キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/12(日) 22:35:12 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1425474393/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画だった。

永琳から告げられた計画の壮大さに戸惑う鈴仙。しかしさらに追い打ちを掛けるように、第二の道が示される。
――八雲紫の掲げる狂った計画・『リアル・幻想・セブン』を内部から改革するという道だった。
ヒューガーの科学技術により精神を蝕まれた、幻想郷の管理者・八雲紫を救いつつ、これまで通りの幻想郷をより良くしていきたい。
紫の忠実な式・八雲藍は自らの身の危険をも辞さず、鈴仙にそう理想を語った。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の前に、かつて姿をくらました中山政男が圧倒的な力を手に、再び戻って来た。
新しいヒーローの出現に幻想郷中が湧く中、鈴仙は中山の姿に何を想うのか。

現在は決勝トーナメント第1回戦、守矢みらくるずとの対戦中。
試合はルナティックスが後半22分に3−1と優勢だが――早苗、サッカー好きか?

136 :森崎名無しさん:2015/04/21(火) 00:26:05 ID:???
★永琳→タックル 51 ( ハート8 )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=
 佳歩→タックル 46 ( クラブJ )( 4 + 6 )+(人数補正+1)+(軽傷治療済-1)=★
えーりんだって、間違えることぐらいはある……!

137 :森崎名無しさん:2015/04/21(火) 00:26:15 ID:???
★永琳→タックル 51 ( クラブ5 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)=
 佳歩→タックル 46 ( ハート4 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)+(軽傷治療済-1)=★

138 :森崎名無しさん:2015/04/21(火) 00:26:30 ID:???
★永琳→タックル 51 ( クラブ5 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=
 佳歩→タックル 46 ( JOKER )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(軽傷治療済-1)=★

ファンタジスタを身につけてから出直して来いw

139 :森崎名無しさん:2015/04/21(火) 00:27:00 ID:???
やっぱり矢車さんの妹におなり

140 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/21(火) 00:29:29 ID:???
早苗さんはファンタジスタでは無い! 永琳にアッサリボールを奪われた所で、今日の更新はここまでです。
>>135-136
まさかピンゾロとは思いませんでした…w
>>138
霊夢とか永琳とかを真似しようと思って出来なかった感じですかね。
>>139
地獄早苗さんは本家地獄兄弟で言うと剣的なポジションな気がします。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

141 :森崎名無しさん:2015/04/21(火) 00:44:47 ID:???
>えーりんだって、間違えることぐらいはある……!
アミバ「ん?まちがったかな…」乙ロット!

142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/22(水) 00:04:54 ID:DI1506jw
こんばんは、今日も更新します。
>>141
気のせいかしらって言ってるんでセーフということに…
乙ロットありがとうございます!

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/22(水) 00:05:54 ID:DI1506jw
★早苗→ドリブル 50 ( スペードQ )( 1 + 1 )=52★
★永琳→タックル 51 ( ハート8 )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=58
≦−2→ルナティックスボールに。

ゴオオオッ……!

早苗「(――いける。私の中の風は、まだ吹いている……!!)
――さ、さあ、どうですか!? 私の神がかったドリブルで、今から貴女なんてけちょんけちょんにしてやるんですから!」

スッ――。 タタタタッ……シュッ!

早苗はスッと目を閉じて自身の中にある感覚を信じる。
大丈夫。自分は出来る。自分には才能があるし、壁だって乗り越えられる。
外の世界の啓発本を開けば必ず書いてあった、プラスの自己暗示を繰り返しながら、
考えずに感じたままに、自分の頭にある、芸術的で天才的なボールキープを敢行するが――。

永琳「……何のつもり。それ」

スッ――バシッ。

早苗「えっ……?」

――早苗が目を開いた矢先には、ボールはもう既に永琳の手元へと完全に奪われてしまっていた。

永琳「さっきのプレイは、尊敬するファンタジスタでも真似たつもりだったのかしら?
だとしたら、貴女にはファンタジスタの才能は全く無いわね。
キュビズムの画家が得てして卓越したデッサン力を誇るように、
俗に言うファンタジスタだって、基礎的な技術からして超一流なのが普通。
そうやって天才に憧れるのは自由だけど。足元が覚束ない時点で上を目指すのは、どうかと思うわ」

早苗「くっ……!(く、悔しい。悔しいけど、この人の言う通りだ……!)」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/22(水) 00:07:00 ID:DI1506jw
機械のように表情一つ全く変えずに自身を諭す永琳を前に、
全く覆しようの無い正論を受けた早苗は、自分の顔がかあっと赤くなるのを感じる。

――結局のところ、自分の才能などこの程度だったのだ。
それなのに、身の程を知らずに高い目標を目指すから、こうしていつも、ちぐはぐで中途半端。みじめな結果に終わるのだ。
いつも心の奥底で思っていながら、それでいて必死に押し込めていた負の感情が早苗の心に満ちて行く。
早苗は、悠々とボールを奪い取り、そのままドリブルで鈴仙の待つ前線へと駆けて行く永琳を、ただ見送る事しかできなかった。

永琳「(――さっき感じた神力の昂りは、決して私の気のせいでは無かった。
だけど彼女は、次の瞬間恐らく無意識に、その力を自身の奥に封じ込めて……そして、さっきのような愚かなプレーに出た。
そうだとしたら……随分と哀れな子ね。自身の才能に自信が持てず、そのせいで自分から凡才へと埋没していこうとするなんて)」

実況「永琳選手、中盤に戻りかけていたボールを……無理やり押し返した!!
早苗選手から即座にボールを奪い返し、一旦下がった攻撃ラインを再び押し上げていきます!
後半27分! 神奈子選手が戻って来る前で言えば、この局面が恐らくラストチャンス!
ルナティックスはここで試合を決定的なものと出来るのでしょうか〜!!」

ピエール「……くっ!」

偽フライハイト「シュートブロックに出た時点で大局的に負けだ。ならば、ここで奪い取る」

タッ……ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「しかしルナティックスが押せば、守矢も勿論噛みついてくる!
先程の一連のプレーで体勢を立て直したDMFのピエール選手と偽フライハイト選手が、
永琳選手のドリブル突破を決して許さない! 二人そろってタックルに向かいます!!
永琳選手、ここを抜く事が出来るのでしょうか〜〜〜!?」

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/22(水) 00:08:12 ID:DI1506jw
永琳「……抜くわ。私は天才だもの」

先着2名様で、

★永琳→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ピエール→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 偽フライハイト→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(偽三杉がフォロー)
≦−2→守矢ボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハートで「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳のマークがスペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
偽フライハイトのマークがダイヤの時、「ハイドロプレンタックル(+3)」が発動します。

146 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 00:09:07 ID:???
もう一度言う!私は天才だ!
★永琳→ドリブル 53 ( ダイヤ2 )( 4 + 4 )=★

147 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/22(水) 00:09:36 ID:???
――と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでにします。
皆さま、また明日もよろしくお願いします。

148 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 00:16:39 ID:???
★ピエール→タックル 51 ( ハート8 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 偽フライハイト→タックル 49 ( ダイヤ3 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

149 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 00:27:04 ID:???
早苗が自分の力を信じられず常識を捨てたドリブルをしたのも鈴仙って奴の仕業なんだ

150 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 00:29:07 ID:???
ウサギC「永琳様は天才というより常軌を逸したなにかに達しておるのう」
ウサギD「ウサギCちゃん不用意な発言はほどほどにね……」

鈴仙「早苗、一度や二度のピンゾロでへこたれているんじゃないわよ!」
ウサギH「そうです! 成功するまで何度でもトライすればいいんです!」
早苗「お二人とも……ってなにか嫌な予感が……あれ?」

乙ロットー!

151 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 00:49:52 ID:???
この動きは・・・トキ!?



152 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 21:53:24 ID:???
鈴仙が自機昇格したのも鈴仙って奴の仕業なんだ

153 :森崎名無しさん:2015/04/22(水) 22:12:55 ID:???
マジかよマジだった
鈴仙ちゃんおめでとー!

154 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/23(木) 00:15:08 ID:7yXRsm8w
こんばんは、本を読んでいたらこんな時間になりましたが、少しだけ更新します。
>>149
常識に囚われないという常識に囚われていますね。
>>150
乙ロットありがとうございます!
ウサギHちゃんも無事に復活して嬉しい限りです。
>鈴仙が新作自機な件について
正直かなりビックリですね! まさかここで鈴仙が来るとは……!
早苗さんも一緒に自機みたいですし、新作が待ち遠しいです。

155 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 00:15:34 ID:???
鈴仙さんやったー!
やはり鈴仙さんも主役を張れることができるんだ!

156 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/23(木) 00:16:54 ID:7yXRsm8w
★永琳→ドリブル 53 ( ダイヤ2 )( 4 + 4 )+(月の頭脳的なドリブル+5)=66★
★ピエール→タックル 51 ( ハート8 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=60
 偽フライハイト→タックル 49 ( ダイヤ3 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)+(ハイドロプレンタックル+3)=61★
≧2→永琳、ドリブル突破。

永琳「私は天才……!」

グンッ……!

ピエール「……!?」

永琳「――天才。八意永琳よ!」

ダッ! ギュンッ! シュパッ!

偽フライハイト「(早い! 必殺タックルを出す隙すら無かった……!)」

実況「永琳選手、二人の凄腕プレーヤーを前にしても全く物怖じしません!
むしろ逆に、天才の異名を欲しいがままにする圧倒的センスにより、アッサリとタックルを回避!
そしてそのまま、永遠亭ルナティックスは攻撃チャンスに突入します!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「れいせーん! 次はお前だー!」「永琳! 永琳!!」「ぽ、ポスト神よー!? 守矢を救いたまえー!?」

157 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/23(木) 00:17:56 ID:7yXRsm8w
若島津「ハァ、ハァ……。 面白い……! 俺を殺してみせろ、永遠亭ルナティックス!」

ギロリッ……

鈴仙「流石に好き好んで、人殺しにはなりたくないわよ……なぜだか分かんないけど息荒いし」

てゐから鈴仙に託される筈だったパスは、ウサギBから早苗、そして永琳を経て。
たった今、鈴仙の元へと戻ろうとしている。
若島津の狂気じみた発言を冷静にスルーしつつ、鈴仙はここからの決定シーンを思い描く。

鈴仙「(師匠が上がって下さったおかげで、今やシュートを撃てるのは私だけじゃなくなった。
師匠もこの位置からの『ライフゲーム』や、ワンツーを受けて『前転シュート』で切り込む事が出来るし、
その近くに居る佳歩も『ラビットテイル』や一対一で相手を牽制する事だって出来る。
師匠は先の『爆宙アポロ』やらで体力を損ねているし、佳歩は負傷が気になる、っていう弱点もあるけどね。
他には……てゐがボールキープして、そこから『インビジブルデューパー』……には、ちょっと距離があるから難しいか。

――兎に角、幸いにも、今の守矢のゴールには若島津君だけで、神奈子さんが治療中で居ない!
そうした意味では、今は守矢みらくるずに3点差を突きつけて、勝負を決定的な物にする大チャンスでもあるわね……!)」

鈴仙の脳裏には様々な選択肢がよぎるが、時間はそこまで待ってはくれない。
偽レナートや偽沢木がボールを奪いに走り、若島津が肩を大きく上下に揺らしながらセービングに構えている中、鈴仙は―――。

A:「私だ、私に持ってこい!」自分(鈴仙)にグラウンダーのパスを要求。(更にシュートかドリブルか選択)
B:「師匠、そのままドリブルで一対一です!」永琳に一対一を依頼。
C:「師匠、そこから一発『ライフゲーム』です」永琳にミドルシュートを依頼。
D:「佳歩です! そこからドリブルで一対一を狙って貰います!」佳歩に一対一を依頼。
E:「佳歩です! そこから牽制の『ラビットテイル』です!」佳歩にミドルシュートを依頼。
F:永琳の判断に任せる。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:655/960
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

158 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 00:21:58 ID:OA32breY
A

159 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 00:23:51 ID:u6VlfXks
A

160 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/23(木) 00:42:38 ID:7yXRsm8w
A:「私だ、私に持ってこい!」自分(鈴仙)にグラウンダーのパスを要求。(更にシュートかドリブルか選択)

鈴仙「(……ううん。ここは謙虚にならずに!)――師匠! 来い! 私に持ってこい!!」

永琳「(なんであの子ったらボールを要求する段になったら急に偉そうになるのかしら……)
――まあ、いいわ。 ……ウドンゲ!」

バシィッ……! パシッ。

実況「ああ〜〜っと! そしてボールはとうとう永琳選手から鈴仙選手へと渡ってしまった〜〜!
観客の皆さんもお気づきでしょうが、永遠亭ルナティックスはもはや、天才八意永琳のワンマンチームでは無い!
今こうしてボールをトラップした鈴仙選手はその幸薄そうな外見に反して、
今や決定力ならレミリア選手や魔理沙選手をも超えん勢いの、幻想郷きってのストライカーなのです!」

鈴仙「(幸薄そうな、ってのが余計よぉ……! ――ま、まあ良いわ! 多分褒められてるし!
それよりも、ここでどうやって決めるかが問題。全力の『マインドエクスプロージョン』で行くか、
それとも、3ゴール目とか守備参加を視野に入れて『マインドブローイング』で行くか。
それともそれとも、相手の意表を突きまくってドリブルでゴールを目指すか!
――ど。どうしようかな……!)」

A:勿論全力、『マインドエクスプロージョン』!(威力:62+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
B:燃費重視、『マインドブローイング』!(威力:60+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2)200消費
C:これでも充分、『マインドシェイカー』!(威力:58+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費
D:意表を突いて、ドリブル突破からの一対一だ!(鈴仙のドリブル:51)
E:……待てよ。偽レナート(ポスト)に向かってシュートを撃ち、佳歩がその跳ね返りを撃ち返せば裏を掻けるんじゃ!?
F:その他 普通のシュートの場合はこちらで

鈴仙のガッツ:655/960

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

161 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 00:43:55 ID:OA32breY


162 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/23(木) 00:45:46 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れ様でした。

163 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 00:54:17 ID:u6VlfXks
A

164 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 01:29:09 ID:???
偽レナート(ポスト)……

ポストの方がまだマシだぜ! になるのか、ボールが破裂した! なんという威力だ! になるのか……

乙なのです!

165 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 02:23:18 ID:???
乙でした
新作東方紺珠伝でうどんげが自機昇格か、めでてぇなあ
新作と次章はどっちが先かな?とりあえず、さなうどんは新参ホイホイの癒し

166 :森崎名無しさん:2015/04/23(木) 08:08:23 ID:???
乙ロットーッ!

若島津「ハァ、ハァ…。面白い…! 俺を殺してみせろ、永遠亭ルナティックス!」
ポブルセン「…貴様、大丈夫か? 救急車呼ぶから待っていやがれ」
レヴィン「ポブルセン、キミに常識があるとは思わなかったよ。僕ならレヴィンシュートの実験台にするよ♪」
ポブルセン「貴様らしいな全く…。レナート辺りで我慢するんだな」
レヴィン「ちっ、分かったよ。ムカついたから、知り合いの病院に連れて行ってくるよ」

若島津「ハァ、ハァ……。ここは一体どこだ?」
ダイジョーブ博士「レヴィン君ガ通報シテクレタデース。改造ノ時間デース」
若島津「ギャアアアーッ!」

レヴィン「ふふふ。僕の実験台になれなかったのが、実に残念だよ」
ポブルセン「貴様だけは敵に回したくねえ…」

167 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 00:12:33 ID:???
若島津「ハァ、ハァ……。 面白い……! 俺を殺してみせろ、永遠亭ルナティックス!」

永琳「いいの? じゃあ遠慮なく。せっかく本人の許可も得られたことだし、新薬の実験台には絶好の……」
てゐ「永琳さまストッープッ!?」

168 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/24(金) 01:03:00 ID:???
こんばんは、今日も少しだけ更新します。
>>164
乙ありがとうございます!
ぶちあたったらボールが破裂って、見方を変えればミョルニルみたいで強いんじゃないでしょうかw
>>165
乙ありがとうございます。
まだ聖徳チームと博麗チームの試合に加えて、
色々書きたいイベントがあるので、三章に入るのは結構先になるかもですね。
>>166
ストーリー?が進行していますね…w
若島津君がハアハア言ってるのは割と理由があります。

169 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/24(金) 01:04:56 ID:???
A:勿論全力、『マインドエクスプロージョン』!(威力:62+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費

鈴仙「――勿論、ここは全力で……!!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!
――バッ……ゴオオオオオオオオオオン!
ギュウン、ギュンギュンギュンギュン…………!!

実況「で、出た〜〜! やはり出ました! この大きく振りかぶった振り足は間違いなく、
これは鈴仙選手の大技、『マインドエクスプロージョン』です!!
先程のシュートの威力をみるや、かざ…謎の向日葵仮面選手の『マーダースパーク』にも匹敵せん勢いのこのシュート!
神奈子選手が戻る直前に、守矢みらくるずは風前の灯だ〜〜〜!!」

若島津「ハァ……ハァ……。フゥー、フゥー……!」

ガシイイッ……!

若島津「キェエエエエエエエエ〜〜〜〜!!」

――バンッ、ドゴオオオオオオオオオッ……!

実況「そしてそんな鈴仙選手に向かって跳ぶのは若島津選手!
彼は相変わらずな三角飛びで、ブロックに向かう偽レナート選手達をも一緒に吹っ飛ばす勢いで、
猛然と猛進していきます〜〜!!」

鈴仙「(息が酷く荒いわね……。これはもしや、単なる興奮じゃなかったり……?)」

華扇(観客席)「(――さあ、若島津よ。思い知るのです。単に力を得たとしても、それに溺れていては、
最終的にはその力にすら見捨てられてしまうという事を……)」

170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/24(金) 01:05:59 ID:cSPRdcV6
先着3名様で、

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★偽レナート→ブロック 48 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 偽沢木→ブロック 44 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★若島津→三角飛び・牙 59 (! card)+(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(永琳がフォロー)(ピエールがフォロー)
≦−2→守矢ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが守矢ゴールに爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(ピエールがフォロー)
≦−2→守矢ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙の『マインドエクスプロージョン』には吹飛係数2があります。
鈴仙のマークがダイヤで、敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
若島津はスキル・修羅により鈴仙のスキル・狂気の瞳を無効化します。

171 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:06:46 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 ( スペード10 )+( 1 + 5 )=★

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/24(金) 01:07:17 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆さま、本日も遅くまでお疲れ様でした。

173 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:09:26 ID:???
★偽レナート→ブロック 48 ( クラブK )+( 3 + 6 )+(人数補正+1)=
 偽沢木→ブロック 44 ( ダイヤ4 )+( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

174 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:10:37 ID:???
ヤな予感
★若島津→三角飛び・牙 59 ( クラブQ )+( 3 + 3 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

175 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:19:16 ID:???
折れたァ!?

176 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:41:27 ID:???
よしよし! ナイシュー!
ほんと鉢巻渡しといて良かったなあ。
無かったら鈴仙ちゃん無得点だった
けどメカボディあってガッツ切れってそうとう燃費悪いのね、若島津君の新技。

キーパー交代! 若島津君に代わってレナート君

レナート「後悔させないよ(キリッ)」
早苗「いえ、ここは私がみらくるセービング・改を見せるときです!」
諏訪子「早苗そんな技できるの……、いやなくてもその方がまだマシだぜ!」

177 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 01:49:10 ID:???
さらばレナート…さらばポスト…
ガッツ切れの若島津に代わってGKになる事もない。安心してルチャをやれ

178 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 16:56:45 ID:???
ポストが折れたwww乙ロットー!

179 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 21:47:40 ID:???
ウサギC「れな〜とをすくうのは……カグヤ応援団しかいない!」
こうしてレナートのカグヤ応援団入りが決定した

180 :森崎名無しさん:2015/04/24(金) 21:51:45 ID:???
派手に吹っ飛びながら観客席へ飛ばされる 応援団のブローリンくんが腹筋でキャッチ
そしてそのままカグヤサポーターに加入 ほら、きれいにつながった

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 00:55:30 ID:???
こんばんは、今日も少しだけになりますが、更新していきます。
>>175
見事に折れましたね…w
>>176
当初は若島津のガッツ切れや神奈子の隙を狙って、1〜2ゴールは挙げられるかな?
……という感じでしたので、想定以上の調子の良さに繋がりましたね。
普通の三角飛びでガッツ消費200と燃費が悪い事を踏まえ
新技はとてつも無く悪いですね。具体的にはガッツ消費400でパンチ力+5とかです。
>>177
ポキリと折れてるのでルチャは難しいですね。
>>178
乙ロットありがとうございます!いやあ、鈴仙のシュートは凄いですねえ(すっとぼけ)
>>179-180
鈴仙が色々頑張ってる裏でそんな感動ストーリーが展開されてます。たぶん。

182 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 00:56:46 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 62 ( スペード10 )+( 1 + 5 )=68★
★偽レナート→ブロック 48 ( クラブK )+( 3 + 6 )+(人数補正+1)=58*吹っ飛び&負傷!
 偽沢木→ブロック 44 ( ダイヤ4 )+( 1 + 1 )+(人数補正+1)=47★*吹っ飛び!
★若島津→三角飛び・牙 59 ( クラブQ )+( 3 + 3 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=64★*吹っ飛び!
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが守矢ゴールに爆発する!

ギュンッ!

若島津「(いける! この速度なら、間違い無い!
ヤツのシュートの最高速度よりも、俺のキックが先にボールに辿り着く……!!)」

関節に付けられたロケットブースターをフル稼働させながら、
若島津は自身が幻想郷での修行で得た力の大きさを再確認していた。

若島津「(――前までならば、マッハ5で推進する際の風圧ですら、肉体が耐えられなかった。
だが、今の俺ならば、むしろ肉体で気功を制御する事で、機械の限界を超えたスペックを発揮できる!)」

ドギュルルルルッ!

物体が音速を越えて活動する際に発生する巨大なソニックウェーブで心地よく髪を揺らしながら、
若島津の全身は限界を超えて更に加速する。計器によれば現在の速度は秒速3キロメートル。つまり、マッハ9近く。
これでも充分機械の性能限界を超えているが、若島津はそれに加えて、幻想郷で会得した『気』による力を燃料にしていた。

ゴオオオオッ……!

佳歩「ば……化け物ですっ! 鈴仙さまのシュートだってあんなに早いのに……!
どんどん加速して、このままじゃあ、鈴仙さまのシュートが簡単にクリアされちゃうっ!?」

若島津「雑魚が……もっと驚け。これが今の俺が得た力だ。今の俺の力は神にも匹敵する」

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 00:58:26 ID:???
若島津の発言は決して自惚れでは無かった。
実際に、守矢みらくるずの主神である神奈子と諏訪子でも、今の若島津から放たれた飛び蹴りを受けたとして。
十中八九、無事では済まないであろう。彼の力は修行により、その程度の領域にまで達していた。
空気との摩擦により、若島津の身体は炎を帯びて燃え上がった。

ゴッ! ……ジュウッ!

偽レナート「あチィ」

飛び出した先にあった偽レナートの背中を高熱で溶かしながら、全力のセービングに向かう若島津。
外面上は、加速度的に速度を増す鈴仙のシュートにも決して引けを取らない威力。
観客達はここで、若島津が修羅としての意地を見せる展開になると予想していたが。

ズルルッ……。

華扇「…………笑止千万。力を得るだけならば猿にも出来る。
私が貴方に教えたのは、確かに力もそうだったけれど、決してそれだけでは無かったでしょうに」

――ただ一人、若島津の敗北を最初から予言している者が観客席に居た。
彼女の名は茨木華扇。「茨歌仙」の名で人々から親しまれている仙人の少女は、
かつて若島津の力への意志を汲み取り、半弟子の扱いをこれまで与えて来た。
それゆえに、彼女は若島津の強さと――、同時に、その限界を良く知っていた。

184 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 00:59:47 ID:???
ズルルル……ッ。

華扇「(誤った力に囚われた者は、やがて周囲だけでなく、自分自身も見えなくなる。
若島津。――貴方はおそらく気付いていないのでしょう。自分の身体の限界に)
ズルルルーーーッ! ハムッ、ハフハフ、ハフッ! うんっ、このうどん美味しい! 気に入っ……!」

ポカンッ!

華扇「あいたっ!」

観客「おい嬢ちゃん、販売のうどんが美味いのは分かったが、さっきから汚い音だして喰いすぎだ!」

華扇「す、すみません(若島津よ……今からでもやり直せる。だからどうか、正しき力を――)」チュルル・・

バギュウウンッ……ドガバキボゴッ! ベキンッ!

偽沢木「ぎゃふんっ!?(ど、どうして日向の居ないこんな所でも、俺は吹っ飛ばされないといけないんだー!?)」

偽レナート「なにィ」

鈴仙のシュートが偽沢木を吹き飛ばし、ポストを真っ二つにへし折って。
そのまま若島津と真正面で衝突せんとした時に、若島津の破綻が訪れた。

ギュルルルーーー、ピタッ!

若島津「……ムッ(――な、何故だ。身体が動かん!)」

若島津の機械部分が、肉体の発する無茶な命令に反逆を示した。
それは少なくとも、本人にとって意外な出来事だった。

若島津「(ええい、使えんポンコツめ! こうなれば、肉体部分だけでも動かして、ボールにブチ当てて……!)」

185 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 01:01:58 ID:???
しかし若島津は窮地にあって恐ろしい精神力・判断力の持ち主だった。
機械類の故障で停止した左半身を無理やり筋肉で持ち上げてシュートへの壁を作る。
既にシュートコースは把握しているため、ボールは間違いなくこの身体に当たるだろう。
そうすれば、少なくともこのシュートによるゴールは避けられるはずだ。
――鈴仙のシュートが、若島津の直前で更なる加速を遂げなかった場合は。

ギュンギュンギュン………ギュンッ!

若島津「!?」

そして、若島津にとって悪い推測が今回は当たった。
鈴仙のシュートは、地獄を行脚しての修行によってより鋭さを増していた。
ブラックホールのように光をも吸い込む速度のシュートは、若島津の機械の全身ごと平等に包み込んで――。

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
  ―――バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
  ………ピィーーーーッ! ピィッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

若島津「グハァーーーーー!!」

若島津の全身は、壁としての役目すら果たせず、そのまま高空へと打ち上げられた。
空中で機械仕掛けの全身が火花を散らしながら爆発していく様子は、花火に近かった。
鈴仙のシュートは、更にその次の瞬間、ゴールネットに突き刺さっていた。

鈴仙「……よし。トドメを刺したわよ。守矢みらくるず」

間違いなく決まったゴールを見て、鈴仙は満足気にそう呟き、心の中でガッツポーズを作った。

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 01:04:52 ID:???
永遠亭ルナティックス 4 − 1 守矢みらくるず


大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
10ゴール 鈴仙
9ゴール  レミリア
7ゴール  勇儀
6ゴール  フランドール、来生、射命丸
5ゴール  魔理沙、屠自古、星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子
3ゴール  早苗、霊夢、反町、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、岬

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
5アシスト 霊夢
4アシスト てゐ、パチュリー、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小町、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、アリス、レミリア
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、ウサギB、永琳

187 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 01:05:36 ID:???
>空中で機械仕掛けの全身が火花を散らしながら爆発していく様子は、花火に近かった。
カグーヤ「へっ!きたねぇ花火だ」

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 01:06:02 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
続きは、また明日に更新したいと思います。

皆さま、本日もお疲れ様でした。

189 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 01:07:26 ID:???
メカ島津くんがデデーン!乙ロット!

190 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 02:03:16 ID:???
若島津がスイカバーの刺さりそうな台詞を・・・

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 12:41:04 ID:???
こんにちは、今日の更新はまた夜になるのですが、
今さらながら地霊殿サブタレイニアンローゼスの能力値を公開したので宣伝します。
(公開した26スレ目は、たぶん容量一杯になったので……)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1423234639/930-935

>>187
まるで自分がやったかのような偉そうな口ぶりですね……さすが月人の王女です。
>>189
乙ロットありがとうございます。
偽レナートも結構悲惨な事になってますw

192 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 13:05:48 ID:???
諏訪子「なんで前半優勢でより条件の良い後半でボロボロなの……?」
神奈子「私がききたい」

たぶん一番苦戦した地霊殿、能力見てもやっぱり強い
得意分野が飛び抜けている上で穴がないイメージ

193 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 13:47:24 ID:???
そんなに食べてばかりいるからまともに説教を聞いてもらえないんですよ仙人さん!
そんな食いしん坊な仙人様に贈られるはずだった

見上監督 寄贈の コアラのマーチ
ボッシ 寄贈の つばめの巣
ヤラ 寄贈の ねるねるねるね
見上監督 寄贈の 親子丼
メオン 寄贈の 串カツ

は、こちらで没収させていただきます!

194 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 13:59:12 ID:???
今回と比べて地霊戦は、成長途中だった佳歩が活躍出来ないという攻めの苦戦、
お燐を止められない守りの苦戦があったからね。早苗さんが絶好調だった前半もヤバかったし
前試合の妖怪戦で名有りになったつかさが居なかったら、負けてたかも

195 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 17:31:51 ID:???
地霊殿の選手紹介で藤沢に触れないとは、とよちゃん解説員失格だなwww

196 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 17:36:30 ID:???
そういや豊姫様、ほぼ半年ぶりの登場なんだな、全キャラクターの中でも
存在感の無さは五指に入りそう。

197 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:13:18 ID:???
鈴仙がまたゴール決めたから中山さんフィギュア2体GET!

198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 23:40:45 ID:???
こんばんは、今日の更新を始めていきます。 
>>192
西行寺チーム戦は、妖夢とのイベントバトル的な意味合いを強くしたかった事もあり、
地底チームは最初から、予選リーグ中では一番苦戦するようなさじ加減にしましたね。
守矢チームも中山さんが加入したとはいえ、地底チームレベルの苦戦になるかな?
……と、思っていましたが、鈴仙のシュート+2と佳歩の急成長もあって、案外楽勝になっちゃいましたね。
>>193
見上監督の華扇さん押しが良いですねw
メオンの串カツは姫様にでも差し入れたらどうでしょうか。
>>194
つかさが勇儀のシュートを止めたのはビックリでしたね。
今回優勢だったのは、鈴仙や佳歩を始めとするチーム力の向上が大きいと思います。
チーム力が前と一緒だったら、中山さんが加入しても、地底チーム位には苦戦していたのではないでしょうか。
>>195
私が忘れていましたw>藤沢妖精
>>196
影が薄いキャラとして弄られている内はまだ大丈夫です(震え声)
>>197
元ネタの人って、2ゴール決めたら別キャラのフィギュアになるんですかね……

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 23:44:48 ID:???
実況「決まった、ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜ル!
鈴仙選手の『マインドエクスプロージョン』が、守矢みらくるずのゴールに突き刺さった〜〜〜!!
これで試合は4−1! 後半も残り十分を切った状況で、守矢みらくるずは死刑宣告を突きつけられました!
神奈子選手の治療は……どうやら今終わったようですが、それでも4失点もしてしまえば意味が無い!
如何に守矢の攻撃陣が優れていようとも、ここからたったの十分で3ゴール以上を挙げる事は不可能に近い!

そして鈴仙選手は、この試合2ゴール目。そして大会全体では通算10ゴールで暫定得点王!
9得点のレミリア選手の第一回戦はこれからですが、それでもこの記録は凄い!
八意永琳選手、そして中山政男選手は間違い無くヒーローですが、
鈴仙選手もこの大会ではまさしくニューヒーロー! これからの活躍が楽しみです!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「鈴仙ちゃんすげー!」「自機おめでとー!」「守矢って案外大したことなくね?」「ちょっとガッカリだよねー」

霊夢「ヒーロー、か。確かにそうね……」

反町「(凄いシュートだ! 決して力押しだけでは無い、しっかりとした技術にも裏打ちされたシュート! 俺も見習いたいなぁ)」

華扇「……鈴仙・優曇華院・イナバ。正しき力を持っていたのは若島津では無く。どうやら貴女の方だったようね」

はたて「うーん。これはインタビュー記事を独占しなくちゃなぁ……ねぇ、文?」

射命丸「……ええ。そうですねー(能天気な顔してるわね、あいつ。……ヒーローなんて、所詮は庶民が作りだした都合の良い玩具。
持ち上げるだけ持ち上げて、飽きられたら突き落とされるだけだと言うのに)」

はたて「(やっぱり様子がヘンだ……)」

さとり「恐ろしい才能……いえ、もしかしたら努力ですね。前に対峙した時よりも、威力が上がっているわ」

勇儀「そうだねぇ。こうなったら私ももっとシュートを鍛えるしかないか!」

お燐「勇儀姐さんは、タックルとかポストプレイとか鍛えた方が手強そうだけどね〜」

200 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/25(土) 23:48:32 ID:???
鈴仙「――ふ、フフフ……! 私って、案外すごかったりするかも……!」

実況が解説し、観客が褒め称えるように、
ゴールを決めた今この場において、鈴仙は永琳や中山よりもヒーローだった。
そしてゴールを決めた鈴仙自身も、漸くこの10ゴール目にして、
少しずつ自分に確かな自信を持てるようになって来たと感じる。

鈴仙「(これでこの試合に決着は着いたも同然。無論、早苗あたりはまだまだ頑張って来そうだけど……。
どうしよう、何かマイクパフォーマンスで人気をかっさらっちゃおうかしら?
それとも、ここはキャプテンらしくびしっと決めてみようかな? うーん、嬉しい悩みねぇ……)」

鈴仙は比較的冷静に今の状況を受け入れつつ、何かを口走ろうとしてみる。
その内容は――。

A:「いよっしゃーーー! どんなもんじゃーーーーーい!!」やっぱりテンション高く叫ぶ!
B:「………!!」無言で黙ってガッツポーズ。
C:「このままハットトリックを目指すわ!」ハットトリック宣言する。
D:「皆! これで安心してはいけないわ!」チームメンバーにゲキを入れる。
E:「どうしたの守矢みらくるず。これがあんた達の全力!?」守矢チームを軽く挑発する。
F:「ところで早苗! これからは自機同士仲良くしようね!!」自機アピールしつつ早苗と交流する。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:405/960

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

201 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:50:01 ID:nzL7ecjw


202 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:51:51 ID:8SiA0ais
B

203 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:51:59 ID:N819ysS6
B

F選びたいけど神経逆なでするよね多分

204 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:52:08 ID:nzgeELcc
F

205 :森崎名無しさん:2015/04/25(土) 23:59:44 ID:???
G パフォーマンスで私の青春を歌う

206 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 00:14:37 ID:???
若島津「師がうどんを食べながらこちらを見ている……?
まさか、食に対する感謝、引いては万物や周りへの感謝が足りないと言っているのか?」
華扇「うどんちゃんおいしい」

リアル幻想セブンルートだと早苗さんはチームメイトになるのかな?
それも面白そうだ、この早苗さん鈴仙さんと結構共感できそう

207 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 00:14:38 ID:???
>元ネタの人って、2ゴール決めたら別キャラのフィギュアになるんですかね……

去年は「とらドラ!」の逢坂大河 今年は『狼と香辛料』のホロをGET
次のゴールで「ソードアート・オンライン」のアスナを狙っているという噂

※ヴェルディのキャプテンですw

208 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 00:59:29 ID:???
>如何に守矢の攻撃陣が優れていようとも、ここからたったの十分で3ゴール以上を挙げる事は不可能に近い!
現実では後半39分から3点差をひっくり返したというキャプテンがフィギュア大好きなチームがあったという…
2015年 J2 第7節 4/11(土)東京V 4−3 岐阜

209 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 01:25:29 ID:???
「守矢って案外大したことなくね?」これで守矢もミサキ神の仲間入り

210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 01:29:09 ID:???
B:「………!!」無言で黙ってガッツポーズ。

鈴仙「(そう。私は暫定とはいえ得点王、いや得点女王なのよ……!
だったらいちいちゴールを決めたくらいで狂喜乱舞してらんない。ここはカッコ良く――)……………!!」

グッ……。

鈴仙は叫び出したい衝動をこらえ、ここはグッと右手を強く握り、それを天高く掲げる事にした。
実力者たるならば、試合外の行動においてもそれを示さなければならない。
かつて永琳から忠告された言葉を思い出しながら、
鈴仙は、自分こそが永遠亭ルナティックスのエースストライカーである事を無言で主張する。
その態度に観客達は、チームメイトは――。

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「鈴仙の癖にカッコいいぞーー!」「いや、でも風格が出て来たな!」「鈴仙!」「鈴仙!」「鈴仙!」「鈴仙!」

永琳「(ウドンゲが若干調子に乗ってるわね……唆したのは私だけど。
――まぁ、これまでがこれまでだったし、調子に乗るに相応しい結果だからね)」

てゐ「(大人になったねぇ、鈴仙も。あたしゃちょっと寂しいよ)」

佳歩「(ひええ……鈴仙さまったら凄いなぁ。ゴールを挙げても、もう慣れちゃったのかなぁ。
私だったら、未だに嬉しさと驚きで頭が真っ白になるのに)」

中山「(――やはり、鈴仙さんは俺が居ぬ間に大きく成長したんだな。技術だけじゃない、精神も……)」

211 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 01:30:47 ID:???
鈴仙「(す、凄い……! 皆が私を割と普通に褒めてくれてるっ……!
これまでは調子に乗ってるとか、キャラじゃないとか散々な言われようだったのに。
これが俗に言う主人公補正って奴かしら……!?)」

――これまでの鈴仙らしからぬ強者染みた態度に驚きを見せる者こそ居たが、
それでも、大方の歓迎をもって受け入れられたのだった。

*ゴールを決め、カッコ良いパフォーマンスをしたので、人気が上がります。79→82
*強者に相応しい立ち振る舞いにより、永琳印象値が上がります。49→50

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 01:31:52 ID:???
***


神奈子「……今戻ったけれど。これは酷い結果だね」

早苗「…………」

諏訪子「……そだね」

――そして、神奈子、諏訪子、そして早苗の守矢の三柱は、
今や惨状となり果てたフィールドを前に途方に暮れていた。
GKの若島津の全身の90%は大破しており、
辛うじて残った右腕で心臓を掴む事で、漸く脳を稼働させている状態。
DFの偽沢木はまだ軽傷だが、偽レナートに至っては落雷の後のポストのごとく縦に裂けていた。
守矢の守備陣は、既に戦える状況では無かった。

ピエール「――如何に一流の人材を集めたところで、
それを使いこなすだけのチームプレーが無くては意味が無い……か」

その様子を後ろで見守っていたピエールはそう呟いた。反論は無かった。

神奈子「……ピエール君の言う通りだった。その点のみは完全に、私の驕りだったよ」

早苗「…………」

あっけらかんと語る神奈子。それに諦め顔で頷く諏訪子。
そしてそんな二柱の様子を暗い様子で眺める早苗。
試合終了まで十分を残して、彼女達の士気は最低。消化試合モードに入ろうとしていた。

213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 01:33:34 ID:???

神奈子「……このままでは、これまで我々を信仰して来た信徒達にも顔が立たん」

自身の負傷もあった為か、神奈子は心底申し訳なさそうな顔で俯きながら、口惜しげにそう告げた。
神奈子の言う通り、観客席からは鈴仙への賛美にまぎれて、
これまでド派手に信仰の力を喧伝して来た、守矢神社に対する失望の声も聞こえて来る。
その声を聴くのは、神奈子達にとっては堪らない事であろう。

早苗「…………(本当は私のせいなのに。私が、霊夢さんのようなファンタジスタじゃないから……)」

そして、早苗にとって一番つらいのは、信仰する神奈子達が、
自身の無力のせいでこうした苦境に立たされてしまった事にある。
今の早苗には、薄っぺらい謝罪の言葉くらいしか出てこないし、
そんな言葉が二柱を助ける事には全くならないという事実を、しっかりと理解している。

神奈子「(…………早苗。よし、こうなったら……今しかないね)」

神奈子は早苗の悲痛な心境を繊細にも感じ取っていたようだ。
やがて、神奈子は押し黙った後に―――諏訪子と早苗に対して、こんな提案を行った。


神奈子「よし。諏訪子、早苗。 ……この試合。ここらで棄権しようか」


早苗「………!?」

明るさを装って呆気なくそう提案してみせる神奈子の顔を見上げながら、早苗はその瞳を大きく見開いた。

214 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 01:33:49 ID:???
若島津とレナートがwww

215 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 01:39:42 ID:???
――と、いったところで中途半端ですが、今日の更新はここまでです。
>>206
RG7だとチームメイトになるか、とかはまだ分かりませんね。
早苗さんは鈴仙よりは天才に近いけど、霊夢程天才じゃないイメージですね。
>>207
凄い、キャプテンなんですね! しかも狙ってるキャラが割と新しいw
>>208
そうなんですね(汗)
テクモ版キャプ翼的に、10分あったら鳥かごして何とかなるイメージで考えてました。
>>209
ミサキ神は本編で案外大した事なる活躍してたので、多分大丈夫です。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

216 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 01:44:11 ID:???
そりゃあ若島津とレナートの様子を見る限りだと試合どころじゃないしね
棄権は妥当、すぐ永琳で治療を開始しろー!乙ロット!

217 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 01:52:43 ID:???
ウサギC「おれたれな〜とをすくうのは……だれもいない!」

218 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 02:04:20 ID:???
レナート「三角飛びされたり、折られたり、燃やされたり……さすがに酷くない!?」
ウサギC「ポストの方が(扱いが)まだマシだぜ!」

慧音「棄権だと!? それは困るフラグ回収ができないじゃないか!」
ウサギB「同感です! ここで華麗にフラグ回収して鈴仙さまに名前をーー」
てゐ「おっとメタ発言はそこまでよ!」

乙なのです!


219 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 02:14:03 ID:???
乙です
レナートが縦にさけてる?ジョナサンに切られたディオみたいにくっつけて縦にトンってやれば普通に復活しそうなんだがw

220 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 14:31:22 ID:???
射命丸のあの様子だと七人ミサキじゃなくて地獄兄弟入りの可能性も

221 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 21:31:58 ID:???
神奈子「よし。諏訪子、早苗。 ……この試合。ここらで棄権しようか」
緑の巫女「なにを寝言言っている、ふて腐れる暇があったら戦え!」ポコピー

裂けたポスト「こ、怖い…ボールが、怖いんだ…」
緑の巫女「そこまで性根が腐っていたか…消えうせろ!2度とその面見せるな!」I!

222 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:04:10 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>216
乙ロットありがとうございます。
若島津とレナートは一見死んでますが、そこまで重傷ではありません。システム的に考えてw
>>217
多分姫様が何だかんだで何もしてくれないと思います。
>>218
乙ありがとうございます。
実際はもうちょっと判定をやって、そのままイベント→試合終了……という想定ですね。
勝利自体はほぼ決していますので、判定はさっくりやれればと思っています。フラグ回収出来るかは分かりませんw
>>219
乙ありがとうございます。
まあ縦にちょっと避けただけなんで大丈夫です。
>>220
明日の午前の試合(紅魔×妖怪)は、射命丸関係のイベントがメインになるかもです。
案外大したことない軍団か地獄兄弟かの岐路には立たされてますね。
>>221
そういや色があの人と似てますね…。たぶん物語後半で神(神奈子・諏訪子)と合体して強くなります。

223 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:05:47 ID:???
早苗「――そ、そんな。試合はまだ、どうなるか全くわかりませんっ。
確かに私はこの試合何度も不甲斐ないシーンをお見せしました。だけど……」

――早苗はこの時生まれて初めて、神奈子に対して明確に反発した。
しかしそれは、神奈子を軽蔑したが故では無く、純粋な信仰と個人的な劣等感によるものだった。

早苗「――だけど。奇跡が起きれば……いえ。奇跡を起こすので、勝てます!
だって……それが。それが、神の奇跡を人に伝える風祝たる私の務めであり、存在意義!
たとえ、守備陣が壊滅状態だって、試合が残り十分弱で3点差だからって…………!! 私は、絶対に奇跡を信じ続けます!」

タッ!

神奈子「あっ……早苗。待ちなさい!」

仕舞いに早苗は、神奈子の制止も聞かずに、一人センターサークルへと駆け出した。
残された時間を一秒たりとも無駄にしたくない。一瞬でも、閃光のように――。
圧倒的な不利を覆す、いつか読んだサッカー漫画のヒーローの姿と自分とを重ね合わせながら。

―――ピィィィィイイイイイッ………!!

早苗「――さあ! キックオフです……! これから私が2分半ごとに1点を取って見せます!
そして――私が。私が……この試合を勝たせるんですっ!!」

諏訪子「(――可哀想な早苗。あんたがこうやって自らの不甲斐なさに落ち込むのも、
私達が仕組んだプロット通りであるとも知らずに。まさしく神に弄ばれた、愚かで哀れな人間だよ……)」

諏訪子が憐憫に満ちた表情を向けている事にすら気づかずに。
――早苗は、キックオフの笛が鳴ると同時に、陣形を整えたばかりのルナティックスの陣地へと一人飛び出した。

224 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:07:09 ID:janEh15U
タタタタタタッ……!

鈴仙「……えっ。も、もう来たの!?」

早苗「鈴仙さん。貴女もきっと、私と同じように辛い事や悔しい事を経験して。
それでも……回りの仲間や家族に恵まれて、ここまでやって来たんでしょうね。
――でも、それは、私だっておんなじですっ!」

鈴仙「…………!(私は今まであまり付き合いが無かったけれど。初めて見たわ、早苗のあんなマジな目……!)」

今の早苗にはもう、いつものようにヘラヘラとした笑顔で信仰を振りまく余裕は無かった。
そうした意味では、いつもからして割と余裕が無い感じの鈴仙と似ていた。
守矢みらくるずの攻撃からで始まった、今試合7度目キックオフ。それは早苗のドリブル突破から始まった。

早苗「――神奈子様、諏訪子様。そして助っ人のピエール君に若島津君。
私は色んな人の影響を受けて、ずっと成長し続けて来ました! そんな私が、奇跡を起こせない筈なんて……無いッ!」

ワントップとして真正面に居た鈴仙は、自然とタックルを強いられる形となる。
回避する術も無ければ理由も無い。鈴仙もまた腰を低く落としてスライディングタックルの構えに出る。
鈴仙は始めて、東風谷早苗という少女の全てと真正面からぶつかろうとしていた。

225 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:09:36 ID:janEh15U
先着2名様で、

★早苗→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→早苗、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(偽ザガロがフォロー)(偽三杉がフォロー)(永琳がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
早苗のマークがダイヤ・ハートで「グレイソーマタージ(+4)」が発動します。
早苗のマークがスペードで「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
早苗はスキル・奇跡を起こす程度の能力により、カードで7が出た場合数値を15にします。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

226 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:10:33 ID:???
★早苗→ドリブル 50 ( スペードJ )( 4 + 1 )=★

227 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:11:16 ID:???
★鈴仙→タックル 49 ( ダイヤA )( 4 + 3 )=★

228 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:11:20 ID:???
★鈴仙→タックル 49 ( スペードK )( 6 + 5 )=★

229 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:11:35 ID:???
★鈴仙→タックル 49 ( クラブ3 )( 4 + 2 )=★

230 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:12:13 ID:???
緑の巫女「クソマァー!」

231 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:16:09 ID:???
早苗「もうだめだ、おしまいだぁ…」
アンザー二「あきらめたらそこで試合終了だよ」
早苗「アンザーニ先生…!」

232 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:18:04 ID:???
早苗に必要だったのは、親身になって叱咤激励してくれて、共に切磋琢磨しあう存在だったかもしれない

233 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:30:04 ID:???
奇跡に頼って実力を信じられないのは未熟者の証拠
主人公でもない緑は大したことないのは世界の理

234 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:32:18 ID:???
奇跡はめったに起きないから奇跡って言うんだよ

235 :森崎名無しさん:2015/04/26(日) 22:32:55 ID:???
>主人公でもない緑は大したことないのは世界の理
ルイージマンションと緑の勇者さんをなめるなよー

236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:46:57 ID:janEh15U
★早苗→ドリブル 50 ( スペードJ )( 4 + 1 )+(やや華麗なドリブル+2)=57★
★鈴仙→タックル 49 ( ダイヤA )( 4 + 3 )+(アイドリングウェーブ+2)=58★
≦−2→ルナティックスボールに。

鈴仙「――私だって。そういう話なら負けてないわよ……!」

支えてくれる人が居たから、自分はここまで来る事が出来た。
早苗は鈴仙に確かにそう言ってのけたが、それは鈴仙も同じ――いや、むしろそれ以上だった。

鈴仙「中山さんが居て、パスカル君が居て。師匠が居て、てゐが居て、姫様が居て、妹紅や慧音さんが居て。
それに、佳歩やつかさやウサギ達が居て。 ……それで、私は何とか折れずにここまで来た。
幾ら神様があんたを守ってくれたって言ってもね……!」

早苗「言っても……何だって言うんですか。神は所詮神。自分の都合の為に人間を利用するだけだ……。
――とでも、仰りたいのですか! だとしたら、思い違いも甚だしい!
私にとって、神奈子様と諏訪子様は――そうした簡単な関係なんかじゃない!!」

タッ、クルッ……!

鈴仙の言葉にも聞く耳を持たず、早苗は修練で身に付けた『やや華麗なドリブル』を見せ、
直線的な動きでボールの奪取を図る鈴仙を出し抜こうとした。
その判断はまさに一瞬。それは早苗が奇跡や神々の力を抜きにしても、サッカー選手として一流の才能を持つ事の証明。
彼女は自身が想像するよりも、充分高い位置へと辿り着いていた。
――そして同時に、早苗は完璧には想像できなかった。
鈴仙もまた、数々の出会いと努力によって、そんな早苗と同位置か。もしくは、更なる高みへと辿り着いていた事に。

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