キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/27(水) 00:27:49 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

「鈴仙は永琳の途方も無いエネルギー蒐集計画遂行の為の道具である」
巧みな話術で彼は鈴仙を動揺させ、追い打ちとばかりに仲間への疑心をも植え付けた。
そんな中、決勝トーナメント第2回戦、永遠亭ルナティックスは聖徳ホウリューズと相対する。
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心として集まった様々な悪意と戦術に、鈴仙達はどう立ち向かうのか。
そして鈴仙は疑心を振り払い、強い気持ちで仲間を信じる事ができるのだろうか――。

169 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 00:49:16 ID:???
そういやコーヒー無料券があったね。
ウサギBちゃんかつかさちゃん誘ってみるのもありかな。
アリスさんという選択肢もあるけど

170 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 00:49:48 ID:???
乙ロットォー!

171 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 00:54:28 ID:???
乙なのです!

姫様には「あらゆるものをファンにする程度の能力」と
「シリアスブレイカーする程度の能力」を持っているな。

172 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 05:08:29 ID:???
乙です
きっとこれも紫ってやつの仕業に違いない!
毒を盛るなんてなんて薄汚いんだ!やはり化け物どもは滅びるべきであったか!


・・・評価値はそりゃ下がるよな、毒と知ってて飲めって言ってるようなもんだもん


ところでどうでもいいが俺はアクエリかポカリかと聞かれたらアクエリ派である
普通のアクエリが最高だと思うボトルの形も強そうだし

173 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 07:30:36 ID:???
私はめんつゆ薄めて飲む派です(小声

174 :森崎名無しさん:2015/05/31(日) 21:08:20 ID:???
>>173 どうしてくれるんだ、君がそんなこというから暑い時期だしそうめん食いたくなってきたじゃないか

175 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/31(日) 23:55:07 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>170
乙ロットありがとうございます!
>>171
乙ありがとうございます!
姫様のお蔭でユルいムードになったのは事実ですね。
>>172
乙ありがとうございます。
今回のは永琳印象値を代償に、状況を丸く収めた的な選択でした。
>>172-174
私はソルティライチ派でしたね。めんつゆはそうめん位にしか使わず、余らせてしまいます。

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/31(日) 23:56:25 ID:???
★姫様の運命→  クラブ7 ★
それ以外→輝夜「……毒見して良かったわね、コレ。何か毒が入ってるわ。……蓬莱の薬のお蔭で中和されたけど」

輝夜「……そうね。味はまあまあって言ったところだけど」

輝夜は手に持ったペットボトルを握りながら、含みを持った表情で話し始める。
その内容は、鈴仙が事前に予測した通りだった。

輝夜「私の身体は蓬莱の薬により、あらゆる変化を寄せ付けない。
だからその分、本来起こり得る変化に対してとても敏感になれる。
そんな私の基準から言わせてみれば――この飲み物。軽い物でしょうけど、毒かなんかが入ってるわね」

ルナティックスメンバー「「「「…………!!」」」」

――この飲み物には、ルナティックスメンバーを妨害する意図を持った何者かにより、毒が仕込まれている。
輝夜の宣言を確認したと同時に、永琳は近場のボトルをひょいと持ち上げてその周囲を確認すると。

永琳「……本当。良く見るとボトルに、液体が零れない程度の小さな穴が開いているわ。
注射器を使えば、事前に毒か何かを仕込む事は充分可能そうね」

慧音「な、何だって……! だとすると私達は、何者かにより狙われていたという事なのか!?」

永琳「――恐らくは、そうだと思うわ。もっとも、私も姫もこうした薬は大抵効かないし。
毒の仕込み方についても単純だから、本当に軽い嫌がらせレベルだとは思うんだけど。……ねえ、ウドンゲ?」

鈴仙「あっ、は、はいっ。 実はすみません、今まで言わなかったんですが……」

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/31(日) 23:57:42 ID:???
永琳の発言を受けて、ここで鈴仙が一連の行動理由を説明し始める。

鈴仙は以前、霊夢などを通して破壊工作を行う天邪鬼が居る事を聞いていたこと。
取り分け、下剤を裏ルートから入手していたと聞いたため、弁当や飲み物などに警戒を払っていたこと。
そのため、飲み物に毒が入っている事を輝夜に確認して貰おうとしたこと。

三段目の解説をしている時の永琳の目線が若干というかかなり怖かったが、
鈴仙はそれを気にしないようにして説明し終えると、チームメンバーの間からどよめきが起きる。

パスカル「なんという事だ。しかし、もしこれが本当に聖徳ホウリューズの刺客によるものだとすると、
本当に厄介だぞ……!」

中山「スポーツマンシップに則って戦ってほしい……とは俺の率直な本音だが。
しかし戦場にはこうした敵も居る。まず何よりも自らの勝利を求め、その為には自らを外道に落とす事すら厭わない奴らが」

輝夜「私知ってる、『私は戦うのが好きなんじゃない、勝つのが好きなんだよ!』的なヤツでしょ!
確かショウの大冒険で出て来る三下ボスの、モコイザードくんの名ゼリフだよね!!」

妹紅「誰が氷炎魔団長だ誰が!? しまいにゃフィンガーフレアフェニックス再誕ズぶちかますぞ!」

つかさ「お二人とも、分かる人にしか分からないネタで喧嘩するのは止めて下さい……」

――とはいえ、現に今その毒薬を飲み干した輝夜がケロリとした表情で妹紅との喧嘩に興じているため、
チームメイトに流れた緊迫感というものはそこまででも無い。
それ故、聖徳ホウリューズのメンバーによる妨害工作による混乱は最小限に留まったとも思われる。

178 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/31(日) 23:58:49 ID:???
鈴仙「(だけど……やっぱり謎はまだ残る。仮に聖徳ホウリューズに天邪鬼が操られていたとして。
彼女は一体どうやって裏ルートで下剤を? もしもこの中に内通者が居れば、永遠亭の薬棚から、
強力な下剤を大量に取り出す事も出来たんじゃ……?)」

チームに実害は無かった。しかし、鈴仙の疑念はこれで消え去る事は無い。
何の背景も持たぬチンピラ妖怪が、下剤を使ってここまで大規模な妨害工作を行うのは困難に感じるからだ。
神子達が手を回したことも考えたが、ウサギBをして暴けない程巧みに情報を操作している彼女達が、
分かり易い形で援助を行うことも考えにくい。

パスカル「なあ、レイセン。俺だって言いたくはないが……」

――そして、鈴仙と同じ疑問を持つチームメイトも複数居た。
パスカルは鈴仙の耳元でそっと囁くように、鈴仙が感じた疑問と同じ内容を口にする。
鈴仙はパスカルに対し、何も言わず首を振る形で応える。

鈴仙「(――そんな事、あるはずない……。あるはずがない、……と、思うから……!)」

パスカルにも恐らく、鈴仙の動揺は伝わっただろう。
鈴仙は仲間を信じようとしながら、その一方でどうしても仲間を疑っていた。
特に、岬から「宿題」を渡された鈴仙にとっては、ある一名に対しそうした疑念が生じるのは当然だった。

佳歩「………!!」

鈴仙「(佳歩……? あんたはどうしてミーティングに遅刻して来たの?
どうしてミーティング中も何もしゃべらなかったの? どうして……今、貴女はこんなにも怯えて震えているの……!?)」

鈴仙は佳歩を疑っていた。スポーツドリンクに何かしらの毒を入れたのではないにせよ、
少なくとも、彼女が良からぬ連中と何等かの形で関与しているのではないか。
今の一件を受け、その疑念は鈴仙の「信じたい」という思いを少しずつ浸食していく。

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 00:00:46 ID:???
鈴仙「(――佳歩が本当にスパイ……じゃないにしても!
永遠亭ルナティックスの中に、内通者が居る可能性については言及すべきなのかしら……。
多分、私やパスカル君だけじゃない。中山さんや師匠はとっくに勘付いてるでしょうし、
慧音さんは勿論、ウサギBちゃんやつかさみたいに頭の良いメンバーだったら、
下剤は姫様が飲んだからはい終わり、……とは思っていない筈!)」

そんな想いが鈴仙の中で。あるいはひょっとしたら、チーム全体で広がっていたところ。

??「……あの」

――ある人物が、唐突に口を開いた。
どよめきが沈黙に変わりつつあるタイミングでの彼女の発言を聞き取れる者は初めは少なく、
具体的に言うと輝夜と妹紅のしょうもないショウの大冒険論議
(お題:モコイザードとカグエラ(※ショウの大冒険に出て来る陰険な魔導士らしい)だったらどっちが強いか)
により掻き消されていたが。

佳歩「…………あのっ!」

ある人物――因幡佳歩は、もう一度意を決したような大声で、チームメンバーに存在感を示した。
その切羽詰まった声色に、ルナティックスのメンバー一同は一斉に佳歩を見つめる。

鈴仙「……ど。どうしたの、佳歩。そんな素っ頓狂な声を上げて……」

鈴仙は辛うじて喉を振り絞って、そう事務的に発言する事ができた。
しかし、その次に佳歩が発した言葉に対して、鈴仙は絶句せざるを得なかった。
佳歩は鈴仙の発言を受けて、じいっと鈴仙の瞳を見つめた後。
――観念して全てを投げ出した罪人の如く、チームメイトにこう言い放ったのである。

180 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 00:04:00 ID:???


佳歩「……み、みなさん。ごめんなさい……! この一件は、全部私のせいです。
    私は……実は、聖徳ホウリューズの、えっと、その……す、スパイだったんですから……!!」



ルナティックスメンバー「「「………………………!!?!??」」」

鈴仙「――か、かほ……? あなたは……何を……言ってる、……の?」


一旦寛解しかけたロッカールームに、再び冷たい緊張が走った。

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 00:08:56 ID:???
……と、言った所で今日の更新はここまでです。試合開始には、もう少し時間が掛かりそうです(汗)
明日は鈴仙が自慢の銃弾型弾幕(座薬ではない)で佳歩の主張を論破していく、逆転鈴仙改めウドンゲロンパ編が始まります(多分うそです)

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

182 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 00:12:43 ID:???
乙なのです

なにか裏がありそうですねえ
ここで暴露する理由がないし
佳歩の様子が変になったのは最近のことだし
……まあ検討がつかないですけどね!(汗)

183 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 00:29:18 ID:???
乙です
とりあえずフレイザードを三下扱いしたそこの姫様
ちょっとこっちに来なさい
大魔王バーンの魔力でFFB(つまりカイザーフェニックス×5)使ってあげるから


なんとなくスパイがもう一人いそうな気がするんだよね
岬→佳歩がスパイ(この後のことで佳歩がスパイだということが真実だと確信しそれで安心するだろう。もう一人は気づかずに)
佳歩→自分がスパイ(もう一方をかばうことで反省アピール+もう一方をかばえるという一石二鳥)
もう一人→佳歩を弾圧(裏切り者は許さないアピール、しかしほかのことで妨害していく)

184 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 01:26:51 ID:???
鈴仙「異議あり! この一連の行動には大きな矛盾があります!」
永琳(そうよウドンゲ……佳歩の証言の矛盾を突いていけば必ず突破口があるわ)
鈴仙「それは……姫様をなによりも大事に思っている師匠が、なぜ姫様の代わりに毒味をしなかったのか! ということです!」
ウサギC「へ?」
永琳「ウドンゲ……三途の川の渡し賃は用意したかしら?」
鈴仙「え? いや、最近お小遣いが少ないので……あれ師匠何をぎゃー!?」
佳歩「鈴仙さまー!?」

その後……佳歩のスパイ疑惑はうやむやになった。
永琳により超魔玉兎と化した鈴仙がダブルハットトリックを決めて神子達を凌辱したからだ
その様子は謎の向日葵仮面すら私を超えるかもしれないと発言したという
ちなみに、その光景を目の当たりにした、佳歩を含むウサギ5人組は鈴仙に心酔し
鈴仙の親衛騎団として名を馳せることになるのであった……

悪ふざけしました、すみません

185 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 01:30:33 ID:???
乙ロット!

186 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 09:42:18 ID:???
真面目にこういうことに対して何て返してあげればいいかワカラヌ。
いきなり踏み込んだ質問をして理由を聞いていいものか。
さすがにふーんはいさよならーはないしな...

187 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 09:43:52 ID:???
後で二人きりで話をするってのが良いんじゃないかな?

188 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 20:03:04 ID:???
しかし現実世界でチームの妨害行為に走った場合退団とまではいかずともかなりの罰則がある。
いかに幻想といえど、公に公表した以上このあとの台詞次第で試合出場停止もありうる。
さて、この後の展開しだいだ

189 :森崎名無しさん:2015/06/01(月) 23:06:10 ID:???
佳歩がスパイになったのも鈴仙って奴の仕業なんだ

190 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 23:54:46 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>182
乙ありがとうございます。
佳歩の謎については鈴仙が解き明かしてくれます。
>>183
乙ありがとうございます。
妹紅は実はカイザーフェニックス再誕(高クリア+6)300消費が使えます(たぶんうそです)
スパイ疑惑については、たぶんチーム的には丸く収まると信じてます。
>>184
永琳は「毒見を承諾した輝夜の意志を尊重している」という事でお願いします(汗)
超魔玉兎……鈴仙の胸には黒のコアが埋められてそうですねw
ウサギCちゃんは親衛騎団で言ったらマキシマムだと思います。(親衛騎団じゃない)
>>185
乙ロットありがとうございます!姫様順位下がっちゃいましたね……。
>>186-188
どう転ぶかは多分今後の鈴仙の選択次第ですね。
>>189
そうかもしれません。

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 23:55:55 ID:???
***


パスカル「……どういうことだ?」

まず先に佳歩に問いかけたのは、普段から冷静なパスカルだった。
もしくは、下剤騒ぎになった時からこの可能性を認識していたのかもしれない。
彼は高くも無ければ低くも無い声でそう言った。

佳歩「どうもこうも。さっき言った通りです。この一件は、全部私のせいです……!」

そんなパスカルに対し、佳歩は目をぎゅっと瞑って手も握って、何かを振り払うようにそう言い切った。

慧音「――そう言われても。それだけじゃあ何も分からないぞ。私だけじゃなく、他の皆にとっても」

妹紅「そ、そうだよ。どういう訳かしっかり説明してくれないと!」

それに続いたのは妹紅と慧音。元々彼女達は人里FCの一員だったために
永遠亭ルナティックスの初期メンバー――鈴仙やてゐ、他のウサギ達よりも一歩引いた目線でそう発言する。

中山「……慧音さん達の言う通りだな。きちんと、話をしてくれなければ。
――でなければ、俺達はどれ程重く、君を裁かないといけないのかも分からない。
話せる状態でない、と言うのなら……まずは落ち着いてみてはいかがかな?」

佳歩「………は、はい」

それに加えて、中山が普段よりも重々しい声で厳しくそう言った事もあり、
佳歩は一旦冷静になったようだ。しゅんと頭を垂れてから、暫くの間沈み込んでいる。
まるで悪戯を叱られた時のような姿勢だが、微笑ましさはどこにも無い。

鈴仙「…………」

192 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/01(月) 23:59:04 ID:76m9SDUI
――鈴仙は、何と佳歩に話し掛けるべきかを完璧に見失っていた。
口汚く佳歩を糾弾……はしなくとも、慧音たちや中山のように、中立的な立場で発言を促すか。
それとも、やはり佳歩の友人として、何故こう発言したのかその心中を慮るべきか。

鈴仙「(――私はやっぱり、佳歩を完全に信用していない……と思う。
理屈もそうだし、何よりも感情がそうなってしまっている。
だから、口先だけの言葉は絶対失敗する。私は不器用だから。
そして私はキャプテンでもあるから――不用意すぎる発言をしてはいけない。
その位ならわかる。でも、分かったからと言って――私は何を言えば……!)」

佳歩はまだチームメンバーの浴びるような視線を受けながら、大きく項垂れている。
泣いてはいないが、苦しそうな佳歩の息遣いが聞こえる。

鈴仙「……!」

そんな彼女の様子を見て、口を突いて出た鈴仙の言葉は……。

A:「……佳歩、どうして? どうして、そんなスパイだなんて……?」
B:「……辛いとは思う。だけどやっぱり、話して頂戴、佳歩」
C:「……だ、大丈夫よ! 私は佳歩の事、信じてるからね!!」
D:「……落ち着いて、佳歩。大きく息を吸ってね」
E:「……ええーい! こんな狼藉者はキャプテン権限でクビよクビよクビよ!」
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*難しそうな選択ではありますが、そこまで重い選択肢ではないため、ここは2票決とします。
*とはいえ、この中でもハズレ選択肢はあります。ヒントはFの自由選択枠からお使いください。

193 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:00:45 ID:MOyrtV1I
D

194 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:01:55 ID:jQCT8IWY


195 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:02:03 ID:VoMtdOdw
D
私の勘は当てにならないけと……これかなあ
まず落ち着かせないと

196 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:02:27 ID:DuGevpnI
E

197 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:04:09 ID:???
れれれ冷静になれ 落ち着けハマーD! KOOLになれ

198 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:49:37 ID:???
F岬に化してた本に火をつけそれで思いっきり頬をひっぱたき相手が倒れた後に追撃の
 ローキックからの唾吐きによる3ゲージ消費の社会的自殺コンボを実行する

・・・いや、じょうだんだけどね

試合始まる前に岬に情報ありがとうというお礼の言葉(皮肉と挑発)でも言うべきかな

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:49:48 ID:Qx9upqsE
D:「……落ち着いて、佳歩。大きく息を吸ってね」

佳歩「……はぁ、はぁ……!」

鈴仙はまず、佳歩の本当に辛そうな表情が特に気になった。
仮に佳歩が鈴仙を裏切っていたとしても、鈴仙は佳歩のこんな顔は見たくなかった。
だから鈴仙は最初に素直な気持ちでこう言ってあげる事ができた。

鈴仙「……落ち着いて、佳歩。大きく息を吸ってね」

佳歩「は……はぃ。……ありがとう、ございます……」

――佳歩は鈴仙の呼びかけに応じて大きく深呼吸をしている。
これで少しは、彼女の気持ちも収まったであろうか。

鈴仙「(うーん。とりあえず佳歩が冷静になってくれたのは……良かった、のかな?)」


*佳歩が比較的冷静になりました。

200 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:51:26 ID:Qx9upqsE
ウサギD「……でも。佳歩ちゃん、一体本当にどうしたの……?」

ウサギB「――正直、佳歩ちゃんはスパイに向いてないと思うけど……」

――そうして佳歩が落ち着きを取り戻そうとする事数分。
選手入場まで微妙に時間が残されている中、先程よりは落ち着いた様子の佳歩に、
今度は永遠亭の仲間のウサギ達が声を掛け始める。

佳歩「……うん。えっとね……」

そして、応じる佳歩も冷静さを取り戻したのか、ウサギ達の問いかけにも意思を持って頷いている。
これでもう充分と判断したのか。

てゐ「……よし。それじゃあ話してみるんだね。佳歩。アンタがスパイでドリンクに毒を仕込んだとしたら。
一体どうやって毒を仕込んだのか。……そのストーリーの一部始終をさ」

佳歩の親分であり親代わりでもあるてゐが、これまで鈴仙が見た事も無い程の無表情でそう問いかける。
佳歩はてゐの視線を真正面から受け取るように頷いて。……そして、こう語り始めた。

佳歩「今回、私がドリンクに毒をを盛ったとして。その理由ですね。分かりました。お話しましょう……」

201 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:52:52 ID:Qx9upqsE
〜佳歩の証言〜

――私は今日、早起きをしました。全ては永遠亭の薬棚にある【下剤】を盗み出すために……。
薬棚は、永遠亭のウサギなら誰でも知っているから、誰にも見られない時間に行けば、
盗み出す事だって簡単にできちゃいます。

――そうして得た【薬の粉末】を、私はポーチにひっそりと忍ばせて、再び寝床に戻ります。
それで、他の子たちと一緒に目覚めたフリをして、身支度を始め。
その後、てゐさまや鈴仙さまと合流して、ルナティックスメンバーとしてスタジアムに向かいました。

――ですが、スタジアムに向かってから、私は別行動を取りました。
……勿論、下剤の入ったドリンクを拵える為です。
私はお手洗いに行くと言って他の子たちと別れた後、【隠れた場所】で……!


――サッー!!


――……そうして、私は【ドリンクの詰まった箱】を通りがかったスタッフさんに手渡しました。
それで、私は何喰わぬ顔……じゃ、無かったかもですけど。
とにかく、その後皆と合流しました。それから先は、特に言う事もありません。


〜証言ここまで〜

202 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:56:22 ID:???
待った!意義あり!

203 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:58:02 ID:???
はえーよホセ

204 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:58:46 ID:???
注射で入れたのに粉末か

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:59:51 ID:Qx9upqsE
佳歩「……と、いう訳なんです」

妹紅「ふーん、成程。確かに理屈は通るけど……。なんでそれを今バラしちゃったの?」

佳歩「そ、それは……! えっと、その。鈴仙さまが思ったよりも早く勘付いてましたし、
お師匠様……永琳様が怖い目線で睨んでいたからです。
それでもう、逃げるのは止めよう、嘘を吐くのは止めようって……!」

パスカル「仮に君が本当にスパイだったとして。いつから、何故、何のためにこんな事を?」

佳歩「り、理由は……その。お金です。聖徳ホウリューズの偉い人が、この作戦に乗ったらお金をくれるって……。
それで私、大会の始まる前からずっとこの瞬間を狙ってたんです!」

証言を一通り終えた佳歩は、妹紅とパスカルの質問についても、最低限ではあるが一応筋の通った風に答えていく。
ただ、最低限……とはその通りであり、かなり内容的にも怪しい。
佳歩がスパイかどうかは置いておくとしても、証言自体の信憑性も疑わしく見えて来る程である。

鈴仙「(うーむ。佳歩は最初から私達に毒を盛る心算で準備していて。
それで、席をはずしている間に毒を仕込んでいた……か。成程、これなら理屈としてはまかり通るけど……?)」

鈴仙は、ある程度冷静さを取り戻した佳歩のロジックについて苦戦していた。
佳歩の発言には何か不自然な点がある。しかし、それを巧く指摘できない。
そんな鈴仙の背中を、ぽんぽんと叩く者が居た。

てゐ「……鈴仙。困ってるね。どうやって佳歩ちゃんを論破してやろうかって」

鈴仙「ろ、論破って……人聞き悪いわね。私はただ、佳歩が何かを隠してるんじゃないかって思っただけよ」

てゐ「ふ〜ん。じゃ、鈴仙は信じてるワケだ」

鈴仙「な、何を?」

206 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:01:20 ID:Qx9upqsE
てゐ「佳歩のコトをさ。もし完全に佳歩の事をスパイだって思ってたら、それでオシマイ!
……で良かった筈なのに。鈴仙はこうやって佳歩のムジュンを見抜いて、それで佳歩の真意を見抜こうとしている。
信じる為には、嘘を受け止め、それを乗り越えなくちゃいけないからね〜」

鈴仙「そ……そう。なのかな」

鈴仙は確かにこの時、確かに佳歩を信じたいという自分自身が居ることに気付いた。
鈴仙が佳歩の発言を怪しいと思ったのは理屈では無い。
これまで永遠亭ルナティックスのツートップとして苦楽を共にした佳歩が、
こうした裏切りをするはずがない。そう信じたいのではなかったか。

鈴仙「(……もしも裏切っていたら怖いだとか。そんなのは本当の私の感情じゃない。
それは感情の皮を被った打算。私は、そんな打算をも捨てて佳歩を信じたいって思ってる筈。
ちょうどさっき、苦しそうな佳歩に、裏切りの可能性を度外視して、優しい言葉をかける事ができたみたいに……!)」

そう思った鈴仙は、少しだけ楽になる事ができた気がした。
そして、それを見計らったかのように。

てゐ「……とゆわけで、ほい」

鈴仙の肩程も無い背丈のてゐが、そんなご立派な事をのたまいながら、鈴仙にとあるものを手渡した。

鈴仙「? これは………これって、さっきのドリンクじゃない。下剤入りの」

てゐ「そ。鈴仙。……佳歩の発言のウソを見抜きたいんでしょ? だから、その為の弾丸。このドリンクがね」

鈴仙「弾丸……ねえ。どっちかというと法廷の証拠品みたく見えるけど」

てゐ「う、うるさいな。だって良く分かんないだもん! ……ま、それは置いといて。
『佳歩の発言には、このアイテムを根拠として暴けるウソが混じっている』よ。
鈴仙は今から、このアイテムで佳歩のロジックをやっつけるのさ」

207 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:02:36 ID:???
ペットボトルのふたは開けると分かりやすいから粉末を水に溶いて注射器でブスリ♂したんだろう(援誤射撃)

208 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:08:49 ID:Qx9upqsE
先程佳歩に語り掛けた時の、能面のような無表情とは違う。
てゐは鈴仙を自分と仲間と認めて、その上で佳歩の無実を証明したがっているのかもしれない。
鈴仙は都合良く、てゐを信じる事にした。

※証拠アイテム『下剤入りドリンク』を入手しました。
 『下剤入りドリンク』の詳細:ヒューガーブランドのスポーツドリンク。幻想郷では高価だが、
                  外の世界ではいわゆる自社ブランド物であり、有名なスポーツドリンクよりもぐっと安い。
                  下剤は極細の注射器を通して注入させられたらしく蓋は空いておらず、
                  一見新品と見分けがつかない。グレープフルーツ味(無果汁)。


鈴仙「(さあ……! 第一問目は軽いジャブ。佳歩の発言のムジュンを、このアイテムで見抜いてやるんだから!)」

鈴仙は佳歩の発言の思い出しながら、その中で追及できるキーワードを一つ選び出した。それは……

<第一問 佳歩の発言のムジュンを暴け!>
難易度:★☆☆☆☆  石崎君でも解けるレベルです。

A:【下剤】だ!
B:【薬の粉末】だ!
C:【隠れた場所】だ!
D:【ドリンクの詰まった箱】だ!
E:わ、わからない! ヒント神・ヨッチャンに救いを求める!(! dice×100円消費します)

鈴仙の残機:***
証拠アイテム:『下剤入りドリンク』

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*試合前にすみませんが、試験的にADVもどきにしてみました。
*鈴仙がここでイベント成功させると、佳歩への疑心が早期に解消し、若干ボーナスが付与されます。
*失敗した場合でも、佳歩への疑心はイベント進行で絶対に解消されます。

209 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:13:33 ID:jQCT8IWY


210 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:14:26 ID:yyMNyNyc
C トイレで飲食物を使用挙句の果てに下剤混入とは実に許せん!
  飲食物に対する冒涜だ!

211 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:14:28 ID:Qx9upqsE
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
問題数は4〜5問程度にして、一日2問程度できればと思っています。
後半は少し難し目な問題になれば面白そうとは思っていますが、多分優しくなります。
深読みしすぎて……という風にならず、素直に考えれば解ける程度の難易度をめざしています。

反論できるのは【】で囲ったキーワードについてですが、
その根拠等については、佳歩の証言全体に及びますので、注意して読んで頂ければ幸いです。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

212 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:14:54 ID:VoMtdOdw
B
注射器なのに粉末はない

213 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:23:01 ID:???
蓋開いてないのにどうやってサッー!!て入れるんですかねえ…

214 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:25:50 ID:???
サアッー!!

215 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:29:13 ID:???
いや、サッーはトイレで注射器に入れる溶媒(水)に粉末を入れている音で粉を入れている音じゃない・・・から・・・

216 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:53:49 ID:???
極細すぎるので粉末では無理、水に溶かしてもクスリの目に見えない粒はつまる

217 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 17:50:29 ID:???
逆転裁判とかダンガンロンパだと矛盾点を突いて行けば話が進んでいく
仮に穴があったとしても今度はそこの話に発展していくこともある
書いてある通りに深読みしすぎて……みたいな事はしなくていいはずですよ

218 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 20:05:50 ID:???
そもそもどうやって永琳の目をごまかしてスパイなんか出来るのかって
話になるしね

219 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:05:01 ID:???
>姫様順位下がっちゃいましたね……。
姫様を26位にしたいなぁと思っていたら、ヒジリーが26位ですってねw

220 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:22:01 ID:???
>>218
確かに…。そもそも永琳の目を盗んで薬や注射器を持ち出せるかって話になるよね
薬や注射器は管理が厳しいから、紛失したら医師の永琳の責任になる
あの永琳が気付かないなんてヘマをするわけがないしな

221 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:24:49 ID:???
つまり永琳もスパイだったってことか!

222 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:25:33 ID:???
クラブA出したんだろ

223 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:26:16 ID:???
犯人はお前(永琳)だ!じっちゃんの名にかけて!

224 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 21:50:36 ID:???
もしかしたら、薬や注射器は持ち出したんじゃなく、スリにあったかで紛失したんじゃないか。
スタジアムで鈴仙が財布を紛失したけど、直前に少年とぶつかったよね。財布を持っていたのは岬。
となると、岬か岬の息のかかった人間がスリをしたことになる。
推論だけど、薬や注射器をスリで紛失したのは佳歩。医療器具が紛失したらただでは済まない。
岬に言いくるめられて、自らスパイだと名乗り出たのでは。
じゃあ岬は何故そんなことをしたか。永遠亭メンバーに不信の楔を打つこと。そして八意永琳の信用を失墜させることだ。

225 :森崎名無しさん:2015/06/02(火) 22:19:01 ID:???
続きの証言を聞かない限りはなんとも
名推理を頼むぜ、探偵ウサギCw

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 00:54:19 ID:QzZxj+Aw
こんばんは、今帰ってこれました(汗)
折角ですので少し更新します。出題までには行けませんでしたが……。

>今回の問題について
少し簡単すぎたかもですが、答えはBでした。
粉末を水に溶かして注射器で注入した可能性もありましたが、
「サッー!」というネタっぽい擬音語で粉末を混入した感じを示唆してます。
確かに溶媒に粉末を入れてる音だった可能性とかも完璧には否定できませんが、
その辺り考え出すとキリが無くなりますので、深く考えても良い事は無いと思います(笑)

>姫様の順位について
後少しでぬえは追い抜けたんですが、ちょっと残念でしたね。
ヒジリーさんは伝説の超人とは違う路線(ヒャッハー系)を突き進んでる気もしますw
私的には、鈴仙と早苗さんがベスト10入りして欲しかったですね。

>えーりんが居るからスパイなんてできないんじゃ?
永琳は沈黙を保っていますね。
気付かなかったのか、気付かないフリをしていたのか、それとも……

>名探偵ウサギCについて
推理小説とかだと、Cちゃんみたいなキャラは名探偵率高いですが、
実際のCちゃんはたぶん、バトエンをコロコロして犯人を決めるタイプですね。

227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 00:55:31 ID:QzZxj+Aw
B:【薬の粉末】だ!

鈴仙「待った!!」

佳歩「……! は、はい! どうしましたか、鈴仙さま!?」

鈴仙「――今の佳歩の発言は、この証拠と明らかにムジュンしているわ! ……くらえ!」

バン!!

佳歩「あっ! そ、そうか……!」

――鈴仙は、物凄い勢いで佳歩にてゐから貰ったドリンクを叩きつけた。
佳歩は鈴仙の口ぶりから自身のミスを悟り青ざめたが、周囲はポカンとしていたが。

つかさ「えっと……。どうされたんですか、鈴仙さま?」

妹紅「その下剤入りドリンクがどうかしたの?」

鈴仙「――皆。良く見てみて。このドリンクは、容器側面に小さい穴が開いていた。
そこから下剤が注入された……って、事だったわよね?」

慧音「ああ、そうだな。 ……と。成程」

ウサギB「どういう事ですか、慧音先生?」

そこから鈴仙の説明を受けて、気付く者も少しずつ出始めた。
ウサギBの問いかけを受けて、慧音がゆっくりと鈴仙の意図を説明しだす。

慧音「……鈴仙。君はつまりこう言いたいんだな。
『佳歩は粉末の下剤をドリンクに混入したと言った。しかし、実際には下剤は液体として、注射器により注入された。
 実行犯である筈の佳歩が、こんな大きな言い間違いをするのはおかしい』……と」

228 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 00:57:02 ID:QzZxj+Aw
鈴仙「はい。そうです」

鈴仙は慧音の説明に頷きながら続ける。

鈴仙「佳歩が犯人だったら、こんなバカバカしい間違いをする筈がありません。
それなのにどうしてこんな間違いをしたのか。
勿論、単純に言い間違えた可能性だって否定はできないけれど。
……そうじゃなくって、それよりも」

佳歩「それよりも……何だって言うんですか?」

珍しく反抗的な目付きを作って、必死に抗おうとする佳歩。
しかし、自身の急造のロジックがアッサリ破綻した以上、今の彼女に鈴仙を押さえつける力は無い。
鈴仙は自信たっぷりに、佳歩にこう言い放った。

鈴仙「佳歩――あんた、本当は下剤を混入なんて、してないんじゃないの?」

佳歩「……………!!」

佳歩はたじろいだ。実に真っ正直な佳歩らしい反応とも言える。
鈴仙は更に追い打ちをかける。

鈴仙「更に言えば、佳歩。あんたは薬棚から下剤も盗んでいないし、多分きっと神子のスパイでも何でも無いんじゃないの?
……誰かに脅されているか、誰かを庇っているのかは分からないけれど。
だって、落ち着いて考えれば、薬棚から薬品が無くなっていたら簡単にアシが付くし、
神子のスパイだったとして、ここまで師匠やてゐにまでボロを全く出さずに振る舞うだなんて、まずムリでしょうし」

佳歩「ぁ、う……!」

たじろいだ佳歩が、今度はよろめいた。鈴仙によるロジックの弾幕が、佳歩のロジックを打ち破った。
――しかし、この時鈴仙を始めとするルナティックスメンバー全員が失念していた。
因幡佳歩は単なる直情的な少女では無い。

229 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 00:59:28 ID:QzZxj+Aw
佳歩「…………」

てゐ「――ま。そんなワケだからさ、佳歩。洗いざらい吐いちゃいなよ。
試合前だからさ、カツ丼はやれないけど。でも、話してくれるよね?
どうして自分はスパイだなんて言ったのか。誰かを庇ってるの? それとも脅された?」

佳歩「………からです」

てゐ「ほへ?」

フレンドリーな熱血教師っぽい感じで、てゐは佳歩の肩をポンポンと叩き、
今回の発言の意図について問いただそうとしていたが、佳歩はそんなてゐの手を振り払って。

佳歩「――どうして自分がスパイだなんて言ったかと言うと。それは、私が本当にスパイだからです……!」

佳歩はユラリとよろめいた身体を起こして、鈴仙達を精一杯にらみつける。
そんないつもの佳歩らしからぬ様子にルナティックスメンバーは困惑したが。


佳歩「――すみません、さっきは気が動転してて怪しい発言をしちゃいましたが。
もう一度証言させて下さい。これで、私がスパイである事を証明してみせますから……!」


鈴仙「(あっ。そうか。……そういや、佳歩ってば頭の回転も結構良かったんだっけ。
直情的で一度信じた事、決めた事には突っ走るタイプで、かつ、頭も実は悪くない。
――ん? こ、これって……思ったよりもめんどくさい状態なような…………)」

――佳歩との付き合いの長い鈴仙はいち早く気付いた。
佳歩はただの直情的な少女では無く。
頭脳的で華麗で、かつ直情的な、敵に回すと案外厄介なタイプな少女であったという事実に……。

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 01:01:44 ID:???
佳歩第二形態との戦闘を前にして、今日の更新はここまでです。
皆様、本日もお疲れ様でした。

231 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 01:06:12 ID:???
佳歩「私は後3、4回変身を残している……この意味が分かるか?」

てゐ「れ、鈴仙がこんなに論理的に話を進めていくなんて……はっ!?」
つかさ「まさか鈴仙さまの偽者!?」
ウサギB「しょーたいを現せー!」
鈴仙「よしあんたらあとで覚えてなさい」

乙なのです!

232 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 02:38:21 ID:???
(早く試合したい)
乙でした

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:08:26 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>231
乙ありがとうございます。
鈴仙は案外頭悪くないようで実は割と頭良く無いかもですw
>>232
乙ありがとうございます。
そうですね、確かに試合が一番大事ですし、あまりぐだつくのも良く無いので、
問題は残り1問にして、今日で終わらせるくらいの勢いにしようと思います。
その代わり、(個人的な趣味で)問題を難し目にしてみようと思います。

234 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:09:41 ID:???
〜真・佳歩の証言〜

――すみません、下剤は粉末じゃなくって飲み薬でした。
危険なお薬は流石に厳重に保管されてますけど、【下剤とか日用薬】程度は、簡単に手に入りますからね。
時間さえ選べれば、薬棚から失敬するのは、さして困難じゃありませんでした。

――注射については、お師匠様の部屋から失敬……は、流石に難しかったので、
ヒューガーの社員の……えっと。名刺を持ってます。沢田タケシって人から【自分で買いました】。
外の世界の商品を卸している会社ですもの、極細の注射器を持っていても、おかしくないですからね。
私はスパイですから。多少の前金は、えっと……神子様からこっそり貰っていたんです。

――スタジアムに向かってから、下剤の入ったドリンクを拵えるのはおんなじです。
ドリンクの箱は、事前の取り決めとおり、スタジアムの倉庫にコッソリ入っていました。
その倉庫はめったに人も入らないと聞いてましたから、私はそこで注射器を使って、ドリンクに下剤を混入させました。
あんまり時間がかかっては怪しまれるので、多少注射が雑になっても良いから、【兎に角迅速に】……ね。

――そしてその後、私はまずドリンクの詰まった箱を通りがかったスタッフさんに、ファンのフリをして渡しました。
とは言っても、妖怪ウサギの私がファンのフリと言うのも、身内なのがバレバレで難しいので。
人間の子どもっぽく見えるよう、【兎耳を隠して】、それでスタッフさんに渡していますよ。

――それから、私は注射器と下剤の残りをスタジアムのトイレに流して捨てて……それで、皆と合流したんです。
鈴仙さまも知っての通り、【お手洗いが混んでいた】と言い訳をして……ね。それから先については同じです。

〜証言ここまで〜

235 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:18:01 ID:???

鈴仙「――ずいぶんとマシな理由を言ってくれるじゃないの、佳歩」

佳歩「え、へへへ……。当たり前です。なんたって私は、鈴仙さま……いや、れ、れ、れ……鈴仙!
貴女……じゃなくてき、き、きさま! す、すみませんっ!? ……じゃない、貴様!!
貴様を裏切る為に、ここまでスパイとして暗躍してきたんだから、いや、ですから……いや、やっぱりだからな! です!!」

てゐ「(口調ガバガバやんけ。ここまでロジカルに考えられる頭があるのに、どーしてこうも、チグハグかねぇ……)
――なるほどね。つまりアンタは、ここまで鈴仙を騙すために、ずーっと、ずーーっと潜んでいたわけか。
聖徳ホウリューズの刺客としてね」

佳歩「そ、そうよっ……です! 鈴仙さまが幻想郷に与える影響力については、私は何度も神子様から聞いていた!
そしてあの方はこれまで幾多の苦難を乗り越え、幻想郷一のストライカーとして成長して来た!
そんな鈴仙さま……いや、鈴仙を潰すべく! わ、わたし……私は、派遣されていたのよ!!
こうやって聖徳ホウリューズ戦の直前で鈴仙……さまを裏切って、それを自白する事でねっ!!!!」

佳歩は大汗をかきながら、半ばヤケになったようにそう大声を出して言いきって見せる。
その迫力は、これまで鈴仙達は勿論、他の妖怪ウサギも見た事が無い様子だった。

ウサギD「そ、そんなぁ〜!! 佳歩ちゃんが裏で、そんな事を考えてたなんて……!!」

パスカル「い、いや。確かに筋は通るし割と現実味もある話だが、しかし……」

中山「――とりあえずは、証拠を見せてくれなきゃ信用できない話ではあるな」

慧音「そうだな。もしも佳歩、君が本当にその話通り私達を裏切ったとしたら。
それに伴う証拠がある筈だぞ? 注射器をやりとりした会社員の名刺だとか、
妖怪である事をスタッフに隠す為に使用した衣類だとか。今君の手元にある証拠類、まずは全て見せてくれないと始まらん」

236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:20:16 ID:???
佳歩「い、いいですよ? 見て下さい。これで私がまぎれもなく悪のスパイだって事が、証明できちゃうんですから……」

佳歩はそう呟きながら、小さなカバンから色々な物を取り出していく。
名刺、古ぼけたタオル、それとついでに永遠亭のエンブレム――永遠亭の薬売りなら全員が持っている――を
テーブルの上に置いた佳歩は、やましい事の筈なのに、誇らしげに胸を張っている。

佳歩「こ、これで証拠になりますよね? 決定的な証拠である注射器とかは無いんですけど……。
――こ、これで私がスパイって事で良いですよね? ね?」

鈴仙「(……怪しすぎるけど。逆に言えば怪しいという以外に、佳歩が嘘をついているという判断材料は無いわね……。
――とりあえずは、証拠を見てみないと)」

237 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:21:49 ID:???


※証拠アイテム『ヒューガーの名刺』、『古ぼけた汗ふきタオル』、『永遠亭のエンブレム』を入手しました。

 『ヒューガーの名刺』の詳細:【ありがとうの心でこれからだ 10月人里第3支店完成 外界の商品なんでも扱います】
                   【地域住民の皆さまへお約束 私は人里に来る全ての神、人間、妖怪、妖精、妖獣、付喪神、
                    全ての皆さまにご挨拶・ご商談をいたします】【私はウソはつきません(←これだけ血文字)】
                   【スーパークリエイティブプロジェクトプロモーター 沢田 タケシ】……と、書いてある。

 『古ぼけた汗ふきタオル』の詳細:佳歩が昔から愛用している大き目の汗ふきタオル。淡いオレンジ色だが所々色落ちしている。
                      前に佳歩に聞いたところによると、「やっぱり中々替えられない」とのこと。
                      右隅に可愛いニンジンの刺繍がついている。その裏には丁寧に名前も書いてあり、
                      ウサギAが消されて因幡 佳歩となっている。僅かに湿っている。

 『永遠亭のエンブレム』の詳細:永遠亭のエンブレムが入った小さなバッヂ。月とクローバーが象られている。
                     この徽章を持った永遠亭の妖怪ウサギは、晴れて人里へと薬売りに行けるため、
                     まだ子どもで外に出られない妖怪ウサギにとっては憧れの的でもある。

鈴仙「(この佳歩が出して来た証拠品に、それとさっきの『下剤入りドリンク』。沢山のアイテムが出てきたわね。
これはもしかして、色々なアイテムを出して私達を混乱させようとする、佳歩の作戦なのかも。
――情報をしっかりと精査して、必要な情報だけを抜き出すようにしないと、まんまと佳歩に出し抜かれちゃうわ!)」

佳歩は様々な情報を喋った。そのことにより、佳歩の証言は先程よりも大きく論理的に補強されたように見えるが。
―――しかしその実情報が増えた分、それに伴い決定的な穴もいくつか生じている筈なのである。

238 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:24:27 ID:???
見えた

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 00:27:31 ID:Cm0uhXRw
鈴仙「(――二問目だけど、難易度はさっきよりも大きく上昇。だけど、きちんと読めば解けない事も無い筈。
佳歩が下剤を入れていない、スパイでない事を証明するための決定的なムジュンと、それを示す証拠!
それは――!!)」

佳歩がこっそり下剤を混入出来ないと証明できる、決定的な証拠。そしてそれを示す発言。それが必ずどこかにある筈だ。
鈴仙はそう強く信じて、佳歩のムジュンに対して照準を合わせた。


<第二問 佳歩の無実を証明しろ!>
難易度:★★★★☆  松山は悩みそうだけど、森崎なら一発で解けるかも?

※以下A〜Eの【佳歩の発言】と、その発言がおかしい事を証明する『証拠アイテム』を同時に選んでください。
 選択肢のみの投票は無効票として扱います。
 (例:【下剤とか日用薬】という発言は、『下剤入りドリンク』によりおかしいと証明できる! →A下剤入りドリンク)

A:【下剤とか日用薬】
B:【自分で買いました】
C:【兎に角迅速に】
D:【兎耳を隠して】
E:【お手洗いが混んでいた】
F:ヒント神・ヨッチャンに救いを求めてみる。(! dice×100円消費します)鈴仙の現所持金:1770
G:ヒント神・ヨッチャンに正解を聞く。(! dice×1狂気度を消費します)鈴仙の現狂気度:28


証拠アイテム:『下剤入りドリンク』、『ヒューガーの名刺』、『古ぼけた汗ふきタオル』、『永遠亭のエンブレム』
鈴仙の残機:***

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Gは早く試合に入りたい人&どうしても分からない人の救済用選択肢です。
*ちょっと難しいと思いますので、ノーヒントで解けた場合は少しだけボーナスを与えようと思います。
*証拠アイテムの詳細説明については、>>208>>237を参考にしてください。

240 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:28:49 ID:JgjYnnfo
E 古ぼけた汗ふきタオル

241 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:32:11 ID:???
中々変えられない大事なタオルを下剤ドリンクなんかでぬらすわけがない
よってタオルが湿った理由は本当にトイレが混んでいたしかありえない
当たってますよね?

242 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:33:45 ID:???
>>241 え?ごめん、どういうこと?

243 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:35:22 ID:a5FYKiFk
D
古ぼけた汗拭きタオル

耳を隠せるのはこれしかないが、名前が書いてあるので隠す意味自体がなくなる

244 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:35:42 ID:???
ちょっと分からないな
確信できる人ならともかく、すこし考える時間が欲しいです

245 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:36:10 ID:???
【お手洗いが混んでいた】と言い訳をしているがタオルが湿っている理由はハンカチ代わりに使ったから
>>241は別のもので湿った、要はドリンクで濡らしたという理論を封じるもの

246 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:37:02 ID:???
多分だけど、濡れている原因が何なのか(下剤、汗、水)によるってことじゃないのかな。
タオルは三つともかかるからどの組み合わせが正しいのか分からんけど。

247 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:37:28 ID:???
タオルに名前が書かれているけど裏面だけ
そんなの見えないように耳を隠せばいいだけの話では?

248 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:39:17 ID:???
汗で湿ったはまだ試合してないの普通はない。季節は夏ではなかったはずだからとりあえず除外
下剤は大事なタオルでぬらすのは考えにくい。もうトイレで手を洗ったときしかないはず

249 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:39:33 ID:???
>>243 裏には名前が書いてあるってことはもう一方には書いてないからそれは違うだろう
    名前書いてある方を裏にすればいいだけだし

>>241 ドリンクで濡らしたなんて一言も書いてなかった気がするんだが

250 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:40:13 ID:THGmIdJE
分かったぜ、耳隠したって意味がない
D:永遠亭のエンブレム

251 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:42:09 ID:???
>>249 E 古ぼけた汗ふきタオルでやった場合にドリンクで濡らしたと言い訳してくるかな?と考えて
その言い訳を封じるための理論になりそうな理論で>>241を書きました

252 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:42:54 ID:???
>>250 バッグに入ってたってことは外してたんだからまず違うと思う

253 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:44:38 ID:VQjuqC/+
E 古ぼけた汗ふきタオル

254 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:47:11 ID:???
佳歩がやってない証拠ではなく、発想を逆転して佳歩が別のことをやっていた証拠
うまくいってくれよ

255 :250:2015/06/04(木) 00:49:05 ID:???
取り出したのは名刺とタオルまでで、エンブレムは胸から取り外したんじゃないかな
自分はそう読んだんだけど……まあ決まっちゃったしいいか

256 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:49:24 ID:???
ちょっとまって本当にそれで行くの
なんか違う気がするんだけど
それに濡れていた理由ならトイレで流した後手を洗って噴いたと説明できるし違う気がするんだけどな・・・
まぁ決まったんだから仕方ない、俺のこの発言が間違ってることを祈ってる

257 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:52:15 ID:???
あんまり時間がかかると怪しまれるから迅速にやったと説明したから
途中でトイレによったは矛盾してしまう

258 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:54:40 ID:???
ごめん、トイレに捨てたって書いてあったからトイレによったことになってた

259 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:56:38 ID:???
しかし、兎に角迅速にやったのなら悠長に手をあらうのかな?

260 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:59:54 ID:???
>>258 えっ、まさか
>>259 薬品が付着してあるだろう手を洗うのに問題はないと思う、しかもトイレの個室だろうし洗うのは不思議じゃない

倉庫に行く→ドリンクある→おちゅーしゃしまーす☆→ファンに成りすまし渡す
→トイレ(混雑してた)に行く→おそらく個室で廃棄する→手を洗う→タオルでふく
→戻ってくる

この流れなら矛盾はないと説明できる

261 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:02:05 ID:???
下剤ついてるのかもしれないのを中々替えられない思い入れのあるもので洗うよりは
計画していたのなら別のハンカチするものじゃないかな

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 01:02:55 ID:Cm0uhXRw
E 古ぼけた汗ふきタオル

鈴仙「……佳歩がやっていない事を示す証拠。それは――この、『古ぼけた汗拭きタオル』よ!」

鈴仙は古ぼけたタオルをひょいと掴み上げ、びしっと佳歩の胸元に突き出した。

鈴仙「あんた、言ってたわよね。【お手洗いが混んでいた】と言い訳をして……ってね。
――これ、本当は言い訳じゃなくって、ホントなんじゃない?」

佳歩「……どうして、そう思うんですか?」

佳歩の瞳には今まで通りの焦りこそあったものの、依然として挑戦的な輝きは失っていない。
鈴仙は気にせず続けた。

鈴仙「この古ぼけたタオル……少しだけ濡れているわ。
これは、貴女が本当にお手洗いに行っていた証拠になるんじゃないの?
まさか大事にしているこのタオルで、床にこぼれた下剤を拭いたりもしないでしょうし。
試合前だから大汗をかく事も無いだろうから、濡れる理由ってのが無いんじゃないの?」

鈴仙は自説が正しい事を示すための根拠を述べていく。
鈴仙としては、これで佳歩がいよいよ残されたわずかな余裕すら失い取り乱すのではないか、
と確信していたのだが――。

佳歩「……そうでしょうか。だって私はかねてからの計画を実行する為に色々と暗躍していたんですよ?
それに、私は極力怪しまれぬよう【迅速にやる】事を心がけていた。
だったら途中で冷や汗や、走って汗をかいても不自然では無いですし。
だいいち、私は注射器等を捨てる為にトイレに一瞬だけ寄っています。
偽装工作のため、そこで少し水にぬらしておくことも可能と思いますけど」

鈴仙「そ、それも……そうね。その通りだわ」

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 01:05:10 ID:Cm0uhXRw
佳歩「――鈴仙さま。憶測で物事を語るのはよしてください。
証拠品と証言とを素直に見比べて、おかしいなと思った事を指摘しないと、回答にはたどり着けませんよ?
……まあ、使われてる表現や修辞技法については、色々と解釈する必要もあるかもですけど」

鈴仙「む、むぐぐ〜……。佳歩にそんな事言われるなんて、私は悲しいわ……」

――鈴仙の説は哀れにも、頭脳が回り切った佳歩に一蹴されてしまうのだった。


*自機が一つ減ります。** ピチューン!
*……ただ、みなさんのコメントを見た感じだと難しそうだったので、自機を2つ増やします。**** エクステンド?

264 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:06:25 ID:???
残機あるからあと2回チャンスあるんだよね?
タオルは濡れた原因が特定できないといくらでも言い逃れできるような
うーん、分からん

一応 エンブレム 自分で買った
→簡単に足がつくだろという予想はつくけど、これもいくらで言い訳できそう
とにかく矛盾のある証言と証拠の組み合わせで考えてみようかな

265 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:08:03 ID:???
俺は言い訳なら自信がある、ひとまず思いついたこと言ってみてくれ、どんな言葉が来ても返してみる
そして俺が返せないのが高確率で正解だと思う

自分でおかしいこと言ってる気しかしないがとりあえずあと4回ミスっても平気だから1回くらいやってみてくれ

266 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:08:16 ID:???
ドリンクもヒューガー製ならスタジアムで仕込む真似しなくても注射器と一緒に買うんじゃない?

267 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:09:03 ID:???
この話って今何月でしたっけ?今が10月より前なら名刺で矛盾しますけど

268 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 01:09:04 ID:Cm0uhXRw
鈴仙「(……うーん。どうやらこの考えはハズレだったみたいね。
でも、佳歩の行動と、今ここにある証拠との相違点について指摘する……って方向性は間違っていない筈!
だから、その辺りを踏まえていけば……?)」

※以下A〜Eの【佳歩の発言】と、その発言がおかしい事を証明する『証拠アイテム』を同時に選んでください。
 選択肢のみの投票は無効票として扱います。
 (例:【下剤とか日用薬】という発言は、『下剤入りドリンク』によりおかしいと証明できる! →A下剤入りドリンク)


A:【下剤とか日用薬】
B:【自分で買いました】
C:【兎に角迅速に】
D:【兎耳を隠して】
E:【お手洗いが混んでいた】
F:ヒント神・ヨッチャンに救いを求めてみる。(! dice×100円消費します)鈴仙の現所持金:1770
G:ヒント神・ヨッチャンに正解を聞く。(! dice×1狂気度を消費します)鈴仙の現狂気度:28


証拠アイテム:『下剤入りドリンク』、『ヒューガーの名刺』、『古ぼけた汗ふきタオル』、『永遠亭のエンブレム』
鈴仙の残機:****

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Gは早く試合に入りたい人&どうしても分からない人の救済用選択肢です。
*ちょっと難しいと思いますので、ノーヒントで解けた場合は少しだけボーナスを与えようと思います。
*証拠アイテムの詳細説明については、>>208>>237を参考にしてください。

269 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:11:25 ID:???
>>266 薬は元からあったわけだし注射器買うだけでよかった
    ドリンクと注射一緒に買うと一発で発覚するだろうしそれにスポーツドリンクはお金がかかる
    だからドリンクは神子様のほうが用意したと考えられる

270 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:12:41 ID:???
>>266
一理あるけど、矛盾にはならない
予め佳歩が買って持ち運んだら怪しいからで返される気がする

物品と証言の組み合わせで、明らかにおかしいというのを持ってこないといけない
……けど、思い付かない

エンブレム 自分で買った
も永遠亭のものだとバレるでしょ?
と思ったけど、そのときだけ外しました、で返されそうだしなあ

まじてわからん、ヒント使う?


271 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:13:24 ID:THGmIdJE
D 永遠亭のエンブレム

「――そしてその後、私はまずドリンクの詰まった箱を通りがかったスタッフさんに、ファンのフリをして渡しました。
とは言っても、妖怪ウサギの私がファンのフリと言うのも、身内なのがバレバレで難しいので。
人間の子どもっぽく見えるよう、【兎耳を隠して】、それでスタッフさんに渡していますよ。」



「佳歩はそう呟きながら、小さなカバンから色々な物を取り出していく。
名刺、古ぼけたタオル、それとついでに永遠亭のエンブレム――永遠亭の薬売りなら全員が持っている――を
テーブルの上に置いた佳歩は、やましい事の筈なのに、誇らしげに胸を張っている。」

外したって言ってないし、身内かどうか分かるのってエンブレムの方が一目で分かるから、
Dのエンブレムだと思うんだけど、どうかな。

272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 01:14:37 ID:Cm0uhXRw

……と、言ったところで今日の更新はここまでにしたいと思います。
この問題が終われば、解決編的なイベントののち、流れるように聖徳ホウリューズ戦へと移りたいと思います。
鈴仙も言っていますが、各種の証拠アイテムには鈴仙を混乱させるためのいわゆる『ノイズ』的な情報も混じっています。

また、深く考えれば色々な可能性が想定される問題であるとは思いますが、
今回の問題の肝(佳歩の証言とある証拠アイテムとの間に生じている大きな矛盾点)は、比較的明白であると思っています。
なので、〜真・佳歩の証言〜内に直接的に書いてあることと、証拠アイテムの詳細の表現とのズレを基にして、
より確からしい正解を考えて頂ければと思います。


>>267
この話は今10月です。「10月支店完成」という表現だけでは、
完成(予定)でも、完成(しました)でも通るので、ムジュンは生じないと思っています。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

273 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:14:45 ID:???
雑になってもいいから迅速になったのならドリンクは新品同様には見えないはず
でもたまたま器用に上手く行ったと言い訳できますわな

274 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:14:52 ID:???
ヒントだけはやめてくれ
少なくとも俺はそういうのはわがままだが嫌いだ
考えて正解を出すことを楽しみ快感を得るような人間だからやめてほしい

>>267どうだっけ?

275 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:17:55 ID:???
大会は10月からだから今がそうだね

276 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:19:48 ID:???
>>274
わかった、残機1になるまでは自重する

>>271
たとえそうだとしても、スタッフは気づかなかったかもしれませんね
とかもちろんそのときは外しましたよとかいくらでも言い訳できそう

277 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:23:39 ID:???
>>276 言い訳はできるけど、バレないように外したって言ってないよ
     バレないようにこのように工作しましたって自白してるのに、
     これを言わないのはおかしいし、言及してもいいぐらいだよ
     どっちにしろ取っ掛かりはこれぐらいしかないと思うけど

278 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:31:36 ID:???
>>277 そもそもファンのふりをするために耳を隠すんならバッヂも隠すのは自然な行動だと思うんだが
    頭隠してバッヂ隠さずってさすがにないと思うな
    それに誇りを持つバッヂなのにわざわざバッグに入ってるのもおかしいし
   

279 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:31:53 ID:???
C下剤入りドリンク これじゃあ駄目なんですよね

280 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:32:10 ID:???
C 下剤入りドリンクだと思う。

理由としては自分がスパイだとばらすなら、注射器と下剤の残りを捨てる必要はない。
そう考えると、あと出しした3つのアイテムはフェイクだと考えられる。
となると下剤入りドリンクが残るが、コレとかみ合うのはCになると思う。

281 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:33:26 ID:???
エムブレムを持ってるのに下剤をわざわざ薬棚から失敬するのは?

282 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:36:58 ID:???
>>280 始めからばらす予定だったのかどうかはわからないでしょ

>>281 すまん、意味が分からない、説明、プリーズ

283 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:36:59 ID:???
A 永遠亭のエンブレム
薬売りにいけるんだから堂々と薬は持ち出せるから盗み出す必要は薄い、矛盾しているということですか?

284 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:41:15 ID:???
薬を堂々と持ち出せるから盗む必要なんかない
薬が減った分の売上代金は神子持ちにすればいくらでも誤魔化せる
A永遠亭のエンブレム これなんですかね?

285 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:41:43 ID:???
>>281>>283 なるほど、それならこう返せる
       売りに行ってる最中にお金をもらってないのに薬がなくなると自分が怪しまれるから
       売りに行ってない時に盗むことにした、そうすればだれが盗んだかわからないから

286 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:43:26 ID:???
薬がなくなってるのは単純に売れたからで返せません?
神子に金出してもらって細工して、本当に手を組んでるなら

287 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:44:56 ID:???
C ヒューガーの名刺

既にスポドリ・注射器を買ったなら既にドリンクに下剤をいれておくべきで、当日やる必要はない

288 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:46:16 ID:JgjYnnfo
A永遠亭のエンブレム

289 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:48:34 ID:???
>>284    神子様達の住所を知らないんじゃないか?人里でありがたい話をしているらしいが
      常にそこにいるとは限らないしその時お金を持ってるとは限らない
       
>>286    流石に帳簿はしっかりしてると思う。自分のお金で買って自分の所持物にできないこともないだろうけどな
       でも直前に盗む方がなくなってることに気づかれにくいし疑われにくいという判断からの行動と取れる


290 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:50:32 ID:???
C 兎に角迅速に

わざわざ当日にやる必要も、佳歩自身がやる必要もまったくない
下剤入りのドリンクを神子側が予め用意してやればそれですむこと

……だけど、決定的な矛盾にはならないような気もする……

291 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:52:24 ID:???
代金を払ったのは実際は神子だけど架空の別の人に売ったことにすればいいのでは
神子ならそこまで用意できそうですし

292 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:56:06 ID:???
>>287 注射を買ったのは佳歩、スポドリは神子様だから同時に両方買ってない
>>290 内通者だからこそやる必要があった、それに前もって準備すると怪しまれやすいというのもある
>>288 待て、まだ早い、いくら斬鬼があるとはいえもうすこし考えたい
>>291 なんか論点ずれてきたような

293 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:57:19 ID:???
単純に迅速第一やったはずなのに、新品同様の見た目というのが矛盾なような気もしてきた

294 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 01:57:35 ID:???
普通に誰かが買ったことにしておいた方が盗むよりセーフティに見えますけどね

295 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 02:00:04 ID:???
斬鬼って書かれると尻を思い出すなあw

296 :271:2015/06/04(木) 02:08:59 ID:THGmIdJE
やっぱりもうちょっとしっかり書こうか、責任持ってIDも晒しておこう。

(前提)
1.佳歩にはエンブレムに対する言葉がない
2.エンブレムは永遠邸の薬売りであることを示す
3.佳歩は自分からエンブレムを取って置いた
(多分3が皆と自分の解釈が違っている部分だろうけど後述します)

バレない為には、耳だけではなく、エンブレムも隠す必要がある

もしスタッフに渡す時に外したなら、その工作仮定を自白しないとおかしい

隠蔽工作という点では重要なことである

自分が犯人と証明するのに重要な点を説明できなかったのは、佳歩が犯人じゃないから
指摘されて初めて言うのは、犯人じゃないと言っているの同じ
(下剤ドリンクを作っていないという証拠ではなく、スタッフに渡していないという証拠。
渡してなければ犯人じゃない)

それで、3の部分だけど、カバンから取り出している人が多いと思うだけど、佳歩自身から取り外してると思うのよ。
引用だけどこれ↓
「佳歩はそう呟きながら、小さなカバンから色々な物を取り出していく。
名刺、古ぼけたタオル、それとついでに永遠亭のエンブレム――永遠亭の薬売りなら全員が持っている――を
テーブルの上に置いた佳歩は、やましい事の筈なのに、誇らしげに胸を張っている。」
の“それとついでに永遠亭のエンブレム”の“それとついでに”という表現ついて解説するね。

「それと」は話題や用件を付け足しする表現
「ついで」は、
A:主たる物に付属する物であるさま、
B:ある物事を行った際に別の物事を行うことを意味する表現、
C:本題から外れた話題に及ぶときの言葉、といった意味で使われる。
この場合はBのことで、バッグじゃなくて自分から取り外したんじゃないかな。

297 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 02:10:53 ID:???
>>293 え?別にラベルの上からやらなきゃ問題ないでしょ、もれないようにキャップの上からやればいい
>>294 試合の当日に盗んだんだと思うんだけどな、ギリギリまで気づかれないし
>>295 俺、泣かないっす・・・

うーむ

298 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 02:13:12 ID:???
時間を選べば簡単に盗めるというけど試合の当日に都合よく来るのを期待するのはギャンブルすぎるんじゃ?
やるならやはり前もって準備したいところ

299 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 02:22:10 ID:???
>>296 だとするとスタッフが気付かなかったか外した後またつけてここで外したということか
    スタッフに気付かれないようにするには前も言ったように自然な行動かと思うけど

>>298 それを言うなら今までの行動もすべてギャンブルじみた行動で説明つくからその一言で片づけるのはよくない
    ・・・まぁ俺だってそんな可能性ばっかのこと言ってるけどな

300 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 03:36:35 ID:???
他人に意見聞けるならバッヂのこと鞄から出したか聞いてみたいけどね

301 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 05:14:41 ID:???
バッヂを証拠として出したならどこかでバッヂを使わないといけないんだけど
使っている場面がない

302 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 05:31:50 ID:???
名刺じゃなくて領収書持ってくればいいのに

303 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 06:45:59 ID:???
>松山は悩みそうだけど、森崎なら一発で解けるかも?
ヒントはおそらく刺繍だからタオル?

304 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 11:34:11 ID:???
>>300 そういう選択肢とかゆさぶりみたいなのがほしい・・・
>>301 ついでっていうのはフェイクじゃないかなと俺はちょっと思ってる
>>302 もらったけど処分したかもらわなかったのどっちかだね、足がつかないように
>>303 刺繍でウサギだとばれるのはさすがにどうかな・・・しかも松山は悩むじゃなくて気づかなかったんだし
   ・・・ハッ!?つまりスタッフは松山だったのか!

DエムブレムとAエムブレムが現状一票ずつ




305 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 13:21:40 ID:???
D 『古ぼけた汗ふきタオル』
やはりシンプルに考えるとこれが矛盾な気がする

タオルで耳を隠したとは言ってないが、隠すとしたらこれだろう。
名前入り、それは隠せるにしても、色落ちしてる……つまり、下手したらうさみみが透けて見える。
あとは松山なら悩みそうだけど、森崎なら気づくかも? という一文。

というか他の組み合わせでは、深読みすれば怪しくないか? にはなっても、佳歩がやってないだろ
という根拠にはどうしても繋がらなかった。

306 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 13:24:36 ID:JgjYnnfo
D 『古ぼけた汗ふきタオル』
これに変更お願いします。

307 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 14:37:18 ID:???
>>306 残念ながらそれは絶対違うと俺は思う
    隠すとしたらこれっていうのは俺もそう思うけど色落ちしてたら透けて見えるとは限らないし
    重ねればさすがにある程度色落ちしてれば隠せる
    その一文は確かになんとなく引っかかるけど少なくともその答えはあってるわけがないと思う

308 :305:2015/06/04(木) 16:59:30 ID:???
>>307
うーん、一理あるけど、これ以外に『佳歩が犯人ではない』という根拠を示せそうなものがない
エンブレムは渡すときにはつけてなかったと言われればおしまい
薬盗む必要ないんじゃというのもそうではあるけど、佳歩がやってないということには結び付かない
自分の考えだけど、『下剤入りのドリンク』と『兎に角迅速に』の組み合わせも当日に佳歩がやる必要ないと
言えるけど、佳歩がやってない、やれないという根拠にはならない

怪しい、じゃなくて矛盾を指摘して、だから佳歩がやってない、佳歩がやれないという論理を示さないといけない
から>>305しか思い付かないんですね

このタオルでは永遠亭関係者であることを隠しようがない
つまり佳歩がバレずにスタッフにドリンクを渡せない
だから、佳歩が下剤を仕込んだ犯人ではありえない

という風に
あと佳歩の主張を崩せそうな場所は

1 佳歩が下剤を調達していない、またはできない
2 佳歩が注射器を沢田から購入していない、またはできない
3 佳歩がドリンクに下剤を仕込むのは不可能
4 佳歩が、永遠亭関係者であることを隠してドリンクをスタッフに隠すことは不可能

このうちどれかを崩せば、佳歩は犯人ではありえないと示すことができると考えた(他にもあるかも……)
で、手持ちの材料から崩せそうなのは4だけかなと

もっと佳歩が犯人ではないという説得力のある根拠を示すことができれば、そっちの意見を支持します


309 :307:2015/06/04(木) 17:20:40 ID:???
>>308 消去法から考えたってこと?それならあまり同調しづらいんだけど・・・
    それにタオルで発覚するのは名前隠した以上無理に近いんじゃない?
    人参柄のタオルなんて世界に一つしかないわけでもないだろうし
    俺だって人参の付いたタオルをもってるぞ(しかもなんとピーターラビット付だ)
   佳歩しか持ってないのが確定ならともかくそれで特定するのはきつすぎる
   崩せそうな場所については俺も同意かな
   一個一個の要素をいったん検証してみてまとめてみるかな、時間かかりそうだけど

310 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 17:22:53 ID:???
>>305 斬鬼もまだありますしそれで1回勝負してみては?
間違ったら日曜朝のお茶の間で尻丸出しの刑だー(当然冗談ですw)

311 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 17:37:48 ID:???
今気づいたけどスパイである決定的な証拠である注射器をわざわざ処分したのか

312 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 17:39:03 ID:???
斬鬼さんの例のAA見つけたけど横に長すぎて貼れなかった

ひとまず少し検証したけどそうだね
俺が注目したのは名詞だ
外界の品物何でも扱いますということと私は嘘をつきませんと書いてあることは矛盾しているということが分かった!
実際に何でも扱えるわけないでしょーが!

つまり犯人は!・・・犯人は・・・佳歩の容疑・・・うん、まだ何もわかってない・・・

313 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 17:42:45 ID:???
それとひとまずスパイである証拠をなぜ残さなかったかって人やドリンクも買えただろって人
が結構多いみたいだしこの発言を張っておく

>妹紅「ふーん、成程。確かに理屈は通るけど……。なんでそれを今バラしちゃったの?」

佳歩「そ、それは……! えっと、その。鈴仙さまが思ったよりも早く勘付いてましたし、
お師匠様……永琳様が怖い目線で睨んでいたからです。
それでもう、逃げるのは止めよう、嘘を吐くのは止めようって……!」

パスカル「仮に君が本当にスパイだったとして。いつから、何故、何のためにこんな事を?」

佳歩「り、理由は……その。お金です。聖徳ホウリューズの偉い人が、この作戦に乗ったらお金をくれるって……。
それで私、大会の始まる前からずっとこの瞬間を狙ってたんです!」


この会話を見る限りばらそうと思ったのは今ここで、お金が惜しいということは今お金がそんなにない
ということが明らかになる
もし資金に余裕があるならドリンクも自分で買えるし何しろこの甘言に乗る必要がない

314 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 17:48:00 ID:???
もうめんどいからスタッフとかタケシよんで証人になってもらおう

315 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 18:03:01 ID:???
なんだ、薬売りに出られるから簡単に持ち出せる薬をわざわざ盗む必要がないとかそういう理由だと思ったけど違うのか

316 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 18:36:35 ID:???
>>315さん
盗む必要ない(かも)であって、佳歩が下剤を盗んでいないという証明にはならないからね
佳歩が犯人ではないと論破しないといけない

たぶん……裏を読む必要はないはず、それこそ師匠相手に下剤盗めないだろ
とか
沢田呼び出してウソをつかないんだろ、佳歩は注射器買ってきたのか?
で終わっちゃう
(そして佳歩は永琳さま相手に盗むのに苦労しましたとか、
沢田さんが忘れているだけとか言い訳できる)
残機あるし夜までに他の意見なかったら305でトライしてみようかな

317 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 18:51:57 ID:???
ためしてみようというくらいならやめといた方がよくない

318 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 20:59:08 ID:???
D 永遠亭のエンブレム
D 『古ぼけた汗ふきタオル』

それぞれ1票ずつ
まだ未確定

319 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 21:39:05 ID:???
2ダースを会場についてから混入したのかー
雑になってでも急いだなら1本程度は漏れてそうなきがするのかー(宵闇感)

320 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 21:52:57 ID:THGmIdJE
提案だけどさ、今回は可能な限りIDを表示して書き込むようしないかな。
特に人の推理に意見するとき、何故かっていうとイタズラに場を混乱させようとする輩と区別つかないのよ。

できればのお願いだけど、他人の推理の欠点を指摘するよりは、欠点あるなしに関わらず他人の推理が見たい。
納得できれば変更するし、納得できないならそのまま維持する。何よりそっちの方が生産的になる。
仮に選択が間違っていても、その推理はヒントになるかもしれないから、このほうがずっといい。

個人的なお願いで、強制もしないし今後そういったルールを押し付けるつもりもないから、スルーしてもらっても構わない。
(ボケるの止めろとか感想書くなとかそういう類ものじゃないから、そういう人もスルーしてください)

321 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 21:58:08 ID:???
中々進まないし残機があるうちに可能性ありそうなので1回試すか
もうヒントを使ってみては?

322 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 21:59:57 ID:ZVipwZSc
F

323 :納得できないからと言って欠点をぼろくそに言いまくり批判しまくり混乱させたバカ:2015/06/04(木) 22:00:12 ID:uL6ekBDY
ほう、つまりそう見えたのか、それは悪かった
だが欠点を言わないと少し時間が空いた時に投票されて無駄に残機使われそうだと思う
全員が納得するようなのが固まる前に投票されて無駄に使われると
残機結構あったのにいつの間にかなくなっちゃったになりそうで怖い
あと4もあるんじゃなくてあと4しかないと俺は考えるタイプだからな

324 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:09:08 ID:VQjuqC/+
D 古ぼけた汗ふきタオル

325 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:11:09 ID:0G/S0E8o
290=305=308=315は私です(306さんは私じゃないです)
ID出しておきます

消去法ですまないけど、佳歩が犯人じゃないという論理は今のところこれしか思い付かないです

物証とキーワードの組み合わせで、佳歩はやってないと組み立てないといけないですしね
怪しいとか、引っ掛かるなら結構思い付くんだけど

たしかに、他の人の推理は聞いてみたいです。
私の推理にあまり自信はないですが、このままじゃGMさんが困りそうですし(汗)

326 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:12:56 ID:0G/S0E8o
>>325
間違えました、315ではなく316です
315さんすみませんでした

327 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 22:14:29 ID:???
停滞してしまっていたしこれで駄目ならもうヒントコースでちょうどいいんじゃないですかね

328 :323:2015/06/04(木) 22:18:18 ID:uL6ekBDY
それとOK、こっからは普通にID出していこう
あとヒントは本当にやめてくれ、使うにしてもせめて残機1になったら使ってくれ、かといってヒント早く見て進めたいから
わざとへんなせんたくしってのもやめてくれ

極細の注射器が俺は気になるな、証拠品リストに入ってないけど
ばれないように、迅速にかつ液体のある部分に穴が開いてないようにするためにはキャップの部分にあけるべき
でも極細でスピーディーかつ折れないようにうまく穴があけられるだろうかってことが気になった
でも注射器がないし提示するとすれば名刺かなってのが俺の考え
一応飲み口の近くにあけることができなくもないが・・・やはりかたい部分だし非常にやりにくいかと

それに複数購入もできるだろうしな、などと逃げ道はいくらでもあるがどうだろうな
タケシに確認が取れれば一番いいが無理だろうし

それに2ダースだからかなり量もあるし時間がかかりすぎるだろう

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 22:36:36 ID:Cm0uhXRw
こんばんは、今日も更新していきます。

皆さん、とても真剣に考えてくださり本当にありがとうございます。作者冥利につきます。
私からのヒントとしては、>>272が全てです。
深く考えると色んな可能性がありますが、素直に文章を読んで、一番怪しいと思われる箇所を指摘していけば、
必ず正答に辿りつけると思います。

ただ、一点だけ補足しますと、「松山は悩みそうだけど、森崎なら一発で解けるかも?」
……と、いう文章は今回の証言の内容とは関係がありません。
「石崎君でも解ける」などと同じように、あくまで難易度や出題傾向について話しているだけです。
言ってしまうと、松山だから刺繍が関係する、という事は断じてありません。それをやったらあまりにアンフェアですし。


更新については、もう暫くお待ちください。

330 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:13:02 ID:L6hKhzt2
やっぱりドリンクかな
雑でもいいから迅速にって言ったのに新品同然なのはおかしい

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:19:26 ID:Cm0uhXRw
D 古ぼけた汗ふきタオル

鈴仙「……佳歩。アンタの証言にはひとつ、不可能な点があるわ!」

佳歩「――そ、それは。どこだって言うんですか!」

鈴仙は佳歩を睨み返す。鈴仙の指摘が正しかったからか、それとも純粋におびえているのか。
佳歩は強がりつつも数歩仰け反ってしまっている。
そんな様子を見て満足した鈴仙は、畳みかけるように人差し指を佳歩に突き出してこう宣言した。

鈴仙「佳歩。アンタにはどう頑張っても、【兎耳を隠して】、スタッフにドリンクを渡す事は出来ないッ!!」

ビシイッ!

佳歩「…………!!」

それが真実だからか、それともあまりに的外れだったからか、佳歩は目を大きく見開いて動かない。
代わりにパスカルが鈴仙の出した結論について批評を始める。

パスカル「――え? いや、それはおかしくないか、レイセン?
確かにカホにはフードみたいな、耳を隠せる衣類は無いが。
しかし、彼女は少し大きめの汗拭きタオルを持っていた。
これを頭に乗っけて、簡単なつの隠し……ならぬ、耳隠しにでも使ったのでは?」

鈴仙「違うのよねー、パスカル君。もう一回、佳歩のタオルを見てみなさい」

パスカル「もう一回タオルを? 一体どうして……」

パスカルは鈴仙の指示に従って佳歩のタオルを物色していく。
何か怪しい暗号が無いか、穴でも開いていないか、不自然な痕跡がないか。
凄腕の刑事のごとし丁寧さと手早さで、パスカルはタオルを一通り眺めていたが――。

332 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:20:04 ID:0G/S0E8o
どうやら違うみたいだ……ううん、ヒント使った方がいいような気がする
>>330さんの意見も一理あるけど、それが決定的に佳歩がやっていない、とはいかないような
けど一番怪しいのはそこだと思うんですよね……うむむ

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:21:18 ID:Cm0uhXRw
パスカル「……いや。やはりこれで耳を隠したんだろう。
名前が書いてあったのは確かに気になるが、それにしたって、面を裏側にしてしまえば問題無いからな」

鈴仙「問題はそこじゃないわね。もっとよく見て、そのタオルの色を」

パスカル「色? べつに、所々白っぽく色落ちしてるとこはあっても、
それ以外は何の変哲も無い、淡いオレンジ色に見えるが……」

鈴仙「そうそうそれそれ! この色落ちして白くなってるところから、耳が透けて見えちゃうのよ!
そして佳歩はこれ以外に耳を隠せる道具を持っていない! だから佳歩はスタッフにドリンクを渡せない。
すなわち、佳歩が下剤を仕込む事はできない! どう、この推理!?」

パスカル「ふ〜む。確かに、推理上大きな穴は見当たらないが……」

鈴仙は完璧な推理だと思って、パスカルにそう豪語する。しかしパスカルの表情は鈴仙の期待よりも芳しくない。
その表情の理由については、再びある程度の余裕を取り戻したらしい佳歩により語られた。

佳歩「……パスカルさんの言う通り、鈴仙さまのおっしゃる推理には致命的な欠陥はありません。
確かに、所々色落ちしているタオルだったら、完璧に耳を隠せるという確証はない……かもしれません。
でも――それって、証拠としては弱くありませんか?」

鈴仙「……え?」

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:23:18 ID:Cm0uhXRw

佳歩「ボロボロの雑巾みたいに穴が空いてたり布が擦り切れたりしてたら、
これを以て耳を隠した、隠す事ができた……と断言する証拠にはならないでしょう。
ですが、今回の場合の汚れは所々色落ちしている程度。
『オレンジ一色のタオルだと耳を隠せるが、オレンジと白二色のタオルだと耳を隠せない』
……みたいな理屈が成り立つならば別ですが、そんな理屈、普通じゃ考えられない。
誰がどう見てもおかしいとまでは言えないと、強い証拠とは言えないんじゃないですか?」

てゐ「……佳歩の肩を持つワケじゃないけど。これだけをもって、佳歩に破壊工作はできない!
……って断ずるにゃあ少し弱い気がするよね。
方向性は良いとしても、もちっと説得力のありそうな理屈って導け出せないかなあ?」

鈴仙「いや、これが、説得力ある……って、私は思ったんだけどなあ」

てゐに窘められながらも、鈴仙は自身の推理を否定された事に気落ちしていた。


*自機が一つ減ります。*** ピチューン!

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:28:30 ID:Cm0uhXRw
すみません、誤字です。
>>334
誤:これを以て耳を隠した、隠す事ができた……と断言する証拠にはならないでしょう。
正:これをもって耳を隠した、隠す事ができた……と断言する証拠になるかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

鈴仙「(ううん、今のは絶対正解だと思ったのになあ……。
――ロッカールームの時計を見たら……試合開始までの時間も後少し。
後少しの時間で、ちょっとでも早くこの混乱を押さえつけたいところだけど)」


※以下A〜Eの【佳歩の発言】と、その発言がおかしい事を証明する『証拠アイテム』を同時に選んでください。
 選択肢のみの投票は無効票として扱います。
 (例:【下剤とか日用薬】という発言は、『下剤入りドリンク』によりおかしいと証明できる! →A下剤入りドリンク)

A:【下剤とか日用薬】
B:【自分で買いました】
C:【兎に角迅速に】
D:【兎耳を隠して】
E:【お手洗いが混んでいた】
F:ヒント神・ヨッチャンに救いを求めてみる。(! dice×100円消費します)鈴仙の現所持金:1770
G:ヒント神・ヨッチャンに正解を聞く。(! dice×1狂気度を消費します)鈴仙の現狂気度:28

証拠アイテム:『下剤入りドリンク』、『ヒューガーの名刺』、『古ぼけた汗ふきタオル』、『永遠亭のエンブレム』
鈴仙の残機:***

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Gは早く試合に入りたい人&どうしても分からない人の救済用選択肢です。
*ちょっと難しいと思いますので、ノーヒントで解けた場合は少しだけボーナスを与えようと思います。
*証拠アイテムの詳細説明については、>>208>>237を参考にしてください。

336 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:29:22 ID:JgjYnnfo


337 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:30:21 ID:THGmIdJE
D エンブレム

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:32:41 ID:???
……ん? すみません。>>335の訂正はしっかり読んでみるとおかしいですね。
>>335の上の訂正は無かった事にしてください(汗)

339 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:33:43 ID:gtiSBIww
C下剤入りドリンク

340 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:33:48 ID:vVEBhAlM
D

341 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:33:50 ID:L6hKhzt2
G

342 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:33:58 ID:JgjYnnfo
D エンブレムに変更お願いします

343 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:34:12 ID:???
佳歩や他の誰かにエムブレムを佳歩がしてたかどうかは質問できますか?
いったんそれを聞いてみたい

344 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:35:05 ID:t2E5qm3I
D エンブレム
これでだめならヒント使おう

345 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:35:11 ID:???
C 下剤入りドリンク

346 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:37:18 ID:???
当たらなければ俺はこの星を破壊しつくすだけだぁ

347 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:40:19 ID:???
エンブレムをバッグから出したなんて書いてない
説明文を見ると普段からつけてそうなもの
あの証言自体が即興つくったものだから普段からつけてるバッジを最初からバッグの中なのは考えにくい
という理由なんでしたっけ?

348 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:42:46 ID:???
素直に読んだ結果
そもそも本当に注射器で注入したのか確認したい
ひっくり返したり振るなりして

>下剤は極細の注射器を通して注入させられた"らしく"蓋は空いておらず、
 一見新品と見分けがつかない。グレープフルーツ味(無果汁)。

って書いてあるし実は最初から混入してたとかそういうのだったりしない?
穴が開いてあることすら確認してないんでしょ?
つまりこの場合組み合わせるなら

ドリンクとBになるのかな

349 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:48:06 ID:Cm0uhXRw
>>343
日本語的な問題かと思いますので、ここで回答しますと、佳歩はエンブレムを小さいカバンから出しました。
確かに穿って解釈したら、元々身に付けていたとも考えられないでもないですが、
普通に読んだらエンブレムは小さいカバンから出したものと(少なくとも私は)考えていました。

周囲に質問ができるかどうかについて話がありましたが、できないとします。
理由としては、そんな事をせずとも、佳歩の証言と証拠アイテムから回答を導き出せるからです。

その代わり、今回のような日本語の解釈に係る内容かつ、鈴仙の視点的に隠しておくのが不自然なものについては、
指摘を受け次第こちらから示していきたいと思います。

350 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:50:06 ID:???
>>347 まとめると大体そんな感じ
    でも自分はまだ考えにくから矛盾と判断しづらくないかって否定した
    バッグから出したとも書いてなければ瞬時にはずしたような動作もないし
    誰かもしそれを見ているなら何かしらのリアクションぐらいとってるでしょ
    それにバッグの中は考えにくいからってそれが疑いを晴らす証拠につながらない要素が多過ぎる

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/04(木) 23:50:51 ID:Cm0uhXRw
今の点を踏まえ、変更があるなら受け付けます。
日付を跨いだ場合、D エンブレムに二票入っているので、それで進行します。

352 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:51:31 ID:JgjYnnfo
Fに変更お願いします

353 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:52:35 ID:uL6ekBDY
次点で票の集まっている投票
C下剤ドリンクにする?それともほかのにする?

一応自分の票だしとくね
B 下剤入りドリンク

354 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:52:52 ID:t2E5qm3I
Fに変更をお願いします

355 :337:2015/06/04(木) 23:52:58 ID:THGmIdJE
そういうことならば、棄権でお願いします

356 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 00:12:50 ID:???
これもしかしたら、証言に証言をぶつけるのかな?
【下剤】は手に入れやすい
注射器は事前に【自分で買った】
下剤ドリンク作成は【迅速にやった】
【スポーツドリンク】はヒューガーのメーカー
【ヒューガーの名刺】がある
ここら辺に絞ってみるか。

あとは、これどう組み合わせればいいんだろ?

357 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 00:26:16 ID:???
プロモーター

>>(1)放送局や雑誌媒体、またはレコード・ショップに対してアーティストや曲の販売促進活動をする人。
>>(2)コンサートなどのイベントを企画、運営する興業主。

プロジェクトプロモーター……プロジェクトを企画、運営する立場……
つまり沢田は営業マンから上の立場に立って、現在は商品の販売員ではない?
だから沢田から注射器を買ったというのはおかしい……とか?

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:03:04 ID:ONTT+DXU
F:ヒント神・ヨッチャンに救いを求めてみる。(! dice×100円消費します)鈴仙の現所持金:1770

鈴仙「(私一人で考えてても埒があかないわね。ここは久しぶりにあの方の力を借りる時……!!)」

いよいよもって訳が分からなくなって来た鈴仙は、とうとう神に救いを求める事にした。

鈴仙「(えーと、玉兎通信の電波をこうやっていじって、あーやって、こーやって………お、つながった)」

選ばれし月人たる鈴仙は実はヒントの神様と(なぜか)知り合いなのである。
こうやって通信用の電波を弄ればいつでも彼女と接続出来る事を鈴仙は(なぜか)知っていた。

鈴仙「(すみませーん、依姫さまー)」

ヨッチャン「(依姫……? 一体誰の事ですか、レイセン? 私の名はヒント神・ヨッチャン。
以後間違える事のないよう)」

鈴仙「(あ、すみません)」

月の都にある高級な邸宅のビジョン。鈴仙はその中に溶け込んでいた。
そこにはかつての主人……によく似たヒントの神様が椅子に座っていて、鈴仙を待っていた。

ヨッチャン「さて。今回の推理ゲームのヒントについて、貴女は話を聞きに来たのよね?」

鈴仙「あ、はい。そうです。色々考えだすと、どうしても正解が一つに絞れなくって……」

ヨッチャン「成程。本当はここで私がミステリ論でも長々と展開したい気分ではありますが。
しかし、レイセンも読者のみなさんも、そんな作者のつまらない自己満足を聞いていられる余裕は無いでしょう。
ここは単刀直入にヒントを出します。良いですか、ヒントは――」

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:06:03 ID:ONTT+DXU
<ヒントその1>
【細々とした情報よりも、広い視点から実現可能性を疑うべし】

ヨッチャン「今回の回答の肝は単純明快。
それを雑多な証拠と雑多な発言が、様々な可能性を掻きたて邪魔しているだけです。
では、どうやって雑多なノイズを消すかという話ですが。それには視点を一度広げてみる必要があります。
『そもそもこの計画、現実的に実行可能なのか?』……と。
更に言えばそこから、『どの部分が一番、現実的に実行が難しいか?』……と、考えを深めていけば答えが見えてくるかもですね。
今回の話はあくまでも、『本当に佳歩が、ドリンクに下剤を混入したのか。混入できたのか?』がテーマ。そこを忘れないようにしましょう。
細かい言葉の意味や解釈に拘っていては、この問題、永遠に解けないでしょうね」

<ヒントその2>
【今回の犯行の核を握るべし】

ヨッチャン「タオルから、佳歩にはスタッフの目を逃れられないとした推理。
あれは先程のヒントの観点から言えば、犯行の実行可能性を疑った良い着眼点だったわけです。
しかし現実は佳歩に論破されはぐらかされて終わってしまった。それは何故か?
結局はタオルでは証拠として弱すぎたのですね。では、一体どんな証拠なら強くなり得るのか?
今回の犯行――ドリンクへの下剤混入――の核を直接的に握っている証拠なら、強い証拠になりそうですよね。
……下剤と注射器は無いようですが、その次に強い証拠と言えば、一体何になるのでしょうね」

<ヒントその3>
【『証言』と『証拠』とのムジュンをたどるべし】

ヨッチャン「今更何を、と思うかもしれませんが、これがこの問題の核です!
〜真・佳歩の証言〜と、証拠アイテム4種。
その周辺にも文章はありますが、ぶっちゃけそこから答えは読み取れません!
無論、答えを補強する文章や、答え以外の可能性を否定する文章はあるかもですが。
何よりもまず、〜真・佳歩の証言〜! そして、証拠アイテムの記述!
この二つを見比べて、『証言で言っていること』と、『証拠アイテムの記述』との明らかな相違点。それを見つける事が何より大事です!
『証言で言っていること』が本当だとしたら、この『証拠アイテムの記述』は何なんだ、本当に出来るのか?
…………と、思える組み合わせがある筈です!」

360 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:11:09 ID:ONTT+DXU

<最終ヒント>
【分からない時は素直に総当たり】

鈴仙「……よ、依姫さま……! じゃなくてヒント神ヨッチャン! 何となく、考え方が分かった気がします」

ヨッチャン「それは良かった。まあ、色々言ってはみたものの、解釈のブレや作者の力量不足(主にこっちが心配)により、
どうしても答えはひとつに絞り切れない部分もあるかと思います。
……そんな時は、諦めて素直に総当たりした方が幸せになれますわね」

鈴仙「け、結局そうなるんですね……」

ヨッチャン「人生、間違いが無いように生きる方が難しいものです」

鈴仙「そんなもんかなぁ……」

ヨッチャン「――さ。もう一度考えてみなさいな、レイセン。幸いに夜はまだ長い。
失敗しても別に命は奪われないんですから――頑張ってね」

361 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:12:28 ID:ONTT+DXU

******


鈴仙「ハッ!? ドリームね!」

てゐ「何言ってるの、鈴仙。こんな時に」

鈴仙「ご、ごめん(――でも、依姫さまのお蔭で大分ヒントは掴めた。
大事なのは、『証言で言っていること』と、『証拠アイテムの記述』との明らかな相違点!
それも、『計画実行の困難さ』を証明してくれる、今回の事件の核を握る、明白な証拠!
これさえ突きつければ、さしもの佳歩も黙ってくれる筈よ………!!)」

A:【下剤とか日用薬】
B:【自分で買いました】
C:【兎に角迅速に】
D:【兎耳を隠して】
E:【お手洗いが混んでいた】
F:ヒント神・ヨッチャンに救いを求めてみる。(! dice×100円消費します)鈴仙の現所持金:1770
G:ヒント神・ヨッチャンに正解を聞く。(! dice×1狂気度を消費します)鈴仙の現狂気度:28

証拠アイテム:『下剤入りドリンク』、『ヒューガーの名刺』、『古ぼけた汗ふきタオル』、『永遠亭のエンブレム』
鈴仙の残機:***

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Gは早く試合に入りたい人&どうしても分からない人の救済用選択肢です。
*証拠アイテムの詳細説明については、>>208>>237を参考にしてください。

362 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:17:48 ID:???
ヒントその2はドリンクのことだろうから
いっそのこと、もうC下剤入りドリンクとかで総当りしてみるのは?

363 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:18:18 ID:ONTT+DXU
すみません、ヒントについては一度使ったので再ヒントはとりあえず不可とします。
また、ヒント代金としては、 6 00円減少したとして計算いたします。(判定不要)

364 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:21:19 ID:???
癇に障ったのならあやまりますが、そんなに咎めないでください。
私は別に表現の事で鈴仙さんを毒づこうとした訳でも揚げ足とろうとし訳でもなく、
本当にそう思ったんですから。

キャラクターに代弁させなくても、そういったことでしたら、
直接言っていただいて結構です。余計傷つきます。お願いします。

365 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:22:38 ID:2sgwm3CY
C 『下剤入りドリンク』
直接な証拠としてはやはりこれ。
兎に角迅速にやったのに、新品同様なのはおかしい
というか時間的に無理……なはず

そしてダイス最大値を当てる鈴仙ちゃん、なにドイツに勝てばいいさ(汗)

366 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:23:39 ID:owea/L7M
C 『下剤入りドリンク』

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 01:35:34 ID:ONTT+DXU
C 『下剤入りドリンク』が選ばれたところで、今日の更新はここまでです。
そして……この問題で私が想定していた解は、まさしくこれでした。主な理由は>>365さんのとおりです。
明日は大目に時間が取れそうなので、聖徳ホウリューズ戦に入るのを目標にします。


>>364
えっと、もしかしたら、細かい言葉の意味や解釈に拘っていては……のくだりでしょうか。
私としては純粋にヒントとして、あまり意味に拘っていても回答には結びつかないよ、
それよりももっと広い視点で考えた方が有益だよ、……という程度の意味で言っただけで、特段咎める意図はありませんでした。

ですが、意図がなければ何を言っても良い訳ではありませんですし、むしろGMとしてコテがある以上、
他の方以上に発言や記載内容に気を配る必要があると思っています。(その割に凌辱とか言ってますが…(汗))
なので、もしそれで傷つかれたのでしたら、こちらこそ謝ります。大変申し訳ございませんでした。
今後はキャラクターの発言等についても、より一層気を配りたいと思います。

身勝手なお願いではありますが、もし宜しければ、今後とも参加頂ければ幸いです。


それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

368 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:46:47 ID:???
乙なのです
あー、一回は正解にたどり着いたのに遠回りしちゃったなあ
時間がかかる? 新品同様なのはおかしい? 実際検証できるんですか?
とか予め練習してました
とか言い訳されるかなとか

変に裏を考えすぎて、タオルの方に行ってしまった
シンプルにムジュンを考えればたしかにこれ以外にないですね

いえいえ、GMさんに非はないと思いますよ
これからも楽しみにしています
ふー、一旦は間違えたけど当てられてよかった(安堵)

乙なのです!

369 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:49:24 ID:???
乙です
否定しまくって長い時間撮らせたり混乱させてすみませんでした
品と使いたくないと言うわがまま言いつつ混乱させて使わせたのは間違いなく俺のせいでしょう
600円も間違いなく俺のせい

・・・でも個人的に答え分かってああ!そういうことかって感じよりも
え?そんなこと?って感じました
ただの自分自身の考えすぎで自爆したというアホが言うことですが
個人的には○○なら○○できないと本当に絶対そうだと決めつけれるような答えの方がよかったと思います
そのへん調整がすごく難しいのは分かっていますがどうも
「急具ことを優先したら器用にできない」というのはすこし腑に落ちないです

作者さんに対する長々としたわがままな批判、および責任を押し付けるような言動
そして参加者さんに対する不快な否定の数々、どうもすみませんでした
もし何言ってんのコイツ?とかそんな感情を少しでももたれたのならコメントは見なかったことにしてください

370 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 02:09:10 ID:???
これが本当に正解でいいの?

371 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 06:15:14 ID:???
佳歩が一生懸命ドリンクに注射する練習をしたから間違い

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 13:53:36 ID:???
こんにちは、今日は時間がとれたので更新していきます。
>>368
乙ありがとうございます。そう言ってくださると本当に助かります。
>>369
乙ありがとうございます。
私としては、「深く考えれば色々な可能性が想定される問題」として出題しており、
問題の肝としては明白なものを意図していたため、え?そんなこと? ……な回答で良いと思っていました。
ですが、ご意見についてはごもっともと思いますので、
この可能性以外は自然に考えにくい! ロジックとしておかしい!(絶対とは保障できませんが)
……となるべく多くの人が思えるような回答編を書こうと思っています。

373 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 13:55:06 ID:???
C 『下剤入りドリンク』

鈴仙「(依姫さま、いえ、ヨッチャンの言う通り。ここはシンプルに問題を整理しましょう……)」

心強いヒントを得た鈴仙は一度ここで深呼吸。落ち着いて今回の佳歩のロジックについて検証する事にした。

佳歩「ど、どどど……どうしたんですか、鈴仙さま?
わ、私の完璧すぎるロジックに打ちのめされて、こ、声も出ませんか?」

ウサギC「(ふるえごえ)」

ウサギB「(大丈夫かな。佳歩ちゃんも、鈴仙さまも……)」

暫く押し黙る鈴仙を尻目に佳歩は虚勢を張り、またそんな二人の様子に周囲は心配を強める。
しかし、そんな様子に鈴仙は左右されず、思考を深めていき――。

バッ!

鈴仙「――分かった。これなら崩し得るわ……佳歩が作った、頭脳的で直情的なロジックを!」

ルナティックスメンバー「「「「……!!!!」」」」

大きく頭を振って、堂々と佳歩の胸に対して人差し指をつきつけた。

佳歩「……ど、どうしてですか? また、説明してみてくださいよ!」

悪役にも少しずつ慣れて来たのか、佳歩もどもらず、ふてぶてしい態度を作って鈴仙に反論する。
しかし、今回の鈴仙には余裕がある。佳歩の証言を崩す為のロジックが、頭の中でしっかりと構築されていた。

鈴仙「――まずは、問題を整理しましょう」

鈴仙はざわめくチームメイトを制しつつ、冷静に論点を整理していく。

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 13:56:20 ID:???
鈴仙「今回の大問題は、【佳歩が証言通り、私達に隠れて下剤を仕込んだ、もしくは仕込めたのか否か】。
……これは、間違いないわよね?」

佳歩「そうですね。そして私は証拠を出して、隠れて下剤を仕込んだと主張し。
鈴仙さまはその証拠を逆手に取って、私には下剤を仕込めないと主張されています」

鈴仙「そう。だから私は、4つの証拠をどうにか使って、佳歩の主張を崩さなくちゃいけない」

鈴仙はここで自らの立ち位置を確認しながら、そこから一歩間を置いて、ひとつひとつ説明を始める。

鈴仙「では、具体的にどうやって佳歩の主張――隠れて下剤を仕込んだ――を崩していくのか?
それにはまず、佳歩が下剤を仕込み、この作戦を完遂しうるための前提条件を考える必要がある。
――これに際し、私は以下の3つの条件を全て満たした場合、佳歩は下剤を仕込めると考えたわ。


@佳歩は私達に隠れて、下剤と注射器を調達した。

A試合当日、佳歩は私達に隠れて、下剤を仕込んだ。

B下剤を仕込んだ後、佳歩は身元が割れないように、ドリンクをスタッフに渡した。


――って、具合にね」

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 13:59:19 ID:???

妹紅「う……うーん? 確かにその前提条件は間違ってないと思うけど……。
――でもさ。そんな条件を並べたところでどうなるの?
色々と考えて行けば、@〜Bどれにしたって充分否定出来る可能性もあれば、
それを覆すための言い訳だって成り立つと思うんだけど…………」

輝夜「(…………)ヤベッ、何言ってるかちんぷんかんぷんだわ! じゃない、………そ、そうよそうよ!
それを言ったら例えば、@にしたって、『えーりんが神だから佳歩は下剤を盗めない! 終わりッ、閉廷! 以上、解散!』
……で済むじゃないのよ!!」

中山「――それで佳歩は、『私には神子様の聖人パワーがあるから無敵! 下剤を盗めた!』……とでも言えば、
それで全てが覆るな。今の俺達には、『永琳さんは佳歩の行動が御見通しであること』も、『佳歩には神子の力がついていること』も。
そのどちらも、明白に証明できないのだから」

パスカル「……まあ、今のは極端な例とは思うが。さっきの話みたく、
『古ぼけたタオルでは透けるから耳を隠せない!』という説と、『いや、色落ちしてる程度だから耳を隠せる!』という説では、
どちらもそうだと言い得る可能性があるのだから、決定打足り得ないという訳だな」

鈴仙「……これはあくまで『ロジックのゲーム』。あり得る可能性を全て否定するのではなく、
現在ここにある証拠から、より一番確からしい可能性を突きつける事が、最も求められるわ」

ウサギC「密室殺人の犯人が実は宇宙人! 犯人は空を飛んで部屋に入って、魔法で人を殺したんだぜ〜、
みたいなミステリーも世の中にはあるけどね……」

ウサギD「え、えええ……! だ、だったら佳歩ちゃんは外の世界の超能力者に操られて金縛りされてたから、
下剤を仕込みようが無かった……ってこともあり得るってこと? ううう、わたし、分からなくなってきたよぉ……」

ウサギB「――ま、まあ。色々考えだしたらキリが無いから、より妥当と思われるムジュンを見抜け、って事ですよね。
文脈の中と証拠との関係から、素直に読み取れるロジックの破綻。それこそが一番大事な訳ですし」

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 14:01:00 ID:???
チームメンバーの納得をとりあえず取り付け、鈴仙は本題の説明に入っていく。
つまり、先程述べた@〜Bの前提条件のうち、どれが一番否定するに足る条件かということを説明する。

鈴仙「――まずその@。佳歩は私達に隠れて、下剤と注射器を調達した。
これを証拠に基づいて、佳歩の証言を明確に否定できる可能性があるとしたら……実はあんまり無いのよね。

精々が、『永遠亭のエンブレム』を持っている薬売りで、薬を扱える筈の佳歩が、
わざわざ今朝、薬棚から下剤を盗み出す必要性があるのか? とか、
『ヒューガーの名刺』を持っている佳歩だけど、本当に佳歩は沢田君から注射器を買えたのか?

――と、いう程度だと思うけれど、これは結構自然な言い訳がしやすい。
「当日の朝に盗んだ方が、足がつきにくい」だとか、「沢田君は忙しすぎて、自分が買ったのを忘れている」だとか。

そして一番の問題は。
仮にこれが否定されたとしても、【佳歩は隠れて下剤と注射器を調達した】……というロジックは否定しきれない。
「薬棚から」下剤を調達していないとか、「沢田君から」注射器を買っていないとか。その程度の否定は可能だけど、
【佳歩にはどうやっても、隠れて下剤を注射器を調達する事はできない】……と、いう事までは証明できない点よ」

輝夜「い、いや! わからんわよ! ドリンクには元々下剤が入っていた可能性もあるし、
ヒューガーの在庫管理台帳を調べてみれば、注射器を調達してないって証明できるんじゃ……!?」

鈴仙「そうですね。そのことを証明できれば、佳歩の発言を否定する事は出来るかもしれません。
現に、『下剤は極細の注射器を通して注入させられた"らしく"……』と、注射器を通して注入させられたとは確定しませんし。
――ですが、現在、その事を証明できるアイテムを私達は持っていません。
だったら、より確からしい回答を求めていくのが、ロジックを崩すという意味では理にかなっていると思います」

輝夜「む、むぐぐ……イナバの癖に知的な発言しくさってぇ……。本来、知的キャラは私でしょうが……!」

慧音「(えっ)」

377 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 14:05:08 ID:???
佳歩「……成程。では、A試合当日、佳歩は私達に隠れて、下剤を仕込んだ。については?」

鈴仙「――それを説明する前に、先にB下剤を仕込んだ後、佳歩は身元が割れないように、ドリンクをスタッフに渡した。
……から、説明させて貰っても良いかしら?」

佳歩「え、ええ……。構いませんよ」

ここで佳歩の虚勢が少し崩れたような気がしたが、それも気にせず鈴仙は更に続ける。

鈴仙「……とはいえ、Bについては、さっき佳歩が大体説明してくれたし。
それに、@と似たような部分があるから端折らせて貰うけど。
「ドリンクをスタッフに渡した」は、スタッフさんが実際にここにドリンクを持って来た以上否定できないから。
Bで実際に論点となるのは、【佳歩は本当に身元を隠せたのか否か?】……という事になると思うわ。

そして更に具体的に言えば、古ぼけたタオルなんかで本当に身元を隠せるのか? ……だとか、
永遠亭のエンブレムを持っている筈の佳歩が、本当に身元を隠せたのか? ……だとかが問題になるけど。

ここについては、さっき佳歩も言ってたとおり証拠として本当に弱い。身元を隠せたのかもしれないし、隠せなかったのかもしれない。
まあ、佳歩の言ったように、タオルがちょっと白くなっただけで、耳が透けるものとは自然に考えづらいし、
エンブレムにしても、カバンの中に入ってた事を考えると、スタッフがそれを見つける可能性も低いでしょうけど……。

――とにかく、『身元を隠せた説』『身元を隠せない説』。
どっちの説にもある程度の説得力はあるから、これを根拠に佳歩を突いても堂々巡りになるだけだわ」

378 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 14:06:45 ID:???
永琳「……前提条件@を崩すには、明確な証拠が今ここに存在しないため困難。
また、……前提条件Bを崩すには、証拠はあっても根拠が弱いため困難。
――では、前提条件Aには。明確かつ、根拠のある証拠が残されている。……そういう事かしら?」

久しぶりに口を開いた永琳に対し、鈴仙は力強く頷く。

鈴仙「……そもそも、今回の謎が複雑だったのは。佳歩が多数のノイズを、私達に投げかけて来たからです。
私の推理が正しければ、佳歩は今ここで一連の証言をでっち上げた。
だから、大がかりなトリックだとか、巧みな隠蔽だとかはどうしたってできようも無い。
――じゃあどうやって、自身の証言に潜むムジュンを包み隠すか。
不要な周辺情報をあえてペラペラしゃべって、色々な可能性を私達に深読みさせるためのね!」

佳歩「………!!」

鈴仙「――佳歩、流石だわ。『全ての情報は推理の為に有用である』、『新しく出した証言のムジュンには、新しく出た証拠で対応できる』。
そんな私達の思考パターンを読み切った、心理的ミスリード……! まさしく頭脳的で頭の回転が速い佳歩らしいわ」

佳歩の表情が驚愕と――まるで鈴仙が永琳を見る時のような畏怖に染め上げられた。
これは、鈴仙の敵と化したらしい佳歩が今までに見せた事の無い表情だった。

鈴仙「――しかし、その本質はあくまで直情的で単純! 頭脳のノイズに潜ませた真実は拍子抜けする程に真っ直ぐ!
……さあ佳歩、見ていなさい! これが――あんたの証言を覆す、最も有効な証拠よ!! ……く ら え !!」


バァァァン!!

379 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 14:14:27 ID:???
――と、言ったところで一旦ここまで。
ここまでの展開を纏めると、

・色んな可能性が想定されるけど、手元の証拠と証言で一番『佳歩には下剤を仕込めない』と証明できそうなものをつきつけるよ。
・まず、『佳歩は下剤と注射器を調達した』ことを明確に否定できる証拠は、今ここに存在しないよ。
・次に、『佳歩は身元が割れないようにした』ことを示す証拠はタオルがあるけど、それを否定する根拠はちょっと弱いよ。

……という感じです。

>>371など回答に関する疑問についても、これまで示した文章の範囲内で、
極力自然かつこれしかないと思えるよう解説しようと思います。

380 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 15:17:44 ID:???
乙です
気になったことがいくつかありましたが全部終わった後にまとめて質問してもいいですか?

381 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 17:48:13 ID:???
やめてさしあげろ

382 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 17:53:34 ID:???
質問とかいって自分が納得できない答えだから訂正しろとかガキだな

383 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 18:40:04 ID:???
ちょっと言い過ぎじゃね

384 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 18:40:59 ID:???
言いすぎ

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:46:36 ID:???
こんばんは、更新を再開します。
今読み返すと>>378の日本語が少しおかしいので、>>378の修正版から書いていこうと思います。
>>380
乙ありがとうございます。
必ずその質問について100%納得のいく答えはできないかもしれませんが、それでも宜しければ構いません。
>>381
お気遣いありがとうございます。私の負担にならない程度で、コメントには応えたいと思っています。
>>382
お気遣いありがとうございます。>>383-384さんもおっしゃってますが、言葉遣いについては、私含め皆で気を配っていきましょう。

386 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:48:11 ID:???
永琳「……前提条件@を崩すには、明確な証拠が今ここに存在しないため困難。
また、……前提条件Bを崩すには、証拠はあっても根拠が弱いため困難。
――では、前提条件Aには。明確かつ、根拠のある証拠が残されている。……そういう事かしら?」

久しぶりに口を開いた永琳に対し、鈴仙は力強く頷く。

鈴仙「……そもそも、今回の謎が複雑だったのは。佳歩が多数のノイズを、私達に投げかけて来たからです。
私の推理が正しければ、佳歩は今ここで一連の証言をでっち上げた。
だから、大がかりなトリックだとか、巧みな隠蔽だとかはどうしたってできようも無い。

――じゃあどうやって、自身の証言に潜む大きなムジュンを包み隠すかだけど。
それは言ってしまえば、手品のトリックの仕込みに似ている。
肝心なタネは単純だけど、それを隠すために、わざと大袈裟で不自然な動きを取って目を眩ませるような。

今回もそれと全く同じ。敢えて不要な情報をペラペラ喋り、不要な証拠をもっともらしく取り出して、
私達がごくごく単純なムジュンに気付く事を妨げたのよ! 本来必要な証拠は、当に出そろっているのにね!」

佳歩「………!!」

鈴仙「――佳歩、流石だわ。『全ての情報は推理の為に有用である』、『新しく出した証言のムジュンには、新しく出た証拠で対応できる』。
そんな私達の思考パターンを読み切った、心理的ミスリード……! まさしく頭脳的で頭の回転が速い佳歩らしいわ」

佳歩の表情が驚愕と――まるで鈴仙が永琳を見る時のような畏怖に染め上げられた。
これは、鈴仙の敵と化したらしい佳歩が今までに見せた事の無い表情だった。

鈴仙「――しかし、その本質はあくまで直情的で単純! 頭脳のノイズに潜ませた真実は、拍子抜けする程に真っ直ぐ!
……さあ佳歩、見ていなさい! これが――あんたの証言を覆す、最も有効な証拠よ!! ……く ら え !!」


バァァァン!!

387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:49:23 ID:???
――鈴仙は佳歩に対して、……再び、『下剤入りのドリンク』を突きつけた。
すると佳歩の表情は、隠し切れないレベルを通り越して焦りが広がっていく。

鈴仙「――佳歩も気づいたわよね。あんた、注射は雑になっても良いから、【兎に角迅速に】計画を遂行したと言いながら、
この『下剤入りのドリンク』には、新品同然に雑な痕跡が無い。
だけど、佳歩は兎に角迅速に計画を遂行した筈なのに、全てにおいてミスが全くないとは考え難い。
この証拠の現状は、佳歩の証言と大きく食い違っているとは考えられない?」

妹紅「確かに。さっきのタオルだったら耳を隠せたかどうかは微妙な所だけど……」

つかさ「この下剤入りのドリンクは、少なくともそれ以上に不自然な証拠です!」

輝夜「え? でも偶々雑にやったけど、痕跡が出なかったコトもあり得るんじゃないの?」

妹紅とつかさ、それと多くのウサギ達は鈴仙の発言に納得した様子で頷く。
無論、これだけでは納得の行かない様子であるメンバーも少なからずいたが……。

鈴仙「無論、その可能性も完全には否定できません。……ドリンクの数が、1本だけだった場合は」

慧音「ああ……成程。……私は医療関係者では無いから良く分からんが、
極細の注射器で一本一本漏れ等ミスの無いよう注入するのは、さぞかし大変な作業だろう。
――無論、たまたま1本2本がミスの無いよう注入するのは……まあ、あり得るかもしれんが。
それを24回連続であり得ると想定するのは、些か不自然に思えるからな」

てゐ「――でもさ、ホントに大変なのかな? 時間が掛からない可能性だってあるんじゃないの?
そこについてはどうやって立証するの?」

鈴仙「そこについては、普通に考えて、ドリンク24本に注射をするのは時間が掛かると思う……
ってなるから、論理としてはやや弱いかもね。
強いて言うなら、『あんまり時間がかかっては怪しまれるので』……って言ってた位なんだし。
通常は時間が掛かるものと佳歩は認識していた……と考えられるってのが、根拠かしら?」

388 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:51:29 ID:???
てゐ「ふ〜ん。……ま、確かにそこを差っ引いたとしても。
他の選択肢よりも、論理として強そうなのは揺るが無さそうだね。
何より、問題の核心である下剤の混入シーンだもの。このムジュンについては、大事にしていくべきさね」

鈴仙は多少の質問についても、余裕を持って答えていく。
その結果、鈴仙の指摘はこれまで以上にチームメンバーの同意を得る事ができた。
多くのメンバーが、佳歩の証言と今、現にここにあるドリンクとの相違について納得し頷いている。

佳歩「……そ、そうでしょうか? これだって、証拠としては弱いのでは?
確かに私は、スタジアムに着いてからミーティング開始までの僅かな時間を縫って下剤を混入させました。
でも、多少雑であってもミスが出ないよう注射をするべく、練習をしていたかもしれないじゃないですか!
だって、これだけの計画なんですよ。ぶっつけ本番でやる訳がありません!」

……とはいえ、佳歩とてこれだけで引き下がる程弱くは無い。
苦しみながらも辛うじて反論を行い、鈴仙の論撃に対し食い下がる。

鈴仙「――確かに、その想定は……まあ充分あり得る、自然な言い訳と考えられるわ。
第一に、それなら証言でその旨を補強すれば良かったのに、『雑でも良いから』としか言わなかった事。
第二に、外界でも最近普及したばかりのペットボトルを、私達にバレないようどうやって、練習用にこっそり仕入れたかという事。
第三に、仮に練習したとしても迅速に動いて24本中24本ともに新品同様の外観に出来た事は、結構苦しいと思うけど。
……でも、まあ。第一の点については佳歩のミスかもしれないし、
第二と第三の点については、それを論証出来る根拠が無いから目を瞑るわ。
ペットボトルじゃない安価な素材で練習したのかもしれないし、24本中24本間違えずに出来たと言い張れば済む話だしね。

――だけど。それを差し引いたとしても。
もし佳歩の言う通り、事前に練習していたのだとしたら、より不自然な推測が成り立つわ」

佳歩「な、なんですかっ、それは」

しかし鈴仙は動じない。佳歩にもひるまず、淡々と自身の考えを述べていく。

389 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:52:42 ID:???
鈴仙「――佳歩。あんたは神子の命を受けて、事前の取り決め通り、スタジアムで下剤を仕込む事になってたのよね?」

佳歩「そ、そうですよ! 練習、大変だったんですから!」

鈴仙「……なんで、そんな非効率的な事をするの?」

佳歩「……えっ?」

鈴仙「佳歩の話が本当だとすると、佳歩と神子とはある程度前からやりとりがあったことになる。
その際、今回の計画を遂行するにあたっての肝である、
佳歩が注射器で下剤を注入する事ができるか否かについては、神子は当然に確認しているでしょう。
そして神子は、佳歩が注射で下剤を仕込むには、ある程度の練習が必要という事を聞いている筈」

ウサギC「うん。 で、それの何がおかしいの〜?」

鈴仙「……あの聡明すぎる神子が、練習が必要だという前提条件付きの計画をOKするかしら?
しかも、彼女が信を置く側近ならともかく、単なる内通者である、子どもの妖怪ウサギの作戦に対して」

ウサギD「あっ……!」

鈴仙「そう。佳歩に私達の妨害をして貰うにも、もっといい方法がある筈なのに、神子はそれをしなかった。
ただでさえ、ペットボトルという幻想郷では未知の素材に対し、迅速かつ正確に下剤を注入する事は……。
100%無理とまでは言わずとも、信頼度としては落ちるというのに。
――それを、命令を下した時から注射の練習を始めさせてでも、ゴリ押しするでしょうか?」

輝夜「そっか。練習しないとできないような作戦だったら、最初からやらない方が良いもんね。
まあ、ウソというか見栄を張って「注射できます!」……とか言っちゃった可能性もあるけれど。
アイツがそんな子どもの発言全て、真に受けたりするかは割と疑問よね」

てゐ「(それを言い出したら、佳歩ちゃんをスパイに選んでる時点で終わってるけどね〜。ま、いいか)」

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:54:14 ID:???
鈴仙「そうです。それなのに、今佳歩が言ったような作戦が行われているという事は、
あの神子の性格からして、少し自然には考えにくいと思うんです。
佳歩が最初から練習せずとも、100%確実かつ迅速に注入出来たというなら別ですけど」

佳歩「じゃあ、ミス無く100%やったんですってば! 私の注射の腕前は最強なんです!
その余りの腕前に、神子様もご満足されていましたし!」

鈴仙「それって、神子が今回の計画を話す前から注射の練習をしていたって事?
それなら流石の神子も、腕によっては佳歩を信頼するかもしれないわね。 ……でも、どうして?」

佳歩「わ、私はドクターにあこがれてたんです! だからコッソリ注射器を買って、練習をしてたんです!」

ウサギB「そんな話、今始めて聞いたよ」

佳歩「皆にも秘密にしてたんです!」

永琳「だったら私か、そうで無いにしても、ウドンゲの所に相談に行けばよかったのに」

佳歩「えっと……は、恥ずかしかったからです!!」

鈴仙「……まあ。これで皆も、佳歩が迅速かつ間違い無く下剤を注入できた可能性は、
0とは断言できないにしても、限りなく低い事が何となく分かったと思うけど。
――佳歩。あんたはそれでもどうしても、自分はドリンクを下剤を注入したスパイだって言い張るのね」

佳歩「そ、そうですよ! だってそうなんですから! 私は注射の天才だったんです!!
つぎはぎ顔の医師の隠し子だったんです! ブラックジャックによろしくです!!」

391 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 19:55:56 ID:???
もはや練習したという前提条件を捨て去ってでも、自分はあくまでスパイだと言い張る佳歩。
しかし、これまでの鈴仙の攻撃により、佳歩のロジックは虫の息である。
鈴仙は最後のトドメとして、佳歩にこう言い放った。

鈴仙「……じゃあ、佳歩。あんたがスパイだって言うならば。
私達の前でもう一度やってみなさいな。24本のペットボトルに、注射を、ミスなく迅速に」

永琳「緊急用の注射器なら、カバンに入っているわ。このサイズで無いとできない!……とか、
ご要望があれば試合後にでも、私室にご招待するけれど」

佳歩「あ……う……」

しかし佳歩はここで言葉に詰まる。
鈴仙の推理が正しければ、佳歩は注射の達人なスパイでは無いため、ミスなく迅速に注射などできない筈である。
しかし佳歩としては、ここで注射の腕前を検証しなくては、自分がスパイであるという主張を続ける事はできない。
やがて、暫しの沈黙が流れ――。


――ユラッ………………ペタリ。


佳歩「わ、私のまけ、です……。 鈴仙さま、すみませんでした…………」

佳歩はまるで憑き物が落ちたかのように力無く、へなへなと控室の床へとへたりこんでしまうのだった。

392 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 20:05:16 ID:???
……と、言った所で一旦ここまでです。

『佳歩が練習したからミスなく注射ができた』という反論については、『そもそも練習が必要な不安定な計画など神子はやらない』
……という風なややこじつけっぽいロジックとなってしまいました。
『だったら最初から妨害工作なんてやるなよ』とか『神子は佳歩をスパイにする位のバカだから無謀な作戦でも命令するだろ』とか、
充分反論の余地ありなロジックではありますが、私はやはり、>>386-390のロジックの方が、それらより説得力があると思います。

質問がある方につきましては、気軽にコメントしてくださって結構です。
ですが、100%納得の行く回答になるとは限りませんので、その点ご了承頂ければ幸いです。
より確からしい、説得力がある、と言った観点から私はこれまで書いておりますが、
もしも私の説以上に説得力のある別解があった場合は……すみません(爆)

393 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 20:06:59 ID:???
乙ロットー!

394 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 20:08:05 ID:???
一旦乙です
やだ、鈴仙さんがすごい、なるほどー

395 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 21:11:32 ID:???
乙です

質問はあらさがしと思われても仕方ないのでやめておきます
スレを荒らす気は全くないしそれが原因で荒れることにはしたくありません
みなさんすみませんでした
これはガキだと思われても仕方ないですね、自分が正しくなかったから起こったとみられても無理はありません

言葉使いが荒いのも俺が発言しなけりゃそんなこと言わずにすんだだけですし
雉も鳴かずば撃たれまいというやつです

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:10:46 ID:???
こんばんは、更新再開します。
>>393
乙ロットありがとうございます!
>>394
一旦乙ありがとうございます。鈴仙が随分頭良くなってますが多分仕様です。
一連のロジックについて納得頂けたなら大変嬉しいです。
>>395
乙ありがとうございます。
そうですね、多分私の回答についても、突き詰めていけば細部で怪しい所は多々あると思います。
ですがそれでも、この回答以外に、より説得力のある回答というものは無いと信じています。
もしもロジックが完璧に破綻するような点などありましたら、むしろ今後の参考として教えて頂ければうれしいです(汗)
お気になさらずに。

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:12:02 ID:???
*****

鈴仙「――それにしても、一体どうしたのよ、佳歩? 自分がスパイだなんて……」

佳歩「…………」

鈴仙が声を掛けても、佳歩はその場にへたりこんだままに動かない。
心配になってウサギ達が佳歩の下に群がって来るも、今の論戦で全力を使い果たしたのか、
人形のように虚ろな目をして反応を示さない。

てゐ「……はぁ。もうすぐ試合開始だってのに。――って、まさか」

永琳「――これこそが、本来の聖徳ホウリューズの目的だった。
下剤を飲む飲まないはあくまで副次的な要素に過ぎず、実際は私達の不信を煽り。
そして精神的に消耗させるための作戦だったのかもしれないわね……」

パスカル「そ、そんな! だったら早く止めてくださいよ、エイリンさん!
貴女は最初から分かっていた筈だ、カホはスパイなどしていないと!
彼女のロジックと、その矛盾についてもいち早く気付いていた筈だ! なのに……!」

中山「――気付いていたが。俺達ではどうしようもできない問題だったんだ」

先程まで冷静さを保ってはいたが、やはり普段は気の合うパートナー同士が疑い対立し合うという構図が響いていたのか。
パスカルは柄にも無く感情的に永琳を問い詰めようとするが――それは、中山によって制された。

中山「永琳さんでは、佳歩の暴走を止める事は出来るまい。彼女は聡明であり全知全能に最も近いが。
しかしその実、ませた少女の心の痛みや迷いを癒す事は出来ない。それが出来るのは、同じ心に痛みや迷いを持つ者だけさ」

永琳「……代わりに説明してくれて有難う、中山君」

永琳は中山を労いつつ、掴みかかられたパスカルの腕をそっと元の位置に戻す。
それから、再び鈴仙と佳歩の方へと、静かに視線を向けていた。

398 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:13:20 ID:???

鈴仙「佳歩、どうして……?」

佳歩「れ、いせん、さま……ごめんなさい、ひどいこと、いっちゃ、って……」

佳歩は少しずつであるが、生気を取り戻していた。
とはいえ、鈴仙の呼びかけに答えるのが精いっぱいな様子であり、その声はか細い。
演技とはいえ、大切なパートナーであり尊敬できる人である鈴仙を口汚く罵ってしまった。
佳歩はその事について、自分自身を酷く責めている様子だった。

てゐ「しっかし、謎なのはどうして佳歩ちゃんがああもスパイである事を主張してたか、だよなぁ。
聖徳ホウリューズの連中に、何等か脅されたのかしらね。だとしたら、もう許せんけれど」

ウサギD「佳歩ちゃん……」

鈴仙とてゐ、そしてウサギ達は依然佳歩を心配そうに見守っている。
そして、そんな中―――。

ぺらっ……。

ウサギC「あれれ〜?」

ウサギB「ちょっとCちゃん、何突然素っ頓狂な声上げてるの……?」

佳歩の近くで座って、珍しく普通に心配そうにしていたウサギCが何かを見つけたようだった。
どうやら佳歩のワンピースのポケットから滑り落ちたらしい一枚の紙切れを、ウサギCはしげしげと見つめていると――。

399 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:14:43 ID:???
佳歩「!? そ、それは……それは駄目!」

タッ! ドタッ!

つかさ「どうしたの、佳歩ちゃん。そんな突然飛び上がって!!」

佳歩「だ、ダメなんです! Cちゃん、それだけは、ダメだから………!!」

佳歩はよろよろと立ち上がって、紙切れを掴んでいるウサギCに追いすがる。
突然動いた佳歩に周囲が驚いていると……カランと音がして、佳歩のポケットからもう一つ何かが滑り落ちた。

佳歩「あっ……!?」

鈴仙「? どうしたの、佳歩、これは……?」

ウサギCが持っているメモ紙と、今しがた佳歩の背後で落ちた薬瓶。
どちらを追うべきか逡巡していた様子の佳歩の隙をついて、鈴仙はおもむろに丸薬の入った薬瓶を拾い上げると。
そのラベルにはテカテカとした赤文字で、こう書いてあった。

鈴仙「『速攻性下剤 ミスギキラー』……佳歩、これは……?」

ウサギC「鈴仙さま、鈴仙さまー! これ読んで〜!!」

佳歩「あっ、駄目……!」

更にウサギCは、佳歩の制止も聞かずに手に持っているメモ紙を鈴仙に押し付ける。
佳歩も鈴仙にまで反抗するのは気が咎めたのか、絶望的な顔を湛えたまま再び動かなくなった。

鈴仙「(佳歩……? 佳歩はもしかしたら、これを隠していたの……? 一体何が書いてあるんだろ……)」

鈴仙はメモ紙の中身を読み始める。そこにはある意味衝撃的な内容が記されていた。

400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:16:03 ID:???
  鈴仙
〜■■■へ〜

先日は貴重な情報ありがとう。
    神子様
今日は■も絶対負けられない試合なの。それは前も言ったわよね?
     鈴仙
そこで■■■ちゃんにお願いがあるの。
                  永  琳
できる限り、今日の試合で■■■■■さんの足を引っ張って欲しい。
 鈴仙   永  琳             
■■■も■■■■■さんに無理をさせ■■■■■■■■るより、

今日の試合でスッパリサッカーを諦めて普通に付き合ってほしいわよね?
                厳格な永琳
何より、先日の話を■■■■■■■■■さんが知ったらどう思うかしら・・・

それじゃあよろしくネ!

                                       霍    青娥
                                      ■■■ ■■■

401 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:17:09 ID:???
          
鈴仙「こ、これは……!!(霍青娥……神子の影として暗躍しているという、あの邪仙?
最近姿を見せないけれど。まさか、幻想郷に戻って来たというの……!?)」

佳歩「だ、ダメーー! これは違うんです、あの、そのっ!?」

始めは黙っていた佳歩も、話の本旨に差し掛かる頃には思わず大声をあげてしまう。
困惑するチームメンバーを尻目に、佳歩はたまらずこう暴露してしまった。

佳歩「れ、鈴仙さま……! わ、私は、その……! 鈴仙さまを信じていたから!
だから、スパイなのは鈴仙さまじゃなくって、私だって事にしたいって思って……、その……!!」

鈴仙「……は?」

鈴仙は一瞬理解が追いついていなかった。
自分は佳歩をスパイとして疑っていたのでは無かったか。
しかし、佳歩を信じたいと思って佳歩のスパイ疑惑を否定したところ――。

佳歩「ひぐっ! そ、そうです! 最初、お手洗いに行った時にこの紙と錠剤が落ちてて……。
それで私、びっくりしてポケットに隠したんですけど、鈴仙さまがこんな悪い誘いに乗るワケ無いと思ってて」

佳歩はまくしたてるように真実を語りだす。

佳歩「……だから私、ホントにスタッフさんが部屋に来て、
それで鈴仙さまが、姫様に毒見をさせようとして、ホントにびっくりしたんです!
まさか、鈴仙さまが本当にスパイだったのかも……って。でも、そんな訳ないですから!
だから、鈴仙さまに嫌疑がかからないよう、私がスパイだって言っておこうって。
でも、そしたら鈴仙さまが、私の無実を証明しようとしてきたから、混乱しちゃって……!?」

402 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:18:42 ID:???
てゐ「え……えっと。纏めると。佳歩は、鈴仙をスパイだと思っていた。
だけど、そんな筈ないと信じてたから、敢えて自分がスパイの嫌疑を被る事で、鈴仙の罪を隠そうとした………って、ことかい?」

佳歩「そ、そうですっ!! だって、鈴仙さまがスパイな訳ないのに。
こんな紙が見つかったら、ひょっとしたら皆鈴仙さまを信じないかもしれないって思って……!!」

佳歩は泣きながらそう答える。鈴仙は自分も泣きたくなった。
自分を慕ってくれる少女の、あまりにも真っ直ぐな想いの強さに。

ギュッ。

佳歩「ふ、ふわっ! れ、鈴仙さま……? どうして、鈴仙さまが泣いているんですか……!?」

鈴仙「か、佳歩……! ごめんね……!
(わ、私は佳歩をスパイだと疑ってて。それでてゐに言われて漸くやる気になった位だったのに。
だけど佳歩は、不利な証拠があっても、私をスパイだとハナから考えていなかった!)」

鈴仙は佳歩をぎゅっと抱きしめた。何があっても自分を信じてくれた相棒を。
泥を被ってでも、自分を守ろうとしてくれた愛すべき部下を。
鈴仙は絶対に離したくない、信じ続けていたいと、心の底から考えるようになっていた。

佳歩「れい、鈴仙さま。私こそ、ごめんなさい。全然お役に立てなくて。それどころか、酷い事言っちゃって……」

鈴仙「良いのよ、佳歩……! だから、お願いだから。これからも、私を信じていてね!
私も、もっともっと佳歩を信じられるように、努力するから……!」

佳歩「あはは……駄目です。鈴仙さまは頑張りすぎですから。もっともっと、鈴仙さまは自分に自信を持ってください……」

鈴仙「う、うん……頑張るね!」

佳歩「もーっ、鈴仙さまったら……。――でも……。私もやっぱり、頑張りますね……! 二人で一緒に、頑張りましょ!」

403 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:20:03 ID:???
中山「(――雨降って地固まる、か。これがあの冷徹で野心深いと評判の豊聡耳神子の作戦とは。
もしくは、人を人とも思わず玩具としか思っていないという、狂った邪仙の作戦とは、俄かには信じがたいな。
となると。この作戦の立案者とは、もしや……)」

一方で中山は、今回の一連の事件を一歩引いた目線で分析していた。
確かにこの作戦は永遠亭ルナティックスに精神的な動揺を与える事に成功している。
しかし、その反面、ルナティックスでもかなり厄介な選手である筈の鈴仙と佳歩との結束を深めている。
言ってしまえば、かなり手ぬるい。これは本当に神子や、もしくは手紙に宛名の記された邪仙――霍青娥の仕業なのか。
中山の思考は、第三の人物による関与の可能性を確信していた。

中山「(――岬。お前は一体、何を考えている……?)」

――試合開始があと間際まで迫っていた。スタッフの号令に従い、
ルナティックスメンバーは興奮冷めやらぬ状況で、スタジアムのフィールドへと向かっていく。


鈴仙「(それにしても……。私だけじゃなく、佳歩にまでこんな卑怯な方法で疑心を植え付けようとするなんて。
聖徳ホウリューズ。私は。私達は……やっぱり、貴女達を絶対に、許したくはない…………!!)」

そして、冷静な中山に反して。――佳歩と離れた鈴仙は、普段の暢気さを捨てて怒りを剥きだしていた。
この借りは、必ず試合で返さなくてはならない。
鈴仙には勝利への執念だの、人間と妖怪との関係だの、神子達の掲げる小難しい理念の是非は分からない。
――ただひたすら、人の心を弄ぶ彼女達のやり方に、純粋に怒っていた。


*イベント成功! 佳歩の評価値がかなり大きく上がりました。
*また、鈴仙の佳歩に対する疑心も解消しました。更に……?
*また、賢い推理を見せつけチームメンバー全員の評価値もやや上がりました。
*推理に成功したため、永琳印象値が上がります。49→51

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:22:17 ID:???
鈴仙「私はおこったぞーーーー!! 神子ーザーーーーーーーーーーー!」
……的な展開になったところで今日は多分ここまでです。(余力があれば深夜にもう1更新したいです)

皆様、本日もお疲れ様でした。

405 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 23:23:27 ID:???
天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!!

406 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:24:28 ID:???
恐らくどうでも良い余談ですが、青娥?の書いた鈴仙への脅迫状について、色々黒塗りになってるのは、
射命丸が前の試合で小悪魔に書きかけた脅迫状をベースにしているからです。
下剤もその時と同じヤツだったりします。

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:06:36 ID:???
>>405
天狗の仕業……と見せかけて天狗でも無かったりしますw
(書いて無かったですが、射命丸とはたてが痴話喧嘩してた後で、
射命丸がメモを破って下剤と一緒に捨てた。それを何者かが黒塗りして書き直したと思ってください)

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:08:03 ID:SuwihlJw
――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

鈴仙「…………!!」

通常よりも少し遅れてフィールドに入ったルナティックスのメンバーは、普段とは違って歓声では無く、盛大なブーイングにより歓迎された。

実況「さあ〜! 控室で何かトラブルがあったのでしょうか! いよいよ永遠亭ルナティックスが、フィールドへと入って来ました!
メンバーの一部は試合開始直前と言うのに、既に精神的に疲弊しきった表情を見せておりますが……!
果たしてこれは、大丈夫なのでしょうか〜〜〜〜!?」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
「出ていけー! 人を惑わす妖怪兎どもがー!」「魔女だー! 竹林の魔女が出たぞー!」「魔女は火刑だー!」
「こらー因幡てゐー! このぼったくりー! 詐欺師ー!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「神子様ー!」
「我々人間をお救い下さい!」「人間の結束の力、妖怪共に見せてやってくれー!」「布都ちゃんかわいい」

輝夜「あーら。今日の試合の観客さんは、愉快なエールを送ってくださるわね。
……だから、いつものアンタら! そう、アンタらよ! アンタらも普通に妖怪ディスってて良いからね!
場の空気に支配されちゃっていいからね! 私の応援なんてしなくて良いからねっ!?」

ウサギD「ひ、姫様はああ言ってるけど、こ、こわいよぉ……」

つかさ「気にしちゃダメよ、Dちゃん。外の世界のサッカーだと、
アウェーチームはこういうブーイングと共に歓迎されるのはごく当たり前の事。……だから、気を強く持って」

てゐ「ひ、ヒドイよ……私がぼったくりだとか、詐欺師だなんて……。
私は……皆が夢を追い続ける姿を……その姿を心から……応援するものなのに……!」

鈴仙「いや、それは真実でしょ……(観客達の感情が支配されている…って事は。
面霊気の妖怪……秦こころはこの試合スタメンでは無く、観客席がどこかで工作をしているみたいね。
まずはあくまでも、私達を精神面で追い詰めて行くつもりか。……ヤなヤツらね)」

佳歩「(……私達は負けない。絶対に、負けないんだから……!)」

409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:09:13 ID:SuwihlJw
それでも、鈴仙達は負けずにフィールドを行進していく。
果たして中央には既に聖徳ホウリューズが一列に並び、ルナティックスを待っていた様子だった。

神子「――やあ、随分と待ちましたよ」

その先頭に立つ、紫のマントを羽織った黄金色の華奢な少女――豊聡耳神子は、
これまでの自身の行いをさておいて、朗らかな口調でルナティックスメンバーに挨拶をした。
それも、(一応)キャプテンの輝夜だけで無く、他のメンバーに対し手短だが優しげに挨拶に回り、
子どもウサギ相手には身を屈めて丁寧に声を掛けている。

輝夜「ふん。流石は政治家のセンセーね。せせこましいイメージアップに必死なことで。
この手の連中のつまらなさは千年前から、ちっとも変わっていやしないわ」

神子「ははは。まさかそんな事を政治のカタマリである姫君に言われるなんて。
それならついでに言わせて貰うが、千年どころか、千三百年前からこんなもんさ。我々政治屋はね」

鈴仙「(――豊聡耳神子。稀代の政治家にして稀代の聖人。聖徳ホウリューズのキャプテンで、
妖夢が選んだ、『ハイパー・カンピオーネ』計画のリーダー。……生で会ってみると――ホントに、ヤなヤツっぽいわね。
常に人に見られてる事を意識してるっていうか、謙虚そうで、自分こそが世界の中心と思ってそうなトコとか)」

そんな神子の様子を口で咎める輝夜に、その後ろにて視線で咎める鈴仙。
神子は暫くは輝夜との舌戦に興味を示していたが、その後に鈴仙の方へもやって来た。

神子「……御機嫌よう、月から来た従者さん。本日は、お手柔らかに頼むよ」

神子は全ての事情を知っているかのような含み笑いで、鈴仙に対して優しく手を差し伸べる。
一見すると爽やかな仕草だが、鈴仙はその態度の全てが厭らしく思えた。

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:11:12 ID:SuwihlJw
鈴仙「(こうやって接していると、裏では私と佳歩とで互いにスパイ疑惑を持たせたり、
卑怯な戦術を指示してフランドールやパチュリーさんを退場させたようなヤツとは、一見分からないわね。
……どうしよう。何か声でも掛けてやろうかしら?)」


A:「あんたが豊聡耳神子ね。妖夢やパチュリーさんや佳歩が、ずいぶんとお世話になったようで……!」遠回しに怒りを向ける。
B:「……さあ皆! 準決勝なんてただの通過点よ。さっさと突破しましょ!」神子を無視する。
C:「ええ。……よろしくお願いしますね」比較的友好的に挨拶する。
D:「――許さない。絶対に……!」直接的に強い怒りを向ける。
E:「聞け!貴様らの非道、天が許してもこの鈴仙が許さん!」一発ギャグをかます。
F:特に話さないまま、神子の横っ面をビンタで叩く。
G:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



*一回終わると言っておりましたが、余力がありましたので、試合開始まで続けようと思います(汗)

411 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:13:38 ID:BB1f4fQc
G
「ごめんなさい、今は誰とも話したくないの」と言ってカマをかけてみる

412 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:21:23 ID:BkQrm9Jk
G よろしく……ところで、あのブーイングだけど、あなたはこの人間と妖怪の不仲についてどう思っているのかしら?

413 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:23:41 ID:whySDG2g
C こういう手合いには反応を返すこと自体がよろしくない

414 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:26:02 ID:Kqlm3U5M
G:「あなたがかの有名な聖徳太子ね、凄いなあ!
  こちらこそよろしくお願いします!!」
  明るく有効的なあいさつをする。

415 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:33:55 ID:BkQrm9Jk
Cに変更をお願いします

416 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:34:11 ID:kVq7BuSU
Gそのヘッドフォン・・・デザイン少しださくなぁい?もうちょっとハイカラな方が似合うと思うわ

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:51:59 ID:SuwihlJw
C:「ええ。……よろしくお願いしますね」比較的友好的に挨拶する。

鈴仙「(――くうっ。こっちはアンタの作戦のせいで、私と佳歩があらぬ疑心を持たなきゃいけなくなったってのに。
何なのよ、その『自分は清廉潔白な政治家です』的なオーラは……!)」

言われなき誹謗中傷の入ったブーイングをBGMにしていた鈴仙は、
鈴仙は神子のこれまでの様々な謀略を思い出し、思わず怒りを表面に出したくなるが……。

鈴仙「(――でも、駄目。きっとそうやって私を苛立たせる所まで含めて、奴の作戦なんだから。
だから、ここは相手に合わせて、こっちも柔和に……)――ええ。よろしくお願いしますね」

鈴仙はそれを抑えて、差し出された手に応じる。神子は一瞬だけ意外そうに目を丸くしていたが。

神子「……よろしく。いや、礼儀正しい従者が居て、私はここの主人が心底羨ましいよ」

と、再び得意の政治的な笑顔を作って鈴仙に答える。

神子「(ふうん。私の予測では、多少なりとも不機嫌さを表に出してくると思ったんだけどな。
どうやらやはり、鈴仙・優曇華院・イナバが精神的に脆いというのは過去のデータらしい)」

鈴仙「(――フフ。ちょっと意外そうにしたわね、豊聡耳神子……!
だけど、これからのプレーで、もっともっと、意外そうな顔をして貰うんだから……!)」


*神子の評価値がやや上がりました。

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:53:18 ID:SuwihlJw

輝夜「ふふーん。どうだった、ウチのイナバは? 良くしつけられてるでしょ」

神子「ああ……とても。彼女達は、我々にとっても有益な存在になってくれそうだ」

輝夜「有益……ね。政治家連中は物事を損か得かでしか判断できないってのかしら。
頭のネジ一本か二本くらい、外れてるんじゃないの?」

神子「貴殿には言われたくないさ。――さあ、コイントスを始めよう」

実況「あっ、どうやらコイントスが始まる模様です!
神子選手の穏やかな振る舞いに、輝夜選手はタジタジになりつつも促されてコインを分捕り……!」


先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→聖徳ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の スポットカット が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

419 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:56:37 ID:???
LoVAやります?
★コイントスの結果→ クラブ8

420 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:57:50 ID:???
★コイントスの結果→ ダイヤ5
スポットカットがヒャッホー系に思えて仕方無い

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:50:11 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ8 ★
スペード・クラブ→聖徳ボール

輝夜「――私は別にタジタジになってないっての! ……って、あら」

神子「……おや。これは僥倖。表は私の目だったな」

輝夜が実況にイチャモンを付けている間に、コインの目は表を向いていた。
神子はそれを見て丈長のマントをもう一度大きく羽織り直し、喜色満面に頷く。
たったそれだけの行為。しかしそれだけで、神子の周囲に纏う気力が大きく増していた。

神子「――天道、常に我が掌中にあり。……今日は、勝たせて貰うぞ」

輝夜「セコい政治家風情が天道だなんて、笑止千万! こちとら、そのアンタ等が信望してる天からやって来たのよ。
だから試してあげるわ。アンタの天道が、果たして是であるか非であるかをね! ……えーりんとイナバ達が」

鈴仙「ひ、姫様……!(――いつもだったら、「私に振らないで下さいよ……」とか言うけれど。
今日ばっかりは姫様に同調してやるんだから!)――ええ、頑張ります!」

神子「フフ……それでこそ面白い」

先程の柔和で女性的な雰囲気は鳴りを潜め、中性的な鋭さを秘めつつ、神子は不敵に微笑む。
観客のブーイングは絶えず、何時もなら顔を見せる筈の鈴仙のライバルたちも、不思議な事に姿を認識できない。
前の試合と同じ守矢スタジアムでありながら、まるで魔王の島に単身乗り込んだような錯覚を覚える。

中山「(……豊聡耳神子。俺はあんたの行動を裁ける程偉くは無い。ただ、俺はあんたと戦いたい。
そして、あんたのその研ぎ澄まされた強さ。その秘密を探りたい!!)」

佳歩「(鈴仙さま……。佳歩は絶対に……絶対に鈴仙さまのお役に立ってみせます……!)」

422 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:51:29 ID:???
岬「……あらら。中山は神子様に夢中か。ちょっとだけ残念だな」

てゐ「同業者として忠告しとくよ。あんたらはちょっと、調子に乗り過ぎだ」

ウサギB「(データ分析。危険度……極高! これは要注意ですね……!)」



布都「我には神子様の考えの全ては分からん。しかし、神子様の前に塞がる者は全て潰す。それが我の使命だ」

永琳「殊勝な心がけね。……だけどその使命、今ここで終わりにしてあげるわ」

パスカル「――ある人物を信望し追い続ける事は大変だ。お前にその覚悟はあるのか?」



屠自古「やって、やんよ……!」

妹紅「(コイツ……できる奴だ。言葉こそ少ないが殺気に溢れている。さて、今日の私は――何回死ねば良いのかな)」

慧音「(私とて、ここで終わってたまるか。……防ぐ。防いでみせる。子ども達と――幻想郷の歴史の為にも)」

つかさ「やってやんよ。良い響きですね。……私も使おうかしら?」

――そして、鈴仙や輝夜以外のチームメイト達も、それぞれ聖徳ホウリューズの中心選手と対峙し、
互い互いにその想いの強さを探り合っているように見えた。
こうして、短いようで長い試合開始前の時間が過ぎていき――――。

……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――全幻想郷選抜大会、決勝トーナメント準決勝。
永遠亭ルナティックス対聖徳ホウリューズとの戦いの火蓋が、切って落とされた。

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:52:35 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「皆さん、お久しぶり……じゃないですが。ヒント神ヨッチャンです。
今回の試合は、第二章のセミファイナル! 聖徳ホウリューズとの試合になります!
長かった第二章もあとこの試合と、博麗チームとの決勝戦。
それともしかしたらドイツチームとの試合だけと思えば、何だか感慨深い気がしますね。

聖徳ホウリューズは、これまで戦ったどのチームよりも尖ったチームです!
フィールダーの半分以上は一芸特化、中心選手は特殊戦術持ち、更に隠し玉ありと、
まさしく、これまでの常識が通用しないチームと言っても過言では無いでしょう!

頑張って追い詰めたと思ったら、謎戦術、新選手が現れてご破算……みたいな展開も、
全く無いとは言い切れないような、そんな意地悪なチームでもありますが、
それでも、チーム力ではレイセンたちの方がずっと上。皆との結束の力で、敵の工作を跳ね返して、勝ちましょう!」

−−@−− @川上(セービング特化)
C−A−B C高杉(ブロック特化のスイーパー) A布都(守備万能型) B大丸(クリア特化のスイーパー)
−−D−− D岸田(タックルが得意、ストッパー)
−−−−− 
E−I−J E石田(パサー) I神子(万能型) J岬(万能型、パスカットが得意)
−−−−− 
−−−−F F本間(サイドアタックに長けたウインガー)
G−H−− J小田(スルー役兼セカンドストライカー) H屠自古(ダイレクトシュート特化)
聖徳ホウリューズ:4−3−3
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 970/970 Jパスカル 840/840
F−−−− F佳歩 800/800
−−−−−
G−I−E Gてゐ 680/680 I中山 820/820 E永琳 900/900
−−−−− 
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 730/730

424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:53:38 ID:???
解説すべき中心選手は少なめです。
OMFの豊聡耳神子選手は案外大した事なさそうなオーラもありますが、全方面に優れた万能トップ下。
能力値は文句なしの一流クラスで、特に攻撃面の数値が中々物凄いです。
運動量もあるので色々な場面で顔を出して、レイセンたちの邪魔をしてくるでしょう。

同じくMFの岬太郎選手は、更に案外大した事なさそうなオーラもありますが、実力はかなり高いです。
松山選手や藍選手をも上回る能力値に、早苗選手にも迫る数々の必殺技。
流石に風見幽香程では無いですが、これまでのトップ下と比べてもかなりの強敵ですので、油断禁物です!

DFの物部布都選手は、まんま某赤信号君的な能力値ですが、見た目に反して頭は悪く無い。
これまた油断していては足元を掬われ得る、要注意選手でしょう。

CFの蘇我屠自古選手は職人気質のエースストライカー。その決定力は中々のものですが、
鍛え抜かれた輝夜ならば防げない事も無い程度です。恐れず全力でセーブしに行きましょう!

その他の一芸特化選手は、それぞれ上述した特徴には気を付けましょう。
多いので特に紹介はしませんが、どの選手も癖のある強敵ですよ?

――また、聖徳ホウリューズには他にも選手の控えがあるようです。
一番分かり易いのは、被った面によって能力を大きく変えるらしい秦こころ選手ですが……。
彼女が参戦するかは、まだ分かっておりません。こうした可能性についても、警戒は必要ですね。


最後に。この試合は【ルナティックスが負けたらゲームオーバー】となります!
負けた場合ではストーリーが続かない事となりますので、リセットが必要となりますが。
……その場合、多少のペナルティを取らせて頂こうと思います。
そのため、緊張感を持ったまま、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:58:30 ID:???
……と、言った所で中途半端ですが、今日の更新は今度こそここまでです。
>>419
今のところは仕事が忙しいですし、他にもやりたい事(スレ更新とか読書とか)もありますし、様子見ですね。
>>420
ロベルト本郷(全裸)って書いたら、どんな技でもヒャッホー系に見えるような気がしますw
例:
ロベルト本郷(全裸)の 黄金コンビプレイ
ロベルト本郷(全裸)の 三勇断球
ロベルト本郷(全裸)の 二枚刃カミソリ

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

426 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 02:09:10 ID:???
乙でした

黄金コンビプレイはちょっと大人の世界過ぎる

427 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 06:09:21 ID:???
てつを乱入とか天道乱入とか色々ネタ考えてたけど間に合わなんだ

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 20:24:55 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>426
乙ありがとうございます。
黄金コンビプレイはヤバそうですね。三勇断球も二枚刃カミソリも大分意味深な気がしますw
>>427
このスレではクライフォート的な要素やら初期の森崎的な要素も入ってますが、
神子様って結構天道っぽいところあると思います。

429 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 20:26:17 ID:SuwihlJw
神子「……」


スッ……。パシッ、パシッ。

実況「さあ、キックオフでボールを受け取った神子選手は……。
まずは様子見か、前線の選手とパス交換を繰り返し、まずはルナティックスの出方を伺っているようです!」

鈴仙「(タックルに来るなら来い、行けるものならね――とでも、言いたいのかしら!
そんな挑発には乗りはしない……けれど。ここで早々にボールを奪えれば僥倖なんだけどね。
――幸いに、今回FWは3トップ。私だけじゃなく、ボール刈りに長けたパスカル君も居るし、
フォロワーとして佳歩も居る。だから、タックルに行ってもムダでは無い……かな?)」

A:タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)
B:パスカルにタックルに行って貰い、自分はフォローに備える。
C:パスカルと二人でタックルに向かう!
D:佳歩とパスカルと三人でタックルに向かう!
E:ここは様子を見る。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

430 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:29:05 ID:+Btn4Bh+
A 臆せず行ってみる

431 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:33:43 ID:???
ところでこのチーム相手にフォローって意味あるの?

432 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:35:10 ID:BkQrm9Jk
C

433 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:36:36 ID:bQUPD3BE


434 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:20:25 ID:SuwihlJw
C:パスカルと二人でタックルに向かう!

鈴仙「(油断か、それとも作戦かは分からないけど……神子はまだあの号令
――『和を以て尊しと為す』を実行していない。 だとしたら、神子を討ち取るならまさしく今!)
……パスカル君! 加勢して! 一気にボールを奪うわよ!」

パスカル「ああ、分かった!」

タッ、タタッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「さあ、そして試合開始から1分を過ぎてようやくルナティックスも動く!
FWの鈴仙選手が、パスカル選手と共に神子選手へとプレスを掛けに向かった!」

神子「(……ここはみだりにメンバーを動かす必要も無いか)――良かろう、正々堂々と勝負だ!」

タッ!

鈴仙「な、何が正々堂々よ……! この私が、正義の鉄槌を下してやるんだから!」

パスカル「レイセン、意気込むのは良いが気を付けろよ。 ――彼女は、強い!」

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:21:43 ID:SuwihlJw

神子「……抜く」

―――タッ、タタタタッ……。シュンッ!

先着2名様で、

★神子→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 パスカル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→神子、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(本間がフォロー)(石田がフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
神子のマークがダイヤで「スパイラルターン(+4)」が発動します。
神子のマークがハートで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
神子のマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
神子はスキル・聖人により、鈴仙のスキル・狂気の瞳は無効化されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。

436 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 21:22:14 ID:???
★神子→ドリブル 53 ( ハート9 )( 2 + 6 )=★

437 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 21:23:36 ID:???
★鈴仙→タックル 50 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 パスカル→タックル 52 ( ダイヤQ )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

438 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:59:29 ID:SuwihlJw
★神子→ドリブル 53 ( ハート9 )( 2 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=64★
★鈴仙→タックル 50 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=54
 パスカル→タックル 52 ( ダイヤQ )( 3 + 5 )+(人数補正+1)+(クリップタックル+3)=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして石田がフォロー

鈴仙「――く、くらぇぇぇぇっ!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

スッ……。

鈴仙「って、か。躱された!」

神子「君は怒りを力に変えるのが下手だな。感情を操るのにまだ慣れていないのかい?」

感情的な鈴仙をタックルに対し、神子は闘牛士の如く、マントをひらりとはためかせて回避する。
その理知的かつ必要最小限の動きはまさしく『頭脳的なドリブル』だった。

パスカル「おいおい、しっかりしてくれよレイセン。――それっ!」

バッ! ババッ!

神子「――さて、もう一人か!」

タッ、クルンッ!

そして後続のパスカルのタックルを、神子は大きなターンでダイナミックに回避しようとする。

パスカル「瞬時にその動きが出来るとは。少なくとも油断の類は無いみたいだな。
だが、だったら――実力的に俺とお前は……互角の筈だ!」

ダッ……… ガシイイイイイイッ!

439 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:00:47 ID:SuwihlJw
神子「! 『クリップタックル』か……!」

そして神子は、パスカルが接近と同時に両脚を大きく開き、
自身のボールを掠め取ろうとしていた事を瞬時に察知していた。
その為、ここから先は完全なる反射神経と髄力の問題だったが――。

ガシイッ………ポロッ……コロコロコロ……。

神子「……押し負けたか」

パスカル「悪いな。レイセンがトチった時は俺の出番なんだ」

実況「ああ〜! 神子選手と鈴仙選手、パスカル選手との勝負は一旦引き分け!
ボールはこぼれ球となり、左サイド後方へと転がっていきます! そのボールをフォローしたのは……!」

石田「……松山。俺を視ろ」

佳歩「(ヘ、ヘンな人です……!)」

実況「つぶらな瞳をぎょろりと光らせた坊主頭の少年……えっと、名前は……石田鉄男選手です!
聖徳ホウリューズの左サイドハーフの彼は、早速右脚を大きく振りかぶって……!」

石田「……松山ァァァァッァァアアア!!」

グワァァァッ、パコン!

実況「石田選手、大きく左から右へと『ピンポイントパス』だ! ウインガーの本間選手に繋げていきます!
パスカットに向かえるのは……パスカル選手と鈴仙選手がタックルに向かったため、佳歩選手一人だけ!
これは……果たして大丈夫なのでしょうか〜〜〜!?」

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:02:21 ID:SuwihlJw
佳歩「あ、あんまり大丈夫じゃないような気が……。――ま、負けませ〜〜〜んっ!」

バッ!

先着2名様で、

★石田→ピンポイントパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(小田がフォロー)(中山がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

441 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:09:05 ID:???
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペードA )( 5 + 3 )=★


442 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:09:57 ID:???
★佳歩→パスカット 49 ( クラブ7 )( 4 + 1 )=★

443 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:10:16 ID:???
★佳歩→パスカット 49 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )=★

444 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:51:41 ID:SuwihlJw
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペードA )( 5 + 3 )=63★
★佳歩→パスカット 49 ( クラブ7 )( 4 + 1 )=54★
≧2→本間、パスキャッチ。

バシュルルルル……!

佳歩「う、うま過ぎですっ……!」

実況「佳歩選手、石田選手の素晴らしいパスに、やはりと言うべきか手も足も出ない〜〜!
ボールは大きく右サイド中盤へと流れ、スムーズに本間選手のサイドアタックへとつながります!」

本間「見てろ……。俺の、俺だけのサイドアタックを……!!」

タッ!

永琳「……そう豪語するだけあって、巧いわね。――中山君」

中山「ああ、助力します、永琳さんっ!」

タタタッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「そして迎え撃つルナティックス、今回の試合右サイドハーフの永琳選手に加え、
劇的な復活と成長を果たしたトップ下の中山選手がタックルに向かっていきます!」

神子「(……中山政男か! ――ここは流石に、動かさねばまずいか)……岬君、勅を」

岬「……分かりました。――皆! 神子様より勅令――『和を以て尊しと為せ』!」

ホウリューズメンバー「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」


タッ……クルン…クルン……タタタタタタタタッ………。

445 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:52:59 ID:SuwihlJw
実況「だがしかし、聖徳ホウリューズも負けてはいない〜〜!
ここぞとばかりに、全メンバーの運動量を増やしてボールの支配率を向上させる戦術、
『和を以て尊しと為す』を発動させて、チーム全員で本間選手をサポートします!!」

中山「……む!」

永琳「……惜しげも無く出して来たわね。中山君、分かっているとは思うけれど――」

中山「ええ。『和を以て尊しとなす』……即ち『トータルフットボール』を相手に、零れ球は許されない。
奪うならば――完璧に奪い取る!」

本間「やれるものなら、やってみろ……!!」

446 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:54:46 ID:SuwihlJw
先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(岬がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。
中山のマークがダイヤで「アッシュタックル(+4)」が発動します。
中山のマークがハートで「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

447 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:56:22 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブQ )( 2 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

448 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:56:43 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=★

449 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:20:54 ID:???
助かったか

450 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 23:42:35 ID:SuwihlJw
★本間→ドリブル 53 ( クラブQ )( 2 + 4 )+(サイドアタック+2)=61★
★永琳→タックル 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(天文密葬法+3)=60
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして神子がフォロー

本間「俺が一番巧く、サイドアタックを使えるんだ……!」

ダッ! タタタタッ―――――ブウン、ガシイイイイッ!

永琳「だからと言って、ゴリ押しに頼るのは感心しないわ。――実力はあっても、それを使いこなす知恵が無くてはね!」

実況「あっと、永琳選手! 目にも見えない巧みな技術で、本間選手からボールを零す事に成功します!
ですが聖徳ホウリューズの攻撃はまだ終わらない!」

パシッ。

神子「……D番(岸田)、もう少し前へ。G番(小田)は下がって、H番(屠自古)にセンタリングを出せるように。
E番(石田)、C番(高杉)、もう少しサイドに寄って。 スペースが空いているぞ」

実況「中盤の神子選手! 部下のミスは上司がフォローせんと、今度は彼女自らがパスでボールを前線へと運んで行きます!」
しかも他のメンバーにも的確に指示を出しながら! この器用さと頭脳、まさしく超幻想郷級だ〜〜!!」

中山「……次は奪う!」

てゐ「私も加勢するよ〜!」

実況「そしてそんな神子選手にパスカットへ向かうのは、
先ほどタックルに向かいつつも、すぐに体勢を戻した中山選手! そして右サイドハーフのてゐ選手です!
二人ともパスカットの名手として知られていますが、神子選手のパスも、さっきの石田選手に負けず劣らず強力!
ここを通せば聖徳ホウリューズは早速得点チャンスとなりますが、果たして〜〜〜!?」

451 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 23:43:53 ID:SuwihlJw
先着2名様で、

★神子→十七条レーザーパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中山→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(屠自古がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤ・ハートで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

452 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:44:39 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペードJ )( 6 + 3 )=★

453 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:47:12 ID:???
★中山→パスカット 53 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 50 ( クラブK )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=★

454 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:09:31 ID:???
カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ(そろそろスタンバイ

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:27:05 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペードJ )( 6 + 3 )=64★
★中山→パスカット 53 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)+(クイックダッシュカット+2)=63★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして岬がフォロー

ギュンッ!

神子のパスはまるでシュートのような鋭利さで前線へと貫かれる。
てゐすらも反応できない水準で放たれたそのパスに、中山は単身俊敏な身のこなしで割り込んで―――。

中山「――疾きこと、風の如く!」

バビュンッ! ――バチイイッ!

実況「なんと〜〜! 中山選手、俊足を生かしたパスカット……『クイックダッシュカット』を活用し、
神子選手のレーザーパスをこぼれ球にして見せた! これは確かにファインプレー……ですが!
永遠亭ルナティックスは少しずつ、どんどん、ボールを自身深くに押されております!
このこぼれ球は、てゐ選手よりも更に後ろ! ゴールからおよそ30メートル時点で……!」

てゐ「あっ、しまった……!」

パシッ!

岬「よし。――F番(本間)、センタリングは僕がするから君はサイド際で万一のボールキープに専念して。
G番(小田)は一応のねじ込みに向かうこと。そしてH番。屠自古さんはシュートを狙って下さい!」

本間「……了解だ」

小田「…………」

屠自古「――よし、待ちくたびれたよ」

タッ!

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:28:49 ID:/zGx75J6
実況「……ゴールから30メートル時点で岬選手がボールをフォローし、そして指示を出すと、
FWの三人はいよいよ得点に向けて臨戦態勢! そして岬選手自身も、失敗時のフォローやねじ込み要員として、
ややスペースのあるルナティックスの右サイドを駆け上がっていきます。そして……!」

岬「――それっ!」

バシュルルルルッ……!

実況「そして岬選手! 右サイド深くで大きく高い浮き球を上げた! それに向かっていくのは、勿論H番の蘇我屠自古選手です!
亡霊の彼女は軽い身のこなしを活かして大きくジャンプ! そのボールに狙いを定めていきます!」

妹紅「あっ……! さ、させないわ!」

バァァァァァァァァァァッ……!!

慧音「――つかさ。来るぞっ!」

つかさ「分かっています、慧音さん。……やってやんよ!」

ウサギB「……私も行きます。どうせどんなシュートでもフォローされてしまうなら、せめて人数合わせには!」

バッ! ババババッ!

実況「そしてルナティックスは、4名のDFが総動員でそれぞれクリアとブロックに向かいます!
特に妹紅選手は自身の身体を燃やしながら、跳ぶというよりは飛ぶがごとく、
高空高く上げられたセンタリングを撃ち落とさんと追撃している!
雷の妖気を纏いながら上昇する屠自古選手とも合わせて、これは凄い迫力だ〜〜!」

輝夜「くっ、思ったより厄介な敵さんじゃないの……!」

鈴仙「(――ど、どうしよう! ここまでずっと、相手のペースに押されっぱなしなんだけど……!
と、とりあえずここは! ここは何とか妹紅や慧音さん達。そして姫様に守って貰わなくちゃ……!)」

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:40:48 ID:/zGx75J6
屠自古「さあ食らえ、永遠亭ルナティックス! これが私の――『ガコウジサイクロン』だッ!」


              バアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! グルンッ!
        バギュウウッ、ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!


実況「そして出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
蘇我屠自古選手の必殺ダイレクト! 『ガコウジサイクロン』!
超高空での撃ちおろしヘディングはシンプルながら、鬼にも負けぬ破壊力を持って、
輝夜選手の守るルナティックスゴールへと突き刺さろうとグングン進んでいきます!
前半5分! 聖徳ホウリューズ、ここはまず第一の正念場だ〜〜〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「いけー! 屠自古様ー!」「神子様の名の下、悪の妖怪をやっつけろー!」「でも決まるかなぁ……?」
「大丈夫だろ。ルナティックスって案外大した事なくね?(笑)」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「ひめしね」
「慧音さん、悪の妖怪の肩を持つとは幻滅しましたよ!」「妹紅さんもだ。あいつ、昔から怪しいって思ってたんだけどね?」

輝夜「(やっぱし、ブーイングが多いわねぇ……。
――でもだからと言って、その中でもただひたすらいつも通り私を応援?してるヤツらに、ウルっと来たりとかしないからね!
これフリでも何でもなく、事実だからね!!!!)」

鈴仙「(姫様、何言ってんですか……)」

意地のような何かを見せる輝夜に鈴仙は首を傾げつつ、セービングについて指示をする事にした。

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:41:52 ID:/zGx75J6
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+3)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:53
屠自古の『ガコウジサイクロン』の威力:62
輝夜のガッツ:730/730
輝夜のカリスマポイント:1/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

459 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:42:38 ID:BmrOjl+E
Aカグロットォー!ウルっと来てもいいのよ?

460 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:43:21 ID:3j8cgyG2
A

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:51:20 ID:/zGx75J6
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

輝夜「でええい! 選択肢なんて設けんでもいいわよイナバ!
こんなの勿論、たすけてえーりん一択でしょうが! 私が一人であんなん防げるワケないでしょう!?」

鈴仙「(偉そうに情けない事言わないで下さい、姫様……。まあ確かに、予想以上に凄そうなシュートですけど)」

鈴仙は輝夜の態度に辟易としつつも、全力でのセービングをお願いする事にした。
そして、輝夜が観客のブーイングを掻き消す絶叫で永琳を呼び出すのを確認した後、鈴仙は全てを天命に捧げて祈った。


*姫様の一存で選択肢が消える事は無いので、ご安心?ください。

462 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:52:40 ID:/zGx75J6
先着4名様で、

★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★妹紅→フェニックス再誕 60 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★つかさ→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がねじこみ)(小田がねじ込み)(本間がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→屠自古のガコウジサイクロンがルナティックスゴールに落ちる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がねじこみ)(小田がねじ込み)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
妹紅の「フェニックス再誕」には吹飛係数3があります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜・妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

463 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:10 ID:???
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=★

464 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:32 ID:???
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ9 )( 4 + 6 )=★

465 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:52 ID:???
★妹紅→フェニックス再誕 60 ( ハートJ )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 46 ( クラブ4 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★

466 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:54:33 ID:???
なにィ!?とまった!

467 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:55:03 ID:???
★つかさ→ブロック 49 ( ダイヤ7 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 51 ( スペードJ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

468 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:55:48 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ハート9 )( 5 + 1 )=★

469 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:56:47 ID:???
流石もこ島津タックル以外は頼りになるぜ

470 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:57:30 ID:???
いきなりカグーヤ王女バイバーイ!かと思いましたよ

471 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:01:06 ID:???
ん?トータルフットボール互換だとシュート時はフォロー無しじゃ?
前の試合は発動してなかったはずけど

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 01:02:55 ID:/zGx75J6
屠自古渾身のガコウジサイクロンは、妹紅の鬼引きによって零れ球!
しかしそれには岬が向かっており……?
――と、言った所で良い所ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は慧音先生やつかさの活躍シーンになる! ……かもしれません(汗)

妹紅はこれでせりあいフラグ回収ですが、低い浮き球補正のプラスとなるので、案外大した効果じゃないかもです。
また、これで(流石に)妹紅のせりあいフラグは第一部の成長限界です。

>>466
私も屠自古が6ゾロ出した時点で決まったと思ってたので、ここは完全に想定外でした(びっくり)
>>469
後は姫様を蹴落としてGK復帰ですね(違)
>>470
妹紅が居なかったら、姫様の失点率はかなり上がっていたと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

473 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:07:33 ID:???
乙でした
つかさ「やってやんよ!」

しかしけーね先生や妹紅さん、えーりん師匠に世話になっている人里の人も多いはずなのに……
その中でも応援団がいる姫様は格が違った

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 01:08:00 ID:???
>>471
トータルフットボールと完全イコールじゃないです。
シュートについても全フォロー位のが丁度良いかな?と思って、こんな仕様にしています。

また、鈴仙の最初の判定では全フォローで無かったように、発動には神子か岬の号令が必要になります。
また、『詔を承けては必ず慎め』など、『和を以て尊しと為す』と同時に発動できない技・戦術があります。

475 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:38:47 ID:???
乙です
そいつは厄介な戦術ですね。本編もGK行動フォロー有りで良かったと言ってましたが、
決定力が欠ける、ガッツと1対1補正の安定性、二束三文の敵守備陣、どれも無いこの試合は何が起こるか分かりませんね
逆に言えば戦術自体、つまり岬神子に負担がかかれば儲けが弱点でしょうか。見開きにするには時間はかかりそうですね

476 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:42:15 ID:???
>>473 いつ牙をむくかわからない自分より強いと分かってる化け物共は
    駆除しておかないと怖いから仕方ない
    ゲームでは厄介なやつから基本つぶすのとおんなじよ
    多分岬がひょっとしたら神子を倒してほしいのもそれだと思う
    自分に従わなかったり無駄に頭が良かったり間の働く
    可能性のある駒は危ないからね。ある程度信用得たら
    多少は無理矢理でも岬に罪かぶせて始末できるし
    岬も速いとこ抜けたいと思ってるんだろう

    まず姫様とモコシマヅはフィナーレがないから人々の希望を守るため
    太陽に蹴り飛ばさないと

477 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:46:44 ID:???
重力の井戸の底へ突き落とすのも有効そう(SF並みの感想)

478 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:43:06 ID:/zGx75J6
こんばんは、本編が完結してめでたいところですが、こちらは平常運転で更新していきます。
>>473
乙ありがとうございます。そう言いつつ姫様がJOKER引いたりするかもしれませんw
慧音や妹紅や永琳に頼っている筈の人間が今回掌返しで批判しているのは、
>>476さんも言っていますが、心の奥底ではやはり自身とは違う存在への畏怖があったのだと思います。
>>475
乙ありがとうございます。
(守矢チームは少し拍子抜けだったかもですが)決勝トーナメントという事で、強敵感を出していければと思っています。
ただ、オランダとは別な観点から聖徳チームには穴もあったり、戦術の弱点もあったりするので、
最終的には何とかなるのではないかと思っています。
>>476-477
常に死に続けるような環境に置かれた場合どうなるかは気になりますね。
宇宙が一旦終了してまた再開する際に起こるエネルギーで吹き飛ばされて、
運が良ければ生存or運が悪ければ宇宙がもう一巡するまで待機とかだったらヤバそうです。

479 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:44:31 ID:/zGx75J6
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=74★
★妹紅→フェニックス再誕 60 ( ハートJ )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=73
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に岬がねじこみ

バギュルルルルルルッ、バリバリバリッ!

屠自古「(――決まった……!)」

普段は冷静沈着、しかし交戦時には激情家でもある神子の片腕・蘇我屠自古はこの時、
自らの放ったシュートが最高の出来であると確信していた。

屠自古「(電圧に換算して35億ボルト、速度はマッハ5……。私が持てる全ての妖力を、このシュートに叩き込んでやった!)」

触れれば並の人妖ならば蒸発。そうでない妖怪としても、身体に直径22センチの風穴を創る事位は覚悟すべき。
鬼クラスの強豪妖怪であっても、当たれば暫く残る青痣を創らざるを得ない。
そんな化け物染みた威力のヘディングを、屠自古はしかも高空50メートルから撃ち落とす事に成功していた。

永琳「(――これは不味いわね。重力加速度を考慮すると、姫様の居る地面に到達する時に発生するジュール数は……。
――!! 1京6000兆ジュール! 原子爆弾250個以上分に相当する熱エネルギー!
これを受けてしまえば、流石にしぶとい輝夜も……!)」

バァァッ!

輝夜の指示を受けシュートブロックへと飛来していた永琳すら、
今屠自古が放った会心のシュートの出来に舌を巻きつつ危惧していた。
このままでは、輝夜の命が危ないかもしれない。従者として、輝夜が無為に命を落とす事はして欲しくなかった。
――しかし、そう思っていたのは、どうやら永琳一人だけではないようだった。


ゴオオオオオオッ!!

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:46:42 ID:/zGx75J6

妹紅「私の祖父に負けた蘇我氏如きが、輝夜を殺せると思うな。輝夜を殺して良いのは……この私だけだ!!」

ギュンッ!! バサァァァァァァッ!

神子「(あれは――鳳凰! いや、違う……これは――!)」

太陽よりも高温の炎の翼を生やして、妹紅は幾度となくその身を灰にしながらも、
その度に温度と速度とを増して屠自古の放ったプラズマ砲へと突っ込んでいく。
そして―――。

妹紅「うおおおおおおおっ、燃えよ、フェニックスーーーー!!」

カッ! ――――ドゴオオオオオオン!!

幻想郷上空で、巨大な轟音が発生した。
真っ赤な炎が燃えさかり、花火のように燃え広がって空中を赤く染めて行く。
やがて、その赤の中から三つの影が落ちていき――。

ヒュウウウウッ……ドサッ、ドサッ。 ……ポーン、ポーーン……。

妹紅「くっ……強いな、お前」

屠自古「あんたこそ。不比等の娘が、ここまでやる奴とは思わんかった」

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:48:07 ID:/zGx75J6
実況「ああ〜〜〜〜!! なんと! 蘇我屠自古選手が満を持して放ったシュート!
それは……永遠亭ルナティックスの名スイーパー! 藤原妹紅選手により弾かれてしまった〜!
一体誰が、こんな展開を予測しえたでしょうか〜〜〜〜!!」

観客「う、ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
「そ、そんな! 屠自古様のシュートが防がれるなんて……」「ちくしょー! インチキだ! こんなのインチキだ!」
「普通サッカーで50メートルも飛んだり爆発したりしないだろ!!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

輝夜「(いや、妹紅の実力なら悔しいけど割とありえるような……って!)」

――そして、実況と観客がどよめき、妹紅と屠自古がかつての家柄を越えて互いの強さを認め合う中。
輝夜はいち早く気付いた。

輝夜「(ヤバい! 私のクソファン共がまだ何かを期待したかのようなカグヤコールを続けているわ!
これはつまり―――!)……け、慧音先生! つかさ! たたた、頼んだわよ!!」

聖徳ホウリューズの攻撃は、これで終わっていない。
輝夜は震えながら取り急ぎ慧音とつかさに指示を出して、見えざる方向からのねじ込みに備えていた。
果たして、輝夜の読みは的中し。

バッ、グワアアアアアアアアアアアッ!

岬「……まだ終わっていないよ!」

バッ、シィィィィイイイイイイイイイインッ!!

――先程のシュートと比べては些か地味な、しかし堅実かつ華麗な『ジャンピングボレー』が、
ねじ込みに備えた位置へと上がっていた岬の脚から放たれた。

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:50:26 ID:/zGx75J6
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+3)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:53
岬の『ジャンピングボレー』の威力:57
輝夜のガッツ:730/730
輝夜のカリスマポイント:1/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

483 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 20:52:16 ID:BmrOjl+E
A これをとってカウンター

484 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 20:53:37 ID:3j8cgyG2
A

485 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 21:01:24 ID:/zGx75J6
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

鈴仙「(厳しいけれど……ここで防いだらこっちのものよ!)――姫様!」

輝夜「ええ、分かってるわ! ……たすけてえーーーりーーーーーんっ!?」

バババッ!

実況「輝夜選手、相変わらず情けない叫び声を上げながら……他のDF陣と共に飛んだ〜〜!!」

486 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 21:03:49 ID:/zGx75J6

先着3名様で、

★岬→ジャンピングボレー 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★つかさ→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がねじ込み)(小田がねじ込み)(本間がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→岬のジャンピングボレーがルナティックスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小田がねじ込み)(本間がフォロー)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

487 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:04:59 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 57 ( クラブK )( 6 + 6 )=★

案外たいしたことあるところを見せられるのか!?

488 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:05:21 ID:???
★つかさ→ブロック 49 ( クラブJ )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 51 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=★

489 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:06:00 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( スペード8 )( 2 + 1 )=★

490 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:06:30 ID:???
カグーヤ王女バイバーイ!まさかここで失点するとは

491 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:07:39 ID:jkMhw4Lo
たいしたことあった!

492 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:08:16 ID:???
ぼっちゃま属性を持つらしい姫様だからミサキーヌには弱かったか
まだ取り返す時間はたっぷりあると前向きに行きましょうか

493 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:10:25 ID:???
相手が456賽使ってるのかと思うぐらい理不尽な引きなんだが

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:00:45 ID:/zGx75J6
★岬→ジャンピングボレー 57 ( クラブK )( 6 + 6 )=69★
★つかさ→ブロック 49 ( クラブJ )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=57
 慧音→ブロック 51 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=56★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( スペード8 )( 2 + 1 )=64★
≧2→岬のジャンピングボレーがルナティックスゴールに突き刺さる!

―――シュンッ!

それは先ほど屠自古が放った『ガコウジサイクロン』と比べて、
間違い無く威力、速度、破壊力。その全てにおいて大きく劣るシュートだった。

つかさ「……?」

慧音「――ど、どこだ! どこからだ!?」

しかし、それらを引き換えにして、岬の放ったジャンピングボレーは……芸術的だった。
位置取り、タイミング、軌道。周囲の雰囲気を察知しそれに合わせる事にかけて天賦の才を持っていた岬は、
つかさと慧音を完璧に出し抜いてシュートを放つ事に成功する。

輝夜「え、ちょ……! アンタら、何してんのよ!? え、えーりん! えーりんは!?」

永琳「(輝夜! 私を呼ぶ前にまずは手を出し、て…………!?)」

そしてこの際に至って輝夜は気が付く。自身が心の奥底で、『このJ番(岬)って、案外大したことないんじゃね?』
――と、根拠の無い慢心と油断を抱いていたことに。
彼女が必死に永琳を呼んでも、その時には岬のシュートはゴール際で跳ねながら、
ポストの内側に当たって更に跳ね返り、ネットへと優しく包まれていって――。

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:01:52 ID:/zGx75J6
ポーン、コン、コロコロコロ………、ファサッ。

………。

――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

岬「……やあ、これは僥倖。どうやら、入っちゃったみたいだね」

――と、ニコリと人畜無害な笑顔を見せながら。
その裏で永遠亭ルナティックスのメンバー全員を見下すような視線で、岬は自身の功績を誇った。
前半6分。岬太郎の『ジャンピングボレー』が、永遠亭ルナティックスのゴールに突き刺さった。



永遠亭ルナティックス 0 − 1 聖徳ホウリューズ

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:03:05 ID:/zGx75J6
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
12ゴール レミリア
11ゴール 鈴仙
9ゴール  フランドール、射命丸
8ゴール  魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生
5ゴール  屠自古、星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子、反町、霊夢
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛


大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:04:30 ID:/zGx75J6
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「流石だ! 流石は岬さんだ!」「神子様の一番弟子と称されるだけはある!」「ああー、人間もこれで安泰じゃあ!」
「ザマァねえな、ルナティックス!」「ですよねー」「ポストの方がまだマシだぜ!」「なにィ」「神子様のチームは最強だー!」
「屠自古様のシュートを、岬さんがねじ込んでみせる。これぞ結束の力だな!」「どうだ参ったかー! これが俺達の結束の力だぞーーー!」

輝夜「く、くううっ……! 何時もの奴らにですよねーとか言われるのもムカつくけど、
こうやってあけすけに言われても、やっぱし普通にムカつくわね……。ま、別に良いけど」

慧音「姫君は強いな。……私は正直、普段は親しい筈の里の人間にここまで言われて、少し来ている」

つかさ「いくら人間の感情が操られてるからだと言っても、これは堪えますよね……」

パスカル「恐ろしい。これが、聖徳ホウリューズの実力なのか……?」

中山「…………」

てゐ「畜生。私ともあろうものが、こんな何もできないまま、ブザマに失点するなんて……」

鈴仙「(ま、まずいわ……。明らかに皆の士気が……特にDF陣の士気が下がっている!
ど、どうしよ、どうしよ……! 何か励ます言葉を考えなくっちゃ……!?)」

――岬がゴールを決めた直後、観客達は悪の妖怪を倒した英雄達を褒め称えていた。
紳士的な者はひたすらに岬のファインプレー、屠自古との連携を絶賛し。
一方そうでない者は鬼の首を取ったようにルナティックスを貶めている。
普段の平和な幻想郷では考えられない口汚い言葉を受けた仲間達は多少なりとも消沈しており。
こうした罵詈雑言に慣れている者についても、神子を中心とする聖徳ホウリューズというチームの強さに驚愕し震えていた。
そして、そんな周囲の状況を見てオタオタしている鈴仙に追い打ちを掛けるように。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:06:17 ID:/zGx75J6
……パチパチパチパチ!

神子「いや、残念だったな。しかし絶好のショーだった!」

鈴仙「ショー、ですって……!」

鈴仙に対して、神子が尊大な拍手を送りながら声を掛けた。

神子「ああ、ショーだ。チーム全体に蔓延るヒーロー任せが引き起こしたドタバタの喜劇も、ここまで来ると素晴らしい。
前線は恐らく君が居るから平気、中盤は中山政男が居るから平気、そして最後列は八意永琳が居るから平気!
口には出さずとも、皆がそう思っているのが私には透けるように見て取れたよ」

鈴仙「……それは挑発かしら? 行き過ぎた行為は、審判にチクらせてもらうけど」

神子「これは手厳しい。私としては、互いに切磋琢磨するライバルとして、君達のチームの問題点を指摘しただけなのに」

鈴仙「……!!(こ、こいつ。言わせておけば……!)」ギリッ

――無論、それは鈴仙を労う為では無い。
極力角の立たない言葉遣いで、神経を逆なでする事が意図であるように鈴仙には思えた。
それを補足するかのように、神子は更にこう付け加えてチームへと戻っていく。

神子「……私達の戦術は無敵さ。弱点などありはしない。
我らが『和を以て尊しとなす』とは、まさしく11人全員の結束により生まれた、完全無欠の戦術。
――まあ、今回の得点は運が良かった事も多少は認めざるを得ないが。
それでも、このまま行けば……君たちは私達の手中に嵌ったままやられるだろうよ」

鈴仙「…………(だ、だけど……! 確かにこのままじゃ危ないのは言うとおり。どうすれば……)」

審判にも聞こえない程度の小声。しかしそれには確かに絶対の自信が込められているような気がした。
鈴仙の思考は自然、神子への反発から、如何にしてその戦術を崩せるかについて傾いていく。
――神子に話しかけられる前の考えは、当の昔にどこかへと行きかけていた。

499 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:07:11 ID:???
昨日の試合のミサキーヌのジュビロ、最高に強かったからなぁ
その勢いに押されて6ゾロ出たのかもね

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:09:48 ID:/zGx75J6
鈴仙「(……くっ。早く、早く同点にしなくちゃ。でも、その為には神子の戦術を崩さなくちゃいけない。
だけど、弱点なんて思いつかないわ。どうすれば良いの……)」

一度脳内に生まれたあての無い思考はぐるぐると渦を巻く。
今の状況を打破するには、一体何が大事なのだろうか。まずは何をすべきなのだろうか。
審判に急かされて試合開始を控え、鈴仙は――。


A:「…………(神子の布陣。あれに弱点があるとしたら……)」神子の布陣の弱点について考えていた。
B:「…………(今の、審判に伝えたら警告くらい貰えるかしら……?)」神子を告発するかについて考えていた。
C:「――私達は、ヒーロー任せのチームなんかじゃない!」神子の背中にそう叫んでいた。
D:「――皆、今の失点は事故よ。気にしちゃダメ!!」神子よりもチームメイトを労った。
E:「くぉら姫様! 今のはどう考えても防げてたでしょ! ポストの方が まだ マシだぜ!」ポストの方がマシだと言った。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

501 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:11:01 ID:amWa2jIQ
D

502 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:12:02 ID:???
Eカグロットォー!!!

503 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:12:04 ID:rofTQ7Wg


504 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:13:35 ID:BmrOjl+E


505 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:17:56 ID:???
         _____
    , -―` ̄::::::::::``ー- 、_
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ミ、、
  i:::::::::::::::::::::::::;::::::ハ:::::::::::::::::::::',.
  |:::::::::::i./イィ:| |/:::::::ヽ;::ヾ,ヽ;ヽ;:
  ||. i、|. | . (◯),三、(◯).iイリj      6ゾロアーティスト岬太郎の美技に酔いな
  |:::::iヽ「 ! "" ,___,  "" !Y!.
  )::: レ」          ,.'」
   レルヽ、       ,イ
        `.ー--一 ´

506 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:20:12 ID:???
まだ慌てるような時間じゃない(例の仙道AA

507 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:09:51 ID:???
本当に強いのは、人の思いだ!

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 23:22:35 ID:???
D:「――皆、今の失点は事故よ。気にしちゃダメ!!」神子よりもチームメイトを労った。

鈴仙「(……どうすれば、どうすれば……って。ん?)」

神子の挑発を受けて、如何にして聖徳ホウリューズを崩すべきかを思案していた鈴仙は、ふと気づいた。

鈴仙「(――私って、最初何を考えていた、っけ……そうだ!?)」

鈴仙は考えるのをやめて周囲を見渡すと……そこには大なり小なり意気消沈しているチームメイトが居た。
それを見てようやく、鈴仙は神子の真の意図を悟る。

鈴仙「(神子の作戦の弱点なんて、開始5分や6分で簡単にわかる筈なんてない!
それよりも今は、チームメイトの下がった士気を立て直さなくちゃいけないのに……!)」

神子「(おっと。気付いてしまったか。やはりこの程度の思考誘導には引っかからんか)」

はっと身を起こした鈴仙に対し、神子は残念そうに軽く舌うちをしている。
彼女はただ挑発をするためだけに鈴仙に声を掛けたのではない。
キャプテンであり、チームメイトの精神的支柱である鈴仙の思考を仲間から離れさせ、連携力の低下を図っていたのである。

鈴仙「(相変わらずセコい手をしてくれるじゃない……! でも、もう騙されないんだからね!)
――皆! 今の失点は事故よ、気にしちゃダメ。それよりも、次にどうやって点を取り返すかを考えて!」

509 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 23:25:22 ID:/zGx75J6
ウサギB「……! はい、ありがとうございます!」

慧音「――いかん。私としたことが。少しいつもと違う状況でナーバスになり過ぎていた」

妹紅「鈴仙、それでこそキャプテンだよ!」

永琳「(――ウドンゲ、そう。それが正解よ)」

中山「ハハ、しかし何だか新鮮だな。鈴仙さんみたいなまともなキャプテンが居るチームでサッカーをしているなんて」

てゐ「そうかねぇ。あたしゃ、いつもヒヤヒヤしてるんだけどさ。……イヤじゃないけど」

――そして、すぐにその意図に気付けた鈴仙は慌ててチームメイトの士気向上に奮起する。
それには効果があったようで、大なり小なり消沈していたチームの活気を幾許か取り戻す事に成功した。

鈴仙「(ふう。危ない危ない……! 危うく引っかかるトコだったわ!
でも、次の私達のキックオフについて少しだけ布陣やマークを弄っておく必要はある……かしら?
実際のトコ、今回の失点は神子も認めてたように運の要素も大きかったとは思うけど……?)」

A:マークや細かい布陣を変える。
B:大丈夫だ、問題ない。このままキックオフだ!

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


*ルナティックスメンバーの士気の低下は免れました。
*試合に出ていたチームメイト全員の評価値がほんの少し上がりました。
*的確な判断を下したため、永琳印象値が上がります。51→52
*妹紅がせりあいフラグを回収! 妹紅の低い浮き球が上がりました。2→3
*妹紅のせりあいフラグについてはもう上がりません。

510 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:27:12 ID:3j8cgyG2
A

511 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:32:18 ID:amWa2jIQ
A

512 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 23:34:08 ID:/zGx75J6
すみません。もしAで戦略の微調整をする場合は、選択肢の後に具体的にその内容を書いてください!
(例:A 鈴仙とパスカルの位置を入れ替える、A 慧音に神子をマークさせる など)
選択肢だけの票については、すみませんが無効とさせて頂きます。(なのですみませんが、>>510は無効票とさせて頂きます)

こちらの不手際で申し訳ございませんが、宜しくお願いします。

513 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:35:54 ID:BmrOjl+E


514 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:43:39 ID:amWa2jIQ
B

515 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 23:48:48 ID:/zGx75J6
B:大丈夫だ、問題ない。このままキックオフだ!

鈴仙「(……いや。まだここで焦る必要は無い! とりあえずは今の布陣を維持してキックオフよ……!)」

鈴仙は仲間にこれ以上の指示を出さない。そして――。

――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!


実況「さあ! キックオフのホイッスルが鳴りました!
聖徳ホウリューズの巧みな連係を前に、アッと言う間に1点を奪われたルナティックスですが、
果たしてここから、意地を見せる事ができるのでしょうか〜〜〜!?」

神子「……皆、勅を解く。ただし、油断は禁物だぞ(――さて。どう来るかな?)」

鈴仙「(――見せてやるわよ、意地くらい! ……と、言いつつも。 ここはどうやって動こうかしら?
神子達はさっきまでの全員サッカーっぽい布陣は解いてるみたいだけど。
相変わらず中央には神子が不敵な笑みで佇んでいる。
幾ら他の選手を突破できても、何かしら守備でアイツが絡んでくる可能性は高そうね……!)」

A:ドリブルで正面突破だ!(鈴仙のドリブル:52)
B:パスカルとワンツー突破!(鈴仙側のパス:51 パスカル側のパス:52)
C:佳歩に預けて、左サイドを突破してもらう!(佳歩のドリブル:52)
D:後方の中山に預けて、中盤から押し上げて貰う。(中山のドリブル:53)
E:後方の永琳に預けて、右サイドを突破して貰う。(永琳のドリブル:54)
F:後方のてゐに預けて、必殺パスで前線へと出して貰う。(更に出して貰う必殺パスで分岐)
G:まだ慌てるような時間じゃない。ここはボール回しで相手が焦れるのを待つのよ!
H:一瞬でも閃光のように、キックオフシュートよ!?(更に出す必殺シュートで分岐)
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

516 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:49:56 ID:BmrOjl+E


517 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:53:06 ID:amWa2jIQ
C

518 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:53:58 ID:XSK2Uhvw
C

519 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:05:44 ID:qK4I4oJA
C:佳歩に預けて、左サイドを突破してもらう!(佳歩のドリブル:52)

鈴仙「(――そう。いつもと違う状況だからって、奇をてらう方が逆に間違い!
だったらここはいつも通り……!)――佳歩! サイド突破は任せたわ!」

バシッ…!

佳歩「……! はい、鈴仙さま。頑張ります!」

実況「キックオフで中山選手からボールを貰った鈴仙選手は、そのまま左サイドへと流します!
その先に居ますのは……もうすっかりルナティックスの切り込み役として定着した感のある佳歩選手!
得意のドリブルで、左サイドをグイグイ進んでいきます!」

小田「……」

神子「小田君。止めろとは言わないが――迎え撃て」

小田「…………!」

タッ! ズザアアアッ!

実況「そしてそこには、小田選手が向かっていきます!
チーム内ではスルーパスやダイレクトシュートに長ける彼ですが……タックルはやや不得手とのこと!
ですがチーム聖徳としての気迫は充分! 無言を貫きつつも、颯爽とタックルへと向かいます!」

佳歩「(『やや』……不得手? これなら、CちゃんやDちゃんの方が、もっとうまくタックル出来ると思うけれど……?)」

小田「……」

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:06:44 ID:qK4I4oJA
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(屠自古がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。

521 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:22 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( ハートQ )( 2 + 1 )=★

522 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:48 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤA )( 2 + 4 )=★
ヒャメロー!

523 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:57 ID:???
化け物になった人間は心までも腐っていくんだってどの世界でも死んでる人が言ってた
★小田→タックル 43 ( スペード3 )( 4 + 1 )=★

524 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:09:36 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( クラブ6 )( 4 + 1 )=★

貴様が奪う意思を見せないのなら、俺は貴様を吹き飛ばすだけだぁ・・・!

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:09:37 ID:qK4I4oJA
すみません、佳歩の数値や必殺技が間違っています!
佳歩のドリブル値は52で、スペード時は「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
結果にして修正しますので、このまま引いて頂ければ幸いです。失礼いたしました。

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:15:34 ID:???
佳歩が当然の権利の如く小田君を突破したところで、今日の更新はここまでです。

>岬って案外大したことあるんじゃね? など
まさか6ゾロが続くとは思いませんでした…引きの偏りって怖いですね。
姫様も7以上出してくれれば止められたんですが。美技に酔わせて頂きましたw
ですが、まだ慌てるような時間じゃないのですし、聖徳チームにも弱点はあるので、色々と考えて下さればうれしいです。

>小田「ヒャメロー」について
9差は流石にJOKER+ヘタレ引きが重ならないとひっくり返りませんね…w
この辺りはどうあっても隠せない穴だと思います。
無論、神子や岬もこの展開は想定済みであるとは思いますが。


それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

527 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:34:09 ID:???
乙です
岬はブラジルの公判では日本のメシアになっていたから仕方ないね

尚前半の引き

528 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 01:51:57 ID:???
>常に死に続けるような環境に置かれた場合どうなるかは気になりますね。
宇宙が一旦終了してまた再開する際に起こるエネルギーで吹き飛ばされて、
運が良ければ生存or運が悪ければ宇宙がもう一巡するまで待機とかだったらヤバそうです。

ではそんなことになった奴ら(少なくとも俺は今んとここいつらしか知らんの説明を)

カーズ様:死のうと思っても死ねないので考えるのをやめた
     自殺しようにも体か絶対零度で凍って動かないし永遠に何もないところを
     さまよい続けるという発狂しかねない状況になったため考えるのを発狂する前にやめた
     あと小説なんてなかったあったとしても好きな人がもしいるなら悪いけどあんなん俺は認めない

ユウゴ:フェニックス ファイナルタイムオールドラゴンプリーズにより強化形態になった
    相手を倒す気のない魔法使いに太陽に蹴り飛ばされて永遠に死と再生を繰り返す羽目になる
    痛みがある分カーズ様よりひどい。超弩級のドMになるしか方法はない

こんな感じの不死身の奴を倒すには文字通り塵も残さないで消滅させるか
生物である以上宇宙に放り出すのが一番だとおもわれる
多分万が一地球に戻ったころには発狂してて使い物にならないか
完全に精神が死んでるかのどっちかが大半かと

529 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 09:58:28 ID:???
突然長文...

530 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 21:54:46 ID:???
>>チーム全体に蔓延るヒーロー任せ

鈴仙「おまえが言うな」
岬(おまえが言うな)
高杉(おまえが言うな)
てゐ(神子くんのブーメランシュートだー!)

乙なのです

531 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:23:55 ID:qK4I4oJA
こんばんは、今日も更新します。
>>527
乙ありがとうございます。岬君は神引きするにもヘタれるにも、どっちにしろ美味しい感じですねw
>>528
普通だったら死なないにしてもそうなったらまず精神が壊れますよね。
でも永琳とかは数億歳説もありますが外面的には普通ですし、一週回って何とかなるんじゃないでしょうか。
>>530
乙ありがとうございます。まあ神子はそのあたり棚上げで言ってますねw
ただ、観客にとっては、聖徳チームは全員サッカーの結束の力で勝ってるように見えているかもです。

532 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:25:19 ID:qK4I4oJA
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 2 + 1 )+(頭脳的なドリブル+3)=57★
★小田→タックル 43 ( ダイヤA )( 2 + 4 )=49★
≧2→ 佳歩、突破成功!

佳歩「えっと……ひょいっと」

スッ。

小田「……」

佳歩は僅かに右足でボールをはたいてやると、小田は見事にボールを綺麗に外すようなスライディングをして見せた。
頭脳を駆使するまでも無い、圧倒的かつ明確に分かり切った勝負だった。

佳歩「勝った。勝ったけど……この拍子抜け感は……? 何だか、イヤな予感がしますけど……!」

実況が小田の全力プレーを絶賛する中、佳歩はせっせと聖徳ホウリューズの左サイドを突き抜ける。
しかしそこには佳歩の予感通り強大な紫色の影があった。

――スッ。

神子「小田君、良い足止めだった。これで私もタックル勝負に向かえるよ」

タッ…!

石田「松山……? お前、松山なのか……!?」

タッ…!

佳歩「――き、来ましたね。早速……!」

533 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:27:17 ID:qK4I4oJA

実況「ああ! ここで小田選手の執念の足止めが実ったか!
左サイドの石田選手に加え、トップ下の神子選手が並んでタックルに向かいます!
この最強布陣に対し、佳歩選手は絶対絶命だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

佳歩「(確かに神子さんは巧い! 気配だけでも只者じゃない雰囲気が漂ってます!!
けど……もう一人の方はやっぱり、さっきの人(小田)と殆どおんなじなような……?)」


先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更に突破成功! そして得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(聖徳のスローイン)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。

534 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:48 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 5 + 4 )=★

535 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:49 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 6 + 3 )=★

536 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:51 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハート7 )( 5 + 2 )=★

537 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:28:05 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤA )( 1 + 1 )=★

538 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:30:12 ID:???
★石田→タックル 43 ( ハート10 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 ( スペードQ )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=★

539 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:35:07 ID:???
>神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。

つまり手乗り天道・・・かわいくもなんともないな
にしてもやっぱ聖徳引きが怖いなー・・・まぁ今回こっちも高いけど

540 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:58:53 ID:qK4I4oJA
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 5 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=64★
★石田→タックル 43 ( ハート10 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=55
 神子→タックル 51 ( スペードQ )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=57★
≧2→佳歩、更に突破成功! そして得点チャンスだ!

石田「……松山ァァァァァァァァァァァアアッ!!」

ズザアアアアアアアアッ!

佳歩「なんのっ!」

クルンッ、スパァァッ!

神子「ほう。石田のタックルをこうも容易く」

佳歩「バカにしないでくださいっ! あんな勢いだけのタックルに、負けはしませんっ!」

神子「それは失礼。では――これならどうかな!」

シュ、クウッ、バギュウウウウウウウウウウウウッ!

実況「神子選手、石田選手への対応で足が止まった佳歩選手に対して、
容赦なく鋭く力強いタックルを狙います! その素早さはまさしく獲物を狩る鷹のよう!」

佳歩「……貴女が鷹だと言うならば。私は人になります! 空高く飛んだ貴女を撃ち落とす人間にっ!」

タッ、ピタッ。 ――バシッ!

神子「!?(急停止からのチップキック! 何という機転の早さだ!)」

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 00:01:06 ID:dtGoFRj6
実況「ああ〜! 神子選手の素晴らしいタックルに佳歩選手も耐える!
やけっぱちでボールを蹴り出して繰り出された脚を避け、そこから回ってボールキープ!
佳歩選手、神子選手にも負けていない『頭脳的なドリブル』で、聖徳ホウリューズの中盤を突破していきます!」

岬「(まさか、あの単純で騙されやすい少女に、あそこまでの機転と知恵が隠れていたとは。
しかし――神子様を抜いたところで、我々の守備は未だ盤石。さあ。君達はどうするつもりだ?)」

岸田「ヤベ、マジかよ。さーて、俺は何としてもストップしないとな……」

タッ……。

鈴仙「(佳歩が突破して、得点チャンスになった……けど。未だ得点には厳しそうね。
私の傍にはタックルに長けるという岸田君がいるし、
DF陣には万能DFの布都を中心に、ブロックに長けた高杉っていうスイーパーがいる。
そしてGKの川上も、流石に萃香さんとか程じゃないと思うけど、かなり強そう!
てゐも後ろに居るし。MF陣を待っていたら、神子が体勢を立て直したりしてくるかしら?

――で。具体的に考えられる手段としては、このまま試しに佳歩に『ラビットテイル』か一対一を狙わせるか。
それとも、ボールを貰った私が、岸田君を潜り抜けて『マインドエクスプロージョン』を撃つか。
あるいは、後方のてゐを待って、前線に来次第ボールを預けて『インビジブルデューパー』に賭けるか。
その三択だと思うけれど……今はどれが最適解かなぁ)」

A:佳歩に『ラビットテイル』を撃って貰う。
B:佳歩には一対一でゴールを狙って貰う。
C:自分(鈴仙)でボールキープしてから、『マインドエクスプロージョン』を狙う!(鈴仙のドリブル:52)
D:てゐを待って、『インビジブルデューパー』の発動に賭ける!
E:佳歩の判断に任せる。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

542 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:03:06 ID:TY6TjxKo


543 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:06:46 ID:VBfsz+BA
F 佳歩と鈴仙のワンツーで突破、佳歩の一対一狙い

544 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:07:01 ID:/Z7YZ68M
D

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 00:09:37 ID:???
Dに決まった! ……と、言った所で短いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。

余談ですが、ルナティックスメンバーの能力値が公開された事で、
昨日試しに鈴仙以外の選手の能力値を選択肢に表示させてみせましたが、手間だったので、今回はナシとします(汗)
能力値については、http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/747-756にあります。

>>539
空に指を突きたてずとも、自分の道が天の道そのものだよって感じですね。
技のイメージとしては大回りに回ってボールを掠め取る、スパイラルタックル的な感じだと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

546 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:42:04 ID:dtGoFRj6
D:てゐを待って、『インビジブルデューパー』の発動に賭ける!

鈴仙「(敵に盤石の体勢を作られちゃうかもしんないけど。それでもここは溜める!
そして――てゐが上がって来たら、『インビジブルデューパー』で仕留めるわ!)……佳歩!」

スッ、スッ!

佳歩「(あの合図は……!)――はいです、鈴仙さま!」

タッ! ……タタタッ!

実況「あ〜っと、佳歩選手はそのままシュートにも行かず、鈴仙選手にも渡さない!
左サイドを一番最後まで抉って、フィールド隅でのボールキープに努めます!
これはどうやら、中山選手に永琳選手、てゐ選手と言ったMFの上がりを待っているのでしょうか!」

神子「(――成程、分かり易い。『インビジブルデューパー』を狙っているのか。ならば私は――)」

タタタッ……ピタッ。

鈴仙「(あ、あれっ、止まった。てっきり神子は、パスカットやらタックルやらに来ると思ったのに)」

鈴仙は体勢を整えた神子が戻って来る事を覚悟して、佳歩に溜めの指示を出した。
しかし神子は予想とは違って動かない。代わりに、フィールドの中央に立った状態で一言勅を発した。

神子「皆の者、『和を以て尊しと為す』! そして敵のシュートを未然に防げ!」

聖徳ホウリューズメンバー「「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」」

タッ、グルングルン…………タタタタタッ………。

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:43:04 ID:dtGoFRj6
てゐ「あ、あれは……! またさっきのだ!」

中山「(トータルフットボール……の、ような形をした何かか。これは厄介だが……少し、不自然な点も見えたな)」

実況「ああ〜! しかしルナティックスの侵略に対し、聖徳ホウリューズは全員サッカーで迎え撃つ!
神子選手の合図を受けて、全選手が完璧な動きでボールとボールとのスペースを埋めていきます! そして〜!!」

布都「――皆の者、我はタックルに出るぞ! F番(佳歩)を真っ先に撃ち落とす!」

ダッ!

岸田「あっ、待て。俺はどうすりゃいい!?」

布都「お主は着いて行ける限りで構わぬ! だがとにかく、撃たせる前に取る。
それだけは神子様が言わずとも、肝要中の肝要じゃ!」

岸田「……ちぇっ。それってつまり、着いて来いってワケじゃないか」

……タタタタッ!

実況「岸田選手と布都選手が揃って、ルナティックスの前衛に向かってプレスを掛けていきます!
どうやら聖徳ホウリューズは、撃たせる前にタックルやパスカットで奪い取る心算のようです!」

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:45:15 ID:dtGoFRj6
鈴仙「(――むむむ。自分が上がるよりも布陣を整える事を優先したみたいね!
だけどそれなら、布都とD番(岸田)の猛追を避けて、今の局面を耐えてみせるのみよ!
でも、具体的にはどうやって耐える事ができるかしら。堅いのは佳歩のドリブル力を生かしたキープでしょうけど……。

無論出来るなら、てゐへのバックパスから、必殺パスを使って貰うのが理想だけど。
敵は当然、てゐの凄いパスを撃たれる前にタックルに行きたがるでしょうしね。
運が悪かったら、佳歩にボールキープさせるよりも不利な勝負になっちゃうかも。

――さて。ここはどう指示をしようかな……?)」

A:「佳歩、ドリブルでボールキープよ!」
B:「佳歩、てゐとのワンツーで耐えて!」
C:「佳歩、私とのワンツーで耐えるわよ!」
D:「てゐに渡して! てゐのボールキープ力に期待しましょう!」
E:「てゐに渡して! 『エンシェントデューパー』を出して貰って、私が即打ち返すから!」
F:佳歩の判断に任せる。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

549 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 23:49:43 ID:pIYqLvyg
A

550 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 23:53:25 ID:6RWGHSM2
A

551 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:16:42 ID:br59Feqg
A:「佳歩、ドリブルでボールキープよ!」

鈴仙「(……物部布都は守備において万能。岸田とかいう奴はタックルに長けたDF。
でも――佳歩のドリブルだって決して負けていない。だったらここは……!)
――佳歩、このままボールをキープしてて!」

佳歩「はっ、はい! 分かりました!」

タッ……シュッ、ククッ……!

布都「ふむ。逃げぬとは勇気のある奴だ!」

岸田「刈らせて貰うぜ。この俺の『シャークタックル』で!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「佳歩選手、布都選手達の猛攻も恐れず果敢にボールキープを続けます!
ここで耐え凌げば、ルナティックスは一気に大チャンス! しかし、聖徳ホウリューズの布陣も盤石です!
前半も間もなく10分を越えようとしている中、軍配が上がるのはどっちだ〜!!」

佳歩「……くっ。ま、負けないんですから……!」

タッ!

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:18:37 ID:br59Feqg
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★布都→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 岸田→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ボールキープ成功! そしててゐにボールが渡り……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(大丸がフォロー)(高杉がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
布都のマークがダイヤ・ハートの時、「太乙真火(+2、吹飛4)」が発動します。
岸田のマークがクラブ以外の時、「シャークタックル(+2、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:20:12 ID:br59Feqg
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆様、本日もお疲れ様でした。

554 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:20:30 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )=★

555 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:20:44 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハート10 )( 1 + 1 )=★

556 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:21:28 ID:???
★布都→タックル 52 ( ダイヤK )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 岸田→タックル 53 ( クラブ10 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 22:42:58 ID:br59Feqg
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(直情的なドリブル+3)=60★
★布都→タックル 52 ( ダイヤK )( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(太乙真火+2)=63
≦−2→聖徳ボールに。

佳歩「でりゃーーーっ!」

ダダダダダダッ!

実況「佳歩選手、果敢に『直情的なドリブル』で突っ込んでいく! ですが……!」

布都「その程度の激情で、我の熱情が消せるかァ! 炎符・『太乙真火』!」

バシュンッ! ゴオオオオッ!

佳歩「ふぃ、フィールドが燃えた! まるで妹紅さんみたい!」

布都「ふはははー! かつて中臣家に風水術を授けたのは我らが物部よ!
この程度造作も無いわ! ――くらえええっ!!」

ゴォッ、バギュゥゥゥゥゥウウウウッ!!

佳歩「キャァッ!」

実況「布都選手も負けてはいない! そのあまりのパワーとスピードによる摩擦力でフィールドに火柱を発生させながら、
佳歩選手からボールを強引に奪い取ります! 永遠亭ルナティックス、攻撃失敗か〜〜!?」

558 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 22:47:21 ID:br59Feqg
神子「良くやった、布都。さあ、ボールを前へ!」

布都「ええ、太子様。 我にお任せを!」

グワァァァァッ……!

実況「ボールを奪った布都選手、ここは大きくフィードの体勢を取ります!」

鈴仙「くっ……!(布都は佳歩を追って、コーナーギリギリの位置にまで来ている。
ペナルティエリア手前でてゐのパスを待っていた私が布都に追いつくのは難しい。
得意のかけっこを最大限に駆使して全力ダッシュしたら、追いつかない事もないかもだけど……。
完璧に追いつく確率は大体4回に1回、ってトコかしら。
ここは仕方ない、攻撃失敗だと割り切るしかないかな……!?)」

A:あきらめん。あきらめん。あきらめんと言ったらあきらめん! タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)※ガッツ80消費
B:まだ慌てるような時間じゃない。タックルに向かわず、次の攻撃に備え体勢を整える!
C:「てゐー! あんたも頑張りなさいよー!」てゐに頑張らせてみる。
D:その他 自由選択枠 A+Cも出来ます。


鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Aを選んだ場合、1/4で万全の状態でタックルに行けます。1/4で体勢を大きく崩した状態でのタックルになります。
 1/2でタックルに行けず失敗します。

559 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:48:36 ID:QfExveEA
A

560 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:49:51 ID:kisuL5hQ


561 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:52:43 ID:1ML+z4Vg


562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:11:38 ID:br59Feqg
A:あきらめん。あきらめん。あきらめんと言ったらあきらめん! タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)※ガッツ80消費

鈴仙「――いや。諦めてなるもんですか! 早々に試合を同点に出来るこのチャンス! 絶対に見逃しはしない……!」

タッ……ビュンッ!

実況「鈴仙選手、ペナルティエリア手前から左コーナーへと全力疾走!
自慢の足の速さを活かしたがんばりあふれるプレーです!
しかし対する布都選手はボールを蹴り出す寸前! 果たして間に合うのでしょうか!?」

鈴仙「間に合うかどうかじゃない……間に合わせるのよ!」

神子「(――理解できんな。そんな不合理で甘い筋で、私達に勝とうとでも思っているのか……?)」

布都「ふんっ! 今さら貴様が来ても遅い事よ! 我の想いこそが勝つ!」

てゐ「(ちいいっ。あいつ等の所業を腹立たしいとか思っていながら、打算溢れる私は無駄だと思って走れなかった……!
――こうなりゃしょうがない。鈴仙、私の分まで走っとくれよ)」

先着1名様で、

★がんばりダッシュ→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→佳歩「―――!」ビュンッ! 佳歩が鈴仙よりも早く高速でタックルに向かっていた!
ダイヤ→体勢を崩す事なく、鈴仙は布都にタックルへ向かう!
ハート→体勢を大きく崩し転倒! しかしそれでもがむしゃらにタックルへ向かう!
スペード・クラブ→全力のダッシュも虚しく、布都はボールを前線へと蹴り出した。
クラブA→鈴仙「あいたっ!」鈴仙、フィールド上の小石にぶつかり転ぶ。ガッツが更に−20!

563 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:12:22 ID:???
★がんばりダッシュ→ スペード2

564 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:27:32 ID:???
まあガッツ余らせてもしかたないと割りきろう
それにプレッシャー与えられるかもしれないし

565 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:29:04 ID:br59Feqg
★がんばりダッシュ→ スペード2 ★
スペード・クラブ→全力のダッシュも虚しく、布都はボールを前線へと蹴り出した。

鈴仙「ま、間に合え……っ!」

タタタタッ……!

布都「間に合って堪るか! この世は娯楽劇では無い! 都合良く奇跡は起こらぬし、意地で道理は覆らん!
つまりは、我の太子様への想いこそが最強という事だーーーーっ!」

佳歩「な、何ですかそれ。結局それも意地みたいなものじゃない!」

布都「ま、まあ……そうとも言うが。 細かい事は気にするな! つべこべ言わんと黙っとれ!
……そりゃーーーーー!!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

鈴仙「――くうっ! ま、間に合わなかった……!」

神子「(当たり前だ。確かに布都の弱点であるオフェンスを突く事自体は有効かもしれんが。
それに固執し自ら消耗していくのは、本末転倒の愚行だろうに)」

実況「鈴仙選手の努力もむなしく、布都選手! 大きく前へとボールを打ち上げた〜〜!
中盤へと上がっていくボールは、神子選手と石田選手が守りに戻っていたために取れず。
必然的にボールは……中央に寄り気味の右サイドハーフ、岬選手がトラップ!
そしてそのまま、ボールを前線へと繋いで行こうと、大きくその右脚を振りかぶり〜〜!」

岬「――通す!」

グワァァッ、バギュウウウッ!

566 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:31:05 ID:br59Feqg
永琳「――サイド際へのパス、か。巧いわね」

中山「(岬。やはりお前も実力を上げていたか! しかし、俺は負けんぞ……!)」

岬「(……さて。これは厳しい面子に好かれちゃったな。まあ良い。ここは通れば儲け。零れ球に出来れば上等さ)」

先着2名様で、

★岬→グリーンカットパス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★永琳→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(聖徳のスローイン)(大丸がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳のマークがダイヤで「天網蜘網捕蝶の法(+2)」が発動します。
中山のマークがダイヤ・ハートで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。

567 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:01 ID:???
★岬→グリーンカットパス 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )=★

568 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:24 ID:???
★永琳→パスカット 52 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 中山→パスカット 53 ( クラブA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:32:39 ID:br59Feqg
すみません、記載が漏れていましたが…。
*神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
*全力疾走したので、鈴仙のガッツが減少します。950→870

570 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:51 ID:???

★岬→グリーンカットパス 54 ( ハート6 )( 3 + 1 )=★

571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:28:20 ID:g7O751QI
★岬→グリーンカットパス 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )=62★
★永琳→パスカット 52 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(天網蜘網捕蝶の法+2)=60
 中山→パスカット 53 ( クラブA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして聖徳のスローイン

ギュウウウウウウウウウウウウッ!

永琳「(――あのパスは恐らく、バウンド時に軌道を大きく変えるタイプ。ならば、地面に辿り着く前に奪うべきね)――それっ!」

バッ! フワァッ………。 スカッ!

永琳「!」

岬「その程度の小手先では、残念ながら通用しないよ!」

中山「ならば。小手先では無く、正攻法で挑ませて貰おうか!」

ダッ! ――バシィイッ! コロコロコロ……。 ―――ピィイイイッ!

中山「くっ、スローインか!(岬の奴。あの豊聡耳神子には一歩及ばんにしても上手くなっている!)」

実況「岬選手の強烈な軌道を描くパスに、ルナティックスでは文句なしの最大戦力トップ2であろう、
中山選手と永琳選手すらもが手も足も出ません! 中山選手は辛うじてボールに足を付ける事ができましたが……。
しかしそれでも漸く、ルナティックスはボールをサイドアウトさせる程度しか出来ません!」

鈴仙「(本当に厄介ね、あの岬って言うのも……! ――でも、スローインだったら、取りあえず試合は落ち着くかしら?)」

聖徳ホウリューズのゴール近くで、中山と永琳のプレーを見ていた鈴仙は、
この時聖徳ホウリューズの高い実力に苛立ちを覚えながらも、ひとまずは安心していた。
確かにボールは聖徳ホウリューズのままであるが、神子など危険な選手に渡った訳でも無く、スローインである。
スローインならばこちらも体勢をある程度整えられるため、状況は多少はマシになる。そう思っていたのだが――。
この状況を舌なめずりして喜ぶ奸雄が一人、聖徳ホウリューズに所属していた。

572 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:29:42 ID:g7O751QI
高杉「グフ、グフフ……! この時を待っていたぞ……! さあ神子様! 我にご指示を!!」

神子「息が臭いから、そう近づくな。……しかしお前の言う通り、ここは絶好の機会だな。
世界に、国内に、そして友人に忘れられた貴様が、今ここに居るという証。我が元で明かして見せよ」

高杉「ハッ!(――ケッ。小娘風情が偉そうに。まあ今は気分良くさせてはいるが、コイツの次は俺の天下だぞ……?
今や若林さん、いや若林をも超えた、神の力を得た俺のな……グフフ、グフ、グフフフフフ……!)」

神子「(野心だけは人一倍強いが、それに至るまでの努力が足りなさ過ぎる。
うんざりする位見慣れた類の欲だ。まあ、こういう手合いの方が捨て奸には相応しいか)
――皆、今のうちに勅を解いておきなさい」

聖徳ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

神子がメンバーに指示を出している様子を横目で見ながら、スローインの指名を受けた高杉は、
自分がその神子にどれだけの低評価を付けられているかにも気づかず、嬉々揚々としていた。
次のプレーで、自分は世界に復讐できる。そして、自分が世界の王となる。
そんな荒唐無稽な神子のお伽噺を、彼は誰よりも一番純粋に信じていた。 ――そして。

ピィイイイッ!

実況「さあ! スローインのホイッスルが鳴りました。ボールをスローイングするのは、高杉選手、です、が……!?」

ダダダダダダダダ!


高杉「うおおおおおおっ! 俺は生きてた! 俺は……今ここに生きているんだぁぁぁぁ!!」


ドーン、ドーーーーン、ドーーーーーーーーーンッ! グルンッ! グルグルグルッ!

鈴仙「……ん? 何? この音は……!?」

573 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:31:54 ID:g7O751QI

ホイッスルの後、鈴仙が右サイド中央付近を振り返ると。
――ボールを持った高杉が、長い長い助走を付けながら数回回転しつつ、サイドラインへと猛進していた。
この行為が一体何であるか、鈴仙には当初分からなかったが――彼はどうやら、『スローイン』を行うつもりだったらしい。
彼はラインギリギリの位置でピン、と空中で体勢を伸ばして真っ直ぐになり。
そしてそのまま、真っ二つに割れん勢い大袈裟な動きをしてから――最後に、そのボールを投擲した。

――ドギュルルルルルルルルッ!

パスカル「な、何だ。今の……! あれが、スローインだと言うのか!!?」

妹紅「で、でも。ボールがどんどんこっちに向かって来てる! どうしよう……!?」

より間近な位置で見ていたルナティックスメンバーは早々に気付いていた。このスローインはおかしい事を。
いよいよ前線・ペナルティエリアの高空まで飛んでいくボールの姿は明らかに、単なる試合の再開手段では無く――。

小田「………!」

屠自古「来たか。決められる時に、何点でも決めさせてもらおう」

ダッ! ババッ!

慧音「(……これは。直接私達のゴールが……狙われて、いる!?)」

鈴仙「(――そ、そんな! いきなりサイドからゴール前にボールを飛ばすだなんて、ムチャ過ぎるわ!
しかも聖徳ホウリューズの前線にはほぼ消耗無しの小田君と、消耗はあるけど鬼にも負けないシュートを撃てる屠自古。
どっちにボールが来てもおかしくない連中が揃っている!
どうしよう。ここはどっちを特に警戒すべきなのかしら。小田君の方が御しやすそうではああるけれど、
いざ通してしまったら、その分屠自古の必殺ヘディング――『ガコウジサイクロン』の危険度が増すし……!?
――と、というか。本当に神子はここでゴールを狙っているのかしら? 攻め疲れも見えて来そうな気もするけど……!?)」

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:34:05 ID:g7O751QI

鈴仙は慌てながらも、凄い勢いで飛んで行くボールを前に、チームメンバーに対しこう指示を出した。

A:スルーや奇襲に備えて、小田をマークして!
B:直接狙いに備えて、屠自古をマークして!
C:聖徳は本当にゴールを狙って来るだろうか? 前線より中盤を警戒して!
D:高杉はネオローリングスローによる直接ゴールを狙っているのでは? 姫様頑張って!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:870/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*すみませんが、どちらにも警戒しない(どっちにも警戒する)というのは今回ナシでお願いします。
 Eでそうした旨の選択が選ばれた場合、自動的にB(屠自古を警戒)として扱います。

575 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:36:43 ID:???
勝負どころだと是非トータルフットの効果を使いたいところだけど実際は解いているからC?

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:36:55 ID:g7O751QI
……と、言った所で今日の更新はここまでです。
今回、聖徳チームは高杉のスキル・ロングスローパワー20倍により、
スローインを直接セットプレイに持ち込んでいる形となります。普通はこんなのできません。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

577 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:36:58 ID:QeR38Y2Q
C

578 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:40:19 ID:???
スローインから直接ゴールした場合は得点にならずゴールキックになるウサ

乙なのです

579 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:42:07 ID:pMQG8KNo


580 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:42:40 ID:g8pOwNC+
E守備陣はゴール前付近に待機!下手にマークしても裏をかかれるだけよ!

581 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 01:08:32 ID:0qQfuQ7w
A

582 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 23:11:39 ID:???
輝夜ファンは必見です
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9708343
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9847553
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18709175




うん、かぐや姫だけどね

583 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 23:28:03 ID:???
カグーヤ王女バイバーイ!

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:30:24 ID:UbMhtnEM
こんばんは、ほんの少しだけ更新していきます。
>>578
乙ありがとうございます。いわゆる罠選択肢ですねw
>>582-583
見てましたけど姫様と桃鉄CPUのかぐや姫って似てますね。けっこう強いところとか、貧乏神(ブルノさん達)が大嫌いな所とかw
しかし姫様すらこうも借金まみれだったら、不渡り手形が大変な事になりますね。

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:32:47 ID:UbMhtnEM
C:聖徳は本当にゴールを狙って来るだろうか? 前線より中盤を警戒して!

鈴仙「(……いや。おかしい! 幾ら拾ったスローインとはいえ、ここまで積極的に攻めて来るものかしら?
ただでさえ、聖徳ホウリューズのシューターは限られていると言うのに。ひょっとして――)皆! ここは……!」

サッ、ササッ!

妹紅「(ん? 鈴仙のサインだ。何々……)」

慧音「(ダイレクトシュートだけじゃなく、バックパスにも気を付けて……か。
成程、普通では考え難い方向ではあるが――)」

ウサギB「(確かに今の聖徳ホウリューズは、本気で攻めに行ってるようには見えない。
どんなリスクがあるのか分からないけれど。本気で攻めるんだったら、便利過ぎる布陣
――『和を以て尊しと為す』を封じる訳が無いんだから!)……分かりました、鈴仙さま!」

タッ……!

神子「(うん……? 思ったより執拗に小田や屠自古をマークして来ないな。
ボールは前に置きたいが攻め疲れは避けたいという、私の真意に気付いたか)」

実況「ルナティックスのDF陣、高杉選手のサプライズプレーを前にしてもひるまず、
冷静に前目で陣形を維持しております! ですがボールは今! 今、小田選手の方向へと渡りまして……!?」

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:34:14 ID:UbMhtnEM
小田「…………」


先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→スローインされたボールはルナティックスのゴールを突き破る! 凄いけどこっちのゴールキックだ!
ダイヤ・ハート・スペード→鈴仙の読みは的中! 小田はボールを後方へと送りだすが、そこには慧音とウサギBが!
クラブ7以上→鈴仙の読みは外れ、小田が直接狙っている! しかしブロック体制は充分だ!
クラブ2〜6→鈴仙の読みは外れ、小田がスルーに向かう! クリアへ行けるのは妹紅一人だけ!
クラブA→鈴仙の読みは大ハズレ! DF陣は全く対応できない中、小田はボールをスルー。
       輝夜がバランスを崩した状態で、屠自古がダイレクトシュートに向かう!

587 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:35:28 ID:???
★ボールの行方→ スペード3

588 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:35:34 ID:???
ハリケーンボンビーが一番嫌いでした(俺を巻き込むんじゃねぇ!)
★ボールの行方→ クラブ4

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:44:05 ID:UbMhtnEM
★ボールの行方→ スペード3 ★
ダイヤ・ハート・スペード→鈴仙の読みは的中! 小田はボールを後方へと送りだすが、そこには慧音とウサギBが!

小田「…………!」

パシッ。ポーン!

実況「あっと小田選手、ここはスルー……では無く! ボールをダイレクトに右後方へと押し戻しました!
そしてそこには本間選手が! どうやら聖徳ホウリューズ、ここは攻めるよりも時間稼ぎに向かっていたようです!
しかし………!?」

慧音「――これは凄い。鈴仙の予想通りになったな」

ウサギB「今のはデータでも読み取れませんでした!」

タッ。バッ! ババッ!

小田「……!!」

実況「なんと! 小田選手のバックパスはある程度読まれていたのか!
そこには前目の位置でブロックに備えていたウサギB選手。そして慧音選手がパスカットにも動ける体制に!
小田選手、ここは何とか乗り切れるか〜〜!?」

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:45:38 ID:UbMhtnEM

先着2名様で、

★小田→パス 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウサギB→パスカット 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がフォロー)(つかさがフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 玉(+2)」が発動します。

591 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:47:32 ID:???
★小田→パス 45 ( スペード5 )( 2 + 5 )=★

592 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:47:34 ID:???
★小田→パス 45 ( ダイヤ6 )( 6 + 2 )=★

593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:47:45 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はこれだけです。
明日はたくさん更新出来ればいいなぁと思っています。(出来るとは言ってない)
>>588
私はブラックボンビーが一番印象深いですね。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

594 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:49:50 ID:???
★ウサギB→パスカット 45 ( クラブJ )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=
 慧音→パスカット 50 ( クラブ2 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

乙なのです

595 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 14:52:44 ID:???
ヒャメロー

596 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:45:30 ID:UbMhtnEM
こんばんは、更新を再開します。
>>594
乙ありがとうございます!
>>595
ヒャメロー

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:47:08 ID:UbMhtnEM
★小田→パス 45 ( スペード5 )( 2 + 5 )=52★
★ウサギB→パスカット 45 ( クラブJ )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=56
≦−2→ルナティックスボールに。

ウサギB「――そこっ!」

バシッ!

小田「…………」

実況「おしいっ! 小田選手のバックパスは事前に動きを察知していたウサギB選手により掠め取られた!」

慧音「でかした、ウサギB!」

ウサギB「はい!(だけど、のんびりしていたら豊聡耳神子や岬太郎が飛び出して来る!
ここは兎に角前へ。少しでも早く前へ――!)」

グワァァッ、バゴオオッ!

実況「そしてウサギB選手は間髪入れずに前方へとパス!
今試合右寄りのDFとして出場しているウサギB選手の前方とは即ち……右サイドハーフの八意永琳選手!
これが通ればルナティックスは再び攻勢に出られそうですが……!」

本間「俺のサイドアタックは、カウンターにも役立つ!」

バァァッ!

実況「サイドアタックに定評のあるウインガー、本間選手がパスカットに向かう!
ここを止めれば聖徳ホウリューズは大きく有利ですが、果たして〜〜〜〜!?」

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:50:16 ID:UbMhtnEM
ウサギB「(この前の試合。てゐ様とのワンツーで掴みかけた特別なパス感覚。あれをもう一度使えれば――!)」

先着2名様で、

★ウサギB→パス 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★本間→パスカット 41 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妹紅がフォロー)(慧音がフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

599 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:50:58 ID:???
★ウサギB→パス 46 ( ハート5 )( 4 + 3 )=★

600 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:51:31 ID:???
★本間→パスカット 41 ( ハート5 )( 4 + 3 )+(サイドアタック+2)=★

601 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:58:25 ID:???
えっと、サイドに居ればとりあえず全ステ+2って解釈でいいんですか?

602 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:59:42 ID:???
サイドアタックなのに守備でも使えるの?

603 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:06:19 ID:???
本編の滝君もサイドアタックで全能力+2されてますよ

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:08:38 ID:UbMhtnEM
>>601-603
本スレ準拠です……と思っていましたが、
今確認したら能力値公開スレだと(ライン際でボール『所有』時のみ、全能力+2)になっていますね(汗)

ただ、本間と同じスキルを持っているお燐は、能力値公開(http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1423234639/933)にて
スキル・サイドアタック○(ライン際に居る時、全能力+2)という能力を持っているとしており(○の有無は関係ありません)、
本間の能力値は、『サイド際で全能力+2』という想定で設定したこともあるので。

とりあえず、この試合中は申し訳ないですが『ライン際に居る時、全能力+2』と扱わせて頂きます。
この辺りについては、第一部終了後にでも、ルール変更させて頂こうと思います。
私の勘違いが理由なので申し訳ないですが、ご理解願います。

605 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:10:12 ID:???
この勘違いも鈴仙って奴の仕業なんだ

606 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:12:02 ID:???
本間「俺の人生ライン際なんだ!文句あっか!」
ゆるすしかねえ

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:30:22 ID:UbMhtnEM
★ウサギB→パス 46 ( ハート5 )( 4 + 3 )=53★
★本間→パスカット 41 ( ハート5 )( 4 + 3 )+(サイドアタック+2)=50★
≧2→永琳、パスキャッチ。

バシュルルルッ……スカッ!

本間「そ、そんな! 俺のサイドアタックは最強なのに!?」

ウサギB「幾らライン際の動きが巧いからって。それだけで、サッカーはできません!
っていうか、パスカットだったらサイドアタックじゃなくて、サイドディフェンスじゃないですか?」

実況「ウサギB選手の精密なパスに、本間選手は速度で対抗しますが……だが届かない!
ボールは前方の永琳選手へと渡ってしまいます!
前半13分、今度こそルナティックスは1点のビハインドを返す事ができるのでしょうか〜!!」

神子「(――流石にこれは不味いか)――岬、私は勅を出す。そして……ここは『必ず取れ』」

岬「(……………!)――はい。分かりました。太子様」

サッ! ――タッ、グルングルン…………タタタタタッ………。

永琳「(また例の布陣――『トータルフットボール』もどきの全員サッカー。
それは良いとして、二つ程不可解な点があるわね。
一つは、一向に岬君に加勢しない豊聡耳神子。そしてもう一つは――)」

岬「――頼むから、僕を恨まないでくれよ? 僕はただ皆と楽しく、サッカーをしたいだけなんだ」

タタタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

永琳「(――どうして彼はよりによってこの私に対し、こうも分かり易い悪意をぶつけているのか……ね)」

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:31:59 ID:UbMhtnEM
先着2名様で、

★永琳→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→ダーティディフェンス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岸田がフォロー)(大丸がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハートで「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳のマークがスペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
岬の「ダーティディフェンス」はクラブの時失敗し、強制的に反則を取られます。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

609 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:32:59 ID:???
★永琳→ドリブル 54 ( スペード7 )( 2 + 3 )=★

610 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:35:59 ID:???
★岬→ダーティディフェンス 54 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )=★

611 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:40:19 ID:???
岬「俺は天才だ!」(CV:土師孝也)
永琳がヘタれればアミバ対決になる、なる!

612 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:58:05 ID:???
これが893ディフェンス

613 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:00:20 ID:???
893なら接触時顔面にパンチをこっそり入れる+相手が反則になるからまだまだ甘い

614 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:02:22 ID:???
岬神と福西、ジュビロ繋がり

615 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:04:49 ID:???
師匠も強いはずなのに、最近圧倒的な存在感を出せてないね
それだけ相手も強くなっているということだろうけど

岬「そうだ。マリーシアとダーティディフェンスを組み合わせれば最強じゃないか?」(無理です)

616 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:07:48 ID:???
岬「そうだ。これからマリーシアの時は! zangeで判定しよう」

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:14:33 ID:iBouIFOo
★永琳→ドリブル 54 ( スペード7 )( 2 + 3 )+(月面ドリブル+3)=62★
★岬→ダーティディフェンス 54 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )=64★
≦−2→聖徳ボールに。

この時の永琳には、神子の挙動を観察していた事で一瞬の隙が生じていた。
それは時間にしてわずかコンマ数秒程度の隙だったが、
周囲の空気を読み取る事に長けた岬は、その隙とも言えぬ僅かな瞬間を読み切っていた。

岬「(ダーティディフェンスは本来僕が好むプレイでは無い。
リターンに反してリスクが大きすぎるし、何よりも僕の美学――誰からも嫌われない――に真っ向から反する。
でもその実、もしも僕がこのプレーを始めたとしたら。僕はことダーティプレーに掛けて誰にも負けない自信がある!)」

周囲の好意を得る為には、逆に言えば周囲の悪意を避ける必要がある。
故に、周囲から好かれていた彼は、自身への悪意に対するコントロールにも長けていた。
だから、この僅かな隙で永琳の服をサッ、と引っ張り――

スッ……。 ……グィッ!

永琳「……!(やはり来たわね……)」

岬「――さよならだ、月の女神様!」

タッ、スパァァァァァァァァァァァァァァンッ!!

618 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:15:36 ID:iBouIFOo
実況「あ〜〜〜っと! これは大物食いだ〜〜〜!!
岬選手、華麗なタックルでなんと! 永琳選手の変則的で天才的なドリブルを軽々突破〜〜!!
これは凄い! 天才・八意永琳が見る方もありません!
やはり時代は今、聖徳ホウリューズに来ているのでしょうか〜〜〜〜〜〜〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「岬様ー! カッコいいー!」「お前は人間の誇りだ、岬!」「華麗なプレーだったね!」「おれならとれたな(ハンド)」

永琳「くっ……!(私は一体。今まで何度姫様の顔に泥を塗って来た事だろうか……)」

岬「(……はぁ。今のプレーの怪しさにも気づけない、国内以上に見る目の無い観客も気になるけれど。
でも、今はとりあえず喜んでおこうかな)――さあ、取りましたよ、神子様」

神子「当然だ。私はこの結果を予期していたよ」

岬「それはどうも。……では、当初の手筈通り」

バシッ……。

神子「ああ、そうだ。我々は優美な敗北など望まんさ。如何なる手段を以てしてでも、勝つ事にこそ、意味があるのだからね。
……それっ、石田! ここからはパスワークで様子見だ!」

バシッ……。

石田「分かった、松山……!」

バシッ……。

実況「そして聖徳ホウリューズは、手堅いパス交換で試合を落ち着かせに向かった!
1点のリードを貴重に守り切る手堅い戦術はまさしく一流の証!
今大会が初出場のチームではありますが、まるで王者の戦いだ〜〜〜〜!!」

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:17:16 ID:iBouIFOo
鈴仙「な、何が王者の戦いよ……! 私達が同じ事をやったら卑怯だとかセコいだとか言うクセに!」

てゐ「鈴仙、怒っちゃいけないよ。相手はすべからく、ウチらをイラつかせる為に動いてると思った方が良いね」

鈴仙「で、でも。こうやって1点のビハインドがある状態でパスワークをされたら、実際堪ったモンじゃないわよ……!」

永琳を刈り取り、安定してボールを得た聖徳ホウリューズは、中山を避けながらのパスワークに向かっている。
聖徳ホウリューズは攻め疲れているとする、先のスローインにおける鈴仙の予想は的中していたのか、
彼らは前線でボールを得ても、ひたすらに辛抱強くボールを離そうとしない。

鈴仙「(――てゐはああ言ってるけれど。このまま時間を稼がれたら困るような気がするなぁ。
今の局面、相手は得意の布陣――『和を以て尊しと為す』をキープしたままだし。
多分全力で時間を稼ぎたいんだろうなぁ、ってのがミエミエね……)」

――鈴仙はキャプテンとして考える。今のもどかしい局面をどうすべきか。
相手の様子を見て綻びが生じるのを待つのか、それとも、積極的にパスカットやタックルに向かって、
限られた時間を最大限有効に使おうとするか。

鈴仙「(聖徳ホウリューズは一芸特化の選手が多いチーム。
このまま放置していてもいずれスキは生じるでしょうけど、神子と岬の能力を舐めてはいけない。
積極的にボールカットに行くって言うのは一見軽率だけど、相手にとって圧力を掛けるという効果もある。
ここはどんな風に指示を出すべきかしら――?)」

A:ここは待ちだ。パスワークを静観し相手が隙を見せるのを待つ。
B:ここは攻めだ。パスワークに積極的に割り込み、果敢にボールを奪っていく。
C:ここは判定だ。ダイヤ・ハートが出たら待ちで、スペード・クラブが出たら攻めにしよう。
D:ここは奇策だ!姫様にオーバーラップを指示し、11対10で支配力を高める!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:870/970 (参考)鈴仙のタックル:50、鈴仙のパスカット:49

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

620 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 01:20:10 ID:2GwL14+o
B

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:24:35 ID:iBouIFOo
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>605
すみません、私のせいです(汗)
>>606
そういえば某スレの鈴仙も人生ライン際だったりしましたね…w
最近の東方界隈での活躍を見るに、大分ラインから持ち直した気がします。
>>611-616
岬君の場合、ヤクザというかはもっとセコいイメージですね。スリとか引ったくり的な。
永琳は依然かなり強くはありますが、某ジェイガンさん的なイメージもありますね。
岬のマリーシアは百八式まであります。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

622 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 01:47:54 ID:7a76oPcM
E タックルに行くために近づくと同時にDFラインも少しずつ上げてオフサイドを狙ってみる

623 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 02:26:04 ID:y4DAm4C6
B

624 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 19:41:04 ID:???
ん?なんだ?観客席に裂けたポストが置いてある
乙ロット

625 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 01:43:46 ID:ILFAIxGk
こんばんは、仕事やら付き合いで帰りが遅くなりましたが、ほんの少しだけ更新します。
>>624
乙ロットありがとうございます。レナート君は補正のお蔭で今はすっかり元気です。

626 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 01:46:01 ID:ILFAIxGk
B:ここは攻めだ。パスワークに積極的に割り込み、果敢にボールを奪っていく。

鈴仙「ううん。ここは攻めよ! 皆、パスワークに積極的に割り込んで行って!
少しでも聖徳ホウリューズのペースに持ち込ませないようにするの!」

てゐ「成程ね、イラつく前にイラつかせる作戦か」

パスカル「決して分の悪い手だてでは無い。そうさせて貰うか!」

中山「分があるかどうかは置いといても、俺としては嫌いな作戦じゃないな!」

バッ! ババッ!

実況「ああ〜! ですが鈴仙選手率いる永遠亭ルナティックス、ここは若さあふれる決断!
キャプテン指令で、チームメイトを積極にプレスに掛けさせ、最小限度の時間でボールを奪い返します!
果たしてここは、聖徳ホウリューズの連携が勝つのか! それとも、永遠亭ルナティックスの意地が勝つのか〜!?」

先着2名様で、

★聖徳のパスワーク→! dice★(数値分だけ追加で時間経過)
★パスワークの状態→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER・クラブA→輝夜「とるっ!」神子のパスを姫様がパスカットに! ルナティックスのゴールはカラッポだ!
ダイヤ→岸田のドリブルを鈴仙がタックルに!
ハート→神子のドリブルを中山がタックルに!
スペード→岬のパスを鈴仙とパスカルがパスカットに!
クラブ→石田のパスをてゐと佳歩がパスカットに!

627 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 01:47:43 ID:???
すみません、やはり眠いので今日の更新はこれだけにします(汗)
続きはまた明日にゆっくりできればと思います。

628 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 01:49:08 ID:???
★聖徳のパスワーク→ 5

629 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 01:50:32 ID:???
★パスワークの状態→ ダイヤ10
乙です、無理はなさらずに

630 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 13:31:24 ID:???
>輝夜「とるっ!」神子のパスを姫様がパスカットに! ルナティックスのゴールはカラッポだ!
まんまレナートじゃんw

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:02:01 ID:ILFAIxGk
こんばんは、今日も更新していきます。
>>629
乙とお気遣いありがとうございます。
お蔭さまでいつも、無理の無い範囲で楽しくやらせて頂いております。
>>630
レナート君は今も姫様の心の中で生き続けています。(※死んでません)

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:03:01 ID:ILFAIxGk
★聖徳のパスワーク→ 5 ★
★パスワークの状態→ ダイヤ10 ★
ダイヤ→岸田のドリブルを鈴仙がタックルに!

バシッ、バシッ、バシッ!

鈴仙「――攻める! と意気込んだは良いものの、統率が取れたパスワークねぇ……」

積極的にプレスに向かう事を選択した鈴仙達だったが、
1秒でも時間を稼ぎたい――1点のリードを守りたい聖徳ホウリューズのパスワークは想像以上に堅牢だった。
鈴仙やパスカル、中山に永琳と言った守備力の高いFW・MFを中心にタックルやパスカットへと向かおうとするも、
そもそもチャンス自体がもらえない事が多く、鈴仙達は結果として5分もの時間を聖徳ホウリューズに預けてしまう。
もしもパスワークを静観する事を選んでいたら、鈴仙達は更に多くの時間を浪費していたかもしれない。
だがしかし、そんな懸命なルナティックスの動きもあって、いよいよ聖徳ホウリューズのパスにも綻びが生じる。
前半も半ばを過ぎた20分、石田から岸田へのバックパスが行われた時だった。

バシュルルル……バシッ、ポロン……。

岸田「あっ、しまった! よっとと……」

タックルは一流の技能を持ちながらも、それ以外の技術はかなりの稚拙さを魅せる岸田が、
そのパスをトラップしきれず、前方へと零してしまったのである。
彼は慌ててボールに駆け寄り、結果としてボールを再び所持する事には成功したのだが。

鈴仙「(来た! チャンスが! 今なら――)でぇぇぇえええい、スキありよ〜〜〜!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

岸田「し、しまったァ!?」

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:05:20 ID:ILFAIxGk
実況「ああ〜〜! 岸田選手、足元から僅かに零れたボールをフォローしたは良いが。
そこはルナティックスのセンターフォワード・鈴仙選手の眼の前だった〜〜!!」

――鈴仙は偶々岸田の傍にてタックルの隙を伺っていた。
精神的に成長したとはいえ、臆病さが依然残る彼女であっても、流石にこのチャンスを見逃す筈が無い。

鈴仙「(ここで――聖徳ホウリューズのゴール前でボールを取れれば、一気に得点チャンス!
そして反則さえ取られなければ、私は今回、ほぼ確実にボールを取れる筈! 集中、集中するのよ……!)」


先着2名様で、

★岸田→ドリブル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岸田、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(岬がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

634 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:05:59 ID:???
★岸田→ドリブル 43 ( ハート6 )( 5 + 6 )=★

635 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:08:12 ID:???
★鈴仙→タックル 50 ( クラブ9 )( 3 + 1 )=★

636 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:08:27 ID:???
★鈴仙→タックル 50 ( スペード6 )( 2 + 3 )=★

637 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:14:15 ID:???
7差にダイヤ必殺、スート一致スキルあってこれとかwwwwwwwwwwwwww

638 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:28:38 ID:???
鈴仙がやらかしたというより、聖徳のダイスが偏りすぎ
なんでこうも56ばかり出るんだ

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:34:04 ID:ILFAIxGk
★岸田→ドリブル 43 ( ハート6 )( 5 + 6 )=54★
★鈴仙→タックル 50 ( クラブ9 )( 3 + 1 )=54★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして岬がフォロー

岸田「(ヤベぇ、ここで負けたらお上に絞られちまう!)う、うぉおおおっ!!!」

ダッ、シュパッ、クルーーンッ! バシッ!

鈴仙「うっ、うぇぇぇええ!? う、巧いじゃない!? タックル一芸じゃないじゃん!?」

中山「うーむ。確かに岸田の踏ん張りは見事だったが、鈴仙さんもちょっと腰が引けていたか?」

永琳「まぁ、今のはウドンゲを糾弾するより、相手の頑張りを讃える方が建設的かしらね。
……同じ事を、観客席が思ってくれるかは疑問だけど」

実況「岸田選手、絶対絶命のピンチ……でしたが! 聖徳ホウリューズの友情パワーを炸裂!!
見事なターンで鈴仙選手のタックルを回避し、咄嗟に前方にボールを蹴り出します! ルナティックス、これはお粗末だ〜〜!!」

観客「ドワハハハハハハハハハハ!」「なんだ、あのへっぴりタックルは!」「鈴仙って案外大したことなくね?(笑)」
「岸田ー! 流石シャークだー!」「聖徳ホウリューズの勝ちだな、こりゃ。差があり過ぎる」「神子様ばんざーい!」

鈴仙「くううっ……! 扇動が効いているとはいえ、観客がアウェーだとこうも精神に響くモンなのねぇ……」

岬「ハァ、ハァ……。ありがとう、岸田!」

実況「そして岸田選手が弾いたボールは、献身的な運動で岬選手がフォロー!
聖徳ホウリューズ、このままできればパスワークを続けて行きたいところですが……!」

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:37:39 ID:ILFAIxGk
パスカル「全く。しょうがないな、レイセンは。……だが今、俺がそのミスを帳消しにしてやるよ!」

タッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「ルナティックスの実力派FW! パスカル選手が岬選手にタックルを仕掛けた〜〜!!」

岬「(僕と彼との実力差は……ほぼ無い。リスクも高いが、ここは長期的な体力管理を考えて――!)」

スッ……。

先着2名様で、

★岬→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(大丸がフォロー)(布都がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
岬のマークがダイヤで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
岬のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
岬はスキル・マリーシアにより、クラブで敗北時相手の反則扱いにします。(※ただし5以上の敗北で発覚)

641 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:38:11 ID:???
★岬→ドリブル 52 ( ダイヤ4 )( 4 + 6 )=★

642 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:38:48 ID:???
★パスカル→タックル 52 ( ハート10 )( 4 + 4 )=★

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 21:38:54 ID:???
*アウェーな会場で、かなり格下の岸田に敗北したため、鈴仙の人気度が大き目に下がります。86→83

644 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:40:22 ID:???
>パスカル「全く。しょうがないな、レイセンは。……だが今、俺がそのミスを帳消しにしてやるよ!」

……

645 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:53:16 ID:???
この岬は大したことありすぎる

646 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 21:59:29 ID:???
桃太郎だってなんだって人間が最後には勝つじゃないか
妖怪やそれに影響された魂を売り渡したような腐った人間より
人々の自由と平和を守る正義の聖徳が勝つのは当然のことである

・・・岬は今すぐブラジル前半モードになるんだ
あのピンゾロ2回連続出した岬に!

647 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:10:15 ID:???
人間洗脳とか人間の自由と平和を愛する仮面ライダーの現行作品が丁度取り扱ってたな
やってた悪党は当然最強形態のライダーに消し飛ばされたよ! 太子も覚悟しとけや(過激発言)

648 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:11:03 ID:???
これは岬が大会ベストイレブンもありえるで!

649 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:14:38 ID:???
向こうのトータルフットは、ガッツ消費が難点?
オランダなみに動けるわけでない分、勅を発した岬に負荷がかかるとか?

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:33:21 ID:ILFAIxGk
★岬→ドリブル 52 ( ダイヤ4 )( 4 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=65★
★パスカル→タックル 52 ( ハート10 )( 4 + 4 )+(クリップタックル+3)=63★
≧2→岬、ドリブル突破。

岬「……君は、アラン・パスカル君だったよね。かの天才、ファン・ディアスのパートナーとして名高い」

パスカル「そういうお前はタロー・ミサキ。ツバサ・オオゾラのパートナとしての実績は良く聞いているぞ」

岬「――フフ。それは光栄だ。君と、まさかこんな場所で会い見えるなんて、想像してもいなかった。
できれば、もっと別の形で戦いたかったというのは本音だけど」

パスカル「ハハ、同感だな」

岬とパスカルは違いにシニカルな笑みを浮かべると、一種の沈黙と静寂が二人の間に流れる。
互いに境遇は違えど、二人には『天才のパートナー』という共通点があった。
そして、過去はともかく、現在においてパスカルと岬は、選手としてはほぼ互角。
一方で、二人の幻想郷との接触による成長は大きく違っている。
ディアスと離れながらも常に彼を意識し、大きく選手としての格を伸ばし、『オールドタイプ』の力を身に付けたパスカル。
翼と離れ神子の配下として適合し、プレースタイルを変えるリスクを犯してまで、『ダーティディフェンス』等を身に付けた岬。
二人は静かな闘志を違いに燃やしていき――。

岬「――抜くっ!」

パスカル「……取るっ!」

バッ! ババババッ! ―――シュパァァァァァァァァッ!

パスカル「―――なっ!?」

岬「……アハハ。どうやら今回は、僕の意地の方が上だったみたいだね」

651 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:34:21 ID:ILFAIxGk
――パスカルは僅差で、岬に敗北した。
パスカルの『クリップタックル』を見越していた岬は、簡単なヒールリフトを放ち、事前にボールを空中に浮かしていた。
これは華麗でもあったが、パスカルの挙動を完全に予測していた『頭脳的なドリブル』と称する方が適切だった。

実況「岬選手、素晴らしい! パスカル選手との勝負にも大勝利!
ボールキープに成功し、一度はゴール前にあったボールを前方へと運んでいきます!
それはつまり、ルナティックスが再び得点チャンスを逃した事を意味します!
凄いぞ聖徳ホウリューズ! あのルナティックスを完全に封殺しています!!」

中山「くっ。まさかパスカルがやられるとはっ!」

神子「必然さ。これこそ、我らが道の正しさの証だよ。天道、常に我が掌中にあり。
――これまで幻想郷にて虐げられて来た声なき声に、力を!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

てゐ「ちぇーっ。サッカーは格闘技かもしんないし殺し合いかもしんないけど。少なくともディベート大会じゃあないっての!」

佳歩「でも、凄い歓声ですよ、てゐ様……! 私達、何か姿が見えない大きな怪物に、呑みこまれているみたいです!」

神子「(……とは言え。前半はまだ15分程度残っている中、点を狙って行くのはやや拙速か。
岬の体力も、もう少しは持たせてやらねばなるまい)……皆の者、勅を続けよ。ただし、慌てるな!」

聖徳ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

――しかし、ここまでの大歓声によるバックアップを受けても、神子はルナティックスに攻め入る事はしない。
あれだけ啖呵を切ってもやはり、中山や永琳が怖いのか、真正面から勝負をする事なく、
『和を以て尊しと為す』の布陣を敷いたまま、パスワークに徹する事をメンバーに指示している。

神子「E番、F番、G番。全体的に左サイドに掃けろ。逆にC番、もう少し上がりなさい」

岬「D番。もう少し敵のI番から離れて」

652 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:36:31 ID:ILFAIxGk
鈴仙「あれだけ偉そうな事を言っときながら、神子と岬ったら。
中山さんや師匠とはサシで対峙したくなさそうなのが見え見えね……小物っぽいというか、何というか」

パスカル「だが、なまじ実力のある奴らにそう振る舞われるのは、案外厄介なものだ。
……どうするつもりだい、レイセン? また果敢にカットに向かうかい?」

鈴仙「そうね……(問題になるのはさっきと同じ。
このままパスワークを静観していたら、時間はかかるけど、敵の隙をほぼ確実に突けると思う。
積極的にボールカットに向かったら、時間はそこまでかからないけど、敵の隙を突くのは難しそう。
さっきも岸田君にタックルへと向かえたのは、あくまで運が良かったからだしね。……失敗したけど。
うーん、ここはどうすれば……)」

試合時間は刻一刻と流れていく。現在は……前半の21分。さしもの聖徳ホウリューズも、
前半終了ギリギリまでボールを持っていては、あわよくば点差を2に広げようと攻勢に出る可能性が高い。
じりじりと真綿で首を絞められているような錯覚を覚えながらも、鈴仙は――。

A:ここは待ちだ。パスワークを静観し相手が隙を見せるのを待つ。
B:ここは攻めだ。パスワークに積極的に割り込み、果敢にボールを奪っていく。
C:ここは判定だ。ダイヤ・ハートが出たら待ちで、スペード・クラブが出たら攻めにしよう。
D:ここは奇策だ!姫様にオーバーラップを指示し、11対10で支配力を高める!!
E:ここは捨身だ!姫様にさらばサッカーを指示し、岬と神子を再起不能にしてもらう!!!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:890/970 (参考)鈴仙のタックル:50、鈴仙のパスカット:49

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

653 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:38:38 ID:FNENb9gc
F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。
これがAと同じならば、Aでお願いします。

654 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:42:21 ID:ILFAIxGk
>>653
折角自由に書いていただいたので、AとBの中間的な内容として扱わせて頂こうと思います。

655 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:43:26 ID:fzt7VLSk
F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。
かつてパスカル君もやったことだ

656 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:43:48 ID:kAM7jzuA
>声なき声に、力を
あ、まさかこれって・・・


Fそっちがその気なら妖怪は妖怪らしく狂気の瞳で人間共を狂わせて妨害してくれるわ!

657 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:19:15 ID:???
核保有はNG

658 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 23:20:25 ID:ILFAIxGk
F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。

鈴仙「――いや。ここは待たないわ」

パスカル「ならば、攻めるのかい?」

自分と近い位置に立っていたパスカルの問いかけに、鈴仙は首を横に振った。

鈴仙「攻めもしない。この苦境で私達がすべきことはひとつだけ。
……ただ地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく事。それだけよ」

パスカル「……待っては敵にペースを握られる。焦っても失敗する可能性が高い。
ならばあくまで、俺達は自分のペースを貫くのが結果的には上策……か」

鈴仙「ええ。それに、敵の強さはあくまで一芸特化にあるんだし。
しっかりと堅実にサッカーをしていけば、私達の方に分がある筈よ!」

パスカル「ああ、そうだな(それでさっきキシダにボロ負けした事は黙っていよう……俺もミサキに負けたしな)」

パスカルの同意を得て心強くなった鈴仙は、トップ下の中山を通じつつチームメンバーに指示を出した。
状況に踊らされずあくまで自身のペースを貫くという鈴仙の作戦は概ね好意的に受け止められ、
チームメイト達は必死に運動量を増やして、神子達の敷くトータルフットボール様の布陣に対抗していく。

神子「(……ふむ。今回はさっきのように焦って攻めてはこないか。だが、それはそれで僥倖。
上手い形で時間を稼がせて貰うぞ)」

無論、じりじりとパスコースを縮めようが、それだけで焦る神子では無い。
彼女もまた、如何に自身にとって都合の良い前半戦クライマックスを描いていくかを考えており、
その為にはいずれにしろ、ある程度の時間は必要だったからだ。

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 23:26:56 ID:ILFAIxGk

鈴仙「(――もしも前線でボールを取れれば、それだけで即私達のチャンスにつながる。
そうでなくって、後方に行ったボールをDFが取った場合でも、カウンターに繋げられる!
とにかく、私達はボールを奪わないと始まらない。だから、慌てず急いで……!)」

優雅に仲間達とのパスを繰り返す、神子達聖徳ホウリューズ。
その布陣をじりじりと囲んでいく、鈴仙達永遠亭ルナティックス。
果たして軍配が上がるのは――。

先着2名様で、

★聖徳のパスワーク→2+! dice★(数値分だけ追加で時間経過)
★パスワークの状態→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER・クラブA→輝夜「ものたりない……ものたりないわ!!」
             神子のドリブルを姫様がタックルに! ゴールは勿論カラッポだ!
ダイヤ→布都のドリブルを佳歩がタックルに!
ハート→本間のパスをウサギBと慧音がパスカットに!
スペード→神子のパスを中山と永琳がパスカットに!
クラブ→石田のパスをてゐがパスカットに!

660 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:27:48 ID:???
★聖徳のパスワーク→2+ 5

661 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:29:00 ID:???
★パスワークの状態→ クラブ4

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 23:53:19 ID:ILFAIxGk
★聖徳のパスワーク→2+ 5 ★→7分経過!
★パスワークの状態→ クラブ4 ★
クラブ→石田のパスをてゐがパスカットに!

少しずつラインを上げ、パスコースを潰していくという鈴仙の作戦は決して間違ってはいなかった。
しかし、結果としては伴わなかった。神子は完璧な指示の下、自分を除く10人のフィールダーを管理していたからだ。
前半22分、23分、25分。……前半28分になって、鈴仙は焦れて神子がキャッチしたボールをタックルしようと向かうが。

鈴仙「そ――そこっ!」

神子「残念、こっちだ」

バシュルッ!

実況「あ〜っと、鈴仙選手は神子選手に詰め寄るも届かない!
神子選手はボールを左サイドにはたき、石田選手へと渡しました! そして……!」

石田「……これが取れるか。松山ァ!」

グワァァァッ、バシュルルルルルルルッ!

実況「――石田選手! 得意の『ピンポイントパス』で、左サイドのてゐ選手を飛び越え。
前線の小田選手へとロングパスを放ちました〜〜〜!」

663 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 23:56:30 ID:ILFAIxGk
てゐ「くそっ、来たね。……『ピンポイントパス』!(――決勝トーナメントは前後半35分ハーフ。
つまり、前半はロスタイム含めて残り大体7、8分ってとこ。
敵はこのパスでボールを前に渡して、そんでもって2点目を目指す可能性も結構高い。
ここは、全力で止めんとあかんかもだね……!)」

バッ!

先着2名様で、

★石田→ピンポイントパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★てゐ→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(屠自古がフォロー)(高杉がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがダイヤ・ハートで「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

664 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:57:07 ID:???
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペード5 )( 4 + 4 )=★

665 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:57:14 ID:???
★石田→ピンポイントパス 55 ( ダイヤ5 )( 4 + 4 )=★

666 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:57:32 ID:???
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペードJ )( 4 + 2 )=★

667 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:58:59 ID:???
★てゐ→パスカット 50 ( クラブ6 )( 4 + 1 )=★

668 :森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:59:24 ID:???
あまりに4が多いのでミスタが発狂しました
★てゐ→パスカット 50 ( クラブ4 )( 1 + 1 )=★
4が5回連続ってwww

669 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 00:01:13 ID:???
マジでこいつら四五六賽使ってるんじゃないか

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/15(月) 00:12:28 ID:???
石田のパスが通ったところで、今日の更新はここまでにします。
>>644
いつもだったらこれでカッコ良くパスカル君が助けてくれるんですが、相手の引きが悪かったですね。
>>647
鈴仙も霊夢達との最終決戦を前にしたこの試合で、最強形態に目覚めるので大丈夫です……多分。
>>656
語感が良いので適当に使ってますw
>>668
前のパスカルから含めると7回連続ですね(びっくり)。あとカードもクラブ『4』出ていますし。
あと、てゐも地味に1を三連続で出してますね……。
>>669
案外大したことないオーラを事前に出し過ぎた反動か、案外大したことある感じになっちゃいましたね(汗)

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

671 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 00:19:55 ID:???
乙です
てゐが456賽使った相手に対してピンゾロ賽で1を三回出している・・・!
つまり!

ノーカン!ノーカン!ここで得点したらノーカン!

672 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 00:23:09 ID:???
カイジお手製のピンコロwww

ざわ・・・ざわ・・・

673 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 00:40:21 ID:???
乙でした。
そいえば、トータルフットボールはマンツーマンのような守備を破った経緯あったから、
もしそうで無くただのオールフォロー効果だったら返って効果的かもしれない。
DFが前に来ても全然怖く無いし、FWが下がるなら返ってありがたい。
問題は、フォーメーションや太子や岬が上がってきたときの対処法だけど。

674 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 00:48:57 ID:???
乙なのです!

うーむ、運に引き離されてる
これが地霊とか西行寺ならまだしも、聖徳相手だと相手の健闘を誉める気にならないなあ……
人気度や得点王争いにも、みんなのフラグ回収機会にもマイナスだし
選択自体は間違ってないはずなんだけど
まあ気を取り直して頑張ろう

675 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 19:40:11 ID:???
完全に相手に風が吹いている今だからこそ気合を入れて応援しないと(サポーター魂)

カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ
カグロットォオオオオオオーーーーーーー!!ひゅいいい…
(カグヤがシュートを)とるっ!

676 :森崎名無しさん:2015/06/15(月) 21:44:23 ID:???
でぇじょうぶだ、仮にパスが通ってもオフサイドトラップも仕掛けてある。
……まあ、太子が対抗スキル持ってたらあれなんだけど。

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/15(月) 23:57:04 ID:6qSAUmo2
こんばんは、今日も少しですが更新します。
>>671
BADENDになったらノーカンになりますね……w
ここで得点しても、鈴仙達なら3点位は取り返せますし、逆転劇も面白いと思うので、続行したいとは思っています。
>>672
てゐ「鈴仙の骨と鈴仙の血で作ったウサ」鈴仙「怖いわ!?」
>>673
乙ありがとうございます。トータルフットと完全イコールでは無いですね。
>>674
乙ありがとうございます。健闘というよりはやはり会場の流れとか空気を力にしているのでしょうか。
>>675
にとりが何時の間にかサポーター入りしてますね…w
>>676
今回はロングパスと言っちゃいましたが、中盤省略と言う程でもないので、
オフサイドトラップは敵のスキルとか関係なく普通にナシと考えていました。すみません。

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/15(月) 23:58:19 ID:6qSAUmo2
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペード5 )( 4 + 4 )=63★
★てゐ→パスカット 50 ( クラブ6 )( 4 + 1 )=55★
≧2→小田、パスキャッチ。

ギュウウンッ!

てゐ「く、くそっ! キレッキレじゃないか、このパス!」

岬「(石田は元から威力や精度を減衰させないロングキックに優れていたからね。その程度の小手先じゃ、通用しないさ)」

実況「石田選手の放ったパスは綺麗にルナティックスの左サイドを通り抜け!
そしてやや下がり目の位置で構えていた小田選手がパスキャッチです!
位置にしてルナティックスのゴールからおよそ30メートル。聖徳ホウリューズ、これは充分得点圏内だ〜!!」

つかさ「――来ましたね、聖徳ホウリューズ……」

ウサギB「だ、だけど。まだシュートに来るとは決まった訳じゃあ……!」

慧音「そうだ。今は前半の28分……その気になれば、もう少し溜めを作る事だって出来る。
だがその一方で、ワンツーでPA内を掻い潜った小田が再度撃ちに行く可能性もあるし、
CFの蘇我屠自古を経由して本間に渡し、一対一を狙わせる事も出来る。
もちろん、純粋に最大火力であろう彼女に対し、素直にセンタリングを上げる可能性も高い」

妹紅「……つまり、何が出て来るか想像できないって事か!」

つかさ「という事は、私達は全ての攻めに対抗するべく、引き気味の位置でブロックやクリアに備えるべきでしょうか?」

ウサギB「相手にペースを握らせてしまうけど、ううん。そこは仕方ない……のかな」

慧音「……難しいな。中間案も勿論考えられるが、もしも相手の次の行動が読めるならば。
何か一つにヤマを当てた方が、効果は絶大だとは思うが」

679 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/15(月) 23:59:54 ID:6qSAUmo2

鈴仙「(――む。自陣付近でDF陣が何か悩んでるみたいね。慧音さんも指示を出しあぐねてる感じだし。
姫様も冷や汗ダラダラ流しながらカリスマを維持するのに必死だし。
……ここは、私が何か合図くらい、出してみても良いかしら……?
小田とかいうFWが次に何をしてきそうか。次に何をせざるを得ないか。それが想像できれば良いんだけど……。
分からない場合は、素直に下がらせる方が、無難ではあるかも)」

A:何が出ても柔軟に動けるよう、DF陣には後ろに下がらせる!
B:敵のアプローチを積極的に刈れるよう、DF陣には前に出てもらう!
C:中間策。つかさと妹紅は後ろに下がり、慧音とウサギBは前に出る!
D:慧音達の考えに任せる。
E:鈴仙「姫様ー! 何か指示出してください! 姫様、このチームの正キャプテンでしょ!?」ムチャぶりする。
F:その他 Cで前に出る人、後ろに下がる人の振り分けを変えたい方はこちらで

鈴仙のガッツ:910/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

680 :森崎名無しさん:2015/06/16(火) 00:02:41 ID:FawzVcbg


681 :森崎名無しさん:2015/06/16(火) 00:05:55 ID:skWA8Yds
A

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/16(火) 00:30:18 ID:UEMYZbkE
A:何が出ても柔軟に動けるよう、DF陣には後ろに下がらせる!

鈴仙「(――いや。聖徳ホウリューズはどんな隠し玉を持っているか分からない。
中途半端に策を弄するのは良くないわね!)――皆、ここは後ろに下がって!」

慧音「……む。鈴仙の指示が聞こえる。……ああ、確かにそれが一番無難か」

鈴仙の指示を聞いたルナティックスのDF陣は、ディフェンスリーダーである慧音を筆頭に、
ペナルティエリアの中を堅く囲んで、シュート、ドリブルからの一対一。パスによる切り込み。
その全てに対応できるようにした。

小田「……」

グワァッ、バシュウウウッ!

そして、ルナティックスのDF陣があらかた下がってしまうと、小田はどこか安心した面持ちでパスを放った。
スルーパスやダイレクトシュートに長ける傾向にある彼は、どこかおぼつかない足元を見るに、
その反面でドリブルやミドルシュートは得意でない様子である。

鈴仙「(てことは、小田はパスを出すって踏んで、前に出てパスカットを指示していても良かったかもしんないわね。
――まあ、ここで止めてくれれば大丈夫だけど……)」

実況「小田選手、横方向のパスを出した! そこには屠自古選手が待ち構えております!
屠自古選手、ここはワンツーで折り返してダイレクトシュートに向かうのでしょうか、それとも〜〜!?」

屠自古「……小田。神子様のマニュアル通りに動くんだよ」

小田「…………」

タッ!

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/16(火) 00:31:35 ID:UEMYZbkE
パスを出した小田は咄嗟にルナティックスのゴール前へと駆けていく。
何か大技の構想でもあるのかと鈴仙はドキリとしたが、純粋にねじ込みをしたいだけのように見えた。

屠自古「(――さて。事前に受けた命によると、この局面で私がすべき事はと言えば……)」

果たして小田のボールを受けたのは、雷を帯びて鈍い金色に光る少女の亡霊、蘇我屠自古。
熱い闘志を持つが、基本的には冷静沈着な彼女はボールを持ちながら一瞬だけ考えて――。


先着1名様で、

★屠自古の次の行動→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→屠自古「さよなら皆! さらばサッカー!」屠自古は姫様のサッカー人生を終了させにかかる!
       しかし姫様相手にそれは無駄死にだ〜! ……もう死んでるけど
ダイヤ→神子へとバックパス。どうやら遅攻を続ける気らしい。
ハート→本間にパス。本間はそのままドリブルで突っ込む!
スペード→本間に折り返し、本間がセンタリング。屠自古が高いボールに動きを合わせる!
クラブ→屠自古はリターン。小田が高いボールに動きを合わせる!
クラブA→つかさ「と、取らなくては……、あっ!」バシッ! 慌ててパスカットに飛び出したつかさ。
      しかしその零れ球はルナティックスゴールへ……。

684 :森崎名無しさん:2015/06/16(火) 00:32:44 ID:???
★屠自古の次の行動→ ハート6

685 :森崎名無しさん:2015/06/16(火) 00:32:56 ID:???
★屠自古の次の行動→ ダイヤ2

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/16(火) 00:34:59 ID:UEMYZbkE
……と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
皆様、本日もお疲れ様でした。

687 :森崎名無しさん:2015/06/16(火) 17:56:06 ID:???
>屠自古「さよなら皆! さらばサッカー!」
スレ主さん、このネタ好きだなあw
このネタの一番狂ってるところはなんかいい話にもってこうとしていたことですよね(作者が

688 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:05:14 ID:4Z7DOo0g
こんばんは、帰りが遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>687
確かに良く使っちゃいますねw
キャプ翼の魅力は絵柄とノリの爽やかさの中に、狂気がしれっと入り混じっている所だと思います。

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:06:33 ID:4Z7DOo0g
★屠自古の次の行動→ ハート6 ★
ハート→本間にパス。本間はそのままドリブルで突っ込む!

屠自古「(――ルナティックスのGK・蓬莱山輝夜の弱点は……進歩したものの依然不安が残る一対一。
だから、こんな場面の時は……!)――本間! やってやんな!」

バシュッ! ……タタタッ!

神子「(そうだ、屠自古。それで良い。やはりお前のような冷静沈着な激情家は、こうした局面で役に立つ)
……さて、私もねじ込みに向かわせて貰おうか!」

実況「屠自古選手、小田選手からのパスを更にダイレクトで右サイドへと繋ぎ、
自身はねじ込みに備えてゴール前へと走っていく!
しかもその後ろには、トップ下の豊聡耳神子選手もゴールへと向かっているではありませんか!
聖徳ホウリューズ、長いパスワークを経て、とうとう決めに来た〜〜〜!!」

本間「俺のサイドアタックは、サイドじゃなくても使える!!」

ウサギB「いや、使えませんってば。流石に」

つかさ「――でも。確かにサイド際でなくとも彼のドリブル技術は凄い……!」

妹紅「相手にとって不足は無しさ。撃ち落としてやる!」

慧音「――皆。来るぞっ!」

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:08:11 ID:4Z7DOo0g
先着3名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウサギB→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★妹紅→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 慧音→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。輝夜と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小田が低いボールに動きを合わせる)(屠自古がねじ込み)(神子がねじ込み)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
妹紅のマークがダイヤで「正直者の死(+2、発動時妹紅には敵必殺ドリブル無効)」が発動します。
慧音のマークがダイヤ・ハートで「三種の神器 剣(+2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

691 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:09:02 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( JOKER )( 3 + 5 )=★

692 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:10:08 ID:???
★ウサギB→タックル 45 ( スペード10 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 46 ( スペード5 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=★

693 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:10:24 ID:???
★ウサギB→タックル 45 ( ダイヤ6 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 46 ( クラブ4 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=★

政夫「あいつ許さねえ」
和夫「ルールを破ればそれはサッカーじゃないよ!」

694 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:14:56 ID:???
★妹紅→タックル 49 ( ハート8 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=
 慧音→タックル 50 ( ハート9 )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=★

695 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:19:36 ID:???
相手の出目がすげえなwwwww

696 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:23:36 ID:???
こちとら暫く覚醒機会ないのに、どうして聖徳はこうぽんぽん良い目を出すのか

697 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:31:17 ID:???
これが俺たち人間(参加者)の力だ!・・・うそだろおいwwww

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:33:22 ID:4Z7DOo0g
★本間→ドリブル 53 ( JOKER )( 3 + 5 )(JOKERよりダイヤ15)+(華麗なドリブル+3)=71★
★ウサギB→タックル 45 ( スペード10 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=54
 つかさ→タックル 46 ( スペード5 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=59★
★妹紅→タックル 49 ( ハート8 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=57
 慧音→タックル 50 ( ハート9 )( 3 + 5 )+(人数補正+2)+(三種の神器 剣+2)=62★
≧2→本間、ドリブル突破。輝夜と一対一に!


本間「うぉぉぉぉぉ……! ここはサイドだ、サイド際だ! だから俺が一番、強いんだぁぁァァ!!」

ギンッ……! ギリギリギリ……!

ウサギB「す、凄い迫力!」

つかさ「お、おかしいわ。フィールドの中央に居る筈なのに、なぜか近くにサイドラインが見えるような……」

妹紅「ほ、ホントだ。ねえ。ここはスローインを狙った方が」

慧音「皆、惑わされるな! それはげんか――ああぁぁっ!?」

ヒュンッ! ヒュンヒュンッ!!

本間「俺はサイドアタックの王。俺はサイドアタックの神。俺はサイドアタックの宇宙……!」

実況「本間選手、凄い凄い凄すぎる! まるで蛇のような動きでルナティックスのDF陣を一網打尽!
神がかったドリブル技術で、アッと言う間にルナティックスの堅牢な守備を丸裸にしてしまった!
そして残されたのはとうとう、ゴールキーパーの輝夜選手、たった一人だ〜〜〜〜!!」

699 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:34:46 ID:4Z7DOo0g

輝夜「……ひゅ、ひゅぃィ!? 聞いてないわよこんなのーーーーーーー!?」

鈴仙「ひ、姫様ァーーー!? またゴールを冥王星に飛ばしてでも良いから、守ってくださーーーい!?
(な、なんでなんで……なんで!? 今のだって、せめてこぼれ球位にはなると思ったのに……!?)」

輝夜「そんなん出来るワケないでしょうが! 私は姫キャラだから、お箸より重いポストを持てない設定なのよ!!」

鈴仙「今設定って言いましたよね! 持てるんですよね!?」

輝夜「だから持てない……って、き、来たッ!?」

シュンッ。

本間「――俺のサイドアタックで……ゴールを奪う!(俺はサイドのドリブルしかできないが……必ず負けない!)」

ビュンッ!

実況「本間選手が……本間選手が、ドリブルでゴールへと向かって行った〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「いけー本間ー!!」「岬さんに続けーー!」「ルナティックスのお笑いキーパーをブッ飛ばせー!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

輝夜「え、ええい……こうなりゃもうヤケよ! どうせドリブルで来るんでしょうから、一本狙いじゃい!!」

バッ!

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:39:44 ID:4Z7DOo0g

先着2名様で、

★本間 ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★輝夜 そなえる 51 (! card)(! dice + ! dice)+(読み当て補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間がサイドアタックで2点目を決める! 0−2、ルナティックスは大ピンチ!?
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がねじ込み)(神子がねじ込み)(岬がフォロー)
≦−2→輝夜、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
本間がマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
※本間の選択→必ずドリブル 輝夜の選択→必ずドリブルに備える ……と、しています。

701 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:40:56 ID:???
★本間 ドリブル 53 ( ハート6 )( 2 + 2 )=★

702 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:41:08 ID:???
JOKERきそう
★本間 ドリブル 53 ( クラブ5 )( 3 + 5 )=★

703 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:41:21 ID:???
★本間 ドリブル 53 ( ダイヤ4 )( 3 + 2 )=★

704 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:41:22 ID:???
★本間 ドリブル 53 ( クラブ10 )( 4 + 4 )=★

705 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:41:24 ID:???
★輝夜 そなえる 51 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(読み当て補正+2)=★

706 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 00:46:29 ID:???
神子様がねじ込みだと!?
ボンララジャラズギ!ガポーターンリンバ!ゴグエンギデグレ!
バグジャ バグジャ バグジャ バグジャ バグジャ

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 00:47:25 ID:???
本間のドリブルゴールは辛うじて阻止したものの、聖徳ホウリューズの攻撃は終わらない。
妹紅はクリアに行けず、輝夜はバランスを崩した危機的状態で神子がねじ込みに向かい……?
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。

>>695-697
本間がJOKERを出した時はさすがに焦りました(汗)

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

708 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:31:23 ID:4Z7DOo0g
★本間 ドリブル 53 ( ハート6 )( 2 + 2 )+(華麗なドリブル+3)=60★
★輝夜 そなえる 51 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(読み当て補正+2)=60★
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして神子がねじ込み

本間「うぉおおおっ、ここはサイドだ。サイドなんだぁぁぁ!!」

シュンッ……!

輝夜「うぉっ、急に切り替えすんじゃないわよ!」

バァァッ! ―――バチイイッ!

本間「ぐっ……! こいつ、バカっぽいが早い! 只者じゃないぞ!」

輝夜「当たり前よ! アンタら若造とは年季と場数が違うんだから!! っとと……」

実況「輝夜選手はじいた!! 本間選手の『華麗なドリブル』の動きに対して俊敏に反応して、
姫らしからぬ顔面ダイビングで、バランスを崩しながらも根性を魅せました! ですが……!?」

観客「ワァァァァ「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」ァァァ!!」
「こ、こいつらの存在感が増してやがる……」「お、俺達も負け「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」…!?」
「カグヤ カグヤ」「な、なんだこのファン共!?」「カグロットォー!」「み、神子さ……カグヤ カグヤ」

鈴仙「ひ、姫様ファンの存在感が増している!」

輝夜「ヤバいわ……アイツらが……アイツらが「何か」のニオイを嗅ぎ付けて、いよいよ色めいて来たわ……!」

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:33:32 ID:4Z7DOo0g

神子「――観客席からノイズが聞こえるが関係ないな。この私が黙らせてやろう!」

バァァァァッ!

実況「ああ〜〜! 輝夜選手が弾いた高いボールには、聖徳ホウリューズの輝くI番!
サッカーを司る全能道士! 豊聡耳神子選手が動きを合わせています!!」

妹紅「くそっ! 私達がタックルに行っている間に至近距離に詰められた! これじゃあクリアに行けない……!」

慧音「こうなっては、姫君に全てを委ねるしかないのか……!」


神子「――きめる!」

グルンッ! バッ……シィィィィィィィィィィンッ!!


実況「そして出ました!! 空中高く飛んで、その華奢な全身をダイナミックに一回転!
これは神子選手の鮮やかな……『オーバーヘッドキック』だ〜〜〜〜!!」

710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:36:10 ID:4Z7DOo0g
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+3)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:53+(バランス崩しペナ-2)
神子の『オーバーヘッドキック』の威力:58
輝夜のガッツ:680/730
輝夜のカリスマポイント:2/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:42:30 ID:???
*本間の一対一を止めたことにより、輝夜のカリスマポイントが+1されています。(1→2)

712 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 22:44:20 ID:HChpetXo
A

713 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 22:47:39 ID:N5Q4on3+
A

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:58:12 ID:4Z7DOo0g
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

鈴仙「ひ、姫様っ!?」

輝夜「言われなくても分かってるわ。こんなトコで負けたら、カッコ悪いまま歴史に残っちゃうからね。
だから……たすけて、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーりーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーんーーーーーーーーーーーーー!!!!!?????!!!!?」

鈴仙「(勝ったとしてもカッコ悪いまま歴史に残っちゃいそうだけど。姫様がやる気みたいだし黙っておこっと……)」

バシュルルル……ギュウウウウウウンッ!

神子「……心配せずとも、お前達の事は私が統治する幻想郷の歴史の教科書に載せてやるさ。
この私の威光を前に為す術も無くやられていった、恥ずかしい蛮族《バルバロイ》だったとね!」

輝夜「バルバロイだかベルベル人だか知らないけど。そのセリフ、そっくりそのままブーメランしてやるわ!」

ババババッ!

実況「輝夜選手、バランスを崩したままながらも……飛んだ〜〜〜〜〜!!!」

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:59:37 ID:4Z7DOo0g
先着2名様で、

★神子→オーバーヘッドキック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)+(バランス崩しペナ-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→神子のオーバーヘッドキックがルナティックスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がねじ込み)(小田がねじ込み)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

716 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:00:42 ID:???
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( クラブK )( 1 + 1 )=★

717 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:01:09 ID:???
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( スペード4 )( 2 + 6 )=★

718 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:01:28 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)=★

719 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:02:02 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ハート8 )( 4 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)=★

720 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:03:16 ID:???
最小の目と最小+1の目の低レベル対決

721 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:14:22 ID:???
「太子! まだあなたには“ふぁんたじすた”のスキルはありませぬ!」
なのか
「太子! すぱっつを履き忘れております!」
なのか
「完全フォローだからスルーしようと思ったら間違って当たった」
という予想を立てたんだけど、どう?

722 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:45:19 ID:???
神子「――きめる!」←決まらない

そもそも「きめる!」って言って決めた例って、決まらなかった例より少ないと思うの

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 23:59:41 ID:4Z7DOo0g
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( クラブK )( 1 + 1 )=60★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)+(えーりんがとめる!+3)=65★
≦−2→ルナティックスボールに。

永琳「(……姫は気丈にああ言っているけれど。姫の従者として、あの方の名誉を傷つけてはいけないわね!)」

ゴオオッ! ……グラッ。

神子「(――む。風、か……?)」

神子がシュートを撃ち放った直後にはもう、永琳は輝夜の助けに応じて飛んでいた。
そして、これまでの思わぬ苦行を恥じた永琳は、普段以上の全力を駆使してゴール前へと人知れず向かっていた。
そのせいか、神子は地上に着地する時、僅かな体勢の崩れを意識する。

神子「(失敗したか。着地時までに僅かに脚を捻り、緩やかなカーブを描かせるつもりだったのに)」

岬や小田、高杉などをはじめとする外界の選手のスカウト活動の中で、
神子は外の世界のサッカーに関する知識を得ていた。
そして、力によるごり押しでは無く、磨き上げられた技術に基づく技というものは神子の性に合っていた。
故に、今自身が放った『オーバーヘッドキック』は風の要員もあったが、イマイチな完成度である事は自覚していた。
……無論、追い詰められた永琳……いや、輝夜が、そんな相手の些細な綻びを見逃す訳が無い。

輝夜「……うぉぉぉぉぉっ、ヤバいけど……(えーりんが)……と め る !!」

バァァァァッ! ――ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ! バシッ。 ……ポロッ。

輝夜は全力で永琳に全てを委ねていた。何とかバランスを崩した身体を持ち上げ飛んだが、
自分ではどうしようも無い位置にまでシュートが来ていたからだ。
そして、無理だと分かった時の輝夜の潔さには凄い物がある。何故なら、彼女は永琳を信じ切っていたからだ。

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:01:10 ID:CU23b7qI

輝夜「(永琳はどんなピンチでも私を救ってくれた。永琳が私の期待を裏切るワケがない。
もしもそんな事があったとしたら――それでも、私は永琳を信じ抜くんでしょうね。打算とか利害とか関係なく。
だって、それが本当に相手を信じる事なんだから。私は、……全てを投げ打って私に尽くしてくれる永琳を、信じたい)」

そんな輝夜の想いを知ってか知らずか、素直ながらも複雑怪奇な動きをするシュートの勢いを完全に削いだ後、
フィールドへと戻る際、永琳は輝夜に向かって短く耳打ちした。

永琳「――どうですか、姫様。私は貴女の信頼に足りていますか」

輝夜「足り過ぎ。……いつもありがとね、永琳」

輝夜は永琳よりもっと短く答えた。言葉など必要ないと思っていたからだ。
こうした素っ気なさも、信頼の証であると輝夜は考えていた。

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:03:47 ID:CU23b7qI
実況「……と、止めた〜〜〜〜〜〜! 輝夜選手、何かの力を借りて神子選手のシュートをガッチリキャッチ!
前半終了を間際にして、失点はなんとか食い止めました!」

観客「ブウウウ「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」ウウウウ!」
「何だーインチキだろー!」「カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! ホウライ・カグヤ!!」
「というかファン共盛り上がり過ぎだろ」「カグーヤ王女バンザーイ!!」「シュート1本止めただけだし」

輝夜「(えーりんが)守ったぞォ!!!!」

鈴仙「ひ、姫様……!? ナイスセーブです!」

ウサギB「(途中良い話っぽく見えたけど。ああまで永琳様に投げっぱなしなのって、ホントに良いのかなぁ……)」

妹紅「それより早くボールを前に! まだ前には聖徳ホウリューズのフィールダーが沢山……!」

輝夜「全く、妹紅ったら。少しは喜ばせなさいよ。……まあでも、確かに喜ぶには、ボールはちょっと邪魔かもね。……それっ!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!

輝夜「――さあ。今度は鈴仙、アンタの番だからねっ!」

実況「そして輝夜選手、小田選手や屠自古選手に詰め寄られる前にボールを前方へと送り返しました!
前半30分! ロスタイムを含めても残り5、6分程度しかないこの前半戦!
前半戦を有利に折り返すのは、果たしてどちらなのでしょうか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

岬「……ハァ、ハァ、ハァ……!」

神子「(――少し出過ぎたか。布陣の維持による負荷が、岬君に掛かりすぎたようだ。
……今の勅は解くとして。ボールが落ちた位置によっては、また『別の』勅を出す準備をした方が良さそうか)」

タッ……!

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:11:46 ID:CU23b7qI
前半終了間際のカウンターを決めるべく、永遠亭ルナティックスが走る。
虎の子の1点を守るべく、聖徳ホウリューズが統制のとれた動きを崩して戻る。
そんな中、輝夜が出したフィードをフォローした選手は――。

先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→輝夜「……おめえの出番よ、ウサギB!!」ウサギB「わ、私ですか!?」
ダイヤ→聖徳ホウリューズのペナルティエリア手前で鈴仙がフォロー! 
ハート→中盤上がり目の位置で中山がフォロー!
スペード→中盤左サイドで石田がフォロー。しかしてゐがタックルに向かう!
クラブ→中盤右サイドで岬と永琳で競り合いに!

727 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:12:54 ID:???
★ボールの行方→ ハート2

728 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:13:08 ID:???
★ボールの行方→ ダイヤA

729 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:13:45 ID:???
456賽使いまくってたらピンゾロ賽にやられたな
これはいい再現(?)だ

730 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:16:36 ID:CU23b7qI
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。岬のガッツは既に300を切っています。
>>720
欲を言えば折角神子がヘタれた分、姫様にはデカイ目を出して欲しかったですねw
>>721
普通にミスった確率が高いですねw
>>722

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:23:30 ID:???
すみません、途中で書き込んじゃいました(汗)
>>722
若林「――とめる!」←止まらない ……みたいな感じだと思います。
>>729
神子「ノーカン! ノーーーカン!」

……それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

732 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 15:56:45 ID:???
>岬のガッツは既に300を切っています。
例のスキル、ここまできつかったのか…。乙でした

      :   _____:
    :, -―` ̄::::::::::``ー- 、_:
  :/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ミ、、:
  :i:::::::::::::::::::::::::;::::::ハ:::::::::::::::::::::',.:
  :|:::::::::::i./イィ:| |/:::::::ヽ;::ヾ,ヽ;ヽ;:: 
  :||. i、|. | . (◯),三、(◯) .iイリj:      くっ……ガッツが足りない!
  :|:::::iヽ「 ! "" ,rェェェ、  "" !Y!.:
  :)::: レ」    |,r-r-|  ,.'」: 
   :レルヽ、  `ニニ´  ,イ:
        :`.ー--一 :´

733 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 20:49:40 ID:???
姫様ファンワロタw

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:36:38 ID:CU23b7qI
こんばんは、今日も更新します。
>>732
乙ありがとうございます。
トータルフットボールを無理やり再現してる事もあり、代償もそこそこ大きいです。
岬の場合、ジャンピングボレーを撃って消耗した事も大きいですね。
>>733
姫様のスタンド的な存在ですね。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:38:22 ID:CU23b7qI
★ボールの行方→ ハート2 ★
ハート→中盤上がり目の位置で中山がフォロー!


――パシッ。

中山「さあ、取ったぞ!」

タッ!

実況「ボールをフォローしたのは中山選手!
中盤のやや上がり目の位置から、ドリブルで大きく上がっていきます!」

神子「……皆の者、ここは勅を解く! そして……E番! 前へ上がれ!
(岬はもう少し使いたい。しかしボールは中山政男の手に。
ならば――前半中は避けたかったが、次なる『勅』を出すしかないか)」

石田「そこに……そこに松山が居るのか……?」

タッ……!

実況「そして中山選手には石田選手が向かいますが……岬選手は向かわない!
持ち場の右サイド際で息を整えているようです! これはどうしたのでしょうか!」

中山「(成程。聖徳ホウリューズが創り上げた『トータルフットボール』。
そのからくりの全容が漸く読めてきたぞ! だが、ここはひとまず……)――抜かせて貰うよ」

石田「……松山。俺のタックルを食らえ!」


タタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:39:44 ID:CU23b7qI
先着2名様で、

★中山→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤの時、「フローディアンフェイント(+5)」が発動します。
中山のマークがハートの時、「バニッシュドリブル(+4、吹飛3)」が発動します。
中山のマークがスペードの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。

737 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:40:15 ID:???
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )=★

738 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:41:36 ID:???
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=★

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:13:17 ID:PKsp1INg
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )+(消えるフェイント+4)=65★
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=50★
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!

中山「――邪魔だっ!」

シュンッ!

石田「松山が……消えた……?」

実況「中山選手、大振りな動きにより石田選手の視覚を錯乱させ突破!
これはまさしく、中山選手が得意とする『消えるフェイント』です!!」

圧倒的な技巧で石田を一瞬にして抜き去った中山は、当然その結果に満足せず。
その代わりに、今回タックルに飛び出せなかった岬を一瞥してこう言い放った。

中山「――トータルフットボールを実現するには、フィールダー11人全てに途轍も無い運動量と
バランス良く高い能力が要求される。お前達の部下はそれらを何一つ兼ね備えていない。
しかし、現にトータルフットボールは存在している。何故か? 簡単だ。
聖徳ホウリューズにはその大穴を防ぐ為の何かを兼ね備えているからだ。
具体的には――十人の声を同時に聞き取るとされる稀代の政治家・豊聡耳神子。
周囲の悪意に敏感で、かつそのコントロールに長ける稀代の詐欺師・岬太郎。お前達二人の存在だろう。
お前達二人が分担して、選手の動きを全て管理していたんだ。……そりゃあ、通常の数倍は疲れるだろうさ」

岬「ご名答。……でも、僕はあの方ほど、有能じゃないよ」

岬は謙遜するように力無くそう吐き捨てた。それは真実だと中山は思った。

中山「……そうか。考えればお前とは積もる話もあるが……だが、そうしている暇もないか。
(……豊聡耳神子。あいつは俺がボールを持ってから石田のタックルを回避するまで、ピクリとも動いていない。
――よもや。『トータルフットボール』すらも、ただの目くらましだったという訳か……?)」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:14:31 ID:PKsp1INg
そして同時に中山は確信していた。
――今更真実を知ったところで、これから行われるであろう神子の新たなる作戦を防ぐには至らぬと。

神子「(……よし。――これだけ時間を稼げれば上出来だ!)……皆の者!」

ペナルティエリア付近へと向かう中山を尻目に、神子は余裕を持ってセンターサークル付近に立ち。
――彼女はこれまでどのチームにも見せていなかった、新たな勅を発した。


      神子「『餮(あじわいのむさぼり)を絶ち、欲(たからのほしみ)を棄(す)て』!」

          ホウリューズメンバー「「「「「  ハ ッ ! !  」」」」」



――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

    ――スタタタタタタタタタタッ……!!

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:16:51 ID:PKsp1INg
鈴仙「――え? い、今のは……何!? また新しい作戦!?」

中山よりも少し前方、聖徳ホウリューズのゴール前でボールを待っていた鈴仙は、神子の鶴の一声に素っ頓狂な声を上げる。

実況「あ……ああ〜〜〜!? こ……これは! これはどういう動きでしょうか!
神子選手がまた新たな号令を発したと思えば、聖徳ホウリューズの全選手が……!!」

佳歩「――えっ? 今までとは違う動き……?」

パスカル「聖徳ホウリューズのメンバーが、撤退している……? 即席のリトリートか?」

永琳「それにしては、やけに動きがキビキビしているわね。……元々、こうした動きも戦術として取り入れていたみたいに」

―――しかし、その動きを見て鈴仙と同じ感想を抱く者の方が多数派だった。
何故なら、これまで循環した円運動を繰り返していた神子の配下達は、あの号令一つで、
一挙になだれ打って、ゴール前へと流れ込んで来たからである。

輝夜「フ……フフフ……! どうやら敵さんも私が放つ圧倒的カリスマオーラに気圧されて、
攻撃するのを止めちゃったみたいね! 敵が勝手に私の家来になっていくわ!」

慧音「えっと……それは。あのベンチで旗代わりにポストを振ってるレナート君とかか?」

輝夜「ナチュラルにアレの話題に触れるのやめろォ!」

つかさ「――でも。普通だったら、あんなに早く守備の布陣には行けないと思います。
せめて、ラインアウトでもして軽く打ち合わせる時間があれば別かもしれませんが、
ああもノータイムで思いっきり秩序だって下がれるでしょうか……?」

妹紅「ちぇっ。本当に良く分からない連中だね。そんな作戦まであるなんて聞いて無いよ!」

ウサギB「一芸特化のフィールダーに、未だ謎多き控え選手。そして今のような隠し玉。
――聖徳ホウリューズには本当に、今までの私達の常識が通用しないチームですね……」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:18:08 ID:PKsp1INg
全選手が一同に守備へと向かっていく様子を、遠巻きに眺めていたルナティックスの守備陣は、
鈴仙やパスカル達以上に、その異様さをハッキリと認識していた。
これは単なる思い付きの作戦では無く、こうした局面を想定した戦術である事は明らかだった。

実況「中山選手がボールを持って、聖徳ホウリューズのゴール前に辿り着くまでに……!
オーソドックスな4−3−3だった布陣が、以下のように様変わりしてしまいました!!」

−−@−− @川上(セービング特化)
ECABJ E石田(パ) C高杉(ブ) A布都(守備万能) B大丸(ク) J岬
−−D−− D岸田(タ)
−−−−−
G−H−F G小田(スルー) H屠自古(シ) F本間(ド) 
−−I−− I神子
−−−−−
−−−−−
聖徳ホウリューズ:6−4−0
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 Jパスカル
F−−−− F佳歩
−−−−−
G−I−E Gてゐ I中山 E永琳
−−−−− 
−BDC− B妹紅 D慧音 CウサギB
−−A−− Aつかさ
−−@−− @輝夜


鈴仙「こ、こ……こんなのって、アリなの……!?」

佳歩「それに、こんなにDFが大挙してても、逆にパスコースが狭まって邪魔なんじゃ……?」

てゐ「ていうか、FWやMFが一瞬でここまで下がれるなんて。凄い脚の速さだねぇ……」

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:19:12 ID:PKsp1INg
岬「(……当初は、彼らの運動量を高めて、今より負担の少ないトータルフットボールを目指していた。
だけど、彼らの才能が余りに足りなさ過ぎたから、今の作戦――僕や神子様が全選手を操作する方法――に切り替えた。
彼らの脚の速さは、運動量を高めようとしてた際の副産物なんだけど……。 ――ま、そこまで教えてあげる必要は無いかな?)」

神子「(我々は今一気に3〜40メートルの圏内に入った。この距離ならば、私も一人で負担なく全選手を操作できる。
……さあ、どう来るか、永遠亭ルナティックス。私の考えた第二条の布陣。お前達ならどう破って見せる?)」


鈴仙「ちょ……ちょっと。ちょっと状況を整理しましょ!」

先ほどのシュート失敗はどこへやら、不敵な笑みを称えながらゴール前に君臨する神子を尻目に、
鈴仙は一旦この激変した状況を整理するべく目を閉じた。

鈴仙「(――今は、中山さんがボールを持って前線――ゴールから30メートル地点へ上がった状態。
同時に前線には……私と佳歩と、パスカル君がシュートを撃てる位の位置まで上がって来ている。
てゐも中山さんと並んだ位置に居るから、パスが通れば『インビジブルデューパー』も撃てなくはないけど。
それでも、ここまでフィールダーが居るんじゃあ、数の暴力でタックルやらされてもおかしく無いわよね)」

鈴仙は慌てててゐや佳歩、そして中山の方を振り返る。そこには各選手2〜3名程度のマークが張り巡らされていた。

鈴仙「(――お師匠様は……うーん、守備に備えていたからか、ちょっと後方に居るみたいね。
これじゃあ、渡していきなりシュート! ……とかは難しそうだわ。ただ、その分マークは薄いみたい)」

永琳へのマークは薄い……とはいえ。
それは永琳がガチガチに固められた、聖徳ホウリューズの陣地へと辿り着いていないが為。
恐らくここでボールを渡したとしても、ゴール前の密集地帯の突破は避けられないだろう。

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:23:55 ID:PKsp1INg
鈴仙「(……とはいえ。ここまで明確な穴熊戦法には、絶対に明確な穴がある筈よ!
今は前半31分。苦し紛れで固められた相手の鎧をはぎ取って、何としてでも同点に追いついてやらなくちゃね!
で。結局ここは……ここは、どうすれば良いのよぉ!? なんか、めちゃくちゃ選択肢がありそうな気がするんだけど……?)」

A:中山にこの位置から撃って貰う。
B:中山にドリブル突破で一対一を狙って貰う。
C:中山には『ピンポイントパス』でてゐにパスを通して貰い、『インビジブルデューパー』を目指す!

D:ショートパスを貰い、自分(鈴仙)が決める!(更に撃つシュートを選択)
E:センタリングを貰い、自分(鈴仙)が低い浮き球を処理する!(更にスルー、シュート、ポストプレイを選択)

F:佳歩にパスして貰い、佳歩に『ラビットテイル』で決めて貰う!
G:佳歩にパスして貰い、佳歩にドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

H:パスカルにパスして貰い、パスカルに『バナナシュート』で決めて貰う!
I:パスカルにパスして貰い、パスカルにドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

J:永琳にバックパスして貰い、永琳に右サイドをドリブルで抉って貰う!

K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)
L:暇そうなDF陣にバックパス。パス回しで悠々と時間を稼ぐ!!

M:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:26:13 ID:PKsp1INg
――と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
聖徳ホウリューズのガチガチ布陣について、普通に中山など能力の高い選手で突破するのもアリですが、
選択肢の一つ二つについては、明らかに今回の特殊な状況下で有利に働くモノもありますので、色々考えて下されば幸いです。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

746 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 00:31:12 ID:7dLnxV9s
H
乙なのです

747 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 06:21:29 ID:LAYy4g5k
A スピードに乗ったままシュートだ

748 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:03:21 ID:j8AuHDlo
K

749 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:30:24 ID:+tBMROwQ
G

750 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:33:41 ID:8s+sYUuM
K

751 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 09:32:35 ID:???
妹紅先生おねがいします

752 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 17:56:35 ID:???
乙です、ポストを振ってるってw

753 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 18:43:04 ID:???
シュートばかり練習しているDFがいるらしい

754 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:54:39 ID:???
決定力のありすぎるサイドバックだって現実に居たから・・・(目そらし

755 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:55:50 ID:???
めちゃくちゃ選択肢がありそう、とは書いてあるけど
リトリートが相手だからセオリーに沿えば実際はかなり削れるね

756 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:50:04 ID:???
いまさらだけど、神子のねじこみに中山さんが守備に入ってないって怖すぎですょ
その前の相手に攻めの選択を与えたのも怖い怖い。


757 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:57:32 ID:???
中山を守備に出やすくするためにアンカーに置いてパスカル下げたほうがいいのかもね
今の段階だとスリートップが失敗とは思わないけど交代選手出てきてMFが3人だと対処しづらく後手を踏みそう
来生日向松山のどのお面なのかはわからないけど

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:47:39 ID:2eVm8rsE
こんばんは、遅くなりましたが今日も更新していきます。
>>746
乙ありがとうございます!
>>752
乙ありがとうございます。ポストはトモダチなのでどこもおかしくはありませんね。
>>756
私の頭の中では、中山さんはもうちょっと前にいるイメージでしたね。
(メタ的に、「どうせフォローに行けないんだから、カウンターに備えといた方が効率的」という考えもありました)

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:50:44 ID:2eVm8rsE
K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)

鈴仙「……そうだ。敵がここまで思いっきり引いてるって事は――!」

ガチガチに固められた前方に嫌気が差した鈴仙は、ふと思いついたように後ろを振り返る。
……当然の事ではあるが、後方はガランとしており、センターサークル以降には、
聖徳ホウリューズの選手は一名たりとも居ない。
残されたのは、妹紅や慧音をはじめとするルナティックスのDF陣。そしてGKの輝夜のみである。
その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。

鈴仙「(ここまで誰も居ないんだったら。今ならたぶん、ノーリスクでDFやGKがオーバーラップできる!
例えば、妹紅に上がって貰って、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を撃ってもらう事や、
ウサギBちゃんにこっそり上がって貰ってパスコースを増やして、低リスクで『インビジブルデューパー』に
繋げる事だって、もしかしたらできるかもしれない! ……これはむしろ、チャンスだったり……する?)」

敵陣を11人がかりで固められているからこそ、DFによる奇襲が際立つのではないか。
そう考えた鈴仙はもう一度目線を前に戻してから少しだけ考えて……具体的に、どう奇襲を行うかを考えた。
その結果、鈴仙が思いついた作戦は――。

A:妹紅に上がって貰い、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を狙って貰うことにした。
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。
C:つかさに上がって貰い、彼女の底知れぬポテンシャルに期待することにした。
D:輝夜に上がって貰い、敵を挑発してもらうことにした。
E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
F:ええい! 折角だからA〜Eまで全部だ!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

760 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:06 ID:FNzQUhOk
B

>>その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。
鈴仙「解せぬ」

761 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:26 ID:3YjKKxg6
B

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:03:42 ID:2eVm8rsE
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。

鈴仙「(単純に考えたら、妹紅に上がって貰ってとりあえず一発撃ってもらうのが良さげだけど……。
それには、シュート圏内までオーバーラップをして貰う必要がある。
だけどそうしたら、聖徳ホウリューズも警戒してボールを奪いに来るでしょうし……)」

そう思って鈴仙は当初かぶりを振っていたが、ここで逆の発想に至る。

鈴仙「(……でも。逆に言えば、シュートを狙う訳でもないオーバーラップだったら、
あんまり警戒されない? 特にそれが、大した攻撃力も持っていないと思われている、無名の選手だったら……?)」

直接攻撃は有効だが目立ちやすい。
しかし、パスコースを広めることで、間接的に強敵との勝負を避ける方法もあるのではないか。
そう思いついた鈴仙は、おもむろに自陣の右サイド側を振り返り――。

鈴仙「……Bちゃん。Bちゃん! 上がって!」

ウサギB「――あれ。鈴仙さまのサインだ。え〜っと、上がって……?」

鈴仙「(Bちゃんに上がって貰う。その後、中山さんにバックパスを撃ってもらう。)
そして、神子を始めとして前方に出ている選手を極力掻い潜れるよう、ボールキープしつつ様子を見計らって、
最後に、ウサギBちゃんがてゐにパスを放つ! ……Bちゃんの能力にはやや不安があるけれど。
それでも、聖徳ホウリューズの一芸特化選手の苦手分野には負けはしない筈!)」

サッ、サッ……。

ウサギB「……と。次のサインだ。えっと……バックパスを受ける。左サイド側中央。ボールキープ。その後てゐ様へパス。……か。
(私の読みが正しかったら……鈴仙様、前半終了に1発、狙ってるみたいですね)」

鈴仙はウサギBに指示を出した。その意図については軽くサインで伝えるだけだったが、
頭の良いウサギBはそれだけで察してくれた。
ウサギBはその後、神子達が引いた頑丈な守備陣にも気圧されず、積極的に前に上がっていく。……そして。

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:04:47 ID:2eVm8rsE
中山「(鈴仙さん。俺もあんたの作戦の意図はわかったよ。……協力しよう)――それっ!」

じり、じり……バシュウウウウッ!

実況「ああっと! これは永遠亭ルナティックス! ボールを後方へとバックパスだ〜〜!!
やはり如何に高い攻撃力を持つチームといえども、神子選手を中心とする理には敵わなかったのでしょうか!!」

バシッ。

ウサギB「(ボールが来た。ということは)…………! 行きます!」

――タッ!

実況「……ボールについては、先ほどからずっと左サイド上がり目の位置におりましたDFのウサギB選手!
ここは彼女がボールを拾った模様です! ルナティックス、ここは一旦試合を落ち着け……いや違う!?」

屠自古「……何だ。彼女、こっちに来るぞ!」

小田「……!」

ウサギB「――ちょっと、通りますよ!(――私という後方の力を活かすには、まず、
パス段階において最も有利な場所を確保する事! だったら……私だって、負けてられません!)」

実況「ウサギB選手、ドリブルだ〜〜! DFも使った巧みなボールキープで、
ルナティックスはどうやら攻撃チャンスの幅を広げていた模様です!
ですが、ここを止められては意味がない! 佳歩選手、ここは活躍できるでしょうか〜〜〜!?」

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:10:09 ID:2eVm8rsE
ウサギB「(大丈夫。私の勝率はデータによれば80%以上。データが示す通り、私は勝つ……!)」

屠自古「(神子様! ……は、岬程でないにしても、消耗されている。ならば、ここは私たちが……!)
――通して堪るか。私には技術はないが、しかしそれでも意地だけは十分にあるつもりだぞ!!」

小田「(……………!)」

タッ……スウウッ。
――――ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!


先着2名様で、

★ウサギB→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウサギB、ボールキープ成功。次はてゐへのパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(本間がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

765 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:12:00 ID:???
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=★

766 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:13:05 ID:???
……と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでです。
明日は多めに更新したいなと思っています。
>>760
鈴仙は理屈とか理論立てて考えるのは結構得意そうですが、無から何かをひらめく事は苦手そうな気がしてます。
(結構色々奇行してたりもしますがw)いわゆる優等生的なイメージですね。

それでは、皆様、本日もお疲れさまでした。

767 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:52 ID:???
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード10 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★


768 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:54 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( ダイヤK )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=★

769 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:14:29 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード4 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

770 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:23:51 ID:???
相変わらず相手の引きがすさまじい・・・格差をものともしない引きが多すぎる・・・
これは本当に流れが悪いわ、まじめに弱点つこうが流れで負けるかもしれん

さらに後半にはまためんどくさそうなこころとかがはいるんだしなぁ・・・

お面だとコンプリートフォームよりライナーフォームのほうがあってるかな?
シュートのトラオメン(日向)、ドリブルのバカオメン(天パ)
タックルのワシオメン(松山)のほかに
ブロックのエドモンドオメン(本田)、クリアのモコオメン(妹紅)とかいろいろありそう

771 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 03:44:36 ID:???
こんなでたらめな引きをされたら勝てる試合も勝てないな

772 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 05:51:09 ID:???
地獄だ、矢車の弟になりに行こう…

773 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 08:36:55 ID:???
乙です。矢車の元に行くなら小田も連れてかないとだった
小田「ヒャメロー」

774 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 21:41:48 ID:???
>E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
だからこれが正解だって言ったんだ(言ってません)

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:07:24 ID:2eVm8rsE
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=54★
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )(JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)=59
≦−2→聖徳ボールに。

新聞記者に憧れを持ち、高い情報収集能力とデータ分析能力を持つウサギB。
そんな彼女は勿論、この前方の小田の実力を前々から見計らっていた。
そして同時に、小田のタックル力については自身よりも格下である筈だと結論を出していた。

ウサギB「(――奇をてらった技は要らない。とにかく、基本に忠実に……!)」

しかし、ウサギBはそれでも小田を油断する事は無い。
データの分析と実際の選手のパフォーマンスとでは、しばしば誤差が生ずる事があるからだ。
データに頼りすぎる余り、逆に選手の本質を見誤り敗北するような。
ウサギBは、そんな小物っぽいデータ野郎では無かった。データに依存する事の危険性も、彼女は充分認識していた。
――が。
この時のウサギBはまだ未熟だった。彼女はまだ知らなかった。
データを知り、それに溺れぬと誓ったろうが何だろうが。
世の中には、そんなつまらぬ道理を吹き飛ばす何かが存在しているという事実を。

小田「…………! ………!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ、シュパァァァッ、バシイイイッ!

ウサギB「――へ?」

――ウサギBのドリブルに対し、小田が何かの才能に目覚めたような視線を秘めてタックルに向かった。
これまでの小田のプレーと同一とはおよそ思えない、冴えわたったその技術を前に。
……ウサギBは、いともアッサリとボールを奪われてしまった。

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:08:26 ID:2eVm8rsE
実況「ああ〜! 小田選手ここでファインプレイ! ウサギB選手のボールをアッサリとカットしてみせる!
どうやら奇襲を狙ったルナティックスでしたが、やはり名無し選手には荷が重かったか〜!?」

屠自古「(小田……やってくれたか。しかし、これもまた神子様の人選の妙なのだろうか。
『彼は大人しいが、日本代表メンバーに選ばれる器がある!』……と、豪語していたが)」

鈴仙「……え。う、うそぉおっ?!」

てゐ「――Bちゃんはこれでも、ヘタな名有りよか基礎力では優れてる筈なんだけどねぇ……」

ウサギB「そ、そんな……! 私のデータ……。ううん、データは悪く無い。油断していた訳でも……多分ない。
なのに、どうして、どうして……!? 理解不能、理解不能、理解不能……」

プシュ〜……

佳歩「ど、どうしよう!? 想定外過ぎる出来事にBちゃんが煙を吐いてるよっ!?」

本間「――へっ! お友達を心配するのも大事だけどな……小田!」

小田「……!」

バシュッ!

実況「おお〜っと! ここで聖徳ホウリューズの小田選手、右サイドの本間選手にパス!
どうやら、守勢に出る聖徳ホウリューズ! ここはどうやら、キープ力の高い選手にボールを預け、
時間を目いっぱい稼ぐつもりでしょうか〜〜!?」

本間「そうだ。その通りだ……この俺の、サイドアタックでな!」

タタタタッ!

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:09:41 ID:2eVm8rsE
中山「くそっ!(ゴール前まで来ていた以上、俺は右サイドへタックルには行けない!
少し攻めッ気を持ちすぎたか……! ――しかし、右サイド側には……永琳さんが居る!)」

タタタッ……ピタッ。

永琳「貴方の狙いは何となく分かるわ。このまま右サイドを抉って、私達ルナティックスの陣地まで行く。
しかし、それ以上攻める事もせず、ひたすらコーナー付近で時間を稼ぎ、あわよくば利のあるスローインを狙う……でしょう?
……だけど。それだけは、許す訳にはいかないわね!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

本間「ふん、その通りだ。だが、お前に俺のサイドアタックを破れるか!!」

シュタタタタッ!

実況「前に出て時間を稼ぎにかかる本間選手の前に、右サイドセンターライン付近にて、永琳選手が立ちはだかった〜!」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:10:43 ID:2eVm8rsE
先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(屠自古がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。

779 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:14 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

780 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペードA )( 3 + 2 )+(サイドアタック+2)=★

781 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:47 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペード9 )( 6 + 3 )+(サイドアタック+2)=★

782 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:48 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=★

783 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:53 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★

784 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:13:16 ID:???
アカン

785 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:14:34 ID:???
やっぱり中山が前に出すぎて対処しづらい

786 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:16:24 ID:???
こいつら相手に3トップは柔軟性不足できつかったね

787 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:21:29 ID:???
このフォーメーションはサイドの突破在りきだからね。

788 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:24:09 ID:???
これがミスターホーリーホック(本間違い)

789 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:28:19 ID:2eVm8rsE
>>773さん、おそばせながら乙ありがとうございます! 小田はせめてヒャメローくらいは喋って欲しいですね。
すみません、永琳に間違って人数補正を足していました(汗)結果にて修正しております。
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)+(華麗なドリブル+3)=65★
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )=60★
≧2→本間、ドリブル突破。

本間「俺のサイドアタックは最強なんだ!」

バシュウウウウッ、ギュウウウッ、シュパパパパパパァァァァァ……!

永琳「!?(信じられない。この子……本当に人間? 前の地霊殿戦で見た矢車想のような。
人間なのに妖怪染みた、病的な気質を持っているような気がするわね……)」

実況「本間選手、信じられない動きであの永琳選手をも圧倒!
そしてそのまま彼は単身、ルナティックスの陣地へと切り込んで行きます!!
試合時間は前半33分! ロスタイムを含めても残り5分足らずとなったこの局面!
ルナティックスは同点に持ち込む事がかなり困難となっておりますが……!?」

鈴仙「(し、師匠まで負けちゃうなんて……! うーん。これはマズいわね……。
――試合時間を考えると、今ここで本間からボールを奪っておかないと、前半中に同点にするのはかなり困難そう。
だけど、だからと言って妹紅や慧音さんをタックルに突っ込ませて失敗したら、
これ隙よと言わんばかりに、本間がもう一度、姫様との一対一を狙ってくるかもしれない。
それを防ぐためにはこっちも戻っておく必要があるけれど……。そうなると、今度は1点を返す時間が無くなっちゃう。

……ここはちょっと重要な判断かも。
同点を狙って、ルナティックスの陣地まで単身ドリブルで切り込んだ本間に対し、DFの皆に今すぐタックルに行って貰うか。
同点を諦めて、私達全員が下がって本間の攻撃に盤石の体勢を築いておくか。
……それとも中間。中山さんや師匠を下がらせボールを刈り、そのまま縦ポンで私にまで持って来て貰うか。
これは一見良さげに見えるけど。――あの賢い神子が、『オフサイドトラップ』を仕掛けて来ない訳が無いでしょうね。
大体で、この3つくらいの選択肢が考えられるけど。 ――ここは、どうするのが正解かしら……?)」

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:35:29 ID:2eVm8rsE
――折角の奇策も潰され、永琳も突破され、いよいよ追い込まれた感の永遠亭ルナティックス。
この重苦しい状況に気圧されそうになりながらも、鈴仙は必死にうんうん唸って考えて―――。

A:同点を狙い、速攻で妹紅と慧音には本間にタックルへと向かって貰う。
B:同点を諦め、MF・FW含めた全員で本間の一対一に備える。(※無判定で前半が終了します)
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。
D:その他 何か名案があればこちらでお願いします。

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

791 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:36:36 ID:wLdgXlbk
C オフサイドにならないことを祈る

792 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:37:43 ID:ObK93Qpg
D 「ひとやすみひとやすみ」 へそで茶を沸かす

793 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:38:57 ID:wJ5vwgr+


794 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:42:13 ID:mxkxqHKc
C

795 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:48:58 ID:???
D 本間に神子の幻を見せて、そこ(中山の位置)にバックパスさせるw

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:10:22 ID:mvW/tvXk
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。

鈴仙「……やるなら、これしかないわね」

狂気の瞳で本間を幻覚にあてさせる……等も考えたりはしたが、
流石にそこまでやってしまっても良いのだろうかと思いとどまった鈴仙は、
考慮の末に折衷案を取る事にした。

鈴仙「……師匠、中山さん! 下がってボールを取りに向かってください!」

永琳「……分かったわ。もう、そうするしか無いわね」

中山「了解だ!」

タッ!

実況「鈴仙選手の指示を受け、サイド際でのボールキープに終始する本間選手に対し、
まずは中山選手と永琳選手が下がってタックルに向かって行きました!
しかし試合はもう既にロスタイムに差し掛かろうとしている!
もしもここでボールを奪えなかったら、聖徳ホウリューズは最後に一対一を仕掛けて来る可能性も高い!
同点に追いつくか、2点差で前半を終えるか。どちらにしても苦しい展開ではありますが、
後者だけはなんとしても避けたいところ! さあ、一体どうなるか〜〜〜!!」

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:11:54 ID:mvW/tvXk
本間「何度来ても同じだ。俺のサイドアタックは無敵なんだ。俺は……無敵なんだ!」

先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(ルナティックスのスローイン)(つかさがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。
中山のマークがダイヤで「アッシュタックル(+4)」が発動します。
中山のマークがハートで「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。

798 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=★

799 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:43 ID:???
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=★

800 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:46 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ7 )( 1 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

801 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:19:57 ID:???
なんだこいつら・・・

802 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:20:43 ID:???
ただのクラブ活動です

803 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:25:11 ID:???
本間「やっぱり俺の人生ライン際だったよ……」

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:34:15 ID:mvW/tvXk
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=67★*反則!
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=63*負傷無効!
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=64★
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!? と思いきや本間の反則!

本間「サイドォ! サイドサイドサイドォ〜〜〜〜!!」

ダダダダッ、バビュンッ!

永琳「(!? 明らかに様子がおかしい。運動によるものとは別な興奮、過呼吸、顔の上気。
まさか……麻薬? ドーピング薬の副作用? いや、違う。これは――)……っ!?」

ドガァァァァァァッ、ズザアアアアアアアッ!
 ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

本間「しまった。サイドアタックに興奮しすぎて我を忘れてしまった! 俺の悪い癖だ……!」

永琳「……別に良いのよ(本間君を始めとする、聖徳ホウリューズの選手達の強さの秘密も気になるけれど。
何はともあれ。……今の一件は文字通り怪我の功名。もしも彼が平静を失っていなければ、
私達は今頃彼に突破されていたでしょうね。――恥ずかしいけれど、これで命拾いしたのは確かみたい)」

実況「ああ……っとぉ! 本間選手鬼気迫るドリブルでしたがここはホイッスル!
どうやら、永琳選手の足を同時に削ってしまったようです!
幸い永琳選手に負傷は無いようですが、ともすれば大けがもあり得た今のプレー!
流石に審判の裁定も、厳しくならざるを得ません! 今、審判が本間選手の元へと歩み寄り……!」

805 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:36:01 ID:mvW/tvXk

先着1名様で、

★本間の運命→! card★

と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。

JOKER→フランス審判「(我々審判はいつでも公平だ)いや、今のは永琳選手の反則です!」
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!

806 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:36:48 ID:???
★本間の運命→ クラブ10

807 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:37:03 ID:???
★本間の運命→ クラブ5

808 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:03:58 ID:mvW/tvXk
★本間の運命→ クラブ10 ★
7〜10→厳重注意

審判「……君。興奮する気持ちは分かるが、それで人を傷つけてはダメだ。
今回は幸い何事も無かったから良いものの、次も同じような事をしたら、カードと思いなさい」

本間「はい、すみません(くそっ、このままでは俺のサイドアタックが……!)」

実況「審判は本間選手を厳重注意! 幸いカードは出なかったようですが、ドリブラーである本間選手、
これで少しは切り込み辛くなってしまった〜! そして、ボールは反則を受けたルナティックスの元に渡ります」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
「こらークソ審判ー!」「本間は悪く無いだろ!」「どうせ永琳の策略だよ! アイツをレッドにしてよ!」
「審判、ルナティックス贔屓じゃない?」「もしかして審判を買収してるとか……」「なんだと! だとしたら許せないな!」

永琳「……なんだか、この清々しいまでに敵さんよりの観客にも慣れて来たわね」

鈴仙「師匠、今は暢気に慣れてる場合じゃないですってば。この局面、どうしましょうか?」

永琳「――今の反則を受けての、私達のフリーキックの事ね。
キックの位置は……ルナティックス側のゴール前右サイド。まあ、流石に直接狙いは出来ないわね。
――別に、やりたきゃやってもいいけど。どうなっても知らないわよ?」

鈴仙「や、やりませんよ!」

そして鈴仙達ルナティックスは、前半ロスタイムで辛くも得たこのフリーキックをどう活かすかについて考える。
先ほどは相手の陣営中に縦ポンを仕掛けるという作戦だったが、反則で試合が止まった事もあり、
相手はますますしっかりとした守備の布陣を張って来ている。

809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:05:08 ID:mvW/tvXk
永琳「……さっきならいざ知らず。今だったら、敵のクリアやタックルを連続で掻い潜らないと、
シュートには行けないかもしれないわね。……とりわけ、敵に最も警戒されてるウドンゲだったら」

鈴仙「うーん……。でしたら、ここは佳歩やパスカル君にすべき、という事でしょうか?
それかもしくは、師匠か中山さんに上がって貰って、ロングボールを受けて貰うとか」

永琳「――普通の4バックとかならありでしょうけどね。
10人全員で守りに来てるチームに守備の穴を開けるのは、中々に難しいと思うわよ。
正面突破も――完全絶対に不可能では無いけれど、時間が無いから、一切のミスは許されないし。
まあ、それでもどうしても同点を狙いたければ、やるしか無いのだけれど」

鈴仙「……はい」

鈴仙は永琳と相談しながら次のフリーキックの具体的な方針を考えていた。
従来通り、鈴仙への縦ポンを飛ばすか。それとも比較的警戒の薄い佳歩やパスカルに渡すか。
もしくはあるいは、永琳や中山と言った、突破力に優れた選手に預け、正面突破を図るか。

鈴仙「(――正直、もうここまで来たらやれる事は少ないし。
やれる事にしても、それは『オフサイドトラップ』に引っかからない前提で考えなくっちゃいけない。
だから、もういっそ前半は諦めて、後半に希望を持つのもアリかもしれないけれど……)」

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:13:25 ID:mvW/tvXk
――間違い無く、これが前半戦最後のチャンス。そして、ルナティックスは0−1という苦境にある。
故に、ここでの判断は出来る限りに正確なものにしていきたい。
永琳の意見を聞きながら、鈴仙はしっかりと考えて……。

A:「……攻めましょう。さっきの手筈通り縦ポンで、私に持って来て下さい」(鈴仙の高い競り合い:53、鈴仙のドリブル:52)
B:「……攻めましょう。しかし決めるのは佳歩です。佳歩がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
C:「……攻めましょう。しかし決めるのはパスカル君です。パスカル君がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
D:「……攻めましょう。しかし決めるのはお師匠様です。お師匠様がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
E:「……突っ込みましょう。師匠、右サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いてください」
F:「……突っ込みましょう。中山さんに、中央真正面から聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
G:「……突っ込みましょう。成功確率は落ちますがてゐに、左サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
H:「……突っ込みましょう。敵のリトリートは変わらない。ですから妹紅に、可能な限り距離を詰めて貰い、シュートを撃たせます」
I:「……一旦退きましょう。今戦い続けるのは体力的にも良く無い。後半戦に、全力を注ぎましょう」
J:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

811 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:14:29 ID:ppGGLens


812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:16:17 ID:mvW/tvXk
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>801-802
すごいクラブ率でしたね…w
>>803
もしもここでクラブじゃなかったら、ルナティックスが人生ライン際になってたかもですw

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

813 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:17:18 ID:2gBsYhj6
C

814 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:30:05 ID:lYTPGNs2
C

815 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:46:31 ID:AdIS/QAs
J 「時間も少なく、突破は特化守備がそれぞれ担当するとなると見込みはシビア
  そうなると出来ることはほぼない、ならば挑発しましょう師匠。
  守備が崩れたら儲けものです。」

816 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 02:48:52 ID:???
乙です!
自分より弱いから安全だと思ってたら足元救われるというのは小悪党には実にふさわしい無様な負け方ですね!

まだ0−1だから大丈夫だよね?本編サンパウロやレンスターみたいになってないから大丈夫だよね?
引きは完全に負けてるけど

817 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 12:53:25 ID:???
J:「……ここから打ちましょう。魔王の力を右足に宿したウサギCちゃんのオータムドライブで」火力76

818 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 20:29:15 ID:???
J 月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させてから直接狙い。シュート力10倍!

819 :22スレの988:2015/06/21(日) 20:50:25 ID:???
話を切ってしまうようで悪いのですが、前スレ【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
での守矢チームの能力値公開はいつ頃に行う予定となっていますでしょうか?
もしよろしければ、来週あたりにまた咸氏の文章から借用・改造した駄文を投稿させてもらってもよろしいでしょうか?
勿論、豊姫様の出番をうば……失礼、守矢チームの能力値公開は私も首を長くして待っておりますものでして、公開される
という事でしたら一週間はおろか二週間でも三週間でもお待ちいたします。


妄想:西行寺亡霊連合の能力値紹介後の姉妹喧嘩
八雲紫の戦闘力を1とした場合

1回戦:綿月豊姫( 53 )VS綿月依姫( 61
2回戦:とよちゃん( 44 )VSよっちゃん( 48
3回戦:美少女戦士トヨチャーン( 97 )VSヒント神ヨッチャン( 80

おまけ:彼女ら2人のお師匠様の100%戦闘力: 1010

820 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:07:23 ID:???
>>819
個人スレ立てちゃおうよ、楽しみにしてる!

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:27:31 ID:mvW/tvXk
こんばんは、今日も更新します。
>>816
乙ありがとうございます。ウサギBは結局良く居るデータ野郎的な感じになっちゃいましたね。
まだ1点差なので、多分なんとかなると思います。
……引きが普通だったら、2−0とかになっててもおかしく無かった筈ですが(汗)
>>817
ルナティックスゴール前どころか、ゴール前150メートルくらいから撃っても入りそうですねw
>>818
流石に10倍にはなりませんね。
もしなったら、シュート魔王もビックリのシュート力440ですが……w
>>819
埋めネタ投稿ありがとうございます! 能力値公開遅くなっててすみません(汗)
そういう事でしたら、守矢チームの能力公開はこのスレの末でも行えますので、
気にせず書いて頂ければ大変嬉しいです。
紫は紫で、実際のところはかなり強いと思いますが、永琳達が規格外って感じですよね。
>>820
スピンオフしてくだされれば、作者としては大変うれしいですねw
もしも万一、拙作のキャラクターやその要素を使いたい方がおられましたら、どうぞご自由に使って頂ければと思います。
(私自身、ほぼ無許可で色々出してる事もありますので……(汗))

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:28:42 ID:mvW/tvXk
C:「……攻めましょう。しかし決めるのはパスカル君です。パスカル君がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」

鈴仙「……攻めましょう。しかし、決めるのはパスカル君です。佳歩はフィジカルに不安があるけれど。
パスカル君だったら、ある程度の相手だったら無事ボールをトラップできる筈ですし」

永琳「……成程。確かに、彼なら布都や大丸がクリアに来ない限りは、
多少の人数で来られても問題無いでしょうね。そして、隙を突いてあわよくば一対一を狙う……と」

鈴仙「はい。……もちろん、それは『オフサイドトラップ』に引っかからなければ、という前提の上ですが」

永琳「……厳しい道だけれど。でも、これが通れば有利になる。
幸か不幸か、敵にボールを支配され続けていたから、私達は体力的にも余裕がある。
今の場面は、とりあえず賭けに出るのも、悪く無いかもしれないわね」

鈴仙「は、はい! ……でしたら、そう指示を出して来ます」

永琳が前向きな姿勢を示した事にホッとした鈴仙は、
パパパとパスカルやキッカーのウサギBに一連の作戦の概要を説明する。
ウサギBはブツブツと「こんなの、データに書いてなかった……」などとやや打ちひしがれていた様子だったが、
それでも鈴仙の提案には頷いてくれたため、敢えて心配は一旦棚に上げておく事にした。
そして―――。


……ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:29:52 ID:mvW/tvXk
実況「さあ、永遠亭ルナティックスのフリーキックから試合再開です!
ボールはルナティックスのゴール前で、キッカーはウサギB選手! さあ、今右脚を大きく振りかぶって〜〜!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオッ!

パスカル「(……よし!)」

タッ!

神子「(――時間が無いから、大きく前に上げて来たか。
諦めようとしないその姿勢は立派だが……その諸君たちの悪足掻き、この私が否定してみせよう)」

……スッ!

先着1名様で、

★聖徳チームのオフサイドトラップ→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→ウサギB「……フフ。誰も気づいていないようね。この私がゴールを直接狙っている事に……!!」
ダイヤ・ハート→神子の『オフサイドトラップ』は発動しない。パスカルが高いボールに動きを合わせる!
スペード・クラブ→神子の『オフサイドトラップ』が発動! 聖徳ボールになり、そのまま前半終了!
クラブA→ウサギB「あ、あれっ……!」なんとフィールドに大風が吹き、ボールはサイドアウト! そして前半終了!

824 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:49 ID:???

★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤQ

825 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:56 ID:???
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤK

826 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:58 ID:???
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ スペード9

827 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:32:33 ID:???
他の選手、鈴仙永琳とかが囮になってるはずな分いけるか?

828 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:33:54 ID:???
流れ変わった?

829 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:54:24 ID:mvW/tvXk
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤQ ★
ダイヤ・ハート→神子の『オフサイドトラップ』は発動しない。パスカルが高いボールに動きを合わせる!

ヒュルルル……

神子「(――よし。この辺りで……)――皆、上がれ!」

バッ!

ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

タタタタタッ……!

パスカル「(……よし。やはり来たな! 俺が敵陣深くでボールを拾うと予測し、早々にDF陣を上げて来た!
この辺りは流石の統率力と認めざるを得ないが……広い視点で見れば、
必ずどこに穴――僅かに歩調を乱している選手――が居る筈だ! 俺はそこを突く!)」

タッ、シュバァァッ!

神子「(……む。何だと。戦術を読まれる事は想定内だが、それを読んだ上で、飛び込んで行くとは!)」

聖徳ホウリューズのゴール前に駆けこんでいたパスカルは同時に、
自慢の広い視野を活かして、自身がオフサイドにならない位置及びトラップを狙える地点を突く事にしていた。
そして幸運な事に、パスカルにとって容易にその穴は見つかった。

パスカル「――動きが鈍いようだが。どうした、ミサキ!」

バァァッ!

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:56:19 ID:mvW/tvXk
岬「……し、しまっ、った……!! そっちか!」

大丸「ヌ、ヌウッ……! 鈴仙を警戒していたせいで、マークに行けぬ!」

布都「(我は行けんでも無いが……大人数で向かえる、タックルで刈りに行く方が上策か)」

――『和を以て尊しと為す』に伴う多量の情報処理に疲労した岬は、
神子の指示を受けても僅かに数歩分前に行きそびれていた。
オフサイドとは、相手選手の最終ラインよりも前方に選手に居た場合に発生するため、
パスカルは、オフサイドギリギリの位置で岬に勝負を挑んだ事になる。

パスカル「(とはいえ。疲労したとは言えども、競り合いにおいてミサキは今の俺とほぼ互角の選手!
折角繋いだこのチャンス、何としても無駄にするわけにはいくまい……!)」

実況「……パスカル選手、右サイド深くの岬選手を相手にトラップへと向かった〜〜!」



先着2名様で、

★パスカル→高いトラップ 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→高いクリア 52 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、トラップ成功!次はドリブルだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がフォロー)(鈴仙と大丸でせりあい)(岸田がフォローし前半終了)
≦−2→聖徳ボールになり、前半終了。
【補足・補正・備考】
特になし。

831 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:09 ID:???
★パスカル→高いトラップ 51 ( クラブJ )( 4 + 6 )=★

832 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:28 ID:???
★岬→高いクリア 52 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

833 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:30 ID:???
★岬→高いクリア 52 ( ハート6 )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

834 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:59:36 ID:???
岬犬、現実のジュビロと一緒で本日はボロボロ

835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:18:21 ID:mvW/tvXk
★パスカル→高いトラップ 51 ( クラブJ )( 4 + 6 )=61★
★岬→高いクリア 52 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=57★
≧2→パスカル、トラップ成功!次はドリブルだ!

パスカル「――先ほどはお前に後塵を拝したが。次は負けんぞ!」

バッ! ババッ! ……ポンッ!

岬「……くっ!(この差……純粋な実力じゃない。彼らの言葉を借りるとしたら、まさしく意地の勝利、かな)」

実況「パスカル選手、岬選手のクリアを躱してトラップ成功!
しかし、一対一でゴールを狙いたいルナティックスとしては、ここからが本番! なぜなら……!」

高杉「ここは通さん、我らが神子様の名に懸けて!(グフフ……。俺は他の有象無象とは違うんだ。
他の一芸特化のザコ共と違い、俺は全日本Jr.ユースの一員! 世界クラスのタックルを魅せてやるぜ……!)」

大丸「……通さんぞ!」

布都「――ここまで運よく潜り抜けて来たようだが。しかし、ここでおわりだ!」

岸田「どいつもこいつも敵いやしないよ。この俺の『シャークタックル』の前にはな!」

タッ!ズッザアアアアアアアアアアアアアッ!
    ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!
    ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!
    ズザアアアアアアアアアアッッッッ!!!

パスカル「――ちっ、4人がかりか!」

実況「パスカル選手の前に現れるのは、高杉選手、大丸選手、布都選手、岸田選手の4名!
今大会最強クラスの布陣を前にドリブル突破を試みるパスカル選手ですが……果たして、
パスカル選手はここを潜り抜ける事ができるでしょうか〜〜〜!!?」

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:20:34 ID:mvW/tvXk
鈴仙「……パスカル君……頑張って!(――敵の数がやっぱり多いから、
中山さんや師匠も簡単にねじ込みには行けなさそうね。
でも、私だったら――! 私だったら、最後の瞬間に一発『マインドスターマイン』を撃ちに行けるかも……!)」

タッ!

パスカル「レイセン……! ――心配するな、とは言わないが。……出来る限りの事はやってみせるさ!」

タタタタタッ……!!

先着3名様で、

★パスカル→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★高杉→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★布都→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 岸田→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破! 川上と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(小田がフォローし前半終了)(石田がフォローし前半終了)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。
高杉のマークがダイヤの時、「パワーチャージ(+2)」が発動します。
布都のマークがダイヤ・ハートの時、「太乙真火(+2、吹飛4)」が発動します。
岸田のマークがクラブ以外の時、「シャークタックル(+2、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

837 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:21:08 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 ( JOKER )( 2 + 3 )=★

838 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:23:53 ID:???
やったか!?
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=★

839 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:24:05 ID:???
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 ( スペード9 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

840 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:24:15 ID:???
★布都→タックル 52 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=
 岸田→タックル 53 ( スペードQ )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

841 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:29:20 ID:???
風が・・・くる!

842 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:29:21 ID:???
安心と信頼のパスカル

843 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:31:55 ID:???
あれ?完全フォローなのに鈴仙ねじ込み?
・・・まさか鈴仙はやはり聖徳のスパイだったのか!

844 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:34:00 ID:???
いや、完全フォローの陣形ではないってことでは・・・?たぶんきっとおそらく

845 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:36:07 ID:mvW/tvXk
>>843-844
すみません、神子のスキル〜は消し忘れです(汗)
『和を以て尊しと為す』は体力を浪費するデメリットがあるので、今のリトリートにする際に同時に解いています。

846 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:42:47 ID:???
クリップジャンプくるか?

847 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:44:24 ID:???
ストリートサッカー仕込みの南米式ドリブルか

848 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:45:25 ID:???
趣向返しと言うか何と言うか、天才のパートナーは見せてくれるねえ。
……ウドンチャンノコトハミテナイヨ

849 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:23:51 ID:mvW/tvXk
★パスカル→ドリブル 52 ( JOKER )( 2 + 3 )(JOKERよりダイヤ15)+(華麗なドリブル+3)=70★*フラグ習得&回収!
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 6 + 4 )+(人数補正+2)+(パワーチャージ+2)=61
 大丸→タックル 43 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=51★
★布都→タックル 52 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+2)+(太乙真火+2)=63
 岸田→タックル 53 ( スペードQ )( 5 + 3 )+(人数補正+2)+(シャークタックル+2)=65★
≧2→パスカル、ドリブル突破! 川上と一対一だ!

パスカル「……俺は前に言った。レイセンのミスは俺が帳消しにしてやると。
しかし、その時はミサキに敗れて敵わなかった。だから……今、その埋め合わせをしなくちゃな!」

高杉「プッ! なんだよなんだよ! お前、あのひょろくて精神病んでそうな女に惚れてんのかよ!
埋め合わせ? そんなクソみたいな気持ちで、全日本Jr.ユース代表DFの高杉様に勝てると……!」

パスカル「本大会で一度たりともピッチを踏んで居ない奴が、よくもそこまで言えたモンだな……」

高杉「同じような物だろ? そういうお前だって、ディアスの相棒を嘯いておきながら、
ディアスのトップスピードには全く敵わず、却って足を引っ張っていたのにさァ!!」

高杉はタックルに出る前、以前の試合で来生にやってみせたようにパスカルを口汚く挑発していた。
無論、理知的なパスカルを相手に、熱っぽいバカである来生並みの効果――逆上させて退場を狙う事
……までは出来ないにしても、多少なりともプレーを乱させる効果はあると踏んでいた為だ。

パスカル「……ああ。そうだ。俺は確かにアイツにとって足手纏いだった。
努力をしてもしても尚、俺とアイツには目には見えないが、とても分厚く高い壁があった。
そして、それは今も変わっちゃいない」

高杉「……カッコつけやがって。要するに、才能が無いって事じゃないか!」

パスカル「――ああ、そうだ。俺には才能が無い」

850 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:25:05 ID:mvW/tvXk
パスカルは高杉の指摘に深く頷いた。しかしそれは当然、パスカルが高杉に屈服した訳では無かった。
彼はタックルに向かう4名の選手を前に、静かにこう呟く。

パスカル「俺には才能が無い上……しかも厄介なことに、俺はナカヤマのような努力の才能も無い。
あれこれ理由を付けて、自分の才能の無さを、相棒への負担を正当化し続ける、性質の悪い輩だ」

鈴仙「ぱ、パスカル、君……?」

彼は自嘲するようにそう言いはしたが、その一方で瞳には強い意志が宿っていた。
パスカルは今の言葉を自分自身だけではなく、鈴仙にも向けて言っているのではないか。
少し離れた位置に居た鈴仙は、何故かそんな気がしてならなかった。

ゴ オ ッ……!

中山「(……これは。鈴仙さんの『狂気の瞳』のような。見る者の心を惑わすような、不思議な意志の力を感じる……!)」

パスカル「――だがな。……そんな普通の凡才だからこそ。
つまらない事に悩んだり、頻繁に壁にぶち当たる凡才だからこそ。見えて来る物が、ある筈だ!」

――カッ!

パスカルは駆けた。そして、自身の気持ちを整理しながら高杉達と真正面から対峙し――。

パスカル「(この技は、今まで俺が敢えて使用を避けて来た技。
天才という壁に真正面からブチ当たるのが怖くて、逃げ道を探しつつも終ぞ見つからなかった俺の弱さの象徴。
だが――今の俺は違う。今の俺はディアスのパートナーであるだけじゃない。
俺は、永遠亭ルナティックスを支えるエースであり、未だに頼りないレイセンを支える兄貴分でありたい。
――だから、今さら何を怖がる必要がある!)……ディアス! ――技を借りるぞ!!」


ガシッ。      …………バァァァァァン!!

851 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:26:56 ID:mvW/tvXk
高杉「ケケ、今更天才に助けを乞うのか? ――って、……!?」

大丸「……と、飛んだ……? アラン・パスカルが……飛んだ?」

パスカルは、その次の瞬間、ボールを両脚に挟み、大きく空中を闊歩していた。

布都「な、何……! 今の世の中は、人間も空を飛びうるのか!」

岸田「フライング・ダッチマン……って、それとはまた違ぇよ。……た、多分な」

高杉と大丸の力強いタックルはパスカルが元居た地上を掠り、
布都と岸田の鋭いタックルは、それぞれあまりの威力にフィールドに傷を付けたが、
しかし、それでも彼らが空へと至る事は敵わなかった。


中山「これは……『クリップジャンプ』……!!」

――中山は、パスカルがこの局面で放った技を熟知していた。
天才ファン・ディアスが習得し、来生が何故か覚えており、
翼も遠いブラジルの地で身に付けつつあるというこの大技を、
あのアラン・パスカルが再現してみせた事に、中山は少なからず驚いていた。
……が、その直後に、彼はある意味で納得もしていた。

中山「(ディアスの影に隠れていたパスカルは、これまで彼と共に居続けた事による弊害で、
自身の実力をどこか信じられずに居たのかもしれない。
そしてそれが、単身幻想郷に入り、そこでエース的な存在として頼られる内に、
彼が無意識に封じ込めていた、自身の真のポテンシャルを解放したのかもしれないな……)」


川上「……く、くそっ! だが……お、おれが。俺が……止めてやる!!」

バッ!

852 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:31:55 ID:mvW/tvXk
実況「んな〜〜〜〜っと! これはどうした事か! パスカル選手の新技ドリブルを前に、
聖徳ホウリューズの屈強なDF陣が軒並みやられてしまいました!
そして残すはGKの川上選手ただ一人! ロスタイムはもう僅か!
パスカル選手のゴールが決まるかどうかで、この前半戦の様相は大きく変わります!!」

パスカル「……決める。俺は――決めてみせる!」

タッ!


先着3名様で、

★パスカルの選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★川上 そなえる 47 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカルが貴重な同点弾を決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして前半終了!
≦−2→川上、ゴールを守る! 前半終了!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
パスカルがドリブルで、マークがダイヤの時、「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
パスカルがドリブルで、マークがハートの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。

*パスカルがドリブルフラグを所得&回収。『クリップジャンプ(1/4でドリブル+5)』を習得しました。
*その際、華麗なドリブルの1/4がスポイルされました。

853 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:32:45 ID:???
★パスカルの選択→ ハートQ  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ クラブ6  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★

854 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:14 ID:???
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 ( ハートA )( 5 + 4 )=★

855 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:15 ID:???
★パスカルの選択→ ダイヤA  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ ダイヤ4  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★

856 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:20 ID:???
★パスカルの選択→ クラブ5  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ クラブA  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える

857 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:40 ID:???
★川上 そなえる 47 ( スペードK )( 1 + 1 ) =★

858 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:34:24 ID:???
なにィ!?

859 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:36:34 ID:???
ドリブルならポストはないはず翼の時本編で話したはず

860 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:36:41 ID:???
いやいや、ドリブルの場合はポストないはず(本編通りならね)

861 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:11 ID:???
流れが変わったなぁ

862 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:18 ID:???
ドリブルでポストあるスレもあるんだよね

863 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:32 ID:???
ポストかと思ってびびりまくったよ、よかった

864 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:39:05 ID:???
ポストがあるならそれはそれで面白かったけどなwww

865 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:40:34 ID:???
>>858-860
ドリブルでのポスト判定については、このスレでは明記されていない事は原則、
本編に準拠するとしているので、本編で無いならば無しとして、パスカルのゴールとして扱おうと思います。
ただ、本編のどこでそうだったか忘れちゃいましたので、もう一度ソースを調べてみようと思います。
(もし、このスレのここだ! ……とすぐに出て来る方がおられましたら、教えて下されば幸いです(汗))

866 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:46:59 ID:???
本編の41スレ目で2さんが回答しています。
>>http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1299155886/754
>一対一の枠外判定についてですが、ドリブルの場合は枠外判定は起きないとしています。

867 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:47:22 ID:???
見つけました
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1305965431/301-400
ドイツ戦の42スレで349のレスでドリブルはポストになってないです

868 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:51:32 ID:???
本編ジャパンカップ編のハンブルガー戦では
カルツの(ロビング)シュートには枠外判定されてたね

869 :868:2015/06/21(日) 23:55:25 ID:???
いかん、途中送信……


ポスト・枠外について、若しくは、「その他表記されてないルールは本編に準拠する」旨は明記した方がいいかも

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:56:51 ID:???
>>866-867
すみません、情報提供ありがとうございます!(大汗)
翼がミューラーから一対一でゴールしてたのを失念していました。
それではやはり、未記載事項は本スレに準拠という事で、パスカルが同点ゴール!
……という事で進めようと思います。

――と、流れが大きく変わったところで、今日の更新はここまでにしようと思います。
前半戦で同点に追いつけたのは本当に大きいですね。
明日は、ゴール後の描写と選択をやりつつ、ルナティックスのハーフタイムに入れればと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

871 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:58:32 ID:???
乙ロットォー!

872 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/22(月) 00:26:01 ID:???
>>868-869この書き込みをみて、今更ですがテンプレに漏れがある事に気づきました(汗)
ここのNに未記載事項についての記載があります。どうも大分前のスレから漏れていたようです……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Jシュート時ポストに当たったり枠外に行く確率
シューターとキーパーのカードの数字の和が14の場合シュートはゴールポストに当たり、
更にカードのマークまで一致した場合は枠外になります。
ただし、ツインシュート等の場はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外となります。
キーパーとの和が14になってもシューター同士のマークが違えばポストに当たりません。
また、これは一対一においても適用されます。しかし、ゴールが空っぽの時はポスト・枠外はありません。

KPKについて
PKでは、シューターとキーパーのマークが一致時のみ、
キーパーにセービングのチャンスが与えられることとします。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。

Lブロック失敗時のシュート威力減少
ブロック時・クリア時にシュートをブロック(クリア)しきれなかった場合でも、
シュート力−ブロック(クリア)力=2〜4だった場合は
シュートの威力が−1されます。この効果は重複されます。

M判定の順番について
このスレでは、『地上における守備判定は上から優先、空中戦における判定は同時に判定をする』こととします。
(ワンツーやツインシュート等攻撃判定は最大値を採用します)
上から優先の場合、二番目以降の判定の結果の方が一番目の結果よりも良い結果であったとしても、
一番目の判定結果が優先されます。
その場合、二番目以降の判定は行われないため二番目以降のキャラのガッツ消費等はありません。
同時に判定をする場合、順番に関わらず最大値を出したキャラの判定を有効とします。

N未記載事項について
その他未記載事項は、原則として本スレに準拠することとします。
また、それだけでは対処しきれない場合が生じた場合には、他の外伝スレや慣例、参加者様のご意見などを
参考としながら、スレ主が決定することとします。

873 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 22:11:17 ID:???
ロスタイムで失点、失点した側からするとこれは嫌な展開

874 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 22:45:00 ID:???
なんというパスカル無双
乙なのです

875 :22スレの988(改名すべき?):2015/06/22(月) 22:58:51 ID:???
鈴仙奮闘記様、埋めネタ許可ありがとうございます。それではさっそく前スレにて
失礼させていただきます(途中で容量を超えてしまったら済みませんが、途中で終わらせていただきます)

>>820
こちらの東方知識は殆どは二次創作か掲示板の雑談での拾い集めであり、まだ1回も実際にプレイしたことのない者です。
後は考察系同人誌(『東方化学会誌』など)を数冊ななめ読みした程度で、とても満足いく知識状態ではなく、
申し訳ありませんが、当分の間新しい物語を書きあげる事はできそうにありません。
今回もあちこちで不備や勘違いがあると思いますが、どうか大目に見てもらえるとありがたいです。

今回の駄文の主題は「使命の重要性」です。なお、ここで出てくる東方キャラの人格や行為が、
鈴仙奮闘記さんのものと若干ずれているかもしれませんが、どうかご容赦ください。

876 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 23:11:22 ID:???
>>875
抽出して見たいのでトリップ付けて頂けないでしょうか?

877 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/23(火) 01:10:01 ID:???
すみません、今帰った上明日がすこぶる早いので、
さすがに今日は更新をお休みします(汗)

878 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:12:39 ID:A01Q4WSI
こんばんは、今日は早く帰れたので更新します。
>>871
乙ロットありがとうございます!!
>>873
ルナティックスにとっては一気に良い展開になりましたね。
>>874
乙ありがとうございます。
前の試合はひたすら中山さんだったので、この試合ではパスカル君にも光が当たって良かったかもです。
>>875
埋めネタ投稿ありがとうございます。
忙しくて元ネタの文章は読めてないのですが、拙作においても、自分や参加者さまにとってより面白い創作になるよう、
物語全体や1試合1試合のテーマだとか主題を大事にしていきたいですね。
知識についてはやってく内にどんどん深まる所もあるので、東方に限らずですが、そこまで気にしなくて大丈夫だと思いますよ。
私は未だにキャプ翼・キャプ森と森崎板での雑談の拾い集め程度のサッカー知識しかないですが(爆)

879 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:13:59 ID:A01Q4WSI
★パスカルの選択→ ハートQ  ハートならドリブル
 川上の選択→ クラブ6  クラブならシュートに備える★
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 ( ハートA )( 5 + 4 )+(華麗なドリブル+3)=64★
★川上 そなえる 47 ( スペードK )( 1 + 1 ) +(読み外しペナ-2)=47★
≧2→パスカルが貴重な同点弾を決める!

川上「……くそっ。止めてやる……。止めて、俺があの時のように。森崎と互角のゴールキーパーである事を、証明してやる……!」

――先程パスカルが急造の『クリップジャンプ』で、
聖徳ホウリューズの強豪タックラー達を抜いた時点で、勝負の大勢は既に決していた。
小学生時代はかの森崎に『まさにこの俺と対等に渡り合うに相応しい男』とまで言わしめた川上。
しかし、翼に敗北してからの彼は大きく荒れ、中学時代には監督の保身による陰謀もあり、思うような活躍ができず。
今や過去の栄光に縋りつくだけの、セービング技術は高いが、精神的に脆いゴールキーパーの烙印を押されていた。
……そして、技術はともかくその気質は、神子によるスカウトを受けても尚、変わる事は無かった。

川上「(……さ、さあ! どっちだ! シュートか、それともドリブル……?)」

川上は追い詰められて鬼気迫る表情でパスカルに対峙するが。

パスカル「――それっ!」

シュンッ! ……フワァァァッ、シュパァァァッ!

川上「(……ええい、シュートにそな……)えっ……!」

――その並々ならぬ意気込みにも関わらず、川上はパスカルの絶妙かつ華麗なドリブルを前に、狼狽する事しかできなかった。
結局、彼のメンタリティの弱さは一対一の弱さという、ゴールキーパーとしては致命的な弱点として今なお発露し続けていた。
パスカルが動いてから漸く、彼は判断を下してゴール前を飛び出したが遅すぎた。
パスカルは川上よりもゴールの奥深くにまで潜り込んでおり。

880 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:17:13 ID:A01Q4WSI
パスカル「――終わりだ!」

バシッ……。ファサッ。
―――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

川上「そ、そんな……!!」

神子「……!(川上が一対一で敗北するのは想定内。だが、そこまでの過程が不可解過ぎる。
観客席を掌握し、私達はこれまで試合を優勢に進めて来た筈だったが。――その状況が、変わって来ている……?)」

パスカルは、まるでゴール前にキーパーなど居なかったかのように、優しいキックでボールをゴールネットへと転がした。
審判から二種類の力強い笛の音が鳴る。後者は恐らく前半戦の終了を告げるもの。
……そして、後者は間違い無く、永遠亭ルナティックスの今試合初得点を告げるものだった。



永遠亭ルナティックス 1 − 1 聖徳ホウリューズ  前半終了!

881 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:18:38 ID:A01Q4WSI

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
12ゴール レミリア
11ゴール 鈴仙
9ゴール  フランドール、射命丸
8ゴール  魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生
5ゴール  屠自古、星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子、反町、霊夢
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル


大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅

882 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:23:28 ID:A01Q4WSI
実況「ゴ……ゴーーーール! 永遠亭ルナティックスのシャドウストライカー!
アラン・パスカル選手が、圧倒的なドリブルで聖徳ホウリューズのDF陣を抜き去り、今大会初ゴールを決めました!
そして同時に前半終了のホイッスル! 聖徳ホウリューズ、同点で後半戦を戦うこととなりました!!」

観客「ウワアアアアアアアアアアアアアアア!?」「神子さまーーー!?」
「なんだ、あの大技!?」「パスカルめ、そいつは悪魔の技だ!」「いや、でも……凄かったような…」

パスカル「――ふう。まさかここまで上手く行くとはな……」

パスカルはゴール前で大きく溜息をついて、明らかにほっとしたような表情をしている。
ゴールを決めた喜びよりも、今までの厳しい戦いを勝ち抜いた事への安堵が勝っているようだった。

鈴仙「(……パスカル君。これは……これは凄い! 一度もミスしたらダメな局面で、一度もミスせず、
トラップからドリブル、ゴールまでの一連の流れを間違い無くやってくれた!
これは……もう。パスカル君には感謝してもしたりない位ね!! 本当に凄い……! すごいよぉぉ……!)」

そして、ねじ込みに備えてパスカルの近くに上がっていた鈴仙も、冷静さを装いつつも、人知れずパスカルの一連のプレイに感動していた。
何か、何でも良いからパスカルに声を掛けてあげたい。声を掛けたい。
そんな風に思った鈴仙は、おもむろに惚けた様子のパスカルを見つめ――。

A:「パスカル君、ナイスゴール! 素晴らしいプレーだったわ」普通に良い感じで声を掛ける。
B:「すごいよぉ。パスカル君、凄すぎるよぉ……!」パスカルを尊敬の眼差しで見つめる。
C:「…………」スッ 黙って手を差し出し、ハイタッチを促す。
D:「きゃぁ〜〜っ、パスカルく〜〜〜ん!」感極まってパスカルに抱きつく。
E:「今のゴールを見たかしら、聖徳ホウリューズ! これが私達の……絆の力よ!!」敵チームに絆アピールする。
F:「パスカル君。この試合、50点差を目指しましょう」ウィットに富んだジョークで、パスカルの緊張を吹き飛ばす!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

883 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:26:28 ID:7lDqEsoE
G 「Y・P・S!Y・P・S!」(やっぱり・パスカルは・信頼できる!)

884 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:26:53 ID:nr4+V70c
C

885 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:27:40 ID:A01Q4WSI
――と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでにしようと思います。
選択肢については、気軽に選んで頂ければと思います。
もしもパスカル以外の人と話したい場合は、自由選択枠を使えば一応会話できます。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

886 :22スレの988:2015/06/24(水) 00:35:36 ID:???
唐突ですが、これまで勝手な事をして迷惑をかけてしまった事を、作者及び読者の方々にお詫び申し上げます。
なんでも雑談版でも申し上げましたが、他の方々か迷惑している事に気づかずに書き込んでしまいました。
今後は二度と同様の書き込みを行わない事を、遅れながら誓います。大変申し訳ありませんでした。

887 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:39:09 ID:jqzrVu9g
D

888 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:40:31 ID:wqt9StXg


889 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:58:49 ID:???
乙なのです
パスカル君初ゴールだったのか、ともかくなにより。
神子の反応が若干意外、まだ計算の内とか余裕綽々だと思ったんだけど

890 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:47:58 ID:???
今案で活躍しまくってたヒーローが決めるとでも思ってたんだろう
パスカルが決めるとはこの神子の眼をもってしても読めなかった!
そして参加者の目をもってしても大半が見えなかったに違いない
流れ的にもパスカルの能力的にも

891 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:53:00 ID:???
流れ関係なく唐突にパスカルが決めたからな。

892 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:59:58 ID:???
急に
パスカルが
来たので

893 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 21:03:37 ID:???
QPK

894 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 22:10:22 ID:???
こういう嫌な膠着状態を特のは一番苦汁を味わった一番の努力家やで(キリッ)

895 :894:2015/06/24(水) 22:14:02 ID:???
漢字間違えた、泣ける

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:01:27 ID:kI0O2jU+
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>889
乙ありがとうございます。
流石の神子でも、パスカルが、1/2のオフサイドトラップに掛からず、
数値的に同値の岬に競り勝ち、4人がかりのタックルに完勝してゴールというのは予想できなかったと思いますw
>>890
同じことをやったのが永琳や中山さんだったら、想定の範囲だったかもですね。
>>891
流れを断ち切りましたね。
>>892-893
鈴仙あたりが使って来そうな言い訳ですね…w
>>894
中山さんや森崎とはまた違う意味で、パスカルも強い人間だと思います。

>埋めネタについて
作者である私としては、拙作の内容に関連して何かを書いて下さることは、
作品やキャラクター、もしくは私自身へのあまりにも口汚い誹謗中傷でない限り、歓迎しております。
そのため、私に対しては謝罪される必要はございませんし、宜しければ、これからも書いて下さっても構いません。

ですが一方で、他の読者さんが埋めネタについてどう思われるかについては、やはり内容への好き好きはあると思います。
その好き好きについてまで、私が口出しできる権利は無いと考えますし、
埋めネタであるといえ創作は創作ですから、その内容への批判があっても、ある程度は仕方の無い事だと思います。
(無論、根拠の無い暴言や作者への人格批判など、作品批判の域を超えたものはあってはならないですが)

ただ、私としては、それでもう書き込まないとせずに、より良い文章を書いてくださるよう、奮起して頂けた方が嬉しいです。
「批判が無い」を突き詰めていけば、誰も何も書けなくなってしまいますし……。

それでも気が引けるようでしたら、自分でスレを作ったり。それが難しくても、独立しない前提で、
外伝スレに短編SSを掲載したり(過去にやってた方がいるので、OKだと思います)と、
他にも発表手段がありますので、今回の事で恐れず、自由に何でも書いて頂ければと思います。

……要するに、私的には拙作のスピンオフは大歓迎という事です。良ければ他の方もどんどんやってくださいw

897 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:03:07 ID:kI0O2jU+
C:「…………」スッ 黙って手を差し出し、ハイタッチを促す。

鈴仙「(いや。これはもう言葉で言うべき事ですら無い。ここは態度で――)」

……スッ。

鈴仙は飛び出したい気持ちを抑え込み、パスカルの傍で黙って右手を高くに掲げた。
手のひらを大きく広げて、パスカルに向かってニコリと笑顔を見せると、彼もすぐにその意図を察した。

パスカル「……フッ、悪いな。先に手柄を上げてしまって」

鈴仙「……べっつに。最後は私が勝つから良いのよ」

パスカルは照れ隠しか、長くのびた前髪を掻き揚げながら気障っぽくそう言いつつも、
力強く汗まみれの右手を大きく開いて鈴仙に応じる。
鈴仙もそんなパスカルの姿に感化されたのか、少しだけカッコ付けた風に肩を竦めてみせながら――。

パチーン!

……と、パスカルが振りだした右手に全力で応えた。
これまでの重苦しく湿った雰囲気を吹き飛ばすような、乾いて軽い音が響いた。

*パスカルの評価値が上がりました。

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:08:53 ID:kI0O2jU+
大丸「……そ、そんな。折角守り切った1点だったのに……!」

布都「――大丈夫じゃ。どんな時になっても、きっと神子様が我々を救ってくださるだろうよ」

岬「……ハァ、ハァ。前半戦が、終わったか。……あの陣形を維持するだけに、ここまで消耗するとは……!」

一方で前半終了直前で点を奪われた聖徳ホウリューズは、辛うじて平静を保ってはいたが、それでも明らかな動揺が感じられた。
神子が如何に万能と言えど、どんな場合でも一人で人心を完全に掌握できる訳では無い。
とりわけ、この前半戦のみで、『和を以て貴しと為す』――聖徳ホウリューズのトータルフットボール様戦術――
の制御により大きく消耗した岬は、今回の状況をとてもでは無いが、余裕を持って見れなかった。

岬「(前半ロスタイムで1−1の同点。後半戦は、疲弊した僕と神子様でチームを指揮しなくてはいけない。
……いや、無理だ。僕は……僕だけじゃない。神子様もまた、前半戦で大きく消耗した!
観客席を先導している秦こころを選手登用する手があるとはいえ、このままではジリ貧だけど……)」

神子「――岬君。君はよもや、我々がここで終わるとは思っていないね?」

岬が消耗しても明晰な思考を打ち切るように、神子が岬に声を掛けていた。
試合は既に前半終了の笛が鳴っており、神子と岬以外の聖徳ホウリューズメンバーは控室へと戻っている。

岬「……はい。もちろんです」

岬は神子の問いに深く頷いた。そして同時に彼は、神子がこれから自分に何を言い放つかを大体感じ取っていた。


神子「……岬君。前にもやった通りだ。君は後半――」

岬「…………!」

神子と岬との会話は僅か数瞬。耳元で囁きかけた為、観客席はおろかフィールド上の誰にも聞こえない。
そんな風に発された神子の発言を聞いた、常に能面のような笑顔を絶やさない岬太郎。
――彼の笑顔が、ほんの僅かに歪みかけた。

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:10:17 ID:???
……と、言ったところで力尽きたので今日の更新はここまでです。
明日こそ、何か選択や判定が出てくると思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

900 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 01:30:16 ID:???
乙なのです
ウサギB「今度はオラがやる!」
ウサギC「ウサギBちゃん!? しっかりして!?」
佳歩「よっぽどショックだったんだね……」

実際他のメンバーと違って、脅されて無理やり協力されている上にあくどいことさせられて、
いざとなったら神子に切り捨てられることを、なまじ頭がいいから理解できちゃう
岬くんって松山くんレベルに不幸なんじゃ・」

901 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 01:32:51 ID:???
ミサキーヌ、そんなチームはやめて矢車の弟におなり…

902 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 20:17:33 ID:???
どうせならウサギM(背番号11)として、うちのチームに迎え入れたるw

903 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 20:25:08 ID:???
ミサト監督「岬君、我がアンコーナに来ない?」
ミサキーヌ「(セリエBのチームか…。悪くないな)」
ミサト監督「カードコレクターに重症のマゾにナチかぶれに童顔妖怪にヘタレと、粒揃いのメンバーが揃っているわよ♪」

904 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:14:30 ID:???
こんばんは、更新します。
>>900
乙ありがとうございます。
これはCちゃんの方がしっかりしてほしいですね。いつものキャラ的に考えてw
岬と神子との頭脳派バトル的なのは書きたいですね。
>>901
どっちに転んでも地獄っぽい気がします…w
>>902
ウサギMちゃんは美子が発狂するのでNGですね。
>>903
私はその中に鈴仙を入れて、メンタルがどうなるかを見てみたいですね。
岬君だったら……案外うまく纏め上げれるかも?

905 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:17:25 ID:tAfAbqNU
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

鈴仙「何時もの事ですけど、なんでそんな風にポカンと口を開けて遠くを見るような目線なんですか、姫様は」

中山「まあ。今回の試合に限っては、そうなる気も分からんでも無いが……」

慧音「そうだな。試合開始早々に1点を入れてから、聖徳ホウリューズはひたすらに中盤でのボールキープに徹していた。
……そして、私達は為す術も無く、試合を彼女達のペースにし続けてしまった」

永琳「パスカル君の1点は本当に、不幸中の幸いかしら。
あれが無ければ、今のここの空気はもっと酷い物になっていたでしょうね」

一昔前のゲームキャラのような表情をする輝夜を放っておいて、
永遠亭ルナティックスのメンバーは真剣に後半戦の作戦について思いを巡らせていた。
前半終了間際に辛うじて一点は決められたものの、それだけで試合を楽観視する者は少なかった。

中山「……たぶん、運気と言うか場の流れと言うか。
聖徳ホウリューズが観客を通じてそうしたものを操っていたのかもしれない。
しかしそれを差し引いても、俺達は前半戦、長い時間中盤を支配され続けて来た」

鈴仙「そうね……」

それは鈴仙も分かっていた。
自分自身大きく格下と思われる岸田のドリブルに敗北した事もあるため偉そうには言えないが、
今日の前半戦の出来は良いとはお世辞にも良いとは言い難い。
慧音・つかさと輝夜は、本来なら防げた筈の岬のシュートを防げず、
永琳、中山は勝つべき神子との勝負に勝てず、鈴仙も絶好の得点機を逃し、
ウサギBによる奇襲も失敗してしまっている。

永琳「……これは後半に向けて、作戦を少し再考すべきかしらね」

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:19:48 ID:tAfAbqNU
永琳は控えめにそう提案した。チームメイトは無言だったが、全体の空気が永琳の発言に同意しているように感じた。
その空気を受けて、珍しく妹紅が饒舌に意見を述べる。

妹紅「確かに、神子達が後半どう攻めてくるかは分からないとはいえ。
それでもあいつ等の一番の売りはあの秩序立ったフォーメーションと、中盤の支配力になるんじゃないかな?
ヘンなフォーメーションや奇策で来るかもしれないけれど、それはどう考えても対策しようが無い。
だったら、ひとまずは神子達が前半のような……えーっと、全員サッカー? みたいな戦法で来ると仮定して、
色々考え直してみた方が良いかもしれないね」

輝夜「異議あり!!」

慧音「えっと。……身内びいきではないが、今の妹紅のは割と良い意見だったと思うぞ?」

輝夜「え? 妹紅の発言だからとりあえず異議ありって言っただけよ!」

つかさ「(このお方は一体何を喚いているのだろう)」

てゐ「つっても、前半は単純に運が悪かっただけな気もするしねぇ。このままでも戦えない事は無いと思うけど」

ウサギB「前半はMFが3人と少な目で、攻守のどちらかにMFの穴が空いてしまう事がありましたね。
聖徳ホウリューズの一芸特化を打ち破るには、3トップも手数が多くて苦手分野に引きずり易くなり、魅力的に見えますが……」

そして永琳の提案から端を発した議論は、妹紅とウサギBの発言を前に一旦ストップする。
聖徳ホウリューズの布陣に合わせて陣形を変えるか、それともこのままの陣形で戦うか。
前者については未だ聖徳ホウリューズの布陣には謎が多いという不安要素もあるが、
しかし後者にしても、実際に前半で上手く身動きが取れなかった点もある。

鈴仙「(う〜ん。なんだか話が煮詰まって来たわねぇ。ここは実質的キャプテン代理たる私が、
何かリーダーシップを取った方が良さげ……って、師匠の目には書いてあるわね。
――でも実際、布陣を変えるとしても、どう変えれば良いのかしら?)」

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:30:45 ID:tAfAbqNU
今の陣形を変えざるか、変えざるべきか。変えるとしたら、どう変えるべきか。
鈴仙は両者のメリット・デメリットを頭の中で整理した上で――こう提案した。

A:「陣形を変えましょう。師匠をトップ下、パスカル君をサイドハーフ、中山さんをボランチにした4−4−2です」
B:「陣形を変えましょう。パスカル君をトップ下、師匠はサイドハーフのまま、中山さんをボランチにした4−4−2です」
C:「陣形を変えましょう。中山さんをトップ下、パスカル君をサイドハーフ、師匠をボランチにした4−4−2です」

D:「陣形を変えましょう。中山さんはトップ下のまま、佳歩とパスカル君をサイドハーフ、てゐと師匠をボランチにした4−5−1です」
E:「陣形を変えましょう。てゐと師匠がトップ下、佳歩とパスカル君をサイドハーフ、中山さんをリベロにした5−4−1です」
F:「陣形を変えましょう。私(鈴仙)がトップ下、中山さんがCF。後は前半のままの4−3−3なんてどうかしら?」

G:「……ううん。後半戦も今のままの陣形で行きましょう。付け焼刃の新布陣よりも、案外いいかもしれない」
H:その他 ご自由に組みたいフォーメーションをどうぞ。


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


(参考:今のルナティックスの配置図)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 970/970 Jパスカル 830/840
F−−−− F佳歩 800/800
−−−−−
G−I−E Gてゐ 680/680 I中山 820/820 E永琳 900/900
−−−−− 
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しています。

908 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:32:55 ID:sgawxvUE


909 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:34:10 ID:EQpINcVQ
B

910 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:36:01 ID:XEvMuoxI
B

911 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:36:23 ID:???
H:残り時間を全員で全力プレス、ボールを奪ったらすぐカグロットに渡す。カグロットゾーンプレスだ!

912 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:48:05 ID:???
アンコーナに鈴仙さん……
中山さん達のおかげでメンタルは成長
決定力はピカ一、ボールキープや守備もそれなり、苦手なのはブロックくらい
コンピプレイの適正もあり、チーム戦術もマスターの元で学習して理解あり。
無茶な状況も師匠や姫様などで慣れっこ。
秀才タイプでひらめきは苦手だが、堅実な考えができる
佳歩を始めとしてチームメイトの信頼も高い
周りへの配慮もできる(もこたんのサイドバック問題解決、松山への中のハチマキ譲渡など)
かと言ってたまに危なっかしいところもあり、決して完璧人間ではない。
上位妖怪なので荒事にも対処可能。

……あれ? これって喉から手が出るほどの人材じゃないか?(錯乱)


913 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:11:39 ID:tAfAbqNU
B:「陣形を変えましょう。パスカル君をトップ下、師匠はサイドハーフのまま、中山さんをボランチにした4−4−2です」

鈴仙「……皆。後半戦は陣形を変えましょう」

鈴仙はそれだけ言うと、前半戦に配置したホワイトボードの図面を少しだけ弄って、
以下のような布陣を作ってみせた。

永遠亭ルナティックス:4−3−3
−F−H− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

パスカル「これは……。――これは、何かの意趣返しかい、レイセン?」

これまでに無いその布陣を見て、一番先に声を上げたのはパスカルだった。
長い前髪を掻き揚げておどけた風を見せているが、その実驚きが見え隠れしている。
そんなパスカルの様子を敢えて無視するかのように鈴仙は続ける。

鈴仙「パスカル君は元々広い視野を持っている。それはFWだけではなく、トップ下としての適性にも繋がる。
そう思ったのと、後は前半最後の『クリップジャンプ』があったからね。だから、意外と適任かと思ったんだけど」

パスカル「……それはどうも」

中山「(パスカル……。あいつはトップ下として途轍もないお手本をずっと近くで見てたからなァ。
あいつらしくはないが、少し気おくれか、緊張しているのかな)」

914 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:13:08 ID:tAfAbqNU
パスカルはこれまでも良くSHやSBとしての出場機会はあった。
しかし彼は彼なりにそれらとは違う「トップ下」に関する思い入れがあるのだろうか、中山でなくても、彼の緊張は容易に見て取れた。

永琳「――パスカル君」

……そして少し意外な事に、そんなパスカルを激励したのは、鈴仙でも中山でも無く、永琳だった。

永琳「貴方なら出来るわ。必ずしもファンタスティックでド派手なプレーをする事だけがトップ下の使命では無い。
むしろ、本質はその逆。攻撃において、自分では無く、広い視野で仲間を目立たせられるような。
守備において、仲間を助けるために泥臭く走り回れるような。……貴方は、貴方らしくしていれば良いのよ」

パスカル「エイリンさん……。分かりました。何とかやってみます」

永琳の真意は分からない。
しかし、もしかしたら、コンプレックスに囚われながらも奮闘するパスカルの姿に、愛弟子の姿を重ねたのかもしれない。
そう考えると、これまで半年間永遠亭で共に過ごして来たパスカルに対し、そんな言葉が出る事は不思議では無い。

鈴仙「師匠……(良ければその優しさやお気配りの一割。いや一毛くらいは、私にも分け与えてくれませんでしょうか……?)」

……当の愛弟子は師の心知らずか、それとも事実か。
永琳のパスカルに対する態度にどこか不公平感を覚えてもいたのだが……。
――ともかく、パスカルの承諾も得た事もあり、鈴仙が提案した陣形案はチームメイトに受け入れられた。

*フォーメーションを変更しました。

915 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:14:13 ID:tAfAbqNU
鈴仙「(……さて。時間が余ったから、少し小休止と行きたいところだけど……。
――いつもと違って、ボールにロクに触れて無かったからか、体力は有り余っているのよねぇ。
だから、色々出来るチャンスはあると思うけれど……?)」


A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

鈴仙のガッツ:970/970

*後2回まで行動できます。

(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−F−H− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

916 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 01:17:07 ID:XEvMuoxI
A ウサギB

917 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:18:06 ID:tAfAbqNU
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>911
カグロットに(シュートで)渡すですね、わかります。
>>912
こうやって書いて頂くと鈴仙が割と凄い人なような気がしますねw
いえ、お蔭さまでそこまで成長したという事なのでしょうが。
ただ、私のイメージ的には、成長しても現状はまだまだ未熟なとこもある感じですね。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

918 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 01:19:01 ID:sgawxvUE
A ウサギB

919 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 11:13:37 ID:???
ちょっと待った、フォーメーションのHとFを交換お願いしたい
鈴仙とてゐが絶対離れすぎ

920 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:04:19 ID:tcYxABRU
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>919
すみません、あまり意識してませんでした(汗)
確かにそうですね。ここで鈴仙を右のFWにする理由も無いですし、こちらの方で以下のように変えておきます。
他にも佳歩をウイングにしたいなど、変更希望がある場合は、次の行動選択時に行動回数消費無しで枠を設けたいと思います。

921 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:05:21 ID:tcYxABRU
(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

922 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:10:48 ID:tcYxABRU
A ウサギB

鈴仙「……そうね。Bちゃんに声でも掛けてみようかしら」

鈴仙はふと思い立ち、ウサギBの姿を探すことにした。
ウサギBは先ほどの前半戦、小田のファインプレーに阻まれて折角の活躍機会を失っている。
あれを今も引きずっていないか、作戦を指示した鈴仙としては心配でもあったが――。

ウサギB「お呼びですか、鈴仙さま」

鈴仙「あっ、……う、うん」

ウサギB「どうされましたか。敵チームのデータの分析だったら、ある程度はお任せくださいですけど」

ウサギBはいつも通りの冷静な雰囲気を保っていた。
……それはある意味で、冷静さを失った過去の自分を埋めようとしてる風にも見えた。
虚勢を張るとは少し違うが、なんとなく無理をしているようにも思えなくもない。

鈴仙「……Bちゃん。前半戦のこと、気にしてる?」

ウサギB「べ、別に……気にしてないですよ。統計学的に考えて、あの位の結果の偏りは良くある事ですし。気にしてない率85%です」

鈴仙「あっ、そう……(やっぱり気にしてるんだ……)」

そして、その辺りはウサギBと言えどまだまだ子どもである。
鈴仙が少し聞いてみると、いとも容易く本音らしきものがポロリと零れてしまう。
新聞好きでデータマン、特技は諜報活動とかなり子ども離れした才能を持つ彼女だが、このあたりは可愛らしい。
……ここまでもが計算ずくの演技だったとしたらゾッとするが、そうした可能性は考えない事にしている。

923 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:12:38 ID:tcYxABRU
鈴仙「(なんとなく気軽に話しにくい空気が漂っているような、漂っていないような……。
藪蛇にもなったらイヤだけど、普段は隙が無さそうなBちゃんとの交流を深めるチャンスな気もするし……。
えーっと。ここは、どんな話題を振ってみようかな?)」

A:「……ううん。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしてみない?」雑談する。
B:「そうねぇ。聖徳ホウリューズが後半、どんな風に攻めてくるかとか、予想できる?」聖徳チームについて聞く。
C:「試合後の夜とか、暇だったりしない? 良ければ一緒に練習でもどうかな?」練習に誘ってみる。
D:「今のあんたはまるで、耳を抜かれたウサギのようね!」良く分からない例えで喝を入れる。
E:「世の中、データで分析しきれない事もある。あんたなら、分かっているでしょう?」冷静に諭してみる。
F:「ウサギBちゃんって案外大したことなくね?」射命丸リスペクトしてみる。
G:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

924 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:15:45 ID:0ZkUpzHs
A

925 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:22:31 ID:/TMioYQ6
A

926 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:25:50 ID:???
Bちゃんは言われなくてもデータ至上主義ではないだろうし、大丈夫そう

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:48:08 ID:tcYxABRU
A:「……ううん。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしてみない?」雑談する。

鈴仙「(ここは妙に突っついても可哀想かしら……)――別に。ちょっと雑談でもしたいと思ってね」

ウサギB「えっ。ざ、雑談ですか?」

鈴仙の提案に対し、ウサギBは目を丸くしていた。
前半戦の奇襲失敗は別にしても、彼女なりに全体的な自分のパフォーマンスを気にしていたのか。
どうやら鈴仙から、何らかの叱責が来るのではないかと考えていたようである。

鈴仙「だってBちゃん、統計学的な偏りからか、15%の方を引いちゃってたみたいだから。
とは言っても、私もそこまで話題溢れる女じゃなかったりするから、具体的な雑談テーマは考えて無いんだけど……。
――そこは私、ウサギBちゃんのトレンドさに期待したいかな」

鈴仙はそんなウサギBの緊張を解きほぐすように、優しく意図を伝える。
そうすると、やはり先程まではある程度虚勢を張っていたのか、ウサギBはくしゃっと年相応っぽい笑顔を作って。

ウサギB「……ありがとうございます。――じゃ、鈴仙さま。今から私とギリシャ経済の行く末についてお喋りしましょ!」

鈴仙「……ごめん。トレンドすぎて良く分かんない」

やっぱり年相応で無い、どこか末恐ろしさを感じるテーマについて、鈴仙と楽しく(?)雑談をしたのだった。

*ウサギBの評価値がやや上がりました。

928 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:54:19 ID:tcYxABRU
鈴仙「(試合再開まであと少し。あと少しだけに……さっきのミーティングで話しそびれた、
選手の配置とか交代についても、もう一度考えてみる必要があるかも。
ウサギDちゃんは、つかさと協力して放てる大技――『ムーンラブタックル』とかを覚えたみたいだし。……未完成だけど。
――ただ、ウサギBちゃんの安定性やパス力も活かしたいし。この辺りは、要相談って感じかしら)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:先ほど話せなかった、細かい戦術や選手交代について確認する。具体的には…※行動回数消費無し
  (更に具体的な内容を記載願います。例:D 佳歩をウイングにする、D ウサギBとウサギDを交代する など)
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

鈴仙のガッツ:970/970

*後1回まで行動できます。
*Dは行動回数を使用しません。

(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

929 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 02:00:19 ID:tcYxABRU
……と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>926
実はFが大正解でした(たぶんうそ)


それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

930 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:01:23 ID:???
私は特に思い付かないけど、変更案ある人いるかな?
しかし評価値10(だっけ?)が意外に遠い
(と言うと特訓狙いがあからさま過ぎて、ウサギBちゃんに申し訳ない気分に。
もちろん愛着はあるのよ? 上手くいけば命名に近づくし)

931 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:28:42 ID:???
乙でした

相手の対策は突けば勝手に崩壊するほど岬がボロボロだし、佳歩をウイングすると良いと思う
ただこころの残りに岬お面があれば、あんまり旨みは無いかな。まあほぼない可能性だけど

932 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:57:35 ID:???
乙なのです
他の子は届かないだろうけど、ウサギBちゃんには名前つけてあげたいなあ。

933 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 05:58:06 ID:DAnKl0Pk
Aつかさ

934 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 09:53:35 ID:ttuEBjdY
Aつかさ

935 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 12:20:17 ID:tcYxABRU
こんにちは。今日は(も?)夜が遅いので、昼ですがちょっと更新します。
>>930
雑談だとちょっとずつしか上がらないので、それだけで即特訓は厳しいですね。
基本は各キャラと深く交流して評価値を積んでいき、試合前の雑談で微調整…という感じになると思います。
(とはいえ、細かい交流を積み重ねた結果、評価値9とか9.5まで行ってるキャラも割といますが)
評価値については香霖堂等で販売のアイテムで開示できます。
>>931
乙ありがとうございます。判定回数を増やす事は大事かもですね。
>>932
乙ありがとうございます。なんとなく前半戦で覚醒しそうな気がしたのですが、気のせいでしたね…。

936 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 12:22:06 ID:tcYxABRU
Aつかさ

鈴仙「(……まあ。布陣については相手の出方を見てからでも変えられるし。
ここは気分転換に努める事にしようっと)……そういえば、つかさ」

鈴仙は無理やりにでも楽観的にそう考えて、メンタルのケアを優先することにした。
具体的には、ひたすらに多変量解析法の課題について語りたがるウサギBとの会話を止め、
もう少し包容力のある大人であるつかさと会話しようと思い立った。

つかさ「ええ……。どうされましたか、鈴仙さま」

恭しくちょこんと一礼して、つかさは鈴仙の元へと駆け寄る。
たとえばロッカールームで 口笛 を始めたウサギCなどとは違って、
つかさはどこか生まれ育ちが違うような、貴族の令嬢のような上品さがある気がする。

鈴仙「(皆おんなじ永遠亭の、おんなじ風に育った筈の妖怪ウサギなんだけどね。
……さて。つかさを呼んだは良いけれど。何についてお喋りしようかな……?)」

A:「別に。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしたいなって思って」雑談する。
B:「Dちゃんとのコンビプレイ、私も参考にしてみたいんだけど……」コンビプレイについて助言を仰ぐ。
C:「試合後の夜とか、暇だったりしない? 良ければ一緒に練習でもどうかな?」練習に誘ってみる。
D:「最近どう? 悩み事とかない?」悩み事について聞いてみる。
E:「つかさちゃん。貴女も聖書を読みなさい! そうしたらきっと人間になれるわ!!」神に目覚めてみる。
F:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

937 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:26:19 ID:mBaNvSO6
B

938 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:30:38 ID:DAnKl0Pk


939 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:41:37 ID:ttuEBjdY


940 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 13:06:59 ID:tcYxABRU
D:「最近どう? 悩み事とかない?」悩み事について聞いてみる。

鈴仙「(そういや、私ってばつかさの事、あんまり分かって無いような……)」

永遠亭の他のウサギ達の中でもとりわけ大人で、言ってしまえば「手のかからない子」だったつかさ。
人並み以上に努力家で熱情家である事もあり、多少の困難があっても自力で何でもこなしてしまうような。
そんなイメージがあったからこそ、鈴仙はこれまでつかさの深くに立ち入ろうとしなかった気がする。

つかさ「悩み……ですか。そうですね……」

そしてつかさ自身も、これまで自身の悩みについてあまり思いを馳せた事が無かったのか。
鈴仙にこう問われて初めて、ふと振り返って考えている様子だった。
暫くの沈黙の後、つかさは鈴仙に対して――。

先着1名様で、

★つかさの悩み→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→つかさ「ヘンなアメリカ人少年に絡まれて困ってる事ですね」謎のアメリカ人「オー マイ ガーッ!」
ダイヤ→つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事が……」
ハート→つかさ「Dちゃんの事が心配です。あの子だけ一人、チームから浮いているようで……」
スペード→つかさ「サッカーの技術的では悩んでますね。ブロック以外にも、使える分野を増やしたいです」
クラブ→つかさ「……特にありませんね。今は毎日が充実していますし」
クラブA→ウサギD「鈴仙さま。何私の許可も取らず、つかさちゃんと仲良く話してるんですか? ……この泥棒兎!」チャキッ

941 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 13:08:38 ID:???
★つかさの悩み→ ダイヤJ

942 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 13:11:29 ID:tcYxABRU
……と、言ったところで一旦ここまでです。
続きは寄る更新したいですが、もしかしたら明日になるかもしれません。
また、940レスと結構なところまで行ったので、今のうちに新スレのスレタイも募集したいと思います。

【】鈴仙奮闘記30【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、丸々聖徳ホウリューズ戦とそれに係るイベントになるか、
もしかしたら準決勝第二試合、紅魔スカーレットムーンズVS博麗連合戦にもちょっと入るかもしれません。
それでは、一旦失礼いたします。

943 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 13:47:11 ID:???
【因幡つかさ】鈴仙奮闘記30【やってやんよ!】
【岬太郎の】鈴仙奮闘記30【憂鬱】
【激闘】鈴仙奮闘記30【準決勝】
【太子の策謀】鈴仙奮闘記30【鈴仙の奮闘】

多変量解析法? ああ、あれおいしいよね(震え声)
まさかウサギDちゃんまでヤンデレ分岐があるとか……
ええい、まともなのはつかさちゃんとKちゃんだけか!(汗)

944 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 14:54:52 ID:???
【岬くん】鈴仙奮闘記30【危機一髪】
【僕は故あれば】鈴仙奮闘記30【寝返るのさ!】

乙ロット!

945 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 19:10:48 ID:???
【ボクは】鈴仙奮闘記30【岬太郎】

946 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 21:36:16 ID:???
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
【ワトソン】鈴仙奮闘記30【ワトソン】
【やっぱり岬は】鈴仙奮闘記30【大した事あった】
【岬「妹以外は】鈴仙奮闘記30【怖くない!」】

947 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/28(日) 00:17:17 ID:???
すみません、今日はやっぱり更新できなさそうです(汗)
明日の夕方以降、また更新します。
頂いたコメントやスレタイ提案にも、また明日返信したいと思います。

948 :森崎名無しさん:2015/06/28(日) 19:09:16 ID:???
【天覆う網を】鈴仙奮闘記30【切り開け】
【知略に】鈴仙奮闘記30【勝るもの】

後半で聖徳側に人員補充があるとしたら、今以上に厳しくなるだろうな
守矢戦みたいな楽勝試合にはそうならないだろうし(フラグ)

スレタイ決定したらとよちゃん登場か、なんか最近、出番をほしがる姉の姿が
妙にかわいく思えてくるから不思議www

949 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:04:11 ID:wP/RU7UA
こんばんは、今日は少しこのスレで更新しようと思います。
本当は新スレを立てたかったのですが、うかうかしてたら時間が無くなってしまいました(汗)
>>943
スレタイ提案ありがとうございます。
2変量分析とかは昔ちらっと勉強した気がしますが、完全に忘れましたねw
Dちゃんは割と前からチャキらせてた記憶がありましたが、つかさだったかもしれません。
>>944
乙ロットとスレタイ提案ありがとうございます!
>>945-946
スレタイ提案ありがとうございます!
>>948
スレタイ提案ありがとうございます!
守矢戦はせめてもう少し三杉やフライハイトが活躍するようにすれば良かったかもですね…。
豊姫「け、計画通りね」依姫「お姉様、声が震えてますよ」

950 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:05:19 ID:wP/RU7UA
★つかさの悩み→ ダイヤJ ★
ダイヤ→つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事が……」

つかさ「……別に悩み、という程深刻な訳では無いのですが」

つかさは暫く考え込んでから、ポツリとそう鈴仙に漏らす。

つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事があるんです」

鈴仙「気になる子……? それって、ルナティックスの選手以外で、って事?」

鈴仙の問いかけに対し、つかさは恥ずかしそうに黙ってうなずく。
鈴仙にとって、あのつかさにそこまで興味を持つ選手が居たこと自体が驚きだったが、
更につかさがその選手の名前を上げた時、鈴仙は思わず口にしたスポーツドリンクを零してしまいそうになった。

つかさ「はい。実は、その……私、チルノに興味があるんです。
あの妖精大連合のキャプテンだった、馬鹿で無鉄砲だけど、とてつもない熱さを秘めていたあの子の事が」

鈴仙「ち、チルノぉ? なんでまた、どうして?」

鈴仙は思わず思いっきり訝しむようにつかさに訊きかえしてしまった。
確かに彼女はかつて、妖精大連合のCBとして鈴仙のシュートを何度も防いで来たし、
シュートブロック以外にしても、下手な妖怪以上の技術と才能があったと思う。
しかし、あの良くも悪くも熱くて馬鹿で喧しいチルノと、冷静で理知的で淑やかなつかさとの共通点は一見浮かびにくいが。
つかさの発言の趣旨をくみ取ろうとした鈴仙は、何となく妥当な理由が思い浮かんだ。

951 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:06:31 ID:wP/RU7UA
鈴仙「いやまあ。確かに、つかさの試合中のプレースタイルはチルノと似てなくも無い……のかな?
気合を重視したボールキープにブロックとかは、あのチルノに通ずる所があるかもしれないけれど」

つかさ「……そうですね。プレースタイルもそうですけれど。
私とあの氷精……チルノとは何だか近い所があるような気がして。だから、聞いてみたいんです。
先の妖精大連合の試合で私が感じた彼女の心の強さ。その原動力が一体なんであるか……と」

つかさはここで一旦話を切る。そして、もう一度その大きな瞳で鈴仙をじっと見つめてから大きく頭を下げた。

つかさ「――鈴仙さま。もし宜しければ、今度私をチルノの所まで連れて行ってくれませんでしょうか。
本当は私が単身、彼女の住処まで行ければ良いんでしょうけれど、私もそう強い妖怪では無くって。
……竹林の見知った獣たちを相手取るのに精いっぱいですから、遠くまで一人で行く自信が無くて……」

鈴仙「べ、別に良い……と思うけれど。いつが良いとか、都合はあるの?」

つかさ「いいえ。別にありません。ただ、強いて言えば……今日から大会終了後数日までの間には行きたいと思います。
メタ的に言えば、【今から第二章終了まで】の間に一度チルノに遭えれば大丈夫です。
もしも無理そうでしたら、今の約束は忘れて下さってかまいません。
その事で、私、鈴仙さまへの評価を下げたりはしませんから」

鈴仙「(メタ的にってどういう意味かしら……)――ああ、まあ。
私が空いた時だとかそういう事だったら、良いわよ。一緒に連れて行くわ、つかさ」

つかさ「……本当にありがとうございます、鈴仙さま。このご恩は、必ず形に変えて報いてみせます……!」

鈴仙「ちょ、ちょっと。そこまで恐縮してお辞儀しなくていいってば!
(……でも、つかさにこうもお願いされるなんて、ちょっと珍しいわね。
チルノは気まぐれだから、必ずしも霧の湖に居るかは自信が無いけれど。
それでも、一度遭わせてみるのも、つかさにとって更なる成長を促す為の刺激になるかも!)」

つかさ「(鈴仙さまはこうもきめ細やかに私達の面倒を見て下さっている。
だとしたら、私もそのご厚意に甘えている訳には行かない。私も、もっともっと強くならなくては……!)」

952 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:07:39 ID:wP/RU7UA
*つかさの評価値がやや上がりました。
*つかさの評価値が一定以上になりました。今日の終了後、特訓イベントが発生します。
*つかさを【第二章終了まで】に、【チルノ】と遭わせる約束を取り付けました。


〜敵チームミーティング〜

神子「――さて。諸君。ごらんのとおり、我々はそこまで優勢では無い」

鈴仙達が手短に終えたハーフタイムのミーティングを、
神子率いる聖徳ホウリューズのメンバーはしっかりと時間を掛けて行っていた。

岬「……………」

そして、そのミーティングの結論をいち早く先に聞かされていた岬は、
手渡された分厚い資料を捲りながら、静かに黙って彼女の話を聞いている。

神子「当初の予定を変更し、後半戦も暫くは『和を以て尊しと為す』の布陣を維持する。
出来る限りだ。そして、岬君の方に限界が生じたら――私が、『たわむれはおわりじゃ!』……と指示を出す。
そうしたら、後は……分かるね、岬君?」

岬「……重々、心得ております。神子様(……ルナティックスの核となるべき選手を潰せ、か)」

そして岬は決して、そんな彼女の命に逆らう事は出来ない。
神子は岬の抱いた欲望を熟知している。そして同業者として、そんな彼を潰す方法を幾らでも知っている。
当初、神子に従わざるを得ないと悟った時から、岬は自分の末路がどうなるかをしっかりと思い描いていた。

神子「(――岬太郎。彼は私の想像以上に良く働いてくれた。
しかし、彼は一方で私の想像以上に賢過ぎた。これ以上彼を持っていては、一矢報われてしまうかもしれん。
幸い、青娥は外界で良いコネクションを多く得たと報告しているし、情報を見るに信頼性もある。
……君には悪いが、私の築く千年帝国の為の、尊い犠牲となって貰うよ)」

953 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:08:42 ID:wP/RU7UA
……そして、岬の読みはまったく正しかった。
更に神子は、岬がそう考えている事をも把握した上でなお、彼に過酷な命令を強いている。
彼女にとって手段は関係が無い。必要なのはその目的を達成できるか否かであった。

屠自古「秦こころはどうされますか。
先程のゴールを見るに、彼女の能力の効きも、少しずつ弱くなっていると思われますが」

神子「暫くは観客席に配置させる。あれがいなくては、我々も道理を通しづらい」

屠自古「分かりました、伝えておきます。それと他にもう少々、会計の事で確認しておきたいのですが……」

大まかな打ち合わせを済ませた神子は、屠自古との事務的な連絡調整に入っていた。
そんな中、退屈げにしていた布都がぽつりと言葉を漏らす。

布都「……皆の者が、太子様のお言葉を支持すれば話が早いのに。
何故人里の者どもの多くは、ああも変化を恐れるのでしょうな。変化せんでは、自らが惨めになるばかりなのに」

布都も神子には及ばずとも聡い。こうした問いかけへの答えなど無い事は知っていつつも、
純粋な神子への忠誠から何となくそう言葉を漏らしたに過ぎない。
しかし、そう分かっていても何となく、岬はそんな布都の子どもらしい素朴な疑問に答えたくなった。

954 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:10:27 ID:wP/RU7UA
岬「……それは。人間にとって最も苦痛なのが、変化だからですよ。妖怪はもっとかもしれないけれど」

布都「そうかな? 人間とは蓋し、変わりゆくもの。変化への指向こそが、人間を強くする一因と思っていたが」

岬「でも、人間だって別に好きで変化している訳じゃないでしょう。
できることなら、今のままの自分で居たい。だけど、それは社会が、環境が、自身の肉体が、精神がそれを許さない。
だから、仕方なく人間は変わろうとする。「努力は報われる」とか、「自分にはサッカーしかないから」だとか、
変化を許容し好むような言い訳をして、自分の本心を騙しながらね」

布都「変化して良くなる事よりも、今の惨めさに耐える方が良いと言うのか?」

布都は難しい事を考えるように細い首をちょこんと傾げる。流れるような銀髪がふわりと揺れた。
神子はそんな布都を諭す母親のように、彼女の銀髪を撫でつけてこう言った。

神子「――多くの人間は、私のように聡明では無いのだよ。悲しい事ながらね。だから、導いてやらねばならぬ」

神子の横顔には、今まで観客や敵チームの選手にも見せた事の無い、悲壮な使命感が漂っているように見えた。
彼女は布都の長い髪を梳かしながら、ハッキリと意志の籠った瞳でこう述べる。

神子「多くの人間は、いわば洞窟の壁に移った稚拙な絵を見て、それだけで現実を理解した風に、満足気に振る舞う。
実際は、真実の世界が放つ光を照らし返した、儚げな影を見ているだけに過ぎないのに。
……彼らが幸せならば、それで良いと君たちは思うか? 影だけを見て終える生涯に、意味はあるのか?」

神子の呼び掛けに答える者はいない。それを知っていたかのように彼女は続けた。

神子「……それで良いと認める事は、道を究めし仙人にとって。選ばれし賢人王にとっては恥ずべき行為だ。
何故なら、彼らは洞窟から大衆を引きずり出し、真実の光が溢れる世界に導ける能力を持つ、数少ない人間なのだから。
そう。聖徳王たる私には、諸君を始め人間達を導く使命がある」

955 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:23:54 ID:wP/RU7UA
ポツリと呟いた風の言葉は、何時の間にか演説のようになっていた。
聖徳ホウリューズの神子を信望する者達は彼女の凛とした言葉に陶然と聞き入っていた。
最後に神子は、メンバー全員の瞳をじっと見つめながらこう締める。

神子「……その大いなる大義の為には、如何なる行為も許容されなくてはならない。
たとえ外道や下衆の道に走ったとしても、私は。私達は真実のため、戦う必要がある!
我こそが天道なり! 我こそが唯一、妖怪による迷妄の闇から人間を救える唯一の者なり!」

パチパチパチパチ……と、要求もしていないのに、聖徳ホウリューズのメンバーから拍手が漏れた。
布都は流行りの歌手を見つけた町娘のような熱っぽい視線を神子に向けつつ、大きく両手を叩いている。
屠自古は感情が見られない冷徹な表情で、事務的な拍手を送っている。
岬はそんな中……素直に神子へと拍手をする気にはなれなかった。

岬「(豊聡耳神子。貴女は僕が辛うじて自分に及ばぬと高く評価してくださっているようだけど。
どうせここでお別れなのだとしたら。本当に僕が貴女に及ばないか。
――折角の記念として、知恵比べを挑んでも、別に恨みはしないでしょうね?)」

何故なら岬はこの時必死にその聡明な頭を巡らせていたからだ。
策謀を巡らせるとしても自分から自発的に他者を貶める事はしなかった岬太郎。
そんな彼が今、必死に思考していた。――豊聡耳神子を貶める策は、どこかにありはしないか……と。

――それは今まで利用されて来た事に対する「怒り」の感情によるものか。
それとも、知恵でも武勇でも問わず、戦いを挑む際に覚える「楽しみ」の感情によるものか。
残念なことに、そのどちらの感情ともこれまで無縁だった岬には、自身の発想の元が何であるか分からなかった。

岬「(損得とか周囲の評価は関係ない。僕は、僕の出来る限界を探ってみせる……)」

ただし、少なくとも岬はこの時、図らずも変化しつつあった。
豊聡耳神子という、岬よりも賢く、黒く、より大きい理想を抱く同業者に出会った事で、
彼は自身の知能の高さと限界を知り。
……そしてその上で、より賢くなりたいという、これまでとは別種類の、純粋な欲望を抱くようになっていた。

956 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:26:41 ID:???
……と、言ったところで今日の更新とこのスレでの更新はここまでです。
明日は新スレに移行ののち、聖徳ホウリューズ戦の後半に移っていければと思います。
また、もしも追加でスレタイを思いついた方、新しく募集したい方がおりましたら、まだまだ募集しておりますので、

【】鈴仙奮闘記30【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、丸々聖徳ホウリューズ戦とそれに係るイベントになるか、
もしかしたら準決勝第二試合、紅魔スカーレットムーンズVS博麗連合戦にもちょっと入るかもしれません。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

957 :森崎名無しさん:2015/06/29(月) 01:28:19 ID:???
乙なのです
特訓、やってやんよ!
(気に入ったっぽい。つかさちゃんが言ったのが意外性あって、けどよく考えたらしっくり来た)
チルノ……なにやら捕まらないような気がするのう

狂気度って二章終了時に廃止されるんでしたっけ?
それならドイツ戦に届かなければ浮き玉か紫用に洗脳取得しておくべきかなあ。

958 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/25(火) 01:02:05 ID:???
ごめんなさい、スレ容量を埋めてしまったので、こっちに書き込みさせていただきます。
今日の拙作の更新はここまでにして、明日は新スレを立てていこうと思います。
もしもスレタイを追加・新規で提案してくださる方が居れば、

【】鈴仙奮闘記31【】

の形で考えて、このスレに書き込み下さると幸いです。
次スレは、紅魔VS博麗戦を終わらせた上で、決勝前最後の自由行動。
そして、永遠亭ルナティックス最後の試合である、大会決勝戦へと入っていければと思っています。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

959 :森崎名無しさん:2015/08/25(火) 02:25:53 ID:???
乙です

【負けず嫌い王】鈴仙奮闘記31【決定戦】

960 :森崎名無しさん:2015/08/25(火) 23:48:51 ID:???
毎日お疲れ様です。いつも奮闘なされているスレ主様へ
串カツバナナジャムパン を、主人公である鈴仙様には
キリマンジャロの雪解け水ロースカツ 及び不渡り手形義捐金として 993 万円を進呈いたします。


【ついに来た】鈴仙奮闘記31【最強の敵】
【才の博麗】鈴仙奮闘記31【衆の鈴仙】
【鈴仙よ】鈴仙奮闘記31【意志を見せよ!】
【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


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