キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【伝説の】Another-CU_9【継承者】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/22(火) 12:47:04 ID:PG0gsAI6




この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。


恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援してあげて下さい。




975 :アナカン:2019/03/09(土) 05:46:13 ID:???
ブンナークは期待した以上の存在感を放ってくれました。
特にvsレッチェでの同点弾は、そこまでの苦戦も相まって爽快感半端なかったです。
私の思惑を遥かに越えたのは、ブンナークとブルノさんくらいのものでしょう。

当初の検討ではフィオレンティーナ離脱候補にブンナークの名があったのですが、
「ブンナークを外すなんてとんでもない」程度にチームに馴染みました。
ワイは間違ってなかった

976 :アナカン:2019/03/09(土) 05:47:58 ID:???
13.選手の能力値について

折角自分のスレを始めるのだから能力も独自に決めたいと考えました。
確か…基本能力として脚力、技術力、体幹、知力、守備力、心肺能力辺りを設定し、
そこから計算式でサッカー能力(ドリブル、パス、シュート等)が導かれる形です。
同時に練習内容も筋トレ、戦術研究等を決め、それにより基本能力がどんな配分で
上がるかまで作りました。
まずは以下のように選手のタイプ毎のモデル選手を作り、キャプ森本編JY編での
選手データやテクモ版選手データをベースに基本能力とサッカー能力の相関性を
合わせ込みました。
 オールラウンダーMF:翼
 オールラウンダーFW:シュナイダー
 パワーストライカー:日向
 シャドーストライカー:新田
 テクニック特化:三杉
 タックル特化DF:早田
 ブロック特化DF:次藤
また能力アップは三杉のみ練習指定型、その他はレベル管理型としました。

しかしこれはらシステムをいたずらに複雑化させる結果となっており、
恐らく参加者にとって優しくなかったのでは…と、後々反省する事となりました。
キャプ森本編のシステムがやはり分かり易くて良かったと思います。
作業としては楽しかったですけれどね。

尚、必殺シュートの補正値とガッツ消費量は大きくなり過ぎないようにしました。
主に+4〜+6程度、特に格の高い技のみ+8程度の想定です。
これは、必殺シュートを1度撃っただけで体力の殆どを使ってしまう仕様の場合、
トライ&エラーが必要な場合に如何ともしがたくなるからですね。

977 :アナカン:2019/03/09(土) 05:49:51 ID:???
14.ラムカーネについて

GK役にラムカーネを充てる事は最初期に決まっており、しかも三杉の物語を作ろうか
と思った直後には彼の事が頭の片隅にある程でした。

ラムカーネは御存じながら前半戦での超絶高性能、後半戦での段階的性能低下
(最終的にザル)が大きな特徴です。
フィオレンティーナは非常に強力な敵(カンピオーネ)を相手にする為、
GKが弱くてはいけない、ある程度の強さが必要。
しかしカンピオーネに対抗できる『ある程度』とはどんな物か?
それは他のチームに対した時に『強すぎる』にならないだろうか?
GKが強すぎると1つ1つの試合から緊張感が失われてしまいます。
だからこそ最強と最弱を併せ持つラムカーネはうってつけな存在でした。
(更にキャプテン三杉の方向性が戦術重視と定まった事で、
 彼の存在はフィオレンティーナのピースとしてピタリとはまりました。)

また彼のモチーフをガンダムWのヒイロ・ユイをモチーフとし、その特徴
(最強→段階的に最弱へ)の理由をゼロシステムのせいとしました。
一体何が原因でこうしたのかは覚えていません、思いついたとしか。

しかし彼の超然あるいは達観した言動は、三杉にとって良好な刺激になりました。
三杉は周囲に頼られ相談され易い人物ですが、逆に彼が困った時、彼が困るほどの
内容について相談できる相手はそうそう居ません。
故にこそラムカーネのシンプルな力強い一言こそが、三杉にとって目から鱗なのです。

ほんと、色々とピースにはまった替えの効かないキャラでした。

978 :森崎名無しさん:2019/03/09(土) 21:53:10 ID:???
ラムカーネがGKである以上どんなチームでも楽勝とはいかず、
かといっても無理ゲーにならない、絶妙過ぎました。
最高に頼れるGKなのに頼りたくない、頼れないのに頼ってしまう、
頼ったら最後、もうどうしようもない。摩訶不思議な感覚でした。
(最初ラムカーネって聞いたときは、
「あれ? それ強すぎない?」と思ったのは秘密)

979 :アナカン:2019/03/12(火) 21:43:50 ID:???
ラムカーネは当初想定以上にハマった例ですね。
何となく、こんな感じの選手だと、こんな感じになりそうかな…
というザックリの想定が割と上手くいくパターンが多かった印象です、
キャプテン三杉は。
いや、想定に乗らない時は描写でごまかしてたから、自分で思うより
見通しは下手くそだったかも知れません。

980 :アナカン:2019/03/12(火) 21:45:28 ID:???
15.vsボルドーについて
 
キャプテン三杉で最初のテストマッチとして、ボルドー戦を実施しました。
私は試合を行なう時、それが可能であれば試合以外に何かしら目的を設定していました。
ボルドー戦においては以下の通りでしたね。
 @三杉の実力は現時点で世界トップクラスに歯が立たない事を示す。
  →VSピエールは余程2D6が偏らないと勝てないように設定しました。
   結果は紳士SUGEEEEEEEEEEだったと記憶してます。   
 Aジョアンの教え子はイタリア以外の地にも存在する事を示す。
  →フランスとその他の国に強化可能なようにするため、
   ジョアンの影響力の広さを表すためにフランシスを登場させました。
 Bカンピオーネのオーナーがユブンタイであり、実績も名もないチームが
  ワールドトーナメント出場権を得られる裏事情を示す。
  →ボルドーの偉い人がFIFAの創始者だか何だかの血縁者だったと思うので、
   その影響力を利用してカンピオーネが大舞台に立つための理由付としました。
 Cフランス強化の伏線を示す。
  レ・ブルーと言えば銀色のカルテットなので、中盤に強キャラを4名入れたいと
  思いました。
  ピエール、ナポレオン、フランシス、それとカンピオーネモブのデサイー。
ナポレオンを中盤に数える目論見はこの頃からありました。
また守備にはDFとしてリリアン・テュラムがモチーフの選手と、
GKアモロさんは魔王要素追加で考えていました。
尚、アモロの魔王要素は後付けです。
キャプアモ面白かったのでスレ主さんに許可貰いました。 
 Dワイ自身の試合描写やデータ管理の練習。
→そのまんまっす。

981 :森崎名無しさん:2019/03/13(水) 00:28:11 ID:???
うまくいかなかった例……目立ったものだとディエゴとか?
(最終的にとんでもない感じになりましたけど)

あの試合は流石三杉、流石ピエールとしか言えなかったなあ。
勝敗に関しては主にGKの差が大きかったような気もしなくもないですが。

982 :アナカン:2019/03/21(木) 07:24:24 ID:???
16.ボルドー戦後

最初の試合を終えた時点で、物語の大綱について整理を行ないました。
この際の大きな見直し点としてはジョアンコーチの思惑になります。

着想時のジョアンは彼自身の野心のため、他者の人生を丸ごと利用する男でした。
即ちキャプテン翼5そのままの人物像…ロベルトが怪我で引退する事になった
罪滅ぼしとしてサッカーのコーチングを極め、世界最強のチームを作る…という
謎の論法で、世界を股にかけて行動する感じです。
しかしながら、ここで私の頭の中にようやくアルシオンという存在が現れました。

アルシオンとは何者なのだろう?
アルシオンはジョアンにとっての最高傑作、つまり彼の野心のための道具なのか?
いや違う、アルシオンがジョアンのためにではなく、
ジョアンがアルシオンのためにの方がしっくり来る。
贖罪や罪滅ぼしを考える人間は、何かに自らを差し出す人間であった方が良い。

そういった思いから、アルシオンが何者であるか、ジョアンは何故アルシオンの
ために行動するかを組み上げていく事となり、
この結果としてジョアンの情の片鱗を示す描写が増える事となったのです。

アルシオンとの関係はアナカンのプロローグで100レスも使って語られるほど
重要な扱いとなったのにはこのような経緯がありました。

983 :アナカン:2019/03/21(木) 07:26:48 ID:???
17.オジオについて

オジオはカンピオーネの控え選手であり、他メンバーより能力が若干高いMFです。
それに則りフィオレンティーナでも他のモブキャラより少し強いMF(パサー)に設定し、
キャラ付けは今更言うまでもなくBaby Stepの丸尾栄一郎としました。

ベビステは喜ばしい事にブレイクし、40巻以上で完結となりましたが、
当時は面白いけれど超人要素なく、いつ打ち切られるか心配と言う時期。
全面的にステマしたろという思いでやってました。

オジオは特徴的且つスポーツ理論を噛ませるキャラ付けをしたお陰か、
キャプテン三杉のストーリーの充実に大変役立ってくれました。
特に重要なのはカンピオーネメンバーとの因縁を初めて持たせた点であり、
この結果として『主役回』という試合の大きな盛り上げ要素が生まれました。

レッチェ戦のイスラス・ディッテンベルガと日本人3人組、
ユーヴェ戦のカルバリョとダラピッコラ、ミハエルと三杉、
ローマ戦でのフィッツウォルタとオジオ
第1部コッパ・イタリア・プリマヴェーラの成功にこれらが寄与したのは
疑いありません。

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