キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/19(木) 20:34:31 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1378027725/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

休暇、そしてふらのとの楽勝試合を終えて英気も実力も養った永遠亭ルナティックスの
次なる相手は色んな意味で個性的な面子の揃った妖怪の山FC!
試合開始前にも感動的なファンタジーか築かれもしたが…それは置いといて。
アウェー感溢れる試合会場の中、鈴仙はいきなり反則で椛を負傷させてしまい、
一時はヒンシュクも買うも…幻想郷最速ドリブラー・射命丸文の不調や我らが中山さん、
そして相棒てゐの大活躍もあり、鈴仙は見事胡散くさいメカニックキーパー・河城にとりから先取点をもぎ取る!
そして次のキックオフ、相変わらず好調の中山さんは永琳にバックパス!
遂に天才が動きだし、ルナティックスはこのまま楽勝ムードか?!

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 22:31:49 ID:???
★鈴仙の運命(これでもスキルで緩和されてる)→ ダイヤ2 ★

審判「(今の反則は考えられんぞ…だって、明らかに選手をふっ飛ばしてたじゃないか。
それも、ボール越しならともかくも直接だなんて。 サッカーは紳士的なスポーツなんだぞ…!)」

鈴仙の反則に対する審判の憤りは凄まじく、このまま倒れた鈴仙の鼻の穴にレッドカードを
差しこんでやるぞと意気込むが…。

   ク ワ ッ !

鈴仙「(退場だけはやめて退場だけはやめて退場だけはやめて退場だけはやめてヤメテヤメテヤメテヤメテ
ヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテヤメテ……)」

審判「(う――うぐうっ…な…なんて必死な目線なんだ…! まるでここで退場したらそれ即ち生命の終焉だと
言わんばかりじゃないか――! いやまあ、そんな事はある訳ないんだが、ここは…イエローでカンベンしてやるか)」

ピッ!

実況「おお〜〜〜っと! 鈴仙選手にここでイエローカードです! 素晴らしいシュートでしたが、
些か危険すぎるプレイでしたので、これはある意味仕方が無いのかもしれません!」

鈴仙「(た――助かったぁ…ここでレッドだったら私、師匠に殺されてたよぉ……)」

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 22:32:57 ID:DgtHXhsE

疲労で立ち上がる事も出来ない鈴仙は、倒れ込みながらホッと胸を撫で下ろす。
しかし、それでもイエローが付いた事は間違いが無いし、
また貴重な3点目のチャンスを、最後の最後で逃してしまった事は事実だ。
鈴仙のこのプレーに、観客達は、そして鈴仙の生死を司る(比喩ではなく)永琳の反応は――?

先着2名様で、

★観客の反応→! card★
★永琳の反応→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

〜観客の反応〜
ダイヤ・ハート→「お、おい…大丈夫かよ、あの河童……」「フィールドが赤く染まってるぜ…」にとりの心配をしてた!
スペード・クラブ7以上→「ふざけんなヘタレ麺類ー!」「うどんを詰まらせて死んじまえー!」大ブーイングだ!?
クラブA〜6→スペード+咲夜「(実力はあっても、決定機に焦るなんて。 …二流ね)」魔理沙「(うーん、私の眼が曇ってたか?)」
         星「あ…あわわわ! 殺生はいけませんよ、鈴仙!?」森崎「プクク…まるで来生みたいだぜ」
         有力選手達もこれにはダメ出し!
JOKER→観客「ヒャッハー! 汚物は陵辱だー!」「フーハハハ! まだまだ足りんわい!」「ククク…倍プッシュだ」
       何か大盛り上がりしてるぞ! まあいいや!

〜永琳の反応〜
ダイヤ→「プ…ククク……あれでゴールはないでしょ、ウドンゲ……」何かツボに嵌ってた!
ハート・スペード・クラブ→「(急ぎすぎよ、全くあの子と来たら…)」呆れてた!
クラブ2〜6→「プ…ク…く…苦しいわ…」ツボに嵌り過ぎてるけど…大丈夫か!?
クラブA→「もうこの子は駄目ね。 まあ、でも次の子が上手くやってくれるでしょ」市民鈴仙、貴女は幸せですか?
JOKER→「(……反則が多いのも困りものね。 私もそろそろ、本腰で対策を考えようかしら?)」流石天才は格が違った!

657 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:33:35 ID:???
★観客の反応→ ハート5

658 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 22:33:52 ID:???
★永琳の反応→ クラブK

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:04:42 ID:DgtHXhsE
★観客の反応→ ハート5 ★
ダイヤ・ハート→「お、おい…大丈夫かよ、あの河童……」「フィールドが赤く染まってるぜ…」にとりの心配をしてた!
★永琳の反応→ クラブK ★
ハート・スペード・クラブ→「(急ぎすぎよ、全くあの子と来たら…)」呆れてた!

永琳「(はあ――。 本当にドジというか、せっかちというか、間抜けというか、バカというか…)」

鈴仙「(今師匠が内心でとっても酷い事を言いまくってるような気がするっ!?)」

永琳は心底あきれ果てた目で鈴仙を見つめていたが…それで状況は好転しないと
すぐに自分から目を離して、中盤の底に帰って行くようだったのを鈴仙は見て、
少しだけ泣きたくなるが…それは我慢出来た。

鈴仙は他にも観客からのブーイングも恐れていたが……永琳からの評価の反面、ブーイングは少なかった。
鈴仙にとっては幸運と言うべきか、それには不謹慎すぎるかもしれないが――。
観客の中で鈴仙に野次を飛ばすのはごく少数であり、それよりも多くの観客が、
先の永琳のシュートによる負傷に加えて、追い打ちのような形で更に吹き飛ばされて負傷を負った
にとりの容体について興味を向けているようだった。

にとり「ひゅー、ひゅー…………い(私ってさ。 確かに調子に乗ってるのはあると思うよ?
でもさ――幾らなんでも吹っ飛ばされすぎじゃないかなぁ……)」

これが不死であり怪我の大半もすぐに治癒する輝夜であれば、まだ一つのギャグシーンにでもなったのかもしれないが…。
あくまで普通の妖怪の範疇を決して超えないにとりにとって、この相次ぐ負傷は正直言って、かなりの負担だった。
治療をすればそれでもまだピッチには立てるだろうが…それでも、切れのある守備には期待できないだろう。

雛「あ、あのー。 大丈夫かしら、にとり……?」

にとり「ひゅー、ひゅー……」

御馴染(?)の口癖すらろくに発声出来ない状況で、にとりは倒れ伏しながら
必死に何かを雛に訴えかけているようだが……残念ながら雛にはそれが何か分からない。

660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:07:25 ID:DgtHXhsE
射命丸「はぁ…。 ほんっとに酷い試合ねぇ。 何も、ここまで怪我する事もないでしょうに。
――ま、このくらいでへこたれていては、勝つ者も勝てぬという主張も確かに解りますが」

はたて「んなこと言ってる場合じゃないわよ、文ぁ…。 GKが大けがしてんのよ?
一体どうやってこれで勝つっていうの?」

射命丸「おやはたて、何時の間に。 怪我は直ったようですね」

はたて「……お陰さまでね。 で、どーするのよ? マジで」

射命丸「どーしましょうかねぇ…マジで(あーあ。 こういう時ばっかりはルナティックスが羨ましいわ。
――天才永琳さんとはまた別の意味で色々デタラメだし。 もう逃げ出しちゃいましょうかねぇ)」

そしてチームの守りの要が、酷い負傷を負った今。妖怪の山FCはいよいよ窮地に立たされようとしていた。
負傷から復帰したはたては射命丸の肩を掴み必死に問いただす中、射命丸はなおもクールで無関心な風を装いながら―――。

先着1名様で、

★そろそろガチでやばい→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「うーん、これ以上使役するのは可哀そうですし、控えの河童を使いますか」
スペード→「とはいえ、彼女以外でマシなGKはいませんし。 ここはボールキープで凌ぎましょう」
クラブ7以上→「もうこうなりゃ守りは秋姉妹さんにお任せして、後は攻めです! だってそれしかないもの!?」
クラブ2〜6→若島津「……俺は妖怪の山で生活をしていた。 ならばこのチームに入る権利はある筈だ」
クラブA→ダイヤ・ハート+???「さーて、必殺シュートでもなんでも禁止しちゃうよ〜!」
JOKER→射命丸「(もうこれは逃げるしかありませんね)あいたた、お腹が…。 それでは皆、サラダバー!」
       はたて「(とうとう逃げやがった、アイツ……!)」反町「(射命丸さん…そりゃないよ……)」

*観客の関心がにとりに向けられていたため、人気の低下は最小限でした。34→33
*永琳が呆れたため、永琳印象値がやや下がります。31→30

661 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:08:23 ID:???
★そろそろガチでやばい→ スペード5

662 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:11:58 ID:???
異母姉さんが知ったらあややしねそう、GK不在補正あるかな

663 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:27:20 ID:???
てゐかウサギBと鈴仙のポジションチェンジするか、今のうち寝るか
ガッツ尽きたら人数補正・狂気の瞳要員だからDFならどこでもいいんだよな
つーか、あやや本当に無計画すぎる…

664 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:32:49 ID:DgtHXhsE
★そろそろガチでやばい→ スペード5 ★
スペード→「とはいえ、彼女以外でマシなGKはいませんし。 ここはボールキープで凌ぎましょう」

射命丸「――にとりを、治療に行かせましょう。
この試合、彼女には我らが妖怪の山FCの誇りの為の人柱…おっと、河童柱となって貰うのです」

はたて「よーするに、使い潰すって訳か…。 あんたもよく、そんなえげつない事考えられるわね」

射命丸「失敬な。 人材の力を120%引きだす名采配と言って欲しいものですね。
――それに、アンタも知ってるでしょうが、はたて。 ウチのチーム、アイツ以外まともなGKが居ないじゃない…。
正直、大けがしたアイツを続投させる方が、万全な河童GKを出すよかマシなのよ」

椛「う〜ん。 でもそんなの酷くないですか? 確かに私達の強さが数値化されてるゲームでしたら、
そっちのが都合がいいのかも知れないですけど…。 私達だって皆だって生きてるんですよ、文様…?」

射命丸「――久しぶりに喋ったと思いきや、やけに鋭い事を言ってきますね椛…。
―――ま、まあ。 仕方ないのです! 大体私等の方が格上ですからね。
河童共は私達の言う事に従うしかないんですよ! 分かりますか!? ドゥーユーアンダスタン!?」

反町「(射命丸さん…どんどん発言が小物っぽくなってるな……)」

反町に内心手痛い突っ込みを貰いつつも、射命丸はにとりの治療を命じて、
そのにとりはスタッフの手を借りながらも何も言わずに医務室へと運び出されて行き。
そして―――試合は再開される。

665 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:33:49 ID:DgtHXhsE
ピィイイイイイイイイイイイイ!!

河童A「(大丈夫かな…にとり)えいっ!」

バシュッ!

穣子「うんっ! ここは―――天狗Eさん!」

バシュウウウン!

実況「さあ、試合開始…ですが! 妖怪の山FC! ここはやはり焦らずに中盤でのボール回しに撤します!」

鈴仙「(うわぁ…GK代えないんだ……敵ながら同情するわ、にとり……)」

永琳「(GKが居ないのは充分過ぎるアドバンテージだけど…。 中盤でのボールキープで、
少しでもその影響を排しようという作戦ね。 それは良いけれど――ボールを奪われた時のリスクは、大きいわよ?)」

後半15分から暫く、妖怪の山FCは中盤でのボール回しに撤し、
対する永遠亭ルナティックスも、そのパスワークに応じながらボールを奪える機会を伺って行く。
この中でチャンスを掴めるのは―――。

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:34:55 ID:DgtHXhsE
先着3名様で、

★妖怪の山フィールダー総合力 3072+(! numnum)=★
★ルナティックスフィールダー総合力 3153+(! numnum)=★
★経過時間→ ( ! num )=
 試合展開→( ! card )★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【妖怪の山総合力勝ち/ルナティックスの総合力勝ち】の結果、カードが

ダイヤ→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。/妹紅が敵陣の良い場所でボールを持つ。
ハート→反町が中盤のサイドでボールを持つ。/パスカルが中盤のサイドでボールを持つ。
スペード→はたてが自陣側でボールを持つ。/永琳が自陣側でボールを持つ。
クラブ→静葉が自陣奥深くでボールを持つ。/慧音が自陣奥深くでボールを持つ。

(*経過時間の! numが0の場合は、10とみなします。)

667 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:35:35 ID:???
★妖怪の山フィールダー総合力 3072+( 85 )=★

668 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:36:17 ID:???
★ルナティックスフィールダー総合力 3153+( 24 )=★

669 :森崎名無しさん:2013/10/03(木) 23:36:53 ID:???
★経過時間→ ( 4 )=
 試合展開→( クラブ5 )★


670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/03(木) 23:45:47 ID:DgtHXhsE
ルナティックスのボールになったが、4分経過!(後半19分〜20分になりました)
そしてボールは自陣奥の慧音先生だ!
…と、言うところで今日の更新はここまでにしようと思います。

>>662
JOKERだったら死にますね。
ちなみに考えてた展開で、
射命丸逃げる→スタジアムの階段を下りていると何かにぶつかる→
勇儀「おい天狗、試合はどうしたんだ?」→DEAD END 的なのもありましたが、可哀そうだったので良かったかもです。
GK不在補正は本編にも確かありましたし、何らかの形で出そうとは考えています。
>>663
すみませんが、そのまま進めさせて頂きました。
ここから得点または失点した際にでも、そうした選択肢を設けようかと思います。
射命丸が小物っぽいのは若干意識していますが、これでも小賢しい感じには書いているつもりでしたので、
無計画に見えるのでしたら、恐らく作者の描写力不足か、作者が戦況判断を出来てないかのどっちかです(汗)すみません…

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

671 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 00:24:48 ID:???
お疲れ様でした
妹紅へのロングフィード → ネオヴォルケイノでギリギリいけるかな
パスカルに中継させるのも手もあるけど、秋姉妹は自力で打ち抜くしかないか

672 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 16:34:37 ID:???
妹紅の鳳翼天翔って空せりあい/クリア+2ってあるけどトラップのときは使えないのかな?

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 22:26:15 ID:VJIiptEU
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>671
ロングフィードからのトラップからのネオヴォルケイノはありえますね。
秋姉妹もそんなに余裕がないですし、もう1点は取れる筈です。
>>672
せりあいとトラップはあくまで別物なので使えませんね。
(今後覚醒したら使えたりはあるかもですが)
ただ、言われてみて思ったのですが、せりあいとトラップとの境界があいまいな気もします。
ですので、暫定的にこれからは…
せりあい=こぼれだまや中盤へのフィードからボールを奪取するのに使う。ボールの行き先は自分とは限らない。
トラップ=次にシュートを撃つために、敵陣PA内にてボールをキープするのに使う。ボールの行き先は絶対に自分。
と、暫定的に定義付けて採用していこうと思います。

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 22:27:17 ID:VJIiptEU
★妖怪の山フィールダー総合力 3072+( 85 )=3157★
★ルナティックスフィールダー総合力 3153+( 24 )=3177★
★経過時間→ ( 4 )=4分経過!
 試合展開→( クラブ5 )★
クラブ→慧音が自陣奥深くでボールを持つ。

妖怪の山FCが取ったボールキープ戦法は、始めこそ優勢を保ってはいたが…。
ここではやはり、中盤の支配力の差が大きく出た。
中盤を司るはたては、トップ下としては永琳はおろか中山にも劣り、
サイドハーフの雛、天狗Eは、鈴仙とパスカルのプレッシャーに圧倒される。
そして――。

中山「――さあ、ボールは頂くぞ!」

後半も19分に差し掛かった頃合いになると、
さしもの相手もルナティックスの総合力の高さに粘り負けしてしまう。
中山が、少しずつそのパスの精度にも疲労による陰りが見えて来た静葉にプレッシャーを掛けて…

静葉「(くっ……もう、これまでのようね。 こうなったら――!)」

バシュウウウウウウウウッ!

一か八かとボールを大きく前方にフィードさせるよう仕向ける。
しかし、それこそが中山の策でもあった。

675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 22:28:17 ID:VJIiptEU
中山「(中盤の小競り合いとなると、どうしてもボールの奪取までに時間と労力がかかる。
それならば、多少のリスクはあれども―――一旦ボールを後方にまで持っていくように仕向けるべきだ!)」

そう考えて、敢えて静葉のフィードを見送った中山だったが、彼の読みは上手い方向に働く。

ギュウウウウウン!

反町「(静葉さん、焦ったな…! でも大丈夫だ。 ここでトラップしてシュートにまで持ち込むぞ!)」

静葉がフィードを出した先は反町。彼は思い切り飛んで、胸でボールをトラップせんと
前かがみに飛び着いて行くが――――。

慧音「無かった事に…してやるっ!」

グワアアッ! バシイッ!

反町「う――うわっ!?」

浅くコントロール感の弱いフィードを上げた静葉に、そのフィードに前のめりに飛び出した反町。
この二人の焦りを突いて―――慧音が妖力を纏いつつ素早く跳び出し、反町からボールを掠め取る。

実況「さあ! ここで慧音選手が反町選手のシュートを無かったことにしました〜!
キレのあるクリアで見事に反町選手に競り勝ったぞ〜!」

反町「(し、しまった…!もう少し競り合い能力も磨いておけばよかった…!)」

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 22:29:20 ID:VJIiptEU
慧音「(フィジカルについてはさしたる長所が無い彼だったが…それでも私より基礎能力は上、か。
――はあ、気が滅入ってしまうな。 おっと、いかん。 次のプレイだが――)」

先着1名様で、

★そろそろガチでやばい→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「届くかは賭けだが――このまま敵陣までロングフィードだ!」
ハート→「ここは王道だ。 パスカル君に繋いで堅実に攻め直そう」
スペード→「薬師殿のオーバーラップ…もう一度、試してみるのが最善か?」
クラブ→「ここは…むっ?」椛「でりゃあああああ!(ここで奪って…シュートを撃つんだ!)」
JOKER→??「月よ、光を与えたまえ!」ピカッ!慧音「むっ! 何か急にハクタクの力が芽生えたぞ!?」

677 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 22:29:56 ID:???
★そろそろガチでやばい→ ハート7

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 23:04:40 ID:VJIiptEU
★そろそろガチでやばい→ ハート7 ★
ハート→「ここは王道だ。 パスカル君に繋いで堅実に攻め直そう」

慧音「(ここは白狼天狗も上がって来ている。 フィードを出しては無暗にボールを奪われてしまう!
ならばここは王道――サイド攻撃だ。 鈴仙の疲労を考えると、ここは――)頼む、パスカル君!」

バシュウッ!

慧音はここで、右サイドへの切り返しを選択。真っ直ぐにタックルに向かう椛が向かう前にと、
射命丸と椛の間に開けた空間を狙い鋭くパスを放つ。
そのコースは緩くとも正確で、慧音は誰にも妨げられる事なくパスカルにボールを供給する事に成功する。

実況「慧音選手!ここで上手い判断! 手っとり早く決められる妹紅選手へのフィードを避けて、
賢明に左サイドへはたく! しかし左サイドは前がかりの射命丸選手を抜けてスペースが大きい!」

パスカル「(へへ、流石ケイネ先生は違うぜ!)」

タッ――!

実況「そしてパスカル選手! 激しくドリブルで攻勢に出る〜!」

はたて「こ…この私が戻ったからには――させないわっ!?」

実況「そこに負傷から戻ったはたて選手が出る! 
さあ、はたて選手、妖怪の山FCのトップ下として、意地を張れるでしょうか〜!?」

射命丸「(いやぁ……正直はたてじゃ無理でしょうね。 怪我もあるけど、実力が違い過ぎです)」

679 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 23:05:40 ID:VJIiptEU
パスカル「悪いが――全力で行くぞっ!」

先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★はたて→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(がフォロー)(ルナティックスのスローイン)(妖怪の山のスローイン)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
はたてのマークがダイヤで「スピードタックル(+2)」が発動します。

680 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:08:33 ID:???
★パスカル→ドリブル 50 ( スペード7 )( 3 + 6 )=★

681 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:11:13 ID:???
★はたて→タックル 46 ( クラブ3 )( 4 + 1 )+(軽傷治療済-1)=★

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 23:25:36 ID:VJIiptEU
★パスカル→ドリブル 50 ( スペード7 )( 3 + 6 )=59★
★はたて→タックル 46 ( クラブ3 )( 4 + 1 )+(軽傷治療済-1)=50★

はたては全力でタックルに行った。速度こそは射命丸には大きく劣るものの、
相手のドリブルコースをしっかりと捉えて、正確にパスカルのボールを奪い取ろうとするのだが…。

パスカル「努力はしているようだが……俺だって、そこそこ努力はしているぜ?」

スッ! ククッ!

はたて「そ、そんなぁ〜!?」

実況「さ――流石です、パスカル選手! 妖怪の山FCでは有数のタックラーであるはたて選手ですが…。
そんな彼女をも全く意に介さず、何時も通りの丁寧なボールタッチで快適に左サイドを駆け上がって行きます!」

森崎(観客席)「おいおい……マジかよ。 あれで有数のタックラーだったら、世界が泣くぜ?」

魔理沙(観客席)「まあ、結局は寄せ集め共の烏合の衆だからな。 …って、そういう私等もそうだが」

咲夜(観客席)「(あの程度のドリブルでしたら――私が有利ですわね)」

観客達の一部が、冷静にパスカルの実力を判断する中…パスカルはそのまま中盤へ。

パスカル「おや。 今回もお手柔らかに頼むぜ?」

雛「(さっきは私のせいで、はたてさんを怪我させてしまった。 でも、それに詫びる方法は、
今の私には一つしかない! それは――)……厄の力で、不幸を浴びせてあげる!」

実況「パスカル選手! 雛選手と3度目の対峙だ〜!
パスカル選手は雛選手の猛烈な削りに耐えられるか〜〜〜!?」

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/04(金) 23:26:58 ID:VJIiptEU
先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★雛→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破! そして…得点チャンスだ!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(中山と静葉でせりあい)(河童Cがフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
雛のマークがクラブの時、「ペインフロー(+2、吹飛3)」が発動します。
雛のスキル・呪いの雛人形により、雛を除く選手の負傷率が一段階アップしています。
雛のスキル・悲劇の流し雛により、敵味方問わず有効な判定にてクラブAが出た場合、以降雛の全能力が+1ずつされていきます。

684 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:27:36 ID:???
★パスカル→ドリブル 50 ( クラブK )( 1 + 5 )=★

685 :森崎名無しさん:2013/10/04(金) 23:28:00 ID:???
★雛→タックル 44 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )+(軽傷治療済-1)=★

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 00:04:02 ID:xnl2FIfU
★パスカル→ドリブル 50 ( クラブK )( 1 + 5 )=56★*負傷!
★雛→タックル 44 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )+(軽傷治療済-1)=47★
≧2→パスカル、ドリブル突破! そして…得点チャンスだ!?

雛「さあ……来なさいな、少年。 この世の不幸を、チョッピリ貴方に分けてあげる」

ゴオオオオ…

異様な気を纏いながら――しかし、それでも緩慢な動きでタックルに向かう雛は、
まるで一見、ボールを奪う気が無いようにも見えるが…。
パスカルはいち早く、そんな彼女の異常性に気付く。

パスカル「(彼女――実力こそ、それ程でも無いが…それ以上に不気味な物を持っている!
ここは出来るだけ早く退けるんだ―――!)」

ここにいては、嫌な予感がする。
それだけを頼りに、パスカルはそそくさと直線的ドリブルで雛を抜き去ろうとするが――。

タタタッ――ブチィッ!

パスカル「――う、うわあっ!?(し、仕舞った! スパイクのヒモが……!)」

ドテッ!グキッ!

パスカル「ぐうっ!?」

パスカルは不意に切れたスパイクのヒモを踏んづけてしまい転倒。
しかも運の悪い事に、パスカルは右足を少しばかりか挫いてしまう。

実況「おおっと! パスカル選手、得点機を直前にして転倒〜〜!?
何とか立ちあがりボールをキープするも……顔をゆがめております!
転倒のショックで足を挫いてしまったか〜〜〜!!?」

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 00:05:04 ID:xnl2FIfU
雛「(――ごめんね。 でも、これが私の役目だから)……」

バシュッ! ――ピィイイッ!!

実況「おっと! そしてこの状況で雛選手がボールを蹴りだします!
これは負傷したパスカル選手を助けるつもりでしょうか!?
図らずも前半とは立場が逆となった展開は、この試合の荒々しさを物語るようです!」

パスカル「くっ――無念」

雛「(これで、相手チームの主力選手は一旦退場、そして――)にとり、怪我は大丈夫そう?」

にとり「……んなわけあるか。 ボッロボロだよ」

雛「――じゃあ、出ないの?」

にとり「――ううん、出るよ。 ……だって、それが私の役目だからさ」

雛「(にとり………日ごろはおちゃらけてるし、守銭奴だし、調子良いし、目上の人には優しく格下の者には厳しいし、
態度悪いし、友達少ないし、どうしようもないけど……やっぱり責任感の強い子なのね)」

にとり「(何でだろう……今、すっごい馬鹿にされてたような気がする)」

パスカルが負傷で退場し、にとりは逆に再びフィールドに舞い戻る。
雛のワンプレーは決して派手では無かったが…
それでも、妖怪の山FCに幾ばくかの勝機を与える事に成功した。

永琳「(―――後半の20分に、パスカル君の負傷か。 …ふむ)」

そしてじわりと苦境に立たされた永遠亭ルナティックスのメンバー。
前半であるならともかくも、後半のこの時間でのパスカルの負傷。
永琳は選手交代も視野に含めて、パスカルの負傷対策を考えていた。

688 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 00:06:13 ID:xnl2FIfU

永琳「(…練習試合でもある訳だし。 ここは他のウサギを登板させようかしら―――?)」

鈴仙「(…あ、師匠が何か考えてる。 ―――どうしよう、何かアドバイスしてみようかな…?
と言っても、私のアイデアが採用されるかどうかは正直微妙かもだし、
スローインまでの短い時間だから、そう大がかりな事は出来ないけど、ここは…!)」

A:「師匠、パスカル君の怪我が直るのを待ちましょう!」
B:「てゐをパスカル君の位置に置き、空いた左SBに、ブロックが比較的得意なウサギCちゃんを入れましょう!」
C:「てゐをパスカル君の位置に置き、空いた左SBに、パスカットが比較的得意なウサギDちゃんを入れましょう!」
D:その他 ウサギF・Gを使いたい場合はこちらで。 あまり大きな変更(フォーメーションチェンジとか)は出来ません

鈴仙のガッツ:240/830

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*そこまで大きい選択ではないので、スムーズに2票決とします。

689 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 00:08:07 ID:XGuosYRA
C

690 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 00:08:55 ID:RumN/YS2
C

691 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 00:11:43 ID:???
これってスローイン返したほうがいいのかな?
数値的には、勝っているからこっちのボールでいいのかな。

692 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 00:29:21 ID:???
パスカルはここで一旦退場!リザーバーはウサギDだ!
…と、言った所であまり進んでないですが、何となくイマイチ筆が不調なので、
大変勝手ですが今日の更新はここまでにさせて頂きます。

>>691
形としてはパスカルが雛を抜き去ってボールキープしていたので、
ルナティックスのスローインで良いかな?…と思ったのですが、
ちょっと描写が微妙だったかもです(汗)

それでは、皆さま、本日も遅くまでお疲れさまでした。

693 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 01:48:20 ID:???
お疲れ様でした。
パスカルがいなくなった上鈴仙のガッツがカツカツなのでフォーメーション案を。
ウサギDは仮ですがK番しました。

4-1-4-1
−−A−− A妹紅
−−−−− 
−I−F− I中山 F佳歩
G−−−E Gてゐ EウサギB
−−D−− D永琳
H−−−K H鈴仙 KウサギD
−B−C− BウサギE C慧音
−−@−− @輝夜

作戦をあまり変えず、パスカルがいなくなった分を永琳・鈴仙で埋める。
鈴仙は文をマーク。反町対策が薄いため、ミドルシュートは撃たれやすい。
残り時間が少ないためガッツ運用の心配は少ないが、守備は永琳頼みのためそこだけは注意。

6-4-0
−−−−− 
−−−−− 
−−A−− A妹紅
G−I−F Gてゐ I中山 F佳歩
−−−−− 
KD−HE KウサギD D永琳 H鈴仙 EウサギB
−B−C− BウサギE C慧音
−−@−− @輝夜
鈴仙のガッツが尽きて2点差になったとき。
場合によってはにとりもお陀仏なので、その時点でダイジェストになったら意味無い…
最後に永琳が好き勝手できるよう温存できる。

694 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 17:09:58 ID:???
世界屈指の実力があってもまだ足りない、裏ワールドカップは恐ろしい
全裸(ロベルト)、褌(元おっさん)、褌(変態)……実に恐ろしい

695 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 18:57:15 ID:xnl2FIfU
こんばんは。時間がかかりましたが前スレを埋めてまいりました。
キャプテンロベルトは…多分連載はしませんが、
それでも書いてるうちに色々良いネタが思いついたりしたので、
いつかは2〜3スレで終わる外伝として作ってみたいなぁ…とか思ったりしてますw
>>693
乙&フォーメーション提案ありがとうございます!
試合時間も残り少ないですのでダイジェスト判定は無く、
流して終了…って感じになるかもしれませんね。
ですから、こうした戦術提案は大事だと思います。
>>694
裏ワールドカップでしたら、今のロベルトでなんとか及第点ってトコですね。
本スレの森崎・翼・若林程度ではモブ以下レベルです。

696 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 18:58:15 ID:xnl2FIfU
C:「てゐをパスカル君の位置に置き、空いた左SBに、パスカットが比較的得意なウサギDちゃんを入れましょう!」

鈴仙「あの、師匠」

永琳「……あら、何かしらウドンゲ?」

鈴仙「いえ、あの。 やっぱりここはパスカルを変えた方が良いなぁと…」

永琳「―――心配しないで、私も同じ考えよ。 後半も既に20分を過ぎ、
こちらは今、得点圏に居る。 だからここは無理をしてパスカル君を続投させる必要はないもの。
そしてリザーバーは……ウサギDが妥当でしょうね。 ウサギCの方がブロッカーとして役立つでしょうけど、
それでも能力は低水準だしね。 彼女のパスカット力に期待して、FW間の連携を潰す方向で行きましょうか」

鈴仙「(私が言いたい事、全部先に言っちゃった……)は、はぁい…」

永琳「…と、言う訳で。 今日はゆっくり休んでなさい」

パスカル「――はい、エイリンさん(くっ、今日の試合、結局あまり活躍出来なかったな…だが、仕方ないか)」

実況「―――おお〜っと! ルナティックスのパスカル選手、ここで交代のようです!
そして応急処置的に後ろのてゐ選手をパスカル選手の位置に置き…そしててゐ選手の位置には
ウサギD選手が入りました!」

ウサギD「(や――やった! Eちゃんと一緒にサッカーが出来るよ!)」

ウサギC「あ――あれ? 私の出番は〜!?」

ウサギF「ウフフ…Cちゃんもいらっしゃいな。 この地獄に…」

ウサギC「やめろぉ〜!?」

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 18:59:30 ID:xnl2FIfU
はたて「(雛のやつ……やるわね。 今日の試合、左サイドの外来人(パスカル)の動きを
見事に潰す事で2度も止めてるし――。 実力以上の存在感だわ)」

雛「(―――今度、お詫びに何か持ってこようかしら…? でも迷惑かなぁ…?)」

実況「さあ! そしてルナティックスのスローインですが……その前に、
現在のフォーメーションはこのようになります!」

−−@−− @にとり
C−B−A C河童 B穣子 A河童
−−−−−
−−D−− D静葉
G−−−E G雛 E天狗
−−I−− Iはたて
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3

永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−A−− A妹紅
−−−−− 
−F−I− F佳歩 I中山
J−−−H Jてゐ H鈴仙
−−−−− 
G−D−E GウサギD D永琳 EウサギB
−B−C− BウサギE C慧音
−−@−− @輝夜

中山「(パスカルが抜けた事で、大分守備も弱くなったな…。
突破力はてゐさんのパスで補えるとしても、射命丸さんを止められるのは実質永琳さんのみ、
と言った所か。 ―――これは、最後の最後に、点の取り合いとなりそうだ)」

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 19:00:56 ID:xnl2FIfU
ピイッ!!

実況「さて、ルナティックスのスローインですが…」

てゐ「う〜ん、とりあえず佳歩ちゃんへ、っと」

ポイッ! ポムポム…

佳歩「はいっ!」

実況「これは前に上がったてゐ選手が流れで行い佳歩選手にパス!
そして自分は大きく戻り、敵のカウンターに備える様子です!
ですがルナティックスは相変わらず、前がかりに攻め込んでいきます!
PA内には妹紅選手が、PA付近には中山選手。 
そしてその後方、ゴールから30メートル地点には鈴仙選手が居ます!」

鈴仙「(うーん、ちょっとこの距離だと佳歩に声出しは出来無さそうね。
ただ、もしもパスを出してくれた時の為にも準備しとこっと)」

佳歩「(うーんと、ここは―――)」

先着1名様で、

★佳歩の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「妹紅さんにセンタリングよっ!」
ハート→「な、中山さんに撃ってもらいましょ!」
スペード→「鈴仙さまーっ! 決めてくださいーっ!」
クラブ→「も……もう一回野兎シュートよ!?」
JOKER→永琳「……佳歩、私に出しなさい」佳歩「お、お師匠さまっ!?」

699 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:01:27 ID:???
★佳歩の判断→ ダイヤ8

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 19:21:20 ID:xnl2FIfU
★佳歩の判断→ ダイヤ8 ★
ダイヤ→「妹紅さんにセンタリングよっ!」

佳歩「えーと、えーと……」

打つべきか、誰かに渡すべきか、それとも――と。
佳歩がオロオロと悩んでいる時に、妹紅は手を上げながら大きく自分へのボールを要求する。

妹紅「かほーっ! 私に上げてーっ!」

佳歩「あ、妹紅さん…!(そういえば妹紅さんFWなのに1発も決めてないし、ここは――)
はい、今お渡しします〜!」

バシュウウウッ!

実況「佳歩選手! 妹紅選手にセンタリングを上げます! しかしそこには〜!?」

静葉「――穣子!」

穣子「うんっ! 行くよお姉ちゃん!」

ガシッ! バアアアアアアアアアアアアン!!

静葉「私は…秋夜を見に行くのよ〜〜〜〜〜〜!?」

実況「オータムスカイラブで秋姉妹が待ち構えている〜! 妹紅選手、ここで無事にトラップ出来るか〜!?」

701 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 19:22:22 ID:xnl2FIfU
妹紅「(もう油断も慢心も――しないっ!!)」

河童C「(ルナティックスは今、さっきよりは上がりきっていない! だったら私はフォローだよ!)」

先着2名様で、

★妹紅→高いトラップ 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★静葉→オータムスカイラブクリア 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 妹紅、トラップ成功! そのままネオヴォルケイノだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がねじこみ)(河童Cがフォロー)(河童Aがフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

702 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:22:52 ID:???
★妹紅→高いトラップ 52 ( スペード2 )( 5 + 5 )=★

703 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:25:52 ID:???
★静葉→オータムスカイラブクリア 49 ( クラブ5 )( 5 + 3 )=★

704 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 19:49:59 ID:xnl2FIfU
★妹紅→高いトラップ 52 ( スペード2 )( 5 + 5 )=62★
★静葉→オータムスカイラブクリア 49 ( クラブ5 )( 5 + 3 )=57★

静葉「もう一度……」

妹紅「――は、ないって言った筈よ!!」

ゴオオオッ!

静葉「くっ……駄目、焦げてしまうわ!?」

妹紅の二度めのトラップは、今度こそ油断が無く、正確にボールを射抜いており、
そのフィジカル強さは、幻想郷の少女の中でも特に細身で華奢な静葉では
とても追いつけない。 妹紅は高空にて悠々とボールをトラップし―――。

妹紅「さて―――病み上がりの所悪いけど! もう一遍、病院で栄養食を食べて貰うよ!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「あ……あ……妹紅選手が右脚を大きく振りかぶった〜!?
そう! これは〜〜〜〜!?」

にとり「どうして〜! どうして私はいっつもこんな目に〜〜〜!?」

河童A「(ご愁傷様、河城さん)」

河童C「まあ、にとりだし……きっと大丈夫だよね?」

妹紅「行くわよ。 ――――N   E   O 
                   V   O   L   C   A   N   O    !!」

にとり「ひゅ……ひゅいい(訳:こ…こわい)」

705 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 19:51:12 ID:xnl2FIfU
先着3名様で、

★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★河童C→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 河童A→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→のびーるアーム 53 (! card)(! dice + ! dice)+(故障LV1-2)+(重傷治療済-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がねじこみ)(佳歩がねじこみ)(ルナティックスのコーナーキック)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の野兎シュートが妖怪の山ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がねじ込み)(佳歩がねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
河童Aのマークがダイヤで、「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。

706 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:51:33 ID:???
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 55 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )=★

707 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:52:25 ID:???
★河童C→ブロック 44 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
 河童A→ブロック 45 ( ダイヤQ )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=★

708 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:53:31 ID:???
★にとり→のびーるアーム 53 ( ハート7 )( 4 + 3 )+(故障LV1-2)+(重傷治療済-2)=★

709 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 19:58:01 ID:???
怪我と故障無ければぎり点入らなかったな

710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:23:42 ID:xnl2FIfU
すみません、妹紅のネオフジヤマヴォルケイノの威力は56でした。
結果にて修正いたします。
あと、ネオフジヤマヴォルケイノの『吹き飛び係数2』を書き忘れていましたが、しっかり吹きとびは発生しています。


711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:24:59 ID:xnl2FIfU
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )=63★
★河童C→ブロック 44 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=56*吹き飛び!
 河童A→ブロック 45 ( ダイヤQ )( 5 + 3 )+(人数補正+1)+(ダイビングブロック+4)=58★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )=63★
★にとり→のびーるアーム 53 ( ハート7 )( 4 + 3 )+(故障LV1-2)+(重傷治療済-2)=56★*吹き飛び!
≧2→妹紅のネオフジヤマヴォルケイノが妖怪の山ゴールを焼き払う!

ゴオオオオオオオオオオオッ!!

河童C「あ…あちゃちゃちゃ〜!?」ボゴオオオオオオオオッ!

河童A「――でええええい! って、ダメだぁ〜!?」ドゴオオオオ!!

妹紅のネオヴォルケイノに対して、河童C、河童Aの両者は懸命にブロックに飛ぶも…
その火山弾のようなシュートに対しては、まさに焼け石に水。
枯葉のようにピッチへと吹き飛ばされていく。

にとり「でえええ! 私がこのシュートを防げないと思っているようなら〜!
まずは―――その幻想をぶっ潰す!!」

ゴオオオオオオオオオオオッ!

 バッギイイイイイイイイイイイイ!!

にとり「だ、だめでした〜〜〜〜〜!?」

ズバアアアアアアアアアアッ! ―――ゴオオオ…パチ…パチパチ……
  ―――――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

永遠亭ルナティックス 3 − 1 妖怪の山FC 

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:26:47 ID:xnl2FIfU
実況「決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜ルッ!!! 流石は安定の蓬莱人です!
妹紅選手、鈴仙選手にも負けない素晴らしいシュートで3点目を挙げました〜!!
そのシュート力はまさに、幻想郷の名だたるFWに比べても見劣りしませんっ!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアア!!」「いいぞ、いいぞ、も・こ・う!!」
「凄いシュートだな……命蓮寺の寅丸にも負けてないぜ」「いや、でも射命丸なら…射命丸ならなんとかしてくれる」

妹紅「――よし! 決まったぁああ!」

妹紅は大きく天に向けてガッツポーズ。
こうしてゴールを挙げるのは久しぶりだと、非常に解放感溢れる表情で天を仰いでいた。

にとり「ひゅ…ひゅぇええ……」

その一方で、にとりは地に這いつくばって絶望に呻く。そして彼女にとっては更に絶望的な事に―――。

のびーるアーム「ビーッ、ビーッ。 オートセービングキノウ、ハソンリツ80%。
スミヤカナシュウリヲ、ヨウセイイタシマス。 ケイコクデス ケイコクデス……」

にとり「わ…私ののびーるアームがぁぁあ……お陀仏一歩手前状態だよォ……」

彼女を優秀なキーパーたらしめていた機械達もまた、この過酷なプレイに悲鳴を上げる。
恐らく、あと一回――あと一回吹き飛ばれれば、にとりは機械ともども爆発してしまうだろう。

穣子「はあ、はあ…結局、また疲れちゃったね、お姉ちゃん…!」

静葉「はあ…そうね……どぉせ私なんか……」チャキッ

穣子「またキャラが戻ってるよ、お姉ちゃん!?」

そして、後半開始時には万端だった秋姉妹たちも、オータムスカイラブの乱発によりダウン寸前。
この瞬間、妖怪の山FCの守備は完全に剥がされたと言っても良かった。

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:27:49 ID:xnl2FIfU
鈴仙「(ふう…何とか妹紅が役目を果たしてくれたわね。 
妹紅のシュートで燃えちゃったゴールネットが張り替えられるまで、誰かと軽く会話でもしようかな?)」

A:喜びをかみしめている妹紅に話しかける。
B:平静を装った感じの中山に話しかける。
C:好戦的な表情の永琳に話しかける。
D:若干いじけた表情の佳歩に話しかける。
E:地べたを這いつくばっているにとりに話しかける。
F:疲れながらもじゃれあう秋姉妹に話しかける。
G:無表情の射命丸に話しかける。
H:深くため息をつくはたてに話しかける。
I:その他 話しかけたいキャラを1名選択してください。

鈴仙のガッツ:240/830

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*選択肢が多く、また重大な選択でもないのでスムーズに2票決とします。
*にとりのガッツが200を切りました。以降ガッツ200未満ペナ(−2)が発生します。
*にとりののびーるアームの故障が悪化しました。
*穣子のガッツが300を切りました。以降ガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
*静葉のガッツが300を切りました。以降ガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。

714 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 20:28:45 ID:VELGVr/s
A

715 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 20:29:16 ID:???
E 矢車「地べたを這いずり回ってこそ、見える光があるんだ…」

716 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 20:29:44 ID:sQZ40YHs


717 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 20:32:17 ID:RumN/YS2
A

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:52:49 ID:xnl2FIfU
A:喜びをかみしめている妹紅に話しかける。

鈴仙「(ここはやっぱり、妹紅に話しかけてみようかしら)」

鈴仙は喜びを噛みしめながら自陣に少しずつ戻っている妹紅の方向へと向かう。

妹紅「あっ、鈴仙!」

鈴仙「妹紅! やっぱりやるじゃない! 凄いシュートだったわよ!」

鈴仙は笑顔で妹紅に祝福の言葉を投げかける。
確かに威力そのものは、鈴仙のマインドブローイングも互角ではあったが、
妹紅のシュートは鈴仙には破壊力を秘めている。
このシュートならば、きっと全幻想郷レベルでも通用する筈と鈴仙は本気で思い、
そう声を掛けたのだが、肝心の妹紅の反応は……?

先着1名様で、

★妹紅の反応→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→ハート+「うーん、もっとシュートを磨きたいな。 鈴仙、また一緒に練習しようよ!」
ハート→「鈴仙のお陰よ! FWに推薦してくれてありがとね!」
スペード→「イヤッフウウウ!!」何も言わずに抱きついた!
クラブ→「いやぁ、やっぱりサイドバックよりもFWだね。 今回のでそれが良く分かったよ! >>鈴仙感謝」
JOKER→「……見えたわ。『フジヤマドライブ』……!」

719 :森崎名無しさん:2013/10/05(土) 20:53:21 ID:???
★妹紅の反応→ スペードK

720 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 20:54:09 ID:???
…と、言った所で、短いですが予定がありますので、
本日の更新はここまでにしようと思います。
>>715
このチーム地獄行きが多いですね…色んな意味で(汗)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

721 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 21:05:53 ID:???
何となく脱字が気になったので訂正を。
>>468で、
妹紅のシュートは鈴仙のシュートには破壊力…。
とありますが、
鈴仙のシュートには『無い』破壊力でしたね。失礼いたしました。
後から見返して改めて思ったのですが、誤字脱字が多いとやはり
気になりますからね。今後は誤字脱字等にもより気を払っていければと思います。


722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/05(土) 21:07:41 ID:???
…と言ってるそばから間違いが(汗)
安価は>>718でしたね、失礼しました。

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 13:04:04 ID:aqnboIjY
こんにちは。今日も更新をしていきたいと思います。
―――――――――――――――――――――――
★妹紅の反応→ スペードK ★
スペード→「イヤッフウウウ!!」何も言わずに抱きついた!

妹紅「イヤッフウウウウ!」

ガバッ!

鈴仙「きゃ、きゃあっ!? 熱いよ、妹紅さーん!?」

普段はクールに澄ましている印象が多い妹紅だったが…。
余程シュートを決められた事が嬉しかったのか、それとも鈴仙への親愛の情の表れなのか、
妹紅は思いっきり鈴仙に抱きついて喜びを表明する。
鈴仙はそんな妹紅の様子に驚き内心あちちと思ったりはするのだが…。

鈴仙「あははは…(妹紅も変わったというか、私にも心を開いてくれるようになったのかなぁ…?
今まで、殆どロクな交流が無かった訳だったし)」

その様子に、鈴仙も僅かに喜びを感じているのだった。

*妹紅の評価値がやや上がりました。

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 13:08:04 ID:aqnboIjY
そうしてテンションの高い妹紅の様子を堪能しつつも…鈴仙は再び自陣に戻り、
そこですでに指揮を執っていた永琳の元へと向かう。

永琳「パスカル君の負傷というアクシデントはあったけれど……それでも、
一連の得点の流れは良かったわね。 御苦労さま、妹紅」

妹紅「ふふっ、それほどでもないわね!」

輝夜「(むぎぎぎ……妹紅の奴め…ここぞとばかりにえーりんにまで媚を売っちゃってぇ…)」

得意げに鼻を鳴らす妹紅を、後方で輝夜が妬ましげに睨んでいたが…
それを敢えてか無視をして、永琳は次の敵のキックオフに対する対策を話しだす。

永琳「――で、次のキックオフだけど。 守備力をほぼ喪失した相手は、
恐らく点の取り合いだと言わんばかりに攻勢を仕掛けてくると思うのよね。試合時間も残り少ないし」

慧音「…そう考えるのが妥当だろうな。 そして攻撃手段は恐らく烏天狗(射命丸)の
全力でのドリブル突破か、前衛の天狗達とのパスワークか。
――当然、絡め手を使って来る可能性も充分にあるだろうが……」

中山「――必要に応じて、フォーメーションも変更した方が良いかもしれないな。
現状だと、パスカルが居ない以上、ドリブル突破に対してどうしても弱くなってしまっている」

てゐ「相手の攻めがパスだったら、私もお役に立てそうだけどねぇ〜…」

佳歩「(私は守備はからきしだからなぁ……)」

ウサギB「天狗さん達も怖いですけど、右サイドの…反町さんも、油断してると充分危険だと思います。
ここは、あんまり決め打ちせずに広く対策を練ってもいいかもです」

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 13:09:26 ID:aqnboIjY
永琳、中山、慧音が中心となりつつも、他のメンバーも率直な意見を出し合い、
次の対応方針を考える。当然、鈴仙もその中でううむと腕を組みながら考えごとをしていて…

鈴仙「(うーん、そうねぇ……後半も残り少ないとは言え、相手のFW陣はまだ余力を残している。
油断をしていたら同点も充分に有り得るでしょうから、ここは少し落ち着いて考えて、
そして――何か提案してみましょうか)」

A:「師匠に少し上がって貰って、そして私はSBに行きます。 射命丸さんのマークは私に任せてください!」
  (>>693さんの4−1−4−1案を参考)
B:「もう試合時間も短いですし、ここは全体的に引き気味に行きましょう。 私は中盤底でサポートに撤します!」
  (>>693さんの6−4−0案を参考)
C:「てゐと私の位置、そして佳歩と中山さんの位置を交代しましょう。 師匠にも上がって貰い、射命丸さんを徹底マークです!」
D:「ポジションはそのままに、師匠には少し上がって頂きたいです。 そうすれば天狗トリオにも対抗できます!」
E:「下手に決め打ちをすると、裏を掻かれてしまいます。 ここは今のフォーメーションのまま、広く対応しましょう!」
F:その他 自由選択枠 マーク、フォーメーションの変更等自由に書き込んで頂ければと思います。

鈴仙のガッツ:240/830

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*時間がかかるかもですが、ここは3票決とします。

726 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 13:12:59 ID:gbShkPrA
A

727 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 13:20:50 ID:58hDI3i6
A

728 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 13:27:57 ID:Z+yfHPhQ
D

729 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 13:30:19 ID:56cz44mY
A

730 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 14:35:14 ID:aqnboIjY
A:「師匠に少し上がって貰って、そして私はSBに行きます。 射命丸さんのマークは私に任せてください!」
  (>>693さんの4−1−4−1案を参考)

鈴仙「(うーん……ここは天狗トリオのパスワーク対策と、射命丸さんのドリブル突破の二点が脅威になるのよね。
天狗トリオのパスワークは…師匠が上がって貰うとして。 そして、射命丸さん対策は…私の、狂気の瞳が役立つかも。
ちょっとそれだけじゃあ心配だけど…それでも、この10分で2点を失うって程、脆い守備にはならないでしょうし)
――あの、皆……」

鈴仙は、ここでルナティックスのメンバーに、自分の案を話しだす。
すなわち、永琳を軸としたパスワーク対策と、鈴仙のマークを軸としたドリブル対策とを
二本立てさせることで、幅広くかつ強力に妖怪の山FCの突破を防ぐというもの。

永琳「……ふむ。 確かに悪くない提案ね。 相手の突破を幅広に防ぐという方向は評価できるわ。
でも、それにはデメリットも当然に存在する」

鈴仙の案を聴き遂げた後に、永琳はゆっくりと鈴仙に語りかける。

永琳「――それは、ウドンゲも気づいているとは思うけれど。 右サイドの守備の脆さを突かれる可能性がある点が一つ。
そして……必ずしもF番(射命丸)が真っ直ぐにドリブル突破をしてくるとは限らず、そこを突かれると弱い、
という点がもう一つ上げられるわね。 それについての対策は、何か考えているのかしら?」

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 14:36:36 ID:aqnboIjY
鈴仙「(そ、そーなのかー……――じゃ、なくて! そうね、確かにここで良い理由を考えて置いた方が
師匠からの私の株が上がるかも。 ――何か良い、この作戦に対する追加戦術ってあるかなぁ…?)」

A:「いえ、そうなると戦術としてブレが生じます。 この際、そうした弊害は無視しましょう」
B:「私が少し下がって、射命丸さんのドリブルだけじゃなくパスについても警戒するようにします」
C:「中山さんに反町君をマークして貰いましょう。 それだけでも相手は絡め手を使う可能性は減ります」
D:「妹紅にはたてさんをマークして貰います。 奇策があるとすれば、恐らくその起点は彼女になります」
E:「うーん…確かにそれはマズイですね。 やっぱり別の策にしましょうか」
F:「っていうか、B〜Dの策全部やれば最強なんじゃ!? やっぱり私って頭良い!?」
G:その他 自由選択枠 何か追加でマーク等策があればご自由にお書き下さい。(*反映しきれないおそれもあります)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*先の選択肢よりも重要度が減りますので、スピーディに2票決にします。

732 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 14:39:25 ID:Z+yfHPhQ
A

733 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 14:40:41 ID:???
D

734 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 14:43:26 ID:56cz44mY
A
すべて完璧というのは無理だと思う。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 16:45:55 ID:aqnboIjY
A:「いえ、そうなると戦術としてブレが生じます。 この際、そうした弊害は無視しましょう」

鈴仙「……はい、確かにこうしたリスクは存在しています。 ですが、幅を広げ過ぎると
逆に全てが場当たり的な、チグハグな戦術になってしまいます。
マークの付け過ぎは、マークを付けていない選手をフリーにする事に繋がったり、
人数を掛けた守備が出来なくなってしまうという可能性がありますし、
下がり目の守備をする事は、対応が遅れる可能性があります。
ここは、もしも奇策で来られたら後は姫様達にお任せする! …と、割りきった方がいいのではないでしょうか?」

永琳「…………」

鈴仙はこれだけの理由を付けて、あくまでこれ以上戦術の幅を広げるのは不要と主張をする。
最も危険度の高い攻撃を抑える事に集中して、もしもその隙を突かれたとしても深追いはしない。
そんな鈴仙の案に、永琳は―――。

永琳「―――貴方、本当に…ウドンゲ?」

鈴仙「どういう意味ですか、師匠……」

永琳「…いや。 正直言って、ここまで色々理由を付けて、しっかり説明してくるとまでは思わなかったもの。
最悪『じゃあ全部マークしてれば最強です! 私ってば天才ね!』……とか言って来ることすら警戒していたわ」

鈴仙「(師匠、私の事をどれだけHだと思ってたんですか……? ヒドイです)」

永琳「まあ、そういう事だったら…貴女の言う通りにしましょう。 
皆も、残りの10分…油断せずに守りきる事ね。 ―――そして、必要であれば攻めていきましょう」

永琳のあんまりな評価を知ってしまった鈴仙は内心凹んでしまうが――。
それでも却って鈴仙への評価を高めてくれたようである。

*永琳印象値が少し上昇します。30→31

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 16:47:48 ID:aqnboIjY

そして、妖怪の山FCサイドも若干の軌道修正を図り、
後半で最後となるかもしれない攻撃に覚悟を掛けていた。

はたて「うーん…。 流石に疲労と負傷と機械の故障が重なった訳だし、ここはGK交代ね」

射命丸「――致し方無しですね」

まずはせめてもの守備補強と、心身ともにボロボロのにとりを交代させて、
リザーバーのGK・河童@を導入。 
彼女の能力は、それでも今のにとりにやや劣る、と言った低水準ではあったが…
のびーるアームの故障が本格化した上に重傷が重なった以上、これ以上の続投は不可能と判断された。

静葉「……それで、私が前に出るのね。 大丈夫かしら…?」

反町「静葉さんのパスがあれば、ウチの攻撃力は厚さを増します。 静葉さんは自信を持ってください」

そして次に、ボランチの位置で穣子との連携を主に動いて来た静葉が、
ここに来てはたての隣、OMFの位置に入る。
オータムスカイラブの守備力は魅力的ではあったが、彼女達がその大技を使えるのは
恐らくこの試合ではあと1回きり。 しかも守備に成功したとしても、GKのにとりが居ない以上、
波状攻撃に対しては彼女達は全くの無力。 
それならば、バラバラにそれぞれの長所を発揮して貰おうという考えがあった。

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 16:48:48 ID:aqnboIjY
そして、両チームのフォーメーションチェンジが終わったのを合図に、
実況が熱気の込めた口調で、再び語り始める。

実況「さあ〜! 長い長い持久戦ももう既にクライマックス!
どうやら―――互いに交代やフォーメーションチェンジを重ねて、
両者ともに最後のぶつかり合いに備えて来たようです!
永遠亭ルナティックスと妖怪の山FC! 両雄のフォーメーションはこちらになります!」

−−@−− @河童
−−−−−
C−B−A C河童 B穣子 A河童
−−−−− 
G−−−E G雛 E天狗
−I−D− Iはたて D静葉
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3

永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−A−− A妹紅
−−−−− 
−I−F− I中山 F佳歩
G−−−E Gてゐ EウサギB
−−D−− D永琳
H−−−K H鈴仙 KウサギD
−B−C− BウサギE C慧音
−−@−− @輝夜

738 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 16:50:04 ID:aqnboIjY
森崎(観客席)「……いよいよ敵も攻勢を強めて来た、って感じか」

魔理沙(観客席)「ああ。 ――だがまあ…最後のあがきってやつだろうな。
正直、私には文達が永琳をも抜き去って10分で2点以上取る姿が湧かん。
恐らくこのままの点差か、良くて3−2くらいで終わるだろう」

咲夜(観客席)「(……鈴仙はSB。 その瞳の効果で幅広いポジションが出来るというのは
お嬢様や魔理沙にはない、あの子だけの強みと言えるのかしら)」

神奈子(観客席)「まあ、このまま行けばそこそこかしらね。 妖怪の山FC、古豪・永遠亭ルナティックスに健闘!
……ってくらいには評価されるだろうし、そうつまらん試合だったとは言われるまい。
―――それにしても、私もそろそろ一戦交えたくなってきたなぁ? ――ルナティックスよ」

射命丸「(……この試合、正直勝てるかと言われればしんどいです。
ですが…弱者は弱者らしく、醜くあがかせて頂きますよ)」

反町「(穣子も、静葉さんも、身体を張って頑張っていた。 ――だったら、俺だって…!)」

鈴仙「(サイドバックだけど―――必要に応じては上がって2ゴール目を決める!
……事が出来たらいいなぁ…)」

輝夜「(さて――もうちょい頑張りますか)」

ウサギE「(私の新たな力……まだまだ全然活かせていない! 最後の最後まで気を抜かずにしなくちゃ!)」

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 16:51:05 ID:aqnboIjY
そして、ピッチに立ったメンバー達の緊張が否が応にも高まりながら―――。

ピイイイイイイイイイッ!!

実況「妖怪の山FCのキックオフで試合開始です! 後半22分! ロスタイムを含めても残り10分程度!
この少ない時間で、妖怪の山FCはなんとか同点、そして逆転へと向かって行く事が出来るのでしょうか〜!?」

妖怪の山FCのキックオフは…まず、トップ下のはたてにボールが渡る。

はたて「(ここは―――!)」

先着1名様で、

★妖怪の山FC・最後(?)の攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「天狗トリオのパスワークで、一気に中盤を突破よ!」
ハート・スペード→「一旦文に渡すのよ! 全力突破で1点を挙げて貰わなきゃ!」
クラブ→「一旦文に渡すのよ! そして―――!」
JOKER→はたて「ここは反町君のキックオフオータムドライブで1点よ!?」反町「ファッ!?」

740 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 16:52:22 ID:???
★妖怪の山FC・最後(?)の攻撃→ クラブ10

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 17:08:16 ID:aqnboIjY
★妖怪の山FC・最後(?)の攻撃→ クラブ10 ★
クラブ→「一旦文に渡すのよ! そして―――!」

はたて「(文へのマークを避けつつ、そして確実にボールを前線に供給する方法
それは―――!)文! あんたに任せたわっ!」スッ…

バシュウウウッ!

射命丸「(おや、あのサインは…)――ええ、光栄です! さて…それでは行きますかね」

タッ! ビュウウウウウウウウウウウウッ!!

中山「――来る!」

てゐ「(…中山くん、どーいった動体視力してるのよ。 私、全然見えないんだけど)」

実況「そして射命丸選手につなぐ黄金パターンで攻めて行きます!
射命丸選手、風を纏った超高速ドリブルでルナティックスの左サイドを抉っていく!
ドリブルの方向には中山選手とてゐ選手がいますが、果たして射命丸選手、抜けるか〜!?」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 17:09:33 ID:aqnboIjY
射命丸「(ここで抜けないとお話になりません。 だから、抜けるかではなく。 ―――抜きます)」

先着2名様で、

★射命丸→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中山→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸、一瞬でドリブル突破!そして…!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(はたてがフォロー)(妹紅と椛でせりあい)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
射命丸のマークがクラブ以外の時、「風神少女(+4)」が発動します。
射命丸のスキル・幻想郷最速により、クラブを出した味方は追いつけないペナ(−2)が発生します。
中山は、スキル・底知れぬポテンシャルにより、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。
(ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません)

743 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 17:09:49 ID:???
★射命丸→ドリブル 50 ( ハート4 )( 2 + 4 )=★

744 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 17:11:42 ID:???
★中山→タックル 49 ( スペードQ )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=
 てゐ→タックル 44 ( ダイヤ4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=★

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 17:46:26 ID:aqnboIjY
★射命丸→ドリブル 50 ( ハート4 )( 2 + 4 )+(風神少女+4)=60★
★中山→タックル 49 ( スペードQ )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=56
 てゐ→タックル 44 ( ダイヤ4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=51★
≧2→ 射命丸、一瞬でドリブル突破!そして…!?

射命丸「さあ…手加減してあげるから――!」

ビュビュン!!

中山「!?」

射命丸「本気で――!」

ギュウウウウウウッ!

てゐ「は…はい〜〜〜!?」

射命丸「掛かって来なさい!!
――とか言っちゃいましたが。 セリフの前からもう私が勝ってましたね、失敬失敬」

実況「射命丸選手凄いぞ〜! 中山選手とてゐ選手の両者をその圧倒的スピードを以て楽々と突破!
速度・技術共に優れた彼女だからこそ出来るこの驚愕のプレーに、中山選手すらも唖然としている〜!!」

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 17:47:28 ID:aqnboIjY
鈴仙「(私は射命丸さんをマークしなきゃ! そうしたら、師匠と2人で対処できる!)」

鈴仙はマークの対象でもある射命丸に対してタックルを仕掛けるべく、
永琳の居る中盤に寄りつつ駆けて行くが―――。

射命丸「おっと、私が真っ直ぐドリブルばかりしてくるとでも思いましたか?
――残念ながらその読みは……大外れです!」

クルッ! バシュウウッ!

永琳「(ここぞとばかりに搦め手を使って来たようね)」

射命丸はそこで永琳と鈴仙の注意をギリギリまで惹きつけておいて――何とバックパス。
そしてバックパスの向かう先は……

静葉「はたてさん、貴女は前に出て攻撃に備えていて。 私が……ボールを運ぶわ!」

はたて「了解、頼むわよ静葉さん!」タッ!

パスカル(ベンチ)「(成程…! シズハさんを前に上げたのはハタテ選手の攻撃力と
フォローを活かす為でもあったのか。 これはしてやられたな、レイセン…!)」

実況「射命丸選手…ここはバックパスを選んで静葉選手にボールを渡す!
そして静葉選手、そこから〜〜〜〜!?」

静葉「―――フォーリンパスよ!」

バシュッ! フワアアアアアッ…!

747 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 17:48:29 ID:aqnboIjY
佳歩「あっ!? わ、私が取らなきゃ!」

ウサギB「佳歩ちゃん! ここは私達が取らないと――ちょっとまずいよっ!?」

実況「ルナティックスから見て右サイドに向かって、静葉選手がパスを放ちます!」

反町「(――大丈夫だ! 疲れているようだけど…それでも、静葉さんのパスなら通る筈っ!)」

先着2名様で、

★静葉→フォーリンパス 47 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
★佳歩→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウサギB→パスカット 42 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がフォロー)(はたてがフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
特になし。

748 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 17:49:06 ID:???
★静葉→フォーリンパス 47 ( スペード7 )( 5 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

749 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 17:49:15 ID:???
★佳歩→パスカット 44 ( スペードA )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 ウサギB→パスカット 42 ( スペード10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

750 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 18:05:21 ID:aqnboIjY
★静葉→フォーリンパス 47 ( スペード7 )( 5 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=53★
★佳歩→パスカット 44 ( スペードA )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=51
 ウサギB→パスカット 42 ( スペード10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=50★
≧2→反町、パスキャッチ。

フワッ……ククッ…!

佳歩「な、何ですかこのパスの軌道は!?」

ウサギB「無回転パスってやつかな…? でも、分かってても取れないよっ!?」

静葉の放った必殺のパス――フォーリンパスは、ウサギBの言う通り、
原理としては単なる無回転のパスである。しかし、静葉のフォーリンパスは
弾速が非常に『遅い』事が特徴であり、そのボールはまさに、
風に揺られる枯葉が地面に落ちる時のように不規則な軌道を描いて、
前線の反町の元へと渡される。

反町「――ありがとう、静葉さん!」

静葉「(はあ、はあ……。 最後に、一仕事出来たかしら?)」

さっき以上の疲労を浮かべた静葉の顔を見て、反町は己を奮い立たせ。
そして、試合終了直前にようやく手にしたチャンスをどう生かすかを考える。

反町「(―――ここから俺がシュートを撃つか、椛さんに折り返して貰うか、それとも…)」

鈴仙「――ま、まずいですよ師匠!?」

その一方で、射命丸の陽動作戦につられてしまった鈴仙と永琳もまた
中盤の底、射命丸を引き続き警戒出来る位置で会話を交わす。

751 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/06(日) 18:06:31 ID:aqnboIjY
永琳「……案ずる事は無いわ。 反町君の行動は依然限られているもの。
少なくとも私とウドンゲが居る以上、射命丸にはボールを渡せないし、
I番は上がっては居るけれど…恐らく、大した決定力は無いでしょうから警戒の必要はない。
反町君が決めるか、椛が決めるか、それとも――」

鈴仙「奇策で来るか、の三択って事ですね!」

永琳「ええ、そうね。 ――ウドンゲは、どうやって来ると思う?」

鈴仙「わ、私ですか? えっと――」

A:「反町君です。 直接来るかダイレクトで来るかは分からないですが…やはり彼が一番の脅威です!」
B:「椛さんです。 負傷はありますが体力を温存していますし、スルーやポストプレイの起点となる危険性も高いです!」
C:「ここははたてさんが奇襲を掛けてくる恐れがあります。 反町君や椛さんの他に、彼女にも意識を向けましょう!」
D:「…いえ、やはりここは全体に注意を向ける必要があります。 特定の選手への警戒は必要ないと思います」
E:「いえ、ここは私は、師匠の意見を伺いたいです」
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:240/830

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ここは3票決とします。ご注意ください。

752 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 18:10:19 ID:LGjadxkI


753 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 18:13:21 ID:AjCDTlIU
B ここでこないと、本当にヨーヨーやりに来ただけだもね…
  他は姫様でも止められる可能性高いと思う(フリーでもない限り)

754 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 18:22:25 ID:61y/J1Zo
B

755 :森崎名無しさん:2013/10/06(日) 18:22:43 ID:58hDI3i6


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