キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:12:48 ID:???
自身を賢者と称して憚らないまでの高いプライドを持つパチュリーは、そう断言する。
しかし彼女の実力を知る鈴仙は、それが単なるビッグマウスであるとは当然思いもしなかった。

パチュリー「……まぁ、そういう事だし。 私は寛大だからね。
いつでもあの月の山師を見限って、この私の真なる弟子となっても良いのよ……?」

鈴仙「いや……それは良いです。 後、師匠は山師じゃなくて薬師ですから」

そう断言した後のパチュリーはいやにご機嫌であり、
いつもの静かでぶっきらぼうだが、どこかヤケになれなれしい口調で鈴仙を勧誘しにかかる。
何だかんだで、パチュリーは鈴仙の事を高く買っているようだった。
(決して、紅魔館の住民が誰もパチュリーの事を相手にしてくれなくて寂しいからではない)

その為か、会話の後半にパチュリーの舌が滑りかけた。

パチュリー「――まぁ、この魔術だって万能じゃない。
なんせ、フォトシンセシス〈光合成〉を人体で実現させる訳だものね。
体細胞60兆個全てのミトコンドリアを、魔力による多重空間屈折現象で葉緑素に置換するんだから、
今の私じゃあ30分以上長続きはしないし。 何よりも……」

鈴仙「何よりも……?」

パチュリー「――おっと。 ……幾ら貴女と言えども、
将来の対戦相手に対してはこれ以上は言えない。 後は、自分で考えなさいな。
……さ、 メロンソーダ でも奢ってあげるから。 余計な詮索よりも、まずは目の前の戦いに集中なさい」

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:14:42 ID:AsEJSL++
――何とか取り繕いつつ、小悪魔をパシらせて鈴仙に飲み物を買い与えるパチュリーだったが、
鈴仙の興味は既に飲み物やパチュリーの細かい魔術論よりも、
彼女が喘息を克服するために編み出したという秘儀・フォトシンセシスの特性に向けられていた。

鈴仙「(運動エネルギーを司るミトコンドリアを……なんとかする、っていう話だったわね。
って事は、きっとフィジカルの方に副作用が出る――とか言うのが弱点かしら。
具体的には、土壇場の弩力が切れて、接触プレイで吹き飛ばされやすくなるとか)」

パチュリーから貰った飲み物を貰いつつ、ゆっくりと歩いて後半戦のフィールドへと向かう鈴仙。
彼女の中には一つだけ確信があった。

鈴仙「(――まあ、どっちにしろスカーレットムーンズが強化されたのは事実。
パチュリーさんは勿論。 この様子じゃあ、あのメイド長も門番も、変なGK(陸)も。
そして――レミリアさんにフランドールも……全員が、この前の試合とは見違えるほど強くなった。
そう考えておく方が良いかもしれないわね)」

――それは、詳しい事はまだ不明瞭ではあるものの。
紅魔スカーレットムーンズは、ルナティックスに敗北を喫して尚己の牙を磨き続け。
ルナティックスに決して負けぬ程の好チームに成長している、という事だった。

*パチュリーの新スキル・フォトシンセシスの特徴が大まかに分かりました。
*パチュリーから奢って貰った! drinkが美味しそうだった場合、鈴仙のガッツが+10されます。
 もしもべじいた等のレアそうな飲み物だったら、特別イベントも発生します。

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 00:19:27 ID:???
……と、いったところで投票も無く恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
ちなみにフォトシンセシスは原作では普通の魔法です。ご了承ください。
なお、飲み物はメロンソーダと美味しそうだったので、鈴仙のガッツを少し回復させようと思います。

*鈴仙のガッツが少し回復しました。 630→640

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

244 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 00:27:00 ID:???
ちゃんと炭酸は抜かないとね。乙でした。

245 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 00:53:17 ID:???
乙です
四大元素使いってウィザード?じゃないよね・・・
葉緑素だし太陽が出てなければどうだろうか、と思ったけど人工太陽くらいできそうだし

246 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:20:41 ID:???
喘息で失われる体力は超回復で補う!!
それ完治したとはいわないよ!筋肉マン的理論だよ!

247 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:23:56 ID:???
喘息を克服したパチュリー・・・
元ネタ的にワールドユース編の誰かさんみたいにならないと良いね
リベロ対決()とかね

248 :森崎名無しさん:2014/07/15(火) 22:42:22 ID:???
KENJAのビッグマウスは本当にマウスだけになりかねんwww

249 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:53:21 ID:???
こんばんは、更新します。
>>244
乙ありがとうございます。
スポーツ前に炭酸って良くないんでしたっけ。
ちょっと前に、炭酸入りのスポーツドリンクが出回ってたのを思い出しました。
>>245
乙ありがとうございます。
四代元素云々は特にストーリーに影響しない長話ですが、
魔術の設定とかについては、多少の元ネタはあります。
葉緑素関係は色々突っ込みどころ満載ですが、そこもあまり厳密に考えないで頂ければ幸いですw
>>246
そこら辺の突っ込みは……その通りですね(爆)
まぁ、データ的には完治したのと同様……という事でご容赦くださいw
>>247
ワールドユース編の三杉君は本当に可哀そうな扱いでしたね……。
オワイラン君が強すぎた、とも言えそうではありますが。
>>248
期待通りヘタれるか、それとも期待を裏切って活躍するかはまだ分かりませんね。

更新の前に、パチュリー(と、小悪魔)との会話で評価値を上げ忘れておりましたので、アナウンスいたします。

*パチュリーの評価値がやや上がりました。
*小悪魔の評価値がほんの少し上がりました。

250 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:54:22 ID:???
【敵チームハーフタイム】

さて、鈴仙が休んだりパチュリーとの会話を楽しんでいた時も、
早くも3点差を付けられた雑魚妖怪チームは、必死に後半での逆転をどうするかの思案に暮れていた。

ミスティア「わたしはパンクに感謝している……。
パンクギタリストにならなければ、猟奇的ヤツメウナギ商人になっていたから……」

メディスン「アンタはすでにヤツメウナギ商人でしょうが……。 猟奇的なのかどうかは知らないけど」

ルーミア「おなかすいたのかー」

レティ「自分の分の弁当は当に平らげたでしょうに、しょうがないわね……。
だったらあげるわ、私の 霜降りカルビ (――この子達が居なかったら、
恥ずかしくて来年の冬まで地底にでも引き籠っていた所ね。
全く、幽香と来たら自重を知らないんだから……)」

わかさぎ姫「み、みず……(なんか尾びれの先っぽの方の感覚無くなって堅くなってきた……)」

――と、いう事は決して無く。
彼女達は彼女達で楽しくやっていたり、そんな様子にツッコミを入れたりするのに忙しいようで、
いちいちしっかりとした作戦を立てる暇すら無いようだった。

謎の向日葵仮面「皆、後半の作戦を思いついたわ」

……そんな中、沈黙を守っていた謎の向日葵仮面が不意に立ち上がる。
試合とは別の意味で疲れ切った様子のレティや、既に交代してしまった幽香に代わって、
彼女はこのチームを纏め上げようとして……。

謎の向日葵仮面「――この試合、50点差を目指しましょう」

――特に、何もしなかった。

251 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/15(火) 23:55:38 ID:???
――更なる混沌を紡ぎ出すのだから、性質が無い。
しかし、この中にも一人だけ例外が居た。
控室を兼ねるロッカールームのベンチで、一人寂しく静かに休息を取る蛍妖怪、
雑魚妖怪チームのエースストライカーにして(名簿上は)キャプテンの、リグル・ナイトバグだった。

リグル「…………(折角すごい練習して覚えたのに、全然決まらないよ、ネオリグルキック……!
おかしいよ。 努力すれば必ず報われるって、レティも白黒も、通りすがりの変なヤツも言ってたのに、
全然報われてないよ……!?)」

折角練習して新技を編み出して、前半の終了間際には輝夜の転倒という大チャンスを前にしても、
リグルはこの試合なおも無得点。 試合開始前にひっそり意気込んでいたハットトリックは夢のまた夢。
努力をしても、それが報われるのは一握りの者だけ――そんな残酷な現実に目を向けざるを得なくなったリグルは、
うっすらとその瞳に涙を浮かべる。

謎の向日葵仮面「(リグル……)」

そんな様子を見ていた謎の向日葵仮面は、リグルに対して何か言葉を発そうとするも。

謎の向日葵仮面「おいクソガキィ、何泣いてるわけ? ぶっ殺すぞォ……?」

リグル「ぐ、ぐすっ……。 な、泣いてなんかないもん」

今の謎の向日葵仮面には、相手を挑発し陵辱するような言葉以外が湧いて来ない、
それは見知らぬ助っ人に対して、舐められないよう気丈な態度を振舞う、
リグルの健気な様子を見ても同様だった。
――同様ではあったが、謎の向日葵仮面からは何故だか言葉が溢れ出る。

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:01:29 ID:???
謎の向日葵仮面「――努力は辛い。 結果を得られるとは限らないのに、
人を苦しめ、ぬか喜びさせた上で絶望に叩き落とす、忌まわしきもの……。
人間は……いや、妖怪も花も全ても。 須らくが『自然』と生きるのが最善と言うのに」

リグル「謎の向日葵仮面、さん……?」

謎の向日葵仮面「……陵辱こそ、自然にのみ与えられし特権。
私は全てを等しく陵辱し――理に縛られたこの幻想郷をも陵辱し、自然と帰す為の義務がある……。
だからアンタは、悩まず黙って私と陵辱しなさい。 でないと、能力値吸い取るぞォ……?」

リグル「よ、良く分かんないけど怒ってるの、向日葵仮面さん……!?
ひょっとして、私がいつまで経ってもウジウジしてるから?」

謎の向日葵仮面「私はいつでも怒ってるわァ。 ――およそ、この世全てのモノに対してね」

――それはリグルへの激励と言うよりは、謎の向日葵仮面自身への戒めに近い物だった。
彼女は、リグルを涙させる今の幻想郷に対して怒り、そして義務感を募らせていた。
自分が、なんとかしなくては。 ……自分が、全てを陵辱し尽くさなければ、と。

謎の向日葵仮面「私は幻想郷の秩序にも、富や名誉にも興味は無い。
ただ私は陵辱するだけ……。 まるで、自然が齎す災害そのもののように。
――クソガキ、覚えておきなさい。 
世の中には、努力だとか小手先の努力だけでは、どうにもならない限界ある事と。
そして、受け入れなさい。 どうにもならない、貴女に与えられた、貴女自身の自然を……」

リグル「私自身の、自然。 けどそれって、どうすれば……? 結局、諦めちゃうって事……?」

謎の向日葵仮面「私はガキのお守は趣味じゃないわ。
後は自分で考えなさい。 さもなくばぶっ殺すぞぉ……!?」

リグル「う、うん……ごめんなさい(っていうか、陵辱って『超強い』って意味だった筈なのに、
謎の向日葵仮面さんの話だと、どこかかみ合わないような……)」

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:07:11 ID:???
過剰なまでの陵辱欲求はあった。
しかし、リグルの切実で真摯な態度が、謎の向日葵仮面に言葉を紡がせた。
その内容は今まで辛い努力を重ねて来たリグルにとっては酷であるかもしれない。
それでも、謎の向日葵仮面は伝えたかったのだ。

謎の向日葵仮面「さあ……後半も元気に陵辱するわよォ……。
ちなみに目標は、一人10ゴール10アシストよォ……」

レティ「(元気に陵辱するヤツなんて、幻想郷にはアンタしか居ないってば……)」

押し黙るリグルを尻目に、謎の向日葵仮面は元気に試合に掛けるノルマを課す。
一人10ゴール10アシストで、110−3ならば、三失点してもなお、立派な陵辱であると言えるだろう。
色々とそれっぽい事は言っていたが、謎の向日葵仮面にとっては陵辱による恐怖と混沌こそが
最大の甘露である事は間違いなかった。

リグル「(……謎の向日葵仮面さんは良く分かんないし、
言葉遣いもすぐぶっ殺すとか言って乱暴でボキャブラリーに欠けてて、まるで昔のチンピラみたいだけど。
それでも、幽香みたいに優しい感じだった……!
よし、謎の向日葵仮面さんも居るんだから、後半も頑張ろうっと……!)」

しかし、そのそれっぽい言葉が、一人の少女を元気づけていたのは事実だった。

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 00:08:46 ID:???
まだ途中なんですが、時間が時間ですので今日の更新はここまでです。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

255 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:11 ID:???
乙です
霜降りカルビという明らかにデブるものを食べてる本田さんの相撲への思いに脱帽です


256 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:11:53 ID:???
スポーツ前の炭酸は水分補給が阻害されちゃうんすよ。
お腹が苦しくなったりとか(日向にはご褒美)。乙でした。

257 :リグルパパ ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 00:12:31 ID:???
更新乙でした。
パパはいつでもリグルを応援してるよー!
あと由緒正しき陵辱発言に笑いました

258 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:32:28 ID:???
翼「俺も応援してるぞー!」

259 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 14:15:48 ID:???
そういえばネオ向日葵仮面はどこに行ったんだろう?
ミサキーヌと戦いに行ったのかな?

260 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:43:49 ID:???
こんばんは、今日は更新していきます。
>>255
乙ありがとうございます。
奇しくもそれっぽい(?)! foodが出てしまいましたね…。
>>256
確かに炭酸は飲むとお腹が膨れますからね。日向がコーラ好きってそういう……。
乙ありがとうございます。
>リグルパパさん
乙ありがとうございます!
まさかパパご本人に応援して頂けるなんて、リグルは本当に幸せ者だと思います。
陵辱についてはあれですね、「遊びじゃねぇんだよ…………陵辱は……!」的な感じですw
>>258
これは綺麗な翼君ですね……。
このくらいだったら、某スレでの彼も全日本メンバーと共存出来たのではないでしょうか。
>>259
陵辱の力に呑み込まれた夢も見ましたが、
現実世界の謎の向日葵仮面は、まだ次元の狭間で木になった(戻った?)くらいです。
追い詰めたらネオ向日葵仮面化するかもしれません。

261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:44:59 ID:???
レティ「……だけど実際に、私達が逆転するには過剰すぎるくらいの攻めっ気が必要なのもまた事実。
10ゴール10アシストは無理だけど、ゆう……謎の向日葵仮面さんには少なくとも3ゴール。
リグル達FWも全員で少なくとも1ゴール。
そして私達守備陣は、ルナティックスの失点を0に収める必要がある。 しかし、それもまた困難な条件よ」

そして、リグルの様子が前向きになった頃を見計らい……。
この中では最も冷静で理知的なレティは、残り僅かなハーフタイムを使って戦況分析を行う。
とはいえ、雑魚妖怪チームが窮地に追いやられているという現状は、分析をするまでも無く明らかであり、
そこから現実的な逆転への道標を立てるのは非常に困難。

メディスン「……正直言って、ムリだと思う。 前半最後のお姫様のセービング、見たでしょ?
ゆう……謎の向日葵仮面のシュートだって絶対決まる訳ではない上に、
PA付近には、ルーミアやみすちーの小技を封殺してくる蓬莱人が居る。
リグルの必殺シュートは、私達としては信じられないくらい強力だけど、それでも姫様には通じない。
――まぁ、蓬莱人が謎の向日葵仮面をマークしてくれるようならルーミア達も活躍出来るかもだけど、
そうしたら今度は謎の向日葵仮面がボールを運び辛くなる。 悔しいけど、完全に詰んでるじゃない」

レティ「……せめて、もう少し人手があれば違うのでしょうけどね。
そう、例えば――中盤でボールを運んでくれるMFがもう二人。
中盤の底を固め、隙あらば得点争いに参加出来るだけの高い総合力を持ったリベロが一人。
そして、これは出来ればだけど……。
スカーレットムーンズの中国人や、西行寺の所の関西人程じゃなくても良い。
今の名無しGKよりももう一回り上の実力を持った、私を補佐してくれるGKが居れば、
勝負はまだ分からないかもしれないのだけど……」

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:46:19 ID:???
だから、レティはメディスンの吐いた毒にも苦々しげに頷かざるを得ない。
幸い、雑魚妖怪チームには攻撃のタレントはそこそこ揃っている。
ルーミアやミスティア、それにリグルにしても、立ち回り次第では充分に1点を掠め取る事が出来ると
レティは確信していたし、謎の向日葵仮面が自重しない攻撃力を見せてくれれば、
今の点差をひっくり返す事は不可能では無い。
しかし、それは守備陣が全ての攻撃をシャットアウト出来ればの話。
レティとて、自分は幻想郷で五指に入るCBであるという自負を持っているが、
自分一人では、鈴仙に佳歩、パスカルに妹紅を筆頭としたルナティックスの攻撃陣を防ぎきる事は出来ぬと考えていた。

レティ「もしもここで、思いがけぬ戦力補充があれば良いのだけどね……」

レティは自嘲的な乾いた笑みを浮かべる。
とはいえ、彼女がこうした現実離れした思考を抱いてしまう事も、決して恥ずべき事ではない。
現に眼前にあるルナティックスという壁を、木端妖怪の集まりである彼女達が破るには、
現実離れした狂気的な存在が居なければ不可能だったからだ。

謎の向日葵仮面「ふーん。 じゃあ要するに、『思いがけぬ戦力補充』があれば、
陵辱出来るってコトねェ……」

レティ「えっ?」

そして現に、雑魚妖怪チームには居た。
現実離れした幻想郷の中でもとりわけ、現実離れした狂気的な存在が――。

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:48:13 ID:???
*****

実況「さあ〜! 空にはいよいよ暗雲立ち込め、遠くでは雷も鳴る混沌とした昼さがり!
いよいよ雑魚妖怪チーム対永遠亭ルナティックスの後半戦のホイッスルが鳴ろうとしております!
さあまずは永遠亭ルナティックス! 既に3点をリードしている彼女達は落ち着いた様子で
フィールドに入り、各自軽いウォーミングアップをしていきます」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「れいせーん! ハットトリックだー!」「佳歩ちゃんもハットトリックだー!」「てゐー、仕事しろー!」
「キャーッ、パスカルくーん!」「せんせーい! 頑張れー!」「もこたんもなー!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

鈴仙「やっぱり、凄い観客ね……! でも、何があっても気押されないようにしなくちゃ」

――そうして始まる後半戦。
鈴仙達ルナティックスメンバーはフィールドに入りながら各々緊張感を解していた。
如何に自分達がリードしているとはいえ、それは決して盤石では無い。
周囲や観客の様子がどうであろうと、自分だけは平常心を保ち続けよう――。
鈴仙がそう決意を固めた時。 鈴仙の決意はその瞬間辛くも挫けそうとなる。

実況「さあ、謎の向日葵仮面選手が入って攻撃力が更に加速した雑魚妖怪チーム!
レティ選手率いる守備に、幽香選手……に、代わり攻撃のエースを務める謎の向日葵仮面選手!
後半はこの二人の活躍により、大きく左右される事でしょう! ……っと、あれ?
雑魚妖怪チームのメンバーが中々入ってきません! これはどうした事でしょうか〜〜!」

観客「ざわ……! ざわ……!」「一体どうしたんだ?」「ヒャッハー! 早く陵辱だー!」

鈴仙「――あれ?(な、何……? ここに来て腹いせで遅延行為……?
いや、あのプライドの高い幽香さんに限って、そんなセコイ真似はしないと思うんだけど……)」

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 22:50:55 ID:RZrJYfqA
放送を受けて、鈴仙、観客達が一気にざわめき立ったその次だった。

♪……りょりょりょりょ〜〜〜りょ〜〜〜〜うううじょくじょく〜〜りょりょりょ〜〜〜〜りょ〜〜……♪
(←今昔幻想郷のイントロで)

――謎の怪音波が、鈴仙達の耳に入り込んで来たのである。

先着1名様で、

★向日葵仮面の刺客→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→謎の手羽先仮面「お前らリグルを泣かせたな! そうならアンタもう死ね!」
      パチュリー(観客席)「こいつは何を言っているのかしら……」謎の手羽先仮面が乱入してきた!(*BADENDです)
ダイヤ・ハート・スペード→謎の向日葵仮面が、琵琶を持った少女と琴を持った少女を侍らせて入場してきた!
クラブ→ダイヤ・ハート・スペード+謎の向日葵仮面は、冴えない門番っぽい少女の背中にドッカリ座っている!
クラブA→クラブ+ サトルステギ が謎の向日葵仮面の奴隷として登場!

265 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 22:51:35 ID:???
★向日葵仮面の刺客→ クラブ6

266 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 22:52:02 ID:???
★向日葵仮面の刺客→ ハート8

267 :森崎名無しさん:2014/07/16(水) 23:37:53 ID:???
姉妹ワンツーMFにデモンゲGK、
エース・オブ・ザ・ブリッツ化ワカサギ姫が参加か。中々のメンバーだな

268 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:52:40 ID:RZrJYfqA
★向日葵仮面の刺客→ クラブ6 ★
クラブ→ダイヤ・ハート・スペード+謎の向日葵仮面は、冴えない門番っぽい少女の背中にドッカリ座っている!

鈴仙「……?(――これは……歌? それも、楽器による伴奏も入った……)」

パスカル「……?(しかし、ヘタな歌だな……。 自分で口ずさんでいるようだが、
まるで対戦型シューティングゲームに出て来そうな曲じゃないか)」

おどろおどろしい歌に、不釣り合いな琴と琵琶の音色が伴奏として流れる。
それは、雑魚妖怪チーム側の控室からだった。

謎の向日葵仮面「りょ〜〜〜〜りょ〜〜〜〜〜りょりょりょりょ〜〜〜じょじょじょ〜」

琵琶を演奏する少女「(どうして私達がこんな目に……!)」

琴を演奏する少女「(わっほーいwwww わっ……ほーい…………)」

実況「あ………ああ〜っと! あれは謎の向日葵仮面選手だ〜〜〜!!
謎の向日葵仮面選手、前半では見かけもしなかった付喪神を左右に侍らせ、
自分のテーマ曲・陵辱幻想郷を演奏させています! これはどうした事か〜〜〜!?」

269 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:54:03 ID:RZrJYfqA
赤髪の女性「あっ、弁々に八橋じゃないか! 全く、あんな所で油売ってたのね……。
本当、これは――面白いセッションになりそう」スチャッ

妖夢「(何が面白いんでしょうか……。
っていうかこの人、何時の間にか周囲にドラムセット展開してて、周りの人の迷惑になってるし。
叩き斬った方が世の為なのかなぁ)」

情けない表情で楽器を演奏している二人の少女。
彼女達の知り合いらしき妙齢の女性は、半ばドン引きしている妖夢や観客達の目も気にせず
知り合いの醜態に一人テンションを高めているようであったが――しかし今はこちらは問題では無い。

270 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:55:43 ID:RZrJYfqA

エリー「はひぃ……もう無理ですよ幽香様ァ……(泣)」

ガシ、ドガ、バギッ!

謎の向日葵仮面「風見幽香といういたいけで美しい美少女は今は関係ないだろ! いい加減にしろ!」

エリー「す、すみませぇん……でも良かったんですか? 連れてくなら私なんかよりもメイドの方g」

ガシ、ドガ、バギッ!

謎の向日葵仮面「あの子達を連れて行ったら、リグルやルーミア達が活躍出来ないでしょうがァ!
少しは人の気持ちを考えなさい! さもなくば能力値吸い取るぞ!!」

エリー「私GKだから、能力値吸い取ってもあんまし意味g」

ガシ、ドガ、バギッ!

エリー「」

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/16(水) 23:57:42 ID:RZrJYfqA
謎の向日葵仮面に殴る蹴るなどの暴行を加えられながらも、健気に行進を支えるもう一人の少女。
その少女には、鈴仙も見覚えがあった。

鈴仙「(あれは、昔の大会で見たことがある。 確か名前はエリー。
幽香さんとの縁が強い二、五流GK……だったっけ)」

てゐ「あからさまに戦力調達してきたね、ゆう……向日葵仮面。
――もっとも、ぽっと出の付喪神まで配下にしてるのは想定外だったけどさ」

佳歩「てゐ様、あの音楽隊の方を知ってるんですか……?」

てゐ「うんにゃ、あんまし。 名前と……コンビでのパスワークが上手そう、って位しか知らないね」

慧音「しかしけしからん。 あんな姿を見せられては、寺子屋でのいじめが助長されかねん。
絶対にこの試合に勝って、教育の正しさを提示しなければならんな」

パスカル「――え、ええい! 敵のテンションに惑わされるな、皆!」

鈴仙「……そ、そそそそうよっ、皆!」

謎の入場テーマ曲に、謎の追加選手達。
それでもキャプテンとしての自負のある鈴仙は、まだこのプレッシャーに耐える事が出来ていた。
盛大にドモリながらもチームメイトにポジションに付くよう指示を出し、自分もまたセンターサークル付近。
謎の向日葵仮面の嗜虐的な笑みがしっかりと見える位置にまで、震えず歩を進める。
――ここで終わってくれれば、鈴仙の心は折れ無かっただろうに。

272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 00:01:03 ID:g1Jmd+K+
ポツ……ポツ……

パチュリー「……あら、面倒ね。 レミィを連れて来なくて良かったわ」

鈴仙達が布陣に付き、間もなく後半が始まろうとする時。
パチュリーは振りだした雨に辟易としつつ、小悪魔に傘をさして貰いながら、
暇つぶしに持ちこんだスポーツ雑誌をペラペラとめくっていた。

小悪魔「何の雑誌ですか、それ。 サッカーじゃなさそうですけど」

パチュリー「……他のスポーツの知識も、上手く応用すればサッカーに役立てる事が出来るからね。
ちなみに今私が読んでいる雑誌はブリッツボールに関するものよ」

小悪魔「ぶ、ぶり……? 何ですか、それ?」

パチュリー「大まかな動きは水球や――それこそサッカーにも似ている。
だけど、フィールドがプールのように平面では無く、球形になっているのが特徴かしらね。
今日は幻想郷きっての名門チーム・霧の湖エイブスの特集だったのだけれど、そもそもこのチームは……」

パチュリーが色々と『ぶりっつぼーる』とやらの蘊蓄を語るのを聞き流しながら、小悪魔は興味本位で雑誌に目を落とす。
どうやらパチュリーの説明通り、このスポーツはサッカーに似ているようである。
良く分からない各選手(競技の都合上か妖怪魚や河童等、妖怪選手が多い)の評価を斜め読みしている内に……。

小悪魔「あれっ」

小悪魔は、とある選手の写真と――その選手に対する評価に大きく興味を向ける。

パチュリー「……どうしたの。 この私の大いなる叡智よりも優れた情報でも見つかった?」

小悪魔「いえ。 なんかこの子、雑魚妖怪チームの選手と似てるなぁと思いまして」

273 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 00:02:09 ID:g1Jmd+K+
パチュリー「ああ……この子ね。 霧の湖エイブスのエースの。
彼女は本当にすごいのよ。 父親も有名なブリッツ選手だったんだけど、
この子もやっぱり才能があったのかメキメキと実力を伸ばして、それでね……」

――話を遮られたパチュリーは一瞬不機嫌になるも、
しかしその直後には新たな話題に対して饒舌となっていた。
知識の魔女にとっては、内容がどうであれ、何かを語る事が出来ればそれで既に幸福なのである。

ポツ……ポツ……。 ――ザアアアアアアアアアッ!!

小悪魔「うわっ、雨が強くなってきました! パチュリー様、本が濡れてしまうので片付けます!」

パチュリー「……任せたわ」

それゆえに、暗雲がいよいよ激しい雷雨となって襲いかかり。
パチュリーの本を濡らしかけた際には、彼女は不機嫌さを隠す事は出来ない。
折角の語りに文字通り水を差されたように感じたパチュリーは、
霧の湖エイブスのエースについて、それ以上小悪魔に語って聞かせる事は無かった。

小悪魔「(うーん。 やっぱり、エースの人魚の子って……)」

物惜しげに、小悪魔は防水性のバッグに詰めた雑誌の1ページをペラリとめくる。
『彼女』について、そこにはこんな記載がなされていた。

274 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 00:03:31 ID:???

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
〜エース・オブ・ブリッツ! 今大会のMVP候補はコイツだ!〜

プリンセス・ワカサギ
突破力:A 得点力:A ボールカット:S ゴール前:A スタミナ:A

いわずと知れた霧の湖エイブスのエース!
13試合連続ハットトリック&連続無失点、チーム優勝の立役者!
攻撃は一流、ボールカットは超一流は完全無欠のスーパーヒロイン!
行方不明になったお父上も、きっと君の事を誇りに思っているぞ!

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

275 :森崎名無しさん:2014/07/17(木) 00:06:26 ID:???
ジェクトシュー!

276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 00:07:09 ID:???
*雑魚妖怪チームに九十九弁々&八橋が加入しました。
*雑魚妖怪チームにエリーが加入しました。

――と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
ちなみにわかさぎ姫ことプリンセス・ワカサギのお父さんはこのスレの物語には全く関係ありません。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

277 :森崎名無しさん:2014/07/17(木) 00:11:55 ID:???
さっきまではどうせ向日葵仮面だけマークしておけばなんとかなる布陣だったが
大分変わったし妹紅のマークどうするのかー?

278 :森崎名無しさん:2014/07/17(木) 02:16:00 ID:???
乙でしたー
あのシュートはどうなるのやら。お父さんの名前は関係ないんだろうか

連続ワンツーで来るなら鈴仙の守備参加で瞳補正付けたいな。先にハットトリックを取りたいところ
リベロがスペース詰めても、得点力Aなら30m補正付でフリーで撃たせなければいけるだろう。
向日葵仮面はミドルを撃たせて結構、前半に撃ったのが仇となってる
ガッツが減ってる輝夜にあの補正のシュートでねじ込みはマズイから、大人しく点をやろう。

妹紅のマークはマーダー撃たれるまでそのままにして、少しでもガッツを減らしたい
その間リグル達は輝夜達に任せて、点取られたら即ネオヴォルケイノでお返ししよう。
相手に攻める時間をやり、消耗させる行動をさせて耐え抜こう。

279 :森崎名無しさん:2014/07/17(木) 02:29:20 ID:???
多分なんとかなるね
ぶっちゃけ此処で接戦になるようじゃ優勝できないだろうし最低でもこの差を維持して勝ちたい
結局パサーが幽香じゃなくなっただけであのFWたちは恐れるに足らず
よくわからない魚類とミサキーヌの点滴をメインに警戒することには変わりはない
妹紅をクリア要員に戻そうか?わかさぎの技はもしジェクトシュートなら浮き球っぽいし


280 :森崎名無しさん:2014/07/17(木) 07:43:07 ID:???
本当にブリッツあったんかよw
いたいけ少女の幽香さんと向日葵仮面は別人のはずだから、交代4人ですよ審判!

281 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 23:53:57 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが更新していきます。
>>275
ど、どうして裏設定でしかないプリンセス・ワカサギのお父さんの名前が…!?
>>277
確かに局面は変わりましたが、ここでマーク付け替えの選択肢を出したら若干テンポが悪いかな?
と思いますのでこのまま行こうと思います。
ただ、わかさぎ姫は覚醒しましたが、ネタバレするとダイレクトシュートが飛んでくる可能性は少ないです。
そのため、このまま謎の向日葵仮面マークでも、これまでとそう遜色ない扱いになると思います。
>>278
乙と作戦提案ありがとうございます。
敵もあからさまに強化されましたが、それでもまだ永琳抜きのルナティックスの方が優勢だと思います。
慢心せず、しかし大胆に色々選択して頂ければと思います。
特に、名無しウサギの覚醒を狙っていくのは、予選リーグの内にしといた方が良いかもしれません。
>>279
仰る通り、この試合はこれでもまだ大差で勝てる程度のバランスを想定しています。
毎試合敵が強い! ――というのも熱いですが、やはりメリハリも大事だと思っています。
>>280
幻想郷だったらあってもおかしくはないかな、とw
ただ、色々制約があるのでマイナースポーツではあると思います。
>交代4人じゃないか! いい加減にしろ!
どうしてこんな仕様になっているのか私にも分かりませんが、
幽香が謎の向日葵仮面と交代するのは、ゲームシステム上では幽香のモードチェンジスキル扱いとなっています。
(森崎→超モリサキへの変化と同じ、という事です。 『森崎と超モリサキでGK交代だ!』…とは言いませんよね)
なので演出的にはそう見えますが、ゲームシステム的には交代は3人で収まっているんです。

282 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/17(木) 23:57:49 ID:???
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

わかさぎ姫「ヒャッホーーーーーーーーーーーーー!! 恵みの雨だァーーーーーーーーー!」

ピョン! ピョンッ! ズザアアアアアアアアッ!!

鈴仙「なに、これ……」

実況「おっと! 突然降りだした豪雨を一心に受けて、ここで干からびかけていたわかさぎ姫選手、
まるで水を得た魚のようにアホみたいに地面を這いずりまわり、ジャンキーのように頭をカクカクさせながら
1分間に120回程度の定期的なリズムで忙しなく跳びはね続けています!
普通ならこれだけでガッツを100は消費しそうな動きですが、その表情には全く疲れが見えない!
いやぁ、素晴らしい喜び具合です!」

謎の向日葵仮面「リョウジョククク……それでこそ我が陵辱集団のDF。
一皮剥けたわねェ、わかさぎ姫。 いや――プリンセス・ワカサギィ……」

わかさぎ姫「ヒャッハーーーーー! 私はこの大会に勝って、幻想郷サッカーをオワコン化し!
そして代わりにブリッツボールを幻想郷中に広めるのよ〜〜〜!!」

パスカル「な――何だって!? 無害そうな彼女が、まさかそんな恐ろしい野望を持っていたなんて……!」

てゐ「そんな恐ろしい野望かなぁ……。 そして優勝しようがブリッツボールとやらはそんなに流行らんような気が……」

佳歩「しっ、ここは黙ってあげましょうてゐ様!」

驚愕し呆れかえるルナティックスメンバーを尻目に、
わかさぎ姫は雨に狂喜乱舞しながらも小刻みに震えつつ、何かの儀式かのように両腕を広げながら天を仰ぎ。
やがて一番敵陣近くに居た鈴仙の手をがしっと取り、マリンブルーの瞳を爛爛と輝かせる。
どうやら水を得た狂気的な喜びを経て、少しだけ落ち着いたらしい。
……それでも、白い頬は幾ばくか紅潮しているが。

283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 00:00:35 ID:???
わかさぎ姫「水は良いわよね……! 命を潤す恵みの流れよ! ね、貴女もそう思うでしょ。ウサギさん!」

鈴仙「え? あ、いや、ちょ、ちょっと……!
(ど、どうして私ってばこんなメンドくさい子ばっかりに絡まれるのよ…!?
まぁ、謎の向日葵仮面さんが挨拶に来られるよりは遥かにマシだけどさ。
それよりここは、なんて彼女をあしらおうかしら……?)」

A:「(ちょっとレティさん、なんとかしてよ…!)」後方に陣取るレティに助けて貰う。
B:「まあ……そう言えなくもないかしらね。 うん」適当に同意する。
C:「私は晴嵐の方が好きかな。 気質的に考えて」晴嵐の方が好きだと言う。
D:「ごめん、今は試合中。 それどころじゃないでしょ」試合に意識を向けたいと言う。
E:「何バカ騒ぎしてんのよ、アンタは……!」怒りながら窘める。
F:「そんなに水が好きなら霧の湖にでも帰りなさいよ」もういいから帰れと言う。
G:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

284 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 00:03:21 ID:obrx6m+Q
すみません、上げさせて頂きます。

285 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:04:28 ID:e2D9Vzzg
B

286 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:05:58 ID:aVBuZb62
G:「そのブリッツボールについてもっと詳しく」
にとり出てそう

287 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:07:09 ID:Klv+E4qc
C

288 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:07:13 ID:wy9CRKts
F

289 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:08:29 ID:CzcKXLCQ
G:「そのブリッツボールについてもっと詳しく」

290 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:10:02 ID:BtJvdShc


291 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:10:30 ID:ekv5lcwg
C

292 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 00:31:40 ID:obrx6m+Q
C:「私は晴嵐の方が好きかな。 気質的に考えて」晴嵐の方が好きだと言う。

鈴仙「私は晴嵐の方が好きかな。
なんかこう……風の強い感じとか、霞のうっすらとした感じとか。
ハッキリ言ってしまえば、取りとめもない天気なんだけどね」

――いつか竹林へ迷い込んだ死神に、自身の気質を指摘された事を思い出しながら、
鈴仙は真面目に考えて応えてみた。
その時の死神が曰く、晴嵐の風は心のバランスの悪い者に現れる気質らしく、
性格や態度の移ろいやすさ、心の病への耐性の低さを表しているとか何とか。

鈴仙「(今こうして考えてみると、当たってるなぁ……あのご指摘)」

新たな目標を見つけ、心が晴れ渡った今でこそ笑い飛ばせる指摘ではあったが、
ほんの半年くらい前の自分だったら笑えないなぁ……。
そう内心で苦笑しながらも、鈴仙はわかさぎ姫の感触を伺う。
わかさぎ姫はなんとか目をぱちくりさせながら話を聞いてくれていたようだったが――。

先着1名様で、

★晴嵐のレシピ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→鈴仙「あれ、噂をすれば天気が……」わかさぎ姫「あ、あれっ? 私の水が……」晴嵐になった。
ダイヤ→わかさぎ姫「へぇ、そんな天気もあるのね! 気に入ったわ!!」上手い事打ち解けられた。
ハート・スペード→わかさぎ姫「よくわからんけど、嵐だったら雨も降るわよね! なら許すわ!」許された。
クラブ→わかさぎ姫「あたしの勝手じゃん! 水馬鹿にする気? そうならあんたもう死ね!」ちょっとわずかにビビった。
クラブA→謎の向日葵仮面「そこは空気読んでBだろうがァ!? ぶっ殺すぞ!」
      会話に加わりたい向日葵仮面が割り込んできた。

293 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:33:03 ID:???
★晴嵐のレシピ→ クラブ9

294 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:33:14 ID:???
ウェザー!
★晴嵐のレシピ→ スペードA

295 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:33:34 ID:???
★晴嵐のレシピ→ ダイヤ3

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 00:35:39 ID:???
ウサギ界でも結構有名でケンカとかでもたいしてビビる事はまず無かった鈴仙が生まれて初めてほんの少しビビった
ところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>286
たぶんにとりは妖怪の山ダグルスとかそんな感じです。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

297 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 00:53:43 ID:???
乙でした。
ブリッツボールの水をコーラに変えて日向を釣ろうぜ!
にしても良かったかもしれない。


298 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 20:19:15 ID:???
>>297
乙ありがとうございます。
わかさぎならぬ日向の一本釣りですね……w

★晴嵐のレシピ→ クラブ9 ★
クラブ→わかさぎ姫「あたしの勝手じゃん! 水馬鹿にする気? そうならあんたもう死ね!」ちょっとわずかにビビった。

……鈴仙が折角気を利かせて、自分なりの意見を言ってくれたというのに、
どうやらそれはわかさぎ姫の起きに召す回答では無かったらしい。
水を差されたような憮然とした表情で、彼女は鈴仙に対して詰め寄る。

わかさぎ姫「はァ? 晴れだか嵐だか知らないけど、雨の方が遥かに良いでしょうが!」

鈴仙「いや、でもだって、私は意見を求められたから私なりの答えを返しただけであって……。
まぁ、うん。 雨も嫌いじゃないけどホラ、毎日だったらイヤになっちゃうし。
それにやっぱり晴れや嵐があるからこそ、雨水のありがたみが分かるっていうか……」

わかさぎ姫「くどくど五月蠅いわね! あたしの勝手じゃん! 水馬鹿にする気? そうならあんたもう死ね!」

キッ!

鈴仙「ひ、ひいっ!?(な、なんなのこの子!? 大人しそうな顔してたけど、実は向日葵仮面さんの同類……!?)」

299 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 20:20:40 ID:???
鈴仙のまさに晴嵐を体現したような、八方美人モドキの煮え切らない態度であしらわれたわかさぎ姫は、
仕舞には謎の向日葵仮面に迫らんレベルの酷い剣幕で鈴仙を威圧してくる。
勝手に話題を振られて、勝手にキレられるような理不尽は鈴仙にとってそう珍しいレベルの不幸ではなかったが――。
底知れぬ恐怖を感じた鈴仙は思わず情けない声を上げてしまう。

そして、そんなコント染みた光景を目の当たりにしたてゐは。

てゐ「(……今のは。 鈴仙ちゃんが相変わらず可哀そうだとか、そんな話じゃあ無い。
あの人魚の眼光から溢れる妖気が問題さね。
鈴仙はあれで、そこそこ以上の格と妖力を持った玉兎。
それを心底ビビらせたって言うんだから、あの人魚はタダ者じゃないって事か。
……あ〜、めんどくさ)」

……風見幽香に匹敵する『大妖怪』の出現に、肩を竦めて心底ウンザリした表情で、溜息を吐かざるを得なかった。

*わかさぎ姫の鈴仙に対する評価が、わかさぎ姫→(水を侮辱するなら死ね!)→鈴仙 になりました。
*わかさぎ姫の評価値がやや下がりました。
*わかさぎ姫のスキル・水中だと力を増す程度の能力が発動!
 全能力が+5され、高低の浮き玉補正+2。更に各種必殺技が解禁され、ガッツが全回復しました。

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 20:22:56 ID:???
そうして、色々と一悶着はあったものの。

――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ〜〜! 後半開始のホイッスルが鳴りました!
後半は雑魚妖怪チームのキックオフから試合開始です!
なお雑魚妖怪チームは後半戦に当たり、フォーメーションを以下のような3−4−3にシフトチェンジし、
より攻撃的な布陣を敷いております。
一方でルナティックスは慌てず前半通りの布陣を保っていますが、果たしてこの采配がどうなるか〜!?」

−−@−− @エリー
−−A−− Aレティ 
−D−B− Dわかさぎ姫
−−−−−
EI−GC Eメディスン I向日葵仮面 G八橋 C弁々
−−−−−
−F−J− Fルーミア Jミスティア
−−H−− Hリグル
雑魚妖怪チーム:3−4−3
永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−H−− H鈴仙 640/880
−−−−− 
F−−−G F佳歩 400/690 Gてゐ 630/630
−J−K− Jパスカル 840/840 KウサギB 510/510
−−−−−
L−D−A LウサギC 530/530 D妹紅 900/900 AウサギD 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 550/730

301 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 20:24:52 ID:obrx6m+Q
謎の向日葵仮面「さーて、早速陵辱するわよォ!」

ダッ! ドガドガドガッ!!

実況「で、出た〜〜! 謎の向日葵仮面選手、早速と言わんばかりにドリブルで猛攻を始めた!
ここは一旦九十九姉妹を使ってみようとか、ルーミア選手達に任せてみようとか、
そんな生ぬるい判定も一切行わず、空気を読まずにルナティックスの中盤を突破しにかかります!」

鈴仙「な、謎の向日葵仮面! なんてヤツなの………!(そして、私はタックルに向かうべきかしら。
どう見てもラフプレイします、ってのが顔にまで出て来てるし、本音としてはイヤなんだけど……?
下がっててゐやパスカル君と一緒にタックルに向かうってのもアリだけど……。
ただ、アイツがいつまでも素直にドリブル突破し続けてくれるとも限らないのよねぇ。 ここは……?)」

A:一人でタックルに向かう!(鈴仙のタックル:48)
B:うごかない!
C:少し下がっててゐとタックルに向かう!
D:結構下がってパスカルとタックルに向かう!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:640/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

302 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 20:25:51 ID:B+VZIhmA
B

303 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 20:30:50 ID:mvoSWKaw


304 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 20:52:53 ID:aVBuZb62
B
私悪いウサギじゃないよ、ウサウサ


305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 21:26:46 ID:obrx6m+Q
B:うごかない!

謎の向日葵仮面「ほらほらァ! どきなさい!!」

リョリョリョリョリョリョジョジョジョククク!!

鈴仙「(ちょ、ちょっとこれは……!?)――ぱ、パスカルくーん!? 後は任せたわ!?」

実況「あ〜っと! 鈴仙選手ここは動かない!
スピードは緩慢ながらも、おぞましい轟音を上げて突き進む妖怪シベリア超特急・謎の向日葵仮面選手に
勝負を挑むのは無謀と判断したのか、ここは下がってフォローに回ります!」

パスカル「まぁ……仕方がないか。 レイセンにはまだまだ点を取るという仕事がある。
ならば――こういう仕事は、俺達がやるしかない!」

タッ! ズッザアアアアアアアアアアッ!

ウサギB「(前に雑誌で見た謎の向日葵仮面の突破力は確かAクラス。
私じゃあとても勝負にならないけれど――)でも、行くしかないです!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

てゐ「ちょ、アンタら命が惜しくないの……?」

佳歩「てゐ様、ここは私も行きますかっ!?」

てゐ「いや、ここは私等は様子見だ…! サイドの私達が無理にタックルに行っても数の利は活かしづらい。
なんとか、中央のパスカル君とウサギBに任せるしかないよっ!」

謎の向日葵仮面「何をゴチャゴチャ話してるのかしらァ……? 死になさい!」

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 21:38:31 ID:obrx6m+Q
実況「……そして、中央を堂々と突破する謎の向日葵仮面選手には、
パスカル選手とウサギB選手の二名が付きました〜〜〜!!
果たして凌辱魔・謎の向日葵仮面の実力は如何な程でしょうか!?」

謎の向日葵仮面「RYOUZYOKU!!」

先着2名様で、
★謎の向日葵仮面→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウサギB→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→謎の向日葵仮面、ドリブル陵辱成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルーミアがフォロー)(八橋がフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
謎の向日葵仮面のマークがダイヤ・ハートの時、「ブルームドリブル(+4、吹飛0)」が発動します。
謎の向日葵仮面のマークがスペードの時、「超強引なドリブル(+3、吹飛0)」が発動します。
謎の向日葵仮面はスキル・ケンカLV255により全ての接触プレイに吹飛係数0が付き、相手の負傷率が1段階アップします。
パスカルのマークがダイヤの時「クリップタックル(+3)」が発動します。

*負傷率1段階アップとは、判定テーブルが以下のようになる事を指します。
【通常】
ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無   無   中    小       小      中
【負傷率1段階アップ時】
ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無   小   大    小       中      大

307 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:39:03 ID:???
★謎の向日葵仮面→ドリブル 50 ( ハート8 )( 6 + 2 )=★

308 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:39:13 ID:???
★謎の向日葵仮面→ドリブル 50 ( クラブJ )( 1 + 3 )=★

309 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:39:26 ID:???
★パスカル→タックル 50 ( ダイヤ5 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
 ウサギB→タックル 44 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=★

310 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:41:58 ID:???
おお、やった!

311 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:42:00 ID:???
パスカルくんがイケメン過ぎて全米が咲いた

312 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:42:55 ID:???
謎の向日葵仮面「RYOUZYOKU!!されちゃった♪(てへぺろ)」

313 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:48:35 ID:???
ワールドカップのアルゼンチンは守備で勝ってたからな

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:13:03 ID:obrx6m+Q
★謎の向日葵仮面→ドリブル 50 ( ハート8 )( 6 + 2 )+(ブルームドリブル+4)=62★
★パスカル→タックル 50 ( ダイヤ5 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)+(クリップタックル+3)=65*フラグ習得!
≦−2→ルナティックスボールに。 自分を陵辱する

謎の向日葵仮面「はぁあああ!! 死にさらせぇええええええっ!!」

リョリョリョリョリョリョリョ! ジョッ! クククゥゥウウウウウウッ!!

実況「で、出た〜〜〜! 謎の向日葵仮面の十八番、『ブルームドリブル』!!
謎の擬音を立てながら、パスカル選手を蹴り殺そうと全力で詰め寄ります!」

パスカル「――成程。 今度はパワーで来たか」

謎の向日葵仮面「『今度は』とか何を言ってるのかしらァ!?
私とアンタとは今日が初対面でしょうが! ぶっ殺すぞ!」

パスカル「ああ、いや。 そういう事でも別に良いんだが……」

スッ――ガシィッ!!

謎の向日葵仮面「RYOUZYOKU!?」

パスカル「スピードだけ、テクニックだけ、あるいは――パワーだけ。
一つの要素だけで押し切ろうとする凡才の技は、俺には通用しないぞっ!!」

実況「な! なんと!? 謎の向日葵仮面選手のおぞましい殺人ドリブルにも、パスカル選手はまったく動じず!
冷静かつ広い視野を武器に謎の向日葵仮面の隙を読み取り!
そしてそのまま得意の『クリップタックル』で、謎の向日葵仮面選手からボールを奪い取った〜!?」

謎の向日葵仮面「リョウジョ〜〜〜〜ク。 この私を陵辱できる人間がまだ居たとはね。 面白いわ……」

315 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:14:06 ID:obrx6m+Q
パスカル「(――流石に、これだけでは自信を喪失しない、か)――だが、これで……更に点差を広げられるぞ!」

タッ!

実況「そしてパスカル選手、中盤の底からどんどん上がって行きます!」

鈴仙「パスカル君、凄い……! 今の動きの冷静さ、まるで魔法使いか何かよ……!?
(――そして、この局面はどうやってチャンスを作っていくか……ね。 相手の様子は――)」

メディスン「ちょっ、ゆう……謎の向日葵仮面! 何舐めプしてんのよ!?
(ああ、鈴仙のマークを継続する筈が間に合わない……! こうなったらせめて、
左サイドの生意気な妖怪ウサギ(佳歩)を削れるような位置に……!)」

タッ…

八橋「ど、どうしよう姉さん。 私達、早速目立ってないよ……?」

弁々「大丈夫よ八橋。 ボールを取ったJ番(パスカル)が上がってくるにせよ、
それとも右サイドアタックをされるにしても――私達との対決は避けられない。
だからここは積極的に運動量を増やして、そして判定でJOKERを出して目立ちましょ」

八橋「そ、そうだよねっ! ネタが無くともサッカーで目立てば問題無しよだよね! いよっしゃー!」

タタタッ!

わかさぎ姫「ヒャッハー!! 上がって来なさい! そしてこの私に捕食されなさい!」

レティ「貴女ももう少し上がって良いわ、プリンセス・ワカサギ。 タダでバイタルエリアに侵入させちゃダメよ」

わかさぎ姫「へへっ、分かってるッスよ! あせんなって!!」

レティ「(……この子のキャラが掴めないわ)」

316 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:21:26 ID:obrx6m+Q
鈴仙「(――うん、成程。 中央突破にしても両サイドアタックにしても、
メディスンか九十九姉妹の誰かとは必ず当たらないと行けなさそうね……。
そして、彼女達を突破しても、覚醒したわかさぎ姫のタックルが待っている、と。

まだまだ一筋縄では行かない状況だけど、ここはパスカル君になんて指示を出そうかしら――?)」

A:「パスカル君! そのまま中央をドリブル突破よ!」
B:「佳歩に渡して! 左サイドをドリブル突破してもらうわ!」
C:「てゐに渡して! 右サイドをドリブル突破してもらうわ!」
D:「てゐに渡して! 私へのパスで右サイドを抉ってもらうわ!」
E:「パスカル君、私にパスよ! パスカットが入るでしょうけど、私がわかさぎ姫と対峙するわ!」
E:「ここは遅攻よ! 今ある点差を守りつつ、時間を稼いでいきましょう!」
F:「(ここは、パスカル君の判断に任せましょう……!)」
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:640/880

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*パスカルがタックルフラグを回収! タックルが+1され、「クリップタックル」の発動率が+1/4されました。

317 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:22:37 ID:aVBuZb62
F

318 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:23:11 ID:In5Os1cg


319 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:23:14 ID:???
パスカルは前スレ>>886でタックルフラグを習得していますよ

320 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:23:19 ID:ct2NX8hM
F

321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:24:22 ID:???
すみません、選択に影響がありそうなのでちょっと一言付け加えさせて頂きます。
わかさぎ姫の評価で、ブリッツ雑誌には『ボールカット:S』とありましたが、
今能力値を見返してみるとSは言い過ぎかな? と思いましたので、
実際の所はボールカット力はAランク程度である、とお考えください。

こじつけて言い訳しますと、ブリッツボールでの評価と比べると、
本業では無いサッカーの評価は下がる……という感じでお考え頂ければ幸いです。

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:27:25 ID:???
>>319
結果表での書き方がミスっていましたね…(汗)>>316であるように、フラグ回収が正しいです。

更にすみません、ミスで選択肢にEが二つありますが、
既にFで決まっておりましたので、影響が無いという事でこのままFで進めさせて頂きます。

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 22:42:04 ID:obrx6m+Q
F:「(ここは、パスカル君の判断に任せましょう……!)」

鈴仙「(――いや、ここは私がとやかく言うべき局面じゃないわね。 パスカル君の判断に任せましょ)」

先着1名様で、

★パスカルの判断(ダイヤ〜クラブの差は少ないです)→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→輝夜「ここで私にパスよ!」パスカル「よし分かったカグヤ! ……って、アレ?」
ダイヤ絵札→「……ウサギB! 君がドリブル突破するんだ!」
ダイヤ→パスカル「俺がこのまま、ドリブルで突破してみせる!」
ハート→「てゐ! バックスピン兎玉で新入りの姉妹を抜いてしまえっ!」
スペード→「レイセン! 中盤は俺が通す! プリンセス・ワカサギは頼んだ!」
クラブ→「カホ! 左サイドは比較的手薄だ、ドリブルで抜いてくれ!」

324 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:46:06 ID:???
★パスカルの判断(ダイヤ〜クラブの差は少ないです)→ ダイヤ9

325 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 22:46:15 ID:???
★パスカルの判断(ダイヤ〜クラブの差は少ないです)→ ダイヤK

326 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:04:41 ID:???
惜しいな
それにしても向日葵仮面・・・やはり多くの世界の強力な選手をどん底に突き落とした
魔王ミサキーヌの呪いには勝てなかったか・・・

327 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:31:59 ID:???
ポイズンスレの向日葵仮面によく似た人も引きが悪くて全然活躍できなかったんだよなぁ……

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 23:40:32 ID:obrx6m+Q
★パスカルの判断(ダイヤ〜クラブの差は少ないです)→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→パスカル「俺がこのまま、ドリブルで突破してみせる!」

パスカル「調子の良い時は、いけるトコまで突っ走る。
俺は流れだのオカルトを信じはしないが――行ってみるか!」

タッ!

実況「あ〜っと、ここでパスカル選手! 素晴らしいタックルからのドリブルを続行!
慎重派な彼には珍しく、アグレッシブに攻勢を掛けていきます!」

八橋「わっほーい、早速私のでばんっ!」

弁々「運動量では負けないわ! ……私たち、そんなガッツある方じゃないけど」

パスカル「……成程。 二人がかりで来たか」

実況「そして中盤でパスカル選手の前に立ちはだかるは、MFとしてこの試合助っ人出演の九十九姉妹!
琴を持っていてテンションの高い栗色の髪が妹の八橋選手!
そして琵琶を持っていて冷静な藤色の髪が姉の弁々選手です!
幻想郷の住民となって日がまだまだ浅い彼女達ですが、ここで存在感を発揮できるか〜〜!?」

静葉(観客席)「遅れて来たと思ったら。 なんだか親近感の湧く子が試合に出てるわね……」

穣子(観客席)「ううっ、頑張るんだよっ! たとえオリキャラ、とか誰?とか言われても泣かないでねっ!」

反町(観客席)「(何とか焼き芋を売り切って、観戦に間に合って良かったけれど。
一体どうして穣子さん達は、彼女達に必要以上に感情移入してるんだろう……)」

八橋「わーい、誰かが私達を応援してるよー!」

弁々「(応援は嬉しいけれど、負のオーラを感じるのは何故かしら……)」

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/18(金) 23:42:25 ID:obrx6m+Q
パスカル「(積極的な守備参加は厄介だが、足元の技術は疎かなようだ。 これならば……)抜けるッ!!」

スッ……!

先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★弁々→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 八橋→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(メディスンがフォロー)(わかさぎ姫がフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。

330 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:42:58 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( ハート8 )( 4 + 6 )=★

331 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:44:31 ID:???
★弁々→タックル 44 ( ダイヤ10 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 八橋→タックル 44 ( ダイヤA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

332 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:45:48 ID:???
誰こいつら。オリキャラ?w

333 :森崎名無しさん:2014/07/18(金) 23:47:39 ID:???
>>332 ただのモブ

にしてもパスカル本当に安定して強いなwww格下相手に容赦なさすぎるwww

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/19(土) 01:00:20 ID:C4pZI3yA
★パスカル→ドリブル 51 ( ハート8 )( 4 + 6 )+(華麗なドリブル+3)=64★
★弁々→タックル 44 ( ダイヤ10 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=52
 八橋→タックル 44 ( ダイヤA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=49★
≧2→パスカル、突破成功!

パスカル「(勢いは良いが、所詮は付け焼刃の技術! ならば……)これはどうだい、お嬢さん方!」

タッ…クィッ! スッ――!

八橋「う、うへぇっ!? 何この意味不明なドリブル!?」

弁々「くっ……!」

実況「あ〜っと、パスカル選手、これは巧い!
一見スペースの広い左側へと突破するように見せかけて、上手く重心を操作!
その間に柔らかなボールタッチでボールを右側にはたき込み……そのまま、二人を一気に突破します!
付喪神姉妹、まずは外界サッカーの技術の洗礼を受けてしまいました!」

穣子「くぅうう〜っ。 おしいっ、頑張れ八橋ちゃん!」

反町「あ、あの〜。 彼女達は穣子さんの知り合いなのか……?」

穣子「? 別に。 全然知らない子だよ?」

反町「あっ、そう……(良く分からないけど、良い友達が出来そうで喜ばしい、のかな……?
俺も後で、彼女達に挨拶に行った方が良いかもしれない)」

*秋姉妹の九十九姉妹に対する評価、秋姉妹→(親近感)→九十九姉妹 が判明しました。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/19(土) 01:08:37 ID:C4pZI3yA
パスカル「ここまでは予想通り。 いや、それ以上だ。 だが――」

わかさぎ姫「ヒャッホ〜〜〜〜!! 霧の湖エイブスのエースたるこの私の実力、見せてやるわ!」

バシュウッ! グワアッ、ズザアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「パスカル選手、ここで飛び出して来たわかさぎ姫選手と一対一だ!
ブリッツボールで鍛えたらしい推進力で、この大雨の中をまるで泳ぐように滑空しながら、
パスカル選手へと向かっていくわかさぎ姫選手、ここで奪ってブリッツの優位性を証明できるか〜!?」

わかさぎ姫「絶対負けねぇ!!」

パスカル「(彼女は……! 決して前半のような、気力も技術もない無害な少女ではない。
さっきの二人とは違う、一流の選手として相手取る必要があるな)――来い!」

レティ「(ここで貴女が突破されては、ゴール前の壁は私一人だけ。 頼むわよ……!)」

先着2名様で、
★パスカル→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★わかさぎ姫→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、突破成功! 得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(メディスンがフォロー)(レティがフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。
わかさぎ姫のマークがダイヤ・ハートの時、「テイルフィンスラップ「(+3)」が発動します。

336 :森崎名無しさん:2014/07/19(土) 01:09:16 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( スペードJ )( 3 + 3 )=★

337 :森崎名無しさん:2014/07/19(土) 01:11:13 ID:???
★わかさぎ姫→タックル 50 ( ハート9 )( 2 + 2 )=★

338 :森崎名無しさん:2014/07/19(土) 01:18:35 ID:???
面倒なのにわたりやがった・・・
すぐにパス出されそうだがタックルできるか?

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/19(土) 01:36:31 ID:???
覚醒したわかさぎ姫が、パスカルの猛攻をなんとか弾いた所で、
今日の更新はここまでにしようと思います。
>>326-327
ここは謎の向日葵仮面が案外大したことないというよりは、パスカルの方が凄かったと言うべきと思いますね。
ポイズンスレの向日葵仮面に良く似た人……反町かな?(すっとぼけ)
>>332-333
二人とも結構良いキャラしてると思うのですがねぇ……。
輝針城キャラでは、私はわかさぎ姫が曲と一緒にイチオシだったりしますがw
>>338
メディスンは鈴仙をマークしていますが、少しは距離があるために、
即鈴仙がタックルにはならずに佳歩とのドリブル勝負とかになると思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

340 :森崎名無しさん:2014/07/19(土) 15:15:29 ID:???
乙です
残念だ、このままパスカルがゴールすれば向日葵仮面を超える凌辱が見られたというのに
向日葵仮面と反町は性格や行動は反町が圧倒的下だけど破壊力で同レベル以上に立ってるよね

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/20(日) 00:55:01 ID:D6NtOrX+
こんばんは、中々時間が取れないですが更新していきます。
>>340
乙ありがとうございます。
向日葵仮面さんは正直口では陵辱ばっかり言ってますが、
ルナティックスのような強豪チーム相手では比較的マジメに対戦する……と思います(汗)
陵辱生産機とか三杉に言われてたので、陵辱つながりで多分似てると思います。

513KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24