キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/08/26(水) 00:17:11 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1435582878/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。
結論を出せず思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者も居た。
幻想郷の人心を把握し暗躍する豊聡耳神子とその一派は、ありとあらゆる手段で鈴仙を苦しめる。
幸いにも鈴仙は仲間を信じる事で、彼女達による魔の手を乗り切り準決勝を突破したが、
紫の弱みに付け込み責任を逃れた神子達は未だ潜伏を続け、『ハイパーカンピオーネ』計画の成就を狙う。
そんな中、準決勝第二試合。紅魔スカーレットムーンズ対博麗連合2015の対戦が幕を開けた。
総合力と大技で押し切り、前半で2点のリードを奪った博麗連合は一見順風満帆。
しかしその影で、キャプテンの霊夢は大きな挫折と劣等感に苦しむ親友・霧雨魔理沙との距離感に悩んでいた。
一方、紅魔スカーレットムーンズは点差を前にしてもますます結束を強め、後半戦でも好プレーを見せる。
――が。体力の消耗を悟った風なパチュリーは、仲間のパスを突然カットして……?
493 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 01:41:59 ID:Tu1a/CCo
A
まったくせこい大妖怪もいたものだ(すっとぼけ)
494 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 01:46:09 ID:EAOIcMIU
A
495 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 01:57:57 ID:???
>>493
これも全部鈴仙ってやつの仕業なんだ
奴は霊夢を倒し幻想郷を変えるというテロを起こすために参加者すら騙し点を取った
だからみんなのためにもお互いのためにこの点は無効にするべきではないかしら?
フェアに行きましょうフェアに
496 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 01:59:35 ID:???
おのれ鈴仙
497 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/26(土) 02:22:52 ID:CBx1yvxI
A:佳歩と鈴仙の位置を入れ替える。
鈴仙「――何だか気味が悪いし。最初に決めた配置に戻しときましょ」
鈴仙は結局、気兼ねなしにそう言った。
検討はしたが、やはり今回の試合において鈴仙とてゐとの『インビジブルデューパー』。
そして場合によっては、佳歩とも連携して放つ『真実の友情』の存在もまた、森崎対策の為に大きい。
ならば、そのキーマンであるてゐとより連携の取りやすい布陣が先決である。
そんな鈴仙の考え方に反対する者は居なかった。
パスカル「細かい戦術については……考えても無駄か。
その場その場でキャプテンの指示に合わせれば良いし、それより――」
霞「――博麗連合の攻撃はまさしく多彩で変幻自在。
現状ではまだ、対策なんて立てようがありませんよ……」
永遠亭ルナティックスはキックオフに備えて変更した陣形へと並んでいく。
……霞が最後に呟いたとおり。
僅か1点のリードのみをもって、博麗連合への警戒を怠る者は一人として居なかった。
*鈴仙と佳歩の位置を入れ替えました。
(現在のフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−H−F− H鈴仙 630/980 F佳歩
−−−−−
−−J−− Jパスカル
G−−−E Gてゐ E永琳
−−I−− I中山
−BDC− B妹紅 D慧音 C霞
−−A−− Aつかさ
−−@−− @輝夜 730/730
498 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/26(土) 02:24:15 ID:CBx1yvxI
魔理沙「――さーて。こりゃマズいな」
霊夢「……そうは言いつつ、明るいじゃないの」
魔理沙「当たり前だろ? だって、こんな逆境にあってこそ、
それを打ち砕くストライカーの存在は輝くんだ。要するに主人公の面目躍如って奴だぜ」
霊夢「面目が丸つぶれにならなきゃいいけどね」
対する博麗連合はこの失点を受け、鈴仙のファインプレーに感嘆する声こそあれど、
狼狽し慌てふためくなどと言う事はしなかった。
それは王者の余裕でもあったし、もしかしたら霊夢の暢気さが伝播したからかもしれない。
霊夢「…………(前の準決勝とは打って変わって。憑き物が取れたかのように明るいわね、魔理沙。
本当に心の底から、最期になるかもしれないサッカーを楽しんでいるのか、それとも……。
――って、やめやめ。私らしくも無い事、考えすぎ)」
しかしその一方で、親友との楽しいサッカーに戸惑いを覚えている自分が居る事に、霊夢は気が付いていた。
自分は魔理沙の選ぶ道を尊重したい。尊重する以上、自分は魔理沙が選んだ道
――自分のサッカー生命を犠牲にしてでも、霊夢と並び続けたい――を、止める事ができない。
だが、それにより友人が命すら投げ捨てる様子を諸手を挙げて応援しても良いのか。
何事にも中立である筈の、博麗の巫女らしからぬ邪な考えに、霊夢は思考を妨げられていた。
アリス「……次のキックオフはどうしましょうか。何か、意見のある者は居ないかしら?」
そのため、博麗連合の作戦立案のブレーンは自然と霊夢からアリスへとシフトしていた。
元々補佐役として作戦の指揮を行う事の多い彼女がこの立場に立つ事は何ら不自然では無く、
他のチームメイトも普段の行いもあってか、あの霊夢がまさか深く思い悩む事は無いだろうと信じていたため、
少なくとも表面上は平静は保たれていた。
499 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/26(土) 02:25:32 ID:CBx1yvxI
――そしてそんな中、次のキックオフに関して名乗りを挙げる者が居た。
それは……
先着1名様で、
★博麗連合の作戦→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→謎の向日葵仮面「カメェェェェーーッ!」謎の向日葵仮面が宿敵玄爺を追って試合に乱入だ!
ダイヤ→針妙丸「私、もう一回攻めたい! さっきは失敗したけど、次は行けるって!」
ハート→天子「ここは私しかないわね。リベロ的な活躍で、1点をゲットしてやるんだから!」
スペード→霊夢「……私が暫くボールを持って、それからゲームメイクするわ」
クラブ→森崎「待ちな。俺様に良い考えがある」
クラブA→紫「待ちなさい。私に良い考えがあるわ、霊夢」
500 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 02:27:36 ID:???
>>495
早苗「ただいま、放送内容にお見苦しい点があったことを、大会組織委員としてお詫び申し上げます」
紫「貴女、人間なのに何様なのかしら。あのテロリストに味方するつもり…」
早苗「現人神ですが、な・に・か」(ニッコリ)
紫「」
諏訪子「早苗って、怒らせるとめちゃくちゃ恐ろしい笑顔になるんだよね…」
501 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 02:29:18 ID:???
★博麗連合の作戦→
スペード10
★
502 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 02:29:35 ID:???
★博麗連合の作戦→
クラブ5
★
カメェェェェーーッ!w
503 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/26(土) 02:29:54 ID:CBx1yvxI
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>495-496
鈴仙じゃなくて私のせいなので許してあげてくださいw
紫が本気出したら、勝利と敗北の境界を操って逆転勝利とかできそうです。
>>500
これがメッセ顔早苗ですか(違)
それでは皆さま、本日もお疲れ様でした。
504 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 02:32:16 ID:???
選手の交代をお知らせします 玄爺くんにかわりギルガメくん
505 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 08:09:17 ID:???
玄爺アンデッド化してもうたんか(すっとぼけ)
506 :
森崎名無しさん
:2015/09/26(土) 08:10:48 ID:???
ガチメタ必須の強ボスじゃねーか!(悲鳴)
えーと、レビデド、ゴーレム、ブリンク、あとなんだっけ・・・魔法攻撃はダメだったっけ?
507 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:04:50 ID:GpgZTJCY
こんばんは、ほんの少しになりますが更新再開します。
>>504-506
そっちの方が強そうですねw
最初ギルガメッシュさんかと思った私はきっとFF5にわかです。
508 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:06:25 ID:GpgZTJCY
★博麗連合の作戦→ スペード10 ★
スペード→霊夢「……私が暫くボールを持って、それからゲームメイクするわ」
霊夢「……それなら。私が」
アリス「――霊夢」
名乗りを挙げたのは霊夢だった。
先ほどまでどこか惚けて虚ろだった風に見えた彼女は、既に正気を取り戻していた。
霊夢「私が暫くボールを持つ。それで敵を少しでも釣り出せたら良し。
そうじゃないにしても、確実に攻め上がれる環境を作れればなお良し。
――自惚れじゃないと思うけど、私が一番こういうチャンスメイクが得意だからね」
アリス「的確に自身を評価しているのね。だったら任せるわ」
霊夢「ありがと」
霊夢は短くアリスにそう言って、センターサークル近くへと向かっていく。
そこにはもう、友人との距離の置き方に悩む、不器用な思春期の少女の姿は無く。
ただ中立的に、機械的に秩序を保つひとつの装置が在るのみだった。
そして――。
509 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:07:37 ID:GpgZTJCY
……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
魔理沙「頼むぜ、相棒」
バシッ……ポムッ。
霊夢「はいはい」
実況「さあ! 試合再開です! 前半7分で早くも1点を奪われた博麗連合ですが、
そこに焦りは全く無く、キックオフから魔理沙選手がトップ下の霊夢選手にボールを渡し。
そのまま霊夢選手を中心に、堅実なボールキープとパスワークで溜めを作ります。
ルナティックスとしても攻めづらいこの状況で、時間だけで刻々と過ぎていきます!」
バシッ、バシッ、バシッ……。
アリス「それっ、霊夢!」
バシュッ……ポムッ。
霊夢「(……今は――前半の10分か。そろそろ、かしらね)」
スッ……。
鈴仙「……!(――さっきまでパスワークが中心だったけれど、少しずつ霊夢がボールを持つ時間が長くなっている!
これはもしかして、攻め時を見計らっているんじゃないかしら……)」
佳歩「どうしますか、鈴仙さま……?」
510 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:12:30 ID:GpgZTJCY
鈴仙「佳歩……(どうしますか、って言うのはつまり。
『霊夢に動かれる前に、私達でボールを刈ってしまいますか?』……って言う意味でしょうね。
――確かに、霊夢にこれ以上ボールを持たれるのは危険。
でも、焦って奪いに行く事で中盤のラインまで上げてしまったら、十中八九その隙を突かれる。
だから、もしもこの状況で何かが出来るとしたら。
それは最前線の私達が何とかタックルに行くしかない……ってこと。
どうしようかな。ここは霊夢に勝負を挑んでみるべきかしら……?)」
A:一人でタックルに向かう。(鈴仙のタックル:51)
B:佳歩と一緒にタックルに向かう。
C:パスカルに上がって貰い、タックルに行って貰う。
D:このまま様子を見る。
E:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:650/980
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
511 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:13:47 ID:s4MVuE/Y
B
512 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:14:21 ID:qB3Haols
D
513 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:14:29 ID:P9Zg1pxQ
C
514 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:23:55 ID:aLQzV5/c
B
515 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:24:04 ID:4s6qTpd2
B
516 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:24:18 ID:JdKGs/FI
B
517 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:36:48 ID:GpgZTJCY
B:佳歩と一緒にタックルに向かう。
鈴仙「(大丈夫。失敗しても師匠やパスカル君が居てくれる。だったらここは――)勝負よ、霊夢!」
タッ! ……サッ。
佳歩「(鈴仙さまのあの手の動き。あれは『私(佳歩)も一緒に上がれ』のサイン!)
――鈴仙さま、お供しますっ!」
タッ! タタタタッ!
実況「鈴仙選手と佳歩選手、霊夢選手が長くボールを持った隙を見計らい、タックルに向かった!」
霊夢「(最前線の二人しか炙り出せなかったか。ま、いっか。……私が、ドリブルでここを凌ぎさえすれば、問題無いしね)
――随分と血の毛が早いのね、鈴仙。あんたは私みたく、もっと暢気な性格だと思ってたけど」
鈴仙「昔はそうだったかもしれないわね。だけど、人は変わるものなのよ! ……私、ウサギだけど」
佳歩「それに私だっています! 油断しないでくださいっ!」
タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!
霊夢「……抜くわ。一瞬で、慈悲無く」
スッ、ヒュウウウッ……!
518 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 00:37:49 ID:GpgZTJCY
先着2名様で、
★霊夢→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
佳歩→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→霊夢、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小町がフォロー)(パスカルがフォロー)(永琳がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
霊夢のマークがダイヤで「博麗幻影(+5)」が発動します。
霊夢のマークがハートで「ヒールリフト(+4)」が発動します。
霊夢のマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
霊夢はスキル・博麗の巫女により、ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とします。
鈴仙のマークがダイヤ・ハートの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のスキル・狂気の瞳は霊夢のスキル・空を飛ぶ程度の能力により無効化されます。
519 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:39:55 ID:???
★霊夢→ドリブル 54 (
クラブQ
)(
4
+
4
)=★
520 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:40:24 ID:???
★鈴仙→タックル 51 (
ハート10
)(
6
+
3
)+(人数補正+1)=
佳歩→タックル 47 (
スペード8
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)=★
521 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 00:41:29 ID:???
敵が浮き足立っているうちに攻めろ攻めろ
522 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 01:09:06 ID:GpgZTJCY
★霊夢→ドリブル 54 ( クラブQ )( 4 + 4 )=62★
★鈴仙→タックル 51 ( ハート10 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)+(アイドリングウェーブ+2)=63
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして永琳がフォロー
鈴仙「……!!」
ズザアアアアアアアアアアアアアッ……!
霊夢「――動きが一本気すぎよっ!」
シュンッ、シュンシュンッ!
実況「霊夢選手凄まじい動き!
鈴仙選手と佳歩選手のタックルの嵐をグレイズしながら掻い潜り進んでいきます!
しかし……!?」
鈴仙「――舐めないで。私は単に真っ直ぐ進み続けた訳じゃない!」
ズザアアアアア……ピタッ。――バシュッ!
霊夢「(これは……急停止タックル!)――ッ!」
シュッ、バシィッ! ――コロコロコロ……。
実況「――ここで鈴仙選手のテクニカルタックルが火を吹いた!
急停止フェイントタックル、『アイドリングウェーブ』で霊夢選手の不意を打った!
無論霊夢選手もこの程度でやられる程甘くは無く、咄嗟に回避行動に出ましたが、
それでも僅かの差で間に合わない! ボールは中央から右サイドへと流れていきます!
ですがそこは……!」
523 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 01:10:43 ID:GpgZTJCY
パシッ。
永琳「やるわね、ウドンゲ。いや、霊夢がしくじったのかしら?」
スッ……!
針妙丸「う、うひゃああっ! なんかヤバそうなのにボールが渡っちゃった〜!?」
アリス「竹林の天才・八意永琳か。こんな所で会いたくは無かったわね。
で、できれば今度のティーパーティとかで……」
永琳「――何を言っているのか分からないけれど、ここは突破させて貰うわよ」
――タッ!
実況「そう、右サイドは天才八意永琳の住処!
鈴仙選手の成長や中山選手の登場があっても尚も色褪せぬ天才は今、
ボールを持ちながら、アリス選手と針妙丸選手を標的に捉えました!」
針妙丸「え〜いっ! こんなヤバそうな奴を倒してこそ、真の下剋上よ! 絶対に倒すっ!」
アリス「(……まずいわね。私はタックルはあまり得意でないのに)」
タタタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアッ!
実況「それに対してアリス選手達もタックルに向かいますが……。
果たして、あの永琳選手に勝つ事ができるのでしょうか〜!?」
524 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 01:12:04 ID:GpgZTJCY
先着2名様で、
★永琳→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリス→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
針妙丸→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがフォロー)(ルナティックスのスローイン)(魔理沙がフォロー)
≦−2→博麗連合ボールに。
【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハートで「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳のマークがスペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
525 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 01:13:05 ID:???
★永琳→ドリブル 54 (
スペードK
)(
6
+
6
)=★
526 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 01:13:09 ID:???
……と、行ったところで今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れ様でした。
527 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 01:15:06 ID:???
★アリス→タックル 49 (
ハート8
)(
4
+
3
)+(人数補正+1)=
針妙丸→タックル 47 (
ダイヤK
)(
6
+
2
)+(人数補正+1)=★
528 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 02:36:54 ID:???
乙です
あれ?なんか流れが完全に味方してるぞ
ちなみにギルガメは魔法はシェルかかってるからあんま効かない
やるなら魔法剣がオススメ
あとゴーレムとブリンクはやってもいいけどかばうまもり3人瀕死のほうがはるかに楽
ゴーレムは一一貼りなおしてるのめんどいし
529 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 07:20:53 ID:???
おおっと、物理限定ボスであったか、なにせもうプレイしたのが5〜6年前だから記憶がガラフ並にガバガバで・・・
ここで貫禄の6ゾロ出すあたりやっぱ師匠はすごい
530 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 14:33:40 ID:???
乙ロットー!
前の試合は逆に相手が良すぎて危うくゲームオーバーになるとこだったからね、揺り返しが怖い
とはいってもここで二点差にできればそうとう楽だけど
博麗はこっちと違っていくらでも攻めようがあるからねえ
531 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 17:23:45 ID:???
早めに鈴仙で抑えられたけど、パスカルと中山さんを真ん中にいるこの安心感よ。
霊夢相手にこぼれ球なら、陣形的に中盤のフォロー率はこちらが上、霊夢のいない中盤で師匠が蹂躙できる
このまま突撃してもいいし、こっちもパスワークで溜めてもいい。上手くいけば天子をパスで躱してズドンだ
532 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 21:39:55 ID:???
こんばんは、更新再開します。
>>528
霊夢が鈴仙に弾かれてしまったのが意外でしたね。
>>529
まあ勝てるかなー、とも思ってましたが、これだけの差は意外でした。
FF5だとガラフさんが一番好きでしたね。
>>530
乙ありがとうございます。
聖徳戦は引きが意外過ぎて描写に困る部分が結構ありましたねw
今回もこのまま二点差になったら……どうしましょう(爆)
>>531
ルナティックスメンバーも色々あって皆強くなっているので、
こちらも色々な攻め方ができると思います。色々考えて選択して頂ければ幸いです。
533 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 21:41:31 ID:???
★永琳→ドリブル 54 ( スペードK )( 6 + 6 )+(月面ドリブル+3)=69★
★アリス→タックル 49 ( ハート8 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=57
針妙丸→タックル 47 ( ダイヤK )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=56★
≧2→永琳、ドリブル突破。
永琳「……この程度!」
グッ……スッ。ブウウウ……ンッ!
アリス「――ッ!(この独特の、タイミングのずらた宇宙的なステップ。八意永琳の『月面ドリブル』ね!)」
針妙丸「うわーんっ! 動きがキモいよ〜!?」
――シュパッ、シュパァァァァァァッ!!
実況「あ〜っと永琳選手、ここは圧倒的なドリブルテクニックで、
アリス選手と針妙丸選手を全く寄せ付けません! 軽々と中盤右サイドを突破していく〜!」
森崎「だ〜っ! 何やってんだアイツら! もっとちゃんとしやがれ!」
中里「(……これは危険でゴザる。パスカットやタックルに行けるよう、少し上がっておくべきか!)」
衣玖「(『インビジブルデューパー』を狙って来るでしょうか。だったら私はDF並みに下がってでも、因幡てゐを警戒しなくては)」
萃香「さっきは失敗したけれど。今度こそ良い闘いがやりたいねぇ」
天子「それより私の活躍シーンはまだなのー? 何でも良いからさっさと何かやんなさいよ!」
玄爺「…………」
永琳「(……相手のDF陣は自己主張が激しい者が多そうだけど。
それでも何となくで、きちんとした役割分担が出来ている印象ね。さて。ここは……)」
534 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 21:44:19 ID:GpgZTJCY
鈴仙「(――師匠が立ち止まって何か考えておられるみたいね。
でも確かに、霊夢達を抜いても尚、博麗連合がそうアッサリシュートを撃たせてくれるとも限らないしね。
例えばてゐにはこの試合、上がり目の位置に居て貰ってるけど
――それに合わせて、左サイドハーフの衣玖が大きく下がっている。実質的なマンマークに近いわね。
他にもさっき反則を取られた中里とか、逆サイドの天子とかも、隙あらば飛び出しに行きそうな雰囲気だし……。
どうしよう。この場で師匠に何か指示を出しておいた方が良いのかな……?)」
A:「師匠! このままゴールまで突っ込んで下さい!」
B:「師匠、私にパスを。決めて見せます!」
C:「師匠、てゐに大きく渡して下さい。『インビジブルデューパー』を狙います!」
D:「佳歩が前に居ます。佳歩にドリブルで切り込んで貰いましょう!」
E:「パスカル君に預けて、さっきのようなゲームメイクに期待しましょう!」
F:「ここは無理せず、中盤のパスワークで一旦試合を落ち着けましょう!」
G:「(何も言わなくて良いわね。師匠の判断に任せましょ……)」
H:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:650/980
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*永琳のドリブルは成長限界に達しているため、フラグは習得しません。
535 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 21:45:31 ID:qB3Haols
A
536 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 21:51:22 ID:4TXJnHZY
D
537 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 21:52:32 ID:5F32Ppxk
A
538 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 22:35:30 ID:GpgZTJCY
A:「師匠! このままゴールまで突っ込んで下さい!」
鈴仙「(博麗の守備はおそらく固い。だけど、師匠のドリブル突破力はあの霊夢にも匹敵する!
それに、今は前線に私、佳歩、そしててゐが居るから数でも負けていない。
零れ球になっても、無理矢理ボールを押し込む事だって出来る。だから――)師匠! このままゴールまで突っ込んで下さい!」
永琳「そう。やっても良いのなら……一度、突破させて貰おうかしら!」
タッ。――タタタタタタタッ!
実況「永琳選手、鈴仙選手の声掛けを受けて、
そのまま猛然と右サイドからゴールへとドリブルに向かいます!
これはもしかして、久しぶりに天才永琳のドリブル劇場が見られるのでしょうか〜!?」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「永琳! 永琳!」「森崎対永琳か。どっちが勝つかな」「天子ちゃんだって居るぞ!」「中里さーん!」
森崎「(――ゲッ。ディアスみたいな憎たらしいドリブルをする奴が突っ込んで来やがったか!)
――おい、DF共! ここは一旦ペナルティエリアに退いて、全員掛かりで止めにかかれ!
ねじ込みは気にしなくて良い。俺が止めてやる!」
中里「(ぺ、ペナルティエリア……。また反則してPKになって、それで失点でもしたら。
拙者、この場で森崎に自害を命ぜられそうでゴザるよ……)――ぎょ、御意!」
天子「ふん。この私に掛かれば楽勝ね。私パンチングマシンで100とか普通に出すし!」
萃香「パンチングマシンで100とかショボくない? 私だったら
541
位は楽勝だよ!」
玄爺「……………!」
タッ。タタタッ……。――ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
539 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 22:38:37 ID:GpgZTJCY
実況「博麗連合のDF陣は、森崎選手の指示に従い……永琳選手を全員がかりで迎え撃ちます!
博麗連合の最終ラインを司る選手はいずれもタックルの名手。
それが4人がかりとなると、流石の永琳選手も厳しい所があるでしょうか!?」
永琳「いかに不利な条件であっても、私は当然に貴方達を弱者として蹂躙しなくてはならない。
何故なら、それこそが天才の義務であり権利だから。
……地上の民よ、括目しなさい。――これが天才・八意永琳のドリブルよ!」
タッ! シュパァァァッ………!!
先着3名様で、
★永琳→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中里→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
萃香→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★天子→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
玄爺→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破。森崎と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩がフォロー)(衣玖とてゐで競り合い)
≦−2→博麗連合ボールに。
(【補足・補正・備考】は次レスに続きます。このレスと次レスの間の判定も有効とします)
540 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 22:40:32 ID:GpgZTJCY
【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハートで「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳のマークがスペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
中里のマークがダイヤ・ハートで「疾風迅雷脚(+2)」が発動します。
萃香のマークがダイヤ・ハートで「鬼縛りの鎖(+3)」が発動します。
天子のマークがダイヤ・ハートで「天地開闢プレス(+3、吹飛3)」が発動します。
玄爺のマークがダイヤで「パワータックル(+2、吹飛4)」が発動します。
541 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:43:11 ID:???
★永琳→ドリブル 54 (
JOKER
)(
2
+
1
)=★
542 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:43:38 ID:???
ひええw
543 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:47:03 ID:???
★中里→タックル 51 (
クラブ5
)(
6
+
2
)+(人数補正+2)=
萃香→タックル 51 (
クラブ8
)(
5
+
4
)+(人数補正+2)=★
544 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:50:23 ID:???
★天子→タックル 52 (
クラブ5
)(
6
+
4
)+(人数補正+2)=
玄爺→タックル 47 (
ハート4
)(
2
+ dice)+(人数補正+2)=★
545 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:50:52 ID:???
★天子→タックル 52 (
ダイヤ6
)(
3
+
2
)+(人数補正+2)=
玄爺→タックル 47 (
スペード5
)(
1
+
6
)+(人数補正+2)=★
546 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:51:38 ID:???
★天子→タックル 52 (
スペード6
)(
2
+
3
)+(人数補正+2)=
玄爺→タックル 47 (
スペード10
)(
3
+
3
)+(人数補正+2)=★
547 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 22:53:10 ID:???
ウンメイノー
548 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:08:50 ID:???
久しぶりの天才ぶり
しかし天子のタックル強いね
549 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 23:37:10 ID:GpgZTJCY
★永琳→ドリブル 54 ( JOKER )( 2 + 1 )(*JOKERよりダイヤ15)+(月の頭脳的ドリブル+5)=74★
★中里→タックル 51 ( クラブ5 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=61
萃香→タックル 51 ( クラブ8 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=62★
★天子→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 3 + 2 )+(人数補正+2)+(天地開闢プレス+3)=60
玄爺→タックル 47 ( スペード5 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=56★
≧2→永琳、ドリブル突破。
永琳「――――!」
ブンッ、シュンッ。ババババババッ!
先ほどの発言に違わず、永琳が見せたドリブルはまさしく天才と表するに相応しいものだった。
コンマ数秒単位で世界に現存する数百ものフェイント技術を入れ替えながら、
緩急を入り混ぜたり、突如止まってみたり。不意にリフティングを繰り返したりと、先の見えない奔放さも見せる。
永琳のドリブルは人智をを大きく越えていた。
中里「(な……何故だ……。金縛りか? 全く動く事ができぬ……!)」
萃香「(……アレ。まさか――この私が。鬼の四天王でもあるこの私が?
本能的にあの薬師の存在を恐怖している? そんな、まさかだよ………!)」
タックルに向かって勢いよく駆け出した中里と萃香は、
永琳が見せる動き。そしてそこから垣間見える外宇宙的なプレッシャーに動きを止めていた。
人間と鬼と、種族こそ違えど互いに種族最高クラスの力を持ち、臆病風に吹かれるような気質でも無いにも拘わらず。
彼ら2人の脳は生存の為強制的に、前方の神的存在への干渉をシャットアウトしていた。
天子「何よ、こっちが謙虚に出ていたら大人しくつけあがっちゃって!
そっちが舐めた態度取るんだったら私だって――相応の対応を取らせて貰うわよっ!」
バシュンッ、ゴオオオオオオオオオオオオオオッ!
550 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 23:39:37 ID:GpgZTJCY
その為、永琳に対して動けるのは天人である天子のみだった。
これは種族としての力も関係していたかもしれないが、単純に彼女が無鉄砲だった事の方が強かった。
しかし結論から言うと、ボールを要石に見立てた勢いの良いドロップキック――『天地開闢プレス』も、
永琳の前には通用しなかった。
永琳「……それっ!」
ヒュンッ! ―――スカッ。 ……ポムッ。
天子「――て。ちょ、ちょーーーいっ!? どうして私の技が決まんないのよ。今のハメでしょ!?」
永琳「あら。貴女の所じゃあノーカンだったかしら。でも御免なさいね。
月から見れば、地上も天界も同じだもの。そんなローカルルール、とても覚えてられないわ」
天子「……非想非非想天を、そんな田舎の地方都市みたいに扱うヤツ、初めて見たわ」
永琳は天子のタックルを予期しており、彼女がボールを刈りに行く瞬間、
これまでの細かい動きを止めて大きくヒールリフトでボールを運んでいた。
圧倒的な速度とパワーで為されたタックルに自信を持っていた天子も、
流石にこの場面では狼狽していたが、もはや永琳には関係無かった。
森崎「……あいつら、本当に使えねーな。俺が忙しくなる筈だぜ」
永琳「貴方が森崎君ね。中山君から良く話を聞いているわ」
天子を抜いた直後に玄爺も容易く抜いた永琳の眼前には、もはや森崎しか残って居なかった。
森崎は容易く突破されたDF陣に失望している様子だったが、そこに焦りは感じ取れない。
むしろ、強敵の首を今から刈り取る事に喜びと高揚感を抱いているようだった。
551 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 23:40:48 ID:GpgZTJCY
森崎「アンタの名は良く聞いている。幻想郷の天才だってな」
永琳「私も貴方を知っているわ。外の世界で最強、いや最狂のゴールキーパーですって」
森崎「狂っている? ……まぁ、多くの有象無象はそう言うかもな。俺にとっては褒め言葉だが」
永琳と森崎は暫し、ゴール前にて一対一で対峙する。
無駄を省いた二人の会話は機械的であったにも関わらず、一触即発の危うさがあった。
――二人はその後、一瞬もしくは長くの沈黙を続け……。
森崎「――良い事を教えてやろう。まず、天才とか最強という言葉は、この俺以外には相応しくない。
そして俺は、俺以外で天才とか最強とか言ってる奴を叩き潰して。
それでそいつが悔しそうな顔をしているのを見るのが……最高に好きなんだよ!!」
バアアアアアアッ!
永琳「……貴方の積み重ねて来た狂った歴史。そんなもの、私の歴史で割れば、ゼロよ。
永久から見れば貴方は須臾。――そんな貴方の須臾の煌めき。この私が観測させて貰うわ!」
タッ……!
実況「つ、ついに来た〜〜……!? 森崎選手、永琳選手と一対一に!?
前半12分! ここで決めれば博麗連合は2点のビハインドと、圧倒的不利になるこの局面!
森崎選手、果たして守りきる事ができるのでしょうか〜〜〜〜!!」
552 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 23:42:22 ID:GpgZTJCY
先着3名様で、
★永琳の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
森崎の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
★永琳 ドリブル/シュート 54/50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★森崎 そなえる 54 (! card)(! dice + ! dice) =★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、流れに乗って追加点を決める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩がねじ込み)(衣玖がフォロー)
≦−2→森崎、何とかゴールを守る!
読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。
【補足・補正・備考】
永琳がドリブルで、マークがダイヤの時「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳がドリブルで、マークがハートの時「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳がドリブルで、マークがスペードの時「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
森崎はスキル・がんばりフォートレスにより、読み外し時のペナが無効化されます。ただし、読み外し時はガッツを追加で40消費します。
*永琳のドリブルは成長限界に達しているため、フラグは習得しません。
553 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:43:24 ID:???
★永琳の選択→
ダイヤ4
ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
森崎の選択→
ハートA
ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
554 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:44:07 ID:???
★永琳 ドリブル/シュート 54/50 (
ダイヤ2
)(
2
+
4
)=★
555 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:46:23 ID:???
★森崎 そなえる 54 (
ハート9
)(
1
+
2
) =★
556 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:46:44 ID:???
ウンメイノー
557 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:48:26 ID:???
あっさり決まっちゃった…
558 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:49:11 ID:???
流れという波に完全に乗っちゃったね
559 :
森崎名無しさん
:2015/09/27(日) 23:55:50 ID:???
?林「森崎……おまえも仲間になれ」
師匠大暴れ、やっぱ強いね
まだ油断はできないけど余裕できた
560 :
森崎名無しさん
:2015/09/28(月) 00:00:22 ID:???
データベースでもジュニアユース後の森崎の
1対1はスキルを考慮してもセーブ力に劣っているありさまだし...
ドリブル最強クラスに突っ込まれるとこぼれ球以上が結構な高確率だしまぁ妥当。
561 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/28(月) 00:05:41 ID:???
永琳がゴールを決め、なんと前半半ばにも行かずに2点差!
……と、なったところで今日の更新はここまでにします。
当初の想定以上に点が入る試合展開ですが、博麗連合は攻めの手を全く出せていない状況ですし、
2点差程度ならひっくり返せる可能性もありますので、是非次のキックオフからは頑張ってくれればと思います(懇願)
>>548
もっと格下のパルスィさんに苦戦していたのが嘘みたいですね…。
博麗連合はタックラーが粒ぞろいなので、4人がかりで守ればほぼドリブルゴールは防げる!
……と、思っていた時期が私にもありました。
>>557
森崎の一対一は「苦手では無い」レベルのため、永琳と一対一になった場合あっさりと決まる事も想定はしていたのですが、
それを防ぐ為のDF陣まで、こうもあっさりと抜かれるとは想定してませんでした……(滝汗)
>>558
前の試合とは逆の意味で展開に困る試合になりそうですw
>>559
今回は割とアレでしたが、鈴仙の時はヘタれて無かったから……
>>560
このスレでの能力値は能力値スレをベースにちょっと弄ってはいますが、大体の傾向は同じ(の筈)です。
これでも一対一は強化したのですが、永琳を相手にするには厳しかったですね。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
562 :
森崎名無しさん
:2015/09/28(月) 19:43:24 ID:???
キックオフシュートある?
563 :
森崎名無しさん
:2015/09/28(月) 23:15:15 ID:???
やはり聖徳がラスボスか・・・
紫も霊夢も森崎も所詮は小物よ・・・
564 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/28(月) 23:53:41 ID:???
こんばんは、更新します。
>>562
キックオフファイナルスパークだと、今の姫様だったら割と防げちゃうかもしれないですね。
>>563
このままだと一番苦戦したのが聖徳チームになりそうですね…w
565 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/28(月) 23:54:44 ID:???
★永琳の選択→ ダイヤ4 ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
森崎の選択→ ハートA ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
★永琳 ドリブル/シュート 54/50 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )+(月の頭脳的ドリブル+5)=65★
★森崎 そなえる 54 ( ハート9 )( 1 + 2 ) +(読み当て補正+2)=59★
≧2→永琳、流れに乗って追加点を決める!
現実の勝負がそうであるように、ここまで盛り上がった永琳と森崎との勝負の決着は一瞬だった。
森崎「(こいつは生粋のドリブラーだ。
勿論、シュートも苦手では無いだろうが、それ以上にドリブルの巧さに自信があるって顔だ。
だったら良いぜ。外したらその時だ!)――でりゃあああああああああっ!」
バアアアアアッ!
森崎は不毛な読み合いを放棄して、ドリブル一本のみに決め撃ちして飛び出した。
永琳「成程。貴方はその年の割には賢いようだけど……。
――残念ながら、月の頭脳を上回るにはまだまだ年月が必要みたいね」
――シュッ……ピタッ。
森崎「(と、止まった!? しまった、俺とした事が焦ったか……!)」
永琳はそんな森崎の動きを予測していたかの如く、
あと指一本でボールが触れられない位置まで来ると動きを止めた。
全身をバネにして飛んだ森崎では、永琳に追いつけなかった。
そこから先は、更にあっけなかった。
566 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/28(月) 23:55:44 ID:???
永琳「――はい、おしまい」
永琳は森崎を一足飛びのクリップジャンプで超えると、
無人のゴールに向かって優雅にボールを蹴り転がした。
そのボールがネットを揺らすや否や、審判は……大きなホイッスルを吹いた。
――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
永遠亭ルナティックス 2 − 0 博麗連合2015
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
13ゴール レミリア、鈴仙
9ゴール フランドール、射命丸、魔理沙
7ゴール 勇儀
6ゴール 来生、屠自古
5ゴール 星、諏訪子、霊夢
4ゴール 森崎、神子、反町
3ゴール 早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール 神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬、永琳
1ゴール 妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、萃香
影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル
大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、佳歩
衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅
567 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/28(月) 23:59:18 ID:LYzKZy1w
実況「き……きまった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜ル!
鈴仙選手の次は、永琳選手が魅せてくれました!! 圧倒的なドリブルでの、7人抜きゴールです!
これで試合は2−0! 信じられるでしょうか、この試合はまだ前半の13分にも満たないのです!
多くの下馬評を覆し……永遠亭ルナティックスが、この試合博麗連合を完全に圧倒している〜〜!!」
観客「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
「な、なんだこの試合?!」「俺の金返せー!」「永琳! 永琳!」「霊夢さん……どうしたんだ?」
永琳「…………皆、決めたわ」
佳歩「お師匠様、それはちょっと事務的過ぎます。あんなに凄かったのに!」
てゐ「やっぱお師匠様だけは敵に回しちゃいかん。今回のでそれがよ〜く分かったよ」
パスカル「どこかで見た事のある光景だったが……まさかこの決勝の大一番で見れるとはな」
永遠亭ルナティックスサイドは、間違い無く今回の得点で大きく沸いていた。
先ほどの鈴仙の得点の時点では、試合開始直後の1点目という事もあり、
チームメイトの中では祝福よりも緊張感を募らせる者が多かったが、今回は違う。
セーフティリードに近づいた2点差となると、チームメイトが純粋に盛り上がるのも当然と言えた。
568 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/29(火) 00:05:25 ID:tAvHytU2
鈴仙「(うん。皆中々明るい雰囲気になったわね。……ちょっと浮足立った感もあるけれど。
――どうしよう。ここは普通に師匠を祝福した方が良いのかしら?
それともこの機会を利用して、次のキックオフ以降の作戦を皆に示しといた方が良いかしら……?」
過度の盛り上がりは時に大きな隙の原因となるし、
同時に、後はこの2点を守りきるだけ……という考え方が博麗連合に通用するとは言い難い。
しかし、次のキックオフに向け、攻めと守りの方針を示す事は役立つ筈だ。
そんな事を色々と悩んだ末に――鈴仙はこう言った。
A:「師匠、ナイスプレーです!」無難に祝福する。
B:「皆、師匠に続いてこの調子でガンガン攻めるのよ!」攻めっ気たっぷりで行く。
C:「皆、これで博麗は死ぬ気で攻めて来るわ。守りを固めて!」守りの意識を高める。
D:「博麗連合って案外大したことなくね?」案外大したことない宣言だ!
E:「ようし、とりかごだ!」とりかご宣言だ!
F:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:610/980
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
569 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:07:59 ID:mafHLqIM
C
570 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:08:48 ID:ixSHBURc
A
571 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:09:00 ID:ClKmEZSk
C
572 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/29(火) 00:31:51 ID:tAvHytU2
C:「皆、これで博麗は死ぬ気で攻めて来るわ。守りを固めて!」守りの意識を高める。
鈴仙「……皆。これで博麗は死ぬ気で攻めて来るわ。守りを固めるべきよ」
鈴仙は鼓舞するというよりも、慎重に呟くようにそう言った。
その一言で、根拠の無い安心感に包まれてつつあった場の雰囲気が、少しだけ収まった。
中山「――鈴仙さんの言う通りだな。2点のビハインドを少しでも縮める為、
博麗連合はこの次如何なる手段を使ってでも、点を取りに来るに違いない」
つかさ「具体的には――キックオフシュートとか……ですか?」
中山「……それは分からない。だが、敵チームには森崎が居る。
今日の試合は既に2失点をしたが、それであいつの悪知恵が鈍る訳が無い。
だが――何が来ても大丈夫なよう、守備意識を高める事は決して悪い事では無い筈さ」
永琳「――その通りね。博麗連合がここで終わるチームとは、考えづらいもの」
鈴仙の次に中山、そして永琳が同意をした事により、
チームメンバーから鈴仙の発言に異を唱える者はいなくなった。
鈴仙「(――不気味ね。博麗連合は……今の失点を受けても、殆ど沈んでいないみたい)」
鈴仙は遠くで集合し、何やら作戦を練っている博麗連合のメンバーを遠巻きに観察していた。
勿論この位置からでは、彼女達が何を言っているのか、何を企図しているのかは全く分からない。
しかし、博麗連合は一筋縄で行くチームでは無い。
そう鈴仙に印象付けるには充分な程、彼女達は異様なまでの落ち着いたムードを形成しているように見えた。
*次のキックオフ時における、ルナティックスメンバーの守備意識が高まりました。
573 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/29(火) 00:35:44 ID:???
……と、行ったところで今日の更新はここまでです。
明日は博麗連合の描写をしてからキックオフに入りたいですが、
更新の円滑化のため、先に判定だけしてくださればうれしいです。
先着1名様で、
★博麗連合の作戦2→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→紫「こうなったら、この私が助っ人を召喚するしかないわね! 来なさい、
ジョアン
!!」
ダイヤ→小町「ねえさ。もう縦ポンであたいに落としてくれれば良いんじゃないの?」
ハート→霊夢「――魔理沙。『東方コンビ』で一気に攻めましょ」魔理沙「――ああ、分かったぜ」
スペード→衣玖「私と総領娘様とで攻めてみる、というのは如何ですか? 案外敵の裏を掻けるかと思いますが」
クラブ→森崎「今の陣形と作戦じゃダメだ。俺に一から作り直させろ」
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
574 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:36:31 ID:???
★博麗連合の作戦2→
クラブQ
★
575 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:37:02 ID:???
選手じゃなくて監督が助っ人か、何気に一番いい人選だと思う
576 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 00:38:45 ID:???
霊夢と小町のツインタワーで妹紅一人では対処できなくするとか?すごい困る
577 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 02:01:58 ID:???
乙です
永琳「うどんげが祝福してくれない……ぐすん」
てゐ「!?!?」
578 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 11:52:28 ID:???
森崎采配が始まるか・・・!
579 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 12:13:07 ID:???
森崎の作戦って相手の良さを消すってやり方がうまいイメージがある。
580 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 17:33:17 ID:???
>>576
それやられるとセンタリングやバイタルエリアからのパスはきついね
縦ポンならされてから対応できそうだけど
代わりに中盤が弱くなるからどうだろう?
なんにせよ森崎がどんな手を打ってくるのか気になります!
581 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 18:09:07 ID:???
え?ゴール前で寝釈迦ポーズしてるんじゃないの?
582 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 18:18:55 ID:???
森崎のことだから盟友の2人を投入してこうするんじゃないかな?もうだめだ、おしまいだぁ…
−−@−− @森崎
−−D−− D萃香
B−K−C B天子 Kターク・ハル C中里
−−G−− Gアリス
E−L−J E衣玖 Lてつを(RX) J針妙丸
−−−−−
−−H−− H魔理沙
−F−I− F小町 I霊夢
てつを(RX)
突破力:S 得点力:S ボールカット:S ゴール前:S スタミナ:無限
要注意技:俺の青春シュート(シュート力+14、要森崎)300×2消費
583 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 18:55:09 ID:???
この采配の何がやばいって、どの場所でも数的有利を作られていることだ・・・
しかもストーリーモード仕様のRX、もうだめだぁ、おしまいだぁ・・・!
584 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 19:13:27 ID:???
このRX、4人に増えるぞ!一人用のPODで避難の準備だぁ!
585 :
森崎名無しさん
:2015/09/29(火) 19:29:47 ID:???
に゙がざん゙!(PODごと相手を吹き飛ばしたあと)
これも鈴仙の仕業に違いない!
悪に生きる道はないと思いしれ!
幻想郷はこの仮面ライダーBLACKRXが守る!
紫「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
586 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:35:14 ID:???
こんばんは、今日もちょっとだけですが更新します。
>>575
割と納得な人選ですよねw
>>577
乙ありがとうございます。
ゲーム的には何か言った方が良いですが、永琳的にはちょっとかわいそうでしたね。
>>582-585
人数的不利を、12人目の選手を導入する事で補う森崎の天才的頭脳がさく裂していますね…w
>森崎采配について
色々考えましたが森崎っぽいかどうかは良く分かりません(汗)
ただ、色々考えた結果、ルナティックスにとっては苦しい布陣に出来たと思います。
リアルサッカーの理論とかはおそらく完全に無視してますが(爆)
587 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:36:47 ID:???
★博麗連合の作戦2→ クラブQ ★
クラブ→森崎「今の陣形と作戦じゃダメだ。俺に一から作り直させろ」
天子「あー、苛立たしいわね。この私がぜんっぜん、活躍出来てないじゃない!」
衣玖「(総領娘様の隠れM……失礼、負けん気の強さが出て来ましたね。
ですが、それだけでは勝てるかどうか……)」
中里「――無念。拙者も所詮、この程度の選手だったと言う事か……」
萃香「いやはや、強い奴を見るのは楽しいねぇ!
……当の自分がその強い奴に蹂躙されてなけりゃ、もっと楽しいのにさ」
森崎「…………」
アリス「――厳しい状況ね。私達は碌に攻める事すらできず、
頼みの中盤や、最終ラインすらもルナティックスに圧倒されて、2点差を付けられてしまった。
他のメンバーは勿論として、流石の森崎も、どうやら憔悴し切っているようだし――」
鈴仙から見れば落ち着いて見えた博麗連合サイドも、その実ある程度は苦しんでいた。
先の永琳のドリブルも全く防げなかったDF陣は露骨に苛立ちや悔しさ、諦めを見せており、
あの森崎も、失点以来、全く口を開かないでいた。
そのため、アリスは肩を竦めて辟易した風に、そう語ったのだが――。
588 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:38:35 ID:???
魔理沙「――森崎が憔悴? いや、それだけは無い。もうちょっとアイツの様子を見てな」
アリス「……え?」
森崎「――よし! 今ので思いついたぞ! ルナティックスに対抗できる新しい陣形を!」
魔理沙「……だろ? アイツは挫折を経験したら、それで凹むなんていう無駄な時間は一切取らず、
次の悪巧みか練習プランを練りだすに決まっているんだ」
森崎は全く苦しんでいなかった。
当然魔理沙やアリスの存在など気にせず、先ほどの失点の事すら気にせず、
新たな知恵が湧いて来るなり純粋な喜びを見せた。
アリス「そ……そうなの(魔理沙ってば、どうして森崎の事にそんなに詳しいのよぉ……?
魔理沙は私から森崎に乗り換えたのね……?)」
霊夢「――アリスが色んな意味で残念な表情をしているのは置いといて。
大丈夫なの? あんたの話なんて聞いて。普段から偉そうな口を叩いているけれど、
今日のあんたは前半13分で2失点。とても発言に実力と実績が伴っているとは言い難いわ」
しかし、このチームのキャプテンは森崎では無いし、彼以外にも発言力の高い選手は居る。
実際にキャプテンである霊夢は、この森崎の案に対して懐疑的だった。
森崎「ふん。その位分かってるよ。――で、お前等はこのまま指を咥えて今の布陣に固辞し、
ルナティックスに何度も同じ穴を突かれて負けたいか? 俺は嫌だね」
霊夢「…………」
森崎「俺は勝つためなら何だってやる。失敗? 知った事か。
そんな事を恐れているんだったら、お前、サッカー辞めた方が良いぜ。
――おい皆聞け。俺様の考えた布陣について説明するぞー」
589 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:40:44 ID:???
そんな霊夢の不信をよそに、森崎は力強くそう答えると、
誰も頼んでも居ないのに自身の考えた布陣について語り始めた。
猿山では声の大きい猿がボスになると言うが、
そうした意味では森崎は霊夢よりもよっぽどボスに向いていた。
霊夢「……ま、いいけど。どうせ負けるにしても、色んな方法を試してから負けた方が楽しいしね」
森崎「――ふざけろ。俺の辞書には敗北という文字は無い。勝利と、次の勝利があるだけだ」
霊夢の懐疑的意見を押しつぶす大声で、チームメイトを鼓舞する森崎。
こうした姿こそが、彼が外界で演じ続けて来た『キャプテン』なのだろうか。
こうした方法で、今まで彼は外界でのチームの秩序を維持し続けて来たのだろうか。
霊夢「(やっぱり変な奴。傲慢で実力主義で厭味ったらしくて、奇行が大好きだけど。
それでいて冷静で計算高い努力家で、ある程度の人望もある。
――あいつが外の世界の人間なんて信じられない。あれじゃまるで、幻想郷の――)」
……そこまで考えて、霊夢はこれ以上森崎に突っ込むのはどうでも良くなった。
森崎「ようし。それじゃ最後の動きについて確認するぞ! まず、FWは……」
森崎は結局、失点の事実など知った事かと開き直り、その強引な押しも利用した上で、
この次のキックオフに係る選手・フォーメーション等をゼロから考え出していく。
選手達の中には反発もあったが、しかしそれに対し逐一それなりに納得の行く理由を返していくと、
自然とそうした声も小さくなって行き、いつしかメンバーは森崎の下、自発的に新たな布陣を敷いていった。
そして――。
590 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:44:47 ID:???
******
――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!
次のキックオフへの期待を胸に、素直な歓声を送る両チームのファンたち。
そんな彼ら彼女らの純真さは、慌てふためいた実況の解説によって無残にも打ち砕かれた。
実況「さあ、ルナティックスに続き、博麗連合もやや長いミーティングを終えて、
再び戦場であるフィールドへと向かいましたが……博麗連合、この様子を見ると〜〜。
――なんという事でしょう。この局面でフォーメーションをチェンジしています!!
ご覧ください、以下の陣形図を!」
−−@−− @森崎
−A−−− A玄爺 D萃香
B−−D− B天子
−E−−− E衣玖
−−−C− C中里
−−G−− Gアリス
−H−I− H魔理沙 I霊夢
J−−−F J針妙丸 F小町
博麗連合2014:3−3−4
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−H−F− H鈴仙 F佳歩
−−−−−
−−J−− Jパスカル
G−−−E Gてゐ E永琳
−−I−− I中山
−BDC− B妹紅 D慧音 CウサギB
−−A−− Aつかさ
−−@−− @輝夜
591 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:49:25 ID:???
観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!?」
「なんだこれは!」「これもモリサキの作戦か?」「勝てるのかよ、これで!」
実況「博麗連合の新しいフォーメーションは、変則的な3−3−4!
FW的な位置に、魔理沙選手、霊夢選手、針妙丸選手、小町選手を入れています。
これはつまり、速攻で点を取りまくる! ……という、博麗連合の策略なのでしょうか〜!?
鈴仙「こ、これは……!」
パスカル「随分な手の入れようだな。さっきと全然違うじゃねぇか」
佳歩「でも、私には何を意図しているのか、全然分かりませんよ……?」
中山「(こんな凝ったフォーメーションを考える奴なんて、絶対森崎しか居ないぞ。
――ならば、楽しみにさせて貰おうか。森崎、お前の考えた采配を!)」
博麗連合の大胆な新布陣は、観客達は勿論の事、ルナティックスメンバーにも少なくない衝撃を与えていた。
先ほどは守備を固める、という方向で一致を得た彼女達であったが、
どうやって攻めて来るのか分からない相手の新布陣により、その方向性に亀裂が入った事は間違いない。
592 :
森崎名無しさん
:2015/09/30(水) 00:49:45 ID:???
最終ラインがめちゃくちゃだからオフサイドトラップはまずできなさそう
593 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/09/30(水) 00:56:52 ID:???
そして――。
――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ、ホイッスルが鳴らされました!! 博麗連合のキックオフで試合再開です!!」
霊夢「――それっ、アリス!」
バシュッ、ポムッ。
アリス「ありがとう、霊夢。――それじゃ、作戦通りに……!」
グワアアアアアアッ、バコンッ! ギュウウウウウウウウウウッ……!
実況「布陣変更によりトップ下の位置についたアリス選手!
試合開始数秒で敵チームは鈴仙選手以外追いつけないような強烈なパス
――自慢の『アーティクルサクリファイス』を打ち放った〜〜〜〜!」
佳歩「この風向き――左サイドへの強烈なスルーパス!?」
パスカル「それも、試合開始直後にか!?
――くそっ、ここまでサイドに振られては、中央の俺ではパスカットに行けないぞ!」
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