キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】

1 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:31:05 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1397051465/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会は惜しくも準決勝で敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
全国大会で共に競い合った立花兄弟や合宿で集中的に練習に付き合った新田らの後押しもあってか、板野は見事キャプテンに選ばれる。
舞台は世界へ。全日本はハンブルグとの試合に3−3の引き分けに終わった後、
練習試合をする筈だった各チームに断られ追加合宿に明け暮れる。
そしてフランス国際Jrユース大会が開かれ、全日本はアルゼンチンJrユースと初戦でぶつかり合う。
天才・ファン=ディアスのスーパープレイの連続に圧倒される全日本であったが、
他の選手が然程の実力者ではないという弱点を突いて前半で2−1でリード。
尚も試合は続く……。

2 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:31:57 ID:???
☆板野くんの能力値☆

選手名     ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低  ガッツ
板野      57 55 58 57 51 52 54 384 1/3  930/930

     板野
エクスプロードドリブル(1/4でドリブル力+4、吹っ飛び係数2)
強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)
ゴールデンコンビ(パス力+3の連続ワンツー、要松山)100消費×2
弾丸シュート(シュート力+3、吹っ飛び係数4)120消費
マグナムシュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2)200消費
バーストマグナム(シュート力+10、吹っ飛び係数2)300消費
マグナムボレー(低シュート力+6、吹っ飛び係数2)300消費
道産子ツイン(低シュート力+4、吹っ飛び係数3、要松山)150消費×2

主人公pt0

3 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:34:16 ID:???
☆サッカーのルールについて☆

基本的に本編と同様ダイスで進行させてもらいます。
間違えやすい点は下記に列挙。

・試合中の覚醒など
板野君以外の味方はJOKERを引いた際、もしくはダイスで11・12を出した際に覚醒チャンスが出ます。
攻撃判定の場合は敵に勝利した場合、
守備判定の場合はボールに触れており判定に使用する数値を出していた場合に覚醒する事が出来、
フラグか技などを習得できます。
JOKERでの覚醒の場合は一発取得、11・12での覚醒の場合はフラグまでです。
板野くんがJOKER、もしくはダイスで11・12を出した場合は後述する覚醒システムで説明します。

・ガッツ関係について
試合中、1分毎にガッツは5回復します。
ガッツが300以下になると全能力−1、200以下で−2、100以下で−3、0以下で−5とペナルティが増えていきます。

4 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:35:25 ID:???
・フリー補正など
フリー状態の場合はシュート、パスなどに+2の補正がつきます。
主にフリーキックの際に使用される補正ですが、相手の戦術や退場などによっては普通にプレイしている時でもかかる時があります。
また、コーナーキックの際のシュートは、特殊なシュートでなければ角度ペナが入りフリー補正と±0になる予定です。

・人数補正について
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じて人数補正を受けます。
2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3の補正となります。
キーパーのセービングには影響をうけません。

・スルー、ポストプレイについて
スルーはシュート力+3した状態で判定が行われ、成功するとキーパーの状態を悪くする事が出来ます。
ただし上手くいくかどうかは合わせてくれる味方との連携にもよります。
ポストプレイはパス力での判定になります。

5 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:36:41 ID:???
・反則について
反則は攻撃側、守備側の接触プレイ時、お互いにクラブを引いている場合にのみ起こります。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
また、基本的に怪我は反則を犯された側のみが受ける事となります。
・怪我の判定について
ケガの判定は以下の表を使って算出します。
本編のものと同様です。

ケガの深度 非接触 接触 反則受 シュート 接触 反則受
                       吹飛  吹飛  吹飛
万全の状態  無   無   中    小    中   大
なおりかけ    無   小   中    中    中   大
軽傷治療済  小   中   中    中    大   大
軽傷未治療  中   中   大    大    大   危
重症治療済  中   大   大    大    危   必
重症未治療  大   危   必    必    必   必
プレイ不能   必   必   必    必    必   必

無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数     大=クラブ
危=クラブかスペード  必=必ずケガをする

6 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:38:14 ID:???
・シュートの枠外について
シューターとキーパーの数字の和が14の場合、シュートはゴールポストに当たります。
更にカードのマークが一致した場合は枠外になります。
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。
また、この判定は一対一の判定の際にも適用されます。

・PKについて
PKの際はマークが一致した時のみ、セービングチャンスが与えられます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴール、ですがシューターのカードがQ、Kの場合のみ枠外になります。
JOKERを出した際も方向一致とはならず、ダイヤの15扱いとします。

・ブロック失敗時のシュート威力現象
ブロック時、クリア時にシュートを弾き返せなかった場合でも、
シュート力−守備側の判定=2〜4の場合はシュートの威力が−1されます。
この効果は重複しますが、DF判定の段階では適用されません。キーパーのセービング判定にのみ影響があります。

7 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:39:15 ID:???
【板野くんの覚醒システム(主人公pt)について】

・JOKERを引いての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、5pt入手。
・ダイスで11、12を出しての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、2pt入手。
・とても上がりやすい能力を3ptで1上昇出来る。
 同じように上がりやすいは7pt、普通で10pt、上がりにくいで20pt、とても上がりにくいで30ptとなります。
・ガッツは最大ガッツ+5のたびに10ptを使ってあげる事が出来ます。
・練習で会得出来る可能性があった技も、20ptで会得する事が出来るようにします。
・試合後に累計ptを計算し、そこでptが余っている場合に能力等を上げるかどうかを決定します。
・試合に負けそうになった際は、5ptを消費してリセットをする事が出来る。
 リセットが出来るのはリセットをした時点から近い位置からのやり直しのみ。
・投票の際に主人公ptを消費してヒントを受ける事が出来る。 2票決の際は2pt、3票決の際は3pt消費する。

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:なし
普通:パス、せりあい、ガッツ
上がりにくい:ドリブル、シュート
とても上がりにくい:タックル
ガッツ:+5のたびに10pt

『覚えられる技』
「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

8 : 森末(仮):2015/02/09(月) 22:41:15 ID:???
☆現在のキャプテン候補に対する各選手感情値☆
名前 || 板野 || 松山 || 若林 || 若島津
−− ++ −− ++ −− ++ −− ++ −−
政夫 || + 4|| + 1|| ± 0|| ± 0
和夫 || + 4|| + 1|| ± 0|| ± 0
新田 || + 4|| ± 0|| + 1|| ± 0
反町 || + 2|| ± 0|| ± 0|| + 2
佐野 || + 1|| + 3|| ± 0|| ± 0
来生 || ± 0|| ± 0|| + 3|| ± 0
 滝 || ± 3|| ± 0|| + 4|| ± 0
 岬 || ± 0|| + 4|| + 1|| ± 0
三杉 || ± 0|| + 2|| + 1|| ± 0
山森 || ± 0|| + 1|| + 3|| ± 0
井沢 || + 3|| + 1|| + 4|| ± 0
小池 || ± 0|| ± 0|| ± 0|| + 2
沢田 || + 1|| + 1|| + 1|| + 3
次藤 || + 2|| + 2|| − 1|| + 1
早田 || − 1|| + 4|| ± 0|| + 1
中里 || ± 0|| ± 0|| ± 0|| ± 0
石崎 || + 1|| + 1|| + 1|| ± 0
高杉 || ± 0|| ± 0|| + 5|| − 2
中山 || + 1|| + 1|| + 1|| ± 0
中西 || + 1|| + 1|| − 1|| ± 0
−− ++ −− ++ −− ++ −− ++ −−
総合 || 2 6|| 2 3|| 2 5||   7

板野支持率:33
松山支持率:31
若島津支持率:40
若林支持率:20


9 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:42:22 ID:???
【登場人物紹介】
・板野住明
キャプテン森崎が大好きな、どこにでもいる学生でこのスレの主人公(?)。
性格的にはかなり素直で、キャプテン森崎の世界にいる現状を楽しんでいる。
キャプテン森崎の知識は豊富なので、それがこの世界での彼の最大の武器。
友人の多田野くんの助けで「バーストマグナム」の開発に成功した。
現時点でその決定力は世界でも屈指のレベルにある。

・キャプテン森崎の精(通称:森末)
板野をキャプテン森崎の世界に招待した自称・キャプテン森崎の精。
時々怪しいそぶりを見せるが、頻繁に板野にアドバイスをくれる奴。外見は某QBそっくり。
板野が主人公でなくなってしまっている事を把握し、危機感を持っている。
イタリアJrユースとアルゼンチンJrユースの事情が入れ替わっている事を知り、またも誰かの介入に気づく。
もはや管理者(笑)扱い。頑張れ森末!

・松山光
板野が選んだ中学、ふらのサッカー部のキャプテンで道産子。
惜しくも全国大会では優勝をする事が出来なかったが、藤沢と想いを通わす事に成功。
板野を1番信頼し、また板野に1番信頼をされているチームメイト。
ハンブルグ戦では世界レベルでは自分の攻撃力が通用しない事を痛感し悩んでいたのだが……?

・藤沢美子
本編では松山との間に悲劇的結末を生んでしまい、今もキャプ森板全界隈で惜しまれている少女。
マモノ様の効果によりヤンデレ気質を身に着けてしまったが、松山に対する思いは本物。
アメリカへ旅立つ寸前、松山と心を通わせた。よかったね藤沢!!

10 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:44:16 ID:???
・若島津健
日本を代表する空手キーパー。
板野、松山と全国大会で最後の最後まで鎬を削り合った。
大会MVPにも選ばれたが、その結果には誰も文句が無いようだ。
力こそ正義を地で行く男であるが故に、シュナイダーと自身との実力差に苦悩。
しかし、それを乗り越えるべく修練に励み、見事新技を習得した。

・小池秀人
何の間違いか東邦学園のキャプテンになってしまった男。
自分に若島津や反町を凌駕する才能があると思い込んでいるが、大した事はない……筈が強くなってきてる。
とうとう全国大会で優勝してしまった。どうしよう。

・反町一樹
東邦学園のストライカー。
日向がいない為にのびのびとサッカーを楽しんでいるが、やはりあまり言いたい事は言えないタチ。
板野の放ったマグナムシュートを見て「魔王」みたいと感想を述べた。

・沢田タケシ
東邦学園のゲームメイカー。
中盤の人材不足に苦しむ東邦スカウトが、若島津のツテを頼ってスカウトした選手。
吉良監督の特訓により強靭な肉体を得、パワーとテクニックを兼ね揃える選手となった。
ただしあくまでも性格は気弱。

・早田誠
大阪が誇るカミソリサッカー野郎。
得意のカミソリタックルの鋭さは既に世界レベル。

・中西太一
大阪が誇る超大物級GK。
しかし自身の限界というものも理解しており、今のままでは第三キーパー止まりだと考えフィールダー転向を考えている。
立花兄弟の土台役となり、ハンブルグ戦では晴れてスタメン出場をした。

11 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:45:43 ID:???
・立花政夫・和夫
花輪中学の双子兄弟で空中サッカーの申し子。
板野の手助けによってデルタツイン、更には間接的にスカイラブツインの開発を成功させた。
その為か板野に対してかなりの好感を持っている。

・次藤洋
九州・長崎から出てきた九州男児。
中学生離れした体格とパワーを持ち、大柄な体に騙されがちであるが頭脳も優秀である。
語尾にタイをつける時とそうでないときがある。
自分を吹き飛ばすパワーを持つ板野と認め合い、サッカーを続ける事を決意する。
パワーだけでは世界に通用しないのかと苦悩するも、仲間とのチームプレイに目覚め復活をする。

・佐野満
次藤と同じ比良戸に所属する小柄な2年生FW。
そのキープ力は松山にも匹敵するほど。「ケケケ」が口癖。
自分のキープ力を認めてくれた松山に好感を抱く。

・井沢守
南葛中学のキャプテン。
翼がいない事で不要な嫉妬心がなくなり、キャプテンに任命された事で強い責任感を負うようになった。
その甲斐もあってか本来よりも多少強くなっており、特に守備面が強化されている。
トップ下に固執し、松山にライバル意識を持っていたが板野と滝の説得でボランチへのコンバートを決意。
ただし松山へのライバル心だけは健在の模様。

・来生哲平
南葛中学のエースストライカー。
本編同様、馬鹿。ただし実力は折り紙つきであり、反町と肩を並べる世代を代表するFWである。

12 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:46:55 ID:???
・滝一
南葛中学のウイング。
本編同様、サイド際が活躍の場所。友人の為に真剣に悩めるなど、友情に篤い男。

・石崎了
南葛中学のDF。
根性任せのブロックだけが持ち味。
板野・松山と同室となり、毎晩馬鹿馬鹿しい笑い話で彼らを笑わせている。

・高杉真吾
南葛中学のDF。
翼、森崎がいない為に特に裏工作とかは画策しない至って普通のDFとして成長している。
ただし若林シンパであることは相変わらず。
若島津の暴力の下に屈したが、それでも若林に対する忠誠は変わらない。

・山森正吾
南葛中学の2年生MF。
本編では森崎によって実力を見出され、才能が花開いた彼であるが、
このスレでは若林の手によって才能が目覚めかけているというのは皮肉だろうか。

・岬太郎
フランス、パリに在住の稀代の詐欺師。
本編同様将来の全日本サッカー協会で権力を得ようと水面下で動こうとしていたのだが、
大空翼に出会った事により若干心に変化が生じた様子……?

13 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:48:25 ID:???
・中里正人
南葛中学のDFで、忍者。
大会後サッカーをやめるつもりだったが、父親のはからいにより続ける事が出来た。
俊足を生かしたオーバーラップが持ち味だが現在まったくいいところがない。

・中山政男
大友中学のDFでキャプテン。
森崎がいなくとも、自力で才能を開花させ全国有数のDFとして名を轟かせた。
しかし、中学三年間一度も南葛に勝てず、終ぞ全国大会には出場出来なかった悲劇の選手である。
世界の壁を本編より先に知り、更に森崎に出会った副作用で急速に成長しつつある。
だが、それと同時に現在いる自分の立ち位置に疑問を持ち始めている……。

・新田瞬
大友中学の2年生ストライカー。
まだ実力は低いが、才能とセンスはあると目される少年。
失敗を繰り返しながらも板野に練習に付き合ってもらった結果、副砲としては十分な威力のシュートを身につけた。
尚も伸び代があり、底が見えない未完の大器。

・三杉淳
武蔵中学のキャプテン、ガラスのエース。
ヒューガーがない為に家は没落していないが、未だに心臓病の手術はしていない。
しかしこの3年間リハビリをした為に、30分だけならば試合に出場できるだけの身体を身に着けた。
選手兼コーチとして全日本Jrユース入り。小池の隠れた才能を発掘するのに躍起になっていたが少し疑問を持ち始めた。
翼がいない為、彼の存在は全日本にとっての切り札である。

・若林源三
見上の話に出てきただけだが、元は南葛SCを率いていた天才GK。
見上と共に西ドイツ、ハンブルグへと渡り本場ヨーロッパの環境で練習をしていたが、
慢心する心とサボり癖のせいで大きな成長をしておらず、ハンブルグ戦では3失点の屈辱を味わった。
今後の再起に賭けている。

14 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:51:37 ID:???
・カール=ハインツ=シュナイダー
西ドイツの皇帝と呼ばれる、ヨーロッパNo.1ストライカー。
パワー、スピード、テクニック、どれをとっても一級品であるが、その中でも随一と言えるのが得意とする「ファイヤーショット」。
ハンブルグ戦では不調だったのかイマイチ活躍しきれなかったが、それでもハットトリックを達成。
現在は予定を前倒ししてフランス入りし西ドイツJrユースの合宿に参加。現在試合を観戦中。

・ヘルマン=カルツ
ハンブルグの仕事師。老け顔であるがれっきとした中学生であり板野達と同い年。
飄々とした態度の中に熱い思いを秘めており、土壇場で発揮する本気モードはなんとも嫌らしい。

・マンフレート=マーガス
ブレーメンJrユースのFWで西ドイツのポストプレイヤー。
個性的な面々が多い西ドイツにおいては、数少ない普通の男。

・フランツ=シェスター
ブレーメンJrユースのMFで西ドイツの中盤の要。
イケメンで女性人気が高く、普段はまともで普通の男。
ただし異常なまでのニンジャマニア。

・ジノ=ヘルナンデス
イタリアJrユースのキャプテンでヨーロッパNo.1キーパーの異名を持つ男。
個性派集団のイタリアを纏める常識人だが、女性の趣味が大変危ない。

・サルバトーレ=ジェンティーレ
イタリアJrユースのリベロ。彼とヘルナンデスの守るゴールは正にカティナチオである。
日本のサッカー選手を『ジャッポネーゼ』と言って馬鹿にする癖があるが、
その傲慢さに見合うだけの実力者でもある。

15 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:53:19 ID:???
・チェザーレ=ストラット
イタリアJrユースのストライカー。
本来の歴史であれば、彼はこの時間軸において、
彼の"責任"により他の選手たち同様イタリア代表として行動はしていない筈であるが、
彼がここにいるのは高橋が歴史を改変した結果だという事実が明らかにされる。

・ジョバンニ=マンフレディーニ(バンビーノ)
イタリアJrユースのMF。
地味だが数少ないイタリアJrユースで頼れるMF。ストラットとは大親友。

・ダヴィデ=ランピオン
イタリアJrユースのポストプレイヤー。
地味だがマリーを助けてしまった事により、下手な恨みを買ってしまいそうである。

・ファン=ディアス
アルゼンチンJrユースのキャプテン。
その天才的なプレイの程は周知の事実。
基本的に陽気で楽天家であるが、相手の力量を冷静に判断出来る頭脳的な一面も持つ。
強化されたイタリアの代償とばかりに、とある選手の"問題行動"のせいで完全なワンマンチームを率いる事となった。
その為、本編に比較をすると陽気さが減少している。

16 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:54:47 ID:???
・アラン=パスカル
本来はアルゼンチンJrユースの選手で、ディアスの相棒。
天才に遠く及ばない凡才ながら影に日なたにディアスをサポートする。

・ガブリエル=ガルバン
本来はアルゼンチンJrユースの選手で、唯一守備で頼りとなる男。
彼がいない為にアルゼンチンの守備は完全にガバガバである。

・マリオ=バティン
本来にも存在しない筈の、元アルゼンチンJrユースの選手。
彼が原因となった事件のせいで彼自身、及びパスカルやガルバンが大会に参加出来ないようになってしまった。
現在はその罪悪感に苦しんでいる。

・ジョアン=デ=ラセルダ=アパレシーダ
未来のイタリアユース監督。
ロベルト本郷の恩師であり、戦術立案、選手の育成共に優れる名将。
現在は愛弟子たちと共に全日本vsアルゼンチンの試合を観戦中。

・マルク=アルシオン
未来のイタリアユースのスーパースター。
ちょっと女性の趣味が理解しがたいが、その実力は本物である。

・ジャン=サビチェビッチ
本来なら存在しない筈のジョアンの愛弟子。
筋骨隆々の大男で、寡黙にして滅多に口を開く事はない。

17 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:56:16 ID:???
・多田野数人
ふらの中学の野球部に所属しているエースピッチャー。
不良に絡まれている所を板野(矢車)に助けてもらった。
打率2割のチームを自分の力で道大会突破させる、実は凄いピッチャー。
新シュート開発で悩める板野に「マグヌス理論」というヒントを授けた。

・ダルビッシュ
板野のフォームを矯正し、マグナムシュート開発の手助けをしてくれた2年先輩のサッカー選手。
一流選手にしかない独特のオーラを持っている。

・矢車
地獄の住人。板野くんがお守り代わりに持ってる銀の弾丸のネックレスを売ってくれた。

・我那覇響
多田野に取材をしている時に板野と出会った新進気鋭のアイドル。
沖縄出身で元気いっぱい。喜怒哀楽が激しく感情が移ろうたびにコロコロ表情が変わる。
ダンスをやってる。板野がちょっと気になる。

・菊地真
多田野に取材をしている時に板野と出会った新進気鋭のアイドル。
男性っぽいが正真正銘の女性で、スポーツが得意。板野に取材をしたのもそのスポーツ番組で使うものである。
ダンスをやってる。全日本Jrユースに取材陣としてこのヨーロッパ遠征に携わる。

・青葉弥生
三杉のガールフレンド。
下剤事件がなかった為に三杉といたって健全な関係を築く事が出来、今は三杉を下の名で呼べるだけの仲になった勝ち組。
ただしいつ三杉がS化するかはわからない。

18 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:58:01 ID:???
・見上辰夫
日本サッカー協会の役員で、胃痛持ちの人。
全日本Jrユース監督として個性派集団を纏める。

・片桐宗政
日本サッカー協会の役員で、少し怪しい人。
黄金世代のFW不足を懸念していたが、板野がその救世主になるかもしれないと期待をしている。

・日向小次郎
全国大会で敗退後、板野が出会った本来この世界にはいない筈の人物。
魂がすっぽり抜けているようで、現在話す事は出来ない。

・森崎有三
この世界には存在しない筈の、本編の主人公。
何故彼がここにいるのかは全くの謎だが、多分悪い事を考えている。

・ニネー
絶世の美女。森崎有三に力を貸す。

・大空翼
この世界には存在しない筈の、原作の主人公。
原作同様、朗らかで明るい。悪い事は考えて無さそう。

・高橋
眼鏡の男性。大空翼に力を貸し、溺愛している。

19 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:59:32 ID:???
【人間関係】

板野→(期待できる後輩)→新田
板野→(大人)→次籐
板野→(苦手)→ディアス
板野→(ちょっと気になる?)←響
松山→(ライバル)←若島津
松山→(負けてたまるか)→ディアス
松山→(大切な人)←藤沢
若林→(格下)→若島津
若島津→(ライバル心)→若林
若島津→(リベンジ)←シュナイダー
新田→(頼りになる先輩)→板野
三杉→(才能の塊?)→小池
立花兄弟→(大物)→板野
井沢→(ライバル心)→松山
井沢→(憎悪)→ディアス
次藤→(相互扶助)←佐野
高杉→(服従?)→若島津
北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤
片桐→(期待)→板野
マリー→(ステキ)→ランピオン

20 :森末(仮):2015/02/09(月) 23:01:09 ID:???
テンプレは以上です。
スレタイについては前スレ>>943さんのものを使わせていただきました。
他にも沢山のご提案、ありがとうございました。

21 :森崎名無しさん:2015/02/09(月) 23:02:46 ID:???
新スレ乙です。バーストマグナムを決めたときの決め台詞は「粉砕!玉砕!大喝采!」ですねわかります

22 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 11:56:39 ID:???
乙です。
マグナムボレー対前転クリアが見られるかな?

23 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 19:22:01 ID:???
若島津支持率高ぇ!感情値はサッパリだけど。
再びキャプテン投票が起きたら間違いなく4人とも混戦になるな。
寝釈迦ポーズとか奇行の選択肢が出てきたら控えた方がいいか?

24 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 20:44:43 ID:???
バーストマグナムはとっといた方がアルゼンチン戦では使わない方がいいかな
次のイタリアが油断してくれると助かる
イタリア戦でバーストマグナム初披露の時に
「前の試合のシュートぐらいだったらジノが止めてくれるから大丈夫だ」
と守備をおろそかにしてくれると大変嬉しい

25 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:06:53 ID:???
疎かにとまでは言わないにしても
多少は撃ちやすくなるよね。
あと演出的にかっこよいw

26 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:25:28 ID:???
アルゼンチン相手には1発の威力の高いシュートよりも
何発ものシュートを撃つ必要があっただけなのだ!

27 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:31:17 ID:???
マシンガン打線でノックアウトするのです

28 :森末(仮):2015/02/10(火) 23:46:54 ID:???
>★早田→カミソリパス 59 ( スペード2 )( 4 + 2 )=65★
>★ライーネス→パスカット 53 ( ハート7 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=58
> ルジェリ→パスカット 52 ( ハートQ )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=62★
>≧2→早田のカミソリパスが逆サイドの岬に通った! 岬がそのまま上がり始める!
=================================================================================
早田がサイドチェンジをしようとしていると察知した瞬間、ライーネスとルジェリは即座にパスコースに飛び込んだ。
如何に自分たちがパスカットが不得手と言えど、相手もDF。
ここでオーバーラップをした以上はそれなりに攻撃力も備えているのだろうが、
それでも本職の者には劣るだろうという期待を込めて。

バコォンッ!

ライーネス「よし、これなら……」

ギュルルルルルルルルルルルルーッ!!

ライーネス「なっ!?」
ルジェリ「なにィ!?」

彼らにとって不運だったのは、早田のパス――カミソリパスは本職のMF顔負けの精度だった事である。
ただでさえ急激なカーブをして軌道が予測不能な上、
追加合宿において中西と繰り返した練習で精度そのものもボール速度も上昇した今、
彼のパスは全日本でもかなりの上位に組み込む程のレベルであった。

これをライーネス達が取れる筈がなく、ボールはフィールドを大きく横断し逆サイドの岬が綺麗にトラップをする。

実況「これは凄い! 早田くん、鋭い回転のかけたパスでボールを回転させカットに入った選手を翻弄!
   ボールは逆サイドの岬くんへと渡ったぞ〜! これはアルゼンチン、再びピンチか!?」

29 :森末(仮):2015/02/10(火) 23:47:58 ID:???
早田「へへへ、ざっとこんなもんよ! ヘマするんじゃねーぞ、岬!」
岬「ナイスパス、早田!(これは凄いね。 僕もパスには自信があるけど技は無いからなぁ……と、
  それより今はアシストをつける事に集中しないと)」

ボールを受け取った岬は早田の見せたカミソリパスの精度に内心驚きながらも、
すぐに冷静さを取り戻すと右サイドを駆け上がり始める。
マークが緩く、中盤をほぼ素通り出来た為に早田の作戦は功を為した形と言えるが、
当然ながらいつまでも敵に引っかからないまま上がり続けられる訳もない。

実況「岬くん、上がる! サイドを一気に進みます! これはセンタリングに行けるか!?
   しかし、アルゼンチンもここでDFのガレヤくんが慌てて岬くんにつくぞ!」

ガレヤ「センタリングを上げさせてたまるか!」
岬「(よし、ここを抜けばパスを出せるな)」

先着2名様で、

★岬→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ガレヤ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がドリブル突破に成功! パスの出し先に迷うが……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、松山とディアスで競り合い、バサロがフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「華麗なドリブル(+3)」

>>21-22 乙ありです。

30 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:48:17 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )=★

31 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:48:38 ID:???
★ガレヤ→タックル 55 ( ハート8 )( 3 + 6 )=★

32 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:54:14 ID:???
ミサキーヌの本領発揮と言うべきかw

33 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:57:45 ID:???
なんだ、いつもの岬か

34 :森崎名無しさん:2015/02/10(火) 23:58:14 ID:???
虐殺ゲームは好きくないから適度にヘタレるのがいてくれると有り難い

35 :森末(仮):2015/02/11(水) 00:05:45 ID:???
>★岬→ドリブル 58 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )+(華麗なドリブル+3)=64★
>★ガレヤ→タックル 55 ( ハート8 )( 3 + 6 )=64★
>=0→ボールはこぼれ球に。松山とディアスで競り合い
=====================================================================================
ダダッ バチィッ!!

岬「うわっ!?(しまった、思った以上に早い!)」
ガレヤ「(通せない! ここで通す訳にはいかないんだ!!)」
早田「コラァ! なーにやってんだ岬ィ!」
板野「(……なんだか岬が俺のよく知ってる感じな一面をようやく見せてくれた気がする)」

突破力には相応の自信を持つ岬であったが、この時ばかりはアルゼンチンの守備陣の気迫が勝っていた。
岬が軽くフェイントを入れ、2点目の時と同様にパスを出そうと考える中で、
ガレヤは素早く近づきフェイントを出す暇も与えぬままボールに触れたのである。
辛うじて奪われる事が無かったものの、ボールは高々と上がり岬の足元から離れて行ってしまう。

翼「うーん、さっきは上手くいったんだけどな……たまたまかなぁ?
  岬くん、ファイトー!!」
森崎「(そういや岬の野郎。 他の世界でもだが、
    俺の知ってる奴も変な所でやらかして信用できるのか出来んのかイマイチハッキリせん奴だったな……)」

実況「駄目だ、岬くん突破出来ない! ボールは零れ球となった!
   そして、この零れ球には……あああああっと!?」

36 :森末(仮):2015/02/11(水) 00:07:09 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ダダダダッ バッ!!

岬「ま、松山!」
松山「任せろ、岬! 後は俺が!!」

ダダダダダッ! バッ! グォオオオオッ!!

ガレヤ「ディアス!」
ディアス「何が任せろだ! 寝言は寝て言いやがれ!!」

実況「これには松山くん、ディアスくんが双方向かっていくーっ!! これは背番号10番同士、再度の激突!
   果たして今度の軍配はどちらに上がるのかーっ!?」

先着2名様で、

★松山→高いトラップ 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ディアス→オーバーヘッドクリア 63 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山がトラップに成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、井沢とルジェリで競り合い、パルスがフォロー)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持

37 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:07:43 ID:???
★松山→高いトラップ 60 ( スペード2 )( 5 + 3 )=★

38 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:07:56 ID:???
★松山→高いトラップ 60 ( スペードK )( 4 + 2 )=★

39 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:08:50 ID:???
★松山→高いトラップ 60 ( ハート6 )( 5 + 6 )=★

40 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:09:09 ID:???
★ディアス→オーバーヘッドクリア 63 ( ダイヤ5 )( 1 + 1 )=★

41 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:09:19 ID:???
★ディアス→オーバーヘッドクリア 63 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=★

42 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:10:04 ID:???
ディアスといえば攻撃ばかりが注目されてるけどタックルとクリアが強いエースキラーの能力も見逃せない
漫画でも翼のシュート防ぎまくり

43 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:10:47 ID:???
遂に出たか!

44 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:13:50 ID:???
バク宙オーバーでクリアでるか?

45 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:21:19 ID:???
ぶっちゃけこうやってガッツ使ってくれた方がありがたいなw

46 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 00:35:03 ID:???
かなり削れたね。これで後半は残り600くらいからスタートのはず。


47 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:49:00 ID:???
>★松山→高いトラップ 60 ( スペード2 )( 5 + 3 )=68★
>★ディアス→オーバーヘッドクリア 63 ( ダイヤ5 )( 1 + 1 =ファンタジスタ発動!)=75★
>≦−2→アルゼンチンボールに。
=======================================================================================
松山「(ディアスがどうした! 天才がどうした! 例え天才だろうと、汚い手を使う相手に俺は負けない!!
    俺が……俺達の血がにじむ程にやってきた努力が、こんな奴に負けるはずがないんだ!!)」

この時、松山はディアスに対する執念を燃やし飛び上がった。
空中戦こそ苦手だが、彼には軟弱な雪国の大地で鍛えた逞しい肉体がある。
生まれ持った才能によるものが大きいジャンプ力を、『努力』によって鍛え上げた体の頑強さでフォローしていた彼は、
小柄なディアスが相手ならば間違いなくトラップが出来る筈だと確信を持っていた。
自分たちの努力が、汚い手段を使う天才と呼ばれる人種に踏みにじられる筈がないとも思っていた。

だが、現実は無常。
努力は確かに重要であるが、どのような勝負の世界でも才能というものは大きなファクターを占める。
天才と凡才との間では、埋めようもない程の差というものがあるのだ。
そして、松山光は自他ともに認める凡才であり。
ファン=ディアスは自他ともに認める天才であった。しかも、とびきりの。

松山「よし、とっ……」

パスッ!

空中で胸でボールに触れ、思わず「取った!」と叫びそうになる松山。
松山だけでなく、もしも他の選手が同じ状況ならば誰もがそう叫んでいただろう。

ディアス「………………」
松山「……え?」

48 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:50:20 ID:???
ただ、胸で触れたボールは――当然ながら、そのまま胸に吸い付く筈もない。
あくまでも威力を殺し、そのまま地面に落ちた所を確保するのがボールトラップの目的である。
故に、微かにだが松山の胸から弾かれていた。本当に微かに。

ポンッ

だからこそ丁度その弾かれたボールを、後追いする形でオーバーヘッドの体勢で飛び上がったディアスの右足の裏が捉え。

ビィンッ!

まるで足裏に吸い付いたかのようにピクリともしないボールを、空中でさかさまの体勢になりながら、
逆方向の左足で軽く蹴りだした瞬間、松山は思わず呆けた声を出した。
否、松山だけではない。
それは見ていた者達、誰もが言葉を失いかねない程、ありえない光景。

松山「………………」
ディアス「俺は天才……ファン・ディアスだ!」

着地をし、眼を丸くして見つめてくる松山に対して、ディアスはただそう一言だけを告げ、
ボールを拾った仲間に手で合図をしてその場を走り去るのだった。

49 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:51:58 ID:???
ざわ…… ざわ……

実況「……ハッ! し、失礼しました! えー、どうやらディアスくんがボールのクリア……?に成功したもよう!
   とにかくアルゼンチン、ここでなんとかピンチを脱しました!
   それにしても先ほどのプレイは一体なんだったのでしょうか? 足裏にボールがくっついたように見られましたが……」

観客「もしかしてボールをあの足でかちあげるつもりだったのか?」「まさか、真上に上げてどうするつもりだ」
  「じゃあ狙ってやったっていうのか?あのプレイを!」「それこそまさかだ!あんなの偶然だろ!!」

三杉「監督……あれは……もしかして……?」
見上「……そうだ。 偶然でも、ましてやマグレなどでもない」

翼「流石はディアスだ……」

森末「(……これがあるんだよなぁディアスには。多少の弱体化も意味が無いよ……)」

板野「も、もしかしてこれって……」

ヘルナンデス「まさか……イタリアが喉から手が出る程出現を待ち望む存在が……こんな所に!」

ジョアン「ほんのわずかな数だけ、サッカーの神に祝福されたプレイヤ―達がいる。
     誰も想像できない、理屈じゃないプレイを瞬時に閃き、ありとあらゆるサッカーの戦術を無に帰す事が出来るプレイヤー達……。
     奴ら……お前も含め、奴らに与えられる称号は……」

アルシオン「ファンタジスタ……!」

サビチェビッチ「……………」

シュナイダー「なるほど……天才、ファン=ディアスか」

ピエール「……恐ろしい」

50 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:53:11 ID:???
奇跡か、偶然か、マグレか。
常人が見ればそう思ってしまう程の、常識を考えればありえないプレイ。
前半終了間際、ディアスがその"ファンタジスタ"としての実力を見せた事で、観客たちは逆に沈黙をしてしまう。
それ程までに、ディアスのプレイは彼らにとって理解不能だったのだ。

そして、その沈黙はハーフタイムまで続いた。
残り時間を考えても、また、前線に誰も残っていなかった事を考えてもボールを奪ったアルゼンチンが攻勢に出る事はなく、
ハーフタイムまでの間に大きく試合が動く事が無かったのである。
ようやく沈黙が解かれたのは、審判の長い笛が鳴り響いた時。

長い30分間が終わり、前半終了を知らせる笛が鳴った時であった。

ピッピッピィーッ!!

…ワァァアアアアアアアアアアアッ!!

実況「前半終了! アルゼンチンが前半終了間際のピンチを見事に防ぎ切るも、
   全日本が1点リードの形のままハーフタイムに入ります!
   前半戦、まずはディアスくんの超スーパープレイの連続で1点を取ったアルゼンチンでしたが、その後は続かず!
   逆に全日本が予想外の活躍を見せて逆転に成功をしました!

   しかし、まだまだ最終スコアはわかりません! ディアスくんもこのままでは終わらないでしょう!
   今から後半戦が実に楽しみです!」

観客「ふー、前半が終わったか」「なぁ、最後のディアスのプレイは結局なんだったんだ?」「マグレだろ、マグレ。狙って出来るもんか」
  「そうかな?狙ってやったとしないと説明つかないと思うけど」「それよりアルゼンチンがビハインドで前半終わりかよ」
  「だからニホンって弱小国じゃないんだよ」「それこそマグレだろ」「いやでも……」

51 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:54:55 ID:???
ディアス「(1点ビハインド、か……同点にすら、追いつけないか。 くそっ!
      守備でどれだけ魅せてもしょうがねぇ。 点を取らないと勝てねぇんだよ!)」

松山「(……あれは、マグレなんかじゃない。 ディアスは狙ってやったんだ!
    それほどまでに……それほどまでの才能を持っていて、どうして平気で汚い事に手を染められるんだ!?)」
板野「(ディアス……やっぱり、凄いや。 でも、それでも……マリーシアだけは好きになれないなぁ。
    凄いのも、技術なのも、わかるんだけどな……)」
若林「(思ったよりは出番が少なかったな。 ……まぁ、あのディアスがもう一度突っ込んでくるというのもゴメンだが)」

ハーフタイムを迎え、観客たちが堰を切ったように口々に前半戦を総括する中、
フィールドでは選手たちがそれぞれの思惑を胸にベンチへと引き下がりしばし体を休め始める。

そして、それは観戦をしているだけで緊迫した空気を纏っていた、実力者たちも同じ事であった。

真「前半終わって、2−1でリードかぁ。 この調子なら、勝つのも夢じゃないよ!」
響「とーぜんさー! 自分が応援してるんだからな! ちゃんと勝ってもらわないと困るぞ!!」
真「あ、今の内に売店でジュース買ってくるよ。 響、プロデューサー、何にする?」
響「シークワーサージュース」
プロデューサー「アイスミルク、ダブルでね」

翼「うーん、ディアスならもっと点を取ってておかしくないと思ったんだけど……。
  でも、GKが若林くんなら仕方ないのかな?」
ニネー「(出たわ、ナチュラルなディスり。 若島津くん、言われてるわよ〜)」
森崎「ふん、若林の所まで届いたのなんて2回だけ。 しかも1回はPA外からのシュートじゃねぇか。 関係ねぇよ。
   それよか中山が殆ど空気なのが気になるぜ。 早田は最後にいい味出してくれたんだがなぁ」
高橋「(中山……はなんか覚えがあるような無いような)」

52 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:56:13 ID:???
ヘルナンデス「……最後のプレイは驚いたが、結局は2−1か」
ジェンティーレ「ふ、ふん! 例えファンタジスタだろうと、そう容易くいくほどカルチョは甘くないという事だ。
        現にジャッポネーゼ程度に散々止められていたんだからな」
ストラット「……声が震えてるぞ、ジェンティーレ」
バンビーノ「それにニホンも油断ならない相手だぞ。 特にディアスを止めた10番には注意しないと」
ランピオン「9番のシュートも油断してたら決められかねないからな」

アモロ「ひ、ひぃぃぃ〜! な、なんだかニホンもつよそうだよ。 ここが上がってきたりしたらどうしよう」
ピエール「……どこが上がろうと、予選リーグを突破してきた強敵揃いに違いはない。 楽な相手など、いないぞ。
     (特にお前の実力ならばな……はぁ……)」

カルツ「シュナイダーちゃん、この試合どっちが勝つと思うね?」
シュナイダー「……ニホンだろうな。 このまま行けば、当然そうなる」
シェスター「スコア上もそうだけど、恐らく総合力もニホンの方が上だろうしね。 ……前評判を考えると驚きだけど」

ジョアン「如何なスターといえど、ただ1人では何も出来ん。
     アルシオン……お前もよく見ておけよ。 ただ1つの星に縋らざるを得ないチームの惨さを」
アルシオン「はい」
サビチェビッチ「…………アルシオン」
アルシオン「なんだ、サビチェビッチ」
サビチェビッチ「お前は……ディアスに勝てる自信があるか?」
アルシオン「……さてな。 俺はまだ、ディアスの全てを見た訳ではない。 無論、負けるつもりもないがな」
サビチェビッチ「……そうか」
ジョアン「(珍しい事もあるもんじゃ。 サビチェビッチが、これほどまでに口を開くのは)」
サビチェビッチ「………………」

53 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:57:27 ID:???
−J−H− J反町 670/750 H板野 930/930
−−−−−
G−I−F G沢田 750/750 I松山 850/850 F岬 850/850
−−−−−
−−E−− E井沢 700/700
D−B−C D早田 800/800 B中山 850/850 C中里 750/750
−−A−− A中西 750/750
−−@−− @若林 900/900

残り交代人数:3人

※ハーフタイムで全員のガッツが200回復しました。

見上「よし、休みながら聞け」

ハーフタイムを迎え、控室に戻りしばしの休息を取る中。
ある程度みなが落ち着いた所で見上は一同の注目を集め、口を開いた。

見上「前半、2−1というリードのままハーフタイムを迎えた事は良しとしよう。
   だがお前たちもわかっているだろうが、この程度の点差は決してセーフティリードとは言えん。
   前半戦だけで、ディアスの脅威はわかった筈だ。
   いつひっくり返されるかわからないという事を、よく肝に銘じておけ」

全日本メンバー「「「はい」」」

板野「(正直、1点で済んでるのが不思議なくらいだもんな。 殆ど松山のファインプレーのお陰だよ)」

54 :森末(仮):2015/02/11(水) 01:58:29 ID:???
まず見上は前半をリードして終えられた事を褒めつつ、しかしすぐに気を引き締めるように言う。
これまでの付き合いで見上が手放しで褒める事が少ない事を理解している一同は、
相変わらずの見上節に内心苦笑しながらも文句は言わない。
見上の言うように、彼らも既にディアスの実力の高さ――レベルの違いについてわかっているからである。

見上「ではこれより後半戦について話す。 まず板野、松山、反町、体力はどうだ」
板野「シュート以外は殆どしてませんし、疲れてはいないです」
松山「俺も……吹き飛ばされはしましたが、シュートは打っていないので特に問題はありません」
反町「多少疲労は残ってますけど、大したことは無いです」
見上「(ふむ、他の者達にも問題は無し……か)」

次に見上は前線メンバーの中でも特に体力を消耗しやすい必殺シューターたちの体力の有無を聞くも、
これには3人とも問題無しと返答をした。
実際、この前半戦で彼らが打ったシュートは2本。
攻めあぐねたという印象こそないが、あまりいい本数であるとは言えない。

板野「(何か意見するならここかなぁ? 何か言ってみようか?)」

A.戦術について提案する(更に分岐します)
B.メンバーチェンジについて提案する(更に分岐します)
C.いや、監督の様子を見よう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

55 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 01:59:02 ID:oeo7haA6


56 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 02:00:09 ID:ySJNLiZo
C

57 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 02:01:47 ID:izfX9hSU
C

58 :森末(仮):2015/02/11(水) 02:03:00 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅くまでありがとうございました。それでは。

59 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 02:03:42 ID:???
乙でしたー

60 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 02:07:35 ID:???
このままでいくのか、守備力をなるべく落とさず課題のシュート本数づくりに挑戦か?

61 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 08:59:34 ID:???
なるべく早くダイジェストにして覚醒チャンスを狙いたいけど
後半途中からじゃ難しいかな?

62 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 12:11:02 ID:???
ここまでの試合展開と実際の点差を見る限りじゃダイジェストなんてまずないだろう
打てば決まりやすいといってもシュート数自体が少ないし

63 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 12:15:15 ID:???
ディアスに4人が固まっていくと40、
DFにディアスが突っ込んで40
若林との一対一で40もしくは120。
一回の突撃で120or200のガッツ消費。
前半にドライブシュートとオーバーヘッドクリア打たせたのマジで大きいね。

64 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 12:20:56 ID:???
この点差で交代采配を監督任せなら三杉登場だけは固い
中西さよならで井沢をDFに落とすのが無難で上手く行くと思うけどパンチが足りない
中里と新田も代えて井沢反町松山一列落としで4−4−2のMFフラットも面白かった

65 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:02:10 ID:???
中西は土台兼CBとして育成したいな。
それに頭の回転が早いから、ディフェンスラインの統率を覚えてもらえば出来るだろう。
宮本みたいにライン統率が出来るDFって、実は全日本にはあまりいないんだよね。三杉はフルに出場出来ないし。

66 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:11:55 ID:???
三杉の出番はなさそうだし、あるとしても終盤かな。
ディアスが殆ど消耗しないで逆転された場合とか。
まあ、後半のディアスは必殺シュート一発で危険水域なので
バテるのも時間の問題だと思うけど。

67 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:14:45 ID:???
点差的には接戦だから普通に三杉投入じゃないの
同点逆転されてからだと手を打つのが遅すぎる

68 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:16:35 ID:???
若林のあのセービングを見たらディアスはもうシュート打ってこないだろう
何度も判断ミスは期待できない

69 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:22:43 ID:???
しかしPAの中ならともかく外から打ってきたということは
アルゼンチンはSGGKを知らなかった?

70 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:26:21 ID:???
板野のガッツに余裕があるからキックオフマグナムシュートもありかな
成功すればブロックとふっとびのガッツ消費で、失敗してカウンターシュートがきても
ガッツ消費300だしバヤシさんなら高確率で止めてくれる

71 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:31:03 ID:???
三杉の交代要員で一番下げられそうなのは中西なんだろうけど井沢の可能性も十分ある
そうなったら逆転井沢で気に入ってたから少し残念ね

72 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:33:18 ID:???
>>71
一度マリーシアされて反則喰らってる上に、頭が茹だっててヤバイからありえるね

73 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 13:39:03 ID:???
>>69
若林を侮っていた半分、主力が欠けて焦っていた半分といったところかな
ヨーロッパサッカーの経験がなかったのも影響しているかも

74 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 14:57:11 ID:???
>70
どこぞの魔王とちがってキックオフシュートなんてしたら
決まろうが決まるまいがキャプテンとしての資質を疑われる気がする……
東方みたいな伝奇系じゃなくて一応現実よりの世界観なんだし(繰り出す技が現実的じゃないとしても

75 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 16:06:29 ID:???
ディアスがブロックに入るかなぁ?

76 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 16:10:05 ID:???
リードしていて怪我人もガッツ切れもカード持ちもいない試合で
ディアス以外はモブの相手で、ディアスのガッツも底が見えてる
次はイタリアが控えているわけで
見上さんがここで三杉を入れる可能性は低いと予想。

77 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 17:17:06 ID:???
だね、怪我したりマリーシアで主力キムチ券出されたらまずいし

正直フランスが一番不安
腐ってるのは間違いないとしてそれ以外に何か確実にあると思う
ピピンさんが加入するとかとんでもないことがなければいけるとは思うけど

78 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 17:43:49 ID:???
何もなければ控え主体のスタメンも見てみたいな。
石崎とか高杉とかw

79 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 18:00:37 ID:???
ボッシ、ナポレオン以上のストライカーへ成長...!

80 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 18:48:19 ID:???
正直フランス戦は
審判無双してアモロが犬と剣士さんとゴキさん連れて来る位されないと
負ける気がしない

81 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 18:49:45 ID:???
マスターアンパイア(買収済み)とか来たら笑うわ

82 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 19:59:43 ID:???
フランス戦はキックオフシュートしまくればいいだろう。
センターサークルからのシュートなら密集地帯での危険行為でもないし
オフサイドでもないから、どう見ても反則はとれそうにない。

83 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 20:08:19 ID:???
戦術的に認めてくれたらともかく、
まだフランスの審判が贔屓だと分かってもない段階でキックオフシュートなんてしたら、決まってもなにしてんだと思われないか?
普通にペナルティエリアギリギリからのミドルが良いんじゃない?

84 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 20:23:07 ID:???
フランスの偵察に誰かが言ってたり岬が知ってたりすればできると思うけどな
それかストライカーとしての勘とか言っておけば

85 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 20:30:26 ID:???
>>84
二行目はねーよ

86 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 20:49:35 ID:???
キックオフシュート推してる人は外した時のことどれだけ考えてるか教えてほしいね
決まったとしてそれがメリットを上回る状況もね

87 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 20:51:29 ID:???
メリットじゃないデメリットでした

88 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 21:07:43 ID:???
つまりフランス戦では立花兄弟はゴールポストを蹴ると退場扱いになる可能性が高いわけだな!

メタ的には空中戦(エリア内)、二人分の判定(クラブ率2倍)、ガッツの消費が激しい立花はフランス戦は鬼門になりうる。

89 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 21:12:03 ID:???
接触プレイの守備や攻撃で吹っ飛び係数ある技持ってる板野、松山、早田が一番怖い

90 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 21:21:39 ID:???
本編と同じなら吹っ飛び係数は関係ないかと。

91 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:17:51 ID:???
バティンなど本編にいないテクモキャラや原作の翼がいるということは
ナトゥレーザやスウェーデンユースなど本編では戦えなかった原作キャラが
登場する可能性がある?

92 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:27:29 ID:???
ナトゥはゲームバランス的に入れられなそうだけど
スウェーデンはあるかも。

93 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:30:17 ID:???
ありえるんじゃないの?
サッカーの神VSナトゥレーザみたいに..

94 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:33:10 ID:???
翼をブラジルに帰化させて、テクモ版カルロスと原作サンターナ
コインブラとナトゥレーザを両方出してラスボスにしよう(無茶振り)

95 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:38:44 ID:???
なら俺はそこにシニョーリを加えるぜ!

96 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 22:40:03 ID:???
ブラジル側に魔王も入れてしまおう。ザガロリストラだ

97 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 23:35:24 ID:???
−−J−F Jレオ Fカルロス
−H−−− Hサンターナ
−−−−−
G−I−E G翼 Iナトゥレーザ Eサンタマリア
−−D−− Dコインブラ
−B−C− Bアルベルト Cジェトーリオ
−−A−− Aディウセウ
−−@−− @サリナス

どこの無理ゲーだよこれ!

98 :森末(仮):2015/02/11(水) 23:45:18 ID:???
>C.いや、監督の様子を見よう
===============================================================
板野「(別に何も言わなくていいかな。 現状、何も弄らなくても上手く行ってる訳だし)」

何か意見をしようか迷う板野であったが、結局ここは何も言わなくていいという結論に落ち着いた。
メンバーチェンジについても戦術についても、弄る箇所はあるかもしれない。
だが、今の作戦のままでも前半は2−1で折り返せ、特に問題があると思われる場所も無かったのである。
変更をした方が、却って問題が出るかもしれないと判断したのだ。

見上「……………」

先着1名様で、

★選手交代?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→見上「思ってたよりは大したことが無いので岬と三杉を変えるぞ」
ダイヤ→見上「まず、沢田と反町に変えて三杉と新田を入れる」
ハート→見上「まず、中西と変えて三杉を入れる」
スペード・クラブ→見上「後半に向けての選手交代は無い。その上で……」

>>59 乙ありです。

99 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 23:45:57 ID:???
★選手交代?→ ダイヤ3

100 :森崎名無しさん:2015/02/11(水) 23:47:10 ID:???
よっしゃあ!三杉と新田きたー!

101 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:28:20 ID:???
>★選手交代?→ ダイヤ3 =見上「まず、沢田と反町に変えて三杉と新田を入れる」★
================================================================================
反町「え、えぇ……(そんな……1点取ったのに、もうお役御免なのか?)」
沢田「あわわ(み、三杉さんと交代かぁ……文句は……言えないよなぁ)」
新田「!!(や、やった! 出番が来た! よーし、俺の実力を見せてやる!!)」
三杉「(……なるほど、東邦コンビは対策をされるだろうしね)」

ここで見上は、まず始めにメンバーチェンジについて言明。
反町と沢田に変えて、新田と三杉を入れると宣言をしたのである。
これには前半戦、攻撃の中心だったとも言える東邦コンビが思わず情けない声を上げるも、
しかし監督に対して抗議のようなものは出なかった。
基本的に彼らは言いたい事が言えない男と、必要以上に気弱な男なのである。

見上「沢田と反町の連携は、確かにアルゼンチンに対し有効だった……が、後半からはそれを無効化される恐れもある。
   アルゼンチンは組織的プレイが苦手と言えるが対人ディフェンスなどに関しては世界レベルである以上、
   沢田や反町がボールを出す前に詰め寄られれば自然とキープ勝負に持ち込まれてしまうからだ」
板野「(ワンツーを出す前に奪われかねないって事だな……沢田なら問題ないかもしれないけど、反町だと厳しいのか)」
見上「よって、後半戦は板野、松山」
板野・松山「「はい!」」
見上「お前たちの連携も攻撃パターンの1つに組み込んでいけ。 特に板野は、多少遠目からでも構わん。
   可能だと判断をすれば積極的に打っていく事も視野に入れろ」
板野「は、はい!(多少遠目からか……まあバーストマグナムなら多分キックオフで直接狙っても入りそうだもんな)」
見上「三杉、お前を投入する目的は言わずともわかるかもしれんが攻撃パターンを1つ増やす事だ。
   ドリブルで切り込むもよし、パスを使って相手を乱すもよし。 状況に合わせて動け」
三杉「はい」
見上「新田、お前に期待をするのはシュート以外には無い。 守備についてはカバー以外には積極的に行かずとも構わん。
   前線でボールを持った時の対処にだけ注意をしておけ」
新田「はい!!(……逆を言えば、俺のシュートはそれだけ期待されてるって事だ。 よし! やってやるぞ!!)」

102 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:29:25 ID:???
見上「交代後のフォーメーションはこうなる」

−J−−− J新田
−−−H− H板野
−−−−−
?GE−IF G井沢 E三杉 I松山 F岬
−−−−− 
D−B−C D早田 B中山 C中里
−−A−− A中西
−−@−− @若林

井沢「俺が……サイドハーフですか?」
見上「そうだ。 とはいえ、アルゼンチンにサイドアタックは無い。
   このフォーメーションの意図は中盤の4人を一列に固め、ディアスへの対処をしやすくさせるというものに他ならない」
井沢「(……ま、なんでもいいけどさ)」
板野「(俺が1段下がったのは松山との連携をしやすくする為と……守備参加の為かな?
    ちょっと新田が孤立しないか心配だけど、かといってアイツを下げても意味ないもんな……。
    それにしても中盤……3Mの中に井沢が入ってるってなんか色々と凄いなぁ)」
見上「では行ってこい。 残り30分、相手は死にもの狂いで追いつき、追い越そうとしてくるだろう。
   だが、その攻撃を阻み、逆に返し、勝ってこい。 何度も言うが、勝っているからと油断などするんじゃないぞ!」

全日本メンバー「「「はい!!」」」

その後、簡単な作戦の概要を説明し、ハーフタイムを終えた一同は再びフィールドへと向かった。

反町「(もう少し出たかったなぁ……板野も折角励ましてくれたんだし……まぁ、1点奪えただけよしとしないと駄目か)」
沢田「(もう少し出たかったなぁ……次の試合も、スタメンで出られるといいんですけど……)」

ただし、選手交代を告げられた2人の顔は、やはりいつもよりも沈んでいたという。

103 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:30:28 ID:???
こうして全日本メンバーがハーフタイムを終えていた頃、逆にアルゼンチンはどうだったかといえば。
こちらもやはり、監督であるディエゴ=バルバスが後半に向けての作戦を説明していた。

バルバス「1点リードを奪われ、後半はニホンのキックオフからの開始。
     かなり厳しい状況だ、というのは言わなくてもわかっているな?」
アルゼンチンメンバー「「「………………」」」
バルバス「慢心は捨て去れ、今この時ばかりはニホンが弱小国の筈だという考えを捨てろ。
     その上で……ジェイテス、センベロ」
ジェイテス・センベロ「「はい」」
バルバス「19番(反町)と24番(沢田)には張り付くようにしろ。 奴らの高速パスワークを防ぐぞ」

厳しい口調でアルゼンチンメンバーに喝を入れつつ、バルバスが具体的な守り方について話す。
前半戦、やはりうまくやり込められたのは反町と沢田の連携によるものが大きい。
よってそれを防ぐ案をすぐさま出した点は彼が監督としては優秀であるという証明に他ならないが、
残念な事に全日本は既に彼らを外して後半に臨む事を考えていた。
彼らは全日本の選手層の厚さを知らなかった為、これもやむなしと言える。

バルバス「DFも積極的に上がり、前目でプレスをかけろ。 個人技ならばそうそう負ける事はない。
     そして、攻撃に関してだが……」
ディアス「俺にボールを集めろ、ですね? 監督」

そして攻撃について話が及びそうになった所で、ここまで口を閉ざしていたディアスが不敵に笑いながら話に割り込んだ。
一瞬、控室には重い沈黙が広がるのだが……バルバスは咳払いを一つしてから、ディアスに対して大きく頷く。

104 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:31:59 ID:???
バルバス「そうだ。 この状況から逆転をするには、お前の力が当然必要だ。 当然だが……体力はどうだ?」
ディアス「へへへ、大丈夫ですよ。 あれだけ動きましたけど、余程動き回っても試合終了間際に切れるかどうかって感じです」
バルバス「……ならばいい。 ただし、不要にシュートを打ち体力を無駄に浪費するな。
     お前が動けなくなった時点で、こちらは戦力ダウンという言葉では済まされない程の窮地に立たされるのだからな」
ディアス「わかってますって」

この試合、アルゼンチンが勝つにはディアスに頼るより他にない。
既に1点負けており、後半戦も無失点で切り抜けられるとは決して言いきれない以上、
ディアスには更なる得点を重ねて貰わなければならないのだ。
出来る、出来ないではなく。それしかとる手段は無いのである。

ディアス「いいかぁ、みんな! 前半リードして良い気になってやがる連中の鼻っ柱を折ってやろうじゃねぇか!
     そして教えてやろうぜ! アルゼンチンに天才 ファン=ディアスありって事をな!」
アルゼンチンメンバー「ディアス……」「ああ、そうだ!」「俺達も守備を頑張るから頼むぞディアス!」
ディアス「おう!(本当に頼むぞ。 あまり守備にだって動きたくないんだ……)」

その後、彼らはディアスの陽気な鼓舞をする声を聞き、なけなしの闘志を沸きたてながらフィールドに向かった。
南米の雄、強豪国アルゼンチンが……アルゼンチンが有する天才、ファン=ディアスが。
このような小さな大会で、その初戦で当たった東洋の島国を相手に、負ける訳にはいかない。
ディアスによる、ディアスの為の、ディアスのチームとすら揶揄されるアルゼンチンは、
こうしてどうにか息を吹き返す事に成功をしたのだ。誰でもない、ディアスの声に応える形で。

バルバス「(すまんな、ディアス……。 お前にばかり苦労をかける……)」

フィールドに向かうディアスの背中を見ながら、奥歯を噛み締め悔しがるバルバス。
彼はあくまでも戦術などに対してしか言及が出来ず、直接手助けが出来ない自らの身を呪った。
無論、半裸で。

105 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:33:03 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「さあ、ハーフタイムを終えて両チームの選手が再び戻ってきました!
   と……ここで全日本はメンバーチェンジがあったようです。 背番号19番、反町くんに代わって18番、新田くん。
   そして24番、沢田くんに代わって14番、三杉くんを投入します!
   果たしてこのメンバーチェンジが吉と出るか、凶と出るか!?」

観客「あれ?あの高速ワンツーの2人組外すのか?」「まあいい加減アルゼンチンも対策してくるだろうしな」
  「アルゼンチンチャンスじゃないか?」「ああ、あのパスワークが無くなれば守備の負担も減るだろ」

響「おおっ、三杉くんが出てきたぞ!!」
真「三杉くんかぁ……前半、松山くんとディアスくんが何度も激突してたけど……。
  三杉くんはディアスくんに勝てるかな? どうかな?」
プロデューサー「あっちの坊やについてはなーんも無しかい?」
響「うーん……新田くんって、あんまり知らないんだよなぁ。 全国大会に出た訳でもないから」
真「中山くんや中西くんは有名なんだけどね。 でもハンブルグ戦でも途中出場してたんだし、実力者なのかもしれないよ」

カルツ「おっ、おっ! 出たぜ、14番」
マーガス「あれが噂のテクニシャンか。 確かカルツも上手くやり込められたんだったな?」
シュナイダー「そうだ。 重い病を患っているらしく長時間のプレイが出来ないようだが、プレイ内容自体はかなりのものだ。
       シェスター、よく見ておけよ」
シェスター「ああ、わかってる」

ヘルナンデス「……あの2人は確か偵察に行ったときには出場していなかった筈だな」
バンビーノ「いや、確かあの14番は……ハンブルグ戦が終わった後の地元紙で取り上げられていた筈だぞ」
ストラット「そうなのか?」
ランピオン「それなら、注目しておいた方がよさそうだな」

翼「三杉くんだ! ……このタイミングで出して、心臓病は大丈夫なのかな?」
森崎「三杉か。あいつも変な凡ミスしやがるんだよなぁ。 ……にしても新田? なんの冗談だ?」

106 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:34:08 ID:???
ディアス「(アイツは……確か、ハンブルグ戦の……)」
三杉「(凄いな……オカルトは信じない方だが、近くで見ているだけでまるで気圧されたような気分になる。
    シュナイダーとはまた違う感覚だ。 これがディアス、か……)」

再び入場をしてきた選手たちを前にして、観客たちが声をかける中。
フィールドではディアスが顔を顰めながら三杉を見つめ、三杉もまた堂々としたたたずまいで彼を見つめ返していた。
ハンブルグ戦を偵察していた為、ディアスは三杉の実力というものをよく知っている。
恐らくは彼こそが、全日本内で1番の優れた才能の持ち主だろうという事を。

対する三杉も、ここまで試合を観戦はしていたものの、改めてフィールドでディアスと対面する事になり、
彼が持つ独特のオーラのようなものに気圧されかけていた。
無論、そのような雰囲気は微塵にも表には出さないのだが。

板野「(ディアスと三杉、か……。 豪華な2人だなぁ……っていうかそうして立ってるだけで絵になるよ)」

そして、この2人の様子を遠巻きに見ていたのは板野だった。
全日本の天才に、アルゼンチンの天才。
作中でも屈指の才能の持ち主と描写されてきたこの2人が、果たして後半どのような戦いを繰り広げるのか。
それを考えただけで、彼の心はワクワクであふれかえるのだった。

板野「(って、駄目だ駄目だ。 今は勝つ事に集中しないとな。 うん……)」

ただし、そういったファン心理のようなものは戦いには不要だと考え直し、すぐに気を取り直すのだが。

107 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:35:47 ID:???
ピィーッ!!

実況「さあ、審判の笛が鳴りました! いよいよ後半開始です!!」

バムッ! バシッ!

新田「板野さん!」

こうして2人の天才の出会いが終わった所で、後半開始の笛が鳴り響いた。
日本のキックオフで始まったボールは、新田から板野へと渡り。
板野はボールを持ちながらまずはどう攻め入るべきか眉を顰め考える。

板野「(さて、折角のこちらで開始のボールだ。 なんとかいい形で1点を奪いに行きたい。
    問題はどうやって攻めるかだなぁ……ん? ちょっとこっちから見て左サイドのアルゼンチン選手の様子がおかしいかな?
    ははーん、さては反町と沢田にマークに行くつもりだったのが肩すかしを食らってるのか。
    流石監督だ。やっぱり対策は取られてたんだなぁ。ともかくここは……)」

A.迷う事はない! 俺がドリブルで持ち込むぞ!
B.大丈夫だ問題ない! 俺がこのままシュートを打つぞ!(更に分岐します)
C.松山との連携で一気に中盤を攻略だ!
D.新田にやらせてみようか。目立ちたいみたいだし。
E.三杉に任せよう。三杉なら安心だろうし。
F.松山に預けよう。背番号10番は松山だもんな。
G.岬に渡そう。案外大したことありそうだ。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

108 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:35:58 ID:6eS+BLjE


109 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:36:15 ID:4iNYdBmU
B

110 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:37:32 ID:OsJhc7eg
C

111 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:43:50 ID:???
案外大したことありそうだw

112 :森末(仮):2015/02/12(木) 01:46:39 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。

キックオフシュートなどについてですが、そういったプレイだけに限らず、
結局は状況云々などで周囲の印象などは変わりますので具体的にこれをやったらアウトというのは無いです。
絶対にこれが安牌というのもないです。状況次第です。
余程の奇行でない限りは、反感を買う事は無いでしょう。

また、薄々感づいている方もおられるかと思いますが、このJrユース大会が終わった直後、
全日本には森崎・翼が率いるチームと戦ってもらいます(森崎と翼で1チームです)。
その際に、全日本からは2名ほど離脱をします。こちらは強制イベントとなります。回避は不可能です。
ただ、離脱する2名がした試合での覚醒などについてはしっかりと還元するつもりですので、
メンバーを決める際などにはそこまで気を使わずにいてもらえて問題ないと思います。
離脱する事で少し嫌な思いをする方もおられるかもしれませんが、ご理解下さい。

それでは。

113 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:47:54 ID:???
いかないで僕らのミサキーヌ!乙でしたー(涙)

114 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:56:47 ID:???
どこかの赤い彗星やグラサンノースリーブみたいに
改造費を持ち逃げすることはないんですね!
ヤッター!

115 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 02:01:32 ID:???
乙でした。
しかし2名離脱?
敵チームには多分岬と中山、そして翼と森崎の他7名はRJ7?
と思ったがJY直後では時系的に違う……


116 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 02:03:20 ID:???
キャプ森に出てこない選手でぺぺとか?

117 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 02:04:57 ID:???
ブルノ「俺も翼の味方をしてやるってばよ!」
ポスト「いや、君が出てくると負け試合じゃなくなっちゃうし」

118 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 02:31:19 ID:???
乙です
キックオフはたぶんポイズンスレでチームワーク云々の話でやったらだめみたいな空気になってたんだと思う
2名離脱・・・岬か中山の可能性は高いけどそうじゃない可能性もある。三杉とか
他のメンバーが微妙に分らんな。高確率でほとんどが日本人だと思うけど・・・
日向も相手にいるかも。あと候補としては・・・シュナイダーとかピエールとかか?
神的な存在だしディアス、シュナイダー、ピエールが束になってかかってきても驚かない(ただしアルシオンならビビる)

にしてもバルバスはこの状況にもかかわらず半裸なのか・・・
こんな悲惨な状況でもぶれないスタイル・・・素敵だねぇ
惚れちゃうよ

119 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 05:53:32 ID:???
日向はむしろ味方に引き入れられそうだと思うんだがなぁ

120 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 07:34:45 ID:???
翼森崎中山岬以外はモブかもしれないね。

121 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 08:00:06 ID:???
あ、中山いるなら出番のなかった残りの大友カルテットとかありそう

122 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 09:01:41 ID:???
それと明和東と南宇和の二人入れれば11人揃うね

123 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 13:51:20 ID:???
正直サッカーの神翼がいる時点で無双されて負けの未来しかない。
翼が最低でもディアス以上のドリブル見せつけるだろう。
森崎が本編基準だったら一対一しか勝ち目ないな。

124 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 14:22:57 ID:???
原作のブラジルの戦術が役に立ちそうだ。
翼にパスを出す前にカットする、誰も翼に挑まないでサイドから攻撃する。
原作の翼は、基本的に自分を基点にして何とかする傾向があるからね。
サイドが得意な滝や早田を鍛えればどうかな。あと、来生をドリブル特化で育成するとか。

125 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 14:34:23 ID:???
森崎に関しては、とにかく疲弊させること。それも徹底的に。
最大の弱点はとにかくスタミナがないんだよね。
オーバーラップしたら、ある程度は進入させて中盤の底でカット。
シュートをガンガン打って必殺セーブを使わせる。ただし、板野は切り札として温存する。

126 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 14:47:04 ID:???
最大の問題は、ここの翼がキャプ森ではなく原作出身なら、判定で456賽がマジで使われかねないってことだな。
スキル効果でダイスの目の最低値を(4,4)で保証する、とか普通にありえそうで怖い。

127 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 15:48:46 ID:???
森崎はおそらく必殺セービングを使わせてスタミナ切れまでもっていくチャンスあるか?
本編でのディアスのドライブシュートが53で森崎のセーブ力が52。
ここではそれに準拠すると森崎のセーブ力は63ある計算になる。
滅びのマグナムバーストストリームでようやく予測パンチング67or68と互角。
一対一以外勝ち目ないでしょ。それに翼神がそこまで撃たせるチャンスをくれるのか...

128 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 18:55:02 ID:???
一対一と言うが前線のキャラで近距離シュート誰か持っていた?


129 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 18:58:53 ID:???
まだ誰も持ってないはず。
データないと分からんが。


130 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:01:56 ID:???
本編準拠だと競り合い57か。
シュートよりは勝ち目ある気がするが

131 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:19:18 ID:???
森崎「(そういや岬の野郎。 他の世界でもだが、
    俺の知ってる奴も変な所でやらかして信用できるのか出来んのかイマイチハッキリせん奴だったな……)」

他の世界?まさかチームメイトとは……一人用のPODで脱出準備だぁ

132 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:22:52 ID:???
森崎も本編のユース時代の記憶はもちろん外伝スレ世界の知識もあるみたいだから正直どれだけ強化されてるか全く読めないな

133 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:23:06 ID:???
歌師匠「トゥア!」エース「ハッハァー!」
板野「ゲェー!森崎も翼も他の世界の気に入ってる選手連れてきたー!」

さすがに無理ゲーすぎるからないはず、儚い願望かもしれないけど

134 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:44:48 ID:???
森崎「魔王様、お願いします。」
魔王「キックオフドライブシュートだ!」

135 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:51:44 ID:???
参謀役で提督とか連れてこられたら終わる

136 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:57:25 ID:???
ミサト「森崎く〜ん、時間になったら呼んでよね〜。美少年飲み終わっていないのよ〜」
リツコ「あの子達、かわいいわねぇ♪ ちょっとミサト、残しておきなさいよ!」
森崎「(誰だよ、ミサト監督を連れてきたのは。酒臭え…)」

137 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 19:59:07 ID:???
もりさきは平行世界の森崎9人をつれてきた!

138 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 20:09:41 ID:???
岩見「森崎が助けてくれって言うから、犬子も連れてきたぞ」
犬子「森崎さん、岩見様に感謝して下さいませね」

139 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 20:22:01 ID:???
何そのディケイドみたいな展開

140 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 20:33:06 ID:???
乙です

キックオフシュートNGは某EDITの影響でした
けどそういや翼は普通にやってたね……
本編ではストラットもか。

二人離脱……誰だ?
というか原作翼と森崎は強そうだ……

◯仙「インビシビルデューパーの出番ね!」

50%でこちらの数値を―2する地味に凶悪なスキル持ちである

141 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 20:39:10 ID:???
まあ大方抜けるのは原作翼とキャプ森相棒の岬と中山だろ

142 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 20:57:28 ID:???
翼のスキルが怖い
主人公補正でこぼれ球自動フォローとか負けているときに必ず勝利するとか
試合最後で同点もしくは一点差だとシュートを撃って必ず入るとか

あってもおかしくないからな。原作

143 :森末(仮):2015/02/12(木) 22:14:55 ID:???
>>113 >>118
乙ありです。

>>140
乙ありです。
そうですね。本編でもキックオフシュート自体はストラットやシュナイダーなどがやっていた記憶がありますし、
全日本にしても距離が遠く離れていながらフリーキックで日向に直接狙わせたりなどがあったので、NGではありません。
あくまでもケースバイケースですが。

>森崎・翼チームについて
難易度的にはハンブルグ戦と同等かそれ以下になる予定です。
翼は皆さんご察しの通り原作翼なのでスキルもありますが、456賽などのスキルは無いです。


144 :森末(仮):2015/02/12(木) 22:29:32 ID:???
>C.松山との連携で一気に中盤を攻略だ!
==================================================================
板野「(そうだなぁ……監督も言ってたし……)松山!」
松山「ああ!」

逡巡の末、板野は松山とのパスワーク――ふらのの、否、全日本のゴールデンコンビの連携で、
中盤を突破しようと考えた。
板野が声をかけると、すぐさま松山は全力で上がり始め、板野は即座にパス。
これに松山は応える形で、的確な距離を保ちつつ板野のパスを直接返す。

ダダダーッ! バシッ! ポーンッ! バシッ!!

実況「板野くん、ここは一旦松山くんに預け……いえ、これを松山くんがすぐさま返す!
   そして板野くんもリターン! これは前半の反町くんと沢田くん同様、パスワークで一気に中盤を突破する模様です!
   速い速い! これが全日本、ふらの中コンビのパスワークだッ!!」

ブラウン「く、くそっ! こいつら単独で突っ込む気は無いのか!?」
ライーネス「(速い……上に巧い! こんな連携は……)」
ルジェリ「(まるで……ディアスとパスカルのコンビプレイ!?)」
ディアス「(俺とパスカルのものに比べれば全然大した事が無い筈なんだ! 止める! 止めるぞ!!)」

松山「板野、合わせろ! 一気に抜き去るぞ! そしてこの試合を決めてやるんだ!!」
板野「う、うん!(松山なんかパス上手くなった? 合せるだけで精いっぱいだ)」

145 :森末(仮):2015/02/12(木) 22:30:32 ID:???
先着3名様で、

★板野→ゴールデンコンビ 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→ゴールデンコンビ 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブラウン→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 ライーネス→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 ルジェリ→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 ディアス→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野と松山のゴールデンコンビが中盤を突破! しかしここでDFが飛び出してくる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、岬とパルスで競り合い、パルスがフォロー)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持

146 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 22:31:03 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 58 ( クラブ8 )( 4 + 3 )=★

147 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 22:31:18 ID:???
★松山→ゴールデンコンビ 60 ( ハートA )( 2 + 5 )=★

148 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 22:32:36 ID:???
★ブラウン→パスカット 52 ( クラブK )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)=
 ライーネス→パスカット 53 ( クラブ3 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=
 ルジェリ→パスカット 52 ( ハート2 )( 2 + 1 )+(人数差補正+2)=
 ディアス→パスカット 56 ( クラブ10 )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=★

149 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 22:33:20 ID:???
まさに孤軍奮闘、くそー

150 :森末(仮):2015/02/12(木) 22:57:51 ID:???
>★板野→ゴールデンコンビ 58 ( クラブ8 )( 4 + 3 )=65★
>★松山→ゴールデンコンビ 60 ( ハートA )( 2 + 5 )=67★
>★ブラウン→パスカット 52 ( クラブK )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)=62
> ライーネス→パスカット 53 ( クラブ3 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=62
> ルジェリ→パスカット 52 ( ハート2 )( 2 + 1 )+(人数差補正+2)=57
> ディアス→パスカット 56 ( クラブ10 )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=68★
>=−1→ボールはこぼれ球に。パルスがフォロー
=======================================================================================
板野と松山のパスワークは、見事という他無かった。
元来チームワークを何よりも重んじ、なだれ攻撃に代表されるように連携を磨いてきた松山。
追加合宿で松山との連携をより有効に使えるようになる為にと、パスを鍛え直した板野。
彼らの絶え間なく続くパスに、アルゼンチンの選手たちはただ翻弄されるだけ。
誰もが全日本が再びシュートチャンスにこぎつけるものだと疑っていなかった。

ダダダダッ! バチィッ!!

ディアス「舐めるなァ!!」
松山「なっ……なにィ!?」
板野「そ、そんなぁ!?(ディアスってパスカット下手な筈じゃなかったの!?)」

しかし、このパスワークに唯一ついてこられる選手がいた。ファン=ディアスである。
彼はドリブル突破も得意としていたが、
幼き日より共に過ごしてきた相棒――アラン=パスカルとのコンビプレイもまた得意としていた。
その2人を差して、アルゼンチンのゴールデンコンビとチーム内では揶揄される事もあった程である。
そんなディアスにとって、松山と板野……全日本のゴールデンコンビによる連携は見慣れたものと言って差し支えない。
ある意味では、ディアスが彼らのパスワークを遮る事が出来たのも当然だったと言えるだろう。

151 :森末(仮):2015/02/12(木) 22:58:53 ID:???
実況「駄目だ、駄目です! 全日本突破出来ない! ここで再びディアスくんが止めました!
   全日本ゴールデンコンビ、敗れるゥゥゥ〜ッ!!」

翼「全日本のゴールデンコンビ、か……」

パスカル「ディアス……」
ガルバン「頼む、皆……。 ディアスの負担を軽くしてやってくれ……」

こうして全日本、キックオフ直後の攻撃はディアスによって阻まれるのだが、
だからといってアルゼンチンがピンチを脱したという事にはつながらなかった。

パルス「(ボ、ボールを出す場所が無い……俺が運ぶしかないのか?)」

前線メンバーが揃いも揃って板野達の対応に出た事により、
ディアスが弾いたボールを拾ったパルスは前にボールを出す事を許されなかった。
集める対象であるディアスに、ボールを預ける事が出来なかったのである。
これにはパルスも大いに狼狽するのだが、やがて覚悟を決めるとそのままサイドを上がり始め、
とにかくディアスが体勢を整えるまでに少しでも前にボールを運ぼうとする。

パルス「(泣きごとを言ってる場合じゃない! やるしかないんだ!)」
岬「(さて、ここで奪えれば相手に精神的なダメージを与える事が出来る。 勿論、試合の流れ的にも大きい)」

だが、当然ながら全日本もそれを許すはずもなく、右サイドハーフの岬がすぐさまプレスをかけるのだった。

152 :森末(仮):2015/02/12(木) 23:00:18 ID:???
先着2名様で、

★パルス→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスが突破に成功! そしてディアスにパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ガレヤがフォロー、アルゼンチンスローイン、中里がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

153 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:00:39 ID:???
★パルス→ドリブル 55 ( スペードQ )( 1 + 6 )=★
バルス!

154 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:00:46 ID:???
★岬→タックル 56 ( ダイヤ9 )( 4 + 4 )=★

155 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:00:56 ID:???
★岬→タックル 56 ( ハート5 )( 6 + 4 )=★

156 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:01:08 ID:???
★岬→タックル 56 ( ダイヤ7 )( 3 + 4 )=★

157 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:01:13 ID:???
★岬→タックル 56 ( スペード6 )( 1 + 6 )=★

158 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:01:54 ID:???
岬って案外大したことあるんじゃね?

159 :森末(仮):2015/02/12(木) 23:25:20 ID:???
>★パルス→ドリブル 55 ( スペードQ )( 1 + 6 )=62★
>★岬→タックル 56 ( ダイヤ9 )( 4 + 4 )=64★
>≦−2→全日本ボールに。
======================================================================
パルス「(抜く! 抜いてやる! ディアスに頼らずに、俺達が……!)」
岬「(これは気が抜けないな、思った以上には巧い……けど!)それっ!」

パシッ!

パルス「うっ……」
岬「さぁみんな、もう一度攻撃だよ!(落ち着いて行けば十分取れる範囲だったね)」
ディアス「(くそっ! 何を手間取ってるんだ!!)」

気迫を込めて突破にかかるパルスであったが、冷静という言葉では足りない程に落ち着いた岬によりあっさりとボールを奪われた。
彼の突破力は決して低いものではなかったのだが、岬もディフェンスが不得手という程ではない。
少なくとも、名の知れた選手に簡単に抜かれる程、岬太郎という男は弱くは無かった。

実況「ボールを拾ったパルスくん、突破出来ず! 岬くんが再び奪い返した!
   そして今度は岬くんがボールを持ち、上がる! 上がって行きます!
   この辺り、前半から全日本が実にいいフォローのし合いをしています!」

ナポレオン「やっぱアルゼンチンはディアス以外箸にも棒にもかからねーのばっかだな」
ピエール「ああ……(それでも、ウチよりはよほどマシと言えるがな……)」

その後、ボールを奪った岬は実況の言うようにサイド際を上がり始めた。
これにはハーフタイムで積極的にプレスをかけろと言われていた通り、アルゼンチンDF陣が上がり対処をする。

ガレヤ「ここで奪うんだ! ここで奪って、もう一度ディアスにパスを!」
バサロ「おう!!」
岬「(なりふり構わなくなってきたな。 だけど飛び出してくれればその分、こちらもやりやすくなる!)」

160 :森末(仮):2015/02/12(木) 23:26:22 ID:???
先着2名様で、

★岬→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ガレヤ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 バサロ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がドリブル突破に成功! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、全日本スローイン、板野とディアスで競り合い)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「華麗なドリブル(+3)」

161 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:26:35 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( ハートA )( 2 + 5 )=★

162 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:26:44 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( ダイヤ10 )( 3 + 2 )=★

163 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:27:24 ID:???
★ガレヤ→タックル 55 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=
 バサロ→タックル 55 ( クラブK )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=★

164 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:27:40 ID:???
★ガレヤ→タックル 55 ( ハート2 )( 3 +! dice)+(人数差補正+1)=
 バサロ→タックル 55 ( クラブJ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=★

165 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:28:22 ID:???
やっぱり大したことなかったミサキーヌ

166 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:35:02 ID:???
お前の出番だぞ杉!

167 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:38:41 ID:???
今回岬は平均的な引きを下から攻められないぞ

168 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:42:05 ID:???
ピンチもチャンスも作らない男、岬太郎!

169 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:43:14 ID:???
すっかりいじられネタ要員になったミサキーヌ

170 :森末(仮):2015/02/12(木) 23:47:15 ID:???
>★岬→ドリブル 58 ( ハートA )( 2 + 5 )=65★
>★ガレヤ→タックル 55 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=65
> バサロ→タックル 55 ( クラブK )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=60★
>=0→ボールはこぼれ球に。全日本スローイン
========================================================================================
ドガガッ! バチィッ!! コロンッ

岬「くっ! しまった!(後一歩が上手くいかないな……)」
ガレヤ「奪いきれないか!」
バサロ「突破させなかっただけいい、ナイスプレイ!」

しかし、今回も岬は上手く敵を抜き去る事は出来なかった。
ここで抜かれ、2点差にされてはいよいよ苦しくなるとアルゼンチンメンバーは誰もが思っており、
だからこそ一層守備に対して身が入っている。
そこを簡単に抜き去れというのは、如何に岬といえども難しかったのである。

実況「アルゼンチン、ここも突破を止めた! しかし、ボールはサイドラインを割りスローインになります!
   岬くん、急いでこのボールを持ちますが……アルゼンチンも守備を固める!
   アルゼンチン、ここは我慢のしどころです!」

観客「おいおい、アルゼンチン押し込まれてるぞ」「まあまだ後半開始から5分くらいしか経ってないし……」
  「ここまで守れてる姿がそもそも前半になかったよな」「確かに」

見上「(一進一退に見えるが、こちらが押しているのは間違いない。
    焦るなよ岬、慎重に行け)」

バルバス「(守りきれ、ディアス。 ここを凌ぎ同点に出来れば相手は焦れるぞ)」

171 :森末(仮):2015/02/12(木) 23:48:16 ID:???
後半開始5分。
僅かな間に目まぐるしい攻防が繰り広げられたが、状況を客観的に見れば全日本がアルゼンチンを押しているのは明白である。
両監督が厳しい目をフィールドで走り回る選手たちに向ける中、
スローインの為にとボールを持った岬は周囲を見回し誰にボールを出すか逡巡をする。

岬「(松山……は駄目だ。 ディアスがついている。 出せるのは板野……か、後ろの中里か。
   ただ板野にしてもマークはついているしディアスが近くにいる。 怖いのは確かなんだが……)」

先着1名様で、

★どうする岬!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→岬「(ハッ! 前転しながらスローインすれば飛距離が出るんじゃないか?)」 スキル・ロングスロー習得 高杉「なにィ!?」
ダイヤ・ハート→岬「(駄目だ、板野は危険だ! ここは中里に出そう)」
スペード・クラブ→岬「(近くとはいえすぐ奪いに行ける距離じゃない筈だ。 板野に渡す方がいいな)」

172 :森崎名無しさん:2015/02/12(木) 23:48:37 ID:???
★どうする岬!→ スペード7

173 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:00:36 ID:???
何という岬の安定感(悪い意味で

174 :森末(仮):2015/02/13(金) 00:26:04 ID:???
>★どうする岬!→ スペード7 =岬「(近くとはいえすぐ奪いに行ける距離じゃない筈だ。 板野に渡す方がいいな)」★
==============================================================================================================
岬「板野、頼んだよ!」
板野「う、うん!」

ポーンッ! トンッ!

逡巡の末、岬は板野に渡す事を選択した。
キープ力ならば中里の方が上であるが、板野も決して劣ってはいない。
そして、ここでキープ出来たならば板野がそのままシュートに持っていく事も可能だと判断をしたのである。
こうしてボールは板野へと渡り、胸でトラップした板野はそのままボールを持ってゴールに向き直るのだが……。

ガレヤ「まずい! あいつに打たせるな!!」
ルジェリ「わかってる!」
バサロ「行くぞ!」

実況「岬くん、ボールを板野くんに渡し……しかし、すぐさまアルゼンチンDFが詰め寄る!
   前半マグナムシュートでゴールを上げた全日本ストライカー、板野くん! ここは当然警戒されています!
   果たして襲い掛かる守備陣をかわしきれるのか!?」

響「あっ、持ったぞ! 板野くんがボール持った!」
真「3人がかりか……大丈夫かな?」

板野「(ここでキープ出来ればシュートチャンスだ! いくぞ!)」

175 :森末(仮):2015/02/13(金) 00:27:26 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ルジェリ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ガレヤ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 バサロ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がボールキープに成功! シュートチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、新田がフォロー、松山とディアスで競り合い)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤで「エクスプロードドリブル(+4&吹っ飛び係数2)」、
   ハートかスペードで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

176 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:27:40 ID:???
★板野→ドリブル 58 ( スペードQ )( 3 + 3 )=★

177 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:27:41 ID:???
★板野→ドリブル 58 ( クラブ6 )( 4 + 2 )=★

178 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:28:54 ID:???
★ルジェリ→タックル 56 ( スペードJ )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ガレヤ→タックル 55 ( ハート3 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=
 バサロ→タックル 55 ( ダイヤ3 )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=★

179 :森末(仮):2015/02/13(金) 00:34:47 ID:???
失礼しました、板野くんのドリブルは57でした。
なので結果は三杉のフォローでなく新田のフォローとなります。記載ミスすみません。

180 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:45:21 ID:???
押し込んではいるんだが攻めきれんな

181 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:46:16 ID:???
攻め切るかディアスに守備させられるといいんだけど。

182 :森末(仮):2015/02/13(金) 00:55:18 ID:???
>★板野→ドリブル 57 ( スペードQ )( 3 + 3 )+(強引なドリブル+2)=65★
>★ルジェリ→タックル 56 ( スペードJ )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=61 *吹っ飛び*
> ガレヤ→タックル 55 ( ハート3 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=61 *吹っ飛び*
> バサロ→タックル 55 ( ダイヤ3 )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=65★
>=1→ボールはこぼれ球に。三杉がフォロー
==============================================================================
板野「(キープだ、キープするんだ! 大丈夫、松山に比べれば相手は大したこと無い筈なんだもん!)どけぇっ!」
ルジェリ「ぐはぁっ!?」
ガレヤ「こ、こいつ……なんだこのパワーッ!?」

ドガガァンッ!!

襲い来るアルゼンチンの選手を相手に、板野は松山との練習の日々を思い出しながらボールキープをした。
力任せな部分も多分にはあるものの、松山仕込みの粘りのキープ。
強引とも言えるそのキープを前にし、ルジェリとガレヤ、2人の選手は無惨にも吹き飛ばされてしまう。

バサロ「そこだぁっ!」

ズザザザァッ! バチィッ!!

板野「う、うそっ!?(これでも駄目なの!?)」
岬「うっ……(失敗だったかな……)」

しかし、流石に3人相手というのは分が悪すぎた。
ルジェリ達を吹き飛ばしたはいいものの、その吹き飛ばす過程で隙が出てしまい、
そこを狙いすましたバサロの強烈なスライディングタックルを前にボールは零れ球に。
一瞬このプレイを見て岬は冷や汗を流すのだが、そんな事はお構いなしとばかりにボールは転々と転がっていく。

183 :森末(仮):2015/02/13(金) 00:56:18 ID:???
実況「板野くん、キープ出来ない! シュートが打てません!」

響「うが〜っ! 惜しい、惜しいぞ〜っ!! あとも〜ちょっとなのになぁ!」
プロデューサー「そう慌てなさんなって」
真「そうだよ、まだ全日本のボールなんだから。 大丈夫、攻めてるのはこっちなんだ」

新田「(板野さんでも抜けないのか……リードしてるとはいえ、流石に強豪国だな)」

ここで板野が零したボールを拾ったのは、またも全日本の選手――新田である。
彼は板野でもキープが出来ないというアルゼンチンの守備力に、
これでも世界では低いレベルなのかと思わず唾をのみ込みながら戦慄。
しかし、それでも闘志は萎えておらず――むしろここで活躍出来れば自分の名を売るチャンスであると、功名心を燃やす。

新田「(問題はどうするかだ。 アシストでもいいからとにかく結果を出したい! 目に見える形で!)」

そして、このボールをどうするのが1番なのかと一瞬考え――。

先着1名様で、

★がんばれ新田くん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→新田「(その為には隠していた隼シュートの改良版をここで出すんだ!)」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→新田「(ん? 松山さんがハイボールを要求してる?)」
スペード・クラブ→新田「(よぉし! 俺がキープして、折り返してもらってからジャンピング隼ボレーだ!)」

184 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:56:43 ID:???
★がんばれ新田くん→ スペード5

185 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:56:46 ID:???
★がんばれ新田くん→ ダイヤ7

186 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 00:58:41 ID:???
ディアスがいるのに松山がハイボール?

187 :森末(仮):2015/02/13(金) 01:05:09 ID:???
>★がんばれ新田くん→ スペード5 =新田「(よぉし! 俺がキープして、折り返してもらってからジャンピング隼ボレーだ!)」★
==================================================================================================================
新田「(ゴールを決めれば1番だし、キープ出来ればシュート以外にも出来る事があるってアピールになる!!)」

ダダダッ!

考えた末に新田が出した結論は、キープをして自分で打ちに行くというものだった。
FWとして――ストライカーとしての1番の勲章といえば、当然ゴールである。
この試合、新田が出場をし活躍をしたという成果を何よりもわかりやすくするのは、
ゴールを挙げるという結果に他ならない。
功名心に逸る新田は、一度決断すると迷う事なくゴール前に突っ込んだ。

実況「ボールを拾った新田くん、ここは突っ込む! しかし、アルゼンチンも当然止めに行く!
   板野くんがキープ出来なかったボールをキープしきれるのか!?」

翼「新田か……」
森崎「(……この頃の新田ってドリブルとか出来たっけ?)」

センベロ「ここで奪いきるぞ!」
マリアテギ「おう! これ以上攻め込まれてたまるか!」
新田「(DFが2人……! いや、抜ければビッグチャンスだ! いくぞ!!)」

188 :森末(仮):2015/02/13(金) 01:06:14 ID:???
先着2名様で、

★新田→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★センベロ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 マリアテギ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→新田がなんとかキープ成功! 井沢に渡してからジャンピング隼ボレーを打ちに行く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、井沢がフォロー、松山とディアスで競り合い)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
新田:ダイヤで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

189 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 01:06:31 ID:???
★新田→ドリブル 56 ( ハート4 )( 2 + 5 )=★

190 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 01:06:32 ID:???
★新田→ドリブル 56 ( ダイヤ3 )( 6 + 2 )=★

191 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 01:06:54 ID:???
★センベロ→タックル 55 ( クラブ4 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=
 マリアテギ→タックル 56 ( ダイヤ6 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=★

192 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 01:11:05 ID:???
アルヘン守備陣の引きが9以上だらけだw

193 :森末(仮):2015/02/13(金) 01:35:42 ID:???
>★新田→ドリブル 56 ( ハート4 )( 2 + 5 )=63★
>★センベロ→タックル 55 ( クラブ4 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=64
> マリアテギ→タックル 56 ( ダイヤ6 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=67★
>≦−2→アルゼンチンボールに。
===========================================================================
意気揚々とドリブルをする新田だったが、現実は非情であった。

センベロ「そらっ!」

バチッ

新田「あっ、しまっ……」
マリアテギ「ナイスだセンベロ! それっ!!」

バコンッ!!

新田「うあああっ!?(やっちまったーーー!?)」
三杉「(……うーん。 やはりシュート以外には期待できないか? 2人がかりという事もあるかもしれないが)」
板野「(いずれは世界レベルのドリブラーになる筈なんだけどな……)ドンマイ、新田!」
新田「う……は、はい」

ドリブルは可もなく不可もなく、というレベルの新田。この時の彼のドリブルも、実に可もなく不可もないものだった。
当然、その技術も速度も力も、板野や松山といった者達には劣り、三杉のような一流と言えるドリブラーと比べる事すら烏滸がましい。
そんな彼のキープを、決死の覚悟で守備に臨んでいたアルゼンチン守備陣が阻むのは自明の理と言え、
センベロが零したボールをマリアテギは即座にクリアー。

折角の攻撃のリズムを自分の所で止めてしまった事で新田は顔面蒼白になり、
板野はそれを見て思わず声をかけてしまうのだった。

194 :森末(仮):2015/02/13(金) 01:36:45 ID:???
実況「新田くん、ここも突破出来ず! そしてボールはクリアー!
   アルゼンチン、ピンチ脱出! ここで辛うじてピンチを脱する事に成功しました!!」

森崎「やっぱ駄目だあいつ……」

ジョアン「(……何やら才気がありそうな気配こそ感じるものの、実際のプレイがあれではのう。
      無論、先ほどのプレイだけでは何とも言えんが……。 む? アルシオンの奴、フィールドを真剣な目で見ておるな。
      何かあの18番(新田)に思う所でもあったのじゃろうか?)」
アルシオン「(あの向かいのスタンドにいるお姉さん……あと5年程すれば食べごろだな)」

ともかく、こうして新田の攻撃が失敗しボールはアルゼンチンゴール前から大きく蹴りだされた。
一旦アルゼンチンがピンチを脱出した形である。
とはいえ、これだけ押し込んでいた為にアルゼンチンも前線の体勢が万全という訳でもなく、
クリアーされたボールを誰が拾うか次第ではまだ全日本にチャンスはあったと言えるのだが……。

先着1名様で、

★クリアーボール→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ディアス「俺は天才!ファン=ディアスだぁ!」 なにィ!?ディアスがクリアーボールに飛び乗って全日本ゴールまで一直線!?
ダイヤ→ブラウンがフォロー
ハート→ライーネスがフォロー
スペード→ブラウンと中里で競り合い
クラブ→中山がフォロー

195 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 01:36:58 ID:???
★クリアーボール→ ハート5

196 :森末(仮):2015/02/13(金) 01:37:49 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

197 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 06:14:58 ID:???
新田君相変わらずだね
連日更新おつです!

198 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 07:57:59 ID:???
乙です。
アルゼンチン粘るなあ。
この試合スローインが多いから高杉スタメンもありだったねw

199 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 13:03:32 ID:???
新田ェ...やはりどの世界線でも窮地に陥らねば活躍せんのか...

200 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 14:24:01 ID:???
乙です。
長い目で見るしかないね
立花兄弟の燃費問題がある以上、反町君か新田君のどちらかは伸びて欲しいからなあ

201 :森末(仮):2015/02/13(金) 22:43:20 ID:???
>★クリアーボール→ ハート5 =ライーネスがフォロー★
==================================================================
このクリアーされたボールを拾ったのは、アルゼンチンFWのライーネス。
センターサークル付近でボールを持った彼はひとまず攻撃権を得られた事に安堵をするのだが、
ここで自分がボールを奪われればもう一度攻撃されるのは目に見えていると気を引き締め直す。

実況「さぁ、ボールはようやくアルゼンチンボールに!
   アルゼンチンとしては攻撃を凌ぎ切ったここから、反撃に転じたい所です!」

ライーネス「(反撃に転じたい、それは山々だ。 だけど問題はディアスに渡せないって事なんだ。
       もっと上がってきてくれないとパスを渡せない)」
中山「(引いていた分、アルゼンチンの攻め手の数は少ない! ここがチャンスだ!)」

タタタタッ!

ライーネス「うっ……や、やってやる!」

先着2名様で、

★ライーネス→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中山→タックル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ライーネスがキープに成功! 上がってきたディアスへとボールを渡す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ブラウンがフォロー、松山とディアスで競り合い、三杉がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

>>197-198 >>200 乙ありです。

202 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 22:43:40 ID:???
★ライーネス→ドリブル 56 ( ダイヤA )( 6 + 1 )=★

203 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 22:43:45 ID:???
★中山→タックル 58 ( ダイヤ9 )( 4 + 6 )=★

204 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 22:49:00 ID:???
森崎も喜ぶ中山さんの仕事

205 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:26:07 ID:???
>★ライーネス→ドリブル 56 ( ダイヤA )( 6 + 1 )=63★
>★中山→タックル 58 ( ダイヤ9 )( 4 + 6 )=68★
>≦−2→全日本ボールに。
==================================================================
長い時間を全力で守備に費やし、ようやくマイボールにした所で……しかし、アルゼンチンは再びボールを奪われてしまう。
確かにアルゼンチンの選手たちの個人技は素晴らしい。
ディアスは当然として、他の者達も世界レベルで見れば十分並かそれ以上と言える選手たちばかりであった。
だが、並程度で通用をするほど、全日本の守備陣も決して甘くは無い。

この試合、ディアスを二度にわたって(零れ球とはいえ)止めるという誰もが驚くプレイをやってのけた松山に、
ボール狩りを得意とする早田。
FW達の守備力不足を懸念する声もチーム内からは出ているものの、
DFに関してはある意味どのポジションよりも充実していると言えた。

そんなDF達の中で、中心人物と言えたのが中山である。
ディアスとの対戦では何も出来ず、やはり世界の壁は厚いと感じながらも、中山は冷静だった。
冷静に、闘志を燃やしていた。

中山「(こんなにワクワクするのは一体いつぶりだろうな……いや、もしかしたら初めてかもしれない……。
    世界を相手に戦う、未知の強敵と争う……。 楽しい……俺は、今、純粋にサッカーが楽しくて仕方がない)」

ディアスの実力を見て、中山の心に宿った感情はその楽しいというものだった。
中学サッカーでは日の目を見る事が出来ず、No.1DFと言われながらも全国に出た事は一度も無い。
その彼が、こうして世界を舞台にして戦えるだけでも夢のようだというのに、
更には日本では絶対に見られない程の実力者を見つけたとあれば――感情が高ぶるのも、無理からぬ事と言えるだろう。

206 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:27:34 ID:???
最大限に引き出された中山のモチベーションは、そのままプレイに直接現れた。

ズザザザァッ! バシィッ!!

ライーネス「そ、そんな!(なんて鋭いタックルだ!)」
中山「(そうだ! この感覚だ! 俺が欲しかったのは……! もっと、もっと俺は戦いたい!)」

ディアスとの対決で静かに燃えていた中山は、
その燃える心を表すかのような強烈なスライディングタックルでボールをあっさりと奪い取ったのである。

実況「アルゼンチン、またもキープ失敗! ここはDFの中山くんが奪い返しました!
   どうにも上手く攻撃が出来ません、アルゼンチン!」

ガルバン「(あそこにパスカルがバティンでもいれば……話は違うというのに……)」
パスカル「く、くそっ! 歯がゆくて仕方ない……」

シュナイダー「これがある。 どれだけ守備に邁進しても結局はディアスにボールが渡らなければアルゼンチンは攻めきれない……」
マーガス「ならばディアスに渡す前に止めてしまえばいい、というだけか」
カルツ「だがアルゼンチンの奴らもそこまでキープが下手な訳じゃないぜ」
シェスター「うん。 見ている限りだが、ニホンは守備も決して悪くない……いや、ウチよりもいいんじゃないか?」

森崎「まあ中山ならザコくらいは簡単に止めるわな」

207 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:28:35 ID:???
ディアス「(キープすら満足に出来ないのかよ! ちくしょうっ!!)」

守って、守って、守って……その末にようやく得たボールは、あっさりと奪われる。
あまりにも厳しい状況に内心悪態をつきながらも、ディアスは走り回る。
その姿は英雄には程遠く、悲鳴も上げずに働く姿はさながら馬車馬。
だが、それでも彼は走り回るしかない。
英雄に負ける事は許されず、今の彼が結果を残す為にはただただボールを追いかけるしかないのだから。

そんなディアスの姿を見ながら、中山は一瞬迷った後左サイドへとボールを叩いた。

中山「(やはり……ディアスのいる中央は危険だな。 右サイドも使いすぎている。
    ならここは左に……お、あの動きは……よし!!)井沢、頼む!」
井沢「おう!(といっても俺がこのまま上がるのは危険か? ん?)」
三杉「井沢、こっちだ!」
井沢「(いい位置にいやがるな)よし、行け三杉!」

実況「全日本、ここは一旦左サイドにボールを回し……これを井沢くんがトラップ!
   それを再び縦に出し……おっと、ここに三杉くんがいる! 三杉くんがいます!
   どうやら左サイドを駆け上がるもよう! ボールを持ってぐんぐん上がっていくぞー!」

中山がボールを奪った瞬間に、三杉は動いていた。
ここまで日本が攻め込んでもいまいちシュートまで持って行けなかったのは、多分に攻撃パターンを読まれていたから。
板野と松山の連携も前半で反町と沢田が何度も繰り返していた為に相手も目が慣れていて対処出来てもおかしくなく、
右サイドの岬の突破というのも読まれていると考えた方が自然。
ならばここはそれとは違う攻め手――左サイドアタックを試すのがいいだろうと判断し、自らがサイド際へと流れてきたのである。

三杉「(井沢には少し荷が重いだろうからな。 さて、ここでチャンスメイクをさせてもらおう)」
ジェイテス「くっ、今度はこっちか!」
ルジェリ「止めろ! 絶対に止めるんだ!」

208 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:30:07 ID:???
先着2名様で、

★三杉→ドリブル 59 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェイテス→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→三杉が華麗にドリブル突破! そのまま左サイドを上がるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(井沢がフォロー、新田とセンベロで競り合い、センベロがフォロー)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
三杉:ダイヤかハートで「芸術的なドリブル(+5)」

209 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:30:21 ID:???
★三杉→ドリブル 59 ( スペードK )( 5 + 3 )=★

210 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:30:22 ID:???
★三杉→ドリブル 59 ( ハート8 )( 3 + 1 )=★

211 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:32:51 ID:???
★ジェイテス→タックル 55 ( クラブJ )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=★

212 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:57:38 ID:???
>★三杉→ドリブル 59 ( スペードK )( 5 + 3 )=67★
>★ジェイテス→タックル 55 ( クラブJ )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=62
> ルジェリ→タックル 55 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=61★
>≧2→三杉が華麗にドリブル突破! そのまま左サイドを上がるぞ!
============================================================================
ハンブルグ戦では無念の負傷交代、それまでの合宿では一度も練習試合に出場する機会も無かった事で、
実戦での感覚が錆びついているかと思われていたが――今、三杉はそれ以上に試合に出れる喜びに溢れていた。
中山とはまた違う理由で全国へと行けなかった彼は、彼と同じように大舞台での自身の出番を待ち望んでいたのである。

三杉「(なるほど、確かに中々のものだ。 国内でなら強豪校の高校生でもここまでは出来まい)」

スッ サササーッ タタタターッ!

ジェイテス「うっ、えっ!?」
ルジェリ「そ、そんな馬鹿な!?」
三杉「(だが、それが僕からボールを奪える事に繋がるかといえばノーだろうね)」

流れるように、無駄の無い動きで華麗にジェイテス達を抜き去る三杉。
あまりにも自然な流れで抜かれた事で困惑する彼らを尻目に、
三杉はプレイを出来る喜びをかみしめながら左サイドを駆け上がってゆくのだった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「三杉くん、ここは難なく突破した! これはアルゼンチン再びピンチ!
   慌ててDFが飛び出すも、止められるか!?」

観客「おいおい、まずいぞアルゼンチン」「また押されてるじゃないか」「どうなってんだ!」
  「だからニホンが強いんだって……」

センベロ「くっそー! なんでこうも攻め込まれるんだ!!」
マリアテギ「何度だって止めてやる! 止めるしかないんだ!!」
三杉「(ここでヘマをする訳にはいかないな)」

213 :森末(仮):2015/02/13(金) 23:58:56 ID:???
先着2名様で、

★三杉→ドリブル 59 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェイテス→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→三杉が4人抜き! サイドを駆け上がり、最後の〆の段階!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(新田がフォロー、全日本コーナーキック、ディアスと松山で競り合い)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【補足・補正・備考】
三杉:ダイヤかハートで「芸術的なドリブル(+5)」

214 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:59:10 ID:???
★三杉→ドリブル 59 ( ハート8 )( 2 + 6 )=★

215 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:59:28 ID:???
★ジェイテス→タックル 55 ( ハートK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 ( スペードQ )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=★

216 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:59:39 ID:???
★ジェイテス→タックル 55 ( ダイヤA )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=★

217 :森崎名無しさん:2015/02/13(金) 23:59:56 ID:???
★ジェイテス→タックル 55 ( スペード7 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 ルジェリ→タックル 55 ( ダイヤ4 )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=★

218 :森末(仮):2015/02/14(土) 00:00:09 ID:???
敵のジェイテスとルジェリは、正しくはセンベロとマリアテギの判定でした。
結果で修正しておきます。

219 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:00:32 ID:???
う、美しい…ハッ!

220 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:02:53 ID:???
マグナムボレーで決めるか

221 :森末(仮):2015/02/14(土) 00:40:05 ID:???
>★三杉→ドリブル 59 ( ハート8 )( 2 + 6 )+(芸術的なドリブル+5)=72★
>★センベロ→タックル 55 ( ハートK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=66
> マリアテギ→タックル 56 ( スペードQ )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=64★
>≧2→三杉が4人抜き! サイドを駆け上がり、最後の〆の段階!
=====================================================================================
センベロ「俺達はディアスと毎日のように練習をしてきたんだ!」
マリアテギ「そうだ! そう簡単に、抜かれる訳には!!」
三杉「ふふ、なら試してみるといいよ」

スッ……

センベロ「何を、こいつ! あっ!?」

サッサッ

マリアテギ「うっ!?」
三杉「これで……終わりだ」

ダダダダダダーッ!!

センベロ・マリアテギ「「なっ、なにィ!?」」
ディアス「ぐっ、あ、あの野郎!」

アルゼンチンの最終ライン、センベロとマリアテギが来た瞬間に三杉がやった事は……そう難しい事ではない。
少なくとも、ディアスのアクロバティックで派手なドリブルに比較をすれば、
十分中学生がやってもおかしくないフェイントを繰り広げただけである。
問題は、それを高速で――かつ交互に、複数を織り交ぜながらやる事であった。
無論、無駄にフェイントを繰り返すだけでは逆に隙を生み出してしまう危険性があるものの、
三杉はそのようなミスをせず……全てにおいて効果的な動きでセンベロ達を翻弄したのである。
一つ一つは地味かもしれないが、その精度と速度、織り混ぜ具合は正に芸術的なドリブルと形容して差し支えないもの。
思わずこれを見てディアスが歯噛みをしたのが、そのドリブルの完成度を示す何よりの証拠と言えるだろう。

222 :森末(仮):2015/02/14(土) 00:41:25 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「抜いた、抜いた! 三杉くんが抜きましたァッ!! これで4人抜き達成!!
   これがガラスのエース、これがフィールドの貴公子・三杉淳です!
   ここまで攻めあぐねていたアルゼンチン守備陣を、まるでものともせずに一気にサイドを突破した〜ッ!!」

観客「なんかディアスに比べたら地味だな」「バッカ、お前! 今の凄いぞ!」「ああ、なんであの14番を最初から使わなかったんだ?」
  「だからニホンって凄いんだって」「なんかタレント多いよな」「アルゼンチン、しっかりしろ〜!」

真「貴公子かぁ……いいなぁ。 確かに三杉くんって、ハンサムだよねぇ」
響「ファンクラブもあるしな。 多分彼女とかもいるんじゃないかなぁ?」
プロデューサー「(鋭いねぇ、この子は……)」

ジョアン「ほう! 東洋の島国と馬鹿にしていたが……あんなドリブルが出来る者がいたとはな」
アルシオン「………………」

アモロ「ひ、ひえぇ〜っ。 あのドリブル、ピエールくらい凄いんじゃない!?」
ピエール「(……ジュン=ミスギか。 あのマツヤマというもの、それに岬も含め、ニホンの中盤は強敵揃いのようだ)」

カルツ「相変わらずえげつないのう」
シェスター「カルツが苦労したってのもわかるね。 確かに凄いドリブラーだ」
シュナイダー「いや……奴は確か、パスも中々のものだったぞ」
マーガス「マジかよ……(シュナイダーくらいしか止められそうな奴がいないぞ)」

ヘルナンデス「……これは凄いな。 ハンブルグの地元紙に載っていたというのもうなずける」
ジェンティーレ「ちっ……」
ストラット「(悪態をつかずに舌打ちか。 文句をつけるだけのものが無い、って事だな……)」

翼「流石は三杉くんだな。 でもあれだけ動いて大丈夫なのか……?」
森崎「(まーだ心臓病なのかあいつ。 ここじゃ金持ちなのに手術してねーのか)」

223 :森末(仮):2015/02/14(土) 00:42:27 ID:???
実況「さぁ、三杉くんがサイドを上がり切り……アルゼンチンゴール前には4人がなだれ込むぞ!
   全日本、絶好のシュートチャンスがやってきました!」

新田「ヘイヘイ、こっち! 空いてますよ!!」
松山「三杉、ハイボールだ! 俺にくれ!!」
岬「(さて誰に合せるかな? 一応僕も狙えるようにはしておこう)」

ここまで上手く攻めきれていなかったものの、一旦攻め込みさえすれば全日本の前線にはシューターが揃っていた。
共にジャンピングボレーを得意とする新田と岬に、北国シュートを打つでなくハイボールを要求する松山。
そして、爆発的なキック力を持つ全日本のエースストライカー、板野である。

三杉「(ふむ、これだけ打てる者が多いと迷うね。 何かリクエストはあるかな?)」
板野「(ん? 三杉がこっちを見てる。 何か指示を出した方がいいのか?)」

A.「俺だ、俺が打つぞ! ボールをくれ!」 自分が打っちゃうぞ!
B.「松山に上げて! ハイボールだ!」 松山に打たせるぞ!
C.「新田に合わせて! 新田に打たせるんだ!」 新田に打たせるぞ!
D.「岬に合わせて! 岬に打たせるんだ!」 岬に打たせるぞ!
E.「もうそのまま突っ込んじゃって三杉!」 三杉にやらせちゃうぞ!
F.「(いや、別に何も言わなくていいかな)」 指示は出さない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

224 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:42:48 ID:hvDELmz+
A

225 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:43:40 ID:bgs9KI1o
A

226 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:48:09 ID:???
北国オーバー?北国をひっくりかえして南国オーバーだ!(小学生レベル)

227 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:50:14 ID:???
万が一止めてもねじこみ要員が多すぎる。なにこの無理ゲー

228 :森末(仮):2015/02/14(土) 00:52:30 ID:???
>A.「俺だ、俺が打つぞ! ボールをくれ!」 自分が打っちゃうぞ!
============================================================================
三杉「(妥当だね)よし、頼むぞ板野!」
板野「(わっ、凄い。 やっぱり三杉ってドリブルだけじゃなくてパスも上手いよなぁ)」

バシュウッ!

板野が言うやいなや、三杉はすかさず板野へと低い弾道のパスを出した。
針穴を通すかのような正確なパスを見て板野は内心三杉の技術に舌を巻きつつ、
飛び込んでくるボール目がけて走り込む。

実況「全日本、ラストパスは……これは板野くんに出されたものだ!
   板野くん、走る! 走り込む! そして右足を振りかぶるぞ〜っ!! これは決まるか……あーっ!?」

ダダダダーッ!! バッ!!

ディアス「決めさせるかァァァァァアアアアアアアアッ!!」
板野「!?」

右足を大きく振りかぶり、シュート体勢に入った板野。
その板野の視界に飛び込んできたのは、決死の覚悟で前転しながらこちらに向かってくるディアスの姿であった。

板野「(前転クリアか!)」

A.「(勝手にガッツ使ってくれ。 俺は節約するぞ!)」 ボレーシュートを打つ 威力:61 80消費
B.「(真っ直ぐいってぶっ飛ばす! マグナムボレーでぶっとばす!)」 マグナムボレーを打つ 威力:67 300消費

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 835/930

229 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:53:15 ID:HRh0CO1c
B

230 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:53:16 ID:nJ2XzH2o


231 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 00:53:21 ID:R2apFing
B 勝負!

232 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:05:23 ID:???
これ決めたらディアスにもう追いつくガッツないね。

233 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:06:08 ID:???
アルシオンのオーバーヘッドクリアにも引けを取らない前転クリア来たー

234 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:09:22 ID:???
三杉のオフサイドトラップもあるから、ロングボール対策も万全だな。

235 :森末(仮):2015/02/14(土) 01:09:29 ID:???
>B.「(真っ直ぐいってぶっ飛ばす! マグナムボレーでぶっとばす!)」 マグナムボレーを打つ 威力:67 300消費
===============================================================================================================
決死の覚悟でクリアーに向かってくるディアスを見て、板野の中で強い感情の火が宿った。

板野「(試したい……俺のシュートが……ディアスに通じるか!!)」

ファン=ディアスは決して守備の選手という訳ではない。
ドリブルによる突破――そこからのGKとの一対一が最大の特徴と言える、攻撃的な選手である。
だが、その対人能力も一流レベルであり……クリアーなどの競り合い勝負でも小柄であるにも関わらず驚異的な実力を発揮。
現にこの試合でも、松山は体格で勝っていながらディアスに競り合い勝負で完敗をしている。
そんなディアスに、勝てるのかどうか――。

そして、キャプテン森崎……キャプテン翼ファンとして、純粋に、『天才』ファン=ディアスと戦ってみたいという思い。
己の力を試したい、自身の最大の武器が『天才』に通用をする所を見てみたい。
強く強く、そして何よりも熱く。
自らの心の中の憧憬と敵愾心を燃やしながら、板野は強く振りかぶったその右足を大きく振り下ろした。

グォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

響「! う、打つぞ! 頑張れ、板野くん!」

森末「(ディアスのクリアーは相当強い……でも、君のシュートだって世界で屈指だ! 決めろ!)」

板野「勝負だ! ファン=ディアスッ!!」
ディアス「俺は天才……天才! ファン=ディアスだァッ!!」
ガレヤ「ディアス!(頼む! 頼む、ディアス!!)」
ガルトーニ「(来る……! とんでもないシュートが!)くっそおおおおおおおおおおおお!!」

236 :森末(仮):2015/02/14(土) 01:10:52 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムボレー 67 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ディアス→前転クリア 65 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 ガレヤ→ブロック 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★ガルトーニ→パンチング 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(新田がねじ込み)(岬がねじ込み)
≦−2→アルゼンチンボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムボレーがアルゼンチンゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(新田がねじ込み)(岬がねじ込み)
≦−2→アルゼンチンボールに

【補足・補正・備考】
板野:「マグナムボレー」には吹っ飛び係数2がついています。
ディアス:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持

237 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:11:21 ID:???
★板野→マグナムボレー 67 ( ハート9 )( 2 + 5 )=★

238 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:11:25 ID:???
★ディアス→前転クリア 65 ( ダイヤ9 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 ガレヤ→ブロック 53 ( スペード8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=★

239 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:11:25 ID:???
★ディアス→前転クリア 65 ( ハートA )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ガレヤ→ブロック 53 ( スペード10 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★

240 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:11:44 ID:???
★板野→マグナムボレー 67 ( ハート2 )( 3 + 4 )=★

241 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:12:58 ID:???
★ガルトーニ→パンチング 59 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )=★

242 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:13:09 ID:???
ゴール!ゴール!ゴール!!

243 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:13:27 ID:???
やったぜ!

244 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:13:50 ID:???
これでほぼ勝利確定か

245 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:14:19 ID:???
敵の守備が前がかりでシューターが豊富だったからねじこみ判定がすごいことになってる

246 :森末(仮):2015/02/14(土) 01:18:08 ID:???
現在後半11分、3−1と勝ち濃厚ですが、一応ディアスの体力も逆転狙えるかな?という程度には残っており、
ディアスの実力自体は説明するまでもなく引き次第で簡単に点を取れますので、ダイジェストに移行せずいきます。
早い段階で3点差になれば判定ありのダイジェストに移行する予定ですので、ご了承ください。

本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

247 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:26:05 ID:???
乙乙乙

248 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:46:24 ID:???

この試合で松山に高シュートの新技があるか確認したいところ

249 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 01:57:20 ID:???
判定表見る限り松山>新田>岬だからあるんじゃないかな?
北国シュートなら新田以下のはずだし

250 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 02:00:22 ID:???
北国オーバーで順当に高シュート+6で威力65じゃないかな

251 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 15:43:01 ID:???
後は新田のフラグ回収とか板野のハットトリックとかが狙い目かな。

252 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 15:44:42 ID:???
GKがあれだからフラグ回収は最低一度くらいは挑戦したいところ

253 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 17:00:16 ID:???
新田がフラグ回収してダイジェスト
三杉がDFに入って小池が中盤に入り
ダイジェストて板野がハットトリック、小池がシュート覚醒なんかしたら最高

254 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 18:56:49 ID:???
こうなるとバーストマグナムと松山のシュートはイタリア戦のために秘密兵器として温存したくなる
となるとこの試合撃たせても平気そうなのは……新田か!

255 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:33:08 ID:???
>★板野→マグナムボレー 67 ( ハート9 )( 2 + 5 )=74★
>★ディアス→前転クリア 65 ( ダイヤ9 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=72 *吹っ飛び*
> ガレヤ→ブロック 53 ( スペード8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=59★ *吹っ飛び*
>★ガルトーニ→パンチング 59 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )=62★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムボレーがアルゼンチンゴールに突き刺さる!
=======================================================================================
アルゼンチンの至宝、ファン=ディアスは天才だった。
しかも、並大抵の天才ではない。
黄金世代と呼ばれる年代の中でも、数多く存在する天才の中で、彼は随一の実力を持つ天才だった。

優れた一対一での技量に、小柄ながらも鍛え抜かれたフィジカル。
何よりもサッカーの神様から愛されたと言わざるを得ない程のセンスと、それを最大限駆使したドリブル。
100人中100人が見れば、誰もが彼を天才と称するのは間違いなく、
そして、ディアスもそれを認めただろう。

ディアス「(そうだ! 俺は天才! 天才ファン=ディアスだ!!)」

前転し、その勢いをそのままにクリアーに向かったディアスは、強く心の中で自身を鼓舞しながら板野に挑みかかった。
彼は天才だった。疑いようもない天才だった。負けるはずが無かった。

ディアス「俺は天才! アルゼンチンの至宝! ファン=ディアスなんだァァアアアアアアアアアアアアッ!!!!」

バギィィィ――!!

吼える。

瞬間、板野とディアスの足の狭間で、ボールがひしゃげた。
ディアスの英雄としての誇りと、板野のストライカーとしての矜持。
チームのキャプテン同士、天才と異邦者との鍔迫り合いの最中――ディアスは歯を食いしばりながら、
このチームが苦境に陥った原因と言える事件の事を思い返していた。

256 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:34:48 ID:???
………
……


元来、アルゼンチンJrユースというのは超攻撃的なサッカーが売りのチームであった。
天才・ファン=ディアスをはじめとして、その相棒であるアラン=パスカル。
彼らの実力こそが、アルゼンチン国内では随一であると評されていた。

だが、その一方でディアスに対する程の実力者もいると密かに噂されてもいた。
マリオ=バティン、クラウディオ=カージャレ。
ディアスとパスカルが幼い頃から共に過ごしてきた相棒のように、
彼らもまた幼い頃から苦楽を分かち合ってきた相棒である。

ディアスとパスカルがアルゼンチンのゴールデンコンビならば、バティンとカージャレはシルバーコンビ。
そう言われる程には、彼らは好対照なライバルといった関係であった。

そんな彼らはクラブチームの傘下で何度も対戦をしてきたが、このたび国際大会が開かれるとあり、
アルゼンチンJrユースという同じチームで共闘をする事となる。
互いにライバル心のようなものを燃やし合っていた2人であったが、相手が同じチームに所属をするとなれば、これほどに心強い事はない。
この4人に加えて国内で唯一守備が期待できるDF、ガブルエル=ガルバンを更に招集したアルゼンチンJrユースは、
前線にバティンとカージャレ。中盤にディアスとパスカル。そして最終ラインにガルバンを擁した、
大会開催前ならば間違いなく優勝候補と言われる程の実力者で集まった強豪国だったと言っていいだろう。

しかし、そんなチームは――とある事件から崩壊をする事となる。

257 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:35:58 ID:???
マリオ=バティン。
彼はディアスと同様、スラム街で生まれ育った少年であった。
爆発的なキック力とディアスには流石に劣るものの持ち前のサッカーセンス。
何よりも幼い頃から共に過ごしてきたカージャレと繰り出されるコンビプレイは、
国内でもNo.1のストライカーとの評価を得られる程のものだった。
先にも持ちだしたように、一部からはディアスとも同等の実力があるのではないかと噂される程である。

そんな彼がディアスと決定的に違う事は、彼が人並み外れた『熱血漢』にして『正義漢』だったという事だろう。
究極的なまでに現実主義であるディアスとは対照的に、バティンは曲がった事を許せない男だった。
全日本の中で言うならば、松山や板野に近いタイプの男である。
だが、彼が生まれ育ったのは治安のいい日本ではなく、アルゼンチンの――しかもスラム街。
そこで彼がもめごと、争いごとというものに巻き込み、巻き込まれたのは必然だった。

曲がった事が許せない彼は、理不尽な暴力には時として暴力で抗い、
常に己が正しいと思う心で虐げられる者達を助けてきた。
それをそれと見過ごす、賢かったディアスとは正反対の対応をして。

バティンにとって幸運だったのは、持ち前の強靭なフィジカルのお陰で喧嘩でも正に無双の実力を見せていた事。
これにより、彼はこれまで多少の怪我こそあれど大けがをする事はなく、
サッカーをする事に不自由というものはなかった。

だが、例えバティンが無事だったからといっても――それ以外の者達が、被害を受けないという事にはならなかった。

258 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:37:09 ID:???
それはアルゼンチンJrユースの合宿中に起こった。

ズサッ ボロッ……

バルバス「む、な、なに!?」
ディアス「ど、どうしたんだお前たち!?」

ある日、いつものように練習をしようとフィールドに現れたディアス達。
彼らが目にしたものは血に塗れ、顔を腫らし、地面に這い、うめき声を上げるパスカル、ガルバン、カージャレの姿。

バティン「早く……早くみんなを治療してくれえええええええええっ!!」

そして、彼らのすぐ横で――やはり血を流しながらも、懸命に彼らを支え助けを乞うバティンの姿であった。
急いで救護班を呼び、倒れる者達を病院へと搬送しながら……監督であるディエゴ=バルバスは、
事情を知りパスカル達に比べれば軽傷だったバティンに何があったのかを聞く。
すると、驚くべき答えがバティンの口から返ってきた。

スラム街で正義を遂行し、悪を駆逐してきたバティンは――当然ながら、多くの者から尊敬と感謝を抱かれながらも、
それと同程度……否、或いはそれ以上の悪意を抱かれていた。
そんなバティンに対し、この時、ついにその悪意が注がれたのだという。

バティンに恨みを抱く者達は、しかしバティンに真っ向から喧嘩を吹っかけても勝つ事は不可能と考え、策を弄した。
即ち、バティンに近しい者――カージャレを人質に取り、バティンに復讐をしようとしたのである。
合宿中にカージャレを人質に取られ、焦ったバティンは即座にカージャレの救出に向かおうとした。
だが、ここで待ったをかけたのが――不幸にもこのカージャレの件にいち早く気づいてしまったパスカルとガルバンの2人である。

259 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:38:37 ID:???
彼らはバティンが単独で救助に向かうと言うやいなや、すぐさま自分たちもついていく事を志願した。
バティンはアルゼンチンJrユースのエースストライカーであり、カージャレもその大事なサポート役。
何よりも熱血漢にして正義漢であるバティンに対してはチーム内でも一定の好感が抱かれており、
そんな彼を1人で危険な目に合わせる訳にはいかないという思いが彼らにあったのである。
また、パスカルとしては――自分よりもディアスにより近い実力者であるバティンがいなくなっては、
ディアスに対して申し訳が立たないという思いもあった。

ともかく、これを断りきれなかったバティンは彼らをつれてカージャレを救出に向かった。
これが、軽率だった。

今までのバティンの行いに対し、恨みを抱いている者達の数は尋常ではなかった。
荒事に慣れていたバティン、スラム街で育ったパスカルですら、今まで相手をした事がない程の人数が彼らを待ち受けていたのだ。
その上で、バティン達はカージャレという人質を取られている。
そうなればどうなるか――答えは、今のスタンドにいるバティン達の姿が物語っている。

パスカルとガルバンは、大会には当然間に合わない程の大怪我。
人質に取られていたカージャレは、とばっちりを食らい再起不能とも言える程の負傷を負い……。
唯一、まだ怪我はマシだったバティンも――このような事件を起こしては、チームにいられる筈もない。
結果、主力とされていたアルゼンチンの選手4名は合宿で姿を消す。

こうして、アルゼンチンJrユースは崩壊をした。

中心人物であるファン=ディアスだけを残して。


……
………

260 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:40:01 ID:???
ディアス「(そうだ、負けるか! あいつらがいなくたって俺がいる!! 俺がいるんだ!!!)」

その時ディアスが覚えた感情は、怒りか、哀しみか。涙をこらえながら飛んだディアスは、不意に宙に浮かんだ。

ディアス「(俺は天才……負けない……)」

ディアスも負けた事は当然ある。
全戦全勝、出る試合に全て勝つ。所属チームが全て勝つという事は、ありえない。
だが、それでも彼は天才だった――アルゼンチンの至宝だった。アルゼンチンの希望だった。アルゼンチンの誇りだった。
初めての国際大会。初めての代表戦。自分が世界に羽ばたく、ファースト・ステージ。

ディアス「俺、は……」

勝たなければならなかった。
反則技を使ったから負けは許されないとかではなく、天才だから。
世界に輝くスーパースターとして、圧倒的な実力を魅せなければならないから。

ディアス「………………」

宙に浮かび――否、"吹き飛ばされ"た衝撃で地面に倒れ込みながら、ディアスは空を見上げた。
空は雲一つなく、快晴……そして、その空を飛びかうのは、自分と同じく吹き飛ばされたガレヤとガルトーニ。

ディアス「………………」

やがて聞こえてきた審判の笛を聞いて、ディアスはそっと瞳を閉じた。
自信が板野との競り合いに圧し"負けた"という事実をようやく認識出来た彼は、
挫折でもなく、落胆でもなく、失意でもなく……ただただ、己の無力さに感じ入っていた。

天才も、例え神の子と呼ばれる者も――どこまでいっても、人間でしかないという事を。
彼はこの時、深く深く、思い知った。

全日本 3−1 アルゼンチン

261 :森末(仮):2015/02/14(土) 23:41:47 ID:???
>>247-248
乙ありです。

昨夜はこのまま続行と言いましたが、丁度いい感じの文章を作れたので、
一気にこのままダイジェストにしようかなともちょっと思っています。
なのでこの後、ダイジェストに移行するか否かの判定をしたいなと思います。
とりあえずは一旦ここまでです。

262 :森崎名無しさん:2015/02/14(土) 23:49:20 ID:???
一点入れられる可能性はありますが、これ以上続けるのはディアスが不憫ですしね。

263 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:06:16 ID:???
それでストラットとは逆にイタリアに移籍していくのか…

264 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:16:18 ID:???
最後のチャンスという感じで、
もう一度、ディアスにドリブル突撃をさせてあげてもいいかな、
と思うんだけどな。
それが失敗したらダイジェストという感じでどうでしょうか?

265 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:20:21 ID:???
自分はダイジェストでいいと思います。
ディアスの活躍もダイジェストの判定で足りますし。

266 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:26:02 ID:???
ダイジェスト続行で怪我やレッドカード貰った事例は何度か見たからな。
勝ってる試合ならすんなり平穏無事に勝ちたい。ディアスの活躍は描写に期待ってことで

267 :森末(仮):2015/02/15(日) 00:30:58 ID:???
ゴールが決まった瞬間、地鳴りのような歓声が沸きあがった。

ドッ! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「きっ……決まったァァァァ〜ッ!! ゴール! ゴール!! ゴール!!!
   全日本、3点目〜ッ! 決めたのはやはりこの人、全日本のエースストライカー、板野くん!!
   後半11分、得意のマグナムボレーが火を吹いたァァァッ!!
   なんと天才、ファン=ディアスくんを吹き飛ばしてのゴールッ!! これは試合も決まってしまったか〜!?」

真「す、すごいなぁ。 ついこの間話したばかりだけど、あの時は本当に普通の中学生って感じだったのに。
  あんなシュートを打てるんだもんなぁ」
響「やったぞ! もう1点でハットトリックだ〜!!」

ヘルナンデス「! ……ハンブルグ戦の時より、威力が上がっている?」
ジェンティーレ「………………」
ストラット「(あれは……俺のマグノスゾーンシュートよりも、純粋な威力でも上か……? ……馬鹿な)」

シュナイダー「………………」
カルツ「(たまらんぜよ。 ありゃ、シュナイダーちゃんのファイヤーショットよりも威力があるんじゃないかね。
     うちのGKじゃ止められんぜ……)」
シェスター「天才といえど、やはり1人じゃ駄目か。 多勢に無勢過ぎるな」
マーガス「……恐らく、これで決まりだろう」

パスカル「あ、あああ……ディ、ディアス……」
ガルバン「なんという、事だ……あ、ああっ!?」
バティン「うっ……!」

板野の放ったマグナムボレーは、何よりもインパクトがあった。
その威力は既に世界でも屈指のレベルと言え、豪快にディアスを弾き飛ばして決めた事により、
客席からは板野への称賛の声が降り注ぐ。
だが、それとは別の声もまた――ディアスへと浴びせられた。

268 :森末(仮):2015/02/15(日) 00:32:06 ID:???
ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!

観客「何が天才だ、この野郎!」「試合開始直後と前半終了間際だけじゃねーか!」「情けなく吹っ飛ばされやがって!」
  「弱小国なんかに負けてるんじゃねーぞ!」「だからニホンは強いんだって……」

ディアス「………………」

天才と呼ぶにふさわしいセンスを持ち、実際にそれをプレイで見せたディアス。
しかし、この窮地に至り、彼はつい三十数分程前には歓喜に満ちていた観客たちから、罵声を浴びていた。
天才でありながら、再三に渡りプレイで目立った活躍を魅せられていない。
天才でありながら、弱小国(の筈)である日本に負けそうになっている。
自他ともに認め、実際に試合開始直後にその才能を見せつけたからこそ、観客たちの期待は高まり――。
そして、それがひっくり返された時、彼らの怒りがディアスに向かうというのは当然の話だった。
当然過ぎて、地に伏すディアスはこの罵声に怒りもしなかった。

バルバス「(ああ、ディアス……! どうして、こんな事に……!)」

そんなディアスの姿を見て、監督のバルバスはベンチで頭を抱えていた。
彼には、この事態がディアス1人の責任ではない事がわかっていた。
否――彼だけではない。アルゼンチンの誰もが、ディアスのせいではない事を理解していた。

バルバス「(点を取れていないのはディアスが引かざるを得ない状況ばかりだからだ。
      攻め込まれ続けたのはディアスが引いた事で前で止める選手が誰もいないからだ。
      点を3点も取られたのは純粋にニホンの実力が高いからだ。

      全てをやりきろうとしたディアスを、どうして、誰が、責められるんだ……)」

バティンがいれば、ディアスは守備に集中しバティンが得点を挙げる事も可能だったろう。
パスカルがいれば、パスカルが前で止めキープする事も可能だったろう。
ガルバンがいれば、彼に守備を任せてディアスが一気攻勢に出る事も可能だったろう。

だが、いない。彼らはいない。全てにおいて、アルゼンチンはディアスに頼り切らなければならない。

269 :森末(仮):2015/02/15(日) 00:33:30 ID:???
バルバス「(神よ、サッカーの神よ。 貴方はあまりにも惨い……。 何故、ディアスなのだ。
      このような目に合わなければならないのが、何故、貴方に1番愛されたディアスなのだ)」

答えなど返ってこない筈の問いかけを胸の内でするバルバス。
彼は悲しみに打ち震えながら、フィールドで倒れるディアスをただただ見つめていた。
決して震えていたのは、半裸な為に寒いからという訳ではなかった。

こうして、アルゼンチンの関係者たちが絶望に打ちひしがれる中。
ゴールを決めた板野は――。

A.「やったぞおおおおおおおお!!」 勝利の雄叫びとガッツポーズだ!
B.「決めたぞ。 俺は世界一のストライカーになる!」 自分の夢を宣言だ!
C.「天才ディアスを打ち負かした俺こそ、超天才だ!」 俺は……超天才だ!
D.「ナイスパス、三杉!」 突破から上手くアシストした三杉に感謝する
E.「みんな、戻ろう! ディアスはすぐに来るぞ!」 ディアスを警戒する
F.「立てるか、ディアス?」 倒れるディアスに手を貸す
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

270 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:34:10 ID:ploJRAHc
A

271 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:35:04 ID:fftaRLz2
E

272 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:35:14 ID:PvZVkwlQ
A 超天才w

273 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:54:55 ID:???
本編でJY敗退したときヘルナンデスは拷問と表現したけど
ディアスもそう思うことになるのだろうか

274 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:55:43 ID:???
ディアスに拷問をかけるのはやめてやってくれ!
スケープゴートとして来生を差し出すからw

275 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 00:59:59 ID:???
イタリアと真逆っぽいから...おそらくそうなる。
拷問に近い感情をもつようになるだろうね。
ただ、違う点はGKじゃないから敗北の理由が
ヘルナンデス→自分の直結するプレイで失点→キャプテンとしてもGKとしても批判
ディアス→結果的に勝利できなかったことへのキャプテンへの批判(MFとしては不満なし)
とダメージを受ける部分が比較的ディアスの方が軽いとも言える

276 :森末(仮):2015/02/15(日) 01:02:17 ID:???
>A.「やったぞおおおおおおおお!!」 勝利の雄叫びとガッツポーズだ!
==================================================================================
ゴールを決め、ディアスが倒れてるのを見、電光掲示板を確認して――。
板野はようやく、絶叫をした。

板野「(勝ったんだ!! 俺が、ディアスに勝ったんだ!!)」

この時板野の心中に渦巻いていたのは、ただただ、歓喜。
原作、本編、共に主人公たちを苦しめた天才を――弱体化しているチーム状況があるとはいえ、
その上から文字通り吹き飛ばして勝利を収めたのである。
サッカー選手として、そしてキャプテン森崎ファンとしてこれを喜べない筈がなく、思わず慣れないガッツポーズをしていると、
周囲の者達も明るい調子で板野の元へと集まり手荒く祝福をする。

松山「ナイスシュート、板野! この時間帯にこの追加点は大きいぞ!! それに、ディアスを吹き飛ばした上でのゴールとなれば……」
岬「うん、相手の士気の低下は免れないだろうね。 そういう意味でも貴重な追加点だ。
  (やはり君とは仲良くしておいた方がよさそうだな)」
新田「(やっぱり板野さんは凄い……俺が目指すって言っても、今じゃハナで笑われるのがオチだな。 でも、いつかは……!)」
井沢「へへへ、ディアスが倒れてる。 いい気分だぜ」
三杉「ディアスが飛び込んできた瞬間はヒヤリとしたが、よく決めてくれた。 それでこそストライカーだ」
板野「え、えへへ……」
井沢「なんだ? 照れてるのかよお前……おかしな奴だな」
新田「(ちょっと気が抜けそうだけど……傲慢で他の選手を馬鹿にする奴よりは、こうやって照れたり笑ったりしてくれる人の方がいいや)」
板野「(ディアスを倒して、ゴールを決めて……全日本のメンバーに褒められて。 にやけるなって方が難しいよ)」

元々松山と新田をはじめとし、板野は比較的友好的な関係を築けているメンバーが多い。
三杉や岬といった板野と深くかかわり合っていない者達も、改めて板野の功績を褒めた。
これには板野も頬をかいて照れ笑いをし、一同はそんな板野の様子に苦笑をしながらいい雰囲気のまま戻っていく。

277 :森末(仮):2015/02/15(日) 01:03:27 ID:???
若林「(ええい、ディアスが攻めてこないのはいいが全く俺が目立っていない……)」

そんな板野達の様子を、遠巻きに見ながら腹立たしく思っていたのは若林だった。

若林「(これでは俺が復権するどころじゃないじゃないか……)」

試合がほぼ決定していいと言える状況の中、ここから若林が目立つ活躍をする可能性は無いに等しい。
アルゼンチンの士気が低下しているのは遠く離れている若林から見ても明らかであり、
例えここからディアスが突破をしてゴールを狙いに来たとしても、
止めれば板野の勝ち越し点のインパクトには劣り、失点すればそれはそれで支持が下がるというなんとも得の無い状況だからである。

若林「(見上さんも椅子に腰かけちゃったしなぁ……このまま流すんだろうか?)」

先ほどまで立って選手達のプレイを見ていた見上も、今はベンチでどっしりと腰を下ろしていた。
文字通り、腰を落ち着け……試合の大勢は決まったと判断したのだろう。
後半は残り20分弱残っているとはいえ、アルゼンチンがここから逆転をする目は殆ど無い。
見上がこのまま流すよう指示を出すかと若林はベンチを見つめていたのだが……。

A.見上が流すようサインを出した。(ダイジェストに移行します)
B.見上は特に指示を出さなかった。(このまま続行します)

先に「3」票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野支持率 33→35
 岬、三杉の板野への好感度が+1されます。

>>263 そうですね、お察しの通り、バティンはストラットの如くアルゼンチンから離れた国、イタリアへと渡る事になります。

278 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:04:33 ID:51mYJJhA


279 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:04:46 ID:PvZVkwlQ
A 元ネタ選手がフィオの英雄ですしね

280 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:04:55 ID:ploJRAHc
A

281 :森末(仮):2015/02/15(日) 01:06:29 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

282 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:07:17 ID:???
やったミサキーヌに気に入られた。乙でしたー

283 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:09:12 ID:???
そしたらリオカップでの勢力図が結構変わるなぁ。
乙でした

284 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:16:40 ID:???
乙です

岬と三杉のからの感情値上昇はありがたい
ダイジェストで誰か伸びるかな?
若林もディアスのドライブ止めたしそれなりに活躍できたね

しかしあまりマイナス感情抱いている人いなくて平和でいいね

285 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 01:27:00 ID:???
乙です
天才とか強いって言われてるのは大変だね
何も知らない気楽な他人が
勝手に騒ぎ立てては伝染して持ち上げそれでそれに見合わないとしたら一気に落とされる
本当にかわいそうだよなぁ。救済するどころか怖いからもう戦いたくはないけど

286 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 11:59:17 ID:???
バティンがイタリア行きだと
リオカップじゃなくてイタリア編の可能性もあるのかな。
レッチェ、ミラン、インテル、ユーベ、ローマとちょうど5チームあるし。


287 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 12:17:05 ID:???
バティン所属のフィオレンティーナとか、
シニョーリのいるパルマ、
赤井とマウリシオ(同名の顔有りの可能性有)所属のサンプドリアとかもあるで
プレイするとしたらレッチェはマジ勘弁

288 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 13:13:03 ID:???
バティンは元ネタ的にローマとかもありうるかと。


289 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 13:24:15 ID:???
板野くんがMVPをとれるかどうかについて
そしたら自然な感じで海外クラブへ出張できる

290 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 13:25:59 ID:???
元ネタの人はフィオレンティーナのイメージが強くて……
でもランピオン、バティン、ヘルマーとかやめてくれ

291 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 13:28:17 ID:???
そのフィオレンティーナ、他所の世界だといきなりなくなったのは驚いた
しかも、なくなったのはノンフィクション

292 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 17:29:50 ID:???
ミラン→ゲルティス、スト、バンビ、タルデリと揃ったボス候補
アルシオンがトップ昇格してなかったら無理ゲー状態
インテル→ジノ、葵、マッテオと戦力充分。
イゴールやルーベンをユース扱いならボス級
ユーベ→ユースはジェンティーレのみ。X的に空手が入るならここ。
ローマ→ランピオン。Xの顔ありを入れると手強い。
レッチェ→Xの主役チーム。カルネ、マンチ、ブルノは本編でも代表選出
イタリア代表のモブや、バティン、赤井、マウリシオあたりを分配すれば
リオカップと同じノリでイタリア編はできそうな気はする。

サビチェビッチはどこで出番があるんだろう?

293 :森末(仮):2015/02/15(日) 19:05:07 ID:???
>>282-285 乙ありです。

>A.見上が流すようサインを出した。(ダイジェストに移行します)
===================================================================
見上「(残り20分で2点差……この状況ならば、例えディアスといえど逆転は不可能だろう。
    ディアスの力だけで3点を奪えるやもしれんが、それ以上にこちらが点を取れない理由が無い)」

ここに来て負ける事は無いと判断をしいた見上は、スッと手を上げて選手たちに流すようサインを出した。
無理にプレイをして怪我やカードを貰う危険性を出さず、このリードを守り無難に試合を決めるようにしたのである。
次にはイタリア戦が控えており、ここで負傷などをするデメリットの大きさをよくわかっている板野を始め、
見上のこの指示は全員に受け入れられた。

板野「(それにしても……流す、か)」

キックオフを待ちながら、センターサークルに入るディアスをぼんやりと眺める板野。

板野「(まさか、アルゼンチンを相手にダイジェストに入るなんてな。
    ……絶対強い筈なのに、ディアス)」

今のディアスは、笑顔でもなければ悲壮な表情でもない。
ただ、無。仮面でも貼り付けたかのように、その表情には何も残っていなかった。
観客からは罵声を浴びせられ、対戦相手からは勝利を確信され、それでも戦わなければならないディアス。
英雄は逃げる事を許されず、勝利だけを求められる。
たとえそれが、どれほど絶望的な状況であろうと。

板野「(本当に、立場が入れ替わっちゃったんだな……イタリアと……)」

本編Jrユース編において無惨な末路を辿った、イタリアJrユースのジノ=ヘルナンデス。
正しくディアスは彼がその時味わったかのような境地にいるのだろうと把握をしながら、
言葉にならない感情を抱きつつ審判の笛を待つのだった。

294 :森末(仮) :2015/02/15(日) 19:06:35 ID:???
………
……


森末「はい、それじゃあここからダイジェストだよ。 アルゼンチンももうちょっと点を取れるかと思ったんだけど……。
   思った以上に松山が頑張ったというか、ディアスがヘタレた感じだったね。その強さに偽りはないけど、運が悪すぎた結果だ。
   さぁ、久々のダイジェスト。覚醒チャンスだよ。張り切ってカードを引いてくれ」

先着6名様で、
★板野の活躍→! card+! dice★
★新田の活躍→! card
 松山の活躍→! card★
★三杉の活躍→! card
 岬の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
 中里の活躍→! card★
★早田の活躍→! card
 中西の活躍→! card★
★中山の活躍→! card
 若林の活躍→! card★
★ディアスの最後→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤ・ハートの時、1得点でハットトリック。スペード・クラブの時は無得点です。
 JOKERが出た場合は2点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
【ディアスの最後】
JOKER→なんと負傷をしてしまう!? 次のイタリア戦は絶望的だ……
ダイヤ→1本シュート、1本ドリブルゴールのチャンスを得る
ハート・スペード→1本シュートのチャンスを得る
クラブ→士気が下がった中で思うような活躍は出来なかった……

295 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:07:25 ID:???
★板野の活躍→ ハート6 + 4

296 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:07:30 ID:???
★新田の活躍→ ダイヤ8
 松山の活躍→ ダイヤ6

297 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:08:40 ID:???
★三杉の活躍→ クラブ2
 岬の活躍→ ダイヤ7

298 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:08:47 ID:???
★井沢の活躍→ スペードQ
 中里の活躍→ スペードQ

299 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:08:57 ID:???
★三杉の活躍→ スペード9
 岬の活躍→ スペード8

300 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:09:40 ID:???
★早田の活躍→ ダイヤJ
 中西の活躍→ ハートK

301 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:10:42 ID:???
★中山の活躍→ ダイヤ9
 若林の活躍→ ハートQ

302 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:11:34 ID:???
★ディアスの最後→ スペードK

303 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:11:44 ID:???
★ディアスの最後→ クラブJ

304 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:13:31 ID:???
ハット!無難にFWが1点ずつ取ったのかな

305 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:13:39 ID:???
中西本当に頑張っているな

306 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:20:05 ID:???
ディアスの崩壊振りを目の当たりにすると、最後まで気を吐いていたジノって本当に精神力が強いんだな

307 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:22:50 ID:???
本編の試合だってジェンティーレ退場で5〜6点取られてもおかしくなかったからな
マジで守護神だった

308 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:27:07 ID:???
まさか、この試合がディアスの公開処刑場になるとはなぁ…

309 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:31:35 ID:???
こうなるとワールドユース編もジノとディアスの立場が入れ替わりそう

310 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:33:37 ID:???
例外除いて恐怖を植え付けるディアスがのぅ

例外?天才揃ってあのスコアは正直ビビったよ

311 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:37:37 ID:???
イタリアがどうなるかだね。
アルゼンチンと入れ替わるのか?
それともWYで両方と戦うのか?

312 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:40:04 ID:???
公開処刑は次の試合も続く…もうやめて!ディアスのライフはとっくに0よ!

313 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:45:08 ID:???
全体的にパスが強くてとポストプレイヤーのいるイタリア相手のほうが相性的に地獄、5−1と予想

314 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:46:31 ID:???
ディアスが勝つには…マリーシアで慈円手入と乱費怨を退場させるしかないw

315 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:52:37 ID:???
正直ディアスがマリーシアしまくるしか勝機はないんじゃね?

316 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 19:54:04 ID:???
ガルトーニがアモロ教に入信してポスト様に祈りを捧げるとか

317 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 20:01:27 ID:???
暗き淵よりの使者。地獄の天災、『腐暗・出異亜須』爆誕!

318 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 20:13:10 ID:???
シュナより得点するのは難しいだろうけどイタリアを血祭りに上げられたら得点王の可能性も出てくるかな?

319 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:01:09 ID:???
ありえない。
シュナイダーは予選比較的ザコチームと当たるから...
得点王は無理

320 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:03:23 ID:???
だね
主人公チームの辛いとこってのは決勝の相手が基本ほぼ雑魚としか当たらず点の取り放題ってとこだ
ある意味宿命だよね

321 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:14:57 ID:???
>★板野の活躍→ ハート6 + 4 =1得点!更に主人公pt4取得★
>★新田の活躍→ ダイヤ8
> 松山の活躍→ ダイヤ6 ★
>★三杉の活躍→ クラブ2
> 岬の活躍→ ダイヤ7 ★
>★井沢の活躍→ スペードQ
> 中里の活躍→ スペードQ ★
>★早田の活躍→ ダイヤJ
> 中西の活躍→ ハートK =ブロックフラグ取得!★
>★中山の活躍→ ダイヤ9
> 若林の活躍→ ハートQ ★
>★ディアスの最後→ スペードK =1本シュートのチャンスを得る★
========================================================================================
諦める事を許されなかった英雄は、一縷の望みに賭けて単独で突破を図った。
実際に彼の攻撃力ならば3点を返す事自体は十分現実的にあり得る。
残った体力の全てを攻撃にそそぐ事が出来れば、逆転も不可能ではないのだ。
だが、彼が諦めていなくても――周囲の者達が動けなくては、意味が無い。

英雄が幾度となく突破に失敗をし、自分たちが攻め込んでもすぐさまボールを奪われ、
逆に相手の攻撃によりどんどんと押し込まれてしまう。
これらによってアルゼンチンのメンバーほぼ全ては闘争心をまず失くし、プレイに精彩を欠いた。

結果、後半19分。
引いて守りディアスを警戒していた全日本に対してディアスはやはり攻めあぐね、
それでも突破に挑みかかり……これを早田が弾き、こぼれ球に。
拾ったアルゼンチンFWのブラウンが一か八かでシュートを打つものの、
これはGKの若林に届くどころかDFの中西に弾き返されてしまい、逆に日本のカウンターへ。

急いで戻るディアスを嘲笑うかのように、松山と板野のゴールデンコンビが一気にアルゼンチン陣内へと攻め込み、
板野のマグナムシュートで4点目。
板野個人としてもハットトリックを達成し、4−1と更に点差を広げた。この時点で、既に決着はついた。

322 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:15:04 ID:???
まあ初戦3人ハットトリック(シュナイダー ビクトリーノ ナポレオン)に並んだだけでも良しとしよう。
対戦した相手の強さも流石に考慮するだろうからMVPも充分狙えるだろうし。

323 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:16:01 ID:???
その後もディアスは孤軍奮闘をした。
誇りと矜持を胸に、彼は戦った。頼れる者が誰もいないから自分でやる。
何度も何度も単独での突破を図り、守備に走り、フィールドを縦横無尽に駆け回り疲労が蓄積しても、彼は走り続けた。
英雄には休む事すら許されなかった。

ディアス「はぁっ、はぁっ……(こんな事が許されてたまるか。 天才のこの俺が……コケにされたままで黙ってられるか!!)」

時計の針が進み、残り時間がどんどん少なくなっていく中、ディアスはようやく勝てないと悟った。
万に一つも、ここから逆転はありえないとわかった。
だが、それでも、彼は攻めた。明日のイタリア戦に備え、全日本との得失点差を少しでも埋める為に。
このまま舐められたまま、追われる筈がないと自身の力を証明する為に。

ディアス「(相変わらずこいつらは俺を警戒してやがる。 なら、癪だが……!)そらっ!」
松山「なに!?」
三杉「しまった!(ここでパスを使ってくるとは……完全に読み違えた)」

そしてディアスはここで勝負に出た。
後半25分、相変わらず自分を警戒する全日本メンバーの裏をかき、サイドを走るジェイテスへとパス。
ここまで何度も突撃をしてきたディアスの思いがけないプレイに一同は虚をつかれ、
アルゼンチンがようやく全日本のゴールを脅かすチャンスを作る事に成功をする。

実況「あっと! ここはアルゼンチン、ディアスくんを使わない! サイドハーフのジェイテスくんへとボールが渡った!
   全日本、マークをディアスくんにあわせていた為にこれを止められない! ジェイテスくんはサイドを一直線!
   そして……ディアスくんはゴール前へ!」

観客「お、やっとかよ!」「でももう逆転どころか同点も無理だよな」「得失点差を縮めておきたいんだろ」

ディアス「来い、ジェイテス! これで決める!!」
ジェイテス「……ああ!」

バシュウッ!!

324 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:17:22 ID:???
パスカル「ディアス……」
ガルバン「頼む、決まってくれ!」

ディアス「(こいつが最後だ! 俺の意地に賭けて、決めてやる!!)」

バッ グルンッ!!

若林「!? なんのつもりだ!?」
中西「前転……まさか、そのままシュートするつもりなんか!?」
ディアス「俺は天才! ファン=ディアスだァァァアアアッ!!」

325 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:18:41 ID:???
先着3名様で、

★ディアス→前転シュート 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★中山→ブロック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 中西→ブロック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 中里→ブロック 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★若林→パンチング 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ライーネスがねじ込み)(ブラウンがねじ込み)(早田がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→ディアスの前転シュートが全日本ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ライーネスがねじ込み)(ブラウンがねじ込み)(早田がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス:「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持
中山:「ダイビングブロック(+4&100消費)」
中里:「変り身の術(+4&100消費)」

326 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:19:12 ID:???

★ディアス→前転シュート 66 ( スペード7 )( 6 + 1 )+(フリー補正+2)=★

327 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:19:21 ID:???
★中山→ブロック 58 ( スペード8 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 中西→ブロック 58 ( スペード8 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=
 中里→ブロック 57 ( ダイヤ4 )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=★

328 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:19:22 ID:???
★ディアス→前転シュート 66 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(フリー補正+2)=★

329 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:19:26 ID:???
★若林→パンチング 67 ( ハートK )( 6 + 5 )=★

330 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:19:46 ID:???
失礼しました、ディアスの前転シュートにはフリー補正はついてないです。

331 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:19:47 ID:???
★若林→パンチング 67 ( スペード9 )( 4 + 4 )=★

332 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:20:22 ID:???
バヤーシ王バンザーイ!

333 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:21:16 ID:???
バヤシさんフラグ回収で止めるを習得したかな?

334 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:21:54 ID:???
神様! 仏様! 若林様!

335 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:26:15 ID:???
今さらだけどブロックに絵柄判定がないことに気付いた

336 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:36:24 ID:???
ホントだ!
どういうシステムなんだろう?

337 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:38:13 ID:???
ってちょっと待て中山さん弾いてる?

338 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:39:56 ID:???
前スレの対ドライブ見たら普通に絵柄発動っぽかったから、記載ミスかな?

339 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:40:02 ID:???
ただのミスでしょ、流石にw

340 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 21:42:59 ID:???
監督の嘘泣きが効いたのかー

341 :森末(仮):2015/02/15(日) 21:47:23 ID:???
絵柄の記述が無いのはミスですね。次回以降修正します。

342 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 22:43:01 ID:???
しかし本編では散々な目に遭ったディアスのおかげで
今回バヤシさんが覚醒することになるとは

343 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 22:44:02 ID:???
最初はものすごかったのに次第に数の暴力に屈して行ったね
それでも中々安心できなかったけど

344 :森崎名無しさん:2015/02/15(日) 22:44:37 ID:???
本編読み返したらシュナ3試合で10点取ってるのか。
得点王は不可能に近いね。

345 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:02:11 ID:???
>★ディアス→前転シュート 66 ( スペード7 )( 6 + 1 )=73★
>★中山→ブロック 58 ( スペード8 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=68
> 中西→ブロック 58 ( スペード8 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=67
> 中里→ブロック 57 ( ダイヤ4 )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)+(変わり身の術+4)=71★ *威力減衰*
>★若林→パンチング 67 ( ハートK )( 6 + 5 )+(減衰効果+1)=79★
>≦−2→全日本ボールに。
===============================================================================================
バゴッ…… ギュルルルォオオオオオオオンッ!!

中山「えっ!?」
中西「な、なんやと!?」

まずシュート体勢からして、通常のそれとは違うのがディアスの前転シュート。
しかし、そのあまりにも奇抜な体勢以上にこのシュートの特徴といっていいのが、弾道である。
前転をしながらボールを踵で射抜かれたボールは、飛び込んだ勢いをそのままに大きく曲がる。
その曲線はバナナシュートやカミソリシュートといったそれとは一線を画す程の幅であり、
直線で来ると思っていた中山と中西の両者は見当はずれな位置に飛び込みボールに触れる事すら出来ない。

チィッ!!

中里「ぬうっ!(掠るだけで精いっぱいか!)」

唯一この弾道を見てシュートコースに正確に飛び込めたのは全日本一のスピードを持つ中里。
だが、彼も辛うじてボールに足を掠めるだけがやっとであり、ディアスの放ったシュートはそのままゴールへと向かう。

若林「(ふん、カーブをかけたか。 だがその分ゴールまでの距離は直線軌道のそれよりも長い!
    これならば十分間に合う!)はぁぁぁ……と め る ! ! 」

バッ! バゴォンッ!

ディアス「なっ……にィ……!?」

346 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:03:47 ID:???
ここで活躍を見せたのは若林であった。
ディアスにも意地があれば、若林にも意地がある。
チーム内での地位を向上させる為にと、その『必ず止める』という強い意志を拳に乗せて、
若林はギリギリまでシュートコースを読み、その体を横っ飛びにしながら大きくパンチング。

若林「貴様が天才ならば俺もまた天才GK、若林源三だ! こんなシュートが通用するか!」
ディアス「こ、の……野郎……! ゴホッ……」
中西「(なーにが天才や……って言いたい所やけど、実際最初の1点目以外はこいつの活躍は手放しでしか褒められへんよなぁ)」
中里「(やはり彼奴もまた実力者でござる。 侮りがたし……)」

シュートを阻んだ若林は既に膝に手をつき、
息を荒げて声を出すのも苦しそうなディアスへと挑発するように宣言をした。
ハンブルグ戦の失態があるとはいえ、彼もまた小学生時代には天才GKと称された男。
腹立たしげに若林を睨みつけるディアスは、やがてそれもやめると守備に戻り始めたのだが……その足はふらつき、覚束ないもの。
既に体力を限界まで使い、まともに走る事すら出来なくなった今……それでも彼は、走った。

若林「(よし、1失点こそはしたがまずまず……といった出来か)」
板野「(若林……ちょっと不安だったけど、ここも守ったのか。 やっぱり基礎的な能力はサブキーパーレベルじゃないもんな)」

こうしてアルゼンチン、最後の攻撃は終わった。
誇りにかけて戦い続けた男、ファン=ディアスの体力が切れ時間も残り少なくなった今、
アルゼンチンがここから得点を取れる可能性は皆無。
アルゼンチンが引いて守りせめてこれ以上失点はしないようにとする中で全日本も無理して攻める事はなく、
試合はそのまま終了するのだった。

ピッピッピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

全日本 4−1 アルゼンチン

※若林がセービングフラグを回収し「とめる!」を習得しました。
 若林支持率 20→22。
 中西、中里の若林への好感度が+1されました。

347 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:04:48 ID:???
大会得点王ランキング

3ゴール 板野
1ゴール 反町、ディアス

大会アシスト王ランキング

1アシスト 松山、岬、三杉、沢田

348 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:05:56 ID:???
実況「試合終了〜! 全日本、なんとなんと、強豪国アルゼンチンを4−1と大差で下しましたァァァッ!!
   攻めては板野くんを中心とした攻撃陣が幾度となくアルゼンチンゴールを脅かし、
   守っては松山くんをはじめ、ディアスくんの突破を何度も阻みました!
   ディアスくんの実力の高さは、皆さんもご存知の通りだったでしょう。 そのアルゼンチンを相手に、大差で勝利!!
   やはりハンブルグと戦い引き分けで終わったというのはフロックではありませんでした!
   これは今大会のダークホースと言える国が、早々にその実力を見せたと言わざるを得ないでしょう!」

ざわざわ…… ざわざわ……

観客「絶対アルゼンチンが勝つと思ったのにな」「期待外れにも程があるだろ、何が天才だよ」「だからニホンが強いんだって」
  「まあ……マグレでアルゼンチンに勝てるとは思えないよな」「でも次のイタリアは無理だろ」「ああ、あそこは強いぜ」

真「へへっ、やったね響! 日本が勝ったよ!」
響「うん! それに板野くんもハットトリックしちゃったぞ」

ヘルナンデス「ニホンが勝ったか。 ハンブルグ戦を見ている限り、サッカー後進国とは思えない程の選手がいた事はわかっていたが、
       それでもこの結果は予想外だな」
ジェンティーレ「ふん、それにしてもアルゼンチンは情けない。 ジャッポネーゼにここまで好き勝手やられるとはな」
バンビーノ「だけどディアスの実力自体は侮れるものじゃないぞ」
ランピオン「確かにな。 だが、ヘルナンデスとジェンティーレならやってくれるさ」
ストラット「(ニホンのストライカーはハットトリックか……俺も、それに負けないくらいの結果を残さないとな)」

カルツ「いや〜、しっかしワカバヤシの奴、キレキレだったな」
シュナイダー「俺がハンブルグにいた頃にあれくらいやっていてくれればな」

パスカル「ああ……そんな……」
ガルバン「イタリアに勝つ、しかない。 だが……か、勝てるのか……」

349 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:07:21 ID:???
森崎「ケッ、面白くねぇ。5点くらい取られてりゃいいものを」
ニネー「(うーん、パスカルくんやガルバンくんを外しても3点くらいは入ると思ったんだけど……。
     やっぱり実際に賽を振ってみなければ、試合がどうなるかはわからないわね)」
翼「流石は若林くんだな。 それに、あの板野っていうのもやっぱり凄い選手だ。 早く戦いたいなぁ」

試合が終わり、観客たちからはアルゼンチンへの失望と日本の予想外の活躍への称賛の声が聞こえ始める。
事前の予想では、当然ながら南米の強豪国であるアルゼンチンが弱小国の日本を大差で打ち破るものだと思われていた。
だが、蓋を開けてみれば結果は真逆。
日本がアルゼンチンを相手に3点差をつけて勝利をしたのだから、彼らが驚くのも無理は無い。

一部からは天才という名ばかりで結局大敗を喫してしまったディアスに対する非難が浴びせられ、
観客たちの身勝手な手のひら返しを聞きながら、この試合を観戦していたアルシオンは腕を組んだままフィールドのディアスを見つめる。

アルシオン「(天才か……確かに、とてつもない才能だ。 攻撃能力は俺ともほぼ変わらんだろう。
       アルゼンチンの"英雄"という言葉も、間違ったものではない。
       だが、"王"ではなかった。 王は配下がいてこそ初めて王となる。 1人だけの王とは、ただの裸の王様だ。
       ファン=ディアス……お前にとってのただ一つの不幸は、仲間に恵まれなかった事だな)」
ジョアン「よく見ておけ、アルシオン。 お前はこうではない。 お前はイタリアの未来を担う男じゃ。
     ディアスをも超える才能に、わしの知識を合わせ。
     そしてタレントが豊富なイタリアJrユースの者達を手足の如く使い、お前は王の座を駆け昇るのじゃ」
アルシオン「はい」

誇りでもなく、意地でもなく。
ただ頂点を目指したい、誰よりも輝く星になるという思いを抱くアルシオン。
彼は己と同等と言える才能を持つディアスを見て、そう評価を下した。
ディアスは天才かもしれない。英雄かもしれない。だが、王にはなれないと。

350 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:08:25 ID:???
サビチェビッチ「……ジョアンさん」
ジョアン「む? どうかしたか、サビチェビッチ」
サビチェビッチ「……話では、私もイタリア国籍を取得する手筈になっていましたが」
ジョアン「ああ、そうじゃ。 ヘルナンデスもヨーロッパNo.1キーパーと言われてこそおるが、
     世界レベルで見れば上の中という程度じゃろう。
     じゃが、お前は上の上……ヘルナンデスには無い巨躯と、それを生かしたセーブがある。
     真のカティナチオを形成する為には、お前の力が必要じゃからな」

サビチェビッチ「その話、無かった事には出来ませんか」
ジョアン「な、なにっ!?」
アルシオン「!!」

そして、そのアルシオンとはジョアンを挟んで反対側にいる男。
ジャン=サビチェビッチは……無表情のままにその口を開き、ジョアンとアルシオンを驚かせた。
彼はアルシオンと同じくジョアンの愛弟子であり、
ジョアンの手引きによってイタリア国籍を取得し今後イタリアサッカー界を背負って立つ人間の筈であった。
攻撃においては万能性を持つアルシオンに、ヘルナンデスをも超えるセービング技術を持つサビチェビッチ。
彼らをこのまま育てていけば、必ずや栄光を掴めるはずであるとジョアンは考えていたのだ。

にも関わらず、ここに来てサビチェビッチが突如イタリア国籍を取得する事をなしにしたいと言えば、当然ジョアンとしては驚きしかない。
否、ジョアンだけでなく――共に練習をしてきたアルシオンですら、目を丸くした程であった。

351 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:10:52 ID:???
ジョアン「何を言っている、サビチェビッチ! 一体どういうつもりじゃ!?」
アルシオン「………………」
サビチェビッチ「…………試してみたいのです」

どういう心境で心変わりをしたのか、ジョアンがサビチェビッチを問い詰めると、
サビチェビッチは相変わらず無表情なままに、一言だけ呟いた。

サビチェビッチ「私とアルシオン……どちらが優れているのかを」
アルシオン「……何時になく、今日は喋るなサビチェビッチ。 俺と勝負をしたいだと?」
サビチェビッチ「ああ。 私は王になる気はない。 そして、王に仕える気も無い。
        下手なチームに入ってお前にボロ雑巾にされるのはゴメンだからイタリアに入るつもりはあったが……。
        お前と同等か、それ以上の才気を見せられてはな」
ジョアン「ばっ、馬鹿な……! まさか、アルゼンチン国籍を取得するつもりだというのか!?」

アルシオンとサビチェビッチは、決して仲が悪い訳ではなかった。
無論、いい訳でもない。
他人に対して深く干渉をしないアルシオンに、寡黙なサビチェビッチ。
彼らがここまで話し合ったというのも、もしかしたらこれが初めてだったかもしれない。

352 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:12:19 ID:???
そんな中で、サビチェビッチはアルシオンに対して少々の劣等感を抱かされていた。
サビチェビッチはジョアンに才能を見出されており、鍛え上げられていたが、ジョアンが執心していたのはアルシオン。
実際、サビチェビッチもアルシオンとは選手としての格が一歩及ばないと感じていたのだからこれに文句は言えず、
常に劣等感を抱きながらも共に過ごしてきた。アルシオンからは歯牙にかけられていない、一方的なライバル感情と言っていい。

そして、このままアルシオンの元で、イタリアJrユースとして戦うのかとサビチェビッチは思っていたのだが……。
今日の試合を見て、その考えは180度変わった。
ファン=ディアス。マルク=アルシオンと同等か、はたまたそれを超える程の実力者を見つけたからである。

サビチェビッチは世界を知らなかった。狭い、ジョアンの手の平の上の世界しか知らなかった。
だが、気づかされたのだ。天才と呼ばれるものは、どこにでもゴロゴロいるという事に。
どこに行っても天才がいて、どこにいても彼らと戦う事となる。
ならば――このライバル心に逆らう事なく、素直にアルシオンと勝負をしたい。
出来る事ならば、それに気づかせてくれ――そして攻撃能力が高い選手がいるチームに入りたい。
彼がその結論に至ったのは、自然な事と言えるだろう。

サビチェビッチ「ディアスの攻撃力は凄まじい。 私がゴールを守り切れば、相当な強豪国にアルゼンチンはなるでしょう」
ジョアン「ば、馬鹿な……なんという、馬鹿な……」
アルシオン「……素直にイタリアに入っておけばよかった、と言わんようにな。 お前がいなくとも、ヘルナンデスがいる。
      俺の王への覇道を邪魔するというのならば、お前も粉々に砕き、散らせるだけだ」
サビチェビッチ「忠告感謝する、アルシオン。 お前のその野望が志半ばで尽きる事を祈る。
        それと、私からも一つ言わせてもらう」

353 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:13:26 ID:???











            サビチェビッチ「"悪王"を殺すのは、常に一人の"英雄"だ」












354 :森末(仮):2015/02/16(月) 01:14:26 ID:???
判定はありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

355 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 03:20:41 ID:???
乙です。
しかし、サビチェビッチがアルゼンチンに加入となると、
アルゼンチンはキャプ森本編のイタリアクラスの強豪になりますね・・・
バティン≒ストラット
カジャーレ≒ランピオン
ディアス≒アルシオン
パスカル≒バンビーノ
ガルバン≒ジェンティーレ
サビチェビッチ≒ヘルナンデス

356 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 04:59:17 ID:???
しかしカティナチオマステリーの分だけDFは脆い。
その分GKが固いが...イタリアと対比すると、
ジェンティーレの質に対してさらにDFに差ができる。
攻撃と守備の対比かな

357 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 06:00:03 ID:???
DFが脆い分、強力な砲台を多く採用すればビッチさんはここでもガス欠になりそうに見える
全体的にパスカットに弱い弱点も放置っぽいし
その分攻撃力が半端じゃなさ過ぎるけど

358 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 07:15:24 ID:???
>>355
サトルステギェ……

359 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 07:28:59 ID:???
バビントンとサトルステギもいるものね。

360 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 11:31:53 ID:???
ワールドユースのドイツと同タイプになるな。あっちも対シュート要員はフライハルトとミューラーしかいないしね。
ドイツからある程度突破力を増やしてボールカットを減らした感じかな。

361 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 11:43:04 ID:???
本編のイタリアはJYでの屈辱をバネに強くなった感はある(特にヘルナンデス)
もちろんこのスレでもいいところなく予選敗退すればそれをバネにするかもしれないが
このスレのアルゼンチンはどうなるだろう

362 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 11:53:42 ID:???
不安要素はディアスがヘルナンデスほど精神力が強くないところだな
ディアスは意外に運が悪かったりする
次のイタリア戦次第ではクライフォートを超えるヒールキャラになる危険性がある

363 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 11:59:37 ID:???
本編ジノは最後まで懸命にチームメイトを励ましていたからな。
一番弱音を吐きたかっただろうに。
そういえば、どちらの大会もチームメイトに恵まれていないんだよな。慈円手入は退場する始末だし。

364 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 12:32:21 ID:???
ジノ次第ではWYイタリアのキャプテンはジノじゃなくて
アルシオンになるかもしれないな

365 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 12:52:48 ID:???
アルシオンが力でねじ伏せてキャプテンになる可能性が十分にある
ただ、本編でも浮いた感じがあったのに、そうそう上手くいくかな

366 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 12:59:35 ID:???
ダーティーディフェンス持ちのディアスとか厄介すぎる。
ヒール成分をディアスが担当するなら
高橋パワーでクリーンなオランダが出てきたりしてw

367 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 12:59:52 ID:???
サビチェに悪王と呼ばれてるからなぁ
まぁアルシオンの熟女趣味に対してかもしれんが

368 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 13:21:29 ID:???
悪王は言葉のあやじゃないかな?
物語で英雄に討たれるのは悪役ってことで。
アルシオンに本編と違う悪性があるということではないのではと。

しかしこの演出はかっこよすぎる。
バティンとサビチェのキャラ立ちっぷりが半端ない。

369 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 13:41:46 ID:???
本編クライフォートは理想に破れて歪んでしまったキャラだからね
監督いわく、元々は純粋な優しい性格らしいから
原作で、涙ながら恩師の墓場で優勝を誓うシーンや、クリスマン達とアヤックス優勝をはしゃいで喜んでいたのが忘れられない

370 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 18:07:12 ID:???
英雄は一人ではなく二人いるのか

371 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 18:48:54 ID:???
ニネーによるオランダ強化はあるかもしれないね。
本編ではもう少し強くしてもよかったと初音さんが言ってたし。

372 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 18:55:01 ID:???
そもそもオランダと当たるの?

373 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 19:04:31 ID:???
個人的には
ブラジル、アルゼンチンは確定
イングランド、オランダは有力
イタリア、スウェーデン、ウルグアイは展開次第
ドイツ、フランス、メキシコはないイメージ
せっかくだからオランダは他のチームメイトでバランス調整して
クライフォートさんには原作、本編、アニメ、ゲームの技全部乗せの暴挙にでてほしいところ

374 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 19:26:05 ID:???
オランダは漫画要素まで入れるとクライフォートは強化だけど他の面子が弱体化しそう

375 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 19:38:13 ID:???
クリスマン、ディックはともかくレンセンカイザーは今の連載でもスタメン落ちしてるから
ドリブル技、オーバーヘッドを外してトリニティブレイク用の強化パーツ扱いでもいいと思える

376 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:28:19 ID:???
レンセンはスタメン落ちしていないよ
スタメン落ちはカイザーだけだよ

377 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:45:50 ID:???
カイザだけがスタメン落ちしたのも乾巧って奴の仕業なんだ

378 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:50:43 ID:???
ディックとクリスマンとレンセンは弱体化してしまったから、落選したカイザーの方がマシだという体たらくでねぇ……
ドールマンはまだマシな部類なんだけどね

379 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:52:09 ID:???
ドールマン前半だけで3失点、結構な弱体化じゃない
というよりはダイジェストでだけしか良く書かれてない

380 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:54:59 ID:???
メキシコはアステカ5勇士が分裂したんだよね。ルチャ組とサッカー組に
エスパダスめちゃくちゃ強くなっていたし、スアレスとサラゴサにもちゃんと見せ場があったのにな
オランダは、どうしてこうなった…

381 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:55:50 ID:???
エスパダスにSGGk伝説みたいなスキルあったんだよね

382 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:57:41 ID:???
>>379
前の3人は弱体化通り越してモブ化だよ
まだ出番のあるドールマンの方がマシなんだよ

383 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 20:59:16 ID:???
その出番の内容がまずいまずすぎる

384 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:00:19 ID:???
>>381
あれはかっこよかった! 文字通り、メキシコの守護神って活躍だったよ!

385 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:02:42 ID:???
クリスマンとレンセンがモブ化か。悲しいよなあ。

386 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:26:26 ID:???
まあ漫画の出番のせいで弱体化なんてことはないでしょう。
漫画だってオーバーエイジとの兼ね合いで見せ場ないだけで、実力が下がったわけではない。

387 :森末(仮):2015/02/16(月) 23:50:16 ID:???
早田「よっしゃ、快勝だぜ!」
中山「ああ。 俺達はもうあのハンブルグと戦った時のように無力ではない」
中里「初戦がこれとは幸先がよいな。 このままの調子で次の試合にも臨みたい所でござる」

観客席で未来が変わるやもしれないドラマが起こっていた頃。
フィールドに立つ全日本のメンバー達は勝利の余韻に浸っていた。
ハンブルグ戦は引き分けに終わり、その後に申し込んでいた練習試合も全てキャンセルされ、
ヨーロッパへの遠征から、全日本Jrユースが勝利を収めたのはこの試合が始めて。
その勝利の味は久しく味わっていなかったものであり、
それが強豪国であるとされるアルゼンチンからのものとなれば尚更である。

三杉「(ふむ、30分フルに動いたとはいえ……やはり流す程度ならば大丈夫だ。
    問題はある程度手を抜けない試合で動いた場合、どの程度になるか……か)」
岬「(1アシストか……4得点ならもう少し稼いでおきたかったな)」
新田「(け、結局何も出来なかった……)」

一方で今後に向けての課題を見つけた者達もいた。
彼らは勝利を喜びながらも、難しい顔をしながらその課題の解決に頭を悩ませる。

板野「よし、勝った! 勝ったぞ!! まずは一勝! ようやく勝てたんだ! ばんざーい! わーい!」

そして、板野はといえば――彼もまた、勝利の美酒に酔いしれていた。
中学サッカー大会での敗北、ハンブルグ戦での引き分けから、勝利に飢えていた板野。
彼は思わず涙してしまいそうな程に感情を高ぶらせながらもそれを堪えていたのだが……、
不意に視線を彷徨わせるとディアスと目が合った。

388 :森末(仮):2015/02/16(月) 23:51:18 ID:???
ディアス「ハァー………ハァー………」
板野「(うっ……ディ、ディアス……)」

最後まで走り、最後まで戦ったディアスは……やはり心底疲弊をした様子で、板野を睨みつけていた。
素直に喜んでいる板野を羨んでか、はたまたハットトリックを達成し、自身を吹き飛ばした事に対する恨みか。
いずれにせよ好意的な態度には見えず、板野は思わず気圧されてしまう。

板野「(最後までたった1人で戦って、戦って……それで結果は4−1の大敗。
    逆恨みをされてもおかしくないけど、こっちだって勝つ為に必死にやった結果なんだ。 文句を言われる筋合いは、無いよね。
    何か、ディアスに言っておこうか?)」

A.「いい試合だったね。 今日はありがとう」 握手を求める
B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う
C.「ユニフォーム交換してくれないかな? あと、出来ればサインも……」 ミーハー根性を丸出す
D.「なにが天才だ! マリーシアでインチキしまくる狡っからいペテン師じゃないか!」 ディアスをディスる
E.何も言わない方がいいや。マグナムスルーをしよう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>355 乙ありです。

>ディアスのメンタルについて
一応、ディアスも最後まで諦めている事はないです。少しでも点差を縮め次の試合に望みを託そうともしてます。
ただ、ディアスの持つキャプテンシーは言葉などではなくプレイで味方に示し、士気を上げるものだと解釈しているので、
そういう意味でこの試合ディアスのキャプテンとしての存在感はヘルナンデスのそれに比較し劣っているように見えたかもしれませんね。

389 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:51:54 ID:R/MvTuhA


390 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:52:49 ID:2hN2hLh+
F 「言ってること全部に同意はできないけど、覚悟だけは分かったよ」

391 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:39 ID:zSQTYqjI
B

392 :森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:46 ID:DWb7pzvA
F >>390

393 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:52:17 ID:???
>B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う
=====================================================================
マリーシアなどのフェアではないプレイを見せられディアスに対して苦手意識を抱いていた板野。
気圧されながらも、板野はなるべくにこやかに……爽やかになるように、ディアスに声をかけた。
試合中は互いに鎬を削り合ったものの、試合が終わればノーサイド。
互いの健闘を称え合い、そのまま別れる為に。

ディアス「……余計な、ハァ……お世話、だ……」
板野「(うああ〜。 やっぱり駄目だ〜!)」

だが、板野の言葉は当然のようにディアスには届かなかった。
自分たちの分まで優勝をしてみせると言われた所で、ディアスにとっては何の意味も無い。
3点差をつけられて負け、得失点差は−3。
既に決勝トーナメント進出も絶望的となっている状況の中、ディアスも半ばそれを諦めかけていたものの、
自分たちを大差で破ったチームが優勝をした所で彼には何の慰めにもならないからだ。

ザッ

松山「………………」
板野「! ま、松山……」
ディアス「……今度は、てめぇか……ゴホッ」

そして、思わず硬直をする板野と苦々しげに睨みつけるディアスとの間に割って入ったのは松山であった。
天才と呼ばれ、アルゼンチンの至宝と呼ばれ、その名に恥じぬ程の才能を見せつけたファン=ディアス。
そのファン=ディアスに対し、自他ともに認める凡才である松山は憧れと怒りとを混ぜたような、
言葉にし難い感情を抱いていた。
それだけの才能がありながら、何故汚いプレイに手を染めるのか。松山には、未だに理解が出来ていない。

394 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:53:18 ID:???
出来ていないが為に、ディアスに対し再び声をかけようとした彼は……しかし、何も言えなかった。
あれ程の実力を見せ、自身を圧倒し、一対一では到底敵わないと思えたディアスが、
既に心身ともに疲弊し、息も絶え絶えで……ただ自分を睨みつける事しか出来なかったからである。

ディアス「なんだ? 何も、ゴホッ……言わないのか……?」
松山「……言葉が、見つからないんだ。 すまない」
ディアス「ハァ……ハァ……だったら、そんな面見せるんじゃ、ねぇってんだよ……ハァ……」
松山「……すまない」
ディアス「なら、俺から……一言だけ言わせてもらう……」

沈痛な面持ちで頭を垂れる松山に対し、不快そうにしながらも、ディアスは言葉を紡いだ。

ディアス「この屈辱は……絶対に忘れねぇ。 そして、俺は……必ず、お前らの前に戻ってきてやる。
     リベンジなんて生易しいもんじゃねぇ。 虐殺をしてやる。 完膚無き、までに……」
板野「…………」

弱弱しくも、しかしあくまで強く、ディアスはそれだけを言って踵を返しベンチに戻ろうとした。
だが、この時――ようやく松山は意を決すると、その背中に対して言葉を投げかける。

松山「今度も、汚い手を使ってか?」
ディアス「……さぁな。 勝つ為になら、やるかもしれねぇ。 そうでないなら、やらないかもしれねぇよ。
     実際今日も、もう少しでバレかねなかったからな」
松山「勝つ為になら……何をしても、いいと思っているのか? それで本当に、勝ったって言えるのか?」
ディアス「言えるんだよ。 そういうルールなんだよ、サッカーはな。
     勝利に本当の勝利も偽物の勝利も無い。 勝てば官軍、負ければ賊軍だ」
松山「そんな考え……! 俺は、絶対に認め……」
ディアス「認められる必要が、どこにあるんだ」
松山「なに?」

395 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:54:18 ID:???
次第に語気を強め、怒りを沸かせ、ディアスに詰め寄ろうとした松山に対し――、
ディアスは不意に振り返り、冷淡にそう言い放った。

ディアス「……別にお前がどう考えようが知ったこっちゃない。 フェアプレイをしたいってんなら勝手にしてろ。
     だがな、そいつを勝手に押し付けてんじゃねぇよ」
松山「っ!!」
ディアス「……もしもお前らが決勝トーナメントに上がったら、これ以上に理不尽な事が起きるだろうしな」
板野「(ホームタウンディシジョンの事か……)」

ディアスにかけられた言葉を受け、松山は思わず二の句を次げなくなり……。
板野は続いてディアスが上げた"理不尽"について見当をつける。

松山「(認める必要が、ない……? フェアプレイの精神が、押し付け……? もっと、理不尽な事がある……?)」
ディアス「コホッ……大体が、人を簡単に吹き飛ばすような奴に反則どうこう言われたかねぇな」
松山「! それは……ルールの範囲内で問題は何も……」
ディアス「それはお前の尺度だろうが。 吹き飛ばせばそれだけ相手に怪我させるリスクは伴う。
     それを好き勝手使いまくってゴールを挙げたのはどこのどいつだ?
     そいつはフェアプレイなのか? 怪我させても」
板野「………………」
ディアス「線引きは個々人の問題だろうが。 お前の勝手を、俺に押し付けるな」
松山「………………」
ディアス「俺は……俺は、勝つ為にならなんだってやる。 それをお前らに理解しろなんて言わない。
     だからお前らも、お前らの理想を俺に押し付けるんじゃねぇ」

そして、それだけを告げるとディアスは今度こそ去って行った。
その後ろ姿を板野と松山は見ながら……やがて松山は、ぽつりと一言つぶやく。

松山「……板野。 俺は、勝手に押し付けていただけなのかな? 俺が、間違っていたのかな?
   勝つ為になら、何をしても構わない……そんな精神が、まかり通るのが、サッカーなんだろうか?」
板野「………………」

396 :森末(仮):2015/02/17(火) 00:55:28 ID:???
A.「俺にもわからない……」
B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」
C.「ディアスも言っていたように、線引きの問題なんだと思う」
D.「俺達が間違っていたんだと思う。 サッカーは、正しい者が勝つスポーツじゃないんだ」
E.「俺達は間違っていない。 どんな言葉を使っても、悪は悪だ」
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

397 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:25 ID:gQiCwl0+
B

398 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:28 ID:FJ++ngvc


399 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:17:59 ID:???
サッカーの黒い部分をすべて見て知ったうえでなお爽やかなサッカーを続けられるなら
価値はあると思うが
今の松山が何を言ってもディアスには響かないだろうな

400 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:31:51 ID:???
本編クライフォートが志して挫折した道だからなあ
生半可な覚悟では貫けないぞ

401 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:32:01 ID:???
>B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」
================================================================================
松山の悲痛な問いかけに対して、板野もまた悩みながらも一つの答えを出した。
板野にとって幸いだったのは、松山とは違い、
所謂"汚い手"を使ってでも勝とうとする男はこの世界にごまんといる事を知っていた点。
ディアスだけでなく、そもそも本編の主人公からして色々としていたのだから、
ある意味ではその事情をよく理解していたと言っていい。
無論、やはり彼の少し幼い精神では納得こそは出来ていなかったが、それでも理解だけは出来ていた。

松山「正しいとか正しくないとかじゃない、か……」
板野「考え方とか、思い方、感じ方が違うのがいて、当たり前なんだと思う。
   だからきっと、正しい正しくないじゃない。 どう納得できるか、どうしたいか……そういう問題なんじゃないかな」
松山「………………そうか」

板野の答えに対し、松山はゆっくりと反芻するようにして考えながら……一つ頷くと、口を開いた。

松山「……少しだけ、腑に落ちた気がする。 まだ、納得出来た訳じゃない。 でも……そういう考え方があるんだって」
板野「松山……」
松山「だが、やっぱり俺は、俺の正しいと思う道を行きたい。 汚いプレイに手を染めるんじゃなく、正々堂々と戦いたい」
板野「それでいいんだと思う。 俺も、そっちの方がやっぱり好きだしね」
松山「ああ」

やがて吹っ切れたかのような表情を見せた松山に、板野はホッと安堵をしつつ、
2人は去っていくディアスの背中を見つめていた。

402 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:33:07 ID:???
松山「(ディアス……お前の考え方、少しは理解が出来た気がする。 だから……。
    だから、次は。 俺が1人でも圧倒出来る程にお前よりも強くなる。 俺の方が正しい事を証明する為じゃない。
    俺の考えを貫き通す為じゃない。 ただ、俺はお前に勝ちたい。 怒りとか、そういうものじゃなく。
    純粋にお前の実力が今の俺よりも遥か上を行っているから。 だから……そんなお前に、勝ちたいんだ)」
板野「(……大差で勝てたとはいえ、強敵だった。 ディアス……もしも次に戦う事があれば、俺達は勝てるんだろうか?)」

この時の板野はまだ知らなかった。ディアスが3年後、今日の日の屈辱を跳ね返す為に全日本の前に立ちふさがる事を。
本来の世界ならばいなかった、今はその熱き心を消してしまった世界屈指のエースストライカー。
本来の世界ならば存在しない筈の、王に反旗を翻したGK。
彼らを含めた精鋭たちが、かつてない強敵として全日本を苦しめる事を。

※ディアスの全日本への感情が ディアス→(リベンジ)→全日本 になりました。
※松山のディアスへの感情が 松山→(勝ちたい)→ディアス になりました。

こうして試合を終えた一同は、着替えを済ませるとすぐさま観客席へと向かった。
この後には西ドイツやウルグアイ、フランスなどといった国の試合が組まれており、
観戦をして研究をする為である。

響「あ、全日本のみんなだぞ!」
真「ほんとだ! おーい!」
板野「あ、我那覇さんたちだ!」

403 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:34:10 ID:???
すると偶然、板野達が観戦する為の席に向かう最中にこの試合を応援していた響達と出会う事となる。
手を振っている彼女たちを無視する事も出来ず、
また美少女(片方は美少年にも見える)の声にふらふらとついていきそうなのも若干いたが為に板野達は足を止めた。

真「みんな、お疲れ様! へへっ、アルゼンチンを相手に4−1なんて凄いじゃないか!」
高杉「で、でへへ……まあこんなもんですよ(この前はちらっとしか見られなかったけど、近くで見ると可愛い!)」
響「次の試合も頑張ってね! 次に勝てれば決勝トーナメント進出なんだろ?」
石崎「ぐへへ……まっかせといてくださいって!(この人おっぱい大きいな)」
全日本メンバー「「「(こ、こいつら……試合にも出てないのに……)」」」

なお、話をするのはもっぱら控えメンバーの石崎と高杉の2名だったのだが、
アイドル2人はこれに全く嫌な顔をする事なく素直に応援をしていた。
それが心からのものなのか、それともアイドルとしての作った顔なのかはわからない。

板野「(石崎の女好きも困ったもんだなぁ。 幸い、我那覇さん達は嫌がってる様子は無いけど……。
    さて、それはともかく俺も何か話してみようか?)」

A.「応援ありがとうございました! 次も頑張りますから、一層の応援お願いします!」 優等生的に対応する
B.「ところで2人とも、俺のハットトリックは見てくれました?」 自分の功績をアピールする
C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ
D.「次の試合のゴールを、我那覇さんにささげます」 君の為にゴールを挙げるぜ
E.「それよりも、俺は我那覇さん達の隣の人が気になるんだけど……」 プロデューサーさんが気になる
F.「岬、そういえばこっちの友達とかって応援に来てないの?」 あずみちゃんたちは?
G.「(いや、ここはじっと何も言わないに限る)」 マグナムスルーだ
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

404 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:24 ID:STcn7Mkc


405 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:36 ID:+J1qM7xA
A

406 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:53 ID:iuchQxkw
C

407 :森末(仮):2015/02/17(火) 01:41:16 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

408 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:50:46 ID:???
乙でした!
マグナムスルーってそれ本当にスルー出来るのかw

409 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 07:32:29 ID:???
ディアスってクラブチームから給料もらっているのかね?
勝たないと食べていけないなら
クライフォートよりも、勝利にこだわる理由がわかりやすいけど

もっとも、当時の日本はプロリーグがないから
サッカーで食べていく発想がわからないかもな……

410 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 08:50:27 ID:???
ディアスはスラム出身だから、理想よりお金だろう
いくら高尚な理想でも、食べていかなければ意味がないという考え方だと思う
だから、松山の考えは子供だましに思えてくるんだ

クライフォートは明らかに違う
醜い内紛続きのオランダ代表を目の当たりにして、チームが一丸にならないと優勝できないと高い理想を抱いていた
だけど、サッカーの黒い現実を知ってしまい、挫折して歪んでしまったんだ
勝利しないと自分自身を見いだせなくなった、かわいそうなキャラなんだよ

411 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 11:10:08 ID:???
そうか、育った環境が違い過ぎるんだなその二人
そういう意味では、ここのディアスは原作の日向に少し似ている……か?
サッカーで稼いでるわけじゃないけど
家族のためにバイトを掛け持ちして稼いでいるところとか

たしか、ディアスは8人兄弟の末っ子だから大家族だよな
しかも、そこはスラム街だから生きていく必死さが半端じゃない
そんな環境に置かれてりゃ、勝つためになんでもやるって気になるよな

412 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 11:29:14 ID:???
かたや、クライフォートはアヤックス下部育ちだね
純粋培養で育成された、本物のエリートだもの

これから汚い面を目の当たりにするかもしれない
どうか松山にはクライフォートの末路をたどらないでほしいな

413 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 13:37:03 ID:???
このスレでは森崎とも翼とも日向とも会っていない
しかも相方は気が合う純粋な板野
だから松山はサッカー界の暗部に対して免疫がなかったんだよねえ
急にマリーシアを見せられてディアスにヘイトをぶつけることになったのは
ある意味不幸だったな

414 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 14:18:30 ID:???
森崎も日向もいないから変に苦悩しなくてすみそうなのは救いかな。
まあ海外に行って本編翼のようにダーク化する松山でもいいがw

415 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 15:36:33 ID:???
まあゲーム通りのマンチェスター行きなら
常識人のロブソンさんと地味なロリマーだから普通の生活送れそうだな>松山

416 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 16:59:33 ID:FJ++ngvc
漫画のクライフォートの移籍先がマンU、運命か

417 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 18:54:57 ID:???
シューマッハもいるし、全部のせマンチェスターはけっこうな戦力になるなぁ

418 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 19:44:30 ID:???
とりあえずはイタリア戦のスタメンをどうするか。
イタリア向きのスタメンを選びたい気もするし
見上さんにまかせて運任せも面白い

419 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 19:50:06 ID:???
スタメンは選んだ方がいい気もするけど、必ずしも採用されるわけではないのと、
毎回選んでいるとそれだけで自由行動がかなり削られてしまうのが悩むところ

けど、本編と違って負けたらその時点で終わりだからやっぱスタメン選びに関わった方がいいのかな?

420 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:34:54 ID:???
三杉に助言をもらったのだからイタリア戦はこちらで選びたい
相方は火力重視で立花推しでいいかな

421 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:34:57 ID:???
イタリア対策か、突出しているDFだがカティナチオマステリーはまだないだろう。
ジェンティーレのタックル技のメテオチャージは1/2、3/4か怪しいところ。
だけどタックル世界最高に比べパスカットは一段落ちる。
その分日本にパス上位は少ない。どちらにせよパス重視かドリブル重視か決めとかなくちゃな


422 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 20:43:16 ID:???
イタリアはMFがバンビーノ以外はモブでFW2人にもドリブルの突破力がないから
ランピオンさえどうにかできればかなり楽に守れそうなんだが……

423 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:00:29 ID:???
負けたときの主人公的なペナルティを加味するとイタリア戦が最大の鬼門といえるかもしれぬ
フランスには早々負けんだろうし決勝まで行ければ主人公としては許容範囲と言えるだろう

424 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:14:37 ID:???
>>422
前も出たが、GK若林でDF若島津が一番効果的なんだろうけど、
若島津がまず納得しそうにないからなあ。
佐野+中西でどれくらい競り合えるんだろ?

425 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:25:23 ID:???
DF若島津はこのスレでは使えないだろうね。
若林に大差つけられてGKとして絶望にでもならない限り
フィールダーとしての練習すら始めないと思う。

426 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:33:42 ID:???
JOKER出てればFW若島津の可能性あったんだよな
もしかしたら攻撃方面で才能有ったのかも

427 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:38:28 ID:???
井沢がOHクリア覚えてればDF若島津と同じように使えるのに

428 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:49:12 ID:???
そういや若島津って原作でFW転向してたよね。
どれだけ活躍したのかは知らないけど

429 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 21:53:56 ID:???
若島津が全力で飛ばして前半を無失点で行けるといいんだけど。

430 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:23:33 ID:???
きっとドイツ戦でもマーガス相手に同じことになるんだろうなぁ
そしてWY編では韓国、フランス、イングランド以外の国は全部ハイボール戦法があるというわけで……


431 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:30:15 ID:???
むしろDFメカボディ若島津が対空チート気味だったので
いないくらいでちょうどいいゲームバランスだと思う。

432 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 22:30:31 ID:???
若林も飛び出しは強いのだがな
それも超モリサキ並に
だが、このスレでは確か一度も飛び出してないから怪しい

433 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:28:33 ID:???
ハンブルグ戦で結果出したんだしJYの間は
若島津をキーパーにしてあげたいなぁ
アルゼンチン戦でもチーム力違いで勝てたと思うし

434 :森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:38:46 ID:???
むしろユース編もこのまま二人が競っていく感じを期待してる。

435 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:48:23 ID:???
>C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ
==============================================================================================
ここで板野は強気に次の試合も必ず自分がゴールを決めると約束をした。
下手な者がやれば顰蹙を買ったかもしれないが、板野の実力は誰もが認める所。
今日の試合でもハットトリックを達成しており、次の試合でも勝敗を分けるのは彼の奮闘次第だとチーム内からも理解を得ていた。

響「おー! たっのもしいな〜! 次の試合も応援してるから、頑張ってね!」
板野「はい!(ヘルナンデスとジェンティーレ相手に勝てるかわからないけど。 やるっきゃないもんな!)」

そして、この板野の宣言には真と響も好印象を抱き素直に彼を応援した。
今日の試合での活躍やこれまでの板野のプレイなどを見る限りこの宣言が偽りになるものではなく、
また、何よりも今までの取材の対応などから板野を純粋に応援出来る程度には彼女達も好意を抱いていたのである。
無論、あくまでもサッカー選手を応援するという意味での好意ではあるが。

その後、全日本メンバーは話を打ち切るとその場を後にした。
流石に20人以上の団体が揃って座れる場所はそう簡単に確保出来ず、
予め関係者席を融通してもらっていた為にそちらへ移動する為である。

響「ところで次に全日本が試合するのってどこだっけ?」
真「もう、忘れたの? 日本のいるグループDは日本、アルゼンチン、そしてイタリアの3チーム。
  だから次はイタリアとの試合だよ」
響「へー、そっか。 あれ? イタリアって強豪国じゃなかったっけ?」
真「そうだよ。 しかも堅い守備が自慢のね。 だから多分板野くんもあんな事言ったんじゃないかな?」
響「そっ、そうだったのか! てっきり普通に頑張るっていう意味かと思ってたぞ……」

因みに日本のメンバーが去った後、彼女たちはこんな会話をしていたという。

真「もう……事前に予習くらいしておきなよ。 サッカーにちょっと詳しい人ならこれくらいはわかるよ」
響「うがー! 国内サッカーならまだちょっと番組で取材したりでわかってきたけど、世界になるとさっぱりさー!」
プロデューサー「ラグボールならわかるんだけどね」

436 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:49:50 ID:???
とにもかくにも、こうして全日本メンバー一行は無事に観客席に座り、
研究の為にとこの後行われる試合をつぶさに観察をした。

ピッピッピィーッ!!

実況「試合終了〜! 西ドイツ、噂に違わぬ凄まじい強さを発揮しました!
   特にキャプテンのカール=ハインツ=シュナイダーくんは、この試合で3得点! ハットトリックを達成!
   既に第1試合でハットトリックをしている全日本の板野くん同様、得点ランキング1位!
   今大会ではその自慢のファイヤーショットでゴールを量産する姿が期待されます!」

シュナイダー「(俺は負けん、西ドイツは必ず優勝する。 そして俺は毎試合ハットトリックだ!)」

全日本メンバー「やっぱりシュナイダーは強いぜ」「ああ、相変わらず滅茶苦茶な威力のシュートだ」「突破力も上がってないか?」
松山「流石に西ドイツは強いな。 シュナイダーだけじゃない、あのマーガスっていうのもシェスターっていうのも危険だ」
若林「奴らはブレーメンJrで共にプレイをする中心選手たちだ。
   どちらもシュナイダーに比べれば劣るが、相当な実力者である事には違いないぞ」
板野「(後はこれにミューラーが加わるんだよなぁ……やっぱ強すぎだよ、西ドイツ)」
若島津「(……取れる! 今の俺ならば、奴のファイヤーショットに無様にやられるような事は無い! 取れるぞ!!)」

まず第2試合――カナダと西ドイツの試合は、下馬評通りに西ドイツの圧勝。
4−0という日本とアルゼンチンとの試合以上の大差をつけての勝利の中で、シュナイダーは3ゴールでハットトリック。
マーガスも1ゴール2アシストと順調な滑り出しを見せ、
カルツ、シェスターという中盤の要もゲームをコントロールし見事に完勝をしてみせたのだった。

そして次の第3試合、ウルグアイとベルギーとの試合では全日本メンバーの多くが知らない選手が活躍を見せる。

実況「し、試合終了〜! ウルグアイ、強し! 今大会、3人目のハットトリッカー誕生!
   その名はウルグアイの彗星、ラモン=ビクトリーノ!
   ビクトリーノくんの活躍で4−1とこちらも大差で下し、まず一勝を挙げました!」

ビクトリーノ「ヒャッホー! やったぜベイビー!」

437 :森末(仮):2015/02/18(水) 00:51:37 ID:???
中里「むぅ、凄まじきスピード……」

ピエール「正に点取り屋……」

ディアス「……ケッ(ウルグアイか。 全然興味が無かったけど、あんなのがいたとはな)」

南米の黒豹ことウルグアイのキャプテン、ラモン=ビクトリーノである。
彼もまたこの試合で3得点を挙げてハットトリックを達成。
彼は板野やシュナイダーには見た限りではパワーでは劣る様子だが、そのスピードの速さに一同は目を剥き驚く。

石崎「す、すごい……誰だあいつは……」
若林「世界にはまだまだ凄い力を持った選手がゴロゴロいると言う事だ」
板野「(なんだか地味だけど、やっぱりビクトリーノも凄い奴なんだよなぁ。 多分決勝トーナメントでかませ犬になるんだろうけど)」
政夫「しかしこれでハットトリックが3人目かよ。
   ハットトリックした奴が凄いんだか相手のチームがヘボなんだかわかんねぇな」
山森「勿論板野さんを含め、シュナイダーやビクトリーノが凄いんでしょうけど……。
   でも、今のベルギーもその前のカナダも、アルゼンチンに比べればそこまで強かった訳ではないですよね」
滝「まぁな。 勿論、アルゼンチンも守備力だけに関しちゃ似たようなもんだったけどな」
松山「しかし現時点では全員3得点で横一線だ。 どうだ板野、シュナイダーだけじゃなくビクトリーノって奴まで現れたけど、
   この大会の得点王はやっぱり狙ってるのか?」
板野「うーん……」

A.「勿論。 ストライカーである以上は、そこは目指したいよ」
B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」
C.「いや、多分無理だ。 次のイタリア戦で点が稼げそうにないもん」
D.「それよりウルグアイで1ゴールを挙げた奴の方が気になってるんだけど」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>408 乙ありです。

438 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:00 ID:t55KkmU+
A

439 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:06 ID:8XS+/fmA


440 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:58:00 ID:6F3qmrh+
B

441 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:02:36 ID:???
>B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」
==========================================================================
松山「あれ? そうなのか?」
中西「なんや、まさかシュナイダーとか見てビビっとる訳やないやろな?」
板野「違う違う。 ただハットトリックとかに拘っても仕方ないだろ?」

全日本で1番と言えるシュートの威力を持つ板野が、
得点王は別に目指していないと宣言をした事で一部からは驚きの声が上がり、もしかして臆したのではと推測をする者もいた。
だが、板野はあくまでも勝利を第一に考え個人成績は二の次だと告げる。

板野「まぁなれれば嬉しいけど……1番はやっぱりチームが勝つ事だよ」
三杉「(確か中学サッカー大会の時の得点王発表でも、自分が得点王だという事を直前まで知らなかったな。
    欲が無いというかなんというか……どうもストライカーらしくないな。
    無論、個人成績にかまけてワンマンプレーをするようや者よりはよっぽどいいけどね)」
早田「なんだなんだ、面白くねぇな。 もっとこう、ガーッ!と気合入れて『俺が得点王になってやる!』って言う場面じゃねーのか?」
板野「いやまぁその、うーんなんというか……」

これに対してはチーム内でも賛否両論。
血気盛んな者の多い全日本の一部の者達からはストライカーがそんな気持ちでは困るという意見も出る中で、
逆に冷静な者からはワンマンプレーに走る事のない者だという認識がされる。
そんな中で、板野はもう一つ得点王を特に目指していない理由を――視線を右に向ける事で説明した。

来生「うーん、うーん。 俺が得点王になるには何点取ればいいんだ? 30点くらいか?」
井沢「来生……既に今日1試合終わって、決勝まで行っても残りは3試合しかないんだぞ?」
来生「ああそうか、1試合10点は流石の俺も無理だな。 ならハットトリックを全試合でしたとして……計15点もあれば大丈夫だろ」
滝「なんで3試合それぞれで3得点を取る計算で15点になるんだよ……」
板野「……こんな感じで、正直、取ろうって気は沸いてこないんだ」

奇天烈な発言をして滝と井沢に呆れられている来生を見ながら、苦笑をする板野。
この光景を見て、ようやく全日本メンバーは板野の気持ちに納得をするのだった。

442 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:03:47 ID:???
その後、今日最後に行われた第4試合――イングランドとフランスの一戦。
地元開催国とサッカー母国の地の試合が始まり、一同は観戦をするのだが……。

バババババババッ!!

実況「こ……これはなんと言う華麗なテクニック! 無駄な動きが少しもない!
   その流れる様なドリブルにイングランドの選手達は誰一人ついていけません!
   正にエル=シド=ピエールワンマンショー!!」

反町「す、すごいドリブルだ……」
岬「あの華麗なボールさばきからピエールはフランスではサッカーの芸術家、フィールドのアーティストと呼ばれてるんだ。
  もしもフランスが上がってきたら、決勝トーナメントでは彼の動きに要注意だよ」
板野「(フィールドのアーティストっていつの間にか岬の二つ名になってたよなぁ……)」
早田「ディアスに続いてこんな奴までいやがるとはな……腕が鳴るぜ!」

まず彼らの目を引いたのは、フランスキャプテン。
ピエールの華麗な――否、芸術的なドリブル。
そのボール捌きに一同は絶句し、このままならばこの試合もフランスが勝利するのだろうかと考えるのだが……。

ボカッ! ポーン

ボッシ「ああ〜!」

実況「あ〜っと惜しい! ピエールくんの絶妙のラストパス、これをFWのボッシくんシュートミス。
   ボールはゴールバーを大きく超えました! フランス、立ち上がりの絶好チャンス物に出来ず!」

来生「なんだなんだ、今のを外すのかよ」
新田「最高のパスですよ、今の。 タイミングといいポジションといい、あれで決められなきゃFWじゃない」
板野「(うわぁ、こうして自分の目で見てみるとよくわかる。 フランスのひどさ。
     正直俺よりパスカットもブロックも下手っぽい)」

443 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:04:48 ID:???
ピエール以外の選手が、揃いも揃って酷すぎる実力者ばかり。
読み物としてそれを知っている板野も、実際にサッカーをする内に目が肥え、そして自身も相当な実力者となった今。
改めてフランスのモブ選手たちの実力の低さを目の当りにし、思わずピエールに同情をしてしまう。

こうして今日のアルゼンチンのディアス以上に1人だけで戦い続けるピエール。
彼の決死の奮闘の甲斐もあって前半しばらくはなんとか同点で試合が続いたものの、
途中、ピエールのいない間を抜きイングランドがあっさりと得点。1−0とリードを許す展開となってしまう。

ピエール「(まずいな……相手は相当こちらを研究してきている。
      このままでは駄目だ。 どうにか同点に追いつかないと!)ハァッ!!」
ロブソン「ふっ、その程度のシュートが効くものか!」

当然フランスもこの1点を返そうと(主にピエールが)必死に反撃をするのだが、
イングランドのキャプテン、ビリー=ロブソンがこれを跳ね返し同点を許さない。

板野「(あ、ロブソンだ。 地味だけどやっぱり強いな……)」
次藤「あのDF……(ワシより素早くブロックに行けとるタイ。 やはりパワーだけでなくスピードも無いといけんのかのう)」
松山「このままじゃフランスはまずいぞ。 流石にピエールだけで勝てる相手じゃない」
三杉「今日の僕たちの試合と一緒だね。 如何に1人の凄い選手がいたからといって、それで勝てる程サッカーは甘くない」
岬「(まずいなぁ、フランスには勝ち上がってくれないと困るんだけどな……ん?)」
沢田「あれ? フランスは……選手交代ですか?」
若島津「選手を代えて強引に流れを変えるつもりか……」
板野「(いや、違う。 あれは……)」

実況「フランス、サイドラインにボールを蹴りだしなんとかピンチ脱出です。
   おっとそしてフランスはここで早くもメンバーチェンジです。
   ゼッケン3番ブラボーくんに代わりゼッケン20番ナポレオンくんが入ります」

板野「(ナポレオンだー! まぁそりゃ出すよね。 勝てないもんこのままだと……)」

444 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:06:18 ID:???
そして、いい加減ピンチが続き、ピエールまでもがディフェンスに参加し始めた時。
ようやくフランスベンチが動いた。
唯一ピエール以外でマトモと言える選手、ルイ=ナポレオンを出場させたのである。

ロブソン「(ナポレオン、ナポレオンか……)」

フィールドに姿を現したナポレオンを見ながら、考え込んだのはイングランドのロブソンである。
彼はこの大会前、偶然にも板野と出会った際にナポレオンの情報を得ていた。
フランスにはピエールだけではない、ナポレオンというストライカーもいるという情報を。

ロブソン「(確か強烈なミドルシュートと、それをダイレクトで撃てる選手だったな)」

板野から情報を聞いた後、ロブソンはすぐさまナポレオンの資料を出来る範囲で集め、調査をした。
無論、たまたま出会った敵国チームの男から聞いた情報。
鵜?みにはしていなかったが、それでも隠し玉がいるやもしれんとは以前から思っていた事であり、
杞憂に終わればそれはそれで構わないと考えた上でナポレオンについて調べたのである。

結果、ロブソンは少しの資料だけでもナポレオンの実力を知る事となり、
何故そんな彼がフランスに途中合流をしたのか、今日の試合でも途中出場だったのかまでも調べ上げた。

ロブソン「(粗野で横暴、警告を受けた数は数えきれない程の荒くれ者か。 確かにそんな選手を使うのは一か八かだな。
      だが、情報を得ていれば対処自体に苦慮する事は無い筈)」

こうして本来ならば予想外の隠し玉に苦しめられる筈のロブソンは、
不敵な笑みを浮かべながら試合を再開するのだが……。

445 :森末(仮):2015/02/18(水) 02:07:22 ID:???
先着1名様で、

★勝つのはフランス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ナポレオン「レ・ブルーのユニフォームを纏ったからには僕はもう乱暴なプレイはしません」 なにィ!?綺麗なナポレオン!?
ダイヤ・ハート→空中でナポレオンとロブソンがもつれあう! そして……?
スペード・クラブ→ロブソンがナポレオンを徹底マークするが……?




本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅くまでご参加ありがとうございました。それでは。

446 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:07:41 ID:???
★勝つのはフランス→ JOKER

447 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:02 ID:???
なにィ!?

448 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:03 ID:???
なにィ!?

449 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:08:44 ID:???
なにィ!?乙でした

450 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:12:47 ID:???
なにィwww
なにこのキレイなジャイアンwww

451 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:20:28 ID:???

これでなんで途中出場だったんだよwwwww

452 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:21:14 ID:???
アメリカのジャック「なにィ!?」

453 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:24:48 ID:???
これはアレですか、
準決で審判がホームタウンディシジョンな判定(本当は反則じゃないのに、日本の反則になる判定)をしても、
逆にナポレオンが「いや、審判、今のは反則ではありません」とか言っちゃうのかwww


454 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:25:42 ID:???
また新しい属性キャラが生まれてしまったのかw

455 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:33:44 ID:???
>>451
頭打ってこうなったから安静にしてたんじゃねーのwww
さーキャプ森スレのマモノが来やがったwww

456 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 03:07:29 ID:???
ピエールとなんかあったんかwww

457 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 08:00:00 ID:???
これも全部YO1神とニネーって奴の仕業なんだ(熱い風評被害)

対戦相手が全てイレギュラーを起こしてる以上ドイツも何かありそう
キーパーがミューラーじゃなくてヘフナーとかさ!

458 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 08:26:37 ID:???
マーガスがちょっと強いかもね。
ランピオンより格上扱いされてたから
ランピオンの能力が抑えめなだけかもだが。

459 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 11:00:03 ID:???
本編だとウルグアイ×ベルギーは3対1なんだよね。

460 :森崎名無しさん:2015/02/18(水) 21:23:11 ID:???
フランス代表の将軍の系譜
突然、非常に優秀な司令塔が生まれ、その選手がいる間は強いのだがいなくなると途端に低迷

ピエール一人だけがものすごく強くて他が悲惨なのはこれをYO1神なりに再現しようとした結果なんですかね

461 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:42:27 ID:???
>★勝つのはフランス→ JOKER ★
>ナポレオン「レ・ブルーのユニフォームを纏ったからには僕はもう乱暴なプレイはしません」 なにィ!?綺麗なナポレオン!?
========================================================================================================
ナポレオン「ケッ、出すのがおせぇんだよ。 最初っから俺様を出してりゃ……ん?」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

フランスサポーター「頼むぞ、ナポレオン!」「逆転してくれー!」「まずは同点だー!!」

悪態をつきながらフィールドに現れたナポレオンを始めに迎えたのは、
チームメイト達でなく観客たちの声援だった。
地元国として超満員のスタジアムのほぼ全てがフランスのサポーター。
1−0とリードを許す状況の中で登場したナポレオンに、彼らが声援を送るのは必然。
自国の勝利を願っている彼らは切り札のように途中出場をしたナポレオンに期待をかけているのだ。

ナポレオン「(せ、声援……? この俺に対してか……?)」

そして、この大歓声とも言えるサポーターたちの声に戸惑いを覚えたのは他ならぬナポレオンである。
元来乱暴者として地元で有名であり、他者から忌み嫌われるか恐れられるか。
いずれにしろ好意的な感情を抱かれた事の無かったナポレオン。
特にそのラフプレイの多さから対戦チームのサポーターにも嫌われ、
また自チームのサポーターからもいい感情は持たれないと自業自得ではあるが散々な環境にいた。

そんな彼がこの満員のスタジアムで歓声を受けたのだから、驚かない筈もない。

ナポレオン「(全員が応援している……この俺に……? もしかして、誰も俺の事を知らないのか?)」

462 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:43:43 ID:???
やがて彼は戸惑いながらも、ようやくサポーターたちの心理を理解し始めていた。
クラブチームでこそ忌み嫌われていたナポレオンであったが、その悪評はあくまでも地元のみ。
多少は噂になって他の地方の者が耳にする事こそあれど、このスタジアムにいる観客の殆どは知らなかった。
だからこそ、彼らはナポレオンの事を素直に応援出来ていたという事をこの時ナポレオンは咄嗟に考え……。

ナポレオン「(そして、俺がいつも通りのプレイをすれば非難になったり……。
       或いはそこまで露骨にしなくとも、俺に対して褒めたり声援を送ったりって事は無くなるわけか)」

今までのナポレオンならばそれでも構わないと考えただろう。
彼は声援を受ける為でもなければ名誉を守る為ではない、あくまで勝ちたいから勝ってきた男だからだ。
だが、この声援を受けた事で――今までに味わった事の無い幸福感を覚えた事で、その思いは180度転換してしまった。
この声援を受けられるだけのプレイをし、大歓声の中でプレイをしたい。
そう思ってしまったのである。

ピエール「……おい、どうしたナポレオン。 何をぼうっとしている」

やがてフィールドに入った直後に硬直し、
動きを止めていたナポレオンの元にキャプテンであるピエールが駆け寄り声をかけた。
ナポレオンはこれでようやく平静を取り戻したのだが……。

ナポレオン「すみません、キャプテン。 少々考え事をしていました」

今までの自分のプレイでは、自分の性格では声援を受ける事が出来ない。
そう考えたナポレオンは、自身の性格まで180度変えてしまったのである。
即ち、乱暴で粗野な荒くれ者から――礼儀正しく優しさに満ちた善人へと変貌をしたのだ。

463 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:45:30 ID:???
ピエール「………………は?」
ナポレオン「必ずこの試合、勝ちましょうね!」
ピエール「………………」
ナポレオン「さぁ皆さん、1点くらいすぐに返してやりましょう!
      力を合わせ、そして観客の声援のパワーを貰えばきっとこの試合に勝てますよ!」
ボッシ「え、え……?」
ジョルジュ「ど……」

フランスメンバー「「「どういう事なの……」」」

無論、このナポレオンを見てフランスの他のメンバーは目を丸くするしかなかったという。

その後、試合が再開をしてしばらく――フランスは相変わらずイングランドに攻め込まれる展開が多くなった。
ナポレオンを加えた事でチーム力自体は驚異的に上がったが、
それ以上にフランスメンバーの精神状態がまともに試合を出来るものではなかった為である。

イングランドFW「よし、抜いた!」
ピエール「し、しまった!」
ナポレオン「ドンマイ、キャプテン!」
ピエール「お、おう……」

イングランドDF「よーし、貰ったぜ!」
ボッシ「ああ、奪われた!」
ナポレオン「ドンマイドンマイ! すぐに取り返しましょう!」
ボッシ「え、えぇー……」

464 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:46:44 ID:???
勿論、その精神状態を引き起こしたのがナポレオンである事は言うまでもない。
試合が再開され下手なプレイをするメンバーに対し、いつもの彼ならば罵声を飛ばす所だが、実際はその真逆。
やけに優しげに慰めフォローをする彼の姿にフランスメンバーが動揺をするのは当然と言えた。
こうしてナポレオンを投入したが為に余計にピンチを拡大してしまったフランスだったが、
それでもギリギリの所で防ぎ1−0のまま徐々に試合は膠着状態に陥る。

実況「フランス、ここもなんとか凌いだ! ピエールくん、華麗にパスをインターセプトです!
   ナポレオンくんの投入以来動きが硬かったフランスですが、少しずつ緊張が解れてきた様子だ!」

ピエール「(い、いかんいかん。 落ち着け、クールになるんだエル=シド=ピエール。
      ナポレオンがどうしてああなったかはしらんが、いい事だ。 そう、これはいい事な筈なんだ。
      問題児が改心をして悪い筈がない。 いいか、クールになるんだピエール!)」
ナポレオン「キャプテン、こちらです!」
ピエール「ひぃっ……わ、わかった! 頼むぞナポレオン!」
ロブソン「むっ……来たか! みんな、落ち着いて当たれ! あいつはラフプレイが得意だが持ち味はそれだけだ!」
イングランドメンバー「「「おう!!」」」

そして、前半終了間際――件のナポレオンへと、ついにボールが渡った。
これに対してイングランドの守備陣は事前の情報通り、ナポレオンのラフプレイに警戒をして守備にあたる。
なるべく力に力で対抗しないよう、スピードとテクニックでぶつかろうと考えたのである。

465 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:47:44 ID:???
スルッ スルスルッ スタタターッ!!

イングランドメンバー「「「はああああああああっ!?」」」
ナポレオン「(ラフプレイは厳禁ですね。 ここは華麗にかわしてみせましょう)」

だが、このイングランドの対策は間違いだった。
正確には、試合開始前に集めた情報としては正しかったがナポレオンがフィールドに立った瞬間に役立たずとなってしまったのである。
観客の声援を受け、改心をしてしまったナポレオンはラフプレイを起こさぬよう、
実は備わっていた華麗なドリブルでイングランドメンバーを一気にごぼうぬき。

ロブソン「ちょ、ちょっと待て! 情報と違うぞ!? まさかこいつもピエール同様テクニカルな選手……?」
ボッシ「ナ、ナポレオン! シュートチャンスだぞ!」
ナポレオン「はい! これで同点にしてみせます!」
ロブソン「くっ!(となれば情報を鵜?みにする訳にはいかん! キャノンシュートとやらの存在も虚報だったのかも……)」
ナポレオン「さぁ、おあがりなさい! キャノンシュートです!」
ロブソン「ええええええええええ!? これはあるのかよおおおおおおおおおお!?」

ドゴォン! バァンッ! ピピィーッ!!

この事前情報とはまるで違うナポレオンの動きにイングランドキャプテンのロブソンは情報が間違っているのかと考え、
ナポレオンが持つというキャノンシュートについても嘘であると判断しブロックに向かった。
しかし、ナポレオンは当然のようにキャノンシュートを打った。
ラフプレイで相手の選手を怪我させるなどをすれば故意とも思われるかもしれないが、シュートに関してはその限りではない。
何よりも目一杯力を込めて放つだけのシュートが反則を取られる訳がないからである。
よって、この時のナポレオンは迷う事なくキャノンシュートを放ち、完全に虚をつかれたイングランドはあっさりと失点をした。

466 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:48:46 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

フランスサポーター「よーし、いいぞナポレオン!」「シュナイダーが西ドイツの皇帝ならお前はフランスの皇帝だ!」
         「この調子で逆転を頼むぞ!」「「「ナポレオン! ナポレオン! ナポレオン!!」」」

ナポレオン「(ああ、気持ちいい。 こんなにも歓声を受けてプレイをするのが気持ちいいなんて知らなかった。
       これが国を代表するという事……これがレ・ブルーとしての誇りなのですね)」
ピエール「ナ、ナイスゴールだナポレオン……」
フェレーリ「さ、流石だな……」
ナポレオン「いえ、この程度で満足は出来ません。 さぁ皆さん、後半は逆転といきましょう!」
フランスメンバー「「「お、おう……」」」

ロブソン「ど、どういう事なの……」
イングランドメンバー「訳がわからん」「本当にわからん」「なんか展開がギャグ調になってるぞ、いいのか?」

こうしてフランスは同点に追いつき、イングランドは失意と混乱の中にいた。
事前の情報と全く違う言動にプレイを見せるナポレオン。
フランスメンバー程ではないがそれらに困惑をした彼らは試合が後半になってもナポレオンに対処出来ず、
逆に少しずつ慣れてきたフランスメンバーは調子を取り戻し、結果的に3−1でフランスの勝利。
ナポレオンはハットトリックを達成し、こうして今日のハットトリッカー……その4人目が誕生をしたのであった。

ピエール「よ、よし! 勝てたぞみんな、よくやった!」
ナポレオン「さぁ皆さん、熱い声援を送ってくれたサポーターの皆さんに感謝の言葉を言いに行きましょう」
アモロ「う、うん……」

ロブソン「もうやだこの国……」

467 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:49:49 ID:???
※大会初日が終わった時点での得点王・アシスト王ランキングです。
 名前が上がるのは主要選手だけです。

大会得点王ランキング

3ゴール 板野、シュナイダー、ビクトリーノ、ナポレオン
1ゴール 反町、ディアス、マーガス

大会アシスト王ランキング

2アシスト マーガス、ピエール
1アシスト 松山、岬、三杉、沢田

468 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:50:54 ID:???
実況「試合終了〜! フランス、前半はどうなる事かと思いましたが、後半は怒涛の攻撃の連続で勝利しました!
   特にエースストライカーのナポレオンくんは、途中出場ながらハットトリックを達成!
   全日本の板野くん、西ドイツのシュナイダーくん、ウルグアイのビクトリーノくんと並び、
   これで4人のハットトリッカーが誕生しました!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! パチパチパチパチ!!!

フランスサポーター「いいぞ!ナポレオン!」「この調子で頼むぞ!」「ピエールもよくやった!」

ナポレオン「ありがとうございます! ありがとうございます!」
ピエール「(どうしよう、なんでこうなったか聞きたいけど聞くの怖い……)」
ジョルジュ「(ピエールが満面の笑みのナポレオンを見て震えてる……)」

こうしてフランスが予想外の出来事を起こしながらも勝利を収めた頃。
観客席にいる者達もまたこの試合を見て思う所があったようで、各々口を開き始める。

ジェンティーレ「ふん、途中で入ったナポレオンとかいうのも……。
        まあ他の者に比べればまともといえるが俺達を抜くには些か実力不足だな」
ヘルナンデス「だが油断はするなよ、ジェンティーレ」
ストラット「4人のハットトリッカーか……明日は俺も、狙うとするかな」
バンビーノ「ああ、その意気だ!」

シュナイダー「後半はピエールも守備に奔走していたな」
マーガス「ナポレオンがいる分、ピエールも守備に集中出来たんだろうな。 他の奴らは箸にも棒にもかからん奴らばかりだったし」

松山「エル=シド=ピエールにルイ=ナポレオンか……」
若島津「岬の話だとナポレオンはラフプレイが得意な選手だったんじゃないのか?」
沢田「全然そんな素振りすら見せませんでしたよね? むしろ華麗なテクニシャンって感じでした」
小池「まああのシュートは確かに暴力的とは言えるかもしれねーけどな」
岬「う、うーん……僕も雑誌か何かで見ただけだから、詳しく彼は知らないんだよね(おかしいなぁ? 確かにそう書かれてた筈なのに)」
板野「(……えーと、これってもしかして?)」

469 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:51:54 ID:???
多くの者達がフランスの戦力分析をする中で、唯一全日本は岬という情報提供者がいる為か、ナポレオンに注目をしていた。
岬も実際にナポレオンに会った事はないが、事前に彼の情報を得ており、
その際に暴力的なプレイが得意な危険人物であるという知識を得、皆に知らせておいた。
だが、試合を見てみればナポレオンはその逆――テクニシャンと言って差し支えない動きをしており、一同は混乱するのだが、
結局は岬の勘違いか思い違いだったのだろうという結論に至る。

しかし、この中で唯一――否、板野を含めた6人がこのナポレオンの"変化"について察していた。

高橋「……これ、君じゃないよね? そんな事して得って何も無いもんね?」
ニネー「勿論です。 私達が手を加えた訳でもなく、この世界の元管理者さんがそう作っていた訳でもない。
    つまりは……」
森崎「あれだろ? 俺の世界や他の世界でもゴロゴロあって、割と世界の方向性まで変わっちまう事のあるアレ」
翼「ここだと、東邦学園の小池とかもその影響があったんだよね?」

森末「……これ、多分。 改変者がやった奴じゃないなぁ……突拍子無さすぎるもん」

そう、これは森末が設定した事でもなければ高橋やニネーが改変した訳でもない。
世界を管理する者すら手を焼く事もある、気まぐれな神様の力。

人はその神様の事をこう呼ぶ。

板野・森末・高橋・ニネー・森崎・翼「「「「「「 J O K E R だ こ れ 」」」」」」

※フランスメンバーのナポレオンに対する感情が フランスメンバー→(どうしようこれ)→ナポレオン になりました。
※ナポレオンのプレイスタイルが変化しました。同時に取得していた技も変化しました。

470 :森末(仮):2015/02/19(木) 00:53:00 ID:???
>>449 >>451
乙ありでした。

判定はありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

471 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:59:55 ID:???
乙です。
おあがりなさいてw

472 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 01:22:46 ID:???

ナポレオンかわいい

473 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 01:29:54 ID:???
地味に不味いな
+2の強引なドリブルがなくなって+3の華麗なドリブルになってる...
だけどJOKERは仕方ないか(笑)

474 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 07:08:21 ID:???
きれいなナポレオンは腐乱子の審判にどう対処するのか

475 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 08:20:39 ID:???
俺はkの展開原作で見たから知っているぞ
ナポレオンは分身使いまっくたフェイントやカーテンひいたり
切り札の回転をかけないスピード重視のNEWキャノンシュート撃つんだろ

476 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 17:24:52 ID:???
このナポレオン、ジュニアユース編だけの一回限りにしておくのは惜しいな。
ワールドユース編で練習試合でもいいから戦えないだろうか?
あるいはリオカップ編でどこかのチームに研修に行き、戦えないかな?
(もちろん自チームに移籍してチームメイトでもいい)

477 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 18:56:48 ID:???
まあいろいろ詰め込みすぎちゃうのも大変かも。

478 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 20:26:09 ID:???
この後何もなければおそらく夜の行動になるけど松山、新田、石崎のいずれかと会話したいな
松山:海外のサッカーに興味があるか聞きたい
新田:板野の真似をしてパワープレイヤーに進もうとしているので、その方向修正
石崎:ブロッカーのスーパーサブとして特訓できる時間があるかの相談

479 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 20:50:08 ID:???
ナポレオンがマルセイユルーレットとか使ってくるのかー?

480 :森末(仮):2015/02/19(木) 22:25:45 ID:???
その後、今日の試合が全て終了した為に全日本メンバーは宿舎へと戻った。
宿舎に戻ってすぐに見上は明日の予定を発表。
イタリア対アルゼンチンの試合を含め、4試合を観戦した後に軽く調整をする為に練習を行うと言うのだ。

板野「って言っても軽く練習するっていう感じじゃ、レベルアップとかは無理だろうな。
   まあ仕方ない。 それよりこの後どうしようかな?」

見上の話を聞いた後、夕食を終えて1人部屋に戻ってきていた板野は暇を持て余していた。
試合で見せた活躍に比例するかのように体は疲労していたが、不思議とまだ眠たくは無い。

板野「誰かの部屋に行ってみるか、部屋でのんびり過ごすか……散歩してみるのもいいかな?」

A.このまま寝る
B.誰かの部屋に遊びに行く(更に分岐します)
C.見上の部屋に行く
D.その辺を散歩する

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>471-472
乙ありです。
おあがりなさい、はくらえ!を綺麗にしたらこうなるかなと思ったのでこうしました。

481 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:26:41 ID:4NCzQee6
D

482 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:27:02 ID:sLIwZj+6
C

483 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:27:45 ID:T9ueAJOY
B

484 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:28:54 ID:???
イタリア戦の先発は明日のアルゼンチン対イタリアを見てからがいいかな

485 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:28:55 ID:kfIhM4L2
B

486 :森末(仮):2015/02/19(木) 22:32:19 ID:???
>B.誰かの部屋に遊びに行く(更に分岐します)
==========================================================
板野「うん、やっぱり1人で部屋にいてもつまんないし誰かの部屋に遊びに行こうっと」

一人でゆっくりとし体力を回復させる事も必要かもしれないが、
明日は試合の予定も入っておらず現状動くのが辛いという程疲弊している訳でもないので問題ない。
それよりはやはり暇だし誰かの部屋にでも行って暇をつぶそうと板野は考え、部屋を出る。

板野「でも誰の部屋に行こうかな? うーん……」

※全日本Jrユース参加者の名前を「1名」記入してください。
 コーチとして参加している三杉、既に合流している若林、岬も選択出来ます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

487 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:33:06 ID:kfIhM4L2
新田

488 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:34:49 ID:R5V014IQ
新田

489 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:35:25 ID:UNP0b2EU
三杉

490 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:38:14 ID:???
おあがりなさいw

491 :森末(仮):2015/02/19(木) 22:44:30 ID:???
>新田
============================================================
板野「そうだな、新田と話でもしてみようか。
   ちょっと落ち込んでたみたいだし、まだ調子取り戻してないならフォローしないと」

色々と考えた末、板野は新田の部屋に向かう事にした。
今日の試合で途中出場をし、出番があったものの――新田は結果を出せたとは到底言えず、その事で試合後は少し落ち込んでいた。
まだ落ち込んでいるならば慰めるのもキャプテンの務めだろうと板野は先輩風をびゅーびゅー吹かせつつ考えたのだ。
無論、そういうちょっと背伸びしがちな所も彼の子供っぽい所と言われる所以だろう。

ともかく、こうして板野は新田の部屋へと赴きドアをノックして新田を呼び出すのだが……。

先着1名様で、

★>445よりJOKER出たら怖い→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ノックの勢いでドアが開いた! 新田「え、きゃあっ!?」 なにィ!?部屋の中で新田が着替え中だがそのふくらみは!?
ダイヤ→あれ?返事が無い。どうやら留守のようだけど……?
ハート・スペード・クラブ→新田「あ、板野さん……」 ちょっと落ち込んだ様子の新田が出迎えたぞ!

492 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:45:05 ID:???
★>445よりJOKER出たら怖い→ クラブ6

493 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:45:34 ID:???
★>445よりJOKER出たら怖い→ ハートK

494 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:50:14 ID:???
JOKER恐ろしい…

495 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 22:56:38 ID:???
お姉さんの新田美波とかいうオチだったりしないかなw

496 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:02:25 ID:???
新田ーニャ心がぴょんぴょんするんじゃ

497 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:19:02 ID:???
モバマスキャラも出てたしね。
JOKERならありえそうw

498 :森末(仮):2015/02/19(木) 23:35:50 ID:???
>★>445よりJOKER出たら怖い→ クラブ6 ★
>新田「あ、板野さん……」 ちょっと落ち込んだ様子の新田が出迎えたぞ!
===============================================================================
板野「よう新田。 ちょっと暇だから遊びに来たんだけど、いいかな?」
新田「ええ、大丈夫ですよ。 丁度俺も板野さんに聞いて欲しい話があったんで……」

尋ねた板野に対し、新田は少しだけ落ち込んだ様子を見せながらも快く部屋に招き入れた。
彼は板野の予想通り部屋で今日の試合についてしきりに反省をしていたのだが、
かといってこのまま悩むだけでは駄目だと感じていた。
そんなタイミングでやってきた板野に、愚痴や悩みを相談すれば幾らか心が晴れるだろうと考えたのである。

新田「……ってなわけで、どうにも結果を残せないのがショックなんですよ。
   今日はこの前のハンブルグ戦に比べれば30分って長い時間出れましたし、
   ゴールなりアシストなりで結果を残してみたかったんです……」
板野「うーん……まあ、俺が言うと嫌味になるかもしれないけど、焦る必要は無いと思うよ。
   今日の試合にしても、後半試合が決まってからはこっちも流す方向だったし。 中々シュートチャンスも作れなかったしな」
新田「ええ、そうですね……すみません、愚痴っぽくなってしまって」
板野「いや、大丈夫だよ。 こういうフォローもキャプテンの仕事だからね」

そして、新田の愚痴に対して板野は真摯に向き合い聞き役に徹し、慰めた。
元々新田の部屋に来た理由の1つにアフターケアというものも考えていた上、
先輩風を吹かせたい年頃な彼は嫌な顔一つする事なく新田を励ましたのである。
これで新田の顔も最初にこの部屋に訪れた時に比較をすればだいぶマシになり、ようやく小さくだが笑顔も見せた。

新田「(やっぱり優しいな、板野さん)」
板野「(へへへ、今の俺ってちょっと先輩っぽいよね? 新田も元気になったみたいだし良かったな。
    と、次は俺から何か話を振ってみようか?)」

499 :森末(仮):2015/02/19(木) 23:37:07 ID:???
A.「そういえば新田は具体的にこうなりたいっていう方向性はあるのか?」 新田の成長方針を聞いてみる
B.「困ったときには近くに必ず俺がいる。 俺に渡せばアシストをつけてやるぞ」 先輩風を更に吹かせる
C.「ところで次のイタリア戦についてだけど……」 イタリア戦について話しあう
D.「新田は将来海外に挑戦したいって気持ちはある?」 海外に興味あるか聞いてみる
E.「新田ってお姉さんとかいる?」 突拍子もないけど家族構成を聞いてみよう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>495
沢田や若林にもお姉さんがいたりするかもしれませんね。

>>496
アニメの方は続きが気になって仕方ない展開ですね。

500 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:37:41 ID:4NCzQee6
A

501 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:37:48 ID:RT8t381A


502 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:38:51 ID:YEBkMu62
A

503 :森崎名無しさん:2015/02/19(木) 23:53:07 ID:???
懐いているとはいえ新田は元が野心家だからなあ
さてどうでるか

504 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:01:35 ID:???
>A.「そういえば新田は具体的にこうなりたいっていう方向性はあるのか?」 新田の成長方針を聞いてみる
====================================================================================================
新田「え? 方向性……ですか?」
板野「うん」

話題に迷った板野は、結局新田の成長方針について聞いてみる事にした。
これまで合宿で散々新田に付き合ってきた板野だったが、
その練習の中で新田が得たものは隼シュートをジャンピングボレーの形で打つ隼ボレーの発展系。
そして、板野を見習った強引なドリブルである。
前者がテクニックを駆使した技ならば、後者はパワーを生かした力技。対極と言える方向性である。

板野「勿論、テクニックとパワーを両立する事は可能だと思う。 実際、そういう選手もいる訳だし」
新田「シュナイダーとかもそうですよね」
板野「ただ、どちらにせよ……どちらかを伸ばす方向にした方がいいのかな?と思うんだよな。
   例に出したシュナイダーだって、どちらかといえばパワータイプだし」
新田「なるほど……」

西ドイツのシュナイダーにしろ、フランスのピエールにしろ、華麗なテクニックも敵を吹き飛ばせるパワーも備えていた。
だが、それが両立できるのは本当に一握りの天才と呼ばれる選手だけであろうし、
そのレベルまで到達するのは才能だけではなく環境と努力も必要となるだろう。
何よりも、両立出来たとしても――シュナイダーはどちらかといえばパワーに注目が集まり、ピエールはテクニックに比重が置かれている。
どっちつかずではなく、何かがありながらも違うものも出来るという方向に成長するのが1番いいのかもしれないと板野は考えていた。

板野「俺は勿論、パワーが主体だから今はこのままパワーを中心に伸ばすつもりだ。
   ただ、将来的に力だけでは越えられないという事が出てきた時には……違うもので補う事も考えてる」
新田「凄いですね……もうそんな先の事を考えてるんですか」
板野「うん……だから新田もどうするのかなと思ってさ」
新田「うーん……そうですね……。 考えた事もありませんでしたから……」

505 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:03:10 ID:???
これらの板野の言葉を新田は真剣に聞いていたのだが、実際に自分が成長をするとするならばどうするのがいいのか。
何を中心に伸ばしていくのがいいのかについては、ハッキリとした決断が出来ない。
元々彼は功名心と自己顕示欲の塊であり、そういった明確なプランを考える前にとにかく目立つ事を考えてきた。
先の事よりも今、目先の結果についてだけ考えていたのである。

新田「先の事を考えても、次に代表戦がある……ユースの時に俺が招集されるとも限りませんし。
   いや、まあ、俺の実力なら結果さえ出せば大丈夫だと思ってますけどね!?」
板野「う、うん……(自信家だけど、割とよく悩むんだよな新田……)」
新田「だから考えた事もないんです。
   ぱーっと思いつくなら、板野さんみたいにパワーでバリバリ言わせてやりたいってのはありますけど、
   真剣に考えた事は……」

よって新田もこの時は言葉を濁すだけであった。
目標と言えば板野であり、その板野といえばパワーが代名詞だがそれを自分の売りに出来るかと言われれば首を捻らざるを得ない。
彼に憧れ、彼に近づき、やがて彼と肩を並べてツートップを組む事を目指し強引なドリブルを習得したが、
それを更に発展させるような技を現段階で彼は思い浮かばなかったのである。

新田「テクニックにしたって一朝一夕で伸ばせるものじゃないですし、スピードだってそれを生かすと言っても……うーん。
   自分にどういったのが合ってるかってのは今の所わかんないんですよね……」
板野「(うーん、悩んでるみたいだな。 このまましばらく悩ませてみるか? そうした結果答えが出るかもしれない。
    もしくは俺が答えを提示……いや、下手にここをこうしろ!って言うと押しつけがましくなるから、
    まずは"目標"となる選手を提示した方がいいかもしれないな。 どうしようか?)」

506 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:04:18 ID:???
A.「いっぱい悩むといいよ。 その末に出した答えが、多分合ってるんだ」
B.「そうだな……まずは目標を決めるのがいいんじゃないか? その選手像を見れば、自然と方向も決まるぞ」(更に分岐します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>503 新田に関しては、野心家ではありますが相手を蹴落としてやろうという気概は無いですね。
いずれ実力をつけたら板野くんよりも上にと思うかもしれませんが、わざと引きずりおろしてやろうとかは思わず、
爽やかなライバル心になると思います。

507 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:06:00 ID:mZ9Rv0Io
B

508 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:06:43 ID:j/MCbwQw
B

509 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:07:22 ID:YFlo7EpU


510 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:09:19 ID:???
これは難しいな、テクニックなら三杉でスピードならビクトリーノかな

511 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:10:00 ID:???
アルシオンはまだ無名だからせんたくできない…

512 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:10:34 ID:???
カマモト「俺がいるぞ」

513 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:11:08 ID:???
テクニック系になったしナポレオンも有りかもね

514 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:14:00 ID:???
いい感じのシャドウストライカーっていたっけかな
一番近いタイプなのはビクトリーノだけど、実際の役割は違うからなー

515 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:15:16 ID:???
考えすぎると難しくなってきたから無難に三杉でいいんじゃないですかね
芸術的なドリブル覚えるのは確定なのは知ってますし

516 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:18:31 ID:???
三杉と新田の芸術的ドリブルって同じなのかな?
三杉は考えて数多のフェイントかけて突破するだけどさ
新田は相手のタックルに本能でリアクションして避けてるイメージ

517 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:18:50 ID:???
>B.「そうだな……まずは目標を決めるのがいいんじゃないか? その選手像を見れば、自然と方向も決まるぞ」(更に分岐します)
================================================================================================================
新田「目標、ですか……」
板野「さっき言ってたけど、俺みたいにパワーでバリバリが今の新田の目標だったんだろ?
   だけど現状それを発展させる事が出来ないって言うなら、違うものを目標にしてみれば変わってくるんじゃないかな?」
新田「なるほど……」

板野の言葉に、新田は感心したように頷く。
確かに板野の言うように、現状新田はパワーを生かした技を開発する自分に違和感を感じており、
だからといって板野以外に目指すべきものというものが思い浮かんでいなかった。

ならばその目指すもの――目標を変えてしまえばいい。

板野のようなパワー型ではなく、自分にもっと合うようなタイプの選手を目指し修練すればいいと考えたのだ。

新田「とはいっても凄い選手もゴロゴロいますよね」
板野「(確かに、全日本内部はもとより今日の試合を見て新田は自分より上の選手が沢山いる事を知った筈だ。
    だから『これ!』という選手を提示すれば、そこを目指してひとまず頑張ってくれると思う。
    問題は誰を目標にするかだな。 結構難しいぞ……? ここは……)」

A.「全日本の中の誰かを目指そう」(更に分岐します)
B.「世界のライバル達の誰かを目指そう」(更に分岐します)
C.ヒントコマンド 主人公ptを『2』使ってヒントを得られます 現在主人公pt:4

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

518 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:19:55 ID:+sIzq/hI
C

519 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:20:22 ID:3aJOTQdI


520 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:20:42 ID:Di8QBUfQ
C 結局三杉って出るかもしれないけど

521 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:21:01 ID:???
A 片桐さん

522 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:22:23 ID:???
三杉はベターとは思うが100点では無さそうだな

523 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:24:51 ID:???
ディアスじゃね

524 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:25:30 ID:???
ファンタジスタを目指しちゃいかんでしょ

525 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:27:15 ID:???
背が低いヘディングが下手なストライカー……
ジャイロか!

526 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:29:18 ID:???
>C.ヒントコマンド 主人公ptを『2』使ってヒントを得られます 現在主人公pt:4
=============================================================================
板野「(よし、考えよう! そして主人公としての力を使おう!)」

キュピーン

そのとき ふしぎなことがおこった

新田が誰を目標とするべきか考えていた板野の頭に、この状況を客観的に視る目線。
主人公としての目――即ち、『神の視点』が備わったのである。
要するに今まで持っていたキャプテン森崎の知識などが更に強化された感じである。
科学的に凄い事である。

板野「(まず問題は新田は恐らく【パワータイプでは無い】という事だ。
    これは確実だ。 そもそも俺を目指していまいちしっくりきてないから目標を変えるって言ってるのに、
    それでパワータイプを目指しなさいって言っても本末転倒だもんな。

    次に新田はあくまでも【ストライカー】でありたいと思ってるんじゃないだろうか?
    今はアシストでもいいから結果を出したいって言ってるけど、こいつの本質はストライカーだ。
    本編でもドリブル覚醒乱舞して紅白戦で森崎を苦しめときながらシュートを決めれなきゃ意味無いって言ってたもんな。
    出場出来ればどこでもとは考えてるかもしれないけど、やりたいのは多分FWだ。

    そして……目指すなら、【自分と大きく離れた実力者】じゃないと駄目だな。
    その上で、納得させるなら【今日の試合で目立ってた奴】の方がいい。 そうなるとかなり絞られてくるな。
    あ、勿論今日の試合っていうのは日本の試合だけじゃなくて観戦した全部の試合だぞ。
    あと目立つっていうのもJOKERとかじゃなくてプレイで活躍してって意味だぞ。

    これを踏まえた上で……)」

527 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:30:21 ID:???
A.「全日本の中の誰かを目指そう」(更に分岐します)
B.「世界のライバル達の誰かを目指そう」(更に分岐します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

528 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:30:34 ID:j/MCbwQw
B

529 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:30:42 ID:???
個人的にはイスラスを推したいのだが
今まで出てきた中ではビクトリーノかなあ
意外と明確にスピードのあるキャラってポジション問わず思い浮かばない

530 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:30:51 ID:YFlo7EpU


531 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:31:02 ID:Di8QBUfQ
B 黒隼ビクトリーノ、ブラックファルコン!

532 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:31:15 ID:???
ビクトリーノが一番現実的な気がする
速さ重視ながらも強さもあるし

533 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:32:17 ID:???
そりゃまぁブラックファルコンだしな

534 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:34:19 ID:???
肌にスクリーントーンがついた新田くん

535 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:35:12 ID:3aJOTQdI
このヒントからしたらビクトリーノだね。

536 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:35:39 ID:???
レイドラプターズ、ライズファルコン!!

537 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:37:23 ID:???
つまり、新田とのコンビプレイはファルコンストリームだな!(違

538 :森末(仮):2015/02/20(金) 00:45:03 ID:???
>B.「世界のライバル達の誰かを目指そう」(更に分岐します)
=====================================================================
新田「世界の、ですか?」
板野「ああ、そうだ! 日本の中にも実力者がいるのはお前だってわかってるだろうけど、世界は広い。
   今日の試合でも色んな奴が活躍してただろう?」
新田「そりゃそうですけど、具体的には……」
板野「うん、そいつは……」

A.「シュナイダーだ! お前はファルコンカイザーとなるのだ!」
B.「ディアスだ! お前は日本の至宝となるのだ!」
C.「マーガスだ! お前は日本の核弾頭となるのだ! 非核三原則なんて知らない!」
D.「ピエールだ! お前はファルコンアーティストとなるのだ!」
E.「ナポレオンだ! お前もJOKERを出しまくればなんとかなるのだ!」
F.「ビクトリーノだ! お前は日本の黒隼となるのだ!」
G.「カルツだ! お前はもうちょっとその童顔をどうにかした方がいい」
H.「シェスターだ! お前は日本伝統のニンジャとなるのだ!」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

539 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:45:35 ID:???
新田とビクトリーノってゲーム版4と5でほとんど能力が同じという・・・
ビクトリーノの方が少し能力高くて新田のほうが少し技が強い

540 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:45:55 ID:JsGSid+I
F

541 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:46:03 ID:4XrgT73+
F

542 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:46:07 ID:Di8QBUfQ


543 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:47:51 ID:???
T.「ファルコン(サンパウロ)だ!お前のスルーは世界屈指になれるんだ!」

544 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:50:43 ID:???
T.「若林だ!ファルコンパンチで日本のゴールを守るんだ!」

545 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:51:25 ID:???
レッドファルコン!

546 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 00:54:59 ID:???
言ったろう?世界最速の船だって

547 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:05:07 ID:???
>F.「ビクトリーノだ! お前は日本の黒隼となるのだ!」
================================================================
新田「なにィ!? 黒隼だって!?」
板野「ああ、そうだ。 黒隼だ!」

黒隼という単語の意味はよくわからなかったが、ともかく板野はビクトリーノを目標にしてはどうかと提言した。
新田は何故彼をと首を捻るものの、板野の説明を受けて次第に納得をしていく。

板野「今日の試合を見てる限りだと、あいつはスピードが速くてそれを武器としたストライカーだ。
   新田も俊足が持ち味だろ?」
新田「ええ、まあ(あまり役に立った事は無い気がするけど……)」
板野「ならまずはそこを磨く。 その上で、あのビクトリーノは強引なドリブルも出来たし華麗なテクニックも持っていた。
   言ってみれば万能型ながら、スピードを伸ばしたタイプのストライカーって事だな」
新田「なるほど……」

本編でこそあまり目立った活躍が無く、かませ犬のような立場に甘んじていたビクトリーノ。
だが、彼の実力自体は決して低い訳ではない。
俊足を生かした高速ドリブルにそこから持ち込んでのミドルシュートとボールを受けてのダイレクトシュート。
更に将来的に火野がウルグアイに参加をしてからはシャドーストライカーとして一定の活躍を見せた。

当然ながら今の新田から見れば雲の上のような存在であり、目指すと他の者に言えばハナで笑われるのが関の山だろうが、
目指す方向としては板野はビクトリーノが適任だろうと考えていたのである。

548 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:06:09 ID:???
新田「……まだよくはわかりませんけど、とりあえず明日の試合はウルグアイに注目しておこうと思います」
板野「うん、そうだね。 それで何か感じる事があったなら方向性としては間違ってないって事だ」
新田「はい!」

そして、新田はこの板野の言葉に一応納得をした。
果たして自分がビクトリーノのような、一国を代表出来るストライカーになれるのかという不安。
その方向性が果たして間違っていないのかという恐れ。
それらを内包しつつも、しかし、板野やシュナイダーといった者達を目指すよりはまだ俊足という共通点がある以上、
自分にもその境地に至れるのではないかとも考えたのである。

新田「(ラモン=ビクトリーノか……今日はそのプレイに驚きばかりで上手く観察は出来なかったけど……。
    明日は少し、プレイそのものに集中してみよう。 何か学べるものがあるかもしれない……)」

こうして新田はその方向性を新たにした。
果たしてそれが成功なのか失敗なのかは未だわからない。
だが、明日の新田の観察力如何では早々に結果が出るかもしれなかった……。

新田「ところで黒隼って結局なんなんです?」
板野「いや……あいつ黒豹って呼ばれてるだろ? お前は隼だから黒隼って……」
新田「(板野さんも松山さんと一緒でセンスがおかしいんだろうか?)」

※新田のビクトリーノに対する感情が 新田→(注目)→ビクトリーノ になりました。

549 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:07:17 ID:???
そして翌日、板野達全日本Jrユースは予定通り試合観戦の為にスタジアムへと向かった。
今日の試合は西ドイツ対ポルトガル、ウルグアイ対スペイン、イングランド対マレーシア、アルゼンチン対イタリアである。
まず第一試合の西ドイツ対ポルトガルは、4−1で西ドイツの圧勝。
2勝を上げた為、西ドイツの決勝トーナメント進出がこれで決まる。

実況「西ドイツ、強い! キャプテンにしてエースストライカーのシュナイダーくんは、再びハットトリック!
   これで得点を6と伸ばし、一気に得点王ランキング1位につけました!
   そして西ドイツはこれで決勝トーナメントに駒を進めました!」

カルツ「やったァ!」
マーガス「決勝トーナメント進出だ!」

全日本メンバー「す……凄い」「やっぱり西ドイツは強いな」「特にシュナイダーが半端じゃねぇ……」

板野「(ああ、やっぱりあっさりハットトリック……得点王ってこういう面もあって目指しにくいよなぁ)」
若島津「(ポルトガルのGKが雑魚なだけだ)」

やはりこの試合の中心にいたのはキャプテンにしてエースのシュナイダーであり、
シュナイダーはハットトリックを達成。
地味にマーガスも昨日に続き1ゴール1アシストをしており、
攻撃力に関しては大会でも屈指という評判が嘘ではない事を彼らは示していた。

シュナイダー「(俺の活躍見てくれているかい、父さん母さんマリー。ああマリーよ、お兄ちゃんは既に得点王だぞ。
        この大会に優勝すれば将来世界一の選手になる為の大きな一歩になる。
        どうだ凄いだろう、世界一のお兄ちゃんだぞ)」

マリー「あ、お兄ちゃん勝ったんだ。 やっぱり凄いなぁ。 それより、イタリアの試合はまだかしら?」

因みにフィールドで静かにガッツポーズをするシュナイダーは最愛の妹に思いを馳せていたが、
その妹の心はシュナイダーの勝利を祝いながらもそれより何より後に控えるイタリアの試合へと移っていた。

550 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:08:51 ID:???
ビクトリーノ「よし行くぜ! ボールを俺に集めろ、俺も2試合連続ハットトリックだ!」
ウルグアイメンバー「おう!」

続いて第二試合、ウルグアイ対スペイン。
戦力的には拮抗していたこの試合ではマークを受けたビクトリーノが上手く動けず、
昨日のように早々に得点を挙げるという事をウルグアイは出来なかった。

新田「(流石にあれだけマークをつけられたら厳しいのかな?)」
中山「ん? どうした、新田。 いつになく真剣なようだが……」
新田「あ、いえ……ちょっと気になる事があるんで」

そして、この試合を注視したのは新田である。
昨日の板野との話し合いでビクトリーノを当面の目標と設定した新田は、このウルグアイ戦をいつも以上に気合を入れて観戦をした。
とはいえ、試合展開は新田の予想を裏切るようにウルグアイの苦戦。
ビクトリーノの活躍も、ここまで全くないと言っていい。

新田「(うーん、思ったより大した事ない選手なのか? いやでも……)」

やがて新田は果たしてあれが自分の理想像なのだろうかと疑問を抱き始めたのだが……。

551 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:10:04 ID:???
先着1名様で、

★ビクトリーノが正解でした→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ビクトリーノ「ならてめぇらを置き去りにしてダイレクトシュートだ!」 新田「(あの動きは!)」 なんか凄い事になりそう!
ダイヤ・ハート10以上→ビクトリーノ「ちっ、ならこれでどうだ!」 新田「むむっ!?」
ビクトリーノが高速ドリブルでマーカーを置き去りにした! 新田は何かを掴んだようだ!
ダイヤ・ハート9以下→ビクトリーノ「ちっ、ならこれでどうだ!」 新田「おお、凄い!」
ビクトリーノが高速ドリブルでマーカーを置き去りにした! 新田は感じるものがあったようだ。
スペード・クラブ10以上→ビクトリーノ「なら多少強引に撃ってやる!」 新田「むむっ!?」
ビクトリーノが強引にミドルシュートだ! 新田は何かを掴んだようだ!
スペード・クラブ9以下→ビクトリーノ「なら多少強引に撃ってやる!」 新田「おお、凄い!」
ビクトリーノが強引にミドルシュートだ! 新田は感じるものがあったようだ。

552 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 02:10:49 ID:???
★ビクトリーノが正解でした→ クラブA

553 :森末(仮):2015/02/20(金) 02:11:43 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
それでは。

554 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 02:39:39 ID:???
ここでマモノか。頑張れ新田アナカン新田までたどり着けるか

555 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 02:55:08 ID:???
このスレにクラブA分岐がなくて助かったな新田...

556 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 07:29:53 ID:???
まあシュートが育ってくれるほうが助かるけど。

557 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 07:52:02 ID:???
うーん...ドリブルの方がいい気がする。
ゲイ()術的なドリブルまでは望まないがキープ力の上昇のほうがよさげ

558 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 08:32:40 ID:???
ファルコンクロウ覚えてくれれば一気にスタメン候補なんだがな。
確か今あるシュートフラグはクロウのだったよね?

559 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 11:32:57 ID:???
本編の新田はドリブルがうまくなったからこそ試合でドリブルを行う機会が
増えたともいえるからなあ そんで覚醒した

560 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 14:14:14 ID:???
クラブA分岐がないから、全くのハズレではなさそうだね。

561 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 16:35:01 ID:???
ファルコン苦労は多分J隼ボレーと同値だから覚えても旨味が少ないんじゃないかな
ドリブルできたら持ち込んで打てるんだろうけど

562 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 16:41:48 ID:???
JOKER見るとこの世界だとファルコンダイブは浮き球シュートなのかね
ファルコンダイブ(低シュート力+8)300消費

563 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 18:17:15 ID:???
低シュート力+7が妥当な威力だと思われ

564 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 18:54:58 ID:???
ファルコンクロウは本編だと+8
J隼ボレーが低+5なら同値か。

565 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 19:58:45 ID:???
ファルコンダイブが高い浮き球シュートだったら
使い勝手が大分よくなるけどなぁ

566 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 20:12:09 ID:???
新田に高い浮き球か……
閃いた!新田に空手をやらせればいいんじゃね?


567 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 20:24:33 ID:???
これで解決だ!
ファルコンダイブ(空シュート+7or8,300消費)
...これ山森のグライダースマッシュの方が全然い...なんでもない

568 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 21:12:57 ID:???
>>566
原作でやってるんだよなぁ

569 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 21:44:05 ID:???
ビクトリーノを目指すなら相棒が必要だな
いっそ板野君がなってやるか?新田の相棒に

570 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 21:59:59 ID:???
マグナムファルコンだ!
新田君にはぜひとも伸びてもらいたい
板野くん一人じゃ厳しいからね

DFとMFは既にそれなりに揃っているからねえ

571 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 22:29:25 ID:???
板野起点の合体シュートならイマイチ不安な副砲としての新田のシュート力や存在価値もあがる

合体ワンツーで不安な両者のボール運搬力をフォローするって手もあるけど、それは松山で十分かな?

572 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 22:32:35 ID:???
>>568
さすがに知ってるから
地上はファルコンクロウ、低い球の最強技がファルコンダイブで高い球は若堂流隼蹴り
これに1対1シュートがつけば新田君も世界トップクラスのFWだ!

573 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 23:02:25 ID:???
新田に空手を習わせるのって出来るのかな
その若堂流隼蹴りって原作だと強いのか知らないけどさ

574 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 23:03:38 ID:???
新田に空手なんか合うのかね?普通にスピードいかせよと思ったけど

575 :森崎名無しさん:2015/02/20(金) 23:12:45 ID:???
サッカー上手くなりたいなら
空手なんかやってないでサッカーの練習をするべきだと僕ァ思うな!

576 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 00:03:34 ID:???
新田が育つ場合
山森とのコンビプレイもあれば強そうだね。

577 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:12:30 ID:???
>★ビクトリーノが正解でした→ クラブA ★
>ビクトリーノ「なら多少強引に撃ってやる!」 新田「おお、凄い!」
>ビクトリーノが強引にミドルシュートだ! 新田は感じるものがあったようだ。
===========================================================================================
ズダダダーッ!!

ビクトリーノ「俺に持って来い! いつまでもモタモタしてられるか!!」

新田「!!(あの動きは……南葛と戦った時の俺にそっくりだ!)」

やがてこの展開に焦れたか、ビクトリーノは強引にダッシュでマークを引き剥がしボールを要求した。
マークを受けてボールを貰えず、全力で走る事で一瞬フリーとなるその姿は、
正に対南葛戦で山森に苦戦をしていた新田の姿そのものであり、新田は思わず目を見開く。

新田「(ここからどうするんだ? 俺はダイレクトでボレーをしたけど、あのボールじゃ無理だ。
    浮き球じゃない以上はダッシュ力をそのままボールに乗せるのは難しいけど……)」

スペインメンバー「くそっ、奪え!」「突破させるな!」「今なら体勢を崩してる! 止められるぞ!」
ビクトリーノ「遅いぜ! うおりゃああああああっ!!」

バシュッ! シュバアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! バシィンッ! ピピィーッ!!

新田「な、なにィ!?」

そして、ビクトリーノがそのまま直接ミドルシュートを放ち、
そのミドルシュートが凄まじい勢いでスペインゴールに突き刺さった瞬間、思わず新田は驚きの声を上げていた。

中山「へぇ、いいシュートじゃないか」
中里「うむ。 スピードに乗ったよきシュート……でござるが、
   流石にシュナイダーのファイヤーショットと比較をすると些か見劣りするか?」
早田「あんなバケモンみたいな奴がゴロゴロいられてたまるかってんだ」

578 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:14:04 ID:???
新田「(違う! 確かに単純な威力こそファイヤーショットにもマグナムシュートにも劣るかもしれないけど……。
    今のビクトリーノの凄い所はそこじゃないんだ!)」

得点が決まった事で全日本のメンバーからもまばらに感嘆の声が聞こえ始めるが、
新田は単純にゴールが決まった事ではなくビクトリーノのシュートの質に驚いていた。
威力こそは板野やシュナイダーのそれに比べ劣るものの、それは純粋に彼のキック力が板野達に比べ劣るからだろう。

新田「(根本的に今のシュートはマグナムシュートとかとは違うんだ。
    マグナムシュートやファイヤーショットは、勿論フォームなどの研究もあるんだろうけど純粋な力で蹴るシュート。
    言ってみればキック力に依存したシュートに過ぎない。

    でも、今のビクトリーノのシュートは全身のバネを使ってキック力の不足を補う……。
    フォーム、打ち方で威力を増す俺の隼シュートと同じ原理のシュートだ。
    そして、それをビクトリーノはミドルシュートで――スピードを乗せて撃ったんだ!
    完成されたフォームを、そのまま打つしかないと思っていたフォームで――スピードを殺さずに!)」

それは新田にとって大きな発見だったと言っていいだろう。
彼は自らの最大の武器である隼シュートを、既に完成されたシュートだと考えていた。
これを改良するといってもどうやってすればいいのかわからない……現状でも全身のバネを最大限に駆使して打っているのだから、
これ以上鍛えようがないとも考えていた。

しかし、違うのである。

板野がマグナムシュートにHOP−UPをする要素を組み込みバーストマグナムを編み出したように、
これ以上鍛えようがないというのならば付加要素をつければいい。

579 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:15:19 ID:???
新田「(ダッシュ力をそのままシュートに乗せるのはジャンピング隼ボレーで出来ている。
    ただミドルシュートとなれば一旦静止しないとボールを蹴るのは難しい……でも、ビクトリーノには出来ているんだ。
    俺にだって……俺にだって出来る筈だ! 出来ない筈がない!!)」

この時、新田はそのスピードを維持したままシュートを蹴るという難度の高さを理解しながらも、
それが自分には出来ないとは断じて思わなかった。
自分と同じくバネを生かしたシュートを打ち、自分と同じくスピードを持ち味とする選手が、
自分の何倍も高等な技術を会得していた事で反抗心を抱いたのである。

新田は板野に懐いているとはいえ、元々は野心家にして先輩に対しても実に生意気な口を利く男である。
一度認めた人物に対しては素直な敬意を払うものの、その上を行きたいという向上心も持ち合わせている。

新田「(身に着けてやる……! スピードを殺さないまま放つ、ミドルシュート!)」

フィールドでゴールを上げ、仲間たちに祝福されている今は遠く及ばない"目標"に視線を送りながら、
新田は静かに午後の練習でのイメージトレーニングに勤しむのだった。

※新田のビクトリーノへの感情が 新田→(目指す形)→ビクトリーノ になりました。

580 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:17:19 ID:???
その後、ウルグアイは再びビクトリーノが集中マークを受け、
今度はスペインも容易に彼からマークを外す事なく……結局ビクトリーノはそれ以後点を取る事のないまま試合は終わった。
試合終了間際にビクトリーノではない別の選手が1点を加えた事で2−0。
南米の黒豹は封じられた形ながらも、なんとか予選リーグの突破に成功をする。

ウルグアイメンバー「やったァ勝ったぞ!」「これで決勝トーナメント進出だ!」

ビクトリーノ「(チェッ、シュナイダーとは決勝トーナメントで決着だ!)」

第3戦はイングランドとマレーシア。
こちらは両チームのDFが決死の守備を見せ、一歩も譲らず0−0のスコアレスドローとなった。
昨日イングランドから勝利しているフランスとしては、明日引き分け以上ならば勝ち上がれる計算となる。
逆にイングランドはこれで予選敗退が決定。キャプテンであるロブソンの表情は、当然ながらすぐれなかった。

ロブソン「(昨日に引き続き今日もか……せめて、こちらにも頼りになる攻撃の駒がいれば助かるのだがな……)」

ナポレオン「明日のマレーシア戦は引き分け以上でよし、ですか……。
      しかし、観客の皆さんには是非とも勝って僕たちが決勝トーナメントに駒を進める所を見せたいですね。
      皆さん、頑張りましょう!」
ピエール「う、うん……」

581 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:18:21 ID:???
そして第4試合、グループD――欧州の強豪国イタリアJrユース登場。
迎え撃つは昨日日本に敗北をしたアルゼンチンJrユースである。

ヘルナンデス「さァ、行こうみんな。 いよいよ俺達の出番だ」
ディアス「よーし、みんな! 今日は俺がじゃんじゃんゴールを上げてやる!
     どうせ奴らは守る事しかできねー臆病者どもだ! 皆は安心して守ってくれよな!」

和やかな笑顔で一同に声をかけながらフィールドに表れるヘルナンデスに、
昨日の敗戦から一転、陽気な態度でこちらもチームメイトに声をかけながら現れるディアス。
一見するとどちらも同じ立場に見えたかもしれないが、実際には違う。

ストラット「守る事しか出来ない……か。 どうやら、俺達の実力を見せるしかないみたいだな」
ランピオン「ああ」
ヘルナンデス「(頼むぞ、ストラット、ランピオン。 あいつが相手では俺達も無失点という訳にはいかないかもしれないんだ)」

一つにイタリアには――イタリア主将のヘルナンデスには、頼れる仲間がいた。
実質1人で戦っているディアスとは違う。攻めに、守りにと頼もしい仲間がいた。
その為に彼は気負う事なく、いい意味で彼らに依存する事でディアスという天才を相手にしても悲壮な覚悟をする必要が無かった。

ディアス「(ちくしょう、やっぱ全員昨日の試合を引きずってやがるな……いつもに比べて盛り上がりがたりねぇ)」

一方でディアスは、陽気にふるまいながらも内心頭を抱えていた。
昨日の敗戦――特にディアスが1ゴールしか上げられなかったという点がショックだったのか、
この日のアルゼンチンメンバーは今までディアスが見てきた中で1番落ち込んでいた。どれだけディアスが発破をかけても空返事なのである。
本来プレイで士気を上げ、その上で陽気な発言でムードを盛り上げるのがディアスのスタイル。
しかし、そのプレイのキレが昨日は悪かったのだから……彼らが盛り上がらないというのも、無理からぬ事かもしれない。

582 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:19:35 ID:???
バティン「……ディアス」
ガルバン「パスカル、どう思う? この試合……勝てるだろうか?」
パスカル「ゴールを奪う事は、ディアスが本調子なら問題ない。 絶対に奪えるんだ!
     後は……結局、みんなが守り切れるかどうかに全てがかかってる……」

これから始まる試合を、バティン達は固唾を飲んで見守っていた。
全日本に負け、既に決勝トーナメント進出は不可能に近い。
故に、彼らが望む事はただ一つ――この試合を、出来るだけディアスの名誉を守る終わり方にして欲しいというものだけ。

ジョアン「十中八九、イタリアが勝つ。 火を見るより明らかじゃ」
アルシオン「ストラットならばアルゼンチンを相手にゴールを割るのは難しくなく、
      ジェンティーレとヘルナンデスが守るゴールは全日本のそれより更に鉄壁……ですか」
ジョアン「うむ……しかし、サビチェビッチめ。 今朝になって姿を消すとは、いったいどういうつもりか……。
     よもや、昨日言っていた言葉は本気だったというのか」
アルシオン「(見なくていいのか、それとも見たくなかったのか? サビチェビッチ。
       貴様の惚れ込んだ英雄は、昨日以上の苦戦をしそうだぞ?)」

ジョアンとアルシオンは、余裕を持って見守っていた。
心情的にイタリア寄りである彼らはイタリアの勝利を確信しつつ、
今朝になって姿を消した男――アルゼンチン国籍を取得すると息巻いていたジャン=サビチェビッチに思いを馳せていた。

そして、いよいよ試合時間が近づく。

ヘルナンデス「君との対決を愉しみにしていたよ、アルゼンチンの天才。 今日は互いに、ベストを尽くそう」

本来の歴史と、立場を入れ替えた虐殺劇。

ディアス「そうか……なら、俺も全力で行かせてもらうぜ」

その一戦が、始まる。

583 :森末(仮):2015/02/21(土) 00:20:35 ID:???
一旦ここで区切ります。続きは今日中に出来るかちょとわからないです。

584 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 00:21:38 ID:???
一旦乙です。とうとう始まる…

585 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 00:25:47 ID:???
一旦乙です。
ひっそりと伏線らしきものが二つ…

586 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 00:25:49 ID:???
それでもディアスなら…ディアスならきっと何とかしてくれる

587 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 01:35:17 ID:???
イタリアのモブはボールカットと繋ぐ能力が高めだから中盤に中里使ってカットにガンガン行くのも手
どうせ乱費怨に放るかバンビーノに渡す展開が多いだろうし

588 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:36:15 ID:???
アルゼンチン対イタリア。
2日目の試合の中で、1番注目を集めていた試合と言って過言ではない。
南米の雄アルゼンチンに、カティナチオと称される守備力が自慢のイタリア。
昨日の試合で……敗北をしたとはいえディアスの実力の高さをわかっている観客たちは、
如何にしてイタリアが守るのか――果たしてディアスの攻撃力はイタリアに通用するのかと予想を始める。

無論、それはこの大会に出場をしている多くのライバル達も同様である。

ピピィイイイイイイイイイイイッ!!

ディアス「よっしゃあ! それじゃいっちょ行くとするか!」

ダダダダダーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「お、ディアスが突っ込んだ!」「またかよ!」「今日も出だしだけじゃねーだろうな!」

そして、笛が鳴り――アルゼンチンボールでの試合開始と同時に、ディアスは昨日の日本戦同様中央突破を開始した。
この姿に観客からはもう一度華麗で天才的なゴールが見られるかという期待の歓声が半分。
その後は少し期待外れだった事からの野次が半分飛び交う。

ディアス「(黙って見てろってんだ! 俺は負けない! 俺は天才、ファン=ディアスだからな! ん?)」
ヘルナンデス「みんな、予想通り来たぞ! 作戦通りに動け!」
イタリアメンバー「「「おう!!」」」

そんな声の中でディアスはドリブルで猛進していたのだが、やがて誰もチェックに来ないのに気づき前方を見やる。
するとそこにはMFまでもが下がり、完全にPA内を固めるイタリア守備陣の姿があった。

589 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:37:17 ID:???
松山「イタリアはPA内を固める作戦で来たみたいだな」
早田「昨日ウチが考えたのと同じだな。 もっとも、こっちは中盤で松山が止めまくってたが」
岬「2段構えで守るか、最終ラインで止めるか……だけどイタリアは後者を選んだわけだね。
  引いて守ってカウンター、というのがイタリアの伝統的な戦術の1つな訳だし、納得だよ」
板野「(そうか、イタリアのアドバンテージの1つとして、先にディアスの実力を知れてるってのがあるんだ。
    だからこうやって無闇に突撃してディアスの調子を上げさせないようにしてる……)」

この戦術の意図を、全日本メンバーは即座に理解をした。
恐らくは昨日の試合でディアスの特徴――ドリブルをする毎に調子を上げる事をイタリアも把握しており、
ならば不用意にチェックをかけるのではなく最終ラインで止めようという作戦である。
ディアスもイタリアがこの陣形を敷いた理由を察知しながら、だからといって他に攻撃の手立ては無い。
何よりも自分のドリブルならばどれだけ人数をかけられようと奪われる気は一切していなかった。

ディアス「そうやって人数をかけて止められるもんなら……止めてみなぁぁあっ!!」

スタタタタタターッ!!

実況「イタリア、ここはPA内に引いて堅く守る! これはあまりにも堅牢な壁と言っていいでしょう!
   しかし、この密集地にも関わらずディアスくんが飛び込む! ミドルシュートは打たない、飛び込みます!
   果たしてこれは突破なるか!?」

ディアスの考えは決して外れではなかった。奪われる気がしないというのも、間違いではない。
事実、イタリアの殆どのDF達はディアスの動きについていけすらしないのだ。
本来ならば、ディアスが早々に得点を上げていた場面だろう。

ズドガガガガガッ! バチィィイイッ!!

ディアス「なにィ!?」
ジェンティーレ「ちぃっ!! (この俺が零れ球にするのが精いっぱいだと!?)」

590 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:38:27 ID:???
だが、違う。本来とは違うのである。
このイタリアには、ヘルナンデスと共にゴールを守る世界最高峰のDF――サルバトーレ=ジェンティーレがいたのだから。

中山「!!」
松山「なっ、なにィ!?」
早田「……なんだあのDFは!? 今、何しやがった!?」
板野「(ジェンティーレ……やっぱり、能力的には強敵だ。 能力的には)」

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「駄目だ! これは流石に無理があった! ディアスくん、ボールを零した〜っ!!
   止めたのはジェンティーレくん、凄まじい勢いのタックルでディアスくんの突破を阻んだ!
   ディアスくん、ゴールならず〜っ!!」

観客「うおっ、すげえタックル!」「ディアス、また駄目かよ〜」「今のはイタリアが凄いんだって」

ディアス「ぐ、ぐ……(畜生、なんだってんだコイツは?)」
ヘルナンデス「よし、ナイスだジェンティーレ! その調子で頼むぞ」
ジェンティーレ「ふん、言われるまでもないさ。 そして次は確実にしとめる」

ディアスのドリブルは、間違いなく世界でもトップレベル――否、トップだった。
しかし、同じくジェンティーレは世界トップのDFだった。疑いようもない程の。
もしも一対一の勝負ならばわからなかった。或いはディアスが突破をする方が、確率的には高かったかもしれない。
ただし、今のジェンティーレには数的有利があった。密集地という地の利もあった。
その状況で彼を抜き去るというのは、如何にディアスといえども難しい。

591 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:39:47 ID:???
バサレロ「さぁ、今度はこっちの番だ! 頼むぞ!」

バコーンッ!!

ディアス「し、しまった!」

そして、ボールをフォローしたイタリアはすぐさまロングキック。
お得意のカウンター戦術で、逆にこちらが先制点を奪おうと攻勢に出る。
慌ててディアスは戻るものの、当然ながら蹴りだされたボールの速度には追いつく事が出来ず、飛び上がったボールは中盤まで戻され……。

バッ! ババッ!!

ランピオン「そーらよっ!」
ガレヤ「た、高い!?」

マーガス「(……あれが噂のイタリアのポストプレイヤーか)」

政夫「(げげっ、ポストが無くてあれだけ飛べるのか)」
和夫「(俺達もジャンプ力なら負けてないけど、そもそもの上背が足りないもんなぁ……)」
若島津「(あの程度の高さなら弾き返すのに苦労はせんな)」

このハイボールにはローマの鷹――イタリア国内で有数のポストプレイヤーとして名を馳せるランピオンが合わせ、
共に飛び上がったアルゼンチンDFの数段上を行きあっさりと落とす事に成功する。

マリー「キャッ、ランピオンさんが映ったわ!」

因みにこの時、西ドイツのマリーは小さく喜んでいた。

592 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:41:05 ID:???
ストラット「ナイス、ランピオン!(ゴールまでは……30m程か? でもこれなら……)」

グワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「ボールはランピオンくんが競り勝ち……これをストラットくんが受け取った!
   そしてなんと!? ストラットくん、ここでシュート体勢に入ったアアアアアアッ!!
   まさかまさか、この距離からシュートを狙うつもりか!?」

来生「はァ!? なんだあいつ、あの距離からゴール狙うつもりなのか!?」
反町「馬鹿な! どれだけゴールが離れてると思ってるんだ!?」
板野「いや……これは……(ストラットの必殺シュートがどれくらいかわからないけど、あいつの馬鹿げたキック力なら……)」

ランピオンが落としたボールをストラットが拾い、即座にシュート体勢に入った瞬間――観客たちからはざわめきが発生する。
シュナイダー、ビクトリーノ、ナポレオン、そして板野。
今日の試合までで幾多のストライカーが出ていながらも、そのいずれもがこれ程に距離の離れた位置からゴールを狙ったという事は無かった。
或いはシュナイダーや板野ならば、狙えば決まっていたかもしれないが――。
より確実を期すため、ゴール前まで運んでからシュートを打ちに行っていた。

その為、当然ながらこの無謀に見えるシュートが入る筈はないと、誰もが思った。
折角のチャンスを棒に振る、愚かな行いであると。

593 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:42:18 ID:???
しかし、その認識は一瞬にして覆される事になった。

ストラット「くらえ! これが俺の……マグノスゾーンシュートだァァァアアアアアアアッ!!!」

ドゴッ……バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

アルゼンチンDF「ぐぎゃっ!?」「馬鹿なっ!?」「くそおおおおおっ!?」

ストラットの放ったシュート――『マグノスゾーンシュート』は放たれるや否や、
目にも留まらぬ速度でアルゼンチン守備陣を吹き飛ばし。

ガルトーニ「ぐ……はあああああっ!?」

GKのガルトーニはまともにセーブに向かう暇も与えられぬまま弾かれ。

バギャガガンッ!! ドゴォッ!!

ピ、ピピィーッ!!

ストラット「よーし! やったぞ、みんな!!」
ディアス「ば……馬鹿な……」

距離がどうした、DFがどうした、GKがどうしたと言わんばかりの破壊力を見せて、アルゼンチンゴールへと突き刺さった。
前半開始、僅か5分。
奇しくも丁度昨日の日本戦、ディアスが1点目を入れた時と同様の時間帯だったという。

イタリア 1−0 アルゼンチン

594 :森末(仮):2015/02/21(土) 01:43:33 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

595 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 01:43:45 ID:???
イタリアに先制されたらもうアウト、乙でした

596 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 02:06:40 ID:???
乙です

イタリアは4点差以上つけようとしてくるだろう、踏みとどまれるか?

597 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 02:11:08 ID:???
アルゼンチンはとにかく攻めなくてはいけない、イタリアは引いて守って放り込むだけでいい
真地獄の方程式。何点差がつくんや…

598 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 02:16:18 ID:???
ポストプレイを防ぐのを諦めてストラットに集中マークがつくと今度は乱費怨の意外に上手い足元のプレイが炸裂する
現実のドイツブラジルと同じ7−1位?

新人記者「大っきくてウマいんです」

599 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 10:45:28 ID:???
本編基準の予想だけど

69 バイシクルファイヤー
68 三角飛び改 ミューラーパンチ バーストマグナム スライダーキャノン ダイレクトファイヤー
67 若林パンチ 黄金の右腕 マグナムボレー ファイヤー
66 マグノス
65 ロケットヘッド ノヴァスマッシュ ストラットオーバー
64 マグナム ノートラップキャノン
63 スライダー キャノン ブラストヘッド
62 たすけてピエール

56 アモロパンチ

ジノとミューラーは相当堅そう

600 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 13:44:32 ID:???
バティンがいれば引きこもった相手を外から一撃で仕留められるのに
例え若林がGKだったとしても右45度からフリーで外から一撃即死

601 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 14:26:35 ID:???
アモロパンチよええwしかもGKの燃費にも難があるというブグェ

602 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 16:33:22 ID:???
うーん、森崎達さえ恐れおののくイレギュラー選手でてこないかねえ
中立でどちらにも不干渉だけど敵対行動を取ると・・・?ていうの
なお森崎側はチームに入れることは絶対に不可能

603 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 16:52:38 ID:???
KAZUとか

604 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:12:06 ID:???
スレ主さんの入れたい要素を入れて貰うのが1番だよね。
現段階で本編未登場の新敵キャラ候補が五人
ロブソンもちょっと目立ってきたし、ユース編の予想が難しい。



605 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:20:57 ID:???
大方の予想通り、岬犬と中山さんが離脱するなら
ユースで外される2名の選手は当然なしなのか

606 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:31:03 ID:???
森崎達との対戦だけ抜けるのかなとか思ってたけど
完全離脱の可能性も0ではないか。

607 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:33:37 ID:???
岬と中山さん抜けると割と真面目に選手が足りなくなりそう
高杉と石崎は見たくないぞ・・・

608 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:40:28 ID:???
中山さんの穴はでかいね。
石崎をテクモ仕様に鍛えるしかない。
後は三杉のリベロ化か。

609 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:46:19 ID:???
じとーとすもうでセンターバック?

610 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 17:55:22 ID:???
赤井の出番も増えそうだね。井沢もDFやってくれないと困る。
まあ中山岬は本編でも十分活躍したから、離脱したらしたで面白い。

611 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 18:01:59 ID:???
井沢は岬消えたらMFやってくれないとしんどいんじゃないかな?

612 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 18:07:09 ID:???
井川探そう(提案)
ユース編なら劣化してないから火野レベルの実力はあるはずだし、高さというアドバンテージがある。
まぁ二人が永久離脱なら本当につらいのはMFなんだが……

613 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 18:08:18 ID:???
FWだって板野が世界レベルなだけで
中山さん、岬が消えたら松山以外頼れないからなぁ

614 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 19:14:02 ID:???
板野新田
葵井沢山森松山
早田三杉次籐中里
例えばこんな感じか。

615 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 19:36:08 ID:???
岬が消えたら三杉はMFじゃないと辛くないか
というか本当に人材不足が加速する
ユース編でレギュラー確定なのって板野松山三杉だけになるんじゃないか

616 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 19:42:39 ID:???
葵、早田、中里がそれに続く感じかなぁ

617 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 19:43:41 ID:???
2人が離脱したら井沢を鍛える価値はあるかな?
この世界だとDF能力上がってるから結構使えるようになりそう

618 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:20:48 ID:???
離脱しなくても鍛える価値はあるかと。
タックルカットクリアドリブルくらいできれば
守備的なとこならどこでも使えるだろうし。

619 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:26:31 ID:???
>>603
KAZUかぁ、イレギュラーとしてならうってつけの存在だなぁ
中立だから板野側は引き込むのは困難だが仲間にできれば・・・的な存在もおもしろそうだが
たまには森崎側が恐れおののく奴がいるってのも見たい気が
確かKAZUってかなり強かったよね?
最も、スレ主がやりたいようにやるのが一番なんだけどね

620 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:34:42 ID:???
最近伸びに伸びてる中西君の名前が出なくて解せぬ

621 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:43:20 ID:???
自分は本編で控えだったメンバーを鍛えてチームを強くする今の流れがかなり楽しい。
ファンキーガッツマンってどんなスキルなんだろう。

622 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:44:54 ID:???
中西君か、中山さん外れるならディフェンスリーダーは彼になるのかな?
若島津がキーパーのままなら、競り合いを伸ばす方向で行くべき?

新田君はファルコンダイブを習得すればミューラーあたりとも対等に戦えるくらいになるのかな?

623 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:47:19 ID:???
ファルコンダイブならミューラーとも互角以上に戦え なければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだぁ

624 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:49:38 ID:???
星は壊せてもたった一人のゴールキーパーは壊せねえようだな

625 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 20:55:43 ID:???
浴びせ蹴りクラスは無理だろうけど
クリア技はDFに覚えさせたいね。
早田は当然として、中西も有力かな。

626 :森崎名無しさん:2015/02/21(土) 21:20:01 ID:???
井沢も高いクリアなら素質はあるはず

627 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:44:55 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「き……決まったァーッ!! なんとなんと! イタリア、先取点ーっ!!
   決めたのはイタリアのストライカー、チェザーレ=ストラットくん!
   ゴールまで30メートルはあろうかという位置から、問答無用のシュートでアルゼンチン守備陣を吹き飛ばし!
   あっさりとゴールを決めてみせましたーっ!!
   今大会、シュナイダーくんを筆頭に幾多のストライカーが得点王を争っていますが、
   どうやらこのストラットくんもその一員になりそうな気配があります! それほどまでに凄いシュートでした!」

観客「すげぇ! あんな距離から入るのかよ!!」「何人吹っ飛んだんだ!?」「こりゃまた凄いFWが出てきやがったぜ……」

超長距離、遠く離れた位置からのとても入るとは思えないシュートを――しかし決めてみせたストラットに対し、
観客たちはその大歓声をもってして応える。
如何にフリーの状態だったとはいえ、通常ならばそれだけ距離が離れていれば入る筈がないのである。
どれだけアルゼンチンの守備陣が、脆弱であろうと。
にも関わらずあっさりと得点を決めてしまったストラットの決定力というものがどれだけ優れているかという事を、
観客たちはすぐさま理解をしていた。

ランピオン「ナイスシュート、ストラット!」
ストラット「ああ、ランピオンもアシストサンキュー」
バンビーノ「(この距離からでも十分入るな。 やはりアルゼンチンは守備が穴だ)」
ヘルナンデス「よくやった、ストラット! その調子で頼むぞ!」

そして、この歓声を受けながらイタリアメンバーは歓喜に沸きあがった。
ディアスの突破を止めただけではなく、そこからのカウンターで即座に得点。
しかもストラットのシュートならば遠かろうとも決まるという事が確認出来た上での得点とあれば、喜ばない筈がない。

628 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:46:00 ID:???
カルツ「こりゃ大したもんだぜ。 どうだいシュナイダーちゃん、これでライバルが4人に増えたな」
シュナイダー「……純粋なキック力は相当なものだな、あのストラットという男は。
       だが、それでも俺のファイヤーショットの敵ではないさ」

ビクトリーノ「チェッ、面白くねぇ」

ナポレオン「凄いFWですね。 僕も負けないようにしなければ」
アモロ「あ、あばばばばば」
ピエール「(アモロがナポレオンとストラット、両者に別の意味で恐怖を覚えてる……)」

反町「お、恐ろしい……(やっぱり板野だけじゃない。 世界にはこんな化け物がゴロゴロいるんだ……)」
滝「若林さん……止められますか?」
若林「俺を誰だと思っていやがる。 PA外からのシュートならば、俺は必ず防いでみせるぞ」
若島津「(ふん、PA外からでなければ危ういという事だろうが。 俺は違う、どこからだろうと止めてみせる)」
板野「(メガロゾーン程じゃないけど、とんでもない威力だ……俺のマグナムボレーより少し落ちるくらいかな?)」

そして、当然ながらこの試合を観戦していた実力者たちもストラットのキック力に戦慄する。
チェザーレ=ストラット。
本編で主人公を大いに苦しめた世界最高のストライカーが、
未だ発展途上ながらもその実力の片鱗を見せつけた形である。

翼「うわぁ、凄いなぁ。 ゲームの俺はあの選手とチームメイトだったのか。 10アシストがすぐつきそうだね」
森崎「(ええい、忌々しい!)」

因みにその本編で主人公をしていた男は、歓声を受けるストラットを憎しみを込めた目で睨みつけていたという。

629 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:47:12 ID:???
ディアス「くそっ……!」

一方で、アルゼンチンはというと当然メンバー達の顔色は思わしくなかった。
エースであるディアスがファーストプレイで止められ、しかもそこからのカウンターであっさりと失点。
距離があるのにもかかわらず止められなかったとあれば、笑顔でいられる筈もない。

ルジェリ「ディ、ディアス……どうするんだ?」
ディアス「……とにかく、あの9番(ストラット)にはもう絶対に打たせるな。 2人がかりでマークにつけ」
パルス「わ、わかった(打たれる前に止める、しかないか……)」
ガレヤ「だが攻撃はどうするんだ? またああやってPA内を固められたらいくらディアスでも……」
ディアス「わかってるよ。 少し待て……」

だが、それでも一同はディアスの周囲に集まりディアスに今後の方針を問いかけた。
彼らにとって頼れるのはディアスだけであり、ディアスがお手上げと判断をすればその時点で諦めもつく。
しかし、ディアスが対抗策を講じた所で一同も少しだけ安堵をし……。
それを横目で見ながら、ディアスは顎を一撫でしつつ思案をする。

ディアス「(ノーチェックで行かせてもらえるってんなら楽っちゃ楽だ、体力を浪費する心配は無い。
      だがだからといってミドルシュートはキツい。
      ドリブルをしないで確保できる体力量とドライブシュートを打つ事での疲弊が割に合わない。
      ならやっぱり一対一を狙いに行く方がいいんだが……あのDFが邪魔なんだよな)」

ディアスは冷静だった。自分がシュートを打つ事と、そのままドリブルで切り込む事のリスクとリターン。
メリットとデメリットを天秤にかけながら、どうすれば勝てるか、逆転出来るかを絞り出そうとする。
結局、ドリブルゴールを狙いに行くのが最良だろうとは思えたものの、それにはゴール前で陣取るジェンティーレが邪魔。
彼さえいなくなれば幾らでもゴールを上げられる筈なのだがと考え……。

630 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:48:16 ID:???
ディアス「(お?)」
ジェンティーレ「(次は確実に奪い取る! 天才だか何だか知らんが、俺達イタリアの堅き錠前が貴様1人に壊滅されると思うな!!)」

不意にジェンティーレに視線を送った際、ディアスは彼と目が合う。
遠く離れていても尚わかる程にジェンティーレは敵意をディアスへと向けており……。
これを受けて、ディアスは1つの策を思いついた。

ディアス「よし、決まった」
ジェイテス「ど、どうするんだ?」
ディアス「とりあえず俺にボールを渡せ。 そして作戦はだな……」

思いついた作戦を、簡単に一同に説明するディアス。
その時の彼の表情は、悪戯を思いついた悪ガキのように無邪気で――
しかし、敵の僅かな弱点をも見逃さない冷徹な指揮官のそれにもよく似ていたという。

631 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:50:13 ID:???
ピィイイイッ!!

実況「イタリアの衝撃的なゴールの余韻を残したまま、再びアルゼンチンのキックオフで試合再開です!
   アルゼンチン、再びディアスくんがボールを持った! これはまたも中央突破か!?」

ヘルナンデス「(それしか出来る事は無いだろうからな。 試してみるといい、ディアス。
        今回は抜けるかもしれない。 いつかは抜けるかもしれない。
        だが、その突破に失敗をした分――先ほどのゴールと同じ結果が待っているぞ)」
ストラット「(俺にマークをつけてきたか……だが、それならランピオンが決めればいいだけさ)」

ディアス「(ふん、余裕綽々って顔しやがって。 そういう表情をしていいのは、フィールドではこの俺だけなんだよ!)」

タタタタタタッ!

再びのディアスの突撃に、イタリアはやはりPA内に引きこもる作戦で対応をする。
既に一度ディアスのドリブルを止め、リードをしている彼らには余裕すらあったが、慢心は無かった。
彼らにあったのは過度にディアスを恐れない、平常心である。
だが、その平常心はディアスの取った行動によってあっさりと崩れ去った。

ディアス「(そろそろいいかな? っと)そーれ、ほいほいほいっと」

ポンポンポン

ヘルナンデス「ん?」
バンビーノ「な、なんだ……?」

632 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:51:44 ID:???
実況「お、っと? これはどうしたことでしょうか?
   ディアスくん、バイタルエリアに侵入すると同時にドリブルをピタリとやめ、なんとリフティングを開始した!?
   い、いったいどういうことでしょうか!? 何が狙いなのか、ディアスくん!?」

ざわ…… ざわ……

観客「なんだなんだ?」「遊んでる場合かよ、負けてるんだぞ!」「何やってんだ!」

三杉「……一体どういうつもりだ?」
沢田「じ、時間稼ぎ……とかでしょうか?」
佐野「アルゼンチンは負けてるのにか? 必要ないだろ」
松山「いや、ディアスの体力を調整するという意味では……ある程度時間を浪費するのはいいのかもしれない。
   ただ、それにしたって早すぎる。 ディアスは殆ど体力を使ってない筈なんだからな」

そのディアスの行動に、誰もが目を丸くし、驚いた。
サッカーの試合中に、リフティング。
しかも敵ゴール前で、無防備に――鼻歌を歌いかねない雰囲気でそれをし始めたのだから。

当然ながら誰もがその行動の意味を図りかね、一体なんのつもりかと口々に話し始める。
時間稼ぎにしろ、体力の回復を図るにしろ、今このタイミングでする必要は無い。
だからこそディアスの考えがわからなかった。

ジェンティーレ「や、野郎! ふざけた真似を……!」
ヘルナンデス「落ち着け、ジェンティーレ。 時間を無駄に使ってくれるなら好都合さ。
       ただしいつ動くかわからない……油断はするんじゃないぞ、みんな!」
トリノ「わ、わかった!」
ヘルナンデス「(中盤メンバーも奪いに行かなくていい。 勝手にやらせるんだ!)」
バンビーノ「(動かなくていい、か……ならしばらくは様子を見るとするか)」

633 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:52:54 ID:???
そして、ディアスの考えがわからないのはイタリアの面々も同じである。
普通ならば絶対的なエースの突破が通じず、焦ってもう一度――という場面。
にも関わらず実際にはその真逆、すぐさま突撃をするどころか時間稼ぎをしているというのだから、
観客たちよりも彼らの方が驚きは大きかったと言えるだろう。
だが、それでもヘルナンデスは冷静にメンバー達に指示を飛ばした。

何が狙いかはわからないが、好きにやらせればいい。
こちらがリードをしている状況で時間を勝手に浪費してくれるのならば、それに越した事はない。

そう考えた上で、ヘルナンデスは全員に"奪いに行くな"と命令をしたのである。
これには全員が揃って聞いた。
ヘルナンデス以外のメンバーもディアスの狙いは皆目見当がつかず、ヘルナンデスの指示を聞くしかなかったとも言える。

ディアス「(そう、それでいいんだ。 奪いに来られたらどうしようかと思ったぜ)」
ヘルナンデス「(まさかこちらが緊張の糸を切らせるのを狙っている? 馬鹿な……そんな無様は俺達はしないぞ、ディアス)」

やがて5分、10分と時間が流れる中でも――ディアスは相変わらずリフティングを続けた。
イタリアは、それをただ見守っていた。
ディアスのリフティングショーは、それだけ長い時間続いたのである。

しかし、これはリフティングショーではない。サッカーの試合。
"観客たち"は、サッカーを見る為にこの会場まで足を運んだのだ。
そうなれば、どうなるか――。

634 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:53:56 ID:???
ざわ……ざわ…… ざわわ…… ざわわ……!

実況「えー、ただいま……時計の針が20分を過ぎました!
   それにしても困りました、実況ですが実況をする事がありません!
   このような事態は、私もこの仕事をして20年になりますが初めての事です!」

観客「いつまでやってるんだー!」「俺達はお前のリフティングを見に来たんじゃないんだぞ!」「馬鹿にしてんのか!!」
  「イタリアもイタリアだー!!」「いい加減に奪いに行けよ!」「1点取って満足したのか!?」「臆病者ーっ!!」

当然のように、観客たちからは不満が噴出した。
いつまでも続くディアスのリフティング、それをただ引きこもってみるだけのイタリア。
最初は驚きでざわめいていた観客席は次第に怒号に飲まれていき、一斉に罵声を浴びせ始める。

ヘルナンデス「(やれやれ、簡単に言ってくれる。 ディアスからボールを奪うのは容易じゃないんだ。
        個別に行って抜かれたらどうなるか……考えてから言って欲しいな)」

この罵声を、ヘルナンデスはうんざりした気持ちで聞き流していた。
彼は人並みの羞恥心やプライドは持ち合わせていたが、それと同時に冷静な判断力も備えていた。
感情に任せ、勝手な行動を起こしてはどうなるか――よく理解していたと言っていい。

635 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:54:59 ID:???
だが、そのヘルナンデスとは真逆とも言える選手が――イタリアには存在した。

ダダダダダダッ!!

ジェンティーレ「これ以上コケにされて……たまるかああああああああああああああああっ!!」
ヘルナンデス「ジェ、ジェンティーレッ!?」

プライドの塊のような男にして、傲慢の塊。
純粋無垢と言える葵新伍からすら、明確に『嫌な奴』と呼ばれる男――サルバトーレ=ジェンティーレである。

彼は沸点が低い男だった。
それでも、まだディアスがただリフティングをするだけでいれば我慢は出来ただろう。
猿が猿回しをしている、リードをしている自分たちがそれを見世物にして笑っているだけだと自分を納得させて。
だが、観客から罵声を浴びせられた瞬間、彼の頭には血が昇った。
彼はプライドの高い男である、自分は称賛を浴びるべき人間だという無自覚な傲慢さのある男である。
罵声や非難を浴びるのは、耐え難い屈辱であると考える男である。

636 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:56:17 ID:???
ジェンティーレ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 子ザルがぁぁぁあああっ!!」

そんな彼が、弾かれたようにディアスの"狙い通り"にボールを奪いに向かうのは必然であり。

ディアス「(かかった! やっぱり熱くなりやすいタイプだなコイツは。 よし、後はこのまま……!)」

ダダダダッ!!

それを見た瞬間、ディアスがリフティングを止めて"予定通り"ドリブルで進撃をするのも必然であり。

ジェンティーレ「見ていやがれ! この俺は……臆病者などでは決してない! 誇り高い、アズーリの一員だァァァアッ!!」

ドガシャーンッ!!

ディアス「ぎゃあああああああああっ!!(と、ここまで叫んでも不自然じゃないタックルってのは褒めておいてやるぜ)」

交錯した瞬間、ジェンティーレの鋭いタックルがディアスのボールを完全に捉えてディアスを吹き飛ばしたのも必然だった。

ジェンティーレ「ハーッハッハッハ! 何が天才だ! ただのリフティングが上手いだけの大道芸人の間違いじゃないのか?」
ディアス「(だが、頭は良くないな)」

ピピィーッ!!

ジェンティーレ「な……なに?」
ヘルナンデス「しまっ、た……そういう、事か……!(昨日の試合で憶測は出来た筈だったのに……!)」

そして――熱くなりすぎていたジェンティーレのタックルが、角度のせいでディアスの足を削ったかのように見られ、
審判が笛を吹き鳴らしながら高笑いをしていた彼の元に向かってきたのも必然だった。

唯一の偶然は、ディアスの予想以上にジェンティーレが熱くなっていた為、
"故意"であると判断をした審判が胸ポケットに手を持って行っていた事。
当然、これを見てジェンティーレが高笑いを止め顔面を蒼白とさせたのは言うまでもない。

637 :森末(仮):2015/02/22(日) 00:57:51 ID:???
>>595 >>596
乙ありです。

一旦ここで区切らせていただきます。続きは今日中に出来るかはわからないです。

638 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 00:59:28 ID:???
乙です。ここでレッドだったら今回も矢車の弟行きですねw

639 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 01:04:15 ID:???
乙です。
本編で遂行できなかった作戦をやってくれるとは

640 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 01:14:51 ID:???
ここでレッド出てくれると次のイタリアでは慈円手入抜きになるが果たして

641 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 01:17:33 ID:???
退場させてくれたら菓子折りもってお詫びとお礼に行こう

642 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 01:19:03 ID:???
本当に退場したら矢車さんに連絡して引取りに来てもらおう

643 :森末(仮):2015/02/22(日) 02:01:28 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?!?

実況「あーっと! これはジェンティーレくん、鋭いタックルでディアスくんを吹き飛ばしましたが……。
   いけない、これはいけません! 反則! 反則を取られました!
   どうやら審判は苛立っていたジェンティーレくんが故意に足をかけたと判断したようです!
   これにはカードが出るようですが……おぉっと!?」

スッ……

ジェンティーレ「うっ……!」
ディアス「(ちっ)」

実況「イエロー、イエローカードです! ジェンティーレくん、イエローカードを貰いました!」

観客「レッドカードじゃなかったか」「レッドならイタリアは一気に危なくなってたな」

不幸中の幸いとも言うべきか、ジェンティーレの反則はイエローカードで済んだ。
無論、済んだ――というにはあまりにも大きな代償である。
ジェンティーレという強固な要塞と、ヘルナンデスというヨーロッパNo.1キーパー。
彼らイタリア守備陣の柱が一本でも崩れれば、ディアスに簡単に翻弄されるのは誰の目にも明らかだったからである。
一発で退場ではなくとも、これでジェンティーレが動きにくくなったとなれば、イタリアにとって痛いのは当然だった。

井沢「ディアスの野郎! またやりやがったな!!」
岬「うん……恐らく、そうだろうね。 激しく痛がっていたけれど、動きに支障はないようだし……」
松山「………………」
板野「(ジェンティーレ……お前って奴は……)」

644 :森末(仮):2015/02/22(日) 02:02:39 ID:???
ジェンティーレ「………………」
ヘルナンデス「ジェンティーレ!」
ジェンティーレ「ヘルナンデス……」
ヘルナンデス「……俺から言う事は、何も無い。 お前は傲慢だが、馬鹿ではない。 そうだろう?
       ならば……俺から言う事は、何も無いんだ」

フィールドではジェンティーレがなんとも形容しがたい表情をしながら、ヘルナンデスの元に歩み寄っていた。
頭に血が上り作戦に背いたという罪悪感、ボールを奪った筈なのにディアスに引っかかり反則を受けた事に対する恥じらい、
何よりもPKを与えてしまったという事に責任を感じながらも――それを素直に謝れない、己のプライド。
それらを混ぜた表情は、形容しがたい――としか表現を出来なかった。

そして、それを受けながら……ヘルナンデスはあくまでもクールに言い放った。
優しい口調でもなければ、厳しい口調でもない。
少々短気なジェンティーレとはいえ、一度覚えた失敗を二度と繰り返すような者ではない事をヘルナンデスは理解していた。
よって、厳しく叱責をする必要は無い。
また、この程度で落ち込みプレイに精彩を欠く程――ジェンティーレは弱気ではない。
よって、優しく慰める必要もない。

ヘルナンデス「この後も頼むぞ、ジェンティーレ」
ジェンティーレ「……ああ! わかっている……わかっているさ!!」

だからヘルナンデスはジェンティーレに対し、今後も頼りにしていると言うだけでよかった。
プライドの高いジェンティーレならば、これだけでいい方向に発奮をする。
頭に血を上らせるのではなく、冷静に、かつ闘志を燃やしてプレイに勤しむ筈だと――。
形容しがたい表情から一変、ディアスに対し敵意をむき出しに――しかし必要以上に熱くならずに睨みつけるジェンティーレを見て、
ヘルナンデスはそう確信をしていた。

645 :森末(仮):2015/02/22(日) 02:03:59 ID:???
その後、ディアスはあっさりと貰ったPKを決めて同点に追いついた。
如何にパーフェクトキーパーといえど、キーパーに絶対的不利なPKを止めるのは難しい。
同点に追いつかれたイタリアはすぐさま引き離そうと攻勢に出るも、ストラットはマークにあい封じ込められ、
ならばもう片方のFWであるランピオンを使ってはとなれば――。

ディアス「おりゃあっ!!」
ランピオン「ぐおっ!?(くそっ、チビの癖に高い!)」

昨日の試合同様、ディアスが守備に走りランピオンの思うようにはさせなかった。
とはいえ、ディアスが守備に回るという事は攻撃では使えないという事である。
アルゼンチンも何度か攻撃を繰り返すもののそこは守備に定評のあるイタリア、やはり堅牢。
こうして前半は1−1のまま推移し、ハーフタイムへと突入するのだった。

実況「イタリア対アルゼンチン、正に白熱した様相!
   ディアスくんがリフティングを始めた時はどうしようかと思いましたが、1−1と同点で前半を折り返します!」

観客「本当にあれはなんだったんだ?」「挑発してたんじゃないのか?」「だったら引っかかった方が馬鹿だぜ」
  「お前奪いに行けとか煽ってなかったっけ?」「煽ってねーよ!」「挑発されても足にひっかけたら駄目だろ……」

ディアス「(同点か、昨日よりはマシ……なんだがこのままじゃいけねぇな。 点をとらねぇと勝てないんだ……ん?)」
ジェンティーレ「………………」
ディアス「よーう、後半もフェアプレイでどうかよろしく頼むぜ。 この将来大金を生む足に傷つけられちゃたまんねぇからな〜」
ジェンティーレ「………………」
ディアス「ケッ、無視かよ。 このムッツリが(まあこんだけ言っておけば内心カッカしてるだろ)」

そして、それぞれがベンチに引き揚げていく中で……ディアスは再び目が合ったジェンティーレに対し、挑発紛いの言葉を投げかけた。
しかし、これにジェンティーレは一切答えず、踵を返してイタリアベンチへと戻っていく。
無視をするジェンティーレに対し、ディアスはそれでも多少は効果があるだろうと踏んでいた。

646 :森末(仮):2015/02/22(日) 02:05:06 ID:???
ジェンティーレのようなタイプは、ディアスも良く知っている。
彼は天才であるが故に敵が多い。自分こそが才能を持つ者、自分はディアスに勝っていると思っている者。
そういった者達は往々にしてプライドが高く、そしてディアス自身の才能と実力を見せれば見せる程に、
苛立ちと焦りと怒りを燃やし自滅をするという事を、彼は知っていたのだ。

故に、ディアスは考えていた。ジェンティーレはここからはまともなプレイが出来ないだろうと。
既に自分に対して怒りを心頭させている彼は、プレイに集中出来ないだろうと。

ジェンティーレ「………………」

しかし、ディアスは知らなかった。
ジェンティーレは傲慢であり、プライドの高すぎる男である。
だが、馬鹿ではなかった。自身のプライドも大事だが、それ以上に大切な事を理解してもいる男であった。

ジェンティーレ「(恐らく、奴は俺が既に正気を失いかけていると思っているだろう。 ならば……)おい、お前たち」
ゴルバテ「えっ、なんだジェンティーレ?」
ジェンティーレ「後半、ディアスが突っ込んできた時だが……」
トリノ「(ジェンティーレが提案なんて珍しいな……)」

彼はベンチに引きあげながら、自分以外の――普段は役立たずと呼んでいるDF達に声をかける。
腸が煮えくり返りそうな程のディアスへの怒りを抑え、自分より地位の低い者達ともコミュニケーションを取るのは――。
全て、勝つ為。

彼はプライドがただ高すぎる男なのではない。
勝利する事を義務付けられた――誇り高き、アズーリなのだ。

ヘルナンデス「(やれやれ、普段からそれくらいDFとも仲良くしてくれたら俺も楽が出来るんだがな)」

なお、この様子を見ていたヘルナンデスは彼らに聞こえないようにため息を吐いていた。

647 :森末(仮):2015/02/22(日) 02:06:57 ID:???
>>638 >>639
乙ありです。

本日は一旦ここで区切らせていただきます。NPCシーンが長くなりすみません。それでは。

648 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 08:56:55 ID:???
乙です!
原作の葵とのエピソードを思い出すなあ。

649 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 15:15:20 ID:???
ここの新田は板野に対して尊敬も野心も持っているから、そのうちテクモ版Vのように
「試してみたいんですよ。俺と板野さんとどちらが上なのか」
みたいな展開になりそうだ。

650 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 16:18:39 ID:???
今更だけど日向の立場ってどうなるんだろうか
WY編から復帰しても本編より弱体化はしてそうだし、
下手すりゃ大会終わって家に戻ると姿を消していた……なんてこともありそう

651 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 16:28:54 ID:???
日向の意識が戻ったら板野の事どう思うんだろ
似たスタイルで保護もしたし悪い印象はないだろうけど

652 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 16:40:23 ID:???
板野「日向ぁ、お前俺の弟になれ」

653 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 16:54:52 ID:???
しかしディアス小さいくせに競り合い高すぎよね、原作どおりなんだけど

654 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:06:48 ID:???
天才ですから

655 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 01:24:19 ID:???
天才がゆえに。
競り合いは体格は二の次。ポジションが取れればいいからね。


656 :森末(仮):2015/02/23(月) 01:56:16 ID:???
そしてしばしの休息を挟み、後半戦が始まる。
イタリアボールで開始された後半は、まずゲームメイカーのバンビーノが指揮するパスワークで遅攻を仕掛けた。
同点ではあるものの、まだ焦るような時間帯ではない。
ゆっくりとゲームを作り確実にしとめればいいという狙いがイタリアにはあった。

バンビーノ「(それにアルゼンチンは昨日の試合を見る限りパスワークをカットするのが少し苦手なようだからな。
       ここはこれで正解だ)」
ディアス「(そう来るか、まあ予想内だ)」

イタリアの狙い通り、アルゼンチンの守備陣はこのイタリアのパスワークに見事に翻弄された。
元々組織だったパスワークは世界的に見ても高水準なイタリアに対し、
アルゼンチンは個人技こそ巧みなものの組織的プレイは不得手。
上手くボールを奪い返せないというのも、当然だと言えた。

だが、パスを幾ら続けてもどこかでFWにラストパスを出さなければならない。
こうして中盤でパスをただ回しているだけでは、ここから勝ちこす事は出来ないのである。

バンビーノ「(俺にシュートが打てれば違うんだろうがな。 しかしどうしたものか。
       ストラットには相変わらずマークが張り付いているしランピオンもディアスが相手では厳しそうだが……)」

結果、イタリアは迷う事となる。
イタリアの得点源はランピオンとストラットの2人だが、片方には空中戦でもその強さを発揮するアルゼンチンのエースが張り付き、
もう片方には多重でマークをかけられている。
この状況では安易に放り込んだ所でいい結果に繋がるとは思えず、ボールをキープするバンビーノは判断に迷った。

657 :森末(仮):2015/02/23(月) 01:57:47 ID:???
ディアス「(よし、ここだみんな!)」
アルゼンチンメンバー「「「(わかった!)」」」

マイボールにし、アルゼンチンが為す術もない様を見せつけられた安心感から棒立ちをし思案するバンビーノ。
それが隙に繋がり――ディアスは見逃さず、一つの指示を飛ばすと……。
彼に向けて、パスワークが止まった所で一斉にアルゼンチン守備陣が襲いかかる。

ルジェリ「捕まえたぞ!」
パルス「パスで逃げさせなどしない!」
ブラウン「ここだぁっ!!」

バチィッ!

バンビーノ「なっ!?(しまった、油断した!?)」

バンビーノもイタリアの主力選手の1人に数えられる程の実力者には違いない。
しかし、油断をした上で多人数に襲撃されてボールをキープするだけの実力は、彼は持ち合わせていなかった。

実況「アルゼンチン、ようやくボールを確保! バンビーノくん、油断をしていたのか少しパスを出すのが遅れた!
   アルゼンチンが一斉にプレスをかけるとあっさりとボールを奪われてしまいましたァ!」

三杉「イタリアの中盤がウィークポイントだというのは本当のようだね」
中里「うむ。 あのバンビーノという男も相応の実力者のようでござるが、ストラットやランピオンに比較をすると見劣りをするな」
板野「(確か本編でもそこまで強くなかったもんな。 勿論、油断できない相手だけど……ストラット達に比べればやりやすそうだ)」

アルシオン「あれが今のイタリアの中盤の要ですか……」
ジョアン「うむ。 はっきり言って、イタリアの唯一の穴と言っていいな。
     お前が入る事で、その穴は埋まるどころか強力なストロングポイントになるがの」

658 :森末(仮):2015/02/23(月) 01:58:59 ID:???
こうしてボールを奪い返したアルゼンチンは、当然このボールをエースに渡した。
イタリアからボールを奪える機会はそう多くない。
確実なチャンスを確実に決めるには――どうしても絶対的なエースに頼るしか彼らに選択肢は無かったのだ。

ブラウン「頼む、ディアス!」
ディアス「頼まれたぁ!」

ダダダダダダダーッ!!

そして、頼られたエースは、ようやく到来したチャンスに歓喜しながら迷う事なくゴール前からドリブルを開始した。
彼にもわかっていた。どうやってもアルゼンチンが勝つには自分に頼るしか選択肢が無いという事に。

実況「ボールはディアスくんに渡ったーっ! ディアスくん、これを……そのまま持って上がる! 上がります!!
   パスは出さない! 出す素振りすら見せない! まさかまさか、自陣ゴール前から一気に攻め上がるつもりなのか!?」

ストラット「く、くそっ! ここで奪い返しさえすれば……」
ランピオン「アルゼンチンは穴だらけになる筈なんだ!」
ディアス「そいつぁ無理な相談だ! そらっ!」

ピョーンッ!

ストラット「ば、化け物め……!」
ディアス「(お前が言うなっての)」

当然、このゴール前からのドリブルという一見すれば無謀にしか思えない行動にイタリアは憤慨しディアスにプレスをかけた。
感情に任せた行動である。これは、結果的に失敗だった。
ストラットもランピオンもタックルは下手ではない――だが、一流レベルでも無い。
そんな彼らのタックルが、天才・ファン=ディアスに通用をする筈が無く、ディアスはあっさりとストラット達を飛び越えた。

659 :森末(仮):2015/02/23(月) 01:59:59 ID:???
ディアス「どんどんかかってきな! この俺を止められるもんならなぁ!!」
ヘルナンデス「挑発に乗るなよ、みんな! 下がれ、下がるんだ! PA内を固めろ!」

そして更に速度を上げ、中盤を越え、一気にイタリア陣内に入るディアス。
普通ならばプレスをかけて前目で止めようとするこの状況で、加えて言えばディアスも挑発めいた言葉を吐いている中。
それでもキャプテンのヘルナンデスは、作戦通りディアスから安易にボールを奪いに行く事を禁じ、
引いて守るよう指示を飛ばした。
中盤で、今すぐにディアスの元へと向かう事が出来るだろう選手に対してもである。

実況「イタリア、ここでプレスをかけない! 下がります、目一杯下がる!
   これは再びPA内を堅め、最終ラインで止めようという作戦でしょうか!?
   フィールドではディアスくんと並走するようにしてイタリア選手がPAへと戻るというなんとも珍しい光景が繰り広げられています!」

ディアス「どうしたどうした、そうやって引きこもるのがご自慢のカティナチオって奴なのか?
     そりゃそんだけ固めたら並の選手じゃゴールは割れないだろうな〜? いやー、たいしたもんだぜ」

観客「何やってんだイタリア、奪いに行けよ!」「また引きこもりか!」「ディアスにビビリ過ぎだろ!」

これに対してディアスは更に挑発を上乗せし、それに呼応するかのように観客席からは無責任な罵声が飛んだ。
彼らの目にはイタリアが必要以上にディアスを恐れ、臆病な戦いしか出来ていないように見えたからである。
しかしディアスからの挑発に、観客たちからの罵声。
これらを受けてもイタリアメンバーはそれでもPA内を固めた――かのように見えた。

ディアス「(さてさて、これだけ罵声が飛んでるんだ。 1点目の時と同じ……いや、それ以上かな? そうなればどうなるか)」
ヘルナンデス「気にするな、みんな! 絶対に飛び出すんじゃ……」

ジェンティーレ「ファン=ディアスゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!!」

ディアス「(釣れた〜っ!!)」

660 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:01:08 ID:???
ヘルナンデスが更に言い含め、絶対に飛び出さないようにと指示を出そうとした瞬間、フィールドに咆哮が響き渡った。
ある者はその声量に驚き、ある者はその形相に驚き――そしてある者は、その姿を見て笑みを浮かべる。
サルバトーレ=ジェンティーレ。
ディアスが挑発を繰り返すたびに再びその顔面を真っ赤に染め上げ、
やがて怒りの沸点が最高潮に達すると同時に彼はヘルナンデスの指示を無視して一気にディアスの元へと駆けて行った――。
そう見えた。

ズダダダダダダダダダダーッ!!

ストラット「ジェ、ジェンティーレ!?」
ランピオン「(なんて顔をしてやがんだ……ありゃ鬼だ)」
ヘルナンデス「……。 ジェンティーレ、戻れ!!」

このジェンティーレの暴走に、イタリアメンバーは一瞬呆気にとられた後、
すぐさま平静に返り彼を落ちつけようと声を張り上げた。
だが、ジェンティーレにその声が届く事はなく、彼は般若が如き形相でディアスへと迫る。
傍から見れば、どう考えても度重なる挑発と観客に対する恥辱に耐えきれなくなった彼の暴走でしかない。

ディアス「(こういうプライドの高そうな奴程、泥沼にハマるんだ。 やりやすくって敵わないぜ。
      よし、このままもう一度反則を"させて"やれば間違いなく退場だ)」

そして、ディアスは当然のようにジェンティーレを相手にマリーシアを繰り返す事を決断した。
必要以上に熱くなり、プレイに集中出来ないような相手はどれだけ実力があろうとディアスにとってカモでしかなかった。

ジェンティーレ「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

カモが怒声を張り上げながら突っ込んでくるのを見て、ディアスはほくそ笑む。

661 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:02:28 ID:???
2人が激突する刹那。

トリノ「! ジェンティーレ!!」
ジェンティーレ「!!」

ガキィイイイイイイイイイイイイイイイイインッ!!

イタリアDFの1人、トリノの声がジェンティーレの耳に届き、その数瞬後、ジェンティーレとディアス。
世界最高峰のドリブラーとDFの両者は、一対一でぶつかり合った。

ディアス「(うおっ! やっぱり重い、上に速い! だがそれだけやりやすい!)ぐわあああっ!!」

ガシャアアアアアアアアアアアッ!!

ジェンティーレの鋭いスライディングタックルは、やはり強烈だった。
速度、力、技術、全ての面においてディアスが今まで経験した事が無い程のやり難さである。
ディアスは殆ど故意ではなく、彼の力によって吹き飛ばされた。

ドタンッ!!

ディアス「ぐうっ……ぐ、ぐぅ……」
ジェンティーレ「………………」

そして、故意に――必要以上に痛がりながら、地面に倒れ込んだ。
2人が接触をした場所から大きく離れた場所で、足を抱えて。

662 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:04:22 ID:???
ピピィーッ!!

ディアス「(よし、これで楽出来るな)」

うつ伏せになりながら審判の笛を聞いて、ディアスはほっと安堵の溜息を吐いた。
2度の立て続けのファウル、しかも今度も相手は頭に血が上っておりとても偶然には見えない状況。
この状況でジェンティーレにカードが出されない筈が無いと、ディアスは考えていたのだ。

ざわ……! ざわ……!!

やがてディアスの耳に観客たちのざわめきが聞こえてきた。
動揺したかのようなその声は、恐らく予想外のジェンティーレの退場にうろたえるものなのだろうと考える。

アルゼンチンメンバー「あ……あああ!?」「ば、ばか、な……」「うそ、だろ……?」
ディアス「(ん?)」

そして、次に飛び込んできたアルゼンチンメンバーの声を聞いて――ディアスは疑問を抱いた。
彼らの声には悲壮な――それこそ、この世の終わりが来たかのような絶望感が漂っており、
とても敵の主力が退場した事を喜ぶものには聞こえなかったからである。

審判「……立ちなさい」
ディアス「え……?」

混乱するディアスの耳に最後に入ったのは、怒気を含んだ審判の声だった。
思わず咄嗟にディアスは顔を上げ……審判を見やる。
彼は一枚の札を持ち、ディアスに対して提示していた。

663 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:05:40 ID:???
ディアス「………………」
ジェンティーレ「(フン、子ザルが。 下手糞なマリーシアにこの俺が二度もかかると思ったのか?)」

何が起きたか理解出来なかったディアスは、不意に視線を横に向けジェンティーレを見やった。
そこには――危険なスライディングタックルではなく、立ちあがった姿勢のままボールを確保しているジェンティーレの姿がある。

ジェンティーレは決して頭に血が上り、平静を失ってディアスに突撃をした訳ではなかった。
彼はもう一度ディアスがマリーシアを仕掛けてくると考え、妙案を編み出していたのだ。
それは案というにはあまりにも滑稽で、案とすら言えない程の陳腐なもの。
『圧倒的な実力でどこからどう見ても文句の無いプレイでボールを奪い、ディアスが過剰に痛がっているのを露呈させる』
ただ、それだけだった。

無論、それが出来れば誰も苦労はしない。しないからこそ、ディアスに対して手を拱く者達ばかりだったのだ。
だが、ジェンティーレは違った。彼は世界最高峰のDFだった。
この大会、一対一の対決でディアスに一番勝つ可能性が高い選手はと問われれば、間違いなく彼が上がるだろう程に。
よって、彼はこの案を考えつくと同時に実行に移した。

まずジェンティーレはDF達に、自分は『あえて怒ったように見せかけ突撃するからフォローに来るな』と言い含めた。
これはDF達が影となってプレイが審判に見えなくなるのを恐れた事が1つ。
彼らも同時にディアスに向かえば、ディアスがこの演技を見抜いてしまうかもしれないと考えたのが1つだった。

次にジェンティーレは自分がディアスに接触する直前、審判のいる位置を知らせるようにともDF達に伝えておいた。
より正確に足がボールに行っている事を証明する為に審判の位置に気遣う。
それはディアスの突破をただ止めるだけではなく、マリーシアを発覚させる為には必要な情報だった。

最後にジェンティーレはスライディングに行くと見せかけ、直前で手でブレーキをかけてその反動で立ち上がり、
足の先だけでディアスの持つボールを抑えた。
その一連の動作は、口で説明するだけならば簡単であるが実際に行うのは難しい。
しかし、中学生離れしたパワーを持つジェンティーレの腕力ならば地面を叩いた反動で起き上がる事も、
また、足の先だけでディアスの持つボールを捉え吹き飛ばす事も十分可能だった。

664 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:06:42 ID:???
結果、ジェンティーレは作りだした。

どう見てもジェンティーレの足はボールに行っており、ディアスはその反動で吹き飛ばされた――。
否、わざと大仰に吹き飛ばされ、ジェンティーレに反則を"させよう"とした状況を露呈させる舞台を。

一対一の為に周囲には誰もいなかった。
よって彼らの攻防の一部始終はフィールドに立つ者――それだけではない、観客たちにすら筒抜けだった。
そして、この攻防を見た誰もが疑いようもない事実に気づいた。

『ディアスはわざと吹き飛ばされ、怪我をしたように振る舞った』と。

ディアス「………………」

それを理解した瞬間、ディアスは怒りの余りジェンティーレを睨みつけた。
罠にかけたつもりが、実際には罠にかけられていた。
これ程屈辱的な事を、ディアスは今までの人生の中で経験した事がなかった。

ディアス「(サルバトーレ=ジェンティーレ、か……)」

今日の試合、ファーストプレイで彼に止められた際、もっと早くに気づいておくべきだった。
彼は今まで自分が戦ってきた自称・天才を止められるDFとは全く違う男であるという事に。
本当に、天才を止められる力を持つ世界最高峰のDFであるという事に。
だが、どれだけ後悔をしても後の祭りだった。

ディアスに提示されたのはジェンティーレに提示された黄色の札ではない。
今ディアスが口の中の肉を噛み締め、悔しさを静かに発散させたときに生じた血の色と同様。
その札は真紅に染まっていたからである。

665 :森末(仮):2015/02/23(月) 02:08:04 ID:???
>>648
乙ありです。

一旦ここで区切らせていただきます。
続きは一応書きますが、眠くなったら寝ますので今日中に更新出来るかはちょっとわかりません。

666 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 02:19:37 ID:???
乙です。退場だゼェェェェェェェェェェット!

667 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 07:16:30 ID:???
乙です。ここから何失点してしまうのか…

668 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 08:05:35 ID:???
後半入っているから3-1、頑張って4-1といったところかな
5-1になって得失点差で強化されたイタリア相手に
引き分けは問答無用でゲームオーバーというのはさすがに無常だろう

669 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 08:20:37 ID:???
ストラットさんにはポストに当ててもらうことを期待しよう。
せめてイタリアと引き分けなら予選リーグ突破できるような得失点差になっといて欲しいな。

670 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 10:52:29 ID:???
4-1だと総得点すら並んでややこしいね。
くじ引きで進出チーム決定?
それなら5-1でいいかも。イタリアも大量得点狙うだろうし。

671 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 17:05:17 ID:???
これ構図的にはまんま本編の翼みたいな感じだな
しっくりくる演出だ

672 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:36:28 ID:???
実況「あ……ああああああああああああああああああっ!?
   これはレッド、レッドカードだァ!! ディアスくん、シミュレーションを取られました!
   しかしこれは誰の目にも明らか! ジェンティーレくんの足はボールに行っていたのは、この私の目からも見えました!
   もはや言い逃れ不能! 故意のダイビングとされ、反則を取られてしまいました!!
   しかし、しかし! あまりにもここでのレッドカードは大きいィイイイイイッ!!」

ピエール「違う……ここで驚くべきは、ディアスに対してレッドカードが出た事じゃない……!」

シュナイダー「幾ら奴が相手を陥れる事に注意を払い、そちらに視線が行っていたとはいえ……。
       それでも完璧にボールを奪い取る事など、容易な事ではない筈だ」

早田「あの野郎……相当やりやがるぜ」
松山「俺でも、零れ球にするが精一杯だったのに……」
三杉「(恐らくは早田のタックルよりも頭一つ抜けている……あれが……)」
中山「サルバトーレ=ジェンティーレ……(なんて奴だ……!)」

この時、観客席にいる実力者たちは目立つディアスの退場よりもその退場を誘った原因。
即ち、ジェンティーレに注目を集めていた。
ディアスの突破力の高さについては、既に周知の事実である。
誰もが彼こそが今大会最高のドリブラーであると考えていた。彼を止めるにはどうするべきか、シミュレートする者もいた。
だが、決定的な対抗策というものは中々思いつかない。
仮にストライカーならばマークをつけて無効化する事も出来る、パサーならばキープした所を奪いに行けばいい。
しかし、ドリブラーは純粋にタックルでボールを奪うしか手立ては無いのだ。

結局、多くの者は昨日日本が取った作戦のように二段構えで人数をかけて奪うか。
或いは今日のイタリアの如く最終ラインまで引きこもり多人数で待ち構えるかしかない。

にも関わらず一対一でディアスを止めてみせたジェンティーレ――その実力の高さは、一瞬にして彼らの脳裏に刻まれた。

673 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:37:40 ID:???
パスカル「ば、馬鹿な……ディアスが、ディアスが、どうして……!」

一方、動揺にジェンティーレの実力に驚きながらもそれ以上にディアスを心配する者達もいた。
パスカルらアルゼンチンの元主力メンバーである。

彼らは見ていた、審判からレッドカードを提示され、無表情でベンチに歩いて行くディアスの姿を。
それは彼らが願っていた姿からは程遠い――名誉を守る事も、誇りを守る事も敵わなかった英雄の姿。
ディアスの盟友であるパスカルは瞳に涙を浮かべ、ただただその背中を見送る事しか出来なかった。
この時彼が出来た事は、今すぐにでも控室に駆けだしてしまいそうになるその足を手で押さえつける事だけだった。

バティン「…………」

そして、バティンは茫然とした表情でフィールドを眺めていた。
スラム街で暮らしながらも真っ当に生まれ育った彼はダーティーなプレイを好まず、
ディアスが行ったマリーシアにも少なからず苛立ちを覚えた。
だが、それ以上にこの状況を作りだしてしまったのが自分自身であるという責任感も覚えていた。
二つの反する感情が混ざり合った彼の心中は、推して知るべしである。

ガルバン「ディアス……」

この中で唯一客観的に状況を見る事が出来たのは、ガルバンだった。
彼はディアスと不仲という訳ではないが、パスカル程には絆も深くなかった。
よってディアスに同情をしても、深く感傷的にはならなかった。
また、自分の不注意と考えの甘さによる負傷といえど、バティン程には責任感も感じていなかった。

ガルバン「あっ……! ま、まずい!」

その為に即座に気づく事が出来た。観客たちの大きな異変に。

674 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:39:45 ID:???
ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーー!!!!

板野「う、うわっ!? 物凄い声……こ、これって!?」
岬「(……まあそうなるだろうな。 因果応報だね)」

観客「てめぇ、何が天才だ!」「ただのペテン師じゃねぇか! この大法螺吹きめ!!」

ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーー!!!!

ナポレオン「これは酷いですね……勿論、あれだけの汚いプレイをしたディアスに非があるのはわかりきった事ですが」
ピエール「群集心理の恐ろしさだな……前評判通りディアスも天才的なプレイを見せつけていた。
     だが、結果が伴わずその挙句にあのプレイではな」

観客「昨日も日本が反則取られてたけど、それもてめぇのせいだろ!」「ふざけた事してるんじゃねぇ!!」

ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーー!!!!

響「こ、怖いぞ……なんでこんな事になってるんだ!?」
真「これもサッカーの本場ならでは、なのかな……熱狂的過ぎるファンは華美なプレイには惜しみない称賛を浴びせるけど、
  逆にそうでないものには罵声を浴びせるんだ……まだフィールドにお客さんが下りてない分、マシだよ」

観客「まったく、日本戦で褒めて損したぜ!!」「ちんたら歩くな! 走ってそのままアルゼンチンに戻って二度と来るなーっ!!」

天才ファン=ディアスという前評判。
見せるプレイは確かにすばらしいが、結果は伴わず昨日の試合は惨敗、今日の試合もここまでアルゼンチンの守勢。
そしてその果てに起こったマリーシアの発覚。
観客たちが怒りを噴出させるにはあまりにも条件が整いすぎていたと言っていいだろう。

一部、この観客たちのブーイングに驚き、或いは難色を示す者達もいたが……。
それでもディアスのやった事が褒められたものではない事もあって、彼を擁護する者は殆どいない。

675 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:41:20 ID:???
松山「(ディアス……)」

観客たちが罵声を浴びせる中で、本場のブーイングに日本メンバーが混乱する中、
松山だけはフィールドから姿を消そうとしていたディアスの背中をただ見つめ続けていた。

松山「………………」

ディアスは淡々と歩いていた。ブーイングを受けて驚くでもなく、悲しむでもなく、怒るでもなく。
ただただそれを受け入れて、しっかりとした足取りで歩いていた。
傲慢なのか、観客の声を気にしないタイプなのか、はたまた虚勢か。
ディアスの態度について松山は思案をしたが、やがて答えはそれらではないという事に気づいた。

松山「(勝てば官軍、負ければ賊軍……そういう事なんだな、ディアス。
    本当にお前は、言い訳でもなんでもなく……そう思っているんだ)」

ディアス「………………」

昨日の試合終了後、板野と共にディアスと問答をした松山。
彼はその時ディアスが言っていた言葉を、ある程度は汚いプレイを正当化する為の言い訳なのかもしれないと考えていた。
だが、違う。この時のディアスの姿を見て――松山はあれこそがディアスの本心なのだとようやく理解をした。

『勝てば官軍、負ければ賊軍』――それがディアスの哲学である。
この時の彼も、ただそれを実行していただけに過ぎない。
自分は負けた。ジェンティーレに負けた。ならば何を言っても無駄であるし、退場する運命ならばこの後どうする事も出来ない。
よって彼は素直に受け入れただけだった。己の完全なる敗北を。

676 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:42:31 ID:???
ディアス「………………申し訳ありませんでした」
バルバス「……控室に戻っていろ」

やがてベンチに引き揚げた彼は、監督のバルバスに頭を一つ下げた後、
やはり淡々と控室へと戻って行った。
戻る最中もブーイングは止まず、控室に入ってもその声は聞こえてきていたのだが、
ディアスの心中にはそれに対する哀しみや怒りといった感情は一切沸いてこない。

ディアス「サルバトーレ=ジェンティーレ、か……」

彼の心中にあったのはただ一つ――自身を完膚なきまでに叩きのめした男、ジェンティーレに対する復讐心である。
自身に敗北の味を教えた、イタリアに対する反骨心である。

彼は現実主義者であった。究極のリアリストであった。
既に起きてしまった事への後悔はしない、無駄な憎悪もしない。
どこで間違えたのか、何時からこうなったのか、こんな筈ではなかったと女々しく言い訳もしない。
パスカルら仲間がいてさえくれればなどという感情も、抱かない。

何故なら彼は天才だからである。
あるのはただ、勝利への執着。そして、孤高の天才としてのプライド。
負けてしまったら次に勝てばいい、プライドを傷つけられた代償は倍にして返す。
失墜するであろう名誉も、これから地元に戻って襲ってくるだろう罵声も、
いずれ自分ならばすぐに元通り――以上にまで回復させる自信もあった。
彼は自分を信じていた。誰よりも自分の力を信じていたのだ。

677 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:44:23 ID:???
世界デビューは失敗に終わった……だが、その先がまだ自分にはある。
すぐさま目標を切り替える事が出来るのは、彼の強靭なメンタリティ――リアリストとしての本質だろう。

ディアス「……はぁ」

イタリアへの復讐心を心に深く刻み込んだ後、ディアスはようやく大きなため息を吐いた。

ディアス「……すまんな、みんな。 ……俺のせいだ」

その気持ちにも一区切りがつけられた後、残った感情。
それは残ったチームメイトに対する、罪悪感。
チームを引っ張り、大会でも優勝を目指していた中で、
自身の失態のせいで2敗させてしまう――天才としては、あるまじき結果。

天才としての自覚が強い彼は誰のせいにするでもなく、自身のせいであると感じていた。
バティンがいなくともパスカルがいなくともガルバンがいなくとも、自分がいれば勝てると彼は本気で思っていた。
だというのに、その結果がこれである。面目が立たない、どころの話ではなかった。
故に、謝罪をする。誰も聞いていない、独り言での謝罪を。

ディアス「だけど俺は天才、ファン=ディアスだ……。
     次こそは勝たせてやる……勝ってみせる。 そして、今度は奴らを地に叩き落としてやる!!
     このまま、終わってたまるもんかよ……!!」

仲間の離脱、自身を止めてみせた実力者の出現、立て続けの敗戦。
それらを受けても、彼の心は折れない。

こうして終ぞ一勝ももぎ取れなかった世界最高峰の天才の世界デビューはフィールドではなく、
誰の目からも見つからない薄暗い控室の中でそっと幕を閉じたのだった。

※ディアスのイタリアへの感情が ディアス→(リベンジ)→イタリア になりました。

678 :森末(仮):2015/02/23(月) 23:46:05 ID:???
>>666-667
乙ありです。

一旦ここで区切らせていただきます。次くらいから判定が出来ると思いますのでもう少しだけお待ちください。

679 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:02:37 ID:???
これ若林とヘルナンデス将来的に弱体化しそうだな
ディアスにぼこられないからラストフォートなくなるし

680 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:09:04 ID:???
ディアスの方はどうなるかな
このままだとシュートは本編と比べて弱体化しそうだが

681 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:20:13 ID:???
ワールドユースのアルシオン並みに強化されると考えれば
サイクロンとネオサイクロンを怪我なしで打てるようになっていてもおかしくないな

682 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:43:08 ID:???
バティンがいれば役割分担できるから、サイクロンがなくてもチーム的には強化
にげるんだぁ…

683 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:49:40 ID:???
本編ディアスはアルシオンと同じ位強いと思うけどね
まわりがへぼいだけで

684 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:51:46 ID:???
攻撃も守備もサイクロンもカウンターシュートも全部ディアスの仕事
そりゃあ本編ディアスがパンクして破裂するのは当然ですよね

685 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:03:17 ID:???
チームメイト的にジノも若林もどのみちラストフォートは覚えそう。
ディアスは既に本編より基礎値が上がってるし
この悔しさをバネにして自力でサイクロン編み出しそう。

686 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:26:40 ID:???
ヘルナンデス「まったく……無茶な作戦だ。 作戦とすら呼べない」
ジェンティーレ「フン、上手くいったのだから構わんだろう」

ディアスが退場し、観客たちの騒ぎが徐々に収まりつつある中で、
ジェンティーレとヘルナンデスは2人話し合っていた。
薄々ジェンティーレの意図に気づいていたヘルナンデスは、彼が飛び出した瞬間にそれを演技であると見ぬき、
自身もやや演技がかった口調で彼を引き留めディアスに狙いを察知させない役割を担った。
だが、終わってみれば上手くいったからいいものの、やはりジェンティーレの策は策とも呼べない程無茶なものである。
流石に苦言を呈するのだが、ジェンティーレはどこ吹く風といった調子でニヒルな笑みを浮かべるだけだった。

ジェンティーレ「それにこれでこの試合は貰ったも同然だ。 違うか?」
ヘルナンデス「……まあいいだろう。 よし、ここからは一気に攻勢に出ろ。 ラインを上げて、前で止めるんだ。
       ディアスがいなくなった今、アルゼンチンにもはや驚異的な存在はいない」

ストラット「ん? ジェンティーレが前に上がってきたぞ? それにヘルナンデスのあのサインは……」
ランピオン「ガンガン得点を狙って行け、か……言われるまでもないな」
バンビーノ「ディアスがいないだけでなく、人数的にも相手は10人だ。 効率よくパスが回せそうだな」

和夫「やっと騒ぎも収まったか……はぁ、おっどろいたぜ」
若林「この程度、日常茶飯事……という訳ではないが、欧州では往々にしてある事だ」
岬「学生サッカーだけの日本だとあまりなじみがないかもしれないけどね」
沢田「こここ、こういうのはやっぱり怖いですよ。 そういう意味では日本の環境の方が僕にはあってるのかも」
板野「(いや、学生サッカーでもこれくらいのブーイングが生じる場合ってあるんだよね……。
    日向っていう日本サッカー界最強のヒールがいるチームとかさ)」
中西「まあそら置いといて、こらイタリアの勝ちは揺るがんやろな」
早田「だろうな。 アルゼンチンは10人になってディアスまで抜けたんだ……引き分けにすら持ちこむのは難しいだろうぜ」

687 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:27:47 ID:???
その後、試合が再開すると果たして日本の予想通りイタリアがアルゼンチンを圧倒した。
後半12分、ディアスの反則からのフリーキックを起点に、
イタリアがパスワークを中心に攻め立てランピオンが豪快にヘディングで決めて2−1。

後半19分、人数差で劣るアルゼンチンはパスとキープで逃げ回るだけで精いっぱいだったものの、
ラインを上げたイタリアDFに捕まりあっけなくボールを奪われ、
これをストラットがオーバーヘッドキックで決め3−1。

後半25分、一か八かで攻め込んだアルゼンチンFWが破れかぶれのロングシュートを放つも、
ヘルナンデスがあっさりとキャッチしロングカウンター。
ランピオンの落としたボールに1点目の再現の如くストラットがマグノスゾーンシュートを遠目から放ち4−1。
残酷なまでにチーム力の差を見せつけ、こうしてイタリアはアルゼンチンを相手に快勝をしたのだった。

ピッピッピィイイイイイイイイイイ!!

実況「試合終了〜! イタリアが4−1という大差でアルゼンチンを下しました!
   攻めては優秀なポストプレイヤー、ランピオンくんのアシストを受けてストライカーのストラットくんがハットトリック!
   守ってはジェンティーレくん、ヘルナンデスくんという鉄壁の守備陣が封殺!
   許した得点は僅かPKによる1点のみでした!
   攻守、共にタレントを擁するイタリアJrユース! 今大会優勝候補との前評判に違わぬ実力を見せつけた試合でした!!」

カルツ「うーん、穴と言えばしいて言うなら中盤くらいか。 そこは支配出来る自信はあるんだがなぁ」
マーガス「前線もウチが勝っている。 だが、守備が段違いだ。 バランスの良さならば恐らく今大会屈指だろうな」
シェスター「中盤を支配出来てもパワープレイをされたら一たまりも無さそうだもんな。
      もしもイタリアが上がってきたら、戦い方を考える必要がありそうだ」
シュナイダー「しかしタレントの多さならばニホンも負けたものではないぞ?」
カルツ「なるほどねぇ……こりゃ明日の試合は面白くなりそうだぜ」

688 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:28:49 ID:???
大会得点王ランキング

6ゴール シュナイダー
4ゴール ビクトリーノ
3ゴール 板野、ナポレオン、ストラット
2ゴール ディアス、マーガス
1ゴール 反町、ランピオン

大会アシスト王ランキング

3アシスト マーガス
2アシスト ピエール、ランピオン
1アシスト 松山、岬、三杉、沢田、バンビーノ

689 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:30:23 ID:???
実況「さぁ、試合が終わった今、キャプテンのヘルナンデスくんにインタビューが行われています」

ヘルナンデス「そうですね、結果としては4−1という大勝ですが……これは運良くディアスが退場してくれたおかげでもあると思います。
       むしろ彼がいない中で、3点しか加点出来なかったのは反省が必要な所かもしれませんね」

パスカル「ぐっ……くそっ……!!」
ガルバン「好き勝手言いやがって……!」

ヘルナンデス「今日は勝てましたが、ニホンもアルゼンチンを相手に4−1と同じスコアで勝利を収めています。
       そのニホンとの試合は、今からとても楽しみですね」

あくまでもにこやかに、嫌味なくヘルナンデスはインタビューに答えた。
イタリアの中でも特に優等生的であるとされる彼は、無闇にアルゼンチンのディアスを非難するような事は言わない。
だが、そのディアスがいなくなりさえすればこれくらいの結果は当然と言う態度は、
観客席にいるパスカル達の神経を逆なでする言葉だった。

パスカル「俺達が……俺達がいさえすれば……!!」
ガルバン「あんな馬鹿みたいなロングシュート、止めてやれるというのに!!」

彼らの力はディアスには遠く及ばない。しかし、彼の負担を軽減する事は出来る。
パスカルはディアスへのマークが集中した場合の敵避けに――ガルバンはディアスが守備に勤しまなくて済む程度の守備が出来たのだ。
本来のアルゼンチンは、ここまでディアスがいなくなった瞬間に崩壊するような軟弱なチームではない。
それをヘルナンデスが理解していた訳がないのだが、それでも彼らはヘルナンデスの言葉に恨みを抱かざるを得なかった。

690 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:31:43 ID:???
バティン「(俺のせいで、こんな事に……ああ、俺は……俺は、どうすればいいんだ……)」

そして、この2人の姿を見て頭を抱えたのはバティンだった。
自身が原因となり彼ら2人が出場出来なくなった挙句、全ての責任をディアスに押し付ける形となってしまったのだ。
本来は正義に燃える熱血漢である彼が、その事実に耐えきれる筈もない。
怒りを露にするパスカル達を見て、苦悩をするのも当然と言えた。

バティン「(きっとディアスは国に帰ってから批判を浴びるだろう。非難を浴びるだろう。
      その時、俺はなんて言ったらいいんだ……合わせられる顔があるのか……)」

予め言っておくと、ディアスはバティンの事を気にしてはいなかった。
否――少しは面倒な事を起こしやがってとは思ったかもしれないが、それでも既に割り切るだけの度量があった。
実際にバティンがこの後ディアスと顔を合わせても、多少冗談を含んだ恨み言を言われて綺麗さっぱり終われただろう。
だが、バティンにとってはそこまで簡単に思えなかった。
彼は責任感が強すぎたのである。

バティン「(もう……あいつに合わせる顔が無いなら……いっそ、どこか遠くへ……)」

結果、その強すぎる責任感は重荷となり、本来の彼ならば取らない選択を脳裏に描く事になった。
即ち、アルゼンチンから逃げる事。

バティン「(そうしよう……国に帰ったら、すぐにクラブチームと話し合って、そして……)」

その選択に逃げる楽さから、バティンはそれを選んでしまった。
罪を償うでもなく、謝罪するでもなく、逃げる。アルゼンチンから離れるのだと、決めてしまった。
この日から数か月後、バティンはその願いどおりアルゼンチンのクラブチームから欧州のクラブチームへの移籍が決定する。

罪を犯し、熱い心を失くし、勇気を忘れた男――マリオ=バティン。
彼が失った心を、忘れた魂を取り戻すのは、まだ当分先の話となる。

※パスカル・ガルバンのイタリアへの感情が パスカル・ガルバン→(恨み)→イタリア になりました。

691 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:32:55 ID:???
滝「お、終わったか……」
井沢「やっぱり予想通りイタリアの勝ちか。 しかも4−1の圧勝だぜ」
小池「ところで俺達とイタリアが得失点差で同じになったけど、これ明日引き分けたらどうなるんだ?」
三杉「大会の規定によるとPK戦になるようだね」
次藤「PKとなると運任せじゃからのう。 なるべく試合の中で決めたいとこタイ」

そして、全日本メンバーは試合が終わった余韻に浸りながらもこの試合の感想を互いに述べ合っていた。
予想をしていた通りだが、ディアスが退場をした後はイタリアが圧倒。
僅か20分足らずで3点を追加し、一気に得失点差で日本に並んだその実力は嘘ではない。

反町「特にあのストラットっていうFWはとんでもなかったな……」
政夫「それにランピオンって奴も相当だったぜ」
和夫「ああ、ありゃ俺達のデルタツインより上だったぜ」
若島津「あの程度の高さなら脅威にはならん。 俺が弾き返してやる」

特に今日の試合でハットトリックを達成したストラット、そしてポストプレイヤーのランピオンは両者共に注意が必要。
油断をすればいつ失点をしてもおかしくない程の火力の持ち主たちである。

中里「否、攻撃陣だけではござらん。 あの守備陣もまた脅威なり……」
中山「ああ、あのジェンティーレとかいう奴……あいつはあのディアスの突破を完全に阻んだんだ。
   恐らく、今大会でもNo.1のDFと言えるだろう(悔しい事にな……くっ、もっと力が欲しい!)」
岬「その後ろに控えるキャプテンのヘルナンデスも、相当の実力者らしいからね。
  今日の試合ではあまり出番が来ていなかったけど」

また、それ以上に脅威と言えるのは鉄壁の守備陣であった。
ディアスの突破を止めたジェンティーレの印象は彼らの心に深く刻まれており、
ヨーロッパNo.1キーパーと噂されるヘルナンデスも決して油断ならぬ相手である。

板野「(確かに……やっぱりイタリアは強い。 アルシオンがいなくても、攻守バランスが取れた凄いチームだ。
    改めてそれがよくわかったけど……ここは何か言っておこうか?)」

692 :森末(仮):2015/02/24(火) 01:34:44 ID:???
A.「明日の鍵はどちらが先取点を取るかだ。 先取点が全てを決める」 先を見据えてそうな事を言う
B.「ジェンティーレをどうかわすかだね。 明日は攻撃で工夫しないと」 ジェンティーレに要警戒だ
C.「PKを与えた時の様子から見て、ジェンティーレは熱くなりやすいみたいだね」 ジェンティーレの弱点を指摘する
D.「ストラットに打たせないようにするのが一番だな。 そこさえどうにかすれば失点の危険は半減する」 ストラット封じだ!
E.「なあ若林、お前じゃなくてあのヘルナンデスって奴がヨーロッパNo.1なのはなんで?」 若林に質問する
F.「俺達はディアスのいるアルゼンチンに4−1。イタリアは抜けたアルゼンチンに4−1だ」 内容の違いを指摘する
G.「(いや、別に何も言わなくていいかな)」 豪快にマグナムスルーだ!
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

693 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:35:33 ID:0WsfnvnQ


694 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:36:25 ID:UYOVNbkA
B

695 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:36:55 ID:8c5N8urQ
F

696 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:38:43 ID:???
先取点とられたら怖いよな

697 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:32:24 ID:???
>F.「俺達はディアスのいるアルゼンチンに4−1。イタリアは抜けたアルゼンチンに4−1だ」 内容の違いを指摘する
===============================================================================================================
ここで板野は同じスコアではあるものの内容が違うという旨を説明した。
日本はディアスを有するアルゼンチンを相手に4−1。
イタリアは――後半からとはいえ、ディアスのいなくなったアルゼンチンを相手に4−1。
得点数も失点数も同じではあるものの、どちらが価値あるものかは一目瞭然である。

松山「ああ、そうだ。 俺達はあのディアスのいるアルゼンチンを相手に勝ったんだ。
   尻込みをする必要なんて全くない」
山森「そうですね……でも、どうして内容に差異が出たんでしょうか? 単純に俺達が強いってだけではないと思いますが」
三杉「いい着眼点だね、山森。 勿論、これはチームの特色が出た形だよ」
山森「と言いますと……?」
三杉「まずイタリアは中盤の支配力が足りない。 ディアスが抜けるまでは、支配率では僕たちの方が高かった筈だ。
   そのイタリアの頼みの綱はランピオンを使ったパワープレイだが、これもディアスによって封じられた。
   だから最初の1点から加点をする事が出来なかったんだ」
松山「それにイタリアは守備が完全に最終ライン任せのようだからな。 言ってみれば、カウンター戦術に特化をしている。
   ディアスが攻め込んでからのカウンターならばそれも効果的だったんだろうが、
   あいつが守備に走っていた状況だと打つ手が無かったんだな」
次藤「なるほどのう。 なら明日はそこを突けば上手く戦えそうタイ」
板野「(わ、凄い。 みんな勝手に分析をしてくれてる……)」

698 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:33:51 ID:???
そしてこの板野の発言には多くの者達が同意を示し、更には戦術的な観点から内容を指摘する者もあらわれはじめた。
何かと議論が好きな者も多い全日本である。
すっかり彼らは理詰めでも自分たちはイタリアに劣っている訳ではないと感じ、下手に怖気づく事は無かった。

板野「(しかし、イタリアか……明日は本当に、俺次第になりそうだ……)」

昨日のアルゼンチン戦が背番号10と10の骨肉の争いならば、明日は自身が堅固な錠前をぶち破れるかの戦い。
議論する者達の声を聞きながら、板野は爽やかな笑顔で引き揚げていくイタリアメンバーをじっと見つめるのだった。

699 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:35:37 ID:???
その後、全日本メンバーはスタジアムから引き揚げ予定通り軽い調整の為にグラウンドに集合をした。
無理をせず、昨日の試合の疲れを解し明日の試合に備える文字通りの調整である。
監督たちからの厳命により過度の練習は禁止されていたのだが、人知れず猛特訓を己に課す者がいた。
新田である。

新田「(スピードを乗せたままのミドルシュート! 確かこうか……? いや、違う……)」

昨日板野から助言を受け、ビクトリーノの動きを注視した結果、その類稀な才能に気づいた新田。
自身と同じタイプながらも、その数歩先――数十歩先を歩くビクトリーノを見て、彼は奮起した。
年齢の差を言い訳にせず、自身の実力不足を嘆かず、一歩でも距離を縮める事を夢見て特訓をしたのである。

新田「(俺の日本の中での地位が低い事くらいはわかってる! 昨日も試合で全く結果を出せなかったんだ!
    このままじゃ駄目なのはわかってるんだ! だけど諦めたくない!!
    諦めてたまるか!! あいつに出来て、俺が出来ないなんて事があってたまるもんか!!)」

功名心の塊であり、栄光を手に掴みたいともがく新田は思考錯誤を繰り返す。
彼は打たれ弱い面もあるが、気分が上り調子の時は決してへこたれないメンタルの持ち主でもあった。
目の前で自分が手本とするべき選手を見た事で落ち込むよりも先に這い上がろうと思えたのは、
板野がまずは世界の選手を目指せと暗に今の自分は弱いと言ってくれたせいかもしれない。
彼は己の弱さを自覚していた。自覚した上で、這い上がろうとしていた。

新田「(よし……これで決める! このままボールを持ってダッシュして……)」

ズダダダダーッ!!

新田「ここだァッ!!」

シュパッ……ズバァァアアアアアアアアアアンッ!!

700 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:36:45 ID:???
そして彼は成果を上げた。
元々、才能はあるとされ――合宿で板野に付き合ってもらった結果、一歩ずつではあるが着実に成長を遂げてきた新田。
彼は僅か短時間での練習で自身が思い描いた、今日の試合で見た理想のシュート――ビクトリーノの持つ、
スピードをそのまま乗せたミドルシュートの開発に成功をしたのである。

新田「や、やった! 俺にも出来た!! 俺にも出来たぞぉ!!」

彼は誰も見ていないのをいい事に、大声を張り上げながら両手を上げて喜んだ。
無論、まだ足りない。
これでようやく新田はダイレクトだけでなくミドルでも一定の威力のシュートが打てるようになった、というだけである。
ビクトリーノのように華麗な突破も、スピードを生かした突破も出来ない。
守備に関しては、もっと出来ない。
出来る事は多少立花兄弟に劣るレベルのシュートを打てるようになった――ただそれだけである。

だが、それでも成果を出せた。たった1日で技を会得出来た。
ひとまず、それを喜んでも誰も新田を非難する事は無いだろう。

新田「よし、よし! これでまた一つ武器が出来たぞ!
   後は試合で決めるだけだ……そして、このシュートの名前を高らかに宣言するんだ!!」

まだ彼は這い上がっている最中である。
地位も、知名度も、実力も、全日本の中では決して高い方ではない。
しかし、着実に彼は這い上がっていた――少しずつではあるが地の底から大空へ羽ばたこうとしていた。

やがて爪を持つ隼が世界を相手にその力を遺憾なく発揮するのか、それとも空に憧れた地中の隼は這い上がる事が出来ないままなのか。
それはまだ、わからない。

701 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:37:50 ID:???
三杉「(隠れて練習していたようだが……ふむ、隼シュートの威力が向上したか?)」
見上「(やれやれ、まあ結果を残したというなら見過ごすか。
    改良されたらしい隼シュートもそれなりの武器にはなりそうだからな)」
板野「(おお、新田凄いや。 ビクトリーノを目指すよう言っておいて正解だったね。 隼シュートも中々の威力だ)」
松山「(隼シュートか……かなり威力が上がったようだな)」
若島津「(ふん、所詮は隼シュートだ。 二流、三流キーパーには通用するかもしれんが一流には到底通用せんだろうな)」
若林「(危うく失点しそうになったあのボレーと同程度の威力はありそうだな、あの隼シュートというのは)」

因みに隠れて練習をしていたつもりの新田だったが、彼の練習風景を見る者は見ていた。
そしてその見ていた者達全員は、彼が新シュートを開発したのではなく隼シュートの威力を底上げしたのだと判断していたという。
新田にとっての不幸は、本編でその名を知っている筈の板野までもがそれを隼シュートだと勘違いしていた事だろう。

新田「(……どうしよう、何か試合で決めても言うに言えないっていう嫌な予感がする)」

彼の予感が当たるかどうかも、まだわからない。

※新田がシュートフラグを回収し隼シュートではなく「ファルコンクロウ」を習得しました。

702 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:39:18 ID:???
こうして練習も終わり、一同は宿舎へと戻っていた。
明日のイタリア戦を控えていい意味での緊張感が一同には漂っており、
板野もそのピリピリとした空気を感じながらも夕食を終えて自室に戻ってきていた。

板野「ふぅ、明日に備えてゆっくり休むようにって監督は言ってたけど……まだ寝るには早い時間だよな。
   何かして暇でも潰そうか? 監督の所に行って明日の試合について話すのもいいかもしれないな」

A.このまま寝る
B.誰かの部屋に遊びに行く(更に分岐します)
C.見上の部屋に行く
D.その辺を散歩する

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

703 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 02:39:34 ID:0WsfnvnQ


704 :森末(仮):2015/02/24(火) 02:40:30 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは。

705 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 02:42:09 ID:8c5N8urQ
C

706 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 03:39:44 ID:???
スカイラブを攻撃に回すか守備に回すか
いっそのこと立花兄弟佐野次藤中西を全員起用するか
迷うなあ

707 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 08:13:49 ID:???
スカイラブ軍団とバーストマグナムを解禁したら、アルゼンチン戦のときと
全く違うということで意表を突けそう。

708 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 08:23:41 ID:???
守備と攻撃でスカイラブ軍団全員出せるの?バランスすごい悪そう
冒険するならFWかMFで三杉先発でいいんじゃないの

709 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 09:55:43 ID:???
攻守ともにスカイラブをつかうなら、あまる中山をMFにするしかない
後半は立花を一人のこしてポストプレイできるようにする

−J−F− J政夫 F和夫
−−H−− H板野
−−−−−
G−I−E G岬 I松山 E中山
−−−−−
D−B−C D早田 B次藤 C佐野
−−A−− A中西
−−@−− @若島津


710 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 12:36:59 ID:???
疑問だが佐野のスカイラブはクリアに使えるのか?
ハイボールをDFがカットは出来るの?
本編でもスカイラブを守りに使った事がないからその辺りがわからない

711 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 12:52:07 ID:???
できるんじゃね?でなきゃ三杉が佐野を使えなんて言わないだろうし

712 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 12:54:50 ID:???
クリアするときはスカイラブクリアを任意で発動できる
ただ今回は若島津のあびせ蹴りだけでなく佐野のスカイラブカット(任意で発動できる)で
DFまたはGKからランピオンへのロングフィードを止めるのも有りと三杉からアドバイスをもらっている

713 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 16:31:04 ID:???
イタリアの攻撃は書かれてる通りFW対策をして若干弱めのMFにしっかり勝つと八方塞り
イタリアはリードしてから堅くしてのカウンターが強いけど逆にリードされて手堅くされるのも弱点
そういう意味で先制点が重要だから三杉先発が冒険ではなく実際は無難になってると思う

714 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 16:36:44 ID:???
土台を2つも用意しなくてもGKに前に出てもらえば敵のポストプレイは対策できるはず。
GKの消耗が激しいから何度も使えないけどスカイラブツイン自体が何度も使えないから
そこには心配しなくても大丈夫。

715 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:07:38 ID:???
確定が板野松山中山GK(空手?)
火力を考えて立花と土台、スト様封じで早田も確定。これで8人
実質自由に決められそうなのは3人だね

716 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:11:37 ID:???
火力を考えるなら立花兄弟より一人で同等の火力が出て突破力も高い三杉の方がいいんじゃ?
確定なのは板野松山中山若島津土台佐野早田の7人でいいと思う

717 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:15:18 ID:???
三杉の心臓病が本編と同じスキルなら、自然回復がないだけじゃなく消費ガッツも1.5倍
シュート狙うのは厳しいかと思う

718 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:16:17 ID:???
一番攻撃力が高いのは三杉と立花兄弟出すので確実、なんだけど
三杉を下げて立花兄弟と土台も下げることになると交代枠が足りなくなる
立花兄弟と三杉はスタメン共存は難しいかも

交代枠3の試合であの火力で300消費X3はきつすぎる

719 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:17:48 ID:???
ジェンティーレのことを考えると三杉の突破力も武器にすることを考えないと
FW3枚にしてもシュートまで持っていけなかったら意味ないし、ついでに1対1もある

720 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:20:12 ID:???
土台を2つはスカイラブツインからのカウンターをケアするためだったけど
中里をSMFにして次藤が敵陣地にあがった時の穴をフォローさせれば土台は1人で済むか

721 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:22:22 ID:???
土台が2枚もあるとスト様に早田マークつけたらGKまで1対1行きやすい
佐野まで使うことを考えるとかなり隙が多い

722 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:24:37 ID:???
ノンスカイラブ最終ラインは引き上げて
−H−J− H板野 J新田
−−−−G G滝(沢田・小池)
−I−F− I松山 F岬
−−−−−
−−E−− E井沢(中山)
D−−−C D早田 C中山(中里)
−A−B− A次藤 B中西(佐野)
−−@−− @若島津
中盤が貧弱なら押し込む、サイド突破はガチっとブロック
火力は落ちるけど後半の修正は容易
フォーメーションは考え方でますよね

723 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:30:31 ID:???
三杉先発で4−4−2で前半中にとにかくリードを取って
後半はイタリアの弱点少ない攻撃パターンに手堅く対処でもいいんじゃない?

4−4−2
FW 板野 新田
MF 三杉 松山 岬 沢田(井沢)
DF 中山 早田 次藤 佐野
GK 若島津

724 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 17:32:11 ID:???
ジェンティーレのパスカットはどのくらいなんだろ
普通くらいなら三杉投入時に松山FWもありじゃね

725 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:11:42 ID:???
そういや松山にオーバーヘッドの新技があるんだったな
立花と三杉は前後半分けて使って放り込みは立花or松山、
PA付近から板野のバーストの2択で攻めるのは面白そう。
板野の最強技はボレーと誤認されてるから最初イタリアは混乱するだろうな

726 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:15:37 ID:???
イタリアのMFは比較的弱めといっても
こっちも松山外したら結構落ちるから危ういと思う

727 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:20:42 ID:???
724の言うとおり三杉がいる時に松山FWなら大丈夫じゃない?

728 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:23:06 ID:???
どうせなら必殺タックルのある松山がMFでFWが三杉の方がいいんじゃないの
30分だけなら持つ、今回ばかりは酷使も仕方ないと思う(単純に敵の守備が強いから)

729 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:28:00 ID:???
FW三杉ならこう?

−−−H− H板野
−J−−− J三杉
G−I−F G沢田 I松山 F岬
−−−−−
−−E−− E井沢
A−C−B A早田 C佐野 B中山
−−D−− D次藤
−−@−− @若島津

730 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:33:00 ID:???
三杉FWでもいいけどガッツの問題で2発ハイパーオーバーヘッド撃てるか怖い
&撃てても即交代なのが不安
三杉、松山両方の必殺シュートの値がわかればもう少し決めやすいんだが……

731 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:39:25 ID:???
三杉が66、松山がおそらく65

732 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:47:11 ID:???
三杉かな……
前半に出して立花ださなくてもいい点差までリードできれば言うことないが……

733 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 19:48:05 ID:???
FWは板野と立花兄弟で火力MAX、DFもストラットとランピオンをしっかり対策
MFは3人だが三杉だしてるから十二分に勝てる。これが(机上では)対イタリア最強フォーメーション!
………どうみても扱いづらい上級者向けですほんとうにありがとうございます

−J−F− J和夫 F政夫
−−H−− H板野
−G−I− G岬 I三杉
−−E−− E松山
−−−−−
−ACB− A早田 C佐野 B中山
−−D−− D次藤
−−@−− @若島津

734 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 22:45:33 ID:???
さ、サイドがら空きやんけ...

735 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 22:50:44 ID:???
いやあDFの仕事は基本FWの相手だけだからサイドは別にいいかなあってw
切り込み役のバンビーノもたぶん中央だし

736 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:04:57 ID:???
>C.見上の部屋に行く
=============================================================================
板野「そうだなぁ……やっぱりあらかじめ監督と話し合っておこう。
   別に監督の決定に不満がある訳じゃないけど、出来るだけ自分の意見も言っておきたいもんな」

考えた末に板野は明日のイタリア戦について見上と話し合う事にし、すぐさま見上の部屋へと向かった。
ノックをして中に入ると、見上もある程度は板野の来訪を予想していたのか顔色一つ変えずに椅子をすすめる。

見上「三杉から聞いているぞ、なんでもアルゼンチン戦の前にイタリア戦について話し合っていたそうだな」
板野「は、はい……」
見上「お前の情報網についてはハンブルグ戦の際にわかっているからとやかくは言わん。
   イタリアの強さについては恐らくわかっていたのだろうからな。
   だが、先を見据える事と目の前のものを無視する事は違うという事をよく覚えておけ」
板野「はい……(う、怒られちゃった……まぁ確かにその通りだよな……)」

板野が椅子に座った途端に見上は板野の態度について叱責をするのだが、
それでもアルゼンチン戦での大勝――得点源となった板野の事を評価もしているらしく、
しつこくそれについて言及する事は無かった。

見上「では本題に入るぞ。 お前が三杉と話し合ったように、私も三杉と対策について検討をした。
   その結果、得点源として板野。 ストラット対策に早田。 ランピオン対策に若島津の起用。 ここまでは決定済みだ。
   実力的にも、松山と中山、それに岬は外せんな」
板野「(うん……俺がいないと点を取るのに苦労しそうだし、早田も若島津も必要。 実力的に後の3人も当然か)
   ところで、若島津はGKなんですか? 浴びせ蹴りならDFとしても出れると思いますけど……」
見上「可能だろうが、奴はGKとして先発した方がより飛び出しの精度が上がるからな。
   確実性を取るならば奴はGKだ。 ……飛び出せない位置からポストプレイをされてはどうしようもないがな」
板野「(ああ、なるほど……スキル・飛び出しがあるんだっけ)」

737 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:05:57 ID:???
まず板野は見上の言う既に決定済みのメンバーについて理解を示したが、
唯一気になった点である若島津をDFとして使う案は無いのかと質問。
これには見上も悩ましい表情ながらも、GKとして使う方がメリットが大きいと返答をした。

見上「問題はここからだ。 お前も三杉の話を聞いて……そして今日の試合を見てわかっただろうが、
   イタリアを攻略する際に1番脅威となり得るのは守備だ。 あの守備陣をどう突き崩すか、それが鍵となる」
板野「ジェンティーレにヘルナンデス……どちらも世界レベルのDFとキーパーですもんね。
   (正直ジェンティーレってヘタレのイメージが強かったんだけど、実際に目の当りにすると違うよ……)」

やはり課題となるのはイタリアの守備をどうやって破るかである。
ヘルナンデスだけでも世界クラスのキーパーだが、この世界ではここにジェンティーレまで加わっている。
彼らの守るゴールは間違いなく今大会屈指――下手をすれば1点も取れないまま負けてしまう可能性もある。

見上「お前は攻撃に集中する必要がある。 よってFWだ。 問題は誰と組むかだ。
   私は立花達しか、お前に比肩する決定力を持つ者はいないだろうと思っている。 現時点ではな」
板野「スカイラブツインですね」
見上「そうだ。 これを使うとなれば当然次藤か中西を入れる必要が出てくるが……今回は攻撃を重視しておきたい。
   ならば多少のリスクは受け入れる覚悟で行かねばならん」

そして、これに対して見上が出した答えは立花兄弟と土台役の起用である。
枠を2枚使う立花兄弟に、土台役がオーバーラップをして後方に隙が出てしまうという欠点こそあるものの、
現時点の全日本で板野に次ぐ決定力がある選手といえば彼らしかいない。
サッカーとは点を取らなければ勝てないスポーツ。点を取る事だけを考えるならば、彼らを使わないという選択肢は無かった。

板野「(確かに、立花兄弟のスカイラブツインは強力だ。 2つ判定するから片方がヘタレてもなんとかなるってメリットもあるもんな。
    いや、その分ポスト率は高いんだけど……。 でもどうする? これでいいのかな?)」

738 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:07:01 ID:???
A.「そうですね。 俺も立花兄弟を使うのがいいと思います」
B.「新田はどうです? 今日の練習でも成果を出していましたし、やる気に満ちてそうです」
C.「来生を使いましょう。 組織だった守りをする連中には常識外れの選手が通用するかもしれません」
D.「反町にしましょうよ。 昨日の試合でゴールを上げた実績があります」
E.「明日はシュートチャンスに持ち込むのに苦労しそうですし、キープ力のある佐野を使いませんか?」
F.「三杉ってFW出来たりしませんか? 前半から使うのもいいかなと思いますけど」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

739 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:07:17 ID:0WsfnvnQ


740 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:07:40 ID:Dh3A5sxY
A

741 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:08:09 ID:mZjvrzxA


742 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:08:15 ID:EJBUxr8g
A

743 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:08:27 ID:8c5N8urQ
A

744 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:20:45 ID:???
>F.「三杉ってFW出来たりしませんか? 前半から使うのもいいかなと思いますけど」
======================================================================================
見上「……何?」

板野が思った事を口にした瞬間、見上はあっけに取られ……理解をする内に、眉間に皺を寄せ始めた。
その表情の変化に板野は内心恐れながらも、自らの意図を説明する。

板野「イ、イタリアの守備を切り崩すには相当な実力者が必要ですから……それなら三杉が1番適任かなと思って。
   ドリブルで守備陣を引っ掻き回せますし、パスも出来ます。 シュートも勿論……出来ますよね?」
見上「確かに可能だ、だが奴はその体もあって激しく消耗をするシュートの乱用は出来ん。
   打てたとしても2発が限度……ドリブルなどで切り込むならば1発打てれば精々だ」
板野「な、ならドリブルゴールを狙うとかもありだと思います……けど……」
見上「……不可能とは言わん。 だがジェンティーレが守るゴール前を突破出来るかどうかという問題もあるぞ」
板野「それを言うなら、誰と組む事になったってジェンティーレ達が脅威なのに変わりないです、よ?」
見上「………………」

見上としては既に立花兄弟を使う事は既定路線であり、今更変更する余地は無いと考えていた。
仮にここで板野が他の選手を提示していたならば、一蹴をしていただろう。
だが、三杉を先発させるというこの案のメリットについて、見上は改めてこの時考察をした。
無論デメリットもあるが、メリットもある。

板野の説明に加えて先取点を取る事さえ出来れば、
相手の攻撃陣を封じ込めるのはアルゼンチン戦の時に比較し楽な部類なのだから、
前半の内に三杉を使うのもありと言えばありと言えた。
しばし見上は瞳を閉じ、思案をするのだが……。

見上「………………」
板野「あの、か、監督……?」

745 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:21:59 ID:???
先着1名様で、

★後悔しないFW→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若林「待ってください監督! あの欧州No.1とか言ってるキーパーはこの俺がケチョンケチョンにします!」 若林乱入!?
ダイヤ・ハート→見上「いいだろう。明日は三杉を使う」
スペード・クラブ→見上「変更は無い。 FWはお前、政夫、和夫の3トップだ」

746 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:22:09 ID:???
★後悔しないFW→ スペード5

747 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:23:38 ID:???
JOKERまてまてwww

748 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:24:38 ID:???
JOKER出てたらカオス過ぎて笑えるなw

749 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:45:27 ID:???
>★後悔しないFW→ スペード5 ★
>見上「変更は無い。 FWはお前、政夫、和夫の3トップだ」
================================================================================
板野「え、えぇー……」
見上「ええー、じゃない! 年端の行かぬ子供でもあるまいし……」

結局、見上は脳内で思考を繰り返し予定通り立花兄弟の起用を決めた。
これに対して板野は情けない声を出して抗議にならぬ抗議をするのだが、見上はそれに呆れた様子を魅せるだけである。

見上「確かに三杉を起用するメリットも大きい。 だが、デメリットも大きい。
   奴は切り札だ。 無論、出すタイミングを誤り機を逃す馬鹿はせんが、三杉をベンチにおける意味は大きい。
   不利な戦局を打破出来る駒だからな」
板野「み、三杉を最初から使えば不利な戦局にすらならないんじゃ?」
見上「なったらどうする? お前と三杉が組んでも突き崩せなかったらどうするつもりだ?
   その際に立花を使えんような交代枠だったらどうだ? ……これらを考えても、立花兄弟を先発で使う」
板野「(駄目かぁ。 やっぱり全部が全部聞いてくれるわけじゃないんだな……)」

こうして見上は決定を下し、FWの3人が確定する。
MFも2人、DFも土台役を含めれば3人決まっており、残すは2人を誰にするかが焦点となる。

見上「早田がマーカーとなり、土台役が必須となれば3バックにする訳にはいかん。 フォーメーションは4−3−3になる」
板野「次藤か中西かが上がったらスカスカになっちゃいますもんね……」
見上「その上で残りを誰で埋めるかだが……何かこれは入れておいて欲しいというものはあるか?」
板野「そうですね……」

750 :森末(仮):2015/02/24(火) 23:46:37 ID:???
A.「佐野を守備的な位置で使いませんか? スカイラブでフィードを上げられる前にカット出来ます」
B.「滝をサイドハーフで使いましょう。 立花達がいるなら、センタリングを上げられる選手が欲しいです」
C.「井沢をDFで使うのはどうですか? 高さもあるし無難に守備をこなせる筈です」
D.「イタリアのパスワークを遮断する為にも中里をMFで使いたいです」
E.「三杉をMFで使いましょうよ。 3Mを中盤に並べましょう」
F.「そろそろ山森を使ってみるのはどうですか? ヘルナンデスからゴールを奪えるかもしれません」
G.「ストラットがマークを外した場合の保険に石崎を使うのはどうでしょうか?」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

751 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:46:54 ID:0WsfnvnQ


752 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 23:47:08 ID:8c5N8urQ
A

753 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 01:34:50 ID:???
土台は二人必要になるかもね。一人だと交代枠が足りなくなる。

754 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:45:52 ID:???
>A.「佐野を守備的な位置で使いませんか? スカイラブでフィードを上げられる前にカット出来ます」
================================================================================================
見上「うむ、それは私も考えていた事だ。 お前も同意見なら問題は無いな……佐野をDFに。
   佐野を使うならば、相性を考えても次藤を土台役に据えるとするか。
   残ったサイドハーフは……小池で問題ないだろう」

−J−F− J政夫 F和夫
−−H−− H板野
−−−−−
G−I−E G岬 I松山 E小池
−−−−−
CD−AB C早田 D佐野 A次藤 B中山
−−−−−
−−@−− @若島津

見上「これが明日のスターティングメンバーだ」
板野「(……なんだか本当に色々とおかしな事になってるメンバーだなぁ)」

改めて見上と決めたスタメン表を見る板野だが、そのメンバー構成に思わず苦笑いをする。
それなりに様にはなっているものの、色々と本編や原作に比較をしておかしな点もあるのだ。
これを見て微妙な気持ちにならない筈もない。

板野「(でも、これがこの全日本代表なんだよな……本編では殆ど出番の無かった佐野といい、
    そもそも存在すら忘れてた小池といい、なんか本当に変わっちゃったなぁ)」

しかし、この形が――この本編や原作の面影もないフォーメーション、メンバーこそが板野にとっての全日本なのである。
昨日の試合といい、翼も日向も……森崎すらいなくとも、結果は出せる。
一見すれば頼りなく思えるこのフォーメーションでもきっと勝つ事が出来る筈だと、板野はそう思った。

見上「話は以上だ。 部屋に戻れ」
板野「はい!(よし、頑張るぞ!)」

755 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:47:35 ID:???
こうしてキャプテンと監督の対話が終わり、夜が明ける。
8月25日、パルク・デ・フランススタジアムでは今日もまた熱い戦いが始まった。
まず第一試合のフランス対マレーシアは、フランスがマレーシアを攻めあぐね終盤まで点を奪えない展開が続く。
しかしマレーシアも守備は堅かったが攻撃はあまりにお粗末であり、こちらも点を取れない。
結局後半22分、ナポレオンのノートラップキャノンがようやくマレーシアゴールに突き刺さり、
1−0という辛勝でフランスが勝ち抜け決勝トーナメント進出を決めたのだった。

フランスサポーター「よーし、よくやったナポレオン!」「お前がフランスのストライカーだ!」「決勝トーナメントも頼むぞ!!」

ナポレオン「はい、頑張ります! これからも応援よろしくお願いします!」
アモロ「あわわわ、あわ、わわわわ……」
ピエール「(本当にどうしようかあれ……)」

756 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:48:48 ID:???
そして今、決勝トーナメント進出の椅子をかけ、全日本対イタリアの試合が始まろうとしていた。

見上「よし、みんな聞け。 今日のスターティングメンバーを発表する」

控室では日本のメンバー達は見上指揮下のもとミーティングを行っており、
丁度スターティングメンバーの発表がされていた。
昨日のアルゼンチン戦からはガラッと変わったメンバー構成に、一同は改めて全日本の層の厚さ(一部薄さ)を感じつつ、
出場機会を得れた者は笑顔を見せ、そうでなかった者は落胆をする。

反町「(うっ、スタメン落ち……折角ゴール上げたのにな……)」
沢田「(あわわ、やっぱり駄目だ……今日は小池さんかぁ……)」
井沢「(……中盤が3人だとボランチ寄りの俺は起用されにくいのかな)」
若林「(くそっ! 昨日は1失点だったというのに、駄目か! ……駄目か)」
佐野「(やった! やった! 出番だ!! この位置って事は、スカイラブを期待されてるんだな?)」
次藤「(ふぅ、今日はスタメンタイ……ばってん、この様子じゃと土台役がメインのようじゃがのう)」

見上「フォーメーションの意図について説明をするぞ。
   まずFW、ここは単純に火力だ。 板野、そして立花達のシュートでイタリアの牙城を突き崩す。 シンプルにそれだけだ。
   次藤、今日は積極的に機を見て上がれ。 佐野もついて回るんだ」
次藤「はい」
佐野「はい」

中山「……しかしDFが2人もオーバーラップをしてはカウンターを食らった場合目もあてられない事になりますが」
見上「カウンターの際、警戒をすべきはランピオンだ。 奴を使って落とすのがイタリアの主要な攻撃パターンだからな。
   そして、そこにも対策を取る。 早田」
早田「へい」
見上「お前の仕事はストラットのマークだ。 それだけでいい。 奴を封じ込める事だけに今日の試合は集中しろ」
早田「わかりました(マンマークなら俺の十八番よ。 今日はあのチョンマゲ頭に好き勝手させねぇぜ)」
見上「ストラットを封じる事によりカウンターの危険性は半減以下だ。
   数的不利から攻め込まれる事は多くなるかもしれんが、イタリアのMFに決定力は無い」

757 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:49:59 ID:???
DFの2人が積極的にオーバーラップをする事に対する不安を見上は取り除きつつ、
しかし今度はカウンターでは無い場合――中盤にいるランピオンに向けてのボールではなく、
ゴール前……ランピオンが直接狙ってくる場合やそこからのポストプレイについての対処について質問が上がる。

見上「カウンターでないのならば、佐野、お前と次藤のスカイラブを使え。 奴へのフィードは全てカットするつもりでいくんだ」
佐野「はい(ケケケ、今日はスカイラブでバンバンカットしてアピールしないとな)」
見上「それで駄目ならば若島津、お前の出番だぞ」
若島津「オス!(佐野などいなくとも全て俺が弾き返してやるのだがな……)」
見上「いいか、今日の試合――守りについては主要たる2名の対策をしっかり踏まえれば恐れる事は無い。
   だが攻撃はそうはいかん。 弱点など奴らには殆ど無いのだからな。
   よって手数で攻めるしかない。 松山、岬」
松山「はい」
岬「はい」
見上「お前たちも機を見て狙って行け。 奴らの牙城を崩すには、様々な攻撃を試すしかないんだ」
松山「わかりました(俺も積極的に狙っていくか……)」
岬「(僕のシュートで通じるかどうかはわからないけど、上手くこぼれ球に出来れば儲けものだな)」
見上「今日の試合も苦戦は必至だ。 貴様らならば絶対に勝てるなどと気楽な事も言わん。
   だが、ここで勝てぬようではお前たちはその程度だという事だ。 アルゼンチンに勝てたのはマグレ、と国内でも言われるだろう。
   そう言われたくないのなら……勝ってこい」

全日本メンバー「「「はい!!」」」

見上「よし、行ってこい!」

758 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:51:20 ID:???
ワーワー! ワーワー!!

実況「日本が決勝トーナメントを賭けて戦う相手、それは強豪イタリア。
   中でも昨日のアルゼンチン戦であの天才ファン=ディアスくんを止め、攻撃をシャットアウトしたDF。
   イタリアの超新星、サルバトーレ=ジェンティーレくんをどう崩すか。
   更にその背後を守るキャプテンのジノ=ヘルナンデスくんをどう攻略するかがこの試合の日本のポイントでしょう。
   一体日本はどのような対策を施すのか?」

そしてアナウンスと共に両チームの選手たちが入場をし、これを迎えるのは観客たちの歓声。
昨日の試合、一昨日の試合で両チームの実力の高さについては観客たちも既に察しがついており、
この試合は正に今大会でも屈指の好カードとして注目を集めていたのである。

観客「お、出てきた出てきた! ニホンの9番(板野)だ!」「今日もハットトリックするかな?」
  「いやぁ、イタリア相手にそれは分が悪いんじゃないか?」「ああ、逆にマークにあって無得点だと思うね俺は」
  「それよりイタリアの9番がハットトリックするんじゃないか?」「なんかニホンGK変わってるな」

ピエール「驚いた……ニホンはメンバーを殆ど変えてきたな」
ナポレオン「同じ顔のFWに、どんぐり目のMF……DFとGKも変わってますね」

響「がんばれがんばれニ〜ッポン! ニッポンチャチャチャ!!」
真「あれ……? 佐野くんがDF? え、佐野くんってFWじゃなかったっけ!?」

シュナイダー「FWはワカバヤシから点を奪ったあの双子を起用か。 しかし、土台になっていた選手がいないようだが……」
カルツ「あのでかいDFがそうなんじゃないか? 他に出来そうな奴もいないし」

森崎「……は? なんで佐野の奴がDFなんかやってるんだ? 監督ご乱心か?」
翼・高橋「「(あの23番(小池)って誰だろう?)」」

759 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:52:23 ID:???
両チーム共に注目を集めていたが、特に目を引いたのは全日本だろう。
何せ板野、松山、岬、中山、早田以外の選手は全て昨日の試合のスタメンからガラッと変わっているのだ。
多くの者は日本の選手層の厚さに驚き、また一部の者は意味不明な起用に混乱をするのだが、
フィールドで相対するイタリアJrユースの反応はそれらとは違った。

ヘルナンデス「(あのFWは……警戒が必要だな。 油断をしていたら失点をしてしまう……ん?)」
ジェンティーレ「ハーッハッハッハ! 見ろよみんな、愉快なサルマワシのサルが2人もいるぞ」
コンティ「え?」
ランピオン「(あちゃあ……またはじまっちゃったか、ジェンティーレの悪い癖)」

イタリアJrユースの面々はキャプテンのジノ=ヘルナンデスを筆頭に、
そのほとんどが温厚か常識人のどちらかである(ヘルナンデスは性的趣向が危ないが)。
だが、唯一……ジェンティーレだけが実に嫌味な性格をしていた。
何か過去に嫌な事でもあったのか、特にジャッポネーゼ……日本人に対しては毛嫌いに近い感情を持っており、
共に入場をする際にはこれ幸いとばかりに指を指して高笑いを始めたのである。

政夫「……あん?」
和夫「まさか、サルマワシのサルって……2人って……」
ジェンティーレ「おやおや? どうするみんな、このサルは人語を理解するみたいだぞ」
板野「(うわぁ、凄く嫌な奴! 凄く嫌な奴だぞジェンティーレ!!)」

そして、この時ジェンティーレに標的にされたのは立花兄弟であった。
ハンブルグ戦で見せた彼らのアクロバットサッカーを偵察に来ていた彼らは当然見ており、
その際ジェンティーレは彼らの動きを『サルマワシ』と断じて一笑に付していたのだ。
ある意味この試合に立花兄弟が出てきて、彼が立花兄弟を馬鹿にするもの必然だったと言えるだろう。

760 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:53:40 ID:???
しかし、当然ながらこれで憤慨をするのは立花兄弟である。
彼らは自分たちの猿顔を自覚しながらもそれを気にしていたし、馬鹿にされる事を非常に嫌っていた。
例え興奮すると猿語を話してしまう癖があったとしても、バナナが好物だったとしてもである。

政夫「てめぇ! 誰が猿だ、この野郎!!」
早田「ナメとんのか! いてこますぞワレェ!!」
次籐「いんやぎーん!えらかしてるのかんは!」

そして、怒っていたのは立花兄弟達だけではなかった。
全日本の血の気の多いメンバーは対戦相手にチームメイトが笑われるという事に激昂をし、
ジェンティーレに対して怒りを露にしていたのである。

板野「(くそっ! 俺もなんだかムカムカしてきた! 何か言ってやろうか!?)」

板野としても仲のいい立花達が馬鹿にされて腹立たしく思わない筈もなく、頬を膨らませながらジェンティーレを睨みつけるのだが……。

A.「うちの選手の事を笑うのはやめてもらおうか」 キャプテンらしく立花達を庇う
B.「こいつらは確かに猿だが……猿とハサミも使い様だよ?」クールに微笑む。
C.「ああ、ハンブルグ戦を見たのか。そりゃ抱腹絶倒になるよな、ハハハハハ!」友好を深める。
D.「なんでも良いから、さっさと試合を始めようぜ」こんな時はマグナムスルーだ。
E.「みんな、熱くなるな。 熱くなりすぎると誰かみたいにカード貰っちゃうからね」 挑発返しだ!
F.「ねえイタリアのキャプテン、見てないで止めてよ」 ヘルナンデスに助けを求める。
G.「ふふふ、笑っていられるのも今の内だぞ超新星。 その異名通り爆発させてやる」 右足を素振りしてみる。
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いて下さい

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

761 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 01:54:02 ID:WCgLPtKU
E

762 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 01:54:30 ID:???
E

763 :森末(仮):2015/02/25(水) 01:55:19 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

764 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 01:55:37 ID:6Sd+9C3o
E

765 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 02:42:14 ID:???
慈円手入「くっ…! 落ち着け! あんな安っぽい挑発に乗るな!うおおおおおっ!」

766 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 04:52:43 ID:???
乙です
原作ヘルナンデスもこの頃はとりあえず煽っとくスタイルだったな

767 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 06:58:21 ID:???
本編でも森崎にうまく返してた

768 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 07:09:59 ID:???
これで19人試合出場か。残り5人(滝来生山森石崎高杉)はフランス戦出れるといいけど。
あとこれ絶対あの人いるよね。

769 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 08:28:52 ID:???
マレーシアが妙に堅かったみたいだけどクスタいたのかしら

770 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 17:07:40 ID:???
山森はフランス戦に新田と一緒に出れるんじゃないかな
フランスはアルゼンチン以上にパスカット弱いし
買収審判相手だから接触プレイはなるべく避けたいし

キャプ翼で最強DFといえば、やっぱりクスタのイメージ強いなあ

771 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 18:40:55 ID:???
クスタにサビチェ、新田も微妙に成長フラグたってるし、
こりゃアルシオンとはWYイタリアじゃなくてカンピオーネで戦う流れかもしれないな…

後、ミサキーヌのマリーシアに期待しよう!

772 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 18:43:52 ID:???
クスタってクラブチームはブラジルでしたっけ?

773 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 18:57:53 ID:???
そうだね。

ちなみにウルグアイにも誰かいる。
ベルギーにラムカーネはいない模様。

774 :森崎名無しさん:2015/02/25(水) 19:07:54 ID:???
ウルグアイのルーベンは翼に負けて入れなかったから……
ルーベンもシニョーリもクラブチームはセリエAなんだよな……

775 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:05:08 ID:???
>E.「みんな、熱くなるな。 熱くなりすぎると誰かみたいにカード貰っちゃうからね」 挑発返しだ!
================================================================================================
ジェンティーレ「なにぃ……?」
板野「(あ、効いてる効いてる!)」

真正面から言い返すか、それとも立花兄弟達を庇うかと考えた板野だったが、
そういえば……と昨日の試合でジェンティーレが見せた失態、『カードを貰った事』を思いだしそれを口に出した。
元来挑発行為などはその純粋とも言える性格から苦手だった板野であるものの、
この時ばかりはジェンティーレに対する怒りからそれを行ったのである。

これを受けて、ジェンティーレはポカンとしたようにしばらく放心をしていたが、
板野の放った言葉の意味を理解すると同時に、少しずつ顔面を怒りで紅潮させてゆく。

中山「そうだな、俺達は下手に熱くなりすぎないようにしよう。 多少の熱さはいいプレイをする為に重要だが、
   それと同時に冷静さも無ければ選手としては二流以下だからな」
佐野「そうですね」
ジェンティーレ「きっ、貴様ら……!」

そして、更に板野の言葉に賛同をするようにして仲間たちがジェンティーレをこれ見よがしに見ながら追従すると、
いよいよジェンティーレの沸点はピークに達そうとしたのだが……。

ヘルナンデス「やめないか、ジェンティーレ。 審判がこちらを見ているぞ」
ジェンティーレ「……チッ!」

ここに来てようやくイタリアキャプテン、ヘルナンデスが動きジェンティーレが暴走をする直前に声をかけた。
彼の言うように審判は先ほどから言い合いをしているこちらをちらちら見ており、
もしもジェンティーレが暴れていれば何らかの処置――そうでなくとも心証は悪くなっていたに違いなく。
それをジェンティーレも理解しているのか、忌々しげに舌打ちをして引き下がるのだった。

776 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:06:27 ID:???
ヘルナンデス「すまなかったな、アレも悪い奴ではないんだが……」
和夫「あそこまで言われて悪い奴じゃねぇなんて言われても納得できねーよ!」
ヘルナンデス「重ね重ね申し訳ない」
松山「(これがイタリアのキャプテンか……対応的には紳士的だな。 もう少し、早めに止めて欲しかったけど)」

その後、ヘルナンデスは改めて日本メンバーに謝罪をする。
挑発に対して挑発を返した手前、板野としても少しばかり罪悪感はあったのだが、
先に挑発をしたのはジェンティーレである為に、あくまでもヘルナンデスは丁寧に頭を下げた。

立花兄弟達は未だにご立腹だったものの、別にヘルナンデス自体が悪い訳ではない為に多くの者は怒りを収め……。
しかし、止めるならもう少し早く止めて欲しかったとヘルナンデスの対処の遅さに内心文句をつける者もいるのだった。

ヘルナンデス「(ジェンティーレは少し傲慢なくらいがいいプレイが出来るからな……ニホンには悪いが、
        あれだけ言い散らかせば今日の調子はよくなるだろう。
        もっとも、言い返された事に対して機嫌を損ねているだろうからそこはフォローしておかないとな)」
板野「(ヘルナンデスって本編でも性癖以外はまともな奴だったもんな……助かった)」

無論、ヘルナンデスが多分に利己的な考えでジェンティーレをある程度放置していた事を、
彼らは知る由もない。

………
……


777 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:07:52 ID:???
森末「さぁ、本大会2戦目! イタリアJrユースとの闘いの時間がやってきたね!
   本編ではヘルナンデスしかおらず、蜂の巣にされる彼がどれだけシュートを止められるか……という、
   なんとも言えないチームになっていたけれど、この世界では誰かさんのせいで超強化。
   ジェンティーレ、ストラット、バンビーノ、ランピオンという攻守のタレントが勢ぞろいしている。
   当然強敵だけど……その中でも特に脅威となるのがジェンティーレ。 彼はこの段階で既に世界最高のDFだ。
   彼とヘルナンデスが守るゴールを如何にして割るか、それがこの試合の最大の鍵となるね!
   それじゃあ最後にフォーメーションの確認だ!」

イタリアJrユース 5−3−2

−−@−− @ヘルナンデス
−B−C− Bゴルバテ Cマリーニョ
A−E−D Aトリノ Eジェンティーレ Dバサレロ
−−−−−
G−I−F Gコンティ Iバンビーノ Fディモス
−−−−−
−H−−− Hストラット
−−−J− Jランピオン
−−−−−
−J−F− J政夫 800/800 F和夫 800/800
−−H−− H板野 930/930
−−−−−
G−I−E G岬 850/850 I松山 850/850 E小池 700/700
−−−−−
CD−AB C早田 800/800 D佐野 750/750 A次藤 800/800 B中山 850/850
−−−−−
−−@−− @若島津 850/850

全日本Jrユース 4−3−3

森末「板野の新しいシュートなら、きっとカティナチオも粉砕!玉砕!大喝采できる筈だ!
   スゴイぞーカッコいいぞーと言えるように頑張ろうね! グッドラック!!」

778 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:08:56 ID:???
ワーワー ワーワー

実況「さぁ、入場が終わり両チームのキャプテンがセンターサークルに入ります。
   審判のもと、これよりコイントスを行うもようです」

観客「どっちが勝つだろうな?」「流石にイタリアだろう、ニホンも強いけど流石に東洋の島国じゃな」
  「いや、案外大物くいがあるかもしれないぜ」「どっちにしたってフランスと当たるんだ。フランスに負ける運命さ」

やがて試合時間が近づくにつれて観客たちもこの試合の展望を予想し始めた。
どちらのチームも前評判は高く予想は困難を極めたが、大多数はイタリアが勝利を収めるだろうと考えた。
彼らも日本の強さというものを既に理解をしているが、それでも日本サッカーの歴史は浅い。
ポッと出の弱小国がアルゼンチンに大差をつけて勝ったからといって、続けてイタリアにも勝てるだろうとは思えなかったのだ。

観客「あのイタリアの守備陣を抜けるとは思えないしな」「なんせパーフェクトキーパーにイタリアの超新星がそろい踏みなんだからな」

その印象を決定づけたのは、やはりイタリアの守備力である。
昨日の試合でも見せたようにDFのジェンティーレの守備力については今大会でも随一。
ディアスの突破を完全に止めてみせた事から見ても、疑いようのない実力者である。
更には欧州No.1という異名を持つヘルナンデスがその背後に構えているのだから、
正にカティナチオの名に恥じない鉄壁の守備陣と言えるだろう。

真「うーん、やっぱり殆どの人はイタリア有利と見てるんだなぁ」
響「む〜! 日本だって強いのに、どうしてだ!?」
プロデューサー「カッカすると胃に悪いぜ」
真「やっぱりイタリアの守備を評価する声が多いみたいだね。
  実際、両チームともアルゼンチン戦のスコアは同じだけど……イタリアの失点はPKの1点だけだったんだ、無理もないよ」

これに憤慨をしたのは日本を応援するアイドル達の片割れ、我那覇響だったのだが……。
彼女よりもサッカー事情に詳しいと言える菊地真は響を宥めつつ、冷静に戦況を分析する。

779 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:10:02 ID:???
真「今日の試合は、やっぱり日本がどうやって攻めるか……イタリアからゴールを奪えるかだね。
  板野くん、それに立花くん達を使ってる事から見てもかなり攻撃に偏重してるようだけど」
プロデューサー「お前さんスポーツの事になると頭の回転早くなるねぇ」
真「へへっ、スポーツは大好きですからね!」
響「真、多分プロデューサー褒めてないと思うぞ……にしてもそっか、昨日も言ってたけど点を取れるかどうかなのか」

プロデューサーの言葉に何を勘違いしたか照れる真にツッコミを入れつつ、
響はフィールドの板野へと視線を向ける。

響「(大丈夫かな、板野くん……)」

点を取る事が問題となれば、その問題を解決するのはFWの仕事。
即ち、板野の役割である。
以前取材をした時より少しだけ……ほんのちょっぴりだけ板野の事を意識していた響は、
いつにも増して真剣な表情でゴクリと唾を飲み込み、緊張した面持ちで試合開始を待っていた。

780 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:11:40 ID:???
ヘルナンデス「今日の試合、君と戦うのを楽しみにしていたよ。 改めてよろしく頼む」
板野「こちらこそ(ヘルナンデス……さっきは助かったけど、これからこいつと戦うんだよな)」

そして、フィールドでは両チームのキャプテンが握手を交わしていた。
ヘルナンデスの言葉に偽りはない。
ハンブルグ戦、アルゼンチン戦と彼は日本の事を研究しており、その中でも特に板野に注目をしていた。
ゴールキーパーである彼が、今大会でも屈指の決定力を持つ板野に注目し、
どちらが上か雌雄を決するのを楽しみにしていたとしても何ら不思議ではないだろう。

逆に板野としては、内心強敵の出現に恐れ半分楽しさ半分という気持ちでいた。
彼は知識として知っている。ヘルナンデスが世界的なレベルのキーパーであるという事を。
更に今のイタリアにいるジェンティーレは、本編でも最強のDFとして現れた事を。
果たして自分が彼らに勝てるのか、不安になる気持ちがあって当然と言える。

板野「(いや、大丈夫……大丈夫だ。 俺にはバーストマグナムがある!
    多田野くんのお陰で覚えた新しいシュートがあるんだ! 負けるはずがないんだ!)」

だが、それでも彼は必死に自身を奮い立たせた。
新しい力を欲し、友からのアドバイスを受けて完成させた技があれば勝てると信じて。

ヘルナンデス「では審判、コイントスを(いい目だ……最初は弱弱しかったのが、次第に闘争心に燃えてきている。
       これは油断出来そうにないぞ)」
板野「(見てろヘルナンデス、お前とジェンティーレの守るゴールを俺が絶対に破ってやるぞ!!)」

ジノ=ヘルナンデスとサルバトーレ=ジェンティーレ、そして板野住明。
やがて遠くない未来再び対決をする世界を代表するストライカーと堅固な壁の、初めての対戦が始まろうとしていた。

781 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:12:42 ID:???
先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→全日本ボール
半→イタリアボール

>>766
乙ありです。

782 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:12:59 ID:???
★コイントス→ 2

783 :森末(仮):2015/02/26(木) 00:55:24 ID:???
>★コイントス→ 2 =全日本ボール★
============================================================================
実況「コイントスが終わり……どうやら日本がボールを持ったもよう!
   両チーム選手たちが散り、いよいよ予選リーグ最終試合!
   全日本対イタリアの試合が始まります!」

ピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ダムッ バシッ!

そして審判の笛が鳴り響き、全日本ボールで試合開始。
政夫から受け取ったボールを持ちながら、板野はゆっくりと視線を彷徨わせまずどう攻め込むか逡巡をする。
折角のマイボール、難しくとも出来る事ならばこの攻撃で1点をもぎ取り勢いに乗りたい。

板野「よし……まずはどうしようかな」

A.挨拶代りだ!ここから俺がロングシュートで行くぞ!(更に分岐)
B.俺のドリブルが守備の国イタリアに通じるか試してやる!
C.一旦後ろの松山に預けるぞ! 司令塔は松山なんだ!
D.右サイドの小池に任せてみよう! それでも小池ならなんとかしてくれる!
E.左サイドの岬に任せてみよう! 大したことあるからなんとかしてくれる!
F.和夫にボールを渡そう! 3トップなんだしFWで攻め込んだ方がいいと思う。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

784 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:56:07 ID:HNGI37Pg
D GO!

785 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:56:16 ID:GALvdegM
C

786 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:56:31 ID:P3TW2YyQ


787 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:56:57 ID:fgPFc1uc
E

788 :森末(仮):2015/02/26(木) 01:05:58 ID:???
>E.左サイドの岬に任せてみよう! 大したことあるからなんとかしてくれる!
=====================================================================================
板野「(そうだな……ここは……)岬、頼むよ!」
岬「任せて!」

考えた末、板野は左サイドの岬に渡し任せる事にした。
なんとなく右サイドの小池に渡すのが不安だったというのもある。
ともかく、ボールを持った岬はにこやかに板野に返答しながらサイドを駆け上がり始めた。

実況「日本、まずはこのボールを左サイドにはたき……これは岬くんがパスキャッチ!
   そしてそのまま上がります! 一昨日のアルゼンチン戦でも何度となく見せてきた岬くんのサイドアタックです!
   果たしてこれは通じるか!?」

岬「(いきなりボールを奪われるような失態は見せられないな、なんとか運ばないと)」
ストラット「俺が行く! フォローは頼むぞ!」
ランピオン「おう!」

先着2名様で、

★岬→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ストラット→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がドリブル突破に成功! そのまま左サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(政夫がフォロー、政夫とランピオンで競り合い、ランピオンがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「華麗なドリブル(+3)」

789 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:06:25 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( ハート9 )( 2 + 3 )=★

790 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:06:46 ID:???
★ストラット→タックル 57 ( スペード6 )( 4 + 2 )=★

791 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:07:26 ID:???
岬って案外たいしたことなくね?スト様の守備力を忘れちゃいかん

792 :森末(仮):2015/02/26(木) 01:19:00 ID:???
>★岬→ドリブル 58 ( ハート9 )( 2 + 3 )=63★
>★ストラット→タックル 57 ( スペード6 )( 4 + 2 )=63★
>=0→ボールはこぼれ球に。政夫とランピオンで競り合い
=============================================================================
岬太郎は優れたMFである。
フランス仕込みの繊細な技術は、本場フランスのキャプテンであるピエールに及ばずとも、相応のもの。
ドリブル、パス、シュートと一通りの攻撃能力は高水準で纏まっており、
守備に関してもパスカットが得意な事以外は特徴が無いが穴と言われる程に弱くは無かった。

ダカダカダカッ!!

ストラット「うおおおおおおっ!!」
岬「うっ!?(思った以上に鋭い!?)」

バチィッ! ポーンッ!!

だが、この時ばかりは相手が悪かったと言える。
岬の最大の特徴はその磨かれたテクニック――しかし、相手をしているストラットは板野を超える脚力の持ち主であった。
持ち前のテクニックを披露する前に素早く寄られたストラットの力任せのタックルを受けて岬はボールキープ出来ず、
ボールは零れ球となってしまう。

板野「ああっ!(くそう、ストラットめ! タックル恐怖症だった筈なのに!
   ……ああいや、バンビーノがいるしそもそも事件は起きてないんだっけ)」

この光景を見て思わず板野はストラットを忌々しげに見るのだが、当然ながらプレイは止まっていない。
浮き上がったボールにはフォローに回っていたランピオンが素早く確保しようと飛び上がるのだが、
近くにいた政夫もそれを見て跳躍をする。

793 :森末(仮):2015/02/26(木) 01:20:10 ID:???
バッ! バッ!!

ストラット「頼むランピオン!」
ランピオン「任せろ、ストラット!」
政夫「何が任せろだ! 空中戦は俺達の土俵なんだよ!」

先着2名様で、

★政夫→高いトラップ 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ランピオン→高いトラップ 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→政夫がトラップに成功! そのまま和夫と共に上がり始める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、和夫とバンビーノで競り合い、バンビーノがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

794 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:20:27 ID:???
★政夫→高いトラップ 58 ( クラブ3 )( 2 + 5 )=★

795 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:20:53 ID:???
★ランピオン→高いトラップ 60 ( スペード3 )( 1 + 2 )=★

796 :森末(仮):2015/02/26(木) 01:22:24 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

797 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:23:35 ID:???
乙です。でっかいランピオンが小さい政夫に競り負けちゃった

798 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 01:33:54 ID:???
ポジショニングの差かな

799 :299:2015/02/26(木) 04:13:06 ID:???
政夫とランピオンどうして差が付いたのか・・・慢心、環境の違い
慢心(ラ「こんなチビに負けるわけないだろ」)
環境(政夫:激しいレギュラー争い、ラ:不動のレギュラー)

800 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 18:38:22 ID:???
小池は何のフラグ持ってたっけ?
ここで成長できたら大きいが。

801 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 19:15:26 ID:???
小池は本編来生のあとをたどりそうでなんか怖い。
伸び悩みの恐怖

802 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 19:38:13 ID:???
小池のフラグはシュートとパスカットがある
シュートはまず無理、パスカットは素で55ぐらいだからいけなくはない

803 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 19:51:12 ID:???
MFなのにタックル守備力が軽すぎるのがきつい
攻撃、ゲームメイクで群を抜いてれば使われそうなんだが
現状ではそんな攻撃力は到底ないのじゃあ…

804 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 20:04:40 ID:???
このスレの固有キャラだしね。
大事にしたいし、活躍してほしい!
ただ層が厚いせいで中々難しいのが正直な所だね。

805 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 20:30:00 ID:???
まあおそらく中山岬が抜ける試合が最低一試合あるわけで
小池含め戦力の底上げを狙いたいな。

806 :森末(仮):2015/02/26(木) 23:25:05 ID:???
>★政夫→高いトラップ 58 ( クラブ3 )( 2 + 5 )=65★
>★ランピオン→高いトラップ 60 ( スペード3 )( 1 + 2 )=63★
>≧2→政夫がトラップに成功! そのまま和夫と共に上がり始める!
=================================================================================
ほぼ同時に跳躍をした両者――互いに空中戦を得意とする両者だが、ここで2人に認識の相違があった。
政夫は事前に見たアルゼンチン戦でランピオンの事を優秀なポストプレイヤーだと認め、
自身が全力で飛ばなければ完全にトラップをするのは困難であると判断をしていた。
逆にランピオンは政夫……立花兄弟達の実力の高さを認めてこそいたものの、
あくまでも彼らの跳躍力は『スカイラブ』を使ってのもの……単独でならばさしたる脅威に成りえないと判断をしたいたのだ。

バシィッ!!

ランピオン「なっ、なにィ!?」
政夫「へへん、どんなもんだい!」
ストラット「馬鹿な!? ランピオンが競り負けるなんて……」
板野「(やっぱり立花達のジャンプ力は凄いなぁ……)」

結果、ランピオンは遥か自分の頭上を行く政夫を見上げる事となる。
彼は知らなかったのである、立花兄弟がスカイラブを有効活用できるのは、
何より自身達の空中戦でのセンスが源となっている事を。

実況「早速中盤では鍔迫り合いが繰り広げられましたが……ここは全日本がキープ!
   政夫くん、上背では勝るランピオンくんを驚異的なジャンプ力で追い越しボールをトラップしました!」

政夫「よーし! このまま一気に行くぜ、和夫!」
和夫「おうっ!」

バシッ! ダダダダーッ!!

807 :森末(仮):2015/02/26(木) 23:26:06 ID:???
次藤「おっ、早速出番が来るかもしれんタイ。 わしも出るとするか」
佐野「そうですね」

ドタドタドタ

そして、ボールをキープした政夫はそのまま和夫とのパスワークで一気に中盤を突破しにかかった。
元来陽気な性格で、ランピオンに競り勝った事で気を良くした政夫が、
そのままイケイケムードになるというのも無理のない話である。
これを見て次藤は早速出番があるかもしれないと上がり始めるのだが……当然イタリアもそのまま立花達を放置する訳ではない。

ヘルナンデス「(ジェンティーレ……いや、ジェンティーレにはゴール前にいて貰わなければ困る!)
       バンビーノ、コンティ! 止めるんだ!
       俺達はアルゼンチンのようにそう簡単に翻弄される訳ではないと教えてやれ!」
バンビーノ「了解だ!」
コンティ「オッケー!!」

スタタタターッ!!

政夫「へっ、無駄無駄!」
和夫「このまま一気に先取点は貰うぜ!!」

808 :森末(仮):2015/02/26(木) 23:27:12 ID:???
先着3名様で、

★政夫→ジェミニアタック 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★和夫→ジェミニアタック 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が中盤を突破! ボールを一旦小池に預けるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、小池とディモスで競り合い、ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

>>797
乙ありです。

809 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:27:36 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 58 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )=★

810 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:27:36 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 58 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )=★

811 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:28:22 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( ハート7 )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 ( クラブ4 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=★

812 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:28:48 ID:???
★和夫→ジェミニアタック 58 ( ハート3 )( 3 + 4 )=★

813 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:31:24 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード8 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=★

814 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:31:47 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( ダイヤQ )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 ( ハート3 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=★

815 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:32:48 ID:???
そう簡単に翻弄しちゃったなwwwww

816 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:53:06 ID:???
でもイタリアのカットはなかなかに高いな

817 :森崎名無しさん:2015/02/26(木) 23:53:18 ID:???
せりあいなら板野使えば釣り出すことも出来るだろうが、ブロックに専念するようだと無理だろうな
せめて先取点取るまでは人数補正は+1の範囲に抑えたい

818 :森末(仮):2015/02/27(金) 00:19:31 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 58 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )=69★
>★和夫→ジェミニアタック 58 ( ハート3 )( 3 + 4 )=65★
>★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード8 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=65
> コンティ→パスカット 56 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=61★
>≧2→立花兄弟が中盤を突破! ボールを一旦小池に預けるぞ!
=================================================================================
ヘルナンデスの言った通り、イタリアの中盤はアルゼンチンのそれと違い組織的なプレイにも容易に対処が可能である。
少なくとも、安易に翻弄される程に軟弱なものではなかった。

ダダダーッ! バシィンッ! ポーンッ! スタタタターッ!!

バンビーノ「なっ、なに……!?」
コンティ「は、はやい!?」

しかし、同じく立花兄弟のパスワークも容易に取れる程のものではなかった。
空中戦以外は禄に何も出来ないと思われる事も多い彼らだが、
ドリブル・パスとボール運びもそれなりにこなせるだけの技量は持っていたのである。

和夫「(見てやがれジェンティーレ!!)」
政夫「(お前にぐうの音も言わせない程のゴールを決めてやる!!)」

何よりもこの時、突破に成功をしたのは彼らの心中に強い復讐心があった事が1番の原因だろう。
試合前に行われた挑発行為は彼らの決してゆとりのあるとは言えない心に火を点け、
同時に闘争心を燃やす結果となってしまったのである。

実況「あーっと、早い早い!! 立花兄弟、あっという間に中盤を突破してしまったー!!
   これは凄い! いきなり全日本の先取点なるかーっ!?」

観客「おいおい、またニホンが有利な展開だぜ」「まだ始まったばかりだろ、イタリアも対処出来てないんだ」
  「メンバーが殆ど違うみたいだもんな」「でもこれでシュートチャンスじゃないのか、ニホンは?」

819 :森末(仮) :2015/02/27(金) 00:20:51 ID:???
政夫「よし、そろそろいいな……小池! ハイボールだ!」
小池「あいよ〜!」

そして中盤を完全に突破した立花兄弟は、即座にボールを右サイドの小池へと渡した。
当然スカイラブツインを打つ為である。
彼らは次藤が上がってきている事を確認した上で、センタリングを上げてもらうようにボールを一旦手放したのだ。
小池もこれを持ってすぐさまリターンをしようとするが……。

ヘルナンデス「(それは予測済みだ!)バサレロ!」
バサレロ「おう!」
小池「んが?」

既にハンブルグ戦を偵察し、立花兄弟のスカイラブツインを見ていたイタリアもこれには対処法を考えていた。

松山「(やはり俺達の事を相手も研究してきているか……!)」
板野「(ああっ! やっぱり……!)」

それはかつてふらのが花輪中学と対戦した時にも考案した対処法。
即ち、センタリングを上げられる前に止める――という単純ではあるがそれゆえに効果的な方法であった。

820 :森末(仮):2015/02/27(金) 00:22:10 ID:???
先着2名様で、

★小池→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バサレロ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小池がドリブル突破! 立花兄弟にセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、全日本スローイン、ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
小池:ダイヤで「ヒールリフト(+4)」、ハートで「やや華麗なドリブル(+2)」

821 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:22:25 ID:???
★小池→ドリブル 56 ( クラブ4 )( 5 + 3 )=★

822 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:22:26 ID:???
★小池→ドリブル 56 ( クラブ3 )( 5 + 6 )=★

823 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:23:40 ID:???
★バサレロ→タックル 56 ( スペード4 )( 5 + 5 )=★

824 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:23:47 ID:???
★バサレロ→タックル 56 ( ハート6 )( 6 + 3 )=★

825 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:27:16 ID:???
政夫は覚醒しないんですか?

826 :森末(仮):2015/02/27(金) 00:27:56 ID:???
>>825
失礼しました、記述忘れですね。覚醒してパスフラグを取得してます。

827 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:43:20 ID:???
さすがにイタリアは全体の守備力が高いな

828 :森末(仮):2015/02/27(金) 00:44:28 ID:???
>★小池→ドリブル 56 ( クラブ4 )( 5 + 3 )=64★
>★バサレロ→タックル 56 ( スペード4 )( 5 + 5 )=66★
>≦−2→イタリアボールに。
===================================================================
バサレロ「もらったァ!」
小池「どぶるひゃあっ!?」

パシッ!

政夫「ああっ、何やってんだよ〜!」
和夫「折角いい流れだったってのによ〜!」
小池「や、やかましい! 東邦学園キャプテンも木から落ちるという名言を知らんのか!」

そして、ヘルナンデスの目論見通り立花兄弟封じは成功した。
予期せぬタイミングで詰められた小池はバサレロをかわす事が出来ず、ボールを奪われてしまったのである。
これにはシュートが打てると勇んでいた立花達も思わず文句を言うのだが、
小池のキープ術も決して悪くは無かったのだ。
ここは上手く詰め、ヘルナンデスの指示通りに動いたバサレロを褒めるべき場面だろう。

実況「あーっと、駄目です! 小池くん、キープ出来ない! ボールはイタリアDF、バサレロくんが奪いました!!
   そしてバサレロくん、このボールを……一気に前線に向けて蹴り込んだァ!!」

バサレロ「頼んだ、ランピオン!」

バコォンッ!!

829 :森末(仮):2015/02/27(金) 00:45:28 ID:???
板野「(細かく刻まずクリアーか……やっぱりそう来るよな。
    クリアーボールは中盤のランピオンの方に向かってるけど……。
    上がってた次藤と佐野の位置ならあれをカット出来るか? どうしよう?)」

A.よし、ここでスカイラブカットだ! カウンターを封じるぞ!
B.いや、体力が心配だ。 スカイラブはさせないでおこう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

830 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:45:50 ID:zByz73S2
A

831 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:47:35 ID:1mWrCQTM
A

832 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 00:48:12 ID:???
クロスカウンターだ!

833 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:03:37 ID:???
>A.よし、ここでスカイラブカットだ! カウンターを封じるぞ!
=======================================================================
板野「(いや、躊躇する必要は無い! 頼むよ、次藤! 佐野!)」
次藤「(おっ、あのサインは……)よっしゃ、いっちょやるタイ、佐野!」
佐野「そうですね!」

体力を消耗している終盤戦ならまだしも、まだ試合が始まって数分しか経っていない段階である。
躊躇する必要性は皆無であると断じた板野は次藤たちにスカイラブに行くようサインを送ると、
次藤はにやりと不敵に笑いながら地面に寝そべり、足を掲げる。
多くの者達は空高く浮かび上がったボールに注視をしていた為にその何とも奇妙な光景を見る事は無かった。
だが、一部――気づいた者達は一斉に声を上げた。

シュナイダー「あの体勢は……!」
マーガス「どうしたんだシュナイダー? ……ん? は!? なんだあのデブ!? 何寝転がってやがるんだ!?」
カルツ「おいおい、確かにあのデカいのが土台やるかもしれねぇとは思ったけどよ……」

ディアス「へぇ……まぁ空を飛べるんなら攻撃だけじゃなく守備にも生かそうとは思うわな」

ナポレオン「キャプテン、あれは一体なんのつもりなのでしょうか?」
ピエール「……わからん。 転倒をした、ようには見えんが……」

森崎「……おい、もしかして佐野がDFやってるのってよ」
ニネー「んー、多分あなたの思っている通りでしょうね(これは予想外。佐野くんもここではちゃんと成長してたのね)」
高橋「(そういえばそんな設定もあったなぁ……)」

834 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:04:43 ID:???
そしてボールが緩やかに落下を始めると同時に、彼らの驚きは一気に拡大をする。
フィールドにいる者、観客席にいる者。
全てを飲みこむ驚愕の技がついに披露されたのだ。

ランピオン「オーライオーライ(よし、あの高さなら……)」

ガッシィイイイイイイイイイイイイイン! バァァアアアアアアアアアアンッ!!

ランピオン「へ?」
佐野「ケケケ、ボールもーらいっと!」
ランピオン「はあああああああああああああっ!?」

前代未聞、空前絶後の……ある意味とんでもサッカーの頂点にある技。
スカイラブハリケーンが。

先着2名様で、

★バサレロ→パス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→スカイラブカット 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→バサレロのフィードがランピオンに届いた。ランピオン、簡単にトラップ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ストラットがフォロー、バンビーノと松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

835 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:06:03 ID:???
★バサレロ→パス 55 ( ダイヤ3 )( 6 + 2 )=★

836 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:06:12 ID:???
★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブJ )( 3 + 1 )=★

837 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:06:25 ID:???
★佐野→スカイラブカット 61 ( ダイヤK )( 2 + 2 )=★

838 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:10:42 ID:???
ギリギリか...怖い怖い

839 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:20:21 ID:???
佐野はドリブルとパスカット上げれば充分WY編でも使えそうだな

840 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:21:55 ID:???
ダイスで負けても止められるのはありがたい
この後は佐野がキープしてスカイラブにつなげるか、ポストプレイからのBマグナムの二択かな

841 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:45:02 ID:???
>★バサレロ→パス 55 ( ダイヤ3 )( 6 + 2 )=63★
>★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブJ )( 3 + 1 )=65★
>≦−2→全日本ボールに。
====================================================================================
バサレロのロングボールは、決して悪くなかった。
完璧と言う程ではなかったが、それでも普通ならば取れない程高く飛んでいた。
それでいて、しっかりとランピオンがトラップ出来る程の位置に届こうとしていた。
だが、普通ではない選手が多くいる全日本の中でも、特に普通でない技を編み出したのが立花兄弟である。

両足を合体させ、その脚力を2倍にする事で通常よりも数段高く空を飛ぶ技――スカイラブハリケーン。
立花兄弟の代名詞的な技であるこれを、短い合宿の間で会得していたのが佐野満だ。
彼は己の平凡さ……ボールキープ以外はこれといって特徴の無い事を欠点だと思い、
ならばと一か八か大技を編み出すしかないと考えていた。
しかし、1から技を開発するのは難しく――そこで思いついたのがスカイラブハリケーンを自分も使えるようにする事である。

丁度よく彼の先輩であり慕っている次藤もスカイラブの土台役になろうとしていた為、
正に一石二鳥とばかりに彼は練習を繰り返した。
その甲斐もあってか彼は立花兄弟達とそん色ない程までに、スカイラブハリケーンを使いこなせるまでになったのだ。

佐野「(でも俺のジャンプ力や決定力じゃゴールを狙うのなんて無理だからな。
    なら、違う方法でこれを活用するに限るってね!)」

そして彼は己に出来る事と出来ない事をよく理解し、応用を利かせた。
会得したとはいえそれ程高度も出ず、
ヘディングも得意ではない自分がこれでシュートを狙うというのは無理な話であると諦め、
守備に転用する事を考えたのである。
ブロック、クリアー共に苦手な佐野だが、そんな彼はその身軽さもあってかパスカットだけはFWの中でも巧い部類に入る。

842 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:46:14 ID:???
佐野「(体力の続く限り飛んで、ロングボールは全部カットしてやる! それが俺の生き残れる道だ!)ケケケーッ!!」

バシィッ!!

ランピオン「ば、馬鹿な……色んな意味で……馬鹿な!?」

自分が代表で生き残る為にもと、勢いよく飛んだ佐野はあっさりとパスをカットした。
調子に乗って空中で前転をし、華麗に着地を決める余裕がある程にである。
そして、地面に着地した瞬間――。

ドッ! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「わはははは! すげぇ、すげぇ技が出たぞ!!」「なんだあれ!? サーカス団が来たのか!?」
  「すっげぇ飛んでたな!」「うん、すげぇ飛んでたし、色々と凄かった!色々と!」「いいぞー、もっとやれー!!」

佐野「(うぐっ……まあ、そういう反応が来るよな。 わかってたけどさ)」

フィールドにはこの大技を見た観客たちの大歓声――もとい、大爆笑がこだまし、
佐野は少しだけ恥ずかしそうに頬を赤らめるのだった。

政夫「あれ? なんで観客は笑ってんだ?」
和夫「佐野がまだまだ高度出せてないからだろ。 まったく、本家としちゃ恥ずかしいったらないぜ」

因みに立花兄弟は、何故彼が笑われているのか全く見当がついていなかったという。

843 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:47:21 ID:???
実況「こ、これは……スカイラブハリケーン! なんと佐野くん、スカイラブハリケーンでボールをカットした〜!!
   本来は立花兄弟の技の筈のスカイラブハリケーンを、完璧に使いこなしています!
   流石は中学サッカー大会でも活躍を見せ、
   その小柄さと身軽さを生かした抜群のボールキープで軽業師との異名を取った佐野くんです!
   日本、カウンターを見事に阻んだ〜っ!!」

響「ぬっひゃあ!? さ、佐野くんがスカイラブハリケーン!? なんで!?」
真「なんでって聞かれても僕だってわかんないよ! た、多分合宿中に練習したんじゃないかなぁ?
  っていうか、僕としては次藤くんが土台になった方が驚きだよ」

シェスター「ニンジャだ!」
カルツ「ぬ? ニ、ニンジャ?」
シェスター「ニンジャだ! 間違いない、あれはニンジャだ! ムササビのジュツだ!!」
シュナイダー「……ニンジャかどうかはともかく、あれは厄介だな。 下手をするとマーガスが使い物にならなくなるぞ」
マーガス「競り合い勝負なら負ける気はせんが、そもそも競り合いにすらならんのでは話にならん……」

ジェンティーレ「お、おのれ……何をやってる! あんなクソガキにいいようにされよって!!」
ヘルナンデス「(これは驚いた……そうか、空を飛べるならああいうボールの防ぎ方も出来るという事か。
        しかし、困ったなこれは。 些か攻めるのに苦労しそうだが……今はそれよりも)
       みんな、落ち着け! どんな技だろうと、単にパスをカットされた! それだけだ! 不用意に不安がるな!
       さぁ、もう一度しっかりと守って今度こそ攻撃と行こう!」
イタリアメンバー「「「お、おう!!」」」

板野「(流石にこれで動揺はしてくれないか……まあ、立花兄弟のスカイラブツインを見てたみたいだしな……)」

844 :森末(仮):2015/02/27(金) 01:48:25 ID:???
大勢の観客たちが笑う中でも、当然一部の者達はこの技の脅威をよくわかっていた。
特にロングボールを上げて前線のポストプレイヤーに落とさせ攻めるという手法を使う西ドイツは、
もしも自分たちと当たった時にこの技を使われては主力選手の1人が完全に無力化されると考え。
そして実際に今、試合で相対しているイタリアも……このままでは攻めあぐねてしまうやもしれないと考える。
だが、キャプテンであるヘルナンデスはそのような思いもおくびに出さず、あくまでも平静を装い一同を鼓舞した。

佐野「(折角恥ずかしい思いしたんだから少しはビビってくれた方がやりやすかったんだけどな、まあいいや)」

これを見て佐野は口を尖らせながらも、ボールを持ってさてどうしたものかと思案をする。
いつもならばこのまま単身突撃をしたいところだが、今の彼はDF。
自分が上がってはスカイラブカットも出来ず、おまけに最終ラインは人数的不利になってしまう。

佐野「(でもなんだか攻めあぐねてるみたいだしな。
    相手は5バックだし、こっちも数かけないとFWも打ちにくいんじゃないか?
    ……DFの動き方って全然わからないからどれがいいかわかんねーぜ)」
板野「(おっと、佐野が迷ってるみたいだな。 ここは指示を出そうか?)」

A.「佐野、そのまま上がれ! イケイケドンドンだ!」
B.「無理するな佐野! 松山に預けろ」
C.「一旦岬に渡すんだ! 左に振れ!」
D.「俺だ、俺に持って来い!」
E.「前に蹴りこめ! こっちも高さを使って行くぞ!」
F.「(いや、何も言わなくていいか。 ここは様子を見よう)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

845 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:48:45 ID:rSjWwLuw


846 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:48:54 ID:zByz73S2
B

847 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:51:04 ID:IdbrGBGM
B

848 :森末(仮):2015/02/27(金) 02:04:39 ID:???
>B.「無理するな佐野! 松山に預けろ」
===========================================================================
佐野「はーい(ま、今日はDFだし大人しくするのがいいのかな)」

前目の位置での出場ならば彼としても突破をしたかった所だが、
今日の試合佐野が期待されているのはスカイラブカットでのランピオンへのパスカットである。
ならば攻撃は他の者に任せるのが妥当とも考え、素直に板野の指示に従い松山に預けた。

佐野「次藤さん、立てます?」
次藤「おう。 にしてもお前もようやったタイ。 さ、わしはもういっぺん上がるとするかのう」
佐野「ケケケ、お供します!(次藤さんとくっついてればまた奪われてもすぐ飛べるしな)」

実況「さぁボールは再び全日本! 佐野くん、これを全日本の司令塔、松山くんに預けます!
   ここからどうゲームを組み立てるのか!? 注目です!」

松山「ナイスディフェンスだ、佐野!(さて、どうするかな……)」

ボールを受け取った松山は佐野の守備を褒めつつ、周囲を見回し状況を分析する。
次藤と佐野は再び上がり始め、次藤の方がやや突出する形で立花兄弟の後方に備えようとしているが、
いかんせん鈍足の為か追いつくには些か時間がかかりそうである。

松山「(なら板野に撃たせるか? その為には……)」
バンビーノ「勝負だ、ニホンの10番!」
松山「(5バックを切り崩すしかない! その前に、まずはここを抜かないとな!)」

849 :森末(仮):2015/02/27(金) 02:05:56 ID:???
先着2名様で、

★松山→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山がドリブル突破! 更にそのまま上がり始める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、佐野がフォロー、ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
松山:ダイヤで「雪だるまキープ(+3)」

850 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:06:14 ID:???
★松山→ドリブル 58 ( クラブ5 )( 1 + 5 )=★

851 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:06:18 ID:???
★松山→ドリブル 58 ( クラブ8 )( 6 + 4 )=★

852 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:08:47 ID:???
★バンビーノ→タックル 55 ( ダイヤ8 )( 6 + 3 )=★


853 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:08:58 ID:???
★バンビーノ→タックル 55 ( クラブ4 )( 6 + 4 )=★

854 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:13:21 ID:???
松山ァ...

855 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:19:44 ID:???
なんか日本のカードにクラブ多い気がする
いろんな意味で大丈夫だろうか

856 :森末(仮):2015/02/27(金) 02:19:44 ID:???
>★松山→ドリブル 58 ( クラブ5 )( 1 + 5 )=64★
>★バンビーノ→タックル 55 ( ダイヤ8 )( 6 + 3 )=64★
>=0→ボールはこぼれ球に。佐野がフォロー
==============================================================================
ズザザァァァッ!! バチィッ!!

松山「しまった!?」
バンビーノ「くそっ!(奪いきれない!?)」

最後の詰めの段階を考えるあまり、目先の事が疎かになっていたのか。
それともバンビーノが想像以上に鋭いタックルを繰り出してきたのか。
いずれにせよここで松山はキープに失敗し、ボールは零れ球となってしまう。

佐野「わっとと(松山さんでもキープ出来ないのかよ)」

そして、このボールを拾ったのは次藤と共に上がりはじめていた佐野である。
預けた筈のボールが再び足元に転がってきた事で動揺をしながらも、
こうなれば自分が運ぶしかないかと考える佐野だったが……。

ストラット「地上戦ならあの技は使えないだろう!」
コンティ「いい加減ボールを寄越せ!」
佐野「げげっ! わ、渡せと言われて渡せるかよ!」

これにはストラットとコンティが素早く詰め寄り、
佐野は内心慌てふためきながらもここをやり過ごそうとする。

857 :森末(仮):2015/02/27(金) 02:20:44 ID:???
先着2名様で、

★佐野→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ストラット→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 コンティ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がボールキープに成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(岬がフォロー、板野がフォロー、板野とジェンティーレで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

858 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:20:57 ID:???
★佐野→ドリブル 58 ( スペード10 )( 1 + 6 )=★

859 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 02:23:30 ID:???
★ストラット→タックル 57 ( ハート3 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→タックル 55 ( ハートQ )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=★

860 :森末(仮):2015/02/27(金) 02:26:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
また、記載忘れですが、
>>843
※シェスターの佐野に対する感情が シェスター→(ニンジャ!)→佐野 になりました。
になっています。

それでは。

861 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 07:51:45 ID:???
乙です。
立花兄弟のパス値が上がると使いやすくなるけど
本編だと成長限界低めなんだよね。

862 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 08:38:06 ID:???
乙です。シュートまで全然いけない…

863 :5スレ目317:2015/02/27(金) 09:07:23 ID:???
コンティが活躍すると嬉しいと感じてしまう自分がいる…

864 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 11:16:32 ID:???
早めにシュート打ちたいな、ジェンティーレがどの程度か確認したい

865 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 15:44:48 ID:???
技は持ってないにしろ、能力は恐らく本編基準かと

866 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 16:49:47 ID:???
このコンティは……全身がビームそのものなのだ!

867 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 20:38:52 ID:???
しかしコンティオには後詰めのパワータックルとか飛ばないの
話の展開的に佐野の近くにいるんでしょ

868 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:10:23 ID:???
>★佐野→ドリブル 58 ( スペード10 )( 1 + 6 )=65★
>★ストラット→タックル 57 ( ハート3 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=66
> コンティ→タックル 55 ( ハートQ )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=68★
>≦−2→イタリアボールに。
=============================================================================
ダダダダッ!

佐野「(速い!? けど、これくらいならなんとか……?)」
コンティ「貰った!」
佐野「げ、げぇっ!」

正に猪突猛進という勢いで迫ってくるストラットを前に佐野は思わず物怖じするも、
それでもただ突っ込んでくるだけならば簡単にいなせるだろうと考えていた。
だが、突っ込んでくるストラットの背後にはイタリア右サイドハーフのコンティがいる。
結果、ストラットに注意を払い過ぎた佐野は、
彼をかわしたと思った瞬間にあっさりとコンティにボールを奪われてしまったのだった。

コンティ「よし、後は……」
早田「何がよしだコラァ!」
次藤「佐野のミスばわしがフォロー、これもまたチームプレイタイ」

しかし、ボールを奪ったコンティもそう簡単にキープは出来ない。
何故ならこの位置には佐野と共に行動をしていた次藤。
そして、今日の試合ストラットのマークに全てを注ぐ為、ストラットの近くに位置していた早田がいたからである。

869 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:11:27 ID:???
先着2名様で、

★コンティ→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★早田→タックル 59 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 次藤→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→なにィ!?コンティがボールキープ成功! DFが中山しかいない日本、大ピンチ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、バンビーノと松山で競り合い、岬がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」
次藤:ダイヤかハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

>>861-862
乙ありです。

870 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:11:55 ID:???
★コンティ→ドリブル 54 ( ハート8 )( 4 + 2 )=★

871 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:12:04 ID:???
★コンティ→ドリブル 54 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )=★

872 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:14:32 ID:???
★早田→タックル 59 ( ダイヤA )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=
 次藤→タックル 56 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)

873 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:17:43 ID:???
日本の引きがやばい..

874 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:45:25 ID:???
ダイスが洒落抜きで低調すぎる。
なんとかシュートではヘタレないでくれ…

875 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:52:25 ID:???
>★コンティ→ドリブル 54 ( ハート8 )( 4 + 2 )=60★
>★早田→タックル 59 ( ダイヤA )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)+(カミソリタックル+2)=65
> 次藤→タックル 56 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)+(パワータックル+2)=64★
>≦−2→全日本ボールに。
==========================================================================================
早田「うおりゃあっ!!」

シュパァンッ! バシィッ!!

コンティ「う、うわっ!?」

懸命にボールキープに努めるコンティであったが、何分相手が悪かった。
ボール狩りの技術にかけては、全日本内でも随一の技術を持つ早田。
彼の放った切れ味鋭いカミソリタックルは決してベストパフォーマンスとは言えずとも、
コンティ自身もそこまで攻撃能力が高い訳でもない。
素早く、鋭く詰め寄られたコンティはいとも簡単にボールを手放してしまい、
早田は鼻を鳴らしながら足元で奪い取ったボールを転がす。

早田「そらっ、岬!」
岬「ナイスプレイ、早田!」

そして、早田はこのボールを左サイドの岬へと預ける。
自身にはストラットのマークという仕事がある事を考えれば、無闇にオーバーラップをせず妥当な判断だと言えるだろう。

ストラット「(さっきから俺についてまわっていたが……こいつ、かなり出来るな)」
早田「(ふん、今日はお前を働かせやしないぜチョンマゲ頭)」

876 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:53:27 ID:???
板野「(うーん、早田が凄いのかイタリアのモブの攻撃力が低いのか……両方なのかな?
    さて、それはともかくどうしよう?)」

こうして再び敵の攻撃を未然に防いだ事で板野はほっと胸をなでおろしつつ、
改めて戦況を確認する。

電光掲示板に目を向ければ、今は丁度前半10分になろうかという時間帯。
ここまで日本は殆どイタリアに攻め込まれず、一方的に攻勢に出られていると言ってもいいが、
しかし、中々シュートには持って行けず――ボールは持てているものの攻めきれていない、というのが正直な所だ。

板野「(岬、松山、小池……中盤の選手が単独で突破しようとしても上手くいかなかったもんな。
    一旦ゲームを落ち着けるべきかな?
    いや、でも押しているのはこっちだからこのままゴリ押しするのも手かもしれないぞ。 うーん……)」

A.「岬、焦る事はないぞ! 押しているのはこっちなんだから時間をかけて攻め上がれ!」
B.「一気に攻め立てるんだ岬! 堅い錠前も何度も突けばこじ開けれるぞ!」
C.「俺だ、俺に持って来い! こんなチンタラしたゲームはいい加減に終わりにしてやるぞ!」
D.「ここだ、ここでなだれ攻撃だ! みんな上がれー!!」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

877 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:54:11 ID:rSjWwLuw


878 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:55:28 ID:JkVDFnKE
A

879 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:13:49 ID:???
>A.「岬、焦る事はないぞ! 押しているのはこっちなんだから時間をかけて攻め上がれ!」
========================================================================================
岬「うん! さぁみんな、ボールを回していくよ!」
和夫「ったく、なさけねーなぁ。 早くボールくれよな」
政夫「相手も守備が自慢の国だ、そうそうシュートチャンスは来ないさ。 俺達も下がるぞ」
板野「(俺も下がってパス回しに参加しなきゃな。 中盤は3人だけなんだから)」
ジェンティーレ「ちっ、面倒な事を……!」
ヘルナンデス「(だがどちらにせよ最後には誰かが打たなければならない。 そして俺達ならば必ず止めてみせる)」

ここで板野は焦らず落ち着いて攻め上がるよう岬に伝えた。
リードを許している訳でもなく、まだ前半が始まって10分程度しか経過をしていない。
確かに攻めあぐねてはいるが、押しているのは確実に日本なのだ。
必要以上に焦りを感じる必要はなく、この意見には岬も素直に従った。

板野、更に立花兄弟もやや下がり目に位置しパス回しに参加した事もあってか、
ボールを奪われる事もなくしばらくはイタリアの守備の綻びを探る時間が訪れる。
だが、どれだけボールを回してもイタリアのDF陣は前には飛び出さなかった。
誰かがミスキックをした際にフォロー出来るかどうかの位置にはつけるものの、
積極的にカットには動かなかったのである。

実況「さぁ、日本……ここは揺さぶります。 ゆっくりとボールを回して機を伺う!
   イタリアもこれを追いますが、正に数の暴力! 翻弄されるばかりです!
   時計は現在前半11分を経過した所、そろそろ日本としてはシュートを打っておきたい場面ですが果たして!?」

岬「(釣りだされはしないか、あくまで最終ラインで止める腹積もりらしいな……こうなると厄介だけど……)」
松山「(どこかで隙は出来る筈。 何より相手も焦れる筈だ。 そろそろか?)」

880 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:14:52 ID:???
先着1名様で、

★ゆさぶりの効果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「何をぐずぐずやっている! 俺に持って来い! スーパー空手シュートをお見舞いしてやる!」 なにィ!?
ダイヤ→ジェンティーレがやや前がかりになってる! 岬が上手くついて板野にスルーパスだ!
ハート→ディフェンスラインに歪みが出来た! 板野と松山のゴールデンコンビがそこに向けて突っ切るぞ!
スペード→駄目だ、穴が見当たらない。 こうなれば力技! 立花兄弟のポストプレイだ!
クラブ→板野がボールを持った瞬間、ジェンティーレが襲い掛かった!?

881 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:16:34 ID:???
★ゆさぶりの効果→ クラブ6

882 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:17:21 ID:???
★ゆさぶりの効果→ スペードA


883 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:18:21 ID:???
あかん。本格的に運がない。
主人公!流れを変えてくれ…!

884 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:26:11 ID:???
主人公がJOKER,ジェンティーレがクラブじゃないと勝ち目はなさそうだが...

885 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:27:45 ID:???
>★ゆさぶりの効果→ クラブ6 ★
>板野がボールを持った瞬間、ジェンティーレが襲い掛かった!?
====================================================================================
岬をはじめとして中盤にパス巧者が揃い、下がって参加をしている立花兄弟、板野も決してセンスは悪くない。
だが、如何に容易にパス回しが出来るとはいえ、それも続け過ぎると単調となる。
そして、単調となったパスワークは――当然ながら読まれやすくなっていた。

小池「それ、頼むぞ板野」
板野「オーライ」
岬「……! 駄目だ、戻して!!」
板野「えっ!?」

ダダダダダダダダダダーッ!!

ジェンティーレ「ハーッハッハッハ!! 遅いんだよ、ジャッポネーゼ!!」
板野「うえええ!? ジェ、ジェンティーレ!?」

前半11分――パス回しをはじめてから約3分が経過した頃。
ここでパターンを理解したのは類稀なる守備センスを持つジェンティーレであった。
彼は板野にパスが出ると察知した瞬間に素早く彼に詰め、パスを出す暇も与えず強引にボールを奪いに行ったのである。

実況「あああーっと!? ここで全日本、とうとう捕まった!!
   しかもここでボールを奪いに行ったのは昨日、あのディアスくんを止めたジェンティーレくんだ!!
   板野くん、ここはキープ出来るか!?」

ジェンティーレ「この俺を挑発した報いを受けるがいい!!」
板野「さ、先にしたのはそっちなのに〜!!」

886 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:28:56 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェンティーレ→タックル 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が突破に成功! 超新星は案外大したことなかった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、和夫がフォロー、和夫とバサレロで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤで「エクスプロードドリブル(+4&吹っ飛び係数2)」
   ハートかスペードで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
ジェンティーレ:ダイヤかハートで「メテオチャージ(+3&吹っ飛び係数2)」

887 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:27 ID:???
★板野→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )=★

888 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:32 ID:???
★ジェンティーレ→タックル 60 ( クラブ2 )( 4 + 1 )=★

889 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:50 ID:rxEHGdcE
なにぃ!

890 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:30:24 ID:???
お、怪我したか、これはおいしい

891 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:30:33 ID:???
地獄兄弟の慈円手入負傷www

892 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:31:09 ID:???
ジェンティーレ負傷交代までありうるぞwww

893 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:31:48 ID:???
>超新星は案外大したことなかった!
矢車さん、この世界でも慈円手入が弟になりたいようです

894 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:32:48 ID:???
超新星(笑)見事に返り討ちw

895 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:32:58 ID:???
偉そうに挑んだ挙句返り討ちで吹っ飛ばされて怪我とかこれはたいしたことないわー

896 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:34:26 ID:???
あまりの噛ませ犬っぷりに笑えてしまうw

897 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:36:03 ID:???
タックルが60ってことはブロック59にせりあい58かな
カウンターシュートは流石にまだ覚えてないだろうから赤スートで反転ブロックってとこだろうか?

898 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:36:40 ID:???
書いてる方もちょっと驚きました。
ジェンティーレはこの大会では最強のDFなんですけどね、どうしてこうなった。

899 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:40:21 ID:???
ジェンティーレは大口たたくとへたれる典型だからしょうがない

900 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:46:47 ID:???
大柄なのが小さいのに競り負けたり吹っ飛ばされて負傷したりとすごいことばかりじゃのう

901 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:53:50 ID:???
試合がはじまってずっと低調だったのに…
運が良かったとはいえ負傷はありがたい。
っていうかタックル60で3.3.0.0は化け物だろ。

902 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:59:01 ID:???
実家のような安心感

903 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:59:26 ID:???
ここでバースト撃ちたいな。スレの残り的にもw

904 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:06:21 ID:???
>★板野→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )+(エクスプロードドリブル+4)=71★
>★ジェンティーレ→タックル 60 ( クラブ2 )( 4 + 1 )=65★*吹っ飛び* *負傷発生*
>≧2→板野が突破に成功! 超新星は案外大したことなかった!
=======================================================================================
最初に断っておくと、ジェンティーレは今大会最強のDFである。
間違いなく、今大会最強のDFである。
誰もが認める、今大会最強のDFである。

ジェンティーレ「(ガキめ! どう料理してやろうか!!)」

しかし、どれだけ能力が高くても性格がいいとは限らない。
現に彼は実力こそはチーム内からも認められてはいたものの、
人望という点では選手として格下であるヘルナンデスに劣っていた。
それは全て彼の他人を見下し、自分こそが優れていると思いたがる傲慢な性格によるものである。
この時も同じ――彼は板野の事を見下し、どのように辱めてやろうかという事だけを考えていた。

板野「(強引に……いや、キープじゃ駄目だ! ジェンティーレのダッシュ力とパワーを合わせられたら俺でも吹き飛ばされる!
    ここは……前に出る!)うおおおおおおおおおおおおっ!!」

逆に板野はどうやってジェンティーレからボールを奪われないかだけを考えていた。
どうすれば格好よくとかではなく、どうすればジェンティーレに恥をかかせられるかではなく、
どうすれば奪われる事が無いかだけを考えていた。
そして、考え抜いた末に出した結論――それは自身も加速をしてパワーでぶつかる事であった。

バギギギギギギィイイイイイイイイイイイイイインッ!!

ジェンティーレ「なっ!?」
板野「うおおおおりゃああああああああああっ!!!!!」

ドガァンンッ!!

ジェンティーレ「ぐがぁっ!?」

905 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:07:46 ID:???
片方は相手を見下し、片方は相手を強者と見て全力を持って当たる。
確かに彼らの間には大きな差があった。通常ならば簡単に奪われてしまっていただろう、実力の差が。
しかし、それも双方に油断と慢心――警戒と気迫があれば容易に覆る。
この時の板野とジェンティーレの勝負は、正にその例となり得る事象と言えた。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「ああああああっ!? い、板野くん! 突破、突破したーっ!?
   なんという事でしょうか!? まさかまさか!?
   小柄な板野くんが、自分よりも遥かに大柄なジェンティーレくんを吹き飛ばして突破に成功しましたぁ!」

観客「マジかよ、すげぇ!?」「一昨日もハットトリックしてやがったな、あいつ」「このままゴールするのか!?」

真「う、うそ……ジェ、ジェンティーレくんをあんなにあっさり吹き飛ばせるの!?」
響「凄い! 凄いぞ!! そのままシュートだ〜!!」

シュナイダー「ほう……!」
マーガス「あんなに小さいのに吹き飛ばすなんて、まるでカルツみたいだな」
カルツ「ありゃ大したもんじゃのう。 じゃが、問題はここからだ」

ピエール「ジェンティーレを突破したのは大きい……が、まだイタリアには関門が残っている」

このプレイに、思わず観客席からは歓声が沸きあがった。
ジェンティーレの実力については、既に昨日のアルゼンチン戦で観客たちの脳裏に刻まれている。
にも関わらず、そのジェンティーレよりも遥かに小さな身体ながら、
板野は思い切りのいいドリブルでジェンティーレを弾き飛ばしたのだ。
これで観客たちが沸かない筈もないのだが、まだこれで全てが決して訳ではない。

906 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:08:48 ID:???
ヘルナンデス「ジェンティーレ!(あの倒れ方……ええい、今は気にしている暇じゃない!)」

ジノ=ヘルナンデス。
自他ともに認める欧州No.1キーパーであり、イタリアが誇るカティナチオの最後の壁である。
彼はジェンティーレが不自然に倒れ込んだ事に焦りながらも、
まずは目の前の脅威――板野を排除する事が先だと自分に言い聞かせながら、構えを取る。

板野「よ、よし!(突破出来た……これならシュートが打てる……けど!!)」

そして、そんなヘルナンデスの視線を受けながら板野はほっと胸を撫で――おろしはしなかった。
彼もまたわかっていたのだ、まだこれで終わりではない事を。

ヘルナンデス「(来るなら来い……必ず、止める!!)」
板野「(ヘルナンデス……こいつからゴールを奪うんだ!! 全日本のストライカーである、この俺が!!
    その為には……)」

A.このままドリブルゴール狙いだ!
B.普通のシュートでいってみよう! 威力:58 消費ガッツ:80
C.弾丸シュートでいってみよう! 威力:61 消費ガッツ:120
D.マグナムシュートだ! 威力:64 消費ガッツ:200
E.本邦初公開! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

907 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:02 ID:ZHCRK/I6
E

908 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:04 ID:rxEHGdcE
E

909 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:07 ID:52V1CJsI


910 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:10:08 ID:???
決めてくれ!

911 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:24:24 ID:???
>E.本邦初公開! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300
========================================================================
板野「(迷う事は無い……今の俺の、全力で!!)勝負だ、ヘルナンデスッ!!」

ジェンティーレがゴール前から姿を消し。
自身は既にシュートレンジに入っていて。
敵のDF達はすぐに詰められる場所にはおらず。
実質、イタリアのゴールを守るのはヘルナンデスのみ。
この状況で板野が迷う筈もなく――その右足を目一杯振りかぶる。

ビリビリビリッ!

ジェンティーレ「ぐっ、痛っ……!(あ、あのガキ……! まさか!?)」
ヘルナンデス「(この感覚は……以前シュナイダーと戦った時と同様……いや、それ以上!?)
       ちっ……来い!! 必ず……止めるッ!!」

そして、その振りかぶった右足を見た瞬間、ジェンティーレとヘルナンデスは悟る。
これはただのシュートではない。
以前にハンブルグ戦で見た、マグナムボレーでもない。
シュナイダーのファイヤーショット――をも超える、世界屈指の破壊力を持つシュートであると。

実況「板野くん、右足を振りかぶったー!! これは得意のマグナムシュートか!?
   果たしてヘルナンデスくん、止められるかーっ!?」

912 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:25:36 ID:???
見上「(決めろ、板野! ジェンティーレがいないというこのようなチャンス、もう二度と訪れないかもしれん!)」

シュナイダー「あの振り足は……!!」

ディアス「……へぇ、そうかい。 温存してたって訳か。 ……ま、俺でもそうするか」

ナポレオン「凄く勉強になります。僕も頑張りませんと」

ストラット「あれは……! ま、まずい!! ヘルナンデス!!」

翼「うわぁ……フォームを見ただけでわかるよ! 本当に凄いシュートだ!!」

森崎「これだけ言ってたら打ち損じそうだけどな」

響「決めろー! 板野くーん!!」

森末「(頑張れ板野、ここで決めてこそ主人公だ! 主人公は君なんだ!!)」

板野「くらえ! これが俺の……バーストマグナムだァァァァアアアアッ!!
   つらぬけェェェェェェェエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」

バゴッ……

グボワゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

913 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:26:36 ID:???
先着3名様で、

★板野→バーストマグナム 68 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★トリノ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(政夫がねじ込み)(松山とバンビーノで競り合い)(バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のバーストマグナムがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(政夫がねじ込み)(バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
板野の「バーストマグナム」には吹っ飛び係数2がついています。

914 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:26:53 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( ハート10 )( 2 + 3 )=★
決まれ!

915 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:27:01 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( クラブ4 )( 3 + 3 )=★
いけー!

916 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:04 ID:???
すまん...板野君。許せ...

917 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:22 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートQ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=★

これはだめだな

918 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:27 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( スペード8 )( 3 + 4 )=★

919 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:33 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ハート7 )( 3 + 2 )=★

920 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:39 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ハート8 )( 3 + 2 )=★

921 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:50 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートK )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=★

922 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:30:16 ID:???
最初から簡単にゴールできないのは想定内、ドンマイドンマイ
まだまだいける

923 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:30:20 ID:???
ゴールは厳しかったということか...

924 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:09 ID:???
>森崎「これだけ言ってたら打ち損じそうだけどな」

経験者は語る

925 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:56 ID:???
すぐ奪ってスカイラブツイン、土台が間に合わないなら松山の新技いけいけ

926 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:59 ID:???
これまで森崎も数々の竜頭蛇尾シュートをとめてきたもんな。

927 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:39:03 ID:???
しかし、ヘルナンデスでこの数字なら板野君でもミューラーには1負けていることになる。
松山との北国マグナム(仮)を撃つしかない!

928 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:53:27 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
1000も近くなってまいりましたので、よろしければ次スレタイ案を考えて頂けると幸いです。

【】俺inキャプ森9【】

それでは。

929 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 02:03:08 ID:???
【先手必勝】俺inキャプ森9【1点勝負】
【カギ穴を】俺inキャプ森9【こじ開けろ!】

おい今大会最強のDF、乙しておけ。

930 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 02:10:38 ID:???
【超新星】俺inキャプ森9【爆発】
【決戦!】俺inキャプ森9【真・イタリアユース】
【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
【9番を】俺inキャプ森9【背負う者】
【エースストライカーの】俺inキャプ森9【名にかけて】

931 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 08:08:37 ID:???
ジェンティーレも怪我したことだし
攻めまくって消耗戦を挑めるといいな。
理想は前半あと四回くらい右腕を使わせて、ジェンティーレの負傷も悪化させたい。

932 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 09:00:47 ID:PbYRPg9Q
でも怪我したことを喜ぶと松山の好感度が下がるので注意な!

933 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 09:01:15 ID:???
たぶんジェンティーレの治療のためにボールを出すから
いない間に攻めて点を取りたいな

934 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:09:20 ID:???
まさかのイタリア戦ダイジェストも狙えるかもしれない。
プレスかけまくってロングボールは佐野がカットして板野突っ込ませてシュート撃ちまくろう。

935 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:25:53 ID:???
ストラット、ランピオンがいる限りダイジェストはない

936 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:57:28 ID:???
勝ちが確定する展開になればあるんじゃない?

937 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 14:54:07 ID:???
【ロ慢心グ】俺inキャプ森9【サガ】
今大会最強のDFェ…

938 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 15:51:05 ID:???
日本の新シュート公式戦お披露目の時は防がれるジンクス。
ライトニング、ネオサイクロンだってそうだったんだ。
バーストマグナムだって次からが本番さ


939 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 16:17:50 ID:???
【新技お披露目】俺inキャプ森9【伝統のNOGOAL】

940 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 17:19:34 ID:???
ネオサイクロンだけじゃなくサイクロンもポストで不発じゃなかったか
本当にジンクスだな

941 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 17:29:12 ID:???
待てみんな!ファルコンご苦労は決まったぞ!

942 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 18:03:25 ID:???
サイクロンは紅白戦初披露で森崎相手に決まりましたし……(公式戦での惨状)
ファルコンクロウ……?
新田は隼シュートが強化されたのは覚えているけど……

943 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:13:36 ID:???
>★板野→バーストマグナム 68 ( ハート10 )( 2 + 3 )=73★
>★トリノ→ブロック 54 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=62 *吹っ飛び*
> ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートQ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=65 *吹っ飛び*
> マリーニョ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=61★ *吹っ飛び*
>★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( スペード8 )( 3 + 4 )=74★
>=−1→ボールはこぼれ球に。バサレロがフォロー
============================================================================================
前半12分、板野の新シュート――バーストマグナムはとうとう放たれた。

バギグシャドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

トリノ「ぶべげっ!?」
ゴルバテ「ぎにゃああっ!?」
マリーニョ「ごぼおおおおっ!?」

ジェンティーレをも吹き飛ばした持ち前の馬鹿力を、最大限生かしたパワーシュート。
このシュートを彼が抜けたイタリアDF陣に防げと言う方が、無理な話だろう。
むしろここで恐れずシュートブロックに向かった彼らの勇気は褒められるべき――。
それ程までに、板野のバーストマグナムは圧倒的の一言であった。

ヘルナンデス「(これは……速度、破壊力、共にアルゼンチン戦で見せたものに比較をしても向上をしている!!
        だが、必ず……必ず!!)」

しかし、このシュートを見ても狼狽せず冷静に状況を分析しボールに立ち向かう者がいた。
イタリアJrユースキャプテン、ジノ=ヘルナンデスである。
彼は常識人でありながらも、己の実力に誇りも持っていた。
それはジェンティーレのような傲慢さではなく、自身がイタリアJrユースのキャプテンであるという強いプライド。
カティナチオの代名詞となる堅固なGKに、その名に恥じぬようなプレイを見せるというアズーリとしての誇りである。

ヘルナンデスはその誇りを胸に横っ飛びになりながらボールに向けて右腕を伸ばした。

944 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:15:00 ID:???
グググンッ!!

ヘルナンデス「!!」

瞬間、ボールが浮き上がる。速度を増す。
板野が蹴る刹那、地面を軽く擦り与えた第三の力によってボールはHOP−UPしたのだ。
これを見たヘルナンデスが大きく動揺したのは言うまでもない。
ただでさえ超威力のシュートが、更に"ノビ"てゴールを奪おうと迫ってくるのだから。

ヘルナンデス「ぐっ……止めるゥゥッ!!」

バチィイィイイイイイイイイイッ!! バァァァアアンッ!!

板野「なっ……なにィ!?」

しかし、それでもヘルナンデスは諦めなかった。
動揺はしても、諦めない。伸ばした腕を更に上に振り、足りない高度は足で地面を蹴って補う。
その結果、ヘルナンデスの『黄金の右腕』は確かにボールを捉え――その勢いを殺す事に成功した。
ただし、完全に受け止める事は出来なかったのだが……シュートを阻んだという事実は確かであり、
その光景を見て板野は思わず驚きの声を上げるしかなかった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「とっ、止めたァ〜ッ!! ヘルナンデスくん、その黄金の右腕で板野くんのシュート――。
   バーストマグナムを防いで見せましたァッ!!
   放たれた瞬間、誰もが決まると思った板野くんのバーストマグナム!!
   しかし、イタリアの錠前はあまりにも厚い! 堅い!! 惜しくも得点ならずゥゥゥッ!!」

945 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:16:11 ID:???
シュナイダー「ほう……あれを止めるのか」
カルツ「流石にシュナイダーちゃんを1得点のみに抑え込んだキーパーなだけはあるぜ」

森崎「ほーれ見てみろ、ああいうのは大体ヘタレるって相場が決まってんだ」
ニネー「(あなたも大概だったものね……)」

政夫「お、おいおい……今のを防ぐのかよ!?」
和夫「あれって、話に聞いてた板野の新シュートだろ!?」
若島津「(中々やるな、あのキーパー……)」
松山「(これがイタリアの守護神、ジノ=ヘルナンデスか。 流石に簡単にゴールはさせてもらえなさそうだ)」

ストラット「ナ、ナイスセーブ! ヘルナンデス!!」
バンビーノ「(驚いた……今のは間違いなくストラットのマグノスゾーンシュートよりも上だぞ……?)」
ジェンティーレ「ふ、ふはは……ジャ、ジャッポネーゼ程度がヘルナンデスを抜けるものか! 痛っ」

そして、この勝敗の別れを見て観客――フィールドにいる選手たちも驚き、どよめきの声を上げた。
板野の見せたシュートも確かにすばらしかった。
そこに対し、疑問を挟む者は誰一人としていない。
だが、そのシュートを昨日のアルゼンチン戦では殆ど目立たなかったヘルナンデスが止めてみせたのだ。

全日本の者達はこのシュートでも簡単には決まってくれないのかと落胆し、
逆にイタリアの選手はほっと胸をなでおろす形である。

しかし、いつまでもこの余韻に浸る訳にも行かない。
ヘルナンデスはじんじんと痛む右手を抑えながらも、
弾かれたボールをフォローした左サイドバック――バサレロへと素早く指示を出す。

946 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:17:17 ID:???
ヘルナンデス「バサレロ、大きく蹴れ! 左側だ!! サイドラインを割らせろ!」
バサレロ「わ、わかった! それっ!!」
佐野「(あー……流石にあの位置のは取りに行けないぜ)」

誰に詰め寄られる隙も与えないまま、バサレロは指示通り大きくボールを蹴りあげラインを割らせた。
これには佐野もスカイラブでカットも出来ず、
全日本としては自分たちのスローインには出来たものの戦線を中盤まで戻された形となる。
急いで再び攻勢に出ようとする全日本なのだが……。

小池「くそっ! ええい、早く出せ出せ!!」
中山「……いや、まて小池。 様子がおかしい」

ジェンティーレ「くっ、俺がジャッポネーゼなどに負傷させられる訳がないというのに……」
ヘルナンデス「大人しく治療してこい、ジェンティーレ。 それと、あまりに見下し過ぎるな。
       さっきのシュートを見なかったのか」
ジェンティーレ「ちっ……」

実況「おっと……これは? ジェンティーレくん、起き上がると同時にフィールドを離れます。
   どうやら先ほどのプレイで負傷をしてしまったようです。
   一旦フィールドを離れ、治療を受けに向かいます!」

ここで一旦、試合が止まりジェンティーレが治療の為にフィールドの外へと向かった。
憎々しげに板野を睨みながら呪詛を呟く彼も、ヘルナンデスが静かに……しかし少しの怒りを含んだ声で告げると、
流石に口を噤みぎこちなく歩きながら治療を受けに向かう。

ヘルナンデス「(幸い重症という訳ではなさそうだから、そこまで時間はかかるまい。
        なら……)」

クイクイッ

バンビーノ「(守備重視か……まあ、ジェンティーレがいないならそうするしかないか)」

947 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:18:20 ID:???
そして、ヘルナンデスはその後ろ姿を見送った後、フィールダー達にサインを送る。
ジェンティーレがいない以上は、イタリアの守備の堅さは半減。
ならばその穴を彼が戻ってくるまでは数で埋めるしかないと判断したヘルナンデスは、
中盤のメンバーも下がって守備に参加するよう伝えたのである。

当然、これは全日本のメンバーにも察知されており――彼らはジェンティーレが治療に向かう僅かな時間を使って、
ここからどう攻めたものかと対策を練り始める。

松山「板野、落ち込むなよ。
   相手はヨーロッパNo.1キーパーなんだ、その相手に完璧にキャッチされなかっただけでも凄い事だぞ」
板野「う、うん……(流石にヘルナンデスも堅い……伊達に本編でゲームオーバーにさせたキーパーじゃないな。
   っていうか、なんかそれを松山に慰められるのも皮肉が効いてる気がするなぁ……)」
小池「で、こっからどうするんだ? あの怪我したのがいない間に攻め込んだ方がいいだろうが」
板野「そうだね。 俺の体力もあるから……今度は立花達に打って欲しいけど」
岬「ただ、相手も引いて守ってるね。 無策で挑むのは危険に思える。 こっちも数をかけて攻め込みたいけど……」
中山「だが早田はストラットのマーク、次藤が上がるなら佐野も上がるから……必然的に俺は後方のカバーに回らないといけないな」
和夫「俺達が切り込むか? あれは上手く行ったしな」
政夫「けどよ、またセンタリングを狙ってボールを預けた所を奪われたらたまんねーぜ」
板野「(うーん、難しいな……出来ればジェンティーレがいない間にシュートは打っておきたい。
    この中だと……俺と松山のコンビネーションが1番突破力は高いか? ただあれ結構疲れるんだよな。
    バーストマグナムを打った後だとキツいかもしれないけど、でも確実性を高めるならあっちの方がいいかもしれない。
    こっちから見て右サイドのスローインだから逆の岬は使えないとして……。
    どうしよう?)」

948 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:19:21 ID:???
A.「立花兄弟をもう一度使おう。 フィニッシュに関しては追って指示を出すよ」
B.「俺と松山で上がってみるよ。 次藤は2人を飛ばせる準備をしておいてくれ」
C.「松山に突破してもらおう。 キープ力に関してはこの中でNo.1なんだ」
D.「小池、頼んだ。 今度こそ突破して立花にセンタリングを上げてくれ」
E.「中山、上がってくれ。 多少無理をしてでもここは攻め込みたい」
F.「すぐに俺にボールをくれ。 もう一度バーストマグナムをぶちかます」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 595/930

>>929 今大会最強DFくん乙ありです。

949 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:19:57 ID:sPZDC/KQ
D

950 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:20:27 ID:XLjeGSHE


951 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:21:04 ID:eD6qio5g


952 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:00:43 ID:???
>B.「俺と松山で上がってみるよ。 次藤は2人を飛ばせる準備をしておいてくれ」
===================================================================================
次藤「わかったタイ」
中山「なるほど、あの高速ワンツーで攻め上がるのか……いいんじゃないか?」
政夫「でも板野、お前体力は大丈夫か? あのバーストマグナムっての、かなり体力使いそうだけど」
板野「うん……確かに疲れてるけど、大丈夫だよ。 すぐ倒れたりするような事はないさ」
松山「(なんだか板野、スタミナも増えた気がするな……急激に増える事なんてある筈ないのに)」

板野と松山のコンビネーションの精度の高さについては全日本メンバーにとっても周知の事実。
よって板野の案は反対もされず、こうして攻め方は決まった。
なお、松山など一部の者は板野の体力が以前に比べ大きく増加している事に少々の疑問を持っていたのだが、
彼の体力増強の源が管理者としての地位とかお役立ちっぷりがだんだんと低くなってきた精霊が持ってきた、
胡散臭いドリンクにより引き起こされたものという事は当然知る由もないのだった。

ピィッ!

小池「それっ、頼むぜ!」
松山「おう!」

実況「さぁ一旦仕切り直し、小池くん、ボールをまずは松山くんに預けます!
   そしてそのまま上がり……いや、すぐにパスを出します!」

松山「行くぞ、板野!」
板野「うん、松山!」

バシッ! ダダダダッ! ポーンッ! タタターッ!!

953 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:01:51 ID:???
バンビーノ「(これは……アルゼンチン戦でも見せていたパスワークか! ヘルナンデス、どうする?)」
ヘルナンデス「DF、出ろ! 人数をかけてカットしに行くんだ!! フォローも忘れるな!
       (ジェンティーレがいない以上、シュートを打たれてからでは遅い。 打たれる前に止める!)」
ディモス「よし、わかった!」
バサレロ「止めてやるぞ!!」
マリーニョ「あのシュートじゃなきゃ、怖くはない!!」

先着3名様で、

★板野→ゴールデンコンビ 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→ゴールデンコンビ 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 ディモス→パスカット 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 バサレロ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野達全日本ゴールデンコンビが中盤を切り裂いた!そのまま右サイドを走る小池に預ける!センタリングだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、佐野がフォロー、コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

954 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:13 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ダイヤ5 )( 3 + 1 )=★

955 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:28 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ハート5 )( 5 + 3 )=★

956 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:32 ID:???
★松山→ゴールデンコンビ 60 ( スペード2 )( 5 + 5 )=★

957 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:04:28 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=
 ディモス→パスカット 55 ( スペード10 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=
 バサレロ→パスカット 56 ( スペードQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=★

958 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:10:38 ID:???
松山さんがいなければ即死だった
板野君!はやくその貧しい引きを捨てるんだ!

959 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:58:12 ID:???
>★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ダイヤ5 )( 3 + 1 )=62★
>★松山→ゴールデンコンビ 60 ( スペード2 )( 5 + 5 )=70★
>★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=68
> ディモス→パスカット 55 ( スペード10 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=63
> バサレロ→パスカット 56 ( スペードQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=68
> マリーニョ→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=67★
>≧2→板野達全日本ゴールデンコンビが中盤を切り裂いた!そのまま右サイドを走る小池に預ける!センタリングだ!
======================================================================================================
バンビーノ「(なるほど、確かにすばらしいコンビネーションだ……)」
ディモス「(だけど俺達4人を相手に一気に突っ切ろうなんて、虫が良すぎるぜ!)」
バサレロ「(ジェンティーレがいなかろうと……)」
マリーニョ「(俺達はカティナチオを形成するイタリアの一員なんだぜ!)」

ダダダダッ!!

板野と松山のコンビネーションは高度な練度と信頼によって培われたパスワークでイタリア陣内に切り込んでいった。
しかし、これに立ち向かうイタリア守備陣は4人。
いずれもジェンティーレに及ばずとも、相応の実力者たちばかりである。
組織的プレイを得意とする彼らは板野達の高速パスに対応をしながら、下がりつつコースを限定しカットに向かう。
板野にしろ松山にしろパスを出す事に苦慮し、それでもスレスレの所で奪われずにいたのだが……。

ポンッ

板野「あっ!」
バンビーノ「やった、もらった!」

ふとした瞬間、板野が痛恨のコントロールミスをしでかしボールはバンビーノの方へと向かって行った。
彼ら4人の合間を抜けるようなボールを出そうと神経をすり減らしながら突破していた板野がミスをしたのは、
仕方がないと言えば仕方が無く。
バンビーノは嬉々としてボールをトラップしようとする。

960 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:59:20 ID:???
ババッ! ダンッ!! パシィッ!

バンビーノ「なにィ!?」
松山「ドンマイ、板野! さぁ、一気に進むぞ!」

しかし、次の瞬間バンビーノはその表情を驚きのそれへと変貌させた。
予測されていたパスの位置から方向転換をし、そのパスをトラップしたのである。
これに呆気にとられたイタリア守備陣はすぐさま松山を囲む事も出来ず、板野と松山はそのまま突破。
こうして板野達は中盤を切りぬける事に成功をしたのである。

板野「あ、ありがとう松山! 凄い反応だったね!!」
松山「いや、今のは反応じゃない。 そろそろ板野ならキックミスをするかもと思ってある程度下がり目にいたんだ」
板野「あっ、う、うん……(悪気はないんだろうけど傷つくなぁ……)」
松山「(仲間のミスはフォローしなきゃな!)」

因みに松山の素早い反応の理由について聞いてみたところこういった言葉が返ってき、
予測が出来たのは板野と松山の間にそれだけの信頼と絆があったからなのだが――。
板野は松山の言葉に、少しだけ傷ついていたという。

とにもかくにも、こうして早くもシュートチャンスが巡ってきた。
板野達はゴール前に向かうと同時にほぼがら空きとなった右サイドを走る小池へとパス。

小池「よっしゃ、でかしたふらののキャプテンと全日本のキャプテン!
   後はこの東邦学園キャプテン、小池秀人様に任せろ! くらえ! 東邦センタリング!!」

バコーンッ!!

そして、これを小池は大仰な名前をつけながらも至って普通にセンタリングを上げた。

961 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:00:57 ID:???
実況「板野くん、松山くん! 見事なワンツーリターンで中盤を突破! そして一旦サイドの小池くんに渡し……。
   小池くん、これをすぐさまゴール前に上げたァッ!! そしてこれには……ああああーっ!!」

政夫「よし、ここだ! 行くぜ、和夫!」
和夫「よっしゃあ!!」

センタリングが来るのを今か今かと待ち構えていた、立花兄弟が合わせる。
巨漢DF――次藤洋の両足に乗って。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「えっ、ちょ!? あ、あれ見ろよ!?」「げぇっ!? またか!?」「今度はあの双子のFWを足に乗せてやがる!!」
  「片足だけで1人持ち上げられるのかよ!?」「一体何するつもりだァ!?」

政夫「へへへ、驚いてるみたいだなお客さん達!」
和夫「なら一層驚かせてやらねーとな! 点を取ってよ!!」
次藤「おう! とっとと行くタイ、そらぁぁっ!!」

ガシィイイイイイイイイイイイイインッ!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

実況「とっ、飛んだァァァ〜ッ!! 出ました、立花兄弟のスカイラブ!!
   しかもこれは2人同時に飛び上がる! ハンブルグ戦でも見せた、スカイラブツインだァァアアッ!!」

962 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:01:58 ID:???
ピエール「ひ、ひ、非常識な……」

カルツ「あー……こりゃ外から見ると一層凄く見えるな。 サーカスみたいだ」
シュナイダー「だがあの高度から落とされるシュートはとてつもない威力を秘めている。 決まる可能性は十分にあるぞ」
マーガス「(なんだかこの試合で空中戦って言葉の意味が色々と俺の中で変わっちまった気がする……)」
シェスター「ニンジャ! ニンジャだ!! あれはニンジャブラザーズだ!!!」

真「よーし! ジェンティーレくんがいない、今がチャンスだ!!」
響「頑張れ、立花くん! ハンブルグ戦みたいにゴールだ!!」

ジェンティーレ「く、くそっ! 子ザルどもが、調子に乗りおって……!!」

ヘルナンデス「(ジェンティーレがいなくなった途端に失点をするなんて事があってたまるか!)止める、止めてみせる!!」
政夫「いくぜ、これが俺達の!」
和夫「空中サッカー!」

政夫・和夫「「スカイラブツインシュートだァァァアアッ!!」」

963 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:03:00 ID:???
先着4名様で、

★政夫→スカイラブツイン 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★和夫→スカイラブツイン 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★トリノ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(岬がフォロー)(コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→立花兄弟のスカイラブツインがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(松山がねじ込み)(全日本コーナーキック)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
・シュートの枠外について
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。

964 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:03:13 ID:???
★政夫→スカイラブツイン 66 ( スペードQ )( 6 + 6 )=★

965 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:03:28 ID:???
★和夫→スカイラブツイン 66 ( ハートK )( 2 + 3 )=★

966 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:04:08 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ハート9 )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=★

967 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:07:09 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( クラブ3 )( 6 + 3 )=★
低目を

968 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:07:21 ID:???
うおおおおおおっ!!

969 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:07:26 ID:???
シュートフラグも回収できた、やったぜ!

970 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:07:34 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ハート5 )( 3 + 1 )=★

971 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:08:36 ID:???
今回は政夫が絶好調じゃのう

972 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:10:05 ID:???
>>969
シュートフラグどこかでついていたでしょうか?
こちらのデータですと持っているのはドリブルとパスフラグだけになっていますが。

973 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:11:11 ID:???
合宿で得たシュートフラグはスカイラブツイン覚えたときに回収済みなのよー

974 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:12:27 ID:???
この先取点はでかいな

975 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:15:05 ID:???
立花兄弟が活躍する外伝ってあまりないから新鮮だわ
ハンブルグのときといい、主力レベルだね

976 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:15:58 ID:???
>>973
そうですね、そちらのフラグはスカイラブツイン会得で回収しております。

本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

977 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:16:50 ID:???
威力の割に悪燃費で枠もかなり使うけど、やっぱり強いわー
乙乙乙

978 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 02:19:59 ID:???
乙でした!
よし、最強DFを煽りながら立花兄弟を誉めようぜ!(鬼畜)

979 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 03:16:30 ID:???
煽りは松山がいるからやめておこう!
ヘルナンデスと立花兄弟を誉めてやろうぜ!

980 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 03:24:28 ID:???
乙です
【最強の】俺inキャプ森9【双子】
【大した事ない?】俺inキャプ森9【ジェンティーレ】

981 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 05:10:20 ID:???
【スカイラブの】俺inキャプ森9【バーゲンセール】

982 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 15:23:27 ID:???
完成はまだまだ先になりそう気がするけど前転でツインシュート打つ型に進化するのね

983 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 21:46:43 ID:???
時間差スカイラブよりスカイラブタイフーンを見たい
それだと、次籐に求める負担も強化されることになるけど

984 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 21:57:01 ID:???
本編での三杉コメントだと前転が正解に見えるんだけど
もし当たりだったら実際にディアスがやってたのを言い訳にできるから
アドバイスしやすいね

985 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 01:05:19 ID:???
時間差スカイラブ覚えれば一人だけでも試合に出せるようになるかもね。

986 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 01:07:43 ID:???
だがやはり本命はスカイラブツインで前転するストーム

987 :森末(仮):2015/03/02(月) 02:02:34 ID:???
>>977-978 >>980
乙ありです。

残りが少ないので、続きは新スレを立ててそちらで書かせて頂こうと思います。
こちらの残りは雑談や、質問などがあればそれで埋めていただけると助かります。

988 :森末(仮):2015/03/02(月) 02:44:40 ID:???
続きは出来上がりましたが、遅くなってしまったので明日スレを立ててから投下をしたいと思います。
なので本日は更新をお休みさせていただきます。
それでは。

989 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 08:07:11 ID:???
乙です。
前転シュート→時間差スカイラブ→ストーム
なら先は長そうだね。
どこかでシュート+1があるかもしれないし。

990 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 18:37:50 ID:???
森崎たちと同じチームになったりするのかな

991 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:32:01 ID:???
>>989
乙ありです。

>>990
質問でしょうか?
森崎・翼とは同じチームになる予定はありません。JOKERとかでも無しです。
敵として対峙して頂く事になります。

992 :990:2015/03/02(月) 22:54:47 ID:???
お返事、有り難うございました。

993 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:56:58 ID:???
新スレを立てて参りました。
以降は新スレの方で更新させていただきます。

http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1425303163/l50

スレタイについては>>930さんのものを使わせていただきました。
他にも考えてくださった皆さん、ありがとうございました。

994 :森末(仮):2015/03/03(火) 01:23:27 ID:???
>C.三角飛び・改 セーブ力:68+(距離補正+4) ガッツ消費200
==================================================================================
グググッ……!

若島津「(昨日の試合を見る限り、あのマグノスゾーンシュートとやらはシュナイダーのファイヤーショットと同程度だったか。
     ならば遠慮はいらん。 全力でねじ伏せてやる!)」

遠く離れた位置からシュートを狙うストラットを睨みつけつつ、
若島津は両足に強く力を込めいつでも飛び立てる準備を整えた。
彼の胸に慢心は無い―― 一度ハンブルグ戦で叩きのめされ、己の実力不足を自覚し、それでも更なる進化を望んだ彼にはるのは、
ただただ、シュナイダーと会うまでは……会ってからでも無失点に抑えてみせるという意地である。

ランピオン「(頼むぞストラット! 弾かせれば後は俺達がなんとかする!!)」
バンビーノ「(流れを変えるには力技しかない、お前なら出来るぞストラット!)」

ストラット「行くぞ! これが俺の……マグノスゾーンシュートだァァァアアアアアアアアアッ!!」

ブォオオンッ!! グバッ! バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

995 :森崎名無しさん:2015/03/22(日) 10:53:20 ID:???
質問です。
ここの世界の早苗ちゃんには彼氏はいますか?(いるとしたら岬くん?)
久美ちゃんは山森くんと付き合えていますか?

996 :森末(仮):2015/03/22(日) 23:54:02 ID:???
>>995
早苗ちゃんは翼がいなかった為に恐らくサッカーに関わる事もなかったんではないかと思います。
翼がいないので性格も小学生時代のアネゴな感じのままな可能性もあるので、神田くんから一目ぼれされる事も無いかなと思います。

久美ちゃんも翼がいないからマネージャーになってないかもしれませんね。
もしもマネージャーになっていたら……多分何の障害もなく交際出来るのではないでしょうか。

997 :995:2015/03/25(水) 23:13:28 ID:???
森末さん、回答ありがとうございます。

この世界の南葛マネージャーのはずだった乙女の彼氏
早苗: バビントン
久美: ジノ・ヘルナンデス
ゆかり: ディック

998 :995:2015/03/28(土) 10:35:25 ID:???
埋めです。他の女性陣の彼氏

陽子: 琴音
琴音: ストラット
初音: ブランコ

999 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 10:36:11 ID:???
nice boat

1000 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 14:36:09 ID:???
1000ならナポレオンの代りに仏代表の誰かが26cmに

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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