キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:25:21 ID:???
輝夜「――フフ、ナイス時間稼ぎよ……妹紅。 お陰で間に合ったわ」

リグル「う、嘘ッ……!? さっき、あんなにヒドいケガしてたのに……!?」

それだけに、先程大きく転倒した筈の輝夜がその負傷を完治させ、
まるで誰かの助けを借りたかのような俊敏な動きで、
リグルのボールをガッチリとキャッチしてみせた時の絶望は大きかった。

実況「そ、そんな〜〜〜!! リグル選手、妹紅選手を突破する事に意識を割き過ぎたか!
輝夜選手の素晴らしいセービングを回避しきれず、ガッチリとボールをキャッチされてしまいます!
そしてロスタイムに入ったこの前半で、ボールがGKの輝夜選手に渡ってしまった以上……!」

輝夜「はー。 最後はちょっと疲れたけど。 ――これで……前半は終了よ!!」

グワアアアッ、バゴオオオオオオオオオオン!!

鈴仙「(ひ、姫様がこんなにカッコ良く止めるなんて!? こんなの、私の知ってる姫様じゃない!?
――いや、良い事なんだけどさ……)」

やがて、輝夜がフィードしたボールは前線の鈴仙の下へと届く。
しかしその時点で、前半のロスタイムは殆ど残されておらず。
軽いドリブルやパスワークで、雑魚妖怪達のプレスを避けている内に――。

――ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 3 − 0 雑魚妖怪チーム 前半終了!

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:26:25 ID:???
実況「ああ〜っと! これで前半は無事に終了です!
試合はと言うと……風見幽香選手の退場や、謎の向日葵仮面の乱入もありましたが、
それでも永遠亭ルナティックスは懸命に点差を守り切り、3−0と、3点差で前半を折り返しました!
前半では鈴仙選手の決定力、パスカル選手と輝夜選手の守備力が大きく光っておりましたが、
後半はそれ以外の選手の活躍にも注目したいところです!

一方で、雑魚妖怪チームは前半終了間際に超大型助っ人が加入しましたが、
謎の向日葵仮面選手のマーダースパークが炸裂してもなお、点差は未だ詰められず!
貴重な点取り屋のリグル選手も、ねじ込みのネオリグルキックでの消耗は激しく、
大きく肩で息をしながら、今にも泣きそうな目でトボトボと控室へと歩いて行きます!
後半、彼女達が逆転出来るか否かは、まさにあの謎の向日葵仮面選手の両肩に懸っているといえるでしょう!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「謎の向日葵仮面ー! もうこうなったらなんとかしろー!」「鈴仙! ハットトリック宣言を俺はまだ覚えているぞー!」
「ですよねー……って、なにィ!?」「しかし、雲行きが怪しくなって来たな……」

白蓮「あのGK……輝夜さんでしたか。 まるで前の試合とは別人のような守備力です。
――女子三日会わずんば括目して見よ……とは、まさにこの事ですね」

星「そうですね……(そして――きっと鈴仙も。 今日の試合では見せてくれていませんが、
私をも遥かに凌駕する程の大技を隠し持っているでしょう……)」

妖夢「鈴仙も、皆も……頑張ってるんだなぁ。
――私も、どうすれば良いのか分からないけど。 なんとか頑張らないと……」

赤髪の女性「(前に居る銀髪の子(妖夢)、折角観戦に来てるのに辛気臭い顔してるわね……。
待合せ中じゃなかったら、セッションにでも誘っていた所だったけど)」

173 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:29:03 ID:???
空「うわぁ〜! すごい! すごいよお燐! あのお姫様のシュート、PA内のさとり様みたいだった!」

お燐「そうだねぇ……いや、PA内ならさとり様の方がもうちょいは上かな?
まァ、あの位だったら、勇儀姐さんならきっとなんとかしてくれるさ。
――おっと、勿論あたいはアンタにも期待してるよ? お空?」

空「本当? ありがと、えーと……お、お……おでん」

お燐「うーん惜しい、一字違いだね〜」

謎の向日葵仮面の乱入により、何だかんだで俄かに盛り上がる観客達に、
あくまでライバルチームとして、冷静に敵の戦力分析を行う星やお燐。
その中で妖夢は何だか悲壮な表情をしているが――それはそれで、
必要以上に生真面目である彼女らしいとも言える。
――もっとも、その生真面目さ故に、彼女は自分で自分を必要以上に傷つけてしまっているのだが。

174 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:31:16 ID:???
リグル「ねぇ……謎の向日葵仮面さん?」

謎の向日葵仮面「何かしらァ!? ぶっ殺すぞ!?」

ルーミア「今の状態のゆう……謎の向日葵仮面さんに声掛けてもムダだと思うよ、リグルー」

ミスティア「全ての妖怪を陵辱せ〜よ〜〜♪」

メディスン「(あーあ。 あのバカ達はどうしてこうも突っかかるかねぇ……ま、それよりも)
――おーい、わか姫ちゃん。 生きてるー?」

わかさぎ姫「み、水……」

メディスン「(白目剥いてるけど……ま、大丈夫でしょ。
――最悪、私みたいに毒を通せば動くだろうし)」

レティ「(大丈夫かしら……? 幻想郷の秩序)」

そして、雑魚妖怪チームは三点差を前に絶望しているか、と言えば――決してそうでは無かった。
というよりも、今の点差を認識出来ていない者と、点差よりももっと重要な案件を抱えている者とが
多かった為に、点差を気にするまでの余裕が無い、というのが正しい表現かもしれない。
彼女達は色々とクライマックスであった。

175 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:32:16 ID:???

リグル「ねぇ……陵辱って、「超強い」って意味なんでしょ……?
私――もっと陵辱的な選手になりたいよ……」

――その中で、リグルが不意に漏らしたその一言は、真摯な物であったと言えるだろう。
まともに言う事を聞いてくれない謎の向日葵仮面に向けて、
ポツリと放たれたその言葉を聞いた謎の向日葵仮面は。

謎の向日葵仮面「(…………)取り合えず休んでなさい。
後半、この私の役に立てなかったら、ぶっ殺すぞォ……」

……ぶっきらぼうに、こう脅迫する。そんな彼女の声を聞いて震えあがったリグルは。

リグル「ひっ!? ……ご、ごめんなさい(やっぱり怖いや、この人(?)……。
――でも、なんだか……優しい気がする。 こんな感じは、なんだか………)」

――なんだかこの人(?)、幽香そっくりだなぁ……と。
何故かそんな感情を抱いたまま、雑魚妖怪チームのロッカールームへと向かうのだった。

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:33:41 ID:???
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

パスカル「(さっきの守備を見た後だったら、この棒読みにも含蓄深い物を感じさせるな……)」

一度死んでまで堅守を見せたにも関わらず、その苦労を感じさせないまでの
清々しい他人任せっぽい表情に、ルナティックスの一同が辟易したところで、
ルナティックス側のミーティングは始まった。

鈴仙「(ど、どうしよう……! ここって多分、いつもだったら師匠が前半の動きを振り返るトコだったわよね。
だからつまり、ここは私がカッコ良く前半の総括をしないといけないわけで……!
うーん、で、でも私なんかが師匠みたくやっても良いのかな? ほら、自分らしくって言ったりするし……)」

てゐ「(必死に自分が喋るタイミングを探っている鈴仙、面白いなぁ……)」

実質的キャプテン代理として、必死に自分が喋りだすタイミングを模索していた鈴仙は、
横にいるてゐが、自分の表情を見てニヤニヤしている事に気が付いた。

鈴仙「(――くっ……! てゐのヤツったら、知ってて敢えて私の様子を見て楽しんでるわね……!
やっぱりダメ! ここは実質的キャプテン代理として、しっかりと総括提言〈コンクル-シブ・オピニオン〉を
言っておかないとダメなのよ!? そう、例えば……)」

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:37:50 ID:JfT2DibQ
――何だか、暗に馬鹿にされたような気がして悔しい鈴仙は、タイミングよりもまず、
必死に自分が『前半の総括として、何を言うべきか』を考える事にした。
前半の総括を示しておけば、恐らくは後半の自分達の攻め方/守り方をどうするかのビジョンが見えて来る筈だ。

鈴仙「そうね。 前半の出来を仮に点数で言えば――」

鈴仙は考えた末に、こう口火を切って……次のように述べた。

A:「前半の出来は60点ね。 攻めは良かったけど、守備が姫様頼りになっていたわ」守備の不具合を指摘する。
B:「前半の出来は60点ね。 守備は手堅かったけど、体力切れで早々に攻め疲れた感があったわ」攻撃の不具合を指摘する。
C:「前半の出来は80点ね。 概ね皆、上手く動けていたと思うわ。 後はそれを後半も出来るかどうかね」概ね良かったと言う。
D:「前半の出来は40点ね。 攻めも守りも、少し中途半端だったんじゃないかしら?」攻撃と守備の不具合を指摘する。
E:「そう言えば、ウサギCちゃんの動きが気になったわね……」ウサギCの動きについて話題にする。
F:「――私は良かったと思うけど……そうね、○○はどう思った?」ロベルト流奥義・他人に任せるを発動する。
  (※選択肢の後に、話題を振りたい人物を選んで下さい。 (例:E てゐ→てゐに話題を振る))
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:530/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。

178 :森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:39:33 ID:M5GvtVNs
C
三点差だし

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/10(木) 23:40:07 ID:???
――と、いったところで今日の更新は短いですがここまでにしようと思います。
もしも日付を跨いでも未決でしたら、大変お手数ですが再投票をお願い致します。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

180 :森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:40:30 ID:tkwmTzzw
C 攻め疲れも多少あるが3点差はやはり大きい

181 :森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:40:55 ID:wvTwTqDQ
G まあまあよくやった、65点といったところだな
私と佳歩、姫様がすこし体力を使いまくってる感じがあるし後半はパスカルを使って攻めましょう
しばらくしたらハットトリックしにイクわ



182 :森崎名無しさん:2014/07/10(木) 23:43:55 ID:LmPudGrY
C

183 :森崎名無しさん:2014/07/11(金) 00:13:17 ID:???
乙ロットォオオオオオオーーーーーーー!

184 :森崎名無しさん:2014/07/11(金) 00:35:55 ID:???
わかさぎ姫「み、水・・・それを寄越せ、それも一台や二台ではない・・・全部だ!」


185 :森崎名無しさん:2014/07/11(金) 08:13:01 ID:???
わかさぎポット「み、水………エリクサーちょうだい!」

186 :森崎名無しさん:2014/07/11(金) 20:22:13 ID:???
廃ポーションならあるよ

187 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 00:01:37 ID:???
ルーミアとミスチーに協力シュートがあったら厄介だな。
あと一点取れれば勝負は決まると思うけど。

インビシブルデューパーは撃つべきかな?悩む。

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/12(土) 00:35:36 ID:???
すみません、今日は付き合いでお酒が入ったので、更新をお休みさせて頂きます。
明日も付き合いがあるのですが、余裕があれば昼にでも更新していきたいと思っていますので、
また宜しくお願い致します。

>>183
乙ロットありがとうございます!!
>>184-186
エリクサーやハイポーションはないですが、
水ならきっともう少しで補給できると思います。
>>187
リグル以外のFWもそれぞれ武器を持っていますが、
正直、ここまで成長してしまった輝夜が前では霞んでしまいますね。
インビジブルデューパーについては、早くに撃っていけばその分完成が早まりますし、
後まで取っておけば、その分敵の意表を付けるというメリットもあります。

それでは、皆さま、また明日宜しくお願い致します。

189 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 00:48:42 ID:???
ああ、そうか
今わかったわ
なんか向日葵仮面とか幽香の存在ってなんか似てるなぁと思ったら
くにおくんシリーズのみすずかぁ・・

190 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 00:50:13 ID:???
くにおくんは物心ついたときから家にあったドッジボールしかわからないなあ

191 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 01:08:58 ID:???
ちなみにわかりやすく説明するとみすずってのは

女 版 範 馬 勇 次 郎
美鈴じゃないよみすずだよ

192 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 10:20:39 ID:???
キャラ紹介で唯一年齢不詳の大女か
つかみビンタは恐怖以外の何物でもなかったわ……

193 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 10:23:45 ID:???
わざわざ、くにおくん説明してくれてありがとー
お礼のI!

194 :森崎名無しさん:2014/07/12(土) 18:04:55 ID:???
最初弱くて口だけは達者で消費激しいが強いセービング持ってて
そのうちマジに強くなって大口に実力が追いついたが未だに燃費の悪さが大問題
なんかこんなゴールキーパーやってる主人公見たことあるな……

195 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 13:22:32 ID:???
それでもなんとなく小物っぽい・・・あれ?俺もなんか見覚えが・・・
えーと誰だっけ?ブルノ?ジュスト?アモロ?トーマス?

196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 18:35:02 ID:???
こんにちは、昨日は結局色々ありまして更新できませんでした(汗)
今日こそは更新できればと思っています。

>くにおくんシリーズのみすずについて
私はくにおくんシリーズは読んだこともなく、実はグラップラー刃牙もあまり知らないのですが、
たぶんそんな感じのイメージで合っていると思います。
>>194-195
姫様の性能は、結構森崎を意識してますw
鈴仙とはまた別な意味で、影の主役的な要素もあるかもしれませんね。

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 18:37:18 ID:???
C:「前半の出来は80点ね。 概ね皆、上手く動けていたと思うわ。 後はそれを後半も出来るかどうかね」概ね良かったと言う。

鈴仙「――前半の出来は……凡そ80点、ってトコかしらね」

チームメイトの目線が自分の方向へと集まってくるのを意識しながら、鈴仙は続けた。

鈴仙「攻撃面では、てゐや佳歩が積極的に上がってくれる事で何度もチャンスを作れたし、
レティさんの堅守を掻い潜って、有利な状況でゴールに向かえる事も出来た。
中盤では、皆が積極的に人数を掛けて守備や遅攻をしてくれたおかげで、得点チャンスを潰せた。
そして守備面についても、ウサギCちゃんのタックルや妹紅のクリア、何よりも姫様のセービングで窮地を凌ぐ事が出来た。
そう言った意味で、概ね全員が上手く動けていた……と評価しても良かったんじゃないかなぁ、って思うわ」

輝夜「フフフ……漸くイナバも私の価値に気付いてきたようね。
――でも、そんなら100点満点とかにしても良かったんじゃないの?」

鈴仙「……そうですね。 途中からは遅攻を掲げていたにも関わらず、
それでも私や佳歩の疲労が大きかった点。 幽香さんのパスに対して対処が出来なかった点。
そして、結果としては前半を無失点で終える事が出来たけれど――。
ゆう……謎の向日葵仮面さんが出てしまった以上、このままでは失点をしてしまう可能性が高い。
そうした細かい点で課題はありましたから。 だから80点かなぁ……と」

輝夜「成程ね……『そうですね』まで理解したわ」

パスカル「(つまり、全く理解してない、ってことじゃないか……)――成程。
要するに、細々とした動きは微調整をするにしても、基本的には前半の通りに行けば良い…と、いう事だな?」

鈴仙「ええ。 だから、基本的にはフォーメーションや攻め方を変えずに行って。
攻め方についても、今の内は遅攻をメインに据えておけば問題ないと思うわ」

鈴仙の発言に対しては、どうやら他のチームメイトも思う所は同じだったようで、
特に異論の声も上がらず、ほぼ前半通りの動きをする方向で固まる。
となると、次に問題になるのは――。

198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 18:40:39 ID:2I7pmLTg
慧音「――謎の向日葵仮面はどうする? 私も詳しい情報は分からないが、
里人達から噂話を聞く限り、かなりの実力を持ったラフプレイヤーらしい。
彼女を野放しにしておくのは、色々と危険な予感もするが……」

妹紅「うん。 ……だから、基本的に前半のままで行くとしても、
マークについては考えた方が良いんじゃないか、って私は思うな。
――具体的には、私が謎の向日葵仮面をマークするとか」

鈴仙「そうね……(――マーク、か。 前半は結局マークは付けないでいたけど。
マークを付ける事で、シュート撃たせる前にタックルに行けたりとかいう利点はあるのよね。
その分、元のポジションを離れる事で、マークしていない敵に隙を作っちゃうっていう欠点もあるから、
慎重に考えるべきだとは思うけれど……)」

後半、能力も傾向も不祥な――精々が、乱暴な接触プレイや、
超強力なシュートを操るという位の情報しかない、謎の向日葵仮面へのマークをどうするか。
鈴仙は前半自身のマークに付いていたメディスンの動きを振り返りながら、仲間達に向けて語った。

A:「妹紅、マークをお願い。 少しでも謎の向日葵仮面の動きを束縛して欲しいの」妹紅にマークをしてもらう。
B:「マークはつけないでおくわ。 敵の情報も分からないし、他の選手への警戒も必要だわ」マークは付けない。
C:「マークはするけど……○○にしてもらうわ」○○にマークをしてもらう。
  (*選択肢の跡にキャラの名前を記入してください。 例:C 輝夜→輝夜にマークをしてもらう)
D:「そうね……。 皆はどう思うかしら?」皆の意見に任せる。
E:「というか、あれってぶっちゃけ幽香さんよね……?」ネタにマジレスする。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:530/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

199 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 18:43:42 ID:iMPyJVZU
C パスカル

200 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 18:58:16 ID:vF5l+vBE


201 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 18:59:16 ID:3DILBJJs
A

202 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 19:10:57 ID:AxWb6fgM
A

Eを選びたいが

203 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 19:41:03 ID:???
ダイレクト対策しなくていいの?

204 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 19:42:18 ID:???
C 天敵のミサキーヌ

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:10:56 ID:2I7pmLTg
A:「妹紅、マークをお願い。 少しでも謎の向日葵仮面の動きを束縛して欲しいの」妹紅にマークをしてもらう。

鈴仙「そうね……。 確かに、私達はあの超強力なシュートしか見ていないけれど……。
――謎の向日葵仮面は恐らく、幽香さんにも匹敵する強敵。 それだけは間違いない」

前半終了間際のフリーキックに突如現れて放たれた、謎の向日葵仮面のマーダースパーク。
それは間違いなく、鈴仙のマインドエクスプロージョンや、日向小次郎のネオタイガーショット。
レミリア・スカーレットのノン・レッドサンに――八意永琳の爆宙アポロをも上回る威力だった。
恐らくは、今大会でも五指に入るほどの超強力シュートの使い手である以上、
その他の能力が不明であったとしても、最大限の警戒が必要だと鈴仙は考えた。

鈴仙「――妹紅、マークをお願い。 少しでも謎の向日葵仮面の動きを束縛して欲しいの」

妹紅「ん、了解よ」

鈴仙の申し出に対して、妹紅は二つ返事で頷く。

パスカル「……しかし、そうなると。 謎の向日葵仮面以外のFW達――リグルやルーミア、
それにミスティアへの対処が少し厳しくなるな。 彼女達がダイレクトシュートを得意としている以上、
モコウさんのクリアは大きく役立つと思うが」

輝夜「うーん。 ま、そこは私がパンチングで防げば大丈夫なんじゃない?
それに私もそろそろ活躍したいからね……ムフフ……」

鈴仙「怪しげな笑い方で不安を煽るのは止めて下さい、姫様……。
(――確かにそこは心配だけど。 FW三人組の中でも一番威力が高そうなネオリグルキックだって、
姫様のパンチングで五分以上に防げそうな様子だったから、警戒度は下げても大丈夫……かな?)」

輝夜の笑い方に一抹の不安を覚えるも、しかし実際に輝夜の守備力は高い。
それに、ラフプレーで人を負傷させるという謎の向日葵仮面のプレイスタイルは、
大技を無効化するタックルを持ち、更には絶対に負傷をしない妹紅とは相性が悪い筈だ。
鈴仙は自分の判断を信じる事にした。

206 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:12:12 ID:2I7pmLTg
てゐ「ほんじゃ、フォーメーションとかはこんな感じになるね〜」

永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−H−− H鈴仙 530/880
−−−−− 
F−−−G F佳歩 400/690 Gてゐ 630/630
−J−K− Jパスカル 840/840 KウサギB 510/510
−−−−−
L−D−A LウサギC 530/530 D妹紅 900/900 AウサギD 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 550/730
ベンチメンバー:ウサギK、ウサギF、ウサギG
*妹紅は謎の向日葵仮面をマーク

鈴仙「あ、ありがと。 何時の間にかメモってくれてたのね、てゐ……。
(さて……ミーティングで言うべき事は大体言い切ったかしら?
後はゆっくり休むか、もしくは誰かと細かい打ち合わせとか雑談をするかだけど。
さっき観客席をチラ見してたら、妖夢とか星とか。
他にも後半になって観戦に来た人もいそうだから、観客席を回るってのも捨てがたいわね。
うーん、どう過ごそうかなぁ……)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:530/850

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回まで行動できます。

207 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:15:06 ID:60LD7Fko
C

208 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:19:35 ID:HLVKxRX2
C

209 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:24:31 ID:2I7pmLTg
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「(――ま。 すべき事は色々あるけど。 今はゆっくり休みましょうか……)」

鈴仙はミーテイングの終了を告げると、一人ベンチに深く腰掛けて
スポーツドリンク(最近、ヒューガーから幻想郷にも卸されるようになった)を飲み、
目を閉じてゆっくりと英気を養った。

*鈴仙のガッツが100回復しました。530→630/880

210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:25:47 ID:2I7pmLTg
――っと、すみません!
間違えて2票決の状態でCで進行してしまいました!
申し訳ございませんが、>>209は無効でお願いします。
(投票自体は無効としません。 ですので現在、Cに2票が入った状態です。)

211 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:26:59 ID:3DILBJJs
C

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:29:13 ID:2I7pmLTg
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「(――ま。 すべき事は色々あるけど。 今はゆっくり休みましょうか……)」

鈴仙はミーテイングの終了を告げると、一人ベンチに深く腰掛けて
スポーツドリンク(最近、ヒューガーから幻想郷にも卸されるようになった)を飲み、
目を閉じてゆっくりと英気を養った。

*鈴仙のガッツが100回復しました。530→630/880

213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 20:31:34 ID:2I7pmLTg
鈴仙「(さて……ちょっとは休んだから、これで後半、多少積極的に守備参加しても
充分ハットトリックを狙える位には回復したかしら? さて、後は……何をしてようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
×:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:630/850

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後1回まで行動できます。

214 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:35:34 ID:60LD7Fko
A 輝夜

215 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:39:15 ID:elLAaV9c
B

216 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:39:46 ID:AxWb6fgM
A ウサギE

217 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 20:41:11 ID:3DILBJJs
B

218 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:04:48 ID:ueBkjKEg
A 輝夜

219 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:06:56 ID:???
A ボロボロのサッカーボール
ただの危ない人です 本当にありがとうございます

220 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:11:26 ID:ZFZivmSc
D カッコいい決め台詞を考えて注目を浴びよう

221 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:22:38 ID:xehRtJeg
B

222 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 21:44:20 ID:2I7pmLTg
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)

鈴仙「(うーん、ハーフタイムといえどももう少しは時間もありそうだし。
折角だから、観客席に居る知り合いに声でも掛けてこようっと)」

鈴仙は控室を出ると、観客席をぶらぶらと歩いて知り合いが居ないか探し回る。
今にも降り出しそうな暗い空に、謎の向日葵仮面の登場による動乱もあったが、
依然観客の数は(普段の閑散とした幻想郷のイメージと比較すると)非常に多く、
鈴仙は文字通り、観客に揉まれながら進んで行くが……。

鈴仙「(誰か……は、いそうなんだけど。 会えるかなぁ……?)」

先着1名様で、

★観客席の様子→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→浮浪者風の少年「俺…いや、拙者の名は那珂 耶麻という妖怪でしてだな…」鈴仙「(中山さんソックリね…この人)」
ダイヤ→星「お疲れ様です、鈴仙!」鈴仙「星。 来てくれたのね!」
ハート→妖夢「あっ……!」鈴仙「妖夢……! (珍しく、一人で応援に来てくれたみたいね……!)」
スペード→パチュリー「フフ……。 師〈マスタ-〉たるもの、弟子の様子はしっかりと見ておかないとね」鈴仙「パチュリーさん!」
クラブ→反町「ああ……鈴仙さん!」穣子「ひっさしぶり〜!」静葉「ウフフ…」鈴仙「(秋姉妹と……反町、君ね!)」
クラブA→ヘンな観客「ゴートゥGMC! ゴートゥGMC!」鈴仙「(GMCって何だろう……?)」

223 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:44:56 ID:???
★観客席の様子→ スペード9

224 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:45:08 ID:???
★観客席の様子→ クラブJ

225 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 21:46:14 ID:???
マスター!そしてJOKERwww

226 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 22:19:56 ID:???
相変わらず判定に引っ掛からない妖夢さん……

227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 23:11:18 ID:2I7pmLTg
スペード→パチュリー「フフ……。 師〈マスタ-〉たるもの、弟子の様子はしっかりと見ておかないとね」鈴仙「パチュリーさん!」

鈴仙「(あっ、あの明らかに浮いてる紫色の人は……)」

暫く歩いた鈴仙の目に入って来たのは、パブリックスペースであるにも関わらず、
まるで自室の書斎であるかのように場違いな紫色のガウンを着こんだ少女。
……と、その隣で必死にメモを取っている赤髪の少女の二名。
紫色の少女は、赤髪の少女に何やら熱弁をふるっているようだった。

パチュリー「……良い事? ここでクライフは『ボールを動かせ、ボールは疲れない』と言った。
それがどういう意味か分かるかしら?」

小悪魔「え? えーっと……。 要するに、『パスワークは大事だよ』…って事でしょうか?」

パチュリー「はぁ〜。 貴女、やっぱり全然分かってないわね。
これはつまり、クライフがプレイしていた70年代のポゼッション理論に基づいて、
試合中の頻繁なパスの交換や運動量の増加、その他諸々の議論を理解した上での、
ネッツァーを中心とした当時のドイツサッカーとの比較の上で……」

小悪魔「は、はぁ……(良く分かんないけど、パスの交換や運動量の増加って、
つまりはパスワークを大事にする、っていう事なんじゃないかなぁ……)」

鈴仙「…………あのー、パチュリーさん?」

少しだけ話しかけ辛さを感じたが、今さら気にするような仲ではないと思い、
鈴仙はパチュリーと小悪魔の会話(と言う名の講釈)に割り込もうとする。
割り込まれたパチュリーは最初、偉く不機嫌そうな顔をしていたのだが……。

パチュリー「……あら、鈴仙。 こんな所で奇遇ね」

話掛けて来たのが鈴仙と知ると、少しだけ不機嫌な顔になる。
小悪魔は相変わらずの柔和な営業スマイルを鈴仙に向けてくれた。

228 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 23:12:32 ID:2I7pmLTg
小悪魔「パチュリー様は、『弟子の成長を見届けに行く』……って言って、
スカーレットムーンズの練習を途中で抜けてまで、ここまで来ちゃったんですよ」

パチュリー「……ゴホ、ゴホッ! ちょっと、喘息の調子が悪かっただけよ……」

鈴仙「は、はぁ……(良く分かんないけど、私の事を応援しに来てくれたって事で良いのかなぁ……?)」

パチュリー「……ところで、貴重なハーフタイムに、わざわざこの私の元へと来たのだから。
きっとやはりというべきか、賢者たるこの私のアドバイスを受けにきた……と、言う事かしら……?」

鈴仙「え、えっと……(――ぶっちゃけ、たまたま歩きまわってたら出くわしただけなんだけど。
……それでもここは、ゴキゲンを取ってアドバイスを貰うべきなのかしら?
それとも、折角だから練習の話とか、スカーレットムーンズの情報とかを得ておくべきかしら?
たぶん大体何を言っても、一言で機嫌を損ねたりすることはないでしょうけど、そうね……)」

A:「ええ! 実は、パチュリーさんのアドバイスを期待してまして……」
B:「そういうワケじゃあないんですが、折角会ったので雑談でもしようと思いまして……」
C:「あの謎の向日葵仮面って、一体何者なんですか?」
D:「スカーレットムーンズの調子はどうですか?」
E:「パチュリーさん、喘息の調子はどうですか?」
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

229 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:14:09 ID:JkG9bDtU

アドバイスや情報を聞き出すのはマスターモヤシといえどやめといた方がいい気がする

230 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:14:46 ID:iMPyJVZU
E

231 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:15:57 ID:ZFZivmSc
F 「目立って人気出そうな気の利いた台詞って何かありませんか?」 無茶ぶりをする

232 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:14 ID:???
>パチュリー「……良い事? ここでクライフは『ボールを動かせ、ボールは疲れない』と言った。
それがどういう意味か分かるかしら?」

つまりアーサーを動かせばいいというわけだ、この何気ない一言がこの試合のヒントになるのは間違いない

233 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:15 ID:9z9crI32
E

234 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:16:45 ID:iMPyJVZU
Bに変更します。喘息の調子が悪いって言ってるのに喘息の調子のことを聞いちゃまずいよね

235 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:17:21 ID:AxWb6fgM
E

236 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:18:18 ID:iMPyJVZU
あ、決まっちゃったのでEのままでお願いします

237 :森崎名無しさん:2014/07/13(日) 23:18:41 ID:JkG9bDtU
>>234 え?ちょっとは薬の効果でよくなったんじゃないのとかそういうの聴くから平気じゃないの?

238 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/13(日) 23:49:50 ID:???
……と、いったところで短くて恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は、パチュリーさんの新たな力の披露シーン(?)から始めようと思います。

>>225
JOKERだったら、まさかの中山さんでしたね。勿論ボーナスイベントとなっていました。
>>226
判定では鈴仙と会いやすくはなっていますが、自分から会いに行く努力も必要かもです。
ただ、このスレのバランスとして全ての要素を取れないようになっていますので、
妖夢とも交流を深めるか、それとも今ある交流を大事にしていくかは、悩んで頂く事になるかと思います。
>喘息の調子について
パチュリー「……ゴホ、ゴホッ! ちょっと、喘息の調子が悪かっただけよ……」
…とか言ってますが、これは単に照れ隠しで言ってるだけですので、聞いても地雷ではないです。
具体的には、パチュリーの新スキルの説明+αな内容になると思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:08:04 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。

―――――

E:「パチュリーさん、喘息の調子はどうですか?」

鈴仙「えっと、そういえば……。 この前、魔法薬の調合をされてましたけど。
あれから、喘息の調子は良くなったんですか?」

パチュリー「……なんだ。 アドバイスじゃないのね」

鈴仙「すみません。 でも、ちょっと気になったんで」

パチュリー「まあ……でも。 貴女には薬の材料調達もしてくれたし。
むしろ、この場で私の状況を報告するのは義務であるとも言えるかもね……」

自分の思惑通りの話題で無かった事に、一瞬だけつまらなそうに顔を顰めるパチュリーだったが、
改めて考え直したのか、ぶっきらぼうな目線を膝元の本から鈴仙の瞳へと向ける。
パチュリーはそのまま、

パチュリー「……結論を端的に言うと。 私は、喘息の症状をほぼ完全に克服したわ」

鈴仙「……えっ!?」

大変つまらなさそうに、何かとても大事な事を呟いた。

パチュリー「――私があんたの力を借りて作った魔法薬。
あれはね、……私の体力を増強する為の薬だった。
喘息を克服する為のある魔術を使う事によるリスク。それを少しでも落とす為の」

鈴仙「えっと、いや、その……(パチュリーさんが、喘息を克服!?
これって、ヘタすりゃ幻想郷のサッカーバランスがひっくり返るまでの特ダネじゃないの?!)」

240 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:09:53 ID:???
パチュリー「まあ……常人の貴女には理解できないでしょうから噛み砕いて言うけど。
私は知っての通り陰陽七行を得意属性とし――あぁ、そういえば最近の外界の魔術師は、
たかが四大元素使いでも天才扱いされてるらしいわね。 全く、嘆かわしい事だわ。
――と、話を戻すと。 喘息を克服するための魔術っていうのは一般に、
儀礼呪法ともされているんだけど、これはこれで中々難しい。
具体的には通常第三節程度のスペルでも充分に奇跡なんだけど、
私は魔法陣の定義を二重多元化する事によって、敢えて三節を七節に変換する事で安定性を確保したの。
だけどそれが今度は私の体力の消耗に繋がってね。 ここは件の魔法薬が助かったわ。
まあそれは大した事じゃないわ。 重要じゃない。 それよりも私が如何に賢者だって事だけど……」

冷静に訥々と話す……フリをして熱く謎の理論や自分語りを続けるパチュリーに反して、
鈴仙の内心は穏やかでは無かった。

鈴仙「(今までの幻想郷サッカーでは、霊夢と、師匠(永琳)と、そしてパチュリーさんの三人が、
幻想郷トップクラスのOMFとして知られていた。
だけど実際には、師匠は最高クラスのスタミナを持つ反面、超高レベルな戦いで現れる器用貧乏さ。
パチュリーさんは霊夢以上のテクニックを持つ反面、30分しか試合に出れないという脆さが足を引っ張って、
一応フルタイムで出場出来るだけのスタミナを持ち、かつどこでも見劣りしない、
完全なる器用万能型選手の霊夢が最強とされているのよね。
でも、もしもパチュリーさんの弱点が克服された、としたら………!?)」

鈴仙は恐ろしい想像をしていた。
パチュリー・ノーレッジは低すぎるスタミナが原因で、幻想郷でも『トップ3程度』の選手に収まっている。
しかし、もしもパチュリーの喘息が完治したとしたら……。
鈴仙の想像を知ってか知らずか、パチュリーは訳知り顔で頷き、最後にこう自信満々に述べた。

パチュリー「――私が編み出した大魔術・フォトシンセシス。
喘息による消耗を上回るスピードで、私の消耗を癒してくれるこの力を得た私は。
――間違いなく、幻想郷最強のOMFとなったわ。
……あんたの師匠は勿論、あの博麗の巫女をも超えてね」

鈴仙「幻想郷最強の、OMF……!?」

241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:12:48 ID:???
自身を賢者と称して憚らないまでの高いプライドを持つパチュリーは、そう断言する。
しかし彼女の実力を知る鈴仙は、それが単なるビッグマウスであるとは当然思いもしなかった。

パチュリー「……まぁ、そういう事だし。 私は寛大だからね。
いつでもあの月の山師を見限って、この私の真なる弟子となっても良いのよ……?」

鈴仙「いや……それは良いです。 後、師匠は山師じゃなくて薬師ですから」

そう断言した後のパチュリーはいやにご機嫌であり、
いつもの静かでぶっきらぼうだが、どこかヤケになれなれしい口調で鈴仙を勧誘しにかかる。
何だかんだで、パチュリーは鈴仙の事を高く買っているようだった。
(決して、紅魔館の住民が誰もパチュリーの事を相手にしてくれなくて寂しいからではない)

その為か、会話の後半にパチュリーの舌が滑りかけた。

パチュリー「――まぁ、この魔術だって万能じゃない。
なんせ、フォトシンセシス〈光合成〉を人体で実現させる訳だものね。
体細胞60兆個全てのミトコンドリアを、魔力による多重空間屈折現象で葉緑素に置換するんだから、
今の私じゃあ30分以上長続きはしないし。 何よりも……」

鈴仙「何よりも……?」

パチュリー「――おっと。 ……幾ら貴女と言えども、
将来の対戦相手に対してはこれ以上は言えない。 後は、自分で考えなさいな。
……さ、 メロンソーダ でも奢ってあげるから。 余計な詮索よりも、まずは目の前の戦いに集中なさい」

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:14:42 ID:AsEJSL++
――何とか取り繕いつつ、小悪魔をパシらせて鈴仙に飲み物を買い与えるパチュリーだったが、
鈴仙の興味は既に飲み物やパチュリーの細かい魔術論よりも、
彼女が喘息を克服するために編み出したという秘儀・フォトシンセシスの特性に向けられていた。

鈴仙「(運動エネルギーを司るミトコンドリアを……なんとかする、っていう話だったわね。
って事は、きっとフィジカルの方に副作用が出る――とか言うのが弱点かしら。
具体的には、土壇場の弩力が切れて、接触プレイで吹き飛ばされやすくなるとか)」

パチュリーから貰った飲み物を貰いつつ、ゆっくりと歩いて後半戦のフィールドへと向かう鈴仙。
彼女の中には一つだけ確信があった。

鈴仙「(――まあ、どっちにしろスカーレットムーンズが強化されたのは事実。
パチュリーさんは勿論。 この様子じゃあ、あのメイド長も門番も、変なGK(陸)も。
そして――レミリアさんにフランドールも……全員が、この前の試合とは見違えるほど強くなった。
そう考えておく方が良いかもしれないわね)」

――それは、詳しい事はまだ不明瞭ではあるものの。
紅魔スカーレットムーンズは、ルナティックスに敗北を喫して尚己の牙を磨き続け。
ルナティックスに決して負けぬ程の好チームに成長している、という事だった。

*パチュリーの新スキル・フォトシンセシスの特徴が大まかに分かりました。
*パチュリーから奢って貰った! drinkが美味しそうだった場合、鈴仙のガッツが+10されます。
 もしもべじいた等のレアそうな飲み物だったら、特別イベントも発生します。

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:19:27 ID:???
……と、いったところで投票も無く恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
ちなみにフォトシンセシスは原作では普通の魔法です。ご了承ください。
なお、飲み物はメロンソーダと美味しそうだったので、鈴仙のガッツを少し回復させようと思います。

*鈴仙のガッツが少し回復しました。 630→640

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

244 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 00:27:00 ID:???
ちゃんと炭酸は抜かないとね。乙でした。

245 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 00:53:17 ID:???
乙です
四大元素使いってウィザード?じゃないよね・・・
葉緑素だし太陽が出てなければどうだろうか、と思ったけど人工太陽くらいできそうだし

246 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:20:41 ID:???
喘息で失われる体力は超回復で補う!!
それ完治したとはいわないよ!筋肉マン的理論だよ!

247 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:23:56 ID:???
喘息を克服したパチュリー・・・
元ネタ的にワールドユース編の誰かさんみたいにならないと良いね
リベロ対決()とかね

248 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:42:22 ID:???
KENJAのビッグマウスは本当にマウスだけになりかねんwww

249 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:53:21 ID:???
こんばんは、更新します。
>>244
乙ありがとうございます。
スポーツ前に炭酸って良くないんでしたっけ。
ちょっと前に、炭酸入りのスポーツドリンクが出回ってたのを思い出しました。
>>245
乙ありがとうございます。
四代元素云々は特にストーリーに影響しない長話ですが、
魔術の設定とかについては、多少の元ネタはあります。
葉緑素関係は色々突っ込みどころ満載ですが、そこもあまり厳密に考えないで頂ければ幸いですw
>>246
そこら辺の突っ込みは……その通りですね(爆)
まぁ、データ的には完治したのと同様……という事でご容赦くださいw
>>247
ワールドユース編の三杉君は本当に可哀そうな扱いでしたね……。
オワイラン君が強すぎた、とも言えそうではありますが。
>>248
期待通りヘタれるか、それとも期待を裏切って活躍するかはまだ分かりませんね。

更新の前に、パチュリー(と、小悪魔)との会話で評価値を上げ忘れておりましたので、アナウンスいたします。

*パチュリーの評価値がやや上がりました。
*小悪魔の評価値がほんの少し上がりました。

250 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:54:22 ID:???
【敵チームハーフタイム】

さて、鈴仙が休んだりパチュリーとの会話を楽しんでいた時も、
早くも3点差を付けられた雑魚妖怪チームは、必死に後半での逆転をどうするかの思案に暮れていた。

ミスティア「わたしはパンクに感謝している……。
パンクギタリストにならなければ、猟奇的ヤツメウナギ商人になっていたから……」

メディスン「アンタはすでにヤツメウナギ商人でしょうが……。 猟奇的なのかどうかは知らないけど」

ルーミア「おなかすいたのかー」

レティ「自分の分の弁当は当に平らげたでしょうに、しょうがないわね……。
だったらあげるわ、私の 霜降りカルビ (――この子達が居なかったら、
恥ずかしくて来年の冬まで地底にでも引き籠っていた所ね。
全く、幽香と来たら自重を知らないんだから……)」

わかさぎ姫「み、みず……(なんか尾びれの先っぽの方の感覚無くなって堅くなってきた……)」

――と、いう事は決して無く。
彼女達は彼女達で楽しくやっていたり、そんな様子にツッコミを入れたりするのに忙しいようで、
いちいちしっかりとした作戦を立てる暇すら無いようだった。

謎の向日葵仮面「皆、後半の作戦を思いついたわ」

……そんな中、沈黙を守っていた謎の向日葵仮面が不意に立ち上がる。
試合とは別の意味で疲れ切った様子のレティや、既に交代してしまった幽香に代わって、
彼女はこのチームを纏め上げようとして……。

謎の向日葵仮面「――この試合、50点差を目指しましょう」

――特に、何もしなかった。

251 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:55:38 ID:???
――更なる混沌を紡ぎ出すのだから、性質が無い。
しかし、この中にも一人だけ例外が居た。
控室を兼ねるロッカールームのベンチで、一人寂しく静かに休息を取る蛍妖怪、
雑魚妖怪チームのエースストライカーにして(名簿上は)キャプテンの、リグル・ナイトバグだった。

リグル「…………(折角すごい練習して覚えたのに、全然決まらないよ、ネオリグルキック……!
おかしいよ。 努力すれば必ず報われるって、レティも白黒も、通りすがりの変なヤツも言ってたのに、
全然報われてないよ……!?)」

折角練習して新技を編み出して、前半の終了間際には輝夜の転倒という大チャンスを前にしても、
リグルはこの試合なおも無得点。 試合開始前にひっそり意気込んでいたハットトリックは夢のまた夢。
努力をしても、それが報われるのは一握りの者だけ――そんな残酷な現実に目を向けざるを得なくなったリグルは、
うっすらとその瞳に涙を浮かべる。

謎の向日葵仮面「(リグル……)」

そんな様子を見ていた謎の向日葵仮面は、リグルに対して何か言葉を発そうとするも。

謎の向日葵仮面「おいクソガキィ、何泣いてるわけ? ぶっ殺すぞォ……?」

リグル「ぐ、ぐすっ……。 な、泣いてなんかないもん」

今の謎の向日葵仮面には、相手を挑発し陵辱するような言葉以外が湧いて来ない、
それは見知らぬ助っ人に対して、舐められないよう気丈な態度を振舞う、
リグルの健気な様子を見ても同様だった。
――同様ではあったが、謎の向日葵仮面からは何故だか言葉が溢れ出る。

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:01:29 ID:???
謎の向日葵仮面「――努力は辛い。 結果を得られるとは限らないのに、
人を苦しめ、ぬか喜びさせた上で絶望に叩き落とす、忌まわしきもの……。
人間は……いや、妖怪も花も全ても。 須らくが『自然』と生きるのが最善と言うのに」

リグル「謎の向日葵仮面、さん……?」

謎の向日葵仮面「……陵辱こそ、自然にのみ与えられし特権。
私は全てを等しく陵辱し――理に縛られたこの幻想郷をも陵辱し、自然と帰す為の義務がある……。
だからアンタは、悩まず黙って私と陵辱しなさい。 でないと、能力値吸い取るぞォ……?」

リグル「よ、良く分かんないけど怒ってるの、向日葵仮面さん……!?
ひょっとして、私がいつまで経ってもウジウジしてるから?」

謎の向日葵仮面「私はいつでも怒ってるわァ。 ――およそ、この世全てのモノに対してね」

――それはリグルへの激励と言うよりは、謎の向日葵仮面自身への戒めに近い物だった。
彼女は、リグルを涙させる今の幻想郷に対して怒り、そして義務感を募らせていた。
自分が、なんとかしなくては。 ……自分が、全てを陵辱し尽くさなければ、と。

謎の向日葵仮面「私は幻想郷の秩序にも、富や名誉にも興味は無い。
ただ私は陵辱するだけ……。 まるで、自然が齎す災害そのもののように。
――クソガキ、覚えておきなさい。 
世の中には、努力だとか小手先の努力だけでは、どうにもならない限界ある事と。
そして、受け入れなさい。 どうにもならない、貴女に与えられた、貴女自身の自然を……」

リグル「私自身の、自然。 けどそれって、どうすれば……? 結局、諦めちゃうって事……?」

謎の向日葵仮面「私はガキのお守は趣味じゃないわ。
後は自分で考えなさい。 さもなくばぶっ殺すぞぉ……!?」

リグル「う、うん……ごめんなさい(っていうか、陵辱って『超強い』って意味だった筈なのに、
謎の向日葵仮面さんの話だと、どこかかみ合わないような……)」

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:07:11 ID:???
過剰なまでの陵辱欲求はあった。
しかし、リグルの切実で真摯な態度が、謎の向日葵仮面に言葉を紡がせた。
その内容は今まで辛い努力を重ねて来たリグルにとっては酷であるかもしれない。
それでも、謎の向日葵仮面は伝えたかったのだ。

謎の向日葵仮面「さあ……後半も元気に陵辱するわよォ……。
ちなみに目標は、一人10ゴール10アシストよォ……」

レティ「(元気に陵辱するヤツなんて、幻想郷にはアンタしか居ないってば……)」

押し黙るリグルを尻目に、謎の向日葵仮面は元気に試合に掛けるノルマを課す。
一人10ゴール10アシストで、110−3ならば、三失点してもなお、立派な陵辱であると言えるだろう。
色々とそれっぽい事は言っていたが、謎の向日葵仮面にとっては陵辱による恐怖と混沌こそが
最大の甘露である事は間違いなかった。

リグル「(……謎の向日葵仮面さんは良く分かんないし、
言葉遣いもすぐぶっ殺すとか言って乱暴でボキャブラリーに欠けてて、まるで昔のチンピラみたいだけど。
それでも、幽香みたいに優しい感じだった……!
よし、謎の向日葵仮面さんも居るんだから、後半も頑張ろうっと……!)」

しかし、そのそれっぽい言葉が、一人の少女を元気づけていたのは事実だった。

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:08:46 ID:???
まだ途中なんですが、時間が時間ですので今日の更新はここまでです。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

255 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:11 ID:???
乙です
霜降りカルビという明らかにデブるものを食べてる本田さんの相撲への思いに脱帽です


256 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:53 ID:???
スポーツ前の炭酸は水分補給が阻害されちゃうんすよ。
お腹が苦しくなったりとか(日向にはご褒美)。乙でした。

257 :リグルパパ ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 00:12:31 ID:???
更新乙でした。
パパはいつでもリグルを応援してるよー!
あと由緒正しき陵辱発言に笑いました

258 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:32:28 ID:???
翼「俺も応援してるぞー!」

259 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 14:15:48 ID:???
そういえばネオ向日葵仮面はどこに行ったんだろう?
ミサキーヌと戦いに行ったのかな?

260 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:43:49 ID:???
こんばんは、今日は更新していきます。
>>255
乙ありがとうございます。
奇しくもそれっぽい(?)! foodが出てしまいましたね…。
>>256
確かに炭酸は飲むとお腹が膨れますからね。日向がコーラ好きってそういう……。
乙ありがとうございます。
>リグルパパさん
乙ありがとうございます!
まさかパパご本人に応援して頂けるなんて、リグルは本当に幸せ者だと思います。
陵辱についてはあれですね、「遊びじゃねぇんだよ…………陵辱は……!」的な感じですw
>>258
これは綺麗な翼君ですね……。
このくらいだったら、某スレでの彼も全日本メンバーと共存出来たのではないでしょうか。
>>259
陵辱の力に呑み込まれた夢も見ましたが、
現実世界の謎の向日葵仮面は、まだ次元の狭間で木になった(戻った?)くらいです。
追い詰めたらネオ向日葵仮面化するかもしれません。

261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:44:59 ID:???
レティ「……だけど実際に、私達が逆転するには過剰すぎるくらいの攻めっ気が必要なのもまた事実。
10ゴール10アシストは無理だけど、ゆう……謎の向日葵仮面さんには少なくとも3ゴール。
リグル達FWも全員で少なくとも1ゴール。
そして私達守備陣は、ルナティックスの失点を0に収める必要がある。 しかし、それもまた困難な条件よ」

そして、リグルの様子が前向きになった頃を見計らい……。
この中では最も冷静で理知的なレティは、残り僅かなハーフタイムを使って戦況分析を行う。
とはいえ、雑魚妖怪チームが窮地に追いやられているという現状は、分析をするまでも無く明らかであり、
そこから現実的な逆転への道標を立てるのは非常に困難。

メディスン「……正直言って、ムリだと思う。 前半最後のお姫様のセービング、見たでしょ?
ゆう……謎の向日葵仮面のシュートだって絶対決まる訳ではない上に、
PA付近には、ルーミアやみすちーの小技を封殺してくる蓬莱人が居る。
リグルの必殺シュートは、私達としては信じられないくらい強力だけど、それでも姫様には通じない。
――まぁ、蓬莱人が謎の向日葵仮面をマークしてくれるようならルーミア達も活躍出来るかもだけど、
そうしたら今度は謎の向日葵仮面がボールを運び辛くなる。 悔しいけど、完全に詰んでるじゃない」

レティ「……せめて、もう少し人手があれば違うのでしょうけどね。
そう、例えば――中盤でボールを運んでくれるMFがもう二人。
中盤の底を固め、隙あらば得点争いに参加出来るだけの高い総合力を持ったリベロが一人。
そして、これは出来ればだけど……。
スカーレットムーンズの中国人や、西行寺の所の関西人程じゃなくても良い。
今の名無しGKよりももう一回り上の実力を持った、私を補佐してくれるGKが居れば、
勝負はまだ分からないかもしれないのだけど……」

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:46:19 ID:???
だから、レティはメディスンの吐いた毒にも苦々しげに頷かざるを得ない。
幸い、雑魚妖怪チームには攻撃のタレントはそこそこ揃っている。
ルーミアやミスティア、それにリグルにしても、立ち回り次第では充分に1点を掠め取る事が出来ると
レティは確信していたし、謎の向日葵仮面が自重しない攻撃力を見せてくれれば、
今の点差をひっくり返す事は不可能では無い。
しかし、それは守備陣が全ての攻撃をシャットアウト出来ればの話。
レティとて、自分は幻想郷で五指に入るCBであるという自負を持っているが、
自分一人では、鈴仙に佳歩、パスカルに妹紅を筆頭としたルナティックスの攻撃陣を防ぎきる事は出来ぬと考えていた。

レティ「もしもここで、思いがけぬ戦力補充があれば良いのだけどね……」

レティは自嘲的な乾いた笑みを浮かべる。
とはいえ、彼女がこうした現実離れした思考を抱いてしまう事も、決して恥ずべき事ではない。
現に眼前にあるルナティックスという壁を、木端妖怪の集まりである彼女達が破るには、
現実離れした狂気的な存在が居なければ不可能だったからだ。

謎の向日葵仮面「ふーん。 じゃあ要するに、『思いがけぬ戦力補充』があれば、
陵辱出来るってコトねェ……」

レティ「えっ?」

そして現に、雑魚妖怪チームには居た。
現実離れした幻想郷の中でもとりわけ、現実離れした狂気的な存在が――。

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:48:13 ID:???
*****

実況「さあ〜! 空にはいよいよ暗雲立ち込め、遠くでは雷も鳴る混沌とした昼さがり!
いよいよ雑魚妖怪チーム対永遠亭ルナティックスの後半戦のホイッスルが鳴ろうとしております!
さあまずは永遠亭ルナティックス! 既に3点をリードしている彼女達は落ち着いた様子で
フィールドに入り、各自軽いウォーミングアップをしていきます」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「れいせーん! ハットトリックだー!」「佳歩ちゃんもハットトリックだー!」「てゐー、仕事しろー!」
「キャーッ、パスカルくーん!」「せんせーい! 頑張れー!」「もこたんもなー!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

鈴仙「やっぱり、凄い観客ね……! でも、何があっても気押されないようにしなくちゃ」

――そうして始まる後半戦。
鈴仙達ルナティックスメンバーはフィールドに入りながら各々緊張感を解していた。
如何に自分達がリードしているとはいえ、それは決して盤石では無い。
周囲や観客の様子がどうであろうと、自分だけは平常心を保ち続けよう――。
鈴仙がそう決意を固めた時。 鈴仙の決意はその瞬間辛くも挫けそうとなる。

実況「さあ、謎の向日葵仮面選手が入って攻撃力が更に加速した雑魚妖怪チーム!
レティ選手率いる守備に、幽香選手……に、代わり攻撃のエースを務める謎の向日葵仮面選手!
後半はこの二人の活躍により、大きく左右される事でしょう! ……っと、あれ?
雑魚妖怪チームのメンバーが中々入ってきません! これはどうした事でしょうか〜〜!」

観客「ざわ……! ざわ……!」「一体どうしたんだ?」「ヒャッハー! 早く陵辱だー!」

鈴仙「――あれ?(な、何……? ここに来て腹いせで遅延行為……?
いや、あのプライドの高い幽香さんに限って、そんなセコイ真似はしないと思うんだけど……)」

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:50:55 ID:RZrJYfqA
放送を受けて、鈴仙、観客達が一気にざわめき立ったその次だった。

♪……りょりょりょりょ〜〜〜りょ〜〜〜〜うううじょくじょく〜〜りょりょりょ〜〜〜〜りょ〜〜……♪
(←今昔幻想郷のイントロで)

――謎の怪音波が、鈴仙達の耳に入り込んで来たのである。

先着1名様で、

★向日葵仮面の刺客→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→謎の手羽先仮面「お前らリグルを泣かせたな! そうならアンタもう死ね!」
      パチュリー(観客席)「こいつは何を言っているのかしら……」謎の手羽先仮面が乱入してきた!(*BADENDです)
ダイヤ・ハート・スペード→謎の向日葵仮面が、琵琶を持った少女と琴を持った少女を侍らせて入場してきた!
クラブ→ダイヤ・ハート・スペード+謎の向日葵仮面は、冴えない門番っぽい少女の背中にドッカリ座っている!
クラブA→クラブ+ サトルステギ が謎の向日葵仮面の奴隷として登場!

265 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 22:51:35 ID:???
★向日葵仮面の刺客→ クラブ6

266 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 22:52:02 ID:???
★向日葵仮面の刺客→ ハート8

267 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 23:37:53 ID:???
姉妹ワンツーMFにデモンゲGK、
エース・オブ・ザ・ブリッツ化ワカサギ姫が参加か。中々のメンバーだな

268 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:52:40 ID:RZrJYfqA
★向日葵仮面の刺客→ クラブ6 ★
クラブ→ダイヤ・ハート・スペード+謎の向日葵仮面は、冴えない門番っぽい少女の背中にドッカリ座っている!

鈴仙「……?(――これは……歌? それも、楽器による伴奏も入った……)」

パスカル「……?(しかし、ヘタな歌だな……。 自分で口ずさんでいるようだが、
まるで対戦型シューティングゲームに出て来そうな曲じゃないか)」

おどろおどろしい歌に、不釣り合いな琴と琵琶の音色が伴奏として流れる。
それは、雑魚妖怪チーム側の控室からだった。

謎の向日葵仮面「りょ〜〜〜〜りょ〜〜〜〜〜りょりょりょりょ〜〜〜じょじょじょ〜」

琵琶を演奏する少女「(どうして私達がこんな目に……!)」

琴を演奏する少女「(わっほーいwwww わっ……ほーい…………)」

実況「あ………ああ〜っと! あれは謎の向日葵仮面選手だ〜〜〜!!
謎の向日葵仮面選手、前半では見かけもしなかった付喪神を左右に侍らせ、
自分のテーマ曲・陵辱幻想郷を演奏させています! これはどうした事か〜〜〜!?」

269 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:54:03 ID:RZrJYfqA
赤髪の女性「あっ、弁々に八橋じゃないか! 全く、あんな所で油売ってたのね……。
本当、これは――面白いセッションになりそう」スチャッ

妖夢「(何が面白いんでしょうか……。
っていうかこの人、何時の間にか周囲にドラムセット展開してて、周りの人の迷惑になってるし。
叩き斬った方が世の為なのかなぁ)」

情けない表情で楽器を演奏している二人の少女。
彼女達の知り合いらしき妙齢の女性は、半ばドン引きしている妖夢や観客達の目も気にせず
知り合いの醜態に一人テンションを高めているようであったが――しかし今はこちらは問題では無い。

270 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:55:43 ID:RZrJYfqA

エリー「はひぃ……もう無理ですよ幽香様ァ……(泣)」

ガシ、ドガ、バギッ!

謎の向日葵仮面「風見幽香といういたいけで美しい美少女は今は関係ないだろ! いい加減にしろ!」

エリー「す、すみませぇん……でも良かったんですか? 連れてくなら私なんかよりもメイドの方g」

ガシ、ドガ、バギッ!

謎の向日葵仮面「あの子達を連れて行ったら、リグルやルーミア達が活躍出来ないでしょうがァ!
少しは人の気持ちを考えなさい! さもなくば能力値吸い取るぞ!!」

エリー「私GKだから、能力値吸い取ってもあんまし意味g」

ガシ、ドガ、バギッ!

エリー「」

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:57:42 ID:RZrJYfqA
謎の向日葵仮面に殴る蹴るなどの暴行を加えられながらも、健気に行進を支えるもう一人の少女。
その少女には、鈴仙も見覚えがあった。

鈴仙「(あれは、昔の大会で見たことがある。 確か名前はエリー。
幽香さんとの縁が強い二、五流GK……だったっけ)」

てゐ「あからさまに戦力調達してきたね、ゆう……向日葵仮面。
――もっとも、ぽっと出の付喪神まで配下にしてるのは想定外だったけどさ」

佳歩「てゐ様、あの音楽隊の方を知ってるんですか……?」

てゐ「うんにゃ、あんまし。 名前と……コンビでのパスワークが上手そう、って位しか知らないね」

慧音「しかしけしからん。 あんな姿を見せられては、寺子屋でのいじめが助長されかねん。
絶対にこの試合に勝って、教育の正しさを提示しなければならんな」

パスカル「――え、ええい! 敵のテンションに惑わされるな、皆!」

鈴仙「……そ、そそそそうよっ、皆!」

謎の入場テーマ曲に、謎の追加選手達。
それでもキャプテンとしての自負のある鈴仙は、まだこのプレッシャーに耐える事が出来ていた。
盛大にドモリながらもチームメイトにポジションに付くよう指示を出し、自分もまたセンターサークル付近。
謎の向日葵仮面の嗜虐的な笑みがしっかりと見える位置にまで、震えず歩を進める。
――ここで終わってくれれば、鈴仙の心は折れ無かっただろうに。

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