キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/19(木) 20:34:31 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1378027725/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

休暇、そしてふらのとの楽勝試合を終えて英気も実力も養った永遠亭ルナティックスの
次なる相手は色んな意味で個性的な面子の揃った妖怪の山FC!
試合開始前にも感動的なファンタジーか築かれもしたが…それは置いといて。
アウェー感溢れる試合会場の中、鈴仙はいきなり反則で椛を負傷させてしまい、
一時はヒンシュクも買うも…幻想郷最速ドリブラー・射命丸文の不調や我らが中山さん、
そして相棒てゐの大活躍もあり、鈴仙は見事胡散くさいメカニックキーパー・河城にとりから先取点をもぎ取る!
そして次のキックオフ、相変わらず好調の中山さんは永琳にバックパス!
遂に天才が動きだし、ルナティックスはこのまま楽勝ムードか?!

315 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:33:55 ID:3PGihiQ6


316 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 22:56:37 ID:???
射命丸「後半の失点を考えると……正直、脱走したくなっちゃう気分です」
ヒジリー「どこへいくんだぁ…?」ギュピギュピ
アヤンクス「嘘です!全て嘘です!」

317 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:00:20 ID:P2EDnQNo
E:「今は相手のDF陣が壊滅状態です。 攻めは一人に任せて、ラインはそのままで中盤からのミドルシュート数を増やしましょう!」

永琳「…なるほど。 まだ余力を残した敵FW陣にも配慮してラインを下げつつ、
その上で相手の消耗狙いでシュートを連発していく…と。 悪い作戦じゃないわね」

鈴仙「そ――そうですよね!」

永琳の高評価に、鈴仙は一旦ほっと胸を撫で下ろして安堵する。

永琳「…で。 この場合。ワントップは誰にするのかしら? そこまで聞いてみたいわね」

鈴仙「(もちろん私! と、言いたいトコだけど、私だって体力が若干危ないかもだし。
ミドルシュート狙いだったら私がムリに上がる必要もないのよね。 OMFの位置でもシュートは撃てるから。
あと、当然ワントップにシュートが回って来るのは多いかもだけど、マークも付きやすいでしょうね。 ここは――?)」

A:「当然、私です! 私が一番、ゴールを多く上げられる自信があります! このマインドブローイングで!」
B:「妹紅が良いんじゃないでしょうか? せりあい強いので確実にトラップして、ネオヴォルケイノをぶちかましてくれます!」
C:「パスカル君が良いんじゃないでしょうか? 彼のオーバーヘッドキックを活かせるのは、やはりFWの位置です!」
D:「中山さんが良いんじゃないでしょうか? 前半は決まりませんでしたが…。中山さんのブリッツシュートは充分通用します!」
E:「佳歩が良いんじゃないでしょうか? 野兎シュートじゃちょっと心配ですけど、成長して欲しいって思います!」
F:「師匠が良いんじゃないでしょうか? 自らボールを刈り、自ら突破し、自ら決める。 これが全て出来るのは師匠しかいません!」
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:500/850

先に「3」票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

318 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:02:39 ID:eSl5WMhw


319 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:03:18 ID:yj/s0g8E


320 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:05:11 ID:qRZKBIak
B シュート機会少ないし、喜びそう

321 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:05:35 ID:oDyDStlA
B

322 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:05:50 ID:ASnGS+CU


323 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:07:58 ID:FcWaZ3Hc
B

324 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:23:48 ID:P2EDnQNo
B:「妹紅が良いんじゃないでしょうか? せりあい強いので確実にトラップして、ネオヴォルケイノをぶちかましてくれます!」

妹紅「えっ――わたし? 良いの、鈴仙じゃなくて?」

永琳「ふむ…。 確かにこの選択、悪くないわね。 
妹紅はキープ力はウドンゲに大きく劣るけれど、それを補ってのせりあい強さがある。
そしてシュートの威力はウドンゲ並み、かつそこまで消耗していない。―――ええ、充分採用に値するわね」

永琳は笑顔でうなずく。 この時永琳は鈴仙の判断・戦術眼を大きく評価していた。

永琳「(てっきり自分が上がりたいとでも言うと思ったのだけれど。
そこは体力の消耗を判断して避けた…という事ね。
それに…ウドンゲのキープ力・パス力はOMFとしても充分合格点。
場合によっては―――今後もあの子にはMFをやって貰う機会があるかしら?)」

そして、鈴仙によりFWを推薦され、見事に抜擢された妹紅は、
SBというあまり好きではないポジションから解放された事も相まって、
モチベーションをある程度高めていた。

妹紅「ふふっ、久しぶりのFWね! 今日の試合…10ゴール10アシストを目指すぞ!」

輝夜「(調子に乗ってるもこたんうぜぇ…)」

慧音「(妹紅よ…どっかのトップ下でも、10ゴールはともかくも10アシストは出来んと思うぞ…たぶん)」

325 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:24:57 ID:P2EDnQNo
そしてそんな妹紅は、鈴仙に対して―――?

先着1名様で、

★妖怪の山最初で(前半)最後の攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→スペード+「(あれ…? でも永琳って輝夜の犬なのにどうして認めてくれたんだろう…)」永琳への誤解が解けかけていた!
ハート→スペード+「(これからもFWとして起用されるよう、オフェンス練習頑張ろうっと!)」練習にやる気を出していた!
スペード→「(いやぁ、鈴仙ってやっぱ良い子だなぁ…)」少なからず感謝の意を抱いていた。
クラブ→「(…はぁ、それにしてもサイドバック嫌だなぁ……)」サイドバックへの恨みつらみで胸が一杯だった!?
クラブA→輝夜「ムギー! そんなもんこの私が認めないわー! 妹紅! あんた一生SBだかんね!」
      妹紅「なんだと〜!?」バリバリ! 喧嘩が始まったぞ!?
JOKER→「あれ…?鈴仙のことを考えると…胸が熱くなってくる。 これって…恋?」妹紅にヒロインフラグが立ちました。

*永琳印象値が上がりました。27→29

326 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:25:24 ID:???
★妖怪の山最初で(前半)最後の攻撃→ クラブA

327 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:25:37 ID:???
★妖怪の山最初で(前半)最後の攻撃→ クラブQ

328 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:25:54 ID:???
ちょw内部崩壊www

329 :325:2013/09/24(火) 23:26:25 ID:???
やっちゃったー!

330 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:27:03 ID:???
やっぱブルノとトレードしよう

331 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:32:15 ID:???
永琳「よし、みんなきけ。てるよをかいこして、ブルノを正GKにする」

332 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:32:54 ID:???
観客「ブルノ ブルノ ブルノ ブルノ」
輝夜「ひ、ヒイイイイイイ!!??」

333 :329:2013/09/24(火) 23:33:41 ID:???
あ、名前欄気にしないでください。
それにしても姫様…一番の難題このかたや。

334 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:35:30 ID:???
冗談抜きに、ブルノをスカウトした方がましでは…

335 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:40:25 ID:???
盛り上がってまいりました!

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:50:39 ID:P2EDnQNo
★妖怪の山最初で(前半)最後の攻撃→ クラブA ★
クラブA→輝夜「ムギー! そんなもんこの私が認めないわー! 妹紅! あんた一生SBだかんね!」妹紅「なんだと〜!?」

妹紅は自分のシューターとしての実力を認めて推薦してくれた鈴仙に対して、少なからぬ謝意を抱いていたが……

輝夜「ムギー! なんかニヤついてる妹紅がキモいから今のなーし!!
妹紅! あんたは一生サイドバック、いやスタベン、いや……あんたなんて
永遠亭のおトイレ掃除キャプテンに任命よ〜!?」

鈴仙「――な、何か姫様がキレてるー!?」ガビーン!?

そんな場面を、一人の選手が全てメチャクチャにしてしまった。そう―――我らが輝夜である。
とにかく妹紅が活躍するのがイヤなのか、とりあえず妹紅に文句を付けたいだけなのか。
理由は分からないが兎に角輝夜は久しぶりにキレちまったのである。

妹紅「なんだと〜! アンタ! 自分が失点ばかりしてるからって、私の活躍に嫉妬してるんじゃないの!?
プププ……姫様とあろうものがこう何べんも吹き飛んでちゃあしかたないか〜?」

輝夜「妹紅!! コロス!! いっけーい、ブリリアントドラゴンバレッター!!」

バシュン! バシュバシュン!!

妹紅「くっそ〜! 輝夜の癖にスペカなんて使っちゃって〜! こっちだって…インペリシャブルシューティングだァ!」

バババババババババ!!

佳歩「きゃ…きゃあ〜〜っ!?」

てゐ「ちょ、実弾はNGだってば、姫様!」

あっという間に試合控室は阿鼻叫喚。妹紅と輝夜の放つ、
七色の弾幕美に小さな部屋は包まれてさながら戦場のど真ん中である。

337 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:53:27 ID:P2EDnQNo
パスカル「お――おい! どうにかなんないのか、レイセン!?」

鈴仙「わ…わたしぃ!?」

中山「(鈴仙さんって、こういう喧嘩の仲裁とか似合いそうだからな……)」

慧音「いやはや…しかし。 これはもう…。 ――私は妹紅に頭突きをしに行くが…。鈴仙はどうする?」

永琳「そうねぇ…。 今、二人ともロクに話を聞かない沸騰状態だからね。
多分私がしゃしゃり出ても絶対納得してくれないでしょうし。 ―――ウドンゲ、どうにかしなさい」

鈴仙「(み…みんな……酷いっ!? いつもは期待しない癖に、こう言った時だけ私を頼りにするんだから!
便利屋さんだと思ってるんだ、とくに師匠とか師匠とか師匠とか!)え…えっとぉ……」

A:「話し合いです! ここは穏便に話し合いを――」話し合いを提案してみる。
B:「私は姫様を黙らせます! 慧音さんは妹紅を、お願いします!」輝夜を黙らせる。
C:「いえ、この場合悪いのは姫様です! 慧音さん、皆! 一旦姫様を落ち着かせましょう!」皆で輝夜を抑える。
D:「慧音さん一人じゃ危ない! ここは私と二人でまず妹紅を取り押さえましょう!」妹紅を確実に抑える。
E:「ええーいっ! 二人とも、黙ってくださーいっ!」二人の間に割って出る。
F:「す、スタッフー! 今ここで、喧嘩が行われていまーす!」スタッフさんに助けて貰う。
G:「…助けて、ヨッチャーーーーン!!」ここよ、ここでヒント神を呼ぶのよ!(*代金:! dice00円・後で判定)
H:その他 自由選択枠 あなたのアイデアがこの状況を一挙に救う! …かもしれません。

鈴仙のガッツ:500/730
所持金:8970
先に「3」票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*明確なハズレが『1つ』ある選択肢です。それ以外を選択すれば判定も絡みますが何とかなります。
*ヒント神・ヨッチャンの救済対象選択肢です。ですがヒントを使わずにこの状況を切り抜けると、
 成功時のメリットが大きくなり、またデメリットが小さくなります。

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/24(火) 23:55:36 ID:???
簡単なヒントを掲載しますので、ちょっとお待ちください。

339 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:56:38 ID:???
H 「喧嘩をするのは、明日まで!明日までお待ちください!」

340 :森崎名無しさん:2013/09/24(火) 23:59:07 ID:???
H ルパンダイブ in もこたん

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 00:11:24 ID:FAQ2Ndh2
*簡単なヒント
今回の選択肢、大きな間違いは『1』つあります。
ですが、間違いについては…「きちんと答えがレス内にあり」「かつ、ひっかけ要素はない」
と、言った所で分かって頂けると思います。
その中で、どの選択肢を選べばよりベターかは…ヒントに頼るか、以下の情報提示等を参考にしてください。

*このレス内では表せていない情報提示
・輝夜は意外(?)と大人
・モリヤスタジアムは妖怪の山の麓周辺にある
・妹紅も輝夜が絡まなければ大人
・鈴仙はそこそこ強い妖怪だけど、妹紅も輝夜もかなり強い
・慧音の角(?)は満月じゃないと生えて来ない
・中山は博麗神社のお札を持っている
・鈴仙の交渉力は5(戦闘力は6)
・慧音は半獣としてそこそこの妖力を持っている(という設定)
・妹紅→(輝夜の犬)→永琳 と思っている

(全ての情報が即答えorベストアンサーに結び付くとは限りません。
 中には無駄な情報、邪魔な情報が入っているかもしれません(*嘘は絶対入っていません))

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 00:12:40 ID:FAQ2Ndh2
…と、ヒントを提示した所で今日の更新はここまでにしようと思います。

>>316
脱走云々のくだりは、いつもの某スレ様リスペクトの展開ですねw
ヒジリー「一人用の宝塔でかぁ?」
>>328
まあ、この二人にとってはこれが何時もの事ですのでどんだけ悪くてもチームは崩壊しないです。
鈴仙(…と不幸な周囲の友人)がどれだけ悲惨な目に合うか、という問題です。
>>329
クラブA「がんばれ、ルナティックスー!」
>>330-331,>>334
ブルノはブルノで色々と性格に難はありますし、輝夜も良い所はありますので…(泣)
>>332
姫様への罰はそんな感じにしてあげてください…w
>>333
ど…どんまいです!
今回は姫様が悪いかもですけど、妹紅も妹紅で問題児だったりしますしね…。
>>335
謎の向日葵仮面「ここね…祭りの会場は」
>>339
(更新をするのは)明日まで! 明日までお待ちください!
>>340
鈴仙「あちゃちゃちゃちゃー!」(*64のマリオみたく)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした(汗)

343 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:13:29 ID:???
EとFどっちかが明確な外れかなー。
E選ぶ→もこたんと輝夜に一発ずつ貰ってあぼーん
F選ぶ→暴力行為が発覚で出場停止

344 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:14:25 ID:5fKyQbCw
C
乙でした

345 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:15:19 ID:GtXcfRT+
C 永琳も作戦に賛同してたし、いきなり騒いだのこの人だし、後でご機嫌取っておくか。

346 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:15:57 ID:???
永琳「そうねぇ…。 今、二人ともロクに話を聞かない沸騰状態だからね
という発言からAが危険だと思う。

347 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 00:18:42 ID:uxcyEN/+


348 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 01:45:46 ID:???
くっ、まさか洗脳光線が必要になるとは…

349 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 08:28:49 ID:???

二人顔を近付けて喧嘩している……
こうなったら、互いの唇をもって黙らせる他ないわ!(錯乱)

350 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 08:43:39 ID:???
H:「いえ、この場合悪いのは姫様です! 皆! 一旦姫様を岩盤浴にしましょう!」
ヒジリー「おまえが静まる意思を見せなければ俺はカグロットを破壊しつくすだけだぁ!」
ブロリーン「一人用の岩盤でかぁ?」

351 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 08:59:34 ID:???
鈴仙「一生サイドバック……妹紅のことか。妹紅のことかーっ!」
佳歩「鈴仙さまはとうとうなれたんだ。スーパー月兎に!」

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 20:49:50 ID:FAQ2Ndh2
こんばんは、今日もまったり更新していきます。
…が、その前に。まさかの姫様ご乱心ですっかり失念していたのですが、
昨日の更新では試験的に通常選択での3票決を取り入れてみました。
それについてのご感想をお聞かせいただければと考えています。

作者としては、3票決の方が皆さまの様々な意見や投票が反映できて良いのかな?
……と思っていますので、簡単な選択肢(狂気の瞳のタイプ設定とか試合中の動く/動かないの判断とか)は
2票にして、戦術関係や攻め方の決定、日常の行動については3票にしようかな…?と何となく考えています。

当然そうなると、決定までに時間がかかる事もあるかもしれませんが…。
その時はマッタリさせて頂きますので、作者的には問題ナシですw
(参加者様が『3票決では選択が決まらずテンポが悪い!』…と思われるかどうかをお聞きしたいです)

ちなみに、今回のような難しい選択は3票に据え置きたいと思います。
4票決だと、流石にちょっと多すぎていつまでも決まらないかも?…と思いますので。
ヒントを充実させている分、その点はご了承ください。

そこで、アンケートとして、

A:上述のとおり、基本は3票にして簡単な選択は2票にしてもよい。
B:テンポが悪くなるし、票が集まるにも時間がかかるため、2票のままでよい。
C:基本はAだが、日常の選択は2票決で、試合関係のみ3票決をメインとする。
D:基本はAだが、難しい選択が出た場合(今回の姫様みたいな)は、4票決にしてほしい。
E:その他 何かアイデアがありましたら、極力反映させたいと思います。

というのを実施したいと思います。特に票数は決めず、皆さまの率直な意見をお聞きしたいです。
更新の合間でもsageでも構いませんので、書き込んで下されば幸いです。
(更新にはもうちょっとお待ちください…)

353 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 20:50:51 ID:Wih83twI


354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 20:51:14 ID:???
>明確なハズレについて
>>346さんのご指摘のとおり、Aがハズレです。根拠もお示しの通りです。

Aを選んだ場合、Eで一番悪かった結果を強制採用+皆から、
「折角えーりんも言ってたのに、それでもこんなヤツらに話し合いとか…うどんちゃん暢気を通り越して頭悪いなぁプークスクス」
的な感じになってました。

Bは成功すれば一番リターンがありましたが、鈴仙一人で輝夜を抑えるのは難しい為リスクも高かったです。

CとDは大体同じ内容ですが…姫様は途方もない力を持っているので押さえれる難易度で言えばC>Dでしたが。
成功時のメリットはD>Cな感じのつもりでした。
(CかDがこの中ではベターだったかと個人的には思います)

Eはトバッチリに合ってしまい、鈴仙は高確率で酷い目に合いますが…鈴仙の犠牲で喧嘩は確実に収まる感じでした。
>>343さんのご指摘は一部合っていますが…あぼーんはしません。
スペルカードを使っている以上完全な殺し合いでもありませんし、
鈴仙は(忘れがちかもですが)一応そこそこ強力な妖怪(玉兎)ですので。

Fは…判定で喧嘩の仲裁に来てくれました。外の世界だったら確かに色々マズイですが、
幻想郷はそこらへん割と大らかなんじゃないかなぁ…と考えていました(ヒントに書けば良かったですね…申し訳ないです)。
失敗しても、本編リスペクトなネタENDとなり、もう一回選び直し…という感じです。
その代わり成功しても、一旦お茶を濁す形になるのでメリットは微妙でしたが。

――こんな感じです。
ヒント神に頼らずにベターな選択肢を導けましたので、そんなに酷い事にはならない!
…と、思いますので、落ち着いて見て頂ければと思っています(汗)

355 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 20:51:26 ID:q4zi0O36
A

356 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 20:52:21 ID:???
>>343
色々ご考察頂きありがとうございます。
これからも、こうした選択肢が出た際には色々と考えて頂ければ嬉しいです!
>>344
乙ありがとうございます。
>>346
大当たりです。これからもまた、積極的に投票に参加して頂ければと思います。
>>348
スキル・洗脳は確かにこういう局面でも役立ちそうですね…。
貴重な狂気度を使っての景品ですし、損はしないと思いますので是非機会があれば狙ってくれればと思います。
>>349
その発想はありませんでしたw
>>350
輝夜「(あ、あくまたん…)」
>>351
穏やかな心を持ちながら激しい狂気によって目覚める伝説の超イナバですね、わかります。

357 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 20:59:21 ID:???
B

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 21:16:52 ID:FAQ2Ndh2
C:「いえ、この場合悪いのは姫様です! 慧音さん、皆! 一旦姫様を落ち着かせましょう!」皆で輝夜を抑える。

鈴仙「(ええい! こうなったら妹紅! …じゃなくて。 どーみても喧嘩の火種だった姫様を取り合えず黙らせるのよ!
……けど、私一人だったら姫様の謎パワーで死にそうだから――)慧音さん、皆! 一旦姫様を落ち着かせましょう!」

鈴仙は…ここで輝夜を落ち着かせる事で、事態の収束を図ろうと決意した。
妹紅を落ち着かせる事もまた考えたが…そうなると輝夜が余計に調子付くのではないかと危惧していた。

慧音「ううむ、私の力で何とかなるかは分からんが…確かに妹紅より姫君の方が危険だ! 助太刀しよう!」

てゐ「んじゃ、私は中山さん達を避難させるよ!」

そうして中山とパスカル、そしてウサギ達のような力の弱い人間や妖怪は避難し…。

輝夜「妹紅のバーカバーカ!」

妹紅「うるっさいわね! バカって言った方がバカなのよ!?」

輝夜「あっ、今妹紅バカって言ったから妹紅バカ確定ね! 完全論破!!」

妹紅「なんだと〜〜〜!!??」

その場には、口汚く互いを罵り合いながら弾幕をぶつけ合う輝夜と妹紅。
そして、その二人に軽くドン引きしながら対峙する四名の勇者達が残ったのだった。

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 21:18:10 ID:FAQ2Ndh2
鈴仙「……う〜ん。 まるで妖精の喧嘩ねぇ…」

てゐ「言葉だけはね…弾幕の濃さはえげつないけど」

永琳「ウドンゲ。 輝夜を黙らせるのは大事だけど…決して怪我をさせちゃ駄目よ?」

鈴仙「(そして師匠は無理難題を吹っ掛けるし……)」

慧音「ともかく。 三人で姫君を一気に抑えつけるぞ! いいか、いち、にの、さんで行くんだ!」

鈴仙「は――はいっ!(軽くナチュラルに慧音さんが場を仕切っているのは――きっと慣れてるからなんだろうなぁ…)」

慧音の先導で、鈴仙達は輝夜に一斉に飛びかかる! そして――!?

先着1名様で、

★輝夜を抑え込め作戦!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート絵柄→完全に上手く行った! 輝夜は一旦黙って喧嘩は収まった!
ハート数字・スペード7以上→ダイヤ+輝夜「あいたっ!?」輝夜がロッカーの角に頭ゴッチンコして、若干永琳が不機嫌になる!(理不尽)
スペードA〜6・クラブ→駄目だぁ…姫様って強かったのね…まるでラスボスみたいじゃないか!
クラブA→謎の向日葵仮面「ここね…祭りの会場は」お祭り好き(?)の謎の向日葵仮面がやって来て大乱闘だ!
JOKER→ダイヤ・ハート絵柄+輝夜「――私は悟ったわ。 こうした争いこそが一番醜いのだと!」わたしは きれいなかぐや!

360 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:19:00 ID:???
★輝夜を抑え込め作戦!→ クラブ3

361 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:21:19 ID:???
もう駄目だぁ…

362 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:30:37 ID:???
最終鬼畜弾幕 輝夜
ぴちゅーん

363 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:34:10 ID:GtXcfRT+
>>352 A
何でこんなときばかり本気出すんですか姫様。

364 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:37:49 ID:F1JUY5xI
>>352


輝夜「シュートは止めないけど、弾幕勝負じゃ負けないわよ!」
他の人たち「駄目だこの姫様……」

365 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:39:09 ID:f0mimCgg
>>352
B

366 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 21:48:38 ID:vfjn7Aqg
E主が大切だと思ったらそれだけ必要人数を増やせばいいし
 そこまでじゃなければ2票決でいいんじゃないですか?

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 21:57:17 ID:FAQ2Ndh2
★輝夜を抑え込め作戦!→ クラブ3 ★
スペードA〜6・クラブ→駄目だぁ…姫様って強かったのね…まるでラスボスみたいじゃないか!

慧音「いち、にの……さーん!!」

バシュウウン!! ババババッ!! ババババッ!!

鈴仙「む…むりーっ!?」

慧音の合図は的確だったが…その直後に鈴仙の鼻先を掠める紅色の弾幕に、
元々チキン体質の鈴仙は大いに怯えてしまい、飛び出すタイミングを見失ってしまう。

慧音「だぁあああ! ――って…おいおい鈴仙! 先頭のお前が飛びださずしてどうする!
そんなんじゃあ…ぶつかっちゃうだろ〜〜〜〜〜!!?」

ドッシイインン!! 

そしてタイミング良く跳び出した慧音以下三名に後ろから押し出されて、
(自然と何故か鈴仙が先頭(*一番危険なポジション)だった)

鈴仙「ぎゃあああああ〜〜〜〜〜〜!!??」

鈴仙は弾幕の嵐の中に単身突っ込んでしまう。幸い運避けで被弾は避けられたが……。

輝夜「イナバどいて!そいつ(妹紅)殺せない」

鈴仙「殺さないでくださーいっ!?(え、ええい! こうなりゃヤケよ! 私が一人で姫様を
抑え込んでやるんだから!)……姫様。 狂気の瞳で――狂って下さいッ!!」

368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 21:58:24 ID:FAQ2Ndh2

輝夜と鈴仙は正面から対峙。妹紅の弾幕で仲間達が割りこめないこの状況を何とか一人で打破しようと、
鈴仙は輝夜に対して強烈なまでの狂気を撃ち放つ。しかし―――。

輝夜「イナバ如きの狂気に昏倒してるくらいで……ルナティックプリンセス名乗れっかぁああああ!!」

ズッ…バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!! バリバリバリッ!!

鈴仙「(え――ウソ!? 狂気の瞳が完全に入ったのに…!?)ギャアアアアアァァァ〜ッ!」

バゴオオオオオオオオン!!  ……ピチューン!!

万年以上の時を生きる輝夜の内に秘めたる狂気は、
妖怪としても玉兎としても若輩者の鈴仙のそれとは比較にならず、
逆に反撃で、様々な難題をまぜこぜにしたような激しい弾幕(一部妹紅の流れ弾含む)をモロに食らってしまい。
……哀れ鈴仙は、輝夜を相手にズタボロのボロ雑巾にされてしまうのだった。
―――とんだトバッチリである。

369 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 21:59:25 ID:FAQ2Ndh2
ただ、トバッチリを受けた鈴仙ではあるが……

妹紅「(もう! 鈴仙ったら。 折角盛り上がってたトコに水を差さないで欲しいなぁ!
……って、あれ? 鈴仙がボロ雑巾みたいなカッコで寝てる?)
――ハッ!?ごめんね、鈴仙! 輝夜だと思ってついやっちゃったんだ!!」

輝夜「いやぁ〜私もつい……――イナバごめーん!?」

ダダダッ!!

鈴仙「ひゅ、ひゅぃ〜……」

河童のような鳴き声を上げ、地面に蹲るその姿を見せた事で、
妹紅と輝夜の士気はすっかり水を差されてしまい…喧嘩は無事に丸く(?)収まるのだった。
これもまた、妹紅と輝夜の双方から一定以上好かれている鈴仙にしか出来ない芸当であろう。
鈴仙は、まさに身を呈してこの喧嘩を収束させたのである。

慧音「(……鈴仙、すまない)」

てゐ「(骨は拾ってあげるウサ……)」

永琳「(これで輝夜のストレスは発散できたでしょうし。 感謝するわ、ウドンゲ)」

*色々無茶したあげくズタボロになったので鈴仙のガッツが−100されました。 500→400。 
*更に、最大ガッツが−20されてしまいました。 現在ガッツ:400/830
*輝夜のサンドバッグとなってくれた事への感謝で永琳印象値がやや上がりました。29→30
*慧音とてゐの評価値がやや上がりました。
*喧嘩のせいで、妹紅と輝夜のガッツが−100されました。(つまりハーフタイムでは50しか回復しません)
*狂気的な喧嘩に遭遇しましたが、輝夜を止めるのに狂気を使いまくったので、差し引きで狂気度が少し減少しました。24→22

370 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:05:19 ID:FAQ2Ndh2
そして色々あったが……何とか妹紅がFWとなる事には輝夜も賛成してくれて、
(「ついカッとなってやった。 今では反省している」と供述していた)
ハーフタイムは今度こそ一旦落ち着く。

鈴仙「(はひぃ…はひゅぃ……。 さっき、天国のおばあちゃんとおじいちゃんが見えたわ…!
無駄に体力を消耗したし、正直今は休みたい所だけど。 どうしようかしら…!?
あ、ちなみにフォーメーションはこんな感じに変わったわ)」

永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−H−− H鈴仙 400/830
−−−−− 
−F−I− F佳歩 690/690 I中山 550/720
J−−−G Jパスカル 750/840 Gてゐ 600/630
−−−−− 
A−D−E A妹紅 830/900 D永琳 590/900 EウサギB 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 700/700
−−@−− @輝夜 630/730
ベンチメンバー:ウサギC、ウサギD、ウサギF、ウサギG

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:400/830
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*皆さま、アンケートへのご協力ありがとうございました。
 A3票、B2票、D1票という事で3票決が多かったので、暫くは3票決で行こうと思いますが、
 Bも多かった点、>>366さんのご意見も考慮して、2票決の割合も作者の判断で適宜増やしていこうと思います。
 人の多そうな時間帯で3票決で何十分、何時間も決まらない…という事が多発するようでしたら、また2票決に戻そうと思います。
 また、難しい選択肢については、4票決も検討していこうと思います。

371 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:05:52 ID:DvW+hicI
C

372 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:07:01 ID:f0mimCgg
C

373 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:08:44 ID:GtXcfRT+
C 鈴仙ともこたんの位置が直ってませんー

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:11:40 ID:FAQ2Ndh2
>>373
うわっ、失礼しました!次の選択肢にて直したいと思います!
――――――――――――――――――――――――――――
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します)

鈴仙「と――とりあえず、休みましょう…!」

鈴仙は何も言わずベンチにゴロンと寝転がった。
ハーフタイムに寝転がるというのは流石に…とも一般的には思われるが、
全てを悟りきった修行者のような表情をした鈴仙に対して、
あの永琳すらも口を噤まざるを得なかったという―――。

鈴仙のガッツが回復しました。400→500

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:15:46 ID:FAQ2Ndh2
鈴仙「(あれっ…? 何か私がワントップだったのが何時の間にか戻ってる…?
まあ、いいや。 きっと優しい誰かが直してくださったんだわ…。 それよりも、もうすぐ試合再開だけど――)」

永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−A−− A妹紅 830/900
−−−−− 
−F−I− F佳歩 690/690 I中山 550/720
J−−−H Jパスカル 750/840 H鈴仙 400/830
−−−−− 
G−D−E Gてゐ 600/630 D永琳 590/900 EウサギB 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 700/700
−−@−− @輝夜 630/730
ベンチメンバー:ウサギC、ウサギD、ウサギF、ウサギG

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:妹紅の代わりのSBをてゐから変更したい。(*行動回数を消費しません)
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:400/830

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:16:49 ID:???
…って、今度は鈴仙のガッツが回復してないです!
鈴仙のガッツは500/830と脳内補完して頂きたく思います、失礼致しました。

377 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:17:51 ID:???
更にすみません、Cは一回使用しましたので、今回は使用できない旨を補足させて頂きます!

378 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:17:59 ID:F1JUY5xI
A 妹紅

鈴仙ちゃんはもっと労われてもいいと思うんだ……

379 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:18:17 ID:DvW+hicI
A 永琳

380 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:18:18 ID:f0mimCgg
A 慧音

381 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:19:14 ID:csgD8Ltk
A 慧音

382 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:19:39 ID:GtXcfRT+
A 慧音

383 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:31:34 ID:FAQ2Ndh2
A 慧音

鈴仙「け、慧音さん…!」

慧音「れ、鈴仙……。 いやまあその。 喋っても大丈夫か?」

鈴仙「心配には及びません…慣れてますから……ウフフ」

ゾクッ!

慧音「(……うむ。 『自分ばかりが苦労をしている訳じゃない』か。
子ども達にそう教える身分でありながら、私自身がそれを失念していたようだ……!)
――ま、まあ! 明るい話をしようじゃないか! 先生は君の味方だぞっ!」

鈴仙のその表情と言葉には嘘が無かった。…少なくとも、慧音はそう思えた。
そしてその真実の痛みは、似たような経験を持つ慧音には充分共感出来得るものだったのだ。

鈴仙「(――明らかに心配されてるなぁ……でも、慧音さんと一遍腰を落ち着けて話してみたかったのよねぇ。
――どんな話題を振ってみようかしら?)」

A:「最近、人里の調子はどうですか?」最近の人里の状況について。
B:「いえ、サッカーの話なんですけど…」サッカーの実力について。
C:「(ヒソヒソ)ホントに酷いですよねぇ…あの二人の喧嘩」妹紅と輝夜のいざこざについて。
D:「そういえば、妹紅のSB嫌いはまだ直ってないですよねぇ…」妹紅のサイドバック嫌いについて。
E:「思うんですけど、自在にハクタク化とか出来ないんでしょうか?」ハクタクの力について。
F:「……先生には関係ないだろ。 先生は壁にでも話しかけてろよ」某最終幻想8の主人公っぽく話してみる。
G:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

384 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:33:42 ID:DvW+hicI
B

385 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:33:46 ID:f0mimCgg
D

386 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:34:35 ID:DhnXUWJo
D

387 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 22:34:52 ID:GtXcfRT+
D

388 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:56:44 ID:FAQ2Ndh2
D:「そういえば、妹紅のSB嫌いはまだ直ってないですよねぇ…」妹紅のサイドバック嫌いについて。

鈴仙は先ほど妹紅をFWに推薦したが…。
妹紅のあの、妙に明るい表情が気になっていた。

鈴仙「(妹紅ったら、相変わらず「サイドバックは地味でつまんない」って思ってそうだもんなぁ…)…ねえ、慧音さん」

そこで鈴仙は、妹紅と最も仲の良い選手である慧音に、
以前に話した問題の進捗をダメ元で聞いてみるも――。

慧音「…いや、駄目だな。 人里で会って、あいつの愚痴を聞くたびに反論してはいるんだが…
『あれは輝夜の陰謀よ! ついでに今日私が竹林でコケたのも商店街のくじ引きで外ればっかりなのも
ポストが赤いのも三億円事件も全部輝夜の陰謀だからね!』――と、意味の分からない自説を
展開していて止まないんだ。 …姫君が絡まなければ気の良いヤツなだけに、
私もどうにか誤解を解きたいと思うんだが……些か頑固者だからね」

ふーむ、とため息を吐き、眉間に皺を寄せて腕組む慧音。
彼女の方も、色々配慮してくれているようだが…それでも妹紅の勘違いと誤解から来る
サイドバック嫌いは直らないらしい。

慧音「――なあ、鈴仙はどうしたら良いと思う?
私は前に、試合経験でその内SBの良さを理解してくれるだろう…と言ってしまったが。
やはり、それだけではどうにもならない点が多いと思うんだ。
試合経験をするにしても、そこからSBの良さを理解できるようになれる良いキッカケが。
そんな物が必要だと思うのだが…―――と、すまない。 曖昧すぎるな」

ううん、と頭を振ってその長い水色の髪をはためかせる慧音の表情は、
どこか親しみを感じてしまい、鈴仙はだからこそどうにかしたいと思案するのだが……。

389 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 22:58:09 ID:FAQ2Ndh2
鈴仙「(そうねぇ…だって、幻想郷サッカーは中山さんとかパスカル君から聞いた以上だと、
戦術的な要素が少ない。 才能と能力のある一部の名選手がCFやトップ下、GKとして輝き。
そうで無い選手は自然とサイドに追いやられる事が多い環境だったら、
いかにSBが近代のサッカーで重要視されている〜! …って言っても説得力なさそう。
どうすればいいのかしら、どうすれば―――?)」

A:「師匠に教えを乞うというのはどうでしょう? 師匠はサイドバックでも恐らく一流。
  きっと、その大切さを体感させる事が出来ると思います!」
B:「パチュリーさんに教えを乞うというのはどうでしょう? 彼女は外界のサッカーにも詳しい。
   きっと妹紅も納得の行く理論と技術を教えてくれる筈です!」
C:「優秀なSBと会話や練習が出来れば良いんでしょうけど…。 慧音さん、心当たりはありますか?」
D:「優秀なSBの居るチームと練習試合とか、出来ないでしょうか。 もし出来れば良いキッカケになると思うんですけど」
E:「中山さんです! 妹紅は中山さんなら言う事を聞きますし、中山さんの教えなら、きっと納得してくれると思います!」
F:「うーん…。 やっぱり自然に任せるべきでしょうか。 無理に干渉して余計にSB嫌いになられたら困りますし…」
G:「やはり洗脳です! 私が妹紅を一晩で『良い子』に仕立て上げて見せます! 大丈夫! 師匠も良く私にやってますし!!」
H:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

390 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:00:07 ID:f0mimCgg
C

391 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:02:16 ID:nUuziBC2

上手く行くか分からんけど面白そう

392 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:05:17 ID:???
Bかな?
 
Aは永琳からということで聞く耳もたないかも。
Cは慧音さんが優秀なSBを知らないという可能性が高い気がする。
Dは練習試合は後1回で、確か対戦相手が固定のはずだから、もう大会まで
機会がない気がする。
Eは中山さんがサイドバック経験がないから、中山さんから説明というのは
敷居が高いと思う。
Fは今まで直らなかったところから見て、たぶん無理。
Gは予想つきません(汗)

393 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:11:09 ID:F1JUY5xI


394 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 23:13:32 ID:???
>>392さんが考察をしてくださったので、少しだけ補足をします(ヒントになるかも?)
練習試合ですが…固定イベントとしての練習試合は後1回で固定ですが。
この選択肢の場合、それとは別に試合、もしくはミニゲーム(15分ハーフとか7対7とか)が出来ないかを
当たってみることになります。
Fは保留という事で、これ以上良くなる事はありませんが、逆に悪くもなりません。
慧音や鈴仙がその都度窘めたりする事になるかもですが、それで大爆発! …とかにはなりません。

395 :森崎名無しさん:2013/09/25(水) 23:17:21 ID:GtXcfRT+
B 何だかんだで無難に。一番の実力者で戦略家だしね。

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 23:39:55 ID:???
B:「パチュリーさんに教えを乞うというのはどうでしょう? 彼女は外界のサッカーにも詳しい。
   きっと妹紅も納得の行く理論と技術を教えてくれる筈です!」

慧音「…なるほど! 紅魔の貴公子か。 確かに彼女の意見ならば…」

慧音はほう、と息を飲む。
パチュリー・ノーレッジという選手への評価は、幻想郷でサッカーをする者にとっては
当然の如く高名ではあったが――。
その高名さは、八意永琳や博麗霊夢のそれとはまた違う物がある。

慧音「彼女は選手としては勿論だが、それ以上にサッカー理論家として一部の里人たちに
非常に人気なんだ。『戦略次第で、弱者は強者にも勝ちうる』。
これをテーマとして書かれたいくつかの本は、人里にも数冊出回っており――。
かくいう私も、たまに読んでいたりする訳だが。 非常に説得力があるんだよ、これが」

鈴仙「そ、そうなんですか…!(そ――そーなのかー…って感じね。 だってあの人、
教えるの正直モニョモニョって感じだったし……)」

鈴仙的にはあまり威厳の無い(失礼)パチュリーの意外な一面に、世間知らずな鈴仙は大きく驚く。

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 23:42:12 ID:???
鈴仙「私…実は最近あの人と交友を深めてまして(交友で…良いよね?)もしかしたら、
妹紅にも色々と教えて頂けれるんじゃないかと思いまして――(ただ、敵チームだからねぇ。 断られても文句は言えないけど)」

慧音「なるほど。 ――それにしても、凄いじゃないか鈴仙! そんなに交友関係が広かっただなんて。
正直、君は引っ込み事案な少女だと思っていたから心配してたんだが…安心したよ」

鈴仙「あ…ありがとうございます(わ、私ってば生徒でもなんでもないのに…。慧音さんったら、世話焼き体質すぎぃ!?)」

慧音「それなら、今日はもうすぐ試合が始まるし…。 また、『人里』に来ると良い。そうしたら、私が妹紅を呼んで来るから」

熱っぽく鈴仙の手を握る慧音の激励に何となくこそばゆい感じを受けながらも、
鈴仙と慧音はそう約束を交わし、ハーフタイムの残り時間を過ごす。

慧音「(鈴仙も…変わろうとしている。 それはとっても勇気が要るにも関わらず、だ。 …私もそろそろ、踏み出す時かな)」

慧音はその中で、ひっそりと決意を固めていたのだった。

*慧音の評価値が上がりました。
*慧音の評価値が基準を越えたので、今週の定期イベントフェイズで、慧音との特訓イベントが発生します。
―――――――――――――――――――――――
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は、妖怪の山FCのハーフタイムイベントを挟み、後半を開始しようと思います。

>>361
見事にやられちゃいましたね…。ですがまだデメリットは少なめになっておりましたので、充分リカバー可能です!
>>362-364
姫様はサッカー以外やらせれば万能ですから…(震え声)
>>378
かの永琳がちょっと引いちゃうくらいには労われて(?)いますが、
あんまりな扱いかもですね…。 ですがまあ、鈴仙は強い子なんで大丈夫ですって言ってます。えーりんが。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

398 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 20:33:21 ID:TnRQv2/k
こんばんは。今日も更新を始めていこうと思います!
―――――――――――――――――――――――――

鈴仙「(……さて! もうすぐ後半ね。 最後に確認すべき事とか、決められる事ってあったかしら?
ちなみに今はマークはついていない状態、リベロの師匠はやや上がり目で、中盤のパスカットにも対応できるように…
って感じになっているけど。 あっ、前半開始時にも入れれば良かったけど、狂気の瞳のモードも変えられるからね)」

A:特に無いわね。 試合再開よ!
B:マークを付けたいわね。 具体的には…(*更に分岐)
C:狂気の瞳のモード変更をする。(現在:スート一致時に敵数値−2。マーク一致時に敵数値−3に変更可)
D:その他 自由選択枠 選手の動き等について、簡単な指示が出来る…かもしれません。
  (例:D 永琳には下がり目の位置でDFと連携出来るようにしてもらう)

先に『2』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*スピーディに2票決とします。

399 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 20:35:51 ID:aY5dZLXA


400 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 20:37:43 ID:wUfl+bmI
A

401 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 21:48:06 ID:Y6kDP8F6
A

402 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:53:37 ID:???
すみません、更新が遅くなりました。
敵チームミーティングの秋姉妹と反町のくだりを書いていたのですが…。
色々と長文でアレな展開になっていると思います(汗)
それでも、少しでも楽しんでみて頂けると幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:特に無いわね。 試合再開よ!

鈴仙「(まあ、大丈夫よね…?)」

特に変更の必要もないと悟った鈴仙は、残り数十秒でもゆっくりしたいと
再びベンチにゴロリと芋のように寝っころがるのだった…。

中山「(鈴仙さん……後半、出るんだな。 ある意味恐ろしいたくましさだ……)」

その様子を見て、中山が一種の戦慄を覚えていたが…それ以外は終始平和だったのでご心配無く。

403 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:55:50 ID:???
【敵チームミーティング】

さて、時は変わって妖怪の山FCの控室。
主力の負傷に体力切れが相次いだ上での一点ビハインドという、本来は望ましくない結果にあっても、
キャプテンの射命丸は至って冷静に、次の戦局を見据えていたのだが……。

射命丸「――さて。 気を取り直して後半戦へ…と、言いたい所ですが。
あの茶番は一体何なのでしょうね、はたて?」

はたて「あんたってナチュラルに嫌な奴よねぇ…。 ちょっとは気遣ってやったら?」

――はたての指し示すそこには、互いに倒れ伏す秋姉妹と、
それを涙を瞳に溜めながら見守る反町の姿があった。

穣子「おねぇちゃん! 目を覚まして、おねえちゃん!」

静葉「みのり…こ? みのりこなのね? 私は……今まで大丈夫だった?
穣子の邪魔、してなかった?」

穣子「だいじょうぶだよ、お姉ちゃんはいつでも私に秋を与えてくれてたよぉ〜!」

反町「(穣子……静葉さん。 俺が、俺が優柔不断なばっかりに……言いたい事を
言えなかったばかりに……! くそっ、くそっ……!)」

穣子「(どれもこれも……みんな私のわがまま。 信仰も、恋愛も、
全部一人占めして来た私のわがまま。 …それで、お姉ちゃんは―――)」

穣子は思い出す。自分と反町との馴れ初めを。
そして―――日々壊れ行きながらも笑顔を保ち続けた、優しい姉の姿を――。

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:58:02 ID:???
〜回想シーン〜

あれは……秋が終わってから4カ月(3月)くらいの事だったかな。

穣子「あれっ…! お姉ちゃん。誰この人!?」

静葉「ええ。 私達が配属させて貰った、全幻想郷選抜大会に向けての新チーム…妖怪の山FCの、助っ人外来人の男の子だそうよ」

反町「…よろしくお願いします(この人達、ホントにこんな格好でサッカーするのか?
スカートだし、もう一人(穣子)に至ってはなんか裸足だし……。 でも静葉さんって素敵な人だなぁ……)」

穣子「そうなんだ。 私は秋穣子! これでも一応神様なんだよ! ってなわけでよろしくね〜!」

反町「(説明は受けてたけど…静葉さんの妹って随分とエキセントリックなんだな。
折角良い雰囲気のチームに入ったというのに、早速言いたい事を言えなくなりそうだなぁ…(*もう言えてない))」

――それが、私と一樹君との…始めての出会いだった。
幻想郷きっての超弱小チーム・オータムスカイズから引き抜かれた(というかチーム合併された)
私たちは…引き抜かれたは良いけど。 オータムスカイラブを込みにしても……弱かった。
後から聞いた話だと、私たちがスカウトされたのも、毛玉さんとかバケバケさんよりはマシって理由くらいだったらしいし。
だから、射命丸さんの通達で駆り出された一樹君が、私達とつきっきりになってサッカーを教えてくれたんだ。

穣子「穣子さまのすーぱータックルをくらえ〜!」

反町「おっと、その位なら…! こうだっ!」

ズザアアアアアッ! タッ…スッパアアン!!

穣子「そ、そんなぁ〜!?」

反町「あはは……駄目ですよ、穣子さん。 口上は言わずにスッ…とボールを掬い取るのがタックルのコツですよ。
(俺なりの、だけど……まあ良いか)」

405 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:59:13 ID:???
一樹君は謙遜してたけど……それでも私とかお姉ちゃんからしたら滅茶苦茶上手で。
「サッカーで信仰獲得!」とか言ってた自分達が馬鹿らしくなって自己嫌悪とかもしてたっけ。
それでも――楽しかったなぁ。どんどん上手くなってるのが実感できたし。
相変わらず焼き芋屋さんは繁盛しないし、信仰は寂れる一方だったけど…私もお姉ちゃんも、貧しいなりにしあわせだった。

だけど……人間と同じように。私だって――よくばりだった。少
しずつ、それだけじゃあ満足できなくなって来ちゃった。
そう――あれは人里FCとの練習試合の時だったかなぁ……?

里人A「今日こそ俺はフラグを回収して名有りになるんだぁー!!」

里人E「(里人A……ルナティックスの試合以来ずっとこの調子だ。 大丈夫かな?)」

サイドバックの里人Aさんが思いっきりオーバーラップしてドリブル特攻。
その勢いと奇襲に皆が反応出来なくて、私がタックルをしに行った時。

穣子「(前口上は無く、スッ…っとすくいとる!)」

ズッザアアアアアアッ! バギイッ! ピイイイイイイイイイイイイッ!!

里人A「うぎゃあ〜っ!」

――調子にのっちゃって、ついつい里人Aさんの足首まで刈り取ってしまった私。
審判さんは私にカツカツと詰め寄って……

穣子「れ…れっどかーどぉ〜〜〜!?」

静葉「穣子……よそ見ばっかりしてるから……!」

406 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:00:56 ID:???
まさかまさかの退場処分。チームは何とか勝てたみたいだけど…
それでも反省会では射命丸さんとか皆に色々言われちゃって、さすがの私もションボリしちゃった。
でも、そんな時に――。

反町「(あっ…そういえば昨夜、穣子さんの家に財布置き忘れてたんだっけ)み、穣子さん!」

穣子「――なあに? 反町くん…?」

反町「そ、そのー…(し――しまった!? 穣子さん、意外と凹んでしまっている!
そのせいで財布を家に忘れた事を口に出しづらい!)」

一樹君は…口べたな感じだったけど……でも、静かに私を見つめて、
困ったような、優しそうな目でずっと見てくれた。それが――恋の始まりだったのかな。

反町「行きますよ!」 ――タッ!

穣子「う…うん!(で、でもスカートの中見えちゃうし……恥ずかしいよっ!?)」

モジモジ! モジモジ!!(傍から見るとクネクネしてるだけ)

反町「あ…あのー? 穣子さん? 俺、何か悪い事しましたか? それか、体調でも悪いとか?」

穣子「だ、大丈夫! 大丈夫だからっ!!」

静葉「(…………)反町君、私のパスも見てくれないかしら?」

反町「あっ、はい静葉さん。 それじゃあすみません穣子さん、暫く自主練習ということで――」

穣子「う…うう〜っ!?」

それから私は暫く、一樹君と練習しながら悶々とする日々を過ごしていたんだけど…

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:04:40 ID:???
静葉「……穣子。 貴女――反町君に惚れてるでしょ」

穣子「ぎっくううううううううう!? そ、そんな事ないよお姉ちゃん!?」

静葉「――今のご時世貴女くらいよ、穣子? そこまでも嘘が苦手なのは…。
鬼だって、もうちょっとはマシな嘘の付き方をするでしょうね……」

穣子「う…うん。 ごめん、お姉ちゃん」

静葉「…私に謝る事じゃないわ。 ――で。 反町君が好きなんでしょ?
だったら、今のままこじらせるよりはいっそ付き合っちゃえば良いんじゃないかしら。
――確かに私達は神だけど。 それでも神よりはずっと人間や妖怪に近い神。
…自由な恋愛も、その分許されていると思うわ」

穣子「う、うん! でも…付き合ったらお姉ちゃんが寂しくなっちゃうよ…?」

静葉「大丈夫よ。 私は穣子が幸せにしているのが、一番の幸せだから。
それに、愛は信仰のもっとも原始的にして偉大な形。きっと信仰の大いなる力になると思うわ」

穣子「おねえちゃん……! うん! 私頑張るよ! お姉ちゃんだいすき!!」

ガバッ!

静葉「ちょ…ちょっと! 恥ずかしいから離れて、穣子!!」

その時の私ったら、お姉ちゃんの応援ですっかり頭がぽ〜っとしていて。
お姉ちゃんの表情なんて見るの、すっかり忘れてしまってた。


静葉「(……そう、これで良かったの。 私は――穣子が幸せにしているのが、一番の、幸せだから)」

でも――たぶん、とても寂しい顔をしていたと思う。

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:05:40 ID:???
――それで、告白は難なくオッケーしてもらって、私が一樹君と恋人同士になった頃くらいから…。
私の幸せとは反対に―――お姉ちゃんは、少しずつ壊れて来た。

穣子「ただいま〜! ごめんねお姉ちゃん、ちょっと一樹君のおうちで、遅くまで居ちゃって。
――べ、別に変な事はしてないからね! だから大丈夫だからね!?」

私はがいつも通り、皆から五月蠅いって言われる大きな声を出して帰って来た時。
何時もなら聞こえる筈のお姉ちゃんの声が聞こえて来なかった。
いつもはやさしく「おかえり」って、言ってくれるのに……。

穣子「お姉ちゃん? どうしたの? カゼでも引いちゃったの??」

私が心配になって、お姉ちゃんの部屋のドアを開けると。

静葉「ウフフ…お姉ちゃん、見事に忘れ去られちゃったなぁ〜。
あ〜あ。私が一人で寂しく過ごしてるうちにも、穣子は今頃<ピーーー>中なのよねぇ…。
私、なんで生きてるんだろう……」チャキッ…

穣子「お――お姉ちゃん? その、カッターナイフは……?」

私の大好きなお姉ちゃんは…チョッピリ変わったお姉ちゃんになってしまった。
それでも――勿論大好きだし、暫くはチョッピリ変わってるだけで元気だったんだけど…

409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:08:41 ID:???
静葉「ただいま〜♪ はいシーン♪ お姉ちゃん、とうとう愛する穣子にもポイーされちゃったなぁ〜♪
でもいいもんねぇ〜♪ お姉ちゃんには大好きな…カゼ薬さんがあるからね?」

穣子「やめてお姉ちゃん!! また竹林のお医者さんでお薬買ってたみたいだけど…それだけはやめてぇー!!」

ガッシャーン! ガラガラガラッ!

――そう。夏に入ってから。お姉ちゃんはどんどん危うくなってしまった。
その原因は分かってる、信仰が足りないから…。

穣子「(もしもあの時、一樹君が私じゃなくてお姉ちゃんと付き合っていたなら……)」

その頃――一樹君との日常のさりげない会話で、私は気づいてしまってた。
一樹君はさいしょ、お姉ちゃんの事が好きで、お姉ちゃんも、私と一緒で一樹君の事を好きだったって事に。
そして、それなのに。 お姉ちゃんは私に道を譲ってくれたんだって……。

穣子「(でも、だからって。 無理だよぉ…別れたくないよぉ……)」

――それなのに! 我儘な私は、それはそれだと思って、信仰不足と一樹君との恋愛は別物だって。
心の奥ではそう考えていた。
きっと、心の奥では――「なんとかなったら、お姉ちゃんが何とかしてくれる」って。 甘えていたんだ…。
そしてそのまま保留しちゃって……今日、身体的疲労も相まって、お姉ちゃんは最悪の状態になってしまった。

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:11:02 ID:???
〜回想シーン終わり〜

反町「静葉さん―――! くそっ、どうにかならないのかっ!? 雛さん! あんたも神様だったら、
静葉さんを直す方法とか――知らないのか!?」

穣子がこれまでの経緯を回想している間に…反町は自らに降りかかる厄をも厭わず、
雛に詰め寄り、強い口調で問いただしていたが…雛はそっけなく首を振ってしまう。

雛「私は正確には神様じゃない。 だけど…もしも彼女に信仰が足りないんだとするなら。
――強い信仰の祈りが必要じゃないかしら…?」

反町「そんなの、どうやって……!?」

狼狽する反町を見て、穣子は一瞬の逡巡の後に…ぱあっと笑顔を閃かせて、
いつものような口調で反町に語りかける。

穣子「……そんなの、簡単だよ。 ――一樹君が、私を振って。
その代わりにお姉ちゃんに愛を捧げるって言えばいいんだよ」

反町「あ――愛…!?」

射命丸「――む。 なんかつまらなそうと思いきや、記事になりそうな展開が」

はたて「――やっぱりアンタは最低ね。 フツー本人に聞こえるように言う?(…私もちょっと同じ事思ったけど)」

穣子「一樹君は私の事を愛してくれていたけど――お姉ちゃんの事が好きだったんだよね?
だけど、優しくて、柔らかくて、断つ事が出来ないから。 それを隠してくれてた。
―――だけど、いいの。 …一樹君が正直に。 言いたい事を言えば良いだけの話なんだから」

穣子の表情は笑顔だったが――その目じりからは滝のように涙が溢れていた。
相変わらず嘘が苦手な穣子だったが…それでも、涙以外は頑張って耐えたのだ。
大好きな姉と、恋人の為に。

411 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 23:15:56 ID:TnRQv2/k
しかし、そんな穣子の発言に対しての、この土壇場で。

反町「(そ――そんな! 俺は…俺は一体どうすればいいんだ!
確かに最初は……大人で物静かな静葉さんに憧れていたけど…
穣子と付き合っている内に、穣子の事が心から好きだと言えるようになった!
一体何だ!? 俺の――この俺の『言いたい事』って―――何だ!?)」

彼女の告白を受けて…反町は押し黙ってしまっていた。
自分の八方美人な態度が、穣子や静葉を傷つけていたのかもしれないという自覚はあったし、後悔もあった。
しかし―――だからと言って…すぐに勇気が出る訳でもなかった。
だが、それもある程度は仕方がない。言いたい事を言わないでいることこそが美徳。そう信じていた彼が、
今この場で、言いたい事を言う事を強制されているのだから。しかも、自分が何を言いたいのかも分からない状態で…。

穣子「一樹くん! 大丈夫! 言って! 言いたい事、言って!!」

反町「(くそっ…! 言うしかない! 穣子と静葉さんの為にも俺は――言うしかないんだ!!)」

だがそれでも、反町はなけなしの勇気を振り絞る。 汗を流し、目をギュッとつむり、一旦身体を大きく曲げて。…そして―――?!

先着1名様で、

★言いたい事を言わなきゃいけない世の中で→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「俺は……静葉さんが好きだ! けど、穣子も同じくらい好きだーーーっ!!」
スペード・クラブ7以上→「俺は……やっぱり穣子が好きだーーーーっ!!」
クラブ2〜6→「俺は…俺は…! う……うわあああああああっ!?」反町は逃げだした!
クラブA→ダイヤ・ハート+穣子「なあんだ…やっぱりそうだったんだ。 一樹君のウソ付きッ!!」
      新連載『ないすべのむ・そりまっち』が始まる。
JOKER→射命丸「(ズ…ズルイです! 私だって…反町君の事が好きなのに!?)」
       おい幻想郷最速、フラグでも立てておけ

412 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:16:37 ID:???
★言いたい事を言わなきゃいけない世の中で→ ハート10

413 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:18:31 ID:???
>おい幻想郷最速、フラグでも立てておけ
射命丸の扱いワロタw

414 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:19:20 ID:???
【秋色を知る】【反町の章】になってた。

415 :森崎名無しさん:2013/09/26(木) 23:19:54 ID:???
二人は俺の翼だ!!

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