キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【続クロスナイツの】森崎の聖戦16【中央突破】

1 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/04(土) 00:10:28 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』の世界に
迷い込んだ森崎が、シグルド達とともに戦っていくことになりました。

基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)が
どれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。また必要に応じてトランプを引いてもらったりして
ランダムに進行していくこともあります。

過去スレはこちらからどうぞ。管理人様に感謝です。↓
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/89.html


・現在のあらすじ
 BURAGIのTOU
 オーガヒルカップ後半18分 4−3でリード
 あとなんか昔すぎて忘れた


201 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/27(月) 00:26:38 ID:???
〜マディノ城 執務室〜

アイラ「…アーダン? どういうことだ?」

アゼル「僕もわからないけど…うまくすれば今日中には到着できるって、手紙にあったんだ。
   アーマーナイトでどうやって? とは思ったんだけど…そのへんは書いてなくて」

スクランダーのことを事細かに書いても、かえって相手を混乱させるだけだ。
そう思ったオイフェが、あえて仔細を省略したのだが…

アイラ「オイフェの手紙であれば、信じない理由はないが…」

本当にアーダンが来てくれるのであれば、これほど心強いことはない。
ヴェルダンで行動を共にしたアイラは、彼が信頼のおける強い男であることをよく知っている。

だが、本当に信用してよいのか。
レックスもまだ戻らない。最悪、アゼルと二人で籠城することになったとして…耐えきれるのか。

アイラ「有三…貴方ならこういう時、どうするの…?」

202 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/27(月) 00:28:32 ID:???
★マディノメンバー 能力値表
LV(EX) MHP 力 魔 技 速 運 守 魔防
16(60) 46 24 *2 25 25 *8 12 *3 アイラ ソードファイター 
23(20) 53 27 *4 19 21 16 26 *7 レックス グレートナイト 
12(40) 41 *0 20 17 20 *3 *8 *7 アゼル マージ 


☆(アイラの行動)どうしますか? 行動重要度:大

A 援軍のアーダンとともに籠城し、森崎が来るまで持ちこたえる!
B 籠城するには戦力が足りない! アグスティにさらなる救援を要請する!
C マディノは捨てる! 交戦を避け、船で森崎達と合流する!

※森崎以外の行動では基本、自由選択肢は出ません。
※B選択時、救援要請に最低1名を送る必要があります。
※Cを選ぶと確実に森崎と合流できますが、マディノ落城により森崎の人間関係が大幅に悪化します。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。


203 :森崎名無しさん:2015/04/27(月) 00:40:53 ID:JVtY782Y
A

204 :森崎名無しさん:2015/04/27(月) 00:42:13 ID:tuGZtF3k
A
レックスさえ間に合えば安心できるが

205 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 00:11:10 ID:???
アグスティ組から漏れていました。地味すぎるよ結構強いのに

LV(EX) MHP 力 魔 技 速 運 守 魔防
14(*0) 46 18 *2 17 18 *4 17 *3 グレイド ランスナイト 
===============================================================
A 援軍のアーダンとともに籠城し、森崎が来るまで持ちこたえる!

アイラ「…うん、わかった。有三なら、このくらいで弱音なんか吐かない」
アゼル「アイラ? あの、アイラさーん…自分の世界に入らないで〜」

アイラの脳裏に浮かぶ森崎の勇姿が、彼女に決意を固めさせる。
その森崎は、実物より2回りくらい美化されているのだが…それをアゼルが知る由もない。

アイラ「よし…アゼル公子、なんとしても耐え抜こう! 私に…力を貸してくれ!」

アゼル「あーよかった、戻った戻った…というか、最近こっちのほうがあんま見ないけどね。
   森崎くんと一緒のときはいつもデレデレだからなあ…がんばろう、アイラ!」

※マディノ組の作戦が籠城に確定しました。
 この後レックスが情報を持ってくる可能性がありますが、森崎の作戦パートより後になります。

206 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 00:13:22 ID:???
〜ブラギの塔最上階 祭壇〜

クロード「アビラウンケンソワカ…ノーマクサンマンダー…カシコミカシコミ…」

ティルテュ「ふわああ…ねむねむ…」
エスニャ「お姉様、ばちがあたりますよ! ほら、私たちもブラギの神にお祈りを…」
デュー「っていっても、オイラお祈りなんてしたことないし…神父様のまねをしようにも
   何をやってんだかさっぱりわからないよ…むにゃむにゃ…」

クロードは謎の呪文?を唱えながら、怪しげな不規則ダンスを繰り返している。
残りの3人は、とっくの昔に掃除を終えてしまい…ぴかぴかの祭壇の前で、暇を持て余している。

…ひゅううううう。


風の音→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ ティルテュ「あれ? なんだろ、あの…」
ハート→ エスニャ「風が…ざわついている?」
スペード→ デュー「もうひとまわり、おたからを探してこようかな?」
クラブ→ クロード「ナンミョー…マカハンニャ…ハラタイラニスリーサウザン…」
JOKER→ どっかーん! ブラギの塔が大爆発し、地下から…

207 :森崎名無しさん:2015/04/28(火) 00:17:32 ID:???
風の音→ ハートK

208 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 22:02:16 ID:???
ハート→ エスニャ「風が…ざわついている?」


ティルテュ「かぜ? どうしたの、エスニャ?」

突然のエスニャの言葉に、ティルテュが聞き返す。

エスニャ「うーん…なんとなくですけど、風の音が妙なんです。
    何か、良くないことが起こっているような…」

デュー「ええっ…こわいこと言わないでよ! 心配になってきちゃった…
   そうだ、こういうことなら、神父様のほうが詳しいんじゃないの?
   ねえ、神父様ー!」

ティルテュ「しーっ! お祈り中なんだから、邪魔しちゃだめだよ!」

大声を上げそうになったデューを静止するティルテュだが…
正式に精霊と契約を結んでいないとはいえ、エスニャは風魔法の優秀な使い手である。
そのエスニャが風の声を聴いたとすれば、あながち笑い飛ばすわけにもいかない。

不安そうに自分を見つめる姉に、エスニャは…


風の音→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ いえ、違いました…この風は、塔のさらに下から…?
ハート→ いまは、ここを動かない方がいい…気が、します
スペード、クラブ→ ここはお願いします、お姉様。私は、森崎さんに合流します!
JOKER→ では、この魔導書を試してみましょう…!

209 :森崎名無しさん:2015/04/28(火) 22:03:32 ID:???
風の音→ スペード10

210 :森崎名無しさん:2015/04/28(火) 22:04:01 ID:???
風の音→ ハート10

211 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 23:58:57 ID:???
スペード、クラブ→ ここはお願いします、お姉様。私は、森崎さんに合流します!

ティルテュ「ええーっ?! 一人でだいじょうぶなの?」
デュー「そうだよ! 行くならみんなで行った方が…」

エスニャ「いえ、自分の身は自分で守れますし…魔法で飛んでいけば、私一人の方が
    早く合流できるはずです。それに、クロード様の護衛も大切な任務ですから!
    お姉様、デューさん! お願いしますね、ぶいっ!」

ばさっ! …ふわっ。

デュー「あ…窓から?! あぶないって!」
ティルテュ「そっか。エスニャ…気を付けて…」

返答を待たずに、エスニャは塔の窓から勢いよく飛び降りる。
その身体は淡い風に包まれ、自然な速度でふわりと着地する。

エスニャの飛行能力はそれほど長時間持続するものではなく、海を渡ることができるほどではない。
それでも要所要所を飛行でショートカットすれば、彼女の健脚とあいまって、さほど時間をかけずに
オーガヒル砦まではたどりつけるはずだ。

それをよく理解しているティルテュは、エスニャを強く引き止めることなく、妹の思うがままにさせる。
しかし、その表情は晴れやか…とは言い難い。

ティルテュ「あたし、あの子のお姉ちゃんやってて、ほんとうに…いいのかな?」
クロード「アーメン…ソーメン…ボクツケメン…」

※エスニャが森崎と合流すべく出発しました。わりとすぐに合流します。
※ティルテュとエスニャの友好度が少し上昇しました。

212 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:01:46 ID:???
〜オーガヒル サッカーグラウンド〜

森崎「来たのかよ…こんな時に…」

ほぼ1年ぶりの戦。いつかは来るものと覚悟していたが、
せっかくの勝利を台無しにして襲い来るとまでは予期できなかった。

森崎「とにかくみんな集まれ! あと、シャナンはディアドラの様子を…」
グラーニェ「シャナン様なら、既に向かわれていますわ。
     森崎さん、ついにこの時が…来てしまいましたわね」

森崎の言葉を遮り、グラーニェが力強く告げる。
見れば、彼女は既に白銀の甲冑姿に着替え、自身の愛馬に騎乗していた。
彼女の声に、動揺の色は見えない。

森崎「準備万端といった感じだが…知っていたのか? 王妃さん」
グラーニェ「ええ。必ず今…とまで、確信を持っていたわけではありませんけれど。
    その可能性は非常に高い、と考えていました」

ラケシス「お義姉様…?」
若島津「……」
シルウィス「……」

声が上ずり気味のラケシスと、表情を変えない若島津・シルウィス。
その差がどこから来るかといえば、語るまでもないだろう。

フィン「(隊長も、若島津殿もシルウィス殿も…知っておられた。
    知らなかったのは、私とラケシス王女様と…あとは?)」
シルヴィア「うええ…戦争なんて、くだらないよ…」
レヴィン「(ちっ! だからシャガールなどと、和平などと…!)」
ホリン「…血が騒ぐな」

213 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:03:23 ID:???
グラーニェ「森崎さん、私は行きます。エルを…止めなくては。
     シルウィス、若島津さん! お力を、貸してくれますね?」

シルウィス「聞かれるまでもないわ。貴女との最後の契約…果たさせてもらうわ」
若島津「…わかった」

森崎「おい、ちょっと待てよ! 一応ここのリーダーは俺だ、まずは作戦を…」
ラケシス「お義姉様! 私も…! 私も、連れて…!」

森崎とラケシスが慌てて、グラーニェたちを引き留める。
いざ戦ともなれば、全体の統率が鍵となる。独断行動はえてして、良い結果を生まない。
しかし…

グラーニェ「…行きましょう。馬と船は用意してあります。こちらに…はあっ!」
シルウィス「ごめん、森崎君。生きていれば、この埋め合わせは…いつか」
若島津「すまない、王女…!」

グラーニェはそれだけ言うと、馬を駆り、船着き場へと駈けていく。
シルウィスと若島津もそれに続き、グラウンド外れの木へと走る。
そこには、グラーニェの手配した軍馬が2頭。

ぱからっ、ぱからっ…

皆の制止もむなしく、3人はあっという間に視界から消えていった。
おそらく船着き場にも、すぐに出立できるように船を用意してあるのだろう。

214 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:04:59 ID:???
ラケシス「ああっ…待って! 待ってよっ! 私も…私もっ!」

レヴィン「落ち着け、王女! 船着き場までの距離を考えれば、徒歩では追いつけねえ!」

ラケシス「追いつけなくてもかまいません! 少しでも早く、次の船を見つけて…
    マディノまでたどりつければ、馬も見つかるはずです!」

フィン「ラケシス様、マディノも戦火に巻き込まれている可能性があるんですよ!
   単独行動は危険です、行くならば皆と一緒に!」

ラケシス「それならなおさら、私だけでもお義姉様を止めに向かわなければいけません!
    お義姉様は、エルト兄様と…そんなことのために、私はここにいるんじゃありませんっ!」

試合終了間際にみせた、あの冷静な判断力はどこへやら。
ラケシスは甲高い声で、通っているようで通っていない理屈を喚き散らしている。

森崎「あーもう、みんな落ち着けって! ここは俺が何か言ってやらねえと収集つかねえな。
  俺だって、シグルドやアイラのことが不安でしょうがねえってのに…とにかく、王女さんは…」

まずは、この場をとりまとめなければならない。
人を統べることの難しさを、改めて痛感する。

そんな森崎は、ある人物の姿が周囲から消えていることに、気づいていなかった。


215 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:06:56 ID:???
★オーガヒルメンバー 能力値表
LV(EX) MHP 力 魔 技 速 運 守 魔防
22(20) 50 19 12 22 18 23 23 13 森崎 キーパー 
16(30) 50 16 *1 21 18 17 16 *1 フィン ランスナイト 
16(50) 48 17 *1 23 19 *1 17 *3 ホリン ソードファイター 
12(60) 43 19 10 20 21 *8 26 13 ラケシス マスターナイト 
*8(90) 38 *2 12 15 20 *9 *7 10 レヴィン バード 
*1(70) 28 *3 *0 *4 12 *6 *1 *5 シルヴィア ダンサー 

*9(50) 35 11 13 *9 12 14 *7 14 エーディン プリースト 
14(60) 42 21 *0 23 22 *8 15 *9 ブリギッド スナイパー 

19(--) 48 22 *6 23 23 *3 23 13 グラーニェ デュークナイト 
15(70) 46 16 *0 16 15 *5 18 *0 若島津 カラテキーパー 
16(60) 41 16 *1 26 26 14 18 *5 シルウィス スナイパー 

☆どうしますか?

A わかった、好きにしろ! 命だけは粗末にするんじゃねえぞ!
B 一人で行くのは危険だ。他に何人か連れて行け!
   一緒に行くキャラ名も、以下から(最大3名)明記してください。
   下記以外のメンバーは選択できません。
    森崎、フィン、ホリン、レヴィン、シルヴィア
C ブリギッドたちとの情報交換が先だ! 状況を把握してからでも遅くない、今は待て!
D その他、何かあれば明記してください。

※グラーニェ隊は基本的に、エルトシャンの部隊を目指して進軍します。
※C選択時も、後からグラーニェ救援部隊を編成することは可能です。
 その場合、A・Bと比較して合流は遅くなります。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

216 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 00:12:27 ID:8+5MOdqs
Dむ?翼がいないぞ・・・?そういえばディアドラの様子は・・・

まさかとは思うけどここで翼が拉致?

217 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 00:29:26 ID:ddfrHkRA
>>216

218 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 20:10:27 ID:???
Dむ?翼がいないぞ・・・?そういえばディアドラの様子は・・・

森崎「よく見たら二人とも能力値表にいねえじゃねえか! 
  まあ翼の野郎はどうでもいいが…様子を見に行ったシャナンは…お、きたきた」

砦の一室で休んでいるはずのディアドラが、妙に気にかかる。
ハーフタイムでは聞きそびれていたが、彼女は目を覚ましたのだろうか?

思いを巡らせる間もなく、シャナンがこちらへと駆けてくる。
ずいぶんと息を切らせているようだが…

シャナン「はあはあ…たいへんだよ、みんな! ディアドラが、どこにもいないんだよ!」

森崎「なにィ?!」
ラケシス「ディアドラ…が?」
シルヴィア「ええっ?! セリスは…セリスはどうしたの?」

突然の報に、いまにも駆け出しそうだったラケシスも思わず、シャナンの方を見やる。
ディアドラと親しかった彼女の表情に、さらなる動揺が重なる。

シャナン「はあ、はあ…セリスは平気だよ。砦の救護班のひとりが預かってるって。
    で、その救護班の人に聞いたんだけど、セリスを預けにきたとき、
    ディアドラが…翼と一緒にいたみたいなんだ」

森崎「はあっ? あの野郎がディアドラと…なんでだ?」

レヴィン「つまり、ディアドラは今、翼と一緒だと?」

シャナン「うん、その可能性が高いと思うんだ。というか、一緒にいるというより…」

フィン「翼殿が、ディアドラ様をどこかに連れて行ったと? しかし、どうして?」

219 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 20:13:20 ID:???
さらにややこしくなる事態に、混乱を深める面々。
そんな彼らのもとへ、心強い助けが到着する。

エーディン「森崎さん! 遅くなりました!」
ブリギッド「おーいキャプテン! 聞いてるか? シャガールの野郎がついに動いたってよ!」

森崎「ああ、聞いてる聞いてる! ちょうどいいところに来てくれたぜ、まずは情報交換だ!
  状況を整理しないと、何も動けやしねえ。こっちは…」

海賊とはいえ、真剣勝負をした仲だ。
森崎は躊躇することなく、これまでに得た情報をブリギッドに話す。

ブリギッド「ディアドラが?! そりゃてえへんだ…だけど、この島はそこまで広くねえ。
    船着き場の数も限られているから、島をくまなく探せば見つけられるかもしれねえぜ。
    で、オラのほうだが…おい、来いよ!」

ブリギッドに促されて登場したのは、アグスティとマディノの兵士が一人ずつ。
それぞれ森崎に手紙を届けようとして、海賊砦にたどりついたらしい。

彼らの報告により、アグスティとマディノを狙う部隊の情報をおおまかに把握する。
そしてブリギッドからは、ブリギッドがエーディンと姉妹であったこと。
メング達、サッカーの助っ人に来てくれていた面々はすでに帰したことを聞く。

森崎「そうか、やっぱ姉さんだったのか。よかったじゃねえか、エーディン」
エーディン「ありがとうございます。森崎さんはじめ、皆様にはご心配をおかけして…
    ですが、それを喜び合っていられる状況では…」

220 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 20:15:53 ID:???
ブリギッド「そうだな。まずこの砦だが…まあ心配はねえだろう。ピサールとドバールが
     留守を任せろと言ってくれてるし、そもそもシャガールの野郎がこんな
     海賊島を欲しがるとも思えねえ。オラは、森崎たちに加勢するぜ!」

エーディン「ありがとう、お姉様。もちろん、私も戦います!」

森崎「来てくれるのか、ありがてえ! えーと、ブリギッドは弓兵…なんだよな?」

ブリギッド「そうなるんかな? このイチイバル、実戦で使ったことはねえけどな…
    以前は剣で戦ってたから、一応前衛やれねえこともないぜ?」

森崎「ふうん…まあ、伝説の武器持ってんだから、後衛で弓を撃たせた方が
  たぶん強いんだろうな。さて…ブリギッドを含めて、動けるのは8人か」

グラーニェたちの離脱に加えて、ディアドラと翼の失踪。
残っている人数は案外、多くない。

フィン「まずはマディノへの救援でしょう! アーダン殿が救援に向かっているとはいえ
   まだまだ人数が少なすぎます!」
ラケシス「それも大切ですけど…お義姉様のことも…それに、ディアドラも…!」
レヴィン「王女、気持ちはわかるが、3部隊に分けられるほどの人数じゃねえ。
    ディアドラの件に関しては、翼がついているならむしろ安心じゃねえのか?」
森崎「う…いや、それは…」
ホリン「…………」
シルヴィア「うーん…どうかなあ…」

221 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 20:19:58 ID:???
レヴィンの言葉に、一部の者は露骨に顔をしかめる。
森崎自身、今の翼をまるで信用できていない。
まあ森崎に関しては、何をいまさらと言ったところではあるが。

とはいえ、人数の懐事情と、他の目的の重要度。
それを考えると、レヴィンの言葉に乗っておく手もないわけではない。

森崎「マディノへの救援部隊を作るのは確定として…
  ディアドラの捜索と、グラーニェ王妃さんの救援。
  この二つに人数を割くかどうかだ。 まずは、ディアドラの捜索を…」

★指揮レベル2
 ラケシス
★指揮レベル1:
 森崎、ブリギッド

☆どうしますか? 行動重要度:極大

A ディアドラ捜索部隊を編成する。
  メンバーも以下から(最大6名)明記してください。一番左がリーダーとなります。
    森崎、フィン、ホリン、ラケシス、レヴィン、シルヴィア、エーディン、ブリギッド
B ディアドラ捜索部隊を編成しない。

※A選択時、捜索部隊の無事は保障できません。くれぐれもご注意ください。
※メンバーによっては拒否されることもあります。
2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

222 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 20:32:53 ID:???
悩ましいな
Aにしたいけどブリギッド以外の指揮持ちは回せないし人数的にも全く余裕がないしリスキーすぎる。

223 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 20:38:40 ID:/vf2Y4AE


224 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 20:41:41 ID:hq0fL5Qc
A

225 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 21:24:48 ID:T0pIaYOc
A

226 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 21:44:02 ID:???
Aはメンバー選択も同時にお願いしますね。
メンバー記載なしは無効票とさせていただきます。

227 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 21:50:31 ID:h4jTDlu6
A ブリギッド、ホリン

228 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 21:59:18 ID:/L3fQiA2
B戦力的にリスク高過ぎ。

229 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 22:53:37 ID:???
B ディアドラ捜索部隊を編成しない。

シルヴィア「だいじょうぶかな…」
森崎「まあ一応、翼の野郎がついてるし…冷たいようだが、ここで人数を割く余裕はねえ」
エーディン「姉さん、海賊さんたちのほうで捜索は出せないのですか?」
ブリギッド「ん…それもそうだな。試合に出場してた連中なら、ディアドラの顔くらいは
     覚えたはずだしな! ちょっくら、声かけてくらあ!」

ブリギッドは一旦、海賊砦へと戻っていく。
不安要素は消えないが、今できる精一杯のことをしていくしかない。

ラケシス「…何か、大きな力が…動いている?」

森崎「よし…それじゃ、続いて王妃さんの救援部隊だ。
 この部隊を作らなかった場合は、全員がマディノ救援に向かうことになるが…
 そうなった場合はおそらく、2部隊に分けることになるかな?
 部隊人数が7人を超えると、支援や指揮効果を受けにくくなるからな」

★指揮レベル2
 ラケシス
★指揮レベル1:
 森崎、ブリギッド

☆どうしますか?

A グラーニェ救援部隊を編成する。
  メンバーも以下から(最大7名)明記してください。一番左がリーダーとなります。
    森崎、フィン、ホリン、レヴィン、ラケシス、シルヴィア、エーディン、ブリギッド
B グラーニェ救援部隊を編成しない。

※残りのメンバー+エスニャがマディノ救援組となります。
2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

230 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 22:56:37 ID:vmWOLb96
Aラケシス、フィン、シルヴィア、ブリギット

231 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 23:01:59 ID:/L3fQiA2
Aラケシス 若島津 フィン レヴィン

232 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 23:19:06 ID:wRcvGnwY
>>231
カラテは先に行ってる>>212-213

A
ラケシス フィン レヴィン
グラーニェ隊と合流した際に前衛4弓1魔法1で
エルトと交戦するなら魔法よりブリギットを入れたほうがいいのだろうか

233 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 23:25:36 ID:/L3fQiA2
本当だ。すいません。
Aラケシス フィン レヴィンに変更します。

234 :森崎名無しさん:2015/04/29(水) 23:33:26 ID:???
エルトシャン生存でシャガール殺害→ラケシスで説得したら死亡回避とかできたらいいな
まぁ多分配下のクロスナイツがヤバいから無理なんだろうけど個人的にやってみたいな

235 :森崎名無しさん:2015/04/30(木) 11:05:51 ID:???
ラケシス駆けつけてるから、説得の可能性はあるんじゃない?

236 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/02(土) 21:18:06 ID:???
Aラケシス フィン レヴィン


ラケシス「ありがとうございます、森崎さん! お義姉様たちを、死なせはしません!」
フィン「私も負けませんよ! ラケシス様、指揮をよろしくお願いします!」
レヴィン「このメンバーだと、俺が抑え役か…ちっ、貧乏籤になるかもな、これは」

森崎「まあこんなところだろう。残りのメンバーはマディノ救援組だ。俺がリーダーで
  メンバーはブリギッドと…ホリン、シルヴィア、エーディンか。あとシャナンは…」

シャナン「ねえ森崎、この子…どうしよう?」

森崎「ん? …あ」

アレス「…………」

ラケシス「アレス…」


シャナンの方に目をやると、いつごろから来ていたのか。
幼い金髪の美男子・アレスが、シャナンの傍らでじっとこちらを見ている。

そういえば、グラーニェはアレスの実母であるはずだ。
彼女は、まだ幼い実の息子に何も声をかけぬまま、去ってしまったのだろうか?

ラケシス「アレス、お母さんもお父さんも…私が必ず、無事に連れてくるわ。それまで…」

アレス「……ちっ」

237 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/02(土) 21:20:04 ID:???
…くるっ。たったっ…

ラケシス「あっ…」

森崎「行っちまった。可愛くねえの。しかたねえな、シャナン!」

シャナン「わかってるよ。僕がアレスを見てる。しばらくこの砦に残ることになるけど、
    お…ちがうちがう、ブリギッド、いいよね?」

ブリギッド「かまわねえぜ、ピサールたちに言っとくさ。アイラだっけ? おめえの姉ちゃんは
     しっかり守ってみせっから、安心しとけ!」

シャナン「うん、お願いするよ。アイラもそうだけど…やっぱディアドラも心配だなあ」

森崎「俺たちだってそうだが…ひとまずは、翼の野郎とディアドラを信じるしかねえ。
  よし、船の準備ができ次第出発だ! あと、やり残したことは…そういえば、
  ラケシスはマスターナイトになったんだっけ?」

ラケシス「……」

☆どうしますか?

A ラケシスに、エルトシャンとの戦闘を避けるよう忠告する
B ラケシスに、エルトシャンと全力で戦うように忠告する
C ラケシスに、森崎の所持アイテムを売りつける。(何を売るかは後で選択可)
D ラケシスに、森崎の所持アイテムを無償で提供する。(何をあげるかは後で選択可)
E その他、何かあれば明記してください。
F とくになし。出発!

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

238 :森崎名無しさん:2015/05/02(土) 21:54:08 ID:SeaXkfrc
A
説得するのはこれだよね?

239 :森崎名無しさん:2015/05/02(土) 22:23:29 ID:XBk7rDKg


240 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 00:03:22 ID:???
A ラケシスに、エルトシャンとの戦闘を避けるよう忠告する

ラケシス「もちろん、そのつもりです。できることなら、説得したい…けれど」

森崎の念押しに、こくりと頷きながらもラケシスは続ける。

ラケシス「もしエルト兄様が、お義姉様と戦うようなことがあれば…もしくは、
   シグルド様やキュアン様と、刃を交えるようなことがあれば。
   私は、身を挺してでもそれを止めなければなりません。それだけは、譲れません!」

強く言い結ぶラケシス。
やはり、冷静な状態であれば彼女は聡明な女性である。反論の隙は、見当たらない。

ラケシス「(…たとえアレスに、なんと言われようと…!)」

森崎「わかった。だが、命は粗末にしないでくれよ? エルトシャンも王妃さんも、
  あんたが傷つくことを望んでなんていねえさ」

もう一度、ラケシスがこくりと小さく頷く。

まさか、あのエルトシャンが妻や妹に刃を向けることはないだろう。
そうは思いつつも、これは戦争である。平和な世界の理屈が、通じるとは限らない。

森崎「…よし、ここで一旦お別れだ。ラケシス、武運を!」

ラケシス「はい! 森崎さんも…アイラさんと再会できること、心よりお祈りします!」

※ラケシス隊はエルトシャン隊とは積極的に交戦を行わず、説得を試みます。
 しかし実は、ラケシスがマスターナイトになったことにより、説得成功率は低下しています。
※ラケシスが隊長になったため、ラケシスのスキル「カリスマ」により
 味方全部隊の指揮効果に+1が加算されます。(戦闘判定の指揮値は、加算後の値が表示されます)

241 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 00:06:08 ID:???
〜海上(オーガヒル→アグスティ北西岸) ラケシス隊〜

ざざざっ…
穏やかな波音の中、船はマディノ半島を避け、やや西よりの漁村へ針路を向ける。

オーガヒル港に、すぐに出航可能な船が小舟一隻しか残されていなかったため、
人数の少ないラケシス隊が先発することとなった。

ラケシス「…お義姉様…エルト兄様…どうか、早まらないで…」

フィン「難しい戦いになりそうですね…私で、お役に立てればよいのですが」

レヴィン「(人のことは言えねえが…ノディオンってのも、難儀なもんだ)」

イベント?→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ ラケシスとフィン
ハート、スペード→ ラケシスとレヴィン
クラブ→ ハズレ
クラブA→ 船頭「く…くま…くまさん…くけけけけけ」
JOKER→ ラケシス「マスターナイト…それは、海をすら統べるのです!」

242 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 00:07:27 ID:???
イベント?→ ハート4

243 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 00:07:50 ID:???
イベント?→ スペードJ

244 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 12:09:56 ID:???
ハート、スペード→ ラケシスとレヴィン

レヴィン「王女、少しいいか?」
ラケシス「あ…はい」

空を見上げ、物思いにふけっているラケシスに、レヴィンが話しかける。

レヴィン「あんたはこの戦、どう思ってるんだ?」

ラケシス「どう、とは?」

レヴィン「シャガールが愚かにも再度、兵を挙げた。こいつはただの阿呆だ、どうにもならん。
  だが、それに易々と従っているあんたの兄貴はどうなんだ?
  同じ国の王族同士で争うとしている、あんたらはどうなんだ?」

ラケシス「…っ」

レヴィン「まあ、何も責任の無い傍観者の戯言と思って聞いてくれてかまわねえ。
    だが、傍から見ている分には、あんたらの愚かさはシャガールとそれほど変わらねえぞ?
    こんなくだらん戦につきあって、身内同士で殺しあうってんだからな」

ラケシス「……」

煽り耐性?→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ ええ。実に、愚かなことです…
ハート→ 愚かな殺し合いなど、起こさせはしません…!
スペード→ …いずれは、こうなっていた。そういうことです
クラブ→ シレジアでは、このようなことはあり得ない、と?
JOKER→ ふふ…計画通り、ですよ?

245 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 12:21:20 ID:???
煽り耐性?→ ダイヤQ

246 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 12:21:42 ID:???
煽り耐性?→ ハート3

247 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 15:28:47 ID:???
ダイヤ→ ええ。実に、愚かなことです…

ラケシスは、レヴィンの煽りには乗ってこなかった。
レヴィンの言葉を否定せず。そのまま続ける。

ラケシス「なぜ、このような争いをしなければならないのか。
    この疑問が消えたことは、一度もありません。それに…」

レヴィン「それに?」

ラケシス「ノディオンの民たちが…私たちの姿を見て、何を思うか。
    戦火に巻き込まれ、悲しい思いをするのは、彼らだというのに」

レヴィン「…ほう」

レヴィンの口から、驚いたような声が漏れる。

エルトシャンの義、グラーニェの愛、ラケシスの真心。
それらは間違いなく、尊いものではある。
だが、それは彼らの世界の中での話。巻き込まれる民草は、たまったものではない。

人の上に立つ存在であることを忘れ、自分たちの世界の中だけで生きているのではないか?
レヴィンはノディオンの面々を、そう見ていたのだが…
少なくともラケシスだけは、そうではないらしい。

248 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 15:30:15 ID:???
レヴィン「分かっているなら、何故戦を続ける? 相手が曲げぬなら、こちらが折れればいい。
   互いが己の意志を力ずくで押し通そうとするから、戦になる」

ラケシス「…ノディオンが国を挙げてアグスティに屈服したとして、平和は来ますか?」

レヴィン「ふっ…来ねえだろうな」

ラケシス「そういうことです。エルト兄様もお義姉様も、そのくらいのことは分かっておられます。
   それでも争うというのであれば…私も、自分のやり方を貫くまでです。
   どうか、ほんの少しの間だけ…力を貸してください、レヴィン王子。民のために!」

レヴィン「ちっ、とんだ食わせ者だったようだな、この王女さんは…断れねえじゃねえか」

まっすぐに手を差し出すラケシスに、レヴィンは苦笑しながらも握手を返す。

相手の言葉を逆手に取り、強い口調で協力をとりつける。
ここで断ろうものなら、シレジアを放り出して家出してきている自分の身の上をつつかれるかもしれない。
レヴィンに、断る術はなかった。

※ラケシスとレヴィンの友好度が大きく上昇し、支援効果(1)が発生しました。

追加イベント?→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ レヴィン「そういえば、船着き場で…」
ハート→ レヴィン「こいつを、あんたに…」
スペード、クラブ→ ハズレ
JOKER→ フィン「おや? 勇者の槍のようすが…」

249 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 15:31:16 ID:???
追加イベント?→ ハート6

250 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 19:41:40 ID:???
ハート→ レヴィン「こいつを、あんたに…」

ラケシス「これは…風の魔導書? よいのですか?」
レヴィン「ああ。こいつは予備だからな、普段使っているものは別に持っている。
   マスターナイトになったってんなら、こんな初等魔法くらい余裕で使えるだろ?」
ラケシス「ありがとうございます! あのとき…マスターナイトになったときは
   咄嗟のことだったので…使う武器の持ち合わせがなかったんです。助かります!」
レヴィン「だと思ったぜ。相手に飛び道具持ちが多いようなら、使ってやってくれよ
    (それに、もしかすると…な。気のせいだと思うが、風の音が…)」
フィン「武器ですか? それなら、私も予備がありますよ! これ、どうです?」

いつから聞いていたのか。フィンが二人に近寄り、大きな槍を差し出す。

フィン「軍からの支給品ですけど、私にはキュアン様に頂いた『勇者の槍』がありますので…」
ラケシス「え、でも…それは、素振り用でしょう? 頂いてしまってよいのかしら?」
フィン「かまいません! そろそろ、この槍での素振りはマスターしてきました。
    そろそろ、次のステップに進む頃です!」
ラケシス「そう…ありがとう。私もこの槍で、がんばります! 素振り!」
レヴィン「まて。どこでツッコミを入れようか迷っていたがさすがに待て、ここでやったら船底が抜ける」

※ラケシスとレヴィンの友好度が少し上昇しました。
※ラケシスとフィンの友好度が少し上昇しました。
※レヴィンの「ウインド」、フィンの「鉄の槍」がラケシスの手に渡りました。

251 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 19:43:49 ID:???
〜海上(オーガヒル→マディノ北岸) 森崎隊〜

エスニャ「はい、それじゃみなさん、がんばっていきましょう、ぶいっ!」
ブリギッド「ぶいっ! ほら、エーディンもやろうぜ!」
エーディン「わ、私もですか…ええと、こう…ぶ、ぶい…」
シルヴィア「うわー、恥ずかしがってると見せかけてしっかり足見せてる! 負けないよ、ぶいっ!」
ホリン「ぎゃふん!」

森崎「しまった、このメンバーつっこみがいねえ…ええと、なんでエスニャがいるかっつーと、
  出航するほんの少し前に、ブラギの塔のほうからばびゅーんって飛んできたのさ。
  で、クロードたちはまだSHINTAKUが出てないから、エスニャだけこっちに合流するとさ。
  で、あっという間に溶け込んでこんな感じだ。だんだんティルテュに似てきたような…」

LV(EX) MHP 力 魔 技 速 運 守 魔防
17(*0) 37 *7 24 24 27 16 *7 23 エスニャ マージファイター 

☆どうしますか? 残り会話回数:1

A おっぱい海賊・ブリギッドに話しかける
B 自重しないエロテロプリースト・エーディンに話しかける
C 落ち目芸人・ホリンに話しかける
D 駆け出し歌手・シルヴィアに話しかける
E 最強の妹・エスニャに話しかける
F 一人でじっくりと考える

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

252 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 19:53:29 ID:0yFTtrdY


253 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 20:16:54 ID:sLnqkGps
E

254 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 20:26:46 ID:WvVtPaWA
C

255 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 20:54:02 ID:???
C 落ち目芸人・ホリンに話しかける

ホリン「くっ…わからん。流行りらしいからとりあえず乗ってみたが…
   ラッスンゴレライとは、どういう意味なのだ?」

森崎「……」

久々に真面目モードっぽい雰囲気だったホリンに、なんとなく話しかけてみた結果がこれである。


☆どうしますか? 行動重要度:低

A たぶん、こういう意味じゃないか? (意味も明記してください)
B ホリン、ここでボケて
C ディアドラは無事だと思うか?
D はっきり言うけど…おまえ、つまらないぞ?
E ゴッドハンドスマッシュっていう、必殺技を考えているんだが…
F オーガヒルカップの感想を聞かせてくれ
G その他、何かあれば明記してください。

2票完全一致で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

256 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 21:02:41 ID:DDg07k2+
C

257 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 21:06:35 ID:blzOVuIA
F

258 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 21:07:14 ID:VcJmDpro


259 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/03(日) 22:38:50 ID:???
うっかり描写を飛ばしてしまいましたが、セリスもシャナンやアレスと一緒に
オーガヒルに残っています。参考までに。
====================================
C ディアドラは無事だと思うか?

ホリン「…ディアドラか」

彼女を迷走させた張本人とはいえ。
ホリンにとっては、もっとも親しくしていた仲間である。

少し難しい表情を続けた後、彼は答える。


滑りとシリアスの境界→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ、ハート→ 俺の目的のためにも、彼女は無事でいてもらわねばならん
スペード→ 正直、悪い予感しかしないが…
クラブ→ 俺は、余計なことをしてしまったかもしれん
JOKER→ ん、ディアドラが船底の裏に張り付いていると、なぜ気づいた? 

260 :森崎名無しさん:2015/05/03(日) 22:39:25 ID:???
滑りとシリアスの境界→ ダイヤ6

261 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 00:53:21 ID:???
ダイヤ、ハート→ 俺の目的のためにも、彼女は無事でいてもらわねばならん

森崎「目的、ね…」

ホリン「ああ、目的だ」

あまり、深く掘り下げない方がいい気がする。
そう思い、森崎はこれ以上深く追求することをやめた。

確実に言えるのは。彼が心からディアドラの無事を祈っていること。
それがネタでないことくらいは、森崎にも読むことができた。

ホリン「(さて、無事に再会したときのために、斬新なネタを…)」

※森崎とホリンの友好度が少し上昇しました。
※次の判定が若干有利になります。

262 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 00:54:51 ID:???
〜????〜

翼「おいディアドラ、どこまで行くんだよ! そろそろ戻るぞ!」
ディアドラ「だから、来ないでって…言ってるでしょ…!」

そこに繰り広げられた光景は、森崎やシャナンの予想とはだいぶ違っていた。
全力で走るディアドラを、同じく全力で翼が追い回している。

翼「あんな凄いシュート撃って、疲れて倒れて、そのままセリスも置いて
 こんなところに…なに考えてるんだよ! シグルドが聞いたら泣くぞ!」
ディアドラ「……!」

セリスとシグルドの名を出されて、ディアドラの足が一瞬止まる。
その隙を逃さず、翼が…

ばさっ!

ディアドラ「きゃっ…放して…!」

翼「捕まえたっ! ほら、戻るぞ! そもそも、セリスを連れてオーガヒルまで
 来たこと自体がおかしいんだよ。お母さんになったんだから、もうちょっと…」

ディアドラ「違う…ちがうっ!」

やや強引さは目立つものの、翼の言っていることは全くもって正論であった。
それ以上に異常なのは、ディアドラの言動である。

翼「戻ろう! ディアドラには俺もいろいろ、聞かなきゃならないことがあるんだ。
 勝手にいなくなるなんて、許さな…」

?????「ほう、あなたがナイトでしたか? 聞いている話と少し、違うようですが…」

263 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 00:56:22 ID:???
ディアドラ「!! あ、ああ…」
翼「ん…誰だよ、あんた」

?????「そうですね、名乗ってもよいのですが…どうせ無意味ですしね。
    大事の前の小事、このまま目的を果たさせていただきます。
    …いらっしゃい、精霊の森の巫女よ」

ディアドラ「…………」

服にまとわりついた草と泥を払いながら、立ち上がるディアドラ。
その瞳はまっすぐ、突然の闖入者…黒いローブの男を見つめている。


彼女の場合→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ、ハート8以上→ こまねち
ハート7以下→ ……逃げて、翼!
スペード→ わかった。この男は無関係よ…見逃して
クラブ→ う、うわああああああっ!!
JOKER→ ???「待て。何をしている?」

264 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 00:58:53 ID:???
彼女の場合→ ハート7

265 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 01:07:45 ID:???
うーん惜しい
が、事態がこまねちで好転するのかw

266 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 03:17:47 ID:???
セクシーコマンドーみたいにマンなんとかさんが一瞬呆気にとられるから逃げれるかも

267 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 16:05:31 ID:???
こまねちとマンなんとかさんについては、後で前スレの埋めに何か書いておきます。
==========================================
ハート7以下→ ……逃げて、翼!

翼「はあ? おい、おっさん! ディアドラに何する気だよ!」

黒いローブの男は、ディアドラを連れて行こうとしているらしい。
それを聞いて、放っておくことができるはずもない。

?????「ふむ、庇いだてしますか…とはいえ、見られてしまった以上、
    生かしたままとはいきませんね…まず貴方から、死んでいただきましょうか」

ディアドラ「…やめてっ!」

ばっ!

翼の方へ向き直る黒ローブ男。
その前に、ディアドラが割り込む。

翼「ディアドラ…?」
ディアドラ「巻き込むわけには…やるしか…ないっ!」

ディアドラはそう言うと、どこに隠し持っていたのか。サッカーボールを取り出し、足元に置く。

?????「…やはり、そう来ますか。ですが…」

バシッ!

ボールを高く蹴り上げる。それを追うように、ディアドラは高く飛翔する。

翼「またサイクロン…? ていうか、こんな時になにやってんだよ、ディアドラ…?」

268 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 16:07:21 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに

ディアドラ→! card+ ネオサイクロン47+1(支援)=
============
マンフロイ→! card+ キャッチ78+2(指揮)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ ?????
=1、0、−1→ こぼれだま。左ほど攻撃側有利
≦−2→ 黒いローブの男が軽々とキャッチ!

【補足・補正】
ディアドラはスキル「ファンタジスタ」により、Aが覚醒なしの15扱い
戦闘中のサッカー判定にポストはありません。


269 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 16:15:54 ID:Xpwa3PRU
ディアドラ→ クラブ7 + ネオサイクロン47+1(支援)=

270 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 16:34:46 ID:???
マンフロイ→ スペード8 + キャッチ78+2(指揮)=

271 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 17:02:20 ID:???
大体これが終章のステータスか

272 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 20:21:51 ID:???
調整は入るとは思いますがだいたいそんなところです。
ただ、この人と直接試合をする展開にはならない…かもしれません。
===========================================================
ディアドラ→ クラブ7 + ネオサイクロン47+1(支援)=55
マンフロイ→ スペード8 + キャッチ78+2(指揮)=88
≦−2→ 黒いローブの男が軽々とキャッチ!


ディアドラ「う…うおおおおおっっ!!」

くるん…ばしいいいいいっ!
ギュウウン…

それは確かに、あのシュートであった。
華麗な宙返りから、ドライブ回転のかかったボールを踵で撃ちぬく。

しかし、あの時とは…威力も、回転も、足りない。

?????「ふん」

…ぱしっ。

翼「な…」
ディアドラ「やっぱり…駄目。翼、お願い、早く…!」

273 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 20:24:20 ID:???
軽々とワンハンドで掴まれたボール。
ディアドラはそちらを見ることなく、翼を促す。

?????「サイレスのボール…このようなおもちゃが、通用すると本気で思っていたのですか?
    少々、おいたが過ぎるようですね」

翼「…この野郎っ!!」

相手の慇懃無礼な態度に耐えきれず、黒ローブ男を睨み付ける。
翼が足元に置いたのは、ボールではなく…例の「蹴斧」だ。

ディアドラ「翼…駄目…!!」
翼「あははははっ! 死ねよ、おっさん!!」
?????「…む?」

例の狂気モードに入り、高笑いを浮かべながら振りかぶる翼。
その姿を見て、黒ローブ男の動きが一瞬止まる。

274 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 20:28:40 ID:???
先着『2名』様で

翼 ストライカー レベル13 EXP20
HP 52/52 蹴斧(攻速…19 必殺…なし)
命中判定→! card+23+1(支援)+1(指揮)=
攻撃判定→! card+28+1(支援)=
回避判定→! card+31+1(支援)+1(指揮)=
守備判定→! card+0+1(支援)=

マンフロイ ダークマスター レベル30 EXP0
HP 80/80 グラウアー(攻速…22 必殺…なし)
命中判定→! card+34+2(指揮)=
追撃判定→! card+34+2(指揮)=
攻撃判定→! card+38=
回避判定→! card+25+2(指揮)=
守備判定→! card+28=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
翼はスキル「スカイドライブ」により、攻撃判定がダイヤ・ハートで攻撃判定基本値が2倍
翼はスキル「ファンタジスタ」により、Aが覚醒なしの15扱い
マンフロイの武器「グラウアー」の特性により、相手の魔法防御が0になっています。
マンフロイはスキル「手加減」を発動させているため、相手にとどめをさすことはありません。
マンフロイはスキル「追撃」を所持し、攻速が敵を上回っているため再攻撃が発生します。
マンフロイはスキル「連続」により、攻撃判定がダイヤで2連続攻撃
マンフロイはスキル「看破」により、自判定にダイヤが1枚以上で相手の指揮補正を無効化
マンフロイはスキル「幻惑」により、相手判定にハートが1枚以上で相手の支援補正を符号反転
イベントのため、マンフロイのスキル「???」は発動しません。

275 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 20:32:37 ID:???
翼 ストライカー レベル13 EXP20
HP 52/52 蹴斧(攻速…19 必殺…なし)
命中判定→ ハート3 +23+1(支援)+1(指揮)=
攻撃判定→ スペード8 +28+1(支援)=
回避判定→ クラブ8 +31+1(支援)+1(指揮)=
守備判定→ クラブ4 +0+1(支援)=

276 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 20:33:38 ID:???
マンフロイ ダークマスター レベル30 EXP0
HP 80/80 グラウアー(攻速…22 必殺…なし)
命中判定→ クラブ10 +34+2(指揮)=
追撃判定→ ダイヤ6 +34+2(指揮)=
攻撃判定→ ダイヤQ +38=
回避判定→ スペード9 +25+2(指揮)=
守備判定→ ダイヤJ +28=

277 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 20:34:07 ID:???
マンフロイ ダークマスター レベル30 EXP0
HP 80/80 グラウアー(攻速…22 必殺…なし)
命中判定→ スペード7 +34+2(指揮)=
追撃判定→ ダイヤ10 +34+2(指揮)=
攻撃判定→ ダイヤ5 +38=
回避判定→ スペード3 +25+2(指揮)=
守備判定→ ダイヤA +28=

278 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 20:34:59 ID:???
うわ、全部発動しやがった

279 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 21:25:09 ID:???
探索隊が行っても無駄な強さだったね。

280 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:12:44 ID:???
これ情報のために森崎だけはいってもよかった気がする
翼がここからマンフロイについていくかもだしそうなったとき誰も情報持ってないから何かペナ付そう


281 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:24:59 ID:???
翼 ストライカー レベル13 EXP20
HP 52/52 蹴斧(攻速…19 必殺…なし)
命中判定→ ハート3 +23-1(支援・幻惑)+0(指揮・看破)=25
攻撃判定→ スペード8 +28-1(支援・幻惑)=35
回避判定→ クラブ8 +31-1(支援・幻惑)+0(指揮・看破)=38
守備判定→ クラブ4 +0-1(支援・幻惑)=3

マンフロイ ダークマスター レベル30 EXP0
HP 80/80 グラウアー(攻速…22 必殺…なし)
命中判定→ クラブ10 +34+2(指揮)=46
追撃判定→ ダイヤ6 +34+2(指揮)=42
攻撃判定→ ダイヤQ(連続) +38=50
回避判定→ スペード9 +25+2(指揮)=36
守備判定→ ダイヤJ +28=39

翼の攻撃! マンフロイは攻撃をかわした!
マンフロイの連続攻撃!
翼に47のダメージ!
「手加減」発動! 翼に4のダメージ!
「手加減」発動! マンフロイは追撃を中止した!
翼は20の経験値を得た

282 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:27:03 ID:???
翼「…うっ!?」

ガスッ! ひゅううう…

インパクトの直前、何やら薄気味悪い感触に顔をしかめる翼。
そのまま足を振りぬくものの、それはミスキックとなり、斧はあらぬ方向へと飛んでいく。

?????「…………」

黒ローブの男は身じろぎせず、何やら呪文を唱える。
次の瞬間、何かが翼のいる位置で弾ける。


…ビシャアアアアアアアッッ!!!


翼「ぐ…ぐぎゃあああああああああああっ!!!」

ディアドラ「や…やめて…もうやめて…!」

翼の全身から血が吹き出し、凄絶な痛みに声にならぬ叫びをあげる。


ビシャアアアアッッ!!!


男は容赦なく、2度目の詠唱を行う。
さらなる出血と痛みに耐えきれず、翼は地べたをのたうち回る。

翼「いてえ…痛い…苦しい……うぎゃあああああああ!!!」

283 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:28:40 ID:???
ディアドラ「翼…翼っ! しっかり! いま、回復を…?!」
?????「おっと。勝手なことをされては困りますね。よっと」

ばさっ!

男の腕がディアドラを強く抱きかかえる。
ディアドラはローブの中に隠れる格好となり、視界を奪われる。

ディアドラ「はな…して…! わかった、行くから…ついていくから!
    翼が…翼が、死んじゃう…!」

?????「ふむ…この男は、シグルドではありませんでしたか。翼…この戦い方…」

ディアドラの懇願に全く耳を貸すことなく、男は何やら思いを巡らしてゆく。そして…

?????「ふ…ふはははは! そうでしたか! 翼! この男が! ははははは」

翼「なにが…なにが、おかしい…ぐっ…ディアドラ…」

突然、大声で笑い出した男に、息も絶え絶えの翼が必死に声を振り絞る。
既に出血は致死量とも言えるレベルに達しているが、いまだ彼は気を失っていない。

?????「このようなところに紛れ込んでいようとは…ですが、先ほどの様子を見るに…
    いいでしょう。今回のところは見逃してあげましょうか。もっとも、その傷では
    何者かに発見でもされない限り、どうにもならないでしょうがね。では…」

ディアドラ「やっぱり…やっぱり私は、森から出てはいけなかった…
    ごめん、シグルド…翼…森崎…。さようなら…!! セリス、強く生き…」

スッ!

ディアドラの力無い言葉が終わる前に、彼女の姿は黒ローブごと、その場から消えていた。

284 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:30:12 ID:???
翼「俺は…俺は…何も…できず…くっ…」

この世界での数少ない友の一人、ディアドラ。
その彼女を守るどころか、足手まといとなってしまった。
自分がついてこさえしなければ、彼女は助かったのではないだろうか?

薄れゆく意識の中、彼の脳裏にあったのは、戦場の狂気ではなく、一人の人間としての悔悟であった。



コーチ「…遅かったようだな」

血の海の中で昏倒する翼の傍らに、一人の男が現れる。
オーガヒルカップで、海賊たちに「コーチ」と呼ばれていた…こちらも、黒ローブの男である。

コーチ「ひどい出血だが…生気は失われていないか。ならば荒療治だが、これでなんとかなるだろう…ふんっ!」

コーチが両手を翼にかざし、力をこめる。

グニュッ…ジュルルルル…

大きく開いた数か所の傷口から、細胞のような組織が妖しくうねる。
それはみるみる、血管と筋肉、そして皮膚にまとわりつき、修復していく。

…グニュッ! シュウウウ…

最後に一度大きく、翼の身体が脈打つ。
そして、妖しげな細胞は少しずつ身体の中へと戻っていき…
そこには、傷一つ残っていなかった。

285 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:31:48 ID:???
コーチ「こんなところか。傷口は塞いだが…大地に吸われてしまった血液まで、戻ってくるわけではない。
   意識を取り戻すには、まだまだ時間を要するだろうが…じきに、仲間が見つけるであろう。
   しかし、マンフロイめ…」

治療を終えたコーチが、低い声で呟く。
ピサールは彼のことを無口と評していたが、それは彼の本質ではないようだ。

コーチ「このようなことで目的を為せると、本気で考えているのか? やはり、危険すぎる…」

大きく首を振ると、コーチは翼にあらためて目を向ける。

コーチ「やはり、この男…大空翼も、例の一人か。となると、あのキャプテン…森崎も、そうなるのか?
   ディフェンスにいた若島津という男…は、違うようであったが」

しばらくして、彼は翼に背を向け、ゆっくりと歩き出す。
彼は、どこに向かおうとしているのか。

コーチ「ブリギッド…ユングヴィの聖戦士よ。俺の心は、お前に伝わったと…信じているぞ」

※コーチと翼の友好度が少し上昇しました。
※ディアドラが自軍より離脱しました。
※翼はこの章では戦闘に参加できません。

286 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:32:59 ID:???
〜マディノ城 アイラ隊〜

アイラ「アーダン、よく来てくれた! その翼は…まあいい。もう敵がこの城に取り付く!
   なんとしてもこの城は守り抜く! 力を貸してくれ!」

アーダン「お安い御用だ。亡き戦友には『固い、強い、遅い』などとからかわれていたが…
    その誤りを、今こそ正してみせる。『固い、強い、遅くない』である、とな!」

アゼル「速いじゃないんだ…それにしても、レックスはまだなの?! もう敵きちゃうよー!」

まさかアーマーナイトが空を飛んで来援するなど、当然敵も予期してはいない。
アーダンはやすやすと、合流に成功する。
しかしもう一人。守りの要であるいい男の姿が、いまだに見えない。


レックスは?→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ 戻ってきた! マディノを狙う敵部隊の編成も判明!
ハート→ 戻ってきた! シルベール城(シャガールの本拠地)付近の敵部隊の概況も判明!
スペード→ 戻ってきた! しかし目新しい情報はなし
クラブ→ 戻ってこない! このメンバーで戦闘開始!
JOKER→ 俺は雷の剣でもホイホイ喰っちまう男なんだぜ

287 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:34:12 ID:???
レックスは?→ ダイヤ7

288 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:38:01 ID:???
いい男は有能だな。子孫を残したいぐらいだ。このままでは
シャナンが遺志を継ぎそうだし

289 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:40:01 ID:???
翼が攫ったんだと思ってたんだけど違ったんだな。

290 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:45:37 ID:???
翼の狂気は別にあいつらの仕業じゃなかったのね
あとJOKER見る限りちりめんジャコはちゃんといるのね、傭兵所にいなかったから少し気になった

291 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:49:31 ID:???
翼はどうしちゃったのって事になるんだよね。

292 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/04(月) 23:50:07 ID:???
いい男がきちんと仕事をしたところで今日はここまでです。
そろそろ本格的な戦闘に入ります。そういえばタイトルコールと森崎の兵種変更忘れてるな…

前スレの残りに、ディアドラ関連のネタバレを軽く書いておきました。
長期休載のせいでいろいろと臨場感が薄れてしまいましたが、こんな仕組みだった、ということで。

>>289
そう思ってる人、結構いそうですよね。自軍に。

293 :森崎名無しさん:2015/05/04(月) 23:56:22 ID:???
乙です
さて、とりあえず目の前のことか
エルトシャンをこっちにつかせるように頑張らないと
それとパピヨンが某漫画のように変態化してないことを祈ろう

294 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/05(火) 13:21:49 ID:???
ダイヤ→ 戻ってきた! マディノを狙う敵部隊の編成も判明!

レックス「まあそうせっつくなって! 男は度胸、なんでも調べてみるものさ」

青いツ…もとい、青い鎧のいい男が、部屋に入ってくる。
どうやら単純に、偵察に時間をかけていただけのようだ。

アゼル「あーきたきた、待ってたよー! 心配したんだから」
アイラ「…無事で何より。遅参したからには、それなりの情報は掴んできたのだろうな?」

アイラの口調は、アーダンやアゼルに対するそれよりもはるかに厳しい。
それは信頼の裏返しなのか、それとも…

レックス「任せときな。まず、この城に向かっている部隊だが…」

※アゼルのもたらした情報は>>187参照

レックス情報→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。

ダイヤ→ マディノを狙うのは部隊A、Bの2部隊!
ハート、スペード→ マディノを狙うのは部隊A、B、Cの3部隊!
クラブ7以上→ マディノを狙うのは部隊A、B、C、Dの4部隊!
クラブ6以下→ マディノを狙うのは部隊A、B、C、D、Gの5部隊!
JOKER→ マディノを狙う部隊A、Bが非常事態により混乱中!

295 :森崎名無しさん:2015/05/05(火) 13:24:27 ID:???
レックス情報→ ハート3

296 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/05(火) 13:57:10 ID:???
ハート、スペード→ マディノを狙うのは部隊A、B、Cの3部隊!

アゼル「3部隊かあ。すると、Dの魔法部隊はアグスティに向かうんだね?」

レックス「それを調べてないとは、アゼルもまだまだ青いな。その通り、
    部隊Dはアグスティに向かっている。歩兵部隊だから、進軍には
    時間がかかるだろうが…続いて、他の3部隊の構成だ」


先着『3名』様でブロックごとに

敵部隊A(傭兵混成部隊)の構成→! card
============
敵部隊B(アーマー混成部隊)の構成→! card
============
敵部隊C(弓騎兵部隊)の構成→! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。
判定表が次スレに跨りますが、全て張られる前に引かれたカードも有効です。

【敵部隊A(傭兵混成部隊)】
ダイヤ→ ちりめんジャコ1体、ビショップ1体、マージ1体
     ソードファイター2体、ボウファイター1体
ハート→ ちりめんジャコ1体、ビショップ1体、マージ2体
     ソードファイター2体、ボウファイター1体
スペード→ ちりめんジャコ1体、ビショップ1体、マージ2体
     ソードファイター2体、ボウファイター2体
クラブ→ ちりめんジャコ1体、ビショップ1体、マージ1体
     ソードファイター2体、スナイパー2体
JOKER→ ちりめんジャコ1体

297 :森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/05/05(火) 13:58:20 ID:???
【敵部隊B(アーマー混成部隊)】
ダイヤ→ ジェネラル1体、アーマー3体、アクスアーマー2体、
ハート→ ジェネラル1体、アーマー3体、アクスアーマー3体、
スペード→ ジェネラル1体、アーマー2体、アクスアーマー2体、ボウアーマー3体
クラブ→ ジェネラル2体、アーマー3体、アクスアーマー3体
JOKER→ 魔人3体


【敵部隊C(弓騎兵部隊)】
ダイヤ→ アーチナイト4体
ハート→ アーチナイト5体
スペード→ ボウナイト1体、アーチナイト4体
クラブ→ ボウナイト2体、アーチナイト4体
JOKER→ ボウナイト1体



298 :森崎名無しさん:2015/05/05(火) 14:03:09 ID:???
敵部隊A(傭兵混成部隊)の構成→ ハートA

299 :森崎名無しさん:2015/05/05(火) 14:06:24 ID:???
敵部隊B(アーマー混成部隊)の構成→ ハート6

300 :森崎名無しさん:2015/05/05(火) 14:09:52 ID:???
敵部隊C(弓騎兵部隊)の構成→ クラブ10

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