キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/14(金) 00:07:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1412866801/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。

そんな中始まった全幻想郷代表選抜大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼスが相手。
試合も残り20分を切ったクライマックスの中、ルナティックスは3−2でリードしているものの、
地霊殿チームはキャプテン・古明地さとりを中心に一致団結。 勝利という光を掴みにかかる!
しかし、矢車の殻を被った地獄の少年――松山光の心は未だ癒されぬまま。
幻想郷と現実世界。 二つの異なる世界を舞台に、少年達の、そして少女達の想いはサッカーを通じて繋がり合う!
……とか言いつつ、ブリッツボールとかやってるかもしれません(汗)

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/02(火) 23:31:31 ID:z+va14zk
★来てくれる仲間→ ハートJ ★
ダイヤ・ハート・スペード→チームメンバー全員が来るそうだった!

永琳「そうね。 ……私としても、聖徳道士の動きは気になる所だし」

輝夜「永琳が行くなら私も行く!」

てゐ「そんなら、私らウサギ達も行くってノリだよね。 あ〜やだやだ、めんどくせ」

パスカル「(……さっきまで、試合のスケジュールを確認してソワソワしていたクセに。
――と、からかってやりたいが。 そうしたら倍返しされそうだし、黙っていよう)」

鈴仙「(よ、よかったぁ……1/53の外れクジを引いて、私一人で観戦とかになったらどうしようかと思った……)」

まず、永遠亭の住人は鈴仙の提案に快諾してくれた。
(むしろ、永琳辺りも同じく試合観戦を提案しようとしていた様子だった)

***

妹紅「えっ、試合観戦? そうさね……うん! 今日は予定も無いし、お供させて貰うよ!」

慧音「やあ、いらっしゃい。 ――と、凄い大所帯だな。
えっ、試合観戦? ……ああ済まない、採点作業が立て込んでいて忘れていたよ。
いや、付き合わせて貰おう。 気晴らしをしようと思っていたから、丁度良い」

――人間との付き合いや仕事の多い妹紅や慧音も、何とか予定を空けてくれたのは幸運だった。
かくして仲良し(?)ルナティックスは、名無しウサギを入れて総勢13名の集団となり、
試合開始まで時間があるにも関わらず、既に大盛況な人里サッカーコートへと向かう。

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/02(火) 23:33:14 ID:z+va14zk
―――ワァァァァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

鈴仙「うわっ……! 予想通りとはいえ、かなりの観客ね! 皆、迷子にならないようにね!?」

てゐ「って言ってる鈴仙も、迷子にならんようにね〜」

鈴仙「なる訳ないでしょ、失礼ね!?」

佳歩「だいじょうぶですよ。 鈴仙さまなら、私たちウサギがしっかりと手を握っていますから」

パスカル「(どっちが保護者か、分からない感じだなぁ……)」

会場についた鈴仙達はまず、13人が固まって座れる席を探す事に難儀した。
これまでのルナティックスの試合でも、観客の多さは感じていたが、今日の試合はもっと多い。
それは幻想郷サッカー始まって以来、その時代その時代の博麗連合と熱戦を繰り返した名門中の名門、
紅魔スカーレットムーンズに対する期待でもあり――。

観客「神子さまぁぁぁ!!」「偉そうな吸血鬼を斃してくれー!」「あんたは、俺たち人間の希望だーー!!」

妹紅「うわっ! ここの人たち、聖徳ホウリューズのサポーターかしら?
まさかここまでファンが居るとは思わなかったなァ」

慧音「――私も驚いている。 ただ、どうやら夏頃のドンパチ騒ぎ以降、じわりじわりではあるが、
着実に聖徳道士の支持者……いわゆる道教勢力が増えてきているようだ。
寺子屋の生徒の親でも、道教を信仰する者がちらほら居るからな」

――幻想郷サッカーでは最も新しい一大勢力にして、既存の権威に一石を投じようとする新進気鋭、
聖徳ホウリューズによる期待も、少なからず含まれているようだった。

鈴仙「(……信仰売りと言ったら山の神社と思っていたけれど。
私が竹林でサッカーしている間にも、信仰争いがそんなことになっていたなんて……。
なんだか私の知ってる幻想郷が、少しずつ変わっていってるみたい)」

641 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/02(火) 23:35:09 ID:z+va14zk
……気付かないうちに、幻想郷が全く別な場所になっていたりして。
そんなあり得ない妄想をしつつも、何とか席に座れた鈴仙の気持ちは、
周囲の高揚感に慣れて少し落ち着いていく。

鈴仙「(――さて。 試合開始まで時間がありそうだけど、誰かとお喋りしたり、
それともチームの控室にでも行ってみようかなぁ……?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:ルナティックスメンバー全員(メンバーの名前についてはテンプレ(>8-11)参照で(汗))
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:紅魔スカーレットムーンズのロッカールームに行ってみる。
D:聖徳ホウリューズのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

642 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:35:54 ID:HzP3gobQ
A妹紅

643 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:37:01 ID:N6OAkV7k
A 妹紅

644 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:37:22 ID:aXddHTVU
A つかさ

645 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:37:43 ID:6TwdsobE
A妹紅

646 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/02(火) 23:50:28 ID:z+va14zk
A 妹紅

妹紅「やっ、鈴仙。 凄い混んでるねぇ」

鈴仙「ああ……妹紅ね。 正直、予想以上だったわ……」

誰かとお喋りでもしようと思ったその時、鈴仙の真後ろに座っていた妹紅が親しげに話しかけてくれた。

鈴仙「(妹紅、なんだかゴキゲンな様子だけど……どんな風に妹紅とお喋りしようかしらね?)」

A:特にテーマを決めずに雑談する。
B:試合後、練習に誘ってみる。
C:試合後、人里に遊びに誘ってみる。
D:妹紅の仕事を何か手伝えないか聞いてみる。
E:慧音とのコンビプレイとか出来ないか提案してみる。
F:姫様とぶっちゃけ仲良いですよね? と突っ込んでみる。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

647 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:51:47 ID:HzP3gobQ


648 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:51:51 ID:aXddHTVU
A

649 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:52:43 ID:6TwdsobE
B

650 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:53:10 ID:???
G 知り合いの松岡カレンダーを手に入らないか?とお願いしてみるw

651 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:54:18 ID:???
G 姫様が映画で復活のB(ブルノ)と戦うことになったので助っ人をお願いしてみる

652 :森崎名無しさん:2014/12/02(火) 23:57:49 ID:???
G 姫様が映画で復活のB(ブローリン)と戦うことになったので助っ人をお願いしてみる

653 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 00:01:03 ID:Z9ze56DA
B:試合後、練習に誘ってみる。

鈴仙「――そうだ。 ねぇ妹紅、この試合後なんだけど……一緒に練習しない?」

妹紅「んっ、練習? 別に良いけど……いや、どうだったか。
――ごめん、ちょっと待ってくれるかな?」

鈴仙の呼びかけに対して、妹紅は真面目な表情でもんぺのポケットからメモを取り出し、
ふむふむと予定を確かめている様子。

鈴仙「(なんだか、前にも見た光景ねぇ……。 あの時は、予定が合わなかったんだっけ)」

妹紅は基本的に輝夜以外には優しく常識人だし、練習についてもかなり熱意のある方だ。
しかし彼女は同時に、竹林の案内役や人里の自警、寺子屋の手伝い等で忙しいらしい。
そのため、鈴仙も必ず一緒に練習できるとは期待してはいなかったが……。

先着1名様で、

★妹紅の予定→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→熱い観客「話は聞かせて貰った! 今から世界で一番熱い授業を行うっ!」鈴仙「い、今からっ!?」
ダイヤ・ハート→妹紅「うんっ、大丈夫。 一緒に練習しよう、鈴仙!」
スペード→妹紅「う〜ん。 明日(7日目)の午前なら空いてるんだけど……」
クラブ→妹紅「う〜ん。 ちょっと練習は厳しいかなぁ。 竹林案内の予約が入っているんだ」

654 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:01:50 ID:???
★妹紅の予定→ クラブ2

655 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:01:56 ID:???
★妹紅の予定→ スペード4

656 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:04:07 ID:???
こんなのHA計算外DA☆ZE!!

657 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 00:09:40 ID:Z9ze56DA
★妹紅の予定→ クラブ2 ★
クラブ→妹紅「う〜ん。 ちょっと練習は厳しいかなぁ。 竹林案内の予約が入っているんだ」

妹紅「申し訳ないね。 人里でちょっとお茶する時間ならあるけど、逆に言うとその位しか時間が無いんだ。
いつもいつも予定が合わず、本当に申し訳ない」

鈴仙「ううん、別に良いの。 私も何となくで声掛けただけだったし……。
(――やっぱり駄目だったか。 ただ、妹紅にしても慧音さんにしても色々と忙しいからねぇ。

ちょっと遠回りかもしんないけど、たとえば佳歩が私の誘いを基本受けてくれるように。
『雑談したり一緒に遊んだりして、もう少し仲良くなったら、練習とかも受けてくれやすくなる』
かもしれないから……。
次に話す時は、いきなり練習! ばっかりでも無く、もっと外側から切り込んでみるのも良いかもね)」

*妹紅の評価値がほんの少し上がりました。

658 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 00:14:59 ID:Z9ze56DA
鈴仙「(――試合開始までのあとちょっと、どうして時間を潰そうかな?
妹紅はさっき、練習を断られちゃったばかりだけど……試合後、人里でお茶する時間位はある、って言ってたし。
コーヒー無料券もあるから、いっその事もう一回話して誘ってみるのもアリかもだけど……。
そうしたら当然だけど、他のメンバーとは話せなくなっちゃうのよね。 さて。 ここはどうするか……)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:ルナティックスメンバー全員(メンバーの名前についてはテンプレ(>8-11)参照で(汗))
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:紅魔スカーレットムーンズのロッカールームに行ってみる。
D:聖徳ホウリューズのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

659 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:15:39 ID:GhteBV+E


660 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:15:46 ID:OZPBbmVg
A つかさ

661 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:16:04 ID:???
ウサギDちゃんのときもそうだったけど、いきなり練習だってせっつかない方がいいのかな?

あと一回はウサギさんと会話するか、ロッカー行ってみるか……

662 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:16:26 ID:np7qla7Q
E

663 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:16:27 ID:6hJpnWNQ


664 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:17:48 ID:ErW1BYKo
A ウサギB

665 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:18:47 ID:NnF9tbIY
A つかさ

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 00:20:15 ID:Z9ze56DA
つかさとお喋りしてみる!
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>634
スレ頭の方でちょろっと言っただけですし、かなり前のスレなので、
確かにわかり辛かったかもですね。
18スレの末に書いてありますので、見てなかった他の方も見て下されば幸いです(宣伝)
>>637-638
今回は続けるつもりでした。
出てたらたぶん、キャプテンの射命丸がえらい事になります。
>>651-652
姫様もとうとうハリウッド女優デビューですかね…(黒歴史)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

667 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:22:26 ID:???
>出てたらたぶん、キャプテンの射命丸がえらい事になります。
なぁに、JOKERが出ていても兄のミサキーヌが助けに来てくれるさ(こっちも試合放り出してw)
乙です

668 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 00:23:45 ID:???
乙でしたー。
今からモブウサギを戦力化するのは無謀過ぎ。
せめて人数補正発生装置として働いてもらおう。

669 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 09:41:24 ID:???
一人くらいで特化させるならそこまで無謀じゃないと思う

670 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 12:48:42 ID:???
パサータイプのパスを強敵に通じるようにするとかならまだわかるが
モブウサギの元からの得意分野以外を大会中に使い物にしようというなら自分もかなり厳しいと思う

671 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 18:06:41 ID:???
でも3章でこのチームの名有の中では士と佳歩とてゐ以外味方になりうる可能性は低そうだし
3章に備えて今のうちに鍛えておくというのはありかもしれない
・・・まぁ2章の戦力になる可能性は低いと思うけどね
将来を取るか今を取るかって感じ

672 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 18:20:38 ID:???
今鍛えるのは即戦力にして、モブを鍛えるのは3章に入ってからゆっくりでもよくない?
自分には今も将来も両方とれそうに見える

673 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 21:44:02 ID:???
3章のルートによっても変わるね。

幻想郷選抜→周りも強いし永遠亭外のメンバーが大半(たぶん3章以降のメンバーについて、鈴仙はあまり考えなくていい)
カウンター博麗→何人かは鈴仙にスカウトしてもらう必要があるかも?

みたいなニュアンスだったし。
ただカウンター博麗でも、ウサギCちゃんやDちゃんを連れていくことはたぶんないと思う。
(ただし「あくまで現時点の」がつく)
というか、CちゃんやDちゃんがスタメンになれるメンバーだとむしろまずい……
逆に、カウンター博麗に連れて行きたかったら鍛えたほうがいいし、3章以降にほぼ確定で連れて行ける戦力とみると良いかもしれない。
(現時点では妹紅さんや慧音先生すら不明)

ただ、2章だけで見ても一人は1つ、2つ特化でも鍛えた方がいいと思う。
中山さんが戻ってきてもウサギB、C、Dちゃんの一人は出る。

また条件(組織のトップ、幻想郷でも屈指の実力者、外来人で代表チームのレギュラー)に当てはまらない人で
カウンター博麗に連れて行きたい人とは、ある程度接触しておくといいかもしれない。
鈴仙がスカウトに狩り出されたときに、来てくれる可能性があがるかも?

……そういうと、本当に人それぞれで分かれそうだから難しいかもしれないけど。

あくまで「ウサギさん達」の中なら
佳歩のシュートとドリブル
(鈴仙以外で点を取る手段を確保。現時点では鈴仙、師匠でしか点をなかなか取れない
せっかく+7のシュート&1VS1シュートの持ち主だし)
ウサギBのパスとタックル
(ボランチとして、慧音先生と妹紅さん、つかさ、てゐの負担を減らす)

を個人的には鍛えたいかな。

674 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 21:56:26 ID:???
3章のルートって他にはないのかしらね

675 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 22:02:28 ID:???
あと加えて、焦って練習に誘うよりも、まずは仲良くなってからの方が効率がいいってことかな。
(断られる確率が下がる&特訓できる)

676 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 22:10:14 ID:???
そういえばコーヒー無料券って早速使うのー?

677 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 22:14:17 ID:???
>>676
つかさか妹紅さんあたり誘ってみる?
つかさはこの後話すし、ちょうどいいかも。

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 22:57:49 ID:Z9ze56DA
こんばんは、今日も更新していきます。
>>667
乙ありがとうございます。
ミサキーヌの事はあまり考えてなかったですねw
>>668
乙ありがとうございます。
>名無しウサギの育成について等
名無しウサギも貴重な戦力になる可能性がありますし、今後も鈴仙の仲間になってくれる可能性はあります。
基本的には鈴仙が手を掛ける程、キャラも強くなっていく…と、いうバランスにしたいと思っていますので、
気になる方は積極的に話しかけたりしてくださると幸いです。
ただ、慧音や妹紅が第三章以降仲間にならない……とはまだ決まっていません。

>仲間との練習や交流について
分かり易くかつ速攻性のある能力値と比べて、分かり辛く短期的な有用性が見えづらい評価値は、
その分長期的で大きな効果があるようにしたいと思っています。 特訓システムはその一例ですね。
キャラや状況、その人の考えによって、練習を優先すべきか、練習よりも交流を優先すべきかは変わってくると思います。

679 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/03(水) 22:59:54 ID:Z9ze56DA
A つかさ

つかさ「…………」

鈴仙「――ねぇ、つかさ」

鈴仙は何の気も無く、自分の近くに座っていたつかさに声を掛けてみる。
つかさは最初、普段の彼女らしい大人びた表情で今は無人のフィールドを眺めていたが、

つかさ「あっ、はい鈴仙さま。 如何なさいましたか?」

――と、子どもらしさは残るがそれでも落ち着いた、瀟洒な雰囲気の笑顔を鈴仙に見えてくれる。

鈴仙「(Dちゃんは……その隣のウサギCちゃんとお喋りしてるみたいね。
だからつかさも、珍しく暇を持て余している感じかしら)」

普段は常にウサギDと一緒に喋っていたり、面倒を見ている印象の強いつかさ。
そんな彼女が、こうして一人静かに佇んでいるのは却って新鮮な気がした。

鈴仙「(……って思うと、何だか私のほうがますます気おくれしちゃいそうだけど。
――つかさとは、どんな話をしてみようかしらね?)」

A:特にテーマを決めずに雑談する。
B:試合後、練習に誘ってみる。
C:試合後、人里に遊びに誘ってみる。
D:ウサギDとのコンビプレイについて話してみる。
E:つかさが大人っぽい理由について聞いてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

680 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:01:25 ID:OZPBbmVg
A

681 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:01:33 ID:irqOsvb2
C

682 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:01:48 ID:GhteBV+E


683 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:03:10 ID:???
F 結局ウサギDはカガーミンとヤンホモのどちらなのか聞いてみる

684 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:04:02 ID:???
Fあなたの旅は間違いでした。僕の仲間があなたの旅を終わらせます

WAKE UP!

685 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:05:08 ID:???
剣崎キングフォームにはつかさじゃ勝てねえ

686 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:15:43 ID:???
あれはケンジャキじゃない、あのもたつきと滑舌はケンジャキだけどケンジャキじゃない

687 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:18:16 ID:???
ライダーネタ多くなったな。これも鈴仙の仕業か

688 :森崎名無しさん:2014/12/03(水) 23:20:35 ID:???
どっちかというとつかさという名前のせい、つまりおのれディケイドということか!

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/04(木) 00:16:03 ID:???
A:特にテーマを決めずに雑談する。

鈴仙「――うん、特に用件とかは無いんだけどね。
ただ……ほら。 前の試合とかさ、つかさってば大活躍だったから、労っておこうかな……って」

つかさ「もう、鈴仙さまったら。 一体どうされたんですか?
お気持ちは大変うれしいですけど……何だか、あの時の事を思い出すと恥ずかしくって……」

鈴仙「……そんな事ないって。 勇儀さんのシュートを真正面から受け止めた時は、正直度肝を抜かされたんだから」

つかさ「ふふ……ありがとうございます」

鈴仙「(下手すりゃ今みたく、姫様よりも上品な笑顔しちゃうのに、
サッカーに入るとど根性まっしぐらで歯ァ剥いてブロックに行くこの子の落差が凄いわね……)」

鈴仙とつかさは、そのまま試合開始までゆったりとした雑談を楽しんだ。

*つかさの評価値がやや上がりました。

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/04(木) 00:20:53 ID:???
……と、言ったところで続きが長くなりそうだったので、今日の更新はここまでです。
明日はいよいよ聖徳ホウリューズの全貌が大体明かされる事になります。
色々ツッコミどころやら予想通りなところやらあるかもしれませんが、大目に見て頂ければ幸いです。

>ライダーネタについて
実際に話の中で、ライダーに出て来るっぽい感じのキャラクターが出てたりしますしね…。
最近仕事が忙しくて全然見れて無いのですが、また見たいと思います。
私はつかさって言ったら、前にも言いましたが某4コマ漫画の同名キャラが出てきますね。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

691 :森崎名無しさん:2014/12/04(木) 21:07:15 ID:???
乙です。
ライダーネタが分からないのよ……
じゃあウサギDちゃんの名前はかがみにしよう、ってあれ逆だこれ

692 :森崎名無しさん:2014/12/04(木) 21:11:12 ID:???


         _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      らき☆すた!!!      <
          ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
        ,.┐    ∧               fl  _  fl
       /fニ      〕:}             ,γ」|]l| |l[」.ト、
      /:.〔=―-、 ,.-',:.|             |{_||‖l|r.||::||||}|
    /l|:.:.,.-'i:;:;:;:;:;:iヽラ:.:;'             |/\j::||L||::|レ'::|
     ト:.゙:.:.:ヽハ:;:;:;:;/i/:.;'              |::::::::\j|./ :::::|
    ヾ:.:./`ヽ. ヽo//!/               ',:::::::::::}|{::::::::::,'
     ,ヘ:.',   `i /  l'                V=-'|‖`ー','   / ̄ ̄¨\
    }o、ゝ、__」ニ! /),. -―‐.、            〉7tl_j|_jレ'ス´¨7/´ ̄二二| _r、 r-.
     /゙ー-〈i:;:}三ソ'「i" ヽ、:.:.:.:_ヽ    __==/ ̄ヲ´:::::::////: :/ /´ ̄ ̄V  f`\::/::/
  ,,.-'ー''"´<:;:{ニ/ i゙´:.:.:.:.iヽ!:.:.:.:.:|   ト、\、___//::::::::/  /// _f|  / ̄ヽ.: : : : |  〉:::ヽ:::::}
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  !:;:;:ヽ:;:;:丶゙ー-`-'´ :.:.:.:.:.:.∨      V-|:::::::::::::/_,- ' レ'´_,.jレ ̄ ̄`ヽ.==≦、/∨:::::::/!
/{ヽー‐'ヽ_ノ        .            ゙Y::::::///| | f´: : : : :>、`ー-、::∨\二ニン'

      かがみ                     つかさ



693 :森崎名無しさん:2014/12/04(木) 21:19:17 ID:???
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm9709423
だぶるかがみ(全6話)

694 :森崎名無しさん:2014/12/04(木) 23:55:31 ID:???
姫様が剣ポジションなら今回の観戦でミサキーヌに惚れたりしてw

695 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:06:18 ID:???
確か相聖徳はピンポイントパスが使える奴がいるんだっけ?
山森か?だとすると無理ゲーだな

696 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:09:54 ID:???
こんばんは、判定が無いのですが、更新します。
>>691
乙ありがとうございます。 私も正直あまり分かってません(汗)
つかさはかがみというよりはみゆきさんとみなみちゃんとを足して二で割った感じですかね(誰)
往時の私はかがみが好きキャラだった記憶がありますw
>>692
これが今はやりのらきすたですか…女の子がつよそう(小並感)
>>693
ちょっと見ましたが、らきすたのあまりの懐かしさに泣きそうになりました…
>>694
輝夜が壊れるルート……ありだと思いますw

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:11:35 ID:???
ワァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!

実況「さあ〜〜! 早くもキックオフまで僅かとなりました、予選リーグAブロックは第四試合!
紅魔スカーレットムーンズVS聖徳ホウリューズの大一番!!
伝統と実績を誇る紅魔に対し、新興勢力たる聖徳ホウリューズは一体、どのように立ち回るのか!?
間もなく選手にゅうじょ……っと、ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
これは何だ!? 聖徳ホウリューズの選手一団のうち、11人の選手のうち、大半の選手が白いフードで目隠しをしています!
思えば先の試合、今回の白フードの選手は出場しておりませんでした!
これはやはり聖徳ホウリューズ、相手が相手だけに早くも切り札を出して来た、という事か〜〜〜〜!?」

先に登場したのは聖徳ホウリューズの選手達だったが……彼女達のいで立ちは明らかに異質だった。
中心選手である聖徳道士・豊聡耳神子とその腹心の従者であろう数名を除き、
その全ての選手が皆その姿を隠していたのだから。

レミリア「……感心しないな、相手に応じて手札を出し惜しみするとは。
そうした連中は往々にして、自分の力に自信の無い三下が多いが……パチェ、どう思う?」

パチュリー「……まぁ、十中八九三下でしょうけど。 レミィ、油断だけは禁物よ」

レミリア「……あんたが言うと、ヤケに説得力があるわね。
――ええ。 当然、油断はしない。 我ら紅魔は常に全力で行く。 相手が誰であろうとね」

陸「はーやれやれ。 大人が頑張ってくれないと朕の体力が疲労でマッハアルからね。 精々頑張るヨロシ」

フラン「(フフ、楽しみ。 ……お姉様と練習した「アレ」をお披露目するのが)」

――しかし、紅魔スカーレットムーンズは相手の小手先に動揺する程脆いチームでは無い。
チームの中核たるレミリアやパチュリーは勿論、陸やフラン、咲夜と美鈴――果ては小悪魔やメイド妖精すらもが、
紅帝のカリスマの庇護の元、焦らず冷静に試合の展望を立てていた。


698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:13:03 ID:???
実況「続いて入場した紅魔スカーレットムーンズは、しかし敵チームの如何なる様子にも慌てる様子はありません!
王者の如く、新たなる乱入者の実力を見定めているようです!」

鈴仙(観客席)「(レミリアさん達は相変わらずだけど……豊聡耳神子のチームは一体何なの!?
ギリッギリまで情報を隠しておく気!? そんなの、普通じゃ考えられない……!)」

スカーレットムーンズのメンバー以上に度肝を抜かれている鈴仙だったが、しかし時間は進んでいる。
……コイントスを前に、神子は白フードの男達を一列に並ばせる。
それから神子は、すぐ近くで退屈そうに可愛らしく伸びをしているレミリアに歩み寄り、

神子「やぁこんにちは、幼き悪魔公(ドラクル)殿。 こんな気持ちの良い昼下がりに会って頂くとは、何たる光栄だ」

レミリア「……私を日没する処の天子とでも言いたいのか?
私が煬帝だったら、効果的な挑発だったかもしれないけれど、生憎と私は気が長いのよ」

神子「それは失礼。 ……本日は、正々堂々と。 お互い全力で頑張りましょうね」

レミリア「(正々堂々と、ね……フン)――ええ、こちらこそ宜しくね、馬小屋生まれの皇子様」

神子「私がそんな汚い場所で生まれた訳無いじゃないですか……。 ま、別にいいけど」

――軽く二、三言、言葉の応酬をぶつける。
両者とも、自らの挑発に然したる意味があるとは思っていなかった。 これは言ってしまえば儀式だった。

神子「(この大会は私達の正当性を示すデモンストレーションだけれど……。
予選リーグくらいは、1位で突破させて貰おうか)」

レミリア「(貴様が何を考えているか、運命など見通さずとも大体解るが……。
――しかし、その運命すら、私達は打ち破ってみせる)」

実況「さあ! ここでレミリア選手がコイントス!
コインは裏で……どうやら、聖徳ホウリューズのキックオフで試合が始まるようです!」

699 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:14:11 ID:???

やがて、様々な感情が渦巻き混沌とした大歓声のど真ん中、人里サッカーコートで両雄がそれぞれの布陣に分かれていく。

鈴仙「(なんか、どっちも物々しい雰囲気ね。
サッカーの試合という衣に隠れて、何か別の大きな戦いが渦巻いているような……)」

佳歩「あぁぁ、もうダメです、おしまいですぅう〜〜……」

鈴仙「――って、佳歩は突然どうしたのよ。 そんな泣きそうな顔になって」

佳歩「ご、ごめんなさいっ。 私ったら、あまりの客入りで取り乱しちゃったみたいで……」

鈴仙「ああ、そんな。 責めるつもりで言ったんじゃないわ(……でも。 確かに感じる。
明らかに自然で不自然で、まるで私の狂気の瞳に近い、大きな波長のブレが。
これが真の為政者としてのカリスマとでも言うの? それとも……)」

そんな中、急に悲しい表情で話しかけて来た佳歩の様子を見た鈴仙は気付く。
――今の人里サッカーコートは、確かに尋常ならざる混沌に満ちている。
周囲を見ても、今の佳歩のように泣き出す者、怒りながら拳を振り上げ罵声を上げる者。
その反応は様々で、一見すると、普通の白熱した観客席の光景であるような気もしたが……。

鈴仙「(でも、予感がする。 この試合は―――何かが起きる。 そんな予感が)」

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:15:22 ID:???
レミリア「(……ふん、嫌な予感だ。 こんなふざけた予感、運命が許してもこの私が許すもんですか)」

――この会場に澱んでいる何かについて、聡いレミリアは鈴仙が気付くよりも当に察知していた。
その上で、彼女はそれを一笑に付して軽く目を瞑り、今から自分達が築いていく新しい運命に想いを馳せていたが。

レミリア「……ところで。 フードを被っていると暑いのではないかしら?
それとも、お前たちのチームのフード集団は私の同族なの? そうだとしたら、さっき以上に上手い挑発だけど」

神子「――とんでもない。 我々の門は常にオープンさ。
私達はその気になれば、いつでも君たちと対話が出来る状態にある。
(そして――観客から発せられる、激しい欲望の疾走! やはり、あの子達を別働隊にしたのは成功だったようね)」

キックオフを前に、レミリアと神子は再び目線で対峙する。
CFのレミリアとトップ下の神子とは距離が離れているが、しかし両者の感情は容易に読み取れる。
即ち、静かな怒りと――雄弁な余裕だった。

神子「……ただ、約束をして欲しくてね、日没する処のドラクル」

レミリア「約束……?」

審判がホイッスルを口に咥えたのを見計らい、神子はまずそう告げて、
軽く流し目で後方を一瞥しながら手を挙げる。
すると、彼女の後ろに控えるフード姿の男たちは一斉にそのフードに手を掛けて――。

神子「なあに、簡単な事です。 ……何卒、この試合がどのような結果で終わろうとも――」

岬「(………フフ。 あの方も意地が悪い)」

    ………ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

神子「是非とも、試合後はノーサイドでお願いしたいと言うだけですよ!
――――――――さァ皆の者、戯れは終わりじゃ! 幻想郷を変える志士達よ、その姿を見せるが良い!!」

701 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:16:49 ID:???
    ―――バサァァァァァッアアアアアアアアッ!!

――ホイッスルと神子の号令と全く同時に、彼らは自らを隠すそのベールを脱ぎ棄てた。

小田(ふ)「…………」

大丸「……勝つ……太子様の御世の為に……」

高杉「……見ていろよ。 俺を蔑ろにした森崎……そして若林さん、いや若林め……!」

美鈴「こ、これは……!?」

本間「俺のサイドアタックは最強なんだ……」ブツブツ

石田「……松山。 今……追いついたぞ」

岸田「幻想郷にシャーク岸田ありって事、思い知らせてやる!」

咲夜「(外来人の大量採用による、タレント不足の穴埋め……だけで済むとありがたいのだけれど)」

川上「博麗連合に森崎が居るなら、ホウリューズにだってこの川上が居るんだ……!」

陸「(陰陽で言えば陰の気ばっかりの、ジメジメした連中アルねぇ。
紅魔大人の放つ太陽で、干物になっちまえアル。 そしたらその干物、朕が市場で買いたたいてやるアルよ)」

702 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:17:00 ID:???
>佳歩「あぁぁ、もうダメです、おしまいですぅう〜〜……」
一瞬ブローリンウィルスにかかったかと思ったw

703 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:19:28 ID:???
ものすごい大したことなさそうな面子w

704 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:24:33 ID:???
いや、逆だね。何か嫌な予感がする…
陰は濃くなればなるほど、負の力を生み出すものだから

705 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:24:49 ID:???
実況「あ〜〜っと! 聖徳ホウリューズが今、そのフードを脱ぎ捨てました!
それでは、キックオフ直後で今更となりますが、選手の紹介を始めて行こうと思います!!
@番! 川上 守道選手、ゴールキーパー!
A番! 物部 布都選手、ディフェンダー!
B番! 大丸 雄一郎選手、ディフェンダー!
C番! 高杉 真吾選手、ディフェンダー!
D番! 岸田 猛選手、ミッドフィルダー!
E番! 石田 鉄男選手、ミッドフィルダー!
F番! 本間 実選手、フォワード!
G番! 岬 太郎選手、ミッドフィルダー!
H番! 蘇我 屠自古選手、フォワード!
I番! 豊聡耳 神子選手、ミッドフィルダー!
そしてJ番! 小田 和正選手、フォワード!
以上のイレブンが、本日登録されております、聖徳ホウリューズのメンバーとなります!」
−−@−− @川上
C−A−B C高杉 A布都 B大丸
−−−−−
−−D−− D岸田
E−−−G E石田 G岬 
−−I−− I神子
−−−−− 
J−H−F J小田 H屠自古 F本間
聖徳ホウリューズ:3−4−3
紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
−H−J− Hフラン Jレミリア
−−−−−
−I−G− Iパチュリー
−−−−− 
−E−F− E咲夜 F小悪魔
−DBA− 
−−C−− C美鈴
−−@−− @陸

706 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:31:30 ID:???
あ、そういえば小田(寿司)は本編で佐野相手だったかに+5の補正かなんかついてたけどダメだったんだっけか
つまりこいつらもそれに似たような補正がついてそうだな、反則ももらいやすくなるんだっけか

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:31:46 ID:???
――と、中途半端ですが、今日の更新はここまでです。
>>702
それはブローリンじゃなくて王子ウイルスなのでは…w
>>703-704
その辺りについては、また明日以降描写できればと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

708 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 00:40:15 ID:???
ミサキーヌのポジション番号はJの方がよかったかも。乙です。

709 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 02:39:35 ID:???
乙です
あ、コレ組み合わせが卑怯だわ
紅魔は勝って当たり前のようなチームだけど聖徳は一矢でも報いれば人の可能性()を示すことができる
つまり紅魔は百害あって一利なし、そして勝っても負けてもほぼ確実に聖徳に利がある
人の信頼集めてるだけあってめんどくさそうな相手だなぁ

710 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 11:42:12 ID:???
乙でした!
みんな、勧善懲悪が好きだからね。
サッカーチームとしてはともかく、妖怪としての紅魔の評判は最悪クラスだろ。たしか、阿究さんの本では友好度最低とあるから。
貧弱な人間が恐ろしい吸血鬼を倒す。これほど爽快なことはないだろうさ。率いる神子は救世主になる。
…この試合、紅魔の公開処刑場になりそうな気がする。

711 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 11:58:31 ID:???
わざわざ新技引っ提げてきて大敗はないと思うけど・・・

712 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 12:01:51 ID:???
わざわざ新技引っ提げてきて大敗はないと思うけど・・・

713 :710:2014/12/05(金) 12:13:13 ID:???
この場合の公開処刑は、大敗じゃない。完全アウェーで悪役になり、聖徳の踏み台になることだよ。
紅魔にはフランドールという、うってつけの逸材がいるから。人間が恐れ忌み嫌う吸血鬼。イメージそのものじゃないか。

714 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 12:15:50 ID:???
なんか携帯で書き込むと時間空いて二重になったりよくするな・・・
なるほど、そういう意味なら納得

715 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 20:35:31 ID:???
そういえば、ジョーカーで観客が松山に話しかけるイベントがあったけど
あの観客って石田じゃないのかな?

716 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 20:53:24 ID:???
石田は石田でも銀が出てきたら紅魔は死んじゃうな

717 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 22:37:52 ID:???
レミリア「私のマイハートブレイクは百八式まであるぞ」

おぜう様がそう簡単に踏み台になるとは思えないな。
人間の友好度最悪って、レミリアがわざと書かせたんじゃないかと案外思っていたりする。

718 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 22:47:11 ID:???
岬がマリーシアをフランに使う→フランが反則する→観客大ブーイング
→審判「これも鈴仙ってやつの仕業なんだ」→鈴仙以外「なんだって、それは本当かい!?」

という流れまで予測した
つまりこの試合で起こる悲劇はすべて鈴仙のせいになる

719 :森崎名無しさん:2014/12/05(金) 23:13:22 ID:???
おのれ鈴仙

720 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:24:58 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>708
確かにそうですね……。
今まで曖昧にしていましたが、取りあえず今回は、ポジション番号≠背番号として考えて頂ければと思います。
今後もし、実際に鈴仙が試合で岬と当たる事になったら、ポジション番号と背番号を合わせてみようかと思います。
乙ありがとうございました。
>>709
乙ありがとうございます。
その辺りの効果は、当然に神子は考えていると思います。
鈴仙(=プレーヤー)から見たらかなり怪しく胡散臭い連中ですが、
果たして他の人も同じように思っているか…は大事ですね。
>>710
乙ありがとうございます。
求聞史紀を見ると、美鈴とか咲夜さんとかは案外評判悪くも無さそうですが、
それでも人間たちの恐怖の象徴であるのは間違いないと思います。
>>715
小田(ふ)が今の松山(影山)ポジションで登場…ってのは考えてまして、その名残ですね。
今考えてみれば、石田が出て来ても面白かったと思います。
>>716
レミリア「私のレッドサンも百八式まであるのよ」
>>717
幻想郷縁起の記述は全てが真実と受け取らない方が良い…とは良く言われてますね。
というか、同じ幻想郷縁起の中で有効度最悪と書きつつ、
その後の文を読むと案外そうじゃないような雰囲気が出てる気もします。
>>718-719
(鈴仙以外にとっては)優しい世界ですね…。

721 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:26:15 ID:???
鈴仙「(だ……だれ?)」

実況が読み上げた、聖徳ホウリューズのメンバーは――当然と言うべきか、
主力であろう神子、布都、屠自古の三名を除いて、幻想郷では無名の選手ばかりだった。

慧音「……あのような少年たちは、人里でも見た事が無いな。 となると、パスカル君のような外来人か……?」

妹紅「えっ……! だったら、アイツらも全員パスカル君とか、
今までの試合で出て来た選手みたいな、凄腕揃いって事なの……!?」

ウサギB「もしそうだとしたら、聖徳ホウリューズのメンバーは全員が要注意人物!?
しかも聖人の後ろには邪仙やキョンシー、他にも得体のしれない妖怪が控えているというのに……!」

そうなると消去法的に、彼らは外来のサッカー選手では無いかという推測は容易に立つ。
そしてこれまで幻想郷にやって来た選手の顔ぶれを見るに、
当然彼らもまた外界のサッカーチームでは少なくとも代表選手、
ひょっとしたら世界屈指のプレーヤーでは無いかと想像を膨らませるのだが――。

パスカル「……いや、それは無い」

てゐ「し、知っているのかパスカル!?」

中山を抜いた永遠亭ルナティックスのメンバーでは恐らく、
一番外界のサッカー事情について詳しいであろうパスカルがそれを否定した。

パスカル「俺はかつてのJr.ユース大会に当たり、全ての対戦チームのデータを細やかに収集していた。
……それは、当時金満弱小チームと嘲笑されていた全日本Jr.ユースについても同様だ。
俺は当時の雑誌から新聞まで全てを日本語訳の上読破し、
チームの中核選手は勿論、そうで無いレベルの選手に至って調べ上げていた」

鈴仙「(だからパスカル君、日本に詳しかったのね……)」

722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:29:44 ID:???

パスカル「――そして、あの聖徳ホウリューズに出ている選手達。
彼らは、少なくとも当時の調査結果に即して言えば……。
その全員が、世界どころか、国内に至っても一山幾らの選手。
幻想郷サッカー風に言ってしまえば、あれのほぼ全員が名無し選手。 そう評価しても良い」

ウサギC「わたしたちと同じ〜?」

ウサギD「だ、だったら、私達でも勝てるのかなぁ……?」

パスカル「当時の雑誌や新聞の書きぶり、そして日本のサッカーレベルを考慮すると……そうかもしれない」

パスカルが断言する通り、聖徳ホウリューズのメンバーは……全てが日本という国内ですら輝ききれぬ存在だった。
この中では恐らく、(DF不足という事情もあったが)全日本Jr.ユースのメンバーに入った高杉が、ぶっちぎりで最強格の選手。
中山率いる大友カルテットの一員として活躍した岸田、ふらのでは松山に次ぐ実力を持つとされた小田、
そして、そんなふらのに大敗したものの、四国地方では屈指のゲームメイカーだった石田はマシな部類であり。
東邦学園に敗北した武蔵中のウインガー・本間や、恵体を活かしたパワープレイとロングキックが得意とされた花輪中のCB・大丸。
小学生時代が才能のピークとも称され、中学時代では全く芽吹かなかった悲運のGK・川上辺りに至っては、
国内はおろか、県内ですら輝ききれぬ存在であったと言っても良い。

パスカル「言っては悪いが、幻想郷の外……日本の、それも一般レベルのサッカー環境は悪い。
モリサキを始めとする全日本Jr.ユースのメンバーだけは例外的に突出していたが……。
その突出したメンバーと勝負する以前の選手達となると、その辺の妖精の方がマシと言わざるを得ない…かもな」


723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:30:57 ID:???
輝夜「なぁんだ! じゃあ楽勝って事じゃない!
今から鬼のトコ行って『もし聖徳ホウリューズと当たったら、カリスマセーブオンリーで無失点に抑える』キリッ
……って約束してこようっと!」

――これまでのパスカルの話を総合する限り、輝夜がこうした慢心を抱くのも仕方が無かった。
例え彼らが生半可な努力を成し遂げようとも、これまで自分達が戦ってきた強敵に並ぶ可能性は、限り無く0に近いだろう。

永琳「それは止めときなさい、輝夜」

……しかし、永琳はそんな風に意気込む輝夜を優しく諌めて。

輝夜「えっ? どうして? あっ分かった、えーりんも呼ばれなかったら寂しいのね!?
まったくもう、永琳ったらツンデレなんだから〜」

永琳「それは無い。 ……まぁ良いから、黙って試合を見ていなさいな。 いずれ、分かるでしょうから」

永琳は静かに腕をフィールドに差し出し、
既に開始してから数分が経過した試合の趨勢を見守るよう、主に対して告げた。

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:32:41 ID:???
バァァァアッ……バシッ!

パチュリー「緩いパスね。 きちんと練習してる?」

屠自古「くっ……!」

実況「取った〜〜〜!! 今日は前半から出場のパチュリー選手、
前線の蘇我屠自古選手が撃ち損じたバックパスを軽快な動きでカット! そしてそのまま〜〜〜……!?」

パチュリー「レミィ、ドリブルで切り込んで! フランは真っ直ぐ上がって!
きっと優しいお姉様が、ラストパスをあんたに上げてくれるわ!」

バコッ!

フラン「えっ、ホント!? やったー、お姉様大好きー♪」

タタタタッ…!

レミリア「――全く。 あの子をあんまり甘やかさないでくれる、パチェ?」

タタッ、ポムッ!

実況「パチュリー選手、鋭いパスを前方のレミリア選手に送ります!
そして自身もフォローに備えてガンガンと上がっていきます!
紅魔スカーレットムーンズ、早速自慢の超攻撃的組織サッカーがさく裂だ〜〜!」

神子「試合中にお喋りとは、ツェペシュ家の末裔も随分と品が悪いね」

レミリア「……品の無い政治屋にだけは、そう言われたく無いけれどね!」

タタタッ……!!

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:36:19 ID:oAKYhz06

実況「さあ、そして早くも両チームのキャプテンが中盤で激突です!
ドリブルで攻め上がるレミリア・スカーレット選手、タックルで迎え撃つ豊聡耳神子選手!
果たして勝つのはどっちでしょうか!?」

レミリア「(……飄々としているが、悔しいけれど彼女の実力は本物。
ならば――こちらも全力で行かせて貰うまで……!!)」

神子「(………フフ、素晴らしい勝利への欲望だ。 それでこそ、勝ち甲斐があると言うものね)」

先着2名様で、

★レミリア→スカーレットマーチ 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★神子→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリア、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(フランがフォロー)(パチュリーがフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
レミリアのマークがダイヤの時、「スカーレットマーチ(+5、吹飛2)」が発動します。※今回はイベント補正で、既に発動しています。
レミリアのマークがハートの時、「不夜城レッド(+4、吹飛3)」が発動します。
レミリアのマークがスペードの時、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。

726 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:37:28 ID:???
★レミリア→スカーレットマーチ 56 ( ダイヤK )( 1 + 4 )=★

727 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:37:53 ID:???
★神子→タックル 50 ( ハートQ )( 4 + 6 )=★

728 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:38:03 ID:???
★神子→タックル 50 ( ハート2 )( 6 + 2 )=★

729 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:39:37 ID:???
ダニィ

730 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:42:38 ID:???
これは間違いない・・・ヒドラ現象だ!
まさか岬の出現に合わせて・・・!?

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:44:11 ID:???
★レミリア→スカーレットマーチ 56 ( ダイヤK )( 1 + 4 )=61★
★神子→タックル 50 ( ハートQ )( 4 + 6 )=60★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてフランがフォロー

レミリア「……貴様に、これが見切れるか!?」

ブウンッ……ガシッ! ドゴオオオオオオオオッ!!

神子「――ッ!(想像以上に凄いパワーだ……!」

レミリアはまず、ボール越しに神子のかなり華奢な胴体を深く蹴り抜く。
しかし彼女が今から見せるドリブルは、今までのようなそうした純粋な力業だけでは無かった。
レミリアは神子の胴体にめり込んだボールを挟みこみながら大きく空中へと跳び。

レミリア「――H A!」

グルンッ! グルグルグルッ!! シュパッ、スッタァァァアアアアアッ!!
                                         ―――シュッ!

まるで行進曲を奏でるかのように小刻みかつリズミカルに空中でフェイントを繰り返し、
最後は掛け声と共に、グルリとターンを行い、地上で大きな円を描く。
そのダイナミックな一連の大技を、レミリア・スカーレットはこの試合初めて衆目に披露してみせた。

実況「――す、素晴らしいレミリア選手〜〜!!
その圧倒的な力と制空感覚! そして熟練した足元の技術の三つを巧みに操い、
神子選手の技巧的なタックルをアッサリと掻い潜る〜〜〜!!」

レミリア「――と、良かったんだけど。 ……折角の新技なんだから、きちんと決めさせなさいよ」

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:45:36 ID:???
神子「私としては、このまま抜き去ったと思って突っ込んでくれれば良かったんだけど。
……あなたには、コメディアンの才能はどうやら無いようだ」

……ポロッ。 コロコロコロ…………!!

実況「いや! 僅かにレミリア選手、躱し損ねた! ボールはレミリア選手の足元に収まらず零れていきます!」

――しかし、豊聡耳神子もまた、レミリア・スカーレットの引き立て役で終わる凡才では無かった。
早々に彼我の実力差を見切っていた彼女は始めからボールを完全に奪い取る事を放棄。
レミリアの大技――紅帝行進曲〈スカーレットマーチ〉に生じる一瞬の硬直――即ちターンの直後のみを狙い、
ボールに足を素早く差し出していた。

神子「いやぁ、後少しで奪い取れると思ったんだがね」

神子はそうカラカラと機嫌良く笑い、フランの方向へと転がっていくボールにも敢えて追いかけない。
しかし後方で一連の攻防を見守っていたパチュリーは理解出来た。 豊聡耳神子という少女が抱く力の一端の偉大さを。

パチュリー「(……あいつ。 生まれて初めて見た――ううん、最後まで見てすらいないのに。
レミィの『スカーレットマーチ』の技の概要と弱点を完全に分析していた!
本気でそれが出来るというなら……あいつは、レミィはおろか、霊夢にも負けない才能の塊じゃないの……!)」

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:46:41 ID:???
フラン「(どうしたんだろパチェ。 あんなに怖い顔して)――ま、いいや。 ボールみーつけた♪」

実況「しかし、レミリア選手が零したボールはフラン選手がフォロー!
未だスカーレットムーンズの攻撃は続きます! フラン選手と言えば、狂気を活かした接触プレーに定評がありますが〜!?」

石田「……松山! 俺と……勝負しろ……!!」

岸田「可愛い女の子に足を出すのは気が引けるが――行っちゃうぜ!」

実況「そんなフラン選手に、左SHの石田選手と、かなり守備的なボランチの岸田選手がタックルに向かいますが……!」

フラン「うーん。 どうしようかなぁ……」

パチュリー「――フラン! 私も居るわ……!」

フラン「あっ、パチェだ。 ……それじゃ、折角練習したから――パスしてみようっと!」

バシュウッ!

実況「フラン選手、ここで何とパスを出します!!
チームプレーが苦手とされていたフラン選手が、ここでパスをするのは予想外!
そしてフラン選手の出したパスは……意外に上手い!!
カットに向かう石田選手と岸田選手を交わしてパチュリー選手にボールを渡す事に成功しました!」

フラン「えへへっ。 サッカーってパスをしたらもっともっと面白いね!」

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:48:34 ID:???
レミリア「(……今のは相手のパスカットが稚拙だったとは言え。
ルナティックスとの敗北を機に、フランのサッカーに対する意識が大きく向上したのは大きいわね。
これであの子がFWとして果たせる役割も、前以上に大きくなった)」

岬「(あれが紅魔館の狂気の妹か。 うーん、予想以上に姉の躾が良いみたいだ。
ああいや、これは想定外だけど――想定外は、僕に新たな想定を生んでくれた。
ハーフタイムにでも、神子様に相談してみようか。 彼女もきっと気に入る筈だし)」

実況「ボールを受けたパチュリー選手、左から右サイド側に大きく逸れてウインガーのようにゴールを目指す!
そしてパチュリー選手、聖徳ホウリューズの右サイドに大きく切り込んで!」

パチュリー「さぁフラン! とりあえず一発撃ってみなさい!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオッ!!

レミリア「あらら、私も決めたかったのに。 ……まぁ良いわ。 私はねじ込みに行く!」

実況「パチュリー選手、フラン選手に大きく低いセンタリングを出した〜〜〜!!
フラン選手、低いボールにダイビングしながら突っ込んでいきます!!」

フラン「ようし! 皆壊れちゃ………!」

――そうしてフランドールが大きく切り込み、自慢の『495年の波紋』をぶちかまそうと思った時。
PA内の中央に陣取る、あどけなくも凛々しい少女が銀色の髪をはためかせ、

布都「そうはさせぬ!」

ゴオオオオッ!!

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:50:25 ID:???
布都「食らうが良い、忌々しき吸血鬼め! これが我の……『大火の改新』じゃぁぁぁぁっ!」

ダッ、ドガドガドガドガドガッ!! ――――バキィイイイイイイッ!!

フラン「そ、そんなァ!?」

低空を舞いながら、フランが蹴りだすよりも早くにボールを連続サマーソルトキックで蹴りあげて行く。
炎の妖術を使っているのか、物部布都の身は赤い色を帯び高温を発し、フランが近づく猶予すら与えない。

実況「ああ! 残念な事にフラン選手のシュートは、布都選手の高速連続クリアにより阻まれてしまいます!
下からはじき出されたボールは、PA内上空を高い軌道を描きながら落ちて行く!」

布都「ふはははは!! これが我の風水の力だ! どうだ、思い知ったかァ!!(――でも、なんか忘れてるような……)」

布都が先程放った低空クリア――『大火の改新』の威力は凄まじかった。
そう、それはフランが撃ち抜くよりも早くにボールをPA内上空へと蹴りだす程に。 ………「PA内」上空へと蹴りだす程に。

レミリア「――貰った!!」

バァァァァァァァァァァッ!!

高杉「あ、危なーーいっ!! 吸血鬼の姉が高いボールに動きを合わせたぞーーー!?」

大丸「物部殿。 ボールは止めてから、遠くまで蹴りださんとクリアは成立せんのですぞ……」

布都「な、なにィ!? それは本当か!?」

川上「(どうしてあの人は、あんなに才能溢れているのに、あんなに抜けているんだ!? くそっ、不公平だ……!)」

実況「ああ〜〜っと! しかし布都選手が一旦抑えたボールには、
レミリア選手が動きを合わせてきました! 前半6分!
紅魔スカーレットムーンズ、最初に得点を挙げるのはやはり彼女なのか〜〜!?」

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:58:42 ID:oAKYhz06
レミリア「……H A!!」

グルンッ! バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
 ドッ! ゴ…………ォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!

――高く零れた浮き球と、聖徳ホウリューズのDF陣に表れた隙を見逃す程、レミリア・スカーレットは甘い吸血鬼では無い。
むしろ彼女は、相手がどんな状態であれども全力で牙を剥く事を誇りにしている種類だった。
だから――レミリアは出し惜しみは決してしない。
そのため、彼女が高空からオーバーヘッド状態で撃ち放つマスターオブレッドサン――新技・『バイシクルレッドサン』を、
この局面で放つ事は運命というよりも必然に近かった。 そして。

実況「レミリア選手、『バイシクルレッドサン』だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

川上「くそっ! 取って……みせるっ……!!(ドゴオオオオン!)――がふッ!」

バシュウウウウウウウウウウウウウッ! ズバァァァァァァァッ!
  ピピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――川上もまた、優秀な動きを見せていたが。
彼もまた、一旦はこの吸血鬼という恐るべき妖怪の力を前に、跪かざるを得なかった事も必然であり。

実況「ゴ〜〜〜〜〜〜ル! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!
先制点を挙げたのはやはり! やはり紅魔スカーレットムーンズだった〜〜〜!!
前半7分、スカーレットムーンズにとって、これは貴重な1点でした!!」

レミリア「(…………)」

神子「(…………)」

――両チームのキャプテンは、互いに喜びも悲しみもせず、予定調和的な必然に対し、その態度を保留していた。

紅魔スカーレットムーンズ 1 − 0 聖徳ホウリューズ

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 02:01:21 ID:???
まずは紅魔が1点先制!
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>729-730
6差で勝ちきれなかったのは、ちょっと意外でしたね。
ただ、レミリアの引きもそう悪くないですし、2D6だと稀に良くある程度の負けでは無いかと思います。
……それが続けばどうなるかは分かりませんが(汗)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

738 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 02:19:03 ID:???
乙です、まぁ・・・5とか6位なら普通に2Dではじかれたりしますよね(自分のスレを見つつ)

739 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 10:55:03 ID:???
鈴仙「新技は決まらないもの」

岬くん今度はフランをロックオン?
お姉さまが怖そうだけど、今一岬くん達の狙いが読めない。
岬くんのことだから、自分が得をしつつも、誰かが被害を受けるようなことは避けると思うけど。
だれかに恨まれるなんて損害、避けるだろうしね。

しかし、日の当たらない才能を見つけ出して、育て上げるなんてことしてながら、基本的なサッカー知識が
当人達に不足しているってどういうことだろう?
それともクリアーミスは単なる天然?

乙でした。

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