キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】

1 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:31:05 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1397051465/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会は惜しくも準決勝で敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
全国大会で共に競い合った立花兄弟や合宿で集中的に練習に付き合った新田らの後押しもあってか、板野は見事キャプテンに選ばれる。
舞台は世界へ。全日本はハンブルグとの試合に3−3の引き分けに終わった後、
練習試合をする筈だった各チームに断られ追加合宿に明け暮れる。
そしてフランス国際Jrユース大会が開かれ、全日本はアルゼンチンJrユースと初戦でぶつかり合う。
天才・ファン=ディアスのスーパープレイの連続に圧倒される全日本であったが、
他の選手が然程の実力者ではないという弱点を突いて前半で2−1でリード。
尚も試合は続く……。

379 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:52:09 ID:???
ドールマン前半だけで3失点、結構な弱体化じゃない
というよりはダイジェストでだけしか良く書かれてない

380 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:54:59 ID:???
メキシコはアステカ5勇士が分裂したんだよね。ルチャ組とサッカー組に
エスパダスめちゃくちゃ強くなっていたし、スアレスとサラゴサにもちゃんと見せ場があったのにな
オランダは、どうしてこうなった…

381 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:55:50 ID:???
エスパダスにSGGk伝説みたいなスキルあったんだよね

382 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:57:41 ID:???
>>379
前の3人は弱体化通り越してモブ化だよ
まだ出番のあるドールマンの方がマシなんだよ

383 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:59:16 ID:???
その出番の内容がまずいまずすぎる

384 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:00:19 ID:???
>>381
あれはかっこよかった! 文字通り、メキシコの守護神って活躍だったよ!

385 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:02:42 ID:???
クリスマンとレンセンがモブ化か。悲しいよなあ。

386 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:26:26 ID:???
まあ漫画の出番のせいで弱体化なんてことはないでしょう。
漫画だってオーバーエイジとの兼ね合いで見せ場ないだけで、実力が下がったわけではない。

387 :森末(仮):2015/02/16(月) 23:50:16 ID:???
早田「よっしゃ、快勝だぜ!」
中山「ああ。 俺達はもうあのハンブルグと戦った時のように無力ではない」
中里「初戦がこれとは幸先がよいな。 このままの調子で次の試合にも臨みたい所でござる」

観客席で未来が変わるやもしれないドラマが起こっていた頃。
フィールドに立つ全日本のメンバー達は勝利の余韻に浸っていた。
ハンブルグ戦は引き分けに終わり、その後に申し込んでいた練習試合も全てキャンセルされ、
ヨーロッパへの遠征から、全日本Jrユースが勝利を収めたのはこの試合が始めて。
その勝利の味は久しく味わっていなかったものであり、
それが強豪国であるとされるアルゼンチンからのものとなれば尚更である。

三杉「(ふむ、30分フルに動いたとはいえ……やはり流す程度ならば大丈夫だ。
    問題はある程度手を抜けない試合で動いた場合、どの程度になるか……か)」
岬「(1アシストか……4得点ならもう少し稼いでおきたかったな)」
新田「(け、結局何も出来なかった……)」

一方で今後に向けての課題を見つけた者達もいた。
彼らは勝利を喜びながらも、難しい顔をしながらその課題の解決に頭を悩ませる。

板野「よし、勝った! 勝ったぞ!! まずは一勝! ようやく勝てたんだ! ばんざーい! わーい!」

そして、板野はといえば――彼もまた、勝利の美酒に酔いしれていた。
中学サッカー大会での敗北、ハンブルグ戦での引き分けから、勝利に飢えていた板野。
彼は思わず涙してしまいそうな程に感情を高ぶらせながらもそれを堪えていたのだが……、
不意に視線を彷徨わせるとディアスと目が合った。

388 :森末(仮):2015/02/16(月) 23:51:18 ID:???
ディアス「ハァー………ハァー………」
板野「(うっ……ディ、ディアス……)」

最後まで走り、最後まで戦ったディアスは……やはり心底疲弊をした様子で、板野を睨みつけていた。
素直に喜んでいる板野を羨んでか、はたまたハットトリックを達成し、自身を吹き飛ばした事に対する恨みか。
いずれにせよ好意的な態度には見えず、板野は思わず気圧されてしまう。

板野「(最後までたった1人で戦って、戦って……それで結果は4−1の大敗。
    逆恨みをされてもおかしくないけど、こっちだって勝つ為に必死にやった結果なんだ。 文句を言われる筋合いは、無いよね。
    何か、ディアスに言っておこうか?)」

A.「いい試合だったね。 今日はありがとう」 握手を求める
B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う
C.「ユニフォーム交換してくれないかな? あと、出来ればサインも……」 ミーハー根性を丸出す
D.「なにが天才だ! マリーシアでインチキしまくる狡っからいペテン師じゃないか!」 ディアスをディスる
E.何も言わない方がいいや。マグナムスルーをしよう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>355 乙ありです。

>ディアスのメンタルについて
一応、ディアスも最後まで諦めている事はないです。少しでも点差を縮め次の試合に望みを託そうともしてます。
ただ、ディアスの持つキャプテンシーは言葉などではなくプレイで味方に示し、士気を上げるものだと解釈しているので、
そういう意味でこの試合ディアスのキャプテンとしての存在感はヘルナンデスのそれに比較し劣っているように見えたかもしれませんね。

389 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:51:54 ID:R/MvTuhA


390 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:52:49 ID:2hN2hLh+
F 「言ってること全部に同意はできないけど、覚悟だけは分かったよ」

391 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:39 ID:zSQTYqjI
B

392 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:46 ID:DWb7pzvA
F >>390

393 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:52:17 ID:???
>B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う
=====================================================================
マリーシアなどのフェアではないプレイを見せられディアスに対して苦手意識を抱いていた板野。
気圧されながらも、板野はなるべくにこやかに……爽やかになるように、ディアスに声をかけた。
試合中は互いに鎬を削り合ったものの、試合が終わればノーサイド。
互いの健闘を称え合い、そのまま別れる為に。

ディアス「……余計な、ハァ……お世話、だ……」
板野「(うああ〜。 やっぱり駄目だ〜!)」

だが、板野の言葉は当然のようにディアスには届かなかった。
自分たちの分まで優勝をしてみせると言われた所で、ディアスにとっては何の意味も無い。
3点差をつけられて負け、得失点差は−3。
既に決勝トーナメント進出も絶望的となっている状況の中、ディアスも半ばそれを諦めかけていたものの、
自分たちを大差で破ったチームが優勝をした所で彼には何の慰めにもならないからだ。

ザッ

松山「………………」
板野「! ま、松山……」
ディアス「……今度は、てめぇか……ゴホッ」

そして、思わず硬直をする板野と苦々しげに睨みつけるディアスとの間に割って入ったのは松山であった。
天才と呼ばれ、アルゼンチンの至宝と呼ばれ、その名に恥じぬ程の才能を見せつけたファン=ディアス。
そのファン=ディアスに対し、自他ともに認める凡才である松山は憧れと怒りとを混ぜたような、
言葉にし難い感情を抱いていた。
それだけの才能がありながら、何故汚いプレイに手を染めるのか。松山には、未だに理解が出来ていない。

394 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:53:18 ID:???
出来ていないが為に、ディアスに対し再び声をかけようとした彼は……しかし、何も言えなかった。
あれ程の実力を見せ、自身を圧倒し、一対一では到底敵わないと思えたディアスが、
既に心身ともに疲弊し、息も絶え絶えで……ただ自分を睨みつける事しか出来なかったからである。

ディアス「なんだ? 何も、ゴホッ……言わないのか……?」
松山「……言葉が、見つからないんだ。 すまない」
ディアス「ハァ……ハァ……だったら、そんな面見せるんじゃ、ねぇってんだよ……ハァ……」
松山「……すまない」
ディアス「なら、俺から……一言だけ言わせてもらう……」

沈痛な面持ちで頭を垂れる松山に対し、不快そうにしながらも、ディアスは言葉を紡いだ。

ディアス「この屈辱は……絶対に忘れねぇ。 そして、俺は……必ず、お前らの前に戻ってきてやる。
     リベンジなんて生易しいもんじゃねぇ。 虐殺をしてやる。 完膚無き、までに……」
板野「…………」

弱弱しくも、しかしあくまで強く、ディアスはそれだけを言って踵を返しベンチに戻ろうとした。
だが、この時――ようやく松山は意を決すると、その背中に対して言葉を投げかける。

松山「今度も、汚い手を使ってか?」
ディアス「……さぁな。 勝つ為になら、やるかもしれねぇ。 そうでないなら、やらないかもしれねぇよ。
     実際今日も、もう少しでバレかねなかったからな」
松山「勝つ為になら……何をしても、いいと思っているのか? それで本当に、勝ったって言えるのか?」
ディアス「言えるんだよ。 そういうルールなんだよ、サッカーはな。
     勝利に本当の勝利も偽物の勝利も無い。 勝てば官軍、負ければ賊軍だ」
松山「そんな考え……! 俺は、絶対に認め……」
ディアス「認められる必要が、どこにあるんだ」
松山「なに?」

395 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:54:18 ID:???
次第に語気を強め、怒りを沸かせ、ディアスに詰め寄ろうとした松山に対し――、
ディアスは不意に振り返り、冷淡にそう言い放った。

ディアス「……別にお前がどう考えようが知ったこっちゃない。 フェアプレイをしたいってんなら勝手にしてろ。
     だがな、そいつを勝手に押し付けてんじゃねぇよ」
松山「っ!!」
ディアス「……もしもお前らが決勝トーナメントに上がったら、これ以上に理不尽な事が起きるだろうしな」
板野「(ホームタウンディシジョンの事か……)」

ディアスにかけられた言葉を受け、松山は思わず二の句を次げなくなり……。
板野は続いてディアスが上げた"理不尽"について見当をつける。

松山「(認める必要が、ない……? フェアプレイの精神が、押し付け……? もっと、理不尽な事がある……?)」
ディアス「コホッ……大体が、人を簡単に吹き飛ばすような奴に反則どうこう言われたかねぇな」
松山「! それは……ルールの範囲内で問題は何も……」
ディアス「それはお前の尺度だろうが。 吹き飛ばせばそれだけ相手に怪我させるリスクは伴う。
     それを好き勝手使いまくってゴールを挙げたのはどこのどいつだ?
     そいつはフェアプレイなのか? 怪我させても」
板野「………………」
ディアス「線引きは個々人の問題だろうが。 お前の勝手を、俺に押し付けるな」
松山「………………」
ディアス「俺は……俺は、勝つ為にならなんだってやる。 それをお前らに理解しろなんて言わない。
     だからお前らも、お前らの理想を俺に押し付けるんじゃねぇ」

そして、それだけを告げるとディアスは今度こそ去って行った。
その後ろ姿を板野と松山は見ながら……やがて松山は、ぽつりと一言つぶやく。

松山「……板野。 俺は、勝手に押し付けていただけなのかな? 俺が、間違っていたのかな?
   勝つ為になら、何をしても構わない……そんな精神が、まかり通るのが、サッカーなんだろうか?」
板野「………………」

396 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:55:28 ID:???
A.「俺にもわからない……」
B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」
C.「ディアスも言っていたように、線引きの問題なんだと思う」
D.「俺達が間違っていたんだと思う。 サッカーは、正しい者が勝つスポーツじゃないんだ」
E.「俺達は間違っていない。 どんな言葉を使っても、悪は悪だ」
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

397 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:25 ID:gQiCwl0+
B

398 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:28 ID:FJ++ngvc


399 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:17:59 ID:???
サッカーの黒い部分をすべて見て知ったうえでなお爽やかなサッカーを続けられるなら
価値はあると思うが
今の松山が何を言ってもディアスには響かないだろうな

400 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:31:51 ID:???
本編クライフォートが志して挫折した道だからなあ
生半可な覚悟では貫けないぞ

401 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:32:01 ID:???
>B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」
================================================================================
松山の悲痛な問いかけに対して、板野もまた悩みながらも一つの答えを出した。
板野にとって幸いだったのは、松山とは違い、
所謂"汚い手"を使ってでも勝とうとする男はこの世界にごまんといる事を知っていた点。
ディアスだけでなく、そもそも本編の主人公からして色々としていたのだから、
ある意味ではその事情をよく理解していたと言っていい。
無論、やはり彼の少し幼い精神では納得こそは出来ていなかったが、それでも理解だけは出来ていた。

松山「正しいとか正しくないとかじゃない、か……」
板野「考え方とか、思い方、感じ方が違うのがいて、当たり前なんだと思う。
   だからきっと、正しい正しくないじゃない。 どう納得できるか、どうしたいか……そういう問題なんじゃないかな」
松山「………………そうか」

板野の答えに対し、松山はゆっくりと反芻するようにして考えながら……一つ頷くと、口を開いた。

松山「……少しだけ、腑に落ちた気がする。 まだ、納得出来た訳じゃない。 でも……そういう考え方があるんだって」
板野「松山……」
松山「だが、やっぱり俺は、俺の正しいと思う道を行きたい。 汚いプレイに手を染めるんじゃなく、正々堂々と戦いたい」
板野「それでいいんだと思う。 俺も、そっちの方がやっぱり好きだしね」
松山「ああ」

やがて吹っ切れたかのような表情を見せた松山に、板野はホッと安堵をしつつ、
2人は去っていくディアスの背中を見つめていた。

402 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:33:07 ID:???
松山「(ディアス……お前の考え方、少しは理解が出来た気がする。 だから……。
    だから、次は。 俺が1人でも圧倒出来る程にお前よりも強くなる。 俺の方が正しい事を証明する為じゃない。
    俺の考えを貫き通す為じゃない。 ただ、俺はお前に勝ちたい。 怒りとか、そういうものじゃなく。
    純粋にお前の実力が今の俺よりも遥か上を行っているから。 だから……そんなお前に、勝ちたいんだ)」
板野「(……大差で勝てたとはいえ、強敵だった。 ディアス……もしも次に戦う事があれば、俺達は勝てるんだろうか?)」

この時の板野はまだ知らなかった。ディアスが3年後、今日の日の屈辱を跳ね返す為に全日本の前に立ちふさがる事を。
本来の世界ならばいなかった、今はその熱き心を消してしまった世界屈指のエースストライカー。
本来の世界ならば存在しない筈の、王に反旗を翻したGK。
彼らを含めた精鋭たちが、かつてない強敵として全日本を苦しめる事を。

※ディアスの全日本への感情が ディアス→(リベンジ)→全日本 になりました。
※松山のディアスへの感情が 松山→(勝ちたい)→ディアス になりました。

こうして試合を終えた一同は、着替えを済ませるとすぐさま観客席へと向かった。
この後には西ドイツやウルグアイ、フランスなどといった国の試合が組まれており、
観戦をして研究をする為である。

響「あ、全日本のみんなだぞ!」
真「ほんとだ! おーい!」
板野「あ、我那覇さんたちだ!」

403 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:34:10 ID:???
すると偶然、板野達が観戦する為の席に向かう最中にこの試合を応援していた響達と出会う事となる。
手を振っている彼女たちを無視する事も出来ず、
また美少女(片方は美少年にも見える)の声にふらふらとついていきそうなのも若干いたが為に板野達は足を止めた。

真「みんな、お疲れ様! へへっ、アルゼンチンを相手に4−1なんて凄いじゃないか!」
高杉「で、でへへ……まあこんなもんですよ(この前はちらっとしか見られなかったけど、近くで見ると可愛い!)」
響「次の試合も頑張ってね! 次に勝てれば決勝トーナメント進出なんだろ?」
石崎「ぐへへ……まっかせといてくださいって!(この人おっぱい大きいな)」
全日本メンバー「「「(こ、こいつら……試合にも出てないのに……)」」」

なお、話をするのはもっぱら控えメンバーの石崎と高杉の2名だったのだが、
アイドル2人はこれに全く嫌な顔をする事なく素直に応援をしていた。
それが心からのものなのか、それともアイドルとしての作った顔なのかはわからない。

板野「(石崎の女好きも困ったもんだなぁ。 幸い、我那覇さん達は嫌がってる様子は無いけど……。
    さて、それはともかく俺も何か話してみようか?)」

A.「応援ありがとうございました! 次も頑張りますから、一層の応援お願いします!」 優等生的に対応する
B.「ところで2人とも、俺のハットトリックは見てくれました?」 自分の功績をアピールする
C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ
D.「次の試合のゴールを、我那覇さんにささげます」 君の為にゴールを挙げるぜ
E.「それよりも、俺は我那覇さん達の隣の人が気になるんだけど……」 プロデューサーさんが気になる
F.「岬、そういえばこっちの友達とかって応援に来てないの?」 あずみちゃんたちは?
G.「(いや、ここはじっと何も言わないに限る)」 マグナムスルーだ
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

404 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:24 ID:STcn7Mkc


405 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:36 ID:+J1qM7xA
A

406 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:53 ID:iuchQxkw
C

407 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:41:16 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

408 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:50:46 ID:???
乙でした!
マグナムスルーってそれ本当にスルー出来るのかw

409 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 07:32:29 ID:???
ディアスってクラブチームから給料もらっているのかね?
勝たないと食べていけないなら
クライフォートよりも、勝利にこだわる理由がわかりやすいけど

もっとも、当時の日本はプロリーグがないから
サッカーで食べていく発想がわからないかもな……

410 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 08:50:27 ID:???
ディアスはスラム出身だから、理想よりお金だろう
いくら高尚な理想でも、食べていかなければ意味がないという考え方だと思う
だから、松山の考えは子供だましに思えてくるんだ

クライフォートは明らかに違う
醜い内紛続きのオランダ代表を目の当たりにして、チームが一丸にならないと優勝できないと高い理想を抱いていた
だけど、サッカーの黒い現実を知ってしまい、挫折して歪んでしまったんだ
勝利しないと自分自身を見いだせなくなった、かわいそうなキャラなんだよ

411 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 11:10:08 ID:???
そうか、育った環境が違い過ぎるんだなその二人
そういう意味では、ここのディアスは原作の日向に少し似ている……か?
サッカーで稼いでるわけじゃないけど
家族のためにバイトを掛け持ちして稼いでいるところとか

たしか、ディアスは8人兄弟の末っ子だから大家族だよな
しかも、そこはスラム街だから生きていく必死さが半端じゃない
そんな環境に置かれてりゃ、勝つためになんでもやるって気になるよな

412 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 11:29:14 ID:???
かたや、クライフォートはアヤックス下部育ちだね
純粋培養で育成された、本物のエリートだもの

これから汚い面を目の当たりにするかもしれない
どうか松山にはクライフォートの末路をたどらないでほしいな

413 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 13:37:03 ID:???
このスレでは森崎とも翼とも日向とも会っていない
しかも相方は気が合う純粋な板野
だから松山はサッカー界の暗部に対して免疫がなかったんだよねえ
急にマリーシアを見せられてディアスにヘイトをぶつけることになったのは
ある意味不幸だったな

414 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 14:18:30 ID:???
森崎も日向もいないから変に苦悩しなくてすみそうなのは救いかな。
まあ海外に行って本編翼のようにダーク化する松山でもいいがw

415 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 15:36:33 ID:???
まあゲーム通りのマンチェスター行きなら
常識人のロブソンさんと地味なロリマーだから普通の生活送れそうだな>松山

416 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 16:59:33 ID:FJ++ngvc
漫画のクライフォートの移籍先がマンU、運命か

417 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 18:54:57 ID:???
シューマッハもいるし、全部のせマンチェスターはけっこうな戦力になるなぁ

418 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 19:44:30 ID:???
とりあえずはイタリア戦のスタメンをどうするか。
イタリア向きのスタメンを選びたい気もするし
見上さんにまかせて運任せも面白い

419 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 19:50:06 ID:???
スタメンは選んだ方がいい気もするけど、必ずしも採用されるわけではないのと、
毎回選んでいるとそれだけで自由行動がかなり削られてしまうのが悩むところ

けど、本編と違って負けたらその時点で終わりだからやっぱスタメン選びに関わった方がいいのかな?

420 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:34:54 ID:???
三杉に助言をもらったのだからイタリア戦はこちらで選びたい
相方は火力重視で立花推しでいいかな

421 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:34:57 ID:???
イタリア対策か、突出しているDFだがカティナチオマステリーはまだないだろう。
ジェンティーレのタックル技のメテオチャージは1/2、3/4か怪しいところ。
だけどタックル世界最高に比べパスカットは一段落ちる。
その分日本にパス上位は少ない。どちらにせよパス重視かドリブル重視か決めとかなくちゃな


422 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:43:16 ID:???
イタリアはMFがバンビーノ以外はモブでFW2人にもドリブルの突破力がないから
ランピオンさえどうにかできればかなり楽に守れそうなんだが……

423 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:00:29 ID:???
負けたときの主人公的なペナルティを加味するとイタリア戦が最大の鬼門といえるかもしれぬ
フランスには早々負けんだろうし決勝まで行ければ主人公としては許容範囲と言えるだろう

424 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:14:37 ID:???
>>422
前も出たが、GK若林でDF若島津が一番効果的なんだろうけど、
若島津がまず納得しそうにないからなあ。
佐野+中西でどれくらい競り合えるんだろ?

425 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:25:23 ID:???
DF若島津はこのスレでは使えないだろうね。
若林に大差つけられてGKとして絶望にでもならない限り
フィールダーとしての練習すら始めないと思う。

426 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:33:42 ID:???
JOKER出てればFW若島津の可能性あったんだよな
もしかしたら攻撃方面で才能有ったのかも

427 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:38:28 ID:???
井沢がOHクリア覚えてればDF若島津と同じように使えるのに

428 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:49:12 ID:???
そういや若島津って原作でFW転向してたよね。
どれだけ活躍したのかは知らないけど

429 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:53:56 ID:???
若島津が全力で飛ばして前半を無失点で行けるといいんだけど。

430 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:23:33 ID:???
きっとドイツ戦でもマーガス相手に同じことになるんだろうなぁ
そしてWY編では韓国、フランス、イングランド以外の国は全部ハイボール戦法があるというわけで……


431 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:30:15 ID:???
むしろDFメカボディ若島津が対空チート気味だったので
いないくらいでちょうどいいゲームバランスだと思う。

432 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:30:31 ID:???
若林も飛び出しは強いのだがな
それも超モリサキ並に
だが、このスレでは確か一度も飛び出してないから怪しい

433 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:28:33 ID:???
ハンブルグ戦で結果出したんだしJYの間は
若島津をキーパーにしてあげたいなぁ
アルゼンチン戦でもチーム力違いで勝てたと思うし

434 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:38:46 ID:???
むしろユース編もこのまま二人が競っていく感じを期待してる。

435 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:48:23 ID:???
>C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ
==============================================================================================
ここで板野は強気に次の試合も必ず自分がゴールを決めると約束をした。
下手な者がやれば顰蹙を買ったかもしれないが、板野の実力は誰もが認める所。
今日の試合でもハットトリックを達成しており、次の試合でも勝敗を分けるのは彼の奮闘次第だとチーム内からも理解を得ていた。

響「おー! たっのもしいな〜! 次の試合も応援してるから、頑張ってね!」
板野「はい!(ヘルナンデスとジェンティーレ相手に勝てるかわからないけど。 やるっきゃないもんな!)」

そして、この板野の宣言には真と響も好印象を抱き素直に彼を応援した。
今日の試合での活躍やこれまでの板野のプレイなどを見る限りこの宣言が偽りになるものではなく、
また、何よりも今までの取材の対応などから板野を純粋に応援出来る程度には彼女達も好意を抱いていたのである。
無論、あくまでもサッカー選手を応援するという意味での好意ではあるが。

その後、全日本メンバーは話を打ち切るとその場を後にした。
流石に20人以上の団体が揃って座れる場所はそう簡単に確保出来ず、
予め関係者席を融通してもらっていた為にそちらへ移動する為である。

響「ところで次に全日本が試合するのってどこだっけ?」
真「もう、忘れたの? 日本のいるグループDは日本、アルゼンチン、そしてイタリアの3チーム。
  だから次はイタリアとの試合だよ」
響「へー、そっか。 あれ? イタリアって強豪国じゃなかったっけ?」
真「そうだよ。 しかも堅い守備が自慢のね。 だから多分板野くんもあんな事言ったんじゃないかな?」
響「そっ、そうだったのか! てっきり普通に頑張るっていう意味かと思ってたぞ……」

因みに日本のメンバーが去った後、彼女たちはこんな会話をしていたという。

真「もう……事前に予習くらいしておきなよ。 サッカーにちょっと詳しい人ならこれくらいはわかるよ」
響「うがー! 国内サッカーならまだちょっと番組で取材したりでわかってきたけど、世界になるとさっぱりさー!」
プロデューサー「ラグボールならわかるんだけどね」

436 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:49:50 ID:???
とにもかくにも、こうして全日本メンバー一行は無事に観客席に座り、
研究の為にとこの後行われる試合をつぶさに観察をした。

ピッピッピィーッ!!

実況「試合終了〜! 西ドイツ、噂に違わぬ凄まじい強さを発揮しました!
   特にキャプテンのカール=ハインツ=シュナイダーくんは、この試合で3得点! ハットトリックを達成!
   既に第1試合でハットトリックをしている全日本の板野くん同様、得点ランキング1位!
   今大会ではその自慢のファイヤーショットでゴールを量産する姿が期待されます!」

シュナイダー「(俺は負けん、西ドイツは必ず優勝する。 そして俺は毎試合ハットトリックだ!)」

全日本メンバー「やっぱりシュナイダーは強いぜ」「ああ、相変わらず滅茶苦茶な威力のシュートだ」「突破力も上がってないか?」
松山「流石に西ドイツは強いな。 シュナイダーだけじゃない、あのマーガスっていうのもシェスターっていうのも危険だ」
若林「奴らはブレーメンJrで共にプレイをする中心選手たちだ。
   どちらもシュナイダーに比べれば劣るが、相当な実力者である事には違いないぞ」
板野「(後はこれにミューラーが加わるんだよなぁ……やっぱ強すぎだよ、西ドイツ)」
若島津「(……取れる! 今の俺ならば、奴のファイヤーショットに無様にやられるような事は無い! 取れるぞ!!)」

まず第2試合――カナダと西ドイツの試合は、下馬評通りに西ドイツの圧勝。
4−0という日本とアルゼンチンとの試合以上の大差をつけての勝利の中で、シュナイダーは3ゴールでハットトリック。
マーガスも1ゴール2アシストと順調な滑り出しを見せ、
カルツ、シェスターという中盤の要もゲームをコントロールし見事に完勝をしてみせたのだった。

そして次の第3試合、ウルグアイとベルギーとの試合では全日本メンバーの多くが知らない選手が活躍を見せる。

実況「し、試合終了〜! ウルグアイ、強し! 今大会、3人目のハットトリッカー誕生!
   その名はウルグアイの彗星、ラモン=ビクトリーノ!
   ビクトリーノくんの活躍で4−1とこちらも大差で下し、まず一勝を挙げました!」

ビクトリーノ「ヒャッホー! やったぜベイビー!」

437 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:51:37 ID:???
中里「むぅ、凄まじきスピード……」

ピエール「正に点取り屋……」

ディアス「……ケッ(ウルグアイか。 全然興味が無かったけど、あんなのがいたとはな)」

南米の黒豹ことウルグアイのキャプテン、ラモン=ビクトリーノである。
彼もまたこの試合で3得点を挙げてハットトリックを達成。
彼は板野やシュナイダーには見た限りではパワーでは劣る様子だが、そのスピードの速さに一同は目を剥き驚く。

石崎「す、すごい……誰だあいつは……」
若林「世界にはまだまだ凄い力を持った選手がゴロゴロいると言う事だ」
板野「(なんだか地味だけど、やっぱりビクトリーノも凄い奴なんだよなぁ。 多分決勝トーナメントでかませ犬になるんだろうけど)」
政夫「しかしこれでハットトリックが3人目かよ。
   ハットトリックした奴が凄いんだか相手のチームがヘボなんだかわかんねぇな」
山森「勿論板野さんを含め、シュナイダーやビクトリーノが凄いんでしょうけど……。
   でも、今のベルギーもその前のカナダも、アルゼンチンに比べればそこまで強かった訳ではないですよね」
滝「まぁな。 勿論、アルゼンチンも守備力だけに関しちゃ似たようなもんだったけどな」
松山「しかし現時点では全員3得点で横一線だ。 どうだ板野、シュナイダーだけじゃなくビクトリーノって奴まで現れたけど、
   この大会の得点王はやっぱり狙ってるのか?」
板野「うーん……」

A.「勿論。 ストライカーである以上は、そこは目指したいよ」
B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」
C.「いや、多分無理だ。 次のイタリア戦で点が稼げそうにないもん」
D.「それよりウルグアイで1ゴールを挙げた奴の方が気になってるんだけど」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>408 乙ありです。

438 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:00 ID:t55KkmU+
A

439 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:06 ID:8XS+/fmA


440 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:58:00 ID:6F3qmrh+
B

441 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:02:36 ID:???
>B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」
==========================================================================
松山「あれ? そうなのか?」
中西「なんや、まさかシュナイダーとか見てビビっとる訳やないやろな?」
板野「違う違う。 ただハットトリックとかに拘っても仕方ないだろ?」

全日本で1番と言えるシュートの威力を持つ板野が、
得点王は別に目指していないと宣言をした事で一部からは驚きの声が上がり、もしかして臆したのではと推測をする者もいた。
だが、板野はあくまでも勝利を第一に考え個人成績は二の次だと告げる。

板野「まぁなれれば嬉しいけど……1番はやっぱりチームが勝つ事だよ」
三杉「(確か中学サッカー大会の時の得点王発表でも、自分が得点王だという事を直前まで知らなかったな。
    欲が無いというかなんというか……どうもストライカーらしくないな。
    無論、個人成績にかまけてワンマンプレーをするようや者よりはよっぽどいいけどね)」
早田「なんだなんだ、面白くねぇな。 もっとこう、ガーッ!と気合入れて『俺が得点王になってやる!』って言う場面じゃねーのか?」
板野「いやまぁその、うーんなんというか……」

これに対してはチーム内でも賛否両論。
血気盛んな者の多い全日本の一部の者達からはストライカーがそんな気持ちでは困るという意見も出る中で、
逆に冷静な者からはワンマンプレーに走る事のない者だという認識がされる。
そんな中で、板野はもう一つ得点王を特に目指していない理由を――視線を右に向ける事で説明した。

来生「うーん、うーん。 俺が得点王になるには何点取ればいいんだ? 30点くらいか?」
井沢「来生……既に今日1試合終わって、決勝まで行っても残りは3試合しかないんだぞ?」
来生「ああそうか、1試合10点は流石の俺も無理だな。 ならハットトリックを全試合でしたとして……計15点もあれば大丈夫だろ」
滝「なんで3試合それぞれで3得点を取る計算で15点になるんだよ……」
板野「……こんな感じで、正直、取ろうって気は沸いてこないんだ」

奇天烈な発言をして滝と井沢に呆れられている来生を見ながら、苦笑をする板野。
この光景を見て、ようやく全日本メンバーは板野の気持ちに納得をするのだった。

442 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:03:47 ID:???
その後、今日最後に行われた第4試合――イングランドとフランスの一戦。
地元開催国とサッカー母国の地の試合が始まり、一同は観戦をするのだが……。

バババババババッ!!

実況「こ……これはなんと言う華麗なテクニック! 無駄な動きが少しもない!
   その流れる様なドリブルにイングランドの選手達は誰一人ついていけません!
   正にエル=シド=ピエールワンマンショー!!」

反町「す、すごいドリブルだ……」
岬「あの華麗なボールさばきからピエールはフランスではサッカーの芸術家、フィールドのアーティストと呼ばれてるんだ。
  もしもフランスが上がってきたら、決勝トーナメントでは彼の動きに要注意だよ」
板野「(フィールドのアーティストっていつの間にか岬の二つ名になってたよなぁ……)」
早田「ディアスに続いてこんな奴までいやがるとはな……腕が鳴るぜ!」

まず彼らの目を引いたのは、フランスキャプテン。
ピエールの華麗な――否、芸術的なドリブル。
そのボール捌きに一同は絶句し、このままならばこの試合もフランスが勝利するのだろうかと考えるのだが……。

ボカッ! ポーン

ボッシ「ああ〜!」

実況「あ〜っと惜しい! ピエールくんの絶妙のラストパス、これをFWのボッシくんシュートミス。
   ボールはゴールバーを大きく超えました! フランス、立ち上がりの絶好チャンス物に出来ず!」

来生「なんだなんだ、今のを外すのかよ」
新田「最高のパスですよ、今の。 タイミングといいポジションといい、あれで決められなきゃFWじゃない」
板野「(うわぁ、こうして自分の目で見てみるとよくわかる。 フランスのひどさ。
     正直俺よりパスカットもブロックも下手っぽい)」

443 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:04:48 ID:???
ピエール以外の選手が、揃いも揃って酷すぎる実力者ばかり。
読み物としてそれを知っている板野も、実際にサッカーをする内に目が肥え、そして自身も相当な実力者となった今。
改めてフランスのモブ選手たちの実力の低さを目の当りにし、思わずピエールに同情をしてしまう。

こうして今日のアルゼンチンのディアス以上に1人だけで戦い続けるピエール。
彼の決死の奮闘の甲斐もあって前半しばらくはなんとか同点で試合が続いたものの、
途中、ピエールのいない間を抜きイングランドがあっさりと得点。1−0とリードを許す展開となってしまう。

ピエール「(まずいな……相手は相当こちらを研究してきている。
      このままでは駄目だ。 どうにか同点に追いつかないと!)ハァッ!!」
ロブソン「ふっ、その程度のシュートが効くものか!」

当然フランスもこの1点を返そうと(主にピエールが)必死に反撃をするのだが、
イングランドのキャプテン、ビリー=ロブソンがこれを跳ね返し同点を許さない。

板野「(あ、ロブソンだ。 地味だけどやっぱり強いな……)」
次藤「あのDF……(ワシより素早くブロックに行けとるタイ。 やはりパワーだけでなくスピードも無いといけんのかのう)」
松山「このままじゃフランスはまずいぞ。 流石にピエールだけで勝てる相手じゃない」
三杉「今日の僕たちの試合と一緒だね。 如何に1人の凄い選手がいたからといって、それで勝てる程サッカーは甘くない」
岬「(まずいなぁ、フランスには勝ち上がってくれないと困るんだけどな……ん?)」
沢田「あれ? フランスは……選手交代ですか?」
若島津「選手を代えて強引に流れを変えるつもりか……」
板野「(いや、違う。 あれは……)」

実況「フランス、サイドラインにボールを蹴りだしなんとかピンチ脱出です。
   おっとそしてフランスはここで早くもメンバーチェンジです。
   ゼッケン3番ブラボーくんに代わりゼッケン20番ナポレオンくんが入ります」

板野「(ナポレオンだー! まぁそりゃ出すよね。 勝てないもんこのままだと……)」

444 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:06:18 ID:???
そして、いい加減ピンチが続き、ピエールまでもがディフェンスに参加し始めた時。
ようやくフランスベンチが動いた。
唯一ピエール以外でマトモと言える選手、ルイ=ナポレオンを出場させたのである。

ロブソン「(ナポレオン、ナポレオンか……)」

フィールドに姿を現したナポレオンを見ながら、考え込んだのはイングランドのロブソンである。
彼はこの大会前、偶然にも板野と出会った際にナポレオンの情報を得ていた。
フランスにはピエールだけではない、ナポレオンというストライカーもいるという情報を。

ロブソン「(確か強烈なミドルシュートと、それをダイレクトで撃てる選手だったな)」

板野から情報を聞いた後、ロブソンはすぐさまナポレオンの資料を出来る範囲で集め、調査をした。
無論、たまたま出会った敵国チームの男から聞いた情報。
鵜?みにはしていなかったが、それでも隠し玉がいるやもしれんとは以前から思っていた事であり、
杞憂に終わればそれはそれで構わないと考えた上でナポレオンについて調べたのである。

結果、ロブソンは少しの資料だけでもナポレオンの実力を知る事となり、
何故そんな彼がフランスに途中合流をしたのか、今日の試合でも途中出場だったのかまでも調べ上げた。

ロブソン「(粗野で横暴、警告を受けた数は数えきれない程の荒くれ者か。 確かにそんな選手を使うのは一か八かだな。
      だが、情報を得ていれば対処自体に苦慮する事は無い筈)」

こうして本来ならば予想外の隠し玉に苦しめられる筈のロブソンは、
不敵な笑みを浮かべながら試合を再開するのだが……。

445 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:07:22 ID:???
先着1名様で、

★勝つのはフランス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ナポレオン「レ・ブルーのユニフォームを纏ったからには僕はもう乱暴なプレイはしません」 なにィ!?綺麗なナポレオン!?
ダイヤ・ハート→空中でナポレオンとロブソンがもつれあう! そして……?
スペード・クラブ→ロブソンがナポレオンを徹底マークするが……?




本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅くまでご参加ありがとうございました。それでは。

446 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:07:41 ID:???
★勝つのはフランス→ JOKER

447 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:02 ID:???
なにィ!?

448 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:03 ID:???
なにィ!?

449 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:44 ID:???
なにィ!?乙でした

450 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:12:47 ID:???
なにィwww
なにこのキレイなジャイアンwww

451 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:20:28 ID:???

これでなんで途中出場だったんだよwwwww

452 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:21:14 ID:???
アメリカのジャック「なにィ!?」

453 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:24:48 ID:???
これはアレですか、
準決で審判がホームタウンディシジョンな判定(本当は反則じゃないのに、日本の反則になる判定)をしても、
逆にナポレオンが「いや、審判、今のは反則ではありません」とか言っちゃうのかwww


454 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:25:42 ID:???
また新しい属性キャラが生まれてしまったのかw

455 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:33:44 ID:???
>>451
頭打ってこうなったから安静にしてたんじゃねーのwww
さーキャプ森スレのマモノが来やがったwww

456 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 03:07:29 ID:???
ピエールとなんかあったんかwww

457 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 08:00:00 ID:???
これも全部YO1神とニネーって奴の仕業なんだ(熱い風評被害)

対戦相手が全てイレギュラーを起こしてる以上ドイツも何かありそう
キーパーがミューラーじゃなくてヘフナーとかさ!

458 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 08:26:37 ID:???
マーガスがちょっと強いかもね。
ランピオンより格上扱いされてたから
ランピオンの能力が抑えめなだけかもだが。

459 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 11:00:03 ID:???
本編だとウルグアイ×ベルギーは3対1なんだよね。

460 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 21:23:11 ID:???
フランス代表の将軍の系譜
突然、非常に優秀な司令塔が生まれ、その選手がいる間は強いのだがいなくなると途端に低迷

ピエール一人だけがものすごく強くて他が悲惨なのはこれをYO1神なりに再現しようとした結果なんですかね

461 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:42:27 ID:???
>★勝つのはフランス→ JOKER ★
>ナポレオン「レ・ブルーのユニフォームを纏ったからには僕はもう乱暴なプレイはしません」 なにィ!?綺麗なナポレオン!?
========================================================================================================
ナポレオン「ケッ、出すのがおせぇんだよ。 最初っから俺様を出してりゃ……ん?」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

フランスサポーター「頼むぞ、ナポレオン!」「逆転してくれー!」「まずは同点だー!!」

悪態をつきながらフィールドに現れたナポレオンを始めに迎えたのは、
チームメイト達でなく観客たちの声援だった。
地元国として超満員のスタジアムのほぼ全てがフランスのサポーター。
1−0とリードを許す状況の中で登場したナポレオンに、彼らが声援を送るのは必然。
自国の勝利を願っている彼らは切り札のように途中出場をしたナポレオンに期待をかけているのだ。

ナポレオン「(せ、声援……? この俺に対してか……?)」

そして、この大歓声とも言えるサポーターたちの声に戸惑いを覚えたのは他ならぬナポレオンである。
元来乱暴者として地元で有名であり、他者から忌み嫌われるか恐れられるか。
いずれにしろ好意的な感情を抱かれた事の無かったナポレオン。
特にそのラフプレイの多さから対戦チームのサポーターにも嫌われ、
また自チームのサポーターからもいい感情は持たれないと自業自得ではあるが散々な環境にいた。

そんな彼がこの満員のスタジアムで歓声を受けたのだから、驚かない筈もない。

ナポレオン「(全員が応援している……この俺に……? もしかして、誰も俺の事を知らないのか?)」

462 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:43:43 ID:???
やがて彼は戸惑いながらも、ようやくサポーターたちの心理を理解し始めていた。
クラブチームでこそ忌み嫌われていたナポレオンであったが、その悪評はあくまでも地元のみ。
多少は噂になって他の地方の者が耳にする事こそあれど、このスタジアムにいる観客の殆どは知らなかった。
だからこそ、彼らはナポレオンの事を素直に応援出来ていたという事をこの時ナポレオンは咄嗟に考え……。

ナポレオン「(そして、俺がいつも通りのプレイをすれば非難になったり……。
       或いはそこまで露骨にしなくとも、俺に対して褒めたり声援を送ったりって事は無くなるわけか)」

今までのナポレオンならばそれでも構わないと考えただろう。
彼は声援を受ける為でもなければ名誉を守る為ではない、あくまで勝ちたいから勝ってきた男だからだ。
だが、この声援を受けた事で――今までに味わった事の無い幸福感を覚えた事で、その思いは180度転換してしまった。
この声援を受けられるだけのプレイをし、大歓声の中でプレイをしたい。
そう思ってしまったのである。

ピエール「……おい、どうしたナポレオン。 何をぼうっとしている」

やがてフィールドに入った直後に硬直し、
動きを止めていたナポレオンの元にキャプテンであるピエールが駆け寄り声をかけた。
ナポレオンはこれでようやく平静を取り戻したのだが……。

ナポレオン「すみません、キャプテン。 少々考え事をしていました」

今までの自分のプレイでは、自分の性格では声援を受ける事が出来ない。
そう考えたナポレオンは、自身の性格まで180度変えてしまったのである。
即ち、乱暴で粗野な荒くれ者から――礼儀正しく優しさに満ちた善人へと変貌をしたのだ。

463 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:45:30 ID:???
ピエール「………………は?」
ナポレオン「必ずこの試合、勝ちましょうね!」
ピエール「………………」
ナポレオン「さぁ皆さん、1点くらいすぐに返してやりましょう!
      力を合わせ、そして観客の声援のパワーを貰えばきっとこの試合に勝てますよ!」
ボッシ「え、え……?」
ジョルジュ「ど……」

フランスメンバー「「「どういう事なの……」」」

無論、このナポレオンを見てフランスの他のメンバーは目を丸くするしかなかったという。

その後、試合が再開をしてしばらく――フランスは相変わらずイングランドに攻め込まれる展開が多くなった。
ナポレオンを加えた事でチーム力自体は驚異的に上がったが、
それ以上にフランスメンバーの精神状態がまともに試合を出来るものではなかった為である。

イングランドFW「よし、抜いた!」
ピエール「し、しまった!」
ナポレオン「ドンマイ、キャプテン!」
ピエール「お、おう……」

イングランドDF「よーし、貰ったぜ!」
ボッシ「ああ、奪われた!」
ナポレオン「ドンマイドンマイ! すぐに取り返しましょう!」
ボッシ「え、えぇー……」

464 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:46:44 ID:???
勿論、その精神状態を引き起こしたのがナポレオンである事は言うまでもない。
試合が再開され下手なプレイをするメンバーに対し、いつもの彼ならば罵声を飛ばす所だが、実際はその真逆。
やけに優しげに慰めフォローをする彼の姿にフランスメンバーが動揺をするのは当然と言えた。
こうしてナポレオンを投入したが為に余計にピンチを拡大してしまったフランスだったが、
それでもギリギリの所で防ぎ1−0のまま徐々に試合は膠着状態に陥る。

実況「フランス、ここもなんとか凌いだ! ピエールくん、華麗にパスをインターセプトです!
   ナポレオンくんの投入以来動きが硬かったフランスですが、少しずつ緊張が解れてきた様子だ!」

ピエール「(い、いかんいかん。 落ち着け、クールになるんだエル=シド=ピエール。
      ナポレオンがどうしてああなったかはしらんが、いい事だ。 そう、これはいい事な筈なんだ。
      問題児が改心をして悪い筈がない。 いいか、クールになるんだピエール!)」
ナポレオン「キャプテン、こちらです!」
ピエール「ひぃっ……わ、わかった! 頼むぞナポレオン!」
ロブソン「むっ……来たか! みんな、落ち着いて当たれ! あいつはラフプレイが得意だが持ち味はそれだけだ!」
イングランドメンバー「「「おう!!」」」

そして、前半終了間際――件のナポレオンへと、ついにボールが渡った。
これに対してイングランドの守備陣は事前の情報通り、ナポレオンのラフプレイに警戒をして守備にあたる。
なるべく力に力で対抗しないよう、スピードとテクニックでぶつかろうと考えたのである。

465 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:47:44 ID:???
スルッ スルスルッ スタタターッ!!

イングランドメンバー「「「はああああああああっ!?」」」
ナポレオン「(ラフプレイは厳禁ですね。 ここは華麗にかわしてみせましょう)」

だが、このイングランドの対策は間違いだった。
正確には、試合開始前に集めた情報としては正しかったがナポレオンがフィールドに立った瞬間に役立たずとなってしまったのである。
観客の声援を受け、改心をしてしまったナポレオンはラフプレイを起こさぬよう、
実は備わっていた華麗なドリブルでイングランドメンバーを一気にごぼうぬき。

ロブソン「ちょ、ちょっと待て! 情報と違うぞ!? まさかこいつもピエール同様テクニカルな選手……?」
ボッシ「ナ、ナポレオン! シュートチャンスだぞ!」
ナポレオン「はい! これで同点にしてみせます!」
ロブソン「くっ!(となれば情報を鵜?みにする訳にはいかん! キャノンシュートとやらの存在も虚報だったのかも……)」
ナポレオン「さぁ、おあがりなさい! キャノンシュートです!」
ロブソン「ええええええええええ!? これはあるのかよおおおおおおおおおお!?」

ドゴォン! バァンッ! ピピィーッ!!

この事前情報とはまるで違うナポレオンの動きにイングランドキャプテンのロブソンは情報が間違っているのかと考え、
ナポレオンが持つというキャノンシュートについても嘘であると判断しブロックに向かった。
しかし、ナポレオンは当然のようにキャノンシュートを打った。
ラフプレイで相手の選手を怪我させるなどをすれば故意とも思われるかもしれないが、シュートに関してはその限りではない。
何よりも目一杯力を込めて放つだけのシュートが反則を取られる訳がないからである。
よって、この時のナポレオンは迷う事なくキャノンシュートを放ち、完全に虚をつかれたイングランドはあっさりと失点をした。

466 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:48:46 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

フランスサポーター「よーし、いいぞナポレオン!」「シュナイダーが西ドイツの皇帝ならお前はフランスの皇帝だ!」
         「この調子で逆転を頼むぞ!」「「「ナポレオン! ナポレオン! ナポレオン!!」」」

ナポレオン「(ああ、気持ちいい。 こんなにも歓声を受けてプレイをするのが気持ちいいなんて知らなかった。
       これが国を代表するという事……これがレ・ブルーとしての誇りなのですね)」
ピエール「ナ、ナイスゴールだナポレオン……」
フェレーリ「さ、流石だな……」
ナポレオン「いえ、この程度で満足は出来ません。 さぁ皆さん、後半は逆転といきましょう!」
フランスメンバー「「「お、おう……」」」

ロブソン「ど、どういう事なの……」
イングランドメンバー「訳がわからん」「本当にわからん」「なんか展開がギャグ調になってるぞ、いいのか?」

こうしてフランスは同点に追いつき、イングランドは失意と混乱の中にいた。
事前の情報と全く違う言動にプレイを見せるナポレオン。
フランスメンバー程ではないがそれらに困惑をした彼らは試合が後半になってもナポレオンに対処出来ず、
逆に少しずつ慣れてきたフランスメンバーは調子を取り戻し、結果的に3−1でフランスの勝利。
ナポレオンはハットトリックを達成し、こうして今日のハットトリッカー……その4人目が誕生をしたのであった。

ピエール「よ、よし! 勝てたぞみんな、よくやった!」
ナポレオン「さぁ皆さん、熱い声援を送ってくれたサポーターの皆さんに感謝の言葉を言いに行きましょう」
アモロ「う、うん……」

ロブソン「もうやだこの国……」

467 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:49:49 ID:???
※大会初日が終わった時点での得点王・アシスト王ランキングです。
 名前が上がるのは主要選手だけです。

大会得点王ランキング

3ゴール 板野、シュナイダー、ビクトリーノ、ナポレオン
1ゴール 反町、ディアス、マーガス

大会アシスト王ランキング

2アシスト マーガス、ピエール
1アシスト 松山、岬、三杉、沢田

468 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:50:54 ID:???
実況「試合終了〜! フランス、前半はどうなる事かと思いましたが、後半は怒涛の攻撃の連続で勝利しました!
   特にエースストライカーのナポレオンくんは、途中出場ながらハットトリックを達成!
   全日本の板野くん、西ドイツのシュナイダーくん、ウルグアイのビクトリーノくんと並び、
   これで4人のハットトリッカーが誕生しました!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! パチパチパチパチ!!!

フランスサポーター「いいぞ!ナポレオン!」「この調子で頼むぞ!」「ピエールもよくやった!」

ナポレオン「ありがとうございます! ありがとうございます!」
ピエール「(どうしよう、なんでこうなったか聞きたいけど聞くの怖い……)」
ジョルジュ「(ピエールが満面の笑みのナポレオンを見て震えてる……)」

こうしてフランスが予想外の出来事を起こしながらも勝利を収めた頃。
観客席にいる者達もまたこの試合を見て思う所があったようで、各々口を開き始める。

ジェンティーレ「ふん、途中で入ったナポレオンとかいうのも……。
        まあ他の者に比べればまともといえるが俺達を抜くには些か実力不足だな」
ヘルナンデス「だが油断はするなよ、ジェンティーレ」
ストラット「4人のハットトリッカーか……明日は俺も、狙うとするかな」
バンビーノ「ああ、その意気だ!」

シュナイダー「後半はピエールも守備に奔走していたな」
マーガス「ナポレオンがいる分、ピエールも守備に集中出来たんだろうな。 他の奴らは箸にも棒にもかからん奴らばかりだったし」

松山「エル=シド=ピエールにルイ=ナポレオンか……」
若島津「岬の話だとナポレオンはラフプレイが得意な選手だったんじゃないのか?」
沢田「全然そんな素振りすら見せませんでしたよね? むしろ華麗なテクニシャンって感じでした」
小池「まああのシュートは確かに暴力的とは言えるかもしれねーけどな」
岬「う、うーん……僕も雑誌か何かで見ただけだから、詳しく彼は知らないんだよね(おかしいなぁ? 確かにそう書かれてた筈なのに)」
板野「(……えーと、これってもしかして?)」

469 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:51:54 ID:???
多くの者達がフランスの戦力分析をする中で、唯一全日本は岬という情報提供者がいる為か、ナポレオンに注目をしていた。
岬も実際にナポレオンに会った事はないが、事前に彼の情報を得ており、
その際に暴力的なプレイが得意な危険人物であるという知識を得、皆に知らせておいた。
だが、試合を見てみればナポレオンはその逆――テクニシャンと言って差し支えない動きをしており、一同は混乱するのだが、
結局は岬の勘違いか思い違いだったのだろうという結論に至る。

しかし、この中で唯一――否、板野を含めた6人がこのナポレオンの"変化"について察していた。

高橋「……これ、君じゃないよね? そんな事して得って何も無いもんね?」
ニネー「勿論です。 私達が手を加えた訳でもなく、この世界の元管理者さんがそう作っていた訳でもない。
    つまりは……」
森崎「あれだろ? 俺の世界や他の世界でもゴロゴロあって、割と世界の方向性まで変わっちまう事のあるアレ」
翼「ここだと、東邦学園の小池とかもその影響があったんだよね?」

森末「……これ、多分。 改変者がやった奴じゃないなぁ……突拍子無さすぎるもん」

そう、これは森末が設定した事でもなければ高橋やニネーが改変した訳でもない。
世界を管理する者すら手を焼く事もある、気まぐれな神様の力。

人はその神様の事をこう呼ぶ。

板野・森末・高橋・ニネー・森崎・翼「「「「「「 J O K E R だ こ れ 」」」」」」

※フランスメンバーのナポレオンに対する感情が フランスメンバー→(どうしようこれ)→ナポレオン になりました。
※ナポレオンのプレイスタイルが変化しました。同時に取得していた技も変化しました。

470 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:53:00 ID:???
>>449 >>451
乙ありでした。

判定はありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

471 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:59:55 ID:???
乙です。
おあがりなさいてw

472 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 01:22:46 ID:???

ナポレオンかわいい

473 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 01:29:54 ID:???
地味に不味いな
+2の強引なドリブルがなくなって+3の華麗なドリブルになってる...
だけどJOKERは仕方ないか(笑)

474 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 07:08:21 ID:???
きれいなナポレオンは腐乱子の審判にどう対処するのか

475 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 08:20:39 ID:???
俺はkの展開原作で見たから知っているぞ
ナポレオンは分身使いまっくたフェイントやカーテンひいたり
切り札の回転をかけないスピード重視のNEWキャノンシュート撃つんだろ

476 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 17:24:52 ID:???
このナポレオン、ジュニアユース編だけの一回限りにしておくのは惜しいな。
ワールドユース編で練習試合でもいいから戦えないだろうか?
あるいはリオカップ編でどこかのチームに研修に行き、戦えないかな?
(もちろん自チームに移籍してチームメイトでもいい)

477 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 18:56:48 ID:???
まあいろいろ詰め込みすぎちゃうのも大変かも。

478 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 20:26:09 ID:???
この後何もなければおそらく夜の行動になるけど松山、新田、石崎のいずれかと会話したいな
松山:海外のサッカーに興味があるか聞きたい
新田:板野の真似をしてパワープレイヤーに進もうとしているので、その方向修正
石崎:ブロッカーのスーパーサブとして特訓できる時間があるかの相談

479 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 20:50:08 ID:???
ナポレオンがマルセイユルーレットとか使ってくるのかー?

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