キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

703 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 20:42:04 ID:???
2位争いは、地霊×西行の結果がどうなるかだなあ

総合力では西行寺が有利だけど、どちらかというと浮き球シュートが強いチームで
さとりと致命的に噛み合うから引き分けが可能性高いかも
判定が絡んで勇儀がフリーで撃つか、それとも妖夢が今できる活躍をするか、それが勝負の分かれ目だな

704 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:08:20 ID:???
監督がリグルパパになれば2位突破は余裕
〇同胞のリグル信者(翼・魔王・おまけに次藤)を連れてきて戦力補強
〇レティをGKにする等、大胆かつ絶妙な采配
〇伸び代のあるリグルを鍛えて超エースに
〇決勝の相手が超雑魚妖怪チームに変更。博霊?なにそれおいしいの?

705 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:21:52 ID:???
監督が手羽先になれば全敗余裕
手羽先「とにかくサイド駆け上がってリグルにクロス上げまくれ!」
向日葵「」レティモンド「」

1試合約80本のクロスを上げるも結果が当然ついてこず解任
そのことをからかわれて乱闘→警察の厄介に

ガレリ「どこかで聞いたような」ブローリン(マンU)「はい…俺のチームです…」

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:09:57 ID:2wGBWxxo
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>700
元ネタ的にも対策をしっかりしてれば案外大したことないですが、
鈴仙はサッカー漬けの生活をしていたせいで魔法剣も二刀流もできなければ、
ブレイクも召喚魔法も唱えられませんね。
選択肢に入れといてアレですが、私はレティさんは細身の美人だと思います。
>>701
伝説の超人とかもいるんで多分大丈夫です(爆)
命名イベントは、このレティとの会話イベント語に挟みたいと思っています。
折角沢山考えて下さったのに、中々入れず申し訳ありません。
>>702-703
2位突破チームなどについては、実はもう考えております。
どこが2位突破するか色々予想して頂ければ幸いです。
レミリアや魔理沙と比べると地味ですが、勇儀も割と負けないくらい強キャラだったりします。
>>704
監督がリグルパパだったら、少なくとも戦術面では既に最強クラスですねw
それとワンプレーだけなら最強の能力値を誇る嫁が控えているのですから、普通にラスボス級の強さはあると思います。
>>705
現実はゲームよりも奇なり、という奴でしょうかw
翼君はリグル厨でなくとも、個人的にはなんとなく名監督なイメージが湧きませんね……

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:12:30 ID:2wGBWxxo
C:「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」レティの身の上について聞いてみる。

個人的な憧れと親近感がありながら、鈴仙はレティという妖怪についてあまり詳しくなかった。
冬の恐怖の代名詞とも称されるレティだったが、妖怪としての格は風見幽香と比べると大きく劣る。
何故そんな彼女がサッカーを始め、そして実力者であり続けられたのか。
鈴仙にはそれが特に気になっていた。

鈴仙「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」

鈴仙は知りたいと思った。彼女の強さは、何を根源としているのか。
自分と似たような彼女の境遇を知り、自分自身と重ね合わせてみたかった。
そんな鈴仙の想いを知ってか知らずか、レティはフッ、とクールに笑ってみせながら――こう答えた。

先着1名様で、

★レティのお話→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→レティ「そりゃあ、幽香と一緒にサッカーがしたくて…///」鈴仙「ゆ、ゆうれてぃ!?」
ダイヤ→レティ「サッカーを通して、幻想郷の新たな可能性を探りたい……なんてね」鈴仙「…………?」
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」
クラブ→レティ「皆がどんどん、冬を恐れなくなってしまった。 その代わりに、サッカーで恐れて貰おうと思ってね」

708 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 22:13:09 ID:???
★レティのお話→ スペード2

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:01:52 ID:iEK5T3wo
★レティのお話→ スペード2 ★
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」

レティ「――私はね、こう見えても案外僻み症なのよ」

レティはさらりと、何気ないように話す。

レティ「ほら、前にあったでしょう? 春が中々訪れない異変……って、
貴女はその時、竹林に籠り切りなんだったかしら」

鈴仙「うーん、話くらいは聞いていますが」

春雪異変。
幻想郷の歴史の中でも比較的大規模な異変であると評されるその出来事について、
鈴仙は人伝ではあるが聞いたことがあった。
なんでも、四月になっても五月になっても春が訪れずに雪が降りしきり、
挙句の果てには冥界と顕界とを隔てる門が開きっぱなしになってしまったという異変。
言葉にすると味気ないような気もするが、実際は人里の畑に大きな損害を与え、
冥界と顕界とのバランスが崩れ、人に害為す亡霊が急増するなどの問題も発生したという。

レティ「……まぁ、畑の飢饉は幽香が妖力をバラ撒いて何とかなったし、
亡霊の問題も、異変を起こした白玉楼側が骨を折って解決に漕ぎ着けさせたらしいから、
結果的にはさして問題無かったのでしょうけど。 私としては、ちょっとそこで嫌な目に会ってしまって」

鈴仙「嫌な目……ですか」

レティは年長者染みた穏やかな表情を崩さずに、自嘲気に唇を歪ませる。

レティ「――まぁ、半分は調子に乗った私の自業自得でもあるのだけどね。
端的に言うと、博麗の巫女に異変の黒幕扱いされちゃったのよ、私」

鈴仙「あぁ……そっか。 冬が長引いた、なんて話が出たら真っ先に疑われちゃいますもんね」

710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:03:21 ID:iEK5T3wo
レティ「そうそう。 私個人としてはあの巫女は嫌いじゃあないけれど、
そこで、理不尽かつ圧倒的な才能の差を見せつけられてしまって。
……それが、サッカーを始めるきっかけだったわね。
要するに、『弾幕ごっこじゃ勝てないけど、サッカーだったら勝てるだろう』って言う、子ども染みた理屈よ。
幾らあの巫女――霊夢に才能が溢れていようとも。
サッカーだったら、弾幕の飛ばし合いよりもより公平に勝負が出来ると思ったんだけどね」

鈴仙「なるほど……(確かに、パスカル君や中山さんの実力はそこらの強豪妖怪にも負けてないし、
日向小次郎はサッカーで河童や妖怪寺の住民を恫喝してたし……。
空を飛べなくても、妖力や魔力が無くても出来るサッカーは、弾幕ごっことかよりもよっぽど平等なのかも)」

鈴仙は聞き役に徹しながら、改めてサッカーというスポーツの(相対的な)公平性について感心していた。
確かに、サッカーにも才能による覆し難い差は存在する。それは鈴仙が練習しながら日々感じている事だ。
しかしそれでも、サッカーならば、努力をすればまだその差を埋める事は容易い。
人間は努力を重ねても神にはそう成れぬが、サッカー選手には比較的容易く成る事が出来る。
だからこそレティは、サッカーの平等性を感じて練習に明け暮れ、
幻想郷サッカー界でも高い地位を得ることに成功したのだろう。

レティ「……とはいえ。 競技が変わっても厳然たる差は存在するのだけどね。
私だって結局、今じゃあサッカーでも博麗の巫女に勝てないし。
CBとしても――とてつも無い才能と叡智に溢れた軍神がいる。
サッカーは平等だけど…………理不尽だって一杯あるわ」

鈴仙「レティさん……(――努力しても頑張っても、世界にはそれを嘲笑うかのような天才に溢れている。
それは比較的平等なサッカーであっても同じ、か。 ……私、それでも本当に頑張れるのかなぁ)」

711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:04:25 ID:iEK5T3wo

――少しだけ暗い影を落としたレティの口ぶりに、
鈴仙はまるで、未来の自分を見ているような錯覚に陥る。
日々成長を実感出来る今の段階は良い。
確かな成長を感じながら、自身の前に立ちはだかる強者に立ち向かう事はできる。
しかし、もしも今レティが思い悩むような理不尽な壁が現れた場合、どうするか。
その結論は、やはりすぐには出るものでは無かったが――。

レティ「――最も、私はそんな事は、日ごろあまり考えないようにしてるんだけどね。
考え出したら、それこそ頂点になるまでキリが無いし」

鈴仙「そう……ですよねぇ。 私も最近、あんまし師匠と自分とを比べて卑下しないようにはしてるんだけど」

レティ「他人と比べるのはしんどいわよね。 私も分かるわ、例えば……」

鈴仙「えっ、レティさんもそんな事が……」

永琳や中山、パチュリーのような師とは違う。
共に思い悩みつつも、別の道がある事を教えてくれる姉のような存在が出来た気がして、
安心しつつも嬉しくなるような、そんな感情を鈴仙は抱いていた。


*レティの評価値が上がりました。
*鈴仙とレティの関係が、鈴仙→(共感)←レティ になりました。

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:06:06 ID:iEK5T3wo
【命名イベント・ウサギE】

レティ「――またね、鈴仙。
私は今は【太陽の畑】の幽香の家に居候しているから、良かったらまたお話しましょう?
一緒に練習したり、誰かお友達を誘ってくれれば、守備について講釈する事も出来るから。
――ああ、幽香は私がなんとかするから大丈夫よ。 ……たぶん」

鈴仙「(たぶんなんだ……)は、はいっ! 今日はありがとうございました」

そうして、レティと鈴仙が簡単な口約束を交わし終えたのを見計らい。

ウサギE「……鈴仙さま、お願いがあります」

――神妙な表情のウサギEが、鈴仙に話しかける。
後ろにはてゐが控えており、成長した我が子を見守る母親のような暖かい笑みを浮かべていて、
鈴仙は心底気持ち悪いと思ったが――きっとこの場はそんな冗談を言うべき場では無いと悟り、
敢えて何も言わずにウサギEの言葉を促す。

ウサギE「えっと、その……」

長身で見目麗しく、肩まで掛かる黒のストレートに額を出した髪型は淑女を思わせ、
姿身だけならば如何にも子どもらしい背格好のてゐよりも遥かに大人びてみえるウサギE。
そんな彼女は、やはり精神的には幼い所もあるのだろう。
果たしてウサギEは、もじもじとした様子を直せぬまま、鈴仙に向かって一つだけ、お願い事をした。



ウサギE「――私に、妖怪としての名を名乗る事を、お許し頂けませんでしょうか」

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:07:22 ID:iEK5T3wo
てゐ「……この子から申し出があったんさ。
私としても、そろそろタイミングではあるかな〜とは、前々から思ってたんだけど」

鈴仙「……確かに、Eちゃんはこのチームだけじゃなく、永遠亭の妖怪兎の中でも年長の部類だからね。
礼儀作法もしっかりしてるし、妖力も充分にコントロール出来てきている。
私としても反対する理由は無いんだけど……」

妖怪兎を取りまとめるリーダーであるてゐ。
彼女に対して指導監督する権限を持っているのが鈴仙である以上、
名目上、鈴仙はてゐよりも高い地位に居る(ホントに名目上だが(泣))。
それゆえに、ウサギEが名を名乗る事に対しての伺いを立てて来たのだろうが……。
何故、彼女がここまでに名を欲するのか。

鈴仙「参考として教えてくれない?
どうして突然今日になって、名前が欲しいって言いだしたのかしら?」

鈴仙は少しだけそれが気になったので、聞いてみる事にした。

ウサギE「――今日、プレーをしていて思ったんです。 私にはまだ、『覚悟』というものに欠けている……と」

ウサギEの様子は、もうたどたどしい物では無くなっていた。
喜ぶも落ち込むも元気一杯の佳歩とは違い、彼女の口調は常に淀み無い。
しかし、その声は凛とした信念に満ちているように鈴仙には思えた。

ウサギE「心の底に、どこか甘えがあると思いました。
名もなき弱小選手である事を盾に、失敗してもしょうがない……。
そう言う風に考え、実際に私は失敗を繰り返していた。
だけど、それじゃあいけない。 私は、私の守りたいと思う人達の為に、もっと成長したい。
それは技術的な面だけじゃなく、精神的な面でもです。
――だからこそ私は、『名前』が欲しいと思いました。
失敗の重責を、自らの『名前』の上に置くために。
そして、もしも成功した場合は――。 その栄光を、自らの『名前』の上に飾りたいのです」

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:08:34 ID:iEK5T3wo
てゐ「……まぁようするに、Eちゃんは『名前』を背負う事で、責任も一緒に背負えるような大人になりたい、って事さ。
もちろん、「名前なんて飾りだよ、本質はキミ自身がうんたらかんたら……」って議論もあるだろうけど、
そんな事はどうでも良いんだ、重要じゃない。
いちばん大事なのは、Eちゃん自身が『名前を得たい!』……と思ってる意思そのものなんだからね。
そして私はEの意思に対してイエスと言った。 鈴仙、アンタはどうするの?」

鈴仙「(Eちゃん、私の知らない所でそんなに色々考えてたのね……)
――それは勿論、私だっててゐと同じよ。
Eちゃん、それが貴女の望む事と言うならば、私は止めないわ」

――ここまで言われた上で、ノーと言える筈が無かった。
佳歩の時と違い、鈴仙はウサギEとは主従関係やそれに基づく信頼関係はあるとはいえ、
深い交流がある訳では無かった。
しかし、ウサギEが兎達の誰よりも強い意志の力を持ち、
そして兎達の誰よりも聡明である事は鈴仙も重々承知していたし、
そんな彼女が、強い意志を持ってこれまでの枠を超えたいと言うのならば、
鈴仙にはもはや介入の余地などない。

ウサギE「鈴仙さま…………!」

鈴仙が永琳のように重々しくそうウサギEに告げると、ウサギEの顔は俄かに明るくなる。
彼女の強さは、しっかりと鈴仙やてゐにも伝わっていた。

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:09:42 ID:iEK5T3wo

鈴仙「――でも、そうだとしたら名前を考えなくちゃいけないんだけど……。
てゐ、何か考えてあるの?」

――しかし、いざ名前を貰うとなると、次の問題が発生する事になる。
即ち――どんな名前を与えるべきなのか、という問題である。
鈴仙は無策のため、とりあえずてゐに話題を振ってみたが、てゐもう〜んと唸ったまま答えない。

ウサギE「えっと……私は、どんな名前を頂いても構いませんよ?」

悩みこむ二人の上司を見て、ウサギEは気を利かせてこうも言ってくれたが、
何しろ名付けは大事な問題。 そう簡単に結論を出す訳にもいかない。

鈴仙「そうねぇ……」

てゐ「う〜む……」

――しかもウサギEは、鈴仙達にとって部下であり可愛い妹分。
鈴仙とてゐはうんうんと唸りながら、ああでもない、こうでもないと名前案を振りかざし合う。
そうして、最終的に落ち着いた名前は……。

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:18:07 ID:iEK5T3wo
***ウサギEの名前を選択してください***

A:因幡 風音(いなば かざね)
B:因幡 風花(いなば ふうか)
C:因幡 彩音(いなば あやね)
D:因幡 雪菜(いなば ゆきな)
E:因幡 三田菜(サンタナ)
F:因幡 綾(いなば あや)
G:因幡 舞流乃(いなば ぶるの)
H:因幡 美琴
I:因幡 真紀 (いなば まき)
J:因幡 恵美
K:因幡 石華(いなば せっか)
L:因幡 つかさ
M:レミリア「私の解釈だとウサギEはウサギEじゃないのよね。あれは『永遠』なのよね、不夜城エターナル」
  鈴仙「『無限輪廻』〈インフィニティア・メビウス〉、ね」
N:その他 *5票決

先に【4】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
次に更新する時(明日の21〜22時くらい?)までで未決でしたら、2票以上入ったもので決戦投票を行います。
*読み方については書いて下さったものに関しては記入しておりますが、そうでないものは記入していません。
 また今後、作者が勝手に読み方を当てる危険性があります。その際は間違っている、とご意見して頂ければ幸いです。

717 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:19:01 ID:CNEbA5RI
L 他にもいいのはあったけど竹取物語と石崎くんの要素が入ってるこれが気に入ったのよー

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:19:23 ID:iEK5T3wo
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

719 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:20:09 ID:S8LpyQOg
L

720 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:21:40 ID:FetbuQGE
M

うむ

721 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:23:40 ID:7exttLSw
L やっぱりこれやな

722 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:30:35 ID:LB4p/qGk


723 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:51:57 ID:0RmV1THs
K よく考えたら石崎の石が入ってるね

724 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:53:48 ID:uv4edT2k


725 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 18:19:30 ID:???
寮でつかさと読むのか

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:40:20 ID:???
こんばんは、かなり遅くなりましたがほんの少しだけ更新していきます。
皆さま、昨日は沢山の投票をありがとうございました。
投票の結果、ウサギEの名前は「因幡 つかさ」となりましたので、
今後とも、ウサギE改め因幡つかさを宜しくお願い致します。
>>725
私も始めて知りました(汗)

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:41:27 ID:???
L:因幡 つかさ

てゐ「うーん……あっそうだ! メキシコに吹く熱風! って意味のサンタナってどうかな!?」

鈴仙「却下。 なんか妖精っぽいし、その名前」

てゐ「えー、じゃあ……かつて存在した伝説のGKの名前を取って、ブルノってのは?」

鈴仙「EちゃんはDFなのに何でGKの名前を取るのよ……。 しかも何か響き的に縁起悪いし」

てゐ「え〜〜っ。 ……もう、さっきから鈴仙ったら人の考え否定してばっかじゃない。
そういうアンタは、なんか良い名前の案は無いの?」

鈴仙「そ、それは……。 ――今考え中よ」

そう苦し紛れに誤魔化しながら、鈴仙は色々と思考を巡らせる。
……と、言いながらも中々良いアイデアが浮かばず、
やきもきとした時間が暫しの間流れるも――。

鈴仙「……ウサギEちゃんは、ウサギ達の中でもお姉さん的存在。
そして、今こうして名前を貰うとしたら、いつかは私とてゐに次ぐ、
ナンバー3的な存在になって貰う事もあるかもしれない。
――それにちなんで、という訳では無いけれど」

ウサギEについて考える内に、鈴仙には一つの言葉が思い浮かんでいた。
古き律令の世にあって、宮中の運営を支えた重要な柱。
やんごとなき姫君を守るための盾であり剣であった存在。

鈴仙「――つかさ、ってのはどうかしら」

寮(つかさ)。 ――鈴仙はウサギEの瀟洒な立ち振舞いに対し、そんなイメージを持っていた。
そしてそれはてゐやウサギE自身にしても「しっくり来る」名前だったのだろう、二人もまた、納得した表情で頷いてくれた。

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:42:56 ID:???

てゐ「……おっ、良いかもその名前。 ――Eはどうだい、気に入った?」

ウサギE「つかさ……はい! とても良い名前だと思います!」

てゐ「そう、それなら良かった。 ……それじゃあ、つかさ。 最後に聞くけれど。
――これからはあんたは、その名前に恥じない大人にならなきゃいけない。
それは嬉しい事ばかりだけじゃあなくて、辛いことや逃げ出したくなる事だってある。
今までのようには行かず、苦しむ事だってある。 ……それでも、やっていけるね?」

つかさ「はい。 それこそがこれからの私の義務であり、権利であると思っていますから」

鈴仙「まぁ、佳歩とかだって先に名前を貰っておいて、楽しそうにやってるから。
きっとEちゃん……じゃなくて、つかさはそんな心配しなくても良いと思うわ。 つかさはしっかりしてるからね」

つかさ「(…………)――はい、ありがとうございます、鈴仙さま。
これからも、精進いたしますわ」

ペコリと頭を下げ、相変わらずの凛とした表情を保ち鈴仙達へと微笑むつかさ。
彼女の瞳には、まだどこか張りつめたような緊張が残っているように思えたが――。
少なくとも、つかさが鈴仙に与えられたこの名を気に入った事については、間違いが無いようだった。

*ウサギEが名前を貰い、「因幡 つかさ(いなば つかさ)」になりました!
 以降は「ウサギE」ではなく、「因幡 つかさ」(もしくはつかさ)と表記します。

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:44:36 ID:???
……と、今日は本当に短いのですが、これだけになります。
明日もちょっと更新が少なくなるかもです。

皆さま、遅くまでお疲れさまでした。

730 :森崎名無しさん:2014/08/02(土) 01:55:05 ID:???
乙です
ブルノwwwかつて存在したって死んだ扱いになってるのかwwww
アレ絶対死にそうにないんだけどwww

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 01:36:57 ID:???
こんばんは、色々あって今(12:10ごろ)ようやく帰ってこれました。
ほんの少しだけ更新したいと思っていたのですが、流石に眠くて作業も捗りませんので、
明日に纏めて更新したいと思います。
>>730
乙ありがとうございます。
かつて存在した(死んだとはいってない)

それでは、皆さま、また明日宜しくお願い致します。

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:29:24 ID:???
ルナティックスのメンバーが新たに生まれ変わった仲間を迎え、
和気藹藹とした様子で交流を深めていた所。
――雑魚妖怪チームの中では、ちょっとした騒ぎが起きていた。

リグル「あ、あれっ!? 謎の向日葵仮面さんが居ない!?
折角、『一緒にサッカーやってくれてありがとう』ってお礼言おうとしたのに!?」

雑魚妖怪チームの助っ人として、1得点を挙げた謎の向日葵仮面。
彼女の姿が、試合終了と同時に忽然と消えていたのである。
鈴仙と話していたレティはともかく、試合終了と同時にさっさと店じまいをする
やや薄情な仲間達を恨みがましく見つめながら、リグルはフィールドを抜け、控室へと向かうと……。

幽香「………それには及ばないわ、リグル」

リグル「な、謎の向日葵仮面さん……じゃなくて、幽香!? もう持病の貧血とかは大丈夫なのっ!?」

――幽香が、一人ベンチにゆったりと腰掛けていた。
持病の貧血やら不眠症やらの影響か、彼女の額からは汗がにじみ出ており、どことなく呼吸も苦しそうである。
まるで、30分間ほどサッカーをやっていたかのような幽香の疲労具合に、リグルは心配を隠せない。

幽香「……ええ、何とか休んで薬を飲んだら治ったわ。
――しかし、謎の向日葵仮面がついて居ながら負けちゃうなんて。
ごめんなさいね、もしも私がフルタイムで動けていたら……」

幽香はまるで自分の事のように、申し訳な風にレグルに頭を下げる。
謎の向日葵仮面は、やはり幽香の知り合いの中でもとても格の高い妖怪だったのだろう、

リグル「ゆ、幽香も謎の向日葵仮面さんも悪くないよ!? それよりも、幽香は謎の向日葵仮面さんに会ったの!?」

幽香「……ええ、まあね。 彼女は新たな陵辱場――じゃなくて、戦場を求め て去ってしまった。
けど、私が貴女達に合流するまでの間、私は謎の向日葵仮面と挨拶したからね。
――彼女、とてもリグルの事を褒めていたわよ」

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:35:56 ID:???
リグル「ほ、本当!? でも謎の向日葵仮面さん、私の事いつも「クソガキ」とかって……」

幽香「――彼女は口下手だからね。 私に試合の話をしてくれた時は、
『あの子には才能がある、育てればきっと伸びるぞ』って、楽しげに話してくれたんだけどね」

リグル「そっか。 ……また、会えるかな?」

幽香「……そうね。 きっと会えるわ。
リグルが一生懸命、自分らしくあるがままで頑張っていたら……ね」

リグル「うん! 練習しても頑張っても上手くいかないこともある。
だけど、だからってクヨクヨしたり、自分を見失ったりしちゃダメだ、って事だよね。
ネオリグルキックはまだまだ未熟だったみたいだけど。
これからも頑張って、謎の向日葵仮面さんや幽香みたいな、陵辱選手になるよ!
(「超強い」って意味なら、皆も「陵辱」って言葉、もっと使っても良いのになぁ)」

幽香「(誰かしら、リグルにヘンな事を吹きこんだのは……)
――フフ。 さぁ、今日は反省会と、次の試合に向けた決起パーティよ。
私は朝の内に新鮮な秋野菜を採って来たから、きっとレティが、美味しい料理を作ってくれるわ」

リグル「う――うん!」

幽香「(ヒーローは決して、その正体を明かしてはならない。
リグルに謎の向日葵仮面の正体を知ることになるのは何時になるかしらね……)」

陵辱を巡る言葉の使い方について、幾ばくかの誤解とすれ違いを生じさせつつも、
強豪チームとの対決と、それに伴う挫折を経て、ちょっぴり大人になったリグル。
そして、そんな姿を微笑ましげに見つめる幽香。

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:37:42 ID:???
幽香「(――この試合、思うような陵辱は出来なかったけれど。
それはつまり、自然の力をも上回るまでに、人や妖怪の努力による力が増して来ているという事なのかもね。
……良い意味でも、悪い意味でも)」

――彼女の足元にあるトートバックからは、向日葵柄の仮面が、ちらりと顔を覗かせていた。


*雑魚妖怪チームとの試合を勝利で終えました! 人気度がボーナスで少し加算されます。53→55
*リグルの謎の向日葵仮面に対する評価が、リグル→(超強いヒーロー)→謎の向日葵仮面 になりました。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:44:05 ID:???
……と、いったところで一旦ここまで。
これから少し(?)固定イベントを挟んで、2日目午後の行動選択となります。
参考に、周辺のスケジュールを再掲します。

        午   前           午   後
1日目     開会式           羽目×紅魔
        ―――            人里×二軍   

2日目   永遠×雑魚←終了!    バケ×聖徳←今ここ!         
       守矢×毛玉          妖精×妖怪    

3日目   地霊×西行           休   み   
       命蓮×博麗           休   み

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:29:50 ID:???
〜2日目午前・固定イベント〜
【Red and White】

――鈴仙達永遠亭ルナティックスが雑魚妖怪チームと戦い、そして勝利を挙げた時。
東の果てなる幻想郷の最東端、現実と幻想の境界線にある博麗神社の本殿では、
ダンボール製の賽銭箱と肩を並べて、巫女が一人茶を楽しんでいた。

霊夢「――はぁ。 今日も良い天気……じゃなかったけど。 一瞬の通り雨で良かったわね」

先程まで轟と降り注いでいた雨が、おおよそ正午を前にして晴れていき、
今やカラッとした日本晴れになったのを見計らい、
のこのこと本殿の奥にある居住空間から出て来た所である。

霊夢「今日の練習は昼すぎからだっけ。 ウチの神社も最近は騒がしくなったモンだから、
こういう一人の時間を大切にしないとね……」

大会があろうとも、チームに変な外来人が加わろうとも、
あらゆる物から浮いた存在である霊夢にとっては、それは自身の在り方に全く影響しない。
……筈であったが。

――ブウ…ン。

紫「――で。 お茶を飲んだら皆が来るまで自主練習かしら?
賽銭箱とお茶と一緒に、サッカーボールを並べるなんて。
少なくとも絵面だけ見たら、まるで漫画に出てくるサッカー馬鹿みたいよ、貴女」

――たった今、空間を裂いて現れた紫の指摘するとおり、
霊夢の中に占める「サッカー」の割合は、日に日に大きな物となっていた。

霊夢「仕方ないじゃない。 今回の異変の解決方法は弾幕ごっこでも実力行使でも無くサッカー。
サッカーで、私が高い実力を示さなければ意味が無い。 ……そう言ったのは、他でも無いアンタじゃないのよ」

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:30:57 ID:???
紫「これまでの異変で、貴女がそこまで真剣に弾幕について考えてる様子を見たことが無かったから。
……貴女が、何か悪い影響を受けてないか気になっただけよ」

霊夢「……それは無いし、そもそも私はこれまでも、異変が起きたときは私なりに色々考えてたわよ。
それが紫達には見えづらかっただけで」

霊夢はあくまで不機嫌さを保ち続ける。
しかしその態度が紫にとっては好ましい態度だったらしい。紫は更に続けた。

紫「……もう一度、おさらいをした方が良いわね。 今回の異変について」

霊夢「…………」

この期に及んで、自分の態度が紫にとって何の害を為す事も出来ぬと悟ってか。
霊夢は黙って紫の長話に耳を傾ける。

紫「――良い事? 今回の異変は、確かに凶悪で強大な大妖怪の仕業でも無ければ、
強固な土台を持った新勢力の侵攻などでも無い。
更に言えば、この異変の発生源は特定の個人ではあるが、個人を叩いて済む問題ではない。
何故なら、異変を起こす為の要素は凶悪な感染症の如く、様々な人妖を介して、
際限無く増殖を繰り返す代物なのだから」

霊夢「――『努力』という概念。
更に言えば、『努力により、人はより上位の存在をも打ち倒せる』という新たな幻想。
これの流入こそが、今幻想郷が直面している異変なんでしょう? 知ってるわ、何度も聞いてる」

……黙っていると言った矢先だったが、霊夢は繰り返し聞かされる紫の題目に辟易とし、
つい苛々しげに口を挟んでしまう。

紫「……そう。 貴女の知る通り、幻想郷というのはとてもとても危ういバランスで成り立っている。
それはもう、今こうして私達の存在があるという事が奇跡と思える程に。
そして……そのバランスというのは、我々妖怪が、形式的にとは言え、人間を支配する事で成り立ってきた」

738 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:32:45 ID:???
霊夢「支配、って言っても。 私はそれで困ったことは無いけどね」

紫「私とて、妖の身であれど人間には配慮して来たつもりよ。
しかしそれでも、幻想郷において人間は妖怪に飼われているような存在である事には間違いない。
もしも彼らが努力により力を付け、以て外界と同等程度の人間の優位を謳うとすれば――。
幻想郷のバランスは、いとも容易く決壊するでしょうね」

霊夢「……だから、サッカーにおいて、努力により本来有り得ない筈の下克上を果たし。
そして今幻想入りして、これまでの幻想郷の住民には無い、他者への強い影響力を持つ中山政男は、
幻想郷における危険人物で、異変の張本人……っていう話だったっけ。

で、だからと言って私や紫が中山政男を弾幕や妖術でねじふせたり、
幻想郷から追放しても、それはサッカーとは無関係だし、既に彼の考え方は永遠亭を中心に広がっている。
中山政男が作った『努力』の概念の否定に繋がらない。 だからこそ、彼をサッカーで倒す必要がある……。 

つまり、【人間が如何に努力をしようと、博麗の巫女や妖怪には決して敵わない】。
これまでの幻想郷を保って来たであろうこの大前提を、大観衆の前に提示する必要があると。
――そういう事なのよね、紫?」

紫はゆっくりと頷く。普段は暢気である故に誤解されがちであるが、
霊夢は勘だけでなく、戦いの場数を踏んできた戦士としての洞察力及び思考力も鋭い。
彼女は紫が言うまでも無く、今回の異変の本旨について理解していた。
とはいえ、霊夢とて万能では無く、彼女にもイマイチ解せない点や、理解の足りない点もある。
霊夢は試しにいくつか、紫に問いを投げかける事にしたが――。

霊夢「……で。 その考え方で行くと、森崎君とか魔理沙も努力家だし、
中山政男と同等かそれ以上の存在だと思うんだけど。
なんであいつらは――特に、中山政男の親友という森崎君は――ウチのチームに居るんだっけ?」

紫「……それは、内緒」

霊夢「――あっ、そう。 別にそう言うと思ってたから良いけど」

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:33:59 ID:???
――ここに来て、早速問いを胡散臭くはぐらかし始める。
そもそも、これまで具体的かつ丁寧に紫が説明してくれた事自体が奇跡なのである。
霊夢は始めから、これ以上は期待していなかった。

紫「……個人が、個人の好きなように努力をし、そうして人が仙人や天人となり、妖怪が神となる事までは、
私とてそう問題無いと思っていますわ」

紫は、霊夢の問いに応える代わりに、そう前置きをしながら再び話し始める。
霊夢を諭す筈で始めた講釈は、いつしか紫による演説に近い物となっていた。

紫「しかし。もしも「努力」という正義の名の下に、強者が打倒され続け、弱者がより虐げられ続け。
そして、個人の裁量に任されるべき「努力」が、いつしか生きる為に強制され続ける社会となったら?
努力し、強くならなければ、努力を知らぬ怠け者と虐げられ、切り捨てられる。
努力し、強くなっても尚、何時しか来たる下克上の影を見て、疑心暗鬼に陥る。
――もしも幻想郷がそんな社会となったら。 私は、それは幻想郷の終焉と思っています。
何故ならそれは、幻想郷が外界と同質になる事を意味しているから。
……霊夢も、そんな事は望んでいない筈よね?」

――その口調は、最後の呼びかけを除いては、普段の少女らしい物では無く。
千年以上を生き、人間と妖怪の作る多種多様な社会を見続けて来た、「賢者」による重々しい物だった。

霊夢「…………そうね。 私も正直、魔理沙や今の森崎君みたいな変わり者が好き勝手するのは
自由と思うけれど。 それが広まって、いつしかその自由が奪われてちゃあ本末転倒だもんね」

紫「中々理解が早くて助かるわ、霊夢。 ……安心した。
だけど敵は他にも……――と。 これはまた別の話かしら。 御免ね、忘れて頂戴」

言いたい事を告げ、霊夢の考えを聞いて心底安心したのだろう。
紫はそれを最後に演説を止めて再び虚空に亜空間を開き、その身をうずめていく。
紫は最後に一言を言い残して去っていった。

紫「――じゃあね、霊夢。 ……全ては、我々が愛する幻想郷の為に」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:35:51 ID:???
――スッ。 タタッ、クルクルッ。

霊夢「〈我々が愛する幻想郷……ね。 本当に、私達が完全に否定するしかないのかしら〉」

紫の言葉を聞き遂げた霊夢は、ぬかるんだ地面にゆっくりとボールを転がしながら
残り少ない一人の時間を楽しんでいた。
霊夢は紫の言葉を反芻しながら、一人思案に耽っていた。

霊夢「……紫はひたすら中山政男……君の事を話していたけれど。
彼自身は外来の人間だし、話を聞くにほぼ毎日妖怪を畏れ永遠亭に籠っていたらしい。
――だから、『これまでの幻想郷の住民には無い、他者への強い影響力を持つ中山政男は、
幻想郷における危険人物で、異変の張本人……』……と、言うのは正確では無い。
いや、確かに中山君はきっと強い影響力を持っているのだろうけど、
その考えを現在進行形で幻想郷中に広めている人物は、別に存在する」

スッ、ススッ。 ……ギュンッ、バシュッ。

ヒールリフト。ボディフェイント。シザース。エラシコ。ルーレット。クライフターン。マシューズフェイント。
シャポー。メイア・ルア。ファルカンフェイント。ジンガ。ラ・ボーバ。ロコモーティブ。
凡そこの世界に現存するドリブル技を、気まぐれで魔理沙から借りた本を基にして、
その全てを再現しながら霊夢は、早くもある結論に達していた。
紫が霊夢と別れる少し前に言いかけた、中山の他に存在する「敵」の正体について。

霊夢「(敵は他にも居る……って。 分かってるわよ、紫。 そんな事くらい)」

――この異変、元凶は確かに中山政男であっても。
これを幻想郷中の秩序を揺るがす規模にまで拡げた人物がいる。
それは、かつての中山と同様に弱くかつ、彼の信条に惹かれて成長した人物。
幻想郷中に最低限度のツテがあり、様々な場面で意識的無意識的に中山の考えを広められる人物。

霊夢「中山君を仮に6ボス(ラスボス)としたら。 ……あいつはその従者にして異変の実行犯たる5ボス。
あいつの名は――」

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:39:03 ID:???
紫「(……鈴仙・優曇華院・イナバ。 彼女は私の予想よりもずっと早く、中山政男に近い存在へと変質している。
森崎有三のスケールが如何に大きいといえ、彼は中山政男と鈴仙・優曇華院・イナバの二名を相手に、
上手く喰い合ってくれるのかしら。 ――場合によっては、小人族に加えて更なる「テコ入れ」が必要かもね」

――式を通じて知らされる大会の試合結果に、外界の主なニュース。
様々な情報を取捨選択しながら、八雲紫は彼女の操る「スキマ」の中でそう独りごちた。

*霊夢、紫の鈴仙に対する評価、霊夢、紫→(異変の実行犯)→鈴仙 が判明しました。

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:05:51 ID:tF/rIRsY
〜大会2日目・午後〜

鈴仙「――ふう。 長い試合が終わって、ようやく永遠亭に帰ってこれたわね……。
まるで2、3ヶ月間くらいずっと試合をしていたような錯覚さえ覚えちゃった。
……さて。 今の時間は妖精大連合対妖怪の山FCとの試合。
そしてバケバケチームと聖徳ホウリューズの試合があるのよね。
聖徳ホウリューズは謎のチームって専らの噂だけど、名無しチーム相手にどこまで情報を出してくるか…ね。
妖精大連合対妖怪の山FCは正直、どっちも試合をした事があるチームだし、格下でもあるでしょうから、
あまり見る価値はないかもしれないけど……それでも、反町君とか秋姉妹とかとは仲良くなったし。
トモダチ(?)として見に行った方が良いのかしらね…?」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:VS、人里FCVS紅魔二軍。 更にどの試合を見るか分岐)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:16
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
F:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※使えるアイテムは「パチェノート(使用時、鈴仙の全スキルに経験点が+! dice+! diceされる。 使い切り)」のみです。
   「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:1試合目終了までの大会スケジュール)
        午   前    午   後
1日目     開会式    羽目×紅魔   
        ―――     人里×二軍   

2日目   永遠×雑魚   バケ×聖徳         
       守矢×毛玉   妖精×妖怪    

3日目   地霊×西行    休   み   
       命蓮×博麗    休   み

743 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:06:41 ID:SOwVD+yg
B

744 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:07:14 ID:C3cqd9oI
F
パチェノート使って良いんだっけ?

745 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:08:07 ID:w5S0cZj2


746 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:09:32 ID:aDHpfZ6+
F

747 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:10:18 ID:VbZSfqy6
B

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:13:44 ID:tF/rIRsY
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:バケバケVS聖徳、妖精VS妖怪。 更にどの試合を見るか分岐)

鈴仙「――んー。 折角だから、試合観戦にでも行きましょうか。
で、具体的にどっちの試合を見るかだけど……」

A:聖徳ホウリューズVSバケバケ同盟
B:妖精大連合VS妖怪の山FC

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

749 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:24 ID:VbZSfqy6


750 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:34 ID:C3cqd9oI
A

751 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:36 ID:SOwVD+yg
B

752 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:16:13 ID:M/ZPTsNA


753 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:16:24 ID:ZodYTz3A
B

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:59:12 ID:???
Bに決まったところですみません、今日はちょっと早いですが更新はここまでにしたいと思います。
明日はまた更新できれば良いなぁ……と思っています。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

755 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 23:08:32 ID:???
乙です
紫の発言と演説という名の言いくるめによって大体わかりました
びっくりするくらい人間臭い妖怪だなって

756 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 13:20:40 ID:???
勝手に実行犯にされてるとは、たまげたなあ。永琳の強者たれというのも理解出来る
まあ今の鈴仙ちゃんは十分強いし、その強さを生かす能力も仲間もいるから
目標がどうあれ悪い結果にはならないし、活躍できるだろうな

757 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 18:53:54 ID:???
紫「それもこれも全部鈴仙とかいうやつの仕業なんだ」
霊夢「なんだって、それは本当かい!?」
実際紫がなにもしなけりゃ何事もなく終わった気しかしない

758 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 18:56:53 ID:???
本当の強者ってものは努力程度で追いつけるものなのか

759 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 20:15:54 ID:???
なるほど、つまり今までの活躍具合からすると犯人はパスカル!
努力云々というより、外の世界を知ったらそもそも妖怪が必要ないって分かる、
あるいは正体がバレるのが紫としては嫌なんじゃね。
(本編で鬼と人間の関係性について似たようなこと語られてたっけ?)
そんな事言ったら、スキマ管理しきれなかった紫が悪いってことなんだけど。
まあ、霊夢使って何かする気なのが本命かな。

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 21:03:47 ID:???
こんばんは、今日も更新したいです。
昨日はストーリーの核心を担う紫の立場や主張について書きましたが、
皆さまのコメントに返信しつつ、ネタバレにならない程度に補足をさせて頂こうと思います。
(色々とツッコミどころはあるかもですが、それは伏線だったり作者の限界だったりしますのでご容赦ください(汗))

761 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 21:06:35 ID:???
>>755
乙ありがとうございます。
このスレの妖怪は全体的に人間くさく、キャプ森キャラは全体的に妖怪くさいような気がしています。
原作等を鑑みても、今の紫は弱気で小物っぽく見えるかもしれませんね。
>>756
実行犯と言うと人聞きが悪かったですが、
要するに鈴仙がそれだけ他者に影響を与えられるキャラクターに育ったという事です。
てゐや輝夜がちょっとマジメになったり、佳歩やつかさが名有りになったり、星のヘタレ癖が直ったり、
パチュリーがアツくなったり、幻想郷の人妖が色々変わったのは、
直接的にも間接的にも鈴仙に影響された部分がある……という設定を考えています。
また、このスレのテーマは「友情・努力・勝利」でもありますので、鈴仙はきっと活躍できると思います。
>>757
紫は確かに何かをしてますが、その全貌はまだヒミツです。
>>758
普通は追いつけません。 ですが、森崎は努力程度で翼や若林に追いつき追い越してみせました。
前に、『森崎って努力の人とか言うけど普通に才能あるよね』的な議論がどこかでありましたが、
私は、「森崎はあくまで才能自体は凡人だけど、常人では決して真似出来ないレベルの努力でそれを補っている」
……という解釈を取っています。 今後は、そんなシーンも入れていきたいですね。
>>759
パスカル君がスルーされてるのは……たぶん仕様です(汗)

紫の思惑の根底には【幻想郷及びそのシステムを維持していく】というのが基本的にあります。
で、そのシステムを維持出来る枠内だったら、紫は恐らく「幻想郷は全てを受け入れる、それは(ry」と言う筈です。
そして、外の世界の良さを知られるのは確かに喜ばしくない事もありますが、それだけだったら特に問題はありません。
問題になりそうだったらスキマなり弾幕なりでいかようにも出来ます。
今回紫が問題視しているのは、外の世界を知られ、幻想郷の在り方が否定されるリスクに加えて、
中山が他者への多大な影響力(森崎に比べたら遥かに劣りますが)を持っていることです。

ちなみに、中山が幻想入りした事に対して、紫に落ち度は殆どありません。何か別の力が働いています。
霊夢の立ち位置についてはまだ曖昧ですが、霊夢は紫とは似たようでまた別のスタンスを持っています。

762 :758:2014/08/04(月) 21:22:02 ID:???
いや強者に追い付けたならそれはもう強者そのものだと思っただけです
紫の口八丁に霊夢が騙されてるって感じなのかな・・・

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:12:14 ID:zH0wHXOk
>>758
すみません、ちょっと後半の私の話が本旨とズレていましたね。申し訳ございません。
そういった意味では、森崎(や中山さん)は間違いなく強者ですね。
紫の真の意図は……とりあえず、内緒ということにしておきます。

B:妖精大連合VS妖怪の山FC

鈴仙「(謎のダークホースも気になるけれど……。
チルノ達妖精とも、中山さんの友達の来生君ともながらく会ってないし、反町君達も気になるし。
――それに、妖怪の山FCは恐らく決勝トーナメントに上がって来るでしょうしね。
今日は、妖怪の山FCの試合を見に行きましょうか)」

そう思い立った鈴仙は、実質的キャプテン代理権限(永琳はまだ戻って来ていない)を使い、
永遠亭及び竹林や人里に住むチームメイトを招集する。
その結果、鈴仙についてきたのは――。

先着1名様で、

★試合観戦メンバー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+中山「…あれ、鈴仙さん!?」鈴仙「な、中山さん!? まさか道中でバッタリ出くわすなんてっ!?」
ダイヤ・ハート→全員がついてきてくれた! 鈴仙「あったけえぇっ……!」
スペード→永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。
クラブ→輝夜以外の永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。
クラブA→鈴仙「えっ、皆忙しいの…? 私ってば、ぼっち……?」

764 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 22:14:49 ID:???
★試合観戦メンバー→ スペードK

765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:55:42 ID:zH0wHXOk
スペード→永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。

鈴仙「姫様ー。 私達、これから試合の観戦に行ってきますね」

とりあえず配下のウサギ達とてゐにパスカルを誘った鈴仙は、一応念の為、輝夜に一声かける。
正直、鈴仙としては面倒臭がりの輝夜が、試合後の疲労を推してまで、
試合を観戦しに行くとは思ってもいなかったりするが……。

輝夜「――いや。 私も行くわよ、イナバ。
女のカンだけど、今日のその試合は面白い事がありそうな気がするのよね」

鈴仙「えっ? い、いえ。 それなら行きましょうか姫様……
(『えーめんどーいいきたくなーい帰りにジ○ンプ買ってきてー』とか言い出すとか思ってたけど……)」

輝夜「あ、帰りにスタジアムの売店でジャ○プ買って来てね。 金額分お小遣いあげるから」

鈴仙「あっ、はい……(どうしよう、そんな姫様に何か安心してる自分が居る……)」

――ここで何の気まぐれを起こしたのか、輝夜が同行を申し出る。
鈴仙としては当然、願ったり叶ったりであったため、(パシリにも慣れているため)断る理由も無い。
そうして、鈴仙にてゐにパスカルに輝夜。 佳歩につかさに名無しウサギのBとCとDについでにK。
合わせて10人の大所帯で、鈴仙達は妖怪の山FCの試合が行われる、
妖怪の山モリヤスタジアムへと向かっていく。
道中で、迷いの竹林に住む妹紅と人里の長屋に住む慧音にも
それぞれ声を掛けたが、職持ちの二人は残念ながら仕事が忙しいとの事。

766 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:58:41 ID:zH0wHXOk
――と、仕方なく竹林に山の麓を闊歩する10人が、
そんなこんなで、入口に聳える蛇と蛙の像が立派なモリヤスタジアムに着くと、
まずはスタジアム中にぎっしりと詰まった、よりどりみどりの人間と妖怪達に目を奪われてしまう。

佳歩「わぁあっ……! やっぱり、人里サッカーコートよりも、ずっと大きい!」

てゐ「なんでも最大一万人の人妖が収容出来るらしいからね〜」

パスカル「一万人……? 正直、あんまり大したことの無い、貧乏な地方スタジアムの印象を受けてしまうが」

鈴仙「まぁ、幻想郷は狭いから。 一万人でも、多分妖怪と人間を合わせた人口の、
おおよそ七、八割位にはなるんじゃないかしら……」

――妖怪の山・モリヤスタジアムは、鈴仙も数度訪れた事がある。
山の軍神が大金をはたいて建造したこのスタジアムは、
あくまで草サッカーの延長にある人里のサッカーコートとは違い、
小規模ではありながらも本格的な高級スタジアムとして名を馳せているらしい。

鈴仙「……前に試合を見に来た時も、同じ組み合わせだったわね」

そして、このスタジアムではかつても妖精大連合対妖怪の山FCとの
練習試合が催されていた事を鈴仙は思い出す。
その時、妖怪の山FCは3−0の大差を付けて圧勝していたが…今はどうなるだろうか。

鈴仙「(あの時は大変だったよねぇ……。 ヒューガーが出て来て、
お寺のネズミに助っ人を頼まれて。 今ではもう、すっかり良い思い出だけど)」

結果的には色々な出会いを齎してくれたここ妖怪の山・モリヤスタジアムに、
幾ばくかの感謝を籠めながら、鈴仙はスタジアムの一席に腰掛ける。
試合開始までは、まだ少々時間がありそうだった。

767 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:59:44 ID:zH0wHXOk
鈴仙「(今の内に、チームメイトとお喋りしたり、どこかに行ってみようかしら……?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在、中山、永琳、慧音、妹紅とは会話出来ません。
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
D:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

768 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:00:45 ID:wHWDO/wc
A輝夜

769 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:24 ID:IVanVu/Y
E

770 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:29 ID:NI/j6b2w
A パスカル

771 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:31 ID:gdkAYKI2
A 輝夜

772 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:03:17 ID:fmcomhlo


773 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:04:15 ID:kYYv8v4o
A 輝夜


774 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 23:13:18 ID:zH0wHXOk
A輝夜

鈴仙「(折角来て下さったんだし、ここは姫様とお喋りでもしようかしら……)
姫様、ちょっと良いですか?」

輝夜「んっ、どうしたのイナバ?」

鈴仙「ええっと、はい。 ちょっとお喋りしようと思いまして」

輝夜「ふふん、しゃーないわねぇ。 私もえーりんが居なくて退屈してた所よ!
さぁ、じゃんじゃんスベらない話をして頂戴ね!」

鈴仙「(スベらない話限定なんですか……)えっとですね……」

A:「姫様は今日も美人ですねぇ」適当にゴマをすっておく。
B:「姫様はこの試合、どっちが勝つと思いますか?」試合について話す。
C:「お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」永琳について話す。
D:「妹紅と最近楽しそうですよね、姫様……」妹紅と実は仲良しだろと突っ込む。
E:「してみせますよ、スベらない話!!」スベらない話をする。(更に分岐)
F:「難題のヒントを教えてください!」難題のヒントを聞く。
G:「というか私、今難題持ってます!」難題「愛のハチマキ」を渡す。
H:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

775 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:14:52 ID:???
難題渡す?

776 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:16:51 ID:???
シュート値1上げてからの方がよくない?
限界値的に。
大会途中にサッカーレベル上がる可能性あるから、一概に言えないけど

777 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:19:49 ID:???
C

778 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:19:52 ID:IVanVu/Y
C

難題は後回しにしとくか

779 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:20:04 ID:fmcomhlo
C

780 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:20:54 ID:gdkAYKI2
C

781 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 23:29:29 ID:zH0wHXOk
C:「お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」永琳について話す。

鈴仙「(姫様だったら、ひょっとしたら何か知ってるかも……)
――お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」

永琳は、遅くとも明日の夜には帰って来ると言っていたが、
鈴仙は弟子でありながら、行き先を全く教えられていない。
ならば、永琳が溺愛している輝夜ならば、何かを知っているのかもしれない――と、
僅かな打算を籠めながら鈴仙は輝夜に永琳に関する話題を振る。

輝夜「永琳はねぇ、そうねぇ……」

いつも通りの呆けた風な口調で、輝夜は話し出す。その内容は……。

先着1名様で、

★永琳の行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「 ジャージ を着て、 電車の中ぬきぬき をしてるに違いないわ!」
ダイヤ→「……ちょっとだけ、教えてあげましょうか?」
ハート・スペード→「……きっと、大変なコトになってるでしょうねぇ」
クラブ→「私もよく分かんないのよねぇ」
クラブA→「――落ち着いて聞いてね。 永琳は……」

782 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:32:51 ID:???
★永琳の行方→ クラブ6

783 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:32:58 ID:???
★永琳の行方→ ハート4

784 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:33:04 ID:???
★永琳の行方→ ハート8
逮捕ー!

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:09:44 ID:eEEJPPJM
★永琳の行方→ クラブ6 ★
クラブ→「私もよく分かんないのよねぇ」

輝夜「――う〜ん、それが私も良く聞いていなくて。 というか、永琳も教えてくれなかったのよ」

鈴仙「そうなんですね……(意外ね、あの師匠が姫様に隠し事をしてまで、外の世界に行くなんて……)」

輝夜と永琳との関係と比べると、鈴仙が永琳の従者として生きた時間は遥かに短い。
しかし、そんな短い中でも鈴仙は、永琳について色々と知っているつもりでいた。
そして、鈴仙の知る永琳はいついかなる時も輝夜に隠し事はしないと考えていた。
そんな鈴仙の心境を知ってか知らずか……。

輝夜「大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ! どこに居ようが、
大事な時は何時だって永琳は私の傍に居てくれる!
永琳ニワカのイナバ如きは、いっちょまえに永琳の心配なんてしなくても良いのよ!」

胸を張って得意気に、鈴仙に対して激を入れてくれた。
その様子は強がりでも演技でも無く、信頼から来る物だと鈴仙は思った。

鈴仙「(……凄いなぁ、姫様。 普通だったら、どんなに絆の深い友人や仲間だって、
黙って自分の場所を離れたら不安になったりする筈なのに。
姫様ったら、師匠を信じ切って、全く疑ってない……!)――はい。
実は私、師匠が居なくて姫様が凹んで無いかって思ってたんですけど……安心しました」

輝夜「そんな豆腐メンタルだったら、ルナティックスのゴールは守り切れないわよ。
だからあんたも、クヨクヨせずに適当に行きなさいな」

最後に輝夜は、鈴仙の肩をポンポンと叩く。
まるで会社の上司が部下に対してするような、その尊大な態度に鈴仙は呆れながらも、
なんだかそこに、くすぐったい温かみを覚える鈴仙だった。

*輝夜の評価値がやや上がりました。

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:11:27 ID:eEEJPPJM
鈴仙「(姫様の師匠を信じる心は凄いわね……。
あそこまで行ったら、そりゃああんなセービングも出来ちゃうわ。
――さて、試合開始まであとちょっとだけど……何をしてようかしら?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在、中山、永琳、慧音、妹紅とは会話出来ません。
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
D:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

787 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:12:38 ID:Q3WyhmlQ
A パスカル

788 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:13:13 ID:sT1XSQq6
A パスカル

789 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:13:32 ID:KTkDleec
Aパスカル

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:13:55 ID:eEEJPPJM
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>784
永琳の性癖がどんどんと酷い事にw

皆さま、本日もお疲れさまでした。

791 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:14:52 ID:ET13zZk6
A つかさ

折角昇格したし、特訓はもちろん交流そのものもしておきたい

792 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 01:52:28 ID:???
乙です
今気づいた
紫自分が直接行動しているところなくね?

次の試合って確か中西でてくるよね
レティに相撲対策聞いといた方ががいいかもしれないな

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 22:50:39 ID:eEEJPPJM
こんばんは、今日も更新します。
>>792
乙ありがとうございます。
そこら辺についても説明していきたいですが、
とりあえずは、RPGのラスボスって基本城から出て来ないよね的な理論でご理解願います。
中西は西行寺チームの助っ人ですので、次の次の試合になりますね。
さらっと流しましたが、『レティは太陽の畑に居る』というのは覚えておいて損はないと思います。

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 22:54:46 ID:eEEJPPJM
A パスカル

鈴仙「……パスカル君、パスカル君」

パスカル「何だ、レイセン。 そんなちょんちょんと突っつかれなくても、ちゃんと聴こえてるぞ?
雑談か……それとも、何か話題が必要かい?」

鈴仙「うん、まぁ。 試合が始まるまでちょっと時間があるからね」

鈴仙は余った時間をパスカルとの交流に充てる事にする。
具体的な話題は……。

A:特に無く、適当に雑談をする。
B:今日の試合について。
C:中山の行方と今頃について。
D:パスカルの(サッカー選手としての)目指すべき方向性について。
E:自分(鈴仙)の目指すべき方向性について
F:前に一緒に練習していた来生について。
G:好きな異性のタイプについて。
H:その他 自由選択枠


先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

795 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 22:56:06 ID:sT1XSQq6


796 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 22:56:23 ID:rWmiMD7s


797 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:06:44 ID:Q3WyhmlQ
E

798 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:08:11 ID:KTkDleec


799 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:15:05 ID:SqeJB1jw
B

800 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:21:30 ID:z9bI6xg+


801 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:21:45 ID:zvKY/RRk


802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 23:57:35 ID:eEEJPPJM
B:今日の試合について。

鈴仙「――まぁ、やっぱり話題と言えば今日の試合でしょうね」

パスカル「まぁ、そうなるか」

特に話題をすり合わせる努力も無く、二人の興味は否応が無しに試合へと移っていた。
妖精大連合対妖怪の山FC。
鈴仙達永遠亭ルナティックスは、このどちらのチームともかつて対戦した事があり、
……そして、大差での勝利を収めている。
そう言った意味では、この二つのチームは明らかなる「格下」である。
しかし、それはこの大会が始まる前までの話。
鈴仙達が大会を前に大きく成長したのと同じように、
彼ら彼女らとて同様に、大きく成長していてもおかしくはないのだ。

パスカル「……とはいえ。 俺達が知る限りの情報では、
タレントの量にしても、質にしても、妖怪の山FCが圧倒的に有利だという事しか分からない。
シャメイマルという女性のドリブルスピードは、前の試合ではミスもあったが……。
やはり一線級なのは相違無いだろうし、ソリマチも全日本Jr.ユースのメンバーだっただけあって実力も高い。
それに引き換え、妖精大連合を見ると……やはり、力不足なのは否めないだろうな」

鈴仙「まぁ、確かにチルノや大妖精も悪い選手じゃないけど、
彼女達で漸く反町君と互角か……それ以下の実力でしょうし、
光の三妖精や春告精コンビは、個の実力でもコンビプレイでも秋姉妹に劣る。
――少なくとも前の試合を見る限りだったら、そんなトコだったわよね」

パスカル「そうだな。 妖精大連合はキスギが夜な夜な謎のコーチングをしているとかいう
ゴシップも聞いたことがあるが――それも怪しい。
無論、キスギもソリマチ以上の実力とポテンシャルを持つ人間。
成長度だけで言えば、妖精大連合の方が高いだろうが……どうだろうな」

803 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 23:58:50 ID:eEEJPPJM
基本的に生真面目な優等生肌の二人は、過去の情報を蘇らせながら、
一つ一つ丁寧に戦力を分析していくが――そうなると、やはり妖精大連合の脆さが目立つ結果となる。
安定派FWである反町の正反対を往く、来生監督(ほぼ自称)の存在は、
妖精大連合に勝利をもたらし得る不確定要素として気になるが……。
あまりに不確定すぎて、良く分からないのが本音である。

パスカル「――さて、レイセンはどう思う?」

一通りの情報を整理した上で、パスカルは悪戯っぽく笑いかける。

鈴仙「……? どっちが勝つか、って事?」

すごすごと話しかける鈴仙に、パスカルは軽薄に頷く。

パスカル「そうさ。 まぁ、ただ勝つか負けるかだけでは面白くないから……。
大差か僅差か。 もし良ければ具体の点差まで挙げてくれて構わない。
レイセンに賭けを強いる気まではないが――少ない情報から予測するのも、試合観戦の楽しみだからな」

鈴仙「うーん。 確かに、そうやった方が試合を見るモチベーションにも繋がるかもだし。
それなら、やってみましょうか」

パスカル「そうこなくちゃ。 ――で、どう思う?」

パスカルはカジノのディーラーのように畏まった姿勢と声色を取り繕い、楽しげに鈴仙にウインクをする。
こうした余裕をちょくちょく見せる所が、中山には無いパスカルらしさだなぁ、と鈴仙は思いながら……。

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