまると色々便利なこともありますが、上がりすぎると…?
455 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 21:36:04 ID:b5opK6Aw
鈴仙「(ち、ちょっと失敗しちゃったわね…。
さ、さてそろそろ試合開始だけど、何かすることはないかしら?)」
A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:自分の攻め方について意見をもらう
C:マークについて意見を聞く。
D:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:D 輝夜)
E:特に何もない。試合開始!
F:その他 何かありましたら明記お願いします。
先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと1回まで行動できます。
456 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:43:36 ID:i++v9yfs
D
てゐ
「妹紅を避ける為にパス使うと思うから、近くに居てね」
457 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 21:43:58 ID:SAar594k
D てゐ
458 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 21:55:10 ID:b5opK6Aw
>>452
選手が足りず没収試合。鈴仙は輝夜の顔に泥を塗った罰として、兎鍋よりおぞましい目にあっていました。
そしてペナルティを負った状態で引きなおしの予定でした。
D:てゐと会話する
鈴仙「てゐ、ちょっといいかしら?」
てゐ「んー、どったのー、れいせーん」
外界で有名なアニメキャラクターのような訛り方で応じるてゐ。
彼女もまた、マイペースで緊張とは無縁のように見えた。
鈴仙「(というかウサギ達以外で緊張してるのって私だけかも…)ちょっと話したい事があるんだけど」
A:
>>456
「妹紅を避ける為にパス使うと思うから、近くに居てね」
B:「今日の試合、頑張ろうね!」普通に声かけ!
C:「今日の試合、私にボールを集めなさい」一度言ってみたかったのよねー
D:「今日は本気、だせそう?」本気モードについて聞いてみる
E:「この試合が終わったら…、私…結婚するの」幸福にする能力VS不幸になる言葉!
F:その他 自由選択枠
先に2票集まった選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
459 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:02:46 ID:TE44u8mM
B
460 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:21:40 ID:6F/zkgrs
E
バビさまー
461 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:24:21 ID:KBA3cUDM
B
462 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 22:35:50 ID:b5opK6Aw
>>460
残念ながらこのスレでのバビ様の出番は当分ありません。
が、助っ人のカード判定次第では…?
B:「今日の試合、頑張ろうね!」普通に声かけ!
鈴仙「べっつに。ただ、今日も頑張ろうね!ってね」
鈴仙にとっててゐは、大切な友人の一人と認識していた。
最初には、どうして優秀な玉兎である自分が地上の兎にこうも振り回されるのだ。
そんな傲慢な考えを持って接していた時期もあった。
しかし、長年の生活の末に、そうした心の壁は少しずつ低くなっていき、
今となっては(形式的な上下関係こそあるものの)気の合う悪友。
そんな感じの関係になっていた。
てゐもそんな鈴仙のエールに対し…
先着1名様で
★きれいなウサギ…?→! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「ん、とうっぜん」快く答えた。
スペード→「もう、どしたの突然(笑)」冗談っぽく返された。
クラブ→(カチッ)「――ん、とうっぜん」快く答えた…?
JOKER→「言われなくても、だよ。相棒」熱い友情だった! てゐとのワンツー技習得!!
463 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:40:10 ID:???
★きれいなウサギ…?→
ハートK
★
464 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:40:10 ID:???
★きれいなウサギ…?→
スペード2
★
465 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 22:45:15 ID:???
ハート、しかも最大値か
466 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 22:51:24 ID:???
★きれいなウサギ…?→ ハートK ★
ダイヤ・ハート→「ん、とうっぜん」快く答えた。
てゐ「(緊張しての丸分かりじゃん。ったく、わっかりやすいなー。この娘は)」
てゐは明るく声をかける鈴仙の声の、僅かな震えを感じ取っていた。
てゐ「(…ま、冗談だとは思うけど。笑えないジョークを言うからねえ、お師匠様は)」
負けたら兎鍋。すなわち、死。
客観的に回りで見ている者にとっては何のジョークだと一笑に付すかもしれないが、
真顔でそのような事を言われた鈴仙の気持ちを考えると、やはり緊張せざるを得ないのだろう。
てゐ「当然、私は頑張るよ。だから鈴仙ちゃんも、いつも通りで頑張んな」
柄にもない、そうてゐも我ながら感じたが。
てゐ「(勘違いすんなよ。アイツが万一死んだら、イジり相手がいなくなるなー、って思ってるだけだし)」
まるで覚妖怪にでも言い訳するように、てゐは心の中で必死に呟いた。
*てゐの評価値が上がりました。
*鈴仙のてゐへの評価が、鈴仙→(悪友)→てゐ になりました。
*てゐの鈴仙への評価が、てゐ→(ほっとけないヤツ)→鈴仙 になりました。
467 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:07:26 ID:???
【敵チームミーティング】
慧音「よし みんなきけ。 今日の試合の価値については、昨夜話した通りだ」
慧音の凛とした声で、人里FCのメンバーの士気は一層高まる。
慧音「永遠亭ルナティックスの天才には手がつけられん。私のクリアーも、妹紅のタックルも、
彼女の前では赤子同然。いわんやお前達をや。まずはそれについて確認を取っておく」
静まり返ったミーティングルームが、俄かにざわつく。里人達が到底自分では敵わないと思っている慧音や妹紅。
それを八意永琳は赤子扱いするまでの力量を持っているのだということに、改めて気付かされる。
慧音「奴の前にはマークも無駄だ。…無駄だが、上手くいけば時間稼ぎにはなるかもしれん。
そういうことで、妹紅以外のMFは全員、八意永琳のマークに回ってくれ」
里人F「全員か。でも確かにそれほどの選手だ、あの薬師は」
里人E「でも、他の奴らだって、たとえばほら、あの兎耳の選手とかはなかなかの名選手だ!」
慧音「他の有力選手については妹紅、私で対処するしかない。ああ、確かにそう聞くと絶望的だろう。
だが、皆も知ってのとおり、今回こんな賭けにでたのも訳がある。――そう、助っ人だ」
里人達「す、助っ人…」「確かにアイツは上手かったし…」
ざわざわと、騒ぎはいよいよ大きくなる。
慧音「…そういうわけだ。だから、期待しているよ――」
??「ありがとうございます。なあに、しっかりその期待に答えさせて頂きますよ」
慧音が顔を向ける。助っ人として呼ばれた少年は顔を上げる。彼は――。
468 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:16:39 ID:b5opK6Aw
先着2名様で、
★助っ人とは…?→! card★
★テスト→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→坊主頭の少年。
ハート→天然パーマの少年。
スペード・クラブ→片目の隠れた、南米系の少年。
JOKER→異世界の扉が今開く…(さらに判定)
「助っ人とは…?」と「テスト」で数字マークが完全一致→???
469 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 23:18:58 ID:???
★助っ人とは…?→
クラブ7
★
470 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 23:21:26 ID:???
★テスト→
スペード9
★
471 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 23:22:38 ID:i++v9yfs
誰だろ?
472 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 23:33:21 ID:???
パスカル?
473 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:36:25 ID:???
>>465
絵柄分岐は残念ながらありませんでした。
ですが、今回でダイヤ・ハートを引けたのは結構良かったのではないかと思っています。
>>471
東方サッカーでの鈴仙の互換キャラ、アラン・パスカル君を登場させました。
同じ天才を支える者同士ですが、それぞれの考えについて掘り下げていければと考えています。
ちなみにハートは来生で、ダイヤは南宇和の石田でした。ハートはともかく、ダイヤだったら楽勝だったと思います。
★助っ人とは…?→ クラブ7 ★
スペード・クラブ→片目の隠れた、南米系の少年。
左右非対称で長い右の前髪をさっと掻き上げ、
アラン・パスカルは自信満々に、そう答える。
彼が幻想郷にやってきたのは、今から一週間ほど前になる。
彼が自分のクラブチームで夜の個人練習に勤しんでいる際、
オーナーの部屋から漏れる明かりに不審感を覚える。
パスカル(回想)「もう夜の12時というのに、まだ電灯が点いている…消し忘れか?」
同じクラブチームに所属している親友を起こしてみるか。
そうともパスカルは思いもしたが、
パスカル「…やめとこう。あいつが居たら余計に騒がしい。それに、」
少しでも親友に追いつくため。少しでも親友を超えるため。自分がこっそり練習をしていたことがバレてしまう。
それはパスカルの自尊心を傷つけるのに十分な理由だった。
474 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:42:33 ID:???
>>472
その通りでした。
キャプ翼、キャプ森のキャラについても、東方のキャラと同様に、原作と比べ違う点が多々あるかもしれません。
異和感を感じさせないよう努力いたしますが、何かツッコミどころ等ありましたらご指摘お願いします。
*南米のクラブチームについての知識が全くないので、
結構適当に描写しています。お許しください。
ギイ、と質素な音を立てて玄関のドアを開き、
こっそりと階段を上り、オーナー室の前に立つ。
暗闇の中に一条の光が漏れる。どうやら、ドアは閉まりきっていないようだった。
パスカル「ん、声が聞こえるな…」
こっそりと、ドアの隙間から、部屋を覗き込む。そこには。
475 :
森崎名無しさん
:2013/03/17(日) 23:50:38 ID:???
東方サッカーの鈴仙はオーバーヘッド
ぐらいくれても良かったのに(ただでさえ微妙なのに
パスカル互換だしいいじゃない(涙目
476 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:51:27 ID:???
女性「…そうです。 貴方のクラブからも、是非、……の承知をお願いしたい」
オーナー「……信じられんよ。幻……? そんな場所…日本に…」
堅いスーツをしっかりと着こなした、金髪の女性の後ろ姿が見えた。
オーナーはどうやらその女性と話しこんでいたようだった。
女性「信じられないなら、……」
オーナー「お、おおおおお… 分かった、信じよう」
パスカル「何だ? オーナーは何を見てそんなに驚いている?」
ドアからはそれは見えなかった。
――やがて、女性の話がひと段落したのか。
女性「…貴殿の柔軟な態度、十分に感謝する。では」
パスカル「や、やべえっ、こっち来るか?」
パスカルはあわてて近くの便所に避難する。
…しかし、靴音がしたのは結局一人分。重い足取りの、オーナーのものただ一つだった。
パスカル「…さっきの女性は一体、そういえば、オーナーの部屋には?!」
*試合前に長くて申し訳ありません。次のレスでパスカルの回想は終わります。
477 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/17(日) 23:54:15 ID:???
>>475
個人的には、キャプ森基準で鈴仙はパスカルというより、反町に近いようなイメージがあります。
(師匠とか姫様に)言いたいことを言えずにストレスを貯めてそうなので…あと
オーナーの部屋はもうすでに暗く。
478 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 00:01:39 ID:???
すみませんまた間違えました!手が滑ってシフトキーを…(泣)
以下が訂正になります。
オーナーの部屋は、既に暗かった。
パスカル「何も…ないのか?」
否、あった。ただしそれは、空間に浮かんでいた。
パスカル「なんだ…?これは。オーナーの部屋なのに、向こう側に森が見えるぞ…何かが飛んでいる…人?」
空間の揺らぎが、そこにあった。まるでここと異世界をつなぐような。
好奇心に駆られ、指を触れてみる。
すると。
パスカル「(す、吸い込まれる…な、なんなんだこれは!? 助けてくれ、ディアス! 俺は…)」
彼がその先に何を語ろうとしたのか。
それは分からないが、こうして彼は幻想郷に迷い込み、宵闇の妖怪に襲われているところをたまたま慧音に助けられ、
サッカーの実力を見込まれて、ここに至ると言うわけだ。
藍「(しまった…紫様から頂いた空間移動の秘宝。あれの術式を消すのを忘れていた。
まあ、ほっといても朝方には消えるだろうし大丈夫か)」
ちなみにその神隠しの主犯は、意外なことに彼女の式だった。
徹夜続きで集中力が乱れていたのだろう、お許し頂きたい。
479 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 00:11:08 ID:???
〜回想終了〜
パスカル「(最初こそ戸惑いはしたが…。これは『チャンス』だ。そう捉えよう。ゲンソウキョウとやらには、
ディアス達に負けないような凄いサッカー選手がゴロゴロいる。
――そして、ここでなら、俺は「ディアスの相棒」という肩書を捨てられるんだ)」
慧音「パスカル君? 大丈夫かね?」
今までのことを回想していたパスカルは、慧音の声を聞き、意識を現実に戻す。
パスカル「はい、ケイネ先生。俺には貴女への個人的な恩もある。出来る限り今日のプレーでそれを返していきたい」
慧音「(礼儀正しい、良い少年だ。もしも常識のない少年でも来ていたらどうなっていたことやら)」
来生(外界)「ハーックション!! ハッハア! 誰か美少女が俺の事を噂しているに違いなぁい!!」
滝(外界)「何言ってんだよ来生。それよりお前、南葛高校の入試は大丈夫なのかよ」
来生(外界)「なにィ!」
480 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 00:17:11 ID:???
――どうでもいい寸劇は、割愛するとして。
慧音「これが我々のフォーメーションだ。この形でいくが、必要であればプレスをかけていってもかまわない。
相手のペースにしない。これだけは心がけよう」
人里FC:4−4−2
−−@−−
−B−D− D慧音
A−−−C
−−E−−
F−−−G
−−I−− I妹紅
−−−−−
−H−J− Jパスカル
メンバー「おう!!!!」
――こうして、鈴仙の命と、永遠亭メンバーの進退を抱えた試合は、
まもなくキックオフを迎えることとなる。
〜〜〜〜〜
本日の更新は、ここまでと致します。
明日は、具体的な試合のルール説明等を行いまして、試合開始と行きたいと思います。
今日は時間が取れた為、大量に更新しましたが、
明日以降で時間が取れないときは更新できない日も多くなるかと思われます。
それでも、完結に向けて少しずつやっていきたいと思っています。
今のうちに、更新のしやすいペース等掴んでいきたいと思っています。
それでは、皆さん、本日はお疲れ様でした。
481 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 17:14:29 ID:???
少し時間が取れたので、少しだけ更新します。
次に更新できるのは、おそらく夜10時以降となります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実況「選手が入場しました! 両チームとも気合いは十分と言ったところでしょう!
今回の試合は、両チームの主力選手が自らの身柄を賭けた大勝負となっています!
これはプライドの高い上にいがみ合っている輝夜選手、妹紅選手としては落とせないところ!」
観客「がんばれー、慧音せんせーい!」「妹紅さーん、タックル大回転させてくれー!!」
「輝夜さんってやっぱり綺麗だよな…」「僕はウサギCちゃん!」「どっちもがんばれー!」
永琳「なかなかの人入りね。彼女、教師だけじゃなく興業のセンスもあるみたい」
鈴仙「(練習試合でこの混み具合って、それだけ注目されてるの?それとも皆暇なの?…ああ、緊張してちょっとお腹痛い…)」
てゐ「♪〜(口笛を吹いている)」
それなりの数の人間や妖怪がこのフィールドに集まり、試合を観戦していた。
大きな大会ほどではないが、下手な練習試合と比べると多い。
??「やあ、今日はよろしく」
そんな時、一人の人物が鈴仙に声をかけた。
その人物とは…?
482 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 17:15:45 ID:OMgydstk
先着1名様で、
★(*鈴仙に緊張ペナはありません)→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→慧音だった。
ハート→パスカルだった。
スペード→妹紅だった。
クラブ→里人Hだった。
クラブA〜6→幻聴だった…。
JOKER→里人H…?はなんと
若島津
だった!
483 :
森崎名無しさん
:2013/03/18(月) 17:31:30 ID:???
★(*鈴仙に緊張ペナはありません)→
ダイヤ9
★
484 :
森崎名無しさん
:2013/03/18(月) 17:38:23 ID:???
FWだと?原作キャプ翼の若島津分岐だったのかー
485 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 22:36:14 ID:OMgydstk
只今帰ってきました。
今日中に試合ルールの確認、キックオフ直後くらいまでは話を進めたいと思います。
>>484
実は当初、助っ人のクラブ判定は若島津でした。能力値スレをみるところFW適正も高いですし。
ですが話の流れでGKになると、永琳に頼るしか得点方法がなくなるので、
それでは面白くならないと考え、クラブもパスカルにしました。
〜〜〜〜〜〜〜
★(*鈴仙に緊張ペナはありません)→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→慧音だった。
慧音「今日の試合、お手柔らかに頼むよ」
声をかけて来た人物は、人里FCのキャプテン、上白沢慧音だった。
鈴仙と慧音とで、直接的な関わりは少なかったが、彼女の理知的で落ち着いた性格には信頼できるものがあった。
鈴仙「(なんて声をかけようかな…)」
A:「こちらこそ、よろしくお願いします!」さわやかに!
B:「師匠や姫様の名にかけて、ここは負けるわけにはいきません!」やや好戦的に!
C:「この試合で、もう二度とサッカーなんてしたくないと思わせてあげるわ」かなり好戦的に!!
D:「私この試合で負けたら兎鍋なんです! なんとか手加減してくれませんか!?」ここだ!ここで命乞いだ!
E:「私、実は1700万ゼノ以上のブルーツ波を放つパワーボールを精製できるんです!
はああーーーッ!!」私は超レイセンだーーーーーーっ!ちゃあーーーーーーーーーっ!!
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
486 :
森崎名無しさん
:2013/03/18(月) 22:41:46 ID:MC0bPVtk
A
487 :
森崎名無しさん
:2013/03/18(月) 22:42:14 ID:xg5a6Ex6
A
488 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 22:54:09 ID:???
A:「こちらこそ、よろしくお願いします!」さわやかに!
鈴仙は、ごく普通の対応をとった。
つまり、爽やかに相手の言葉に応じる、ということだ。
慧音「(……ごく普通、だよな。私の周りだけだよな。ごく普通じゃないのって…)」
しかし、ここは幻想郷。
こういった場合には、売り言葉に買い言葉。レベルの高い皮肉の押収。からの弾幕ごっこ。
慧音自身も、以前怪しい妖怪が人里を通り過ぎた際はそのような態度をとったが、
極力争いを好まない彼女にとっては、こうした穏やかな人妖が好みだった。
慧音「(パスカル君といい、薬売りの兎といい、最近は常識のある知り合いが増えそうで嬉しいよ)」
鈴仙「(それにしても慧音さんって良い人よね。私みたく苦労してないといいんだけど…)」
ちなみに客観的に見た場合。
ときおり妹紅に振り回されるがそれ以外は穏やかな生活を送っている慧音と、
日常的に永琳、輝夜、てゐに振り回される生活を送っている鈴仙とでは、
後者の方が苦労が多いであろうことは明白だった。
*慧音の評価値が上がりました。
*慧音の鈴仙に対する評価が、慧音→(常識人)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の慧音に対する評価が、鈴仙→(良い人)→慧音 になりました。
489 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 23:08:42 ID:OMgydstk
実況「さあ、いよいよキックオフです!」
慧音「もう一度賭けの条件について確認しよう。
一つ、勝ったチームは負けたチームの正メンバーを自由に引き抜くことができる。
一つ、引き抜かれたメンバーの処遇は、当分の間勝ったチーム側に委ねられることとする。
一つ、引き抜かれたメンバーは、勝ったチームのキャプテンの言う事をしっかり聞く。
一つ、…」
輝夜「『その時ジョンは』 まで聞いた」
慧音「(全くこの姫君は…。まあ、幻想郷らしいといえばそうかもしれないけれど…)とにかく、コイントスだ。
私は表で」
輝夜「全く、歴史を食ってるだけの人里警備員が表なんておこがましいわね。
ま、いいわ。私は裏で」
てゐ「(タダ飯食ってるだけの自宅警備員にこんな事言われたら、私だったらブン殴っているウサ…)」
先着1名様で、
★コイントス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→人里ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)のドライブシュートが輝夜の顔面に直撃!!
490 :
森崎名無しさん
:2013/03/18(月) 23:09:33 ID:???
★コイントス→
スペード3
★
491 :
超鈴仙伝説(仮)
:2013/03/18(月) 23:15:24 ID:???
人里チームのキックオフ!…ということで、試合ルールについて解説をしていきたいと思います。
こちらについても、後々に意見等頂けると助かります。
@カードの強弱及びJOKERの扱い
このスレでは、基本的な数値について! dice +! dice で扱います。
カードの強弱は、基本的には、ダイヤ>ハート>スペード>クラブとします。
試合中の判定ではダイスの数値が能力値に加算され、 カードはマーク毎の必殺技発動判定などに使われます。
『JOKERが出た場合はダイスの数値を無視して、マークはダイヤ、数値は15として扱います』。
A試合中の覚醒について
鈴仙を含む味方選手、名無しの敵選手は、判定のダイスで11以上を出す度に、
その行動に応じたフラグを獲得します。
さらに、もう一回同じ行動で11以上を出すと、フラグを回収し、
行動に応じたスキルや必殺技を習得し、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙のみ、フラグ回収時の能力アップはありません)
カードでJOKERが出た場合は、ダイスの数値を『15』に変えられ、
更に一発でその行動に応じたスキルや必殺技を習得でき、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙のみ、JOKERでの能力アップはありません)
ただし、この成長が行われるのは攻撃側は≧2以上で勝った場合のみ、
守備側は最低でも こぼれ玉に出来た場合のみです。
そうでない場合は成長しません。
また、名無しの味方・敵選手は覚醒を2回することで名有り選手に昇格し、
更にボーナスを得る事ができます。
Bガッツの自然回復とペナルティについて
試合中5分経過する毎に20回復し、ハーフタイム時に150回復します。
300以下になると全ての行動に(−1)のペナルティがかかります。
200以下で(−2)、100以下で(−3)、0以下で(−5)と、
ペナルティは激しくなっていきます。
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