キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【地味だけど】スターリベリオ.W2【活躍する】
146 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/03/26(木) 23:55:54 ID:???
>C:そういえば、こんなものもらったのですが(修哲トリオのお面をみせる)
お面屋「ほう、なるほど。これはなかなか面白いものお持ちのようで」
リベリオ「例えば、こういうものを探してくればいいんですか?」
お面屋「いえ、これは私が求めている様なものではございません。
ですがこれは、ふむ、興味深い……
これはどういった経緯で手に入れましたか?」
リベリオ「ええと、知り合いが人を紹介してもらって、そのお面をもらいました。
で、それを俺が預かってます」
お面屋「おお、なるほどなるほど。
解釈は難しいですが……挑戦状のような……ラブレターのような……
ふふ、あなたが預かったのは正解かも知れませんねえ」
リベリオ「……それって、貰った本人が持ってたらまずいものですか?
だったら、いっそのこと引き取ってほしいんですが」
お面屋「いえ、このお面自体には何も効果はありません。
これはあげた方が貰った方に、明確なメッセージがあるようです。
それが何なのか……私にはとんと検討はつきませんが」
リベリオ「……と、言うと、益も害もよく分からないし、特別力があるって訳でもないから、
身近の人間が持っておけばどういう事態でも対応できるって事ですか?」
147 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/03/26(木) 23:56:59 ID:???
お面屋「そういうことです。
どうしても不安ならワタクシが預かりましょう」
リベリオ「うーん……(どうしようかな、同じヘイホーなら多分何か知ってるだろうし、
一回バビントンと話し合ってから決めるか?
だが、何かあってからじゃ遅いし……)」
お面屋「……その前に一点お伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?」
リベリオ「え? ええ、はい、なんでしょう?」
お面屋「そのお面をもらった方、あなたにとってどういう人なのでしょうか?
正直に答えてください」
一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:大切なチームメイトです (こんな事情だし、同じ釜の飯を食った仲だ)
B:優秀なパサーです (そういえば、まだそんなにバビントンと仲良くない)
C:貴重なイケメン枠です (チームには華が必要だ)
D:一人だけ抜け駆けしている野郎です (彼女持ち許すまじ)
E:ツッコミロン毛です (そんなに突っ込んでくれない)
E:その他
Z:おホモダチです (アーッ!)
148 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/03/27(金) 00:27:46 ID:???
……あ、選択肢ミスってました。Eがダブっておりました。
F:その他
に脳内変換お願いします。
ちなみに、マイナスに転ぶ事は無いので安心して選んでくださいー。
イベントの進歩事情が変わるぐらいです。
149 :
森崎名無しさん
:2015/03/27(金) 00:36:44 ID:BebI9FK6
D
150 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/04/04(土) 00:47:43 ID:???
>>1
から一言
「インスタントラーメンを器にあけず
鍋のまま食べそうな艦娘の話をしよう、な!」
アホ言ってないで更新を再開します。
また一週間も放置して申し訳ありませんでした。
どうでもいいですが、小須田提督が一番面白く纏まる気がしてきました。
※小須田提督とは、笑う犬の小須田部長のことです。
151 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/04/04(土) 00:48:49 ID:???
>D:一人だけ抜け駆けしている野郎です (彼女持ち許すまじ)
リベリオ「……あいつは、ふてぇ野郎ですよ!
一人だけ彼女いる野郎です!
抜けがけしてるんですよ!」
リベリオがそう言い放ち、少しの沈黙が生まれた。
お面屋「……………まだ、信頼の無いワタクシに隠すための方便だと思うことにします」
お面屋「……出会いとは不思議なものです。
その彼みたいに恋人ができる事もあれば、ただすれ違い、二度と会わない事もある」
リベリオ「(んん?)」
お面屋「時にはお互い想い合い、あるいは片想い、
かけ間違えば憎み合い、反対に何も想わず……」
お面屋「その出会いはどうするかはあなた次第、
どうかあなたのしあわせの形を見つけてください」
リベリオ「(……諭されたし)」
意図はどうあれ、普通に諭されたことで言葉は無くし、しばしの沈黙が訪れる。
お面屋は相変わらず表情を崩さず、ニコニコとリベリオを見つめている。
152 :
スターリベリオ
◆PkNFzBNfkA
:2015/04/04(土) 00:49:58 ID:???
お面屋「やはり、あなたがそのお面を持っていたほうが良さそうですねえ。
どう扱うかはあなたの判断に委ねます」
リベリオ「本当に大丈夫なんですかこれ?
ただの似顔絵としか思ってなかったんですが、何かあるって聞いたらちょっと」
お面屋「そこまで心配はいりません。
もしかしたら悪口が書いてあるかもしれない程度です。
その言葉が、人にどういう作用及ぼすか分からない、ただそれだけです」
リベリオ「そういうことなら……(何か変わった三人組なのか?)」
お面屋「それではまた会いましょう。
そうですねえ……一ヶ月後ぐらいに」
リベリオ「(一月後か……)ええ、はい」
見送ろうと立ち上がり、ふと視線を落とすと、
戻したときにはもうお面屋の姿が無くなっていた。
リベリオ「(いや、分かってたよ。うん)」
言い聞かせるように自分に語りかけ、館内を見回ろうと歩き出すのだった。
階段を上り大きな扉を開けると、既に電気は落とされているが、所々陽が射しこんでいる。
闘技場を中心に椅子が並べて設置されている、ごくイメージ通りである。
リベリオ「(ここが、闘技場か)」
近くにあった椅子に腰をかけ、闘技場をぼんやりと眺める。
リベリオ「(最初にサッカーコートに立ったときもこんな気分だったっけ。
最初にサッカー見たのって……どうだったか思い出せないや)」
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