キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】

1 :森末(仮):2015/02/09(月) 22:31:05 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1397051465/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会は惜しくも準決勝で敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
全国大会で共に競い合った立花兄弟や合宿で集中的に練習に付き合った新田らの後押しもあってか、板野は見事キャプテンに選ばれる。
舞台は世界へ。全日本はハンブルグとの試合に3−3の引き分けに終わった後、
練習試合をする筈だった各チームに断られ追加合宿に明け暮れる。
そしてフランス国際Jrユース大会が開かれ、全日本はアルゼンチンJrユースと初戦でぶつかり合う。
天才・ファン=ディアスのスーパープレイの連続に圧倒される全日本であったが、
他の選手が然程の実力者ではないという弱点を突いて前半で2−1でリード。
尚も試合は続く……。

863 :5スレ目317:2015/02/27(金) 09:07:23 ID:???
コンティが活躍すると嬉しいと感じてしまう自分がいる…

864 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 11:16:32 ID:???
早めにシュート打ちたいな、ジェンティーレがどの程度か確認したい

865 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 15:44:48 ID:???
技は持ってないにしろ、能力は恐らく本編基準かと

866 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 16:49:47 ID:???
このコンティは……全身がビームそのものなのだ!

867 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 20:38:52 ID:???
しかしコンティオには後詰めのパワータックルとか飛ばないの
話の展開的に佐野の近くにいるんでしょ

868 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:10:23 ID:???
>★佐野→ドリブル 58 ( スペード10 )( 1 + 6 )=65★
>★ストラット→タックル 57 ( ハート3 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=66
> コンティ→タックル 55 ( ハートQ )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=68★
>≦−2→イタリアボールに。
=============================================================================
ダダダダッ!

佐野「(速い!? けど、これくらいならなんとか……?)」
コンティ「貰った!」
佐野「げ、げぇっ!」

正に猪突猛進という勢いで迫ってくるストラットを前に佐野は思わず物怖じするも、
それでもただ突っ込んでくるだけならば簡単にいなせるだろうと考えていた。
だが、突っ込んでくるストラットの背後にはイタリア右サイドハーフのコンティがいる。
結果、ストラットに注意を払い過ぎた佐野は、
彼をかわしたと思った瞬間にあっさりとコンティにボールを奪われてしまったのだった。

コンティ「よし、後は……」
早田「何がよしだコラァ!」
次藤「佐野のミスばわしがフォロー、これもまたチームプレイタイ」

しかし、ボールを奪ったコンティもそう簡単にキープは出来ない。
何故ならこの位置には佐野と共に行動をしていた次藤。
そして、今日の試合ストラットのマークに全てを注ぐ為、ストラットの近くに位置していた早田がいたからである。

869 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:11:27 ID:???
先着2名様で、

★コンティ→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★早田→タックル 59 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 次藤→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→なにィ!?コンティがボールキープ成功! DFが中山しかいない日本、大ピンチ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、バンビーノと松山で競り合い、岬がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」
次藤:ダイヤかハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

>>861-862
乙ありです。

870 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:11:55 ID:???
★コンティ→ドリブル 54 ( ハート8 )( 4 + 2 )=★

871 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:12:04 ID:???
★コンティ→ドリブル 54 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )=★

872 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:14:32 ID:???
★早田→タックル 59 ( ダイヤA )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=
 次藤→タックル 56 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)

873 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:17:43 ID:???
日本の引きがやばい..

874 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:45:25 ID:???
ダイスが洒落抜きで低調すぎる。
なんとかシュートではヘタレないでくれ…

875 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:52:25 ID:???
>★コンティ→ドリブル 54 ( ハート8 )( 4 + 2 )=60★
>★早田→タックル 59 ( ダイヤA )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)+(カミソリタックル+2)=65
> 次藤→タックル 56 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)+(パワータックル+2)=64★
>≦−2→全日本ボールに。
==========================================================================================
早田「うおりゃあっ!!」

シュパァンッ! バシィッ!!

コンティ「う、うわっ!?」

懸命にボールキープに努めるコンティであったが、何分相手が悪かった。
ボール狩りの技術にかけては、全日本内でも随一の技術を持つ早田。
彼の放った切れ味鋭いカミソリタックルは決してベストパフォーマンスとは言えずとも、
コンティ自身もそこまで攻撃能力が高い訳でもない。
素早く、鋭く詰め寄られたコンティはいとも簡単にボールを手放してしまい、
早田は鼻を鳴らしながら足元で奪い取ったボールを転がす。

早田「そらっ、岬!」
岬「ナイスプレイ、早田!」

そして、早田はこのボールを左サイドの岬へと預ける。
自身にはストラットのマークという仕事がある事を考えれば、無闇にオーバーラップをせず妥当な判断だと言えるだろう。

ストラット「(さっきから俺についてまわっていたが……こいつ、かなり出来るな)」
早田「(ふん、今日はお前を働かせやしないぜチョンマゲ頭)」

876 :森末(仮):2015/02/27(金) 23:53:27 ID:???
板野「(うーん、早田が凄いのかイタリアのモブの攻撃力が低いのか……両方なのかな?
    さて、それはともかくどうしよう?)」

こうして再び敵の攻撃を未然に防いだ事で板野はほっと胸をなでおろしつつ、
改めて戦況を確認する。

電光掲示板に目を向ければ、今は丁度前半10分になろうかという時間帯。
ここまで日本は殆どイタリアに攻め込まれず、一方的に攻勢に出られていると言ってもいいが、
しかし、中々シュートには持って行けず――ボールは持てているものの攻めきれていない、というのが正直な所だ。

板野「(岬、松山、小池……中盤の選手が単独で突破しようとしても上手くいかなかったもんな。
    一旦ゲームを落ち着けるべきかな?
    いや、でも押しているのはこっちだからこのままゴリ押しするのも手かもしれないぞ。 うーん……)」

A.「岬、焦る事はないぞ! 押しているのはこっちなんだから時間をかけて攻め上がれ!」
B.「一気に攻め立てるんだ岬! 堅い錠前も何度も突けばこじ開けれるぞ!」
C.「俺だ、俺に持って来い! こんなチンタラしたゲームはいい加減に終わりにしてやるぞ!」
D.「ここだ、ここでなだれ攻撃だ! みんな上がれー!!」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

877 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:54:11 ID:rSjWwLuw


878 :森崎名無しさん:2015/02/27(金) 23:55:28 ID:JkVDFnKE
A

879 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:13:49 ID:???
>A.「岬、焦る事はないぞ! 押しているのはこっちなんだから時間をかけて攻め上がれ!」
========================================================================================
岬「うん! さぁみんな、ボールを回していくよ!」
和夫「ったく、なさけねーなぁ。 早くボールくれよな」
政夫「相手も守備が自慢の国だ、そうそうシュートチャンスは来ないさ。 俺達も下がるぞ」
板野「(俺も下がってパス回しに参加しなきゃな。 中盤は3人だけなんだから)」
ジェンティーレ「ちっ、面倒な事を……!」
ヘルナンデス「(だがどちらにせよ最後には誰かが打たなければならない。 そして俺達ならば必ず止めてみせる)」

ここで板野は焦らず落ち着いて攻め上がるよう岬に伝えた。
リードを許している訳でもなく、まだ前半が始まって10分程度しか経過をしていない。
確かに攻めあぐねてはいるが、押しているのは確実に日本なのだ。
必要以上に焦りを感じる必要はなく、この意見には岬も素直に従った。

板野、更に立花兄弟もやや下がり目に位置しパス回しに参加した事もあってか、
ボールを奪われる事もなくしばらくはイタリアの守備の綻びを探る時間が訪れる。
だが、どれだけボールを回してもイタリアのDF陣は前には飛び出さなかった。
誰かがミスキックをした際にフォロー出来るかどうかの位置にはつけるものの、
積極的にカットには動かなかったのである。

実況「さぁ、日本……ここは揺さぶります。 ゆっくりとボールを回して機を伺う!
   イタリアもこれを追いますが、正に数の暴力! 翻弄されるばかりです!
   時計は現在前半11分を経過した所、そろそろ日本としてはシュートを打っておきたい場面ですが果たして!?」

岬「(釣りだされはしないか、あくまで最終ラインで止める腹積もりらしいな……こうなると厄介だけど……)」
松山「(どこかで隙は出来る筈。 何より相手も焦れる筈だ。 そろそろか?)」

880 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:14:52 ID:???
先着1名様で、

★ゆさぶりの効果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「何をぐずぐずやっている! 俺に持って来い! スーパー空手シュートをお見舞いしてやる!」 なにィ!?
ダイヤ→ジェンティーレがやや前がかりになってる! 岬が上手くついて板野にスルーパスだ!
ハート→ディフェンスラインに歪みが出来た! 板野と松山のゴールデンコンビがそこに向けて突っ切るぞ!
スペード→駄目だ、穴が見当たらない。 こうなれば力技! 立花兄弟のポストプレイだ!
クラブ→板野がボールを持った瞬間、ジェンティーレが襲い掛かった!?

881 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:16:34 ID:???
★ゆさぶりの効果→ クラブ6

882 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:17:21 ID:???
★ゆさぶりの効果→ スペードA


883 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:18:21 ID:???
あかん。本格的に運がない。
主人公!流れを変えてくれ…!

884 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:26:11 ID:???
主人公がJOKER,ジェンティーレがクラブじゃないと勝ち目はなさそうだが...

885 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:27:45 ID:???
>★ゆさぶりの効果→ クラブ6 ★
>板野がボールを持った瞬間、ジェンティーレが襲い掛かった!?
====================================================================================
岬をはじめとして中盤にパス巧者が揃い、下がって参加をしている立花兄弟、板野も決してセンスは悪くない。
だが、如何に容易にパス回しが出来るとはいえ、それも続け過ぎると単調となる。
そして、単調となったパスワークは――当然ながら読まれやすくなっていた。

小池「それ、頼むぞ板野」
板野「オーライ」
岬「……! 駄目だ、戻して!!」
板野「えっ!?」

ダダダダダダダダダダーッ!!

ジェンティーレ「ハーッハッハッハ!! 遅いんだよ、ジャッポネーゼ!!」
板野「うえええ!? ジェ、ジェンティーレ!?」

前半11分――パス回しをはじめてから約3分が経過した頃。
ここでパターンを理解したのは類稀なる守備センスを持つジェンティーレであった。
彼は板野にパスが出ると察知した瞬間に素早く彼に詰め、パスを出す暇も与えず強引にボールを奪いに行ったのである。

実況「あああーっと!? ここで全日本、とうとう捕まった!!
   しかもここでボールを奪いに行ったのは昨日、あのディアスくんを止めたジェンティーレくんだ!!
   板野くん、ここはキープ出来るか!?」

ジェンティーレ「この俺を挑発した報いを受けるがいい!!」
板野「さ、先にしたのはそっちなのに〜!!」

886 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:28:56 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェンティーレ→タックル 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が突破に成功! 超新星は案外大したことなかった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、和夫がフォロー、和夫とバサレロで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤで「エクスプロードドリブル(+4&吹っ飛び係数2)」
   ハートかスペードで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
ジェンティーレ:ダイヤかハートで「メテオチャージ(+3&吹っ飛び係数2)」

887 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:27 ID:???
★板野→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )=★

888 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:32 ID:???
★ジェンティーレ→タックル 60 ( クラブ2 )( 4 + 1 )=★

889 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:29:50 ID:rxEHGdcE
なにぃ!

890 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:30:24 ID:???
お、怪我したか、これはおいしい

891 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:30:33 ID:???
地獄兄弟の慈円手入負傷www

892 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:31:09 ID:???
ジェンティーレ負傷交代までありうるぞwww

893 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:31:48 ID:???
>超新星は案外大したことなかった!
矢車さん、この世界でも慈円手入が弟になりたいようです

894 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:32:48 ID:???
超新星(笑)見事に返り討ちw

895 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:32:58 ID:???
偉そうに挑んだ挙句返り討ちで吹っ飛ばされて怪我とかこれはたいしたことないわー

896 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:34:26 ID:???
あまりの噛ませ犬っぷりに笑えてしまうw

897 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:36:03 ID:???
タックルが60ってことはブロック59にせりあい58かな
カウンターシュートは流石にまだ覚えてないだろうから赤スートで反転ブロックってとこだろうか?

898 :森末(仮):2015/02/28(土) 00:36:40 ID:???
書いてる方もちょっと驚きました。
ジェンティーレはこの大会では最強のDFなんですけどね、どうしてこうなった。

899 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:40:21 ID:???
ジェンティーレは大口たたくとへたれる典型だからしょうがない

900 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:46:47 ID:???
大柄なのが小さいのに競り負けたり吹っ飛ばされて負傷したりとすごいことばかりじゃのう

901 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:53:50 ID:???
試合がはじまってずっと低調だったのに…
運が良かったとはいえ負傷はありがたい。
っていうかタックル60で3.3.0.0は化け物だろ。

902 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:59:01 ID:???
実家のような安心感

903 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 00:59:26 ID:???
ここでバースト撃ちたいな。スレの残り的にもw

904 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:06:21 ID:???
>★板野→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )+(エクスプロードドリブル+4)=71★
>★ジェンティーレ→タックル 60 ( クラブ2 )( 4 + 1 )=65★*吹っ飛び* *負傷発生*
>≧2→板野が突破に成功! 超新星は案外大したことなかった!
=======================================================================================
最初に断っておくと、ジェンティーレは今大会最強のDFである。
間違いなく、今大会最強のDFである。
誰もが認める、今大会最強のDFである。

ジェンティーレ「(ガキめ! どう料理してやろうか!!)」

しかし、どれだけ能力が高くても性格がいいとは限らない。
現に彼は実力こそはチーム内からも認められてはいたものの、
人望という点では選手として格下であるヘルナンデスに劣っていた。
それは全て彼の他人を見下し、自分こそが優れていると思いたがる傲慢な性格によるものである。
この時も同じ――彼は板野の事を見下し、どのように辱めてやろうかという事だけを考えていた。

板野「(強引に……いや、キープじゃ駄目だ! ジェンティーレのダッシュ力とパワーを合わせられたら俺でも吹き飛ばされる!
    ここは……前に出る!)うおおおおおおおおおおおおっ!!」

逆に板野はどうやってジェンティーレからボールを奪われないかだけを考えていた。
どうすれば格好よくとかではなく、どうすればジェンティーレに恥をかかせられるかではなく、
どうすれば奪われる事が無いかだけを考えていた。
そして、考え抜いた末に出した結論――それは自身も加速をしてパワーでぶつかる事であった。

バギギギギギギィイイイイイイイイイイイイイインッ!!

ジェンティーレ「なっ!?」
板野「うおおおおりゃああああああああああっ!!!!!」

ドガァンンッ!!

ジェンティーレ「ぐがぁっ!?」

905 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:07:46 ID:???
片方は相手を見下し、片方は相手を強者と見て全力を持って当たる。
確かに彼らの間には大きな差があった。通常ならば簡単に奪われてしまっていただろう、実力の差が。
しかし、それも双方に油断と慢心――警戒と気迫があれば容易に覆る。
この時の板野とジェンティーレの勝負は、正にその例となり得る事象と言えた。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「ああああああっ!? い、板野くん! 突破、突破したーっ!?
   なんという事でしょうか!? まさかまさか!?
   小柄な板野くんが、自分よりも遥かに大柄なジェンティーレくんを吹き飛ばして突破に成功しましたぁ!」

観客「マジかよ、すげぇ!?」「一昨日もハットトリックしてやがったな、あいつ」「このままゴールするのか!?」

真「う、うそ……ジェ、ジェンティーレくんをあんなにあっさり吹き飛ばせるの!?」
響「凄い! 凄いぞ!! そのままシュートだ〜!!」

シュナイダー「ほう……!」
マーガス「あんなに小さいのに吹き飛ばすなんて、まるでカルツみたいだな」
カルツ「ありゃ大したもんじゃのう。 じゃが、問題はここからだ」

ピエール「ジェンティーレを突破したのは大きい……が、まだイタリアには関門が残っている」

このプレイに、思わず観客席からは歓声が沸きあがった。
ジェンティーレの実力については、既に昨日のアルゼンチン戦で観客たちの脳裏に刻まれている。
にも関わらず、そのジェンティーレよりも遥かに小さな身体ながら、
板野は思い切りのいいドリブルでジェンティーレを弾き飛ばしたのだ。
これで観客たちが沸かない筈もないのだが、まだこれで全てが決して訳ではない。

906 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:08:48 ID:???
ヘルナンデス「ジェンティーレ!(あの倒れ方……ええい、今は気にしている暇じゃない!)」

ジノ=ヘルナンデス。
自他ともに認める欧州No.1キーパーであり、イタリアが誇るカティナチオの最後の壁である。
彼はジェンティーレが不自然に倒れ込んだ事に焦りながらも、
まずは目の前の脅威――板野を排除する事が先だと自分に言い聞かせながら、構えを取る。

板野「よ、よし!(突破出来た……これならシュートが打てる……けど!!)」

そして、そんなヘルナンデスの視線を受けながら板野はほっと胸を撫で――おろしはしなかった。
彼もまたわかっていたのだ、まだこれで終わりではない事を。

ヘルナンデス「(来るなら来い……必ず、止める!!)」
板野「(ヘルナンデス……こいつからゴールを奪うんだ!! 全日本のストライカーである、この俺が!!
    その為には……)」

A.このままドリブルゴール狙いだ!
B.普通のシュートでいってみよう! 威力:58 消費ガッツ:80
C.弾丸シュートでいってみよう! 威力:61 消費ガッツ:120
D.マグナムシュートだ! 威力:64 消費ガッツ:200
E.本邦初公開! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

907 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:02 ID:ZHCRK/I6
E

908 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:04 ID:rxEHGdcE
E

909 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:09:07 ID:52V1CJsI


910 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:10:08 ID:???
決めてくれ!

911 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:24:24 ID:???
>E.本邦初公開! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300
========================================================================
板野「(迷う事は無い……今の俺の、全力で!!)勝負だ、ヘルナンデスッ!!」

ジェンティーレがゴール前から姿を消し。
自身は既にシュートレンジに入っていて。
敵のDF達はすぐに詰められる場所にはおらず。
実質、イタリアのゴールを守るのはヘルナンデスのみ。
この状況で板野が迷う筈もなく――その右足を目一杯振りかぶる。

ビリビリビリッ!

ジェンティーレ「ぐっ、痛っ……!(あ、あのガキ……! まさか!?)」
ヘルナンデス「(この感覚は……以前シュナイダーと戦った時と同様……いや、それ以上!?)
       ちっ……来い!! 必ず……止めるッ!!」

そして、その振りかぶった右足を見た瞬間、ジェンティーレとヘルナンデスは悟る。
これはただのシュートではない。
以前にハンブルグ戦で見た、マグナムボレーでもない。
シュナイダーのファイヤーショット――をも超える、世界屈指の破壊力を持つシュートであると。

実況「板野くん、右足を振りかぶったー!! これは得意のマグナムシュートか!?
   果たしてヘルナンデスくん、止められるかーっ!?」

912 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:25:36 ID:???
見上「(決めろ、板野! ジェンティーレがいないというこのようなチャンス、もう二度と訪れないかもしれん!)」

シュナイダー「あの振り足は……!!」

ディアス「……へぇ、そうかい。 温存してたって訳か。 ……ま、俺でもそうするか」

ナポレオン「凄く勉強になります。僕も頑張りませんと」

ストラット「あれは……! ま、まずい!! ヘルナンデス!!」

翼「うわぁ……フォームを見ただけでわかるよ! 本当に凄いシュートだ!!」

森崎「これだけ言ってたら打ち損じそうだけどな」

響「決めろー! 板野くーん!!」

森末「(頑張れ板野、ここで決めてこそ主人公だ! 主人公は君なんだ!!)」

板野「くらえ! これが俺の……バーストマグナムだァァァァアアアアッ!!
   つらぬけェェェェェェェエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」

バゴッ……

グボワゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

913 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:26:36 ID:???
先着3名様で、

★板野→バーストマグナム 68 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★トリノ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(政夫がねじ込み)(松山とバンビーノで競り合い)(バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のバーストマグナムがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(政夫がねじ込み)(バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
板野の「バーストマグナム」には吹っ飛び係数2がついています。

914 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:26:53 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( ハート10 )( 2 + 3 )=★
決まれ!

915 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:27:01 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( クラブ4 )( 3 + 3 )=★
いけー!

916 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:04 ID:???
すまん...板野君。許せ...

917 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:22 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートQ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=★

これはだめだな

918 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:27 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( スペード8 )( 3 + 4 )=★

919 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:33 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ハート7 )( 3 + 2 )=★

920 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:39 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ハート8 )( 3 + 2 )=★

921 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:28:50 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートK )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=★

922 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:30:16 ID:???
最初から簡単にゴールできないのは想定内、ドンマイドンマイ
まだまだいける

923 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:30:20 ID:???
ゴールは厳しかったということか...

924 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:09 ID:???
>森崎「これだけ言ってたら打ち損じそうだけどな」

経験者は語る

925 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:56 ID:???
すぐ奪ってスカイラブツイン、土台が間に合わないなら松山の新技いけいけ

926 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:35:59 ID:???
これまで森崎も数々の竜頭蛇尾シュートをとめてきたもんな。

927 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 01:39:03 ID:???
しかし、ヘルナンデスでこの数字なら板野君でもミューラーには1負けていることになる。
松山との北国マグナム(仮)を撃つしかない!

928 :森末(仮):2015/02/28(土) 01:53:27 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
1000も近くなってまいりましたので、よろしければ次スレタイ案を考えて頂けると幸いです。

【】俺inキャプ森9【】

それでは。

929 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 02:03:08 ID:???
【先手必勝】俺inキャプ森9【1点勝負】
【カギ穴を】俺inキャプ森9【こじ開けろ!】

おい今大会最強のDF、乙しておけ。

930 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 02:10:38 ID:???
【超新星】俺inキャプ森9【爆発】
【決戦!】俺inキャプ森9【真・イタリアユース】
【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
【9番を】俺inキャプ森9【背負う者】
【エースストライカーの】俺inキャプ森9【名にかけて】

931 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 08:08:37 ID:???
ジェンティーレも怪我したことだし
攻めまくって消耗戦を挑めるといいな。
理想は前半あと四回くらい右腕を使わせて、ジェンティーレの負傷も悪化させたい。

932 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 09:00:47 ID:PbYRPg9Q
でも怪我したことを喜ぶと松山の好感度が下がるので注意な!

933 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 09:01:15 ID:???
たぶんジェンティーレの治療のためにボールを出すから
いない間に攻めて点を取りたいな

934 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:09:20 ID:???
まさかのイタリア戦ダイジェストも狙えるかもしれない。
プレスかけまくってロングボールは佐野がカットして板野突っ込ませてシュート撃ちまくろう。

935 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:25:53 ID:???
ストラット、ランピオンがいる限りダイジェストはない

936 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 11:57:28 ID:???
勝ちが確定する展開になればあるんじゃない?

937 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 14:54:07 ID:???
【ロ慢心グ】俺inキャプ森9【サガ】
今大会最強のDFェ…

938 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 15:51:05 ID:???
日本の新シュート公式戦お披露目の時は防がれるジンクス。
ライトニング、ネオサイクロンだってそうだったんだ。
バーストマグナムだって次からが本番さ


939 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 16:17:50 ID:???
【新技お披露目】俺inキャプ森9【伝統のNOGOAL】

940 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 17:19:34 ID:???
ネオサイクロンだけじゃなくサイクロンもポストで不発じゃなかったか
本当にジンクスだな

941 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 17:29:12 ID:???
待てみんな!ファルコンご苦労は決まったぞ!

942 :森崎名無しさん:2015/02/28(土) 18:03:25 ID:???
サイクロンは紅白戦初披露で森崎相手に決まりましたし……(公式戦での惨状)
ファルコンクロウ……?
新田は隼シュートが強化されたのは覚えているけど……

943 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:13:36 ID:???
>★板野→バーストマグナム 68 ( ハート10 )( 2 + 3 )=73★
>★トリノ→ブロック 54 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=62 *吹っ飛び*
> ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートQ )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=65 *吹っ飛び*
> マリーニョ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=61★ *吹っ飛び*
>★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( スペード8 )( 3 + 4 )=74★
>=−1→ボールはこぼれ球に。バサレロがフォロー
============================================================================================
前半12分、板野の新シュート――バーストマグナムはとうとう放たれた。

バギグシャドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

トリノ「ぶべげっ!?」
ゴルバテ「ぎにゃああっ!?」
マリーニョ「ごぼおおおおっ!?」

ジェンティーレをも吹き飛ばした持ち前の馬鹿力を、最大限生かしたパワーシュート。
このシュートを彼が抜けたイタリアDF陣に防げと言う方が、無理な話だろう。
むしろここで恐れずシュートブロックに向かった彼らの勇気は褒められるべき――。
それ程までに、板野のバーストマグナムは圧倒的の一言であった。

ヘルナンデス「(これは……速度、破壊力、共にアルゼンチン戦で見せたものに比較をしても向上をしている!!
        だが、必ず……必ず!!)」

しかし、このシュートを見ても狼狽せず冷静に状況を分析しボールに立ち向かう者がいた。
イタリアJrユースキャプテン、ジノ=ヘルナンデスである。
彼は常識人でありながらも、己の実力に誇りも持っていた。
それはジェンティーレのような傲慢さではなく、自身がイタリアJrユースのキャプテンであるという強いプライド。
カティナチオの代名詞となる堅固なGKに、その名に恥じぬようなプレイを見せるというアズーリとしての誇りである。

ヘルナンデスはその誇りを胸に横っ飛びになりながらボールに向けて右腕を伸ばした。

944 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:15:00 ID:???
グググンッ!!

ヘルナンデス「!!」

瞬間、ボールが浮き上がる。速度を増す。
板野が蹴る刹那、地面を軽く擦り与えた第三の力によってボールはHOP−UPしたのだ。
これを見たヘルナンデスが大きく動揺したのは言うまでもない。
ただでさえ超威力のシュートが、更に"ノビ"てゴールを奪おうと迫ってくるのだから。

ヘルナンデス「ぐっ……止めるゥゥッ!!」

バチィイィイイイイイイイイイッ!! バァァァアアンッ!!

板野「なっ……なにィ!?」

しかし、それでもヘルナンデスは諦めなかった。
動揺はしても、諦めない。伸ばした腕を更に上に振り、足りない高度は足で地面を蹴って補う。
その結果、ヘルナンデスの『黄金の右腕』は確かにボールを捉え――その勢いを殺す事に成功した。
ただし、完全に受け止める事は出来なかったのだが……シュートを阻んだという事実は確かであり、
その光景を見て板野は思わず驚きの声を上げるしかなかった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「とっ、止めたァ〜ッ!! ヘルナンデスくん、その黄金の右腕で板野くんのシュート――。
   バーストマグナムを防いで見せましたァッ!!
   放たれた瞬間、誰もが決まると思った板野くんのバーストマグナム!!
   しかし、イタリアの錠前はあまりにも厚い! 堅い!! 惜しくも得点ならずゥゥゥッ!!」

945 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:16:11 ID:???
シュナイダー「ほう……あれを止めるのか」
カルツ「流石にシュナイダーちゃんを1得点のみに抑え込んだキーパーなだけはあるぜ」

森崎「ほーれ見てみろ、ああいうのは大体ヘタレるって相場が決まってんだ」
ニネー「(あなたも大概だったものね……)」

政夫「お、おいおい……今のを防ぐのかよ!?」
和夫「あれって、話に聞いてた板野の新シュートだろ!?」
若島津「(中々やるな、あのキーパー……)」
松山「(これがイタリアの守護神、ジノ=ヘルナンデスか。 流石に簡単にゴールはさせてもらえなさそうだ)」

ストラット「ナ、ナイスセーブ! ヘルナンデス!!」
バンビーノ「(驚いた……今のは間違いなくストラットのマグノスゾーンシュートよりも上だぞ……?)」
ジェンティーレ「ふ、ふはは……ジャ、ジャッポネーゼ程度がヘルナンデスを抜けるものか! 痛っ」

そして、この勝敗の別れを見て観客――フィールドにいる選手たちも驚き、どよめきの声を上げた。
板野の見せたシュートも確かにすばらしかった。
そこに対し、疑問を挟む者は誰一人としていない。
だが、そのシュートを昨日のアルゼンチン戦では殆ど目立たなかったヘルナンデスが止めてみせたのだ。

全日本の者達はこのシュートでも簡単には決まってくれないのかと落胆し、
逆にイタリアの選手はほっと胸をなでおろす形である。

しかし、いつまでもこの余韻に浸る訳にも行かない。
ヘルナンデスはじんじんと痛む右手を抑えながらも、
弾かれたボールをフォローした左サイドバック――バサレロへと素早く指示を出す。

946 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:17:17 ID:???
ヘルナンデス「バサレロ、大きく蹴れ! 左側だ!! サイドラインを割らせろ!」
バサレロ「わ、わかった! それっ!!」
佐野「(あー……流石にあの位置のは取りに行けないぜ)」

誰に詰め寄られる隙も与えないまま、バサレロは指示通り大きくボールを蹴りあげラインを割らせた。
これには佐野もスカイラブでカットも出来ず、
全日本としては自分たちのスローインには出来たものの戦線を中盤まで戻された形となる。
急いで再び攻勢に出ようとする全日本なのだが……。

小池「くそっ! ええい、早く出せ出せ!!」
中山「……いや、まて小池。 様子がおかしい」

ジェンティーレ「くっ、俺がジャッポネーゼなどに負傷させられる訳がないというのに……」
ヘルナンデス「大人しく治療してこい、ジェンティーレ。 それと、あまりに見下し過ぎるな。
       さっきのシュートを見なかったのか」
ジェンティーレ「ちっ……」

実況「おっと……これは? ジェンティーレくん、起き上がると同時にフィールドを離れます。
   どうやら先ほどのプレイで負傷をしてしまったようです。
   一旦フィールドを離れ、治療を受けに向かいます!」

ここで一旦、試合が止まりジェンティーレが治療の為にフィールドの外へと向かった。
憎々しげに板野を睨みながら呪詛を呟く彼も、ヘルナンデスが静かに……しかし少しの怒りを含んだ声で告げると、
流石に口を噤みぎこちなく歩きながら治療を受けに向かう。

ヘルナンデス「(幸い重症という訳ではなさそうだから、そこまで時間はかかるまい。
        なら……)」

クイクイッ

バンビーノ「(守備重視か……まあ、ジェンティーレがいないならそうするしかないか)」

947 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:18:20 ID:???
そして、ヘルナンデスはその後ろ姿を見送った後、フィールダー達にサインを送る。
ジェンティーレがいない以上は、イタリアの守備の堅さは半減。
ならばその穴を彼が戻ってくるまでは数で埋めるしかないと判断したヘルナンデスは、
中盤のメンバーも下がって守備に参加するよう伝えたのである。

当然、これは全日本のメンバーにも察知されており――彼らはジェンティーレが治療に向かう僅かな時間を使って、
ここからどう攻めたものかと対策を練り始める。

松山「板野、落ち込むなよ。
   相手はヨーロッパNo.1キーパーなんだ、その相手に完璧にキャッチされなかっただけでも凄い事だぞ」
板野「う、うん……(流石にヘルナンデスも堅い……伊達に本編でゲームオーバーにさせたキーパーじゃないな。
   っていうか、なんかそれを松山に慰められるのも皮肉が効いてる気がするなぁ……)」
小池「で、こっからどうするんだ? あの怪我したのがいない間に攻め込んだ方がいいだろうが」
板野「そうだね。 俺の体力もあるから……今度は立花達に打って欲しいけど」
岬「ただ、相手も引いて守ってるね。 無策で挑むのは危険に思える。 こっちも数をかけて攻め込みたいけど……」
中山「だが早田はストラットのマーク、次藤が上がるなら佐野も上がるから……必然的に俺は後方のカバーに回らないといけないな」
和夫「俺達が切り込むか? あれは上手く行ったしな」
政夫「けどよ、またセンタリングを狙ってボールを預けた所を奪われたらたまんねーぜ」
板野「(うーん、難しいな……出来ればジェンティーレがいない間にシュートは打っておきたい。
    この中だと……俺と松山のコンビネーションが1番突破力は高いか? ただあれ結構疲れるんだよな。
    バーストマグナムを打った後だとキツいかもしれないけど、でも確実性を高めるならあっちの方がいいかもしれない。
    こっちから見て右サイドのスローインだから逆の岬は使えないとして……。
    どうしよう?)」

948 :森末(仮):2015/03/01(日) 00:19:21 ID:???
A.「立花兄弟をもう一度使おう。 フィニッシュに関しては追って指示を出すよ」
B.「俺と松山で上がってみるよ。 次藤は2人を飛ばせる準備をしておいてくれ」
C.「松山に突破してもらおう。 キープ力に関してはこの中でNo.1なんだ」
D.「小池、頼んだ。 今度こそ突破して立花にセンタリングを上げてくれ」
E.「中山、上がってくれ。 多少無理をしてでもここは攻め込みたい」
F.「すぐに俺にボールをくれ。 もう一度バーストマグナムをぶちかます」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 595/930

>>929 今大会最強DFくん乙ありです。

949 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:19:57 ID:sPZDC/KQ
D

950 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:20:27 ID:XLjeGSHE


951 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 00:21:04 ID:eD6qio5g


952 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:00:43 ID:???
>B.「俺と松山で上がってみるよ。 次藤は2人を飛ばせる準備をしておいてくれ」
===================================================================================
次藤「わかったタイ」
中山「なるほど、あの高速ワンツーで攻め上がるのか……いいんじゃないか?」
政夫「でも板野、お前体力は大丈夫か? あのバーストマグナムっての、かなり体力使いそうだけど」
板野「うん……確かに疲れてるけど、大丈夫だよ。 すぐ倒れたりするような事はないさ」
松山「(なんだか板野、スタミナも増えた気がするな……急激に増える事なんてある筈ないのに)」

板野と松山のコンビネーションの精度の高さについては全日本メンバーにとっても周知の事実。
よって板野の案は反対もされず、こうして攻め方は決まった。
なお、松山など一部の者は板野の体力が以前に比べ大きく増加している事に少々の疑問を持っていたのだが、
彼の体力増強の源が管理者としての地位とかお役立ちっぷりがだんだんと低くなってきた精霊が持ってきた、
胡散臭いドリンクにより引き起こされたものという事は当然知る由もないのだった。

ピィッ!

小池「それっ、頼むぜ!」
松山「おう!」

実況「さぁ一旦仕切り直し、小池くん、ボールをまずは松山くんに預けます!
   そしてそのまま上がり……いや、すぐにパスを出します!」

松山「行くぞ、板野!」
板野「うん、松山!」

バシッ! ダダダダッ! ポーンッ! タタターッ!!

953 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:01:51 ID:???
バンビーノ「(これは……アルゼンチン戦でも見せていたパスワークか! ヘルナンデス、どうする?)」
ヘルナンデス「DF、出ろ! 人数をかけてカットしに行くんだ!! フォローも忘れるな!
       (ジェンティーレがいない以上、シュートを打たれてからでは遅い。 打たれる前に止める!)」
ディモス「よし、わかった!」
バサレロ「止めてやるぞ!!」
マリーニョ「あのシュートじゃなきゃ、怖くはない!!」

先着3名様で、

★板野→ゴールデンコンビ 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→ゴールデンコンビ 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 ディモス→パスカット 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 バサレロ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野達全日本ゴールデンコンビが中盤を切り裂いた!そのまま右サイドを走る小池に預ける!センタリングだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、佐野がフォロー、コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

954 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:13 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ダイヤ5 )( 3 + 1 )=★

955 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:28 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ハート5 )( 5 + 3 )=★

956 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:02:32 ID:???
★松山→ゴールデンコンビ 60 ( スペード2 )( 5 + 5 )=★

957 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:04:28 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=
 ディモス→パスカット 55 ( スペード10 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=
 バサレロ→パスカット 56 ( スペードQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=★

958 :森崎名無しさん:2015/03/01(日) 01:10:38 ID:???
松山さんがいなければ即死だった
板野君!はやくその貧しい引きを捨てるんだ!

959 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:58:12 ID:???
>★板野→ゴールデンコンビ 58 ( ダイヤ5 )( 3 + 1 )=62★
>★松山→ゴールデンコンビ 60 ( スペード2 )( 5 + 5 )=70★
>★バンビーノ→パスカット 57 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=68
> ディモス→パスカット 55 ( スペード10 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=63
> バサレロ→パスカット 56 ( スペードQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=68
> マリーニョ→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=67★
>≧2→板野達全日本ゴールデンコンビが中盤を切り裂いた!そのまま右サイドを走る小池に預ける!センタリングだ!
======================================================================================================
バンビーノ「(なるほど、確かにすばらしいコンビネーションだ……)」
ディモス「(だけど俺達4人を相手に一気に突っ切ろうなんて、虫が良すぎるぜ!)」
バサレロ「(ジェンティーレがいなかろうと……)」
マリーニョ「(俺達はカティナチオを形成するイタリアの一員なんだぜ!)」

ダダダダッ!!

板野と松山のコンビネーションは高度な練度と信頼によって培われたパスワークでイタリア陣内に切り込んでいった。
しかし、これに立ち向かうイタリア守備陣は4人。
いずれもジェンティーレに及ばずとも、相応の実力者たちばかりである。
組織的プレイを得意とする彼らは板野達の高速パスに対応をしながら、下がりつつコースを限定しカットに向かう。
板野にしろ松山にしろパスを出す事に苦慮し、それでもスレスレの所で奪われずにいたのだが……。

ポンッ

板野「あっ!」
バンビーノ「やった、もらった!」

ふとした瞬間、板野が痛恨のコントロールミスをしでかしボールはバンビーノの方へと向かって行った。
彼ら4人の合間を抜けるようなボールを出そうと神経をすり減らしながら突破していた板野がミスをしたのは、
仕方がないと言えば仕方が無く。
バンビーノは嬉々としてボールをトラップしようとする。

960 :森末(仮):2015/03/01(日) 01:59:20 ID:???
ババッ! ダンッ!! パシィッ!

バンビーノ「なにィ!?」
松山「ドンマイ、板野! さぁ、一気に進むぞ!」

しかし、次の瞬間バンビーノはその表情を驚きのそれへと変貌させた。
予測されていたパスの位置から方向転換をし、そのパスをトラップしたのである。
これに呆気にとられたイタリア守備陣はすぐさま松山を囲む事も出来ず、板野と松山はそのまま突破。
こうして板野達は中盤を切りぬける事に成功をしたのである。

板野「あ、ありがとう松山! 凄い反応だったね!!」
松山「いや、今のは反応じゃない。 そろそろ板野ならキックミスをするかもと思ってある程度下がり目にいたんだ」
板野「あっ、う、うん……(悪気はないんだろうけど傷つくなぁ……)」
松山「(仲間のミスはフォローしなきゃな!)」

因みに松山の素早い反応の理由について聞いてみたところこういった言葉が返ってき、
予測が出来たのは板野と松山の間にそれだけの信頼と絆があったからなのだが――。
板野は松山の言葉に、少しだけ傷ついていたという。

とにもかくにも、こうして早くもシュートチャンスが巡ってきた。
板野達はゴール前に向かうと同時にほぼがら空きとなった右サイドを走る小池へとパス。

小池「よっしゃ、でかしたふらののキャプテンと全日本のキャプテン!
   後はこの東邦学園キャプテン、小池秀人様に任せろ! くらえ! 東邦センタリング!!」

バコーンッ!!

そして、これを小池は大仰な名前をつけながらも至って普通にセンタリングを上げた。

961 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:00:57 ID:???
実況「板野くん、松山くん! 見事なワンツーリターンで中盤を突破! そして一旦サイドの小池くんに渡し……。
   小池くん、これをすぐさまゴール前に上げたァッ!! そしてこれには……ああああーっ!!」

政夫「よし、ここだ! 行くぜ、和夫!」
和夫「よっしゃあ!!」

センタリングが来るのを今か今かと待ち構えていた、立花兄弟が合わせる。
巨漢DF――次藤洋の両足に乗って。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「えっ、ちょ!? あ、あれ見ろよ!?」「げぇっ!? またか!?」「今度はあの双子のFWを足に乗せてやがる!!」
  「片足だけで1人持ち上げられるのかよ!?」「一体何するつもりだァ!?」

政夫「へへへ、驚いてるみたいだなお客さん達!」
和夫「なら一層驚かせてやらねーとな! 点を取ってよ!!」
次藤「おう! とっとと行くタイ、そらぁぁっ!!」

ガシィイイイイイイイイイイイイインッ!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

実況「とっ、飛んだァァァ〜ッ!! 出ました、立花兄弟のスカイラブ!!
   しかもこれは2人同時に飛び上がる! ハンブルグ戦でも見せた、スカイラブツインだァァアアッ!!」

962 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:01:58 ID:???
ピエール「ひ、ひ、非常識な……」

カルツ「あー……こりゃ外から見ると一層凄く見えるな。 サーカスみたいだ」
シュナイダー「だがあの高度から落とされるシュートはとてつもない威力を秘めている。 決まる可能性は十分にあるぞ」
マーガス「(なんだかこの試合で空中戦って言葉の意味が色々と俺の中で変わっちまった気がする……)」
シェスター「ニンジャ! ニンジャだ!! あれはニンジャブラザーズだ!!!」

真「よーし! ジェンティーレくんがいない、今がチャンスだ!!」
響「頑張れ、立花くん! ハンブルグ戦みたいにゴールだ!!」

ジェンティーレ「く、くそっ! 子ザルどもが、調子に乗りおって……!!」

ヘルナンデス「(ジェンティーレがいなくなった途端に失点をするなんて事があってたまるか!)止める、止めてみせる!!」
政夫「いくぜ、これが俺達の!」
和夫「空中サッカー!」

政夫・和夫「「スカイラブツインシュートだァァァアアッ!!」」

963 :森末(仮):2015/03/01(日) 02:03:00 ID:???
先着4名様で、

★政夫→スカイラブツイン 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★和夫→スカイラブツイン 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★トリノ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(岬がフォロー)(コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→立花兄弟のスカイラブツインがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(松山がねじ込み)(全日本コーナーキック)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
・シュートの枠外について
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。

450KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24