キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

401 :森崎名無しさん:2014/07/21(月) 14:36:41 ID:???
新入りはどうやってここに来たのか

402 :森崎名無しさん:2014/07/21(月) 18:27:33 ID:???
ゴテンクスみたいに空間に穴をあけたんじゃね

403 :森崎名無しさん:2014/07/21(月) 18:31:29 ID:???
これが噂のイケメンサポーター

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/21(月) 22:19:21 ID:???
すみませんが、今日はちょっとガッツが足りないので更新をお休みします。
>>396
乙ありがとうございますです。
今大会では、第1章の時みたく試合ごとにMOMは設けない方向で考えています。
>>393>>397-399
負傷しない事を良い事に、妹紅とか姫様はかなり無茶な描写をする事が多いですね…w
>新入りサポーターについて
そもそもカグヤファンの一団自体、鈴仙の脳内のフランスから時空を超えて現れたりしたので、
多分大丈夫です。ぶっちゃけ、何も考えていませんw

それでは、皆さま、また明日宜しくお願い致します。

405 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/22(火) 23:33:09 ID:LUtTNTsI
こんばんは、今日は更新します。

****************

★謎の向日葵仮面→マーダースパーク 62 ( ハート7 )( 1 + 4 )=67★
★ウサギE→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=55*吹き飛び!
 慧音→ブロック 50 ( スペードQ )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=58★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★謎の向日葵仮面→マーダースパーク 62 ( ハート7 )( 1 + 4 )=67★
★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( スペードA )( 2 + 5 )=67★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして雑魚妖怪のコーナーキック

ドゴオオオオオオオッ! バギドガグシャアアアアッ!!

ウサギE「きゃああああっ!?」

慧音「ぐううっ――!?」

――ブロックに出たウサギEと慧音にとって、
謎の向日葵仮面の右脚から解き放たれた殺意はまさに災害だった。
彼女達が涙ぐましい努力の末に身に付けたブロック技術は、
謎の向日葵仮面というえげつない悪鬼の前には無力であり、
結論として二人はまさに紙屑のように吹き飛ばされる。
そして、そんな災害の様子を眼前に受けた輝夜は――。

輝夜「……フッ、この程度の芸の無いパワーシュート。 こんなのもう既に(えーりんが)見切ったわァ!!」

バアアアアアアッ! ガキイイィイイイイイイ!! 

――ニヤリと笑い、体当たりでシュートに向かってダイビング。
永琳の力でその威力を大きく減衰させられたシュートは、
輝夜のセービングを受けてもなお、辛うじて前方へと向かっていくが……。

406 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/22(火) 23:34:12 ID:LUtTNTsI
ポムッ、コロコロコロ……。 ――ピィイイイイイイイッ!!

謎の向日葵仮面「……何ですってェ?」

雑魚妖怪チームのコーナーキックを知らせるホイッスルと同時に、謎の向日葵仮面がこの試合で初の驚きを見せた。
謎の向日葵仮面のマーダースパークは、
彼女自身の見立てでも、今大会中全ての必殺シュートの中で五本の指に入る程度の高威力。
恐らくは、幻想郷サッカーでも永らく名を馳せて来た鋼鉄の小さな巨人・伊吹萃香を相手にしても、
六、七割程度の決定力を誇るだろうと計算していた。

輝夜「謎の向日葵仮面って案外大したことなくね?」ホジホジ

それを、あのルナティックスの能天気で平和ボケした風体の輝夜に、二度も防がれてしまった。
如何にその守備が彼女本人以外の力に依る所が大きいとしても、その結果は覆せない。

謎の向日葵仮面「(蓬莱山輝夜。 生意気で世間知らず、
俗世の全てを馬鹿にしきった生粋の姫君とあろう者が、
その上品な顔とは裏腹に良い陵辱っぷりじゃない。 ……面白いわァ)」

ニタァ……

しかし、これで取りみだし激昂する程、謎の向日葵仮面は小物では無かった。
彼女の顔はもはや驚愕の色には染まっていない。
むしろ、新たな陵辱仲間の出現を感じ、まさしくそれは狂喜に満ちていた。

輝夜「(なんかまたヘンなのに因縁付けられたわね……。
こんなんがしょっちゅうなイナバも、中々大変なのねぇ)」

そして当の本人である輝夜も、こうした因縁にはそろそろ慣れてきた様子で、
彼女には珍しく、辟易とした表情を浮かべるのだった。

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/22(火) 23:36:12 ID:LUtTNTsI
慧音「――さて、コーナーキックか。 ……どうする?」

――そして我らが永遠亭ルナティックスのメンバーもまた、
次の雑魚妖怪チームのコーナーキックについてどう対処するか検討する。
鈴仙がゆっくりと自陣側に歩いて来た時には、すでにパスカルと慧音が
次の敵の動きについて、大まかな検討を加えている頃だった。
パスカルが鈴仙の見ている前で口を開く。

パスカル「相手の様子と戦況から察するに……敵のH番(リグル)、そしてユ……謎の向日葵仮面は
必殺シュートの連続で使用している。 今は大丈夫としても、次に必殺シュートを撃てば、
必ずやその後のプレーにも支障が出るだろうが……」

妹紅「――だからと言って、ルーミアやミスティアに任せるのはやっぱり荷がちょっと重過ぎる。
もしも彼女達に来るなら、それはスルーやらポストプレイの可能性が高いのかなぁ」

ウサギE「ですが、その隙を突いて来る可能性だってあります。
彼女達のダイレクトシュートも、そう舐めた威力じゃありませんし……」

ウサギB「――雑誌で齧った程度だけど。
あの二人、リグルに負けないよう新技を考えたとか、そんな噂が流れてるらしいですよ〜」

ウサギC「でもあのゆうk……ひ、ひまわりかめんさんってど〜みても悪役だよ!?
きっと次も、体力とか気にせず仲間の手も借りず突っ込んで来るんじゃないかなぁ……?」

そして話を聞くに、パスカル以外の選手もまた、様々な考えを持っているようだった。
話は中々纏まりそうに見えない。
所在無さげにPA付近をウロウロする自分の姿を見て、てゐはニヤニヤ笑いを浮かべ、
佳歩は心配そうにしている……ような気がしたので、鈴仙はこの場を纏める事を決意する。

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/22(火) 23:38:52 ID:LUtTNTsI
鈴仙「(皆、揃いもそろって考察好きになったわねぇ……。
まるで皆が協力して、師匠の居ない戦術面の穴を埋めようとしているみたい。
ただ、それだけだと微笑ましいんだけど――。
誰かが決めないと、単なるグダグダの論争になっちゃうのよね。
それは流石に良くないから、私がきっと、キャプテン代理として纏めないといけないんだろうけど――さて。
次のコーナーキック。 どういう風に私は。 そして私達は守るべきかなぁ……?)」

A:謎の向日葵仮面のショートコーナーを特に警戒する。自分(鈴仙)は上がってカウンターに備える。
B:謎の向日葵仮面のショートコーナーを特に警戒する。自分(鈴仙)は下がってDF陣と共に守備に出る。
C:ルーミア達のスルー等からの謎の向日葵仮面・リグルによるシュートを特に警戒する。自分はカウンターに備える。
D:ルーミア達のスルー等からの謎の向日葵仮面・リグルによるシュートを特に警戒する。自分はDF陣と共に守る。
E:ミスティア達の不意打ち的な必殺シュートを特に警戒する。自分はカウンターに備える。
F:ミスティア達の不意打ち的な必殺シュートを特に警戒する。自分はDF陣と共に守る。
G:わかさぎ姫や九十九姉妹のオーバーラップによる奇襲を警戒する。(鈴仙は前線と自陣の中間位に立つ)
H:場の雰囲気に任せる。
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:640/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

409 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:39:46 ID:nKe+djzM
C

410 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:40:23 ID:cybvty3A


411 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:40:55 ID:2Ppn3keM
E

412 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:41:55 ID:???
E

413 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:42:12 ID:4EkyjlaU
A

414 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:43:11 ID:J0GexhF2
E

415 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:43:49 ID:uEhUkIEw
I妹紅、パスカルをショートコーナーに警戒させ後はPA内を固める、鈴仙はカウンター狙いで上がる

416 :森崎名無しさん:2014/07/22(火) 23:46:26 ID:1rWe/G2+
E

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 00:15:29 ID:pB4caGZk
E:ミスティア達の不意打ち的な必殺シュートを特に警戒する。自分はカウンターに備える。

鈴仙「皆。 ここは――ミスティア達のシュートを警戒してみない?」

慧音「……む。 スルーでは無く、彼女達のダイレクトを警戒するのか。
その心を聞かせて貰おうか」

鈴仙「ええ。 ――というのもまず第一に、スルーやポストプレイをするにしても、
渡し先になるであろうリグルやゆう……謎の向日葵仮面さんには疲労も見え隠れしている。
だから仮に、ここでスルーをしてシュートを撃って……それが決まったとしても、ジリ貧を招く原因となる
更に3点、4点以上の得点を狙っていきたい雑魚妖怪チームにとっては、
後半も始まって間もない今の状況では、選びたくは無い選択肢でしょうね」

パスカル「ふむ。 良く理解出来る理論だ。 ちなみに聞くが、第二はあるのか?」

鈴仙「う〜ん。 これは何となくの予測なんだけど……謎の向日葵仮面さんって、
根はそんなに悪い妖怪じゃないような気がするのよね。
口では陵辱とか蛇野郎とか言っちゃうけど、心の底はちゃんと大人してるっていうか。
だから、自分でそうゴリゴリ行かずに、時には仲間に渡す思いやりがあるんじゃないかな、って」

てゐ「……まるで謎の向日葵仮面を知ってるような口ぶりだね〜」

鈴仙「……べ、別に。 単に、良く似た知り合いの顔が思い浮かんだだけよ」

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 00:16:30 ID:pB4caGZk
妹紅「――となると、次はあの子ども達をマークか。
良し来た、輝夜に来るまでに、この私が絶対止めて見せるよ!
(でないと輝夜の活躍が増えてまた調子に乗るからな、全くあいつと来たら………)」

輝夜「あら妹紅。 貴女だってさっき謎の向日葵仮面に吹っ飛ばされてたじゃない。
貴女も無理せず、ベンチで休んでいて良いのよ?
(ただでさえ最近野蛮人の相手に疲れてるんだから、せめて野蛮度No.1のもこたん位は排除しとかないとね)」

妹紅「そんな……私は良いよ。 それより輝夜こそもう家に帰って休んだ方が良いんじゃない?
(良いからさっさと輝夜帰んないかなぁ)」

ウサギD「姫様たち、仲良しそうだなぁ……!」

ウサギE「そ、そうかしら……? 確かに表面上はそう見えるけど……」

鈴仙「ひ、姫様も妹紅も頼みますねー?(け、ケンカするなら何時もみたいに正々堂々としてよっ!
そんな女子同士の巧みな交渉戦を演ずる姫様と妹紅なんて、私見たくない……!?)」

――指示自体はすんなり受け入れられたものの、
ごく当たり前のように輝夜と妹紅の間に生まれる険呑とした雰囲気に、
鈴仙はやっぱり慣れないなぁ……と、肩をすくめつつ、すごすごとカウンターに備えて中盤へと戻るのだった。
そして――。

……ピィイイイイイイイイイッ!!

419 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 00:21:37 ID:pB4caGZk
実況「さあ〜! 後半は4分から5分! 雑魚妖怪チームのコーナーキックで試合再開です!」

八橋「キッカーはじゃじゃん! なんとなんとでこの私だよ〜っ!」

弁々「(頑張るのよ八橋。 貴女の真っ直ぐな蹴りが、私達の伝説の幕開けとなるんだからね……!)」

鈴仙「キッカーはあのぽっと出の付喪神の片割れみたいね。 やっぱり、パス力には自信と定評があるって事かしら」

てゐ「そうみたいだねぇ〜。 ……と、鈴仙。 来るみたいよ」

鈴仙よりは下がり目の位置で、ボールのフォローに備えていたてゐが呟く。
その刹那――。

八橋「わっほ〜〜〜いっ!」

バシュウウウウウッ!

実況「八橋選手、ボールを気持ちよく振り抜いた〜〜!」

先着1名様で、

★雑魚妖怪のコーナーキック→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→八橋「くらえー! これが私の下克上レクイエムだーっ!!」なんと、直接シュートだ!?
ダイヤ→ボールはミスティアの方向へ。 そしてミスティア、ボールそっちのけで熱唱を始める!
ハート・スペード・クラブ7以上→鈴仙の読み通り! ボールはルーミアの方向に飛んで…!
クラブ2〜6→謎の向日葵仮面へのショートパスが通る! そしてそのまま突進だー!?
クラブA→わかさぎ姫「やるしかない! 親父のやってたあのシュートを……!」
       わかさぎ姫が突進して大ジャンプ! そして……!?

420 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 00:22:17 ID:???
★雑魚妖怪のコーナーキック→ スペードA

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 00:24:18 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
今回の選択肢はEかFが正解としておりましたので、的中率は高めに設定しましたところです。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

422 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 03:05:04 ID:???
乙です
さて、妹紅で雀の焼き鳥かな?塩だれでオナシャス

423 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 12:54:41 ID:???
乙でした。
雀の焼き鳥なら、シンプルに塩を振ってかな

424 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 16:30:32 ID:???
雀くらいなら骨ごと食える

425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:14:08 ID:7clylqDc
こんばんは、今日も更新します。
>>422さん、>>423さん、乙ありがとうございます。
>雀の焼き鳥について
ゆゆ様が多いスレですね……私もシンプルに塩でお願いします。

426 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:15:21 ID:7clylqDc
★雑魚妖怪のコーナーキック→ スペードA ★
ハート・スペード・クラブ7以上→鈴仙の読み通り! ボールはルーミアの方向に飛んで…!

琴を象る付喪神・九十九八橋が元気良く放ったセンタリングは、
果たしてルーミアの方角へと真っ直ぐに飛んで行った。

ルーミア「よっしゃー。 決めるのか〜」

バッ! グワアアアアアアッ!

妹紅「(うんっ! ここまでは鈴仙の読み通りね! 後はこのまま――)」

ボールの弾道は低く――ルーミアはスルーでは無く、そのままシュートに向かおうとしていた。
ルーミアはリグルとは対象的に、低い軌道の浮き玉の処理を得意とする事を、妹紅は知っていた。
恐らくは、このまま彼女の得意とするシュート、『ボレーケイション』を仕掛ける心算なのだろう。

妹紅「(だけどそれなら、私のクリアの方が大きく勝る!)」

――しかし、もしも彼女が奇襲を狙ってシュートに向かうのならば、それは妹紅にとって都合が良い。
ルーミアの基礎的なシュート力はリグルにすら劣る。
それならば、自身の勝利は盤石であると妹紅は確信していたが……。

ルーミア「みすちー」

―――バシッ!

ミスティア「分かってるってば〜♪」

妹紅「!?」

ルーミアがシュートに向かった先はルナティックスのゴール、では無く……。
その隣でねじ込みに備える様子を見せていたミスティアだった。

427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:16:32 ID:7clylqDc
慧音「まずい! ルーミアからミスティアへのポストプレイ……!?」

ミスティア「でもないわ〜〜〜♪ ルーミアっ♪」

バシュウウウッ!

実況「な――何でしょう!? ルーミア選手、ミスティア選手に低いパスをすれば、
ミスティア選手はそれを景気良く打ち上げる! これはミスプレイでしょうか!」

リグル「ミスプレイなんかじゃないよ。 ルーミア達だって――頑張ってたんだ!」

実況よりも、リグルの宣言は正しかった。
ボールが撃ち上げられた直後、
呆気に取られながらもクリアに向かおうとした妹紅は、彼女達の技に一番に気が付く。

妹紅「ボールが……見えない!?」

ミスティア「フフフ〜♪ 雨空と他の選手さん達の身体で、ボールを隠してあげたわ〜♪」

ルーミア「能力なぞ使わずとも、人間の視界には常に闇――即ち死角が存在する。
その死角を狙っただけだよ〜……っと、みすちー!」

ミスティア「あいよ〜〜♪」

バッ!

――妹紅の狼狽を見た彼女達は妖怪染みた不気味な笑みを湛え、
そのまま見えない落下点目がけて突進。 左右対称の位置を確保する。
そして――!

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:18:43 ID:7clylqDc
ミスティア「――さぁ、幻視の夜はまだまだ続く。 暗闇の恐怖を味わいなさ〜〜い♪」

ルーミア「小骨も残さずたっぷりね〜」

バアアアアッ!!                            バアアアアッ!
               グワアアアアアアアアアッ……!

   バッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ギュウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

ウサギD「こ、これは……!?」

ウサギE「ツイン、シュート……!? それも、ボールが死角になるような位置での……!?」

実況「こ、これはルーミア選手とミスティア選手のフェイント付きツインシュートだ〜〜!!
雑魚妖怪チーム、ここでまさかの切り札を切ってきました!!
死角から放たれたボールは、複雑怪奇な軌道を描きつつ、輝夜選手の喉元へと迫っていきます!」

リグル「ふふん! みすちーとルーミアの『宵闇飛行演舞』は、私のネオリグルキックにも迫る威力!
これで一点は頂きだよ、ルナティックス!!」

輝夜「私のパンチングと互角なネオリグルキックとやら……に迫る程度の威力しかないシュート。
そうだったら、案外というか全然大したことないんじゃないかしら……」ボソッ

鈴仙「(それを小声に留めておいたのは、姫様の優しさね……。
――それはさておき、私の指示が的中したお陰で、妹紅はクリア。
慧音さんにウサギEちゃん、それに下がっていたウサギBちゃんがブロックに行ける態勢になっている。
恐らくはここまでで止まるとは思うけど。 姫様には何て指示を出しておこうかしら……)」

429 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:21:14 ID:7clylqDc
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+2)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:52
ルーミアとミスティアの宵闇飛行演舞の威力:55&54(1/4でGKにバランス崩しペナ(−2))
輝夜のガッツ:400/730
輝夜のカリスマポイント:0/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

430 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:21:45 ID:pxNFVbPM
B

431 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:21:46 ID:wcTA3gXs


432 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:24:41 ID:tnYyORJQ
B

433 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:24:43 ID:flv0O0zY


434 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:38:56 ID:7clylqDc
B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費

鈴仙「姫様! 落ち着いて見ればこのシュートは速度も技巧もマーダースパークに大きく劣る。
コーナーキックでフォロワーも多いですし、充分にパンチングで大丈夫です!」

輝夜「分かってるわよ! さあ、えーりん無しで守ってあげるから、本気でかかってきなさい!!」

輝夜はゆっくりとキーパーグローブを嵌め直し、パンチングの態勢に移る。

謎の向日葵仮面「(ルーミアとミスティア。 そういやあの子達も頑張っていたわねェ……)
――はんっ! クソガキ共のシュートなんて精々が零れ球に決まってるわァ!
だからこの私がねじ込んであげるわ! 感謝しなさい!! そして死になさい!!」

リグル「わ、私だって! 私だってこのチームのエースストライカーなんだもん!」

タッ!

実況「さあ〜〜! 輝夜選手は身構え、謎の向日葵仮面達もねじ込みに備える!
このシュート、果たしてどうなるか〜〜〜〜!?」

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 21:40:08 ID:7clylqDc
先着3名様で、

★ミスティア→宵闇飛行演舞 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 ルーミア→宵闇飛行演舞 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 妹紅→鳳翼天翔 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数補正+2)=★
★ウサギE→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★輝夜→パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(謎の向日葵仮面がねじこみ)(リグルがねじこみ)(ウサギDがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ミスティア達の宵闇飛行演舞がルナティックスゴールを暗闇にする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(謎の向日葵仮面がねじこみ)(雑魚妖怪のコーナーキック)(ウサギCがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
宵闇飛行演舞はツインシュートです。二人のマークが一致した時にポスト、数字も一致で枠外になります。
ミスティアのマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
妹紅の「鳳翼天翔」には吹き飛び係数3が存在します。
ウサギEのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
輝夜・妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

436 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:41:24 ID:???
★ミスティア→宵闇飛行演舞 54 ( ハート6 )( 5 + 4 )=
 ルーミア→宵闇飛行演舞 55 ( スペード6 )( 5 + 3 )=
 妹紅→鳳翼天翔 55 ( クラブ7 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=★

437 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:42:54 ID:???
★ウサギE→ブロック 46 ( スペードK )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 45 ( ダイヤK )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 50 ( クラブ4 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

438 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:43:17 ID:???
★輝夜→パンチング 56 ( クラブ3 )( 2 + 1 )=★

439 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 21:43:34 ID:???
★ウサギE→ブロック 46 ( ハート7 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 45 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 50 ( スペードK )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=★

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 22:13:19 ID:7clylqDc
★ミスティア→宵闇飛行演舞 54 ( ハート6 )( 5 + 4 )=63
 ルーミア→宵闇飛行演舞 55 ( スペード6 )( 5 + 3 )=63
 妹紅→鳳翼天翔 55 ( クラブ7 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてウサギDがフォロー

妹紅「最初は面喰っちゃったけど――これならっ!」

バアアアアアアッ! ガキイイイイッ!! ――ポーンッ!

ミスティア「ほえー?」

妹紅「確かにアンタ達の目くらましは凄かった。 だけど――基本的なパワーが足りないわ!」

実況「妹紅選手! ここは堅実にボールを前に押し出した〜〜!!
先程までは謎の向日葵仮面選手のマークを担当していた妹紅選手でしたが、
ここに来てミスティア選手達に目を付けていたのが、雑魚妖怪チームにとっては痛手でした!
雑魚妖怪チーム、奇襲しっぱ〜〜い!」

ルーミア「うーん、まさかピンポイントでシュートを読んで来るなんてねー。
もしもゆ……謎の向日葵仮面さんとかリグルとかを警戒してくれてれば、
もうちょっとは有利な勝負だった筈なのに」

ルーミアは飄々した様子を保つも、自分達の作戦の失敗を受けて少なからず口惜しげな態度を見せる。

441 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 22:14:41 ID:7clylqDc
そしてそれと同時に、鈴仙の正しい判断によって救われたルナティックスのメンバーの一部は。

てゐ「――ナイス判断だったね、鈴仙」

慧音「(やれやれ、今回は鈴仙の判断に助けられたな)」

パスカル「(試合が始まる前は少しだけ心配だったが、蓋を開けてみればレイセンもしっかりしているな。
もっとも、これだけ出来るなら、普段からもっと自信ありげにしても良いと思うが……。
やはり、エイリンさんの手前、いつもは萎縮しているのだろうか?)」

ウサギB「(雑誌情報でも、調べておいて良かったぁ。
鈴仙さまのお役に立てるよう、また色々と調べておかなくちゃ)」

鈴仙「(あ、なんか皆の私の見る目が穏やかになった気がする……! あったけぇっ……!)」

――と、今まで永琳の影に隠れがちだった鈴仙の戦術眼や判断力、
そしてキャプテンシーについて、ほんの少し評価を改めるのだった。

*判断が当たり、結果として奇襲を逃れたため、慧音、パスカル、てゐ、ウサギBの評価値がほんの少し上がりました。

442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 22:17:08 ID:7clylqDc
実況「さあ、そして前方に零れたボールは……!」

ウサギD「わ、私がキャッチしました!」

鈴仙「Dちゃん!(さて、ここはパスかドリブルでボールを前に出して貰えれば理想だけど……。
運動量の多い付喪神姉妹――の、お姉さんっぽい方(弁々)が少し気になるのよねぇ。
タックルは微妙だったけど、ひょっとしたらパスカットの方が上手いかもだから、
てゐへのパスはちょっと僅かに危ないかしら?
とはいえ、ウサギDちゃんはドリブルもそんなに上手くないから、タックル勝負でも分が良いとは言えないのが気になるけど。

無難な策は、大きくフィードを上げて貰うか、それとも近くのパスカル君に渡すかなんだけども、
コーナーキックで皆が下がり目の位置にいる以上、フィードは敵に渡る可能性が高いし、
パスカル君に渡すと、謎の向日葵仮面さんとの勝負は恐らく避けられなくなる。

――ここはDちゃんに、何て言うべきかなぁ……?)」

A:ドリブルで右サイドを少し上がってもらう。
B:てゐに向かってパスを出してもらう。
C:前線の自分(鈴仙)目がけてフィードを上げてもらう。(*判定次第で敵ボールに)
D:パスカルにショートパスをしてもらう。
E:ウサギDの判断に任せる。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:660/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

443 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:18:37 ID:EAFeLVDQ
C

444 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:19:49 ID:fC//xEx2
C

445 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:19:51 ID:O1BIjxWY


446 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:19:53 ID:flv0O0zY


447 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:19:59 ID:pxNFVbPM
C

448 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 22:51:14 ID:7clylqDc
C:前線の自分(鈴仙)目がけてフィードを上げてもらう。(*判定次第で敵ボールに)

鈴仙「(Dちゃんにも成長して欲しいけど……ここは背に腹も代えられないわね)
――Dちゃん! 私の方向に向かってフィードを上げてっ!」

ウサギD「は、はいっ!」

グワアッ! バゴオオオオオオオン!!

実況「ここはウサギD選手、大きくボールを前方へクリア!
しかしルナティックスは現在、MFも含めて下がり目の位置にいるため、
雑魚妖怪チームにボールが渡る危険性も否定できません!
とはいえ、前方には鈴仙選手がカウンターに備えて待機しているので、
決してリスクばかりの賭けではありません! さあ、ボールの行き先は〜!?」

先着1名様で、

★ボールの行き先→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ウサギD「Eちゃん!」ウサギE「ええ!」なんと、近くのウサギEがフォロー! そして…!?
ダイヤ→鈴仙が敵陣バイタルエリア前でフォロー!
ハート→てゐが中盤敵陣寄りの位置でフォロー!
スペード→わかさぎ姫が敵陣バイタルエリア前でフォロー。
クラブ→メディスンが中盤自陣寄りの位置でフォロー。

449 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:52:15 ID:???
★ボールの行き先→ ダイヤ2

450 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 22:52:35 ID:???
★ボールの行き先→ ハート6

451 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 23:08:41 ID:7clylqDc
★ボールの行き先→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→鈴仙が敵陣バイタルエリア前でフォロー!

ウサギDの放ったフィードは大きく、しかし正確な軌道を描き……。

バシュウウウッ……ポムッ。

鈴仙「ナイスフィードよ、Dちゃん!!」

メディスン「くっ……!(まさかこんなに上手くボールが来るなんて。
さっきから私、全然鈴仙をマーク出来て無い! ……でも、今からでも走らなきゃ!)」

実況「ああ〜っと、ここでボールは首尾よく鈴仙選手の足元へ!
ルナティックスはこれで後半7分、再び得点のチャンス!
MFの佳歩選手やてゐ選手、パスカル選手が上がって来れず、
ねじ込みに向かえる選手が居ない……という不安はありますが、
それでも、鈴仙選手の決定力ならば充分にゴールを狙える状況です!」

わかさぎ姫「さぁ、次はブリッツ式のパワーブロックをお見舞いしてやるわ!」

レティ「――私達DFの人数は3人と少ない。
だけど、私だけでなく、そこに居るわかさぎ姫もまた優秀なブロッカー。
……さぁ、こういう場合はどうするかしら、鈴仙?」

鈴仙「くっ……!(一気にチャンス圏内にまでボールを運んで来れたけど、
だからと言って楽勝……と、いう訳には行かなさそうね。
選択肢としては、ここからマインドブローイング――もしくは、マインドエクスプロージョンで
ゴールを狙うか、ドリブルゴールを狙うか。
それとも――サイド際にはけてボールをキープして、ねじこみやミドルシュートに行ける
佳歩やパスカル君を待つ、っていうのが考えられるけど……何が最善手なのかしら?)」

452 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 23:09:45 ID:7clylqDc
PA深くでレティが放つ重いプレッシャーに、バイタルエリアで不敵に挑発を行うわかさぎ姫。
二人の名選手に威圧されながら、鈴仙の下した決断は――。

A:――マインドブローイングで決める!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
B:――現実試合では初お披露目、マインドエクスプロージョンで決める!
 (威力:59+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))250消費
C:ドリブルゴールを狙う!(鈴仙のドリブル:50)
D:ここは落ち着いてボールキープ!敵を適度に釣りつつてゐや佳歩、パスカルを待つ!(鈴仙のドリブル:50)
E:「っていうかレティさん、謎の向日葵仮面って幽香さんでしょ? 迷惑だから早く止めて下さいよ…」執拗にマジレスする。
F:「泣くぞ、すぐ泣くぞ、絶対泣くぞ、ほ〜ら泣くぞ」わかさぎ姫を煽っていく。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:660/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

453 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:10:45 ID:pxNFVbPM
B

454 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:12:52 ID:EAFeLVDQ
B

455 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:16:22 ID:???
うどんげ「私が本当の凌辱のやり方を教えてやる」

456 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:16:43 ID:flv0O0zY


457 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:16:55 ID:WtQ1ELPM
B

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 23:48:56 ID:7clylqDc
B:――現実試合では初お披露目、マインドエクスプロージョンで決める!
 (威力:59+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))250消費

鈴仙「(ホントは佳歩達が上がって来るのを待つのが良いんでしょうけど、
そうしたらメディスンや謎の向日葵仮面さんも戻って来てしまう恐れがある。
だったら、もう、考える暇も無く――)――決めるわ……!」

――グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「お〜っと、鈴仙選手! ここで大きく自慢の右脚を振り上げた〜!!
わかさぎ姫選手やレティ選手が居る以上、ここはマインドブローイングで勝負を狙っていくのか〜!?」

わかさぎ姫「ふっふっふ……マインドブローイング程度のシュートなら、
私やレティさんが力を合わせてブロックに行けば大体互角よ! そう簡単に決められると思って欲しく無いわね!」

鈴仙「……そんな事分かってるわ。 ――だから私は……『本気で』決める……!」

わかさぎ姫「? 本気も何も、アンタのシュートってマインドブローイングっていう、
なんかグネグネしたシュートが一番強いんでしょ? だったら、本気って……」

レティ「(――!? あの動きは……)――駄目よわかさぎ姫! 油断をしては! あのシュートは………!」

――あのシュートは、自分やわかさぎ姫の想像しているシュートよりも、強い。
鈴仙が今までの幻想郷での試合では決して見せなかったフォームを示した時、レティは全てを悟った。

鈴仙「……食らいなさい、雑魚妖怪チーム!
これが私の新技。 溢れ出る感情の爆発――『マインドエクスプロージョン』よ!!」

バッ……ゴォオオオォオオオオオオオオオオオオオオンン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!

実況「れ、鈴仙選手……!? これまでに見たことも無い、技巧派の彼女らしくもない!
マーダースパークにも迫らん轟音を立てて、凄いシュートを放ちました〜〜〜!!?」

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 23:50:45 ID:7clylqDc
鈴仙「ぬぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

エリー「(私の存在が希薄……。 ひょっとして、誰にも期待されてないって事!?(泣))
い、いいもんいいもん! 結果を出して……皆に認めて貰うんだからァッ!」

バッ!

先着3名様で、
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★わかさぎ姫→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 レティ→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★エリー→デモンゲート 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(雑魚妖怪Bがフォロー)(エリーがフォロー)(メディスンと佳歩でせりあい)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが雑魚妖怪ゴールに爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(てゐが遠くでフォロー)(雑魚妖怪Bがフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
わかさぎ姫のマークがダイヤで「逆鱗の荒波(+6、150消費)」が発動します。
わかさぎ姫のマークがハートで「スケールウェイブ(+4、100消費)」が発動します。
レティのマークがダイヤ・ハートで「アンデュレイションレイ(+6、150消費)」が発動します。
レティのマークがスペードで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。

460 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:51:14 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )=★

461 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:51:50 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート5 )( 1 + 6 )=★

462 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:54:27 ID:???
★わかさぎ姫→ブロック 50 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=
 レティ→ブロック 51 ( スペード10 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★

463 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:55:37 ID:???
★エリー→デモンゲート 52 ( ハート5 )( 3 + 3 )=★

464 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:55:55 ID:???
★エリー→デモンゲート 52 ( ダイヤ8 )( 6 + 1 )=★

465 :森崎名無しさん:2014/07/23(水) 23:58:23 ID:???
決まったね。

466 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/23(水) 23:59:22 ID:???
鈴仙がなんとかハットトリックを達成!
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
試合的にはルナティックスの勝ちは揺るぎなさそうですが、
雑魚妖怪チームもまだ余力は残っていますので、
もう少しはダイジェストにせず、判定をしていこうと考えています。
>>455
威力的にはマーダースパークには及びませんが、
燃費においては狂気の瞳やバランス崩し補正がある鈴仙の方が有利ですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 00:08:54 ID:???
すみません、あれっ? と思って判定を見返していたのですが……。

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )=64★
★わかさぎ姫→ブロック 50 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(人数補正+1)+(逆鱗の荒波+6)+(狂気の瞳-2)=61
 レティ→ブロック 51 ( スペード10 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)+(パワーブロック+4)=63★
=−1→ボールはこぼれ球に。そしてメディスンと佳歩でせりあい

――と、なっており、実は鈴仙、ゴールを決めていません(汗)
ハットトリックなどと言ってぬか喜びさせてしまいすみませんでした。
明日は佳歩とメディスンのせりあい勝負から始めようと思います。

それでは、皆さま、今度こそおつかれさまでした。

468 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 00:11:52 ID:???
乙でした
パワーシュート系だけど、吹飛係数がついてないね。

469 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 05:00:04 ID:???
雑魚妖怪Bがフォロー、ちがうの?

470 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 17:40:51 ID:???
ガレリィ「早くもハットトリック達成!などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ」

471 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 22:43:11 ID:vhoKXx/k
こんばんは、今日も更新していきます。
ですが、>>468さんや>>469さんのご指摘のとおり、少しミスが目立ちますので、
まずはそちらの補足・修正からさせて頂こうと思います。
>>470
新入りサポーターと化した息子を追って遥々やって来た父親の鑑ですね…。

>マインドエクスプロージョンの吹き飛び係数について
吹き飛び係数は2である事を付け忘れておりました、申し訳ございません。
ですので今回は、わかさぎ姫は吹っ飛ばされる事となります。
>フォロワーについて
すみません、これは二重にミスをやらかしていたのですが、本来の想定では、
(メディスンと佳歩でせりあい)(エリーがフォロー)(雑魚妖怪Bがフォロー)
……と、いう風に考えておりました。
要するに、−1と+1の結果が逆になっていました。
ですので、結果としてはメディスンと佳歩のせりあい勝負で行こうと思います。
こちらの方が、雑魚妖怪Bがフォローよりも有利な判定となりますので、
何卒それでご容赦して頂きたく思います。

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 22:44:40 ID:vhoKXx/k
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )=64★
★わかさぎ姫→ブロック 50 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(人数補正+1)+(逆鱗の荒波+6)+(狂気の瞳-2)=61*吹っ飛び!
 レティ→ブロック 51 ( スペード10 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)+(パワーブロック+4)=63★
=−1→ボールはこぼれ球に。そしてメディスンと佳歩でせりあい

わかさぎ姫「良く分かんないけど、本気で行けば良いって事でしょ? だったらOKよ!」

バアアアアッ!!

レティの叱咤を聞いたわかさぎ姫は既に、大きく雨空の中を飛翔していた。
あらゆる局面でも油断をしてはいけない事は、
ジャンルは違えど一流のスポーツ選手である彼女にとっては百も承知。
マインドブローイングにしても、そうでないシュートにしても。
元より彼女が取るべき動きは決まっていた。

わかさぎ姫「荒れ狂う水の恐怖に怯えるが良いわ! ――鱗符・『逆鱗の荒波』ィ!!」

ゴオオオオッ! グルグルグルッ! バギュウウウウウッ!!

実況「す、すごいぞわかさぎ姫選手!! 何と雨水をその身一心に受けて、
そこから錐もみ状に空中を回転! 激しく降る雨と、彼女の尾びれにある無数の鱗!
そして回転しながらボールへ突っ込む推進力がまるで多層のシールドのように、
鈴仙選手のシュートを弾き出そうと襲いかかる〜〜〜!!」

――わかさぎ姫は、元々どのようなシュートが来ようと手を抜くつもりは一切無かった。
これ以上点を決められてはいけない今の局面、万が一のミスもあってはならない。
彼女はまさしく全力で鈴仙に対峙するも……。

ギュン…………ギュン……ギュン…ギュンギュンギュンギュン!!
                      ――――ドッゴオォォォ……オオオオオオン!!

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 22:46:24 ID:vhoKXx/k
わかさぎ姫「そ――そんなァ!?」

ミスでは無く純粋な実力で、わかさぎ姫は鈴仙に敗北する。
彼女の手元で急加速したパワーシュートは、鈴仙の瞳の影響もあってか桁外れの振動を繰り返し、
そうして出来た波動が、彼女を守る水の盾を剥がし取る。
こうなってしまった以上、わかさぎ姫は大人しくふっ飛ばされる他無い。

レティ「――でも、それで充分よ。 ……はぁあああああっ!!」

バアアアアアッ、ドゴン!!

鈴仙「なにィ!?」

実況「あああ〜〜っと、鈴仙選手、何やら凄いシュートを放ったようですが……!
それでもレティ選手の厚い壁の前には通らない! ボールを弾かれてしまいます!」

――しかし、一連の攻防は鈴仙のシュートから速度と威力を確実に減退させていた。
磨かれた技術も無い、純粋な力によるレティの飛び出しによって、
鈴仙のマインドエクスプロージョンは完全にその威力を相殺されてしまった。

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 22:47:35 ID:vhoKXx/k
観客「ブウウウウウウウウウウウウ!!」「なんだよ、折角決まると思ったのに!」
「まぁー次があるさ、がんばれー!」「ひゃっはー!! 汚物は陵辱だー!」「レティさん、ナイスブロック!」

パチュリー「ふむ……今の勝負はレティ・ホワイトロックが制したけれど。
あのシュートの威力自体はレミィのマスターオブレッドサンや、魔理沙のマスタースパークにも匹敵していた。
――これだけでも彼女は、FW過多の幻想郷でも五指に入る程度の実力を持つと評価して良さそうね。
……もっとも、これだけでお終いじゃあ、強力なダイレクトシュートを覚えたレミィはおろか、
只今伸び悩み中の魔理沙に肩を並べる事すら、不可能でしょうけど」

妖夢「えっ……? 今のシュートって鈴仙の? ………あ、あははは…。
(む、昔じゃ私の方が鈴仙よりもシュートは優れていた筈だったのに…!?)」

鈴仙が放ったシュートに対しては、観客の反応は様々であった。
一部の観客は鈴仙のシュートの威力を正確に評価していたか、
そうでなくても健気に攻撃を続ける鈴仙に好意的な声を向けてくれたが、
早々のハットトリックを期待した、荒々しい観客の興を削いでしまった事は間違いなかった。

*シュートが決まらなかったので、人気度が少し下がります。51→49

475 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 22:49:24 ID:vhoKXx/k
その一方で。
レティによって弾きだされたボールは大きく、左サイド中盤へと飛んで行く。
そこには丁度、我先にと鈴仙を追いかけるように、二人の少女が走り込んでいた。

メディスン「……私、アンタをマークしてたんだっけ」

佳歩「あ、貴女が上手く鈴仙さまに追いつけてないんでしょう!?
鈴仙さまはかけっこの名人……じゃなくて、名ウサギなんですからね!」

メディスン「知らないわよ、そんな設定。 ……だから――どきなさいっ!」

佳歩「いや……ですっ!」

バッ! バババッ!

先着2名様で、

★メディスン→低いせりあい 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→低いせりあい 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→メディスンが競り勝つ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(謎の向日葵仮面がフォロー)(てゐと八橋でせりあい)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
メディスンのスキル・ポイズンボディにより、佳歩の消費ガッツは通常よりも20多く消費されます。

476 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 22:50:30 ID:???
★メディスン→低いせりあい 46 ( スペードJ )( 4 + 4 )=★

477 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 22:50:49 ID:???
★佳歩→低いせりあい 46 ( ハート10 )( 2 + 1 )=★

478 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 22:50:57 ID:???
★佳歩→低いせりあい 46 ( ダイヤJ )( 2 + 3 )=★

479 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 22:56:49 ID:???
自分のミスで自分のチームを追い込むいつもの鈴仙で安心した

480 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 23:00:02 ID:???
カホロット競り合いよわーい

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 23:17:09 ID:vhoKXx/k
★メディスン→低いせりあい 46 ( スペードJ )( 4 + 4 )=54★
★佳歩→低いせりあい 46 ( ハート10 )( 2 + 1 )=49★
≧2→メディスンが競り勝つ!

メディスン「やぁあああっ!」

佳歩「てぇええええい!!」

低い軌道で弾んだボールを、メディスンは毒気を纏ったフィジカルで。
佳歩はすばしっこさを活かした跳躍力で、それぞれ奪い取ろうとする。
その勝負は一瞬のみ互角であったが――。

メディスン「スーさんっ!」

ゴオオオオッ……!

佳歩「くうっ……!」

メディスンが「スーさん」と呼称する鈴蘭の毒を一身に浴びた佳歩は、
思わずのけぞり――そして、奪いかけたボールをメディスンへと渡してしまう。

実況「あ〜っと、ここで中盤左SHのメディスン選手にボールが渡ってしまった!
ルナティックス! チャンスから一転、ピンチへと足を踏み入れる〜!?」

パスカル「そうはさせるかっ!」

ウサギB「わ、私もいますっ!」

タッ!

実況「しかしルナティックスもみすみすメディスン選手を素通しさせない!
ダブルボランチのパスカル選手とウサギB選手がカットに備えて走っていきます!」

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 23:18:53 ID:vhoKXx/k
メディスン「ふん。 誰がアンタ達みたいな強い選手、まともに相手してやるもんですか。
――だからお願い、カゲの薄いお姉さん!」

バシュウウッ!

静葉(観客席)「!?」チャキッ!?

反町(観客席)「誰も静葉さんの事を呼んでませんから、そのカッターナイフはしまってください!?」

前方でカットに備えるパスカル達を見て、苛々しげに舌打ちをしたメディスンは、
それならばと後方を走る九十九姉妹の姉分、流れる藤色の長髪が印象的な弁々へとパスを送る。

弁々「フフ……。 さぁ、これが私達の下克上の幕開けよ、八橋!」

八橋「はーいっ!」

そして弁々は自らの妹分である、すっきりとした栗色の短髪をした八橋とアイコンタクト。
そこから先の行動は速かった。

バシュッ…!  バシッ!

バシュッ…!  バシッ!

ウサギB「!? こ、これは……!」

パスカル「ハイスピードでの連続ワンツー。
さっきの妙に息の合ったタックルと言い、こいつらの連携はやはり一流……と言う事か」

弁々「渦巻く雲に、ざわめく雷。 これが私達の弦楽――!」

八橋「――『嵐のアンサンブル』だよっ! さぁ道具達共、今こそ反撃の狼煙を上げよ〜っ!!」

483 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 23:19:56 ID:vhoKXx/k
先着2名様で、

★弁々→嵐のアンサンブル 50 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 八橋→嵐のアンサンブル 50 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ウサギB→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 パスカル→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→弁々と八橋、中盤の底を突破! そして得点チャンスに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(謎の向日葵仮面と妹紅でせりあい)(ルーミアがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
特に無し。

484 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 23:20:36 ID:???
★弁々→嵐のアンサンブル 50 ( クラブ6 )( 2 + 2 )=
 八橋→嵐のアンサンブル 50 ( クラブ3 )( 3 + 5 )=★

485 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 23:21:19 ID:???
★ウサギB→パスカット 44 ( クラブ3 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 パスカル→パスカット 48 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=★

486 :森崎名無しさん:2014/07/24(木) 23:22:47 ID:???
ルーミアのフォローちゃうんか?

487 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 23:23:34 ID:???
あっ、すみません!
またこぼれ球時の結果表が逆になっています。
正しくは、
(ルーミアがフォロー)(謎の向日葵仮面と妹紅でせりあい)(てゐがフォロー)
となります。
そのため、今回はルーミアのフォローが正しい結果となります。
何度も失礼いたしました。

488 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/24(木) 23:59:07 ID:vhoKXx/k
★弁々→嵐のアンサンブル 50 ( クラブ6 )( 2 + 2 )=54
 八橋→嵐のアンサンブル 50 ( クラブ3 )( 3 + 5 )=58★
★ウサギB→パスカット 44 ( クラブ3 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=52
 パスカル→パスカット 48 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=57★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてルーミアがフォロー

バシュッ! ……バシュウウッ!

ウサギB「は――早い……そして動きがつかめませんっ!?」

弁々が奏でる直線的だが正確なパスに、八橋は緩急備えた変幻自在のリターンを行う。
その技術は一流には及ばぬものの、充分な水準を満たしており、
証拠としてウサギBは身動き一つ出来ずに彼女達を素通ししてしまう。

パスカル「(――完全なカオスでは無く、姉方が統制を取った上で、
妹方のリターンの自由度を大きく増している。 そうした意味では、そのワンツー……似ているな。
ならば――)……弾く事、くらいはっ!」

バアアアッ! バチイイイッ!!

彼女達の動きは結果として、丁度理論型の選手と天才型の選手のする連続ワンツーに良く似ていた。
そしてそれは、パスカルが自身の身を以て体験した事のある動きだった。
そのため、一旦は出遅れたパスカルであっても――辛うじて、ボールを弾く事には成功する。

実況「ああ〜〜っと、幻想郷ではほぼ無名の九十九姉妹!
思わず目を瞠るような素晴らしいワンツーを見せましたが、しかしそれすらもパスカル選手には及びませんでした!
ですがボールはまだ生きている! ボールはそのまま前方に流れ……!」

ルーミア「(この位置でこの距離なら……いけるね〜)……みすちー!!」

バシュウウッ……!!

489 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/25(金) 00:01:18 ID:+iZbHaec
実況「左FWのルーミア選手、右FWのミスティア選手へと綺麗な高いセンタリングを上げた〜〜!
リグル選手と謎の向日葵仮面選手はそれぞれ、彼女のねじ込みに備えていますっ!」

妹紅「(きっとあの子だったら、ダイレクトシュートには行かずにスルー。
そして、謎の向日葵仮面かリグルのどっちかにボールを回してくるに違いないわ!
だから私は、怯まずに謎の向日葵仮面へのマークを続けていれば良い筈!)」

輝夜「(そんで私は……身構えてれば良いのかしらねぇ?
飛び出しミスって素っ転んだりゴール空にしちゃったら、目も当てらんないし)」

慧音「(私やウサギEは基本的にブロックで問題無い筈だが――。
ミスティア・ローレライはこと空中戦に掛けてはリグルやルーミア以上に厄介な相手。
ポストプレイを行って来た場合、誰一人としてクリアに出る者が居なければ……。
最悪、姫君は謎の向日葵仮面との一対一を強いられる恐れがある。 それは避けねば)」

鈴仙「ど、どうしよう……! なんか姫様やら妹紅やら慧音さんが色々考えごとしてるみたいだけど…。
ここは私が、キャプテンとして指示を出してみるべきかのかしら……!?」

鈴仙は離れた位置に居るが――輝夜へと波長を飛ばせば、それ伝いにDF陣に指示を出す事が出来る。
鈴仙は少しだけの逡巡の後に――こう彼女達に指示を出した。

A:「皆、ミスティアへの警戒は不要よ! それよりもスルーパスを貰うであろうリグルや謎の向日葵仮面さんを警戒して!」
B:「妹紅は謎の向日葵仮面へのマークを継続よ! ミスティアには慧音さんとウサギ達でクリアに行って!」
C:「妹紅! 一旦マークを解除して、ウサギ達と一緒にミスティアのボールをクリアよ! 慧音さんはブロックを!」
D:「姫様! 妹紅と一緒にたすけてえーりんで飛び出して、ミスティアを封殺して下さい!」
E:「〈いや、ここは私が口を挟むべきでないわね……!〉」
F:その他 自由選択枠

参考:たすけてえーりん〈飛び出し〉の威力:55 消費ガッツ150

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

490 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 00:03:24 ID:BeAiMVJw
B

491 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 00:03:39 ID:9MlLZ5u6


492 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 00:03:52 ID:DsmJBHMI
F 謎の向日葵仮面手大したことないな!せめて一発くらいシュート決めて見せろや!
  とシュートを撃つよう挑発する

493 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 00:04:28 ID:NIHL4ooU
B

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/25(金) 00:06:14 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
>>479
この局面でシュートはちょっと焦りすぎだったかもですね。
GKでなくDFが強いチームであるからこそ、
シューターを増やして強いDFを崩して行く方が正解だったかもしれません。
>>480
前の特訓イベントでの引きの悪さがここに来て尾を引いてますね……。
前線でのフィジカル勝負の多いFW〈やOMF〉にとってはせりあいも大事な数値です。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

495 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 00:06:24 ID:s2aOzuxY


496 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 19:48:01 ID:???
中途半端というかミスマッチというか

497 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 23:06:06 ID:???
・・・今すんごく重要なことに気付いた・・・
向日葵仮面の正体が交代したはずの幽香かもしれないという可能性があるということだ!

498 :森崎名無しさん:2014/07/25(金) 23:08:38 ID:???
ダニィ!?

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/26(土) 00:58:27 ID:18RKbRAI
こんばんは、遅くなりましたが今日も更新します。
>>496
謎の向日葵仮面の一対一を防ぎつつ、ミスティアを数で抑えようとするのがBの意図かと思います。
BかCで迷って頂ければと思っていましたが、これがどう出るかは判定次第ですね。
実はDはDで案外悪い勝負で無かったりします。
>>497-498
幽香さんは薄幸の美少女特有のかっけに頭痛に腹痛に腰痛に親知らずが原因で退場したので、
まさかそんな事はないと思いますよ!

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/26(土) 01:00:33 ID:18RKbRAI
B:「妹紅は謎の向日葵仮面へのマークを継続よ! ミスティアには慧音さんとウサギ達でクリアに行って!」

鈴仙「(姫様……! みんなに『妹紅は謎の向日葵仮面へのマークを継続よ! 
ミスティアには慧音さんとウサギ達でクリアに行って!』……って、伝えて下さい)」ピピピ

輝夜「(オッケーよ、イナバ!)――ヘイモコザキ!
アンタのチクリンザルタックルじゃあ謎の向日葵仮面には敵わないからクリアしなさい!
あとけーねせんせもモブイナバ達とクリアに行って下さいお願いします」

妹紅「はァ? 誰が輝夜の言う事なんて聞くのよ!? ここは当然クリアじゃなくてマーク継続ね!」

慧音「(妹紅よ、姫君は多分それを読んだ上でお前に指示しているぞ……。
と、言えば余計に場が混乱するだろうから黙っていよう)――ああ、分かった!
私と……ウサギD、ウサギC! 3人でクリアに向かおう!
ウサギEはフォローに動きつつ、万一ミスティアがシュートを撃って来た時のブロッカーとなってくれ!」

ウサギC・D・E「「「は、はいっ!!」」」

バッ! ババッ! タッ……!!

ミスティア「ふんふ〜〜〜ん♪ さぁ、色々釣れたわね。 ここで私は〜……♪」 

先着1名様で、

★ミスティアの判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ウサギD「Eちゃん!」ウサギE「ええ!」なんと、近くのウサギEがフォロー! そして…!?
ダイヤ絵札→「アレ? これってチャンスじゃない!? いっけー、『イルスタードダイブ』ッ♪」
ダイヤ・ハート・スペード→「ま、この位なら私のスルーで楽勝ね〜〜♪ 私の歌を聴け〜っ♪」
クラブ→「いつから……この私にポストプレイ技が無いって錯覚していた〜っ!?♪」
クラブA→「くらえ〜っ♪ これが私の『ネオイルスタードダイブ』だ〜っ!!」

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